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平成30年 9月 総務常任委員会-09月12日-01号

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  1. 海老名市議会 2018-09-12
    平成30年 9月 総務常任委員会-09月12日-01号


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    平成30年 9月 総務常任委員会-09月12日-01号平成30年 9月 総務常任委員会 総務常任委員会会議録 1.日時  平成30年9月12日(水)午前9時開議 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  8名         ◎久保田 英 賢  ○市 川 洋 一   市 川 敏 彦          松 本 正 幸   田 中 ひろこ   倉 橋 正 美          山 口 良 樹   福 地   茂 4.欠席委員  なし 5.出席議員  なし 6.説明員 22名         理事兼市長室長   萩原 圭一   同室次長      藤川 浩幸         文書法制課長    武井 聖子   職員課長      小松 幸也         IT推進課長    篠原 裕一   危機管理課長    野村 孝善         同課危機管理係長  安宅 道善
            財務部長      柳田 理恵   同部次長      伊藤  修         企画財政課長    清田  聡   同課財政係長    井上 雅文         管財課長      吉田  聡   同課営繕係長    今井 康生         納税課長      山本 聡一         市民協働部長    深澤  宏   同部次長      江成 立夫         地域づくり課長   外村 智昭   文化スポーツ課長  高田 俊一         窓口サービス課長  松崎  進         消防長       小林 直樹   同本部次長消防本部担当)                                     青木 利行         同本部次長消防署担当)                   二見 裕司 7.委員外議員  なし 8.傍聴者  (1)議 員 2名         西 田 ひろみ   吉 田みな子        (2)その他 5名 9.事務局  3名         事務局次長     安齊 准子   主事        長島 利恵         主事        二見 蔵人 10.付議事件  1.議案第60号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第3号)〔所管部分〕                                (以上平成30年8月31日付託)         2.報告事項 特殊地下壕等による道路陥没原因調査について         3.所管事務調査について         4.行政視察報告について         5.その他 11.会議の状況                            (午前8時58分開議) ○委員長 ただいまの出席委員は8名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより総務常任委員会を開きます。  本日審査いただく案件は、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  お諮りいたします。本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって傍聴を許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                   午前8時59分休憩                    午前9時再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  初めに、日程第1 議案第60号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第3号)〔所管部分〕を議題といたします。  財務部長説明を求めます。 ◎財務部長 議案第60号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第3号)のうち当委員会へ付託されております部分について、一括してご説明を申し上げます。  別冊補正予算書6ページをお開きいただきたいと存じます。第3表 繰越明許費でございます。10款教育費5項保健体育費海老名運動公園陸上競技場改修工事は、事業早期完成を図ることから年度をまたいで執行したいため、繰越明許費を設定するものでございます。翌年度繰越額は3億590万円でございます。  7ページでございます。第4表 地方債補正の1 追加と2 変更につきましては、後ほど事項別明細書の歳入20款市債の部分説明をさせていただきます。  9ページから歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。1 総括は省略させていただきます。  12、13ページをお開きいただきたいと存じます。2 歳入でございます。8款1項1目地方特例交付金補正額2294万7000円の増は、減収補てん特例交付金交付額確定に伴います増額でございます。  14、15ページをお開きいただきたいと存じます。最下段の箱でございます。18款1項1目繰越金の補正額3億8433万円の増は、前年度決算額の確定に伴います純繰越の増額でございます。  16、17ページをお開きいただきたいと存じます。1つ目の箱でございます。19款4項2目雑入の補正額1億5000万円の増は、海老名運動公園陸上競技場改修に伴いますスポーツ振興くじ助成金増額でございます。  2つ目の箱でございます。20款1項4目土木債補正額は2億1400万円の増でございます。内訳でございます。1節道路橋りょう債2億3650万円の増は、社会資本整備総合交付金の減額に伴います財源更正などでございます。それぞれの対象事業と増減の内訳は説明欄のとおりでございます。2節都市計画債2250万円の減は、社会資本整備総合交付金増額に伴います運動公園周辺土地区画整理事業債を減額するものでございます。同じく6目教育債1億5430万円の増は、海老名運動公園陸上競技場改修における財源として新たに市債を見込んだものでございます。  18、19ページをお開きいただきたいと存じます。3 歳出でございます。1つ目の箱の1段目でございます。2款1項1目一般管理費補正額163万3000円の増、2目文書費補正額333万2000円の増、6目財政管理費補正額828万4000円の増は、いずれも改元対応に係る庁内システムの更新に伴います増額でございます。  同じく8目財産管理費補正額287万6000円の増は、PCB廃棄物の処理などに伴います市庁舎等維持管理経費増額でございます。  同じく11目防犯費補正額268万7000円の増は、防犯灯電気料値上げに伴います防犯対策推進事業費増額でございます。  2つ目の箱でございます。2款2項2目賦課徴収費補正額91万2000円の増は、改元対応に係る庁内システムの更新に伴います収納事務経費増額でございます。  20、21ページをお開きいただきたいと存じます。1つ目の箱でございます。2款3項1目戸籍住民基本台帳費補正額271万2000円の増は、改元対応に係る庁内システムの更新に伴います戸籍住民基本台帳管理経費及び住民基本台帳ネットワークシステム事業費増額でございます。  2つ目の箱でございます。2款4項1目選挙管理委員会費補正額321万8000円の増は、改元対応に係る庁内システムの更新に伴います事務局一般事務費増額でございます。  少し飛びまして、30、31ページをお開きいただきたいと存じます。一番下の箱でございます。10款5項1目保健体育総務費補正額126万8000円の増は、ラグビーワールドカップに出場するロシアキャンプ地となったことから、周知活動などに伴いますラグビーワールドカップ普及事業費増額でございます。  同じく2目体育施設費補正額3億352万1000円の増は、トレーニング機器の再リースによる執行残に伴い、北部公園維持管理経費体育施設分)を減額する一方、海老名運動公園陸上競技場改修することに伴いますラグビーワールドカップ関連整備事業費増額でございます。  32、33ページでございます。2つ目の箱でございます。13款2項1目財政調整基金費補正額1億2579万8000円の増、2目新まちづくり基金費補正額1億円の増、3目公共施設等安心基金費補正税額1億5000万円の増は、いずれも今回の補正予算における財源超過額を、今後の財政需要に備えるため、それぞれ積み立てるものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆田中ひろこ 委員 ラグビーワールドカップ海老名に来るということなのですが、ことしの11月着手で、来年8月と伺ったのですけれども、国の組織委員会というのがあって、その求める基準があると思うのですけれども、その基準に合わせて工事は進められるのだと思うのです。  1点目、難しい点もあると思うので、その点についてどのような点があって、そして、どのような交渉があったのか、お聞きしたい。  2点目、ラグビーワールドカップが来なければ、来てと要請しなければ急いで整備する必要があったのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。 ◎文化スポーツ課長 それではまず、基準でございます。これは組織委員会からご提示されております。まずは、公認キャンプ地選定プロセスの応募の段階で、練習会場、あるいはジム、プール、宿泊施設といったもろもろ基準がそれぞれございます。ここでそれぞれを申し上げますとかなりの項目数になりますので、そういった基準に基づき、さらにはプロセスに応募した中で視察等がございました。そういったご指摘を受けた中で、その部分改修というのも今回取り入れてございます。  2点目、チームが来なかった場合というお話でございますが、この施設整備につきましては、まず公共施設再編適正化計画の中で運動公園の位置づけがございまして、その中で陸上競技場というのは平成3年に竣工され、その後、大きな改修をしてございません。そういった中で昨年、運動公園個別計画といいましょうか、海老名運動公園整備計画をつくった中で陸上競技場整備計画がございます。そういった中で今回、ワールドカップが来年に控えたという中では、陸上競技場を先行して実施し、ワールドカップだけではなくて、今後の市民利用にも生かされるような整備を実施してまいりたいと考えてございます。 ◆田中ひろこ 委員 もしロシアが来なかった場合ということが、やっぱり私はすごく心配かなとちょっと思ったのですね。今、説明がありましたけれども、運動公園の再整備計画が69億円ぐらいのということでお話を聞いているのですけれども、今の改修事業費というのはそこに入っているのでしょうか、入っていないのですか。 ◎文化スポーツ課長 海老名運動公園整備計画陸上競技場改修が入っているか、入っていないかでございますけれども、基本的には陸上競技場といいましょうか、運動公園にはやはり古い施設もございまして、老朽化対策を含めた再整備計画ということから、陸上競技場改修も入っております。 ◆田中ひろこ 委員 ご説明の中に、もし次の時期に、市民にとってよい利用の仕方というご説明があったと思うのですけれども、やはり3億円ぐらいもかけて改修するというのはすごく大きなお金なので、無駄にしないために、今後どのように施設を使っていけるのかという計画とかはあるのでしょうか。 ◎文化スポーツ課長 まさに施設長寿命化あるいは利便性の向上といったものを目的としまして、やはり先ほども申し上げたとおり、平成3年に竣工以来、大きな整備をしていないということから、特にピッチに関しては、芝の状況はある程度を保たれているという中で下地の部分ですね。ラグビーあるいはサッカー等、雨の日でも競技を行う中でかなり凹凸が激しいという面では、やっぱり安全面も今後考慮していかなければいけない。そういうところも含めまして今回、ラグビーとあわせて実施すると、当然安全面あるいは長寿命化といった目標に向かって今回整備をさせていただきたいと思っております。 ◆田中ひろこ 委員 3点目、最後の質疑ですけれども、ロシアキャンプというのは、事前キャンプ公式キャンプがあるということなのですけれども、公式キャンプなのですよね。そして、試合はどこでやるのか、何日間海老名市に滞在するのか。済みません、質疑が後先になってしまったのですけれども、その点を聞きたいと思います。 ◎文化スポーツ課長 まず、海老名市におきましては公認キャンプ地ということでございますので、試合会場ではございません。試合のスケジュールがございまして、その間、選手のコンディションづくり、あるいは練習会場としてキャンプ地がございます。その1つが海老名市ということでございます。また、期間につきましては、これは組織委員会からの通達によりまして明言できないということでございますので、ぜひご理解いただければなと思います。また、試合会場につきましては、神奈川県では、やはり横浜の日産スタジアムが決勝の地ということでございまして、そのほか、やはり各県、全国的な展開で行われるということでございます。 ◆松本正幸 委員 ロシアチームキャンプ地に決まったのには、いろいろな条件が出されたと思うのですけれども、その中でも体育館で、室内のウエートトレーニング場なんかをつくると聞いたのですけれども、どのぐらいの広さなのか。そして、ワールドカップが終わったらどのように使っていくのか、2つお願いします。 ◎文化スポーツ課長 まずは、トレーニングといいましょうか、ジムの設定につきましては、基本的には新たにつくるというよりは、基準がございまして、仕様でいいますと、屋内施設であること、あるいはチームメンバーの半数以上が一緒にジムセッションできる広さ、おおむね250平米を有しているものとか、更衣室においてはトレーニング中使用可能とか、そういったもろもろ基準がございます。そういった中では、ここも私の口からはなかなか言いづらいところでございますけれども、組織委員会からは施設名も挙げるなというようなところもございます。ただ、海老名においては、そういった施設がそろっているのはもう皆さんご承知のとおりでございますので、その辺はお察しいただければなと思います。ですので、ジムにおいては、新たに施設をつくるというよりは、トレーニング機器において。これについてはまだ明確な指示が来てございません。ただ、トレーニング機器においては、もう既にいろいろ選定されている部分もございます。この辺についてどのようにキャンプ地として整備していくかというのは、先日契約締結をさせていただきましたけれども、今後各キャンプ地において運用計画というのを組織委員会との間で取り交わされます。その中で具体的な方向性が示されるのではないかなと思っております。ですので、あえて施設をつくるということではございません。 ◆松本正幸 委員 最後、ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんが、トレーニング機器というのは、リースで借りるというふうなことをさっき言われたのですけれども、それはリースで借りられるのですか。 ◎文化スポーツ課長 ラグビーに特化した部分機種選定が明言されてございますので、この辺については無駄のないように、また、全国各地キャンプ地あるいは試合会場となるところと連携を図れないのか、組織委員会と今後詰めてまいりたいと考えてございます。 ◆市川洋一 委員 1点目、18ページの歳出の2款総務費の中で、文書費とか、財政管理費とかなんかで改元という話で、多分これは電算機改元に対応した修正のための費用だと思うのですが、平成が終わるわけで、西暦を使っていれば全然問題ないのかなと思うのですが、そこは日本政府の関係から平成という元号が出てきているわけですけれども、そう理解していいのかというのが1点目。  2点目は、8目財産管理費の中で、たしか説明の中でPCB多分除却というか、対応策だと思うのですが、まだPCBというのは残っておるのかどうかというところを確認して、また、今後どうなのかという方向性を確認したいなと思います。  以上、2点をお願いします。 ◎IT推進課長 1点目、改元対応システム改修なのですけれども、今現在使っているシステムに新しい元号をシステム上加えるものとして見積もりをいただいたものに対してです。西暦ではなくて、今現在のシステム改修に関しては、新しい元号を使ったもので、システム上にあるものとか、帳票類、印字しているものとか、その他平成が使われているものに関して新しい元号に切りかえるというスタンスなので、この中に入っているものに対しては西暦は今は考えていなくて、新元号を使うシステム改修でございます。 ◎管財課長 2点目、PCBの対応と、残っているものがあるのかどうかということですけれども、今回の補正については、市庁舎PCB保管施設としてなっております。保管している中のコンデンサー5台分の処分と運搬が今回の補正予算という形になってございます。残っているPCBというのは、まず保管の中でも、安定器とかトランスはまだ処理ができません。これは登録制になってございまして、処理施設から搬入していいといった通知が来て、搬入するものでございます。そういったところで、まだ処理ができないものもございます。また、実際に使用している中にPCBが含まれているものがあるかどうかというところは、これから調査をしていかなければいけないということがございます。 ◆市川洋一 委員 改元のほうはわかりました。  PCBというのは、じゃ、処理施設から通知、処理できるよということがあった場合にのみ、補正なりなんなりして、出さざるを得ないという状況が今は続いているということで理解してよろしいですか。 ◎管財課長 そのとおりでございます。登録も数量とかがありましたので、平成27年に変更の登録をして、中間貯蔵環境安全事業株式会社、政府の100パーセント出資の会社に登録をして、そちらのほうで受け入れ体制ができたかどうか。できたという通知が来て、初めて処理ができるものでございます。 ◆市川洋一 委員 どうもありがとうございました。よく理解しました。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本案に対する意見がありましたらどうぞ。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。
     これより議案第60号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第60号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第3号)〔所管部分〕は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第1の委員会審査報告書の案文につきましては正副委員長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文については正副委員長一任と決しました。  次に、日程第2 報告事項 特殊地下壕等による道路陥没原因調査についてを議題といたします。  理事兼市長室長説明を求めます。 ◎理事兼市長室長 きょう資料でお手元にお配りしておりますペーパーに沿ってご説明申し上げます。  7月に海老名小学校東側の斜面の上にある道路が一部陥没しまして、そこに旧防空ごうがあったのではないかという疑いがありまして、調査をしていたところ、また台風の雨でさらに沈んでしまいました。  そこで、ここで緊急調査を行いましたので、それについてご報告をさせていただくものです。内容につきましては危機管理係長からご報告させていただきます。 ◎危機管理係長 それでは、特殊地下壕等による道路陥没の原因詳細について(報告)という資料をご高覧ください。  平成30年7月18日(水)に、海老名市国分南三丁目23番付近の市道2044号線の道路の一部が陥没し、現在陥没箇所に砕石を入れて、応急措置している状況でございます。道路陥没の原因を調べていく中で、当該場所には、戦時中に旧軍等により築造された防空ごう、いわゆる特殊地下ごうが存在していたことがわかりました。現在、道路陥没の原因として特殊地下ごうが完全に埋め戻されていない可能性があると考えております。  つきましては、市民の安全・安心を図るとともに、迅速かつ確実な道路復旧を行うため、特殊地下うの延長の有無と陥没した空洞の範囲の調査を開始しましたので、下記のとおりご報告申し上げます。  下記をご高覧くださいで。1 契約名でございます。特殊地下壕等による道路陥没原因調査業務委託でございます。  2 契約の方法は随意契約でございます。  3 契約金額は1123万2000円でございます。  4 契約の相手方は、神奈川県横浜市中区尾上町6-83、復建調査設計株式会社横浜事務所所長山本敦典でございます。  5 契約期間につきましては、平成30年9月10日(月)から同年11月30日(金)まででございます。  6 調査方法でございますが、まず下の図をごらんください。黄色く示した部分の一部が陥没し、その下を確認した結果、概算ではございますが、黄色く示した形のように長さが約7メートル、幅が約2.5メートル、深さが約4メートル、おおむね70立米陥没していた状況でございます。また、左右に緑の点線で示した長方形が、昭和48年度特殊地下壕実態調査報告におきまして、当時手描きで示されていた位置を重ねると、おおむねこの位置に存在していたと推測されます。特殊地下ごうの大きさにつきましては、当時の記録を確認しますと、高さと幅がそれぞれ約2.5メートル、延長が約48メートルの約300立米となっております。  調査スケジュール調査方法のご説明を申し上げます。図とあわせてごらんください。昨日9月11日から調査を開始し、昨日は(1)地中レーダー探査を青い線のとおり実施いたしました。本日12日とあす13日につきましては(2)表面波探査というものを赤い線のとおり実施いたします。この調査結果を解析した後、9月下旬に陥没箇所の右側の1軒とその奥の1軒、計2軒の家屋事前調査を実施し、10月上旬に星印の場所、2カ所を今予定しておりますが、ボーリングを行います。  調査方法でございます。(1)の地中レーダー探査につきましては、図の位置に特殊地下ごうが存在していた場合を考慮して、広い範囲で道路アスファルト部分の直下に緩み、空洞が発生していないかを調査するものでございます。深さは約3.5メートルまで調査することができるものです。  次に(2)表面波探査につきましては、2メートル以上のかなり深い部分まで緩み、空洞を推定することができるというものでございます。この表面波探査により、その後実施する(3)家屋調査ボーリング調査の位置が確定されていくものになりまして、ボーリング調査につきましては、振動も伴うことから、2軒の住宅の中と外壁、また、敷地の現在の状況、家屋調査を行ってから実施いたします。ボーリング調査は星印の2カ所を予定しておりますが、ボーリングを実施し、空洞に到達した場合は、この空洞からカメラを挿入して撮影等を行い、空洞内部の状況を確認いたします。また、空洞が確認できた場合は、このボーリング箇所は埋め戻し工事を行う際の充填材を注入するものに利用できるため、塩ビパイプを入れて残す予定でございます。  以上、雑駁な説明ではございますが、報告とさせていただきます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑、意見に入ります。質疑、意見のある方はどうぞ。 ◆倉橋正美 委員 済みません、地元でございますので。僕が小学校のころ、この防空ごうはあったのですね。非常にきれいな清水が湧いていました。今さらなぜというような感覚であるのが地下ごうだと思うのですけれども、今回こういう形で、道路のところだったので、人的な被害、けが人、また、車等の損傷等もなかったので、やれやれかなと思いますけれども、過去の私どもの記憶からすれば、確かに地下ごうがあった。ただ、奥までは、当然水が来ていましたから、子どものときに探検に行きましたけれども、入ったのは10メートルぐらいしか入れなくて、それ以上はもう水がいっぱいで入れなかったという記憶があるのですけれども、グリーンの部分。これから地中レーダー探査表面波探査でやられるのですけれども、例えば民間地の中に空洞があった場合、道路ですとか、そういった部分の地下ごうに関しては処理できるのですけれども、もし民間地で空洞が見つかった場合の埋め戻しですとか、そういった部分に関しては行政が対応していくのか、それとも――そういった空洞が見つからなければいいのですけれども、見つかった場合、民間地である以上は民間の方の対応にお任せしなければいけないのか、その辺はどういう対応の仕方になるのでしょうか。 ◎危機管理係長 これが過去の資料どおり完全に特殊地下ごうという形でありますと、現在、国土交通省の要領に基づいて、旧軍、また、当時の地方公共団体が築造した防空ごうであった場合は、地方公共団体が主となって行うということになっておりますので、民地の下であっても、特殊地下ごうということではっきりわかれば、国の補助をいただきながら市でやっていくことになると思います。 ◆倉橋正美 委員 今回こういう道路陥没という目に見える形であらわれてきたのですけれども、当然市内にはまだまだ数多くの地下ごうがあったであろうと言われるような場所が数多くあると思うのですけれども、今後そういった部分への調査というものは入る予定があるのか、ないのか。また、調査依頼があれば対応できるのか、それとも陥没しない限り手をつけないのか、その辺の対応策についてはいかがでしょうか。 ◎危機管理係長 特殊地下ごうの実態調査は、毎年度ではないのですが、昭和48年度から始まっております。新しいところでは平成29年度で、こちらの防空ごうにつきましても、当時の資料ではこういった形であいていたところなのですが、平成7年度の調査結果では埋め戻し済みということで、入り口が閉鎖されていたということになります。ただ、今回のように完全に埋め戻されていたのかどうかといったところもございますので、今後、過去の資料を洗い出して、調査のほうを検討させていただきたいと思っております。 ◆倉橋正美 委員 当然過去の遺物と言えば遺物だとは思うのですけれども、これがあることによって生命が守られたという部分もあるかと思いますけれども、市内には数多く、かなりまだ点在しているのではないかなと思います。そういう部分の中で、確かに地主からすれば寝耳に水というところもあるのかもしれませんけれども、その辺のところ、心情も踏まえて、調査に入る場合、それとあと修復に入る場合、近隣への配慮もぜひ忘れないでやっていただければと思います。 ◆福地茂 委員 これまで防空ごうに限らず、路面下空洞の件をいろいろ質問させてもらったところでございます。地域防災計画にもきちんと定期的というのでしょうか、しっかり調査していくということも載っけていただきました。つきましては、こういう目に見える陥没があって、なおかつ何もないうちに、事故がないうちに済むならば、それは本当にラッキーというのでしょうか。そうではない路面下空洞がかなりあるのではないかなと思うのです。ですから、地域防災計画にも載っけてもらいましたので、ぜひともこつこつと、特に緊急輸送道路なんかは調査していただきたいなと思うのですが、理事兼市長室長、いかがでしょうか。 ◎理事兼市長室長 今、担当でも答弁したように、特殊地下ごうの場合、市がやる責務がありますので、過去の資料ももう1回洗い直しながら、可能な限り調べていきたいなと思います。  ただ、全て資料がないとそこに穴があるかわからないので、いろいろな地権者の方からお話を伺えれば、そういう申し出があった場合には積極的に調べていきたいなと思っております。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑、意見もないようですので、質疑、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑、意見を終結いたします。  本件は報告でありますのでご了承願います。  次に、日程第3 所管事務調査についてを議題といたします。  所管事務調査については、昨年11月以降から本委員会として1年間のテーマを持って進めてまいりました。テーマとしては、1つ目、総合計画について、2つ目、マイナンバー制度についてとし、それぞれのテーマについて所管部から資料提供、ヒアリングなどを実施させていただきました。また、マイナンバー制度については先進市への行政視察も実施いたしました。行政視察の結果報告については後ほど視察報告でご報告をさせていただきます。  これまでの所管事務調査の結果については、調査実施日ごとにまとめ、取りまとめたものを本委員会から議長に報告することで、所管事務調査の終了とすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって議長に報告し、所管事務調査を終了することといたします。  この所管事務調査に当たり、所幹部の皆様にはご協力をいただき大変ありがとうございました。今後も情報提供をお願いすることもありますので、どうぞよろしくお願いいたします。また、所管事務調査については新たなテーマを設定して進めていく予定でありますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。  本件について、各委員から何かあればよろしくお願いいたします。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ないようでしたら、本件については以上とさせていただきます。  暫時休憩といたします。                    午前9時35分休憩                    午前9時36分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第4 行政視察報告についてを議題といたします。  毎年議員が行っている全国の先進自治体の行政視察について、市民の皆様に対しての説明の場とあわせて、施策立案の参考にしていただくため、この場にて報告をさせていただくものであります。  初めに、全体の概要を私から説明させていただきます。その後、実施日ごとに各担当委員報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくおつき合いのほどお願い申し上げます。  それでは、視察報告を始めさせていただきます。総務常任委員会では、平成30年5月16日から18日までの3日間の日程で視察を実施させていただきました。  1日目は、宮崎県宮崎市のきずな社会づくり条例についてというテーマで、新たなまちづくり、その自治会組織においての取り組みを条例化されているというような先進的な取り組みをされているということで、宮崎市にお伺いしました。  2日目に関しては、宮崎県延岡市、テーマとしては働き方改革の取り組みについてということでお邪魔をしました。これは、フレックスタイム制を導入した形で、新たな取り組みとして、まだ全国的にも珍しい例ということで、働き方改革の視察をさせていただきました。  3日目については、宮崎県都城市にお伺いをして、マイナンバーカードの交付率向上の取り組みについてということで、これは先ほどもお話をさせていただきました、ことしから取り組んでいる所管事務調査において、所管部からご説明をいただいたときに、マイナンバー交付率が全国1番なのは都城市だという情報をいただきましたので、その点に関してどのような取り組みをしているかということで受け入れをいただいて、視察してまいりました。  なお、視察先からいただいた資料等がございますので、後ほど関係部署にお渡しをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、それぞれの委員から、視察内容について報告をさせていただきたいと思います。まず初日、5月16日、宮崎市の視察内容について、市川(洋)委員、市川(敏)委員が担当しております。代表して、市川(洋)委員から発表をよろしくお願いいたします。 ◆市川洋一 委員 視察結果報告をさせていただきたいと思います。  目的は、宮崎市で取り組んでいるきずな社会づくり条例について視察してきました。宮崎市といいますと、人口が40万人、海老名市の大体3倍相当、面積が643平方キロメーター。海老名が26平方キロメートルですから、大体24倍ぐらいある市です。ということで、非常に大きな市ということで、条例制定の背景は、自治会が地域住民の親睦ときずなを育んできましたが、近年、やっぱり複雑化、多様化して、自治会での問題解決が困難となっているという状況がさまざまなところで見受けられるということです。自治会加入率も年々低下して、地域のきずなが失われつつあるという中で、市政運営にも支障が出てきていることが懸念されるということから、今回きずな社会づくり条例というものができました。  主な取り組みは、宮崎市では、平成21年から地域まちづくり推進室をもとに地域まちづくり推進委員会というものを立ち上げて、地域課題の解決に取り組んできました。ただ、住民のつながりの希薄化だとか住民参加の低下、結果、自治会加入率が低下しているということで、26年からきずな社会づくり条例を制定して活動を展開しているというのが大きな流れでございます。  その間、平成18年からの取り組み内容その①、自治区の設置ということで、地域の住民の意向を行政に反映させるために、行政と地域住民や地域の諸団体等が協働して担う地域づくりの場というふうなことを主に展開しています。それと、行政の一部の事務を処理する――あれだけの広い面積ですから、窓口サービスというものをそのような地域へ置いているということです。要は地域自治区制度についてというものを18年から展開している。  取り組み内容その②としましては、さらなる住民主体のまちづくりのために、地域コミュニティ活動交付金というものを創設して、ある地域、住民が何かやりたいということに対してお金を出そうというふうなことをやっています。財源としては地域コミュニティ税の導入ということで、これは1人年額500円を税金とは別に集めて、それを各地域のイベントをやるだとかなんかに充てている。ただし、それの財源としてそのようなことやったのですけれども、やはりうまくいかないで、現在は一般財源で8600万円ほど賄っているという状況です。それで地域まちづくり推進委員会を設置して、展開してきた。  取り組み内容③というのは、26年に、住民と市長とのふれあいトーク、海老名市でいえば、今行われている市長タウンミーティングと同じなのですが、そのような中で良好な地域コミュニティを形成し、人と人とのきずな大切に、支え合い、助け合う社会の再生を目指すためにとの要望が強く出されて、市民と行政が共有できるまちづくりのビジョンの構築を求める声が上がりました。そのようなことから、宮崎市自治会及び地域まちづくり推進委員会の活動の活性化に関する条例ということで、通称きずな社会づくり条例というものをつくって、この中で、自治会加入率向上策として、住宅関連事業者と協定を結び、マンション等に入るときの自治会加入のお願いをしているというのが実態でございます。大体この3つのステップで今までやってきたということです。  まとめとしまして、18年の自治区の設置に始まって、住民主体のまちづくりのために、地域協議会であるとか地域コミュニティ活動交付金等を経ながら、きずな社会づくり条例を制定してきた。このような活動を通じて、自治会長より自治会への加入促進がしやすいとか、広報誌での啓蒙、加入強調月間時の加入実績が過去10年で最高となったとの効果が得られているとお聞きしました。そのようなことで、自治会の加入率低下が全国で問題化しているというのが、ひとつ宮崎市の例からも我々として参考になったのではないかなと思います。宮崎市ではきずな社会づくり条例を制定していますけれども、これは地域住民のまちづくりに寄与していると言えると思います。ただ、この条例は理念条例であって、一般条例と比べて、精神論での意識、方向づけを狙っているものでございます。  これは向こうからいただいたパンフレットと自治会加入率の推移ということで、写真でおさめています。  これも自治会への加入促進パンフレットでございます。  以上でございます。市川(敏)委員、何か補足があれば……。(市川(敏)委員「いや、ないよ」と呼ぶ) ○委員長 それでは、1日目の宮崎市についての報告を終わります。質疑等に関しては全部終わって、後ほどお願いしたいと思います。  2日目、延岡市に関しましては、田中委員、山口委員が担当となっております。代表して、田中委員からご報告をお願いいたします。 ◆田中ひろこ 委員 延岡市の報告をいたします。皆さん、お仕事がおありでしょうから、さくさくと進めて終わりにします。答弁は山口委員がしていただけると思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  1枚目なのですけれども、2日目に延岡市に行きまして、働き方改革に取り組んでいるということで、ぜひ海老名でも、もう進めていらっしゃるのですけれども、どうなのかなと思って行ってきました。  2枚目なのですけれども、延岡市では職員の心身の健康とか、能力が十分発揮できる職場が大事だということで、エンジョイ延岡、エンジョイ市役所という名前、ネーミングが私はすごくいいなと。ハッピー海老名とか、エンジョイ海老名とか、すごく取っかかりがいいなと思いました。市民のサービス向上にもすごくつながることだし、労働生産性の向上という意味で、これはすごく大事なことだなと思ったのですが、平成29年度に延岡市役所働き方改革本部を立ち上げたということで、基本方針と実行計画の策定をされました。時間外勤務ガイドラインを作成しているということでした。  これを進めるに当たって延岡市役所働き方改革推進本部を設置して――すごいですよね――、そこに総括副市長を本部長として、各部長が構成メンバーとなっているそうです。そのほかに働き方改革として、担当理事と課長職でプロジェクト会議を設定して、若手と係長級の職員がワーキンググループをつくって、進めています。とても具体的だなと思いました。  29年度につくった計画では9つのアクションプランを掲げて、働き方改革というのはみんなで取り組むのだよという意欲をすごく感じました。私たちが行ったときにはもう半数程度の取り組みが完了したということでした。  特に取り組みのうちの1つとしては、先ほど言いましたけれども、時間外勤務を適正に実行するということがポイントとして挙げられていたのが印象的でした。これは組織としてやるのだ、管理監督者としてやるのだ、職員としてやるのだということで、3つの視点からそれを具体化、明確化しているのがすごくすばらしいなと思いました。  実行計画のうちの取り組みの1つでは、推進月間をつくって、海老名でも早く帰りましょうみたいなのをやっていると思うのですけれども、具体的に言うと、働き方改革に関する説明会をやったり、出前講座をやったり、講演会の実施をしたり、すごくさまざまなことをやられているのですね。特に私が一番印象に残ったのが立ち会議と言って、座らない会議です。立ったままやると、長く体力が続かないので、短く終わる、あっ、これいいかなとすごく思ったのですけれども。それと、サテライトオフィスというガラス張りの整備をしたり、働き方改革推進リーダーと働き方改革推進員の配置というのも本当に具体的に取り組んでいました。  その中でも、ゆう活という夕方の活動と時差勤務が実施されていて、ゆう活というのは、ノー残業デーでとして水曜日と金曜日は7時30分から16時15分までと決めて、退勤後の時間を有効に活用しましょうねという呼びかけをしていました。水曜日と金曜日においては原則16時以降の会議や研修は設定しないよう各課にも協力を呼びかけたということです。そういう具体的なところではアンケート調査も行って、その効果をちゃんとやっているというのがすごく印象的でした。  以上、説明しましたけれども、海老名でも具体的な取り組みというのがすごく必要だなと思いました。延岡市の人口は12万人なので、海老名と本当に近いので、こういう取り組みというのは市民にとってもすごく大事なことだと思いました。  以上です。山口委員、あとはお願いします。ありがとうございました。 ○委員長 それでは、3日目、都城市でございます。福地委員、倉橋委員が担当でございますけれども、代表しまして、福地委員から発表をお願いいたします。 ◆福地茂 委員 それでは、都城市、マイナンバーカードの制度についてをご説明いたします。  まず、目的ですが、先ほども委員長からございましたように、全国の市区別で都城市が交付率第1位ということで、どういった取り組みをやっているのかということを調べるために行ってまいりました。  いろいろな取り組みをやっているのですけれども、3つほど挙げさせていただくと、まず取得の阻害要因の排除ですね。2つ目がマーケティングを意識した広報展開、3つ目が関係機関と連携した広報と、ほかにもいっぱいあるのですが、この中の2つをきょうは説明させていただきたいと思います。事務局から3分ぐらいと言われていますので、とにかく絵を流しますので読んでください。冒頭忘れましたが、質疑等は一切お受けしませんので、そのつもりで見てください。  まず、マイナンバーカード取得の阻害要因排除ですけれども、特に高齢者の方々、非常に不安だという部分があるようでございます。あと写真がちょっとずれても採用できないとか、こういった阻害要因があるのですが、都城市ではタブレットを使って写真撮影とか、申請方法を補助する。これは今、海老名市でもやってもらっていますけれども、走りですね。都城方式といって、一等最初に都城市が採用した方法でございます。去年の9月ですか、マイナポータルが運用開始になって、たしか総務省から各自治体にキャンペーンをやってくれというあれが来たと思うのです。その中に入っている総務省が示した例でこういう無料撮影だとか、補助だとか、不安の解消を挙げていますけれども、最初に始めたのが都城市ということでございます。  いろいろなスキームがあるのですけれども、丁寧な相談ですね。特に高齢者の方、恐らく補助しないと、交付する人はいないのではないかというくらい、今のところその利用範囲がなかなか広がっていないところですので、まず丁寧な説明と相談、あと書類の確認ですね。これもちょっと間違ってしまうと、はねられたりとかしますので、書類の確認、タブレットによる写真撮影ということでございます。スキームの2として、オンラインで申請するのですけれども、最後の確定はもちろん申請者にしてもらうのですが、それまではずっとマン・ツー・マンで補助するということでございます。  次は読んでください。  取り組み内容②の関係機関と連携した広報でございます。まずは、毎年確定申告になると、401会議室でいろいろな相談とかをやりますけれども、税務署に出向いて、これは個人認証があればe-Taxを利用できるわけですから、確定申告の場に行ったりとかして、しっかりと広報を図っているということでございます。あと運転免許センターとの連携、免許証を返納してしまいますと、顔写真入りの身分を証明するものがなかなか難しいので、そういったところでマイナンバーカードを推進するという取り組みもしております。  これは効果ですね。不安を解消しましたというのと申請の不備が大幅に減りましたということです。  ④マイナンバーカード交付事務の平準化が図られている、ここをちょっと覚えておいていただきたいと思います。  こういう母子健康情報サービス等もやっています。  あと、地域経済応援ポイント制度も取り組んでいるところでございます。  今後の展開なのですけれども、SNSや広報誌、チラシ等あらゆる手段で、また、あらゆる場面で、あらゆる施設で広報に取り組んでいきたいと、課題ということでおっしゃっておりました。  まとめ、まず、取得促進の取り組みは方策のひとつ?なのですけれども、目的の1つは業務の山をつくらない。例えばマイナンバーカードが保険証がわりとか、大きく活用されるとなったときにはかなり交付の数がふえると思うのですけれども、交付のときに山をつくってしまうと、次の更新のときにも再びその業務の山がやってくる。それを平準化しないと、山は市民の待ち時間も長くなってしまいますし、行政の負担も非常にふえるということで、今からしっかりと平準化を図っていくのだということが目的の1つです。  最後、こんな人はいないですよ。こんな人いませんけれども、もし、あそこはどうなっているのだろうとか、あそこをもうちょっと詳しく聞きたいとか――そんな人はいないですよ。いないのですけれども、その際は我々に聞くのではなくて、ここに問い合わせてください。  終わります。
    委員長 3日間の視察、宮崎市、延岡市、都城市の視察の報告をさせていただきました。  それでは、質疑をお受けしたいと思いますので、マイナンバー以外で何かございましたらいかがでしょうか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、もしありましたら、また個人的に聞いていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上で日程第4 行政視察報告についてを終わりにさせていただきたいと思います。  次に、日程第5 その他ですが、各委員から何かありますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 各部長から何かありますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして総務常任委員会を散会いたします。                                     (午前10時1分散会)...