伊勢原市議会 2018-03-12
平成30年産業建設常任委員会 本文 2018-03-12
1: 午前
9時3
0分 開会
◯委員長【小山博正議員】 おはようございます。ただいまから産業
建設常任委員会を開催いたします。
本日は、3月6日
の本会議において各常任委員会に付託されました、
平成3
0年度各会計予算
について、所管部分を審査するものであります。なお、審査
については、経済環境部、都市部、土木部
の道路関係、下水道関係
の順でお願いいたします。
ここで、市長にご出席いただいておりますので、ご挨拶をお願いいたします。
2: ◯市長【高山松太郎】 おはようございます。産業
建設常任委員会におかれましては、経済環境部、都市部、土木部、農業委員会事務局
について、
平成3
0年度予算案をご審査いただきます。
先日
の施政方針で申し上げましたとおり、後期基本計画に新たに
リーディングプロジェクトを位置づけまして、健康づくり、観光振興、新たな土地利用、子育て環境づくり
の4つ
の施策を重点に市政推進を図っていくことといたしました。
予算編成
の基本的な考え方や主な施策につきましては、先日
の総括質疑におきまして、私から総括的にお答えをし、また、各部長からもご答弁を申し上げました。総括質疑
のために、細部までお答えすることができなかった点もあろうかと存じます。本委員会におかれましては、具体的な事務事業を含めまして、細部にわたりますご審査をいただき、ご理解を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
3: ◯委員長【小山博正議員】 ありがとうございました。市長はほかに所用がございますので、ここで退席させていただきます。
〔市長(高山松太郎)退席〕
4: ◯委員長【小山博正議員】 審査
の方法といたしましては、各部長から主要事業
について総括的に説明願い、その後、順次質疑をお願いいたします。
それでは、経済環境部関係
の審査に入ります。経済環境部長から総括的な説明を簡潔にお願いいたします。
5: ◯経済環境部長【田中丈司】 おはようございます。それでは、経済環境部
の平成3
0年度予算案概要につきまして、
平成3
0年度予算審査資料に基づき説明させていただきます。
まず、
1ページをごらんください。予算総括表(
1)会計別でございます。歳入合計は5億5
17
0万3
000円で、対前年度比5586万
9000円
の減、歳出合計は
18億
15
21万8
000円で、対前年度比
1億
2916万
9000円
の減となっております。
2ページ、歳入歳出
のそれぞれ
の款別
の総括表でございます。歳入は右側、主な増減理由にも記載
のとおりでございます。まず、
13款使用料及び手数料は、
市営大山駐車場使用料を実態に合わせて減額し、
14款国庫支出金は、
平成29年度に実施いたしました環境省
の補助事業である
地球温暖化対策事業の一つ、公共
施設の省エネ診断調査にかかわります補助金
の減でございます。
15款県支出金は、
農村振興整備事業費の増は土地改良事業
の増による県
の負担分
の増でございます。
18款繰入金は、
まちづくり市民ファンド寄附金積立基金を
農産物ブランド化推進事業費へ充当するものでございます。
20款諸収入は、県から
の高橋沢砂防事業受託事業収入の減
のほか、中小企業融資資金
等貸付元利収入
の減につきましては商工中金へ
の預託を半減することによる元利収入
の減でございます。また、古紙
等売払い代金
の減でございます。
下段、歳出につきまして、4款衛生費でございます。秦野市伊勢原市
環境衛生組合負担金は、
平成28
年度から3カ年で実施しております伊勢原清掃工場
の残留焼却灰除去
工事と秦野斎場増改築改修
工事につきましては来年度で終了することから、その負担金分
の減となっております。また、
秦野クリーンセンターの買電額を積み立てている減債基金を例年以上に取り崩し、分担金
の財源にしたことによる減でございます。そのほかごみ減量化・再資源化推進事業費につきましては剪定枝
の資源化に伴う経費
の増でございます。
5款農林水産業費でございます。あやめ
の里
の農地復元
工事が終了となったことによる減、また、
有害鳥獣対策事業費の減は猿追い払いパトロール
の回数
の見直しによる減、
農産物ブランド化推進事業費は伊勢原うまいものセレクトとして認定いたしました農畜産物
等の販売推進による増、
経営所得安定対策推進事業費は、
農政業務支援システム導入によります経費
の増
のほか、農とみどり
の整備事業費
のかんがい排水整備と農道整備は減となっておりますが、下から3つ目
の農業
施設整備事業費に統廃合したものでございます。
農山漁村地域整備交付金集落基盤整備事業は高部屋
の日向地区
の高橋沢
の県受託事業など
の事業が減となったことによる減でございます。
農地耕作条件改善事業につきましては
平成29年度から3カ年計画で進めております国
の補助事業で、小稲葉地区
の農道、水路
等の整備を行うものでございます。林業基盤整備事業は、
県水源環境税交付金を活用いたしました
集落周辺環境整備事業の増、また、山業人づくり事業は森林法に基づきます林地台帳整備に伴う経費
の増でございます。
6款商工費でございます。
商業振興計画推進事業として
平成3
0年度に満了となる第
2次商業振興計画
の見直しに伴います基礎調査経費
の増、また、商店街共同
施設設置助成事業につきましては大原町商店街
の街路灯
の改修支援に係る事業費
の減、
中小企業金融対策事業費は商工中金へ
の預託を半減したこと、その他道灌まつり開催費
の減、
大山温泉関連事業公社運営費補助が
平成29年度で終了したことによる減でございます。大山駐車場運営費につきましては県
の交付金を活用した満空表示板
の設置による増でございます。
3ページは、所属別
の歳入歳出でございます。
4ページは、
中期戦略事業プラン計上事業の19本
の内容でございます。
5ページは、(
2)新規事業として、
2本ございます。1つ目が
商業振興計画推進事業費で、計画
の見直しに伴います基礎調査
等の委託事業、2つ目が比々多魅力再発見事業費として比々多地区観光資源
のPRや地域が主体となって取り組む事業へ
の支援を行うものでございます。
廃止した事業は3本、
市民朝市推進事業費は出店者
の負担による減少や来場者
の減などにより継続実施が困難と判断し、終了といたしました。あやめ
の里づくり推進委託事業費は、
平成29年度で農地復元
工事が終了となります。
事業公社運営費補助金は
平成25
年度から
の大山温泉関連
の清算が終了となります。
6ページには、前年度と比較して増減額が大きい事業でございます。
7ページから
11ページが所属別予算明細書
の歳入を、
12ページから
20ページが歳出を記載しております。
21ページに参考資料として経済環境部
の執行体制と各課
の主な業務内容を記載しております。
最後
の資料
1は、農林整備担当
の主要事業
の箇所図でございます。
以上で、経済環境部予算案
の概要説明を終わらせていただきますが、予算審査に当たりまして、農業委員会事務局
の資料も提出させていただいておりますので、審査
のほど、よろしくお願いいたします。
以上です。
6: ◯委員長【小山博正議員】 説明が終わりましたので質疑に入ります。歳出
の質疑
のときに、関連した歳入
の質疑もあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。なお、発言
の際は挙手をして、委員長
の許可を得てからお願いいたします。また、発言は簡潔明瞭に、委員
の方には質疑
のページと、質疑項目が多い場合には3項目程度に区切ってお願いいたします。
────────────── ○ ──────────────
第4款衛生費、第
1項保健衛生費中、第5目環境対策費
7: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、第4款衛生費、第
1項保健衛生費中、第5目環境対策費
について、
124から
125ページ。質疑をお願いいたします。
8: ◯委員【橋田夏枝議員】 それでは、予算書
125ページ、第4款衛生費、第
1項保健衛生費中、第5目環境対策費
について幾つか質問させていただきます。
8
環境保全対策推進事業費についてです。
平成29年度の予算では
1678万円が、
平成3
0年度は755万円と、
923万円
の減少となっております。公共
施設省エネ診断
等詳細調査並びに第4次
伊勢原市役所エコオフィスプラン策定業務完了による減だとは思いますが、これまでやってきた調査内容、エコオフィス策定
の内容と、国庫補助金が
14
25万円から5
00万円に減少しましたが、
二酸化炭素排出抑制対策事業費等の補助金も減少しました。この減少したこと
についての今後
の事業
の影響
についてお尋ねします。
もう
1点、審査資料4ページに低炭素社会をめざす
省エネルギー推進事業、みどり
のカーテン業務委託減額と明記されております。どういったところに委託して、なぜ減額が可能となった
のか。また、みどり
のカーテン事業
の来
年度の実施予定箇所
についてお尋ねします。また、その箇所が何カ所あり、どこ
の公共
施設に計画中な
のか、お答えください。
以上、お願いします。
9: ◯環境対策課主幹【加納ゆき】 調査内容
についてですけれども、調査対象
16
施設のエネルギー使用状況、
施設に設置された設備
のエネルギー使用に係る特性を把握し、省エネルギー
の余地や課題を整理しました。この省エネ診断
の結果をもとに用途に偏りがないように、さらに5
施設に絞り、各
施設の具体的な省エネ対策
の立案、その対策により期待できる使用エネルギー
の削減量、
温室効果ガス削減量、その対策にかかる費用
の概算を試算いたしました。
次に、
エコオフィスプランの策定内容ですけれども、
エコオフィスプランは国
の地球温暖化対策計画の目標値実現をめざす計画であることが必須です。各
施設で
の温室効果ガス排出量と省エネ診断
の分析に基づく計画であることが望ましいとされています。これまで
のエコオフィスプランは職員による取り組みなどソフト面が中心でした。これだけでは今まで以上
の温室効果ガス排出量の削減は難しく、
平成4
2年度、
203
0年度の温室効果ガス排出量を
平成25
年度比で4
0%削減するという我が国
の目標を達成するには、設備機器
の点検整備や設備
の運用改善を行うとともに、省エネタイプ
の機器
の更新が不可欠となります。プラン
の改定における主な変更点は、
温室効果ガス削減量を国
の目標と同じ
平成4
2年度に
平成25
年度比で4
0%削減とし、今回
の省エネ調査で得られた各
施設のさらなる運用改善、更新対策を加える予定でおります。現在、委託業務で得ました
エコオフィスプランの案をもとに改定作業を進めております。
続きまして、みどり
のカーテン業務委託
についてです。委託先は
公益財団法人伊勢原市みどり
のまち振興財団です。また、なぜ減額できたかというご質問な
のですが、予算審査資料
の4ページ、
18
環境保全対策推進事業費の備考欄、みどり
のカーテン業務委託減額のためというコメントを削除させてください。こちらは業務に係る減額ではなく、
平成29年度の予算額と3
0年度の予算要求額
の差額がマイナス3万
2000円ということです。みどり
のカーテン
の委託業務
の内容としましては
平成29年度と3
0年度は全く同じもので、
平成29年度の契約額と
平成3
0年度の予算編成時
の見積もり額も同額です。
最後に、
平成3
0年度、みどり
のカーテン
の実施予定地を申し上げます。市庁舎、文化会館、公立
の小中学校、保育園、消防署、公民館
等、公共
施設3
2カ所を予定しております。
以上です。
10: ◯委員【橋田夏枝議員】 いただいた予算資料
の記述が誤っていたということでしょうか。(「申しわけありません」
の声あり)もう一度、そこ
のところだけ、説明してくれますか。
11: ◯環境対策課主幹【加納ゆき】 予算審査資料
の4ページ、
2(
1)
の中期戦略事業プラン計上事業案の18環境対策課、
環境保全対策推進事業費の備考欄になります。みどり
のカーテン業務委託減額を消していただきたい
のですが。
12: ◯委員【橋田夏枝議員】 了解しました。そこ
のところは削除というところで確認しました。
続きまして、ほか
の項目
の質問をしたいと思います。予算書
125ページ、4
公害防止対策事業費についてです。公害防止
のため事業者へ
の立入調査を実施していると思いますが、検査や調査は市職員みずから行っている
のでしょうか。また、市内業者で調査
の対象となっている
のはどのぐらいあり、どのように行っている
のか、まず
1点お聞きします。
13:
◯環境対策課公害対策係長【田中則行】 公害防止
のため
の事業所立入検査は環境対策課職員により実施しております。その対象事業所は各公害法令
の規制対象事業所
のうち伊勢原市がその事務を所管する騒音規制法、振動規制法及び神奈川県生活環境
の保全
等に関する条例によるものであり、神奈川県
の県条例におきましては
23
0事業所が対象となっております。
続きまして、どのように立入調査を行っている
のか
についてご答弁いたします。定期立入検査
の内容につきましては、県と
の合同で
の立入調査、もしくは市単独で行っており、主に過去
の手続と相違がないかを現地にてその
施設の設置状況、稼働状況、そういったものを確認しております。また、事業者みずから測定義務
のある項目につきましては、その場で調査結果を確認し、規制基準を遵守しているかを確認しております。その際、手続漏れや規制基準
の超過が確認される場合につきましては、改善
等を指示し、その是正を指導いたします。加えて、定期立入
のほか、苦情に伴う立入検査や水質事故
等の場合につきましては随時立入調査を実施しております。その内容につきましては、苦情に伴う立ち入り
の場合、原因となる事業者に対し、苦情
の伝達及び規制内容を説明して、自主的な是正を指導しているところです。
以上でございます。
14: ◯委員【橋田夏枝議員】 了解しました。
続きまして、7衛生対策事業費
についてお尋ねします。今年度まで食品
の放射性物質濃度スクリーニング検査を実施しておりましたが、審査資料には測定終了
のため
の委託料
の減、約
20万円と明記してありました。来年度からは、実施しないということでよろしい
のでしょうか。実施しない理由
についてご説明をお願いいたします。
15: ◯環境対策課主幹【加納ゆき】 食品
の放射性物質濃度検査は、
平成29年度末をもって終了いたします。原発事故から7年が経過し、全国的に見ましても放射性物質濃度は低下傾向にあります。神奈川県が行っている検査も、対象区域、検査対象品目、検査回数を減らし実施されています。また、市場に流通する食品は基準値を上回るものは流通しない仕組みとなっています。これまで伊勢原市が行ってきた7
94品目、全て
の食材が測定限界値未満であり、これまで数値に異常があったものはございません。これら
の状況から、学校給食、保育園給食、消費生活
の所管部局と検討しました結果、今年度いっぱいで終了することといたしました。
これと同時に、これまで環境対策課職員が行ってきました
空間放射線量定期測定についても検査開始以来基準値以下で推移していることから、
平成29年度末をもって終了いたします。なお、双方
の検査ですけれども、状況
の変化に応じまして、監視体制は今後も柔軟に対応していくつもりです。
以上です。
16: ◯委員【橋田夏枝議員】 実施しない理由
についてはわかりました。他市
の状況も今ご説明
の中でありましたので、震災から7年経過して、放射線
の食品へ
の影響という
のはないということでご判断したと思うんですけれども、監視体制を続けていくと最後におっしゃいました。監視体制を続けていくという
のはどのように監視体制を続けていく
のか、再質問します。
17: ◯環境対策課主幹【加納ゆき】 国や県はまだ検査を行っております。そのあたり
の情報をよく確認するようにして、何かあった場合には市
の方でも対応したいと考えております。(「了解しました」
の声あり)
18: ◯委員【越水清議員】 それでは、何点かお願いいたします。
2環境保全啓発
等事業費につきましてお願いいたします。まず
1点目
の質問ですが、事業補助対策
の市民連携組織という
のは、どのような組織が何団体あり、これに対する補助額はどうな
のか。もう
1点は、環境教育及び環境学習
の環境学習指導員とはどのような方にお願いしていらっしゃる
のか。また、その講師をしていただく指導員へ
の講師料という
のは幾らな
のか、まずそこを伺います。
19: ◯環境対策課主幹【加納ゆき】 事業費補助対象
の市民連携組織として
2団体ございます。まず1つは
伊勢原環境ネットワークで、補助金額として
9万円。もう1つは
伊勢原地区環境保全連絡協議会で、5万円
の補助金を支出しております。
2つ目
のご質問ですが、環境学習指導員は、市に登録いただいている環境に関する専門的な知識及び経験を有する個人または団体です。現在、8団体と
1個人に登録いただいており、団体は市内
の事業所、NPO法人、市民団体
の方が主なところです。講師料につきましては
1環境学習につき6
000円です。
以上です。
20: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。それでは、8
環境保全対策推進事業費の質問をさせていただきます。温暖化対策
のCOOL CHOICEは、本市では
平成29年度の事業だと思いますが、関係団体や事業所と
の連携はどのようになされている
のか。また、
平成3
0年度についてはどういった計画がある
のか。
電気自動車急速充電器が青少年センター前、大山第二駐車場に設置されておりますけれども、
電気自動車そのものの普及状況
についてお願いいたします。
21: ◯環境対策課長【倉橋一夫】 それでは、COOL CHOICE
について、関係団体や事業所と
の連携はどのようになっている
のか、それから、
平成3
0年度の計画
について、お答えいたします。
COOL CHOICE事業を実施するに当たりまして、市民及び事業所と
の協働は必要不可欠でございます。
平成29年度事業を実施するに当たり、
平成29年3月に市内
の環境市民団体及び事業所、行政で組織する伊勢原COOL CHOICE推進協議会を立ち上げまして、各事業内容
の調整やCOOL CHOICE
について情報交換などを図りました。
続きまして、
平成3
0年度の計画でございます。
平成29年度につきましては公共交通機関利用促進やエコカー
の普及促進
等、車に関する事業を中心に啓発事業を実施いたしました。
平成3
0年度につきましても同じく車に関する事業を引き続き実施するとともに、新たな事業といたしまして、公共
施設や商業
施設の利用や講演会
等のイベントに参加したりと、夏は涼しい場所、冬は暖かい場所でみんなで過ごすクールシェア、ウォームシェア
の取り組みを導入した普及啓発事業を予定しています。
また、子どもたちを対象とした環境学習や地産地消によるエコクッキング
等についても実施していきたいと考えています。
以上です。
22: ◯環境対策課主幹【加納ゆき】 市内
の電気自動車
の普及状況
についてお答えします。
平成24
年度が5
2台、
25
年度は
90台、
26
年度125台、
27
年度13
2台、
28
年度は
15
1台と
年度によってばらつきはあるものの、少しずつではありますが、増加傾向にあります。
青少年センター、大山第二駐車場
の維持管理費
についてですが、維持管理に要した事業費は2月末現在で青少年センターが7
1万8
15
0円、大山第二駐車場が3
1万6
023円でございます。
以上です。(「了解です」
の声あり)
23: ◯委員【前田秀資議員】 私も環境対策費
について確認したいことが
1点ございます。これは具体
の話でございますが、東高森地区、もう5年以上たつと思うんですが、
建設系
の産廃が野積みになって、業者も倒産
等を繰り返して、いなくなってしまっているような事例があります。これは担当としては県
のほうですよということで、県にも再三いろいろな形でお願いしているんですが、結構年数がたつのに、ほとんど
1ミリも事態が動かないようなことがございます。
ちょっと確認したいと思います
のは、市内
のそういった事案というものを当市
のほうもそういう事態を確認して、把握している
のかどうか、
1点お聞きしたいと思います。
もう
1点は、その場合も高齢
の地主
のところに来て、業者が、最初甘いことを言って、簡単に貸して、そういうことになっちゃったと。このまま事態が進行すると、どうやら法的には地主
のほうが自分
のお金でそれを処理しなければならないというふうなことになるようです。ここでちょっとお聞きしたい
のは、そういったこと
の啓発的なこともお取り組みになっているんでしょうか。これはこれからもそういったことが予想されますので、お尋ねいたします。
以上です。
24: ◯環境対策課長【倉橋一夫】 まず
1点は場所を把握しているかというご質問でございました。今、ご指摘がありましたとおり、産業廃棄物は県
の所管でございます。ただ、そういった野積みに関しましては、苦情
等が入る場合が非常に多いですので、苦情が入り次第、現場確認
等はしており、そういった苦情
の入った場所
については把握してございますけれども、それ以外
の特に野積みされて何も苦情
等がないところ
については把握していない状況でございます。
それから、野積みにされてしまって最終的に地主
のほうに責任が行くということでございますけれども、野積みになるところで、業者と
の契約があると思うんですけれども、安くお金を、金銭
のやりとり
の中で野積みという形に結果的になってしまったという状況だと思いますが、最終的には責任
の所在は地主という形になりますので、地主が責任を持って撤去するというような形
のような所在に、責任上はなってございます。
以上でございます。
25: ◯経済環境部長【田中丈司】 地主に対する啓発でございますけれども、荒廃農地がたびたびそういった産廃
の捨て場になってしまうという場面もございます。そうした中で、農業委員会
の制度も変わってきますので、改めて地域
の自治会も含めて、農業委員にお願いいたしまして、普及啓発には努めていかなくてはいけないと思っております。
以上です。
26: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。今、部長
のほうからも発言がございましたが、全く私もそのとおりだと思うんです。農地利用
の問題も根底にあると思うんですね。そのすき間を狙ってそういう業者が来て、という
のは、産業廃棄物を処理する費用がすごいお金になっちゃうんです。すぐ数千万円になっちゃうんですね。大変なことになっちゃうんです。だから、農地利用
の現状から鑑みましても、そういったお取り組みをぜひよろしくお願いしたいと思うわけでございます。
以上です。
27: ◯委員【八島満雄議員】 5鳥獣捕獲許可事業費、環境対策
の鳥獣捕獲許可事業
等について、確認
の意味でお尋ねいたしますが、捕獲
等の委託料
の減ということで
107万
2000円
の減となっておりますが、いまだに被害
の声は続いていますので、捕獲目標
の達成ができる
のかということで、簡単に言いますと捕獲頭数及び現在いる猿
の数
の年次推計などはある
のかどうか。それがないと、何か説得力がないんですが、その辺
についていかがなものかなと。確認
の意味です。
28: ◯農業振興課長【高橋健一】 委員
の質問にお答えします。まず、金額
の関係ですが、今、
107万円とお話をいただいたんですが、審査
の資料、
12ページが衛生費
の中で鳥獣捕獲許可事業費となっています。この削減額はマイナス7万
1000円ということです。委員が言われた
のは
13ページで、農林水産業費
のほう
の有害鳥獣対策事業費ということですので、金額的なことは訂正させていただいて、衛生費
のほう
の鳥獣捕獲
の許可事業費、どんなことをやっている
のか、また、今ご質問いただいた生息頭数とか、お答えをさせていただきたいと思います。
まず、現在、猿につきましては、第4次神奈川県ニホンザル保護管理計画に基づき対策をしている現状でございます。
平成29年度からは市内に生息する猿
の群
のうち、5群
1集団いるんですが、
2群
については全頭捕獲を進めていいということになっています。群名では子易群と大山群ということになっています。その子易群につきましては今年度2月に全頭捕獲が完了しています。今後は大山群
の全頭捕獲を進めていくということになります。この事業費ですが、専門業者に委託しておりまして、猿をとるということで、銃器と捕獲おりを兼用してとっていただくということで、ことしも実際に実施をしています。ライフル銃では3頭という結果ですが、群
の中心をとれましたので、その後、捕獲おりで子易群は全てとることができました。そういった専門業者に来
年度もお願いしていくという予算でして、7万
1000円
の減なんですが、ほぼ今年度と同じような委託業務
の内容です。来年度、
平成3
0年度も大山群を中心に捕獲していくといった委託事業でございます。
それから、群
の数ですが、子易群はゼロとなりましたけれども、大山群
については、2月
の速報値で3
1頭ということになっています。
以上です。
29: ◯委員【八島満雄議員】 大変失礼しました。ご丁寧にご説明いただきまして、ありがとうございます。
もう一度確認なんですが、捕獲されたんだけれども、大山群
のほう
の猿がまだいる段階で、子易
のほうにすみ分けをするんじゃない
のかというような悩み
のある方が出ていて、その時期的なもの、期間的なもの
については大丈夫な
のかという声がありましたが、それ
についてはどのようになりますか。
以上です。
30: ◯農業振興課長【高橋健一】 これは県
のほうとも、モニタリングした頭数を、3
1頭いる
のをどれぐらいでとっていくんだということで、
平成3
2年度をめどに全頭捕獲するということで進めています。ですから、あと3年間ということで全てとれるような計画で計画を立てさせていただいています。なお、子易
のほうに大山群が行ってしまう
のかというと、行動域は、大山群も今
のところ子易までは来ていますので、その行動域
の範囲
の中で捕獲していくということになります。
以上です。(「了解」
の声あり)
31: ◯委員【前田秀資議員】 私も、鳥獣捕獲許可事業費
等について何点か質問させていただきたいと思います。という
のは、
1点が、鳥獣捕獲
の量に対して神奈川県
の場合、いろいろな理由があると思いますが、近隣他県に比べて、猟期が大分短いんですよ。猟をする人
の間、あるいは私は大山
のふもと
の住まいですから、周辺
の方も言っているんですが、なぜ猟期が短い
のかと。我々現場
の立場からしますと、そういった被害
の状況という
のがなかなか言葉で行っても伝わらない部分もあると思うんですが、伊勢原市として、あるいは近隣各市とも連携して、その辺
の事情という
のをきちんと発信できている
のかなと思っちゃうんです。それが
1点お聞きしたいと思います。
2点目が有害鳥獣は農業
等へ
の影響もありますし、人
の安全や観光面における風評被害にも影響があると思うんです。ハンター
の方も頑張っていただいているんですが、失礼ながら高齢化も相当進んでいるので、その辺に対応する施策という
のが進んでいるんでしょうか。お聞きしたいと思います。
32: ◯農業振興課長【高橋健一】 今
のご質問にお答えしたいと思います。まず、猟期
の関係です。神奈川県は11月
15日から2月
15日。なお、鹿
については2月末までということに決まっています。これ
については県
のほうで定めていますので、その猟期設定に関しては市でお話しすることはできないんですが、ただ猟期間的に長いといっても3月
15日までということになりますので、ほぼ
1カ月違うんですが、その分は変わってこない
のかなと考えています。なお、ニホンザル
については非狩猟鳥獣ですので、猟期中に猿をとることはできません。ですから、猿に関しては捕獲がそこで進むということはあり得ないことです。ほか
の動物
については猟期中とれるんですが、猿
についてはとれないということになっています。
それから、他市と
の連携ですが、秦野市には今、言った大山群が出没しています。そういったもの
についても、秦野市、伊勢原市で連絡協議会みたいなものをつくっていまして、その中で対応させていただいています。おり
の貸し借りとか、そういうことを進めて捕獲に努めているということになります。また、厚木市とも、市境にいる煤ヶ谷群、日向群
等がいますので、そういったもの
についても同じような猿
のパトロール隊
の連携ですとか、捕獲も進めているといった状況です。
もう
1点、ハンター
の関係ですが、これも県
の事業で、今、ハンター塾という
のを年に3回程度、開催されています。これによって散弾銃、銃をとる方が若干ですが、少しずつふえてきています。若い方がかなり銃に興味を持たれて、塾に参加されて、免許を取るといったことにつながっているようです。そういったものを市
のほうもぜひ県
のほうに回数をふやしていただくなり、ハンターをふやしていただくような施策をお願いしていこうと考えています。
以上でございます。
33: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。説明
の内容
については、確認できたということなんですが、私が言っている
のは考え方で、他県より神奈川県
の猟期は短いんだよと。結果がうまくいっていればいいんですが、うちら
のほうに来ると、猿も何も、たくさんいます。それでは、猟期をもうちょっと長くして、もっと効果的な猟ができないかという要望が地元
のほうにある、そういった場合、発信する考え方がある
のかない
のかということなんですよ。今
の答弁だと十分というようなことで言われているんだけれども、ただし、鳥獣
の被害は、まだまだ激しいわけですよ。鳥獣
の被害だけでそうなったと私は申しませんが、大山
の直売所は閉めたんですよ。理由
の一つに鳥獣害がひどいので耕作をやめたという方が何人もいらっしゃるんですよ。それで、大山子易地区から
の出荷が減ったということ、これもやっぱり大山
の直売所を閉めたということにもつながっているんですよ。そういったことから考えると、伊勢原市として、あるいは現場サイドとして、県
のほうにそういう働きかけをすべきじゃないかという
のが私
の考え方なんですが、いかがでしょうか。
34: ◯農業振興課長【高橋健一】 猟期
については、期間という
のは決まっていますけれども、それ以外に有害駆除という
のを実施しています。それは伊勢原市
の場合は非常勤職員で、伊勢原市鳥獣被害対策実施隊員を
24名、現在、委嘱させていただいております。その方々が、年間、水曜日、土曜日、日曜日という形で、毎週3日間が駆除
の日ということで、山へ入って、駆除していただいているということがございます。ですから、猟期以外でもそういった活動をしているということがあるので、今
のところ、猟期に関して延ばすとどれだけ減る
のかという
のもなかなか難しいところで、これも県
のほうは動物保護
の立場で
1カ月、長いところは北海道、静岡も3月
15日までとなっていますが、神奈川県は2月
15日、2月末まで鹿ということで、今
のところ決められているということで、それに関して延ばすという
のは、今
のところ、うち
の方も考えはしてなくて、それ以外
の有害駆除
の実施ですね。そういったもので、さらに強化していっていただきたいなと考えています。
以上です。
35: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。考え方
についてはよくわかりました。ただし、県
等が決めたこと
についてアンタッチャブルという、そういうことは、それじゃ、地元
のほうが、皆様もご苦労がある
のは承知しているんだけれども、なかなか理解できないと思うんですよ。鳥獣害
の問題
については、都会
のビル
の中で議論している人と、我々山里に住んでいる人ではどうしても感覚的に乖離があるんですよ。それは承知していますよね。ですから、そういった姿勢
について申し上げているので、そのこと
についてはご理解いただきたいと思います。
以上です。
36: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。(「なし」
の声あり)よろしいですか。それでは、次
の項目に移ります。
────────────── ○ ──────────────
第4款衛生費、第
1項保健衛生費中、第
1目保健衛生総務費
の
うち衛生委員会事業費補助金
第3目環境衛生費
第
2項清掃費
のうち所管部分
37: ◯委員長【小山博正議員】 第4款衛生費、第
1項保健衛生費中、第
1目保健衛生総務費
のうち、
1衛生委員会事業費補助金
について、
120から
121ページ、第3目環境衛生費
について、
122から
123ページ、第
2項清掃費
のうち、所管部分
について、
128から
135ページ。質疑をお願いいたします。
38: ◯委員【前田秀資議員】 それでは、何点かお聞きしたいと思いますが、まず大枠
の話で、現在、行革や公共
施設の再編
等で受益者負担ということが言われています。衛生行政として有料化を含めた負担
のあり方を検討しているんでしょうか。という
のは、公共
施設の有料化以上に、ごみ
の有料化
のほうが受益者負担という言葉
の原則に当てはまると考えられるんですが、そうした議論が衛生委員会や行革
の委員会で行われている
のでしょうか。ちょっと確認させてください。
39: ◯環境美化センター所長【石田康弘】 ごみ
の有料化につきましてお答えさせていただきます。担当部署
の考え方としまして、まず、
平成37
年度末に伊勢原清掃工場をとめると。焼却
施設が古いのでもたないということから、はだのクリーンセンター
1施設にしなければならないという、まず大前提がございます。その観点から言いますと、現在より約4
000トン、可燃ごみを減らさなければなりません。4
000トンという
のは大変な量でございまして、今、家庭ごみ、事業系ごみ合わせて
2万6
000トンですから、その4
000トンというと、かなり
の割合でございます。そのため、市
のほうでは減量化
のため
の施策、昨年11月から始めた剪定枝、あるいは事業者ごみ
の適正な排出指導、あるいは市民による水切り
の徹底、分別
の徹底など、こういうことをやりながら、ごみ
の減量化を進めていくわけではございます。ただし、この4
000トンという数字が削減できない。こういった場合には、どこか
の時期でごみ
の有料化も当然考えなければならないと考えておりますが、現在
の予定では
平成33
年度のときに家庭ごみ
の有料化をどうするかを判断したいと今は考えております。
以上です。
40: ◯委員【前田秀資議員】 明確なご答弁ありがとうございます。それに向けて
の施策
の話なんですが、廃棄物減量推進員
の活動
の実態とその効果
についてお聞きしたいと思います。
それと、減量と資源化へ
の取り組みで、私も秦野市伊勢原市環境衛生組合議会
の経験が長いので承知しているところですが、秦野市や近隣市と伊勢原市と
の違い
について、あったらご紹介していただきたいと思います。取り組みにおくれはない
のか、また、今後
の課題
について具体的にお願いいたします。
41: ◯環境美化センター所長【石田康弘】 まず、廃棄物減量推進員
の取り組みでございますが、各自治会、
1名配置しておりまして、主な取り組みとしては、ごみが適正に地域
の方が排出できているかどうか。例えば、水切りができている。あるいは分別ができているか。こういう
のを、第
1の主眼に廃棄物減量推進員
の方が地区
のほうでご指導をいただいていることから、最近は大分間違いなくごみ集積所に排出していただいていることから、市民
のごみは毎年減っている、こういうような状況が見受けられます。
もう1つ
の質問で、減量化、資源化に向けて
の施策
の関係。近隣と見てどう違う
のかというと、近隣では可燃ごみから剪定枝というものを取り除いて資源化している。ですから、可燃ごみはそこが減っている。こういうことがありましたが、本市も昨年11月から始めまして、近隣市と同じような取り組みができていると考えております。
以上です。
42: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。お隣
の一体となって事業を進めている秦野市は、各方面
の研究を、議員も含めて、相当熱心に勉強しているし、実施している面もあると思うんですよ。ですから、これは執行者側に申し上げるだけじゃなくて、議員
のほうもこれから大いに勉強していかなきゃいけないものだと私自身も思っているんですが、いま
1点、剪定枝
の資源化
の手応えと効果
について、もう少しご説明ください。
43: ◯環境美化センター所長【石田康弘】 剪定枝を始めるに当たりまして、広報、あるいは自治会回覧、こういうことで周知をさせていただいて、11月からスタートしました。月
25tぐらい出るかなということで今年度は5カ月間組んでおります。現在
の状況ですが、月4
0tと見込みをはるかに超える実績になっております。ただし、市民全員へ
の剪定枝
の事業
の周知はまだ不足していると思っております。ということで、可燃ごみ
のときにまだ知らなくて可燃ごみとして剪定枝を出された方、こういう方につきましては張り紙を張りまして、次回以降、資源として出してくださいねということで、そういうような周知もやっておりますので、もうしばらく周知を徹底していきたいと考えております。
以上です。(「了解」
の声あり)
44: ◯委員【越水清議員】 それでは、私から質問させていただきます。まず、
123ページ
の1防疫事業費です。まず
1点目、
平成25
年度、
26
年度、スズメバチ
の駆除が4
0件以上になり、決算は当初予算
の2倍から
2.5倍となったときもありますが、それも
平成27
年度、
28
年度は当初予算額内
の決算となっていますが、
平成29年度は現在まで
の補助件数はどうな
のか。
また、2つ目にノネズミ駆除剤
の配布は廃止となっておりますが、必要性がなくなっているということな
のか。減額分という
のはこの分な
のでしょうか。また、この事業費
の使途がほかにもある
のかということをまず防疫事業費
について伺いたいと思います。
それから
2点目にごみ
の減量化、今、前田委員からも質問していただきました剪定枝
の資源化
についても、私も関心があったわけですが、今
のご質問、ご答弁で理解できました。私
の質問といたしましては、電動生ごみ処理機
の補助件数ですけれども、
平成19年から
28年まで
の10年で
16
2件。それから、乾燥式、バイオ式
の2タイプがありますが、どちら
の購入が多い
のか。また、購入者
の使用感といいますか、そのような情報があればお伺いしたいと思いますし、それぞれ
のタイプ
の特性、あるいは市民へ
の周知
についてもあわせて伺いたいと思います。
それから、貸し出し用
の剪定枝粉砕機ですね。これにつきましては年間台数はわかりますが、資源量はどのように算出している
のか。
また、粉砕機
の性能はどうな
のかなと思うことがありますが、そういった性能アップ
については考えていらっしゃる
のかどうか。まずその事業費、
2点
について伺います。
45: ◯環境美化センター収集業務係長【小菅賢一】 それでは、私からはまず初めに防疫事業
についてのうち、
1点目、スズメバチ
の駆除に係る費用
の補助件数につきましてお答えします。
平成3
0年2月末時点
の補助実績は56件であり、当初予算計上時に見込んでいた5
0件を上回る件数となっております。
続きまして、ネズミ駆除剤
の配布を廃止したことにつきましては、必要性ですが、こちらは伝染病予防法
の規定により市町村
の義務として実施しておりました。しかし、この法律が感染症予防法へ全面改正され、市町村
の駆除剤配布
等に係る規定が削除されたため、配布に関する自治体数が徐々に減少しております。このような社会的背景を踏まえて、伊勢原市としてもネズミ
の駆除剤を廃止しております。
あと、減額分
についてですが、委員ご指摘
のとおり、ネズミ駆除剤
の減額分が主な要因となっております。
もう
1点、その他
の防疫事業
の使途
についてです。こちら
についてはその他
の取り組みとして、大雨時
の災害により民家
の床上浸水
等の被害が生じた場合、伝染病
の発生を防止するために行う床上消毒業務がございます。
以上となります。
46: ◯環境美化センター資源循環係長【石川知行】 電動式生ごみ処理機に関する件と、貸し出し用剪定枝粉砕機に関してご答弁申し上げます。
まず、電動式生ごみ処理機に関しまして、その購入割合は乾燥式が8割、バイオ式が
2割となっておりました。個別に使用した感想
等の聞き取りは行っておりませんけれども、購入金額や本体
の大きさ、ランニングコストなど
の比較により乾燥式をお選びになった
のではないかと推測しております。
次に、それぞれ
の特性でございます。乾燥式は、購入費用が比較的安価で、屋内にも設置が可能です。バイオ式は、購入費用が高くなる傾向にありまして、設置も屋外に限られております。また、乾燥式は生ごみ
の量を減らす
のが主目的になっておりますけれども、バイオ式では堆肥もあわせてできます。周知につきましては広報紙や市ホームページ、自治会回覧
の中で周知啓発を行っております。また、リサイクル店ですとか、リユース!もったいないDay!、リサイクルフェアといった催し
の中でも周知を図っております。
続きまして、貸し出し用
の剪定枝粉砕機につきましてですけれども、粉砕機
の返却
の際に、粉砕処理を行った概算量を使用された方からご報告いただいております。45リットル袋
1袋を4キロとして換算し、
平成29年度は
15
00キロ
の資源化ということになっております。委員ご質問
の粉砕機
の性能アップにつきましては昨年11月から剪定枝
の資源化を開始しておりますことから、こちら
の事業
のほうに移行していきたいと考えております。
以上です。
47: ◯委員【越水清議員】 今
の答弁
の中で粉砕機につきましては剪定枝
の資源化
のほうにこれから持っていってもらうというようなこと、それがいいと思います。貸し出し用
の剪定枝粉砕機、私は使ったことがありません。個人的には自分でも剪定枝
の粉砕機を持っており、市で用意されている機械よりも性能が高いものを使っているので、直径3センチぐらいまでチップにしてくれますが、市
の電動
の貸し出し用
の剪定枝粉砕機は、どうもそこまで
の性能がないようなことをお借りした方から聞いて、今回
の判断はいい
のかなと思っています。ありがとうございます。
続いて、
13
1ページ
の1ごみ収集事業費につきまして質問させてください。前年比
27
1万7
000円増という
のは、収集車
の新規購入による増ということですけれども、収集車
1台
の購入費は一体幾らぐらいかかる
のかなと思った点と、
2ごみ収集運搬委託費77万円増は燃料単価
の増ということでございますけれども、
2億4
15万円
の使途
についてご説明をいただきたいと思います。
以上です。
48: ◯環境美化センター収集業務係長【小菅賢一】 それでは、
2点ご質問いただきました。
1点目
のうち収集車
1台
の購入費
についてお答えします。
平成3
0年度に更新する収集車両は
1台当たり約
114
0万円となります。なお、近年
の車両更新では、購入ではなく、リース方式としており、この
114
0万円は収集車両を5年間リースした金額となっております。
2点目
のごみ収集運搬委託費
について、
2億4
15万円
の使途
についてお答えします。内訳としましては、人件費が約
1億
1000万円、車両維持管理費が約45
00万円、保険料
等の事務経費が約45
00万円となっております。
以上になります。(「了解いたしました」
の声あり)
49: ◯委員【橋田夏枝議員】 私からは主に
2点質問します。まず
1点目は、環境衛生費
の公衆便所維持管理費
について質問します。決算審査、昨年9月
の際に駅周辺
のトイレなど
の清掃回数を以前よりもふやして、観光客増に対応しているということでした。委託会社に依頼していると思いますが、何社に委託している
のでしょうか。また委託費用はどのぐらいでしょうか。
もう
1点は、公衆トイレをめぐって
のトラブル、いたずら、破壊行為など
の問題は本市では発生していない
のか、お尋ねします。
50: ◯環境美化センター収集業務係長【小菅賢一】 それでは、私から伊勢原駅北口、南口公衆便所清掃業務における委託
の事業者数、その費用、また、トラブル
等についてお答えします。
初めに、委託事業者数につきましては、公衆便所維持管理費
のうち清掃巡回業務
の受託事業者は
1社であり、
契約は入札による長期継続
契約とし、期間は
平成27
年度から
29年度末までとなっております。
次に、この業務に係る委託費用につきましては
平成3
0年度当初予算で6
96万
9000円を計上しております。なお、
平成3
0年度は
契約更新
年度となるため、仕様
の一部見直しを行い、新たな長期継続
契約として
平成3
0年度から3
2年度まで、3カ年
の業務委託を見込んでおります。
次に、公衆便所に関するトラブル
についてお答えします。駅前公衆便所
のトラブル
については異物によるトイレ
の詰まり、また、心ない方による扉へ
の落書きなどが年に数件ほど発生していることを確認しております。詰まり
等を確認した場合には清掃作業員
等によって、速やかな復旧に努めております。
以上になります。
51: ◯委員【橋田夏枝議員】 お答えありがとうございます。
1社にのみ委託しているということでした。
平成3
0年度から新たに3年間委託するということで、これは確認ですけれども、委託業者、入札により決定されると思うんですけれども、
平成3
0年度の新しい業者という
のは決まっている
のか、また、それは市内業者である
のか、確認したいと思います。
また、いたずら
等は数件あったということですけれども、よくお店でもトイレットペーパー
の持ち去りがあって、皆さん、そういった対策に苦労しているところであるんですけれども、本市でもそういったトイレットペーパーとか、備品がなくなるということは起きている
のでしょうか。確認します。
52: ◯環境美化センター収集業務係長【小菅賢一】
2点ほどご質問がありました。
1点目
の平成3
0年度の事業者
については、まだ決定しておりません。
2点目、トイレットペーパー
の持ち去り
についてですが、実態として把握はできておりませんが、ここ数年来、消耗品費、トイレットペーパー
の支給している量が大幅に変動していないことから、持ち去りはない
のかなと推察しております。
以上になります。
53: ◯委員【橋田夏枝議員】 了解しました。まめに公衆トイレを回って確認してくれているということで、今後もよろしくお願いします。
もう
1点、別
の質問ですけれども、歳入に関するところで、審査資料
の11ページ
の中ほどに衛生手数料
の清掃手数料
のうち
の2犬猫死体処理手数料
について質問いたします。備考欄に犬猫死体処理実績減少に伴う減少ということで、質問したかった
のは、犬猫
のペット
の数という
のは増加傾向にある
のではないかと思って、当然そうすると、死体処理という
のも多くなる
のではないかと思いました。しかし、減少ということで、想定されることとしては民間に頼んでいるという方がふえた
のかなと予想はするんですけれども、その辺
の減少に伴う理由
について確認したいと思います。
また、今年度
の数があればお答えいただきたいと思います。
54: ◯環境美化センター所長【石田康弘】 ただいま
のご質問
についてお答えします。ペット
の死体処理手数料ということで、環境美化センターでは市内
の動物霊園と
契約しまして、合同葬という形で死体処理をしております。民間で持ち込まれる場合
の約半額になりますが、合同葬ということで、葬儀に立ち会えないというデメリットもございます。愛玩動物ですから、どうしても最後を見届けたい、こういう方は民間と
の直接
契約になります。そういう方がふえているということで、ペットがふえても死体処理は減っているということになっていると思います。
また、数ですが、
平成29年度現在、見込みですと
144体を見込んでおります。
以上です。(「了解しました」
の声あり)
55: ◯委員【八島満雄議員】
2点ほど。1つは衛生費
の剪定枝につきましては他委員へ
の回答もありましたので、了解いたしました。
今
の環境衛生費
の北口、南口
の公衆トイレ
の清掃
の件でありますが、今
の答弁でやや納得な
のですが、巡回
の回数
等において
の清潔度というか、清掃
の清潔度、これは市民
の方からというか、観光客
のご案内
のときに、何人かに言われたんですが、便器を拭いている雑巾でドア付近を拭いていた。あそこでバスを待っていたから見たんだろうと思うんですが、私はそこでいませんが、デパートとか何かでそういう場面は現実にありました。そういうことを委託業者がしているかどうか
についての指導は十分に、清掃
の場面指導は何か機会を見てやっているんでしょうか。
もう1つ別件ですが、環境美化センター
の雑入
の衛生費雑入、お尋ねしてよろしいでしょうか。これ
の古紙
等売払い代金が56万6
000円ですが、前に答弁をいただいていますが、どうも古紙
等にグラフであらわすと、古紙
等はたくさん出しているという情勢を見ますけれども、減額になっているように思うんです。グラフは下がっているように感じていますが、これは何か原因がある
のか。あるいはもっと別な、各地
の企業がポイント制で古紙を頂戴よという形が触れ回っているというか、口コミで回っているようなので、その辺も一つ
の原因になる
のか、その辺を踏まえてご答弁いただければ。
以上です。
56: ◯環境美化センター収集業務係長【小菅賢一】 それでは私から清潔度
の指導
についてお答えします。この業務
の仕様においては、清潔度に関する基準は特に定めておりません。常にトイレを清潔に保てるように、具体的な作業
の方法
については仕様で定めております。また、ご指摘をいただいた場面による指導という
のは、申しわけありませんが、現状、年に何回やっているとか、定期的なものはなく、苦情があった際に職員が立ち会って、改善を促しているような状況です。今後、そういった場面指導
についてももう少し検討していきたいと思います。
以上になります。
57: ◯環境美化センター資源循環係長【石川知行】
2点目
の古紙
等売払い代金
について、
平成3
0年度の予算額56万6
000円ということになっておりますが、古紙
等売払い代金
のうち極端に減っている理由という
のは、ペットボトル
の売却
の影響によるものとなっております。ペットボトルにつきましては
2種類
のルートで売却を行っておりまして、1つに価格は安いけれども、安定的に処理ができます容器包装リサイクル協会
のルートと、価格は高いんですけれども、全体
の市況に左右されやすい自主ルートと、この2つ
のルートで売却しております。そのうち自主ルート
の分を古紙
等売払い代金
のほうで計上しておりました。しかしながら、
平成3
0年度は中国へ
の輸出が制限されたことから、市場
のバランスが大きく崩れると見込んでおりまして、そのため安定的に排出できる容器包装リサイクル協会
のルートに全量を売却することとしました。
以上です。
58: ◯委員【八島満雄議員】 その先
の理解ができなかった。そのことによって代金がグラフとしては下がっていくと見込んでいるということですね。ご説明は。
59: ◯環境美化センター所長【石田康弘】 そのとおりでございます。自主ルートという
のは中国市場に今まで大分持ち込んでいた分で高く売却できたということですが、容器包装リサイクル協会という
のは国内処理に限定されております。やはり安定的でございますが、売却価格は低い。ただし、中国が去年
の12月3
1日、廃プラスチック全面輸入禁止ということをされましたので、今後ペットボトルは国内でしかできないだろうということから、容器包装リサイクル協会
のほうへルートを全量動かした関係で歳入が大幅に減ったということでございます。(「了解」
の声あり)
60: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、暫時休憩いたします。
午前
10時5
0分 休憩
─────────────
午前
10時5
9分 再開
61: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、再開いたします。
────────────── ○ ──────────────
第5款農林水産業費
第
10款災害復旧費、第
1項農林水産
施設災害復旧費
62: ◯委員長【小山博正議員】 第5款農林水産業費
について、
134から
143ページ、第
10款災害復旧費、第
1項農林水産
施設災害復旧費
について、
202から
203ページ。質疑をお願いいたします。
63: ◯委員【舘大樹議員】 それでは、順次質問してまいります。
まず1つ目が予算資料
の137ページになります。
農産物ブランド化推進事業費につきましてですが、前年度対比で
17
0万円増額されております。PR関連費用に伴うものということでありますけれども、もう少し詳細な具体的な内容をお伺いいたします。
もう1つ質問です。審査資料
の7ページになります。農業次世代人材投資事業補助金
についてです。交付対象者が
2名
の予定となっておりますけれども、これまで
の成果と
平成3
0年度に見込む効果
についてお伺いいたします。お願いします。
64: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは、順次お答えさせていただきます。まず
農産物ブランド化推進事業費の増額ということです。これにつきましては農産物ブランド化推進事業
の増額はブランド名を伊勢原うまいものセレクトという名前にして、昨年12月に35品目選定させていただいています。その選定品を市内だけでなく、市外とか県外、そういったところで販売網を拡大していきまして、イベント、マルシェ
等へ
の出店とか、PR、販売促進をしていきたいと考えています。その増額ということになります。具体的にはパンフレット
の作成ですとか、ウェブ
の開設ですね。それとイベントに出店するときに使う什器ですとか、PRするのぼり、そういったものにかける。また、ブランドマークを作成しまして、PR
の一つとして、そういったマーク
の作成。それから、出店するイベントですとか
の出店費、そういったものを考えています。
それから、農業次世代人材投資事業補助金
の関係ですが、これにつきましては実績としまして、現在、
10名
の方が認定した新規就農者ということになっています。
平成29年12月には新たに
2名就農していますので、現在、
12名
の方が新規就農しているという状況です。これまで
の成果としましては、人・農地プラン
の担い手として4名
の方が位置づけられています。それから、このうち
1名
の方は認定農業者としてなっていただいています。また、耕作放棄地を借り受けして、耕作放棄地
の解消にも新規就農者はつながっているという現状です。また、
平成3
0年度の関係ですが、
1名、認定農業者を申請する予定です。さらに、現在、新規就農したいということで、4件
の方が相談に来ている内容です。
施設野菜ですとか、果樹、梨、ブドウ、それから、原木シイタケをやりたいというようなことで、4件
の相談が今来ている、そういった状況です。
以上です。
65: ◯委員【舘大樹議員】 内容
について理解いたしました。ありがとうございました。別
の質問をさせていただきます。審査資料
の2ページになります。農とみどり
の整備事業費
の2つ
の項目が農業用
施設整備事業費へ統合されたということで先ほど部長からもご説明がありましたけれども、その統合された理由
についてと、また、今後、農業土木
の事業がどういう方向性になっていく
のか
についてお伺いしたいと思います。
もう
1点質問させていただきます。予算資料
の14
1ページですけれども、林業基盤整備事業費
についてであります。安倍政権では農林水産政策として林業改革に挑戦するんだということで掲げられております。森林バンクというものを展開して、林業
の復活をやっていくようでありますけれども、伊勢原
の林業
の現状と今、申し上げた国
の方向性に対する伊勢原市として
の見解をお伺いしたいと思います。お願いします。
66: ◯農林整備担当課長【樋口明】
2点質問いただきました。まず
1点目
の審査資料
2ページ
の統廃合
のほうからお答えさせていただきます。農とみどり
の整備事業費
の農業用
施設整備費へ
の統合理由ですが、農とみどり
の整備事業費にはかんがい排水整備と農道整備事業があります。市町村に交付される補助金は農とみどり
の整備事業
の枠で交付され、その枠内
の配分につきましては市町村
の裁量で変更できます。市
の予算上においては、かんがい排水と農道が分かれているため、執行残金など
の事業間
の使用
については予算流用
の手続を行わなければ執行できない状況です。農業用
施設整備費へ統合することにより予算
の管理や
工事委託
等の執行が効率的になります。
また、今後
の土木事業
の方向性ということなんですけれども、農業土木事業を充実していく
のかという点につきましては先ほども説明しましたとおり、予算管理が効率的になることにより、
工事委託
等の執行が円滑になります。また、変更
等の対応も円滑になるという点では充実していく方向だと認識しております。
67: ◯農業振興課農林整備担当農林管理係長【吉野雅彦】
2点目
の林業基盤整備事業費
のご質問
について回答させていただきます。まず林業
の現状と課題であります。本市
の森林は市
の総面積
の約4割を占めており、森林全体に対する人工林は約5割となっております。この森林
の諸機能を発揮させるため、市としては、国や県
の補助制度を活用して伊勢原市森林組合と連携しながら継続的に森林整備を進めております。森林整備
の課題としましては、木材価格
の低下による木材需要
の低迷、林業労働者
の収益
の悪化による森林所有者
の森林整備意欲
の低下、さらには高齢化や過疎化による林業離れが進行することにより森林
の荒廃が進むことが大きな課題であります。
次に、国
の方向性に対する本市として
の見解です。国は、森林環境税及び森林環境贈与税を創設する予定でおり、市町村は、この森林環境贈与税を間伐や人材育成、担い手
の確保、木材利用
の促進や普及啓発
等の森林整備及びその促進に関する費用に充てることができるようになります。また、国は森林環境税
の創設に合わせ、新たな森林管理
の仕組み
の構築をめざしております。これら森林環境税
の創設や森林管理システム
の構築は、本市
の森林管理においても大きく役立つものと考えられることから、今後も県と
の調整を密に行い、国
の動向を注視していきたいと考えております。
以上です。
68: ◯委員【舘大樹議員】 ありがとうございます。林業
については了解いたしました。
農業土木
の関係で
1点再質問させていただきます。今、ご答弁にありましたとおり、執行
の方法が効率化されるとか、円滑になっていくという話はよくわかったんですけれども、そもそも農業土木
の事業
のパイがここ最近減ってきていると私は認識しているんですけれども、そういったしわ寄せが現場であらわれている
のかなと思ってて、3
0年間かんがいが放置されてきてて、更新しなきゃいけないようなタイミングなんだけれども、事業費自体が限られているからなかなか対応できないみたいな課題がある
のかなと思っています。その辺
の課題に対して事業費を私としては増額してほしいと要望したいわけですけれども、その辺
の考え方があったらお伺いしたいと思います。
69: ◯農林整備担当課長【樋口明】 事業費
についてですが、事業費
のパイが小さいという
のは土地改良費
については比較的委員
の言うとおりなんですが、今、国費
のほうに国庫補助事業、要望していますが、実際、国
のほう
の国費に対する内示
のつき方も今、農業土木
のほうは大体半分か、それ以下
の状況になっております。事業費を要望しても半分ぐらいしか、つかないというような状況から、かなり事業
の進みが遅いということになっております。あと、3
0年間放置されているというような事業地につきましても、今
の状況はなかなか次
の新規事業に着手するという
のが難しい状況なんですが、事業
の着手につきましては市だけではなくて、地元
のほう
の合意とか熟度も大切になってきますので、新規事業に当たりましてはよく地元
のほうとその辺
の話し合いをしながら進めていきたいと考えております。
以上です。(「わかりました」
の声あり)
70: ◯委員【橋田夏枝議員】 予算書
の137ページ、
10有害鳥獣対策事業費です。審査資料で言いますと4ページになります。
105万円減少ということで、ニホンザル追い払い・捕獲檻管理事業委託料
の減とありますが、減少
の理由
についてお尋ねします。また、本市
の鳥獣被害で多い
のはイノシシ、鹿、ハクビシン、猿、熊などありますけれども、来年度、鳥獣被害対策で特に力を入れていきたいということがあれば詳細をお伺いいたします。
71: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは、順次ご質問にお答えしていきたいと思います。まずニホンザル追い払い・捕獲檻管理事業委託料
の減ということです。これは先ほども衛生費
のほうで説明させていただいたとおり、県
の猿
の計画に基づいて猿対策をしています。その中で猿
の追い払い隊員という
のが、猿
の追い払い、この事業
の内容です。猿をパトロールして追い払いする業務です。それと猿
の捕獲おりを管理していく、そういった業務です。その猿
の追い払い
の関係が、先ほど衛生費でもお話ししたとおり、子易群が全頭捕獲できました。大山群に力を入れていきたいということで、徐々に猿
の数も減ってきているというような状況もございます。追い払いより逆に捕獲おり
の管理に力を入れていきたいと考えています。実際に猿
のパトロールは週3日だったんですが、それを週5日にしまして、
2班体制で行っていたものを
1班体制で行います。これは猿
の捕獲おりを、餌をかえたりとか、管理していく、そちら
の業務を主に変えていこうということで
2班体制から
1班体制にしました。また、3日を5日にしたということで、この
105万円
の減少
の分
については、猿
のパトロール隊員
の人件費分が減額になったということです。
もう
1点が、来年度、鳥獣被害対策
のほうで特に力を入れていきたいものがあればというご質問です。来年度は、
平成3
0年ということで偶数年になります。偶数年は隔年で特に熊
の出没が多くなっています。山
の実がないということで、農地に出てくるということが多くなるということで早目
の対策を行っていきたいと考えています。熊
の出没が多い大山
の子易地区ですが、出没を抑えるために、新たに広域獣害防止柵、いわゆる鹿柵と呼ばれているんですが、山
の裾
の中にある柵ですけれども、そういったものを延長して、子易におりてこられないような状況にしていきたい。また、毎年行っているんですが、自動撮影機というセンサーカメラをつけまして、熊が出没してくるような状況を早目に察知しまして、対策に結びつけていきたいと考えています。
もう
1点は、先ほど
の猿
の話ですが、大山群を全頭捕獲していくということなので、その捕獲にも力を入れていきたいと考えています。
以上です。
72: ◯委員【橋田夏枝議員】 了解しました。それでは、次
の質問に移りたいと思います。
11の農産物ブランド化推進事業費です。先ほど、他委員から少し出ておりましたが、私からも審査資料
の5ページに基づいて質問したいと思います。
市民朝市推進事業費が廃止になりました。今後は農産物事業にて、農畜産物
の販売戦略を再検討するという説明が書いてありますが、どのように再検討していく
のか。先ほど、うまいものセレクト
の話も出ましたけれども、こういった視点からもう一度ご説明をお願いします。
もう
1点は、
平成28
年度、審査
の際にミカンを活用した新たな特産物を推進していくという説明がありました。過去にはミカン
のあめですとか、リキュール、お酒が大変好評だったと記憶しております。しかしながら、ことしはミカン
の不作に伴い商品開発が難しかった
のではないかと思います。近年
の天候不順も関係しまして、自然に適応して安定性、持続性を求める必要があると考えますが、副市長に、どういったお考えがある
のか、お尋ねします。
また来年度、新たな特産物として考えている計画
等あれば教えてください。
73: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは農畜産物ブランド化推進事業
のご質問
について順次お答えをしていきたいと思います。
まず、農産物ブランド化推進事業、先ほど舘委員
のほうでもお話をさせていただきました。ブランド
の伊勢原うまいものセレクトとして、市民朝市に出店していた品物、商品もこのブランド
の選定をされた品目にもなっています。同じように市内だけではなくて、市外、県外に販売網を拡大していきまして、イベントに出店して販売促進していきたいと考えています。
それから
2点目でございますが、ミカン
のお酒とか、あめ
の関係もご質問いただいています。安定性、持続性を求める必要がある
のではないかというお話ですが、農産物、天候により影響がかなり出るようなものです。農業者は今まで
の経験からそういった安定性、生産が順調にいくようにとか考えながら、自然と戦いながら生産しているということで、行政としてそういったものを求めるということがどのようにしていく
のか、できないものというふうに考えています。
また、ミカン
のお酒、リキュール
の関係ですが、これは伊勢原小売酒商組合で実際につくっていただいています。今年度、委員ご指摘
のとおり、ミカンは不作でしたが、特にそれと関係なく、ことしは製造しないということでお伺いしています。また、ミカン
の飴につきましても善波
のミカン農家が独自に飴を製造されている会社とミカンを無料提供するような形で製造されたということで伺っています。
それから、来年度、新たな特産物として考える計画があればということですが、現時点では計画
等はございませんが、伊勢原うまいものセレクト
の推進母体でありますブランド推進協議会において提案
等があれば取り組んでいくという可能性はあると考えています。
以上です。
74: ◯経済環境部長【田中丈司】 ミカンにかかわる農産物
等の特産品
の関係ですけれども、副市長に答弁をということですけれども、私
のほうから答弁させていただきますが、もともと自然を相手にする農産物を特産物にするには、やはり、安定的、継続的な供給は困難だと私は思っております。また、事業主体
の方々、いろいろと取り組んでおります。小売酒商組合、または、ミカン農家、または観光協会
等、伊勢原
のミカンで何かできないかという形でも取り組んでおります。そういった主体的な形を私は尊重していきたいと思っております。
以上です。
75: ◯委員【橋田夏枝議員】 ご説明ありがとうございます。それでは、農産物
の件は了解しましたので、ほか
の質問に移りたいと思います。予算書
13
9ページ、4目畜産業費ですが、4自給飼料生産対策事業費ということで、
平成3
0年度予算が増額されております。増額理由
についてお尋ねします。自給飼料用種子や稲わら
の値上がり
等があった
のか、その辺
についても確認します。
もう
1点です。予算書
14
1ページ、
2項林業費、
1農業振興費、3ふれあい
の森キャンプ場維持管理費
についてです。こちらはこれまで事務機能は日向ふれあい学習センター、問い合わせ先としてホームページでも確認しましたけれども、農業振興課が行っておりました。日向ふれあい学習センターは来年度末で閉館
の予定となっておりますが、閉館に伴う事務管理
の影響
についてお尋ねします。これまでどおり農業振興課が維持管理に努められる
のか、確認したいと思います。
76: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは、私
のほうからは自給飼料生産対策事業費
の増額
についてお答えします。この補助制度につきましては、事業費
の5分の
1を補助する事業ということで、ここ数年、自給飼料用
の種子代高騰とか、それに取り組む農家数もふえたことなど、事業全体
の事業費が年々増加しています。そのため、事業
の5分の
1が補助できるような形で実績をもとに予算立てしています。そういったことで今回増額という形になっています。今まで自給飼料生産事業
の中には自給飼料生産奨励事業費という
のがございます。これは補助率が
16.5%ぐらい、5分の
1ですから
20%なくてはいけないんですが、
16.5%ほど、事業費に対してそれぐらいです。また、もう
1点、自給飼料用
の稲わら収穫奨励事業費という
のがございます。収穫奨励事業
については補助率が
9.58%ということで、やはり5分の
1に届かないような金額でした。事業費を改めてもう一度積算しまして、今回増額をさせていただいています。
私からは以上です。
77: ◯農林整備担当課長【樋口明】 それでは、
2点目
の林業関係
の日向ふれあい学習センター閉館後
の事務管理
の影響は、ということですが、日向ふれあい学習センター
の閉館後は、営業期間外
の受付
等の事務を担当課で行う必要があると認識しております。また、必要な維持管理
については行っていく考えです。
以上です。
78: ◯委員【橋田夏枝議員】 了解しましたが、最後
の答弁にありました担当課が引き続き行っていくということで今まで日向ふれあい学習センターに事務機能を置いていましたけれども、今度は市役所
のほうで担当課が引き続きというような感じでよろしいんですか。イメージとしては。
79: ◯農林整備担当課長【樋口明】 橋田委員
の言うとおり、そのように考えております。(「了解です」
の声あり)
80: ◯委員【越水清議員】 まず、
135ページ、
2農業委員会事務局費
についてご質問させていただきます。まず、昨年より約
2.8倍
の増額であると思います。臨時職員
の賃金、担当職員増に伴うシステム委託費増とございます。農業委員会法
の改正によりまして本市も
平成3
0年度より新たな組織構成で業務が運営されますが、改正制度移行
のため
の増額かと思いますが、主な新制度へ
の準備内容を伺います。まず、農業委員会
の件からお願いします。
81: ◯農業委員会事務局農地管理係長【小瀬村正宣】
2点、ご質問いただきました。まず、
1点目
の農業委員会事務局費
の増額
の主な要因
についてですけれども、農地パトロール
の図面
の作成
等の事務補助
の臨時職員
の賃金
について、従来、職員課
の予算で対応しておりましたが、
平成3
0年度につきましては農地集積・集約化対策事業実施要綱に基づく機構集積支援事業に該当するものといたしまして、補助事業を受けて担当課執行としたことにより
109万3
000円
の増額となったものです。また、担当課職員
の増に伴いまして、システム
の委託
の増がございました。これは昨年7月
1日付で職員が
1人増員となったことに伴いまして、ライセンスがなく、農地
等情報管理システムを使用できない状況でした。そのため、農地台帳システム
のライセンスを1つふやす必要がございまして、
平成3
0年度予算でライセンス料及びライセンス
の追加に伴うセットアップ
等の初期費用として5
2万4
000円を増額したものです。
続きまして、ご質問
の2点目なんですけれども、新制度へ
の準備内容と
のことですけれども、新たな農業委員会
の任命に当たりまして、定例会
の最終日に追加議案として人事案件
について上程させていただき、市議会
の同意を求めることとなっております。その後、4月3日に予定しております第
1回
の農業委員会総会
の前段で、市長から辞令
の交付を行い、総会
の中で会長及び職務代理者
の選任
等を行わせていただきます。また、農地利用最適化推進員につきましては、現農業委員会
の中で決定
の承認を受けており、この第
1回通常総会において新たな農業委員会より委嘱
のほうを行うこととなっております。現在、この総会に向けた準備をしているところですが、新たな体制になり、農業委員及び推進員
についても新任
の方が半数近くおられる状況です。本来ですと総会における許認可業務につきましては農業委員のみが議決権を有するものでして、推進員は担当区域で農地利用
の最適化
の業務に特化し活動することとなっておりますが、当面
の間は新任
の農業委員
の方も含めまして、総会で
の議案審議
の状況や、中地方農業委員会連合会
等が開催する研修会や市で
の学習会を通じ業務へ
のご理解を深めていただくとともに、推進員におきましては担当地区
の実情を把握していただきたいと考えております。
以上です。
82: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。今
のお話を聞きますと、新たな農業委員会制度
の改正による対応はよく理解できました。
その前に予算増額に関しましては、農業委員会制度改正は増額
の理由には全く入っていなくて、事業内容ということでよろしいですか。
83: ◯農業委員会事務局長【平田真一】 今回
の関係
の制度改正に伴います予算
の増という
のは、農業委員会事務局費ではなく、農業委員会運営費
のほうが報酬と農業委員、推進員
の消耗品、バッチ
等、記章、帽子
等、そういった消耗品が含まれており、新制度に伴いまして、若干
の増額となっております。
以上です。
84: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。よく理解できました。それでは次に質問させていただきます。
137ページ
の13市民農園管理運営事業費
についてです。
248区画で日本最大
の市民農園ということで、指定管理者、アグリパーク
のホームページを見ますと、この3月まで入会金半額
のキャンペーン中というPRをホームページで拝見いたしました。そこで、農業整備修繕による今回
の予算増ということですが、その内容につきまして。それから、現在
の利用状況、あるいは指定管理者と
の連携協議。あるいは、先ほどもいろいろ出ております鳥獣被害ですけれども、市民農園には鳥獣被害がある
のか、ない
のか、気になっているところなんですが、質問させていただきます。
85: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは、市民農園管理運営事業費ということで、4点ほどご質問いただいているかと思います。順次お答えさせていただきたいと思います。
農園
の整備費、修繕による増ということで、その修繕
の内容ですが、実は畦畔が崩れたことにより、まず土砂
の流出防止をする
工事をさせていただく
のと、区画により水はけ
の悪い場所がございます。そういった区画
の掘削をしたり、整地をしたり、あとは土壌
のほぐしをしたりとか、要するに、農地としてしっかり水がたまらないような方法に
工事をしたいということが増
の原因です。
2点目が、現在
の利用状況はということで、2月時点ですが、区画が今、越水委員から
248区画と言っておられましたが、指定管理者は区画を少し動かしたりしていまして、現在、
238区画ということです。そのうち
166区画が利用されておりまして、利用率は7
0%ということです。
それから3つ目、指定管理者と
の連携とか協議ということですけれども、市民農園
の利用率を向上させるために指定管理者と協定書を交わさせていただいています。指定管理者は農園
の利用率
の向上
のために自主事業、そういったものを行っておりまして、その際に本市と協議するということになっています。現在、収穫体験とか、とった野菜でバーベキューをするとか、そういったことで自主事業
の運営をされて、そこに来ていただいて、市民農園
の貸し出しにもつなげるような、そんな事業です。ですから、そこで農地を借りたいという方が出れば、市民農園を借りて実際に畑をつくっていただくということです。また、さらにはレンタサイクル、自転車
の貸し出しも行っております。農園だけでなくて、伊勢原市内を見て回れるような、そんなことを指定管理者は考えていただいて、そういった貸し出し事業も自主事業として行っているということです。
最後に、鳥獣被害
の関係ですが、小動物による食害
の被害が年に
1、
2件ぐらいです。鹿、イノシシ、猿、大型
の動物とかは、ほぼ出没していません。タヌキとかハクビシン、そういった小動物が年に
1、
2件程度、被害を出しているということで、特に利用者から苦情があるわけではないので、鳥獣被害はそんなにないということです。
以上です。
86: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございました。アグリパークですか、大分こういった指定管理を数多くやっているようで、ごらんになった方もいらっしゃるかと思いますが、先日、テレビで大分長い時間放映しておりました。私も興味深く見ていて、伊勢原
の指定管理者と同じだなというようなことで、また、利用率も7
0%と上がっているんですね。今
の課長
のお話
のように、レンタサイクルですか、さまざまな取り組みを行っているようで、期待したいと思います。
鳥獣
のほうは安心しました。あるようですけれども、そんなに大きなことではないようなご答弁をいただきました。ありがとうございます。
続いて質問いたします。
14
経営所得安定対策推進事業費です。
平成29年度より
123%、
229万円
の大幅な増というものかと思います。農業再生協議会へ
の支援と情報システム
の取得とございます。農業
の再生、発展を心から私自身も望むものですが、農業再生協議会で
の議論や協議内容
等、関連団体や関係者へ
の情報提供をお願いしたいと思うところですが、質問といたしましては
平成29年度より情報システム導入に対応した予算編成をしていると思いますが、
平成29年度でシステム導入をされて、システムに対する活用状況です。それから、
平成3
0年度の情報システム関係
の金額、取り組み
について1点質問したいと思います。
また
2点目に、財源は一般会計3
05万8
000円で、
平成29年度一般会計より
26
0万円
の増で、その成果や効果に期待しているものですが、一方、国県から
の交付金ですか、補助金でしょうか、これが
109万円、
23%、33万円
の減となっておりますが、その辺
の動きをご説明いただきたいと思います。
別
の質問ですが、説明
の9、みかん
の木オーナー制度推進事業費
について質問させていただきます。前年より
29%、
17万円
の減かと思います。栗原、善波地区ともに補助金
の減となっております。昨年
の決算審査資料から、提供木は
平成28
年度栗原地区が53
0本、善波地区約
90本というとでしたが、提供木数やオーナー数
の変動にこの減額はかかわりがあるものな
のか。また、
平成27年、
28
年度からオーナー
の新規募集は行っていなかったかな。これは確認でもあるんですが、今後
の見通し
について伺います。
以上です。
87: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは順次お答えをさせていただきたいと思います。まず、
経営所得安定対策推進事業費です。
平成29年度よりシステムを導入し、その効果と現状ということです。実は
平成29年度予算導入させていただいて、業者とは詳細な調整を図ってきたんですけれども、市
の要望どおり
の内容と仕様が金額的にも折り合わなくなりました。
平成29年度は見送るということで予算執行しないということにし、改めて業者
の選考から始め、別
の業者を選定し、
平成3
0年度の予算に計上しているということです。
それから
2点目が、国県より
の交付金
109万円で
23%、33万円減となっているということですが、これは経営所得安定対策
の事業
の制度
の改正がございました。それにより、具体的には米を生産する方に直接支払い
の交付金というものがございましたが、それが廃止され、それにより、交付対象者が減るため、その関連する事業費が削減されたということです。
続きまして、みかん
の木オーナー制度推進事業費
についてですが、まず、オーナー
の組合員、それから、農園
の数も減少している状況です。オーナー制度にかかる平均的な
1本当たり
の単価を設定させていただいています。現在、減少もする中で、前年度
の実績
の本数を掛け合わせて算出した額ということで、予算組みとしては結果として減額になっています。
それから、
平成27年、
28
年度以降、新規募集が行われていないということですが、今も減少
のお話をさせていただいたんですが、農家数、農園数が減っているという中で、また、柑橘は隔年でとれる年、とれない年という
のがございまして、安定していないような、天候不順が続くと収穫が望めないというようなこともあります。そういった中で新規募集が今
のところできていないという
のが現状です。
平成3
0年度については多くならない年、むら年という年になるようですので、今後
の天候状況により左右されるということは、それを見守るような状況です。ですから、
平成3
0年度も新規募集ができるかどうかは今
のところ微妙なところです。
今後においては農業従事者
の高齢化、後継者不足ということがございます。現状
のオーナー
の組合員を維持するようなことができるとか、また、組合員
の方ともお話をさせていただいています。将来、伊勢原市
のミカン
の山を守るということで、どのようにしていこうかということを、現在対策を行っているという状況です。
以上です。
88: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。それぞれ理解できましたが、特にミカン
の木は、
2、3年前でしたか、たしか台風かなんかで大きな被害があったようなことをふと思い出したんですが、先ほど部長からもお話がありましたように、天候にも台風とか、そういった災害にも影響を受けるようなことですので、なかなか大変かと思います。伊勢原
のミカンは昔から見たら大変おいしくなって、実にいいなと。かなり肥料
等で研究されている方
のミカン、この前もあるところで
1個幾らかという、かなり高価な、西
のほう
の四国かどこか
のミカンと伊勢原
のミカン、食べたら、伊勢原
のミカン
のほうがおいしかったというふうな、そんな声を私も聞いたので、できるだけミカン農家
の皆さんが安心してミカン経営できるようになってほしいなと思っています。
最後に1つだけ、質問させてください。小さな質問で恐縮ですけれども、説明
の12谷戸田保全整備事業費ですね。これはどのような事業で、谷戸田という
のは多分北
のほうだと思うんですが、どういったところに所在している
のか、お伺いしたいと思います。
89: ◯農業振興課長【高橋健一】 谷戸田保全整備事業費
について、これは農業体験
の場ということで活用させていただいています。谷戸田
の原風景
の保全を図ることが目的です。体験内容
については水稲
の栽培をする田植えから収穫まで、そういった一連
の作業を共同で行ってもらう。これもオーナー制度みたいな形で実施しています。場所
については日向地区になりますが、浄発願寺
の少し手前あたりですね。登っていくと林道
の左手といいますか、そこが現在
の谷戸田保全事業をやっている場所です。
以上です。
90: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございました。鳥獣関係
についても質問したかったんですが、他
の委員からも質問していただきましたので、私
の質問は終わらせていただきます。
91: ◯委員【前田秀資議員】 それでは私も何点か質問させていただきます。まず最初
の2つは、副市長にぜひお答えいただきたいと思うんですが、伊勢原インター
の開設という大きな地域変化が間もなく迫ってきまして、観光や土地利用だけでなく、農業や林業でも生かそうという発想をもとに土地利用
等の議論はされているんでしょうか。それを
1点お尋ねします。
もう1つが、これも大きな問題だと思うんですが、JA
の合併
の問題でございます。JAは法律によって一定
の目的を持った団体であり、今後
の合併
等の展開を見据えた中で何らかの情報共有や連携など
の動きはある
のでしょうか。と申し上げます
のは、先ほどもちょっと発言いたしましたが、大山
等の直売所は既に閉店しております。それは合併に伴う一つ
の動きなんですが、高部屋方面
の直売所も閉店が予定されております。これは当市でも標榜しているところ
の観光振興にも影響してくると思うんですよ。やはり、農協という
のは産業面その他でも重要なパートナーであります。そういったことで先ほど申し上げたようなお考えがあるかどうか、ちょっとお聞きいたします。
92: ◯経済環境部長【田中丈司】 北インターチェンジ周辺
の商業
施設など
の状況
について、私
のほうから答弁させていただきますけれども、北インター開通後に多く
の観光客、当然、訪れてくるだろう。一般的にインターチェンジ周辺
の商業
施設、飲食、農産物
の販売とか、トイレ
の休憩
等の施設があることは承知しております。こういった
施設を通じまして、地域経済
の活性化に努めていきたいと思っておるところですけれども、インターチェンジ周辺、市街化調整区域
の土地利用
の制限もございますので、そういった中で今後研究を進めてまいりたいと思っております。
また、JA
の合併につきましては農協
のほうと情報交換もしております。まだ平塚、JA湘南と
の協議が進んでいる中ですので、余り詳しいことはお伝えできませんけれども、今後合併したとき
の農業支援をどうしていくんだといった部分では農協または平塚市と行政間でも情報共有はしていきたいと思っております。
以上です。
93: ◯委員【前田秀資議員】 ご説明ありがとうございます。まず、後段
のJA
の合併
の問題ですが、先ほど言ったように、既に直売所があることによって
の地域
の生活上
の利便性もちょっと低下したと。影響が出ているんですよ。一応他団体
の合併
の問題ですから、合併後でなきゃ話はできないよという
のはわかるんですが、観光
等へ
の大きな影響が出ると。やはり早期にその対応がなされるべきだと思うんです。ですから、それは今
の時点でもう1つ姿勢という
のを確認しておきたいと思うんですが、いかがですか。
94: ◯経済環境部長【田中丈司】 JAとともに、そういったインターチェンジ周辺
の商業
施設については今後
の研究課題だと受けとめております。
以上です。
95: ◯委員【前田秀資議員】 そこで、前日
の総括質疑で、都市部
のほう
の担当部長から他議員が質問したインター
等が新設された暁に、やはり観光
等の問題もあるから、土地利用上
のことを考える
のかといったような、概略、そういう質問がありました。土地利用
の担当部長
のほうが考えませんという言い切りで答弁しているんですね。私は聞いてて非常に疑問に思ったんですが、そのことを直接質問された議員もそれに対して再質問しなかった。一体どういうことかなと思っていまして、今、聞いてみるとこれから
の研究課題で、これから考えるといったような一見表面上答弁が矛盾しているところがあるんですが、その間
の何か事情があるんだったらご説明ください。
96: ◯経済環境部長【田中丈司】 総括質疑
のご質問
の趣旨は産業系一般保留フレーム
の位置づけられた区域内で
の考え方というご趣旨だと受けとめて、都市部担当部長
のほうから答弁をしたと思っております。
以上です。
97: ◯委員【前田秀資議員】 そうしますと、新しく行われる土地区画整理内
のこと
については企業誘致
のため
のいわば工業専門ですから、その答えでいいと思うんだけれども、じゃ、一般論として北インターチェンジ周辺ということで考えた場合、それでは不足だと思うんです。つまり、答弁内容が正確さというか、丁寧さを欠いているものだと思うんですよ。やっぱりもう一度きちんとご説明を聞きたいなと思うんですが、いかがですか。
98: ◯副市長【武山哲】 お話
の趣旨はよくわかりました。本会議で
の答弁は、今、申し上げたとおり、一般保留フレームとして産業系として設定された地域に関する答弁でした。ご質問
の趣旨は、さらにそれを含む、もうちょっと広い範囲ということであれば、私どももそういった
施設の必要性というか、認識しております。調整区域内においても一定程度いろいろな工夫でそういった
施設の可能な手法もあるわけですので、そういったことは、私どもは実は視野には入っております。今後、北インターから大山日向へアクセスしてくる人たちもたくさんいるでしょうから、そういった需要をうまく取り込むべく土地利用
の工夫という
のはあってしかるべきだなと考えております。
以上です。
99: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。私もその説明を聞いて、なるほどと思うわけなんですよ。それは一般論的に言っても考えられると。大変申し上げにくいんですけれども、質問
の仕方も議員側
の質問も、この間、本会議場で
の質問
の仕方が、言いにくいんですけれども、舌足らずだったと。その反省もしなきゃいけないと思うんですが、今、副市長が言われたことは大変重要だと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
続いて、もう
1点、お伺いいたします。これは森林振興費
のことでございます。今年度から集落周辺環境整備というものを行うそうです。これ
についての取り組み
の内容、あるいは期待される効果というものを、ご説明をお願いします。
100: ◯農業振興課農林整備担当農林管理係長【吉野雅彦】 集落周辺環境整備
についてのご質問をいただきました。まず、事業効果
についてですが、この事業は住居や畑等からおおむね
100メートル以内
の集落周辺
の森林において、今まで
の森林整備
の補助メニューで行えなかった荒廃した森林
の整備を行える事業です。このため、近年問題となっている野生動物
の出没
について抑制する効果があると考えております。
平成3
0年度の取り組みですけれども、過去に野生動物が頻繁に出没している大山地区
の整備を今年度に引き続き来
年度も行っていく予定でおります。
以上です。
101: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。その事業
の内容
については理解いたします。ただ、ここで追加
の注文でございますが、先ほど
の説明にもありましたように、伊勢原市
の全面積
のうち、森林が4割を占めている。これは相当大きい面積ですね。ところが、隣
の秦野市に比べると、秦野市は自分
のところにいかにいい木が育っていますよ、産出しているよと。その木を日本でも最高級
の木だから、歌舞伎座
の舞台にも使っている木だと。これは古くから
の民間事業者と
のそういう関係でそういう結果が出ているということは、そういうことですけれども、木がたくさんある、森林があるということ
のイメージ
の打ち出しが私は弱いんじゃないかと思うんですよ。先ほど
のご説明
の中にも、申しわけないですけれども、
10年
1日
のごとく木材
の価格が低下してという説明がありました。従来はそうだったんだけれども、最近ちょっと違ってきたんじゃないですか。よそ
の持ち主
の木を勝手に切って勝手に売っちゃうみたいな、そういう犯罪もふえてきている。これは別
の問題でもある、不在地主
等の問題も絡んでいるんですが、その辺
の見解
について、何かあればお伺いしておきます。
102: ◯農林整備担当課長【樋口明】 その辺
の関係につきまして先ほども話には出ましたが、森林環境税という
のが
平成3
1年度から創設される予定になっております。その中で新たに国が考えている森林管理システムという
のが打ち出され、不在とか経営に取り組まれていないような山
についてのシステムを新しく構築するということもうたわれていますので、その辺
の国
の方針を今後、研究していきたいと考えております。
以上です。
103: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。市
のほうだけで何かできると私も思ってないですよ。そういった産業基盤的なものも近隣各市に比べると弱いと思うので、なかなか大変だと思いますが、先ほどから申し上げているとおり、林業という
のも大事な地域資源だと思っておりますので、お取り組みをよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
104: ◯委員【八島満雄議員】
137ページ
の4農村広場維持管理費、それから、7農業後継者育成対策事業費、まず、農村広場維持管理費ですけれども、広場は現在どのような使い勝手になる
のかが
1点。
それから、場合によっては地元、あるいはスポーツ団体
等が使えるような場所であれば、共存共生は、私はあっていい
のではないかと思うんですが、それにしては従来
28万円ぐらい
の維持管理費
等についてはちょっと低いかなと。その点で
の所見をお願いしたいと思います。
それから、7農業後継者育成対策事業費、これはずっと
13万円
の予算ですけれども、世襲制というか、農家に生まれた長男とかいう
のではなくて、もっと新しい発掘をしていただきたいという発想で、今後
の育成へ
の課題をどうつむいでいくつもりな
のか。この予算でいい
のかという点で。
それから、
13
9ページ
の農地費
についてお尋ねしますが、農業用
施設整備事業費になる
のかどうか、若干私も迷っていますが、農とみどり
の整備事業費、いわばかんがい排水整備がゼロになっているんですけれども、統合でそうなったんだと思いますが、最近
の気象状況、
2、3日前もそうですけれども、田畑は山間部
の降水で川
のように雨が流れてくる。これは想定外
のことではありますけれども、私
の知る限りで東富岡
の集落では山
のほうに大学
のキャンパスができたために、どうもこのごろ雨が庭を流れる。畑
のものも寄せてくる。庭がまるで川
のようになるんだということなんですが、こういう苦情がある中でかんがい排水整備事業という
のはどのようなものか、ちょっとご説明願いたいと思います。
以上です。
105: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは、私からは農村広場維持管理費と農業後継者育成対策事業費
についてご答弁させていただきます。
まず、広場はどのような使い勝手になっている
のかということです。現在、北三間農村広場という名称ですが、公的な利用としては、乳牛
の畜産会が行います共進会、そういったもの
の利用がございます。また、伊勢原
の駅伝競走大会、そういったとき
の選手
の滞在場所というか、そういったことでも使われています。また、市民
の利用に関しましては、地元東富岡
の少年野球が使っています。主に土日に使われています。また、ゲートボール場がございますので、そこで自治会
の中
の年配
の方が集まってゲートボールで利用されています。あとは今、地元周辺
の福祉
施設の臨時
の駐車場みたいな形で
の利用がございます。主に地域周辺
の市民が利用しているということが現状です。また、若者や子ども育成
の地域スポーツ広場みたいなことでお考えはというようなことですけれども、現在
のところ地元
の利用が中心です。そういう中でも新たなニーズ的なものもありませんので、逆に言うと地元というか、東富岡
の地域で使いたいということが多くて、今
のところ貸し出し
の範囲を広げるということは考えていません。
それから3つ目としまして
28万7
000円
の内訳ですが、水道料として
1万円です。残り
の27万7
000円
については東富岡
の自治会に委託していますが、年間
2回
の草刈り費ということで委託している委託費です。
以上です。
それからもう
1点が農業後継者育成対策事業費
についてお答えさせていただきたいと思います。まず
13万円
の予算でどのようなことができる
のかということです。現在は主に農業後継者
の研修活動に予算を使わせていただいています。例えば、酪農家
の後継者
の団体、酪友会と呼んでいますが、そういうところ
の自主事業、例えば、学校で行って乳しぼり体験をしたりとか、そういった事業に対して補助をしている。それから、農協
の青年部ですとか、そういったところで若手
の農家
の婚活事業、そういったことも今、取り組んで実施している。こういったもので予算を組んでいます。
今後
の育成
の課題ということですけれども、現事業につきましてはこの予算組みであるんですけれども、今後
の担い手、後継者
の話とか、そういった事業につきましては実際に各地区で人・農地プランという
のを作成しています。計画づくりをしています。その中で座談会を開かせていただいていますが、各地区
のニーズを聞きながら、その地区に合った担い手、今後どういった担い手が必要な
のかとか、話し合う場をつくっているところです。そういったことを行いながら、今後
の担い手、後継者
の育成ということを考えていきたいと考えております。
以上です。
106: ◯農業振興課農林整備担当農林土木係長【山口泰彦】 かんがい排水事業
についてですが、農業生産
の基礎となる水路
施設を整備して水
の安定供給合理化を図ることが目的で、事業を行っています。
以上です。
107: ◯経済環境部長【田中丈司】 かんがい排水事業につきまして、委員ご指摘
のとおり、災害時水が庭とか畑に流れてきてしまってしようがないという話も聞いております。そういった意味でも、既存
の水路
施設にきちんとした
施設を、水路機能を高めるような事業として取り組んでいる内容でございます。
以上です。
108: ◯委員【八島満雄議員】 かんがい排水整備
についてはよくわかりました。なお、農業後継者育成では婚活もここに入っていると伺いました。その内容
について、民間でも大分行われているようですけれども、数として少ない。私も石田にお世話になっていますが、石田周辺
の独身もかなり多い。これはどのように見たらいい
のか。その辺に視点を置いてお話しいただければと思います。
次に農村広場
のことなんですが、北三間広場は確かにご説明
のとおり
の使われ方をしているんですけれども、地震対策
等、あるいは防災機能を備えた広場という
のは私は東北
の情報を知り得たんですけれども、東北では地震は絶対来ないという話で自分では農家だし、広いし、母屋もあれば隠居部屋もある。どこに住んでもいいという発想でいたんですね。ところが、人間という
のは、地震で毎日3
0回ぐらい揺れてくると、人と人
のつながりを要望するんですね。不安が出る。今晩寝られる
のか。人と人が温め合って、隣近所、集合体になる。そこで、市役所
等については避難場所をつくれという勢いになる。これは私は当然
の理だと思うんですね。
そういう意味からすると、確かに東富岡周辺
の方々は、地震はもし来たらどうですかといったら、いや、俺
の家は母屋が潰れても離れに家があるからとか、要するに、危機感がまだまだないですね。そういう中で、行政的に思考すると、あの広場はかなり重要な広場になっているんですね。子どもたち
のスポーツ広場でもありますけれども。そこで、ふだんいざとなると逃げ場所。要するに、たまり場所。屋内で上から落ちてこない場所を狙う
のはあそこぐらいしかない。その辺から見ると、どうも日々
の長寿会、あるいはスポーツ少年団
の使い勝手
の中で衛生状態
の、水道設備がないように思います。北東に
1カ所あるだけですね。あとはないので、よく見てみたら、ビニールホースで水をまいたりなんかしているんですよ。そのたびごとに3
0mか4
0mか、ちょっとはかりかねますけれども。果たしてあそこにこういう、北三間広場ですけれども、この間も牛
の共進会でお世話になりましたけれども、大変いい場所だと思いますが、そういう手だてをして、使い勝手
のよい、衛生
のよい、いざとなったら水道
の蛇口を開けば避難場所にもなるような、そんなすばらしい設備は要らないですから、もう
1カ所か
2カ所ぐらい、水道設備が欲しいと思うんですが、いかがなものでしょうか。
以上です。
109: ◯農業振興課長【高橋健一】 それでは、今、八島委員から
の2つ
のご質問
についてご答弁させていただきます。
まず婚活事業です。今年度は、実は農家が、男性が
11名、それで女性が
10名で行いました。内容的には参加されている農家
のお宅、今回はイチゴと肉牛
のお宅にお邪魔して、日ごろ農家でやられている内容ですとか、そういったものを体験してもらうとか、見学してもらうというような事業。その後、懇親会みたいな形で最後に、あとはカップルができるかどうかということで、そういった事業を実施しています。ことしはかなり多く、5組
のカップルができたようです。この後
の進展はどうなるかわかりませんが、とりあえず5組がカップルになったというような実績が出ています。
以上が婚活
の事業です。
それからもう
1点、農村広場
の防災機能みたいなお話です。水道
の話も出ましたし、重要な広場だということで、衛生的にしたほうがいい
のではないかというご質問です。現在、まず水道に関しましては委員がお話しいただいたとおり、北東
のほうに
1カ所ございます。昔は立ち上げた水道がございました。ただ、それももう少し広場
の中央といいますか、あの広場
の中央ぐらいまで引っ張っておったんですけれども、漏水がありました。漏水したことによって、その距離が8
0mぐらいあったんですけれども、漏水を探す
のに何百万円という金額がかかるということで、現在
の形をとらせていただきました。
なお、地元
のゲートボールですとか、少年野球
のほうも使っていただいているんですが、水道
については今
の形で、あとは立ち上げをするといたずらが、あのところは周りに余り人影がないところで、いたずらをするということもあったり、水を無断で使用してしまうというようなこともあったりして、そういったことも加味して、今
のところああいう形で
1カ所水道を、下
のところで元栓を締めてというようなやり方をさせていただいています。
また、防災
等もその関係につきましては、現在市
のほう
の防災面でもその広場をどうやって使っていくかということは今
のところ話が出ていることではないので、実際には現状を維持していきたいなと思っています。立ち上げるといたずらがあったりとか、また、そういったことが前も頻繁にあったので、今
の形をつくらせていただいて、地元にもご理解をいただいて、その方法で水道は使っていただいています。
以上です。
110: ◯委員【八島満雄議員】 大変難しい問題であることは承知しました。しかしながら、先ほど言ったように、いつ来るかわからない問題を抱えている場合ですので、善処
の方法で考えて、若者を育てていただけるような場所を提供していただくように今後ご思考いただければありがたい。
以上です。
111: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。(「なし」
の声あり)
それでは審査
の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。
午後
0時
13分 休憩
────────────
午後
1時
13分 再開
112: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、再開いたします。
113: ◯経済環境部長【田中丈司】 先ほど農林水産業費において八島委員から北三間広場
の防災上
の位置づけ
についてのご質問がございました。防災計画におきましては、北三間広場
については応急仮設住宅
の第
1次
建設候補地として指定されております。そういった
建設の際には水道
施設等の対応を図っていきたいと考えております。
以上です。
114: ◯委員長【小山博正議員】 よろしいですか。
115: ◯委員【八島満雄議員】 ありがとうございました。
────────────── ○ ──────────────
第6款商工費、第
1項商工費中、第
1目商工総務費~第4目観
光費
第
10款災害復旧費、第3項その他公共
施設災害復旧費
116: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、第6款商工費、第
1項商工費中、第
1目商工総務費から第4目観光費
について、
14
2から
147ページ、第
10款災害復旧費、第3項その他公共
施設災害復旧費
について、
204から
205ページ
の質疑をお願いいたします。
117: ◯委員【越水清議員】 それでは質問させていただきます。予算書
の145ページ
の1商工業振興対策事業費
について質問させていただきます。まず街路灯
の電気代補助は前年に比べまして、
21.3%、34万6
000円
の減はLED化による電気代
の削減かと思いますが、今後、
平成3
0年度予算くらい
の補助でいく
のかということでございます。
次に、空き店舗
等活用事業補助金に対する要望または不動産業者と
の空き店舗情報
の共有化はどのように図られている
のか。
続きまして、「(仮)商業振興事業プラン」策定業務委託
についての進め方
について質問いたします。まずそれだけお願いします。
118: ◯商工観光課長【大町徹】 まず、
1点目、街路灯電気代補助につきましては、現在、補助対象商店会8団体
のうち6団体がLED化されておりますけれども、残り
の2団体
のうち
1団体が来年度にLED化
工事の実施を予定しています。このことから今後もさらなる削減が期待できると考えています。
続きまして、
2点目、空き店舗
等活用事業補助金に対する要望につきましては、商店会団体
等から
の相談による活用要望と創業応援ネットワーク
の各支援事業者を通じた小規模事業者
等による相談などから補助金活用
等の支援に努めています。
また、空き店舗情報
の共有に関しましては、創業応援ネットワーク事業
の中で宅建協会と協議を進めておりますけれども、現状では各支援事業者から個別に不動産業者から情報収集を行っているという状況です。
続いて3点目、商業振興計画
の推進事業費
の進め方
等ですけれども、現計画
の課題や見直し
等を含みます計画策定を進める予定からコンサルへ
の基礎調査をもとに現行
の商業まちづくり協議会
の中で計画内容
等の協議を進めていく予定です。
以上です。
119: ◯委員【越水清議員】 本当にかつて
の伊勢原
の商店街
のにぎわいを思い起こすわけですけれども、ぜひ、さまざまな取り組みで伊勢原
の商店街
の活性化にご尽力願いたいと思います。
続いて大きな
2点目
の質問ですが、
145ページ、説明
の5企業立地促進事業費につきまして、お願いいたします。この事業費は
平成28
年度決算では、執行率が約67%と低かったように思います。
平成3
0年度予算案は前年度比4
0万円増額ですが、見解をお聞きいたします。
また、大山観光
の階段登はんにも生かしたというロボット産業へ
の具体
のこれから
の取り組み計画はある
のでしょうか。
3点目に中小企業
の販路拡大
等を目的とした見本市
等の出展を支援するとありますが、この辺
の予算配分はどのようになっている
のでしょうか。伺いたいと思います。
120: ◯商工観光課長【大町徹】 ご質問
の1点目、
平成28
年度決算で執行率が67%と低かったというご質問ですけれども、4
0万円
の増額につきましては主に今年度から取り組みを始めましたロボット実証実験
の事業による増額です。今年度は県補助金
の5
0万円を活用して実験を行ってまいりましたけれども、
平成3
0年度につきましては県補助金
の確保が難しいということからその分
の事業費を市で予算措置したことによる増額とその他団体
の補助金
の見直しによる減額とあわせて4
0万円
の増額となっています。
2点目、大山観光
の階段登はんにも生かしたいというロボット産業へ
の取り組み計画ですけれども、現在、信州大学
の下肢支援ロボットを活用した取り組みを進めておるところですけれども、この下肢支援ロボット
の屋内用
の介護分野で
の製品化目標が
平成3
1年度末となっております。こうしたことから、現時点ではこの製品化と同時進行で実証実験を重ねまして、信州大学が研究を進めます、起伏が多い観光地で
の活用
の検証と改良
の支援とともに、市内企業と
の交流によりますロボット関連産業で参入促進を図ってまいりたいと考えています。
続きまして、3点目、見本市
の関係ですけれども、見本市
等の出展事業補助金予算につきましては限度額が
10万円で、申請件数
10件分
の100万円という形で
の計上をしています。
以上です。
121: ◯委員【越水清議員】 ロボットへ
の取り組みもどのように進展する
のか期待しているところです。
続きまして、
1点目、
145ページ、説明
の6求人・求職紹介相談事業費ですが、予算額は主に人件費だと思うんですが、伊勢原ふるさとハローワーク
のスタッフ
の配置
について。
それから
2点目、相談者数
の推移と成果
について伺いたいと思います。
3点目、市民は定期的に何回も
の情報提供でああいうものがあるということを認識する場合が多いではないかと思います。この事業
の有効性を一段と高めるためにも各種
の情報媒体で周知
の機会を設けるとよいと思いますが、いかがなものでしょうか。以上3点。
122: ◯商工観光課長【大町徹】
1点目、ふるさとハローワーク
のスタッフ配置
についてですけれども、平塚ハローワークと
の連携により運営しております。常時4名
の配置
のうち職業相談員3名を国が配置いたしまして、受付
等の庶務担当を市
の雇用によるアルバイト
1名を配置しているという状況です。
続きまして、
2点目、相談者数
の推移と成果
について、全体
の相談件数は減少傾向が見られますけれども、有効求人倍率
の上昇などから新規求職者数や就職件数
の増加が見られます。こうしたことから、相談件数が減少しているものの、平塚ハローワークと
の協議により職業相談員3名体制を維持しており、また、市内企業へ
の求人情報を多く取り扱うことで市内利用者
の利便性を高めるなど、市内就労へつなげている状況です。
3点目、情報媒体
のお尋ねですけれども、ご質問
のとおり、あらゆる情報媒体を活用いたしまして、事業周知を図ることが有効であると認識しています。また、就労支援事業による各種スキルアップセミナーで
の周知ですとか、または各種相談会で
の周知など、就労支援と職業紹介
等の雇用関連事業を一体的に推進することで雇用促進を図ってまいりたいと考えています。
以上です。
123: ◯委員【越水清議員】 せっかくハローワークを設置しておりますので、より有効性を高めていただきたいなと思います。
次
の質問、
147ページ
の説明
の3、観光基盤整備事業費
について伺います。
199万6
000円、ハイキングコース整備事業費として聖峰から高取山ハイキングコース、渋田川芝桜植栽、このほかにあれば、その配分額を教えていただきたいと思います。
その次に、聖峰から高取山へ
のハイキングコースという
のは、どの程度
の観光客がハイキングコースを利用されている
のか、もし何かつかむ根拠があれば教えていただきたいと思います。
その次、聖峰から秦野市内
の弘法山ハイキングコースや南へ通じる山道があると思いますが、逆に権現山や弘法山方面からも聖峰におりてくるハイカーもいる
のではないかと思います。そういう意味でも秦野市と
のこういったことに対する連携や情報交換がされている
のかどうか、伺います。
124: ◯商工観光課長【大町徹】
1点目
のハイキングコース整備事業費
の199万6
000円
の内訳ですけれども、おおむね芝桜に関係する額が
110万円程度、あとは聖峰から高取山へ
のハイキングコースなどを含む、ハイキングコース全般に関する修繕とかそういったものにつきましてが約
90万円という配分となっています。
また、
2点目
の聖峰から高取山ハイキングコース
の観光客
について、聖峰は非常に眺望がよくて、自然
の尾根があって、人気
のコースであることは間違いないんですけれども、実際にこのコース
の区間
の観光客数という
のは、大変申しわけないんですけれども、把握していないという状況です。
続きまして、3点目
の聖峰から秦野市内とか、そういった秦野市と
の連携とか、情報交換というお話ですけれども、本市
のハイキングコースは他市とつながっていまして、経験や体力などに合わせた多種多様なハイキングコースを楽しむことができるようなものが特徴です。秦野市とは
平成大山講プロジェクト推進協議会で、本市と秦野市、さらには厚木市を周遊するハイキングコース
の大山めぐりルートを設定しています。また、丹沢大山観光キャンペーン推進協議会
のメンバーとして合同で観光キャンペーン、観光案内、またはハイキングコース
のPRなど
の観光キャンペーンを実施するなど、日ごろから連携体制を確立いたしまして、広域で観光振興に取り組んでいる状況です。
以上です。
125: ◯委員【橋田夏枝議員】 それでは、
145ページ
の第3目
の労務対策費
の5障害者雇用奨励事業費
について質問します。こちらは昨年度
の予算と比べて6
0万円から
120万円に倍増になっております。理由として
平成3
0年度から障害者法定雇用率がアップすることに伴って
の倍増予算という説明があります。45.5人以上
の事業者が来年度から対象となりますが、対象となる事業者が市内にどのぐらいある
のか、お尋ねします。
また、民間企業で
2%から
2.
2%に上昇するということでどのぐらい
の障害者雇用がふえると見込んでいる
のか、お聞きします。
126: ◯商工観光課主幹【桑原豊】 それでは、私
のほうから障害者雇用
の関連
の質問にお答えさせていただきます。まず
1点目、法定雇用率
のアップで45人以上
の対象事業者ということなんですが、大変申しわけないですが、45.5人
の事業者として
の現状で
の把握はできておりません。ただし、現状
の対象5
0人以上
の規模というものにつきましては
平成29年6月
1日現在で、市内に4
2社ございます。
また、もう
1点
の2.
2%に引き上がった場合
の障害者雇用
のふえる状況なんですけれども、現在、神奈川労働局
の情報によりますと、市内4
2社で、雇用率は
2.
05%になっております。それに伴います雇用人数という
のが
245人いらっしゃいまして、達成率としては64.3%になっております。こうしたことを前提に
2.
2%に引き上がったというふうな前提で
の想定になりますけれども、雇用人数
の想定としては
263人となりますので、
18人
の増加が見込まれると考えております。ただし、今回
の雇用奨励金
の事業費につきましては
18人が全て市内在住
の方という想定ができかねますので、現状としては5人程度
の増加ということで予算は組んでおります。
以上です。
127: ◯委員【橋田夏枝議員】 5
0人以上から基準を引き下げて45.5人以上ということになるわけですけれども、今は調査されていないということで、できれば4
2社がどのくらいに、新規になったところという
のは今後把握すべきではないかと思います。
続きまして、第4目
の観光費、
1観光振興事業費
についてお尋ねします。4
18万円減ですが、主な減少
の理由として道灌まつりだと思うんですけれども、観光協会事業費補助金
の見直しも行われて減少したということ
の説明があります。どのような見直しが図れた
のでしょうか。
もう
1点、3大山駐車場運営費です。大山まで
のアクセス方法として、自家用車
の利用が減って、公共交通であるバス
の利用がふえていると
の説明があったと思いますが、これに対しては数字的な根拠という
のがある
のか、ご説明いただきたいと思います。
128: ◯商工観光課観光係長【増田啓介】 まず
1点目
のご質問、観光振興事業費
の見直しに関してです。観光協会事業費補助金を見直したことによる減額
の主な要因としましては、事務費
のうち需用費や役務費など
の見直しをしたことにより減額となったものです。
2点目
の大山駐車場
の運営費
についての数字的な根拠ということですが、市営大山駐車場
の利用台数につきましては
平成27
年度は年間で4万
2006台、
28
年度は3万
9775台と減少しております。一方、バス
の年間を通して
の利用者数は把握しておりませんが、紅葉シーズンにおけますバス
の利用者数は
平成28
年度の8万4784人から
29年度には8万5378人へと5
94人
の増加です。
以上です。
129: ◯委員【橋田夏枝議員】 大山駐車場
について、そういった数字的な根拠があるということで確認しました。
続きまして、
10平成大山講プロジェクト推進事業費
についてお尋ねします。
平成3
0年度予算で新規に比々多魅力再発見事業費3
2万5
000円
について計上されております。どういった目的で新設され、本事業費はどのように使われる
のか、まず
1点お尋ねします。
130: ◯商工観光課観光係長【増田啓介】 新規計上いたしました比々多魅力再発見事業費につきまして、こちら
の事業を新設した目的としましては、これまで
平成大山講プロジェクトで大山地区と日向地区
の観光振興に取り組んできましたが、日本遺産
の認定もあり、構成文化財を有する比々多地区を含めた3地区で広く観光客を受け入れ、回遊性を高めるとともに、隣接いたします秦野市とも連携した広域で
の観光振興に取り組むことでございます。
事業
の内容としましては、歴史遺産めぐりマップ
の作成で三ノ宮を中心とした比々多地区
の全容を表示した歴史遺産めぐりに役立つ冊子を作成する予定です。
以上です。
131: ◯委員【橋田夏枝議員】 三ノ宮中心でということで、期待したいと思います。
もう1つ
の質問ですが、
11日本遺産活用推進事業費
についてお尋ねします。先般
の総括質疑
の答弁でも伊勢原市
の日本遺産協議会へ
の国から
の補助金という
のは
1000万円ほど見込んでいるということでした。今年度よりも来年度大幅に減少になり、
平成3
1年度はゼロになるという見通しです。こういった状況
の中でも日本遺産
の認定
の火を消さないように行政も市民も不断
の努力をする必要があるというところですが、市
の見解をお願いします。
132: ◯商工観光課長【大町徹】 日本遺産に関連するご質問ですけれども、
平成3
0年度で日本遺産
の補助金
の交付は終了いたしますけれども、市では引き続き日本遺産事業を推進する伊勢原市日本遺産協議会へ
の支援をしてまいりたいと考えています。
以上です。
133: ◯委員【橋田夏枝議員】
平成3
0年度は
1000万円いただけるということで、大町課長が言っていた
のは、それ以降
のお話だと思うんですけれども、そういった場合は国から
の補助金は見込めないので、一般財源でということで理解してよろしいんでしょうか。確認します。
134: ◯商工観光課長【大町徹】 補助金につきましては
平成3
0年度終了です。国としては3年間という時限で補助金を切るわけですけれども、協議会が自立するということが国
の目標です。当然、自立して運営していく
のが一番理想的ではあるんですけれども、とはいいつつも、ある一定
の支援は必要と考えておりますので、そういった形
の中で今後引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
以上です。(「了解です」
の声あり)
135: ◯委員【舘大樹議員】 順番に質問してまいります。審査資料
の4ページになります。日向魅力アップ事業費
についてでございます。日向観光地区
の基礎調査を
平成29年度からやっていられるかと思うんですけれども、その進捗
について、まずお伺いをさせていただきます。
136: ◯商工観光課観光係長【増田啓介】 日向魅力アップ事業費に関係します観光基礎調査
の進捗状況につきましてご回答いたします。現在、日向地区観光基礎調査業務を実施しております。今年度中に日向地区
の今後
の観光まちづくりを検討するため
の基礎資料を作成いたします。進捗状況につきましては既存資料や地域住民などと
のヒアリングにより整理をいたしました観光資源や観光客
の情報をもとに、これまで地域住民や地域団体と意見交換会を4回行いました。そして、観光資源
の再認識、再発見と磨き上げを行いました。現在はその結果を分析しておりまして、観光資源に対する強み、弱み、地区を取り巻く環境などを整理しまして、調査結果
の取りまとめを行っているところです。あわせまして、日向地区
の道路整備構造図
の作成を進めており、アクセス性や回遊性
の向上など
のホスピタリティー
の強化につなげるため、整備イメージを検討しているというところです。
以上です。
137: ◯委員【舘大樹議員】 日向
については内容がよくわかりました。ありがとうございます。
別
の質問をさせていただきます。観光協会
の関係なんですけれども、今、日本遺産
の関係
のお話で自立していくみたいな話もあったかと思いますけれども、観光協会
の自立というところも1つ課題としてある
のかなと思っております。一義的には観光協会がやることだから伊勢原市がどうにかできるという話でもないとは思うんですけれども、観光協会を自立させるためには収益事業とかを充実させることで自立という方向性が1つある
のかなと思っています。そういうもの
についての伊勢原市として指導というものがある
のかない
のかということを含めた今後
の方向性をお伺いしたいと思います。
138: ◯商工観光課観光係長【増田啓介】 観光協会
の自立、収益事業
の自立など
の指導
についてのご質問にお答えさせていただきます。観光協会
の収益事業
の充実に対する指導としましては、一般社団法人化に伴う協会
の自立に向けて商品開発や物販機会
の増加、有料
の自主事業
の実施など、収益を生む仕組みづくり
の構築に向けた指導を行っているところでございます。今後
の方向性につきましては、本市
の観光振興を図る上でさまざまな主体と
の連携をしていく中で、観光協会と
の情報共有に努め、ツアー
の受け入れなど収益につながる事業
の実施
について支援をしてまいりたいと考えております。
以上です。(「了解しました」
の声あり)
139: ◯委員【前田秀資議員】 それでは私も質問させていただきますが、商工費と観光費関係を分けて質問したいと思います。ただ、前段申し上げますが、昨年12月
の議会で大山温泉
施設建設事業
のことを質問いたしましたら、その結果、非常に活発に動いていただきまして、地元で今ある温泉資源を生かそうということで大山観光振興会とも話し合いが始まったようでございます。非常に適切に対処していただきまして、そのことは、私は高く評価したいなと思います。
それでは、話は変わりますが、商工費
のほうで質問させていただきます。先ほど他委員からも発言がありましたが、(仮称)商業振興事業プラン
のご説明がありました。ただ、具体的な内容
について、よくわかりませんでしたので、もうちょっと詳細な施策
の方向性
等がありましたらご説明をお願いいたします。それが
1点目でございます。
2点目が商工費
の関係で、企業立地促進事業
の推進
についてお伺いします。これは、やはり都市部とどう連携し、総合的に取り組んでいく
のかという
のが重要だと思いますが、現況でも商工観光課は非常に仕事量が多くて忙しい
のは承知していますのでお伺いするんですが、果たしてその方面に割ける人員がある
のか、そして、人材的にもある
のか、ちょっと確認させていただきます。
まずその
2点をお願いします。
140: ◯商工観光課長【大町徹】
1点目
の商業振興計画
の関係ですけれども、現在、
平成3
0年度末を計画期間といたします第
2次商業振興計画を推進しておりますので、最終
年度となります来
年度の計画推進とともに、
平成3
1年度スタートとなる新たな計画づくりを進めてまいりたいと考えております。新計画策定に向けた基礎調査
の内容につきましてはコンサルへ
の委託によりまして、市民や来訪者
等の購買意欲ですとか、または商業者
の実態調査
等を予定してございます。仮称ですけれども、商業振興事業プランとしておりますけれども、現行
の計画を抜本的に見直しまして、商業関係者
の意見
等を取り入れながら、商店街や事業者、商工会
等が主体となった実効性
の高い事業プランをしていく予定です。
もう
1点、企業立地
の件でございます。現行
のスタッフ
の中で企業立地
等の取り組みを進めてまいりますけれども、都市部
の新産業拠点整備課と連携を密にしながら、限られた職員
の中で最大限そういった企業誘致に向けた取り組みに努めてまいりたいと考えています。
以上です。
141: ◯委員【前田秀資議員】 ご説明ありがとうございます。私、あと
のほう
の企業立地促進事業
の推進ってなかなか大変なことだと思うんです。それで、私も他
の議員と一緒に、そういった事例はよそ
の事例を簡単にそのままこっちに移行してできるとは思ってないんだけれども、費用もかかりますから、それなり
の手当てというか、人材
の手当てをしないとどうな
のかなと。実効性、結果が出なければどうしようもないことですから、その辺、よく考えていただきたいなと私は思うわけでございます。
それと、第
1の質問
についてでございますが、伊勢原市も行政でありますから、行政として
の施策
の方向性という
のをきちんと持ってなきゃいけないと思うんです、当たり前
の話ですが。その場合、なぜ私がこれを質問しているかというと、商業
の現状って、現状
の量販店や流通
の実態から、大変激しい競争があるわけですから、並み
の発想では成果が出るんでしょうかと。そういう厳しい商業環境
の中で、行政としてやらなきゃならない非常に大事なことは何かと。そうすると、これだけ流通が、通販などが盛んになっているんだけれども、買い物難民とか、あるいは高齢者など
のその他
の弱者対策とか、サービス
の複合化というような視点を行政
のほうで持ってなきゃ。今、そこで言ってもらわなきゃ困るんですよ。ただコンサルに預けましたというんじゃね。その辺が我々委員に伝わるようでないと困るんですが、再度お聞きしたいと思います。
142: ◯経済環境部長【田中丈司】 今般
の商業振興計画
の推進事業費、来年度、基礎調査を行いますということですけれども、その前段
の第
2次
の計画において私は大変大きな成果があったんだろうと思っております。地元
の樂市樂座
のイベントまたは竜神通り
の神奈川県
のイベント大賞、さらには商業
のプロジェクト
の3つ
の部会において、商業者みずからが考え、実践するという方向性を打ち出しました。そうした中で、次
年度以降
の基礎調査でどういう具体的な成果があった
のか。さらに、どういう課題がある
のか。十分その辺を踏まえた基礎調査にした上で、計画行政として
のスタンスを確定していきたいと思っております。
以上です。
143: ◯委員【前田秀資議員】 今そういったことで、私がお聞きして、大体説明が間違っているとは言いません。今言われたような商店街
の中でも比較的若手
の方ですね。頑張っておられると。それはやっぱり大事にしていかなきゃいけないと思います。私も個人的に相談もし、あるいは伊勢原村開村4
00年なんていう、
2020年でございますけれども、そういうタイミングが来るから、そういう
のをみんなでやったらどうかなと提案させていただいていますけれども、商業
の実態が伊勢原のみならず日本全国、あるいは世界中で厳しいと。その中で
の行政として
の振興事業プランですから、姿勢を大事にしていただきたいなと思うわけです。
質問は、今度は観光関係
のほうに移らせていただきます。現行
の平成大山講プロジェクトというネーミングは、なかなかいいネーミングだと思うんですが、改めて歴史ある大山詣り
の現代的な意義をどう整理し、議論や事業
の詰めを行ってきたかというところをお聞きしたいと思います。なぜかというと、先ほどご意見がありましたが、日向魅力アップ事業という
のもやり出した。だけど、これを見てみると、課全体
の仕事量が多く事業が忙しいからそうなっていると思うんですけれども、どうも日向、あるいは大山という存在
の中で、歴史的な把握を考えてやっている
のかと。あるいはイベントはイベントでやるんだけれども、そういったもの
の効果という
のを生かした形になっている
のかとちょっと不安になるんですよ。その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
2点目が、観光
のことを今話しているわけなんですけれども、観光
の地域経済へ
の貢献や、市民生活へ
の影響などをどう分析し、把握、効果を判断している
のかと。これは私じゃなくて、まち中でそういう声があるんだけれども、投資に比較して経済効果が小さいんじゃなかろうかと。これから
の方向性を考える上で、そういう声も無視できないと思うんですよ。その辺、何かご見解がありましたらよろしくお願いします。
144: ◯商工観光課長【大町徹】
1点目
のご質問、
平成大山講プロジェクト
の日向魅力アップ推進事業、歴史的なところ
の背景というお話です。
平成大山講プロジェクトにつきましては、まず江戸
の大山ということをテーマに取り組んできた経過がございまして、江戸
の大山詣りを中心に、いわゆるイベントなどにつきましてもそういったところを中心に組み入れて取り組んでまいりました。また、時代背景として、日向薬師は違うと思いますけれども、今回、歴史文化を生かした地域づくり拠点事業
の補助金を生かしてイベントも実施するわけでございますけれども、今回
の取り組みにつきましては、時代背景というよりかは日向
の今ある山間地を中心とした資源と自然環境という、その視点でイベントに取り組んで組み立てを行っているような状況です。
もう
1点
のご質問
の投資に対して、それだけ
の成果が出ている
のかというご質問でございますけれども、なかなか具体的な、これだけ投資をして、じゃ、どれだけ税収につながってくる
のかとかというところはなかなか把握が困難な状況です。しかしながら、入り込み観光客も順調にふえております。とはいうものの、日帰り客が多いということも事実ですので、今後としては客単価
の高い宿泊観光客
の増加に向けた取り組み、例えば、ツアー
の造成ですとか、教育旅行ですとか、そういったところに重点的に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
145: ◯経済環境部長【田中丈司】 地域経済
の効果
の把握ですけれども、以前から観光
の投資がどれだけ市税に反映した
のかというご質問も多々いただいております。観光消費額
については、御存じ
のとおり、相当伸びております。これがどう市税につながっていっている
のかということを具体に観光消費額を構成する旅館、または土産店、または交通事業者
等、一つ一つ、現在分析もしております。土産店
1店見ても確かに消費額はふえておるわけですけれども、市内
の観光事業者、言ってみれば、家族経営が多い状況ですので、家族
の賃金
の部分がふえておる。まさしくそれが市税にはなかなか反映されませんけれども、雇用とか、または家族経営が消費額がふえて、それだけご家族
の方々に賃金
等を支払っているような状況も見受けられます。具体的に来年度観光をエンジンにした地域経済活性化プロジェクトとして
リーディングプロジェクトを組むわけですけれども、これにつきましては観光関連産業事業者
の売上高、また販売した商品額
等の仕入れ取引、また従業員
の所得など、域内に波及する経済的な効果
の増加
の期待しております。そういった中で
のリーディングプロジェクトとして
の効果額を目標に設定しておるところです。
以上です。
146: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。今説明をお聞きしまして、簡単に言うと、いかに商売をするか、もうけるかという
のは役所
のことではない
のかもしれませんね。そういう意味では、ここで言ってもしようがない部分があると思うんですけれども、やはりその辺
の取り組み
の改善という
のも必要な部分もあると思うんです。それを先般
の温泉
の話じゃありませんけれども、他市あたりは相当機敏に動いていますから、現状という
のをしっかり考えていただきたいなと思うわけです。
それと、話はもとに戻りますが、さっき
の平成大山講プロジェクト
のお話でございます。これはある意味、被害者とは言いませんけれども、旧文化財課から事業が来た。投げられちゃったと。その中でなかなか対処が難しいところがあると思うんですけれども、その面、文化財係
のほうはよくわかっているんだから、その辺
の連携という
のは大事じゃないかと思うんです。
という
のは、去る7日に埼玉県毛呂山町に志を同じくする人と連れ立って
15人ぐらいで、権田直助
の里である埼玉県毛呂山町に行ってきました。行ってみると、今まで全然わからなかったことがお互いにあったと。話してみると、今後交流しましょうと自然な形になってくると。私たち
のまちにはそれだけ
の歴史的な資源があると思うんです。それを今後生かす方策という
のを役所もリーダーシップをとっていく必要があるんじゃないかなと思います。
以上です。
147: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。よろしいですか。(「なし」
の声あり)以上をもちまして、経済環境部関係
の質疑
等が終了いたしました。
それでは、ここで職員入れかえ
のため暫時休憩いたします。経済環境部
の皆様、ご苦労さまでした。
午後
1時56分 休憩
────────────
午後
2時 4分 再開
148: ◯委員長【小山博正議員】 再開いたします。
それでは、都市部関係
の審査に入ります。都市部長から、総括的な説明を簡潔にお願いいたします。
149: ◯都市部長【重田浩光】 それでは、都市部
の平成3
0年度予算審査
について、配付いたしました予算審査資料に基づきまして、総括的にご説明いたします。
審査資料
の1ページ目をごらんください。会計別
の予算総括表になります。まず、上段
の表、一般会計
の歳入歳出予算についてでございますが、
平成3
0年度の歳入額は3億
1054万6
000円で、前年度対比マイナス3
0%、
1億3
294万3
000円
の減となっております。歳出額につきましては4億
264
1万
1000円で、前年度対比マイナス35%、
2億
2913万6
000円
の減となっております。
次に、下段
の表になります用地取得事業特別会計
の歳入・歳出についてでございます。
平成3
0年度は歳入・歳出とも
200万円で、前年度対比
100%、
100万円
の増となっております。
2ページ目をごらんください。(
2)アとして一般会計
の款別歳入歳出ですが、まず、下段
の歳出
についてですが、7款土木費につきましては、5行目
の地域公園整備事業費は、(仮称)桜台方面公園
の整備事業費
の増により、前年度と比較して増額となっております。また、6行目
の市営住宅長寿命化対策事業費
の増額は、5行目
の市営住宅運営管理費に含まれていた長寿命化対策事業分を新設したことによる増額で、両事業費
の計としては、前年度と比較して減額となっております。その他
の事業につきましても、委託費や
工事費、組合へ
の補助金
等の減により、前年度と比較して減額となっております。
次に、上段
の歳入についてでございますが、歳出でご説明した(仮称)桜台方面公園
の整備事業費
の増に伴い、
14款国庫支出金
の増減理由
の2つ目
の社会資本整備総合交付金
の都市防災事業分と、
21款市債
の地域公園整備事業債は増額となっておりますが、他
の歳入項目につきましては、対象事業費
の減
等により減額となっております。
3ページ目をごらんください。イとして、用地取得事業特別会計ですが、伊勢原駅前線
の平成29年度まで
の用地取得に伴う土地開発資金
等の借入金に対する利子負担で、前年度と比較して、つゆきビル用地
の取得
等に伴う借入金利子
の支払い
のため、歳入歳出ともに前年度と比較して増額となっております。
4ページ目、5ページ目をごらんください。各会計別
の歳入歳出につきましては、所属別に主な事業名、増減額を記載してございますので、ご確認いただければと思います。
6ページ目をお開きください。
中期戦略事業プラン計上事業案についてでございます。各事業
の当初予算状況と増減額、事業内容を記載してございます。都市部では、後期基本計画において
15事業を掲げています。増額
の大きな事業につきましては、歳出でもご説明いたしましたが、防災機能を持つ公園整備
の推進事業として、(仮称)桜台方面公園整備事業となります。また、減額
の大きい事業につきましては、北インター周辺地区まちづくり推進事業や、市営住宅長寿命化対策事業になります。
7ページ目をごらんください。新規事業、廃止事業、見直し事業は特にございません。下段には、前年度と比較して
200万円以上
の増減がある事業
について記載してございます。主たるものは中期戦略事業と同様でございます。
8ページ目以降につきましては、所属別
の明細、参考資料といたしまして、都市部
の執行体制、
17ページ目からは主たる事業
の説明資料を添付しておりますので、ご確認いただければと思います。
以上、都市部
の平成3
0年度予算につきまして、総括的にご説明をさせていただきました。審査
のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
150: ◯委員長【小山博正議員】 ありがとうございました。説明が終わりましたので、質疑に入ります。歳出
の質疑
のときに、関連した歳入
の質疑もあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。なお、発言
の際は挙手をして、委員長
の許可を得てからお願いいたします。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第4項都市計画費中
第
1目都市計画総務費
のうち所管部分
第
2目土地区画整理費
151: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、第7款土木費、第4項都市計画費中、第
1目都市計画総務費
のうち、所管部分及び第
2目土地区画整理費
について、
158から
16
1ページ
の質疑をお願いいたします。
152: ◯委員【八島満雄議員】 それでは、順次質問をさせていただきます。
15
9ページ、第
1目都市計画総務費、7住居表示管理事業費とありますが、戸籍住民課と、都市政策課
の予算が分かれているようですけれども、この辺
の違い、それから、市民サービス
の上で連携がとれている
のか。
もう1つは、石田地区など
の住居表示が郵便配達、あるいはいろんなもの
の配達で大変困るというお声がありますので、どのような住居表示管理事業費
の使われ方をしている
のか、あるいは市内全域で
の課題はある
のかをお伺いします。
2つ目、
9都市計画推進事業費、
946万円
の減額となっていますが、その理由と幹線道路計画において、本市は、このツイン構想へ
の参画体制
についてどのような所見をお持ちか、まず
2点、よろしくお願いします。
153: ◯都市部参事【飯田裕一】 それでは、ただいまご質問いただきました内容
について、私
のほうから順次回答させていただきます。
まず
1点目
の住居表示管理事業費
のうち、戸籍住民課と都市政策課で予算が分かれている内容
についてと、市民サービス
の向上
の面で連携が図られている
のかというようなご質問ですが、住居表示に関連する事業費につきましては、住居番号
の付番及びプレート類
の交付事業
について、より市民に身近な窓口である戸籍住民課で、また、街区表示板
の管理や住居表示
の実施にかかわる事務を都市政策課でそれぞれ役割分担をし、市民サービス
の向上に努めているところです。
続いて、
2点目
の石田地区で
の住居表示、それから市内全域
の課題はなされている
のかというご質問です。住居表示
の実施につきましては、住居番号が成立することで住所が探しやすくなるというメリットがございます。一方で、住民
の方
の負担として厚生年金や国民年金
等の給付に係る住居表示、それから、運転免許証
の住所変更、金融機関と取引や
契約のある方
の住所変更が、個々
の負担によって生じると。また、事業所におきましては、住所変更にかかわるシステム
の変更、また、封筒や名刺など
の印刷、場合によっては印鑑
等の変更、こういった費用がかかるというようなケースが考えられます。このため、住居表示
の実施につきましては、必要性とともに、地域
の実情を十分に考慮していくことが必要であると考えています。
また、実施にかかる経費を調査した結果ですが、直接的な経費などと合わせまして、住民基本台帳
等のシステム
の変更
等が必要になることもあり、
1地区
について、地区
の状況によって幅はございますが、5
000万円程度
の経費が必要であることがわかっております。
石田地区でこうした自治会から
のご要望をいただいているという
のは承知をしているところですが、こうした中にあっては、市
の財政状況などを見きわめながら、慎重に検討していく必要がある
のではないかと考えています。
それから、市域全域で
の取り組み、課題へ
の対応というようなお話でしたが、本市では、昭和5
2年3月に、伊勢原市住居表示に関する条例を制定いたしまして、昭和53年から昭和58年
の5年間に5地区、面積約
28
2.8ha
の地区において住居表示を実施しております。実施した地区では、住居表示
の効果、有効性を発揮させる地区として、土地区画整理事業
の実施地区や、大規模な民間開発地区など、将来にわたり街区
の形が安定している地域、また、道路などにより、まち
の区域や街区割が明確となる市街地において実施してきたところです。
これら
の地区にあっては、一定
の規則による住居番号
の設定や、町界、道路
等の既製地物で明確に区画されており、区域内に存在していた飛び地も整理されたものであると認識をしているところです。
続きまして、3点目
の都市計画推進事業費
について、
946万円
の減額
の理由ですが、こちらにつきましては、
平成29年度におきまして、都市計画基本図修正及び都市計画基礎調査が完了したことによって、これにかかる業務経費
の減額が主な内容となっています。
4点目として、ツインシティ整備構想にかかわる本市
のかかわり方というご質問でしたが、ツインシティ整備計画につきましては、伊勢原市に隣接しているまちづくりでして、この整備効果を本市にも生かすべく、ツインシティ整備計画に位置づけられる新たな道路構想
の伊勢原大神軸
の具現化に向けた取り組みを、平塚市と共同で進めているところです。
伊勢原大神軸は、伊勢原市街地とツインシティ大神地区を結ぶとともに、ツインシティ橋を含む都市計画道路倉見大神線と
の接続によりまして、伊勢原市街地と平塚市、寒川町方面を東西に連絡する広域的な幹線ルートとして役割が期待されているものです。その整備により、本市
のさらなる広域連携とともに、周辺地域
の活性化にも寄与される
のではないかと考えているところです。
現在は、複数ルート案
の検討とともに、交差する河川や道路
の条件など
の整理を進めているところでして、
平成3
0年度においても引き続き、これら検討作業
の精度向上に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。
以上です。
154: ◯委員【八島満雄議員】 住居表示
等については、市だけでなく、個人
の負担という意味では、大変な浪費というか、予算が必要だということは理解しました。ただ、いわばまちづくり
の姿勢として、住みやすいまち、あるいは案内しやすいまちという意味では、大変ハードルが高いという
のか、そういうことがお話としてありますが、ぜひ、市内全域で
のまちづくり、特に、愛甲石田駅、あるいは伊勢原駅
についての表示
等が明確にわかるような施策を要望して、次に移らせていただきます。
ツイン構想
の件
について、要するに、伊勢原駅からずっと東
のほうに線を延ばした場合に、大神軸と
のつながり点が、もしも線が引けるとすれば、大神軸から倉見駅、遠い話でしょうが、新幹線駅がつくられるという話がうわさ
の中であり、その構想から大神軸
の区画整理が行われ、その先から見ると伊勢原が置いていかれるような雰囲気を見ていますが、その辺
については、施策としてはある
のかと突っ込まれたことがありますが、今
のお話ですと、
2年先、3年先
の話でなさそうなお話でしたけれども、ちょっとタイムリミット的なもの
の説明はあるでしょうか。
以上です。
155: ◯都市部参事【飯田裕一】 時間軸をどのように考えている
のかというご質問だと思いますが、ツインシティ整備構想は、ご案内
のとおり、東海道新幹線
の新駅を倉見地区に誘致するようなことを核にして、まちづくりを行っていこうというものです。その前提においては、神奈川県土全体として、橋本地区で、リニア中央新幹線
の新駅で、このリニアと東海道新幹線
の2つ
の新たなゲートを開くことによって、県土全体
の新たな都市構造を確立していこうという考え方です。
ご案内
のとおり、リニア中央新幹線につきましては、大体今から
10年後ですか、品川、名古屋間
の開業をめざして整備が進められておりまして、こうしたリニア
のほうに、いわゆる新幹線
ののぞみ
の機能を振りかえることによって、新たなダイヤ
の空きが東海道新幹線
のほうに生まれると。そこで、いわゆる、こだま機能を強化することによって、倉見地区に新駅ができないかという考え方で進んでいるものです。
新駅
の要望
については、神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会において、神奈川県と関係市町、地元
の経済団体とともにJR東海に要望しているところですが、JR東海から
の回答としては、リニア新幹線
の目安がついてくると、そのダイヤに空きが出てくるだろうと。その時点で、そうしたことが検討できる
のではないかというような回答をいただいているところです。
こうした中では、大きな時間軸としては、この
10年というものを見た中で、全体
のまちづくりを考えています。
先ほどご説明させていただきました伊勢原大神軸、新たな道路軸
の形成
についても、これら
の時間軸と連携を図りながら進めていくべきものであると認識しているところです。
以上です。
156: ◯委員【八島満雄議員】 よくわかりました。しかしながら待ったなし
のことが未来にあると思いますので、その辺
についてのことをよろしくお願いします。
次、2つほど質問させていただきます。
11地域まちづくり推進事業費で、
1万4
000円
の計上があり、特に愛甲石田南口駅前整備等々で、まちづくり
の進捗と今後
の課題という
のをお尋ねしたいと思っています。
なお、中期戦略事業プランでも、まちづくり推進事業で、地域づくり支援費
の減額もありますし、どのような理由がある
のかわかりませんが、地域対象団体
の育成も視野に入れて、特に愛甲石田駅前南口整備まちづくり
等のかかわりで、ちょっとご説明いただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
157: ◯都市部参事【飯田裕一】 それでは、地域まちづくり推進事業費で、3点ほど、今、ご質問いただきました。順次お答えをさせていただきます。
まず
1点目として、
1万4
000円
の計上という愛甲石田駅周辺整備促進事業
について、これら
の取り組み
の考え方ということでしたが、愛甲石田駅南口は、隣接する厚木市側
のエリアも含めまして、一体的なまちづくり
の推進を、両市
の地元関係者も含めて取り組んできた経過というものがございます。
駅前広場も含め、両市にかかる駅南口地区
のまちづくり
については、ハードのみならず、防災、防犯など
のソフトも含めて考えていく必要があることが大切だと考え、厚木市と定期的に当該地域におけるまちづくり
について情報交換をしているところです。
今後も引き続き、厚木市側による取り組み
の状況を見ながら、段階を追って愛甲石田駅南口周辺整備研究会、地元
のまちづくり組織ですが、こちら
の研究会を中心に、両市及び両市
の関係市民が一体となったまちづくり
の取り組みが展開できるよう努めてまいりたいと考えております。
それから、
2点目
の中期戦略事業プランにおける地域づくり支援費
の減額でしたが、こちら
については、中期戦略事業プラン名
の地域まちづくり推進事業ですが、これは地域まちづくり推進事業費、愛甲石田駅南口周辺整備促進事業費、西部地区まちづくり推進事業費及び住居表示管理事業費で構成されているものでございます。このうち、地域まちづくり推進事業において計上されている大学
等と
の市民協働事業にかかわる経費
について、
平成3
0年度の事業内容に則した予算計上を行いました結果、前年度対比として減額
の予算計上となったものです。
それから、関連して、3点目として、地域団体
等の育成ですが、既存
のまちづくり団体である愛甲石田駅南口周辺整備研究会、西部地区土地利用研究会
の活動支援
のほか、今ご説明いたしました大学連携による協働事業を通じて、地元住民組織
等と
の連携協働によるまちづくりを進めていきたいと考えております。
以上です。
158: ◯委員【八島満雄議員】 そうしますと、今
の説明ですと、愛甲石田駅前南口周辺整備研究会、西部地区土地利用研究会という
のは、その地域
のまち
の構成、あるいは
建設計画
等については、投資的に力
のある人が入っているということではない
のですか。自由にまちづくり
の考えを持っている人、感じる人だけが参加しているんでしょうか。
以上です。
159: ◯都市部参事【飯田裕一】 愛甲石田駅南口
については、ご案内
のとおりでございますが、市道8
9号線
の拡幅整備、それから駅前広場が
平成18年3月、整備されているところです。これ
について、こうした交通結節機能を整備したというようなところが現状です。
先ほどもご答弁させていただきましたが、大規模なまちづくりを展開していくためには、隣接する厚木市と
の連携協働というものが必要ですので、当面は厚木市
の動向を見きわめていく必要があると考えているところです。
以上です。
160: ◯委員【八島満雄議員】 要は愛甲石田駅前
のまちづくりには行政的な支援という
のは限界があると思うんですが、商業
のまち、あるいは通いやすい駅づくり、あるいは住みやすい駅づくりとして、あの辺にお住まい
の方々が、自分は幾ら出せば商業
のまちとしてつくり変えることができるかというような意志的な集まりではないんですね、この研究会という
のは。
161: ◯都市部参事【飯田裕一】 愛甲石田駅南口周辺整備研究会という
のは、地元
の関係権利者
の方が代表をされて役員として出ていただいている中で活動しているというようなところです。大もとは愛甲石田駅
の中で、例えば、再開発事業だとか、土地区画整理事業だとか、大きなハード面
のまちづくりを進めていくようなところが出発点であったかと思っておりますが、現状では、先ほどお話しした、一定
の都市基盤
の整備
の状況を踏まえた中で、いわゆるソフト面を、防災、防犯ですとか、コミュニティーとか、そういったところ
の議論を進めているところです。
以上です。
162: ◯委員【八島満雄議員】 よくわかりました。よろしくお願いします。
もう
1点だけ、第
2目土地区画整理費ですが、
16
1ページ、土地区画整理推進事業費で3部門、まちづくり推進課が
194万円、新産業拠点整備課が58
00万円ですか、ちょっと数字が。この事業
の内訳をちょっとご説明願えますか。
163: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、土地区画整理事業費
の中で、どのような事業がある
のかお答えいたします。土地区画整理事業
の全般に関する事務を所管しております
のは、まちづくり推進課でございますが、現在事業として進めております
のは東部第二地区と北インター周辺地区
の2地区であります。この
2地区に限りましては、新産業拠点整備課が所管しております。したがいまして、まちづくり推進課が所管しております土地区画整理事業は現時点ではございません。
以上です。
164: ◯委員【八島満雄議員】 ひっくるめて言うと、まちづくり
194万円という
のは考えなくていいということですか。ちょっと済みません。その辺、もう一度お願いします。
165: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 土地区画整理推進事業費
の19万4
000円になります。その内訳でご説明いたします。まちづくり推進課が所管しております土地区画整理推進事業費は、まちづくり推進課
の一般事務費として計上しておりまして、職員
の普通旅費や必要な図書
の購入費
の事業費と、街づくり区画整理協会という協会に加入しておりますので、その負担金となります。
以上です。
166: ◯委員【八島満雄議員】 大変失礼しました。単位を読み間違えました。了解しました。ありがとうございました。
167: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
168: ◯委員【橋田夏枝議員】 それでは、私からも土木費
について質問したいと思います。
第4項都市計画費中、第
1目都市計画総務費
の8であります。審査資料
17ページになります。公共交通対策事務費
について質問いたします。
ノンステップバスですが、本
年度の実績と来年度
の目標台数
についてお尋ねします。また、市内
の交通不便地域対策ですが、来年度
の特別な対策
等ありましたらお答えください。
まず
1点、お願いします。
169: ◯都市部参事【飯田裕一】 公共交通対策事務費、
2点
のご質問
について順次お答えさせていただきます。
まず
1点目
のノンステップバス
の本
年度の実績と来年度
の目標ですが、今年度
の実績といたしましては、大型バス
2台
について導入しています。来
年度も同様に大型バス
2台
の導入促進を図っていく考えです。
2点目
の、来年度
の市内
の交通不便地域対策
について、
平成29年度に実施している伊勢原市地域公共交通網形成計画
の策定作業において、一定
の条件を与えた中で、交通空白地、交通不便地域というものが抽出されております。ただし、こうした地域においては市街化調整区域が主になっていることで、住宅が点在しているとともに、人口密度も低い傾向がございます。このため需要も小規模で分散していると考えられることから、既存公共交通による交通事業が成立しがたい状況にあると考えております。
こうしたことを踏まえて、移動支援
については、それぞれ
の地域
の実情、ニーズに合った検討が必要になると考えておりまして、
平成29年度に策定する地域公共交通網形成計画において、地域公共交通
の仕組みづくり施策
の一つに掲げまして、交通事業者や市民
等と
の連携と協働により、既存公共交通
の有効な活用方法など
の仕組みづくりを検討していくこととしております。
以上です。
170: ◯委員【橋田夏枝議員】 わかりました。
まず、前段
のノンステップバス、大型バス
2台、ことし
の実績で、また来
年度も
2台で、
2台ペースでいっていることがわかりました。
続きまして、
12景観まちづくり推進事業費です。審査資料
19ページになります。金額としては、
平成3
0年度、
15
9万円減少しております。この審査資料
の19ページにもありますとおり、特に大山地区において
の景観重点地区
の指定ですとか、屋外広告物
の表示に関するルールづくり
等、ご説明がありますが、良好な景観形成
について、もう少し詳細
についてお尋ねします。
171: ◯都市部参事【飯田裕一】 景観まちづくり推進事業費
の15
9万円
の減額
の理由、それから、事業計画
の詳細というご質問でございました。
1点目
の減額
の理由
については、大山地区
の景観重点地区指定推進に係る業務委託
の完了によって、これにかかる業務委託経費がなくなったことが主な減額
の理由となっています。
それから、景観まちづくり推進事業費
の事業計画、具体的な内容、詳細ですが、
平成3
0年度においても、引き続き大山地区における景観重点地区指定に向けた取り組みを進めるとともに、景観写真展
等の啓発事業及び伊勢原市景観条例に基づく地域景観資源登録
の推進などに取り組んでまいりたいと考えております。
以上です。
172: ◯委員【橋田夏枝議員】 景観まちづくりですが、大山において
の取り組みという
のは理解できました。しかし、先ほど、観光
のほうでも話が出ましたけれども、日向ですとか、比々多ですとか、広域で図っていく
のが市
の姿勢としてある中で、大山中心でいい
のか、ほか
の地域
の景観
についてはどうな
のかお尋ねします。
173: ◯都市部参事【飯田裕一】 景観まちづくり
の推進に関して、市内全体へ
の取り組み
の方向性というご質問につきましては、
平成26年4月から、伊勢原市景観計画及び景観条例を制定していただきまして、これに基づいて順次施策展開をしているところです。この中では、市域全体を景観区域と位置づけて、景観法に基づく届け出制度を運用しております。一定規模以上
の建物や工作物
について、適正な景観誘導を図るべく取り組んでいるところですので、
平成3
0年度においても、引き続きこうした運用によって市域全体
の景観まちづくりを推進していきたいと考えております。
以上です。
174: ◯委員【橋田夏枝議員】 段階的に進めていくと理解しました。
最後
の質問、
10産業用地創出推進事業費
2456万円
についてです。主に北インター周辺地区まちづくり推進事業費だと思いますが、北インター周辺
の土地活用
の進捗状況
についてお尋ねします。と申します
のが、先般
の総括質疑
の中で、3
0haについてだと思うんですけれども、商業
施設の建設は認めていないという答弁だったと思います。土地
の利用規制
についてどうなっている
のか、詳細、お尋ねします。
175: ◯新産業拠点整備課長【足立勝巳】 私から、北インター周辺地区まちづくり推進事業
の進捗状況を、
1点目、回答いたします。
平成29年度は、まちづくり事業調査などを実施しまして、事業計画案
の策定を行っているところであります。今後、開催予定
の総会で、この事業計画案を地域
の地権者
の方、準備組合
の方に提示しまして、
平成3
0年度に取り組む内容
の承認を求めまして、事業を進めていきたいと考えています。
平成3
0年度予算では、事業計画案に基づきまして、都市計画変更、市街化編入
等をするため
の関係機関協議
の資料作成や、並行して土地区画整理組合設立認可申請に要する経費を計上して取り組んでまいります。
2つ目
のご質問
の中で、土地利用
の規制
等についてお答えします。さき
の議会
の総括質疑で、委員からもご質問いただきました、今私どもで検討しております北インター周辺
の上粕屋地区、約3
0ha弱なんですけれども、こちら
の中で
の事業としましては、神奈川県
の第7回線引き見直しが
平成28年に行われておりまして、こちら
の開発方針
の中で、産業系
の用地を創出して、企業集積を誘導することで、一般保留フレーム
のものとして事業を進めております。これを受けまして、上粕屋地区
の準備委員会
の中で検討している区域
の中にあっては、新たな産業用地
の創出をめざすものとしているところで、今後、市街化編入手続を進める中では工業系
の用途を定めていることで、この地区
の中においては、商業系
の土地利用は認められないというご答弁をさせていただいたものです。(「了解」
の声あり)
176: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
177: ◯委員【越水清議員】 まず、
15
9ページ
の8公共交通対策事務費
について伺います。バス路線
の新設あるいは変更、利用者数などにつきまして、地域住民
の声、あるいは今後
の課題があれば、お願いいたします。それが
1点。
もう1つは、
平成3
0年度は、説明書を見ますと、公共交通
の利用促進とありますが、どのような取り組みかお伺いいたします。
2つ目の質問ですが、159ページの説明9、都市計画推進事業費の中で、立地適正化計画策定という文言があったと思いますが、この立地適正化計画についてご説明をお願いしたいと思います。
それから、161ページの説明1土地区画整理推進事業の中で、1つは企業誘致の現在状況、また、土地整理組合の補助金での支援内容について伺いたいと思います。
以上です。
178: ◯都市部参事【飯田裕一】 それでは、私からは、公共交通対策事務費、都市計画推進事業費についてお答えをさせていただきます。
公共交通対策事務費のうち、1点目、バス路線の新設、変更、地域住民の声と今後の課題については、近年では平成26年3月に成瀬地区の東成瀬循環線、また、平成29年9月には1年間の実証運行を経て、歌川循環線がそれぞれ愛甲石田駅南口を発着とする循環路線として新設をされているところです。地域住民のの声としては、特に歌川循環線について、土、日運行や増便などのご意見をいただいています。
今後の課題としては、バス路線の安定的かつ継続的な運行には一定の利用者が必要であると認識をしているところで、さらなる利用促進を図っていくことが当面の課題であると認識しています。
2点目の、平成30年度の公共交通利用促進について、どのような取り組みかにつきましては、交通事業者との連携により、地域公共交通の利用に関する情報誌の作成や、公共交通に対する理解を深めるためのバスの乗り方教室、また、地域イベントを活用した公共交通の利用促進活動を実施していきたいと考えています。
それから、都市計画推進事業費のうち、立地適正化計画は、居住機能や医療、福祉、商業、工業施設等のさまざまな都市機能の誘導によりまして、都市全域を見渡したマスタープランとして位置づけられる、市町村の都市マスタープランの高度化版という位置づけです。居住や都市の生活を支える機能の誘導によるコンパクトなまちづくりと、地域交通の再編との連携によって、コンパクトシティ・プラス・ネットワークのまちづくりを進めていくためのマスタープランとなるものです。
私からは以上です。
179: ◯新産業拠点整備課長【足立勝巳】 続きまして、土地区画整理推進事業費で、2点のご質問をいただきました。1点目の東部第二土地区画整理事業の中での企業誘致の現在の状況は、というご質問でありました。今回の東部第二地区の事業計画においては、施工区域が21.9ha、このうち15.9haの産業用地が創出されるところです。この内訳として、区画の数が、街区といっているものは12、その中に19の区画を形成しているものです。この中で、現在の誘致状況として、組合側から聞いているところによりますと、市内の中小や市外の製造や運輸業、また、サービス業等の進出予定がされていると聞いています。
現在、平成30年2月時点での業種別の状況としまして、産業用地15.9haのうち、面積割で申しますと、物流系企業が6割弱、製造系企業が約1割、その他サービス業等が3割弱、残りは個人利用を含むその他です。
次に、土地区画整理補助金で、市が支援している内容につきましてお答えいたします。平成30年度の土地区画整理事業補助金の交付内容につきましては、区画整理事業によって生み出される公園の用地費の一部、道路の工事等の整備費の一部を補助するものです。
以上です。
180: ◯委員【越水清議員】 その中で、先ほどご答弁いただきました立地適正化計画策定の取り組みですが、これを策定するには、例えば、市民の意見を聞くとか、公募というんですか、そんなことはあるんでしょうか。
181: ◯都市部参事【飯田裕一】 立地適正化計画策定に当たりましては、必要に応じて市民のご意見をいただきながら、その取りまとめをしていきたいと考えております。
以上です。
182: ◯委員【越水清議員】 それはこれからですか。もう既に始まっているのかどうなのか。
183: ◯都市部参事【飯田裕一】 立地適正化計画については、平成29年度に策定に向けての基礎調査を進めているところです。平成30年度においては、その成果をもとに、都市誘導区域の指定というものを進めていきたいと考えておりまして、こうした指定に当たり、市民の意見を伺っていくということです。具体的なスケジュールについては、これから策定していく予定です。
以上です。
184: ◯委員【越水清議員】 私が調べたのでは、大和市では12月、意見公募をしたようなこともありましたので、伊勢原はどうなのか質問させていただきました。ありがとうございます。
説明の12景観まちづくり推進事業費については、先ほども他委員からご質問がありましたが、その中で、地域景観資源の登録というのはあるのでしょうか。その登録状況、あるいは活用状況があれば質問したいと思います。
185: ◯都市部参事【飯田裕一】 地域景観資源の登録状況と活用状況ですが、現在、登録されている地域景観資源というのはございません。後期基本計画期間において、伊勢原景観資源の発見事業として、地域に親しまれている景観資源を市民や来訪者と共有するため、伊勢原市景観条例に基づく地域景観資源の登録制度を活用いたしまして、市民、地域が主体的に活動する景観まちづくりを推進していきたいと考えているものです。
以上です。
186: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
187: ◯委員【橋田夏枝議員】 先ほど質問しました産業用地創出推進事業費について、再質問という形で、1点お聞きしたいと思います。
先ほど答弁の中にも、商業施設の建設は今回認められていないということでしたが、それは上粕屋地区の30haのお話だと思うんですけれども、実は先ほどの経済環境部との予算審査の中で、これは副市長から答弁があったと思うんですけれども、30haの中では土地の利用規制が、縛りがあってなかなか難しいけれども、30haの以外のところでは、観光目的の商業施設等の計画も考えているようなご答弁ではなかったかと思うんですけれども、その辺も、再度、上粕屋地区中心の30haでは、本当に商業施設の建設は難しいと思うんですけれども、30ha以外の部分で可能性というのはあるのか、もう一度確認したいと思います。
188: ◯都市部長【重田浩光】 それでは、まちづくりの観点も含めて、ご説明申し上げたいと思いますが、先ほど来、立地適正化計画というお話もございましたけれども、今後のまちづくりにおきましては、少子高齢・人口減少社会を踏まえて、持続可能な都市経営を考えていかなくてはいけないということです。このために、先ほど来から話があったように、まちの都市機能である医療、福祉、行政だとかというものと、居住機能を緩やかにまとめて、公共交通によりアクセス性を高める、いわゆるコンパクトシティ・プラス・ネットワークと呼んでおりますけれども、そういうまちづくりが必要だと全国的に言われています。
また、同時に、本市で言えば大山や北インター周辺地区など、環境拠点や産業拠点等と、公共交通という軸で連携することも大切なまちづくりであると考えています。
このようなまちづくりにおいては、商業施設自体は、特に都市の居住区域を中心に誘導していくのが一般的に称されているものでして、新たな市街化区域の拡大、いわゆる線引きにおいても、神奈川県でも、先ほど来から話があったように、新東名等のインターチェンジ周辺において必要な産業用地を確保する場合という形で限られています。そういう意味で、商業的な線引き拡大というのは難しいというご答弁をさせていただいたところです。
しかしながら、ご質問にありましたように、観光拠点等による、来訪者をもてなす、いわゆるサービス施設的なものというのは非常に重要だと、私ども都市部としても考えておりまして、特に大山地区につきましては、必要な都市計画上の運用基準というのを定めておりまして、調整区域ではございますけれども、一定の制限はあるものの、観光資源に必要な飲食店、土産屋等についての開発は、一定の基準の中で可能と称している区域も設けています。
そういうところを使いながら、ある面では民間活力になれる部分は出ると思いますけれども、そういうところで考えていく形になるのかなとは思ってございます。
以上です。
189: ◯委員【前田秀資議員】 それでは、1点ずつ区切って質問したいと思います。
1つは、今もお話に出ていました企業誘致ですが、北インター周辺にも区画整理をするんだよと、それを今、進めておられるという説明がありましたが、先ほど経済環境部でもお伺いしたんですけれども、あちらでもその必要があるんだけれども、都市部との連携の中で企業誘致を進めなきゃならんと。しかし、なかなか市職員も忙しくて、その必要な人員と人材がおありになりますかということをお聞きしました。私、ちょっと聞き及んでいるところ、今度の区画整理の事業を進める上での協力業者の中には、企業誘致の事業内容を持った業者もいるようです。そういった方面での利活用というのは、実務的な話なんですが、考えておられますか。ちょっと確認させていただきます。
190: ◯新産業拠点整備課長【足立勝巳】 北インター周辺地区まちづくりにおいての民間企業の参画については、平成29年度の夏から準備委員会で企業を選定した中で、今、事業協力者としていろいろなアドバイスをいただいているところです。
今後、次の段階は、土地区画整理事業を事業化するに当たり、業務代行予定者という名前で私どもは呼んでいるんですが、そういった中で、また新たに民間企業の参画を募集します。そこで地元で選定された民間企業と協力し、企業誘致を含めて、事業の内容も含めてアドバイスをいただいたり、参画していただきながら、企業誘致に向けてもいろんな情報交換をし、地元とともに庁内も含めて協力し合い、企業誘致を進めればという考え方で取り組んでまいりたいと思います。
191: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。一言で、企業誘致、企業立地と言うんだけれども、専門分野の最たるもので、どこの業者と特定したものではありませんが、やはりそういった方面の経験豊富なところは、情報もたくさんあるわけですから、適正な形での、いわば協力関係というのは重要なことだと思うので、その上で、今のご発言は結構大事なことだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
続いて、第2点目ですが、これは質問というより確認です。伊勢原大神軸、これは以前、私、確認したことがあるんだけれども、平塚市で都市計画決定しておりますツインシティ計画、それから伊勢原のほうに向けて非常に便利な道路をつくるんだと、それが一言で言えば伊勢原大神軸だと。ただ、道路自体が、農振農用地も含んで、そこに道路をつくるんだと。その場合、ツインシティに隣接している場所、市境を超えて伊勢原に隣接しているようなところは面整備を考えているのかと、土地利用を少しでも考えているのかといったら、何年か前の話で、考えていませんというご答弁でした。
私が今、確認したいのは、簡単なことでして、今はそれは変わっていますか、あるいは考え方に変化はありましたか、ということをお聞きしたいと思います。
以上です。
192: ◯都市部参事【飯田裕一】 伊勢原大神軸の検討に当たっては、今、委員ご指摘のとおり農振地域を通過することも想定されますが、計画立案に当たっては、そういった地域の状況を踏まえながら検討を進めているところです。なお、現在進めているのは幹線道路整備計画の具体化、具現化というものでして、あわせて面整備を検討しているものではございません。
以上です。
193: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございました。確認でございますので、きょうはこの点についてはそれでとどめさせていただきます。
それでは、次に移ります。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第4項都市計画費中、第5目公園費のうち所管部分
第6目緑化推進費
第10款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費中、
第3目その他土木施設災害復旧費
194: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第4項都市計画費中、第5目公園費のうち、所管部分及び第6目緑化推進費について、162から167ページ。第10款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費中、第3目その他土木施設災害復旧費について、204から205ページの質疑をお願いいたします。
195: ◯委員【橋田夏枝議員】 それでは、予算書162ページ、第5目公園費について、数点質問したいと思います。
1の公園維持管理費のうちの地域公園整備事業費です。審査資料の22ページが関連となっております。予算額6684万円で、(仮称)桜台方面公園整備事業5184万円となっております。伊勢原協同病院の跡地に公園を新しく設置、今、工事しておりますけれども、複合遊具や健康遊具を設置する予定ですが、耐用年数というのはどのくらいで考えているのでしょうか。
また、防災機能を備えた公園で、伊勢原駅南口から非常に近い立地条件にあり、今後の避難所としても期待したいところではありますが、どのぐらいの人数の収容が可能でしょうか。また、防災公園設置の目的ですが、周辺住民のための防災公園なのか、また、商業エリアが近くにありますので、買い物客なども対象となるのでしょうか。
また、平成30年度末には供用開始のスケジュールですが、今後の工事のスケジュールについてお尋ねします。
196: ◯みどり公園課長【陶山晃】 それでは、私から順次ご説明させていただきます。
まず1点目の耐用年数についてのご質問です。標準使用期間につきましては、通常の気象条件、立地条件、利用状況及び適切な維持管理の状況のもと、安全上、支障なく利用することができる期間といたしまして、構造部材として使用する材料の特性等を考慮いたしまして、製造者が遊具の設計、製造することとしています。適切に維持管理されている条件のもとで、一応の目安ですが、例えば、構造部材が鋼製の場合で15年、構造部材が木製の場合、10年を設定しています。
2点目の、防災公園の収容人数についてお答えいたします。当公園につきましては、広域避難所、この地区でいきますと伊勢原中学校へ避難するための一時的な緊急避難場所であることから、多くの人の滞在を想定していません。身近な防災活動の拠点の機能を有する公園といたしまして、人命救助、初期消火等の活動、火災の延焼遅延または防止でございまして、救援活動の場、防災情報の収集や伝達の場、救援物資の受け入れ場、応急生活支援の場としての利用を想定しています。
3点目の、周辺住民に対しての防災公園なのか、また、買い物客も対象にしているのかというご質問です。当該公園につきましては、対象として中尾自治会の住民を中心とした、広域避難場所へ避難するための一時的な避難場所であることから、商業エリアでの買い物客については対象と考えてはいません。
次の、工事のスケジュールについてです。平成30年度における社会資本整備総合交付金の内示状況にもよりますが、補助金の手続を行いまして、9月ごろを目途に工事発注を行いまして、平成31年3月の供用開始をめざして事業を進めていきたいと考えています。
以上です。
197: ◯委員【橋田夏枝議員】 ありがとうございます。公園ですが、平成31年3月に供用開始で、来年の今ごろには完成していることだと思います。もう1つ、桜台方面の公園以外のところで質問したいと思います。
公園遊具の更新工事が1220万円となっております。7公園14遊具の更新とありますが、全て児童向け遊具と考えてよろしいのでしょうか。それとも、近年の少子高齢化を踏まえての大人向けの健康遊具なども含まれているのか、確認します。
198: ◯みどり公園課長【陶山晃】 それでは、大人向け遊具は対象になっているかというご質問です。当事業は、公園施設長寿命化計画により、計画的に遊具の更新を実施しており、既存遊具の更新を行うものです。対象遊具は既存の児童向け遊具であることから、大人向けの遊具につきましては含まれていません。
199: ◯委員【橋田夏枝議員】 なぜこういったことを確認したかといいますと、やはり近年少子化で、児童公園で遊んでいる子どもたちの数が減っていることで、親子とか、またお年寄りも含めての、みんな市民が喜ぶようなニーズに合った遊具というのをこれから考えていくべきではないかということで、それはご検討をお願いします。
続きまして、165ページの緑化推進費です。2水と緑のネットワーク整備事業費約156万円について質問します。渋田川、歌川など、維持管理費に充てられていると思いますけれども、それ以外の河川のリバーサイド整備というのは行っているのでしょうか。近年の健康志向の高まりにより、かつてないほどのウオーキングブームです。市民の健康と緑化対策、その双方の観点で、さらに緑化推進を進めていくべきだと思いますけれども、そういった計画はあるのでしょうか。お尋ねします。
200: ◯みどり公園課長【陶山晃】 それでは、お答えさせていただきます。リバーサイドコースにつきましては、歌川、渋田川は、現在、地元自治会に草刈り業務を委託いたしまして、維持管理を行っております。現状、当課では、新たなリバーサイドコースの計画等は考えてございませんけれども、他課におきまして、市民の健康づくりを目的として、市の史跡名所をめぐるモデルコースなどを選定された伊勢原ウオーキングガイドブックなどがまとめられており、当課では当面は現状のリバーサイドコースの適切な維持管理により、市民の健康づくりに寄与してまいりたいと考えています。
以上です。(「了解です」の声あり)
201: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
202: ◯委員【八島満雄議員】 それでは、162ページの公園費、4地域公園整備事業費でお尋ねいたしますが、先ほどの質問にもありましたように、桜台公園整備費が6600万円強、そして、2100万円ぐらい増で、かなりすばらしい公園ができ上がる。もっと言うならば、こういう公園はとても大事なことなんだけれども、今後どのような公園を想定した施設更新を行おうとしているのかについてお尋ねしたい。
それから、もう1点、公園をつくるのに、先ほどお話がありましたけれども、市民や地域の方々の声というのをワークショップ等でやっているかとは思いますが、この辺について詳細をよろしくお願いします。
203: ◯みどり公園課長【陶山晃】 それでは、大きく2点についてのご質問に、順次回答させていただきます。
公園施設の施設更新につきましては、まず、長寿命化対策事業がございます。開園からおおむね20年が経過し、老朽化が著しい公園遊具、47公園70施設を更新対象とした公園施設長寿命化計画を平成23年度より取りまとめ、平成24年度より計画的に更新工事を実施しています。平成29年度末におきまして39公園、54施設の更新が完了しており、約77%の進捗状況となっています。現計画につきましては、平成30年度において完了する予定としています。
また、街区公園に対する防災施設の付加、かまどベンチ、防災ベンチ等ですが、平成26年度から1公園ずつ整備を進めており、現在4年目で4公園の整備が終了しています。
次の、市民の声を公園整備にどのように生かされたかというご質問です。桜台方面の事例ですけれども、平成27年度におきまして、公園の基本計画に当たり、地元の皆さんのご意見を伺うために、計3回のワークショップを開催させていただきまして、どういう公園をめざすというご議論をいただいています。ワークショップの中で、公園に欲しい機能、公園のコンセプト、整備イメージ等についてご意見をいただき、整備イメージ案を固めていただいたものです。地元の自治会の最終的な案も確認していただきまして、最終案を地元で回覧していただきまして、整備案を確定したものです。
以上です。(「了解」の声あり)
204: ◯委員【越水清議員】 よろしくお願いいたします。
私も公園維持管理費について質問したいと思います。
今の他の委員の質問にもございました、平成28年度に、たしか石田地区において、公園に関する意見交換会を3回実施していると思います。その結果がどのように生かされているのか、また、現在の平成29年度、下大竹地区で地域公園に関する意見交換会が2回に分けて開催されまして、3回目が3月24日に開催されると思いますが、この地域の意見をどのように対処していかれるのか、質問させていただきます。
もう1点、地域公園整備事業費についても、他委員からご質問がありましたけれども、私からは、説明書等を見させていただきますと、既にトイレの整備工事は完了しているのかなと思います。トイレというのはどんなトイレなのでしょうか。男女の数、あるいは和式なのか、洋式なのか、そういった規模も含めてご説明願いたいと思います。
その次、防災の井戸というのは、これからボーリングを始めるのでしょうか。どういう方式なのか、手押しポンプなのか何なのか、防災井戸についての説明をお願いしたいと思います。
それから、これは市の事業じゃないんですが、公園に接しているマンション工事の進捗状況についても、あわせて質問させていただきます。
以上、お願いいたします。
205: ◯みどり公園課長【陶山晃】 大きく4点のご質問をいただきました。
まず1点目の、都市公園についての意見交換会ですけれども、公園の維持管理方策や再整備のイメージにつきまして、各地域の皆様の意見をお聞きする目的で、平成27年度より高森台地区4公園、下落合地区3公園、平成28年度に石田地区10公園、さらには今年度につきましては下大竹地区9公園を対象に開催させていただいています。
まとめ方ですが、対象となっている都市公園の現状を整理いたしまして、市民の意見を聞いた上で、今後の維持管理の仕方、再整備等を加える必要がある公園について、再整備、リニューアルの方向性などを示しております。
現状では、予算等の制約もあり、再整備まではなかなか手がつけられない状況ですが、過去に意見交換会を開催した地区において、公園愛護会を組織していただいたり、地域の都市公園に対する理解は深まったと考えております。今後の下大竹地区につきましても、同様に整理していきたいと考えています。
次の2点目のご質問です。トイレの整備と内容についてのご質問です。トイレの整備につきましては、上下水道、電気等が現状では整備されておりませんが、平成30年度に整備を予定しています。電気と上下水道工事については平成30年度です。現段階におきましては、使用することはできませんけれども、トイレ本体の整備につきましては平成29年度工事で完了しています。トイレの規模につきましては、延べ面積として約14平米、内訳として、男性トイレ、小便器が1つ、みんなのトイレで、共用の洋式便器が1つ、また、防災倉庫が附属しています。
3点目の、防災井戸の設置につきましては、既存のボーリングデータを参考に、井戸の深さ等を決定しております。井戸の深さは10mから30m程度の調査です。よって、次年度新たにボーリング調査等の実施は想定しておりません。また、構造につきましては、災害時、電力等を使えない場合を想定して、手押しポンプを考えています。
次のご質問、マンションの工事の進捗状況についてご説明させていただきます。平成29年12月に竣工しまして、平成30年2月下旬に入居が始まったと聞いています。
以上です。
206: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。マンションの件も本当に参考になりました。
それで、公園維持管理費の件ですが、今お聞きして、私は石田地区、平成28年度と言ったんですが、その前にも高森地区で意見交換会をおやりになったと聞いております。これらの意見交換会のご意見を参考にした整備は行われているのでしょうか。
207: ◯みどり公園課長【陶山晃】 意見をいただいたことに対して、整備についてはまだやっていないというのが現状です。
208: ◯委員長【小山博正議員】 ほかによろしいですか。
では、次の項目に移ります。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第4項都市計画費中、第7目国県事業整備促進費
209: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第4項都市計画費中、第7目国県事業整備促進費について、166から167ページの質疑をお願いします。
210: ◯委員【前田秀資議員】 それでは、国県事業整備促進費等についてお伺いしたいと思います。
まず1点目が、地元は大山子易地区ですが、地元で大変話題になっております、大山バイパスがいつ全線開通するのかです。
その周辺の、例えば街路灯等のこともありまして、大変関心を集めているんですが、開通の見通しについてお伺いいたします。
まずそれをお願いします。
211: ◯国県事業対策課長【石井渉】 大山バイパスの全線開通の見通しについてお答えいたします。
大山への唯一の路線でございます県道611号、大山板戸のバイパス整備につきましては、平成3年度から着手されまして、計画延長が3030mでございます。このうち、現在、旧大山駅から市道660号、龍泉寺入口までの約1600mが完成し、既に供用されています。
しかしながら、残りの約1400mが事業中で未供用でありますことから、市としては、事業者である神奈川県に対しまして、毎年、早期開通に向けた事業促進要望をしてまいりました。現在の状況ですけれども、難航しておりました用地買収については全て完了したということでして、平成29年12月の県議会において、平成32年度に予定されている新東名高速道路の全線開通までの供用をめざすとの回答があったところです。
以上です。
212: ◯委員【前田秀資議員】 2点、そのことに関して再質問をしたいんですが、今、でき上がっている部分がございますよね。うちはそこに面しているんですけれども、部分部分は県道でしょうから、街灯がついているところもあるし、どういった都合か、地元からもそういう道路ができるまでわからなかったから、要望が上がらなかったのかもしれませんが、街灯も全然ないような場所もございます。
それで、道路は道路として、大体、お話のとおりできると思うんだけれども、本市にとっての一つの大事な道路になってくると思うので、そういった改善というのをしていただく姿勢があるのかというのを、ちょっと確認したいのと、あと、道路ができれば、当然、面整備というわけじゃないでしょうけれども、土地利用したいと。普通でいって沿道サービス事業ですが、私、以前も一般質問をしたことがございますが、再度確認いたします。現況の大山街道のほうは沿道サービス事業が認められておるようですが、バイパスのほうについてはいかがでしょうか。
213: ◯国県事業対策課長【石井渉】 それでは、私から、街路灯の考え方についてご説明させていただきます。
基本的には横断歩道、交差点、そういった部分に事業者がつけるというのが基準としてまして、その部分については既に設置済みと聞いています。しかしながら、今、委員がおっしゃられたように、暗い部分もあるので、それにつきましては、要望を受けた段階で、県のほうにも要望を上げていきたいと考えています。
214: ◯都市部長【重田浩光】 それでは、私からは、大山街道、沿道サービスの関係について、ご答弁申し上げさせていただきます。
先ほど他委員からのご質問にも、商業の関係でしたけれども、もう少し細かく言いますと、大山の観光資源を有効に活用するという、都市計画上の運用基準を県で設けておりまして、これにつきましては、子易の明神、比比多神社から大山ケーブル駅までの沿線、主には今の県道沿いの周辺ですけれども、そこについては、一定の制限はありますが、観光資源を活用した飲食店なり、それから土産屋等の規制が緩和されて、建築ができるような形になっている地域がございます。
今、ご質問のバイパスについては、当時、意識していない部分がございますけれども、現在、ほぼ南側につきましては、鈴川を水界としている部分がございまして、おおむね大山バイパスについてもかなりの範囲が沿線で入ってくるようなエリアになっています。そういう意味では、今、大山バイパスは、当時は意識をした区域どりにはなっていませんけれども、ある面では活用が可能なのかなという認識では、今、考えています。
以上です。
215: ◯委員【前田秀資議員】 ご説明いただいたんですけれども、インターチェンジができて、観光、ふえるだろう、当然よそから観光客に来ていただくと、大体車で来ますよね。そうすると、やはりそれらの対応で、他委員からも質問が重なっていますが、それに対応したものも必要であろうと。それは市役所ばっかりじゃなくて、民間のほうでも、来ていただいた人のためのことを考えると。そうすると、フラットに言って、そういったことに土地を有効活用、利活用したいということになると、やっぱりその辺を、これからの話ですが、しかし、時間も迫っておりますから、的確に進めていただきたいと思います。
続いて、関連の質問をもう1点させていただきます。今もお話に出ていますが、広域幹線関連の施設整備も進んでおります。それに関連しまして、その後の市への移管や管理というのが出てくると思うんです。その受け入れ体制、管理体制というのは大丈夫でしょうか。
216: ◯国県事業推進担当部長【三宅伸宏】 今の市への移管というのは、例えば、高速道路の高架下とかの活用……。
217: ◯委員【前田秀資議員】 もろもろあると。関連にした事務事業が、いわゆる今までなかったのがふえて。というのは、説明がちょっと不足しましたけれども、新東名の建設に伴って、例えば側道があっち行ったり、こっち行ったりしていますよね、つけかえしています。そうすると、それに接道しているとか、していないとか、その周辺の地主も、地権者も、それで業務が多少おくれて困っているんだみたいな話があるんですよ。ですから、そういうこともございますので、それらの広域の事業とマッチングがよく進められているかどうか、その辺が。そういった意味です。
218: ◯国県事業対策課長【石井渉】 今お話の市道がつけかわり、県道がつけかわり、そういう部分につきましては、まず、事業者と施設管理者協議というのを行っております。具体的に言いますと、神奈川県平塚土木事務所と、県道関係については事業者と調整をしていただく。あるいは市道であれば市の道路管理者としていただく。あるいは農道とかございます。そのつけかえだとか、取りつけの位置だとか、水路の場合も同様です。それについては、実施する段階には、今度は地元の方に工事事業者のほうからご説明をいただいて、工事説明会というようなものを開催させていただきます。必要に応じては現地立ち会いをするなどしてやるということです。
それに対しまして、広い区域の方にいろいろご迷惑がかかるような状況におきましては、通行どめ等が発生する場合におきましては、市でもホームページに載せるとか、広報に載せる、そういったことで、地域への、あるいは市全体への周知を図るよう努力しているところです。
219: ◯委員【前田秀資議員】 私の説明の仕方が最初悪かったんですが、今、大山街道沿いも拡幅していますよね。それで、業者が来て口頭で説明して、印刷物も何も残さないで、あした電信柱を動かしますよと。それにいたのがたまたま奥さんだけだったと。それで、そこのお宅では、電信柱の位置に大変不安、不満なことがあって、これ、どこに電話をすればいいんだということでお問い合わせがあったんですよ。私もわかりませんので、国県事業対策課のほうにご連絡いたしました。時間がちょうど金曜日の5時過ぎ。大変よく対処していただいて感謝しているんですけれども、今のご説明にもありましたように、工事業者のほうがどうも説明が足りなかったようだと。だから、方々でそういうことがあるんじゃなかろうかと。若干そういう話も聞きますので、そういう意味でお聞きしました。
以上です。
220: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
221: ◯委員【舘大樹議員】 2点について確認させていただきたいと思います。
まず、1点目が新東名の高架下の活用の関係です。先般、伊勢原市として活用するお話については伺ったところでありますけれども、例えば、地元の自治会が利用したいということについての調整というか、地元自治会へ投げかけをしていくのか、していかないのかについて、1点お伺いしたいと思います。
2点目ですけれども、(仮称)伊勢原北インターチェンジの名称化の進捗が今どうなっているのかについてお伺いいたします。
以上です。
222: ◯国県事業対策課長【石井渉】 それでは、2点のご質問にお答えします。
高架下の活用に関しまして、地元自治会への投げかけを今後行うのかどうかというご質問ですけれども、高架下の利用につきましては、まず、利用したいという目的と、利用したいという場所は地元とか市にございまして、その場所が高速道路として使わない、利用可能箇所であって、まちづくりやにぎわい創出の観点に資する場合、または必要やむを得ないという無余地性を有している場合におきましては、占用許可条件や剥落防止対策の実施などという諸条件を満たすことを前提に利用が可能となるものです。また、的確な管理というものが求められますことから、自治体が占用主体となる必要がございます。
先般提出させていただきました施設計画書は、各施設担当課が把握している地元自治会などからのご要望といったものを踏まえて、占用許可基準や剥落防止対策の実施などの諸条件を勘案して、最終的に施設担当課で優先性や必要性を判断していただいた施設につきまして、当面優先して実現化を図る公共公益施設ということで取りまとめたものです。
今後につきましても、自治会などのご要望につきましては、施設担当課で優先性や必要性を判断していただく必要があることから、まず、施設担当課にご相談いただいて、事前調整を済ませていただくことが重要になってくるかと考えています。
2点目の、伊勢原北インターチェンジなどの名称の決定の進捗状況です。(仮称)伊勢原北インターチェンジという名称は、工事期間中の名称であることから、今後、供用開始後のインターチェンジ名称が決められることになります。供用開始後の名称は、事業者である中日本高速道路株式会社で作成した素案を市町村に意見照会して、市町村の意見を踏まえて、名称案を中日本高速道路が決定するということです。この案を国の標識適正化委員会神奈川県部会に諮った上で、最終的には独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が決定することになります。現在は中日本高速道路から本市への意見照会を待っているという状況です。
以上です。
223: ◯委員【舘大樹議員】 名称化については了解いたしました。
高架下の関係なんですけれども、結局、地元自治体に投げかけ等は、伊勢原市からはしないという確認をさせてください。
224: ◯国県事業対策課長【石井渉】 地元自治会等にこれから投げかけるということではなくて、既に地元の対策協議会あるいは自治会長様との打ち合わせというか、事業説明会のような中で要望というものは上げられてきておりますので、あえて再度、もうありませんかというようなことでお聞きする予定は、現時点ではございません。(「わかりました」の声あり)
225: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
226: ◯委員【八島満雄議員】 第7目の国県事業整備促進費、広域幹線道路推進事務費、この国県事業というものが、すごい領域が広い仕事をされている割には、事務費が60万円、どうも内訳がよく理解できないんですが、その内訳と、事業の進捗というんでしょうか、仲介役と理解していいのかどうかわかりませんが、市と県との間、その辺をちょっとご説明いただきたいと思います。
以上です。
227: ◯国県事業対策課長【石井渉】 国県事業整備促進費60万6000円の内訳です。国県事業整備促進費のうち、広域幹線道路推進事務費は、広域幹線道路である新東名高速道路や国道246号バイパス等の整備促進を図るという目的のものでして、平成30年度予算は60万6000円を計上しています。広域幹線道路推進事務費の細々目ですけれども、広域幹線道路の整備促進や管理者協議、高架下の利活用などの検討を行います広域幹線道路推進事務費と広域幹線道路に係る地域連絡会などの活動支援などを行います広域幹線道路地域支援事務費の2つからなっています。
広域幹線道路推進事務費の主な内訳ですけれども、要望活動等に係る旅費が14万円と、要望書の印刷製本費が3万円及び協議会等の負担金が24万2000円などでして、平成30年度予算は42万3000円を計上しております。
広域幹線道路地域支援事務費としては、地域連絡会等に係る消耗品や、飲物代等の需用費の17万5000円が主な内訳でして、平成30年度予算は18万3000円を計上しています。
228: ◯委員【八島満雄議員】 そうしますと、県あるいは国の施策に対し、市からの要望等があるときに、旅費や、あるいは協議会の設定等の事務費がかかる、印刷もかかる、そういう総合的なものが60万6000円と見てよろしいんですか。
229: ◯国県事業対策課長【石井渉】 そのとおりです。(「了解」の声あり)
230: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
231: ◯委員【越水清議員】 それでは、質問させていただきます。
皆さんからご質問があります、広域幹線道路推進事務費で、国県事業整備促進費の新東名高速道路の件ですが、地権者の中でも、移転の対象になっている方がいらっしゃるんだと思うんですが、それは既に100%完了をしているのかどうなのか、その辺の状況を伺いたいと思います。
もう1点、国県事業対策事務費の中で、いわゆる県道61号の電線地中化もこれに含まれるのでしたら、その進捗につきまして確認させていただきたいと思います。
232: ◯国県事業対策課長【石井渉】 移転者の状況です。まず、用地買収するに当たりましては、移転先が決まることが大前提ですので、平成29年3月末が最新の用地買収率の発表ですので、その数字で申し上げさせていただきたいと思います。新東名高速道路の用地買収率につきましては約99%でして、本線部分についての用地買収は既に完了しています。国道246号バイパスの分れ道交差点から、(仮称)伊勢原西インターチェンジまでの用地買収率につきましては約91%です。都市計画道路西富岡石倉線の買収率は約99%となっており、こちらにつきましても、本線部分の用地買収については完了したと聞いています。
2点目の平塚伊勢原線の電線地中化の進捗状況です。先日実施されました県主催の県道61号平塚伊勢原電線地中化事業工事説明会に、事業者である平塚土木事務所からは、事業は支障物件の移設、電線共同溝の設置、ケーブルの入線と電柱撤去、そして、歩道舗装や照明灯設置という4つの工程で進められるという説明がありました。その中で、1点目の支障物件の移設につきましては平成28年度に既に完了しています。2点目の電線共同溝の設置につきましては現在、施工中でして、平成30年度に完了したいということです。
3点目のケーブル入線と電柱撤去と、4つ目の歩道舗装と照明灯の設置の完成予定ですけれども、説明の中では平成33年度以降になるという説明がございました。
以上です。
233: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。県道61号、初期の計画よりも大分後にずれ込むということでしょうかね。
それから、先ほどの用地の買収に関連して、買収用地の中に自宅があった、宅地があったとかいうふうな地権者の方がいらっしゃるのか、その宅地、自宅等の移転というのがどうなのかもお尋ねしたいと思います。
234: ◯国県事業対策課長【石井渉】 用地内に自宅をお持ちだった方、移転が必要だった方はかなりの戸数があったと聞いています。既に用地買収が終わった方については移転が終了したと認識しています。(「了解です」の声あり)
235: ◯委員長【小山博正議員】 ほかによろしいですか。
それでは、ここで暫時休憩いたします。
午後3時42分 休憩
────────────
午後3時52分 再開
236: ◯委員長【小山博正議員】 再開いたします。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第4項都市計画費中、第8目市街地再開発費のうち
所管部分
237: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第4項都市計画費中、第8目市街地再開発費のうち、所管部分について、166から169ページの質疑をお願いいたします。
238: ◯委員【舘大樹議員】 それでは、予算書の167ページと、審査資料24ページになります。伊勢原駅北口市街地整備推進事業費についてお伺いいたします。前年度と比較いたしまして、事業費が減額されておりますけれども、減額の内容と業務委託費の内容について、まず1点目、お伺いいたします。
2点目、暫定バス乗降場整備工事の進捗状況についてお伺いいたします。
あと、もう1点、平成30年度予算において計上しております工事請負費の内容についてお伺いいたします。よろしくお願いします。
239: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、順次お答えいたします。
初めに、減額の主な要因ですが、これまでに取得してきました用地を活用した暫定整備の工事請負費の減、そして、つゆきビル用地の取得にかかります弁護士委任費用の減が主な原因になります。
次に、平成30年度に予定しております業務委託の内容につきましては、伊勢原駅北口整備を、今後、事業化し、進めていく上で、平成2年に決定されました都市計画の内容について見直す必要があります。そのために法的な手続へと進めていく上で必要となります調査業務を計上しております。
続きまして、暫定バス乗降場整備工事の進捗状況についてお答えいたします。この工事は、平成29年度予算において、年度当初は地権者の移転完了、平成30年1月ごろでありましたことから、その後に工事を着工する計画で、年度中の工事完成を見込んでおりました。しかし、対象の地権者が移転先で進めております建築工事の設計の変更だとか天候などの原因によりまして、工期が多少おくれているとのことです。こうしたことから、平成29年度での暫定バス乗降場の工事完成が見込めないと判断いたしまして、工事請負費を平成30年度に繰り越しをさせていただいたところであります。
地権者の移転の状況としまして、移転対象の2件とも3月末ごろに既存の建物解体工事に着手すると聞いておりますので、移転の完了が確認でき次第、工事に取りかかります。
今後の予定としましては、4月ごろから着工いたしまして、約3カ月程度の工事期間を経て、7月から8月ごろには供用開始できるように進めていく予定であります。
次に、平成30年度予算において計上している工事の内容についてご説明いたします。工事内容としましては、取得した用地、約354m2、約107坪ございます。その全体をアスファルト舗装整備しまして、暫定タクシー待機場の整備を行います。また、タクシーだけの利用ではなく、隣接する歩道の幅員が狭いため、用地の一部を歩道として確保し、安全防護柵を設置し、歩行者の安全性の向上も図っていく考えであります。
以上です。
240: ◯委員【舘大樹議員】 ありがとうございます。続けて質問させていただきます。地権者で構成されている地元組織であります北口整備推進協議会について、用地買収が進む中で、人数も減ってきていると思われますけれども、現在の対象人数と合意形成の状況についてお伺いをいたします。
241: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、お答えします。
初めに、対象人数ですが、土地を共有している方々や法人名義がありますので、人数でなく件数でお答えさせていただきます。この3月末の時点ですが、土地所有者が18件、借地権者が19件で、合計37件です。
次に、合意形成の状況ですが、道路用地の先行取得によりまして停滞していました現場が変わりつつある中で、権利者の整備に対する関心、意欲の高まりについては、私ども担当が権利者の方々とお話をしていて感じているところであります。しかしながら、北口整備は、一度事業を中止する経過や、これまで長い時間が経過したことから、今後、事業を進めていく上で、将来の生活再建のことを考えてしまうといったご意見などもいただいている状況であります。
こうしたことから、我々担当としましては、権利者との個別の対応をさらに進めまして、事業実施に対する不安や生活再建など、個々のご事情などをお聞きし、丁寧な対応を心がけていき、引き続き合意形成を高めてまいりたいと考えております。
以上です。
242: ◯委員【舘大樹議員】 最後の質問をさせていただきます。
今後の話になると思いますけれども、駅前ということで、活気を促す市街地整備の手法として、よそのまちでは、街並みですとか建築物にデザインの要素を取り入れているところがあります。伊勢原駅の北口整備推進事業では、そのようなデザインというものに対しての考え方はどうかなと思っております。
伊勢原市では、大きい目標として、人口の数を可能な限り維持することを掲げておりますけれども、市街地整備に際して、例えば、高密度な住宅建築の取り組みですとか、デザインとか、こういうことに対しての考え方について見解をお伺いしたいと思います。
243: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、お答えいたします。
初めに、街並み、建築物のデザインの取り組みについてお答えいたします。
伊勢原駅北口の整備に当たりましては、市の玄関口として、そして、特徴ある顔づくりに向けましては、整備の推進を図る必要があると考えております。
特に市街地再開発事業のような大規模な建築プロジェクトの実施に当たりましては、今後、具体的な事業計画を策定していく段階において、伊勢原駅の街並みをどうしていくか、また、建築物へのデザインの取り入れなどにつきまして、伊勢原駅周辺の景観に配慮しまして、活力ある街並みを形成していくため、関係権利者はもちろんですが、市民からの意見などを取り入れ、事業計画を策定していく必要があると考えております。
次に、人口を維持していくための駅前整備の考え方につきましてお答えをいたします。平成28年3月に改定をいたしました都市マスタープランの中で、伊勢原駅周辺地区のまちづくりの方針においては、土地の高度利用による都市型居住を誘導するとともに、その周辺の住宅地は地域特性を生かした新たなニーズに合った住環境の創出により、町なか居住を促進するとしております。こうした方針のもとで、今後は事業計画を策定していく必要があると考えております。
以上です。(「了解しました」の声あり)
244: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
245: ◯委員【越水清議員】 都市再生整備計画事業推進費について質問させていただきます。3年ぶりの200万円台の予算でございます。その事業内容について伺いたいと思います。
もう
1点、伊勢原駅自由通路維持管理費
についてですが、前年より
148万
1000円
の減ですが、これは主に
平成29年度、エスカレーター
の修繕完了によるものでしょうかということと、
平成3
0年度、維持管理委託料として
の委託業務内容につきまして、委託
契約期間もあわせてお伺いをいたします。
それから、5カ所
の広告掲載場所
の契約状況
についても伺います。
以上です。
246: ◯都市部参事【飯田裕一】 私からは、都市再生整備計画事業推進費
についてご説明させていただきます。
予算増
の要因、また、事業内容ですが、現在
の都市再生整備事業につきましては、計画期間が
平成26
年度から3
0年度までとなっております。内容としては、公園
の防災
施設の整備、防災無線
のデジタル化整備、雨水幹線改修整備などが交付金対象事業として位置づけられているものです。
平成3
0年度は現計画
の最終
年度となるため、国
の社会資本整備総合交付金交付要綱に基づき、当該事業
の事後評価
の実施
年度となります。このため、事後評価分析にかかる業務委託経費や、事後評価委員会
の開催にかかる事務経費などを、
平成3
0年度予算に計上しているため、対前年度比較としまして
197万7
000円
の増額となっているものです。
以上です。
247: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、私からは、伊勢原駅自由通路に関係するご質問に対してお答えいたします。前年度より予算が減額する理由
についてお答えいたします。委員から
のご質問
のとおり、
平成29年度予算におきまして、自由通路
のエスカレーター
の乗り場と、おり場にありますステンレス製
の床板
の交換が完了したため減額となったものです。
次に、
平成3
0年度の維持管理委託料と委託業務内容
についてお答えいたします。伊勢原駅自由通路におきます主な支出
の内容としましては、維持管理に伴います業務委託費となりまして、3年間
の長期継続
契約の1年間
の委託料として
113
0万8
000円を計上しております。主な業務内容につきましては、不特定多数
の方々が利用する自由通路を常にきれいな状態に維持できるように、日常清掃と年4回
の定期清掃を行う清掃業務です。また、自由通路
のエスカレーターにつきましては、法律で義務づけられている定期検査など
の保守点検業務と、緊急停止時におきます緊急対応など、運転管理業務があります。さらには、エスカレーターに設置しております監視カメラを適切に維持管理することを目的とした自由通路維持管理業務があり、これらが主な業務内容となります。
続いて、自由通路内
の有料広告掲載
の契約状況
についてお答えします。有料広告が掲示できる箇所は5カ所ございます。うち3カ所は掲示がされておりまして、収入を得ている状況です。残り
の2カ所は
契約ができていない状況にございます。その
2カ所につきましては、広告を掲載する、いわゆる版
の大きさが、ほかと比べまして比較的大き目
のサイズとなっております。そのため、例えば、大き目
のサイズを半分に分割するなど
の工夫を行いまして、掲載していただけるように取り組みを考えております。また、駅周辺
の店舗や事業所に直接出向きまして、募集案内を呼びかける営業努力も重ねている状況でございます。現時点では
契約に至っておりませんが、事業者から
の問い合わせが数件寄せられている状況にありますことから、今後も有料広告
の収入
のさらなる確保に向けまして取り組んでまいります。
以上です。
248: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。
249: ◯委員【前田秀資議員】 私も
2件質問させていただきます。
駅前
の整備は市
の政策
の中でも大きなテーマですが、駅前で
の声を聞いてみましたら、現在
の担当者がどこか他市に研修に行かれまして、その経験と実務的な能力を非常に生かして、地権者、関係者
等の関係が今までより、よくなったという声を聞きました。それは具体的にどういうことな
のか、もしわかる点があったらちょっと教えていただきたいと。
もう1つは、駅前
の整備、私が言うまでもなく、長い時間がたっております。何十年という時間が経過しておりますので、駅前
の整備
の都市計画上
の意義も、社会変化という
のがすごくあるわけですから、意義が変わってきていると思うんですよ。その辺
の意義
の変遷を、ちょっと教えていただければと。つまり、現在はどのように考えているかも含めて教えていただきたいと思います。
以上です。
250: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、ご質問
の地権者と
の状況でよろしいですか。(「はい」
の声あり)地権者
の、長い時間、経過した中で、地権者
の意欲という
のは低下しておりましたことは事実であります。その中で、やはり事業を進めていく上では信頼関係を築くことが大事だと思っていまして、頻繁に個別に訪問するなど
の対応を進めてきたものです。
以上です。
251: ◯市街地整備担当部長【高尾知幸】
2点目
の駅前
の意義
の変遷ですか、その辺につきましてお答えさせていただきます。
当初、駅前につきましては、
平成2年
の市街地再開発事業
の都市計画決定で進めてまいりまして、いろいろ経済状況
の変化
等で事業成立がしないということで、その後、事業
の組み立て
の見直し
等を行ってまいりました。そういった中で、再三、議会
の答弁でもさせていただいておりますけれども、
平成27年2月に地元研究組織と
の共有した考え方、できるところから進めていこうという中で、
平成27
年度からは都市計画道路
の用地先行取得を進めて、
平成29年度に一定
の用地が確保できたことで、来年度、暫定整備
工事を行います。それとともに、今後につきましては、できるところからという考え方
のもと、まず、A
1街区、A
2街区を含めた都市計画
の見直しを来年度以降、行います。そういった中で、事業
の組み立てをして、事業認可後には、地元
の合意形成
の高まり
の状況を判断しながら、A
1街区な
のか、A
2街区な
のか、都市計画な
のかという、できるところから実施していきたいという考え方
のもとに進めていきたいと考えております。
以上です。
252: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。真面目な答弁でよろしいんですけれども、私が言っている
のは、社会背景がかなりがらっと変わっちゃったと思うんですよ。わかりやすい例で、
20年前、3
0年前、いずれ高齢化社会がやってくるといって、今、もう超高齢化時代に入りましたよと。そういうベースが違ってきていると思うんですよ。その中で、やっぱり内容的な変化がとられている
のかと、そういう意味でちょっとお聞きしたんですけれども、一応、きょうはこの辺にとどめさせていただきます。ありがとうございます。
253: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。よろしいですか。
それでは、次
の項目に移ります。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第
1項土木管理費中、第
1目土木総務費
のうち
営繕一般事務費
第5項住宅費
第8款消防費、第
1項消防費中、第4目防災対策費
のうち
建築物震後対策推進事務費
用地取得事業特別会計
254: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第
1項土木管理費中、第
1目土木総務費
のうち、4営繕一般事務費
について、
148から
15
1ページ。第5項住宅費
について、
168から
17
1ページ。第8款消防費、第
1項消防費中、第4目防災対策費
のうち、
9建築物震後対策推進事務費
について、
176から
177ページ。用地取得事業特別会計
について、3
15から3
28ページ
の質疑をお願いいたします。
255: ◯委員【越水清議員】 まず、
16
9ページです。市営住宅運営管理費につきまして、
1億37
15万
9000円
の減は、長寿命化対策
の工事が
平成29年度でほぼ完了したということでしょうか。このこと
について伺いたいと思います。
その次、説明
の3、木造住宅耐震化促進事業費につきまして伺いますが、県では
平成27
年度時点で耐震目標
90%、
平成3
2年度95%
の耐震化目標を立てていると思いますが、本市
の対象住宅数と耐震化率
の推移と目標
について一つうかがいます。
その次に、
平成28
年度決算では6
0万円で、当初予算3
00万円に対しまして、執行率
20%であったかと思いますが、
平成3
0年度当初予算では、昨年より4万5
000円増
の3
04万5
000円で、一般財源は昨年度より
22万円増
の118万円です。決算状況から見ると、
平成25
年度以降
の決算でも執行率
の低さが目立ちます。低い理由と対策
について伺います。
それから、私
の地元
の地域
のことですが、自治会
の防災訓練でこの制度を初めて知ったという方がおられました。既にその方は瓦屋根をスレートにしたというようなことで、何だ、早くこれを知っていればななんていうようなことで、これは個人
のことかもしれませんけれども、やはり対策周知という
のは、こういう事業がある以上、継続していかなくちゃいけない
のかなと思っておりますが、その点
について伺いたいと思います。
以上。
256: ◯建築住宅課長【藤堂勝彦】 それでは、
1点目、市営住宅運営管理費につきまして、減額及び長寿命化対策
工事についてのご質問です。建築住宅
の歳出予算における事業別
の枠組みを変更したことに起因をいたしますので、先にその内容につきまして、審査資料
の12ページ
の下段、建築住宅課
の歳出事業別
の表で説明をさせていただきます。
5、住宅費、
1、住宅管理費
の中に3つ
の事業がございまして、1つ目が435、市営住宅運営管理費、2つ目が437、木造住宅耐震化促進事業費、3つ目が878、市営住宅長寿命化対策事業費で、
平成3
0年度の予算からとなりますけれども、435、市営住宅運営管理費に含めていました、ご質問
の長寿命化対策を、新たに878、市営住宅長寿命化対策事業費として独立をさせたことです。
理由といたしましては、長寿命化対策
については、総合計画後期基本計画においても継続をして、中期戦略事業プランに位置づけて進行管理をしていくということですので、新たに事業費
の枠を設けて、これにかかる必要な経費、歳入歳出をわかりやすく明確にしたものです。
したがいまして、長寿命化対策が完了したことではなくて、新しい予算枠、878で実施をしてまいります。
1億37
15万
9000円
の減、主に市営住宅長寿命化対策事業費を新たに独立させたというものです。
次に、木造住宅耐震化促進事業費
についての1点目、本市
の対象住宅数と耐震化率
の件
についてのご質問です。あくまで推計値となりますけれども、
平成15
年度、住宅総数が3万5
94
1戸、耐震化率が77%、
平成25
年度3万77
00戸、84%、最新
の推計ですけれども、
平成29年1月現在3万
98
20戸、88%となっております。目標につきましては、伊勢原市耐震改修促進計画、
平成3
0年度までに耐震化率を
95%と掲げています。
次に、木造住宅耐震化促進事業費
の2点目、執行率が低い理由と対策
についてです。委員ご指摘
のとおり、本補助制度が活用されていない結果となってございました。課題といたしましては、建物所有者
の金銭的負担に対する市
の支援である補助金
の拡充、並びに制度
の効果的な周知、普及啓発が必要であったということで、この対策といたしまして、昨年度には既に補助要綱は改正をして、本
年度からは補助金を拡充し、推進を図っているところです。
拡充
の主な内容ですけれども、金銭的な負担を軽減するために、補助限度額を増額しております。利用しやすくするために、既存
の建物
の耐震補強
工事だけではなくて、建てかえ
の場合
の除却費も追加をいたしております。その結果、本
年度の実績、参考に申し上げますと、診断、改修、除却にかかる補助件数、現在8件です。昨年度
の3件からして、推進が図られていると考えています。
続きまして、補助制度に関する周知ですけれども、本
年度から効果的な方法を考えて取り組んでおります。来年度につきましても、イベント
等へ
の参加といたしまして、防災に関するものは継続いたします。積極的に周知を図ってまいります。また、特に、建築士事務所協会伊勢原支部へ
の総会に参加し、意見交換、周知を本
年度から取り組んでおります。これは建物所有者
の改修、建てかえ
の相談を受ける
のは建築事務所となりますので、建物所有者へその必要性を提案していただきまして、診断に至ったというものもございまして、効果はあったと感じております。
あわせて、市全体
の周知としては、広報いせはらへ年3回
の掲載、ホームページへ制度受付
等、手続を掲載いたします。さらなる周知として、新たな取り組みとなりますけれども、イベント参加時にパンフレットに加えまして、子どもにもつくれる紙
の家
の模型
の配布を考えております。これは県でも実施していまして、要は受け取ってもらいやすくする効果と、家族で耐震化
について話し合う機会
のきっかけづくりにより推進をするものです。
また、補助金
の執行状況によっては、自治会
の回覧も実施していきたいと考えます。いろいろな角度からアプローチをしていく所存です。
以上です。
257: ◯委員【越水清議員】 ありがとうございます。今、歳入
のほう
の周知対策につきましても、ある方は自治会
の防災訓練で、そのチラシをもらって知ったということなので、それも一つ
の効果が出ている
のかなというようなことでもあろうかと思います。
それで、これは果たしてある
のかどうな
のか、耐震化率を上げるために、該当する古い建物と言ったらいい
のか、早く
建設した建物をお持ち
の方に、そういった制度
について、自治体
のほうでご説明したらどうですかというような対応をしていることを何か、ホームページで見たかしたんですが、そういうようなこと
については、どのようなご見解をお持ちでしょうか。
258: ◯建築住宅課長【藤堂勝彦】 訪問による周知といったアクションプランもあることは承知しています。ただ、時間と労力を要しまして、体制をとる必要もございます。したがって、その効果を見きわめる必要があるんだろうなと。現時点では、今年度、取り組んでいる周知
については、一定
の効果がございますので、新たな取り組みを加えつつ、継続をしてまいりたいなと。今後、推進が図られないという状況がございましたら、ご指摘がございました訪問も含めて、効果的な方法を調査、研究をしたいと考えています。
以上です。
259: ◯委員【越水清議員】 今
のご答弁で、そういうようなことを知っているよということだったんですが、訪問してご説明する
のは、訪問するお宅を選ぶのに、プライバシーとか何とか、いろいろ気になることもある
のかななんて思って、果たしてどうな
のかなと、私自身は思ったんですけれども、でも、そういうふうな自治体もあることをちょっと知ったので、あえて質問させていただきました。ありがとうございます。
260: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。よろしいですか。
261: ◯委員【橋田夏枝議員】 予算書3
15ページ
の用地取得事業特別会計
について質問します。
平成28
年度から
29年度にかけて、地方債も発行し、公共用地取得を行ってきましたが、
平成3
0年度はゼロ
の見込みです。地権者
の合意が得られないので、用地取得はできないという、これは先日
の総括質疑でもそういったご答弁はありましたが、用地取得をできなかったと言えばそれまでなんですけれども、やはり少しずつできるところからやっていかなきゃいけない
のが駅北口
の開発だと思いますので、再度、市
の見解をお伺いしたいと思います。
262: ◯まちづくり推進課長【加藤真一】 それでは、用地取得
についての考えをお答えいたします。
先日
の総括質疑で答弁をさせていただきましたように、これまでに先行取得した用地を活用した暫定バス乗降場
の整備などによりまして、一定
の成果が図られるものと考えております。
今後も引き続き、都市計画道路
の整備に向けた取り組みを進めていくわけですが、残り
の道路用地
の大半は、街区でありますA
1街区、A
2街区
の区域にも一部含まれていることから、街区
の市街地整備
の計画に合わせました用地取得をしていかなければなりません。また、用地取得につきましては、地権者
の生活再建にかかわることから、地権者と
の用地交渉には相当
の時間を必要とします。さらには、取得費や物件補償費など事業費もかさんできますことから、今後は市街地整備
の計画にあわせまして、都市計画を変更し、事業認可を得て、財源には国庫補助金
等を導入した上で、用地取得に取り組んでいきたいと考えております。
以上です。
263: ◯委員【橋田夏枝議員】 A
1、A
2街区にかかるところ
の用地ということでわかるんですけれども、恐らくこれは
平成3
0年度がゼロということ、
平成3
1年ももしかしたらしばらくゼロ
の状態が続くことが今
の答弁
の中で予想されるわけですけれども、やはりやるときには一気に用地取得をやっていくような考えなんでしょうか。
264: ◯市街地整備担当部長【高尾知幸】 総括質疑
のご答弁
の際にもちょっとお話しさせていただいたんですが、駅北口整備は都市計画道路
の整備だけではございません。先ほど加藤課長から話もありましたように、A
1街区、A
2街区も進めていかなければいけないことで、まず、都市計画道路を進めたという
のは、やはり現場に動きを見せるという側面もあります。そして、今後は、A
1、A
2街区を含めて、都市計画
の見直しをして、そして新たな事業による取り組みを進めていきたいという考え
のもとで進めていこうと考えております。
以上です。(「了解です」
の声あり)
265: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。よろしいですか。
以上をもちまして、都市部関係
の質疑
等が終了いたしました。それでは、ここで、職員入れかえ
のため暫時休憩いたします。都市部
の皆様、ご苦労さまでした。
午後4時
24分 休憩
────────────
午後4時36分 再開
266: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、土木部関係
の審査に入ります。土木部
については、道路関係と下水道関係を分けて審査いたします。土木部長から総括的な説明を簡潔にお願いいたします。
267: ◯土木部長【小川博志】 それでは、土木部
の平成3
0年度予算審査につきまして、配付いたしました審査資料に基づきまして、総括的にご説明いたします。よろしくお願いいたします。
資料
の1ページをごらんください。会計別
の予算総括表になります。まず上段
の表、一般会計
の歳入歳出予算についてでございますが、
平成3
0年度の歳入額は
14億5
037万
9000円で、前年度対比
0.6%、
925万3
000円
の増となっております。歳出額は
28億3
93万
1000円で、前年度対比
0.8%、
2136万
1000円
の増となっています。
次に、下段
の表、下水道事業特別会計
の歳入歳出についてでございますが、
平成3
0年度は歳入歳出とも4
9億3
00万円で、前年度対比
9.8%、4億36
00万円
の増となっています。
2ページ、3ページをごらんください。各会計別
の歳入歳出につきまして、款別に主な増減理由と増減額を記載してございます。内容につきましては、後ほどご確認をお願いいたします。
4ページ、5ページをごらんください。こちらにつきましては、各会計別
の歳入歳出につきまして、所属別に主な増減理由と増減額を記載してございます。内容につきましては、後ほどご確認をお願いいたします。
6ページをごらんください。
中期戦略事業プラン計上事業案についてです。各事業
の当初予算状況と増減額、増減理由を記載しています。土木部では全部で7事業ございます。前年度対比で増額となっている
のは4事業ございまして、そのうち増額
の大きい主な事業につきましては、4公共下水道地震対策事業、5公共下水道浸水対策事業、6公共下水道整備事業です。一方、前年度対比で減額となっているものは3事業ございまして、減額
の大きい主な事業は、
1安全な歩行空間整備事業、
2都市計画道路田中笠窪線整備事業、3橋りょう長寿命化対策事業です。
7ページをごらんください。新規事業です。これにつきましては一般会計、下水道事業特別会計とも該当事業はございません。
続きまして、8ページ
の廃止(休止)事業、
9ページ
の見直し事業につきましても、一般会計、下水道事業特別会計につきましては該当事業はございません。
続きまして、
10ページをごらんください。前年度と比較いたしまして
200万円以上
の増減がある事業につきまして記載しています。一般会計におきましては、全部で
12事業ございます。前年度対比で
200万円以上
の増額となっているものは4事業ございます。そのうち増額
の大きい主な事業につきましては、
1鋪装打換事業費、
2市道改良事業費、3下水道事業特別会計繰出金です。一方で、前年度対比で減額となっているものは8事業ございます。そのうち減額
の大きい主な事業につきましては、
10橋りょう維持管理費、
11都市計画道路田中笠窪線整備事業費、
12歩道設置
等整備事業費です。
11ページをごらんください。下水道事業特別会計におきましては、全部で
16事業ございます。前年度対比で
200万円以上
の増額となっているものは8事業ございます。そのうち増額
の大きい主な事業につきましては、
1第
2号公共下水道管渠整備事業費、
2第3号公共下水道管渠整備事業費、3下水道一般事務費です。一方で、前年度対比で減額となっているものは8事業ございます。そのうち減額
の大きい主な事業につきましては、
14終末処理場整備事業費、
15、3号中継ポンプ場整備事業費、
16、
2号中継ポンプ場整備事業費です。
12ページ以降につきましては、所属別
の明細、参考資料といたしまして、土木部
の執行体制などが記載していますので、後ほどご確認をお願いいたします。
以上で、土木部
の一般会計及び下水道事業特別会計
について、総括的にご説明をさせていただきました。
それでは、審議
のほどよろしくお願いいたします。
268: ◯委員長【小山博正議員】 ありがとうございました。説明が終わりましたので、質疑に入ります。歳出
の質疑
のときに、関連した歳入
の質疑もあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。なお、発言
の際は、挙手をして、委員長
の許可を得てからお願いいたします。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第
1項土木管理費
269: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第
1項土木管理費
のうち、所管部分
について、
148から
15
1ページ
の質疑をお願いいたします。
270: ◯委員【八島満雄議員】
148ページ
の第
1目
の土木総務費、3道路用地受け入れ事業費
について、使用料や賃貸借料、4万円増となっています。これらは道路
の後退や拡張
等、移転
等のものな
のかどうか。あるいは所有権者
の分筆測量費用
の補助となるものな
のか。また、部長
の目標宣言にある撤去費用
の助成な
のか。その辺
について平成3
0年度の予算数値を考えながらご説明いただきたい。
2点目、
15
1ページ、第
2目地籍調査費、
1地籍調査事業費で87
1万
9000円
の予算でありますが、進捗率が
29%という数字をいただいていますけれども、これは市民サービス
の低下を招く事業になっている数字ではない
のかという意味で、前に昨年
の12月議会で一般質問させていただきました後、スピード化された
のかどうか。再度、部長宣言とあわせてご説明いただければありがたい。
以上です。
271: ◯土木部参事【古尾谷栄一】 まず、道路用地受け入れ事業費
の使用料及び賃借料4万円
の増
についてということですけれども、これは
平成12年に公用車
のリースを行っております。それから
17年が経過して、ふぐあいも生じたということで、新しく公用車
のリースを行ったもので
の増です。
それと
2点目
の平成3
0年度の予算における件数、内容ということなんですけれども、道路用地受入事業費につきましては、建築後退に伴う狭隘道路拡幅整備要綱に基づき、後退部分
の分筆登記
の費用、それと支障物件があった場合
の撤去費
の一部を助成するものです。
平成3
0年につきましては助成件数が3
0件、それと後退部分整備が
20件を予定しております。ちなみに、
平成29年度につきましては、同じく助成件数3
0件
の後退用地部分
の整備
20件を計上したんですけれども、補助金
の交付率が要望額
の5
2%ということで、結果的には助成件数
16件、後退部分整備が5件という結果になっております。
それともう1つ、地籍調査事業費につきまして、地籍調査事業
の進捗率
29%
についてのご質問です。地籍調査事業は、国土
の開発・保全・高度化利用、地籍
の明確化を目的とした国土調査法に基づき行われた事業です。伊勢原市におきましては、昭和4
1年から4
9年
の間、それと
平成22年から現在も進行しておりますその2つ
の期間、事業を行っております。伊勢原市
の進捗状況としては、
平成27年4月
1日が委員ご指摘
の28.63%という進捗率でございます。これは伊勢原市域全体
の55.56km
2から国有を抜いた54.88km
2に対する進捗率でして、ちなみに近隣市
の進捗状況としては平塚市が
13.83%、秦野市が
1.67%、厚木市が
12.
28%ということで、全国的にも事業
の進捗が図れていない
のが実情です。この要因としましては、職員
の人材確保、それと財源
の確保。それと大きな話としては住民
の協力ということです。この住民
の協力という
のは、地籍調査事業においては官民境界、民民境界を決めていきます。その中で、権利関係がふくそうしていますので、おのおの
の境界を決める
のに時間を要するという形
の中で、なかなか決まらないという
のが実情でございます。伊勢原市におきましても、
平成22年から事業を行っております。それは伊勢原駅、愛甲石田駅周辺
の人口集中地区8.
1km
2について事業を行っておりますが、これにつきましては
平成29年度末としまして、約
1.78km
2の進捗率
21.
9%です。
平成3
0年度も池端地区
0.
9km
2を実施する予定でおります。
それともう1つ、部長宣言絡み
の迅速化というか、スピード感というご質問ですけれども、この地籍調査事業につきましては4分の3が県
の補助金で対応しております。地籍調査事業は、災害時
の被害
の復旧・復興に寄与する役割という
のは非常に大きいという認識は持っておるんですが、そんな中で、さき
の東日本大震災によりましてその重要性が再認識されております。このような状況を受けまして、神奈川県につきましては大規模地震発生時に津波浸水が予想されます相模湾沿岸部を緊急重点地域として位置づけまして、現在、集中的にその地域
の事業を進めているという形
の中で、伊勢原市域、海から入った部分
についてはなかなか財源
の確保が難しいという中で事業が図られていないという実情です。
以上です。
272: ◯委員【八島満雄議員】 おおよそ理解をしましたが、まず地籍調査費
について、本市は進捗率約
29%と、高い数値だと説明されましたけれども、これ
の中で一番問題な
のは、所有権者
等の後継者へ
のお話
の中では、時間が流れてしまって、変な話ですけれども、鬼籍に入られてしまった場合
の後継者がそれを意識してなかった中で時間が流れ、年数が流れ、突然に自分
の土地が誰か
の土地になっていたり、あるいは自分
の土地が別なところに移っていたり、そういうようなものがありますので、ぜひスピード化していただきたいという発想と、もう1つは今、お話
の中に石田地区も入っていたということですが、その辺
の石田地区
の今後
の進捗
についてもう一度よろしくお願いしたい。
もう1つ、先ほどの道路用地受け入れ事業費については、車のリース代及びその他の転換でやったと。拡張等については理解しましたので、これは今後、またスピード化されるのかなという期待で了解しました。
地籍調査について、ちょっと石田地区のことについてお話をいただきたい。
273: ◯土木部参事【古尾谷栄一】 石田地区、愛甲石田駅周辺の地域の話だと思います。現在、8.1km2という中で、実際は1.78km2しかできていないという実情なんですけれども、私どもとしては、まず、伊勢原駅の周辺を早急に終わらせた後に愛甲石田駅のほうに移っていきたいという考えでおります。
以上です。
274: ◯委員【八島満雄議員】 ご説明ありがとうございます。これは時間との勝負ですけれども、いま一度、伊勢原北のほうが先になるということで、愛甲石田への調査開始は想像で何年先になるんですか。
275: ◯土木部参事【古尾谷栄一】 今の計画で行きますと、10カ年の計画なんですが、進捗率がご存じのとおり、この程度ですので、残った部分でいきますと、試算しますと、20年ぐらいかかるんです。ですから、極端な言い方をしていますと、このペースでいきますと、10年先ぐらいのオーダーになってしまうというような状況なんですが、これは平成31年までの計画ですので、また改めて計画の見直しがあります。その中ではできるだけ早い進捗を図れるよう調整を図っていきたいと考えております。
以上です。(「了解」の声あり)
276: ◯委員【越水清議員】 149ページの説明の5土木総務一般事務費について、質問させていただきます。平成29年度予算では平成28年度から310万8000円の減でしたが、平成30年度、今回のこの提案予算は平成29年度に比べて128万1000円の増となっています。光熱水費の増とありますが、街路灯のLEDなどによるものでしょうか。電気料あたりがいろいろなのか。まずその1点。
事業費のうち道路賠償責任保険料の金額は幾らなのか。また、これに対して入札は行われているのか。実際にこの保険料での、ここ5年間の賠償数についてもご説明願いたいと思います。
この土木総務一般事務費のそのほかの使途はあるのでしょうか。これが1つです。
もう1つですが、2道路管理推進事業費です。これは平成28年度決算、まだ決算が出ているのは平成28年度までですが、それを見ますと、執行率51.8%でした。測量業務の入札結果によるものとの説明がたしかございました。平成29年度は28年度の当初予算の14%、525万9000円の増額でした。今、平成29年度末となっておりますが、どのような執行率か、気になるところですが、こういった平成28年度や29年度の執行状況なども考慮しながら、昨年度より530万円減の予算編成となったのかと思いますが、その辺を確認させていただきたいと思います。
それから、この事業費に対する2つ目の質問といたしまして、この事業費は、測量業務のほかにどのような使途があるのか、お伺いさせていただきます。
以上です。
277: ◯土木部参事【古尾谷栄一】 ご質問のありました土木総務一般事務費について回答させていただきたいと思います。土木総務一般事務費の増額の要因なんですけれども、これは街路灯などの電気料金である光熱水費による増です。平成29年度と比べまして、83万5000円ほどの増になっております。電気料金につきましては街路灯が565カ所、それと先日の雨もありましたけれども、国道271号線を横断するアンダーパスに雨が降った場合、強制的に排水するポンプが10カ所あります。それと、それに伴っての通行どめの情報提供板、6カ所あります。これらの電気料金でございます。電気料金は基本料金と燃料調整費、それと再生可能エネルギー発電促進賦課金の3つによって構成されるんですが、今回の増額につきましては燃料調整費の増によるものです。燃料調整費は、石油、石炭などの化石燃料価格の上昇に伴って推移するものです。電気料金は平成26年度をピークに減少してきたんですが、平成29年度からは増額に転じております。平成29年度は前年度の決算額の約30%の増ということが今、見込まれております。そういった中で、平成30年度は29年度の実績を踏まえまして、83万5000円増の1326万4000円を計上させていただきました。今後も社会情勢等に伴って燃料調整費の変動はあるかと思っております。
2点目の道路賠償保険料については、公益社団法人全国市有物件災害共済会と契約を締結しております。対象路線としては、本市では市道、農道、林道その他の道路ありますけれども、約619キロございます。そのうち土木総務課で所管しておりますのが421キロ部分あります。年間57万1690円を計上しています。内容としては、身体障害1名につき1億円、1事故について10億円、それと財物損壊として1事故について2000万円ほどの内容でございます。この災害共済会なんですけれども、これは昭和24年に地方自治体の発展と住民福祉の向上をめざして、地方自治法に基づきまして市等が所有する公有財産に生じた損害について、相互救済事業として全国の市が出資して設置したものです。ということで、入札での契約は行っておりません。
もう1点、5年間の対応件数ですけれども、6件ほどございます。これは道路の段差によるタイヤ、車両への損傷、ある意味管理瑕疵と言われる内容のものが6件ほどございます。
続きまして、土木総務一般事務費について、土木総務一般事務費の使途ということですけれども、これは道路法の第49条の道路の管理に関する費用を計上するもので、それによって道路の適正な管理を行うと。内容としては、先ほどの電気料金、道路賠償保険、公用車や道路占用システムのリース代、道路境界等の原材料が主な内容です。
続きまして、道路管理推進事業費について、平成30年の予算の積算ということで、道路管理推進事業費の平成30年度予算は29年度と比べて530万円ほど減になっております。これは道路台帳補正業務委託料です。内容としましては、東海大学病院南東の進入路、約240m、市道55、56、890号線の整備に伴う道路台帳補正業務です。平成29年度にこの事業が完成しておりますので、平成30年予算は減額になったということです。
それと、道路管理推進事業の使途というか、内容についてですけれども、道路管理推進事業費は道路台帳の整備、それと道路区域の中に存置する伊勢原市が所有するものでない個人の方の所有する、いわゆる未登記処理の解消を行って、道路の適正な管理を行うということを目的としている事業でして、内容としては、道路台帳のデータは、道路台帳システムで一括管理しております。道路整備事業や開発行為、狭隘道路整備などで新たに整備された道路について、道路台帳の補正を行って、そのデータを道路台帳システムに取り込んでいく更新業務とシステムの修正業務、あと、先ほどお話ししました地籍調査事業のデータにつきましても道路台帳システムの中に入れ込んで公表を図っていく入力業務、それと先ほど話をしました私有地、未登記の処理ですね。そういったことが主な業務です。
以上です。(「了解」の声あり)
278: ◯委員【前田秀資議員】 総体的な質問で2点お願いいたします。平成30年も引き続き土木部の所管も投資的経費が前年比マイナスだと思うんですね。もろもろの各事業についての計画上や市民要望の満足度は得られると感じていますでしょうか。これは別の言葉で言えば予算要求に対する予算化の状況はいかがでしょうか。1点お伺いいたします。
279: ◯土木部長【小川博志】 予算化の状況というご質問です。基本的には減額になった要因としては、それぞれの事業が行っております事業進捗に伴って増という形ではなくて、減という形になったと考えています。それと市民要求に基づく予算化の状況ですけれども、私ども担当としましては市民要求に応えるだけの予算は計上できたと考えています。
以上です。
280: ◯委員【前田秀資議員】 ご答弁ありがとうございます。要求というのはもろもろのあれがありますから、一応今回のご答弁はお聞きしておきます。それに伴っての質問なんですが、土木部の事業には先ほど他委員の質問にもありましたが、入札というものがつきものでございます。昨年度からだったでしょうか。入札上の参加要件を変えたようです。変えるに当たって、細かい話をしたいんじゃなくて、大きい視点の話として市内業者の技術力の維持、あるいは人材の育成、あるいは市内業者としての守るということも、個々の業者が云々じゃなくて、防災への対応についてもお願いしているようなことがありますので、都市経営的観点で考えなきゃいけないところがあると思うんですよ。そういう観点も考えて、入札の参加要件を変えたのかどうか。それを1点、確認したいと思います。
281: ◯土木部長【小川博志】 所管が総務のほうになりますので、私どものほうからは直接的な業界との関係について申し上げさせていただきますと、やはりことしも雪が降ったりしております。それから、大雨も1年中、期間を問わず集中豪雨等も発生しています。そうした中で、緊急的に対応する業務が多いことは事実です。そういった中で、土木の業界と関係をいい関係で保つということは大変重要なことだと考えています。入札制度がことしから変更されたわけですけれども、それについては私どものほうではコメントを控えさせていただきたいと思います。
以上です。
282: ◯委員【前田秀資議員】 所管が違うから入札に関するコメントを控えさせていただきますと部長が言って、それはいいんです。副市長がいられるんだから、その辺担当副市長なんだから答えていただかないと。明確な考え方をお聞きしたいと思うんです。
283: ◯委員長【小山博正議員】 前田委員、ただいまの発言は総務の所管になりますので。立場が副市長であったとしても、産業建設常任委員会での審査の対象外になりますので、そこは答弁はちょっと無理だと思いますので、よろしくお願いします。
284: ◯委員【前田秀資議員】 これはそちらの観点から聞いているんだから。予算的な割合で聞いているんじゃなくて、市内業者のそういうこともあるから、直接タッチしているのは土木業者ですから。それで全くそういうことを紋切り調に、部長は一応は考え方は良好な関係を保ちたいとおっしゃっていただいている。基本的な考え方を、前段で言っているように、大きな視点で言っていただきたいということで、これは土木に関連すること、都市部で聞くこともできたんだけれども、それを紋切り調に委員長のほうが受け取って、いや、聞いちゃだめだよというのはちょっとおかしいと思うんです。どこかの国会じゃないんだから。
285: ◯委員長【小山博正議員】 しかしながら、ただいまの発言に関しては議題外ですので、発言はちょっと控えていただきたいと思います。
286: ◯委員【前田秀資議員】 議題外というんじゃなくて、議題に関係して聞いているんですから、私は。
287: ◯委員長【小山博正議員】 よろしいですか。入札に関することは当委員会の所管外になりますので、それについては当委員会では審査することはできませんので、よろしくお願いいたします。
288: ◯委員【前田秀資議員】 じゃ、聞き方を変えましょう。部長は市内業者との関連をよくしたいとおっしゃったと。土木の所管としては市内業者との関連があるわけですから、そういうことを部長と同じように良好な関係というのを考えたいという、そうじゃないのか、そうなのかということをお聞きします。
289: ◯副市長【武山哲】 当然ながら防災上の観点、良好な工事の完成というようなこと、それから市内業者の技術力の育成・伸長という観点から、一定程度市内業者が入札に参加し得るということは考慮すべき要素ではあると思っております。
以上です。
290: ◯委員【前田秀資議員】 私としてはそのことを確認したかった。いろいろなことを関連しているわけですから、その関連を断ち切ったようなことをだめということは、存在意義にもかかわることですから、委員長自体もこれからその方面のことをよく考えていただきたいと思います。
以上。
291: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。よろしいですか。(「なし」の声あり)それでは次の項目に移ります。
────────────── ○ ──────────────
第2項道路橋りょう費
第4項都市計画費中、第3目街路事業費のうち
都市計画道路田中笠窪線整備事業費
第10款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費中、
第1目道路橋りょう災害復旧費
292: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第2項道路橋りょう費について、152から157ページ、第4項都市計画費中、第3目街路事業費のうち、1都市計画道路田中笠窪線整備事業費について、160から163ページ、第10款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費中、第1目道路橋りょう災害復旧費について、202から203ページの質疑をお願いいたします。
293: ◯委員【橋田夏枝議員】 それでは私より土木費第2項道路橋りょう費、第1目の道路橋りょう総務費について質問いたします。3道路橋りょう管理事務費についてです。平成29年度、266万円の予算でした。平成30年度362万円と大幅に増額しましたが、その理由についてお尋ねします。
第2目の道路維持管理費についてです。4鋪装打換事業費ですが、平成29年度1億9010万円でした。平成30年度は3億700万円と前年度より大幅増額しましたが、その理由について確認します。また、市内のあちこちで老朽化した道路を見かけますが、市はどういった優先順位をもって工事の計画を立てているのか、お尋ねします。
まず、2点お願いいたします。
294: ◯土木部参事【田中義彦】 最初の質問で、道路橋りょう管理事務費について答弁いたします。橋りょう等含みますが、道路事業は国の重点計画の一つで、平成26年度に道路法等が改正されまして、道路施設の点検を5年に1回の義務化、また、道路施設の的確な老朽化・地震対策を行うという考えに基づき、計画的な進捗に取り組んでいます。このことから、国の防災・安全交付金を活用して、事業の適切な進捗を図るため、法や規則にのっとった市内全域224橋の点検義務の履行を優先しまして、その診断に基づき、修繕、耐震工事を計画的に実施することによりまして老朽化・地震対策の取り組みは十分に行われていると考えております。平成30年度は橋りょう定期点検のほか、2橋の修繕、耐震詳細設計業務、1橋の修繕、耐震工事にかかわる経費を計上いたしました。
続きまして、2点目の鋪装打換事業費についてです。私どもで管理する道路は日常のパトロール等によりまして適切な維持管理に努めておりますが、鋪装の劣化や老朽化が進み、安全・安心確保の観点から、老朽化の著しい路線について鋪装打換工事を実施する必要があります。平成30年度では国の社会資本整備総合交付金の活用によりまして鋪装打換事業の進捗を図る路線6路線と、交付金対象とならない早急に対応すべき区間別とした6路線の計12路線についてかかる経費を予算計上したもので、昨年度に比べ増額となったものでございます。
鋪装打換の優先順位についてですが、わだち掘れやひび割れの状況、また、1、2級及び幹線市道、バス路線、自治会及び市民からの要望、苦情、補修の頻度、また、道路機能として現況交通量及び周辺の宅地状況等を考慮しまして、決定しております。
鋪装打換事業は、国の社会資本整備総合交付金を活用するため、平成26年度から30年度までの5カ年計画の社会資本整備総合計画を立てまして、実施しております。平成30年度に実施する計画では先ほどの道路状況や路線特性により、優先すべき路線として6路線を選定したものです。
以上です。
295: ◯委員【橋田夏枝議員】 詳細な説明をありがとうございます。先ほど6路線を優先的にとおっしゃいましたが、6路線、どこが6路線なのか、ご説明いただきたいと思います。
296: ◯土木部参事【田中義彦】 交付金対象事業として6路線、対象外として区間外の6路線ということで12路線とご説明しました。交付金事業等につきましての6路線というのは、あかね台の中での道路、また、市道81号線、串橋笠窪方面ですね。それから、市道3号線といいまして、池端沼目の道路。それから市道900号線、旧県道で中沢中学校の東側になります。それから市道87号線、これは上粕屋の山王中学のライン上でございます。それから市道655号線、これは上粕屋の地区になります。残りの6路線という形で区間別で早急にやっていきたいというのが市道4号線の黄金橋付近の道路。それから、市道89号線、石田地区のちょうどバス路線になっておりますが、そこの地区。それから、市道80号線。これは2つ箇所がありますが、三ノ宮の小田急線踏み切りを挟んで木津根橋のほう、それから同じく鈴川の工業団地内を予定しております。それから、市道2615号線、場所としましては子易のバス停のところ、それから鳥居前までを予定して、最後に63号線、これは小稲葉、下落合なんですが、西屋というバス停がございます。それと下落合のバス停までと。これで合計12路線という形で計上したものです。
以上です。
297: ◯委員【橋田夏枝議員】 12路線について詳細な説明をいただきました。
それでは次の質問に移りたいと思います。第4目の橋りょう維持費です。こちらは平成29年度から30年度にかけて少し減額しております。来年度の工事の計画について市内の橋りょうの耐震化対策というのは十分に行われているのか。南海トラフですとか、そういった都市型の地震も予想されている中で、橋りょうの耐震化対策は万全であるのか、確認したいと思います。
もう1点、第5目の交通安全施設費です。平成29年2億9800万円計上し、平成30年度は2億600万円と減額しました。減少の理由と来年度の交通安全対策、特に通学路を中心とした交通安全対策というのは十分であるのか、確認します。
298: ◯土木部参事【田中義彦】 先ほどの橋りょう関係でもご説明しまして、それを言いますと、中期戦略事業プランの位置づけの中で橋りょう長寿命化対策事業として進捗を図っております。これは平成25年度から29年度見込みで、特に緊急輸送路等を優先して8橋の修繕、耐震化工事の実績となっております。今後も後期の中期戦略事業プランの中で、やはり12橋を進めていきたい。橋りょうの修繕、耐震化工事を進めていきたいという計画になっておりまして、交付金を活用しながら進捗を図っていくということで十分な取り組みであると考えます。
それから2点目、交通安全施設費をご説明いたします。平成29年度と比較しますと、平成30年度予算計上の計画事業実施路線数は9路線と同数です。ただ、工事実施路線が2路線減少、また、新たな路線として測量調査等に2路線としたことで、全体事業費では前年度と比較して減少となった理由です。交通安全施設整備事業は中期戦略事業プランにて安全な歩行空間整備事業として位置づけておりまして、平成25年度から29年度までの前期計画期間事業費は約7億2700万円、平成30年度から34年度までの後期計画期間事業費は約8億9700万円となっておりまして、計画的な事業実施により、小中学校通学路の安全対策は十分図られていくものと考えます。
以上です。
299: ◯委員【橋田夏枝議員】 交通安全施設で、後期計画の5年間のほうが前期の5年間よりも多く計上しているということで了解しました。
次の質問に移ります。第4項都市計画費中、第3目の街路事業費の1都市計画道路田中笠窪線整備事業費5億4833万円について質問します。来年度の工事の計画と平成34年度完成をめざしていたと思うので、その完成に向けた進捗状況についてお尋ねします。
そして、審査資料の16ページですが、財源の内訳につきまして、その他に110万円というのがありました。どういった財源なのかということで、国庫支出金2億7280万円が国県支出金の財源になっていますけれども、それはしっかりと見込める金額であるのか、確認します。と申しますのが、2020年のオリンピックを控えて、国からの補助金がオリンピックを優先するため減額されるかもしれないということも想定されると思いますので、そういったところも踏まえて確認させてください。
300: ◯土木部参事【田中義彦】 それでは、順次お答えいたします。まず1点目、進捗状況等です。実施計画内容、事業費ベースに対してですが、進捗率としましては、現在、約57%になります。今までの主な実施内容としましては、埋蔵文化財調査、道路詳細設計、電線共同溝の設計及び橋りょう設計、用地取得、道路築造工事で、平成30年度の主な実施内容は、用地取得、道路築造工事、電線共同溝工事を実施する計画で、進捗の状況によりましては部分供用も考えながら平成34年度の完成をめざしております。
2点目、その他の110万円につきましては電線共同溝の整備にかかる建設負担金として占用予定者、3事業者ございますが、東京電力、NTT及び通信事業者を予定していますが、この事業者から見込んでいる財源となっています。
最後、国からの補助金の話です。当該路線の整備事業は社会資本整備総合計画に位置づけまして、国からの社会資本整備総合交付金を主な財源としています。平成29年度は交付金要望に対する交付金の配分率は補助対象事業費の約15%となっております。事業を進める上では財源の確保が課題となっている状況です。昨年8月には当該路線の整備事業の推進を図るため、社会資本整備総合交付金の重点的な配分につきまして国へ要望書を提出しております。今後も財源の確保、事業の進捗を図るため、いろいろなチャンネルを通じまして、国や県への要望活動を行ってまいりたいと考えます。
以上です。(「了解です」の声あり)
301: ◯委員【越水清議員】 それでは、舗装打換事業費につきましては先ほど橋田委員の質問でおおよそ理解できました。次に、155ページの橋りょう維持管理費についても。残る質問といたしましては長寿命化修繕計画に基づきまして、国の防災・安全交付金を活用しての事業ですが、数字をちょっと見てみましたら、おおよそ全体予算額の約5割というのは交付金の算出基準の中にあるのかということを感じました。このことについて伺いたいと思います。
302: ◯土木部参事【田中義彦】 補助率につきましては社会資本整備総合交付金要綱というのがございます。この中で2分の1を補助することができるとされております。また、財特法、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律によりまして、2分の1にかさ上げということで5%プラスされておりまして、現在のところ55%の補助率となってございます。
以上です。
303: ◯委員【越水清議員】 私も国・県の交付金、あるいは市債、一般財源等の数字を見てみまして、今ご説明があったようなことになっているのかなと思ったんですが、今のご説明でよく理解できました。ありがとうございます。
304: ◯委員【前田秀資議員】 それでは1点、質問させていただきます。都市計画道路田中笠窪線整備事業費についてお伺いいたします。現在の田中笠窪線の都市計画事業認可期間は平成35年3月31日、すなわち平成34年度末ですが、伊勢原市は平成34年度の完成に向けて整備していると聞いています。平成30年度から34年度の5年間においてどのようなスケジュールで整備事業を行っていくのかをお聞きします。
また、大体道路の形になっているところの第1期区間を先行して供用開始することはあるのでしょうか。お尋ねします。
305: ◯土木部参事【田中義彦】 現在のところ、平成30年度の予算ということで、平成30年度の用地取得をもって実際予定しております用地取得を終了したい。その後、電線共同溝なり道路築造を進めて、平成34年度には完成をめざしております。あわせまして、スケジュールという中では実際には今、言ったような用地取得を来年度この予算の中で終了させ、また、平成34年度までには道路築造なり電線共同溝をして行っていくんですが、ある程度表層までは終わらないということでは、供用開始、第1期区間を、十二柱神社までは事業進捗を見た中では供用開始していきたい。もしくは十二柱神社まで行かないとしても、その手前、今年度の工事第1期区間、日産の反対側から入ったところ、途中の市道ぐらいまではあわせて、供用開始という形で現在のところしていますので、この辺のところは地元にもご説明していく中で私どもで進捗を図っていきたいと考えております。
以上です。
306: ◯委員【前田秀資議員】 聞き及ぶところ、第1期区間においては相当用地買収に難航されている地権者の方がいらっしゃるようです。第2期区間でも用地交渉が難航している部分がある。現地を見ると、既に多くの建物の立ち退きも終わり、第2期区間も残り数件というレベルまで用地買収が進んでいるようです。ところが、全体の用地取得ができなければ、道路工事が進みません。特に第2期区間においては、橋りょう区間もあります。橋をつくるのには相当時間を要すると思います。恐らく2年から3年かかると思います。そうすると、逆算すると、平成30年度か31年度ごろには用地買収が完了してないと、平成34年度完成に計算上間に合わなくなってくると思うんです。ところが、都市計画事業認可を得ているわけですから、これは方法としてどうなのかわかりませんが、神奈川県収用委員会に対して収用の申し立てを行うことができるわけですけれども、平成34年度完成という、一応のゴールに向かって必要に応じて収用制度を活用する考え方があるのかないのか、そこを確認したいと思います。
307: ◯土木部参事【田中義彦】 平成30年度の予算、それから平成34年度までの完成ということをめざしている中ではまだ収用に向かうという考えは現在のところはございません。平成30年度予算をもって完了させていきたいということで鋭意交渉を続けております。ですから、そういう中で、平成30年度には予算の中で用地交渉を済ませ、また、築造工事を図っていきたいと考えて事業スケジュールを組んでいきますので、進捗のほどよろしくご理解願いたいと思います。
以上です。
308: ◯委員【前田秀資議員】 用地買収というのは本当に厳しい仕事だと、私も多少見聞きしたことがあるので、個人的にそう思っているんですが、田中笠窪線は第1次総合計画にも既に載っていた計画でございますから、非常に重要な計画だと思います。現場の皆さんの頑張りを期待したいと思います。
以上です。
309: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに。(「なし」の声あり)
以上をもちまして、土木部道路関係の質疑等が終了いたしました。
それでは、ここで職員入れかえのため、暫時休憩いたします。土木部道路所管課の皆様、ご苦労さまでした。
午後5時33分 休憩
────────────
午後5時43分 再開
310: ◯委員長【小山博正議員】 再開いたします。
311: ◯委員【前田秀資議員】 済みません。先ほど私が土木部の所管の平成30年度の投資的経費と入札の関係の質疑をした際に一部不適切な発言をしてしまいました。おわびして訂正したいと思います。よろしくお願いいたします。
312: ◯委員長【小山博正議員】 それでは、土木部下水道関係の審査に入ります。歳出の質疑のときに、関連した歳入の質疑もあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。なお、発言の際は、挙手をして、委員長の許可を得てからお願いいたします。
────────────── ○ ──────────────
第4款衛生費、第2項清掃費中、第3目し尿処理費のうち
し尿等希釈投入施設維持管理費
第10款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費中、
第
2目河川災害復旧費
313: ◯委員長【小山博正議員】 第4款衛生費、第
2項清掃費中、第3目
し尿処理費
のうち、3
し尿等希釈投入施設維持管理費
について、
13
2から
133ページ、第
10款災害復旧費、第
2項公共土木
施設災害復旧費中、第
2目河川災害復旧費
について、
204から
205ページ
の質疑をお願いいたします。
314: ◯委員【前田秀資議員】 それでは、第4款衛生費
等についての質疑をさせていただきます。
し尿等希釈投入施設維持管理費
について、
平成29年度当初予算と比較して、3
01万3
000円減額となっていますが、その理由をお尋ねします。
315: ◯下水道整備課下水道
施設担当課長【杉崎友則】 主な理由としましては委託料と光熱水費
の減によるものです。
平成29年度の運転管理費は3カ年
の長期継続
契約の最初
の年度であり、予算額を計上していました。
平成29年度に
平成29年度から3
1年度まで
の3カ年
の長期継続
契約を
締結し、
契約金額が確定し、
平成3
0年度の運転管理費は確定した
契約金額を計上しており、
平成29年度よりも予算が減額となっております。それから、光熱水費につきまして、
平成29年度より受け入れた
し尿等について受入槽で受け入れて脱水せずに
希釈し、受け入れた日
の夕方に直接下水道へ
投入しています。脱水を行わないことにより、夜間
し尿等を受入槽に貯留しなくなり、夜間
の換気をしなくても安全性が確認できたことから、電気料が減となり、光熱水費
の減額となりました。
以上です。
316: ◯委員【前田秀資議員】 ご説明ありがとうございます。今、
し尿を直接下水へ放流している件
のご説明がありましたが、昨年からそうされているわけですが、その状況と、
平成3
0年度のし尿等の受入量はどのくらい予定されていますか、お尋ねします。
317: ◯下水道整備課下水道
施設担当課長【杉崎友則】
平成29年度の受け入れた
し尿等の希釈に関して
の状況なんですけれども、今年度4月から
し尿等希釈投入施設で受けた
し尿等を脱水せずに
希釈してそのまま下水道へ
投入し、処理場内
の水処理
施設で処理しております。現在約
11カ月が経過しておりますが、処理場
の放流水や各種
の処理数値
については昨年度とほぼ変わらない状況で水処理を行っているところであり、特に問題
のない状況です。
それから
2点目としまして
平成3
0年度の受入量はということなんですけれども、
し尿等の受入量
の減
については、下水道
の普及とともにくみ取り人口や浄化槽人口が減少し、それに伴い、
し尿等の受入量が減少してきています。
平成3
0年度の受入量は
平成29年度の予算時
の推計値
1万56
95tと比べて、約365t減
の1万533
0tを想定しております。
以上です。(「了解しました」
の声あり)
318: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに質疑ありませんか。それでは次
の項目に移ります。
────────────── ○ ──────────────
第7款土木費、第3項河川費
第4項都市計画費中、第4目下水道費
319: ◯委員長【小山博正議員】 第7款土木費、第3項河川費
について、
156から
15
9ページ、第4項都市計画費中、第4目下水道費
について、
16
2から
163ページ
の質疑をお願いいたします。
320: ◯委員【舘大樹議員】 予算書
15
9ページになります。栗原川整備事業
についてお伺いしたいと思います。前年度対比でかなり増額がなされておりますけれども、
平成3
0年度の内容
についてと今後
の完成まで
の見通しをお伺いしたいと思います。お願いします。
321: ◯土木部参事【芦川友広】 増額分
の内容ですけれども、これにつきましては国道
246号から上流部未整備区間
14
9m
の整備事業を
平成25
年度から行っております。
平成29年度については右岸8
0m、左岸約8
0m完成し、左岸側
の残り6
0mを
平成3
0年度に行う予定でおります。これによりまして、この整備
については完了する予定と考えております。増額分
の内容ですけれども、護岸
の工事延長が昨年度より
11mほど伸びましたので、その部分
の工事延長
の増額分と。それから、委託
については完成に伴って境界設置とか、境界
の確認をしなくてはいけないという形で、この境界確認
の確定測量を行うという形で考えています。これによりまして、国道
246号
の上
の部分
についてはほぼ完成すると。今後につきましては国道
246号から下流側
の未整備区間
について検討していきたいということで考えております。
以上です。(「了解しました」
の声あり)
322: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに質疑ありませんか。よろしいですか。(「なし」
の声あり)それでは次に移ります。
────────────── ○ ──────────────
下水道事業特別会計
323: ◯委員長【小山博正議員】 下水道事業特別会計
について、
275から3
12ページ
の質疑をお願いいたします。
324: ◯委員【越水清議員】 それではお願いいたします。
290ページでございます。下水道使用料につきまして、使用料収入が4.48%、53
00万円
の減
について伺います。
それから、滞納繰越分ですか、
平成29年度、3
0年度と
23
00万円で
平成28
年度より3
00万円増額しております。
平成27
年度、
平成28
年度と
200万円に対して決算額で5
00万円以上
の収納差額があったところから
の増額でございましょうか。この辺
の説明をお願いいたします。
もう
1点、
297ページ
の終末処理場整備事業費につきまして予算
の概要78ページ
の説明欄
の1)沈砂池ポンプ機械・電気設備
工事委託、
2)下水道ストックマネジメント計画策定業務、3)砂ろ過棟周辺場内整備
工事の内容と各個別
の予算配分
についてお伺いいたします。
325: ◯下水道業務課長【石井茂】 私からは使用料収入
の減少
の関係と下水道使用料
の滞納繰越分
の質問
についてご答弁させていただきます。
まず、使用料収入4.48%、53
00万円
の減
についてです。これにつきましては公営企業会計適用につきまして総務省から
の要請により、
平成3
1年度までを集中取り組み期間として、人口3万人以上
の団体は原則適用を要請されているところです。本市では
平成3
1年4月から公営企業会計
の適用を予定しています。
平成3
1年4月から
の公営企業会計を適用するためには、
平成3
1年3月3
1日をもって従前
の下水道事業特別会計を終了させ、打ち切り決算を行う必要がございます。このため、
平成3
0年度予算は打ち切り決算を考慮したものとなっております。下水道使用料収入につきましても打ち切り決算
の影響があります。打ち切り決算では出納整理期間が存在しないため、翌
年度の4、5月
の出納整理期間中に収入を得ていた下水道使用料が見込めなくなります。具体的には主な理由としまして、3月に水道局により検針をし、調定した分につきましては、水道局により集金された後、本市へ4月、5月に納入されますが、これら
の分が収入として計上できなくなります。通常では
平成3
0年度から
の下水道使用料
の改正により歳入
の確保を図っているため、増収を見込むところです。しかしながら、打ち切り決算
の特異性により、現年分
の下水道使用料につきましては前年と比較してマイナス4.48%、53
00万円
の減を見込んだところです。
なお、翌々
年度の平成3
1年度につきましては増加していくものと考えています。
2点目
の下水道使用料滞納繰越分
の平成27
年度、
28
年度決算額5
00万円以上
の差があったということか
についてお答えします。下水道使用料滞納繰越分につきましては、現
年度分と同様に企業庁水道局に徴収を委託しているところです。下水道使用料滞納繰越分
の決算額につきましては
平成26
年度決算では約
236
0万円、
平成27
年度決算では約
276
0万円、
平成28
年度決算では約
26
00万円でした。これら
の結果を踏まえまして、
平成29年度予算額は前年より3
00万円減
の23
00万円とし、
平成3
0年度予算におきましても
23
00万円を計上しているところです。
以上となります。
326: ◯下水道整備課下水道
施設担当課長【杉崎友則】 では、私
のほうからは予算
の概要78ページ
の説明欄、沈砂池関係、ストックマネジメント計画関係、砂ろか棟周辺整備
工事関係に関してご答弁させていただきます。
まず沈砂池ポンプ機械・電気設備
工事委託
についてご説明いたします。
工事内容としましては、沈砂池ポンプ棟にある主ポンプ
の増設と自動除じん機
の増設であります。沈砂池ポンプ棟にある主ポンプは、現在
2台を常用、
1台を予備として、合計3台で運転しています。汚水量
の増加や雨天時
の不明水などにより流入汚水量がふえ、常用ポンプ
の揚水量を上回り、ポンプ
の揚水能力が不足しているため、主ポンプ
1台を増設いたします。この増設
工事を、
工事委託として、また、機器製作に期間がかかるため、
平成3
0年度と
平成3
1年度の継続事業として
平成3
0年度に8
000万円、
平成3
1年度に
2億7
000万円
の合計3億5
000万円
の予算を計上しております。
続きまして、ストックマネジメント計画関係
についてご説明いたします。伊勢原市
の処理場
施設等の長寿命化対策事業は、
平成24
年度に、
平成25
年度から
29年度まで
の計画を策定し、行っています。
平成28
年度に国土交通省より、今後
の長寿命化対策事業を行うにはストックマネジメント計画
の策定が義務化となり、今年度から来年度にかけてストックマネジメント計画を策定しています。今年度はストックマネジメント計画
の基本方針及び
施設や機器など
の点検調査を行い、来年度に修繕や改築計画を策定し、ストックマネジメント計画を策定していきます。その費用
136
0万円を予算計上しています。なお、ストックマネジメント計画による処理場
施設等の長寿命化対策事業は、計画策定後
の平成3
1年度から行っていく予定でございます。
それから、砂ろ過棟周辺場内整備
工事についてご説明いたします。処理場
の敷地内
の西側に砂ろ過棟があります。この砂ろ過棟は敷地内通路から離れており、現在、砂ろ過棟へ
の維持管理車両は敷地内通路から芝生広場を通行しています。維持管理車両を通行しやすくするために幅員6m、延長
25m
の砂ろ過棟へ
の敷地内通路を芝生広場へ設けます。その
工事費用としまして
221万4
000円、予算計上しております。
以上です。
327: ◯委員【橋田夏枝議員】 それでは、私からも下水道事業特別会計
について幾つか質問いたします。下水道
の使用料が53
00万円減ということで、先ほども答弁がありました。打ち切り決算
の結果、減少ということですが、そのほかに例えば個人、法人
の節水
の傾向があるため減少しているとか、ほか
の理由という
のがある
のか、確認します。
もう
1点、相模川流域下水道事業費負担金が
274万円増額しました。その要因をお尋ねします。
もう
1点、審査資料
の19ページですが、来年度、
平成3
0年度から公営企業会計適用債が発行されます。公営企業会計を導入することによって総額でどのぐらい
の費用が発生する
のかということで、財源
の内訳をご説明いただきたいと思います。また、職員
の研修という
のは今後どのように行っていく予定な
のか、お尋ねします。
328: ◯下水道業務課長【石井茂】 4点ほどご質問いただきました。まず、
1点目
の使用料に与える節水傾向
についてですが、法人であります事業所につきましては、
平成22年度から
25
年度までは減少傾向でしたが、最近は増加傾向にあります。これはリーマンショックや東日本大震災
の影響があり、最近は景気回復傾向にあるものと思われます。個人につきましては
1世帯当たり
の水量につきましては減少傾向が続いているところです。
2点目
のご質問、相模川流域下水道事業費負担金
の増加要因はということ
についてです。相模川流域下水道事業費負担金は、流域下水道
施設の整備費として神奈川県と流域
9市3町により計画汚水量に基づいて負担しています。
平成3
0年度に増加した理由は領域処理場
の焼却炉など
の老朽化対策や地震対策
等により整備費が増加したことが原因によるものです。
次
のご質問、3点目
の公営企業会計適用に総額どのくらい
の費用がかかる
のか、また、その財源
についてです。公営企業会計適用
の準備は、
平成27
年度から進めており、決算額になりますが、
平成27
年度には基本計画策定で
192万
24
00円、
平成28
年度には固定資産調査
等の適用支援業務で
1213万56
0円、ここからは予算額になりますが、
平成29年度には適用支援業務
等で
1245万5
000円、
平成3
0年度では適用支援業務、企業会計システム導入
等で6
256万7
000円となっておりまして、合計
の準備費用では8
907万4
96
0円を予定しています。財源につきましてですが、公営企業会計適用
のため
の費用は、人件費を除いて公営企業会計適用債として
10年償還
の起債対象となり、その元利償還金は普通交付税措置となっています。
最後
のご質問、4点目になります。職員
の研修はどのように行うか
についてです。職員
の研修につきましては、既に総務省や地方財務協会
等による企業会計適用に向けた各種研修会や複式簿記
の研修会に職員を派遣しているところです。
平成3
0年度以降につきましても、職員
の異動
等を鑑みまして、引き続き研修を図っていきます。また、庁内におきましても、今後、企業会計システムが導入されることに伴い、関係職員に操作研修を行っていく考えです。
以上になります。
329: ◯委員【橋田夏枝議員】 ご説明ありがとうございます。総額で公営企業会計を導入することで8
907万円ほどかかっているということで、独立採算制をとっていく公営企業を導入するメリットという
のも多数あると思うんですが、導入にそれだけ
の費用がかかっているということで、費用対効果
についての考えという
のもお聞かせいただければと思います。
330: ◯下水道業務課長【石井茂】 公営企業会計
のメリット
について、
1点目は民間企業並み
の会計システムになるため、民間企業と
の比較が容易になります。
2点目として他団体と
の比較が容易になります。
平成26
年度には公営企業
の会計基準が改正され、それまでまちまちであった会計基準につきましても各団体で統一されたところですので、経営指標
等が本市と他団体とで同じ土俵で比較できるということがございます。また、官庁
契約界では考慮されませんでした負債と資産関係が明確になるということも利点だと考えています。現在、下水道事業におきまして資産はどのくらいある
のか、あるいは負債がどのくらいある
のかという資産
の状況をあらわす貸借対照表
等もはっきりしますので、その辺
の関係も民間企業並みにはっきりしていくことが考えられます。
また、デメリットといいますか、当然、複式簿記に基づいて今までなかったものをつくっていくわけですから、その辺にかかる事務負担につきましては正直生じる
のはやむを得ないところだと考えています。
以上になります。
331: ◯委員【橋田夏枝議員】 メリット、デメリット、今ご説明いただきまして、私
の質問としてはそのメリット、デメリットを踏まえた上で
の費用対効果という質問もあったんですけれども、それに対してもし見解があればお願いいたします。
332: ◯下水道担当部長【石塚俊彦】 投資した金額に対して費用対効果ではなくて、公営企業会計を導入してくるということ
のメリットという
のが、地方自治法
の枠
の中では機能的に柔軟な経営ができないという部分が一部あるので、それをなくしてもっと機敏に経営を考えた中で運営できるようになっていく。例えば、小さいことですが、配管をことしは
100mやります。その計画どおりに予算を立てて執行している最中にその
10m先で新たに開発案件が出てきたという状況
の中で、
10m先
の開発案件
については来年8月に家を使いたい。ことし
100mまでしかやってないので浄化槽を設置してくださいということになりますけれども、そこ
のところで
10m延ばして事業を発注し直すことができる。予算
の縛りがございますが、予算
の縛り
の中で、普通でしたら業務をやっていくんですが、それを上回ったとしても、業務をやることができるという
のが企業会計
のそもそも
の原理になってくる。要するに、投資した金に対して収入があるものであれば、そういうふうな経営
の考え方もできるようになってくるという
のが企業会計を入れることによるメリットです。
以上です。(「了解です」
の声あり)
333: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに質疑ありますか。よろしいですか。(「なし」
の声あり)
それでは以上をもちまして、土木部下水道関係
の質疑
等が終了いたしました。武山副市長、土木部下水道所管課
の皆様、ご苦労さまでした。
採決
の前に、委員からご意見をお伺いします。それでは、挙手をお願いいたします。
334: ◯委員【舘大樹議員】 それでは、
平成3
0年度産業
建設常任委員会
の予算審査に当たりまして、賛成
の立場から意見を申し上げたいと思います。
先日、近所
の方が引っ越し
のご挨拶に来られました。代々住み暮らしてきた伊勢原を出て、海老名駅そば
のマンションに引っ越すということでありました。大変お世話になった方と距離が離れてしまう寂しさ
の感情とともに、引っ越しがかなう環境
の方はこういう人生
の選択をしていく
のだなとも感じた次第であります。選ばれるまちにとって必要な大きな要素
の一つに、海老名
の今
の駅前
のように、人、物、金が行き交う活力があるんだと考えています。それを伊勢原市でどう図るかがこの産業
建設常任委員会
の所管する事業であると思っています。
平成3
0年度も新たな観光
の核づくり事業や商業振興
の計画づくり、農業振興策や土地利用に関する事業が図られている一方で、伊勢原駅北口市街地整備推進事業
のさらなる促進や、市外
の人に住んでもらう、市内
の人に住み続けてもらう、伊勢原を選んでもらうため
の住環境やにぎわいづくり、利便性
の高い交通網など、新たなニーズにかなう、また、変化する時代背景を捉えた施策
の展開が今後必要だと考えます。
海老名
のまねをしようとは申しませんけれども、少なくとも市政展開
のさらなるチャレンジが活力
の創造に必要ではないかとも考えます。行政当局
のさらなるチャレンジをご期待申し上げまして、意見とさせていただきます。
以上です。
335: ◯委員【橋田夏枝議員】
平成3
0年度予算審査、産業
建設常任委員会
について、賛成
の立場で意見を述べさせていただきます。
本市
の財政状況は依然として大変厳しいことに変わりはなく、
1円たりとも無駄な税
の使い道はできません。だからといって縮減ばかりしていては自治体
の発展につながらず、必要なところには予算を配分し、投資的経費を怠ることなく、攻め
の姿勢に転じる必要があります。
来年度
の予算は新東名完成に向けて
の広域幹線道路、伊勢原駅北口再整備など、将来
のまちづくり
の肝となる重要な事業を含んでおります。長年懸念となっておりました伊勢原駅北口再整備はことしから来年にかけて少しずつではありますが、前に進んでおります。伊勢原駅周辺
の交通環境
の改善など、まずできるところから着手するという
のは理解します。しかし、伊勢原駅北口
の地権者
の合意形成にさらなる時間を要するため、来年度
の用地取得は行われない予定です。
また、北インター周辺地区
については来年度組合設立認可手続に入り、市街化区域編入に向けて、まさにこれから動き出すというところでございます。今後
100以上
の地権者
の合意形成、組合で
の協議
の中で北インター周辺
のまちづくり形成が行われていくとは思いますが、各担当部局においては早期実現に向けて
の着実な推進という
のをお願いしたいと思います。
人口減少社会に入り、自治体間
の競争はますます激しくなることが予想されます。本市としては潜在能力を十分に生かして、魅力
のあるまちづくりを進め、定住人口、交流人口を少しでも増加させる仕掛けをつくっていく必要があります。
平成3
0年度予算はそれら
のことを含んで
の予算編成と理解しまして、賛成といたします。
以上です。
336: ◯委員【越水清議員】 農林業、あるいは商工業・観光施策
等の振興、発展をめざす事業、そして、新東名開通を目前にした北インター周辺まちづくり、あるいは田中笠窪線を初めとする道路関係施策、北口周辺地区整備、下水道関係事業など、産業
建設常任委員会
の所管事業
の一つ一つは市民福祉
の向上と本市
の発展に重要なものでございます。経済環境部、都市部、土木部と各予算審査で
の議論が生かされまして、
平成3
0年度の各事業を着実に取り組まれることをお願いいたしまして、賛成意見といたします。
以上です。
337: ◯委員【前田秀資議員】 私は、産業
建設常任委員会
の予算審査
の資料
の一つとして
平成3
0年度の施政方針並びに予算編成大綱を、まず最初に拝見いたしました。総合的な意見としまして、もうちょっと新しい切り口が欲しかったと思いました。職員による創造や将来
の夢というものをもう少し感じるものが欲しかった。なぜそれが感じられないかというと、職員
の側に非があるわけではなくて、これは所管から離れた話になるかもしれませんが、良好な職場環境、新たな執行体制
の確立がどうしても必要だと思います。それはどこ
の部であっても変わらないと。現実には、社会情勢
の変化、法令
等の改定などにより、業務内容が多岐にわたるとともに、業務量がふえている
のが実情だと思うんです。私は、それにはやはり新たな、良好な職場環境
の形成や仕事量
のバランス
の確保が大事だと。これはなぜ今それを言っているかというと、担当各部
の応援
のために申し上げているわけでございます。
以上が私
の意見でございます。
338: ◯委員【八島満雄議員】 産業
建設常任委員会
の審査を終えて、私は、賛成討論
の立場で意見を述べます。
平成3
0年度は、第5次総合計画後期基本計画
の初
年度であります。市長が健康づくり、土地利用、あるいは観光振興、子育て環境づくり
の4本柱を
リーディングプロジェクトとして、縦と横
の線が明確になったと私は思っています。審査していく中で、伊勢原は住みよいところ、暮らしやすいところという市民
の声を軸に質疑に臨みました。大山
の美しさと同時にそこで
の鳥獣
の共存対策もお尋ねしました。観光で来られた方々へ
のサービスも十分な回答は得ませんでしたけれども、方向性には努力が見える予算でした。
農業後継者問題などは課題が多くあり、人口減少と急激な社会進展と暮らし向き
の変化は、社会状況
の米価あるいは野菜相場へ
の経済流通
の読み解く力など、個人生活
の嗜好
の変化は急激であり、そのことに寄与しなければならないことも多くあり、誰もが難しいと思われる報道もある中であります。しかし、この伊勢原
の農業をどうする
のか、あるいは十分な施策はいまだ努力中だと思いますけれども、立ち向かう政策意欲と暮らしやすい伊勢原
のためになる筋書きを探し出してくれている
のではないかという期待が本日、ありました。
住みやすい環境では都市化が進む伊勢原、安全・安心な歩行空間
の構築、市街化区域
の整備、伊勢原らしい駅前
の整備、産業用地
の確保など、後発的なまちづくり要素も課題と捉えていることに未来へ
の安心もいたしました。住んでよかった伊勢原にするには、地域公園
の整備も着々と進んでおり、その予算化も見えましたが、しかしながら、公園整備という
のは税収
の対象にはなりませんので、より住みやすい伊勢原へとさじ加減を間違うと、どこか
の都市
のように税収
の圧迫となりますので、その辺を十分に考慮して、将来に負担を残しかねないということも承知
の上で
の慎重なる行政
の施策をお願いしたい。
積年
の課題であります道路区域内土地所有権
の移転手続につきましてはスピード化していただき、所有権
の分筆作業も明確になっていることは評価いたします。暮らしやすい伊勢原
の核でもある下水道整備につきましては着々と進んでいる予算と私は見ました。この特別会計を打ち切る予算でもありましたけれども、下水道
の減収へ
の一般会計から
の繰出金は緊急措置として私は妥当と見ました。そういう総合的な見地から私は本日
の審査
については賛成
の意見で述べました。
以上です。
339: ◯委員長【小山博正議員】 ほかに発言はありませんか。(「なし」
の声あり)
それでは、ただいまから採決いたします。
議案第
1号、
平成3
0年度伊勢原市一般会計予算
のうち、当委員会
の所管部分
については、可決することに賛成
の方
の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
340: ◯委員長【小山博正議員】 挙手全員。よって、議案第
1号、
平成3
0年度伊勢原市一般会計予算
のうち、当委員会
の所管部分
については、可決することに決定いたしました。
次に、議案第3号、
平成3
0年度伊勢原市下水道事業特別会計予算
については、可決することに賛成
の方
の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
341: ◯委員長【小山博正議員】 挙手全員。よって議案3号、
平成3
0年度伊勢原市下水道事業特別会計予算
については、可決することに決定いたしました。
次に議案第4号、
平成3
0年度伊勢原市用地取得事業特別会計予算
については、可決することに賛成
の方
の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
342: ◯委員長【小山博正議員】 挙手全員。よって議案第4号、
平成3
0年度伊勢原市用地取得事業特別会計予算
については、可決することに決定いたしました。
以上で本委員会に付託されました案件
の審査は終了いたしました。
なお、委員長報告
の作成につきましては、正副委員長にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」
の声あり)
343: ◯委員長【小山博正議員】 ご異議ございませんので、正副委員長で作成
の上、3月定例会
の最終日に報告いたします。
本日は長時間にわたりまして、大変ご苦労さまでした。
以上をもちまして、産業
建設常任委員会を閉会いたします。
午後6時
22分 閉会
上記会議録は事実と相違ないので署名する。
平成30年3月12日
産業建設常任委員会
委員長 小山博正...