南足柄市議会 2014-12-17
2014年12月17日(水) 平成26年第4回定例会(第4日) 本文
画の策定について
3
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、日程第2、議案第62
号南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画の
廃止並びに南足柄市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画の策定についてを議題といたします。
本件について、委員長の報告求めます。
第五次
総合計画特別委員会委員長、お願いいたします。
9番
保田建一郎議員。
(9番 第五次
総合計画特別委員会委員長 保田建一郎議員 登壇)
4:◯9番〔第五次
総合計画特別委員会委員長 保田建一郎議員〕 ◯9番〔第五次
総合計画特別委員会委員長 保田建一郎議員〕 第五次
総合計画特別委員会から御報告申し上げます。
お手元に配付の
議会報告第30号第五次
総合計画特別委員会付託議案審査報告書の朗読をもってこれに代えたいと思います。
第五次
総合計画特別委員会付託議案審査報告書
1 議案の名称
(議案第62号)南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画の
廃止並びに南足柄
市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画の策定について
2 審査の経過
11月28日の本会議において本委員会に付託された上記議案を審査するため、11月28日、
12月11日及び12月12日に委員会を開催し、慎重に審査した。
3 審査の結果
議案第62号については、平成26年度をもって南足柄市第四次
総合計画基本構想及び後期
基本計画を廃止し、新たに平成27年度を初年度とした南足柄市第五次
総合計画基本構想及
び前期基本計画を定めるものである。
しかし、その策定理由として掲げている「著しい
人口減少及び少子・高齢社会の進行など
の課題に対し、早急に対応するため」の施策としての内容は十分でない。特に、
まちづくり
の基本となる平成35年度の
目標人口を、平成26年11月1日現在の人口4万3,421人に対
して、概ね4万2,000人としていることは、
人口減少に対し、これに歯止めをかけようとす
る決意が示されていないことの表れである。施策の目玉となる
子育て支援に関しては、人口
減少に歯止めをかけるための重要な施策であるにもかかわらず、積極的で魅力ある施策を打
ち出していない。また、厳しい財政事情が続くと踏まえているにもかかわらず、
計画期間に
おける
財政計画も明確でないことなどから、再度時間をかけて魅力ある計画に策定し直すべ
きである。
以上のことから、本件については否決すべきものと決定した。
上記のとおり報告します。
平成26年12月17日
第五次
総合計画特別委員会委員長 保 田 建 一 郎
南足柄市議会議長 石 田 久 良 様
以上であります。
(9番 第五次
総合計画特別委員会委員長 保田建一郎議員 降壇)
5
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 お諮りいたします。
本件については、質疑を省略し、直ちに討論を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
6
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、これより討論を行います。
始めに、
反対討論からお願いします。発言される方はありませんか。
小林議員。
(3番 小林 正議員 登壇)
7:◯3番〔小林 正議員〕 ◯3番〔小林 正議員〕 私は、議案第62
号南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画の
廃止並びに南足柄市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画の策定について、反対の立場から討論をいたします。
その理由は、次のとおりです。
まず第1に、そもそもなぜ
総合計画が必要なのかという点で疑問があることです。周知のとおり、2011年5月の
地方自治法改正により、
基本構想の策定義務が撤廃されました。この背景については、これまでの自治体の
総合計画が、えてして総花的で個性がなく、硬直したものに陥りがちで、これならば、実務上なくても困らないといった指摘がある一方、もし、
総合計画を作る場合、また、作る以上は、自治体がその必要性を感じ、地方政府としての自治体の主体性をより明確にしたものを作らなければならないといったことがあります。
総合計画理論の専門家の私見によれば、
総合計画基本構想は、単なる中立的な市政運営の技術ではなく、自治体の指針や思想としての価値判断を示すものであり、これまでの歴史をさかのぼり、分析、確認することを通じて、21世紀に求められるそのあり方を模索することが肝要であるとされています。
今般、市長は、第五次
総合計画策定に踏み切ったわけでありますが、しっかりとした分野別の
個別計画を作り、その運用を図れば、
総合計画自体を策定しないという選択肢もあったのではないか。
また一方で、今回策定したものが、真に地方政府としての主体性を有し、
自治体ガバナンスをより高める内容のものになったのか。いまだ疑問に思う次第です。
第2に、今般、第五次
総合計画の策定に伴って廃止されることになる、第四次
総合計画の検証評価が、費用対効果や実効性の確保等の視点から、十分行われていないという点であります。検証評価が不十分なことによって、例えばこれまでの計画における課題の積み残しなどがどのようなものであり、また、次計画にどのように継承し、その解決を図っていくのかといったことも分かりにくいものになっていることは否めません。
第3に、今回の計画の策定に当たっての大前提となる社会的、
地域的予見の分析把握が不十分であり、的確な課題の設定が行われていないということであります。
確かに、今般の南足柄市第五次
総合計画策定方針では、地方自治体を取り巻く環境として
人口減少社会の到来、
少子高齢化の進行、経済の低迷、雇用の悪化などを問題認識として捉えているところですが、これらは全国共通の大きな課題状況であり、これだけでは的確な都市の将来像や、地域に即した
政策テーマが浮き彫りにされにくいということは、自明の理であります。
例えば、同じ
人口減少については、もっと自然減、社会減の情勢分析をしっかり行うことや、
東日本大震災、
行財政改革にもつながる民間活力の導入、そして、
駅前中心市街地の活性化、
社会資本等の老朽化、都市の
持続可能性確保の視点からの都市の集約化なども課題として認識し、これらをもっと南足柄という地域に置きかえていく必要性があったのではないかと考える次第です。
すなわち、もう少し一歩踏み込んだ計画上の大前提たる状況把握を行う必要があり、そのような意味では、今回の策定に当たっては、課題の設定と掘り起こしが甘かったのではないかという懸念を抱かざるを得ません。
第4に、
基本構想における将来都市像は漠然としており、将来における具体的な南足柄の都市の姿が見えてこないということであります。計画では、将来都市像を、人が集い、人がつながり、人が躍動する
まち南足柄とし、その都市像を実現するための
まちづくりの目標を、
自治基本条例の
まちづくりの指針を位置付けていますが、いずれも抽象的で、
まちづくりの目標に
自治基本条例の
まちづくりの
指針そのものを引用している必然性も希薄であると考えます。将来都市像や、
まちづくりの目標が不明確なことは、政策の独自性を抽出しにくく、
優先順位化も困難になると考えます。
第5に、
基本計画においては、
計画遂行上の
財政的見通しと、
重点プロジェクト等の
財源的裏付け及び一定の数値目標の設定がされておらず、計画の実現性、
実効性担保に欠けるという点であります。
基本計画の分野において、ある程度、
財源的措置、
重点事業等にかかわる数値目標の設定をしないと、後々の新
総合計画の基本的な検証、評価自体ができなくなることが危惧されるところです。
総合計画は言うまでもなく、財源の問題も包含した
計画的行政を行うための手段でもあることは明らかであります。
私の議案第62号に対する
反対討論は以上であります。本議案は申すまでもなく、南足柄の将来を左右する重要な議案であります。
同僚議員各位におかれましては、さきの
総合計画特別委員会のよりよい魅力ある計画に策定し直すという審査結果を尊重するとともに、本討論の趣旨を御理解いただき、本議案に反対することに御賛同賜りますよう、お願いいたします。
終わります。
(3番 小林 正議員 降壇)
8
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に
賛成討論をお願いします。
発言される方はありませんか。
服部議員。
(15番
服部俊作議員 登壇)
9:◯15番〔
服部俊作議員〕 ◯15番〔
服部俊作議員〕 私は、緑水会を代表し、議案第62
号南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画の
廃止並びに南足柄市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画の策定についての原案に対して、
賛成討論を行います。
総合計画は言うまでもなく、市の計画において最高位の計画であります。同時に、各分野で策定する
個別計画は、基本となる
総合計画の方針に併せて推進することで、目指すべきまちの姿に向けて取り組んでいくものであります。
また、市民と行政がともに同じ方向に向かって
まちづくりを推進するためにも、
総合計画は大変重要なものであり、
自治体運営の
基本指針となるものであります。
このたび、提案の南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画を廃止し、南足柄市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画を1年前に前倒しし、策定することについては、議案書の提案理由に示すとおり、本市の著しい
人口減少及び
少子高齢化が、当初想定していた時期よりも急激に進行したことによるものであります。
このような状況において、税収の低下や
地域コミュニティーの機能の低下、さらには、南足柄市全体の活力の低下につながるような状況を回避するためにも、本市としては新たな
総合計画を策定し、
自治体運営に不都合を生じさせぬよう、早急な対応をする必要があります。
本格的な
人口減少社会を迎える今日、市民生活の安定や豊かさをどのように担保していくのかが、行政としての大きな課題であると同時に、市民や企業等との協働を基本とした
まちづくりを進めていくことが必要不可欠であります。
加えて、それらを計画的に実現していくためには、その裏付けとなる財源を年度ごとに的確に把握し、
総合計画と整合させながら事業展開を図っていかなければなりません。
こうした状況を背景に、平成24年第4回定例会の
全員協議会の場において、市側より、第四次
総合計画を1年早く廃止し、平成27年度より、新たに第五次
総合計画に移行する旨の第五次
総合計画策定指針が示されました。このことについては、私たち議員も既に周知のとおりであります。
その後、第五次
総合計画の策定に当たっては、市当局においては、第五次
総合計画に係る
プロジェクトチームの結成や、
策定委員会を組織するなど、本
計画策定に向け
本格的作業が実施されてきました。併せて、
総合計画審議会、
まちづくりカフェ、
まちづくり市民会議、
まちづくり市民集会を始め、大変多くの市民の皆様の御参加の下に、本
計画策定に対する
基本理念や、多くの議論が交わされました。そして、市民の皆様の貴重な御意見も、本計画に反映されました。
また、本計画の策定に際して、関係する多くの市民の皆様におかれましては、御多忙の中を大変多くの日時を費やされ多大な御尽力をされましたことに、議会に携わる者の一人として心からの敬意と御慰労を申し上げる次第であります。
このことは、まさに南足柄市
自治基本条例第7条の協働の原則を実践したものであります。
私は本計画を尊重し、同時に市民の皆様の熱い思いを重く受けとめたいと思います。
なお、私は、本計画に対しまして、次のとおり、若干の指摘をさせていただきます。
1点目は、
人口増加策についてであります。本計画では、
目標人口をおおむね4万2,000人としていますが、この数値は、最低限の目標を示したものであります。現実を直視することも重要ではありますが、
人口増加策については、さらに高い目標を定め、各種の施策を講じていくことが重要であります。
具体的政策の1つ目は、人脈の活用を重視した積極的な
企業誘致策の推進。2つ目は、
住居系特定保留区域への
民間活力導入を視野に入れた、
市街地整備に対する早急な対応であります。
2点目は、
子育て支援についであります。
1つ目は、待機児童をゼロにすること。2つ目は、
小児医療費助成の見直しなど、
子育て世帯に対して手厚い支援策を講ずることであります。
3点目は、財政基盤の強化についてであります。
1つ目は、水道事業の赤字解消に係る水需要の拡大策も考慮した中で、総合的な
税収増加策を図ること。2つ目は、中長期的な財政の健全化を講ずるために、
総合計画と連携した本市独自の財務条例を制定することであります。なお、これらの指摘事項については、市長の強いリーダーシップの下に、今後の
実施計画や、
個別計画において善処されたい。
以上、るる申し述べてまいりましたが、重要なことは本市の
自治体運営の
基本指針である本計画を基に、今後各種の事業を執行する中で、具体的な
実施計画、あるいは
個別計画において、効率的かつ実効性に富んだ
行財政運営を滞りなく推進していくことであります。
議員諸侯におかれましては、本計画の策定経過や、今後の
実施計画、
個別計画等において、審議機会を有することも十分に考慮され、議案第62号に対して、御賛同賜りますよう、お願い申し上げ、私の
賛成討論といたします。
(15番
服部俊作議員 降壇)
10
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、
反対討論を行います。ありませんか。
星崎健次議員。
(8番
星崎健次議員 登壇)
11:◯8番〔
星崎健次議員〕 ◯8番〔
星崎健次議員〕 議案第62
号南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画の
廃止並びに南足柄市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画の策定について、反対の立場から討論をさせていただきます。
反対の理由におきましては、今、
賛成討論の中で指摘されたような、人口の問題、
子育て支援問題、財政基盤の問題というところを、私は反対理由としているので、それに関しては割愛させていただいて、私の考えをお話しさせていただきます。
南足柄市の
未来予想図である、この第五次
総合計画は、平成24年から
まちづくり市民会議、
まちづくり市民集会や
パブリックコメントを通し、
計画策定の過程も重視した市民参加型の
協働型計画であり、その意味では
大変御苦労もあったかと思いますし、大変評価をしております。携われた多くの市民、関係者、行政の担当者の皆様には、心から敬意を表します。
しかしながら、平成24年度からの第四次
総合計画改訂後期基本計画を廃止し、そして第五次
総合計画を策定する趣旨は、著しい
人口減少及び
少子高齢化の課題に早急に対応するためであるが、その内容をもう少し高い位置で掲げてほしいと感じております。
総合計画は、
南足柄市民がともに歩む、夢、つまり南足柄市の
グランドデザインであり、そこへ向かう大切な計画です。将来を見通す指標であり、夢を載せた大切な
パンフレットだと思っております。その
パンフレットの出来次第で、南足柄市で生活する皆さんの受けとめ方も変わり、向かう先が変わってしまうことを、私なりの真剣に考えました。そして、あと少し議論すべきところがあるのではないかと思いました。
ですので、ただ反対するだけではなく、反対する議員が責任を持って、これから携わり、例えば、時間的に余裕はもちろんないかもしれませんし、いろいろな事情は絡むかもしれませんが、第1回の定例会、もしくは、その前の臨時会を開催する時間的に余裕がないという、そんな逃げ道は絶対にないので、そういった議員が携わって、もう一回再上程をさせていただきたい、そういう思いでおります。
たとえ、その間、1カ月から2カ月遅れてしまうことによる影響があるかもしれませんが、それは日頃より職員の皆さんが英知と情熱を持って早急に課題に対応してくれると、私は信じております。それにより、急いでこの議案を成立させるリスクは多く、
計画開始年度を、何も平成27年4月からではなく、6月からだって7月からだって8月からだって、ちょっと延ばせばいいじゃないですか。私は、そう思っております。
きょうのこの状態での否決が、議会の中でフィフティーフィフティーの
総合計画、賛否が分かれてしまうような
総合計画でしたら、市民の皆さんも不安に思うと思います。それよりも、よい
総合計画を策定し、満場一致で送り出したいと、私は強く思います。市長も私もよりよい南足柄市を創生したいという思いは一緒だと思います。
特別委員会で、反対と表した議員の方には、お願いがあります。ただ反対するのだけではなく、私の思いに賛同し、より良い
総合計画にするために、力を貸してもらえないでしょうか。この第五次
総合計画を、市民の皆さんが目にしたときに、未来に夢を描けるものにするために、一度きょうの審議で、一度議会に預けさせてください。この議案の採決は、南足柄市の未来を大きく左右する大切な大切な責任ある判断であり、議員として熟慮の末、私はこの議案の反対をさせていただくと同時に、市長へのお願いとして、次の第1回定例会で、または臨時議会で再上程するために、議員も携わらせていただきたいと強く願うところでもあります。
繰り返しになりますが、第五次
総合計画を日本一の
総合計画にするために、前向きな反対に御理解をいただきたいと思いますし、同僚議員の皆さんにおかれましても、いま一度未来への責任を問いただしていただきたく、そして、議長におかれましては、一議員ではなく、議長としての判断を心からよろしくお願い申し上げ、私の
反対討論といたします。
ありがとうございました。
(8番
星崎健次議員 降壇)
12
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、
賛成討論を行います。ありませんか。ほかにありませんか。
(「なし」との声あり)
13
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 討論を終結し、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
14
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認めます。
念のため申し上げます。本件採決に当たり、起立しなかった方は反対とみなします。
採決を行います。
委員長の報告は、原案否決であります。本件について、原案のとおり可決することに賛成方は起立願います。
(起立した者同数)
15
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 ただいまの採決で、起立した者7名、起立しなかった者7名で可否同数でありますので、
地方自治法第116条の規定により、議長において本件に対する可否を採決いたします。
議長は、可決と採決いたします。
よって、議案第62号については、原案のとおり可決されました。
(「議長」との声あり)
16
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 石川議員。
17:◯12番〔
石川貴久雄議員〕 ◯12番〔
石川貴久雄議員〕 私たち、議員6名、大川憲司、小林正、湯川素子、村上博、加藤洋一、
石川貴久雄は、6名連名で、
石田久良議長の
不信任決議案を動議として提出させていただきます。
(「賛成」との声あり)
18
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 所定の賛成者がおりますので、動議は成立いたしました。
ここでしばらく休憩といたします。
休憩 午前 9時36分
──────────────────────────────────────────
再開 午前10時20分
19
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 再開いたします。
──────────────────────────────────────────
20
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 お諮りいたします。
議会運営委員会で承認されました日程1件を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
21
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、日程1件を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに決定いたしました。
なお、日程につきましては、お手元に配付の追加
議事日程表により進めさせていただきます。
──────────────────────────────────────────
追加日程第3 決議案第1号 議長不信任決議について
22
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、追加日程第3、決議案第1号議長不信任決議についてを議題といたします。
ここで副議長と交代いたします。
(13番
石田久良議員 退場、14番 渡辺円一議員 議長席へ)
23:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 しばらくの間、議長職を務めます副議長の渡辺でございます。何分初めてのことなので、御協力のほどよろしくお願いいたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。
12番
石川貴久雄議員。
(12番
石川貴久雄議員 登壇)
24:◯12番〔
石川貴久雄議員〕 ◯12番〔
石川貴久雄議員〕 議長は、信任されて議会の選挙において当選し、議事を主宰し、議会を代表する職務を行うものであります。
本日の本会議における、議案第62号の議長表決は、議長としてあるまじき行為であり、我々は不信任決議をここに提出するものであります。
決議案第1号
議長不信任決議
上記決議を別紙のとおり提出する。
平成26年12月17日提出
提出者 南足柄市議会議員 石 川 貴久雄
〃 〃 大 川 憲 司
賛成者 南足柄市議会議員 小 林 正
〃 〃 湯 川 素 子
〃 〃 村 上 博
〃 〃 加 藤 洋 一
議長不信任決議
地方自治法第104条では、「普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する」と定められている。
本日、12月17日の本会議での議案第62号「南足柄市第四次
総合計画基本構想及び
後期基本計画の
廃止並びに南足柄市第五次
総合計画基本構想及び前期基本計画の策定について」の採決は、可否同数となり、「可否同数のときは議長の決するところによる」と定められた、
地方自治法第116条に基づき、議長の表決に託されることになったが、議長の表決は、著しく中立性を欠いたものとなった。
一般的に、可否同数の際の議長の表決権は、積極的に新たな意思を加える方向に行使しないという「現状維持の原則」によって、否とすべきものとされているが、本日の本会議での議長がとった表決は、自らが付託した
特別委員会の決定を全く無視し、議会の真の意思表示を踏みにじった行為であり、私たちは認めることはできない。
本日、議員全員の代表者として、中立公正な立場で基本的原則を堅持した議会運営に当たるべき議長としての重要な職責が果たされなかったことは明確である。
よって、ここに、議長の不信任決議を提出する。
以上、決議する。
平成26年12月17日
神奈川県南足柄市議会
25:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 質疑を行います。
(「なし」との声あり)
26:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 質疑なしと認めます。
(12番
石川貴久雄議員 降壇)
27:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 これより、討論を行います。
(「なし」との声あり)
28:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 討論なしと認めます。
これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
29:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者少数)
30:◯副議長〔渡辺円一議員〕 ◯副議長〔渡辺円一議員〕 賛成少数であります。
よって、決議案第1号については否決されました。
ここで議長と交代いたします。
(14番 渡辺円一議員 自席へ、13番
石田久良議員入場 議長席
へ)
──────────────────────────────────────────
日程第4 議案第63号 南足柄市文化会館の指定管理者の指定
について
31
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、日程第4、議案第63
号南足柄市文化会館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
本件について委員長の報告を求めます。
都市教育
常任委員会委員長、お願いいたします。
11番加藤洋一議員。
(11番 都市教育
常任委員会委員長 加藤洋一議員 登壇)
32:◯11番〔都市教育
常任委員会委員長 加藤洋一議員〕 ◯11番〔都市教育
常任委員会委員長 加藤洋一議員〕 都市教育常任委員会から御報告申し上げます。お手元に配付の
議会報告第28号都市教育常任委員会付託議案審査報告書の朗読をもってこれに代えさせていただきます。
都市教育常任委員会付託議案審査報告書
1 議案の名称
(議案第63号)南足柄市文化会館の指定管理者の指定について
2 審査の経過
11月28日の本会議において本委員会に付託された上記議案を審査するため、12月8日に
委員会を開催し、審査した。
3 審査の結果
議案第63号については、南足柄市文化会館の指定管理者を指定するものであり、その内
容は適正なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定した。
上記のとおり報告いたします。
平成26年12月8日
都市教育
常任委員会委員長 加 藤 洋 一
南足柄市議会議長 石 田 久 良 様
以上であります。よろしくお願いいたします。
33
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより質疑を行います。
(「なし」との声あり)
34
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 質疑なしと認めます。
(11番 都市教育
常任委員会委員長 加藤洋一議員 降壇)
35
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより討論を行います。
(「なし」との声あり)
36
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
37
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立した者多数)
38
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 賛成多数であります。
よって、議案第63号については原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
39
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 お諮りいたします。
議会運営委員会で承認されました日程5件を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
40
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、日程5件を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに決定いたしました。
なお、日程につきましては、お手元に配付の追加
議事日程表により進めさせていただきます。
──────────────────────────────────────────
追加日程第5 報告第15号 専決処分の報告について(保険
による損害賠償及び50万円以下
の和解)
41
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、追加日程第5、報告第15号専決処分の報告についてを議題といたします。
報告を求めます。
市長。
42:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
報告第15号
専決処分の報告について
地方自治法第180条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告する。
平成26年12月17日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
専 決 処 分 書
地方自治法第180条第1項の規定により平成3年6月21日の議会の議決により指定された賠償責任及び和解について、次のとおり専決処分する。
平成26年12月3日
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明につきましては、福祉健康部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
43
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 福祉健康部長。
44:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 それでは、報告第15号について御説明申し上げますので、1枚おめくりいただきまして、1ページの専決処分書をお願いいたします。
まず、1番の損害賠償の理由でございますが、平成26年10月27日午後4時5分ごろ、福泉130番地1のふくらんの駐車場において、公用車が当該駐車場から出ようとして左後方に後退したところ、右側に駐車していた相手方車両と接触し、相手方車両の一部が損壊しました。これは、当方が後退するときの前方確認を怠ったことが原因であり、当方の過失を10割とし、本市において相手方損害額の10割を賠償するものでございます。
2の損害賠償額は、5万2,200円で、保険の対物損害賠償額でございます。
3の相手方、4の和解の内容につきましては、記載のとおりでございます。
よろしくお願いいたします。
45
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより質疑を行います。
石川貴久雄議員。
46:◯12番〔
石川貴久雄議員〕 ◯12番〔
石川貴久雄議員〕 本会議の初日のときの専決処分も、公用車が10割賠償責任を負っているものであります。なお、この後に示されるだろうものもそうであります。
何か、この車を運転している福祉関係の人の心理の状態とか、体調の関係とか、そういうことについて非常に心配しているのですが、その辺、上長としてどう捉えているのか教えていただきたいと思います。
47
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 福祉健康部長。
48:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 この車を運転していた職員につきましては、体調等々、また心理面も悪くなく安定してございました。ただ、免許を取って数年ということで、運転歴等も少ないということで、こういった事故が起きてしまいました。今後、こういったことが起きないように、福祉健康部内ではこういった公用車で出る機会が多い、また福祉健康部は台数も多いですので、引き続き気をつけるように、部内の会議では話しているところです。
以上です。
49
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕
石川貴久雄議員。
50:◯12番〔
石川貴久雄議員〕 ◯12番〔
石川貴久雄議員〕 今までも気をつけるように注意していたのは当然ですけれども、こういうことが3件も起こっていることについて、同じような対策では、また起こる。少し甘いのではないのですか。その辺について、市長も含めて見解をお願いいたします。
51
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 市長。
52:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 公用車の事故、本当に十分なる注意をした上での運転をしてもらいたいというふうに、我々も日常、総務防災部を通して、職員にしっかりと喚起をしているところでございますので、そうした注意の、前方注意、後方注意、そうしたものをしっかりと対応できるような運転業務に努めるよう、これからもさらに徹底をしてまいりたいと、そのように思っております。
53
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 ほかにございますか。
(「なし」との声あり)
54
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 質疑を終結します。
よって、報告第15号については、これで終了いたします。
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追加日程第6 報告第16号 専決処分の報告について(保険
による損害賠償及び50万円以下
の和解)
55
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、追加日程第6、報告第16号専決処分の報告についてを議題といたします。
報告を求めます。
市長。
56:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
報告第16号
専決処分の報告について
地方自治法第180条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告する。
平成26年12月17日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
専 決 処 分 書
地方自治法第180条第1項の規定により平成3年6月21日の議会の議決により指定された賠償責任及び和解について、次のとおり専決処分する。
平成26年12月8日
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明につきましては、これも福祉健康部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
57
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 福祉健康部長。
58:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 それでは、報告第16号について御説明申し上げますので、1枚おめくりいただきまして、1ページの専決処分書をお願いいたします。
まず、1番の損害賠償の理由でございますが、平成26年11月5日午後2時8分ごろ、沼田318番地先の駐車場において、公用車が当該駐車場から出るため、左後方に後退したところ、左後方に駐車していた相手方車両と接触し、相手方車両の一部が破損しました。これは、当方が後退するときの後方確認を怠ったことが原因であり、当方の過失を10割とし、本市において、相手方損害額の10割を賠償するものでございます。
2の損害賠償の額は、11万9,888円で、保険の対物損害賠償額でございます。
3の相手方、4の和解の内容につきましては、記載のとおりでございます。
よろしくお願いいたします。
59
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより質疑を行います。
岡本俊之議員。
60:◯1番〔岡本俊之議員〕 ◯1番〔岡本俊之議員〕 先ほど石川議員からも指摘があったところなのですけれども、期間がまず1週間強ということで、同じ車両が、そういった接触事故を起こしているんですけれども、これ、ドライバーさんは2件とも同じ方がドライバーだったのですか。
61
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 福祉健康部長。
62:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔前澤英治〕 運転していた者は別々の職員でございます。
63
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 ほかにございませんか。
(発言する者なし)
64
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 質疑を終結します。
よって、報告第16号についてはこれで終了いたします。
──────────────────────────────────────────
追加日程第7 意見書案第3号 介護職員の処遇改善を求める意
見書について
65
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、追加日程第7、意見書案第3号介護職員の処遇改善を求める意見書についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務福祉常任委員会委員長、お願いいたします。
5番湯川素子議員。
(5番
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員 登壇)
66:◯5番〔
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員〕 ◯5番〔
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員〕 意見書案第3号、意見書の提出に当たり、その経過について説明させていただきます。
本定例会に提出のありました陳情第7号について、
総務福祉常任委員会に置いて内容を審査したところ、安全・安心の介護を実現するためには、介護職員の確保に向け、賃金改善など、処遇の抜本的改善をすべきものとするなどの、陳情項目について了承したところでありますので、お手元に配付の意見書案第3号のとおり、
総務福祉常任委員会から提出するものです。
どうか提出の趣旨に御賛同賜り、議員皆様の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
それでは、意見書案第3号の朗読をもって、提案理由の説明に代えさせていただきます。
意見書案第3号
介護職員の処遇改善を求める意見書
上記意見書を別紙のとおり提出する。
平成26年12月17日提出
総務福祉常任委員会委員長 湯 川 素 子
介護職員の処遇改善を求める意見書
超高齢化社会を迎えて、介護を担う介護職員の不足は深刻であり、離職者が依然として多い状況が続く中、介護事業者は介護職員の確保に苦慮している。安全・安心の介護を実現するためには、介護職員の確保に向け、賃金改善などの処遇改善が不可欠である。
また、介護職員の賃金は、全労働者平均と比較して、約9万円も低い実態である。国は、介護・障害福祉従事者の人材確保のための介護・障害福祉従事者の処遇改善に関する法律を成立させたが、一刻も早く国の責任で介護現場における全ての職種の労働者の処遇改善を図ることが必要である。
よって、国においては、安全・安心の介護実現のため、次の事項について強く要望する。
1 介護従事者の処遇を抜本的に改善すること。処遇改善の費用については、保険料や利用
料に転嫁せず、国費で行うこと。
2 処遇改善の対象職員を介護職以外の職種にも拡大すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成26年12月17日提出
神奈川県南足柄市議会
提 出 先
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
厚生労働大臣
以上であります。
67
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより質疑を行います。
(「なし」との声あり)
68
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 質疑なしと認めます。
(5番
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員 降壇)
69
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより討論を行います。
(「なし」との声あり)
70
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
71
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
72
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 賛成全員であります。
よって、意見書案第3号については、原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
追加日程第8 意見書案第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医
療費助成の拡充を求める意見書
について
73
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、追加日程第8、意見書案第4号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務福祉常任委員会委員長お願いいたします。
5番湯川素子議員。
(5番
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員 登壇)
74:◯5番〔
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員〕 ◯5番〔
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員〕 意見書案第4号、意見書の提出に当たり、その経過について説明させていただきます。
本定例会に提出のありました陳情第8号について、
総務福祉常任委員会において内容を審査したところ、ウイルス性肝炎が原因である肝硬変などにかかわる医療費助成制度の創設や、患者の実態に応じた障害者認定制度にすべきものとする陳情項目について了承したところでありますので、お手元に配付の意見書案第4号のとおり、
総務福祉常任委員会から提出するものです。
どうか提出の趣旨に御賛同賜り、議員皆様の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
それでは、意見書案第4号の朗読をもって、提案理由の説明に代えさせていただきます。
意見書案第4号
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書
上記意見書を別紙のとおり提出する。
平成26年12月17日提出
総務福祉常任委員会委員長 湯 川 素 子
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書
我が国において、ウイルス性肝炎患者は350万人以上と推測され、その多くは集団予防接種時の注射等の使い回しや、輸血などの医療行為による感染が原因とされている。国は、インターフェロン治療、核酸アナログ製剤治療など、一定の抗ウイルス療法について、医療費助成を実施しているが、対象となる治療法が限定されているため、助成の対象から外れている患者が相当数に上り、一般の疾病と同様に高額医療費制度を利用する以外に自己負担額を軽減する手段がないなど、高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の患者も多く、生活に困難を来している。
また、肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定の対象とされているものの、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、ウイルス性肝炎が原因の肝硬変及び肝がん患者に対する生活支援の実効性を発揮していないことから、基準緩和等新たな具体的措置を講じる必要がある。
よって、国においては、次の事項について実現を図られるよう、強く要望する。
1 ウイルス性肝炎が原因である肝硬変や肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。
2 身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障
害者認定制度にすること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年12月17日提出
神奈川県南足柄市議会
提 出 先
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
厚生労働大臣
以上であります。
75
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより質疑を行います。
(「なし」との声あり)
76
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 質疑なしと認めます。
(5番
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員 降壇)
77
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより討論を行います。
(「なし」との声あり)
78
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
79
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、採決を行います
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
80
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 賛成全員であります。
よって、意見書案第4号については、原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
追加日程第9 意見書案第5号 建設業従事者等のアスベスト問
題の早期救済・解決を求める意
見書について
81
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、追加日程第9、意見書案第5号建設業従事者等のアスベスト問題の早期救済・解決を求める意見書についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務福祉常任委員会委員長、お願いいたします。
5番湯川素子議員。
(5番
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員 登壇)
82:◯5番〔
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員〕 ◯5番〔
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員〕 意見書案第5号、意見書の提出に当たり、その経過について説明させていただきます。
本定例会に提出のありました陳情第10号について、
総務福祉常任委員会において内容を審査したところ、国においてアスベスト被害者及び遺族の救済の実施と、アスベスト被害者の根絶のための抜本的なアスベスト対策を強化すべきものとする陳情項目について了承したところでありますので、お手元に配付の意見書案第5号のとおり、
総務福祉常任委員会から提出するものです。
どうか提出の趣旨に御賛同賜り、議員皆様の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
それでは、意見書案第5号の朗読をもって、提案理由の説明に代えさせていただきます。
意見書案第5号
建設業従事者等のアスベスト問題の早期救済・解決を求める意見書
上記意見書を別紙のとおり提出する。
平成26年12月17日提出
総務福祉常任委員会委員長 湯 川 素 子
建設業従事者等のアスベスト問題の早期救済・解決を求める意見書
アスベスト(石綿)による健康被害者は、建物の改修、解体に伴うアスベストの飛散などにより、多くの労働者、国民に広がっている。アスベスト被害は、悪性中皮腫や肺がん、石綿肺による呼吸機能の低下などをもたらし、日常生活にも支障を来しており、被害者は大変な苦しみを背負っている。国が不燃化、耐火工法としてアスベストの使用を建設基準法などで促進したことから、アスベストのほとんどが建設資材など建設現場で使用されたため、建設業従事者に大きな被害が出ている。
アスベストによる被害は、建設業務にあっては、起因となる作業の特定が難しいため、労災に認定されることにも多くの困難が伴っている。国は、石綿健康被害救済法を成立させたが、その内容は労災給付金と比較すると、救済給付金が低すぎるなど不十分であり、抜本改正が求められている。
よって、国において建設業等に従事するアスベスト被害者及び遺族の救済の実施と、アスベスト被害者の根絶のための抜本的なアスベスト対策を強化し、この問題の早期解決を図るよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年12月17日提出
神奈川県南足柄市議会
提 出 先
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
厚生労働大臣
経済産業大臣
国土交通大臣
環境大臣
以上であります。
83
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより質疑を行います。
(「なし」との声あり)
84
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 質疑なしと認めます。
(5番
総務福祉常任委員会委員長 湯川素子議員 降壇)
85
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 これより討論を行います。
(「なし」との声あり)
86
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
87
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
88
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 賛成全員であります。
よって、意見書案第5号については、原案のとおり可決されました。
89
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 お諮りいたします。
ただいま意見書案3件が議決されましたが、その字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
90
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
──────────────────────────────────────────
日程第10 南足柄市外二ケ町組合議会議員の選挙について
91
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、日程第10、南足柄市外二ケ町組合議会議員の選挙についてを議題といたします
本件は、組合規約に基づき、南足柄市から組合議会議員10名を選挙によって選出することとなっております。
お諮りいたします。
選挙の方法は指名推選によって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
92
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることと決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法については、お手元に配付してあります南足柄市外二ケ町組合議会議員推薦者名簿のとおり、議長において指名することとしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
93
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、お手元に配付してあります南足柄市外二ケ町組合議会議員推薦者名簿のとおり指名すること決定いたしました。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました推薦者名簿の方を、南足柄市外二ケ町組合議会議員の当選者と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
94
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、ただいま指名いたしました推薦者名簿のとおり、石川博氏、加藤允宣氏、池田哲郎氏、湯山渉氏、本多薫氏、矢野雄治氏、鈴木碩鎭氏、平井洋一氏、露木延夫氏、杉山淳氏が、南足柄市外二ケ町組合議会議員に当選されました。
──────────────────────────────────────────
日程第11 南足柄市外四ケ市町組合議会議員の選挙について
95
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 次に、日程第11、南足柄市外四ケ市町組合議会議員の選挙についてを議題といたします
本件は、組合規約に基づき、南足柄市から組合議会議員6名を選挙によって選出することになっております。
お諮りいたします。
選挙の方法は指名推選によって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
96
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることと決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、お手元に配付してあります南足柄市外四ケ市町組合議会議員推薦者名簿のとおり、議長において指名することとしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
97
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、お手元に配付してあります南足柄市外四ケ市町組合議会議員推薦者名簿のとおり指名することに決定いたしました。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました推薦者名簿の方を、南足柄市外四ケ市町組合議会議員の当選者と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
98
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 御異議なしと認め、ただいま指名いたしました推薦者名簿のとおり、奥津博氏、碓井新一氏、大野修市氏、井上一重氏、菊地映一氏、津田信行氏が、南足柄市外四ケ市町組合議会議員に当選されました。
──────────────────────────────────────────
閉議及び閉会の宣告
99
:◯議長〔
石田久良議員〕 ◯議長〔
石田久良議員〕 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって、平成26年第4回
市議会定例会を閉会といたします。
大変お疲れさまでした。
午前11時03分 閉会
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