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令和 元年12月 文教社会常任委員会−12月12日-01号

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  1. 海老名市議会 2019-12-12
    令和 元年12月 文教社会常任委員会−12月12日-01号


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    令和 元年12月 文教社会常任委員会−12月12日-01号令和 元年12月 文教社会常任委員会 文教社会常任委員会会議録 1.日時  令和元年12月12日(木)午前9時開議 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  7名         ◎久保田 英 賢  ○戸 澤 幸 雄   葉 梨 之 紀          池 亀 幸 男   つつ木 みゆき   佐々木             た ち 登志子 4.欠席委員  なし 5.出席議員  1名 市 川 洋 一 6.説明員  24名          保健福祉部長    江成 立夫   同部次長(子育て担当)                                      小澤 孝夫          同部次長(健康・保険担当)     同部次長(福祉担当)                    小松 幸也             鶴間由美子
             同部参事      橋本 祐司   福祉政策課長    佐藤 哲也          介護保険課長    小黒  毅   生活支援課長    西海 幸弘          地域包括ケア推進課長        障がい福祉課長   森川 浩次                    大島みどり          国保医療課長    井上 雅文   こども育成課長   本木 大一          保育・幼稚園課長  安齊 浩史          教育部長      伊藤  修   同部次長      萩原 明美          同部参事      吉田  聡   教育総務課長    中込紀美子          同課施設係長    大澤 英和   同課文化財係長   押方みはる          就学支援課長    小林 丈記   同課健康給食係長  長田 茂美          教育支援課長    和田 修二   同課副主幹     五十嵐 光          学び支援課長    外村 智昭 7.委員外議員  なし 8.傍聴者  (1)議 員 7名        (2)その他 5名 9.事務局  3名         事務局次長     浜田 宏美   議事調査係長    武井 慶博         副主幹       左藤 文子 10.付議事件  1.議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)〔所管部分〕         2.議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)         3.議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)         4.議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)                                (以上令和元年12月4日付託)         5.報告事項 学校給食への異物混入について         6.報告事項 海老名市国民健康保険税の税率改正に係る検討状況について         7.その他 11.会議の状況                              (午前9時開議) ○委員長 ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達し、会議は成立しましたので、これより文教社会常任委員会を開きます。  本日の委員会日程はお手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。  なお、本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。委員長はこれを許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時1分休憩                    午前9時2分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  初めに、日程第1 議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)〔所管部分〕、日程第2、議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第3 議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、日程第4 議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上4案を一括議題といたします。  初めに、一般会計保健福祉部所管部分について保健福祉部長の説明を求めます。 ◎保健福祉部長 それでは、議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)の内容につきましてご説明申し上げます。  7ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、第4表 債務負担行為補正、1 追加でございます。1段目の児童手当現況届印刷等業務は、翌年度以降の業務を年度内に契約し、年度をまたいで実施したいため、債務負担行為の期間を令和元年度から令和2年度までとし、限度額を224万5000円と定めるものでございます。  2段目の門沢橋保育園給食調理業務委託は、平成30年度に策定した公立保育園のあり方に基づき、令和2年4月から門沢橋保育園の調理業務の委託化を導入するものでございます。こちらにつきましても、業務開始準備に一定期間を要することから、今年度中に契約を行いたいため、債務負担行為の期間を令和元年度から令和4年度までとし、限度額を5003万7000円と定めるものでございます。  9ページからは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。保健福祉部関係歳入歳出予算につきまして補正額で説明させていただきます。  初めに、歳入でございます。12、13ページをお開きいただきたいと存じます。  14款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金は6989万4000円の増で、その内訳は1節社会福祉費負担金が5281万5000円の増でございます。説明欄の特別障がい者手当等給付費66万5000円の増は、新規申請件数等が当初の見込みを上回ったことによる支出額の増に伴う国庫負担金の増額で、負担率は4分の3でございます。その下、障がい者自立支援給付費2965万円及び障がい児施設措置費2250万円は歳出予算増額補正に伴う国庫負担金の増額で、負担率は2分の1でございます。3節生活保護費負担金1707万9000円の増は、平成30年度における生活保護費のうち、医療扶助費及び介護扶助費国庫負担金の精算による不足分の追加交付を受けるもので、負担率は4分の3でございます。  続いて、14、15ページをお開きいただきたいと存じます。14款国庫支出金2項国庫補助金6目教育費国庫補助金のうち、幼稚園就園奨励費666万6000円の減でございます。これは、歳出の私立幼稚園就園奨励及び援助事業費に残が見込まれ、減額補正を行うことから、あわせて国庫負担金を減額するものでございます。  15款県支出金1項県負担金1目民生費県負担金は2285万3000円の増で、その内訳でございますが、障がい者自立支援給付費1482万5000円及び障がい児施設措置費1125万円の増は歳出予算増額補正に伴う県負担金の増額で、負担率は4分の1でございます。また、後期高齢者医療保険基盤安定322万2000円の減は、令和元年度後期高齢者医療保険基盤安定拠出金の減額の確定に伴いまして県負担金を減額するもので、負担率は4分の3でございます。  続きまして、16、17ページをお開きいただきたいと存じます。15款県支出金2項県補助金2目民生費県補助金ひとり親家庭等医療費助成事業費85万円の増は4月から9月までの医療費が例年に比べ増加したことによる支出額の増に伴う県補助金の増額で、補助率は2分の1でございます。  18款繰入金1項特別会計繰入金1目後期高齢者医療事業特別会計繰入金2408万7000円の増は、後期高齢者医療事業特別会計の平成30年度決算に伴う剰余金等により増額するものでございます。同じく2目介護保険事業特別会計繰入金9963万3000円の増は、介護保険事業特別会計の平成30年度決算に伴う繰入金でございます。  続きまして、18、19ページをお開きいただきたいと存じます。20款諸収入4項雑入2目雑入132万円の増は、平成30年度の国庫負担金、子どものための教育保険給付費について、交付決定額よりも実績が上回ったため、追加交付を受けるものなどでございます。  次に歳出でございます。これも補正額でご説明させていただきます。28ページ、29ページをお開きいただきたいと存じます。  3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費のうち、国民健康保険事業特別会計繰出金は8011万9000円の減でございます。これは、職員給与費等の増額に伴いまして職員給与費等の繰出金を増額する一方で、その他、一般会計繰出金の減額に伴いまして国民健康保険事業特別会計への繰出金を減額するといったものでございます。  その下、介護保険事業特別会計繰出金は987万2000円の増額でございます。その内訳としまして、職員給与費等繰出金1147万8000円の増は、人事院勧告に伴う給与改定や人事異動などに伴う職員給与費として増額するものでございます。その下、その他事務費等繰出金160万6000円の減は、制度改正などに伴うシステム改修に係る経費について国からの補助金を活用するため、減額するものでございます。  その下、後期高齢者医療事業特別会計繰出金443万円の減は令和元年度後期高齢者医療保険基盤安定拠出金の確定による保険基盤安定繰出金の減額と職員給与費の減による事務費繰出金の減額によるもので、あわせて後期高齢者医療事業特別会計への繰出金を減額するといったものでございます。  続きまして、その下、後期高齢者医療関係経費1981万7000円の増は、後期高齢者医療広域連合に対する市町村定率負担金の確定に伴う増額でございます。  30、31ページをお開きいただきたいと存じます。3款民生費1項社会福祉費2目障がい者福祉費は1億3116万7000円の増でございます。その内訳でございますが、説明欄の障がい者福祉管理経費については、障がい者自立支援給付費国庫負担金等について、実績が下回ったため、1612万2000円を返納するといったものでございます。また、障がい者団体等活動支援事業費につきましては、生活ホーム家賃助成事業費について、入所者の増加実績に伴いまして200万円を増額したいといったものでございます。  その下、障がい者自立支援事業費は1億1190万円の増でございます。これは、グループホームの利用や就労訓練の利用が当初の見込みより増加したこと及び放課後デイサービス事業の利用が増加したことによるものでございます。  その下、障がい者手当等支給事業費114万5000円の増は、新規の申請件数等が当初の見込みを上回ることに伴う増額と平成30年度の特別障害者手当及び障害児福祉手当の対象者が見込みを下回ったことによりまして、国庫負担金を返納するといったものでございます。  続きまして、4目福祉医療費ひとり親家庭等医療費助成事業費170万円の増は、上半期の医療費が例年に比べ増加したことによりまして、扶助費の不足が見込まれるため増額するものでございます。  次に、32、33ページをお開きいただきたいと存じます。3款民生費2項児童福祉費2目児童措置費は642万7000円の増でございます。その内訳は、子育て支援施設型給付事業費が329万6000円の増で、平成29、30年度の国庫負担金県費負担金、子どものための教育・保育給付費につきまして、実績が下回ったことに伴う返還金でございます。  その下、民間保育所運営費補助事業費313万1000円の増でございます。これは、平成29年度の国庫補助金、子ども・子育て支援体制整備総合推進事業費補助金等の実績が下回ったことに伴う返還金でございます。  続きまして、3目母子福祉費のうち母子父子家庭支援事業費1万8000円の増でございます。これは、自立支援教育訓練給付金国庫補助金において交付決定額よりも実績額が下回ったため返還するものでございます。  次に、4目児童福祉施設費のうち、保育所施設維持管理経費118万2000円の減でございます。これは、公立保育園施設警備の入札残が生じたため減額するといったものでございます。  34、35ページをお開きいただきたいと存じます。3款民生費3項生活保護費1目生活保護費のうち生活保護総務管理経費1762万8000円の増でございますが、平成30年度における生活保護費生活扶助費及び生活困窮者自立相談事業費国庫負担金の精算により、超過して交付を受けた分を国に返還するといったものでございます。  次に、44、45ページをお開きいただきたいと存じます。10款教育費1項教育総務費2目事務局費のうち、私立幼稚園就園奨励及び援助事業費2000万円の減でございます。これは、私学助成の幼稚園に就園している園児の保護者に対しまして、保護者の所得状況に応じた経済的負担の軽減等を図るため補助するものでございますが、今年度の園児数の実績が当初の見込みより減少することから減額するといったものでございます。  以上、大変雑駁な説明ではございますが、よろしくご審議を賜り、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 次に、教育部所管部分について教育部長の説明を求めます。 ◎教育部長 議案第81号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第5号)のうち、教育部所管分につきましてご説明いたします。  別冊補正予算書6ページをお開きいただきたいと存じます。第3表 繰越明許費の最下段でございます。10款教育費2項小学校費、今泉小学校増築工事設計委託7914万5000円は、児童数の推計に基づく増築工事内容の決定等に不測の時間を要し、年度内完成が見込めないとともに、年度をまたいだ対応が必要なため、繰越明許費といたしたいものでございます。  7ページをごらんください。第4表 債務負担行為補正の1 追加の最下段でございます。英語指導講師派遣は、令和2年度から4年度における業務委託契約先の選定及び契約の締結を本年度内に実施したいため、限度額を2億1937万5000円として債務負担行為を設定するものでございます。  次に、歳入歳出予算補正の歳入でございます。歳入歳出補正予算事項別明細書で説明させていただきます。  14、15ページをお開きください。1つ目の箱の2段目でございます。14款2項6目教育費国庫補助金4節社会教育費補助金907万3000円の増は、相模国分尼寺跡の用地買収に際し、家屋等の補償料が当初見込みより増額となることに伴いまして、財源となる国庫補助金も同様に増額されることから、史跡等購入事業費を増額するものでございます。  次に、歳出でございます。大きく飛びまして、46、47ページをお開きください。上段の箱、10款2項1目学校管理費の説明欄をごらんください。小学校施設整備事業費5574万5000円の増は、今後大幅に児童数の増加が見込まれております今泉小学校校舎増築に伴う設計委託料を増額するものでございます。  48、49ページをお開きください。上段の箱、10款4項1目社会教育総務費の説明欄をごらんください。学童保育支援事業費155万7000円の増は、平成30年度の国庫補助金精算に伴い、交付額より実績が下回ったことから、国に返納することに伴う増額でございます。  同じく2目文化財保護費の説明欄をごらんください。相模国分尼寺跡整備事業費1294万2000円の増は、用地買収に際し、家屋等の補償料が当初見込みより増額となるものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。 ○委員長 次に、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療事業特別会計について小松保健福祉部次長の説明を求めます。 ◎小松 保健福祉部次長 それでは、議案第82号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の内容につきましてご説明申し上げます。  補正予算書59ページをお開きいただきたいと存じます。  初めに、予算の元号読みかえでございますが、平成31年度海老名国民健康保険事業特別会計予算全体における元号表示につきまして、元号を改める政令の規定に基づき、「平成31年度」を「令和元年度」と読みかえるものとし、平成32年度以降の表記につきましても、読みかえるものでございます。  次に、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1948万円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ121億7534万円とするものでございます。  60ページ、61ページにつきましては、本会議で説明させていただいておりますので省略させていただきます。  62ページをお開きいただきたいと存じます。第2表 債務負担行為補正、1 追加でございます。オンライン資格確認対応業務は、国の制度変更に伴うオンライン資格確認に対応するため、国が定める令和2年6月までにシステム改修を行うもので、翌年度以降の業務を年度内に契約し、年度をまたいで実施したいため、債務負担行為の期間を令和2年度までとし、限度額を1023万円と定めるものでございます。  63ページからは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。  66、67ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございますが、補正額でご説明させていただきます。  2款県支出金1項県補助金1目保険給付費等交付金1500万円の増は、保険給付費の増額に伴い、保険給付費等交付金普通交付金)を増額するものでございます。  4款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金8011万9000円の減は、職員給与費等の増額に伴い職員給与費等繰入金を増額する一方で、決算剰余金によるその他一般会計繰入金の減額に伴い、繰入金を減額するものでございます。  5款繰越金1項繰越金8459万9000円の増は、平成30年度純繰越額と当初予算額の差額を増額するものでございます。  68ページ、69ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございますが、こちらも補正額でご説明させていただきます。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費448万円の増は、職員給与費の増額及び国の制度変更に伴うシステム改修費の増額によるものでございます。  2款保険給付費2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費1500万円の増は、今年度の支出状況から不足が見込まれることに伴い、増額するものでございます。  70ページから72ページは補正予算給与費明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。
     続きまして、議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。  補正予算書75ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億5053万4000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億4144万9000円とするものでございます。  77、78ページにつきましては、本会議でご説明させていただきましたので省略させていただきます。  79ページからが歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。  82、83ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。  2款国庫支出金2項国庫補助金3目保険者機能強化推進交付金1627万2000円の増は、保険者機能強化推進交付金の交付を受けるため、増額するものでございます。  同じく4目介護保険事業費補助金166万円の増は、介護報酬改定に伴うシステム改修に係る国庫補助金を受けるため、増額するものでございます。  6款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金987万2000円の増でございます。その内訳でございますが、説明欄の職員給与費等繰入金1147万8000円の増は、人事院勧告に伴う給与改定や人事異動により職員給与費の増額が見込まれるため、増額するものでございます。その下段のその他一般会計繰入金160万6000円の減は、介護報酬改定に伴うシステム改修に係る費用について、国庫補助金の活用により166万円減額するとともに、介護保険指定機関等管理システムの改修に係る負担金分として5万4000円を増額するものでございます。  6款繰入金2項基金繰入金1目介護保険給付費等準備基金繰入金1627万2000円の減は、保険者機能強化推進交付金として国庫補助金を受けるため、減額するものでございます。  84ページ、85ページをお開きいただきたいと存じます。7款繰越金1項繰越金1目繰越金4億3900万2000円の増は、平成30年度決算の確定により繰り越すものでございます。  次に、86ページ、87ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございます。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費1153万2000円の増でございます。その内訳でございますが、説明欄の職員給与費1147万8000円の増は、人事院勧告に伴う給与改定や人事異動に伴う職員給与費として増額するものでございます。  その下段の一般管理経費5万4000円の増は、県が管理するシステム改修に係る海老名市負担分として増額するものでございます。  3款地域支援事業費2項包括的支援事業任意事業費1目包括的支援事業任意事業費は財源更正であり、予算額自体に補正はございません。  4款基金積立金1項基金積立金1目介護保険給付費等準備基金費2億8203万4000円の増は、介護保険給付費等準備基金に積み立てるものでございます。  続いて、88ページ、89ページをお開きいただきたいと存じます。5款諸支出金1項償還金及び還付加算金2目償還金5733万5000円の増は、平成30年度決算に伴う精算により、国庫負担金等を国及び県へ返還するものでございます。  同じく2項繰出金1目一般会計繰出金9963万3000円の増は、平成30年度決算に伴う市の繰入金の精算を行い、一般会計に返還金として繰り出すものでございます。  90ページから92ページは補正予算給与費明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  続きまして、議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の内容につきましてご説明申し上げます。  補正予算書95ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、予算の元号読みかえでございますが、平成31年度海老名後期高齢者医療事業特別会計予算全体における元号表示につきまして、元号を改める政令の規定に基づき、「平成31年度」を「令和元年度」と読みかえるものとし、平成32年度以降の表記につきましても、読みかえるものでございます。  次に、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2514万3000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億9240万5000円とするものでございます。  97、98ページにつきましては、本会議でご説明させていただいておりますので省略させていただきます。  99ページからは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。  102ページ、103ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございますが、補正額でご説明させていただきます。  3款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金443万円の減は、令和元年度後期高齢者医療保険基盤安定拠出金の額の確定及び職員給与費の減額に伴う事務費繰入金の減額によるものでございます。  4款繰越金1項繰越金1目繰越金2957万3000円の増は、平成30年度純繰越額と当初予算額との差額について増額するものでございます。  104ページ、105ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございますが、こちらも補正額でご説明させていただきます。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費13万4000円の減は、職員給与費の減額によるものでございます。  2款後期高齢者医療広域連合納付金1項後期高齢者医療広域連合納付金1目後期高齢者医療広域連合納付金119万円の増は、令和元年度後期高齢者医療保険基盤安定拠出金の額の確定により429万6000円を減額する一方で、後期高齢者医療保険料の平成30年度納付金精算額の確定により548万6000円を増額することによる広域連合納付金の増額でございます。  4款諸支出金2項繰出金1目一般会計繰出金2408万7000円の増は平成30年度決算に伴う剰余金を一般会計に返還金として繰り出すもので、当初予算額及び後期高齢者医療保険料の平成30年度納付金精算額を差し引いた額を増額するものでございます。  106ページから108ページは補正予算給与費明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議を賜り、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 それでは、これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆池亀幸男 委員 3点お聞きいたします。  1点目、補正予算書47ページ、小学校施設整備事業費として5574万5000円となっておりますが、これは今泉小学校の校舎増築計画だと思うのですけれども、どのくらい児童がふえて、また、どのような設計で校舎を建てるのかを1つご質疑いたします。  2点目は、補正予算書49ページになりますけれども、相模国分尼寺跡整備事業費1294万2000円となっておりますが、この内容についてお聞きいたします。  3点目は、補正予算書31ページの障がい者自立支援事業費1億1190万円となっておりますが、この内容についてお聞きいたします。  よろしくお願いいたします。 ◎教育総務課長 1点目、今泉小学校の増築に伴います児童の規模と設計の内容ということでお答えいたします。児童は、令和12年に最大で1500名を見込んでおります。設計の内容につきましては、不足する教室を確保するために、普通教室で15教室、特別教室で5教室程度で現時点では想定しております。 ◎文化財係長 2点目、国分尼寺跡整備事業費の増額の内容についてでございます。補償費用の算定の内訳としましては、建物の移転補償料、工作物移転補償料、立竹木移転補償料、動産移転補償料、移転雑費となりますが、今回増額となりましたのは、このうちの建物移転補償料と移転雑費となります。 ◎障がい福祉課長 3点目、障がい者自立支援給付費の関係についてご説明申し上げます。主に、放課後等デイサービス事業、共同生活援助事業、あるいは就労継続支援事業といった事業がふえているところで増額させていただいております。 ◆池亀幸男 委員 今泉小学校の校舎増築は敷地の中のどこに建てるのでしょうか。現在、南側に校舎があって、体育館があって、北側がグラウンドになっていると思うのですけれども、当然本校舎とつながっていないとなかなか不便だと思いますけれども、どのあたりに予定されているのでしょうか。 ◎教育総務課長 現時点ではグラウンド内に増築する予定でおります。 ◆池亀幸男 委員 グラウンド内というのは、まだどこかというのははっきりはしていないのでしょうか。 ◎教育総務課長 グラウンド内の真ん中に建てるのはおかしいと思いますので、グラウンドの北西側というか、そういうところで想定はしております。もちろん校舎が建ったときには、そこから渡り廊下とかも体育館につなげるようなことも考えております。 ◆池亀幸男 委員 北、西側というと、校舎があって、校舎の西側に体育館があって、その体育館のさらに北側となると、今使っている校舎からかなり距離があるように思うのですけれども、それは教師が移動する場合でも大変不便ではないかなと思うのですが。 ◎教育総務課長 体育館の北側にはちょうど大きい100トンの飲料水兼用貯水槽とかが入っておりますので、そちらの上は厳しいと思いますので、そのまたさらに北側でございます。教師の移動とか、ご心配あるかと思うのですけれども、増築する棟で先生も完結できるように、そういった先生の場所等の確保も考えていきたいと思います。 ◆池亀幸男 委員 児童が最大で1500人ぐらいということですけれども、グラウンドの片隅にそういう建物をつくって、グラウンドで1500人の児童が活動するということになると、かなりこれもまた活動しにくいのではないかなと思うのですけれども、その辺の見通しはどうでしょうか。 ◎教育総務課長 現在、今泉小学校のグラウンドは約1万2000平米ございます。校舎を増築するに伴いまして、そういったものを考慮しますと約1万平米ぐらいは残る予定になっておりますので、工夫しながらできるのかなと思っております。 ◆池亀幸男 委員 児童がふえて、狭いところで活動していますと、けが等が起こる可能性も高いとは思うのですけれども、私の立場で言いますと、やはり子どもたちが活動しやすい学校であってほしいと願っておりますので、ぜひその辺を考慮に入れて、計画のほう、よろしくお願いいたします。  2点目ですけれども、相模国分尼寺跡整備事業で、用地の買収に予算が使われるということですが、用地を買収した後の国分尼寺跡の活用の計画等をお聞きしたいのですけれども。 ◎文化財係長 国分尼寺跡の活用につきましては、現在地元自治会のレクリエーションですとか防災訓練、商業活性化事業として朝市の開催などを行っていただいております。整備につきましては残る用地の買収の完了に合わせて整備計画を立てていきたいと考えております。相模国分寺跡についても用地の買収ですとかの整備がありますので、市の財政状況等も見ながら整備内容等を検討し、活用についても進めていきたいと考えてございます。 ◆池亀幸男 委員 国分寺、国分尼寺は海老名市にとって大変貴重な史跡、文化財ですので、ぜひその辺の検討、有効に使えるようにしていってもらえたらと思います。  ありがとうございました。 ◆葉梨之紀 委員 国民健康保険事業の医療費と介護保険事業の医療費、後期高齢者医療事業の医療費についてお聞きしたいのですが、全額で、国民健康保険が補正後121億円となっております。介護保険が約88億円、後期高齢者が約17億円となっておりますが、後期高齢者が今後ふえていくに当たってどのぐらいを予想しているのでしょうか。1つは、医療費が本当にふえるのか、それとも介護の費用がふえるのかということです。アメリカのメディケアなんかのデータ見ますと、生涯医療費は高齢者がふえても余り変わらない、むしろお世話をする介護費用がふえているのだというような報告がありますが、どのようにお考えでしょうか。 ◎国保医療課長 後期高齢者医療事業特別会計介護保険事業特別会計の今後の増額の見込み等々ということでお答えをさせていただきたいと思います。後期高齢のほうは、国民健康保険のほうから年間1000名程度、高齢化に伴って増している状況にございます。そういったところから、事業規模で国民健康保険の特別会計は減少、後期高齢の特別会計は増額という、これはもう今後も引き続き続いていくところでございます。そうした中で今後の見通しでございますけれども、今、国は介護と後期の一体化ということで、介護予防費を抑制することによって、医療費も抑制するというような取り組みにシフトしてございますので、そういった国の動向を見据えながら、今後、財政状況を見ながら予算計上等していかなければならないのかなといったところでございます。 ◆葉梨之紀 委員 国のほうで医療、介護を抑制するということは、患者の負担をふやすという意味での抑制を考えているのでしょうか。というのは、今回も医療費については患者負担が増加するようなことが、新聞に出ていますように大体3点ぐらいなされております。後期高齢者なんかは1割負担を2割にするとか、初診のたびに100円か500円を窓口で払わなければいけない。今、大学病院なんかに行くときは大体1万円近く取られます。健康保険のほかに初診料ですね。再診も全て毎回毎回払わなければいけない。新聞に書いてあったのは湿布剤ですけれども、僕は整形科医ですけれども、使う人は多いですね。どうしても飲み薬よりも副作用が少ないという点があるからですが、湿布剤なんかは、昔のうどん粉をこねたような冷やすだけのようなものは1袋10枚ぐらい入っていても400円ぐらいですが、今のは薬がしみ込むタイプということで、1袋大体2000円ぐらいします。そういうものが全部患者の負担になっていくのではないか、心配しますが、どう考えるでしょうか。 ◎保健福祉部参事 今、葉梨之紀委員がおっしゃったことは、まさに国で現在社会保障をどうつくっていくのかを検討されているものかと思います。これはあくまでも制度になってまいりますので、市町村はそこの部分について余りかかわることができません。でき上がった制度に対して、どうやって動かしていくかというふうなことをやっていく組織でございますので、そちらにつきましては、決まったものに対して適正な対応をしていく、あるいは国に対して定期的に物を言う機関、組織と言いますか、チャンネルがありますので、そういったところで物を言っていくという形で対応していきたいと思ってございます。 ◆葉梨之紀 委員 医療は、診て、軽いなと思う人。自分でもそういう形で来るわけですが、風邪なら風邪で100人来るとなると、よく診ると肺炎を起こして重度化するような人が1人、2人いるわけです。ですから、そういう医療を受ける機会を高齢者がとれなくなるのではないか。重度化したり、重症の患者がふえる、あるいはみとりの人がふえるということでは、医療費なんかの問題はさらにかさみますが、もう1つは憲法第25条……。 ○委員長 葉梨之紀委員に申し上げます。質疑の時間でありますので、簡潔に質疑を行っていただきたいと思います。 ◆葉梨之紀 委員 憲法第25条の国民が健康で文化的な最低限の生活をする権利を有するということに対して抵触するのではないかと感じますが、どうなのでしょうか。 ◎保健福祉部長 先ほど保健福祉部参事からもお話しございましたけれども、私どもにつきましては、市民が医療を受ける機会を差し控えるとか、そういったことがないように、しっかりとその辺の制度の運用をやっていきたいと考えております。ただし、当然制度そのものにつきましては国の制度でございますので、その辺を的確に運用し、予算につきましても、しっかりと見合ったものを確保していくことに努めていきたいと考えているところでございます。 ◆葉梨之紀 委員 そうすると、そういう患者に対して市として別個にまた補助するとか、そういうこともあり得るということでしょうか。そういう事態が起こった場合、かかりづらくなるような感じ……。 ◎保健福祉部長 将来的なことは差し控えさせていただきますが、現状では、そういったケースについて、市でこうしていくといったものがあるわけではございません。制度そのもの等について、しっかり見守っていきたいといったところでございます。 ◆つつ木みゆき 委員 4月から予定されている門沢橋保育園の給食調理業務外注化のことについてお聞きします。給食調理業務の民営化はいつごろ計画されたのか、現場の声をどう聞いて、議論などは行われたのか、そして、食育の影響とかもお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎保育・幼稚園課長 ご質疑は3点いただいたと思うのですが、民営化をいつ計画されたのかですが、門沢橋保育園給食調理業務委託につきましては昨年8月に公立保育園のあり方を策定いたしました。これは、今後、海老名市においても少子化が想定されることから、現在の公立保育園については、民営化、縮小、廃園という形を計画させていただいておりますが、その中で民間活力が活用できるものについては積極的に推進していくというところで、この調理業務委託につきましては民間保育園でも行っております。他市町村の公立保育園においても行っているところから、調理業務委託を行うものでございます。民間活力を活用し、積極的に導入し、専門業者のノウハウを生かした効率的な運営が図られるものと考えられ、給食調理体制の安定化と人事管理、負担軽減等を期待できることから導入するものでございます。  2点目の現場のご意見等についてでございます。こちらは昨年の公立保育園のあり方とあわせて、現場の職員に対して説明を行っております。また、毎月1回、給食研究会を行っておりまして、園長、調理師、栄養士が集まって、献立の作成だとか等々含めて研究しているところでございます。そうした中で、調理業務委託化に当たりましては私は積極的に出向いて、現場の方と意見交換を行って進めているところでございますので、職員につきましては了承は得られているものと考えております。  食育等についてでございますが、現在、敷地内で育てた野菜を給食の材料として活用したりしていますが、調理の前日に調理師が、園児たちの収穫した野菜を見せながら、あしたのメニューのどこに入るのかのクイズを出したり、誕生日の園児にお祝いのプレートをつけて盛りつけをアレンジするなどして、食に対する興味を持たせる工夫をしております。委託業者にかわっても、こうした取り組みは継続して行う予定でございます。  なお、調理業務委託につきましては、調理以外に食育指導やアレルギー児対応など、これまで直営で実施していることは仕様書に明記して、継続して行ってまいりたいと考えております。 ◆つつ木みゆき 委員 子どもたちはやはり敏感ですので、給食をつくってくださる方がかわると、食事が細くなったりすることもあるかもしれません。やはりそういうところをちゃんと考えて、食育というのは保育そのものになっていますので、この先、保育園が老朽化しているので廃止になるという話もあります。廃止するならば、もう今のまま、現状のままでやることが子どもたちにとっては一番ではないかと思っております。私としてはできれば、外部への委託ではなく、そのまま今の調理師たちと子どもたちの関係を続けていただけたらと思っております。 ◎保育・幼稚園課長 今回の調理業務委託につきましては、あくまでも調理する人間がかわるだけでございまして、献立は市の栄養士が作成します。食材についても、今までと同様に納入していただきます。また、人がかわることについては、現在の公立保育園においても人事異動によって人がかわります。そうしたことから、調理する人間がかわるだけでございますので、全く影響することはないと考えております。 ◆佐々木 委員 今の門沢橋保育園給食調理業務委託の件で伺っていきたいと思います。こちらの今後のスケジュールというのでしょうか。今回議決された後、どういったスケジュールで、どういったことをやっていく予定なのか、考えているのか、伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 この12月補正で議決をいただいた後、1月末に入札依頼を行いまして、2月末に契約締結、3月末に引き継ぎを行って、4月1日にスタートしたいと考えております。 ◆佐々木 委員 そういったことで、業者と契約できるのは2月末、4月1日から新しい業者に全部かえるという点は余りにも拙速ではないかなと思うのですが、その点に関しての認識はいかがでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 調理業務委託を実施するに当たり、他市町村でいろいろ行っていることから、そういった他市町村の実績と聞き取り等を行いまして、適正なスケジュールであると考えております。 ◆佐々木 委員 4月1日から移行した場合、この業者を決めるに当たって、門沢橋保育園だけでなくてもいいのですけれども、これまで海老名市内の公立保育園で調理をしていた方は引き続き優先的に雇用するといった条件は付すのか、あるいはそうではないのか、考えを伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 仕様書の中で明確に明記することは難しいのですが、そのような形で、本人が希望するのであれば、できる限り移籍が可能にするよう調整して進めてまいりたいと考えております。 ◆佐々木 委員 仕様書には書けないというのは理解するのですが、そういったことであれば、どの方を雇うかというのは落札した事業者の判断で決めることが原則になってしまうと思うので、そういった点では、これまで門沢橋保育園、また、その他市の直営保育園で調理業務をしていた人がゼロ人になってしまうことも可能性としてはあり得るのか、伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 現実的に、近隣の市町村でそのようなことが、実際移行しない方もいらっしゃいましたが、ふたをあけてみると、そのまま移行しているというのがほとんどでございまして、また、不測の事態が生じた場合については、公立保育園の調理師の中で対応してまいりたいと考えております。 ◆佐々木 委員 次に、一般会計の補正予算書31ページの障がい者自立支援給付費の関係ですか。約1億1000万円となっています。金額的には結構大きいということで、伺ったところだと、障がい児の放課後デイサービスが大体5000万円ぐらい、障がい者のグループホームが3000万円ぐらいということで、こういったことに関して補正予算で対応するのではなくて、平成31年度当初予算で見込むことはなぜできなかったのか、その要因について伺いたいと思います。 ◎障がい福祉課長 放課後等サービス事業、あるいはグループホームの関係でございますけれども、放課後等デイサービス事業につきましてまず申し上げますと、事業者がもともとのときよりもふえてきているという状況と利用の希望をされる方がふえているという実情がございます。一方、グループホームの関係につきましても、昨年度、今年度予算を組む当初の段階ではまだグループホームが建設される予定がなかったところが、昨年度末にグループホームが新設されるといった現況等が出てきた、それに伴って利用もふえているといったところで増額になったということで、今回補正を組ませていただいております。 ◆佐々木 委員 デイサービスのほうの事情は理解します。  一方で、障がい者グループホームは、今の説明ですと恐らく当初予算に間に合わなかったというのでしょうか。見込みがなかったということで、これは県の許可というか、県が所管していることだという事情は理解していますけれども、どたばたするというのではなく、やはり県もきちんと海老名市と協力というのでしょうか。こういったことがあるようだよとか、きちんと情報を提供するように、海老名市としても必要な準備ができる。できれば当初予算に入るのが一番いいのですが、こういったことにしていくべきだと思うのですが、市としての認識はいかがでしょうか。 ◎障がい福祉課長 佐々木委員が言われたとおり、グループホームの新設等については神奈川県の指定という形になってございます。実際に先ほど申し上げた年度末にできたところにつきましても、建ち上がった状況でこちらへの照会となりましたので、市といたしましても、県央の会議等通じて県のほうに、グループホーム等を建設されるときにつきましては事前の準備段階から情報提供いただくように働きかけを行っているところです。その効果があってかどうかわかりませんが、今年度、今後ちょっと進めていくといった相談等は話が来るような状況になりました。 ◆佐々木 委員 今の点は、予算を組んで、計画行政でやっていくという原則という点と市の障がい者施策との関連で、やはり一刻も早く、例えば本当にお困りの当事者の皆さんに市も、見通しでいいので、グループホームができるようだよと言えるかどうかというのでも大分意義が違ってくると思います。こういった点も含めて、今後連携はしっかりとやっていただきたいなと思うのですが、その点についていかがでしょうか。 ◎障がい福祉課長 こちらにつきましては、県等を含めて情報共有を図ってまいりたいと思います。 ◆佐々木 委員 わかりました。  最後なのですけれども、今言いました2つのサービスというか、事業は県の管轄になると思うのですけれども、とはいっても市にある施設です。市民の方も利用されると思いますので、そういった点で、例えば市から施設運営者へ要望したりとか、あるいは立ち入りと言うと大げさですけれども、実際に見に行って状況をチェックするとか、そういったことをする権限はあるのかどうか、また、そういったことをやる考えは市としてあるのかどうか、いかがでしょうか。 ◎障がい福祉課長 基本的には県の指定という形になっております。市としての部分としては、県の事業の関係で入るときは市も同行というのはあるのですけれども、市としても状況を把握する上では、今後、グループホーム、あるいは各事業所とも状況は確認させていただきたいと思っております。 ◆佐々木 委員 今いろいろな福祉施設でも、さまざまな事故とか、時には事件と言えるような状況も起こっています。そういった点では、市としても、予算を使う以上、しっかりと対応していっていただきたいなと思います。これは要望にします。  次に、一般会計の補正予算書47ページの今泉小学校増築工事設計委託についてです。予算計上とともに繰越明許にしています。その中で他機関との調整に不測の時間を要しというお話がありましたけれども、他機関というのはどういったところなのか、また、調整に不測の時間を要したというのはどういった事情だったのか、伺いたいと思います。 ◎教育総務課長 マンションの建設も進んでおりますので、児童推計の捉え方に時間を要したところでございます。他機関とはそのような調整に時間を要したという形になっております。 ◆佐々木 委員 他機関というと、例えば県の教育委員会とか、文部科学省とか、開発事業者なのか、そこは何か言えない事情があるのですか。 ◎教育総務課長 特にそういった事情はございません。 ◆佐々木 委員 そうなると、どういった機関なのでしょうか。 ◎教育総務課長 機関というより、児童推計を見きわめるところでございます。児童推計につきましては、マンション建設事業者の方にアンケート調査にご協力いただいたりというところはございます。一部機関といえば機関になりますが、県とか、そういったところで問題があるということでは何らございません。 ◆佐々木 委員 わかりました。  次に、先ほどピーク時、令和12年に同小学校は1500人ぐらいになるという推計がされているということでした。その場合、クラス数は学校全体で、1年生から6年生まで、大体何クラスぐらいになってしまうと想定しているのか、いかがでしょうか。 ◎教育総務課長 1学年7クラスぐらいになると思います。 ◆佐々木 委員 そうなると、掛ける6学年で、42クラスぐらいになるかなと理解しているのですけれども、この場合、文部科学省が平成27年に策定しました公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引では、31学級以上は過大規模校だと言っています。文部科学省は25学級以上が大規模校、31学級以上はさっき言ったように過大規模校ということで、特に過大規模校については速やかにその解消を図るように設置者、この場合、海老名市に対して促しているとこの手引でも書いてあります。これはピーク時、一時期だとは思うのですけれども、42クラスという31クラスを大幅に超える学級数での学校運営を将来的にやっていって問題はないのか、その点に関して認識はいかがでしょうか。
    教育総務課長 確かにマンモス校のメリット、デメリットはあるかと思います。ただ、現時点での推計では、児童数のピークがあって、その後、減少するというところがございます。ずっとふえていく形ではございませんので、そういった中での判断でございます。もちろん教育環境に関してはしっかり確保してまいりたいと思っております。 ◆佐々木 委員 文部科学省が適正な学校規模数と言っているのは、12学級以上、18学級以下ということで、1学年3クラスまでが望ましいということになっています。こういった点からいっても、たとえ一時期、例えば本当のピークは1年間だけかもしれませんけれども、ただ、その1年だけがどかんと1500人となるわけではなくて、1500人に近い水準がピーク時に向けてどんどんと続いて、ピーク後もしばらくはなると。また、民間の開発ですから市がコントロールするわけにいきませんので、そういった意味では、例えば1500人規模がしばらく続くおそれも十分あると思うのですけれども、こういった点に関して、やはり超マンモス校という全国有数のものになると思うのですが、これが何年も続くのではないか。そういったリスクというのは、どの程度教育委員会内部で検討されたのか、全く問題ないと思っているのか、その点いかがでしょうか。 ◎教育総務課長 手引にもございますように、そういった課題を解消するには、学校規模は見直さずに、例えば教頭先生の複数配置とか、学年の機能を高める観点からミドルリーダーの役割を果たす教員を配置するようなことも手引のほうにございます。こちらは児童推計になりますので、そういったマンション建設など、その辺の推移については細かく注視しながら対応してまいりたいと考えております。 ◆佐々木 委員 この手引では、今、教育総務課長が言われた点とともに、マンモス校の課題を解消するためには学校の分離新設といったものを筆頭に挙げているのです。そういった点では、今後、事業者に設計委託をするという場合でも大事な点になってくると思うのですが、分離新設ということに関しては、その可能性といった選択肢はどの程度研究、検討されたのか、いかがでしょうか。 ◎教育総務課長 現時点での推計では減少と出ておりましたので、分離的な新設校に関しては検討はしておりません。 ◆佐々木 委員 ほかの自治体の事例でも、同じく県内でも、近隣自治体で当時全国1位と3位のマンモス校ができると。海老名と似ているのですけれども、こういったときに学校分離をした事例もあります。研究、検討ぐらいはしないとまずいのではないかと思うのですけれども、その点は本当に全然研究、検討もしなかったのか、選択肢には一切挙がっていないのか、その点はいかがでしたか。 ◎教育総務課長 確かに新設校をつくるには、土地であったり、予算的な規模もございます。そういったところもありますけれども、児童推計を見た中で敷地内で教室の増築ということで検討した結果でございます。 ◆佐々木 委員 わかりました。となると、今回の補正予算では今後設計委託を事業者にさせたいということですけれども、先ほど説明のあったように純粋に教室数をふやすといったプランを出させることになるかというふうに理解しているのですけれども、その理解でいいのか、あるいは、これは私は余りそうすべきだとは思わないのですけれども、よくプロポーザル方式ということで複数のプランを事業者に出させるということもあると思うのですが、そのやり方については今後どういうやり方を考えているのか、確認したいと思うのですが。 ◎教育総務課長 不足する教室数の増築になりますので、プロポーザルではなく、設計委託を考えております。学校施設再整備計画の中でも、そういった整備方針に木材の利用をしていくとか、照明のLED化、ICT教育の充実なども盛り込まれておりますので、そういった内容も検討しながら進めていきたいと考えております。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午前10時13分休憩                    午前10時24分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆たち登志子 委員 4点、お伺いさせていただきたいと思っております。  1点目、補正予算書7ページ、英語指導講師派遣についてお伺いさせていただきます。この費用の内訳と現在のALTを含めて何名の採用を見込まれているのか、お伺いさせていただきます。外国語活動の授業時間がふえて、人材の確保が課題となるかと思われます。2020年の新学習指導要領で数多くのALTが一斉に必要とされる時期になってきまして、需要に対して供給が追いつかないのではないかという懸念がある中、どのようにしてALTを採用されるのか、これは民間企業の派遣なのか、独自採用なのかも教えていただければと思っております。  2点目はまた同じく7ページなのですけれども、つつ木みゆき委員、佐々木委員も触れられておられました門沢橋保育園給食調理業務委託に関してです。人件費がどれだけになるのか、そして、現在何名で、委託になった場合は何名体制での運営になるのか、また、委託することによって全体の運営経費の増減があるのかないのか、お伺いさせていただきたいと思います。  3点目、補正予算書31ページなのですけれども、ひとり親家庭等医療費助成事業費についてもお伺いさせていただきます。こちら170万円の歳出とありますけれども、受診された延べ件数、また、申請を受けた方の人数を教えていただければと思っております。  4点目、補正予算書33ページ、母子父子家庭支援事業費についてなのですけれども、具体的な支援の授業内容を教えていただきたく思っております。  以上4点、よろしくお願いいたします。 ◎教育支援課副主幹 1点目、まず初めに、費用の内訳についてでございますが、ALTの授業補助の料金、交通費や会議や研修費等の人件費、教材開発費でしたり、業者の管理費、その他諸経費が内訳でございます。  続きまして、次年度以降、何人のALTを派遣するかについてでございますが、次年度以降の3年間は、小学校10名、中学校3名、計13名のALTの派遣を計画しております。  続いて、派遣の形態についてでございますが、直接の派遣ではなく、ALTを民間の企業へ委託する形での派遣を計画しております。 ◎保育・幼稚園課長 2点目、門沢橋保育園給食調理業務委託についてでございます。初めに、人件費についてでございます。門沢橋保育園の調理師の人件費につきましては、平成30年度は、正規職員1名、任期付職員1名、臨時調理師1名、非常勤調理師2名、合計5名で、総額約1800万円でございます。今年度は、見込みでございますが、正規職員1名、任期付職員1名、非常勤調理師3名、合計5名で約1900万円程度でございます。この金額は人件費のみでございまして、その他諸経費は含んでございません。また、職員により勤続年数によって給与に差があるので、5名程度の職員の人件費は約2000万円前後を見込んでおります。今回の債務負担行為における委託の見積もりでは年額1667万8790円でございますが、そのうち人件費は1326万4680円であり、その他諸経費が341万4110円でございます。単純に人件費だけで比較いたしますと、平成30年度では約470万円、平成31年度では約570万円の差がございます。  続きまして、現在の職員数及び委託の職員数でございます。現在、正規職員1名、任期付職員1名、非常勤調理師3名。この非常勤調理師3名というのは1日フルタイムとして換算しておりますので、交代で勤務していただく形になっておりまして、現在1日3名で調理業務を行っております。委託後についても、正規職員2名、非常勤調理師1名という1日3名の計算で同様に行ってまいりたいと考えております。  続きまして、運営経費の増減等につきましては、今回3カ年契約となっておりますので増減はございません。 ◎国保医療課長 3点目、ひとり親に対して医療保険の医療費の一部を助成することにより、ひとり親家庭の生活の安定と自立を支援することを目的として、医療費の自己負担分を助成しているこちらの事業でございますが、例年に比べまして今年度は、4月から9月までの医療費の支出額が増加いたしまして、3月までの支払いに不足が見込まれるため計上させていただいたところでございます。  まず、人数でございますが、11月末の時点で1817名となってございます。この人数につきましては、少子化の影響などもありまして、年々減少傾向にはございますけれども、この人数等で今年度は推移してございます。件数でございますが、今手元に件数ベースの数字がございませんので、後ほどお示しをさせていただきたいと思います。 ◎こども育成課長 4点目の母子父子家庭支援事業の内容につきましてお答えさせていただきます。こちらの支援内容につきましては自立支援教育訓練給付金というものでございまして、具体的にはひとり親家庭のお母様もしくはお父様が就職に役立つ技能や資格の取得のために、雇用保険制度の教育訓練給付金の指定教育訓練講座などを受講し、修了した場合、こちらに支払った受講料の一部を支給するといった制度になってございます。 ◆たち登志子 委員 1点目、ALTの件なのですけれども、ALTの方は4名ふえる計算というふうな認識なのですが、そちらでよろしいでしょうか。 ◎教育支援課副主幹 英語指導講師ALTの派遣についてでございますが、今年度は13名、小学校10名、中学校3名の配置をしております。昨年度まで、平成30年度までは9名での配置でしたので、本年度増員しております。 ◆たち登志子 委員 そうされますと、あと4名の確保が必要になってくると思います。先ほどもお話しさせていただいたとおり、2020年に新学習指導要領が一斉に開始されることによって、多くのところからALT講師の需要がすごく高まると思われます。この場合、基準の低下が危ぶまれる形になるのですけれども、海老名市内ではどのような採用基準、民間企業の選定基準となっているのか、教えていただければと思います。 ◎教育支援課副主幹 業者を選ぶ基準でございますが、本市の外国語教育の計画を理解し、実現に向けた効果的なプランを持っているかどうかが選定の基準でございます。また、業務実績や会社の概要を踏まえ、信頼に値する業者かどうかで選定してまいります。子どもたちの英語力を伸ばしていくことができるよう、慎重に選定してまいります。 ◎教育支援課長 追加でございます。今年度、既にALTは各学校に13名配置しておりますので、次年度以降は今年度の人数を維持ということでございます。 ◆たち登志子 委員 ALTとはちょっと違うのですけれども、私も英語講師等のトレーニングを受けてきまして、小学校の教員とALTとの連携の難しさを特に実感して学んできたところではあります。教員の日常の業務の多さではいたし方ないところもあるのですけれども、ALTとの連携を図って、先ほどもおっしゃられたように子どもたちの英語教育を伸ばすという形では非常にいい教育現場になるようにしていかなくてはいけないと思っております。この連携なのですけれども、ALTと教師との今現在の連携部分というところでどのようにされているのか、ご存じでしたら教えていただきたいと思います。 ◎教育支援課長 委員おっしゃるとおり、令和2年度から教育が大きく変わり、英語教育の抜本的強化が始まるわけでございます。実際、新たに小学校英語が教科化されることによって、教員の負担がふえることは十分に考えられております。そこで、本市では、この抜本的強化を見通して、既に平成28年度に海老名市外国語教育実施計画を立て、ALTの配置を含めた指導体制の充実を図るとともに、教員の指導力向上のための研修を計画的に行ってきたところでございます。具体的には、放課後の時間にALTと打ち合わせ、授業の計画とかが立てられるような体制も整えているところでございます。 ◆たち登志子 委員 なるべくなら、教員の方々の負担が減るような形でのALTの活用を私も望んでおりますので、どうぞ引き続きそのように働きかけていただきますようお願いいたします。  2点目の再質疑なのですけれども、今お話があったとおり、運営の経費は今までと変わらないということで、人件費も変わらない。今までお支払いされていた形と全く変わらないという認識でいいのでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 運営費及び人件費が変わらないということではなくて、委託化することによって全く変わってきます。人件費は安価になりますし、運営費についても安価になる見込みでございます。 ◆たち登志子 委員 そうなってくると、1人1人の収入の面というのが大変気になるところではあるのですね。働かれている方の収入の面が、正規雇用者、非正規雇用者の場合、今支払われているお給料よりも下がったりする可能性はあるのでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 当然委託事業を行うわけでございますが、そこの入札を落札した事業者が社員の人件費を見ることになりますので、それは公立と民間では変わってくると思います。 ◆たち登志子 委員 そうされますと、先ほどありました佐々木委員がお話しされたときに、移籍が可能だというふうにお話をいただいたのですけれども、給料体制が、例えばお給料が下がってしまうという場合、移籍をされたいという方は恐らくおられないかと思うのですけれども、そのような場合は移籍者はゼロになるのでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 委託事業者への移籍については、本人が希望されて、その事業者と協議した中で折り合いがつかなければ、そちらに移籍することはないでしょうし、ただ、金額にどうしても差がついてしまうのはいたし方がないのかなと考えております。 ◆たち登志子 委員 現在こういった福祉施設などで働く女性が多いとされる職場なのですけれども、待遇が決していいとは言われていないのですね。これは全国的に見ても待遇が悪い、こういった福祉施設で働く人たちの待遇なのですけれども、そういった場所が現在よりもさらに悪くなってしまう懸念があるこの事業に関してどのように説明をされますか。 ◎保育・幼稚園課長 この事業は委託事業ですが、待遇が悪化するようなことはございません。 ◆たち登志子 委員 そうなると、また別の人間が入られるという形での待遇悪化を避けているというふうに認識いたしますが、その認識でよろしいでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 調理業務を委託するだけでございまして、待遇に差異を設けることもございませんし、門沢橋保育園に勤めている方については、これまでと同様に扱っていきたいと考えております。 ◆たち登志子 委員 調理師の給料の面でのお話をさせていただいていたつもりだったのですけれども、こういう民間委託となったときに、移籍される方、されない方に関して、労働条件が悪くなるということはもう避けていかなければいけないと考えております。今後、そういう民間に委託をするという方向性が決まっておられるのであって、これを覆すことができないのであれば、労働者の環境、そういった待遇まで考えての業者等の選定となるように議論を慎重に進めていただければと私は考えております。意見でございます。  3点目、ひとり親世帯のお話になるのですけれども、ひとり親世帯の人数は推移しているというお話だったのですけれども、実際このように経費、予算がふえてしまった理由というのはどういった理由なのでしょうか。よろしくお願いいたします。 ◎国保医療課長 先ほどの件数のところから、まず先にご説明等させていただきたいと思います。10月末現在1万3289件となってございます。参考までに、30年度末の件数、実績として2万3000件となってございますので、10月末までで1万3289件でございますので、今年度につきましては30年度末の実績を超えるということで、今回補正予算として計上させていただいているところでございます。件数、対象人数は減少傾向で推移している中で、歳出の部分については増ということでございますので、ひとり親家庭の医療費だけではない、医療費全般に言えることではありますけれども、1件当たりの金額も上がっている、あとは受診される回数、件数も上がっていると認識しているところでございます。 ◆たち登志子 委員 件数、1回当たりの費用と回数がふえているというふうにお話しいただきまして、ありがとうございます。  4点目なのですけれども、自立支援教育訓練という形で教育をするという支援のみとの認識でよろしいのでしょうか。 ◎こども育成課長 今回の補正予算にかかわる部分につきましては自立支援教育訓練というものが対象になっておりますという回答でございます。 ◆たち登志子 委員 今回の補正予算以外の件では、自立支援以外に就労支援という形ではこちらはとられているのでしょうか。 ◎こども育成課長 支援の内容につきましては、相談から始まりまして、さまざまな内容、多岐にわたっておりますけれども、今回の補正予算に係る部分につきましては自立支援教育訓練給付金に係る部分でございますという答弁になります。 ◆たち登志子 委員 わかりました。こちらの就労支援に関してのお話というのは、どなたか教えていただける方はございますか。よろしくお願いいたします。 ○委員長 たち登志子委員に申し上げます。質疑の内容が不明確なので、質疑を明確にしてください。 ◆たち登志子 委員 現在、自立支援教育訓練という教育をする形での補正予算が出ているのですけれども、ひとり親世帯への支援の内容について、教育部分だけでなく、就労支援という形が海老名市内でもあるかと思われるのですけれども、そちらに関しては今回の補正予算で上がっていないところなのですが、この質疑はできないのでしょうか。 ○委員長 たち登志子委員に申し上げます。議題の範囲を超えておりますので、この質疑に関しては議題外となります。 ◎こども育成課長 補足させていただきます。教育をしているのではなくて、就労のための教育の講座を受ける費用について支援をしているという形になりますので、委員おっしゃる就労支援に結局つながっている部分なのです。市が教育をしているわけではございませんで、いわゆる教育講座といったものに通って、就職に有利になるように皆さんに資格を手にしていただいて就労していただく。こういう背景がある中での就労支援の一環として教育講座に通っていただく。通っていただいて、修了、要は教育訓練を受講し終わったものに対して補助金、助成金が出されるというものがこの制度になってございます。教育をするためのものではなくて、教育を受けて就職をしていただくもの、就労につなげていただくための支援とお考えになっていただければと思います。 ◆たち登志子 委員 わかりやすい説明をいただきまして、大変ありがとうございます。自立支援のそういった受講に関して、就労支援をされているという認識をさせていただきました。ひとり親世帯なのですけれども、就労率は実は高いのですね。ただし、非正規の方が多くて、そのために所得が低くなっているという現状がございます。そういった現状ですので、今後、就労支援をされる場合、教育にかかった費用を補助されるという点であったとしても、非正規で就労することにつながるものではなく、できましたら、正規雇用につながるような支援を積極的に取り入れていただければと考えております。  以上です。どうもありがとうございます。 ◆戸澤幸雄 委員 2点ほど質疑させていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  1点目、補正予算書47ページの今泉小学校増築工事設計委託でございますけれども、これについては、基本的には子どもたちがふえていくということで喜ばしいことなのだろうなと思うのですけれども、今後のスケジュールについて大枠で教えていただければと思います。  2点目、補正予算書31ページの障がい者市自立支援事業費でございますが、事業者がふえたということでございますので事業者の内容ですね。言える範囲で結構ですので、詳細を教えていただければと思います。  2点、よろしくお願いいたします。 ◎教育総務課長 1点目、今後のスケジュールでございます。こちらの補正予算をお認めいただいた後、設計委託の入札をかけまして、その委託期間は大体7.5カ月程度を考えております。その後、建築工事ということで、令和4年4月の新学期からその校舎へ入れるように進めているところでございます。 ◎障がい福祉課長 2点目、放課後等デイサービス事業は学齢期の障がい児の居場所の支援の関係をやっていますけれども、こちらについては今13カ所になっています。2カ所ほどふえているという状況です。グループホームの関係につきましても、昨年度末2カ所ふえているような状況でございます。 ◆戸澤幸雄 委員 まず、今泉小学校の設計委託でございますけれども、設計をして開校というか、供用開始が令和4年4月ということで、今までもこれについてはいろいろ準備を重ねてこられて、非常に速いピッチで進めてこられたのだとは思うのですけれども、既に今、各マンションと申しますか、もう入居が始まっている部分もございます。令和4年にできるわけでございますけれども、その間、吸収できるのかどうかについて伺いたいと思います。 ◎教育総務課長 今現在も今泉小学校の校舎はやりくりをし、パソコン教室等も改修して、教室を2クラスふやす等を行いながら対応してまいります。 ◆戸澤幸雄 委員 当面2クラスで吸収できるというようなことなのかなと思いますけれども、新しい校舎でございますので、先ほどの答弁にもありましたけれども、学校施設再整備計画の中にもさまざま盛り込まれている新しい機能でありますとか、将来的に子どもたちが減った場合、何か再利用ができるとか、そういったことも考えられているのかなと思うのです。これから設計でございますので、明確なことは言えないだろうとは思うのですけれども、何かお考えがあればお聞きしたいと思うのですが。 ◎教育総務課長 確かに当面は不足する教室の確保というところで進めているのですけれども、設計に当たりましては、その後、地域の拠点になるような利用も図れるような形で考えていかなければいけないと考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 新しくできたマンションであるとか、新住民の方になるのでしょうけれども、その方たちがこちらに入ってくるということで、大きな期待もあるのかなとも思いますし、新しい校舎で学べるということも非常によいことだと思いますので、しっかりやっていただきたいと思うのですけれども、なるべく将来的にも考えて、今後負担にならないような施設になっていくことも大事なことだと思います。アイデアを盛り込んで、すばらしいものをつくっていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  2点目の障がい者自立支援事業でございますけれども、まずグループホームなのですけれども、もう2カ所開設されているということですよね。扶助費に関しては利用している方に対する扶助ということでよろしいのでしょうか。 ◎障がい福祉課長 委員のおっしゃるとおりです。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、かなりの方が新たに利用されていると思っていいのかなと思うのですけれども、こういったニーズというのは、潜在的ニーズと申しますか、やはりグループホームに入りたいような方というのは、まだまだいらっしゃると考えてよろしいのでしょうか。 ◎障がい福祉課長 ニーズはございます。現在、知的障がいの方のグループホームが多くなっています。ただ、そのほかの精神障がい、あるいは身体障がいの方々の希望というのも非常にございます。ただし、精神障がいあるいは身体障がいの方々に沿ったグループホームがまだまだ少ないところが課題になってございまして、先ほど佐々木委員のときにもグループホームのお話をしましたけれども、新たにつくられるというお話があった場合は、できれば身体障がいあるいは精神障がいのニーズがあることをお伝えした上で、できましたら、そういった部分にご協力いただけるとありがたいというお話はしてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 グループホームに関しては、そこで居住というか、寝起きをされるわけでありますので、利便性の高いところがいいのか、どこら辺にできるのが一番いいのかというところもあるとは思うのですけれども、今回の2カ所についてはどの辺に新設されたのでしょうか。 ◎障がい福祉課長 サービスエリアに近いと言ってはなんですが、杉久保に1カ所できています。もう1カ所については東柏ケ谷です。こちらについては、一般の家を改装といった形で利用されたと聞いてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 東柏ケ谷ではなかなか空き地といいますか、利用できる土地というのも限られてくるのかな。こういう形で民家を再利用されているということについては、非常にいい事例になっていくのかなと思います。この辺に関して、例えば事業者に情報提供されているとは思うのですけれども、新しい事業者を呼び込むという表現は当たらないのかもしれないのですけれども、そういった働きかけというようなところではどうなのでしょうか。 ◎障がい福祉課長 現在のところ、積極的に行っているということはございません。先ほどちょっと申し上げたところで、県の指定といったところが実際ございます。県の関係にいく前段で、本当にまだこれから考えるといった部分でお話が来るケースもございます。そういったときには、場所の関係を含めてお話しさせていただいているのが現状です。ただ、海老名は、土地の関係を含めてなかなかお金がかかるということで、その辺のニーズとともに費用対効果も考えないととは言っていらっしゃいますけれども、そこについては県とのやりとりも含めて、今後調整はしていきたいと思います。 ◆戸澤幸雄 委員 ニーズ的にはまだまだあるということなので、その辺も頑張っていただければなと思うのですけれども、グループホームに関しましては、今までニーズがあったところはほかの市のグループホームに行かれていたりというようなところがあるのだと思うのですけれども、今回新しくできたグループホームも海老名の方だけではないとは思うのですね。扶助費としては海老名市に住むことになると思うのですけれども、そういった形で海老名の住人になっていただくような形になってくるのかなと思うのですが、例えば今まではよそに行っていたのだけれども、地元の海老名に帰ってきたいというような声もあるのかどうか、お聞きしたいと思うのですが。 ◎障がい福祉課長 詳細まではあれしていませんけれども、同じグループホームの系列で、たまたま杉久保の新しくできたところについては同じ事業所がほかの場所でやっていたところで、海老名に移転されてきたというケースはございます。ただ、海老名で生まれ育ってどうこうといった話は余り入ってはきていませんけれども、実際上、海老名に来ていただければ非常にありがたいという部分もございますので、どちらにしても、グループホームの利用等に当たっては、ケースワーカーを含めて調整等してございますので、円滑な動きというか、その辺はしっかりと図ってまいりたいと思います。 ◆戸澤幸雄 委員 放課後デイサービスも含めて、障がい者自立支援事業というのは非常に大切な事業であると思いますので、これから拡大されていくのだと思いますけれども、今後もしっかり取り組んでいただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 ◆葉梨之紀 委員 補正予算書31ページの障がい者自立支援事業費のことでお伺いしたいと思います。障がい者自体が自立をするのには、先ほど質疑にも出ましたけれども、就業まで考えますと相当な設備とか人も必要になってくるわけですが、僕は七沢とか、その前の施設にもいたことがあるものですから。ただ障がい者をお世話するだけだということで預かる施設なのかどうか、その辺はこの予算の中でできるように考えているのか、教えてください。 ◎鶴間 保健福祉部次長 この予算の中でも、特に障がい者のグループホームということに焦点を当ててのご質疑だと思いますので、それについてお答え申し上げます。高齢者のグループホームと障がい者のグループホームは若干性質が違っておりまして、障がい者のほうは比較的年齢の若い方、介護保険の認定になる前の方が大変多く利用されております。このグループホームの主な目的は自立というところに観点がございまして、特に高齢の方のようにグループホームにずっといるということではございませんで、日中の間は、委員がおっしゃるような就労の支援ですとか、デイサービスのようなものに通っている方がほとんどです。朝、また別の施設にそこから出かけていって、日中の支援を受けた後に、夕方、帰ってきて、入浴ですとか一般的な家庭での生活のようなことをするような支援になってございます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本4案に対する意見がありましたらどうぞ。 ◆佐々木 委員 まず、一般会計補正予算について述べたいと思います。今回含まれております門沢橋保育園給食調理業務委託に関してです。この点に関しては、業務委託、民間にやらせるのではなくて、引き続き直営で実施すべきだと考えます。この点で問題だと認識しておりますので反対したいと思います。  次に、国民健康保険事業特別会計についてです。この中で債務負担行為の追加ということで、オンライン資格確認対応業務が含まれています。これはマイナンバーカードに国民健康保険証の機能を持たせる業務をすると伺っていますが、マイナンバー制度は直近でも12パーセントぐらいの国民しか登録していない、また、情報漏えいなどさまざまなリスクがある。一方で、非常に多額の公費負担もするということで、この制度自体問題があるという立場です。行政として対応せざるを得ないという点は理解するものの、この問題がありますので、この点で反対をしたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに意見もないようですので、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより採決に入ります。
     最初に、議案第81号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (可 否 同 数) ○委員長 可否同数と認めます。委員長は、委員会条例第14条の規定により可決すべきものと決定いたします。  少数意見の留保をされる方は、この際、お申し出願います。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 次に、議案第82号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (可 否 同 数) ○委員長 可否同数と認めます。委員長は、委員会条例第14条の規定により可決すべきものと決定いたします。  少数意見の留保をされる方は、この際、お申し出願います。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 次に、議案第83号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第83号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第84号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第1から日程第4までの委員会審査報告書の案文につきましては、正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文については正副委員長一任と決しました。  暫時休憩といたします。                    午前11時13分休憩                    午前11時18分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第5 報告事項 学校給食への異物混入についてを議題といたします。  教育部長の説明を求めます。 ◎教育部長 学校給食への異物混入についてご説明申し上げます。  令和元年第2回定例会、第3回定例会における文教社会常任委員会に続き、本定例会においても三たび同様の事案をご報告することとなり、安全・安心が最優先されるべき学校給食におきまして異物混入事案が発生したことに対し、改めて関係各位におわび申し上げる次第でございます。  去る12月4日、上小学校の給食で提供されたコッペパンから異物が見つかる事案が発生いたしました。幸いにも児童が食べる前に発見したため、現時点では健康被害の報告はございません。また、同日コッペパンを提供した他の5校につきましては、異物混入の報告はございませんでした。その後、現在に至るまでパンの提供は停止しているところでございます。  繰り返し申し上げておりますが、本件は学校給食で最優先されるべき安全・安心な給食の提供という点から考えますと大変憂慮すべき事案であり、大変重く受けとめているところでございます。発見した児童と保護者だけでなく、他の児童生徒と保護者、また、関係各位に対し、ご心配、ご迷惑をおかけしたことを改めて深く申し上げる次第でございます。  現在のところ、原因は特定されておりませんが、パンの製造会社及び食の創造館からは、調理過程における混入の可能性は低いという報告を受けておりますが、今後も鋭意調査を継続し、安全・安心な給食の提供に取り組んでまいります。  詳細につきましては就学支援課長から説明いたします。 ◎就学支援課長 それでは、資料に基づきましてご説明申し上げます。四角の囲みの部分につきましては、ただいま教育部長から説明したとおりでございます。  発生日時は12月4日(水)12時50分ごろでございます。  発生場所は上小学校でございます。  事故の内容・経過などにつきましては、2年生の女子児童が器に置かれたコッペパンにウインナーケチャップソースがけとキャベツのソテーとスライスチーズを挟み、ホットドッグのようにして半分食べたところで、残りのパンの白い部分に乗っているのを見つけました。金属片が混入していたものでございます。  異物の概要でございます。長さ約1センチ、太さ約1ミリの銀色の破片でございました。実物の写真を掲載させていただいておりますので、ご高覧ください。  当日の献立は資料のとおりでございます。  原因及び対応につきまして、資料の裏面をごらんください。コッペパンは製造業者からであり、食の創造館での調理工程は、ウインナーをせいろに並べて、スチームコンベクションで蒸す、釜でソースをつくる、キャベツは、洗浄後、切裁し、釜にてソテーしました。使用した調理機器には破損等も一切見られないことから、納入業者を含め、調査中でございます。現在、あらゆる可能性を否定せずに調査を継続しているところでございます。  なお、学校給食の提供につきましては、食材のチェックから調理、配送まで、あらゆる工程において従来にも増して十分注意を払うよう、指定管理者に指示し、継続させていただいております。また、納入業者の納入は安全が確保されるまでは行わず、献立については一部変更して対応しております。  今後も原因究明に向けて調査を継続するとともに、細心の注意を払って給食の提供に努めてまいりますので、ご理解のほどお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑、意見に入ります。質疑、意見のある方はどうぞ。 ◆佐々木 委員 報告ありがとうございます。以前も同じような事例で、金属片でロールしているというか、そういったものが混入されたという事例もあったと思うのですけれども、それはその後、原因は判明したのかどうか、あるいは判明しないで、そのままになってしまっていたのか、また、今回と類似例というか、同じことが考えられるのかどうかについて伺えればと思います。 ◎就学支援課長 前回はご飯に混入していたものとなりますが、成分は判明しております。ただ、混入の原因については、いまだ調査中でございます。 ◆佐々木 委員 今回、金属だというのはわかったようなのですけれども、成分とかも今後……。前回のときは、たしか専門業者に出して、組成分析ではないけれども、させたと思うのですが、今回もそういった対応をされるのかどうか、どうでしょうか。 ◎就学支援課長 今回の件につきましても成分調査はかけていきたいと思っております。 ◆池亀幸男 委員 異物の混入経路の特定について原因究明を進めているというのは、これは業者が行っているのでしょうか。 ◎就学支援課長 納入業者、給食を提供している食の創造館という施設、どちらについても調査しております。 ◆池亀幸男 委員 そうすると、原因が究明できない場合は、はっきりしない場合は業者をかえるとか、そういうことも考えられているのでしょうか。 ◎教育部長 業者をかえるかというお話でございますけれども、まず、我々といたしましては、今調査している中で、調理過程での混入の可能性はかなり低いものと受けとめております。コッペパンの中にソーセージとキャベツなどを挟んで食べたところの断面についていたということですので、現時点では、我々といたしましては給食の調理過程での可能性は低いと考えておりますので、今後また、さらに調査は進めますけれども、調理過程でないという判断をした時点で、パンなどについても再開していきたいと考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 これに関しましては、調理に関してはコッペパンを刃でホットドッグみたいにするために切った、そのときに混入したのではないかというのが調理過程ということで、これを見ますと白い部分に入っていたということなので、パンに最初から入っていたというような受けとめ方でよろしいのでしょうか。そうしますと、そのパンを製造しているところについては変更なり、何か調査が入るのかどうか、教えていただきたいと思うのですけれども。 ◎就学支援課長 パンのスライスにつきましては納入業者に委託をしております。今回のコッペパンには、実は食の創造館でボイルしたウインナー、切裁してソテーしたキャベツを挟んで食べていますので、先ほども申し上げましたが、あらゆる可能性を否定せずに調査を進めているものでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、今後、納入の再開に際しては、調理過程ではないと。ここが明確にわかればということですね。そうしますと、原因についてはこれからも追及をしていくのだと思いますけれども、切り分けて、調理過程に入っていないのであれば、今の業者から納入を再開するという判断でよろしいでしょうか。 ◎就学支援課長 そのとおりございます。 ◆戸澤幸雄 委員 ありがとうございました。今後こういうことのないように、しっかりと対応していただければと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑、意見もないようなので、質疑、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  本件は報告でありますのでご了承願います。  次に、日程第6 報告事項 海老名市国民健康保険税の税率改正に係る検討状況についてを議題といたします。  保健福祉部長の説明を求めます。 ◎保健福祉部長 それでは、海老名市国民健康保険税の税率改正に係る検討状況についてでございます。  国民健康保険運営につきましては、海老名市国民健康保険運営協議会で協議を重ねているところでございますが、今回は、この保険税の税率改正に係る現在の検討状況と今後の進め方について報告をさせていただきたいと思います。  詳細につきましては国保医療課長からご説明申し上げます。 ◎国保医療課長 お手元に配付させていただきました資料をごらんいただければと存じます。  国民健康保険制度は、加入者の高齢化等による被保険者数の減少や医療費の高度化、高価な薬剤の普及等による医療費の増加など、制度を取り巻く環境は非常に厳しい状況が続いているところでございます。  こうした中、持続可能な医療制度を構築し、国民健康保険財政の安定化を図るため、国保制度改革が行われ、平成30年度から国民健康保険は都道府県単位化されました。本市を初め、県内各市町村は、神奈川県において策定された神奈川県国民健康保険運営方針に基づき、効率的な事業運営に努めるとともに、事務の標準化等に取り組んでいるところでございます。この制度改革によりまして、市町村は医療費水準等に応じて市町村ごとに算定される事業費納付金を県に納める仕組みとなり、市町村は、事業費納付金を県に納付するために、保険税率の標準的な水準として、県から市町村ごとに提示される標準保険料率を参考に、適正な保険税率を設定することとなりました。  しかしながら、現在、この標準保険料率と本市の保険税率には乖離が生じてございまして、実質的には、歳入補填のために法定外の一般会計繰入金により財政を堅持しているといった状況になってございます。また、神奈川県の運営方針では、法定外の一般会計繰入金のうち決算補填目的の繰入金を解消、削減すべき費用であるとしております。県内市町村におきましては、県が示す標準保険料率に近づくよう、保険税率を見直すとともに、決算補填目的の繰入金の削減に向けた取り組みが必要となってまいります。今後において、さらなる高齢化の進展による医療費の増加が見込まれることから、国民健康保険はこれまで以上に厳しい財政状況となることが予測され、国民健康保険事業を安定かつ健全に運営するため、平成24年度より据え置いておりました国民健康保険税の税率等の見直しが必要という認識をしたところでございます。  こうしたことを背景といたしまして、国民健康保険事業の運営に係る重要事項を審議するため、国民健康保険法に規定されて設置されております海老名市国民健康保険運営協議会に対し、国民健康保険税の税率等の見直しについて諮問させていただくものでございます。  今後の予定でございますが、あす13日に開催を予定してございます国民健康保険運営協議会において諮問させていただきまして、来年1月中に答申をいただければ、令和2年第1回市議会定例会に国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正案を上程させていただきたいと考えているところでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑、意見に入ります。質疑、意見がある方はどうぞ。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑、意見がないようですので、質疑、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑、意見を終結いたします。  本件は報告でありますのでご了承願います。  次に、日程第7 その他に入ります。各委員から何かありますか。 ◆佐々木 委員 きょうは提起だけしたいと思うのですけれども、所管事務調査というのが委員会でできると思います。その中でさまざまな施設等があると思いますが、特に文教社会常任委員会所管のところの現地調査というのでしょうか。今回の議案でも幾つかそういった施設がありました。そういったところも含めて、今後、委員の間で希望を出し合って、どこか見に行く必要があるところは委員会として視察をさせていただく。事業者のところは事業者、利用者、また、行政当局等にも協力をいただくことになりますけれども、その検討を今後していただければなと思いますので、その提案をしたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 佐々木委員からのご意見は正副委員長でまた検討させていただきたいと思います。  各部長から何かございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして文教社会常任委員会を散会といたします。                                     (午前11時34分散会)...