先ほどの御説明ですと、DB+O方式で今4社、2社から申込みがあり7月末に契約とのことですが、これから設計するに当たっての予算規模はどれくらいを検討しているのか。今コロナの影響で予定していた部屋のスペースよりかなり確保しなければならないと思うが、その辺はどのようにするのか。事業者が決まってからやるとは思うが中身についてお聞かせください。
7
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回の事業者を募集しているものにつきましては、実際に設計、施工する事業者を募集するために必要な書類等を作るための支援をいただくコンサル的な方を募集しております。維持管理のほうも同じでして、実際に複合施設の運営・維持管理する方ではなくて、その形態をどうしていけばいいかを検討するコンサル的な方を募集しておりまして、それぞれ4社、2社ということになっております。実際の設計の費用等については、今回の出す業務の中でどのくらいになるのかというのも改めて積算をした中で、また、来年度予算等にお諮りをして、予算を確保していきたいと考えております。コロナの関係ですが今この庁舎ではコロナ対策ができなかった部分もあるというふうには思っておりますので、そういったところですとか、行政の方の執務の関係、後は来庁者等の関係等についても、今後コロナと同じようなものが発生する可能性がありますので、そういったところも考慮していきたいと考えております。現段階ではどこまでかというのは、はっきりと調査もできておりませんので、そこら辺も今回の業務の中で調査をしていきたいと考えております。
8
◯田上祥子委員
いよいよ具体的に場所が決定して進めていっていただくことになるのですが、議決されこの場所が決定したということで、国、県との調整の進捗はいかがでしょうか。
9
◯中町第2-2
地区整備担当課長
国、県のほうとは、以前から継続して協議をさせていただいているところでありますが、県につきましては、昨年の3月に県知事名で概ね10機関が入るということで回答をいただいております。今、協議している中では、昨年3月の段階での10機関ですので、機関数が最終的にどのくらいになるのかは分からないですが、それに必要な面積について改めてここで協議をしているところで、夏ぐらいには概ね面積についても詳細なものがいただけるというお話をいただいております。国のほうにつきましては、以前からどこの機関が入るかというのはなかなか皆さんもお伝えできていないところもあるのですが、国のほうでも今出先機関の方と本所の方で協議をしていただいておりまして、年内ぐらいには、どこの機関が入るのか回答をいただけるという方向でお答えをいただいている状況です。
10
◯田上祥子委員
県の施設が10機関入る意向が県からあるということは聞いておりましたので、国の機関もどこが入るかということは決まっていないけれども厚木市としてどういう機関に入ってほしいかとか、そういった意向が言えているのかどうかと県の10機関全て入る予定なのかどうかを教えてください。
11
◯中町第2-2
地区整備担当課長
国の機関につきましては、基本的には市内にある国の機関で、既に耐震工事をしているところもありますので、そういったところは現実的には難しいという話をいただいている中で、現実的に入られるところについて、今、協議を進めているのですが、それについても基本的には市にとっても市民の方にとっても利便性が高くなるような機関ということで、今、お話はしております。県については10機関ということでお答えをいただいておりまして、原則それが全部入るという方向でお話はいただいております。ただ、今後、機構改革等で機関がいろいろなくなったりですとか新しくできたりですとか、というところがありますので、そこのところはまた入るときに改めてどこの機関ということで、お話はさせていただきたいということで考えております。
12
◯田上祥子委員
県の施設が10機関、国の施設が入ることによって、市のほうのスペースが計画よりも少なくなってしまうとかがあるかもしれません。そうした時に厚木市として県のほうにきちんと要望はできるのかどうか。10機関全部入れることによって、市の庁舎のスペースであるとか市の複合施設の部分、プラネタリウムや図書館の部分のスペースが狭くなってしまうということも考えられるのでしょうか。
13
◯中町第2-2
地区整備担当課長
基本計画の中では、全部で4万8700平方メートルという延べ床面積をお示しさせていただいておりますが、基本的にはその面積は確保していきたいと考えておりまして、お出ししている面積についても図書館ですとか未来館、それぞれ基本構想を作ってこういうふうにしていきたいというのをそれぞれ構想の中で考えておりますので、その構想で示したものが実現できる面積という事で4万8700平方メートルとなっておりますので、考えていたことができないということがないように進めていきたいというふうに考えております。
14
◯田上祥子委員
建築に関する検討と維持管理・運営に関する検討の業者の選定、計画を立てるためのその前の段階での事務的な事のコンサルタントをしていただく事業者が現在4事業者、それから2事業者の手が上がっているということですけれども、例えば事業者が決定した後、具体的な事業者の選定ですとかに入っていくのですけれども、そういったところでのコンサルタントがどこまで関与されるのか。設定まではされると思うのですが、その後、具体的に建築、あるいは維持管理に関わっていく時に、その前の段階でコンサルとして加わっていた事業者がそのままその次の建築とか維持管理の事業者に関係してくるというのも考えられるわけですか。
15
◯中町第2-2
地区整備担当課長
まず、建築に関するほうでございますが、こちらについては、基本的に今回設計者等を募集する仕様書みたいなものを作っていただくというのが最終目的になります。それによって今後、設計をしていただく方、施工をしていただく方を募集していくわけでございますが、そこのところについては、そこの事業者かどうかは、わからないのですが、同じような感じで4万8700平方メートルの厚木市に今までにない規模の建物で、しかも複合施設になりますので、専門的知識を有する方に本当に適切なのか、例えば建築コストについてもそうですが、そういったものを見ていただく業務については、発注していきたいと考えております。運営のほうにつきましては、今後、図書館、未来館は直営がいいのか、それとも委託がいいのか、指定管理者がいいのかというところの検討を今回したいと思っておりますので、それによって今後どうなっていくのかというのは、市として方向性を出していきたいと考えております。その中で今回関わった方がまた関わるかもしれませんが、同じように関わるかはまだ分からない状況です。
16
◯池田博英委員
今、県と国の機関どういうのが入るのか、県は10機関なのですけれども、その中で市民の方が保健所を含めて感染症対策が動線を含めて大丈夫なのか。その辺の疑問や業務内容の中身などをいろいろと検討されていると思うのですが、今お話ができるのであれば、お話をしていただきたいのと、図書館の運営方式をこれから検討するということなのですが、いつ頃示していくのか、その辺の2点についてお話を頂ければと思います。
17
◯中町第2-2
地区整備担当課長
保健所のところについては、今の段階ではそういったことも考慮にいれて設計をしていくのが必要だと思いますが、具体的なところについては実際に設計段階に入っていかないと何とも言えないのかなといういところはありますけれども、そういったところも考慮はしていきたいと考えております。運営方式については、ここで検討をして最終的には市の内部でどういうふうにしていこうかと決めていきたいと考えておりますので、方向性については、今回ここで調査をしていきますけれども、ちょっと時期については、今の段階では年度内なのか年度をまたぐのかは今の段階ではお答えできないところなのですが、いずれにしてもここが完成するまでの間にどういう方向にしてその体制を整えていかなければなりませんので、その時期については、改めて皆様のほうにお知らせしたいと思います。
18
◯川口仁委員長
ほかになければ、以上で中町第2-2地区周辺整備事業についての質疑を終結いたします。
続きまして、本厚木駅南口地区市街地再開発事業について、意見・質疑等お出し願います。──別になければ、以上で、本厚木駅南口地区市街地再開発事業についての質疑を終結いたします。
続きまして、本厚木駅北口周辺整備事業について、意見・質疑等お出し願います。
19
◯難波達哉委員
先ほどの御説明のとおりで、この勉強会エリアの機運が大分高まってきたと伺っていますが、聞き逃したのかもしれませんが、どのくらいの地権者がいるのか教えていただければと思います。
20
◯市街地整備課長
地権者数は合計で24名でございます。
21
◯難波達哉委員
多分1つのビルだとか、複数のオーナーで持っていられるところがあるのではないかなと思うのですが、それで今までもいろいろ聞いていると、なかなか意見がまとまらなかったという歴史はよく聞いているのですが、このタイミングでいろいろ苦労はあったと思うのですが、その中で実際のところ、ヒアリングとかを行って、どのような意見が出ているのかを答えられる範囲で聞きたいのですが。
22
◯市街地整備課長
賛同していただいている皆様につきましては、もう自分たちの建物が大分古くてもう建て替えの時期が迫っているのだという考えの下、とても積極的にお話を聞いていただいております。御出席されていない方は残りのほうになるのですが、そちらのほうの方々につきましては、別途通知等をさせていただいているところなのですが、反対というわけではなくて、もう少し話が具体的になったら話を聞きましょうという姿勢であると確認しております。
23
◯田上祥子委員
今回の計画は、厚木の顔ということで、この勉強会エリアの部分を大きく開発していこうということなのですけれども、中心を走っている一番街の通りについては何か検討をされたのでしょうか。通りの先については、そんなことは関係ないのでしょうか。
24
◯市街地整備課長
今の御質問はこの街区に挟まれた一番街の道路の整備ということでしょうか。
25
◯田上祥子委員
その周辺です。北側のほうです。
26
◯市街地整備課長
今回の勉強会のエリアのほうには、この青く塗られた街区だけの方々だけとなっております。北側については、今回の対象とはなってございません。
27
◯田上祥子委員
特に声掛けはしなかったということですね。
28
◯市街地整備課長
そうですね。結果的にはそういったことになってしまいます。お話的には先ほど御説明させていただきましたとおり、青く塗られた皆様のほうからぜひ一緒に考えてくれとお話をいただいて始まったところがございますので、北側の街区の方々には結果的にはお話はしておりません。
29
◯高村真和委員
勉強会ということなのですけれども、どういうレベルで勉強会をされるのかということもあるのですけれども、先ほど御説明いただいたとおり、例えば歩道の問題だとかいろいろあるので、将来的には建て替えとなると、歩道を広げるとか、道路を広げるとかそういった問題もいろいろ出てくると思いますので、そういった市としての考えは勉強会のタイミングではなくて、もっと先の話になるのか。ある程度、市としてはこういった方向で再整備したいという事を出されるのか、それによって、地権者や権利者の皆様のいろいろと思いもあるので、どういった事になるのかちょっと気になったので、御質問させていただきます。
30
◯市街地整備課長
勉強会の内容といたしましては、単純に建物の建て替えの方法につきまして、どういった方法がありますよと。いうような事をご案内申し上げて、それに対して皆様の御意見を伺うというのが主な内容でございます。今、お話にあった道路の形をどうするのだとかそうした話につきましては、今後、事業計画を権利者の皆様と検討させていただきながら、決めていくというふうに考えております。
31
◯渡辺貞雄副
委員長
1点だけ確認させてください。今、このエリアの中で容積率を現状どのくらい使っているのか、都市計画法上の容積率はいくつなのかを教えてください。
32
◯市街地整備課長
資料がなくて現状の容積率は分からないのですが、都市計画法上の容積率は600%でございます。
33
◯井上敏夫委員
厚木市として何をしていきたいのか何も見えていない。ここも南口と一緒で地権者の建て替えが先行して、また南口が成功したから、北口も同じような方法でやっていこうと。単なる建て替えだけにしか目的がないのかなと。行政がどうしていこうかとか、駅前は厚木市の顔とはいっても、何していきたいのか何も見えてこない。これもまた南口と同じになってしまうのではないかなと思います。本来はここの青い部分については、全部駅前広場にしたい。そのためにその後背地で共同建物を建てて用地を生み出していくようなビジョンが何も見えてこない。もう少し勉強してから、地権者だけの勉強ではなくて、行政としてもっと勉強をしていただきたいということを指摘しておきます。
34
◯松本樹影委員
1点少し伺いたいのですけれども、勉強会のエリアを大きく分けると2つのエリアがあるのですが、2つのエリアを同時に進めて行く形に方向性としてはなっていくのか、協議の出来次第でそれぞれのエリアによって、熟度に濃淡が出てきた場合には、片方が進行していくけれども、片方が進行できなさそうだという場合にも地権者の利害関係者や熟度によって、変わる場合もあると思いますがそういった場合にはどのように考えているのか。
35
◯市街地整備課長
今、勉強会に御参加されている皆様とは、この2つの街区を共に進めていこうということで、市のほうも一緒に考えております。ただ、権利者のいろいろなお考えもございます。そうした中では、片方が駄目ということもあるのかもしれませんが、それがないように地権者の方も何とか再開発の方に誘導していきたいというふうに考えております。
36
◯松本樹影委員
仮に片方の合意形成が取れなく進めて行くのが難しいとなった場合に、もう片方の街区の合意形成が進んで熟度が高まり進めて行けそうな場合は、片方だけでも進めて行くということなのでしょうか。それとも2つの街区が両方とも合意形成ができてからでないと両方が進められないということなのでしょうか。
37
◯市街地整備課長
その先の権利者との調整がどうなるかというのは、推測の話でございますので、仮にそうなった場合には、やはり反対をされるような方々の街区というのは入れることができないのかなというふうには考えております。
38
◯田上祥子委員
私も先ほど、勉強会エリアの北側について考えなかったのかとお聞きしたのですけれども、本当にこの権利者16名で準備組合を設立する予定ということでしたけれども、この16名の中には、ここを売却したいという方もいらっしゃったのですか。建て替えではなくて。
39
◯市街地整備課長
勉強会の説明のほかにも個別のヒアリングもさせていただいて、その中には確かにこの事業が実施されるのであれば、売却の方向で考えたいという方もいらっしゃいました。
40
◯田上祥子委員
そうなった時にこのエリアは本当に、井上委員がおっしゃったように、駅前広場として本当に素晴らしい場所になる可能性があったところです。本当に厚木市としての開発の考え方をもって、権利者の方々を誘導できなかったのか。
41
◯市街地整備課長
再開発事業に参加される地権者の皆様が新しいビルの中に全て残るかというとそういうわけでもなくて、実は南口の再開発事業の中でも転出された方もいらっしゃいます。ビルの用途にその方の商売が合わないとか、そういった事情はいろいろとあります。そうした場合には転出という方向になるのですが、その補償等については、組合から出させていただきますので、それも1つの事業計画ということで今後考えていくことになると思います。
42
◯川口仁委員長
ほかになければ、以上で、本厚木駅北口周辺整備事業についての質疑を終結いたします。
それでは、理事者の方はお疲れさまでした。理事者退席のため、暫時休憩いたします。委員はそのままお待ちください。
午後1時42分 休憩
───────────
午後1時45分 開議
43
◯川口仁委員長
再開いたします。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
これをもちまして、
中心市街地活性化特別委員会を閉会いたします。
(午後1時45分 閉会)
発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...