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  1. 厚木市議会 2018-09-28
    平成30年 都市経済常任委員会 本文 2018-09-28


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成30年 都市経済常任委員会 本文 2018-09-28 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ 別窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式の切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 428 発言 / ヒット 0 発言 表示発言の切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯名切文梨委員長 2 ◯名切文梨委員長 3 ◯産業振興課長 4 ◯遠藤浩一委員 5 ◯産業振興課長 6 ◯名切文梨委員長 7 ◯産業振興課長 8 ◯高橋豊副委員長 9 ◯産業振興課長 10 ◯名切文梨委員長 11 ◯産業振興課長 12 ◯遠藤浩一委員 13 ◯産業振興課長 14 ◯名切文梨委員長 15 ◯産業振興課長 16 ◯石井芳隆委員 17 ◯産業振興課長 18 ◯石井芳隆委員 19 ◯産業振興部長 20 ◯石井芳隆委員 21 ◯産業振興課長 22 ◯名切文梨委員長 23 ◯産業振興課長 24 ◯高橋豊副委員長 25 ◯産業振興課長 26 ◯遠藤浩一委員 27 ◯産業振興課長 28 ◯名切文梨委員長 29 ◯産業振興課長 30 ◯越智一久委員 31 ◯産業振興課長 32 ◯越智一久委員 33 ◯産業振興課長 34 ◯越智一久委員 35 ◯名切文梨委員長 36 ◯産業振興課長 37 ◯越智一久委員 38 ◯産業振興課長 39 ◯越智一久委員 40 ◯産業振興課長 41 ◯名切文梨委員長 42 ◯産業振興課長 43 ◯遠藤浩一委員 44 ◯産業振興課長 45 ◯名切文梨委員長 46 ◯企業誘致担当課長 47 ◯井上敏夫委員 48 ◯企業誘致担当課長 49 ◯井上敏夫委員 50 ◯企業誘致担当課長 51 ◯井上敏夫委員 52 ◯企業誘致担当課長 53 ◯名切文梨委員長 54 ◯企業誘致担当課長 55 ◯遠藤浩一委員 56 ◯企業誘致担当課長 57 ◯石井芳隆委員 58 ◯企業誘致担当課長 59 ◯名切文梨委員長 60 ◯商業にぎわい課長 61 ◯遠藤浩一委員 62 ◯商業にぎわい課長 63 ◯名切文梨委員長 64 ◯商業にぎわい課長 65 ◯井上敏夫委員 66 ◯商業にぎわい課長 67 ◯名切文梨委員長 68 ◯商業にぎわい課長 69 ◯井上敏夫委員 70 ◯商業にぎわい課長 71 ◯石井芳隆委員 72 ◯商業にぎわい課長 73 ◯石井芳隆委員 74 ◯商業にぎわい課長 75 ◯名切文梨委員長 76 ◯商業にぎわい課長 77 ◯井上敏夫委員 78 ◯名切文梨委員長 79 ◯商業にぎわい課長 80 ◯井上敏夫委員 81 ◯商業にぎわい課長 82 ◯井上敏夫委員 83 ◯商業にぎわい課長 84 ◯名切文梨委員長 85 ◯商業にぎわい課長 86 ◯井上敏夫委員 87 ◯商業にぎわい課長 88 ◯名切文梨委員長 89 ◯商業にぎわい課長 90 ◯高橋豊副委員長 91 ◯商業にぎわい課長 92 ◯井上武委員 93 ◯商業にぎわい課長 94 ◯井上敏夫委員 95 ◯商業にぎわい課長 96 ◯石井芳隆委員 97 ◯商業にぎわい課長 98 ◯石井芳隆委員 99 ◯商業にぎわい課長 100 ◯名切文梨委員長 101 ◯商業にぎわい課長 102 ◯越智一久委員 103 ◯商業にぎわい課長 104 ◯越智一久委員 105 ◯商業にぎわい課長 106 ◯越智一久委員 107 ◯名切文梨委員長 108 ◯商業にぎわい課長 109 ◯遠藤浩一委員 110 ◯商業にぎわい課長 111 ◯井上敏夫委員 112 ◯商業にぎわい課長 113 ◯井上敏夫委員 114 ◯商業にぎわい課長 115 ◯名切文梨委員長 116 ◯商業にぎわい課長 117 ◯遠藤浩一委員 118 ◯商業にぎわい課長 119 ◯名切文梨委員長 120 ◯商業にぎわい課長 121 ◯遠藤浩一委員 122 ◯商業にぎわい課長 123 ◯名切文梨委員長 124 ◯名切文梨委員長 125 ◯観光振興課長 126 ◯井上武委員 127 ◯観光振興課長 128 ◯井上武委員 129 ◯観光振興課長 130 ◯井上武委員 131 ◯観光振興課長 132 ◯越智一久委員 133 ◯観光振興課長 134 ◯越智一久委員 135 ◯観光振興課長 136 ◯名切文梨委員長 137 ◯観光振興課長 138 ◯高橋豊副委員長 139 ◯観光振興課長 140 ◯高橋豊副委員長 141 ◯観光振興課長 142 ◯石井芳隆委員 143 ◯観光振興課長 144 ◯石井芳隆委員 145 ◯観光振興課長 146 ◯遠藤浩一委員 147 ◯観光振興課長 148 ◯遠藤浩一委員 149 ◯観光振興課長 150 ◯遠藤浩一委員 151 ◯観光振興課長 152 ◯名切文梨委員長 153 ◯観光振興課長 154 ◯遠藤浩一委員 155 ◯観光振興課長 156 ◯遠藤浩一委員 157 ◯観光振興課長 158 ◯名切文梨委員長 159 ◯観光振興課長 160 ◯井上武委員 161 ◯観光振興課長 162 ◯井上武委員 163 ◯観光振興課長 164 ◯名切文梨委員長 165 ◯観光振興課長 166 ◯越智一久委員 167 ◯観光振興課長 168 ◯越智一久委員 169 ◯観光振興課長 170 ◯名切文梨委員長 171 ◯観光振興課長 172 ◯越智一久委員 173 ◯観光振興課長 174 ◯越智一久委員 175 ◯観光振興課長 176 ◯越智一久委員 177 ◯井上敏夫委員 178 ◯観光振興課長 179 ◯井上敏夫委員 180 ◯観光振興課長 181 ◯名切文梨委員長 182 ◯観光振興課長 183 ◯観光振興課長 184 ◯名切文梨委員長 185 ◯名切文梨委員長 186 ◯まちづくり計画部長 187 ◯井上敏夫委員 188 ◯許認可担当部長 189 ◯名切文梨委員長 190 ◯井上敏夫委員 191 ◯都市計画課長 192 ◯名切文梨委員長 193 ◯井上敏夫委員 194 ◯都市計画課長 195 ◯名切文梨委員長 196 ◯名切文梨委員長 197 ◯都市計画課長 198 ◯高橋豊副委員長 199 ◯都市計画課長 200 ◯名切文梨委員長 201 ◯都市計画課長 202 ◯越智一久委員 203 ◯都市計画課長 204 ◯越智一久委員 205 ◯都市計画課長 206 ◯越智一久委員 207 ◯名切文梨委員長 208 ◯住宅課長 209 ◯越智一久委員 210 ◯住宅課長 211 ◯越智一久委員 212 ◯住宅課長 213 ◯名切文梨委員長 214 ◯住宅課長 215 ◯石井芳隆委員 216 ◯住宅課長 217 ◯石井芳隆委員 218 ◯住宅課長 219 ◯財政課長 220 ◯石井芳隆委員 221 ◯住宅課長 222 ◯石井芳隆委員 223 ◯住宅課長 224 ◯遠藤浩一委員 225 ◯住宅課長 226 ◯遠藤浩一委員 227 ◯住宅課長 228 ◯遠藤浩一委員 229 ◯住宅課長 230 ◯名切文梨委員長 231 ◯住宅課長 232 ◯石井芳隆委員 233 ◯住宅課長 234 ◯石井芳隆委員 235 ◯住宅課長 236 ◯名切文梨委員長 237 ◯住宅課長 238 ◯高橋豊副委員長 239 ◯住宅課長 240 ◯名切文梨委員長 241 ◯建築指導課長 242 ◯越智一久委員 243 ◯建築指導課長 244 ◯越智一久委員 245 ◯建築指導課長 246 ◯越智一久委員 247 ◯建築指導課長 248 ◯名切文梨委員長 249 ◯建築指導課長 250 ◯越智一久委員 251 ◯名切文梨委員長 252 ◯名切文梨委員長 253 ◯下水道総務課長 254 ◯石井芳隆委員 255 ◯下水道総務課長 256 ◯石井芳隆委員 257 ◯下水道総務課長 258 ◯名切文梨委員長 259 ◯下水道施設課長 260 ◯石井芳隆委員 261 ◯下水道施設課長 262 ◯石井芳隆委員 263 ◯下水道施設課長 264 ◯名切文梨委員長 265 ◯河川ふれあい課長 266 ◯井上武委員 267 ◯河川ふれあい課長 268 ◯井上武委員 269 ◯河川ふれあい課長 270 ◯名切文梨委員長 271 ◯河川ふれあい課長 272 ◯井上敏夫委員 273 ◯河川ふれあい課長 274 ◯名切文梨委員長 275 ◯名切文梨委員長 276 ◯公園緑地課長 277 ◯名切文梨委員長 278 ◯公園緑地課長 279 ◯石井芳隆委員 280 ◯公園緑地課長 281 ◯石井芳隆委員 282 ◯公園緑地課長 283 ◯石井芳隆委員 284 ◯公園緑地課長 285 ◯名切文梨委員長 286 ◯公園緑地課長 287 ◯遠藤浩一委員 288 ◯公園緑地課長 289 ◯都市整備部長 290 ◯遠藤浩一委員 291 ◯公園緑地課長 292 ◯越智一久委員 293 ◯公園緑地課長 294 ◯越智一久委員 295 ◯公園緑地課長 296 ◯名切文梨委員長 297 ◯公園緑地課長 298 ◯越智一久委員 299 ◯公園緑地課長 300 ◯越智一久委員 301 ◯公園緑地課長 302 ◯名切文梨委員長 303 ◯公園緑地課長 304 ◯井上敏夫委員 305 ◯公園緑地課長 306 ◯井上敏夫委員 307 ◯公園緑地課長 308 ◯井上敏夫委員 309 ◯公園緑地課長 310 ◯名切文梨委員長 311 ◯公園緑地課長 312 ◯石井芳隆委員 313 ◯公園緑地課長 314 ◯石井芳隆委員 315 ◯公園緑地課長 316 ◯名切文梨委員長 317 ◯公園緑地課長 318 ◯遠藤浩一委員 319 ◯公園緑地課長 320 ◯石井芳隆委員 321 ◯公園緑地課長 322 ◯名切文梨委員長 323 ◯公園緑地課長 324 ◯名切文梨委員長 325 ◯市街地整備課長 326 ◯井上武委員 327 ◯市街地整備課長 328 ◯遠藤浩一委員 329 ◯市街地整備課長 330 ◯井上敏夫委員 331 ◯市街地整備課長 332 ◯井上敏夫委員 333 ◯名切文梨委員長 334 ◯井上敏夫委員 335 ◯市街地整備課長 336 ◯名切文梨委員長 337 ◯市街地整備課長 338 ◯井上敏夫委員 339 ◯市街地整備課長 340 ◯井上敏夫委員 341 ◯市街地整備課長 342 ◯名切文梨委員長 343 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 344 ◯井上敏夫委員 345 ◯市街地整備担当部長 346 ◯井上敏夫委員 347 ◯市街地整備担当部長 348 ◯井上敏夫委員 349 ◯市街地整備担当部長 350 ◯名切文梨委員長 351 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 352 ◯井上敏夫委員 353 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 354 ◯井上敏夫委員 355 ◯名切文梨委員長 356 ◯名切文梨委員長 357 ◯道路管理課長 358 ◯名切文梨委員長 359 ◯道路維持課長 360 ◯高橋豊副委員長 361 ◯道路維持課長 362 ◯遠藤浩一委員 363 ◯道路維持課長 364 ◯遠藤浩一委員 365 ◯道路維持課長 366 ◯遠藤浩一委員 367 ◯道路維持課長 368 ◯名切文梨委員長 369 ◯名切文梨委員長 370 ◯道路維持課長 371 ◯越智一久委員 372 ◯道路維持課長 373 ◯越智一久委員 374 ◯道路維持課長 375 ◯越智一久委員 376 ◯道路維持課長 377 ◯名切文梨委員長 378 ◯道路維持課長 379 ◯遠藤浩一委員 380 ◯道路維持課長 381 ◯遠藤浩一委員 382 ◯道路維持課長 383 ◯財政課長 384 ◯名切文梨委員長 385 ◯道路維持課長 386 ◯名切文梨委員長 387 ◯道路維持課長 388 ◯越智一久委員 389 ◯道路維持課長 390 ◯越智一久委員 391 ◯道路維持課長 392 ◯越智一久委員 393 ◯道路維持課長 394 ◯名切文梨委員長 395 ◯道路整備課長 396 ◯井上武委員 397 ◯道路整備課長 398 ◯井上敏夫委員 399 ◯道路整備課長 400 ◯井上敏夫委員 401 ◯高橋豊副委員長 402 ◯道路整備課長 403 ◯名切文梨委員長 404 ◯幹線市道担当課長 405 ◯井上敏夫委員 406 ◯幹線市道担当課長 407 ◯名切文梨委員長 408 ◯道路整備課長 409 ◯高橋豊副委員長 410 ◯道路整備課長 411 ◯井上敏夫委員 412 ◯道路整備課長 413 ◯名切文梨委員長 414 ◯道路整備課長 415 ◯井上敏夫委員 416 ◯道路整備課長 417 ◯名切文梨委員長 418 ◯幹線市道担当課長 419 ◯名切文梨委員長 420 ◯幹線市道担当課長 421 ◯井上敏夫委員 422 ◯幹線市道担当課長 423 ◯井上武委員 424 ◯幹線市道担当課長 425 ◯井上武委員 426 ◯幹線市道担当課長 427 ◯名切文梨委員長 428 ◯名切文梨委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯名切委員長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  本委員会に付託されました案件を審査のため、都市経済常任委員会第2日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりです。 日程1 議案第59号 平成29年度厚木市一般会計歳入歳出決算について〔所管科目〕 日程2 議案第60号 平成29年度厚木市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算について〔所管科目〕 日程3 議案第64号 平成29年度厚木市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について 2 ◯名切委員長  日程1 議案第59号 平成29年度厚木市一般会計歳入歳出決算について所管科目から日程3 議案第64号 平成29年度厚木市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についての3件を一括議題といたします。  質疑、答弁は簡潔に、スムーズな進行にご協力をお願いします。  通告に従い質疑を行います。質疑事項一覧表の番号順で理事者に説明していただきます。質疑の回数は通告を含まず3回まで可能です。質疑は決算書の範囲内とさせていただき、今後の計画等についての質疑はご遠慮いただきますようお願いいたします。また、一括説明とした項目についての質疑は重複されませんよう、あわせてお願いいたします。  それでは、1番について説明願います。 3 ◯産業振興課長  1番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、勤労者総合資金預託金及び勤労者生活資金預託金により、勤労者の臨時的資金需要に対し、低金利で融資が実施されました。また、勤労者住宅資金利子補給金により、勤労者が住宅を取得する際の金利負担を軽減することで、定住促進が図られたものと考えております。  課題といたしましては、引き続き低金利の融資が実施されるよう、預託先の労働金庫と連携を深める必要があるものと考えております。 4 ◯遠藤委員  これは定住が主たる目的の融資制度だと思うのですけれども、今、評価されましたが、事業展開を行って、具体的にどう定住に結びついたかというのはどうでしょうか。
    5 ◯産業振興課長  預託金事業につきましては、勤労者総合資金について、中央労働金庫厚木支店全体の取扱件数が406件、融資取扱高がおよそ32億円となっております。また、生活資金につきましては15件で、取扱高がおよそ2000万円となってございます。特に生活資金につきましては、厚木市と中央労働金庫の提携ローンとなってございます。市内在住在勤の勤労者の冠婚葬祭費や教育費など臨時的な需要に加えて、住宅のリフォーム等の貸し付けも行ってございます。かつ無担保で貸し付けを実施しているということもございまして、これについては生活の安定と定住等についても寄与しているものと考えてございます。 6 ◯名切委員長  2番について説明願います。 7 ◯産業振興課長  2番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、厚木市勤労者福祉サービスセンター及び中小企業への退職金共済掛金の補助により、勤労者への福利厚生の向上に寄与したものと考えております。  課題といたしましては、事業者への周知を図り、加入促進を図ることが必要であると考えております。 8 ◯高橋(豊)副委員長  公益財団法人厚木市勤労者福祉サービスセンター補助金は、昨年度の決算と比較すると200万円増額されていると思うのですが、その要因はどういうことでしょうか。 9 ◯産業振興課長  補助金につきましては、公益財団法人厚木市勤労者福祉サービスセンター補助金交付要綱に規定する人件費、事業運営費、管理運営費における経費を交付してございます。増加要因といたしましては、会員の増加につなげるため、魅力ある事業を企画、実施することに伴い、事業費をふやす必要があったことから、補助金の増額を行ったものでございます。しかしながら、最終的には事業を見直し、あるいは充実するために、豊富な知見を持った職員の増員が必要になったことから、人件費の増につながったものでございます。 10 ◯名切委員長  3番について説明願います。 11 ◯産業振興課長  3番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、労働団体の運営費の一部として補助金を交付することにより、スポーツ・レクリエーション活動を通じて勤労者相互の交流を深め、労働者組織の活動の活性化に寄与できました。  課題といたしましては、引き続き効果的に補助金が活用されるよう、労働団体と調整をすることが必要であると考えてございます。 12 ◯遠藤委員  決算に係る主要な施策の成果に関する説明書の中には、勤労者の地位の維持向上ということも記載されているのですけれども、これは組合への補助金ですよね。この124万円で勤労者の地位の維持向上が図られたというのは、どう評価されているのでしょうか。 13 ◯産業振興課長  本補助金によりまして、文化・体育活動を通じ組合員間の交流の活性化や連携の強化を図ることで、円滑な情報交換が図られ、勤務条件の確保を初め、労働環境改善に尽力する組合活動も活発になっておりますので、勤労者の地位向上にも寄与しているものと考えてございます。 14 ◯名切委員長  4番について説明願います。 15 ◯産業振興課長  4番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、障害者を雇用する従業員数300人以下の中小企業への助成により、障害者の雇用促進を図り、就労機会の拡大につながったものと考えております。  課題につきましては、障害者雇用を積極的に行っている企業の紹介などにより、市内企業に障害者雇用に対する理解を促す取り組みが必要になるものと考えております。 16 ◯石井委員  基本的なところを教えてもらいたいのですけれども、交付金の申請受け付けが8月からということになっていますね。これは1年間分の金額が出ていますね。8月からだと、実際の交付はいつなのですか。 17 ◯産業振興課長  8月に申請を受けまして、今、手続を進めているところでございます。今後、集計をして、交付は10月、11月ぐらいになると考えてございます。 18 ◯石井委員  私が聞きたかったのは、8月から受け付けをして、決算では1年間分を出していますね。この内容は3月までの決算の分ですよね。そうすると、その1年という部分がどのようにここに出てきているかをまず聞きたかったのです。今言われたように、10月に振り込みとか支払い手続をするということになると、3月までだと12カ月分ではないですよね。市内の方は6万円、市外の方は5万円という形で支出されて12カ月分出ている計算になるのですけれども、その辺の計算はどうなっているのか、基準が何かあるのかをまず聞きたかったのです。 19 ◯産業振興部長  当該交付金につきましては、8月1日現在で障害者を雇用している事業者に交付するものでございまして、8月1日現在に雇用されている障害者について、1年分という言い方はおかしいですけれども、1人につき市民の方には6万円、市外の方には5万円、そういう金額で交付をさせていただいている制度でございます。 20 ◯石井委員  例えば中途で入られたり、中途でやめられた場合は返金をするのかとか、その辺も出てくると思うのです。その辺がよくわからなかったので質問させてもらいました。基本的には申請があったのを基準に出しているという形で理解するしかないのかなと思います。  続けて、これでいくと、今、市内、市外合わせて55人ですが、国の基準でいくと、45.5人以上の事業所は2.2%、要するに1人ぐらいは雇用しなさいということになっているのですね。さっきももっと積極的にPRしないといけないというお話をされましたけれども、実際にこういう企業は厚木市の中に何社あって、この雇用が100%いくかいかないかは別としても、どのぐらいの割合になっているかわかりますか。 21 ◯産業振興課長  今、石井委員がおっしゃられました45.5人以上で2.2%につきましては、今年度の4月1日から適用された数字になってございます。平成29年度につきましては、50人以上で2%という形でございます。ただ、先ほどご質問があった件ですけれども、こちらはハローワークが所管しているものですから、厚木公共職業安定所管内の数字になりますが、対象企業は管内で285社です。昨年6月1日現在ですが、実雇用率1.78%となってございます。神奈川県で見ますと、大体1.92%となってございます。 22 ◯名切委員長  5番、6番について、一括して説明願います。 23 ◯産業振興課長  5番、6番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、就職に関する集合研修や求職マッチング交流会を実施し、若者や女性の就職につなげるとともに、市内中小企業の人材確保を図ることができました。  課題といたしましては、有効求人倍率が上昇していることから、今後、市内企業の人材確保に向け、事業内容を工夫することが必要であると考えております。 24 ◯高橋(豊)副委員長  雇用の拡大ということでお話がありまして、今、課題があるというお話ですが、昨年度に比べて460万円程度減額になっているのですね。その減額はどういうことなのでしょうか。 25 ◯産業振興課長  本事業は、平成26年度にプロポーザル方式で請負業者が決定して以来、同一業者と随意契約をしておりました。平成29年度から指名競争入札の契約に改めたことから、入札差金が生じたものでございます。 26 ◯遠藤委員  実績をご紹介いただけませんか。 27 ◯産業振興課長  平成29年度につきましては、42人の方にご参加いただきまして、19人の方が実際に就職先を決定してございます。また、マッチング交流会につきましては、3回実施し、延べ54社の企業に参加していただきました。 28 ◯名切委員長  7番について説明願います。 29 ◯産業振興課長  7番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、データベースの構築により、市内ものづくり企業の魅力と製品について、市内外に周知する環境を整えることができました。  課題につきましては、今後できるだけ多くの企業の皆様にデータベースに登録していただくため、商工会議所を初め関係機関と連携し、データベースの有効性や活用の方法について広く発信することが必要であると考えております。 30 ◯越智委員  企業のデータベースですけれども、これは総体ではどのくらいを予定されているのか。先ほどの数字をもう1度お願いします。 31 ◯産業振興課長  当初、データベース登録ということで、平成30年1月24日に、厚木商工会議所工業部会会員のうち、製造業192社に対しまして、登録の案内を送付させていただいております。ことしの7月2日からデータベースを公開してございますけれども、公開、登録していただいている企業が25社、現在公開待ちの状態が21社となってございます。 32 ◯越智委員  データベースができれば企業の活性化に結びつくのではないかと思います。これからこの事業をもっと拡大する方法はどのような形で考えていられますか。 33 ◯産業振興課長  データベースにつきましては、受注機会の増加や販路拡大を進めるため、市内企業のすぐれた技術やオリジナル性の高い製品など、魅力ある企業情報を一元的に集約しているものでございます。また、登録料も無料になってございまして、画像や動画とともに情報を発信できるシステムになってございます。また、市内企業同士がメールや掲示板を利用して情報交換できたり、あと行政や商工会議所から情報を発信できるという部分もございますので、こうしたところをアピールしながら、登録数の拡大につなげてまいりたいと考えてございます。 34 ◯越智委員  市内企業の部分となりますと、やはり商工会議所が非常に大きな役割を果たすのではないかと思いますので、この辺をうまく共同で実施していただければ非常にありがたいと思っております。 35 ◯名切委員長  8番について説明願います。 36 ◯産業振興課長  8番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、市内で起業を目指す方に向け、あつぎ起業スクールの開催を初め、起業に伴う資金面の支援や、起業の事例集の作成と配付を通じ、市内における起業を促進することで、産業の活性化を図ることができました。  課題につきましては、できるだけ多くの皆様に市内で起業していただき、産業の活性化につなげるため、支援策の一層の周知を図ることが必要であると考えております。 37 ◯越智委員  ビジネスチャレンジャー支援事業にはどのような人が参加しているのか。同時に、件数的にはどのくらいあるのでしょうか。 38 ◯産業振興課長  あつぎ起業スクールに参加される方でございますけれども、年齢層も幅広く、男性、女性がおります。なおかつ、現在もう起業されている方が、会計等について勉強し直したい、あるいは新たに起業を考えていて、勉強して起業したいという方が参加していただいてございます。また、平成29年度の実績でございますが、37人の方に受講いただき、33人の方に修了証を交付いたしました。現在まで、33人の修了者のうち、5人の方から開業の報告を受けてございます。 39 ◯越智委員  結構な話だと思います。それに対して、起業された方への援助はどのような形で考えていますか。 40 ◯産業振興課長  実際にあつぎ起業スクールを開催しているほか、専門家による創業相談や、新規開業のために必要な資金の融資を受けた市内創業者に対する利子補給などの支援がございます。 41 ◯名切委員長  9番について説明願います。 42 ◯産業振興課長  9番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、県内及び都内の大学と市内企業が行う共同研究に要した経費の一部を補助することにより、産学連携の取り組みを推進するとともに、企業の技術力の向上や産業の活性化を図ることができました。 43 ◯遠藤委員  2件の研究の詳細と、この研究の成果が平成29年度に市民にどのように還元がなされたのかをお尋ねします。 44 ◯産業振興課長  平成29年度におきましては、市内の工学系の企業と神奈川工科大学、市内の石材店と東京工芸大学による共同研究に対しまして、75万3000円の補助金を交付したところでございます。なお、工学系の企業と神奈川工科大学の研究につきましては、平成29年度から3年間の研究ということで補助いたしておりますので、今後成果が出るものと考えてございます。また、石材店と東京工芸大学の共同研究につきましては、ペット用の供養モニュメントのデザインということでございます。結果、ことしに入りまして、商品として売り出しをさせていただいてございます。これについては4月の定例記者会見で発表しまして、今後、ペットを亡くされた方が身近で供養できるということで、需要が見込まれると考えてございます。 45 ◯名切委員長  10番について説明願います。 46 ◯企業誘致担当課長  10番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、条例適用した企業6社に、固定資産税等の軽減や企業立地奨励金等を交付するなど、積極的に企業誘致施策に取り組み、新たな企業の進出や既存企業の事業規模の拡大を促進し、地域経済の活性化に寄与したものと考えております。  課題といたしましては、区画整理による産業用地を初め、高規格幹線道路等の整備に伴うすぐれた立地環境、本市の企業誘致に関する優遇措置など企業が希望する情報を的確に提供するなど、企業と密な連携と調整を継続することが必要であると考えております。
    47 ◯井上(敏)委員  企業誘致については、やはり用地が確保されないと、宣伝だけで終わってしまうのですけれども、用地確保についてはどうなっているのでしょうか。 48 ◯企業誘致担当課長  森の里東土地区画整理区域のA地区の誘致は進めたわけでございますが、他の産業用地につきましては、これまでの企業誘致活動を通じて継続した関係を築いてございます不動産業者や建設業者などから情報収集し、適地の把握に努めまして、企業からの問い合わせに対応している状況でございます。 49 ◯井上(敏)委員  今、市内を見渡すと、森の里以外、余り造成は行われていないけれども、企業が進出するというところでは更新しているところも見受けます。立地している場所は、もう既にしっかり道路が整備されていて、宅地も問題ないような状況になっているのか。あるいは道路はできているけれども中に住宅があったりして、それを買収で解消しながら、そのまま大きな造成もなく開発してきたのか、その辺はどうなのでしょう。 50 ◯企業誘致担当課長  平成29年度に条例適用した企業6社でお話しさせていただきますが、1社につきましては森の里東土地区画整理区域内でございます。内陸工業団地内に2社ございます。それ以外の4社につきましては新たに事業所を設けてございますが、既に道路整備等がなされた土地で操業を始められてございます。 51 ◯井上(敏)委員  そうしますと、既にそういう社会基盤が整っているところになりますと、現在、この補助金の次に続く事業があるのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 52 ◯企業誘致担当課長  企業誘致に関するこの条例でございますが、平成33年3月末で期限切れとなりますので、その辺の見直し等の作業は今後進めていきたいと考えてございます。 53 ◯名切委員長  11番、12番、13番、14番について、一括して説明願います。 54 ◯企業誘致担当課長  11番、12番、13番、14番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、国際ロボット展等出展事業費では、東京ビッグサイトにおいて開催された2017国際ロボット展に出展し、市内ロボット産業及び市内大学が製作したロボットの展示や取り組み状況について広く情報発信を行いました。また、ロボット普及促進事業費では、産学公の連携によるロボットの体験展示会を開催するとともに、市内小学校において、ロボットに対するリテラシーについての学習機会を提供いたしました。ロボット産業等創出事業補助金では、中小企業または共同企業体によるロボット製品開発に係る経費の一部を補助することにより、ロボット関連企業の活動を支援いたしました。  課題といたしましては、ロボットの研究開発には、時間や多額の経費のほか、開発された製品の量産化、販路開拓、収益性の確保が必要であり、ロボット産業推進計画に基づき事業展開を図ることが必要であると考えております。 55 ◯遠藤委員  これは平成28年度にアンケートをとられて、平成29年度の事業展開につながったと私は捉えているのです。決算に係る主要な施策の成果に関する説明書の中にある受発注の機会の拡大とか販路開拓の狙いはわかるのですが、平成29年度の事業展開によってこの狙いは達せられたのかをお尋ねいたします。 56 ◯企業誘致担当課長  参入支援でございますが、平成29年度にロボット産業等創出事業補助金を創設いたしまして、できるだけ多くの企業に活用いただけるよう、単独の企業でも該当、また、補助対象につきましても、ロボットの関連部品でも適用するという形にリニューアルいたしてございます。また、販路開拓支援につきましては、平成27年度に出展いたしました国際ロボット展へ再度出展し、独自に出展を申し込んだ市内企業及び団体と協力連携し、一体的な運営を行うため、ロボットのまち厚木ゾーンを設置させていただきまして、4日間で約6100人のご来場をいただき、厚木のものづくりのブランドイメージを広くPRすることができたと認識してございます。また、平成29年度につきましては、参入や販路開拓を希望する企業から6件の相談をいただいてございますが、相談に対しましては、本市や国、県の支援制度の活用などの説明を行い、円滑な事業展開につながるよう、支援を行ったところでございます。 57 ◯石井委員  今、単独企業でもグループでも、関連部品をつくるところでも、販路開拓でもいいということで補助金の交付をされているというお話だったと思います。この200万円は開発経費の一部という形で出されていますけれども、何件に対して出されたのか。それから、実績報告を必ず出すと思うのですが、前年度と変わってこのような新しいのが出てきたとか、その辺はいかがでしょうか。 58 ◯企業誘致担当課長  平成29年度のこちらの補助金でございますが、2件該当してございまして、100万円ずつで200万円の補助金を交付してございます。1つにつきましては、あつぎものづくりブランドプロジェクト、通称ATSUMOでございますが、5人組のご当地アイドルロボット、アイドロイド5の腕部の強化や、専用ステージの製作等経費の一部として補助金を交付したところでございます。もう1件でございますが、株式会社エルエーピー、こちらはパワーアシストハンドやパワーアシストレックを商品化いたしてございますが、海外に輸出する関係もございまして、海外用制御ボックスの開発等に係る経費の一部として補助金を交付したところでございます。 59 ◯名切委員長  15番について説明願います。 60 ◯商業にぎわい課長  よろしくお願いします。15番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、商店会連合会振興費補助金を初め、商業元気アップ事業補助金などの各種補助金や、かながわグルメフェスタ開催事業、子育てパスポート事業、にぎわい元気繁盛店相談支援事業などの事業を通じ、商業活性化事業の支援や、まちのにぎわい創出の推進ができました。  課題といたしましては、商店会連合会を初め、商工会議所や地域商店会との連携を深め、より一層、商業活動を推進することが必要であると考えております。 61 ◯遠藤委員  これは平成29年度の市民参加型外部評価でなかなか厳しい評価がされていたと思うのですが、課内でその評価を受けてどういう議論がなされて、それが次年度にどう反映されているのかをお尋ねします。 62 ◯商業にぎわい課長  外部評価では、事業内容、実施方法に要改善の評価をいただいております。理由といたしましては、事業の検証を行うことや、商店会への新規加入促進や、これからの商店会のあり方などを見据えた事業内容について検討することが必要と意見をいただいております。ですので、商店会連合会に対し評価の内容を伝え、アンケートをとるなど事業の検証をし、見直しや新規事業参入に結びつけた事業をすることを依頼させていただきました。 63 ◯名切委員長  16番について説明願います。 64 ◯商業にぎわい課長  16番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、加盟16商店会によるあつぎ元気大売り出し等を実施し、販売促進事業などを支援することにより、商店会の活性化に寄与できたものと考えております。  課題といたしましては、商店会連合会の組織力の強化と、消費者にメリットのある事業を支援することにより、商業の活性化につなげてまいりたいと考えております。 65 ◯井上(敏)委員  商店街の活性化につなげていくのですけれども、実態はどうなのでしょう。皆さん大分苦労されているようです。 66 ◯商業にぎわい課長  今回、商店会連合会に補助金を出し、商業振興事業であったり、後継者育成事業、また、街づくり環境整備推進事業、愛市購買推進事業、商店街活性化事業等を実施していただいているのですけれども、研究事業を実施して研究していただいて、地域の皆様に商店会を利用するきっかけであったり、知っていただくきっかけであったり、または商店会同士のさらなる連携をとっていただいているのかなと感じております。 67 ◯名切委員長  17番、18番について、一括して説明願います。 68 ◯商業にぎわい課長  17番、18番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、子育て世帯から毎月約100件の登録申し込みがあり、対象世帯のおよそ80%、1万7381世帯に加入していただき、店舗をご利用いただいていることから、子育て世帯の応援や商業の振興が図られました。  課題といたしましては、サポーター店舗について、さらに幅広い業種及び店舗を拡充し、より多くのお客様に足を運んでいただくことが必要であると考えております。 69 ◯井上(敏)委員  今計上されているこの執行額で、どのぐらいの成果というか、世帯数に対応できたのか。 70 ◯商業にぎわい課長  市内で18歳未満がいる世帯が2万800世帯とか2万少しあるのですが、今回1万7381世帯加入していただいて、およそ81%の加入ということなので、かなり多くの方に加入していただいていると思います。 71 ◯石井委員  80%以上の方が加入していただいたということですけれども、平成29年度に実際に運用して、アンケートというか、よかったとか、その辺の反響と、サポーターをしていただいた店が391店舗ありますが、ここから話を聞くとか、要するに、今度どういうことが望まれるかとか、いや、これはもう少しこうしてほしいとか、そういう調査はされていますか。 72 ◯商業にぎわい課長  3年に1回更新させていただいているのですけれども、そのときに協力店舗に対しましてはアンケートをさせていただいております。そのアンケートの中で、年間を通してサポーター店舗に買い物に訪れる方が70%以上あるということから、商業振興につながっているものと認識しております。あと、登録されている方については、大変申しわけないのですけれども、アンケートについては実施しておりません。 73 ◯石井委員  今70%以上という話をいただいて、確かにお店として、来てもらえることは、次に利用してもらうことにつながっていると思いますけれども、もう少し市民の人にわかってもらう方法をね。要するに、子育て世帯だけはわかっているけれども、それ以外のところで、こういうお店をやっているよ、では行きましょうというやり方をとっていかないと、ずっと行き詰まりではないけれども、同じ状態でいくだけだろうと思うのです。せっかくアンケートをとったなら、発表していく必要があろうと思うのですが、昨年度、周知等々に関してはどのように考えてやってこられたのですか。 74 ◯商業にぎわい課長  アンケートの結果について特に皆さんに周知するということは検討していないのですけれども、391店舗の協力店舗のサービス内容は、子育て世帯に割引であったり、ジュースをサービスしたり、本当にご厚意で設定させていただいているものです。ホームページ等では協力店舗を周知させていただいて、あと、AYUCOの冊子をつくっているのですけれども、そういうのを各公共施設とかに置かせていただいております。協力店舗にはステッカーを張らせていただいて、ここは子育てを応援している店舗ですよということで周知させていただいております。 75 ◯名切委員長  19番について説明願います。 76 ◯商業にぎわい課長  19番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、商工会議所が実施した本市の名産品をPRするご当地グルメ推進事業及び小学生が商店会フラッグに絵を描き街路灯に掲示する中心市街地3商店会キッズアート事業を応援することにより、商店街に足を運ぶ人がふえ、商業の活性化につなげることができました。  課題といたしましては、商工会議所と連携を密にし、より一層、中心市街地に人が集まるよう、事業のさらなるPRが必要であると考えております。 77 ◯井上(敏)委員  小学生とか幼い子供たちを巻き込むということは郷土愛にもつながると思うので、非常にいいと思います。大いに展開していただければと思っています。 78 ◯名切委員長  20番について説明願います。 79 ◯商業にぎわい課長  20番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、4商店会の活動を新聞の折り込みや広告、お花のプレゼント、ホームページ作成等でPRすることができ、多くのお客様の来店につなげることができました。  課題といたしましては、PR活動の効果、重要性をさらに多くの商店会にご理解いただき、なお一層、商店会が一丸となって実践していただくことが必要であると考えております。 80 ◯井上(敏)委員  この事業は商工会議所との連携で行っているのですか、市の独自ですか。 81 ◯商業にぎわい課長  これは市が独自で行っております。 82 ◯井上(敏)委員  商工会議所と連携するとか委託をしていくということは別に考えていないのですか。 83 ◯商業にぎわい課長  今の時点では考えておりません。 84 ◯名切委員長  21番について説明願います。 85 ◯商業にぎわい課長  21番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、相談員を2店舗、2回の派遣をし、店舗の経営改善、魅力ある店舗づくりのきっかけとなる支援ができたものと考えております。  課題といたしましては、引き続き相談事業のPRを行い、悩んでいる店舗が一店舗でも多く改善のきっかけを見出していただければと考えております。 86 ◯井上(敏)委員  この相談支援事業というのは商工会議所でも行っているような気もしたのですけれども、似たようなものになっていないのでしょうか。 87 ◯商業にぎわい課長  商工会議所でも商業経営相談事業というのを行っておりまして、中小企業診断士が同じような形で行っているところがありますので、今後、内容等を確認して、現状の相談等が減少しないような形をとれれば、商工会議所と一緒に行うことはこれから検討していきたいと思っております。 88 ◯名切委員長  22番、23番、24番、25番について、一括して説明願います。 89 ◯商業にぎわい課長  22番、23番、24番、25番について、一括してご説明申し上げます。
     成果といたしましては、厚木商工会議所が実施している厚木市新たなグルメ開発研究会に支援することにより、市の名産品を活用し、地域の独自性、独自色を生かした新たなグルメの開発の研究が進んだものと考えております。  課題といたしましては、新たな商品の開発やレシピの作成により、商業の活性化につなげていくことが必要であると考えております。 90 ◯高橋(豊)副委員長  この件について、補助金事業の具体例と、何件対応したのか教えてください。 91 ◯商業にぎわい課長  こちらにつきましては、商工会議所に補助金を出させていただいて、商工会議所で研究会をつくっていただいて、今、内容といたしましては、厚木産のこうじを活用した新たなグルメの開発ということで取り組んでいると聞いております。 92 ◯井上(武)委員  新たなグルメの開発ということで商工会議所と連携されているとお聞きしましたけれども、商工会議所などはまさにいろいろな企業が集まっているところで、その新たなグルメの開発で6次産業的な議論はなされなかったのか、お伺いしたいと思います。 93 ◯商業にぎわい課長  現在、商工会議所が中心となりまして事業を展開しております。厚木市の名産品を使っての開発でありますので、当然6次産業化についても視野に入れているとは思っていますが、まだ研究開発の段階でございます。どう展開していくか、はかり知れない部分もありますので、いろいろなメリット、デメリットも踏まえながら、今後の展開につなげていければと考えております。 94 ◯井上(敏)委員  この補助金を受けるに当たって、申請者、補助金対象者の取捨選択というのが当然出ると思うのです。その辺はどのように対応したのでしょうか。 95 ◯商業にぎわい課長  こちらは新たなご当地グルメの開発ということで商工会議所に補助金を出して、そこからどういうものに展開していくかを検討しているので、今回は研究会の中で、こうじを使ったものを研究していこうという話になったと聞いております。 96 ◯石井委員  今、皆さんからのお話の中でも、結局、中身が見えない。要するに、商工会議所にお願いして、商工会議所が研究して、そこに補助金を出すぐらいの感じしか受けとめられないけれども、実際に申請があるときに、こういうものをしていきたい、厚木の名産品を使って何をしたいのかと。要するに、食の文化につなげて商品化して売るのか、食べてもらうのか、そういう形が何も見えない状況で、研究会に一任しているということぐらいしか見えてこないけれども、これはいつまで続けるつもりなのか、平成29年度だけで終わりだったのか、その辺はいかがですか。 97 ◯商業にぎわい課長  今回この開発に関しましては、製品ができた後の展開としては、例えばできたものを皆さんに食べていただく、モニタリングをして意見とかを聞き、それをまたどんどん開発というか、よりいいものにしていって、行く先には当然、例えば商品化できたり、商品化までいかなくてもレシピとかを皆さんに提供できればと考えておりまして、またそれが商業の活性化につながればと考えております。 98 ◯石井委員  そういうことは必要だと思うのです。私が聞いているのは、今回研究してもらいました、つくってもらいました、これからは向こうがやりますよで終わったのでしょうかということをお聞きしたいんです。 99 ◯商業にぎわい課長  この新たなご当地グルメ開発支援事業につきましては平成29年度に始めておりまして、平成30年度も続けている状態です。今回これができました段階で、どう判断するかという形になるかと思います。 100 ◯名切委員長  26番について説明願います。 101 ◯商業にぎわい課長  26番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、中心市街地商店街空店舗対策事業を初めとする補助金の交付や、にぎわい爆発あつぎ国際大道芸、あつぎジャズナイトなど各種イベントを開催することにより、中心市街地のにぎわい創出と活性化を図ることができました。  課題といたしましては、中心市街地のさらなる活性化を図るため、商店会等との連携を密にし、魅力のある事業を推進する必要があると考えております。 102 ◯越智委員  そのほかとして空き店舗の活用がどの程度進んでいるのかと同時に、店舗を借用して開業した人は当然商店会には入っているだろうと思うのですが、この辺はどうでしょうか。 103 ◯商業にぎわい課長  空き店舗の推移といたしましては、平成19年からこの事業が始まっておりまして、平成22年に空き店舗が193店舗ありました。平成29年は78店舗になっておりますので、進んでいると感じております。  また、商店会に加入しているかということですけれども、平成26年9月から、厚木市中心市街地商店街空店舗対策事業に関する要綱というのがありまして、遵守事項として、商店会に積極的に参加することと定めております。商店会に加入していただくことにより、商店会の一員として、にぎわいの創出に努めていただけたものと感じております。 104 ◯越智委員  せっかくある設備ですので、何とか使ってもらうと同時に、使うには共同して使えるようにしていく必要があると思いますので、推進していただきたいと思います。  それと、これから年末を迎えると、イルミネーションがいろいろついてくると思うのですけれども、どうもここのところのイルミネーションは、以前から比べると大分落ちているような感じがするのです。その辺のイルミネーションの考え方はどうなのでしょうか。 105 ◯商業にぎわい課長  イルミネーション事業につきましては、毎年コンセプトを決めまして、コンセプトに沿ったイルミネーションを、ミロード本厚木店と共同して、本厚木駅北口周辺に訪れた人たちに楽しんでいただくということで設置をしております。また、フォトスポット等も設置させていただいております。周辺の木々にも4万3625球の装飾を施し、にぎわいの創出が図られたものと考えております。 106 ◯越智委員  どうも以前のイルミネーションを想像しますので、寂しい気もします。これから外国人等も招き入れなければいけない。日本特有の部分で商店街などをずっとこのようにしている部分もあろうかと思いますので、何とかその辺を少し考えてもらえればありがたいと思います。 107 ◯名切委員長  27番、28番について、一括して説明願います。 108 ◯商業にぎわい課長  27番、28番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、10店舗を認定し、改装費と家賃補助を行うことにより空き店舗が減り、中心市街地のにぎわい創出を図ることができました。  課題といたしましては、空き店舗は減少傾向にあるものの、さらに空き店舗を減らし、商店会が活性化するよう、周知、PR等に努めていくことが重要であると考えております。 109 ◯遠藤委員  10店舗のフォローアップはされているのでしょうか。 110 ◯商業にぎわい課長  補助金を支出した店舗に対しましては、年2回程度、状況確認のため店舗を訪問しております。訪問の状況によっては中小企業診断士による面談を紹介するなど、決定後も積極的な支援をしております。 111 ◯井上(敏)委員  定着率と、そこで事業が行われたと思うのですが、客観的に見た場合の事業成果はどのように見受けられますか。 112 ◯商業にぎわい課長  先ほども空き店舗の減り方をご紹介させていただいたのですけれども、平成22年が一番多いときで193店舗、そこから平成29年に78店舗に減っているということは、やはりこの空き店舗の補助金が有効に活用されていると考えております。 113 ◯井上(敏)委員  空き店舗に入居して事業を行っていると思うのですけれども、そこの営業の状態は、皆さんから客観的に見て好成績をおさめているのか、心配なのか、その辺はどうでしょうか。 114 ◯商業にぎわい課長  今までに169件の交付を決定させていただいております。飲食店が63店舗、サービス業が71店舗、小売業が22店舗、その他が13店舗になっております。その中で閉店してしまったお店が42店舗ありますので、定着率とすると、169店舗に対して42店舗閉店しているのが現状であります。そのお店が今も繁盛しているかというところでございますが、収支決算とかをいただいているわけではないので、実際に繁盛しているかは見ただけでは確認できないのですけれども、続いているということは、繁盛とまでは言わなくても継続できていると感じております。 115 ◯名切委員長  29番について説明願います。 116 ◯商業にぎわい課長  29番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、商店街の安心安全に寄与する街路灯を維持管理することで、商店街に明るさと活気を与え、イメージアップを図ることができました。  課題といたしましては、環境負荷の軽減や、大幅な電気量の削減が図られるLED化事業を計画的に推進していくことが必要であると考えております。 117 ◯遠藤委員  決算に係る主要な施策の成果に関する説明書の中に集客力の向上という言葉もあるのですけれども、この点についてはどう評価されているのでしょうか。 118 ◯商業にぎわい課長  街路灯の電気代を補助することにより、どのくらい集客力が上がったかということにつきましては、数字としてはとってはございません。商店街にとっては明るいイメージが第一でありますので、引き続き街路灯の電気代を補助して、明るく安心安全な商店街としてイメージアップを図っていければと考えております。 119 ◯名切委員長  30番について説明願います。 120 ◯商業にぎわい課長  30番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、平成29年度のアミューあつぎの来館者数は320万3470人となっております。また、アミューあつぎのオープン以来、中心市街地の通行量は約150%増となっていることから、まちの回遊性が高まっているものと考えております。  課題といたしましては、さらに中心市街地のにぎわい創出と回遊性を高めるため、魅力ある商業施設であるアミューあつぎをなお一層PRし、集客力を上げることが重要であると考えております。 121 ◯遠藤委員  これも決算に係る主要な施策の成果に関する説明書に、にぎわいを創出とあるのです。創出とは、物事を新しくつくり出すという意味があると思うのですが、平成29年度はこういうにぎわいが創出されたのでしょうか。 122 ◯商業にぎわい課長  にぎわい創出のところなのですけれども、アミューあつぎは歩いて楽しいまちの実現を目指し、回遊性の向上とにぎわいを創出し、中心市街地の活性化を図るということであります。活性化の指標といたしましては、アミューあつぎ周辺6地点の通行量調査を、アミューあつぎがオープンする前の平成25年度から毎年実施をしております。平成29年度につきましては全体で約150%増となっており、まちの回遊性が高まっていると考えております。また、特にアミューあつぎとイオンの間の交差点につきましては217%増となっておりますので、にぎわいの創出ができたものと考えております。あともう1つ、周辺商店会長からも、アミューあつぎができたことにより、商店街に子育て世代、学生、若者の姿が多く見られるようになったなどの話は寄せられており、なかちょう大通り、一番街商店街の連続性の創出もできたものと認識しております。 123 ◯名切委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前10時02分 休憩                ───────────                 午前10時12分 開議 124 ◯名切委員長  再開いたします。  31番、32番について、一括して説明願います。 125 ◯観光振興課長  31番、32番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、市内の観光資源などをめぐるモニターツアーの開催や、大山から市内七沢及び飯山地域への回遊を図る観光プロモーションを実施したことによりまして、本市の魅力を直接観光客にPRすることができたほか、観光資源に対する意見や評価を収集することができました。また、市内の温泉施設、観光拠点施設にサイクルラックを設置することによりまして、サイクリストに対するおもてなしの心を前面に出すことができました。さらに、各種観光ガイドマップを作成し、市内外のイベント等で配布したことによりまして、効果的な情報発信と市内観光地への誘客につなげることができたものと考えております。  課題といたしましては、誘客の促進に向けまして、本市観光資源のさらなる認知度の向上が必要と考えております。 126 ◯井上(武)委員  今ご説明の中で、観光資源をめぐるモニターツアー、あとは大山地域における回遊性の向上を図るための観光プロモーションを実施されたということですけれども、参加してくれた方々の意見を聞いての課題というか、何か問題点があったらお伺いしたいと思います。 127 ◯観光振興課長  観光プロモーション当日は、観光客834人の方に対しまして、交通手段とか来訪の目的、頻度、七沢・飯山温泉の認知度等についてアンケート調査を実施させていただきました。アンケートにおきましては、登山の後はぜひ温泉に入りたい、また、温泉の需要はあると思うので大山周辺でも温泉のPRを行ったらよいのではないか、また、大山、七沢は見どころが多い、そのようなご意見をいただきまして、七沢・飯山温泉への関心が高いことがうかがえました。一方、大山から厚木方面への下山ルートは距離が遠い、また、大山・日向方面から七沢・飯山方面へのバスがあると温泉も利用しやすい、このような意見もございました。今後はこれらを課題として捉えまして、大山方面から七沢・飯山方面への回遊性を高めるための取り組みについて検討する必要があると考えております。 128 ◯井上(武)委員  すごくおもしろいというか、すごく発展的な取り組みではないかと思います。当日、下山ルートを案内されたり、あとは温泉入浴券を配布したりということですけれども、その具体的な数字などをお伺いしたいのと、あと、輸送されたという部分もあるのでタクシーだと思うのですけれども、その辺の件数などもお伺いできればと思います。 129 ◯観光振興課長  観光プロモーション当日は、アンケート調査を実施するとともに、アンケートにご協力いただきました方に温泉入浴券を配布させていただいて、七沢・飯山温泉のPRを図ったところでございます。なお、大山山頂、また、阿夫利神社下社から伊勢原市日向方面へ下山されたハイカーのうち、希望者をタクシーにて七沢・飯山温泉まで輸送させていただきました。実績でございますけれども、2日間実施させていただき、タクシーの利用台数が延べ20台、人数といたしましては52人の方を温泉旅館へ輸送させていただきました。また、温泉入浴券でございますけれども、アンケート協力者2000人に配布いたしまして、有効期間である18日間で562枚の利用がございました。
    130 ◯井上(武)委員  すごくいい数字ではないかと感じます。2000人の中で562枚ということで、この日数にしてはすごいなと感じます。入浴に関してもタクシー20台で52人が利用されたということで、やられたのはほぼ1日2日ですごい数字だなと感じます。今回これを行っていただいて、いろいろなルートが考えられると思うのですが、ご検討いただいたかどうか、反省点も含めてお伺いできればと思います。 131 ◯観光振興課長  先ほど課題を申し上げましたけれども、特に現在、大山・日向方面から厚木へのバスのルート、公共交通機関がございません。そうした中で、例えばお幾らぐらいだったらバスを利用されるのかというアンケートもさせていただきましたけれども、今後、特に交通機関の厚木方面へのルート開発、また今後、新東名高速道路がつながりますと、伊勢原北インターチェンジから七沢・飯山方面が大変近くなります。そちらについても回遊性が高められるようなこともあわせて、今後取り組んでまいりたいと思っております。 132 ◯越智委員  今聞いて大体の話はわかったのですけれども、アンケートの中で特異な回答は何かありましたか。 133 ◯観光振興課長  先ほど主なものということで、登山の後は温泉等に入りたいという肯定的な意見もございましたけれども、例えば日帰り温泉がもう少し安ければよいとか、あと、当日は初日が朝からかなり雨が降っていまして、2日目が晴天だったのですが、アンケートをとらせていただいた場所が大山山頂とか阿夫利神社でしたので、大変気持ちがいいとか、久しぶりの大山は青空にもみじが最高ということで、特異な意見というのは特にございませんでした。 134 ◯越智委員  考えてみますと、やはり先ほど観光振興課長から話がありましたように、伊勢原から日向を通って七沢あるいは飯山へ行くには、ほとんど交通機関がないわけですね。それも半分以上伊勢原市のほうへ戻ってしか来られないルートになっていますので、私どもの地域としてみると、大山の山頂、俗に大山のまちから日向、日向から七沢、それから飯山、あるいは清川というルートがバスルート的になれば非常にありがたいというのも前々から出ているのですね。そういうのが入っているかなと少し思ったのですけれども、その辺はまた次の課題にしていきたいと思います。  あともう1つ問題は、大山のハイキングコース自体は全部神奈川県管理なのですね。あと三峰もそうなのです。大分荒れている話も聞いておりますし、また、遭難者も多いという部分もあります。これらに対してどのような形で対応されたのでしょうか。 135 ◯観光振興課長  大山から厚木へのルートは、大きく不動尻のほうから来るルートと日向のほうから来るルート、2通りございますけれども、厚木市としましては、県管理というお話がございましたが、神奈川県に対しまして、広域行政連絡会を通じたり、あるいは厚木市の部分については直接厚木市から神奈川県に要望させていただきまして、その辺の登山ルートの安全確保について要望させていただいているところでございます。 136 ◯名切委員長  33番、34番、35番、36番について、一括して説明願います。 137 ◯観光振興課長  33番、34番、35番、36番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、宿泊施設を初めとした観光事業者に対し、外国人観光客も含めたおもてなしや心構えに関する研修を実施したことによりまして、観光客を受け入れるための環境づくりを図ることができました。また、市内及び周辺地域の観光地等をめぐる訪日外国人を対象としたモニターツアー、また、バスツアーを企画、実施することによりまして、外国人のニーズや嗜好を把握するとともに、本市の観光資源を広く情報発信できたものと考えております。  課題といたしましては、本市が外国人観光客の方にとりまして居心地のいいまちとなりますよう、多くの事業者などに受け入れに関するノウハウを伝えるとともに、市内はもとより、周辺地域も含めた観光資源のさらなる発掘、磨き上げが必要であると考えているところでございます。 138 ◯高橋(豊)副委員長  まず、決算に係る主要な施策の成果に関する説明書にも書いてありますが、おもてなしやインバウンドに関する研修会の実施状況の成果、そしてまた、この研修会はいつまで実施するのか、お聞かせ願いたい思います。 139 ◯観光振興課長  旅行客の方の受け入れ環境の向上を図るために、観光事業者への情報提供、接遇スキルの向上など、受け入れ側の人材育成を目的に、旅行関連会社や旅館の館主の方によりまして、おもてなしやインバウンドの対応、先進事例の紹介などをテーマとした研修会を3回ほど実施させていただいたところでございます。受講いただきました方のアンケート結果によりますと、いずれの研修会につきましても、多くの参加者から、講演内容については大変役に立った、また、今後の業務に生かせる内容であり、大変有意義であったというような回答をいただいております。特に具体的な声といたしましては、おもてなしについて話を聞くことができて、今までになかったのでとても勉強になったとか、外国人のお客様には、言葉ばかりを気にするのではなく、失敗を恐れず伝える気持ちが大切であるということに改めて気づいたというような回答をいただいております。  今後でございますけれども、2020年に東京オリンピック・パラリンピックがございますが、その開催の前の年に当たります2019年度まで、平成29年度から実施しておりますが、3年間ほどは実施してまいりたいと考えております。 140 ◯高橋(豊)副委員長  外国人モニターツアーと着地型ツアーの実施状況と成果について、お尋ねいたします。 141 ◯観光振興課長  初めに、訪日外国人モニターツアーの実施状況と成果でございますけれども、厚木市を発信拠点といたしまして、まず目的としまして、今回訪れる観光資源が訪日外国人の方にとって受け入れられる場所であるのか、また、案内、紹介できる場所であるのかを検証することを目的に、3月に、20代から30代の外国人ビジネス客8人の方を対象に、厚木市内及び周辺地域の観光資源をめぐるモニターツアーを実施させていただきました。当日は、大山までのケーブルカー乗車や阿夫利神社での参拝のほか、市内での日本料理店での昼食や、イチゴ狩り等を体験いただきました。成果でございますけれども、本事業によりまして訪れたいずれの観光資源につきましても、訪日外国人の方にとりましては大変肯定的なご意見が多うございました。  また、課題につきましては、具体的には外国語の対応が一部足らなかったとか、そういう課題が見えてまいりました。そういうことも検証できたことから、成果が上がったものと考えております。  もう1点、着地型ツアーの実施状況と成果でございます。厚木市内及び周辺地域の観光資源を活用した着地型の商品を旅行会社とともに企画させていただきまして、旅行会社に3月に商品化していただきました。当日は東京を発着点といたしまして、新東名高速道路の建設現場の見学、また、イチゴ狩り体験、コーヒー焙煎工場の見学といった観光ツアーを実施いたしました。参加者は全部で42人ほどで、年齢層につきましては20歳代から70歳代と幅広く参加をいただきました。男女比はほぼ半数で、都内在住者が約35%を占めてございました。商品の販売に際しましては、ホームページを通じまして、幅広い地域や層に向け、本市及び周辺地域の魅力的な観光資源について情報発信ができたとともに、参加された方には直接的なシティセールスを行うことができたものと考えております。なお、ことしの4月からは、大手旅行会社で本ツアーと同様のツアーが月3回ほど実施されております。こういったことからも、観光地としての認知度の向上と観光客の誘致拡大が図られたものと考えております。 142 ◯石井委員  紹介していただいて、ありがとうございました。大体聞けたのですけれども、今回、外国の方の受け入れで、先ほど8人ほどと言われましたね。その8人はどういう形で選んだのか。旅行会社に頼んで選んでもらったのか。その辺は、これからどう進めていくために、どうやって選んだのかを聞きたいのです。 143 ◯観光振興課長  まず現状をお話ししますと、市内には外国人の方が大変多うございます。とはいいましても、お見えになられている方はほとんどがビジネス客の方です。そのビジネス客にぜひ観光客になっていただきたいという思いから、今回募集した方につきましては、委託事業者である観光協会を通じまして、ビジネス目的で日本に来られている方々を対象にモニターツアーを実施いたしました。ビジネス客の方が観光資源について興味があるか、どういう思いをお持ちなのか、そういうことを調査するために、ビジネス客の方を今回募集したという趣旨でございます。 144 ◯石井委員  ビジネスでこちらに来られている方を対象に選んでいただいたということですが、今度、この方たちが発信していく部分も必要になってくるかと思うのです。その辺の取り組みを考えていくということは、この中では出てこなかったのですか。 145 ◯観光振興課長  当然我々の目的としましては、こちらにいらっしゃるビジネス客の方にぜひ周辺の観光地を訪問いただいて、よければ、国に戻られて次回出張に来られる方や、日本国内にいる方に対してSNSとかで発信していただき、より観光客の方に厚木市に来ていただきたいというのがまず目的でございます。そのために現在、そういう外国人訪日ビジネス客向けの外国語版観光パンフレットとか、また、特にそういう外国人ビジネス客にとって居心地のよいまちとなるような形で、市内の商店とか観光事業者を対象に、例えば外国語メニュー作成経費の一部を助成するとか、そういう形でつなげているところでございます。 146 ◯遠藤委員  ツアーに関してお尋ねします。このツアーの狙いがあったと思うのですが、ツアーの狙いどおりの商品ができたと評価されているのでしょうか。 147 ◯観光振興課長  今回の着地型ツアーにつきましては、旅行会社と企画を相談させていただく中で、このツアーでなければ参加者が見ることができないとか体験することができないツアーをつくることが大変大切だということで、ほかでは見ることができないものという思いで、今回、旅行会社と一緒になってツアーを造成いたしました。その結果、今回は東名高速道路の工事現場という、ふだんは入れないところとか、コーヒーの焙煎工場の見学を中心にツアーを組みましたけれども、そういうものがいつまでもあるわけではございませんので、ほかでは見られないようなものを今後さらに発掘していくのが課題であると感じてございます。いずれにしても、今回のツアーにつきましては、その後、4月から月3回ほどの定番のツアーになったということで、成功したと考えております。 148 ◯遠藤委員  ことしの4月からですよね。月3回というのはツアー会社の判断なのでしょうか。月3回は最低行っていただいて、誘客をもって厚木をPRしたいなら、もっと、4回、5回、6回というリクエストはされなかったのですか。 149 ◯観光振興課長  月3回といいますのは、実は本市だけではなくて、周辺地域の観光スポットも含まれております。特に今回、愛川町で行っております宮ヶ瀬ダムの観光放流を1つの目玉ということで、観光資源として訪れていただくスポットに取り入れておりますので、その関係で月3回という形になっております。本来であれば、もっと多く実施できればいいと思うのですが、特に限定された観光放流でございますので、月3回という形で実施させていただきました。 150 ◯遠藤委員  ツアーを企画するときに、経済効果とか経済波及効果というのは余り視野に入っていなかったのですか。 151 ◯観光振興課長  今回のツアーにつきましては、初めて旅行会社と行政で企画したツアーでございましたけれども、正直言って、東名高速道路の工事現場を見学する、そこに経済波及効果が生まれるのかとまで考えてしまうと、正直なかなか十分ではないと感じております。今後ツアーを企画するに当たりましては、その辺も含めて、経済波及効果も含めて、検討してまいりたいと考えます。 152 ◯名切委員長  37番について説明願います。 153 ◯観光振興課長  37番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、本市の観光拠点であります飯山及び七沢地区におきまして桜の剪定作業、そしてハイキングコースへ向かう案内看板の整備等を行ったことによりまして、観光拠点の機能向上が図られたものと認識をしております。  課題といたしましては、観光拠点エリアの魅力を持続的なものとするため、引き続きハードとソフトの両面で事業展開を図るべく、飯山や七沢地区の観光協会を初め、地元の関係者の方々と一層の連携を図っていくことが必要であると考えております。 154 ◯遠藤委員  観光客の誘客が1つの目的だと思うのですが、数字の上でどのような結果が出たのでしょうか。 155 ◯観光振興課長  特に飯山及び七沢への観光客の数字でございますけれども、年間を通じて観光客の入り込み調査を実施しております。それによりますと、平成29年につきましては、飯山が69万3803人で、その前の平成28年と比較いたしますと、前年が41万1000人でございますので、約28万人増加しております。また、七沢地区につきましては、平成29年が37万4138人、その前年が24万5000人でございますので、こちらにつきましても約13万人ほど伸びております。今回整備をしたことによって直接それが伸びにつながったと断言することはできませんけれども、入り込み調査の中ではそういう数字が出ております。 156 ◯遠藤委員  これは経済波及効果ではどういう感触を持たれているのでしょうか。 157 ◯観光振興課長  飯山、七沢は観光客の方はふえてございます。経済波及効果につきましては、厚木市全体での調査はございますが、個々の飯山・七沢地区エリアにおける調査は特に行っておりませんので、そこの数字については持ち合わせておりません。ただ、厚木市全体でいきますと、平成29年が約171億円という観光消費額が出ております。その前年が約190億円ということで、20億円ほど下がっておるのですが、観光振興計画、また総合計画で目標としております数値につきましては達成しているということでございます。 158 ◯名切委員長  38番について説明願います。 159 ◯観光振興課長  38番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、市内に7つほどございますハイキングコースの点検を初め、観光便所の清掃委託、そして飯山小動物園の管理委託などを実施したことによりまして、本市を訪れる観光客の方にとりまして、安全で快適な環境づくりを図ることができたものと考えております。  課題といたしましては、観光施設の安全で快適な環境を維持継続するためには、地域の関係者や地権者、関係機関の理解と協力が不可欠であると考えております。 160 ◯井上(武)委員  今ご説明いただきましたけれども、整備業務や清掃業務も入っていたようですが、実施回数とか作業内容などをお伺いできればと思います。 161 ◯観光振興課長  実施回数につきましては、全部で7つのハイキングコースをそれぞれ月1回ほど点検していただいております。地元の観光協会とか社会福祉施設の方々に委託をしているところでございます。業務内容でございますけれども、1つはごみの清掃です。場所によっては落ち葉かき、若干の草刈り、そういう業務内容でございます。 162 ◯井上(武)委員  先ほどご説明の中で、各地域観光協会と連携して進めていくというか、これまでも取り組んできたということですけれども、今ご説明いただいたハイキングコースにはすごく険しいコースがありまして、地元の方々では落ち葉かきとか清掃とかの対応が厳しいという声も出ているようです。あと高齢化というのもあると思います。この辺の見直しなどの議論はされたのか、お伺いしたいと思います。 163 ◯観光振興課長  先ほどお話ししましたとおり、清掃委託につきましては毎月実施させていただきまして、その都度、報告をいただいているところでございます。そういう中で委託させていただいている方とお話しする中では、例えば先ほどの落葉かきにつきましてはヤマビル対策のためということで行っていただいておりますけれども、業務内容は労働的に大変厳しいという声も聞いているところでございます。そういう声もあることから、委託先の方々や、さらにほかのハイキングコースを掃除していただいている方々のご意見も聞きながら、実施回数とか業務内容について、今後、検討する必要があると考えております。 164 ◯名切委員長  39番について説明願います。 165 ◯観光振興課長  39番についてご説明申し上げます。  成果におきましては、東丹沢七沢観光案内所内の空調修繕を行いましたほか、飯山白山森林公園内の小動物園の猿が死亡したことから、施設の撤去を行いました。また、薬師林道の展望台、ハイキングコースの橋脚、観光便所の経年劣化を原因としたふぐあいによる塗装、修繕を行いまして、施設の保全と観光客の受け入れ環境の維持を図ることができました。  課題といたしましては、観光トイレの中には設置年数が経過しているものもありますことから、設備を長く保全するための使い方とか、また計画的な修繕、更新が必要であると認識しているところでございます。 166 ◯越智委員  ハイキングコース、あるいは観光施設は、大分古くなってきていると同時に、やはり人が手を加えなければ維持管理できないということですので、これからも力を入れて行っていただければと思っております。前年度の中でトイレの改修がございましたけれども、この改修については小野神社ですか。 167 ◯観光振興課長  小野神社については今年度の事業の中で行う予定となっております。 168 ◯越智委員  わかりました。いずれにしましても、トイレが大分うまくない状態になっておりますので、なるべく巡回をし、清掃関係については目を向けていただきたいと思っております。  同時にハイキングコースの点検整備ですけれども、やはり今、観光振興課長が言われましたように、非常に厳しいところもございます。ある程度根本的な部分については、市のほうで実施してもらう形をとらせていただくわけですけれども、平成29年度で、何か特別な形でコース、あるいはそれ以外の施設を行ったというのは、先ほど説明された以外は特にないですか。 169 ◯観光振興課長  ハイキングコースにつきましては、ここ数年、7カ所ということで、業務内容とか実施回数に特に変更はございません。 170 ◯名切委員長  40番、41番、42番について、一括して説明願います。 171 ◯観光振興課長  40番、41番、42番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、厚木市健康づくり大学推進協議会及び厚木市森林セラピー基地推進協議会と連携をしまして、健康づくり大学と森林セラピーツアーを年間を通じて開催することにより、本市の観光資源である豊かな自然環境を広くPRすることができたとともに、観光客の誘致と地域の活性化につなげることができました。  課題といたしましては、事業の活性化と継続した誘客を図るため、講師陣のスキルアップとか新たな事業展開など、内容をブラッシュアップし、事業の魅力を高めていくことが必要であると考えております。 172 ◯越智委員
     この健康づくり村推進事業と健康づくり大学の実施回数と参加人数をお願いします。 173 ◯観光振興課長  (注1)健康づくり大学につきましては、七沢・飯山地区におきまして計9回開催させていただきまして、参加者総数は当日146人の方にご参加いただきました。また、森林セラピーツアーにつきましては、飯山白山森林公園、また見城ハイキングコース、鐘ヶ嶽ハイキングコース等の林道コースを活用しまして、計18回ほど開催させていただきまして、参加者総数は219人でございました。(注1-1を参照) 174 ◯越智委員  1つの事業を1日当たりにすると大分人数が少ないようです。これに対して案内人は現在何人ぐらいいて、現実に活動している案内人は、そのうちどのくらいでしょうか。 175 ◯観光振興課長  まず案内人の登録人数でございますけれども、現在23人ほど登録をいただいております。その中で何人の方が活動されているかといいますと、現在こちらの資料がございませんので、また改めて報告させていただきます。 176 ◯越智委員  今、自分で感じている部分では、どうしても少なくなってきているのかなというのがあるので、今後の課題にしていただければと思うと同時に、やはり年齢層が相当上がっているのではないかと思います。これらも1つの検討材料だろうということで、意見として申し上げさせていただきたいと思います。 177 ◯井上(敏)委員  今、健康づくり大学と森林セラピーツアーの参加者総数を聞かせていただきましたけれども、当初のスタート段階の人数と変わらないのではないかと。事業内容も内輪の事業になってきているような気がします。本来であれば、対象者を首都圏から厚木に呼ぼうという部分でこの事業が始まって、森林セラピー基地の認定も取ったりしたと思うのです。こういう自然に自由に来てもらうために、参加者をふやすことが大きな課題だと思うのですけれども、その対策は何か考えていますか。 178 ◯観光振興課長  先ほど申し上げた参加者数につきましては当日ご参加いただいた人数ですが、実は申込者としましては、健康づくり大学が、数はそう多くないのですが174人、森林セラピーツアーにつきましては329人お申し込みをいただいております。雨天でやむなく中止とか、当日のご体調の関係でお休みになられるということで、先ほどの数字になったものでございます。井上敏夫委員がお尋ねのとおり、首都圏方面からの誘客でございますけれども、その後、例えば横浜市とか川崎市方面に対しましてタウン紙でPRをする、あるいは平成29年度は行っていないのですが、今年度は、今までは平日行っておりました森林セラピーツアーを土日に開催する、特にこれまで実施していないような幅広い内容にする、そういう工夫を今しているところでございます。 179 ◯井上(敏)委員  そうしますと、市外からの参加者は、この事業には参加していないけれども、今の段階では、厚木市がこういう宣伝をすることで、通常の観光入り込み客数が全体的にアップしていることにもつながっていると理解すればいいですか。 180 ◯観光振興課長  健康づくり大学、森林セラピーツアーとも、現在はそういう形で、ホームページとかは当然なのですけれども、幅広く広報しておりますので、それ以外の、特に健康づくり大学や森林セラピーが目的でない方にも厚木の魅力については伝わっている、それが観光客の増加につながっていると考えております。 181 ◯名切委員長  43番について説明願います。 182 ◯観光振興課長  43番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、観光地入り込み客調査の実施のほか、神奈川県の観光協会を初めとする各種観光関連団体等に加盟をし、情報交換や施策連携を行うなど、効果的な運用が図れました。また、伊勢原市及び秦野市とともに参加しております平成大山講プロジェクト推進協議会における事業につきましても、大山を活用した事業への若い世代の参加により、地域の新たな活力に結びつけられたものと認識しております。  課題といたしましては、経費相応の効果が得られますよう、観光事業一つ一つの磨き上げが必要と考えております。また、他市との連携で進める事業につきましては、意見調整に時間がかかることもございますから、より一層の連携を図りまして、スピード感を持って取り組むことが必要であると認識をしております。 183 ◯観光振興課長  (注1-1)先ほど、森林セラピーツアーの開催回数を18回と説明いたしましたけれども、申しわけございません、20回の誤りでございました。謹んでおわび申し上げます。よろしくお願いします。(注1を参照) 184 ◯名切委員長  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午前10時53分 休憩                ───────────                 午前10時54分 開議 185 ◯名切委員長  再開いたします。  44番について説明願います。 186 ◯まちづくり計画部長  44番についてご説明申し上げます。  都市計画費につきましては、まちづくりの施策を展開する上で中心となる事業費を計上しております。昨年度の主な事業といたしましては、良好な市街地を創出するため、本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業や森の里東土地区画整理推進事業を、また、市民の皆様の安全で快適な生活を支える都市施設を整備するため、都市計画道路、公園や排水路などを整備いたしました。さらに、都市計画の基本的な方針を定める都市マスタープランの改定に向けた検討などを行いました。都市計画、まちづくりは、都市の将来のあるべき姿を想定し、社会情勢の変化に対応できる持続可能なまちづくりを進めることが重要でありますので、今後も本市の将来都市像を具現化するためのまちづくりに必要な施策展開を踏まえ、必要な事業費を都市計画費に予算措置し、着実に執行することが重要であると考えております。 187 ◯井上(敏)委員  都市計画費につきましては、私1人の質疑のためにこんなに多くの皆さんに集まっていただきまして、ありがとうございます。都市計画費は、10の目的の区分で予算づけされているわけですけれども、今まちづくり計画部長から説明があったとおり、過去から継続して実績を積み上げてこられました。過去の実績をずっと見てくると、市街化区域に対して5メートル幅員の道路で面積を想定しますと、舗装されている道路ですけれども、統計調査から拾うと、市街化区域に対しての公共用地率が5.29%なのです。本来であれば、市街化区域に対して標準的な公共用地率は、道路は25%ぐらいになります。さらには公園が3%ぐらいになる。トータルしますと公園と道路で28%ほどになります。それを考えますと、まだ道路としては629ヘクタールほど足らない。公園については41.5ヘクタールほど足らない。確かに公園は、荻野運動公園とか大きな小町緑地もありますけれども、通常の身近な公園、皆さんが生活しているところを対象として行うと、それだけ足らないのです。公園では東京ドームにすると8.9個分、道路にしてみれば134.6個分足らない。そういう中で、宅地の整備や区画整理事業で整備されてきて、着実にとは言っていても、これについてもやはりまだ353個分の土地が標準幅員に満たない土地です。今まで4メートル道路でずっと行ってきていますから、それも含めると100%近くが足らないということなのです。参考にしたのは市全体の道路延長です。  そういうことで足らない中で、皆さん日ごろ、まちづくり計画部長から説明があったように事業に携わってきたわけですけれども、これを補うために、良好な宅地を確保するために開発審査をして、開発指導をしながら造成を行ってきている。現在、市道認定もされています。議会のたびに議案として道路認定が上がっています。開発指導と開発審査で行っている事務の状況が説明できればお聞きしたいのです。 188 ◯許認可担当部長  今、開発指導及び開発審査の状況ということでございますが、開発及び許認可事務につきましては、開発の関係法令に基づき定められた基準で、地域や地区の規制に基づいて許認可等を行っておりますので、事務の性質上、開発等の業者の申請により許認可等の業務が行われていることもありまして、事業地を選択できないというような悩みがございます。そういう中で、日々出てくる申請について許認可を行っています。特に平成29年度、開発許可、建築許可の相談は207件ございました。開発許可については56件、建築許可については19件という状況でございます。 189 ◯名切委員長  井上敏夫委員、決算の質疑でお願いいたします。 190 ◯井上(敏)委員  わかりました。今年度、予算づけの中で開発指導、開発審査、ここは直接事業は抱えていないのですけれども、そういう指導、審査をしながら良好な宅地の確保をしてきたというのは1つの実績だと思うのです。ただ、これも本来、地区計画ができていればもっといい方向に向くと思うのです。いずれにしても、厚木市の宅地を生み出すということは、市民生活の向上や企業誘致を図るためにも必要なことで、今の事業実態では再開発があり、森の里の事業もありますけれども、これだけでは良好な宅地が生み出せない。そうした中で街路事業も行っていますね、それから道路事業を行っています。これらも、みんな都市施設としてはいいのですけれども、都市施設として線的、点的に皆さん行っていると思うのですが、その線的、点的に行っている成果というものを都市計画上どう捉えますか。 191 ◯都市計画課長  都市計画法に基づいて都市計画を進めているわけですけれども、都市計画法につきましては、1つ、都市計画施設の整備というのがございます。それと一方、業務としまして、市街地開発事業というのもございます。それは面的な整備なので、その辺で市街地開発事業を行うと、道路も公園もでき上がるようなシステムであります。あと道路等におきましても、道路ができ上がりますとその土地利用が生きるような形になると思いますので、高規格道路でインターチェンジ周辺等も整備を進めておりますので、その辺は今後も関係部署と連携しながら進めていくことが肝心だと思っております。 192 ◯名切委員長  質疑でお願いいたします。 193 ◯井上(敏)委員  今、点的、線的な話をされていましたけれども、結局、点的、線的が組織体系になっているので、全体的な事業になっていないと思うのです。結果、それぞれ、道路が何メートルできました、公園が何平米できましたというだけで、宅地の利用価値は上がっていないと思います。そういうことで課題としては、先ほど言われた都市施設の事業を単独で行っていますけれども、それは都市計画事業として7つ決めていますね。今そのうち2つを行っていられますけれども、これを活用することも必要だというのが課題になると思います。それから、都市計画の運用指針というのがありますから、もちろんこれに沿って行っていただくことになるのですけれども、その辺については今の状況から見てどう考えておりますか。 194 ◯都市計画課長  都市計画につきましては、まず都市マスタープランという形で法律で決まっておりまして、これも今年度、改定作業を進めているわけです。そこで方針を定めまして、実際事業を行うためには、各個別担当部署で個別の計画を立てるのですけれども、これまで以上に都市マスタープランの方向性を庁内一丸となって目指すとともに、個別事業間同士のすり合わせ等も今後行っていくのがベストだと思います。 195 ◯名切委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前11時05分 休憩                ───────────                 午前11時14分 開議 196 ◯名切委員長  再開いたします。  45番、46番、47番について、一括して説明願います。 197 ◯都市計画課長  45番、46番、47番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、都市マスタープランの改定及び総合都市交通マスタープランの策定に向け、現行の都市マスタープランの検証や評価、各種調査・統計資料を用いた課題の整理、庁内ヒアリング等を実施し、将来都市構造の方向性について検討いたしました。  課題といたしましては、人口減少、少子高齢社会の進展など社会情勢の変化に対応できる持続可能なまちづくりに向け、関係部署と連携し、検討を進めるとともに、住民の皆様と協働で厚木市都市マスタープラン改定等を進めることが重要と考えております。 198 ◯高橋(豊)副委員長  総合都市交通にかかわる計画策定に向けた都市マスタープランの検証、各種評価を庁内でヒアリング等を実施したと聞いておるのですが、どのような意見が出たのか、お願いします。 199 ◯都市計画課長  庁内ヒアリングにつきましては、平成29年10月に延べ6日間で、庁内の関係部署15部47課の課長、係長職を中心に、フリーディスカッション形式で実施いたしました。総合都市交通にかかわる主な意見といたしましては、高齢者の運転免許返納についての課題、市内企業従業員の通勤環境の向上、愛甲石田駅周辺と森の里東、南部産業拠点の交通アクセス対策、交通マスタープランとあつぎの道づくり計画との連携づけなどについて、今後、計画を策定する上で十分な検討が必要との意見が出ました。 200 ◯名切委員長  48番について説明願います。 201 ◯都市計画課長  48番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、バス事業者のノンステップバス導入に合わせ3台の補助を行い、路線バスのバリアフリー化を推進いたしました。また、バス事業者が設置したバス停上屋2基並びにベンチ2基の設置補助を行い、バス利用者の待ち合い環境の向上を図りました。本市における路線バスは、市民生活を支える公共交通として欠くことのできない重要な役割を担っておりますので、今後もバス事業者と連携し、利用者の皆様の利便性向上を進めていくことが重要と考えております。 202 ◯越智委員  バス停の上屋をつくる部分については市の負担もあるわけですね。どのくらいの率になっているのですか。 203 ◯都市計画課長  上屋につきましては、実際、事業者が建てるところの2分の1という補助率となっておりまして、上限が1基当たり90万円となっています。あと、ベンチにつきましても補助を行っていまして、これも2分の1でございまして、上限が10万円となっています。 204 ◯越智委員  現在どの程度ついているのですか。 205 ◯都市計画課長  現在、市内のバス停の総数が289カ所ございます。設置されているバス停が108カ所、設置されていないバス停が183カ所だったのが、平成29年につきまして181カ所になりました。設置可能なところというのが、歩道が2.5メートル以上ないと邪魔になって交通に支障がありますので、可能なバス停46カ所につきまして、今後、計画的に進めていく形になっております。 206 ◯越智委員  欲しいところにはなかなかないのが現状なので、何とか民地でも借りて行ってもらえればありがたいところなのですが、それは意見として、わかりました。ありがとうございました。 207 ◯名切委員長  49番について説明願います。 208 ◯住宅課長  49番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、特定優良賃貸住宅の入居者に家賃補助をしたことにより、中堅所得者向けの優良な賃貸住宅の供給促進が図られたものと認識しております。  課題といたしましては、間もなく特定優良賃貸住宅としての管理期間である20年が経過することから、入居者への家賃補助も少なくなってきておりますので、空き室がふえないよう、住宅の紹介、周知に努めてまいります。 209 ◯越智委員  よくわからなかったのですけれども、特定優良賃貸住宅というとどういう条件でしょうか、教えてください。 210 ◯住宅課長  制度ということでご説明申し上げますと、制度発足時、平成5年になりますが、賃貸住宅については、大都市地域を中心に最低水準に満たない住宅が多く、中堅所得者向けの優良な賃貸住宅ストックが著しく不足しておりました。このため、優良な賃貸住宅の確保・供給を図ることを目的に、民間で賃貸住宅を新築する場合、その共用部分の建設費の補助、また、入居者の家賃補助を行う制度が始まったわけです。本市では、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律に基づきまして、平成7年11月に、厚木市特定優良賃貸住宅供給促進事業制度要綱を定め、スタートしたものでございます。 211 ◯越智委員  そうしますと、もう耐用年数がくるからという先ほどの説明で、今後減少していく形になりますね。
    212 ◯住宅課長  こちらの特定優良賃貸住宅は、今申しましたように、管理期間20年間となっております。本市で最後に供給した住宅の管理開始が平成15年度でありますので、2023年度には全て特定優良賃貸住宅が終了する見込みとなっております。 213 ◯名切委員長  50番、51番について、一括して説明願います。 214 ◯住宅課長  50番、51番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、市で把握している空き家所有者に対し意向調査を行いまして、外部提供に同意が得られた空き家について、不動産関係団体に情報を提供し、流通、活用に向けてきめ細やかな橋渡しを行いました。さらに協定締結団体とともに、合同相談会、空き家セミナーを開催いたしました。  課題といたしましては、空き家にしないための意識啓発とともに、空き家を長期放置しないための助言、また指導など、引き続き粘り強い取り組みが重要であると考えております。 215 ◯石井委員  まず、全空き家の所有者に対し意向調査を実施したということでありますけれども、不明等はなかったのか、回答率はどのぐらいだったのか、それと聞かれた内容等をお聞かせ願いたいのです。 216 ◯住宅課長  意向調査については、平成29年10月と平成30年1月に追いかけで、693件の発送をしておりまして、回答数415件でございます。意向調査で主な部分としては、今後の活用方法について聞いておりますが、一番多かったのは、将来、親族間で活用するため現状維持というのが136戸、次いで不動産業者にその辺を依頼中というのが92戸、今後、売却、賃貸、管理について専門業者に依頼したいというのが33戸という回答結果でございました。 217 ◯石井委員  それでは次に、決算に係る主要な施策の成果に関する説明書によると、報償費(協議会3回開催)と協議会をつくられていますけれども、協議会のメンバーと、何人ぐらいに依頼したのか。それともう1つは、この協議会に対してかわかりませんが、旅費が25万1928円入っていますけれども、この旅費の内容をお聞かせ願いたいのです。 218 ◯住宅課長  旅費の内容ですが、不動産流通・活用について先進的な業務を行っている奈良県生駒市等へ職員を派遣して、担い手の育成、また、その辺の発生の経緯等について勉強してまいりました。職員が行っております。  あと、協議会の委員の構成でございますが、市長が会長になりまして、公募による市民、弁護士、大学教授、警察職員、地域住民の代表等で構成し、人員については14人でございます。 219 ◯財政課長  補足でございますけれども、今、旅費の部分で生駒市に行ったというのは、担当課で国庫補助金を積極的にとって、その中で各市に行っているという現状でございます。そういう部分で旅費が比較的多い状況でございます。 220 ◯石井委員  今、国庫補助金が活用されたのかと聞きたかったけれども、言われたので。  次に、空き家の個票作成が委託されていますね、委託料179万4960円。その委託先は募集をしたのか、どこで行ったのか。どういう流れで個票をつくっていかれるのか、実際つくられるところは一般公募をされたのか。それと委託料のほかに使用料及び賃借料でコピー機が入っているのですが、委託した場合には全部でき上がってきてというのが普通だろうと思うのですけれども、このコピーというのはどういう形で別個に計上されたのか、その辺の流れを教えてもらいたい。 221 ◯住宅課長  空き家の個票作成業務委託につきましては、市が実施した所有者意向調査におきまして、売却、賃貸管理を専門業者に依頼したい、あるいは全国空き家バンクに登録したい、市や地域で活用してほしいと回答があった空き家に加え、意向調査に回答がなかった空き家のうち市街化区域にある比較的状態のよい空き家について現地調査を行い、写真撮影、ガスなどのインフラ情報、学校や公共施設までの距離等、いわゆる不動産取引に活用されている情報を整理し、また、土地及び建物の登記簿謄本から登記地目、土地・建物の面積、所有者、担保等の設定状況等を確認し、個票として作成したものでございます。また、電子フォーマットについても作成し、今後、個票を随時追加できるようにしております。  コピーについては、フロアにあるコピー機の使用代金でございます。  あと委託先でございますが、2者について見積もり合わせを行いまして、そのうちの1者に決定しております。 222 ◯石井委員  コピー機について、普通、役所で使う場合の費用はここに計上されないでしょう。普通、業者が全部行うのではないですか。その辺が今はっきりわからなかったので、もう1回お願いします。 223 ◯住宅課長  コピー機につきましては情報政策課でまとめて管理しているのですが、使用料については担当課で持つということになっておりまして、ここに計上しております。国庫補助の対象経費という関係もございまして、紙代についてもこちらで計上させていただいたという形でございます。失礼しました。 224 ◯遠藤委員  平成29年度は多分アクションというか仕込みの年度で、リアクションは平成30年度以降を想定されているのではないかと思うのですけれども、もし平成29年度で実績があればご紹介いただきたいのです。 225 ◯住宅課長  空き家情報の提供という部分でよろしいでしょうか。 226 ◯遠藤委員  実際に意向調査をされて個票を作成し、不動産事業者と面会をして、それが進んだ実績ということです。 227 ◯住宅課長  空き家所有者の意向調査の結果、同意が得られて、不動産事業者に情報を提供した件数は、平成29年度、13件ございました。今おっしゃったように、今年度も引き続き行っておりますが、今年度さらに9件、合わせて22件の情報提供をしております。現在、このような物件が流通、活用につながるよう、仲介等を希望する不動産事業者と空き家所有者との間に住宅課が立って、橋渡しをしているところでございます。この取り組みにより、前年度はなかったのですが、賃貸物件として成約できそうな物件が1件、飯山地区で出てきております。引き続き空き家問題解消のため、取り組みを進めてまいりたいと考えております。 228 ◯遠藤委員  石井委員が個票のお話をされていたのですけれども、私もこれについて質問します。詳しくないので2通りの聞き方をしたいのですが、空き家の個票の作成で179万円もかかるのですかという聞き方と、179万円で済んだのですかという聞き方。これを120冊で割ると単価が1冊1万5000円ぐらいになるのです。この決算額が妥当なのかという質問です。 229 ◯住宅課長  先ほども申し上げましたが、こちらについては現地に赴き、写真を撮影し、あるいはガスなどのインフラ情報とか学校や公共施設までの距離、そうした情報を整理しまして、また、登記簿謄本を閲覧したり、とりまして、登記地目や土地・建物の状況、面積、所有者、担保がついているかどうかを調べる手間がございますので、1件当たり1万5000円ぐらいになろうかと思いますが、妥当な金額と考えております。 230 ◯名切委員長  52番、53番について、一括して説明願います。 231 ◯住宅課長  52番、53番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、旧耐震基準で建築された空き家のうち近隣に影響を及ぼしている空き家の解体について補助を行うことにより、倒壊の危険性を初め、防犯、防火、衛生上の問題等の解消に寄与できたものと考えております。  課題といたしましては、引き続き補助事業の周知に努め、空き家の解消、利活用をさらに進めていくことが重要と認識しております。 232 ◯石井委員  解体することに対して補助金が17件出ています。限度額は一応基準があると思うので、そこを教えてください。 233 ◯住宅課長  解体補助につきまして具体的に申し上げますと、昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建築された一戸建て住宅について、また、地域住民の生活環境に影響を及ぼしている空き家の解体について、50万円を上限といたしまして、解体費の2分の1を補助するというものでございます。 234 ◯石井委員  今、一戸建てというお話で、アパート等集合住宅は補助対象にならないということで、その辺の検討はされたのですか。 235 ◯住宅課長  こちらについては一戸建てということで、共同住宅については部分的な空き家というものもありますので、今回は外させていただいております。 236 ◯名切委員長  54番について説明願います。 237 ◯住宅課長  54番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、本市の地域特性を捉えた厚木市住生活基本計画を策定し、住宅政策を総合的かつ計画的に進めるための基本理念や、住宅施策展開の方針を定めることができました。  課題といたしましては、誰もが暮らしやすい住まいづくり、まちづくりを進め、豊かな住生活を実現できるよう、本計画に基づき、総合的な住宅施策を着実に推進していくことが重要であると考えております。 238 ◯高橋(豊)副委員長  住宅計画策定支援で調査、分析の結果はどうだったのでしょうか。 239 ◯住宅課長  主な傾向の1つとして申し上げますが、高齢化と核家族化の進行により、ここ数年、65歳以上の高齢者人口の増加と、高齢単身、高齢夫婦のみの世帯が増加しております。アンケート調査においても、一緒に住んでいる家族数は2人が最も多く36.4%、次いで3人が21.7%、1人が18.4%と続きます。また、高齢になったときの住まい方については、一緒に住むより近居を希望する方が多く、住みなれた住宅で自分だけ、または夫婦で暮らしたいと希望している方が多い結果となっております。このようなことから、高齢となっても自宅などで自立して生活できる住環境を整えていくことが重要な課題であると考えております。 240 ◯名切委員長  55番について説明願います。 241 ◯建築指導課長  55番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、耐震診断補助が7件、耐震改修工事補助が4件で、木造住宅の耐震性を向上させ、市民が安心して安全に暮らせる災害に強いまちづくりの推進に一定の役割を果たしたものと認識しております。  課題といたしましては、住宅の耐震性に関心が薄い方々に、住宅の地震に対する安全性について関心を持って対策等について考えていただくことが重要であると考えております。 242 ◯越智委員  7件の補助が出て、そのうち改修が4件ということですけれども、過去も同じような状態なのでしょうか。 243 ◯建築指導課長  今年度は7件でしたけれども、過去につきましては、平成26年度が25件、平成27年度が18件、平成28年度が29件、平成29年度が7件ということで、減少してきております。ただ、今までは簡易診断だったものを、平成29年度につきましては一般診断という形で補助率を上げておりますので、それによって件数も減ったものという認識でおります。ただ、補足しますと、簡易診断は職員が無料で行う形をとっております。それが平成29年度についてはプラス19件ほどあります。一般の受け付けではなく窓口対応というか、無料診断のときに窓口相談などを実施しておりますので、合わせますと、それほど件数が持ち込んでいるわけではないと認識しております。 244 ◯越智委員  そうしますと、例えば今、あちらこちらで地震があったりしていますけれども、厚木市の木造住宅の耐震化未実施件数はおおむねどのくらいと見ていられますか。 245 ◯建築指導課長  平成29年度1月の調査でございますけれども、市内の木造戸建て住宅の総数が3万7563戸ございます。そのうち昭和56年以前に建築されたいわゆる旧耐震の建築物が1万2115戸です。そのうち耐震性がないと推測される木造戸建住宅は8723戸ということで、まだそれだけの戸数が残っているという調査結果になっています。 246 ◯越智委員  ここまでわかるかわかりませんけれども、8723戸というのは住宅密集地でしょうか。 247 ◯建築指導課長  この戸数は市内全域ということになってございますけれども、やはり市内中心市街地の住宅密集地での戸数が大半を占めるものと想定されております。 248 ◯名切委員長  56番について説明願います。 249 ◯建築指導課長  56番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、耐震診断補助が1件で、緊急輸送路の耐震診断義務対象沿道建築物について耐震性を確認することで、市民が安心して安全に暮らせる災害に強いまちづくりの推進に一定の役割を果たしたものと認識しております。  課題といたしましては、耐震診断義務対象沿道建築物の所有者の方々に、建築物の地震に対する安全性、緊急輸送路の重要性について関心を持っていただき、耐震化を促進していくことが重要であると考えております。 250 ◯越智委員  先ほどの話も同じなのですけれども、今の状況を考えますと非常に厳しい部分があると思いますので、意見ですが、早期解消に努力していただければと思います。 251 ◯名切委員長  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午前11時43分 休憩                ───────────                 午前11時44分 開議 252 ◯名切委員長
     再開いたします。  57番について説明願います。 253 ◯下水道総務課長  57番につきましてご説明申し上げます。  成果といたしましては、国から譲与を受けた水道用地のうち、主に建物が集中する地域におきまして、水路の維持管理として、除草作業並びに官民境界を明確にするため境界確定作業を行い、適正な管理を進めてまいりました。  課題といたしましては、国から譲与されました水路用地の全長が現在211キロメートルに及ぶため、水路の境界確定作業に多くの費用と時間を要することと考えております。 254 ◯石井委員  国から譲渡された公共物の管理という形で、水路が211キロメートルと。お金も結構かかるでしょうが、境界確定について国は補助を全く出さないのですか。 255 ◯下水道総務課長  境界確定につきましては、国からの補助はございません。境界確定の今の段階ですけれども、211キロメートルのうち、およそ30%ぐらいは境界確定してございます。残りの7割につきまして、今後、境界を確定していく必要があると考えてございます。 256 ◯石井委員  これは私の意見だけれども、国が持てないから地方へ譲渡していったので、本来は国が幾らかの補助金を出すべきです。そういうことに対して、地方公共団体として要請されていると思うけれども、その辺が今どうなっているのかが1つと、公有財産購入費27万9720円というのが出ていますが、内容を教えてもらえますか。 257 ◯下水道総務課長  石井委員がおっしゃるとおり、これは国から全国の市町村に移譲されたものでございますので、共通の課題だと考えてございます。今のところ支援の要請等はしていません。今後、場等を考えまして、できるものは要請していきたいと考えてございます。  公有財産購入費27万9720円は、主に境界ぐいの購入費用でございます。 258 ◯名切委員長  58番について説明願います。 259 ◯下水道施設課長  58番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、水路機能の確保や適正な維持管理を図るため、水路の改修を実施し、安全安心な環境整備が図られたものと考えております。  課題につきましては、排水路の整備や改修については下流から整備を行う必要があることから、浸水箇所や危険箇所を解消するために多くの期間を要することです。 260 ◯石井委員  金田新河原と金田牛久保の2件が測量、設計という形で出ていますけれども、この要望の受け付けというのでしょうか、地元要望もあろうかと思うのです。ただ、地元要望でわからない部分。例えばの話、金田の排水路で、大水のときはあふれるぐらいまで水が来ているわけです。そばに面している会社の人たちがちょっと危ないよなと言われるようなこともあるのですけれども、その辺の要望というか確認はどのようにされて設計をされているのか。 261 ◯下水道施設課長  まず排水路等の整備の要望ですけれども、過去5年間で9件要望をいただいておりまして、4件整備済みでございます。次に、整備の部分に対して構造等をどうしていくかということですけれども、地元のお話等もよく聞いた中で、排水路等の整備をする場合には降雨に対する基準がございますので、その基準にのっとって行っていくという整備方法になります。 262 ◯石井委員  基準はあると思うのです。実際に現場を見てきて、ここはこのように改修したいというそれぞれの考えが出てくると思うのですけれども、その周辺にある、すぐ横を通っている土地の所有者というよりも住んでいる人、会社の人たちのところにじかに話を聞きに行くことはされているのでしょうか。 263 ◯下水道施設課長  実際に整備を行っていく中では、降雨の基準に対して、その水路がどのぐらいの流量を流し得るかという部分で設計を行っていきます。ですから、現場等に行ったときに、周りの方のご意見はお伺いしますが、それがそのまま設計に反映されるという部分ではございません。 264 ◯名切委員長  59番について説明願います。 265 ◯河川ふれあい課長  59番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、河川愛護団体により清掃、植栽、維持管理作業を実施していただくことにより、良好な河川環境が維持されるとともに、コミュニティの場として、団体構成員相互の交流を図ることができました。  課題といたしましては、会員の高齢化により維持管理作業が負担になってきていることや、新たな担い手不足を解消するとともに、市民協働により事業を継続的に実施していくことであると考えております。 266 ◯井上(武)委員  今ご説明いただきましたけれども、具体的な事業内容をお伺いしたいと思います。詳細な内容をご説明ください。 267 ◯河川ふれあい課長  主な事業内容といたしましては、現在10件の河川愛護事業がございまして、市内一円ですけれども、相模川、中津川等の河川敷において河川愛護事業を行っている団体に支援をしている状況でございます。 268 ◯井上(武)委員  今10カ所ということで、また、先ほどご説明いただいた中で、請け負っている各団体の高齢化とかが出てきて、これからさらにそういうことが進んでいくと思うのですが、団体の中から今までの業務内容の見直しの話は出てきておりませんか。また、部署の中でそういう話は出ていないか、お伺いしたいと思います。 269 ◯河川ふれあい課長  団体によりましては、先ほども述べたように、高齢化や新たな担い手不足の現状により人員不足も生じている団体もございます。河川敷というのは直射日光に当たって、近年における夏期の炎天下での作業は体への負担がかなり大きい状況でございますので、愛護団体の負担を軽減させるためにも、愛護団体と協議をさせていただきまして、実施が困難な作業は市が業者委託するとか、市職員による実施なども考えて、現在行っている状況でございます。 270 ◯名切委員長  60番、61番、62番について、一括して説明願います。 271 ◯河川ふれあい課長  60番、61番、62番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、水辺の利活用と観光の活性化を目的に策定いたしました相模川厚木市水辺拠点創出基本計画に基づき、相模川三川合流点において、手ぶらバーベキューとアユのつかみどりの社会実験を実施し、利用者ニーズの把握と事業の有効性を検証いたしました。また、三川合流点地区及び(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺地区における現地測量や基本設計を実施いたしました。  課題といたしましては、社会実験の結果をもとに、水辺ふれあい拠点の具現化に向け、事業の方向性を定めていくことであると考えております。 272 ◯井上(敏)委員  この事業は、相模川水系河川環境管理基本計画とも一緒になっていると思うのですけれども、その辺の整合性は十分とりながら行っておられると思いますが、状況はどうなのでしょうか。 273 ◯河川ふれあい課長  この事業のもととなるものは、相模川・中津川河川整備計画ということで神奈川県が策定しておりますけれども、その中で相模川厚木市水辺拠点創出基本計画や相模川・中津川厚木市河川利用構想に基づきましてこの事業を行っております。先ほど説明した相模川・中津川河川整備計画策定の際に、河川管理者であります神奈川県へこの計画を提示いたしまして、相模川・中津川河川整備計画と整合を図る協議をしております。 274 ◯名切委員長  ここで午後1時まで休憩いたします。                 午前11時56分 休憩                ───────────                 午後1時00分 開議 275 ◯名切委員長  再開いたします。  63番について説明願います。 276 ◯公園緑地課長  63番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、多くの関係団体のご協力をいただき、平成29年5月13日、14日に第43回厚木市緑のまつりを開催し、多くの市民の方々にご来場いただき、緑に対する理解を深めていただいたことです。  課題といたしましては、緑のまつりを通して、引き続き緑の大切さの普及啓発に取り組むことと考えてございます。 277 ◯名切委員長  64番、65番について、一括して説明願います。 278 ◯公園緑地課長  64番、65番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、防災機能を備えた公園とするため、計画方針の設定や機能別配置計画等を実施し、整備に向けた基本計画を策定することができました。  課題といたしましては、整備を進めていくために、関係部署等と連携を密に図りながら、事業を進めていくことと考えてございます。 279 ◯石井委員  基本計画が策定されましたけれども、委託契約は一般公募でしょうか。 280 ◯公園緑地課長  業者につきましては指名競争入札で行ってございます。 281 ◯石井委員  今回策定された内容はいつごろ発表される予定でしょうか。 282 ◯公園緑地課長  (仮称)北部地区公園につきましては基本計画の段階でございます。今後、準備委員会、また、地域の皆様のご意見を伺いながら、まだ変更点も多々あろうかと思いますので、区画整理の進捗に合わせて、おくれないような形で、公表していきたいと考えてございます。 283 ◯石井委員  場所はここという形で計画がつくられたと思うのですけれども、公園の進入路が一番大事な部分かなと思います。基本的には国道129号が緊急時の場合の基幹道路になると思うのですが、どこからどのように入るのか、場所がはっきりわからないし、進入する場所が決まらないと計画を立てられないと思いますが、その辺はどういう考えで計画されたのか、お伺いしたいと思います。 284 ◯公園緑地課長  今回の基本計画でございますけれども、(仮称)山際北部土地区画整理事業区域内の現段階では北西部に位置してございます。主要地方道厚木愛川津久井線及び都市計画道路厚木環状4号線に近接を予定してございます。また、区画整理区域内の他の3方向についても、道路に接する形で関係部署と調整を図ってまいりたいと考えてございます。 285 ◯名切委員長  66番、67番について、一括して説明願います。 286 ◯公園緑地課長  66番、67番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、防災用ベンチ整備計画に基づき、地震等の災害時に一時避難場所となる住宅密集地や高層集合住宅に近接した公園に、トイレやかまどの機能を持った防災用ベンチを設置することができました。  課題といたしましては、一時避難場所の防災用ベンチが設置してある公園を市民の方々に周知することと考えております。 287 ◯遠藤委員  一時避難場所の定義とは何ですか。 288 ◯公園緑地課長  災害時に一時的に短時間、避難をしていただく広場でございます。 289 ◯都市整備部長  一時避難場所の定義ですが、これは定めてありまして、一時避難場所とは、災害時に命を守るために一時的に避難する場所のことであり、災害が発生し、自宅にいては危険と感じた場合は、この一時避難場所に一旦避難し、集まった家族や地域の方々と一緒に小・中学校等の指定避難場所に移動するという定義がございます。 290 ◯遠藤委員  勝見公園と厚木公園に今回設置されたのですね。先ほどそういう場所に設置ができたと成果を言われたのですけれども、設置場所の優先順位はどのように決められているのでしょうか。 291 ◯公園緑地課長
     防災用ベンチ整備計画というのを策定してございまして、その中で、公園周辺に住宅が多い場所、高層団地が多い場所、また、熊本地震では公園内に車を乗り入れて一時的に避難されている部分もございましたので、車の入れるような公園も優先順位の上位につけてございます。 292 ◯越智委員  この設備管理は誰が行うのかと同時に、一時ですから、きちんとした避難場所に移動するわけですね。その辺の管理はどうするのか。その2点を教えてください。 293 ◯公園緑地課長  防災用ベンチの管理につきましては、基本的には公園緑地課でしておりますけれども、災害時の対応ということになりますので、各自治会に組み立て用の鍵を各4個お渡ししてございます。災害時にはそれぞれの自治会で組み立てて使用していただく形になろうかと思います。あと、一時避難場所の後の避難でございますが、これは所管外になってしまう部分もございますけれども、地域防災計画の中での避難場所、もしくは避難所等に移動していただく形になろうかと考えてございます。 294 ◯越智委員  使われたベンチはどのような形で処理するのか。一時避難場所から動いたら、そこがあいてしまうわけですね。そうするとトイレなどは使いっぱなしになってしまうでしょう。 295 ◯公園緑地課長  災害の規模等にもよるかと思いますが、ある程度落ちついた段階でくみ取りなり、もとに戻すのは、私ども公園緑地課で対応させていただきます。 296 ◯名切委員長  68番について説明願います。 297 ◯公園緑地課長  68番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化した公園遊具の更新を実施したことにより、利用者の方々の安心安全が図られました。  課題といたしましては、公園遊具の経年劣化が進行する中、利用者の方々が安心安全で快適に利用できるよう、引き続き公園遊具の点検を行い、適正な時期に更新を計画的に行うことと考えております。 298 ◯越智委員  安心安全の中で一番問題になるのは遊具の話だろうと思います。13公園35施設、ブランコとか、スイングする遊具を取りかえられたということです。遊具の耐用年数というのは、使用頻度によって違うでしょうけれども、どのくらいですか。 299 ◯公園緑地課長  遊具の耐用年数でございますけれども、鋼製遊具につきましては15年、木製遊具については10年となってございます。保守点検等を行ってございますので、実際にはそれ以上の利用が可能と考えてございます。 300 ◯越智委員  最近、トイレではないですが、いたずらは発生しているのですか。 301 ◯公園緑地課長  残念ながら、今、件数は持ってございませんけれども、やはりトイレとか、あとは遊具施設にスプレーでいたずら書きとかは発生してございます。発見次第、迅速に修繕を実施しているのが現状でございます。 302 ◯名切委員長  69番について説明願います。 303 ◯公園緑地課長  69番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、本市の目指していく緑の将来像や公園等の配置計画を改定することで、社会情勢の変化や市民ニーズに適合した計画を策定することができました。  課題といたしましては、計画に基づき、緑地の保全及び緑化の推進を計画的に実施することと認識しております。 304 ◯井上(敏)委員  緑の基本計画と言いつつ、この計画には都市公園は入っているのですか。 305 ◯公園緑地課長  都市公園は配置計画の中に入ってございます。 306 ◯井上(敏)委員  その公園はどのくらいの数を配置したのでしょうか。 307 ◯公園緑地課長  改定後の計画でございますけれども、今回の計画の完了年次である平成47年で申し上げますと、街区公園が全てで263カ所、近隣公園が6カ所、地区公園が4カ所、総合公園が1カ所、運動公園が1カ所という配置になってございます。 308 ◯井上(敏)委員  あと、防災公園というのは位置づけが全く違うということでしょうか。 309 ◯公園緑地課長  防災公園につきましては、厚木市の場合は総合公園の中に入ってございます。 310 ◯名切委員長  70番について説明願います。 311 ◯公園緑地課長  70番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、あつぎこどもの森公園施設の維持管理やイベントを開催することにより、利用者の方々が安心安全で快適に利用できる良好な環境を提供することができました。  また、課題といたしましては、公園施設の安全性の確保はもとより、自然環境や里山文化を保全しながら、適正に維持管理を実施し、より多くの来園者をお迎えすることが重要であると考えております。 312 ◯石井委員  まず最初に、施設利用者ですけれども、平成29年度は10万8250人、一昨年前は16万2986人で、40%近く減になった理由は何なのかということと、実際になぜ集客できなかったか、指定管理者からお話があったのか。 313 ◯公園緑地課長  今、石井委員がおっしゃられたとおり、平成28年度と平成29年度比較では人数が減っている状況でございます。平成27年度は20日間程度で、運用は平成28年度からになりますので、初めて来られる市民の方々のリピート率が少なかったのかなと考えてございます。集客していただけるように、市内の保育園や幼稚園、小学校に遠足等のパンフレットを送っておりましたけれども、平成29年度につきましては、県内の教育委員会などが開催する遠足などの会場としてご利用いただけるように、県内各市にパンフレット等の送付もして、新たな集客にも取り組んだところでございます。  あと、ここの部分は指定管理者ではございませんで、委託という形で行ってございますけれども、委託の中でイベント等も開催してございますので、そういう充実も含めて対応しているところでございます。 314 ◯石井委員  せっかく全国に誇れる公園をつくっていただいて、子供たちが楽しく安心して使えるようにということでいろいろご尽力されていると思います。ただ、今の状態でリピーターをふやすというのが、昨年もそこまではできていなくて、これからになるのかなと思いますけれども、そうやって頑張っていただいている中で、委託料が前年度と比べて340万円、13.7%ぐらいふえています。使用料とか賃料もふえています。そういう中でこういう状況が出てきているので、庁内はもとより指定管理者、それから委託先と綿密な話し合いがされたのか、その辺についてお聞かせ願いたいのです。 315 ◯公園緑地課長  初めに委託料の増額でございますけれども、平成28年度につきましては、あつぎこどもの森公園の管理棟に1人の職員をつけてございましたが、パトロールとか修繕等も行っていただいている中で、からになってしまうことがございましたので、2人体制にしたことによりまして増額となったものでございます。  委託者との調整でございますけれども、この公園につきましては、あつぎこどもの森クラブという設立当時からかかわっていただいている組織がございまして、そこでも多くのプログラム等の展開をしているところでございます。委託者、また、こどもの森クラブの会合にも職員が出向きまして、より充実した集客が見込めるようなプログラムをお願いするように、またこちらからも提案、指導等も含めて行っている状況でございます。 316 ◯名切委員長  71番、72番について、一括して説明願います。 317 ◯公園緑地課長  71番、72番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、生涯スポーツやレクリエーションの拠点である荻野運動公園施設の維持管理を適切に行い、利用者の方々が安心安全で快適に利用できる良好な環境を提供することができました。  また、課題といたしましては、公園施設の安全性の確保はもとより、快適なスポーツ環境の維持に努め、より多くの来園者をお迎えすることが重要であると認識しております。 318 ◯遠藤委員  指定管理者に対する利用者の声があったらご紹介ください。なければ結構です。 319 ◯公園緑地課長  ご利用者からのご意見でございますけれども、私どものほうで、まず市民の方から指定管理者のほうへ直接のご意見の部分と、あとアンケート調査も実施してございます。アンケート調査につきましては、平成29年度は308人にご記入いただいてございます。アンケート調査では、75%の方が大変満足、満足ということでございますが、17%の方が、やや不満、不満というご意見をいただいてございます。満足という部分に関しましてもより充実していかなければなりませんが、やはり不満という部分は改善していかなければいけないと考えてございます。主な内容は、職員の受け付け時のトラブルとか、利用者間のトラブルとか、利用者に対するマナーとか、あとはハード面につきましてもご意見をいただいてございまして、ハード面で多いのはテニスコートの芝の部分と卓球台の老朽化が幾つかございました。テニスコートにつきましては平成29年の9月補正で予算措置をしていただきまして、人工芝の全面張りかえが平成29年度に完了している状況でございます。卓球台につきましても、10台程度でございますけれども、毎年入れかえをして対応している状況でございます。また、受け付け時のトラブルにつきましては、そういう事例があった場合、指定管理者から私どもに即時に報告をいただく形になってございます。内容をお聞きした中で、対応に不備がある部分は十分注意するよう、指導をしているところでございます。 320 ◯石井委員  荻野運動公園の施設利用者数が、前年度と比べると7万4000人以上減っているわけです。特に陸上競技場がそのうちの8割以上を占めている。9万8000人だったのが5万人になっている。大きいのはそこですけれども、全体的に減ってきている理由は検証されていますか。 321 ◯公園緑地課長  実は平成28年度は、いきものがかりのコンサートとか60周年記念事業がたくさんございまして、平成28年度が突出して高い数字となってございます。平成29年度につきましては、先ほど申し上げましたが、テニスコートを改修いたしまして、一定時期、使用禁止等の処置をとりましたので、ご来場者が少なくなったものと考えてございます。 322 ◯名切委員長  73番について説明願います。 323 ◯公園緑地課長  73番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、豊かな自然や親水施設、複合遊具を有するぼうさいの丘公園の維持管理を適切に行い、利用者の方々が安心安全で快適に利用できる良好な環境を提供することができました。  また、課題といたしましては、公園施設の安全性の確保はもとより、豊かな自然を保全しながら適正に維持管理を実施し、より多くの来園者をお迎えすることが重要であると考えております。 324 ◯名切委員長  74番、75番、76番、77番について、一括して説明願います。 325 ◯市街地整備課長  74番、75番、76番、77番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、中町第2-2地区周辺整備方針に基づき、周辺交通計画等の検討を行うとともに、保健センターの解体工事及び跡地整備工事を行い、本年4月から中町大型バス発着場として供用開始いたしました。また、平成30年度の厚木保育所解体工事に向けて解体設計を行いました。  課題といたしましては、中町第2-2地区を初めとする中心市街地の交通環境の改善や権利者との合意形成等が課題であると考えております。 326 ◯井上(武)委員  今ご説明いただいたので大体わかりました。その中で、今、話が出てきましたバスの乗り場の整備をしていただきました。実際に稼働率というのですか、バスの利用率はどのぐらいなのか、お伺いしたいと思います。 327 ◯市街地整備課長  大型バス発着場の実績といたしましては、本年4月から供用開始いたしましたが、当初は大学あるいはツアー観光のバスということで、4月は約350台程度でございましたが、6月から企業の送迎バス、あるいはツアー観光でも大手のツアー会社に利用いただきまして、合計いたしますと4月から8月で月平均約500台の利用となっております。 328 ◯遠藤委員  企業の送迎バスもこちらを利用してくださいというアナウンスに歩いていられると思うのですが、そうならない企業の理由は何かつかんでいらっしゃいますか。 329 ◯市街地整備課長  こちらは、整備は市街地整備課で行いましたが、企業への声かけ等については産業振興部産業振興課で行っておりまして、積極的に行っていますが、場所と利用料金の関係でなかなかふえていないのかなと推測しております。市内の企業にこれからもどんどん説明をしていただいて、ふやしていただきたいということで、お話ししているところでございます。 330 ◯井上(敏)委員  中町第2-2地区の説明をしてもらえますか。法的に事業名として出てくるのか、単なる呼称で呼んでいるのか。 331 ◯市街地整備課長  中町第2-2地区につきましては、法で位置づけられているというか、整備、開発及び保全に関する方針の中で中町第2-2地区という名称が出てきている状況でございます。 332 ◯井上(敏)委員  いわゆる整開保でできているのであって、この地域がどこまで及ぶという地番的に指定しているわけではないですね。例えば都市計画事業で何々事業などとなると、施行区域が全部決まりますね。でも、今の場合は呼称で中町第2-2地区ということで行っている。そういう中で、ここの時点ではまだ新庁舎は出ていないけれども、あそこはかわるがわるいろいろな事業が起きているわけで、総体的にどうしたいのかが余り見えていないのです。今回この事業でその辺がしっかり絞られているのか、その辺の説明をお願いします。 333 ◯名切委員長  平成29年度の事業でよろしいですか。 334 ◯井上(敏)委員
     はい。 335 ◯市街地整備課長  先ほどもご説明いたしましたが、中町第2-2地区周辺整備ということでは、市として平成26年12月に方針を定めております。それに基づいて今も整備を進めてきているわけでございますが、その4.5ヘクタールの中でどこに何を配置するか明確になっていないような状況でございますので、その辺については、今後、整備方針を改定しまして、場所、エリアをわかりやすくするのと、あとは整備の順番等についても明確にしていきたいと考えております。 336 ◯名切委員長  78番について説明願います。 337 ◯市街地整備課長  78番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、再開発組合に対する支援や関係機関等との協議を行うとともに、再開発組合において昨年7月の権利変換計画の認可後、既存建物の除去、整地工事を行い、本年3月、再開発ビル及び駅前広場の工事に着手するなど、事業の推進が図られたものと認識しております。  課題といたしましては、2020年度の竣工を目指し、引き続き再開発組合に対する支援を行い、事業を安全かつ円滑に進めることと考えております。 338 ◯井上(敏)委員  この事業の中にはペデストリアンデッキが入っているわけですね。今の事業の進行からいって、そのペデストリアンデッキというのはどのくらいの時期に着手されるのでしょうか。 339 ◯市街地整備課長  本年3月に駅前広場の工事に着手しておりまして、その中で、まず最初にペデストリアンデッキの工事を行っております。現在の状況といたしましては、橋脚の下の土台部分は完成しておりまして、今は橋脚の部分を工事しております。この後、その上の桁を仮設いたしまして、そこまでは年度内に終わる予定となっております。最終的にそこの供用開始については、一般車の乗降場が再開発ビルの完成後でないと工事ができませんので、再開発ビルの完成と同じぐらいの時期になると考えております。 340 ◯井上(敏)委員  今の事業に関して補助金というか助成金が出ていると思うのですけれども、それは平成29年度の中で支出しているのですか。 341 ◯市街地整備課長  それについては、平成29年度の最後、3月に工事に着手しておりますので、その中では工事に関する費用は支出しておりません。それについては平成30年度以降、その事業の進捗に応じて、再開発組合に補助金なり公共施設管理者負担金で支出をしていく形になります。 342 ◯名切委員長  79番、80番について、一括して説明願います。 343 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  79番、80番について、一括してご説明申し上げます。  山際地区及び山際北部地区の成果といたしましては、当地区の準備委員会の皆様とともに、土地区画整理事業によるまちづくりの検討を進めており、準備委員会に対する技術的支援として、事業化に向けた各種調査、設計等を実施するとともに、関係機関等との協議調整を行いました。また、南部産業拠点酒井地区につきましては、早期事業化、工事着手に向けて、当地区の準備委員会が業務代行予定者を選定し、昨年11月には基本協定を締結いたしました。これにより、民間企業の技術、知識、経験及び資金力等を事業の推進力として活用していけるものと考えております。  課題といたしては、さらなる権利者の合意形成を図ることや、事業の成立性を高めるため、関係機関等との協議調整を引き続き行っていく必要があると認識しております。 344 ◯井上(敏)委員  今説明のあった関口・山際地区と酒井地区の進捗状況はどうなのでしょう。 345 ◯市街地整備担当部長  山際地区、山際北部地区につきましては、私からご説明させていただきます。平成29年度は、山際地区は委託を7件行いました。同じく山際北部も7件の委託を発注しまして、準備組合とともにこの事業を進めております。進捗状況でございますが、まだ準備組合の段階でして、全体的な計画はこれからになりますので、今のところ支援を行っている状況でございます。 346 ◯井上(敏)委員  今、準備組合の段階で、両地区とも、酒井も含めて、相当委託費を使っていると思うのです。これらが無駄にならないようにしてもらいたいのですけれども、つくったものをまた改めてつくり直すような可能性はありますか、ありませんか。 347 ◯市街地整備担当部長  今、井上敏夫委員がおっしゃられたことについては、私どもはそういうことは一切考えておりません。 348 ◯井上(敏)委員  特に関口・山際地区の場合、先ほどの説明の中で防災公園がありました。これを実現していくとなると、事業で実現するのも大変なのでしょうけれども、相当な負担にもなるだろうし、それに対して減歩負担を行わなければ市の受益者負担金で行うことになると思います。そうしたとき、事業計画書とか、今まで説明してきた事柄がかなり変わるだろうし、今あそこは3地区に分けていましたが、20ヘクタールでその公園を生み出すのと、60ヘクタールで生み出すのと、その周辺を含めて生み出すのではまた違ってくると思うのです。防災公園を生み出すために区域を広げなければいけないとか、そういうことは今考えていないですか。 349 ◯市街地整備担当部長  現在、山際北部地区の防災公園につきましては、準備組合の中で4.4ヘクタール、手法についても検討している状況でございます。今、井上敏夫委員がおっしゃられたほかの山際地区22ヘクタール、あと関口地区を含めますと60ヘクタールございますが、現在は山際北部の17ヘクタールの中で検討させていただいております。 350 ◯名切委員長  81番について説明願います。 351 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  81番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、公共施設管理者負担金や土地区画整理事業補助金を交付したことで、A工区の基盤整備工事が当初の計画どおり昨年6月に完了し、本年1月から立地企業の操業が開始されております。また、B・C工区につきましても順調に工事が進められ、本年3月末時点での全体の工事進捗は約60%となりました。  課題といたしましては、事業が計画どおり進められるためには、事業進捗に合わせて補助金等を組合に交付していくことが重要ですので、今後とも必要な支援を継続してまいります。 352 ◯井上(敏)委員  この補助金と公共施設管理者負担金の支払いですけれども、補助金の場合には工事の進捗に合わせて、その工事を精査しながら、要綱に基づいて払っていると思います。ただ、その場合にはかなり精査する必要があるので、これについては担当課の人的労力も大変だと思うのです。それともう1つ、公共施設管理者負担金は公園の部分で支出されていると思うのです。これは早く払ってもいいだろうし、組合にしてみれば早くいただいたほうがいいと思うのですけれども、公共施設管理者負担金の割り振りはどうなっているのでしょうか。 353 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  公共施設管理者負担金でございますが、平成26年2月の議会で債務負担行為を設定させていただいております。合計額が18億6000万円という金額になってございます。事業期間は平成26年度から平成35年度までの10年間を計画してございまして、その期間中に段階的に支出していこうという計画でございます。現在のところ、平成26年度から支出してございまして、債務負担を設定した年度額どおりに支出してございます。平成29年度末の執行済み額につきましては合計で14億300万円ということで、全体額の75.4%、執行してございます。将来でございますが、今年度と平成31年度、平成32年度までの3カ年で残りを支払っていく計画でございます。今のところ計画どおり支出してございます。 354 ◯井上(敏)委員  森の里の場合には、設立されて速やかに造成が行われて、また、一部速やかに、A工区の保留地を処分しましたね。保留地というのは、普通は事業の最後に支出するけれども、多分、公共施設管理者負担金が年度ごとに確実に入ってくるのを当て込んでの保留地予定地の売買だったと思うのです。その後、C工区に保留地があるのかどうか。それが最後の清算の事業費になってくると思うのですが、その辺はいつごろ売買の予定でしょうか。──いつと言ったら将来の話になってしまうので、それはいいです。平成29年度のことだから、それはなしにしましょう。 355 ◯名切委員長  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午後1時41分 休憩                ───────────                 午後1時42分 開議 356 ◯名切委員長  再開いたします。  82番について説明願います。 357 ◯道路管理課長  82番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、道路改良工事や開発行為で整備された道路及び建築後退に伴い拡幅された道路について延長や幅員を初め、道路の附属物、道路区域の境界線等について、延長23.9キロメートル、面積12.0ヘクタールを新たなデータに更新いたしました。  課題につきましては特にありませんが、道路管理者は、管理する道路台帳を調製し、これを保管するとともに、閲覧させることが定められていることから、記載事項に変更があったときは速やかに補正し、正確に反映させ、市民サービスの向上に努めていくことが重要であると認識しております。 358 ◯名切委員長  83番、84番、85番について、一括して説明願います。 359 ◯道路維持課長  83番、84番、85番について、一括してご説明申し上げます。  成果につきましては、施設の保守点検、路面清掃や側溝しゅんせつ、街路樹の剪定、除草など、道路施設の適正な維持管理に努め、安全かつ快適な道路環境の維持保全が図られたことでございます。  課題につきましては、管理する施設がふえていることや、施設の老朽化が進んでいること及び街路樹につきましても巨木化していることから、維持管理費が増大しているため、計画的な維持管理が必要とされることでございます。 360 ◯高橋(豊)副委員長  街路樹等の管理委託料の成果としてはどのようなものがあるでしょうか。 361 ◯道路維持課長  主に委託関係でございますが、まず特定路線の街路樹の管理でございます。委託名といたしましては街路樹管理業務委託で、16件発注してございます。内容につきましては、高木剪定が1978本。高木というのは3メートル以上の街路樹でございます。中木剪定、これにつきましては3メートル以下の街路樹でございますが、1891本。低木の刈り込みが5万4964平米、草刈りにつきましては9万6514平米でございます。このほか特定されたのり面とか道路区域の草刈りでございますが、道路除草業務委託ということで5件発注してございます。その内訳、成果でございますが、草刈りの面積16万8206平米でございます。今の2件の委託につきましては、決まった場所、路線で、草刈りにつきましても決まった場所でございます。  それ以外に、例えば倒木とか枝が出ているという緊急性のある委託につきましては2件ございます。まず道路樹木等維持管理業務委託でございますが、10件委託発注してございます。内容につきましては、高木剪定が534本、低木刈り込みが237平米、刈り込みにつきましては4913平方メートルでございます。あと伐採が18本ございます。  このほか、これは9月補正でいただいた分ですが、まず内陸工業団地につきましては街路樹伐採・剪定業務委託ということで、伐採と剪定を実施しております。伐採につきましては57本、高木剪定につきましては56本の内訳でございます。このようなことを実施したことによりまして、良好な道路環境の維持管理が図られたということでございます。 362 ◯遠藤委員  本厚木駅前・周辺清掃業務委託料ですが、もう少し詳細を知りたいのと、これは複数委託先があるのでしょうか。 363 ◯道路維持課長  本厚木駅前と駅周辺の清掃という2件の委託発注になってございます。まず駅前でございますが、区域で言えば、西側がさつき通り、東側がシティプラザのあたり、北側は中町公園の南側の路線です。南側につきましては、中町花の公園からガードをくぐって、今、再開発をしております区域の1本南側の路線までが区域になっております。この区域におきまして通常清掃ということで、歩道、また生活道路の車道部でございますが、月に25日間、時間としましては午前6時から午前9時までということで、4人体制で実施してございます。次に、再清掃ということで、特に人が集まるところで、南口、北口及び東口の広場、歩道を含めた部分につきまして、月に8日間、午後1時から午後5時までということで、先ほど申しました区域と重複した部分がございます。続いて洗剤洗浄ということで、要は機械を使った洗浄を年5回、最小限の人数ということで指示してございます。以上の説明が本厚木駅前の清掃でございます。  先ほど説明いたしましたその周辺の清掃は、歩道部とか路肩部分の拭き掃除、廃棄物を拾ったり草取りをしたり、それが月10日間、午前8時から午後5時まで、4人体制で実施するということでございます。その2つの委託でございます。 364 ◯遠藤委員  もう1つは街路樹等管理委託ですけれども、街路樹の剪定時期というのは、道路維持課から、この路線はこの時期に、あの路線はこの時期にという指示はされるのでしょうか。 365 ◯道路維持課長  時期については、地域の住民の方々のいろいろなご意見がございます。落ち葉で掃除が大変だから葉が落ちる前に枝を切ってくれということもございますし、また、少し離れた方については、紅葉が見たいので葉が落ちてからやってくれとか、いろいろございます。各路線、これからの葉が落ちる前が多い時期でございます。そこを目がけてやれば、地域からの、何で切っているんだというご意見はないということでございます。 366 ◯遠藤委員  業者任せというわけではないということか。 367 ◯道路維持課長  業者任せというわけではございません。 368 ◯名切委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午後1時52分 休憩                ───────────                 午後2時02分 開議 369 ◯名切委員長  再開いたします。  86番について説明願います。 370 ◯道路維持課長  86番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、市と市民の皆様が協働した取り組みにより、登録された44団体において、市内45路線で道路里親活動を実施していただき、美しい潤いのある道路環境づくりや道路愛護意識の向上が図られたことでございます。  課題につきましては、新たな団体の登録や、継続して活動に参加していただけるよう事業を推進していくことでございます。
    371 ◯越智委員  この道路里親制度ですけれども、現在、団体は幾つぐらいあるのでしょうか。 372 ◯道路維持課長  平成29年度末で44団体、登録人数は1622人でございます。 373 ◯越智委員  結構多いですね。この人たちが活動する場がどうしても道路上になると思うのですけれども、道路使用許可はとっているのですか。 374 ◯道路維持課長  使用許可については特にとってございません。 375 ◯越智委員  いいのか悪いのかわからないのですけれども、道路上で作業するときは、道路使用許可をとらなければいけないという話が出てこないとも限らないと思うのです。少し調べておいたほうがいいのかなという気がします。  もう1つは、せっかく道路上で作業してもらうわけですから、看板あるいはラバーポールみたいなもので安全を確保して行うような方法も検討されたらと思うのですが、いかがですか。 376 ◯道路維持課長  作業中の安全確認ということでございますが、現段階では任意で団体のほうにお任せしてございます。ここはこうしろという指示は特にしてございません。ただ、越智委員が言われますように、団体から特に希望があれば、例えば三角のセーフティコーンとか、バーとか、看板とかに道路里親活動中とか表記すれば、アピールにもなるし安全確保も図れるのではないかということで、その辺は研究させていただいて、今後の課題ということで考えさせていただければと思います。 377 ◯名切委員長  87番について説明願います。 378 ◯道路維持課長  87番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、市道の計画的な維持補修や損傷箇所等の緊急対応などを行い、安全安心かつ円滑な道路交通が確保されました。  課題につきましては、市道の管理施設が年々増加する現状を踏まえ、施設の老朽化に対し長寿命化を図るとともに、効率的かつ迅速な維持補修を行うことでございます。 379 ◯遠藤委員  施設が年々増加というお話ですけれども、それに対して職員のバランスはどうなのでしょうか。 380 ◯道路維持課長  人数は特にふえている部分はございません。現人数のままでございます。 381 ◯遠藤委員  先日、道路維持補修の補正予算で、財政課長が、どんどんみたいなお話をされていたのです。予算はつくけれども人間はふえない、でも、必要な維持補修はしなければいけない。市民の方にとってみれば、生活道路を歩かなければ生活できませんので、一路線でも早く修繕をというのが本音だと思うのですが、考え方として、予算はつくけれども人をふやさないというのは考え方のバランスが悪いような気が……。これは道路維持課長に言ってもしようがないのですが、そういう印象を受けるのですが、そういう先ほどの答弁だったのでしょうか。 382 ◯道路維持課長  お金がつけば補修できる範囲は当然広がると考えております。ただ、例えば今の人数で倍の予算がついたとしても倍のものができるかというと、職員のキャパ的なところがございます。その辺はやはり人数と予算とのバランスがあるのかなと考えております。 383 ◯財政課長  道路の維持補修を積極的にするというのは、変わりはございません。補正とかでヒアリングをする場合に、やはり年内に終えることができるかという問題もございますし、やみくもにどんどん予算をつけるということではなくて、やはり原課とバランスを考えながら予算計上しており、その中で積極的に安全にできるような維持補修をするという考えで行っております。 384 ◯名切委員長  88番について説明願います。 385 ◯道路維持課長  88番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、整備費用の一部を助成する私道整備助成金の申請が1件、同じ事業の中で私道の舗装や雨水排水施設の整備に要する原材料を支給する申請が3件あり、整備の促進や居住環境の向上が図られたことでございます。  課題につきましては特にございませんが、今後におきましても、本制度を活用していただくため、市民の皆様への周知に努めてまいります。 386 ◯名切委員長  89番について説明願います。 387 ◯道路維持課長  89番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、カーブミラーや車どめ、街路灯等の交通安全施設について、損傷箇所の補修や新設を行い、交通事故等を未然に防止するとともに、安全かつ円滑な道路交通の確保ができたことでございます。  課題につきましては、破損や老朽化した施設の情報をいかに早く多く収集し、迅速に補修を行うかでございます。 388 ◯越智委員  街路灯の件ですけれども、今、LEDにかえているということですが、平成29年度末でどのくらいの率でしょうか。 389 ◯道路維持課長  (注3)LED化は、今、調査を実施して、これからでございます。(注3-1を参照) 390 ◯越智委員  失礼しました。路面標示の復旧はどのような考えで対応してこられましたか。 391 ◯道路維持課長  公安委員会が所管する規制標識以外の路面標示である外側線とか交差点マーク、減速マーク、路側帯に沿ったグリーン舗装、れんが色のベンガラ舗装、カラー舗装、また注意喚起などの文字につきましては、通学路等の安全確保の観点から、消えている箇所の復旧を進めているところでございます。 392 ◯越智委員  必要だから書いてあるわけですから、すれてきたときにはなるべく早い復旧をお願いしておきたいと思います。 393 ◯道路維持課長  (注3-1)先ほどのLEDの関係で、ことし全てLED化するということでございますが、現在ついているLEDは112灯ございます。失礼いたしました。(注3を参照) 394 ◯名切委員長  90番、91番、92番について、一括して説明願います。 395 ◯道路整備課長  90番、91番、92番について、一括してご説明申し上げます。  交差点等改良事業の成果といたしましては、交差点の計画的な整備を行うために、用地調査及び測量について2カ所、設計委託につきましては1カ所実施しました。また、歩行者や車両の通行に支障となっている交差点2カ所の工事を実施し、交通の円滑化や安全性の向上を図りました。  課題については特にございません。  続きまして、交差点等改良事業(継続費)の成果と課題といたしましては、市道A-198号拡幅改良工事に伴う本厚木17号踏切の拡幅改修を平成29年度から2カ年計画で継続事業として、鉄道事業者である小田急電鉄株式会社に委託しており、踏切部の通信関係及び電力関係について工事を実施し、次年度完成に向けて計画的に進めております。  こちらにつきましても特に課題はございません。 396 ◯井上(武)委員  この交差点改良ですが、具体的な事業の内容をお願いできますか。 397 ◯道路整備課長  具体的な内容につきましては、まず委託です。厚木警察署西側交差点の工事に向けた設計委託を1カ所。測量につきましては、戸田バス停北側交差点から県道横浜伊勢原線までの区間の平面測量。続きまして、2本目の荻野新宿交差点測量委託につきましても平面等の測量を実施しております。  次が工事です。工事につきましては市道A-198号改良工事、小田急本厚木17号踏切から西側に向かいまして、森の里入口交差点までの間の道路改良で延長148メートルを拡幅整備しております。あと1つ、戸田バス停北側交差点改良工事で、G-76号、G-77号と厚木戸田線が交差する交差点につきまして工事を実施しております。  続きまして、継続費につきましては、小田急小田原線本厚木17号踏切道構造改良工事ということで、先ほど改良工事で言いました市道A-198号、これに伴いまして、小田急線と交差する踏切の改良工事でございます。 398 ◯井上(敏)委員  交差点付近というのは一番土地利用がされているわけで、これを改良するということは使っている人に相当の影響を及ぼすと思いますが、その辺の対応はどのようにしているのでしょうか。 399 ◯道路整備課長  井上敏夫委員がご指摘のように、交差点改良をする場合には、線形でどうしても残地が出てしまいまして、その残地を買ってくださいとか、そういう諸問題があります。やはり最小限の経費で影響範囲は少なく、できるだけその土地が死なないように、少しでも有効的に進めてまいりたいと考えております。 400 ◯井上(敏)委員  それに関しては、都市計画事業の立派なものがあるので、面積は大きくしなくてもいいので、交差点改良のための区画整序型の区画整理があるので、そういうものを使って交換分合をしていく方法もあるのではないかと思っています。その辺も検討いただければと思います。 401 ◯高橋(豊)副委員長  本厚木17号踏切道構造改良拡幅工事ですけれども、住民でもいろいろ心配されている方がいらっしゃるのですが、時期的にはいつごろ完成予定なのでしょうか。 402 ◯道路整備課長  平成30年度完成を目指しております。今、継続事業で行っているのですけれども、最終電車が行った後から始発までの限られた時間で工事をしているということと、あと天候にも左右されます。かなりの余裕を持って行っていますので、平成30年度に完成するように、小田急電鉄と調整して、しっかり監督してまいりたいと思います。 403 ◯名切委員長  93番について説明願います。 404 ◯幹線市道担当課長  93番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、籏谷上古沢線の測量及び修正設計委託を行い、赤坂竹ノ内線延長537.8メートル、籏谷上古沢線延長157メートルの整備を実施し、地域間の連続性、通行の円滑化及び安全性の向上が図られました。  課題といたしましては、地権者や地元関係者のご理解とご協力を得て、用地買収や工事施工の事業進捗を図ることが必要であると認識しております。 405 ◯井上(敏)委員  これも先ほどの交差点の工事と同じで、単独で買収を行っていくと、どうしても残地ができてしまうのは明らかだと思うのです。特に幹線市道の場合には、市街化調整区域においても幅員が広いので、資材置き場とか、そういうものに比較的需要があるのです。本来それではまずいと思うのですけれども、そういう需要もあることから、残地は残さないでうまく処理する必要があるのではないかと思うのですが、その辺はお考えが何かありますか。 406 ◯幹線市道担当課長  井上敏夫委員がご指摘のとおり、地権者のご協力が得られるかどうかというところはございますけれども、その辺は研究してまいりたいと思います。 407 ◯名切委員長  94番、95番について、一括して説明願います。 408 ◯道路整備課長  94番、95番について、一括してご説明申し上げます。  成果といたしましては、生活道路整備要望に基づき、測量、設計を37件、道路拡幅、舗装、側溝整備工事を21件実施しました。これにより市民の方が安全で安心して快適な日常生活を営める道路環境の向上が図られたと認識しております。  課題は特にございません。 409 ◯高橋(豊)副委員長  南毛利地区の委託の具体的な件数を教えていただければと思います。 410 ◯道路整備課長  南毛利地区につきましては、工事3件、測量6件を実施しております。 411 ◯井上(敏)委員  生活道路ですけれども、幅員も毎度のことながら言っているのですが、最近、配送する車は冷蔵車であるとか、付加価値がついてかなり大型化しているということを考えると、これまでの4メートルという生活道路の標準幅員について、やはり市街化区域と市街化調整区域では対向する車の数も違うと思うので、この辺も検討していく必要があるのではないかと思うのです。今回それを生かすということは別にしても、考え方というのはありますか。 412 ◯道路整備課長
     厚木市住みよいまちづくり条例でも5メートルを推奨していることもあるので、最低4メートルは狭隘道路なのですけれども、生活道路整備事業としましてはやはり5メートル。あるいは、井上敏夫委員がよくおっしゃるように、地区の基本的な根幹道路であればもう少し、地域の皆様と連絡調整を図りながら、5メートル以上の話もあると思うのです。やはり場所、場所によってその地区の思いはありますので、最低でも5メートルはという考えはございます。 413 ◯名切委員長  96番について説明願います。 414 ◯道路整備課長  96番についてご説明申し上げます。  成果につきましては、健康・交流のみちづくり事業荻野川ルートにおいて、延長443メートルの舗装整備を実施し、歩行者が歩きやすい環境を整え、人にやさしい道づくりが図られたものと認識しております。  課題といたしましては、各ルートの特色を広めて、市民の方に広域的にご利用いただけるように、案内していかなければいけないと思っています。 415 ◯井上(敏)委員  健康・交流のみち、名前はいいのですけれども、堤防道路ということになると炎天下にさらされます。ことしは相当な炎天下でした。目に障害がある方々は、木陰を1時間でも歩くと夜にぐっすり眠れるという実証実験があったのですけれども、せっかく健康・交流のみちなので、堤防に木を植えるのはなかなか難しいのでしょうけれども、堤防沿いに木陰を設けられるちょっとした広場というか、休憩する場所というのも考える必要があるのではないかと思いますが、その辺はどうなのでしょうか。単に堤防を舗装しているだけでいいという問題ではないと思うのです。 416 ◯道路整備課長  平成29年度ではなく本年度なのですけれども、ベンチとかも設置しています。今、健康・交流のみちづくり事業は、使う方に優しい道づくりというコンセプトでうたっていますので、もし堤防の制約に反さなければ、井上敏夫委員がご指摘の木陰で休憩できる場所も、今後検討していかなければいけないなというのは考えております。 417 ◯名切委員長  97番について説明願います。 418 ◯幹線市道担当課長  97番についてご説明申し上げます。  成果といたしましては、平成29年度末時点で、全体の事業用地約2万3590平米のうち1万2180平米を買収済みで、用地取得率は51.63%です。  現時点では特に課題はございませんが、一日も早い完成を目指し、事業進捗を図ってまいります。 419 ◯名切委員長  98番、99番について、一括して説明願います。 420 ◯幹線市道担当課長  98番、99番について、一括してご説明申し上げます。  街路整備事業の成果といたしましては、都市計画街路である厚木環状3号線3カ年継続事業240メートルの街路整備工事に着手するとともに、厚木環状3号線ほか1路線の測量、土質調査、のり面工予備設計及びトンネル詳細設計等を行い、整備に向けた推進が図られました。  課題としていたしましては、交通協議等に時間を要することが課題であります。  本厚木下津古久線街路整備事業の成果といたしましては、測量委託、実施設計委託の委託3件を実施いたしました。  課題といたしましては特にございませんが、地域の皆様のご理解とご協力をいただき、工事の早期完成に向け鋭意努力し、工事進捗を図る必要があると認識しております。 421 ◯井上(敏)委員  街路整備事業で厚木環状3号線は、今、第1工区から契約をして始まっていると思うのですが、ここの周辺を歩いてみたのです。区域の東側、上古沢のあたりは、境界近くにかなり家があるのですね。それと、多分私道だと思うのですけれども、接しているとか、突き当たっているとかがかなりあるのです。その周辺に生活者がかなりいられるので、そういう人が不便にならないように、しっかりした取りつけをしていく必要があるだろうなと。先ほども道路は4メートルから5メートルを考えているということだったのですが、その辺の取りつけ道路も、一旦狭くしてしまうと改良がなかなか大変だと思うので、その辺も踏まえて第1工区は行っておられるのでしょうか。 422 ◯幹線市道担当課長  はい。 423 ◯井上(武)委員  本厚木下津古久線街路整備事業ですけれども、この事業目的についてお伺いしたいと思います。 424 ◯幹線市道担当課長  本厚木下津古久線は、新東名高速道路厚木南インターチェンジのアクセス機能を向上させ、国道129号などの主要道路の交通量の分散化及び西部地域との環状系ネットワークを高める道路として、地域経済の活性化及び地域間交流の拡大を目指し、国道271号から県道22号横浜伊勢原線までの延長約1700メートルの区間を整備するものです。 425 ◯井上(武)委員  最後にします。事業概要についてお伺いしたいと思います。 426 ◯幹線市道担当課長  本路線は、先ほど言いました約1700メートルにつきまして、その区間を幅員16メートルで整備するものです。その幅員の内容としましては、車道のところで3メートル掛ける2、あと停車帯が1.5メートル掛ける2、車道部分としては合計で9メートル、歩道としましては3.5メートルの両側歩道になります。合わせまして16メートルの幅員となります。 427 ◯名切委員長  以上で通告されました全ての案件が終了いたしました。十分な審査が行われたものと思います。よって質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。            議案第59号  採決───起立全員で認定            議案第60号  採決───起立全員で認定            議案第64号  採決───起立全員で認定 428 ◯名切委員長  以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  これをもちまして都市経済常任委員会を閉会いたします。                               (午後2時31分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...