(2)
病院長の欠席と
選挙管理委員会事務局長の出席について
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
議事係長 病院長が
一般質問2日目(6月21日)を
学会等のため終日欠席させていただきたいこと、また、
選挙管理委員会事務局長を
一般質問1日目の
小田議員、2日目の
鳥渕議員、3日目の
布瀬議員への
答弁者として出席させていただきたいとの申し入れがそれぞれ市側からあったので、あらかじめ御承知おき願うとともに、所属の
議員への周知をお願いするものである。
○(
大波委員長) 説明のとおりでどうか。
全 員 了 承
○(
大波委員長) それではそのようにお願いする。
△2
意見書等(案)について(資料1)
(1)会派から
提出されたもの
① 天皇陛下御即位を祝す
賀詞奉呈(案)
② 地方財政の充実・強化を求める
意見書(案)
③ コンビニ業界の
経営環境の改善を求める
意見書(案)
④ 国に対し
有機フッ素化合物の
安全基準値の設定を求める
意見書(案)
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
議事係長 お手元に配付のとおり、4件の
意見書等(案)が
提出されている。(1
)―①は自民党・
新政クラブから、②は
大和正風会から、③は
日本共産党から、④は
神奈川ネットワーク運動から
提出されたものである。①から④については、
総務常任委員会の日の正午までに議長に
提出があり、既に各会派に事前配付されているものである。こちらについて、可能なものについては本日、内容の説明や
意見等をいただき、協議をお願いしたい。
○(
大波委員長) 会派から
提出されたものについて、各会派から説明や
意見等はあるか。
◆(
井上委員) (1
)―①について、本文中、上から5行目の「慶賀」を「慶祝」に修正したい。
◆(山崎副
委員長) どう違うのか。
◆(
井上委員) 衆議院で可決された内容だが、国会の文言に合わせたつもりだったが、
記載ミスである。
◆(
堀口委員) 3行目の「御代」だが、御代の中には、天皇の治世という意味もあるため、削除してもらえれば賛成しやすい。
◆(
井上委員) 持ち帰り検討したい。
◆(
赤嶺委員) (1)―②について、配付のとおりである。
◆(
堀口委員) (1)―③について、近年
コンビニを取り巻く変化を踏まえ、きちんとした
法整備が必要だと思う。本市でも
スタンドパイプや
AED等コンビニに協力してもらっている。
高齢者等、
コンビニを使って生活をしている方も多くなっていることも鑑みて、経営を守っていくことが生活を守ることにつながると考え、
意見書(案)を出した。
◆(山崎副
委員長) (1)―④について、2行目から3行目にかけての「分かり、」を「分かっています。」に修正したい。
◆(
赤嶺委員)
修正部分を確認したい。削除する部分はあるか。
◆(山崎副
委員長) 2行目から3行目にかけての「分かり、」を「分かっています。」に修正したい。削除する部分はない。
◆(
河端委員)
タイトルには、「
安全基準値」とあるが、最後の行には「
国内規制値」とある。違うのは何か意図があってのことか。
◆(
山田委員)
安全基準値は水質のことだと思う。
国内規制値となると、PFOSは10年前に禁止になっている。その辺の意図について聞きたい。
◆(山崎副
委員長)
市民の健康を守るためにこの
意見書(案)を出した。
タイトルに合わせ、最下段の「
国内規制値」を「
安全基準値」に修正したい。
◆(
町田委員) 「
ジコホル」とは何か。
◆(山崎副
委員長) 把握していない。
◆(
町田委員)
ジコホルとは既に
国内規制値で決められていて、全廃止、つまり生産することも何かに使用することも禁止されている
有機エタノールの種類なので
フッ素ではない。
有機フッ素化合物の
安全基準値についての
意見書(案)なので、
ジコホルは削除した方がよいのではないか。また、
意見書は基本的に国に出すものなので、
タイトルから「国に対し」と言わなくてもよいのではないか。
◎
議事係長 タイトルから「国に対し」を削除、最後の行の「
国内規制値」を「
安全基準値」に修正ということでよいか。また、2行目から3行目にかけての「分かり、」を「分かっています。」に修正とのことだが、ほかの部分が「である」調だがどうするか。
◆(山崎副
委員長)
タイトルから「国に対し」を削除、最後の行の「
国内規制値」を「水質の
安全基準値」に、「分かり、」を「分かっている。」に、それぞれ修正したい。
◆(
山田委員)
市民の健康を守るためとあるが、そもそも
引地川は
飲料水には使われていない。この文言は入れなくてもよいのではないか。
◆(山崎副
委員長)
神奈川ネットワーク運動は、
市民とともに30年間
引地川の清掃をしてきた。
子供たちも歩いて清掃をしたり、また、夏は川の中で遊んだりもする。
飲料水ではないが、川の中に入ることからも安全を守ってほしいという意味でもこの文言は入れたい。
◆(
小田委員) 「
環境庁」とあるが、「
環境省」ではないか。
◆(山崎副
委員長) 誤りである。
環境省に修正したい。
◎
議事係長 確認をする。
タイトルから「国に対し」を削除し、2行目から3行目にかけての「分かり、」を「分かっている。」に修正し、下から6行目の「
環境庁」を「
環境省」に修正し、最後の行の「
国内規制値」を「水質の
安全基準値」に修正ということでよいか。
◆(山崎副
委員長) よい。
○(
大波委員長) 本件について、本日の協議はこの程度でよいか。
全 員 了 承
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
議事係長 本日は、ただいまの
協議内容等も踏まえて各会派にお持ち帰りいただき、次回6月25日(火)の本
委員会で内容、
提出者等をまとめあげていただくことになるので、あらかじめ御承知おき願うものである。
○(
大波委員長) 本件は以上でよろしいか。
全 員 了 承
△3
委員会の
着席順について
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
事務局次長 前回の本
委員会で次回協議となっていたものである。改めて協議をお願いする。
◆(
町田委員) その年の最初の本
委員会でくじ引きがよいと思う。
◆(
山田委員) 我が会派からは、期数の多い
委員から順番に並んでいくという案である。
◆(山崎副
委員長) 同期の場合はどうするのか。
◆(
山田委員) その場合は人数の多い
会派順で並ぶ。
◆(
小田委員) 並ぶ順番は議長から見て左側から機械的に並ぶのか。
◆(
山田委員) 好きな席を選べるということである。
◆(山崎副
委員長)
期数順だと会派が分かれることもあるということか。
◆(
山田委員) 期数の多い
委員のいる会派からということである。
◆(
赤嶺委員)
大和市議会議員としては3期だが
県議会議員の経験も入れると大先輩になる
議員がいるが、その場合の
取り扱いはどうなるのか。
◎
事務局次長 一般論になるが、
事務局としては、
大和市議会としての期数と考えている。
◆(
井上委員) 基本的に
全会一致で進めていくことを考えれば、議長、
委員長の
意見を尊重したい。
◆(
赤嶺委員)
井上委員の
意見に賛成する。
○(
大波委員長) ここで出た
意見を預からせていただき、議長と相談の上、次回、6月25日の本
委員会で案を示したいがどうか。
全 員 了 承
△4 前期からの申し送り事項について
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
議事係長 本件については、前回の本
委員会で次回協議とされていたものである。改めて協議をお願いしたい。
○(
大波委員長) それでは協議を始める。
意見をお願いしたい。
◆(
堀口委員)
事務局に確認したい。
意見書については
地方自治法第99条をもとにしていると思うが、12分の1以上の賛成があれば
提出できるという解釈に基づくものと捉えてよいか。
◎
議事係長 会議規則第15条になるが、
意見書の場合は、各
市議会において
会議規則で定めており、
大和市議会の場合は、
提案者1
プラス賛成者2、合計3と定めている。
◆(
堀口委員) 可決・成立の見込めないものは本
会議に付託しないということについて、他の自治体での
取り扱いを調査しているのか。
◎
事務局次長 県内複数市で同様の
取り扱いをしているところがあるということを報告している。今手元に資料はないが、本
委員会の
会議録を追ってもらえれば具体的に状況について説明をしている。
◆(
山田委員) この決定をするにあたっては、本
委員会で何回も
話し合いがあり、他市での
事案等を研究した上で決定したものである。決定してから1年もたっていない。改選のたびに
ルール決めから話し合うというのはいかがなものか。今後の状況次第で
意見があれば出すということでよいのではないか。
◆(山崎副
委員長) 改選後、
議員や
会派構成も変わった中、話し合う好機だと思う。前回の
話し合い、その後の経過を見ても非常に違和感があった。本
会議に出すことで、
議会報にも載り、問題に対し
議員はどう思っているのかを知ることができたのに、その機会がなくなってしまったのは憂慮する事態だと思う。
◆(
赤嶺委員)
意見書の運用が変わったのはいつで、いつの議会からその運用を始めているのか。
◎
議事係長 先ほど
山田委員からも話があったように、何回も協議を重ね、最終的に決定したのは、平成30年12月20日の本
委員会である。
運用開始は平成31年3月議会からである。
◆(
小田委員) 何度も議論し、出尽くしたところで決まったと思う。ついこの間決まったことを改選したから決定を変えようとなってしまっては、
議会制民主主義としてどうなのか。
◆(
赤嶺委員) 本
会議に出すか出さないかは確かに重要な部分である。しかし、
意見書の
取り扱いがなぜ変わったかの背景を考えると
提出に関する問題があり、だからこそ今回の運用に至っている。私どもの会派としては、この運用を最低1年間行い、
問題点が改善されたならば、過去の状況に戻すこともひとつの判断だと思う。全ての
議員提出議案を本
会議に上程すべきとの
意見もあるので、どこかで整理する必要があると考える。
◆(
山田委員) 可決・成立の
見込みがあるもののみを本
会議に上げることにした大きな理由は、
意見書は本市の公益にかかわることについて、
市議会として国等へ
意見書を
提出し、求めていくことが目的であるのだから、可決しないことが分かっているものを本
会議に上げるのはいかがなものかということであった。今後課題が出てきたら
意見が出てくることもあると思うが、それ自体を否定するものではない。
○(
大波委員長) 今回の決定は、
堀口委員の言うとおり、
法律違反をし、間違った
やり方をしていると私個人は思う。あらためて討議をし、それぞれの
意見を尊重し決めていくべきものである。
◎
事務局次長 法律に違反しているという発言について、
事務局から申し上げる。その点については
法令違反ではない。議会の
自律権に基づいて本
委員会で決定できることになっている。取り決めの内容も「原則として」となっており、例外を認めている。例えば、
委員会条例下にある本
委員会では、採決は多数決によるという原則があるが、議会の
自律権により、原則として
全会一致で決定するということを決めている。先ほどは申し上げなかったが、規定のある市が5市もあることからも法律に違反しているということはないと
事務局では解釈している。
◆(
堀口委員) 先ほど私が
法律違反と発言したと
大波委員長から指摘があったが、私は
法律違反しているとは言っていない。
事務局からの説明のとおりだとは思うが、
意見書を出す根拠になる「
市民の利益」について、
提出者は
市民の利益になると考え
提出している。その議論が本
委員会だけでは
市民にはなかなか見えにくい。今すぐ変えるのが難しいようであれば、今後の運営の中で見きわめていきたい。
◆(山崎副
委員長) 今まで
意見書が乱発されていると感じたことはある。
大和市議会で議論すべきものなのか疑問に思うものもあったと記憶している。
事務局に伺うが、
提出要件の3人以上を5人以上に変更することは可能なのか。
◎
事務局次長 会議規則なので議決をもって変更することは可能である。
事務局としても、
全国市議会議長会の
法制担当等に照会をかけている。ただし、
議案提出権そのものにつながること、そして、
会議規則第15条前段にある
議員提出で市全体の意思決定するような条例を出す場合とのバランスを考慮すべきで、あまりかけ離れた数値にすべきではないとの回答を得ている。
◆(山崎副
委員長) なるべく多くの
意見を
市民に提供すべきである。
内部規定を含めてどうすべきかをこれからも話し合っていく必要があると思う。
◆(
山田委員)
提出要件の人数を多くすると、
提出する権利に制限がかかってしまうので今の人数でよいと思う。ただし、
意見書の最終的な目的は国等への
提出なのだから、可決・成立の
見込みがないものを本
会議に持っていくことはいかがなものかということで決定されたものである。決定から1年もたっていないのだから、この
やり方できちんと進めていくべきだと思う。決定したものはうまくいくように運用していくことが大事である。
◆(
町田委員) 議論を継続していくことは基本的によいのではないか。我が会派は現状の
ルールでよいと思っているが、それが恒久的によいのか、運用が適切になされているのかという意味で、
話し合いを続けていくことは大事なことである。ただ、本日の議論の中で、決めたばかりなのに変えてよいのかというような議論があったが、
議員にとって、また政治にとって改選というのは、
市民から新たな
価値観等を選択されたことなので、改選前のことを改選後に変更するということは政治の世界ではままあることなので、時限にとらわれることはないと思う。もう一点、先ほどの
法律違反という
大波委員長の発言は
会議録に残ってしまうので
大波委員長自身から訂正か削除してもらうかの発言をしていただく方が
委員長にとってよいのではないか。また、
大波委員長が
委員として発言する場合は、副
委員長が
委員長と交代して
委員としての
大波委員を指名するという流れがきちんとできるとよいと思うので、
事務局長にもサポートをお願いしたい。
◆(
小田委員) 改選して何年もたっているわけではなく、3月議会で決まったことで、
定例会としては、決定後初めてになる。それが、改選したからといっていきなり変わるのであれば、本
委員会の決定とは何なのかとなる。永続的に絶対に変えるなということではないが、決めたばかりのことをすぐに変えるというのは考えづらい。議会としての
信用性を損なうと思う。
○(
大波委員長) ほかに
意見もないようなので、
取り扱いについては現状のままでいくということでよいか。
◆(
赤嶺委員) 多くの
委員からの
意見もあり、改善すべき点や
問題点もあると思う。継続して検討してもらいたい。
○(
大波委員長)
取り扱いについては現状のままでいくが、検討しながら進めていくということでよいか。
全 員 了 承
△5 その他
(1)
公社等経営状況の質疑について
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
議事係長 公社等経営状況の報告に対する質疑は
通告制で、
一般質問初日の正午を
締め切りとしているので、今回は6月20日(木)の正午となる。質疑の対象は
公社等の
報告書記載事項の範囲とされている。
通告者が複数の場合には、明日正午の
締め切り後に
質疑順位の抽せんを行う。なお、質疑は、
最終日の本
会議6月27日(木)の日程中、
基地対策特別委員会の
中間報告の後に行うものである。
○(
大波委員長) 説明のとおりでどうか。
全 員 了 承
(2)
一般質問通告の
締め切り時間について
○(
大波委員長)
事務局に説明を求める。
◎
議事係長 改選後初めての
一般質問ということもあり、念のため少し説明する。今回の
一般質問の通告について、
電子メールによる
通告書の
提出において、
議会事務局での
受信時刻が11時55分と
締め切り間際の
議員がいたので、本件について、平成28年9月20日の本
委員会での
確認事項を改めて説明させていただきたい。大きく4点にまとめて申し上げる。
1.
一般質問通告は
議長宛に
提出するものであることから、
締め切り時間である
総務常任委員会の日の正午の時点で、紙の状態で
事務局の手元に届いているものを
受け付けとする。
2.
事務局に
メールで
質問通告書を送信した
議員は、送信後にみずから
事務局に必ず
電話連絡を行い、確実に印刷できて紙の状態になっているかの確認を行う。
3、正午の時点で、紙の状態になって
事務局が収受できていない場合は、
メールが届いていても
受け付けと扱わない。
4.
メールやUSBでの
提出はトラブルの懸念があるので、紙での
提出を基本とする。以上の事項が確認されている。
今回の
ケースに当てはめて説明すると、11時55分に
当該議員からの
メールを受信し、
事務局で
添付ファイルを開き、印刷まで完了したのが11時59分だったので、今回は
受け付け扱いとなったが、場合によっては間に合わない
可能性も十分あった
ケースに該当する。また、これを間に合わせるために
事務局職員には非常に無理な負荷がかかったものである。なお、昼休みの時間を利用して
通告書の写しを
市側職員に配付しているが、
締め切り間際の一連の作業がおくれたため、全庁の大勢の職員に影響が及んだことについてもこの場で報告しておきたい。改めて、この場で
申し合わせ事項を再度確認するが、たとえ
質問通告書の
メールの受信が正午以前であっても、その
メールの
添付ファイルを開いて、さらに印刷の完了までで正午を超過した場合は
受け付けと扱わないとされていることについて、この場で再確認させていただくものである。
議員の中には、正午までに
メールを送信さえすればよいと錯誤されている方がおられる
可能性も否定できないので、改めて御承知おきいただくとともに、所属の
議員へも必ず周知していただくようお願いするものである。
◆(
小田委員)
締め切りに間に合わなかった場合どうなるのか。
質問できないということか。
◎
議事係長 総務常任委員会の日の正午までに議長に
提出した時点で確定する。間に合わなければ
質問はできない。
◆(
赤嶺委員)
締め切り前後の
事務局の作業はどのようなものか。
◎
議事係長 正午前は、本
会議初日、
環境建設、
文教市民経済、厚生の各
常任委員会の
会議録作成や
委員長報告の
補助業務等、正午後は
一般質問通告受取後の書類の整理、翌日の
基地対策特別委員会補助業務の
準備作業、
一般質問関係の
書類準備作業等である。
◎
事務局次長 かなりの
業務集中の時期である。
締め切り間際に出される方も多く、また、
意見書等の
提出期限も
一般質問通告の
締め切りに合わせる
ルール変更もされた。
議事係、
総務係総がかりで事務に対応している。
◆(
赤嶺委員) 多少
提出が早くなっても
事務局の負担の改善にはつながらない。
締め切り日を別日程にするなどのさらなる改善が必要なのではないか。
◆(山崎副
委員長) 同会派の
議員に
提出時間がぎりぎりにならないようにしてもらうことが大事であると考える。
◆(
赤嶺委員)
提出時間については、今までも何度も話があった。早目に出そうと何度も確認している。しかし、現実には最後の最後まで検討したい等の理由で
提出がぎりぎりになる人もおり、現実には変化はない。どこかで改善が必要と考える。
○(
大波委員長)
意見として取り扱う。ほかに何かあるか。なければ、そのように所属の
議員へ周知をお願いする。
(3)その他
○(
大波委員長) 皆さんから何かあるか。
◆(
山田委員) 今回の
委員会に付託された陳情について、
委員会の
会議録を読んだが、
環境建設常任委員会に付託されたものは、本市には
陳情書に書かれているような
人工林はないといった発言が
委員から出ていた。また、
総務常任委員会に付託された、
辺野古基地の陳情については、この
委員会で議論すべきではないといった発言が、
委員の中からかなり多く出た。陳情とは、本市の課題に対し
市民が現状を訴え、何とかしてほしい、国に
意見してほしいというものだと思う。できるだけ多くの陳情を
市議会の中で議論すべきだと基本的には思っているが、過去にも
委員会に付託すべきではないようなものもあったため、四
者協議で
委員会に付託するべきかどうか判断をしてきた。ところが、今回は
委員会付託した陳情に対して、付託をするべきではないとの
意見が多くの
委員からあった。この状況を
委員長はどう考えているかを伺う。
○(
大波委員長)
市民にとって何が大事かを考えると、本市に
人工林がないから議論する必要がないとは考えていない。本市だけではなく、
神奈川県、日本という国がどういう状態になるのかを考えた場合、
大和市民だけということではなく、全体の問題であるということが重要だと考えている。
辺野古の問題では、政府は力ずくで埋め立てを強行している。日本の
民主主義が壊されようとしている。そのことに対して本
市議会がどうするかを私は考える。付託をして議論をすることは有益だと思う。
◆(
山田委員)
大波委員としての
意見を伺ったのではなく、各
委員会で、付託すべきではないといった
意見がたくさん出た現状に対して
委員長としてどう思われているかを伺っている。内容について、話していただく必要はない。
○(
大波委員長) 多くの方がそのような
意見を出しているとは理解していない。一部の方の
意見だと考えている。
委員会でのさまざまな論議は有意義であったと理解している。
◆(
山田委員) 例えば、
総務常任委員会では、
委員会で議論すべきではないという
意見だったのが、私と
木村委員、
小田委員、
金原委員であった。陳情の内容に
意見があったのは一人だけであった。
大波委員長のその認識は違うと思う。また、四
者協議はきちんとした判断をされるという信頼のもと成り立っている。そういう意味では、今回の結果は厳しいものであったのではないか。今後の対策として、一定の
基準等を考えていかなければいけないのではないか。
◆(
小田委員)
委員会付託するかの
基準等はあるのか
事務局に伺う。
◎
事務局次長 今現在はない。他市で多く見られるのは、国や県に
意見書提出を求める
陳情書については付託せず配布のみ、市外からの郵送による陳情については配布にとどめる等の規定がある。そもそも
会議規則には、
陳情書については、その内容が請願と同様に取り扱うことが適当と認められる場合は、
請願書の例により処理することができるとなっている。できる規定である。陳情を請願同様に扱うことは例外的に規定されているということを規則では踏まえていただく必要があると考えている。
◆(
赤嶺委員) 付託したことが問題だと
委員会の中で取り上げて、改善を求めていくというのは手法としてどうなのか。
総務常任委員会以外では多くの
委員が反対していたのか。
◎
事務局次長 もう1件は、
奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林の陳情だが、ある
委員の発言の中には、
委員会に付託されたこと自体が甚だ遺憾であるというものもあった。
◆(
赤嶺委員) 私も
環境建設常任委員会の一員として審査を行ったが、一部の
委員の
意見として捉えている。付託された陳情については、確かに本市には
人工林はないが、周辺自治体にはあり、森林環境譲与税(仮称)等運用によっては本市にとってもこれから問題になっていくものである。
議員間で議論できたことは意味があったと理解している。本市にないからというのは理由にはならない。例えば、本市には海がないからといって海洋の問題等について、判断や検討もしないということはありえない。なぜなら、その恩恵を受けている
市民がいるからである。会派によって考え方は違うと思うが、今回の付託は問題がなかったと考えている。
◆(山崎副
委員長) 今まで市に管轄部署がないから付託しないということが多かったと思うが、議会というのは、言論の場なのだから、
議員同士で話し合う機会があるべきで、これこそが議会の役目である。
◆(
山田委員) 議論してなかったわけではない。陳情と
意見書は違うということを整理した方がよいのではないか。陳情は、
市民が現状を知ってもらい何とかしてもらいたいということで
提出される。
委員会に付託するということは、それを
委員会で質疑等により、行政に現状を確認し採択、不採択を決めていくものである。今までも陳情で
委員会に付託しなかったものを破棄していたわけではなく、各
議員に配布し、必要だと思うものは
意見書として上げてきている。海洋プラスチックの問題も
意見書で上がってきた時には、きちんと議論した。
人工林の陳情は、
人工林の皆伐を進め、天然林に戻すことを求めている。市側に答えるべき人がいないということは、本市で解決すべき問題ではないということである。問題があると考えるなら、
意見書として出してくればよい。環境税の関係も天然林にすることだけではない。そういった議論も
意見書として上がってくればできる。
◆(
赤嶺委員) 私が言いたいのは、本市にないからといって議論をしなくてよいのかということである。
○(
大波委員長) さまざまな
意見が出た。
事務局でまとめて欲しい。
◎
事務局次長 この場では一定の結論は導きにくい。正副議長、本
委員会の正副
委員長の四
者協議の中での判断になるので、本日の
会議録をまとめ、四者には改めて
意見を整理し、各会派の意向を確認していただくという形にさせていただく。その上で、客観的な基準が必要ではないかという
意見もあり、四
者協議の中でもその話題が出ているということを報告したい。
事務局で案を考え、役職者に提案していきたいと考えている。
◆(
金原委員外
議員)
議員は
市民の利益という部分で議論することが大事かと思う。理事者等がいない中、市の判断が聞けない状況では
市民の利益にはつながらないと思う。
◆(
井上委員) この場で結論を出すものではない。先ほど
事務局からも一定の
基準等を案として正副議長、本
委員会正副
委員長に提案するということなので、それを待つということでよい。
◆(
町田委員) 議論のスタンスとしては、
山田委員の
意見に一理あると個人的には考える。一方では、今回、
大波委員長、山崎副
委員長、平田議長、赤嶺副議長の4人の
話し合いで付託しないと決められた陳情もある。今後は付託するしないにかかわらず、全員がある程度納得できる形がよいと思う。そのためにも、
井上委員の話のとおり、
事務局の提案を受けて、4人でよく話し合って今後のことを決めてもらえればよいと思う。
◆(
堀口委員) 確認だが、今までの本
委員会では、付託をしなかった理由を説明されていたという理解でよいか。
◎
議事係長 四
者協議から最も近い日程の本
委員会で報告をしている。今回でいうと6月3日の本
委員会において、結果と理由を説明している。
◆(
堀口委員) 今回、付託されたことによって、
議員のそれぞれの思いや考えが述べられていた。
市民を代表して
話し合いをしていることが残るのは大きな意味があると思う。
◆(青木
委員) 理事者側がいない中での
議員同士の討議というのは、
委員会でやるべきことなのか。
議員同士で討議をするだけであれば、
議員間討議ということで枠を分けて、そこで討議すればよい。そこでの話を集約し、
意見書として
提出する手法もあるのではないか。
◆(
小田委員) 四
者協議の判断に
意見を述べる立場ではないが、
会議録を読めば分かると思うが、今回の陳情に関しては、賛成、反対それぞれの立場で
意見を言うだけで、議論としては成立していなかったと思う。
○(
大波委員長) いろいろな
意見が出された。
事務局案を出してもらい、四
者協議で十分論議し結論を出していきたいがどうか。
全 員 了 承
○(
大波委員長) ほかに何かあるか。
◆(山崎副
委員長) 私の
一般質問の資料について、政党名の入ったものを配布して問題がないか皆さんに諮りたい。
◆(
河端委員) オンラインアンケートはこちらからというQRコードがあるが、これは
神奈川ネットワーク運動につながるのか。
◆(山崎副
委員長) そのとおりである。
◆(
赤嶺委員) 配布されるのは、
議員と理事者と傍聴者か。
◎
議事係長 議員、市側、傍聴者である。
◆(
山田委員) 政党名、QRコードまで入っているので違和感はある。また、
化学物質過敏症の香りについての注意はホームページにもアップされていると思う。もう少し一般的なものを使う等すれば、傍聴者から余計なことを思われないのではないか。
◆(山崎副
委員長) この部分は、
神奈川ネットワーク運動を宣伝するものではない。問題があるという
意見が多いのであれば、後段3行と政党名等は削除しても構わない。
◆(
赤嶺委員) どういう状況でこれを使うかを確認しようとすると、
質問の中身に踏み込んでしまうので、それは避けた方がよい。
神奈川ネットワーク運動がこういう活動をしているということの一端として資料を配布するのであれば、このままで問題はないと思う。消したところで、出典
神奈川ネットワーク運動と記載があれば同じことである。
◆(
井上委員)
一般質問で話す内容でもあると思う。問題ないと考える。
◆(山崎副
委員長) もう一つ、シャボン玉石けんで出している広告で、先方の了承も得ているものを配布したい。もちろん会社名等は載せないが、ここにもQRコードがあるが、ぜひ見ていただきたいのでそのままにしたい。
◆(
堀口委員) QRコードは、そこに興味があればアクセスするだけなので、関心がある人への情報提供としてよいと思う。
◆(
河端委員) アンケートについては、各政党でいろいろなアンケートや調査をしていると思う。党のアピールにつながるようなことは、
一般質問の資料として配布することは違和感がある。ここの部分だけは削除するべきではないか。
◆(
赤嶺委員)
議会報に載せるわけではなく、本
会議場で
一般質問に関する資料であり、範囲も限定的だと思う。
質問の中身にかかわるということであれば、認めざるを得ない。
◆(山崎副
委員長)
河端委員の
意見はもっともだと思うので削除する。
◆(
堀口委員) 削除しても、出典として政党名が載るのではないか。
◆(
小田委員) 政党名やマーク、オンラインアンケートを削除の上、出典として政党名を載せるということでよいと思う。
◆(
町田委員) 資料には
ルールがあり、出典を載せることは必要である。ただ、ロゴマークを使うことと出典を載せることとは意味合いは違うので出典は出典で載せる。オンラインアンケートはよいと思うが、異論が出たので、アンケートとロゴマークと政党名は削除ということでよいのではないか。ただ、山崎副
委員長が削除すると言っていた、下段3行については、削除してしまうとチラシの改ざんになるのではないかと思うのでそのままでよいと思う。
◆(山崎副
委員長) チラシの改ざんとの
意見もあったが、内部の件なので削除する。
◆(
赤嶺委員) 山崎副
委員長はそう言われるが、これが前例となってしまうことを懸念する。資料なのだからそのままでよいと思う。
◆(
山田委員) 懸念があるものは削除でよいと思う。ほかの
ケースはその都度考えるということでよいのではないか。
◆(
赤嶺委員) 今回の
ケースを前例にしないと確認がとれればよい。
◆(
井上委員)
神奈川ネットワーク運動の山崎
議員としての
一般質問を見に来ている方がもらう資料なので、何の問題もないと考える。最終的には本人に判断を任せるが資料は資料としてそのままでよいと思う。
○(
大波委員長) いろいろな
意見がでたが、その
意見を踏まえて山崎副
委員長が削除したいとの発言があった。ただし、このことは前例としないということでまとめてよいか。
全 員 了 承
◆(石田
委員外
議員) 著作物の一部を削除して出すということは、著作物の改ざんになり、法的な問題になってくると思う。
○(
大波委員長) ほかに何かあるか。なければ、以上で閉会する。
午前11時31分 閉会...