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令和 5年 9月 第3回定例会-08月29日-01号

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  1. 海老名市議会 2023-08-29
    令和 5年 9月 第3回定例会-08月29日-01号


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    最終取得日: 2024-09-18
    令和 5年 9月 第3回定例会-08月29日-01号令和 5年 9月 第3回定例会          令和5年8月29日(令和5年第3回定例会第1日目) 令和5年8月29日午前9時30分、第3回海老名市議会定例会海老名市役所議事堂に招集した。 1.出席議員   19名              吉田みな子議員    三宅紀昭 議員              黒田ミホ 議員    たち登志子議員              田中ひろこ議員    つつ木みゆき議員              志野誠也 議員    市川洋一 議員              福地 茂 議員    戸澤幸雄 議員              葉梨之紀 議員    佐々木弘 議員              松本正幸 議員    倉橋正美 議員              森下賢人 議員    宇田川希 議員              日吉弘子 議員    藤澤菊枝 議員              永井浩介 議員 2.欠席議員   なし 3.議事日程   日程第1  報告第8号  専決処分の承認を求めることについて(令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号))   日程第2  報告第9号  継続費精算報告について(市道62号線延伸道路整備事業費ほか1件)   日程第3  報告第10号 公共下水道事業会計継続費精算報告について(河原口排水区234号ほか1排水路整備事業費
      日程第4  報告第11号 令和4年度決算に基づく健全化判断比率等について   日程第5  報告第12号 債権の放棄について(在宅福祉サービス利用料ほか5件)   日程第6  議案第41号 海老名市廃棄物の減量化、資源化、適正処理等に関する条例の一部改正について   日程第7  議案第42号 海老名市火災予防条例の一部改正について   日程第8  議案第43号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分について   日程第9  議案第44号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   日程第10 議案第45号 令和5年度海老名市一般会計補正予算(第6号)   日程第11 議案第46号 令和5年度海老名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   日程第12 議案第47号 令和5年度海老名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   日程第13 認定第1号  令和4年度海老名市一般会計歳入歳出決算認定について   日程第14 認定第2号  令和4年度海老名市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   日程第15 認定第3号  令和4年度海老名市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   日程第16 認定第4号  令和4年度海老名市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   日程第17 認定第5号  令和4年度海老名市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について   日程第18 認定第6号  令和4年度海老名市公共下水道事業会計決算認定について 4.付議事件   議事日程に同じ 5.説明のため出席した者 27名   市長         内野 優       副市長        萩原圭一   副市長        柳田理恵       教育長        伊藤文康   市長室・保健福祉担当理事          都市建設担当理事   松本潤朗              江成立夫   教育担当理事     小宮洋子       理事兼まちづくり部長 谷澤康徳   市長室長       澤田英之       財務部長       藤川浩幸   市民協働部長     告原幸治       保健福祉部長     伊藤 修   経済環境部長     金指太一郎      消防長        大野公彦   教育部長       中込明宏       危機管理担当部長   村上順一   市長室次長      高田俊一       財務部次長      佐藤哲也   市民協働部次長    曽田 努       保健福祉部次長(子育て担当)                                    奥田ともみ   保健福祉部次長(健康・保険担当)      保健福祉部次長(福祉担当)              小松幸也                  篠原勝彦   経済環境部次長    吉沢正樹       まちづくり部次長(都市担当)                                    清田 聡   まちづくり部次長(建設担当)        消防本部次長     河井 務              佐藤秀之   教育部次長      江下裕隆 6.出席した事務局職員  5名   事務局長       小澤孝夫       事務局次長      中島真二   議事調査係長     左藤文子       副主幹        田代貴之   主査         江﨑英俊 7.速記員出席者     1名   株式会社 澤速記事務所   速記士        佐藤悦子 8.会議の状況                    (午前9時30分 開会) ○議長(宇田川希 議員) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより令和5年第3回海老名市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  定例会開会に当たり、市長から招集のご挨拶をお願いいたします。                 〔市長(内野 優) 登壇〕 ◎市長(内野優) おはようございます。令和5年第3回海老名市議会定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところ、本定例会にご参集いただき、誠にありがとうございます。  初めに、今年の夏は例年に比べて気温が高く、全国各地で連日のように最高気温35度以上の猛暑日を記録しております。本市は、神奈川県内で最も気温が高い地域と言われており、暑い日が続いております。今週から9月に入りますが、まだまだ暑い日が続くことが想定されるため、引き続き熱中症等に十分注意していただくようお願い申し上げます。  現在、3つの台風が発生していることから、今後の進路を注視するとともに、情報を的確に捉え、災害に備えてまいります。私どもの危機管理の職員が言いますには、この3つの台風が終わった後でまだ3つ卵があるそうでございまして、連日、来る予定でありますので、どうか、議員の皆様、よろしくお願い申し上げたいと思います。また、昨今の異常気象や災害に対しても、常に最悪の事態を想定し、市としても万全な体制を整えてまいりたいと考えております。  さて、この夏、各地域で行われた夏祭りや盆踊り、合わせて26か所に伺いました。昨年まではコロナの影響で自粛されておりましたが、各会場でにぎわいを見せ、元気な子どもたちの姿を多く見かけました。このようなイベントが盛大に開催されることによって、海老名が元気になり、地域のつながりの大切さを改めて感じているところでございます。  今月1日の本市の人口が14万40人となり、14万人を達成いたしました。そこで、今月24日、14万人を達成した日に出生届を提出したご家族を招待し、14万人達成記念式典を開催したところでございます。人口14万人の達成は、市の総合計画に掲げた目標より3年早い達成で、海老名駅周辺の開発等によるものが大きく、今後も市役所周辺など開発が進み、人口の増加が見込まれております。  話は変わりますが、先日、本市と災害協定を締結している山梨県甲斐市から約4000匹のスズムシが寄贈され、保育園、幼稚園や学童保育クラブ、高齢者施設などに配付しました。これは、以前から親交のある保坂市長から、海老名の皆さんにスズムシの音色を楽しんでいただきたいとの思いで、保坂市長が自ら運んできていただきました。その後、保坂市長から直接市内の保育園の園児にお渡ししていただき、子どもたちは目を輝かせて興味を示しておりました。  今月8日、9日の2日間にわたり行われました吹奏楽コンクール神奈川県大会において、海老名中学校吹奏楽部が最高位である朝日賞を2年続けて受賞いたしました。また、惜しくも代表を逃しましたが、有馬中学校吹奏楽部が金賞を受賞するなど、本市の中学生が優秀な成績を納めました。また、合唱におきましても、2校がある程度上位のほうに入っております。海老名中学校は、来月3日に茨城県水戸市で行われます東関東吹奏楽コンクールに出場します。全国の切符を目指すとともに、今まで積み重ねてきた練習の成果を発揮し、楽しみながら精いっぱい演奏していただきたいと思っております。海老中吹奏楽部OBである私自身も非常にうれしく思っており、多くの方々に勇気と感動を与えてくれることでしょう。このように未来ある海老名の子どもたちから音楽のあふれるまち海老名を発信するとともに、ますます飛躍してくれることを確信しております。  さて、本定例会は、海老名市廃棄物の減量化、資源化、適正処理等に関する条例の一部改正についてをはじめ、ご提案させていただきます案件は、各会計決算認定も含め18件でございます。議員各位におかれましては、よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申し上げ、招集の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。                 〔市長(内野 優) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) 会期の決定についてお諮りいたします。お手元に配付いたしました会期日程(案)のとおり、本定例会の会期を本日から向こう32日間、9月29日までとしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は本日から向こう32日間、9月29日までと決しました。  次に、会議録署名議員の指名を行います。本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、戸澤幸雄議員、葉梨之紀議員を指名いたします。  本日の議事日程並びに議長報告、専決処分報告及び監査委員からの報告については、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  それでは、市長から、本定例会に上程されます諸議案の一括説明を求めます。                 〔市長(内野 優) 登壇〕 ◎市長(内野優) それでは、本日提案をいたします諸議案の提案理由について一括してご説明を申し上げます。  初めに、日程第1 報告第8号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号))でございます。  本補正予算は、下今泉コミュニティセンターの空調設備故障に伴う改修工事及び樹木医の診断の結果、倒木の危険性がある桜の伐採等に係るものでございまして、令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号)を令和5年8月8日に専決処分いたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。これらは、予備費により速やかに実施したいものでありましたが、地震災害や風水害に備える予備費からの支出額としては過大であると判断したことから、専決処分を行ったものでございます。  次に、日程第2 報告第9号 継続費精算報告について(市道62号線延伸道路整備事業費ほか1件)でございます。これは、一般会計予算の継続費に係る事業が終了し、継続費精算報告書を調製いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものでございます。  以上、報告第8号及び報告第9号の内容につきましては佐藤財務部次長から説明いたします。  次に、日程第3 報告第10号 公共下水道事業会計継続費精算報告について(河原口排水区234号ほか1排水路整備事業費)でございます。これは、公共下水道事業会計予算の継続費に係る事業が終了し、継続費精算報告書を作成いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により報告するものでございます。内容につきましては清田まちづくり部次長から説明いたします。  次に、日程第4 報告第11号 令和4年度決算に基づく健全化判断比率等についてでございます。これは、財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものでございます。  次に、日程第5 報告第12号 債権の放棄について(在宅福祉サービス利用料ほか5件)でございます。これは、海老名市債権管理条例第10条第1項の規定により、非強制徴収債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  以上、報告第11号及び報告第12号の内容につきましては佐藤財務部次長から説明いたします。  次に、日程第6 議案第41号 海老名市廃棄物の減量化、資源化、適正処理等に関する条例の一部改正についてでございます。これは、事業系一般廃棄物処理手数料の見直しを行いたいものでございます。内容につきましては金指経済環境部長から説明いたします。  次に、日程第7 議案第42号 海老名市火災予防条例の一部改正についてでございます。これは、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、所要の改正をいたしたいものでございます。内容につきましては大野消防長から説明いたします。  次に、日程第8 議案第43号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございます。これは、令和4年度公共下水道事業会計決算に伴う未処分利益剰余金を処分することについて、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。内容につきましては谷澤理事兼まちづくり部長から説明いたします。  次に、日程第9 議案第44号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。これは、現委員の秋庭博行氏の任期が令和5年12月31日で満了となりますので、再推薦をいたしたいものでございます。内容について後ほどご説明申し上げます。  次に、日程第10 議案第45号 令和5年度海老名市一般会計補正予算(第6号)でございます。本補正予算は、「ひとの命と治安をまもる」をテーマとした緊急の補正予算として位置づけており、交通安全、防犯、インフルエンザワクチン接種の無償化、倒木のおそれのある桜の伐採など、市民の安全に資する事業を中心とした補正予算を編成しております。今回の補正は、第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6174万7000円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ512億8753万5000円とするものでございます。また、第2条で継続費の追加を、第3条で繰越明許費の設定を、第4条で債務負担行為の追加をいたしたいものでございます。内容につきましては藤川財務部長から説明いたします。  次に、日程第11 議案第46号 令和5年度海老名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は、第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ927万5000円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ123億2117万2000円とするものでございます。  次に、日程第12 議案第47号 令和5年度海老名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は、第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1192万8000円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ92億4971万1000円とするものでございます。  以上、議案第46号及び議案第47号の内容につきましては小松保健福祉部次長から説明いたします。  次に、日程第13 認定第1号 令和4年度海老名市一般会計歳入歳出決算認定について、日程第14 認定第2号 令和4年度海老名市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第15 認定第3号 令和4年度海老名市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第16 認定第4号 令和4年度海老名市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第17 認定第5号 令和4年度海老名市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第18 認定第6号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計決算認定についてでございます。認定第1号から認定第6号までにつきましては、監査委員の決算審査意見書のほか、主要な施策の成果に関する説明書をお配りいたしました。これらをご高覧いただき、ご審議いただきますようお願い申し上げます。  令和4年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の終息が見通せない厳しい状況に加え、原油価格や原材料費の高騰も国内経済の先行きにとって不安材料となりました。そうした中でも市制施行50周年プラス1(ワン)事業として3年ぶりに開催したえびな市民まつりは、あいにくの雨の中ではありましたが、5000発の打ち上げ花火で大いに盛り上がったことが強く印象に残っております。  コロナ禍であっても、本市の人口は、今年7月14日に14万人を超え、さらに市役所周辺地区の市街化区域編入が予定されているなど、15万人という数字が現実味を帯びてきているものと実感しております。コロナ禍で一時的に落ち込んだ市税収入も、人口増に併せ大幅に増額となるなど、本市がいかに活力のあるまちであるかを象徴していると感じております。  令和4年度は、市民の皆様のたくさんの笑顔のために、様々な施策を前へ進めるべく、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図りながら、未来へのつながる持続可能な行財政運営を行うため、「コロナ禍に光を見出す、将来の健全財政を維持」をキャッチフレーズに当初予算を編成いたしました。国の令和3年度の補正予算と令和4年度の当初予算を活用して一体的に編成する16か月予算として当初予算を編成しましたが、新型コロナウイルス感染症に資する事業を能動的、機動的に実施するため、3年連続15回にわたる補正予算を編成し、市民生活を維持し、市内経済を下支えする切れ目のない対策を実現いたしました。これらの補正予算につきましては、迅速かつ綿密なご審議を通じ、速やかにご決定いただきました議員各位に改めてお礼申し上げます。  本市の令和4年度の歳入に目を向けますと、海老名駅西口地区の開発や人口増などが順調に推移しており、個人市民税、固定資産税、法人市民税の全ての税目で増加し、過去最大の市税収入となったところでございます。令和4年度は、コロナ禍であっても着実に事業を執行したことで、実質収支額が21億円余りとなり、昨年度に比べ8億円ほど減少しております。これは、電気、水道などの光熱費などの物価高騰が影響していることもありますが、県内を見ても同じような傾向となっております。この実質収支額は、各種施策を着実に実行した中で生じたものであり、問題があると認識しておりません。本決算が認定された後には純繰越金として基金等に適切に積み立ててまいります。今後も円安などに伴う歯止めのかからない物価の上昇などに注視しながら、必要な財源の確保を行うとともに、市債と基金を双方のバランスに留意しながら活用していくところでございます。  次に、歳出につきまして、令和4年度の施政方針で申し上げました主要な8つの施策を中心に説明をさせていただきます。  1点目は「充実して暮らせるまち」でございます。  市制施行50周年記念プラス1(ワン)事業に位置づけたえびな市民まつりを3年ぶりに開催し、5000発の花火など目玉イベントがあることにより、例年以上に盛り上がりました。  市内の防犯灯のLED化を積極的に推進するため、4年計画を3年計画に前倒したことにより、市内約9000灯の防犯灯、全てのLED化が完了し、市民の安全を守るとともに環境負荷の軽減を図りました。  2点目は「健やかに暮らせるまち」でございます。  海老名駅間施設ViNA GARDENS PERCH(ビナガーデンズパーチ)において、えびな健康・医療コンシェルジュセンターを令和4年8月1日に開設し、若い世代をターゲットに相談・講座等、健康・医療プログラムを展開いたしました。  市民が24時間365日健康に関する不安を相談できるコールセンターを整備し、深夜帯等でも途切れることのない健康相談体制を確立いたしました。  新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、集団接種会場や夜間接種会場を設置し、生後6か月以上の市民を対象にワクチン接種を実施いたしました。引き続き、県内上位の接種率を維持しております。  3点目は「にぎわいがあり自然に優しいまち」でございます。  新型コロナウイルス感染症及び原油価格、物価高騰の影響を受け、厳しい状況が続いている市民の生活支援及び消費喚起による地域経済の活性化を図るため、市内でのみ使用可能なプレミアム付商品券を発行しました。  令和元年度から実施している家庭系ごみの一部有料化と戸別収集を引き続き実施することで家庭から排出されるごみの分別を促進し、燃やせるごみのより一層の減量化、資源化の促進を図りました。  4点目は「便利で快適に暮らせるまち」でございます。
     市道62号線を延伸し、郷ノ泉橋を設置することで、安全で快適な生活環境の向上を図りました。  将来的な人口減少や少子・高齢化を見据え、受益者負担の適正化、負担の公平性、財源の確保を目的に公共施設附帯駐車場の有料化を実施しました。  5点目は「豊かな学びを育むまち」でございます。  中学校給食の完全実施に向けた公設民営の給食施設食の創造館増築棟の建設工事を開始し、令和6年4月からの中学校給食の開始に併せ、予定どおり事業を進めております。  中学生の学習習慣の確立・学習意欲の向上を目指し、日常的な生活習慣の定着や居場所づくり、進学に関する支援を行う事業を中部地区に続いて新たに北部地区で開始しました。  6点目は「安全で安心して暮らせるまち」でございます。  甚大化する災害等にも確実に対応し、将来にわたり安全・安心なまちを維持できるよう、老朽化した消防署南分署の移転、建替え整備を進めました。  消防車両更新計画に基づき、消防車両を更新することで、万全な出動体制を整え、市民の安全・安心を確保することを目的に消防ポンプ自動車と高規格救急自動車を更新しました。  市民等への災害に関する情報の入手手段や対策、心構え、各種ハザードを記載した防災ガイドブックを新たに作成し、配付することで、市民の防災意識の向上を図りました。  7点目は「かがやきを創造するまち」でございます。  DXを活用したスマート窓口・引越しワンストップを設置し、行かない・待たない・書かないをテーマに各種証明書の発行等手続を簡素化するとともに、住所異動手続の事前申請を可能にいたしました。  アンケートやワークショップ等の市民参加手法を取り入れ、市の施策展開との整合性を確認しながら、公共施設再編(適正化)計画の改定案の作成を進めました。  8点目は「新たな発見ができるまち」でございます。  市制施行50周年記念プラス1(ワン)事業として5050EBINAダンスを実施し、市民の笑顔と元気を発信するとともに郷土愛の醸成を図りました。  海老名市の認知度の向上や市民の愛着と誇りの醸成を図るため、PR事業を展開し、積極的に市の魅力を発信しました。  主要な施策の説明については以上でございます。  次に、令和4年度の決算に係る財政指標の状況でございます。  お配りした資料にもありますように、引き続き、健全化判断比率及び資金不足比率は、ともにそれぞれの健全化基準を大きく下回っており、良好な状況を堅持しております。健全化判断比率のうち、実質公債費比率は、高座清掃施設組合の組合債の償還額が増えてきていることから、前年度から0.9ポイント増加し、4.6%となりました。  将来負担比率は基金残高が伸びたものの、交付税算入される地方債額が大きく減少し、充当可能財源が全体として減少しました。一方で分母に当たる標準財政規模が増えたことから、前年度から0.5ポイント減少し、28.2%となりました。  財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、歳出面では、電気代などの物価高の影響を強く受けたこと、歳入面では、普通交付税不交付団体となり、臨時財政対策債などの経常的な収入が大きく減少したことから、前年度から4.2ポイント増加し、93.8%となりました。  令和4年度決算と令和3年度決算を比較してみますと、本市の義務的経費や消費的経費が減少しているように見えますが、引き続きコロナ禍の国の施策による扶助費や補助費等の変動が大きく影響しております。  財務当局で、2か年にわたり、新型コロナウイルス感染症関連事業費を差し引いた決算の分析をしたところ、義務的経費、消費的経費ともに大きく増額となっており、それぞれ扶助費が約6億6000万円、補助費等は約5億9000万円増加し、各経費は拡大している状況です。このことからも本市の事業が停滞しているような状況ではないことは断言することができます。  歳入における自主財源比率は、本決算では国庫支出金などの依存財源が多かったことから61%と算出されていますが、今回の分析では63.5%とコロナ禍以前の水準を維持しております。これらの分析により、令和5年度に繰り越した事業などを除き、新型コロナウイルス感染症関連事業に約6億円の一般財源を活用したことが分かりました。これらのことは、決算書や決算説明資料では見えていない部分ではありますが、本市ではこうした状況をしっかりと分析しております。  議員各位におかれましては、議会の場を通じて、数多くの課題解決に向けた提案や激励などをいただきました。  また、多くの市民の皆様の応援や、ご協力があり、今ここに至ることができたことに感謝しております。  以上、令和4年度決算の概略を説明いたしました。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。  なお、各会計決算の詳細につきましては、認定第1号及び認定第5号を藤川財務部長から、認定第2号から認定第4号までを伊藤保健福祉部長から、認定第6号を谷澤理事兼まちづくり部長からそれぞれ説明いたします。  以上、本日提案いたします諸議案の提案理由を一括してご説明申し上げました。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わります。                 〔市長(内野 優) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより日程に入ります。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 初めに、 △日程第1 報告第8号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。  財務部次長の説明を求めます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 登壇〕 ◎財務部次長(佐藤哲也) それでは、報告第8号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号))でございます。  議案書の1ページをご覧いただきたいと存じます。提案理由につきましては先ほど市長より申し上げたとおりでございます。  2ページは専決処分書でございます。  今回の補正予算は、本年7月に下今泉コミュニティセンターの空調設備が一部不調となり、速やかに改修工事を実施する必要が生じたこと、並びに、本年4月及び5月に学校敷地内の桜が倒木したことを受け実施した樹木調査の結果、速やかに伐採すべきと診断された桜について、児童生徒の安全確保のため、速やかに伐採する必要が生じたことから、令和5年8月8日付をもって専決処分をさせていただいたものでございます。  それでは、令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号)の内容につきましてご説明申し上げます。  5ページをご覧いただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。各款項の補正額とその内容につきましてご説明申し上げます。  18款繰入金2項基金繰入金、1881万3000円の増は、本補正予算における財源不足額を基金から繰り入れるものでございます。  21款市債1項市債、2290万円の増は、対象事業費の増額に伴います、コミュニティセンター大規模改修事業債の増額でございます。  歳入合計は4171万3000円の増でございます。  6ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。こちらも各款項の補正額とその内容につきましてご説明申し上げます。  2款総務費1項総務管理費、2444万2000円の増は、下今泉コミュニティセンターの空調設備が一部不調となり、稼働しない日が発生していることから、改修工事を実施することに伴います、コミュニティセンター等改修事業費の増額によるものでございます。  10款教育費は1727万1000円の増でございます。  2項小学校費、1510万5000円の増は、本年4月及び5月に学校敷地内の桜が倒木したことを受け実施した樹木調査の結果、速やかに伐採すべきと診断された桜を伐採することに伴います、小学校維持管理経費の増額によるものでございます。  3項中学校費、216万6000円の増は、小学校費と同様の理由による、中学校維持管理経費の増額によるものでございます。  歳出合計は4171万3000円の増でございます。  7ページをご覧いただきたいと存じます。第2表 地方債補正の1 変更でございます。  コミュニティセンター大規模改修事業につきましては、対象事業費の増額に伴いまして、地方債の限度額、1210万円を3500万円とするものでございます。  次の8ページから14ページまでは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご承認くださいますようお願い申し上げまして説明を終わります。               〔財務部次長(佐藤哲也) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。松本正幸議員。 ◆(松本正幸 議員) それでは、質疑させていただきます。  下今泉コミセンの空調設備の故障ということで、今回全て取り替えるということです。年2回、メンテナンスを行われているというふうに聞いているのですけれども、故障の早期発見という点では、メンテナンスを増やすという、そういう考えはなかったのか、伺いたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(告原幸治) 保守についてということでございますけれども、保守につきましては、年3回ほど実施させていただいておりまして、一番直近でありますと、5月に実施させていただいたところでございます。その際の報告といたしましては、不具合はございませんけれども、老朽化しているので、更新の検討をお願いしたいというようなお話でございました。ということで、保守については年3回ということで十分対応できているものというふうに考えております。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) 松本正幸議員。 ◆(松本正幸 議員) コミセン・文化センター、残り11館あります。そのほかにも施設はあると思うのですけれども、その辺の点検具合というのはどうなのか、伺いたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(告原幸治) 他のコミュニティセンター・文化センターにつきましても同様の形で保守の対応をさせていただいております。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) 松本正幸議員。 ◆(松本正幸 議員) 分かりました。  それであと、桜のことなのですけれども、今年の4月、5月に桜の木の倒木があったということで、大きな事故につながらなくてよかったなと思いますけれども、専決処分で32本伐採ということなのですが、対応が急がれる倒木の安全点検というのはどういう形で実施されたのか、伺いたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 教育部長。 ◎教育部長(中込明宏) まず、樹木医による診断費については、6月の議会のほうで可決いただいたところでございます。その後、7月に365本の桜について診断をさせていただいております。そのうち、判定というのが4段階になってございまして、危険と判定された樹木が87本あったということでございます。その中でも伐採の優先度として特に速やかに対応する必要があった32本につきまして、今回、専決処分でやらせていただいたということでございます。ちなみに8月25日、金曜日の時点で、この32本につきましては、全て伐採のほう、完了してございます。  以上でございます。 ○議長(宇田川希 議員) ほかに――吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 質疑いたします。  今回、桜の木の倒木の危険性のあるものについては、予備費ではなくて専決処分でということで理解をしています。  コミセンの空調なのですが、専決処分でされてはいるのですが、初日、今日の議会での審議を経て特出しで議決という方法もあったのではないかと思うのです。議論も含めてやった上でということもあったのではないかなと思っています。実は柏ケ谷保育園でも空調が止まってということで、複数、今、市の公共施設、保育施設などでも止まっているというようなことがあるので、そうしたことからも、専決処分にした理由について改めてお願いいたします。 ○議長(宇田川希 議員) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(告原幸治) 下今泉コミュニティセンターの専決処分の理由ということでございますけれども、経緯も含めてご説明させていただきますと、下今泉コミュニティセンターにつきましては、1階に2系統、2階に2系統、合計4系統の空調設備で運転をさせていただいております。本年7月14日の日に2階エリアの系統の1つが停止いたしまして、2階の半分程度、空調が効かなくなったということがございましたが、こちらにつきましては、次の日に復旧をしているところでございます。その後、18日の日に、4系統中3系統が運転を停止したということがございまして、2階の全てと1階の半分程度が空調が止まったという事態が起こりました。当日の日に職員のほうで現場の作業や、営繕課の職員も立ち会っていただきながら確認をして、空調設備を再起動させたところ、全て再開したというところでございます。運転停止の原因といたしましては、老朽化した機器類が猛暑の影響で動作不良を起こしたものと推測しているところでございます。この後、しばらく運転は全て継続しておりましたけれども、8月3日の日に再度エリアの1系統が停止いたしました。この際、停止した系統についても、翌日、運転は再開いたしましたけれども、頻繁に停止するというような事態が起きたということから、早急に機器を交換する必要があると判断いたしまして、補正予算の手続をさせていただいたところでございます。機器の交換に当たりましては、コミュニティセンターを閉館せずに実施していきたい、また、空調の必要性が高くなる冬までに確実に作業を進めたいということから、8月8日付で専決処分させていただいたところでございます。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 分かりました。先ほど老朽化等、猛暑で作動しなかったということが考えられるとご答弁がありました。今年、例年にない暑さが続いていて、こうした暑さが標準的になっていくのではないかと私は予想します。酷暑の中でクーラーが今後も止まっていく可能性があるということを想定し、危機管理対応マニュアルなども、空調が止まったときにどうするかなども含めたことを策定することも必要と考えます。もちろん予防改修という形で、もっと早めな改修も必要とは思うのですが、今回こうした教訓をどう生かすか、そのことについてのご見解をお伺いいたします。 ○議長(宇田川希 議員) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(告原幸治) 今回の教訓ということでございますけれども、昨年、社家コミュニティセンターの空調が停止したというような実態もございまして、その際の実績がございまして、今年度の対応についても迅速な対応が図られたものと思っております。対応といたしましては、市のほうで持っておりますスポットクーラー、そういったものをかき集めさせていただいて、その際には対応すると、また、利用者の安全が第一でございますので、他のコミセンへの誘導なども事前に調整を図っていくということも準備としてさせていただいております。今後についても迅速な対応が図れるよう準備してまいりたいと考えています。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 改めてスポットクーラーの常備数等も補充も含めて検討していっていただきたいと思います。  最後、教育委員会で、桜の危険度なのですが、今回、32本の危険度はどのぐらいだったのでしょうか。 ○議長(宇田川希 議員) 教育部長。 ◎教育部長(中込明宏) 先ほど、まず危険と判定された樹木が(時間切れのブザーが鳴る)87本とお話しさせていただきましたけれども、専決処分させていただいた32本については、著しく危険度が高いということで、速やかにということで専決処分させていただきました。(吉田みな子議員「4段階のうち」と呼ぶ)4段階のうちの4番目です。32本、4つに分かれていまして、4番目の32本でございます。1から3番目のやつについては補正予算で対応させていただいているところでございます。 ○議長(宇田川希 議員) ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております報告第8号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって報告第8号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宇田川希 議員) 討論を終結いたします。  これより報告第8号を採決いたします。本件を報告のとおり承認するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって報告第8号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度海老名市一般会計補正予算(第5号))は承認することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第2 報告第9号 継続費精算報告について(市道62号線延伸道路整備事業費ほか1件)、 △日程第3 報告第10号 公共下水道事業会計継続費精算報告について(河原口排水区234号ほか1排水路整備事業費)、以上2件を一括議題といたします。  初めに、報告第9号について財務部次長の説明を求めます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 登壇〕 ◎財務部次長(佐藤哲也) 報告第9号 継続費精算報告について(市道62号線延伸道路整備事業費ほか1件)につきましてご説明申し上げます。  議案書の15ページをご覧いただきたいと存じます。継続費として設定いたしました市道62号線延伸道路整備事業費ほか1件が終了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、報告させていただくものでございます。  16ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市一般会計継続費精算報告書でございます。  8款土木費2項道路橋りょう費、市道62号線延伸道路整備事業費でございます。令和2年度から令和4年度までの3か年継続事業でございまして、全体計画の年割額の合計は3億310万円でございます。実績の支出済額でございますが、合計で2億7797万5600円でございます。財源内訳は、国県支出金が1億197万5000円、地方債が1億5670万円、一般財源が1930万600円でございます。年割額と支出済額の差でございますが、合計で2512万4400円でございます。  同じく8款土木費2項道路橋りょう費、市道62号線(並木橋)歩道橋架設事業費でございます。平成30年度から令和4年度までの5か年継続事業でございまして、全体計画の年割額の合計は17億8000万円でございます。実績の支出済額でございますが、合計で17億4257万6942円でございます。財源内訳は、国県支出金が6億4647万円、地方債が9億90万円、一般財源が1億9520万6942円でございます。年割額と支出済額の差でございますが、合計で3742万3058円でございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) 次に、報告第10号についてまちづくり部次長の説明を求めます。               〔まちづくり部次長(清田 聡) 登壇〕 ◎まちづくり部次長(清田聡) 報告第10号 公共下水道事業会計継続費精算報告について(河原口排水区234号ほか1排水路整備事業費につきましてご説明申し上げます。  議案書の17ページをご覧いただきたいと存じます。継続費として設定いたしました河原口排水区234号ほか1排水路整備事業におきまして、継続年度が終了いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、報告させていただくものでございます。  18ページの令和4年度海老名市公共下水道事業会計継続費精算報告書をご覧いただきたいと存じます。本継続事業費は、令和3年度から令和4年度までの2か年の事業費でございます。河原口二丁目地内における雨水管渠の整備にかかる工事費と設計積算監理業務委託費を執行いたしました。全体計画の年割額の合計9057万2000円に対し、実績の支払義務発生額は7126万200円となっております。財源内訳は企業債5080万円、国庫補助金2000万円、損益勘定留保資金46万200円となっております。  以上、大変雑駁なご説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。               〔まちづくり部次長(清田 聡) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  報告第9号及び第10号は、地方自治法施行令等の規定による報告でありますのでご了承願います。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第4 報告第11号 令和4年度決算に基づく健全化判断比率等についてを議題といたします。  財務部次長の説明を求めます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 登壇〕 ◎財務部次長(佐藤哲也) 報告第11号 令和4年度決算に基づく健全化判断比率等についてご説明申し上げます。  議案書の19ページをご覧いただきたいと存じます。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和4年度決算における財政の健全性の度合いにつきまして、健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率という指標に数値化し、報告するものでございます。  それでは、議案書の20ページをご覧いただきたいと存じます。1、令和4年度決算に基づく健全化判断比率でございます。健全化判断比率は、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率という4つの比率で構成されてございます。  本市の算定結果は、実質赤字比率と連結実質赤字比率につきましては、備考(1)に記載のとおり、実質赤字額と連結実質赤字額がないため、いずれの比率もバー表示となってございます。実質公債費比率は、前年度より0.9ポイント増の4.6%でございます。将来負担比率は、前年度より0.5ポイント減の28.2%でございます。  次に、2、令和4年度決算に基づく公営企業の資金不足比率でございます。本市で該当となる公営企業は、公共下水道事業会計でございます。備考(1)に記載のとおり、資金不足比率が算定されていないため、バー表示となりました。いずれの比率も国が定めた基準を大きく下回り、財政の健全性に問題はないということでございます。  なお、これらの比率につきましては、その算定基礎となる書類とともに、監査委員に審査をしていただきました。その審査意見もお手元にお配りしてございますので、あわせてご高覧いただきたいと存じます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  報告第11号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による報告でありますのでご了承願います。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第5 報告第12号 債権の放棄について(在宅福祉サービス利用料ほか5件)を議題といたします。  財務部次長の説明を求めます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 登壇〕 ◎財務部次長(佐藤哲也) 報告第12号 債権の放棄について(在宅福祉サービス利用料ほか5件)につきましてご説明申し上げます。  議案書の21ページをご覧いただきたいと存じます。本件は、海老名市債権管理条例第10条第1項の規定に基づき放棄した非強制徴収債権について、同条第2項の規定により報告させていただくものでございます。  22ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市債権管理条例に基づき放棄した非強制徴収債権一覧表でございます。放棄した非強制徴収債権は、在宅福祉サービス利用料が14件、6080円、老人保護費個人負担金が1件、10万9400円、障害者自立支援給付費返還金が1件、77万6685円、保育所延長保育料が5件、2万1500円、園児給食費(主食費)が6件、6000円、園児給食費(副食費)が3件、1万3500円でございます。放棄した事由につきましては、老人保護費個人負担金につきましては、同条例第10条第1項第2号に規定します債務者死亡によるもの、障害者自立支援給付費返還金につきましては、同項第1号に規定します破産免責によるもの、その他につきましては、同項第5号に規定します、時効期間満了によるものでございます。債権を放棄した日は、いずれも令和5年3月31日でございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。               〔財務部次長(佐藤哲也) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  報告第12号は、海老名市債権管理条例の規定による報告でありますのでご了承願います。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第6 議案第41号 海老名市廃棄物の減量化、資源化、適正処理等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  経済環境部長の説明を求めます。               〔経済環境部長(金指太一郎) 登壇〕 ◎経済環境部長(金指太一郎) 議案第41号 海老名市廃棄物の減量化、資源化、適正処理等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書23ページをお開きいただきたいと存じます。提案理由につきましては先ほど市長から申し上げたとおりでございます。  本案は、海老名市では、直営による事業系一般廃棄物の収集、運搬及び処分を行っておらず、今後も直営による収集運搬等を行う方針がないことから、事業系一般廃棄物処理手数料のうち、市が収集、運搬及び処分をする場合の手数料について削除するものでございます。  それでは、改正内容についてご説明申し上げます。  議案書の24ページをご覧いただきたいと存じます。別表第1、事業系一般廃棄物の部、「市が、市長が承認したものを収集、運搬及び処分をするとき。」の項を削除するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行期日を公布の日としたいものでございます。  以上、大変雑駁な説明ではございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。               〔経済環境部長(金指太一郎) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。松本正幸議員。 ◆(松本正幸 議員) それでは、質疑させていただきます。  市が収集運搬及び処分する場合、処理手数料を削除するということなのですけれども、大規模災害時など緊急の場合、対応をどうするのか、伺いたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(金指太一郎) 大規模災害時の対応ということでございますけれども、大規模災害時につきましては、環境省が策定いたしました災害廃棄物対策指針におきまして、災害廃棄物の定義を自然災害に起因して発生する廃棄物としているのに対し、事業系一般廃棄物は、事業活動に伴って発生する廃棄物であり、事業系一般廃棄物は、災害廃棄物の定義に含まれないということでございますので、災害廃棄物は廃棄物として処分することが可能であるというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(宇田川希 議員) 松本正幸議員。 ◆(松本正幸 議員) それとあと、周辺住民に迷惑をかけるごみ屋敷の処理や、あと、事業所の突然の撤退等で緊急に処理が必要な場合はどのような対処をするのか、伺いたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(金指太一郎) まず、ごみ屋敷の話でございますけれども、ごみ屋敷の場合には、例えばごみが敷地外に飛散、流出をしたり、あるいは害虫、悪臭などが発生するなど周辺に影響がない場合には市で指導することは非常に困難であるという状況です。敷地内の品物につきましても、所有者の財産権があることから、所有者の希望なく市で片づけることはできません。ただし、所有者が片づけを希望する場合、なぜごみを出すことができないのか、例えば身体的理由であるとか、疾病であるとか、そういった要因を確認し、ケースごとに寄り添った支援を現在行っているところでございます。  また、夜逃げのようなケースということでございますけれども、基本的に事業者が排出する廃棄物の多くは産業廃棄物であるということで、市で収集、運搬することはできません。このようなケースの場合には、県で許可を出している産廃事業者に収集、運搬処分を依頼し、行政代執行となる可能性がございます。廃棄物がもし一般廃棄物だった場合でございますけれども、廃棄物処理法により、事業者の責務で処分する必要があります。夜逃げした事業者の財産の一環であるため、緊急のケースですね、市が代替で収集することはございません。  以上でございます。 ○議長(宇田川希 議員) 松本正幸議員。 ◆(松本正幸 議員) 分かりました。将来、事業系ごみの収集をする場合、実際削除して本当に大丈夫なのかどうか、その辺伺いたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(金指太一郎) 先ほどご説明させていただきましたように、現時点では、市が直営で事業系の一般廃棄物の収集、運搬を行っておりませんし、計画の中でもその予定がございません。また、環境省の廃棄物の処理及び清掃に関する法律適用上の疑義について、市町村が処理していない一般廃棄物の処理手数料を条例で定めることはできないということにされていますので、今回、規定を削除するということにさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(宇田川希 議員) ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第41号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第41号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宇田川希 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第41号を採決いたします。本件を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって議案第41号 海老名市廃棄物の減量化、資源化、適正処理等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第7 議案第42号 海老名市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。  消防長の説明を求めます。               〔消防長(大野公彦) 登壇〕 ◎消防長(大野公彦) 議案第42号 海老名市火災予防条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の25ページをお開きいただきたいと存じます。提案理由につきましては先ほど市長より申し上げましたとおりでございます。  本案は、蓄電池設備及び固体燃料を使用する業務用の炭火焼き器について、基準の見直しが図られたことから、本市の火災予防条例においても同様に、一部を改正したいものでございます。  このうち、蓄電池設備については、脱炭素社会の実現等に向け、普及の拡大や大容量化が見込まれるとともに、材料などの多様化が進んでいること、日本産業規格などの標準規格において、出火防止措置や延焼防止措置が盛り込まれるようになってきたことなどを踏まえ、これまで主に開放型の鉛蓄電池の内容となっていた従前の基準について、蓄電池設備の種別や安全性に応じた内容となるよう所要の見直しが行われたものでございます。また、固体燃料を使用する業務用の炭火焼き器については、建築物など、周囲に一定の離隔距離を確保する必要があることから、設置できる場所が限られてしまう状況にありました。今般、炭火焼き器については、防火上の安全措置が講じられたものもあることから、基準の見直しが行われたものでございます。  改正内容でございますが、条例第13条第1項で規定している蓄電池設備の規制に係る単位が、アンペアアワー・セルからキロワットアワーに改められるとともに、規制対象となる蓄電池容量や、設置に係る取扱いを規定するものでございます。  次に、第3項及び第4項として、屋外に設ける蓄電池設備については、原則として建物などから3メートル以上の離隔距離を設ける必要がございますが、一定の要件を満たせば離隔距離を不要としたほか、キュービクル式のものでなくても、雨水等の浸入防止装置の講じられた筐体に収めればよいことと規定するものです。  また、第44条で20キロワットアワー以下の蓄電池設備は消防長への届け出を要しないと規定するものでございます。  次に、条例別表第3で規定している火気設備などの離隔距離について、固体燃料を用いた厨房設備として、炭火焼き器の建築物などへの離隔距離を、側方、前方、後方を50センチ、上方を100センチに、建築物などの部分を不燃材料で仕上げた場合、側方、後方を30センチ、上方を80センチと新たに規定するものでございます。  附則でございますが、施行期日を令和6年1月1日からとしたいものでございます。  また経過措置として、この条例の施行の際、現に設置され、または設置の工事がされている設備については、この規定にかかわらず、なお従前の例によるものでございます。  また、新たに該当することとなる蓄電池設備のうち、この条例の施行の日から起算して2年を経過するまでの間に設置されたもので改正後の規定に適合しないものについては、当該規定は適用しないとするものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。               〔消防長(大野公彦) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 火災予防条例の一部改正ですが、今回、条例を改正することで、特に火災危険に比して過大なものになっているという法改正があって、条例もそれに適合していくという内容だと理解をしています。事業者の厨房で取り扱う炭火焼き器が、今まで炉の扱いだったものが、今回、固形燃料という形で新たに規定をされて明確化されたということになっていると理解をしています。この条例改正で一番影響があるのが事業者の方だと思います。実際には、より使いやすくというか、整備しやすく、設置しやすくなった改正だと思いますので、周知のほうを事業者の方に広くちゃんと伝えていただくことが大事かと思うのですが、そのあたりの周知方法については現在どのようにお考えでしょうか。 ○議長(宇田川希 議員) 消防長。 ◎消防長(大野公彦) 周知方法ということですけれども、火災予防条例の一部改正ですので、まずホームページに載せて周知したいと考えております。また、議員おっしゃるとおり、今回、飲食店の方々の炭火焼き器が対象となりますので、市の関係する各課と連携を図りながら、また関係する団体、機関に協力いただきながら、広く周知していきたいと考えております。 ○議長(宇田川希 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) こういう周知については、商工会議所に入っている方などは、そうしたお知らせで情報を収集というか、知られる方が多いなというふうに実感していますので、先ほど関係団体や商工課だと思うのですが――とも連携してというお話だったので、ぜひそのあたりは周知に努めていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第42号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第42号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第42号を採決いたします。本件を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって議案第42号 海老名市火災予防条例の一部改正については原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第8 議案第43号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題といたします。  理事兼まちづくり部長の説明を求めます。             〔理事兼まちづくり部長(谷澤康徳) 登壇〕 ◎理事兼まちづくり部長(谷澤康徳) 議案第43号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分についてご説明申し上げます。  議案書の29ページをご覧いただきたいと存じます。提案理由につきましては先ほど市長より申し上げたとおりでございます。  令和4年度海老名市公共下水道事業会計の未処分利益剰余金につきましては、30ページ冒頭に記載のとおり5億1537万2069円を計上しております。  この未処分利益剰余金の内訳でございますが、1点目は令和3年度の純利益を減債積立金に積み立て、令和4年度決算における資本的収支不足額の補填財源として使用した2億6977万5672円でございます。  2点目としましては、令和4年度海老名市公共下水道事業会計決算における当年度純利益2億4559万6397円でございます。これらの未処分利益剰余金のうち、1点目の2億6977万5672円については、組入資本金に組み入れる処分をいたしたいものでございます。  また、2点目の2億4559万6397円については、企業債の償還に係る減債積立金に積み立てる処分をし、令和5年度公共下水道事業会計の資本的収入が資本的支出に不足する補填財源といたしたいものでございます。  参考資料といたしまして、令和4年度海老名市公共下水道事業剰余金処分計算書を添付してございます。こちらには資本金、資本剰余金、未処分利益剰余金をそれぞれ記載しておりますので、ご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。             〔理事兼まちづくり部長(谷澤康徳) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第43号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第43号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第43号を採決いたします。本件を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって議案第43号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分については原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第9 議案第44号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  市長の説明を求めます。                 〔市長(内野 優) 登壇〕 ◎市長(内野優) それでは、日程第9 議案第44号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて説明いたします。  本案は、現委員の秋庭博行氏が令和5年12月31日付で任期満了となりますので、再度推薦をいたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  秋庭氏の略歴につきましては参考資料のとおりでございます。特に教育分野での経験を生かした、これまでの様々な啓発活動等からも、人権擁護委員として最適任者であると判断し、提案させていただくものでございます。  よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。                 〔市長(内野 優) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第44号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第44号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第44号を採決いたします。本件に同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって議案第44号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することに決しました。  暫時休憩といたします。                            (午前10時39分 休憩)
         ――――――――――――――――― ○ ―――――――――――――――――                            (午前10時55分 再開) ○議長(宇田川希 議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、 △日程第10 議案第45号 令和5年度海老名市一般会計補正予算(第6号)、 △日程第11 議案第46号 令和5年度海老名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、 △日程第12 議案第47号 令和5年度海老名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件を一括議題といたします。  初めに、議案第45号について財務部長の説明を求めます。                〔財務部長(藤川浩幸) 登壇〕 ◎財務部長(藤川浩幸) 議案第45号 令和5年度海老名市一般会計補正予算(第6号)につきましてご説明申し上げます。  別冊補正予算書の2ページをご覧いただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。各款項の補正額とその主な内容につきましてご説明申し上げます。  1款市税は1億9000万円の増でございます。2項固定資産税、1億8000万円の増は、大規模な物流倉庫等による開発が当初の見込みよりも多かったことなどに伴います、土地などの増額でございます。  5項都市計画税、1000万円の増は、固定資産税と同様の理由による土地などの増額でございます。  14款国庫支出金2項国庫補助金、146万5000円の増は、地域生活支援事業費などの増額でございます。  15款県支出金2項県補助金、606万円の増は、地域医療介護総合確保基金(介護分)事業費などの増額でございます。  18款繰入金2項基金繰入金、6172万7000円の増は、財政調整基金繰入金などの増額でございます。  20款諸収入4項雑入、249万5000円の増は、地域公共交通実証運行利用者負担分の増額でございます。  歳入合計は2億6174万7000円の増でございます。  3ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。こちらも各款項の補正額とその主な内容につきましてご説明申し上げます。  2款総務費は2015万2000円の増でございます。1項総務管理費、600万円の増は、凶悪犯罪等の発生抑止を図るため、個人が防犯強化のため購入、設置した防犯カメラなどの防犯機器に対し補助を実施することに伴います、防犯対策推進事業費などの増額によるものでございます。  2項徴税費、1236万7000円の増は、個人住民税の納税通知書をQRコードに対応させるためシステム改修を行うことなどに伴います、市民税賦課経費などの増額によるものでございます。  4項選挙費、178万5000円の増は、ViNA GARDENS PERCH(ビナガーデンズパーチ)における期日前投票所の開設日数を増加することなどに伴います、市長・市議会議員選挙経費の増額によるものでございます。  3款民生費は3473万1000円の増でございます。1項社会福祉費、1039万4000円の増は、地域密着型サービス開設運営事業者に対する施設整備費などの補助金について、物価高騰等への対応から県の補助要綱が改正され、補助単価が増額となったことに伴います、社会福祉施設整備費助成事業費(地域密着型サービス)などの増額によるものでございます。  2項児童福祉費、2433万7000円の増は、物価高騰により食材費の上昇が続いていることから、保育所における給食の質を確保するとともに、保護者負担増を軽減するため、食材費上昇分の一部を補助することなどに伴います、民間保育所運営費補助事業費などの増額によるものでございます。  4款衛生費は、5880万6000円の増でございます。1項保健衛生費、5720万6000円の増は、高齢者の重症化予防及び医療体制の逼迫回避のため、65歳以上のインフルエンザ予防接種を無償化して高齢者の接種率向上を図ることに伴います、高齢者予防接種事業費などの増額によるものでございます。  2項清掃費、160万円の増は、美化センターの女子更衣室内に新たにユニットシャワーを設置することなどに伴います、美化センター維持管理経費の増額によるものでございます。  6款農林水産業費、900万円の増は、重油価格が高止まりしていることから、施設園芸を営む者への補助単価を引き上げて支援することに伴います、農業振興助成事業費の増額によるものでございます。  8款土木費4項都市計画費、5820万1000円の増は、You Bus(ユーバス)下今泉ルートの実証運行を10月から実施することに伴います、地域公共交通実証運行事業費などの増額によるものでございます。  9款消防費1項消防費、40万7000円の増は、上郷河原口線(アンダーパス)の道路新設事業に先立ち水道局が実施する水道管敷設工事に併せ、消火栓を設置することに伴います、消防水利施設維持管理経費の増額によるものでございます。  10款教育費は8045万円の増でございます。1項教育総務費、3484万2000円の増は、物価高騰により学校給食の食材費の上昇が続いていることから、給食の質を維持するため、上昇分を公費負担することに伴います、学校給食調理経費などの増額によるものでございます。  2項小学校費、3382万3000円の増は、倒木の危険性があると診断された桜の伐採処理を行うことに伴います、小学校維持管理経費の増額によるものでございます。  3項中学校費、1178万5000円の増は、中学3年生を対象に実施しているインフルエンザの予防接種について、予防効果を高めるため、学生生活を共にする中学1、2年生に対象を拡大することに伴います、中学校健康管理事業費などの増額によるものでございます。  歳出合計は2億6174万7000円の増でございます。  4ページをご覧いただきたいと存じます。第2表 継続費補正の1 追加でございます。8款土木費4項都市計画費、住居表示整備事業費(柏ケ谷地区及び市役所周辺地区)は、令和5年度から令和6年度までの2か年継続事業でございます。総額は8873万2000円、年割額は、令和5年度が1906万3000円、令和6年度が6966万9000円でございます。  第3表 繰越明許費でございます。3款民生費2項児童福祉費、海老名市立柏ケ谷保育園空調改修工事設計委託の翌年度繰越額398万2000円は、事業の早期完成に向け、年度をまたいで実施したいため、繰越明許費を設定するものでございます。  第4表 債務負担行為補正の1 追加でございます。海老名市立中新田保育園給食調理業務委託は、翌年度以降の業務を年度内に契約し、年度をまたいで実施したいため、債務負担行為の期間を令和5年度から令和8年度までとし、限度額を1億568万6000円と定めたいものでございます。  地域公共交通拡充事業(第2期)は、翌年度以降の業務を年度内に契約し、年度をまたいで実施したいため、債務負担行為の期間を令和5年度から令和6年度までとし、限度額を4500万円と定めたいものでございます。  次の5ページから25ページまでは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。また、26ページ及び27ページは補正予算給与費明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。                〔財務部長(藤川浩幸) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) 次に、議案第46号及び議案第47号について小松保健福祉部次長の説明を求めます。              〔保健福祉部次長(小松幸也) 登壇〕 ◎保健福祉部次長(小松幸也) 初めに、議案第46号 令和5年度海老名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。  別冊の補正予算書の32ページをお開きいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございますが、補正額でご説明させていただきます。  2款県支出金1項県補助金、649万9000円の増は、出産する被保険者に係る産前産後期間の国民健康保険税減額に伴うシステム改修に対して、保険給付費等交付金(特別交付金)が交付されるため、増額するものでございます。  4款繰入金1項他会計繰入金、277万6000円の増は、国民健康保険税納付書への地方税統一QRコードの印字に係るシステム改修に伴い、繰入金を増額するものでございます。  歳入合計は927万5000円の増でございます。  次に、33ページの歳出でございますが、こちらも補正額でご説明させていただきます。  1款総務費1項総務管理費、927万5000円の増は、出産する被保険者に係る産前産後期間の国民健康保険税の減額及び国民健康保険税納付書への地方税統一QRコードの印字に係るシステム改修に伴い増額するものでございます。  歳出合計は927万5000円の増でございます。  35ページから41ページまでは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  続きまして、議案第47号 令和5年度海老名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。  補正予算書の46ページをお開きいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございますが、補正額でご説明させていただきます。  7款繰越金1項繰越金、1192万8000円の増は、令和4年度決算に伴う精算のため、繰越金を増額するものでございます。  歳入合計は1192万8000円の増でございます。  次に、47ページの歳出でございますが、こちらも補正額でご説明させていただきます。  5款諸支出金1項償還金及び還付加算金、1192万8000円の増は、令和4年度決算に伴う精算により、社会保険診療報酬支払基金へ返還するものでございます。  歳出合計は1192万8000円の増でございます。  49ページから55ページは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明ではございますが、よろしくご審議を賜り、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。              〔保健福祉部次長(小松幸也) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) これより質疑に入ります。吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 一般会計補正予算については委員会付託をされる予定ではありますが、1点、柏ケ谷保育園の空調整備についてこの場で質問いたします。  柏ケ谷保育園では8月中に空調が止まって、一時的にコミセンに避難したと聞いています。今も断続的にクーラーが止まって、コミセンへの緊急避難をした後も、離れにある年長クラスに一時退避したとも聞いています。命に関わる暑さが続き、一刻も早いクーラーの整備が必要ですが、クーラーを整備するまでにどのぐらいの時間を要するのか、その間の暑さ対策はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(宇田川希 議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊藤修) 柏ケ谷保育園の空調改修工事設計委託につきましてご答弁申し上げます。  まず、柏ケ谷保育園の空調設備につきましては、設置から30年以上経過しているということで、施設の老朽化が進んでいることは事実でございます。このような中、先月末に1回、冷温水出口温度センサーの故障ということで空調が不調を来しまして、先週また、冷却水のボルトの固着ということで、空調の具合が非常によくない状況であるのは事実でございます。このような中、まず7月につきましては、当然、園児の安全、命に勝るものはございませんので、スポットクーラーを設置したりですとか、隣接しているコミュニティセンターに移動して保育を継続したという状況がございます。このように非常に暑い夏が続いておりますので、我々といたしましては、まずはしっかり空調を整備することによって、児童の安全、命を守っていきたいと考えておりまして、今回、補正予算に計上したのですけれども、今回の補正予算の計上につきましては、あくまでも設計の委託でございまして、設計を行った後に工事となりますので、現時点での完了の予定が令和7年6月となっていることから、現在の空調をいかに安定的に稼働するのかが大きな鍵だと考えておりますので、保守点検の業者ですとか、また、専門的な知識を有している財務部の職員等と調整を行いながら、今の機械が安定的に稼働するように、古い部品等については予防保全的に交換を行いまして、適切な保育環境の維持に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(宇田川希 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 令和7年6月、2年後になりますかね。この柏ケ谷保育園、去年からもクーラーが効かないという話を聞いていました。止まったり動いたりということが続く中で、非常に厳しい状況が続くのだということを改めて感じています。実際に、今、熱中症対策として、経口補水液を常備することや、子どもたちが触ってもなるべく危険がない形のスポットクーラーも必要という声を現場から聞いています。クーラーを整備することはもちろんですけれども、日々の暑さ対策をしていかなければ命の危険にも関わると保健福祉部長にご答弁をいただいたのですが、本当に危ない状況が続くと、それが来年も続いていく可能性があるということなのですが、空調がいつ止まってもおかしくない状況の中でのそうした暑さ対策をしながら保育していかなければならないわけで、そうした予算措置もぜひ実施していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(宇田川希 議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊藤修) 当然、まずは園児の命と安全が最優先でありますので、今回の事案を踏まえまして、例えば公立保育園であれば、今回起きた事案について情報共有を行って、各園長を含めまして、各園で安定的な保育を行うためにはどんなものが必要なのかというのはしっかりと議論を深めてまいりたいと考えております。その中で、今でもポカリスエットですとか麦茶などを用意して熱中症対策を講じておりますけれども、それ以外の部分で必要なものがあれば、しっかり議論を進めて、配備してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(宇田川希 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) ぜひそうしたものが必要という声もあるので、そのあたりはもちろん議論も必要で、現場の声もすくい上げてということはもちろん大事なのですが、速やかな判断の中で常備していっていただきたいことを強く求めますが、そのあたり、いかがですか。 ○議長(宇田川希 議員) 市長。 ◎市長(内野優) 基本的に子どもたちの命を守るのは最優先でありますから、柏ケ谷保育園の場合は隣にコミセンがありますから、(時間切れのブザーが鳴る)どうしても全部が駄目になってしまったらコミセンを全部保育園化するしかありません。そのときに地域の人からはいろいろ反発があります。それは子どもたちのためにとして我慢をしていただくということしかありません。そういった形を取るしかないと思っています。その部分では、議員の皆さんもご理解いただいて、そういった反発があったら――また、コミセンはレクリエーションとか活動する場であります。保育園は子どもたちを預かる場ですから、非常事態のときはそういった対応をせざるを得ないという形で考えています。よって、それまでは子どもたちの環境をよくするということで、できる限りのことは担当がやっておりますので、言われるまでもなく、担当と現場では調整を取っております。だけれども、その中でどうしても工事に時間がかかりますから、その間、壊れた場合はそういった対応も必要になってくることはご理解をいただきたい。それに対して、市民が言ってきて、議会でまた言われると困りますので、私ども、下今泉保育園がそうだったのですね。建て替えをやるときにアスベストがあって、撤去した。そのときに下今のコミセンを全部お借りしたのです。そういった形も取りました。1年間ぐらい。そういったこともあり得るということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) ほかに――三宅紀昭議員。 ◆(三宅紀昭 議員) 9月補正予算は付託になっておりますけれども、私のほうからも1点ほどお伺いいたします。  その中で、自転車用ヘルメットの購入費補助についてなのですけれども、かねてから報道等でも、法規制、法改正になりまして、自転車にもヘルメットの着用義務があるということで、なぜ今の段階で補正予算に組み入れるのか。本来ですと、3月もしくは6月予算でもよかったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(宇田川希 議員) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(告原幸治) 議員ご指摘のとおり、4月1日で道路交通法の改正がされてヘルメットの着用の努力義務化がされたということで、スタート当初については、状況を見極めさせていただくというような形で判断しておりましたけれども、今年度から、警察署と私ども市のほうとで交通防犯調整会議というのをスタートさせていただいておりまして、5月に開催させていただいた際、警察のほうからも、ヘルメット着用の普及がなかなか進まない状況があるということと、あと、自転車事故の致命傷率の中で、約6割が頭部が原因である、また、ヘルメット着用状況別の致死率で、ヘルメットを着用していた場合と、していない場合、していない場合が1.6倍になってしまうというようなことから、ヘルメットの着用を推進していきたいというようなお話がございました。また、日吉議員からも第2回定例会のときにそういったご要望も受けているということを総合的に勘案させていただいて、今回、補正予算に計上させていただいているところでございます。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) 三宅紀昭議員。 ◆(三宅紀昭 議員) ありがとうございます。おっしゃるように、私も、町なか、おりますと、自転車のヘルメットについては、装着率が非常に低いように思います。生徒の通学時に対しては、特に南部のほう、白いヘルメットを使っている方がいらっしゃいますが、ただ、一般に関しては、駅周辺にしても、本当に装着率が低いので、このヘルメット補助に関しましては、市の「広報えびな」ですとか、あとはフェイスブック等で市民の方に宣伝等をお願いしたいと思います。  それから、もう1つなのですけれども、防犯機器の購入ということで、これは総務分科会でまた審議になるかと思いますが、どういった防犯機器になるか、アイテム等、それから、業者が介入しても対応になるのかどうか、そのあたりについてお伺いしたいと思います。 ○議長(宇田川希 議員) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(告原幸治) 防犯対策物品購入費の補助金をここで創設させていただく件についてでございます。補助対象物品といたしましては、録画機能つきのドアホンであるとか、防犯カメラ、あと、屋外人感センサーつきライト、玄関ドアの鍵、また、鍵のガードプレート、防犯フィルム、防犯砂利、あとインターホン等々10品目を指定させていただいております。こちらの10品目につきましても、防犯協会の中で連絡会議ということで、警察であるとか防犯関係の関係者で組織した連絡会議の中で、どういったものが必要なのかということを議論していただいて、この10品目を設定させていただいております。こちらを市民の方が設置した場合、そちらに対して補助を行っていくという内容でございます。  以上です。 ○議長(宇田川希 議員) 三宅紀昭議員。 ◆(三宅紀昭 議員) ありがとうございます。昨今、非常に事件の多い世の中でございます。国分寺台におきましても一人住まいのご高齢の方が大変多くなっておりますので、防犯意識が高まる世の中、この防犯機器購入の補助金に関しては今後とも予算がもし達成したとしても、次の補正予算で、市民の安全・安心を守るためにもぜひ推進をお願いしたいと思いまして、質疑を終わります。(時間切れのブザーが鳴る) ○議長(宇田川希 議員) ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第45号については予算決算常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第46号及び議案第47号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第46号及び議案第47号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。
     初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) 討論を終結いたします。  これより1件ごとに採決をいたします。  初めに、議案第46号を採決いたします。本件を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって議案第46号 令和5年度海老名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号を採決いたします。本件を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(宇田川希 議員) 挙手全員であります。よって議案第47号 令和5年度海老名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(宇田川希 議員) 次に、 △日程第13 認定第1号 令和4年度海老名市一般会計歳入歳出決算認定について、 △日程第14 認定第2号 令和4年度海老名市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、 △日程第15 認定第3号 令和4年度海老名市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、 △日程第16 認定第4号 令和4年度海老名市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、 △日程第17 認定第5号 令和4年度海老名市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、 △日程第18 認定第6号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計決算認定について、以上6件を一括議題といたします。  初めに、認定第1号及び第5号について財務部長の説明を求めます。                〔財務部長(藤川浩幸) 登壇〕 ◎財務部長(藤川浩幸) それでは、初めに、認定第1号 令和4年度海老名市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。決算の概要につきましては先ほど市長が申し上げたとおりでございます。  それでは、決算書の7、8ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市一般会計歳入歳出決算書、歳入でございます。主に収入済額で説明させていただきます。  1款市税でございます。収入済額246億4693万7090円、不納欠損額6273万1101円、収入未済額7億3053万5405円でございます。収入済額の内訳でございますが、1項市民税109億2876万9072円、2項固定資産税110億4466万7764円、3項軽自動車税2億1571万8900円、4項市たばこ税9億7508万7246円、5項都市計画税14億8269万4108円でございます。海老名駅西口地区の開発の進展や企業業績の回復が顕著であることなどにより、個人市民税、法人市民税、固定資産税の全ての税目が増加したことから、前年度に比べ約8億9700万円、3.8%の増となりました。過去最大となってございます。  2款地方譲与税は2億7663万9000円、内訳は、1項地方揮発油譲与税6569万9000円、2項自動車重量譲与税1億9664万8000円、3項森林環境譲与税1429万2000円でございます。  3款利子割交付金754万3000円、4款配当割交付金1億5167万5000円、5款株式等譲渡所得割交付金1億1621万1000円、6款法人事業税交付金は3億2476万6000円、7款地方消費税交付金は32億4356万6000円、8款環境性能割交付金は6162万2917円、9款地方特例交付金は2億662万4000円、内訳は、1項地方特例交付金2億484万1000円、2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金178万3000円でございます。  10款地方交付税は4556万9000円、11款交通安全対策特別交付金は1791万3000円でございます。  9、10ページでございます。12款分担金及び負担金は、収入済額4億125万3185円、不納欠損額100万2400円、収入未済額522万2270円でございます。  13款使用料及び手数料は、収入済額5億8043万4759円、不納欠損額26万980円、収入未済額134万3740円、収入済額の内訳でございますが、1項使用料2億6220万5609円、2項手数料3億1822万9150円でございます。  14款国庫支出金は109億520万817円、収入未済額14億1885万219円、収入済額の内訳でございますが、1項国庫負担金65億8555万5275円、2項国庫補助金42億8844万9949円、3項委託金3119万5593円でございます。子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の終了や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費などが減額したことから、国庫支出金全体では、前年度に比べ約29億8100万円、21.5%の減少となりました。  15款県支出金は34億656万7369円、内訳は、1項県負担金23億5967万6294円、2項県補助金7億3159万4428円、3項委託金3億1529万6647円でございます。  16款財産収入は9116万8500円、内訳は、1項財産運用収入1995万9751円、2項財産売払収入7120万8749円でございます。  17款寄附金は9億2752万3833円でございます。  18款繰入金は26億1536万9745円、内訳は、1項特別会計繰入金6691万9745円、2項基金繰入金25億4845万円でございます。厚木駅周辺整備事業や区画整理計画地区調査事業を実施するために、新まちづくり基金から4億円以上を繰り入れたことなどから、繰入金全体では、前年度に比べ約7億8000万円、42.5%の増加となりました。  19款繰越金は33億3545万1745円でございます。  20款諸収入は10億2414万4219円、不納欠損額1469万5358円、収入未済額11億8180万5143円、収入済額の内訳でございますが、1項延滞金、加算金及び過料2372万3292円、2項市預金利子1万3252円、3項貸付金元利収入1億3680万円、4項雑入8億6360万7675円でございます。市制施行50周年記念プレミアム付商品券発行事業が終了したことにより、プレミアム付商品券の売上金が減額したことなどから、諸収入全体では、前年度に比べ約21億3100万円、67.5%の減少となりました。  21款市債は26億9810万円でございます。  11、12ページでございます。歳入合計でございますが、収入済額550億8428万179円、不納欠損額7868万9839円、収入未済額33億3775万6777円でございます。  13、14ページでございます。次に、歳出でございますが、こちらも主に支出済額で説明させていただきます。  1款議会費は2億8135万5714円でございます。  2款総務費は56億7238万8431円、翌年度繰越額は7048万7000円、支出済額の内訳でございますが、1項総務管理費45億9357万8384円、2項徴税費6億6696万3928円、3項戸籍住民基本台帳費2億7098万7004円、4項選挙費9557万9443円、5項統計調査費259万5047円、6項監査委員費4268万4625円でございます。  3款民生費は213億7063万6801円、支出済額の内訳でございますが、1項社会福祉費103億1452万3035円、2項児童福祉費86億9947万9001円、3項生活保護費23億5663万4765円でございます。子育て世帯への臨時特別給付金給付事業が終了したことなどにより、民生費全体では、前年度に比べ約8億3400万円、3.8%の減少となりました。  4款衛生費は45億7181万2908円、翌年度繰越額は5億1337万700円、支出済額の内訳でございますが、1項保健衛生費24億3277万6679円、2項清掃費21億3903万6229円でございます。新型コロナウイルスワクチン接種事業費が減額したことなどにより、衛生費全体では、前年度に比べ約2億5000万円、5.2%の減少となりました。  5款労働費は1億4350万7892円でございます。  6款農林水産業費は3億861万355円でございます。  7款商工費は5億8372万8037円、翌年度繰越額は15億5541万9644円でございます。市制施行50周年記念プレミアム付商品券発行事業が終了したことなどにより、商工費全体では、前年度に比べ約29億5500万円、83.5%の減少となりました。  8款土木費は56億9388万8586円、翌年度繰越額は12億5239万7918円、支出済額の内訳でございますが、1項土木管理費2億570万3847円、2項道路橋りょう費30億959万1754円、3項河川費946万2199円、4項都市計画費23億8325万5778円、5項住宅費8587万5008円でございます。西口地区道路整備事業の事業進捗などにより、土木費全体では、前年度に比べ約9億4400万円、19.9%の増加となりました。  15、16ページでございます。9款消防費は21億9737万2025円、翌年度繰越額は3083万7600円でございます。消防車両整備事業費が増額したことなどにより、消防費全体では、前年度に比べ約2億1000万円、10.6%の増加となりました。  10款教育費は53億1618万1509円、翌年度繰越額は10億219万5000円、支出済額の内訳でございますが、1項教育総務費24億9083万7664円、2項小学校費6億5204万4771円、3項中学校費3億4179万4429円、4項社会教育費11億3983万5575円、5項保健体育費6億9166万9070円でございます。今泉小学校校舎増築工事が終了したことなどにより、教育費全体では、前年度に比べ約1億4500万円、2.6%の減少となりました。  11款災害復旧費の支出額はございません。  12款公債費は28億741万9974円でございます。  13款諸支出金は33億9474万5227円、内訳は全額2項の基金費でございます。  14款予備費の支出額はございません。  歳出合計でございますが、支出済額523億4164万7459円、翌年度繰越額44億2470万7862円、不用額29億1683万9779円でございます。  欄外になりますが、歳入歳出差引残額は27億4263万2720円で、基金繰入額はございません。  19ページから198ページまでは令和4年度海老名市一般会計歳入歳出決算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、199ページをご覧いただきたいと存じます。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は550億8428万円、歳出総額は523億4164万7000円、歳入歳出差引額は27億4263万3000円、翌年度へ繰り越すべき財源でございますが、継続費逓次繰越額は713万9000円、繰越明許費繰越額は4億29万8000円、事故繰越し繰越額は2億3841万3000円、合計6億4585万円で、実質収支額は20億9678万3000円でございます。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。  286ページから298ページまでは財産に関する調書を記載させていただいております。  以上が海老名市一般会計でございます。  続きまして、認定第5号 令和4年度 海老名市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  それでは、決算書の275、276ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市公共用地先行取得事業歳入歳出決算書の歳入でございます。収入済額で説明させていただきます。  1款繰入金は19万2000円でございます。  2款市債は1億880万円でございます。  歳入合計は1億899万2000円でございます。  次に、277、278ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。主に支出済額で説明させていただきます。  1款公共用地先行取得事業費は1億886万8000円でございます。  歳出合計でございますが、支出済額1億886万8000円、不用額2732万4000円でございます。  欄外になりますが、歳入歳出差引残額は12万4000円で、基金繰入額はございません。  279ページから282ページまでは令和4年度海老名市公共用地先行取得事業歳入歳出決算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、283ページをご覧いただきたいと存じます。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は1億899万2000円、歳出総額は1億886万8000円、歳入歳出差引額は12万4000円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は12万4000円でございます。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。  以上が海老名市公共用地先行取得事業特別会計でございます。  また、別冊で監査委員の審査意見書、歳入歳出決算説明資料等を提出させていただいておりますので、ご高覧いただきたいと存じます。  大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご認定いただきますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。                〔財務部長(藤川浩幸) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) 次に、認定第2号から認定第4号までについて保健福祉部長の説明を求めます。               〔保健福祉部長(伊藤 修) 登壇〕 ◎保健福祉部長(伊藤修) 認定第2号 令和4年度海老名市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  決算書の203、204ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市国民健康保険事業歳入歳出決算書の歳入でございます。主に収入済額で説明させていただきます。  1款国民健康保険税でございます。収入済額25億1739万3233円、不納欠損額2億2922万6570円、収入未済額9億6031万8789円でございます。  2款県支出金は80億4553万743円、3款財産収入は1万3095円でございます。  4款繰入金は13億5047万8535円、収入済額の内訳でございますが、1項他会計繰入金は12億934万7535円、2項基金繰入金は1億4113万1000円でございます。  5款繰越金は1億769万6965円でございます。  6款諸収入は3074万110円、収入済額の内訳でございますが、1項延滞金、加算金及び過料は897万5943円、2項市預金利子は1000円、3項雑入は2176万3167円でございます。  7款国庫支出金は4万円でございます。  歳入合計でございますが、収入済額120億5189万2681円、不納欠損額2億2922万6570円、収入未済額9億6031万8789円でございます。  次に、205、206ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。主に支出済額で説明させていただきます。  1款総務費は1億9133万6641円、支出済額の内訳でございますが、1項総務管理費は1億7395万676円、2項徴税費は1714万3732円、3項運営協議会費は24万2233円でございます。  2款保険給付費は79億4879万4422円、支出済額の内訳でございますが、1項療養諸費は69億1477万8207円、2項高額療養費は9億8900万9582円、3項移送費の支出はございません。  4項出産育児諸費は3464万3065円、5項葬祭諸費は855万円、6項傷病手当諸費は181万3568円でございます。  3款国民健康保険事業費納付金は36億4903万3145円、支出済額の内訳でございますが、1項医療給付費分は24億3978万2236円、2項後期高齢者支援金等分は8億6888万6568円、3項介護納付金分は3億4036万4341円でございます。  4款保健事業費は1億2883万3883円、支出済額の内訳でございますが、1項特定健康診査等事業費は8943万1638円、2項保健事業費は3940万2245円でございます。  5款基金積立金は9672万7095円でございます。  6款諸支出金は1802万7522円、支出済額の内訳でございますが、1項償還金及び還付加算金は1802万7267円、2項共同事業拠出金は255円でございます。  7款予備費の支出はございません。  歳出合計でございますが、支出済額120億3275万2708円、不用額2億7271万1292円でございます。  欄外になりますが、歳入歳出差引残額は1913万9973円で、このうち基金繰入額はございません。  207ページから224ページまでは令和4年度海老名市国民健康保険事業歳入歳出決算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。
     次に、225ページをご覧いただきたいと存じます。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は120億5189万3000円、歳出総額は120億3275万3000円、歳入歳出差引額は1914万円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は1914万円でございます。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。  以上が海老名市国民健康保険事業特別会計でございます。  次に、認定第3号 令和4年度海老名市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  決算書の229、230ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市介護保険事業歳入歳出決算書の歳入でございます。主に収入済額で説明させていただきます。  1款保険料でございます。収入済額21億4281万8868円、不納欠損額1114万7248円、収入未済額2081万2846円でございます。  2款国庫支出金は16億3647万4799円、収入済額の内訳でございますが、1項国庫負担金は14億5271万7664円、2項国庫補助金は1億8375万7135円でございます。  3款支払基金交付金は21億1330万1000円でございます。  4款県支出金は11億7844万4687円、収入済額の内訳でございますが、1項県負担金は10億9987万3570円、2項県補助金は7857万1117円でございます。  5款財産収入は20万4216円でございます。  6款繰入金は16億2200万4000円、収入済額の内訳でございますが、1項他会計繰入金は14億7451万8000円、2項基金繰入金は1億4748万6000円でございます。  7款繰越金は2億3791万1467円でございます。  8款諸収入は1037万2552円、収入済額の内訳でございますが、1項延滞金、加算金及び過料は1000円、2項市預金利子は4185円、3項雑入は1036万7367円でございます。  歳入合計でございますが、収入済額89億4153万1589円、不納欠損額1114万7248円、収入未済額2312万1590円でございます。  231、232ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございますが、こちらも主に支出済額で説明させていただきます。  1款総務費は2億6590万2394円、支出済額の内訳でございますが、1項総務管理費は1億6892万5332円、2項徴収費は1161万5037円、3項介護認定審査会費は8536万2025円でございます。  2款保険給付費は75億6332万3469円、支出済額の内訳でございますが、1項介護サービス諸費は73億1875万1683円、2項高額サービス費は2億2179万1107円、3項諸費は790万6837円、4項市町村特別給付費は1487万3842円でございます。  3款地域支援事業費は4億6107万2732円、支出済額の内訳でございますが、1項介護予防・生活支援サービス事業費は1981万6455円、2項包括的支援事業・任意事業費は2億1473万497円、3項一般介護予防事業費は2775万8769円、4項介護予防・日常生活支援総合事業費は1億9876万7011円でございます。  4款基金積立金は7961万8216円でございます。  5款諸支出金は1億4939万6169円、支出済額の内訳でございますが、1項償還金及び還付加算金は9997万7169円、2項繰出金は4941万9000円でございます。  6款予備費の支出はございません。  歳出合計でございますが、支出済額85億1931万2980円、不用額7億20万5020円でございます。  欄外になりますが、歳入歳出差引残額は4億2221万8609円で、基金繰入額はございません。  233ページから254ページまでは令和4年度海老名市介護保険事業歳入歳出決算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、255ページをお開きください。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は89億4153万2000円、歳出総額は85億1931万3000円、歳入歳出差引額は4億2221万9000円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は4億2221万9000円でございます。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。  以上が海老名市介護保険事業特別会計でございます。  次に、認定第4号 令和4年度海老名市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  決算書の259、260ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市後期高齢者医療事業歳入歳出決算書の歳入でございます。主に収入済額で説明させていただきます。  1款後期高齢者医療保険料でございます。収入済額16億8384万8620円、不納欠損額315万3140円、収入未済額1220万6910円でございます。  2款後期高齢者医療広域連合支出金は6961万8237円、3款繰入金は3億3265万2930円、4款繰越金は2750万745円でございます。  5款諸収入は150万7620円、収入済額の内訳でございますが、1項延滞金、加算金及び過料の収入済額はございません。  2項償還金及び還付加算金は150万6620円、3項市預金利子は1000円でございます。  歳入合計でございますが、収入済額21億1512万8152円、不納欠損額315万3140円、収入未済額1220万6910円でございます。  次に、261、262ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。主に支出済額で説明させていただきます。  1款総務費は7634万1048円、支出済額の内訳でございますが、1項総務管理費は6964万4133円、2項徴収費は669万6915円でございます。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は19億201万960円、3款保健事業費は9113万1686円でございます。  4款諸支出金は1897万9005円、支出済額の内訳でございますが、1項償還金及び還付加算金は147万8260円、2項繰出金は1750万745円でございます。  歳出合計でございますが、支出済額20億8846万2699円、不用額3043万4301円でございます。  欄外になりますが、歳入歳出差引残額は2666万5453円で、このうち基金繰入額はございません。  263ページから270ページまでは令和4年度海老名市後期高齢者医療事業歳入歳出決算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、271ページをご覧いただきたいと存じます。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は21億1512万8000円、歳出総額は20億8846万3000円、歳入歳出差引額は2666万5000円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は2666万5000円でございます。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。  以上が海老名市後期高齢者医療事業特別会計でございます。  なお、お手元に、ただいまご説明申し上げました3特別会計の決算説明資料等を提出させていただいておりますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明ではございますが、よろしくご審議いただき、認定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わります。               〔保健福祉部長(伊藤 修) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) 次に、認定第6号について理事兼まちづくり部長の説明を求めます。             〔理事兼まちづくり部長(谷澤康徳) 登壇〕 ◎理事兼まちづくり部長(谷澤康徳) 認定第6号 令和4年度海老名市公共下水道事業会計決算認定についてご説明申し上げます。  決算書の303、304ページをご覧いただきたいと存じます。令和4年度海老名市公共下水道事業決算報告書でございます。主に決算額で説明させていただきます。  (1)収益的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款下水道事業収益は32億5443万232円でございます。内訳は、第1項営業収益21億9538万7219円、第2項営業外収益10億5876万3780円、第3項特別利益27万9233円でございます。  支出でございますが、第1款下水道事業費用は29億7177万6491円でございます。内訳は、第1項営業費用27億5716万7994円、第2項営業外費用2億1460万8497円、第3項特別損失ゼロ円、第4項予備費ゼロ円でございます。  続いて、305、306ページをご覧ください。(2)資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款資本的収入は5億4493万8180円でございます。内訳は、第1項企業債4億5770万円、第2項国庫補助金4750万円、第3項分担金及び負担金636万6180円、第4項他会計負担金3337万2000円、第5項他会計補助金ゼロ円、第6項固定資産売却代金ゼロ円でございます。  支出でございますが、第1款資本的支出は15億2016万6234円でございます。内訳は、第1項建設改良費5億4452万6674円、第2項投資その他の資産8010円、第3項企業債償還金9億7563万1550円、第4項予備費ゼロ円でございます。  表外に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額9億7522万8054円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  続いて、307ページをご覧ください。令和4年度海老名市公共下水道事業損益計算書でございます。令和4年度中の経営成績を示したもので、いずれも税抜きの金額でございます。  1 営業収益は下水道使用料等で20億891万7362円、2 営業費用は管渠費等で26億6500万3258円となり、差し引き6億5608万5896円の営業損失となっております。  続きまして、3 営業外収益は他会計負担金等で10億5876万3780円、4 営業外費用は支払利息及び企業債取扱諸費等で1億5736万720円となり、収益が9億140万3060円上回っております。ここから先ほどの営業損失を差し引き2億4531万7164円の経常利益を計上しております。  次に、5 特別利益は27万9233円でございました。これと先ほどの経常利益とを合算した2億4559万6397円が当年度純利益となっております。また、その他未処分利益剰余金変動額は、取り崩した減債積立金2億6977万5672円でございます。こちらと当年度純利益を合わせた5億1537万2069円が当年度未処分利益剰余金となってございます。  続いて、309、310ページをご覧ください。令和4年度海老名市公共下水道事業剰余金計算書でございます。資本金及び資本剰余金につきましては当年度変動額はございませんでした。利益剰余金につきましては、前年度処分後残高の2億6977万5672円に当年度純利益2億4559万6397円を合わせました5億1537万2069円となるものでございます。  続いて、311、312ページをご覧ください。令和4年度海老名市公共下水道事業貸借対照表でございます。令和4年度末において保有する全ての資産、負債、資本を総括的に表したものでございます。  311ページは資産の部でございます。1 固定資産の合計は408億3645万1446円、2 流動資産の合計は6億3039万9393円、資産合計は414億6685万839円でございます。  312ページの上段は負債の部でございます。3 固定負債の合計は106億1912万2502円、4 流動負債の合計は11億7597万4693円、5 繰延収益の合計は235億1825万4572円、負債合計は353億1335万1767円でございます。  続きまして、下段は資本の部でございます。6 資本金の合計は32億6304万145円、7 剰余金の合計は28億9045万8927円、資本合計は61億5349万9072円でございます。この資本合計と負債合計を合算した負債資本合計は414億6685万839円となり、資産合計額と一致するものでございます。  続いて、313、314ページをご覧ください。財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準などに関する注記でございます。  続いて、315ページから328ページまでは令和4年度海老名市公共下水道事業報告書でございます。こちらには業務状況、工事状況及び主な契約案件などを記載してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  続いて、329ページをご覧ください。令和4年度海老名市公共下水道事業キャッシュ・フロー計算書でございます。令和4年度における現金の増減を表してございます。  下から3行目以降をご覧いただきたいと存じます。令和4年度の現金減少額は1億5848万1130円で、資金期首残高5億411万354円に対して、資金期末残高3億4562万9224円となっております。  続いて、331ページから333ページまでは収益費用明細書でございます。先ほどご説明いたしました令和4年度海老名市公共下水道事業損益計算書の収益、費用の内訳を記載したものでございます。  続いて、335、336ページは固定資産明細書でございます。資産の種類ごとに令和4年度中の増減及び年度末の残高を表したものでございます。  続いて、337ページから348ページまでは企業債明細書でございます。公共下水道事業債、流域下水道事業債、公営企業会計適用債について、令和4年度中に償還が終了したものも含めて、発行総額、償還高、未償還残高、利率及び償還終期などを記載してございます。  続いて、349ページから370ページまでは令和4年度海老名市公共下水道事業決算報告書明細でございます。303ページから306ページの決算報告書の金額を、款項目節及び事業別に記載したものでございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  大変雑駁ではございますが、令和4年度海老名市公共下水道事業会計決算の説明は以上でございます。よろしくご審議いただき、認定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。             〔理事兼まちづくり部長(谷澤康徳) 降壇〕 ○議長(宇田川希 議員) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宇田川希 議員) ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて延会といたします。  なお、次の会議は9月4日午前9時から開きますので、所定の時刻までに議事堂にご参集くださいますようお願い申し上げます。本日は大変お疲れさまでした。                            (午後0時2分 延会)...