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  1. 厚木市議会 2020-03-09
    令和2年 総務企画常任委員会 本文 2020-03-09


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年 総務企画常任委員会 本文 2020-03-09 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 227 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯田上祥子委員長 2 ◯田上祥子委員長 3 ◯企画政策課長 4 ◯田上祥子委員長 5 ◯池田博英委員 6 ◯企画政策課長 7 ◯池田博英委員 8 ◯中町第2-2地区整備担当課長 9 ◯道路整備課長 10 ◯池田博英委員 11 ◯中町第2-2地区整備担当課長 12 ◯企画政策課長 13 ◯池田博英委員 14 ◯後藤由紀子委員 15 ◯中町第2-2地区整備担当課長 16 ◯企画政策課長 17 ◯後藤由紀子委員 18 ◯企画政策課長 19 ◯後藤由紀子委員 20 ◯企画政策課長 21 ◯井上武委員 22 ◯危機管理課長 23 ◯井上武委員 24 ◯危機管理課長 25 ◯井上武委員 26 ◯松田則康委員 27 ◯企画政策課長 28 ◯中町第2-2地区整備担当課長 29 ◯松田則康委員 30 ◯財政課長 31 ◯中町第2-2地区整備担当課長 32 ◯松田則康委員 33 ◯中町第2-2地区整備担当課長 34 ◯松田則康委員 35 ◯財政課長 36 ◯道路整備課長 37 ◯松田則康委員 38 ◯道路整備課長 39 ◯中町第2-2地区整備担当課長 40 ◯奈良直史委員 41 ◯中町第2-2地区整備担当課長 42 ◯企画政策課長 43 ◯望月真実副委員長 44 ◯危機管理課長 45 ◯望月真実副委員長 46 ◯中町第2-2地区整備担当課長 47 ◯危機管理課長 48 ◯中町第2-2地区整備担当課長 49 ◯望月真実副委員長 50 ◯企画政策課長 51 ◯危機管理課長 52 ◯後藤由紀子委員 53 ◯危機管理課長 54 ◯後藤由紀子委員 55 ◯危機管理課長 56 ◯田上祥子委員長 57 ◯田上祥子委員長 58 ◯後藤由紀子委員 59 ◯企画政策課長 60 ◯後藤由紀子委員 61 ◯中町第2-2地区整備担当課長 62 ◯後藤由紀子委員 63 ◯中町第2-2地区整備担当課長 64 ◯後藤由紀子委員 65 ◯道路整備課長 66 ◯後藤由紀子委員 67 ◯道路整備課長 68 ◯奈良直史委員 69 ◯企画政策課長 70 ◯奈良直史委員 71 ◯企画政策課長 72 ◯池田博英委員 73 ◯中町第2-2地区整備担当課長 74 ◯池田博英委員 75 ◯中町第2-2地区整備担当課長 76 ◯財政課長 77 ◯道路整備課長 78 ◯井上武委員 79 ◯道路整備課長 80 ◯井上武委員 81 ◯中町第2-2地区整備担当課長 82 ◯井上武委員 83 ◯道路整備課長 84 ◯望月真実副委員長 85 ◯道路整備課長 86 ◯望月真実副委員長 87 ◯中町第2-2地区整備担当課長 88 ◯望月真実副委員長 89 ◯企画政策課長 90 ◯望月真実副委員長 91 ◯企画政策課長 92 ◯後藤由紀子委員 93 ◯中町第2-2地区整備担当課長 94 ◯後藤由紀子委員 95 ◯田上祥子委員長 96 ◯後藤由紀子委員 97 ◯企画政策課長 98 ◯後藤由紀子委員 99 ◯財政課長 100 ◯望月真実副委員長 101 ◯中町第2-2地区整備担当課長 102 ◯望月真実副委員長 103 ◯中町第2-2地区整備担当課長 104 ◯望月真実副委員長 105 ◯中町第2-2地区整備担当課長 106 ◯望月真実副委員長 107 ◯中町第2-2地区整備担当課長 108 ◯後藤由紀子委員 109 ◯企画政策課長 110 ◯後藤由紀子委員 111 ◯中町第2-2地区整備担当課長 112 ◯田上祥子委員長 113 ◯田上祥子委員長 114 ◯池田博英委員 115 ◯望月真実副委員長 116 ◯中町第2-2地区整備担当課長 117 ◯望月真実副委員長 118 ◯中町第2-2地区整備担当課長 119 ◯望月真実副委員長 120 ◯中町第2-2地区整備担当課長 121 ◯企画政策課長 122 ◯望月真実副委員長 123 ◯中町第2-2地区整備担当課長 124 ◯望月真実副委員長 125 ◯中町第2-2地区整備担当課長 126 ◯望月真実副委員長 127 ◯中町第2-2地区整備担当課長 128 ◯田上祥子委員長 129 ◯望月真実副委員長 130 ◯田上祥子委員長 131 ◯望月真実副委員長 132 ◯田上祥子委員長 133 ◯望月真実副委員長 134 ◯田上祥子委員長 135 ◯望月真実副委員長 136 ◯田上祥子委員長 137 ◯政策部長 138 ◯田上祥子委員長 139 ◯企画政策課長 140 ◯後藤由紀子委員 141 ◯企画政策課長 142 ◯田上祥子委員長 143 ◯後藤由紀子委員 144 ◯中町第2-2地区整備担当課長 145 ◯後藤由紀子委員 146 ◯中町第2-2地区整備担当課長 147 ◯井上武委員 148 ◯中町第2-2地区整備担当課長 149 ◯井上武委員 150 ◯奈良直史委員 151 ◯企画政策課長 152 ◯後藤由紀子委員 153 ◯中町第2-2地区整備担当課長 154 ◯後藤由紀子委員 155 ◯財政課長 156 ◯後藤由紀子委員 157 ◯危機管理課長 158 ◯企画政策課長 159 ◯望月真実副委員長 160 ◯中町第2-2地区整備担当課長 161 ◯財政課長 162 ◯政策部長 163 ◯後藤由紀子委員 164 ◯田上祥子委員長 165 ◯後藤由紀子委員 166 ◯政策部長 167 ◯田上祥子委員長 168 ◯望月真実副委員長 169 ◯田上祥子委員長 170 ◯田上祥子委員長 171 ◯田上祥子委員長 172 ◯田上祥子委員長 173 ◯田上祥子委員長 174 ◯田上祥子委員長 175 ◯職員課長 176 ◯田上祥子委員長 177 ◯池田博英委員 178 ◯職員課長 179 ◯池田博英委員 180 ◯田上祥子委員長 181 ◯田上祥子委員長 182 ◯職員課長 183 ◯田上祥子委員長 184 ◯池田博英委員 185 ◯職員課長 186 ◯田上祥子委員長 187 ◯職員課長 188 ◯田上祥子委員長 189 ◯田上祥子委員長 190 ◯職員課長 191 ◯田上祥子委員長 192 ◯田上祥子委員長 193 ◯財政課長 194 ◯田上祥子委員長 195 ◯田上祥子委員長 196 ◯田上祥子委員長 197 ◯田上祥子委員長 198 ◯選挙管理委員会事務局専任主幹 199 ◯田上祥子委員長 200 ◯田上祥子委員長 201 ◯見上書記 202 ◯田上祥子委員長 203 ◯財産管理課長 204 ◯田上祥子委員長 205 ◯奈良直史委員 206 ◯健康長寿推進課長 207 ◯奈良直史委員 208 ◯健康長寿推進課長 209 ◯松田則康委員 210 ◯財産管理課長 211 ◯松田則康委員 212 ◯財産管理課長 213 ◯松田則康委員 214 ◯後藤由紀子委員 215 ◯財産管理課長 216 ◯後藤由紀子委員 217 ◯財産管理課長 218 ◯奈良直史委員 219 ◯健康長寿推進課長 220 ◯奈良直史委員 221 ◯健康長寿推進課長 222 ◯望月真実副委員長 223 ◯後藤由紀子委員 224 ◯財産管理課長 225 ◯財務部長 226 ◯田上祥子委員長 227 ◯田上祥子委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯田上祥子委員長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  本委員会に付託されました案件を審査のため、総務企画常任委員会を開きます。  本日の審査日程は、お手元の日程表のとおりです。 日程1 議案第13号 厚木市役所位置設定条例の一部を改正する条例について 2 ◯田上祥子委員長  日程1 議案第13号 厚木市役所位置設定条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 3 ◯企画政策課長  ただいま議題となりました議案第13号 厚木市役所位置設定条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  厚木市役所位置設定条例につきましては、地方自治法第4条第1項の規定に基づき厚木市役所の位置を定めておりますが、市役所の移転整備を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。  それでは、条例の内容について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の2ページ、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  本則中、中町3丁目17番17号を中町1丁目717番地1に改めるほか、用語の整理をするものでございます。  次に、条例の附則につきまして御説明申し上げますので、議案書の1ページにお戻りください。  附則につきましては、この条例の施行日を規則で定める日とするものでございます。  以上でございます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 4 ◯田上祥子委員長  質疑を行います。
    5 ◯池田博英委員  まず、厚木市役所位置設定条例、今回の中町第2-2地区の複合施設として市庁舎を移転する計画は、機能の一極集中で様々な混乱や弊害が生じるのではないか、コンパクト・シティは本当に厚木市の目指す方向として市民にとってよいことにつながるのか、この点について伺いたいと思います。 6 ◯企画政策課長  コンパクト・シティのお話でございますけれども、今後、人口減少、また超高齢社会の本格到来を迎える中で、持続可能な都市経営を実現していくということが厚木市にとっても重要だと考えてございます。こうしたことから、公共交通の利便性が高い地域に市民の皆様が御利用なさる都市機能を集約していくコンパクト、プラス、その交通機関で地域を結んでいくネットワーク、このコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを推進していく必要があると考えてございます。地域の生活活動拠点を中心市街地に移転集約していくという考えではございませんで、もちろん、地域住民の皆様にとりまして生活活動拠点というのは非常に大事でございますので、その辺りを地域の中でも拠点性をしっかり高めていくことも同時に行っていくものでございまして、今回の市役所につきましては、やはりどこの地域からも来やすい場所にコンパクト・シティとして集約していくことが厚木市のまちづくりにとって大事だということで、今回御提案をさせていただいたということでございます。 7 ◯池田博英委員  今御説明いただいた中で一極集中の混乱、弊害についての説明がちょっと不十分だったと思うのですが、とりわけ私は、市庁舎以外に様々な複合施設ということなので、詰め過ぎで使い勝手の悪い施設にならないか懸念のほうが強いのではないか。さらに、今、中町立体駐車場整備費とか、厚木バスセンターの整備費、庁舎とアクセス予定の地下道などの整備費、そして複合施設周辺の交通混雑の緩和策など、交通対策も不明なまま中町第2-2地区で庁舎建て替えを進めていいのか市民の心配の声があります。市民に納得と理解ができる説明責任が本当に果たせているのか、その辺についてお聞かせ願いたいと思います。 8 ◯中町第2-2地区整備担当課長  複合施設等整備基本計画の策定に当たりましては、これまで公募市民や関係団体の代表者、学識経験者から成る複合施設等整備検討委員会や市民の皆様との意見交換など、多くの市民参加の機会を通じまして御意見を頂きながら、複合施設及び周辺整備の環境に向けた考え方を厚木市複合施設等整備基本計画案として取りまとめまして、パブリックコメントを実施してまいりました。その結果、過去最多となる635件の御意見を頂きまして、それに対します厚木市の考え方をお示しすることにより、多くの市民の皆様に御理解を頂けたものと認識しております。今後につきましても、引き続き御意見を伺う機会を設けまして、複合施設や周辺環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。 9 ◯道路整備課長  交通混雑の対策ということで申し上げさせていただきます。中町第2-2地区周辺の交通混雑はパブリックコメントでも多くの意見が寄せられていて、心配されているところでございます。交通量調査の結果を基に現交通量と複合施設ができた場合の開発交通量まで含んだとしても、各交差点の処理能力には問題ございません。ただし、課題は朝夕の交通ピーク時において、信号機が青になったとき、歩行者、自転車の横断による交通阻害による問題、あと、小田急通り、バス停でバスが停車したときに後ろから車が抜けない交通阻害、また東町郵便局の交差点においては右折レーンが短い、こういうことで交通阻害があるのが実情でございます。そういうことから、対策として交差点における歩車分離やバスベイの設置、また右折レーンの増設など、ありとあらゆる対策を関係機関と協議しながら進めて、複合施設を万全の体制でお迎えするということで行ってまいります。  また、一番の要因は、中心市街地の交通混雑でございます。中心市街地には、国道、県道、通過交通が多く、幹線道路など本厚木駅を中心とした交通網であることから、朝夕に交通混雑が生じているのが長年の課題でございます。厚木市では全体の交通ネットワークの構築を取り組んでいるところでございます。  私は、昭和58年に市役所に入って38年間、この道路交通の変化を見てきたわけですが、その間にあゆみ橋の完成であったり、座架依橋の完成、または座間荻野線の一部完成、さがみ縦貫道路の完成、第二東名高速道路の接続、また直近では厚木秦野道路など、交通の環境は刻々と改善され、確実に交通混雑が解消されていると思っております。まだまだ道半ばとはなってございますが、これからも環状系の都市計画道路の整備などを通じて交通の分散化を図って、中心市街地の交通混雑を解消できるように頑張ってまいりたいと思います。 10 ◯池田博英委員  今いろいろ御説明いただいたのですが、やはり十分納得のいく説明になっていないと思います。要するに、224億円以外に周辺整備でまだまだお金が必要だと、その辺の具体的な費用も含めて説明がない。これで本当に中町第2-2地区に移転していいのかと考えざるを得ません。  次に、この中町第2-2地区は、相模川、中津川、小鮎川の三川合流地点の南側にあり、そして異常気象による集中豪雨などで相模川が決壊すれば、直接川の水が流れ込んでくると。相模川からの距離は、現庁舎は約750メーター、中町第2-2地区が300メートル程度で、現庁舎のほうが2倍以上の距離があるわけです。また、高低差は、国土地理院の標高で比較すると、ポイントによって違いはあるのですけれども、中町第2-2地区が現庁舎より大体1メーターぐらい低いのです。また、揺れやすさマップでも中町第2-2地区は2.12で、通常の2倍以上の揺れが予想されているということで、要するに、もともと中町第2-2地区は相模川の後背湿地帯なのです。ですから、防災対策本部機能を中町第2-2地区へ持ってくることは防災上、安全対策強化にはつながらないと。では、厚木市として揺れやすさの調査検討をしたのか、これについてどう考えているのかお聞かせ願いたいと思います。 11 ◯中町第2-2地区整備担当課長  まず、ハザードマップの関係でございますが、確かに相模川からの距離については中町第2-2地区のほうが近くなるということはありますが、ハザードマップ上は、相模川が決壊した場合、最大想定規模でいいますと、中町第2-2地区の辺りが0.5メーターから3メーター、その中でもバスセンターの付近が2.7メーター程度となります。そして、本庁舎の南側の辺りが3.34メーターということで、本庁舎のほうが最大浸水深は深い。また、その後、浸水が継続する時間といたしましては、中町第2-2地区が6時間15分程度、本庁舎が12時間20分程度ということで、相模川が決壊した場合に本庁舎のほうが深くなって、水が引くのも長くなるという状況でございます。そういうこともありまして、今、相模川のほうに近いということでありますが、中町第2-2地区でもそれに対する万全な体制を取って、例えば設備等は浸水する想定の深さよりも高い位置、例えば3メーター以上のところにするとかいうことで十分対応は可能と考えております。  また、揺れのことについては調べてはいないのでございますが、20メーターぐらいのところに支持層がありますので、そこのところにしっかりくいを打ち込むことによって、しっかりとした対策ができるものと考えております。 12 ◯企画政策課長  災害対策本部のお話もございましたけれども、近年、建て替えを行っております平塚市役所、また茅ヶ崎市役所につきましても、先ほど来お話が出ております浸水のハザードエリア内に位置しており、また、横浜市役所につきましては、津波のハザードエリア内に設置しているということもございますが、しかしながら、やはりどこの市もそうしたハザードエリア内にありながらも、それにしっかりと対応できるような建て方、また対策を打ちながら、こうした市民の皆様の安心・安全を守れるような市役所を建設していくということで、それぞれの自治体も考えておるところでございます。したがいまして、厚木市におきましても、今申し上げました本庁舎敷地、また中町第2-2地区におきましては、確かに市民の皆様が御覧になりますと、川に近いほうが危険だというようなお言葉もよく頂戴するところでございますけれども、今、中町第2-2地区整備担当課長がお話ししたように、浸水という面では大きな変化はないということでございまして、そうしたものに全て万全に対応できるような市庁舎を中町第2-2地区に造っていく、そういう気持ちでこちらの条例を提案させていただいたものでございます。 13 ◯池田博英委員  今、安心・安全な市役所と言われたのですけれども、揺れについてもまだ十分調査していないと。だから、移転が災害に強い市役所になるとは決して言えないことがはっきり分かりました。 14 ◯後藤由紀子委員  今の池田委員と理事者の皆様とのやり取りですが、河川の氾濫時に50センチから最大3メートルぐらいの浸水があるとおっしゃったと思います。厚木バスセンターの辺りが最大になると伺ったように思うのですが、まさに中町第2-2地区がその場所ではないかと思いました。そういう場合に、実際に長時間にわたって浸水された場合の水が引く時間は6時間で、現庁舎であれば12時間と中町第2-2地区のほうが水が引くのが早いのですよとおっしゃいましたが、その間の防災対策拠点としての市役所の機能が発揮されるのか、そこの部分をしっかりとお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。 15 ◯中町第2-2地区整備担当課長  やはりパブリックコメントのときにも市民の方から同様の御意見というか、御心配を頂いておりまして、その中でも厚木市といたしましては、災害対策本部機能を有する市庁舎と消防本部を一体整備することによりまして、市民の皆様の安全と財産を守る災害時の中枢拠点として、万全の備えの下にその役割を果たすとともに、最高水準の耐震性や災害時の業務継続能力を備えた施設とします。万が一、複合施設が被災により使用不能となった場合は災害対策機能をぼうさいの丘公園に移転して、災害対応を迅速かつ強力に進める中枢的な機能を担っていくことを地域防災計画に位置づけていますということで、そのような形で厚木市の考え方をお示ししております。先ほども申しましたが、浸水時の対応といたしましては、電気設備等の位置を地下等ではなくて、3メートル以上の階数に設置していくことや防水板を設置するなど、浸水対策については対応していきたいと考えております。 16 ◯企画政策課長  災害時、浸水時の災害対策本部、また消防本部の機能でございますけれども、初動体制の整備に基づいて各活動拠点に指示命令を出す拠点機能ということでございます。ですから、決して中町第2-2地区の災害対策本部に活動拠点があるということではございませんで、前回の台風19号のときもそうでしたけれども、活動拠点は必ずその浸水エリアの外、消防の救援車両等もその浸水エリアの外、想定される外側から水害があるような拠点に対してしっかりと活動を行っていくような体制をもちろん整備いたしますし、もしその浸水が想定される場合には、今申し上げましたように、ぼうさいの丘公園に活動拠点を移したり、そういうことで活動拠点と指令拠点をしっかりと分散し、中町第2-2地区の災害対策本部からしっかりと指示命令を出していくという体制で臨むということでございます。 17 ◯後藤由紀子委員  今のお話の内容ですと、仮に災害があった場合、最大3メートルの浸水をした場合でも庁舎が大丈夫、その中に消防など、そういう対応機関があるから指示命令は出せると。その場合、実務をする部分はぼうさいの丘公園に拠点を置くという内容でよろしいのでしょうか。 18 ◯企画政策課長  そのとおりでございます。 19 ◯後藤由紀子委員  今ちょっと疑問に思ったのですけれども、その場合、その指揮命令と実務隊──そもそも実務隊は市庁舎の中にないという考えでお話をされているのかなと思うのですけれども、そういう場合に、きちんと発信ができるのかという質問を私は最初にしたのです。市庁舎としての機能が発揮されるのか、防災対策本部としての機能がきちんと発揮されるのかに対して、実務隊はぼうさいの丘公園に設置する、指揮命令は市庁舎で執る、市庁舎が仮に浸水して機能が取れない場合でもそれは十分に発揮できるというお考えでよろしいのでしょうか。 20 ◯企画政策課長  先ほどから申し上げているとおり、新しく中町第2-2地区に整備します市庁舎につきましては、どういう災害にも強靱に対応できるものを考えておりますので、その辺りは浸水があったとしても機能不全に陥ることはない、そういう庁舎を建設させていただきたいと思っております。また、指示命令系統がしっかりと伝達できるかというお話しにつきましても、市役所がどこにあろうと市民の皆様の生命、そして財産を守っていくために必ず行っていかなくてはいけないと思っておりますので、中町第2-2地区にあったとしても、もちろん万全な指揮命令体制を整えていく所存でございます。 21 ◯井上武委員  ここまでの質問で各課長さんから御答弁いただいておりますけれども、特にここまでの災害対策に関してお聞きしたいと思います。さっきの答弁の中で、中町第2-2地区と現在地でもし河川の氾濫であるとか、そういう水害があったときには、水はけの状況などを考えると中町第2-2地区が6時間、現在地が12時間かかるというような御説明を頂きました。私もまさに川に関しては何とも言えない部分もあって、今御説明いただいて納得はいたしました。むしろ中町第2-2地区のほうが安全か、もしくは同じぐらいの状況にあるのではないかという認識を今持ちました。  今、御答弁の中で気になったのが水はけの問題で、今対応していただいております局地的な集中豪雨、ゲリラ豪雨について、今年度から厚木北地区が配管の工事を進めていただけるということでありますが、私の思っているイメージからいきますと、ゲリラ豪雨や局地的な集中豪雨に関しての対応は、どちらかというと、現在地のほうが厳しい状況にあるのではないかという印象を持っています。なぜかといいますと、今までの私が受けました市民からの声、または昨年の台風15号、台風19号のときに市民の皆さんから頂いた被害状況などを聞いている範囲でありますと、松枝町であるとか、中町であるとか、水引であるとか、現在地近辺のほうが被害が大きかったと認識しております。その辺について、河川のほうは分かりました。集中豪雨やゲリラ豪雨に対しての対策はどのような御意見をお持ちかお伺いしたいと思います。 22 ◯危機管理課長  ゲリラ豪雨等の対策につきましては、皆様御存じのとおり、厚木南地区、あさひ公園に雨水の貯留槽を今年度、今後は厚木北地区の雨水貯留管の設置により、浸水等の対策をさらに強化していく予定になっております。 23 ◯井上武委員  であるのであれば、現在地または中町第2-2地区は、河川の対応であるとか、ゲリラ豪雨、水害に対しての対応に関してはほぼ同じような状況だという認識でよろしいでしょうか。 24 ◯危機管理課長  はい。 25 ◯井上武委員  ありがとうございました。 26 ◯松田則康委員  (注1)災害のほうに随分集中しているので、私は3番目に聞こうと思ったのですけれども、そちらを先にします。幾つかお答えいただいた中でも、水害のときのレッドゾーンからぜひ抜け出していただきたいと思っているのです。私の住んでいるところは猿ヶ島で、レッドゾーンなのです。昨年の台風19号のときには全戸避難しました。同じように、この中町第2-2地区もレッドゾーンなのです。赤いのが塗られているところです。今お話しの正月の賀詞交換の際にも市長からお話がありましたから聞いてはいたのですけれども、具体的にはどのような径のどのような管をどこに埋めるのか。そういうのが計画として具体的に載っているのであれば、ある程度の時期も含めて市民に宣伝する必要があるのではないかと思っておりますし、そういう計画がされているのかどうか、まず一つお聞きしたい。  もう一つ、消防本部機能の話も出ていましたけれども、基本的には市庁舎のほうに消防本部機能は作っておくということですね。それが万が一の場合にはぼうさいの丘公園に移る可能性があるというお話だと思っているのですけれども、最初からそちらに機能を移すということではないと聞いております。その辺のところをきちんとしていただきたい。  もう一つ、大きなことでは何階建てになるのか。現在もう既に計画としてほぼ頭に入っている部分が、あるいは我々に示された部分があろうかと思うのですけれども、総額が幾らぐらいになるのか。また、その外構をした場合にはどのぐらいの附帯工事が必要なのか。さらには、周辺整備に費用がかかると思うので、それはどのぐらいかかるのか。概算で結構だからある程度出していただきたいなと思っているし、また、厚木市立病院の際にも申し上げたのですけれども、やはりイメージがあるので、できれば完成時のイメージ図、多少違ってもいいから市民に知らしめるべく作ってほしいなと。作る予定があるのか。病院のときは好評でしたよ。病院のところに貼り出してもらったし、できれば市庁舎にとも言ったのだけれども、ああいうものを見ると、やはりみんな安心するのです。だから、そういうことも必要だろうと思っております。あと2つほどあるのですけれども、その辺の御返事を頂いてからにします。(注1-1を参照) 27 ◯企画政策課長  まず、第1点目の消防本部と災害対策本部のお話でございますが、今、松田委員がおっしゃられましたとおり、一義的には今回移設を考えております中町第2-2地区の庁舎の中に消防本部と災害対策本部を一体的に整備させていただく予定でございます。万が一、いろいろなことがあって機能不全に陥るようなことがあれば、消防本部につきましては、ぼうさいの丘公園ではなくて、実は北消防署に機能を移転するという計画になっておりまして、災害対策本部は先ほど申し上げましたぼうさいの丘公園に機能を移転させていただく予定となっておりますが、そういうことのないよう、しっかりとした庁舎を整備することによりまして、市民の皆様の生命をしっかりと守っていきたいと考えております。事業費等につきましては、担当課長から御説明申し上げます。 28 ◯中町第2-2地区整備担当課長  全体計画、イメージ図、事業費等につきましては、今回の厚木市複合施設等整備基本計画において施設の機能とか、規模、概算の建築事業費等を整理させていただいたものでございますが、松田委員がおっしゃるようなものにつきましては、今後、設計の中で進捗に応じて市民の皆様にお示ししていきたいと今考えているところでございますが、イメージ図等につきましても、できるだけ早く、松田委員がおっしゃるとおり、今後変わる可能性があるとしましても、概要が分かるようなものについては、なるべく分かりやすいものを早めに作成いたしまして、皆様にお示ししていきたいと考えております。 29 ◯松田則康委員  やはりすぐにできないのは分かるのですけれども、あと財源の問題で、確かに相当な額がかかる、今伺っているだけで220億円以上と聞いておるのです。そうすると、分割であろうとPPPであろうと後年度に負担が重なる。その中で、同じ時期にはごみの中間処理施設、焼却場も入っていると思うのです。それと同時期になるということも考え合わせると財政的にどうなのですか。後年度負担が増え過ぎやしないかと思うのですけれども、その辺の心配はいかがなものでしょうか。 30 ◯財政課長  後年度負担ということでございますけれども、少子高齢社会の進展に伴う社会保障の増大とか、老朽化した公共施設の修繕など様々な財政需要がある中において、将来を見据えた財政シミュレーションというのは極めて重要であると捉えてございます。  こうした中で、今お話しのありました新庁舎や複合施設の建設はもとより、新ごみ中間処理施設の関係、あるいは区画整理等、様々な大型プロジェクトが想定されている中において、現時点で想定し得る大型プロジェクトにつきましては20年先を見据えて、最大値の歳出見込みに対し、確実な歳入と最大値の歳出の両面から財政シミュレーションを実施しているところでございます。シミュレーションの結果としましては、長期的なビジョンの中で、健全で自主自立の財政運営が引き続き堅持できると判断してございます。 31 ◯中町第2-2地区整備担当課長  (注1-1)先ほどの貯留管の関係でございますが、所管課の下水道施設課で(資料提示)こういうパンフレットを作っておりまして、市民の皆様に周知しているところでございます。また、今年度から始まっております厚木北地区の厚木排水区雨水貯留管整備工事につきましては、令和4年度に完成する予定となっております。また、工事の進捗に応じて近隣の住民の方等にも説明会を実施しているところであります。(注1を参照) 32 ◯松田則康委員  もう一つ、注文というのではないけれども、貯留管については私も見たことがあるのですが、具体的にどのくらいの量をのめるのかとか、そういうのも載っていたはずなのです。南のほうはプール25杯分、50トンと言っていましたか、500トンと言っていましたか。 33 ◯中町第2-2地区整備担当課長  プール40杯分です。 34 ◯松田則康委員  40杯分か。たしか25メータープールでしたよね。そういう具体的な話が出れば、ああ、なるほどなと思うけれども、なぜ厚木北地区が必要なのかというと、内容の説明に入っていないのが、本厚木駅を中心に半径500メーター以内はいわゆる合流式ということによって、普通よりも雨水と生活雑排水の下水が一緒になってしまっている。これは本厚木駅周辺しかないわけです。一番最初に手をつけたから。別に違法だというわけではなくて、当時はそうだったということで、これをやり替えるとしたら、試算ではもう500億円を超えると聞いたので、それを何とか安くやるにはというので、厚木南地区には最初、スクリーンをつけたと。今回はあさひ公園の下にケーソンを入れた。今回、厚木北地区にこれから排水管を太くして入れるというのはどのぐらいの太さなのか。ソニーのところを見たときには5人ぐらい手をつないで中を通れたのです。あのくらいの管が入るなら安心だけれども、具体的にはそこまで聞いていないし、それも必要だと思うし、それと道路網の話も、東町のほうに抜く道路、あそこを抜きますと言うけれども、まだ確約されていないのでしょう。あれが抜けると交通量も随分変わるのではないかと思うけれども、それと、駐車場の件ももっと具体的に話をしていただけたらありがたいと思います。 35 ◯財政課長  厚木北地区貯留管の補足でございますが今、直径2.4メートル、延長が1130メートルということで、令和元年から令和4年までの中で29.8億円の事業費で進めているところでございます。 36 ◯道路整備課長  松田委員が御指摘の新規道路の今の状況は、現在、用地を交渉中でございまして、補償調査も完了して、本年度中にできればという感じで動いております。 37 ◯松田則康委員  契約したいと。 38 ◯道路整備課長  契約まで行くかどうかは分からないです。 39 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今お尋ねの駐車場につきましては、複合施設といたしましては約450台必要だという想定をしています。その中で、今回建設を予定しております複合施設の地下に約130台分の駐車場を確保してまいりたいと考えております。残りの320台をどうするのかということでございますが、隣接する中町立体駐車場は550台ありますが、中町立体駐車場自体もかなり古い駐車場でございまして、また、1台当たりの区画が今の車両と規格が合わなくなってきて狭くなっているということもございまして、今、中町立体駐車場を所有、管理しています厚木市環境みどり公社と協議調整を図っておりまして、基本的にはその台数についてもかなり増やしておおよそ倍ぐらいの、1000台ぐらい規模の台数にして、建て替える方向で一体的な駐車場の利用で450台を確保してまいりたいと考えております。 40 ◯奈良直史委員  (注2)私からは2つほどありまして、今回の計画自体が市役所が動きますよとか、図書館、子ども科学館、国、神奈川県の施設という話があったと思うのですけれども、国、神奈川県の動向についてもし分かる範囲で教えていただければと思うのと、あとパーソントリップ調査の最新の数字が、私が見つけられた最近の数字というのも平成18年ぐらいで、これが厚木市内で年間2億3000万人ぐらいバスを使っていますよという数字までは追っかけたのですが、最近、車の免許証を返納される方も多くいらっしゃるのは私の周りでもある話であって、そうすると、おのずとバス交通に依存される方というのは多いのかなという気はするのですけれども、その辺の数字がもし分かる範囲であれば教えていただければと思います。(注2-1を参照)(注2-2を参照) 41 ◯中町第2-2地区整備担当課長  国、神奈川県等の機能につきましては、現在、国、神奈川県とも協議調整を進めているところでございますが、神奈川県につきましては、昨年3月に県政総合センターを含む約10機関が入庁するという予定で御回答いただいております。国につきましては、今のところ、市内に幾つか施設があるのですが、そちらのどこかが入るという方向で調整をしていますが、まだ最終的に正式な回答を頂いていないという状況でございまして、今回は想定の中で国、神奈川県の施設ということで、面積等についても算定をさせていただいているという状況でございます。 42 ◯企画政策課長  運転免許証返納のデータにつきましては持ち合わせておりませんけれども、ただ、全国的に超高齢社会に突入している中で、そういう動きが顕著になってきているということで、厚木市としましても、その対策については考えさせていただくような流れになっているところでございます。  一方、運転免許証返納に伴いますバス交通への依存ということでございますけれども、やはり新庁舎整備に向けてのアンケート調査を行った段階でも市役所の建設場所として重視するものはというお尋ねに対しまして、市民の皆様から最も多かったのが公共交通機関で行きやすい場所に建設するべきだという御意見が最も多かった状況でもございます。こうしたことからも、厚木市は将来的に3人に1人が高齢者の時代を迎えてまいりますし、徒歩圏という概念も、やはり高齢化が進みますと、今歩ける距離もなかなか歩くのが厳しいという状況になってくることも想定されております。そうしたことから、バスセンター隣接のエリアであれば、どの地区からも皆様方にお越しいただきやすいのではないかという考えも一部ございます。 43 ◯望月真実副委員長  先ほどの災害関連の質問になるのですが、ハザードマップの部分とか、50センチから3メートル等の予想がされているという話は伺っているのですけれども、中町第2-2地区に限っては最大で3メートルという想定をされています。内水浸水に関しては、南と北のほうでそれぞれ対応をということで先ほども御答弁がありましたけれども、洪水浸水に関する部分でお伺いしたいのですが、例えば前回の台風のときは相模川は決壊しませんでしたけれども、小田急線の橋脚があることで、例えば上流から橋脚を塞いだ状態で決壊した場合等の想定をすると、中町第2-2地区にどのような洪水が起こると想定しておりますか。 44 ◯危機管理課長  今の御質問の中で橋脚に引っかかる云々というお話がございました。最大浸水想定区域を想定した段階では、そういうことを含めた形で神奈川県で作成しておりますので、それを含んだ形での数字になると思います。 45 ◯望月真実副委員長  そうすると、そのリスクに関してですが、今回の中町第2-2地区に関してはそれぞれパブリックコメント、説明会等を行われているのですが、このリスクの部分に関して想定する部分とか、市民の皆さんと話し合う機会を先に設けるべきだと思うのですが、その辺の見解はいかがでしょうか。 46 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今、先にということでございましたが、パブリックコメントを昨年10月21日から始めましたが、その直前に台風19号が来まして、市民の皆様から洪水被害に関する意見が多く寄せられました。そういうところにつきましてはパブリックコメントに対する厚木市の考え方をお示しさせていただきまして、そういう中で市民の方には御理解を頂けているものと考えておりますので、今後、厚木市複合施設等整備基本計画だけではなくて、設計の段階においてもまた市民の皆様に御意見を伺う機会を設けていきますので、そういう中で市民の皆様に御理解を頂けるようにしていきたいと考えております。 47 ◯危機管理課長  洪水浸水の関係につきましては、既に危機管理課のほうで15地区を回らせていただきまして、浸水のリスクについても地元を含めて市内全域に説明に行かせていただいております。 48 ◯中町第2-2地区整備担当課長  (注2-1)先ほど奈良委員から、バスの利用者の関係ですけれども、過去を見ますと平成26年が約2460万人でございまして、その後、平成27年が2565万人、平成28年が2587万人、平成29年が2568万人という形で、大体増加傾向にあるという状況でございます。(注2を参照) 49 ◯望月真実副委員長  洪水の想定をきっと相当されているからこそ本部がきちんと機能できるかとか、ぼうさいの丘公園に移れるかとか、そういうお話があるかと思うのですが、万が一、決壊して水が流れてきた場合に、庁舎のかさ上げや庁舎の機能は電源系統も含めて上階に持っていくので機能不全に陥ることはないという想定で今お話をされておるのですが、例えば水が流れてきたときに、庁舎は1メートルかさ上げして電気系統は2階以上、3階以上に持っていきました、庁舎の機能は大丈夫です、その周りの市民の皆さんの安全の確認というのはどのようにして取っていくのかということと、あとは治水対策の部分なのですが、治水対策がどのくらいの計画となって進んでいるのか数値があれば、その数値も含めて現時点でお話しできる範囲内でお願いいたします。 50 ◯企画政策課長
     1点目の、万が一の浸水時の市民の皆様の安全確認という御質問を頂きましたけれども、今回、中町第2-2地区は、確かに0.5メーターから3メーターの洪水浸水ハザードエリア内にございます。その中で、もちろんその前に浸水の想定ができるのであれば皆様に避難していただくことがまず第一だと考えておりますので、これは万全を期して行っていきたいと思いますが、万が一、避難が遅れる方がいらっしゃることも想定されますので、そういう場合にはそのエリア内にある盤石な建物を利用して、そちらに避難誘導するとか、そういう対応も今後はしっかりと考えていかなくてはならないのかなと思いますし、そういう機能を有する施設を今回建設しようということでございますので、そのエリアに庁舎を含めた複合施設があるということは、市民の皆様にも安心していただけるのではないかと思っております。 51 ◯危機管理課長  相模川等、治水関係になります。相模川河川につきましては、樹林化対策、堆積土砂の掘削など、台風19号も受けまして神奈川県に強く要望し、現在、具体的な措置に向けて調整を進めております。今後、順次、樹林化対策や堆積土砂の掘削など、川の流下能力を向上させて、河川の氾濫などによる被害の軽減を神奈川県とともに図っていきます。  また、台風19号を受けまして城山ダムについても、県に対してダムの治水能力を上げる、それと放流の方法やタイミング、関係市町村との連絡体制の構築などに関して強く要望をさせていただいております。  現在、相模川の治水対策については、樹木の繁茂や土砂の堆積著しい箇所である昭和橋上流や磯部頭首工の下流において、大規模な樹林化対策として樹木の伐採と河床の掘削を神奈川県が実施しているという状況になっております。また、三川合流点につきましては、相模川の河川整備に基づきまして、河川改修工事を平成24年から継続的に実施しております。その整備が完了しますと、現況より1.5倍の流下能力の向上が図られるということを神奈川県から伺っております。 52 ◯後藤由紀子委員  今、災害の話が続きましたので、また確認をさせていただきたいのですけれども、災害対策本部は市庁舎に機能を置く、さっき言った防災対策本部、実務部隊が移っている。そういう中で、今、望月副委員長からも市民の皆様の管理がきちんとできているのかという確認があったのかなと思ったのですが、自治体としての機能が少し回らないのではないかと思っていて、そういうところに災害対策本部としての発信がきちんとできるのかというのをもう一度確認させていただきたいです。 53 ◯危機管理課長  災害対策本部の関係になりますと、今、台風15号、台風19号も災害対策本部は本庁舎の4階、活動をしていただくのはちょっと離れた第2庁舎、それと公民館等で既に使い分けをされております。距離的には本庁舎と第2庁舎という部分になりますけれども、本部機能は本部機能として今でも本庁舎でありまして、離れているところとして既に第2庁舎で皆さん活動をさせていただいておりますので、その距離が離れるという、もしぼうさいの丘公園に活動拠点を設けるのであれば、そういう形になりますので、現在においても十分機能を果たせているということになります。 54 ◯後藤由紀子委員  あと、災害において、全てが想定してあるとまでは言わないのですけれども、ある程度の想定を持って対策を練っているというお話を頂いていると思っているのですが、ただ、災害というのは常に想定外がついてくると思うのです。先ほど望月副委員長もおっしゃっていましたけれども、橋脚にいろいろ流されてきたものが引っかかって、水害が想定よりもひどくなるのではないか、そういう意見もあるかと思うのです。やはり駅前ですから、当たり前ですけれども駅がありますから、そういうリスクが高いという部分も少し考えられるのです。そういうものも含めて想定に入っているという前提でお話をされていると思うのですけれども、想定外が起こる可能性が高い、そのように感じてならないのですが、そういう部分について万全かと言えば万全だと答えるのかな、よろしくお願いいたします。 55 ◯危機管理課長  災害対策本部、もしくは危機管理課としては、既に想定ということではなくて、最悪のリスクを考えて動きを取らせていただいておりますので、これが新庁舎になる、ならないというのでは特に変更はないと思っております。 56 ◯田上祥子委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前9時50分 休憩                ───────────                 午前9時59分 開議 57 ◯田上祥子委員長  再開いたします。 58 ◯後藤由紀子委員  そもそも論なのですけれども、厚木市新庁舎整備基本構想というのが先にあったかと思うのですが、それによれば、中町第2-2地区と現庁舎が候補地として検証の結果が示されていると思うのです。その中には現庁舎の場所に建てる場合の5つのパターンが示されてありまして、既存の本庁舎を仮引っ越しすることなく、つまり、取り壊さずに無事に建て替えることが可能だという案が書かれているにもかかわらず、現庁舎の位置では面積が不足しているため、同じ場所に建て替えられないという説明をされたのですけれども、それは事実ですか。 59 ◯企画政策課長  新庁舎整備基本構想の中で、今お話しのありました現本庁舎敷地での建て替えについてもパターンを5つに分けましてシミュレーションを行っております。仮庁舎を整備して移転するということは、費用の問題、また、それにふさわしい建物もないということもございまして、それは現実的ではないということ、逆に、移転せずに執務をしながら現状地で建て替えをする場合のシミュレーションを、先ほど申し上げました5パターンで行っております。1つは、南側の議員の皆様方の駐車場に建てたパターンでの建て替え、それから西側の来庁者、市民の皆様がお使いになられる駐車場に建てた場合のシミュレーション。  また、その南側と西側をL字型でつないだ形でのシミュレーション。あわせまして、西側、南側の駐車場に建てた場合ですと面積があまり多く取れませんので、その辺りはワンフロアー化という市民サービスの向上を見据えた庁舎に建て替えるのが困難ではないかというお話になっております。また、L字型につきましては、面積的には確保ができるという想定になっておりますけれども、Lという形になるということで使い勝手的にはあまりよろしくないというシミュレーション結果になっております。  もう一つは、南側の駐車場に第1期工事として庁舎を建設し、そこに本庁舎を一旦移転させ、この本庁舎を取り壊し、その跡地に第2期工事として庁舎を建て、南側とくっつけるという市立病院のようなパターンでできないかというようなシミュレーションもしております。こちらにつきましては、工期が通常に比べましてかなり長くかかるということで費用もかかってくるというような結果になっております。  最後のパターンといたしましては、第2庁舎と本庁舎の間にあります民有地を買収して、本庁舎の西側から西側の民有地に建て替えるというパターン。これは更地に建てるということで一番理想的な形になるのかなということでございましたけれども、民有地との交渉が難航するということで、こちらについてもなかなか厳しいのではないかと。この5つのパターンをシミュレーションしておりまして、決してこの現状地での建て替えができないという結果にはなってございません。このパターン5つと中町第2-2地区で建てた場合の結果を比べますと、どちらが総合的に評価が高いかということをあらゆる角度から評価した結果、中町第2-2地区で複合施設として整備することがふさわしいという結果でしたという今までの経緯でございます。 60 ◯後藤由紀子委員  今幾つかのパターンの中で面積的に不足があるという建て方と、面積は何とかなるのだけれどもL字型になってしまうとか、あとは第2庁舎と本庁舎の間の民地を買い取らないといけないということがあるのでちょっと現実的ではないというお話だったかと思うのですが、実際、建てようとしている中町第2-2地区は複合施設だということもあるのですけれども、そちらのほうが民有地の買い取りとかの面積が広くなるのではないかと考えているのですが、そういう点についてはどのようにお考えでしょうか。 61 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今、複合施設の建設予定地の中に一部民有地がございますが、そちらにつきましては、面積的には建てるところの50分の1ぐらいになります。総体の中の50分の1ぐらいです。そこの権利者の方とは今までもいろいろ意見交換等、あるいは交渉をさせていただいている中では事業には協力するということでお話はいただいておりまして、詳細なところについてはまだ詰まっていない状況ですが、事業に協力していただけるということなので、このまま複合施設の整備を進めていきたいと考えております。 62 ◯後藤由紀子委員  今お話しされていたのは建物の敷地の中の民有地ということになりますか。 63 ◯中町第2-2地区整備担当課長  はい。 64 ◯後藤由紀子委員  そうしますと、建物の周りの道路整備なども今同時に進められていると思うのですが、道路にかかってしまっている民有地の買収をこれからしていかないといけないと思うのですが、そちらは順調に進んでいるのでしょうか。 65 ◯道路整備課長  中町第2-2地区の中のアクセス道路の整備につきましては、自治会連絡協議会を通じた中で説明を行い、その後に全体説明会を実施して個別説明会を実施しております。慎重に進めていて、地権者様と何回も会って信頼関係を作って用地交渉を現在進めている状況です。イオン北側の東西道路の角地も多分状況が変わったところが見えていると思うのですけれども、そういう形で1件ずつ丁寧に交渉を進めております。  今の追加としまして、中町北停車場線の用地買収も若干進めているところもございます。 66 ◯後藤由紀子委員  かなり広範囲にわたるかと思うのですけれども、具体的にどれぐらいの期間で買収が終わると考えておりますか。 67 ◯道路整備課長  先ほど財政課長が財務のシミュレーションとかを申しましたので、やはり優先道路を決めまして、計画的に進めてまいります。それで、期間ですけれども、当然複合施設が来るということなので、それ以前に完成を目指して行っていく予定でございます。 68 ◯奈良直史委員  (注2-2)すみません、私は先ほどの質問の中で桁を1桁間違っておりまして、2344万人の間違いでした。訂正をさせていただきます。  それで、先ほど複合施設の絡みのところで神奈川県の交渉、また国のところであるのですけれども、私が1つ気になっておりますのは、周辺の自治体とどうしてもいろいろな駆け引きというのが、競争という観点もあるので当然あると思うのですが、近隣の首長さん、ちょっと場所は限定しませんけれども、この土地は県庁のために空けておくぞと言った首長さんもいらっしゃるわけです。そうなっていくと、厚木市の中でごたごたしているうちに、神奈川県あるいは国がそういう空き地の多いところにという議論もなきにしもあらずだと思うのですが、この辺に関して何かお考えがあれば教えていただければと思います。(注2を参照) 69 ◯企画政策課長  実は、今お話しのような国の機関が他市に移るというような話を10年ぐらい前になろうかと思いますが、現実にあったことがございます。また、神奈川県の機関につきましても、市庁舎と同様、老朽化が進んでいるというような状況もございます。厚木警察署も今建て替えて移転したというような状況でございまして、残りは県央地域県政総合センター、厚木保健福祉事務所等がある水引の官庁街につきましても、神奈川県のほうでいろいろと整備を考えているような状況でございます。  その中での御承知だと思いますけれども、神奈川県のほうからは、今申し上げました県央地域県政総合センター、厚木県税事務所、さらには厚木保健福祉事務所ほか複数の機能を中町第2-2地区に移転させるというような方向性を示していただきました。こうすることによりまして、やはり今後50年、100年とその建物がもつ限り神奈川県の機関も厚木市の中心市街地に所在することになろうかと思いますので、やはり神奈川県の機関が他市に行ってしまうと市民の皆様の利便性も損なわれるということもあろうかと思いますので、そういう意味でも今回の複合化というのは、市民の皆様にとりましても利便性を高めることができるのかなとは考えております。 70 ◯奈良直史委員  ありがとうございます。やはりつなぎ止めというところでも今回の話としてはありなのかなという理解はしているつもりでございます。あと、今日のこの議論の中で、去年の台風19号みたいなことがあって、そういうところに話が集中してくるのも理解はしているつもりなのですけれども、仮に水害ハザードマップ的なものから違う地域に造ると考えたときに、そういうシミュレーションをしているかどうか分からないのですが、場所的にそういうところが実際にあるかどうかお尋ねいたします。 71 ◯企画政策課長  浸水のハザードマップのハザードエリア外ということだと思いますけれども、御承知のとおり、この中心市街地は全て最大規模で0.5メーターから3メーターの浸水ハザードエリアにございます。それを外れるということになりますと、さらに西側、国道246号を超えまして厚木清川線の上段といいますか、その西側辺りまで行かないと、そのハザードエリアから外れるエリアはございません。もちろん、そういうことも1つの選択肢かと思いますが、やはりふだん使いの中での市民の皆様の交通利便性とか、また新しく用地を購入しなくてはならないということもございますので、そういうことから今回は中心市街地の中でそのハザードにも対応できるような庁舎を建設していくということで、中町第2-2地区と現在地での建て替えの2つをシミュレーションした結果、中町第2-2地区のほうが市民の皆様の利便性は高いと判断させていただいたという状況でございます。 72 ◯池田博英委員  今、様々な説明を受けまして、先ほど松田委員からも言われたのですが、やはり総事業費がはっきりしない。要するに224億円から周辺整備であとどれぐらい費用かかるのか財源的な裏づけというか、心配、先ほど財政課長は大丈夫だと、多分それはもう全部情報が入って、その中でシミュレーションをされているのかもしれませんけれども、市民にとっては結局後年度負担が増えて、自分たちの暮らしに関わる費用を削られるのではないかという心配も非常に強いのです。だから、そこは移転を決めてからオープンにするのではなくて、これぐらいの費用がかかるのだということできちんと明らかにしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 73 ◯中町第2-2地区整備担当課長  私どもとしましては、基本計画の中で建築事業費については224億円ということでお示しさせていただきました。また、先ほど財政課長から申し上げましたとおり、今後の厚木市の財政の中での後年度負担について大丈夫かというのはシミュレーションの中で行っております。その中には厚木バスセンターや複合施設の外構等を含めました総事業費というのを今の段階では細かい設計までしているわけではありませんので、正確な数字ではございませんが、想定した中での数字をお出ししてシミュレーションをさせていただいております。その金額については約330億円を想定した中で、あとは環境センターとか、そういう大型プロジェクトのものと併せまして、330億円というシミュレーションの中では、ほかの今ある福祉等に影響のない範囲でできるということでシミュレーションがされているという状況にございます。 74 ◯池田博英委員  金額的なことは今分かりました。あわせて、私は、実はあの周辺が生活区域になっているものですから、一帯をあちらこちら回って、お知り合いの方も結構いるのですが、地権者の方からもやはりあそこを提供することに対して懸念の声も寄せられています。また、例えばあそこの周辺を一定程度整備したからといって渋滞が緩和するわけではないし、中町第2-2地区に複合施設が、要するに、国と神奈川県と厚木市の機能が集中することによるマイナス面のほうが大きいと思うのです。あわせて、市民との対話、合意形成がまだ不十分だと、一通り手続は行ったというのですけれども、ただ、歩いてみれば、市民の声は懸念、心配のほうがまだまだ多い。だから、私はじっくり周知をさせて、これで安心だ、大丈夫だというところまでもう少し時間をかけるべきではないかとは思うのですが、いかがでしょうか。 75 ◯中町第2-2地区整備担当課長  先ほども申し上げましたが、これまでの間、市民の方4000人を対象としたアンケートや意見交換会などを実施してきております。あと、地元のほうとは厚木北地区の自治会長以外の方たちも対象としているところとか、あとは中町第2-2地区の交通アクセス事業、道路の関係ですが、地権者の方や近隣の自治会の方、周辺の住民の方も対象に実施してきております。その中ではいろいろ御意見を頂いておりますが、こういう事業だということの説明、あるいは御心配されることに対するお答えをしている中では、ある程度理解はいただけているものと考えておりますが、今後も引き続き、十分にいろいろな方に御説明をするとともに、いろいろ御意見を頂きながら進めていきたいと考えております。 76 ◯財政課長  先ほど中町第2-2地区整備担当課長から330億円という話が出ました。これは全体の総事業費の中で少し特定財源等を考慮しているところがございますので、私のほうで御紹介させていただきたいと思います。庁舎の複合施設と国庫補助金の特定財源につきましては、基本計画に記載されています新たな図書館整備を対象として社会資本整備総合交付金などが当たっていく予定でございます。これにつきましてはメニューにございますので、確実に獲得できるよう関係機関と協議してまいりたいと思っています。  また、その他の特定財源につきましても、様々な施設の複合化、合築に伴いまして、市民交流を促進させるためのオープンスペースなどの整備とか、災害対応力の強化を図るための消防本部機能の整備とか、こういうものについては、今後、事業の詳細を詰めていく中で、さらに国庫補助金の獲得に向けて協議調整をしてまいりたいと思っています。  さらに、先ほどから合築の話が出てございますが、現在、国や神奈川県の中でも人口減少とか、インフラの老朽化が進んでいく中で、公共施設の統廃合あるいは広域的な理由、合築、こういうものを非常に推進してございます。神奈川県の自治基盤総合交付金におきましては、本市から国や神奈川県との合築に係る新規メニューの創設について粘り強く要望したところ、行政効果の高い公共施設マネジメントについて、積極的に神奈川県からも市町村に支援していくということで、令和3年度から当該案件補助メニューに新たに追加していく、また限度額の別枠加算を設けるという見直し案が先般示されたところでございます。前段で申し上げたとおり、メニューにあるものについてはしっかり取っていく、後段で御説明したように、今はメニューになくても国や神奈川県に今の実情を説明しながら、しっかりと新しいスキームで確保していく、こういう両輪につきまして、今後につきましても、庁内一丸となって積極的に補助金を獲得しながら、全体の総事業費のうちの将来負担も軽減してまいりたいと考えてございます。 77 ◯道路整備課長  道路整備に当たっては、関係地権者様の合意形成が最も重要で、これがなくては道路事業はできませんので、やはり池田委員がおっしゃったように、丁寧な説明を重ねて信頼関係を作って、造ってよかったなと言っていただけるように頑張っていきたいと思います。 78 ◯井上武委員  今、渋滞に関して質問が出ていたので、道路の関係をお聞きできればと思うのですけれども、今、道路整備課長の御答弁にもありましたが、ここ数年で厚木市を取り巻く道路環境は、圏央道ができたり、第二東名高速道路ができたり、さがみ縦貫道路であるとか、かなり変化が出てきているのではないかと思っておりまして、混雑の状況も大分緩和されてきているのかなという印象を持っています。特に私が住んでいるすぐ前の酒井金田線と、今回話に出ていますイオンの前の通り、本厚木停車場線が平行する2本の通りは、以前と比べて渋滞は大分減少しているのではないのかと思っております。以前の感覚からすると、相模大橋から例えばソニー側に向かっていく酒井金田線はすごく渋滞するイメージがあったのではないかと思うので、先ほど池田委員はああいう質問をされたのかなと思いますけれども、実際に私は大分減ってきているなという印象を持っているのです。もし道路のほうでその辺の調査された数字とかがあればお伺いしたいと思います。あと、交通量のピークの時間帯とかも分かればお伺いしたいと思います。 79 ◯道路整備課長  現在の交通量ということでお答えさせていただきます。昨年9月の平日昼間、朝7時から19時までの12時間を対象に自動車交通量の調査を行っております。中町第2-2地区周辺の主要な交差点の交通量が、中町交差点で約2万1000台、東町郵便局交差点が約2万3000台、本厚木駅東口交差点が約1万1000台となっております。また、ピーク時間帯は夕方の6時と朝の8時となっております。  それで、私も最近、中町、東町両方の交差点に立って朝と夕に見ているのですけれども、新型コロナウイルスの影響で時差通勤とか、小中高生がいないので、かなりすいている状況です。ただ、やはり日にちによったり、天候によったりして混雑するところがあるので、先ほど申しましたけれども、右折レーンの増設であったり、そういう限りなくできる対策をして混雑解消を今後も図っていくということでございます。 80 ◯井上武委員  まさに私も同じ印象を持っていまして、ここのところ、市内の道路の渋滞の状況に関しては、南北に延びる道路よりも、むしろ東西、現在の市役所の前の通りのほうが多いのかなという印象を持っておりました。今、渋滞のピークは夕方の6時と朝の8時とお話しいただきましたけれども、実際に現在地での市役所の利用状況、例えば駐車場はいつぐらいが混むとか、そういう調査はされているのかお伺いしたいと思います。 81 ◯中町第2-2地区整備担当課長  現在の本庁舎の西側の駐車場の利用状況でございますが、ピークの時間としましては、入る車が11時から12時台、出る車が11時台と14時台ということで、出入りの車といたしますと12時から14時台がピークになっておりまして、先ほど道路のほうが朝と夕方ということになっておりますので、市役所の利用の駐車場とはピークの時間帯がかぶらないという状況になっています。 82 ◯井上武委員  分かりました。ピークが重ならないのであれば、そんなに大きな渋滞にはならないのではないかという印象を持ちました。  1つ気になることがありまして、これを複合化することによって新たに発生する開発交通量を加味した場合、中町、東町郵便局前の交差点の混雑度はどのように変化するのかお伺いしたいと思います。また、対策もあれば伺います。 83 ◯道路整備課長  開発交通量は基本計画でもお示ししてあるとおり、往復の交通量で約3500台を見込んでおります。その3500台を現交通量に足しまして、中町、東町郵便局の交差点の先ほど申した計算をしましても交差点の処理能力は十分に足りているということでございます。  対策ですけれども、さっき申したとおり、当然信号が青でも自転車や歩行者が通って交通を阻害すれば、せっかくの交差点の処理能力があっても行けないことがあるので、そういう原因をしっかり改善していくことに努めてまいります。 84 ◯望月真実副委員長  今の道路の部分でお伺いしたいのですが、中町第2-2地区の庁舎の計画と、新しく道路を造っていこうとする交通渋滞の緩和も含めた道路策というのは、道路に関しては権利者や地権者の方もいらっしゃって、スムーズに進むかどうかというのは交渉次第という判断になるではないですか。そうすると、庁舎が仮に進んだとしたら、道路はまだ進みませんか同時で進むことはできましたかというのはすごく不明瞭な部分であって、実際、今こうして渋滞緩和策を取らなければいけないというお話を聞いているのですけれども、それがきちんとできるかどうかというのは、相手がいることなので全然確約できることではないではないですか。なので、その辺の見解というのはどうお考えになっているのかお伺いします。 85 ◯道路整備課長  そもそも中町第2-2地区周辺のアクセス整備事業というのは交通混雑を解消するために事業を行っているわけではなくて、中心市街地の活性化、あるいはにぎわいの創出に向けて行っております。当然、複合施設が来れば出と入りの部分の道路があれば、それはそれにこしたことはないので、オプション的に行っていて、この道路が整備されなかったとしても交通量的には処理能力は足りているので、そういうところでは道路ができなくてもという問いは平気なのかなという感じはします。 86 ◯望月真実副委員長  私も地区が自身の生活道路になっていまして、まさに買い物をして帰ってくる時間帯が混雑時間帯なのです。どの道路を通って自宅まで帰ろうかというのはいつも渋滞を見ながら通るという形で、東町のあの道路を使って通ることのほうが多いのです。駅前はとにかく、先ほど言った人の部分もあるので、避けて帰ろうという傾向があるのです。ただ、地元の方々から言うと、道路の渋滞に関してはやはりずっと問題になっていることではありますので、その辺は今言って解決することではないので、ここら辺にとどめておきます。  そして、別の質問を1つしたいのですが、先ほど松田委員から立体駐車場の話が少し出たので、そちらに関することをお伺いしたいのですが、そもそも立体駐車場を利用するとした場合に、それが有料なのか無料なのか、現庁舎の部分では無料ですけれども、どういうふうに考えているのか、まずお伺いさせてください。 87 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今回の厚木市複合施設等整備基本計画におきましては、駐車場の想定台数についてお示ししているところでございます。また、それが有料か無料かについては、基本計画の段階では特に決まっていないという状況でございます。それはパブリックコメントの中でも心配する御意見を頂いておりまして、その中で厚木市の考え方もお示しさせていただいております。駐車場の駐車料金につきましては、他市の状況、あるいは駐車場利用の受益者負担の在り方も考慮いたしまして、複合施設の駐車場だけではなくて、市全体の公共施設の駐車場の在り方も含めて今後検討していくということでお示しさせていただいておりますので、複合施設だけではなくて、今後、市全体の駐車場の在り方について検討していく中で、そこが有料なのか無料なのかということはお示ししていきたいと考えております。 88 ◯望月真実副委員長  今回、位置設定条例ということで、もし中町第2-2地区に庁舎が移ってきた場合を想定して市民の皆さんも駐車場が有料になるのか無料になるのかというところをお考えいただいている部分もあるかと思うのです。なのでお伺いさせていただいたのですけれども、近隣の場合は、海老名市、伊勢原市、清川村、平塚市も無料です。他市の図書館の利用も30分以内は無料とかというふうに出ているのですが、現在の厚木市は、図書館と子ども科学館を御利用される方々に関しては有料になってしまいます。庁舎が一緒になって1つの建物の中に入るとそれが無料となる可能性があるのか、また、現状のまま有料でお使いいただくのかというのをもう少し明確にお願いできればと思います。 89 ◯企画政策課長  そもそも論で申し上げますと、駐車場は有料か無料かというのは、庁舎が移転する、しないに関わらず、考えていかなければいけない課題だと思っております。と申しますのも、その施設を利用される、公共交通機関で来られる方は実費でバス料金をお支払いの上、庁舎においでいただいたり、施設を利用していただいております。自家用車の方は駐車場が無料ということで、もちろんガソリン代等はおかけになられているかもしれませんけれども、役所というのは、公平性の観点からそういうことも受益者負担の考え方に基づいていろいろと考えていかなければいけない問題だと思います。現在は西側の駐車場は当然無料ですし、厚木中央公園の地下駐車場は御利用なされた時間帯の分、駐車券をお渡ししているような状況でございます。中町第2-2地区に移ってその立体駐車場を御利用なされた方にも今の厚木中央公園で利用された方に駐車券をお配りするようなパターンも当然想定できますし、また有料というような形ももしかするとあるかもしれませんけれども、これは今後、市役所、公共施設をお使いになられる方の受益者負担をどう考えていくかという、これは市役所だけの話ではなくて、他市では公園の駐車場も有料化しているような自治体もございますし、その辺りは利用される方、利用されない方の公平性もいろいろと考えながら議論をしていくということでございます。あくまでも駐車料金につきましては、今回の移転に伴って発生するような問題ではございませんので、全体を見据えながら検討していきたいと考えております。 90 ◯望月真実副委員長  分かりました。駐車場の件は、立体駐車場を管理しているのが厚木市環境みどり公社ということで、万が一、無料だとすると、厚木市が駐車券を発行するとなったとしても、そこに市税は投入されていくわけでありますので、税金がそちらに払われるということで解釈しておりますが、厚木市が無料券を発行するということだとしても、そこで厚木市が負担するということになると思うのですが、その辺はいかがですか。
    91 ◯企画政策課長  それはただいまの厚木中央公園地下駐車場と同じでございます。 92 ◯後藤由紀子委員  今の御回答に対して質問したいのですけれども、今の厚木中央公園の駐車場はどのような……。 93 ◯中町第2-2地区整備担当課長  こちらの地下駐車場につきましては、厚木市が設置いたしましたが、指定管理者が管理運営をしています。ですので、今、地下駐車場を利用された市民の方たちにお出ししている駐車券につきましては、その指定管理者から厚木市が購入して、それでお渡ししているということになりますので、それも厚木市がただで券を出しているわけではなくて、指定管理者から券を有料で購入したものをお渡ししているということになりますので、中町立体駐車場についてももし同じような方式を取れば、同じように厚木市が購入してお渡しすることになるということでございます。 94 ◯後藤由紀子委員  今、中町立体駐車場の実際利用されている……。 95 ◯田上祥子委員長  後藤委員、ここで整理させていただきたいのですけれども、今回のこの議案は、庁舎の位置設定条例なので、位置に関しての質疑にとどめていただきたいと思います。今、望月副委員長から駐車場のところまでも質疑がありましたが、それは少し外れていないかなと思いながら質疑を許可しましたけれども、ここでちょっと整理をさせていただきたいと思います。議案の位置設定条例の位置に関しての範囲の質疑でお願いしたいと思います。 96 ◯後藤由紀子委員  でも、これらというのは位置を決めるのに対して判断基準になると思うのですけれども、それについてはいかが思われますか。 97 ◯企画政策課長  ですから、先ほどから申し上げていますとおり、市役所が移ろうが移るまいが駐車場の有料化もしくは無料化ということは同じように議論していくということでございますので、駐車場の台数が確保できるか、そういうところは位置に関係してくると思いますが、料金につきましては、どちらについても変わりはないという見解でございます。 98 ◯後藤由紀子委員  さっきの三百何十億円の話もそうなのですけれども、金額は今後考えていくとか、駐車場の料金にしても今後有料にするか無料にするかを考えていくという形で、何か答えがはっきり出ていないような気がしているのです。そういうことも全て含めて、私もさきに言いましたけれども、判断基準になっているのではないかと思うのです。  分かりやすい説明をするなら、私が自分の家を買うときに、買い物や公共施設の有無、もちろん交通の利便性などの立地条件を確認します。交通の利便性などの立地条件、何よりも私自身の所得で支払いができるのかなどの金額を物すごい重視します。すごく高い買い物をするわけですから、自分は今後ローンを支払っていけるのかなど、物すごい時間をかけて──実際に私自身が家を買うときに物すごい時間をかけて考えて購入を決めたのです。私たちは納税者である市民の皆様に、市庁舎を建てるためにまず幾らで建てるのか、今後どういうお金が使われるのか、また、市民の皆様にどういう負担が発生するのか、そういうことをきちんと公表して説明しなければいけないという義務があると考えています。そういう中での判断基準を今伺っているところなのですけれども、その点についてどのようにお考えでしょうか。 99 ◯財政課長  初めに、将来負担の話でございます。先ほど申し上げましたとおり、中町第2-2地区の関係だと330億円と言ってございますが、そのほかも含めまして最大値の歳出に対しまして現在進めております区画整理等に伴いまして、企業誘致も含めまして、今後確実に上振れるであろう歳入、歳入歳出の両面でしっかりと財政シミュレーションしてございます。先ほど健全で自主自立の財政運営を堅持できるというのを市民生活に影響を及ぼさない範囲内でしっかりと財政シミュレーションができているということで判断してございます。 100 ◯望月真実副委員長  先ほど松田委員からも少しお話がございました中心市街地の活性化を実現するまちづくりの全体像、将来像について、具体的に分かりやすく説明できるよう、市民にお示しする考えがあるのかお伺いしたいのですが、これまでに会派としても議会としても全体像を示すことが必要だということはさんざん申し上げてまいりましたが、まだその全体像をお示しいただいてないと受け止めております。いつどのような形でお示しいただけるのでしょうか。 101 ◯中町第2-2地区整備担当課長  中心市街地につきましては、既にまちづくりを進めていく中で平成24年に策定いたしました中心市街地の全体構想のまちづくりのテーマ「歩いて楽しいまち」を掲げまして、それに基づいてこれまで中心市街地のまちづくりを進めてきております。アミューあつぎをはじめといたしまして、本厚木駅南口地区市街地再開発事業、複合施設を核とする中町第2-2地区整備事業を進めてきております。現在、こういう事業が進むことで厚木市の顔となる北口周辺の再整備の機運も高まっておりまして、再整備に向けた基礎調査の結果を踏まえて北口の権利者の方たちと勉強会等も行っている状況ですので、厚木市といたしましては、平成24年に策定した中心市街地の全体構想を基に進めてきているので、これが全体像ということで考えております。 102 ◯望月真実副委員長  具体的にいつというのは今この時点では出せないという解釈でよろしいでしょうか。 103 ◯中町第2-2地区整備担当課長  厚木市がお出しするものとしては、全体的な方針的なものというのはお出しできます。ただ、やはりその中心市街地の中にある土地、建物については、それぞれ権利者の方がいらっしゃいますので、具体的な計画については、厚木市がこういうものを作るというものについては、なかなかお出しできないものがあります。そういう中で、今進めている例えば本厚木駅南口地区市街地再開発事業とか、勉強会をしています北口の再整備、こういうものについては権利者の方たちと御相談をしながら、先ほど御説明した中心市街地の全体構想を基に、厚木市が掲げている方針に基づいてそこの地区をどう整備していくかというのを権利者の方とお話をしながら進めていく中で、具体的なものについてはお示しするという方向になりますので、具体的なものは権利者の方との協議調整を進めた中でないとお示しができませんので、厚木市がお出しするのは全体的な方向性、あるいは方針的なものとなりますので、そういうことで御理解をいただければと思います。 104 ◯望月真実副委員長  分かりました。  それでは、市庁舎を含む複合施設への来館者数についてお伺いします。現在、年間何万人程度を見込まれているのでしょうか。もし、各施設ごとの内訳もあれば、併せてお示しいただきたいです。 105 ◯中町第2-2地区整備担当課長  やはり駐車場とか、そういうものが何台ぐらい必要かと想定する中においては、厚木市のほうでもある程度の来館者数については想定をしています。その中では、全部を含めまして年間235万人ぐらいいらっしゃるのではないかと想定しております。それで駐車場が450台必要だということで出しております。内訳としましては、庁舎が100万人ぐらい、図書館、(仮称)未来館で100万人ぐらい、その他の施設で35万人ぐらいを想定しております。 106 ◯望月真実副委員長  皆さん御存じかと思いますが、大和市のシリウスは300万人が来館する施設であります。道路にも大きな横断幕が掲げられているのですが、複合施設として中町第2-2地区に設置しようと、位置を変えようとするに当たって、シリウスよりも後でこれだけの予算をつけて建てようとしているものですから、300万人以上を見込んだもっといい施設ができるのではないかと思ってしまう節もあるのです。さらには、今330億円というお金が出ましたけれども、それについての十分な検討とか、市民の理解をもっと得ていくというのが必要だと思いますが、その辺についていかがでしょうか。 107 ◯中町第2-2地区整備担当課長  先ほどの想定の来館者数につきましては、算出の方法がありますので、それに基づいて235万人という形で算出をさせていただいております。そして、市民の方に御理解を得る必要があるのではないかということでお話をいただきましたが、先ほど来、御説明していますように、これまでの間、アンケートや意見交換会、あるいは説明会等を行う中で、市民の方にいろいろ御説明をしてきました。また、パブリックコメントでは過去最多となる635件の意見を頂きまして、それに対する厚木市の考え方についてもお示しさせていただいているということで、市民の方には御理解をいただいていると認識しておりますが、今後も引き続き、さらなる意見交換、あるいはその段階において説明をしまして、理解を得ていきたいと考えております。 108 ◯後藤由紀子委員  現市庁舎の近くには法務局、検察庁、簡易裁判所、ちょっと距離がありますけれども税務署、年金事務所のような行政施設が整っている行政地域になっていると思うのです。中町第2-2地区に移ってしまうと、そういうところに行く場合の市民の移動の負担が増えて、行政地域としての機能が壊れてしまうのではないかと考えているのです。また、ここの立地として目の前に厚木中央公園という大きな公園があるではないですか。3・11のときに、向かいにある厚木中央公園に利用者や職員が避難することができたという事実を伺っています。実際に50年間も市役所としての機能を果たしてきた立地条件に問題はないと考えているのですけれども、どちらかというと、今、中町第2-2地区のほうがいろいろな懸念材料が出てきているように感じているのです。そういう中で、何で中町第2-2地区ではないといけないのですか。 109 ◯企画政策課長  1点目、国の施設につきまして御紹介をいただきました。やはり国、神奈川県施設との回遊性といいますか、近接性といいますか、そういうものは庁舎の位置を決定する上ではもちろん評価項目にさせていただいております。国のお話がございましたけれども、神奈川県の施設は水引周辺にございますが、先ほど申し上げました複合化の合築の対象としてお答えを頂いている機関も複数ございます。それらとの近接性は中町第2-2地区でないと確保ができないということでございますので、中町第2-2地区に庁舎を移転して、神奈川県との複合施設化をして、市民の皆様への利便性の向上を図っていくということでございます。  また、厚木中央公園の北側に国の施設もございますが、やはり法務局と市役所を行き来するお客様よりも、やはり県税事務所と厚木市の税務部門とか、それから厚木保健福祉事務所と厚木市の福祉保健部門とか、そちらを行き来する方のほうが多いというような状況も考えられますので、そういうことも踏まえながら、神奈川県との合築によって市民の利便性を向上させていきたいと考えて判断いたしました。また、ハローワークさんにつきましても、今、いろいろと手狭だとか、駐車場の問題もありまして厚木市と一緒にできないかという調整もさせていただいているところでございます。  また、避難のお話もございましたけれども、以前からお答えしておりますように、盤石な複合施設を造って、地震のときも、外よりも建物の中にとどまっていただくことによって市民の皆様の安全を確保していくぐらい強靱な施設を造っていくつもりでございますが、やはりそういう御心配もございますので、中町第2-2地区のエリア内に一時避難場所的な広場も設けていくということを基本計画に位置づけさせていただいております。 110 ◯後藤由紀子委員  今、中町第2-2地区の中に一時避難場所のような広場を設けていくとおっしゃったのですけれども、具体的にどの辺りを検討されていますか。 111 ◯中町第2-2地区整備担当課長  それについては複合施設の建設敷地内、あるいは厚木バスセンターも複合施設建設後に再整備をしていきます。そういうところの中で屋外広場的なものを設けまして、そこが一時避難場所になるような形になればなと今考えております。 112 ◯田上祥子委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前10時51分 休憩                ───────────                 午前11時00分 開議 113 ◯田上祥子委員長  再開いたします。 114 ◯池田博英委員  まだまだ皆さん納得していないと思うのです。ですから、市民の理解、そして議会の中でのデータに基づいた議論がまだまだ不十分だと。今回、継続審査を提案させてもらいたいです。 115 ◯望月真実副委員長  この条例を審議するに当たって、先ほど中町第2-2地区整備担当課長からパブリックコメントの御紹介もありました。市民に十分な説明をしていくために意見交換会、パブリックコメント等を複数開催して、しっかりと説明をしてきたということでありました。パブリックコメントの件なのですが、各自治会においてそれぞれ説明をいただいたと思うのですが、その自治会連絡協議会で行った意見交換会というのですか、説明会というのでしょうか、そちらでの意見がパブリックコメントの結果の中に組み込まれておりました。全ての自治会連絡協議会において、ここでの意見はパブリックコメントに入れますと伝えて各自治会長に了解を得た後でパブリックコメントとして公表されたものなのかどうかお伺いします。 116 ◯中町第2-2地区整備担当課長  15地区の自治会連絡協議会にはパブリックコメントの実施期間中に回っております。そのパブリックコメントを実施する前の厚木市全体の自治会連絡協議会の中で15地区に回らせていただきますというお話をさせていただきまして、その中で15地区から出た意見についてはパブリックコメントとして取り扱わせていただきますという御説明もして、了承を得ています。また、各地区に伺ったときにも、最初に、出された意見についてはパブリックコメントの意見として取り扱わせていただくという御説明をした中で御了承を得て、今回パブリックコメントの意見として扱わせていただいているという状況でございます。 117 ◯望月真実副委員長  もし自治会連絡協議会で15地区にお伝えしたというのであれば、トップダウンができなかったというふうに認識せざるを得ないのが、要は各地区の自治会長さんが発言している旨に関して、全てがパブリックコメントに網羅されていなかった。パブリックコメントとして発言が取り上げられている自治会長さんがそれを認識していなかったということが確認できています。また、会議録、開催記録等を作らなければならないと思うのですが、そこに入っているもの、入っていないものが私のほうで確認できているのです。そもそもパブリックコメントに自分のコメントが入っているということを理解していない自治会長さんがいらっしゃったのは事実なのですが、例えばその文面はどなたが作成して、誰が提出して、会議録の確認は取れたのか等をもう一回確認させてもらっていいですか。 118 ◯中町第2-2地区整備担当課長  各地区全体の自治会連絡協議会の中でまず了承を得て、また各地区に回ったときに口頭で了承を得ております。その自治会長さんがもしかしたら最初にいたか、後から遅れてこられたかというのはちょっと分からないですが、こちらとしては最初に了承を得ているということでございます。また、その会議録につきましては、こちらでそのときに行った複数の者が筆記をしまして、それを会議録に起こしているということでございます。 119 ◯望月真実副委員長  厚木北地区の説明会に同席させていただいて、途中、入退席をされた自治会長さんはいらっしゃらなかったので、発言をされた自治会長さんはパブリックコメントに載っているということは御存じなかったということはここで申し上げておきます。  その開催記録に関してなのですが、まず開催記録を広く公表しなければならないとあると思うのですが、その開催記録がホームページ上でも市政情報コーナーでも見つけることができませんでした。また、このパブリックコメントを提出する際の厚木市市民参加条例施行規則第4条の部分で5つほど挙げられておるのですが、どの方法で提出されたのか、また、5番目のところにその他市長が必要と認める方法というのがあって、もし市長が必要と認める方法で提出されたのであれば、それをどのような理由で提出を認めるのかというのを開示する必要があると思うのですが、その2点についてお伺いします。 120 ◯中町第2-2地区整備担当課長  各地区との意見交換につきましては、厚木市市民参加条例の中で行っているというものではありませんので、公開はしてないということになります。頂いた意見をこちらでパブリックコメントに反映をさせてもらっていますが、それについては、うちのほうでパブリックコメントの写しを資料請求されてお持ちになっていると思いますが、そちらの用紙に写させていただいて、それでパブリックコメントの意見として扱わせていただいているということになります。 121 ◯企画政策課長  今、中町第2-2地区整備担当課長が申し上げましたとおり、自治会連絡協議会に御説明に上がりましたのはパブリックコメントの実施期間中でございまして、より多くの皆様方から御意見を賜りたいという趣旨で、最も市役所にお越しになられたり、厚木市の行政をよく御存じの自治会長様方の御意見を賜りたいということで従前から回ってきていたものでございます。その中で、パブリックコメントの実施期間にも、やはり成案ができた段階でパブリックコメントをお出ししますので、さらに地域の代表としての自治会長様に御説明申し上げて御意見を賜りたいという趣旨で、御意見につきましては、パブリックコメントと同様にお答えさせていただくという意味で、大きなパブリックコメントのくくりの一つとして回らせていただいたという状況でございます。 122 ◯望月真実副委員長  今の説明だと厚木市市民参加条例に基づいた自治会での説明会ではないから開催記録がないという御説明でしたよね。ですけれども、パブリックコメント期間中に発せられた意見だからパブリックコメントとして取り扱ったということですか。 123 ◯中町第2-2地区整備担当課長  そうです。 124 ◯望月真実副委員長  分かりました。そうすると、その開催記録がない、会議録がないというのは、単なる説明会として話しているだけだからないのだという解釈でおります。その文章が作られたのも、自治会長さんが作られて、自治会長さんたちがチェックをして了承を得たものが提出されたという解釈でよろしいですか。 125 ◯中町第2-2地区整備担当課長  その場で発言を頂いたものについて、こちらで記録をして起こしております。それについては、後日、例えば自治会長に確認しているというようなところはないです。こちらでその内容を確認して、それを会議録として持っているということでございます。 126 ◯望月真実副委員長  私の質問は違います。そのパブリックコメントを提出する際の用紙に記入した人が自治会長で、各自治会長の発言をきちんとチェックをしていただいた上でパブリックコメントとして提出されたという解釈でよろしいですか。 127 ◯中町第2-2地区整備担当課長  それにつきましては、先ほど少し申し上げましたが、その発言を会議録に起こして、その会議録に起こしたものをこちらでパブリックコメントの用紙に記載しています。あと、中には自治会長さんがその用紙でお持ちいただいた方もいらっしゃいました。 128 ◯田上祥子委員長  今の中町第2-2地区整備担当課長の御答弁ですと、望月副委員長が聞いたことに対してちょっと矛盾した答弁をされているのかなと思うのですけれども、要するに、先ほどの企画政策課長の答弁では、これはパブリックコメントの期間中に自治会長さんから意見を聞いた。その自治会長さんからの意見聴取のときには、その議事録は職員がとったと。それが始まるときに、ここで出た意見はパブリックコメントに掲載しますよというお断りをして、それは承認を取っているということですよね。それで、自治会長さんからの御意見を会議録にまとめたものをパブリックコメントに載せたということでしょう。それでよろしいですか。それで望月副委員長、何かありますか。 129 ◯望月真実副委員長  職員が書いて出すというのはオーケーなのですか。 130 ◯田上祥子委員長  意見交換会で出た意見をそのまま職員が書いたのです。自治会長さんがパブリックコメント用紙に書いた方もいらっしゃれば、書かなかった方もいる。書かなかった方の意見を職員が書いたということです。 131 ◯望月真実副委員長  そのパブリックコメントは確認が取れていない状態で……。 132 ◯田上祥子委員長  それは始まるときに、出た御意見はパブリックコメントに掲載しますという断りをしたという説明がありましたね。最初に。それでどうですか。 133 ◯望月真実副委員長  いや……。 134 ◯田上祥子委員長  それで納得しないの。どこがですか。 135 ◯望月真実副委員長  言った言わない部分でそこまでの公的なものとして扱っていいのかと思うのですけれども。
    136 ◯田上祥子委員長  ちょっと待ってください。その意見交換会で出た御意見を職員が書いた内容について、本人の確認が取れていないのにパブリックコメントに掲載したという点についてはどうなのかということなのですけれども、その部分についてはどうなのですか。法制の関係になるのですか。 137 ◯政策部長  パブコメに関しての手続について今お話しでございますけれども、自治会長の皆様からの御意見を頂きたいという思いで、会議の冒頭で担当のほうで、これはパブリックコメントに上げさせていただきますという御了解を頂いたものでございます。その手続の中では、恐らく職員が録音したり、メモをしたりということできちんとしたものを起こして、それをパブリックコメントに載せたということで、その場でお話をいただけないような場合には、ほかの会議でもございますけれども、この様式で御意見を厚木市にお届けくださいというのはございます。その様式はパブリックコメントの様式を使わせていただいたということだと思います。ですから、紙として頂いたものもあれば、会議の中で頂いたものを厚木市のほうでまとめてパブコメに上げますという御了解を頂いて進めたものでございますので、同じ扱いで広く意見を頂く手続をさせていただいたものと考えてございます。 138 ◯田上祥子委員長  それはほかのパブコメでも行っていることと考えてよろしいのですか。 139 ◯企画政策課長  冒頭から申し上げておりますとおり、この庁舎の位置設定条例、また複合施設の整備に関しましては、市民の皆様方への影響が非常に大きい、また、本当に重要な案件でございます。ですから、中町第2-2地区整備担当で行った基本計画のパブリックコメントのお話でございましたけれども、庁舎の基本構想を作らせていただいたときにも同じような形で行わせていただいたことを記憶しております。そのときに庁内でもそういう議論があるのですけれども、市民参加条例を所管する協働安全部とも、自治会連絡協議会の理事会で最初に説明させていただくのですけれども、そのときに協働安全部のほうからもどういうことなのかというような質問がありまして、パブリックコメントの期間中にパブリックコメント扱いとして自治会長の意見を賜りたいのだというお話を申し上げたところ、その担当部のほうでもそれならば問題ないということを承った上で今回もさせていただいている状況でございます。 140 ◯後藤由紀子委員  今、市民の周知、またはパブコメ、そういうアンケートを取ったと。そもそもパブコメ自体は御本人が書かないものでもいいという認識でしたよね。音で起こした、もしくは聞き取った。そこを最終的にこのような内容にしますと、御本人が書いていらっしゃらないから内容を自治会長さんらに確認をする必要があると思うのです。そうではないと、主観的に言葉尻が変わってしまったりすると内容が変わってしまうことも文章としてはあると思うのです。その点はきちんと確認をされたものがパブリックコメントとして反映されたのでしょうか、お願いします。 141 ◯企画政策課長  その御意見がどういった御意見だったかというのは恐らく中町第2-2地区整備担当課長も今この場ではお答えができないと思いますけれども、先日の本会議でもお答えさせていただいていますとおり、パブリックコメントというのは、我々が計画いたしました計画案の成案に対して市民の皆様の御意見を賜り、その御意見を反映するという手続でございます。従いまして、その御意見に対しましては、その場でもちろんお答えしていることもございますし、その後に文書といいますか、パブリックコメント結果の公表という形で対応させていただいているものでございます。ですから、その御意見のニュアンス云々という話もあろうかとも思いますけれども、その趣旨はたがわないものだと思っておりますし、その結果をしっかりと計画に反映していくことを目的に意見を賜りたいというつもりで各地区の自治会長の皆様方に御意見を賜ったということでございますので、その辺りは御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 142 ◯田上祥子委員長  議案の範囲でお願いします。 143 ◯後藤由紀子委員  そういう市民の皆様の周知や御理解というのは、私たちがこの位置設定条例を決めるのに関して非常に重要なポイントだと私は思っているのです。その中で市民の周知の部分で、今回の市庁舎の建て替えという多額な予算が充当される本当に重要な案件なのです。なので、慎重に考えなくてはいけないと考えています。その中で市民の皆様への周知、先ほどもこういう形で周知は十分にされているという御説明をいただいているのですが、確認したいのですけれども、今、自治会長さんとか、地域の皆様には十分にお話しされたと言ってくださったのですが、実際、市民の皆様の何%ぐらいの方が御理解をいただいていると厚木市のほうでは認識されていますでしょうか。御回答よろしくお願いいたします。 144 ◯中町第2-2地区整備担当課長  すみません、市民参加の手続を超える周知、意見交換をいろいろしてきましたが、担当課のほうで具体的に23万人の市民のうち何%がということについては、そこまでは把握できないというか、分からないです。ただ、できる限りこちらのほうでも市民参加手続以外のものでも皆さんに周知をしてきたと考えておりますので、それが、先ほど申しましたが、パブリックコメントで635件の意見がいただけたものと考えております。 145 ◯後藤由紀子委員  パブコメで635件、これは22万4000人いる厚木市民の中では22万4000分の635件、そういう意見の中ですけれども、私は、実は地域の中で、これがまた地域性と言われてしまうとしようがないのですけれども、やはり私の知り得る限り、団体や地域の方にどの程度周知をいただいて、どの程度の方が位置設定条例に関係のある市庁舎の移転ということについて考えていらっしゃるか、どれぐらいの方が知っていますかということで挙手で確認をさせていただいたことが何度かございました。その中で、今度、市庁舎が新しくなるんですって、建て直すんですってというのを知っている人が大体50%弱、もちろん有権者の方です。そのうち、さらに中町第2-2地区、今建設案が出されているところは、あのバスターミナルの近くですよね、駅の近くですよねというアバウトな御意見も含めて知っている方は20%程度でした。これで十分に市民に周知されているとお考えでしょうか、よろしくお願いします。 146 ◯中町第2-2地区整備担当課長  先ほど来、申し上げていますが、私たちとしてはこれまでいろいろな方法を取りまして市民の方に知っていただく、あるいは御説明をしてきたつもりでございます。ですので、具体的に50%、20%という数字は頂きましたが、それが厚木市全体の数字なのかどうかというのもちょっと分かりませんし、私どもとしては市民の方全員が知っているとは思っておりませんが、このことについては多くの方に知っていただいているものと思っております。 147 ◯井上武委員  先ほど議論されていましたパブリックコメントに自治会長会議の意見を入れたとか、入れないとか、そういう議論がありました。先ほど答弁があったように、最初に提示してあるのであれば問題ないのかなと私は思います。その意見が全く逆の意見でパブリックコメントに入ってしまったとか、そういうことであれば問題ではありますけれども、最初にこうやって断っているのであれば、そこに関しては問題ないのかなという印象は持っております。  そこで、お伺いしたいのですけれども、自治会連絡協議会などもいろいろと説明会を開催していただいたり、意見交換会を開催していただいたりしています。私もいろいろな意見を聞きました。移転に伴っては、例えば地下道の整備も一緒に行ってほしいとか、あとは厚木バスセンターの整備を一緒に行ってほしいとか、いろいろな意見は聞きましたけれども、条件つきでありながら、やはり私が聞く中では多くの方が移転に賛成をされているのが現状でした。これはあくまでも私のイメージだけの問題です。特に多かったのは、複合施設に関しては、その中でもほとんどの方がぜひ進めてほしいというような印象を持ちました。  そこでお伺いしたいのですけれども、今、皆さんが市民の声を聴いたのかとか、そういう議論がありましたので確認させていただきたい。どのぐらいの回数、どういう団体と意見交換会なり説明会なりを行ってきたのかお伺いできればと思います。 148 ◯中町第2-2地区整備担当課長  市民の皆様との検討につきましては、まず、複合施設等整備検討委員会は8回開催しております。そして、図書館の協議会とか、子ども育成推進委員会、それ以外に、昨年10月から2月にかけて4000人の方を対象とした市民アンケート、そしてワークショップを3回、全体の意見交換会を2回、それでワークショップと意見交換会で150人ぐらい、また、いろいろな団体の方たちとも意見交換会を28回開催しまして、その28回については延べで約640人ぐらいの市民の方と意見交換をしてきたという形になっております。直接説明をして意見をお聴きしたのは以上となります。 149 ◯井上武委員  私も1つ参加させていただいた子育て世代の方々を対象にした意見交換会、説明会というのがアミューあつぎで開催されたときに、私もオブザーバーで後ろのほうで参加させていただきました。そのときに思った印象としては、すごく誘導的という議論が出ていただけに、担当の職員の方がすごく言葉に意識されて、言葉を選んで説明されていたなという印象を受けました。公平性をすごく重視して言葉を選んで、逆にそれを意識し過ぎてかわいそうになるぐらいの誠実さを感じた意見交換会だったのかなという印象を持っています。それだけ説明をしていただいているのであれば私はもう大丈夫かなとは、一応、市民の声はある程度はお聴きできているのかなという印象は持っております。 150 ◯奈良直史委員  私も昨年7月まで子ども育成推進委員を引き受けておりまして、その席でも複合施設に関しての意見というのはお話しする機会がありましたし、それが細かく反映されているかどうかはまだちゃんと見ていないのですけれども、そういう機会があったということは申し添えておきたいと思います。  それで、大事なことというのは、このまちの戦略だと思うのです。そして、これは平成24年からこの議論は始まっていると伺いましたけれども、僕が民間企業にいたときには基本方針は3週間で作れ、基本計画は3か月で作れ、そして実行まで3年でやれということで、そういうことで数百億円の事業というのが実際あったわけですが、かれこれ8年議論はされているところだと思います。大事なことというのは、この複合施設ができたことによって、その次に何がつながっていくかという議論はやはりしていかなければいけないとは思うのです。多分午後の議論にはなるのでしょうけれども、北口の再開発の話も出てきたということも伺っております。南口ができて、東口がこういう形で方針づいて、そして北口につながっていく、厚木市の玄関口というのはこうなっていくのだよという方針をしっかりと示していくことが私は大事だと思うのです。  ここでお尋ねをしたいのですけれども、一番長く携わっている方でいいのですが、この事業に関する意気込みというか、思いというか、そうしたものをお尋ねいたします。 151 ◯企画政策課長  私は平成28年度からこの事業に携わっております。御承知のとおり、熊本地震がございまして、そのときにやはり庁舎の倒壊、または機能不全に陥った事例を目の当たりにしたような状況の中で、当時、公共施設の最適化、適正配置を行う公共施設最適化検討委員会という有識者会議がございまして、その検討委員会の話題の中で庁舎は大丈夫かと、庁舎の建て替えについての議論を深めたらどうかというお話がございました。平成29年3月にその検討委員会から提言を頂いた内容では、やはり今後いつ起きるか分からない災害に対応するためには、早急なる建て替えが必要だという御意見を頂きました。そのときに、その委員長から、市役所というのは漢字で書くと、市民の役に立つところと書くというようなことをおっしゃられながら市長に提言書をお渡しになられたのが非常に印象に残っております。私どもも、やはりどの場所でどういう市役所にすれば最も市民の皆様にとって利便性が高く、また、サービスが向上できるのかということを常に考えながら、ずっとこの事業を進めてきたところでございます。客観的なデータとか、市民の皆様方の検討委員会からの提言、また、先ほど中町第2-2地区整備担当課長が申し上げましたワークショップとか、意見交換会、さらにはパブリックコメント、市民参加条例に位置づける手続以上にかなり多くの手続を経て、少しでも多くの市民の皆様に行き渡るように、またその意見が反映できるようにというつもりでここまでやってまいりました。その中で、おかげさまで今回のパブリックコメントでは、今までの厚木市市民参加条例でパブリックコメントを行った中でも最多の数字となります635件の御意見を賜れたということで、本当に新聞とか、タウン紙の方々の御協力もあって、市民の皆様の目に触れる機会も非常に多く作っていただけたと思っております。  私どもも広報紙、中面全体を用いたPRとか、また、パブリックコメントの周知に当たりましては、駅前のデジタルサイネージに、今パブリックコメントをやっているので御意見をお願いしますということとか、また、先ほどお話ししました自治会連絡協議会15地区を何度も回らせていただいて、そういう形で周知に努めてきたつもりでございます。お話からすると周知がまだまだ足りないという御意見もあろうかと思いますけれども、私どもとしてはもうやり尽くして、ある程度市民の皆様には御理解がいただけたと我々としては理解をさせていただいた上で、今回、基本計画を固め、一刻も早い建て替えのために、市民の皆様の安心、安全を守るために、その計画ができた次の定例会議にこうした形で位置設定条例の提案をさせていただいているものでございます。  これからもっともっと市民の皆様にお声を頂きながら、一人でも多く市民の皆様が便利になった、サービスがよくなったとおっしゃっていただけるような市役所を設置するために、これからも設計段階でも市民の皆様の御意見を賜りながら作っていこう、市民の利便性の向上、ただその一点のためにこの事業を進めてきていますので、その辺りは私の長年携わっている思いとして受け止めていただければと思います。ありがとうございます。 152 ◯後藤由紀子委員  今、平成28年から見上企画政策課長が長年にわたって携わってこられて、十分に周知もされたという内容でお話をいただいたのですけれども、そもそも、私も、お話を伺った市民の方たちも、決して中町第2-2地区も含めて駅前周辺の再開発に対していけないと言っているものではないのです。ただ、今、議案に上がっているのは市庁舎の移転の部分なのです。だから、市庁舎の移転が中町第2-2地区でふさわしいかという、そこに争点を置いてお話をさせていただいているのですけれども、先ほど一時避難所、厚木中央公園だったら多分広いから確保ができる。できれば室内で、安全な室内になっているから逃げる場所は必要ないのだみたいな感じの御答弁をいただいたのかなと思うのですが、それも近くに広場とか、敷地内スペースに避難ができるように考えているとおっしゃったのですけれども、今度は大きな施設になりますよね。神奈川県も入ってきて、一般の方も入られます。何人ぐらいが避難できるようなスペースをお考えでしょうか。 153 ◯中町第2-2地区整備担当課長  広場につきましては、そこに最終的にずっと滞在するというわけではなくて、一時的に滞留するという場所になりますが、ピーク時に職員と来館者の方を合わせて3000人ぐらいの方が滞留できる面積を確保していきたいと考えております。 154 ◯後藤由紀子委員  3000人ぐらいがピーク時に避難できる場所を考えていらっしゃるということで、この件については承知いたしました。  あと、先ほど財政課長からシミュレーションの話があったと思います。それで十分に計画がなされているので大丈夫ですよというお話なのですが、これは市民の皆様には周知されているのでしょうか。 155 ◯財政課長  現在では、事業を進めるに当たりまして、そのバックボーンとなります財源がどのようにやりくりしていくかという部分で、財政課の独自の視点の中でシミュレーションしてございますので、この点については市民に公表しているところではございません。先ほど確実に見込まれる歳入という形で現在進めています区画整理と、これに伴って入ってくる固定資産税、都市計画税につきましては、先般の予算の記者会見の中でも20年間で144億円の確実な歳入が見込まれると発表してございますし、確実だと言っているのですけれども、確実でない部分はどこかというと、例えば企業誘致が進み、企業が張りつきますと、当然法人市民税が入ってきたり、消費税の交付金が上がってきたり、あるいは雇用に伴って個人住民税が上がってきたりと様々な上がる要素がまだあるのですが、そこまでも見ずに、固定資産税、都市計画税という確実に見込まれる部分だけを今後のシミュレーションの中で見込んでいるという状況でございます。 156 ◯後藤由紀子委員  ありがとうございます。  あと、それとは全く違う話をさせていただきたいのですけれども、私も今、話をするのでマスクを外していますけれども、実際、この中でもマスクをされている方が何人かいらっしゃいます。これはコロナウイルスの感染を拡大させないようにということで、皆さんできるだけ距離を取って、例えば活動してくださいとか、学校もお休みになっていますよね。できるだけ人が多く集まらないようにしてください、そういう状況があります。この衛生管理上の面から、またこういう事態というのは考えられる、想定される範囲の中にあるのかなと思うのですけれども、さっき池田議員もおっしゃっていたのですが、一極集中することによって逆に不利益が出る場合もあるのではないか。そういう部分も何となく懸念材料の一つに浮かんだのですけれども、そういうところはどのようにお考えでしょうか。 157 ◯危機管理課長  私も平成29年に危機管理課に来ました。すぐその年のうちに熊本地震のほうに視察に行かせていただいております。そのときに市役所の在り方、災害対策本部の在り方のレクチャーを受けさせていただいております。現庁舎では厳しい状況ということで私としては認識させていただきまして、1つは災害対策能力の向上ということで私も幹事会の委員になっておりますので、新庁舎に対する考え方ということで早期に進めていただきたい。もう一つ、市役所の在り方、災害対策本部の在り方ということで一極集中がいけないという考え方がもしかしたら一部あるのかもしれませんけれども、意思疎通、情報の収集、指示の出し方、一極集中である必要性もあると。なるべくならば指示系列が統一できる、情報がよく収集できるという面も災害の面では非常に高いものがございます。リスクを考えたときに、トータルができるもの、要は1つになり得るものというもので、災害については一極集中というのはいいとは思っております。そういう形で熊本地震を見ながら経験させていただいて、去年は台風15号、台風19号の関係で被災地も見させていただきました。その中でもやはり一極集中という考え方、これは災害に特化した考え方かもしれませんけれども、どうしてもそういう形で、現庁舎は耐震性には優れているとは思いますけれども、近年の風水害については非常に困難な対応を強いられるということは考えておりますので、そういう意味でも一極集中プラス、庁舎の早い建て直しというのは危機管理課の職員として言わせていただいております。 158 ◯企画政策課長  マスクとコロナウイルスの話もございました。先ほど国、神奈川県施設との複合化、合築というお話もございましたけれども、先ほどお答えしましたが、神奈川県の厚木保健福祉事務所も中町第2-2地区の複合施設に御入居いただけるという方向性が出ております。やはりコロナウイルス対策と申しますと、厚木市だけの権限でできるものは限られておりまして、神奈川県の権限、また国の権限の中で厚木市がどうやって拡大防止に努めていくかということを悩みながら、情報共有を図りながら今進めているところでございますが、それぞれ神奈川県、厚木市の機能がそこに集約されるという、一極集中というお言葉かもしれませんが、そうすることによりまして、初動体制、また情報共有、そして対策を打つという意味では、同じ建物の中に複合化することのメリットになるのではないかと、今回のコロナウイルス対策についてもそう思っております。 159 ◯望月真実副委員長  今回の厚木市役所位置設定条例に関して、庁舎が中町第2-2地区に移動した場合には、それは複合施設になるという話の流れの中で330億円というお金が先ほど明示されて、今後20年先を見込んでシミュレーションをしておりますという財政課長の答弁をいただきました。となると、まず2点聞きたかったのですが、1点が、その330億円の概要といいますか、ざっくりとした内訳を聞きたいのと、厚木バスセンターの再整備計画というのもこれから行っていかなければいけなくなるので、その辺も含まれているのかというのが聞きたかったのと、あとは、厚木市が一等地に庁舎を移すことによって、来庁者を含め230万人という言葉も先ほどいただきましたけれども、さらに上回るようなもっといいものができるのではないかという思いも持っておりますので、その辺の2点をお伺いしたいと思います。 160 ◯中町第2-2地区整備担当課長  約330億円の内訳につきましては、先ほども少しお話をさせていただきましたが、複合施設の建築本体の工事費以外に、外構とか、土地の整備費、内装等でございます。あと、厚木バスセンターにつきましては、まだ細かい設計ができていませんので、これは厚木シティプラザを壊して拡張して、厚木バスセンターあるいは広場を一部活用した場合に、おおよそどのぐらいという形での算定をさせていただいております。また、その中には厚木シティプラザの除去の費用も含まれております。あとは周辺の道路の整備費用についてもこの中に入っているという形になっております。  そして、もっといいものができるのではないかというお話をいただきましたが、235万人というのは計算式がありまして、そこの用途と面積によってこのぐらいの人が来るという形で算定をして出しておるものでございまして、それ以下というか、そのぐらいでいいと私たちも考えておりませんし、今後、図書館、科学館、庁舎、国・神奈川県の施設、消防本部が合築されるような施設というのは多分全国でも初の施設になると思っていますので、全国の先例となるようないい施設を造りたいと考えておりまして、それに伴って市民の方には多く利用していただきたいと考えていますし、また、市外からも人が多く来られるのではないかということで考えております。 161 ◯財政課長  補足でございますが、330億円というのは、先ほども申し上げさせていただきましたが、全体の総事業費という形でございまして、それから、国の特定財源とか、あるいは起債に対する利子加算とか、そういう総合的な差し引きをしながら財政シミュレーションはしているところでございます。よろしくお願いいたします。 162 ◯政策部長  今回、位置設定条例につきましては、政策部所管ということで御審議いただいているところでございます。今日の総務企画常任委員会を迎えるに当たりましては、最前列に所管の課長が並んでございますが、私どもの考えを丁寧に委員の皆様にお伝え申し上げようという思いで打ち合わせをさせていただきまして、そういう思いで今日座らせていただいてございます。市民の方への周知がまだまだではないかという御意見を頂きますが、今日の委員会で私どもが御説明申し上げることも市民の方にお伝え申し上げる1つと思いまして、そういう気持ちで今日は臨ませていただいているものでございます。  特に相模川の洪水、浸水に関しまして幾つか御質問がございましたので、担当の課長からお答えを申し上げましたから、私からもさらにお話を申し上げますと、相模川の洪水に対する対応は、厚木市の庁舎がそこに建つからということだけではなくて、この周辺にお住まいになっていらっしゃる方の安全のものでございますので、別枠で強力に進めなくてはいけないものと思ってございます。中心市街地のみならず、その下流域までその影響が及んでまいりますので、そういう中で、先ほど危機管理課長が申し上げましたが、三川合流点では神奈川県の計画が既に段階的に進んでございまして、流下水量を1.5倍にする整備を5年以内に完成するという形の計画でございます。被害の想定も大きく変わってくるかと思います。  また、貯留管のお話がございましたが、これも令和4年度までの完成でございますが、完成しますと内水浸水の想定が大きく下がりまして、厚木バスセンターで申し上げますと10センチ、建設予定地はゼロになる予定でございます。このように、市民の方の安全、周辺に住んでいらっしゃる方の安全のために、庁舎が建つこともさらに安全に加わるものだと思って、頑強な施設を造ってまいりたいと思ってございます。  今回、議案を出すに当たりましては、計画もそうでございますが、総合的な判断をいたしまして中町第2-2地区に建設をさせていただこうということで御審議いただいているものでございます。市民アンケートですと、公共交通機関の利便がいいところ、また、必要以上の経費がかからないところという御意見が大半でございました。そういう中で、もし高台の場所に庁舎を建てようとか、そういうことを考えますと、鉄道の駅や厚木バスセンターをそこに持っていくということはかないません。そういうことを考えますと、私ども財政シミュレーションなどを重ねる中で、この地区への庁舎移転を御提案させていただいたものでございます。今回、中町第2-2地区が動くことによりまして、先ほどもお話し申し上げましたが、北口の権利者、地権者の方に新しい動きが出てまいりました。そういう機運の高まりを大切にしてまいりたいというのも今回の思いの一つでございます。  私は、平成15年、平成16年に市街地整備部まちづくり政策課におりまして、北口の計画を作らせていただきました。その中では、地権者の方、権利者の方と何度となく意見交換会、勉強会の場を設けましたが、その時点ではなかなか動き出すというところまでは参りませんでした。厚木市の思いだけでは続かないのが実際の再開発でございます。そういう中で平成24年に厚木市全体の計画をお示し申し上げて、議員にも議会でもそれを御報告申し上げて、それに沿って今回動いているわけでございます。北口の地権者の方、権利者の方の思い、その声を裏切ることなく次のステップに進めてまいりたいというのがもう一つの思いでもございます。次のステップでは基本設計、それから実施設計というふうにスケジュールは考えてございますが、御意見がございました、今までなかったような施設でさらに多くの方の収益が見込まれるような施設にしたいという思いは同じでございますので、ぜひ次の基本計画の段階におきましても、市民の皆様、それから議会の皆様からも御意見を頂きまして、いいものを作ってまいりたいという思いでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 163 ◯後藤由紀子委員  今のお話の中で、市庁舎とは関係なく駅周辺の整備が必要だというお話をいただきました。あとは、今まで北口の周辺の方などとお話をして、北口周辺の開発についてずっとお話をされてきたといって、平成24年から厚木市全体の動きがあって、次のステップを考えていらっしゃるという流れだったと思います。私たちも市庁舎と関係なく中町第2-2地区の開発を実は願っています。そこは変わらないのです。市庁舎として使うことで、もうちょっと違う使い道はないかということも含めて市民の皆様がいろいろな懸念というか、心配も含めて大丈夫なのか、周知がされていないということを私も今さんざんお話をさせていただきました。今、佐藤政策部長から、こういった会を設けまして、これが周知の材料になったのではないかというお話をしてくださったと思います。実際、この330億円という話は、今、公開の場で始めて出てきたのではないかと思います。そういう金額も含めまして、これを機に市民の方にどんどん周知されていくのかなと思います。そのためには、今、周知がスタートしたと言ったら変な言い方ですけれども、周知にちょっと拍車がかかるというのか、だから、もう少し時間を置いて市民の皆様に御周知いただいて、それで御理解を頂いてからこの企画を進めていただくのが一番いいのではないかと今お話を聞いてもそのように思いました。 164 ◯田上祥子委員長  御意見ということでよろしいですか。 165 ◯後藤由紀子委員  意見です。 166 ◯政策部長  私が申し上げましたのはニュアンスが少し違いまして、この総務企画常任委員会で、また今回の議会で議案を提案するということは、私どもとしましては、市民の方に意見を頂く機会を十分に設け、手続上の規定以上のものを申し上げた中で、今回提案したものでございます。したがいまして、今日の委員会でさらにお話を申し上げることで追加として周知が図られることを望んでいると申し上げたわけでございまして、今までの過程におきましても十分に市民の方にはお話をさせていただく、また、お話を伺う機会ができているものと思ってございます。時折いろいろな方から聞いてみると、こういう方の意見があるよというのが聞かれますけれども、ぜひそういう方を私どもに教えていただきまして、私どもは説明をさせていただこうと思います。  また、これはお願いでございますが、今後、ステップが続く中では議員の皆様からもそれぞれの地域でなかなか御理解がいただけないということであるとすれば、ぜひお話をいただき、私どもにもお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。 167 ◯田上祥子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。 168 ◯望月真実副委員長  市役所の移転は議員の3分の2以上の賛成が必要です。言い換えれば、それだけ重要な案件であり、分かりやすい説明をもって時間をかけてでも市民の3分の2に理解をいただけるよう取り組むことが必要と考えます。  また、今回の市役所の移転先である中町第2-2地区は、厚木市の顔とも言える駅前の一等地です。中心市街地の整備による活性化が将来的なまちづくりで優先的に必要な事柄であることは市民意識調査の結果からも明らかです。建物だけで224億円を投じる一大プロジェクトです。新庁舎は、今後50年以上100年をめどに利用していくものです。この投資による中心市街地の活性化の効果を最大限高めていく必要があります。  現庁舎の老朽化に伴う建て替えについて異論はありません。中町第2-2地区の再開発を基にした中心市街地の活性化についても異論はなく、むしろ、現在、厚木市複合施設等整備基本計画で示されている以上に活性化を追い求めることが必要との考えです。手法として、具体的に複数案を示し、案を切磋琢磨することで磨き上げることが考えられます。市庁舎の移転を含む複合施設の将来については、一旦踏みとどまることも必要ではないでしょうか。その上で厚木市の将来に最大限貢献するものとなるようにしていくことを求めます。  会派では議論不十分という声もあり、採決の判断がつかない状態ではありますが、本日の委員会では反対とさせていただきます。 169 ◯田上祥子委員長  ここで暫時休憩いたします。                 午前11時54分 休憩                ───────────                 午前11時58分 開議 170 ◯田上祥子委員長  再開いたします。  ほかになければ討論を終結いたします。  ただいま引き続き審査を行う意見が出ておりますので、まず、引き続き審査を行うことについてお諮りいたします。  引き続き審査を行うことが否決された場合には、採決をいたします。  本件につきまして引き続き審査を行うことに賛成の委員の起立を求めます。                   (可否同数)
     可否同数であります。よって委員会条例第16条の規定により、委員長が本件に対する可否を裁決いたします。  委員長は本件について、引き続き審査することは否決いたします。                 (池田博英委員退席) 171 ◯田上祥子委員長  採決いたします。         議案第13号  採決───起立多数で原案のとおり可決                 (池田博英委員復席) 172 ◯田上祥子委員長  ここで午後1時まで休憩いたします。                 午後0時00分 休憩                ───────────                 午後1時00分 開議 173 ◯田上祥子委員長  再開いたします。 日程2 議案第14号 厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例及び厚木市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について〔所管条例〕 174 ◯田上祥子委員長  日程2 議案第14号 厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例及び厚木市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について所管条例を議題といたします。  提案者の説明を願います。 175 ◯職員課長  ただいま議題となりました議案第14号 厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例及び厚木市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  今回の改正につきましては、本市の財政状況等を踏まえ、常勤特別職職員の給料の額を減額するため、関係条例の一部を改正するものでございます。  それでは、本条例のうち本委員会の所管でございます厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正の内容について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の2ページ、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  最初に、条例の第1条の規定による厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正でございますが、附則第10項につきましては、市長の給料月額の削減について、削減する期間を令和2年4月1日から令和3年3月31日までとするものでございます。また、既に経過している削減期間を削除したものでございます。次に、附則第11項は、副市長の給料月額について市長と同期間減額するものでございます。また、既に経過している削減期間を削除するものでございます。次に、附則第12項につきましては、教育長の給料月額について市長と同期間減額するものでございます。  最後に、条例の附則について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の1ページにお戻りください。  この条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。  以上でございます。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 176 ◯田上祥子委員長  質疑を行います。 177 ◯池田博英委員  それぞれの年額、幾らの削減になるのか。 178 ◯職員課長  具体的な削減の額でございます。市長につきましては約562万円、副市長につきましては約201万円、教育長につきましては約99万円の削減額となっております。 179 ◯池田博英委員  わかりました。 180 ◯田上祥子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第14号  採決───起立全員で原案のとおり可決 日程3 議案第15号 厚木市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 181 ◯田上祥子委員長  日程3 議案第15号 厚木市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 182 ◯職員課長  ただいま議題となりました議案第15号 厚木市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  今回の改正につきましては、本市の財政状況等を踏まえ、職員給与の削減措置を継続するため改正するものでございます。  それでは、条例の内容について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の2ページ、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  附則第15項につきましては、地域手当に関する特例について規定しておりますが、地域手当を減額する期間を令和2年4月1日から令和3年3月31日まで延長するものでございます。  最後に、条例の附則について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の1ページにお戻りください。  この条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。  以上でございます。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 183 ◯田上祥子委員長  質疑を行います。 184 ◯池田博英委員  これを提案するに当たって組合との協議はどうだったか、年間どのぐらいになるのでしょうか。 185 ◯職員課長  組合との交渉の経過でございますが、昨年10月19日から始めて計8回交渉を行いまして、こちらから財政状況等を説明させていただき、最終的には2月21日に合意をいただいたという結果になります。 186 ◯田上祥子委員長  金額についてはいかがですか。 187 ◯職員課長  削減の効果額でございますけれども、地域手当に関しましては、全会計ということでございますと、約3億5000万円となっております。 188 ◯田上祥子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第15号  採決───起立多数で原案のとおり可決 日程4 議案第16号 厚木市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について 189 ◯田上祥子委員長  日程4 議案第16号 厚木市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 190 ◯職員課長  ただいま議題となりました議案第16号 厚木市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  今回の改正につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の措置を講ずるため改正するものでございます。  それでは、条例の内容について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の2ページ、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  第5条につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、地方公務員災害補償法が適用されない任用期間が12月以下のフルタイム会計年度任用職員の公務災害補償として、給料を支給される職員の補償基礎額について追加するものでございます。  最後に、条例の附則について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の1ページにお戻りください。  附則第1項につきましては、この条例の施行日を令和2年4月1とするものでございます。  附則第2項につきましては、この条例による改正後の補償基礎額は、この条例の施行の日以後に発生した事故に起因する公務上の災害または通勤による災害に係る補償について適用する旨を定めるものでございます。  以上でございます。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。
    191 ◯田上祥子委員長  質疑を行います。──別になければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第16号  採決───起立全員で原案のとおり可決 日程5 議案第18号 厚木市手数料条例の一部を改正する条例について 192 ◯田上祥子委員長  日程5 議案第18号 厚木市手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 193 ◯財政課長  ただいま議題となりました議案第18号 厚木市手数料条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  今回の改正内容につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請等に対する審査手数料の算定方法の一部を改めるとともに、令和元年5月31日に公布された情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部改正において、公布から1年以内に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正されることに伴い、個人番号を通知する際に、通知カードによらず通知するとされたため、厚木市手数料条例における通知カードの再交付手数料を削るほか、所要の措置を講ずるため、本条例の一部を改正するものでございます。  なお、以降の説明中におきまして、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律は建築物省エネ法と、同基準省令は省令と、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律はデジタル手続法と、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律はマイナンバー法と略させていただきます。  それでは、条例の内容につきまして御説明申し上げます。議案書の9ページからが参考資料の新旧対照表でございますが、初めに、最後の18ページを御覧ください。  デジタル手続法及びマイナンバー法の一部改正に伴い、個人番号通知カード以外の手段で通知することとされたため、第2条第2項第130号における通知カードの再交付の手数料を削り、以降の号数を繰り上げるものでございます。  9ページにお戻りいただきまして、第2条第2項第130号を削ることに伴い、第2条第1項の表中、マイナンバー法に関する事務の項中、及び第131号を削除し、同表行政不服審査法に関する事務の項中、次項第132号を次項第131号に改めるものでございます。  以下、新旧対照表の新の欄を御覧ください。第2条第2項第43号の改正につきましては、ウ(ア)中の「非住宅部分」という用語の定義を、第101号から第103号までにおいて同じ意味で使うため、用語の整理を行うものでございます。  次に、同項第96号につきましては、低炭素建築物新築等計画の認定申請の手数料の規定でございます。改定内容につきましては、10ページのア(ウ)の最初の下線につきましては、「一の建築物」という用語の定義を第101号から第103号までにおいて同じ意味で使うため、用語の整理を行うものでございます。  また、次の下線につきましては、共同住宅等の共用部分の定義をするとともに、省令改正により共同住宅等の共用部分を含めない評価方法が追加されたため、この場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  次のb及びcにつきましては、「共同住宅」を「共同住宅等」に改めるものでございます。これは、台所や風呂場が共用となる寄宿舎という用途にも適用するため、「等」を追加したものでございます。  次のイ(ウ)につきましては、共同住宅等の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  次の11ページ上段bにつきましては、先ほどと同様に「共同住宅」を「共同住宅等」に改めるものでございます。  次に、同項第97号につきましては、低炭素建築物新築等計画の変更認定申請の手数料の規定でございます。  改正内容につきましては、ア(ウ)につきましては、共同住宅等の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  次のb及びdにつきましては、先ほどと同様に「共同住宅」を「共同住宅等」に改めるものでございます。  次のイ(ウ)につきましては、共同住宅等の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  次の12ページのb及びdにつきましては、先ほどと同様に「共同住宅」を「共同住宅等」に改めるものでございます。  次に、同項第101号につきましては、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請の手数料の規定で、アは、あらかじめ登録建築物エネルギー消費性能判定機関等による審査等を受けている場合の申請でございます。  改正内容につきましては、(ア)につきましては、用語の整理でございます。  次の(イ)につきましては、建築物省エネ法の改正により、2以上の建築物の省エネ設備を1棟の建築物に集約して設置した場合の設定──以下、複数棟認定制度と略させていただきます──の追加に伴い、従来の(イ)共同住宅等、(ウ)非住宅建築物、(エ)複合建築物は削除し、新たに一の建築物の場合を追加し、aの住宅部分とbの非住宅部分の床面積ごとの金額を合算した金額とするとともに、省令改正に伴い、住宅部分の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  次の13ページの(ウ)につきましては、複数棟認定制度の追加に伴い、2以上の建築物の場合は、申請建築物または他の建築物ごとにそれぞれの規定により算定した金額を合算した金額とすることを追加するものでございます。  次のイにつきましては、あらかじめ登録建築物エネルギー消費性能判定機関等による審査等を受けていない場合の申請でございます。  (ア)につきましては用語の整理でございます。  次の(イ)につきましては、ア(イ)と同様に、複数棟認定制度の追加に伴い、一の建築物の場合を追加し、住宅部分の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  14ページの(ウ)につきましては、ア(ウ)と同様に、複数棟認定制度の追加に伴い、2以上の建築物の場合は、申請建築物または他の建築物ごとにそれぞれの規定により算定した金額を合算した金額とすることを追加するものでございます。  次に、同項第102号の改正につきましては、建築物エネルギー消費性能向上計画の変更認定申請の手数料の規定で、アは、あらかじめ登録建築物エネルギー消費性能判定機関等による審査等を受けている場合の申請でございます。  改正内容につきましては、(ア)につきましては用語の整理でございます。  次の(イ)につきましては、前号ア(イ)と同様に、複数棟認定制度の追加に伴い、一の建築物の場合を追加し、住宅部分の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  15ページの(ウ)につきましても、前号ア(ウ)と同様に、複数棟認定制度の追加に伴い、2以上の建築物の場合は、申請建築物または他の建築物ごとにそれぞれの規定により算定した金額を合算した金額とすることを追加するものでございます。  次のイにつきましては、あらかじめ登録建築物エネルギー消費性能判定機関等による審査等受けていない場合の申請でございます。  (ア)につきましては用語の整理でございます。  次の(イ)につきましては、ア(イ)と同様に、複数棟認定制度の追加に伴い、一の建築物の場合を追加し、住宅部分の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  16ページの(ウ)につきましては、同号ア(ウ)と同様に、複数棟認定制度の追加に伴い、2以上の建築物の場合は、申請建築物または他の建築物ごとにそれぞれの規定により算定した金額を合算した金額とすることを追加するものでございます。  次に、同項第103号は、建築物エネルギー消費性能基準に適合している旨の認定申請の手数料の規定でございます。  アは、あらかじめ登録建築物エネルギー消費性能判定機関等による審査を受けている場合の申請でございます。  改正内容につきましては、(ア)につきましては用語の整理でございます。  次の(イ)につきましては、前2号のア(イ)と同様に、一の建築物の場合を追加し、住宅部分の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  17ページのイにつきましては、あらかじめ登録建築物エネルギー消費性能判定機関等による審査等を受けていない場合の申請でございます。  (ア)の本文につきましては用語の整理でございます。  次のbにつきましては、省令改正によりモデル住宅法という簡易な計算方法による評価方法が追加されたため、この場合の手数料を追加するものでございます。金額につきましては、cの仕様基準の場合と同額でございます。  次のcにつきましては、省令改正に伴う条項ずれを改めるものでございます。  次の(イ)につきましては、前2号のイ(イ)と同様に、一の建築物の場合を追加し、住宅部分の共用部分を含めない評価方法の場合の手数料の算定方法を追加するものでございます。  この中でbは、省令改正によるフロア入力法という簡易な計算方法による評価方法が追加されたため、この場合の手数料を追加するものでございます。  最後に、条例の附則について御説明申し上げますので、議案の8ページにお戻りください。  附則につきましては、この条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。ただし書きとして、第2条第1項の表の改正規定及び同条第2項第130号から第132号までの改正規定は、公布の日またはデジタル手続法等の一部を改正する法律(令和元年法律第16号)附則第1条第6号に掲げる規定の施行の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 194 ◯田上祥子委員長  質疑を行います。──別になければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第18号  採決───起立全員で原案のとおり可決 195 ◯田上祥子委員長  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午後1時21分 休憩                ───────────                 午前1時22分 開議 196 ◯田上祥子委員長  再開いたします。 日程6 議案第24号 厚木市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例について 197 ◯田上祥子委員長  日程6 議案第24号 厚木市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 198 ◯選挙管理委員会事務局専任主幹  ただいま議題となりました議案第24号 厚木市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  厚木市選挙公報の発行に関する条例につきましては、公職選挙法第172条の2の規定に基づき、厚木市長及び厚木市議会議員の選挙における選挙公報の発行について必要な事項を定めるものでございますが、今回、公職選挙法の一部改正に伴い、選挙公報の掲載文を電磁的記録により提出できるようにするため、本条例の一部を改正するものでございます。  それでは、条例の内容について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の2ページ、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  第3条の掲載文の申請につきましては、文書で申請しなければならないこととされており、「掲載文」という文言は、電磁的記録をもって作成されるものも含まれると解されておりますが、掲載文の内容を規定している同条第2項につきましては、記載の文言は紙媒体と解しやすいため、「記録」を追加し明文化することにより、電磁的記録での提出を可能とするものでございます。  最後に、条文の附則につきまして御説明申し上げますので、議案書の1ページにお戻りください。  附則第1項につきましては、この条例の施行日を公布の日とするものでございます。  附則第2項につきましては、改正後の条例の規定は、本条例の施行日以後に告示される厚木市長及び厚木市議会議員の選挙について適用するものでございます。  以上でございます。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 199 ◯田上祥子委員長  質疑を行います。──別になければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第24号  採決───起立全員で原案のとおり可決
    日程7 陳情第1号 厚木市役所本館内地下通路外部喫煙所撤去を求める陳情 200 ◯田上祥子委員長  日程7 陳情第1号 厚木市役所本館内地下通路外部喫煙所撤去を求める陳情を議題といたします。  書記に本件を朗読させます。 201 ◯見上書記  はい。朗読いたします。  陳情第1号 厚木市役所本館内地下通路外部喫煙所撤去を求める陳情。  陳情者、厚木市旭町二丁目5番8号、中村昭夫さん。  陳情の項目。  1 厚木市役所本館内地下通路外部喫煙所撤去をすることを求めます。  2 パーティション・灰皿・喫煙テーブル(換気扇喫煙用集塵脱臭機)の撤去と外壁清掃・床の清掃をして、既存通路に戻すことを求めます。  以上です。 202 ◯田上祥子委員長  理事者から本件に対する意見、説明がありましたらお願いいたします。 203 ◯財産管理課長  陳情第1号につきまして御説明申し上げます。  昨年7月1日から健康増進法の一部を改正する法律が施行され、国及び地方公共団体の行政機関の庁舎等は原則敷地内禁煙となりましたが、屋外で受動喫煙を防止するために必要な措置が取られた場所を特定屋外喫煙場所として設置することができることとされております。このため、たばこを吸わない人も吸う人も尊重するという観点から、本庁舎地下1階の南側屋外部分に特定屋外喫煙場所を設置しております。 204 ◯田上祥子委員長  意見、質疑等をお出し願います。 205 ◯奈良直史委員  特定屋外喫煙場所の定義としては、厚生労働省令あるいは神奈川県条例にも多分準拠していると思うのですけれども、幾つかの条件があると思うのですが、その条件についてお尋ねいたします。 206 ◯健康長寿推進課長  特定屋外喫煙場所の要件といたしましては、1つ目が喫煙することができる場所が区画されていること、2つ目として、喫煙をすることができる場所である旨を記載した標識を掲示すること、3つ目といたしまして、施設利用者が通常立ち入らない場所に設置することとされております。 207 ◯奈良直史委員  この場合の定義で、本庁舎の地下の部分というのは屋根もかかっているような感じではあるのですけれども、今の話だと屋外でということだったと思います。この辺の定義についてもう少しかみ砕いてというか、お尋ねいたします。 208 ◯健康長寿推進課長  まず1番目の区画されていることでございますが、この区画と申しますのは、例えばパーティション等で区画されるということが考えられます。2つ目の標識につきましては、国のほうから標識例が示されておりまして、そちらを掲出していただくということでございます。3つ目の通常立ち入らない場所の解釈でございますけれども、こちらは喫煙のために立ち入る場合以外は通常利用することのない場所とされております。 209 ◯松田則康委員  2年前までヘビースモーカーだった私がこれを撤去しなさいというのはいかにもという感じなので、なかなか言いづらいのですけれども、1つには、厚木市の今の財政状況から、先ほども報酬や給与の減額などに出てきたように、そんなにいいわけでもないし、悪いわけでもないことも事実なのですけれども、そういう中で、いわゆるたばこ税の消費税は増収になっていますよね。現在たしか19億8000万円ぐらいの、20億になんなんとするような額だったと思うのですけれども、その20億円近い額を1社で納めてくれる法人というのは実はないのです。そういうことを考えるとむげにもできない。それと、やはり職員の健康を考えたらやめてもらうことが一番なのだろうけれども、やめたくてもやめられない人もいらっしゃる。そういう中において、やはり喫煙場所はどこかに確保しなければいけないのではないかと思っております。  今回の喫煙場所については、確かに通路を通っていてもすごく臭うのです。特に夏場などは窓を開けて、あれの上にある階の方々は相当臭うと聞いております。ですから、あの周辺でも10メーターぐらい離れているのに臭うのだから、やはり相当な臭いだと思います。そういう意味では、何とか改善というか、別の方法を考えなければいけないのではないかと思っておりまして、それについて行政側としては、そういう考えはあるのかないのかお知らせしていただきたいと思います。 210 ◯財産管理課長  ただいま松田委員からの御指摘はごもっともでございまして、地下の屋外喫煙場所を管理している財産管理課としましても、庁内の声を、例えば食品安全衛生委員会の声などを聴いたところ、昨年の段階でやはり臭うなという話があります。先ほども言ったように、吸わない人も吸う人も尊重するという立場を一応基本としております。だから、あくまでも吸わない人のことだけではなくて、吸う人のことも考えて何かできないかということは、この陳情が出る前から検討していたところでございます。今のところ、課内では移設がいいなという意見を多く聞いております。 211 ◯松田則康委員  そういうことだと思うのですけれども、1つにはJT、昔の日本たばこ産業のほうで分煙をきちんとする形で相談をすると、バスを無料で貸してくれたり、そういうことも聞いているのです。JTに相談するということは考えたことはありますか。 212 ◯財産管理課長  そういうアドバイスももらいまして、JTにも聞いているところですけれども、今のところ、パーティションは立ててくれるというのは聞いているのですが、やはり向こうも営業等がありますので、まだこれからの段階だと思います。 213 ◯松田則康委員  最後に意見だけ申し上げておきますけれども、これを撤去するのはそういう要件がそろった後なら考えてもいいかなと思うのですが、現時点で撤去だけするというのは、やはり吸う人のことを考えたり、あるいは税収を考えたらもう一度考え直したほうがいいのではないかと思いますので、ストレートにこれを取るわけにはいかないなと思っております。 214 ◯後藤由紀子委員  この文章の中に「受動喫煙」という言葉があるのですけれども、受動喫煙というのは、たばこを吸わない人がたばこの煙を吸ってしまうことだと思うのですが、今の場所にその喫煙所があることによって受動喫煙をしてしまう危険性というのはどのようにお考えでしょうか。 215 ◯財産管理課長  今のところは、先ほどから言っているように、屋外ということで神奈川県条例なども対象外になっております。受動喫煙なのですけれども、今の場所も地下通路1階外側ということで、一般の方がそこを目的で通る人はいない。特に受付等があるわけではないですし、まずほとんど通らない。事務所等につきましても、本来は空調していますから室内に入ってこないということで、受動喫煙がほとんど起こりにくいところです。先ほど言われたように、たまに風向きによっては、夜残業などをしていて、空調が切れたときに窓を開けると臭いがする場合もありますけれども、そういう面も含めまして、今後、分煙対策の必要はあるかなと思っていますが、現段階であまり普通の人が行かない場所なので、市民の方への受動喫煙の影響はないと考えております。 216 ◯後藤由紀子委員  あと、これは職員のためにある喫煙所なのでしょうか。それとも、一般の利用者様でもたばこをを吸われる方はいらっしゃると思うのですが、そういう方も利用できる場所になっているのでしょうか。 217 ◯財産管理課長  昨年7月1日に健康増進法が施行されまして、第2庁舎の東側にあった喫煙場所、庁舎の東側にあった喫煙場所を撤去しまして、敷地内では吸える場所が地下1階の屋外のところだけに限定しました。ですので、今のところ、市民の方も職員も、両方ともそこを使っていいと考えております。 218 ◯奈良直史委員  もう一問だけ。陳情者の方の引用文で、「保護者の義務、監督保護に係る未成年者を、利用者として喫煙区域及び喫煙所に立ち入らせてはならないことには、該当しない」という一文があるのですけれども、これの準拠元が、ちょっと僕もいろいろ調べてみたのですけれども、この文章というのがどこにもないのですけれども、これはどこから持ってきたか、その辺の御見識をいただけるとありがたいです。陳情の2ページ目の2段目ぐらいに「現況は」というところからあって、あたかも何かに違反しているような表記をされているのですが。 219 ◯健康長寿推進課長  こちらにつきましては、神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例の中の第10条に、未成年者の立入りの制限という規定がございまして、「保護者は、喫煙区域に、その監督保護に係る未成年者を立ち入らせてはならない。」。ここのところを引用されているのだと考えております。 220 ◯奈良直史委員  そこの文というのはあくまで保護者の責務であって、本市としての責務に該当するかどうか、この辺はどうなのでしょうか。 221 ◯健康長寿推進課長  条文の読み取りといたしましては、保護者が監督保護にある未成年者を立ち入らせてはならないということで、保護者の責務を定めたものと解釈しております。 222 ◯望月真実副委員長  今回、この陳情が提出された内容についてはすごく理解はしておるのですが、出されている以上は行政側としてもきちんと考える時期であるというのはもう明確だと思います。代替案の話も出ましたけれども、その辺も早急に進められるよう要望したいと思います。  副流煙に関しては、この裏を通る方は誰もが、その風向きによってですけれども、感じているところであって、民間であれば、喫煙者に関しては吸った後に30分以上は自席に戻ってこないようにという民間企業も中にはあるぐらい、今その辺も徹底し始めています。行政でも吸いに行く時間と帰ってくる時間の部分とかも業務に支障がないようにいろいろ行われていると思いますけれども、その辺も考えた上で早めの対応をお願いしたいと思っております。これは意見です。 223 ◯後藤由紀子委員  この陳情者の内容からですけれども、その方から、施設の劣化が著しい、天井や壁も焦げ茶色である、それでフリースペース状況と同様なありさまだという御指摘をされているのですが、この点についてはどのようにお考えになりますか。 224 ◯財産管理課長  先ほどから申し上げておりますけれども、屋外ということですので、あそこは天井がありません。軒先なのです。要するに、建物の外側にパーディションを置いて、そこにきちんと区画をして、ほかの人が喫煙場所と分かるような形で置いていますので、フリースペース状態というのは、ある意味屋外ですからそういう形になりますけれども、うちのほうとしてはそういうふうに位置づけでやっております。 225 ◯財務部長  いろいろ御意見を頂きましたが、基本的には禁煙区域なので、実際撤去をしてしまえば全面禁煙になるというような状況ですが、先ほど財産管理課長が申したとおり、やはり吸う人と吸わない人の部分をきちんと尊重することが大事だと考えております。企業さんなどにいろいろお話を聴いたときに、全面禁煙をすると、そこでは吸えないからどこかに吸いに行くわけです。そうすると、あるコンビニにたむろしてしまって、そこから苦情が来るとか、そういうことはよく聴いております。ですので、先ほど言ったように、基本的には吸う人、吸わない人がきちんと分煙ができて、しないような部分は財務部の中でも様々な意見を勘案しながら、どこがいいのか、どういうやり方がいいのかという部分はしっかりと検討しながら、吸う人と吸わない人が尊重できるように考えていきたいと思っております。 226 ◯田上祥子委員長  ほかになければ意見、質疑等を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。            陳情第1号  採決───起立少数で不採択 227 ◯田上祥子委員長  以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  これをもちまして総務企画常任委員会を閉会いたします。                               (午後1時42分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...