秦野市議会 2021-09-07
令和3年第3回定例会(第1号・開会・提案説明) 本文 開催日: 2021-09-07
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前 8時58分 開会・開議
◯今井実議長【 3頁】 ただいまの出席議員は24人全員の出席を得ております。
これより令和3年9月
秦野市議会第3回定例会を開会いたします。
本日の議事日程はお手元にお配りしたとおりであります。
直ちに本日の会議を開きます。
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2
◯今井実議長【 3頁】
会議録署名議員の指名を行います。
この定例会の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定に基づき、議長において
八尋伸二議員、原聡議員、
福森真司議員を指名いたします。
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3
◯今井実議長【 3頁】 次に、議長報告を行います。
本件につきましては、お手元にお配りしてあります文書で報告といたしますので、御了承お願いいたします。
…写) ………………………………………………………………………………………………………………
議 長 報 告
(令和3年6月22日~令和3年9月6日)
令和3年9月
秦野市議会第3回定例会
第1 議案等の受理
8月31日 第3回定例会への
提出議案等を市長から受理
第2 陳情の受理
8月18日 令3陳情第8号
シルバー人材センターへの支援について国に
意見書提出を求める
陳情を受理
8月20日 令3陳情第9号 児童・生徒が、他者との協調性や多様性を理解することの大切さ
を学ぶために市内の
学校間交流の
環境づくりを求める陳情を受理
8月20日 令3陳情第10号及び第11号 若者の地元愛の醸成を図るために、時代に合った情報
発信の充実につながるPR方法や魅力を身近に感じるための
環境づくりを求める陳
情を受理
8月24日 令3陳情第12号
加齢性難聴者の
補聴器購入に
公的助成等を国へ求める陳情書を受
理
8月24日 令3陳情第13号
加齢性難聴者の
補聴器購入に公的助成を市へ求める陳情書を受理
第3 意見書の提出
6月22日 神奈川県の
最低賃金額審議に関する意見書を国及び神奈川県に提出
6月22日
教職員定数改善と教育予算の増額、
義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める
意見書を国に提出
第4
議長会関係等の諸会議
7月13日 県央八
市議会議長連絡協議会定例会が書面会議にて開催
7月29日
関東市議会議長会正副会長会議・第1回
支部長会議が秦野市で開催
8月2日 3市3町
広域行政推進協議会総会が書面会議にて開催
(以上の関係資料は
議事政策課に保管してあります。)
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4
◯今井実議長【 4頁】 以上で議長報告を終わります。
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日程第1 会期の決定
5
◯今井実議長【 4頁】 日程第1 「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。
この定例会の会期は、本日から10月5日までの29日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
6
◯今井実議長【 4頁】 御異議なしと認めます。
したがって、会期は29日間と決定いたしました。
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日程第2 議案第48号 令和2年度秦野市
一般会計歳入歳出決算の認定について
~
日程第20 報告第14号 令和2年度秦野市
健全化判断比率及び
資金不足比率について
7
◯今井実議長【 4頁】 次に、日程第2 「議案第48号・令和2年度秦野市
一般会計歳入歳出決算の認定について」から、日程第20 「報告第14号・令和2年度秦野市
健全化判断比率及び
資金不足比率について」まで、以上の19件を一括して議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長登壇〕
8
◯高橋昌和市長【 4頁】 おはようございます。
本定例会に提出した諸案件について説明いたします。
提出案件は、令和2年度各会計に係る決算の認定6件、条例の改正1件、
指定管理者の指定2件、専決処分の承認1件、補正予算3件のほか、報告が6件、合わせて19件です。
初めに、「議案第48号・令和2年度秦野市
一般会計歳入歳出決算の認定について」、説明いたします。
決算総額は、歳入702億9,689万1,044円、歳出681億8,169万3,707円となり、前年度に比べ、歳入で40.4%、歳出で40.5%の増となりました。
決算収支は、
歳入歳出差引額が21億1,519万7,337円で、この額から、今年度への繰越事業の充当財源である3億6,001万1,647円を差し引いた実質収支は、17億5,518万5,690円となりました。
令和2年度は、いまだ収束が見通せない
新型感染症が世界的に拡大し、極めて厳しい
社会経済状況となりました。本市としても例外でなく、この未曽有の危機を市民の皆様とともに乗り越えていくため、健康と医療、日々の暮らし、地域経済を守るという3本柱を軸に、12次にわたる補正予算を編成し、対策を講じてきました。
また、持続可能な
まちづくりに向けて、多くの市民の皆様の御意見・御提案を賜り、新たな都市像「水とみどりに育まれ誰もが輝く暮らしよい都市(まち)」を定め、令和12年度を目標年次とする秦野市総合計画はだの2030プランを策定しました。
それでは、以下、歳出予算の款に沿って、主な事業の成果を申し上げます。
まず、総務費であります。
職員づくりの推進では、
新型感染症対策を契機として、
オンライン研修を実施するとともに、
テレワーク勤務制度の本格導入など、柔軟な働き方ができる
環境づくりに取り組みました。また、職員や職場のあるべき姿の実現を目指す
職員づくり基本方針第2期実施計画を策定しました。
広報広聴活動の充実では、分かりやすく親しみやすい広報はだのを編集するとともに、新たに導入した
市公式LINEを活用したアンケートを実施するなど、市民が知りたい情報をタイムリーに発信しました。
消費生活行政の推進では、
消費者被害の未然防止のため、
中学生消費者教室や
地域情報紙とSNSによる
情報提供等による啓発を実施しました。
市役所本庁舎の
災害対応力の強化では、災害時に72時間以上の電力を確保するため、非
常用自家発電機の
燃料タンクを3基増設しました。
行財政最適化の推進では、新たな
行財政改革の指針であるはだの
行政サービス改革基本方針を策定しました。
公共施設再配置の推進では、
公共施設フォーラムを各地区で開催し、課題の共有に努めながら、公共施設再配置計画第2期基本計画の策定を進めました。
表丹沢の魅力を活用した取組では、都心からのアクセスの良さを生かしながら、農林業、観光、歴史、文化、スポーツなど様々な分野の資源を磨き、つなげ、新たに触れる機会を増やすことで、表丹沢の最大活用を目指す
表丹沢魅力づくり構想を策定しました。
交通安全対策の推進では、
高齢者ドライバーによる交通事故の未然防止と安全意識の向上を図るため、運転に不安のある方を対象とした
安全運転診断を実施しました。
情報化の推進では、
住民基本台帳情報などを管理する
基幹系システムを、ホストコンピューターから
オープンシステムに移行し、本年1月から稼働しました。また、
データ入力などの定型的な作業を自動化できるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の実証実験により、その有効性を確認しました。
防災対策の充実では、
東名高速道路秦野中井インターチェンジ付近など、新たに4か所、8台の
防犯カメラを設置しました。
文化芸術活動の充実では、写真・書道・美術の3部門の公募作品を展示する、第50回記念秦野市展を開催するとともに、開館40周年を迎えた
クアーズテック秦野カルチャーホールにおいて、はだの
ふるさと大使である落語家・春風亭一左氏や国際的な指揮者・山田和樹氏などの公演を行い、多くの市民が質の高い文化芸術に触れる機会の提供に努めました。
開放型自治会館への移行促進では、自治会員以外の市民に会議室などを貸し出す、
開放型自治会館を新築した自治会を支援しました。
スポーツ・レクリエーションの推進では、昨年6月にオープンしたはだの
丹沢クライミングパークにおいて、本市主催の
スポーツクライミング、はだの
丹沢カップや
ボルダリング教室を開催し、
クライミングの普及促進に努めました。
市税等の納付環境の拡充では、
スマートフォンによる電子納付を開始し、納税者の利便性の向上を図りました。
マイナンバーカードの交付促進では、窓口の拡張と職員の増員により交付体制を強化するとともに、マイナポイントの予約・申込みを支援する専用窓口を開設しました。
次に、民生費であります。
地域共生社会の推進では、第4期
地域福祉計画を策定するとともに、複合的な
地域生活課題に対応するため、分野を超えた支援の総合調整を行う
地域共生支援センターを設置しました。
障がい
児早期療育事業の推進では、ことばの相談室の
臨床心理士を1人増員し、児童の早期療育につながる体制を強化しました。
高齢者施策では、
地域包括ケアシステム等を推進するため、第8期
高齢者保健福祉計画・
介護保険事業計画を策定するとともに、高齢者に優しい
まちづくりを推進する
エイジフレンドリーシティ行動計画を策定しました。
子ども家庭総合支援拠点の充実では、
児童心理相談員を1人増員し、子供や保護者の気持ちに寄り添う相談体制を強化しました。
公立認定こども園の施設改修では、ひろはたこども園の
屋上防水工事及び
みどりこども園の
トイレ快適化工事を行い、施設の長寿命化と保育環境の向上を図りました。
生活保護の適正な実施では、新たに
年金受給支援員を任用し、
生活保護受給者の
年金請求手続などを支援しました。また、受給者の医療・
健康データを分析し、効果的な医療受診を促すことで、
生活習慣病とその重症化の予防に取り組みました。
次に、衛生費であります。
健康づくり施策の推進では、
生活習慣病とその重症化を予防するため、各種講座や健康相談を実施したほか、新しい生活様式を踏まえ、
市公式ユーチューブにより、バランスのよい食事の提案などの健康情報の配信を開始しました。
地域医療の充実・強化では、
骨髄等移植ドナー登録者の拡大と提供者の
経済的負担を軽減するため、新たに、
骨髄等移植ドナー支援事業助成金を創設しました。
新型感染症対策では、医師会が設置した
PCR集合検査場、また、
秦野赤十字病院が緊急的に設置した発熱外来や休日の検査体制の確保など、
医療提供体制の整備を支援しました。
新型感染症ワクチン接種体制の整備では、円滑な接種に向け、
医師会等関係機関との調整や
集団接種会場の運営訓練などを実施しました。
妊娠・
出産包括支援事業では、昨年6月から、
新生児聴覚検査及び
産婦健康診査の助成を新たに実施し、母子の健康管理の充実を図りました。
秦野盆地の
水理地質構造・特性の把握では、新たな
調査データを基に、はだの
水循環モデルを更新し、
地下水保全を進める
地下水総合保全管理計画を改定しました。
ごみの減量や
資源化対策の推進では、
事業系ごみの減量や適正処理に向け、市内全事業所を対象とした訪問調査を開始するとともに、他の模範となる
優良事業所等の認定制度を創設しました。
次に、農林費であります。
鳥獣対策の推進では、ドローンを活用した
被害対策地図を基に、放置果樹の伐採や竹林整備など、地域が主体の対策を実施しました。
農とみどりの整備事業の推進では、戸川と
上大槻地区の農道について、合わせて66メートルの改良を進めるとともに、新たに柳川地区の測量を行いました。
森林セラピー事業の推進では、昨年4月の
森林セラピー基地及び
セラピーロードの認定を受け、案内看板の設置など、環境整備を行うとともに、各コースの特徴を生かした
セラピーイベントを開催しました。
次に、商工費であります。
活力ある工業の振興では、秦野市企業等の立地及び施設再整備の支援に関する条例に基づき、
事業所新設への支援を行うとともに、
雇用促進奨励金の交付による地域雇用の確保を図りました。また、
生産性向上特別措置法に基づく
導入促進基本計画により、
固定資産税の特例措置を適用するなど、
中小企業者の設備投資を促進しました。
にぎわいのある商業の振興では、ウェブサイト「
ハダ恋にぎわい商店街」を活用し、商品の配達や出張販売を行う店舗やテイクアウトを始めた飲食店の情報を発信するなど、商店と消費者との
接点づくりを促進しました。
また、
商店街団体加盟店舗の改装などに要する費用の一部を支援し、魅力ある
店舗づくりを推進しました。
このほか、休業、または、夜間営業時間の短縮要請に応じた事業者や
社会保険労務士を活用して、
雇用調整助成金を申請した事業者を支援するとともに、
キャッシュバックキャンペーン事業をはじめとする
地域消費喚起事業により、コロナ禍における市民生活と地域経済の下支えを図りました。
観光振興による
地域活性化では、秋の
登山シーズンに合わせ、大山と鶴巻温泉駅を結ぶ路線バスの季節運行を支援するとともに、
地元商店会などと連携し、新たにジビエの食べられる街として、鶴巻温泉駅周辺でキャンペーンを実施しました。また、
ヤビツ峠周辺の
交流拠点施設となる、
ヤビツ峠レストハウスを本年3月から供用開始しました。そのほか、表丹沢にある木ノ又小屋の
山岳公衆トイレを環境配慮型へ転換する整備に対して支援しました。
次に、土木費であります。
道路関係では、13路線を新たに認定したことにより、認定市道は2,908路線、総延長は約648キロメートルとなりました。
また、
歩道設置事業として、市道65号線など3路線、
道路改良事業として市道75号線など24路線の整備を進めたほか、25路線、約3.6キロメートルの舗装を打ち換えました。
橋りょう長寿命化・
耐震化事業では、千村20号橋など6つの橋の修繕工事などを実施しました。
生活関連道路等の整備推進では、
東海大学前駅北口の
エレベーター及び
上りエスカレーター設置工事に着手しました。
(仮称)
秦野サービスエリアの周辺整備では、
スマートインターチェンジへの
アクセス道路の整備を進めるとともに、周辺道路の安全対策として、県道705号との
交差点改良工事などを実施しました。また、新たな
産業系土地利用を図り、都市の発展につなげるため、
土地区画整理事業の事業化に向け、準備組合を支援しました。
公共施設の計画的な保全の取組では、
公共建築物の中長期的な視点に立った
コスト管理と計画的な維持管理の実現及び公共施設再配置の推進のため、
公共施設保全計画の策定を進めました。
未来を見据えた新たな
まちづくりの推進では、近年の社会情勢の変化を踏まえ、
都市マスタープランを改定しました。
空き家対策の推進では、良好な生活環境の保全を図るため、空家等の適正管理に関する条例を制定するとともに、
空家バンクを開設し、利活用を進めました。
秦野駅南部の今泉地区における
土地区画整理事業の推進では、仮換地指定に伴い、移転補償、造成工事などを行いました。
公園の適正な維持管理では、しぶさわふれあい公園など、4つの公園の遊具改修や
総合体育館中央監視装置を更新しました。
次に、消防費であります。
令和2年度の火災件数は、前年度に比べて14件増加した40件でした。また、救急件数については、451件減少し、7,733件となりました。
消防・救急体制の充実では、新
東名高速道路の開通を見据え、
消防署西分署において、救急隊の2隊体制の運用を開始するとともに、新たに
化学消防ポンプ自動車を配備しました。また、
消防署鶴巻分署の高
規格救急自動車を更新し、多様化する救急需要に的確に対応しました。
さらに、
秦野赤十字病院と共同で
派遣型救急ワークステーションを開設し、医療の早期介入による救命率の向上を図りました。
消防通信指令事務の効率化では、本市及び伊勢原市による
消防通信指令事務の共同運用について、昨年7月に基本構想を策定し、8月の
合意書締結を経て、10月の両市議会の議決により、秦野市・伊勢原市
消防通信指令事務協議会を設置しました。
地域防災力の充実・強化では、
消防団車庫待機室の
トイレ改修工事などを実施するとともに、
小型動力ポンプ付積載車など2台の団用車両を更新しました。
避難所環境の整備では、マスクや消毒液、
段ボール間仕切りなどの資機材を配備するとともに、
新型感染症に対応した訓練を行うなど、避難所の運営体制を強化しました。
防災行政無線屋外受信装置の
デジタル化では、災害時の
情報伝達手段を確保するため、平成27年度から進めてきた受信装置115局の
デジタル化について、令和2年度の23局の更新により、全て完了しました。
次に、教育費であります。
幼児教育の充実では、外部委員で構成する、幼児教育の
あり方検討懇話会の意見等を踏まえ、公私や園種の枠を超えた持続可能な幼児教育・保育環境を整備するため、幼児教育・
保育環境整備計画を策定しました。
教育水準の改善・向上では、大学や企業との公民連携による
授業力向上プロジェクトを新たに実施するとともに、学校と協働した取組をさらに推進するため、
教育支援アドバイザー等を招き、支援体制の強化に努めました。また、学校における働き方改革に伴い、教員がより効果的な教育活動が行えるよう、学校業務を補助するスクール・サポート・スタッフを
小・中学校に延べ20人配置し、教職員の負担軽減に努めました。
訪問型個別支援教室「つばさ」の体制強化では、はだの
っ子あんしん相談室を設置するとともに、コロナ禍で経済的に困窮した家庭をきめ細やかに支援するため、
社会福祉士等の資格を持つ相談員を配置しました。
小規模特認校制度では、本市初の取組として、上小学校に導入したところ、市外からの3人を含む児童6人が学校区外から就学し、地域と連携した
小規模校ならではの魅力ある
学校づくりに取り組みました。
小・中学校ICT環境の整備では、新たな学びのスタイルの構築へ向け、
GIGAスクール構想を踏まえた市内全校への
無線ネットワークの整備及び児童・生徒1人1台の
学習用端末の配置を完了しました。
中学校完全給食の推進では、公民連携による
学校給食センターの建設を着実に進めました。また、
給食コンテナ配送用エレベーターを4校に設置するとともに、本年度に設置を計画している4校の設計を行いました。
西中学校体育館等の施設整備では、西公民館や
地域防災機能を備えた多
機能型体育館を昨年9月から供用開始するとともに、既存の体育館、格技場及び
西公民館等の建物を解体しました。
文化財の保護と活用では、開館30周年を迎えた
桜土手古墳展示館を
総合的歴史博物館に移行し、はだの
歴史博物館としてリニューアルオープンしました。また、本年3月には、震生湖が貴重な文化財としての価値が認められ、
国登録文化財に登録されました。このほか、地域の魅力ある文化資源を掘り起こすため、本町四ツ角周辺の
近代建築物2件の調査を実施しました。
図書館活動の推進では、4駅連絡所で行っている図書の貸出し・返却業務を広畑ふれあいプラザにも広げるとともに、
オンライン化により、図書の貸出し状況が分かるよう
利用者サービスの向上を図りました。
次に、
災害復旧費であります。
令和元年10月に発生した、台風第19号により被災した農地や道路について、復旧を図りました。
農地関係では、国の
災害復旧事業を活用した復旧工事が完了したほか、
被災農業者等が実施する復旧工事を支援しました。
道路関係では、通行止めとなっていた、上地区の市道18号線の復旧工事が完成しました。
次に、「議案第49号・令和2年度秦野市
水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について」、説明します。
収益的収支では、
損益計算書のとおり、1億912万1,360円の純利益となりました。
資本的収支では、収支の不足額が8億6,180万9,757円となり、この不足額は、
過年度分損益勘定留保資金等で補いました。
剰余金の処分については、
地方公営企業法第30条第9項の規定により、
剰余金処分計算書を決算書類として作成し、同法第32条第2項の規定により議決を求めるもので、決算の認定と併せて御審議くださるよう、お願い申し上げます。
本会計では、
水道施設整備計画に基づいた事業執行に努め、基幹管路である導水管や送水管のほか、配水管の耐震化を進めました。耐震化率は、基幹管路で45.0%、配水管を含めた全水道管路で24.9%となりました。なお、(仮称)
秦野サービスエリアへの配水拡大に対応するため、整備が完了した堀山下高区配水場の供用を開始しました。
次に、「議案第50号・令和2年度秦野市
公共下水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について」、説明いたします。
収益的収支では、
損益計算書のとおり8億769万5,786円の純利益となりました。
資本的収支では、収支の不足額が21億5,180万5,840円となり、この不足額は、
当年度分損益勘定留保資金等で補いました。
剰余金の処分については、
地方公営企業法第30条第9項の規定により、
剰余金処分計算書を決算書類として作成し、同法第32条第2項の規定により議決を求めるもので、決算の認定と併せて御審議くださるよう、お願い申し上げます。
本会計では、
公共下水道事業計画の
建設投資計画に基づき、
汚水整備事業では、整備完了に向けて26.7ヘクタールの区域を整備した結果、年度末での全体計画に対する整備率は、95.8%になりました。
雨水整備事業では、大根地区及び西地区の浸水被害の対策として、合わせて約240メートルの管きょの整備を進めました。
浄水管理センター改築事業では、汚泥処理棟の耐震補強工事及び設備更新が完了しました。
また、令和3年度からの10年間を計画期間とし、上下水道事業の経営戦略となるはだの上下水道ビジョンを策定しました。
次に、「議案第51号・令和2年度秦野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、説明します。
決算総額は、歳入162億6,610万5,388円、歳出162億4,634万71円となり、前年度に比べ、歳入、歳出ともに5.3%の減となり、
歳入歳出差引額である実質収支は、1,976万5,317円となりました。
本会計では、加入者の減少と、1人当たり医療費の増加等による財源不足に対応するため、税率を改定するとともに、特定健康診査や特定保健指導の推進、ジェネリック医薬品の使用促進などにより、医療費の適正化に努めました。
また、財政運営の責任主体である神奈川県と連携し、国民健康保険制度の円滑な実施に取り組みました。
次に、「議案第52号・令和2年度秦野市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、説明します。
決算総額は、歳入125億8,641万6,129円、歳出124億5,130万7,270円となり、前年度に比べ、歳入で1.2%、歳出で1.1%の増となり、
歳入歳出差引額である実質収支は、1億3,510万8,859円となりました。
本会計では、健康寿命延伸のため、地域における介護予防活動の充実に取り組むとともに、高齢者の生活を支援するため、担い手養成研修等を実施し、介護人材の確保に努めました。
次に、「議案第53号・令和2年度秦野市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、説明します。
決算総額は、歳入24億6,049万2,994円、歳出23億2,440万1,080円となり、前年度に比べ、歳入で9.9%、歳出で9.1%の増となり、
歳入歳出差引額である実質収支は、1億3,609万1,914円となりました。
本会計では、県内全ての市町村が加入する後期高齢者医療広域連合と連携し、制度の円滑な運営に努めました。
以上、各会計の事業概要を申し上げましたが、一般会計及び各特別会計決算の事項別明細や主要な施策の成果は、地方自治法第233条第5項の規定により、明細書、調書及び報告書を提出しています。
また、水道と公共下水道の地方公営企業会計は、
地方公営企業法第30条第6項の規定により、事業報告書、その他関係書類を提出しておりますので、ともに細部の説明は省略させていただきます。
なお、監査委員からは、一般会計及び各特別会計の決算について、「審査書類は、いずれも法令の定めるところに従って調製され、計数は関係諸帳簿等と符合し、正確に表示されていました。各会計の予算執行の状況は、全般的に所期の目的に従い、おおむね効率的かつ適正に行われているものと認めます。また、財産管理及び基金についても、おおむね適正に運用されているものと認めます。」との意見をいただきました。
また、水道と公共下水道の両会計についても、「決算書及び決算附属書類は、関係法令に準拠して作成され、その計数は正確で、期間の経営成績及び期末の財政状態は、適正に表示されていました。」との意見をいただいたことを申し添えます。
次に、「議案第54号・秦野市社会福祉施設入所等の費用の徴収等に関する条例及び秦野市重度障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正することについて」を説明いたします。
本案は、地方税法の一部改正により、未婚のひとり親が地方税法上のひとり親控除等の対象とされたことに伴い、寡婦控除等のみなし適用に係る規定を削除するため、改正するものです。
なお、本条例の施行日は、公布の日といたします。
次に、「議案第55号」及び「議案第56号」の「
指定管理者の指定について」を説明いたします。
まず、「議案第55号」は、文化会館について新たに
指定管理者を指定するものです。
事業者を公募したところ、4者からの応募があり、学識経験者、中小企業診断士などで構成する文化会館
指定管理者選定評価委員会で出された意見を基に検討した結果、みんなの文化会館はだのパートナーズを
指定管理者として指定するものです。
次に、「議案第56号」は、文化会館、図書館等を除くカルチャーパーク及びおおね公園について、新たに
指定管理者を指定するものです。
事業者を公募したところ、3者からの応募があり、学識経験者、中小企業診断士などで構成するカルチャーパーク及びおおね公園
指定管理者選定評価委員会で出された意見を基に検討した結果、ミズノグループを
指定管理者として指定するものです。
指定期間は、いずれも、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間といたします。
次に、「議案第57号・専決処分の承認について」を説明いたします。
本案は、
新型感染症対策として、地域経済の着実な回復を図るための施策に係る予算を早急に定める必要があったため、地方自治法第179条第1項本文の規定により、本年7月9日に、歳入歳出それぞれ2,913万円を追加する令和3年度秦野市一般会計補正予算(第6号)を専決処分しましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものです。
補正する歳出は、商工費の消費者応援・
地域消費喚起事業費です。地域経済回復の下支えを図るために実施している地元お食事・お買物応援事業について、予定を超える申込みがあり、クーポン券の追加発行に係る費用として、2,913万円を追加したものです。なお、その財源については、繰入金により収支の均衡を図りました。
これにより、一般会計の歳入歳出予算の総額は、528億1,310万円となりました。
次に、「議案第58号・令和3年度秦野市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて」を説明いたします。
本案は、歳入歳出それぞれ1,633万6,000円を追加するものです。
補正する歳出は、農林費の農地災害復旧工事補助金です。本年7月3日の梅雨前線豪雨により被災した農地の復旧工事に係る経費の一部を支援するため、1,633万6,000円を追加するものです。なお、その財源については、繰越金により収支の均衡を図りました。
これにより、一般会計の歳入歳出予算の総額は、528億2,943万6,000円となります。
次に、「議案第59号・令和3年度秦野市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて」を説明いたします。
本案は、歳入歳出それぞれ2億7,048万3,000円を追加するとともに、繰越明許費の設定、債務負担行為の追加及び地方債の変更を行うものです。
補正する歳出について、補正予算に関する説明書に沿って説明いたします。
民生費の母子家庭等自立支援給付金事業費では、ひとり親家庭の資格取得を支援する高等職業訓練促進給付金について、給付対象が拡充されたことにより、対象者の増加が見込まれるため、428万5,000円を追加するものです。
次に、衛生費の養育医療費助成事業費では、出生体重1,000グラム未満の未熟児が増えたことにより、入院治療費を公費で負担している養育医療費の増加が見込まれるため、150万円を追加するものです。
次に、農林費の農業経営基盤強化促進事業費では、害虫の被害が拡大している茶栽培について、品質の向上と収益の確保を目的として、JAはだの茶業部が行う一体的な病害虫防除対策に要する経費の一部を支援するため、69万8,000円を追加するものです。
農作物被害防除事業費では、本年度に創設された県の補助制度を活用し、蓑毛地区における地域ぐるみで行う鳥獣被害対策に要する経費を支援するため、200万円を追加するものです。
次に、商工費では、
新型感染症の影響が長期化する中、地域の消費を喚起し、地域経済回復の下支えを図るため、商業活性化事業費において、商店街団体などが行う販売促進事業に要する経費を支援するとともに、消費者応援・
地域消費喚起事業費において、地元お食事・お買物応援事業を再度実施するため、それぞれ1,200万円、2億5,000万円を追加するものです。
以上が歳出の補正内容ですが、その財源については、国・県支出金、寄附金、繰越金のほか、地方交付税、繰入金及び市債の財源調整により、収支の均衡を図りました。
これにより、一般会計の歳入歳出予算の総額は、530億9,991万9,000円となります。
次に、繰越明許費の設定では、団用消防車両購入費において、車両のモデルチェンジに伴う発注時期の遅れにより年度内の納車が見込めないため、繰越しの措置をとるものです。
次に、債務負担行為の追加では、先ほど御説明しました議案第55号及び議案第56号の
指定管理者を指定することに伴い、令和4年度から令和8年度までの指定管理料について、それぞれ8億3,414万5,000円、14億5,200万円を設定するものです。
次に、地方債の変更は、本年度の普通交付税の決定に合わせて示された、臨時財政対策債の発行可能額が当初予算での見込みを上回ったことから、地方債の借入れ限度額を変更するものです。
次に、「議案第60号・令和3年度秦野市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて」を説明いたします。
前年度繰越金のうち、9,608万8,000円を介護保険給付費等準備基金に積み立てるとともに、精算による過年度分返還金として、国庫支出金分3,647万1,000円、県支出金分254万9,000円をそれぞれ追加するものです。
なお、財源については、前年度繰越金により、収支の均衡を図りました。
これにより、本会計の歳入歳出予算の総額は、130億3,810万8,000円となります。
次に、「報告第9号」から「報告第12号」までの「専決処分の報告について」を説明いたします。
いずれも、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任による市長の専決処分についてに基づき専決処分をしましたので、同条第2項の規定により、報告するものです。
まず、「報告第9号」及び「報告第10号」は、いずれも市道の管理瑕疵により発生した事故の損害賠償に関するものです。
「報告第9号」は、元町地内で、賠償の相手方の普通自動車が市道63号線を走行中、アスファルト舗装の損傷箇所を通過した際に、その破片が跳ね上がり、車両の一部が損傷したため、本年7月8日に専決処分をしたものです。
また、「報告第10号」は、千村五丁目地内で、賠償の相手方の普通自動車が市道千村五丁目2号線を走行中、経年劣化で変形したマンホールの蓋が車輪により押し下げられ、その段差を通過したことにより、頸部及び腰椎を負傷されるとともに、車両の一部が損傷したため、本年7月13日に専決処分をしたものです。
日頃から道路を安全に使用していただけるよう、職員による定期的なパトロールや市民などからの情報提供を基に、危険箇所を早期に発見し、補修を実施しているところですが、改めて道路施設の安全管理を徹底し、事故の再発防止に努めてまいります。
次に、「報告第11号」は、損害賠償請求事件に係る和解に関するものです。
平成30年5月7日、観光振興課の元職員が、施設維持管理業務として行っていた倒木の処理作業中の事故により、左目の失明などの重傷を負いました。
これについて、令和2年1月27日付で、元職員から本市に対し、安全配慮義務違反や国家賠償法上の不法行為が認められるものとして、慰謝料の賠償請求等がありました。
この請求について交渉を続けた結果、本年5月6日に相手方から和解に応じる旨の連絡があり、6月30日に専決処分をし、7月7日付で和解契約書を締結したものです。
次に、「報告第12号」は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律及びデジタル庁設置法の制定による行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の廃止等に伴い、秦野市個人情報保護条例で引用する法律の名称及び条項に移動が生じ、並びに、用語が改められたため、本年8月17日に専決処分をしたものです。
次に、「報告第13号・令和2年度秦野市公共下水道事業会計継続費精算報告書」について、説明いたします。
本案は、平成30年度から2か年の継続事業としていた、浄水管理センター改築事業費(汚泥処理棟)について、
地方公営企業法第26条第1項の規定による繰越しを経て、精算報告書に示した金額をもって完了しましたので、
地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、精算報告をするものです。
最後に、「報告第14号・令和2年度秦野市
健全化判断比率及び
資金不足比率について」を説明いたします。
本件は、令和2年度決算における実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の4つの
健全化判断比率と、公営企業における
資金不足比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、報告するものです。
本市の令和2年度におけるこれらの比率は、全て国が示す早期健全化や経営健全化の基準を下回り、健全な段階にありますので、今後も健全な財政運営に努めてまいります。
なお、本件について、監査委員からは、
健全化判断比率などの算定の基礎となる事項を記載した各書類について、「指標の算定に誤りがなく、かつ、適正に作成されているものと認められました。」との意見をいただいたことを申し添えます。
以上で、本定例会に提出した案件の説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
〔市長降壇〕
9
◯今井実議長【13頁】 提案理由の説明は終わりました。
暫時休憩いたします。
午前 9時55分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午前10時44分 再開
10 ◯露木順三副議長【14頁】 再開いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程追加 議長辞職の件
11 ◯露木順三副議長【14頁】 ただいま、議長、今井実議員から議長の辞職願が提出されております。
お諮りいたします。
「議長辞職の件」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
12 ◯露木順三副議長【14頁】 御異議なしと認めます。
したがって、「議長辞職の件」を日程に追加し、議題といたします。
本件については、一身上の事件と認められますので、地方自治法第117条の規定に基づき、今井実議員の退席を求めます。
〔今井 実議員退席〕
13 ◯露木順三副議長【14頁】 まず、その辞職願を朗読させます。
議会局長。
14 ◯小泉康男議会局長【14頁】 それでは、辞職願を朗読いたします。
┌───────────────────────────────────────────┐
│ 辞 職 願 │
│ このたび一身上の都合により、議長を辞職したいので許可されるようお願いいたします。 │
│ 令和3年9月7日 │
│
秦野市議会副議長 露 木 順 三 様 │
│
秦野市議会議長 今 井 実 │
└───────────────────────────────────────────┘
15 ◯小泉康男議会局長【14頁】 以上でございます。
16 ◯露木順三副議長【14頁】 お諮りいたします。
今井実議員の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
17 ◯露木順三副議長【14頁】 御異議なしと認めます。
したがって、今井実議員の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
今井実議員の着席を認めます。
〔今井 実議員着席〕
18 ◯露木順三副議長【14頁】 この際、前議長から退任の御挨拶をお願いいたします。
今井実議員。
〔今井 実議員登壇〕
19 ◯7番今井実議員【15頁】 ただいま露木副議長より発言の許可をいただきましたので、議長の辞職に際し、一言御挨拶を申し上げます。
御承知のように、改選の令和元年9月第3回定例会の9月18日ですか、定例会の初日に議長に御推挙いただきまして、早いもので2年が過ぎました。この2年間、思えば、ほとんどコロナ、コロナという大変な状況の中で議長を務めさせていただきました。その間、議員の皆様、また、執行部の皆様には本当に厚いお支えをいただきまして、心から感謝を申し上げます。そのおかげで、何とか無事に2年間、務めさせていただきました。
また、議長の職務の遂行に当たりましては、24人の代表だという認識をしっかりと持ちながら努めさせていただいた次第でもございます。そして、議会運営、また、全国市議会議長会、あるいは、関東市議会議長会、神奈川県議長会等々、本当に議長でなければ分からない、大変貴重な経験もさせていただきました。これからは、そうした経験をしっかりと市政に反映させていく、私の議員生活の中で少しでもよりよい秦野に、市民の発展、住みやすい
まちづくりに努めていきたいと思っているところでございます。
いずれにしましても、この2年間、議員の皆様、執行部の皆様の厚い御支援に対しまして、改めて心から感謝を申し上げまして、私の議長辞職の御挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
〔今井 実議員降壇〕
20 ◯露木順三副議長【15頁】 暫時休憩いたします。
午前10時49分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時08分 再開
21 ◯露木順三副議長【15頁】 再開いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程追加 議長の選挙
22 ◯露木順三副議長【15頁】 ただいま議長が欠員となっております。
お諮りいたします。
「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23 ◯露木順三副議長【15頁】 御異議なしと認めます。
したがって、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行います。
暫時休憩いたします。
午前11時08分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時21分 再開
24 ◯露木順三副議長【15頁】 再開いたします。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
25 ◯露木順三副議長【16頁】 ただいまの出席議員数は24人であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
26 ◯露木順三副議長【16頁】 念のため申し上げます。
投票は単記無記名であります。
投票用紙には、被選挙人の氏名を記載してください。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27 ◯露木順三副議長【16頁】 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
28 ◯露木順三副議長【16頁】 異状なしと認めます。
それでは、点呼に応じて順次投票をお願いします。
点呼を命じます。
〔氏名点呼・投票〕
29 ◯露木順三副議長【16頁】 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
30 ◯露木順三副議長【16頁】 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔
議場開鎖〕
31 ◯露木順三副議長【16頁】 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に吉村慶一議員及び横溝泰世議員を指名いたします。
両議員の立会いをお願いいたします。
〔開 票〕
32 ◯露木順三副議長【16頁】 選挙の結果を報告いたします。
投 票 総 数 24票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、
有 効 投 票 24票
無 効 投 票 0票
有効投票中
小 菅 基 司 議員 12票
八 尋 伸 二 議員 12票
以上のとおりであります。
すなわち、
八尋伸二議員の得票と小菅基司議員の得票が同数であり、その得票数は法定得票数6票を超えております。
したがって、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第95条の規定によって、当選者はくじで定めることにいたします。
くじの手続について申し上げます。
まず、くじを引く順序をくじで定めますが、引く順番は立候補の届出順といたします。
次に、引いたくじの番号が若い順に、当選人を定めるくじを引いていただきます。当選人を定めるくじにおいて、最も若い番号を引いた方を当選人といたしますので、御了承願います。
立会人の立会いを求めます。
立会人は、先ほど指名した吉村慶一議員及び横溝泰世議員に引き続き、お願いいたします。
八尋伸二議員、小菅基司議員は、前のほうへ参集願います。
〔立会人・議長立候補者参集〕
33 ◯露木順三副議長【17頁】 まず、くじを引く順序をくじで決めます。
それでは、順にくじをお引き願います。
〔くじを引く順序を定めるくじ引き〕
34 ◯露木順三副議長【17頁】 ただいまの結果、
八尋伸二議員が先にくじを引くことになりました。
それでは先に、
八尋伸二議員、くじをお引き願います。
次に、小菅基司議員、くじをお引き願います。
〔当選人を定めるくじ引き〕
35 ◯露木順三副議長【17頁】 くじの結果を報告いたします。
くじの結果、小菅基司議員が当選人となりました。
ただいま議長に当選されました小菅基司議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づく告知をいたします。
この際、議長に当選されました小菅基司議員に御挨拶をお願いいたします。
小菅基司議員。
〔小菅基司議員登壇〕
36 ◯18番小菅基司議員【17頁】 ただいま議長に当選させていただきました小菅でございます。
先ほど所信表明でるる述べさせていただきましたが、市政発展、そして、本市議会の発展のために邁進してまいりたいと思いますので、議員各位の御協力、よろしくお願いいたします。
どうもありがとうございました。
〔小菅基司議員降壇〕
37 ◯露木順三副議長【17頁】 暫時休憩いたします。
午前11時39分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 2時43分 再開
38 ◯小菅基司議長【17頁】 再開いたします。
それでは、ただいまから議長として職務を遂行してまいりたいと思いますので、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程追加 副議長辞職の件
39 ◯小菅基司議長【17頁】 ただいま副議長、露木順三議員から副議長の辞職願が提出されております。
お諮りいたします。
「副議長辞職の件」を日程に追加し、議題としたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40 ◯小菅基司議長【18頁】 御異議なしと認めます。
したがって、「副議長辞職の件」を日程に追加し、議題といたします。
本件については、一身上の事件と認められますので、地方自治法第117条の規定に基づき、露木順三議員の退席を求めます。
〔露木順三議員退席〕
41 ◯小菅基司議長【18頁】 まず、その辞職願を朗読させます。
議会局長。
42 ◯小泉康男議会局長【18頁】 それでは、辞職願を朗読いたします。
┌───────────────────────────────────────────┐
│ 辞 職 願 │
│ このたび一身上の都合により、副議長を辞職したいので許可されるようお願いいたしま │
│ す。 │
│ 令和3年9月7日 │
│
秦野市議会議長 小 菅 基 司 様 │
│
秦野市議会副議長 露 木 順 三 │
└───────────────────────────────────────────┘
43 ◯小泉康男議会局長【18頁】 以上でございます。
44 ◯小菅基司議長【18頁】 お諮りいたします。
露木順三議員の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯小菅基司議長【18頁】 御異議なしと認めます。
したがって、露木順三議員の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
露木順三議員の着席を認めます。
〔露木順三議員着席〕
46 ◯小菅基司議長【18頁】 この際、前副議長から退任の御挨拶をお願いいたします。
露木順三議員。
〔露木順三議員登壇〕
47 ◯8番露木順三議員【18頁】 こんにちは。
副議長に皆さんから信任していただきまして、約1年がたちました。早いものです。この間、コロナ禍で、議長ともども、今井実議長を支えながらやってきたつもりであります。
今、社会はコロナ禍の中で、私も秦野市の状況を調べてみましたが、多くの方がお困りになっています。どういう方かというと、本来、医療でお困りの方が病院にかかることは当然だと思います。それがかかれないで、自宅待機をしている。こういう方がいかに秦野市にも多くいらっしゃるか、分かりました。
秦野市は、6月に県と協定を結んで、そういう方々に食料品や医療関係のものを提供しています。それにしても、この国の政治で多くの方が、市民を含めて不安になっていることは確かだと思います。そういったときに、はっきり言って自治体は一体何ができるのか。私は、国ができないことがあれば、本来、市民の命と暮らしを守るのが自治体の責任だと思っています。今日、新たに議長が選出されましたが、その議長の小菅議員が所信表明の中で、議会は新たに通年議会を目指すということを出されました。私は、通年議会は、イコール議長権限の拡大につながると個人的に思っています。それでは、議長権限が拡大してどうなるのか。簡単に言いますと、議会基本条例に載っている市民に開かれた議会を目指すには、都合のある方針だと思っています。それによって、開かれた議会を目指す中で、多くの困っている市民の要求を汲み上げて、議会が二元代表制の一翼として市民の暮らしを守っていく、こういう議会になれば、本当にありがたいと思っています。
私も一議員に戻りますが、引き続き、皆さんと一緒に開かれた議会を目指して、本当に困っている市民の暮らしを支えていくような議員になれればありがたいと思っています。
この1年間、本当に皆さんの支えで副議長を全うできました。誠にありがとうございました。
〔露木順三議員降壇〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程追加 副議長の選挙
48 ◯小菅基司議長【19頁】 ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49 ◯小菅基司議長【19頁】 御異議なしと認めます。
したがって、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選によることとし、議長において指名することにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯小菅基司議長【19頁】 御異議なしと認めます。
したがって、議長において指名することに決定いたしました。
副議長に谷和雄議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました谷和雄議員を副議長の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
51 ◯小菅基司議長【19頁】 御異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました谷和雄議員が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました谷和雄議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づく告知をいたします。
この際、副議長に当選されました谷和雄議員に御挨拶をお願いいたします。
谷和雄議員。
〔谷 和雄議員登壇〕
52 ◯14番谷和雄議員【19頁】 ただいま指名推選にて選任賜りました谷和雄でございます。
まずは、副議長という重責を担うこととなりましたことに感謝を申し上げます。現在、新型コロナウイルス感染症を克服するために重要な時であり、さらには、激甚化する豪雨災害など、既存の価値観を変えるような事態に直面しております。こうした難局を乗り越えていくには、先人たちの知恵に学びながら、新しい知識や道理を見つけ出す温故知新の考え方に基づく取組が不可欠であります。
そのためにも、小菅基司新議長をお支えし、様々な声に真摯に耳を傾けながら、積極的に政策立案や提言に取り組むことで、二元代表制の一翼を担う議会としての役割を精いっぱい果たせるよう努めてまいる所存であります。
議員の皆様の御指導、御鞭撻をぜひともお願い申し上げまして、副議長就任の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔谷 和雄議員降壇〕
53 ◯小菅基司議長【20頁】 暫時休憩します。
午後 2時52分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 4時48分 再開
54 ◯小菅基司議長【20頁】 再開いたします。
お諮りいたします。
本日の会議は、議事の都合により延長いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55 ◯小菅基司議長【20頁】 御異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
暫時休憩いたします。
午後 4時48分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 8時02分 再開
56 ◯小菅基司議長【20頁】 再開いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程追加 常任委員会委員の選任
57 ◯小菅基司議長【20頁】 お諮りいたします。
「常任委員会委員の選任」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯小菅基司議長【20頁】 御異議なしと認めます。
したがって、「常任委員会委員の選任」を日程に追加し、議題といたします。
常任委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長において、総務常任委員会委員に、木村眞澄議員、相原學議員、露木順三議員、原聡議員、谷和雄議員、山下博己議員、高橋文雄議員、大野祐司議員、文教福祉常任委員会委員に、伊藤大輔議員、中村英仁議員、佐藤文昭議員、野々山静香議員、川口薫議員、風間正子議員、阿蘇佳一議員、諸星光議員、環境都市常任委員会委員に、吉村慶一議員、古木勝久議員、今井実議員、
八尋伸二議員、
福森真司議員、横山むらさき議員、横溝泰世議員、予算決算常任委員会委員に、議長を除く23人の全議員をそれぞれ指名いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程追加 議会運営委員会委員の選任
59 ◯小菅基司議長【21頁】 お諮りいたします。
「議会運営委員会委員の選任」を日程に追加し、議題としたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
60 ◯小菅基司議長【21頁】 御異議なしと認めます。
したがって、「議会運営委員会委員の選任」を日程に追加し、議題といたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長において、相原學議員、今井実議員、佐藤文昭議員、野々山静香議員、原聡議員、
福森真司議員、山下博己議員、川口薫議員、横溝泰世議員、以上の9人を指名いたします。
お諮りいたします。
本日の会議はこれで延会したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
61 ◯小菅基司議長【21頁】 御異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
本日はこれで延会いたします。
午後 8時05分 延会
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