• 消防団安全装備(/)
ツイート シェア
  1. 海老名市議会 2019-06-21
    令和 元年 6月 第2回定例会−06月21日-04号


    取得元: 海老名市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    令和 元年 6月 第2回定例会−06月21日-04号令和 元年 6月 第2回定例会          令和元年6月21日(令和元年第2回定例会第4日目) 令和元年6月21日午前9時30分、第2回海老名市議会定例会海老名市役所議事堂に招集した。 1.出席議員   21名              相原志穂 議員    吉田みな子議員              森下賢人 議員    市川洋一 議員              松本正幸 議員    西田ひろみ議員              田中ひろこ議員    久保田英賢議員              日吉弘子 議員    戸澤幸雄 議員              中込淳之介議員    山口良樹 議員              佐々木弘 議員    氏家康太 議員              鶴指眞澄 議員    藤澤菊枝 議員              市川敏彦 議員    倉橋正美 議員              福地 茂 議員    志野誠也 議員              宇田川希 議員 2.欠席議員   なし 3.議事日程   日程第1 議案第45号  海老名市税条例等の一部改正について        議案第49号  物品の取得について(災害対応特殊はしご付消防自動車(40m級))
           議案第50号  物品の取得について(高規格救急自動車)                               (以上3件総務常任委員会報告)   日程第2 議案第47号  海老名都市公園条例の一部改正について                             (以上1件経済建設常任委員会報告)   日程第3 議案第52号  令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)                               (以上1件所管常任委員会報告)   日程第4 意見書案第1号 国民健康保険税(料)引下げのための国庫負担の増額を求める意見書   日程第5         所管事務の調査・審査について 4.付議事件   議事日程に同じ 5.説明のため出席した者 25名   市長         内野 優    副市長        秦 恭一   副市長        畑 めぐみ   教育長        伊藤文康   理事兼市長室長    萩原圭一    理事兼まちづくり部長 武石昌明   財務部長       柳田理恵    市民協働部長     藤川浩幸   保健福祉部長     江成立夫    経済環境部長     谷澤康徳   消防長        二見裕司    教育部長       伊藤 修   市長室文書法制担長  北 雄一    市長室次長      中込明宏   財務部次長      告原幸治    市民協働部次長    澤田英之   保健福祉部次長子育て担当)     保健福祉部次長(健康・保険担当)              小澤孝夫               小松幸也   保健福祉部次長福祉担当)      経済環境部次長    松本友樹              鶴間由美子   まちづくり部次長都市担当)     まちづくり部次長建設担当)              金指太一郎              栗山昌仁   消防本部次長     青木利行    教育部次長      萩原明美   教育部参事      和田修二 6.出席した事務局職員 4名   事務局長       鴨志田政治   事務局次長      浜田宏美   議事調査係長     武井慶博    副主幹        左藤文子 7.速記員出席者     1名   株式会社 澤速記事務所   速記士       佐 藤 悦 子 8.会議の状況                    (午前9時30分 開議) ○議長(倉橋正美 議員) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより令和元年第2回海老名市議会定例会第4日目の会議を開きます。  本日の議事日程及び専決処分報告については、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  これより日程に入ります。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(倉橋正美 議員) 初めに、 △日程第1 議案第45号 海老名市税条例等の一部改正について、議案第49号 物品の取得について(災害対応特殊はしご付消防自動車(40m級))、議案第50号 物品の取得について(高規格救急自動車)、以上3案を一括議題といたします。  この3案に関する委員長の報告を求めます。森下賢人総務常任委員会委員長。                  〔森下賢人議員 登壇〕 ◎(森下賢人 議員) それでは、総務常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第45号、議案第49号及び議案第50号の3件について、6月12日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、議案第45号は賛成多数、議案第49号及び議案第50号は全員賛成による原案可決であります。  審査の中で、議案第45号では、今回の軽自動車税に関する規定の一部改正に伴う市民への影響について、軽減措置を受けている車両の台数について、特例措置の追加に伴う減収分の国費による補填方法についてなどの質疑のほか、軽自動車税(種別割)の軽減適用期間の延長は、自動車業界の要望を全面的に受け入れたものであり、また、消費税増税に関連しているため、反対であるといった意見がありました。  続いて、議案第49号、50号では、現行のはしご付消防自動車出動件数維持管理の状況について、新たな装備品、また、予算上装備できなかったものはあるのかどうか、高規格救急車で現在使用されている資機材を利用できるかどうか、入札参加者が辞退した理由についてといった質疑がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔森下賢人議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 質疑を終結いたします。  これより1件ごとに討論及び採決をいたします。  初めに、議案第45号 海老名市税条例等の一部改正についての討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。松本正幸議員。                  〔松本正幸議員 登壇〕 ◆(松本正幸 議員) 日本共産党市議を代表して、議案第45号 海老名市税条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。  消費増税に合わせて需要を平準化するとともに、国内自動車市場の活性化するために保有にかかる自動車税大幅減税を要望する自動車業界の意向を色濃く反映したものです。都道府県税自動車税は、自家用の乗用車について、消費税増税後に購入した新車のみを恒久的に引き下げ、平年度ベースで1324億円の減収となり、排気量が少ないほど減税幅が大きくなります。ただし、地域生活の足である軽自動車については、2014年度改正で大幅に引き上げたまま、今回は据え置きです。都道府県税の膨大な減収を補うため、自動車税軽自動車税グリーン化特例などを大幅に見直し、新規購入分から増税します。ただし、消費税増税直後は避けて、2021年4月以降の取得分から適用します。自動車重量税の一部、揮発油税の国から地方への一部移譲など、減収を補うための財源補填策が行われることになっています。これらの改正で制度は大変複雑なものになっています。消費税増税ととともにこうした措置をとらざるを得なくなっている軽自動車税について、電気自動車天然ガス自動車以外は全部軽減なしになります。増税となるような措置には反対です。  以上の理由で反対し、討論を終わります。                  〔松本正幸議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第45号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(倉橋正美 議員) 挙手多数であります。よって議案第45号 海老名市税条例等の一部改正については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第49号 物品の取得について(災害対応特殊はしご付消防自動車(40m級))の討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第49号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(倉橋正美 議員) 挙手全員であります。よって議案第49号 物品の取得について(災害対応特殊はしご付消防自動車(40m級))は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第50号 物品の取得について(高規格救急自動車)の討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第50号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(倉橋正美 議員) 挙手全員であります。よって議案第50号 物品の取得について(高規格救急自動車)は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(倉橋正美 議員) 次に、 △日程第2 議案第47号 海老名都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。中込淳之介経済建設常任委員会委員長。                  〔中込淳之介議員 登壇〕 ◎(中込淳之介 議員) それでは、経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第47号について、6月14日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  審査の中では、指定管理者制度を導入する理由、今後のスケジュールなどについて、指定管理者制度の導入に当たって、他の施設との一体管理などを考えているのかについて、指定管理者が実施する自主事業の効果や影響についてといった質疑のほか、自主事業の影響で中央公園が有する市民の憩いの場としての機能が損なわれる懸念がある、また、利用承認の判断を指定管理者に任せることは公平性の観点から不安であるため、反対するといった意見がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げて、審査結果の報告といたします。                  〔中込淳之介議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(倉橋正美 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。佐々木弘議員。                  〔佐々木 弘議員 登壇〕 ◆(佐々木弘 議員) 日本共産党市議を代表しまして、議案第47号 海老名都市公園条例の一部改正について、反対の立場で討論をいたします。  今回の議案は、海老名中央公園指定管理者制度を導入する内容となっています。各種の利用承認の権限を持たせる指定管理者による自主事業が行われることになっており、従来、公園を利用していた団体、個人の利用が制約されたり、利益優先での公園の管理、運用が行われることが懸念されます。また、災害時の避難場所などとしての都市公園の大切な機能を維持、運用する面や、近年、問題となっているヘイトスピーチに対する市としての的確な対応の面などでも不安が残ります。  指定管理者制度導入に対する当会派の対応は、個々のケースを十分検討し、その賛否を判断してきました。今回、従来どおりの海老名中央公園の運用を市として保障すると市当局として明言されていることは理解しますが、さきに述べた点での懸念が残るため、当議案に対し反対することを述べ、討論を終わります。                  〔佐々木 弘議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、反対意見の発言を許します。吉田みな子議員。                  〔吉田みな子議員 登壇〕 ◆(吉田みな子 議員) いちごの会の吉田みな子です。会派を代表して、議案第47号 海老名都市公園条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。  本議案は、海老名駅に隣接している海老名中央公園指定管理者による管理を行えるよう改定するものです。議案が可決されれば、7月には公募を行い、来年4月から指定管理者による運営を始めることが委員会で示されました。市は、指定管理者制度導入について、民間の能力を活用しつつ、市民サービスの向上を図り、経費節減を図ることが目的であるとして進めてきました。しかし、現状は、目的どおりの効果が上がっているとは言えません。指定管理者制度導入については、構想、計画の段階からオープンにして、議論を深め、指定管理者導入になじむ施設かどうか、慎重に検討することが必要です。しかし、今回も検討段階ではオープンにされず、委員会審議でも、なぜ中央公園指定管理者による管理運営することが望ましいのか、十分な説明はありませんでした。  以下、具体的に指摘をいたします。  1、経費増額になる可能性があること。現在、中央公園にかかる経費は年間約1030万円ほどですが、指定管理者制度導入後、経費の増額が想定されると答弁がありました。公園の巡回業務利用承認をいつでも受け付けることができるようにするなど、新たな業務が追加されるというのが理由です。しかし、安心・安全のための巡回が必要であれば、現在も実施すべきであり、指定管理者制度導入とは無関係です。中央公園は、商業施設に囲まれ、人通りも多くあります。幸いなことに事故などもなく、防犯上の不安や心配の声は市民から上がっていないと答弁がありました。定期巡回を理由に経費を増額することについて、市民の納得が得られるとは思えません。  2、経費削減につながらないこと。委員会では、経費を節減する方法として、事業者企業努力により、利用者がふえることで収益を上げる、自主事業などで収益を得ることと説明がありました。しかし、中央公園には、運動公園などと違い、利用料金を得られるような公園施設はなく、また、海老名西口プロムナード海老名自由通路と違い、利用料金は低く抑えられ、市民利用もこれまでと変わらず行えるということです。利用料金が低廉なのは結構ですが、収益を上げることで経費節減できるという市の説明は矛盾しています。民間事業者指定管理者になるメリットは、企業努力により、収益を上げることができれば、その分を事業者の利益にできることです。収益が上がる見込みがない施設に、民間事業者が手を挙げるとは思えません。  3、指定管理者事業者が限定されること。市は、スケールメリットを生かした一体管理を期待していると繰り返し答弁されています。現在、海老名市で指定管理業務を行っている事業者を想定している発言です。さらに言えば、2点目で指摘したことにつながりますが、スケールメリットを生かした一体管理を行わなければ、事業者メリットがないと、市みずからが発信していることになります。公募にして広く参加ができるような内容で整理をしたいと説明しても、市が期待すべき条件を示している時点で予断を与え、事業者を限定していると言わざるを得ません。このような発言は公平性を欠き、問題であると考えます。  最後に、中央公園は、都市公園法に基づく都市公園です。市は、指定管理者に任せることでにぎわいにつながると説明しますが、都市公園にぎわいを創出する場所ではありません。商業施設の真ん中にある中央公園は、市民の憩いの場であり、市民の自由な利用に供しており、都市公園の機能を十分果たしています。市が市民のために公園機能を充実していきたいと本気で考えているならば、利用している市民の声をまず聞き、市民アンケートパブリックコメントなどを実施すべきです。  以上、来年4月からの指定管理者制度導入を再考するよう強く求め、反対討論といたします。                  〔吉田みな子議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第47号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(倉橋正美 議員) 挙手多数であります。よって議案第47号 海老名都市公園条例の一部改正については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(倉橋正美 議員) 次に、 △日程第3 議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案に関する各委員長の報告を求めます。  初めに、森下賢人総務常任委員会委員長。                  〔森下賢人議員 登壇〕 ◎(森下賢人 議員) それでは、総務常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第52号所管部分につきまして、6月12日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  審査の中で、市民活動推進管理経費では、備品の用途を自治会に任されるのかどうか、市庁舎等維持管理経費では、過去に事故など起きたことがあるのかどうか、森林環境譲与税では、近隣市の譲与状況はどうかなどの質疑のほか、車どめポールを設置する際には、景観等を十分に配慮した安全対策をお願いするといった要望がありました。  また、森林環境譲与税について、2023年までは暫定的に交付税及び譲与税配付金特別会計における借り入れにより対応し、借入金は後年度の森林環境税の税収の一部をもって償還するものであることや、今後、個人に課税するため、反対であるといった意見もありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔森下賢人議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、久保田英賢文教社会常任委員会委員長。                  〔久保田英賢議員 登壇〕 ◎(久保田英賢 議員) それでは、文教社会常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第52号所管部分につきまして、6月13日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  審査の中では、障がい者自立支援事業費では、幼児教育保育無償化に伴う障がい福祉システム改修の詳細について、現時点において幼児教育保育無償化の対象となる障がい児数について、保育所運営事業管理経費では、子ども・子育て支援システムの改修の詳細について、高齢者予防接種事業費では、事業費算出根拠と現時点での予防接種接種率について、予防接種による副反応やトラブルなどの相談実績について、民間保育所施設補助事業費では、新設する保育所によって解消される保留者数の見込みについて、保育内容の充実する点や変更についてといった質疑がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げ、審査結果の報告といたします。                  〔久保田英賢議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、中込淳之介経済建設常任委員会委員長。                  〔中込淳之介議員 登壇〕 ◎(中込淳之介 議員) それでは、経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第52号所管部分につきまして、6月14日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  審査の中では、商工業振興対策事業費では、委託料の内訳とプレミアム付商品券購入方法などについて、清掃総務管理経費では、集合住宅へのごみ集積所の設置と維持管理支援の内容について、塵芥処理事業費では、収集車両運行システムの内容と導入効果についてといった質疑のほか、清掃総務管理経費について、家庭系ごみ有料化は体制が整ってから実施するものであり、補正予算で対応することは認められないと考える。また、商工業振興対策事業費について、全市民を対象としたプレミアム付商品券発行の必要性は認められないと考えるため、反対するといった意見がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げて、審査結果の報告といたします。                  〔中込淳之介議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) これより各委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。西田ひろみ議員。                  〔西田ひろみ議員 登壇〕 ◆(西田ひろみ 議員) いちごの会の西田ひろみです。会派を代表しまして、議案第52号 2019年度海老名一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論します。  補正予算(第1号)には、1、家庭系ごみ一部有料化、戸別収集に関する費用と、2、プレミアム付商品券の発行事業費が含まれています。この2事業には、以下の点から反対するものです。  1、家庭系ごみ一部有料化、戸別収集に関する費用について。その1として、2550万円は、戸別収集対応にならない集合住宅支援策の一環として、集積所や防犯カメラの設置にかかる費用の一部補助費用です。戸別収集導入の理由、効果が市民に理解されていない状況です。戸別収集のメリットがないから、集合住宅に補助金を出すことは減量化の趣旨からもずれています。既に集積所を完備し、カラス被害などの問題がないところに補助金を出す一方で、戸建て住宅には自己責任というのは矛盾しており、税金の使い方として市民の納得が得られません。  その2、157万7000円は収集車両運行管理システムの導入費です。各収集車両に設置のタブレットと資源化センターをつなぎ、収集忘れや不法投棄に迅速に対応でき有効と考えます。しかし、そのシステムを運行する人員体制が未整備で、必要人数に7人不足している現状です。職員研修と称して職員を収集体制に組み込むことと、人員不足を補うことは別の問題です。職員が本来業務から外れることで、市民サービスの低下が憂慮されます。また、ごみ収集は市民の日常生活を支える業務です。その担当者を非正規雇用ではなく、正規職員として公募し、安定した収集体制をつくるべきです。  その3、735万4000円は資源分別事業費で、剪定枝の資源化への委託費です。RDF固形燃料として資源化するために、剪定枝のみが対象です。当初予定していた草や落ち葉は、砂利などが混入するため、無料の燃えるごみとして透明袋により排出する予定です。可燃ごみの減量化、プラスチックごみの排出に問題を残しました。堆肥化やチップ化など、剪定枝の資源化には多様な方法で取り組むべきです。また、収集方法は電話予約だけでなく、市民から持ち込める制度の検討も必要と考えます。  以上のことから、ごみ収集体制が未整備であり、資源化、市民負担の公平性の問題が未解決のまま、9月30日からの家庭系ごみ一部有料化、戸別収集を開始することにつながる補正予算に反対します。何よりも、各地区で開催されたごみ説明会には不安な声が多く、市民の理解が得られていません。システムを大きく変える事業には、計画段階から情報を開示し、市民参画により協働で取り組むことが必要です。  2、今年度秋予定されています消費税率10パーセント引き上げに伴うプレミアム付商品券発行事業には、一般市民向けプレミアム付商品券を発行するための費用が含まれているため、反対します。  国は、プレミアム付商品券の発行対象者を子育て世代と低所得者とし、その事務にかかる費用は国庫補助10割としています。海老名市は一般市民向けにもプレミアム付商品券を発行するため、9048万4000円を一般財源から拠出します。2018年度3月の補正予算7号においても、一般市民向けプレミアム付商品券発行準備事務費426万円を計上していることから、合計9474万4000円、約9500万円となります。国は増税の緩和策として、カード決済でのポイント還元などの諸対策も考えていることから、プレミアム商品券の一般市民対象の発行は不要と捉えます。県央地域で一般市民対象のプレミアム付商品券を発行するのは海老名市のみです。それは市の財政負担が大きいからです。国の対象以外の一般市民対象にプレミアム付商品券を発行する費用、約9500万円の財源は市税です。地方交付税不交付団体として、教育費の保護者負担の軽減、高齢者、障がい者施設で働く人々の待遇改善に使い、待機者の減少を目指すなど、市税の有効な使い方に留意すべきです。  以上、家庭系ごみ一部有料化、戸別収集に関する費用とプレミアム付商品券の発行事業一般向けが含まれていることから、2019年度海老名一般会計補正予算(第1号)について反対します。                  〔西田ひろみ議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、反対意見の発言を許します。松本正幸議員。                  〔松本正幸議員 登壇〕 ◆(松本正幸 議員) 日本共産党市議を代表して、議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)に対して、反対の立場で討論を行います。  消費税10パーセント増税によって影響を受ける住民税非課税世帯の低所得者、3歳半未満児の子育て世帯への支援として25パーセントのプレミアムがついた額面5000円の商品券を4000円で販売し、共通券として使用できます。また、全世帯向けのプレミアム付商品券は、同じ5000円の商品券を4000円で購入でき、そのうち1000円は個店のみ、4000円が共通券として使用でき、最高1人5冊まで購入が可能というもので、10月から半年間、市内の登録した商店、事業所で使用できるものです。半年間でわずか1人5000円分の支援になるだけで、消費税増税による負担増はとてもこの程度では済まされません。既に増税前のこの間、食料品などの値上げも相次いでいます。小手先のプレミアム付商品券で低所得者への深刻な影響を緩和することはできません。低所得者ほど負担率が大きい逆進性のある消費税を強行し、四苦八苦で対策費をばらまくのではなく、きっぱり増税を中止し、長期的な景気対策が必要です。  2として、今回の歳入として、森林環境譲与税が532万1000円が国から入りました。2023年度までの間は、暫定的に交付税及び譲与税特別会計における借り入れにより国が対応し、借入金は後年度の森林環境税の税収の一部をもって償還するというものです。そもそも日本の森林をこれだけ荒廃させてきたのは、政府の農水省関係の予算をどんどん削ってきたからで、その反省のないまま今後大衆課税をすることや、2023年までの森林環境譲与税を全額借り入れで対応するのは大きな問題です。  3点目として、9月30日から家庭系ごみ有料化を強行するための予算が含まれていますので、反対したいと思います。  以上の理由で反対し、討論を終わります。                  〔松本正幸議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第52号を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。本案を各委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(倉橋正美 議員) 挙手多数であります。よって議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)は各委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(倉橋正美 議員) 次に、 △日程第4 意見書案第1号 国民健康保険税(料)引下げのための国庫負担の増額を求める意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。佐々木弘議員。                  〔佐々木 弘議員 登壇〕 ◎(佐々木弘 議員) 意見書案第1号 国民健康保険税(料)引下げのための国庫負担の増額を求める意見書について、提出者としての提案説明を行います。  賛成者は、相原志穂議員、吉田みな子議員の皆さんです。  国民健康保険は、国民の4人に1人が加入し、我が国における国民皆保険による医療制度の重要な柱になっています。しかしながら、全国的に見て、国民健康保険税(料)の滞納世帯率が15パーセントを超えるなど、国保税(料)の重い負担に加入者は悲鳴を上げており、国保制度の運営は危機的状況に陥っています。
     全国知事会、市長会、町村会においては、この間、国保の定率国庫負担の増額を政府に要望し続けており、平成26年には公費を1兆円投入し、協会けんぽ並みの負担率にすることを政府に具体的に求めています。  また、日本医師会などの医療関係者も、国保制度の現状を憂慮し、国民皆保険制度を守るため、低所得者の国保税(料)を引き下げることや、国保税(料)滞納による資格証明書等の発行をやめることを求めています。  昭和59年以降、国庫負担の削減及び抑制により、国保に対する国の責任が後退する中、昨年、平成30年、ようやく約3400億円の財政支援が行われたものの、まだまだ不十分であり、国保加入者の高齢化、貧困化が進む中で、国保税(料)の負担はますます重くなっています。  国保税(料)の応益部分ということで、均等割と平等割として徴収されている額は、全国でおよそ1兆円とされています。1兆円の公費投入により、協会けんぽ並みの国保税(料)とすることが可能となります。  よって、本市議会として、政府に対し、高過ぎる国保税(料)の引き下げのため、国庫負担を増額するよう強く求めたいものです。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出したいものであり、議員各位におかれましては、当意見書案に対してご賛同いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上、提案説明を終わります。                  〔佐々木 弘議員 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) これより提出者に対する質疑を行います。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております意見書案第1号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) ご異議なしと認めます。よって意見書案第1号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) 討論を終結いたします。  これより意見書案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 少 数) ○議長(倉橋正美 議員) 挙手少数であります。よって意見書案第1号 国民健康保険税(料)引下げのための国庫負担の増額を求める意見書は否決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(倉橋正美 議員) 次に、 △日程第5 所管事務の調査・審査についてを議題といたします。  お諮りいたします。各常任委員会委員長から、お手元に配付いたしました内容について調査・審査をしたい旨の申し出がございました。  よって本件については議会閉会中も調査・審査できることといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(倉橋正美 議員) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決定いたします。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。  閉会に当たりまして、市長からご挨拶をお願いいたします。                  〔市長(内野 優) 登壇〕 ◎市長(内野優) 令和元年第2回海老名市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、6月3日から本日まで、本会議並びに各常任委員会におきまして、慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。このたび提案いたしました諸議案につきましては、全て可決していただき、心よりお礼申し上げます。  一般質問では、37項目にわたる質問をいただきました。子どもたちが巻き込まれる痛ましい事件、あるいは交通事故が続いたこともあり、特に多かったのが、子どもへの安全についての質問でございました。幸いにも市内での交通事故発生件数、犯罪発生件数、ともに減少傾向にありますが、一昨日には、近隣市で、乗用車と電車との衝突事故や、刃物を持った男が逃走する事件などが発生しました。まだ逃走した男は捕まっておりませんけれども、隣の厚木市、愛川町では、学校がまだきのうときょう、休校になっております。隣接している海老名市でも、学校や警察、地域と連携し、登下校時のパトロール強化等、今後も安全・安心なまちづくりのため、より一層努めてまいります。  また、9月30日から始まるごみの戸別収集についても幾つかのご質問をいただきました。あす、開始100日前になります。きれいなまちづくりのために、市民の皆様のご理解をいただきながら、職員一丸となって取り組んでまいります。  そのほか、一般質問でいただきました多くのご意見やご提言につきましても、しっかりと受けとめ、今後も市民の皆さんへ説明責任を果たしながら業務を進めてまいります。  さて、6月18日には、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県では最大震度6強を観測いたしました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。幸いにも、海老名市との災害協定を締結している山形県白鷹町、宮城県白石市におかれましては、特に目立った被害はなかったと伺っております。被災した一部地域では、液状化現象が既に発生しており、地震の揺れが大きかった地域では、梅雨の季節と重なり、地盤が緩んでいる可能性から、少しの雨でも土砂災害の注意が必要と言われております。ここ海老名市でも、かねてより都心南部直下型地震や南海トラフ巨大地震などの発生が想定されておりますので、引き続き、さまざまな防災に対する準備を行い、万全な体制を整えてまいります。また、市民の皆様にも、災害が発生したときの対応を家族で相談するなど、事前にできる準備の必要性をさまざまな場面で呼びかけていきたいと思います。  さて、いよいよラグビーワールドカップが9月20日から開幕します。先日、小学校の給食メニューでロシア料理を提供するなど、ロシアチームの公認キャンプ地として機運を高めているところでございます。世界トップレベルの練習やプレーを見る貴重な機会であることから、子どもたちを初めとする多くの市民の皆様と触れ合うことができる機会がつくれればと考えております。  また、オリンピックの聖火リレーが海老名市を通過することも発表されました。本市においては、中央公園でイベントが開催されます。世界のビッグイベントが立て続けで行われます。市民の皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。  最後になりますが、議員の皆様におかれましては、熱中症対策など健康に十分留意いただき、ますますご活躍いただきますよう祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)                  〔市長(内野 優) 降壇〕 ○議長(倉橋正美 議員) 閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。  6月3日から本日まで会期19日間、各議員におかれましては、各案件の審議に終始熱心に取り組んでいただきまして、閉会を迎えることができましたことを、まずもって心から御礼を申し上げたいと思います。  また、職員の皆さんにも、格別なるご協力をいただきましたこと、心から感謝を申し上げたいと思います。  今回の6月定例会の一般質問の中で、非常に多くの議員から、海老名市にとって将来を位置づける大事な大事な案件として、ごみの有料化、その戸別収集の方法論ですとか、また、今社会問題となっている8050ひきこもり課題、また、子どもたちが巻き込まれる交通事故対策等々、社会情勢をしっかりと捉えたテーマについて、各議員それぞれの立場から質問がなされたことが印象深かった定例会となりました。それもこれも全て、海老名市民13万3000市民の皆さんが、安心して安全なまちの海老名で暮らしていける、そのための方策と確信をいたしております。  職員の皆さんには、各議員より表明されました要望等について十分に検討をいただき、市政発展へ、そして、市民福祉の向上に向けてぜひお役立てをいただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。  時まさに梅雨真っ盛り、いよいよこれから梅雨も本番になるかと思います。梅雨明けが待ち遠しい季節となりますけれども、どうぞお体ご自愛くださいまして、暑い夏を乗り切っていただきたいと思います。  これをもちまして令和元年第2回海老名市議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。(拍手)                            (午前10時18分 閉会)      ――――――――――――――――― ○ ―――――――――――――――――  以上は、会議の顛末であるが、その内容に相違ないことを証するために、ここに署名する。    令和元年6月21日              海老名市議会議長   倉 橋 正 美               同   副議長   志 野 誠 也               同  署名議員   戸 澤 幸 雄               同  署名議員   中 込 淳之介...