海老名市議会 > 2019-12-20 >
令和 元年12月 第4回定例会−12月20日-04号

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  1. 海老名市議会 2019-12-20
    令和 元年12月 第4回定例会−12月20日-04号


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    令和 元年12月 第4回定例会−12月20日-04号令和 元年12月 第4回定例会          令和元年12月20日(令和元年第4回定例会第4日) 令和元年12月20日午前9時30分、第4回海老名市議会定例会海老名市役所議事堂に招集した。 1.出席議員   22名              吉田みな子議員    三宅紀昭 議員              黒田ミホ 議員    たち登志子議員              田中ひろこ議員    つつ木みゆ議員              志野誠也 議員    市川洋一 議員              池亀幸男 議員    福地 茂 議員              戸澤幸雄 議員    相原志穂 議員              葉梨之紀 議員    佐々木弘 議員              松本正幸 議員    倉橋正美 議員              森下賢人 議員    久保田英賢議員              宇田川希 議員    日吉弘子 議員              藤澤菊枝 議員    永井浩介 議員 2.欠席議員   なし 3.議事日程   日程第1  議案第69号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について         議案第70号 海老名市一般職の職員の給与に関する条例及び海老名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
                                  (以上2件総務常任委員会報告)   日程第2  議案第73号 指定管理の指定について(海老名駅自由通路及び海老名中央公園)                             (以上1件経済建設常任委員会報告)   日程第3  議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)         議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)         議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)         議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)                               (以上4件所管常任委員会報告)   日程第4  議員提出議案第3号 海老名市議会委員会条例の一部改正について   日程第5            議員の派遣について   日程第6            所管事務の調査・審査について 4.付議事件   議事日程に同じ 5.説明のため出席した者 25名   市長         内野 優    副市長        秦 恭一   副市長        畑 めぐみ   教育長        伊藤文康   理事兼市長室長    萩原圭一    理事兼まちづくり部長 武石昌明   財務部長       柳田理恵    市民協働部長     藤川浩幸   保健福祉部長     江成立夫    経済環境部長     谷澤康徳   消防長        二見裕司    教育部長       伊藤 修   市長室文書法制担当部長        市長室次長      中込明宏              北 雄一   財務部次長      告原幸治    市民協働部次長    澤田英之   保健福祉部次長子育て担当)     保健福祉部次長(健康・保険担当)              小澤孝夫               小松幸也   保健福祉部次長福祉担当)      経済環境部次長    松本友樹              鶴間由美子   まちづくり部次長都市担当)     まちづくり部次長建設担当)              金指太一郎              栗山昌仁   消防本部次長     青木利行    教育部次長      萩原明美   教育部参事      和田修二 6.出席した事務局職員 4名   事務局長       鴨志田政治   事務局次長      浜田宏美   議事調査係長     武井慶博    副主幹        左藤文子 7.速記員出席者     1名   株式会社 澤速記事務所   速記士        関口陽子 8.会議の状況                    (午前9時30分 開会) ○議長(福地茂 議員) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより令和元年第4回海老名市議会定例会第4日目の会議を開きます。  本日の議事日程については、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  これより日程に入ります。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 初めに、 △日程第1 議案第69号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第70号 海老名市一般職の職員の給与に関する条例及び海老名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、以上2案を一括議題といたします。  この2案に関する委員長の報告を求めます。宇田川希総務常任委員会委員長。                  〔宇田川 希議員 登壇〕 ◎(宇田川希 議員) それでは、総務常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第69号及び議案第70号について、12月11日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、いずれも全員賛成による原案可決であります。  審査の中で、議案第69号では、業務等に適した能力の有無を判断する場合の具体的な審査基準などについて、消防団員の任免において本人の申し出のみでよいのか、または後見人等の証明などの必要の有無についてなどの質疑のほか、審査に当たっては人権侵害にならないよう配慮していただきたいといった意見がありました。  議案第70号では、人事院勧告及び県人事委員会勧告をどのように分析したのか、来年度導入する会計年度任用職員の給与に影響するのかといった質疑がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔宇田川 希議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより1件ごとに討論及び採決をいたします。  初めに、議案第69号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第69号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第69号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第70号 海老名市一般職の職員の給与に関する条例及び海老名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についての討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第70号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第70号 海老名市一般職の職員の給与に関する条例及び海老名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第2 議案第73号 指定管理者の指定について(海老名駅自由通路及び海老名中央公園)を議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。志野誠也経済建設常任委員会委員長。                  〔志野誠也議員 登壇〕 ◎(志野誠也 議員) それでは、経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第73号につきまして、12月13日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  審査の中では、提案をされた自主事業の内容について、これまでに受けた施設利用者からの意見や問い合わせの内容についてといった質疑のほか、自由通路維持管理については今後も通行に支障が起きないような対応を継続することを要望する、自由通路指定管理者として安全管理が果たされていないため、市直接の管理運営が必要であるため反対するといった意見がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔志野誠也議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。松本正幸議員                  〔松本正幸議員 登壇〕 ◆(松本正幸 議員) 日本共産党市議団を代表して、議案第73号 指定管理者の指定について(海老名駅自由通路及び海老名中央公園)に反対の立場で討論を行います。  当議案は、指定管理者の指定についてということで、今までの小田急グループに新たに相鉄が加わった、小田急・相鉄グループ自由通路と、新たに中央公園を今後5年間、管理運営を任せるというものです。  反対する理由の1つは、ウッドデッキの管理です。3年前ごろからウッドデッキの劣化が始まってきたと聞いています。以前は床材が破損して穴があいた部分があり、市民からも指摘されながらも経営上の都合で放置しているなど、指定管理者の対応が後手になりおくれるなど、利用者の安全性が一番求められる自由通路の管理者として、見逃してきたことは極めて重大な問題です。また、現在ウッドデッキ注意喚起を示す黄色と黒のテープが至るところに張られています。来街者が多い海老名市の顔と言える自由通路の管理者として、黄色と黒のテープを張ったまま放置している事業者に、今後5年間引き続き、これまでと基本的に同じ指定管理業務を任せることは大きな問題です。  2つ目として、自由通路に関して、2017年、表現の自由をめぐって、海老名駅自由通路の管理をめぐる訴訟の問題が起こりました。自由通路設置条例に基づいた問題が起こらない正しい対応が何よりも必要です。そのためにも市の直接管理運営が必要です。  3つ目は、今回、指定管理期間を5年と決め、民間営利企業にやらせようとしていますが、指定管理者制度は、設備管理における設備投資や運営面でも長期的計画も阻む要因になりますし、駅利用者公園利用者の要望、要求を聞き、素早い対応と問題があるところを改善するということが、期間が限定されている営利企業では後回しになりかねないことも考えられます。  以上の理由で反対し、討論を終わります。                  〔松本正幸議員 降壇〕
    ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。吉田みな子議員                  〔吉田みな子議員 登壇〕 ◆(吉田みな子 議員) いちごの会の吉田みな子です。  本議案は、海老名駅自由通路、いわゆるペデストリアンデッキと、丸井やVINA WALK(ビナ ウォーク)などの商業施設の真ん中に位置づく海老名中央公園を、同一の指定管理者一体管理させるというものです。指定管理者は小田急・相鉄グループであり、代表団体小田急電鉄株式会社構成団体株式会社小田急ビルサービス株式会社小田急エージェンシー、そして相鉄企業株式会社の4社の共同企業体です。これまで自由通路指定管理していた小田急グループはそのままで、新たに加わった相鉄企業公園管理を行います。応募は当該事業者1社のみでした。市が算定した指定管理料の積算は年額4400万円、指定管理者が示した指定管理料は4360万円で、市の示した上限額とほぼ同額です。  反対の理由として、自由通路中央公園一体管理メリットが、費用面からも市民サービスの面からも余りにも少ないことです。まずは費用面についてです。指定管理料として支払う中央公園の委託料は、上限額1983万8000円となっています。これは直営の約2倍の費用です。ことし6月議会で、指定管理者制度導入のために改定された海老名市都市公園条例の一部改正の審議で、当局は、経費の節減を図るためには他の施設との一体管理によるスケールメリットは重要と答弁されていました。事業者からの提案書によれば、相鉄企業公園管理を行うことになっていますが、相鉄企業清掃業務警備業務設備管理を主に行っている事業者であり、自由通路の警備、清掃等を担う小田急ビルサービスと業種が重なっています。これでは市が期待している一体管理スケールメリットが生かせず、費用がかさむ要因になっていると思わざるを得ません。スケールメリットによる経費節減を議会にも市民にもわかるように示すべきです。  市民サービス面の向上として掲げていた中央公園自主事業も、指定管理者導入メリットがあるとは言えません。自主事業とは、指定管理者独自の事業を行って収益を上げることができる、指定管理者制度の肝とも言えるものです。しかし、中央公園自主事業として挙げられたものは、売店及び自動販売機の設置、公園内の有料広告、駐輪場の設置などでしたが、どれも提案段階で、実施に至るか不透明です。直営時代公園維持管理費の約2倍の指定管理料を支払いながら、事業者の収益に直結する有料広告物を設置するのは、おかしな話です。中央公園商業施設に囲まれ、カフェもレストランもスーパーも近くにあり、自動販売機も売店も最も必要のない公園です。噴水など市民の憩いの場になっている公園スペースを確保し、より安心して利用しやすい公園にするために、民間活力の導入の前に、まずは市民のニーズを把握すべきです。  そして、そもそも自由通路は道交法上の道路であり、指定管理者制度はなじみません。具体的な問題もあります。罰則規定のある海老名駅自由通路設置条例がある自由通路で、市民に対応するのが指定管理者の、現場の、しかも正規職員ではないスタッフです。そうした指定管理者現場スタッフに条例を正しく理解させ、市民対応を求めるのは無理があり、無用なトラブルを避けるためにも市直営にすべきです。  駅間のウッドデッキの劣化も深刻な問題です。完成して5年もたたずに重大な事故にもなりかねない破損が至るところで生じているのは異常事態です。原因が床材のウッドデッキにあり、現在調査を進めていることは承知していますが、万が一、事故が起きたときの責任を指定管理者に負わせないためにも、市が直営で管理し、原因究明と対策をとるべきです。  最後に、当局は、民間活力にぎわいの創出をするとおっしゃいますが、海老名駅自由通路指定管理者による管理をこの5年間実施してきましたが、指定管理によってにぎわいを創出できたでしょうか。今、海老名駅自由通路は、あちこちで路上ライブやパフォーマンスが行われ、道行く人が足をとめ、交流が生まれ、にぎわいを生んでいますが、それは指定管理になってからではなく、憲法21条で保障される表現の自由を背景に、市民の表現活動が保障されるよう、市民の働きかけで条例改正を実現したことによるものです。文化発信やにぎわい、安心・安全な空間は、市民1人1人の力でつくり、生かし、守っていくものであることを海老名駅自由通路の今の姿が示しています。  以上の理由から、議案第73号、海老名駅自由通路及び海老名中央公園指定管理者の指定について反対をいたします。                  〔吉田みな子議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第73号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第73号 指定管理者の指定について(海老名駅自由通路及び海老名中央公園)は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第3 議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)、議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件を一括議題といたします。  この4件に関する各委員長の報告を求めます。  初めに、宇田川希総務常任委員会委員長。                  〔宇田川 希議員 登壇〕 ◎(宇田川希 議員) それでは、総務常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第81号所管部分について、12月11日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全員賛成による原案可決であります。  審査の中では、防災対策事業費、特殊地下ごう埋戻し工事では、心配されている近隣住民へ丁寧に説明していただき、また、工事に伴う道路交通の誘導について十分な安全対策に配慮するよう要望する。地下ごうについては戦争の記録として保存し、有効に活用するよう要望する。市民の生命を守るため必要な事業であるので、積極的に国に対して一定の責任を果たすよう要望することを望む。  東京オリンピックパラリンピック関連経費では、東京2020オリンピックパラリンピックの開催に当たっては、またとない機会であるので、子どもたちも含め、多くの市民が一体となって参加できるようなイベントの創出を要望する。  予備費では、台風19号の被害に対して市民サービスが滞らないよう、災害復旧の対応をしていただきたい。また、財源について国や県の補助金を獲得できるよう進めていただきたいといった意見がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔宇田川 希議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、久保田英賢文教社会常任委員会委員長。                  〔久保田英賢議員 登壇〕 ◎(久保田英賢 議員) それでは、文教社会常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第81号所管部分及び議案第82号から議案第84号までについて、12月12日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、議案第81号及び議案第82号は可否同数であったため、委員長裁決による原案可決、議案第83号及び議案第84号は全員賛成による原案可決であります。  審査の中では、議案第81号において、小学校施設整備事業費では、今泉小学校の今後の児童増加見込み数と校舎増築の設計内容について、今後のスケジュールについてといった質疑のほか、子どもたちが活動しやすい学校であることを考慮に入れて設計してもらいたいといった意見がありました。  障がい者自立支援事業費では、支援事業の内容について、当初予算に見込めなかった理由について、門沢橋保育園給食調理業務委託では、食育への影響について、委託後の人件費、人員体制、運営経費についてなどの質疑のほか、引き続き市直営で行うべきと考えており、民間に委託することは問題であることから反対するといった意見がありました。  議案第82号においては、オンライン資格確認対応業務に関する予算については、マイナンバー制度に関する内容が含まれており、この制度に問題があることから反対するといった意見がありました。  委員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げ、審査結果の報告とさせていただきます。                  〔久保田英賢議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、志野誠也経済建設常任委員会委員長。                  〔志野誠也議員 登壇〕 ◎(志野誠也 議員) それでは、経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では議案第81号所管部分につきまして、12月13日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  審査の中では、ふるさと振興事業指定寄附などでは、事業の内容、補正として提案した理由と、これまでの寄附額の詳細について、農業振興助成事業費では、台風被害による農業施設への補助内容についてといった質疑のほか、厚木駅南地区市街地再開発事業関連では、今の海老名市で厚木駅がどのような拠点になるのかが重要と考える。今後も関係者の方々とともに市としての思いを持って事業を進めることを要望する。  塵芥処理事業費では、家庭系ごみ有料化に関連をしているため反対するといった意見がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔志野誠也議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより各委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。佐々木弘議員                  〔佐々木 弘議員 登壇〕 ◆(佐々木弘 議員) 日本共産党市議団を代表しまして、反対の立場で、一般会計補正予算(第5号)に対して討論をいたします。  当議案には、来年度より市立門沢橋保育園の給食調理業務を民間委託する経費として、債務負担行為の限度額5003万円が含まれています。公立保育園に関しては、その位置づけと役割から市が直営で責任を持って運営し、保育行政における市としての知見、経験を重ね、人材の確保と育成を図りながら保育行政全体に反映させていくべきです。学校給食における来年度の食の創造館の指定管理中止と同じく、安定性、継続性が損なわれるおそれがあります。具体的な事例としても、今年度から、市の直営から民間委託化された東柏ケ谷小学校の給食調理は、それまでの調理員が全員交代したことからも明らかです。今回の門沢橋保育園の給食調理民間委託でもその可能性が十分あると、所管委員会の審査でも明らかになりました。特に、人員体制の継続性や安定性が損なわれるおそれがあり、この点について問題であると指摘し、今回の補正予算に対して反対の立場を再度明確にし、討論を終わります。  次に、国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。  今回の補正予算案には、いわゆるマイナンバーカードに、今後、国民健康保険証の機能を持たせるための経費として1023万円が債務負担行為として含まれています。マイナンバーカード制度自体はさまざまな問題があり、個人情報の漏えいリスクがあること、莫大な税金が投入されるにもかかわらずリスクとデメリットが多く、メリットも極めて限定的であるなどの問題です。今回、特に国民健康保険証と同一にされれば、マイナンバーカードの紛失時や情報漏えい時におけるリスクがさらに高まっていきます。医療や受診情報といった極めて機微な個人情報が国、行政機関や、さらに今後、企業等に管理される方向に進められようとしています。  以上の問題から、マイナンバーカードに国民健康保険証の機能を持たせるための今回の補正対応に反対する立場を述べ、討論を終わります。                  〔佐々木 弘議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。たち登志子議員                  〔たち登志子議員 登壇〕 ◆(たち登志子 議員) 立憲えびなの、たち登志子でございます。  今回、賛成討論をさせていただきます。  こちら、議案第81号についての賛成討論でございます。補正予算ということで、おおむね賛成ではございます。今回は賛成に回らせていただくためにも、1点懸念される部分があり、こちらのほうで討論させていただきます。  文教社会常任委員会でも質疑させていただきましたが、債務負担行為補正の門沢橋保育園給食調理業務委託の件に関してでございます。民間委託になった場合、低い委託料で請け負った業者は、運営コストを下げるために人件費を安く抑える傾向がございます。これは全国的に問題となっている事案です。本市においても委託労働者の賃金の低下は避けられないことかと思います。正規雇用、非正規雇用にかかわらず、受け入れ側の市が責任を持って、地域の地場賃金を引き上げるためにも委託労働者の賃金を守る必要がございます。また、これは派遣法の法を逃れるための委託であってはなりません。  こういった懸念がございましたので、お伝えさせていただいておりますが、正規、非正規にかかわらず、これまで働いてこられた方が望めば継続して雇用されること、また、労働者の賃金については海老名市の職員の給与に準ずる給与であることなど、調理師の待遇悪化を避けることを仕様書に盛り込んでいただきたく、特段の配慮をしていただいた上で執行していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上の要望のもと、ほかは賛成でございます。素早い対応を求めるべく賛成とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。                  〔たち登志子議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。吉田みな子議員                  〔吉田みな子議員 登壇〕 ◆(吉田みな子 議員) いちごの会の吉田みな子です。  会派を代表いたしまして、議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算及び議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算について、反対の立場から4点、意見を述べさせていただきます。  1点目、門沢橋保育園の保育園給食調理業務委託についてです。来年度からの3年間の業務委託で、5003万7000円の債務負担行為が組まれています。さきの文教社会常任委員会で、給食調理業務委託の理由を、当局は、昨年策定された公立保育園のあり方で、門沢橋保育園の廃園も検討する中、民間活力を活用できるものは積極的に推進していくためと答弁されました。調理業務委託をすることで専門業者のノウハウを生かした効率的な業務を期待できるとのことですが、楽観的と言わざるを得ません。保育所保育指針の中でも食育の推進は明記されており、何よりも子どもたちの育ちの中で、食べることは体をつくる基本であること、特に乳児期の食は保育の狙い、子ども1人1人に対して立てる個別計画でも重要な位置を占め、保育そのものです。当然、保育士と調理師の連携は欠かせません。  委員会でも、現在、保育園の敷地内で子どもたちが育てた野菜を調理に生かしたり、調理師が子どもたちに収穫した野菜を、翌日の給食のどこに入っているのか、野菜を見せながらクイズを出したりして、食への関心、食べる意欲を引き出させたり、誕生日にはお祝いプレートをつけて、盛りつけをアレンジして食に興味を持たせる工夫をしたり、日常の保育の中に調理師が入り、食育を行っていると答弁がありました。保育の様子が目に浮かびます。それを外部委託した調理師にも継続してやってもらいたいということですが、果たしてできるでしょうか。保育はチームで行います。子どもたちも担任の保育士ではなく、いつもおいしい給食をつくってくれる調理師だからこそ、話を聞くし、食べてみようとするのです。そこには調理師と子ども、そして調理師と保育士との信頼関係を築く日常的なやりとりが欠かせません。  外部委託をすれば、これまでのような保育士と調理師間の日常的なやりとりや、毎月1回、給食研究会の実施なども難しくなることが容易に予想されます。業務委託の調理師が正規職員とは限らず、日常の保育の業務に対する責任を負えるのかも疑問です。また、外部委託の調理師が保育会議に出席できるのか、保育士が子どもに対する細かな打ち合わせができるのか、不安は尽きません。保育は子ども1人1人違い、その子に応じた対応が求められるため、事業者に調理のノウハウがあったとしても、現場で働く調理師個人の力量、経験値があるかは別の問題です。  また、保護者に対する食育指導や、食に関する悩みの相談を聞くのも調理師の役割の1つですが、業務委託の調理師が子どもや家庭の個人情報に関して、どこまで責任を負い、対応するのでしょうか。そういった業務を今後誰が担うのか、具体的に想定しているでしょうか。調理する人間がかわるだけで影響はないという行政当局の発言は余りにも乱暴であり、保育現場を理解していないと言わざるを得ません。  調理業務はコストではなく、子どもの育ちを支える重要な業務です。保育の質を低下させないためにも保育園の給食調理業務委託はするべきではありません。  2点目、海老名駅自由通路海老名中央公園指定管理業務委託料が、5年間の債務負担行為で1億1881万円と9919万円がそれぞれ計上され、合わせて2億1800万円、年間4360万円が上限で、小田急・相鉄グループに支払われることになります。当局がことし6月に議会に説明した指定管理者制度の導入のメリットである、スケールメリットを生かした経費削減効果が見えません。説明責任を果たすことを強く求めます。  3点目、ごみの指定収集袋作成委託費に1億1687万1000円の債務負担行為が組まれています。袋は単価契約で、ごみ袋の作成見積額は、5リットルの袋が1枚7円、10リットルが8円、20リットルが10円、40リットルが14円との答弁がありました。今年度の実績を見ると、一番安い袋は、燃やせるごみ5リットルが5.65円、一番高い袋で燃やせないごみ40リットル、15.64円でした。先行市として海老名市と同様の価格設定をしている鎌倉市の袋の作成単価は、海老名市と比較すると1枚3から5円ほど安くなっています。海老名市は導入数カ月のため、袋の数量の把握も難しい段階とは思いますが、大体1000万枚を見込んでいるとのことなので、仮に3円ほど今よりも袋の作成費が安くなれば、3000万円の経費削減になります。保育園の給食業務はコストとみなされ削減される一方で、ごみ袋作成費にこれだけの予算をかけるのは、市の税金の使い方の優先順位が違うのではないでしょうか。袋の作成費の積算の再考を求めるのとあわせて、現在既に課題として挙がっている、視覚障がいのある方に対してわかりやすく使いやすいごみ袋に改良するよう、強く要望いたします。  4点目、国民健康保険事業特別会計には、今回、オンライン資格確認対応業務に285万6000円、次年度の債務負担行為で1023万円が組まれています。この補正予算は、マイナンバーを利用して、オンラインで医療保険の資格確認をするためのシステム改修が主で、国庫補助が100%つくと言われていますが、国の準備が整っていない状況で国庫補助金の歳入が見込めていません。  国は、マイナンバー普及のためにポイント付与制度など、さまざまな対策を講じ、2021年3月からマイナンバーカードの健康保険証利用の仕組みを本格運用することを決めています。しかし、海老名市でもマイナンバーの取得率は約19%。市民の不安感は依然高いと言えます。マイナンバーは国が進めることであり、自治体ではシステム改修など従わざるを得ない状況は理解しますが、今回のオンライン資格確認のシステム改修は、国の予算もはっきりとしない中、県央の近隣市でも大和市、厚木市、伊勢原市、秦野市は補正予算対応していないとのことであり、海老名市も先行して補正予算で対応する必要はないと考えます。運用面で懸念が大きいマイナンバーカードの対応については、より慎重な姿勢を求めます。  以上、討論といたします。                  〔吉田みな子議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより1件ごとに採決をいたします。  初めに、議案第81号を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。本案を各委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)は、各委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第82号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
                      (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第83号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第84号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第4 議員提出議案第3号 海老名市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。久保田英賢議員                  〔久保田英賢議員 登壇〕 ◎(久保田英賢 議員) 議員提出議案第3号 海老名市議会委員会条例の一部改正について提案説明をいたします。  賛成議員各位の氏名及び案文については、お手元に配付のとおりであります。  本案は、提案理由にありますとおり、新たに予算、決算にかかわる常任委員会を設置するものでございます。  改正の内容は、第3条に予算決算常任委員会を加え、所管事項は予算に関する事項及び決算に関する事項として、定数を22名とするものであります。  附則でございますが、この条例は令和2年2月26日から施行しようとするものでございます。  議員各位におかれましては、よろしくご審議をいただき、ご賛同くださいますようお願い申し上げて提案説明とさせていただきます。                  〔久保田英賢議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより提出者に対する質疑を行います。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第3号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よって議員提出議案第3号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議員提出議案第3号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議員提出議案第3号 海老名市議会委員会条例の一部改正については原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。  県央八市議会議長連絡協議会では、令和2年1月30日、秦野市において議員合同研修会を予定しております。当研修会は全議員が参加対象となっております。  お諮りいたします。会議規則第160条の規定により、議員派遣することについてご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決定いたします。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第6 所管事務の調査・審査についてを議題といたします。  お諮りいたします。各常任委員会等委員長から、お手元に配付いたしました内容について調査・審査をしたい旨の申し出がありました。  よって本件については議会閉会中も調査・審査できることといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決定いたします。  お諮りをいたします。さきに総務常任委員会に付託した議案第68号 えびな未来創造プラン2020の策定について、同常任委員会委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。この申し出のとおり閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よって申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。  閉会に当たりまして、市長からご挨拶をお願いいたします。                 〔市長(内野 優) 登壇〕 ◎市長(内野優) 令和元年第4回海老名市議会定例会の閉会に当たりまして、一言、ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、12月4日から本日まで、会期17日間にわたりまして、提案いたしました諸議案につきまして鋭意ご審議いただき、厚くお礼申し上げます。議決いただきました補正予算等につきましては速やかに執行してまいりたいと考えております。  なお、一般質問等で、今回、避難所の関係の、いわゆる台風19号の関係の避難所の関係、いろいろな、10名ぐらいの皆さんからお話がございました。昨日も青森のほうで地震がありました。災害がいつ来るかわかりません。しかしながら、台風、水害につきましては予測できますので、いわゆる早目の準備をし、そして早目に体制を整え、そして、市民の皆さんもみずから準備をしていく、そういったことが必要だと、つくづく感じております。そういった面で、わかりやすいハザードマップの作成や、情報を速やかに伝達していく、そして、その中で避難所の運営がどうあるべきか、そういったことをやっていきたいと思っています。  私は5期目を迎えておりまして、はっきり言って16年間、初めて市長になったときに4年間ずっと水害で悩まされました。毎年毎年台風が来て、あるいは、その後にゲリラ豪雨が来て、1時間100ミリ以上、あるいは、2年前か3年前に1時間百二十何ミリのゲリラ豪雨が海老名でありました。そういった部分では、海老名の市の職員の体制は、ほかの市に比べたら万全なる体制をとっているという自負があります。市の職員は準備段階から、私が指示したことについて文句を言わず、それに従って準備をしております。避難所等についても混乱はあったと思います。しかしながら、ほかの市に比べたら海老名の混乱は多少は、少なからず少なかったと私は思っております。そういった面で、避難する方の自助、そして、みんなで助け合う共助、そして、最低私たち公助という形の中で体制をしっかりと組んでいく、このことが必要だと感じております。これからも、私どもは災害訓練等も行ってやってまいりますので、どうか議員の皆様方におかれましてもご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。  さて、ONE TEAMという言葉がことしの流行語大賞に輝きました。これは、どんな強豪チームでも、選手たちの思い、心が1つにならなければチームとして機能しないという、ラグビー日本代表チームを率いておりますジェイミー・ジョセフヘッドコーチが掲げたテーマでございます。このテーマはスポーツのみならず、市政を運営していく上でも共通するものがあると考えております。海老名市では「みんなが笑顔 住みやすいまち えびな」の実現に向けて取り組んでいく所存でありますが、それには職員だけではなく、議員の皆様からのご指導や、市民の皆様からのご理解、ご協力を賜り、ONE TEAMとなり取り組んでいかなければ、なし得ないものであると考えております。  間近に控えた東京2020オリンピックパラリンピックにおいて、海老名市は聖火リレーの通過地となっております。中央公園で行われますミニセレブレーション、パラリンピックにおける聖火フェスティバル等にかかわる市民の皆様の生涯の記憶に残るものとなるよう、市全体で盛り上げ、お祝いできるよう、さまざまな企画に取り組んでまいりたいと考えております。  9月30日から開始した家庭系ごみの一部有料化と戸別収集では、10月分の燃やせるごみの搬入量は前年同時期に比べて25.8%減っております。これも、ごみ減量化への取り組みに対する市民の皆様のご理解が、こうした結果にあらわれているものだと確信しております。先日の報道によりますと、横浜市は、ごみの分別の効率化を狙いとして、市指定ごみ袋を使ったごみ回収制度の導入を検討する考えを明らかにしております。このように、ごみ削減に向けた取り組みが各自治体に今後広がっていくと思われます。  さて、市では既に来年度予算の編成作業に入っております。今定例会の中でも多くの議員からご意見、ご提言を頂戴しておりますが、しっかりと検討した上で、実施可能なものについてはできるだけ予算に反映してまいります。限られた予算でありますが、今、海老名市にとって何が必要なのか、将来を見据えてしっかりと精査し、めり張りのある予算の編成に努めてまいります。  師走に入り、寒さが一段と厳しくなってまいりました。市内学校でも学級閉鎖が出るなど、インフルエンザがはやってまいりました。議員の皆様におかれましては健康に十分留意され、令和最初のすがすがしい新年をお迎えいただきますようご祈念申し上げまして、本定例会閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)                 〔市長(内野 優) 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 閉会に当たり、一言、ご挨拶を申し上げます。  12月4日から本日までの会期17日間にわたり、議員各位におかれましては、各案件の審査に終始熱心に取り組まれ、心より厚く御礼を申し上げます。  11月の改選、そして議長就任後、初めて迎えました定例会でありましたが、議員各位並びに市長を初め、職員の皆様方の格別なご協力をいただきまして、本日閉会することに対し、心から感謝を申し上げます。  各議員から表明されました意見、要望等について十分検討され、市政発展と市民福祉の向上に役立てていただきますよう心からお願いを申し上げます。  ことしもいよいよ残すところ、あと10日ほどになりました。時節柄、大変にお忙しい、また、慌ただしい時期ではございますが、どうか各位におかれましては健康に十分留意され、すがすがしい、そして新しい新年をお迎えいただきたいことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。大変にありがとうございました。(拍手)  これをもちまして令和元年第4回海老名市議会定例会を閉会いたします。大変にお疲れさまでした。                            (午前10時24分 閉会)      ――――――――――――――――― ○ ―――――――――――――――――  以上は、会議の顛末であるが、その内容に相違ないことを証するために、ここに署名する。    令和元年12月20日              海老名市議会議長   福 地   茂               同   副議長   市 川 洋 一               同  署名議員   黒 田 ミ ホ               同  署名議員   た ち 登志子...