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  1. 厚木市議会 2020-12-15
    令和2年 都市経済常任委員会 本文 2020-12-15


    取得元: 厚木市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年 都市経済常任委員会 本文 2020-12-15 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 14 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯高橋 豊委員長 2 ◯高橋 豊委員長 3 ◯青木書記 4 ◯高橋 豊委員長 5 ◯産業振興課長 6 ◯高橋 豊委員長 7 ◯難波達哉委員 8 ◯田上祥子委員 9 ◯産業振興課長 10 ◯田上祥子委員 11 ◯高村真和委員 12 ◯井上敏夫委員 13 ◯高橋 豊委員長 14 ◯高橋 豊委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯高橋 豊委員長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  本委員会に付託されました案件を審査のため、都市経済常任委員会を開きます。  本日の日程は、お手元の日程表のとおりです。  日程に入ります。 日程1 陳情第11号 「最低賃金改善中小企業支援拡充を求める意見書」を国に提出することを求める陳情 2 ◯高橋 豊委員長  日程1 陳情第11号 「最低賃金改善中小企業支援拡充を求める意見書」を国に提出することを求める陳情を議題といたします。  書記本件を朗読させます。 3 ◯青木書記  はい。朗読いたします。  陳情第11号 「最低賃金改善中小企業支援拡充を求める意見書」を国に提出することを求める陳情。  陳情者、横浜市中区桜木町三丁目9番地、横浜平和と労働会館6階、神奈川労働組合連合議長住谷和典さん。  裏面を御覧ください。  陳情項目。  1 政府は、労働者の生活を支えるため、最低賃金1500円以上を目指すこと。  2 政府は、最低賃金法全国一律最低賃金制度に改正すること。  3 政府は、最低賃金引上げができ、経営が継続できるように、中小企業への支援策を最大限拡充し、国民の生命と暮らしを守ること。
     以上です。 4 ◯高橋 豊委員長  理事者から本件に対する意見説明がありましたらお願いいたします。 5 ◯産業振興課長  陳情第11号につきまして御説明申し上げます。  まず、項目1及び2の関係でございますが、最低賃金は、国の最低賃金審議会において、賃金実態調査結果など各種統計資料を十分に参考にしながら審議を行い、決定されております。神奈川県の最低賃金は、毎年7月頃に開催される国の中央最低賃金審議会答申を基に、8月頃、神奈川労働局長神奈川地方最低賃金審議会に諮問し、答申を受け、決定されております。  次に、陳情項目3の関係でございますが、国が実施している最低賃金引上げに向けた中小企業小規模事業者への支援事業といたしましては、生産性向上のための設備投資などを行い、事業場内で最も低い賃金一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成する業務改善助成金や働き方改革推進支援助成金の支給のほか、神奈川労働局が開設しております神奈川働き方改革推進支援センターにおいて、中小企業小規模事業者の方々が抱える様々な課題に対応するためのワンストップ相談窓口を設置し、対応しております。 6 ◯高橋 豊委員長  意見質疑等お出し願います。 7 ◯難波達哉委員  今回の陳情なのですけれども、当然、雇われている側からしてみたら、最低賃金が上がれば大変うれしいということもあると思うのですね。ただ、反面、やはり払う側、雇用側にしてみれば、こういったふうな景気の中で賃金が上げられるというのは、やはり非常に大変だという事情もまずよく理解して、両面からやらないといけないというのも理解しております。  今回、陳情項目にあるまずこの1番目の「最低賃金1500円以上」ですけれども、政府も今、毎年、徐々ではありますけれども、最低賃金の見直しを行っていると。まず、目標は1000円と伺っておりますし、それを飛び越えていきなり1500円というのもどうかなという面が1つあります。  先ほど申し上げたように、両面からという形の中で、今、産業振興課長から説明があったとおりで、国でまずその最低賃金の基準を決めた中で、あとは地域実情に合わせて、神奈川県だったら、神奈川県の労働局長らがこれを決定していくということで、これをやはりやることによって、全国一律でやっていくと、地域実情が反映されないという面もありますので、やはり国で一律決めるというのもなかなか厳しいのではないかなと思っております。  それともう一つ、ここの対象になっている方を救っていくという話になれば、企業支援というのも当然大事になってくるのですけれども、ただ、この3番にうたわれている「中小企業への支援策を最大限拡充し」とあるのですけれども、具体性に欠けているという部分で、特に企業支援がない中で最低賃金引上げを行うということになりますと、やはり雇用側としては、本来、一番救われなければいけない方を先に解雇しなければいけないとか、そういうふうな危機感も当然あると思うので、やはり両面からやっていかないといけないという中にあって、今回の陳情に関しては、この時期に最低賃金の議論を持ち上げるというのは、ちょっと会派としては時期に沿わないというのも考えておりますので、我々の会派としては不採択で考えております。 8 ◯田上祥子委員  理事者側に1点お聞きしたいのですけれども、今年度はこの中央最低賃金審議会目安が示されていないと聞いているのですけれども、新型コロナ感染拡大などによって、経済とか、雇用への影響があるということで、その引上げ額目安を示していないということをお聞きしているのですけれども、その辺の状況はそうなのでしょうか。 9 ◯産業振興課長  中央最低賃金審議会関係はちょっと確認はしてございませんが、委員おっしゃるとおり、都道府県によっては据え置きというところも確かにございます。東京都が据え置きになっています。ただ、神奈川県は今年1円上がりまして1012円で、全国でも1000円を超えているのは神奈川県と東京都だけという状況になってございますので、その都度、中央最低賃金審議会考え方等も含めまして、地方審議して決定されているとは感じております。 10 ◯田上祥子委員  最低賃金を引き上げていくということは大事なことだなとは考えております。これについては、やはり中央最低賃金審議会、これは労働者使用者で構成されている審議会と聞いていますので、ここで毎年引上げ額の作成がされて、それに基づいて各都道府県最低賃金改定していくと理解しています。このことで、着実に毎年最低賃金の額は上がってきているという実績もあります。  厚木市議会にも、毎年6月に、他の団体からこれまで陳情が出ておりました。市議会としては、この最低賃金改定に合わせた時期に陳情が出されていて、議会も確かに賛成はしていました。ただ、今回のこの陳情におきましては、具体的に最低賃金1500円以上を目指すということがあった、この金額については、全国一律の金額先ほど難波委員もおっしゃいましたけれども、やはりそれぞれ地域ごと事情が違いますし、物価も違うし、そういったことで一律に1500円というのは、やはり現実的ではないかなと思いますし、また、これは、最低賃金を引き上げることによってやはりメリット、デメリットも当然あります。お給料をもらう人にとっては、最低賃金が上がれば所得が増えるということで、消費活動も活発になっていくのかなと、そうすると、経済も活発になっていくのかなとは思いますけれども、その分、使用者にとっては、人件費の高騰によって、それがまた物価の価格に反映するということも考えられたりします。そういったことで、様々なバランスを見ながら、最低賃金を引き上げていくということが大事だと考えています。  特に今年は、いつも頂いている陳情団体も、やはり新型コロナ感染拡大という時期ということもあって引上げ額の見合わせをしているというところもあったりしますので、今回、この陳情につきましては、私どもの会派といたしましても賛成はできないなと考えております。 11 ◯高村真和委員  今の難波委員田上委員からもお話がありましたけれども、現在、この最低賃金の件については、基本的にやはり引き上げていくということは大変重要なことだと思っております。  国もここ過去3年ぐらいはかなり上げてきていますし、今年はコロナ関係もあって、基本据え置きですけれども、各県においては、一部やはり最低1円ずつ上げている県も多数ございますので、そういう意味では、これは引き上げていく必要性があるということは、官民とも共通認識はされていると思います。ただ、先ほどもございましたけれども、このコロナ禍という状況の中において、まずは雇用を安定させることのほうが今重要になってきているということもあって、そういう意味で、経済的な部分の基盤がない限り、雇用は安定させることはできませんので、やはりそういった情勢も鑑みていかなければいけないという状況かなと思います。  まず、1000円を目指すというところがずっと言われてきておりまして、今年の10月1日の改定を見ますと、先ほど産業振興課長からも御説明がありましたけれども、東京が1013円、神奈川1012円で、ほかの県はほとんど、それ以外は全部1000円未満になっています。全国加重平均を見ても、今902円というレベルなのですね。ですから、やはりここのところを、まずいきなり1500円を目指すというのではなく、やはり国が言っているように、1000円というのをまず1つの目標として目指していくというところが重要かなと思います。引上げについては必要だと認識しておりますけれども、1500円というのは、この状況の中ではちょっと厳しいのかなと感じます。  ということで、我々の会派としても、ちょっと今回については見送りというか、不採択という形にさせていただきたいと思います。 12 ◯井上敏夫委員  賃金改善については、経済を回していくという部分の中では、誰しもが必要であると認識は持っていると思います。ただし、それを上げるには、やはり中小企業の自立というのも必要ですし、その環境条件が整うということが第一条件だと思います。  やはり今の環境を考えると、この陳情に関しては不採択という立場で臨みたいと思います。 13 ◯高橋 豊委員長  ほかになければ意見質疑等を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。            陳情第11号  採決───起立なしで不採択 14 ◯高橋 豊委員長  以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  これをもちまして都市経済常任委員会を閉会いたします。                               (午前9時13分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...