海老名市議会 > 2019-06-14 >
令和 元年 6月 経済建設常任委員会−06月14日-01号

ツイート シェア
  1. 海老名市議会 2019-06-14
    令和 元年 6月 経済建設常任委員会−06月14日-01号


    取得元: 海老名市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    令和 元年 6月 経済建設常任委員会−06月14日-01号令和 元年 6月 経済建設常任委員会 経済建設常任委員会会議録 1.日時  令和元年6月14日(金)午前9時開議 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  7名         ◎中 込 淳之介  ○宇田川   希   藤 澤 菊 枝          鶴 指 眞 澄   戸 澤 幸 雄   西 田 ひろみ          氏 家 康 太 4.欠席委員  なし 5.出席議員  なし 6.説明員  22名          理事兼まちづくり部長                    武石 昌明          経済環境部長    谷澤 康徳   同部次長      松本 友樹          商工課長      安宅 靖典   同課商工政策係長  後藤  努
             農政課長      秦  芳生   環境課長      小川 隆太          同課収集業務担当課長        同課資源循環係長  倉橋 大典                    吉沢 正樹          まちづくり部次長(都市担当)    同部次長(建設担当)栗山 昌仁                    金指太一郎          同部専任参事まちづくり指導担当) 都市計画課長    佐藤 秀之                    平井 泰存          まちづくり指導課長 吉川  浩   住宅公園課長    得田 悟志          同課公園緑地係長  松本 晃子   市街地整備課長   東城 利治          道路管理課長    深谷 誠二   道路整備課長    関口 好文          用地課長      柏木  功   下水道課長     押方信一郎          農業委員会事務局長 中山 康一 7.委員外議員  2名          佐々木   弘   松 本 正 幸 8.傍聴者  (1)議 員 1名          山 口 良 樹        (2)その他 4名 9.事務局  3名         事務局次長     浜田 宏美   議事調査係長    武井 慶博         主事        二見 蔵人 10.付議事件  1.議案第47号 海老名市都市公園条例の一部改正について         2.議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)〔所管部分〕                         (以上令和元年6月3日付託)         3.報告事項 ごみ有料化等の取組み状況報告について         4.報告事項 海老名市資源化センター規模改修工事について         5.所管事務調査について         6.その他 11.会議の状況                              (午前8時59分開議) ○委員長 ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより経済建設常任委員会を開きます。  本日の委員会日程は、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  お諮りいたします。本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって傍聴を許可することといたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時  休憩                    午前9時1分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  初めに、日程第1 議案第47号 海老名市都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。  理事兼まちづくり部長の説明を求めます。 ◎理事兼まちづくり部長 それでは、議案第47号 海老名市都市公園条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書は23ページから26ページでございます。  このたびの条例改正につきましては、多くの方々が利用する海老名中央公園におきまして、さらに利用者のサービスの向上、安全・安心の向上、にぎわいの創出を図るため、海老名中央公園の管理について指定管理者制度を導入したいことから、必要な改正を行うものでございます。  詳細につきましては住宅公園課長から説明いたします。 ◎住宅公園課長 それでは、議案第47号 海老名市都市公園条例の一部改正についてご説明申し上げます。提案理由につきましてはただいま理事兼まちづくり部長がご説明したとおりでございます。  議案書の24ページをごらんいただきたいと存じます。条例の改正箇所につきましては、本定例会初日に理事兼まちづくり部長からご説明申し上げましたとおりでございます。  主な改正点にについてご説明をさせていただきます。  指定管理者による管理を行う都市公園として、第20条に「海老名中央公園」を加えるものでございます。  指定管理者による業務として、第21条に、海老名中央公園に限り、第2条第1項に定める行為の制限の承認を指定管理者に行わせることを加えるものでございます。  次に、自主事業でございますが、第21条の2として、指定管理者自主事業を行うことができることを明文化するため、1条を加えるものでございます。  第26条、利用の承認でございますが、先ほど第21条でご説明しました第2条第1項に掲げる行為の制限に関する業務を指定管理者が行うことから、海老名中央公園において、第2条第1項に掲げる行為の制限に係る利用をするものは、指定管理者の承認を受けなければならないことを加えるものでございます。  25ページをお開きいただきたいと存じます。第31条、利用料金でございます。海老名中央公園利用料金につきましては、これまでの金額を上限とし、その範囲内で指定管理者が市長の承認を得て定めることを加えるものでございます。  第32条、市長による運営管理でございます。市長が指定管理者にかわって管理運営を行う場合の読みかえ規定で、全面改正を行うものでございます。  次に、附則でございますが、第1項は、この条例は、令和2年4月1日から施行したいものでございます。  26ページをごらんいただきたいと存じます。第2項、準備行為でございます。海老名中央公園に係る指定管理者の指定に関する公募その他、必要な行為については、この条例の施行日前においても行うことができる旨を規定してございます。  第3項、経過措置でございますが、この条例の施行日前に、第2条第1項に掲げる海老名中央公園の使用に係る許可を受けている者は、条例施行後の第26条第1項、指定管理者の承認を受けたものとみなす旨を規定してございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議をいただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆藤澤菊枝 委員 海老名市都市公園条例の一部改正についてでございますが、5点ほど質問させていただきたいと思います。  1点目といたしましては、海老名中央公園になぜ指定管理者制度を導入することとしたのか、お伺いさせていただきます。  2点目として、また、この時期に条例の一部改正を行うその理由についてもお伺いさせていただきたいと思います。  3点目といたしまして、海老名中央公園指定管理者制度を導入するに当たり、ほかの施設との一体管理などを考えていらっしゃるのか、それもお伺いさせていただきたいと思います。  4点目として、指定管理者についてはどのように選定するのか、お伺いさせていただきたいと思います。  最後、5点目でございますが、指定管理者の選定に当たり、今後のスケジュールについてもお伺いいたしたいと思いますので、以上、5点、よろしくお願いいたします。 ◎住宅公園課長 1点目、なぜ指定管理者制度を導入することにしたのか、お答えいたします。  海老名中央公園は、海老名駅の直近に位置し、多くの来街者が訪れ、各種イベントが開催されています。このような中、中央公園には、3つの課題がございます。1つは、利便性になります。海老名中央公園を利用する場合、市役所の窓口まで足を運んでいただく必要がございます。指定管理者の導入により、土日の受け付けや、ホームページなどでのイベント情報の提供など、利用者サービスの向上が図られると考えております。  2つ目としまして、安全性になります。公園及びトイレの巡回パトロールなどにつきましては、現在、清掃作業にあわせて実施しておりますが、指定管理者の導入にあわせ、公園内を定期的にパトロールすることにより、安全・安心の向上が図られると考えてございます。  3つ目としまして、にぎわいの創出になります。海老名中央公園では、各種イベントが開催されていますが、各イベントが単発に行われている状況にあります。指定管理者制度を導入することにより、自主事業の同時開催などによる、さらなるにぎわいを図りたいと考えております。  以上のことから指定管理者制度を導入することとしたいものでございます。  2点目の、この時期に条例を改正するその理由についてでございます。海老名中央公園指定管理者制度の導入につきましては、昨年度より検討のほうを進めてまいりました。これまで海老名駅周辺では、東西一体のまちづくりを進めてきました。西口のまち開きから3年以上が経過し、現在は駅間地区の開発が行われているような状況でございます。このような中、駅周辺地区のさらなるにぎわい創出を図るため、海老名中央公園指定管理者制度の導入を行いたいものでございます。  3点目、指定管理者制度を導入するに当たり、他の施設との一体管理を考えているかということでございます。指定管理者制度は、主に民間ノウハウを活用し、市民サービスの向上を図る、同じく経費の節減を図る、このことを目的として導入します。この目的を達成するため、どのような公募のあり方がよいのか、検討を進めてまいります。特に経費の節減を図るためには、他の施設との一体管理によるスケールメリットは重要と考えてございます。  4点目の、どのように選定するのかでございますが、条例の一部改正を議決いただき次第、募集要項などを作成いたします。この作成する募集要項においては、公募により広く参加ができるような内容としたいと考えてございます。  5点目、今後のスケジュールについてお答えいたします。条例の一部改正を議決いただき次第、選定委員会設置要綱及び募集要項などを策定し、7月には指定管理者の公募を行いたいと考えてございます。また、10月には指定管理者候補を決定し、12月議会に指定管理者の指定、及び債務負担行為を提案させていただき、令和2年4月1日から指定管理者による管理をスタートしたいと考えてございます。 ◆藤澤菊枝 委員 ご丁寧な説明、大変ありがとうございます。個々にまだいろいろとございますけれども、それはそれとして、一応私からも要望とさせていただいて、この質問を終わりといたしたいと思います。海老名駅東口の顔とも言うべき海老名中央公園がさらに安全でにぎわい創出されることは大変望ましいことだと思いますので、募集に当たって、多くの事業者に参加いただけるよう、事務を進めていただきたく要望いたしまして、私の質問とさせていただきます。終わりです。 ◆戸澤幸雄 委員 何点か質問させていただきたいと思うのですが、中央公園については、今までは直営でやられていたということで、経費節減ということが入っておりますけれども、今もある程度委託をされているのかなと思うのですが、どの程度これについては経費の節減になるとお考えになるのか、まずお聞きしたいと思います。 ◎住宅公園課長 指定管理者制度を導入するメリットといたしまして、経費の節減、これも指定管理者制度を導入するメリットの1つでございます。経費縮減策としましては、利用料金制度を適用することに伴い、企業努力による利用者がふえることによる収益の向上、また、自主事業の実施による新たな収益の獲得などによる経費の縮減が考えられると思ってございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、利用者が多くなっていくということと、もう1つは、自主事業ということで、この中でも大きなウエートを占めるのは自主事業なのかと思うのですけれども、今までも中央公園についてはさまざまなイベントが行われておりましたが、そこに指定管理者自主事業が入って、ここに例えば企業であるとか、いろいろなところを呼んで、人がにぎわうのと同時に、収益を上げていくというようなお考えでよろしいのでしょうか。また、何か具体的なお考えがあるのであれば、お聞きしたいと思うのです。 ◎住宅公園課長 今委員がおっしゃられたとおり、自主事業等の実施により、新たな利用者を呼び込み、その収益を経費縮減に充てていきたいというような考えでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、今行っているイベント等が結構あると思うのですけれども、あとはVINA WALK(ビナ ウォーク)とまたがってといいますか、一部共有というのでしょうか、人が中央公園のほうでやっているのはVINA WALK(ビナ ウォーク)というような形もあるのかと思うのですが、その辺はどのようにお考えされているのでしょうか。 ◎住宅公園課長 今行われているイベント自主事業の関係でございますか、中央公園は現在でも各団体や個人において、利用承認によるイベントが数多く実施されています。指定管理者による自主事業につきましては、今行われているイベントなどを優先したいと考えてございます。その上で自主事業の同時開催など、公園全体でのイベントの開催やオープンカフェの実施など、さらなるにぎわいの創出を図っていきたいというふうに考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そういうことで、今使っているところについては支障がないというような形でやっていきたいという意向であるということは確認をさせていただきました。  2点目、安全性ということで、定期パトロールということなのですけれども、この辺は中央公園自体の管理にかかわってくるのかと思うのですが、例えば木の剪定でありますとか、この辺の管理については、予算といいますか、どの辺まで指定管理の業者がやって、大きなものについては市のほうでやるのかと思うのですが、その辺はどのようにお考えなのでしょうか。 ◎住宅公園課長 樹木、植栽の管理につきましては、全て指定管理者の中で対応していただくことを考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、あとは噴水というか、水辺の施設というのがあって、あとはトイレとかもありますけれども、そういったことに関しても指定管理者ということでよろしいでしょうか。 ◎住宅公園課長 指定管理者管理施設、対象とする施設につきましては、既存でございますトイレ、噴水設備、植栽、そういうものを全てにつきまして指定管理者のほうに管理をしていただく考えでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そういうところの管理もしっかりとできるところを選定されるということで認識をさせていただきました。ありがとうございました。 ◆鶴指眞澄 委員 一問一答方式で行きたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず最初に、利用承認利用料金を支払ったりするのは、第2条第1項で規定する行為をする者に限定されるのか、その辺をお伺いします。 ◎住宅公園課長 利用料金を支払う必要がある公園利用としましては、不特定の方が自由に使える施設を一定時間占用して利用する場合、こちらになります。これは、利用者によって特定の利用者のみに利益が生じることとなり、他の利用者との間の平等性を確保するため、利用が生じる者に対し受益者負担として利用料金の支払いをお願いしているものでございます。この利用というものが、ただいま委員がおっしゃいました条例第2条第1項の行為になります。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。利用者にとって、利用承認、要は第2条第1項に規定している行為などについて、判断がなかなか難しい状況があろうかと思うのですが、そういった中で、例えばそういう判断がわからないで、例えばさまざまな人がさまざまなビラをそこで配布したり、あるいは音楽活動をした場合、こういったときにはどういうふうな形になるのか、要は承認を必要とする者がわからないで実施してしまった場合はどういうふうにされるのですか。 ◎住宅公園課長 基本的には、先ほどお話のありました第2条第1項に規定する行為というのは、承認が全て必要になる行為でございます。その利用を確認した場合につきましては、お声がけをさせていただき、その利用承認を提出していただくようなご説明をさせていただくことになると考えてございます。
    鶴指眞澄 委員 例えばそういうことをやっていたときに、ストップをかけるとか、そこまではやらないということでいいわけですか。 ◎住宅公園課長 公園は、広く不特定多数の方が利用される施設でありますので、通常の公園利用と考えられるものであれば、利用承認というものは必要ございませんが、2条1項に掲げられているものにつきましては、基本的には利用承認が必要でございます。規模等にかかわらず、2条1項に規定している利用につきましては、承認行為ということになりますので、申請が必要でございます。こちらについては、その利用状況を見て、利用が必要だというような判断があれば、その場ででも利用申請を書いていただくような対応になるというふうに考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、そういう行為をしているときに、今後、指定管理者がその行為をしている人に対して承認申請をその場で出してもらうということで、それがイコール承認ということになると思うのですが、その場で手続をとってやるという理解でよろしいのですか。 ◎住宅公園課長 指定管理者による利用承認の手続でございますが、まだ指定管理者自体が決まっていないということもございますので、その辺については詳細なところはわからないものでございますが、今現在、海老名市が行っている手続としましては、窓口に来ていただいた段階で、その場で利用承認の許可をしているような状況でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 その辺は今後指定管理者が決まりましたら、具体的な対応策などをしっかりと協議しておいていただきたいということをお願いします。  それと、条例第2条に掲げる行為申請をすれば、全ての人が可能、要は承認ということになるのですか。 ◎住宅公園課長 行為の制限に該当する行為であることから、その行為の目的、期間、内容を利用承認申請書に記載もしくは添付していただく必要がございます。提出されました内容について、審査を行った上で判断されるものでありますので、全ての申請が承認されるものではないと考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  2点目、先ほども質問がありましたが、指定管理者が、自主事業を行うことができるということを規定されましたが、この自主事業が入ることによって、利用承認より自主事業を優先されるおそれがあるということも考えられるのですが、それを先ほどは当然ながら利用承認を優先されるということでありましたけれども、それを担保する何か例えば今後指定管理者と協定書を結ぶ等々のときに、そこの書面にそういうことを記載するとか、その辺の担保はとらないのですか。 ◎住宅公園課長 こちらにつきましては、現在といいますか、今後、指定管理者制度を導入するに当たり、利用料金制というものを考えてございます。ですから、現在、イベントを開催されていますが、こちらにつきましては、指定管理者利用料金制を導入することにより、収入となってまいります。ですから、指定管理者による自主事業を明文化、明確化いたしましたが、今行われているイベントを優先し、また、さらなるにぎわいをやっていただくことを目的としていますので、その辺はこれから作成する募集要項等の中で検討してまいりたいと考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 その辺、しっかりとよろしくお願いしたいと思います。  そもそも自主事業について、なぜ規定されたのか、その辺についてお伺いします。 ◎住宅公園課長 自主事業につきましては、今までも利用促進事業として行うことは可能でございます。ただ、海老名中央公園につきましては、各団体、個人の方々がイベントを開催してございます。ですが、さらなるにぎわい海老名中央公園で行っていただきたいということから、自主事業について明文化をしたものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。私も以前、一般質問で、公園の活性化策について行いました。本条例で海老名中央公園指定管理者制度の導入により、民間の活力を生かした中で、なお一層、活性化されることを期待して、私の質問を終わります。 ◆西田ひろみ 委員 質問させていただきます。  今回の中央公園指定管理をしていくというところなのですが、今までの直営の経費、清掃とか、植栽とか、噴水の管理は委託先にやっていたかと思いますが、そういった直営の経費は大ざっぱでどのぐらいだったのでしょうか。そして、そこから指定管理料の予定はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎住宅公園課長 過年度の中央公園に関する維持管理費用でございますが、約1030万円でございます。また、指定管理導入に伴います費用でございますが、指定管理者制度を導入する海老名中央公園につきましては、課題である市民サービスの向上として、利用承認等における利便性の向上や、巡回業務等による安全・安心の向上などを図ってまいります。これは、過年度までは実施していない業務であり、追加業務でございますので、このことから、過年度までの実績額と比較すると増額になることが想定されるものでございますが、現在のところ、募集要項はこれから作成いたしますので、まだ決まっていないような状況でございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。過年度は1030万円、1年間ということでしたが、今度は指定管理にしますと増額される、それは新たな業務がつけ加えられるから、安心・安全のところでしたかね、2点目、市民サービスの向上、受け付けが市役所まで来なくても常時受け付けができるようになるというところかと思います。では、安心・安全というところで、今まで中央公園で事故とか、そういった発生件数はどのくらいあったのでしょうか。 ◎住宅公園課長 中央公園におけます事故等につきましては、現在のところ、報告等実績はございません。 ◆西田ひろみ 委員 今までのところ、事故とか、それから、警察が扱った件数などはまた別にあるということですか。 ◎住宅公園課長 警察等からも、事故等についての問い合わせ等につきましてはございません。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。現在まではない、それから、市民のほうから、こんなところが不安だとか、中央公園ではここが防犯上気になるところがあるとか、そういったご意見は上がっていますか。 ◎住宅公園課長 市民の方からは、中央公園、駅前であり、にぎわいがあるところでございますので、ハトとか、鳥類などについて、餌やりをするとか、そういうことに対する苦情といいますか、要望をいただいていることがございます。そういう中で、巡回、職員のパトロール等を強化してくれというようなお話は伺ってございます。 ◆西田ひろみ 委員 中央公園の入り口、すごい鳥が飛んでいますけれども、そのふん害ですね、そういったところへの取り締まるというところで、一般の人たちが使う安心・安全のところとはまた違う問題なのかなと今考えています。それから、市民が便利になるというところですが、今までは市役所まで来なければ、そして、土日ではだめというところですから、決められた時間というところですが、それは工夫次第でいろいろなやり方がまたできるのかと思いますので、このところの市民の利便性というのはちょっと私には理解しかねるところです。  3点目、先ほどの議員の質問などがありましたが、利用承認の判断というのも今度は指定管理者に任せるということですが、今までの年間の利用状況と、それから、申請がおりなかった件数というのはどんなものがありましたでしょうか、お聞きします。 ◎住宅公園課長 過年度の中央公園利用申請の件数でございますが、124件ほど申請件数がございます。これは全て許可のほうはおろしてございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、申請した方は全てオーケーになっていたというところですね。それで、今後も今までのイベントを優先するということですが、それでは、新たなイベントを市民が何かしたいというときの承認基準というのは、どれに基づいてやるのでしょうか。 ◎住宅公園課長 指定管理者が今後利用承認を行っていく上では、今まで海老名市が承認行為をしていたものと同様な判断をしていただく必要があると考えてございます。そのことから、指定管理者を導入することに対しまして、審査基準等を定めていただき、公表していくことを考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 審査基準を考えていくというところでは、そこの考えていく場所ですね、そういったところはどのように捉えていますか。審議会とか、何かそういったところで考えていくのですか。 ◎住宅公園課長 こちらは、行政手続条例等に基づいて、審査基準等を整備していくということが決められてございますので、そちらに基づきまして、市と協議をしながら作成していただき、市のほうで承認していくというような流れでございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、行政内部で考えていくということかもしれませんが、審査基準はかなりいろいろ問題が起きてくるのかなというのは、今、この後に自主事業を明文化するというところがありますね。21条の2に自主事業をつけ加えて、明文化するということがあります。今までも指定管理者が入っている公園の中の施設の利用については、やはり市民の方からいろいろな声が上がっておりまして、例えば自主事業があるので、市民が使おうとしても、その時間帯が使えなかったりとか、そういう声も上がっております。例えば運動公園のプールなんかも、プール教室を指定管理者がすることで、障がいをがある方のグループが利用できなくなるような状況にも陥りました。しかし、話し合いでそれは解決ができましたが、そういうところがあるので、自主事業を明文化してというところで、やはり市民の活動がしにくくなるのではないかというのが、中央公園指定管理になったときに、私はそこのところがとても大きく感じたのですが、その辺は管理許可基準のところも兼ね合わせて、今後、市民の利益を優先としていくというような考え方に持っていけないかどうか、その辺のご意見はいかがでしょうか。 ◎金指 まちづくり部次長 まさに、今回、指定管理者制度を導入するための条例改正でございますけれども、このこと自体が今の市民サービスの向上に寄与できるというふうに考えてございます。また、公園についてはさまざまな利用形態があって、本当に自由に、お子様連れのお客様が来ることもあれば、さまざまな各種団体が、先ほどありましたように、申し込みをして、利用するケースもございます。それらを、先ほど来、住宅公園課長がお話をしていますけれども、それらについては十分確保しながら、自主事業も行ってまいりたいというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 市民サービスが向上するという意味はいろいろあるかと思いますが、市民の人たちの自主的な活動に制限があってはならないかなと思います。それはやはりそこのところをきっちりと担保していけるような許可基準にしていっていただきたいと思っておりますし、自主事業のあり方も検討していただきたいと思います。これは意見として述べさせていただきます。  4点目、先ほどここの指定管理のところでは、スケールメリットを生かした指定管理のあり方を考えていくというご回答があったかと思います。今、スケールメリットを考えますと、海老名駅東口、それから、自由通路と一体的な管理が考えられるのかと思うのですが、そのような考え方でよろしいですか。 ◎住宅公園課長 先ほども答弁しましたが、一体管理によるスケールメリットは重要と考えてございます。具体的な施設等につきましては、検討を進めている状況でございます。今委員が言われたように、駅周辺にある指定管理施設との一体的な管理をすることによるスケールメリット等も働くのではないかというふうに考えてはございます。 ◆西田ひろみ 委員 そうしますと、先ほどから、これが通った後には、一般公募で指定管理者を募集するというところでございましたが、スケールメリットを考えると、既存の指定管理者との随意契約のようなことはしないということでよろしいのですか。 ◎住宅公園課長 こちらにつきましては、条例の一部改正を議決いただき次第、募集要項等を作成していきます。この作成する募集要項において、広く公募ができるような内容としたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。ぜひ一般公募をしまして、広く呼びかけていただきたいと思います。  それで、ここは海老名の駅前の顔とも言える公園ですから、都市公園としての意味もすごく大きいと思うのですね。都市公園というのは、市民が、憩いの場、それから、自由に通行できる場であるとか、そういった意味が多いかと思います。そういったところで、自主事業をばんばん入れられてしまうと、今度はそういった意味での市民の憩いの場が薄れてしまうのではないか、にぎわい創出のためにそういった場が薄れてしまうのではないかと思いますが、その辺のあり方はどのように考えていますか。 ◎理事兼まちづくり部長 まず、自主事業に関してなのですけれども、今回新たに21条の2ということで規定させていただいております。この中の文面で、事前に市長と協議の上できるということになってございますので、指定管理者自主事業を行うに当たり、市と十分な協議を行ってからやるというものになってございますので、今までの利用を十分に考慮して自主事業をやっていくという考えでございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。 ◆宇田川希 委員 私のほうからは、1点だけ質問します。  この都市公園条例の一部改正ということですけれども、そもそも指定管理を行っていくということについては、私も平成25年12月に一般質問で、市立公園は指定管理にしていくべきだということで、自分の意見として述べております。また、平成28年6月にも、あの中にあるトイレが汚いとは言いませんけれども、もう少しきれいにしてほしいということで、ネーミングライツを提言したという経緯もあります。そういった中で、今現在、直営といえど、シルバー人材センターのほうに管理の委託をされているというふうに思います。今回の内容は、一体管理という名の合理化というふうに私は理解しているのですが、そういったことでよろしいのでしょうか。 ◎住宅公園課長 海老名中央公園につきましては、やはり周辺公共施設等もございます。そういう中で、一体管理をすることによるスケールメリットを生かした管理は重要と考えてございますので、そちらにつきましても今後検討してまいります。 ◆宇田川希 委員 スケールメリットという言い方もあろうかと思うのですが、企業で一般的に合理化の一環でということで、管理のときにはよく使うことだと思うのです。能率を上げたりして無駄を省いていくというようなことだと思います。若干意味合いは違えど、大きく考えると、私はそういうふうに理解をしているのです。そういった中で、今回、私、質問といいますか、要望になるのですけれども、せっかくこういったことでスケールメリットを出していくというのであれば、一体管理というのであれば、コストの縮減のほうには重きを置いてやっていただきたいと思います。まだ業者選定のほうはこれからだという話ですので、そこの業者がどうだという話には触れませんけれども、ぜひお願いしたいと思います。  また、トイレですね、こちらは今、シルバー人材センターがやられているというふうに思いますが、こういうふうに一体管理していく中で、企業が入ってくるということは、さらに専門的な業者も、いろいろネットワークの中で連携していくのではないのかと私は思いますので、ぜひトイレも一新してもらって、指定管理になったらきれいになったねというようなことを要望させていただきまして、質問を終わります。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 お諮りいたします。委員外議員の佐々木弘議員から発言の申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって佐々木弘議員の発言を許可することにいたします。委員外議員の発言は簡潔にお願いします。 ◆佐々木弘 委員外議員 よろしくお願いします。何点か質問したいと思います。  まず1点目なのですけれども、先ほどありましたスケールメリットを生かした一体管理に関してです。この点に関して、率直に言うと、今の公園の付近のところの自由通路等、小田急グループの会社に指定管理でやってもらっていると思うのですけれども、市としてはこういった一体管理という点で言うと、現行の小田急グループ、ここに公園に関してもやっていただくというのが市の目指しているスケールメリットで経費節減という点では、一番スムーズだというふうに捉えられているのか、その1点をまずお願いしたいと思います。 ◎住宅公園課長 先ほどもお話ししたのですが、例えば駅周辺施設にある指定管理施設と一体的な管理運営をすることで、清掃、警備業務、あとは受付業務等の共通の業務が多いことから、スケールメリットが働くのではないかというふうに考えてございます。ですから、周辺の公共施設であれば、このようなスケールメリットが働くのではないかというふうな考えでございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 となると、今後、公募をかけるということでしたけれども、市としては現行の業者と同じ業者がいいのかと思われていると思うのですが、そこら辺に関して、募集要項のところで何か現行の業者、近隣の指定管理をやっている業者が例えば入りやすくなるとか、ほかの業者が入りにくくなるとか、そういったやり方というのは行政の公平性という点では問題が出てくるかと思うのですが、その点に関してはどういうふうに考えられるか、整理されるかはどうでしょうか。 ◎住宅公園課長 これから作成します募集要項につきましては、あくまで広く参加ができるような内容で整理したいというふうに考えてございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 では、一応わかりました。  2点目、市民の利用という点で伺いたいと思います。この間、商業ベースでの利用もあったとともに、市民や団体の利用も多くあったと思います。こういった点で、先ほど説明がありましたけれども、事業者、指定管理者による利用料金をいただく努力で経費節減も図れるというお話でしたけれども、1つ心配なのは、例えばお金のある事業者とか、そういったところは長時間借りると、そうでなくて、一般の市民とか、あとはお金のない団体は短時間という場合に、例えば長時間利用してくれるようなところに優先的に利用承認を出すというようなことがあっては、公平性という点、また、自由な市民の利用という点では問題が出てくると思いますので、その点に関して危惧しているのですけれども、認識はいかがでしょうか。 ◎住宅公園課長 海老名中央公園につきましては、有料公園施設ではないことから、1時間とか、時間当たりに基づいた料金設定ということはしてございません。ですから、一般的に使われているのは、よくイベントなどでは、1平米当たり10円というような、条例に規定している単価を使われていますので、これは1時間であっても1日であっても違いはございません。 ◆佐々木弘 委員外議員 時間に関してはわかりました。ただ、例えば本来使うところよりも広く使ってくれるようなところ、お金があるところはそれで、そうではなくて、必要なところだけ借りたいと、何平米という、そういったところでどうしてもお金をいっぱい出してくれるところが優先されてしまうという危惧はあるのですけれども、その点に関してはいかがでしょうか。 ◎住宅公園課長 都市公園は公の施設としまして、住民の公共の福祉に資する施設ということが原則でございます。このことからも、中央公園につきましては、広く一般の方、こちらを使っていただくことを優先とするという考えでございますので、そちらにつきましては、これから決まるであろう指定管理者とよく調整はしていきたいと考えてございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。従来でも、市の行う利用承認、不承認というときに、それに対して不服があるときに不服を申し出るということもできたと思うのですけれども、これに関しては今後指定管理が導入されたときにどういう仕組みになるのか、いかがでしょうか。 ◎住宅公園課長 こちらは法に基づく手続であれば、今までと同様に市のほうで対応するということでございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 では、確認ですけれども、今後、指定管理になったときに、利用承認申請を出して、それが不承認になるときに不服というのが基本的に出ると思うのですが、その不服は指定管理ではなくて、市のほうに出せるというような認識でよろしいのでしょうか。 ◎住宅公園課長 こちらのほうは、指定管理者であっても、やはりその下部組織的な扱いになりますので、審査につきましては市のほうで行うことになります。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  3点目、もう1つですけれども、今後、安全・安心のためにパトロールがさらに今まで以上にできるということがメリットというふうに挙げられておりました。この点で伺いたいのですけれども、いろいろなところでもそうなのですが、例えばパトロールのときに、そのやり方が高圧的というのですか、強圧的というのでしょうか、何をやっているのだみたいな、そういったことがあるということが全国的にもいろいろと問題になっていて、この点は今いろいろなところで改められつつあるのですけれども、今後は市ではなくて、指定管理者、どういった業者がなるかわかりません。こういった点では、利用者とか、来街者に対するパトロールに関しては、業者任せにしてもらうと、そういった問題が起こるといけないと思うのですけれども、その点に関しては認識はいかがでしょうか。 ◎住宅公園課長 指定管理者とは、毎月1回、モニタリング等を予定してございます。そういう中で、パトロール業務についても確認をしていきます。ですから、もし市民等から、市のほうへ苦情等があれば、その内容を確認いたしますし、パトロールの状況につきましても、毎月の定例会の中で確認し、そのようなことがないように努めてまいりたいと考えてございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  4点目、トイレや噴水がありまして、この管理に関してなのですけれども、指定管理ですと、一般的に大規模な修繕とか、あとはリニューアル、場所を変えるとか、機能を変えるということに関しましては市の負担になって、それ以外の日常の管理に関しては指定管理者指定管理料の中でやってもらうというふうに大体なっていると思うのですが、中央公園に関しては今後どういうふうに考えているでしょうか。 ◎住宅公園課長 中央公園につきましても、小規模な修繕につきましては、指定管理者のほうで対応していただくことを考えてございます。また、設備の改築、改良等にかかるものにつきましては、市のほうで対応するということを考えてございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  それで、ちょっと心配されるのは、どうしても指定管理だと利益を上げないといけないということで、日常の管理をどうしてもなおざりにしてしまって、小規模のいろいろなことは指定管理者の責任だというふうになっていたのですけれども、そこを経費節減されたら、そもそも管理が十分に行き届かなかったり、あとは寿命が縮まったりというのでしょうかね、トイレとか噴水とか、特に噴水というのはある意味特殊な施設だと思いますので、そういった点に関しての心配があるのですが、その点に関しては市としてはどう考えているでしょうか。 ◎住宅公園課長 こちらにつきましては、指定管理者を募集する段階で、各噴水、トイレ等に関する設備の点検保守業務等については仕様で定めて、今、市がやっているものの内容につきましては、仕様の中で定めさせていただきまして、それ以上の提案を期待しているものでございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  5点目、最後になりますけれども、近年、いわゆるヘイトスピーチの問題が全国的にも問題になっていまして、国の法律もできました。今後、各自治体でも条例なりできていくと思うのですけれども、この点に関しては、例えばヘイト団体が中央公園を使わせろということで、指定管理者に申請してくることも想定されると思いますが、そういったときの対応に関してはどのように市としては考えているのか、お願いします。 ◎住宅公園課長 ヘイトスピーチにつきましては、市の中でも検討する委員会といいますか、組織がございます。事前にそういうことがわかるようなことがあれば、そういう市の内部の中でまずは検討していく、そのようなことだと考えてございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  ただ、ヘイトスピーチというのは、申請のときに、私たちはヘイトスピーチするぞと当然出してきませんので、今、いろいろな社会的な制約がありまして、わからないように出してくるというのがあります。そういった点では、指定管理者で、場合によっては、行政よりなれていないと思いますので、そこら辺の見きわめは難しかったりとか、あとはそれで実際に公園を利用したときに、ヘイトスピーチだとわかるということもあると思います。そういったときの対応は指定管理者では難しいのではないか、市でないと困難ではないかと思うのですが、その点に関してはどう対応されるでしょうか。 ◎住宅公園課長 そちらにつきましては、指定管理者、また、市民の方から市のほうに連絡をいただければ、当然所管課でございますので、確認等には現地のほうに行くということになるというふうに考えてございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  ただ、ヘイトスピーチというのは今、違法ということになっていますので、そういったことをやめさせるということも必要になってくるのですが、やめさせるというのは公権力の行使的なものがありますので、それを指定管理者がやるのか、あるいは市の当局がやるのか、その点はどういうふうになりそうでしょうか。 ◎住宅公園課長 権力の行使につきましては、やはり市のほうで対応すべきものというふうな認識でございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。どうもありがとうございました。  以上で終わります。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本案に対する意見がありましたらどうぞ。 ◆西田ひろみ 委員 今回の中央公園指定管理に関するということで、都市公園条例の中に自主事業の明文化もされるということがはっきりされました。中央公園の今回の指定管理の大きな目的は、今までの質疑を聞いておりますと、にぎわいをもたらせていくというところが大きな目的なのではないかと感じております。中央公園は本当に海老名の駅前で、市民の憩いの場としての機能があるわけですから、そういったところでにぎわいを持たせて、一体管理をしていくというところで、自主事業が優先していく可能性も否定できません。そういったところで、憩いの場としての機能が損なわれるのではないかという懸念が持たれます。それから、今までの市民の自主的活動が損なわれる可能性も大きいと判断いたしました。それから、承認事項の基準はつくられるということですが、やはり指定管理者にその判断を任せるということ自体への大きな不安も公平性の点であります。そういった視点で、今回の議案第47号に対しては反対の立場で行きたいと思っております。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより議案第47号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○委員長 挙手多数であります。よって議案第47号 海老名市都市公園条例の一部改正については原案のとおり可決されました。
     次に、日程第2 議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)〔所管部分〕を議題といたします。  初めに、経済環境部所管部分について経済環境部長の説明を求めます。 ◎経済環境部長 それでは、議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)につきまして、経済環境部所管部分についてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。補正予算書の8、9ページをお開きいただきたいと存じます。14款国庫支出金2項国庫補助金の最下段、8目商工費国庫補助金1節商工費補助金1億1007万2000円の増は、プレミアム付商品券発行事業に対する国庫補助金でございます。補助率は10分の10でございます。  次のページ、10、11ページをお開きいただきたいと存じます。中段になります。20款諸収入4項雑入2目雑入2節雑入は、プレミアム付商品券売上金として5億6000万円の増を見込むものでございます。  次に、歳出でございます。16、17ページをお開きいただきたいと存じます。4款衛生費2項清掃費1目清掃総務費2550万円の増は、集合住宅にかかる集積所の設置及び維持管理に対する支援を行うに当たり増額したいものでございます。  その下、2目塵芥処理費157万7000円の増は、家庭系ごみ戸別収集に伴い、的確かつ効率的な収集を行うため、収集車両運行管理システムの導入を図りたいものでございます。  さらにその下、6目リサイクル費735万4000円の増は、剪定枝の資源化を実施するため、収集業務等に要する経費を増額したいものでございます。  その下の箱になります。7款商工費1項商工費2目商工振興費7億6055万6000円の増は、プレミアム付商品券の発行にかかる事業費で、商品券の製作や販売、そして、使用済み商品券の換金等に要する経費を増額したいものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 次に、まちづくり部所管部分について理事兼まちづくり部長の説明を求めます。 ◎理事兼まちづくり部長 議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)まちづくり部所管部分につきましてご説明申し上げます。  補正予算書の8、9ページをお開きいただきたいと存じます。2 歳入でございます。下段の箱、14款国庫支出金2項国庫補助金7目交付金1節社会資本整備総合交付金1億1440万円の増は、国から交付金の配分を受けたことにより増額するものでございます。各事業の補正額につきましては、道路事業分1億1718万5000円の増、住環境整備事業分(狭あい道路整備等促進事業)278万5000円の減でございます。  次に、補正予算書の18、19ページをお開きいただきたいと存じます。3 歳出でございます。中段の箱、8款土木費2項道路橋りょう費2目道路維持費15節工事請負費、道路維持管理経費490万円の増は、交付金の配分を有効活用し、来年度予定の通学路安全対策プログラムに基づく路側帯のカラー舗装事業を前倒しして行うため増額するものでございます。  3目道路新設改良費及び4目橋りょう維持費につきましては、社会資本整備総合交付金の内示に伴い財源更正するものでございます。  下段の箱、8款土木費4項都市計画費3目公園費13節委託料、都市公園整備事業費532万1000円の増は、本年度から譲与される森林環境譲与税の使途として、公園及び緑地の樹木管理を行うため増額するものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆藤澤菊枝 委員 それでは、プレミアム付商品券発行事業費についてお伺いいたします。  市では、プレミアム付商品券として、全市民を対象として商品券を発行されるとのことですが、この商品券は国が対象としているものと、国対象以外で市が単独で発行するもので、券の種類や購入方法等に何か違いがあるのでしょうか、お聞きさせていただきます。 ◎商工課長 まず、券の種類でございます。どちらの商品券も購入金額4000円で5000円分の買い物ができることになってございます。国対象の商品券は全ての店舗で使用できる共通券500円が10枚つづりのものと、市単独分は個店のみで使用可能な500円券が2枚入った10枚つづりのものとなってございます。購入方法でございますが、国が対象とする低所得者には該当者に案内を送付するので、申請が必要となってございます。子育て世帯に関しましては、引きかえ券を直接送付させていただきますので、申請は不要とさせていただいております。国対象以外の一般の方につきましては、ホームページかはがきで申請を行っていただきまして、引きかえ券を発行するので、それをもって購入していただく方法となってございます。 ◆藤澤菊枝 委員 ありがとうございました。  それでは、この商品券は市役所で購入するのでしょうか。もし外部で販売する場合には費用が発生するのか、その場合の予算は計上しているのでしょうか、お聞きいたします。 ◎商工課長 商品券の販売は、前回、平成27年にも行ったのですが、それと同様、市内の大型店舗に販売を依頼しようと考えてございます。市民の皆様には、そちらで購入していただくことになってございます。大型店とは販売に係る協定を締結させていただきまして、手数料を支払う予定で考えてございます。役務費の中でその予算を計上させていただいてございます。 ◆藤澤菊枝 委員 それでは、商品券は実際どのような店舗で使えるのか、また、商品券を取り扱ってもらう店舗には手数料等を支払うのか、店舗数によってはかなり費用が必要となりますようですが、予算計上されているのか、お聞きさせていただきます。 ◎商工課長 まず、どの店舗で使えるのかということでございます。商品券取り扱いの登録いただいている店舗は、大型店を初めとしまして、多くの個店にも登録していただいておりまして、現在のところ、登録店舗数は約800店以上に上っておりまして、前回行った事業のときよりも上回っている状況でございます。  次に、店舗には手数料を支払うのでしょうかというところのご質問でございますが、商品券を取り扱っていただく事前の登録は必要でございます。登録いただいた市内の店舗のみで商品券を使用することになってございます。店舗への手数料等の支払いはありません。無料で商品券を取り扱っていただくことにしております。よって、店舗に支払う手数料の予算は計上してございません。 ◆藤澤菊枝 委員 よくわかりましたが、多くの市民に商品券が利用されて、登録店が800店以上ということをお聞きし、大変うれしく思っております。ただ、大型店の利用ばかりではなく、その中の1店ではありますが、我が家も協力をさせていただきました。そういう点に関しまして、店舗が業者もますます喜ばれる事業になることはわかっておるのですが、準備等ぜひ進めていただいて、活性なる事業とされますように私から要望させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◆戸澤幸雄 委員 それでは、何点か質問させていただきます。  1点目、プレミアム付商品券に関してでございますけれども、委託料で4078万5000円ということで入っているのですが、これは内訳というか、詳細を教えていただければと思います。 ◎商工課長 委託料の詳細ということでございますが、こちらは商品券の印刷を含みます委託料の金額となってございます。 ◆戸澤幸雄 委員 印刷でこれだけかかるということなのですかね。わかりました。  それから、工事請負費というのも入っているのですが、これについても教えていただければと思います。 ◎商工課長 こちらの電話工事費につきましては、別室の会議室でコールセンター等を立ち上げる関係で、その電話工事の工事費となってございます。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。プレミアム付商品券については、市の全世帯対象にということで、非常に意欲的な事業であるというふうに思いますので、消費税が上がることによって、消費の喚起、それを補っていくというような側面もございますし、大きな金額でございますので、しっかりと事故なく運営していただければというふうに思います。  2点目、集合住宅に対するごみ集積所の設置等補助の実施ということなのですけれども、これについては、スケジュールを教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◎環境課長 集合住宅に対する集積方法のご案内ということで、今週から集合住宅に対しまして文書を送付させていただいております。その中で、集積所があるところにつきましては、これまで同様、ごみの排出をしていただくと、集積所のないところにつきましては、今後、設置の必要があるという中で、今、ご案内の文書を順次送付させていただいているところでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、設置というか、実際に実施していくに当たってはどの程度を予想されているのでしょうか。 ◎環境課長 集積所の設置ということでございますけれども、今回、補正予算をご審議いただいている中で、これがご承認いただければ、そちらのほうのご案内をさせていただきたいとは考えてございます。ただ、今まで戸別収集の実証実験をしてきた中で、どうしても連絡がつかなかった集合住宅というのもございます。そういった中では9月30日から戸別収集をスタートいたしますので、全部の集合住宅がそこで設置いただければ、非常にありがたいのですけれども、そうではないところも考えられますので、そういったところについては今年度を目安に我々のほうで周知を図って設置を行っていただきたいというふうに考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、間に合わなかったところについては、その場所を使ってということになるのかと思うのですけれども、その辺は具体的にはどのように考えられているのでしょうか。 ◎環境課長 間に合わなかったところにつきましても、実際にどこが設置されていないのか、我々のほうでわかりますので、ひとまずはその設置されていない集合住宅の敷地内にお出しいただくような形で、管理者等にご案内できなければ、住んでいる方々にポスティングなりでご案内をしながら、我々のほうで一旦は排出場所について設定させていただいて、そちらを使っていただきながら連絡をとってまいりたいというふうに考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、市民の方と連絡をとりながら、仮の場所等を考えられてやっていくということなのでしょうね。全てが設置できれば一番いいわけでございますけれども、この辺に関しては、予算、限られた金額だとは思うのですが、これで足りるというふうにご判断されているということなのでしょうか。 ◎環境課長 今まで実証実験等をやらせていただいた中で、大体申請をいただく、あるいは連絡がつくというところを踏まえまして、100パーセントはなかなか難しいのかなというところで予算は計上させていただいているところでございますが、その辺、申請があったところについて、不公平感がないように対応させていただきたいと考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。期限が迫っておりますので、しっかりと進めていただければというふうに思います。ありがとうございました。 ◆鶴指眞澄 委員 それでは、質問させていただきます。  1点目、補正予算書の8、9ページの社会資本整備総合交付金1億1440万円の増額についてお伺いしたいと思いますけれども、増額された交付金のうち、490万円前倒しをして路側帯のカラー舗装事業に活用するということですが、それ以外の増額分について歳出補正がされていませんが、その理由についてお伺いします。 ◎道路整備課長 社会資本整備総合交付金の歳入予算につきましては、対象となる事業の全額を見込んだものではございません。前年度の交付額の実績、また、今年度の交付対象事業を勘案して見込んだものでございます。今回の増額分については、その見込み額を超えて内示されたものですが、道路維持管理経費以外の各事業の歳出予算の範囲内であることから、当初予算の中で活用できるものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  次に、道路維持管理経費以外で増額される交付金を活用する事業がございましたら、教えていただきたいと思うのです。 ◎道路整備課長 道路維持管理経費以外で交付金を活用する事業ですけれども、まずは幹線・準幹線道路新設改良事業費、これが226万6000円でございます。歩道整備事業費、これが49万円、市道62号線並木橋歩道橋架設事業、これが3874万5000円、西口地区道路整備事業費、これが6039万6000円、道路用地購入事業費が1132万5000円となっております。 ◆鶴指眞澄 委員 同じ8、9ページで、狭あい道路等整備促進事業の278万5000円の減額について、その内訳と理由についてお伺いいたします。 ◎用地課長 狭あい道路整備等促進事業の減額の内訳でございますが、今回、減額補正、278万5000円減額いたしまして、当初予算528万5000円を補正後額250万円とするものでございます。こちらの交付金でございますが、幅員4メーター未満の狭隘道路の解消を促進するための国の交付金でございまして、国から神奈川県へ交付されたものです。こちらを県から各市へ配分されており、今回、配分額に合わせて市の予算を減額するものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 歳入予算を減額することで、買収計画に影響はないのでしょうか。 ◎用地課長 買収計画に影響はないかということでございますが、狭あい道路整備等促進事業でございますが、狭隘道路に接する土地、こちらで住宅等の建築がある場合、後退をする必要がございます。その後退する用地について、建築する方等から申請をいただいて、市が買い取りを行っているものでありまして、こうした申請に対して買い取りを行うものであることでございますので、過去等の実績を踏まえてみますと、影響はないものと考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、狭隘道路の拡幅については、これは特に市のほうからこの狭隘道路を拡幅すると考えているとかということはなくて、あくまでも申請によって実施するという理解でよろしいでしょうか。 ◎用地課長 議員おっしゃるとおり、特に整備路線等の計画はございませんで、過去の実績に基づき、申請に基づく対応となってございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  2点目、補正予算書の17ページの清掃総務管理経費2,550万円についてでございますが、先ほどのご説明で、集合住宅に対する集積所の設置及び維持管理を支援とありましたが、具体的にどのようなことに対する支援なのか、お伺いします。 ◎環境課長 集積所がない集合住宅につきましては、現在、地域の集積所をご利用いただいているところです。9月30日からごみの一部有料化、戸別収集を実施することに伴いまして、これらの集合住宅には、新たに燃やせるごみ専用の集積所を設置していただく必要があることから、その設置に対してまずは支援したいというところでございます。また、既に集積所のある集合住宅につきましては、これまでの説明会の中で管理している集積所への不法投棄に対する抑止策として監視カメラの設置、こういったものにも補助できないかというようなご意見もございましたので、これらに対して支援をしていきたいというふうに考えているものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 次に、集積所が設置されていない集合住宅はどのくらいあるのか、また、どのような集積所を想定しておられるのか、お伺いします。 ◎環境課長 集積所が設置されていない集合住宅はおよそ900棟程度と把握しております。想定している集積所の形態につきましては、ストッカーであったりとか、折り畳み式のボックスであったりとか、あと自立式のカラスネットといったものの設置を想定しているところでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 それでは、補助率はどのぐらいだったですか。 ◎環境課長 補助率につきましては、購入額の75パーセントで、10万円を上限というふうに考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。また、監視カメラなどの設置に対する支援とのご答弁がございましたけれども、この設置費用は全額市で出されるのか、また、何台設置する予定なのか、お伺いします。 ◎環境課長 設置費用といたしましては、1回、集合住宅で設置していただきまして、その申請の後に75パーセント、上限10万円を補助する形でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 住民から寄せられた意見なども検討して、このたびの支援策を実施していくというふうなことがよく理解できました。この支援策について、管理組合、管理会社、オーナーへの周知を徹底していただくとともに、住民に対して有料化、戸別収集が9月30日から開始するということの周知を徹底していただくことを要望して、この項目は終わります。  3点目、補正予算書の16、17ページの塵芥処理事業費157万7000円の増についてでございますけれども、先ほど経済環境部長からの説明で、収集車両運行管理システムの導入にかかわる経費とのことでしたが、具体的にどのようなシステムなのか、お伺いします。 ◎収集業務担当課長 こちらのシステムなのですが、各車両にタブレット端末を搭載しまして、GPS機能がついていますので、位置情報等を取得するということで、事務所と車両、また、車両と車両、双方でリアルタイムに位置情報や収集状況が確認できると、収集業務の見える化というものが図れるシステムということです。 ◆鶴指眞澄 委員 システムの内容はわかりましたが、導入することによって収集業務にどのような効果があるのか、また、何台の車両に設置されるのか、お伺いします。 ◎収集業務担当課長 この端末システムは、メッセージや画像の送受信が可能になるということから、収集漏れの対応であったり、応援車両の対応が柔軟に行えるというものです。また、現場の状況、特に違反ごみや不法投棄の現状の画像を事務所等に送信することで、状況に応じた早い対応が可能となります。さらに、計量データも入力ができますので、運行データのレポートができ、日報等収集後の事務作業の軽減も図られます。また、導入する台数ということですが、軽トラックも含めて、収集車全車両20台に搭載する予定でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 9月30日からの戸別収集では、収集員の負担はかなり大きくなるものと思います。さらに、今まで2地区収集から3地区収集を採用するということで、土曜日も週6日の収集体制になります。この収集車両運行管理システムの導入により、収集員の負担を少しでも軽減できるよう効果的に活用していただくことを要望させていただきます。  4点目、17ページの資源分別事業費735万4000円についてでありますけれども、先ほどの説明で剪定枝収集業務に伴う増額とありますけれども、具体的にどのように収集するのか、お伺いします。 ◎環境課長 剪定枝につきましては、今後、資源物として扱っていくという中で、収集につきましては電話にて予約をいただきまして、ご自宅のほうに収集に伺う戸別収集方式で収集を行いたいというふうに考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 電話ということで、電話する場所などはもう決まっているのですか、また、電話した場合に収集までの期間はどのぐらいになる予定なのか、お伺いします。 ◎環境課長 資源物として取り扱うことから、資源化センターのほうにお電話いただくというふうに考えてございます。剪定枝につきましては、季節だとか、そういったところによって、出る量が多い少ないがございますので、一概にどのぐらいということははかれないのですけれども、予約をいただいた中で、何週間、何日というところの中で、出す方とちょっとお話をしながら、この辺が予約があいているという中で調整して収集を行いたいと考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 1週間以内という理解でよろしいですか。 ◎環境課長 具体的に1週間以内ということは申し上げられませんが、今後、収集を行う中で、そういったところは実際わかってきますので、どのぐらいで収集できるかがわかってこようかと思います。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。1回当たりの数量の上限などはございますか。 ◎環境課長 排出につきましては、これまでと同様、剪定枝1本当たりの太さ、10センチ以下だったりとか、長さ50センチ以下だったりとか、1束25センチ以下というような制限はございますが、束数、数量についての制限は今のところございません。 ◆鶴指眞澄 委員 数量は制限ないということで、大変ありがたいと思っております。  5点目、18、19ページの街区公園等整備業費の委託料、532万1000円の増額についてでございますが、当初予算ではなく、補正予算で出された理由についてお伺いします。 ◎住宅公園課長 当初予算の編成時期には、森林環境譲与税の使途が明確化されておらず、ことし4月、神奈川県が森林環境譲与税を活用した森林管理に関するガイドライン等を策定いたしました。これにより、使途が明確化したことから、補正予算を計上したものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 国から譲与税の対象となる緑地等の基準などは定められているのでしょうか。 ◎住宅公園課長 対象となる森林につきましては、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律により、森林法に定める森林と規定されてございます。この森林法に定める森林につきましては、神奈川県において指定されてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 市では、今回補正の対象となる緑地等の場所と面積はどの程度なのか、お伺いします。 ◎住宅公園課長 補正の対象となる緑地等につきましては、秋葉台自然緑地、伊勢山自然公園など、計8カ所の緑地及び公園が対象でございます。また、面積につきましては約5ヘクタールでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 民有地について、森林環境譲与税を活用するお考えはないのでしょうか。 ◎住宅公園課長 民有地につきましては、国土保全上の理由等により、整備が必要な森林であり、所有者、地域住民、市による森林管理方針等の計画策定が必要となります。また、所有者が市に森林管理を委ねる意向がある場合であっても、所有者と権利関係を含む協定等の締結が必要になります。このようなことから、現段階では、市が管理する緑地等について譲与税の活用を考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 この民有地の中で、例えば市の自然緑地保全区域などもこの対象の中に入っているのでしょうか。 ◎住宅公園課長 こちらの対象箇所につきましては、市ではなく、神奈川県のほうで指定してございます。ですから、個々の場所等につきましては、指定した範囲の図面等がございますので、そちらで確認をするようなことになると思います。ですから、今のところでは、この場所ということであれば、それは調べられますが、ここでは、そちらの図を確認しなければ、この場所がということはお答えできないので、大変申しわけございませんが、以上になります。 ◆鶴指眞澄 委員 要は、民有地は今回対象外となっているのですけれども、税の公平性から考えた場合にいかがなものなのかなというふうな感じがいたします。そういった点、今後、平等性を持って考えていくというお考えはないのでしょうか。 ◎住宅公園課長 環境譲与税につきましては、今年度から譲与が開始されたものでございますので、今後、永続的に続くというものでございますので、まずは市の管理している緑地等から譲与税を活用していただき、その後、民地等につきましても検討してまいりたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、何点か質問させていただきたいと思います。  1点目は、補正予算書の16、17ページの衛生費についてお聞きいたします。最初のところの負担金、補助及び交付金の清掃総務管理経費2550万円ですけれども、このところは先ほどから何人もお聞きしているのですが、集積場所がない集合住宅は先ほど900棟ぐらいあるということで、今月からオーナーへの連絡をとっているということなのですが、最終的にとれない場合は市が最終的に設置するとか、そういったところを考えているのでしょうか。 ◎環境課長 先ほどから申し上げているとおり、戸別収集が始まりますというご案内の中で、今お知らせをさせていただいているところなのですけれども、オーナー等に連絡がとれない場合については、先ほど申し上げたとおり、一時、我々のほうで、住んでいる方たちにポスティング等を行いまして、その敷地内に一旦排出場所を設けていただく、我々のほうでネット等でその辺の設置についてもご相談に応じてやらせていただくということは考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 これは可燃ごみを対象としているわけですね。資源ごみとか、不燃ごみの場合は、今までの地域の集合場所に出すということなのでしょうか。基本的にはどういうことなのでしょうか。 ◎環境課長 原則は燃やせるごみ以外については、今までのところに排出をいただくということも考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 多分アパートに住んでいらっしゃる方たちは、1カ所、今度はこっちに燃えるごみ、可燃ごみは出してくださいとなると、全部そっちに出すのではないかと想定されますが、それでも収集はしていただけるということですね。 ◎環境課長 原則といたしましては、アパートには可燃ごみ、今までの集積所に資源物と燃やせないごみというところでございますけれども、事情によって、前の集積所に出せないというご相談があれば、アパートのほうに燃やせるごみのところに資源物と燃やせるごみを出していただくことも可能かと思いますので、その場合はご相談をいただければというふうに考えてございます。
    西田ひろみ 委員 その場合は事前に環境課のほうに相談するということを確認させていただきました。わかりました。  それで、もう1つのほうの既にある場合、そうすると、今は監視カメラの購入とかは考えていますか、これはそういった大きなマンションからの要望でそういったところに決まったのですか。 ◎環境課長 集合住宅へ制度のご説明等行った中で、そういった通りすがりの不法投棄なんかも非常に考えられるので、既に集積所はしっかりしたものがあるので、そういった不法投棄に対応するために監視カメラなどについても設置を行っていきたいという声はいただいているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 かなり大きな集合住宅、一地域の中に400とか500とかあるところは既に、普通の人が入れないようなところにごみを出すような場所もきちんと設置されているので、カメラは必要ないのかと思うのですが、そういうところへの対応は何か考えていますか。 ◎環境課長 維持管理を行う中で、集合住宅の方、減量化の取り組み、適正排出の取り組みを進めていっていただいているところも説明会の中ではお話を聞いたところです。その中で、看板の作成を集合住宅自身でやっているとか、あと、排出されたごみについて、こういったところが分別なされていないような周知啓発もその集合住宅内で行っている現状もお話を聞きましたので、そういったところについても支援ができればなというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 さまざまな支援の方法があるということで、それは環境課のほうに相談していけばいいというところでよろしいですかね。わかりました。  2点目、次の塵芥処理事業費の中で、収集車両運行管理システム、タブレットを使ってやるということで、収集漏れがあったりとか、不法投棄に出して、すぐに対応できるというところでは、とてもいいシステムかと思うのですが、これはここに上がっている157万7000円というのは、システムですから、5年間リースとかするかと思うのですが、この157万7000円は今年度の分ということで考えてよろしいですか。 ◎収集業務担当課長 今年度の分でございます。 ◆西田ひろみ 委員 初期ですから、初期の費用も含まれるのかと思うのですが、来年度からは150万円掛ける2の1年間ですから、300万円ぐらいになるということですか。 ◎収集業務担当課長 そのとおりでございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。このシステムはとてもいいと思うのですけれども、それを使う、ごみを収集する人たちが、今、必要人数がどのくらいで、どういった状況にあるのか、必要人数がきちんと集まっているのかどうか、その辺のところをお聞きしたいと思います。 ◎収集業務担当課長 当然戸別収集が始まりますと、それに伴う人員の確保というのは必要になります。今現在考えてございますのは、収集人員45名というところで考えてございます。現在のところは7名不足しているような状況で、現在、その人員の確保に努めているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 当初必要人数に対して不足人数は何名だったのか、それで、今、7名ということですが、募集している募集の仕方とか、そういった周知についてはどのようにやられているのか、お聞きします。 ◎収集業務担当課長 当初は正規職員以外に14名不足ということで、今現在、7名が確保できている状況で、現在、市の広報、ホームページ、また、ハローワーク等で募集をしているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、当初は14名必要だったということですか。それで、14名のうちもう7名は集まってきて、ちゃんと働いていただけるということですが、あと7名の募集というところで、これはいつごろから募集なさっているのですか。 ◎収集業務担当課長 実際には2月からです。 ◆西田ひろみ 委員 2月から募集していて、今、14名中7名、半分が集まったということですが、9月30日までにこの必要人数は集まるのでしょうか。 ◎収集業務担当課長 そのように努めてまいります。 ◆西田ひろみ 委員 ぜひとも実施するならば、きちんと人数を集めてしていただきたいと思いますが、なかなか今、人手不足は全業種にわたっているのかと思うところで、こういったところが大きな懸念だと思うのと、もう1つは、東柏ケ谷三丁目と四丁目でしたっけ、シルバー人材センターに委託するということで、こちらのほうも高齢者が働ける場所を提供するのはいいと思うのですが、人材は集まっているのかどうか、その辺のシルバー人材センターとの委託契約は今どのような状態になっているのでしょうか。 ◎収集業務担当課長 現在、その仕様も含めて協議をしている段階でございます。契約となれば、シルバー人材センターのほうで人員の確保に努めるというところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 現在、シルバー人材センターのほうでは、人員の確保にまだ募集とか何かはしていないということですか。 ◎収集業務担当課長 それも含めて調整してございます。また、収集のコースですとか、やり方等によって、必要人員も変わってくるかと思いますので、その辺の詳細は今後詰めていきたいと考えています。 ◆西田ひろみ 委員 ここのコースは今現在考えている状況ではどのように捉えていらっしゃいますか。 ◎収集業務担当課長 そういう詳細も含めて、今検討してございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。東柏ケ谷三丁目、四丁目は集合住宅も多いと思いますし、それから、民間アパートもあると思いますし、戸建て住宅、商業施設、いろいろあるかと思います。そういったところでの戸別収集を進めるというのはさまざまな問題があるかと思いますので、その辺は、何が問題なのか、どうしたらその人員を集められるのかというところをきっちりと詰めていっていただきたいと思います。  3点目、資源分別事業費の委託料ですが、収集業務の委託料というところですが、少し具体的に話をしていただけますでしょうか。 ◎環境課長 今後、剪定枝を資源物として収集委託する中で、資源物については海老名市には中間処理施設がございませんので、それぞれ会社のほうに運ぶという形になります。布などもそうなのですけれども、布も資源化センターではなくて、そういう処理の会社に行くという中では、それぞれトラック等使い分けて収集を行っていただく必要があるというふうに考えてございます。また、先ほど申したとおり、戸別収集方式を考えておりますので、その電話対応を行う人員も考えられますので、そういったところを委託する費用として今回計上させていただいたところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。今回、剪定枝の資源化をしていくということで、燃えるごみの減量化を図っていくというところだと思うのですが、剪定枝をどのように資源化するかというところは、いろいろな方法があるかと思うのですが、今回の委託先はどのような方法で資源化するのでしょうか。 ◎環境課長 RPF化により資源化を図るというところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 その事業所が市内にあるというところで、そこに委託を考えたというところかと思います。それも1つの方法だと思いますが、今後、剪定枝のところは、さまざまな活用方法、チップにするとか、堆肥化していくとか、いろいろな方法があるかと思いますが、その方法は今後どのようにとっていく予定でしょうか。 ◎環境課長 先ほども申し上げましたが、海老名市には現在、剪定枝を処理する施設はございません。そういった中で、民間のほうに今回委託すると。海老名市内の業者のほうでRPF化の手法をとっていることから、今回、RPF化というところでございます。基本的には自区内処理という中で考えていきたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。そういった方法で剪定枝を資源化していくというところですが、以前、有料化のところでは、草とか、そういうところも資源化していくという回答を得ていたかと思いますが、今回は剪定枝だけというところで、草とか、そういったところはどのように今後対応していくのですか。 ◎環境課長 資源化できるところでは、土とか石が入っていると資源化ができないということがございます。そういったところで、落ち葉とか、雑草ですね、土とか、地面について、掃除したときに石ころなんかが入りやすいものについては、燃やせるごみ、無料品目として今回指定させていただいて、排出を行っていただくというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 それは市民が出すときには、どのような方法で出せばよろしいのでしょうか。 ◎環境課長 燃やせるごみの日に透明、半透明の袋を用いてお出しいただければというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 それは有料袋で出さないでということでよろしいのですね。ただ、最初の当初のところからいけば、燃えるごみの減量化というところからは、ちょっと一歩引いてしまったのかと思います。ですから、剪定枝と草のところは、活用方法ですね、資源化の方法をこれからも多様に考えていく必要があるのではないかと思います。RPF化にすることで、草とか落ち葉とかは今回資源化できないということですから、資源化できる方法を今後は考えていく必要があるのではないかと私は考えますので、ぜひご検討いただきたいと思います。  4点目、その下の商工費のほうに行かせていただきます。ここではプレミアム付商品券発行事業がいよいよ本格化するというところです。3月の予算のところでも取り上げさせてあったかと思うのですが、商工費、このプレミアム付商品券、申し込みから引きかえまでのチャートといいますか、フローといいますか、その辺を教えていただければと思うのです。 ◎商工課長 低所得者に該当する方には、今後、7月中旬ごろに申請書を発送する予定になってございます。子育て世帯には、申請行為に関係なく、引きかえ券を発送させていただくことになってございます。その他の市民の方につきましては、ホームページまたははがきで申し込みを受け付けさせていただきまして、引きかえ券の発送は9月中旬ごろを予定させていただいております。また、商品券の販売は10月1日から7日まで、大型店の協力を得まして、販売する形で考えてございます。購入引きかえ券は、引きかえ券を持って大型店で商品券を購入していただいて、子育て世帯以外の事前申請が必要な方は購入大型店の希望を受ける予定で考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 そうしますと、引きかえ券を持っていって、プレミアム付商品券を購入する場所というのは、海老名市内各地の大型店のところで取り扱うというところでしょうか。 ◎商工課長 今現在、大型店のほうと鋭意交渉を進めておりまして、大型店のところでお願いしたいということで考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 海老名市内どこでも大型店はあると思いますので、引きかえる場所がないということがないように、その辺のところはきっちりやっていただければと思います。  お聞きしたいのは、今回の国対象のほうは低額所得者とそれから子育て世帯というところで、10割負担で国がやっているかと思います。海老名市は一般市民にもということで、市独自分を発行いたしますけれども、その金額、市独自分でやる分は全部海老名市が負担しなくてはならないかと思いますが、その総額は幾らになるのでしょうか。3月の補正予算では426万円出ていました。それはシステム改修とかも含めているかと思いますけれども、それも含めて全額で幾らになるのでしょうか。 ◎商工課長 国が対象とする子育て世帯ですとか、低所得者に関する部分にかかるプレミアム分と事務的経費は国が100パーセント補助という形になってございます。今回、歳出で7億6055万6000円を見込ませていただいておりますけれども、歳入で国制度の対象者分にかかる補助金で1億1007万2000円と、商品券の売り上げの5億6000万円、こちらを引いた形で9048万4000円が市の負担になるという形で考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 今回の補正予算では、9048万4000円が市の負担というところですが、3月の補正予算、7号補正予算では、426万円のシステム改修でしたか、そのところが市の負担になっていたかと思うのですが、そういう理解でよろしいでしょうか。 ◎商工課長 そのとおりでございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、国が対象とするプレミアム付商品券以外、一般市民対象に発行することで、市の一般財源から9048万4000円と426万円を足した1億1000万円以上が市の一般財源から必要になるということで捉えてよろしいですか。 ◎商工課長 先ほど申し上げました9048万4000円と426万円というところで、合わせて市の負担は9474万4000円になると思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆西田ひろみ 委員 きちんと足していったら約9500万円というところですね。わかりました。ありがとうございます。ということは、私はプレミアム付商品券を一般市民に販売することが必要かどうかということをお聞きしたかったのです。ほかの海老名市以外の県央地区を含めて、他市ではこういった一般市民対象のプレミアム付商品券は発行するのでしょうか、お聞きします。 ◎商工課長 海老名市の近隣市においては、現在のところ、市独自分の商品券を販売するという情報はつかんでございません。また、詳細はつかめてございませんが、県内では鎌倉、県外では埼玉県の川口市がやるというところでは情報をつかむことができているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 やはり一般市民対象に発行するということで、約9500万円の市の財源を活用していく、私はそれをする必要が本当にあるのかどうか、とても疑問に思っております。それだけの費用があれば、今やるべきことは、もっと待機児童対策とか、そっちのほうに使うべきではないかと思いましたので、他市では、この近辺ではほとんど取り扱わない一般市民向けの発行、それを市内業者、市内商工業が活性化するようにということと、市民に対してもそれがいいことだと思ってやることだとは思いますが、本当に必要なのかどうか、市の税金9500万円、使い道をしっかりと考えていきたいと思います。  5点目、19ページのところで、森林環境譲与税の活用ですが、森林環境税というのは、1人1人の国民が税金を支払っていくわけですよね。今回はそこから532万1000円が海老名市に来るということですが、これは今後も毎年来るように予測されるのでしょうか。 ◎住宅公園課長 森林環境譲与税につきましては、今年度から譲与が開始されていますので、来年度以降につきましても、譲与税として市のほうへは譲与される予定でございます。 ◆西田ひろみ 委員 先ほどそれを使いまして、5ヘクタール、8カ所の緑地の手入れをしていくというところでしたが、それは今年度一遍にやらないで、計画的に今後推し進めていくと考えてよろしいのでしょうか。 ◎住宅公園課長 対象となる緑地公園が全体で8カ所ほどございます。今年度譲与されます532万1000円につきましては、全ての公園、緑地を賄うほどのものではありませんので、計画的に緑地管理のほうを進めていきたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。ぜひ計画的に施行することで、都市部における緑の保全をしっかりと対応していただきたいと思います。これは要望にかえさせていただきます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 お諮りいたします。委員外議員の松本正幸議員から発言の申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって松本正幸議員の発言を許可することにいたします。委員外議員の発言は簡潔にお願いいたします。 ◆松本正幸 委員外議員 委員外議員の発言の許可をいただきまして、ありがとうございました。それでは、何点かお聞きしたいと思います。  1点目、清掃総務管理経費の2550万円ですけれども、先ほどから集合住宅に対する支援策としていろいろ出されているのですが、1つ、集合住宅は必ず集積所を設置しなければならないのか。例えば拒否した場合、どういう対応をするのか、伺いたいと思います。 ◎環境課長 収集方法が、燃やせるごみについては戸別収集に変わることから、集積所が設置されていないアパート等の集合住宅については必ず設置していただくという形になります。その場合、拒否という話もありますが、設置に対して協力を求めていくという形になろうかと思います。 ◆松本正幸 委員外議員 結局、粘り強く最後まで続けていく、そういう認識でいいですか。 ◎環境課長 そのとおりでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 施行期間ですけれども、令和元年の7月1日から令和2年の3月31日となっているのですね。9月30日までどのぐらいの集積所設置を考えているのか、それとまた、9月30日までに間に合わないでいいのかどうか、この辺伺いたいと思います。 ◎環境課長 今まで戸別収集の実証実験をした中では、集合住宅に対して排出場所を設置してほしいという依頼の中で、1割2割というところの中で連絡がとれなかった集積所があるとは聞いてございます。しかしながら、今回、収集方法が変わる中では、我々としても、極力、コンタクトをとって、9月30日実施時には集積所を設置していただきたいというふうには考えてございますが、万が一そこに間に合わないというような集積所がございましたら、それは我々のほうでオーナー、管理会社、そういったところに連絡をとりつつ、でも、実際出すのは住まわれている方ですから、出される方が不便にならない、困らないように、一旦集合住宅の敷地内に排出場所を仮に設置していただくという方向で進めていこうと考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 近隣市で既に有料化を実施している、特に集合住宅の多い大和とか藤沢市の集積所設置、そういう部分は参考にしていないのかどうか、伺いたいと思います。 ◎環境課長 他市の事例は余り聞いていないのですけれども、海老名の場合は戸別収集実施に当たりまして、東柏ケ谷地区と国分寺台において実証実験をやっていますから、そちらのほうを参考としているところが多いところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 わかりました。  それで、先ほども出ていましたけれども、対象の集合住宅、管理会社、所有者、自治会に周知、本当に大変な作業だというふうに私は想定しているのですが、この期間で十分対応できるのか、また、集合住宅の周知はどのような体制で進めていくのか、伺いたいと思います。 ◎環境課長 まず、今回、集合住宅に限らず、収集方法が9月30日から変わるという前提がございます。そんな中で、設置してあるところ、ないところについても、収集についてはこういうふうに変わりますよ、設置されているところについては特段問題ないですけれども、設置されていないところについては設置していただく必要があるというような、今度、制度が変わりますよというところを順次郵送でご案内をさせていただきながら、その反応で返事が返ってきたところ、返ってこないところ、ありますので、返ってこないところについてはさらにそちらのほうと連絡をとってまいりたいと考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 わかりました。  2点目、資源分別事業費735万4000円についてです。剪定枝の資源化するための委託料、先ほど言われましたけれども、今回の剪定枝の資源化でどのぐらいのごみの減量化が見込まれるのか、伺いたいと思います。 ◎環境課長 剪定枝の資源化で大体年間で400トン程度の減量を見込んでおります。その中で、今回、9月30日から実施ということで、今年度は半年でございますので、大体200トン程度というふうに見込んでいるところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 かなりの減量化が見込まれると思うのですけれども、これ、剪定枝というのはなぜもっと早くしようとしなかったのか、その辺、伺いたいと思います。 ◎環境課長 今回、剪定枝を資源化するに当たりまして、収集方法も戸別収集という方法をとらせていただきました。剪定枝につきましては、季節的に出るころ、出ないころもございますし、出す家、出さない家もございます。そんな中での収集方法もありますし、資源化するに当たりまして、今回、土とか石ころが入ったものについては資源化できないというところもございましたので、そういったところを加味しまして、いろいろと検討は重ねてきたところでございます。しかしながら、ここで枝等についても減量を図りたいということから、今回、実施させていただく形になったところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 最後に、剪定枝の資源化と事業系のごみの減量ができれば、家庭系ごみの有料化を実施する必要はないというふうに思うのですけれども、その辺の見解を伺いたいと思います。 ◎環境課長 事業系ごみ、家庭系ごみがある中で、家庭系は家庭系で減量はしなければいけない、事業系は事業系で減量しなければいけない、それぞれ減量した中で海老名市の全体量を下げて、目標値に近づけてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 どうもありがとうございました。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本案に対する意見がありましたらどうぞ。 ◆西田ひろみ 委員 今回の補正予算ですが、進めていくべきところ、必要なところもありますが、私としましては、先ほどの清掃の衛生費のところの補正予算、それから、商工費のところのプレミアム付商品券については一般市民向けの必要性が認められないこと、それから、衛生費のほう、当初予算にどうして組めなかったかなという点もあります。そして、今、ここを何とか四苦八苦して戸別収集に間に合うようにとしていることですが、ごみの有料化はきちんと体制が整っていくことが必要ではないかと思いますので、あえて今ここで補正予算で上げることの必要性を認められません。  以上のことから補正予算に関しては反対の意見にしたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより議案第52号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○委員長 挙手多数であります。よって議案第52号 令和元年度海老名一般会計補正予算(第1号)〔所管部分〕は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第1及び日程第2の委員会審査報告書の案文につきましては、正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文につきましては正副委員長一任と決しました。  暫時休憩といたします。
                       午前11時9分休憩                    午前11時24分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3 報告事項 ごみ有料化等の取組み状況報告についてを議題といたします。  経済環境部長の説明を求めます。 ◎経済環境部長 それでは、ごみ有料化等の取組み状況についてご報告させていただきます。  昨年第4回の定例会におきまして、ごみ有料化、戸別収集に伴う条例改正等について議決をいただき、また、附帯決議を頂戴したところでございます。本年9月30日の制度導入に向けて、1つ1つ準備を進めているところでございますけれども、本日は現在までの取り組み状況についてご報告をさせていただきたいと思います。詳細は環境課長から説明いたします。 ◎環境課長 それでは、詳細について説明させていただきます。  お手元の資料をごらんください。A3横の資料でございます。  まず、1番、周知についてでございます。(1)戸建て住宅の現地調査につきましては、約2万7000戸を対象に戸別訪問いたしまして、排出場所を確認し、ポスティングを実施しており、本日現在、市内の約97パーセントの調査が終了しているところでございます。  次に、(2)説明会の開催でございます。条例改正前におきましては、中間答申の説明会、市長みずからの有料化集中説明会など、113回行いました。条例改正後につきましては、制度の詳細説明会を57自治会で計画、また、一般向けの説明会を市役所、コミセンなどを会場に33回予定しておりまして、順次進めているところでございます。  次に、(3)サンプル袋の配布でございます。制度導入前のサンプル袋配布は、制度開始の周知に有効であることから、8月中に配布することで準備を進めております。配布枚数については表に記載のとおりでございます。  次に、(4)分別ガイド、有料化説明パンフレットでございます。印刷会社との契約につきましては、既に締結しております。現在、内容の詳細について精査を進めているところです。9月上旬ごろ全戸配布を予定してございます。  次に、(5)外国人向けの対応についてでございます。先ほどの分別ガイドの9カ国語の翻訳版の作成を予定いたします。それとともに、ホームページにもデータの掲載をいたします。また、ごみ検索サービスについて、4カ国語に対応することで、さらに充実を図りたいと考えてございます。  続きまして、2番、集合住宅への対応でございます。先ほどの説明を繰り返すところもあるかと思いますが、集積所未設置の集合住宅につきましては、現地に赴きまして、現状の把握を行っておりましたが、ここでごみの出し方についてのお願いを全集合住宅に送付し始めて、その中で設置に対する周知についても図っていきたいところです。また、新たに集積所を設置する場合や、既に集積所が設置されている集合住宅につきましては、監視カメラなどの設置についても支援を行いたく、本会議に補正予算を提案させていただき、先ほどご審議いただいたところでございます。  続きまして、3番、指定収集袋の販売でございます。保管、配送、販売につきましては、海老名市商工会議所と委託契約を締結しております。現在は指定収集袋販売店の公募を行っているところです。9月上旬に販売の開始をしたいと考えております。  続きまして、4番、収集体制でございます。(1)美化センターにおきましては、効率的な収集ルートの検討、検証を行っているところでございます。  雇用機会の創出としての(2)高齢者雇用につきましては、シルバー人材センターに、東柏ケ谷三丁目、四丁目の収集を委託予定でございます。  また、(3)の障がい者雇用につきましては、就労チャレンジ等によりまして適性を見定めながら引き続き検討を行いたいと考えてございます。  (4)民間事業者でございますけれども、戸別収集実施に当たりまして、民間事業者への収集業務の一部委託につきましては、プロポーザル方式により選定を行ったところでございます。  続きまして、5番、職員研修でございます。ごみ排出の現状と収集業務を実体験し、理解を深めることで、1人1人が自分事としてごみ減量化に取り組むことを目的に研修を実施いたします。実施期間は、戸別収集開始のことし9月30日から年度内まで、燃やせるごみの戸別収集に自動車運転手とともに従事していただく予定でございます。  続きまして、6番、高座清掃施設組合構成市への対応でございます。座間市、綾瀬市、そして、高座清掃施設組合と構成する三市清掃行政連絡協議会などの機会を通じまして、海老名市の取り組み状況について引き続き情報提供を行ってまいります。  最後に、7番、今後のスケジュールでございます。スケジュールの表の一番上の説明会でございますが、1の(2)で説明させていただいた説明会については、現在のところ、7月中に全て行う予定となってございますが、そのほかにも市民の皆様のご要望に応じて、適宜説明会は開催したいというふうに考えてございます。  その下、指定収集袋の無料配布につきましては、8月に配布予定でございますが、そこで配布できなかった方に対しましては、12月までの間は市役所において配布できるよう予定しております。  その3つ下、集合住宅支援につきましては、補正予算をお認めいただきましたら、今年度いっぱい、支援について対応したいと考えてございます。  その下の2項目、不法投棄対策と事業系ごみの対策につきましては、できるところから速やかに取り組んでいくというふうに考えてございます。  最後の2項目、2市への情報提供、市民への情報提供につきましては、適宜実施してまいりたいと考えてございます。  以上、大変雑駁な説明ではございますが、報告とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑、意見に入ります。質疑、意見のある方はどうぞ。 ◆戸澤幸雄 委員 何点か確認させていただきたいと思います。  1点目、周知の部分なのですけれども、戸別訪問してポスティングをやられたということで、非常に多くの戸別訪問をされていると思うのですが、これに対して質問とか、疑問とか、そういうことは出されたとかということはないのでしょうか。 ◎環境課長 質問等もお受けしているというふうには考えてございます。時には、制度の内容につきましても、その場で1時間程度話すということも、現場の担当者から聞いてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 ありがとうございます。そのようにしながら進められているということですね。  2点目なのですが、外国人向けの対応ということで、9カ国語ということなのですが、これはこの9カ国語のパンフレットをつくるということなのか、それともホームページ上とかでやられるのか、教えていただければと思います。 ◎環境課長 分別ガイドを作成するのですけれども、その分別ガイドの外国語版をつくるというところで、あと、言語、対象者が少ないところについては簡易版になろうかと思いますが、そちらを冊子としてはつくります。その冊子のデータもホームページ上に張りつけるというようなことを考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、9カ国語ということで、これ以外にも要望とかがあれば対応は可能なのでしょうかね。 ◎環境課長 海老名市内に住まわれている方で9カ国語で90パーセント以上の方が対応できるというふうには考えてございますが、必要に応じてその辺の声は聞いていきたいというふうに考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 3点目、職員研修ということで、これは実際に収集業務に携わるということだと思うのです。2名で収集されているのかと思うのですが、そのうちの1名として具体的に収集作業をやられるということなのかと思うのですけれども、これは年齢制限とかはかけていないのでしょうか。一応全職員対象、ここでは消防職員とかを除くというふうになっていますけれども、これ以外は全ての職員が対象になられているのでしょうか。 ◎環境課長 基本的にはパッカー車、3名乗車のところがあったり、2名乗車のところがあったりというところで対応を今後していく中で、2名乗車のところにプラス1名乗っていただいて、実際に収集を行っていただくというふうには考えてございます。対象については、職種を除く、基本的には全職員なのですけれども、その中で体調不良であったり、業務多忙であったりということも考えらますので、その辺は臨機応変にやっていきたいと考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 職員研修、実体験ということで、基本的には非常にいいことだと思うのですけれども、事故のないようにやっていただければと思います。ありがとうございました。 ◆西田ひろみ 委員 1点だけ。高座清掃施設組合構成市への対応というところで、海老名市が有料化して進める情報を他の2市へ逐次情報提供していくというところなのですが、反対に、他の2市は有料化をしないわけですから、それでどのくらい減量化が進んでいるのか、そっちのほうの情報もきちんといただいてきて、市民の皆さんに伝えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目で、取扱店の公募とありますけれども、(1)では商工会議所に委託契約済みというところもあるのですが、要は商工会議所の会員になっているかどうかというところがよくわからないのです。コンビニとか、公募の中で、そういったところが手を挙げなかった場合とかも想定できると思うのですけれども、やはりコンビニで扱ったほうが、市民の身近なところにあるので、こういったところもぜひ取扱店になってほしいと思うのですが、そういった場合はいかがお考えですか。 ◎環境課長 基本的に商工会議所でやっている中で、会員、非会員分けなく応募は受け付けるのですけれども、コンビニについては、海老名市で粗大ごみのシールを取り扱っていただいていることもありまして、我々からも情報提供はさせていただいているところでございますので、そんな中で参加していただきたいと考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 その点はよろしくお願いしたいと思います。  2点目、指定収集袋無料配布が8月とありますけれども、これは全戸に配布されるのですか。それとも、どこかに取りにいくとか、あるいはどのぐらいの量を配布予定なのかというところをお伺いします。 ◎環境課長 全世帯に配布予定で、今、はがきを全世帯に送付させていただきまして、それと引きかえに、今、市内で大体26カ所程度に場所を設定しまして、そこに引きかえに来ていただけるような形で、調整を図っているところでございます。量につきましては、(3)に書いてありますように、世帯の人数によって変わってまいりまして、1名世帯については5リットル袋10枚入りを2セット、2名から3名は10リットル袋10枚入りを2セット、4名以上については20リットル入りの10枚入りを2セットを配布したいと考えてございます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑、意見もないようですので、質疑、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑、意見を終結いたします。  本件は報告でありますのでご了承願います。  次に、日程第4 報告事項 海老名市資源化センター規模改修工事についてを議題といたします。  経済環境部長の説明を求めます。 ◎経済環境部長 それでは、海老名市資源化センター規模改修工事について、現在の進捗状況についてご報告させていただきます。  平成29年11月から現場にて着工しております海老名市資源化センター規模改修工事につきましては、現在、プラントの設置や建屋の工事も順調に進みまして、5月末時点になりますけれども、全工程の約92パーセントが予定どおり終了しているという状況でございます。本日は、現在の進捗状況について報告させていただきます。詳細は環境課長よりご説明いたします。 ◎環境課長 それでは、詳細について説明させていただきます。お手元の資料をごらんください。A3判横の資料でございます。  当該改修工事につきましては、1にございます、改修目的のため、平成29年11月から工事に着工しております。  2の工事概要につきましては、記載のとおりですので、ご高覧いただければと思います。  3番、改善箇所でございますけれども、一番上の箱をごらんいただきたいと思います。改修目的の(1)にありますように、処理能力不足の解消といたしまして、不燃物については、旧施設では機械設備がございませんでした。そちらを新施設においては日量7トンの設備を導入したところでございます。また、容器包装プラスチックとペットボトルにつきましては、旧施設では1つの機械設備しかなかったところ、それぞれの機械設備を設置し、受け入れ量に応じた処理能力といたしました。これによりまして、旧施設では、全体で処理量が日量12.3トン――一番下ですね、合計になりますけれども――であったところが、新施設では日量25.6トンとなり、処理能力の増強を図ったところでございます。  続きまして、その下、真ん中の箱でございます。周辺環境への配慮でございます。写真は一例となりますけれども、容器包装プラスチックのストックヤードの様子でございますが、旧施設では屋外での保管としておりましたが、新施設では屋内保管にすることで、雨風に影響することのない保管が可能となったところでございます。  続きまして、一番下の箱、作業環境の改善でございます。旧施設では空調設備がなく、夏は暑く冬に寒い状況でございました。また、先ほど説明したとおり、不燃物については機械設備もない状況でございました。新施設では、空調設備を取りつけるとともに、不燃物の機械を設置し、さらに各棟にトイレや休憩室なども整備するなど、作業環境の改善を図ったところでございます。  続きまして、右側上段、4の現在の工事エリア及び運用エリアでございます。そのすぐ下の図が旧施設の全体の配置図となっております。そして、その下の図が新施設の全体の配置図でございますが、最大の違いは、上の旧施設では、図の左側の矢印が出入り口でございましたが、これが1カ所であったため、資源物の搬入車両と場内での作業車両の動線が錯綜しておりました。これを新施設では、下の図の赤の矢印のとおり、左側から基本的に入って、右の上に赤の矢印で出るというところで、安全な車両の動線を確保したところでございます。その他、周りに張りつけてある写真につきましては、現在の建屋の様子を映したもので、右下の青の枠の写真ですね、不燃物処理棟につきましては、平成30年7月から仮稼働を開始しているところでございます。  最後に、下段の今後のスケジュールでございます。缶・びん処理棟などの建屋については、7月末で完成予定です。その後、設備の性能試験を行うと同時に、リサイクルプラザとして使っていました旧リサプラ棟の改修工事に着手しまして、11月に竣工予定となってございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、報告とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑、意見に入ります。質疑、意見のある方はどうぞ。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑、意見もないようですので、質疑、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑、意見を終結いたします。  本件は報告でありますのでご了承願います。  次に、日程第5 所管事務調査についてを議題といたします。  当委員会では、昨年の11月から、再生可能エネルギーについて、SDGsについて、ごみ減量化についてを年間テーマとして、所管事務調査を進めております。この所管事務調査のテーマについては、本年5月20日に所管部からご協力をいただき、勉強会を実施いたしました。なお、所管事務調査については、9月定例会の当常任委員会の際に、行政視察の内容も含めてご報告したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。各所管部におかれましては、今後も勉強会、意見交換、資料提供などのご協力をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  本件についてはこの程度とさせていただきます。  次に、日程第6 その他に入ります。各委員から何かございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 各部長から何かございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして経済建設常任委員会を散会いたします。                                     (午前11時44分散会)...