海老名市議会 2019-03-25
平成31年 3月 経済建設常任委員会−03月25日-01号
平成31年 3月
経済建設常任委員会−03月25日-01号平成31年 3月
経済建設常任委員会
経済建設常任委員会会議録
1.日時 平成31年3月25日(月)午前9時開議
2.場所 第1委員会室
3.出席委員 7名
◎中 込 淳之介 ○宇田川 希 藤 澤 菊 枝
鶴 指 眞 澄 戸 澤 幸 雄 西 田 ひろみ
氏 家 康 太
4.欠席委員 なし
5.出席議員 なし
6.説明員 37名
理事兼
まちづくり部長
武石 昌明
経済環境部長 清田 芳郎 同部次長 谷澤 康徳
商工課長 安宅 靖典 同
課商工政策係長 後藤 努
同
課にぎわい振興係長 農政課長 秦 芳生
佐藤 直美
同
課農業振興係長 矢吹 功太 同課地産地消推進係長
三浦ゆかり
環境課長 小川 隆太 同
課収集業務担当課長
吉田 邦夫
同課課長補佐 吉沢 正樹 同
課環境共生係長 蓬田 明
同
課資源循環係長 倉橋 大典
まちづくり部次長(都市担当)
まちづくり部次長(建設担当)
渋谷 明美 栗山 昌仁
同部専任参事 平井 泰存
都市計画課長 江下 裕隆
同
課交通政策係長 石田 恵美
まちづくり指導課長 佐藤 秀之
同
課まちづくり指導係長 住宅公園課長 篠原 勝彦
今野 康宏
同
課住宅政策係長 本木 大一
市街地整備課長 東城 利治
同課課長補佐 得田 悟志 同課駅
周辺整備係長 佐藤 広明
道路管理課長 深谷 誠二 同
課維持補修係長 西村 功
道路整備課長 関口 好文 同
課幹線道路係長 稲子 幹人
用地課長 柏木 功 同課用地係長 尾山 剛
下水道課長 佐藤 恒夫 同
課計画経営係長 押方信一郎
同課工事係長 清 秀樹
農業委員会事務局長 植松 正 同事務局次長 市川 清
7.委員外議員 2名
松 本 正 幸 佐々木 弘
8.傍聴者 (1)議 員 0名
(2)その他 3名
9.事務局 3名
事務局次長 安齊 准子 主事 長島 利恵
主事 二見 蔵人
10.付議事件 1.議案第40号 平成31年度海老名市
一般会計予算〔所管部分〕
2.議案第44号 平成31年度海老名市
公共下水道事業会計予算
(以上平成31年3月1日付託)
11.会議の状況 (午前9時開議)
○委員長 ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより
経済建設常任委員会を開きます。
本日の委員会日程はお手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。
お諮りいたします。本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。よって傍聴を許可することにいたします。
暫時休憩といたします。
午前9時1分休憩
午前9時2分再開
○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより日程に入ります。
日程第1 議案第40号 平成31年度海老名市
一般会計予算〔所管部分〕、日程第2 議案第44号 平成31年度海老名市
公共下水道事業会計予算、以上2案を一括議題といたします。
お諮りいたします。所管部からの説明を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。よって所管部からの予算説明を省略いたします。
これより質疑に入ります。
初めに、経済環境部、
農業委員会事務局関係の質疑を行います。質疑のある方はどうぞ。
◆藤澤菊枝 委員 私からは4点ほどお伺いさせていただきます。
1点目として、予算書157ページ、
にぎわい振興事業費1098万4000円についてお伺いをいたします。これまでもにぎわい創出に向けていろいろな事業を実施されておりましたが、平成31年度はどのような事業を実施されるのかお伺いさせていただきます。
2点目、予算書13ページ、
債務負担行為、
プレミアム付商品券発行業務6150万円についてお尋ねさせていただきます。市では、
プレミアム付商品券事業として、国が対象とする子育て世帯や低所得者だけではなく、全市民を対象として総額7億円の商品券を発行されるということです。私は、市民の皆さんが分け隔てなく使える商品券を発行することを大変よいことだと思っております。その予算の詳細についてお伺いさせていただきます。
3点目といたしまして、予算書155ページ、
農業基盤整備事業費3287万3000円についてお伺いいたします。まず、基盤整備の内容はどのようなものなのでしょうか、それをお伺いいたします。
4点目、最後でございますが、予算書141ページ、
犬猫等管理事業費397万8000円についてお伺いさせていただきます。海老名市では、平成29年4月から
動物愛護団体が行う野良猫のTNR活動における不妊・去勢手術費用に対し、一部補助を実施しておられます。このTNR活動ですが、確認の意味で活動内容についてお伺いさせていただきます。
◎
にぎわい振興係長 1点目、昨年度に引き続きえびなの名店・名産品の認定事業者や特別名産品等の事業者に対し、PRや販売の応援を行ってまいります。また、回遊を促す
仕掛けづくりとして位置づけた名店・名産品をめぐる
スタンプラリーの事業を予定しております。その他の事業といたしまして、
観光ガイドブックなどの更新版の作成、
にぎわいキャッチコピーを含め海老名市をPRするイベントとして、東京日本橋や横浜などで開催を予定しております。
◎
商工政策係長 2点目、6150万円の内容でございますが、主に商品券の印刷業務を含めた委託費、
事務用品等購入の消耗品費、各種通知の発送に係る郵送費等を予定してございます。
◎農政課長 3点目、来年度の
農業基盤整備の内容ということでございます。まず、来年度は2カ所市内予定しておりまして、1カ所は本郷の中谷津地区における、これは昨年度からの引き続きになりますが、農業用水等の整備になります。工事費が1900万円でございます。2カ所目は上今泉地区、今泉中学校の西側になるのですが、その農業用水路において転落防止柵が一部設置されていない箇所がございますので、そこに柵を設置する工事を実施いたします。工事費が848万6000円でございます。
◎
環境共生係長 4点目、TNR活動の内容でございます。TNR活動は、飼い主のいない猫の繁殖を防ぐため、市内に生息する野良猫を
動物愛護団体で捕獲し、不妊・去勢手術を受けさせ、もとの場所に返すという活動になります。
◆藤澤菊枝 委員 それでは、1つずつ再質問をさせていただきます。
まず、1点目の
にぎわい振興事業費についてでございます。名店・名産品をめぐる
スタンプラリーを実施されるとのことですが、その詳細についてもしあれでしたらお聞かせください。
◎
にぎわい振興係長 名店・名産品の認定店舗を回っていただきまして、商品を購入された方へスタンプを押印いたします。スタンプの数に応じて抽せんによりプレゼントを贈る内容で考えております。指定の用紙については市役所や名店・名産品の認定店舗にて配布を予定しております。
◆藤澤菊枝 委員
スタンプラリーのことは今お聞きしてわかりました。
先ほど日本橋とか横浜とかでイベントも開催されるというお話でございました。どのようなイメージになるのか、ちょっとその点を。
◎
にぎわい振興係長 日本橋のイベントでございますけれども、東京駅の八重洲北口より徒歩5分に位置する
イベントスペースを借用しまして、
にぎわいキャッチコピーや名店・名産品のPRも含めて、海老名市の魅力をお伝えするイベントを予定しております。市のPRを充実するために、
シティプロセーション課など庁内各課とも連携して実施してまいりたいと考えております。
◆藤澤菊枝 委員 そのイベントは大変すばらしいことだと思っております。日本橋のイベントはいつごろ開催する予定なのか、もしおわかりでしたらお答えください。
◎
にぎわい振興係長 施設をお借りして実施するため、そちらの都合もございますけれども、来年の2月ごろ、バレンタインデーに合わせて実施をしてまいりたいと考えております。
◆藤澤菊枝 委員 それでは、ちょっと要望だけさせていただきます。日本橋や横浜でもイベントを計画されているとのことでございますが、元気な海老名市でありますので、さらに注目を浴びることができるよう、イベントの内容に工夫をしてもらいたいと思います。ことしは
ラグビーワールドカップも開催され、海老名市はロシアのキャンプ地にもなっておられますので、これまで以上に多くの方が海老名市に来ていただくよう、
にぎわいづくりには力を入れていただきたいと要望いたします。
それでは、2点目の再質問をさせていただきます。今回は印刷の事務的な経費ということですが、総額7億円の商品券を発行するにはもっと大きな予算が必要になると思っています。例えば
プレミアム分などの予算が必要になると思いますが、
プレミアム分は総額で幾らになるのか、また、この予算の対応はどうされるのか、お伺いさせていただきます。
◎
商工政策係長 7億円分の発行に対しての
プレミアム分は1億4000万円でございます。予算の対応ということでございますが、補正予算で対応していきたいと考えております。
◆藤澤菊枝 委員 これらの予算は全て市の持ち出しになるのかお聞きいたします。
◎
商工政策係長 国が対象としている子育て世帯や低所得者に関する部分に係る
プレミアム分、それとそれに係る事務的経費は国の100パーセント補助ということになってございます。発行総額は7億円を予定しています。国の制度の対象者、一般の方がどの程度購入するかで市の負担分はここで変わってまいります。今後そこを精査して対応してまいりたいと考えております。
◆藤澤菊枝 委員 国の補助の関係も含めて今後補正予算で対応されるとのことです。そうすると、最初に戻るのですが、今回の
債務負担行為についても、今後補正予算として改めて計上されるということでしょうか。
◎
商工政策係長 国の制度に準拠して市のほうでは商品券を発行してまいりたいと考えております。ただし、国の制度に不確定な部分がありますので、
債務負担行為を設定させていただいております。販売までの準備期間も10月までということで、10月発行を目指していることから、スケジュール的にはタイトなものとなってございます。
債務負担行為に基づき必要な契約は締結していきたいと考えております。そして、予算額が確定次第、補正予算を計上したいと考えております。
◆藤澤菊枝 委員 それでは、ちょっと要望だけさせていただきます。よくわかりました。準備を進める上では、国の制度が不確定な部分があるとのことで難しい面もあろうかと思いますが、市民にとっても商業者にとっても大変意義ある事業ですので、より多くの市民の皆様に商品券を使っていただく、海老名市がますます元気になるように進めていただきたいと要望させていただきます。
3点目に対しての再質問でございます。本郷地区における
基盤整備工事はこれまで国や県の補助事業として進めていると思いますが、整備工事の財源はどのようになっているのでしょうか、改めて確認させていただきたいと思います。
◎農政課長 これは農林水産省の
農業基盤整備促進事業を活用しておりまして、国、あと県の補助も受けて実施するものでございます。補助率ですが、国が10分の5、県が10分の2、合わせて1330万円の補助を受けながら、市費の570万円を使い実施するものでございます。
◆藤澤菊枝 委員 では、
基盤整備工事の工事期間と完成予定はいつごろなのでしょうか。
◎農政課長 工事期間は、実は平成25年度から始めていまして、予定は平成33年度末、9年間を予定しております。
◆藤澤菊枝 委員 上今泉地区の工事の財源も本郷地区と同様でよろしいのでしょうか。
◎農政課長 上今泉地区は国の補助が入りませんで、ただ、県の交付金を受けて実施するものでございます。県が10分の5になりますので、工費のうちの424万3000円が県費、残りの半分424万3000円が市の負担という形でございます。
◆藤澤菊枝 委員 上今泉地区の整備は
転落防止柵設置ということですが、現在も大変危険な状況ではないのでしょうか、ちょっとお聞きいたします。
◎農政課長 実は、ここは周辺の土地利用の状況が変わりまして、昔は水路の縁を通る人はいなかったのですが、そこを通る人が出てきたため、また、地元からもちょっと危ないという要望がございましたので、周辺の耕作者または散歩される方の安全対策として今回実施するものでございます。なお、現在応急的な措置として、仮設ではございますが、くいとロープを用いた転落防止対策を講じております。
◆藤澤菊枝 委員 安全面でどうぞよろしくお願いいたします。農業を継続していく上では基盤整備は必要なものでありますので、しっかりと進めていただいて、用水路の柵も安全に講じていただきたいと要望させていただきます。
最後の4点目の再質問でございます。それでは、TNR活動の今年度の補助実績と来年度の見込みについてお伺いさせていただきたいと思います。
◎
環境共生係長 まず本年度の補助実績でございます。こちらは3月15日までの実績となります。活動箇所数につきましては市内延べ32カ所、161頭に対して実施してございます。補助額といたしましては80万5000円でございます。来年度の見込みでございます。来年度につきましては150頭、予算額といたしましては75万円を見込んでおります。
◆藤澤菊枝 委員 それでは、TNR活動に対する補助はわかりました。市では一般の飼い猫の手術に対しても補助を行っていると思いますが、こちらの実績と来年度の見込みも、もしよかったらお伺いさせていただきます。
◎
環境共生係長 飼い猫に対する補助でございます。こちらも3月15日現在ということで、まず頭数でございますが、雄雌合計で142頭の申請をいただいて実施しております。補助額といたしましては43万5000円。来年度の見込みといたしましては、雄雌合計で180頭、74万円を見込んでございます。
◆藤澤菊枝 委員 今年度も既に300頭以上の猫が手術を受けたことになります。来年度はそれ以上見込んでいることになると思います。それでも野良猫がふえてしまうのは、私もよく散歩をしていたときに、
サービスエリアの周りには野良猫が大変いらっしゃるのです。それだけれども、みんな
お母さんたち猫の好きな方が大勢お見えになっていられて、常に餌はやっていらっしゃるのです。その中で見る中では、耳の切れたのも何匹かは見ますので、そういう猫はそういう手術をしていらっしゃるのだと思っているのです。でも、まだまだふえ続けています。ぜひそういう不幸な猫をこれ以上ふやさないためにも、不妊手術の助成は大変必要だと思いますので、TNR活動への支援を引き続きお願いするとともに、買い主のマナーの向上について啓発を進めていただきたいと私は望んでおります。
以上でございます。ありがとうございました。
◆戸澤幸雄 委員 それでは、全部で6点ほどお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
まず1番目でございますが、予算書の143ページ、
清掃総務管理経費でございます。こちらはごみの有料化、戸別収集に関してのものだと思うのです。この内容と、議会で附帯決議を出しておりますけれども、それに対する対策と申しますか、対応というのはどうなっているのか、お聞きをしたいと思います。
2番目ですけれども、145ページ、
塵芥収集車両等整備事業費でございます。こちらも戸別収集にかかわって新たな車両を導入されるのかなと思うのですけれども、この中身をお聞かせいただきたいと思います。
3番目、同じく145ページの有料化・
戸別収集事業費でございます。これも有料化に伴ってのものでございますので、詳細をお伺いしたいと思います。
4番目、147ページの
廃棄物減量化事業費でございます。こちらに関しては今までもやっていたのですけれども、ごみの有料化は減量化が目的でありますので、特に減量化事業としてこれから力を入れていかなければいけないところだとも思いますので、詳細をお伺いしたいと思います。
5番目、155ページの
農業振興助成事業費でございます。これについては今回かなり増額になっておりますけれども、その中身も含めてお聞きをしたいと思います。
6番目、最後でございますが、157ページ、魅力ある
店舗づくり事業費でございます。こちらに関しては減額されておりますので、この経緯と今後の展望と申しますか、どのように考えられているか、お伺いをいたします。
以上6点、よろしくお願いをいたします。
◎環境課長 それではまず、1点目の
清掃総務管理経費の内容ということでございますが、こちらの内容につきましては、清掃業務を行う中での庶務的な費用を事業計上させていただいているところでございます。
その中で、12項目の附帯決議というお話もございました。こちらについては市でも非常に重く受けとめているところでございます。既にできるところからは取り組んでいるところです。1項目めの周知ですけれども、周知の部分では、現在、戸別収集に伴う集積場所の調査を全戸対象にして実施しているところで、個別な対応も行っております。また、広報やホームページ、自治会掲示板や公共施設などを活用して周知の徹底を図っており、今後は、新年度予算をお認めいただきましたら、分別ガイドとかその翻訳版などを作成して周知の強化を図ってまいりたいと思ってございます。あと、次の項目の事業系ごみの減量化策についても、先月の27日に環境審議会から答申をいただきまして、現在基本方針を作成しているところでございます。こちらもなるべく早い時期に基本方針を策定して、9月30日、家庭系ごみの戸別収集を待つことなく、できる対策から取り組んでいきたいと考えてございます。いずれにいたしましても、附帯決議に対する課題を1つ1つ解決しながら取り組んでまいりたいと考えてございます。
続きまして、2点目の
塵芥収集車両等整備事業費でございます。こちらは新しく購入する車両ということで、現在、
戸別収集実施に伴う車両として軽トラック4台を予定しているところでございます。使途といたしましては、東柏ケ谷三丁目、四丁目地区で、
高齢者収集実施や、あとは狭隘道路に面する世帯の戸別収集、ごみ集積所の不法投棄のパトロール、
あと不法投棄物があった場合には迅速な回収を行うために導入するものでございます。
続きまして3点目、有料化・
戸別収集事業費の詳細でございます。こちらについては、戸別収集を実施することに伴います臨時職員の賃金、指定収集袋の作製や配送、保管に伴う委託費、収集業務の一部の委託、そして
指定収集袋販売の各小売店への手数料、こんなところを計上させていただいているところでございます。
最後、4点目でございます。
廃棄物減量化事業費でございます。減量の目的ということで、この内容でございますが、
家庭系ごみ減量には、自宅でみずから自家処理ができる唯一のものとしては生ごみ処理機というものがございます。今回、平成31年度予算では、生ごみ処理機を家庭系ごみの制度導入に向けて需要が高まるところが考えられますので、例年より台数をふやして予算計上させていただいているというところで、ごみ減量化に対応してまいりたいと考えているところでございます。
◎農政課長 5点目、
農業振興助成事業費の増額の中身ということでございますが、
農業振興助成事業は、農業団体または生産者に対する基本的には補助ということで、これは11事業ございまして、今回、その中の
農産物生産流通出荷対策事業、これも補助金ですが、この事業の中の
農業ICT技術導入の部分ということで、その対象者がおりますので、その額4346万3000円を増額させていただいております。
◎
商工政策係長 6点目、魅力ある
店舗づくり事業費の予算増高の経緯ということでございます。これまでの実績数に加えまして、平成31年度は10月に予定されています消費増税なども考慮いたしまして、このような予算計上をしたところでございます。
今後の展望ということでございますけれども、本事業は事業者にも改装費にかかる自己負担が伴うことから、経営判断のタイミングによって左右される面がございます。事業者が改装を決断する際に背中を押せるよう今後もPR活動を行い、引き続き進めていきたいと考えております。
◆戸澤幸雄 委員 それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。
まず1番目の
清掃総務管理経費でございます。ここにはさまざまなものが含まれておるのだろうとは思うのですけれども、周知方法として、全戸配布を調査ということでされている。うちにも来ましたので、ああ、やっているのだなとは思っておるのですけれども、この具体的な進め方をまずお聞きしたいと思うのです。
◎環境課長 まず戸建て住宅を対象として、可燃ごみ、燃やせるごみが戸別収集になる関係で、どの部分に置いていただくのかという調査を市内順次行っているところでございまして、取り忘れというところが心配される部分でもございますので、市民の方、排出される方と収集側のほうで統一して、まずはこのあたりに置いていただきたいという意思疎通を図る意味で調査をさせていただいているところでございます。
◆戸澤幸雄 委員 全戸を対象にということなので、相当大変なことだなとは思うのです。中には、戸別収集をやることを認知していなかった方もいらっしゃるのかと思いますし、これをきっかけにその声が出てくるのかなとも思うのです。アプローチをしてまだ日数がたっていないので、そんなにはないのかと思うのですけれども、市民の方から声といいますか、それに対しての反応というか、そこら辺はどんな感じなのでしょうか。
◎環境課長
ポスティング等をさせていただきまして、その排出場所が、うちはここに置きたい、あそこに置きたいというご要望もあったりして、それは順次調整を行いながらやっていく中で、戸別収集になるのですけれども、今まであった集積所を使えないかというお問い合わせも中にはございます。ただし、まずは戸別収集として調整させていただきながら、その先を考えてまいりたいとは思ってございます。
◆戸澤幸雄 委員 幾つかというか、既に来ているということなのでしょうね。この辺はどこに置くのか、家の前のどこの場所に置くのかというのをそれぞれが定めないといけなくて、わかるところに置いていただかないと、混乱するのもあると思うのですけれども、かなり大変な作業だとは思います。それから、今言われていた集積場所を使えないかという話は、近隣も含めた地域での話にもなるのかと思います。その辺、かなり大変だとは思うのですけれども、そのデータの取りまとめということに関してはどのように考えられているのでしょうか。
◎環境課長 1軒1軒行う中で、地図にその箇所を落としていくという形も考えられますし、そういったところでデータ収集を行って、漏れのないような収集を行ってまいりたいとは考えているところでございます。
◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、懸念になっていた小規模な集合住宅であるとか、多くは集合住宅なのだと思うのです。その辺の対応というのは、戸建ての方にはそれではっきりとわかりますし、情報のやりとりができると思うのですけれども、集合住宅に関してはどういうふうになっているのでしょうか。
◎環境課長 1度地図をもとに市内全域を回らせていただいて、集合住宅などは管理者とか、あと連絡先等書いてある場合がございますので、そういったところのピックアップは既に終わってございます。ただ、そういうところがないところについては、今後直接お伺いする等は考えられると思いますけれども、それについても順次今後進めてまいりたいとは考えてございます。
◆戸澤幸雄 委員 全戸対象ですから、物すごく大変な作業だとは思うのですけれども、ここは大事なところなのかと思いますので、しっかりやっていただければと思います。
それから、周知の一環としてガイドであるとか、外国人の方に対するものもあろうかと思うのですが、その辺の取り組みというのをちょっとお聞かせいただければと思います。
◎環境課長 既に有料化を実施している自治体等のものも参考にしながら、分別ガイド、あとそういった有料化を行う上での詳細な冊子の作成は手をつけているところでございます。新年度、中身を詳細に詰めていって発行してまいりたいと考えてございます。9カ国語の分別ガイドについても順次作成してまいりたいと考えてございます。
◆戸澤幸雄 委員 準備が大事だと思いますので、しっかりやっていただければと思います。
2点目の
塵芥収集車両等整備事業費でございます。軽トラック4台を用意して、全地域ではないので、試験的という形もあろうかと思うのですけれども、当初9月末での取り組みとしては、そこからもう4台使うと考えられているのでしょうか。
◎収集業務担当課長 車につきましては4台購入をいたしまして、使い道については東柏ケ谷三、四丁目の戸別収集、あと狭い道路のところの収集ということで、こちらについては一応9月30日から使わせていただくのですが、まだ何台どっちに使うというのは決まっていなくて、その収集状況を見ながら臨機応変に決めていきたいと考えております。
◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、用意はしておくということで、逆に言うと、4台で足りると今のところはお考えだということですか。
◎収集業務担当課長 そのとおりでございます。
◆戸澤幸雄 委員 それと、この事業の中でお聞きしていいのかあれですけれども、狭隘道路に関して、この辺は、高齢者の方とかではなくて、今までの職員の方がこの軽トラを使って行うということでよろしいのかどうか、ちょっと確認を。
◎収集業務担当課長 狭隘道路の収集につきましては市の職員2名ということで、軽トラ1台を使って実施する予定でございます。
◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、地域的には多分一部が狭隘道路になっているのかと思うのです。そうしますと、軽トラックで狭隘道路だけを収集していくような形をつくられていくという想定なのでしょうか。
◎収集業務担当課長 狭隘道路につきましては、独自なコースをつくりまして、そちらのほうを回収に行くという計画でございます。
◆戸澤幸雄 委員 わかりました。これからコースとかもしっかりつくられていくのだと思いますので、事故のないようにしっかりやっていただければと思います。
3点目、有料化・
戸別収集事業費でございます。ここに関しては有料袋を販売していくということがありますけれども、この辺の販売する小売店に関してはもう既にコンタクトはとられているのでしょうか。
◎環境課長 市内事業者でなるべく市民の方に入手しやすいようにというところでございますが、商工会議所とともに、そういったところを調整しながら今詳細について詰めているところでございまして、実際にここの店で売るというところの具体的なものは決まってはございません。
◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、本当に生活必需品になるわけですから、多くの店でそろえていただきたいというところが市民にとっても思うところだと思いますので、この辺も大変なのかなとは思うのですけれども、しっかりとここはやっていただきたいと思います。
中身に関しては、私もよく想像がつかないのですけれども、この辺の小売店とのやりとり、売ったお金をやりとりするわけですね。データとかも集まってくるのだと思うのですけれども、この辺は不安はないのでしょうか。課題というか、考えられていることがもしあったら教えていただきたいと思います。
◎環境課長 どのあたりまでというところで、小売店と行政とその間の商工会議所と役割がそれぞれあると思いますけれども、そこについては詳細で詰めていっている最中という中で、管理システムのようなものもございますので、そんなものを使いながら漏れのないように対応ができればとは考えてございます。
◆戸澤幸雄 委員 9月末から始まるということで、これに関してはもっと前に取り扱いがなされていないといけないと思いますので、これに対しても本当に大変だとは思うのですけれども、しっかり早目にやっていただければと思います。
4番目の
廃棄物減量化事業費でございます。これは今までもやっていた生ごみ処理機ですけれども、減量に関しては、水分を含んでいる生ごみの比率が重量でいえば非常に大きいのかなと思うのです。この辺は今までも取り組まれているのですけれども、有料化ということが市民の皆さんのインセンティブになって、生ごみに関しては、生ごみ処理機で自宅で処理をしようという意識を持っていただくことは非常に大事なことだと思うのです。もう既に引き合いと申しますか、どうなのだろうというお話は多分ふえているのかと思うのですけれども、この辺の実情というのはいかがでしょうか。
◎環境課長 電話問い合わせだとか、あとは実際に環境課の窓口においでいただきまして、そちらのほうの問い合わせというのは非常にふえているところでございます。
◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、意識が高い方たちは、では、買おうかなという形になられているのだと思うのです。ただ、こういう事業そのものを知らない方もいるのかなとも思います。例えば有料化が始まって、戸別収集が始まったときに、ああ、こういうのもあるのだということで気づいて申し込みをしたい方も増加していくのかと思うのです。この辺、想定以上のものが来たときにはどのように対策をされるおつもりなのか。
◎環境課長 31年度予算でも例年よりはちょっと多く見込んでおりまして、その予算どりをさせていただいているのですけれども、想定以上に来たときというところでございます。ごみの減量化は非常に重要なことで、各方が減量に取り組んでいただけるということは非常にいいことだと考えてございますので、可能な限り対応はさせていただきたい。その場合には、実情をお示しして、また補正予算等もひとつ考えてまいりたいとは考えてございます。
◆戸澤幸雄 委員 有料化に関してはさまざまハレーションも生まれるとは思うのですけれども、これが機能的に有効に機能していくことが一番大切なことだと思いますので、実際にごみが減量化されていくということが非常に大切なことだと思います。それに関しては、減量化事業というのは主役であるとも思いますので、補正も含めてしっかりと対処をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、5番目の
農業振興助成事業費はIT関連の部分ですけれども、この辺、今やられているところ、それから予算に入っているので、新たにやられるところがあるのか、ちょっとお聞きをしたいと思うのです。
◎農政課長 今回ICTを取り入れる方ですが、実は、ICTで検証業務を市でやっているのはご存じだと思います。その検証業務を取り入れている方は数名いますが、そのうちの3名が新たにご自分で新しい温室を設置またはICTの器具も同時に設置して、温室をふやして経営を始めるという形でございます。
◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、結構大きな金額ですけれども、ICTを使ってどのような具体的な利点というか、今までと違う部分というのはどういうところなのか、ちょっと教えていただきたいと思うのです。
◎農政課長 もう何回も説明しているように、要は環境制御装置をつけますので、簡単に言うと、栽培環境を自動的に制御することが可能になります。遠隔操作もできます。そういったことから、技術が簡易になって、技術継承が新しい時代の人に容易になったり、あとはかなり厳密な管理になりますので、(時間切れのブザーが鳴る)生産性の向上や品質の向上につながって、収益の増または品質がよくなるとブランド化の推進なども図られるという形で、最終的には収入につながり、農業の安定化、経営の安定化につながっていくという効果がございます。
◎
経済環境部長 金額が大きいのは、その設備を導入するための温室を新しく建てるのに数千万円かかりますので、それに対しての補助も入る。ICTのみだけでなくて、ICTを運用するための施設自体も新しくするものに補助をするということでございます。
◆鶴指眞澄 委員 私からは6点ほどお伺いしたいのです。
1点目が、これは歳入歳出関連性がありますので、双方含めての質問で、歳入につきましては、予算書の35ページで、し尿汲取のところです。歳出につきましては、予算書の145ページ、し尿収集事業費についてであります。最初に歳入面で、し尿汲取の対象件数は何件か、手数料の算出はどのような方法で決めておられるのか。歳出面では、前年度比37万6000円の減少理由についてお尋ねします。
2点目、これも歳入歳出関連性がありますので、双方について質問させていただきます。歳入は、予算書35ページ、家庭系ごみ処理、歳出は、予算書の145ページ、有料化・
戸別収集事業費についてであります。まず最初に歳入面で、手数料収入は有料化実施日、9月30日から来年3月31日までの収入額でよろしいのか。歳出面では、委託料で1億3100万円の委託先についてはどこなのかについてお伺いいたします。
次に3点目、予算書145ページ、環境美化推進事業費でございます。これは指定喫煙場所の設置は何カ所で、設置場所はどこなのか、また、建物の構造はどのようにされるのかについてお伺いいたします。
4点目、予算書147ページ、
廃棄物減量化事業費であります。この中で、先ほどご答弁もありましたけれども、この周知啓発について、周知するために地域ごとに説明会は実施されないのか、この辺についてお尋ねいたします。
5点目が、ただいまありました
農業振興助成事業費でございまして、予算書155ページで、予算説明資料によりますと、農業用機械購入に対する助成とありますけれども、補助率はどのくらいなのが、修理などに対する助成はされているのか、また「市民との交流、ふれあいを通じて地産地消・地場農産物消費拡大事業を行う団体に対する助成」とありますが、対象となる団体名と助成額はどのくらいなのかについてお尋ねします。
6点目、予算書157ページ、工業振興対策事業費でございます。これも予算説明資料によりますと、「本市への新規立地企業や市内で再投資を行う企業に対する奨励金の交付」とありますけれども、何件ぐらいを見込み、奨励金は幾らぐらいを予定されているのか、また、市内中小企業の各種事業に対する補助も何件ぐらいを見込み、補助額はどのくらいなのかについてお伺いいたします。
以上、よろしくお願いいたします。
◎環境課長 まず1点目、し尿汲取、またし尿収集事業費というところでございます。し尿については、利用人数が特定できる住居のものを定額制として、あと利用人数が不特定な仮設トイレなどを従量制として賦課をしております。現在の対象件数でございますけれども、定額制については約120件程度、従量制については約450キロリットルを見込んでいるところでございます。
手数料の算出でございますけれども、手数料を定めた当時の経済状況の変動に鑑みまして、その状況に応じて決定しているということで聞いてございます。
歳出の37万6000円の減額理由でございますけれども、今年度、し尿収集車両を1台更新いたしました。その関係で、維持管理に要する費用が減少したため、その部分の減額をしているというところでございます。
続きまして、2点目の家庭系ごみの歳入と有料化・
戸別収集事業費でございます。
歳入でございますけれども、9月30日からの収入ということで、お見込みのとおりでございます。
また、委託料の1億3000万円ほどについては、指定収集袋の作製は既に入札をいたしまして業者は決定してございます。配送、在庫、収納管理でございますけれども、これは今後決定していくことでございますので、委託先はまだ決定してはございません。収集業務の一部委託につきましては、今後、家庭ごみの集合住宅を中心とした委託業者をこれから決定していくところでございます。指定収集袋の作製は入札で大倉工業というところに決定しているところでございます。
続きまして3点目です。環境美化推進事業費でございます。指定喫煙場所は何カ所かというお問い合わせでございますけれども、現在、海老名駅周辺には、市が設置した喫煙所が、西口に1カ所、東口に2カ所ございまして、この3カ所を今後も指定喫煙場所とする考えでございます。このうち、東口の1カ所を紙巻きたばこが吸える喫煙所、ほかの2カ所を過熱式たばこ専用の喫煙所とする予定でございます。場所については、東口は農産物直売所の前と交番前に今現在あるところでございます。西口についてはJR沿いに現在あるところは場所として指定させていただきます。建物の構造につきましてはパーティション方式を考えてございまして、煙を拡散する装置を設置する予定でございます。
続きまして4点目、
廃棄物減量化事業費でございます。今後、周知啓発を地域ごとにやるのかというお問い合わせでございますが、今後きめ細かい制度につきまして説明会は必要だと考えてございますので、地域ごとの説明会は予定はしてございます。ただ、具体的な日にちについてはまだ決まってございません。
◎農政課長 5点目、まず1つ目の
農業振興助成事業費の補助率の関係でございます。先ほどの話で、これは補助事業が11事業ございますので、事業ごとに補助率は変わってくるのでございますが、生産者や生産者団体に出す、先ほどの
農産物生産流通出荷対策事業でございますと2分の1以内という形になってございます。その他の施設によっては10分の3等の補助率になっている制度もございます。
あと、2つ目の農業用機械の修理の補助の現状ということでございますが、先ほど言ったように、現在、購入に当たっての補助制度等はございますが、購入した後の修理に対する補助制度は実施しておりません。
3つ目の地産地消や農産物の消費拡大を図る農業者団体に対する助成額と助成先でございます。何種類かございまして、まずふれあい農業ということで、市民がもぎ取りとか掘り取りとかを行う団体は幾つかありまして、青空市出店者会のほうに幾つか掘り取りをやっていただいていまして、31万4400円、中新田営農組合に14万1000円、あとはイチゴ狩り農家3軒に9万円等、来年度は計上させていただいております。あと、そのほか地場消費という意味では、中新田かかしまつりの実行委員会に対しまして24万5000円、ふれあい農業まつり実行委員会に対しまして92万円計上させていただいております。
◎商工課長 6点目、企業立地促進事業につきましては、31年度は今のところ予定はしてございません。また、中小企業支援事業につきましては見込みで44件を考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 それでは、順次再質問をさせていただきます。
1点目のところ、し尿汲取のところです。これは歳入歳出を考えた場合に、20万円ほど歳出が多いというところですけれども、私なりに思いますのは、単独事業でありますので、支出をゼロに抑えるのはどうなのか。その分、当然負担者の負担という考えはいかがなものかという点についてどうお考えでしょうか。
◎収集業務担当課長 歳入と歳出のバランスだと思うのですが、し尿収集事業につきましては、し尿のほかに浄化槽の放流水、浄化槽のきれいになったお水を宅地内処理ということで、素掘りの穴を掘って浸透させています。それのくみ取りが汚水のくみ取りということで、このし尿とは別に24万5000円の歳入を見ております。これを合計しますと213万3000円ということで、歳出の208万8000円を超えておりますので、例年歳入分で賄えているというところの解釈をしております。
◆鶴指眞澄 委員 そうすると、今おっしゃられた歳入分で十分補填しているという理解でよろしいのですか。
◎収集業務担当課長 そのとおりでございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。ありがとうございました。
次に2点目でございますけれども、これにつきまして、手数料の算出期間は9月30日から来年3月末というところ、そういった中で、当初実施されるときに、附帯決議もありますが、消費税率のアップとダブるということもありますので、市民負担の軽減というところもあって、この辺で、例えば極端な話が無料配布とか、あるいはもう少し減額して販売するとか、そういうふうなお考えはないのですか。
◎環境課長 指定収集袋の事前配布は周知にも非常に有効であるということは考えてございます。そして、無料配布ということで附帯決議でもいただいているところでございますので、そちらは今、詳細について検討はさせていただいているというところでございます。
◆鶴指眞澄 委員 私のお伺いしたのは、歳入額を1億1000万円上げておられるので、その辺にどうなのかなというところがありましたもので、ちょっとその辺をお尋ねしたところです。
◎
経済環境部長 附帯決議もございましたので、そういうところは今協議をさせていただいていまして、もし無料で事前に配布するのであれば、歳入のほうは若干影響は出てこようかなと思っています。あと、手数料ですので、手数料を下げるということは今のところ考えておりません。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。ぜひよろしくやっていっていただきたいというところです。市民の負担軽減ということでよろしくお願いいたします。
3点目、環境美化推進事業費のところですけれども、先ほどご答弁の中で、過熱式たばこのところだけというのが、済みません、もう1度どこなのかお伺いしたいのです。
◎環境課課長補佐 今、海老名駅西口のところと、東口の交番前の喫煙所の2カ所を過熱式たばこ専用にと考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 私も愛煙家なもので、気になるところなものですから、そこのところは紙巻きたばこはだめという理解でよろしいですか。
◎環境課課長補佐 そのとおりでございます。
◆鶴指眞澄 委員 それは何か区分けした理由というのはどういうことなのですか。
◎環境課課長補佐 喫煙所に対しましては、これまでも副流煙による苦情が多々寄せられてございます。特に多いのが海老名駅西口のところと海老名駅の交番前というところで、指定喫煙場所としては3カ所をやるのですが、苦情の多いところを2カ所過熱式たばこにしまして、残りの1カ所に紙巻きたばこを集約することで対応したいと考えています。
◆鶴指眞澄 委員 利用者はわかりづらいと思うのですけれども、その辺の周知というのは考えておられるのですか。
◎環境課課長補佐 当然周知は強化をしていきたいと思います。また、駅周辺の指導啓発も強化をしつつ、わかりやすいような表示とか、そういったこともしていきたいと考えております。
◆鶴指眞澄 委員 ぜひその辺は、愛煙家といったらあれかもわかりませんけれども、利用者の人にとってわかりやすい方法で周知をしていただきたいということを要望させていただきます。
4点目、廃棄物減量化事業のところで、地域ごとにこれから実施していくというところでございますけれども、実施していく時期とか、あるいは説明内容、私としては、戸別収集、有料化、要はごみの減量化自体も認識というか、まだまだ知られていない部分が多いと思うので、その辺について大体の期間と説明内容についてどんなものなのかお伺いします。
◎環境課長 制度の導入に伴います説明ですと、例えば、1会場等で非常にあふれて入れなかったというお話も聞きますので、自治会館単位だとかコミセン単位だとか、それで市役所の会議室という形で、なるべく皆さんが分散できるような形で今のところは考えてございます。
説明内容でございますけれども、今度は収集の曜日等も一部変わる地区もあろうかと思います。そんなところで、具体的にこの地域は何曜日、何曜日に何を出す地区ですよというところもお伝えしながら、減量の必要性、こういったところもご説明をして理解を求めてまいりたいと考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。分別などもまだまだ私に聞かれることも多いので、ぜひ市民にわかりやすい丁寧な説明をしていっていただきたいということをお願いしておきます。
5点目、
農業振興助成事業費のところでございます。先ほど農業機械の修理は補助金は出さないというご答弁ですが、利用者ニーズはかなりあるのです。出さないという理由はどういったことなのか、その辺お考えをお伺いします。
◎農政課長 修理につきましては、機械の使用頻度とか使用の状況は個々の生産者で大分変わってきますので、使い方の頻度がかなり違う方も多いので、行政の補助には今の時点ではちょっとなじまないのかなという考えでございます。
◆鶴指眞澄 委員 でき得ればというところで検討していっていただきたいというところもあるのです。先ほど委員の答弁の中で、ICT技術の導入について3名の方が31年度予定されておられるということですが、3名は新しく農業を始められるという方ですか。
◎農政課長 先ほどもお答えしたとおり、3名とも施設園芸をもう既に長い間行っていまして、3名とも今回さらにICT技術を導入した温室をつくられる方でございます。
◆鶴指眞澄 委員 今現在は何軒ぐらいの方がICT技術を導入されておられるのですか。
◎農政課長 ICT技術もいろいろ種類があるのですが、ICTというものを導入されている方は約20名でございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。ぜひICT技術の導入を積極的に進めていっていただきたいと思います。
6点目、先ほどご答弁の中で、新たな工業系用地の創出に向けた取り組みはしないという理解でよろしいのですか。
◎
経済環境部長 商工課長の答弁が余り十分でなかった点があるので補足させていただくと、企業を立地する場合の支援は行います。ただ、今の段階でどういう企業が出てくるかというのが定まっていませんので、
債務負担行為で予算を計上させていただいて、企業が出てきたときに現年化させていただくという考え方でおります。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。新たな工業系用地の創出は考えていかないということでよろしいのでしょうか。
◎商工課長 考えていかないという考えではなくて、これからも工業用地に適地なところを見つけ出すような形で商工課として研究をしてまいりたいと思ってございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。ぜひこういったのも積極的に取り組んでいっていただけたらと思います。
31年度予算の中で補助件数等の見直しを行われた、予算説明資料で対前年比約2800万円減少したという内容ですけれども、これは見直しの内容を。(時間切れのブザーが鳴る)
◎商工課長 見直しの内容でございますが、中小企業支援事業の中で生産性向上の設備の事業がございます。そちらを要件を変更して緩和させていただいて、より多くの企業の方に利用していただくような件数を考えてございます。
○委員長 暫時休憩といたします。
午前10時12分休憩
午前10時25分再開
○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
◆西田ひろみ 委員 それでは、5点質問させていただきます。
1点目は、予算書91ページ、放射線対策事業費でございます。金額は少ないのですけれども、下げ幅が大きいことから、74.6パーセント減額したその理由についてお聞きします。
2点目は、予算書145ページ、塵芥処理事業費についてお聞きします。委託料は昨年度よりかなり上がっております。8.65倍です。5294万2000円増額されていますが、その内訳についてお聞きします。
3点目です。予算書145ページ、有料化・
戸別収集事業費についてお聞きします。まず1459万円が賃金だということで載っておりますが、臨時職員の賃金何人分で、具体的な業務についてお知らせください。
4点目です。予算書147ページ、
廃棄物減量化事業費です。ここの中で委託料が4100万8000円プラスになっています。この内訳、具体的内容についてお聞きします。
最後の5番目ですが、これは全体的といいますか、議会の提出した12の附帯決議はできる限り実施していくことを市長は3月議会の初日に述べられていました。特に2番目の事業系ごみ対策についてお聞きします。事業系ごみの減量化策について2月の下旬に答申がなされましたが、事業系ごみ減量化基本方針決定までのチャートについてお聞きします。
◎環境課長 まず1点目でございます。放射線対策事業費の大幅な減というところでございますけれども、こちらの理由でございますが、空間放射線量の測定に用いるシンチレーションサーベイメーターの点検の料金となります。こちらの測定器は、法令では検定が義務づけられていないのですけれども、市ではこれまで自主的に毎年4台全て点検を行ってまいりました。しかしながら、ここ数年の使用状況、あと測定精度を確認してきた中で、1年に1台ずつ、1台について4年に1回の点検頻度としても、測定作業、測定数値に問題はないことから、来年度より点検の運用を変更するものでございます。この理由で減という形になってございます。
2点目の塵芥処理事業費でございます。大幅増の内容ということでございますけれども、大きくは需用費と委託料に分かれてございまして、じんかい収集車の車検法定点検の経費、あとじんかい車両の燃料費、その他消耗品が需用費の主なところでございます。あと委託料につきましては、粗大ごみの電話受け付け、粗大ごみの戸別収集、家具類等の再生事業、こちらが塵芥処理事業の増という形になってございます。
3点目です。有料化・戸別収集事業でございます。臨時職員の賃金ということでございますが、10名程度採用は予定しておりまして、自動車運転手を予定しているところでございます。
4点目でございます。
廃棄物減量化事業費でございます。具体的な減量の内容ということでございますけれども、制度導入時の周知啓発用の指定袋の作製、あと制度導入に伴うコールセンター設置のための費用がこの内訳でございます。
5点目、事業系ごみの減量化策、答申からの今後のチャートということでございます。先ほどもお話しさせていただきましたとおり、先月の27日に答申をいただいたところでございまして、現在、事業系ごみの減量化基本方針案を策定しているところでございます。こちらの策定が終わりましたら、速やかに市民の皆様にパブコメをさせていただきまして、その意見も踏まえまして基本方針を策定していきたいと考えているところでございます。
◆西田ひろみ 委員 それでは、随時再質問させていただきます。
1番目の放射線対策事業費です。今までは毎年ですか、全機種点検していたということで、かなり費用がかかったということですが、測定器はいつ購入したのかと、どのような使われ方をしたのか、使用頻度についてお聞きします。
◎
環境共生係長 現在所有しておりますシンチレーションサーベイメーターにつきましては、平成23年の東日本大震災における福島原発の事故後に補償として購入をしてございます。現在は偶数月に市内の9カ所で定点観測を実施してございます。それと、市民からの出張依頼がございました場合には、その都度出張測定を行っているという状態でございます。
◆西田ひろみ 委員 わかりました。東北の地震の後の福島原発の事故からということですが、今頻度としましては定点観測を続けているということと、あとほかの課が利用するときは、この機械は使用しないのでしょうか。
◎
環境共生係長 教育委員会、あと保育の部分で使用する場合には貸し出しを行ってございます。
◆西田ひろみ 委員 先ほどの説明によりますと、法律による点検の義務はないということですが、必要なときに正確に計測ができるように、定期的な点検は必要と思います。常時2台使用が可能な状態にしておくという考え方は納得できますので、そのところは今理解するところです。
現在の空間放射線量の数値は、私たちも訪問測定を年に数回、頼んでやっていますが、このあたりでは自然界の数値を超えていません。しかし、福島原発の廃炉作業がこれから始まったり、フレコンバッグに詰められた除染土は道路材に使うなどという計画も浮上していますので、こちらに飛んでくる可能性もあるというところから、通常値を知っておく必要性は高まっていると思います。ですので、定点観測もする。それから、市民からの要望にも応えられるように、測定器の点検はこれからもしていただきたいと要望します。このことについては以上とします。
2番目の塵芥処理事業費でございますが、旧リサイクルプラザで実施していた粗大ごみの戸別収集と家具類再生事業の再開ですが、今年度はどこでするのでしょうか。
◎
環境共生係長 現在、シンチレーションサーベイメーターは4台保有しておりますので、そちらをローテーションで定期点検をさせていただきます。
◆西田ひろみ 委員 了解しました。
◎資源循環係長 今現在、粗大ごみの電話受け付けと戸別収集の場所ですが、こちらにつきましてはリサイクルプラザの一部で行っております。
◆西田ひろみ 委員 4月1日からというか、来年度はどこで行われるのですか。
◎資源循環係長 今現在整備中の施設に移設する予定でございます。
◆西田ひろみ 委員 それは第二高齢者生きがい会館と言われるところでしょうか。
◎資源循環係長 お見込みのとおりでございます。
◆西田ひろみ 委員 リサイクルプラザの維持管理経費は皆減と予算の中ではなっています。昨年度1502万4000円がゼロ、皆減となっているわけですけれども、リサイクルプラザの委託内容はそのまま第二高齢者生きがい会館の業務委託内容になっているのでしょうか。
◎資源循環係長 30年度の委託内容をそのまま新しい施設に計上させていただいてございます。
◎環境課長 ちょっと補足ですけれども、リサイクルプラザで行っていました戸別収集の電話受け付け、あと再生家具の販売と、そちらを新しい施設で行うという形でございまして、貸し部屋等の施設については高齢者の新しい施設にはございません。そちらの業務だけ動くということでございます。
◆西田ひろみ 委員 わかりました。電話受け付けと再生家具の受け付けとか販売、そういったところになっていくと思うのです。では、今もう第二高齢者生きがい会館には貸し部屋などはないのかと思いますが、そういったところは委託業務の内容には入っていないということでよろしいでしょうか。
◎資源循環係長 そのとおりでございます。
◆西田ひろみ 委員 第二高齢者生きがい会館となると、何か環境課とは全然違ったように見えますけれども、しかし、やるのはシルバー人材センターの方たちということですから、ぜひここのところを有効に使って粗大ごみもリサイクルできるような体制を整えていただきたいと思います。これに関してはこの程度にします。
3点目の有料化・
戸別収集事業費についてお聞きします。指定袋の材質ですけれども、燃やすことによる環境への負荷を減らす材質を考えているということでしたが、今、生ごみは、皆さん、結構レジ袋で排出をしていると思うのです。マイクロプラスチックの原因となっているレジ袋が減にならなくて、ふえてしまうのではないかということもちょっと考えましたが、その辺はどのように思いますか。
◎環境課課長補佐 指定袋は植物性由来の自然に優しい素材という形で今発注をしているところでございます。また、レジ袋の削減につきましては、当然今、神奈川県でもプラごみゼロ宣言とかもございます。そちらにも賛同するというところで、指定袋の中にレジ袋で小袋になっているのを分けていただきたい。燃やせるごみをレジ袋に入れるのではなくて、指定の袋に1回にまとめて、小袋をなくしていただきたい。そういうようなところでレジ袋の削減にもつなげていきたいと考えています。
◆西田ひろみ 委員 了解しました。
それでは、この中で収集業務の一部委託というのが入っておりますが、詳しくそれの内訳をお聞かせください。
◎環境課長 家庭系ごみの戸別収集が始まる中で、こちらの収集の委託をする費用と、あと東柏ケ谷三丁目、四丁目の可燃ごみの収集という中での費用を計上してございます。
◆西田ひろみ 委員 収集業務の一部委託はシルバー人材センターと民間事業者への委託ということ、今までの答弁ですと、大きな集合住宅を民間事業者にと言っていましたが、その2点でよろしいでしょうか。
◎環境課長 そのように考えてございます。
◆西田ひろみ 委員 そうしますと、回収忘れなどの起きる可能性とか、資源物などが混入しているごみを回収するかしないかの判断などは、委託先への業務内容の研修などは実施される予定でしょうか。
◎環境課長 例えば、今も資源物は資源協同組合というところでやってございます。そんな中で、市の分別のガイド等もありますので、そういったものを踏まえた中で、こういったものが資源物として回収するものですよという意思疎通は図っております。同じように、今後可燃物を収集する中で、基本的には集合住宅は集積所でやりますけれども、そんな中で、海老名市の分別については、こういう品目でこういうことをやっていくのだよというところについては、仕様書なども含めて連動させていきたいとは考えてございます。
◆西田ひろみ 委員 それを回収するかどうかという判断は、例えば職員でしたら、この袋は混入していますから回収しませんよという張り紙をしてくるかと思いますけれども、そういう判断業務も任せるということですか。そのための研修はどうなさるのですか。
◎環境課長 明らかに可燃物ではないもの、缶とか瓶とかそういうのがあるかと思います。そういうのは各自判断でいけるかと思います。問題は、可燃物の中に、例えば容器包装プラスチックが入っているという中で、この汚れぐあいによるかとは思います。そういったものは、とりあえず持って帰ってきていただいて、怪しいものについては、それぞれそれを見た中で、これについては回収する、回収しないという判断になろうかと思います。
◆西田ひろみ 委員 わかりました。委託の収集業務は全体の収集業務の何割ぐらいを占めるのでしょうか。
◎環境課長 世帯数で言うと、委託のほうが若干少ないのかなとは思いますが、集合住宅は集積所で収集します。戸建てについては戸別収集になりますので、労働の大きさということであれば、戸別のほうが頻繁に乗降車を絡めてやる分なのかなとは思います。量的にはそんなところで捉えております。
◆西田ひろみ 委員 わかりました。それでは、有料化・
戸別収集事業費というのは1億5460万1000円、新年度の予算です。これは6カ月間でのことですから、32年度からは倍かかると考えてよろしいのでしょうか。
◎環境課長 単純に半年で見込んでおります。その中に袋の作製等もございますので、在庫部分のはけぐあいというか、使用枚数もあるかと思いますけれども、基本的にはそれが1年分になるという考えを現在は持っているところです。
◆西田ひろみ 委員 ごみ袋の手数料、予算書の35ページでは6カ月間で約1億1000万円となっております。ですから、32年度からは2億円の手数料が入るということで、有料化・
戸別収集事業費は3億円となり、それから収入のほうが2億円となりますから、戸別収集と有料化をすることで毎年1億円のマイナスになると想定してよろしいのでしょうか。
◎環境課長 指定ごみ袋については、とりあえず半年ではありますが、制度導入をする中で、ストックをされる方が非常に多いというところでございます。ですので、通常よりは多く見込んでおりますので、それが半年間やる中で大体の使用頻度がわかってくるというところです。単純に収入は2倍ということではなくて、ことしはかなり多く見込んでいるところでございますので、収入については、若干の変動はあるかと思いますが、およそそのぐらいなのかなとは試算しております。
◆西田ひろみ 委員 そうすると、収入がもう少し少なくなるということで、マイナス額が大きくなると想定できると思います。
あとは、4番目の
廃棄物減量化事業費のところは、指定袋を啓発のために無料で配るということですが、無料で配るということがどうして啓発につながるのか。そこのところの説明をしてください。
◎環境課長 無料で配ることも含めて現在検討しているところでございますが、1回配布することで、今後、減量に向けて有料化制度を導入していくところの周知にもなります。配布した袋が終わりましたら、当然ご自身たちで購入をしなければいけないので、そちらのほうについても大切に使っていただけるのかなとは考えてございます。
◆西田ひろみ 委員 指定袋を無料で配る金額はお幾らぐらいですか。
◎環境課長 そちらの配布部分についてもどのぐらい実際に配るかというところは今詳細を詰めているところでございます。
◆西田ひろみ 委員 詳細がわからないで4100万8000円の委託料というのは、コールセンターと指定袋の作製費となっておりますが、およそ出ているのではないでしょうか。何枚で、どのぐらいのセットでしょうか。
◎環境課長 ごみを減量していただきたいので、今回、無料指定袋を4種類つくりますが、一番大きな袋は余り考えられないのかなというところは考えてございます。その中で、5リットル、10リットル、20リットルという袋を全世帯に配ったときの試算で出しているところでございます。
◆西田ひろみ 委員 5点目、最後の事業系ごみについてお聞きいたします。先ほど事業系ごみ減量化方針の策定は、9月30日の家庭系ごみが有料化されるまでには策定をしていきたいということでよろしいですか。
◎環境課長 パブリックコメントを行って基本方針を策定するというところです。9月30日の家庭系ごみの制度導入を待たずに取り組めるところは取り組みたいので、なるべく早い段階で基本方針は策定できればと考えてございます。
◆西田ひろみ 委員 事業系ごみの減量化の基本方針がまた策定できていませんので、今回は事業系ごみに対しての予算的裏づけは、この予算書には全然入っていません。そうした場合、途中で実行していくということになった場合、これは補正を組んで取り組むということでしょうか。
◎環境課長 実際の具体的な取り組みもまだ決まっておりませんが、仮に予算を伴うような減量化策が必要になったときについては、議会のほうにお示しさせていただいて、補正も含めて考えてはまいりたいと考えてございます。
◆西田ひろみ 委員 特に事業系ごみにつきましては、かねてから少量排出事業者対策をとっていただきたいということを私は一般質問でも述べましたし、そのときには、家庭系ごみ有料化のときに対応を考えていくということでした。平成25年4月に環境省から出された一般廃棄物処理有料化の手引きには、「小規模事業者から排出される一般廃棄物の有料化」について「家庭系ごみの有料化を行う際には、公平性の観点から小規模事業者のごみの有料化も併せて実施することが望まれます」と書かれています。今回は、こういったところはまだどのように対応するのか、答申書を見ても具体的な小規模排出事業者対策がとられていません。市はどのように対応していく方針かお聞かせください。
◎環境課長 事業系の廃棄物につきましては、基本的には市の一般廃棄物処理業者に契約して、もう既に有料で処理していただいているところでございます。(時間切れのブザーが鳴る)少量排出事業所については、今後排出しやすいような制度内容の中で答申いただきましたので、それについて基本方針で考えてまいりたいと考えてございます。
◆氏家康太 委員 私からは2点ほど質問させてください。
1点目、予算書の61ページで、こちらは歳入になりますが、市民農園利用料です。増減率がマイナス16パーセントということで、その増減理由について最初に教えてください。
2点目、63ページの次世代自動車充電インフラ普及プロジェクト権利金についてです。これはどこからどの事業を対象にして歳入として入ってくるのか、そしてまた、これについては増減率がプラス5.5パーセントとなっておりますが、その理由について教えてください。
◎農政課長 1点目、市民農園の利用料の減額でございます。こちらの減額理由は、ここ近年の決算額をもとに農園の利用率等を加味して少し減らしていただきました。
◎
環境共生係長 2点目、次世代自動車充電インフラ普及プロジェクト権利金の内容でございます。こちらは合同会社日本充電サービスというところが、次世代自動車の普及を目指しまして、充電ネットワークの拡充に向け、充電装置の設置、維持にかかる費用を一部補助していただいているものでございます。海老名市におきましては2014年10月より維持管理費をお支払いいただいているところでございます。
それと、こちらがふえている理由ということでございます。本年度充電器の利用電量が伸びてございます。こちらの実績に基づきまして歳入の増額をさせていただいてございます。
◆氏家康太 委員 では、順次再質問させていただきます。
1点目、市民農園利用料ですが、しばらく前は、議会でも農園の利用率が上がるのではないか。というのは、リタイアする人もふえたりする中で、こういった利用がふえるのではないかという意見を多く聞きましたが、近年、利用率が下がっているということなのでしょうか。それは、例えば農園自体はふえているのか、そのあたりの兼ね合いをちょっと教えてほしいのです。そもそも農園の数と利用者の関係というのを教えてほしいのです。
◎農政課長 まず、箇所数もあるのですが、市民農園の区画の数で言わせていただきます。平成26年度、一番多いときですが、654区画ありまして、利用の区画数が600ということで92パーセントございました。平成28年には541に減りました。これは区画整理事業のところだったりしたところが農園から外れましたので、541のうち利用区画数が507で94パーセントです。平成29年度ですと、2園ふやしまして580の区画数に対しまして、利用者数が508で88パーセントに少し減じている。30年度はまだ終わっていませんが、30年度も580ですが、今のところ、516ということで89パーセントぐらいなのかなということで、パーセンテージで言うと、26年度の92パーセントが28年度で94パーセントに少し上昇し、また29年度、30年度で90パーセントを割ってきたという利用率でございます。
◆氏家康太 委員 そうすると、平成31年度も580区画でいくということでしょうか。
◎農政課長 基本的にはふやす予定で取り組みはさせていただいております。ただ、5園も10園も計画にはございませんで、1園ないし2園ふやしていけたらという形で今現在進めております。
◆氏家康太 委員 わかりました。待つ方がいないというのはとてもいいことだと思いますので、では、来年度は今年度実績に基づいてということで理解をいたしました。
2点目、次世代自動車充電インフラ普及プロジェクト権利金ですが、こちらは電気自動車の急速充電器のランニングコストの一部補助という考え方でいいのでしょうか。そうすると、市役所南入り口の前にあるようなああいった急速充電器のということでいいのでしょうか。
◎
環境共生係長 おっしゃるとおり、こちらの権利金の維持管理費用というものは、市役所南側駐車場の急速充電器1カ所と、中央公園の地下駐車場に設置いたしました急速充電器の維持管理費用となります。
◆氏家康太 委員 これからのことを考えると、電気自動車の時代にしなければいけないと思いますが、この権利金がふえているということは、利用率も上がっている、電気自動車の数もふえているような見方をしてもいいのでしょうか、その辺はどうでしょうか。
◎
環境共生係長 2カ所の利用回数実績でございます。こちらは本年4月から2月までの利用実績となります。まず市役所南側駐車場では延べ2669回充電をしていただいてございます。中央公園の地下駐車場では延べ214回になってございます。また、2カ所合計での比較になります。これも4月から2月までの分で比較でございますが、本年度は利用回数で15.4パーセント増、電気充電量については35.4パーセントの増となってございます。
◆氏家康太 委員 これからはプラグインハイブリッドという車も、日本車に限らず、輸入車もふえてくるので、これからますます利用されるのではないかと思います。最近では、南口の前の急速充電器の利用率も上がっているようにお見受けしますし、時には後ろに待っている車もあります。そういった中で、民間も含めて市内の急速充電器の数等は把握されているのですか。
◎
環境共生係長 市で把握している範囲ではございますが、民間の施設は市内で16カ所、ですので、市を含めますと、市内で18カ所ということでございます。
◆氏家康太 委員 今後、市の施設でふやす予定とか、そういった見通しもしくは計画などはあるのですか。
◎
環境共生係長 現在、市の充電器をご利用いただいている方から、設置箇所の増設ですとか利用が不便であるという要望等はいただいてございません。しかしながら、急速充電器の急速充電用のバッテリーが災害時の緊急電源に使えるということもございます。現時点では2カ所運用継続させていただくという形で考えてございます。
◆氏家康太 委員 私は、例えば運動公園など、あとコミセンもそうですけれども、何か会議とかイベントがあって、滞在時間が長くなるようなところに置いておけば、電気自動車で来た方もすごい便利かなと思うので、今後、公共施設に置ける充電器設置というのを検討研究していただければと思います。
以上です。ありがとうございました。
◆宇田川希 委員 それでは、私から6点質問させていただきます。さまざまな委員のほうでいろいろな項目を質問されていましたので、ちょっと重複するところもあろうかと思いますので、それについてはご容赦いただいて進めていきたいと思います。
1点目が予算説明資料14ページ、
清掃総務管理経費です。こちらは内容についてさまざま委員の方が聞いておりますが、我々会派でも賛成討論をし、12項目の附帯決議を添えました。そういった中で、附帯決議の現在の進捗、また、その中で既にこの辺については今順調に進んでいますよというものがあれば、その辺についてもお聞かせ願います。
2点目、説明資料15ページです。
塵芥収集車両等整備事業費です。こちらも先ほど中身についてご説明がありました。ただ、有料化の話について質問していきますと、項目に沿って質問をしていかなければいけないのかと思いますので、この辺についても中身を教えてください。
3点目、説明資料15ページ、有料化・
戸別収集事業費についてです。こちらも同様です。もう1度中身について教えてください。
4点目、説明資料12ページ、ふるさと納税関係事業費です。こちらについては歳出の減額理由について伺います。
5点目、説明資料22ページ、工業振興対策事業費についてであります。この質問については、12月議会の一般質問において中込委員長が、中小企業振興支援事業の支援メニューのうち、生産性向上等設備導入事業の補助要件の見直しについて、海老名商工会議所や市内企業から要望もあり、改善の検討を要望しました。そこで、来年度企業ニーズに合わせた改善等を行うのであれば、その内容についてお聞かせ願います。
最後、6点目です。説明資料20ページになります。都市農業推進事業費です。603万4000円について伺います。重複するかと思いますが、まず事業内容はどのようなものでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
以上6点です。よろしくお願いいたします。
◎環境課長 まず1点目、
清掃総務管理経費で有料化に伴うというところでございます。この主な内容でございますけれども、分別ガイドの印刷や啓発用物品、あと指定収集袋の保管、配送業務、分別ガイド翻訳等により需用費と委託料が内容になってございます。
附帯決議につきましては、先ほどちょっとお話しさせていただきましたけれども、周知啓発の部分については、戸別収集を行う集積所調査を戸建てについて行っているところと、ホームページ、自治会掲示板、公共施設などの周知というところでございます。あと、事業系ごみについては答申をいただいているので、早急に基本方針案を作成してパブコメを行い、基本方針作成につなげてまいりたいというところでございます。その他につきましては、例えば分別ガイド作成などについては、予算をお認めいただいてからの作業になりますけれども、今現在、他市のものを参考にさせていただきながら、どんなことがわかりやすいのかというところで、担当者で作成の作業を進めているところでございます。
2点目でございます。
塵芥収集車両等整備事業費です。じんかい収集車両については軽トラック4台を購入して、東柏ケ谷三丁目、四丁目の収集、狭隘道路の収集だとか、見回り、パトロール、
あと不法投棄物の早期の回収で使用してまいりたいと考えてございます。
3点目、有料化事業というところの内容でございます。こちらについても、燃やせるごみの戸別収集が始まる中で、臨時職員の賃金、ごみ収集の委託費、袋の作製、あと保管、配送の経費を積ませていただいているところでございます。
◎
にぎわい振興係長 4点目のふるさと納税関係事業費の歳出の減額理由についてでございます。こちらにつきましては、寄附見込み額である歳入を減額したことにより返礼品発送も減少するため、歳出も減額となってございます。
◎商工課長 5点目、中小企業振興支援事業の企業ニーズに合った改善等があれば、その内容ということでお答えさせていただきます。
これまでは生産性向上等の設備導入事業に対する支援としまして、総事業費が1000万円以上の設備投資に対しまして一律50万円の補助金を交付してまいりました。これに加えまして平成31年度は、500万円以上1000万円未満の設備投資に対しまして一律20万円の補助金を交付するものとして要件を緩和いたしまして、中小企業の皆様がより活用しやすい支援事業となるよう見直しを行います。
◎地産地消推進係長 6点目の都市農業推進事業費の事業内容でございます。主な内容といたしましては海老名市地産地消推進実行委員会への事業委託でございまして、その中で各種のイベントに出向いていって海老名産農産物の直売を行ったり、市内大型店における海老名産農産物直売コーナーの常設化に向けた支援、地産地消海老名いちごフェアの企画運営などを実施しております。委託事業のほかにも海老名産の花のPR事業なども独自で実施しております。
◆宇田川希 委員 それでは、再質問していきたいと思います。1点目、
清掃総務管理経費であったり、2点目、
塵芥収集車両等整備事業費、また3点目、有料化・
戸別収集事業費等、この辺まとめて聞いていく形になりますので、課は一緒でしょうから、よろしくお願いいたします。
先ほども軽トラを4台、東柏ケ谷三、四丁目のほうに使っていくということでありました。軽トラを使っていくのはいいのですけれども、これもシルバー人材センターに委託をしていくという話の中で、まず人材確保の状況、これは皆さん心配していると思うのです。シルバーですから高齢者の方だと思います。高齢者といっても、幅が広いですから、その辺について心配もしています。
もともとシルバー人材センターでも、事務屋の仕事の希望が多いと聞くときもあるのです。また、実際に私が市民の方に聞くのが、名前だけで、軽トラで収集するのだよというのですけれども、聞き取り方によっては簡単のようにも感じるし、経験者から言わせると、いや、軽だろうが、パッカー車だろうが、おりたり何だり大変だよという方もいらっしゃるのです。そういう中で、イメージが沸かないよという声もあるのです。そういった部分を含めて市ではどのように対応していくのかということと、あと当然教育といいますか、指導をどのようにしていくのか、また、障がいがある方の雇用ということもたしかあったかなと思うのですが、その辺はどのように捉えているのか、その辺についてお聞かせ願います。
◎環境課長 まず、シルバー人材センターの人材確保というところでございますが、実際に雇い入れるのはシルバー人材センターなものですから、そちらのほうで業務内容を伝えた上で、今後雇っていくのかなというところだとは考えております。
教育というところですけれども、海老名市でも臨時職員を今後採用していくという中で、どんな業務内容かというところで、応募があったときには、面接等を行って、実際にはこういう業務をしますよという中で相手方にも判断していただいて、採用等を決めていく段取りを組んでいるところでございます。
障がい者の方については、今年度障がい者就労チャレンジ事業という事業の中で、美化センターでも何名か受け入れをさせていただいた経緯もございます。そんな中で、障がいの特性とか個々の特性に応じてしっかりやっていただける方とできない方ということもあろうかと思います。今後も障がいの部局と引き続き調整を行いながら、障がい者の雇用については検討してまいりたいと考えてございます。
◆宇田川希 委員 今シルバー人材センターのほうに委託をしているということであります。当然そうなのですけれども、私が言いたいのは、人材を確保するのが、私が見ていて難しいと思っているのです。そういう中で、私が今言ったような話というのは、懸念としてしっかりと伝達をしてもらいたいということです。というのも、教育とか指導についても、線引きするのではなくて、情報共有が大事だと思うのです。ですから、最初が肝心ですから、その辺についてよろしくお願いしたいと思います。
次に、軽トラで収集をするということで、当然どこかしらに集めるのだろうと思うのですけれども、これはどこかに集めるとかというのはまだ決めていないのですか。
◎環境課長 現在どこということは決まってございません。
◆宇田川希 委員 三丁目ですと600前後世帯、四丁目ですと1300世帯ぐらいあります。当然多い、少ないもあるのですけれども、今後選定していくと思います。集めたところには当然におい等が伴うと思いますので、十分に周知だったり、さまざまな委員からお話がありましたけれども、十分に説明をしていただきたいと思います。
また、先ほどの中で狭隘道路という話もありました。狭隘道路というと、私のイメージですと、市内、結構無数あるなと思うのです。この辺の認識というのですか、当然対応していくよという話ですけれども、市の見解といいますか、どのように捉えているのか伺います。
◎環境課長 こちらも昨年度からもう既に、まずは地図等でこの辺が狭い。実際に現場の職員も運転手も現地へ入っていますので、この辺が狭いだろうというところは当たりをつけました。その中で、その狭隘道路について実際に見に行って、パッカー車が入れるのか入れないのか、入れないにしても、職員がおりて収集で足りるのか足りないのかという調査はやらせていただいていました。その中で、実際に軽トラックで回ったほうが効率がいいのではないかというところを洗い出しを行いました。その数がそんなには多くないのですけれども、今後燃えるごみについては集積所に出さずに戸別収集を行います。ただ、間違えて集積所に出してしまうことも考えられると思うのです。そんなときに、パッカー車が気を使って集積所も見るだけではなくて、狭隘道路をとりに行く、軽トラックなどにもそういったところを気をつけながら回りながら収集できればなとは考えてございます。
◆宇田川希 委員 集積所というのは、基本、表通りといいますか、道路に面しているところが普通にありますので、私も見ていましても、パッカー車で従来収集している方たちも、車をとめて歩いていっているという状況もありますので、その辺は、初めての方が多いでしょうから、安全対応を十分してもらいたいと思っております。
それにちなんで、集積所がある。集積所も後々整理をされていくのだなと思うのですが、不法投棄がどうしても一緒に並行して続いてしまうと思うのです。というのも行政境、特に今、東柏ケ谷の三、四丁目で言いますと、座間市の境だったり、綾瀬市の境だったりは多いのです。そういうところで不法投棄が通勤中だったり、まだまだ考えられますので、それについても市のほうではよろしくお願いしたいと思うのです。
1つ質問ですが、その中で今、外国人が非常にふえていると思います。小学校、中学校を見ても、外国人の児童生徒の方は多いです。そういう中で、先ほど9カ国語というのはどういった言葉なのか教えてもらっていいですか。
◎環境課長 基本、海老名に住んでいられる外国の方の国籍の多いところから9カ国語を選んでいるところでございます。
◆宇田川希 委員 であれば、私が言いたかったのは、東南アジアの方たちが結構多くなってきているように感じるのです。ですから、その辺の国の人たちの言葉をわかるようにやっておいていただければなと思います。
◎環境課課長補佐 9カ国語は、詳しくは、英語から中国語、韓国語、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、タイ語、ラオス語の9カ国で、海老名に住まれている外国人の方の9割以上がこの言語で網羅できると考えております。
◆宇田川希 委員 東南アジアが入っていますから大丈夫だと思いますので、よろしくお願いいたします。ごみの関係については終わります。
5点目、工業振興対策事業費について再質問いたします。ご答弁ありがとうございました。1つだけ質問したいのですが、生産性向上等の設備導入事業というのは、来年度どのくらいの予算を見込んでいるのかお伺いいたします。
◎商工課長 どのぐらいの予算を見込んでいるかということでございますが、過去の実績件数と新たな補助要件の設定による申請件数の増加を想定しまして約300万円を見込んでございます。
◆宇田川希 委員 今回の見直しに限らず、企業にとって利用しやすい制度というのが大事だと思っています。今後も補助対象の企業というのは増加していくと思いますし、それだけ中小企業を支援していけるということにつながるのかなと思います。今後も企業ニーズを的確に捉えて、順次見直しを行いながら中小企業支援をお願いしたいと思います。こちらについては以上です。
4点目、ふるさと納税関係事業費についてですけれども、先ほど歳出も減額になっているということでした。これは実績が伸びていないということなのでしょうか。その辺について市ではどのような分析をしているのか伺います。
◎
にぎわい振興係長 寄附見込み額についてでございますけれども、今年度の上半期の実績と昨年度の実績をもとに算出しておりまして、実績が若干伸びていないということで、31年度の寄附額が減少しているという形で見込んでおります。あと、寄附件数については、昨年度3100件ほどいただいておったところですけれども、今年度は5400件いただいておりまして、今現在約1億2000万円ほどご寄附はいただいているのですが、寄附いただいている単価自体がちょっと下がっているところもございますので、今後についてはそういったところも研究検討してまいりたいと考えております。
◆宇田川希 委員 以前に総務省が過度の返礼品競争を控えるように要請したこともありまして、全国上位100自治体の6割の自治体が減少を見込んでいるという話もありました。昨年9月に総務大臣のほうでも、ふるさと納税制度を見直すと表明しましたが、一部、泉佐野市等のように返礼品の見直しに応じないところもあったりとかしています。その辺は考え方を今後十分研究してもらいたいと思います。
6点目、都市農業推進事業費についてです。こちらは昨年度と比較しまして若干減額となっておりますが、その理由についてお伺いいたします。
◎地産地消推進係長 減額の主な理由としましては、花のPR事業の経費と海老名市地産地消推進実行委員会の委託費の減額によるものが主な理由です。
◆宇田川希 委員 減額した理由が花のPR事業ということでありますけれども、海老名市地産地消推進実行委員会への委託費の減額という説明ですが、詳細をお伺いいたします。
◎地産地消推進係長 まず花のPR事業の経費は、市内の公共施設の植栽帯へ海老名産の花壇苗の提供事業を実施しておりますが、これにつきまして市民の目につきやすいといったより効果的な場所を選定して植栽するなど、PR方法の変更によるものでございます。また、委託費につきましては、今年度実施したのぼり旗の作成や直売所マップの改訂は一定量を賄うことができましたので、来年度は作成せず、農産物のPR事業の費用の拡充を考えております。
◆宇田川希 委員 今後の進め方、また、減額による影響というものはどういったものが考えられるのか伺います。
◎地産地消推進係長 まず減額の関係ですけれども、減額による影響というのは、事業を縮小するようなものではなくて、事業を効果的に進めるため、内容の見直しを行ったものでございます。今後につきましては、さまざまな事業を積極的に展開しながら、海老名産農産物のPRと地産地消の推進を図り、都市農業の安定的な継続に努めてまいりたいと考えております。
◆宇田川希 委員 地産地消の中で新農業振興プランというのが海老名市でもあろうかと思うのです。その辺の取り組みについて2点ばかり確認したいのです。
そこの中で見ると、31年度の取り組み等があるのですけれども、市内大型店への地産地消コーナーの設置、28年度から市内2店舗で協議中で、さらに進めるとなっていますが、それについての見解と、あと直売所の設置というのがあるのです。これが従来JA等が経営するものが市内にもあろうかと思うのですけれども、プランの中では開放型直売所といったものが書かれていて、農作物を直売したい農家に場所を提供する取り組みを次年度後半ぐらいからですか、直売所の設置運営となっているのです。その辺の進捗といいますか、とはいえ、直売所というのは、おのおの農家の方たちが独自に行っているのが現状であろうかと思いますので、合意形成を含めて難しさはあるかと思いますけれども、現状の範囲で教えてください。
◎地産地消推進係長 まず、大型店への地産地消コーナーの設置の件ですけれども、こちらにつきましては平成28年度から常設化に向けた支援として行っております。平成30年度の実績といたしましては、夏に3店舗、冬に4店舗、大型店の野菜売り場に海老名産農産物の直売コーナーを設置して、合同直売会を開催しました。また、市内の大型店3店舗において、2月から3月まで海老名産イチゴの週末定例直売会も開催するなど、(時間切れのブザーが鳴る)規模を拡大して実施できております。
また、直売所の関係ですけれども、市内で組織が運営する直売所というのがございまして、先ほど委員おっしゃったようなJAが運営するグリーンセンターと、あと駅前に中部営農組合が運営する直売所が2カ所ございます。また、市の地産地消推進実行委員会の取り組みといたしまして、市北部地域における直売拠点の設置に向けて、上今泉にある障害者支援センターあきば内のカフェはみんぐの一角において、昨年10月より海老名産農産物の直売を行っている状況です。ここでは月に2回、農福連携事業という形で試験的に実施しております。
○委員長 お諮りいたします。委員外議員の松本正幸議員から発言の申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。よって松本正幸議員の発言を許可することにいたします。
委員外議員の発言は簡潔にお願いします。
◆松本正幸 委員外議員 委員外発言の許可をいただきまして、本当にありがとうございました。それでは、3点について伺いたいと思います。
1点目、予算書の145ページ、説明資料の15ページで、有料化・
戸別収集事業費1億5460万1000円で、環境課です。今回、家庭系ごみの一部有料化、
戸別収集実施に伴う経費ですが、この中に委託収集費用が入っていますが、委託収集の導入をしていく理由についてまず伺いたいと思います。
2点目です。予算書157ページ、説明資料の22ページ、魅力ある
店舗づくり事業費500万円で、商工課です。制度として、商工会議所の会員でないと工事ができないことについて、会員に限定しないで広げてほしいという声があるが、市の考えについて伺いたいと思います。
最後、3点目、予算書の157ページ、説明資料の22ページ、工業振興対策事業費895万6000円です。これは商工課ですけれども、減額の理由について伺いたいと思います。
以上3点お願いします。
◎環境課長 1点目、有料化・
戸別収集事業費の委託料導入についてというところでございます。9月30日から家庭系ごみの燃えるごみの戸別収集導入に当たりまして、現行のうちの職員では処理ができないところから、こちらのほうを民間に委託して収集を行うところでございます。
◎商工課長 2点目、魅力ある店舗づくり事業で、商工会議所の会員でなければ工事を受注することができないということで、不公平ではないかというご質問ですが、本事業は、市内商業を活性化するため、共産党を初めとしました議員の方々や、また海老名商工会議所からの要望もあり、開始した事業でございます。事業を進めるに当たりまして、市内商業を熟知している海老名商工会議所が主体となって実施することにより、本事業は効率的な運営が可能になると考えております。この事業は、小規模事業者の既存店舗の改装改修工事などを助成の対象としておりまして、助成対象業種を営む全ての小規模事業者への支援を目的にしている事業であるということはご理解いただければと思います。その上で、海老名商工会議所としても本事業のスキームを検討しまして実施しているところでございます。
続いて3点目でございます。工業振興対策事業の減額となっている理由ということでお答えさせていただきます。補助件数を見直しまして、中小企業振興支援事業の件数の増加と、企業立地促進事業の減によりまして、トータルで減額となったものでございます。
◆松本正幸 委員外議員 1点目、有料化・戸別収集事業から再質させていただきます。
委託収集、人が足りないということです。委託収集の場合は、確かに人を確保するという部分もあるし、事業費が安く済むという部分があると思うのですけれども、もう1つに大きなリスクもあると思います。例えば、大きな災害や委託先の倒産などがあった場合、市民に大きな負担を強いると思うのですけれども、その点はどうか、伺いたいと思います。
◎環境課長 全ての契約でそういったことが考えられるとは思います。入札等を今後やる中では、競争して決めていくのがいいのかなと思っていますけれども、入札の参加をする事業者については事前に書類の提出がございます。そんな中で一定の審査が行われていると考えてございます。そういった面で、ある程度のところは審査できているのかなとは考えてございます。
◆松本正幸 委員外議員 それと、東柏ケ谷地域はシルバー人材センターに任せるということです。具体的な対応内容は決まっていないというか、大体決まっていると思うのですけれども、先ほども聞いたのですが、シルバー人材センターの作業はあくまでも軽作業と言われているのですけれども、その点の認識というのはどういうふうに考えているのか、伺いたいと思います。
◎環境課長 確かに丸1日、1人の方が朝から晩までということであれば、重作業になろうかとは考えてございます。ただし、その中で例えば、午前、午後に人を分けるだとか、そういったところのやり方は、シルバー人材センターのほうで趣旨にのっとった雇い方で考えているところだと思います。
◆松本正幸 委員外議員 委託、あとはシルバー人材センターに任せるということです。直営で進めることが市の責任だと考えているのですけれども、今後、委託収集やシルバーに全て切りかえるという考えもあるのかどうか、その辺伺いたいと思います。
◎環境課長 あくまでも現在、9月30日、戸別収集導入に向けて、その収集がまず円滑に行われるようにというところで準備をしているところでございます。将来的な体制については、現在のところ、具体的には考えているところはございません。
◆松本正幸 委員外議員 委託するということは、繰り返しになりますけれども、今までのノウハウを失うばかりではなくて、大きな災害や委託先の倒産などで本当に困難を招くと思います。そういうことが問題があるということを指摘をまずこの場ではしておきます。
2点目、次は魅力ある
店舗づくり事業費です。先ほど言われたのはわかります。私たちも商工会議所の会員がふえるということは、海老名市の発展のためによいことだと思っています。ただ、工事は制限をつけないで門戸を広げることで、逆に会員もふえていくという考え方もできるのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。
◎商工課長 繰り返しになってしまうのですけれども、先ほど申し上げたとおり、この事業自体が助成対象業種を営む全ての小規模事業者の改装に使っているものであることはご理解いただきたいということと、工事する側のほうも、この工事をするに当たって、会員になることで施工を受けるところもお話があるということで商工会議所からも聞いているところでございます。
◆松本正幸 委員外議員 同じ納税者として不公平感があるのではないか。改善が必要との声が商工会議所に加入していない事業者からも寄せられているのが今現実だと思いますけれども、改善という形で考えているのかどうか、それを伺いたいと思います。
◎商工課長 商工会議所もいろいろ協議はしていくところは今後出てくるかと思います。ただ、今後利用者のニーズも検証して、またよりよい制度になるように、先ほど申し上げた商工会議所と連携してやっていきたいと思ってございます。
◆松本正幸 委員外議員 次に3点目ですけれども、工業振興対策事業費です。これまで企業立地奨励適用企業というのは全12社と聞いています。実際今まで市内の雇用者数はどのぐらいあったのか、伺いたいと思います。
◎商工課長 企業立地促進事業に認定した企業に対しまして、平成30年4月1日時点でアンケート調査をさせていただきました。その合計で856人の従業員が増加したと報告を受けております。
◆松本正幸 委員外議員 かなりの人が採用されたと認識しているのですけれども、ただ、採用された中で、正規社員なのか、非正規社員なのかという数字はなかなか難しくてつかめないということを事前に聞いたのですが、今、非正規社員が全国で4割以上に上っていると聞いています。正規社員の雇用促進を強く働きかけていく、そういうことが必要だと考えているのですけれども、その辺の見解を伺いたいと思います。
◎商工課長 認定企業による雇用拡大を図りたいという考えから、こちらの一定の要件を満たして新規従業員を雇用した認定企業に対しましては、雇用奨励金を交付する制度を設けてございます。そういった策を講じておりまして、ここで正規雇用をふやしていければという考えでございます。
◆松本正幸 委員外議員 この間、奨励適用企業は12社と聞いているのですけれども、従業員のリストラを行った企業や、あと市内から撤退した企業はあったのかどうか、その辺伺いたいと思います。
◎商工課長 現在のところ、ございません。
◆松本正幸 委員外議員 ということは、実は相模原市で大企業に奨励金として5億円を交付したのですけれども、操業継続義務期間10年を待たずに経営上の理由から撤退して、奨励金を返還したということです。海老名市は5年間ということですけれども、5年以内に撤退した場合、奨励金を返還しなくてもいいという認識を私は持っているのですが、それで間違いないのか、伺いたいと思います。
◎商工課長 5年間は継続して操業を頑張っていただくということでなってございます。
◆松本正幸 委員外議員 返金するということもないと聞いているのです。
◎商工課長 もしも5年以内で不測の事態があった場合には返金していただくことになってございます。
◆松本正幸 委員外議員 今言われたのですけれども、奨励金を返還させる規定があるのですけれども改めてつくっていくべきだと思うし、貴重な税金を投入する以上はしっかり見直しが必要だと思うのですけれども、その辺の見解を伺いたいと思います。
◎商工課長 今後、海老名に立地していただいて、リストラとか操業をやめてしまうということありきで迎えているところではございません。企業立地事業計画の認定に当たっては、本市に定着していただいて、長期的に安定した業績を維持できる見込みがある企業ということで、認定時に事業計画書とか、あと直近3年分の決算書とか、そういったところを確認して認定させていただいているところでございます。
◆松本正幸 委員外議員 どうもありがとうございました。終わります。
○委員長 ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。以上で、経済環境部、
農業委員会事務局関係の質疑を終結いたします。
暫時休憩といたします。
午前11時42分休憩
午後1時再開
○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、まちづくり部関係の質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。
◆藤澤菊枝 委員 こんにちは。私からは4点ほど質問をさせていただきます。
1点目、予算書164、165ページ、説明資料が18ページでございます。歩道整備事業費についてでお伺いいたします。事業の概要と平成31年度に予定している路線をお伺いさせていただきます。
2点目として、説明資料20ページのあゆみ橋維持管理経費についてお伺いいたします。平成30年度当初予算175万6000円に対して、975万6000円と大幅に予算額がふえておりますが、具体的な理由をお伺いさせていただきます。
次に3点目、説明資料23ページのコミュニティバス運行事業費についてお伺いいたします。コミュニティバスの運行契約を委託方式から負担金方式に変更する理由についてお伺いをさせていただきます。
最後に4点目ですが、説明資料25ページの駅周辺まちづくり事業助成経費についてお伺いいたします。負担金、補助及び交付金として3400万円が計上されていますが、来年度予算での執行想定についてお伺いいたします。
◎幹線道路係長 1点目、歩道整備事業費の事業概要と31年度に予定している路線ということでお答えさせていただきます。
まずは市道3号線国分北三丁目地内の道路の拡幅と線形改良、歩道設置の事業を行う予定としております。次に市道1141号線歩道設置工事です。場所は柏ケ谷地内でございます。こちらも通学路の安全対策と交差点の線形改良という事業内容としております。続いて市道249号線歩道整備工事は、下今泉一丁目地内の通学路の安全対策として、歩行通行空間を確保していく歩道の両側化という事業を進めていきます。続いて横須賀水道半原系統の整備工事です。こちらは大谷北三丁目地内の擁壁工事を行う予定としております。
◎
道路管理課長 2点目、平成31年度予算の増額理由ですが、現在、市内で管理をしている照明灯のLED化を進めております。あゆみ橋についても、厚木市と協議を行い、水銀灯からLED灯へ設置がえをするための事業費を計上したものでございます。また、厚木市が主体となり、平成29年度に5年に1度の法定点検を実施いたしました。その結果、橋のひび割れ補修が必要となったことから、補修工事を実施するため、厚木市への負担金を計上したものでございます。
◎
都市計画課長 3点目、コミュニティバスの運行契約を委託方式から負担金方式に変更する理由についてご説明いたします。
コミュニティバスにつきましては、バス事業者に運行を委託しておりまして、平成28年度までは全ルートで委託による契約ということにしておりました。また、コミュニティバスは平成15年から運行を開始しておりまして、約15年が経過しているというところがございます。新たな展開の1つとしまして、平成29年度から平成30年度の2カ年、大谷・杉久保ルートで負担金方式という運行を試験的に導入しているところでございます。負担金方式の運行を行った結果、特に運行についての支障ですとか利用者からの苦情もございませんでした。また、事務手続ですけれども、委託方式の場合は、運賃の収納ですとか委託料の支払いというのは月に1回、毎月行っておりました。負担金方式ですと、運賃収入というのは即事業者の収入となりまして、運賃収入で賄えなかった運行経費、不足分を補填分として市は今、年2回支払いをしているということになっております。このため、これによって負担金方式のほうが事務の負担軽減が図られているというところが挙げられます。そういったことを考えまして、平成31年度からはコミュニティバス全ルートで負担金方式を導入していくということにさせていただいたところでございます。
◎
市街地整備課長 4点目、駅周辺まちづくり事業助成経費についてでございます。これは要綱に基づき、民間活動団体による駅周辺地区等のまちづくり活動に対する助成を行うための経費となります。平成29年5月から市内各駅に加えまして、海老名
サービスエリア周辺も加えましたことから、平成29年度には国分寺台の商店会、平成30年度には杉久保の商店会と範囲も拡大して助成支援させてもらっているところです。平成31年度ですが、対象団体として市内複数の商店会を想定しておりまして、事業としては、街灯、防犯カメラ設置、案内看板の改修、ベンチ設置等の事業を想定した予算となっております。
◆藤澤菊枝 委員 順次再質問をさせていただきます。
1点目の質問です。通学路における歩道整備の必要性は高いと思いますが、通学路における歩道整備の取り組みについてはいかがでございましょうか。
◎幹線道路係長 通学路の整備の取り組みについてですが、毎年PTA、学校関係者からの通学路に関する整備要望に基づき、教育委員会、海老名署、道路管理者で組織する通学路安全対策委員会を開催し、通学路の安全対策について検討しております。その中で、効果及び必要性や整備方針など、実現性を含めて対策方法を検討し、順次予算化しているところでございます。
◆藤澤菊枝 委員 わかりました。でも、通学路の整備には国費がつきやすいと聞いておりますが、国費獲得の取り組みについてはいかがでございましょうか。
◎幹線道路係長 国費の獲得への取り組みについては、社会資本総合整備交付金における通学路の安全対策として、通学路の合同点検等を継続的に実施し、整備プログラムとして作成した計画を重点施策として位置づけております。交付金を重点的に配分されることになっております。海老名市では、先ほど申し上げた通学路安全対策委員会とPTAによる通学路の合同点検を実施し、安全対策が必要な路線を整備プログラムに位置づけ、交付金の採択に向け積極的に国に要望を行っております。
◆藤澤菊枝 委員 交付金の活用によって児童が安心して歩ける安全な通学路の整備をお願いいたしまして、要望とさせていただきます。
2点目についての再質問でございます。あゆみ橋は厚木市と海老名市で維持管理協定を結んでいると思います。照明灯のLED化工事は海老名市で行い、そして橋の補修工事は厚木市へ負担を払って厚木市が行うということと理解させていただきましたが、その理由をお伺いさせていただきますか。
◎
道路管理課長 あゆみ橋の維持管理につきましては3年ごとに厚木市と海老名市が維持管理を行う協定を結んでおります。それぞれの市で事業費の2分の1を負担することとなっております。平成29年度から平成31年度までの3年間は海老名市が管理主体となっております。そのため、照明灯のLED化工事については当市で実施をいたします。一方、橋梁の法定点検につきましては通常の維持管理協定とは別に協定を結んでおります。5年に1度、交互に点検を行うこととなっております。そのため、厚木市で平成29年度に1回目の橋梁点検を実施したことから、ひび割れの補修工事は点検を実施した市であります厚木市で実施するものでございます。
◆藤澤菊枝 委員 では、ちょっと要望だけさせていただきます。あゆみ橋は厚木市と海老名市を結ぶ重要な橋でもあります。完成してからちょうど24年が経過いたしましたので、今後も両市で協力してしっかり維持管理を行っていただくことを要望させていただきます。
3点目でございます。負担金方式ということは、コミュニティバスの実施主体が市からバス事業者になるということでしょうか、再度お伺いいたします。
◎
都市計画課長 コミュニティバスの運行自体というのは、道路運送法上、一般乗り合い旅客自動車運送事業として運行許可を必要とするものでございます。そのため、委託方式であっても負担金方式であっても、運行主体はバス事業者ということになります。これは市が運行許可を持っていないというところがございます。コミュニティバスの運行につきましては、海老名市コミュニティバス運行ガイドラインに基づきまして運行するものでございます。負担金方式で行っていくのですけれども、この場合は、運行に関する協定をバス事業者と市で締結しまして、双方で共同して事業を行っていくということになります。
◆藤澤菊枝 委員 コミュニティバスは運行開始から約15年たっておりますので、進化していくことは必要だとは思います。コミュニティバスを今後も持続していくためにも、事業者にサービス提供者としてノウハウを発揮していただくとともに、市としても利用促進やサービス向上等に取り組んでいただくことをお願いいたします。よろしくお願いいたします。
4点目として、駅周辺まちづくり事業助成経費による補助は、国の資金と市の予算を合わせて基金で管理しているものと承知していますが、現在の基金の状況についてお伺いさせていただきます。また、民間都市開発推進機構分の資金を使い切った場合は、この助成制度は終了となるのでしょうか、お伺いさせていただきます。
◎
市街地整備課長 駅周辺等まちづくり事業助成金は、民間都市開発推進機構からの5000万円と民間寄附の20万円、市の1億円を加えまして、総額1億5020万円で開始した事業となります。平成26年度から補助金の執行を行っておりまして、今年度までに5800万円強の助成を行っております。助成金については、5分の4を民間都市開発推進機構からの資金を充てまして、残り5分の1に民間寄附と市の資金を充てて執行するといったルールで行っております。
現在9200万円強の残額となっておりまして、内訳としましては、民間都市開発推進機構分が約360万円、民間寄附と市の分が約8840万円といった状況になっております。想定どおりの執行となれば、来年度中に民間都市開発推進機構分については全額執行となる見込みとなっております。想定どおりの執行となりますと、来年度末の残高の内訳は、民間都市開発推進機構分は全額執行済みということになりまして、民間の寄附と市が積み立てている資金のみということになります。民間の寄附も市の資金も、民都機構の資金と同じ目的で基金化したものとなることから、民都機構分が執行済みとなった場合でありましても、同種の助成制度を継続していきたいと考えているところです。
◆藤澤菊枝 委員 それでは要望とさせていただきます。地域の民間団体がまちづくりを進めるためには資金面の課題が一番大きいものだと思われます。この助成制度はまちづくりを進めようとする地域の民間団体の動機づけにつながるよい制度だと思いますので、引き続き有効な制度として維持していただきたく要望させていただきまして、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
◆戸澤幸雄 委員 私からは6問質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
まず1点目でございますが、予算書の95ページ、若者定住家賃助成事業費です。これにつきましては一般質問でもさせていただいたのですけれども、非常によい事業だと思っております。これまでの実績と申しますか、経緯と来年度の詳細をお伺いできればと思います。
2番目でございますが、予算書の165ページ、歩道整備事業費でございまして、今ご答弁いただいたところですけれども、整備の場所と通学路に関する取り組みというのはよくわかりました。ただ、歩道整備と申しますのは、今回は、予算説明資料の中では「継続的な用地交渉路線が多いことによる減額」ということで3990万円が減額になっております。この辺、ちょっと説明をしていただければと思います。
それから、通学路に対する考え方はわかったのですけれども、優先順位と申しますか、事業の組み立て方の考え方はどのように考えられているのか、お伺いをしたいと思います。
3点目でございますが、予算書165ページ、西口地区道路整備事業費でございます。これに関してはさまざまな事業が入っているのだと思うのですけれども、進捗状況を端的にお聞かせいただければと思います。
4点目ですが、予算書171ページの駅前施設整備調査等事業費でございます。こちらは特に海老名駅北口の整備に関してですけれども、駅舎に関しては2年ほどずれ込んでいくということで納得しているのですが、駅前広場と申しますか、ロータリーを含めて、その辺の整備をどのように考えられているのか、駅舎が工事期間が延びましたので、それに対してどのような変更点があるのか、お聞かせいただければと思います。
5点目でございますが、予算書の173ページ、住宅政策事業費でございます。リフォーム助成、今年度も補正を立てられてやられているのですけれども、来年度のやり方について、ちょっと変わるところがあるのか、それから消費税の対応ということがあるのだと思うのですが、特にその辺の対応で変化するところがあればお聞かせいただきたいと思います。
6点目、予算書の397ページ、雨水管渠整備事業費でございます。これに関しては、整備場所と、特に水害関係が発生しやすい場所というのがあるのかなと思いますので、その辺の取り組みがもしございましたらお聞かせいただきたいと思います。
以上6点、よろしくお願いをいたします。
◎
住宅公園課長 1点目、若者定住家賃助成事業についての実績でございますが、平成29年度に本事業はスタートしてございます。実績といたしましては、平成29年度が6名、平成30年度が7名ということで、合計13名の学生に家賃を助成してございます。来年度の見込みといたしましては、こちらの事業につきましては、スタート年度から毎年何とか10名程度の学生を新規に海老名に住んでいただきたいといったことでございまして、31年度についても新規の10名分をあわせて予算を計上させていただいてございます。
◎幹線道路係長 2点目、歩道整備事業費の減額の主な理由についてお答えいたします。
継続的に工事を進めてきました市道2号線と市道12号線、横須賀水道有馬系統の歩道整備の3路線が平成30年度におおむね工事が完了したということが主でございます。その中で、市道2号線については、一部用地協力が得られていない箇所がありますが、当面は完了となります。引き続き用地の交渉については取り組んでいきます。また、市道12号線においても、南側の沿線の用地協力が非常に難しいことから、北側までの整備で当面は完了となります。以上のことで、来年度の予算計上はしておりません。減額になった主なものでございます。その他、用地確保が困難なところは、工事予算としての予算要求というものはしておりません。
続いて、歩道の優先順位という点でございますが、自動車の交通量及び歩行者の通行の多い箇所、幹線、準幹線道路において、地元自治会や小中学校、PTAからの要望に基づき、交通事故防止や歩道の連続性、事業効果等、さまざまな観点から検討を行って事業を展開しているところでございますので、歩道の工事の優先順位という観点ですと、順位づけというものはございません。
3点目、西口の道路整備事業の全体の進捗ということでございます。西口地区の道路整備事業の中で取り組んでいる路線でございますが、上郷河原口線、市道59号線、市道61号線、市道307号線、市道62号線、市道1753号線の6路線でございます。今年度の3月末時点の進捗ですが、総延長、計画として2850メートルの計画のうち、1555メートルが整備が完了となっているところでございます。進捗率で言いますと、55パーセントの進捗率となります。
◎駅
周辺整備係長 4点目、駅前施設整備調査等事業費の北口駅前広場の整備時期ということでお答えさせていただきます。
海老名駅の北口駅前広場の事業については、今年度権利者との用地交渉の中で、用地買収、物件移転補償の契約を終えることができました。現在、北口駅前広場の設計を進めている中で、来年度、警察協議、それに伴う交通量調査というのを順次進めていく予定でございます。物件移転補償については、今年度の補正予算で繰越明許をいただいておりますので、来年度中の移転という流れになりますが、その後、用地については今、関連する相鉄の海老名駅の駅舎改良の北口改札から駅前広場におりる昇降施設、階段、エレベーター、エスカレーターの整備工事も入ってくる予定があります。先に駅前広場を整備するということは、関連する相鉄の昇降設備の工事等に支障が出てしまうことからも、できれば同時期に進めていくのが得策だと考えておりますので、整備時期としましては2020年度の途中から恐らく相鉄の昇降設備の工事が入ってくるのではないかなという想定はしておりますが、駅前広場の整備については、それに合わせた時期を見込んで進めていきたいと考えています。
◎
住宅公園課長 5点目、昨年補正をいただきまして、商工会議所のほうに事業連携をさせていただいた事業の内容ということですが、基本的には、今年度と同じ内容で事業を展開する予定でございます。1点違いを設けるといたしますと、今年度は予算がなくなるまでということで、わずか2日をもって予算が全て終了ということになったのですが、来年度につきましては、一定期間受け付け期間を設け、予算の範囲を超えた場合は抽せんといったことで今調整をさせていただいております。
ご指摘の消費税等の部分でございますが、基本、今年度予算をいただいた段階で、それまでやっておりました一般の分から助成金額を2万円上乗せさせていただきました。それによりまして、一定消費税増税分についての助成事業費としての内容についてはケアしていると考えてございますが、実際のところの下期にかける部分の景気の下支えみたいなところにつきましては、1度その前に事業をやらせていただきながら、改めてまたご協議させていただければと考えてございます。
◎工事係長 6点目の雨水管渠整備事業費の工事の予定箇所についてお答えいたします。
まず1カ所目といたしまして国分北一丁目地区になります。こちらは今年度終了した国分排水区の工事の上流工区になりまして、県道杉久保座間に雨水管渠を埋設する工事となります。工事内容といたしましては、内径が1.2メートルの雨水管を約250メートルにわたって埋設していくという工事になります。
2カ所目といたしましては河原口地区になります。こちらも今年度の続きになるのですけれども、河原口地区の上流部分について工事をいたします。内容といたしましては、70センチ角のボックスカルバートを約110メートルにわたって埋設していく工事になります。
3カ所目です。こちらは今里地区になります。今里地区の雨水処理は流末を永池川、入内島橋というのが中野にあるのですけれども、そちらまで管を埋設していかないと処理ができないような状況になっていますので、整備に関してちょっと時間がかかる工事になってしまいます。今、最上流、一番浸水しているところが社家コミセンのところですけれども、そこのところを先に工事をすることによって、今までよりは多少浸水が減るのかなということを考えておりますので、事業の効果を発現するために、先行して社家コミセンのあたりをやりたいなと思っております。
4カ所目といたしましては河原口幹線の流末の整備になります。こちらは過年度に相模川に樋門を設置したのですが、そのときに河川の工事がまだ進捗がしておりませんで、ここで神奈川県のほうで河川改修が終了いたしましたので、河川管理者からの指示によって、樋門の管理橋と、あと樋門をつけたときのつける条件として護岸の改修というのがありまして、そこの残った部分を来年度行いたいと考えております。
浸水しやすいところということになりますが、浸水しやすいところは周りが高かったりして谷戸になっているようなところは、どうしても上流のほうから道路の表面を雨水が流れてきてしまいますので、そういうところにはどうしても雨水がたまりやすくなってしまいます。そういうところをピックアップして、下水道課として整備を進めていっているところでございます。
◆戸澤幸雄 委員 それでは、順次再質問させていただきます。
1点目、若者定住家賃助成事業費でございます。これは毎年度10名程度という予定で取り組まれていて、だんだんふえてきているのかと思いますけれども、この中身については周知が浸透してきているという捉え方でよろしいのでしょうか。私は、これは非常にいい政策だと思っておりまして、若者に対してもすごくいい取り組みでありますし、市のイメージとしても非常にイメージアップに、若者を応援していくのだということで貢献できる事業だなと思っておりまして、電車の中でコマーシャルというか、宣伝しているようなものを見ますと、海老名市の印象自体が、これはいいなと思っているのです。この辺の実際に申し込まれた方からの声とかも含めて、どのような進捗をされてきているのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。
◎
住宅公園課長 PRの関係であります。あとは申請の状況といったところかと思いますが、開始初年度は、どちらかといいますと、ご心配な親御さんが、地方の方がホームページ等々で安心に住めるまちを探されて、海老名を選択なさって来ていただいたといったことがよく見受けられました。昨今、近いところですと、委員ご指摘のとおり、中づりの広告を見られて、学生みずからがこちらにご申請いただくといったケースがふえてございます。あと、我々所管としましては、年に2回ぐらい小田急線沿線の学校訪問をさせていただいて、一応PRには取り組んでいるといったところでございまして、一定線効果は出ているのかなと考えてございます。
◆戸澤幸雄 委員 非常に意欲的に取り組まれているなという感想を持つのです。これについては積み重なっていく事業だとは思うのですけれども、今後の取り組み方、年度を区切っているので、どこまでという予定でやられているのだと思うのですが、その効果測定も含めて、現時点で将来的な考え方がありましたらお聞かせいただきたいと思うのです。
◎
住宅公園課長 今後の事業の見通しといったところかと思いますが、スタート年度から基本的には何とか大学生を中心に考えていたものですから、何とか4年はまずやりたいなとは考えてございました。しかしながら、先ほどお話しさせていただいた10名の定員に対して、なかなかそこまで集まらないといったことがまず1つ、それと実は、29年度から30年度にかけましては卒業される方、当然皆さん、新入学生ではないので、そういった方々の居住の状況もちょっと見きわめながら、毎年度そのあたりをきちんと検討して事業は進めていきたいと考えてございます。
◆戸澤幸雄 委員 進捗としては浸透もしてきているし、イメージもアップしてきているのだと思いますので、今後も意欲的に取り組んでいただきたいというのが正直なところでございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それでは2番目でございますけれども、歩道整備事業費に関しましては、PTAとか要望いただいてやられているところもあって、いろいろな要素を加味しながら判断されているということだと思うのです。ただ、減額の理由として書いてある表現といいますか、「継続的な用地交渉路線が多いこと」という書き方をされていたと思うのですが、要は、ずっと用地交渉しているのだけれども、なかなか話が進まないということで、来年度は具体的な売買契約が結ばれるところが今のところは見えていないということなのでしょうか。ちょっとこの辺をお聞かせ願えればと思うのです。
◎幹線道路係長 継続的に各路線とも、これ以外にも実はやっている路線とかはあるのですけれども、非常に家屋が密集している地域が歩道設置の要望が多いのです。そういうところから、非常に時間がかかってしまっているというところで、用地交渉は継続的にやっているのですけれども、工事費のセットまでには至っていなかったというところで、そういうものも踏まえて、工事費が前年よりも下回った状況が31年度には見受けられるということでございます。事業が決して進んでいないということではございませんので、よろしくお願いいたします。
◆戸澤幸雄 委員 わかりました。いろいろな要素があるので、相手のあることですから、進めていく中で、年度によって波があるというのはよくわかります。そういうことで、来年度に関しては今年度よりも減りましたよというお話なのかなと思いました。
歩道整備に関しては、用地の必要性といいますか、非常に大事なところでもありますし、それから通学路で要望を出されたところに関しても、できるところ、できないところというのがあるのだと思うのです。特に海老名市の場合は、通学路で白線を引かれてカラーを変えてとやられているのですけれども、歩道としてしっかりしたものがあれば、もっと安全なのかなという声もあるのだと思うのです。その辺の今後の進め方に関しては、何か大きな計画を持ってやられるのか、それとも上がってきた要望、現時点での現状を踏まえて優先順位をつけながら、個別に粛々と進められていくのか、そういった大きな計画みたいなものはないのでしょうか。
◎幹線道路係長 計画としては、市内の道路網の整備計画というのは、実は道路マスタープランというもので位置づけしているわけですけれども、その中で、こういうところについては拡幅もしくは新設工事に合わせて歩道の設置というのは必ずしていくような形にはなっております。それ以外、歩道の要望が通学路は大きいので、可能な限り歩道の形をきちんととれるように、それに向けて買収等はやっているのですけれども、家が近接して、どうしても買収も難しいといった箇所については、先ほど委員からも出たように、白線を引いて、カラーの緑の着色をして、通行する車に注意を促すのと同時に、安全対策としてできる限りのことを市としても取り組んでいるという状況です。
◆戸澤幸雄 委員 できるのであれば、これは問題ないわけです。ただ、相手もいることですし、状況もありますし、なかなか難しい。だからこそ、そのままになっているところがあるのだと思うのです。この辺はできるところからやっていただくということで、なるべく早くということで要望させていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
3点目、次の西口地区道路整備事業費でございます。(仮称)上郷河原口線の進捗ですが、JRの下を通るところというのは、JRにお任せの部分でありますので、ここら辺は市で責任を持てとか言えない部分でもあるのだと思うのです。ただ、協議でありますとか進捗状況の報告でありますとか、それから問題点を共有したり、進め方といったことは具体的にはどのようにされているのでしょうか。
◎幹線道路係長 上郷河原口線の問題点とかそういうものは毎月鉄道事業者、相模鉄道とJRがいるのですけれども、3者で月1度定例会を開いていまして、そこで問題があれば、その都度対応していく、もしくは報告事項を受けて対応しているという状況で、逐一情報が3者で共有できるような環境づくりというものをして事業を進めているところでございます。
◆戸澤幸雄 委員 わかりました。ここはお任せするところはお任せして、できるところはやっていただいて、なるべく進捗を早めていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
4点目、駅前施設整備調査等事業費、海老名駅北口の件でございます。駅舎に関しては2年ずれ込んでいく。周りの駅前広場に関しても、そこに合わせてやっていかれるということは理解をいたしました。ただ、先に進められるのであれば、先に進めて、供用開始については同時に行わなければいけない部分があるのだとは思うのですけれども、一部車道でありますとか歩道でありますとか進められるところというのはあるのかどうか、それとももう駅舎の完成、すっきりと北口開設に合わせて工事を組まれていくのかどうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
◎駅
周辺整備係長 今、北口駅前広場整備事業ということで進めているものに対して、相鉄が進めている駅舎改良、先ほど少し触れましたが、北口改札が設置されて、北口駅前広場におりる昇降設備という建物ができる状況にあります。それを施工する際に、例えば重機の出入りの動線を考えなければいけないところもありますけれども、先に北口広場を施工したときに何らかの支障が出ると、またやり直しが出てしまう可能性もある。そこは後手後手になってくると、また開業が延びてくるという心配も出てくるわけです。これ以上開業をおくらせるのは非常に得策ではないので、できる限り早期の開業というのは、利用者ですとか地元の方もかなり要望されていると思いますので、そこはなるべく調整を図った上で円滑に進めていきたいと考えています。
◆戸澤幸雄 委員 ご答弁の中で、円滑にということで、これが全てなのだろうなと思いますので、危険のないようにしっかり進めていただければと思います。
5番目でございますが、住宅政策事業費、これに関しては、多くきた場合には抽せんになる。抽せんに漏れた方を、今のところで結構ですので、どのように考えていらっしゃるのか、お考えを伺いたいと思います。
◎
住宅公園課長 まず1度やらせていただいた上で、昨年の状況ですと、実際のところ、受け付け終了後といったところでは、当然日数の問題もあったので余り数が、思いを持った方が、では、どのぐらいいらっしゃるのかといったところの把握が正確に進んでいない状況かとは思います。そういったことで、ある一定の期間、受け付けを設けさせていただいて、その中で、31年度どのぐらいの方々がまずはいらっしゃるのかということを踏まえて、いろいろとまたご相談はさせていただきたい、現状その程度ということでよろしくお願いしたいと思います。
◆戸澤幸雄 委員 これに関してはやってみなければわからないことなので、言うことはできないのだと思います。(時間切れのブザーが鳴る)ただ、消費税対策という部分ではしっかり取り組まれていただきたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
◆鶴指眞澄 委員 それでは、私はちょっと多くて8項目についてお伺いします。
最初に1点目が、予算書の61ページで、私用電気料・水道料24万円でございます。これは中央公園内に設置されている自動販売機の電気料が含まれていますけれども、対象のものはほかの公園にはないのかどうかについてお伺いします。
2点目につきましては、歳入歳出関連性がありますので、歳入歳出まとめてお伺いしたいのです。最初は、歳入は予算書の61ページ、コミュニティバス利用者負担分、歳出は予算書171ページ、コミュニティバス運行事業費でございます。これにつきましては、先ほどのご説明の中で、委託方式から負担金方式へ変更ということの中で、予算については対前年比いずれも減少しているというところで、その減少理由は運行契約を変更したことによるということで予算説明資料にあります。金額が大きいので、もう少し具体的な内容で説明いただきたいということでお願いいたします。
次に3点目でございますが、予算書の171ページ、公共交通対策推進事業費でございます。これにつきましては相模線沿線活性化協議会を構成している自治体名についてお伺いいたします。
4点目、予算書165ページ、一般生活道路整備事業でございます。これも予算説明資料によれば、継続的な用地交渉路線は廃止したとして、予算額が対前年3100万円減額されたが、この廃止した路線名についてお伺いいたします。
5点目、予算書171ページ、地域公共交通実証運行事業費でございます。これにつきましては南部地域の公共交通に対するニーズを把握するための実証運行経費ですが、私、地元議員としては大いに賛同する事業でございますけれども、想定されているルートと実施される時期についてお伺いいたします。
6点目、予算書173ページ、住宅政策事業費でございます。これにつきましては魅力ある住宅づくり支援事業とうたっておられますけれども、具体的にどのような内容なのかについてお伺いいたします。
7点目、予算書177ページ、保全区域等指定事業費でございます。これの中で、緑地保全区域は市内何カ所指定しておられるのか、同様に保存樹木は何本指定されているのかについてお伺いします。
8点目が予算書389ページ、水洗化促進助成事業でございます。前年比270万円の増となっていますが、31年度何件予定されているのか、また、対象エリアはどの辺なのかについてお伺いいたします。
以上、よろしくお願いします。
◎
住宅公園課長 1点目、中央公園に設置しております電気、水道料金の歳入の部分でございますが、市内の公園は基本的に自動販売機の設置を認めてございません。しかしながら、災害ベンダーとして危機管理課のほうで協定を結んでおりますベンダーの自販機だけを設置しているといった状況はございます。中央公園の電気料につきましては、隣接の電柱から直接電気がとれないような距離感がございまして、あそこだけは、公園で使っております電気料とコカ・コーラから歳入をいただいて合わせてお支払いをしているといった状況でございます。
◎
都市計画課長 2点のコミュニティバス運行事業費は、平成30年度と平成31年度を比較しまして、歳入歳出それぞれ減額となっている、この要因は何ですかということだと思います。予算書上の数字は基本的に負担金方式によるものでございます。この負担金方式ですけれども、先ほどとちょっとご説明が重複しますが、今までは委託契約でしたので、全体の運行経費がかかる。それに対してバス事業者と契約をする。ただし、運賃収入については市の収入ということになりますので、それは後でバス事業者から歳入として市がもらうという流れでした。負担金方式の場合は、歳入を差し引いて、実際に運行経費に対する不足分を市が負担するというやり方ですので、お金の動きというのは少し変わりますけれども、市が負担をしている金額というのは、委託契約であっても負担金方式でも基本的に変わりはない状況になってございます。
ただ、歳入歳出それぞれ減額になっているというところですけれども、これは運賃収入が31年度は減額するのではないかと見込んでおります。現在も公費負担率というのは大分よい数字、50パーセントを切る数字で進んでおりますが、利用者が伸び続けるというのはなかなか厳しいところがございますので、利用者が少し減していくのかなというところから、予算上は運賃収入が減っていく部分というところが主なものになってございます。
続きまして3点目です。公共交通対策推進事業費の相模線沿線活性化協議会の構成自治体ですけれども、こちらは相模線沿線の自治体になります。茅ヶ崎市、相模原市、座間市、寒川町、海老名市の5市町と、あと神奈川県が入ってございます。そのほかに、それぞれ市町の商工会議所、商工会、それぞれの経済団体と、あとは相模線を運行しておりますJR東日本の横浜支社が構成メンバーになってございます。
◎
道路整備課長 4点目、計画を廃止した路線ということでございますが、一般生活道路の整備方針としては、路線内の全ての地権者の承諾により自治会要望として申請された路線に対して、順次進めていく事業でございますが、地元の総意による要望でもございますので、原則として計画を廃止するということはございません。
しかしながら、実際に現状を確認してみますと、承諾された地権者の中には用地協力まで承諾していないとか、そういう部分で用地に対して難色を示される場合もございます。このような場合は、自治会要望という観点から、地元自治会に対して再度地権者の承諾をいただくように求めるケースはございます。そういう中で、平成30年度は5路線を工事執行してきました。平成31年度の工事予定は2路線ということでございます。
一般生活道路の整備は地元自治会からの要望のあった路線について、路線内の全ての地権者に対し、道路線形や用地買収範囲等の説明を行い、全ての用地交渉が成立した路線から順次事業化してまいりますけれども、来年度については2路線という形になりました。廃止ではございませんが、今継続として要望が上がっていますけれども、未実施の路線については7路線あるところでございます。
◎
都市計画課長 5点目の地域公共交通実証運行事業費について、その中の想定しているルート、あとは実施される時期についてというご質問にお答えをさせていただきます。
南部地域の公共交通について実証運行するという考えを持っておりますので、運行地域というのは、門沢橋、中野、社家地域が主体となります。その中でも、公共施設ですとか鉄道駅、そういった利用頻度の高いと思われるところ、そういった施設とを結ぶ考えをルートとしては考えを持っているのですけれども、具体的にどういったルートにするかというのは、地元の方々のご意見等を踏まえながら決めていきたいと考えております。また、実施時期ですけれども、平成31年度の10月ごろを予定していまして、2年間を運行期間とさせていただきたいと考えてございます。
◎
住宅公園課長 まず6点目、魅力ある住宅づくり支援事業の内容でございます。平成29年度まで我々市で行っておりました一般住宅リフォームの進化復活版とお考えいただくと非常にわかりやすいと思います。一般的な住宅を対象として、工事費が10万円以上、上限2分の1の助成金、助成金の上限は10万円ということで、今年度補正をいただきまして、商工会議所の自主事業で、補助で事業を展開してございます。内容としては以上でございます。
続きまして、7番目の保全区域等指定事業費の箇所数でございますが、保全区域の箇所は全部で84カ所、樹木は193本といった数でございます。
◎下水道課長 8点目、水洗化促進助成事業、助成金の予定件数と対象エリアについてご説明させていただきます。
この助成金制度は、公共下水道の供用開始後3年以内に水洗化された方に建物1棟につき3万円以内の費用の一部を助成するものでございます。平成31年度の予定件数としましては100件、予算としましては300万円を計上しております。
対象エリアにつきましては、平成31年度に供用開始を予定している大谷南地区、平成28年度から平成30年度に供用開始をしている中河内地区、本郷地区を予定しております。
なお、平成30年度の実績ですけれども、58件で174万円となりました。
◆鶴指眞澄 委員 それでは、順次再質問させていただきます。
1項目めでございますけれども、ほかの公園は目的が違うということで対象外というご答弁でしたが、例えば中央公園の設置場所の敷地についての地代、この辺については地代をもらっておられるのかどうなのか、いかがでしょうか。
◎
住宅公園課長 電気料のほうですが、中央公園もほかの公園も災害ベンダーといった内容に変わりはございません。しかしながら、電気を独立でお支払いできるかできないかといったところに違いがございまして、中央公園はそれができないことから市のほうにお支払いいただいて、まとめて市でお支払いをさせていただいているといった状況でございます。
今ご質問の占用料のほうでございますが、先ほどお話しいたしましたように、あくまでも災害時の協定といった中で取り交わしをさせていただいておりまして、その中で土地の使用料については減免ということでうたってございますので、当然占用料はお取りしてございません。
◆鶴指眞澄 委員 例えば運動公園なんかに自動販売機を設置していると思うのですけれども、ここのところは電気料とか地代とか、徴収しないと、そういったことについてどうなのでしょうか。
◎
住宅公園課長 運動公園等につきましては文化スポーツ課の所管になるので、細かなところはわかりませんが、災害ベンダー、災害時の地震情報であったりとか、上にテロップが流れるものがございます。あちらの協定によって設置しているものについては同じ扱いになっているかと考えております。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。
2点目、コミュニティバスで、減少理由についてはわかりました。そして、これが平成30年と平成31年の年度単体で見た場合で、歳入歳出の歳出が多い分、差額、その比較を30年、31年を見ますと、650万円ぐらい31年度がふえているのです。実質市が支払っている額がそのくらいふえているということは、先ほど説明があった中で、運賃収入が減少するというお話があったのですが、そこら辺の理由ということでよろしいのでしょうか。
◎
都市計画課長 運賃収入の減も1つの要因ということで、約650万円です。この内訳ですが、まず第1に運行経費が増額している。運行経費というのは、バス事業者の人件費が上がったという部分がまず1点。それとあと、コミュニティバスが今運行しているもので一番古いものが平成18年から運行しているものになります。それが耐用年数が来ますので、新たなコミュニティバスを運行させなければいけなくなってございます。それに対する減価償却費が280万円ほどございます。なので、それを合わせますと650万円。概算ですと、運行経費の増が230万円ほど、それとあとは車両の購入経費、減価償却費分が280万円ほど、あとは歳入の減というところは140万円ほど、これを合わせますと650万円程度といった内容になってございます。
◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、契約内容を変更したから余分に出たという理解でなくてよろしいということでよろしいのでしょうか。
◎
都市計画課長 そのとおりでございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。
それでは、3項目めのところに入っていきます。協議会では主にどんな内容を協議されておられるのか、お伺いしたいのです。
◎
都市計画課長 この協議会ですけれども、JR相模線と、あとは沿線地域の活性化をどうしていくか。そのために相模線はどういったことをやっていって、利用促進を進めていくかといったことを各市町、それと経済団体一体となって、それにJR東日本も入っているのですけれども、取り組みを考えていこうという組織になってございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。今その中で活性化もやっておられるということですけれども、過日、私も一般質問いたしましたが、運動公園の近くに新駅の設置についての要望なんかは、この協議会で実際やられておられるのかどうなのか、その辺についてお伺いしたいのです。
◎
都市計画課長 この協議会のメンバーにJR東日本が入っておられますので、直接運動公園の新駅の要望ということは、この組織では行わないようにしよう。これはJR東日本が組織に入っていると、結局、いろいろな自治体が要望活動的になってしまうのです。ですので、そういったことは抜きにしまして、純粋に相模線の活性化、どういった取り組みをしたらいいかというのを鉄道事業者と一緒に検討していこうということでつくられている組織になってございますので、運動公園新駅の要望というのは行っておりません。これにつきましては一般質問等でお答えしておりますが、神奈川県の鉄道輸送力増強促進会議の中で行っているということになります。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。いずれにしても、そちらのほうでぜひ新駅の設置については持続性を持ってお願いしたいということを要望させていただきます。
次に4点目でございますけれども、廃止はしないということでございました。予算を見積もらなかった路線については、基本的に継続交渉については、自治会要望が主だという中で、自治会のほうで交渉しなさいというそんな考え方でよろしいのですか。
◎
道路整備課長 基本的には継続的な交渉ということで、自治会要望として上がってきたものに対しては継続的に交渉はしていきます。基準に合わないもの、先ほど言いました用地買収等の承諾が得られていないだとか、また、部分的な整備であったりだとか、4メートル以上に至らない幅員だとか、そういう基準的に合わないものに関しては、基本的には要望路線として受け付けはしないという形になります。基本的に受け付けたものに関しましては引き続き継続交渉していくという対応をしております。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。市が継続交渉していない、受け付けしなかったという理解ですか。そこでたまたま地域の努力で地主の了解も得られたという場合につきましては、その対応ですけれども、例えば補正予算をつくっていただいて、そういった方向で対応されるとか、対応はどのようにしていかれるのかというところです。
◎
道路整備課長 地域で交渉して交渉が成立した場合の予算の対応ということでございますけれども、地域での地権者からの承諾がとれた場合は非常にありがたいことですので、整備路線として順次進めてまいりたいと考えております。適切な時期に必要な予算の確保ということで行ってまいりたいと考えているところでございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。そういった地域の努力で地権者も納得したというところにつきましては、しっかりと対応していっていただきたいということをお願いさせていただきます。
次に5点目でございますけれども、南部ルートにつきましては、いずれにしても利用者側にとっては、回るルートによって、その場所場所によって、利用者ニーズがかなり相違があると思うのです。ルート選びは、先ほど地域と話し合いをするということも含めてご答弁いただいたかと思うのですけれども、その辺は10月までの間に実際に地域とどのような折衝していかれるのか、そこら辺についてお伺いしたいのです。
◎
都市計画課長 南部ルートの実証運行ですけれども、まずルートにつきましては、現在、勉強会方式で意見交換というものを地元の方々と行ってございます。地元の方々というのは、門沢橋、中野、社家地域で子育てをされている方、あとは自治会の代表の方になります。その方々がどういったルートを求められているかというのをまず意見交換させていただきたい。実際に今しているのですけれども、その後にその地域にアンケート調査を行いまして、そこでもどういったニーズがあるかというところも確認していきたいと思っております。そういった経過を経てルートというものを決めていきたいと考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 しっかりとやっていっていただきたい。あわせまして、停留所の設置ですけれども、これも場所場所によって大幅に開きが出てしまう可能性があると思うのですが、大変重要なところだと思います。私のほうでもいろいろと今のところ既に耳に入っているところでは、私、社家のほうについては、社家駅にぜひとめてもらいたいという要望も多く上がっているのですが、先ほどの説明の中で、駅については回りますよのような受けとめを私はしたのですが、そういった理解でよろしいのでしょうか。
◎
都市計画課長 沿線が相模線がございますので、そちらの相模線の利用というところも当然地域の公共交通としては必要なことだと思っております。ですので、私どもで今考えている中では、門沢橋駅、社家駅にはタッチしたいとは考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 ぜひよろしくお願いしたいというところですけれども、料金については徴収されるところですか。
◎
都市計画課長 2年間実証運行をさせていただくのですけれども、まず最初1年間は無償で実証運行したいと思っています。残りの1年間で有償運行、金額についてはこれから考えていきたいと思っておりますけれども、無償と有償をそれぞれ1年間ずつ行ってみて、どういったニーズがあるか、どういったご意見があるかということを検証していきたいと考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 わかりました。10月の実施に向けてですけれども、これは委託でやられると思うのですが、そこら辺の委託先はどうなのでしょうか、決まっておられるのですか。
◎
都市計画課長 委託先につきましては新年度に入ってから検討していきたいと考えてございます。
◆鶴指眞澄 委員 南部地域にこういった公共交通を走行させることは、私は大変よいことだと思います。今まで質問しましたルートを決めたり、停留所を決めたりしていかれるところですけれども、ぜひ地域の意見や要望などをしっかりと受けとめていただいて進めていっていただきたいということを要望させていただきます。(時間切れのブザーが鳴る)
終わります。
○委員長 暫時休憩といたします。
午後2時16分休憩
午後2時30分再開
○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
◆西田ひろみ 委員 それでは、6点お聞きいたします。
1点目は、予算書165ページ、市道62号線並木橋歩道橋架設事業費について、このところは、並木橋というところが駅の東西を結ぶ交通の要所、通学路や駅から居住地への動線となっていますので、周辺住民への理解を深めることが必要だと思います。そのために説明会を丁寧に設置していただきたいと思います。2月23日に国分コミセンで海老名方橋梁架設工事着工前の説明会が行われ、私も参加させていただきました。特に歩道に対する意見を初めさまざまな質問、意見が出ました。今後も横浜、新宿方橋梁架設工事、あるいは既存の橋の橋梁改良工事など、施工工事場面が変わる前に説明会を開いていただきたいと思いますが、市の計画ではどのようになっているでしょうかお聞きします。
2点目、予算書169ページ、住宅耐震改修等事業費についてお聞きします。直近、平成28年度から平成30年度、もし出ていれば、この3年間の木造戸建ての無料耐震相談会、一般診断、耐震改修費の補助の件数と金額について、あとはマンションの予備診断と本診断のそれぞれ3年間の実績についてお聞きします。
3点目、予算書の171ページ、地域公共交通実証運行事業費、南部ルートの実証実験のルートをつくるということです。先ほどいろいろ説明がありましたが、この勉強会をしている人たちの声かけの方法とか、この意見をどうやって今後取り入れていくのかというところについてもう1度お聞きいたします。
今度は4点目です。予算書171ページ、厚木駅周辺整備事業費についてお聞きします。権利者を主体とした組合施行による厚木駅再開発事業の現在の進捗状況について、特に組合認可申請状況についてお聞きいたします。
次が5点目です。予算書175ページ、街区公園等維持管理経費についてお聞きします。海老名市の公園数と管理の方法についてお聞きします。
次が6点目です。予算書の397ページ、雨水管渠整備事業費についてお聞きします。50.7パーセントの減は工事請負費の減となっていますが、具体的内容についてお聞きします。
◎
道路整備課長 1点目、並木橋工事の着手前の説明会ということでございます。これに関しましては、説明会として、先ほど委員からありましたとおり、2月23日に地元自治会を中心に事業説明会を開催させていただきました。基本的にはこの説明会をもってということで、以降の説明会の予定はございません。今後の並木橋改良工事に伴う通行どめ等の交通規制等の案内等につきまして、現在、海老名市ホームページにて掲載をしているところでございます。また、広報えびなの4月1日号にも掲載する予定となってございます。工事着手段階での具体の交通規制の周知方法といたしましては、自治会回覧、また現場作業掲示板がございますので、そちらに掲示をさせていただきまして、案内をさせていただくという形になろうかと思いますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
◎
まちづくり指導課長 2点目、住宅耐震改修等事業費の平成28年度から平成30年度の間の実績というところでお答えしたいと思います。
まずは木造住宅の関連からお答えしますが、補助金額につきましては全体の額で幾らとお答えさせていただきたいと思います。まず、耐震相談会につきましては、平成28年度につきましては3回実施し、20件の相談を受けております。次に平成29年度については年4回、10件の相談を受けております。平成30年度につきましては年4回、同じく10件の相談を受け付けております。
続きまして、木造住宅の一般診断につきまして、平成28年度10件交付しております。平成29年度につきましては8件、平成30年度につきましては11件、続きまして、計画作成という耐震診断を行った後の耐震の設計のような形のものになりますが、平成28年度に8件、平成29年度に7件、平成30年度に10件、続きまして耐震改修工事は、工事監理費といって、設計した責任者が現場がちゃんとできているかどうかという確認を含めたものとあわせまして答えさせていただきます。平成28年度は11件、平成29年度は7件、平成30年は8件になります。続きまして補助金額につきましては、平成28年度全体で1020万円弱、平成29年度につきましては700万円弱、平成30年度につきましては730万円強というところになっております。
続きまして、マンションの耐震診断に関する補助金を出している件数と金額になりますが、実績としましては平成27年度にしか実績がございません。平成27年度の時点で予備診断という形で21棟に対して約130万円の補助金を交付しているところになりまして、本診断につきましては今のところ実績がないということになっております。
◎
都市計画課長 3点目、地域公共交通実証運行事業費のうち、勉強会への声かけですとか、意見をどうやって取り入れていくかというご質問に対してお答えいたします。
この勉強会ですけれども、参加していただいている方は、地元の自治会、門沢橋、中野、社家の自治会の代表者の方になってございます。それと、あとは保護者で、特にお母様の視点ということで、門沢橋小学校と社家小学校のPTAというか、保護者の方々に入っていただいて勉強会を進めております。今後ですけれども、そういった方々からのご意見、それと先ほどもちょっと申し上げましたが、地域へのアンケート調査を行いまして、それを実証運行に取り入れていきたいとは思っておりますが、何分委託事業者がまだ決まってございませんので、委託事業者はこういった運行のプロになりますので、実際にルートも含めてバス停の位置、そういったものも安全性等を見ながら実証運行しなければいけませんので、事業者が決まりましたら、この勉強会にも入っていただいて、皆様といろいろな意見交換をさせていただきながら、実際の運行ルート等を決めていきたいと考えてございます。
◎
市街地整備課長 4点目、厚木駅南地区市街地再開発事業の現在の進捗状況でございます。準備組合では、組合設立に向けた同意収集を行いまして、人数、面積ともに目標とした9割以上の同意を取得することができまして、ことし1月末の総会において組合設立認可申請の承認を得たところでございます。これを受けまして、市では認可権者であります神奈川県と認可申請に係る最終的なチェック作業を進めている段階でございます。定められた法定手続の期間等を考えますと、今年度中の組合認可というのはちょっと厳しい状況ではございますが、新年度の早い段階で組合認可となるように進めてまいりたいと考えております。
◎
住宅公園課長 5点目、市内の公園の箇所数と管理の方法といったことかと思います。箇所数につきましては県立相模三川公園も含めて海老名のホームページにも掲載してございます。市内の公園数は178という数になってございます。
管理の方法につきましては、地元自治会の皆様やシルバー人材センターなどとの委託契約によって、パトロール、清掃の管理を委託しているといった状況でございます。
◎工事係長 6点目、雨水管渠整備事業費の予算の減となった内容についてお答えいたします。
まず大きな理由として、1つといたしましては、今年度施工をいたしました国分排水区の工事になります。今年度工事をさせていただいた国分排水区は、雨水管を道路の下に埋設するのですけれども、道路が曲線部分が多く存在しておりました。この道路に立て坑という縦の穴を掘って、中に推進の機械を入れてモグラみたいに押し進める工事を行うのですけれども、この曲線部分を押すために特殊な短い管というのが必要になってしまいます。こちらの管が単価的に非常に高かったということになっておりまして、今年度は予算が多かったということになります。
また、推進工法も曲線部分に埋設できるような、施工することが可能な推進工法をやるという必要がございました。来年度は、先ほどもちょっとお話ししたのですけれども、ここの上流、杉久保座間のほうに管を敷設するのですが、こちらの道路が直線となっております。こちらが直線となっておりますので、特殊な管ではなくて、普通の標準の推進管を使用できることが1つと、あともう1つ、推進工法の施工条件によって安価なものが採用できるという形になりましたので、これも1つの要因となっております。
2つ目の要因といたしましては、また今年度施工させていただきました本郷地区で、杉久保雨水幹線工事というのを今年度行いました。こちらは高座清掃施設組合のほうで公園を今整備しているのですけれども、そこの公園の下部に雨水用地がございまして、そこに公園を整備する前に雨水管を埋設する必要があったということで、こちらは単年度事業で行いましたので、来年度の予算には計上されていないということで、大きな減額となったものでございます。
◆西田ひろみ 委員 再質問をさせていただきます。
1点目の並木橋歩道のことですけれども、これきり説明はしないよという感じでございましたが、その中でも、説明会に参加していた中に障がい者の方もいらっしゃいまして、聴覚、視覚が不自由な方、肢体不自由な方、歩道の整備ということで、こういった方への丁寧な説明会は必要と思います。そういった団体へこちらから赴いていったり、そういったことは考えていらっしゃいますでしょうか。
◎
道路整備課長 障がい者団体等への説明ということで、説明会のときにもそのようなご質問がございました。早急にその後、代表者を通じて説明を行いました。わかば会館で3月12日10時からということで、こちらからお伺いをしてご説明させていただきました。13名の方が参加をしていただきまして、事業の内容について説明をしたところでございます。
◆西田ひろみ 委員 早速の対応、ありがとうございました。
それでは、次の質問として、歩道での自転車通行にすごい危険性が高いという現状から、自転車通行の空間をどのように確保していくのか、特に現在のところでは歩道の中に自転車が乗っているということで、本当に歩行者が危ない状況です。そういったところをどういうふうに確保し、それを徹底するための指導はどのように考えていらっしゃるでしょうか。
◎
道路整備課長 現在、並木橋の幅員ですけれども、自動車が通る車道の部分が5.5メートル、歩行者が通る歩道部分が1.5メートルという中で、歩道の1.5メートルの中を自転車が通っているという状況でもございます。基本的に道交法の中では歩道上を自転車が通っていいという形にはなってございません。あくまでも自転車は軽車両ということで、車道を通ることが原則となっておりますけれども、現実はそうにはなっていないというところでございます。
今回の整備によりまして、現況の橋の両側に2.5メートルずつ歩道を整備いたします。しかしながら、この歩道につきましては自転車が通れる幅員ではございません。現況の車道、今5.5メートルですけれども、両側に歩道をつくることによって、今1.5メートルの歩道を撤去しまして、全幅員が7メートルの車道になります。この中で、自転車の通行空間ということで、通行帯として通る幅員はないのですけれども、車と一緒に通るような形で、自転車の車道通行を啓発する路面標示、ピクトグラムといっていますが、自転車の絵を描いて、ここを通ってください。左端を通るようなそういう標示をして啓発していくということで考えております。
◆西田ひろみ 委員 そのように自転車に乗る方も本当は車道を通らなければならないといっていても、狭い道でそこの危険性があって歩道に上がってしまう。今度は新しくなると、歩道が2.5メートルということですから、もしかしたらそっちのほうにいってしまうかもしれない。車道も広がるけれども、歩道も2.5メートルになる。そういったところで、歩行者と自転車との共存、特にベビーカーとの共存、その辺の指導をしっかりしていただきたいな。ここは自転車は通れませんよという標示をきちんとして、そして当初の間は指導者が立つぐらいなことをしていただきたいと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
◎
道路整備課長 確かに歩行者も多く、自転車も多く通っておりますので、この辺に関しましては、説明会のときもそのような質問もございましたので、自転車は車道を通るようにという啓発の看板等は検討はしてまいりたいと考えているところでございます。
◆西田ひろみ 委員 看板等でうまくいけばいいのですが、ぜひそこのところに指導もしていただきたいと要望しておきます。
並木橋では、最後の工事が今ある車道のところの工事整備が一番大きな工事になって、時間もかかるかと思うのです。その場合、東西を結ぶ交通路、特に図書館の横のJRをアンダーで通る上郷河原口線がそのときにできていればいいのですけれども、並木橋のほうは、そこの道路が平成34年に着工するという予定になっています。その辺が東西を結ぶ道路というのが今本当にないところで、この辺の工事の予測はどのように考えていますでしょうか。
◎
道路整備課長 34年度に現道の部分に着工という形でございますけれども、そこに確かに上郷河原口線が完成をして供用開始していれば、分散がされるということも考えられます。今のところ、スケジュール的になかなかその部分は難しいのかな。基本的には夜間工事ということで考えております。夜間工事にいたしましても、夜の10時から翌朝の6時までという形で考えておりまして、極力片側で交互通行できる場合は片側交互通行をしながら、どうしても車両通行どめをしなければいけないという場合は、車両通行どめをしていくという形になります。その場合は、交通誘導員を配置しながら、迂回路等への誘導を予定しているところでございます。
◆西田ひろみ 委員 ぜひ安全対策を万全にとって工事をお願いいたします。
2点目、住宅耐震改修工事のことですけれども、木造のほうは年々と進んできているというところがありますが、マンションのほう、なかなか進んでいないというところは、対象マンション件数というのは今どのぐらいあるのでしょうか。そして、マンションの耐震化率についてお聞きします。
◎
まちづくり指導課長 我々が今のところ把握しています昭和56年7月以前に建設された分譲マンションというのは59棟ございます。その中で、自主的に診断をしていますよと聞いているのは2棟ありまして、こちらは耐震上問題ないと聞いております。先ほど言いました21棟、予備診断を実施したところについても、耐震上は問題ないという結果が出ているそうなので、こちらも耐震があると判断されるようであれば39パーセントぐらいになります。また、その21棟のうち、例えばマンション群の中で1棟だけ予備診断をやったというマンションもありますので、同構造で同じような形で問題ないのかなと考えられるとすれば、そういった意味ではおよそ33棟含まれますので、約56パーセントになるのかなと考えております。
◆西田ひろみ 委員 甘く見て、およそ56パーセント、半分ぐらいかなというところですが、この地域も首都直下型地震が30年以内に起こる確率7割以上となっております。ぜひここのところをもう少し必要ではないかという啓発のところを含めて、これからも頑張っていただきたいと思います。
3点目、南部の地域公共交通実証運行です。予算事業概要調書によりますと、移動手段を持たない妊婦や幼児連れの方などの交通弱者にとってというところが、こういう方を対象に実証運行をするということが書かれています。先ほどの勉強会の対象者は、子供連れとはいえ、小学校のPTAでありました。もっと小さなお子さん連れ、そこが一番問題だと思うのです。そういうところの声かけというのは今後どのようにしていらっしゃいますか。
◎
都市計画課長 アンケート調査は行っていきますし、あとは今後、勉強会に出席されている方々からの情報等を得ながら、その方であっても、お子さんが小さいとき経験されていると思いますので、そういった経験則といったものの中でちょっとご意見をいただきたいなとは考えてございます。
◆西田ひろみ 委員 さきの一般質問で、私も南部地域に住む子育ての若いお母さんからいろいろご意見をいただきました。その中で、南部の杉久保にはぐはぐ広場はらっぱがあっても、門沢橋とかあっちの地域から、西から東に移動するルートがないのだよという声がありました。今、公共施設とJR線の駅を結ぶというルートを考えていらっしゃるということでしたが、こういった東西を結ぶルート、そして本郷とか杉久保に住む方たちも、門沢橋駅とか社家駅に行けるルートにもなると思うのです。そういった視点でのことも考えていただきたいと思いまして、ここでの要望とさせていただきますので、ぜひそういった点も考えていただきたいと思います。そこのところは以上にします。
4点目、厚木駅周辺整備事業というところで、先ほどのお答えによりますと、地元の地権者の方たちは9割方がこの事業に賛同して、1月末に組合立ち上げの承認を得たということで、今県への申請中というところですが、今年度中、3月いっぱいには無理だ。来年度早々にはこれから頑張ってやっていくということでしたが、今回、この予算書でもかなり大幅な、270.5パーセントの増になっております。今後の事業の大きな見通し、その辺はどのようになりますでしょうか、お聞かせください。
◎
市街地整備課長 平成31年度、来年度には組合が行います建築詳細設計や権利変換計画の策定作業に対する補助をしていく。これが主な予算となってまいります。今申し上げました策定する内容のうちの1つの権利変換計画は、特に必要な手続を経まして認可を受ける、事業の中で重要な計画になってまいります。平成31年度から事業が大きく進捗していくこととなりますので、予算規模も増額となっております。市のかかわりですが、こういった助成支援をしていくことに加えまして、これまでどおり事務手続にかかわる技術的な指導、支援を継続して調整を進めてまいりたいと考えております。
◆西田ひろみ 委員 再開発事業ということで、その対象地域に住むその外の人たちのこともいろいろ考えていかなければいけないかと思うのです。例えば、風害とか騒音、道路の交通の安全、私もすごく感じているのですが、テレビの受信がすごく映りにくくなっている。大きな建物ができると、そういった影響が周りの人たち、再開発地域以外の人たちに大きな影響を与えると思いますが、その辺への対応はどのように考えていらっしゃいますか。
◎
市街地整備課長 これまでも地元の河原口、中新田の自治会の三役の方を通して状況の報告というのですか、調整はさせてもらっているところですが、今後も節目節目では計画の縦覧等の作業がありますので、そこで声を聞くことができます。それから、一番大きいところでは、工事が始まるということになりますと、これはまだ先ですが、今ですと32年度を予定しているところです。このときには車両の出入りも含めましてかなり影響があると思いますので、その辺についても近隣に必要な説明をしていくということを考えていきたいと考えているところです。
◆西田ひろみ 委員 ぜひ安全に配慮し、周りの人たちに配慮して進めていただきたいと思います。
5点目、街区公園等維持管理経費で、先ほど178カ所の公園ということですが、公園の中の遊具に設置基準などはあるでしょうか。ブランコがあったりなかったりとかいう声をお聞きしますので、その視点と、それから大きな公園にはみんなのトイレの設置をしていただきたいという声が上がっております。異性の親が付き添っていけない、視覚が途絶えることで不安な場所になってしまう、あるいはLGBTの視点からも、こういったみんなのトイレの設置は必要かと思いますが、その点についてお聞きします。
◎
住宅公園課長 遊具の設置につきましては、一般的に開発で提供いただくような公園の場合につきましては、ある程度遊具の数を決めて、その中から選択していただくような形でやっているところがございます。当然全ての公園にブランコがあるといったことでもございませんし、全ての公園に滑り台があるといった状況ではございません。それは公園の状況、あるいは提供者の考えによるような部分もございます。
2点目のトイレの関係でございますが、基本的に公園についてはトイレを今積極的に設置している状況ではございません。大き目な公園につきましては既に設置しているものもございますが、公園の場合は閉鎖されたスペースというのができますと、どうしても犯罪の後押しとなりかねない部分から、なるべく密閉された空間は減らしていきたいと考えてございまして、新規に今設置していくといったことは検討していない状況でございます。
◆西田ひろみ 委員 わかりました。みんなトイレの必要性は先ほど言ったとおりでございますので、今後は検討しないということですが、市民のアンケートなどをとって、これからも対応していただければと思います。(時間切れのブザーが鳴る)
◆氏家康太 委員 それでは、4点ほど質問させてください。よろしくお願いします。
1つ目が、予算書37ページの都市計画手数料の屋外広告物許可です。それと関連して、173ページの屋外広告物景観推進事業費ですが、まず最初に37ページのほうですけれども、屋外広告物許可の手数料が3.8パーセント増となっておりますが、この理由を教えてください。
次に、予算書61ページのコミュニティバス利用者負担分と、関連して、171ページのコミュニティバス運行事業費です。こちらについては、利用者負担分について約89パーセントの減となっておりますが、その理由を教えてください。また、31年度は334万円という金額がついておりますが、これはどのように見ればいいのか教えてください。
続きまして、予算書161ページの地籍調査事業費でございます。こちらも増減率で見ますと46.3パーセントの増となっておりますが、その理由を教えてください。
続きまして、予算書165ページの地点名標示整備事業費です。これは信号のある交差点で、まだ交差点の名前がついていないところに名前をつける事業かと思いますが、平成31年度は何カ所される予定なのかお伺いいたします。
以上です。よろしくお願いします。
◎
都市計画課長 1点目、都市計画手数料、屋外広告物許可の手数料が3.8パーセント増の要因についてお答えいたします。
屋外広告物の手数料ですけれども、29年度からちょっと増加傾向にございます。私どもとしては、具体的にどれだけの手数料というか、屋外広告物が出てくるかというのはちょっとわかりませんので、過去3年間の平均値で歳入を見込んでおります。そのため、29年度がちょっと伸びているところがございますので、計算上3.8パーセント増という形になってございます。
2点目のコミュニティバスの約89パーセントの減ということですが、これは委託方式から負担金方式になったことによっての減になります。これは実際に歳入として、委託方式ですと、毎月運賃収入分が入ってきたのですけれども、それを負担金方式で、運行経費から相殺してする形にしておりますので、その分が実際歳入からなくなっているというところになります。残っております334万円ですけれども、これは基本的に回数券収入になりまして、回数券は市が発行してございますので、その入ってきた分は市の収入という形になります。
◎
道路管理課長 3点目、地籍調査事業の増額の理由ということになると思いますけれども、今年度までは、地籍調査については委託と、管理の方法としては主に紙ベースで管理をしておりました。平成31年度につきましては、それに新たに地籍調査台帳システムという台帳を導入するということで、これにつきまして増額が生じたことになります。
◎
道路整備課長 4点目、平成31年度の地点名標示板の予定設置箇所ということでございます。まず中央三丁目に1カ所、中新田三丁目に2カ所、今里に1カ所、社家に1カ所、杉久保に1カ所、門沢橋に2カ所、本郷に2カ所、以上合計10カ所に設置する予定でございます。
◆氏家康太 委員 それでは、順次再質問をさせてください。
1点目、屋外広告物ですが、3年平均でということでした。これはまちににぎわいがさらにできてくる中で、例えばいろいろな事業所がオープンする中でふえていくものという捉え方もできるのですか。
◎
都市計画課長 当然事業者が屋外広告物に該当する看板等を設置する場合は、この手数料の収入ということになります。
◆氏家康太 委員 最近、各地でこういった屋外広告物が落下して、下の歩行者の方がけがをするような事故も起こっているようですが、そのあたり市としては、そういう危険な屋外広告物等々についてはどのような対応をされているのでしょうか。
◎
都市計画課長 屋外広告物は多数ございまして、基本的に広告物というのは設置された方、あとはその建物の所有者の方、その方たちがしっかりした管理をするということが前提になってございます。ただ、昨年では台風24号で横浜市で落下事故がございましたし、そういった危険性があるということは否めないと思います。ただ、積極的に市内の全ての看板をチェックするというと、今の課としてはなかなか厳しいところがございますので、道路パトロールの方ですとか屋外広告物の除却協力員の方々には、そういったところをご協力していただきたい。ただ、あくまでも除却協力員ですので、違反屋外広告物を除却するだけは権限を持っているのですけれども、危険性があるなというところに対して、それをご指摘することはできないので、その場合は市にまずご一報いただきたい。その後、私どもとして所有者もしくは設置者に対して改善等の指導をしていきたいとは考えてございます。
◆氏家康太 委員 今、違反屋外広告物除却協力員のお話が出ましたけれども、平成16年ごろから、当時は不動産であるとか、あとは090風俗といった関係の広告物が本当に目に余るほど市内各地に張られていて、例えばそういう風俗の看板が小学校の前の交差点の電柱にも張られたりして、本当に大変な時期があったのです。そのときに市がいち早く対応していただいて、違反屋外広告物除却協力員制度を立ち上げていただいたのですが、違反屋外広告物の現状というのは今どうなっているのか教えてください。
◎
都市計画課長 現状としましては今張り紙が大半になってございます。立て看板ですとかそういった風俗ですとか、そういった広告が15年ほど前はありましたけれども、現在、そういったものはもうほとんどなくなっている状況にございます。これはインターネット等が発展していっているということで、媒体として広告物は余り効果がなくなってきているのではないかと考えてございます。ですので、除却協力員の方々には、当然何か目についたことがあれば撤去していただく、もしくは市にご連絡いただくというところがございますけれども、今後新たなまたいろいろな違反屋外広告物が出てくるかもしれませんので、そういったところは私どもも注視していきたいと考えてございます。
◆氏家康太 委員 1番目の質問の最後に、協力員は今何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
◎
都市計画課長 現在25名の方々にご対応していただいてございます。
◆氏家康太 委員 わかりました。平成31年度も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2点目、コミュニティバス利用者負担分とコミュニティバス運行事業費の再質問をさせていただきます。回数券は市がやっているということで、市の収入ということでわかりました。例えば神奈中ですと、収益を上げるために車内で傘だとかスナック菓子類だとか、そんなのを販売しているというのも聞いたのです。例えばこの回数券事業もそうですし、何か収益を上げるような事業を考えるというのは市が考えるのですか、それともそういうところは、回数券も含めてですけれども、事業者と相談して決めているのですか。
◎
都市計画課長 回数券につきましては市が考えてございまして、回数券に有料広告を出していただく。それが市の収入という形になってございます。車内につきましては、基本的に市の判断になります。ですので、市のほうでいろいろそういった啓発的なもの、広告的なものが必要であれば、市が判断してやりますが、現状、車外の広告、車両に広告するそういった有料広告は、回数券と同じで市の収入という形になってございます。
◆氏家康太 委員 今度負担金方式に変わると、事業者の自助努力というところも出てくるのかなと思うのですが、さっきの神奈中の例ではないですけれども、そんなところもこれから考えたりするのですか。
◎
都市計画課長 今相鉄バスが行っておりますけれども、相鉄バスのほうでご提案があれば、そこは積極的に私どもも考えていきたいと考えてございます。
◆氏家康太 委員 わかりました。そうすると、その部分はバス事業者がその路線から収益を上げたということになるのでしょうか。そうすると、市は通さずに運賃の一部として収益を上げたということになるのですか。別にやると決まったわけではないのですけれども、そういう考え方でいいのですか。
◎
都市計画課長 例えば指定管理者制度のように、収益分が努力的な部分になって、その分事業者にはね返るというものではございません。実際に年間の運賃経費というのは、まず年度当初に決めさせていただいて、その中で運賃収入分を今までの委託方式のように歳入歳出するという手続をしないで、最初からそれを相殺した金額を負担金として市が払うということになりますので、そこにインセンティブ的なところはないのですが、私どもとしては、今のところは業務の負担軽減、それとその収入というものは市に1度入れなくていいものですから、運賃収入はそのままバス事業者の収入になります。ですので、それで資産運用できるというところを少しインセンティブという形で位置づけております。
◆氏家康太 委員 そうすると、平成31年度はあくまでも運賃の部分ですよということですね。わかりました。負担金制度になるので、何か事業者が努力をすれば負担金が減るのかなということも考えたのですが、平成31年度は運賃の部分というところだけですね。仕組みを理解しました。
続きまして、3番目の地籍調査事業費です。こちらは地籍調査台帳システムの導入に伴う増額ということですが、そのシステムを導入するとどういったメリットがあるのでしょうか教えてください。
◎
道路管理課長 このシステムを導入することによって、今まで委託に出していた部分の、まず、地権者の立ち会う前の必要な資料を職員のほうで作成ができるようになります。それから、確定後の地籍図も市のほうで作成ができるということで、地籍調査作業のスピードアップが図れるのではないかと思っております。それから、利用者側のメリットということになりますと、電子化することによりまして、地番を入れると、該当地がモニターで出るような形になりますので、窓口での対応がスムーズにできるということで、利用者の利便性も図れると考えております。
◆氏家康太 委員 そうすると、職務のスピードアップと窓口に来られた方も簡単に確認できるということで、スムーズに対応できるということですね。わかりました。
4点目、地点名標示整備事業費の件です。平成31年度は10カ所やるということで、これは信号がある交差点のみの事業ですね。
◎
道路整備課長 信号のある交差点に設置する事業でございます。
◆氏家康太 委員 例えば、家に来るお客さんに対して道を説明するのにも便利ですし、あと自分自身がどこかに行くときでも、カーナビなどに頼っていくときでも、信号の地点名はカーナビに出ますから、出かけるには非常に便利な本当に助かる事業ですが、中にはまだついていないところもあります。ついていないところというのは何か理由があるのですか。例えば市道ではないとか、市道と県道――でも、県道と市道が交差しているところにもありますね。なので、そのあたり何か基準があるのですか。例えばつけられないとかつけてはいけないとか、県道と市道が交わっているところはいいというのはわかりましたけれども、ほかに市道ではないところと交わっていて、つけてはいけないとかそんなところはあるのでしょうか。
◎
道路整備課長 基本的に設置をしてはいけない箇所というのはございません。県道と市道が交差する場所については、市道側は海老名市で、県道側は県のほうで設置をしていただくという形になります。今ついていないところに関しては今後進めていくというところでございます。
◆氏家康太 委員 そうすると、県道と市道でも県と協議して同じ名前をつけるのですね。
◎
道路整備課長 交差点は1つでございますので、同じ名称ということになります。
◆氏家康太 委員 私、ちょっと気になっている交差点がございまして、中新田鍛冶返線の大谷水門、これもすごいいい名前だなと思って感心しているのですけれども、そこから東側に行って、L字クランクの交差点の改良工事を今していて、あそこは十字路の交差点になるので、ここも名前がつくのだろうなとは思っているのです。名前をつけるときというのは誰がどのようにして決めているのですか。
◎
道路整備課長 地点名の名称の決定方法でございますけれども、もともと市内の各交差点には、以前所轄の警察署が独自で定めた交差点名というのがございます。これに基づきまして、その交差点名が現状にふさわしいかふさわしくないかを判断いたします。ふさわしくない場合もございます。例えば保健相談センター東側という交差点がございます。今えびなこどもセンターになっていますけれども、そちらと市役所の間に道路がございまして、そこの中間に交差点があります。そこは海老名警察署でつけた交差点名は以前の保健相談センター東側でございました。これは今ございませんので、えびなこどもセンターに変わっておりますので、今年度の事業でえびなこどもセンター東側という形で地点名標示を設置したところでございます。
そういう形で、ふさわしくないかどうかを判断して地点名称の案を作成いたします。地元自治会と調整を行いまして決定していくという形になります。海老名市でもたたき台として案を作成させていただきますけれども、あくまでも地元自治会の意見、要望を最優先に決定していきたいと考えております。ちなみに地点名称につきましては、その地域の字等の地名、また目印となる公共施設の名称が多く使われているところでございます。
◆氏家康太 委員 そうすると、警察があらかじめその交差点の名前を決めるときにも、地域のもともとの字等の地点名を参考に周りの施設とかで決めているのでしょう。警察が決めた地点名が問題なければ、そうすると、市は何か別の候補などは示さずに、これがどうでしょうかと自治会に見せることになるのですか。
◎
道路整備課長 警察でつけた交差点名がふさわしければ、それも1つの案として出す場合もありますし、市としてこっちにしたほうがいいのではないかということがあれば、そういう新たな名称をつけてご提示する場合もありますし、その辺は臨機応変に対応はさせていただいて、それでも地元はこういう名前がいいのだということであれば、最終的には地元の案を優先してつけていくという形になります。
◆氏家康太 委員 わかりました。そうすると、最終的には自治会が合意した案で海老名市行政も警察も納得して地点名となっていくということでよろしいのでしょうか。
◎
道路整備課長 地元と調整した後に警察とも最終的な協議をしますので、基本的に地元と調整してつけた名称については、警察も了解していただいているというところでございます。
◆氏家康太 委員 何度も丁寧なご答弁ありがとうございました。以上で終わります。
◆宇田川希 委員 私からは6点質問をさせていただきます。
1点目、予算説明資料の24ページのさがみ野駅前整備事業費について、こちらの事業費については、私も重立って平成27年12月、平成29年6月、平成29年12月、平成30年12月と、4回にわたり一般質問をしてきました。基本構想等策定に向かってということでいろいろと検討もされてきたかと思いますが、これまでの検討の経過及び来年度の進め方についてお伺いいたします。
2点目です。予算説明資料15ページの自転車駐車場等維持管理経費について伺います。自転車駐車場の維持管理経費として1053万5000円が計上されております。この予算の概要と、今後もこのような維持管理が継続されるのかお伺いいたします。
3点目は予算説明資料24ページの厚木駅周辺整備事業費について伺います。こちらは先ほど西田委員からも質疑がありました。それですので、内容についてはおおむね私も理解したところであります。そこで1点だけ質問させていただこうと思うのですが、市街地再開発事業を進めるには現在お住まいの方の移転などにかかわる補償が発生すると思います。これに対する補助はどのように考えているのかお伺いいたします。
4点目、住宅耐震改修等事業費です。予算説明資料22ページです。こちらも先ほど西田委員から質問がありました。実績等を先ほど質疑していたのかなと思います。私からは耐震関連の市民に対する補助の概要と、あと平成31年度に予定している事業の規模を教えてください。
5点目、道路用地購入事業費です。予算説明資料20ページになります。平成31年度の買収予定についてお伺いいたします。
6点目、予算説明資料の2ページになりますが、街路樹の維持管理について伺います。平成31年度は新たに樹木診断を行うとのことですが、診断の概要と予定箇所についてお伺いいたします。
以上6点、よろしくお願いいたします。
◎
市街地整備課長 まず1点目、さがみ野駅前整備事業費についてでございます。これまでの経過ですが、さがみ野駅周辺整備につきましては、平成28年から街頭アンケートや地権者アンケート、意見交換会のほか、委託によりまして地域の課題の整理、複数の構想案を整理してきた経過がございます。平成30年度、今年度の業務では、これまでの検討結果から得られた課題から大きく課題を3つ絞り込んできたところでございます。
まず1つは、一般車両と公共交通を分離する駅前広場、特に近隣公園方面から駅への歩行者通路、動線の改善、駅北口と南口が鉄道の終電から始発のとき塞がれてしまう。ここを終日通行可能にできないかといったところが課題として整理されてきたところでございます。また、現地の建築物の規模、マンションや商業の床の需要、こういったところについても検証を進めてきているところでございます。課題として挙げられました駅前広場は、現在の利用状況等から、駅南口において検討をする必要があると考えておりますが、南口の幹線道路が鉄道と並行しておりまして、駅前広場の位置や規模といった検討においては、警察等との調整が不可欠ということで、整備の実現可能の判断がこれによって絞り込まれていくのかなと考えているところでございます。
来年度につきましては、これまで検討した資料等を踏まえまして、駅前広場や歩行者デッキ等を複数案抽出しまして、実現可能な計画案の調整が図られますよう、警察等必要な関係機関との調整を進めた後、地元との意見交換もしくは勉強会につなげていければと考えているところです。
◎市街地整備課課長補佐 2点目、自転車駐車場等の予算の概要になります。自転車駐車場等維持管理経費は、海老名駅周辺の有料自転車等駐車場7カ所におきます老朽化した施設の修繕などに要する経費となります。主な予算内容としましては、東口立体駐輪場の長期修繕計画に基づく年次修理、また西口の駐輪場におけるラックの修繕などになります。
また、今後の維持管理につきましては、主に東口立体駐輪場におきまして、経年劣化や耐用年数に伴う設備の大規模修繕が見込まれています。これについては、海老名市公共施設再編(適正化)計画において、設備更新の前に施設のあり方を検討する必要がある施設として挙げられていることから、他の施設も含め総合的に自転車等駐車場の維持管理について今後検討してまいりたいと考えております。
◎
市街地整備課長 3点目、厚木駅周辺整備事業、市街地再開発事業の移転補償に係る考え方でございます。移転補償ですが、再開発事業においてはかなりボリュームのある項目になってまいります。具体的には、来年度の後半以降になってくるかと思うのですが、権利変換の認可後に移転補償の具体的な執行が始まってくるのかなと考えております。これについても補助要綱に基づきまして補助していくという考えでおります。これは、具体的には引っ越しに係る費用ですとか営業補償等が出てくるものと思っておりますが、権利者によりまして、実際に金銭が必要な時期もまちまちになってまいります。また、現地から引っ越して、そのままもう戻ってこられないという方も中にはいられるでしょうし、新しい再開発のビルができれば、そこに戻ってくるという方、さまざまなパターンが出てまいります。これらを今後事業の進捗に合わせて精査を進めまして、必要な時期に予算対応できるように進めていきたいと考えているところです。
◎
まちづくり指導課長 4点目、住宅耐震改修等事業費の市民に対する補助概要と、平成31年度に予定している事業ということです。
まず補助金の概要としましては、旧耐震基準と言われます昭和56年7月以前に建築された木造住宅やマンションに対するものになります。木造住宅に対する内容としましては、一般診断、改修計画書作成、耐震改修工事、現場立ち会い、マンションにつきましては、予備診断費、本診断費について補助をしております。このほかに今年度、補正の中で行いましたブロック塀の撤去についても予算の中で対応することになります。
平成31年度の補助金につきましては、木造住宅関連につきましては各15件ずつ、マンションの予備診断については3件、これは今年度と変わりございません。また、マンションに対する本診断については2棟、ブロック塀の撤去に関する補助については25件を予定しております。なお、これらの補助事業につきましては国の交付金を充当しておりまして、歳入予算であります住環境整備事業分(住宅・建築物安全ストック形成事業)の補助金を充てております。
◎用地係長 5点目、平成31年度の買収予定路線についてでございますが、中河内地内の市道8号線、西口地区道路でございます市道2671号線、(仮称)上郷河原口線及び市道59号線、中新田五丁目地内の市道428号線、門沢橋二丁目地内の市道602号線が買収予定の路線でございます。また、過年度からの継続案件でございます駅間地区のめぐみ町内にございます市道1753号線の路線につきましても、早期に進捗が図られるよう取り組んでまいります。
◎維持補修係長 6点目、樹木診断の概要と予定箇所についてでございます。
概要につきましては、樹木診断士により樹木の活力、根本や幹の腐朽状況、キノコ類の発生など、初めに外観の診断を行います。外観診断において詳細な診断が必要と判断された樹木について、機器を用いて腐朽空洞率等を測定し、樹木の健全度を診断するものになります。
予定箇所につきましては、緊急輸送道路の指定を受けております市道海老名駅大谷線の海老名駅入口交差点から市役所までの間を予定しております。
◆宇田川希 委員 順番に再質問をしていきます。
1点目、さがみ野駅前整備事業費についてであります。ご説明ありがとうございました。順を追って進めてきてくれているとは思うのですが、私も順序立って進めていきたいと思います。30年9月の一般質問で、市長答弁の中で「再開発事業というのは長い年月がかかります。物が建っているわけでありますから、その部分で私ども、やはり一定の方向性を地権者の皆さんに示しながら、皆さんとの意見交換などを踏まえながら、地権者の理解を得ながら進めていきたいと考えています」という言葉があって、その後に理事兼
まちづくり部長答弁の中で「今後、権利者の理解を深めるためには、当地区に合った整備手法や実現可能な計画づくりを含めた勉強会なども必要と考えております」ということであります。
確かに勉強会というのは私は必要かなと思います。というのも、いろいろ段階を経て、その地域の特性のことをよく鑑みて、いろいろな手法を考えてくれてきていると思います。ただ、地権者があってのことですから、これと決めるのはなかなか難しいと思うのです。最初のときも、大規模だったり、中規模だったり、小規模だったりという整備するような手法を掲げたわけです。これはどうしてかといったら、1回目に来たときに、何も資料がなかったら、ただ聞きに来ても何もわからないわけです。地権者の方もいらっしゃれば、自治会の方もいらっしゃるという中での話でしたから、私は今、大規模、中規模、小規模ということを進めてきて、そして基本構想案へ進めてきたことというのは決して間違っていないと思っています。
そういう中で、ただそういいながらも、手法を1つ1つ検証していく中で、理事兼
まちづくり部長答弁にもございましたけれども、これも1つの案であろうかと思うのですが、「土地利用の共同化、高度化とあわせて、広場などの空地を生み出す優良建築物等整備事業といった手法」も一案としてあると紹介をしております。この辺、こういった手法が出てきましたけれども、この辺の市の認識について、現況で構わないのでお聞かせください。
◎
市街地整備課長 整備手法についてまだ具体的に絞り込みが決定しているという状況ではないので、あくまでも現時点での考えということでお話しさせていただきますと、当地区の再整備を検討するに当たっては、再整備の代表的な手法というのは、今、厚木駅南地区でやっている市街地再開発事業というものになってまいります。これについては、権利者による建物の建てかえ、建てかえの後に共同利用といったことが必要になってまいります。
これをさがみ野駅の周辺で考えてみますと、厚木駅周辺のように、低層住宅が立地するエリアではなくて、もう既にビルなどによる高度利用がかなり進んでいるところになりますので、それとあと、ビルもそんなに老朽化だとか防災上問題があるという状況ではないように私は認識しているところですが、これらの建物を取り壊してというのは、権利者のお気持ちを想定した中でも、また権利者の負担を考えても、ちょっとこれは難しい部分もあるのかなと思っております。そうなってくると、手法としてはポイントを絞って、先ほどの課題の1つでもありました広場の買収をする、あるいはそういう用地を協力してもらうことで空地を出してもらって、建物を建てかえる優良建築物という事業も1つの候補かなと思っていますが、これも建物の建てかえが伴いますので、また地権者の意向も重要になってくるのかなと考えているところです。
◆宇田川希 委員 今回といいますか、先般出てきた優良建築物等整備事業というのは、私も視察等で芦屋市だったと思うのですけれども、そちらでもこのような整備事業を使ってやっておりました。しかし、建てかえ等が伴うということがあります。
市街地整備課長のほうでも今お話がありましたけれども、さがみ野駅前というのは、私もプロではないですけれども、素人なりに見てみますと、厚木駅は今、地権者数が相当多くて、建屋も昔からある木造の建屋が多くあります。さがみ野駅というのは、どちらかというと、RCでしっかりした建物、鉄筋構造でそこまで古くはない。ただ、地権者の数は少ない。ただ、地権者の持ち分の割合が偏っているという現状があります。
そういう中で、私も29年の際には、確かに建てかえということには触れていませんけれども、必要に応じた用地買収。というのは、どういう意味かというと、これは市長がマニフェストにもさがみ野駅前の南北広場の拡張ということを書いていたと思います。これは当然展望もあろうかと思いますけれども、私もそこには賛成していまして、ただ、南北広場をつくるだけではなくて、先ほどの冒頭に申し上げたたたき台がなければいけないということで、今段階を踏んできていると理解しています。例えば、用地買収といったものが当然相手あってのことですから、相手との協議の中で前に進むような感じもあれば、市としては前向きな考えも示していくという準備はあるのか伺います。
◎
市街地整備課長 用地買収ということになりますと、その整備する対象はまさに駅前広場ということになってくるのかなと考えております。市としましても、特に公共交通と一般車両の駅への寄りつきは、現時点では、特に南口に関しては相当混雑をしているという状況を認識しておりますので、そういった意味では、一般車両が寄りつくスペースというのを設ける必要があるなと考えておりますので、地権者の了解を得られて、場所の絞り込みができれば、当然その前には警察協議とか、本当にそこに設置できるかという絞り込みも必要になってくるのですが、前向きに考えていきたいと思っているところです。
◆宇田川希 委員
市街地整備課長おっしゃるように、人様の大事な土地ですから、当然そんな簡単に物事が進むとは私も思っていませんし、
市街地整備課長もそうだと思います。ただ、展望としては、送り迎えの車だったりというのも、20年来の地域要望が実って、さがみ野駅前に交番ができました。私は非常にうれしいのですけれども、形状が比較的小さい、交番自体が小さいということで、車の置き場がタクシー乗り場のところにスペースを借りて今設置されているような状況であります。おわかりのように、そこに車を置けば、またますます狭くなるわけです。狭くなるということは、混雑する時間のときはそれ以上にますます混雑してしまうという状況が発生するわけです。
ですから、そういったことも踏まえますと、私はいろいろこれから説明会、今までやってきて、先ほども説明がありました。いろいろ考えが固まっていないからということでありました。焦らせるわけではないのですけれども、私もさがみ野のそういう地権者の方たちと話す機会は当然あります。そういうときに、あれで終わってしまっているのだよななんていう話も聞きます。だから、そういう話の中で、皆さん興味を示しながら、何か新しいことが始まるのかななんて、そんな気持ちから入っているのだけれども、何だ、あれ、1回きりかと、ちょっとマイナスのイメージにとられてしまうと、皆さん、順序立てて建設的に物事が進むものが進まなくなってしまうのかなという懸念を感じているのです。
だから、そこで聞きたいのです。次年度、だから、4月から以降で、焦らせるわけではないのですけれども、説明会というものを打っていただきたいと思っているのですが、それについて市の見解を伺います。
◎
市街地整備課長 私どもとしましても、なるべく早くそういう状況には持っていきたいと思っているのですが、いかんせん、あの場所に、特に南口に関しては交通量が多い幹線道路沿いであるということと、これも決定ではないのですが、広場をつくるとなると、今線路側にある広場と道路を挟んで反対側のところにもう1つ広場をつくる。そんなイメージも考えられるのかなと思っています。そうなってきますと、歩行者を渡すデッキの配置ですとか、車が交錯しますので、どういうふうに信号処理をするのだとか、交通処理についてもちょっと当たりをつけていかなければいけない。これは委員のお話の中にもありましたが、特に地権者の土地の所有状況にかなり偏りがありますので、この場所にと思われてしまうと、その方はかなり構えてしまうところが出てきてしまって、ちょっと迷惑をかけてもいけませんので、少しそういった実現性についてもうちょっと絞り込みをしてから当たりたいというのが本音でございます。
◆宇田川希 委員 ぜひ慎重に対応をしていただきたいと思います。私も当然一緒に対応していきますので、よろしくお願いいたします。
また、先ほど答弁の中にもありましたさがみ野の南北をつなぐルート、さがみ野駅は3・11のときも、踏切が遮断してしまって、南から北、北から南に渡るのができなくなってしまうという状況が発生しました。そうしますと、昼間、電車が通っている時間ならいいのです。夜間になったときに、あの駅舎が閉まってしまうのです。ですから、その部分について前にもお願いをしてきました。そういう中で、現況お願いはしたのだと思うのですけれども、感触について伺います。
◎
市街地整備課長 これまでさがみ野駅の再整備を検討するに当たって、駅南北の24時間通行が今できていないということについては課題だと我々も認識しておりまして、鉄道事業者に投げかけをさせてもらっております。感触ですが、鉄道事業者も再整備も含めて前向きに考えてくれる姿勢を示してもらっているという状況でございます。
◆宇田川希 委員 ぜひともよろしくお願いしたいと思います。当然1回でどうのこうのという話ではないと思います。継続して交渉をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。この質問はこれで終わります。
2点目、自転車駐車場等維持管理経費についてであります。これは要望をさせていただきます。先ほど答弁にもありました東口立体駐車場であったり、西口のラック駐車場のことで、老朽化している。当然公共施設再編(適正化)計画等で今後管理計画もつくって進めていきたい。非常に建設的に進めていくような話でしたので、1点だけ要望します。
こちらは有料施設であるということからも、適正な維持管理により利用者の利便性を図っていくことが大切だと思います。海老名駅周辺は、相鉄線の海老名駅の整備に伴う北口改札の設置だったり、駅間、西口の民間開発など、これからも大きく発展していくことが想定されます。今後の海老名駅周辺の状況を見据えた駐車場の適正配置や運営について、そういった計画に沿って研究を進めていただければと要望をします。この件も終わります。
3点目、厚木駅について、こちらも要望という形にいたします。補償は非常に難しい問題だなと思います。ぜひ慎重に進めていただければと思います。厚木駅における事業というのは、先ほども私、ちょっと触れましたけれども、多数の地権者がいる中で、ようやく今スタートが切れそうな段階に来ていると思います。市においても初めての再開発事業であると思いますし、厚木駅は非常に難しい地形だなと私個人的には思っているのですけれども、地域の活性化には期待できる事業だと思っています。適正な補助執行によって地元の支援、自治会等もそういったことをよくホウレンソウしていただくことを要望させていただきます。こちらも終わります。
4点目、住宅耐震改修等事業費です。こちらは再質問させていただきます。耐震改修をさらに進めるための促進策だったり、工夫というのですか、平成31年度に計画しているといったものがあれば教えてください。
◎
まちづくり指導課長 例年におきましては、木造住宅の無料耐震相談会、自治会回覧や案内文書、広報、ホームページで耐震に関する啓発を行っております。また、最近では安全・安心フェスティバルの中でブースを設けまして、今年度も100名を超える方に耐震の案内を行っている状況でございます。このほかにマンション組合の定期的な状況確認も行っております。
来年度に行う新たな促進策としましては、希望する分譲マンションの管理組合に対しまして、旧住宅金融公庫である住宅金融支援機構によります耐震やリフォームへの融資とともに、高齢者向け返済特例というのがございまして、この融資制度の案内を検討しております。こちらにつきましては、この制度が実際にできるものなのかどうなのかということも含めまして、これから新年度に入りまして早々に機構に対してヒアリングを行って、この事業が実際に紹介できるものなのかどうかというのを確認して行いたいと考えております。
◆宇田川希 委員 安全・安心フェスティバルで100名のあったということであります。私も安全・安心フェスティバルとか何度か行っていますけれども、それなりの反応があるということでうれしく思うところです。
今、高齢者向け返済特例と言いましたね。これはどういうものなのですか。
◎
まちづくり指導課長 こちらにつきましては、60歳以上の方が行うリフォーム、耐震改修工事に関しての融資になりまして、この返済特例を利用しますと、元金は据置きのままで、申請者の方が亡くなるまでの間は利息のみの支払いでいいという特例の制度になります。このような制度があることによって、耐震工事に対する不安が解消されまして、耐震工事ですとか耐震診断に対して前向きになっていただけるのではないかなと考えております。
なお、先ほども紹介しました住宅金融支援機構につきましては、金融公庫の時代とは違いまして、住宅金融支援機構法に基づく民間銀行では融資の難しい事業に対してのみ直接融資が可能ということから、このような特例が設けられているということになっております。
◆宇田川希 委員 そういった制度があるのですね。こちらは要望させていただきますが、耐震対策というのは、震災から市民の生命を守る重要な施策であると私は考えております。また、対象になる住宅やマンションというのは、建築後38年以上経過しており、お住まいになっている方ももう結構高齢になってきているのではないかなと思います。市としてもさまざまな対策を講じていただき、1件でも多く耐震化が進むよう努力していただければと思います。
それでは、順番を変えて6点目、街路樹の維持管理、1点だけ質問させてください。市道海老名駅大谷線を対象路線と考えているということでありましたけれども、全ての街路樹を診断するのか、また、平成31年度以降の対応について伺います。
◎維持補修係長 診断する樹木につきましては20本程度を予定しておりまして、(時間切れのブザーが鳴る)今回診断する区間の5本に1本程度の割合を予定しているところです。平成31年度以降につきましても、街路樹の剪定時やパトロール等により状況把握に努めながら、維持管理の中で適宜対応していきたいと考えております。
○委員長 お諮りいたします。委員外議員の佐々木弘議員から発言の申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。よって佐々木弘議員の発言を許可することにいたします。
では、委員外議員の発言は簡潔にお願いします。
◆佐々木弘 委員外議員 ありがとうございます。5点お願いしたいと思います。
1点目、予算書の181ページの海老名駅自由通路維持管理経費について、市街地整備課ですけれども、平成30年度、今年度から新たな利用の手引を定めて運用してきていると思います。この間、この手引による運用によっての状況と、あと市としての運用の評価はどうなっているか、また、来年度、31年度はどういった考えで同じく維持管理をしていくのか、認識を伺いたいと思います。
2点目は、予算書173ページの住宅政策事業費で、住宅公園課ですけれども、魅力ある住宅づくり支援事業に関してです。事業を委託する商工会議所からは、施工する業者を商工会議所の会員に限定してほしい、そういった要望書が文書で市には来ていると思いますけれども、来年度そういった方式でやっていくのかどうか、伺いたいと思います。
次に3点目、397ページの雨水管渠整備事業費で、下水道課ですけれども、国分排水区の件です。30年度、今年度までで事業が完了するということです。31年度以降は、この地域の雨水管渠の整備はどういった計画があるのかないのか、また、どういった中身でやっていくのか、伺いたいと思います。
4点目、169ページの住宅耐震改修等事業費、まちづくり指導課ですけれども、ブロック塀等撤去費に対する補助制度に関してです。去年10月から制度が開始されたと思うのですけれども、この間今までの利用状況、何件ぐらいの利用があったのか、また、来年度、先ほどですと25件、件数を見込んでいるということですが、25件で間に合うのだろうなとした根拠というのでしょうか、考え方について伺いたいと思います。
最後、5点目で、171ページのコミュニティバス運行事業費、都市計画課ですけれども、昨年私も取り上げましたが、上今泉ルートの海老名駅西口バス停に関してです。こちらに関しては、屋根とかベンチが必要なのではないかという市民の要望もあるということで、市としては何らかの対応ができないか、研究はしていきたいと答弁されたと思います。来年度、この課題について対応する予算になっているのかどうか。また、そのときの答弁では、将来的にですが、本来は海老名駅西口のバスロータリーにバス停を移動させることが基本だという答弁があったと思うのです。来年度そのようにする考えなのか。
以上、よろしくお願いします。
◎市街地整備課課長補佐 1点目、自由通路の昨年6月に条例改正を行った後の利用状況ということだと思いますので、そちらについてお答えをさせていただきます。
昨年6月の改正によりまして、主に営利目的や一定規模以外の利用については承認を要しないということになりました。このため、利用件数などにつきましては把握することができておりません。ただ、所管課といたしましては、改正後につきまして、音楽活動などにつきましてはふえているのではないかと考えております。
また、31年度の維持管理につきましては、当該予算は海老名駅自由通路の指定管理料、保守等の維持管理に要する経費となっております。平成31年度につきましては、現在の指定管理者の指定期間が2020年3月末までで終わることになります。31年度は次期指定管理の期間に係る選定を進める年度となることから、この業務が31年度については追加業務という形で予算が増額となっております。
◎
住宅公園課長 2点目、魅力ある住宅づくり支援事業、住宅リフォームの業者を限定するようなご要望といったところでございます。確かに商工会議所のほうからご要望いただいておりまして、こちらのほうから研究検討といったところでお答えはさせていただいているところでございます。平成31年度につきましては、当然ご予算のご了解をいただいた上での事業展開といったことになりますが、現状の調整の中では昨年と同様のスキームを考えてございます。しかしながら、補助事業として商工会議所で行う事業ということになりますので、将来的には研究検討は必要だと考えてございます。
◎工事係長 3点目です。国分排水区の今後の工事状況という形になろうかと思いますが、今年度終了させていただきました杉久保座間線までと、そこから約250メートル北上していくのですけれども、国道246号の高架橋があると思うのですが、今ちょうどそこから1つ目の交差点、丁字というのですか、そこのところまで来年度と再来年度の2カ年の継続事業でまず整備を進めていきます。そこから東の上今泉二丁目のほうに向かっていきまして、小田急線の踏切を横断しまして、上今泉二丁目地区の雨水の処理を考えております。
◎まちづくり指導係長 4点目、ブロック塀撤去費補助の今年度10月からの利用状況ということです。申請が14件ございまして、当初見込んでいた15件に件数では届いているかなというところでございます。来年度25件一応見込んでおりますが、今年度の申請の件数、また申請のときの補助額、撤去の規模等を見合わせて、おおむねこのぐらいでいけるだろうというところで見込みを立てたものでございます。
◎
都市計画課長 5点目、コミュニティバスの上今泉ルートの海老名駅西口バス停の屋根、ベンチの設置、あと移設の関係等、利用者の方の利便性のことについて研究という発言に対してということですけれども、来年度予算としては、上今泉ルートの海老名駅西口のバス停の屋根、ベンチについては予定はしてございません。理由といたしましては、先ほど委員からお話がございましたけれども、暫定措置のバス停であること、将来的には海老名駅西口のバスロータリーに移設を考えてございますので、そこである程度さまざまな候補地を考えてはみたのですが、今なかなか厳しい状況だということがございます。
あと1点、西口のバスロータリーの移設は来年度あるのかというご質問に対してでございます。将来的に早ければ平成31年度で移設できればいいかと考えてはいるのですけれども、ただ現状、海老名駅間地区には文化会館と中央図書館がございます。そちらをご利用されている方も当然いらっしゃるところから、そういった方々の利便性等を損なわない何らかの方策ができた段階で考えていきたいとは思っておりますので、現在では来年度に西口バスロータリーに移設ということは予定はしてございません。
◆佐々木弘 委員外議員 では、順次再質問していきたいと思います。
まず1点目の自由通路維持管理経費についてです。状況は、また市の考えはわかりました。音楽活動の利用がふえているのではないかというお話でした。文字どおりの自由通路ということで、管理運営されているかなということで、また来年度もそういうふうにしていくのだろうと認識しました。ぜひよりよい自由通路となるように、来年度も運営していってほしいと思います。
2点目、魅力ある住宅づくり支援事業に関して伺っていきたいと思います。事業の主体が商工会議所になったということは、その目的というのでしょうか、背景も含めて理解はできる部分はありますけれども、一方で、こういった限定みたいなことをしてしまうと、商工会議所に入っていない事業者もいらっしゃいますので、そういった点で、税金を使った事業ですので、不公平感といった点とか、あとは憲法上も結社の自由というのが認められていますので、1団体に偏っての特定なことをするということは非常に慎重に考える必要があるのではないかと思いますので、こういった点も指摘を踏まえてぜひ検討していただきたいと思います。
3点目、雨水管渠整備事業費で、国分排水区の件はわかりました。毎回私もこの問題を取り上げ続けてきまして、いろいろ困難はあったと思うのですけれども、完了が30年度で一段落つく。それに加えて、さらに北上していくことを来年度もやっていくということでしたので、この点、地域の非常に重要な問題ですので、来年度も着実に進めていただきたい、これは要望にしておきたいと思います。
次に、4点目のブロック塀等撤去費に関して伺っていきたいと思うのですけれども、昨年の実績が半年で14件あったということで、31年度は丸1年ですから、単純に考えると、倍ぐらい利用があってもおかしくないのではないかと思っています。そういった点では、25件というのは倍には至らないということですので、25件の予算で足りるのか、その不安はあるのですけれども、そういったことは大丈夫なのかどうか、その辺の認識はいかがでしょうか。
◎まちづくり指導係長 件数で言いますと、今年度10月からの実績が14件ですが、金額で言いますと、300万円補正をいただいたうちの執行が100万円弱という内訳でした。これは1件当たりの補助金額が規模によって上限の20万円から、一番規模が小さいところでいきますと、3万円、4万円、そういった単位での申請があったところでございます。ここら辺の申請の規模、ボリュームを勘案しますと、件数では25件といっていますが、金額ではそれなりに見込んでいるのかなという見通しで予算を計上させていただいております。
◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。確かに件数で簡単には言えないという事情があるというのはわかりました。これはいい事業ですので、ぜひ周知徹底とか利用促進をよろしくお願いしたいと思います。
それと、この制度を提案したときに私も取り上げましたけれども、歳入の点で、先ほども別の委員の答弁でもあったと思うのです。国からの補助金、ブロック塀の撤去に関する部分は何か活用しているのか、また、そのときに取り上げたときは余りそういうのはないという話だったような認識をしておるのですけれども、その後半年ぐらいたっていますので、何かしら国から補助金等が使えるようなものが出てきたのかどうか、その辺はいかがでしょうか。
◎まちづくり指導係長 本事業は社会資本整備総合交付金の計画に入れまして補助金をとっていくという事業でございます。また、県の補助金の枠もございまして、新年度からは、条件に合った対象の事案については補助金を積極的に取り入れていきたいと考えてございます。
◆佐々木弘 委員外議員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。
5点目、コミバスの件ですけれども、西口のバスロータリーの件はわかりました。ただ、来年度も酷暑とか豪雨とか大雪というのは引き続き想定されるので、何もできないというのはちょっとまずいのではないかと思うのですけれども、再度認識を伺いたいと思うのです。
◎
都市計画課長 確かに昨年、夏も暑い日が続いております。利用者もいらっしゃいますが、ただ、駅間地区というのは今開発が進んでいる状況でございます。今のバス停も暫定ではありますが、利用者もおります。なかなか難しい状況ではあるのですけれども、私どもとしては西口のバスロータリーに移設をするということを第一に考えておりますので、(時間切れのブザーが鳴る)今後根気よく研究はしていきたいと考えてございます。
○委員長 ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。
以上でまちづくり部関係の質疑を終結いたします。
暫時休憩といたします。
午後4時10分休憩
午後4時20分再開
○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論を省略し、直ちに採決に入ります。
初めに、議案第40号について採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○委員長 起立多数であります。よって議案第40号 平成31年度海老名市
一般会計予算〔所管部分〕は原案のとおり可決されました。
次に、議案第44号について採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○委員長 起立全員であります。よって議案第44号 平成31年度海老名市
公共下水道事業会計予算は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。日程第1及び日程第2の委員会審査報告書の案文については正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文については正副委員長一任と決しました。
以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして
経済建設常任委員会を散会いたします。
(午後4時22分散会)...