大和市議会 > 2011-12-20 >
平成23年 12月 定例会−12月20日-05号

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  1. 大和市議会 2011-12-20
    平成23年 12月 定例会−12月20日-05号


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    平成23年 12月 定例会−12月20日-05号平成23年 12月 定例会               平成23年12月20日(第5日) 1.本日の出席議員           3.本日の市側出席者  1番  二 見  健 介 君      市長          大 木    哲 君  2番  井 上    貢 君      副市長         井 上    昇 君  3番  青 木  正 始 君      副市長         清 水  和 男 君  4番  古谷田    力 君      教育長         滝 澤    正 君  5番  鳥 渕    優 君      病院長         五十嵐  俊 久 君  6番  桝 田  和 広 君      消防長         紺 野  幹 夫 君  7番  中 村  優 子 君      市長室長        渋 谷  増 夫 君  8番  河 崎  民 子 君      政策部長        金 子    勝 君  9番   田  零 二 君      総務部長        伊 部  啓 之 君 10番  赤 嶺  太 一 君      市民経済部長      石 井  孝 雄 君 11番  佐 藤  正 紀 君      環境農政部長      小 林  陽 彦 君 12番  山 本  光 宏 君      健康福祉部長      金 子  正 美 君 13番  中 村  一 夫 君      こども部長       吉 間  一 治 君 14番  小 倉  隆 夫 君      文化スポーツ部長    酒 井  克 彦 君 15番  平 田  純 治 君      街づくり計画部長    金 守  孝 次 君 16番  木 村  賢 一 君      都市施設部長      池 田  博 行 君
    17番  山 田  己智恵 君      教育部長        田 中    博 君 18番  吉 澤    弘 君      病院事務局長      池 田  直 人 君 19番  古 澤  敏 行 君      総務課長        川 口  敏 治 君 20番  三 枝    修 君 21番  大 波  修 二 君 22番  堀 口  香 奈 君 23番  宮 応  扶美子 君     4.議会事務局職員出席者 24番  窪      純 君      事務局長        玉 木    進 25番  大 谷    仁 君      事務局次長       岩 本  信 也 26番  菊 地    弘 君      議事担当係長      小日山  隆 一 27番  国 兼  晴 子 君      主査          馬 場  一 永 28番  古 木  勝 治 君      主査          福 士  忠 生                      主任          植 山  友 隆 2.本日の欠席議員            主事補         依 田  真紀子     な  し                  議  事  日  程               第5号                         平成23年大和市議会第4回定例会第23日                         平成23年12月20日(火) 午前9時開議 日程第 1 議案第39号 大和市市民参加推進条例の一部を改正する条例について 日程第 2 議案第40号 大和市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 3 陳情第23−14号 医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・               介護を求める意見書の提出を願う陳情書 日程第 4 陳情第23−16号 平成24年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳               情書 日程第 5 陳情第23−17号 平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通               院支援についての陳情書 日程第 6 議案第42号 大和市スポーツ振興審議会の設置に関する条例の一部を改正する条例に              ついて 日程第 7 議案第59号 平成23年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 日程第 8 議案第41号 大和市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改              正する条例について 日程第 9 議案第43号 市道路線の認定について 日程第10 議案第44号 市道路線の廃止について 日程第11 議案第45号 市道路線の変更について 日程第12 議案第46号 市道路線の認定について 日程第13 議案第47号 市道路線の認定について 日程第14 議案第48号 市道路線の認定について 日程第15 議案第49号 市道路線の認定について 日程第16 議案第50号 市道路線の認定について 日程第17 議案第51号 市道路線の認定について 日程第18 議案第52号 市道路線の認定について 日程第19 議案第53号 市道路線の認定について 日程第20 議案第54号 市道路線の認定について 日程第21 議案第55号 市道路線の認定について 日程第22 議案第56号 市道路線の変更について 日程第23 議案第57号 市道路線の認定について 日程第24 請願第23−1号 県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小               田急江ノ島線の連続立体事業に関連する地域等の桜ヶ丘地域のまちづ               くりに関し、計画費を予算化して地域住民の意見も踏まえたまちづく               りの計画策定を行うことについての請願書 日程第25 陳情第23−15号 大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書 日程第26 議案第58号 平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号) 日程第27 基地対策に関する事項についての中間報告 日程第28 都市整備対策に関する事項についての中間報告 日程第29 議案第60号 大和市長等常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条 例について 日程第30 議員派遣について 日程第31 議員提出議案第19号 年末年始における航空機の飛行中止を求める決議 日程第32 議員提出議案第20号 真の労働者派遣法改正を求める意見書 日程第33 議員提出議案第21号 介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求                  める意見書 日程第34 議員提出議案第22号 基地交付金等の見直しを求める意見書 本日の会議に付した事件 議案第39号 大和市市民参加推進条例の一部を改正する条例について 議案第40号 大和市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について 陳情第23−14号 医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める         意見書の提出を願う陳情書 陳情第23−16号 平成24年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情書 陳情第23−17号 平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援につい         ての陳情書 議案第42号 大和市スポーツ振興審議会の設置に関する条例の一部を改正する条例について 議案第59号 平成23年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第41号 大和市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例に        ついて 議案第43号 市道路線の認定について 議案第44号 市道路線の廃止について 議案第45号 市道路線の変更について 議案第46号 市道路線の認定について 議案第47号 市道路線の認定について 議案第48号 市道路線の認定について 議案第49号 市道路線の認定について 議案第50号 市道路線の認定について 議案第51号 市道路線の認定について 議案第52号 市道路線の認定について 議案第53号 市道路線の認定について 議案第54号 市道路線の認定について 議案第55号 市道路線の認定について 議案第56号 市道路線の変更について 議案第57号 市道路線の認定について 請願第23−1号 県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小田急江ノ島線         の連続立体事業に関連する地域等の桜ヶ丘地域まちづくりに関し、計画費を予算         化して地域住民の意見も踏まえたまちづくりの計画策定を行うことについての請願書 陳情第23−15号 大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書 議案第58号 平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号) 基地対策に関する事項についての中間報告
    都市整備対策に関する事項についての中間報告 議案第60号 大和市長等常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 議員派遣について 議員提出議案第19号 年末年始における航空機の飛行中止を求める決議 議員提出議案第20号 真の労働者派遣法改正を求める意見書 議員提出議案第21号 介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書 議員提出議案第22号 基地交付金等の見直しを求める意見書                  午前9時00分 開議 ○議長(木村賢一君) おはようございます。ただいま出席議員は27人で定足数に達しておりますので会議は成立いたしました。これより本日の会議を開きます。 ○議長(木村賢一君) 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 △日程第1、議案第39号、大和市市民参加推進条例の一部を改正する条例についてを議題に供します。  本件は総務常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――25番、大谷 仁総務常任委員長。                〔25番(大谷 仁君) 登壇〕 ◎25番(大谷仁君) 去る12月2日に開催いたしました総務常任委員会における審査の経過と結果につきましてご報告いたします。  当日は委員全員委員外議員2名の出席がありました。  まず、議案第39号、大和市市民参加推進条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、国は何を意図して地方自治法の改正をしたのか。答弁、平成21年12月15日に閣議決定した地方分権改革推進計画に基づき、義務付け、枠付けを撤廃する意図のもとに行われた。  質疑、本市の総合計画は、基本構想、基本計画、実施計画と3層構造になっている。義務付け廃止によって計画自体どのように変わっていくのか。答弁、平成30年度を目標年次として運用中である基本構想は直ちに影響を受けるものではない。基本構想に基づいて策定している基本計画、実施計画も、年限の到来によって改定の必要はあるが、地方自治法改正によって影響を受けるものではない。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ございませんね。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第39号、大和市市民参加推進条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第39号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第2、議案第40号、大和市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてから △日程第5、陳情第23−17号、平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援についての陳情書まで、以上4件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は厚生常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――20番、三枝 修厚生常任委員長。                〔20番(三枝 修君) 登壇〕 ◎20番(三枝修君) 皆様、おはようございます。去る12月1日に開催いたしました厚生常任委員会における審査の経過と結果につきましてご報告申し上げます。  当日は委員全員委員外議員1名の出席がございました。  まず、議案第40号、大和市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、災害弔慰金の支給額は市町村で判断するのか。また、法律中、生計維持者が死亡した場合は500万円、その他の者が死亡した場合は250万円支給されると聞いているが、生計維持者と判断する基準はどのようなものか。答弁、支給金額は災害弔慰金の支給等に関する法律で定められている。生計の中心者とは家族構成中所得を一番多く維持している者と理解願いたい。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、陳情第23−14号、医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書の提出を願う陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、陳情項目の1に「看護師など夜勤交代制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔を12時間以上とすること。」とある。これは国際労働機関によるものと聞いているが、現在どのような時間で働いているのか。答弁、市立病院に限っての内容で答弁する。現在の週労働時間は38.75時間で、勤務と勤務の間隔は12時間以上にはなっていない。2交代、3交代勤務の選択制をとっており、3交代勤務の場合は、日勤が8時半から17時まで、次の深夜勤が0時30分からとなるため、その間隔は7.5時間である。  質疑、陳情項目のような体制にするためには医師や看護師をどの程度増員し、予算をかければ可能なのか。また、経営的に成り立つものなのか。答弁、先進国の医療環境と日本の医療環境とではかなり異なっている。OECDの調査では、100床当たりの医療従事者数は、日本の場合、医師15.6人、看護師69.1人に対し、米国の場合、医師78.4人、看護師346.8人と、それぞれ5倍の人員である。1000人当たりのベッド数は、日本の場合13.9床に対し、米国の場合3.1床であり、諸外国は日本の4分の1にとどまっている。したがって、日本と先進諸国との医療環境を比較すると、日本はだれもがすぐ近くの病院に入院し治療を受けられるが、米国等では病院の数自体非常に少なく、そこにドクターと看護師が集約されているので、もし日本の医療体制を先進諸国並みにしようとすれば、国の医療施策自体を大きく変えなければ、現場サイドで達成できる数値ではない。  質疑、陳情項目2で「医療・社会保障予算をふやし」とあり、陳情項目3では「国民負担を減らし」との文言がある。国民負担を減らして、医療、社会保障予算をふやすことが可能なのか。答弁、介護保険一つをとってみても、今後第5期介護保険計画による平成24年度以降の保険料改定を3月定例会で審議願う予定となっているが、国民負担を減らして給付を充実するのは制度上ほぼ不可能と認識している。また、現制度を維持していくことも不可能であると予想される。大幅な制度変更がなされない限り、国民負担は今後も増加していくものととらえている。  また、意見として、今すぐどこかの病院で医師を雇えとの趣旨と解釈していたが、全体的に担い手をふやしていくための陳情ととらえているというのであれば納得できるとのご意見がありました。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第23−16号、平成24年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、県内他市での重度障害者医療費助成制度はどうなっているのか。答弁、65歳以上の新規障害者手帳取得者の制限を加えている市町は、県内では、厚木市、綾瀬市、葉山の3市町である。また、所得制限をかけている市は厚木市のみである。また、現在自己負担を導入している市町村はございません。  質疑、現在市内で透析を受けている患者さんの数、透析が受けられる施設の数はどうなっているか。答弁、平成23年4月1日現在、腎臓機能障害で人工透析を受けていられる方は424名である。市内の人工透析に対応している病院は市立病院を初め13カ所である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で採択されました。  次に、陳情第23−17号、平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援についての陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、現在移動支援を必要とする障害児、透析者はどの程度いるのか。答弁、現在タクシー券自動車燃料費の2制度で支援している。平成23年度予算では、タクシー券は1034人、自動車燃料費は236人を想定している。  質疑、病院自体経営が圧迫されており、移送サービスをやめてしまう事例も他市では起きている。全部は難しいかもしれないが、移動手段を確保していく点からも、まず現状を把握願いたい。答弁、市独自の制度としては、現在NPO法人3団体による有償運送を協働事業として補助している。陳情者の大和市腎友会とも協働して事業を実施している。  質疑、「病院施設や福祉有償サービス事業者の運営が行き詰まっている現状」とあるが、実態はどうなのか。福祉医療サービス事業者の運営が行き詰まっていると理解してよいのか。答弁、福祉有償運送協働事業が行き詰まっているわけではない。市内には人工透析患者を病院独自で送迎している施設が多々ある。その無料送迎について、従前バスを利用していた患者から、経営上なかなか継続するのが難しい、どうもバスが廃止されそうだとの話が少しずつ出ているようである。そのことも踏まえた団体からの陳情提出と理解する。  また、意見として、医療的なケアが必要な移動困難者に関する通院支援と障害を持つ移動困難者に対する通院支援の2つに分かれると思われる。移動支援は非常にニーズが高いものである。特に今回上がっている透析、医療的なケアが必要な方々に対して、早急に移動支援サービスを構築する必要があるのではないか。移動困難により透析が受けられず、命にかかわるような状態になってしまうことは避けなければいけない。また、移動支援が受けられないことにより救急車の出動回数がふえ、他の救急搬送に支障を来すような状況も避けなければいけない。本市としても、通院支援に関してどのようなニーズがあり、そのためにどのような支援や予算が必要なのか、また近隣自治体での取り組みや本市が参考にすべき点、取り入れる点がないか、再検討を要望するとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、我が党としては賛成の立場を明快にしたい。移動困難な障害児者、透析患者は今後も増加すると推測できる。特に高齢の透析患者の週3回以上の通院は大変困難と思われる。本陳情にあるように、「透析患者送迎支援等の地域生活を支えるための『基盤整備』、『しくみづくり』・『ひとづくり』」は大変重要と考える。市には前向きに考えてほしい旨要望し、本陳 情に賛成し、採択すべきとの討論とするとの賛成討論がございました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は全員賛成で採択されました。  以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第2、議案第40号、大和市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第40号、大和市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第40号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第3、陳情第23−14号、医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書の提出を願う陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――22番、堀口香奈議員。                〔22番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆22番(堀口香奈君) 日程第3、陳情第23−14号、医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書の提出を願う陳情書について、ただいま委員長報告では不採択とのことでしたが、日本共産党市会議員団を代表して陳情書採択の立場から討論を行います。  日本の医療は、長い間にわたって、社会保障費抑制政策のもとで、医師、看護師不足が大きな社会問題となっています。長時間過密労働に加え、医療技術の進歩や医療への安全の期待の高まりなど、医師、看護師などの職員の労働環境は厳しさを増し、深刻な人手不足となっています。私も介護や医療現場で働いてきましたが、医療、介護の現場の労働実態は大変深刻です。また、3月11日に発生した東日本大震災では、人手不足と地域医療のあり方が大きな問題となっています。  陳情書にあるように、厚生労働省がことし6月17日に出した「看護師等の『雇用の質』の向上のための取組みについて」の通知では、看護師等の勤務環境の改善なくして「持続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めない。」夜勤、交代制労働者等の勤務改善、勤務環境改善は喫緊の課題とされており、安心安全の医療、介護のためにも、看護師など夜勤、交代制労働者大幅増員と労働環境の改善のために法制化が必要です。  また、医療費負担も今後大幅な増加が見込まれています。厚生労働省が11月に社会保障審議会に示した案では、外来受診のたびに、例えば受診1回につき100円など定額負担の導入や、70歳から74歳の窓口負担を現在の1割から2割に、湿布や風邪薬は自分で買ってくださいと、市販品、類似薬の保険外しの案、さらに入院時の食費や差額ベッドを除く部屋代など大幅に上がり、これらは高額医療費の対象にもなりません。これでは安心して病院にもかかれなくなってしまいます。介護においても、先日の宮応議員の一般質問で明らかになったように、大幅な保険料の値上げが見込まれています。  離職者が相次ぐ介護労働者の処遇改善のためにと時限措置として導入された介護職員処遇改善交付金について、厚生労働省はこの交付金を来年度以降は継続せず、介護労働者の処遇改善策を続けるために、介護報酬を2%強の引き上げで対応するとの方向を示していますが、介護報酬の1割を負担する利用料が上がり、保険料上昇の要因にもなっています。このこと自体、国庫負担を減らし、高齢者の利用料、保険料に肩がわりさせるものです。  利用者の安全や安心を守るためにも、労働条件の抜本的な改善は急務です。財源は高齢者のさらなる負担料負担を課すのではなく、国費で確保していくべきと考えます。日本共産党は、財源確保には患者負担、利用者負担の増加ではなく、大企業や大資産家への優遇税制を改め、適正な負担を求めること、また軍事費や政党助成金などの無駄な支出を削減することなどを主張しています。震災からの復興、地域医療の再生のためにも、医療、社会保障予算を先進国並みにふやし、国民の負担を減らし、国民が安心して暮らせる制度が求められています。  以上の趣旨から本陳情を採択し、法制化への後押しになることを願い、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――10番、赤嶺太一議員。                〔10番(赤嶺太一君) 登壇〕 ◆10番(赤嶺太一君) 日程第3、陳情第23−14号、医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書の提出を願う陳情書に採択の立場から述べさせていただきます。  陳情の趣旨で述べられているように、医療、介護の勤務環境の改善はとても重要なことで、早急な改善策が必要であると考えます。環境改善が行われ、働きやすい職場でやりがいを持って勤務を継続することができれば、医療や介護の職業を選択する若者も多くなり、人手不足の解消につながるのではないかと思います。  今回の陳情書において陳情項目として3点挙げられており、その中で、医療、社会保障予算をふやすことと国民負担の軽減を求めている点で矛盾を抱えているということは承知をしておりますが、本陳情の趣旨は理解できるものとして会派明るいみらい・やまととして賛成をしたいと思います。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第23−14号、医師・看護師・介護職員大幅増員夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書の提出を願う陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第23−14号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第4、陳情第23−16号、平成24年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――22番、堀口香奈議員。                〔22番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆22番(堀口香奈君) 日程第4、陳情第23−16号、平成24年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情書について、日本共産党市会議員団を代表し、陳情書採択の立場から討論を行います。  重度障害者医療費助成制度は重度障害の方が病院にかかるときに医療費が無料になるという制度です。全国に先駆け神奈川県が始めた制度ですが、平成20年にこの制度が改悪され、65歳を過ぎてから新たに重度障害になった方はこの制度から外されるということが決められました。これは命と暮らしを守るという観点からあってはならないことです。県下では一部の自治体で導入がされておりますが、本市は65歳を超えた方に対しても従来どおりの制度を継続していることは大変評価ができることだと考えます。透析は命にかかわる欠かすことのできない治療です。県に制度をもとに戻すことを求めるとともに、市としても障害者の方々の生存権を保障していく上でも継続していただくことを要望し、賛成討論を終わります。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第23−16号、平成24年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって陳情第23−16号は採択されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第5、陳情第23−17号、平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援についての陳情書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――12番、山本光宏議員。                〔12番(山本光宏君) 登壇〕 ◆12番(山本光宏君) 日程第5、陳情第23−17号、平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援についての陳情書について、みんなの党大和を代表して賛成討論をさせていただきます。  本陳情は、平成24年度予算策定に際して、障害児者、透析者を含む移動困難者に対する通院支援を求めているものであるとのことです。  本市は、面積27平方キロメートルの市域を南北に小田急江ノ島線が、市中央部を東西に相模鉄道が、さらには北部には田園都市線が通っているなど、鉄道網が発達し、市内のどの地域に住んでいても徒歩15分程度で駅にたどり着ける。また、市域全体のほとんどが平たんで、自転車利用がしやすいなどと言われています。しかし、それゆえにさらなる細やかな移動手段がなかなか発達しづらいという側面もあります。なぜなら、大抵の市民は駅や近くの店舗、施設などへの移動は自力で十分可能であり、それほど困難を感じないため、そこに民間企業等が収益を求める事業を行うことは採算面などから余り行われないからであります。  しかし、人間だれしも加齢により体が思うように動かなくなることもあるでしょうし、また病気にかかるということも起こり得ます。そのような視点で考えた場合、先ほど述べた移動が自力で可能であるという前提が崩れてしまいます。本来であれば民間企業等が事業を行い、移動困難者のニーズにもこたえられればよいのですが、それがなされない場合、基礎自治体の責任としてこれにこたえなければならないのではないかと考える次第であります。  以上、みんなの党大和を代表しましての本陳情に対する賛成討論とさせていただきます。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。――22番、堀口香奈議員。                〔22番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆22番(堀口香奈君) 日程第5、陳情第23−17号、平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援についての陳情書について、日本共産党市会議員団を代表し、賛成の立場から討論を行います。  神奈川県には多くの移動困難者がいるということで、陳情の趣旨にも書かれているとおり、神奈川県腎友会の調査でも、約半分ほどの方が自分の力では通院ができない患者の比率が上がってきているという実態が証明されております。また、市内の透析患者さんからも、病院の都合でバスのルートを変更せざるを得なくなり、本当に通院に困っているとの声も寄せられています。まずはこうした方々の実態把握をきちんと市でもしていただくように要望するものです。  障害の有無にかかわらず、移動の権利を保障していくことが今求められています。広く障害児者に対してこうした支援が行えるよう、本市としても、また広域的に県、近隣市とも協力し、移動支援の充実を図っていただくよう要望して、陳情書に採択の討論を終わります。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第23−17号、平成24年度における障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援についての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって陳情第23−17号は採択されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第6、議案第42号、大和市スポーツ振興審議会の設置に関する条例の一部を改正する条例について及び △日程第7、議案第59号、平成23年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は文教市民経済常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――8番、河崎民子文教市民経済常任委員長。                〔8番(河崎民子君) 登壇〕 ◎8番(河崎民子君) 去る11月30日に開催いたしました文教市民経済常任委員会における審査の経過と結果につきましてご報告いたします。  当日は委員全員委員外議員3名の出席がありました。  まず、議案第42号、大和市スポーツ振興審議会の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、スポーツ基本法の前文には、スポーツをすることがすべての人々の権利であるとの文言が盛り込まれているのか。答弁、前文と基本理念で、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことが人々の権利であるという視点の規定をしている。  質疑、スポーツ推進基本計画が努力義務として設けられたと説明があったが、これを受けて、スポーツ推進条例、スポーツ推進基本計画等を検討しているのか。答弁、第8次大和市総合計画の部門計画として位置づけ、国がこれから定めるスポーツ基本計画と、県が策定する施設整備等の年次目標等を盛り込んだ神奈川県スポーツ振興指針を参酌しながら、スポーツ分野の施策の体系化を図るとともに、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の健康づくりが行われるように、仮称大和市スポーツ基本計画等の策定に向けて準備を進めていきたい。  質疑、体育協会の納会で、前年度も市長はスポーツには全面的に協力するとあいさつしているが、体育協会への予算的なバックアップの形が見えてこない気がする。どのように考えているのか。答弁、市政は総合計画に基づいている。健康創造都市と銘打って推進しているが、人の健康は一番大きな課題だと思っている。心身の健康を維持することではスポーツのかかわりは重要なことで、今後とも力を入れていきたいことには変わりない。具体的な補助金等は、全体の財政のこともあるので、バランスの中で対応していきたい。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、スポーツ基本法の前文にすべての人々のスポーツをする権利が盛り込まれたのは大きな利点である。本案は法律が変わったことによる文言だけの改正だが、そこに含まれる内容は大きく市民にかかわる問題である。十分な成果が上がるよう具体的な行動を起こすことを要望し、賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号、平成23年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳出について、質疑、前年度保険料の確定による増額補正だが、昨年度は3月定例会の補正で、額も小さかった。なぜ時期がずれるのか。額の大きな変化はどういう理由か。答弁、保険料は広域連合との取り決めで、4月から2月分は翌月に報告して当該年度に、3月以降徴収したものは翌年度に納める。当初予算に見込めないため毎年補正予算を計上している。今回は1億3000万円と大きい額になっているため、今後の予算執行状況から広域連合への納付金が不足するおそれも生じてくるので、12月定例会で計上した。毎月市から報告する額をもとに広域連合は概算で請求してくるが、今回は実績と概算の差額も生じており、それを含めたものが1億3000万円と多額になっている。かなり大きい額なので、今後は広域連合とそのあたりの幅を小さくしていくような調整は進めたい。  続いて、歳入について質疑はなく、以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第6、議案第42号、大和市スポーツ振興審議会の設置に関する条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第42号、大和市スポーツ振興審議会の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第42号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第7、議案第59号、平成23年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第59号、平成23年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔多数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立多数であります。よって議案第59号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第8、議案第41号、大和市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてから △日程第25、陳情第23−15号、大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書まで、以上18件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は環境建設常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――18番、吉澤 弘環境建設常任委員長。                〔18番(吉澤 弘君) 登壇〕 ◎18番(吉澤弘君) 去る11月29日に開催いたしました環境建設常任委員会における審査の経過と結果についてご報告いたします。  当日は委員全員委員外議員7名の出席があり、審査に入る前に道路議案の現地視察を行った後、審査に入りました。  まず、議案第41号、大和市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、建築物の容積率、建ぺい率の定めがなくなり、細かい地区整備、地区割りだったものを整備し、条文の整理をするための改正ととらえてよいか。答弁、指摘のとおり、条例の中で建ぺい率と容積率の制限の項目をなくしたが、都市計画の用途地域の建ぺい率と容積率はあるので、制限内容に変更はない。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  続いて、議案第43号、市道路線の認定についてから議案第45号、市道路線の変更についてまでを一括議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑はなく、意見として、道路整備がしっかりなされているので認定はできる。曲がりくねった道路であったが、新しい道路ができているのだから廃止も問題ない。視察でよくわかったので変更もよいと思うとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、討論はなく、一括採決を行った結果、全員賛成で原案のとおり可決されました。
     次に、議案第46号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、開発行為により何が建つのか。答弁、共同住宅が2棟のマンションで、戸数は182戸である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、開発は何区画で、面積の最小と最大は何平方メートルか。答弁、13区画で、最小100.1平方メートル、最大103.3平方メートルである。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、開発は何区画で、面積の最小と最大は何平方メートルか。答弁、7区画で、最小150.0平方メートル、最大306.7平方メートルである。  質疑、車の折り返し点はないのか。答弁、幅員が6メートルのため車返しは不要である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号、市道路線の変更についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、起点と終点で幅員が違うのはなぜか。答弁、開発行為によって旧の終点の南側に道路が新設されたものである。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  続いて、請願第23−1号、県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小田急江ノ島線連続立体事業に関連する地域等の桜ケ丘地域のまちづくりに関し、計画費を予算化して地域住民の意見も踏まえたまちづくりの計画策定を行うことについての請願書を議題とし、質疑に入りました。  初めに、意見として、桜ケ丘まちづくり市民協議会は、桜ケ丘地域の自治会代表有志で結成され、長年にわたり桜ケ丘地区のまちづくりのために熱心に活動している。これからはまちづくりに地域住民の声を取り入れながら一緒に取り組んでほしいとの強い要望である。駅周辺のまちづくりも始まるが、今のところ、県道に関するさらなる推進を求め、本件を採択してほしいとの意見がありました。  続いて、質疑、市として将来も含め予算化をして地域住民の意見を踏まえた計画をつくる考えはあるのか。来年度予算に向けた考えもあわせて教えてほしい。答弁、請願にあるまちづくり計画レベルはわからないが、2つの地域の中でとの話がある。1つ目の拡幅整備事業に関連する地域については、どういう形式になるかは別として、座談会を引き続き行い、まちづくりの専門家派遣制度を活用しながら、地元との話し合いの熟度をぜひ上げていきたい。専門家派遣に係る予算は今後考えなければいけないと思っている。もう一つの連続立体交差事業に関連する地域については、まちづくりの計画を考える上では、実現性を持った責任ある内容として考えなければいけないと認識している。県への提言書を受けて、今後県は交差方式を決めることになると思うが、市として地域のまちづくりを考える上でこの交差方式は重要な要素になるので、一定の時期に交差方式を交えた計画づくりが必要になると考える。現在の都市計画マスタープランでまちづくりの方向性を示しているので、それに基づいて考えなければならないが、交差方式では、駅前広場の東西の一体化や鉄道空間の利用のあり方も考慮しながら、地権者とともに話し合いを進める必要がある。現段階では提言書を踏まえた勉強会等を一生懸命進めていきたいと思うが、交差手法についてはまだ理解が深まっていない中で、桜ケ丘地域の計画等をつくることはなかなか難しく、そういう段階ではないと考える。  質疑、市もなるべくかかわって多くの住民が合意できるよう努めてほしい。市との話し合いとともに、住民同士の合意形成も重要である。住民の合意形成の度合いは把握しているか。答弁、住民の合意は確認していないが、座談会を重ねつつ多くの市民参加を願っている。  以上、質疑を終結し、賛成討論として、県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に伴い、桜ケ丘駅前の整備、まちづくりは避けて通れない重要な課題である。請願書にあるとおり、市内でも桜ケ丘地域のまちづくりがおくれていることは地域住民の実感であると思う。市がいろいろな取り組みをしていることは承知しているが、このまちづくりをさらに進めることに異論はないと思うので賛成の意をあらわし、桜ケ丘のまちづくりをさらに進めていくよう要請するとの討論と、請願者であるこの団体は、座談会の回数を重ね、地域住民とまちづくりの課題を共有し、快適で安心安全なまちづくりの実現を目指して、市、県と一緒に子々孫々に誇れるまちとなるよう全力で取り組んでいる。まちづくりに関してよい方向にいくよう一生懸命応援していくので賛成したいとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成多数で採択されました。  続いて、陳情第23−15号、大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、財政状況が許す限りで住宅リフォーム助成制度などいろいろ検討しながら、本市に見合ったよい制度を導入することは難しいか。答弁、本制度には経済活性化と住宅政策としての切り口がある。リフォームには個人資産の価値を高める側面があり、持ち家を持つ市民が対象だが、耐震化には、防災、減災の視点がある。また、今は住宅リフォーム事業に国、県の支援がなく、取り組む場合は市の単独事業となる。厳しい財政状況の中では、同じ財源を充てるにしても、優先性を比較し、今は耐震に取り組んでいる。耐震工事についても平成23年度予算で約3850万円を計上しており、それらも経済活性化につながると理解されたい。  質疑、国土交通省が各自治体の住宅リフォームへの支援状況を調べているが、国の動向がわかれば教えてほしい。答弁、国は2020年までに中古住宅流通市場、リフォーム市場の規模倍増を掲げている。今後国と地方公共団体が一体となってリフォーム市場の促進を図るため、各自治体に現在のリフォーム支援状況を調査した。市としては国のリフォーム支援の動向を注視していきたい。  質疑、耐震工事とあわせたリフォーム助成があれば工事件数がふえるのではないか。優先順位も大事であるが、安心安全にプラスアルファのところも必要ではないか。答弁、現在本市の制度にプラスアルファはないが、先日国が公表した平成23年度第3次補正予算のエコ住宅、エコリフォーム事業では、耐震工事に合わせて行ったリフォームで上限45万ポイントが加算されるので、今後はそれに期待したい。  また、意見として、もしこのような制度をつくるのであれば、太陽光パネルを乗せるための屋根の改修や高齢者等のための改修などに範囲を制限し、あるいは所得制限を加えるべきであると思うとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、反対討論として、この助成制度は建物所有者の資産形成への直接給付となり、個人住宅の住環境の充実、改善が目的となる。合理的な政策目的以外の住宅リフォーム制度の創設は公的支援にそぐわない。さらに、本市の限られた財源の中で民間住宅に対して本市が耐震化促進政策を重点に推進しており、新たな財政負担につながる本陳情には賛成できないとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第8、議案第41号、大和市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第41号、大和市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第41号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) お諮りいたします。日程第9、議案第43号、市道路線の認定についてから日程第11、議案第45号、市道路線の変更についてまで、以上3件を一括して討論、採決を行いたいと思いますが、これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認め、さよう決します。  これより議案第43号外2件について一括討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第43号、市道路線の認定についてから議案第45号、市道路線の変更についてまで、以上3件を一括して採決いたします。  議案第43号外2件に対する委員長の報告は原案可決であります。議案第43号外2件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第43号外2件は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第12、議案第46号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第46号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第46号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第13、議案第47号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第47号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第47号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第14、議案第48号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第48号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第48号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第15、議案第49号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第49号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第49号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第16、議案第50号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第50号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第50号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第17、議案第51号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第51号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第51号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第18、議案第52号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第52号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第52号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第19、議案第53号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第53号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第53号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第20、議案第54号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第54号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第54号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第21、議案第55号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第55号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第55号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第22、議案第56号、市道路線の変更について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第56号、市道路線の変更についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第56号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第23、議案第57号、市道路線の認定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第57号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第57号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第24、請願第23−1号、県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小田急江ノ島線連続立体事業に関連する地域等の桜ケ丘地域のまちづくりに関し、計画費を予算化して地域住民の意見も踏まえたまちづくりの計画策定を行うことについての請願書について討論に入ります。まず反対討論。――8番、河崎民子議員。                〔8番(河崎民子君) 登壇〕 ◆8番(河崎民子君) 日程第24、請願第23−1号、県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小田急江ノ島線連続立体事業に関連する地域等の桜ケ丘地域のまちづくりに関し、計画費を予算化して地域住民の意見も踏まえたまちづくりの計画策定を行うことについての請願書について、採択に反対の立場から神奈川ネットワーク運動を代表して討論を行います。  本請願は大和市に対して桜ケ丘地域のまちづくり計画を策定するよう求めるものですが、件名に県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業や県道と小田急江ノ島線連続立体事業という文言があるように、桜ケ丘地区交通まちづくり検討委員会がことし5月に提出した桜ケ丘地区交通まちづくり提言書と深くかかわるものです。県道丸子中山茅ヶ崎線小田急江ノ島線が交わる踏切の問題は、昭和63年に大和市議会から神奈川県に交通渋滞解消の抜本的対策を求める意見書が提出されて以来、県や本市が20年間にわたり取り組んできた課題です。渋滞解消は地域の方々の願いであると思います。  意見交換会や市民討議会を経て検討委員会がまとめた全74ページにわたる提言書を改めて読んでみました。提言書では、地域住民の方々の鉄道地下化への要望が強いことを受けとめながら、県道と鉄道の交差方式のみならず、交差方式と桜ケ丘地区のまちづくりを一体的にとらえながら、丁寧な調査や検討を行った結論として、交通機能や事業の実現性、環境への影響、まちづくりへの効果から鉄道高架方式が最もふさわしい方式と提言をしています。  請願者は鉄道地下化方式378億円の事業費や費用便益比の再検討を県議会に請願しておられ、再検討をされれば、市の負担とされる230億円は下がる可能性がありますが、高架方式の負担額30から44億円とは比較にならず、大和市民の合意にさらにさらに何年もかかることが予想されます。これは桜ケ丘地区のまちづくりを進める上で逆に支障になるのではないでしょうか。これが採択できない理由の一つです。  2つ目は大和市みんなの街づくり条例にかかわる問題についてです。請願者は市に対して地域のまちづくり計画を策定するよう求め、かつ都市計画マスタープランを引用しておられます。みんなの街づくり条例は、都市計画マスタープランを実現するために策定され、まちづくりの基本理念を定め、市民、事業者、市の責務を明らかにし、三者協働による総合的かつ計画的なまちづくりを推進することを目的としています。都市計画マスタープランに基づく地域のまちづくり計画やルールづくりは市が行うのではなく、地域のまちづくり協議会や推進団体などが行い、それらをさまざまに支援するのが市の役割です。現在まちづくり協議会と推進団体を一体化するなど、登録や認定等について見直しが行われている最中ですが、基本的な方向性は変わっていません。したがって、現段階で市が計画費を予算化して桜ケ丘地域のまちづくり計画を策定することは、条例が目指す市民主体のまちづくりという観点から望ましいことではありません。  確かに桜ケ丘地域にはさまざまな意見があると推測をいたします。請願者のお気持ちもわかります。しかしながら、市内には市の支援を受けながら合意が難しいまちづくり課題に取り組んでいる地域がほかにもあります。それらの地域とも連携をしながら、桜ケ丘地域の方々もぜひみんなの街づくり条例に沿ってまちづくり計画の策定に取り組んでいただきたいと切に望みます。  以上をもちまして討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――13番、中村一夫議員。                〔13番(中村一夫君) 登壇〕 ◆13番(中村一夫君) 日程第24、請願第23−1号、県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小田急江ノ島線連続立体事業に関連する地域等の桜ケ丘地域のまちづくりに関し、計画費を予算化して地域住民の意見も踏まえたまちづくりの計画策定を行うことについての請願書について、新政クラブを代表して賛成の立場で討論します。  本請願の請願者は桜ケ丘まちづくり協議会であります。本協議会は桜ケ丘駅周辺の8自治会の自治会長も役員になっており、桜ケ丘地域の多くの住民の方々の意思を反映した形でまちづくりの合意形成に努めている団体であります。本協議会の規約第2条によれば、協議会は、小田急江ノ島線桜ケ丘駅を中心とした周辺地域及び県道丸子中山茅ヶ崎線周辺地域のまちづくり及び環境整備に関して、行政との協働により、後世の子孫まで継承できる魅力ある暮らしやすいまちづくり、活気あふれたまちづくりを実現することを目的とするとされています。さらに第4条では、協議会は、大和市役所と連携をとりながら進めるものとするとしています。本協議会は、このたび市役所と連携をとりながら、桜ケ丘駅周辺のまちづくりをさらに積極的に進めていただきたいとの思いから、本請願書を提出されておられます。  私もその思いを受けて紹介議員に名を連ねさせていただきました。請願書にも書かれているとおり、県道の拡幅整備に伴って関係する市道等の環境整備や駅周辺のまちづくりも進めていかなければなりません。本市が既にこれらの点に関して取り組んできていること、また桜ケ丘地区まちづくり座談会を開催するなど、これからも取り組んでいかれることは十分承知しておりますが、今後とも桜ケ丘駅周辺のまちづくりに関し、さらに積極的な取り組みを進めてくださるように強くお願いするものであります。まちづくりは地域住民が主役であり、地域住民と協力しながらまちづくりを進めていくことは行政の責任であります。  以上の理由から賛成討論させていただきました。ぜひご賛同くださいますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより請願第23−1号、県道丸子中山茅ヶ崎線拡幅整備事業に関連する地域、及び県道と小田急江ノ島線連続立体事業に関連する地域等の桜ケ丘地域のまちづくりに関し、計画費を予算化して地域住民の意見も踏まえたまちづくりの計画策定を行うことについての請願書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔多数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立多数であります。よって請願第23−1号は採択されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第25、陳情第23−15号、大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――22番、堀口香奈議員。                〔22番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆22番(堀口香奈君) 日程第25、陳情第23−15号、大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書について、ただいま委員長報告では不採択とのことですが、日本共産党市会議員団を代表して賛成の立場から討論を行います。  経済危機や円高で地域経済が窮地に陥っており、とりわけ中小零細企業は内需や個人消費の落ち込みでその影響が大きいとされています。そうした中で、全国の自治体で地元の中小企業に仕事づくり、地域経済の活性化への波及効果が高い住宅リフォーム助成制度が大きな注目を浴びています。  この住宅リフォーム助成制度は、住宅をリフォームしたい住民に地元建設業者等に依頼してリフォームを行った際に、自治体が一定額の補助を出すというものです。工事を地元の中小零細建設業者に発注をしていくため、経済不況で仕事が減って困っている業者さんからも歓迎をされ、また住民からも助成制度があるこの機会に思い切って家をリフォームしたいと歓迎されています。住民の居住環境を改善させるとともに、中小零細企業へのリフォーム工事発注を喚起し、地域経済の活性化や雇用の改善に寄与するものです。  こうした広がりは県内でも広がりを見せています。来年度からは、綾瀬市、鎌倉市でも実施が予定をされています。また、横須賀市でも検討がされているようです。こうしたように、近隣市がどんどんとこうした制度を進めていく中で、地元の業者さんからは仕事がさらに受注できなくなるのではないかといった不安が多く寄せられています。
     市は従来どおり耐震も進めていくということですが、もちろんこれは重要であり、異議を唱えているものではありません。しかし、この耐震の対象となっている住宅は昭和56年以前の木造住宅に限られており、幅広い意味で住宅リフォームを必要とする方々への今後の需要がさらに上がってくると考えられますので、この制度は待ち望まれていると思います。私の一般質問の答弁でも、耐震化促進事業の実績は今年度に入りかなり件数が伸びてきていることがわかります。こうしたことからも、住民、市民の住宅への安心安全を求める意識が高まっていることがわかります。  この建設業界においても、何より待ち望まれているのは仕事おこしです。大和市として具体的な経済対策、こうした企業への支援が具体的に示せていない中で、住宅リフォーム助成制度は大変有効な制度であると考えますので、この陳情書を採択し、また市としてもこうした市内業者育成の立場から検討を進めていただくように強く要望し、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。――12番、山本光宏議員。                〔12番(山本光宏君) 登壇〕 ◆12番(山本光宏君) 日程第25、陳情第23−15号、大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書について、みんなの党大和を代表して反対討論させていただきます。  本陳情は、大和市民が住宅のリフォーム工事等を行う際に、大和市内の建設業者が施工する場合は、施工主に工事代金の一定額を助成する住宅リフォーム助成制度の創設を求めているものであるとのことです。  日本経済の低迷が続き、我が大和市も地域経済活性化は喫緊の課題であることは間違いありません。また、地元業者育成も大変重要な課題であります。しかし、市民の皆様方からお預かりした血税を使う以上、この制度の公共性が問われることは言うまでもありません。他市を見ますと、複数の自治体での例として、市内の施工業者による工事、10万円以上の助成対象工事に一律5万円を助成となっています。また、その対象工事には、ふすま紙、障子紙の張りかえや畳の取りかえといった明らかに個人で賄うべきリフォームも含まれています。一方で、防犯ライト、防犯カメラの設置工事、太陽光発電、太陽熱高度利用設備の設置工事などは対象外とされています。  財政の厳しい折、甚だしく公共性の低いことに限られた財源を向けるべきではないのではないかと考えます。むしろ新規の助成制度を創設するよりも、現在行われている耐震改修工事の助成をより充実させ、大和市内における地震による被害低減を促進することがより市民の皆様方のためになるのではないかと考える次第です。  以上、みんなの党大和を代表しまして、本陳情に対する反対討論とさせていただきます。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第23−15号、大和市における住宅リフォーム助成制度の創設を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第23−15号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 暫時休憩いたします。                  午前10時23分 休憩                  午前10時45分 再開 ○議長(木村賢一君) 再開いたします。 ○議長(木村賢一君)  △日程第26、議案第58号、平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号)を議題に供します。  本件は総務常任委員会を主査として関係常任委員会に付託され審査されておりますので、この際各委員長に審査の経過と結果について報告を求めます。まず―25番、大谷 仁総務常任委員長。                〔25番(大谷 仁君) 登壇〕 ◎25番(大谷仁君) 総務常任委員会における審査の経過と結果についてご報告いたします。  議案第58号、平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号)総務常任委員会所管関係を議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳出について、質疑、自主防災組織支援事業で、最近は食料も自主防災会として備蓄する必要があると声が出ている。どう考えているか。答弁、阪神・淡路大震災以降、自助、共助、公助の重要性が認識されている。特に阪神・淡路大震災の大きな教訓として、日ごろから自分で備えられるものは自分で備える自助、地域で備えられるものは共助の一環として備えてもらいたいスタンスを持っている。非常食等は各家庭で備蓄が可能なので、現在補助金の対象とせず、各家庭で備えられるものは各家庭で備えてほしいと広報している。  質疑、防災行政無線を流して問い直してくる件数はどのくらいあるのか。答弁、放送の内容、時間帯によってもばらつきがあるが、多くて四、五件である。  質疑、防災行政無線維持管理事業で、自動音声応答装置の詳細では、「録音された内容は、原則一週間繰り返し流される。ただし、その間に新たな放送をした場合には、新しい情報に更新される。」とある。短期間で複数の情報を流した場合、情報の更新はどのようにやるのか。答弁、短期間で複数の情報を流した場合、重要性があるもの、情報が終結していないものは残して録音するような形で配慮する。  質疑、防災行政無線の難聴地域は、職員が見て回って難聴地域とするのか、聞こえていないとの要望や申告に基づくのか。答弁、子局が86局あるが、設置する際、どの方向へスピーカーを向ければきれいに音が飛ぶか、音響伝播調査を実施している。その調査結果で難聴地域が3割と示している。聞こえないと電話があったときは、職員が市民宅に伺い、必ず会うか、会えなくても連絡のあったところでの音の状況を確認するよう徹底している。  質疑、消防団活動用資機材整備事業で、どういうものを整備するのか。答弁、今回の補正ではチェーンソーと無線機を整備する。現在、消防団は12分団、複数の班があるところが5班ある。17詰所、17車両ある。無線機は車両詰所ごとに連絡がとれるよう17カ所に2台ずつ整備を考えている。  次に、歳入について、質疑、普通交付税の交付決定はいつか。答弁、本年8月5日である。  続いて、地方債補正について、質疑、平成23年度の臨時財政対策債は限度額のうちどのくらい借り入れるのか。答弁、現段階では限度額総額を借り入れる予定である。  続いて、総括質疑について質疑はなく、以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 続いて―20番、三枝 修厚生常任委員長。                〔20番(三枝 修君) 登壇〕 ◎20番(三枝修君) 厚生常任委員会における審査の経過と結果につきましてご報告いたします。  本件について、厚生常任委員会所管関係を議題とし、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳出について、質疑、民間保育所建設・増設支援事業で、増設での補助金は増員の目標等を設定して交付されるのか。答弁、現在予定されているつきみ野すこやか保育園では定員60名から30名の増を目標に工事を進めている。  質疑、生活保護事業で、現在保護率はどの程度か。また、他市と比較しどのような状況にあるのか。本年度当初で保護率は増加すると予測した上で、さらにまた増加したととらえてよいのか。答弁、本年8月時点の保護率は、本市が17.55%、厚木市が12.39%、海老名市が10.75%、座間市が17.47%である。保護率の伸びは大きくはないが、受給世帯数が伸びていることから今回補正としているものである。  質疑、生活保護は全額国庫負担にすべきとの要望が出されたが、その内容と、それに対する国、県の見解を伺いたい。また、保護受給者が全国で200万人を超えた中、国は現在どのような施策を検討されているのか。答弁、平成24年度国の施策及び予算等の提言、要望として、本市として生活保護負担金を全額国庫負担とすること等要望し、川崎市、厚木市等6団体から同様の要望が出されている。県でも本要望を取り入れ、国へ要望、提言を行っている。また、県央地域内の首長の懇談会においても同様の意見を提出している。近年生活保護受給者が204万人を超えた旨、話題となっているが、国でも現在、生活保護制度の見直しに向けて国と地方の協議が開かれている。ふえ続ける受給者対策として10月1日から求職者支援制度が法定化された。離職等によって働く場を失った方が求職活動をしやすくするために無料で職業訓練等を受けられ、当面の資金として月10万円が支給される制度である。本制度はハローワークが窓口となり、生活保護に陥る前に歯どめをかけるべく開始された。ただし、制度開始から間もないので、その成果は慎重に見ていく。  質疑、今回の扶助費増額補正は生活扶助と医療扶助の大幅な増加によるものと伺った。どのようなことから生活扶助、医療扶助が起きているのか。答弁、年度当初予算案では月約30世帯程度の増を見込んで算定し、当時の生活扶助を実際に受け取る人数で割ると1人当たり5万5600円、医療扶助では1人7万円となる。今回の補正でも同様の計算方法を用いて月16世帯の増と見込んで人数で割り返し、生活扶助は1人5万8800円、医療扶助は1人7万5000円となった。結果、生活扶助は3200円、医療扶助は5000円ほど高い。年度当初の生活扶助費の単価は、今年度9月までの半年間の実績平均単価とほぼ一致する数字である。今後は各世帯で平均3500円の冬季加算が予定されており、平成22年度1年間の1人当たりの単価実績が5万7000円となっていることをかんがみて、今回単価としては若干上がる形で積算している。また、医療費は実費全額扶助であり、各月でばらつきがあるため、ことし9月までの実績に重きを置いた医療費平均実績が7万5300円となったため、今年度は7万5000円として計算した。世帯数の予想変更は、景気変動やことし9月までの実績を見た上で、今年度平均16世帯前後の増加となり、年間世帯増加数を188世帯前後と予想して今回補正している。  質疑、全国的に生活保護がふえている現状をかんがみ、本市共通の観念として、給付費は全額国で賄うべきであると認識している。しかし、就労支援員を増員しても、該当者の労働意欲、資格、能力、やる気は人それぞれ異なるため、就職後二、三カ月ほどで退職してしまう方も多い。扶助費の増加は市財政を非常に圧迫しており、担当課だけではなく、市一丸となって協力して取り組む必要があると考えるが、どうか。また、生活保護支給日は俗に給料日と言われており、1カ月分の生活保護を受給したその足でパチンコ屋等に行く者もいると聞いている。そのような受給者の家庭状況をふだんから把握するには、ケースワーカー1人当たりが担当する世帯数は80世帯でも多いと考える。アフターフォロー、一人一人を見ていく組織づくりを担当部としてどう考えているか伺いたい。答弁、全国的に生活保護が急増している一方、財政を大きく圧迫しているのも事実である。生活保護基準の適正化並びに就労支援は非常に重要な問題と考えており、健康福祉部生活援護課のみならず、全庁的に協力体制を組んで取り組んでいきたい。また、ケースワーカーが一人一人の状況をしっかり把握することが一番大切であるため、日ごろの訪問は欠かせない作業となる。生活保護は経済的な支援であるが、受給者を自立させるのが大きな目的である。生活保護費をギャンブル等に使用してしまうことについては、しっかりと生活指導をした上で、働ける能力を持つ方には就労意欲を持ってもらうための指導等をしていきたい。そのためにはケースワーカーとケースとの人間関係の構築から始めるべきと考える。人間形成、信頼関係を築きながら今後指導できるよう取り組んでいきたい。  質疑、予防接種事業で、予防接種事業費はかなり増加しているが、一番増加したのは何なのか。答弁、今補正では子宮頸がん予防ワクチンの増が最も多い。対象は5学年で、当初は50%程度の接種を見込んでいたところ、実績は71.8%程度、約1.4倍に増加する見込みである。  続いて、歳入に移り、質疑はなく、繰越明許費については、質疑、つきみ野すこやか保育園のオープンのために補助金が平成23年度から平成24年度に繰り越されていると考えてよいのか。答弁、安心こども基金は平成23年度で終わりであるが、本年度中に着工したものについては平成24年度中に完成すれば補助対象になるので、今回補正を上げ、年明けの着工を予定している。補助金の支払いは完了後になるので、その関係で繰越明許としている。  続いて、地方債補正について特に質疑はなく、以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  1点修正がございます。先ほど生活保護事業で%といったところは、パーミルでございます。失礼いたしました。以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 続いて―8番、河崎民子文教市民経済常任委員長。                〔8番(河崎民子君) 登壇〕 ◎8番(河崎民子君) 文教市民経済常任委員会における審査の経過と結果につきましてご報告いたします。  本件文教市民経済常任委員会所管関係について、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳出について、質疑、後期高齢者医療広域連合負担金事務は対象人数がふえたことによる補正か。答弁、後期高齢者医療広域連合負担金は事務費負担金と定率負担金がある。事務費負担金は、各市町村の均等割、被保険者割及び人口割で定められており、人口割及び被保険者割は平成22年3月現在で算定していたが、平成23年3月現在の人口割及び被保険者割が確定したことにより確定した。定率負担金は、医療費自体の伸びが高額に推移していることから、実績をもとに今後ふえることから補正する。  質疑、美術鑑賞推進事業はこの程度の金額で大丈夫なのか。子供たちがどの程度まで鑑賞に向かうことができるのか。答弁、美術鑑賞教育は、行政とノウハウを持っている専門家、市民ボランティアが協力し合って進めていく形を考えている。今回の委託費は専門家に市民ボランティアを育成してもらう経費である。  質疑、アメリカの例を見ると、対話型鑑賞法がいいと結論を出すまでに20年くらいかかっている。日本はこの数年間で対話型がいいのではないかと言われ始めた中で、関東でも数カ所の自治体しか実施していない。この成果が日本の文化に合っているのかはっきりしない中でこれを実施していくのは、先進的取り組みととらえている。日本の美術館は静かにみんなで回って見て、絵よりも下の説明文を読むほうがメーンの鑑賞の仕方が定着している中では、話し合いながら見ていくやり方は中学校などの授業で既に定着しているやり方なのか、これを機に定着させていくやり方なのか。答弁、対話型鑑賞はニューヨーク近代美術館がスタートだと承知しているが、長い年月をかけて検証されており、子供たちの考える力を伸ばす成果は出ている。日本は表現の先進国と言われているが、鑑賞は後進国と言われており、絵をどう見たらいいのかの指導がこれまでされていなかった。対話型の中で鑑賞するハウツー、楽しさを体験し、身につけることは今だから必要である。子供たちのコミュニケーション能力をさまざまな場面で育てなければいけないと感じているが、図工では美術作品を媒介にして子供たちの感性、やりとりする楽しさを今こそ実施するのが必要だと考え、導入している。中学校では資料集等での鑑賞はあったが、一斉指導の中では先生との対話で子供たちの感性が自由に引き出されていたか、難しい部分もあった。中学校にも将来的には進めることもあると考えている。  質疑、静かに集中して鑑賞するため休館日をねらって行くなどの配慮は考えているか。答弁、損保ジャパン東郷青児美術館は、美術館からのアプローチで、休館日を開放する前提で新宿区と協働事業でやっている。ほかの美術館は人的問題もあり、いきなり休館日をあけてもらうのは難しい。開館日ですいている時間は美術館側の協力も得られると考えており、最初はそのようなところからアプローチしていきたい。  また、意見として、美術館などで最近イヤホン型で案内するものがある。ボランティアが説明していても、大人数になるとよく聞こえないことがあると思うので、そういうものも参考にしてもらいたいとの意見と、市内にはたくさんの小さなアトリエがあるし、有数な作家もいる。地元作家の絵を見て、それを子供たちとの対話にうまくつなげてもらいたいとの意見がありました。  続いて、債務負担行為補正について、質疑、大和小学校給食調理業務委託料で、調理を行う指示系統はどのようになるのか。委託先はどのように決めるのか。答弁、現場責任者には当職から指示を出す。委託先は入札により選定をする。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、単独調理校8校は直営で行うべきであると主張してきたが、調理員が退職することから順次委託化を行ってきた。子供の給食には責任を負うことを堅持してもらいたいと申し添え、賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 各委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの各委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――23番、宮応扶美子議員。               〔23番(宮応扶美子君) 登壇〕 ◆23番(宮応扶美子君) 日程第26、議案第58号、平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号)について、日本共産党議員団を代表して賛成の討論を行います。  この補正予算案は、総額910万9000円を歳入歳出に追加し、予算総額を639億2501万3000円とするものです。  総務費について、美術鑑賞推進事業は子供たちのための新しい、行政、専門家、市民ボランティアが協働して当たる対話型美術鑑賞のための費用であり、ことしはボランティア育成で、本格実施は平成25年とのことです。  次に、自主防災組織収納倉庫の資機材費用と難聴地域解消の一方策としての防災行政無線維持管理事業は一歩前進と評価をするものです。  次に、民生費、1つ目は民間保育所の増設助成は評価するものですが、待機児は10月1日現在、厚生労働省報告例ということでは196人、申込者数での待機児は475名とのこと、さらなる保育所増設など、保育所入所対策が必要と考えます。  次に、生活保護については、先ほど委員長からの報告もありましたが、本市の保護率はことしの8月で17.55パーミルとなり、今回の補正は、生活扶助、医療扶助の増加とのことです。この不況下、就労支援員の援助があっても就職できる人数は少なく、ことしの4月から10月までに就職できた受給者は26名、そのうち自立できた方は4名とのことです。そのほかの方はアルバイトなど働いて賃金を得て、それを収入認定し、その差額を受給しているのです。また、ケースワーカー1人当たりの保護ケースは96人ということが委員会審議の中でも明らかになり、これは国基準の80人をオーバーしていますので、ケースワーカーの増員も要望をいたします。  次に、衛生費、予防接種事業は子宮頸がん予防ワクチンの接種者が71.8%と、当初の1.4倍になったことなどのための補正予算額です。  次に、消防費、これは災害時に市民を守る消防団の活動のための資機材の充実であり、評価をするものです。  歳入は、地方交付税6億9600万円の増額、子ども手当国庫負担が12億9227万円の減額、そして臨時財政対策債を6億8820万円の減額とする内容です。  債務負担行為補正は、平成24年度以降の小学校の学校給食調理業務委託の4年間の費用の債務負担です。大和市の給食調理は、8校が自校方式で、そのほかは共同調理場方式となっていますが、共産党市会議員団としては、食育の観点からも衛生的観点からも、温かい食事の提供から考えても、自校方式が望ましいと考えています。それを調理員が退職しても補充しないで次々と調理の委託化を進めることは、雇用形態としては請負となり、現場責任者である校長の指示命令系統からも外れることになり、委託化には賛成できません。  そのことを指摘しつつ、先ほど述べたように、全体としては評価をするもので、本予算案に賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。――6番、桝田和広議員。                〔6番(桝田和広君) 登壇〕 ◆6番(桝田和広君) 日程第26、議案第58号、平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号)について、公明党を代表して賛成の討論をいたします。  今回の補正額は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ910万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ639億2501万3000円とするものです。  補正の中身は、予防接種事業で接種者の増加に伴う増額補正が行われ、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種者増に対応する補正が計上されています。今後においても予防接種の充実が期待されます。  総務管理費では、自主防災組織支援事業で自主防災組織に対する防災資機材購入費に係る補助金の増額、これは自主防災会からの要望にこたえるものです。  さらに消防費では、消防団活動用資機材整備事業で消防団員の活動に対する活動用資機材整備に伴う増額補正が行われ、MCA無線機の導入により災害時への対策が強化されており、評価いたします。  また、総務管理費、防災行政無線維持管理事業で自動音声応答装置の整備費が計上されております。これは防災行政無線の難聴地域対策としてのものであり、難聴地域の解消が図られることが期待されます。  そのほか、民間保育園の増設に対する補助金の交付など、いずれも市民生活に密着した施策展開が図られる補正の中身となっており、歓迎するものです。  以上のことを申し述べ、補正予算に賛成し、討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論
                    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第58号、平成23年度大和市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第58号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第27、基地対策に関する事項についての中間報告及び △日程第28、都市整備対策に関する事項についての中間報告、以上2件を一括議題に供します。  ただいま議題となっております2件については、会議規則第46条第2項の規定により各特別委員会からお手元に配付してありますとおり文書による中間報告がありました。  各中間報告に対して質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。以上2件は中間報告につき、以上をもって終結いたします。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第29、議案第60号、大和市長等常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題に供します。  直ちに提案理由の説明を求めます。――市長。                〔市長(大木 哲君) 登壇〕 ◎市長(大木哲君) ただいま議題となりました付議事件につきまして提案理由をご説明申し上げます。  議案第60号、大和市長等常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本年11月30日付で行いました職員への懲戒処分に関し、事案の重要性にかんがみ、市民からの信頼を回復できるよう、市長及び副市長の管理監督責任を明確にするため、給料の月額の10分の1を、市長につきましては3カ月間、副市長につきましては2カ月間、それぞれ減額するものでございます。条例の施行日につきましては公布の日とするものでございます。  以上で説明を終わりますが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(木村賢一君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。本件について質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第60号、大和市長等常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第60号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第30、議員派遣についてを議題といたします。  議員派遣については地方自治法第100条第13項及び会議規則第158条の規定によりお手元に配付してありますとおり実施したいと思います。これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認め、さよう決します。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第31、議員提出議案第19号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議から △日程第34、議員提出議案第22号、基地交付金等の見直しを求める意見書まで、以上4件を一括議題に供します。  直ちに提案理由の説明を求めます。まず、議員提出議案第19号について、――21番、大波修二議員。                〔21番(大波修二君) 登壇〕 ◎21番(大波修二君) 日程第31、議員提出議案第19号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議について、大和市議会会議規則第15条の規定に基づいて提出をするものであります。  この爆音につきましては、皆さんもご承知のように、非常にひどい状態がずっと続いております。最近は少しだけ少なくなりましたけれども、年間3万回を超えるW値の爆音が私たちを非常に苦しめているという状態があります。この爆音については、ご承知のように、司法判断でもう5回以上もこれは違法であるということが判決で出されているにもかかわらず、行政側は全くこれに対処することがないわけであります。実際、例えば日米合同委員会でもこの問題が余り論議されていない、そういう状態です。アメリカ合衆国の軍隊は、軍隊を維持するために常に兵士を特権階級という位置づけにして、そして軍のさまざまな行動を国に守らせている、そういう状態があるわけであります。したがって、本来ならば国内法が優先をされるということが全く守られていないという状況であります。  こういう中で、私たち1年間に1回の正月を迎えるわけですけれども、本当に私たち日本文化の厳かで厳粛なそういう時間帯を爆音によって壊されるということは全く我慢できないし、壊されてはならない。私たちは人格権、そして環境権、さらには平和的生存権があるわけでありまして、これを破壊されないために、ぜひとも私たちはこの決議をきちんと行って、米軍、それぞれ関係のところに送りたいというふうに考えておりますので、皆さんのご賛同をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(木村賢一君) 続いて、議員提出議案第20号及び議員提出議案第21号について、――24番、窪  純議員。                〔24番(窪  純君) 登壇〕 ◎24番(窪純君) 議員提出議案第20号、真の労働者派遣法改正を求める意見書を大和市議会会議規則第15条の規定に基づいて提案するものでありますが、内容は既に皆さんにお示ししているとおりであります。  2年前の総選挙で民主党は労働者派遣法の抜本改正を国民に公約しました。これはリーマン・ショック以来、労働法制の規制緩和から強化への潮目の変化を踏まえて、民主党は選挙公約で掲げてきたものでありますが、これが今ここに来て、民主党と自民党と公明党の3党合意によって、政府の改正案すらもう完全に骨抜きにされた。これが廃案になったわけなのですけれども、なぜこういう事態が生まれたのか。  皆さんもご承知のように、ニューヨークのウォール街で始まった貧困と格差をなくする反対運動は、今全世界に広がっております。そのスローガンは、1%の大金持ちの支配する社会でいいのか、私たちは99%だ、こういうスローガンであります。今こういう実態が日本でも起きている。これは世界的な新自由主義の流れの中で起きているわけです。そして、労働法制の抜本改正に反対する、要するにこれを緩和しようという人たちは、これをやるとアンチビジネスだというこういうふうなことを言います。そして、国際競争力を強めるためにも、これを規制緩和していくという形でどんどん労働者を物扱いにしてしまう。  そして、12月14日、厚生労働省が発表した労働の実態調査によりますと、5年前と比較して、非正規社員は30.9%から3.5ポイントも上がって34.4%になっている。日本の勤労者の3分の1は非正規雇用なのです。そして今、日本にはアメリカと同じように1%の富が集中する中で、右肩下がりの貧困と格差が進んでいる。こういう国になっているわけです。だから、これは労働者派遣法によって、要するに人間を物扱いにしてしまって、大企業は既に260兆円を超える内部留保をため込んでいるのです。これを国民に還流しなければ、要するに内需を拡大しなければ、日本の経済の健全発展もあり得ない。そのためには労働者派遣法を抜本改正して、だれもが生活できる賃金、そのものを保障して内需を拡大する。そのことなしには日本の経済も健全な成長はあり得ない。そういう面で、労働者派遣法の抜本改正は、本当に1回壊されたこういう働くルールを回復するのは時間がかかるのです。ですから、私ども大和市の議会からこういう意見を上げながら、国に迫っていく、政府に迫っていく。このことが求められていると思います。そういう意味で、ぜひ皆さんのご賛同をお願いしたいということです。  続きまして、議員提出議案第21号、介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書について提案いたしたいと思います。  お手元に配付しております意見書の案文によりましても、65歳以上の高齢者から平均して5000円の介護保険料を取るというこういうことが進められてきている。そもそも年金の1万5000円から介護保険料を天引きする。このこと自体が憲法上許されない。大体1万5000円に税金がかかりますか。生活費まで介護保険料という名目でもって保険料を徴収する。これは税金と同じなのです。こういう面でも、本当にこの国の政治のあり方、これも私は機会ある都度指摘しておりますけれども、新自由主義というのは社会保障を圧縮する。これを必然的に求めるのです。ですから、こういう介護保険の面にも、あらゆる社会保障の面でこういうものがどんどん国民負担として転嫁されている。ここのところを見ないで、先ほど言いましたように、やれ、国際競争力を高めるために労働法制を規制緩和するとかビジネスの邪魔になるというのは、これは逆立ちした考え方なのです。このことを指摘して、2つの議案を提案するものです。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(木村賢一君) 続いて、議員提出議案第22号について、――11番、佐藤正紀議員。                〔11番(佐藤正紀君) 登壇〕 ◎11番(佐藤正紀君) 日程第34、議員提出議案第22号、基地交付金等の見直しを求める意見書につきましてはお手元に配付してあるとおりでございます。  本市は、厚木基地の早期返還を市是としてきましたが、その実現にはまだ時間を要することから、空母艦載機の騒音等に悩まされる市民の被害は今後も解消されません。基地交付金の額は基地の面積などをもとに算定されており、騒音被害等の不利益をこうむる人口等とは合致しておりません。また、航空法による高さ制限により、本市のまちづくりが阻害されている事実なども考慮されておらず、甚だ不合理であります。よって、基地交付金について、騒音被害の影響や財政上の損失を十分に勘案するなど、抜本的な見直しをするよう立法府等に対し求めるものです。  以上、よろしくご審議の上、あわせてご賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(木村賢一君) 提案理由の説明が終わりました。これより質疑に入ります。  ただいま議題となっております議員提出議案第19号外3件について質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第19号外3件については会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認めます。よって議員提出議案第19号外3件は委員会付託を省略することに決しました。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第31、議員提出議案第19号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第19号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第19号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第32、議員提出議案第20号、真の労働者派遣法改正を求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第20号、真の労働者派遣法改正を求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって議員提出議案第20号は否決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第33、議員提出議案第21号、介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。――10番、赤嶺太一議員。                〔10番(赤嶺太一君) 登壇〕 ◆10番(赤嶺太一君) 日程第33、議員提出議案第21号、介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書について、明るいみらい・やまとを代表して反対討論を行います。  現在日本が超高齢化社会に突入しようとしている中で、高齢者支援についての制度に反対する理由はなく、むしろ積極的に援助の手を差し伸べ、推進していく必要があることは言うまでもありません。しかし一方で、あらゆるメディアを通じて介護保険制度が近い将来破綻する可能性についてたびたび報道されており、国の借金が1000兆円近くに達したことと関連して、国民の注目することとなっております。  そのような状況下にあり、単に国庫負担を引き上げることだけを要求することは、財源確保なしに大盤振る舞いとも見えるマニフェストを掲げてきたことで、大きな批判を受けている現政権と問題を同じくするところであります。現在社会保障審議会で検討されている介護職員処遇改善交付金を介護報酬に算入する件に関しては、これに反対をするものではありますが、本意見書は制度の見直しそのものに反対する趣旨のものと理解をいたします。すべての高齢者が今後も長期にわたって安心安全に暮らしていくために早急に検討されるべきは財源確保であることはもちろん、破綻が指摘されている本制度の見直しと必要な改革の実行であると考えることから、本意見書に反対をさせていただきます。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――23番、宮応扶美子議員。               〔23番(宮応扶美子君) 登壇〕 ◆23番(宮応扶美子君) 日程第33、議員提出議案第21号、介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書について、日本共産党を代表して採択することの討論を行います。  介護保険制度は、高齢者介護を社会的に支えるとして2000年に発足し、来年、平成24年からは介護保険第5期が始まろうとしています。65歳以上の方の第1号保険料は、第1期目の全国平均基準保険料は2911円から現在の第4期、月4160円となり、第5期は全国的にも月5000円を超えると予測されています。大和市では今まで全国平均よりも基準保険料を抑えて、第4期は3740円としてきましたが、先日の市長答弁で、第5期保険料は5000円程度を見込んでいるということが明らかになりました。実にこれでは34%のアップで、介護給付費の増加を高齢者の保険料負担に転嫁するのはもう限界です。その一方で、国庫負担割合は、介護保険が始まる前の50%から25%とされ、その後さらに23%に引き下げられました。公費負担を制限するもとで給付増は保険料引き上げに直結し、高齢者は、保険料値上げを我慢するか、介護サービスを受けるのを我慢するかの選択に迫られています。  それでは、財源をどうするのか。先ほどの反対の討論の方の中では、国の借金が非常にふえている。そういうことを言いましたけれども、だれがふやしたか、何のためにふやしたか。これが問題です。もし無駄な財源を省くというならば、政党助成金320億円を廃止したらどうか、軍事費を削減したらどうか、こういう論議もしなければなりません。
     介護を必要とする高齢者がふえ、介護給付費がふえても、介護ヘルパーなど待遇は依然として低い状態が続いています。一昨年から始まった介護職員処遇改善交付金は来年3月で期限切れとなりますが、それを介護報酬に算入すれば、介護保険料はますます高額となります。安心できる介護保険にするために国庫負担割合を引き上げることともに、介護報酬の算定に介護職員処遇改善交付金を算入しないことが必要と考え、本意見書採択のための賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第21号、介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔多数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立多数であります。よって議員提出議案第21号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第34、議員提出議案第22号、基地交付金等の見直しを求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第22号、基地交付金等の見直しを求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第22号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) お諮りいたします。ただいま可決されました意見書、決議についての提出先、方法等については議長に一任をさせていただきたいと思いますが、これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認め、さよう決します。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) ここで、市長から発言の許可を求められておりますので、これを許します。――市長。                〔市長(大木 哲君) 登壇〕 ◎市長(大木哲君) 先月の28日から23日間の会期で開催されました平成23年第4回定例会も本日で最終日を迎えたところでございますが、議長の格段のご配慮をいただきましたので、一言年末のごあいさつをさせていただきます。  平成23年、2011年も余すところ10日余りということになりました。ことしは3月11日の大震災、私どももこの本会議場であの揺れを体験したところでございます。我が国がこれまで経験したことがないような、ある面から見れば、私どもが経験したことがないような自然災害、そしてこのことは、私たち自治体にとりましても、危機管理のあり方というものが改めて問われた年でもあったわけでございます。放射能問題を初め被災地の復旧復興、いまだ多くの課題が山積しておりますが、早期の復旧復興を強く願うとともに、本市といたしましても、引き続き必要な支援をできる限りできるならば行ってまいりたいと考えております。一方で、明るいニュースとしては、なでしこジャパンのワールドカップの優勝、中でも、本市におきましてゆかりの深い選手が大活躍していただいたということが非常に明るいニュースではなかったかと思います。  また一方で、4月には4年に1回の統一地方選挙があり、私自身も市民の皆様から2期目の負託をいただいたところでもあります。議員の皆様も半数の方が入れかわり、大和市議会にとっても大きな節目の年であったと思います。来年も大変厳しい社会経済状況が続くことが予想されますが、議員の皆様におかれましては、大和市民お一人お一人の幸せのために引き続きご尽力いただきたいと思います。  最後になりますが、新しい年であります平成24年、2012年が皆様にとりましてよりよい年になることをご祈念申し上げ、年末のごあいさつとさせていただきます。この1年間、本当にありがとうございました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) これにて本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。よって平成23年12月大和市議会第4回定例会を閉会いたします。大変ご苦労さまでした。                  午前11時43分 閉会   上記会議のてんまつを記し、その相違ないことを証するために署名する。          大和市議会議長  木 村 賢 一          署 名 議 員  古谷田   力             〃     小 倉 隆 夫             〃     窪     純...