• "│ 改善"(/)
ツイート シェア
  1. 海老名市議会 2024-06-11
    令和 6年 6月 経済建設常任委員会-06月11日-01号


    取得元: 海老名市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 6年 6月 経済建設常任委員会-06月11日-01号令和 6年 6月 経済建設常任委員会 経済建設常任委員会会議録 1.日時  令和6年6月11日(木)午前9時開議 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  7名         ◎永 井 浩 介  ○星   伸 一   田 中 ひろこ          三 宅 紀 昭   藤枝 ふみひこ   たいら   学          森   英 之 4.欠席委員  なし 5.出席議員  なし 6.説明員  12名          都市建設担当理事  松本 潤朗          理事まちづくり部長                    谷澤 康徳          同部次長都市担当)                    高橋  学   同部次長建設担当) 佐藤 秀之
             都市計画課交通政策係長       同課主査       大矢 貴裕                    山下 友紀          道路整備課長    今野 康宏   同課幹線道路係長   清  秀樹          同課副主幹     渡邊 拓也   下水道課長      川崎 宗一          同課管路施設担当課長        同課業務係長     澤田 真理                    稲子 幹人 7.委員外議員  2名          吉 田 みな子    鈴木 さよ子 8.傍聴者  (1)議 員 2名          吉 田 みな子    鈴木 さよ子        (2)その他 1名 9.事務局  4名         事務局長       小松 幸也   事務局次長      中島 真二         副主幹        江崎 英俊   主事         溝呂木好弥 10.付議事件  1.議案第35号 海老名下水道条例の一部改正について                                  (令和6年6月3日付託)         2.報告事項 You Bus実証運行について         3.報告事項 (仮称)上郷河原口線整備事業について         4.その他 11.会議状況                              (午前9時開議) ○委員長 ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより経済建設常任委員会を開きます。  本日の委員会日程は、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。  本委員会を傍聴したい旨の申出がありました。委員長はこれを許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時1分休憩                    午前9時2分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  初めに、日程第1 議案第35号 海老名下水道条例の一部改正についてを議題といたします。  理事まちづくり部長説明を求めます。 ◎理事まちづくり部長 それでは、議案第35号 海老名下水道条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書は15ページから17ページをご覧いただきたいと存じます。  このたびの改正につきましては、国におきまして規制改革実施計画等を踏まえた下水道法施行令改正が行われまして、下水道設計者等資格要件緩和等について見直しがされましたので、海老名下水道条例におきましても排水設備工事責任技術者専属規定緩和したいものでございます。また、あわせて、文言等の整理を行いたいものでございます。  詳細につきましては下水道課長から説明いたします。 ◎下水道課長 それでは、議案第35号 海老名下水道条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の16ページから17ページが海老名下水道条例の一部を改正する条例でございます。なお、条文ごと説明につきましては今定例会の初日の本会議での説明と重複いたしますので省略させていただき、条例改正の主な内容についてご説明申し上げます。  16ページをご覧いただきたいと存じます。主な改正内容でございます。  第8条、第9条及び第15条中の「専属」を「選任」に改め、排水設備工事責任技術者営業所ごとへの専属の義務づけを緩和し、神奈川県内の他の営業所において兼任を可能とするものでございます。  第8条の「営業所において専属することとなる責任技術者氏名」を「それぞれの営業所において選任することとなる排水設備工事責任技術者氏名並びに他の営業所責任技術者兼任している場合はその兼務状況」に、第9条の「営業所ごとに、責任技術者として登録を受けた者が1名以上専属している者である」を「営業所ごとに、責任技術者として登録を受けた者を選任している」にそれぞれ改め、第15条の「責任技術者専属させなければならない」を「責任技術者選任しなければならない」に改めるとともに、「神奈川県内における他の営業所について兼任することを妨げない」を加えるものでございます。  次に、第8条及び第17条で規定する申請書添付書類である「定款」を「定款又は寄附行為」に改め、「住民票」を「住民票在留カード又は特別永住者証明書」に改めるものでございます。  第18条第2項第2号の「次項」を第「4項」に、第18条第2項第4号の「暴力団員等であると認められたとき」を「暴力団員等であると認められた者」に、第20条中の「第18条第3項」を「第18条第4項」に改めるものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただきご決定賜りますようお願いいたします。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆三宅紀昭 委員 改正理由になるのですけれども、今のご説明をお聞きしますと、規制が緩くなったように感じておりますが、この大きな理由として、近年の人材確保の問題ですとか高齢化のように私は一部理解しておりますが、詳細についてお伺いします。 ◎下水道課長 今回の改正ですが、国において、規制改革実施計画等を踏まえて、下水道法施行令と、国が自治体に対して参考として示す標準下水道条例改正されました。この標準下水道条例において、排水設備工事責任技術者専属規定が見直され、兼務が可能とされたため、今回の条例改正となったのですが、こちらについては人材不足、今おっしゃられたように労働人口不足であったり、デジタル社会でいろいろ世の中が変わってきているといったところを踏まえた改正で、海老名市もこちらに合わせる形で改正をしたいというものでございます。 ◆田中ひろこ 委員 この条例改正は、排水設備工事責任技術者専属規定変更になる。ただ、ちょっと具体的に分からないことがあって、変更前は専属だったものが今度は選任になるという、ちょっと言葉の捉え方かもしれないですが、そこがちょっとよく分からない。選任になったとしても専属なのではないかなというところがよく分からないので、そこのところを説明いただければと思います。 ◎下水道課長 これまでは責任技術者が各営業所に必ず1名張りつかなければいけない。そういった意味で張りつくということで専属になります。もう一方の選任ですが、専らそこに任となるという意味ではなくて、県内営業所から誰か選び出せばいいですよという意味選任になります。ですから1つ営業所に必ず1名張りつくという形ではないので、今後はそう変わっていくということになります。 ◆田中ひろこ 委員 営業所に張りついていなくてもそこから選べる、そういう意味緩和ということですよね。選べることが、人材不足緩和できるということですね。  これをすることで市民にとってどういうメリットがあるのかということが具体的に、すごく分からないので、そのことを教えていただければありがたいです。 ◎下水道課長 責任技術者専属でなくなるということは、事業規模をどう変えるのかというところも含めて、いろいろな意味工事店の幅が広がることになります。そうすると、市民としましては、工事を希望する際に工事店選択肢が広がる、あるいは、具体的には、住環境整備する際に大事なのが排水設備工事ですけれども、事業者緩和されて手広くやっていただけることによって、こちらの工期がある程度望むようなタイミングでできたり、サービス面であったり、価格面であるかもしれませんが、そういったものを市民の方が享受できると思います。 ◆田中ひろこ 委員 具体的によく分かりました。  もう1点だけ伺いたいのは、何か外国人もオーケーになるというような書き方なのですが、これについては、今までも外国人の方でそういう責任技術者の方がおられたのか。そして、これからまた増えていくことになるのか。その辺のことをどのように捉えているか伺います。 ◎下水道課長 もともと外国人の方はこちらに登録することは可能です。ただ、海老名市には登録はございません。今後、そういった方のお力を借りるようなこともあるでしょうし、今回の改正については、もともと国の標準条例が変わりまして、添付書類の幅が拡大したということでお受け止めいただければと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 お諮りいたします。委員外議員鈴木さよ子議員から発言の申出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって鈴木さよ子議員発言を許可することといたします。  委員外議員発言は簡潔にお願いいたします。 ◆鈴木さよ子 委員外議員 発言をお許しいただきまして、ありがとうございます。  今、海老名市に登録している営業所の数、総数でどのぐらいなのか教えていただけますか。 ◎下水道課長 指定工事店海老名市に登録している総数としましては346店になります。 ◆鈴木さよ子 委員外議員 では、責任技術者総数は何人になりますか。 ◎下水道課長 責任技術者総数ですが、646人です。先ほど指定工事店責任技術者、両方とも今年の6月1日時点の数になります。 ◆鈴木さよ子 委員外議員 今お聞きしたところだと、責任技術者専属がお1人以上、倍近くあるということで、かなり人手は足りていると思うのですけれども、このタイミング専属から選任にする必要があるのでしょうか。あと、他市の条例状況とかがもし分かれば教えてください。 ◎下水道課長 今回のこのタイミングでの改正ということですが、先ほどもちょっと触れましたが、社会仕組みデジタル時代に合ったものにしていくために専属規制のような規制の在り方について見直しを進めている国の規制改革実施計画、こちらを受けて下水道法施行令や今回の標準下水道条例改正されました。それを受けて改正させていただきたいというものになります。  他市の条例状況ということですが、全てを把握できていないので把握している範囲になりますが、他市の状況としましては、厚木市、綾瀬市、座間市、大和市が今年度中の条例改正を検討していると伺っております。規則で定めているところもございまして、大磯町、開成町、愛川町については令和6年4月1日付で規則改正を行っていると伺っております。 ◆鈴木さよ子 委員外議員 今後、選任になるということですが、もしなりましたら1人で抱える件数が多くなって、工事に目が届かなくなるというような懸念はないでしょうか。 ◎下水道課長 工事完了時点では現場責任技術者と市の職員が立ち会って最終的な完了検査を行います。不適切な施工状況があれば手直しの指導を行う、これは今もこれからも変わらないところです。なお、もともと本来的に指定工事店海老名市の条例で、法令等に従って適切に施工しなければならないと規定されております。また、同じく海老名市の指定下水道工事店規則規定も含め、指定工事店の責務や遵守事項に従った適正な排水設備工事施工ができないと認められたときや、業務に関して不誠実な行為があるなど指定工事店として不適当と認めたときは、指定工事店違反行為として罰則の対象ということもありますので、指定工事店としても、1人の責任技術者に過度な業務を抱え込ませるようなことは、適切な現場管理等もできなくなるので、ないのではないかなとも思います。 ○委員長 お諮りいたします。委員外議員吉田みな子議員から発言の申出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって吉田みな子議員発言を許可することといたします。  委員外議員発言は簡潔にお願いいたします。 ◆吉田みな子 委員外議員 346の指定工事店登録があって、646人の責任技術者登録があるということです。複数いる指定工事店が現在でもあるということがこの数字から分かりますが、今実際に複数責任技術者がいらっしゃるところでは大体どのぐらいの幅があるのか、分かればお聞きかせください。 ◎下水道課長 ざっと見る限りは、指定工事店の多くは1事業所当たり1人から3人程度の責任技術者登録されているようにお見受けします。 ◆吉田みな子 委員外議員 分かりました。指定工事店は、割と小さな規模でやっているところも多いので、1名のところもかなりあるのかなとも推察されます。今回、条例改定によって、ほかの営業所支店との兼任が可能となりますが、登録する責任技術者兼任していることの確認はどのように行われるのかお聞かせください。 ◎下水道課長 兼任兼務確認方法ということですが、今回の改正では、改正条例の第8条第1項第2号中に他の営業所兼任している場合はその兼務状況申請することを規定しているため、申請時に他の営業所との兼務状況について確認を行うこととなっています。 ◆吉田みな子 委員外議員 分かりました。改正後、兼任のものを提出してもらうようになるということでよろしいのですか。 ◎下水道課長 改正後は、兼務状況を分かるような申請書を提出してもらうことになります。 ◆吉田みな子 委員外議員 市としては、どなたが兼務をされているのかということは登録のときに確認ができるようになるということで、分かりました。  今もなかなか土木関係人材不足はかなり深刻になってきている中で、一定今後の人材不足をカバーするということが、国も含めて規制緩和という形で進んでいると思っています。実際に条例を改定しても、県を超えての兼務兼任はできないという立てつけにはなっていますが、複数営業所支店があっても責任技術者が1名いらっしゃれば可能という形になります。  条例改定後、広範囲に複数支店営業所があって、責任技術者の人数がその規模に見合わないと市が懸念を持ったとき、要は責任技術者が客観的に見て足りないのではないかと感じたときに、事業所協議をしたり、市から意見をしたりする仕組み条例上ありますか。 ◎下水道課長 仕組み自体については今回の条例改正の中では特に設けてございません。ただし、先ほどもちょっとお話ししたとおり、工事が完了したときには必ず市と責任技術者双方で立会いを行って完了検査を実施します。そこで適正に行われたかどうかを確認するということをまず行います。適正に施工されていなければ是正措置を行います。これに反しているようであれば、罰則規定ということで市は適切に取り締まらなければいけないということになってくると思います。 ◆吉田みな子 委員外議員 先ほども、適切に履行できない場合は取消しも含めたり罰則規定があるので、事業者としてはそう過度な負担を負わせるようなことはないのではないかというご答弁がありました。ただ、登録自体兼任が可能ということで、1名登録をしていれば実際のところは条例上は問題ないということになってくる。実際、現場完了検査をしたときに、やっぱりちょっと1人では難しいのではないかとか、そういうふうに出れば、何かしら市としては対応が可能だということにご答弁ではやっぱり感じられます。実際に登録時点懸念があるときに、協議等のやり取りを、もう少し責任技術者を必要ではないかとか、そういう意見を言う仕組みは今後必要になってくると率直に感じるところです。  先ほど田中委員から、市民メリット質疑がありました。選択肢が広がると答弁されたけれども、むしろ逆なのではないかと。これから人材不足などで指定工事店登録自体が減っていく可能性も視野に入れながら、この規制緩和をどう考えていくかが非常に重要だと思っていますが、そのあたり、今回市民メリットというよりは人材確保という形の事業者確保の面が非常に色濃いのではないかと思うのですが、ご見解いかがでしょうか。 ◎下水道課長 市民メリットというよりはというお話も今ありましたが、今回の改正自体は、確かに工事店の部分の、例えば繁忙のときに幾つか営業所があるような工事店の場合には、手隙の支店から技術者を回したりとか、そういったことで業務効率人員配置が可能と思います。これは今言った、これから先の労働者不足などにも備えた対応になってくるのかと思います。  一方で、働き方改革という側面からも、これも同じようになりますけれども、人手不足の解消であったり、長時間労働是正などの労働環境についても一定効果があるのではないか。さらには、市民の方にとっては住環境整備選択肢が広がるということを、繰り返しになりますが、お話しさせていただいたかと思います。加えて、今申し上げた建設業現場では労働者不足であったり後継者不足がありますので、こういったところの先を見据えた仕組みづくりなのかと考えております。 ○委員長 ほかに質疑もないようですので質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本件に対する意見がありましたらどうぞ。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。
     これより議案第35号を採決いたします。本件原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第35号 海老名下水道条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第1の委員会審査報告書案文につきましては正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書案文については正副委員長一任と決しました。  次に、日程第2 報告事項 You Bus実証運行についてを議題といたします。  理事まちづくり部長説明を求めます。 ◎理事まちづくり部長 それでは、報告事項 You Bus実証運行についてご説明申し上げます。  市ではきめ細やかな移動支援構築を目指し、段階的な実証運行としまして昨年10月からYou Bus(ユーバス下今泉ルート運行を実施してございます。また、本年4月からは第2弾として門沢橋ルート運行を開始したところでございます。これらの実証運行については好評をいただいており、高齢者の方を中心に多くの方からご利用されているといった状況でございます。ということで、今回は両実証運行利用実績等について現段階でのご報告をさせていただきたいと思います。お手元資料をご用意させていただきましたのでご参照いただければと思います。  詳細につきましては都市計画課交通政策係長から説明させていただきます。 ◎交通政策係長 それでは、お配りいたしました資料に基づきご説明させていただきます。  資料の一番上に青字で記載させていただいたYou Bus実証運行についてをご覧ください。  初めに、You Bus実証運行概要についてご説明させていただきます。You Bus実証運行は、きめ細やかな地域移動支援構築及び地域における需要測定目的とした段階的な実証運行として、誰でも乗車可能なバスぬくもり乗車証の導入、徒歩圏域距離見直しを軸に、ニーズ等の検証を行うものでございます。  記載の表をご覧ください。第1期実証運行と第2期実証運行運行概要について記載しております。お時間の関係上、詳細について割愛させていただきますが、両実証運行ともに、ぬくもり号運行内容をベースとしながら、朝は7時台から夜は20時台まで、毎日運行を行っております。運行に当たっては、定員12名のワゴン車両を用い、相鉄バス株式会社様に担っていただいております。  なお、参考資料として両実証運行運行利用案内をおつけしてございます。後ほどご高覧いただければと存じます。  続いて、2ページ目の2、利用実績をご覧ください。  初めに、第1期実証運行下今泉ルート利用実績でございます。こちらは、運行を開始した昨年10月から本年4月までの実績平均から算出したものです。下今泉ルートは、1日当たり24便運行している中、1便当たり平均利用者数は3.3人、ぬくもり乗車証利用率は76パーセント、1乗車1人当たり平均公費負担額は2231円となっております。なお、こちらの公費負担額ですが、運行経費から運賃収入を除いた額を利用者数で割り、算出したものとなります。  続いて、記載の棒グラフをご覧ください。こちらは利用者数等の推移でございます。累計利用者数は1万7000人、10月の運行開始時と比較すると約20パーセント増加してございます。  続いて、②利用者傾向でございますが、下今泉ルートでの最も利用の多い便は、8時57分に海老名東口を出発する下今泉河原口循環系統便でございます。こちらは10時頃に海老名東口へ到着するものです。  加えて、右手円グラフでございますが、昨年12月から本年3月までに実施した車内アンケートの結果によると、約90パーセント近い方が買物や通院を目的にご乗車されるといった結果を確認できました。また、その横にいただいたお声を記載してございますが、ぜひやめずに継続してほしいといったお声もいただいております。  以上から、地域への定着化や福祉的な施策効果確認できたと認識しております。  続いて、門沢橋ルート利用実績でございます。こちらは運行を開始した4月25日から5月24日までの実績平均から算出したものです。門沢橋ルートは、1日当たり13便運行している中、1便当たり平均利用者数は6.5人、ぬくもり乗車証利用率は86パーセント、1乗車1人当たり平均公費負担額は1789円となっております。なお、運行を開始したところであるため、利用者傾向等についてはこれから分析してまいります。  引き続き、需要と持続可能な運行内容等見直しながら実証運行を実施してまいります。  以上、大変雑駁な説明となりますが、報告とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑意見に入ります。質疑意見のある方はどうぞ。 ◆森英之 委員 ご報告ありがとうございました。公費負担率がちょっと記載がないのですが、どのくらい公費負担率があるのでしょうか。 ◎交通政策係長 公費負担率でございますが、下今泉ルートですと約95パーセント前後を推移しているようなところでございます。 ◆藤枝ふみひこ 委員 1つ気になることがございます。12名の座席定員制ということになっておりますけれども、いっぱいで乗れなかったケースと、乗れなかった場合は当然次のバスまで待つ。せっかくバス停まで来られた高齢者の方が乗れませんでしたという例があったのか。そういった場合、どうお考えなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎交通政策係長 乗れなかった例と対応でございますが、現在、門沢橋ルートを中心に満席のためご乗車いただけなかったという方がいらっしゃいますが、その際は、次のバスにご乗車いただくように運転士の方からご説明をいただいております。また、車内が満席になった場合には、車両正面に満席の案内を掲出し、車外でも分かるようにしてございます。 ◆藤枝ふみひこ 委員 その際は致し方ないという面もあるかと思うのですが、次までの間隔が相当あるものですから、その改善も難しいのかなという気はしておりますけれども、今後としてお考えいただければと思います。ありがとうございます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑意見もないようですので質疑意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑意見を終結いたします。  本件報告でありますので、ご了承願います。  次に、日程第3 報告事項 (仮称)上郷河原口線整備事業についてを議題といたします。  理事まちづくり部長説明を求めます。 ◎理事まちづくり部長 報告事項 (仮称)上郷河原口線整備事業の進捗についてご説明申し上げます。  海老名駅周辺地域の一体的なまちづくりを目指しまして、(仮称)上郷河原口線鉄道横断部につきまして、平成27年度から工事を進めてきているところでございます。当該事業につきましては、鉄道の下に当たります大型構造物の設置が終了しまして、周辺の附帯工事を実施しておりますけれども、今年度末の供用開始に向け事業が進捗していることから、現状の報告をさせていただきます。お手元資料をご用意させていただきましたので、ご参照いただければと思います。  詳細につきましては道路整備課長から説明させていただきます。 ◎道路整備課長 それでは、本事業で現在実施している工事の進捗状況と、供用開始までに実施する工事の予定について説明させていただきます。  初めに、工事の範囲と内容についてご説明いたします。お手元資料1、右側の計画平面図をご覧ください。計画平面図では、JR相模線と相鉄線の厚木線引込線の鉄道敷をアンダーパスにより通り抜けられる(仮称)上郷河原口線本線部と、新たな交通経路を補完する関連道路、そして鉄道敷北側の北側側道の範囲を示してございます。グレーで着色してあるところは車道、そして濃いグレーはアンダーパス本線部を示しており、黄色は歩道、そして緑の矢印は通行経路を示してございます。  資料2では、計画横断図にて道路の幅員構成を示してございます。本線部は、南側県道40号横浜厚木と市立図書館前交差点から北方向に鉄道敷をくぐり抜けた先の市道59号線交差点までの延長約350メートルの区間で、車道幅員は7.5メートル、歩道幅員は4メートルの仕様となります。関連道路は、文化会館駐車場北側を鉄道敷に沿って新設した路線で、延長約200メートル、車道幅員7.5メートル、歩道幅員2.5メートルの仕様となります。北側側道は、アンダーパス道路計画により、道路と高低差が生じた沿線土地に対する接道を確保する目的の道路で、延長約240メートル、車道幅員4.5メートル、歩道幅員2.5メートルの仕様で計画しております。  現在の施工状況説明いたします。本線部区間内では、道路側溝や集水ますなどの排水構造物と、2層仕上げとなる道路表面のアスファルト舗装の1層目が仕上がっております。また、道路照明灯の配電設備工事がほぼ完了し、本日は、歩道の一部をアスファルト舗装の施工を行っております。関連道路では、文化会館駐車場への入口までは、排水構造物とアスファルト舗装の1層目まで仕上がっており、歩道を含めたその他の区間は砕石による路盤まで仕上げた状態でございます。  次に、本線部の供用開始に必須となる今後実施する工事についてでございます。本線部では、県道交差点部の改良や工場製作中の冠水表示板の設置などを進めてまいります。関連道路では、西側の市道14号線と接続する部分について、県の上郷立体事業の用地交渉進捗に合わせ、歩道及び車道のアスファルト舗装工事を発注する予定でございます。このほかに北側側道の整備工事は本線部の供用開始には直接影響はございませんが、今年度発注予定で進めてございます。また、工事ヤードや発生土仮置場として借地している本事業周辺土地をお返しするための機能回復に必要な整地なども行うことになります。  次に、供用開始に合わせた通行経路の変更についてご説明いたします。現在の市立図書館前交差点は、本線部供用開始の際には西側に約15メートル移動することになりますが、この新設交差点供用に伴い図書館西側の市道2074号線、図面で赤塗り区間となります。ここは、車両通行はできなくなります。これを補完する通行経路として、新たに整備した関連道路を市道14号線へ接続いたすものです。関連道路は市道14号線とは丁字交差点となりますが、踏切直近であることから安全性と利便性を考慮し、左折通行のみの交差点となります。なお、この丁字交差点は、県が行っている上郷立体事業が完成するまでの暫定的な形態であり、完成形は、高架橋の下となる現在の市立図書館西側交差点で、県道40号横浜厚木との信号処理の十字交差点として接続される計画でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑意見に入ります。質疑意見のある方はどうぞ。 ◆田中ひろこ 委員 文化会館のロータリーに入る2074号線が赤くなっているので、南側から入っていけなくなるのかな。どういうふうに入っていけばいいですか。 ◎道路整備課長 総合福祉会館と中央図書館の間のグレーの道がありますが、ここは通行できる状況になります。ですので、県道の市立図書館前の交差点からは入っていけませんが、新しくできる交差点の西側に側道がついておりまして、緑の矢印で二股に分かれているところを左に行っていただき、突き当たりを右折して、もう1回右折していただいて、入るという経路が通行できます。 ◆田中ひろこ 委員 文化会館の駐車場に入っていく入り口は1個だけですか。この地図でいくと、何かほかからも出入りできてしまうような感じですけれども、1個だけでしょうか。 ◎道路整備課長 現在も利用してございます鉄道敷との間の関連道路のところから入って、出るところもここ1か所ということで整備することになります。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑意見もないようですので質疑意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑意見を終結いたします。  本件報告でありますので、ご了承願います。  次に、日程第4 その他でございますが、各委員から何かございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 部長から何かございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして経済建設常任委員会を散会といたします。大変お疲れさまでした。                                    (午前9時43分散会)...