4
◯高橋 豊会長
質疑を行います。なお、質疑の際はページをお示しください。
5
◯井上敏夫委員
では、9ページ、公共用地取得事業費減、先ほどの説明では進捗に合わせ減額ということですが、その進捗状況はどういうことなのでしょう。
6
◯道路用地担当課長
令和元年度末時点での用地取得率は95%でございます。なお、本年度の用地取得の見込みは99.6%を想定しております。
7
◯井上敏夫委員
進捗状況に合わせて減額という、その進捗が進まなかったということなわけでしょう。その原因というのは。
8
◯道路用地担当課長
やはりこれは、地権者交渉が継続、長引いているというような状況でございます。
9
◯井上敏夫委員
予算化するときに、やはりその見込み、成約できるだろうという見込みでやられたと思うのですが、ここまで何か月間か経過する中で、その見込みというのは大きく変わってしまったということなのですか、あるいは物件移転があったりして、移転先が見つからなかったとか、具体的にはどのような理由なのでしょう。
10
◯道路用地担当課長
これはやはり交渉そのものがなかなかまとまらないという状況でして、契約に至らなかったというところでございます。
11
◯井上敏夫委員
交渉は交渉でいいのですけれども、直接の減額しなければいけない理由、それは契約ができないということなのだろうけれども、そこには物件補償があったのか、そうではなくて、物件補償はないけれども、ただ、用地買収が金銭的に合わないのか、あるいは境界の問題なのか、いろいろと原因はあろうかと思うのですけれども、その具体的な理由というのは何なのでしょう。
12
◯道路用地担当課長
委員おっしゃるとおり、建物、樹木等移転補償、こういった交渉のほかに、生活再建、こういったものが交渉の課題となっております。
13
◯高橋 豊会長
その減額理由は。
14
◯道路用地担当課長
(注1)減額の理由につきましては、今年度の用地取得が継続中であるということで、継続費として来年度まで逓次繰越をするということでございます。(注1-1を参照)
15
◯井上敏夫委員
交渉する中で、継続はいいのですけれども、相手の用地に何か物があって、ただ単に土地だけではなくて、物があって、その移転先が見つからなくて滞っているのか、いろいろな原因があると思うの。その原因というのは何なの。
16
◯道路用地担当課長
具体的には、やはり個人情報ですので、なかなか細かいところまで御説明はしかねるところでございます。
17
◯井上敏夫委員
個人情報、大体何かにつけ個人情報で説明不足というのは、聞いている側からすると、要領を得ないなという感じはするのですけれども、今、市街化調整区域もいろいろな理由で、農地転用もあちらこちらで行われている。移転先も見つけないで、個人に任せているから、皆さん困っているという実情もあるのです。皆さんがやはり直接交渉している中で、どのような実態が浮かび上がってきているのか、移転先が見つからなくて困っているであるとか、その辺の具体的なことを言ってくれる。
18
◯道路用地担当課長
具体的に一例を申し上げますと、お子さんが小学生であるということで、その学区から出たくはないということで、もう少し待ってほしいというような要望がございます。
19
◯井上敏夫委員
そういうことで、1年延ばせば成約に結びつくということでいいわけですか。──では、頑張ってください。
20
◯難波達哉委員
今、詳細はよく分かりました。
あと、これを1年延ばしたことによって、全体的にどういうふうな影響が出てくるのか、これだけ確認させていただきたいと思います。
21
◯道路用地担当課長
影響につきましては、特に今のところは想定をしておりませんが、やはり1年延ばすということで、工事の進捗が1年先送りになるというようなことでございます。
22
◯難波達哉委員
ちょっと確認なのですけれども、この厚木環状2号線の関係というのは、供用開始とか、いろいろな面で全体の事業計画というものはどういう形でしたか。
23
◯道路用地担当課長
この件に関しましては、平成28年度から国土交通省と厚木市が協定を結んで、厚木秦野道路と隣接する厚木環状2号線の用地買収を行っております。今後、その用地買収のその先につきましては、まだ検討段階のようでございまして、私の耳には入っておりません。
24
◯高橋 豊会長
ほかになければ質疑を終結いたします。
日程2 議案第101号 令和2年度厚木市公共下水道事業会計補正予算(第2号)
25
◯高橋 豊会長
日程2 議案第101号 令和2年度厚木市公共下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案者の説明を願います。
26
◯下水道総務課長
ただいま議題となりました議案第101号 令和2年度厚木市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
それでは、恐れ入りますが、1ページをお開きください。第2条の債務負担行為の補正でございますが、公共下水道しゅんせつ汚泥処分委託経費ほか3つの事項につきまして、委託等の早期発注を図るため、いわゆるゼロ市債として、令和3年度に債務負担が生じることから、追加するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。
27
◯高橋 豊会長
質疑を行います。なお、質疑の際はページをお示しください。
28
◯松本樹影委員
ちょっと伺いたいのですけれども、管渠のしゅんせつ作業というのは、大体おおよそ年に何か所ぐらい行われているのですか。
29
◯下水道施設課長
管渠しゅんせつ作業委託ですけれども、年間、令和2年度におきましては25か所のしゅんせつ作業を実施しております。
30
◯松本樹影委員
しゅんせつ前どのような状況のものがしゅんせつ作業に入るような案件なのかということと、しゅんせつ後はどのような状況になるのかということを伺いたいです。
31
◯下水道施設課長
まず、公共下水道管渠しゅんせつ作業委託の内容をちょっと簡単に御説明いたします。公共下水道施設であります管渠やマンホール、取付け管のしゅんせつ、清掃を行う業務委託となっておりまして、作業につきましては、しゅんせつの洗浄の専門機械であるジェットにより、高圧の水流を使用し、管渠などの詰まりを取り除き、その後、バキューム車で汚泥を吸引し、処分場にて処分をいたします。
32
◯高橋 豊会長
ほかになければ質疑を終結いたします。
ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。
午前9時32分 休憩
───────────
午前9時34分 開議
33
◯高橋 豊会長
再開いたします。
日程3 議案第102号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第14号)〔所管科目〕
34
◯高橋 豊会長
日程3 議案第102号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第14号)所管科目を議題といたします。
提案者の説明を願います。
35
◯財政課長
ただいま議題となりました議案第102号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第14号)のうち、当分科会所管科目につきまして御説明申し上げます。
一般会計補正予算に関する説明書の24ページ、25ページをお開きください。歳出から御説明申し上げます。
土木費でございます。都市計画費の都市計画総務費のうち、公共用地取得事業特別会計繰出金につきましては、事業の進捗に合わせて減額するものでございます。
続きまして、繰越明許費等につきまして御説明申し上げますので、5ページにお戻りください。
第2表の繰越明許費補正の追加でございますが、3つ目の土木費の都市計画費のうち、中町第2-2地区周辺整備事業につきましては、事業者の選定において十分な期間を確保する必要があることから、年度内に事業の執行が完了しない見込みであるため、追加するものでございます。
続きまして、第3表債務負担行為補正の追加でございますが、5つ目の道路構造物損傷箇所復旧工事経費から、河川緊急維持補修工事経費までの3つの経費及び、1つ飛びまして、排水路構造物損傷箇所復旧工事経費の4つの事項につきましては、令和3年度に計画している工事の早期発注を図るため、いわゆるゼロ市債として令和2年度に債務負担が生じることから、また、下から3つ目の複合施設基本設計等業務委託経費につきましては、令和2年度に事業者の募集を開始するとともに、令和3年度から令和6年度までの期間において債務負担が生じるため、追加するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださるようお願い申し上げます。
36
◯高橋 豊会長
最初に、都市整備部の質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。
37
◯高村真和委員
5ページの下の追加のところですが、ここの損傷箇所のところは都市整備部で、これは道路部になるのですか。ゼロ市債のところについては、先ほどお話が。
38
◯高橋 豊会長
これは都市整備部ですか、違いますね。
39
◯高村真和委員
では、後ほど。
40
◯田上祥子委員
5ページの繰越明許ということで、中町第2-2地区周辺整備事業、これをもう少し具体的にもう一度御説明いただければと思うのですけれども。
41
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回の繰越明許費につきましては、事業者選定に係ります業務に関するものを来年度に繰越しをさせていただくというものでございますが、これにつきましては、当初、基本設計先行型で発注するということを想定しまして、今年度につきましては、その業務が年度内に終わるという想定で今年度計上させていただいておりましたが、10月に行いました事業者に対するサウンディング型市場調査の中で、よりよい基本設計者を選定するためには、参加者が提出する技術提案の作成期間を当初の想定よりも十分な期間を設定する必要があるということで判断をいたしました。
そのことから、当初予定をしていました今年度内ではなくて、事業者の選定が来年度になるということから、来年度に繰越明許をさせていただくということでございます。
42
◯田上祥子委員
分かりました。そうすると、このことによって参加事業者も少し増えるということも想定されたりするのでしょうか。
43
◯中町第2-2
地区整備担当課長
参加者につきましては、先ほどお話ししましたサウンディング型市場調査の中で、設計者の方が基本設計だけではなくて、実施設計の一部にも携わるような形にしないと参加意欲が高まらないというようなことで御意見をいただきまして、市としましても、そのような方法で今後発注していこうということで、その発注方式を、先日も本会議の中で部長からも御説明しましたが、そのような発注方式をしていくという中では、事業者の方が参加意欲が高まって、参加者も増えていくのではないかということで想定をしております。
44
◯高橋 豊会長
高村委員、もう一度、すみません。先ほどの件なのですが、河川ふれあい課、道路部、都市整備部、どちらの質疑でしょうか。
45
◯高村真和委員
都市整備部なので、河川のところかなと。
46
◯高橋 豊会長
河川ですから、お答え願いたいと思います。先ほどはちょっとすみません。
47
◯高村真和委員
下から4つ目の河川緊急維持補修工事経費です。御説明をお願いできますでしょうか。
48 ◯河川ふれあい課長
河川緊急維持補修工事につきましては、年間を通しまして、河川ふれあい課が管理しております施設の突発的な構造物の損傷の補修及び地元要望や市民からの情報提供などを早急に対応するため、緊急に実施する維持補修工事になっております。
49
◯高村真和委員
債務負担行為の補正で、追加で、下から3つ目で複合施設基本設計等業務委託経費のこちらについても御説明をお願いできますでしょうか。
50
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回の債務負担行為の設定につきましては、複合施設の整備に当たりまして想定される設計事業者、建設事業者等から、先ほどもお話ししましたが、10月にサウンディング型市場調査を行いました。その当該調査に参加された事業者からの意見、提案を踏まえまして、複合施設整備の発注方式につきましては、基本設計を先行するうちの実施設計を基本設計者と施工者に分割し、発注いたします(仮称)実施設計分割型デザインビルド方式といたしました。そのため、基本設計及び実施設計の一部、業務を行うに当たりまして、できるだけ早期の施設整備を目指すことから、令和2年度中に公告及び事業者選定業務に着手をいたしまして、業務の完了が令和6年度と事業期間が複数年度にわたるために、今回、債務負担行為の設定をさせていただいたということになります。
51
◯高村真和委員
ありがとうございます。これはもともとここのタイミングというか、若干時期がずれたとしても、この3年から6年というところで8億4547万1000円という金額ですが、大体もともと予定されていたものだと理解してよろしいのでしょうか。
52
◯中町第2-2
地区整備担当課長
先ほどちょっとお話をさせていただきましたが、今年度については、基本設計先行型ということで、基本設計をまずやって、その後、実施設計、施工という形で分離をする方式で想定をしていましたので、今年度予算ということで、設計費については来年度計上するということで予定をしておりましたが、今回、サウンディング型市場調査を踏まえまして、基本設計者の方が実施設計の一部も担うということになりましたので、来年度だけではなくて、令和6年度までなるということで債務負担行為を設定させたということで、当初の想定から、一部基本設計先行型ではなくて、実施設計も絡んでくるということで、今回債務負担行為を設定させていただいているということになります。
53
◯高村真和委員
そうしますと、もともと予定していたその予算というか、そこが増えるということではなくて、使い方が変わったという理解でよろしいのでしょうか。
54
◯中町第2-2
地区整備担当課長
委員おっしゃるとおりでございます。
55
◯高橋 豊会長
ほかになければ質疑を終結いたします。
ここで説明員交代のため暫時休憩いたします。
午前9時45分 休憩
───────────
午前9時46分 開議
56
◯高橋 豊会長
再開いたします。
この際、道路用地担当課長から
発言訂正の申出がありましたので、これを許可いたします。
57
◯道路用地担当課長
(注1-1)先ほど議案第96号で補正額を逓次繰越すると御説明申し上げましたが、正しくは令和2年度から令和3年度へ継続費の延長をするものでございます。訂正しておわび申し上げます。(注1を参照)
58
◯高橋 豊会長
引き続き道路部の所管科目について質疑を行います。
59 ◯渡辺貞雄副会長
ちょっと質問です。5ページのゼロ市債です。これは大分前、何年か前かな、議会のほうからも早期発注という意味合いと、4月、5月の建設業が手薄になっている部分、これを手厚くするには何とか早期発注できないかという申出から、年々こういう形で見ていただいた、計上していただいたのですが、ほとんどはっきり言うと、補修的な事業が何件か載っていると。これは工事発注を、改良とか、あるいは舗装の打ち替えとか、そういうものを前倒しするということはできないのでしょうかね。
ここの件についてもそうなのですが、軽易的な予算計上ではなくて、一本化の工事が発注できないかをちょっと、ここで聞いていいのかな、もし答えられなかったら、結構ですが、そういう計上ができないかというお話です。
60 ◯道路部長
今の渡辺副会長の御質問なのですけれども、できないことはないと思っております。補正とかを頂いてやる方法とかがあると思うのですけれども、今回お願いしていますのは、今おっしゃったとおり、維持補修のところであって、どうしてもやらなければいけない、至急やらなければいけないものに対して今回お願いしているもので、舗装とか改良工事については、一般的には当初予算でお願いしましてやるのが通常であると思っております。
61 ◯渡辺貞雄副会長
確かに、早期発注をやって、4月、5月、何とか業者をつないでいくというのも大事だと思うのですが、今、道路部で約4000万円しかないのですよね。これが小さく割っていくと、数件の業者は取れると思うのですが、一番動き出さないところで、通常で4月の当初からといった場合、設計を4月からやった場合は、少なくても5月の連休明け、あるいは6月からという工事着手になると思うので、それを是正するためには、なるべく早期発注をして、早期に仕事を終わらせてしまえば、この年度末の仕事が非常に少なくなるのかな。そこを1回
切り替えれば、年度末に新たな設計ができて、早期発注ができるのかなという期待があるので、これは意見でございますので、ぜひそういう検討をお願いしたいなと思っています。
62 ◯道路部長
今、渡辺副会長がおっしゃったとおり、検討するところはあると思いますので、我々は関係部署と連携を取ってやってみたいと思います。
63
◯高橋 豊会長
ほかになければ以上で質疑を終結いたします。
64
◯高橋 豊会長
以上で本分科会で分担する案件に対する審査は終了いたしました。
本日の審査概要は、12月21日に開かれる予算決算常任委員会において分科会長報告を行い、分科会長報告に対する質疑、討論の後、採決が行われますので、御承知おき願います。
これをもちまして、
予算決算常任委員会都市経済分科会を閉会いたします。
(午前9時52分 閉会)
発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...