会派に所属しない
議員は何ができていないかというと、
議会運営委員会に
出席することができないのですね。それと、希望する
常任委員会に、希望したとおりに入ることはできないということが平等ではないのではないかというふうに感じています。
議会運営委員会というのは、原則的に
会派からの
代表者で構成されているので、
会派に所属しない
議員は
議会運営委員会には当然
出席できません。そして、発言の機会も与えられていません。それと、控室にいて、放送は聞こえるので、
情報は得られるのですけれども、具体的にそこに
参加していないので、ちょっと距離がある
情報の共有だと思うのですね。なので、これは他市のと言ってはまたあれかもしれないのですけれども、他市では
会派に属さない
議員が
議会運営委員会に
出席して
意見を述べることも許されている
議会もあるということなので、できれば、
会派に属さない
議員も、
議会運営に
参加することができるような方法がとられればいいなというふうに思っています。
それと、先ほど言ったように、
情報共有という
意味では、
議会運営委員会は
簡易議事録である中で、
議事録をしっかりとることと、それから、そこから少し外れてしまうかもしれないのですけれども、
ネット中継というものが必要ではないか……。(「
会派の話ではなくなってきた」と呼ぶ者あり)それはやめておきますけれども、それはまた別の
検証項目になってしまうので。もとに戻りますけれども、
議運に
参加できること、
出席できること、
決定まではそこのところも
議論できればいいのですけれども、
あと、
役職調整会議に
出席して、自分の希望を伝え、できるだけ公平に
委員会に
参加することができることを諮ることができればいいのではないかという思いで、この
検証項目に挙げさせていただきました。
○
委員長 暫時休憩といたします。
午後2時37分
休憩
午後2時41分
再開
○
委員長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
◆
田中ひろこ 委員 先ほど発言した
内容で、
役職調整会議に
参加させていただきたいということを言ったのですが、
役職調整会議ではなくて、
各派代表者会議に
参加させていただいて、いろいろな
調整やら、
情報交換にも
参加していただけるように進めていただければと思います。
○
委員長 ただいま
検証項目の1番、
会派についての
説明が、
いちごの会、
田中ひろこ委員からありました。
協議のポイントとしては、
会派に属さない
議員が
議会運営委員会に
出席をするということと、
各派代表者会議にも
出席をするという2点のことに関して、現在行われていないので、このことを
参加ができるようにしたらいかがかというようなご
意見がありました。この件に関しまして
議員間討議ということで、自由に
議論をしていただきたいと思いますので、挙手していただいて、お願いいたします。
それでは、どうぞ。
◆
戸澤幸雄 委員 今、
議運への
参加と
各派代表者会議への
参加ということで、できましたら、ちょっと
考える時間をいただきたいと思います。影響も含めて、
あとは
公平感というところと、さまざまな
部分がありますので、少しお時間をいただいて、
会派に持ち帰って、ちょっともんでみたらどうかと思いますので、いかがでしょうか。
◆
宇田川希 委員 私もちょっと唐突な
提案で、なかなか答えづらいところもあって、基本的には
会派に
持ち帰りたいと思っているのです。これは
会派に所属しない
議員が
議運に出られない、公平でないという
お話がありましたが、これは例えば今の
現状で言うと、
会派に属していない、1名なのですが、3人とか5人とか出てきた場合に、全ての方が当然対象になって、
希望者がもし5人出たいというと、
委員会には当然定数が決まっているのだけれども、そういうのはどのように対応するのですか。
◆
田中ひろこ 委員 これも他市のことですけれども、無
会派の
議員が集まった、
会派でない、み
なし会派みたいにして出ていって、そこで1人が出ていって、
調整するということも
1つは
考えられるかと思います。
◆
宇田川希 委員 み
なし会派という理解でいいのですかね。今おっしゃると、
1つは
考えられると。ということは、ほかには何かあるということですか。
◆
田中ひろこ 委員 基本的には
会派制をとっていることは
議会の
運営の上ですごく重要だということはわかるのですけれども、
会派に属さない
議員がいろいろな
議論から排除という言葉はよくないのですが、なかなか
参加できないことに問題があるので、たくさんになった場合は、そういう方
たちが入って
議論ができるということが、もう
1つにはあると思います。
◆
宇田川希 委員 わかりました。いろいろとそういったお
考えがあるということは今わかったのですけれども、なかなかここで一言で決めづらいというか、
意見を私も総括的に述べづらい
部分もあるので、そこは
会派に
持ち帰ります。十分に熟慮して、また発言したいと思います。
◆
市川洋一 委員 田中委員にお聞きしたいのですけれども、1人で
議運だとか何かに出て、
意見まで言いたいというあれなのですかね。そこで
表決までしたいという意向なのですかね。そこのレベルというのはどのように
考えておられるのか、お伺いしたいのです。
◆
田中ひろこ 委員 できれば
表決までしたいと思いますが、それは
議論の中でどのようにスムーズに
議会運営ができるかというところで、
議論の中で進めたいと思います。
◆
市川洋一 委員 そうすると、それぞれの、例えば3人、無
会派というか、
会派に属さない人がいたら、それぞれ出て、
議論をさせてもらって、その3人の方の
表決まで欲しいということですよね。そうすると、その人は
表決までとるかどうかわかりませんけれども、
責任という所在というのですか、言い
っ放しで、ただその場に出て、
意見だけ言って、
あと知りませんみたいなことになりはしないのかというのをちょっと心配しているのです。そこら辺の
意見というのは何かありますか。
◆
田中ひろこ 委員 会派というのは今までも
議論した中で、理念を共有していて、政策もつくっていくということで、そこを多分言っていらっしゃって、そこに
責任があるのだということなのですけれども、
議員は基本的には1人で選挙に出て、1人が選挙で選ばれていくわけですから、その
議員は自分の発言にはすごく
責任があるわけですよね。なので、そこの
責任は同じように持っていく必要があると思いますし、それと、私がイメージしているのは、これからは
LGBTの方とか、障がい者の方とか、
少数派と言われる方の
代表者が
議会にも出てくると思うのですね。今も既に全国ではありますけれども。そういう方が
会派を組めない、そういう事情もある。だけど、その方が出てくることによって、今、社会の中で差別を受けている方
たちの
意見を代表して、
議会に反映することができる。そういう
意味では、
会派に所属しない
議員の
議運、
議会の
運営に
参加するということにも、
1つ大きな影響があるのではないか。だから、言い
っ放しではなくて、しっかりと
責任を持ってやっていくことを私はイメージしています。
◆
市川洋一 委員 これは私だけの
考えかもしれませんけれども、1人でも
意見は言えるのだと思いますし、例えば
少数者のための
意見の取りまとめというものを、
会派の中でも
十分議論はできるのだと思っているのですよ。確かに1人でただ言いたいことを言うということも必要なのかもしれないですけれども、社会が醸成していくもので、
LGBTの
少数意見の
方向性というのは、
会派を組んでいる、組まないには関係ないと思うのですよ。その時々の情勢によって、これはみんなの
意見を聞いて、みんなでこういう
方向に行こうではないかということを
合意形成するのが非常に重要なのではないか。それしか
民主主義の生きる道はないのではないかと思っているのです。そこら辺を誤解されているのか、私もちょっとわかりません。それぞれの
意見を個人で出させてくれというのが、無
会派で登録して
方向に、
会派で持ち帰っていろいろ
議論はしてみたいと思うのですけれども、私の
考えとはちょっと違うので、そこは
議論させていただきたいと思います。きょうはこのくらいにさせておきたいと思います。
◆
佐々木弘 委員 私も
会派に持ち帰って
議論と研究をしたいと思います。この間、正直、こういった要求が具体的に上がってきたことはなかったので、私もほかの
議会ではみ
なし会派的な運用をしているというのを聞いたことがあるのですが、どういうふうにやっているのかというのは正直わからない
部分もありますので、そういったことも研究して、今後
議論していきたいと思います。
◆
戸澤幸雄 委員 1点はっきりさせておきたいのは、
1つは、
議会基本条例の中でも、2人以上を
会派としているので、1人でも
会派として認めれば、全てその条件というのはクリアしてしまうわけですよね。そこを目指していらっしゃるのか。それとも、そこまでではない。
会派に所属していない方の、ある程度の
権利擁護と申しますか、そういうものに配慮してほしいといった程度のことなのか、ここは大きな違いがあると思いますので、確認させていただきたいと思うのです。
◆
田中ひろこ 委員 1人でも
会派を認めろというのではなくて、
会派に所属しない
議員の
権利擁護とおっしゃいましたけれども、そこの
部分で、1人でも
議会運営委員会に
参加できて、
意見が言えて、
議会に
責任を持てるということが希望です。
◆
戸澤幸雄 委員 そうしますと、
現状でできないことがあるのは、
議運への
参加とか、確かにわかるのですけれども、どこまでを望んでいるのか。実は無
会派の方が何を望んでいるか、個人が何を望むかによって左右されてしまう、微妙な
部分なのかと思うのですね。これをこの場で決めていくのはかなり難しい
部分もあるのですが、ある程度、
いちごの会でしっかりもんでいただいて、この程度のところまではやってほしいのだということがあれば、
議論の対象になりやすくなるのかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
◆
田中ひろこ 委員 具体的にどこまでということを、もう少し
いちごの会のほうでも
議論して、そして、ここに持ってきたいと思います。お願いします。
○
委員長 ほかに。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ほかになければ、この
検証項目の1番、
会派についてはこの程度にさせていただき、
皆さんのほうから
お話がありましたけれども、各
会派にお
持ち帰りいただいて、次回、引き続き
協議をさせていただきたいと思います。その際、ただいま
戸澤幸雄委員より、
いちごの会がお
考えになられている具体的な中身、こういうことを
会派に属さない
議員がやれるような形にしたいとか、もしくは
いちごの会としては1人
会派を認めるような形にしたいということなのか、その辺を明確にしていただいて、次回、改めての
提案をお願いしたいと思います。
このような
内容で進めさせていただいて、ご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご
異議なしと認めます。
検証項目1番についてはこの程度とさせていただきます。
暫時休憩といたします。
午後2時55分
休憩
午後2時57分
再開
○
委員長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
それでは、次に、
検証項目の2番、一般質問の日数についてに入ります。
それでは、一般質問の日数について、
提案者である
共産党から、改めて
提案理由や
協議内容についてのご
説明をお願いいたします。
◆
佐々木弘 委員 では、発言したいと思います。
この
検証項目について、簡単に経過を言いますと、前期11期のときだと思うのですけれども、一般質問の日数をふやすふやさないという、こういった
議論が結構活発にされました。それで、積極的か消極的かは別にして、ほぼ、3日にしようかという流れにはなったのですけれども、ただ、
1つの
会派の方が断固反対だということで、全会一致にはなりませんでしたので、そういった点で見送って、
現状のまま2日体制でやっていって、そこで
検証しようということになったかと私としては認識しています。今期になりまして、またこの
議論が始まりましたけれども、より具体的に
議論になりました。そこで、ほかの自治体の事例を調べたりとか、
あとは行政側はどう思うのだということで、これも
議長名だったと思うのですけれども、行政側にも聞いていただきました。行政のほうはいろいろなことを勘案すると、
現状のままでできればお願いしたいという話でした。相手もあることですので、そういった点で、より詳しくというのでしょうか、
現実的にどうかという点も含めて、また、昨今、特にここ数年で働き方改革というのでしょうか、そういったことも結構言われるようになったという
状況変化もありますので、そういった点も加味して、今後、率直な
議論をしていければというふうに思っているところです。
それで、私の
会派というか、私自身の提起なのですけれども、これは前期から言っておりましたが、実際はかなり活発な一般質問を各
議員していると思います。ほぼ全ての
議員の方が毎回権利を行使して一般質問をしっかりやっていると思います。そういったこともあって、5時は当然回りますけれども、6時とか、それぐらいになったりとか、
あと、行政側の依頼で、特に一般質問2日目で採決を求められたりすることもあります。そういった場合はそれに加わって時間がかなり長くなるということで、やはりこの点は、私
たち議員も、
あと市の職員のほうも、また、傍聴や視聴している市民の方もという点で
考えると、2日だと余裕がないのかな、そういう傾向に結構なっているのかと思いますので、ここで行政にも理解をいただきまして、まず3日間をやって
検証する、そういったことでどうかという
考えを持っているところです。
○
委員長 暫時休憩といたします。
午後3時1分
休憩
午後3時2分
再開
○
委員長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
それでは、ただいま
佐々木弘委員より、一般質問の日数についての
提案がありました。
内容としましては、2日間から3日間にするべきであろうと。その理由としては、現在、一般質問を行う
議員の数も多く、2日間においては、両日とも、時間も5時15分という定時を大きく超えてくることがあるという中から、やはり働き方改革を含めて、その時間に関しては、時間内に終わらせられるように3日間が適切ではないかというような
内容であったと思いますので、これをもとに各
委員のほうから
議員間討議という形で質疑等をお願いしたいと思います。
◆
戸澤幸雄 委員 まず、この件については、
佐々木委員もおっしゃっていましたけれども、かなり長い間
議論をされてきた
部分があると思います。今現在は2日間の経験しかないので、比較することがなかなか難しいという発言を、私も過去にしたこともあるのです。ここの
部分については、
議会改革が始まってすぐに、発言時間の確保ということで、今、持ち時間が25分ですけれども、この辺の
議論が非常に密接に関連しているのではないかというふうに思うのですね。まず、そこをお聞きしたいのですけれども、3日間にすることによって1人の持ち時間をふやしていく、そういうことも含まれているのか、それとも
現状のまま、2日間のものを3日間にするということをおっしゃっているのか、ここをお聞きしたいと思うのです。
◆
佐々木弘 委員 私の
提案ですけれども、結論で言うと、
現状のルールというのでしょうか、25分ということでやっていけばいいのではないかと思っています。それでやっていく中で、例えば延ばすとか、逆に縮めるという
意見が出るかどうかわかりませんけれども、そういったことはあると思うのですが、
現状では25分で、1時間弱ぐらいは
皆さんやられていますので、ほかの
議会も結構時間を確保できているところでも60分でというふうになっているところもありますから、ひとまず25分のままで3日間にふやしたらどうかと思います。
◆
戸澤幸雄 委員 その件に関してはわかりました。この件に関しては、行政側の負担は大きいですから、我々も真剣にやっていますけれども、行政側の一般質問に対する負担と申しますか、真剣さというか、非常に大きなエネルギーを使ってやっていますので、その辺も大切ではないかということが過去にも言われたと思います。その辺を行政にも非公式でも聞いてみようというような動きもあったように思うのですけれども、そこは正副
委員長のほうで把握していることがあれば教えていただきたいと思います。
○
委員長 ただいま
戸澤幸雄委員よりご発言がありました件に関して、
委員長よりお答えをさせていただきます。
前期の
議会改革特別委員会、中間
報告にあります
報告の
内容を読ませていただきます。
「一般質問の日数 昨年11月までの当
委員会で、「一般質問の
日程を増やすことについて」検討を行い、結論に至らずとなっている。この件については、引き続き
議論が必要であるとのことから
提案された。
提案理由としては、
現状、2日間の
日程で行われており、時間的な問題や市長公務などを
考え3日間とすることが望ましいというもの。本件については、理事者側へのヒアリングを実施した結果、
現状維持を望んでいたが、当
委員会としては、理事者側からの
内容と
現状で支障がないため
現状どおり2日間とする
意見と、
提案のとおり3日間とする
意見に分かれた。
議論の結果、大筋のところでは
現状のまま続けていくとすることで
決定した。ただ、他市の
状況、もしくは市民の要望を含めて、当
委員会としてもその
状況を把握しながら、またその課題に取り組んでいくこととした」ということが前期の中間
報告になっておりまして、ただいまの
戸澤幸雄委員の質問に対しては、理事者側のヒアリングを実施した結果、
現状維持を望んでいるということでありました。
◆
戸澤幸雄 委員 ありがとうございました。そうしますと、この理由と申しますか、我々の理由なのか、それとも働き方改革でありますとか、行政の方
たちが17時、定時を過ぎてもやっているという
現状に鑑みて言われているのか、そこでちょっと大きく違ってくるのかというふうに思います。行政側は
現状のまま2日間でやらせてほしいという意思でしょうから、私
たちが3日間に変えるに当たっては、それ以上の理由が必要だというふうに私は思うのですけれども、いかがでしょうか。
◆
佐々木弘 委員 私もさっき言ったように、行政側がそういった意向を持っているということで、
現状維持で行こうかということになったことで、私としては、働き方とか、そういった面、
あと職員を拘束するという点、これも大事な点ということで、先ほど言いました。また、同時に、一定の時間のところで集中してというのでしょうか、非常に実のある
議論というのでしょうか、質疑をするためには、例えば9時に始まって、それで夜までかかるというのはいかがなものかという点もありますので、そういった点もあって、3日間に分けてやるほうが、より充実した
議論ができる条件が高まるのではないかと思っています。
◆
戸澤幸雄 委員 そうしますと、うちの
会派でも、この件に関しては何回かもんでおります。
意見も出していただいたりしているのですが、相談したところでは、結論としては、
現状で私
たちが5時を過ぎた場合に、例えば集中力が落ちたとか、非常に負担だとか思うところは正直言ってなかったのですよ。ですので、理事者側が今のままのほうがよいというのであれば、私
たちとしては、それを変えてまで3日間にする必要はないのではないかという結論だったのですね。そこから新しい要素と申しますか、そういうものが入ってくれば別なのですけれども、もしお
考えがあるようでしたらお聞かせいただきたいと思うのです。
◆
佐々木弘 委員 今の
現状でもそれはしっかりと
議論してというのは当然だと思いますし、それは努力するのは当然だと思うので、ここから先はそれぞれの
皆さんの意向というのでしょうか、
考えのところでやっていくことかと思っています。
◆
戸澤幸雄 委員 そうしますと、ぜひ聞かせていただきたいのは、
皆さんが17時過ぎた場合に、例えばモチベーションが下がるであるとか、体調的にきついであるとか、そういったことがあるのでしたら、うちの
会派ではなかったのですけれども、あるのであればお聞かせ願いたいのです。これは
佐々木委員が出されておりますので、まずはお聞きしたいと思います。
◆
佐々木弘 委員 率直に言うと、余裕しゃくしゃくかというと、そういうことはないですね。いろいろな課題が
皆さん、3問、1人やられている方もいましたり、それはそれでいいことだと思いますし、行政も今は昔と違って、いってこいではないですから、答弁も結構自由にというか、長くやるときは長くやられますし、そういった点、自由もふえたのかということもあって、市長も結構率直な答弁とかもされて、非常に充実した
議論になっていると思います。そういったことで、昔が何だかんだというわけではないのですけれども、特に昨今は非常に活発になっていると、いい
意味で思っていますので。そういった点で、大体いつも6時ぐらいまでかかっているのではないでしょうか。となると、なかなか集中力というのは厳しいという
部分は率直に言って私
たちは感じているところです。
◆
田中ひろこ 委員 私
たち、
いちごの会も、一般質問の日数を3日間にしてほしいということは
前回のときにも、
議会改革特別委員会で
議論させていただきました。1点だけ、これは私は今思っているのが、一般質問が終わると、予算と決算の
委員会審査のとき、何を
議員が聞くのかということで、終わった後で職員の方
たちが控室の前で待っていらっしゃることが多いのですね。つまり、6時ごろ終わってから、また聞き取りをされるということがあって、多分、大きな
会派の方はないと思うのですけれども、そういうこともあるのです。働き方改革という
意味では、行政の側の職員は、夜なのですね、その時間しか。そして、準備をしなければいけない。先ほど戸澤
委員もおっしゃったけど、真剣に答弁を
考えていらっしゃるというので、待ち構えて、何を質問されますかということで、聞きにいらっしゃいます。そういう
部分のところは私はどうなのだろうというふうに思うのですね。その1点と、それから、最近、時間外のときに質問する
議員がいるということで、
議長として市長から要望が来たことがあります。
いちごの会はそれほどやっていないのですけれども、
議長を通して来ました。職員が時間外になるので、質問しないようにということを言われたのですけれども、そういう
意味でも、
いちごの会はそんなにしていなかったことがよくわかって、それはお伝えしたのですが、行政の側としては、それは控えてほしいということはあると思うのですね。なので、そういう
意味で、私は、働き方改革をよくするためには、時間外にしないように、3日間にして、時間をしっかりとっていくということも
1つ大事かというふうに思います。
◆
戸澤幸雄 委員 今の
田中委員の
意見に関しては、ここと別の
部分が含まれているのと、それから、多分、ヒアリングのことをおっしゃられていて、それに関しては、時間外ですから、なかなか断れないというのがあるのだと思うのです。それは私
たちが、せっかく来てくれているので断れないというのはあるかと思いますが、それは双方の同意の上でやるべきものですから、3日間にすることによってそれが解消されるということではないと思いますので、ちょっと別の
議論なのかと思うのです。
もう
1つは、時間外にやられていると言われたということなのですが、それは
議員が日常的に行政のほうに質問を投げかけて、控室に答えを持ってきてくれた、それが勤務時間を過ぎても職員を拘束してしまっているのではないかというような
お話ではないかと思いますので、そこも別の
議論ではないかと思います。
◆
田中ひろこ 委員 今の予算、決算の
委員会審査のときにと言ったのは、一般質問が2日間のときに、1日目、終わるのが6時ぐらい、例えば今回の予算の
委員会審査もそうなのですけれども、詰まっているわけですよね。次の週に予算の質疑があって。そうすると、職員は早く答弁をつくらなければいけないというので、一般質問の答弁はその前の週につくって済んでいるのだけれども、次の週の準備をしなければいけないということで、職員にとっても本当にその時間は時間外労働になっていくので、もし3日間になればその間の時間がとれるし、昼間の時間で質問ができると思うのです。そういう
意味です。
◆
戸澤幸雄 委員 それは一般質問の前にやられても結構だと思いますし、そういったことが理由なのであれば、一般質問と
委員会の
日程を
調整する必要があるというようなご
意見に聞こえますので、一般質問の日数を3日間にするという
議論とちょっと違うと思うのですね。これをもって、だから3日間のほうがよろしいと思うということは、私のほうには直接心に響かないのですが、いかがでしょうか。
◆
田中ひろこ 委員 例えば今回の3月は、一般質問があって、その前の週に
委員会の議案質疑もあったのです。そうすると、一般質問があって、また今度
委員会の予算質疑があるということで、本当に毎週毎週詰まっていて、職員は終わった段階で聞きに来るということがあって、夜になってしまうということがあると思うのですけれども、その点について、一般質問を3日間にすれば、時間的な余裕もできていくということはないですか。
◆
戸澤幸雄 委員 それは結局、一般質問が2日間だから、どうしてもそこになってしまうのだという理由にはならないと私は思います。例えば
日程的に一般質問の次の日が
委員会で、次の日ではない
委員会もあるわけですね。そうしますと、次の日の
委員会があるから、時間的にタイトなので、どうしても夜遅くまでかかってしまいますというご
意見であれば、1日あけてくださいということも可能なわけですから、一般質問を2日間から3日間にしましょうという
議論を今しておりますので、そこからなるべくかけ離れないようなご
意見をいただけるとありがたいと思います。
◆
宇田川希 委員 今の
内容に関連してなのですが、今も
委員会の議案質疑があって、一般質問があって、予算審査があってという話だったけど、例えば3月を
1つ例えれば、行事が多いのですよ。卒業式だってあるわけです。究極言えば、審査の質問の締め切りをもっと早めればいいわけですよ。一般質問というのだったら。一般質問の後に待っているという話。私も
1つだけ訂正するけど、大
会派の人は違うかもしれませんけどと言ったけど、みんな同じです。総務
常任委員会の人が集中します。
皆さん、一緒です。そこはお願いします。ですから、私は、そういう
日程の問題につながってくると思うのです。細かい
調整になってくると思うので、それが一般質問の2日を3日にしたからどうのこうのという、そこだけの話ではないと思うので、そこは
田中委員に申し伝えておきたいと思って言いました。
あと、
佐々木委員に聞きたいのは、先ほど話を聞いていましたら、2日から3日にするということでありますけれども、質問をやっていく中で、質問の
内容というか、
議論の
内容に影響するのだという話を聞きました。これは率直に申し上げて、体力的にきついということですか。
◆
佐々木弘 委員 議論の
内容に影響というか、そうではなくて、逆で、
議論が活発にどんどんなっていると、熱心になっているということで、
あと市長部局も熱心に答弁するというふうになっていますので、それはちょっと順番が違います。体力的に、率直に言うと、そういう面もあります。体力とか集中力は、やっぱり人間というのはどうしても限界はあります。それは市の職員もそうでしょうし、
あと、傍聴、
ネット中継を見られている方もそうだと思いますので、そういうことです。
◆
宇田川希 委員 わかりました。
次に、職員の拘束というようなニュアンスがあったと思うのです。先ほど
委員長の話ですと、理事者側が2日、従来どおりでいいというような回答があったという
報告があったと思います。その中に絡めて、これは
佐々木委員のほうからも話がありましたけれども、働き方改革という名前が出てきたと思うのですね。これは当然、働き方改革といった
意味合いで言っていくと、いろいろな視点からの
意味があるのかと。というのは、2日から3日にすることによってということで、働き方改革のことを絡めていたけど、逆に、3日にしたときの影響。例えば部長だったり課長だったり、俗に言う決裁権のある方、管理職の方
たちは、一般質問のときに時間をどうしても要すると思うのです。係長
たちも当然そこには
皆さんアンテナを張っているというふうに思うのです。それが3日間になったときに、一般的な仕事の視点でいきますと、当然、上司の承認だったり、上司にお伺いを立てなければいけない
部分があったりすると思うのです。そういうときに、管理職が3日間もそういうふうに拘束されるという
部分については、働き方改革としてそれはよい点なのでしょうか、そこをちょっと確認します。
◆
佐々木弘 委員 いろいろと物事を何かやると、プラス、マイナス、両面あると思いますけれども、
宇田川委員の言うようなことも確かに一面あると思います。
あと、一面では、かつての
議論でもありましたけれども、市長を初め、決裁権者、理事者、特にそうですけれども、そういった
皆さんが、例えば一般質問がある2日間は、朝から晩まで拘束されると、そういったのはデメリットというのでしょうか、逆にまた問題なのではないかと、これが何時になるかわかりませんけれども、例えば3日間にすることで、4時とか4時半ぐらいに一般質問が終わるとなれば、その終わった後の時間で、
皆さんも仕事ができるのではないかと、そういったプラス面もあるのではないかと思います。
◆
戸澤幸雄 委員 佐々木委員の今の
意見なのですが、理事者側、行政側のことをおっしゃっていたので、ここに関しては、それは私
たちに判断ができないので、行政に聞いてみましょうという話になったのだと思うのです。経緯として。聞いてみましたら、
現状維持がいいですと、いろいろな負担であるとか、いろいろなものを鑑みて、総合的に
現状維持がいいです、3日間にすると負担ですというお答えだったので、うちの
会派としても、そうであれば、行政のほうがそういう判断をしているのであれば、
現状のままでよろしいだろうというような
意見にまとまった経緯がございますので、それもちょっと考慮に入れていただければと思います。
◆
佐々木弘 委員 そうですね、行政側からの回答ではそういった
お話でした。それはそうなのかと思いましたし、相手のあることですので、それはむげにはできないかと思います。一方で、
議会の年に4回しかない一般質問ですので、それをより充実させるためには、行政の
皆さんにも理解と、負担をかける
部分もあるかもしれませんけれども、ほかの
議会でも、今、大体3日とか4日とかやっているところがふえていますので、そういった点では海老名の行政が全く対応できないかというと、それはどうなのかと思いますので、僕らの
議会のほうのサイドで
合意がとれるのであれば、3日間にして、行政にも協力をお願いする、こういったふうにしていけばいいのではないかと思っています。
○
委員長 ほかに。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ほかに
意見もないようですので、本日のところはこれで
意見を終結したいと思いますが、ご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご
異議なしと認めます。
この一般質問の日数に関しましては、
現状の今の一般質問の各
議員の時間等の集計ができておりますので、そういうものも
前回の
議論のときにはご提出させていただいたかと思います。よって、次回、正副
委員長のほうでその
現状の実態に関しては
資料を提出させていただきますので、この件に関しましても各
会派にお
持ち帰りをいただいて、それぞれの3日にするべきだというご
意見がある方々は、それ相応のご準備をいただいて、具体的な例を含めてまた
議論の場に載せていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
本日はこの件に関してはこの程度とさせていただきたいと思いますが、ご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご
異議なしと認めます。よって、
検証項目に関してはこの程度とさせていただきます。
次に、
日程第4 その他に入ります。
皆様から何かありますでしょうか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 それでは、正副
委員長のほうから1点ございます。本日お配りさせていただいております今後のスケジュール案をごらんになっていただきたいと思います。この大
項目は、
議会基本条例、タブレット導入、
検証ということになっております。本日、
検証に関しては、
議長からの申し入れがありました
議長任期に関してがこの④と追加されますので、ご承知おきをいただきたいと思います。
そして、大きな基本
条例の流れは、この後、市民への発表会を
考えております。そして、
逐条解説作成に関しては、一応同意をいただいておりますので、
法制の
チェックを
事務局のほうで今後進めていきます。そして、タブレット導入に関しては、
使用基準作成も本日で
決定しましたので、この運用に関してを正副
委員長一任をいただきましたので、今後その
内容に関しては詰めていきます。新年度の予算が本日通過をしましたので、今後、6月を目安にタブレットの導入という形になってまいります。
スケジュールに関してはこのとおり進めさせていただきたいと思いますが、1点、市民への
条例の発表会に関しては、広報
委員会のほうと連携をとって、
議会報告会で進めていくか、もしくは
特別委員会独自でのそういう場をつくるかというところを今後詰めていきたいと思いますので、各
会派にこの件もお
持ち帰りいただいて、次回、
皆様からご
意見をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
スケジュール案に関しまして、
皆様から何かございますか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご
意見がないようなので、スケジュールに関してもこの程度にさせていただきます。
次回の開催予定を決めたいと思いますので、
暫時休憩といたします。
午後3時31分
休憩
午後3時32分
再開
○
委員長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
次回の
日程でありますが、次回は、4月10日で、全協終了後、広報
委員会が開催されますので、広報
委員会終了後に
作業部会、その後に
特別委員会となりますので、
皆様のご予定をよろしくお願いします。改めて招集通知はお出しをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして
議会改革特別委員会を散会いたします。大変お疲れさまでした。
(午後3時33分散会)...