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平成29年 環境教育常任委員会 本文 2017-03-09
平成29年 環境教育常任委員会 名簿 2017-03-09

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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成29年 環境教育常任委員会 本文 2017-03-09 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ 別窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式の切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 439 発言 / ヒット 0 発言 表示発言の切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯神子雅人委員長 2 ◯神子雅人委員長 3 ◯財政課長 4 ◯神子雅人委員長 5 ◯沼田幸一委員 6 ◯財政課長 7 ◯沼田幸一委員 8 ◯財政課長 9 ◯望月真実委員 10 ◯環境事業課長 11 ◯望月真実委員 12 ◯環境事業課長 13 ◯越智一久委員 14 ◯農林・鳥獣対策担当課長 15 ◯越智一久委員 16 ◯農林・鳥獣対策担当課長 17 ◯越智一久委員 18 ◯石井芳隆委員 19 ◯農林・鳥獣対策担当課長 20 ◯石井芳隆委員 21 ◯農林・鳥獣対策担当課長 22 ◯石井芳隆委員 23 ◯川口仁委員 24 ◯都市農業支援担当課長 25 ◯望月真実委員 26 ◯環境事業課長 27 ◯望月真実委員 28 ◯環境事業課長 29 ◯越智一久委員 30 ◯生活環境課長 31 ◯越智一久委員 32 ◯生活環境課長 33 ◯越智一久委員 34 ◯生活環境課長 35 ◯石井芳隆委員 36 ◯下水道施設課長 37 ◯石井芳隆委員 38 ◯下水道施設課長 39 ◯石井芳隆委員 40 ◯下水道施設課長 41 ◯石井芳隆委員 42 ◯川口仁委員 43 ◯環境施設担当課長 44 ◯川口仁委員 45 ◯環境施設担当課長 46 ◯神子雅人委員長 47 ◯神子雅人委員長 48 ◯沼田幸一委員 49 ◯学校施設課長 50 ◯沼田幸一委員 51 ◯学校施設課長 52 ◯沼田幸一委員 53 ◯学校施設課長 54 ◯沼田幸一委員 55 ◯学校施設課長 56 ◯沼田幸一委員 57 ◯望月真実委員 58 ◯学校施設課長 59 ◯望月真実委員 60 ◯学校施設課長 61 ◯石井芳隆委員 62 ◯教育研究所長 63 ◯石井芳隆委員 64 ◯教育研究所長 65 ◯石井芳隆委員 66 ◯教育研究所長 67 ◯石井芳隆委員 68 ◯川口仁委員 69 ◯学校施設課長 70 ◯川口仁委員 71 ◯学校施設課長 72 ◯川口仁委員 73 ◯学校施設課長 74 ◯川口仁委員 75 ◯神子雅人委員長 76 ◯神子雅人委員長 77 ◯神子雅人委員長 78 ◯神子雅人委員長 79 ◯下水道総務課長 80 ◯神子雅人委員長 81 ◯神子雅人委員長 82 ◯学校教育課長 83 ◯神子雅人委員長 84 ◯石井芳隆委員 85 ◯学校教育課長 86 ◯石井芳隆委員 87 ◯学校教育課長 88 ◯石井芳隆委員 89 ◯沼田幸一委員 90 ◯学校教育課長 91 ◯沼田幸一委員 92 ◯学校教育課長 93 ◯沼田幸一委員 94 ◯新井啓司副委員長 95 ◯学校教育課長 96 ◯神子雅人委員長 97 ◯神子雅人委員長 98 ◯神子雅人委員長 99 ◯神子雅人委員長 100 ◯石井芳隆委員 101 ◯環境政策課長 102 ◯石井芳隆委員 103 ◯環境事業課長 104 ◯石井芳隆委員 105 ◯環境事業課長 106 ◯石井芳隆委員 107 ◯環境事業課長 108 ◯石井芳隆委員 109 ◯越智一久委員 110 ◯農林・鳥獣対策担当課長 111 ◯環境政策課長 112 ◯越智一久委員 113 ◯環境政策課長 114 ◯越智一久委員 115 ◯沼田幸一委員 116 ◯環境事業課長 117 ◯沼田幸一委員 118 ◯環境事業課長 119 ◯沼田幸一委員 120 ◯財政課長 121 ◯沼田幸一委員 122 ◯環境事業課長 123 ◯沼田幸一委員 124 ◯環境事業課長 125 ◯沼田幸一委員 126 ◯環境事業課長 127 ◯沼田幸一委員 128 ◯越智一久委員 129 ◯環境事業課長 130 ◯越智一久委員 131 ◯環境事業課長 132 ◯越智一久委員 133 ◯環境事業課長 134 ◯越智一久委員 135 ◯環境事業課長 136 ◯越智一久委員 137 ◯環境事業課長 138 ◯望月真実委員 139 ◯環境政策課長 140 ◯望月真実委員 141 ◯環境政策課長 142 ◯望月真実委員 143 ◯環境政策課長 144 ◯環境施設担当課長 145 ◯川口仁委員 146 ◯農業政策課長 147 ◯川口仁委員 148 ◯農業政策課長 149 ◯川口仁委員 150 ◯農業政策課長 151 ◯鳥井理事 152 ◯沼田幸一委員 153 ◯環境事業課長 154 ◯沼田幸一委員 155 ◯神子雅人委員長 156 ◯神子雅人委員長 157 ◯環境事業課長 158 ◯越智一久委員 159 ◯環境事業課長 160 ◯越智一久委員 161 ◯石井芳隆委員 162 ◯環境事業課長 163 ◯石井芳隆委員 164 ◯環境事業課長 165 ◯石井芳隆委員 166 ◯環境事業課長 167 ◯石井芳隆委員 168 ◯都市農業支援担当課長 169 ◯石井芳隆委員 170 ◯都市農業支援担当課長 171 ◯石井芳隆委員 172 ◯農業政策課長 173 ◯石井芳隆委員 174 ◯農業政策課長 175 ◯石井芳隆委員 176 ◯農業政策課長 177 ◯石井芳隆委員 178 ◯越智一久委員 179 ◯生活環境課長 180 ◯越智一久委員 181 ◯生活環境課長 182 ◯越智一久委員 183 ◯生活環境課長 184 ◯越智一久委員 185 ◯生活環境課長 186 ◯越智一久委員 187 ◯農林・鳥獣対策担当課長 188 ◯越智一久委員 189 ◯川口仁委員 190 ◯農林・鳥獣対策担当課長 191 ◯川口仁委員 192 ◯農業政策課長 193 ◯川口仁委員 194 ◯農業政策課長 195 ◯沼田幸一委員 196 ◯都市農業支援担当課長 197 ◯沼田幸一委員 198 ◯都市農業支援担当課長 199 ◯沼田幸一委員 200 ◯都市農業支援担当課長 201 ◯沼田幸一委員 202 ◯農林・鳥獣対策担当課長 203 ◯沼田幸一委員 204 ◯農林・鳥獣対策担当課長 205 ◯沼田幸一委員 206 ◯農林・鳥獣対策担当課長 207 ◯沼田幸一委員 208 ◯農林・鳥獣対策担当課長 209 ◯沼田幸一委員 210 ◯石井芳隆委員 211 ◯農業政策課長 212 ◯石井芳隆委員 213 ◯農業政策課長 214 ◯石井芳隆委員 215 ◯農業政策課長 216 ◯石井芳隆委員 217 ◯農業政策課長 218 ◯石井芳隆委員 219 ◯財政課長 220 ◯新井啓司副委員長 221 ◯環境政策課長 222 ◯神子雅人委員長 223 ◯神子雅人委員長 224 ◯川口仁委員 225 ◯河川ふれあい課長 226 ◯川口仁委員 227 ◯河川ふれあい課長 228 ◯川口仁委員 229 ◯河川ふれあい課長 230 ◯川口仁委員 231 ◯望月真実委員 232 ◯公園緑地課長 233 ◯望月真実委員 234 ◯公園緑地課長 235 ◯望月真実委員 236 ◯公園緑地課長 237 ◯沼田幸一委員 238 ◯河川ふれあい課長 239 ◯沼田幸一委員 240 ◯河川ふれあい課長 241 ◯沼田幸一委員 242 ◯河川ふれあい課長 243 ◯沼田幸一委員 244 ◯公園緑地課長 245 ◯沼田幸一委員 246 ◯公園緑地課長 247 ◯沼田幸一委員 248 ◯公園緑地課長 249 ◯沼田幸一委員 250 ◯石井芳隆委員 251 ◯河川ふれあい課長 252 ◯石井芳隆委員 253 ◯公園緑地課長 254 ◯石井芳隆委員 255 ◯公園緑地課長 256 ◯石井芳隆委員 257 ◯公園緑地課長 258 ◯石井芳隆委員 259 ◯越智一久委員 260 ◯下水道総務課長 261 ◯越智一久委員 262 ◯下水道総務課長 263 ◯越智一久委員 264 ◯下水道総務課長 265 ◯越智一久委員 266 ◯河川ふれあい課長 267 ◯越智一久委員 268 ◯河川ふれあい課長 269 ◯越智一久委員 270 ◯川口仁委員 271 ◯公園緑地課長 272 ◯川口仁委員 273 ◯公園緑地課長 274 ◯川口仁委員 275 ◯公園緑地課長 276 ◯川口仁委員 277 ◯望月真実委員 278 ◯下水道施設課長 279 ◯財政課長 280 ◯神子雅人委員長 281 ◯下水道施設課長 282 ◯財政課長 283 ◯下水道施設課長 284 ◯神子雅人委員長 285 ◯望月真実委員 286 ◯越智一久委員 287 ◯公園緑地課長 288 ◯越智一久委員 289 ◯公園緑地課長 290 ◯越智一久委員 291 ◯公園緑地課長 292 ◯越智一久委員 293 ◯公園緑地課長 294 ◯越智一久委員 295 ◯石井芳隆委員 296 ◯公園緑地課長 297 ◯石井芳隆委員 298 ◯公園緑地課長 299 ◯石井芳隆委員 300 ◯公園緑地課長 301 ◯石井芳隆委員 302 ◯公園緑地課長 303 ◯石井芳隆委員 304 ◯望月真実委員 305 ◯教育総務課長 306 ◯望月真実委員 307 ◯教育総務課長 308 ◯望月真実委員 309 ◯学校施設課長 310 ◯新井啓司副委員長 311 ◯教育総務課長 312 ◯新井啓司副委員長 313 ◯教育総務課長 314 ◯新井啓司副委員長 315 ◯教育総務課長 316 ◯新井啓司副委員長 317 ◯学校施設課長 318 ◯新井啓司副委員長 319 ◯学校施設課長 320 ◯新井啓司副委員長 321 ◯学校施設課長 322 ◯新井啓司副委員長 323 ◯石井芳隆委員 324 ◯教育総務課長 325 ◯石井芳隆委員 326 ◯教育総務課長 327 ◯望月真実委員 328 ◯保健給食課長 329 ◯教育総務課長 330 ◯神子雅人委員長 331 ◯神子雅人委員長 332 ◯沼田幸一委員 333 ◯学校教育課長 334 ◯沼田幸一委員 335 ◯学校教育課長 336 ◯沼田幸一委員 337 ◯学校教育課長 338 ◯沼田幸一委員 339 ◯学校教育課長 340 ◯沼田幸一委員 341 ◯学校教育課長 342 ◯沼田幸一委員 343 ◯望月真実委員 344 ◯学校教育課長 345 ◯望月真実委員 346 ◯学校教育課長 347 ◯望月真実委員 348 ◯学校教育課長 349 ◯新井啓司副委員長 350 ◯学校教育課長 351 ◯新井啓司副委員長 352 ◯学校教育課長 353 ◯新井啓司副委員長 354 ◯学校教育課長 355 ◯新井啓司副委員長 356 ◯学校教育課長 357 ◯新井啓司副委員長 358 ◯川口仁委員 359 ◯青少年教育相談センター所長 360 ◯川口仁委員 361 ◯青少年教育相談センター所長 362 ◯川口仁委員 363 ◯青少年教育相談センター所長 364 ◯川口仁委員 365 ◯青少年教育相談センター所長 366 ◯川口仁委員 367 ◯石井芳隆委員 368 ◯教育研究所長 369 ◯望月真実委員 370 ◯学校教育課長 371 ◯望月真実委員 372 ◯スポーツ政策課長 373 ◯望月真実委員 374 ◯スポーツ政策課長 375 ◯新井啓司副委員長 376 ◯学校教育課長 377 ◯新井啓司副委員長 378 ◯学校教育課長 379 ◯新井啓司副委員長 380 ◯学校教育課長 381 ◯新井啓司副委員長 382 ◯川口仁委員 383 ◯社会教育課長 384 ◯川口仁委員 385 ◯中央図書館長 386 ◯川口仁委員 387 ◯新井啓司副委員長 388 ◯学校教育課長 389 ◯新井啓司副委員長 390 ◯沼田幸一委員 391 ◯スポーツ政策課長 392 ◯沼田幸一委員 393 ◯スポーツ政策課長 394 ◯沼田幸一委員 395 ◯スポーツ政策課長 396 ◯沼田幸一委員 397 ◯学校教育課長 398 ◯新井啓司副委員長 399 ◯教職員課長 400 ◯新井啓司副委員長 401 ◯学校教育課長 402 ◯新井啓司副委員長 403 ◯学校教育課長 404 ◯新井啓司副委員長 405 ◯財政課長 406 ◯新井啓司副委員長 407 ◯神子雅人委員長 408 ◯神子雅人委員長 409 ◯神子雅人委員長 410 ◯神子雅人委員長 411 ◯神子雅人委員長 412 ◯川口仁委員 413 ◯下水道施設課長 414 ◯川口仁委員 415 ◯下水道施設課長 416 ◯川口仁委員 417 ◯下水道施設課長 418 ◯川口仁委員 419 ◯石井芳隆委員 420 ◯下水道施設課長 421 ◯石井芳隆委員 422 ◯下水道施設課長 423 ◯石井芳隆委員 424 ◯沼田幸一委員 425 ◯下水道施設課長 426 ◯沼田幸一委員 427 ◯望月真実委員 428 ◯下水道施設課長 429 ◯望月真実委員 430 ◯下水道施設課長 431 ◯新井啓司副委員長 432 ◯下水道施設課長 433 ◯新井啓司副委員長 434 ◯下水道施設課長 435 ◯新井啓司副委員長 436 ◯下水道施設課長 437 ◯新井啓司副委員長 438 ◯神子雅人委員長 439 ◯神子雅人委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯神子委員長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  当委員会に付託されました案件を審査のため、環境教育常任委員会を開きます。  本日の日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりです。  日程に入ります。 日程1 議案第10号 平成28年度厚木市一般会計補正予算(第6号)〔所管科目〕 2 ◯神子委員長  日程1 議案第10号 平成28年度厚木市一般会計補正予算(第6号)所管科目を議題といたします。  提案者の説明を願います。 3 ◯財政課長  おはようございます。よろしくお願いします。ただいま議題となりました議案第10号 平成28年度厚木市一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管科目につきましてご説明申し上げます。  一般会計補正予算に関する説明書の16ページ、17ページをお開きください。歳入からご説明申し上げます。  初めに、国庫支出金でございます。中段よりやや下の国庫補助金のうち、農林費国庫補助金の農業基盤整備促進事業費補助金につきましては、交付決定に伴い減額するものでございます。  次に、土木費国庫補助金のうち、下から2つ目の社会資本整備総合交付金(公園施設長寿命化対策支援事業)につきましては、交付決定に伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、18ページ、19ページをお開きください。上段の教育費国庫補助金の小学校特別支援教育就学奨励費補助金及び中学校特別支援教育就学奨励費補助金につきましては、支給対象者が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  1つ飛びまして、学校施設環境改善交付金の小学校整備事業費交付金及び中学校整備事業費交付金につきましては、交付決定に伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、20ページ、21ページをお開きください。次に、県支出金でございます。県補助金の総務費県補助金の水源環境保全再生市町村交付金につきましては、対象事業費が確定したことに伴い減額するものでございます。  次に、衛生費県補助金のうち、合併処理浄化槽整備費補助金につきましては、対象事業費が確定したことに伴い減額するものでございます。
     2つ飛びまして、農林費県補助金のうち、農業基盤整備促進事業費県費補助金、1つ飛びまして、市町村事業推進交付金(農とみどりの整備事業)及び水源の森林づくり協力協約推進費補助金につきましては、対象事業費が確定したことに伴い減額するものでございます。  2つ戻りまして、青年就農給付金につきましては、青年就農者が給付金対象外になったことに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、22ページ、23ページをお開きください。財産収入でございます。上段の不動産売払収入の市有地売払収入の一部につきましては、売り払いの実績に基づき増額するものでございます。  次に、繰入金でございます。基金繰入金のうち、中段のみどりの基金繰入金につきましては、財源充当の変更により減額するものでございます。  次に、諸収入の雑入でございます。下段の資源物売払収入につきましては、売り払い量や単価が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、24ページ、25ページをお開きください。上段の厚木愛甲環境施設組合受入金につきましては、派遣職員の増員に伴い増額するものでございます。  次に、市債でございます。中段の衛生債の清掃運搬施設整備事業債、次の農林債の土地改良事業債、土木債のうち、排水路整備事業債及び公園整備事業債、1枚おめくりいただき、26ページ、27ページの教育債の小学校整備事業債から(仮称)あつぎ郷土資料館整備事業債につきましては、対象事業費の確定や国庫補助金等の交付決定に伴い増額または減額するものでございます。  続きまして、歳出につきましてご説明いたしますので、36ページ、37ページをお開きください。  衛生費でございます。上段の環境衛生費の災害廃棄物処理計画策定事業費につきましては、調査委託の入札差金について減額するものでございます。  1つ飛びまして、公害対策費の合併処理浄化槽整備事業補助金につきましては、補助対象件数が当初見込みを下回ることに伴い減額するものでございます。  次に、中段の清掃総務費のうち、循環型社会形成推進事業費につきましては、業務単価や資源物の回収量が当初見込みを下回ることに伴い減額するものでございます。  次の厚木愛甲環境施設組合負担金につきましては、派遣職員の増員に伴い増額するものでございます。  次に、廃棄物処理費のうち、低公害ごみ収集車導入事業費につきましては、自動車購入費の入札差金について減額するものでございます。  次のごみ焼却灰等処理委託事業費につきましては、廃棄物の処理量の減に伴い減額するものでございます。  次に、農林水産業費でございます。農業総務費の新規就農者支援事業費につきましては、独立自営営農が困難となったことに伴い減額するものでございます。  次に、土地改良事業費の農道整備事業費から、1枚おめくりいただき、38ページ、39ページの県営かんがい排水事業(相模川右岸幹線改修工事)負担金につきましては、対象事業費及び負担金額の確定や国庫補助金の交付決定に伴い減額するものでございます。  次に、林業振興費の枝打促進事業補助金から地域水源林整備事業費につきましては、施業面積が当初見込みより下回ったことに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、40ページ、41ページをお開きください。土木費でございます。中段の河川事業費の水源環境保全・再生事業費につきましては、建設工事の入札差金について減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、42ページ、43ページをお開きください。中段よりやや上の都市下水路費の排水路整備事業費につきましては、建設工事の一部見直しに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、44ページ、45ページをお開きください。教育費でございます。中段よりやや下の教育指導費のうち、外国語指導助手配置事業費につきましては、業務委託の入札差金について減額するものでございます。  次の教育ネットワーク運営事業費につきましては、導入時期の見直しに伴い減額するものでございます。  次に、教育研究所費の教育資料提供事業費につきましては、印刷製本費の入札差金について減額するものでございます。  次に、小学校費でございます。学校管理費のうち、小学校校舎・体育館改修事業費及び小学校校庭整備事業費につきましては、改修工事等の入札差金について減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、46ページ、47ページをお開きください。上段の小学校教室冷暖房設備設置事業費につきましては、設計内容の精査に伴い減額するものでございます。  次に、教育振興費のうち、小学校特別支援学級等就学奨励事業費につきましては、認定者数が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  次の小学校情報教育機器維持管理事業費につきましては、保守業務委託の入札差金について減額するものでございます。  次に、中学校費でございます。学校管理費の中学校校舎・体育館改修事業費及び中学校校庭整備事業費につきましては、改修工事等の入札差金について減額するものでございます。  次に、教育振興費の要保護及び準要保護生徒就学援助事業費につきましては、認定者のうち、修学旅行に参加した生徒が当初見込みを下回ったことに伴い、また、次の中学校特別支援学級就学奨励事業費につきましては、認定者数が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  次の中学校情報教育機器維持管理事業費につきましては、保守業務委託の入札差金について減額するものでございます。  次に、学校給食センター費の施設運営事業費につきましては、中学校配膳業務委託の入札差金について減額するものでございます。  次に、公民館費の厚木南公民館新築事業費(継続費)及び公民館改修事業費につきましては、建設工事等の入札差金について減額するものでございます。  次に、文化財保護費の(仮称)あつぎ郷土資料館建設事業費につきましては、実施設計委託等の入札差金等について減額するものでございます。  続きまして、継続費等につきましてご説明申し上げますので、6ページにお戻りください。  第2表の継続費でございますが、教育費の厚木南公民館新築事業につきましては、事業費の確定により、平成28年度の年割額を減額するとともに、財源更正を行うものでございます。  次に、第3表の繰越明許費でございますが、中段の農林水産業費の農道整備事業費につきましては、用地買収に係る事務手続に時間を要したことに伴い、年度内に事業の執行が完了しないことから追加するものでございます。  次に、下の表の農林水産業費のかんがい排水路改修事業費につきましては、入札不調に伴い、年度内に事業の執行が完了しないことから変更するものでございます。  1枚おめくりいただき、8ページ、9ページをお開きください。  第4表地方債でございますが、下の表の変更につきましては、最初の都市再生整備計画事業の一部、3つ目の清掃運搬施設整備事業、次の土地改良事業、3つ飛びまして排水路整備事業、次の公園整備事業、下から5つ目の小学校整備事業から最後の(仮称)あつぎ郷土資料館整備事業の10事業につきましては、対象事業費や国庫補助金等の確定に伴い変更するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。 4 ◯神子委員長  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。まず最初に、環境農政部、河川みどり部の所管科目について質疑を行います。 5 ◯沼田委員  今、説明をいただきましたけれども、全体を通して各事業で入札差金等での減額が随分多いように見受けるのですが、まずその辺をお聞かせください。 6 ◯財政課長  工事委託等については、入札を前提にして予算を組んでおりますので、それに対しまして入札を行いますと、大体入札差金が生じます。全般的に入札差金が生じた場合は、この2月のところで減額補正をさせていただいているものでございます。あと、執行残については、例えば光熱水費とかの使用料等で残金が出た部分を減額補正しているということで、大体100万円を目安に2月の補正は各課に提示しているところでございます。 7 ◯沼田委員  47ページ、今の説明の中で、中学校の修学旅行の参加者が当初見込みを下回ったというのは、事前にある程度把握できているのではないかと思うのですけれども、その辺の説明をお願いします。 8 ◯財政課長  全般的な部分でお答えします。今回の場合、要保護、準要保護の認定者は確定しています。そうすると、その方々が全員修学旅行へ行ったという前提で予算を組みます。ただ、実態は修学旅行へ行かれた方が少なく、その分の差が出たので補正をしたということでございます。 9 ◯望月委員  23ページの資源物売払収入減は、量と単価が下がったというお話でしたが、もう少し詳しく、数字が出るのであれば、昨年度との比較等をお伺いします。 10 ◯環境事業課長  今回の資源物の売り払い量でございますけれども、紙類につきまして、当初見込みは約8310トンでしたが、決算見込みといたしましては7825トンになりまして、これについては単価が上がってございます。一方、単価の影響がありましたものといたしましては、スチール缶については、当初予算ではキロ当たり25円を見込んでおりましたけれども、入札の結果、最低でキロ13円、最高で25円20銭、アルミ缶につきましては、キロ180円と見込んでおりましたが、大きく下がりまして117円から148円、この部分がかなり大きい部分でございます。 11 ◯望月委員  アルミ缶が180円の単価から148円で間違いないですか。 12 ◯環境事業課長  入札については3カ月に1遍行っております。その時々の一番高い価格で以後3カ月間その業者に引き取っていただくのですけれども、変動がありまして、117円のときと、148円のときがありました。いずれも当初見込んだ単価よりも下回っていたというのが一番大きいということでございます。 13 ◯越智委員  39ページ、林業振興費についてお聞きしたいのですけれども、この中で枝打促進事業、除間伐促進事業、地域水源林整備事業は、もとの計画額からすると残がすごく多いような気がするのですが、自分からすれば一番行ってほしい部分がこういう形で残ってくるのはどういう理由からなのか、この辺を教えてください。 14 ◯農林・鳥獣対策担当課長  林業振興費の減額につきましては、森林所有者の意向等の調査によって、当初計画していた施業面積よりも減ってしまったということで、このような結果になっております。 15 ◯越智委員  要は土地所有者の理解が得られなかったということでしょうか。 16 ◯農林・鳥獣対策担当課長  そういうところがメーンになってくると思います。 17 ◯越智委員  今やはり森林が相当荒れていますので、できる限り早い部分で計画をして、地主の了解を得るような形で進めてもらえればありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 18 ◯石井委員  37ページ、農業基盤整備事業費の減ですが、3つの項目がありますけれども、予定していた事業は完了して、確定したということでの減になっているのか、予定していた工事はどうだったのかお伺いしたいです。 19 ◯農林・鳥獣対策担当課長  今ご質問の件につきましては、当初予定したものは一通り終わっています。ただ、先ほど説明もありましたように、農道整備事業及びかんがい排水路改修事業で一部繰越明許している分がございます。 20 ◯石井委員  その繰越明許をされているのはさっき説明があったのですけれども、実際に、平成28年度には終わらなかったけれども、平成29年度にはその工事を継続しながら終わるという形でよろしいのでしょうか。 21 ◯農林・鳥獣対策担当課長  平成29年度に全て終わるということで予定しております。 22 ◯石井委員  そうですか。わかりました。 23 ◯川口委員  37ページ、新規就農者支援事業費の減ですが、対象が少なかったというのもあると思うのですけれども、先ほどの財政課長の説明でよくわからないところがあったので、もう1回細かく説明していただきたいと思います。 24 ◯都市農業支援担当課長  この青年就農給付制度につきましては、国の青年就農給付制度を活用しております。そして、18歳以上45歳未満で独立して自営する青年就農者を対象に、年間150万円を上限として最長5年間給付金を交付する事業でございます。そして、平成28年度当初につきましては、前年度からのお2人と、新たに平成28年中に就農を見込みました5人を含めて都合7人分、1050万円を当初予算として措置しております。しかし、このうちの昨年就農したお1人の方が、就農はされたのですけれども、途中でお父様の営農事情で、お父様がされていた農業を引き継ぐことになりまして、本人が予定しておりました独立自営就農の要件を満たさなくなってしまうことが確実になったということで国の制度から対象外となってしまうため、お1人分を減額させていただきました。あわせて、歳入の21ページの青年就農給付金150万円につきましても、神奈川県を経由した国からの歳入でございますので、同額を減額してございます。 25 ◯望月委員  37ページの中段の1、循環型社会形成推進事業費の減に関して、いろいろな項目があると思いますが、主にどの項目について減額が大きかったのでしょうか。 26 ◯環境事業課長  額の影響が一番大きかったのは、剪定枝の資源の収集運搬委託でございます。これについては、業務単価が当初相場で4万円台を見込んでおりましたけれども、入札の結果1万円台になりまして、この点で当初よりも少額で済んだということでございます。 27 ◯望月委員  そうすると、その他の回収作業の部分に関しては余り変化がなかったという形で受けとめていいですか。 28 ◯環境事業課長  今のは単価でございます。失礼いたしました。資源物の回収量についても当初見込みを下回ったものがございます。主なものといたしましては、プラスチック製容器包装の中間処理量を当初2450トンと見込んでおりましたけれども、70トン減の2380トンの見込みとなっております。また、環境センター内の常設資源集積所での回収量を当初は820トンと見込んでおりましたけれども、80トン減の740トンということも影響してございます。 29 ◯越智委員  37ページの合併処理浄化槽普及促進事業費の減は、例えばどの程度計画していて、申請されずに減になったか、この辺について教えてもらえますか。 30 ◯生活環境課長  合併処理浄化槽につきましては、国のほうに出しております地域計画において、5年間で150基という中で毎年30基を計画しておりました。残念ながら、ことしにつきましては、最終的に16基という状況になりましたので減額させていただいているのですが、主な理由としましては、平成23年度のころにピークがありまして、100件以上を補助していたのですが、それから5年、6年たった中で、要は合併処理浄化槽だけを更新するという部分に、市民の方が、いろいろな財政的な部分もあるのかと思うのですけれども、そこまでというお考えが強い部分もございまして、なかなか進んでいかないというところもあるのかなと考えております。 31 ◯越智委員  そうしますと、今までの旧式の浄化槽がまだ相当残っているということですか。どのくらい残っているのですか。 32 ◯生活環境課長  現在、市街化調整区域内の単独処理浄化槽、くみ取り式が、本来ですと合併処理浄化槽のほうへ変換していただければ結構なのですが、大体2700基ぐらいがあるのではないかと考えております。 33 ◯越智委員  2700基ですと結構ありますね。水質の浄化のためにもなるべく早くこの辺を促進しなければいけないのと、市街化調整区域への下水道整備云々の話も出てきますけれども、それまでの間にも水質が相当汚濁していきますので、何とか早目の対応がとれればありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 34 ◯生活環境課長
     当然、公共用水域に入る家庭排水はできるだけ浄化された状態で入っていただくというのが一番好ましい状態だと思いますので、今お話にありましたように、公共下水道の関係もございます。ですので、所管課とは十分協議をとりまして、その辺は進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 35 ◯石井委員  43ページの排水路整備事業費減は、先ほどの説明では見直したことで減になったということですが、何を見直して、この工事は進められたのかどうか、その辺をお聞かせください。 36 ◯下水道施設課長  見直しの内容ですが、建設工事3件のうち、1件の工事を中止したものでございます。この中止した場所ですが、神奈川県による国道129号の戸田交差点改良工事に伴う事業中の箇所でありまして、今回、工事で接続する既設の排水路につきましては、神奈川県により切り回しを実施している場所でございます。この切り回しした排水路が、うちの下水道の計画と相違しておりまして、国道内の排水路について、一部厚木市のほうでの整備が必要となることから計画を見直す必要があり、施工を中止したものでございます。 37 ◯石井委員  戸田交差点の中の工事ということですけれども、これは神奈川県が行っている工事の中でできなくなったので中止したと。それは厚木市のほうで行わなければいけないという、その辺がよく理解できなかったので、もう1度お願いできますか。 38 ◯下水道施設課長  厚木市と神奈川県との協議の内容になってくるわけですけれども、神奈川県のほうで戸田交差点の改良事業にかかわる部分の排水路を行っていくということで事前に計画の煮詰めはしておったのですけれども、その辺の部分で相違が生じまして、一番上流の部分を厚木市で行わないと今回の排水路が接続できない部分がございましたので、再度計画を立て直すということでございます。 39 ◯石井委員  ということは、今年度は上流部を継続して行うと。要するに、見直しながらもう1回やり直すという形で、これは平成29年度に継続になるのですか。繰越明許でも何でもなかったと思うけれども、そこはどうなのでしょうか。 40 ◯下水道施設課長  今回施工を中止しました付近の住宅地につきましては、平成25年の大雨の被害でご要望をいただきまして行ってきた場所でございます。この要望を受けまして、平成26年において排水路、雨水管の整備が完了しておりまして、以降は大雨時のパトロールなども行っておりますが、浸水の被害については報告されておりません。このような部分を捉えまして、今回の排水路につきましては、排水計画に基づき計画しておりましたが、既存の道路側溝の容量を向上させて排水するような計画でございましたので、今後もこの排水状況をよく観察いたしまして、冠水があれば、そういう部分をもう1度よく見直して事業を進めていきたいと思っております。 41 ◯石井委員  わかりました。 42 ◯川口委員  37ページ、厚木愛甲環境施設組合負担金の増は職員を増員されたということで、これは1市1町1村で行っているわけですが、厚木市からの職員をふやした負担金なのか確認したいと思います。 43 ◯環境施設担当課長  厚木愛甲環境施設組合負担金の部分ですけれども、事業の進捗に応じまして、厚木市から技術職員を1人、ことし1月1日から増員してございます。その分の職員の給与費を負担金という形で増をさせていただきまして、25ページの一番上段にあります厚木愛甲環境施設組合受入金増として、同額を厚木市のほうに歳入で戻しまして、職員給与費として払うという形でございます。 44 ◯川口委員  事業の内容によって技術職員をふやしたということですが、その必要性というか、具体的にどういう仕事でふやさなければいけないのか、その理由とかがわかれば教えていただきたいです。 45 ◯環境施設担当課長  本年度から具体的なアセスの手続とか、これから基本設計等を行っていく中で技術職員が必要という形での増員でございます。 46 ◯神子委員長  ほかになければ、以上で環境農政部、河川みどり部の所管科目について質疑を終わります。  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午前9時34分 休憩                ───────────                 午前9時36分 開議 47 ◯神子委員長  再開いたします。  引き続き、教育総務部、学校教育部、社会教育部の所管科目について質疑を行います。 48 ◯沼田委員  47ページ上段の小学校教室冷暖房設備設置事業費ですが、先ほど説明を受けたのですけれども、設計内容を精査したことで7000万円の減額です。この説明をしてください。 49 ◯学校施設課長  沼田委員がお尋ねの小学校教室冷暖房設備設置事業費減の内容は、設計、工事監理ということで委託が2件、設置工事といたしまして、5事業の入札差金が生じたために減額をさせていただくものでございます。  それで、この教室冷暖房設備設置事業につきましては、今回、調査、設計業務、工事監理業務、施工業務を一括して請け負うプロポーザル方式を採用いたしまして、技術提案を求めました。その内容を審査した上で最優秀者を受託候補者といたしまして、さらにコストの削減や工期の短縮につながる施工のしやすさなどに考慮して、業者からの技術提案に基づき設計積算を行った上で、入札によって契約締結して教室冷暖房設備設置事業を行った結果、当初予算に比べまして工事請負契約額の低減が図れたものでございます。したがいまして、当初予算を組んだときには厚木市側の工事部門のほうに依頼して設計を行ったわけでございますけれども、その後、プロポーザル方式を採用したことにより、今度は工事を請け負いたいという受託候補者から、実際にもう1度工事方法や工事内容につきまして技術提案という形をとった結果、これだけの補正減をさせていただく結果となったものでございます。 50 ◯沼田委員  今、たびたび工事の方法とかというのが出てきたのですが、それほど違うものなのですか。 51 ◯学校施設課長  先ほど申し上げましたとおり、技術提案という形を業者に求めました。その内容として、一つ一つが細かいお話になりますけれども、例えば全教室の冷暖房を動かすリモコンに配線を必要としないワイヤレスリモコンを採用して、計装設備と申しますけれども、配線工事を削減する。あと、冷暖房方式には電気式やガスヒートポンプ式という機械の種別がございますけれども、ガスヒートポンプ式の冷暖房設備を採用することによって受変電設備の改修費を削減する。また、これは目に見えない部分になりますけれども、ドレン配管──ドレンといいますのは、冷暖房機を動かすときに熱交換によって生じる水のことを申します。これに保温工事が必要になりますが、保温工事を必要としない配管を採用することによって保温工事費を削減する。そういうものの積み重ねで工事費の削減が見込めたものでございます。 52 ◯沼田委員  大分わかってきました。そうすると、工事の方法というところではガス電というのが結構なウエートを占めているのかな。何となくそんな感じがするのだけれども、細かく言われましたが、その中で数値的に大きく占めているのは、ガス電に変えたために、当然それに伴う附属物ももろもろ変わるわけでしょう。そういうところも大きなウエートを占めているのかな。そうでもない。全体の中でということですか。 53 ◯学校施設課長  申しわけございません、沼田委員がお尋ねの内容はガス……。 54 ◯沼田委員  ガス電。ガスのという説明がありましたね。 55 ◯学校施設課長  ガスヒートポンプ式と申しますのが、まず熱源が、通常は電気によってモーターを動かして、冷媒ガスという室外機に送る液体を温めたり冷やしたりする機構の部分にガスを用いまして、ガスエンジンは車のエンジンと同じイメージを抱いていただきたいと思いますが、そのガスエンジンを動かすことによって冷媒ガスを室内機へ送ってあげるという構造のものでございます。したがいまして、電気を大量に必要としません。電気式の場合には、それだけ大きな電気が必要となるのですが、それがガスヒートポンプ式に変わることで、学校にございます根本的な電源としての受変電設備の大きな改修が必要なくなることによって、工事費の削減が図られるという効果が得られるということです。 56 ◯沼田委員  わかりました。 57 ◯望月委員  それに関連してお伺いしたいのですけれども、さまざまな最新的ないい工法があるということも理解したのですが、設計の段階である程度の予測をつけた上で予算をつけることは不可能だったのでしょうか。 58 ◯学校施設課長  小学校でも中学校でも学校施設を何かしら改修しようとするときには、まず工事部門に対してその設計のもととなる概算予算を組んでいただくための見積もりをお願いいたしまして、そこに技術職が参りまして現場を見て、概算費を算出するという形になります。その中で、当然のことながら、この冷暖房設備に関しては電気式がいいのか、ガスヒートポンプ式がいいのかという根本的な考案、考察が入ってまいります。先ほど申し上げましたとおり、電気式だと基本的に受変電設備は大きな改修を必要とします。要するに、とてもとても電気容量が足らないので、受変電設備を全て撤去して、もっと能力の大きい受変電設備を設けなければならないという判断を持ったときには、それではガスヒートポンプエアコンのほうが既存の受変電設備も使えるよねという判断を持ちます。基本的にはそういう流れの中で進めておりますけれども、本来、電気式でいい中を、先ほど申し上げましたとおり、当初の計画では受変電設備を改修して電気式を採用する部分を、ガスヒートポンプ式のエアコンを採用するという業者からの技術提案があって、このような形となったものでございます。 59 ◯望月委員  わかりました。この減額に対する学校数というのはおわかりになりますか。 60 ◯学校施設課長  計画につきましては、冷暖房でよろしいでしょうか。まず、平成25年当初から冷暖房設備設置工事はプロポーザル方式で行わせていただいております。最初の平成25年度につきましては、中学校13校全て、平成26年度以降につきましては、小学校への設置を順次行ってまいりまして、平成28年度につきましては9校の小学校に設置いたしました。これで小・中学校36校の全ての普通教室への冷暖房設備設置工事が完了いたしております。 61 ◯石井委員  45ページ、教育調査研究事業費ですが、先ほどの説明ですと入札差金ですというお話でした。当初予算が461万1000円で、減額が171万2000円なのです。これは何か理由があるのですか。 62 ◯教育研究所長  教育資料提供事業費の減額につきましては、作成しております印刷物の入札差金になります。小学校、中学校それぞれの社会科で利用する副読本に関連した地形図、それから教育研究所で行っております調査研究の研究紀要等の作成となっておりますが、前年度予算編成の際に、各業者から参考見積もりを取り寄せながら予算編成を行ってまいりましたところ、実際の入札におきましては、ここにありますとおりの差額が生じたということでございます。 63 ◯石井委員  入札差金の状況はわかりましたけれども、業者がここまで下げてくること自体がちょっと考えられないと思うのです。今のお話ですと、実際には部数が減ったとか、印刷の関係で資料が減ったとかということではなくて、あくまでも業者からの金額がそれだけ下がったということで、これは当初予算の見積もりを見直す必要があるのではないのかと思うのです。今回確定するに当たって、その辺はどう思われているのかお伺いしたいです。 64 ◯教育研究所長  まず、見積もりの依頼につきましては、作成する資料のページ数あるいは印刷部数なども示しながら参考見積もりを依頼しております。ですので、一つ一つの資料のボリュームといいますか、内容が少なくなっていることによって金額が減っているということではございませんので、石井委員がおっしゃられますように、確実に見積もりの金額と実績をきちんと検討していかなければいけないと思いまして、平成29年度予算につきましては、午後にご審議いただくところではございますけれども、今年度実績を十分勘案いたしまして、それに見合った予算を計上していきたいということで計画してまいったところでございます。 65 ◯石井委員  もう1つ、同じ教育研究所の教育ネットワーク運営事業で導入時期を見直したということでありますが、導入時期を見直したということは、平成28年度は完了しなかったという意味でよろしいですか。 66 ◯教育研究所長  こちらは各学校に設置しております一台一台のパソコンの稼働状況をしっかり把握するための管理システムとなっております。平成28年度に導入し、管理体制を整えていきたいということで予算計上しておりましたが、平成29年度に大きな端末の入れかえがあるということもございまして、導入時期について内部でもう1度検討した結果、平成29年度に機器の入れかえにあわせて導入していくということになっておりますので、平成28年度については、このシステムは導入していないという状況でございます。 67 ◯石井委員  わかりました。 68 ◯川口委員  45ページ、小学校校舎・体育館改修事業費の減ですけれども、外壁が荻野小学校、トイレが清水小学校と森の里小学校を予定されて、これは無事に終わっていると思いますが、入札の関係で減ったということで、それぞれの内訳を教えてください。例えば外壁は予算を幾ら立てて、幾らだったのか。 69 ◯学校施設課長  まず、工事請負費でございますけれども、荻野小学校南棟校舎外壁屋上改修事業につきましては、予算額が6220万9000円に対しまして、決算見込みでございますと、契約額になりますが、6055万3440円、執行残といたしましては165万5560円でございました。次に、清水小学校東棟校舎トイレ改修事業は、予算額が4347万1000円で、契約額が3532万3560円、執行残といたしまして814万7440円でございました。森の里小学校につきましては2棟ございまして、中央棟校舎のトイレ、西棟校舎の職員トイレということで事業を行っておりますけれども、予算額が6822万6000円、これに対して契約額が6020万5680円ということで、執行残が802万320円となります。この中で手数料等へ流用した部分がございまして、予算の合計金額といたしましては、1億7372万4000円に対して、決算見込み額で1億5608万3000円ということで、今回補正をお願いする金額といたしましては、1764万1000円という内容になっております。 70 ◯川口委員  今お聞きした中で、トイレはそれぞれ約800万円ずつぐらいマイナスになったということで、工事は安ければ安いほうがありがたいのですけれども、安いから工事が抜けたとか、そういうことがないように、それを危惧して質問させていただきましたが、そういうことはないようになっていますね。大丈夫ですね。 71 ◯学校施設課長  これは工事請負契約によりまして、設計図書に基づいて請け負われている各業者は、誠意を持った工事をしていただけていますので、それ以上にというふうに申し上げると誤解を生んでしまうのですが、工事を進める中で業者のほうから、ここの改修部分は、ある工法が1つあったとしたら、そうではなくて、別の工法のほうがもっとできばえがよくなるのではないですかとか、よりよくなるのではないですかという提案も受けながら工事が進んでおりますので、例えば粗製乱造な工事が行われているということは全くございません。 72 ◯川口委員  わかりました。自信を持っておっしゃられたので安心しました。  もう1点、2の校庭整備事業費(小学校)ですけれども、南毛利小学校の設計の予定費だったと思うのですが、当初より半分ぐらいマイナスになっている感じだと思うのです。最初の予算を立てる段階で余りにも高かったのかなという気もするのですが、変更とか何かがあってこういう金額になったのでしょうか。 73 ◯学校施設課長  グラウンドになりますけれども、簡単に申し上げますと、遊具を改修したり傷んでいるトラック部分の表層を10センチメートル削り取って、改良した砂、土を入れまして舗装仕上げを行って排水性をよくするとか、校庭の周囲にございます排水溝のしゅんせつといいまして、埋まってしまっている泥を取り除いて、また円滑な排水ができるようにする改修になります。当初、設計に基づき予算額を設けておりましたけれども、その中でトラック部分とトラック部分ではない部分のグラウンドの表層の改修内容を変更するとか、外構については、学校の運動場としての機能に支障を与えない、また、通学する児童がけがをする心配はなかろうという判断を持って、その設計から外すという内容の仕様に変えたことによって予算執行額が変わった結果、そこに入札差金が加わって残額が出たということでご理解いただきたいと思います。 74 ◯川口委員  わかりました。小学校、中学校ともにそうなのですけれども、あくまでも児童・生徒が安心して学校生活が送れるような体制をとっていただければ全然いいと思っています。特に校庭については、ほかの地域の方も使われたりするので、その辺も十分配慮した上で進めていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。 75 ◯神子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第10号  採決───起立全員で原案のとおり可決 76 ◯神子委員長
     ここで10分間休憩いたします。                 午前9時57分 休憩                ───────────                 午前10時07分 開議 77 ◯神子委員長  再開いたします。 日程2 議案第15号 平成28年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 78 ◯神子委員長  日程2 議案第15号 平成28年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案者の説明を願います。 79 ◯下水道総務課長  ただいま議題となりました議案第15号 平成28年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算に関する説明書の10ページ、11ページをお開きください。  歳入でございますが、国庫支出金につきましては、社会資本整備総合交付金の交付決定に伴い減額するものでございます。  次に、繰越金につきましては、前年度の繰越金額の確定に伴い増額するものでございます。  次に、市債につきましては、対象事業費の確定に伴い公共下水道事業債及び公営企業会計適用債を減額するとともに、繰越金の増額に伴い資本費平準化債を減額するものでございます。  次に、歳出でございますが、12ページ、13ページをお開きください。  総務費の公営企業会計移行事業費につきましては、入札差金について減額するものでございます。  次に、事業費につきましては、社会資本整備総合交付金の決定などにより対象事業費を確定し、減額するものでございます。  次に、公債費につきましては、財源更正を行うものでございます。  続きまして、繰越明許費等につきましてご説明申し上げますので、4ページにお戻りください。  第2表の繰越明許費でございますが、公共下水道整備事業につきましては、雨水管整備工事において、当初想定した土質条件の違いにより工期の延長を要し、年度内に事業の執行が完了しないことから繰越明許費の設定を行うものでございます。  次に、第3表地方債でございますが、対象事業費の確定などに伴い変更するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。 80 ◯神子委員長  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。──別になければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第15号  採決───起立全員で原案のとおり可決 日程3 議案第21号 厚木市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について 81 ◯神子委員長  日程3 議案第21号 厚木市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 82 ◯学校教育課長  ただいま議題となりました議案第21号 厚木市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容をご説明申し上げます。  本条例につきましては、厚木市附属機関の設置に関する条例別表で定めております教育委員会が設置する厚木市心身障害児就学指導委員会の名称及び設置目的の一部を変更するものでございます。  名称の変更につきましては、平成25年10月に発出されました文部科学省からの通知において、就学指導委員会の機能を充実させるとともに、名称を教育支援委員会とすることが適当であると示されております。本市におきましては、通知を受け、就学先の決定のみならず、その後の一貫した支援について助言を行うなど、就学指導委員会の機能の充実を図ってまいりました。その中で、平成28年4月に神奈川県が神奈川県障害児就学指導委員会から神奈川県教育支援委員会に名称を変更したことから、就学先の決定において神奈川県との整合を図るため、ここで名称を変更することとしたものでございます。  それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書の2ページの新旧対照表をごらんください。  別表に掲げる附属機関の名称を厚木市教育支援委員会に変更するものでございます。また、名称変更に伴い、設置目的につきましても、障害のある児童生徒に対する教育支援に表記を改めるものでございます。  お手数ですが、1ページにお戻りください。  最後に、附則でございますが、第1項につきましては、条例の施行日を平成29年4月1日とするものでございます。  第2項につきましては、本条例の一部改正に伴い、厚木市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例第1条第38号及び別表の38の項に定める心身障害児就学指導委員会を教育支援委員会に改めるものでございます。  以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 83 ◯神子委員長  質疑を行います。 84 ◯石井委員  文部科学省の通知によるもので変更ということでありますけれども、今までの就学指導ということから今回の教育支援という形になると、どういうふうに変わっていくのか、その辺をお聞かせいただけますか。 85 ◯学校教育課長  就学指導委員会という名称を使っている場合には、就学先、いわゆる障害のあるお子さんについて、例えば地域の学校の通常級で学習するのか、特別支援学級で学ぶのか、神奈川県の特別支援学校で学ぶのかということにつきまして意見をいただくという働きがございました。これが教育支援委員会になりますと、ただ単に就学先を決定するだけではなくて、例えば就学後にどういう支援が必要なのかという助言をいただいたり、どういう教育的配慮が必要なのかという意見をいただく、あるいは、その後の就労まで見据えた一貫した支援につきましても助言をいただくというところが国の通知では示されております。  ただ、厚木市におきましては、以前から就学指導委員会におきましても、就学後の支援につきましては助言いただいておりますので、ここで名称を変更いたしますが、厚木市心身障害児就学指導委員会の機能、内容が大きく変わるものではございません。 86 ◯石井委員  ぜひ今まで行っていただいているところにプラスアルファができればありがたいと思いますが、今までの委員の方に残っていただけるということでよろしいのでしょうか。 87 ◯学校教育課長  現在の就学指導委員の任期はまだございます。ここにつきましては、名前の読みかえという形で委員を続けていただくというふうに考えてございます。 88 ◯石井委員  結構です。 89 ◯沼田委員  今の説明でわかりましたけれども、今までとはそれほど変わりはないというお話でした。国のほうからの通知に準じて行われるということですけれども、そもそもこうなった背景というのはご存じですか。 90 ◯学校教育課長  この就学指導に関する考え方、特に障害のある子供たちに関する考え方につきましては、大きく申し上げますと、国が障害者の権利に関する条約を批准することに伴って、障害者に関する考え方はさまざま変わってまいりました。例えば国の法律につきましても、心身障害者対策基本法が平成5年に障害者基本法に改められたりとか、そういう一連の流れの中で、今回、教育支援という考え方も出てまいりました。その流れに沿ったものでございます。 91 ◯沼田委員  そうすると、今まで就学先によって、例えば聾学校や盲学校といろいろありますね。だけれども、そういうことは余り考えないで、全体的に考えた中で進めていこうということなのですか。今の説明だとそういう感じがするのです。 92 ◯学校教育課長  今までの就学先を決定するということにつきましては、引き続き教育支援委員会の中で行ってまいります。そのお子さんにとって一番ふさわしい学びの場、教育の場はどこなのかということを審議していただくのが教育支援委員会でございますので、その中において、こうするとよいのではないかというご意見をいただいて、それをもとに教育委員会で措置を行い、保護者、本人の希望を尊重しながら就学先を決定していくという仕組みについては変わるものではございません。ただ就学先のみのご意見をいただくのではなくて、その場、その先の必要な支援についての助言もいただくというところが加わるというイメージでございます。ただ、厚木市においては、それを既に行っているというご説明を先ほど申し上げたところでございます。 93 ◯沼田委員  結構です。 94 ◯新井副委員長  先ほどのご説明の中で、就労にかかわる支援という部分が含まれていたと思うのですが、この部分については大変ありがたいことなのですが、どのような支援を今考えられているのか具体的にお話しいただけますか。 95 ◯学校教育課長  国のほうでも示されている一貫した支援というのは、障害のある子供たちは地域の一員としてやがて社会の中で自立して、そして豊かな生活を送っていく、この考え方がございます。そういう意味で、例えば中学校で何らかの支援を受ける場合においても、やはりそのお子さんが自立して社会参加していくということを考えていく必要があると捉えております。そういう意味で、教育支援委員会の中でも、例えばこのお子さんが学校生活を送る中で必要な支援について助言をいただきます。それは単に学校生活を送ることだけではなくて、社会の中に参加していくために必要な支援というのは何かという助言もいただきます。それを受けて学校は、当然このお子さんはやがて社会へ出ていくのだということをきちんと理解した上で、子供たちに必要な教育あるいは支援を行っていくという考え方であると捉えてございます。 96 ◯神子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第21号  採決───起立全員で原案のとおり可決 97 ◯神子委員長  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午前10時20分 休憩                ───────────                 午前10時21分 開議 98 ◯神子委員長  再開いたします。 日程4 議案第26号 平成29年度厚木市一般会計予算〔所管科目〕
    99 ◯神子委員長  日程4 議案第26号 平成29年度厚木市一般会計予算所管科目を議題といたします。  議事整理の都合で、質疑は1人3項目以内、1項目当たりの質疑は最初を含め3回以内とし、超えるときは各委員の質疑の後で発言願います。なお、質疑の際はページをお示しください。  まず最初に、環境農政部の所管科目について質疑を行います。 100 ◯石井委員  163ページ、スマートハウス推進事業は平成28年度も同じ金額でありましたけれども、平成28年度からの進捗状況を見て、この金額でおさまるのか、どういう形で同じ金額を組まれたのか、1件当たりどのくらい出るのか。あわせて、補助金がマックスで34万円出るような形になっていると思うのですけれども、同じような推移を見越しているということでいいのかどうか、その辺をお聞かせください。 101 ◯環境政策課長  石井議員がおっしゃるように、スマートハウスの予算につきましては、平成28年度と同じ額となっております。傾向といたしまして、太陽光発電システムについては、平成24年度に417件というピークを迎えまして、昨年度は209件ということでかなり頭打ちの状態で、右肩下がりになっております。その分、太陽光発電システム、蓄電池システム、HEMSという電力管理システム、この3つを同時に設置した場合に5万円のインセンティブを与えておりますが、こちらの需要が若干伸びているということで、この中で調整をさせていただいて、同額の措置をさせていただいているという状態でございます。太陽光発電システムにつきましては、繰り返しますが、ある程度意識のある方には行き渡ったのかなと思います。あと、うちのほうでの普及啓発を引き続き図っていきたいと考えております。 102 ◯石井委員  次に、165ページのごみ減量化・資源化推進事業の9億2700万円は、平成28年度よりふえていますから、どのような内容が増額になったのかお知らせいただきたいです。 103 ◯環境事業課長  こちらの事業につきましては、2課の予算から成っておりまして、内訳といたしまして、環境事業課予算が9億2561万7000円となっております。今回の増額分5211万円の内訳でございますけれども、環境事業課分が5190万5000円となっておりまして、その主な理由でございますが、現在、缶、瓶、ペットボトルという資源物の回収業務を委託してございますけれども、平成29年度から、こちらの業務に加えて、今、厚木市で収集しております金物類、ガラス類の燃えないごみにつきましても、資源物として収集するということで委託化を考えております。その委託料につきまして5500万円の増となったものでございます。 104 ◯石井委員  資源化するために委託化が1つふえるのですが、これは今入っている業者以外に新規で入ってこられるのですか。その辺はどういう形を考えておられますか。 105 ◯環境事業課長  現在、資源物の回収業務を委託している同じ業者に随意契約でお願いするということを計画しております。 106 ◯石井委員  随意契約でしかできない部分はあるかと思うのですが、新規でこういうことをやりますということで話しかけはされたのですか。というのは、今、厚木市内でそういう業者がほかにはいないという考えで随意契約にしていくのか、一般公募ということも考えた視野を持っておられたのかどうか、そこはどうなのでしょうか。 107 ◯環境事業課長  例えば今回の場合ですと、平ボディのトラックが必要であり、また年間を通しての回収ですので、人員が必要になってまいります。今、協同組合の形式で行っていらっしゃる組合に資源物の回収をお願いしてございますけれども、こちら以外に確保できるような業者が見当たらないことから、あわせてお願いすることが一番現実的に可能ではないかということで、一般公募については特に考えてございません。 108 ◯石井委員  結構です。 109 ◯越智委員  161ページの中段の鳥獣等共生推進事業費はどういうことを行っているのかというのと、もう1つ、163ページの生物多様性生きもの調査推進事業は、現実にこの調査をしてどういう結果があらわれているのか、この辺についてお願いいたします。 110 ◯農林・鳥獣対策担当課長  鳥獣等共生推進事業費につきましては、厚木市野生鳥獣等総合対策協議会の運営費を賄っております。 111 ◯環境政策課長  生物多様性生きもの調査推進事業につきましては、大きく分けて3つございます。オオタカの観測調査業務委託、厚木市版レッドデータ作成業務委託、画像・位置情報投稿システムということで、平成27年度から実施しております写マップあつぎの運用業務委託になります。  実施結果につきましては、オオタカ観測調査につきましては、玉川・荻野・小鮎地区でオオタカの繁殖、飛翔の状況を観察しているところでございます。平成27年度結果といたしましては、七沢・下古沢地区において、オオタカの営巣が確認されているということでございます。  厚木市版レッドデータ作成業務につきましては、絶滅危惧種とか準絶滅危惧種の希少種の情報のデータ把握を行っております。こちらについては7年間の継続で調査を行っているところでございます。  また、画像・位置情報投稿システム写マップあつぎにつきましては、市民から画像と位置情報つきで外来種の情報を投稿していただきまして、インターネットを通じてそちらの把握と外来種駆除につなげていくということで実施しているものでございます。外来種駆除につきましては、昨年度、森の里やみはる野など6地区で551人が参加して、オオキンケイギクの駆除につなげております。 112 ◯越智委員  今の外来種駆除の関係ですが、外来種が非常に多くなってきているので、早目の退治をしなければいけないのですけれども、ただ頭を刈っているだけでは退治ができないのではないかと思うのですが、この辺は今後どういうふうに考えられますか。 113 ◯環境政策課長  先ほど申しました森の里やみはる野の自治会等にお願いして行っていただいている部分については、根元から刈り抜くという形で行っておりますが、それでも二、三年経過しないとなかなか除去ができないという状況になっております。 114 ◯越智委員  本当に1本でも残れば抜いた分だけの種はまいてしまいますから、この辺を十分注意しながら行っていかなければいけないということで、非常に大変でしょうけれども、ひとつよろしくお願いいたします。 115 ◯沼田委員  165ページ、先ほども議論がありましたごみ減量化・資源化推進事業ですが、昨年度は循環型社会形成推進事業として上げてありました。一歩踏み込んでこの名称にした背景は何でしょうか。 116 ◯環境事業課長  循環型社会形成推進事業費というのは、大きな親事業の名前で、その中の1つとしてごみ減量化・資源化推進事業費を位置づけてございまして、平成28年度と同じかと考えております。 117 ◯沼田委員  平成28年は循環型社会形成推進事業という名称でした。それが今度はごみ減量化・資源化推進事業ともっと細かくなったでしょう。こういうふうに変えた背景は何でしょうかとお尋ねしたのです。 118 ◯環境事業課長  申しわけございません、事業の内容については、平成28年度と平成29年度で特段変わってございません。 119 ◯沼田委員  やはりタイトルを変えるときは何か意味があると思うのです。それでこういう予算を組んだというならわかるけれども、違うのにこうなっているからおかしいなと思うのです。循環型社会形成推進事業だから同じ内容というのはわかりますけれども、一歩踏み込んだ形だと私は受けとめたので、それは何かなと。恐らく減量化・資源化が進んでいるところと余り進んでいないところがあるからこういうふうにしたのかなと思ったので今お聞きしたのですが、結構です。 120 ◯財政課長  済みません、事業名の件ですので。その事業の出し方として、確かに平成28年度は循環型社会形成推進事業として1つの部分で出してあったかと思います。実は、その下に子事業があって1対1になっているのですが、その名前がごみ減量化・資源化推進事業ということで違っているわけです。そうすると、やはり見る目としては、循環型社会形成推進事業の中に何の事業があるのかというのがはっきりしませんでしたので、その下に(1)ということでごみ減量化・資源化推進事業をお示しさせていただいたということでございます。これは、予算編成の中でやはり見やすいものにしようかということで、財政課とその担当課で検討して出させていただいたということでございます。 121 ◯沼田委員  よくわかりました。それで、先ほどの説明だと委託をするというのだけれども、私がよくわからないのは、庁内全体がそうなのだけれども、何でも委託、委託、委託と。委託によって、少し言葉は悪いかもしれませんが、いろいろと脅かされる職員も出てくるのではないかと思います。要するに、職員がずっと減、減、減で来ていて、私も一般質問でよくすることですけれども、そうすると、いろいろな仕事の関係で、そういうところには影響が出てきませんかということをお尋ねしたいのですが、その辺はどうですか。 122 ◯環境事業課長  まず、今回の委託の理由でございますけれども、幾つかございます。1つ目といたしましては、今、週1回回収しております資源物は、先ほど申しました協同組合に委託していますけれども、同じ日に同じ集積所に不燃ごみとして出されるものがございまして、それは今、厚木市が直営で収集しております。同じ日の同じ場所で厚木市と委託業者がそれぞれごみを収集するという非効率を解消するために、両方を1つの協同組合に委託してお願いしたというのがまず1つ目です。それに伴って、厚木市のごみ収集車についても3台減車できるという想定でございます。2つ目といたしましては、現在、ごみの収集業務にかかわる市民サービスの点でさまざま需要がございます。ごみの収納枠が壊れた場合には、いち早く直してお届けしなければいけないとか、あるいは集積所にごみが散乱しているということもございます。そういう人手をどのようにつくっていくのかという点で、現在、ごみの収集員の方については、退職者が出ても基本的には補充されないということになっておりますので、そうした場合に、今、何とか行っている日常的な業務については業者に委託しまして、全体の収集体制を見直して新たなサービスのほうに人手を回すという考え方のもとで委託に踏み切ったというものでございます。 123 ◯沼田委員  今の関係はわかりました。  同じページの下のほうの事業系ごみ対策事業費は、たしか2年前くらいから始まったのではないかと思うけれども、適正に出されないということでこの事業費が上がってきたと思います。平成29年度もこうして962万4000円が上がってきていますが、ここに内容物が入ってきていないのです。平成28年度には事業系ごみ内容物適正化推進事業費とありますが、平成29年度には入ってきていないのです。これはもう適正化されているからいいということで外されたのでしょうか。それともこの中に入ってきているのか、いま1つよくわからないので説明してください。 124 ◯環境事業課長  事業系ごみ内容物適正化推進事業につきましては、平成27年度に4カ月間行って、本年度は年間を通して約1200万円の予算をつけていただきました。これに伴って臨時職員4人を雇い入れて行っておりますけれども、来年度につきましても行っていく予定です。その人員体制でございますけれども、先ほど申しましたいわゆる燃えないごみ分の委託化に伴って収集体制を見直すことによって、事業系ごみの内容物検査についても厚木市の職員が行うということで、引き続き重要な対策でございますので、来年度以降も行ってまいります。 125 ◯沼田委員  わかりました。今の説明はいま1つ理解に苦しんだところがあったのだけれども、成果があったという考え方でいいのか、それともまだまだそこまでいっていないから──ちょっとそこの説明がいま1つよくわからなかったです。 126 ◯環境事業課長  事業所への適正排出に向けた指導につきましては、現在も継続的に行わなければいけない状況だと考えております。本年度の個別指導の実施状況ですけれども、先月末時点におきまして、内容物検査に伴う指導が29件ございました。予定といたしましては、本年度中に50件の指導の計画がございまして、現在も毎日指導に回っているという状況でございます。そうしたことから、来年度についても引き続き行ってまいりますけれども、これについては厚木市職員みずからが内容物検査を行うということで新たな臨時職員を雇い入れる必要がなくなったものでございます。 127 ◯沼田委員  わかりました。 128 ◯越智委員  167ページの低公害ごみ収集車導入事業費ということで積み上げられているのですけれども、今回は何台ぐらい購入されるのか。また、どのような低公害車を導入されるのか、この辺をお聞きしたいと思います。 129 ◯環境事業課長  まず、台数は3台の購入を予定しております。種別でございますけれども、通常、収集業務に当たっております回転板がついたパッカー車と呼ばれる2トンの機械車が1台、粗大ごみの収集を行うための2トンの深ダンプが1台、狭隘道路沿いの集積所のごみ収集を安全に行うために軽トラックを1台の計3台でございます。  もう1つ、低公害車の意味ですけれども、低排出ガス車認定制度によりまして、燃料の種別を問わず、自動車排出ガスの低排出ガス性について、性能面から技術的指標にも適合しているという認定が受けられているものということで、具体的には軽油を使った低公害のディーゼル車になります。 130 ◯越智委員  わかりました。  それで、以前に導入したBDFですか、廃油を精製していたものはもう使っていないということでしょうか。 131 ◯環境事業課長  今、申されましたのはバイオディーゼル燃料を使用する車両のことだと思いますけれども、現在も8台ございます。 132 ◯越智委員  BDFが8台あるということですか。 133 ◯環境事業課長  バイオディーゼル燃料を使ったディーゼル車が8台あるということでございます。 134 ◯越智委員  動いているのですね。 135 ◯環境事業課長  はい。 136 ◯越智委員  そうしますと、その燃料はどういう形のものですか。要するに天ぷら油とかの廃油からつくった燃料ですよね。わからなかったらまた後で教えてください。 137 ◯環境事業課長  手元に資料がありませんので、後ほどお答えさせていただきます。 138 ◯望月委員  161ページ中段の7の災害廃棄物処理計画策定事業費ですけれども、まず、先ほどの補正で減額されていましたが、平成28年度と平成29年度で同じ予算をつけている理由をお伺いいたします。 139 ◯環境政策課長  平成28年度につきましては、災害廃棄物処理計画のための基礎調査ということで、たまたま400万円ということで同額にはなっておりますが、基礎調査の上にできる計画ですので、違う事業でございます。今回、計画については400万円の予算計上をさせていただいているところでございます。 140 ◯望月委員  平成29年度でどの程度まで進めていく予定なのか、公開できる範囲でお願いいたします。 141 ◯環境政策課長  平成29年度夏ごろまでに素案を作成いたしまして、これは若干ずれる可能性がありますが、必要な手続を経まして、12月にパブリックコメント、3月までに策定ということで進めていきたいと考えております。 142 ◯望月委員  災害時の廃棄物に関してストックヤードの整備を、方向性を示していただきたいというのを前に質問したことがあるのですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 143 ◯環境政策課長  仮置き場ということになるかと思いますが、災害の被害状況によりまして、必要な地域に仮置き場を設けることになります。まず、大きく分けて1次仮置き場と2次仮置き場になりますが、市民の皆さんが震災等で倒れて壊れた家具や電化製品を持ち込むのが1次仮置き場、また、道路上に倒れたブロック塀や家屋の解体に係るごみ、廃棄物の仮置きをするのは、比較的大きい規模で2次仮置き場を設けることになります。2次仮置き場につきましては、次の中間処理施設へ持ち込む工程に搬出するための分別、破砕等の処理を行い、次の処理との時間差の調整的仮置きを行うことになります。なお、仮置き場の選定につきましては、公共空地あるいは民間用地などからリスト化して準備しておきたいと考えております。1次仮置き場の選定に当たりましては、各自治会、すなわち各自主防災隊の皆さんの意見などを聞きながらリスト化を行っていきたいと今のところ考えております。 144 ◯環境施設担当課長  今、望月委員からストックヤードという部分がございますので、新ごみ中間処理施設での対応というところだけお話しさせていただきます。今、環境政策課長からお話のありました1次仮置き場、2次仮置き場で選別し、運搬された可燃物のみを新ごみ中間処理施設に持ち込んで焼却処理という形になりますけれども、施設の焼却能力には当然限界がございます。そういう部分で施設の焼却能力を超えて搬入される災害廃棄物につきましては、敷地の中の部分に災害廃棄物の一時保管場所という機能も持たせて、そこで一時的に保管しながら順次焼却処理をしていくという計画で今進めてございます。
    145 ◯川口委員  173ページ、都市農業振興計画策定事業費は、平成29年度中に策定を予定しているのか、策定をしていく中で、例えば農業関連団体の意見等も取り入れながら策定をしていくのか確認させていただきたいと思います。 146 ◯農業政策課長  都市農業振興計画につきましては、平成29年度に策定を終了する予定でございます。農業者の意見といたしましては、認定農業者や地域の担い手の方等との意見交換会を7地区で開催したいと考えております。また、検討委員会を立ち上げたいとも考えてございます。検討委員会のメンバーにつきましては、今選考しておりますけれども、農業団体の方、JA、土地改良区とか、農業に関係する方で組織したもので協議してまいりたいと考えてございます。 147 ◯川口委員  農業振興計画なので、こういう観点もあるのかどうかわかりませんが、例えば防災協力農地みたいなものも視野に、全体的なものも含めた形の内容で検討されているのですか。 148 ◯農業政策課長  防災協力農地という概念ではなくて、現在、厚木市の農業を取り巻く環境につきましては、高齢化または担い手が不足しているということで大変厳しい状況であります。今後、どうすれば持続可能な農業が続けていけるのかというところを主眼に置いてつくっていきたいと考えてございます。 149 ◯川口委員  厚木市独自の農業振興策ということで、一応目標になっていると思いますが、そういう意味では、中心に考えるのは今言っていただいた内容で全然いいと思うのですけれども、もっと広げた形の中で農地の活用の部分とか、そういう部分も中にしっかり入れながら検討してもらいたいと思っているのですが、その辺はどうなのでしょうか。 150 ◯農業政策課長  防災協力農地につきましては、今回策定いたします都市農業振興計画とは別に農業者の皆様と意見を交換させていただいて、協定という形で結んでいきたいと考えてございます。 151 ◯鳥井理事  今の件に関して補足の説明をさせていただきます。平成29年度につくる都市農業振興計画は、今、農業政策課長が申したとおり、農業の生産性の向上なり、農業本体の役割が当然主眼にありますけれども、川口委員がおっしゃられた防災協力農地ですが、農地には多面的機能とかがありますから、そういう観点も当然含めてつくっていきたいと思っています。でも、その旨については、たしか12月の定例会議で市長もそのような答弁をしておりますので、そういう形で進めさせていただきたいと思います。 152 ◯沼田委員  167ページの中ほどの9、ごみ収集車等管理事業費は、昨年6月に専決処分がありました。実はことし1月30日、忘れもしません、ちょうど私が通ったら、そこで警察とごみ収集車がとまっていて、何か事故だなと思ったけれども、それは公表してあられますから、説明はいいです。  こうしてごみ収集車が事故をよく起こすけれども、今年度は3月だからまだ途中ですが、前年度との比較などをしていられたことはありますか。ことしは多いな少ないな、少なくなってきていればあれでしょうけれども、多いと職員にもっと教育を徹底しなくてはいけないとか、当然そうならなくてはいけないので、その辺は調査されているのでしょうから聞かせてください。 153 ◯環境事業課長  昨年度との比較でございますけれども、平成27年度は16件、本年度は2月末現在で21件となっております。昨年の同じ時期で比較しますと14件ということで、7件の増ですから50%の増となっているのですけれども、そのうち、昨年とことし1月30日に2件の人身事故がございます。特徴ですけれども、本年2月末現在の21件のうち、加害事故が13件、8件が相手方の10割の過失による被害事故でございます。被害事故と申しますのは、狭隘道路で双方が通り過ぎるという中で、こちら側がとまっていて、相手側が少しでもミラーなどが触れれば、それは一応事故と扱っておりますので、本年度は特にもらい事故が多いということが特徴となっております。  特に人身事故が起きました後に、通常は毎週水曜日に課長職が、ラジオ体操の後、朝礼をし、そこで事故の関係などもお話しするのですけれども、今回、11月の人身事故の分につきましては、2階の会議室に招集いたしまして、ホワイトボードなどを使いながら、どういうふうに起きたのかということを全ての業務員の方に見てもらいました。特に運転手と助手の2人で行っておりますので、その連携をきちんと行ってほしいということで、具体的には、まち中の道路で事故が起きたのですけれども、交通量が多いときには運転手は当然車を動かして、助手は歩道を歩きながら収集することになります。その助手の動きに合わせて運転手が車を走らせているというのが一般的ですけれども、そういう中にあって、運転手が左折したときに歩道を走っていた自転車に接触したということで、まず左側の見落としがありました。そのときに助手も近くにいればよかったのですが、動きも若干おくれていて、運転手への合図といいますか、お互いの意思疎通を図ろうという連携意識が少し薄かったように思います。そういう点については、ホワイトボードも使い、以後注意するようにという話をいたしました。  それと、先ほどの1月30日の事故については、狭隘道路で起きたものですから、通れるだろうという意識ではまだ安全であるという認知をしていないのだということを強く申しまして、安全に通行するための認知をしっかりしてほしい、そのためには確認できるだけの減速を行いなさい、一時停止または減速を必ずしなさいということを申しました。そういうことで徹底はしてございますけれども、引き続き機会を捉えて行っていきたいと思っております。 154 ◯沼田委員  台数は忘れてしまったのですが、かなりの台数が市内全域をくまなく回っています。今お話しのように、あそこは乗用車がやっと通れるような狭い道を収集車が通っていられたわけなので、ああいう事故になったのでしょうけれども、かなり急いで、忙しそうに収集していられる作業員の方も見かけます。運転手はきっとドライバーの教育もしていられるのだろうし、今言われたように、助手席側に乗っている人との連携も大事だし、やはり事故を起こさないということが一番大事なことだと思うのですけれども、来ないだろうではだめなのです。来るだろう、これでは通れないだろうとか、よく交通などへ行くと、こうなるとこうなるかもしれないという、かもしれない運転をしろと言われるけれども、その辺を指導の中でよく徹底されたほうがいいのではないかと思うのです。よろしくお願いいたします。 155 ◯神子委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前11時01分 休憩                ───────────                 午前11時10分 開議 156 ◯神子委員長  再開いたします。 157 ◯環境事業課長  先ほど越智委員からご質問がありました廃食用油を使った燃料を使用している車の件で8台あると申しましたけれども、燃料はベストトレーディングという会社から購入して使用しております。 158 ◯越智委員  8台全部ですか。 159 ◯環境事業課長  軽油に廃食用油の燃料をまぜて使えるような仕様に改造しておりまして、それが8台あります。 160 ◯越智委員  わかりました。 161 ◯石井委員  167ページ、ごみ収集管理事業費がふえていますけれども、平成28年度と変わった内容というのはどのようなことでしょうか。 162 ◯環境事業課長  本年度と来年度の違いでございますけれども、粗大ごみの収集業務の委託内容が違ってまいります。現在、土曜日の粗大ごみの受け入れ業務を委託化してございますけれども、来年度から土曜日に加えまして、平日の受け入れ業務についても委託化するということで、委託料の増となったものでございます。 163 ◯石井委員  粗大ごみは今まで土曜日は委託で行っておられたと思うのですけれども、平日も全て委託になるということで、受け入れの時間は従来どおりということでよろしいのですか。 164 ◯環境事業課長  本年度と同じ午前8時半から12時まで、午後1時から4時半までということでございます。 165 ◯石井委員  わかりました。先ほどから沼田委員も委託化のことを言われていますけれども、粗大ごみの受け入れをするのに委託化しますが、今まで行っていた職員の方は、どういう形で動かれるのでしょうか。 166 ◯環境事業課長  これまで粗大ごみの受け入れを行っておりました7人の職員を粗大ごみの戸別収集の業務へ配置がえをいたしまして、粗大ごみの収集期間の短縮化を図るという考えでございます。 167 ◯石井委員  では続いて173ページ、農業政策課の耕作放棄地再生利用事業の中で、地産地消対策事業補助金ということで81万円を今回計上されています。これの内容をお聞かせ願いたいです。 168 ◯都市農業支援担当課長  地産地消対策事業補助金81万円につきましては、国の耕作放棄地再生利用緊急対策交付金を活用し、耕作放棄地の再生利用を進める中で新たな担い手に着目いたしまして、新規就農者に国の経営安定所得対策などの交付金を有効に活用できるような、戦略的作物と言われています麦や大豆の生産効率や販路の確立に対して支援しております。この中で水田転作をして、そこに麦や大豆の二毛作をするという展開をした場合に大変有利な交付金の活用ができるわけでありますけれども、やはり水田を転作すると、排水性が余り好ましくない水田、周囲が水稲に囲まれていて、どうしても水気が多いという場所につきましては、同じ産地交付金とか水田活用の交付金が活用できます里芋等に着目いたしまして、この里芋の掘り取り機とか、そういう機械導入に対して補助金を積算してございます。  あと、昨年から小麦の製粉を導入しておりますけれども、この小麦の製粉精度をさらに高めるためのもみすり機、こういうものに対して補助をしていくというもので、補助率は事業費の50%以内でございます。地産地消対策事業補助金につきましては、その取り組みの実態であります厚木市農業再生協議会の会員としての実施主体でありますJAあつぎを交付対象として予算措置をしたものでございます。 169 ◯石井委員  今お話を聞いた内容ですと、厚木市農業協同組合主体で、生産組合を対象にお話をされています。その中で81万円という数字の算出根拠というのですか、先に手を挙げているところがあるのか、挙げればどれだけ出るのかという形が見えなくて、水田を活用して、そのあいているところに里芋とか違う品目を植えてもらえば補助金が出ますというお話は聞いています。だけれども、先ほど言われたように、水路に囲まれていると排水をよくしなければいけないので、この81万円で本当にそういうことができるのかというのが1つです。  もう1つは、小麦の製粉機を購入されて、実際のことを言って、まだ動いていません。倉庫に入っています。そういうところのチェックとか、小麦を生産する方そのものがまだ少ないので、活用につけての皆さんに対しての周知をこれからどういうふうに、81万円しかないのですけれども、実際にこの内容がどこまでできるのか不安でしようがないのですが、そこはどうなのでしょうか。 170 ◯都市農業支援担当課長  81万円の根拠につきましては、耕作放棄地の再生に関しての協議会の取り組みの中で機械を導入するわけでありますけれども、これはJAのレンタルのスキームの中に適合させておるものでありまして、例えば耕作放棄地を直接再生するものにつきましても、173ページの4、耕作放棄地再生利用事業の子事業の(1)耕作放棄地再生利用事業費補助金のほうで再生作業そのもの等は充当してまいります。  それから小麦の製粉機につきましては、今年度導入いたしまして、平成28年産の小麦が4.6トン収穫できました。これは実際に製粉したばかりですけれども、2.9トンほどできまして、おおむね地粉うどんということで乾麺をつくって、間もなく納品があると聞き及んでございます。そして、この買い取りですけれども、小麦は、全農等ではキロ30円程度でしか買えないわけですけれども、製粉機をこの事業で導入した結果、一等であるとおおむねキロ150円ぐらい、約5倍ぐらいで買い取ることも可能になったということを聞き及んでございます。  あと、周知につきましては、JAのほうの生産組合の仕組みとか、その辺からしていただくように取り組んでまいりたいと考えております。  現状は、麦は、かつてはつくっていらっしゃったと思うのですけれども、聞き及んでいる範囲では、この耕作放棄地の取り組みの中で、新規就農者が主に露地野菜を中心につくって、その間に麦をつくられているということで、それ以外の麦の生産者はいらっしゃらないと聞き及んでおります。 171 ◯石井委員  耕作放棄地を解消するための1つの方策として行っておられることはいいことだけれども、まだ皆さんたちがどこまでやっていいかわからないという状況で、農業協同組合ばかりに任せるのではなくて、農政のほうでも農家の方たちに直接わかるような形で周知していただくようなことも考えていただけるとありがたいと思っています。答弁は結構です。  3点目ですけれども、173ページの農地有効利用促進事業の農地流動化奨励金が600万円という形で出ています。平成28年度は736万7000円だったので、今回少なくなっているということでありますけれども、流動化を進めてもらわなければいけない部分だろうと思うのですが、これでいいのかということを今感じております。減額になった理由からお聞かせ願いたいです。 172 ◯農業政策課長  農地流動化奨励金につきまして、流動化自体につきましては、毎年20ヘクタールずつぐらいの実績はございます。今回、予算が下がったということにつきましては、流動化につきましては、3年の流動化で1000円、6年で2000円、9年で3000円ということで、更新日に当たった年は予算が若干ふえて、更新日と余り合致しない年については下がるということでございますので、流動化の面積自体が下がったということではございません。 173 ◯石井委員  わかりました。流動化をどんどん進めていかなければいけないでしょうけれども、傾向として、新規でそこへ名乗りを上げてやっていこうというのはふえていますか、それとも減っているのですか。 174 ◯農業政策課長  流動化の変移ですけれども、過去3年ぐらいを見ますと、貸し手が平成25年度で137人、平成26年度で138人、平成27年度で141人ということで、微増という状況でございます。 175 ◯石井委員  面積はどうなのでしょうか。 176 ◯農業政策課長  面積につきましては、若干下がってきてございます。これにつきましては、貸し手側の持っていられる農地の面積に関係してくるのではないかと思ってございます。 177 ◯石井委員  結構です。 178 ◯越智委員  169ページのし尿収集運搬業務委託事業費ということで7600万円がついているのですけれども、今この作業をしなければいけない件数というのが市街地あるいは市街化調整区域を含めてどの程度あるのかと同時に、これらの設備に対して今後どのような形で考えていられるか、この辺についてお聞きしたいです。 179 ◯生活環境課長  し尿処理の件数につきましては、先ほど合併処理浄化槽のほうでもお話しさせていただいたのですけれども、市街化調整区域内でくみ取り式と単独浄化槽が大体2700基程度ございます。これの今後の状況でしたか。 180 ◯越智委員  市街地については余りないですか。 181 ◯生活環境課長  全体ですと3400基程度ございます。 182 ◯越智委員  そうすると、残りが市街地ということですね。 183 ◯生活環境課長  3400基のうち2700基程度が市街化調整区域ということでございます。 184 ◯越智委員  そうしますと、今後これは減っていくと思うのです。当然減らさなければいけないのだろうと思うのです。そうなったときに、どういう形で考えを持っていられますか。 185 ◯生活環境課長  単独浄化槽とくみ取り式は、先ほども言いましたように、公共下水道との絡みが当然出てくるわけですけれども、今あるのが大体マックスの状態だと思います。ですので、今後これがふえるというのは想定しにくいのですけれども、公共下水道の普及が進むとか、合併処理浄化槽におきましても、今後、市街化調整区域には、やはり公共用水域の浄化ということでは、この制度は進めていきたいと考えておりますので、今後も1基でも多く合併処理浄化槽の設置に取り組んで、し尿処理の件数を減らしていきたいと考えております。 186 ◯越智委員  今、衛生プラントのほうも、これから維持管理していくためにはその件数分全部を維持するのではなくて、やはり件数に合った部分という形に変更しなければしようがないでしょうから、この辺、よろしくお願いします。  173ページの鳥獣等被害対策事業費ですけれども、今、おかげさまで防護柵を設置していただきまして、非常にいい結果が出ております。その結果というのは、厚木市内ではほとんど熊が出たという話も見られない状態ということですから、相当の防護機能を発揮しているのではないかと思います。ただ、一部厚木市内で熊が見られたというのも、両端の設置していない市町村の部分のところから回り込んだという可能性がやはり強いので、効果は非常に出ていると考えております。  ところが、防護柵から住宅地側にいる個体がやはりすごくいい餌を食べていますので、最近はイノシシや鹿が相当ふえてきてしまっております。そういうことで、住宅地側に住んでいるイノシシ、鹿の捕獲を考えていかなければ、またもとに戻ってしまうのではないかと思います。これらに対するお考えは何かあるかどうかが1つです。
     それと、防護柵もやはり維持管理をしていかなければいけないということで、もう10年辛くもたっているわけです。そうなってくると、防護柵の周りの木々が枝を相当張ってしまっている部分があります。それと同時に、管理を地元に委託しているがために、防護柵周辺の大規模な整備が余りできないというのが現状としてあります。こういうことを考えると、やはり1年に1回ぐらいは請負でそこの整備をしつつ、軽易な工程についてを地元にお任せするという形をとっていかないと、維持管理していくのはなかなか難しいのではないかと思うのですけれども、この2点についてを回答いただけますか。 187 ◯農林・鳥獣対策担当課長  今ご指摘がありました広域防護柵から里側についての鹿、イノシシの対策につきましては、現在、同じ事業になってしまうのですが、鳥獣等被害対策事業補助金という形で農業協同組合のほうで行っていただいています鹿、イノシシの狩猟と、また、柵の外側でわなで捕まった鹿、イノシシについては、鳥獣保護管理対策事業費で報奨金を出すという形で行っております。確かに越智委員がおっしゃられるとおり、ことしはかなりの量の鹿、イノシシが捕まっておりまして、里側のほうに出ているのが多くなってきているのかなという印象は受けておりますが、農業協同組合を初め、猟友会、小鮎地区獣害対策わな設置協議会の皆様のご尽力によりまして、何とか食いとめられているのかなと判断しております。  あと、柵の維持管理の件につきましては、おっしゃるとおり、地元の自治会等にお願いして、草刈りとか通電確認を行っていただいております。そのほかにもうちのほうでパトロールしたり、また、地元の協議会で点検していただいた中で、倒木等があれば職員とかで除去、簡易なものでなければ委託とか手数料とかで業者のほうにお願いしまして除去、また柵が壊れていれば補修とかをしております。確かに年数がたっておりまして、防護柵の近くに大きく育ってしまった木も見受けられますので、今後その辺も踏まえて適切な管理ができていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 188 ◯越智委員  今、回答いただきましたように、防護柵の周りは木が相当大きくなってきてしまっていますので、これはやはり地元では対応できないので、その辺の対策をお願いすると同時に、防護柵から里地側に入っているイノシシ、鹿は、本当に餌がいいわけです。鹿は1回にせいぜい1頭か2頭ですけれども、イノシシは1回に7頭から8頭を産むわけです。結局、生息している数の倍以上を捕らなければ、同じ数になってしまうのです。ですから、今後もその辺には十分力を入れて事業を推進していっていただだければと思いますので、よろしくお願いいたします。 189 ◯川口委員  173ページ、今の鳥獣等被害対策事業費の中の鳥獣保護管理対策事業費ですけれども、平成29年度は拡充事業ということで、予算も500万円ほど多くとられているようですが、具体的な内容を見ると、平成28年度とほぼ変わっていないのですけれども、どこを拡充していくのか確認させてください。 190 ◯農林・鳥獣対策担当課長  今、川口委員がおっしゃられましたとおり、事業の内容としましては、今年度と同じ内容となっておるのですが、今シルバーのほうにお願いしております猿追いにつきまして、来年度は鳶尾、煤ヶ谷、経ヶ岳の3群を2班4人で昼休みの間にパトロールしてもらうということを今計画しておりまして、その分の費用の増を行っています。その方法については、今後、またシルバーのほうと調整しまして、うまく活用できるような形で行っていきたいと考えております。 191 ◯川口委員  わかりました。  177ページ、多面的機能支払事業補助金ですけれども、事業内容を見ると、水路の泥上げや農道の路面維持等、地域資源の基礎的保全活動を行う地域活動等に対して支援を行いますということで書いてあるわけでありますが、これの補助金の出し方ですけれども、例えば土地改良区の団体、生産組合の団体とか、そういうところの方たちにこういう事業を行っていただいたときに補助金を出すのか、また決まった金額で出すのか、それとも実費で計算して出すのか、その辺を詳しくお聞きしたいです。 192 ◯農業政策課長  多面的機能支払事業につきましては、現在、土地改良区の皆様または生産組合の皆様で水路の泥上げとかを行っていただいているところでございます。この補助事業につきましては、集落単位以上の対象エリアで団体を立ち上げていただくことになります。その団体の方々が今後その集落の維持管理を担っていくということで、こちらにつきましては、国の補助事業を活用いたしまして、その事業費の50%が国費、残りの25%が県費、残りの25%が市費ということで、地元負担はゼロとなります。今回、予算計上をさせていただきました場所につきましては、愛川町と厚木市にまたがってございますけれども、厚木市分につきましては、入之藪土地改良区と中津川左岸土地改良区の受益地に対する支援でございます。 193 ◯川口委員  以前から国のほうでそういう動きがあって、それもうまく活用していただいてということで、直接土地改良区とか生産組合に補助をするのではなくて、新たな団体を立ち上げていただいて支払うということで、今回、入之藪土地改良区と中津川左岸土地改良区が対象になっているようでありますが、これは、これから先、ほかの地域の集落ごとで団体を立ち上げた場合は、その次の年度になると思いますが、対象を広げていく考えでいらっしゃるということでよろしいでしょうか。 194 ◯農業政策課長  大変失礼いたしました。先ほどの質疑の中で試算の基礎の部分を答弁しておりませんでした。国の補助単価でございますけれども、田んぼで10アール当たり3000円、畑で10アール当たり2000円という補助が出ます。この補助につきましては、農用地区域に指定されている部分になりますので、よろしくお願いしたいと思います。  今後、うちの地区においても導入したいというところがございましたら、農業政策課に事前相談をしていただいて、神奈川県との調整に入っていきたいと思ってございます。 195 ◯沼田委員  173ページ中ほどの新規就農者支援事業費は1380万円がついています。これはたしか平成28年度より330万円ぐらい多いと思うけれども、先ほど補正でお1人の方が独立自営が困難になって減となっていました。そういう状態の中で新年度予算では330万円アップです。その辺をお聞かせください。 196 ◯都市農業支援担当課長  青年就農支援事業費につきましては、お1人当たり150万円が上限ということで、平成29年度につきましては、従来から受給をされている方が6人、平成29年度は、平成28年に認定を受けた者も含めて新規に3人を見込んでおり、都合9人分、1350万円という形になります。そして、これは厚木市単独のものでございますけれども、新規に就農した3人を対象に、新規就農者への支度金10万円ずつを見積もってございます。 197 ◯沼田委員  今の3人はプラスアルファとなるので大変結構なことで、私も前々から耕作放棄地のことを何回も話題に出してきた経過があるのですけれども、今、耕作放棄地がどんどんふえていっていますから、少しでもなくなってほしいのでいいのですが、認定農業者というのは今何人ぐらいいられるのですか。 198 ◯都市農業支援担当課長  認定農業者につきましては、現在69経営体でございます。 199 ◯沼田委員  そんなに大勢いられるのですね。この新規就農者となるためには一通りの畝歩がないとできないよね。だからやはりその中から限られてしまうのでしょうけれども、予算で上げてこられた3人はほぼ確実なのでしょうか。 200 ◯都市農業支援担当課長  平成29年度の新規の受給対象者3人につきましては、まずお1方が本年1月に就農計画を認定して、既に利用権の設定とか、そういう作業に進んでおります。2人目の方につきましては、研修が修了いたしまして、3月に認定することになってございます。3人目の方につきましては、現在JAが実施するJAあつぎ農業塾を修了されまして、その後、農家での研修をされていまして、就農計画そのものの認定は平成29年度になってからになろうかと考えております。この3人につきましては、受給できる可能性が極めて高いと考えてございます。 201 ◯沼田委員  わかりました。明るい見通しでいいですね。お願いします。  同じページの、先ほども出ました鳥獣保護管理対策事業費ですが、アップをしていただきまして、ありがとうございます。実は、このシルバーの追い払い隊が大問題です。片方で追い払って静かになっていいなと思うと、もう片方へ来てしまうのです。あの追い払いの仕方というのはきっと指導はしていられるのでしょうけれども、行っていただいているのでいろいろ言うわけではないのですが、この方法を変えられたらどうかと思うのです。黙ってそのままにしておけばいいのに、山のほうへ追い払ってくれればいいのに、追い払いの関係かもしれないけれども、逆に別の民家のほうへ行ってしまう。だから住民同士がおかしくなってしまうので、これは研究されたほうがいいのではないかと思うのです。この問題について理解していられますか。 202 ◯農林・鳥獣対策担当課長  今の沼田委員がおっしゃられた話ですけれども、私の耳に入っているのは、追い払いをしたら別の地区のほうに行って、そちらの方から猿が出てきたという苦情があったのは1件存じ上げております。今おっしゃられたとおり、確かに猿の追い払いの仕方というのはどうしても経験則で行っているところもございますので、今後、猿の行動の仕方や追い払いの方法というか、方向というか、そういうのもまた改めて研究していくことが必要になってくるかと思います。ただ、やはりどうしても生き物なので、こちらの思いどおりになかなか動かないところもございまして、難しい面はありますけれども、今後検討させていただきたいと思います。 203 ◯沼田委員  この問題はえらい深刻なのです。山間部をしょっている玉川、小鮎、荻野は、ほとんど住宅地のほうへどんどん来てしまっていますから、大変な状況なのです。ぜひわかっていただきたいと思います。  それで、1つ提案します。この追い払い隊は現状でしようがない。今はやりのドローンを使うというのもこれからの対策ではないかと思うのです。消防ではああいう危機管理のほうで行っていられますけれども、鳥獣も危機管理の部類に入るでしょう。人にまで危害を加えることが時としてあるわけだから、ぜひドローンもこれからの視野に入れられたらどうかなと思いますので、研究してみてください。  もう1つは、177ページ、農業水利施設改修事業費は3200万円の減です。老朽化、老朽化と騒いでいる割にはこんなに減ですけれども、これは国の関係とかいろいろあるのでしょうが、現在どのくらい進みましたか。 204 ◯農林・鳥獣対策担当課長  要望の処理件数という形でしょうか。 205 ◯沼田委員  いや、改修です。この事業は改修でしょう。 206 ◯農林・鳥獣対策担当課長  かんがい排水路につきましては、今、要望件数が272件出ておりまして、対応中も含めますと、約80%ぐらいの改修状況になっております。 207 ◯沼田委員  新年度はこの予算で予定しているところが何とかカバーできるということなのでしょうけれども、新年度はどうされていくのですか。 208 ◯農林・鳥獣対策担当課長  先ほどの減額の件につきましては、沼田委員がおっしゃるとおり、国のお金とか、その辺が減額になった関係で減額になっているところでございます。今後につきましては、今、沼田委員がおっしゃられたとおり、整備から30年、40年たっておりますので、今後更新する時期が集中してくるという状況がございます。そういうことから、ストックマネジメントを取り入れた改修工事を行って、改修時期が平準化されるような形をとれるように、今年度から委託をして、重要な堰とか、その辺の調査をさせていただいて、それを平成29年度も引き続き行いながら、ストックマネジメントを取り入れた予算の平準化に取り組んでいきたいと考えております。 209 ◯沼田委員  わかりました。 210 ◯石井委員  175ページ上段の農業体験型農園開設事業は、今まで、平成28年度もなかったのですが、これの内容をお聞かせ願いたいです。 211 ◯農業政策課長  農業体験型農園開設事業につきましては、飯山地区で農業者がみずから運営する体験農園の開設に伴う施設整備への支援でございます。開園自体につきましては、農業者がみずから耕作するところでございますけれども、農業者がジャガイモやキャベツ、これらの作付計画に基づきまして、参加される皆様に講習会を月1回以上行っていただくように計画されております。まずそちらへの参加と、農機具等をその圃場に備えつけておきまして、草刈りとか収穫等が自由にできるという内容のものに支援するものでございます。今回2件目の支援となります。 212 ◯石井委員  今回は飯山地区1カ所ということでありますけれども、これの募集に対して、いろいろなところでもそういうことをできるのか、手を挙げたいという人がいるかもわかりません。体験型農園を運営したいという方に対して支援していくということですけれども、これはどういう形で募集を受け付けて、どういう運営要件があるのか、募集要項があるのか、直接農家の方が個人でもできるのか、その辺についての詳しいことを教えてもらえますか。 213 ◯農業政策課長  こちらの事業につきましては、大変申しわけないのですけれども、広く募集していない状況でございます。この事業を活用したいという方につきましては、農業者がみずから耕作をして市民の方へ指導するということでありますので、条件とすれば農業者であること、団体を組織されて運営されてもいいという2つの条件がございます。 214 ◯石井委員  最後にしますけれども、募集していないというのは、やはり偏りが出てくるのではないかと思うのです。耕作放棄地対応もできるのではないかと思ったりもするのです。地域の中で農業体験をしてみたい、これからもお手伝いができる人を一緒に探すという目的もできると思うので、手を挙げたくても挙げられない部分をちょっと──こういう新しく進めていく部分は必要かもわからないけれども、そういう形をこれからはとっていただくことも必要だろうと思うのですが、その辺は考えの中にありますか。 215 ◯農業政策課長  今、石井委員がおっしゃられました耕作放棄地対策にも大変有効な事業でございますので、今後、農業者等の皆様に、こういう事業がありますという周知に努めてまいりたいと思います。 216 ◯石井委員  2点目です。同じページの園芸振興対策事業費の中で、野菜振興対策事業補助金が平成28年度に比べて大幅に減ってきているのですけれども、これは平成28年度に何か対策を大きく行われて、制度的には終わったということでよろしいのでしょうか。内容をお聞かせください。 217 ◯農業政策課長  野菜振興対策事業につきましては、大きく3つの事業から成ってございます。1つ目が受粉促進事業ということで、ミツバチを活用して自然受粉による品質の向上と労力の軽減を図るもので、こちらにつきましては、継続して進めていきたいと考えてございます。もう1つは、内部遮光用の装置を平成29年度に新たに設置していくというものでございます。また、老朽化したオイルタンクの交換も事業の中に盛り込んでございますので、総事業費が下がったということにつきましては、こちらの機械関係の単価が下がったというか、導入するものが下がったということでございます。事業につきましては、引き続き推進してまいりたいと思います。 218 ◯石井委員  ありがとうございました。結構です。 219 ◯財政課長  先ほど沼田委員から農業基盤整備の関係で大幅に減っているのではないかというご質問がありました件ですが、確かに平成28年度と平成29年度の当初を比較しますと減っているのですが、実は12月補正におきまして4000万円ほど国の補正、また単独事業で事業を設定しております。そうすると、4000万円ほど平成29年度で事業を行うことになりますので、若干減っておりますが、この事業については、平成28年度と同様に基盤整備は進めているところでございます。 220 ◯新井副委員長  161ページ、一番下に温暖化防止普及啓発事業費がありますけれども、平成28年度当初予算が305万7000円、平成29年度は116万6000円となって、およそ3分の1になっているのですが、社会のニーズに応える意味でも、これで十分な啓発が進むのかどうかお聞かせいただければと思います。 221 ◯環境政策課長  この減額の大きな要因といたしましては、本年度、地球温暖化対策実行計画を改定いたしまして、その委託料がございましたものですから、平成29年度はそれがなくなったということです。それで、事務事業編ということで、平成29年度は市役所の温暖化の関係を進めていきますが、そちらについては職員の対応で行っておりますので、金額を予算化しておりません。 222 ◯神子委員長  ほかになければ、以上で環境農政部の所管科目について質疑を終わります。  ここで午後1時まで休憩いたします。                 午前11時56分 休憩                ───────────                 午後1時00分 開議 223 ◯神子委員長  再開いたします。  引き続き、河川みどり部、教育総務部の所管科目について質疑を行います。 224 ◯川口委員  191ページの水辺ふれあい創出事業費の(2)相模川水辺ふれあい拠点創出事業費でありますけれども、説明としては、三川合流点地区及び(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺地区という形になっていますが、特に(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺地区の計画というのは、具体的にどういう内容なのかをお示しいただければと思います。 225 ◯河川ふれあい課長  相模川水辺ふれあい拠点創出事業の関係ですけれども、三川合流点地区と(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺地区の2地区を今計画しております。それで、(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺地区につきましては、平成20年度に作成いたしました相模川・中津川厚木市河川利用構想の中で、多目的広場であったり駐車場を整備したり、バーベキューやアユのつかみどりを計画しておりますので、その辺を具現化していくために、平成29年度に測量の委託、基本設計を進めていきたいと考えております。 226 ◯川口委員  多分三川合流点地区でできる内容と(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺地区でできる内容でそれぞれ分けていくのかなという感じはしているのですけれども、両方とも同じ内容ではないと思うのですが、アユのつかみどりとか、そういうのは三川合流点地区のほうで、(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジのほうも、そういうものも同時で考えているのですか。 227 ◯河川ふれあい課長  内容としては確かに同じようなことを行っているわけですけれども、まずは三川合流点地区のほうでのアユのつかみどり、バーベキューは、平成29年度に社会実験等を行っていきたいと思っております。その状況で(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジについても、やはりアクセス性とかでPAから川のほうにおりるとか、そういうことで利活用がいろいろできてくる中で、その様子も計画の中に取り入れていきたいと考えております。 228 ◯川口委員  では、直接的な具現化というよりは、まずは三川合流点をしっかりつくりながら、その上で内容を確認しながら(仮称)厚木パーキングエリアスマートインターチェンジのほうを考えるという感じでいいのですか。 229 ◯河川ふれあい課長  そのとおりでございます。
    230 ◯川口委員  わかりました。結構です。 231 ◯望月委員  197ページ、花未来事業費について、年2回、苗を配布されていると思うのですけれども、平成28年度に比べて若干上がっておるのですが、その辺の詳しい説明をお聞かせください。 232 ◯公園緑地課長  花未来事業につきましては、平成29年度におきましては、春植えに2万500株、秋植えに2万500株、合計で4万1000株の配布を予定しております。平成28年度との違いは、その配布数によりまして増減があるものであります。 233 ◯望月委員  決算の後に、この環境教育常任委員会から、花未来事業と道路部が行っています道路里親制度が似ているので工夫をお願いしますという要望を出させていただいたと思うのですが、次年度に対しての工夫等はお聞かせいただけますか。 234 ◯公園緑地課長  厚木市道路里親制度事業は市道に限定されております。公園緑地課で行っております花未来事業につきましては、公園施設に限定しているということで、場所的なものが当然違いますので、統合等は考えられないという結論が出ております。 235 ◯望月委員  多分、統合とかの縮小をお願いしていたわけではなくて、場所は市道であるのか公園であるのか違いがあるというのはこちらも認識しておるのですけれども、苗木とかを配布するという事業自体が似通ってしまっているので、もう少し両課で工夫ができないかという形でお願いしていたかと思うのです。 236 ◯公園緑地課長  実際のところ、管理箇所が違うということで、公園緑地課では公園緑地に花を植えていただいて、地域の方のコミュニケーション等もありますので、運営していただいている団体の方も楽しみながら行っていただいているという事実はあります。言われたとおり、道路部のほうも同じような事業を行っていますし、うちのほうで地域緑化という公共的な場所を使った同じような事業もあります。ただ、やはり管理している上でどうしても区分が必要ではないかということで、今、事業はこういう進め方をさせていただいているのですが、今後、道路部等と考え方の統一を図るなり、方法を少し調整するなりという方向で協議させていただきたいと思います。 237 ◯沼田委員  193ページ上段の準用河川恩曽川改修事業費1億5418万円の説明を願います。 238 ◯河川ふれあい課長  準用河川恩曽川につきましては、平成22年まで改修事業は順次進めてきておりましたが、飯山地区と愛名地区にかかる八ツ橋のところを神奈川県のほうでかけかえ工事をしておりました。その後、引き続き、うちのほうも下流側100メートル部分について用地の協力をお願いできないかということで進めてきていたところ、ここで用地の機運も大分高まってきたということで、平成29年度にその土地の購入費とか家屋調査、家屋補償、そういうものの予算を計上させていただいております。あと、水位観測施設や監視カメラの設置等も新たに予算として計上させていただいております。 239 ◯沼田委員  わかりました。今のお話のように、大分長い間かかってきたけれども、大分明るい見通しになってきたのかなと思います。そうすると、八ツ橋の下流は、もしこの事業が始まれば、下流側から来ているのとどんとぶつかって、全てオーケーになるのかな。 240 ◯河川ふれあい課長  ちょうど八ツ橋から下流に約100メートルぐらいあるのですけれども、そこに地権者が2人おられます。今回、1件が何とか用地協力をいただけるということでお話しいただいております。もう1件については、引き続き平成29年度に用地協力を何とかお願いして、平成30年度にもし協力が得られればということで動きたいと考えております。 241 ◯沼田委員  そうすると、あそこの下流側に水辺の広場をつくる計画がありますね。その事業も一緒にひっくるめた数字でいいのかな。 242 ◯河川ふれあい課長  今回は土地の購入や不動産鑑定、実施設計を入れておりますので、その実施設計の中で水辺の広場等も含まれております。 243 ◯沼田委員  わかりました。よろしくお願いします。  199ページ中ほどの(仮称)北部地区公園整備事業費について説明をお願いします。 244 ◯公園緑地課長  北部地区におきまして、平常時にはレクリエーション等を通じて市民とのコミュニケーションや安らぎの場を提供する公園として、また、災害時には一時避難場所等に利用できる地域の防災拠点としての機能を担う公園の整備を目的としております。 245 ◯沼田委員  広さ的にはどうなのですか。 246 ◯公園緑地課長  現時点で公園規模につきましては4.4ヘクタールもしくは6ヘクタールとして検討しております。なお、現在はまちづくり推進課にて実施しております(仮称)厚木市都市計画事業厚木市山際土地区画整理事業の検討にて公園の規模及び配置について確定していただいているという状況になります。 247 ◯沼田委員  本会議でもその議論があったと思うのですけれども、こういうものができるのは結構なことですが、こういう大きい事業を行うと、周辺の整備が追いつかないというのは間々見かけるわけです。その辺のところは、駐車場などはどういうふうに考えていられるのですか。 248 ◯公園緑地課長  地区公園規模になりますと、公園利用者は想定ができることになります。その想定した公園利用者に対しまして、駐車場の規模も計算から成り立った数字が出てきますので、その規模を確保するという計画になります。また、これは防災機能があるということなので、その分、大型が入れるような構造等が一般の地区公園に付加された公園計画になると思います。 249 ◯沼田委員  今、何台ということは言われなかったけれども、こういう公園ができて駐車できるのが数台だと、はみ出したのがとめられないから路上へ駐車するとかいって近隣の住民に迷惑がかかって、そこからまたいろいろな苦情が役所のほうへと入ってくるでしょうし、地域の自治会長あたりにもいったりするから、ぜひこういう施設をつくるときにはそういう配慮も必要かと思いますので、今後でしょうけれども、よろしくお願いいたします。 250 ◯石井委員  193ページの中で水源環境保全・再生事業費というのが組んでありますけれども、神奈川県のほうから水源環境保全・再生市町村補助金として4070万円が予定されていますが、実際にはここで約2500万円の支出ということなので、この辺の関係と、もう1つは、平成28年度は1億5000万円近くあったわけですけれども、今回大きく減となっています。この理由をお聞かせいただけますか。 251 ◯河川ふれあい課長  水源税の補助金の関係になりますけれども、全体では4070万円となっておりますが、内訳といたしまして、河川ふれあい課に2410万円、農業政策課に1660万円が出るような形になります。  それと、予算補助額が大分減ったということにつきましては、これは、第2期かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画という平成24年から平成28年までの5年間ということで補助金をいただいている事業になっておりまして、平成28年度で1度区切りまして、工事が終了しました。平成29年度からまた第3期かながわ水源環境保全・再生実行計画がありますので、今そちらのほうへ新たな申請をしているところでございまして、平成29年度につきましては、工事を行う費用がないために、大幅に減額になっております。 252 ◯石井委員  わかりました。  続いて199ページ、公園施設安心安全対策事業ですが、大幅に減っています。これは、公園施設の安心安全という部分で平成29年度は半減しているのですけれども、一応、目的としては、半分は終わったということで平成29年度はこのぐらいの予算になっているのですか。 253 ◯公園緑地課長  公園施設安心安全対策事業費につきましては、平成29年度でかなり減額させていただいています。理由といたしましては、公園施設長寿命化計画に基づきまして、18公園28施設の遊具を安心安全に利用できるよう、リニューアル工事をするための工事費を計上しております。平成28年度との差ですが、平成28年度には厚木中央公園の大型複合遊具をリニューアルしたので、ここに差額が出ているということであります。 254 ◯石井委員  わかりました。今、18公園をということで、これで厚木市の中の遊具等のリニューアル、補修等は、基本的には平成29年度で大体終わるのでしょうか。 255 ◯公園緑地課長  公園の遊具の更新につきましては、公園遊具更新整備計画をつくっております。その中で、今回、平成29年度の18公園28施設を含めまして、平成33年までに63公園85施設をリニューアルすることによって、公園施設長寿命化計画から来ている数字的には一段落つくという状況になります。 256 ◯石井委員  よろしくお願いします。  もう1つ、197ページ、公園緑地整備事業ですが、今回は大幅な増となっていますけれども、これはどこをどういうふうにしていかれるのか、計画されているのかを教えてください。 257 ◯公園緑地課長  公園緑地整備事業費につきましては、平成29年度につきましては1億7183万2000円を計上させていただいております。主な内訳としましては、工事請負費として4150万円、実施設計や公園台帳の作成等の委託料が960万円、金田星くだりコミュニティパークの用地購入費が1億2055万7000円となっております。今年度当初予算と比較しますと、約1億5128万円の増額となっております。 258 ◯石井委員  わかりました。結構です。ありがとうございました。 259 ◯越智委員  193ページの水路敷管理事業費、ここで水路敷という形で扱っているのはどういう部分になるのでしょうか。 260 ◯下水道総務課長  対象という部分でよろしいでしょうか。河川法の適用になるものと下水道法で言う雨水の部分にかかわる以外の水路が対象ということでございます。 261 ◯越智委員  そうすると、例えば今まで市街化区域の中で農業用水路として使っていたところが廃止されて、本当の排水路として扱われている部分があります。各住宅地などもそれがみんな分断してしまっていて、行き来ができないのです。そういうことで、あそこの利用というのですか、この管理事業費がついているのですけれども、そういうところも見ていられる状態でしょうか。 262 ◯下水道総務課長  下水道法で位置づけられた雨水路というのは下水道施設課で所管しております。それ以外の今言われたような土地と土地の間にあるような水路の部分の管理をこちらの水路敷管理事業費で行っているということでございます。 263 ◯越智委員  そうしますと、例えば排水路は排水路でヒューム管か何かをここに通して上側を歩けるようにすれば、土地の利用がまた全然違ってくるでしょうし、人の流れが変わってきますから、交差点の混雑も変わってくるのではないかと思うのです。そういう形で利用されたらいいのではないかと思っているところなのですが、この辺についてどう思われますか。 264 ◯下水道総務課長  上部利用については、ふたをかけて暗渠にして、その施設の耐久力が確保されれば、人の通行とかという部分は可能かと存じます。 265 ◯越智委員  そうしましたら、そういう部分については関係部門と調整しながら、何か利用ができるようにしていく方向性を見出してもらえればと思います。  同じ193ページの7の河川維持管理事業費ですけれども、例えば土手の草刈りなどは、大体斜面は刈っていられるのですが、流水域の部分についてはほとんど刈っていないのが現状ですね。いろいろな部分でこれを見た形で。その辺は何か理由はあるのでしょうか。 266 ◯河川ふれあい課長  確かに河川維持管理事業ということで、河川ののりは刈っておりますけれども、河川敷といいますか、平たい部分につきましては、基本的に川が流れるところでありまして、場合によって、そこが非常に繁茂したり樹木が重なったりする状況もありますので、そういうときは緊急対応ということで、河川の維持補修工事で草を刈ったりとかはしておりますが、定期的には行ってございません。 267 ◯越智委員  河川のところをいつも走っていますと、結局アシがどんどん伸びてきてしまって、それが枯れたとしても、ほとんど倒れないのです。そうすると、少しの雨が降ったときに、ここにごみがどうしてもついてくるわけです。せっかくいろいろな部分で河川の美化も考えて、あるいは遊歩道的な部分も考えて行っていられる部分ですので、それほど面積の増加にはならないと思いますので、中も少し伐採できるような形はとれないのかどうか。 268 ◯河川ふれあい課長  今のご質問で、アシとかが大分伸びたりということは確かにあると思います。それで、水源環境保全ということで、水源税で行ったところとかで植生などが伸びたところは、維持管理ということで費用を見て、実際に草を刈ったりとかはしておりますけれども、確かにそういうお話もありますので、その辺は当然パトロール等もしておりますので、今後なるべく早目にできるところは行っていきたいと考えております。 269 ◯越智委員  ありがとうございます。やはり毎日走っていますと気になっているところでもあるし、そういう形でアシが密集してしまっている部分については、増水したときにそれが水位を上げてしまう可能性もありますので、何とかその辺もお願いできればありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 270 ◯川口委員  203ページ、荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業費でありますけれども、通常のリニューアルと空調設備となっています。これについては、あくまでも東京オリンピック・パラリンピックの関係で施設を充実したいという部分が一番の目的だと思うのですけれども、これは国とか神奈川県からお金は出てくるのか、厚木市単独で出さなければいけないのか確認させていただきたいと思います。 271 ◯公園緑地課長  今、川口委員が言われた荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業費は親事業で区分されていまして、その下に子事業として、同じ名称の荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業費と荻野運動公園体育館空調設備設置事業費があります。それで、子事業の荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業費につきましては、現在の体育館の冷却塔とか体育館の高窓装置の集中制御盤になりますので、こちらは単費になります。もう1つの荻野運動公園体育館空調設備設置事業は、公園整備事業債ということで事業債を使いますけれども、単費扱いになります。 272 ◯川口委員  単費ということでしようがないのでしょうけれども、東京オリンピック・パラリンピックの絡みで、こういう事業に対して国とか神奈川県のお金はないのですか。それとも、今、時期的にそういう形では申請できないのか、それともずっとできないのか、それを確認したいです。 273 ◯公園緑地課長  この事業ができたときにいろいろと調べさせていただきましたが、今のうちの施設の状況とか、行う事業に対しての交付金や補助金はないということでありました。 274 ◯川口委員  対象外になってしまうという捉え方ですかね。非常に残念ですけれども、わかりました。  もう1点は、197ページ、先ほど望月委員から出た花未来事業の件で確認させていただきたいと思います。望月委員から出たように、この環境教育の所管でいくと、花未来事業と公共緑化事業という似たような事業があって、もう1つは道路部の道路里親制度事業というのがあって、実はこれがほとんど同じような事業になっているのです。決算のときも多分質問が出たし、予算のたびに僕も配布方法とかを平等にしたほうがいいのではないかということを質問させていただいて、花未来事業と公共緑化事業では配布方法が若干違って、花未来事業では堆肥や花もほとんど出るのですけれども、公共緑化事業では花、苗だけという状況なので、同じようなことを行っていて支給してもらえるのが違うというのはおかしいのではないかという話をさせていただきました。その後、決算の内容とかを生かしていただいて、道路部のほうは別にしていいと思うのですけれども、平成29年3月に見直しを行って、来年度からは要綱を見直して平等にしていく方向で検討するということを決算審査の要望事項の処理状況の中でご返事はいただいているのですが、それでいいのですか。その確認をさせていただきたいと思います。 275 ◯公園緑地課長  ただいま川口委員が言われたとおり、配布するものが若干変わっていた部分がありました。平成29年度には要綱を改正しまして、統一を図るということで進めております。 276 ◯川口委員  では、よろしくお願いします。
    277 ◯望月委員  193ページ、公共下水道事業特別会計の工事の件でお伺いします。平成29年度から始まると思われるのですが、あそこの道路自体が子供たちの通学路にもなっている部分が多々あるのですけれども、まず、課として安心安全対策といいますか、トラックの搬入経路や搬出経路とか、その辺の対策等は具体化されているのか、答えられる範囲でお願いいたします。 278 ◯下水道施設課長  ただいま望月委員のご質問は、あさひ公園に整備いたします雨水貯留施設の関係であると思われます。まず、周辺住民の対策という部分でございますが、昨年7月26日、9月16日に工事説明会は実施させていただいて、その席の中で、先ほどお話のあった工事車両の運搬経路等につきましても、ご説明はさせていただいています。工事車両につきましては、今、設計段階での想定でございますけれども、工期内で残土を運ぶダンプトラックが6000台、コンクリートミキサー車が2300台、これのほかにも仮設機材や鉄筋資材などの運搬車両が多く通行することになります。ですから、そういう部分の面で工事箇所周辺については……。 279 ◯財政課長  これは特別会計です。 280 ◯神子委員長  そうか。 281 ◯下水道施設課長  特別会計なので、いいですか。このまま説明を続けたほうがよければ続けますが。 282 ◯財政課長  事業がないですから。 283 ◯下水道施設課長  では……。 284 ◯神子委員長  失礼、では、この件につきましては、特別会計の際に質疑を改めさせていただきます。 285 ◯望月委員  失礼しました。 286 ◯越智委員  199ページの防災用ベンチ整備事業ですが、これは公園緑地課ですから公園につけるという話なのは当然だと思うのですけれども、どういう公園に設置を予定されているのでしょうか。 287 ◯公園緑地課長  公園に設置するのですが、やはり使用頻度というか、配置状況をまず考えなければいけません。まず、住宅密集地の街区公園の誘致距離250メートルというのがあります。要するに、歩いていけるところに必ず1個ぐらいはあるほうがいいのではないかということで、半径250メートルを書いて、そこに網羅されるところ、市街地の住民の方が使えるような範囲で、250メートル歩けばそこに防災ベンチがあるという計画をしています。  それと、災害時の一時的な避難所ということなので、トイレベンチとか、かまどベンチをつけるという考え方になっていますので、今回は、まずは住宅密集地の公園、高層住宅近傍の公園、大規模工業団地の直近の公園に配置を検討して、市内228公園のうち114公園を抽出してつける予定でおります。現在は70公園が既に完了しておりますので、残り44公園につけていくという考えで進めております。 288 ◯越智委員  これの使用に当たっては、あくまでも防災用ですから、通常の場合は使用できないようにしてあるという判断でよろしいのでしょうか。 289 ◯公園緑地課長  通常は普通のベンチという格好になっています。災害時にはそのベンチの座席部分を取ってかまどにするなりトイレにするということで、もう1つは、トイレのテント部分をしまっておく倉庫みたいなベンチということで、3つでワンセットになります。 290 ◯越智委員  これは余計なことかもしれませんけれども、広域の避難場所になっている部分でこういうベンチがないところがまだまだあるのではないかと思うのですが、それらの対応はどういうふうに考えられていますか。 291 ◯公園緑地課長  今回設置しております防災用ベンチというのは、市民の方の身近な部分の防災用トイレとかまどになります。避難所に指定されている場所には、ぼうさいの丘公園もそうなのですが、外に仮設でできるトイレとかはもう整備されております。ただ、荻野運動公園は、今検討している最中になっております。 292 ◯越智委員  ちょっと聞き方が悪かったのですけれども、例えば玉川などを見ると、玉川小学校が避難場所になっていて、あそこも小学校だけのトイレではとても足りなくなってしまいます。そういう状態のときに、こういうトイレがあれば非常にいいのかなと思います。公園は一時避難場所になっているから必要なことは確かなのですけれども、どちらを先に整備したらいいのかなという思いがありましたので、今お聞きしたのですが、その辺の考えはどうでしょうか。 293 ◯公園緑地課長  防災の考え方としては、全ての住民の方が使えるようにしなければいけないということです。ただ、確かに避難所ということなので、そこに避難されて使えないと、それも不備な点になってしまいますので、そこはうちの公園サイドだけでは考えられない話にはなっておりますが、公園緑地課としては、うちの思っているところに整備していこうという考え方なので、今後は地域防災計画と一緒に行っていこうかなという考えでおります。 294 ◯越智委員  その辺はよく調整した上で、ひとつお願いいたします。ありがとうございました。 295 ◯石井委員  203ページの運動公園維持補修事業費ですが、運動公園維持管理事業費は例年ついていて、これは維持管理してもらっている委託業者の関係だろうと思うのですけれども、運動公園維持補修事業はリニューアルと違って別個の事業だと思うのですが、これはどういうところを行っていかれる工事なのですか。 296 ◯公園緑地課長  運動公園維持補修事業につきましては、平成29年度におきましては、体育館の飲料水、雑排水用のポンプの交換修繕、プール棟の中央監視装置の交換修繕、25メートルプールのろ過装置の交換修繕を予定しております。これはなぜかといいますと、やはりここは全て平成5年とか6年に供用開始していますので、設備が耐久年数を過ぎていて、できるところから全て行っていこうということで計上させていただいております。 297 ◯石井委員  荻野運動公園のリニューアルは、荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業でも行っていますね。運動公園維持補修事業として平成28年度はプール棟のボイラーとトイレの改修を行っておられるのですが、この計画を長期的なもので考えていくとしばらく続くのでしょうけれども、この建物だけではなくて、皆さんが使われる施設の外周のランニングコースとか、多目的広場の周りの部分は維持補修とは別に行うのですか。というのは、維持管理の中では行わないと思うのですけれども、施設の中でも建物ではない部分をここでも行っていけるかどうかということを聞きたいのです。 298 ◯公園緑地課長  荻野運動公園の維持補修の考え方ですが、やはりこちらも国費をいただきたいというところから、長寿命化計画というのを荻野運動公園独自で平成24年からつくっております。その中で対象となるものにつきましては、維持補修のほうで実施するという格好で進めております。実際は、荻野運動公園の体育館等は、平成5年に全て供用開始しておりますので、全ての施設、機械等の傷みが今集中しているという状況になります。それで、荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業と東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーの誘致がありますので、それに向けて一緒に進めています。 299 ◯石井委員  そういう施設の長寿命化の中で、先ほど言った建物とか施設の減価償却をしていく部分とは別個に、皆さんがランニングに使う部分や多目的広場の部分というのは、これに当てはめてできるのか、それとも別の費用で行っていくのか、維持管理の中で行っていけるものなのか、その辺はどうでしょうか。 300 ◯公園緑地課長  施設等は当然のことながら、舗装路、皆さんが一緒に走っていただけるところ、園路とかも全て施設になりますので、この事業の中に含めて修繕等は可能になっております。 301 ◯石井委員  意外と皆さんから要望が多いのです。建物のほうはいっぱいやってもらうのだけれども、みんなが使えるところはなかなかやってもらってないよねという意見を利用者の方から結構聞くのです。そのうち順次やっていくでしょうと言いながらも、草が生えっ放し、補修はされていないという状況で、少し危ないところも見えます。今年度、そういうこともこの中でやってもらうということは、実際に維持管理をしてもらっている委託業者と話し合いをされていくと考えてよろしいですか。 302 ◯公園緑地課長  ここの管理は指定管理者制度を使っております。その中で100万円以下の修繕は指定管理者が実施するということで、実際は細かいところをかなり修繕していただいているという状況はあります。大きなものになった場合は、厚木市のほうで予算を組んで補修していくという考えでおります。東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーがありますので、陸上競技場も含め、テニスコートの人工芝等もかなり傷んでおりますので、今のところ、そちらも一緒に進めていくという考えでおります。 303 ◯石井委員  とにかく市民の方の意見が吸い上げられるような形でお願いしたいと思っています。 304 ◯望月委員  213ページの教育総務費ですけれども、用務員の募集がかけられておりまして、担当が教育総務課になっていました。委託と思っておったのですが、こちらで募集をかけるに至った経緯等をお聞かせください。 305 ◯教育総務課長  庁務用務員につきましては、現在、正規職員がいるところが7校、再任用職員がいるところが2校、委託で庁務用務員を委託しているところが27校ございます。今年度、この27校につきましては、業務請負契約ということで委託契約を結んでおります。この業務請負契約というのは、庁務用務員への指揮命令権が受注者にあるということで、学校の現場には指揮命令権がないのです。これでずっと行ってきたのですけれども、校長が直接指示をしますと職業安定法に抵触するということが他の自治体でも見られましたので、ここで見直すことになりました。また、自然災害とかで急遽行っていただきたいことがあったときに柔軟な対応が今の委託だとなかなかできませんので、来年度から非常勤一般職ということで直接雇用に変えていく予定でございます。 306 ◯望月委員  今お伺いしました委託の27校というのは、全てが直接雇用に変わるという認識でよろしいですか。 307 ◯教育総務課長  そのとおりでございます。 308 ◯望月委員  219ページの小学校校舎・体育館改修事業費と221ページの小学校維持補修事業費に関してですが、トイレ等の改修が入るかと思われますが、トイレの洋式化率をお聞かせください。 309 ◯学校施設課長  まず、トイレの改修率ですが、平成27年度末の見込みといたしましては、小学校が62.7%、中学校が64.5%、小・中学校を合わせまして63.4%となります。それから洋式化率でございますが、小学校が63.9%、中学校が61.1%、小・中学校を合わせまして62.9%となっております。 310 ◯新井副委員長  213ページ、スクールアシスタント事業費につきましては、昨年から教職員の子供と向き合う時間の確保の観点から取り入れられたものと考えておりますけれども、ここに至るまでのスクールアシスタントの実績について、まずお聞かせいただけますか。 311 ◯教育総務課長  今年度実施しておりますスクールアシスタント事業ですけれども、ほぼ全ての小・中学校で実施いたしまして、主な内容につきましては、草刈り、剪定、側溝清掃、トイレ清掃、体育館の清掃などがございます。 312 ◯新井副委員長  今、内容等をご説明いただいたのですけれども、それに対する学校現場の声というのは上がっていますでしょうか。 313 ◯教育総務課長  一校一校ヒアリングをしまして、教職員がどのような業務を行われているかを確認いたしまして全て行っておりますので、終わると、先生のほうから、どうもありがとうございました、きれいになりましたというお礼の電話を必ずいただいております。 314 ◯新井副委員長  その事業の執行率といいますか、学校によってばらつきがあるのかと思うのですけれども、その辺がもし資料としてありましたらお願いします。 315 ◯教育総務課長  先ほど申し上げましたけれども、ほぼ全ての小・中学校で行っております。執行率については、今のところ大体90%ぐらいまで来ております。 316 ◯新井副委員長  221ページ、三田小学校体育館建設事業費についてお尋ねしたいと思います。三田小学校の事業につきましては、平成29年から平成30年度の事業ということで認識しているところですけれども、まず1点は、今度、三田小学校の体育館が、今あるところから、今ある校庭のほうに移るということでありますが、それでよろしいかどうか。 317 ◯学校施設課長  新井副委員長がおっしゃるとおりでございます。 318 ◯新井副委員長  そうしますと、体育館の取り壊しが始まると思うのですけれども、その前に新設しなければいけません。先日も見てきたのですが、新設された校庭も随分充実してきているのですけれども、行事の影響等々についてお尋ねします。あわせまして、校庭で一番気になるのは運動会になるのですけれども、その辺への対応等々につきましては、どうなっていますでしょうか。 319 ◯学校施設課長  学校のイベント等への影響でございますけれども、主にグラウンドの使用となりますと、新井副委員長がおっしゃいますとおり、運動会になります。平成29年度から体育館の新築工事が始まりますけれども、この関係では、三田小学校の校長先生、教頭先生、PTAの皆様のご理解をいただきまして、これまで秋に開催しておりました運動会を春に、現在ありますグラウンドで開催していただくことになっております。まず、春の運動会が終了いたしました時点で、先行工事としてくい工事とか夜間照明施設、既存遊具の撤去工事などが開始されますけれども、イベントにつきましては、そのような形で影響がないものと判断しております。また、平成30年度につきましては、やはり既存部分のグラウンドが工事のために利用できませんけれども、その部分につきましては、既存の小学校敷地の東側に整備いたしましたグラウンドにて運動会を開催していただきます。これにつきましては、春に開催するか秋に開催するか目下のところは未定でございますけれども、そのような対応をいただくということでご理解いただいております。 320 ◯新井副委員長  よろしくお願いします。工事期間中の児童の動線といいますか、登下校、休み時間の過ごし方等々、それは学校のほうでということになると思うのですが、その辺の打ち合わせといいますか、十分な話し合いについてはどうでしょうか。 321 ◯学校施設課長  児童に対します安全対策でございますけれども、既存のグラウンドにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、春に行います運動会の終了後に体育館新築工事の工事範囲となりますので、仮囲いと申しまして、整形いたしました鉄板を塀のように張りめぐらせて、児童が立ち入らないよう規制を行い、安全対策を行ってまいります。授業や休み時間に児童が利用するグラウンドにつきましては、今年度、既存の小学校敷地の東側に整備いたしましたグラウンドを使用していただくことになります。このようなことで、グラウンド利用など、学校生活におけます安全については対策を行っております。  また、工事車両の往来など、学校工事場所への出入りに対します通学の安全対策になりますけれども、体育館のくい工事が始まります6月後半から安全に配慮し、登下校時につきましては交通誘導員を配置いたしまして、児童の通学の安全に配慮いたします。また、児童の通学路につきましても、学校の西側から出入りしている児童については、東側からの出入りに変更いたしますとともに、これは今年度から対応しておりますけれども、通学児童に対する安全対策として、交通安全を促す蛍光看板の設置とか、道路部に協力していただきまして、交差点マーク、ベンガラ舗装、道路路側のグリーンベルトの設置を行うなどの安全対策を行っております。  あと、大変申しわけございません、トイレの改修実績で、私は平成27年度と申し上げてしまいましたが、平成28年度に訂正させていただきたいと思います。 322 ◯新井副委員長  今の校庭というのは、職員室の前から本当にクリアに100%視界に入るのですけれども、今度校庭となる部分は東側に移動するということで、職員室からの管理がなかなか厳しい状態になると思われます。その部分についての安全管理等々は対応いただいているとは思うのですけれども、ぜひ学校現場の要望等々を十分お聞きいただいて、より安全な学校づくりをよろしくお願いしたいと思っております。 323 ◯石井委員  213ページ、コミュニティ・スクール推進事業の内容をお願いします。 324 ◯教育総務課長  コミュニティ・スクールにつきましては、学校に学校運営協議会を設置している学校であります。この学校運営協議会につきましては、地域の方や保護者の方などが委員となりまして、一定の権限と責任を持って学校の運営に参画していただきます。主な権限には校長が作成する学校運営の基本方針の承認がありますが、本来の目的につきましては、学校の応援団として地域に開かれた信頼される学校づくりを推進することにあります。厚木市につきましては、平成26年度から3校をモデル校として指定しておりますが、学校の応援団として大きな成果を上げているということで、来年度から平成30年度までの2カ年の間に全ての公立小学校に学校運営協議会を設置してまいりたいと考えております。 325 ◯石井委員
     平成30年度までに全校に設立していただけるということで、これに対して、地域の中にこういうことを行いますというお知らせは、市のたよりとか、そういう形でも出るのでしょうか。 326 ◯教育総務課長  周知ということで、既に広報では12月1日号でお知らせしております。あと、厚木伊勢原ケーブルネットワークのあつぎ元気WAVEでもコミュニティ・スクールの放送をしています。今、地域の方々、例えば公民館長とか各種団体がありますので、順次周知は図っていっております。 327 ◯望月委員  221ページ、学校保健事業費の中の(2)保健室整備運営費について詳しくご説明いただけますでしょうか。 328 ◯保健給食課長  こちらの事業費につきましては、学校保健室の消耗品と治癒証明書の手数料、飲料水水質検査、プール水の水質検査手数料、オージオメーターの校正手数料、環境衛生検査手数料、保健室備品の購入、そういうものが主な経費でございます。 329 ◯教育総務課長  先ほど石井委員へのお答えで、私は、コミュニティ・スクールを全ての小学校と申し上げましたが、小・中学校に設置してまいります。訂正させていただきます。 330 ◯神子委員長  ほかになければ、以上で河川みどり部、教育総務部の所管科目について質疑を終わります。  ここで10分間休憩いたします。                 午後2時05分 休憩                ───────────                 午後2時15分 開議 331 ◯神子委員長  再開いたします。  引き続き、学校教育部、社会教育部の所管科目について質疑を行います。 332 ◯沼田委員  213ページ、外国語指導助手配置事業費は、平成28年度より470万円ぐらい少ないのです。この事業は例年どおりの事業を予定していられるのですか。 333 ◯学校教育課長  この事業でございますが、今回、総額で470万3000円の減額を予定してございますけれども、外国語指導助手を小・中学校に派遣する事業につきましては例年と同様でございますが、今、新しい学習指導要領の案が出ておりまして、小学校における英語の教科化がいよいよ具体的になってまいりました。それに伴いまして、平成29年度につきましては、配置日数の見直しを行います。小学校におきましては、現在960日配置しておるところ、1030日にふやして支援を手厚くしてまいります。一方、中学校につきましては、次期学習指導要領に向けた準備が整ってまいりましたので、現在1172日配置しているものを885日に削減いたします。その結果、小・中学校を合わせますと2132日から1919日、212日減ることになりますので、今回減額になってございます。 334 ◯沼田委員  私はこのことは本会議でも議論させていただきましたけれども、要はそこなのです。今の話だと、今いる人たちでやりくりして中学校から小学校へ出向いてもらうということですね。それで賄えるからこういうことになったのでしょうけれども、そうすると、新たに確保はされないという考え方でいいのですか。 335 ◯学校教育課長  そこに行く人に関しては同じ人数でございますけれども、配置する日数がふえますので、子供たちが英語に触れる機会は、小学校においてはふえていくと考えてございます。 336 ◯沼田委員  そうすると、例の高学年での教科化に対応していく準備が始まるという考え方ですね。  次に、215ページ、学力ステップアップ支援員派遣事業でまずお聞きしたいのは、小学校で何人か、中学校で何人かお聞かせください。 337 ◯学校教育課長  平成29年度の計画は、小学校41人、中学校34人、計75人でございます。 338 ◯沼田委員  例えば夏休みにサマースクールも行っていられますね。今の41人と34人の方々がサマースクールも受け持っていられるのでしょうか。 339 ◯学校教育課長  学校のほうで実施いたしますサマースクールにつきまして、学力ステップアップ支援員が支援の補助に入る計画でございます。 340 ◯沼田委員  最後にしますが、今どういう状況で、どういう成果があったのか。 341 ◯学校教育課長  学力ステップアップ支援員につきましては、実は、平成29年度につきましては拡充事業に位置づけてございます。これはどういうことかと申しますと、先ほど小学校41人と申し上げましたが、平成28年度につきましては36人でございまして、小学校においては5人増員しております。中学校におきましては、実は中学校のほうから小学校のほうに人数を回して配置をかえている部分ですけれども、中学校におきましては、今まで中学校1年生の英語、数学の学習支援に限定しておりましたけれども、平成29年度からはその縛りを払いまして、全ての学年、全ての教科において支援が行えるようにするとともに、個別指導を行う場合の補助も行えるようにするということで支援の範囲を広げてございます。その結果、小学校におきましては、学力ステップアップ支援員が入ることによって、子供たちが落ちついて学習に取り組むことができるようになってまいりましたし、中学校においても通常級にいる支援の必要な子供たちに対する支援を厚くすることができますので、今までその成果も上がっておりますが、来年度につきましては、さらにその成果を強めていくことができる計画にしてございます。 342 ◯沼田委員  わかりました。 343 ◯望月委員  今のに関連した質問になってしまうのですけれども、まず、(2)のあつぎ元気塾が平成29年度からあつぎICT元気塾と呼称を変更してリニューアルされます。予算的には平成28年度よりも大分下がっているのですが、まず、そこの理由をお伺いいたします。 344 ◯学校教育課長  小学校「あつぎ元気塾」につきましては、今、望月委員にお話しいただきましたとおり、次年度にリニューアルを考えております。具体的に申しますと、対象は小学校3年生の児童、これは変わらないのですけれども、その学習に当たって、学校のほうに次年度から整備されますタブレット端末をあつぎ元気塾の中でも活用してまいります。1人1台タブレット端末を用いることによって、それぞれの子供たちの学習の理解度に応じた学習をそれぞれのペースで行えるようになります。それに伴って、今までプリントをつくって一人一人の子供の様子を見ていくためには10人に1人の支援員が必要だったのですけれども、タブレット端末を導入することによって、子供たちは自分のペースに合わせた学習ができるようになりますので、教室に1人の配置で済みます。今年度は延べ65人のあつぎ元気塾講師が必要でしたけれども、次年度については実施する学校22人で行うことができるということから減額になっているというのが理由でございます。 345 ◯望月委員  わかりました。今1人1台のタブレットを活用されるというお話だったのですけれども、そうすると定員数が限定されるという形でよろしいでしょうか。 346 ◯学校教育課長  今年度につきましては、一番多い教室で30人から35人程度の人数で実施しておったのですけれども、各学校におきましては40台タブレットがございますので、今まで以上に定員をふやすことができます。さらに40人を超える希望があった場合については、今年度同様、A班、B班という形で進行することによって、多くの子供たちが学習する機会を得ることができるという形になってございます。 347 ◯望月委員  昨年の決算のときに、サマースクールもあつぎ元気塾も本当に声が届いてほしい、本当に来てほしいと学校側が思っている生徒や親御さんにより周知する工夫をというお願いをさせていただいたのですが、タブレットが入ることで子供たちの興味もまた変わってくるかとも思っておるのですけれども、周知方法等、工夫はこの年度にされるのでしょうか。 348 ◯学校教育課長  今回リニューアルして、名称もあつぎICT元気塾を使ってまいろうと考えておりますので、改めて周知します。これにつきましては、例年、今の時期に周知しているところですけれども、事業内容を皆さんにきちんとわかっていただけるようにするための工夫をした上で、新年度になりましたら周知を図ってまいりたいと考えております。  それから、先ほど外国語指導助手の配置日数の合計日数を1919日と申し上げましたが、1915日の間違いでございます。そのために217日の減という形になります。申しわけございませんでした。 349 ◯新井副委員長  今の関連で、215ページ、小学校「あつぎ元気塾」実施事業費です。マンパワーからタブレット型のパソコンにということで、その趣旨は大変よくわかりました。もう既にお考えだと思うのですけれども、その支援に入るサポーターの方々へのタブレットの操作とか、多分カードを使って保存して、また次へつなげていくという取り組みになるのだと思うのですが、その辺の研修はもう既にお済みなのか、これからなのか。 350 ◯学校教育課長  新しい機器が入りますが、学校に配備されるのは次年度になっておりますので、あつぎ元気塾を実施する前に講師の方々へ研修を行う予定でございます。 351 ◯新井副委員長  これから実施されていくわけですけれども、そうしたときに、今まではマンパワーで各学校の支援員、サポーターが研修する場というか、いろいろ情報交換をする場があったかと思うのですが、新年度の取り組みにかかわっても、支援員、サポーターが現場で思った以上にいい成果が出たとか、この辺が課題だとか、そういう情報提供を共有する場は定期的に設けられるのでしょうか。 352 ◯学校教育課長  今回、あつぎ元気塾に関しましては、元気塾講師の方1人と申し上げましたけれども、さらに加えて、学力ステップアップ支援員もその補助に入ってもらう予定でございます。学力ステップアップ支援員につきましては研修も行っておりますので、私たちはその様子や実際にあつぎ元気塾を実施している様子を見に参りますので、その成果、状況についてはきちんと把握した上で次につなげていきたいと考えております。 353 ◯新井副委員長  そうすると、そのサポーターの方々が集まって教育委員会が開催するような研修会はないということですか。 354 ◯学校教育課長  あつぎ元気塾講師の方を対象にした研修会は予定してございませんが、必要があればお集まりいただくこともできるかとは思います。ただ、来年度の予算では確保してございませんので、何らかの形で聞き取っていくという形の中で、必要があればまた考えさせていただきます。 355 ◯新井副委員長  先ほど望月委員からもあったのですけれども、この周知を含めまして、新年度に入ってしまうのですが、開始時期は各学校で統一ですか。それとも各学校の準備段階に応じて入っていくということですか。 356 ◯学校教育課長  これからタブレットが導入されますが、その時期については学校でずれてまいりますので、学校で環境が整い次第、あつぎ元気塾を実施してまいります。 357 ◯新井副委員長  ありがとうございました。 358 ◯川口委員  219ページ、青少年教育相談事業費でありますが、これも拡充事業になっています。内容を見ると、未然防止の視点を新たに加えたことが拡充になっているのかなと思いますけれども、金額的には10万円ほど低くなっています。未然防止に対する具体策をお示しいただければありがたいです。 359 ◯青少年教育相談センター所長  未然防止という視点でございますけれども、不登校の要因といたしまして、家庭に係る要因が、国、神奈川県に比べますと、厚木市の場合には高い現状がございます。そのため、現在も学校教育指導員が毎月定期的に学校訪問をしておりますけれども、それに伴いまして、教育ネットワークコーディネーターも1学期、2学期の早いうちに計画的に学校訪問をして対応できればということで考えております。 360 ◯川口委員  それだけ時間がとられてくると思うのですけれども、予算は10万円落ちて大丈夫ですか。 361 ◯青少年教育相談センター所長  予算が減額されたものにつきましては、青少年心理相談員の超過勤務を見直しました。また、保険料率の一律改定に伴いまして、共済費が減になっております。総体的には減になっておりますが、教育ネットワークコーディネーターの派遣日数の増を予定しております。 362 ◯川口委員  わかりました。  では続けて、同じページの5の適応指導教室運営事業費は拡充事業になっていて、金額も拡充されていますが、これまでと違ってさらに保護者を対象にという部分が入ってきていると思うのですが、具体的にはどういうことを予定されているのか。 363 ◯青少年教育相談センター所長  こちらにつきましては、新たに保護者セミナーを行う予定でおります。今までは不登校とか登校渋りが見られる児童・生徒の保護者を対象に行ってまいりましたけれども、来年度からは児童・生徒が学校生活を送るに当たりまして、心配なことや気になることがある保護者を広く対象といたしまして、セミナーを行う予定でおります。 364 ◯川口委員  わかりました。年1回とか具体的なものは決まっているのですか。 365 ◯青少年教育相談センター所長  現段階では年6回を予定しております。そのうち5回につきましては、小・中学校在籍の保護者の方、もう1回につきましては、来年度に年長さんで、再来年度に小学校に上がる方の保護者を対象に考えております。 366 ◯川口委員  ありがとうございます。 367 ◯石井委員  219ページ、先生のための研修事業の内容は先生たちの研修でしょうけれども、先生1人当たりの金額が少ないように感じるのです。これで満足されているかどうかというのは我々が聞くことではないのですが、この研修事業をどのぐらい行われているのですか。内容的なものと、実際に先生たちはこれでオーケーしているのでしょうけれども、もっと行っていきたいという考えがないのかなと思ったので、お伺いします。 368 ◯教育研究所長  先生のための研修事業につきましては、教育研究所におきまして、平成29年度は土曜日を中心に開催してまいります寺子屋講座という形で希望研修を10講座開催いたします。学校の夏季休業中を中心に、教育課題、教科指導等についての研修講座を8講座、合わせまして18講座を開催していく予定でおります。今回予算として計上しておりますのは、これらの研修講座をお願いします講師の方の謝礼金になります。  内容といたしましては、土曜開催の寺子屋講座につきましては、子供や保護者とのコミュニケーションのとり方、学級経営についての専門的な知識、あるいは学校で子供への指導に役立つリズムダンスなど、先生方に学校現場でじかに役立てていただけるものになります。教育課題、教科指導の研修講座につきましては、特別支援、あるいは今後、特別の教科となっていきます道徳、外国語活動の英語、プログラミング学習など、今日的なテーマなどを取り上げて行っておりますが、平成28年度実施の中では、参加していただいております各先生方から、実用度、有用度というところでアンケートでいただいておりますところでは、90%を超える先生方から現場でも役に立つという評価をいただいております。 369 ◯望月委員  215ページ、2の(2)特別支援教育推進事業費に関してお伺いします。平成27年度の決算の金額に比べると大幅な増額をしていただいております。要望したかいがあったといいますか、支援が必要な子供たちも年々ふえてきているかと思いますけれども、介助員の人数が直接的にふえているのか、もしくは一人一人の勤務時間、内容等が長くなったり、濃くなったりしているのか、その辺をお伺いします。
    370 ◯学校教育課長  平成29年度につきましては、特別支援介助員を18人ふやし、109人配置することによる増額でございます。  内容につきましては、今までと変わりございません。来年度は対象となる児童が17人ふえる見込みを持ってございますので、その子供たちに十分な支援が行えるようにするために増員して対応していくということで考えてございます。 371 ◯望月委員  どうもありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  続いて235ページ、市民スポーツ推進事業費の(2)あつぎスポーツアカデミー推進事業補助金に関して、平成27年度の決算から200万円ほど増額されておりますので、その要因と、8の(1)体育協会補助金について、平成29年度は平成28年度予算からプラス200万円になっておりますので、その辺の要因等をあわせてお伺いさせていただきます。 372 ◯スポーツ政策課長  平成27年度から200万円ほど増額させていただきました関係は、あつぎスポーツアカデミー事業の内容の充実ということでございます。以前から取り組んでおりました子供たちの駆けっこ教室、トレーニング教室、中学生の強化事業等々を行っておりましたが、この中に平成28年度は軟式野球とバドミントンの2事業をふやしました。それから、節目節目で子供たちの体力をはかるアスリートテストを年4回ほど実施してございます。その関係の増額が約200万円でございます。  もう1点の体育協会補助金ですが、来年度、270万円ほど増額になってございますのは人件費の部分でございまして、事業の補助金ではございません。体育協会の職員の給料、福利厚生費、退職給与積立金が増額の内容でございます。 373 ◯望月委員  平成29年度からかながわパラスポーツフェスタというのが開催されると思うのですが、それはこの項目の中のどこに含まれるのか、また、その内容について詳細なご説明をお願いします。 374 ◯スポーツ政策課長  かながわパラスポーツフェスタにつきましては、市民スポーツ活動推進事業費144万8000円に予算を計上させていただいております。具体的な金額につきましては、この事業で100万円を増額させていただいてございます。今お話がございましたかながわパラスポーツフェスタにつきましては、平成29年度で第3回目となりまして、神奈川県が主催する事業でございます。このたび厚木市に来ることが決定いたしまして、事業を進めてまいります。この事業は、障害者のスポーツを広く周知することで、県民や市民の皆様に今まで以上に障害者スポーツの理解を深めていただくというものでございまして、昨年度の内容からいきますと、パラリンピアンからの講演会、障害者スポーツのデモンストレーション、実際にそのスポーツを体験するコーナー、パラリンピックに出場した現役の選手などとも触れ合うことのできるイベントとなってございます。その種目等々の内容につきましては、これから神奈川県との打ち合わせ等々を行いまして、決定していきたいと考えてございます。 375 ◯新井副委員長  同じく215ページの5のこどもアート展事業費について、平成28年度は32万8000円で、今回25万6000円と7万2000円の減額を予定されておりますけれども、この事業費の内容といいますか、どのような使われ方をしているのかご説明いただけますか。 376 ◯学校教育課長  こどもアート展につきましては、市内小・中学校の子供たちの作品を展示する、あわせて交流都市になっております国内、海外の都市の子供たちの作品を展示する事業でございます。内訳につきましては、報償費、審査員への謝礼、受賞者への記念品の部分が22万3000円、消耗品が3万3000円となってございます。今回7万2000円の減額になっておりますのは、この記念品につきまして参加賞というのが今まであったのですけれども、これを受賞者記念品に集約したことによる減額でございます。 377 ◯新井副委員長  今お尋ねしたのは、毎年こどもアート展の準備のために、学校教育課、指導主事を初め、多くの方々が本当に汗をかきながら頑張っていただいています。その辺の部分にこれが影響すると困るなということで、日ごろの取り組みに感謝を申し上げつつ、ぜひ労働負担にならないようにということで質問させていただきました。ありがとうございました。  6の外国籍児童・生徒等支援事業費が1299万9000円から1835万1000円に増額されているので、この部分についてご説明いただきたいのと、当然、外国籍児童・生徒数の増加もあると思われますけれども、その辺の推移も含めましてご説明いただけますか。 378 ◯学校教育課長  外国籍児童・生徒等支援事業でございますけれども、日本語指導が必要な外国籍児童・生徒の人数は、今お話がありましたとおり、毎年増加しております。その中でも日本語指導協力者、いわゆる通訳をしていただく必要がある児童数につきましては、平成28年度は、前年度に比べて34人増加して168人でございます。これらの子供たちの増加に対応できるように、平成29年度につきましては、日本語指導協力者の派遣回数を、今まで2000回であったものを2900回にふやしていくことに伴う増額になってございます。 379 ◯新井副委員長  これは目的外使用と言われたらそれまでなのですけれども、例えば外国籍のお子さんがいろいろな困り感を持って、学校でいろいろなトラブルとかが発生して、保護者との話し合いの場を設けなければいけないというときにこの予算が執行できるのかどうか、また、そういう事例はあるのかどうか。 380 ◯学校教育課長  外国籍児童・生徒等支援事業費というのは、外国につながる日本語が十分理解できないお子さんが安心して学校生活を送るための予算でございますので、当然そのお子さんが学校生活を安心して送るために必要な保護者との面談、あるいは保護者へお知らせしなければいけない通知等につきまして通訳が必要な場合にこの予算を使って、実際に日本語指導協力者にご協力いただいている事例もございます。 381 ◯新井副委員長  ぜひ継続してお取り組みをお願いしたいと思います。 382 ◯川口委員  確認ですけれども、229ページ、地域ぐるみ家庭教育支援事業交付金を新たに設けられたようでありますが、120万円になっているので、単純に実行委員会へ8万円ずつという計算でいいのですか。 383 ◯社会教育課長  こちらの交付につきましては、15地区それぞれ8万円ということで120万円を計上させていただいてございます。 384 ◯川口委員  続けて、231ページの大学図書館・公民館図書室等ネットワーク事業費については、平成29年1月に新たに南毛利公民館とネットワークをつなぐということで、ちょっとよくわからないのですけれども、平成28年度の予算が2824万5000円になっていて、来年度が3157万2000円という形になっているのですが、要は平成29年度以降に支払うのがあるのかよくわからないのですが、その辺を細かく教えていただきたいのと、新たな公民館とつなぐ予定があるのかも確認させていただければと思います。 385 ◯中央図書館長  ただいまの大学図書館・公民館図書室ネットワーク事業費につきましては、従前、8公民館の図書室とネットワークを結んでいた経費でございます。それで、ことし1月にオープンした南毛利公民館については、別途整備事業費という形で予算化していたのですが、それについては終わりましたので予算がなくて、今回、こちらにその分のランニングコストとして嘱託員報酬を盛り込んでいるという形でございます。 386 ◯川口委員  わかりました。 387 ◯新井副委員長  217ページ、18、学校司書配置事業費についてお尋ねさせてください。平成28年度の当初予算が1965万9000円で、今回が1950万5000円と、ほぼ同額の予算を計上していただいています。前回もお尋ねしたときに、平成27年4月に学校図書館法の改正があって、今回学校司書の配置になっているということですけれども、ここまでの配置時間数とか研修時間の増ということもお聞きしているのですが、学校現場にとっての成果といいますか、そういう声が上がっていましたらお聞きしたいと思います。 388 ◯学校教育課長  学校司書を配備することによって学校図書館の充実をぜひ進めていきたいという思いで配置してございますが、今、学校司書という専門の方に入っていただいた成果としましては、まず学校図書館の利用率が若干ではあるのですけれども、小・中学校ともにふえてまいりました。それから、学校図書館を毎日開館することに関しましては、その前の平成27年度につきましては実施できていなかったのですけれども、今年度、全ての小学校と、中学校におきましては1校が週4日ですが、それ以外の12校につきましては毎日開館できるようになりました。そういう意味でも、子供たちにとって学校司書というのが読書に親しむきっかけとして大きな成果になっていると考えてございます。 389 ◯新井副委員長  大変充実した内容になってきているということで大変ありがたく思いますので、さらに読書好きな子供たちが育ちますようにお願いしておきます。 390 ◯沼田委員  235ページの上のほうで市民スポーツ推進事業費2332万2000円ということで、結構な金額を載せていただいているのですけれども、この中の市民スポーツ活動推進事業費についてお聞かせください。 391 ◯スポーツ政策課長  ただいまご質問の市民スポーツ活動推進事業費は144万8000円を計上させていただいてございます。先ほどご説明申し上げましたかながわパラスポーツフェスタの部分が約100万円、残りにつきましては、毎年3回ほど行ってございますスポーツなじみDAYをスポーツ推進委員の皆さんにお願いしてございます。この事業費、委託料、啓発用のティッシュ、ポスター等々のチラシ作成費が44万8000円ということで、総額144万8000円ということでございます。 392 ◯沼田委員  では、現実にスポーツなじみDAYというのは年3回ということでどういうことを行っているのですか。 393 ◯スポーツ政策課長  こちらにつきましては、荻野運動公園の体育館、多目的広場を使いまして、皆さんにニュースポーツを楽しんでいただいています。要は、スポーツ人口の拡大を図るのが主な目的でございます。 394 ◯沼田委員  恐らくこの事業全体で健康というのが一番テーマになっているのでしょうが、要は、こういう事業があると、スポーツ大好き人間は積極的にどんどん出ていかれます。でも、こういう事業を行うためには、それよりも、こういうところになかなか参加できない人に的を絞っていくのが大事ではないかと思うのです。その辺は先ほどPRとかチラシとかと言っていられましたけれども、そのほかに何か手だてをしていられますか。 395 ◯スポーツ政策課長  今ご指摘の部分では、特に具体的にできていない部分はございますが、メーンがスポーツ推進委員の皆様でございますので、各地区に帰っていただいたときに、こういう事業があるよとお知らせいただいたり、それから地区体育振興会の皆様の協力もいただいておりますので、そのあたりから地域住民の皆様には情報としてお知らせいただければと思ってございます。 396 ◯沼田委員  そのようによろしくお願いします。 397 ◯学校教育課長  申しわけございません。また訂正をお願いいたします。新井副委員長からこどもアート展のお話があった中で、私は参加賞の廃止と申し上げましたけれども、入選作品の記念品代の単価を下げたことによるものでございます。あわせて、交流都市と私は申し上げてしまいましたが、友好都市の間違いでございます。友好都市の出展者の記念品代につきましても単価を下げました。それに伴う減額でございます。 398 ◯新井副委員長  223ページ、5、小学校児童支援推進事業費は、平成28年度に比べて21.8万円の増だと思いますけれども、この具体的な取り組みについて、3年目ぐらいになるかと思うのですが、ご説明をいただけますでしょうか。 399 ◯教職員課長  小学校児童支援推進事業につきましては、児童指導担当教員がいじめや問題行動、不登校などに対してきめ細かな対応ができるように、小学校に非常勤講師を配置しまして、その担当教員の授業を後補充する形で、児童指導担当教員が児童支援の推進を図っていくということで行っております。平成28年度につきましては、18校に配置しております。事業を始めた平成26年度、平成27年度と比べると1校ずつ増になって、平成28年度は18校、平成29年度におきましても18校の配置を予定しております。平成28年度に学校からアンケートで聞いた内容ですと、やはり3年来たところで、学校として児童支援の体制がかなりできてきたと。今までは、学級担任ですと、どうしても対応する時間ができなかったものが、こういう形で非常勤講師が入ることによって、相談活動やケース会議とか、そういう部分でも対応できる時間も生み出せるということで、学校のほうは児童支援体制が大分整備できたという感想もいただいております。 400 ◯新井副委員長  児童への日常的な生活支援といいますか、生活指導といいますか、トラブルが起こってからの対応よりも、積極的な児童指導の部分で大変効果があると私自身も認識しておりますので、今後もこの取り組みの周知徹底を図るとともに、また学校現場と連携して、よりいじめ対策等々にこの予算をしっかりとお使いいただければと思います。  223ページと227ページの元気アップスクール推進事業交付金についてお尋ねします。ここの部分については、大変厳しい財政状況の中で平成28年度と同じ規模で予算づけをしていただいております。これは学校現場にかわって本当に感謝申し上げなければいけない部分です。各学校の特色ある部分が成果となってあらわれてくると考えていますけれども、この辺の申請から執行までの流れを簡単にご説明いただけますか。 401 ◯学校教育課長  元気アップスクール推進事業交付金につきましては、今、新井副委員長にお話しいただきましたとおり、各学校の特色づくりに大きく貢献している交付金であると認識しております。柱立てとして、確かな学力の確立プラン、豊かな心・健やかな体の育成プラン、魅力ある学校づくり推進プランの3つがございまして、学校のほうに計画を立てるよう示してございます。これに沿って学校のほうは、確かな学力の確立について、それぞれの学校の特色を打ち出し、また、ほかの2つの柱につきましても、どういう特色ある授業を行うかということにつきまして、学校の教育課程とあわせながら計画を立てます。それについて申請を受け、その内容について交付金をお渡しするという形になります。学校は1年間その交付金を使って活動を行うわけですが、年度末にその事業報告とあわせて、こちらに返していただくという流れで交付を行ってございます。 402 ◯新井副委員長  特色ある学校づくりですから、各学校は特色があると思うのですけれども、特に教育委員会として特色ある学校づくりのために地域にも非常に貢献するし、学校の児童・生徒にも貢献しているという内容がありましたらご紹介いただけますか。 403 ◯学校教育課長  それぞれの学校がそれぞれの特色を持って活動してございますけれども、確かな学力の確立プランにおいては、地域のボランティアを活用しながら学習支援に充てている学校が幾つかあります。また、地域からおはなしボランティアという形で読み聞かせを行っている学校もございます。  それから、豊かな心・健やかな体の育成プランにつきましては、外部講師を使いまして、和太鼓体験、福祉体験とか、子供たちが何か体験を通して豊かな心を育んでいくような取り組みをしている学校も多うございます。また、キャリア教育ということで、職業講話、これも地域の企業とか地域の保護者の方等も参加していただきながら、子供たちの生き方に関して学ぶ機会に使っているものも見られます。  また、魅力ある学校づくり推進プランとしましては、地域の文化の特色である、例えばせんみだこを子供たちと一緒に作製したり、あるいは農業体験ということで、農場での栽培体験も行っております。  また、先ほど3本の柱と申し上げましたけれども、実は教育委員会と連携して行っている事業もございます。例えばエコスクールの取り組みでグリーンフラッグやISSの取り組みとか、これも他市にない大きな特色でございますので、これらの取り組みにつきましても交付金は活用されてございます。 404 ◯新井副委員長  最後になります。これは財政のほうによろしいでしょうか。今、いろいろな事業をご紹介いただく中で広く教育費という形で考えたときに、本当に厳しい予算の中で昨年度と同様、または特別支援教育部分につきましては増額等々の大変配慮あるといいますか、現場を十分にご理解いただいた予算編成になっていると思うのです。平成29年度予算が808億円という中で教育費が71億円、平成28年度は805億円のうち、教育費は83億円になります。そのような中で、冷暖房設備設置工事の終了とか、いろいろな大きな事業がある中で減額部分はいたし方ないのですけれども、さりとて一つ一つの事業にかかわって非常に手厚く措置されているなと外目からは見えるのです。めり張りある全体の予算にかかわって、教育に特化していますけれども、予算編成にどのようなご苦労をいただいたか、その辺をご説明いただけますか。 405 ◯財政課長  フレームの中の教育費の部分でございますが、平成28年度と比べますと12億円減になっているのですが、そのうちの大きい部分は、厚木南公民館の建設が終了したということと、小学校の普通教室への冷暖房の設置が終わったということで、この2つで10億5800万円ぐらいの減になっています。ここがほとんどでございます。あと、12月の補正で小・中学校の校庭の整備等で9億2000万円を補正しております。これは平成29年度に事業を実施しますので、これをプラスすると、ある面で言うと、金額的にはほぼ同じになろうかと思います。小・中学校の部分もここは減っていますから、平成28年度と比較すると、前倒しした部分が基本的には減っているということを考えますと、ハードの部分もプラスにはなっているかと思います。ソフト部分も、学校教育の部分は人件費等が大きく占める割合があるわけですが、その中で工夫していただいて、いろいろな部分で何が重要かという選択をしていただいている中で予算編成をしました。あと、教育委員会の中のICT化の部分では、器具を更新したり、タブレットを導入するという中で、さまざまな面で教育環境のハード、ソフトを含めて教育環境の充実に努めたというところでございます。 406 ◯新井副委員長  大変わかりやすくご説明いただいたのですけれども、日ごろから思っているのは、やはり教育の不易と流行の部分で、今回のタブレット等は流行の部分に入ってくるかと思うのですが、やはり人を育てるという教育の部分については今後も手厚くしていただきたいですし、この質問を通しまして、教育委員会は教育長を初めとしてご尽力いただいて、財政当局とやりながらこの予算が決まったわけですけれども、例えば元気アップスクールの予算づけ1つとっても、ぜひ各学校現場の校長先生を初め、教頭先生、教職員の皆様方にご理解をいただいて、より充実した取り組みになるように、教育委員会を通しまして、機会あるごとにまたお話しいただければありがたいと思いまして質問させていただきました。ありがとうございました。 407 ◯神子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第26号  採決───起立全員で原案のとおり可決 408 ◯神子委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午後3時04分 休憩                ───────────                 午後3時13分 開議 409 ◯神子委員長  再開いたします。 日程5 議案第27号 平成29年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算〔所管科目〕 410 ◯神子委員長
     日程5 議案第27号 平成29年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算所管科目を議題といたします。  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。──別になければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第27号  採決───起立全員で原案のとおり可決 日程6 議案第31号 平成29年度厚木市公共下水道事業特別会計予算 411 ◯神子委員長  日程6 議案第31号 平成29年度厚木市公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。 412 ◯川口委員  工事の中で周りの住宅とか、その辺の状況だけ確認させていただきたいのが1つあります。例えば振動とか、そういう面がやはり一番心配されているという部分があるのですが、その辺について大丈夫かどうか再度確認させていただきたいと思います。 413 ◯下水道施設課長  工事といいますのはあさひ公園の貯水槽工事でございますか。あさひ公園の貯水槽工事につきましては、何度も説明をさせていただいておりますが、振動、騒音が少ないというニューマチックケーソン工法を今回採用します。あと、周りに振動、騒音でご迷惑をかけないように、家屋等の影響については家屋調査を実施します。振動、騒音については、工事が始まれば計測をして、しっかりと管理していきたいという思いでおります。 414 ◯川口委員  よろしくお願いしたいと思います。ただ、もしその最中等に、例えば住宅にひびが入ったとか、そういうことも100%ないとは言い切れない部分もありますので、そういう場合の対策等について、恐らくその住民の方が写真を撮ったりしなければいけないとか、いろいろなケースも出てくるかと思うのですが、その点の説明等々はどうされるのか確認したいと思います。 415 ◯下水道施設課長  ただいまの近隣の住宅の被害という部分で、先ほどのご回答の中でも家屋調査という話をさせていただきました。具体的には、工事着工前に今回のあさひ公園の沿線家屋に対しまして、第三者という部分で受託業者を使って、現状の状態を写真におさめていきます。その後に亀裂が大きくなったとか傾斜がふえたとか、そういう部分については工事が原因として考えられますので、しっかりと対応していくという形になっていきます。 416 ◯川口委員  よろしくお願いします。最後になりますけれども、これで想定をしなければいけないと思うのですが、1時間に65ミリという雨に対応するということで進めているわけですが、これで大丈夫とも言い切れないのかもしれないけれども、これ以上降ったらという部分は想定できないところにもなってくるかと思うので、今考えられる最大限の65ミリに対応するのは、現時点で最高だという判断をしていくしかないのですね。 417 ◯下水道施設課長  1時間に65ミリの雨といいますのが、平成25年4月6日に降りまして、これが厚木市における観測で既往最大、今までで一番多い雨という形でございます。このときに本厚木駅周辺の中心市街地で被害がかなり多発したという部分を受けての事業でございます。こういう雨に対して、浸水深で10センチメートル以下、くるぶしよりも下ぐらいの部分で抑えるために、今回の貯水槽と本厚木駅の北側にもあと5000立方メートルの貯水槽が必要なので、その部分の整備をしてまいります。確かに例えば1時間に100ミリ、150ミリという降雨を想定して貯水槽をつくることもできるのですけれども、やはり経済的な部分等々を考えますと、この既往最大という部分が今の状況の中ではベストだと考えております。 418 ◯川口委員  わかりました。 419 ◯石井委員  415ページの公共下水道整備事業費の中で確認をさせてもらいたいのですが、下水道を設置してから相当の年数がたっていますけれども、今、道路の陥没とかという報道がいろいろ出てきています。それに関する点検は特化して行っていくということは考えておられるのか、今回どのぐらいまでを見ておられるのかお伺いしたいと思います。 420 ◯下水道施設課長  下水道管の老朽化に対する部分のご質問でございますが、公共下水道長寿命化改築事業費1億3784万8000円が下水道管の老朽化に対処する事業費でございまして、下水道管の中にテレビカメラを入れまして、老朽ぐあいを調査するという部分が今回入ってございます。このテレビカメラ調査につきましては、平成23年ぐらいから1年に10キロメートル程度ずつ進めておりまして、老朽ぐあいが激しい部分につきましては、長寿命化計画を立てて改築を行っております。 421 ◯石井委員  1年に10キロメートル程度で行っていただいているということで安心はできると思うのですが、よくテレビで、レントゲンではないけれども、レントゲンのような設備がついた車で走って、路面下の状況を見られるというのを見ます。幅員などの関係もあるでしょうけれども、そういう事業もあわせて行っていく考えはないのですか。 422 ◯下水道施設課長  今、石井委員がおっしゃられた道路陥没を防ぐために道路内の空洞を超音波や振動で調査する方法は確かにございます。ですけれども、そういう調査方法では下水道管の中までは見られません。下水道管の中を見るには実際にその下水道管の中に入るか、もしくはロボットのテレビカメラを入れましてつぶさに見ていくという形でしか判定はできませんので、今言ったような空洞の部分の調査については、下水道では考えてございません。 423 ◯石井委員  わかりました。ありがとうございました。 424 ◯沼田委員  415ページの厚木排水区で、先ほどの川口委員の関連ですけれども、たしかこれは工法を変えて相当な高額の追加があったと思いますが、これは工法が変わっただけの金額なのか、それとも、今オリンピック・パラリンピック関係とかで技術屋が大分向こうのほうへ引き抜かれたり、人件費の高騰とかがありますが、その人件費なども全て含まれているのですか。 425 ◯下水道施設課長  継続費の変更を行った部分におきましては、工法の変更に伴う部分で金額を変えております。ですから、確かに人件費は年に3%、4%という形で上がってはございますけれども、その部分については計上していないという形でございます。 426 ◯沼田委員  わかりました。結構です。 427 ◯望月委員  その関連について1つ質問させていただきたいのですが、先ほど1時間に65ミリを想定しているとおっしゃっていましたけれども、工期中にそれに近いような集中豪雨が起こった際の対応等をお聞かせください。 428 ◯下水道施設課長  下水道工事中に1時間に65ミリ程度の雨が降れば、また前回と同じように浸水は起こします。今回の工事はあくまでも完成して水がためられるような形になりますので、工事中については、そういう対応はできないという形でございます。 429 ◯望月委員  それはわかりました。集中豪雨が起きた場合の安全対策等の話し合いはなされているのでしょうか。 430 ◯下水道施設課長  工事中につきましては、コンクリート構造物を沈めていくような工事でございますので、工事の現場内での安全管理というのは当然請負業者が担っていく部分でございますけれども、例えば近隣の地区に対しての浸水、冠水に対する対策はとれないというのが実情でございます。 431 ◯新井副委員長  今の関連ですけれども、メガタンクが地下に入ります。完成した後に4カ所からダクトがつくと伺っているのですけれども、そのダクトは何のためなのかご確認させていただきたいと思います。 432 ◯下水道施設課長  今、新井副委員長がおっしゃられる部分につきましては、貯水槽の中に水が入るときに、中の空気を押し出さないと水が入りませんので、その中の空気を押し出すためのダクトでございます。 433 ◯新井副委員長  素人考えで、例えば汚泥とまでは言わないですけれども、泥や砂とかが一緒に流れ込んで、そこから発生するガスというのはあり得ないのでしょうか。 434 ◯下水道施設課長  今回つくります雨水貯水槽ですけれども、中にたまるものは確かに下水まじりの雨水がたまります。ただ、下水まじりの雨水をずっとためっ放しにしておきますと当然腐敗しまして、においとか有毒ガスが発生することもありますが、このタンクの中に水がたまって、雨が上がればじきに返送をかけて、またタンクの中は空にしておきます。次の雨に備えなくてはいけませんので、そのタンクに水がたまれば必ず空にするという作業を行っていくという形で、水が腐敗するまで待つようなことはございません。 435 ◯新井副委員長  では、今お尋ねしたようなガスが発生して地域住民が悪臭に苦しむとか、そういうことは一切ないということでよろしいですか。 436 ◯下水道施設課長  ありません。 437 ◯新井副委員長  ありがとうございます。 438 ◯神子委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。         議案第31号  採決───起立全員で原案のとおり可決 439 ◯神子委員長  以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  これをもちまして環境教育常任委員会を閉会いたします。                               (午後3時28分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...