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令和2年 中心市街地活性化特別委員会 本文 2020-11-20
令和2年 中心市街地活性化特別委員会 名簿 2020-11-20

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  1. 厚木市議会 2020-11-20
    令和2年 中心市街地活性化特別委員会 本文 2020-11-20


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年 中心市街地活性化特別委員会 本文 2020-11-20 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 78 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯川口仁委員長 2 ◯川口仁委員長 3 ◯中町第2-2地区整備担当課長 4 ◯川口仁委員長 5 ◯池田博英委員 6 ◯中町第2-2地区整備担当課長 7 ◯田上祥子委員 8 ◯中町第2-2地区整備担当課長 9 ◯高村真和委員 10 ◯中町第2-2地区整備担当課長 11 ◯高村真和委員 12 ◯中町第2-2地区整備担当課長 13 ◯井上敏夫委員 14 ◯中町第2-2地区整備担当課長 15 ◯井上敏夫委員 16 ◯中町第2-2地区整備担当課長 17 ◯井上敏夫委員 18 ◯中町第2-2地区整備担当課長 19 ◯井上敏夫委員 20 ◯中町第2-2地区整備担当課長 21 ◯高村真和委員 22 ◯中町第2-2地区整備担当課長 23 ◯高村真和委員 24 ◯中町第2-2地区整備担当課長 25 ◯田上祥子委員 26 ◯中町第2-2地区整備担当課長 27 ◯難波達哉委員 28 ◯中町第2-2地区整備担当課長 29 ◯難波達哉委員 30 ◯中町第2-2地区整備担当課長 31 ◯渡辺貞雄委員長 32 ◯中町第2-2地区整備担当課長 33 ◯渡辺貞雄委員長 34 ◯中町第2-2地区整備担当課長 35 ◯高村真和委員 36 ◯中町第2-2地区整備担当課長 37 ◯田上祥子委員 38 ◯中町第2-2地区整備担当課長 39 ◯川口仁委員長 40 ◯川口仁委員長 41 ◯松本樹影委員 42 ◯川口仁委員長 43 ◯井上敏夫委員 44 ◯川口仁委員長 45 ◯池田博英委員 46 ◯川口仁委員長 47 ◯高村真和委員 48 ◯川口仁委員長 49 ◯田上祥子委員 50 ◯川口仁委員長 51 ◯高橋豊委員 52 ◯川口仁委員長 53 ◯渡辺貞雄委員長 54 ◯川口仁委員長 55 ◯後藤由紀子委員外議員 56 ◯川口仁委員長 57 ◯井上敏夫委員 58 ◯川口仁委員長 59 ◯田上祥子委員 60 ◯高村真和委員 61 ◯川口仁委員長 62 ◯高村真和委員 63 ◯川口仁委員長 64 ◯井上敏夫委員 65 ◯田上祥子委員 66 ◯渡辺貞雄委員長 67 ◯高村真和委員 68 ◯川口仁委員長 69 ◯高村真和委員 70 ◯川口仁委員長 71 ◯高村真和委員 72 ◯川口仁委員長 73 ◯渡辺貞雄委員長 74 ◯後藤由紀子委員外議員 75 ◯川口仁委員長 76 ◯議会総務課長 77 ◯川口仁委員長 78 ◯川口仁委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯川口仁委員長  ただいまの出席委員は9人で定足数に達しております。委員外議員として後藤由紀子議員が出席しております。ただいまから、中心市街地活性化特別委員会を開きます。日程に入ります。  日程1 複合施設等整備の検討状況について 2 ◯川口仁委員長  日程1 「複合施設等整備の検討状況について」を議題といたします。  理事者からの説明をお願いいたします。 3 ◯中町第2-2地区整備担当課長 (注1) 案件1複合施設等整備の検討状況につきまして御説明いたします。資料1を御覧ください。本日はこちらにありますサウンディング型市場調査と2つ目として、スケジュールの検討ということでこの2つについて、御報告させていただきます。まず1つ目のサウンディング型市場調査でございますが、こちらにつきましては、本年1月に策定いたしました複合施設等整備基本計画におきまして、整備手法についてはDB+O方式を採用するということとしまして、その中でDB+O方式については基本設計先行型と一括型とありまして、どちらかにするについてはサウンディング型調査を実施しまして、民間事業者の方の御意見等を聞きながら決めるということでお示しをしております。それに基づきまして実施をしたものでございます。先ほど申しました、基本設計先行型と一括型については、2ページのほうを御覧いただきたいと思います。こちらにお示ししているのが、それぞれのスケジュールのものとなります。(1)一括型については、基本設計、実施設計、施工を一括して発注する方式となりまして、このグレーのところが事務局のほうで準備する期間となりまして、その後、緑の事業者の方が基本設計から新築工事までを一括して受注をして進めるという形になります。(2)が基本設計先行型のDBとなりまして、最初に基本設計の発注準備をしまして、一度、基本設計だけを実施する事業者が決まります。その基本設計が終わりましたら、今度は実施設計と新築工事を発注するための準備を行いまして、実施設計、新築工事を一括して事業者の方が進めるというこの2つのパターンがDB方式の中で一般的な方式となっております。こちらを決めるために今回サウンディング調査を実施しているということでございます。また、1ページのほうにお戻りいただきたいと思います。そして、目的のところに書いてありますように、発注方式や整備スケジュール等について、想定されます設計監理、建設工事、維持管理事業者に対して、意見や提案を個別に聴取することを目的としております。(2)の主な調査項目としましては、発注方式に対する妥当性、事業者の方の事業への参入意欲、市のほうで考えております整備スケジュールの妥当性等について調査を行っております。実施しましたのが、先月12日から16日までの1週間で実施いたしております。参加いただいた事業者につきましては20者となっておりまして、一般的には四、五者ぐらいしかサウンディング調査には参加していただけないのですが、今回20者ということで本事業に対する事業者の皆様の関心の高さをうかがえるというような状況となっております。調査結果につきましては、本日、この特別委員会終了後ホームページのほうに公開していこうと予定しております。そして、今回のサウンディング調査を実施するに当たりまして、まず、事業者の方に前提条件を御説明しております。それについては、ホームページ掲載資料の12ページの別紙2-1を御覧いただきたいと思います。こちらのほうであらかじめ今回のサウンディングに参加していただいた事業者の方にお示しした資料を抜粋したものとなっております。最初に今回の事業の概要として、基本計画を1月に定めて整備手法についてはDB+O方式を採用するということを御説明しております。そして2番目に整備手法に関する検討概要ということで(2)を御覧いただきたいのですが、1段落目の2行目の終わりから「できるだけ早期に整備するためには、周辺環境における様々な関係者との協議と並行しながら、複合施設の設計を進める必要があります。」そして2段落目の2行目の中盤以降に「複合施設のライフサイクルコストの縮減を図るには、維持管理・運営の考え方を反映するとともに国県と協議調整を図りながら複合施設の設計を進める必要があります。」次の13ページを御覧ください。こちらの2行目のところに「協議調整により整備条件等の変更が生じる可能性があります。そのことから、基本設計・実施設計・施工を同時期に一括発注するDB+O方式の場合、発注時点で契約した工事費が発注後の整備条件等の変更により変動するリスクがあり、ライフサイクルコストの縮減が損なわれる可能性があるということで市のほうでは懸念しております。複合施設整備特有の課題への対応を図る代案として、基本設計と実施設計・施工を分離して発注するDB+O方式(基本設計先行型)について検討しています。」を前提として事業者の方からサウンディング調査を実施しております。最後の15ページのところには、市のほうで今想定をしております完成までのスケジュール、基本設計、実施設計、施工についておおむねこのぐらいの期間で考えていますということでお示しをした中で事業者の方から御意見、御提案をいただいております。そして主な御意見等でございますがホームページ掲載の6ページの別紙1を御覧ください。こちらから6ページ程度にそれぞれいただいた事業者からの御意見、御提案を掲載しております。そして、設計あるいは建設のほうの会社の方からは、先ほどの発注方式の中で一括型DBのほうが一般的には工期も早くなるし、事業者の方のいろいろな提案内容もノウハウも発揮できるというような御意見が多くありましたが、今回につきましては複合施設ということでいろいろな機能が入りますことから、市が考えているような基本設計先行型でまず基本設計でそこら辺をしっかり議論して、その後、実施設計、施工を進めることに対しても理解できますという御意見をいただいております。また、維持管理のほうの事業者の方からは、最初にイニシャルコストを抑えることによって、その後のライフサイクルコストが高くなってしまう。結果的には総額で言えばイニシャルコストを落としたことによって、後でランニングコストがかかってしまうので全体的に高くなってしまうことがあるので、設計の段階から維持管理の視点で考えたほうがいいよという御提言もいただきまして、市のほうとしても今後設計の中でそういった視点で進めていこうということで、いい御提案をいただいたなと考えております。あと、細かいところについては、後ほど御覧をいただきたいのですが、これらのいろいろな御意見や御提案をいただいた中で市のほうといたしましては、今後どういうふうに進めていくのかについて検討をいたしました。それにつきましては、最初の2ページのほうに戻っていただきたいと思います。こちらのほうでスケジュールの検討ということで掲載をさせていただいております。先ほども御説明いたしましたが、まず、一括型DBについては、基本設計から新築工事までを一括して出すに当たりましては、要求水準書をそれなりに作り込まなければならないということで、かなり発注のための準備の期間が多く取られるような形で表のほうにお示しをさせていただいております。この中でどこがかかるのかというと、それなりの要求水準書を作るに当たりましては基本設計と同じくらいの設計をしなければいけない。それに基づいて要求水準書を作りこんでいかないと、曖昧な表現で要求水準書を作ってしまうと、後々、先ほどの工事変動のリスクというのが出てきますので、それなりにしっかり書いていかなければいけないということがありますので、これだけの期間を取っているということで、準備の中で設計をした上に、基本設計でもまた時間を取るという形になってきますので、結果的には下の基本設計先行型よりも多少完成までの時間が遅くなってしまうというような形となっております。2つ目のところにつきましては、基本設計先行型ということで基本設計を発注するための準備をしまして、ここで基本設計者を募集して基本設計でしっかり、先ほども申し上げましたが、複合施設の設計をしっかり議論して作りあげていく。それを基に今度工事費の積算もしっかりした中で、実施設計、新築工事の事業者を募集するということで、一括型よりも多少早く完成するような予定で、スケジュール的には見込んでいます。ただ、この中で1つありますのが、基本設計先行型でいったほうよいということで、基本的には基本設計先行型でいこうと市のほうとして考えておりますが、ここのところで見ていただきますとおり、基本設計をされた事業者Aの方が必ずしも実施設計をするということにはならないというような形になりますので、今回、基本設計は複合施設のことについて、いろいろな機能についても議論をし、それを理解された人が実施設計をされない可能性があるというようなことが考えられます。そうしますとせっかく基本設計でよい設計をしたとしても、それが、実施設計、新築工事に反映がされないということがございますので、市のほうで考えましたのが、その次のページの3ページ目を御覧いただきたいのですが、基本設計を先行して発注をするのですが、その基本設計をされた方が実施設計のうち建築総合という建物全体の設計を担うところについては、基本設計をされた方が引き続き行っていただいて工事の監理までしていただく。そして、実施設計のうち設備と構造の部分については、新築工事を行う事業者と実施・新築工事を一体で発注を出すという形で実施設計を分割して、基本設計は先行するのですが、実施設計は分割して議論したことがその後に引き継がれるような形でそれが建物に反映できるような方式を採っていこうということで、実施設計分離型デザインビルドという方式を、今回採用しようということで、市としてはこういう方針でいこうと決めているところでございます。こちらの方針を決めるに当たりましては、現在、選定の準備の中でコンストラクション・マネジメントの会社の専門家の方や発注方式に詳しい大学教授の方などにアドバイスをいただきながら、厚木市としてはこれだけ複雑な機能が入っている施設ですので、こういった方のほうが望ましいのではないかということでアドバイスも頂きながら、市としては、実施設計分離型デザインビルドということで今後進めていこうと方針を決めているところでございます。今回、当初基本計画のときに想定していたときよりも設計段階の発注準備、あるいは実施設計・施工の発注準備のところを以前より少し長めに取っております。この期間というのが事務手続上の問題ではなく、基本設計、実施設計、新築工事に応募していただく事業者の方によりよい提案をとっていただくために、当初想定していた期間よりも多少長めに取っております。そのため、基本計画のときには令和7年度完成ということでお示しをしておりましたが、この中では令和8年度の完成ということで少しずれ込んでいるということになります。また、新築工事のところにつきましては、おおむね30か月くらいを見込んでいるところではございますが、これにつきましては、実際に設計をしてみないと詳細な工程が出てこないということがありますので、基本設計が終わった段階でまた改めてこの工程については精査をしたいと考えているところでございます。簡単ではございますが、資料の説明については以上でございます。(注1-1を参照) 4 ◯川口仁委員長  それでは、理事者の説明が終わりました。意見、質疑等をお出し願います。 5 ◯池田博英委員  ホームページ掲載予定の9ページですが、30か月は厳しいという意見が掲載されていますが、日本建設業連合会の標準工程で算出した場合は3年以上かかるとなっているのですが、これについて私も懸念しているのは、地下駐車場についての意見が上がってきていて、実際は雨水貯留槽で浸水については大分改善ができているのですが、実際に工事に入ると何か懸念材料があるのかどうかこの辺を聞かせていただければと思いますが。 6 ◯中町第2-2地区整備担当課長 (注1-1) 最初に先ほど実施設計分離型と申し上げましたが、実施設計分割型ということで訂正させていただければと思います。  まず、工期の関係ですが先ほどの説明の中でも申し上げましたが、ここにも書いてありますとおり4週8閉所という問題もありますし、後は建物の機能と床面積だけで30か月という想定ですよとお示しをしたのですが、こちらのところには書いていないのですが、いろいろとやりとりをしている中では、やはり実際に設計をしてみないと何とも工程のところについては言えないけれども少し厳しいかもしれないねという感じでした。ですので、先ほども申し上げましたが、基本設計を終わった段階でしっかりと工期については精査をしていきたいと考えております。水の関係につきましては、今、貯留管の工事をしておりますが、内水についてはほぼ問題ないと考えております。あとは川に近いこともありますので、地下のところに水が他のところよりも多少多めにある、南口の再開発の工事でもそうですが、多少多くあるというところは認識しておりますので、そこら辺についてもしっかりと確認をした中で、途中で工事が止まったりしないように進めていければと考えております。(注1を参照) 7 ◯田上祥子委員  サウンディング調査ということできめ細かく検討していただいて、厚木市に合った計画を立てていただいているのかなと感じました。このサウンディング調査の参加者事業者は20者ということですけれども、今後、基本設計を発注していくわけですよね。そういったときにこのサウンディング調査に参加した事業者の当然この設計業務の入札に参加してくるわけですよね。サウンディング調査に参加した事業者がそのままこの基本設計にも参加をしてくるとも考えられるのですけれども、その場合にこのサウンディング調査に参加した事業者のほうが有利になるとかは考えられますか。 8 ◯中町第2-2地区整備担当課長
     今回、サウンディング調査を実施するに当たりまして、参加された事業者の方には皆さん御説明したのですけれども、サウンディング調査に参加したからといって、今後、何か有利、不利ということにはなりませんということでお伝えしておりますので、あくまでも今回は市の事情を調査するために御協力をいただいたということで、今後については参加してもしなくても同じような形で扱うこととなります。 9 ◯高村真和委員  一括型DBと先行型DB、それと今回の分割型のDB。できれば分割型でいきたいという話を今いただいたのですが、今のサウンディングの関係で日建設計さんが中心となってやっていられると思いますが、最終的に分割型になった場合に事業者Aが基本設計をやり、別の事業者Bがその後の実施設計と新築工事となっていますが、ここは事業者Aと事業者Bが同じという可能性もあるということですか。それともそれは分けるのか。結局、分ける可能性があるからこのようにすると思うのですが、AとBを分けることによるメリットと分けないほうが効率的だという考え方もある中で、あえて分けるのはどういうことなのか。あと日建設計さんは最終的にどういった形で関わってくるのか、その辺の関係性を御説明いただけますでしょうか。 10 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今、発注準備のお手伝いをいただいております、日建設計CMさん、コンストラクション・マネジメントさんについては、資本が関係しているところについては、今後の基本設計等には参加できないとなっていますので、CMさんでなく本体の日建設計さんも設計のほうには参加できない形になります。今回、実施設計のところを2つに分けさせていただいたのは、基本設計をされた方が主体的に実施設計に関わっていただいて、基本設計でいろいろ考えたものがしっかり実施設計に繋がっていくような形を取りたいということで考えたので、そのため建築総合という部分については、その基本設計をされた方が引き続き行っていただいてその全体のところを見ていただくということで、こういうフローになっています。下のほうの赤いほうについては、今のところ緑の事業者Aが参加できる、できないというところまでは、まだ、市のほうでは検討は終わってはないのですが、発注するまでにはいずれかのほうにはしたいと考えています。仮に緑の方が赤のほうにも応募できるということになれば、一緒に両方やる可能性もあるのかなと考えております。ここのところをこういう分け方にしたのは、構造設備の実施設計の中でもこの2つについては、工事のほうと密接な関係がありまして、いろいろな建設会社さんで特許を持っている工法だとか免震、耐震についてもそうですが、そういったところと密接な関係がありますので、実施設計、施工の募集をした段階で、いろいろな御提案をこの設備、構造と工事をセットにすることによって、いろいろなVE提案をいただけるということがありますので、この赤いところについては一体的に出すという形で設計を基本設計からずっと引き継いでいただくものと工事のところでいい提案をいただくというところでの分け方として、これがいいだろうということでこういう分け方をしております。 11 ◯高村真和委員  確かに強度の取り方は各建設会社に特許があって違うというのは、私も存じ上げております。事業者AとBの関係もありますけれども、日建設計さんは最後まで関わるというふうに考えてよろしいのでしょうか。もし関わるとすれば日建設計さんと事業者Aの関係性はどういう形になるのか。さらに上で見られるのかどういう形なのか。それができないとすると行政側で全体の関係性を全体の管理をやられるのか、どういう進め方なのかを教えていただけますか。 12 ◯中町第2-2地区整備担当課長  日建設計というと設計会社さんみたいになりますが、あくまでもグループ会社でコンストラクション・マネジメントという業務をやっていますので、よくCMと言ったりしますが、その人たちは発注者である私たちのほうの立場にたって、最善の方法をいろいろお手伝いしていただくという形になりますので、今、決まっているのは、基本設計の発注準備のところまでは、少なくとも、引き続き日建CMさんにお願いしたいなと考えております。それ以降のところについてはこれだけの事業でありますので、私たちだけではなく、何かしらの同じような支援業務を専門家にアドバイスを頂きながらしたほうがいいと考えておりますが、そこのところが引き続きになるのか、他のところになるのかは、ちょっとまだ決まっておりませんので、ただ、何らかの支援業務については、お願いをしていきたいと考えております。 13 ◯井上敏夫委員  非常に専門的なスキームでなかなか理解も難しいのですが、最初に出された個別開示資料事業概要抜粋とあるのですが、こういった資料というのはどこが作っているのですか。職員がこれを作るというのは難しい部分があると思いますが。 14 ◯中町第2-2地区整備担当課長  こちらの個別開示資料については、基本的には職員が作っておりますが、当然、支援業務をしていただいているところにもアドバイスをいただきながら職員が基本的には作っております。 15 ◯井上敏夫委員  職員が手を加えるというのは、多分、協力している会社から示されて、それを打ち直しているとかが一般的に行われるのですが、当然、これを作るということは専門的なところに委託をしているわけですよね。顔見知りの人に頼むよといってやっているわけではないと思うので。当然、こういう基本的なことの考えの基に何か委託をして、仕様書の委託だとか、そういうもので作成しているのではないかなと思うのですが、実際、どのような流れでやっているのですか。 16 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今回の支援業務の中にはサウンディング調査に対する支援だとかも全部含んでおりますので、今、委員が言われたような形で、当然、支援をいただいている日建CMさんからもこういった資料をもらったりはしますが、後は市のほうで把握している資料もございますので、この辺を合わせた形でこういったものを作っています。後は、サウンディング調査に係る支援は委託業務の中に含まれていますが、主体としては市が行うサウンディング調査でございますので、あくまでも今回のサウンディング調査については、市が主体的に行って、それを日建CMさんにサポートいただいたという形でサウンディング調査については行ったという形になります。 17 ◯井上敏夫委員  しっかりした仕様書を作るには、何者か専門的な業者を指名してそこから仕様書を取るだとか、基本的な事項だけを出して、何者から仕様書を取ってその中からピックアップして作るということであれば、より広範囲な専門的知識を頂いた中でのいいものができてくると思いますが、最近、1者に偏って仕様書を出させて、それをそのまま打ち変えるということも、新聞記事にも出ていることもあるので、やはり公正、公平によりよいものというものを作っていくというのが、基本だと思うので、その辺はしっかりと公平にやっていただきたいなと、まあやっていると思うのですが、そういうことで、委託する前にそういうふうな経過を経たということで理解すればよろしいでしょうか。 18 ◯中町第2-2地区整備担当課長  先ほども御説明しましたが、今回のサウンディング型市場調査については、あくまでも市が行う調査であって、それをCM会社がサポートしていただいたということになります。今回のCMさんについては、全国的にもいろいろなところでそういった事業を受注されていて、幅広くやっていられる方ですので、それなりの知見を持っていられるということもございますし、他市町村の事例等もいっぱい持っていられますので、そういった中からいろいろお聞きして今回やっているというところがございます。最終的には設計者を募集する仕様書等を作るのですが、そこら辺についても今回の業務に入っていますので、しっかりといろいろな事例を見てきた中で、厚木市に合った仕様書を作っていくということになりますので、ただ、それを全部お任せするのではなくて、当然、私たちも良い、悪いかを判断した中で、仕様書を作っていきたいと考えております。 19 ◯井上敏夫委員  今、言われたように、全国的に施設ができているというのは、我々もいろいろ視察させていただいて、見聞きしてきているわけですが、ただ、そういった中では往々にして同じようなスタイルになりやすいこともありますし、今、コロナ禍の中において、これからの新たな時代の中でこれまでとは違ったものに移行する可能性だってあるわけなので、今までどおりということよりも新たな部分で考えていく必要もあるのではないかなと、その辺もしっかり意に留めていただければと思います。 20 ◯中町第2-2地区整備担当課長  当然、これまでどおりということではなくて、今回サポートしていただいている会社がいろいろな知見を持っていただいている。全国的な事例についても調べながらやっているという中で、それをベースに今出てきておりますコロナの問題とかそういったところについては、数少ない事例があるかないかということもございますので、当然、新しいことは考えて行かなければいけないと思っておりますが、全てを新しくするのではなくて、ちゃんとしたベースがあって、そこに新しいものを乗せていくということになりますので、新しいものについても当然考えながらそれを加味した形で建物本体のところもそうですし、中の内装的なところも考えていかなければいけないし、運営等についてもそういったところを考慮していかなければいけないと思っております。 21 ◯高村真和委員  今回、この話の中と周辺整備との関係はどういうふうに進めようと考えていらっしゃるのですか。この中で一括して進めようと考えていらっしゃるのか、別枠で進めようと考えていらっしゃるのか教えてください。 22 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今回、お示ししているものについては、あくまでも複合施設とそれに附帯する設備のところになりますので、周辺整備のところ、例えば道路ですとかバスセンターについてはこれとは別に進めていく形になります。 23 ◯高村真和委員  いろいろ車とか人の流れといいますか、できたときには一緒にできていなければいけないものもあると思いますが、そういう意味ではこれとは別枠で御提案が出てくるということでよろしいでしょうか。 24 ◯中町第2-2地区整備担当課長  おっしゃるとおりです。今回はあくまでも複合施設、その他の周辺のところについては、それも同時に進めておりますので、それぞれここで御説明、御報告できるものについては、随時、御報告、御説明をさせていただきたいというふうに考えています。 25 ◯田上祥子委員  今回、ホームページに掲載する法人グループからの御意見等なのですが、様々な貴重な意見が入っていますけれども、ホームページに載せるだけではなく、これについてはどういったお答えをしていくのでしょうか。 26 ◯中町第2-2地区整備担当課長  こちらの資料については、ホームページに公開させていただく段階で、参加していただいた事業者の方には御確認をいただいて、公開できるものについて今回公開させていただくということになります。頂いた御意見、御提案につきましては、市のほうでこれから進めていく中で、どれを取り入れていくかということについても検討しながら、いい御提案、御意見についてはこの事業の中に取り入れていきたいと考えておりまして、今回の発注方式、実施設計分割型についてもいろいろと御意見、御提案をいただいた中で、それを参考に従来の一括型基本設計だけではなく、厚木市にふさわしいこういう形を作らしていただいたというところで、今後についてもこういった御意見については、いろいろ取り入れていきたいと考えております。 27 ◯難波達哉委員  進捗状況を伺いたいのですが、今回は複合施設ということで、ホームページ掲載には、国県の行政施設ということがございますが、県のほうは承知しているのですが、国のほうはハローワークなどを含め、一時、難しいという話も聞いていたのですが、その後テーブルにのってどういった形で今進んでいるのか、経過が分かれば教えていただければと思います。 28 ◯中町第2-2地区整備担当課長  国の機関については、どこが入るかというのは一切公表できない段階ですので、厚木市内にある国の施設の中のいずれかが複合施設のほうに入るような予定で進めておりますが、今、国のほうは国の中で調整されている段階でまだ決定に至っていない状況でございます。あと、どこが入る、入らないというのはまだ決まっていないので公表できる段階ではございません。 29 ◯難波達哉委員  方向性だけでも示されるのはいつ頃ですか。時期的なものは。 30 ◯中町第2-2地区整備担当課長  市のほうでお伝えしていたのが、基本設計を発注するくらいまでには何とかならないですかというお話はさせていただいていたのですが、なかなか中で担当のところと財務の部門でいろいろと調整が必要であって、それがなかなか終わらないという状況があるので、来年ぐらいには何とかというお話は今いただいているところでございまして、いつになるかについてはもう少し進まないとまだ何とも言えない状況でございます。 31 ◯渡辺貞雄委員長  本当にサウンディング調査は大事な作業であったなと思うのですが、最終的に要求水準書を作らなければいけないので、ここにも書いてありますが一番心配しているのが、224億円をどのように分割していくのか、基本設計の中で相当もんでいかないと将来像が見えてこない。今、難波委員がおっしゃったように、国県の入る施設によっても全然変わってくるので、この水準書を作るときの時間というのは相当かかっていくのではないかなと思うのです。それが最終的には工期の問題にもなる。分割はすごくいいとは思うのですが、これを発注するときに水準書をどこまで入れ込んで発注するのかというところが一番のポイントではないかなというふうに思っています。その中で逆にその後に国の認定ももらわなければいけないですし、埋蔵地下物がこの中では一部発注者側の負担でお願いしますという書き方もされているので、この辺の把握も私は一部知っているのですが、一緒に出すものなのか別々にするのか、そういった判断も全てやらなければいけないので、発注方法についてはすごくいい提案をされたなと思っているので、その辺の詰めを総合的な詰めは役所がやらなければいけないものですので、遅滞ない考えで前に進めていただきたいというふうにも思います。大きなお金ですから一括で取ってしまったら業者は負けてしまう。その分今度、認めてくれるのか認めてくれないのか、水準書の中に、また特記仕様書の中にしっかり書いておけばいいのですが、書いてなかった場合には本市の負担にもなりますので、その辺のところも含めて総合的な判断を、この期間が一番難しい期間だと思います。ぜひその辺のところを注意していただければなと思っております。 32 ◯中町第2-2地区整備担当課長  埋蔵文化財につきましては、今、使用していない土地のところにつきましては試掘をしたところ区域内では今のところ見つかっていないという状況ですので、試掘した中では埋蔵文化財は大丈夫なのかなと思っております。 33 ◯渡辺貞雄委員長  大きいのが一つあるというふうに私は認識しているのですが。埋設物ね。それの移設があると聞いているのですが。 34 ◯中町第2-2地区整備担当課長  埋設物は、特別高圧受電設備ですか。そちらについては東電さんと協議をして、遅滞なく進められるようにしていきたいと考えております。そしてですね、先ほどもおっしゃられたとおり224億という基本計画でお示ししている数字については大きな数字で、これまでに厚木市でこれだけの規模のお金で施設を建設したことはないと思っておりますが、そのため、1割ぶれただけで二十数億ということになりますので、そこはしっかりしていかなければいけないというふうに考えております。というのもありまして、一括型で最初に工事費等を設定した中で基本設計から最後までやってしまうと、先ほども御説明しましたが、工事費変動のリスクが大きいということもございますので、基本設計でしっかりとした議論をして、しっかりとした設計をする。その設計の中でもできるだけ工期を短くするような設計、あるいは建設費を節減できるような設計というのもできるというふうに考えておりますので、そういったものも含めてしっかりと試算した中で事業者Bを募集するときには、しっかりとした金額で、できるだけ安くできるような形で募集していきたいというふうに考えております。 35 ◯高村真和委員  先ほど難波委員からもお話がありましたが、国とか県とかが入るということになると、全体の224億円のうち、当初の基本計画では50億円くらいが国とか県のほうで負担いただくような内容となっていたと思います。そうしますとその辺のところが大きく、今、中町第2-2地区整備担当課長がおっしゃられたように1割ずれただけでも大きくずれてきますので、当然、そうなると国とか県にも負担もしていただかなければいけないようになりますので、その辺の監理は非常に重要だと思います。これからまさに国とか県とかが入る、入らないという議論をしている中で、そこら辺の監理が後でトラブルにならないようにしっかり管理していただければと思います。 36 ◯中町第2-2地区整備担当課長  実際、私たちもその辺のところは、国、県がしっかり負担していただけるような形で協定なり契約なりをして進めていきたいと考えておりますので、そうならないように進めさせていただければと思います。 37 ◯田上祥子委員  こちらでお聞きできるかどうかは分からないのですが、この度の新型コロナウイルスの感染拡大の関係で、財政は来年度、再来年度、その次の年までも影響するのではないかというふうに言われている中で、こういった大きな公共事業、新庁舎の建設に何かしらの影響が出てくるのかという懸念もあるわけなのですが、今の段階ではそこまで考えていないということでしょうか。 38 ◯中町第2-2地区整備担当課長  当然、私たちもその辺のところは心配するところではありまして、実際、他の自治体、県外の自治体の中には、例えば、昨年の台風の影響ですとかコロナの影響で建設がストップしているというところもあるということはお聞きしておりますので、心配しているところではございますけれども、ならないように計画が止まったりすることがないように進められるように財政のほうとはよく調整をさせていただいて少しでも前に進めるようにはと考えております。 39 ◯川口仁委員長  ほかになければ、以上で質疑を終結いたします。  それでは、理事者の方はお疲れさまでした。理事者退席のため暫時休憩いたします。  委員はそのままお待ちください。                 午前11時28分 休憩                ───────────                 午前11時29分 開議  日程2 議場形式について 40 ◯川口仁委員長  再会いたします。  日程2 「議場形式について」を議題といたします。  10月30日に実施した他市の議場視察を踏まえ、新庁舎の議場形式について、段床形式にするか、フラット形式にするか、会派ごとに検討結果をお伺いしたいと思います。  はじめに私から見て左手前の松本委員からきずなの検討状況についてお聞かせ願います。 41 ◯松本樹影委員  検討状況については、まだ、まとまっていない状況で、どちらとも言えないという感じでございます。 42 ◯川口仁委員長  次に、井上委員からあつぎの会の検討状況をお聞かせ願います。 43 ◯井上敏夫委員  段床式がいいと思います。 44 ◯川口仁委員長  次に、池田委員から共産党の検討状況をお聞かせ願います。 45 ◯池田博英委員  前回もお伝えしましたが、段床式がいいと思います。特に視察に行って、実際にフラットでも配線があって実際に動かせないので、実情、最終的には段床のほうがいいだろうということになりました。 46 ◯川口仁委員長  次に、高村委員から新政あつぎの検討状況をお聞かせ願います。 47 ◯高村真和委員  新政あつぎで議論した内容は、段床式とかフラット式とかどちらという選択ではなくて、やはり費用が安いほうで行くべきだというのが、結論です。要するに運用上大きな問題がないのであれば、安いほうを選択すべきだろうという結論になりました。 48 ◯川口仁委員長  次に田上委員から公明党の検討状況をお聞かせ願います。 49 ◯田上祥子委員  会派としてははっきり結論が出ているわけではありませんが、委員会として何か所か視察をし、また、いろいろなところの議場を見る中では、ある程度段差をつけないと議場としては使いにくいのかなというふうには思います。ですので、段床式のほうがいいのかなと思います。単純に安いほうがいいという意見もございますが、それだけで決めていいのかなと。議場ですからしっかりと市民を代表して議論する場でありますので、それなりの議場にしなければいけないのかなというふうに考えています。 50 ◯川口仁委員長  次に難波、高橋委員からネクストあつぎの検討状況についてお聞かせ願います。 51 ◯高橋豊委員  段床式で意見がまとまりました。 52 ◯川口仁委員長
     次に渡辺副委員長からあつぎみらいの検討状況についてお聞かせ願います。 53 ◯渡辺貞雄委員長  私どもも段床式が一番いいだろうと。ただし、段床式の中で直列配置ができないかという検討も含めて提案したいなと思います。段床式で対面がいいのではないかと。 54 ◯川口仁委員長  最後に後藤委員外議員から検討結果について、他の無会派の方の意見もございましたら、併せてお聞かせ願います。 55 ◯後藤由紀子委員外議員  まだ、きちんと方向性が出ていないです。 56 ◯川口仁委員長  各会派等の検討結果の説明が終わりました。それではただ今お出しいただきました検討結果等を踏まえて御意見等お出し願います。段床形式がいいのではないかという会派の御意見が多いのと、あとまだ決まっていないというのが、1会派と無会派の方々。もう一つは費用が安い方がいいのではないかという会派がございます。あとは段床形式が方向性としてはいいのではないかということでございました。 57 ◯井上敏夫委員  前はフラット形式も検討すべきだという中で、フラット形式だと多目的利用ということを考えての話だったと思います。視察してみて、フラットにして多目的に使うかというとやはり使われない部分があるということであるならば、そこは議場ということだけに限って作るべきであろうと。そうなれば段床式になってくるのかなと考えました。 58 ◯川口仁委員長  この前視察させていただいたときもそうでしたが、議場をうまく開放できないかという部分の中でフラットがいいのではないかという意見等も今まであったのですが、よくよく検討していくと厚木市議会としては、基本的には通年会期制を引いている部分もあります。緊急で本会議を開かなければいけない状況のときに貸出しをしていたので本会議場が使えないというケースにならないように、様々そういったことも考えられないわけではないので、そういったことを考えるとなかなか議場自体を開放する、そのままの形でたまたま空いているから開放するということはできるのかもしれませんが、わざわざ開放のためにフラット形式にするのは、非常に本末転倒になってしまうのかなという感じが私自身としては受けたのですが。そういった意味では段床でもいいのかなと思っていますが、皆様それ以上で何か御意見等あれば。また、費用の話も高村委員からございました。費用についても基本的には、何にも考えなければ段床形式のほうが高くなるという話でした。段床形式にしても造り方、また、フラットにしても何かに使うというと片付けなければいけないという方向になると、フラットもお金がかかるという可能性も出てくるので、田上委員からもございましたが、費用が安いほうがいいという判断というよりは、議会としてどういった形で使っていこうかという議論のほうが大事なのかなと私のほうではしていますが、その辺について、それぞれ御意見等ありましたらお聞かせ願います。 59 ◯田上祥子委員  全くそのとおりと思います。費用を安いほうで決めたいということになると、議会としては理事者から設計が出ないと決められないということになってしまいますよね。そうすると理事者側から段床形式かフラット形式かの結論を先に出してくれという要望に応えられないということになると思うのですが。それと議場の開放ということについては、市民の方に開放するということも分かりますが、そういった中で本会議場の雰囲気を市民の方に味わっていただくための開放をするのか、ただの貸し館のつもりで会場を提供するのかというところの違いになってくると思いますが、議場を市民の方に使ってもらうとなると、先ほど委員長がおっしゃったような懸念される材料もあるので、まず、それを一番に考えるべきではないのかなというふうに思います。ただの貸し館としての機能を果たすということであれば、他の委員会室も活用できるのではないかと思いますので、議場としては、そういったところは、本当に議場の役割、機能を中心に考えるべきと思います。 60 ◯高村真和委員  今、お話をうかがっていますと、フラット式イコール貸出しという話になっているのですが、うちの会派としてはフラット式だとしても基本は貸し出さない、という考え方なので、今おっしゃられた委員長と委員のお二人の御意見とは違うということは前提です。基本的な考え方として、段床式かフラット式か、フラット式も平塚のような形式もあるので、どこまでがフラットで、どこまでが段床ということもきちんと議論しなければいけないと思っておりまして、平塚はフラット式だという前提で議論しています。そういう意味では段床式でも非常に段差が高くなる場合と、平塚のように基本はフラットなのですが、一部段床にするという考え方。片付けて使うということは前提としていなくて、そういった形の中で、どこまで費用が違うのか。我々が一般市民として考えれば、例えば、家を建てます、マンションを買いますというときに、当然費用のことは考えますよね。そこを費用のことを全く考えないで段床式がいいとかフラット式がいいという議論は、税金を使ってやる中でちょっと果たしてどのくらい違うのかというのはある程度はあってもいいのかな。一般的に例えばオーダーメードで家を造る場合も、だいたいリビングどのくらいの広さにしますとか、こういう建物にしますというと、だいたい費用というのは出てくるわけですよ。それが基本設計の基になっている理由ですし、全国でいろいろなところでこういうものを造ってきているわけなので、設計会社とかある程度情報は持っているわけですよね。だいたいこのくらい違いますよというのはあるわけですので、それが全くない中で、費用のことを全く無視した中で、確かに議場は立派なものを造りたいですよ。誰だっていいものがあって、品格とか品位があり、議場としてはきちんとしたものを造りたいと思いますが、費用が全くない中での議論というのは、果たしてどうなのかなということを我々としては申し上げたい。結果的に段床式についてもフラット式にしてもそんなに大きく違わないのであれば、それはそのときの選択としてはあり得るだろうと思いますが、今の時点で一番重要な費用の部分が全く出ていない中で、結論を出して、何億円も違いますよとなったときに、我々として、議会として議論を任された者としてどこまで、これができた後、10年後、20年後にどういった形で議場を造っていくというのは時代とともにまた変わっていく可能性もある。そういう意味では費用ということは無視してはいけないのかなと感じております。 61 ◯川口仁委員長  家を造る話がありましたけれども。家を造るときはまずどのような家を造りたいかが先にきますよね。まずは。費用が先ではないですよね。その中で削れるところは削っていきましょう。まずはどういう家を自分たちとして造りたいのか。最初に費用がこうだこうだということではないような気が、それはそれぞれの考えであると思います。 62 ◯高村真和委員  ですから先ほど申し上げましたけれども、平塚もフラット式といいつつもある程度段床になっていますよと。それも含めて考えると、どこまでがフラットでどこまでが段床かという定義そのものが曖昧で。我々はフラットということで行ったのですが、多少段床式で。平塚をフラット式というのであれば、あれはそうでしょうし。その辺のところも含めて、今おっしゃられたように、どうやって削っていくのか、議場としての品位とかその辺の使い勝手というのはある程度保ちながらの話をさせていただいているのであって、ただ安ければいいということを申し上げているのではない。ですけれども基本的には安くなる方向でやはり考えるべきではないかいうことが会派としての結論です。 63 ◯川口仁委員長  おそらく、どこの会派もべらぼうに高いのをという考えはないと思います。 64 ◯井上敏夫委員  段床式とフラット式は台座を段で造って片付けるというところも町のところでありました。床はフラットで。それは多目的に使う場合ですが、議席だとは見通しもよくなければいけない。1人座るのは段をつけた引き出しではないですけれども、それを出しているわけで席についたときにはそういったひな壇状になるわけです。だから、一般的にはそういう使われ方をしているということと、本当にフラットであるならば天井の高さをそんなに高くしなくてもいいわけですよね。そこに移動してでも段差がついてくる場合には天井の高さも高くなるし、これから映像機器を設置するということになれば、その画面の大きさもあるだろうし、そうなると天井も高くならなければいけない。結局は普通の議場の場合には部屋のスペースがないとか、フラットの場合に、席数を置くには距離が必要でどうしても面積が広くなります。同じ1メートルでも段差のついているところは距離がとれます。斜面を使うわけですから面積的には平面よりは少なくなり、小さく収まると思います。ただ、天井高というのはあります。平面でもある程度の天井高がないと先ほどの段差をつけたところに座るということになれば、当然ある程度の高さが必要になる。だから比較するというのは材質の問題になるのでは。 65 ◯田上祥子委員  先ほどの段床かフラットかどちらに決めるという各会派からの意見からで、そのときに最初に高村委員がおっしゃったどちらか安いほうでとおっしゃったので、費用が前提なのかなと思ったので、それだけではないでしょうという意見を申し上げました。それで議場棟を建てるわけではないですよね。複合施設の中の議場を造るわけです。費用については全体の費用も考えながらやらなければいけないし、また段床形式かフラット形式かはどちらかが決まれば、それなりにやたら豪華な議場を造るというわけではなく、それなりに費用がかからない方法でやっていかなければいけないと考えていますが。この先に形式だけを理事者は決めてほしいというのですから、どちらかということで各会派は意見を申し上げたということなのです。 66 ◯渡辺貞雄委員長  今、田上委員も費用からいくとおかしくなって、構造からいかなければいけないので。理事者側から言われているのは、まず、床高、天井高が一番設計に響く。お金にも響いてきます。それを決めてもらわないといけない。段床式といったとのはよっぽどもすごい高さのある段床式でいくのか、ぎりぎりの段床式でいくのかは、これからの設計で反映されると思うので、それが工事費に大きく響いてくるということ。中間層に議場を入れた場合、8階なら8階のレベルが全部高くなってしまう。そういうことも含めていくと多少、高さを抑えたほうが安くなるねというお話です。あとは意匠の問題だから中身の意匠というのは金かければいくらでもかかってしまう。これは抑えようと意味ですので、今回、理事者から提案されているのはあくまでも天井高をどこに抑えるか、それはフラットと段床とは若干違うということを提案していかなければいけないと思っています。ですから費用の問題は後の話だと思います。 67 ◯高村真和委員  話が飛んであれなのですが、費用の問題が後ということはあるのですが、逆に言うと理事者のほうから段床にするかフラットにするかというのは、結局費用の問題ではないのですか。高さを低くするか、高くするかは。そうじゃないのですか。先ほどの話からすると段床式にしても天井を低くするか高くするかということがあるわけですよ。そうなってくるとそこの違いというのはどこにあるのかという話になってくる。平塚方式をフラット式と理解するのか段床式と理解するのかによっても全然天井高は違ってくるわけです。渡辺副委員長は一番御存知だとは思いますが。相当な違いがでるわけです。結局その辺のところが、あれはフラット式として視察に行っているのです。そこのところを含めて考えると我々が言っている段床式と一言でいいますが、結局は設計しないとある程度高さを決めないと、おっしゃるとおり結局は分からないということなので、単純なフラット式、段床式という今の議論はどうなのかなということです。結局のところ。やはり費用を抑えようと思ったら、平塚方式のような形でほぼフラットに近い形というのもあり得るということを申し上げているわけでございます。 68 ◯川口仁委員長  内容については、フラット形式でも平塚も後ろのほうは高くなっていて、傍聴席もその流れで段差のスロープも含めて段差があるという。あれをフラットと言っているので、フラットでもいいのではないかということですよね。要は理事者側のほうからは、段床形式がいいのかフラット形式がいいのかどちらかをある程度今の段階で判断してください、という話なのです。高村委員からお話があったように、なるべく費用を抑えようということは、多分他の会派も皆考えているので、そういった意味ではその中で高村委員の話の中では費用が抑えられれば、どちらでもいいということですか。 69 ◯高村真和委員  後は、品位の問題だとか、使い勝手の問題もあるでしょうから、そこをどこまでのところに妥協点を見いだすかと言うことももちろんある。安くすれば単にいいということを申し上げているのではない。基本的に当然議場ですからそれなりに品位も必要ですし、当然使い勝手の問題もあるわけです。平塚もフラット式と言いながらある程度の段差を造らないと使い勝手が悪いからしているわけですから。そういったことも含めて考えなければいけないので、そういったところで、今、段床式といったところで、結局のところ、天井高は決まらないのではないでしょうか。決まらないと思います。先ほど、渡辺副委員長が結局天井を抑えるというやり方、工夫の仕方はいろいろあるので、逆に言うとここで大切なことは皆さんがある一定程度費用を抑えつつ、仮に段床式という方向にするにしても、平塚方式みたいなこともあれも段床式と見方によっては、言えるということです。だとすればその選択枝もあり得る。 70 ◯川口仁委員長  当然、段床式という結論を出したとしてもそういう方式も考えられるという判断は各会派していると思います。そこの高村委員の会派はどっちか判断できないという判断をしているのでしょうけれども、他の会派はこういう形の中でどうやって費用を抑えて、平塚と同じような形ができるのかだとか、そういったところの結論の中でおそらく段床形式という判断を出されているところがほとんどの会派ではないかと私は感じています。 71 ◯高村真和委員  それなら、いいのですけれども。今までの議論の中では費用の話は出ていなくて、うちの会派から費用の話は初めて出したので、費用の話は出ているのですが、そういう意味では、今後進めていく議論の中ではそこは一つの視点として段床式にするにしても費用は抑えていく。平塚方式にしても藤沢方式にしてもかなりのコストが変わってくると思うので、そういったところも含めて議論の余地は残して、費用の視点というのは、とても重要だということは申し上げておきたいと思います。 72 ◯川口仁委員長  私が言うとあれなので、どこの会派も費用については考えている。それを含めた御意見だと思いますが、他の会派の方で費用を考えていないようであれば、今の御意見を参考にしてください。 73 ◯渡辺貞雄委員長  本当にこれからいろいろな議論に入ってくる。まずは、段床でも2層の場合と1層の場合がある。藤沢も平塚も1層なの。特別に高いものもございますので、それが2層式だと思いますので、それは何回も絵を描いていただき、そこの中で決定ができるという機会が必ず来ると思いますので、単純に高さが幾つで決まったという話ではないので、何回も議論をされながら費用面も含めてどこが安いのか決定されると思うので、是非そこまで多少の段差は必要だという事で御理解いただければいいと思います。 74 ◯後藤由紀子委員外議員  費用の面とか、費用によって段床にするのかフラットにするのかという話が出たと思いますが、もちろん費用は重要なことだと思うのですが、先ほども意見がございましたが、どのような議場にするのかというのを決めた上で費用を考えるというのが、私は妥当ではないかなと今話の中でそのように感じました。あと議場というのは厚木市の議会の全てを決める非常に大変な場所、重要な場所ということですから、セキュリティーの問題も考えなければいけないと思っています。傍聴席は自由に人が入ることができる席でもありますので、聞いた話によりますと32年ほど前に傍聴席の人が議場に飛び降りてすぐに逮捕されたという事例があるというふうに伺いました。そういったことも考えますとよく近年傍聴されている方の声とか携帯電話が鳴ってしまったという事案もございます。そういったことで議会が妨害されないような形のセキュリティーも考えたほうがいいのかなというふうに思っております。もちろんその中には経費も費用も抑えられるような形であればいいなと今の話の中からそのように感じました。 75 ◯川口仁委員長  それでは様々な御意見をいただきましたけれども、改めて今日結論を出すよりは、もう一回12月15日ぐらいに開催しようと思っておりますが、これは日程を諮りますが、ご検討をいただきたいと思います。今回の議論を踏まえて段床形式がいいのか、フラット形式がいいのかを含めて、また、皆様のお考えの中で傍聴席も入った中で段床形式かフラット形式かという考え方でいていただいているかと思いますが、それも含めて渡辺副委員長から少しありましたが、傍聴席を1層式にするのか2層式にするのかそこでもまた変わってくるので、そこら辺も含めて、また形式、対面形式がいいのか、直列がいいのか、円形というのも資料に、皆様のタブレットの中に入れさせていただいております。その資料を御覧になっていただきながら御検討いただいて、段床かフラットか、傍聴席も含めて1層式か2層式か、先ほど渡辺副委員長をおっしゃっていましたが、平塚は1層式、藤沢も1層式、2層式というのは現状の厚木市や視察に行きました一宮市議会とかは2層式という流れになりますので、その辺の細かい説明を事務局から説明させますので、それを含んだ形で御検討していただければありがたいなと思います。 76 ◯議会総務課長  それでは、今、御協議の中にありました、委員長がおっしゃられたことにつきまして、資料2を御覧いただきたいと思います。  これにつきましては、議席等の配置ということで、まず、資料2-1でございますが、直列配置、これは本市のようになっております。そこのイメージの図のようになってございます。配置の考え方といたしましては、議長席及び理事者席は議員席と対面して配置されること、また、傍聴席は議員席の後方に配置されることでございます。この場合の床の形式は段床形式が多いということでございます。また、机や椅子は多くは固定式が多いということでございます。傍聴席につきましては、そこにございますように議員席の席数によっては、傍聴席の床のレベルを上げないと全体が見えにくいということもございます。また、後方にございますので、議員の表情が見えないこともございます。そこにございます事例といたしましては、先日視察をさせていただいた、藤沢市議会、あるいは昨年度議員クラブで行きました水戸市議会、本市もそうですが、そういったような形となってございます。  続きまして、先ほどもお話がございました、2の対面でございます。これにつきましては、そちらのイメージのとおりでございまして、まず配置につきましては、議場を中心に4方向、議長席、議員席、理事者席、また傍聴席を配置している。傍聴席からは議員席、理事者席の双方の質問、あるいは応答者の様子がうかがえるというような形で傍聴者につきましては、一体感が高まることがございます。また、床の形状でございますが、議員席を横長に配置しているため、列数が少なくなって、緩やかな段床形式、または全くのフラット形式のところもございます。また、机、椅子でございますが、先ほどのお話の中にもございましたが、フラット形式とした場合に可動式とすることで多目的利用も可能になりますが、またそうじゃないところもございます。そして傍聴者席でございますが、傍聴者席は議員席と理事者席の様子がうかがえて、先ほども申し上げましたが、やりとりが把握しやすいということでございます。採用事例としましては、先日視察をしていただいた平塚市議会、あるいは甲府市議会がございます。  それから3番でございます。これにつきましては、円形の配置ということで、円形になってございます。配置の考え方としましては、直列配置型を円形に配置したものになります。各席と演壇の距離が均等となっている。床の形状でございますが、議員席を円形に配置できるため、列数が少なくなり、緩やかな段床形式、もしくはフラット形式が可能になる。また、机、椅子でございますが、固定式による場合が多いと、またフラット形式にした場合には可動式とすることで、多目的利用も可能になる。傍聴席につきましては、直列の配置に比べて全体が見やすくなるということでございます。採用事例といたしましては、広島県三次市議会、あるいは新潟県の長岡市議会、これは平成30年の都市問題会議の中で議員さんも行かれた方がいらっしゃると思いますが、それがそういったような形式となっております。  続きまして資料3でございますが、これは傍聴席の配置。先ほどお話がございました。まず、2層式でございます。2層式につきましては、本市の議場が2層式になります。配置の考え方としましては、議会関係者等が議場に出入りするフロアの一つ上の階に傍聴者出入口を設けるタイプでございます。特徴といたしましては、まず議席は見やすくなってございます。ただし、先ほど申し上げましたが、後ろのほうになった場合につきましては、表情が見えないという場合もございます。あるいは、議場と傍聴席の間に大きな段差があるため先ほど後藤議員がおっしゃっていましたが、セキュリティーの関係は確保しやすいのではないかというようなことがございます。それから天井高でございますが、やはり2層式なので天井高は高くなる。コストでございますが、これは一つの考えなのですが、天井高が高くなって2フロアが必要になりますので、コスト増の要因になる可能性がある。採用事例につきましては、そこにあるとおりでございます。本市の議場もそうでございます。  続きましては、1層式でございます。こちらにつきましても先ほどお話しがございました。配置の考え方としましては、議会関係者等が議場に出入りするフロアと傍聴者が出入りするフロアが同一階に設けるタイプでございます。特徴といたしましては、議場はやや見えにくいということがございます。議場と傍聴席の間に大きな段差がないため、セキュリティーについては確保しにくい場合がある。天井高は先ほどと比べると低い。それからコストにつきましては、2層式に比較して天井高を低く抑えるため、コストを抑えることも可能であるという考えがございます。どういった層式といったこともございますが、一応そういった考えもございます。採用事例といたしましては、先日、視察をしていただいた、平塚市議会、あるいは藤沢市議会がこのような形となってございます。説明は以上でございます。 77 ◯川口仁委員長  今、事務局の説明が終わりました。検討方法等については、それぞれ各会派にお持ち帰りいただいて、次回のときまでに結論を出してきていただくと大変ありがたいと思います。その辺は大丈夫でしょうか。傍聴席、議場を含めた形、あと配列。最悪、配列はまだ確定しなくてもいいのですが、せめて、段床。段床、フラットという言い方がまたいろいろな議論の原因になるので、1層式か2層式かだけでいいかな。というイメージのほうが分かりやすいですか。その中で、その辺も含めて御議論をいただいて、結論を出したいと思っていますので、よろしくお願いします。次回ですが、12月15日(火)都市経済常任委員会がこの日にございます。中心市街地のメンバーは都市経済常任委員会でない方は、私と池田委員、委員外議員の後藤議員だけなので、人数が少ないので我々が合わせるということでよろしいでしょうか。12月15日都市経済分科会終了後、中心市街地活性化特別委員会を開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。よろしいでしょうか。                  (「異議なし」との声あり。) 78 ◯川口仁委員長  以上で、本日の日程は終了いたしました。 これをもちまして、中心市街地活性化特別委員会を閉会いたします。                                  (午後0時5分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, 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