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平成26年度決算特別委員会 本文 開催日: 2015-10-07

  • 工事請負契約の締結について(平成19.20年度し尿等希釈投入施設建設工事)(/)
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  1. 秦野市議会 2015-10-07
    平成26年度決算特別委員会 本文 開催日: 2015-10-07


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    ↓ 最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1             平成26年度秦野市決算特別委員会 環境都市分科会               午前 8時58分 開会 ◯野田毅座長【 1頁】 ただいまから、平成26年度秦野市決算特別委員会環境都市分科会を開会いたします。  本日会議は、お手元にお配りした日程により進めてまいります。  開会に当たり、一言申し上げます。当分科会審査日程は、本日日となっております。効率的かつ充実した審査がなされるよう、座長として責務を果たしてまいりたいと思いますので、御協力をお願いいたします。  これより、議案審査に入ります。説明並びに質疑は、決算書、決算附属資料、主要な施策成果報告書及び監査委員決算審査意見書を参考にして進めることにいたします。  なお、質疑につきましては、議事整理上、お手元にお配りした発言順位一覧表とおり、区分して行います。  お諮りいたします。各委員質疑順番は、発言順位一覧表とおりといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯野田毅座長【 1頁】 御異議なしと認めます。したがって、そのように決定させていただきます。  それでは、「議案第45号・平成26年度秦野市一般会計歳入歳出決算認定についてうち、当分科会所管部分に関する審査を行います。  最初に、環境産業部及び農業委員会事務局に対する質疑を行います。  執行部概要説明を求めます。  環境産業部長。 3 ◯環境産業部長1頁】 おはようございます。  それでは、環境産業部が所管しております衛生費、農林費、商工費及び農業委員会が所管しております農林費について、一括して御説明いたします。  初めに、環境産業部が所管いたします第4款衛生費について、決算概要を御説明いたします。  主要な施策成果報告書101ページ、(33)環境審議会運営費及び104ページ、(40)環境基本計画推進事業費でありますが、平成27年度に環境基本計画見直しを行うことから改定作業に着手いたしました。  次に、107ページ(43)野生鳥獣保護管理事業費でありますが、秦野市鳥獣被害防止計画に基づき、生活被害・農業被害軽減と生物多様性確保を図るため、県及び近隣市町と連携を密にし、子易群及び大山群ニホンザル管理捕獲、広域柵侵入防止機能強化、生息域拡大防止ためニホンジカ管理捕獲など、総合的な保護管理事業を実施いたしました。
     また、有害鳥獣捕獲に協力をいただいている猟友会員に対し、捕獲時安全確保を目的に、銃器所持許可更新費用一部を支援いたしました。  次に、110ページ(50)地下水保全事業費でありますが、曽屋区水道主要な水源として使用されてきて、現在は市庁舎前せせらぎ水源となっている紀伊ノ守水源から導水管が老朽化していたため、補修及び河床整理による保全を図りました。  次に、102ページ(35)不法投棄防止対策費でありますが、新たな不法投棄を防止するため、山間部等の不法投棄物を早期撤去するとともに、登山客やバーベキュー客へごみ持ち帰りを呼びかけるなど、啓発活動を実施いたしました。  次に、117ページ(69)粗大ごみ資源化事業費でありますが、新たに戸別収集されたものうち、木質系粗大ごみを解体処理してチップ化し、バイオマス燃料として活用するなど、資源化拡充を図りました。  次に、同じページ(71)可燃ごみ収集運搬委託費でありますが、駅周辺美観保持、排出者分別意識啓発、路上にある収集場所に対する安全対策などを目的として、新たに秦野駅北口地区において夜間戸別収集を実施いたしました。  次に、第5款農林費決算概要を御説明申し上げます。  まず最初に、農業委員会関係について、御説明申し上げます。  主要な施策成果報告書122ページ、()農地利用調整経費でございますが、農地法による届け出適正な事務処理を行うとともに、農地効率的な利用を図るため、利用権設定を促進しました。また、筆ごとに農地に関する事項を記録した農地台帳作成が義務づけられたため、農地台帳システムを導入いたしました。  次に、同じページ(3)農政活動事務費でありますが、「農業委員会だより」発行により、委員会活動周知や農業に関する情報を提供するとともに、関係機関と連携もと、農地有効利用を図るため、荒廃農地適正管理指導、発生防止啓発活動に努めました。  続きまして、環境産業部関係につきまして、御説明申し上げます。  主要な施策成果報告書123ページ、(4)農業経営基盤強化促進事業費でありますが、本市中核的な農業者であります認定農業者を中心とした秦野市認定農業者協議会が実施する農業経営、農業技術向上に資する研究活動へ支援と、農業者みずからが取り組む農業・農地へ資本整備に対して支援を行い、農業経営安定化並びに育成を図りました。  次に、同じページ(5)都市農業活性化推進事業費でありますが、地域営農状況に応じた地域ぐるみ農業活性化を推進するため、地区別営農推進協議会を開催し、地域や集落が主体となって取り組む農業活性化活動支援に努めました。  また、多様な農業資源を生かし、地域と調和した持続可能な都市農業実現を目指し、市民が農業に触れる機会提供と農業に対する理解を深めるため、掘り取り観光など体験型農業拡充に努めました。  次に、124ページ(6)「農」担い手育成支援事業費でありますが、はだの市民農業塾を中心に、多様な農業担い手育成・確保に取り組むとともに、「人・農地プラン」に従い、国新規就農総合支援事業導入や、農業後継者が一定技術、経営能力を取得するため研修に対し、助成を行いました。  また、農業生産安定と営農意欲維持を図るため、鳥獣被害防止防除対策を引き続き実施するとともに、荒廃農地発生防止及び解消活動により、営農環境整備に努めました。  次に、127ページ(13)田原ふるさと公園公衆トイレ整備事業費でありますが、源実朝公御首塚敷地内既存公衆トイレ老朽化と田原ふるさと公園利便性向上を図るため、公園内広場一部を用地買収し、秦野産材を使用した木造平屋建てトイレを新設いたしました。  次に、同じページ(15)降雪災害緊急支援事業補助金でありますが、これは平成25年度の予算繰越明許分です。平成26年2月大雪により被害を受けた農業用施設の再建・修繕に要する経費に対し、助成を行いました。  次に、128ページ(16)から130ページ(23)農産物及び畜産生産振興に関する事業費でありますが、地産地消プログラムに基づき、市民へ安心・安全な農産物供給と地場農産物へ消費拡大を目指し、生産者や消費者など関係者と一体となった本市農産物による地産地消PRに取り組みました。  畜産業振興では、地域住民と畜産農家が共存できる環境づくりため、家畜伝染病発生予防や臭気対策へ取り組みに対し、引き続き支援を行いました。  また、原発事故以降、利用自粛が求められている落ち葉堆肥等の早期利用再開を図るため、放射性セシウム検査に要する経費に対して助成を行いました。  続きまして、林業関係といたしましては、132ページ(28)民有林整備活用事業補助金でありますが、今年度新たに国・県補助事業である林業形成促進事業対象とならない零細な森林を対象に森林組合が行う森林整備に対し、助成を行いました。  次に、133ページ(29)水源森林づくり事業費、及び134ページ(32)ふるさと里山整備事業費でありますが、引き続き県水源環境保全・再生市町村交付金を活用し、森林や里山林枝打ち、間伐等の整備に努めました。  また、133ページ(31)里山保全再生事業費でありますが、市内里地里山を大きく4地区に分け、活動団体、地元協力者、一般市民、学生等の参加による里地里山整備、米づくり、里山めぐり、また、上地区におけるいなか暮らしふるさと塾による地域振興等の各種事業を実施いたしました。  最後に、第6款商工費決算概要につきまして、御説明申し上げます。  初めに、商業関係といたしましては、主要な施策成果報告書141ページ(8)商業活性化事業費でありますが、商店街団体みずからが主体となって取り組んでいる誘客と消費者に対する還元を目的としたイベント事業に対して補助するとともに、商店街が抱えている課題に指導助言を行えるよう、専門知識及び経験を有するアドバイザーを商店街に派遣する制度を新設いたしまして、市内商業活性化に努めました。  同じく141ページ、(10)プレミアム商品券発行補助金でありますが、消費税率引き上げにより落ち込んだ市内消費者購買意欲に対して、消費拡大及び地域商業振興を図るため、秦野商工会議所プレミアム商品券実行委員会に対し、経費一部を補助いたしました。  次に、144ページ(20)商店街後継者育成事業費でありますが、これから秦野を担う若手商業者育成や魅力ある個店づくりため、若手商業者集まりである、秦野あきんど育成会が実施する研修会に対しまして、秦野商工会議所とともに支援いたしました。また、経営戦略、店雰囲気づくりなど、商業者として資質向上を図るため、はだの商人塾を開催いたしました。  次に、145ページ(21)、商店主が講師となり講座を開催する商人魂お役立て講座事業費でありますが、平成26年度につきましても、22講座を開催いたしまして、127人が参加いたしました。講座を通じて店主魅力や専門性、大型店にはない個店魅力を消費者にPRして、個店並びに商店街活性化に努めました。  続きまして、工業関係につきましては、ページが戻りまして、主要な施策成果報告書142ページ、(11)工業活性化事業費でありますが、市内企業受注促進や情報発信を図るため、テクニカルショウヨコハマに出店ブースを確保し、本市内から11社団体が参加し、製品PRに努めました。  次に、143ページ(18)中小企業人材育成事業費でありますが、中小企業従業員人材育成を図るため、商工会議所と共催で工業経営講座を開催するとともに、若手経営者や後継者育成を目的とした、はだの次世代リーダー塾を開催いたしました。  次に、145ページ(22)快適な住まいづくり推進事業費でありますが、厳しい経営状況が続く中小企業支援と地域経済活性化を図るため、市民が秦野産材を利用して行った住宅新築及びリフォームや秦野産材を利用しないリフォームに対して、その経費一部を助成しました。  続きまして、主要な施策成果報告書146ページ(26)から148ページ(34)まで労働関係につきましては、148ページ(33)ふるさとハローワーク運営費でありますが、厳しい雇用情勢に対応するため、公共職業安定所と連携し、求職者へ職業紹介や情報提供を行い、雇用促進を図りました。  また、同じページ148ページ(34)求職者就職支援事業費でありますが、求職者円滑な就職を支援するため、キャリアカウンセラーによる個別就職相談では、女性や若年者、新卒者、新卒予定者及び中高年齢者優先相談日を設けて、年23回実施するとともに、就職支援セミナーを開催いたしました。  最後に、観光関係につきましては、149ページ(38)観光施設維持管理費でありますが、魅力ある観光地づくりを推進するため、観光施設の適切な維持管理に努め、護摩屋敷周辺駐車場を整備し、利用者利便性向上を図りました。  次に、150ページ(39)観光協会補助金でありますが、本市観光振興を図るため、観光魅力創出事業、観光宣伝等の担い手である一般社団法人秦野市観光協会に補助しました。  次に、同じページ(41)環境配慮型山岳公衆トイレ設置補助金でありますが、表丹沢観光振興と水源環境保全・再生を図るため、県支出金を財源として、観音茶屋が実施する環境配慮型山岳公衆トイレ整備に補助しました。  次に、同じページ(42)花ある観光地づくり推進事業費でありますが、観光客や市民に安らぎ場を提供するため、ハイキングコース周辺に花栽培を実施いたしました。  また、表丹沢野外活動センターに山桜を植樹するとともに、市民や地元関係者と協働により、頭高山に八重桜を100本植樹し、新たな桜名所創出に努めました。  次に、151ページ(43)鶴巻温泉弘法里湯管理運営費でありますが、弘法里湯設置目的である観光振興と市民健康増進及び福祉向上を図るため、各種誘客キャンペーンを実施し、10年ぶりに年間入館者数が15万人を超えるとともに、12月には累計入館者数200万人を達成いたしました。  次に、同じページ(44)鶴巻温泉街再活性化事業費でありますが、鶴巻温泉街再活性化に向け、鶴巻温泉駅北口広場に温泉街シンボルとなる手湯を整備するとともに、温泉供給条例に基づき、源泉配湯を希望する旅館接続に、補助事業を実施しました。また、観光資源活用部会において、まち歩きコースを策定し、「鶴巻散策マップ」作成、案内看板等の設置を行いました。  次に、152ページ(46)御師郷「蓑毛」まち歩きコース整備事業費でありますが、本市と伊勢原市、厚木市による広域観光取り組みである、大山を核とした新たな観光核づくり構想事業提案が一部採択されたことにより、蓑毛御師集落を中心とした、まち歩きコース環境整備を行いました。  以上、長くなりましたが、衛生費、農林費、商工費決算概要を一括して御説明いたしました。よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。  以上でございます。 4 ◯野田毅座長【 5頁】 執行部説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、分科員質疑を行います。  吉村慶一委員。 5 ◯吉村慶一分科員【 6頁】 決算書163ページと165ページに職員給与費が出ておりまして、4人と18人ということで、22人分で合わせて億7,800万円になります。それと、行政経営課ほう報告書ですが、秦野市業務分析調査検証委託業務報告書がありまして、この17ページに、森林づくり班、農林土木班については、再任用職員へシフトが可能な業務提案ということで、再任用職員にしても問題ないではないかと、したらどうだということが書いてあります。一方、農林費予算は、公共事業、それから雪害災害復旧を除くと、非常に零細な事業費ものが多いわけですね。例えば園芸、畜産業費というは、全部足して1,280万円になっております。  これを見れば、当然というか、私は、職員を再任用にしたりして、人件費を浮かして事業費ほうに回したらどうかという発想をするですが、そういうことを考えるは環境産業部仕事ではないでしょうか。 6 ◯野田毅座長【 6頁】 農産課長。 7 ◯農産課長【 6頁】 今、吉村委員から、事業費に対する人件費が少し多い、それから、再任用職員によりまして、人件費削減に努めながら事業費を確保してはどうかという御質問がございました。我々ほうも、事業費予算化につきましては、農業者皆さんお声は、農協を通じて、農協要望というものを基本に、可能な限り生かしながら予算には反映をしているつもりでございます。  また、御紹介がありましたハード面につきましても、私としては、可能な限り、再任用職員についても行政経営課を含めながら、必要なものということであれば考えていきたいと思います。 8 ◯野田毅座長【 6頁】 吉村委員。 9 ◯吉村慶一分科員【 6頁】 農林費事業費を大きくする。ことし5月か6月に農協園芸部会と懇談会みたいなものがありましたけれども、こんな事業費ではトラクターも買えないよという話も出ました。正規職員を人、再任用にすると、トラクター台買えるではないかなと、補助できるではないかと思うだけれども、これは積極的に環境産業部ほうから、人事課だとか、行政経営課ほうに提案をすべき筋合い話だと思うですけれども、部長、どうですか。 10 ◯野田毅座長【 6頁】 環境産業部長。 11 ◯環境産業部長【 6頁】 今、農産課長がお答えをさせていただいた内容に加えまして、環境産業部として……。当然、今、農業者と意見交換会中でも、吉村委員が言われたことに対して、農業委員はいろいろな意見を持っていらっしゃいます。環境産業部全体ことを考えてみますと、言われましたとおり、農林費全体事業費うち20%弱が人件費という状況中で、行政経営課ほうにそういったことについては投げかけをしていきたいと思っております。  再任用という形が、今後いかがなものかということについては、私、個人的には少し疑問が残るですが、何分、農業者思い、あるいは、これから秦野市農業振興を進めていく中では、やはり責任持てる正規職員という部分が非常に必要なかなと考えております。何分にも行政経営課ほうに投げかけて、いろいろ協議、相談していきたいと考えております。  以上でございます。 12 ◯野田毅座長【 7頁】 吉村委員。 13 ◯吉村慶一分科員【 7頁】 農業者皆さんは、経験豊かで調整能力ある職員を求めておられるようですね。そういうことも加味してください。  次に、主要な施策成果報告書114ページ、(61)塵芥収集委託費関係で粗大ごみ収集についてですが、高齢独居世帯あるいは高齢世帯が市内に全部で5,000軒あるそうです。こういう世帯では、恐らく粗大ごみを家屋外まで出すことが困難な世帯も相当あると思います。どのような需要ニーズがあるか、調査をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 14 ◯野田毅座長【 7頁】 環境資源対策課長。 15 ◯環境資源対策課長【 7頁】 今、実は、たんすなど粗大ごみ移動が一番大変だと思いまして、これについては、高齢者、障がい者方に限らず、健常者方も同様でございます。その中で現在、私どもでは、家族等の協力が得にくいと思われる世帯に対して、ほほえみ収集を実施しております。142世帯ございます。そちらについて、まず需要がどうか、そういうことを検証していきたいと。粗大ごみを家中から玄関先まで移動する場合協力者有無や、負担できる金額、実態について調査してみたいと、そのように考えております。  以上でございます。 16 ◯野田毅座長【 7頁】 吉村委員。 17 ◯吉村慶一分科員【 7頁】 福祉部ほうでは、そういう家が5,000軒あるということで、全部把握しているそうです。もう少し範囲を広げてやっていただきたいなと。アンケート調査というは、どんなに少なくても対象は500軒以上ないと、データにはならないと思いますので、よろしくお願いします。  終わります。 18 ◯野田毅座長【 7頁】 以上で、吉村慶一委員質疑を終わります。  高橋文雄委員。 19 ◯高橋文雄分科員【 7頁】 決算書153ページ大気汚染防止対策費、それから決算書153ページ地下水保全事業費についてお聞きしたいと思いますけれども、大気汚染防止対策費につきましては、いろいろ調査をやっておられますけれども、秦野というは盆地で、大気汚染などが、盆地中へ停滞しがちになるわけでございます。かつて福岡元議員が下大槻に住んでおられて、東名高速道路排気ガス汚染が激しいということで、ずっと言い続けてきておられましたけれども、今度、県立秦野戸川公園等の周辺において、スマートインターチェンジができるわけですけれども、平成26年度、その辺対策について、どのように考えてやってこられたか、聞いておきたいと思います。 20 ◯野田毅座長【 8頁】 環境保全課長。 21 ◯環境保全課長【 8頁】 大気汚染関係で答弁申し上げます。委員おっしゃるとおり、盆地特有接地逆転層という関係で、盆地上空で大気が滞留しやすいと。秦野はそういう地域特性を持っておりまして、30年前、40年前は、かなり秦野盆地に、もやがかかっていた時代もありましたけれども、最近は格段に改善されているという感じはしております。  今、御質問がございました新東名高速道路秦野サービスエリア(仮称)関係でございますが、平成26年度はどういうことをしたかということでございます。少し古い話ですけれども、平成7年に、いわゆる環境アセスメント案に対する市長意見を上げております。その中で大気汚染につきましても、先ほどお話しさせていただきました地形的特性、それから気象条件などを考慮して、最新技術による大気汚染防止対策を講じてほしいというような市長意見を平成7年ときに上げております。  さらに昨年度、平成26年度には、中日本高速道路株式会社と新東名高速道路暫定設計に係る協議中で、サービスエリアにおける大気汚染や騒音等について、その影響が最小限におさまるようにということで、施設の構造あるいは配置、緩衝帯設置、こういった配慮をきちっとしてほしいという申し入れもしております。中日本高速道路株式会社ほうでは、こういった申し入れに対しまして、真摯に受けとめていただいておりまして、今後も大気汚染も含めて引き続き協議ができる体制中で、引き続き、きちんと協議をしていきたいと思っております。  以上です。 22 ◯野田毅座長【 8頁】 高橋(文)委員。 23 ◯高橋文雄分科員【 8頁】 ありがとうございました。  いろいろ対策を考えてやってきておられるという話ですけれども、最近、電気自動車とか、あるいは水素ガス車とか、燃料が大分、無公害ものに変わってきていますので、その辺は軽減されているということも考えられますけれども、その辺はいかがですか。10年ぐらい前までは、ちょうど中央運動公園で、夜、ジョギングをやってますと、石油ストーブをたき始めると、あの辺が排気ガスが停滞して臭くなってくるがわかるです。今はそのようなことは感じられませんけれども、その辺軽減程度というは、どのように見られてきたか、お伺いします。 24 ◯野田毅座長【 8頁】 環境保全課長。 25 ◯環境保全課長【 8頁】 排気ガスということで、自動車排出ガスお話だと思います。実は自動車NOx・PM法が平成14年に施行されておりまして、その施行によりまして全国的に大気汚染については画期的に改善が進んだというがございます。神奈川県でも、神奈川県が設置しているですが、自動車排出ガス測定局、それから一般環境大気測定局、これが県内に約90カ所、設置されておりまして、実は秦野市内でも、一般環境大気測定局と自動車排出ガス測定局がカ所ずつございます。  自動車排出ガス測定局ほうは、秦野場合は片町駐車場に設置されておりまして、その数値を見ていきますと、二酸化窒素あるいは浮遊粒子状物質につきましては、環境基準をずっと達成しているという状況でございます。この測定結果でいきますと、神奈川県内では、相模原市、川崎市ほうで局所的に一部基準を上回っているところがありますが、秦野市はずっとその基準を達成していると、そういう状況でございます。 26 ◯野田毅座長【 9頁】 高橋(文)委員。 27 ◯高橋文雄分科員【 9頁】 いろいろ取り組んでこられましたけれども、環境保全課長ほうもおっしゃってましたけれども、秦野は地形的に盆地であって特殊なところでございますので、せっかく緑と、それから空気と水がおいしいところなもので、維持していただきたいと思います。ありがとうございました。  次に、決算書153ページ地下水保全事業費であります。これについても、かつて有機塩素溶剤が検出されて飲料水に適さないということが起きてましたけれども、職員努力によりまして、それも浄化できまして、今、ほとんどそういうことを言われなくなりまして、それについては御苦労さまでございました。  それから、もう一つ、家庭用使用量が少なくなったとか、あるいは工場も使用量が大分少なくなったということで、断水ということはほとんど考えられなくなりました。そういう中で、今まで地下水保全事業で井戸掘削についての制限がありましたけれども、その辺が、水供給が大分楽になったので、ある程度緩和しようという動きもあるようですけれども、その辺はどのようなことになってますか。 28 ◯野田毅座長【 9頁】 環境保全課長。 29 ◯環境保全課長【 9頁】 地下水関係でございます。御承知とおり、平成12年に今地下水保全条例を制定しておりまして、この条例中で、今、委員がおっしゃられたとおり、新規井戸掘削については、原則禁止ということになっております。平成12年に条例制定以来、今日まで新規井戸掘削については、ただし書きがあるですけれども、新規井戸掘削を許可した事例は今までないということでございます。  こういった中、これも古い話ですが、昭和45年からずっと市ほうで地下水調査をしながら、市民共有財産として水量・水質保全に努めてきたという状況中で、ここ10年ほど地下水収支安定、つまり、地下水位が安定してきたということから、平成23年度に地下水総合保全管理計画改定をいたしました。この改定中で、市民共有財産にふさわしい地下水利活用という項目を一つ新たに上げさせていただいたと。  この改定を受け、昨年、平成26年1月に、先ほど申しました禁止となっている井戸掘削を例外的に認める井戸掘削要件として、秦野名水利活用指針というものを平成26年1月に策定したという経過がございます。この秦野名水利活用指針では、当然、地下水収支に影響を及ぼさないよう、あるいは適正に管理しつつ持続的に利用できると、こういったものが大前提でございますけれども、本市地域特性を生かした利活用を目標に、その指針を定めました。  ただ、この指針をつくったからといって、当然、全て新しいものが認められるというものではございませんので、新規井戸掘削につきましては、原則、掘削禁止という姿勢は同様でございます。この指針ができても、その姿勢は同様ですけれども、ただ、その指針に合致した場合に、許可申請を受け、条例に従いまして許可するというような指針内容になっております。  具体的には、優先度高いもので申し上げますと、公共性が高いとか、あるいは質量ともに地下水へ影響が少ない、それから秦野名水普及効果が高いといった条件が整えば、この指針によって新たな井戸掘削を許可していこうと、こういう状況でございます。 30 ◯野田毅座長【10頁】 高橋(文)委員。 31 ◯高橋文雄分科員【10頁】 ありがとうございました。最近は防災上ほうから言われているわけでございますけれども、井戸を掘ってくみ上げるようにしても、地震によって壊れる場合もある。もちろん水道ほうは、まだ相当、危険性というはあるわけですけれども、災害時飲料水、あるいは水として利用できるようなことで、100%使えるとは限りませんので、ぜひ緩やかにしてね。確かに公共性とか、あるいは防災上必要だということになれば、そのようなことで進めていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 32 ◯野田毅座長【10頁】 以上で、高橋文雄委員質疑を終わります。  村上茂委員。 33 ◯村上茂分科員【10頁】 おはようございます。順次質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、衛生費、主要な施策成果報告書、102ページ(35)不法投棄防止対策費でございます。まず、この予算使われ方ですが、ここ数年使われ方大きな変化はありますでしょうか。 34 ◯野田毅座長【10頁】 環境資源対策課長。 35 ◯環境資源対策課長【10頁】 この予算につきましては、私ども不法投棄を監視しております監視カメラがございます。それと、秦野地区不法投棄防止キャンペーン事業実行委員会により撤去作業などをしております部分がございます。その中で、私どもとしましては、定期的なパトロールを年間153日行っています。
     変化としましては、今まで不法投棄については、山間部だとか、そういうところで多く見られたものが、このところ、ポイ捨てみたいな形で市街地で多く見られるような形で、日々業務収集場所で回収作業も多くなっている、そのような状況でございます。  以上でございます。 36 ◯野田毅座長【11頁】 村上委員。 37 ◯村上茂分科員【11頁】 変化があったかないか、わからなかったですけれども、余り使い道変化はないということでいいかと思うですが、今も少し触れられましたが、従来不法投棄という大きな問題があった場所というは、少し人家から離れて余り人が通らない、車も通らない。しかし、道路があって、車でそこから投棄されるものも粗大ごみような大きなもの、家電ようなものが中心に捨てられていて、大きな問題になりまして、行政や市民皆さんお力で、そういった問題はゼロとは言わないまでも解決しているように思います。  そのかわりといいますか、以前からあったですが、目立たなかった部分として、今、言われたポイ捨てような、スーパーとか、コンビニ買い物袋に入った弁当からとか、そういったものが道路すぐ横、草むら、あるいは橋下。そこは交通量あるいは人目がよく通るところなですが、車で通るとなかなか目立たないようなところで、かなりそういったものが山積されている場所が今問題としてあるですが、それについて、今、確認されているでしょうか。その対策はとられているでしょうか。 38 ◯野田毅座長【11頁】 環境資源対策課長。 39 ◯環境資源対策課長【11頁】 委員御指摘とおり、今、一定決まった場所ではなくて、安易な気持ちでポイ捨てが目立ってくる場所も踏まえまして、私どもとしましては、橋や道路下などに目を配りながら、環境美化指導員というものがございますので、そちら職員が定期的にパトロールを行ってまいりたいということでございますが、実際問題としては、その場所がどこかという場所は特に把握はしておりません。  以上でございます。 40 ◯野田毅座長【11頁】 村上委員。 41 ◯村上茂分科員【11頁】 実際、私が確認しているだけでも数カ所あります。後でお知らせいたしますけれども、そういった今までとは違った内容不法投棄防止対策が必要なかなと思います。  それから、主要な施策成果報告書85ページ衛生費説明文中に、水無川バーベキュー方が不法投棄されるごみことも書かれております。確かに今、県にも御協力いただいて、それから地元皆さんも腕章をつけていただいて、バーベキューをやられている方に啓発チラシなどを配っていただいておるですけれども、やはり土曜・日曜後には、かなりごみが置かれている、また散らばっているような状況です。中には、見ると鶯橋ほうに隠すような形で置いてある現状なです。  今後対策として、これは水無川だけではなくて、ほか河川でもこういった状況がふえてくるではないかなと思うですけれども、今後対策としてどのようにお考えなか、お聞きします。 42 ◯野田毅座長【12頁】 環境資源対策課長。 43 ◯環境資源対策課長【12頁】 今、委員から御紹介いただきました鶯橋バーベキューにつきましては、ことし連休明けに、かなりごみがたまっているということで、県と本市が協力して、不法投棄されたごみ回収とか、合同パトロールを6月から10月にかけて実施いたしました。また、鶯橋には、先ほど申しましたように監視カメラとか、啓発看板などがございます。そこにつきましては、職員パトロールはもちろんでございますが、特に水無川右岸線堀山下地区におきまして、地域美観は地域で守るという気持ちを持たれた有志方々が、3年ほど前から鶯橋周辺不法投棄回収など、御尽力いただいています。  今後につきましても、行政と地域住民が協力して、まち美観保持に努めていきたい、そのように考えております。 44 ◯野田毅座長【12頁】 村上委員。 45 ◯村上茂分科員【12頁】 ありがとうございます。これから、あと5年後に新東名高速道路秦野サービスエリア(仮称)ができて、スマートインターチェンジができるということになりますと、今、アウトドアという志向中で、こういったごみ対策が必ず必要になってくると思いますので、ぜひ今後対策として取り組んでいただきたいと思います。これはこれで終わります。  次に、農林費です。これは主要な施策成果報告書どこということではないですが、平成26年7月に、新東名周辺土地利用推進事務費中で、その周辺土地利用構想が策定されましたけれども、当然、その中には農業関係農業生産ゾーン、あるいは地域振興・ふれあい交流ゾーンがカ所、以上3カ所ゾーン設定がされておりますが、農業政策として、そういった構想を策定する過程中で、どのような農業政策として協議をされたか、中身について少し教えていただければと思います。 46 ◯野田毅座長【12頁】 農産課長。 47 ◯農産課長【12頁】 周辺土地利用構想関係でございますけれども、私ほうも、この辺構想段階で御紹介があったことは承知をしております。委員御存じとおり、この周辺は農業振興地域ということで、非常に農用地を守っていかなくてはならんという地域でございます。そういった中で、地域ではイチゴ狩り、ブルーベリー、あるいはサツマイモ等の掘り取り観光、こういったものが非常に盛んでございます。したがいまして、我々ほうも、今後もこういった地域で生かされている農業生産物とか観光農業、これからも引き続き支援していきたいなと思っております。  また同時に、今、私ほうで、都市農業振興計画、あるいは農業振興地域整備計画見直しも行っております。こういった中でも、今後に向けた観光施設的なものができ得るような形で、今、県とも協議を重ねておるという状況でございます。  以上です。 48 ◯野田毅座長【13頁】 村上委員。 49 ◯村上茂分科員【13頁】 もう完成まで5年を切っているわけでございますので、今時点では、ある程度具体的な施策というものが打ち出されておらなければいけないかなと、そのように思います。  秦野サービスエリア(仮称)周辺観光農業を中心としていく中で、イチゴ摘み取りが、今、一番、収益的にも有力な業種ではございますけれども、現に今、若い農業者方が、あの周辺にイチゴ摘み取り施設を建てようとしていらっしゃいます。これからサービスエリアができ、スマートインターチェンジができれば、今より非常に多くお客様を誘客できると思います。  その中で、そういった若い方々を集めて、農業生産法人という形を以前、一般質問で事例として紹介させていただきましたけれども、市がリース事業主体となって農業者方に貸す。あるいはJAはだが主体となって農業者方がリースを受けて、そこで生産、販売をする、摘み取り事業をするというような具体的な事業を早く打ち出してほしいなと、そのように強く要望いたします。よろしくお願いいたします。  次に、主要な施策成果報告書127ページ(15)降雪災害緊急支援事業補助金でございます。これは幸いにしてというか、言葉は少し選ばないといけないですが、関東あるいは東北、非常に広域な被害だったものですから、国から補助金等々で、国・県で割、農家が割ということで対策がとれたわけですけれども、その中で秦野市の施設の種類、規模はどのようだったか、お知らせください。 50 ◯野田毅座長【13頁】 農産課長。 51 ◯農産課長【13頁】 この災害に伴う被害状況でございますけれども、私どもも、被害があった段階でJAはだと協力して被害状況確認に努めております。その結果、被害内訳でございますけれども、パイプハウスで73棟、ガラス温室で約60棟、畜舎関係で4棟、果樹棚で3棟という内容でございました。  以上でございます。 52 ◯野田毅座長【13頁】 村上委員。 53 ◯村上茂分科員【13頁】 ありがとうございました。それで、今回は広域な被害がひどかったものですから、資材確保とか、職人確保が非常に大変だったと聞いておりますけれども、実際、秦野市農家方が完成に至ったまで期間はどのようだったか、お知らせください。 54 ◯野田毅座長【13頁】 農産課長。 55 ◯農産課長【14頁】 再建まで、どのぐらいかかったかということでございます。議会ほうにも、平成26年、昨年3月議会で、この補正予算を急遽、組ませていただいて、その間、先ほど申しましたとおり、JAはだと市職員で現状確認させていただきました。それから、国関係で、どうしても再建に当たりまして、最低でも見積もりを3社とりなさいという規定もございました。  今、委員からも御紹介ありましたとおり、被害は秦野市のみならず、神奈川県下はもとより関東一円ということで、資材絶対的な不足がございました。職人も、そういったことで手間暇とられております。私どもほうも予算化した段階では、おおむね33件ほど対象者を絞り込んでおります。  そういった中で、おおむね年度内で終わった方が、32人うち24人ほど完成までこぎ着けております。あと残り8人方は、今申し上げた状態で、まだ資材が届かない、あるいは仕事師が来ないということで、平成27年度に再度繰り越しをさせていただいております。その繰り越しをした方々も、8人中7人方が、おかげさまで8月までに何とか完成に至りました。残り方も、今、現状を確認しておりますけれども、この10月中には何とか完成までこぎ着けそうだという確認をしております。  以上でございます。 56 ◯野田毅座長【14頁】 村上委員。 57 ◯村上茂分科員【14頁】 ありがとうございました。今、職人手配が大変だということは、これは災害が起きない状況中でも少し大変なですね。まず、この神奈川県中でも、そういった職人がいらっしゃらない。工事をするとなると、かなり地方から職人が来られている状況です。  今回、パイプハウスが圧倒的に多かったわけですが、パイプハウスなどですと、農家方がグループになって請け負って建てられる。ガラス温室になれば、それは少し無理ですけれども、そういう状況ですので、そういったときの請負制度ようなものをつくってもいいではないかなと。これは各地JAが中心となって立ち上げておられる事例がいっぱいありますので、その辺も少し検討していただきたいなと思います。  それから、今回支援事業に関して、その規模とか、今、教えていただいた、もう少し詳しい報告書を出していただきたいなと要望いたしますので、よろしくお願いいたします。この件はこれで終わります。  次に、主要な施策成果報告書123ページと124ページ、あるいは128ページに関連することですが、はだの都市農業支援センターことについて、お伺いをいたしたいと思います。この農業支援センターが立ち上がって、ことしで10年を迎えるわけですけれども、その当時は、農業委員会と市農産課、それからJAはだが一体となって、ワンフロア化で、農業者利便ために、いろいろな問題に対して対処するという組織立ち上げというは、全国的にも珍しかったと思います。  神奈川県では秦野市が一番最初だったと思いますが、最近になって県下でも、そういった農業支援センターが立ち上がっております。この10年間、いろいろと農業支援センター皆さんには、農業者方にとっては大きなお力をいただいたではないかなと思いますけれども、この10年間中で特筆すべき成果というものがあったら、教えていただきたいと思います。 58 ◯野田毅座長【15頁】 農業支援センター担当課長。 59 ◯農業支援センター担当課長【15頁】 ことし12月で、設立してからちょうど10年を迎えます。大きな成果といたしましては、村上委員が今おっしゃられたとおり、設置趣旨である農業に関する窓口ワンフロア化によりまして、農業者などへ総合窓口として、営農相談や市民から就農相談など、さまざまな相談について、従来ですと市農産課、農業委員会、農協それぞれに足を運ぶところ、窓口一本化によりまして迅速な対応ができるようになったことが、まず大きな利点と挙げられます。  その他、具体的な成果としまして、点ほど説明させていただきます。  1つ目が、地区営農活性化であります。こちらは市内7地区において、地区営農推進協議会を設置しておりまして、地区営農活性化課題や、その対策などを検討する営農座談会を開催しております。この座談会を通しまして、地区営農維持、活性化事業として取り組んだ結果、新たな作物栽培や農園配布開催、鳥獣対策ため防護柵設置など、地域が主体となった営農活動が行われるようになったこと。  点目といたしまして、市民農業参画促進、農担い手づくりであります。これは、はだの市民農業塾によりまして、農業者確保・育成であり、特に新規就農コースでは、この年間で48人方が本市に新規就農として就労されまして、新たな担い手として荒廃農地を含む約10ヘクタール農地を耕作しております。 60 ◯野田毅座長【15頁】 村上委員。 61 ◯村上茂分科員【15頁】 ありがとうございました。そのほかにまだたくさん事業を展開していただいておりますので、本当にありがたいなと感じておるところございます。ただ、当初は、専業農家窓口といいますか、受け口といいますか、そういった大きな目的があって設立されたと私は思っているですが、いろいろと今報告を聞いていますと、いわゆる多様な担い手対応が多いなと、そのように思っております。これから、ぜひ若い方を中心とした、専業農家を目指す方へ支援もよろしくお願いいたしたいなと、このように思います。  それで、今、農業支援センターでいろいろと支援をされておられます、秦野農村レストラン皆さん団体があると思うです。私は、この農村レストランスタートは、将来的には、こういった農村レストランを開くだなという思いでおったですが、いまだ弁当をおつくりになっている、その段階で終わっているです。JAはだののじばさんず、あれだけ規模がありますと、どこへ行っても、必ずその横にはレストランが併設されているですけれども、なかなかできない状況です。農村レストラン、今、中で構成をされている皆さんが、本当にレストランを持ちたいなと、そのような熱い思いを持っていられるかどうか、お聞きしたいと思います。 62 ◯野田毅座長【16頁】 農業支援センター担当課長。 63 ◯農業支援センター担当課長【16頁】 秦野農村レストランにつきましては、特に地産地消、秦野農産物を地元人に食べていただきたいということから、現在、活動をしております。農村レストラン活動当初きっかけですが、メンバー方々が農業に従事する傍ら、私たちが育てた秦野農産物を秦野に住む人たちに食べていただきたい。また、親から受け継いだ農産加工技術や秦野食文化を市民に知ってもらいたいという強い思いから始めております。  そのため、レストラン常設設置となりますと、場所、建物確保はもとより、経営、資金計画、営農計画といった企業的経営体が必要となることから、現状では困難と考えております。  以上です。 64 ◯野田毅座長【16頁】 村上委員。 65 ◯村上茂分科員【16頁】 いろいろな機会で、私を初め、いろいろな議員方が、農村レストラン設置は要望されておったですが、その中心となる皆さんが、まず、そういう思いだと、なかなか実現は難しいかなと思います。  先ほど答弁いただいた秦野サービスエリア(仮称)周辺土地利用構想地域振興・ふれあい交流ゾーン中には、当然、入らなければならない施設だと思うですが、やはりそれに向けて、今皆さんではなくて、新たな農村レストランをしたいという熱意ある方が出資者となって、一つ農業生産法人を立ち上げて展開していく。これも一つ手だと思うですが、そのほうがかえって現実的なかなと感じておりますので、ぜひその辺も検討いただきたいと、このように思います。  次に、主要な施策成果報告書130ページ、(22)畜産環境衛生対策事業費で、臭気対策費として件となっております。これは畜産農家、大体30事業者あると聞きましたが、そのうちの2戸なですけれども、あと方々は、御自分で、事業体、農家責任として対策をとっておられるでしょうか。 66 ◯野田毅座長【16頁】 農産課長。 67 ◯農産課長【16頁】 予算中身は、御存じとおり、今泉と鶴巻養豚業でございます。その他畜産業関係方々、従前、いろいろ議会ほうでも御意見、御指摘いただいておりますけれども、各農家皆さん、御自分で堆肥づくりをされたり、あるいは御自分畑に肥料を通して投入するとか、そういった形をとっております。一方で、衛生面ということで消毒関係も独自にやっておるところもございますし、そういった部分につきましては、市ほうも畜産部会を通じまして、必要な補助的なものも支援をしているということでございます。  以上でございます。 68 ◯野田毅座長【17頁】 村上委員。 69 ◯村上茂分科員【17頁】 ありがとうございます。私知る限りでも、その地域周り皆さん方を年に何回か呼んで、いろいろな集まり、交流を深めたり、あるいは牛乳そのものを配布したり、そういう努力をなさってます。そして、中には隣家と隣接したところで牧場を経営している方もいらっしゃって、そういう方はこういった臭気問題は発生してない状況です。今、議会でいろいろ問題になっております臭気問題事業体件ですが、そういった意味からいいますと、事業主皆さん当事者意識が低いではないかなと、そのように感じます。  行政が、農産課長あたり、本当に大変な思いで、この問題に取り組んでおられますけれども、やはり事業者みずから当事者意識、責任感というものがきっちりないと、この問題は永久的に続いてしまうではないかなと思います。ですので、今後、行政一つ仕事として、あの事業体皆さんに、もっと当事者意識、責任感といったものを植えつけるも私は一つ仕事だと思いますので、ぜひそういった方面でも取り組んでいただきたいなと、このように思います。よろしくお願いいたします。  以上で農林費は終わります。  次に、商工費に移らさせていただきます。まず最初に、先ほど農林費ほうでお聞きしたように、秦野サービスエリア(仮称)周辺土地利用構想が立ち上がりましたが、その中で観光という分野中で観光振興、あるいは誘客に結びつけるためにどのようなお考えなか、お聞きをいたしたいと思います。 70 ◯野田毅座長【17頁】 観光課長。 71 ◯観光課長【17頁】 秦野サービスエリア(仮称)周辺には、イチゴやブルーベリー等の観光農園、市民農園があり、豊かな自然環境に恵まれ、スポーツ・レクリエーション施設を備えた県立秦野戸川公園などが立地いたしております。農地や良好な自然環境を活用し、観光農園を含む地域農林業と連携、グリーンツーリズム、都市部では体験できない観光プログラム実施が想定されます。このことにより首都圏から誘客が図られることで、観光振興や地域経済活性化につながるものと考えております。地元関係者や関係部署と調整しながら、有効的な、かつ具体的な観光施策に取り組んでまいります。  以上でございます。 72 ◯野田毅座長【17頁】 村上委員。 73 ◯村上茂分科員【17頁】 ありがとうございます。具体的なことは、これからなかなと思います。今はそういう政策がないですけれども、以前ですと、サービスエリアに隣接して、いろいろなレクリエーション施設などがあるハイウェイオアシス構想がありました。まさに今、秦野サービスエリア(仮称)で隣にある県立秦野戸川公園、それと一体となったハイウェイオアシス構想も言えるではないかなと思いますので、県立秦野戸川公園を中心とした観光施策も考えられたらいいではないかなと思います。  今度日曜日ですか、丹沢謌山という若手ミュージシャン野外コンサートが開かれます。そのときに秦野戸川公園まつりも一緒にされますけれども、そういったものをもっとPRした催しとか、あるいは秦野丹沢まつり。秦野丹沢まつりは、今、西中学校とか、渋沢駅周辺が主体となっておりますが、それはそれとして、丹沢入り口である公園とか、戸川ほうを中心とした一つ行事もあってもいいではないかなと思います。  それから、もう一つ、県立秦野戸川公園から、子供たち足でも楽しみながら歩いて時間もかからないところに大倉高原山家があります。この完成がいろいろな事情で延びてしまっているですけれども、ぜひとも新東名高速道路開通までには完成していただきたいですが、そういったところ、今まで山小屋という観点ではなくて、そこへ行って、何かそこでしか食べられないもの、飲めないもの、あるいは、そこで泊しながら楽しめる。あそこですと秦野市一帯夜景などが楽しめるところなので、そういった観光施策も必要なかなと、そういうことも提案させていただきます。  以上、この件も終わります。  時間都合上、以上で私質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 74 ◯野田毅座長【18頁】 以上で、村上茂委員質疑を終わります。  大野祐司委員。 75 ◯大野祐司分科員【18頁】 おはようございます。大野でございます。3点ほど、お伺いしたいと思います。  まず点目ですが、決算書は161ページ、主要な施策成果報告書ほうは115ページ(65)、環境資源対策課が担当課となっております資源分別回収推進事業費について、端的にお伺いしたいと思います。ストレートに聞きます。プラスチック回収回数をふやせないかどうか、お伺いします。 76 ◯野田毅座長【18頁】 環境資源対策課長。 77 ◯環境資源対策課長【18頁】 容器包装プラスチック収集日をふやせないかというお話でございますが、現在、市民皆様御協力により、私どもは7分別22品目で細かい分別収集をしております。現在秦野市収集体制は、市内を半分区域に分けて、月曜日・火曜日・木曜日・金曜日を可燃ごみとし、水曜日を容器包装プラスチック収集日としております。このため、容器包装プラスチック収集日をふやすとなりますと、土曜日も収集を行うか、容器包装プラスチック収集日のみ車両・人員を倍にするか、あるいは週日ある可燃ごみの1日分を拡縮するかなど、収集方法が必要となります。  委員御指摘とおり、容器包装プラスチック収集日をふやしてほしいという声はございますので、今後、収集体制を見直す機会がある際には、ごみ収集量推移を見ながら、できる限り市民皆様利便性が高まるように検討したい、このように考えております。  なお、家庭事情などで出すことができなかった市民皆様には、環境資源センター敷地内や本町地区(寿町)、大根地区(南矢名)、あと、本町、大根、堀川以外公民館にストックハウスを設置しております。ここは午前8時半から午後5時まで搬入できますので、ペットボトル以外容器包装プラスチック搬入を受け付けておりますので、たまってしまった場合には、そちらを利用していただくように市民皆様には御案内をしております。そのような状況でございます。 78 ◯野田毅座長【19頁】 大野委員。 79 ◯大野祐司分科員【19頁】 御検討いただけるという御答弁をいただきましたので、この程度にとどめたいと思います。  点目、決算書177ページ、主要な施策成果報告書でいうと144ページ(19)産学公連携推進事業費について、お伺いいたします。この事業は、本市と秦野商工会議所工業部会、そして東海大学による事業でして、視察研修会を実施したとことでございます。その視察研修によって得られた成果、果実はどのようなものか、お伺いいたします。 80 ◯野田毅座長【19頁】 産業政策課長。 81 ◯産業政策課長【19頁】 視察研修成果でございます。平成26年度につきましては、精密加工まちであります長野県諏訪市を視察先に、企業見学会と諏訪商工会議所工業部会と交流会を内容とします視察研修を開催しております。見学先ですが、圧力計や温度計など精密部品を製造している企業を訪問しまして、ねじ本からつくり上げられる高度な製造技術現場を見学いたしました。  今回視察研修会で訪問しました企業は精密部品メーカーでございますが、その精密部品加工及びそのパーツ、完成品、組み立て加工は全て社内で対応しているということで、高度な製造技術は本市企業にとっても参考となりまして、大学高度な研究機能と連携することで、今後新製品、新技術研究開発に生かすことができるではないかと、このように考えております。  以上です。 82 ◯野田毅座長【19頁】 大野委員。 83 ◯大野祐司分科員【19頁】 丁寧な御説明、ありがとうございました。一つ言えることは、完成品をつくっている会社とパーツをつくっている会社。秦野市構成を見たときには、パーツをつくっている会社ほうが多いではないかと思うところでございます。そうした中で、完成品メーカー取り組みというは、パーツメーカーにとっても意義があるといえばあるし、微妙といえば微妙と言えるところがあると思います。また、この視察研修中では、諏訪商工会議所やはり工業部会と懇話会であるとか、サントリー工場に行ってみたり、あとはリニア見学センターにも行かれているということを、この視察報告書中で見させていただきました。  産学公取っかかりとしては、完成メーカーも行ったと同時に、三者であります、市と商工会議所あるいは東海大学親睦が深まったというところが事業メーンになっているではないかと思います。もちろん、3つものが初めて顔を合わせたときに、最初にやるは親しくなることだと思うところでございますが、今後中では、さらに具体的な製品として結実するような取り組みもお願いしたいというところでございます。  最後に、決算書179ページ、主要な施策成果報告書で148ページ(33)ふるさとハローワーク運営費について、お伺いいたします。これは求職、職を求めている方がこちらにいらっしゃってということだと思うですが、今、新聞とか報道によりますと、その名称を使いますとブラック企業と、あたかも勤労者を消耗品であるかような扱いをするような会社も中にはあるというところを聞いているところでございます。そこで、このふるさとハローワーク中では、そういったところに対する歯どめというか、あるいは求職者に対する教育というか、そういったところは何かなされているでしょうか。 84 ◯野田毅座長【20頁】 産業政策課長。 85 ◯産業政策課長【20頁】 ふるさとハローワークにおきますブラック企業対策でございますが、まず、ふるさとハローワークで提供しております求人情報は、市ふるさとハローワークを管轄いたしますハローワーク松田で受け付ける企業から提出された求人内容に基づくものでございまして、その受け付けに当たりましては、当然ことながら、労働基準法法など関係法令に違反してないかどうかについて、まず確認をしております。さらに、ハローワーク松田では、就職者から求人内容と違うと情報が寄せられた場合には、就職者本人同意を得た上で、企業に対して調査し、指導をすることとしております。  また、若者が労働関係法令違反や事業主都合による解雇ない企業に安心して求職できる制度であります、「若者応援企業宣言」事業にも取り組んでいるところでございます。  あと、委員ほうから求職者に対する労働法制指導というお話がございましたが、ふるさとハローワークにつきましては、求人情報提供、職業相談や職業紹介などを中心に行っておりますので、現状といたしましては、労働法制指導については特に行ってはございません。  なお、厚生労働省ホームページによりますと、就職を控えた学生などが働き始める前やアルバイトをするときに、最低限知っておくべきルールをまとめたハンドブックというものを作成しております。漫画でして、「これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~」というものでございますが、労働法について、わかりやすく解説した内容となっておりますので、これから働き始める前参考資料として役立つものではないかと、このように考えております。
     以上です。 86 ◯野田毅座長【21頁】 大野委員。 87 ◯大野祐司分科員【21頁】 私、中学3年生息子がおりまして、ちょうど今、公民授業で労働三権を勉強していると言っていました。きのう夜、少し知ったかぶりをして、労働三権とはみたいなことを話してみたですけれども、一応、中学校ときに、皆さん、義務教育中で学習はされているですね。ところが、ここでまた労働者を特に保護するため法律関係が大きく変えられようとしているところでもありますので、お手数かもしれませんけれども、ぜひとも労働者を保護するため法律という位置づけ中で、御指導あるいは御教授をいただけるような形をとっていただきたいと思います。  雇用する側と雇用される側という立場を考えたときに、契約自由原則があるにもかかわらず、実際立場は雇用される立場ほうが弱いではないかと常々感じているところでございますので、ぜひともお願いしたいということを申し上げまして終わりにいたします。ありがとうございました。 88 ◯野田毅座長【21頁】 以上で、大野祐司委員質疑を終わります。  和田厚行委員。 89 ◯和田厚行分科員【21頁】 まず冒頭、最初に要望を申し上げておきます。衛生費中にあります決算書87ページから101ページ(32)スポーツ施設改修事業費まで、我々は審議することはできません。過去にスポーツ関係とか、いろいろなことで問題があったことは私も重々承知しております。しかし、犬狂犬病と一緒に、それぞれ記録を争ったり、健康を保持したりするということは、この款にすべきではないと思います。これについては教育なり、さらには福祉なりというところに挿入すべきだと思いますので、今後、十分、副市長においては、この辺は検討をしていただきたいと思います。  それでは、農林費に行きますが、まず、主要な施策成果報告書121ページ説明一番最後、里山保全再生事業推進ということで、いわゆる森林づくりに参加できるボランティアを養成する研修を行ったということです。この項細かい部分には載ってなかったのでわからないですけれども、121ページで質問いたしますが、何回ぐらい実践をして、何人ぐらい参加されて、その後、その方がどのような活動を行っているか。これは事前に相談してこなかったから御迷惑かなと思ったですが、御答弁をお願いします。 90 ◯野田毅座長【21頁】 森林づくり課長。 91 ◯森林づくり課長【21頁】 ただいま御質問について、御説明申し上げます。事業名でいきますと、里山保全再生事業中で森林ボランティア研修を開催しております。昨年度、研修生は15人、内容につきましては、秦野里地里山講義、草刈り機、鎌、チェーンソーなど使い方手入れ、里山活動実習など、全8回研修を行っております。  以上でございます。 92 ◯野田毅座長【22頁】 和田委員。 93 ◯和田厚行分科員【22頁】 実は私も過去には、あるグループと一緒に森林整備関係でチェーンソーを使っていたですが、途中から花粉症になりまして、それから山へ入るが怖くなりました。最近は一切やっていません。一切やってないと、結果的に何か忘れてしまうという、また、やろうという気持ちにならないという自分なり経験を持っておりますので。  このようにやられることは大変結構だと思いますが、しかし、そういう人たちが実際にどこか団体に入っていないと、なかなか皆と一緒にそのような作業ができないと思います。ですから、ボランティアグループとか、いろいろありますので、そういう人たちへ紹介をすべきだと思いますが、既にやっておられますでしょうか。 94 ◯野田毅座長【22頁】 森林づくり課長。 95 ◯森林づくり課長【22頁】 チェーンソー扱いにつきましては、専門的な知識が必要でございますので、今年度におきまして、はだの里山保全再生活動団体連絡協議会研修活動一環としまして、特別に講師を招いていただいて、資格取れるような研修を行うということで、今、募集をかけているところでございます。 96 ◯野田毅座長【22頁】 和田委員。 97 ◯和田厚行分科員【22頁】 先ほど、チェーンソー講習もと、草刈り機とか、チェーンソーとかと言われたので、そのように言ったですが、それでは要望に変えます。チェーンソー講習も、草刈り機もそうですけれども、そういう講習が終わったなと思われたら、いろいろなボランティアグループありますから、そこを紹介していただいて、その人たちと一緒にやっていくということにならないと、個人一人でやるということになると非常に難しいではないかと。私うちみたいに、田畑が荒れていると、自分でやらざるを得ないですけれども、田畑がない方は、そういうグループに入っていかないと次へ進んでいかないと思いますので、その辺は十分検討をお願いしたいと要望しておきます。  次に、主要な施策成果報告書139ページ、()市営駐車場運営費ですが、これも事前に聞いておけばよかったかなと思ったですけれども、これは渋沢駅北口と片町にあって、事実上、両方で収入が2,450万円、事業費が1,600万円ということで、900万円前後お金がプラスになっていると。弘法里湯と同じで、秦野市では公共施設の中ではカ所しかプラスになっているはないと思います。  さて、そこで、渋沢駅北口ほうはしてないと思いますけれども、片町ほうで定期駐車券をもう既にやっておられます。これ、月額万円ですが、今、何台契約がされているでしょうか。 98 ◯野田毅座長【22頁】 産業政策課長。 99 ◯産業政策課長【23頁】 今、定期貸し台数については、手元に資料がございません。申しわけございません。 100 ◯野田毅座長【23頁】 暫時休憩します。               午前105分 休憩              ─────────────               午前107分 再開 101 ◯野田毅座長【23頁】 再開いたします。  産業政策課長。 102 ◯産業政策課長【23頁】 委員貴重なお時間をいただきまして、まことに失礼いたしました。  片町でございますが、現在、定期貸しは6台でございます。  以上です。 103 ◯野田毅座長【23頁】 和田委員。 104 ◯和田厚行分科員【23頁】 時間がないから次に行きます。  次に、主要な施策成果報告書、146ページ、(24)企業立地雇用促進奨励金ということです。これは条例にありますけれども、この間、新しい企業が立地して、固定資産税を4年間だったでしょうか、免除する。そして、社員として雇用した場合に、会社にこのような奨励金が出ると理解しています。そういう立場から申しますが、今回は社、12人ということですから360万円、これは正規社員か非正規社員か、どちらでしょうか。 105 ◯野田毅座長【23頁】 産業政策課長。 106 ◯産業政策課長【23頁】 新規雇用されました12人雇用形態でございますが、全員が非正規雇用、いわゆるパートとして雇用となってございます。  以上です。 107 ◯野田毅座長【23頁】 和田委員。 108 ◯和田厚行分科員【23頁】 そうしますと、この360万円を交付するわけですけれども、非正規社員ですと、多分、年間給料といいましょうか、200万円前後だと国統計からは出ております。結果として、ボーナスも本当にスズメ涙しか出ないというが現実です。  最近、これは少し余計なことになってしまうですけれども、子供たちが親御さん関係で非常に苦労されて、そのことについて、親に対して、さらに子供に対して、今、国ほうから秦野市としても何とかしてくださいよと、いろいろな施策が来ております。今、そういう状況が起きておりますけれども、そうしますと、この会社は固定資産税が4年間だと幾らぐらいになるでしょうか。また、この360万円が会社に交付されるということですが、この交付は社員に戻るでしょうか、会社がひとり占めするでしょうか。 109 ◯野田毅座長【23頁】 産業政策課長。 110 ◯産業政策課長【23頁】 まず、固定資産税減免額ですが、4年間減免数字については把握してございません。この企業立地雇用促進奨励金でございますが、これは企業に対して交付すると条例で定めておりますので、企業に対して交付しております。  以上です。 111 ◯野田毅座長【24頁】 和田委員。 112 ◯和田厚行分科員【24頁】 把握してないということですか。本来なら把握していてほしかったですね。4年間、固定資産税を免除する。そして、非正規社員を秦野市民として雇った。人当たり30万円。企業が余りにも優遇されているではなかろうかなと。やっぱり正社員でなかったら、条例を直すべきだ、用語を直すかな。もうけもしないものを、非正規社員を雇わさせておいて、はい、お金を出しますよ。こんなばかな話ないよ。  今、日本全国では非正規社員が2,000万人を超えて、全体38%ぐらいだと言われております。秦野市は、この間統計では、非正規社員が45%になっていると私は理解しております。そういうことを考えると、市民税落ち込みが出てくるは当たり前です。全て、私たちみたいな人が高齢者になるから、いわゆる仕事から離れるからというだけではなくて、現実問題として、そういう問題があるということを十分理解していただきたい。そのため行政として対応をしていただきたいと思って、これは要望にかえます。  それと、主要な施策成果報告書、148ページ、(33)ふるさとハローワーク運営費ですが、これも今と同じような質問になってしまうですけれども、979人方が就職をされたということですが、これは正規・非正規割合はどのぐらいでしょうか。 113 ◯野田毅座長【24頁】 産業政策課長。 114 ◯産業政策課長【24頁】 979人就職ということですが、ふるさとハローワークから市ほうに毎月、業務状況報告という形で、来所者数、求職者数、職業相談件数、紹介件数及び就職件数について毎月報告がございますが、就職者雇用形態であります正規・非正規区分はなされておりません。ふるさとハローワークを所管しております、ハローワーク松田ほうにも問い合わせましたが、そのような集計はないということでございました。  以上です。 115 ◯野田毅座長【24頁】 和田委員。 116 ◯和田厚行分科員【24頁】 応募要領というが、多分、各会社から来るはずですね。その中に、例えば正規社員として、もしくは非正規社員として、正規社員場合はボーナスは年何回、給料何倍ぐらい出ますよというような応募要領が出ているはずです。であるとするならば、そこで中身がわかる。というは、もし正規社員だということでボーナスも出ますよということで、はい、その会社へ行きましょうと行った、面接した。もしそれが崩れていたら、結果的にその人は雇用は成立しないですね。  ということを考えると、当然、これは正規・非正規割合がはっきりしていて、わかるではなかろうかなと思うですが、ハローワーク松田にしても、この秦野市にしてもわからないというですから、余りにもいいかげんだなと。そういう人たちを守るためには、正規雇用ほうに行かせるようにすることがあわせて大事なですが、ただ単に何でも職業を求めさせればいいということは、失業しているよりはましですけれども、そういうことを今後、十分検討し、実行に移していただきたいと思います。  それから、主要な施策成果報告書150ページ(41)環境配慮型山岳公衆トイレ設置補助金です。私も当初、観音茶屋というはどこだろうな、わからなくて、資料をいただきまして十分理解いたしました。これは県ほうから全て支出ということですが、戸沢出合という、いわゆる山岳救助隊があるところですけれども、あの一番奥ですね。あそこで以前、アンモニアが非常に濃度が高いという水質調査結果が出たと私は理解しているですが、それについては、今、いかがでしょうか。 117 ◯野田毅座長【25頁】 環境保全課長。 118 ◯環境保全課長【25頁】 河川水質を管理しているという立場でお答え申し上げますけれども、今、委員ほうからお話しございました河川水質調査につきましては、私どもで市内6河川7地点、定期的に調査をしておりますけれども、これは市街地調査でございまして、今、お話があった戸沢出合、これはかなり上流部でございますから、調査を行ってない地点ではございます。  アンモニアお話でございますけれども、今委員お話ですと、どこで採取したか、アンモニア臭がしたか、あるいはアンモニア数値が高かったか、何に比べて高かったか。その辺が少し定かではございませんけれども、野生鳥獣による動物性ものなか、あるいは、そこにくみ取りトイレがございますけれども、そういったものが要因しているか。その辺につきましては、大変申しわけございません、今お話内容ですとわかりませんけれども、いずれにしても自然界に存在するものでございますから、もう少し状況把握をしたいと思います。 119 ◯野田毅座長【25頁】 和田委員。 120 ◯和田厚行分科員【25頁】 いずれにしましても、いわゆる環境型トイレを設置するということは大変いいことだと思いますので。前にも富士山でも、開高健さんだったかな、講演を受けたときに、やはりトイレ関係とか、ごみ関係とか話がありました。そのようなことも少し頭中にありましたので、戸沢出合、ちょうど一番奥ですけれども、そのことを思い出したので、少し聞いてみました。  いずれにしましても、この環境配慮型山岳公衆トイレですけれども、いわゆる秦野エリア場合は、県と十分相談していただいて、より多くトイレを設置していただきたいと思います。  次に、主要な施策成果報告書151ページ、(43)鶴巻温泉弘法里湯管理運営費です。使用料が億3,200万円何がし、事業費が1,800万円何がしということで、これも黒字になっています。先ほど説明もありましたけれども、入館者が200万人に達したということで、いずれにしても、この弘法里湯は秦野市観光メーンでもありますし、今後も十分頑張っていただきたいと要望いたしまして、私質問を終わります。 121 ◯野田毅座長【26頁】 以上で、和田厚行委員質疑を終わります。  暫時休憩いたします。               午前10時38分 休憩              ─────────────               午前10時54分 再開 122 ◯野田毅座長【26頁】 再開いたします。  休憩前に続き、質疑を行います。  谷和雄委員。 123 ◯谷和雄分科員【26頁】 皆さん、こんにちは。谷和雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、森林整備事業の2についてお伺いいたします。平成26年度主要な施策成果報告書132ページ、(27)林業形成促進事業補助金と、同ページ(28)民有林整備活用事業補助金について、施策成果報告書を見る限り事業が似通っているように思いますが、どのように違うかお伺いいたします。 124 ◯野田毅座長【26頁】 森林づくり課長。 125 ◯森林づくり課長【26頁】 林業形成促進事業と、民有林整備活用事業違いについて御説明申し上げます。林業形成促進事業は、県補助対象事業で、基本的に大規模な林地へ助成事業であるに対しまして、民有林整備活用事業は県補助対象とならない零細な森林、具体的にはヘクタール未満林地を対象とした助成事業でございます。林業形成促進事業、民有林整備活用事業とも枝打ちや間伐、植栽保護柵など設置に対する、事業に対する補助でございます。県補助対象となる林業形成促進事業は、神奈川県が事業主に対して市を経由しないで直接補助、分の補助になりますが、行っております。秦野市も事業主に対しまして、この事業に対しまして15%補助を行っております。合計で事業費補助は65%程度となっております。これに対しまして、民有林整備活用事業は県から補助がありませんので、秦野市が事業費65%を補助しております。したがって、民有林整備活用事業は林業形成事業を補完している事業でございます。  以上でございます。 126 ◯野田毅座長【26頁】 谷委員。 127 ◯谷和雄分科員【26頁】 ありがとうございました。  それでは次に、林業形成促進事業補助金において、平成25年度平成26年度の事業費増減理由についてお伺いいたします。 128 ◯野田毅座長【26頁】 森林づくり課長。 129 ◯森林づくり課長【26頁】 平成25年度決算額としまして402万9,000円、平成26年度の決算額は350万円で、前年と比較しますと下草刈り、間伐、枝打ち整備事業が減ったため、52万9,000円減でございます。これは毎年、実施する場所が違うため、事業内容により事業費に増減が生じるものでございます。また、平成24年度の森林法改正に伴いまして、県や国森林整備補助制度変更から、森林長期施業受委託事業へ移行がございまして、当該事業利用は年々、減少しております。  以上でございます。 130 ◯野田毅座長【27頁】 谷委員。 131 ◯谷和雄分科員【27頁】 ありがとうございました。私は森林事業などにはかかわっていたんですが、これからもっと勉強して、深くこの問題、この補助金制度あり方について勉強させていただきます。  それでは次に、ページ数が不明ですのでちょっと質問させていただきたいんですが、上地区いなか暮らしふるさと塾についてお伺いします。この事業は施策成果報告書どの事業に該当しているか、お伺いいたします。 132 ◯野田毅座長【27頁】 森林づくり課長。 133 ◯森林づくり課長【27頁】 上地区いなか暮らしふるさと塾がどの事業に該当しているかと御質問ですが、上地区いなか暮らしふるさと塾につきましては、主要な施策報告書133ページ(31)、里山保全再生事業費うち地域連携事業費一環として行われております。当該事業一番最後ところに事業実施を記載してございます。  以上でございます。 134 ◯野田毅座長【27頁】 谷委員。 135 ◯谷和雄分科員【27頁】 ありがとうございました。  私地元でありますので、この上地区いなか暮らしふるさと塾には参加しておりますが、実際、どのぐらいお金がかかっているものかお伺いいたします。 136 ◯野田毅座長【27頁】 森林づくり課長。 137 ◯森林づくり課長【27頁】 平成26年度は、ふるさと塾を3回開催しまして、関連事業回目、上地区いなか暮らし体験イベントを含めまして、当該事業に12万5,000円ほど事業費をかけておるところでございます。  以上でございます。 138 ◯野田毅座長【27頁】 谷委員。 139 ◯谷和雄分科員【27頁】 小さい事業ではありますが、地域活性化ために今後も同様御支援をいただきますようお願いいたしまして、次質問に移ります。  次に、主要な施策成果報告書106ページ、(42)地球温暖化対策事業費について、でございます。地球温暖化対策事業費うち、木質バイオマスストーブ設置補助について質問をいたします。本市地域特性を生かした再生可能エネルギー中で、緑に着目した木質バイオマスエネルギー活用を図るため、住宅用木質バイオマスストーブについて補助を実施していると思いますが、その補助制度概要及び平成26年度の実績を踏まえた過去から実績、また事業今後見通しをどのように考えているか、お伺いいたします。 140 ◯野田毅座長【28頁】 環境保全課長。 141 ◯環境保全課長【28頁】 住宅用木質バイオマスストーブ設置補助概要につきましては、御承知ように森林を構成する樹木というは、成長過程で光合成によりまして二酸化炭素を吸収しております。したがって、その原材料であります薪を燃やしても、ライフサイクル全体中では大気中二酸化炭素を増加させない、CO2収支はゼロだと。こういったいわゆるカーボンニュートラル考えに基づきまして、本市地域特性である緑という天然資源を有効に活用して、家庭へ自然エネルギー導入を進める、そして地球温暖化防止取り組みを推進すると、こういったことを目的に、この補助制度につきましては平成21年度に創設されたものでございます。  これまで補助件数という御質問でございますが、平成21年度から平成26年度の6年間で、合計で19件補助を行っておりまして、補助額では合計で133万7,000円補助をしております。また、この補助制度とは別にこのバイオマスストーブを公共施設のほうにも設置しておりまして、平成25年度にはくずは家と上小学校、平成26年度には里山ふれあいセンターに設置いたしております。  今後取り組みという御質問でございますが、現在実施しておりますこの補助制度を継続していくとともに、設置可能な公共施設があれば導入を進めていきたいと。また、さらに小学生を対象としたエコスクールなどを利用して、多く子供たちを含めた市民皆さん目に触れることで、木質バイオマスエネルギー拡大可能性を今後も探っていきたいと考えております。  以上です。
    142 ◯野田毅座長【28頁】 谷委員。 143 ◯谷和雄分科員【28頁】 ありがとうございます。この木質バイオマスストーブ設置についてでありますが、実際、この薪ストーブがなかなかふえていかない問題というは、新設ことよりも薪確保ということもあるかなと思っております。薪安価な流通ため仕組みづくりはできないものか、お伺いいたします。 144 ◯野田毅座長【28頁】 環境保全課長。 145 ◯環境保全課長【28頁】 委員おっしゃるように、このバイオマスストーブ普及がなかなか進まないと。その要因はいろいろあると思いますけれども、例えば住宅事情とか、当然、石油ストーブに比べれば高価なものであると、そういったいろんな事情はあると思いますけれども、燃料となる薪やペレット、こういったものの入手ルートがなかなか確保できていないと。今、委員がおっしゃることは私どもも十分承知しているところでございます。現在、バイオマスストーブユーザー、使っていられる方と里山保全再生活動間で経済的な循環仕組みを構築しておりまして、バイオマスストーブを利用しやすい環境を整備していくということで、平成24年度から森林づくり課と提携しまして森林組合や、あるいは里山団体、こういった活動中で廃止する薪材、間伐材を販売する仕組みを試行的には実施しております。バイオマスストーブ利用者にもそういった制度といいますか、試行的にやっているものを周知しているところでございますけれども、今後も里山団体から出る間伐材量と需要バランス、また販売体制研究、こういったものを進めながら、よりよい仕組みづくりが検討できたらいいなと思っています。  以上です。 146 ◯野田毅座長【29頁】 谷委員。 147 ◯谷和雄分科員【29頁】 ありがとうございます。安価な流通を確保するためと質問させていただいたんですが、実際は山には間伐材、残っている材料があります。これには本来であれば広葉樹、落葉広葉樹が適しているんですが、針葉樹なども山にはございます。それを山からおろしてきてというと、やはり費用が重なってしまいます。先ほど説明にもあったように、10万円という補助金が出ております。これは大体、カ所設置するに当たり、本体と設備費で100万弱かかるんでしょうか、その中10万円を補助していただいていますが、この10万円補助を例えば5万円に減らして、残り5万円を、薪を調達に行く、設備を整えた方がご自分足で薪を取りに行く、といっても乗用車では取りに行けません。例えるなら、市トラックなどを貸し出してそれを取りに行く、そのような補助、継続的な補助が必要ではないかと考えます。そして、そういうことをすることによって補助金をむだにしない、実際に設置した方でも、数年すると大きいオブジェになってしまっているということも伺っておりますので、ぜひ、この補助金をむだにしないように、そのようなアイデアも出し合いながら事業を進めていただきたいと思います。  次質問に行きます。主要な施策成果報告書145ページ、(22)快適な住まいづくり推進事業費について質問します。成果報告書を見ると、この事業目的一つである市内中小企業支援と、地域経済活性化を図るという意味においては、特に秦野産材を使用しないリフォーム利用件数が多いことから、成果が上がっているように思えますが、もう一つ目的である秦野産材利用促進については実績が少ないようだが、周知状況はどのようなものか、質問いたします。 148 ◯野田毅座長【29頁】 産業政策課長。 149 ◯産業政策課長【29頁】 快適な住まいづくり推進事業費でございますが、秦野産材利用促進につきましては、秦野産材を使用した住宅新増築や、秦野産材を使用したリフォームに対し、その経費一部を補助しているところでございます。26年度の補助制度利用実績ですが、成果報告書にありますとおり、特に秦野産材を使用した新築・リフォームにつきましては、決して多いとは言えない状況にございますが、事業実施に当たりましては、その利用促進を図るために、市民や事業者に対しまして広報はだの、あるいは市ホームページへ掲載、市内3駅連絡所、公民館、図書館及び商工会議所へリーフレット設置をしまして周知を図るとともに、木材生産者、製材業者及び工務店で組織します秦野産材活用推進協議会ほうにも出席いたしまして、補助制度内容について事業者に説明をしてきたところでございます。  以上です。 150 ◯野田毅座長【30頁】 谷委員。 151 ◯谷和雄分科員【30頁】 ありがとうございます。補助制度利用がなかなか進まないようですが、これまで補助制度見直しも含めて、秦野産材利用促進に向けて取り組みはどのようか、お伺いいたします。 152 ◯野田毅座長【30頁】 産業政策課長。 153 ◯産業政策課長【30頁】 この補助制度につきましては、平成25年度に開始した事業でありますが、秦野産材利用が進まない要因が、秦野産材と一般木材に単価差があることや、増改築やリフォームに当たって秦野産材最低使用量基準が高かったことにあるではないかと考えまして、平成26年度からは秦野産材使用に係る補助単価を、3万円から5万円に引き上げました。また、秦野産材使用量基準を0.5立方メートルから0.1立方メートルに引き下げる補助条件見直しを行ったところでございます。このような見直しを行いました結果、平成27年度、今年度でございますが、秦野産材を使用した新築分につきましては、若干増加しているという状況にございます。  この補助制度見直しほかに、秦野産材利用促進に向けた取り組みといたしましては、秦野市魅力ある商品やサービスなど認知度やイメージをより高め、地域経済活性化を図ることを目的としました、はだのブランド推進協議会によるはだのブランド認証制度におきまして、秦野市産100年桧無垢フローリングですとか、秦野産杉地球儀型行燈をはだのブランドに認証いたしまして、全国に向けてPRしているところでございます。また、谷委員もその採用に当たりましては、大変なお力添えをされたと伺っております歌舞伎座舞台花道には、秦野産材であるヒノキが使われておりまして、その数は約1,200本と承知しております。これもまた、秦野産材利用促進に向けて大きな効果があるものと考えております。  以上です。 154 ◯野田毅座長【30頁】 谷委員。 155 ◯谷和雄分科員【30頁】 ありがとうございます。秦野市が立ち上げたこの事業を、私知っている小田原市農政課はそれを取り上げて、よりよい補助金制度を工夫して立ち上げて、一定効果を上げているそうでございます。どうか本市もより一層、アンテナを高くしてこの事業を進めていただくよう要望して、次質問に移ります。  主要な施策成果報告書164ページ、(19)クリーンセンター関連市道改良事業費についてお聞きしたいと思います。はだのクリーンセンターの建設に伴い、周辺環境整備事業を進めていると思います。ここに用地費として5件、3,617万3,577円とありますが、その内訳を教えてください。 156 ◯野田毅座長【31頁】 クリーンセンター周辺整備担当課長。 157 ◯クリーンセンター周辺整備担当課長【31頁】 用地費ということでお尋ねがございました。端的に申し上げまして、用地費につきましては私どもが所管している事業としては、クリーンセンター周辺整備事業費として3件、1,209.59平方メートル、金額で3,010万9,250円、市道63号線道路用地として件、51.42平方メートル、318万327円で計上してございます。残り件につきましては、道路整備課所管によります市道395号線道路用地費です。  以上です。 158 ◯野田毅座長【31頁】 谷委員。 159 ◯谷和雄分科員【31頁】 ありがとうございます。私は、はだのクリーンセンター周辺整備は非常に重要な事業と考えます。加茂川地区では、昨年夏、土地区画整理事業が断念したことを受け、利便施設、都市計画道路及び公園3つ事業が市直営事業として進められていると聞いております。そんな中、私知り合いから聞いた話ですが、この9月上旬に都市計画道路説明会が本町公民館で行われたそうです。その人話では、道路と公園が計画されていることは何となくわかったが、その進ちょく状況がよく見えない。目標とする完成年度も説明がなかったとことでした。そこでお聞きいたしますが、利便施設の整備進ちょく状況は、事業地買収状況とあわせてお聞きいたします。 160 ◯野田毅座長【31頁】 クリーンセンター周辺整備担当課長。 161 ◯クリーンセンター周辺整備担当課長【31頁】 利便施設の整備執行状況ということですが、現在、利便施設につきましては実施設計に取り組んでございます。利便施設につきましては、地元13自治会から成ります検討委員会ほうから御要望書をいただきまして、その要望に基づき計画を進めてございまして、現在、建物配置や用途などを検討してございます。あわせて、利便施設の事業用地買収状況ということですが、昨年に続きまして本年度も引き続き、用地ほうについて買収をさせていただきまして、地権者ご協力をいただきまして、本年度、現在までに4件、買収を終えまして、利便施設の計画予定地、面積にしましておおむね約4,950平方メートル土地は確保しております。  以上です。 162 ◯野田毅座長【31頁】 谷委員。 163 ◯谷和雄分科員【31頁】 御説明ありがとうございます。用地を確保し、実施計画に取り組んでいるということですが、今後予定など、完成年度などわかる範囲で構いませんので、教えていただけませんか。 164 ◯野田毅座長【31頁】 クリーンセンター周辺整備担当課長。 165 ◯クリーンセンター周辺整備担当課長【32頁】 今後予定ということですが、現在取り組んでおります実施設計がまとまりましたら、議会を初め地元自治会、先ほど述べました地元検討委員会などにお示しし、御説明申し上げます。その後、平成28年度の予算となると思いますが、工事費を計上させていただきまして、3月議会で御議決いただければ、平成28年度には工事に着手したいと考えてございます。あくまでも予定ですが、平成29年度完成を目指していきたいと考えております。利便施設は、市長が地元と約束した施設です。できる限り早く、そして市民に親しまれる魅力ある施設づくりを目指していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 166 ◯野田毅座長【32頁】 谷委員。 167 ◯谷和雄分科員【32頁】 ありがとうございます。地域住民方にこれからも丁寧に説明しながら、事業を進めていただくようお願いをして、この質問は終わります。  次質問に移ります。主要な施策成果報告書149ページ(35)丹沢まつり補助金について。秦野たばこ祭は全市民祭りで、本市を広く宣伝、紹介することにより、本市イメージアップを図ることを目的に開催され、丹沢まつりは観光資源である国定公園丹沢を広く宣伝、紹介し、本市イメージアップを図ることが目的であると認識しています。そこで、丹沢まつり最近事業費に占める補助金と協賛金はどのように推移しているでしょうか、お伺いいたします。 168 ◯野田毅座長【32頁】 観光課長。 169 ◯観光課長【32頁】 昨年度第58回秦野丹沢まつりときでございますが、この際には事業費が1,380万円、そのうち補助金が600万円、協賛金が719万4,000円となっております。平成25年度開催第57回時では、事業費が1,349万5,000円、そのうち補助金が541万5,000円、協賛金が726万6,000円となっております。市補助金と事業者方々から協賛金により、お祭り運営がされており、市補助金より協賛金ウエートが若干、大きなものとなっております。  以上でございます。 170 ◯野田毅座長【32頁】 谷委員。 171 ◯谷和雄分科員【32頁】 ありがとうございます。丹沢まつりは、どちらかといえばイベント内容が登山者向き要素が多いように感じていますが、今後、新東名高速道路秦野サービスエリア(仮称)にスマートインターチェンジ整備が実現することとなったことを踏まえますと、秦野丹沢まつり誘客ターゲットも、これまでお祭りとは若干変わってくるように思います。このような社会状況、土地利用変化を祭り誘客に結びつけることはできないでしょうか。お考えを伺います。 172 ◯野田毅座長【32頁】 観光課長。 173 ◯観光課長【32頁】 立地が予定されております秦野サービスエリア(仮称)北側に、県立秦野戸川公園が位置していますが、秦野丹沢まつりでは山開き式会場となっている場所でございます。当然、集中登山に参加される方が大勢、例年集合されております。山開き式会場が秦野サービスエリア(仮称)新たなゲートに至近であることを踏まえますと、当然、登山目的方のみならず、県立秦野戸川公園内で行事について、今ここで何行事を行うが誘客に結びつくものであるとは断言はできませんが、内容を工夫することにより、新たな誘客に結びつけることは十分可能であると考えております。実際事業内容につきましては、今後、秦野丹沢まつり実行委員会や、運営委員会で検討していくものと考えております。  以上でございます。 174 ◯野田毅座長【33頁】 谷委員。 175 ◯谷和雄分科員【33頁】 御回答ありがとうございました。御回答いただいたんですが、そのように祭りを盛大にしていくため、何か工夫はあるでしょうか。具体的な例を挙げていただければありがたいです。 176 ◯野田毅座長【33頁】 観光課長。 177 ◯観光課長【33頁】 一例ではございますが、来年秦野丹沢まつりは、60回記念ということもあり、情報発信一手段ではございますが、60回記念事業冠をつけました、これはテレビ番組でございますが、「出張なんでも鑑定団in秦野」公開収録を実現し、事業費を余りかけないで、広く情報発信する手段をとることになりました。これは工夫した一例ではございますが、事業内容を見直して、より効率的な事業実施が必要であり、60回を迎えるに当たり、事業見直し検討組織立ち上げに着手しておりますので、関係者皆様に今後、検討していただく予定でございます。  以上でございます。 178 ◯野田毅座長【33頁】 谷委員。 179 ◯谷和雄分科員【33頁】 ありがとうございました。祭り実行委員会事務局である、観光課精力的な動きを見守らせていただきます。祭り事業内容は、秦野サービスエリア(仮称)新たなゲートが設置されるということと、これから少子化を踏まえた検討が必要と考えます。ぜひ、事業内容コンパクト化や、新たな誘客に結びつけることができる事業内容とした秦野丹沢まつり実現を求めます。  次質問に移ります。主要な施策成果報告書150ページ(42)花ある観光地づくり推進事業について伺います。この事業において、頭高山における八重桜100本植樹を行っておりますが、どのような事業であったか伺います。 180 ◯野田毅座長【33頁】 観光課長。 181 ◯観光課長【33頁】 秦野市市制60周年を迎えたことを記念して、頭高山観光地として魅力をさらに高めるために「みんなで植えよう!!未来へつなぐ八重桜!~in頭高山~」として、秦野市桜植樹推進実行委員会主催により、市民参加型記念植樹を、地元頭高山を愛する会皆さん協力を得て実施したものです。事前申し込みにより約140人御参加がありました。  以上でございます。 182 ◯野田毅座長【34頁】 谷委員。 183 ◯谷和雄分科員【34頁】 ありがとうございます。この、市民参加型ということがございますが、一般的にはオカメザクラ植樹が平成21年、平成22年ということを先駆けように伝わっておりますが、実際、私は平成19年、四十八瀬川沿いにソメイヨシノを28本植えました。これは、私近くにいらっしゃった府川泰道先生が、後世ために植えてくださった桜木でございます。たしか環境産業部長も観光課長ときであったかと思いますが、そのようなことから、この花質問をさせていただいているわけですが、市民参加型オカメザクラ植樹が、先ほど申し上げたとおり平成21年、平成22年に水無川平和橋上流で行われ、これまでもオーナー自身桜へ愛着を深めることを目的に、毎年、育樹祭が行われておりますが、頭高山で植樹後取り組みも同様に育樹祭が行われるか、伺います。 184 ◯野田毅座長【34頁】 観光課長。 185 ◯観光課長【34頁】 今年度につきましては、頭高山植樹地で植樹に参加された方に呼びかけて、育樹事業を行う予定でございます。  以上でございます。 186 ◯野田毅座長【34頁】 谷委員。 187 ◯谷和雄分科員【34頁】 ありがとうございます。頭高山周辺千村地区は、八重桜里とした観光資源活用とさらなる創出を進めていただきたいんですが、先ほども質問しましたが、丹沢まつりと関連づけできないものかを伺います。 188 ◯野田毅座長【34頁】 観光課長。 189 ◯観光課長【34頁】 頭高山周辺につきましては、桜を対外的な誘客主要テーマとする観光資源として、その魅力を増しつつあります。八重桜は、ソメイヨシノに比べ開花時期が遅く、丹沢まつり開催時期と花開花から盛り時期が重複することが多いので、秦野丹沢まつりにおいて頭高山八重桜を広報、宣伝することについては有効な誘客策ではないかと認識いたしております。丹沢まつりを訪れた方にも、頭高山魅力をPRできるよう、この課題について取り組んでまいります。  以上でございます。 190 ◯野田毅座長【34頁】 谷委員。 191 ◯谷和雄分科員【34頁】 ありがとうございます。どうしてこのようなことを感じたかと申しますと、私はことし、桜花摘みに参加してまいりました。ちょうど丹沢まつりときだったかと思います。かなり多い観光客が千村地区を散策しておられたを見て、一つ大きなイベント流れとして、この千村八重桜を取り上げていただければと思い、質問をさせていただきました。観光客も本当に多いので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。このお願いをいたしまして、質問を終わります。ありがとうございます。 192 ◯野田毅座長【35頁】 これで、谷和雄委員質疑を終わります。  次に、兼務員質疑を行います。露木順三委員。 193 ◯露木順三兼務員【35頁】 プレミアム商品券発行検証を急いでください。  終わります。 194 ◯野田毅座長【35頁】 以上で、露木委員質疑を終わります。  各委員質疑は終わりました。この際、特に再質疑を求める方は挙手をお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯野田毅座長【35頁】 質疑なしと認めます。  以上で、環境産業部及び農業委員会事務局に対する質疑を終わります。  暫時休憩いたします。               午前117分 休憩              ─────────────               午前11時3分 再開 196 ◯野田毅座長【35頁】 再開いたします。  次に建設部、都市部及び下水道部に対する質疑を行います。  執行部概要説明を求めます。  建設部長。 197 ◯建設部長【35頁】 平成26年度決算概要について御説明いたします。関係する款といたしましては、土木費ほか総務費、衛生費がございます。関連部署としましては建設部、都市部、下水道部がありますが、私から一括して御説明申し上げます。  総務費執行状況は、予算額38万4,697円に対し、支出済額は住居表示管理事業費8万8,744円で、執行率は23.1%となっており、決算附属資料107ページに記載してあります。  衛生費執行状況は、予算額3,410万3,000円に対し、支出済額はし尿処理希釈投入施設管理事業費ほか事業3,292万6,434円で、執行率は96.5%となっております。衛生費につきましては決算附属資料161ページに、また、主要な施策成果報告書118ページ及び119ページに記載してあります。  土木費執行状況は、予算額66億7,084万1,888円に対し、支出済額59億9,596万3,467円で、翌年度繰越額1,173万8,080円を除いた執行率は、91.4%となっております。土木費につきましては、決算附属資料182ページから207ページに、また、主要な施策成果報告書153ページから176ページまでに記載してあります。  次に、事業執行状況として土木費について御説明いたします。まず、日常生活など基盤となる道路につきましては、国から交付金を受けた事業として市道5号線など路線について拡幅改良工事や歩道整備工事及び市道舗装工事を、また、市単独事業として市道改良事業を市道8号線など29路線、歩道設置事業を市道816号線など路線、側溝整備工事を市道8号線など13路線実施し、さらに舗装工事として市道7号線など38路線舗装打ちかえを行い、生活道路改善に努めました。  橋りょう長寿命化耐震事業としては馬場橋など7橋修繕工事と、富士見大橋耐震補強工事を行いました。  秦野サービスエリア(仮称)関連道路施設整備事業としては、平成32年度の新東名高速道路開通にあわせ、秦野サービスエリア(仮称)にスマートインターチェンジを設置するため、アクセス道路等の設計委託を行いました。  また、橋りょう新設改良事業としては、老朽化した田頭橋など架け替え工事を行いました。  水路整備事業としては、浸食による崩壊などに対応するため、堀水路ほか3カ所整備工事を行うとともに、堀水路整備実施設計委託などを実施しました。  まちづくり関連計画では、新東名高速道路開通などを見据えた総合都市交通体系見直しなどを行い、はだの交通計画改定作業を進めるとともに、都市計画第7回線引き見直しなどに向けた具体的な検討を行いました。  公共交通推進事業では、新規に本格運行した3路線を含み、4地区6路線になった乗合タクシー運行を引き続き支援するとともに、持続可能な地域公共交通とするため、運行計画見直しによるダイヤ改正を行い、事業効率化とサービス向上に努めました。  土地区画整理事業では、秦野市秦野駅南部(今泉荒井)土地区画整理組合へ支援を引き続き行うとともに、都市計画道路沿道区域事業認可取得に向けた事業計画策定及び地区界測量を実施しました。また、関連する効果促進事業として、市道734号線事業用地取得を進めました。  鶴巻温泉駅南口周辺整備事業では、土地区画整理事業区域内区画道路など基盤整備及び宅地造成工事を行うとともに、事業用地取得を進め、平成26年度における用地取得率は92%となりました。  公園整備関連では、カルチャーパーク再編整備事業において、陸上競技場周辺で多目的広場整備と園路改修、パサデナ通り園路化整備、第4駐車場改修及びトイレ建てかえなどを行ったほか、カルチャーパーク機能を向上するため、必要な用地を取得しました。また、公園新設改良事業では、広場空間確保と隣接する他公園施設連携を高め、公園機能向上を図ることを目的に、いりふね公園整備を実施しました。このほか、公園利用者安全確保ため、遊具安全点検及び改修を実施しました。  市営住宅関連では、老朽化木造戸建市営住宅集約事業として、木造市営住宅5戸解体工事を実施し、住みかえ移転につきましては7戸住みかえを完了しました。  定住化促進住宅事業では、若年夫婦世帯や子育て世帯を対象に定住足がかりとしていただく住宅整備を行うために、建物つき用地を取得しました。現在は、建物改修設計業務を行い、工事の発注手続に入っております。建物設計概要につきましては、若い方ニーズに応えられるよう、複数平面プラン、57戸を用意し、階には住民コミュニティーや市内住宅情報提供に利用できる集会室ほか、住戸を使用して子育て支援する部屋を計画しております。
     以上、土木費決算概要について御説明いたしました。 198 ◯野田毅座長【37頁】 執行部説明は終わりました。これより質疑に入ります。  まず、分科員質疑を行います。  吉村慶一委員。 199 ◯吉村慶一分科員【37頁】 主要な施策成果報告書118ページ(74)家庭用小型合併処理浄化槽件ですが、歳入で質問いたしました、県から権限委譲を受けて合併浄化槽管理を本市でやったらどうかという件なんですけれども、下水道部長は、県からいただく交付金に対して事務量が多いからやりたくないというような御答弁をされましたが、この件は本市河川水質改善、それから水洗化率向上による下水道財政改善に大きな効果が予想される挑戦だと、私は思っております。したがって、高度政治判断から私はやるべきだと思うんですけれども、担当副市長、いかがでしょう。 200 ◯野田毅座長【37頁】 金丸副市長。 201 ◯金丸副市長【37頁】 浄化槽事務事業でございます。これは吉村委員おっしゃるように、県がやってございます。この事業につきましては、私が行政経営課にいたころから県ほうから照会があった事業でございます。そういう中で私も当時から、下水道部長が本会議中でお話ししたとおり、まだまだ市町村が委譲を受ける段階ではない、それはるる下水道部長ほうから話があったとおりでございます。そういう中で県下でもほとんどが受けていないということでございますので、現段階ではまだまだ秦野市としては、権限委譲を受ける段階ではないと、このように考えてございます。  以上です。 202 ◯野田毅座長【37頁】 吉村委員。 203 ◯吉村慶一分科員【37頁】 秦野市下水道が普及している地域において、水洗化していない世帯は5,000軒あります。これが全部、水洗化したとするとおよそ億円利用料金増が見込まれます。軒当たり年間4万円です。ですから、年間に100軒、水洗化していただくと400万円です。400万円入ってくれば、人分ぐらい人件費は出てくるではないか。回水洗化していただけば、ずっと400万円ですから。翌年また同じ人が頑張って100軒やれば、今度は800万円。そういう計算をすれば挑戦してみる価値は、私は十分あるんだと思いますし、もしじゃ、おまえやってみろと言われれば、私はできると思う、そのぐらいこと。5,000軒を尋ねて100軒説得するはできると思う。そう考えればやりがいある仕事だと思いますが、考えは変わりませんか。 204 ◯野田毅座長【38頁】 金丸副市長。 205 ◯金丸副市長【38頁】 お時間がないようですので、端的にお答えさせていただきたいと思います。考えは変わりません。  以上でございます。 206 ◯野田毅座長【38頁】 吉村委員。 207 ◯吉村慶一分科員【38頁】 大所高所から物事を判断するという姿勢に、いささか欠けておられるではないかと申し上げて、終わります。  それと要望を1つ。主要な施策成果報告書169ページ、(35)公共交通推進事業費ですが、どうも渋沢方面は随分、改善されるというような話ですけれども、大根大根台周辺ほう公共交通も、それにおくれることなく改善されることを切に要望します。  質問を終わります。 208 ◯野田毅座長【38頁】 以上で、吉村慶一委員質疑を終わります。  暫時休憩いたします。               午前11時44分 休憩              ─────────────               午後 時5分 再開 209 ◯野田毅座長【38頁】 再開いたします。  休憩前に続き、質疑を行います。  高橋文雄委員。 210 ◯高橋文雄分科員【38頁】 点ほどお聞きいたしますけど、1つはクリーンセンター関連事業ですけど、先ほど谷委員ほうから質問がありまして、大分詳しく答弁、ございましたので、点だけ質問いたします。決算書188ページ、3.道路新設改良費です。その中で都市計画道路が、曽屋名古木線というか、それが入っていますけど、これについては当初は、先ほども話が出ましたように加茂川区画整理中で計画されておりましたけど、区画整理事業設立準備委員会ほうから市に対して、技術援助申請取り下げがあったということですので、今度は単独で都市計画事業、道路築造ということで行われるわけでございますけど、これについて、その北側曽屋弘法ほうでは区画整理完成と同時にできているわけでありますけど、それから先、国道246号までまたつながるわけでございますけど、この辺、国道246号ほうはなかなかすぐというわけにいかないでしょうけど、都市計画道路進ちょく状況についてお聞かせいただきたいと思います。 211 ◯野田毅座長【38頁】 道路整備課長。 212 ◯道路整備課長【38頁】 今、委員からお話がありましたとおり、加茂川地区都市計画道路を初めとしました都市施設の整備については、加茂川土地区画整理組合設立準備委員会が、区画整理事業を残念ながら断念せざるを得なくなったことから、市が都市計画道路整備に向けた検討を進めてございます。現在進ちょく状況でございますが、先ほど谷委員質問からも出ましたが、まず土地所有者を対象としまして意見交換会を9月に行いました。そして、検討するに当たりましては、まず事前に土地地形などを知る必要がございます。そういったことから今年度、測量調査を実施いたします。あわせましてクリーンセンター利便施設や公園、加茂川など関連するほか公共施設の計画と整合を図り、事前に手戻りがないようにするために、都市計画道路概略設計、秦野二宮線から当該地域区間まででございますが、そちら区間につきまして事業化に向けて概略設計を行いまして、調査を進めているところでございます。  以上でございます。 213 ◯野田毅座長【39頁】 高橋(文)委員。 214 ◯高橋文雄分科員【39頁】 ありがとうございました。調査段階ということで、なかなかいつごろまでに完成するということは言えないようでございますけれど、現在、これは国道246号からクリーンセンターへごみ収集車専用道路みたいな感じで計画をされてもいますけど、この辺不都合というはわかりませんか。 215 ◯野田毅座長【39頁】 道路整備課長。 216 ◯道路整備課長【39頁】 こちら曽屋名古木線は、あくまでも都市計画道路という形中で整備を考えていますので、入り口、一部ダブるところはあると思いますが、街路事業ということでございます。 217 ◯野田毅座長【39頁】 高橋(文)委員。 218 ◯高橋文雄分科員【39頁】 わかりました。一応、計画道路でありますので、早い段階でできるように御努力をいただきたいと思います。  次に決算書194ページ都市計画総務費になるか、新東名高速道路秦野インターチェンジ(仮称)周辺開発についてでありますけど、これはまちづくりというか、本来なら企画課ほうがまだ所管段階だと思うんですけど、一応、まちづくりということで質問させていただきます。これについては前々から言っているわけですけど、戸川に設置予定スマートインターチェンジ(仮称)から大体、ちょっと地図ではかったら3キロぐらいしかないんですよね。したがって、設計速度120キロで走ると分半かちょっとぐらいで着くわけでございまして、インター周辺、特に流通関係仕事については大変便利な、立地条件いいところでございますので、この辺計画というは、今まで余り出てこないんですけど、ことし6月ですか、市長が初めて言葉に出されましたけど、具体的にまだ全くないわけでありますけど、その辺考え方というはいかがなんですか。 219 ◯野田毅座長【39頁】 都市政策課長。 220 ◯都市政策課長【40頁】 新東名高速道路秦野インターチェンジ(仮称)周辺ということでお尋ねだと思います。そこにつきましては、都市計画立場でお答えをさせていただきたいと思います。都市計画といたしましては、現在ところ上地区、インター周辺土地利用につきましては、現状土地状況を総合的な判断中で、区域区分変更まで考えはないところでございます。とはいっても今、交通利便性等の観点から土地利用という御質問ですので、そういった中では市街化調整区域ままでもできる開発許可もございます。そういった中で検討はあり得ると思いますが、現在ところはまだ未成熟状況でございます。  以上でございます。 221 ◯野田毅座長【40頁】 高橋(文)委員。 222 ◯高橋文雄分科員【40頁】 ありがとうございました。ぜひ、新東名高速道路インターチェンジでありますので、本当に条件的にはいい場所でございますので、今後進めていただきたいと思います。今まで上地区につきましては、農村的というか農業的という形まちづくりについていろいろと議論されておるわけでございますけど、なかなか上地区全体としましても、雇用機会が少なくなっているということで、それともう一つは人口自然減といいましょうか、農業型まちづくりだけではどうしても人口がふえていかないということがありますので、ぜひ企業立地を考えて進めていただくようにお願いいたしたいと思います。  以上で終わります。 223 ◯野田毅座長【40頁】 以上で、高橋文雄委員質疑を終わります。  村上茂委員。 224 ◯村上茂分科員【40頁】 何点か、要望と質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に要望を点ほどさせていただければと思います。内容は街路樹、あるいは都市公園、それから市広場など樹木に関する要望なんですけど、やはりいろいろ見てみますと、古い時期にできた道路街路樹と、新しく整備された道路を比較しますと、明らかに街路樹数とか、そういった状況が全然違うわけですね。  例えば渋沢駅落合線堀山下部分、島津製作所と日産車体ケヤキ並木などを見てみますと、今、工場など敷地ほうに混合林ような鬱蒼とした植樹がされている場合は、道路街路樹は植えなくてもいいではないかと。下植え込み、低い植え込みでいいではないかと、私はこれは正解だと思うんですけれども、ただあそこを見てみますと、両方工場とも敷地内には鬱蒼とした混合林が茂っていて、そこには大木になるケヤキが植えてあるわけですね。そのケヤキも、専門家本によりますと、大体、木と木の間が10メーターか11メーターぐらいがいいよということが書いてあったと思います。ところが実際、今植わっている木と木の間を見ますと6メーター前後なんですね。だからあれは、間本、全部木を切ってもちょうどいいくらいなわけです。そういった事例、あるいは渋沢駅北口と南口を想像されてすぐおわかりだと思いますが、鬱蒼と茂っている北口に比べて、南口、シンボル木もちょっと大変なことになっちゃっていますけど、そのような状況。あるいは東海大学駅前駅広、あそこは県施行だとはいえ樹木、緑が一切ないような状況でございます。  それから今、カルチャーパーク公園中が整備されていますけれども、当初、あそこ木を切りますよと言われたときには、私もそうだったんですが、多く市民が木を切らないでというような声があったと思います。しかし、ああいうふうに整備が進んでみますと、これでいいんだなという状況なんですね。ということで、秦野市としていろんなところへ樹木を植える際に、ある程度、一定方向指針というか方向性を決めたものがないということなんですね。以前、この街路樹に関して一般質問させていただいたときには、街路樹を管理する方法についての要綱などはつくっていただいたんですが、樹木を植える部分についての方向性ようなものはできていないということで、ぜひこういったものを早期につくっていただきたいなということ、1つ要望でございます。  それから点目が、これは下水道ほう水路整備事業費にかかわる、主要な施策成果報告書、166ページ、(26)水路整備事業費、その中で堀水路整備を掲げておられます。おかげをもちまして堀水路整備をしていただいたところ、堀大橋から堀西部分住宅敷地に接する部分なんですが、幸いここが保安林に指定されていませんものでしたから、そういった安全を確保するために整備をしていただいております。平成26年、ことし、来年と3カ年でやっていただくわけなんですが、非常にきちんと整備をしていただいて、皆さんも安全を確保できるということで喜んでいただいておるわけなんですが、そこはいいんですが、その反対側、堀山下側状況なんです。そちらは畑とかが接しておりまして、保安林に指定されておりますのでなかなか手をつけることができない。大雨とき雨水などが流れてきた場合、整備をされた反対側ほうへどうしても川流れは流れて、そこ裾が浸食される状況に今、なっております。現在でも農道、あるいは農地が結構、浸食されたような状況なので、これは県事業にはなると思うんですけれども、市としてこれは県ほうに強く要望していただきたい、早期対策をとっていただきたいと、このように思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。  それから次に、これは主要な施策成果報告書166ページ(28)まちづくり推進経費でございますけれども、この中秦野駅北口周辺地区、大秦ショッピングセンター建てかえについてですけれども、これについては私も、私ども会派としても何回か一般質問をさせていただいておりますけれども、この成果報告書中に、昨年9月に建てかえ決議が採決されたとありますけれども、現在まで経過と進ちょくを教えていただければと思います。お願いいたします。 225 ◯野田毅座長【41頁】 都市政策課長。 226 ◯都市政策課長【42頁】 村上委員御質問、大秦ショッピングセンター建てかえについて、経過と進ちょくということでお答えさせていただきます。成果報告書にございますとおり、昨年9月に建てかえ決議が、区分所有15人による全員同意で決議されたところでございます。法律上、本市は含まれておりませんが、任意同意をいたしているところでございます。  ことしに入りまして、マンション建てかえ等の円滑化に関する法律に基づく建替組合認可申請が本市に対してなされました。3月31日付で認可をし、4月4日に大秦ハイツマンション建替組合が設立されたところでございます。これによりまして、さまざまな意思決定を、通常決定は過半数、特別な決議に関しまして定款や事業上変更、これらにつきましては4分の3以上、権利変換計画など作成につきましては5分の4同意をもって採決することとなることができております。本年9月には権利変換計画が、建替組合総会において決定されてございます。認可事務を所管してございます建築指導課と、10月中認可に向けた調整を進めているところでございます。認可後事業者側計画といたしましては、解体工事に着手し今年度内完了を目指し、かつ平成28年度には建築工事に入る予定ということでございます。本市は現在、許認可権者であるだけでなく、歩道状公開空地を設ける建物に対し補助金を支出する立場、駅前連絡所や認可保育所を配置するために参加組合員として床を取得する立場でございます。多様なかかわりをしてございますので、それぞれ立場でしっかり対応していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 227 ◯野田毅座長【42頁】 村上委員。 228 ◯村上茂分科員【42頁】 ありがとうございます。御答弁中に実施計画、あるいは解体工事について入札が行われたというようなことがございますが、この入札についてと、あと参加業者はどのように決定したか、お伺いいたしたいと思います。 229 ◯野田毅座長【42頁】 都市政策課長。 230 ◯都市政策課長【42頁】 再度御質問にお答えさせていただきます。先ほど本市は補助金を支出する立場にあると申し上げました。この補助金につきましては、優良建築物整備事業補助金ということでございます。  事業適正を担保するために、入札による業者決定を私どもとしては指導させていただいているところでございます。建替組合では、一般競争入札ではなく指名競争入札とさせていただいているところでございます。解体工事につきましては、いろんな周辺状況調整を行う、交通機関調整が必要となること、より安全で技術面担保など観点から、都心密集地における実績を持つ会社から選定したいということがございまして、そこには市内業者は残念ながら参加するに至ってございませんが、それに先立ちまして執行されております実施設計、これにおきましては市内業者も参加した上で入札が行われているところでございます。平成28年度から建築工事につきましても、同等建築物施工実績がある市内業者には、入札に参加できるということで確認してございます。  以上でございます。 231 ◯野田毅座長【43頁】 村上委員。 232 ◯村上茂分科員【43頁】 ありがとうございます。ぜひ、市内業者が受注できればいいなと思っております。いずれにいたしましてもこの建物は、秦野顔となるわけで、玄関口、シンボル的な建物になるわけでございますので、行政として御指導をよろしくどうぞお願いいたしたいと思います。  それから次に、主要な施策成果報告書167ページ(29)都市計画策定事務費についてお伺いいたしたいと思います。この策定事務費で実施した2つ業務委託がございますが、秦野サービスエリア周辺に関してどのような検討が行われたか、お伺いいたしたいと思います。 233 ◯野田毅座長【43頁】 都市政策課長。 234 ◯都市政策課長【43頁】 都市計画策定事務費についてお答えさせていただきます。秦野サービスエリア(仮称)スマートインターチェンジ周辺については、昨年度に実施いたしました秦野市総合都市交通体系調査委託業務費において、第5回東京首都圏パーソントリップ調査データに基づきまして、スマートインターチェンジ開設を見込んだ将来交通需要推計を行ってございます。また、第7回線引き見直し委託業務中では、平成28年冬に告示が予定されている都市計画第7条に基づく区域区分変更、いわゆる第7回線引き見直しといった作業中で、関係機関調整資料を作成しているところでございます。これら業務におきましては、平成26年度に本市が策定しております、秦野サービスエリア・スマートインターチェンジを生かした周辺土地利用構想である産業利用促進ゾーンで、その部分産業形成を図る新市街地ゾーンとして位置づけてございます。  第7回線引き見直し告示後につきましては、計画的な土地利用目途が立った段階で、市街化編入するような事前内容といたしまして、一般保留フレームということで設定する検討を行ってきたところでございます。また、円滑な道路交通確保ため、既存市街地と新市街地ゾーン、スマートインターチェンジ及び県立秦野戸川公園を結ぶ新たな道路について検討を行ったところでございます。今年度、改定作業中はだの交通計画及び第7回線引き見直し図書中で、都市計画区域整備、開発、保全方針、いわゆる整開保と言われているものでございますが、今後、計画具体化を図る構想路線として位置づけることを予定しているところでございます。  以上でございます。 235 ◯野田毅座長【43頁】 村上委員。 236 ◯村上茂分科員【44頁】 ありがとうございました。最後に構想路線位置づけというようなことでございますが、スマートインターチェンジに関してから見ますと、あそこにあります八坪沢を活用した位置づけが考えられるんですけれども、八坪沢は保安林指定されておるわけでございまして、県と今後調整についてどのようになるかをお伺いしたいと思います。簡潔にお願いいたします。 237 ◯野田毅座長【44頁】 都市政策課長。 238 ◯都市政策課長【44頁】 再度御質問にお答えいたします。今お話しとおり、八坪沢につきましては森林法に基づく保安林指定がされてございます。この保安林につきましては、なかなか難易度が高い、ハードルが高いものでございます。昨今、これまで調整ができる状況になかったところでございますが、最近、本市環境産業部森林づくり課協力を得まして、去る8月に行政センターほう森林課へ事前相談させていただくことができたところでございます。この相談時に、県見解といたしましては、指定解除は事務を所管する県知事権限であるものの、ルート上に既存堰堤があるため、国と協議は必要であると。構想路線必要性、ルート必然性、道路構造上、あるいは地形的な制約、経済的なメリットなどについて合理的な説明があれば、保安林指定解除可能性はあるという御見解をいただいているところでございます。また随時、調整を行ってもらいたいとも言っていただいているところでございます。今後、構想路線実現に向けまして、県とも十分な調整を行い、計画具体化を図ってまいりたいと、このように考えてございます。  以上でございます 239 ◯村上茂分科員【44頁】 ありがとうございます。終わります。 240 ◯野田毅座長【44頁】 以上で、村上茂委員質疑を終わります。  大野祐司委員。 241 ◯大野祐司分科員【44頁】 それでは何点かお伺いしたいと思います。  まず、決算附属資料187ページ、成果報告書で言うと161ページ(13)、交通安全施設整備経費についてお伺いいたします。この経費で多岐にわたる事業を展開されていらっしゃるんですけど、その中で道路関係でお伺いしたいと思います。道路白線関係なんですけど、白線を引いたり文字を書いたりというような仕事だと思うんですが、そのすみ分けは何かあるんでしょうか。例えば県マターであるとか、警察マターであるとか、いろんなことが複雑に入り組んでいるんじゃないかと思うんですけど、その辺を御説明ください。 242 ◯野田毅座長【44頁】 道路管理課長。 243 ◯道路管理課長【44頁】 それでは、道路ライン、区画線管理区分についてどのようかということでお答えします。区画線につきましては、道路交通に関しまして規制または指示を表示するものでございまして、ライン、記号、文字がございます。原則として交通規制にかかわるもの、例えば停止線、横断歩道、センターライン、これ追い越し禁止黄色いラインでございますけれども、これらにつきましては都道府県公安委員会管理になっております。それ以外区画線につきましては、道路管理者管理となっております。このようなことから、新規で区画線を設置する場合は、交通規制にかかわるものにつきましては公安委員会で設置をし、それ以外区画線につきましては、公安委員会と協議をいたしまして道路管理者が設置をすることになります。  しかし、既存区画線が薄くなったり消えかけたり、安全で円滑な交通に支障を来すようなおそれがある場合には、本来、公安委員会が再設置するべき区画線であっても、その対応に時間を要するような場合には交通安全、事故防止等の観点から市民安全確保を第一に考えまして、管理者区分にとらわれることなく、道路管理課ほうで対応してございます。いずれにしましても、管理区分はあるものの、市民皆様に安心・安全で円滑な道路利用をしていただけますように、しっかりと迅速に対応していきたいと考えております。  以上でございます。 244 ◯野田毅座長【45頁】 大野委員。 245 ◯大野祐司分科員【45頁】 御答弁ありがとうございました。実はこの前、タクシー運転手さんから聞いた話なんですけど、タクシー運転手さんが秦野駅でお客さんを乗せてずっと行くときに、例えば水無川はすごくきれいだねという話をお客さんがされるということなんですね。それはうれしいことだと、僕もきれいだと思っています、みんなできれいにしていますというお話をさせていただいたんですけれども、ところが道路線とかはどうよという話を、市外方がよくされるそうです。そうしたときに、結構薄くなっていたり消えかかっていたり、明らかに判別できないようなところも各所にあるということで、川はきれいだけどねとお客さんが言ったそうです。市仕事としてやられているので、予算制約もあるんでしょうけれども、ぜひとも積極的にお願いしたいということと、これはもしかしたら4年に回ぐらい、数多く、あちこちから要望が出るかもしれませんけど、そうしたときにも迅速な対応をお願いしたいと思っております。  次質問に移りたいと思います。附属資料189ページ、成果報告書164ページ(20)秦野サービスエリア(仮称)関連道路施設整備事業費に関連してお伺いいたします。スマートインターチェンジ設置が決まって、皆さんそれに注目されていると思います。大体、注目されている仕事というは、ミスもチョンボも少ないと思うんですけれども、見落としがちになるはその周辺はどうなっているということであろうと思います。で、周辺整備事業をやるんですけれども、さらにその周辺、さらにその周辺というを落ち度なく見詰めていくことが必要だと思っていまして、例えばということでお伺いしますけれども、各方面からお客さんがふえたりしていったときに、例えば県立秦野戸川公園駐車場は今ままでは狭いではないかと思うんですが、市としては何か動きをされているんでしょうか。 246 ◯野田毅座長【46頁】 国県事業推進課長。 247 ◯国県事業推進課長【46頁】 現在、神奈川県では新東名高速道路(仮称)秦野サービスエリアにスマートインターチェンジが設置されることにより、県立秦野戸川公園サイン計画や給水計画見直しを検討するため、年内に委託業務を発注すると聞いております。県立秦野戸川公園は、毎年50万人を超える人が利用する公園でございますので、本市としましてもスマートインターチェンジが設置されたことにより、利用者や周辺住民に御不便や御迷惑がかからないよう、新たな駐車場整備について要望していきたいと考えております。  以上でございます。 248 ◯野田毅座長【46頁】 大野委員。 249 ◯大野祐司分科員【46頁】 御答弁ありがとうございます。私が申し上げたいは、先ほども言ったとおり、1つ事業、そしてまたスマートインターチェンジができるというは大変大きな変化点だろうと感じています。今後発展ためにも大きく寄与する可能性が非常に高いんだろうと期待もしているところです。そのときに、やはりスマートインターチェンジ自体に注目がひたすら集まって、その周辺、あるいはさらにその周辺、さらにはその周辺というところにも気配り、目配りをしておいたほうが、誤りない発展ができるんだろうと思いますので、よろしくお願いしたいと思っています。  次に行きます。決算附属資料193ページ、成果報告書で言うと165ページ(24)河川水路維持補修工事等経費についてお伺いいたします。これは、堀水路みたいな大きな工事の話ではなくて、小さな地味な、あるいは日常的な仕事になるんだろうと思いますが、その優先順位考え方というか、そういったものはあるんでしょうか。 250 ◯野田毅座長【46頁】 下水道施設課長。 251 ◯下水道施設課長【46頁】 補修箇所優先順位についてお答えいたします。河川水路維持補修工事等経費、この事業内容、目的としましては、水路や河川、排水管など、その施設の機能を維持するために補修や改修を行って、生活環境改善を図るものであります。維持補修の工事を実施するほか、河川や水路など除草、伐採、雨水調整池土砂しゅんせつ、除草なども維持管理業務としてあわせて行っております。また、市民皆様などから連絡、台風・豪雨通報、これによる構造物補修対応など、緊急的な工事等も含まれております。  予算において、その対応箇所選定につきましては、前年度から継続箇所、それから当該年度に対応が必要になる箇所、それから大雨等の影響によって水路に影響が出た箇所などと、通年的に除草やしゅんせつを行う水路や雨水調整池などを基本に選定しております。優先順位につきましては、安全確保面から現地状況を確認、調査して、災害危険性が大きい場所、被害拡大を抑えたい場所などを優先としております。なお、補修が広範囲となる箇所や、工事において用地買収が必要になり、事業費が多額になる箇所、複数年にわたる箇所については水路事業費として対応しております。  以上でございます。 252 ◯野田毅座長【47頁】 大野委員。 253 ◯大野祐司分科員【47頁】 ありがとうございます。計画的に進めていく部分と、突発的、緊急的に進めていく部分と、種類考え方を合理的に展開されているんだなと思うところであります。ちょっと話題を変えまして、例えばこれは、発議というはどこが出てくるかというを聞きたいんですけど、市民皆さんからここを直してくれ、あそこを直してくれというは、相対的に多いんでしょうか。どんな感じなんでしょうか。 254 ◯野田毅座長【47頁】 下水道施設課長。 255 ◯下水道施設課長【47頁】 市民方々から発議、これは予算へ反映はどのようかということになります。同じようなお答えにはなると思うんですけれども、通年、補修関係通報とか連絡につきましては、公共下水道分も含めて年間100件を超えるような状態で入ってくる連絡があります。豪雨があるとかなり多くなって、160件とかとなるがデータ上、出ています。こういった市民皆様から要望と予算反映なんですけれども、過去から申し出で、ここは通年で行わなければいけないしゅんせつや除草がありますので、そこは定常として計上させております。また、その状況を確認する中で、回数や範囲などは検討して計上し直しております。応急復旧を前年度に対応して、今年度に現状復旧や整備を行うというような対応もしております。費用、規模によっては別事業へ箇所づけをして計上することもあります。先ほど申しましたが、台風や豪雨など連絡や調査でわかった応急箇所、それから経年によって損傷していますよという連絡があった補修箇所の工事につきましては、次災害防止、水路機能確保ために、過去実績などを参考にした予算を計上しております。大きくこの通りが予算内容であります。市民皆様などから申し出は重要な情報でありますので、その対応を確実に行う中で、安全確保につなげてまいりたいと思っております。  以上であります。 256 ◯野田毅座長【47頁】 大野委員。
    257 ◯大野祐司分科員【47頁】 わかりました。引き続き柔軟性をもって、あるいはフレキシブルに対応をお願いしたいと思います。  次に、197ページ、成果報告書で言うと169ページ(35)公共交通推進事業費についてお伺いいたします。これは平成26年度の予算ときに聞いたので、改めて決算でもお伺いしようと思うんですけど、10月に上地区乗合自動車、かみちゃん号が本格運用に入ったというところなんですが、現在状況はどのようか、どのように評価するか、お伺いいたします。 258 ◯野田毅座長【47頁】 公共交通推進課長。 259 ◯公共交通推進課長【48頁】 乗合タクシーにつきましては、今、委員からお話がありましたように、かみちゃん号本格運行を含めまして、現在4地区6路線で運行しておりまして、新たな地域公共交通として一定役割を果たしていると考えております。  これまでも、平成22年8月に上地区では地元組織として上地区公共交通協議会を設立しまして、平成23年実証運行から昨年10月本格運行に向けて、運行上改善点ですとか利用状況検証、そういったことについて定期的に地元と話し合いを行うなどして、持続可能な路線となることを目指してまいりました。そこで、実証運行当初、地元協議会と合意したことは、まず運行継続要件として、便当たり2.4人、これは運転手等の人件費を含めまして、人件費を運賃収入で賄うというものです。もう一つは継続目標としましては4.7人、これは路線バスがなくなる前の1便当たり平均乗車人数ということです。  そんなことで、今お話にありました本格運行後も合わせまして、昨年度年間利用状況で言いますと、3ルートそれぞれありますけれど、合計して平均しますと便当たり3.22人という状況です。そうしますと運行要件は満たしているんですけれども、継続目標は下回っていたこともありまして、地元とも話し合いをしまして、事業者意向も踏まえて平成26年10月本格運行にあわせて便当たり乗車密度をより高め、自立運行に向けた自主財源比率を向上させるために経費削減を図るということと、サービス向上を目指して運行計画見直しなど、こういったことを行ってきました。  人口が減少している上地区において、上地区乗合自動車をこれからも持続可能なものとしていくために、継続的に利用状況等の評価、分析、こういったことを行って利便性を維持して、一層収支改善を図って新たな利用者開拓に向けて湯ノ沢線ですとか三廻部線、こういったルート見直しだとかダイヤ改正、こんなこともちょっと検討を視野に入れた中で、地域から要望ある、学生定期券導入ですとか、一定区間自由乗降可能性、こういったものを利便性向上策検討や実施に向けて、地域住民あるいは交通事業者と協議をしているところです。今時点ではまだ目標には達しておりませんけれども、今後も地域や交通事業者と連携、協働して運行持続性、それを高める方策検討を今後も引き続き行っていきたいと考えております。  以上です。 260 ◯野田毅座長【48頁】 大野委員。 261 ◯大野祐司分科員【48頁】 交通空白地域から見てみると、この事業をずっと継続していく必要があるんだろうと思います。そのためさまざまな検討あるいは研究、そして具体的な施策等について考えられていらっしゃるようですので、継続してぜひともお願いしますと同時に、継続した事業となることを重ねてお願い申し上げたいと思います。  次に、決算附属資料204ページ、成果報告書176ページ(51)定住化促進住宅事業費についてお伺いいたします。今、具体にはあの場所は工事が始まっているところでございますけど、以前はあそこ壁にバリケードが張られたときに、落書きされたり、泥棒が入ったりだとか、いろんなことがあったように聞いているところです。そしてまた、じょうや児童公園ところは小学生集団登校集合場所にもなっているところなんですけど、そうしたところを含めて特に交通安全対策、工事安全対策だとか、敷地内に対する防犯対策だとかはどのようになっているか、お伺いいたします。 262 ◯野田毅座長【49頁】 建築住宅課長。 263 ◯建築住宅課長【49頁】 現在、定住促進住宅市道6号線につきましては、歩道拡幅と右折レーン整備を行っているところでございますが、擁壁をつくるに当たりまして、夜間照明とバリケードを設置しまして、夜間につきましては照明灯をつけまして安全確保を図っているところでございます。じょうや公園は本町小学校集団登校集合場所になっておりますが、現在工事を行っておりません。今後、定住促進住宅改修工事のほうに進んでいくわけですけれども、拡幅工事が終わった後に、今現在、設計を行いまして契約の事務に移っているところでございますので、工事の契約手続に関する承認を12月に諮らせていただくことを目途としております。十分に安全確保に努めた上で行っていきたいと思います。  また、建物について防犯上どうかということですけれども、警察と十分、協議をとりながら、見回りもしていただいている状況で、現在ところそのような犯罪は起こっていないということです。  以上です。 264 ◯野田毅座長【49頁】 大野委員。 265 ◯大野祐司分科員【49頁】 この定住化促進住宅関係では、先ほど当初総括御説明中でもありましたし、本市誇るべき、そして自慢できる事業になる可能性を大いに秘めているんだろうと思いますので、ぜひとも成功するようにお願い申し上げまして、この項については終わります。 266 ◯野田毅座長【49頁】 以上で、大野祐司議員質疑を終わります。  和田厚行委員。 267 ◯和田厚行分科員【49頁】 事前に通告はしていないんですけれども、優秀な職員方々ですから、私がこれから質問することについては、明解なる答弁が返ってくるものと信じております。  成果報告書174ページ、(46)カルチャーパーク再編整備事業費、ここでは6億1,000万何がしが載っているわけですけれども、今年度、平成27年度で一応決着をみるよということだと聞いておりますが、この再編整備事業費は、この間全てでどのくらいかかったでしょうか、お聞かせください。 268 ◯野田毅座長【49頁】 公園課長。 269 ◯公園課長【49頁】 カルチャーパーク再編整備事業事業費でございますが、平成26年度の決算、平成27年度の予算を入れまして、27億7,850万円ほどかかっております。 270 ◯野田毅座長【50頁】 和田委員。 271 ◯和田厚行分科員【50頁】 私は30億円ぐらいいっているかなと思ったんですが、それは当初予算と、約27億円は安いんですか、高いんですか。 272 ◯野田毅座長【50頁】 公園課長。 273 ◯公園課長【50頁】 当初、計画したとき事業費は約12億5,000万円という金額でございました。ただ、その後、総合計画と実施事業に大きな差が出た要因がありまして、その要因といたしましては整備内容範囲見直し、また整理したことによるものですが、その他要因といたしましては、想定していたよりも入札による落札率が高かったこと、また材料費や労務費高騰、こういったものが影響していると考えております。  以上でございます。 274 ◯野田毅座長【50頁】 和田委員。 275 ◯和田厚行分科員【50頁】 それで、そんなに倍にいっちゃうということはあり得ないことで、ちょっと余りにもいじくり過ぎたと私は思うんですね。27億円も金をかけるということ、例えば第駐車場から第駐車場、いわゆる文化会館と図書館と間、あそこ貴重なクスノキを4本も5本も切って、あそこ道路を、第と第2の駐車場を通れるようにするんだと、私はそう聞いていた。現在は通れるようには、道路はできていますけれども、そこに何かわけわからないものが置いてあって通れないようにしてある。まさにこの最初計画と、実際やったこととは今になってみればちょっとずれが生じていると、多分皆さん方、思っておられると思うんですね。  先ほど村上委員からも話がありましたけれども、プール、さらには野球場そばポプラ並木だったかな、あの太い木をみんなばさばさ切っちゃって、やはり何か、やることがちょっとおかしいなと。あわせて、今度は野球場そば駐車場が、これからはあそこ場合は緊急的にはなるかもしれないけれども、少し離れて駐車をせざるを得ない。野球をやる人たちは重い荷物を持って小学生なり中学生なり、夏になれば高校生なりということがあって、どうもちぐはぐだなと思っています。悪い言葉で言えば、古谷市長メンツでやったんじゃないかと、そう思わざるを得ないですね。これは私個人判断です。そういうことを自分なりに思っておりますので、今後、慎重に、もうここまで来ちゃいましたので、お願いしたいなと思います。  それから成果報告書175ページ(50)老朽化木造戸建市営住宅集約事業費ですが、これと関連ですけれども、今、市営住宅が60戸ぐらいあいているんじゃないかと思うんですね。例えば渋沢市営住宅も4戸か5戸、あいているという話を聞いております。しかし募集がない、募集をすればその中に人が入る、入ればそれだけ家賃を払うということになって、秦野市財政上も潤うし、入った方々も大変助かるよということになると思うんですが、その辺はどういうことで今ような状況になっているか、お聞かせください。 276 ◯野田毅座長【51頁】 建築住宅課長。 277 ◯建築住宅課長【51頁】 今、市営住宅が60戸ほど余っているんじゃないかということですが、実際には51戸でございます。この集約事業、平成32年度まで集約事業を行うことになっておりまして、あと20戸ほど移転させていただくことになりますので、委員おっしゃるとおり30戸ほどは余剰があると思います。定住化促進住宅を今、整備しておりまして、その改築が終わった後、募集をかけたと同時に市営住宅ほうも募集をかけていこうと考えております。そのために今、薬師原住宅、渋沢住宅等々は時代ニーズに合った、昔は全部和室で畳敷きだったんですが、退去していただくときに畳表替えをしなければいけないと。敷金は返すんですけれども、それ以上に費用がかかっているということで、時代ニーズに合うように修繕費中で少しずつ洋間に変えているようなところもありますので、その辺を整備しながら、定住促進住宅募集とあわせまして募集をかけていこうと思います。  以上です。 278 ◯野田毅座長【51頁】 和田委員。 279 ◯和田厚行分科員【51頁】 何も、定住化促進住宅と一緒にやらなくていいんじゃないですか。何で一緒にやるんですか。 280 ◯野田毅座長【51頁】 建築住宅課長。 281 ◯建築住宅課長【51頁】 もともと集約事業につきまして、その後に市営住宅あり方を考えることになっておりまして、募集はかけないつもりでおりましたが、定住化促進住宅ほうも進める中においては、公営住宅法による市営住宅ほうも募集をする必要があるではないかという考えがありまして、できるならば同時にと言うことを考えております。 282 ◯野田毅座長【51頁】 和田委員。 283 ◯和田厚行分科員【51頁】 何か、余りよくわからないんだけど、いずれにしても担当課としては、早くやりたいという気持ちはないんですか。 284 ◯野田毅座長【51頁】 建築住宅課長。 285 ◯建築住宅課長【51頁】 先ほども述べましたけれども、薬師原住宅は5階建てでエレベーターがありませんので、なかなか御高齢方に入っていただくということはできません。それで、時代ニーズに合った模様がえをして、その期間が定住促進と同等になる時期において、一緒に募集をしたいと考えております。 286 ◯野田毅座長【51頁】 和田委員。 287 ◯和田厚行分科員【51頁】 私が、例えば渋沢住宅が5戸だか6戸だかあいていると聞いてから、もうかれこれ年近くたつんじゃないかなと思うんですね。なぜそんなに遊ばせておくかなという、我々素人にはわからない部分がありまして、今聞いたら定住化促進住宅と一緒にするというんですが、その理由がわからない。なぜ一緒にするんですか。 288 ◯野田毅座長【52頁】 建築住宅課長。 289 ◯建築住宅課長【52頁】 先ほども述べましたが、平成32年度までに集約事業を終わらせた後にあり方検討をしていくということを考えておりましたが、定住促進住宅が出てきたことによりまして募集をかけるということと同時に、公営住宅法住宅も募集をかけたいと考えております。 290 ◯野田毅座長【52頁】 和田委員。 291 ◯和田厚行分科員【52頁】 わかりました。いずれにしてもそこ部分については、わかったようなわからないような感じなんですけれども、なるべく早くやっていただくということが、秦野市財政も潤うし、入った市民も非常に喜ぶと思いますので、ぜひともそこはお願いしたいと思います。  それから、成果報告書(51)、定住化促進住宅事業費です。これは教育と絡みになってしまうから、質問が非常にしにくいんですけれど、いわゆる若い夫婦に入っていただきたいというが市長考えですよね。それで、若い人に入っていただくということになると、子供が例えば人もしくは人いるよ、お父さんお母さんが大体40代ぐらいだよとなると、子供たちが小学校とか中学校へ行く前子供たちだと思うんですね。定住化促進住宅というは、いわゆるそういう人たちが入るということを目標にして、将来、秦野市に住んでいただくということだと聞いておりますし、それはそれで結構ですが、しかしそうである若いお父さんやお母さんが何を望んでいるかというところを、外堀を埋めていかないと、定住化促進住宅を構えたから、皆さんすぐに入ってくれると思ったら大間違いです。やはりそのためには、子供教育関係、福祉関係を他市より充実しなければいけないと思いますし、今、秦野市議会でも小児医療費助成関係を何とか拡大しようという決議をしようという動きが始まっております。それはこの定住化促進住宅をよりサポートできると、皆さん多分思っておられると思いますし、さらに広げなければいけないと思っているところです。これについては答弁は求めません。  以上で終わります。 292 ◯野田毅座長【52頁】 以上で、和田厚行委員質疑を終わります。  谷和雄委員。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 293 ◯野田毅座長【52頁】 質疑なしと認めます。  各委員質疑は終わりました。この際、特に再質疑を求める方は挙手をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 294 ◯野田毅座長【52頁】 質疑なしと認めます。  以上で、建設部、都市部及び下水道部に対する質疑を終わります。  以上で議案第45号うち、当分科会所管部分に対する質疑を終結いたします。  これより、決算特別委員会における採決参考とするため、賛否確認を行います。  議案第45号うち、当分科会所管部分認定に賛成分科員起立を求めます。              〔賛成者起立〕 295 ◯野田毅座長【53頁】 賛成全員であります。  したがいまして、決算特別委員会において、そのように報告いたします。  暫時休憩いたします。               午後 時55分 休憩              ─────────────               午後 00分 再開 296 ◯野田毅座長【53頁】 再開いたします。  次に、「議案第48号・平成26年度秦野市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について審査に入ります。  本案は、歳入・歳出一括して行うことといたします。  執行部概要説明を求めます。  下水道部長。 297 ◯下水道部長【53頁】 それでは、下水道事業特別会計決算概要について御説明申し上げます。  下水道事業特別会計につきましては、歳入歳出決算書及び決算附属資料では377ページから413ページまで、主要な施策成果報告書では237ページから244ページ及び310ページから312ページに記載してございます。  まず、決算概要につきまして、主要な施策成果報告書により順次御説明申し上げます。  最初に、237ページをごらんください。平成26年度の決算額は、歳入総額63億509万5,823円に対して、歳出総額は62億5,522万5,988円で、差引きは4,986万9,835円となっております。この額を翌年度に繰り越すことになりますが、繰越金うちには、逓次繰越事業繰越財源4万2,726円が含まれているため、純繰越金は、4,982万7,109円となっております。  次に、歳入主なものは、使用料及び手数料21億6,449万3,833円、一般会計繰入金19億3,600万円、市債15億7,760万円、国庫支出金4億7,260万5,000円などとなっております。  また、歳出におきましては、公債費27億1,308万7,521円、建設費21億2,407万994円、総務費14億1,806万7,473円となっております。  歳出予算現額に対します執行率は、86.6%で、翌年度繰越額を除いた場合は、92.4%となり、おおむね所期目標を達成することができました。  次に、238ページ主な事業概要と成果について申し上げます。公共下水道(汚水)整備につきましては41.1ヘクタールを整備し、整備済面積は2,335.7ヘクタールとなり、全体計画におけます整備率は90.5%、市街化区域内における整備率は95.2%となりました。市街化区域における汚水管きょの整備につきましては、今年度、平成27年度の概成を目指し、事業着実な推進に努めているところでございます。  次に、公共下水道(雨水)整備につきましては、大根第8雨水枝線ほか14カ所を整備しました。近年は大雨による浸水被害が全国的に多発化、深刻化しておりますので、今後もより効果的、計画的な事業推進に努めてまいります。  次に、公共下水道普及状況ですが、平成26年度末現在処理区域内人口は14万350人で、水洗化人口は12万6,375人となり、処理区域内人口に対する水洗化率は90%となっております。平成27年度の市街化区域概成を目指しておりますので、既に整備済み区域において未接続となっている方々に対する水洗化普及を今後より一層強めてまいりたいと考えております。  次に、汚水処理状況でございますが、中央処理区、大根・鶴巻処理区及び西部処理区3処理区を合わせて1,474万9,585立方メートル汚水を処理いたしました。  また、浄水管理センターにおける放流水水質でございますが、いずれも基準を満たすとともに、汚水処理に伴い発生しました脱水汚泥9,759トンにつきましては、コンポストや建設資材原材料として全量を再資源化することができました。  以上、平成26年度下水道事業特別会計決算概要について申し上げました。  よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 298 ◯野田毅座長【54頁】 執行部説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、分科員質疑を行います。  吉村慶一議員。 299 ◯吉村慶一分科員【54頁】 成果報告書241ページ、(13)処理場維持管理委託事業費中に汚泥処分委託業務費が約億円計上されております。この件に関して、いつころからか私はわかりませんが、県に対して要望を出しております。それは当市浄水管理センターで発生する汚泥について、流域下水道焼却施設による方法も含めて広域的な処理方法を検討されるように要望します、平成28年度新規文面として、また、県が主体となって単独下水道関連市町汚泥処理現状を調査するとともに、広域的な処理方法検討協議場を設置するよう要望します、こういう県に対する要望をしているというか、これからもするわけですが、この要望成否見通しと財政効果見通し、どの程度、これで支出削減を求めようとされているか、お伺いします。 300 ◯野田毅座長【54頁】 下水道総務課長。 301 ◯下水道総務課長【54頁】 県要望所管をしております私ほうから答弁させてください。  今、委員おっしゃられたとおり、昨年度から県に対して下水道汚泥処理につきまして広域処理要望をさせていただいております。現在、本市では下水道汚泥につきましては全量を県外搬出して処理をしております。しかし、東日本大震災放射性物質飛散、それから大雪に伴います道路通行ができなくなる、こういったことによって下水道処理場中から搬出ができなくなるというようなことがございました。幸いにしてすぐに復旧できましたが、これは下水道にとって危機管理であると思っております。  平成26年度の下水道汚泥処理量につきましては9,759トンで、汚泥処分費については約億200万円支出を行っております。仮に県流域下水道汚泥処理施設で広域処理した場合、処理経費につきましては構成市処理量割合に応じて市が負担額を決定するために、現時点でその効果額を算定するというは困難ですけれども、スケールメリット期待ができるということから、一定経費削減効果ができると考えております。  以上ことから、県に対して、この汚泥処理問題については本市だけ問題ではないということから、広域自治体である県に対しまして処理を要望したものです。  以上です。 302 ◯野田毅座長【55頁】 吉村委員。
    303 ◯吉村慶一分科員【55頁】 これが実現する見通しについて、さっき聞いたですけれども、お答えがなかったので、それについてまたお伺いします。  また、これは本市だけ問題ではないということですから、他でもやっている単独処理市と連合を組んでやる必要がありますが、そういうことをされているでしょうか、お伺いします。 304 ◯野田毅座長【55頁】 下水道総務課長。 305 ◯下水道総務課長【55頁】 申しわけありませんでした。成否見通しでございますけれども、現時点ではまだできるというところ見通しは持っておりません。  それから、単独公共下水道自治体連合ということですけれども、その辺については必要性を感じておりますが、まだ他自治体と話し合いを持ったことはございません。  以上です。 306 ◯野田毅座長【55頁】 吉村委員。 307 ◯吉村慶一分科員【55頁】 要するに政治だと思いますけれども、そういう政治的なことをやろうとするときには、やっぱり見通しだとか、それから、できるだけ手を携えてやるということが必要だと思うですね。それをやられていないというは、いささか真剣味に欠けるではないかと思います。平成28年度、またこれを要求するわけですけれども、もうしてしまったかどうかわかりませんが、今からでも遅くないと思いますから、連合部分は直ちにやることはできませんか。 308 ◯野田毅座長【55頁】 下水道総務課長。 309 ◯下水道総務課長【55頁】 県に対しては話し合い場を一度持ったことはございます。それは研究会というような場で設けさせていただきました。そのときに他自治体についても一部単独公共ところがございますので、そういうお話はできるかと感じております。今後よく検討してその辺進め方については考えてやっていきたいと思います。  以上です。 310 ◯野田毅座長【56頁】 吉村委員。 311 ◯吉村慶一分科員【56頁】 全部同じ立場にある自治体を糾合してやらないとだめだと思います、こういう話は。ぜひそのようにしてやってください。  それと、こういう話には、これまでやっていない新たなことをお願いするわけですから、何か交換条件ようなものが私は必要だと思うだけれども、さっき質問した浄化槽管理権限移譲なんていうは有力な交換条件になると思うですが、副市長、いかがですか。 312 ◯野田毅座長【56頁】 金丸副市長。 313 ◯金丸副市長【56頁】 吉村委員御提案を今いただきました。先ほど私がお答えをした浄化槽権限移譲、これにつきましては、あくまでも権限と財源がなかなか伴わない、先ほどは少しこのお答えはお時間関係でお話はできなかったですが、そういうこともございます。そして、今この汚泥関係につきましては、神奈川県としても物すごい重みといいますか、大きさが浄化槽権限移譲部分と相当開きがあるかなと思ってございます。ですから、あくまでも権限移譲部分と、この汚泥部分につきましては、やはりこれは話が違う部分なかなと思ってございます。いずれにいたしましても、吉村委員おっしゃるように、広域的な問題でございますので、広域的な部分で進めていければなと、このように考えてございます。  以上です。 314 ◯野田毅座長【56頁】 吉村委員。 315 ◯吉村慶一分科員【56頁】 権限が違うとか、話が違うとかというは、それは公務員言われることですね、お役人はそういう言い方をする。政治家は江戸かたきを長崎で討つは当たり前ですから、全部ことはリンクしているですよ。こっちで譲るからこっちでくれよと、それが政治ですから。副市長も副市長になられて随分時間もたたれますので、少し公務員的なお考えから脱皮していただいて、政治家的なお考えを少ししていただきたいなと要望をさせていただきます。  次に、成果報告書244ページ、(18)浄水管理センター改築事業費関係ですけれども、これについては、者入札末、落札業者が不調になって、交渉末、何とか決まったという経過がありますが、そのとき反省というは大げさですけれども、そのとき経験を踏まえて今後も同様な事業が発注されますが、どのように対応されるお考えか、お伺いします。 316 ◯野田毅座長【56頁】 下水道施設課担当課長。 317 ◯下水道施設課担当課長【56頁】 今回、平成26年度に発注しました耐震補強を目的としました建設工事につきましては、議員がおっしゃるように不調になりました上で、不落随意契約の形で随意契約に移行しました上で、入札業者と一応契約締結されたということでございます。  今後事業団対応につきまして、秦野市としましても、一応、元発注者としまして、できるだけ不調を避ける方向でということで意見を申してきた経緯はございますが、今後、事業団としましては入札参加者、まず数をふやす方法としましては、参加資格要件緩和、入札不調を回避するため措置としましては、不調になった場合、不落随意契約で、そのまま、最初、電子入札形で回、札を入れました上で不調になった場合は不落随意契約としまして、回、紙で入札する方法を従来とってきたものを、不落随意契約になった場合は、紙入札札入れ回数を多くするなど、できるだけ最終的には不調を回避したい、こういう報告を現在受けております。  以上です。 318 ◯野田毅座長【57頁】 吉村委員。 319 ◯吉村慶一分科員【57頁】 やっぱり者入札ということではなくて、何者も、要するに市内で権利ある、資格ある業者が何者も入るような何らかの方法をぜひ講じていただきたいと思います。  最後に、成果報告書239ページ、(3)水洗化促進広報費ですが、毎年600人ほど水洗化人口はふえておりますが、水洗化率普及率は90%で変わりません。これを100%に近づける何らかの手だてを下水道部は持っておられますか。 320 ◯野田毅座長【57頁】 下水道総務課長。 321 ◯下水道総務課長【57頁】 水洗化普及を100%に近づける手だてということですけれども、確実な有効な手だてというは持っていないというが正直なところです。しかし、今年度から水洗化普及員について、休日訪問を始めまして、成果についてはまだこれからではございますが、今まで会えなかった方に訪問によって会うことができるということがありますので、今後も効果的な方法を検討していきたいと考えております。  以上です。 322 ◯野田毅座長【57頁】 吉村委員。 323 ◯吉村慶一分科員【57頁】 しつこいようですけれども、先ほど私が言った権限移譲が、私は徹底的に重要な要素になるだろうと考えておりますので、ぜひ御検討ください。  終わります。 324 ◯野田毅座長【57頁】 以上で吉村慶一委員質疑を終わります。  高橋文雄委員。 325 ◯高橋文雄分科員【57頁】 なし。 326 ◯野田毅座長【57頁】 質疑なしと認めます。  村上茂委員。 327 ◯村上茂分科員【57頁】 点ほどお伺いいたしたいと思います。分36秒、この中で完結したいと思いますので、御協力ほど、よろしくお願いいたします。  成果報告書240ページ(8)地方公営企業法適用事務費でございますが、これは統合に当たって非常に膨大な事務量があるではないかなと思います。資産調査・評価業務あるいは企業会計システム導入というようなことでございます。  それで、統合期日があと6カ月先、平成28年4月という目標でございますけれども、このような大変事務量多い中で、本当にここで統合可能なか、単なる組織統合に終わってしまわないか心配なですけれども、その辺ことをお聞きいたしたいと思います。 328 ◯野田毅座長【58頁】 下水道総務課長。 329 ◯下水道総務課長【58頁】 先日、総括質疑で市長からも御答弁申し上げましたように、平成28年度の実現に向けて着実な準備を進めております。統合では第一に市民安全安心を最優先に、ライフラインである下水道事業を将来にわたり持続できるよう、地方公営企業として組織執行体制を確実に構築すること、サービス相手方が共通する窓口業務を一元化し、市民利便性を高めて事務効率化に努める、これにあわせて両方に共通する総務、財務、業務部門組織人員体制を見直しし、新たな課題に対応できるような組織にしていくということで、現在、両部局内で23検討部会を開いて着実に検討しておりますので、平成28年4月日に確実に行っていきたいと考えております。  以上です。 330 ◯野田毅座長【58頁】 村上委員。 331 ◯村上茂分科員【58頁】 ありがとうございます。よろしくどうぞお願いいたします。  その中で点だけ確認したいと思います。組織ができた中で、企業管理者、大阪豊中市に視察をさせていただいたときには企業管理者が置いてあったですが、秦野市はどうされますか。 332 ◯野田毅座長【58頁】 下水道総務課長。 333 ◯下水道総務課長【58頁】 地方公営企業法7条ただし書きに基づきまして、条例で定められる管理者を置かないということが認められておりますので、事業体規模を考え、今後能率、合理的な運営を考慮して事業者を置く考えは現在ございません。  以上です。 334 ◯村上茂分科員【58頁】 ありがとうございました。終わります。 335 ◯野田毅座長【58頁】 以上で村上茂委員質疑を終わります。  大野祐司委員。 336 ◯大野祐司分科員【58頁】 まだ若干時間があるものですから、のんびりやりたいと思いますけれども、とりあえず点だけお伺いいたします。今、下水道関係なですけれども、下水道料金関係でお伺いしたいと思います。例えば水道料金だと、安い安いと結構PRされたり、アナウンスされたり、神奈川県下で何番目だ、全国で何番目に安いというようなお話をよく聞くところなですが、下水道料金が高いか安いか、県下で何番目だとかというは余りアナウンスされていないように思います。何でなかなと思いましたら、きっと高いから余り言いにくいだろうなとも感じているところでございます。単独だというさまざまな事情等の中でそうなっているだと思いますけれども、秦野市下水道料金県内位置づけとか、今、現実的にはどのようになっているでしょうか。 337 ◯野田毅座長【59頁】 下水道総務課長。 338 ◯下水道総務課長【59頁】 最も使用水量多いカ月40立方メートル下水道使用料で、県内19市を比較しますと、本市下水道使用料は最も高い市から4番目に高い位置に属しております。  以上です。 339 ◯野田毅座長【59頁】 大野委員。 340 ◯大野祐司分科員【59頁】 端的なお答えをありがとうございます。一番高いがM市、どことは言いません、M市で5,736円、一番多いという資料です。秦野市が幾らかというと4,644円、約1,000円差があるわけです。一番安いところが2,989円です。M市と比べると半分ぐらいという形になるわけですけれども、その中で秦野市が高いほうから4番目という位置づけになってございます。そうなること背景なり理由なりをここで改めて御説明いただきたいと思います。 341 ◯野田毅座長【59頁】 下水道総務課長。 342 ◯下水道総務課長【59頁】 先ほど委員もおっしゃっていらっしゃいましたように、秦野市は単独公共下水道が中心となっております。複数市町村と県が費用負担をする流域下水道につきましては、特に汚水処理場処理ということではかなり開きがあります。例えば立方メートル当たり汚水処理単価で、本市と流域下水道を比較しますと差額が約28円、本市は流域の2.9倍というような実情がございます。県流域下水道については県負担があることに加え、負担する数が多いことからスケールメリットがあるものと考えております。  以上です。 343 ◯野田毅座長【59頁】 大野委員。 344 ◯大野祐司分科員【59頁】 そのようなところはおっしゃるとおりだと思います。ただ、一つ気になるは、同じ単独でやっているところ中でも、それぞれ額差があると思っています。点確認したいですけれども、逗子市は単独だということでよろしいでしょうか。 345 ◯野田毅座長【59頁】 下水道総務課長。 346 ◯下水道総務課長【59頁】 そのとおりです。 347 ◯野田毅座長【59頁】 大野委員。 348 ◯大野祐司分科員【60頁】 その逗子市は秦野市4,644円に対して3,520円、1,000円を超える安さが、秦野市76%料金になっているという事実がございます。与えられた条件なり何なり、さまざまな条件があるでしょうけれども、同じ単独という位置づけ中でも、秦野市よりもはるかに安いところがあるという点は認められますので、努力を引き続きお願いしたいということを申し上げまして、終わります。 349 ◯野田毅座長【60頁】 以上で大野祐司委員質疑を終わります。  和田厚行委員。 350 ◯和田厚行分科員【60頁】 まず初めに、118ページ(74)家庭用小型合併浄化槽関係ですが、現在は補助金が、例えばもう設置して40年たって壊れたので新しくするよと、せざるを得ないですが、それにも補助金が一切つきま……。 351 ◯野田毅座長【60頁】 和田委員に申し上げます。この事業については、一般会計部分になりますので、質問を変更してください。暫時休憩します。               午後 8分 休憩              ─────────────               午後 29分 再開 352 ◯野田毅座長【60頁】 再開します。  和田委員。 353 ◯和田厚行分科員【60頁】 今終末処理場があるところ用地買収は何年から始まりましたか。 354 ◯野田毅座長【60頁】 暫時休憩します。               午後 29分 休憩              ─────────────               午後 時3分 再開 355 ◯野田毅座長【60頁】 再開します。  下水道総務課長。 356 ◯下水道総務課長【60頁】 申しわけありません。手元に資料はありませんけれども、昭和53年に浄水管理センター事業着手をしております。その前に、下水道事業特別会計ができる以前に、土地開発資金を使って用地取得を始めております。  以上です。 357 ◯野田毅座長【60頁】 和田委員。 358 ◯和田厚行分科員【60頁】 では、幾らでしたかと聞きたいですが、多分答弁はできないでしょう。そして、この間、現在処理場建築、もとから上がって、現在はもう40年近くたっているよと。この間、莫大なお金がかかってきている。多分、何兆円お金ではないかなと思うです。例えば繰越金だけでも約20億円が約30何年続いていると仮定した場合、もうそれだけで8,000万円ぐらい要るので、その建設費ではない、管きょの整備ではない、何ではないとやったら、莫大なお金がかかる。がしかし、調整区域における合併浄化槽については、その補助金が出てこない。税公平性という立場で、財務部長、どうですか。 359 ◯野田毅座長【61頁】 財務部長。 360 ◯財務部長【61頁】 税公平性というは当然担保されなければいけないと思っております。  以上です。 361 ◯和田厚行分科員【61頁】 そうではないよ。税公平性で、今どうなかと聞いている、調整区域と市街化区域で。 362 ◯野田毅座長【61頁】 財務部長。 363 ◯財務部長【61頁】 まことに恐れ入りますが、わかりかねます。  以上です。 364 ◯野田毅座長【61頁】 和田委員。 365 ◯和田厚行分科員【61頁】 わからないで、財務部長、よくできるな。これはさ、やはり調整区域にいる人は、今、公共下水道恩恵というは一部を除いて、あとは全然ない、自分が全てつけなくてはいけないということになっているわけだよね。よく都市計画税が全て公共下水道に回っているというけれども、それだけではない。他市民税を含めて回っているにもかかわらず、調整区域で、今、合併浄化槽をつけている人たちに対しては一切恩恵がない状況が続いています。  今から3年ぐらい前に私が決算中でそれを言って、その時答弁でそういう見直しも含めて、今後十分検討しますということで終わっているから、いつになったらいい結論が出るかと思って、出てこない。何かいい案があったら言ってください。 366 ◯野田毅座長【61頁】 下水道総務課長。 367 ◯下水道総務課長【61頁】 ただいま委員お話ように、下水道事業繰出金財源中には都市計画税と一般財源が含まれておりますので、一般財源につきましては公共下水道を使用できない調整区域方からも負担をいただいているということは実態としてございます。これまで私どもほうでは、和田委員から調整区域内方々へ費用負担、特に生活雑排水、汚泥処理費用についての負担公平性を図るべきではないかということについてはたびたび御指摘をいただきまして、これについて維持管理に対して検討したいということで答弁を申し上げてまいりました。
     私どもはこの平成27年度、今年度、公共下水道整備につきまして、市街化区域概成を予定しております。ようやく平成28年度から調整区域整備に入っていくという段階に入ります。と申しますは、この調整区域小型合併浄化槽を含めまして、汚水処理につきまして、費用負担公平性を考えるは、この下水道整備が調整区域に入る時点に検討しなければならないと思ってきたからでございます。いよいよその検討に入らなければならないということから、一般会計予算ほうで、この現況、市街化区域方ではなくて、調整区域中で下水道から合併浄化槽に変更になる、これは平成22年に公共下水道全体計画見直しによってですけれども、この人たちを対象とした合併浄化槽更新を含めたコストなど現況調査につきまして調査費を計上しております。  この公共下水道と、それから合併浄化槽費用負担につきましては、単純な維持経費比較だけではなくて、先ほど委員お話にもありましたように、税負担も含めた負担と受益トータルでバランスはどうなか、またどうあるべきかにつきまして、今後現況調査結果を基礎といたしまして、調整区域内全体生活排水処理に関する費用負担や負担差に対する助成など研究検討を行っていきたいと考えております。  以上です。 368 ◯野田毅座長【62頁】 和田委員。 369 ◯和田厚行分科員【62頁】 いずれにしましても、少し今カリカリしておりますが、すばらしい答弁です。了解します。  次に、環境整備関係なですが、成果報告書243ページ、(17)管きょ整備事業費。湯の沢団地なですけれども、何年前だったかな、秦野市ほうに下水、水道管を含めて移管されました。今から十四、五年前話かな。それで、松田町側からも補助金といいましょうか、協力金といいましょうか、それをいただきながら、この間、整備を、上下水道、なさっていると思うですが、水道ほう関係は毎年5,000万円前後予算を組んでなっているですけれども、当初、前に私が要望したときには、公共下水道と同じように埋設されているならば、一緒にそこはやりましょうという返事を以前いただいたことを覚えております。それについてどうなっているでしょうか。 370 ◯野田毅座長【62頁】 暫時休憩します。               午後 時37分 休憩              ─────────────               午後 時38分 再開 371 ◯野田毅座長【62頁】 再開します。  和田委員。 372 ◯和田厚行分科員【62頁】 以前にも、湯の沢団地というは松田町にも近いし、湯の沢団地3分のが松田町側です。あそこには国府津・神縄断層がすぐそばを通っています。そういう災害等の関係も含めた上で、あそこをやっぱり早急にすべきではないかというが、もう十何年前かな、言った経過を覚えています。現在、水道ほうは、見る限りでは毎年5,000万円前後の工事がなされて、耐震化がなされておりますが、この下水道ほうはいかがでしょうか。 373 ◯野田毅座長【62頁】 下水道河川整備課長。 374 ◯下水道河川整備課長【62頁】 今和田委員お話なですけれども、湯の沢団地は調整区域未整備区域として7ヘクタール既に終わっております。そうした中で、この地域、酒匂川流域下水になるですけれども、その区域につきましては、今お話し耐震ですけれども、湯の沢団地を整備したときには、耐震を完了しております。マンホールと管口を耐震構造として、今整備しておりますので、湯の沢につきましては、そういった耐震構造をとっております。  以上です。 375 ◯野田毅座長【63頁】 和田委員。 376 ◯和田厚行分科員【63頁】 まだ終わっていないですよね。今、完成したと言ったですが、本当に完成したですか。 377 ◯野田毅座長【63頁】 下水道河川整備課長。 378 ◯下水道河川整備課長【63頁】 整備については、先ほども申しましたけれども、調整区域整備はおおね公園6.8ヘクタール、湯の沢団地7ヘクタールが完了しております。  以上です。 379 ◯野田毅座長【63頁】 和田委員。 380 ◯和田厚行分科員【63頁】 では、全て耐震化されたと理解していいですか。 381 ◯野田毅座長【63頁】 下水道河川整備課長。 382 ◯下水道河川整備課長【63頁】 耐震化されたと考えております。  以上です。 383 ◯野田毅座長【63頁】 和田委員。 384 ◯和田厚行分科員【63頁】 それはよかったです。耐震化されたというならば、本当に松田町側も大変喜んでおられるでしょうと思います。ありがとうございます。  以上で終わります。 385 ◯野田毅座長【63頁】 以上で和田厚行委員質疑を終わります。  谷和雄委員。 386 ◯谷和雄分科員【63頁】 大変微妙な空気中、質問も用意してあったものが多少重複しておりますので、一部割愛させていただきまして、質問させていただきます。  成果報告書243ページ、(17)管きょ整備事業費、和田委員指摘されたところと同じところになるかと思います。平成27年度で市街化区域整備がほぼ完了する旨説明はいただきましたので、来年度以降整備予定はどのようになっているかお伺いいたします。 387 ◯野田毅座長【63頁】 下水道河川整備課長。 388 ◯下水道河川整備課長【63頁】 来年度以降公共下水道整備予定でございますけれども、現在、平成27年度の事業を鋭意進めているところでありまして、平成27年度の整備によりまして、市街化区域公共下水汚水は概成となる予定でございます。来年度以降整備予定ということでございますが、新東名高速道路秦野サービスエリア(仮称)を主に処理するため環境整備、それと市街化区域に隣接した市街化調整区域整備を予定しているところでございます。  以上です。 389 ◯野田毅座長【63頁】 谷委員。 390 ◯谷和雄分科員【64頁】 市街化区域内はほぼ概成ということですが、まだ市街化区域でも整備されない箇所は今後どのような対応となるかお伺いをいたします。 391 ◯野田毅座長【64頁】 下水道河川整備課長。 392 ◯下水道河川整備課長【64頁】 市街化区域におきまして、まだ整備されていないところは確かにございます。今後どのような対応とするかという御質問でございますが、これまで公共下水道整備を進めてまいりましたが、さまざまな理由で整備できない箇所が点在しております。ここで一例申し上げますと、周辺道路よりかなり低地となって、低いということで、自然流下では汚水は処理できない、そういうところがかなりございます。また、私道路、開発等の環境創出によりまして、道路部分が、土地所有権お持ち方が数名おられるということ中で、なかなか承諾が得られないケースなどがございます。今後はこれまで整備できなかった状況をよく確認しながら検討を行い、未整備箇所解消に努めてまいりたいと考えております。そういった中で、今年度は6カ所未整備箇所について実施設計委託を行いまして、現在作業中であります。これら箇所については随時工事発注を行いまして、平成32年度を目標に未整備箇所を解消する計画となっております。  以上です。 393 ◯野田毅座長【64頁】 谷委員。 394 ◯谷和雄分科員【64頁】 ありがとうございます。  下水道という大変地味な事業を長く継続してやっていただいたおかげで、私住んでいる四十八瀬川流域も本当に水がきれいになりました。  先日、吉村委員質問もありましたが、これは合併浄化槽話なですが、私たち市民がこれだけきれいになった川をこれから環境に配慮して生活していく中で、承知とおり、調整区域多い地域でございます。合併浄化槽維持管理なども地域方々に積極的にお願いをして、理解をしていただいて、河川整備、きれいな川を取り戻すためお願いをしてまいりたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございます。 395 ◯野田毅座長【64頁】 以上で谷和雄委員質疑を終わります。  各委員質疑は終わりました。  この際、特に再質疑を求める方は、挙手をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 396 ◯野田毅座長【64頁】 質疑なしと認めます。  以上で、議案第48号に対する質疑を終結いたします。  これより、決算特別委員会における採決参考とするため、賛否確認を行います。  議案第48号認定に、賛成分科員起立を求めます。              〔賛成者起立〕 397 ◯野田毅座長【65頁】 賛成全員であります。  したがって、決算特別委員会において、そのように報告いたします。  暫時休憩いたします。               午後 時47分 休憩              ─────────────               午後 時5分 再開 398 ◯野田毅座長【65頁】 再開いたします。  次に、「議案第46号・平成26年度秦野市水道事業会計決算認定について審査に入ります。  本案は、歳入・歳出一括して行うことといたします。  執行部概要説明を求めます。  水道局長。 399 ◯水道局長【65頁】 平成26年度秦野市水道事業会計決算概要につきまして、決算書及び決算附属書類に従って説明をいたします。  それでは、290ページ、平成26年度秦野市水道事業報告書をごらんください。ここに総括事項として記載しておりますが、少し飛ばし読みをさせていただきます。  平成26年度を総括いたしますと、前年度に続き水需要が落ち込みまして、給水収益は、税抜で約7,300万円も減収となりました。さらに、引当金という新たな費用計上や電気料金値上がりなどにより、平成22年度以来4年ぶり赤字決算となりました。  一方、水道料金徴収率は、料金業務包括委託やコンビニ収納開始以降、現年度分・過年度分ともに向上し、未収金額は着実に減少しております。  なお、本決算は新会計基準に基づく初めて決算となりますので、企業債計上区分変更、みなし償却制度廃止、引当金計上などによりまして、貸借対照表等の表示や数値一部が前年度までと大きく変わっております。  また、ハード面では、施設整備計画に基づき、導水管など基幹管路ほか、配水管耐震化及び老朽管適切な更新を行いました。これにより、本年度末で管路耐震化率、基幹管路で29.5%、配水管を含めた全水道管路では20.9%となりました。  次に、ア給水状況と、イ経営状況につきまして、それぞれ別ページで説明させていただきます。  まず、298ページをお願いします。()業務量比較表をごらんください。松田町湯の沢分を含めた平成26年度給水人口は16万8,274人、また、水道普及率は99.84%となっております。年間給水量は2,032万5,719立方メートルで、前年度より約58万立方メートル減少となりました。また、料金収入となる有収水量は1,901万4,723立方メートルで、こちらも前年度より約55万立方メートル減少となりました。  なお、一番下県水受水量は468万5,330立方メートルで、全給水量に締める割合は約23%でございました。  次に、経営状況につきましては、少し前に戻っていただきまして、272ページから決算報告書に沿って説明をいたします。恐れ入りますが272、273ページをお開きください。  平成26年度の収益的収入及び支出につきましては、右側ページ、決算額欄にありますように、収入額26億6,332万9,410円に対しまして、支出額26億4,167万1,712円でした。この報告書は消費税込みで表示しておりますので、消費税を除きますと、恐れ入ります、276ページ損益計算書、下から4行目年度純損失に記載とおり、2,179万4,472円純損失となりました。この損失につきましては、前年度から繰越利益剰余金で処理をいたしました。  続きまして、ページ戻っていただきまして、274、275ページ資本的収入及び支出でございます。収入額9,828万8,396円に対し、支出額11億2,798万9,720円で、その不足額は欄外に記載とおり、過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしました。  次に、279ページをお開きください。剰余金処分計算書(案)について説明をいたします。  表右側その他未処分利益剰余金変動額欄にございますように、みなし償却制度廃止に伴う移行処理で生じた5億9,427万9,131円を全額自己資本金に組み入れるものでございます。決算認定に含め、御協議賜りますようお願い申し上げます。  そのほか点ほど説明をさせていただきます。  まず、供給単価と給水原価でございます。299ページ、下一番右側、立方メートル当たり平均単価一番下欄、供給単価でございますが、104円62銭となっております。これに対し、給水原価は、枚めくっていただきまして、301ページ同じく一番右下欄にございますように118円95銭で、立方メートル当たり14円33銭販売損失が生じております。  最後に303ページをお願いします。平成26年度末における企業債未償還残高は年度末残高欄に記載したとおり76億7,329万円余で、前年度に比べまして約億5,000万円減少しました。  以上、簡単ではございますが、平成26年度秦野市水道事業会計決算概要説明とさせていただきます。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 400 ◯野田毅座長【66頁】 執行部説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、分科員質疑を行います。  吉村慶一委員。 401 ◯吉村慶一分科員【66頁】 なし。 402 ◯野田毅座長【66頁】 質疑なしと認めます。  高橋文雄委員。 403 ◯高橋文雄分科員【67頁】 なし。 404 ◯野田毅座長【67頁】 質疑なしと認めます。  村上茂委員。 405 ◯村上茂分科員【67頁】 なし。 406 ◯野田毅座長【67頁】 質疑なしと認めます。  大野祐司委員。 407 ◯大野祐司分科員【67頁】 皆さん、ないようですので、やらないと座長報告も困るでしょうから、何点かお伺いしたいと思います。  まず、当年度純損失が出たという御報告がありました。当初予算ではここが黒字だったではないかなと記憶しているところなですけれども、当然に黒字になるように年度の中で努力されたとは思うですが、今後どのように対応される御予定なか、お伺いいたします。
    408 ◯野田毅座長【67頁】 水道業務課長。 409 ◯水道業務課長【67頁】 赤字決算を受けて今後対応ということでございます。  まず、赤字決算となった要因でございますけれども、水道料金が見込み以上水需要減によりまして予算を下回ったこと、それから、予定しておりました遊休地売却が不調になったということが主因と考えております。  今後対応でございますが、引き続き経営努力、これはもとよりでございますが、現在、審議会で議論をいただいております水道料金あり方、この中では、現行料金によります財政推計を踏まえ、計画的な施設整備あるいは経営基盤強化といった観点で、料金改定が必要であるといったような議論もされているところでございます。今後出されます審議会から答申内容を尊重した中で、しっかり対応していきたいと考えております。  以上です。 410 ◯野田毅座長【67頁】 大野委員。 411 ◯大野祐司分科員【67頁】 わかりました。審議会動きを見ながらということに、恐らくそういうことになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、何ページかよくわからないですが、おいしい秦野についてお伺いいたします。これ、平成26年度、おいしい秦野水というくくりで見たときに、収支が赤字になっています。平成26年度は232万1,511円赤字、これは平成20年度から始まっておりまして、始まった年はどうだったかというと120万8,562円赤字、平成20年から始まって、この平成26年まで間、一回も事業として黒字になったことはない、ずっと赤字事業でございます。いただいた資料によりますと、この累計赤字は1,500万円に及んでいるという形になろうかと思いますが、これはもういっそことやめたほうがいいではないかと思うですが、いかがでしょうか。 412 ◯野田毅座長【68頁】 水道業務課長。 413 ◯水道業務課長【68頁】 ペットボトル事業についてということでございます。製造と販売時期にずれがありますので、製造販売を始めました平成20年度から平成26年度の製造分までトータル取り扱い状況について、まず御説明をさせていただきたいと思います。いずれも概数ということでございますけれども、製造総数が44万本、販売総数が27万本、残る17万本につきましては、全国植樹祭PR、あるいは東日本大震災時応援などということで無償提供を11万本ほどしております。また、非常時用等の備蓄として3万本、それから在庫が3万本というような状況になっております。  全体収支につきましては、直接製造費に人件費と諸経費を含めますと約3,600万円ということでございまして、これに対し、販売収益が2,100万円ほどということで、委員からお話がありましたように、全体で1,500万円ほどマイナスというような状況となっております。  在庫品につきましては、ローテーションで販売ほうに回すというような方法をとっておりますので、これから収入につながると考えております。これを含めまして、仮に無償提供分から収入が得られたということを想定しますと、人権費分は難しいながらも、直接製造費分等については回収ができるというような状況でございます。そのため、平成27年度からは、原則としてPR用、あるいは備蓄用につきましても有償とするということにさせていただいております。既に各課で購入をしていただいているという状況でございます。  今後でございますが、これまで以上に販売店、あるいは自動販売機で販売拡大、こういったものにも取り組んでまいりたいと思います。そうした中で、まずは収支をプラスというところを目指して取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 414 ◯野田毅座長【68頁】 大野委員。 415 ◯大野祐司分科員【68頁】 収支をプラマイゼロにするぐらいことを考えているという提案が、具体的な中身でありましたので、もうけるにこしたことはないけれども、もうけが出なくてもしようがないかな、とんとんならまあいいかとも思いますので、やめちまったらどうかというは、少し言い方を丁寧にさせていただいて、引き続いて御尽力をお願いしたいという言い方に変えたいと思います。  それと、もう点にとどめたいと思いますが、施設の利用率という見方をしてみると、県内各市と比べても利用率が低いではないかと思います。対策は何か考えられているようでしたらよろしくお願いします。 416 ◯野田毅座長【68頁】 水道施設課長。 417 ◯水道施設課長【68頁】 本市水道施設は、水需要が右上がり時代に整備を進めてきたため、水需要が下がり続けている状況では、全ての施設の配水能力や配水量などで指標を算出いたしますと施設に余裕があることになります。今後、施設整備計画に当たっては、水需要減少による施設のダウンサイジングや、施設の重要度、緊急度、事故、地震リスクを考慮した上で、施設整備効率化や統廃合、配水管網見直しを行い、規模縮小を念頭に効果的な整備を進めてまいります。  以上でございます。 418 ◯野田毅座長【69頁】 大野委員。 419 ◯大野祐司分科員【69頁】 設備上余裕があるというお答え仕方でしたけれども、そういう認識ではなくて、設備にむだがあると考えたほうがいいと思います。今後中で、水需要拡大が見込めない、むしろ減少が見込まれるということが大きな前提で既にあるわけですから、これは余裕ではなくて、むだです。早急な対応をお願いして終わりにしたいと思います。  以上です。 420 ◯野田毅座長【69頁】 以上で大野祐司委員質疑を終わります。  和田厚行委員。 421 ◯和田厚行分科員【69頁】 なし。 422 ◯野田毅座長【69頁】 質疑なしと認めます。  谷和雄委員。 423 ◯谷和雄分科員【69頁】 よろしくお願いします。  先ほど概要は御説明があったので、本市地下水が非常に豊富であるということを認識している中、水道水源として県水を受水する理由を教えてください。お願いいたします。 424 ◯野田毅座長【69頁】 水道施設課長。 425 ◯水道施設課長【69頁】 市内には水源が少なく、県水を受水しなければ安定した供給ができない地区がございます。特に大根、鶴巻地区には地区水など自己水水源が少ないにもかかわらず、人口約4分のが居住されており、県水が重要な水源となっております。県水は、この地区ほか、本町、南、西地区にも、市内幹線ルートで送水し、自己水とブレンドして配水しております。  水使用量が減少しているものの、市内給水量全体割を占めており、県水は重要な水源一つとなっております。  また、万一、水質面で事故、大規模な設備故障、災害などで自己水が不足した場合補完的な役割として、できる限り自己水で賄えるように努力しつつも、一定県水受水は必要であると考えております。  以上でございます。 426 ◯野田毅座長【69頁】 谷委員。 427 ◯谷和雄分科員【70頁】 決算書を見させていただいた上で、本日、水道局長概要説明を聞き、非常に厳しい水道事業が経営中にあるというものがわかりました。そのような厳しい状況にあっても、水道は市民にとってなくてはならない大切なものでございます。また、市民にとって、秦野水道は地下水でおいしいというイメージがございます。県水はあくまでも水源不足している地区や、万が一場合補完的なものだということですので、秦野盆地地下水あるいは水無川上流域水などを、秦野恵まれた水源を活用して、県水は極力減らしていくべきだろうと思います。今後もおいしい秦野水を供給していただくことをお願いして、質問を終わります。  ありがとうございます。 428 ◯野田毅座長【70頁】 以上で谷和雄委員質疑を終わります。  各委員質疑は終わりました。  この際、特に再質疑を求める方は挙手をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 429 ◯野田毅座長【70頁】 質疑なしと認めます。  以上で、議案第46号に対する質疑を終結いたします。  これより、決算特別委員会における採決参考とするため、賛否確認を行います。  議案第46号認定に賛成分科員起立を求めます。              〔賛成者起立〕 430 ◯野田毅座長【70頁】 賛成全員であります。  したがいまして、決算特別委員会において、そのように報告いたします。              〔「座長、発言許可を求めます」と呼ぶ者あり〕 431 ◯野田毅座長【70頁】 財務部長。 432 ◯財務部長【70頁】 座長より発言許可をいただきましたので申し上げます。  恐れ入りますが、平成26年度主要な施策成果報告書に誤りがございました。160ページでございます。(11)通学路整備工事の工事内訳表中、上から4段目にございます市道19号線ほかの工事延長、そして区画線設置工、それぞれ6,753メートルとなってございますけれども、正しくはそれぞれ675メートルでございます。これに伴いまして、一番最後の工事延長が8,769メートルとございますけれども、2,691メートル、区画線設置工が8,236メートルでございますけれども、2,158メートルとなります。訂正をさせていただくとともに、深くおわびを申し上げたいと思います。申しわけございませんでした。 433 ◯野田毅座長【70頁】 ただいま財務部長件につきましては、先ほど一般会計歳入歳出決算の建設部、都市部、下水道部に対する審査賛否確認では全員賛成といたしましたが、そのままでよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 434 ◯野田毅座長【71頁】 異議なしと認めます。  以上で、当分科会所管部分に関する審査は全て終了いたしました。  なお、当分科会における審査経過と結果につきましては、今定例会最終日に開催する決算特別委員会において報告いたします。  また、報告書に盛るべき事項等について、特に御要望があれば後ほどお伺いいたします。それらをもとに素案を作成したいと思いますが、どうでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 435 ◯野田毅座長【71頁】 それでは、報告書につきましては、正・副座長において素案を作成し、後日お諮りいたします。  以上で、当分科会日程は全て終了いたしました。これで環境都市分科会を閉会いたします。               午後 3時22分 閉会   ───────────────────────────────────── Copyright © Hadano City, All rights reserved. ↑ ページ先頭へ...