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平成30年 3月 経済建設常任委員会−03月16日-01号

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  1. 海老名市議会 2018-03-16
    平成30年 3月 経済建設常任委員会−03月16日-01号


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    平成30年 3月 経済建設常任委員会−03月16日-01号平成30年 3月 経済建設常任委員会 経済建設常任委員会会議録 1.日時  平成30年3月16日(金)午前9時開議 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  6名         ◎中 込 淳之介  ○西 田 ひろみ   鶴 指 眞 澄          戸 澤 幸 雄   氏 家 康 太   永 井 浩 介 4.欠席委員  1名          藤 澤 菊 枝 5.出席議員  なし 6.説明員  41名         経済環境部長    清田 芳郎   同部次長      谷澤 康徳         商工課長      中込 明宏   同課商工政策係長  大澤 英和         同課にぎわい振興係長        同課主査      立花 清美                   佐藤 直美
            同課主事      横溝 康太   農政課長      秦  芳生         同課農業振興係長  矢吹 功太   同課地産地消推進係長                                     山ア  淳         環境みどり課長   山本 聡一   同課環境政策係長  三浦ゆかり         同課環境保全係長  蓬田  明   資源対策課長    小川 隆太         同課管理係長    吉澤 正樹   同課資源対策係長  倉橋 大典         美化センター所長  吉田 邦夫         建設部長      御守  伸   同部次長      渋谷 明美         道路管理課長    佐藤 恒夫   同課用地係長    柏木  功         道路維持課長    内田  東   同課維持係長    西村  功         道路整備課長    栗山 昌仁   同課整備1係長   今野 康宏         下水道課長     深谷 誠二   同課計画経営担当課長                                     渡辺 浩幸         同課計画経営係長  得田 悟志         まちづくり部長   武石 昌明   同部次長      平本 和彦         都市計画課長    江下 裕隆   同課開発指導係長  佐藤 秀之         住宅公園課長    篠原 勝彦   同課住宅政策係長  本木 大一         同課公園係長    安宅 靖典   市街地整備課長   東城 利治         同課市街地整備係長 高島 常康   駅周辺対策課長   関口 好文         同課駅周辺整備係長 佐藤 広明         農業委員会事務局長 植松  正   同事務局管理係長  菊島  宏 7.委員外議員  2名          佐々木   弘   松 本 正 幸 8.傍聴者  (1)議 員 なし        (2)その他 4名 9.事務局  3名         事務局次長     安齊 准子   主査        青柳 貴子         主事        伊藤  穣 10.付議事件  1.議案第31号 平成30年度海老名市一般会計予算〔所管部分〕         2.議案第35号 平成30年度海老名市公共下水道事業会計予算                                (以上平成30年2月28日付託) 11.会議の状況                              (午前9時開議) ○委員長 ただいまの出席委員は6名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより経済建設常任委員会を開きます。  本日審査いただく案件は、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。  お諮りいたします。本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって傍聴を許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時1分休憩                    午前9時2分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第31号 平成30年度海老名市一般会計予算〔所管部分〕、日程第2 議案第35号 平成30年度海老名市公共下水道事業会計予算、以上2案を一括議題といたします。  お諮りいたします。所管部からの予算説明を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって所管部からの予算説明を省略いたします。  初めに、経済環境部、農業委員会事務局関係の審査を行います。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目、予算書89ページ、環境基本計画推進事業費でございますが、公共施設に対する省エネ診断の実施等、体制整備に向けた調査、検討を行うとしていますが、委託先はどのような先を予定されているのか、お伺いします。  2点目、予算書141ページ、廃棄物減量化等検証事業費、新たな減量化策を検討するとありますが、方向としてどのような策を検討していく予定なのか、お尋ねします。  3点目、予算書141ページ、美化センター改修事業費でございますが、車庫を撤去し、新たな設備を設置するとありますけれども、どのような設備なのか、お伺いいたします。  4点目、予算書143ページ、(仮称)再生工房整備事業費につきまして、どのようなものを再生する計画なのか、お伺いいたします。  5点目、予算書147ページ、農業総務管理経費でございますが、農業法人の設立に関する検討とありますが、どのような形態で、どのような地域について検討される予定なのか、お伺いします。  6点目、予算書147ページ、農業振興対策管理事業費、単年度で新たな負担金事業を実施するとありますが、具体的にどのような事業なのか、お伺いします。  7点目、予算書151ページ、工業振興対策事業費、説明資料で、市内中小企業の各種事業に対する補助とありますが、中小企業は当然それなりの事業を実施しているので、全ての中小企業に対し補助をするのか、また、補助率はどのぐらいなのか、お伺いします。  8点目、予算ゼロで予算書につきましては、ページ数がありませんので、説明資料24ページになりますけれども、中小企業事業資金貸付事業費でございますが、これは商工組合中央金庫の不正融資問題で預託金を休止されたことは賛同しますが、中小企業にとってこの制度が利用できなくなるので、これにかわる貸し付け制度などについて検討されないのか、お伺いします。  以上、よろしくお願いします。 ◎環境みどり課長 1点目、公共施設の省エネ診断の委託先というご質問でありますが、そもそも論でこの事業のほうから説明させていただきます。  国のほうで2030年度に2013年度比で温室効果ガス26パーセント減、うち公共団体を含め、その他の部門では40パーセント減をしろという目標が掲げられています。その中で、市の事務事業から生じる温室効果ガスの削減を図るために、環境省の補助事業である地方公共団体カーボンマネジメント強化事業を活用しまして、エネルギー使用量が高く、設備が老朽化している事業を対象に省エネ診断をするものでございます。質問のありました委託先についてなのですけれども、こちらの業者選定に当たっては、今のような目的がありますので、価格競争以外、この目的をより効果的かつ効率的に達成するために公募型プロポーザル方式などの方法を含めて、広く考えながら業者選定をしていきたいと考えております。 ◎資源対策課長 2点目でございます。新たな減量化策につきましては、現在、環境審議会に諮問し、家庭系ごみの減量化策については中間答申をいただいたところでございます。今後、最終答申をいただいた後、市の施策を決定していくこととなってございます。 ◎業務担当課長 3点目の美化センターの改修事業費についてでございます。今回の工事につきましては、車庫の改修に伴う工事でございます。工事の内容といたしますと、美化センターの敷地内に倉庫、それから、洗車場を設置し、車庫を解体いたします。現在、車を置いている土間のコンクリートなのですが、こちらを再利用しながら、一部を補修しながら、水のたまらないようなことを行います。この間の工事中、東名高速道路の高架下をお借りしまして、美化センターの車両を一時的に駐車いたしまして、粗大ごみの受け付け等もこちらで行うようにいたします。工事の完了後につきましては、東名高速道路の高架下を原状復旧して用地の返還というところです。こういったことが工事の概要でございます。 ◎資源対策課長 4点目の(仮称)再生工房整備事業費でございます。どのような再生をするのかというところでございます。今までは、粗大ごみとして排出されました木製家具、あるいは自転車等、こちらをリサイクルプラザで再生を行ってございました。しかしながら、資源化センター大規模改修に伴いまして、今後は資源化センターの一部として利用していくというところから、リサイクル活動継続のために新たな施設において、木製家具や自転車の再生を行ってまいりたいというところでございます。 ◎農政課長 5点目、農業法人をどのような形態でどの地域ということでございますが、具体的な法人の形態や一定の地域などをあらかじめ想定したものでの検討ではございません。海老名市全体を包括する活動ができるような法人を、海老名の将来に法人がどのように有効かを検討するためにまさに設立するものでございます。  6点目、農業振興対策管理事業費、負担金はどのような事業かということでございます。これは単年度のみの負担金でございまして、相模川、中津川のアユの稚魚を育成する中間育成施設、あゆ種苗センターの改修整備に対する海老名市としての負担金でございます。金額は109万2000円でございます。 ◎商工政策係長 7点目の中小企業に対しての補助、また補助率について説明をさせていただきます。中小企業振興支援事業補助金のことかと思いますので、そちらについて説明させていただきます。  この事業は、市内で操業されている中小企業の皆様が持続的に発展されることを目的に実施しております。補助対象者につきましては、市内で操業している中小企業者で、1つ目は、市内で1年以上継続して同一業種を行っていること、2つ目は、納期限の到来した市税を完納していることになります。また、補助率につきましては、各種事業に要する費用が対象となりますが、上限額を設定して交付しているものなど、支援メニューによりさまざまでございます。  8点目、商工組合中央金庫の利用制度にかわる貸し付け制度を検討されないのかについてご説明いたします。  まず、不正融資問題が昨年4月に発覚し、商工組合中央金庫には経済産業省等から平成29年5月と10月の2度にわたり、業務改善命令が出されました。この問題を受けて、平成30年度の預託をどうするか協議を行った上で、平成30年度につきましては一時休止することとし、今後の業務改善への取り組み状況などを注視した上で、預託の再開について検討したいと考えております。商工中金からは、預託が休止されても、従来同様、中小企業者の金融の円滑化に全力を挙げて取り組み、信頼回復に努めるという内容の書面を受領しております。また、従来より中小企業者が利用できる融資資金として、市が民間金融機関と契約を締結し、民間金融機関が市の融資要項に従って融資をする中小企業事業資金融資制度がございますので、新たな貸し付け制度につきましては考えておりません。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目でございますけれども、省エネ診断、これから委託先は決めていかれるということでございますが、そういった中で、委託先が決まった後、公共施設全てを実施されるのかどうなのか、お伺いします。 ◎環境みどり課長 診断の対象施設、公共施設という形なのですけれども、全てではなく、温室効果ガスの排出量が高く、築年数の古い施設について、代表的な施設を選定して、実施してまいりたいと考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 古い施設だけをやるという理解でよろしいですか。 ◎環境みどり課長 平成25年から28年度の温室効果ガスの合計値が大きい施設ということで、その中で直近10年以内に建設とか改修をされた施設を除いたものを対象として考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。委託先が決まってからほぼ8カ月ですけれども、この期間で十分省エネ診断が可能なのかどうなのか、いかがでしょうか。 ◎環境みどり課長 事業のスケジュールについても、代表的な施設において省エネ診断を実施するという形で、年度内で完了が可能であるという形でスケジュールを立てております。 ◆鶴指眞澄 委員 市の地球温暖化対策実行計画では、平成25年度をベースとして、平成42年度までに温室効果ガスを26パーセント減少すると、こういう目標を掲げていただいていますが、例えば今回診断される公共施設でどのぐらいの温室効果ガスが減少される見込みなのか、そこら辺の見込み値はいかがでしょうか。 ◎環境みどり課長 見込み値について不明なため、この省エネ診断をさせていただいて、計測していこうと考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。いずれにしても、公共施設だけ、あるいは10年超のところだけとなると、温室効果ガスの減少率は私の見込みでは恐らく1割はいかないと思います。今後当然ながら、26パーセントを減少するに当たっては、何かほかにお考えをお持ちなのでしょうか。 ◎環境みどり課長 これは全般的な話になると思うのですけれども、26パーセント削減に向けて、民間企業等の施設、また、自動車、そういうものに対してもこれから考えていくという形で考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 いずれにしても、市民全員にこれは協力をお願いすることが大事だと、そのための地球温暖化対策実行計画であると思うのですね。ぜひその辺は今後、市民の方々にもご協力を仰いで、一体となって温室効果ガス削減に向けて取り組んでいただくことがよろしいかと思いますので、要望とさせていただきます。  2点目でございますが、審議会の答申待ちというところでございますけれども、市のほうではこの点では特には考えていないのですか。 ◎資源対策課長 現在、まさに中間答申の説明会をやらせていただいている中で、意見を集約させていただいているところです。今後、意見を集約しまして、審議会にかけて、最終答申をいただく、その後に施策の決定でございますので、今具体的にこういったことをやっていくというところは決まってはございません。 ◆鶴指眞澄 委員 私は以前にも一般質問でやりましたが、この減量化策の一番大きな効果は、剪定枝、あるいは落ち葉、これが季節によって膨大な量、集積場所をいろいろ見ているのですが、1件でほとんど集積場所がいっぱいになってしまうぐらいの量におおよそなります。したがって、剪定枝や落ち葉、これを有効活用したほうが一番効果が高いのではないかと。例えば高座清掃施設組合内の市、座間市、綾瀬市も同様に、有効活用しています。あるいは近隣自治体も、厚木市とか、藤沢、それぞれやっております。そういった面では、この有効活用について大事だと思うのですが、この辺はいかがお考えでしょうか。
    ◎管理係長 剪定枝の資源化につきましては、家庭ごみ減量化策の中間答申の中にも、分別品目の拡大として意見されてございます。資源化の手法や受け入れ先の事業所の処理能力なども踏まえて検討してまいります。 ◆鶴指眞澄 委員 ぜひ前向きに検討していただきたいということを要望させていただきます。  3点目、美化センター改修事業でございますけれども、先ほど設備ということで、倉庫と言われましたが、これは目的はどんなふうな倉庫でお使いになられる予定なのですか。 ◎業務担当課長 美化センター、今の車庫にも倉庫として附属されているのですが、こちらにはいろいろな工具類ですとか、スペアタイヤですとか、タイヤチェーン、こういったものが入っておりますので、それを収納するものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 次の4点目の質疑にもちょっと関連しますけれども、私は4点目の新しい事業も見た場合に、美化センターは今後もこの機能は生かしていくと、美化センターのそこの場所で今までどおりやっていくのだというふうな理解でよろしいのでしょうか。 ◎業務担当課長 今までどおりでございます。今回の工事につきましては、車庫の改修でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  4点目、(仮称)再生工房整備事業でございますけれども、再生するのは先ほどのご答弁でわかりましたが、主にどのような設備を設置する予定なのでしょうか。 ◎資源対策係長 現在、リサイクルプラザで実施しております資源やリサイクルを行うため、作業場や展示場所などを設置してまいりたいと考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、今後、リサイクルプラザがなくなって、(仮称)再生工房のほうで一元化になるというふうな理解でよろしいのでしょうか。 ◎資源対策係長 (仮称)再生工房でございますが、リサイクルプラザで行っております、例えば粗大ごみの電話受け付けですとか、戸別収集、また、美化センターのほうで行っております粗大ごみの持ち込みの業務を統合ができればというふうに考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そうすると、美化センターのほうも一部移るというふうな方向で、そういう理解でよろしいわけですよね。要は市民にわかりやすく事業を周知していっていただきたいということをお願いしておきます。  5点目でございますけれども、農業法人ということで、ちょっとぼやけたところなのですが、もう少し具体的にどんなふうなお考えなのか、海老名市を全体的にやっていくようなことをおっしゃられたのですが、その辺いかがでしょうか。 ◎農政課長 農業法人というものなので、形態としては基本的に農作業の受委託、作業を行う、また、農地の貸し借りについてのあっせん、そういったものが想定されるのではないかというふうには思っております。また、既存の営農組織や市、JA、農協でもなかなかカバーできない部分がどこなのかというところからそういう検討が進められていくのかなというふうには想定しております。 ◆鶴指眞澄 委員 いずれにしても、農業者にとって、よりよい法人をつくっていただきたいということを要望させていただきます。  6点目の農業振興対策管理事業で、先ほどアユの稚魚ということですけれども、これはなぜ今年度このような負担金が出たのか、そこいら辺はいかがでしょうか。 ◎農政課長 こちらは神奈川県の内水面漁業協同組合連合会というところが、この施設は厚木の三田に持っているのですけれども、その施設が老朽化したため、大規模改修が必要となったということで、流域の市町村も負担という形でこの金額になりました。 ◆鶴指眞澄 委員 そうすると、今年度限りの負担という理解をさせていただきますけれども、これは関係市町村、均一の負担額でしょうか。 ◎農政課長 均一ではございません。その流域の漁協の組合員の人数のパーセンテージに応じた負担額となっております。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  7点目、工業振興対策事業費でございますけれども、説明資料の中で、「新たな工業系用地の創出に向けた取組みを実施します」とありますが、市内のどの地域を予定されているのか、お尋ねします。 ◎商工政策係長 新たな工業系用地の創出に向けた取り組みの地域につきましては、平成28年度に工業系土地利用適地調査を実施しまして、県の土地利用方針の特例措置も勘案した結果、本郷東南部地区を候補地としております。 ◆鶴指眞澄 委員 本郷の東南部という地域でございますけれども、ぜひひとつそこら辺は地元の方ともうまく連携していただいて、問題のないように進めていっていただけたらということをお願いしておきます。  8点目、商工中金の関係のところですけれども、これは従来どのぐらい利用されていたのでしょうか。そこら辺、わかりますか。 ◎商工政策係長 融資状況につきましては、平成28年度の年度末の残高におきまして、53件、16億5742万1000円の融資がされております。 ◆鶴指眞澄 委員 そうすると、かなりの企業が過去利用されたというふうに感じます。今年度、当然これが利用できなくなったというふうなこととは違うのですか。 ◎商工課長 これは預託事業でございますけれども、先ほど商工政策係長のほうから話がありましたが、商工中金のほうからしっかり信頼を回復するように実施していくというところの中で、海老名の企業に迷惑をかけるようなことをしないということで書面をいただいてございますので、預託事業は一時休止しますが、市内の業者に迷惑がかかるようなことはございません。 ◆鶴指眞澄 委員 そうすると、今までどおり利用できるという理解でよろしいのでしょうか。 ◎商工課長 そのとおりでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 以上で終わります。 ◆戸澤幸雄 委員 1点目、141ページ、し尿収集車両等整備事業費でございます。これは今現在2台ありまして、1台更新というふうに聞いておるのですけれども、この辺の詳細についてお伺いします。  2点目ですが、同じく141ページ、廃棄物減量化推進事業費の中でありますが、これは鶴指委員とかぶっておりますので、検証事業について特にお聞きしたいと思います。新たな減量化策ということで、有料化も含めて検討されているところだとは思うのですけれども、この辺の推移と今後の見通しといいますか、その辺をお聞きいたしたいと思います。  3点目でございますが、149ページ、農業振興助成事業費、これについては増額されておりますけれども、その内容と詳細をお伺いいたします。  4点目、153ページ、中小企業振興対策事業費、これは全く同じ質問になってしまうのですけれども、これに関しては今までと同じというように今認識をさせていただいたのです。今まで預託をされてきて、今回そういうことがあって預託を休止したということなのですけれども、その辺は、今、中身がはっきりするまで休止なのか、そういう不祥事があったので、とりあえず判断を見送って休止しているのか、その辺をお伺いしたいと思います。  5点目、85ページのふるさと納税関係事業費でございます。これについて、現状と、今までの推移ですか、ふるさと納税自体がかなりふえてきているというふうに思うのですけれども、これは関係各位のご努力によるのだろうと思うのですが、この辺をお聞かせいただければと思います。 ◎業務担当課長 1点目、し尿収集車の車両の更新の関係なのですが、こちらにつきましては、車両更新計画というものがございまして、12年を経過した車両について順次更新していくということで、来年度、し尿収集車がその1台であったということでございます。 ◎資源対策課長 2点目の推移と進め方でございます。現在、環境審議会の中間答申に対するパブリックコメントを行いました。また現在、自治会への説明を行ってございます。これらの意見を集約しまして、環境審議会から最終答申をいただくという流れは説明させていただきました。その後、改めて市民のご意見を必要に応じて聴取させていただきまして、市の方針を決定していくというところでございます。今後、検証についてでございますけれども、有料化と戸別収集などを含めまして、新たな減量化策を実施することになった場合につきましては、課題を整理しまして、先進市の事例なども踏まえて検証を行っていくことになると考えてございます。 ◎農政課長 3点目、事業費の増加の内容と詳細ということでございましたが、この事業は生産者、または営農団体に数種類の補助事業ということで事業費を計上させていただいています。補助金や交付金ということでございます。その中のうち、施設園芸に関する補助と、いわゆる農業用機械購入事業の2つの事業の中で、今年度補助の対象、申請が見込まれる数がふえるだろうという中での増額でございます。 ◎商工課長 4点目、鶴指委員のところでもご説明させていただいたところでございますけれども、今回、不祥事があった中で、社会的な信頼を一時的に損ねたということで、今回、休止したのでございますが、今後は業務改善への取り組み状況などを注視した上で、一時見送っているということでございますので、判断を待って、今後、再開に向けてどのようなことをやっていかれるのかをしっかり注視して、再開できるかどうかの判断をしていきたいということでございます。 ◎にぎわい振興係長 5点目の現状の詳細と今までの推移でございますけれども、平成28年度のふるさと納税の歳入額ですが、1億324万5001円、寄附件数については2192件で、平成29年度、3月14日現在の歳入額ですけれども、こちらのほう、1億4589万7000円、寄附件数については3022件で、昨年度より約4000万円の増となっております。歳出については、歳入の5割程度となっておりまして、寄附者がふえ、返礼品を希望された場合において増額するものでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 1点目、し尿収集車両等整備事業費でございますが、これは更新計画に基づいてやられているということでございます。1点、古い車両はどうなるのか、そこら辺をお聞かせいただきたいと思います。 ◎業務担当課長 古い車両の関係なのですが、こちらについては、新しい車両が入った段階で売却ということで考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、これは売るところは決まっているわけではなくて、公募というか、そういうものでやられるのでしょうか。 ◎業務担当課長 いろいろな自動車屋ですとか、メーカーですとか、そういったところから見積もりをとりまして、一番高いところということでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 古い車両に関しては売却していくということですね。無駄のないようにお願いしたいと思います。  それから、し尿収集なのですけれども、この車両については2台でやられていて、今までし尿収集というのは、下水道の整備でありますとか、浄化槽の整備でありますとか、いろいろなことで減ってはきているのだと思うのですが、今後どのように推移していくのか、どのように考えられているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎業務担当課長 今後のし尿収集の体制なのですが、今の現状ですと2台体制が必要だということです。この理由につきましては、1台、例えば車の車検ですとか、点検、修理、こういったときにはやはり予備車両が必要だと。それからあと、先日も大雨が降ったのですが、ああいったときでもちょっと土地の低いようなところですと、全部便槽のほうに入ってしまうというところで、待ったがきかない事業であります。そういったときには、2台で作業を行うというところで、今、件数のほうは、一般家庭が147件で、仮設トイレ等の従量制が970件ということですが、まだまだ必要なものだというふうに考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 この辺については必ず必要になってくるものなのですね。件数については減ってきているのでしょうか。量については。 ◎業務担当課長 こちらの件数については、定額制、普通のお宅は若干減ってきております。ただ、今、開発がかなりありますので、そういった仮設トイレのくみ取りは若干ふえて、量のほうもその分に比例しているということでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。一般家庭については、下水道の整備によって減少してきている、ただ、工事現場であるとか、仮設のトイレがふえているのでということなのですね。ここら辺については、なくすわけにもいかない事業なのだと思いますし、今後、下げどまりといいますか、減少もある程度のところでとまっていくのかなというふうに思いますので、しっかりとやっていただきたいと思います。  2点目でございますが、これは大きく有料化に向けてということで、戸別収集と、そこについての検証をされてきたというふうに思うのですけれども、ほかの減量化事業もあるとは思うのですが、この辺の中身ですね、例えば一部戸別収集をした中でふえてきたという部分もあったと思うのです。戸別収集自体が減量化にどういう影響を与えるのか、それから、有料化した場合にはどのぐらいの減量が見込まれるのか、こういったところは今までどのような検証というか、検討をされているのか、お聞きしたいと思うのです。 ◎資源対策課長 まず最初の戸別収集の影響でございます。こちらは戸別に行きますので、排出者が明確となるという中から、排出者の責任において減量化が進むのではないかということが1点挙げられると思います。ただし、集合住宅については、今までと出し方は変わりませんので、その辺の課題ということで、中間答申の内容でもいただいているところでございます。また、有料化でどのぐらい減るかでございますが、家庭系ごみにつきましては、今現在、資源物が可燃ごみの中に約3割入っているというところでございます。先進地区では有料化は実行しているのですけれども、資源ごみの混入が1割というところもございますので、海老名市においても1割ないし2割、まだ減らす余地があるのではないかということで考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 家庭系のごみに関してはかなり有効な手段だということなのですね。戸別収集に関しては有料化に伴って、付随してといいますか、ちょっと表現が何ともあれなのですけれども、有料化に伴って戸別収集をやろうというようなお考えなのかというふうにも思ったのですが、この辺は、1つは戸別収集でも減量化の効果があると。もう1つは、市民の感情といいますか、資源に対する意識の向上であるとか、有料化を理解していただく、その1つの方途であるとか、さまざまなものがあると思うのですけれども、この辺はセットで考えられているのでしょうか。 ◎資源対策課長 有料化と戸別収集は別の事業だと基本的には考えてございます。ただし、ある程度同時に導入することによりまして、有料化の効果、例えば有料化に踏み切った場合に、一般的に行われるのは指定袋、袋の代金でお支払いいただくという方法になりますが、それを袋を使わずに一般のビニール袋で出してしまっているというような排出のところで戸別収集を行うことで、ある程度指導ができるのではないかという中で、併用策として行うということで、有効であるというような形で中間答申でご意見をいただいているところでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。袋でやった場合には、それが戸別になると、その家庭がやっているということが明確になっていくので、これは相互作用としてよい方向に向かうということなのですね。これからでございますので、この検証事業をしっかりやっていただいて、どうなるのかというのはまだこれからだというふうに思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  3点目、農業振興助成事業費、これに関しては、施設園芸ですか、件数が多くなってくることを見込んでというふうに認識させていただいたのですが、これは新しい事業といいますか、そういうものは入っているのでしょうか。 ◎農政課長 特に新しい事業は入っておりません。建設当時から年月が経過したビニールハウス等を覆う資機材の張りかえの件数が多くなっているという現状からでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、例えば施設園芸のビニールハウスといいますか、温室の老朽化という形なのでしょうか。そうしますと、古くなってきていると、それで件数が増加してきているというような認識なのでしょうか。 ◎農政課長 そのとおりでございます。老朽化によって件数がふえてきているということでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、大きなものですとかなり金額がかさばると思うのですけれども、今後もこの件数については増加していく傾向にあるとお考えですか。 ◎農政課長 その年度によって出っ込み引っ込みが数字的には件数的にはあるものなので、施設の件数が増加すれば当然そうなってくると思いますけれども、来年以降ずっとふえていくとかということは想定はしておりません。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、現状の情報を分析して、増加していくという判断をされたということなのですね。市長もよくおっしゃっているのですが、農業、収益で考えると施設園芸でありますとか、そういう収益性の高いものにというようなお話もあると思うのですけれども、市内の農業者のほうでそういった方向にシフトしていくというような流れもあるのでしょうか、これは事業とは関係のないところになってしまうのでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎農政課長 収益性の高い農業へ移行しているということは間違いないと思います。専業農家、農業で生計を立てている方にとってみたら、当然収益性が上がらないとやり切れない。そのためには、省力化、効率化等を図るために、こういう施設園芸に移ったり、あとは大規模な機械を使った農業形態というものに移行しないと安定した経営は難しいというふうには考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。よろしくお願いしたいと思います。  4点目、中小企業振興対策事業費でございますが、これに関しては、まず、不祥事の中身と、この事業の関係性を詳細を聞かせていただければと思います。 ◎商工課長 まず、不祥事の内容ということでございますけれども、災害とか、金融機関などで業績が悪化した企業に融資する危機対応融資制度というものが商工組合中央金庫にはございまして、この融資先企業の書類を改ざんして、融資条件を満たすように偽って、本来は対象にならない企業に融資をしていたというものでございます。本市が契約を締結してございます横浜西口支店におきましても、調査対象の3796口座のうち13口座に不正があったと判明しておりまして、海老名市内の企業はその中にございませんでしたけれども、そのような報告を受けている、その後、商工中金は、経済産業省から、平成29年の5月と10月に2度の業務改善命令が出されている、そういった状況になってございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、今まで海老名市がやられていた預託金事業、これはある程度の金額を預託することで、その事業の資金とするということなのでしょうかね。この辺も説明していただけますか。 ◎商工課長 商工組合中央金庫へ、その資金を預託しまして、中小企業の事業運営資金の貸し出しの原資としていただいてございました。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、その原資が間に合えば、預託をしなくても現行用意できれば全く同じ事業として継続していくことができるということなのですね。今回、休止をされましたけれども、そこは商工中金のほうでしっかりとやりますというような言質はいただいているということなのですね。今後、業務改善のしっかりとした方針が出されて、それに基づいて業務は改善されたという確証が持てれば、これは再開ということでよろしいのでしょうか。 ◎商工課長 今後、検討していくことになるかと思います。 ◆戸澤幸雄 委員 もう1つ、他市はどういった状況にされているのか、お聞きしたいと思います。 ◎商工課長 神奈川県の全ての市町村がこれをやられている状況ではございませんけれども、他市の状況の中では、今のところ、休止するという話は聞いてございません。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、今回、他市でもそれぞれ予算を組んでいるのだと思うのですけれども、休止を決定したというのは、予算が決まればですが、海老名市だけということでしょうか。 ◎商工課長 最新の情報は手元にございませんが、今まで進めていく中で聞いている中では、他市はやめるという話は特に私のほうも聞いてございませんので、海老名市だけということになるかと思います。 ◆戸澤幸雄 委員 その辺は海老名市としての判断として、そのような休止を決定されたということなのですね。当面、その中身がはっきりとして、業務改善の確信が持てたら再開したいということ……。検討ですね。それが決まっているわけではありませんので、一応そういうふうに考えられているというようなところでよろしいですかね。今後、注視していく必要はあると思うのですけれども、この辺は中小企業の方々に迷惑がかからないようなことも考えていただいて、今後検討していただければというふうに思います。  5点目、ふるさと納税でございますけれども、これは順調に伸びてきていると。海老名市は取られるばかりだというような話もあったのですが、1点、先に聞きたいのが、この辺、5割程度の支出、やっていただいたものに対して5割程度の金額といいますか、市の持ち出し部分で返礼していくというようなことだと思うのですが、この辺というのはラインがあるのでしょうか。法的なラインでありますとか、そういったものがあるのでしょうか。 ◎にぎわい振興係長 歳出について法的なラインがあるわけではございませんけれども、昨年4月に国の見解も示されておりまして、返礼品の取り扱いについては、返礼品3割以下にとどめるものというところもありますので、そちらについては、返礼品の1割程度、3割を超えているものもありますので、そちらにおいて3割に抑える形で国の見解に合わせて作業のほうを進めて、歳出についても抑える形で実行していきたいと考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 先ほど5割というふうに言われたのですが、3割にしていく形なのでしょうかね。 ◎商工課長 5割につきましては、私ども、返礼品の事業をやるに当たって、委託をさせていただいてございまして、この委託の中には送料支援だとか、ホームページ上でやっていただく内容だとか、あるいはお礼状を出すとか、そういう手続があるわけですけれども、その中に返礼品の品物代も含まれているものですから、寄附がふえると、それに対して数パーセントの委託料が発生してくるので、当然その部分が上がってきてしまって5割ぐらいになるということでございます。 ◆永井浩介 委員 1点目として、今、戸澤委員からもありましたふるさと納税関係事業費、予算書85ページ、説明資料14ページなのですけれども、これは歳入のほうにもかかわってきますが、今の延長で、この制度上の市の流出額といいますか、市民の方がほかの市のふるさと納税の制度を使ったときの控除によっての市の歳入減、そしてまた、経費を抜いた寄附金の額とのバランスは幾らになっているのか、お尋ねをいたします。  2点目、今年度は予算がついておりませんが、29年度は環境保全対策事業費について、水素燃料電池車、FCVが予算がついておりませんが、これの詳細をお尋ねいたします。  3点目に、予算書89ページ、説明資料15ページの環境保全対策支援事業費、これに関して、太陽光発電施設の設置は一時下火になっていたけれども、最近また徐々に回復傾向があるような、その太陽光発電施設も重くて耐震にも影響があるということも報道であったりとか、さまざまな有識者も言っていますが、最近の傾向といいますか、実績についてお尋ねをいたします。  4点目、犬猫等管理事業費、これ、市長も、どこかで、いぬ年だから力を入れていくとおっしゃっておりました。これについての詳細をお伺いします。主要事業などについてお尋ねをいたします。  5点目、廃棄物減量化等検証事業費、これもほかの委員からもありました。予算書141ページ、説明資料18ページでございます。これについてですが、本当に丁寧にやってくださっているという印象を持っております。パブコメをとって、その上で自治会に対して今説明を行っているという流れでございますけれども、次年度、30年度に最終答申が出て、そして今後どのように展開していくのか、そういったタイムスケジュールについてお尋ねをいたします。  6点目、予算書147ページ、説明資料22ページ、農業振興対策管理事業費についてでございます。スマート農業研究事業など、さまざま実施していただいておりますけれども、やはり何より、先ほどもおっしゃっていた、農家の方々の所得が上がることが一番大切だと思います。その中延長に後継者問題がある。この後継者育成というのがこの予算についておりますけれども、後継者問題、30年度、課長、課としてどのように力を入れていくのか、この予算の詳細でも構いませんので、意気込みをお聞かせ願えればと思います。  7点目、工業振興対策事業費、予算書151ページ、説明資料24ページ、この中の特に中小企業支援についての30年度の新規の支援事業についてお尋ねをいたします。  8点目、魅力ある店舗づくり、予算書153ページ、説明資料24ページ、これまでの実績と評価についてお尋ねいたします。  9点目、予算書153ページ、にぎわい振興事業費、30年度に主にどのような事業をやっていくのか、目的についてもお尋ねをいたします。 ◎にぎわい振興係長 1点目についてお答えいたします。海老名市民が他市町村へふるさと納税、寄附をした額についてですけれども、2億2329万7251円、平成29年度の課税分となりますが、寄附件数は9409件でございます。また、市民税の控除額についてですけれども、1億422万9284円となっております。平成29年度、海老名市へのふるさと納税、歳入額は約1億5000万円から歳出の事業経費の約7000万円を差し引きますと、約8000万円が純粋な歳入となります。市民税の控除額が約1億円ございますので、そこからふるさと納税の純粋な歳入8000万円を差し引きますと、約2000万円がマイナスになります。 ◎環境政策係長 2点目のご質問にお答えいたします。質問の内容につきましては、FCVの予算が30年度の予算に載っていないが、どうしたのかということなのですけれども、平成30年度の活用策につきましては、公用車としての利用頻度を高めて、市の事業活動に伴い発生します温室効果ガス排出量の削減に寄与したいと考えております。  3点目の最近の補助内容の傾向につきましてお答えいたします。制度スタートから継続しております太陽光発電施設につきましては、国、県の単独での補助の終了や、売電価格の値下げの影響から、平成24年度をピークに申請件数が年々減少しておりました。しかし、平成29年度、2月末の実績につきましては120件で、平成28年度の88件と比較しまして1.3倍と上昇傾向でございます。また、定置用リチウム蓄電池につきましても42件で、平成28年度の18件と比較し2.3倍と、消費者の関心が売電よりも蓄電への意識にシフトしてきているといった傾向が見られる状況でございます。 ◎環境保全係長 4点目、犬猫等管理事業費についてのご質問にお答えいたします。  まず最初に、予算額増額の理由についてでございます。本市では飼い犬の登録、それと狂犬病予防注射の接種状況については、犬の登録管理システムで管理を行っております。現在、市では、庁内パソコンの基本オペレーションシステム、OSと呼ばれるものを、Windows7から10に順次更新を行っております。これに伴って、犬の登録管理システムもこれに対応するため、運用しているパソコンと新しいOSに対応した登録管理システムの導入を予定しているところでございます。予算の増額の内容につきましては、これにかかる導入費用となります。  2つ目、主な事業というご質問です。犬猫等管理事業費の主な事業といたしましては、今申し上げましたとおり、飼い犬の登録及び狂犬病予防注射の接種の管理を行っております。もう1点といたしましては、猫の不妊・去勢手術費用の一部にかかる助成事業を行っております。こちらは飼い猫を対象とした個人に対するものと、本年度から開始いたしました動物愛護団体が行う野良猫に対する不妊・去勢手術の一部費用に対する助成を行っております。  3つ目、今年度の新規事業についてです。新聞でも既に報道されておりますが、平成30年度の新規事業といたしましては、犬のしつけ教室とペットの防災講演会の開催を計画しております。しつけ教室や防災講演会を通じ、飼い主のマナーアップを図るとともに、災害に対する準備や心構えについて啓発を図ってまいる予定でございます。 ◎資源対策課長 5点目、ごみ減量化の今後のスケジュールでございます。現在実施している自治会の説明会につきまして、3月中で全自治会に回れる予定となってございます。これらの意見とパブリックコメントの意見を集約しまして、それらの意見を踏まえた環境審議会の最終答申、こちらにつきましては、審議の状況によってくるとは思いますが、30年度の早い段階でいただければということで考えてございます。 ◎農政課長 6点目、農業振興対策管理事業費の中での後継者の育成についてどう考えているのかということでございますが、この事業の中には、農業後継者対策事業というものと、先ほどあったスマート農業研究事業というものがございまして、後継者の育成に関しては、農業後継者対策事業の中で、若手農業者の団体の育成もありますので、その辺をまずきちっと育成して、後継者としての地位を確実に支援していきたいと思います。あと、通常の就農の相談業務の中でも、就農相談を確実に行って、就農に結びつける。あと、スマート農業研究事業なのですが、こちらは機械にばかり目が行っているのでが、実際、生産性や品質の向上につながっていることはもとより、栽培データの見える化により、技術の継承が容易になるということで、技術的にもまだの方が非常に技術の習得をしやすいというような環境にもなります。技術習得のハードルが低くなるという面で、こういうことで農家の跡取りがすんなり跡を取れたり、あとは農外から参入する方も農業に参入しやすくなるというような環境づくりもできてくるので、この辺に期待しているところでございます。 ◎商工課長 7点目、中小企業の支援事業の中の新規事業というご質問ですけれども、本年度に社会経済情勢に合った企業側のニーズを把握するために、これまでにこの支援事業を活用された80企業に対しましてアンケート調査を実施したところ、雇用を確保するための新たな支援の必要性を把握することができました。また、商工会議所からの政策要望におきましても、雇用を確保するための求人広告掲載への支援要望もございました。こうしたことから、平成30年度の中小企業振興支援事業の支援メニューの1つに、求人広告と人材確保に対する助成制度を新たに追加してまいりたいと考えてございます。  8点目、魅力ある店舗づくり事業の中のこれまでの実績と評価ですけれども、初めに、平成28年度の実績でございますが、28年の12月に補正予算を提出させていただきまして、昨年1月より、商工会議所が主体となって、既存店舗への改装、改修工事に対する助成を開始してございます。平成28年度は、飲食サービス業を含む3店舗に合計184万円の助成金を交付してございます。平成29年度は、新たに空き店舗等を活用したメニューを加えまして、合計35店舗に対し、現在までに1711万円の助成金の交付決定がされております。また、助成金を活用した店舗からは、改修したことにより、楽しく快適なお店経営を実現したいや、アットホームな雰囲気を提供できそうなどの感想をいただいておりますので、店舗のリニューアルだけではなくて、店主のやる気にもつながっているものと認識してございます。  9点目、平成30年度に主にどのような事業を実施されるのか、また、その目的ですけれども、平成28年度から実施してございます海老名の名店・名産品認定事業というものがございます。この事業につきましては、市内外の情報発信と、ブランド力を高め、地域商業の活性化につなげることを目的に実施してございます。30年度は認定事業者等へのさらなる支援といたしまして、財政的な支援を実施してまいりたいというふうに考えてございます。
     また、今年度、公募により選定いたしましたにぎわいキャッチコピーのPR事業がございます。PR事業の1つとして、電車内へのつり革広告を予定しており、市ならではの特徴的な魅力をPRし、市への来訪を誘引することで、交流人口の増大へつなげてまいりたいというふうに考えてございます。そのほかにも、海老名サービスエリアや、海老名駅前西口広場でのPRイベントを計画してございまして、関係機関と連携し、キャッチコピーのPRや名店・名産品、あるいは商工会議所の中にある各開発委員会のPRを含めて、海老名市に興味を持ってもらい、実際に来ていただけるよう、誘客プロモーションを展開してまいりたいと考えてございます。 ◆永井浩介 委員 1点だけ順序を逆に、9点目、今のにぎわい振興事業費の部分なのですけれども、名店・名産品の選ばれた方々に対して、さらなる支援で、財政的な支援と今おっしゃいましたけれども、具体的にどういった財政的な支援か、お尋ねいたします。 ◎商工課長 今回、名店・名産品の事業者に対しての支援補助金ということで、名店・名産品に認定されました事業者に対して、例えば誘客、来店者支援ですとか、送料支援、あるいは販売支援に対して、今のところ、実費費用の3分の1を予定してございまして、上限10万円までお出しできるような予定としてございます。 ◆永井浩介 委員 わかりました。  そういった中で、名店・名産に選ばれた事業者も、企業努力をしている企業ばかりだというふうに思いますし、それで、ふるさと納税にもかかわってくる部分なのですが、関連して再質問させていただきます。  1点目、都市部については、特に23区などは赤字が出ている。赤字と言ったらおかしいですね、流出額が多過ぎて、財政圧迫がすごいという中で、担当課の尽力によって、今は2000万円におさまってきている。そういった中で、2000万円を埋めれば黒字といいますか、歳入のほうが大きくなってくる、あとちょっとというところまで来ているというふうに思います。それと、名店・名産がせっかくございますので、その中にもふるさと納税の返礼品事業に参加してくださっている事業者もいらっしゃると思いますけれども、その展開の1つとしても、これからもっと強化していただきたいと思うのですが、見解をお尋ねいたします。 ◎にぎわい振興係長 私どものほうでも魅力ある返礼品の拡充のために、これまでの返礼品事業者が新商品を開発したことや、市内業者、名店・名産の事業者も含めてですけれども、積極的にお声がけをさせていただいた結果、魅力ある商品がふえているところでございますので、今後も積極的に活動いたしまして、寄附者の増加につなげていきたいと考えております。 ◆永井浩介 委員 今、現状で売れている返礼品もございますし、その上でボトムアップといいますか、せっかく選んだ事業者に対してもさらなる展開といいますか、返礼品事業への進出も連携しながら、今後も引き続き、続けていただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。  2点目、FCVなのですけれども、当初、環境政策として、FCVは環境みどり課で始まったということで、市民への水素社会の実現に向けての啓発の部分もあったというふうに思います。そして、30年度は公用車のほうで管財課に移るという中で、公用車の部分もお尋ねすると、26年度から29年度で公用車、次世代自動車の割合を20パーセントの目標も掲げて、それも達成しているという部分で、本当に寄与しているなというふうに思うのですけれども、やはり今後、水素社会の実現に向けて、環境みどり課という、環境のプロフェッショナルのセクションに戻すことも次年度以降検討していただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  3点目、環境保全対策支援事業費も、今、売電より蓄電の意識に変わっているという中で、今後の方向性としても、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスですか、新しい技術がどんどん出てきているという中で、柔軟に補助の内容も変えながら、推し進めていただきたいし、啓発も引き続き行っていただくことを要望とさせていただきます。  4点目、犬猫等管理事業費でございますけれども、特に防災講演会、これも危機管理課と連携しながら進めていただくことを要望とさせていただきます。  5点目、廃棄物減量化等検証事業費でございます。これは再質疑させていただきたいのですけれども、3市の一般廃棄物処理基本計画改訂でも、事業系は特に目標値を高く持っているというふうに思うのですが、現状で審議会の中で事業系に対してどのような意見があったのか、そのあたりをお尋ねいたします。 ◎管理係長 事業系の専門部会、7項目について今現在審議をしてございます。ざくっと言いますが、適正排出に向けた学習機会、次に資源化に向けた取り組み、次に資源化、減量化への協力店への支援策、次に直接的な事業所の指導、それから、対応と対策ということで、内容物検査によります組成分析の定期的な実施、次に展開検査の強化、要は異物が搬入されないような形でというところ、次に搬入手数料、この辺についても審議をいただいております。重立った意見としましては、多量排出事業所に当たる事業所よりも小規模、中規模事業所のほうが減量化や資源化に対する意識が希薄ではないかというような形で、具体的な意見なんかも出てございます。それから、大型生ごみ処理機の導入も考えられるというところもあります。ただ、設置場所や管理運営に大きな負担があるでしょうと、また、組成分析を行って、定期的に結果を事業所などで公表すれば、未然に防げるのではというところになっています。 ◆永井浩介 委員 ぜひとも小規模事業者に対しての啓発も引き続き行っていただきたいですし、先ほど来ありました、戸別収集に関しても福祉施策の一面もあるというふうに思いますので、今後、最終答申を含めて、市の中でも検討していただきたいと思います。有料化が目標ではなくて、減量化が第一目標だと思います。それも市民と一緒に、例えば今年度は1人当たり何グラムなのですよ、今、現状、何グラムなのですよというような啓発も引き続きどんどんやりながら、そうすることによって市民意識も高まると思いますので、よろしくお願いいたします。  6点目、農業は引き続き頑張ってください。よろしくお願いします。  7点目、工業振興対策事業費も、ものづくり系でもさまざまな声があるというふうに思います。例えば設備投資でも1000万円となっておりますが、中小企業にとってハードルも高いというような声も聞いていると思いますので、引き続きどんな補助がいいのか、柔軟に検討していただきたいと思います。  8点目、魅力ある店舗づくりなのですけれども、これも二次的効果は大きいと思います。例えば商工会議所の工務店でやっていただくとか、その地域の経済効果は本当に大きいと思うのですが、店舗に対してリフォームをしたからといって売り上げが伸びる店舗もあると思うのですが、飲食店だったらおいしい店舗のほうが売り上げは伸びるでしょうし、一次的な部分での支援も引き続き、財政的な支援ではなくて、いろいろなさまざまな柔軟な支援をお願いいたします。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午前10時17分休憩                    午前10時34分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆氏家康太 委員 3点ほど質疑させていただきます。  1点目が予算書87ページの放射線対策事業費です。こちらの現状を教えてください。数値は安定していると思いますけれども、今、異常な値が出ているのかどうかとか、測定場所、回数、また、市民等のリクエスト状況など、現状を教えていただければと思います。  2点目、予算書135ページ、犬猫等管理事業費で、猫のほうなのですけれども、不妊及び去勢手術費用の一部助成の状況と、ことしから始めましたNPOになりますか、動物保護団体の野良猫対策の現状についてお伺いいたします。  3点目が、予算書139ページのし尿収集事業費です。先ほど戸澤委員の質問でもわかった気もするのですけれども、事業費増加の理由についてお伺いいたします。  以上、3点です。 ◎環境保全係長 1点目のご質問にお答えいたします。市では、東日本大震災による福島原発事故の平成23年6月より、偶数月に市内9カ所で空間放射線の線量率の測定を実施しております。測定箇所といたしましては、東柏ケ谷近隣公園多目的広場、杉本小学校校庭、下今泉保育園園庭、勝瀬保育園園庭、海西中学校校庭、杉久保小学校校庭、海老名運動公園多目的広場、有馬中学校校庭、門沢橋小学校校庭の9カ所となります。次に、現在の測定の推移でございますが、全箇所において現在基準値以下の0.1マイクロシーベルト以下――基準値は0.23マイクロシーベルトとなっております――の値で推移しております。次に、市民からの反応というご質問です。現在でも件数は非常に少ないものの、市民からの出張測定依頼というものがございます。本年度につきましては3件の依頼を受けております。  2点目の猫の不妊及び去勢手術に関するご質問です。動物愛護団体に対する助成の状況でございます。本年度、委員からのご質問のとおり、動物愛護団体が行う野良猫のTNR活動と呼んでおりますが、捕獲して、不妊・去勢手術を施して、もといた場所に戻すという活動でございます。こちらの手術費用の一部助成の状況でございます。現在のところ、157頭の申請をいただいております。助成額につきましては、雄雌区別なく、1頭当たり5000円となっております。飼い猫に対する助成につきましては、3月1日現在の助成実績となりますが、雌猫が85頭、雄猫が72頭、合計157頭になります。 ◎業務担当課長 し尿収集車両等整備事業費の増加の理由ということでございます。美化センターでは、し尿収集車ですとか、じんかい車の更新につきましては、車両更新計画に基づいて随時更新を行っております。平成30年度におきましては、し尿収集車1台を更新するため、今回、予算計上させていただいたものです。これが理由でございます。 ◆氏家康太 委員 1点目、放射線対策事業費ですが、現状、わかりました。これは今測定に使っている機械は市の所有物なのですか、それともリースとかレンタル物なのでしょうか。 ◎環境保全係長 現在使用しておりますシンチレーションサーベイメーターにつきましては、市の保有となってございます。 ◆氏家康太 委員 市の保有ということで、わかりました。現在はリクエストが3件ということで、その機械を持ってお伺いして測定しているかと思うのですが、具体的には3件というのはどういった場所で測定したのですか。 ◎環境保全係長 社家ジャンクションの高架下が1カ所目、2カ所目が美化センターの西側の永池川の付近、3点目が東柏ケ谷近隣公園の端部のほうで測定を実施いたしました。 ◆氏家康太 委員 それは例えば高架下なども、NEXCOとかではなくて、あくまでも個人の方がここが気になるからということだったのですか。 ◎環境保全係長 そのとおりでございます。 ◆氏家康太 委員 わかりました。皆さん、いろいろなところがそれぞれのご判断で気になっているということでしょうけれども、現在、定期的に測定している、定点的に測定している9カ所では基準値以下ということです。当初、ご答弁にもありましたけれども、東日本大震災が起こって、原発の事故があり、皆さん、住民の方が不安になり、市長も選挙のときに、測定をしますよとお約束されて始まったと思うのです。現状、落ちついてきているので、私個人の意見としては、リクエスト以外の部分では、機械も所有物ということなので、今後何かあったら測定しますけれども、定期的、定点的な測定というのは今後見直してもいいのかと感じてはいるのですが、今後はどうされるのか、お伺いします。 ◎環境保全係長 しかしながら、国のほうから、放射性物質の拡散や保管に対する対応の具体な指針が今現在示されていない状況になります。このため、平成30年度におきましても、空間放射線量の定期観測を継続しまして、引き続き市民の不安解消に努めてまいりたいと考えております。 ◆氏家康太 委員 お考えはわかりました。では、よろしくお願いいたします。  2点目、飼い猫、もしくはこれから飼い猫にするという約束のもと、個人でと表現しますけれども、されている不妊及び去勢手術が157件で、愛護団体が行った件数も157件と、数が同じということでよろしいのでしょうか。 ◎環境保全係長 そのとおりでございます。 ◆氏家康太 委員 たまたま同じだったということですね。それで、ちょっとびっくりしたのが、動物愛護団体のほうが157件という、そんなに市内で捕獲していたということなのですね。そういうことでよろしいのでしょうか。この数字については行政はどう思っていますか。多いとか少ないとか。 ◎環境保全係長 こちら、説明が足らなかったのですが、今現在、157頭の活動をしますよという申請をいただているということでございます。 ◆氏家康太 委員 わかりました。昨年度質問させていただいたときに、野良猫の数の全体はわからないということ、把握できないということで、そういった中で始められたと思うのです。申請が157件ということで、実績値はどうなっているのですか。 ◎環境保全係長 実績のほうなのですが、今現在も1月からの活動もございます。当然ながら、相手が野良猫ですので、申請どおりの捕獲はできておりません。 ◎経済環境部長 手元に資料がないようなので、今現在の時点でわかる実績数は調べてお答えさせていただきます。 ◆氏家康太 委員 そうすると、年度末とか、年度が明けてから一括で実績報告なり、補助金の申請があるとか、そんなシステムなのですか。 ◎環境保全係長 活動が終わり次第、逐次、実績報告をいただいております。 ◆氏家康太 委員 承知しました。行政では、そういった数だけを把握しているのですか。それとも例えばその団体が捕獲した後、こういう病院に行って、こういう手術を受けているとか、具体なことはその団体から聞いているのですか。 ◎環境保全係長 実績報告の中で、どこの病院で手術を受けていると、当然その費用についても把握してございます。 ◆氏家康太 委員 わかりました。あとはどこまで行政が把握するかという問題なのですが、たまたま私はテレビで、アメリカでこういう活動している団体の紹介する番組を見てしまったのです。やり方が、アメリカは進んでいるのでしょうけれども、団体がそういう施設を持っていて、要は10頭ぐらい猫を連れてきて、一遍に手術をするのですね。ちょっとかわいそうになってしまって。獣医に聞くと、特に雄の去勢などは、うまい先生がやらないと、排尿に支障を来したりということがあるみたいですし、ある意味、傷を負わすので、傷を負わした後、経過とか、どうなのかわからないのですけれども、その後、放すということなのですが、そういった手術を受ける猫の状況というのは行政で把握していないですよね。団体から、こういうふうにやるから安心なのですよとか、私たちはこういうふうにやるから、問題ないから任せてくださいとか、そんな具体的な話はなかなか聞けないですよね。どうなのでしょうか。 ◎環境保全係長 団体の方が窓口にお越しになった際に、担当、あと私も、時々お話をさせていただいております。やはり委員がおっしゃるとおり、相手は野良猫になります。傷口の処方についても、ここの地区ではこういうことがあったよとかということは、問題があるたびに報告をいただいていますので、そちらについては、特に問題ない箇所については把握しておりませんが、問題があった箇所については把握してございます。 ◆氏家康太 委員 わかりました。あとは1点心配なのは、飼い猫でも首輪をつけていない猫がいるので、うちの猫に何したとかということが起こらなければいいなと思うのですけれども、そういうクレームは今のところないですか。 ◎環境保全係長 そういったクレームは聞いてございません。 ◆氏家康太 委員 わかりました。平成30年度はどのように取り組みますか。 ◎環境保全係長 平成30年度につきましても、引き続き飼い猫と、あと、団体に対する補助は継続してまいる予定でございます。 ◆氏家康太 委員 わかりました。では、先ほどの数値とかがわかるようであれば、後で教えてください。  3点目、し尿収集事業費なのですけれども、一般のご家庭での収集は少なくなっているけれども、仮設がふえているということで、この事業費は増加しているという理解でよろしいのでしょうか。また、一般家庭がこれぐらいで、仮設トイレの処理数がこれぐらいとか、その割合とかがわかれば教えてほしいのです。 ◎業務担当課長 くみ取りの件数なのですが、一般家庭については147件、仮設トイレ等の従量制と呼んでいるのですが、これが970件ということでございます。費用のほうなのですが、し尿収集車両等整備事業費というのは車の購入だけの経費でございます。ということで、細かいあれについてはお答えできません。 ◆氏家康太 委員 私が質問したのは、予算説明資料のし尿収集車両等整備事業費の上のし尿収集事業費だったのです。ちゃんと伝わっていなかったかもしれません。それで、自分のイメージとしては、仮設の部分がふえているということで、ようやく今回わかったのですけれども、自分のイメージだと、こういう処理費というのは右肩下がりに下がっていくものではないかと思っていたのですね。そうしたら今回、5.9パーセントの増ということだったので、どういう内訳かなと思って、それを聞きたいということで、事前に伝えていたのですけど、先ほど戸澤委員のお話で大体アウトラインはわかったのですが。そうすると、見方としては、一般家庭は絶対的に下がっていると考えていいのですか。 ◎業務担当課長 一般家庭のほうは下がっております。 ◆氏家康太 委員 そうしますと、西口開発等もあり、そういった部分でふえているということで、こういうのは例えば建物だけではないでしょうけれども、建設現場とか、あとは土木事業も関係あるのかわかりませんが、そういう建設現場等の増減によってこれも影響を受けるということでいいわけですね。右肩上がりで上がるというわけではなくて、その年々の状況によって増減があるという見方でいいですか。 ◎業務担当課長 そのとおりでございます。 ◆氏家康太 委員 以上です。 ◎環境保全係長 先ほど氏家委員よりご質問いただきました、本年度の動物愛護団体の手術に対する助成の実績となります。申請につきましては、先ほど申し上げましたとおり、157頭でございます。それに対して3月5日現在で128頭の実績報告をいただいております。 ◆西田ひろみ 委員 5点質疑させていただきます。  1点目は予算書89ページの環境基本計画推進事業費について、これは2つあるかと思うのですが、環境施策体系の根幹となる第三次環境基本計画の策定というところでは、今回、時点修正だけでなく、計画の構成を含めた計画全体の見直しを第三次のところでやっていくということですので、今回策定の大きな視点、方向性についてお聞きします。  2点目は、予算書141ページ、廃棄物減量化等検証事業費についてお聞きします。先ほども家庭系ごみと事業系ごみ、いろいろ聞いておりますが、事業系ごみのうちの専門部会の中では、7項目で検討しているというところでしたが、この答申の時期というのはいつごろになるのでしょうか、そこをお聞きします。  3点目は、予算書143ページ、(仮称)再生工房整備事業費についてお聞きします。美化センターのことだと思うのですが、その中でリサイクルプラザを今休止にしています。今度、新しくしていくというところで、リサイクルプラザの中では市民への意識啓発活動が今まで実践されていましたけれども、今後この活動はどのように取り組みしていくか、お聞きいたします。  4点目です。予算書の145ページ、勤労者対策推進事業費についてお聞きします。この中で障がい者の労働機会の確保と雇用促進を図るため、事業者に対して奨励金を交付している事業があるかと思うのですが、その事業費はお幾らでしょうか。それから、26年から28年の奨励金を出している企業の数、障がい者雇用者の人数について、そのうち雇用されている3障がいの方の割合についてお聞きします。  5点目は、149ページ、都市農業推進事業費についてお聞きします。これは地産地消の推進ということで、今までの取り組み状況とその課題、推進していく組織についてお聞きします。 ◎環境みどり課長 1点目の環境基本計画の概要という形で、先日の委員会で、第二次基本計画の2カ年延長ということはお話しさせていただきました。基本計画の改訂について報告させていただきましたが、その次の次期環境基本計画の策定に当たりましては、新年度、30年度から計画策定に入りたいと考えております。まず30年度には基礎調査、市民、事業所アンケートの実施や改訂方針の検討を行いまして、2カ年の継続事業という形でやらさせていただきます。継続費については予算書の11ページに記載させていただいていますが、31年度には上位計画である総合計画と整合性をとりながら、計画を作成するために2年の継続事業とさせていただいて、やる予定です。 ◎資源対策課長 2点目の事業系の専門部会の答申の時期ということでございます。2月に2回目を行いまして、3月末に3回目の審議を行う予定となってございます。事業系のごみについては、業種だとか、事業所の規模だとかというところで、対象もさまざまであると考えてございますので、より深い審議も必要になってくるのかと思います。今後の審議の状況によりますので、今現在、答申の時期については決まってございません。  3点目、リサイクルプラザで行っていた活動を今後どのように行っていくかという点でございます。具体的なところは決定してございません。民間のノウハウ等も視野に入れて、そういった効率のよい施設の運営が必要ではないかと考えてございますので、そういった面も含めて今後検討してまいりたいと考えてございます。 ◎商工課長 4点目、平成30年度の予算でございますが、318万円になります。また、26年から28年度のこれに対して出した内訳になると思いますが、まず26年度ですけれども、18事業所、46名になってございまして、障がい者の種別を順番に申し上げますと、身体が23名、知的が23名、精神がゼロでございます。27年度になりますけれども、21事業所、48名に対して、種別につきましては、身体が24名、知的が24名、精神がゼロでございます。28年度につきましては、17事業所、44名、内訳でございますが、身体が18名、知的が26名、精神がゼロでございました。 ◎地産地消推進係長 5点目、地産地消推進事業についてでございます。まず、この事業を取り組む組織でございますけれども、海老名市地産地消推進実行委員会に委託して、平成28年度から取り組んでおります。  今までの取り組みといたしましては、海老名産農産物直売所マップの作成、地産地消PRのぼり旗の作成、海老名産農産物直売イベントの実施、海老名産農産物直売コーナー常設化に対する検討、海老名産イチゴブランド化企画といたしましての海老名いちごフェアの開催などを行いまして、また、本年度は市内大型店への海老名産農産物直売コーナーの常設化に向けまして、市内大型店3店舗において、合同直売会の実施を行いました。また、地産地消PRポスターの作成を実施いたしました。このポスターの作成に当たりましては、子どもたちにも海老名の野菜や農業についても考えてもらえる機会をつくるために、市内小中学生を対象に地産地消をテーマとしたポスターを募集して作成いたしました。  課題についてでございますけれども、地産地消推進事業を展開していく中では、特に直売等のイベントにおきまして、農産物の確保、大型店等におきまして販路の拡大などが課題として捉えております。これらの課題につきましては、生産者に対する地産地消への理解を求めながら、事業を展開していきたいと考えております。 ◆西田ひろみ 委員 1点目、環境基本計画は、2年間延長して、今までのところを踏襲してやっていくということでした。それで、さらにまたその先のところを来年度は考えていくということです。私も代表質疑で質問しましたとおり、このように地球温暖化が進みということで、今、異常気象が常態化しています。それから、3・11なども経験していますので、ぜひこういったところを考えて、再生可能エネルギー、自然エネルギーの取り組みがこの計画の構成の重要ポイントを占めるような、そういった視点は市のほうはお持ちでしょうか。 ◎環境みどり課長 第二次環境基本計画が10年たっております。ここで改訂版を出させていただきましたが、環境を取り巻く現状自体がかなり変わっているところがございます。この2年間で地球全体の環境からもう1度見直しながら、各環境分野の現状の把握を初めとしまして、全体的な改訂が必要だと思いますので、再生可能エネルギーを含めた中でそのような形で策定していきたいと考えております。 ◆西田ひろみ 委員 ぜひ時点修正だけでなく、地球全体の環境のことを考えて、子どもたちの未来に影響を与えることでございますので、しっかりとこの海老名市でも取り組んでいただきたいと思うのです。それにしても、今ここを取り組んでいる課が環境みどり課、今度、資源対策課のほうと一緒になるということですけれども、もう少し再生可能エネルギーというか、ここを専門にやるような部署、係、課でもいいですが、そういったところを組織化していっていただければと思うのです。それは市長への要望になってしまうかもしれませんけれども、ぜひそのようにして、ここを進めていっていただきたいと思います。  もう1つなのですが、カーボンマネジメント強化事業のところで、公共施設の省エネ診断をするということですが、今回、そのところも含めて委託になっているかと思うのです。前の環境基本計画を立てるときには市民のアンケートや事業者のアンケートをとったようですけれども、今回はそういった方向も考えていらっしゃいますか。 ◎経済環境部長 先に1つだけ。確かに来年度は機構改革で環境みどり課と資源対策課が環境課という課になりますが、環境に対する取り組みは決して後退することがないように実施してまいりますので、その辺はご理解を頂戴したいと思います。 ◎環境みどり課長 市民アンケート等、市民の声を反映するかというようなご質問だと思いますが、来年度、市民アンケート等を実施しまして、市民の声も反映して、よりよい計画を策定していきたいと考えております。 ◆西田ひろみ 委員 ぜひそういったところを実施して、中長期的という視点で書かれておりますので、長い目でつくっていただければと思います。要望とします。  2点目の廃棄物減量化等検証事業費に移りたいと思います。先ほどご答弁の中では、事業系ごみの課題といいますか、事業の規模とか、業種によってごみの減量化対策がいろいろまちまちであるというようなお答えをいただいていまして、それで答申はまだはっきりいつになるかわからないというか、ちょっとめどがついていないというような状況かと思います。しかし、片方では家庭系ごみは減量化対策というか、中間答申をいただいて、市民のほうにも説明に回っているという、そういう状況でありますから、今までごみの排出量の3分の1ぐらいが事業系ごみですか、ちょっとそこを確認させていただきたいのです。  3分の2ぐらいが家庭系ごみだと思うのですけれども、増加の幅というのは事業系ごみがすごく多いわけですね。ここのところはやっぱりはっきりと答申を出していただいて、家庭系ごみの減量化対策も、私はとっていただきたいと思うのですが、そういったところはいかがでしょうか。 ◎資源対策課長 まず、可燃ごみの家庭系と事業系の割合ですけれども、平成28年で言いますと、家庭系が2万1000トン、事業系が8000トンぐらいという割合になってございます。委員おっしゃるとおり、事業系の伸びもまちのにぎわいによってふえてございますので、そちらのほうの審議、対策もしっかりと行ってまいりたいというところで、今後審議を深く充実させていきたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 最終答申が家庭系ごみは30年度のそう遅くない時期に出てくるようですけれども、事業系ごみのほうでもきちんと審議を進めて、この辺の対策をやっていっていただきたいと思います。特に先ほど事業規模、業種によるごみ対策があるということですが、私たちは前から言っていますように、小規模事業系のごみ、これも有料袋によって、ごみ集積所や戸別に寄って回収するほうが私は有効かと思いますので、その辺の検討や、それから、食品業者、食料品店とか、食堂とか、そういったところは、食品廃棄物などが出るかと思いますので、そこの資源化とか、創エネ化を進めて検討していっていただけたらと思います。こういった意見を出して、ぜひ事業系部会での検討を図っていただきたいと思います。要望します。  3点目、リサイクルプラザのところですが、リサイクルプラザでは、粗大ごみとかを直して販売、そういったリサイクルというところもあったのですが、一方で、市民の独自活動として、自分たちでリサイクルする教室を持っていたりとか、それから、勉強会をしたりとか、そういったこともされていたわけです。ですから、一方で、家庭系ごみを減らしなさい、減らしなさいと言うならば、こういったところの意識啓発活動も私は重要かと思いますので、ぜひこの辺はやる場所を確保していただきたいと思うのですね。どこでもできる、今、ビナレッジとか、いろいろありますけれども、やはりごみのことを考える、減量化を考えるというところでは、リサイクルプラザの中に組み込んでいただければと思いますので、そういったところを要望します。  4点目、勤労者対策推進事業費で、障がい者の労働機会、共生社会を目指して、こういったところが進んでいるかと私は思うのですが、このところが318万円、今年度の金額ということで、前に比べて徐々にふえているかと思います。しかし、先ほど報告を受けましたように、26、27年度は、奨励金を出している企業の数とか、ふえてきていますが、28年度は少し減っているようなのですが、これは何か原因があるのでしょうか。 ◎商工課長 企業としては少し減っているところはありますけれども、人数としてはふえているところもございまして、障がいのある方の理由で企業をやめられたとか、そういう事情は聞いてございますので、そういうところによる減だというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。やはり障がい者が雇用されても継続していくというところが難しいのかと思います。そして、平成30年の4月から、精神障がい者の雇用が義務化されるということで、障がい者の雇用率の算定基礎に精神障がい者が加わっていますので、法定雇用率が民間企業は2パーセントから2.2パーセントになる、そして対象事業主の範囲も、50人以上の従業員から45.5人以上の従業員となる、さらに2021年年4月から、あと2年後には、それらが0.1パーセント引き上げられて、従業員の数も43.5人以上の事業者と、障がい者の雇用が拡大、特に精神障がい者の雇用が図られるのかと思います。精神障がいといってもいろいろありまして、統合失調とか、今多いのは発達障がいの方かと思いますけれども、こういったところも含めて、これから先の障がい者の雇用は大きな問題を抱えているかと思うのですが、雇用主の精神障がいへの理解を深めることも必要なのかと思います。それは継続していくというところもあるのですが、そういったところへのセミナーとか、市の相談体制とかはどのようになっていますでしょうか。 ◎商工課長 私ども、自立支援協議会の中のメンバーの1人でございまして、その中での活動をさせていただいている部分もございます。その中にハローワークですとか、商工会議所とか、そういうところもメンバーに入ってございますが、市の障がい福祉課もございます。先ほど委員おっしゃられるように、2.0から2.2に引き上げられるというところの中では、私ども、企業支援ではございますけれども、障がい者の雇用を促進していかなければならないということで、関係各課としっかり連携することと、私ども、神奈川労働局と共催で、本年度、セミナーを開催しておりまして、そういうセミナーをしっかり繰り返し行っていくことで、企業の理解を求めていきたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。そのセミナーというのは、精神障がいへの理解とか、そういったところのセミナーですか。 ◎商工課長 具体的には、一番大事なのは、企業の雇用する部門の方が、それをしっかり理解していただくということが非常に大変かと思いますので、これは職場において同僚とか上司とか、その人の障がい特性について正しく理解していただくための精神・発達障がい者しごとサポーター養成講座を、本年2月1日に市の401会議室で実施させていただいておりまして、116名の担当の方に参加していただいたということでございまして、今のところ、30年度につきましても、この事業を予定させていただいているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。今年度から精神障がいの方も算定基準の中に入るということですから、その障がいへの特性、特に発達障がいとか、精神障がいの方への特性を理解していただいて、継続して働けるように、そして、困ったときは相談体制も、雇用者の相談体制も必要かと思うのです。そういったところもしっかりととっていただきたいと要望させていただきます。今年度、障がい福祉課のほうでは、福祉施設の製品や役務の共同受注化を進める政策も打ち出しておりますので、ここは商工課が自立支援協議会に入っているということですので、ぜひ連携して進ませていただきたいと思います。要望しておきます。  5番目の都市農業推進事業費で、地産地消の推進を今までも実行委員会形式でやってきたというところですが、販路の拡大、そして農産物の確保が課題として挙がっておりました。私は消費者の立場として、大型店に行って、海老名の農産物があると、やはりそっちのほうを優先的に買いたいと思いますし、産直ですから、何よりも安心して、新鮮ですので、そこを優先したいと思うのです。大型店での販売所というのは常設化されているということなのでしょうか。 ◎地産地消推進係長 現在のところはまだ常設化に至っておりませんで、28年度から始まった事業の中で常設化へ向けてということで、さまざまな直売イベント等を大型店の協力を得て進めているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 ありがとうございます。ぜひ常設化するように、そのためにはどうしたらいいか、また実行委員会で検討して進めていただきたいと思います。  もう1つ、その下の農業振興助成事業費とかぶるのかと思うのですが、地産地消は、生産者と消費者との触れ合いができるところがいいのではないかと思うのですね。例えば学校給食の中では、食育基本法の中で、地産地消の割合を平成27年度までに30パーセント以上使うように指導しているのですが、海老名市ではここには達していないようなのですね。こういったところも学校の児童生徒と提携している農業者との触れ合いの場をつくっていくとか、あるいは市民農園とか、農業まつりとか、いろいろなところで消費者と生産者との触れ合いの場をつくっていくことが大切かと思うのですけれども、そういったところはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
    ◎農政課長 今、幾つかのご提案をいただいて、それに対してなのですけれども、先ほども課題も出てきましたように、地消していただく、要は買っていただくには、まず生産量の増がどう考えても必要とされるわけでありまして、先ほど収益性の高い農業という話も出ていまして、やはり専業農家の場合には収益性の高い農業、それはある程度量をつくって、それなりの安定した市場に出すというのが基本的な原則になっていますので、その部分では、いかに市場に出す以外の生産物、それを確保しないと、学校給食なり、市民まつりなり、大型店なりにもなかなか量的にはそろえることができないので、あと給食は規格の問題とかありまして、ただ、それについては、今も教育委員会、食の創造館等といろいろ検討してございます。ですから、さっきICTがありましたけれども、あれは量がふえたりもしますので、生産量をまずふやしていく、売り場をふやしていくという形を考えております。 ○委員長 お諮りいたします。委員外議員の松本正幸議員から発言の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって松本正幸議員の発言を許可することといたします。  委員外議員の発言は簡潔にお願いいたします。 ◆松本正幸 委員外議員 それでは、4点にわたってお伺いしたいと思います。  1点目ですけれども、予算書の153ページ、説明資料の24ページの魅力ある店舗づくり事業費、商工課で2000万円です。減額の理由について伺います。  2点目です。予算書の87ページ、説明資料の14ページ、環境審議会関係経費、環境みどり課の66万6000円についてです。審議会、専門部会は何回ほど開催されるのか、お伺いしたいと思います。  3点目ですけれども、予算書の143ページ、説明資料の19ページ、(仮称)再生工房整備事業費、資源対策課、6524万9000円です。施設整備事業費の内容について伺いたいと思います。  4点目ですけれども、予算書の135ページ、説明資料の15ページ、犬猫等管理事業費、環境みどり課の363万5000円です。野良猫を個人が不妊・去勢手術する場合、助成の対象になるのかどうか、伺いたいと思います。 ◎商工課長 1点目、魅力ある店舗づくりの減額理由ですけれども、この事業は平成28年の12月に補正予算を提出させていただきまして、29年の1月より商工会議所が主体となって実施しております。29年度の予算は、これまでの予測が難しいというところもございまして、他市の実績等を参考に、1件当たりの助成額を上限額の80万円、交付件数を30件と想定いたしまして算出しております。本年度を振り返ってみると、交付件数は35件と想定を上回ったものの、1件当たりの助成額が想定よりも少ない結果となりました。このような実績を踏まえまして、商工会議所から市に予算要望がございましたが、平成29年度の予算と比較すると、委員ご指摘の732万3000円が減額となってございます。 ◎資源対策課長 2点目、環境審議会というお話でしたけれども、専門部会という形の中で資源対策課ということでお答えさせていただきます。  家庭系ごみと事業系ごみ、それぞれの専門部会を設けているところでございます。家庭系ごみの部会については現在6回、事業系ごみにつきましては今月末に第3回目を実施する予定でございます。  3点目、(仮称)再生工房整備事業の金額でございます。250平米前後の建物を建設するための費用でございます。 ◎環境保全係長 4点目の市民が野良猫に対して手術を行った場合、助成の対象になるかというご質問です。この場合、市民より飼育計画書を提出していただき、対象としております。 ◆松本正幸 委員外議員 1点目、魅力ある店舗づくりなのですけれども、リフォーム工事をする業者は、商工会議所会員に限定されるという制度になっているのです。商工会議所への加入呼びかけはどんどんやっていいと思うのですけれども、加入を必須条件にすることは、公費の補助金を支給するというので、今後意見を広く聞いて検討すべきと思うのですが、その辺、見解を伺いたいと思います。 ◎商工課長 まず大前提といたしまして、この事業は、店舗の魅力向上、ひいてはにぎわいにつなげていきたいという目的で実施してございまして、助成対象業種を営む全ての小規模事業者が助成対象としてございますので、まず、この部分はご理解いただきたいというところでございます。その上で、商工会議所としても、本事業の実施に当たっては、会員増強とか、基盤強化とか、こういうものにつなげたいという思いから、施工業者については商工会議所会員にしているというふうに伺ってございます。 ◆松本正幸 委員外議員 この点も含めて検証しながら、さらによい制度にしてもらいたいと考えているのですけれども、その辺、コメントがあればお願いします。 ◎商工課長 今回、商工会議所の話で申し上げますと、予定を含め、5つの新規会員が新たに会員になっていただいたというところもございます。委員おっしゃられるのはご意見として伺っておきたいと思いますし、今後も商工会議所としっかり協議をしながら、よりよい制度にしていけるように取り組んでまいりたいと考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 2点目の環境審議会関係経費ですけれども、ごみの収集有料化、戸別収集の検討をすると思います。最終答申は30年度の早い時期に出されるということなのですが、環境審議会が開かれるのが5月ごろと聞いています。そうすると、市が有料化、戸別収集を行う決定時期は6月から7月ごろという認識でいいのかどうか、その辺伺いたいと思います。 ◎資源対策課長 最終答申をいただいた中で、いろいろなご意見があろうかと思います。現在、意見を収集している最中でございますので、また最終答申をいただいた後にどのような意見があるかというところを集約した中で、決定していきます。ただ、決定時期については今現在、正式に決まっている時期はございません。 ◆松本正幸 委員外議員 わかりました。  3点目なのですけれども、現在の場所から移転して整備していくということなのですが、その場合、リサイクルプラザの土地、建物を売却するということもあり得るのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎資源対策課長 現在、資源化センターの横にありますリサイクルプラザは、建物はそのまま、中をちょっと改装させていただいて、今後、資源化センターの一部として使っていくということでございますので、売却等は特に考えてございません。 ◆松本正幸 委員外議員 建物はまだそのまま使える状態なのかどうか、その辺も伺いたいと思います。 ◎資源対策課長 建物は現在使える状態でございます。 ◆松本正幸 委員外議員 4点目、野良猫の個人、これは飼育日誌でしたっけ。もう1回、済みません。 ◎環境保全係長 先ほどの答弁を補足させていただきます。  野良猫に対する補助を行う場合は、申請される方が飼うことが前提の条件となります。 ◆松本正幸 委員外議員 例えば野良猫の場合は、動物愛護団体の場合は対象になるのですけれども、一般個人が、あくまでも飼うという条件だったら、不妊・去勢の補助金は受け取ることができるという、そういう認識でいいのかどうか、伺います。 ◎環境保全係長 そのとおりでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 結構です。 ○委員長 以上で経済環境部、農業委員会事務局関係の質疑を終結いたします。  暫時休憩といたします。                    午前11時25分休憩                     午後1時再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、建設部、まちづくり部関係の審査を行います。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目が、予算書の159ページ、道路維持補修費でございますが、小学校13校全ての通学路についてカラー舗装を実施するのか、お尋ねいたします。  2点目、公共下水道事業ですけれども、予算書の363ページ、その中で、その他分担金及び負担金についてです。杉久保の雨水幹線工事に対する負担金ですが、雨水幹線で負担金を求める理由についてお伺いいたします。  3点目、予算書の399ページ、汚水管渠整備事業費でございますが、平成30年度、設計や測量をする地域はどこなのか、また、工事をする地域はどこなのかについてお伺いいたします。  4点目として、予算書の163ページ、都市計画推進事業費でございます。従来、復興まちづくりイメージトレーニングを委託事業として実施されておられましたが、委託をやめた理由についてお伺いいたします。  5点目、予算書の167ページ、厚木駅周辺整備事業費ですが、準備組合が実施する補助対象事業の増加として、平成30年度、720万円の増加となっていますが、増加分を含めて合計でどのぐらいの金額を補助されるのか、また、平成30年度は準備組合としてどのような活動をされるのかについてお伺いいたします。  6点目、予算書の167ページ、駅前施設整備調査等事業費でございますが、平成30年度はどのようなところを調査する予定なのか、お伺いいたします。  7点目、予算書の173ページ、工業系新市街地整備促進事業費でございますが、平成30年度の主な内容として、道路、橋梁等の公共施設整備を土地区画整理組合が実施するとありますけれども、市がなぜ直接実施しないか、その理由についてお伺いいたします。  8点目、予算書93ページ、若者定住家賃助成事業費でございますけれども、平成29年度の助成対象人数は何名だったのかについてお尋ねします。 ◎維持係長 1点目、小学校全13校の全てを対象にカラー舗装を実施するのかという点のお伺いについてお答えします。本計画につきましては、現在、小学校13校を対象に、平成32年度までの3カ年を計画期間として事業を計画しております。対象となる路線につきましては、小学校から提出された通学路改善要望箇所や、歩道のない路線を対象にしております。海老名警察署及び学校関係者と現場の合同点検及び工事内容の協議等を行い、海老名市通学路交通安全プログラムに位置づけて事業を行ってまいりたいと考えております。 ◎下水道課長 2点目ですけれども、杉久保雨水幹線工事に対して負担金を求めた理由ということでございます。杉久保雨水幹線の水路工事は、本郷地区の高座清掃施設組合が公園整備を計画している区域内になります。公園整備は水路を挟んで東西一体の整備を計画していることから、水路の整備が必要となります。水路整備は、下水道計画があることから、その計画にあわせた断面で整備を行いますが、公園整備が要因となって行うため、水路の断面割合に応じて高座清掃施設組合に工事費を負担していただくものでございます。  3点目の汚水管渠整備事業の平成30年度の設計、測量、工事の実施する箇所でございますけれども、平成30年度の汚水管渠整備事業費の設計箇所についてですが、市街化調整区域の設計箇所としまして、大谷南地区、それから、杉久保北地区を予定しております。測量箇所ですけれども、杉久保南地区、大谷南地区、中新田地区を予定しております。また、工事箇所は、現在整備を進めている中河内、本郷地区の未整備箇所と、今年度実施した杉久保南地区の上流部、新たな箇所としましては、大谷南地区、中新田地区を予定しております。 ◎都市計画課長 4点目、復興まちづくりイメージトレーニングの来年度委託をやめる理由ということでございます。この復興まちづくりイメージトレーニングですけれども、昨年度から実施しておりまして、今年度、2回目となっております。今年度は専門のコンサルタント会社にお手伝いいただきながら実施したわけでありますけれども、これは全国的に国のほうで進めている事業でありますので、国として手引書が出されたこと、それと、市として2回実施したというノウハウがありますので、そういったものを踏まえながら、来年度は職員の手でやっていくということにさせていただきまして、委託はなしとしております。 ◎市街地整備課長 5点目、厚木駅の再開発にかかりますこれまでの補助実績と30年度の予定についてお答えさせていただきます。厚木駅南地区市街地再開発事業にかかわる準備組合なのですが、これは平成26年10月に設立しておりまして、市では要綱に基づく補助を行っているところでございます。準備組合設立以降、平成29年度、今年度の執行予定額を含めまして、これまでに約3700万円の補助を行っているところでございます。30年度につきましては、準備組合のほうでは、基本設計、公共施設設計、資金計画の作成を進めてまいりまして、これに対して市のほうは補助をしていく予定でございます。また、これに基づいて、準備組合につきましては、組合設立に向けた活動をしていくということになってまいります。 ◎駅周辺対策課長 6点目、駅前施設整備調査等事業費の平成30年度の調査実施箇所はというご質問でございます。平成30年度の調査実施箇所につきましては、海老名駅北口駅前広場の予定地にある委託関係の調査になります。 ◎市街地整備課長 7点目、工業系新市街地整備の公共施設整備についてお答えさせていただきます。これは運動公園周辺地区の土地区画整理事業における公共施設整備の関連でございます。平成30年度は地区内の外周道路を初めとした道路、公園、橋梁などの施工を組合が継続して行っていくものです。当地区は土地区画整理組合によって事業を進めていくものですので、公共施設につきましては、減歩で生み出した公共減歩を用いまして、組合のほうで施工していくといったもので、市はこれに対して支援をしていくという形をとっているものでございます。 ◎住宅公園課長 8点目、若者定住家賃助成事業、平成29年度の助成対象人数ということでございますが、本日現在までの交付決定者の人数としましては5名ということでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目でございますけれども、学校要望に基づいて3カ年計画で実施されていくというふうなご答弁でございまして、まず、カラー舗装を実施する、例えば道路幅員の基準などはあるのかどうなのか、そこはいかがでしょうか。 ◎維持係長 道路幅員の基準というご質問になりますが、路肩に路側線を入れて、路側帯にカラー舗装をするわけでございますが、現在、車道、車の通るところを確保する上で、車道の幅員を確保するという点では、3メートルから4メートルの車道幅員を確保して、路肩を生み出して、着色をしていきたいということで計画しております。 ◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、3メートルから4メートルの車道を確保するとなると、例えばカラー舗装ができないという道路もあり得るという理解でよろしいのでしょうか。 ◎維持係長 先ほども申し上げましたが、対象路線につきましては、海老名警察署、学校関係者の方と現地の合同点検を行って、対策の内容を決定していきたいと思っております。今、委員おっしゃられたとおり、現場によっては着色ができない路線もあると考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 要は狭い道路という言い方が適切かどうかわからないですが、要望の中でカラー舗装ができないというのもあるということでいいのですか。 ◎維持係長 現場状況によっては、カラー舗装での安全対策が図れない路線もあると考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 そういった場合、学童の安全確保といった面からは、何かほかに方法はないのでしょうか。例えばカラーでなくても歩道を確保するような標示というか、白線だけを引くとか、そんなことは考えられないのですか。 ◎維持係長 今回の道路維持補修費の中で行う交通安全対策につきましては、基本的に歩道のない道路に対して歩行帯を設けて学童の安全対策、通過車両の抑制等を図っていきたいというもので、こちらの事業においては、現道の中での交通安全対策を計画しているところになります。 ◆鶴指眞澄 委員 私の質問がおわかりいただいていないような感じがするのですが、要は要望の中でも、カラー舗装ができませんと、先ほどの狭い道路とか、そういったところはどんな対応を考えておられるのかというところなのです。 ◎維持係長 今回、交通安全対策プログラムに位置づけて、関係機関、警察とも協議を行ってまいりますので、今回の事業で道路を拡幅して歩道を整備するという事業の展開は考えてございません。ただ、その中で、カラー舗装ができない部分についての交通安全対策としましては、路面標示や、場合によっては大変難しい問題がありますけれども、交通規制など、そういった部分も関係機関と協議して、対応を考えていくことになると考えております。 ◆鶴指眞澄 委員 あくまでも通学路ですから、学童の安全確保が一番大事だと思うのですね。したがって、警察ともよく協議していただいて、いずれにしても、児童生徒の安全確保をどうやったらいいかということをしっかりと詰めていただきたい。私の言いたいことは、カラー舗装ができないところですね。そこら辺を要望としてぜひお願いしておきます。  2点目に移ります。わかりましたが、予算科目の中で、通常の分担金及び負担金と、科目区分をした理由についてはどうなのでしょうか。 ◎計画経営担当課長 予算科目上、その他分担金及び負担金として分けて計上している理由でございます。予算科目の受益者分担金、受益者負担金は、汚水管渠整備事業の汚水管渠整備等に伴い、受益者が建設費の一部として土地の面積に応じて、1度限りの負担をいただくものでございます。ご質問の高座清掃施設組合に負担していただく負担金は、先ほどの答弁にありましたが、雨水管渠整備事業の杉久保雨水幹線工事の工事費として負担していただくことから、その他分担金及び負担金として計上しております。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  3点目、4点目はご答弁でわかりましたので、5点目に移ります。厚木駅周辺整備事業でございますが、先ほど、平成30年度予算の中で総額で準備組合に補助される金額は幾らなのですかということをお尋ねしたのですが、そこがご回答いただいていないので、お願いいたします。 ◎市街地整備課長 30年度に予定しております補助金は3200万円で予定しているところです。 ◆鶴指眞澄 委員 3200万円ということでわかりました。再開発組合設立は大体どのぐらいをめどにお考えなのか、そこら辺をお伺いします。 ◎市街地整備課長 平成30年度では、まさに今の補助金を対象に資料作成を行って、その後、再開発組合の認可申請をとっていきますので、あくまでも想定ですが、30年度の後半以降となってこようかと思っております。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。厚木駅周辺の活性化のためには、これは要望として挙げたいのですが、厚木駅につきまして、厚木駅周辺の活性化のためや、運動公園周辺地区の土地区画整理事業などもあり、小田急線の厚木駅は今後ますます乗降客の増加が見込まれると私は思います。したがって、小田急と交渉していただき、厚木駅に急行がとまるように要望していただきたいと思うのです。現実は海老名駅から小田原方面にかけては、厚木駅だけが急行がとまらないという実情であるとともに、本厚木から小田原方面の急行がとまる駅でも、厚木駅より乗降客が全然少ないところが多うございます。そういった面から考えた場合でも、厚木駅には急行がとまったほうが、地域にとっても非常に利便性が増すということやら、繰り返しになりますが、厚木駅の活性化にもつながっていくと私は考えていますので、この急行停車の要望をぜひ交渉していただくように要望としてお願いしておきます。  6点目でございますけれども、先ほど海老名駅の北口を30年度はやっていかれるということです。説明資料によりますと、この事業の主な内容として、地域の拠点としての駅及び駅周辺施設のあり方について、必要に応じて調査するということでございますが、この必要という部分ですね、この辺の判断基準などはあるのかどうなのか、お伺いしたいと思うのです。 ◎駅周辺対策課長 判断基準が具体的にあるかと言えば、そのようなものはございませんけれども、今、海老名駅の北口におきましては、北口改札に伴っての駅前広場が必要な事業としてありますので、調査等の委託費等を予算計上しているところでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 現状はご答弁いただいたところで十分わかりますけれども、今後の事業の進め方なのです。その中で、社家駅の関係なのですけれども、社家駅の位置づけも南部の拠点として、また、駅周辺施設のあり方などについてもいろいろと地域のほうでも要望も上がったりしております。そういった状況から、ちょうどこの事業の説明資料の内容を申し上げましたが、これと同じような部分でありますので、調査の目的として、地域の拠点としてというところもありますよね。そういったところで今後、社家駅の調査の予定があるのかどうなのか、そこら辺についてお尋ねしたいのです。 ◎駅周辺対策課長 社家駅につきましては、当面、駅周辺調査の予定はございません。社家駅周辺については、南部地域の拠点づくりということで、駅前広場の整備や駅周辺道路の歩道の拡幅、また、交差点改良、そして、踏切拡幅整備等実施をしてきたことによって、社家駅の周辺環境も大きく変わってきたところでございます。地域に見合った基本的な基盤整備については実施してきたというふうに判断しているところでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そういった面では、利便性も大変増したということで、感謝しているところであります。たしか市長も、私の質問の中で、施設も考えていくようなニュアンスがあったのですが、地域としても単なる自転車置き場でなくて、今まであそこに居住された方々が移転された後も、私なんかは自転車置き場のために移転したのではないよというご意見もあったり、あるいは当然、地元の要望、地域の要望もありますので、ぜひそんなところを今後検討していただきたいということを、これも要望とさせていただきます。  7点目に移ります。この事業の予算額は3億3300万円になってございますけれども、この金額は全て土地区画整理組合へ支援する予算額なのかどうなのか、お伺いします。 ◎市街地整備課長 この予算につきましては、3億3100万円強が土地区画整理組合への補助金として想定している額でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 200万円はどんなことに使われる予定なのですか。 ◎市街地整備課長 当該事務を推進するに当たって必要な旅費ですとかの経費であります。 ◆鶴指眞澄 委員 それと、説明資料の中で橋梁整備とありますけれども、これはこの地内に新しい橋梁をつくるということなのでしょうか。 ◎市街地整備課長 橋梁は施行区域内で2カ所予定しております。当該地区に外周道路として地区を取り囲むような形で県道とつながる道路をつくるわけですが、そこと兼ねたものになりますが、まず1カ所が、貫抜川放水路の上にかかるところでございます。もう1つが、市道53号線バイパスの上にかかるもので、これは今申しましたとおり、全て外周道路を兼ねた橋梁ということになります。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。それで、現在、このエリアについて、どのような企業が何件ぐらい進出予定なのか、また、その状況が予定面積に対する充足率はどのくらいなのか、その辺についてお伺いしたいのです。 ◎市街地整備課長 進出企業の状況ですが、新たに企業誘致する大きな区画は、概算ですが、約2万坪程度ということになっております。現在、倉庫関係の企業が1社決まっているようです。早ければ秋以降の着工も予定されている状況にあります。他の区画につきましても、運送業、倉庫業を中心に、30から40社程度の企業の問い合わせを受けているということで、これについては具体的な調整をしております。半分程度は決まってきているのかといった状況です。正確な面積はまだつかんでおりません。 ◆鶴指眞澄 委員 そうすると、かなりの引き合いが入っているという理解でよろしいでしょうか。 ◎市街地整備課長 そのとおりでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。  8点目、若者定住家賃助成事業でございますけれども、これにつきましては、説明資料では、補助期間が平成29年度から32年度の4年間とされているが、この期間で終わりということでよろしいのでしょうか。 ◎住宅公園課長 制度設計上、当初の開始からは一応4年間ということで考えてございます。しかしながら、内容等の検討、研究は随時行いながら、期間延長についてここで言明できませんが、検討は当然していく必要があると考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 要は若者の定住促進という意味合いでの助成事業であるというところなのですけれども、私なりに考えると、当然学生は、とまり木的な要素で、一時的に居住する要素が高いのではないのかというふうな感じがするのでございます。始めてまだわずかのところでありますけれども、定住というところも含めた中でどうなのかというお考えだけでもお伺いしたいと思うのです。 ◎住宅公園課長 要綱の中で、あくまでも定住の意思を持つということで、基本的には卒業後も生活していただけるといったことを先に一応お約束といいますか、なかなか住所を永久に定めるというのは難しい問題ではございますが、その意思を持った上で申請をいただいているといったことで交付決定をしてございますので、そういった意味からしますと、ご卒業後の長い定住につなげていけるのではないか、その間、海老名市の魅力についていろいろと感じていただければというふうに考えてございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、助成を出すときに、ある程度そういうことも文面か何かで出すという内容なのでしょうか。 ◎住宅公園課長 申請する段階で、あくまでも要綱にのっとった形で申請をいただくということでやってございます。 ◆戸澤幸雄 委員 6点ほど質疑させていただきたいと思います。  1点目ですけれども、予算書の159ページ、道路維持補修費で、今、答弁がございましたが、30年度、4校の通学路、小学校から500メートル以内でやられるということなのです。これは補修費でありますので、今までもやられているところがあるのだと思うのですけれども、この辺の考え方と申しますか、今までやっていたところがかすんでしまっているとか、そういうものを補修していくのか、それとも全て新たにやっていかれるのか、お聞きしたいと思います。  2点目でございますけれども、161ページ、橋りょう長寿命化対策事業費でございます。30年度増加しておりますので、事業の詳細と増加の理由をお尋ねいたします。  3点目、165ページ、住宅耐震改修等事業費、これについては、今までも取り組まれてきておりまして、木造に関してはかなり進んでいると認識しているのですけれども、現状の詳細とこれまでの推移を教えていただければと思います。
     4点目、165ページ、コミュニティバス運行事業費でございますけれども、この事業の詳細と、増額されていますが、その理由ですね、中身についてお聞かせいただきたいと思います。  5点目、169ページ、空き家見守り・活用促進事業費でございますけれども、これについては事業の詳細をお伺いいたします。  6点目、175ページの都市下水路維持管理経費について、事業の詳細と、特に都市下水路維持補修費とありますけれども、この詳細をお伺いいたします。 ◎維持係長 1点目、道路維持補修費の考え方、これまでとこれからやるものの違いについてのご質問にお答えいたします。今回の道路維持補修費で行う小学校の500メートル以内の通学路のカラー舗装につきましては、3カ年で集中的に行うことと、新規路線を基本的に考えて施行を進めていきたいと思っております。こちらの事業につきましては、先ほども交通安全対策プログラムに位置づけて事業を推進していくというご回答をさせていただいているのですが、事業費につきましては、防災安全交付金を活用して事業を展開していきたいと考えております。それ以外、こちらの補修費に挙がっている計画以外のカラー舗装であったり、カラー舗装の補修につきましては、従来どおり、道路維持管理経費の工事費の中で対応していくように計画しております。 ◎道路維持課長 2点目の橋りょう長寿命化対策事業費の詳細と、増になっている理由でございますが、長寿命化の事業の詳細につきましては、委託料といたしまして、橋梁の点検業務の委託と、あと、点検業務の中に跨線橋がございますので、鉄道事業者と協定を交わす関係で、そちらの委託の費用、それから、工事費としまして、2橋の改修工事費を見込んでおります。増額になった理由でございますが、跨線橋の点検が平成30年度は5橋の点検を予定しております。鉄道の敷地内ということで、期間も長くなりますし、費用的にも高くなるということで、増となっております。 ◎開発指導担当課長 3点目、住宅耐震改修等事業費の今後の見通しといいますか、推移についてお答えいたします。こちらの予算につきましては、分譲マンションに対する事業と、木造住宅に対する、それぞれの耐震の事業について行っております。現在、海老名市内の耐震率としては92.6パーセントまで上がっているという状況になっております。今後の見通しにつきましては、木造住宅につきましては、耐震改修工事を最近の12年間ぐらい行っておるのですけれども、130件弱、改修工事まで進んでいただいているような状況がございます。  また、マンションにつきましては、予備診断の段階で耐震性があるというと先に進んでいただけない状況がございますけれども、今年度につきましては、予備診断の中で耐震性があるにもかかわらず、さらに本診断をしていきたいという意向を示しているマンション等もございまして、これから少しずつマンションの耐震化も進んでいくのではないかと考えております。ただ、現在、対象となるマンションにつきましては59棟ございますが、このうち、海老名市が補助して予備診断を行ったもの、またはマンション管理組合自身が自費で耐震診断を行ったものについて23棟ございまして、その中で耐震不足という結果が出ておりませんので、これからさらにマンションの耐震化の確認については、マンション管理組合等に聞き取り調査を行いながら、状況の確認とともに促進に努めていきたいと考えております。 ◎都市計画課長 4点目、コミュニティバス運行事業費の詳細と、あと増額の理由についてでございます。コミュニティバス運行事業費ですけれども、現在、市内3路線が走っておりますコミュニティバスの運行に要する経費ということになります。主な費用ですけれども、これはバス事業者に委託しておりますので、その委託費用、それと、あとは負担金もありますが、これは契約の仕方を変更しておりますが、基本的にはバス事業者に対する負担金、それと、必要に応じた工事を行う場合の工事費等、そういったものが含まれたものになってございます。来年度、200万円強増額しているのですけれども、これはバス事業者の人件費の増額によるものでございます。昨今、全国的に問題になっておりますバスの運転手が不足しているということになりますと、どうしてもそれの採用と、採用にかかわる研修等、そういったものに費用がかかるということから、来年度は増額になっております。 ◎住宅政策係長 5点目、空き家見守り・活用促進事業費につきまして、事業の詳細についてご答弁いたします。本事業は平成29年度から開始した事業でございまして、年度当初に本市の空き家リストに基づく空き家の見守りと、その活用促進につきまして、海老名市宅建業者協力会と協定を締結いたしたものでございます。協定内容といたしましては、このリストにございます119軒の空き家につきまして、半年ごとの見回り結果の報告、賃貸や売買といった活用の提案などをいただくとした事業でございます。 ◎下水道課長 6点目、都市下水路維持管理経費の内容ですけれども、都市下水路維持管理経費は、予算の中で都市下水路維持管理経費と都市下水路維持補修費に分かれております。都市下水路維持管理経費は、市内の雨水幹線等を除いた排水路の草刈り、清掃、しゅんせつ等の事業を行う委託費が主な内容になっております。都市下水路維持補修費ですけれども、こちらは同じく市内の雨水幹線等を除いた排水路の補修等の事業を行う工事費になっております。特に都市下水路維持補修費の詳細というお話ですけれども、こちらは国分排水区排水路の閉塞工事を実施する予定になっております。こちらですけれども、場所が並木橋交差点の東側で、県道杉久保座間へ抜ける市道3号線の南側になります。市道3号線内に下水道計画に基づく雨水整備を行ったことから、管路が不要となったもので、管路の劣化等による陥没等が発生しないように、管路内に通常のモルタルより流動性があり、軽量化された特殊な発泡モルタルを注入して、管路内の閉塞をすることにより、将来にわたり安全性を図るための工事になっております。 ◆戸澤幸雄 委員 1点目、通学路の補修ですよね。今までやってきたところと、新たなものを中心にここではやられていく。財源もその辺若干違うのですね。基本的にはここでは500メートル以内となっているのですけれども、最終的にはこれはどのようにやられていくのか、この事業としては500メートル以内に限ってやられているということなのでしょうか、そこをお伺いいたします。 ◎維持係長 今回の道路維持補修費という名前なのですけれども、こちらにつきましては、通学路の安全対策事業としてカラー舗装を実施するということで、この事業は交通安全対策プログラムに位置づけて交付金を活用して面的というか、線的に整備を進めていきたいということでの予算になっております。それ以外の部分とか、こちらの計画に位置づけられないものについては、先ほどと重複してしまうのですが、要望等に対しましては、維持管理経費の中で順次予算の範囲内で対応していきたいと考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、財源的に活用して、ここについては一気にやっていきたいということなのでしょうかね。この事業とちょっと離れてしまうのですが、ほかの部分でも同じようにやられていると思うのですけれども、その辺の考え方としてはどうなのでしょうか。やっていくのだというお考えなのか、進めていくということなのか。 ◎維持係長 こちらのカラー舗装につきましては、毎年、通学路安全対策委員会という場で各小中学校から通学路の安全対策要望を受けているところでございます。そちらの要望箇所につきましては、現地を確認しまして、そういう対応が有効である場所につきましては、随時対応していきたいと考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 これに関しては、ほかの部分は並行してやられていくということですね。財源についてはこれを活用して、ここについては一気にやっていきたいということで認識させていただきましたので、しっかりと進めていただければと思います。  2点目ですけれども、5橋の点検ということで、特に鉄道が絡んでということでございますので、これについては、点検の部分だというふうに思いますので、そこはどれぐらい終わっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎道路維持課長 現在までの点検橋梁数でございますが、今現在、市の管理する橋梁につきましては219橋ございまして、そのうちの213橋が点検を終わっています。それで、平成30年度に予定している橋梁につきましては、跨線橋が5橋と、それ以外の橋が1橋ございまして、6橋ございます。平成30年度で一通りの点検自体は完了ということになります。 ◆戸澤幸雄 委員 来年度で一応点検としては終わるということなのですね。そこから必要なものに対しては対策をされていくということだと思いますので、その対策についてはどれぐらい進んでいるのでしょうか。 ◎道路維持課長 点検を始めまして、4段階の健全度ということで判定しておりまして、その中で、今現在までで補修が完了している橋につきましては、11橋が完了しております。それで、平成30年度に2橋補修を予定しております。 ◆戸澤幸雄 委員 4段階ということで、当然、すぐに必要な部分と、余り必要でない部分といいますか、段階があるのだと思うのですけれども、残りの取り組まなければいけない部分といいますか、今後、急がなければいけない部分というのは特にあるのでしょうか。 ◎道路維持課長 特に急がなければいけない部分で言いますと、判定区分としては4という区分になるのですが、緊急措置段階となりまして、そちらの橋については早急に措置を講ずべき状態という判断になっています。4という区分の橋梁については、今、ない状況です。それから、今まで補修をしてきた橋が3の段階の橋梁もございまして、そちらについては、機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講じるべき状態という橋になっています。あと残りのほとんどの橋梁については、1の健全であるか、もしくは2の予防保全段階ということで、予防保全の観点から措置を講じることが望ましい橋梁ということになっておりまして、すぐに措置が必要という状況の橋はございません。 ◆戸澤幸雄 委員 長寿命化対策ということなので、長寿命化、実際想定していた寿命よりもそこから延ばすような作業なのかと思っているのですけれども、それについて、すぐやるべきところはもう既に終わっていて、あとは寿命を延ばす、今やれば効果的に延びるのだというところがこれからやられていくところなのかと認識させていただきましたが、それでよろしいですか。 ◎道路維持課長 延命をさせていくことが目的になりますけれども、点検につきましては、5年ごとに点検を繰り返し行っていく形になりますので、5年ごとの点検で、以前、健全度が2だったものが、例えば3に進んでしまったとか、もしそういった橋があれば、そういったものを優先的に修繕していく、そういう形になっていきます。 ◆戸澤幸雄 委員 よくわかりました。これからもしっかりと進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。  3点目でございますけれども、木造に関しては92.6パーセントということで、かなり進んできていると。このパーセンテージなのですけれども、56年以前の建築物だと認識しているのですが、建っている数は市のほうでわかると思うのですね。そこに実際住まわれていなかったり、古いお家ですと、空き家になっているとか、そういうこともあると思いますので、今、92.6パーセントで、耐震化についてはほぼ進んできたという認識でよろしいのでしょうか。まだ必要ということなのでしょうか。 ◎開発指導担当課長 耐震化率なのですけれども、こちらについては、市にある住戸全体ということでご理解いただければと思います。マンションも含めてということになります。ただ、耐震化率につきましては、昭和56年5月末以前に建てられたもの、こちらは永遠にふえることはないというものになります。新しく住宅もこれからどんどんできておりますので、そういった部分では、耐震化率は、必然的に新しい住宅が建ちますと上がっていくというのが実情にはなります。ただ、実際のところ、昭和56年といいますと、築37年ぐらいたっておりますので、よく国分寺台ですとか、その辺で見ますと、建てかえる方も多いですし、2世代住宅になっていられる方も結構見受けられることがあります。そういった意味では、工事を実際にやられている方がいますので、耐震化は着実に進んできているというふうにご理解いただければと思います。 ◆戸澤幸雄 委員 この辺についてはしっかりと周知していただいて、何回か質問もさせていただいているのですけれども、しっかりと進めてきていただいたなというのが実感としてありますので、今後、マンションとかも含めてやられていくということで、しっかり進めていただければと思います。  4点目、コミュニティバス運行事業費でございますが、これはバス事業者にほぼ委託。市でやっているところは何かあるのでしょうか。 ◎都市計画課長 PR活動ですとか、あとはバスの中に広告をすることができるようになっておりますが、そういった広告事業がございます。 ◆戸澤幸雄 委員 そういったもの以外は全て委託でやられていると。 ◎都市計画課長 バスの運行に関してはバス事業者が全て行っております。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。そうしますと、今回、人件費の高騰で上がったということなのですが、その辺の判断といいますか、妥当な部分だという、根拠というのはどのように考えられているのでしょうか。 ◎都市計画課長 社会情勢的な部分は理解するのですけれども、コミュニティバスを運行する際にガイドラインをつくっております。その中で公費負担率の基準を設けております。人件費等を委託、負担金がふえていけば、当然それに対する市の公費負担も上がっていきますので、その基準を超える超えない、そういった段階になったときは、コミュニティバスをどうすべきかという判断のところになるかと思っております。 ◆戸澤幸雄 委員 この辺はバス事業者と実際に運営している中で、これぐらいは必要だと当然出てきますよね。そこについて根拠を明確にしていただいて、その上でこういう額で決定されているということなのですね。わかりました。しっかり進めていただければと思います。  5点目、空き家見守り・活用促進事業でございますが、この辺はこれからの部分なのかなとも思うのですけれども、現実にどのように進めていかれるのか、お聞きしたいと思います。 ◎住宅政策係長 まずは現状のほうからお伝えさせていただきながらと考えておりますが、9月下旬の協定先からの報告段階におきまして、古屋の除却や建てかえなどの再建築、あるいは開発行為等に伴いまして10軒を超える空き家がなくなっておりました。それに加えて現地確認の際に、居住を開始していたと報告があったものが何軒かございました。この3月下旬が2度目の報告日となってございますことから、さらなる空き家解消を期待しておるという状況でございます。これは本市におけます不動産流通がおおむね良好であり、市場取引が活発に行われているのかと考えてございます。あわせて、協力会のほうから、売買や賃貸の提案ということで、所有者に連絡をとっていただきたいというお申し出があったものもございます。私ども、市のほうからマッチングをさせていただきましたところ、数名の方から売却についてお考えがあるという連絡調整を現在している状況でございます。何分、本年度より開始した事業でございますので、引き続き来年度以降も継続的に取り組んでまいりたいと考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 この辺はこれから課題になってくる部分でもあると思うのですけれども、今のところ、海老名市の魅力は十分に高いだろうと思いますので、適切な空き家の活用をしていけば、新たにそこに住んでいただける確率は高いのかと思うのです。ただ、私の住んでいる周りにも、放置されている空き家は現実あるわけで、この辺は、この事業とはちょっと違う側面になる部分もあるのかなと。例えば防犯でありますとか、更地にしていただくことが一番いいという部分もあるとは思うのですけれども、この事業としては活用に関して民間と協力していきながらやられていくということで、しっかりと進めていただければと思います。  6点目、最後、都市下水道路維持管理経費でございますが、国分の排水路ですか、不用になったということで、発泡モルタルで埋めるということなのですが、これはやり方としては空間を残さないでということでよろしいでしょうか。 ◎下水道課長 空間を残していますと、そこが陥没等する可能性がありますので、空間を残さないように、全てモルタルで管の中を埋めると、そういうことでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。それから、この事業自体は排水路、側溝であるとか、雨水管であるとか、総体を維持管理ということでよろしいのでしょうか。 ◎下水道課長 今回、発泡モルタルを注入するものにつきましては、完全に使わないということですので、周りの側溝等は既に入っている、新しい下水道計画に合わせた管路のほうにつないでいる状況でございます。 ◆戸澤幸雄 委員 ここの処理だけが残っているということなのですね。今回、こういう形でやられて、終わった後はその事業はなくなるということでよろしいのですか。 ◎下水道課長 埋め戻した後はこれで終了という形になります。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、ほかの部分ではこういったことが必要になるところは、今のところないということでよろしいのでしょうか。 ◎下水道課長 今のところは考えておりません。 ◆戸澤幸雄 委員 以上でございます。 ◆永井浩介 委員 事業費としてはまちづくり部が8件、建設部が2件ございますが、質疑としてはまとまった質疑をさせていただきたいと思います。  1点目、まちづくり部から入りたいのですけれども、予算書93ページ、説明資料13ページ、今も質問がございました若者定住家賃助成事業費でございます。この実績の詳細なのですけれども、年度途中からではございましたが、5名ということでございました。その5名の方が、例えば東海大学だったり、近隣の厚木の大学だったりとあると思うのですけれども、どの地域の大学生がいたのか、また、個人情報になりますので、住んでいる場所、例えば駅近辺なのか、地域はどこら辺なのか、答えられる範囲で教えていただきたいと思います。また、家賃助成ということで、お金をいただけるということはメリットは感じていると思うのですけれども、学生サイドの声として、保護者の声として、なぜ海老名を選んだのかということも声があれば教えていただければと思います。  2点目ですが、住宅耐震改修等事業費、今もございました、予算書165ページ、説明資料15ページでございます。現状だと92.6パーセントということでございますけれども、住んでいない方というのも、その方々に対して啓発、住んでいないのにわざわざお金をかけて耐震を行うのもなかなか厳しいのかと思うのですが、ある程度の目安といいますか、95パーセントなら95パーセントなのか、その目標値みたいなものがあれば教えていただければと思っております。  3点目、予算書167ページ、169ページの住宅改修等助成事業費と空き家等対策事業費、空き家見守り・活用促進事業費、まとめて質問させていただければと、住宅政策という観点でお尋ねします。まず、この中の住宅リフォーム部分の空き家活用促進と、三世代同居支援事業の今までの3年間の実績と、4年目への工夫についてお伺いをいたします。  4点目、同じく住宅公園課でございます。予算書171ページ、説明資料18ページの街区公園等維持管理経費、これはちょっと予算はかかってくるのか、予算の部分ではないかもしれませんが、今までのボール遊びの規制看板について改めてお尋ねしたいのですけれども、どのような基準で規制看板といいますか、啓発看板は設置されているのか、お尋ねをいたします。  5点目、予算書169ページの駅周辺まちづくり事業助成経費にもかかわる部分なのですけれども、173ページの海老名駅西口公共施設維持管理経費、これは指定管理者として海老名扇町エリアマネジメントを指定してから1年半が経過いたしましたということで、現状と課題をどのように分析しているのか、お尋ねをいたします。  なので、今の部分の駅周辺まちづくり事業助成経費についての質問はございませんので。  6点目、建設部でございます。今もありました157ページ、159ページの道路維持管理経費と道路維持補修費、これは言ったら財布が2つあるというようなイメージで、今までも維持管理経費の中でやってきた通学路に関しての対策を、今回は国庫があるから別の財布、道路維持補修費としてやっていく、それで3カ年で、今までPTAだったりで挙がってきたものに対して集中的にやるというような理解をさせていただいたのです。今回、北部の地域でございますけれども、3カ年で北部、中部、南部とやっていくのかと思うのです。交通量だったり、いろいろな事情もあるのですが、なぜ今回、北部を選ばれたのか、その点についてお尋ねをいたします。  7点目、最後に、予算書159ページ、一般生活道路整備事業費、これは増額による主な内容といいますか、整備計画みたいなものがあれば教えてください。 ◎住宅公園課長 1点目の若者定住家賃助成事業の具体的な大学のエリアと、あるいはその通っておられる学生の居住エリアといったことでお答えさせていただきます。交付決定者は、先ほどお話ししたように5名となります。通っている大学のエリアとしましては、横浜市、秦野市、伊勢原市、平塚市、それと綾瀬市となってございます。それぞれの方々がお住まいになっている駅エリアでお話しさせていただきますと、海老名駅、さがみ野駅、厚木駅でございます。あと、海老名を選んだ理由でございますが、聞き取った内容からしますと、近隣他市に比べ、海老名市は安全であるといった印象はお持ちのようで、そういったことから学生が生活する上で安心だといったことをお聞きしてございます。 ◎開発指導担当課長 2点目、海老名市の耐震化率の目標値をお答えさせていただきます。海老名市では、海老名市耐震改修促進計画という、海老名市の全体の耐震計画を立てております。この中で民間の住宅に関しましては、平成32年度までに95パーセントを達成するという目標を掲げて、現在、これらの事業を行っているということです。 ◎住宅公園課長 3点目の住宅改修等助成事業のこれまでの実績、三世代同居分、空き家分といったご質問でございます。実績といたしましては、平成27年度から平成29年度までの3カ年で三世代同居支援リフォーム助成が71件、空き家活用促進リフォーム助成が6件、助成金額が三世代同居で938万1000円、空き家の関係のほうにつきましては300万円で、来年度に向けての進化させる部分につきましてでございますが、三世代同居につきましては、一番下の孫の世代を今まで中学生までという対象だったものを、一応大学卒業する22歳までというふうに引き上げさせていただいてございます。また、空き家のほうにつきましては、中古住宅を新たに購入された新所有者でもこの助成が使えるように、使いやすいように進化をさせてございます。 ◎公園係長 4点目、街区公園等維持管理経費に関連しまして、公園に設置されております規制看板についてどのような基準で設置しているのかというご質問だと思います。お答えといたしまして、あくまで条例規則に抵触する内容につきましては市の判断で設置しております。また、節度を持って対応してほしいというものがございました場合には、地元自治会と協議いたしまして、協議した上で設置しているところでございます。 ◎市街地整備係長 5点目、海老名駅西口特定公共施設維持管理経費のうちの指定管理業務の開始から1年半たった現状と課題についてお答えいたします。海老名駅西口特定公共施設の指定管理業務につきましては、ご承知のとおり、一般社団法人海老名扇町エリアマネジメントが指定管理者として、平成28年10月1日から平成33年9月30日までの5年間を指定期間として行っております。主な業務といたしましては、清掃、警備、施設利用にかかる受け付け業務、また、にぎわいづくりといったイベント開催などの業務を担っていただいております。現状についてですけれども、施設管理といった基本的な業務につきましては、大きな問題もなく円滑に管理を進めてもらっております。次に、にぎわいの創出といった点につきましては、一般の利用申請に加えて、指定管理者による自主事業も展開する前向きな取り組みとして進めていただいております。課題といたしましては、ことしありましたけれども、大雪などの悪天候時における安全な施設利用に向けた管理体制の強化、また、大規模商業施設に集客が流れる現状があることから、引き続き、西口地区におけるにぎわいの創出に向けた知恵を絞っていただくということで、指定管理者と市とで協議していきたいと思っております。  また、絡めて、駅周辺まちづくり事業助成経費の状況ですけれども、西口の指定管理者といいますか、海老名扇町エリアマネジメントとして事業の助成を受けておりまして、平成26年に始まりました助成事業なのですけれども、それ以降、防犯カメラを21台、プロムナードにおけるプランターベンチを14台、AEDを5台設置したという経過がございます。 ◎維持係長 6点目、北部地区を選定した理由についてでございます。北部地区の選定につきましては、教育部と優先順位について協議を行ってまいりましたが、特にご意見がございませんでしたので、北部、中部、南部と区域を設定して計画したものになります。また、学校単位で計画している点につきましては、路線ごとに点在する整備ではなく、小学校区ごとに一円で整備することで、区域内の交通環境の改善により効果が期待できると考えたところになります。 ◎道路整備課長 7点目、一般生活道路整備事業費の増の理由ということでお答えさせていただきます。1点目の理由としましては、過年度より自治会要望に対する用地買収の見込みがついたことから、30年度、工事費が増になった部分、それと2点目の理由としまして、平成30年度より一般生活道路の事業費の一部について、神奈川県の社会資本総合整備計画であります神奈川県狭あい道路整備計画に位置づけることができまして、このことから、事業費が増になったという理由でございます。 ◆永井浩介 委員 建設部に関しましては理解をいたしました。しっかりと進めていただければというふうに要望させていただきます。  まちづくり部のほうで順次再質疑をさせていただきたいと思います。  1点目、若者定住なのですけれども、この5名のうちで、要件といいますか、SNSで市の魅力を発信するなどの条件を満たした方は既にいらっしゃるのか、その場合の審査方法というのはどのように設けているのか、お尋ねいたします。 ◎住宅公園課長 実際にSNSに情報発信をいただいた方は5名のうち2名で、お1人は、具体的に言いますと、インスタグラムにより、市民まつりのPRをしていただいてございます。もう1方につきましては、ご自分のフェイスブックにより、家賃助成事業のPRをしていただいている。そちらの画面を紙媒体で印刷していただき、ご報告いただいてございます。 ◆永井浩介 委員 わかりました。これは条件に関しては議会でもさまざま議論があって、さまざまな議員からもいろいろな意見があると思いますが、今の現状で言うと、募集定員にまだ達していないという中で、今ハードルを上げると、若い世代というか、学生の世代にどんどん来てほしいというのが主たる目的であって、その方々が住んでいただくというのが目的だというふうに思います。今もシティプロモーション課でも、西京兄弟を使って宣伝していただいて、それでまだふえているという状況も伺っております。その反面、家賃の相場というのが、他市、例えば秦野市の大学生は、その近辺のほうが家賃は安いですし、わざわざ海老名に住むメリットも、女性だったら安全だからという観点もあるかもしれないですけれども、なかなかハードルが高いのかと。しかしながら、海老名市に対してのメリットというか、付加価値もつけていかないと、市民の理解を深めるという意味でも、もっとそこは推進していくべきなのかと思います。そういった中で、先日、相模原市が大学生の団体が集まって、相模原市を学生が住みやすいまちにするために大学生が提言するみたいな機会もありました。例えばこれが定員に達した場合、年に1回でもいいので、その大学生から意見を集約するとか、これが募集に対して、募集以上のものが来た場合に新たな展開を考えられるのかというふうに思うのですけれども、これもさまざまな手法があると思うのです。その手法について今の見解をお尋ねいたします。 ◎住宅公園課長 まさに委員ご指摘のとおり、まだ定員に満ちていない状況でございます。申請の条件につきましてはさまざま議論が正直ございました。海老名市の場合はもともと大学を有した市ではございませんことから、まずは来ていただいて、海老名市を知っていただき、長く住んでいただきたいといったことから、なるべく縛りを薄くしたいということでスタートした事業でございます。これが予算の枠を超えた申請が出た場合に、そのあたりの条件を厳しくして、思いの強い方からやるのか、あるいは10名といった数でございますので、その予算規模の枠を広げて、まだまだ学生にいらしていただきたいということでやるのか、そういったことも含めて、今後、よく研究、検討はさせていただきたいと考えてございます。 ◆永井浩介 委員 わかりました。私自身がこの事業に対して感じているメリットというのも、例えばこれは福井県鯖江市のJK課という、女子高生が鯖江に対して提言していくという取り組みなのですけれども、せっかく大学生が身近にいるのですから、大学生がもっと提言といいますか、これも大学生が大変だなというふうに思うと、多分やっつけ作業でやられてしまうと思いますが、大学生が、何かそれおもしろいなというふうな取り組みだったら、やってくれるというふうに思いますし、それが海老名に対してのメリットになるというふうに思いますので、さまざま研究しながら進めていただきたいと思います。これに関しては以上です。  2点目、住宅耐震なのですけれども、2020年までに95パーセント、しかしながら、その反面、住んでないという方もいらっしゃったり、金銭的に厳しい方もいらっしゃるというので、鋭意努力しながら進めていっていただきたいと思います。これに関しては要望とさせていただきます。  3点目、住宅改修といいますか、住宅政策の部分でございます。宅建業者協力会にお願いしている空き家見守り・活用促進事業に関して、現状はマッチング0件ですが、私は本当にメリットがあると思っています。初年度で効果は出ていないけれども、実態調査の深掘りといいますか、宅建業者協力会の方々も含めて、今の海老名の空き家の状況を把握できたことは私は本当にメリットがあると思いますし、民間との連携強化という意味でも、次年度、30年度以降に期待していきたいというふうに思っております。  そして、これは耐震にもかかわってくる部分でもあるのですけれども、海老名の現状で考えますと、若者定住もそうですが、駅周辺は人気がある、しかし、国分寺台だったり、杉久保だったり、ちょっと駅から遠い部分は、特に大谷地区は人口ビジョンで人口減少が予測されている地域でございますし、そういった中で空き家というのも、今、私の周りでも、住んでいないのだけれども、将来、自分の子供ではなくて、自分の孫のために所有していきたい、財産として持っていたいという方もいらっしゃる。じゃ、その人たちに促したところで、その思いがありますので、なかなか厳しいのかと思います。10年後、20年後どうなのだといったときに、そういった意味でも人口ビジョンで減っていくといいますか、亡くなった方で、お子さんがどういうふうに考えるかわからないのですけれども、そこで初めてマッチングといいますか、市場に出てくるのかと思いますので、なかなか難しい部分があると思うのです。  平成30年度、住宅政策の審議会を立ち上げると一般質問でも市長が答弁されておりましたけれども、そういった海老名の事情がある中での住宅政策の審議会というのは、どのような方向性、目的なのか、その審議会について、今答えられる範囲で構いませんので、お尋ねいたします。 ◎住宅公園課長 住宅政策審議会、仮称という形になろうかと思いますが、委員おっしゃっておられますように、人口的には本市は全体的にまだ伸びている。ただ、区域によって若干減少が見られるといったようなことは当然考えられると考えてございます。人口がふえている中で具体的に大きなものを投入して、住宅政策を展開していくのは非常に難しいこともあると思いますが、かといって減少に転じた段階でそれを効果的にやるというのはまた難しい。そういった見きわめも含めながら、本市に合った住宅施策を具体的に審議できるようなものにしていきたいというふうに考えてございます。 ◆永井浩介 委員 わかりました。これから審議会のメンバーも決めていくというふうに思いますので、海老名の事情といいますか、それもお伝えしながら、地元の方もいらっしゃると思いますし、大学、有識者の方もいらっしゃると思いますので、海老名の事情に合った住宅政策を審議会の中で議論していただければと思います。  そして、1つ要望といいますか、若者定住も大切だと思います。若者定住も今は若年層がありますけれども、例えば子育て世代の20代、30代、私ぐらいの世代までも呼び込むというようなことも、研究、検討はしていると思うのです。例えばここでもそれに特化するのであれば、以前から要望させていただいております近居、親の近くに住む、それに対しての支援というので、今、学生に対してやられている若者定住を伸ばすだったり、さまざまな研究、検討、そして、近居、同居というのは福祉という観点でも必要だというふうに思うのですけれども、研究しますという答弁かもしれませんが、一応お尋ねいたします。 ◎住宅公園課長 折に触れご要望いただいております近居につきましては、確かに親世代を見るための生産年齢対象人口の方々にいらしていただくことは非常にありがたいことでございまして、そこで先ほどお話しした、人口が増加している中での助成が具体的に結びつくのかどうかといったところを含めて、当然それは研究も検討もさせていただきたいということでございます。 ◆永井浩介 委員 30年度も引き続き庁内でご議論いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  4点目、公園になりますが、もちろん条例は禁止していないのだけれども、自治会と協議しているという部分で、設置しているということは理解するのです。これも考え方で、条例上は海老名市は禁止していないけれども、自治会が求めているから看板を設置するということで、例えばこれをボール遊び禁止、海老名市ではなくて、ボール遊び禁止、何とか自治会とか、自治会が促すというのも1つの啓発のやり方なのかなと。もちろん自治会から責任を持ちたくないというようなこともあると思うのですけれども、ぜひともご検討をいただきたいですし、課長も僕よりすごい経歴の持ち主の方でもございますので、ボール遊びができない環境が、そういった時代も思いがあるというふうに思いますが、やはりモラルという意味でも、先日の一般質問でも、たばこという観点でもモラルという部分でありましたけれども、児童公園ではないですが、小さい公園で硬球を使って、子どもがいるのにキャッチボールする人もいないでしょうし、小さい公園で子どもがいる前でたばこを吸う人もいないでしょうし、市民のモラルというのは大切だと思うのです。条例上は禁止ではないのだったら、啓発に特化した看板の掲示、例えばモラルを大切にボール遊びをしてくださいとかというような形に変えれないのかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎公園係長 4点目、モラルに関してということで、私ども、自治会の要望とか、あと、近隣住民の方とかでボール遊びのことで、たまにご要望をいただくのですけれども、その場合には危険なボール遊びはやめましょうと、先ほど委員が言われたように、近くでベビーカーがいるところでバットを振っている人はいないと思うのです。そういう中で、あくまでも、危険なボール遊びはやめましょうという形で、公園を管理しているのは市でございますから、市の名前を入れさせていただきながら、そういった表現の看板をつけさせていただいているのが現状でございます。 ◆永井浩介 委員 わかりました。ぜひともそういった意味でも、サッカーも含めて、いろいろあると思いますので、ご研究といいますか、きょうも東洋経済のニュースにもなっていましたけれども、運動能力と学力というのも比例しているという報道もあります。そういった中で、運動する場所がないというのも市の課題だと思うのです。これは要望とさせていただきますが、これはスポーツ広場をふやしていく、スポーツができるような環境をふやしていくとなると、文化スポーツ課だと思いますし、多目的の公園をふやしていくとなると住宅公園課だと思いますので、ぜひとも文化スポーツ課と話し合いながら、これはこれから公園の土地を購入というのはなかなか厳しい時代だと思います。賃貸も含めてご研究をいただければと思いますので、要望とさせていただきます。  5点目、西口の部分なのですけれども、理解をさせていただきました。その中で、私も感じているのが、今、駅間地区ができて、それでにじみ出しという部分で、商業施設ではない部分に行く人の流れがますます厳しくなってきたのかなというふうに思います。そういった中で、指定管理料の中でも、にぎわいの部分で予算がついていますけれども、そこも民間の努力によって資金集めをやって、それで祭りといいますか、イベントを展開しているという現状もあると思うのです。そういった中で、民間がやることと行政がやることは分けて考えなければいけないと思っているのですけれども、行政がやることは今の例えば条例でいったら西口特定公共施設設置条例もあります。けれども、例えば現行だと午後8時か9時までと利用時間が決まっていますよね。西口中心広場でビアガーデンをやるとなったら、その条例ですぐ時間が来てしまうので、なかなか夜の仕掛けもできないということもありますので、にぎわいづくりという観点でも、条例も今後、検討、研究をしていただきたいと要望させていただきます。  あともう1点、西口にステージをつくるということでも、地元でもそうですし、ほかの部課で何か西口でやるときにステージの予算も今年度もついているので、それが常設がいいのか、仮設がいいのか、さまざまご議論が今までもあったというふうに思います。そういった中で、今後も海老名扇町エリアマネジメント、ないしほかの課、ないしほかの団体、ないし皆さんで、ステージのことはご検討いただければというふうに要望させていただきます。  以上で終わります。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午後2時29分休憩                    午後2時44分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆氏家康太 委員 4点質疑させてください。  1点目、予算書159ページ、歩道整備事業費です。こちらは全体でどのぐらいを整備する予定で、現状どこまで整備されていて、平成30年度はどうされるのか、お伺いいたします。  2点目が、161ページの狭あい道路用地等購入事業費で、こちらは面積が増ということですが、面積増の理由を教えてください。  3点目、165ページ、住宅耐震改修等事業費の分譲マンションの耐震本診断対象数が増加したということでございます。先ほど戸澤委員の質疑応答でよくわかりましたけれども、私の最初の印象ですと、昭和56年5月以前のマンションがそんなにあるようには思えなかったので、どうしてかなと思ってお聞きしたかったのです。先ほどのご答弁ですと、希望があればできるというか、例えば昭和56年5月以降の分譲マンションでも、所有者の皆さんが耐震診断を受けたいと言えば受けれて、それに対して補助しますよという考えでいいのか、お伺いいたします。  4点目、予算書169ページの空き家見守り・活用促進事業費です。本年に続き来年度の分も出ておりましたので、1回きりの提言等ではないのかなということで、これは今後も毎年継続するということになるのでしょうか。また、先ほどの答弁をお聞きしたところから推察すると、現状の空き家、年によって空き家がふえたり、例えばそれが更地になったり売られたりして、状況が変われば、減ったりとか、増減があると思うのですけれども、そういう空き家の監視というか、空き家を見つけるというか、状況を確認するのは外部にお願いして、市の職員の方は直接調査しないで、報償費という形で、こういうふうに委託ではないですけれども、今後もやっていかれるのか、お伺いいたします。  以上です。 ◎整備1係長 1点目、歩道整備事業費の30年度の予定といたしましては、昨年度の予算金額と比較しますと463万円ほど減額となっておりますが、平成30年度予算では、市道2号線ほか4路線の事業に取り組みます。工事延長としましては約460メートルの整備を予定しております。また、進捗でございますが、平成29年度に取り組みました市道23号線は、過年度より続けてきた整備が完了しました。また、横須賀水道有馬系統の市道2677号線の歩道整備に関しましては、3カ年の取り組みのうち、順調に2カ年が進んでおり、整備延長がふえているところでございます。平成30年度も引き続き、市道2号線ほか4路線、市道8号線と市道12号線、市道2677号線、市道47号線といった4路線の歩道整備に取り組む予定でございます。 ◎用地係長 2点目、狭あい道路用地等購入事業費の30年度面積増の内容ですけれども、狭あい道路用地等購入事業費につきましては、建築基準法42条2項に基づく道路用地、いわゆるセットバック用地について土地所有者から申し出により買収を行ってきた事業でございますが、先ほど来、永井委員のご質問の中でお答えがありましたけれども、30年度におきましては、一般生活道路におきまして、社会資本整備総合交付金の活用が図れる部分を使っていこうということでございまして、そちらの一般生活道路用地の購入面積について面積増となっているものでございます。 ◎開発指導担当課長 3点目、分譲マンションの診断にかかる昭和56年5月末以降に建てられたマンションは希望があればできるのかというご質問ですけれども、基本的には海老名市のマンション耐震診断費補助交付要綱というものがございまして、これに基づいて交付金を支払っております。この中で対象となるのは、昭和56年の5月末以前に建てられたマンションが全て対象ということで、それ以降については市のほうでは交付事業を行っておりません。今、その中の対象となるのは、市で把握している中で59棟あるというところでございます。 ◎住宅公園課長 4点目、空き家見守り・活用促進事業のうちの空き家の見守りの継続でございますが、本事業につきましては、あくまでも昨年度4月1日の協定をもとに、海老名市宅建業者協力会の皆様のほうにお願いしているといった内容でございますので、基本的には見守りは継続させていただきたいと考えてございます。 ◆氏家康太 委員 1点目、歩道整備事業費なのですが、例えば今、歩道がないけれども、危ないと住民の方から言われていて、そこには歩道が必要と行政が判断すれば、いずれ歩道整備になるのですか。新設ではない、昔、歩道がなかったような道というのはどのように考えていらっしゃるのか、お伺いします。
    ◎整備1係長 今現在、歩道がなく、そういったところを整備してほしいという場合のお話だと思います。歩道整備に関しましては、ご承知のとおり、用地の確保が必要となります。地権者のご理解が得られれば、その先の作業に進むといった状況がございます。例えば自治会要望ですとか、また、さきにも話があった通学路の安全対策ですとか、そういったものの中から整備箇所等を精査して取り組んでまいりたいと考えております。 ◆氏家康太 委員 そうしますと、要望等を精査してということで、行政自体がここを整備しなければいけないということで、全体としてこれだけ整備しますという目標値的なものは持っていないということでよろしいのでしょうか。 ◎整備1係長 市が主体となって整備をするといった場合は、道路交通マスタープランに位置づけがある道路ですとか、または幹線、準幹線の整備予算のほうで取り組んでいるものも当然拡幅とあわせて歩道整備に取り組んでございます。そういった部分では、事業計画決定の手続をとりながら、用地交渉等作業を進めていくといったことになります。 ◆氏家康太 委員 2点目、狭あい道路用地等購入事業費なのですが、建築基準法42条2項道路というお話なのですけれども、まだセットバックができていない道路は、延長としてはどのぐらい残っているのでしょうか。 ◎用地係長 セットバック用地が市内どれぐらいあるかですけれども、確かに市内には多くの狭隘道路があるとは認識しておりますが、この狭あい道路用地等購入事業費の対象の道路後退用地となりますのが、土地所有者の方が住宅の建築等を行う際に、県の建築主事からセットバックが必要であるとの指導を受けて事案が発生するものでございますので、市においては具体的な場所は把握してございません。 ◆氏家康太 委員 わかりました。  3点目、分譲マンションの耐震本診断の対象数のことについて再質問させていただきたいのですが、そうすると、対象となる59棟というのは、昭和56年5月以前に建築されたものという理解でよろしいわけですね。 ◎開発指導担当課長 委員ご指摘のとおり、そういうふうに理解しております。 ◆氏家康太 委員 わかりました。  以上です。 ◆西田ひろみ 委員 7点質疑させていただきます。  1点目は、予算書の165ページ、バス路線確保維持対策事業費、これは海老名駅と寒川駅間の路線バスの運行経費のことだと思うのですが、1年間の運行経費と運賃収入についてお聞きします。それから、年間の乗車人数の推移についてお聞きします。  2番目が、167ページ、駅前施設整備調査等事業費ということで、北口駅前広場整備に伴う移転補償費が減額されました。ということは、今年度中には移転はされないということだと思うのです。それで31年度中に駅舎部は完成という予定になっていますが、駅舎部が完成しても広場が未完成で北口が利用できないことにはならないかどうかということにご意見をいただきたいと思います。  3点目は、予算書167ページ、住宅改修等助成事業費です。この中で三世代同居支援リフォーム助成の目的と、その助成は増額してきているのかどうか、お聞きしたいと思います。  4点目、予算書の169ページ、空き家見守り・活用促進事業費でございますが、この中で、先ほどから見守りと賃貸などの活用ということで、マッチング事業についてのお話があるかと思いますけれども、もう少し具体的なことについてお知らせください。  5点目ですが、予算書の159ページ、市道62号線並木橋歩道橋架設事業費についてお聞きします。ここの交通量の調査というのは何年ごろに実施され、どのような方法でやったのか、お聞きします。  6点目、予算書の399ページの汚水管渠整備事業費、その中のマンホールトイレの実施についてお聞きします。マンホールトイレの設置計画についてお聞きいたします。  7点目、雨水管渠整備事業費、現在の雨水管渠の整備率、将来の整備率についてお聞きします。 ◎都市計画課長 1点目、バス路線確保維持対策事業費についてお答えいたします。これは委員からお話がありましたように、海老名駅、寒川駅を運行しております海老名寒川線の経費になります。ご質問がございました1年間の運行経費なのですけれども、今年度から本格運行しているというところになります。今のところ、4000万円程度になるのではないかというふうに試算しておりまして、運賃収入につきましても、月に100万円程度で推移していますので、年間で言うと1200万円程度になると考えております。それに対しての負担額ですけれども、海老名市としては今のところ予算上750万円となっておりますが、これは寒川町と共同事業としておりますので、同額ということで考えてございます。あと、乗車人員の推移なのですけれども、この路線ですが、本格運行の前は実証実験を行っておりました。実証実験は平成26年の10月からスタートしまして、約2年半、29年3月まで行っております。その年間利用の推移ですけれども、年々増加はしております。1年間ですと、26年度は半年分になりますので2万852人、そして27年度、これは1年間になりますので5万2525人、28年度になりますと5万6457人、29年度、これは上半期になりますが、2万9897人ということで、年々増加はしている状況になってございます。 ◎駅周辺対策課長 2点目、駅前施設整備調査等事業費の北口駅前広場の移転補償費が減額となったことによって、今年度中の移転は無理なのかというようなご質問でございます。これにつきましては、移転補償費につきましては、現在、地権者の代替地先の状況を踏まえながら、移転時期が明確になった段階で予算計上していくという予定で考えております。来年度早々に予算計上ができればと考えているところでございます。現在、地権者とは来年度中に契約する方向で交渉中でございまして、できる限り早期契約に向けて鋭意努力しているところでございます。 ◎住宅公園課長 3点目、住宅改修等助成事業費のうち、三世代同居の助成金の増額といった部分でございますが、27年度からスタートしました三世代同居支援リフォーム助成事業につきまして、助成金額そのもの自体を値上げしているといったことはございません。上限20万円ということで助成をさせていただいてございます。  4点目、空き家見守り・活用促進事業のマッチング部分につきましては、先ほどご説明させていただきましたように、年に2回の定時報告をいただく際に、物件を不動産事業者のプロの目線で見ていただいて、売却、賃貸につなげられる物件をこちらに提示していただく。所有者との連携はこちらでとらせていただきまして、所有者のご了解がいただけるものに関しまして、不動産事業者にそのお答えを戻して、最終的には直接やっていただく、こういった内容でございます。 ◎整備1係長 5点目、交通量調査が何年に行われていたかということでございます。事業をするに当たりまして、交通管理者との交通協議を行いますが、そこでは平成28年12月の交通量調査をもとに進めているところでございます。 ◎下水道課長 6点目、マンホールトイレの計画についてということで、マンホールトイレですけれども、こちらは社会資本総合整備計画に位置づけて、交付金を工事費に充当して行う予定でおります。補助率は2分の1となっております。設置の基準ですけれども、地域防災計画に位置づけられた0.3ヘクタール以上の敷地面積が必要となっております。また、水源が必要なことから、雨水の貯水槽やプールなどがある場所で、さらに上部構造物等の保管庫も必要な場所ということになっております。来年度ですけれども、設計委託費として490万円を計上しております。  7点目、雨水の整備率ですけれども、平成28年度末の状況は42.7パーセントとなっております。平成30年度末の予定が42.9パーセントというふうに考えております。 ◆西田ひろみ 委員 1点目のバス路線のところ、寒川駅とのバス路線、当初の開始のときに私も乗ってみたのですけれども、市境の方とかがそれぞれの駅に行くとか、あるいは海老名駅に寒川の市境の方が来るとか、交通不便地域にとっては、昔、路線バスが走っていたけど、廃止になったということで、この路線は必要なのだなというのを痛感いたしました。それで、今、1年間の運行経費が計画では4000万円と、収入が1200万円、その差額の2800万円は公費負担ということでよろしいのでしょうか。 ◎都市計画課長 残り約2800万円のうち、国庫補助事業となってございますので、そこに今年度の事業が今国のほうで精査しております。金額はまだ定かではないのですけれども、それに国庫補助事業が入って、残りが寒川町と海老名市での負担となります。公費負担という考え方は、コミュニティバスでは考えはあるのですけれども、海老名寒川線では考えてございませんが、公費という部分で言うとそういうことになります。 ◆西田ひろみ 委員 前もって聞いたところでは、国の補助は金額的には100万円か200万円ぐらいではないかということでしたが、そうしますと、あとは寒川町と海老名市の負担ということで、1つの市ですると公費負担率という考え方でいいのかどうかわかりませんが、70パーセント近くになってしまうところを、2つの市でするので負担率が半減するということで、それぞれの市と町では、ここを走っていたコミバスが公費負担率がとても高くて中止になったということで、また路線バスも中止になったということで、この路線が出てきたのかと思うのですが、2つの自治体が負担をし合って運行を継続しているという状況かと思うのですね。これも1つの交通不便地域の対策にはなっているのかと思うのですが、今のところ、少しずつ乗車人数がふえているということでございますので、これもどうやったら増加するかというのはまた検討していくのかと思うのですけれども、余り減ってしまうと、このところの維持もまた大変になるかと思うのですが、将来的にはどのようなところを考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎都市計画課長 委員おっしゃられるとおり、この路線なのですけれども、確かに当初はバス路線であったところ、それが寒川町も海老名も廃止になりまして、コミュニティバスを走らせた。ただ、そのコミュニティバスも両自治体ともなかなか公費負担が厳しい中で、また廃止したというところはございます。ですので、現在、乗車人数は増加傾向にはございますけれども、一定のニーズがあったというところもございますし、やはり海老名の駅周辺が開発していっているというところも今のところ要因としてはあるかと思います。ただ、これをまた当然増員していく、伸ばしていく必要があると思いますので、そこは我々の課題でもございますし、それに対する対策も魅力発信ということでバスを活用していただくことを考えていかなければならないと思っております。 ◆西田ひろみ 委員 さまざまな工夫をして、ここのバスが継続していければと思っておりますので、よろしくお願いします。  2点目、海老名駅北口のところですけれども、何とかということですが、31年度の4月には駅舎部が開かれるのですか、完成するのですか、それを確認したいのです。 ◎駅周辺対策課長 2020年の4月になります。31年度末。 ◆西田ひろみ 委員 駅舎はどうにか完成しても、広場とか、出入り口がないと、ここは使えませんので、そういったことがないように、きちんと進めていただきたいのと、もう1つ、北口広場の青写真がよく見えないのですけれども、1つは、近くに海老名駅の東口広場がありますが、ここは送迎車が駐車するスペースがすごく狭くて、中央公園の前やお花屋さんの前に違法駐車今までも多く見られています。こういったところと連携して、東口と北口、北口がロータリーがとれるかどうかわかりませんけれども、公共的な駅前広場のつくりにならないのかなといつも思っているのですが、その辺の対策はどうでしょうか。 ◎駅周辺対策課長 北口駅前広場に関しまして、昨年度、交通管理者である警察とも調整を行いまして、できる限り道路から一歩広場に、中に入れるような車寄せ、ロータリー的なスペースを設けてほしいというような指示等もございました。基本的にはそのような形で考えていきたいと思っております。こちらに関しましては、北口広場を利用する方々というのは、北口改札を利用する方、また、連絡通路ができますので、連絡通路を利用して小田急、また、JR方面に行く方が利用されます。約2万6000名ぐらいの利用客数を予定しておりますので、ある程度東口、今、ロータリーを活用している方々がこの北口を利用するような形で分散されることも考えられますので、その点で、ある意味では東口の駅前ロータリーも若干渋滞、混雑も緩和すると考えているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。東口、西口とも交通安全を確保して、使いやすいロータリーというか、広場にしていくことが必要だと考えますので、よろしくお願いします。  3点目と4点目をまとめてお聞きしたいのですが、私は三世代同居支援リフォームの助成金額ではなくて、申し込み件数――金額がふえていれば申し込み件数がふえていると思うのですけれども、申し込み件数はふえているのでしょうか。そして、この三世代同居支援リフォームの目的はどういったところにあるのでしょうか、そこをお聞きしたかったのです。 ◎住宅公園課長 件数につきましては、年度の中で見ますと、正直、今年度については昨年度に比べて10件程度減ってございます。三世代同居支援の狙いといたしましては、あくまでもお孫さんを見ていただくおじい様世代、そのことで生産年齢対象になっておりますそこのお父様、お母様の軽減、あるいは同居することによって、今度は高齢者の見守りもできる、そういったところが1つは狙いになっているというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。三世代同居支援リフォームのところは、先ほど永井委員の質問では、71件あったというのが3年間のトータルですかね。今年度は若干減っているという状況かと思うのですけれども、目的としては、お互いに世代間で支え合って、子育てと介護は家族で見てくれよというような感じかなと私はとってしまうのですが、お互いにケアし合おうではないかというような住宅政策なのかと思います。もう1つの空き家見守り・活用促進事業では、活用できるような空き家を市が情報を得て、借り手の希望というのですか、借り手を市があっせんしているということでいいのですか。マッチングというのはどういったところですか。 ◎住宅公園課長 予算事業名でお話しさせていただくのであれば、これは海老名市宅建業者協力会のほうへ情報提供させていただきまして、その中で例えば賃貸につなげられそうだとか、これだったら売却できそうだといったものの候補を挙げていただくわけです。その挙げていただいた候補の所有者に対して、市のほうからこういうお話がありますが、いかがでしょうかといったご意思を確認させていただいて、直接業者から話を聞いても構わないといった所有者の情報を、今度は宅建業者協力会のほうにお戻しするといったことでございますので、一応現状、予算事業の中でやらせていただいているのは、そういった状況でございます。 ◆西田ひろみ 委員 市のほうが情報を提供しているというところですかね。それで、3点目と4点目の三世代同居支援リフォームのことと、ここの空き家の活用促進事業が、私はまちづくりにそれこそうまくマッチングしないかなと思うのです。三世代同居のところは、子育てと介護は基本的には社会全体で支え合うことだと思うのです。それを家族形態の中で何とかならないかというのは、やはり今、家族のありようもさまざまなありようになっていますので、できる方はいいですけれども、できない方もいらっしゃるというところで、できる方が使えばいいよということかもしれませんが、そこで、子育てや介護はどうしても女性のほうに負担が行くというところもあります。  そういったところでは、空き家を活用するというところで、大家さんでも、福祉事業とか、市民活動に活用してもいいよという思いの方もいらっしゃるかもしれません。また、あるいは市民のほうとしては、今、子どもの学習支援とか、居場所とか、子ども食堂とか、お年寄りの方の集まるところとか、近くにそういうのがあるといいなと思うのです。地域版子育て支援センターもすごくいいと思うのですけれども、もっと近くにいろいろなのがあるといいと思うのです。そういったところ、市民活動の借り手の希望と大家さんの希望をマッチングできるようなものにならないかなといつも施策を見ると思うのですけれども、3世代リフォームで家族にそういったところを進めるのではなくて、社会全体で、海老名市全体でこういった施策の1つになり得るような、マッチング事業について考えていただけたらと思うのです。今、富山県のほうでは、行政のほうが中に立ちましてそういったものを進めているそうです。ぜひそういったところも検討して進めていただきたいと思います。  5点目、並木橋のほうに行きたいと思います。28年の12月の交通量調査によって、今、この並木橋のかけかえの計画を立てたということですけれども、ここは新たに歩道を架設するということで、海老名駅側と横浜、新宿方面側に歩道専門の橋を建てる、今通っている車道のほうは改良していくということになっているのかと思っているのです。こういった工事をする、これはいろいろな考え方がありますけれども、歩行者と、それから、車と自転車と3者が安全に利用できるような形態にしていただけたらと思うのです。ここのところでは鉄道も運行して、並木橋の通行も確保しながらの工事と予算書説明資料のほうには書いてありました。ということは、結構、安全面や騒音などが、これ、5年間の計画ですから、着工されるのは来年度からかもしれませんけれども、何年にも長期にわたって安全面や騒音などが地域住民に与える影響はとても大きいと思うのですが、その辺は理解を図るための地域住民への説明会などを実施する考えはおありでしょうか。 ◎整備1係長 事業の住民への説明会ということでございます。これから5年間の継続事業で取り組むわけでございますが、発注単位の中で、必要に応じて工事の内容等を住民に対して説明していくということは必要なことと考えております。適宜、そういったことも取り組みながら事業を進めていきたいと考えております。 ◆西田ひろみ 委員 工事の方法も含め、ぜひお話をしていただければと思います。私も毎日、橋を通っているのですけれども、人と車というよりも、自転車と車、それから、車と車同士の危険性がとても高い橋ですので、2本も歩道橋が必要なのかどうかというのも一番最初に見たときに疑問に思ったのです。その辺は交通量調査をきちんとなされたと思いますけれども、地元の住民の方にもこういったところもお話をしていただければと思います。  6点目、下水道のほうに移ります。下水道の汚水管のところで、マンホールトイレの整備ということは、私は昨年3月の一般質問で、震災時にはトイレ空間が不快であると、トイレに行く回数を減らして脱水症になったりして、危うくは震災の関連死まで引き起こしてしまいますよということで、国の社会資本整備総合交付金を使って計画してくださいといいました。今年度それが計画されるということで、とてもよかったなと思っているのです。先ほどどういった場所に設置していいかという条件はお聞きました。ですが、マンホールトイレは使い方とかも皆さんに周知していく必要があると思うのですね。そういったところ、それから、維持管理の方法はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎下水道課長 先ほどご説明したように、来年度、設計委託を行います。その中で具体的な構造とか、それから、設置位置が決まってまいりますので、そういうのに基づきまして、今後、維持管理の方法、市民への周知の方法等を研究していきたいと思っております。 ◆西田ひろみ 委員 すっかりお聞きするのを忘れたのは、マンホールトイレが設置される場所とか、設置数とかを教えていただけたらと思います。 ◎下水道課長 地域防災計画に位置づけられた避難所予定施設であります北部公園及び市民活動センターを候補地として考えております。 ◆西田ひろみ 委員 設置の個数はどのぐらいなのですか。 ◎下水道課長 トイレの必要な基数でございますけれども、国土交通省のマンホールトイレ整備・運用のためのガイドラインというのがございまして、そちらによりますと、地域の実情に合わせまして、1基当たり50人から100人が目安となっておりますので、その辺も設計委託の中で検討して設置してまいりたいと思っています。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、設置数というのは、避難者数とか、そういったところを考えてということでしょうか。 ◎下水道課長 そこの対象は収容人員が何人になっているか、そういうのを勘案して決めるということです。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。ぜひそういったところで適宜に設置していただければと思います。こういったのができるということで、また市民への広報と、避難訓練とか、そういったときに使い方の説明なども今後していっていただきたいと思います。  7点目、次の雨水管渠整備事業費です。今、42.7パーセントでしたか、それをもう少し高めていくということですが、来年度整備する地域はどういったところでしょうか。 ◎下水道課長 平成30年度の整備予定地域ですけれども、国分北一丁目、こちらは平成29年度から平成30年度、2カ年継続事業ということで、既に整備を始めているところでございます。それから、これも29年度からの引き続きですけれども、河原口地区、それから、同じように社家地区、それから先ほどご説明しました本郷の高座清掃施設組合の公園整備予定地域を来年度は整備する予定になっています。 ◆西田ひろみ 委員 それの整備していく対象地域の選定基準というのはどのように考えていらっしゃるのですか。 ◎下水道課長 優先順位ということになると思うのですけれども、市街化区域を中心とした道路冠水が発生している地区から優先的に整備を進めているという状況でございます。 ◆西田ひろみ 委員 そういったところが設置の優先順位というところで、まだまだこれから必要かと思います。しかし、既に雨水管が整備されているところでも、時間当たり50ミリを超えてしまうとあふれ出るということで、近年、局地的豪雨がとても多いものですから、季節を選ばずなるということで、設置されたところは局地的豪雨対策をどうしたらいいのかと思うのですけれども、その辺はどのように考えればいいですかね。 ◎下水道課長 現在は土のうということで、土のう設置を市民からの要望等を受けまして、設置して対応するというふうに考えております。 ◆西田ひろみ 委員 土のうということで、大きな通りの前にも置いてあったりとか、個人の前にも置いてあったりということで、そういったところは見られるのですが、市としてはまちづくりの中で何か工夫するようなところはありますか。 ◎下水道課長 工夫といいますか、側溝等の掃除とか、こういうのを定期的にやって、そういうものが支障にならないように考えております。 ○委員長 お諮りいたします。委員外議員の佐々木弘議員から発言の申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって発言を許可することにいたします。  委員外議員の発言は簡潔にお願いいたします。 ◆佐々木弘 委員外議員 では、5点伺っていきたいと思います。  1点目、159ページの市道62号線並木橋歩道橋架設事業費、道路整備課に伺いたいと思うのですけれども、2022年度までの5カ年の継続事業が始まるということだと思います。この地域は、この橋の部分は交通上の難所というのでしょうか、問題になっているところですので、5年ではなくて、もっと短い期間で完了してもらいたいと思うのですが、どうしても5年かかるのかどうか、伺いたいと思います。  2点目、399ページの雨水管渠整備事業費、6億9000万円で、下水道課に伺いたいと思うのですけれども、予算額が2.8億円プラスになって、割合で言うと67パーセントの大幅増ということで、そのうち工事請負費が2億5000万円増と大部分を占めています。この事業はどんどん推進していただきたいのですけれども、これだけの金額をふやす要因について伺いたいと思います。  3点目、159ページの道路維持補修費の通学路路肩カラー舗装事業費1000万円で、道路維持課に伺いたいのですけれども、事業のやり方として、全ての小学校の半径500メートル以内の歩道が設置していない通学路が対象だとあります。現状でいくと、半径500メートルから離れたところでも危険なところがあるのではないかという可能性もあると思います。そういった場合は柔軟に500メートルより離れたところでも事業の対象とすることはあり得るのか、伺いたいと思います。  4点目、157ページの道路維持管理経費、4億3000万円で、同じく道路維持課に伺いたいと思うのですけれども、市内の道路の非常に危険な場所に対して、スピード抑制とか、事故防止策とか、非常に重要な市の施策だと思うのです。例えば市道19号線で国分北一丁目を南北に走っているエリアで、熊切商店の周辺のくぼ地のところなのですが、あそこでも昨年、人身事故があったということを聞いております。そういったところも含めて、市内の危険場所に関して、平成30年度、対応はしっかりしていくのかどうか、伺いたいのが1点。もう1点が、以前の事業の説明のところでは、雪の対策ということで、除雪及び凍結防止剤散布等を委託する費用を計上したとありまして、ことしはそういったのが特に見当たらなかったのですけれども、当然こういった最近の大雪、どか雪がふえておりますので、来年度の降雪対策は具体的にどういうふうにやろうとしているか、考えているか、認識を伺いたいと思います。  5点目、171ページの都市公園整備事業費の街区公園等整備事業費について、住宅公園課に伺っていきたいと思います。この事業として、都市公園等を再編することや、既存の公園を再整備するということでうたわれています。今、特に都市部の自治体を中心にして、立地がいい公園、大規模な公園に対して、PFIの手法、具体的にはパークPFIという手法があるようなのですけれども、こういった手法を活用するという自治体も出てきています。都市公園等を再編することというお話がありますので、パークPFI手法とかも検討、研究は30年度はしていくのかどうか、伺いたいと思います。 ◎整備1係長 1点目、並木橋の整備の継続期間、どうしても5カ年かかるのかというふうなご質問でございます。事業に着手するに当たりまして、鉄道事業者、相模鉄道と小田急と協議を重ねてまいりました。もろもろの制約から、どうしても5カ年かかるということになっておりまして、継続期間につきまして5カ年を設定したものでございます。 ◎道路整備課長 ちょっと補足させていただきます。小田急線と相模鉄道線、この上空を今回工事を行うことになります。営業線でありますので、施工時間は深夜の短い時間になってしまいます。このことから、どうしても5年間かかるということになります。 ◎下水道課長 2点目、雨水管渠整備事業費の増額の要因ということでございますけれども、先ほどご説明しました平成30年度の事業箇所でございますが、国分北一丁目地区で平成29年度から30年度の2カ年継続事業で行っております。こちらは道路幅員が狭く、道路がクランクになっているということから、推進工法を使って工事を行う予定なのですけれども、特殊な下水管が必要ということで、管の材料費が非常にかかるということが1つの増額の要因になっております。それから、もう1点が、平成29年度で計上していなかった、これも先ほどちょっとご説明しましたが、本郷地区の高座清掃施設組合での公園の整備計画区域内の水路の整備、これを行いますので、それが増額の要因となっております。 ◎維持係長 3点目、道路維持補修費の小学校500メートル以内におさまらない通学路のカラー舗装への対応について、この事業費で対応されるかというご質問に対してお答えいたします。500メートル以外の通学路に対しましては、こちらの道路維持補修費ではなくて、道路維持管理経費の交通安全対策の工事費の中で対応してまいります。  4点目の市内の危険箇所への対応ということのお尋ねについてでございますが、委員のご指摘があった市道19号線のカラー舗装につきましては、今月対応したところになります。また、こちら以外の30年度のカラー舗装や交通の危険箇所の対策につきましても、道路維持管理経費の交通安全対策の工事の中で対応していくことになります。  大雪への対策ということでございますが、今年度につきましては、建設業協会と単価契約という形で、凍結防止剤の散布並びに除雪の作業を契約しているところになります。来年度につきましても、引き続き同じような形で除雪の対応を図ることとしております。 ◎公園係長 5点目、街区公園等整備事業費に関連してでございます。この中で来年度、大きい工事といたしましては、公園の調整池の改修工事を見込んでおります。そういったことで、公園内の一施設の改修でありますことから、PFIの民間活力の導入については今のところ見込んではございません。 ◆佐々木弘 委員外議員 まず1点目の並木橋の件ですけれども、事情はある程度わかります。確認なのですけれども、一通りいろいろな歩道橋をつくるとか、そういった部分、複合的な工事だと思います。例えば仮に歩道橋が2本あるうち片方が先にできるとか、そういった場合、できたところから供用開始は先行してできるところはやっていくべきだと思うのですが、そういったことは考えとしてあるのかどうか、確認したいと思います。 ◎整備1係長 歩道橋の橋梁は海老名方から架設する計画でございます。先にできたところを、委員おっしゃるとおり、有効活用できるような工程を組んで進めていきたいと考えております。 ◆佐々木弘 委員外議員 2点目、雨水管渠のほうなのですけれども、国分北一丁目のほう、順次整備はしていただいていると思います。ただ、毎年毎年、シーズンになると非常にひどい状態になっていますので、これを少しでも早めるというのでしょうか、前倒しということはできないものなのか、いかがでしょうか。 ◎下水道課長 下水道の工事はどうしても下流からやっていかなければならないということで、順次整備を進めているわけですけれども、限られた予算の中で進めていくのは、今の計画ではなかなか難しいと思っております。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  3点目、道路維持補修費の通学路路肩カラー舗装のほうなのですけれども、500メートルできっちり区切るのだということで、これは国の補助ですか、その条件の関係でどうしてもそういうふうになってしまっているということなのでしょうか。 ◎維持係長 交付金の要件としましては、交通安全対策プログラムに位置づけるということが要件になってございます。半径500メートルにつきましては、交付金の対象という要件ということではなく、こちらで定めた数値になっております。 ◆佐々木弘 委員外議員 わかりました。  4点目、道路維持管理経費の降雪対策に関してです。先ほどの説明ですと、凍結防止剤ですか、融雪剤ですか、それをまいてもらうというふうに聞こえたのですけれども、実際の除雪をする作業とか、そういったものに関しては、例えば隣の綾瀬市とかは除雪も建設業者の方にやってもらって、それで必要な経費を出すという仕組みになっているのですが、30年度、市はそこら辺のことも同じく建設業協会に頼むということでしょうか、いかがでしょうか。 ◎維持係長 除雪につきましても、建設業協会との単価契約の項目に含まれております。また、緊急を要するようなときには、重機等を保有している業者に緊急の対応をお願いするというケースもございます。 ◆佐々木弘 委員外議員 これで終わります。 ○委員長 以上で建設部、まちづくり部関係の質疑を終結いたします。  暫時休憩といたします。                    午後3時38分休憩                    午後3時42分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を省略し、直ちに採決に入ります。  初めに、議案第31号について採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                   (起 立 全 員) ○委員長 起立全員であります。よって議案第31号 平成30年度海老名市一般会計予算〔所管部分〕は原案のとおり可決しました。  次に、議案第35号について採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                   (起 立 全 員)
    ○委員長 起立全員であります。よって議案第35号 平成30年度海老名市公共下水道事業会計予算は原案のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。日程第1及び日程第2の委員会審査報告書の案文については正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文については正副委員長一任と決しました。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして経済建設常任委員会を散会いたします。                                     (午後3時44分散会)...