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平成30年度予算審査特別委員会( 3月15日)

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  1. 三浦市議会 2018-03-15
    平成30年度予算審査特別委員会( 3月15日)


    取得元: 三浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-21
    平成30年度予算審査特別委員会( 3月15日)     平成30年3月15日     平成30年度三浦市予算審査特別委員会記録(4)   〇場  所  第一会議室 〇案  件  議案第20号~議案第28号 〇出席委員        委員長          神 田 眞 弓        副委員長         小 林 直 樹        委員           下 田   剛                     石 橋 むつみ                     長 島 満理子                     出 口 正 雄                     出 口 眞 琴 〇出席説明員        市長           吉 田 英 男        副市長          星 野 拓 吉        教育長          三 壁 伸 雄        理事兼政策部長      若 澤 美 義
           市長室長         徳 江   卓        特定事業推進グループリーダー  澤 口 大 輔        財政課長         斉 藤 正 史        主査           土 屋   徹        総務部長         須 山   浩        収納強化担当課長     福 田 正 雄        市民部長         新 倉 真 澄        初声市民センター館長     見 上 正 行        教育部長         君 島   篤        教育総務課長       増 井 直 樹        主査           岩 瀬 光 司        学校教育課長       八 巻 貞 司        主幹           小 松   亮        学校教育グループリーダー    木 川 大 悟        学校給食課長       松 下 彰 夫        文化スポーツ課長       堀 越 修 一        文化グループリーダー      浜 脇   仁        スポーツグループリーダー     天 野   貢        青少年教育課主査     ソリバン  薫        図書館主査        永 井 孝 憲        経済部長         大 西   太        水産担当部長       柳 瀬 知 之        市場管理事務所長     安 藤 宜 尚        市場管理グループリーダー    栁 澤   翼        保健福祉部長       中 嶋 謙 一        保険年金課長       新 倉   卓        国保グループリーダー      岩 井 正 徳        医療年金グループリーダー    小 林 弘 枝        高齢介護課長       中 野 正 和        高齢者支援グループリーダー   松 尾 若 菜        介護保険グループリーダー    黒 澤 晴 美        病院事務局長       佐 藤 安 志        総務課長         矢尾板 昌 克        主査           金 枝 晃 芳        医事課長         石 塚 真 司        主査           梅 木 麗 香        都市環境部長       門 崎   太        上下水道部長       石 井 真 澄        営業課長         松 井 住 人        営業グループリーダー      押 鴨 岳 志        主査           豊 倉 甚 一        給水課長         鈴 木 正 裕        給水施設グループリーダー    見 原 直 孝        配水整備グループリーダー    石 橋 耕一郎        下水道課長        古 川   篤        普及促進グループリーダー    秋 本 晃 志        主査           小 貫   剛 〇出席議会事務局職員        事務局長         坪 井 美 直        議会総務課長       岡 部 隆 二        議事グループリーダー      長 島 ひろみ  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時00分開会 ○神田眞弓委員長  おはようございます。ただいまより、昨日に引き続き予算審査特別委員会を開会いたします。  昨日の委員会におきましては、一般会計歳出、第8款 消防費の質疑まで終了いたしましたので、本日は第9款 教育費の質疑よりお願いいたします。本日も議事進行には特段のご協力のほどをよろしくお願いいたします。  それでは、第9款 教育費の質疑に入ります。 ○長島満理子委員  おはようございます。よろしくお願いします。  初めに、91ページ、みうらっ子を地域で育む風土づくりの、奨学支援事業からお願いします。3月から募集が始まっていますが、状況のほうはいかがなものなんでしょうか。 ○増井直樹教育総務課長  多数のお問い合わせをいただいておりまして、窓口にもご相談に来ていただいておりますが、今のところ、まだ受け付けまでには至っておりません。ただ、例年この時期、3月15日過ぎぐらいからばたばたと申請が来る形でございます。去年も15日以降に14件ということでございましたので、問い合わせの状況を見てみると、そのぐらいは申し込みがあるのかなと思っております。 ○長島満理子委員  まだ締め切りではないと思うんですけども、現在では去年ほど申請は上がってきていない……。 ○増井直樹教育総務課長  そうでございます。 ○長島満理子委員  関心が高い事業だと思ったので、3月1日から結構申請が来ているのかと思ったので。  来てからなんですけど、審査方法というのはどういう仕組みになっているんですか。 ○増井直樹教育総務課長  高校からいただきました成績の証明ですとか人物の評価、そういったものを点数化したもの、それから家計の状況を点数化したもので、高得点の者から採用する形をとっております。 ○長島満理子委員  上位4名がこの事業を使えるということですか。 ○増井直樹教育総務課長  30年度の予算案としては、上位の4名の者に給付と無利子貸し付けを行いまして、給付の選考に漏れた者につきましても、上位4名の者につきましては無利子貸し付けだけをできる予算案を立てております。 ○長島満理子委員  次に、93ページ、児童・生徒健康管理事業の、小学校疾病予防検査事業の増額についてご説明お願いします。 ○八巻貞司学校教育課長  今年度より校医の方の金額が、お1人2万1,000円だったものを2万3,000円にしましたので、そちらの関係で上がっております。 ○長島満理子委員  その下の、小学校教材教具整備事業の増額の説明もお願いします。 ○八巻貞司学校教育課長  平成30年度より小学校のほうで道徳が教科化されます。その関係で、今年度採択をしましたので、道徳用の指導書というものを各校に配る分で増額となっております。 ○長島満理子委員  じゃ、今まで道徳って、小学校ではやってなかったんですか。 ○八巻貞司学校教育課長  道徳の時間はありましたが教科ではありませんでしたので、指導書という形のものがありませんでした。今回、教科になりましたので、国語の教科書に対して、先生方が勉強する指導書があるように、道徳もそういう指導書が配付されるようになりました。 ○長島満理子委員  同じく、95ページも中学校教材教具整備事業があるんですけれども、そこも同じ、道徳が教科化されたんですか。 ○八巻貞司学校教育課長  中学校に関しては1年ずれますので、再来年度、道徳が教科化されます。 ○長島満理子委員  じゃ、今年度の増額は、ほかのものですか。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  こちらに関しましては、昨年度、教員用のコンピューターを年度途中から入れかえまして、昨年に関しましては年度の途中からだったので数カ月分の予算で、来年については1年分の予算を払うというところで、その部分が増額したものです。 ○長島満理子委員  わかりました。93ページなんですけれども、義務教育環境の充実の、小学校施設整備事業はどこの学校になるのでしょうか。 ○増井直樹教育総務課長  こちらの予算は、三崎小学校の体育館の外壁の改修、それとみうらっ子のプロジェクトのお金が29年度に満額に達しましたので、そちらを利用しまして各小学校に防犯カメラを設置する事業の予算でございます。 ○長島満理子委員  そうしたら、中学校施設整備事業はどうなんですか。 ○増井直樹教育総務課長  小学校と同じく、防犯カメラを設置する予定でございます。 ○長島満理子委員  要望とかはたくさん来ていると思うんですけれども、今後どういう順番というのか、やっていく予定でいるのでしょうか。 ○増井直樹教育総務課長  修繕につきましては、一般質問でもいただいております。できるところから、予算化できた修繕を進めまして、老朽化が激しいものですから、最終的には計画を立てまして、国の長寿命化の補助金を利用したリニューアルを計画的に行っていきたいと考えております。 ○長島満理子委員  じゃ、30年度は計画を立てていくところから始まって、補助金なり何なりを使って修繕していくということでいいのでしょうか。 ○増井直樹教育総務課長  計画自体への取り組みは31年度から始めることになろうかと思いますけれども、その準備ということを始めていきたいと思っております。 ○長島満理子委員  要望はふえるばかりだと思うので、早い対応をお願いしたいと思います。  続いて、95ページなんですけれども、学校環境拡充事業学校給食事業について、メニューの改革で、マグロを活用したメニューは今までもあったんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  マグロのメニューにつきましては、過去からもメバチマグロを使いたかったところなんですけれども、金額が高かったもので、メカジキを使って取り組みを続けておりました。ただ、平成29年度から業者さんの当ての中で、尾の身を学校給食用に調達していただける業者さんが発掘できましたので、今までメカジキを使っていたメニューに尾の身を使って、メカジキをマグロとして使うという形に若干転化ができたというところでございます。 ○長島満理子委員  今回から、また新しいメニューができると思うんですけれども、どんなメニューか決まっているんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  平成29年度につきましては、マグロの唐揚げ、それからマグロ汁というメニューを開発いたしまして、先般、生徒さんに食べていただいた後に学校給食展で食べていただきまして、評価いただいたというところがございます。今後につきましても、栄養士のほうでいろいろと工夫をしながら、平成30年度、新しいメニューや今までのメニューをまたグレードアップするような形の調理法を考えながら取り組んでまいりたいと思います。 ○長島満理子委員  じゃ、今は30年用に決まっているとかいうことはない……。 ○松下彰夫学校給食課長  現時点ではまだ決まっていませんので、これから考えてまいりたいと思います。 ○長島満理子委員  あと、三浦野菜カレーというのはどんな感じなんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  野菜カレーでございますが、マグロと同じように、三浦の新鮮な野菜を活用して食べていただこうということで、夏と冬に分けて提供させていただいています。それぞれの季節ごとの新鮮な旬のものを使ったということで、特に冬については、余り一般的ではないんですけれども、大根をメーンとして、カリフラワー、ブロッコリー等を入れたもので提供させていただいております。ジャガイモと同じように……、ちょっと違和感はあるという意見もあったんですけれども、それは克服できている状況かなというところで、やっぱり産品を生かしたカレーということで、今後も継続してまいりたいと思っております。 ○長島満理子委員  地産地消ということをテーマに、すごい斬新な感じなので、続けていただきたいと思います。  また、この地産地消にかかわらず、栄養士さんがメニューを決めていると思うんですけども、児童や生徒からのアンケートも交えて、何か新たな試みとかはあるんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  今年度も児童・生徒さんからアンケートをいただきまして、ご意見を頂戴したところです。そういった意見を踏まえながら、とは言いながらも、子供さんが好きなものばっかりは出せないので、嫌いなものをいかに好きになっていただくかの工夫等も含めて、栄養面を重視して、子供たちの成長に即した献立づくりという形をとっていきたいと思っております。 ○長島満理子委員  あと、学校給食展を開催していましたが、参加方法とかはどんな感じでやっていたんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  広報して、参加いただく方につきましては、特に申し込みとかはなくて当日来ていただいて、先着順で120食の試食分を含めた展示、それからゲーム等への参加等をしていただいたという状況であります。 ○長島満理子委員  また、そこの中から、食べてもらってアンケートとかもやったんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  ご試食いただいた方からもアンケートをとっておりまして、やはり貴重な資料として、どのようなものを提供したらいいかなんていうヒントにさせていただきながら、また今後に役立てていきたいと思っております。
    長島満理子委員  三浦野菜や食材を使った地産地消の給食というのは、かなり注目度があると思うんですけれども、また、栄養士さんの栄養面とか子供の健康とかも、今おっしゃったような話もある中で、ほかの地元の食にかかわっている人からのメニューアドバイスとかいう取り組みとかは考えているのでしょうか。 ○松下彰夫学校給食課長  現時点で取り組みの具体化はしていないんですけれども、例えば、野菜の関係、生産者の方、市場を通さないで直接農協さんを通じて、即売会さんというグループから納入をしていただいて、近い関係で日ごろ情報交換をさせていただいておりますので、そういった方の知恵などもいただきながら、また、水産関係等にもそういうアンテナを広げながら、献立づくりに使えればなというふうには考えております。 ○長島満理子委員  毎回言わせてもらっているんですけど、三浦の地産地消の給食がモデルケースになるように、もっと全国に発信していただきたいと思います。  次に、97ページ、歴史文化の伝承と活用の、三浦市伝統芸能等伝承振興事業で、施政方針の中で、文化財保護の取り組みで、海南神社の夏の例大祭について冊子を発行するとありましたが、どのような形でやっていくのでしょうか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  海南神社の夏の例大祭の市の文化財指定を機に、海南神社夏例大祭の内容を教育委員会のほうでまとめまして、印刷製本費で約200冊、三浦の文化財シリーズということで発行させていただく予定になっております。 ○長島満理子委員  これは200冊で、販売でいいの。 ○堀越修一文化スポーツ課長  200冊で、有償頒布をさせていただきます。有料です。 ○長島満理子委員  こういうのは海南神社で販売ということですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  こちら、市のほうの発行ですので、市からの販売ということでやらせていただきます。 ○長島満理子委員  次に、県指定無形民俗文化財の菊名の飴屋踊りなんですけれども、地域の方を中心に、保護者や児童たちが練習して、当日を迎えて発表している行事なんです。施政方針の中でも、こういう文化を認めてくれているみたいな表現で、新たな支援とか、飴屋踊りに対して教育委員会のほうでは考えているんですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  飴屋踊り、平成29年11月にTVKの番組で取り組みを取り上げられました。以前より三浦市は民俗文化財、長く息づいている文化財がございますので、今までも今後も、引き続き継続支援をさせていただきたいと思っております。そこで、テレビで取り上げられたものですから、今回、施政方針に取り入れられましたけれども、今これを機に何か新しいものということではなくて、引き続き継続支援をさせていただきたいと思っております。 ○長島満理子委員  子供たちと親と地域があの場所で本当に一体となって、いい事業だと思うので、引き続きお願いしたいと思います。  次に、99ページの市民文化の活動の基盤づくりの、南下浦市民センター維持管理事業で、講堂の修繕とかは30年度、どうなっているんでしょうか。 ○君島 篤教育部長  南下浦市民センターにつきましては一般質問の中でも取り上げられておりますが、子育て賃貸住宅の計画がある中で、数年後に新しい施設で南下浦市民センターの全ての機能がそろった形で利用できるのではないかという期待を持った利用者、また、それを前提に維持管理を進めております担当の職員の両者の協力のもとにといいますか、現在、利用が図られているところでございます。ご指摘のありました講堂を含めまして、ほかの部屋も雨漏り等がありまして、利用者の皆様にはご不便をかけているところではございますが、数年後を見据えた中で、できる限り利用を妨げない範囲で、現状の状態でご利用いただくという方針で、平成30年度当初予算は計上させていただいております。 ○長島満理子委員  講堂は本当に雨漏りがひどいんですけど、何かシートじゃないけれども、応急処置的なことは今後していかないんですか。 ○君島 篤教育部長  講堂、ぼーんと室内の天井が落ちたときに、ちょうど議員の皆様もご利用いただいておったかと思います。その直後に財産管理課の職員が応急処置をしてという状況でございまして、今後もまた同じような事態になったときには、直ちに庁内の協力体制のもと、利用していただける環境は整えたいと考えております。 ○長島満理子委員  いろいろ諸事情があると思いますので、引き続き早い対応でお願いしたいと思います。  次に、101ページの市民文化の活動の基盤づくりの、青少年姉妹都市国際交流事業なんですけれども、29年度、保護者の負担などを考え、見直し中とのことでしたが、30年度は予算は変わってないんですけど、どのような方法になるんでしょうか。 ○ソリバン 薫主査  30年度については、これから実行委員会が開催されますので、事務局としての考えをお伝えいたします。30年度は、負担金については29年度と同じで10万円を予定しております。ただし、内容のほうで変更を考えておりますので、渡航など準備については十分な時間ですとか研修などを設置する予定でございます。予算について変更がないのは、そういった理由です。 ○長島満理子委員  予算についてはあれだけど内容は少し変わっているということで、実行委員会で決まった時点でまた公表されるというお話ですか。 ○君島 篤教育部長  昨年から私もかかわらせていただいております。行く派遣団のほうにつきましては、当然、選考という経過を経て、行くことになります。この選考の経過までの負担については、少し軽減してあげてはどうだろうかという事務局案を持っております。従来、2日間拘束しておりましたけれども、選考の時期が、例えば三崎中学校のエリアで言いますと、道寸祭りの日であったりとかしますので、そういった日程上の配慮をまずは行いたいというふうに考えております。  その後、派遣団が決まりましたら、昨年も協力いただいていますが、ボランティアの英語のサークル等を活用して事前の勉強、その後、帰ってきてからの活動、これについてもよりよい内容にしていきたいというふうに事務局としては考えております。 ○長島満理子委員  また、予算の中でも、随行は何人ぐらい行かれるんですか。 ○ソリバン 薫主査  青少年教育課の職員を1名と、市内の小中学校の中から教員を1名予定しております。 ○長島満理子委員  2名のみ。参加した生徒たちの感想とかを聞くと、いつも前向きな、とても立派な感想なので、ぜひ負担を軽減した、よりよい内容のものを続けていただきたいと思います。よろしくお願いします。  最後に、スポーツ・レクリエーション活動の促進の中の、市民スポーツ大会は毎回質疑があるんですけれども、3地区合同の開催は30年度は考えていないのでしょうか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  市民スポーツ大会につきましては、2カ年雨で中止でしたが、今年度、幸いにして開催することができました。それぞれの地区で、今までのプログラムをいろいろ変更して、皆さん、参加しやすいような体制づくりに努めてまいりました。取りまとめをしているのは、各地区の区長さんたちに入っていただいています実行委員会なんですけれども、ことし開催するに当たっても、特に反省会で、ここを直したほうがいいんじゃないみたいな、そういうものは余り出なかったんですね。2年間のプログラムの見直しの成果も出て、参加した人数は、直近、3カ年前の平成26年度の3,800人から100人ほど減ったんですけれども、参加された方は結構、満足度が高かったのかなと。ですので、30年度の件は各地区の実行委員会でまた話し合っていくんですが、今のところ、予算上では3地区で開催する予算を計上させていただいています。 ○長島満理子委員  各地区、今お話しされたとおり盛り上がっていると思うんですけれども、早目の広報活動で参加者を多く、地域の集まりとして参加者数が向上できるような取り組みをお願いしたいと思います。  以上です。 ○出口眞琴委員  まず、91ページなんですけど、小学校教育環境適正化事業です。小学校の教育施設の適正化ということで大分前から協議されていますけど、29年度は有識者等による懇談会だとか適正化方針の素案を策定ということで、大体の進捗状況とこれからの取り組みについて。 ○増井直樹教育総務課長  29年度の取り組みといたしましては、この後、3月29日の総合教育会議におきまして適正化方針の骨子案を協議する予定としております。その後、その骨子案をもとに、30年度に基本方針を定めるわけでございますけれども、そのときに有識者ですとか地域の方のご意見をいただいて基本方針を策定いたしたいと思っております。その基本方針の内容につきましては、一般質問でもご答弁いたしましたけれども、個別の小学校の存廃について記載するものではなく、将来的に目指す適正数というものを記載するものを考えているところでございます。 ○出口眞琴委員  これは小学校の適正化なので十分に協議していかないと、中学とはケースが違うと思いますので、十分な協議をして、一番よいところでまとめていってほしい。まだ時間かかると思いますけどね、お願いします。 ○増井直樹教育総務課長  方針を決めた後でも、その方針に沿って適正配置を実行する段階でも、必ず地域の声をお聞きするということは必要だと事務局としては思っております。 ○出口眞琴委員  お願いします。  次です。その下、先ほどもお話出ました奨学事業です。昨年は、応募者というとどのぐらい来られたんですか。 ○増井直樹教育総務課長  14名応募いただきました。 ○出口眞琴委員  14名応募して、選考、上位4名に給付金の支給と、漏れた方の上位4名……。昨年からそうしたのかな。 ○増井直樹教育総務課長  29年度の新規奨学生につきましては、応募者の中から上位4名に給付と無利子貸し付けを同時に行っております。ですから、奨学生として採用した者は4名でございます。 ○出口眞琴委員  昨年は4名だけ。30年は、漏れた方から上位4名に無利子貸し付けを行うというようなことでいいかな。 ○増井直樹教育総務課長  そのとおりでございまして、給付と無利子貸し付けを行う者が4名、無利子の貸し付けのみを行える者が4名、計8名を予算化しております。 ○出口眞琴委員  奨学金の必要性って高いと思うんですよ。これだけの応募が来ているということで、予算の関係もあるとは思うんですけど。要は、もっと多くの方に、人数をふやせないかという話なんですよ。やる気のある学生さんのためなので、そういう考え方ってあるんですか。 ○増井直樹教育総務課長  こちらの奨学事業につきましては、基金を29年度につくりまして、そちらを財源としているものでございます。基金につきましては、予算の状況によりまして今後も積み立てというものはできるかと思っております。ただ、この奨学事業、長く続けることも一つの使命だと考えております。そちらとの兼ね合いで、人数につきましては毎年の予算……、ことしは総勢8名ということで予算化できましたけれども、その時々の事情もあるかとも思いますので、今後検討していくことになろうかと思っております。 ○出口眞琴委員  基金のぐあいでというふうなことなんですけど、昨日かな、出ていました、ふるさと納税の関係などでも、みうらっ子応援プロジェクトみたいな形で、そういうところへ寄附をいただくなんていうケースができないものなのか。 ○斉藤正史財政課長  ふるさと納税のご寄附の目的のところには、子供のためにというところがございます。ただし、この奨学事業につきましては、平成27年度に市民の方から多額の寄附をいただきまして、家庭の事情により就学が困難な方へということで、そういうお気持ちでいただいておるものを、まず原資としております。今年度につきましては、給付型にプラスして、貸し付け型をあわせて実施をさせていただいておりますが、今後、この原資となっている基金の残高等を見据えて、ふるさと納税実施期間中については、そちらのほうにも積み立てというか、配分していくというふうに考えていきたいと思います。 ○出口眞琴委員  できれば、多くの方がこの制度を利用できればいいのかなと思いますので、検討のほう、よろしくお願いいたします。  次です。これも先ほど話が出ていました、93ページ、94ページの学校施設。小学校、中学校の施設整備の中の、みうらっ子応援プロジェクトで寄せられた寄附を使っての防犯カメラの設置なんです。まずは、これ各学校に設置をするということでよろしいんですか。 ○増井直樹教育総務課長  そのとおりでございます。 ○出口眞琴委員  箇所としては、何カ所ぐらい設置の予定ですか。 ○増井直樹教育総務課長  現在の予定としては、各校の昇降口を監視する防犯カメラを設置したいと思っておりますので、学校によりまして2つとか3つとか4つとかの違いはあろうかと思っております。 ○出口眞琴委員  学校によっては、つける数って変わってくるんですか。 ○増井直樹教育総務課長  昇降口の数が違いますので、違いは若干出てきます。 ○出口眞琴委員  設置する時期、スケジュール的なもの、大体いつごろまでに設置するというのは。 ○増井直樹教育総務課長  今後、財産管理課のほうに、年度が明けましたら設計を依頼することになります。その段階で、設置数と設置場所についての相談をいたしまして、設計ができ上がった段階で契約という形になります。なるべく早くとは思っておりますけれども、そちらとの兼ね合いがございますので、確実にここまでというのは今のところは、ここでご答弁のほうは……、申しわけございません。 ○出口眞琴委員  設置時間ってそんなかからないんだよね、あれ。 ○増井直樹教育総務課長  私も素人でございますので何とも言えませんが、屋内の配線になろうかと思っておりますので、それほどの大工事にはならないのではないかと考えております。 ○出口眞琴委員  次、行きます。97ページです。これも先ほど質問にありました、三浦市伝統芸能等伝承振興事業です。三浦には各地区でいろいろな伝統芸能ありますよね。先ほども出た例大祭だとか、いなりっこだとか、あと飴屋踊り、お精霊流しだとかって、各地区でもいろいろあります。ただ、費用的な面だとか、あとは人材不足、人手不足なんていうこともあって、なかなか継続していくのが難しいというものも出てきているとは思うんですよ。伝統芸能なので、地域のいろいろしきたりだとか約束事なんていうのもあるので、なかなか難しいなと思うんですけど、やはり続けていくのが伝統芸能の伝承かなと思うんです。こういう部分で、各地区でなかなか厳しい状況、例を1つとりますと、お精霊流しなんていうと、麦わらがなかなか手に入らないなんていうふうなことも前に聞いたことあります。そういうふうなことで、要は、行政としての支援みたいなものというのはできないものなのかなと。 ○堀越修一文化スポーツ課長  三浦市に残っている文化財のサポートということですけれども、民俗文化財等に関しましては保存会というものが大体ございます。こちらの保存会もございますので、保存会の活動がしやすくなるように、市のほうでは側面的なサポートをさせていただいております。お精霊流し、今、例に出ましたが、わらの生産の調整ですとか、竹をどこから手に入れるですとか、そういうことで市の職員が保存会とともに協力しながら、お精霊流しなんかにも一緒に参画しているというのが実情でございます。 ○出口眞琴委員  お精霊流しだけじゃなくて、祭りでも人手不足というのも言われているので、これ本当、地域の保存会なりの人たちとも協議しなきゃいけないんだろうけど、今後続けていくためにも、行政でできる協力というのもお願いいたします。  次、これも先ほど出まして、101ページです。まずは、須坂市との姉妹都市交流、年間を通していろいろな交流があると思いますけど、この辺に関して行政の、教育委員会のほうでいろいろ把握している部分、主に子供たちの部分になるのかなと思うんですけど。 ○君島 篤教育部長  教育委員会が公式に、直接的に須坂市と、青少年という部分で交流しているところでは、101ページの市民文化の活動の基盤づくり、友好都市交流事業のところに掲載されております姉妹都市交流事業、こちらということになります。子ども会を中心とした夏の林間学校――臨海学校と申しますか、これが直接的にかかわっている部分では唯一の事業であるというふうに認識しています。  一方で、市の職員の交流であったり、学童野球の交流であったり、三浦市の総合体育大会を須坂市で開催するとか、民間レベルでの須坂市とのスキーの交流事業が行われている。また、特産品の相互の販売事業が行われているというふうに、従前よりも活発な民間ベースでのやりとりが行われているという状況については承知しているところでございます。 ○出口眞琴委員  今、行政も含めまして、さまざまな団体さんとの交流はいろいろしていますということです。先ほども出ました学童野球の交流だとかサッカーのほうでも、やはり須坂市からチームが来て、大会に参加して泊まっていくみたいな交流もしているんですよ。  そういう中で、こちらから須坂市へ伺う場合をとりまして、三浦市のマイクロバスを利用できないかという声が多いんですよ。交流事業なのでね。公共財産なので、それを利用していくという、ちょっと言い方を変えれば、レンタカーがわりに使うんじゃないかみたいなことも言われかねないんですけど、そういう部分でのマイクロバスの利用なんていう考え方はどうでしょうかね。またちょっと違うのかもしれないけど。 ○星野拓吉副市長  市のマイクロバスの利用ということでございますが、交流とか主催の内容ですとか、そういうところがございますし、どこまでが決められるかというのは、やっぱりルールづくりをもう少し明確にしなければいけないかなと思います。市の持っておりますいろんな車、全体同じだと思いますけど、特にマイクロバスは需要が高いですから、そういったことにつきましては、須坂市との姉妹都市交流という、これだけに限定ではなかなか決められませんので、全体の事業の中で整理していく必要があるかなと。ニーズがあるということは認識しております。 ○出口眞琴委員  そういう声も多いというのも含めまして、市のマイクロバスの利用に関して、何らかの形できちっとしたルールづくりができてくれば、それがクリアできれば利用できるというふうな部分があれば非常にありがたいのかなと思って、その辺の検討をよろしくお願いいたします。  その下、先ほども出ました国際交流のほうです。この辺に関しまして、応募状況って毎年どうなんですか。 ○ソリバン 薫主査  平成28年度は25名、平成29年度は21名の方から応募いただいております。 ○出口眞琴委員  ある程度、この中から審査して、大体何名ぐらいというのは決まりがあるんですか。 ○ソリバン 薫主査  平成28年度までは10名、平成29年度からは8名を選考しております。 ○出口眞琴委員  逆に言うと、今度、向こうから来られる方の状況ってどうなんでしょう。 ○ソリバン 薫主査  平成28年度は5名、平成29年度は4名見えています。引率者は2名です。 ○出口眞琴委員  それで、ウォーナンブール市のほうから来られる交流の方の受け入れ状況というのはどうなんですか。 ○ソリバン 薫主査  日常生活は、市民の方に募ってホームステイの形をとっております。それから、各年により、市内の中学校が1つ担当していただいて、授業ですとか部活などに参加させていただいています。あとは、臨海高校の部活動に参加したりしております。 ○出口眞琴委員  この交流も、歴史のあるというか、そういう事業なので、今後もできれば続けていければよろしいのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、その下です。子ども会活動促進事業。今現在、市内での子ども会の活動というのはどのような状況でしょうか。 ○ソリバン 薫主査  平成29年度は市内の子ども会の団体が26団体ありまして、各団体により、夏休みですとか春休みのような長期のお休みのときにイベントを開催していると聞いております。 ○出口眞琴委員  近年は、子ども会の活動状況って、子ども会の団体数だとか減っているというふうに聞いているんですが、どうでしょうかね。 ○ソリバン 薫主査  平成29年度現在は26団体で、30年度には5団体やめるということを聞いております。 ○出口眞琴委員  その理由というか、原因はどのようなことがあるのかお聞きします。 ○ソリバン 薫主査  子ども会の活動は、多くはお休みの日が中心になるんですけれども、近年は小学生も習い事ですとかクラブチームへの参加などがありますので、参加者が少ないということが主な原因かと思われます。 ○出口眞琴委員  少子化もありますし、いろいろな生活環境の変化が原因だということなんですけど、子ども会活動で言いますと、先ほども話がありました市民スポーツ大会なんていうのも大分活躍していただいているという部分で、そちらのほうにも影響が出るだろうし、夏休みのいろいろな活動にも影響してくるのかなと思うので、こればっかりはなかなか、子ども会のほうの活動ですから、行政から、入れみたいなことも言えないですし、もうちょっと子ども会活動が活発になるような考え方をしていかなきゃいけないのかなと思うので、これからその辺も含めて検討してください。  ちょっと戻ります。99ページです。先ほども話がありましたが、南下浦市民センターです。これはいろいろその後の計画があるということで、修繕等に関しては先ほど答弁いただきました。初声市民センターのほうの維持管理なんですけど、大分老朽化もあるので、さまざまな部分で支障が出ていると思いますけど、状況はどうですか。 ○見上正行初声市民センター館長  初声市民センターの建物の状況ですけれども、雨の漏っているところが2カ所あります。階段の途中と、あと正面入り口、自動ドアを入ったところの2カ所ありまして、風の吹き方、雨の強さで漏ったり漏らなかったりしております。現在、職員が自前でコーキング等をしながら補修をして対応しておるところです。そのほかは、老朽化が進んでおりますけれども、整備をしながら使っていただいている状況であります。 ○出口眞琴委員  利用者さんの声というのはどうなんですか。 ○見上正行初声市民センター館長  施設に関しましては昭和56年築になりまして、かなり古くなっているところでありますけれども、職員が毎日きれいに清掃しておりますので、古いながらもきれいであるということでご意見をいただいております。 ○出口眞琴委員  先ほどお話ありました雨漏り等に関しましては、今後どのようにやっていくのかお聞きします。 ○見上正行初声市民センター館長  私、屋根にも上って見ているところでありますけれども、原因と思われるところをコーキングしたりして様子を見ているところであります。大規模な工事、修繕というものは、現在のところ考えておりません。 ○出口眞琴委員  これからも、それで対応していくということ。考え方としては。 ○見上正行初声市民センター館長  大規模な雨漏りではございませんので、次の日、雑巾で床を拭くような形の、何とか対応しながら使っていく予定でございます。 ○君島 篤教育部長  ただいま館長が答弁申し上げました。日常的な利用に際しましては、利用者の方のご協力もあって、大きな支障なく利用できている。昨年は、市内の塗装組合の方のご協力もいただいて、一部、そういった方によるサッシ部分のコーキングであるとか塗装のし直しをしていただいて、30年度も、もう1年やりたいななんていうお声もいただいております。  これまでの委員会の議論の中でも出てきておりますけれども、公共施設の総合管理計画の類型別の個別計画を今後、当然つくっていくわけでございますので、その中では初声市民センターも当然対象として、どうあるべきかという部分を検討してまいることになろうかと考えております。 ○出口眞琴委員  雨漏りなんていうと、やはりこのまま応急処置でやっていっても、最終的には大きな工事になってしまう可能性もありますので、検討のほう、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○石橋むつみ委員  93ページの、先ほど、小学校教材教具整備事業でふえたのは道徳の指導書というお話だったんですけれども、道徳の教科書以外で、例えば教材費だとか子供たちが使う紙だとか、先生が使用するような教材のための準備するものだとか、そういうのの費用というのはどこに入っているんですか。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  ここで言います小学校の教材教具整備事業、先ほど学校教育課長のほうから、道徳の指導書の部分での増額というところがありましたけれども、それに加えて、中学校のほうでも説明したとおり、コンピューターの部分がふえたというのが入っているのがこちらのほうの増です。この予算には、そのほか、小学校の先生が使う教科書、そういったものの予算はとっておるんですけれども、子供に関しての、例えば配布する紙とか、そういったのは学校配当予算、別の事業で入っているような形です。 ○石橋むつみ委員  以前に質問をした、子供たちの副読本「わたしたちの三浦」「私たちの郷土三浦」については、なかなかその予算がないということで、ずっと科目もなくなっていて、昨年は海洋教育のほうの協力があって発行できたということですけど、今後については、また支援をしていくという教育委員会のお返事ありましたけど、今後どうなっていくのか。1年はもらえたけど、その後、子供たちが手にできなくなっちゃうのか、その辺。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  「わたしたちの三浦」につきましては、昨年度、みうら学・海洋教育研究所の予算で印刷のほうをしております。今後ということなんですけれども、この印刷の際に、去年1年分ではなくて、あと5年分でしたか印刷をしているので、ひとまずはそこの部分はそれで対応をしていくというところで、その後については未定ということでございます。 ○石橋むつみ委員  じゃ、とりあえず5年間は――4年生でしたっけね、その学年によってですよね――手にすることができるというのはわかりましたので、今後もフォローしていっていただきたいし、先生方の研修だとか改訂作業だとか、それはうまずたゆまず続けていただきたいと思います。 ○君島 篤教育部長  昨年、全ての学年に配布するということではなくて、ことしから1年ごとに、一定の学年に配布するという手法をとらせていただいたということでございます。 ○石橋むつみ委員  それは承知しています。子供たちは大きくなっていくから、どこかで1回配布されれば、それはずっと手にして見ていくことができるということで。ただ、途切れたときがあると、その年度にたまたま手にしなかった子供たちは、ずっと目にすることがないというのが、やっぱりまずいなということを感じました。
     次ですけれども、95ページです。一番下のところに学校給食のことがあります。三浦は、小学校も中学校も学校給食、ずっと学校教育の一環ということで続けてきていて、今後もぜひ頑張ってほしいな。さっき、学校給食展の話も出ましたけれど、毎年私も食べに行っているんですけれども、マグロの唐揚げとマグロ汁、ことしもとてもおいしかったです。栄養士さんも頑張っていらっしゃるとは思うんですけど、栄養士さんは今、何人ですか。 ○松下彰夫学校給食課長  栄養士につきましては、県費のお立場で、三崎の調理場に2名、それから南下浦調理場に1名、計3名でございます。 ○石橋むつみ委員  いろんなときに、学校給食展のときもそうですし、ふだんも学校を回ってとか、先生方と協力して、食のことや地産地消のことにかかわっていられると思いますので、今、3名いらっしゃるということですけど、引き続き……。その3名も、ちゃんと引き継いでいけるようにね、年代も引き継ぎができるようになっていくといいな。今、ばりばりやってくださっているんですけど、退職不補充なんてならないようにぜひお願いしたいなと思います。  学校給食なんですけど、神奈川県って本当に中学校の給食の実施率が物すごく悪くて、けさの朝日新聞なんですけど、47都道府県の中で最下位、神奈川県がね。そういう神奈川県の中で三浦市はちゃんとやってきているよということを、ぜひ職員の皆さんも市民もちゃんと受けとめて、きちっと守っていきたいなというふうに考えています。  ちょっと数字の質問なんですけれども、給食の中の97ページにある委託料なんですけれども、29年の予算では1億2,844万1,000円、ことしの委託料が1億3,999万7,000円となっているんですけど、そっくり給食業者さんに委託の分なのかしら。結構大きくふえているんですけど。 ○松下彰夫学校給食課長  3年に一度の改定ということで、契約が改正をされる年がこの平成30年度、ここから3年間になります。前回は、27年度に契約をした際の金額でございました。当時は、契約日程の関係で当初予算に落札額が反映できたものですから、金額を抑えることができた3年間だったわけですが、今回につきましては当初予算の計上に契約が間に合わなかった点がございまして、予算額としては設計額で予算計上しているところで増加がございます。  そこの中で、特に調理なんですけれども、30年度予算については、そのうち1億1,381万円ほどの予算が、調理の分に計上となります。そちらの部分につきましては、今回、契約が2月にできましたので、実際には若干下がるということでありますが、金額的な部分で言うと、パートさんの金額、県の最低賃金等の関係もございまして、その辺のクリアをしなきゃいけないということで、設計もそういった形の累積で、最低賃金を反映した形での人件費という形になってございますので、その辺を加味した増額かなというふうに見込んでいるところでございます。 ○石橋むつみ委員  3年ごとに入札ということで、27年から3年間も、ことしから3年間も業者さんは同じですよね。 ○松下彰夫学校給食課長  入札という形でやった結果、同じ業者さんに落札をされて、契約をさせていただいています。 ○石橋むつみ委員  調理員さんの最低賃金の影響もあったり、予算立てと入札がちょっと浮かんだ分があったというので、今の説明の理解では、この委託料、予算よりも減るかもしれないという意味なのかしら。 ○松下彰夫学校給食課長  先ほどの1億1,380万円の予算に対しまして、実際、落札が1億692万円になりました。そちらについては不用額として残した形になりますので、予算、大事に使っていくという形でお戻しする形になろうかと思います。 ○石橋むつみ委員  いきさつはわかりましたけれども、子供たちにとって大事な給食なので、中身がダウンしてしまってはいけないし、それから、地元の雇用のことやいろいろありますので、今後もちゃんとしたフォローをしていただきたいなというふうに思います。  あと、細かい話なんですけど、学校給食のパンなんですけど、複数の方に、今の学校給食のパンが、袋をあけたときにパンのにおいがしないんだよって。今、おいしい感じがしなくて、とかって言われて、流通が変わったりしているのか、そういう声がほかにもあるのか。たまたま……、でも、2~3人聞いたので、どうなんですか。 ○松下彰夫学校給食課長  現在、横須賀の業者さんに、パンの製造についてはお願いをしております。以前は、もう1社、パンの会社さんが昨年の7月までは納入をしていただいていたんですけれども、廃業されてしまいまして、現在はもう一つの、残る1社のほうに2つの調理場のパンをお願いしているところです。それで、パンの工場が変わったというところもあって、感覚的なところで変化があるのかなとは思いますが、安い経費で、学校給食用のパンってなかなかもうけが少なくてというところの中で頑張っていただいているので、こちらも品質の維持についてはお願いをしながら、いいパンを納入していただくようにお願いしていきたいと思っております。 ○石橋むつみ委員  同じ97ページです。先ほど文化財の話が出ましたけれども、総務費のところで私聞いたのかな。文化財収蔵庫内の埋蔵文化財資料の保存、結構浸水してしまったのが、今現在どんなふうになっているんでしょうか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  埋蔵文化財関係の資料につきましては、初声小学校に近接している木造家屋とプレハブの文化財収蔵庫、今回浸水しましたのはプレハブのほうの考古資料でございます。整理箱というんですか、テンバコというんですが、大体130箱ぐらい浸水いたしました。プレハブ棟の、45センチぐらい浸水をしましたので、それらの収集品等が泥水に浸かったということでございます。今は、職員と臨時職員等で水の撤去、泥、異物の洗浄等を行いまして、9割近く作業は進んでいるのかなとは思っております。 ○石橋むつみ委員  9割近く洗浄したり整理したりというお話ですけれども、例えば、もう復元が無理になっちゃったのがあるとか、水浸しでぐちゃぐちゃになっちゃったとか、そういうのもあるんですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  幸い、今回の浸水で流出してしまったですとか、そういう直接的な被害はないんすが、やっぱり洗ったりするときに、整理したものがまざる。そういうものをもう一回整理するですとか、ナンバリングをつけ直すとか、そういう作業はございますけれども、損失という意味では、なかった。ただ、職員の労力がかかったということ。浸水で直接的に被害は、資料、冊子類が水浸しになって、それを廃棄させていただいたというものはございます。 ○石橋むつみ委員  あそこの場所って本当に標高が低い、ゼロメートルから4メートルの間ですよね。今後の保管とか……、展示までできればいいですけれども、それ以前に、まず保管をしておく。それから、赤坂だけではなくて、いろんな文化財の資料というのは市内からも、今保存しておかないと、高齢になって、例えば古い農家のおうちの蔵を壊してしまうよとか、もう次の世代ではこれは整理ができないから、市で引き取ってなんていう話も聞いたりもするんですけれども、そういうのも含めて、文化財とか歴史的な資料の保存についてはどういうふうに考えていらっしゃるんですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  文化財収蔵庫、63年にあそこに開設しましてから30年近くなんですが、今回、初めて浸水被害がございました。ただ、今後もゲリラ的豪雨ですとか、そういう浸水被害、ないとは言えませんので、貴重な文化財を次世代に引き継げるように、まずは可能な範囲で移転できるものは移転を一部はしております。今後、大規模にできるか、移転先があるか、庁内的に、まずは教育委員会内で移転先がないかということを、教育委員会内部で今いろいろ検討しているところでございます。急がなきゃいけない面もございますが、あれだけの資料ですので、収容できる箇所もかなり限られていますので、慎重に検討を重ねて、何とか引き継げるように結果を出していきたいと思っております。 ○石橋むつみ委員  保存をきちっとしたというのですぐ結果が出るということではないんですけれども、やはり途切れずに行政がきちっと、その町の歴史の資料や市の資料を保存し続けておくということはとても大事なことなので、教育委員会内部でまずは検討してということですけど、ぜひ他の部署とも連携をとらなきゃならない場面もいっぱい出てきますので、頑張っていただきたいなと思います。  それから、昭和63年に文化財収蔵庫になったのね。公民館自体が建ったのは、もっと古いんですよね。 ○堀越修一文化スポーツ課長  いわゆる農具や漁具、民具などが入っております木造のほうは、昭和28年に建設をされたものというふうに聞いております。 ○石橋むつみ委員  昭和28年ということで、木造ですけれども、その時代の公民館でもあった。あそこで地域の方たちが昔、若衆歌舞伎をやったとか、講堂としてそのころのいろんな催しに使ったとかそんな話も聞いているんですけれども。木造なので、地元の大工さんとかそういう方たちが、「ボランティアででも修繕してよと言われたら、俺たち手伝いたいな」なんていう方もなくはないんですよね。古くなってしまったから壊してしまう……壊すことを考えているんでしょと言っているんじゃないんですけれども、そういうものを大事に保存するというのも、入れ物としてだけでなくてね、あの建物自体。サッシの窓は改造してあるけれども、あの中の趣というのは大事にしてもいいんじゃないかなと思いますので。今すぐお返事ないかもしれませんけど、そういう、地元の方も協力したいな、あそこは大事にとっておいてほしいなという声をぜひ心にとめておいていただきたいと思います。  それから、99ページです。図書館なんですけれども、子供たちに絵本の楽しさを知ってもらうとか、そういうことで、いろんなおはなし会を去年も続けてきていて、今月も21日に「はじまりのおはなし会」ってありますよね。まず、29年度どんなだったか。それから、今年度、どんなことを考えて予算づけしてられるかお聞きします。 ○永井孝憲主査  今年度にどのようにおはなし会をやってきたかというと、みうらっ子ライブラリーというものをやりまして、「花いっぱいになあれ読書スタンプラリー」というものをやりました。それは、読書を子供たちに親しんでいただくために、こちらに来館していただいたらスタンプラリーを押していって、だんだん花が咲くような形でやりました。あと、夏に「おばけすごろく」というイベントをやりまして、来ていただいて本を借りるごとにすごろくを回して、親しんでいただくようなことをやりました。あと、11月3日には「折り紙でつくる絵本の世界」というものをいたしまして、それは秋にぴったりな絵本の読み聞かせをして親しんでいただいた後に、秋のリースを作成するような催しを行いました。また、「サンタのおしごと読書スタンプラリー」というものも11月4日から12月24日まで行いました。これも読書スタンプラリーで皆さんに楽しんでいただいたところでございます。  30年度の予算につきましては、ことし実験的にイベントをいっぱいやったんですけれども、すごろくとかが結構人気がありましたので、夏にまた同じような企画でイベントを開催しようかと考えております。また、おはなし会についても、今まで本館だけしかやっていなかったんですけれども、実験的に去年、「こわーい!?おはなし会」というおはなし会を南と初声で行いまして、大変好評でございましたので、おはなし会を中心にして、このみうらっ子ライブラリーをやりながら、子供たちに本に親しんでいただきたいなと考えて、予算づけをいたしました。 ○石橋むつみ委員  今お話がありましたように、幾つかそういう、みうらっ子ライブラリーを続けてきて、リピーターもいたり、また口コミで友達が来たりというので広がってきつつあるのかなと思います。本館だけではなくて、南下浦市民センターだとか初声市民センターの中の図書室で、地元の方の読み聞かせボランティアの方とかそういう方の参加もあって、地域とのつながりを感じたり、郷土にまつわる昔話が、歌舞島の舞台も出てきて、とてもいい取り組みだったなと思います。  スタッフが、臨時の職員の方と、おはなし会でリードしてくださる方はずっと続いて大丈夫なんですか。人員体制、大丈夫かななんて、ちょっと思ったので。みうらっ子ライブラリーの最初のときにリードしてくださっていた、週1来る方で、学校を回っている方。引き続き大丈夫ですか。 ○八巻貞司学校教育課長  教育研究所事業のほうで予算立てをしておりまして、学校図書館支援員ということですが、ご本人のご家庭のこともあり、続けるかどうかというのは今のところでお答えできないところなんですが、予算のほうもそれに合わせてということで、まだつけられてないところでございます。 ○石橋むつみ委員  別に、どの方がというんじゃないんですけれども、本の読み聞かせとか、そういうことをしっかりと勉強した方が支援員という形で入ってくださっていたというのは、すごく力強かったなと思うんですね。  関連で。職員の方の定数というのかな、今、教育研究所の予算でっておっしゃいましたよね。ちょっと話が飛ぶようですけれども、都市厚生常任委員会で、今回、教育相談事業についてまとめて説明をいただきました。その中で、例えば教育相談コーディネーターだったらば、県の研修を受けた教員。ということは、先生の定数の枠の中の先生が教育相談コーディネーターをやっていられるという意味ですよね。とか、スクールカウンセラーの方は、市費の方もいれば、県からの派遣もあればとか、スクールソーシャルワーカーはどうだとかって説明を聞いたんですけれども。  何を言いたいかというと、子供たちの数が少なくなっていて、1クラスの人数、30人以下だったら、目も行き届いていい教育ができるだろうな。人数、70人を超えて2クラスになってよかったななんて、漠然と保護者の方と話をすることがあるんですけれども。教員の定数で、まず、学校のクラスによって配置されるのか、5月1日現在の、それとも生徒数によって配置されるのか。あと、こういう事業を続けていく場合に、市費でもちゃんと頑張らないといけない部分ってきっとあると思うんですけれども、その辺の苦労、努力というか、それはどのように進めていられるのか。せっかくの事業を続けてほしいです。 ○八巻貞司学校教育課長  教員の定数につきましては、児童数、生徒数によって決まってきます。委員がおっしゃったように、例えば6年生で言うと、40人学級ですから、40人ならば1クラスで1人の教員、41人になれば2クラス。ですから、定員がふえるというような状況で、こちらは決まっておりますので、こちらで変えられるようなところではございません。 ○石橋むつみ委員  その中でやり繰りをしながら、その先生方に、例えば、学校図書館の司書をやってもらうだとか、教育相談コーディネーターをお願いするというか、研修を受けてやっていただくとか、いろんなやり繰り……やり繰りと言うとあれだけど、役割分担するわけですよね。その辺はどんな……。 ○八巻貞司学校教育課長  図書館司書におきましては、司書資格を持っている教員がおりますので、それを各校に配置しているところでございます。教育相談コーディネーターにつきましては、もちろん自分の経験等もあります。生徒指導、児童指導を長くやっていた先生、それから、ご自分のご希望等で、学校で管理職の判断で、この方に研修を受けてきてほしいというような形で研修を受けていただいております。 ○石橋むつみ委員  生徒の数で先生の配置が決まってしまう。今、先生方とても、授業内容の準備をするのは持ち帰りになってしまうぐらい、学校にいる時間も忙しいという話も聞いたりしているんですけれども、その中で、いろいろな役割分担や経験や研修を生かしたことをやっているということで、まず先生の数というか、国の基準をふやしてもらわないことには、そこが根本かななんて思いますけれども。市民からも声を上げていかなければいけないのかなと思いますけど、教育委員会として今できることというか、ことし、どんなふうにその辺をカバーしていくというか、子供たちにとっていろんなことを、教育環境を整備していくためにどんなふうに考えていらっしゃるか。 ○八巻貞司学校教育課長  おっしゃるとおり、教員数がふえれば、確かに仕事等はいろいろ割り振れて楽になるところだと思いますが、それは要望していきますが、なかなかこちらではできませんので、教育委員会としましては、できるだけ先生方との情報共有を多くする中で、いろいろな支援をしていくことがまず1つだと思います。  もう一つは、今、スポーツ庁からの部活動の話もおりてきますので、先生方の働く環境を少しでも、楽にと言うとおかしいですが、先生たちの生活、健康が損なわれることがないような、そういう方針等も定めていきたいと考えております。 ○石橋むつみ委員  101ページで、三浦市民ホール事業なんですけれども、委託料が94万円ぐらいふえているんですけど、内容を教えてください。 ○堀越修一文化スポーツ課長  市民ホール、指定管理者制をとっております。30年からの5年間の指定管理者の選定をいたしました。平成30年度は、結果的には従前と同じ業者なんですけれども、その中で人件費の増ですとか物価の上昇ですとか、そういうものが加味されて、結果的にこの金額が上昇したということで、指定管理料の上昇でございます。 ○石橋むつみ委員  指定管理料の上昇だということでしたけれども、自主企画なんですけれども、市民ホールを指定管理者に委託をする前、市が独自にやっていたときには、市民ホールの……何ていう名前だったか、運営委員会だったか、多分、音楽だとか演劇だとか、いろんな文化のことだとか、そういうことにかかわる方たちの連絡会みたいのがあったような気がするんですけれども、今、何もないですよね。公社さんにお任せ……。 ○堀越修一文化スポーツ課長  以前、組織があって、そこでどのような文化事業をやるのかというのは検討されていました、直営のころも委託のころも。その当時やっていたものが指定管理制度になっても引き続き実施されるように、そういう事業を行うようにということで指定管理者にはお話をしておるところでございます。ですので、うらり寄席ですとか、そういう文化的なものについては、引き続き以前と変わらぬ状態でやっていただいていると。 ○石橋むつみ委員  引き続き、前やっていたことは続けていってくださいねと言って、指定管理者に委ねているということですけれども、やはり前からやっていたことももちろんですけれども、市民や文化団体やいろんな活動やバンドだとか、本当にいろんなジャンルありますよね。そういう方たちからの声も聞きながら、そういうところでまとまってここを使いたいというのももちろん、それはそれであると思うんですけれども、市としてというか、市民ホールの自主企画として、これとこれをこういうふうにやっていこうという市民の声を……、声だけじゃなくて、力を吸い上げるというかな。協力したい人はいっぱいいると思うので、その辺を今後念頭に置いていただきたいなと思います。きっと、今すぐ答えは出ないと思いますけど。  あと1つ、最後。103ページに、アリーナのことなんですけども、スポーツ施設。あそこに、ボルダリングというか、昔はクライミングウォールと言ったの。今、ボルダリングなんて言って、ちょっとブームになりかけている部分もあるんだけど、今、物すごく古びちゃって危なくて、でも、ちゃんと教われば、それはそれで結構、若い人でチャンピオンがいたりしていますけど、現状どうなっているのか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  クライミングウォールにつきましては、経年劣化によりまして、平成27年5月より利用を休止している状況でございます。 ○石橋むつみ委員  利用を休止しているのは知っているんですけれども、あれ、もう使えない劣化なんですか、それとも手入れしたら使えるのか。市民からも要望がないといけないけど、ここにこういうところがあるよというのは、多分裏道を通らなきゃわからないから、三浦の人ですら知らないし、外の人も、ここの体育館に壁があるよって言ったら、じゃあ、ここの施設を使ってみたいなという人がなくもないんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどうなんですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  クライミングウォールを運営している時代からも、かなり高くて、オーバーハングしているような施設でございましたので、利用に当たっては、指導者及び経験者が同行していただくことを条件としておりました。その後、経年劣化によりまして、建物自体の強度等も不安視されているところでございます。休止してから、休止時点の利用も、年間の利用は平均で106名程度でございました。そこに修繕費をかけてでもやるかというと、いろいろコストパフォーマンスの面もございますが、今のところ余り引き合いというか、問い合わせはない、そういうような状況でございます。 ○石橋むつみ委員  引き合いないと言われるんですけど、みんな知らないし、使われていないから、もうだめなんだろうなと思っているのかなと思って、ちょっと残念に思います。  以上です。 ○出口正雄委員  再度、給食費なんですけど、給食の人気度ベスト3、そして人気ないベスト3を、わかれば教えてください。 ○松下彰夫学校給食課長  最新版のベスト3、ワースト3なんですけれども、好きなものの1位はカレーライス、2位がきな粉揚げパンです。きな粉をつけた揚げパンです。3位がビビンバでございました。嫌いだというご意見をいただいているものについては、1位はぶどうパンです。2位がワカメサラダ、3位がシーフードパスタということでありました。 ○出口正雄委員  私が何を言いたいかといいますと、昨年、神奈川県の自治体で食べ残しの問題がありまして、委託会社や給食の方法を変更したことがあったと。三浦市ではどうなのかというようなことについてお聞きします。 ○松下彰夫学校給食課長  残食でございますが、平成28年度集計なんですけれども、全体の8.4%でございました。平成29年度、まだ終わっていないんですけれども、途中の状況で、若干ふえてしまっているんですが、8.7%でございます。こちらも数を少なくするようにということで、毎回計量いたしまして把握をして、残さず食べていただけるような工夫を進めていくということで資料にさせていただいています。 ○出口正雄委員  給食費の資材も上がったことですし、なるべく食べ残しのないようにしたいんですよ。例えば、1位のカレーにぶどうパンをつけるとか……極端な話ですよ。カレー少しに、ぶどうパンを一緒に食べさせるとか。食べ残しがないように、地産地消を含めて、おいしい、そして栄養のあるものをつくってください。  次は、97ページ真ん中の、子ども安全環境整備事業なんですけど、この事業の内容を説明してください。 ○堀越修一文化スポーツ課長  こちらはPTAに対する助成事業でございます。 ○出口正雄委員  通学路の安全点検とか、そういうことは含まれてないんですか。 ○八巻貞司学校教育課長  通学路の安全点検につきましては、学校教育課、教育委員会と土木課と警察で3年に一度、合同点検を行います。平成30年度がちょうど合同点検の年でございますので、また全校で実施していきたいと考えております。 ○出口正雄委員  私も過去に、教員と警察の方と回った経歴があるので、そろそろ改定のころかなと感じていましたので……。先般、諸磯の道路に白線が引かれまして、グリーンベルトが引かれました。私、きょう7時10分ぐらいに生徒を見守ったところ、白線からグリーンベルトの上を、本当にきちっと並んで通学しているところを見まして、やはり効果があるんだなと思いまして、いいことだなと思いました。  次、101ページ、お願いします。青少年姉妹都市の国際交流の件についてお聞きします。先ほどの答弁で、28年度は国際交流派遣が10名だった。29年が8名になったんですけど、そのいきさつはどういういきさつだったんでしょうか。10名から8名に減った事情というか。 ○三壁伸雄教育長  ウォーナンブール市の受け入れの関係がかなり厳しいという、そういったことの中から両者で話し合いを持ちまして、少なくなった、こういう状況です。 ○出口正雄委員  ちなみに、25年ぐらいから、派遣の人数わかりますか。 ○ソリバン 薫主査  25年度から28年度までが10名、29年度が8名です。 ○出口正雄委員  逆に、ウォーナンブール市から三浦市に来た人数というのは、25年度からわかりますか。 ○ソリバン 薫主査  25年度、26年度は中止だったのでゼロ名です。27年度が7名、28年度5名、29年度が4名です。 ○出口正雄委員  今までもウォーナンブール市も過去に10名以上とか来ていたのが、27年から7名、5名、4名と極端に少なくなって、受け入れよりも派遣する三浦市側のほうが人数が多くなった、そういう事情はないんですか。 ○三壁伸雄教育長  オーストラリア、ウォーナンブール市の経済事情もあってということを聞いております。というのが、ウォーナンブールからの派遣生は全て自費なんですね。聞くところによると三十数万円。そういう中で、大変厳しい家庭もあると。そして、それがだんだん減少になってきたというふうなことも聞いております。 ○出口正雄委員  三十数万円もやはり家庭で出すことはできないだろうと思います。  次に、市民ホールの関係についてお聞きします。市民ホールの稼働率はどのぐらいあるんですかね。 ○堀越修一文化スポーツ課長  平成29年度の途中、1月末現在ですが、平均で大体35%。 ○出口正雄委員  35%の稼働率を向上させるためには、例えばホールの中のピアノにしても有名なものがありますけど、そういう特徴をアピールするとか、そういうのは考えてないんですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  こちらの市民ホールは指定管理者制度をとってございます。今回、30年からの5年間につきまして選定委員会を開催したわけですけれども、その中でも稼働率の向上につきまして、指定管理を希望する方からの提案がございました。30年から5カ年、これで指定管理を受けましたので、指定管理者のほうでぜひ稼働率を上げる、先ほどおっしゃられたピアノの利用ですとか、そういう取り組みがなされます。また、先ほどございました指定管理者の自主事業の実施ですとか、そういうものも含めまして稼働率を上げていきたいというふうに考えております。 ○出口正雄委員  わかりました。以上です。 ○下田 剛委員  順番、ばらばらになっちゃうんですけど、青少年姉妹都市国際交流事業について聞きたいんですけども、平成30年度にこちらからウォーナンブール市に行ける人数だけ教えてほしいんですけど。 ○ソリバン 薫主査  来週、実行委員会で決定しますが、事務局の案では8名です。 ○下田 剛委員  それだけ聞きたかったので大丈夫です。  93ページ、95ページにあります小学校、中学校特別支援学級充実事業についてお聞きします。各学校、何人ぐらいの対象者いるんでしょうか。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  特別支援学級の対象というのは、学校教育課で持っている事業で言いますと、小学校心身障害児教育充実事業、こちらのほうで特別支援学級の障害児に対して支援を行うという制度がございます。こちらの事業でよろしいですか。 ○下田 剛委員  はい。もしあれでしたら、小学校と中学校と分けちゃってもいいし。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  今のところ、小学校が41名ほどが対象になるということで予算をとっております。中学校に関しましては11名ということで、現時点では予算を計上しております。 ○下田 剛委員  これって年々ふえているんですか、それとも横ばいといったらいいんですかね。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  こちらに関しましては、特別支援学級に在籍する児童自体は徐々に増はしております。その家の経済面、親の方の収入等を含めてのところで設定するものでして、こちらのほうに関しても、ふえる年もあれば減る年もあるというところもありますので、ここは何とも言えないというふうになります。 ○下田 剛委員  続きまして、同じく95ページの、真ん中より少し上の委託料、786万7,000円なんですけれども、これというのは昨年より100万円ほどふえているんですけども、中学校の伐採費なんでしょうか。 ○増井直樹教育総務課長  こちらの委託料は、学校の施設を維持管理ですとかのための委託料を計上しております。29年度と比べまして30年度にふやしたものといたしましては、南下浦中学校の道路沿いの樹木がかなり前に出てきておりまして、近隣からも要望がございましたので、そちらを伐採する委託料も含んでおります。 ○下田 剛委員  次、97ページです。先ほどから出ている伝統芸能なんですけども、例えば、この前も議会報告会で、中学生の生徒たちから伝統芸能って大事にしなきゃだめだという話が出たんですけども、学校で伝統芸能のスケジュールがわかるような、そういう取り組みってされていますか。学校でスケジュールがわかる、例えばカレンダーとかという。 ○八巻貞司学校教育課長  特に、そういうカレンダーは掲示しておりません。ただ、そういう行事があるときには担任等から、こういうのがあるよということは話していただいております。 ○下田 剛委員  逆に、先生から話されないという話も聞いたことがある。多分、担任の先生次第だとは思うんですけども。伝統芸能を見に行く人、参加者というのをふやさなきゃいけないとは思うんですけど、例えばカレンダーで張ってあったりとか、学校に何かの伝統芸能まであと何日とかカウントダウンすると、少しずつふえていくのかなと思うので、何かご検討いただけたらと思います。  確認で、99ページなんですけども、初声市民センター。僕の捉え方がいけなかったのかもしれないんですけど、先ほどのご答弁で、職員の自前で修繕、コーキング等をしていると聞いたんですけど、自前というのは材料費も踏まえて自前ということなんですか。 ○見上正行初声市民センター館長  消耗品で材料を買っております。 ○下田 剛委員  ちょっとそこだけ気になって。それだけで大丈夫です。  101ページの、スポーツ推進委員事業。事業の内容の説明をお願いします。 ○堀越修一文化スポーツ課長  スポーツ推進委員事業につきましては、スポーツ基本法第32条に基づきまして、昔で言う体育指導員さん、スポーツの普及を行う方を委嘱しているもので、現在、25名の方に委嘱をさせていただいています。 ○下田 剛委員  下の、地域スポーツ振興事業も説明してください。 ○堀越修一文化スポーツ課長  地域スポーツ振興事業のほうは、スポーツ振興を図るための事業を行います三浦市体育協会を育成するための活動補助事業でございます。 ○下田 剛委員  わかりました。以上です。 ○小林直樹副委員長  93ページ、障害児教育事業なんですけれど、先ほど、対象人数が小学校で41名、中学校で11名とあったんですけれど、特別支援学級の数は何クラスかというのはわかりますか。 ○八巻貞司学校教育課長  今年度、小学校のほうにおきましては21クラス、中学校が9クラスになります。 ○小林直樹副委員長  今年度って、29年度ですね。 ○八巻貞司学校教育課長  29年度です。
    ○小林直樹副委員長  29年度の介助員さんの状況を教えていただけますかね。 ○八巻貞司学校教育課長  介助員につきましては13名、それから、看護介助員が2名ということです。 ○小林直樹副委員長  30年度は、はっきりした人数ってわからないのかもしれないんですけど、介助員さんの数はどうなりますかね。 ○八巻貞司学校教育課長  介助員の数は1名増員しまして14名で、看護介助員が2名ということです。 ○小林直樹副委員長  わかりました。28年度の不登校の数を教えていただけますか。 ○八巻貞司学校教育課長  公表できる数字として28年度のものをということで、小学校が21名、中学校が31名ということです。 ○小林直樹副委員長  中学校で、三崎、南、初声で内訳を教えていただけますか。 ○八巻貞司学校教育課長  三崎中が10人、南下浦中が11人、初声中が10人でございます。 ○小林直樹副委員長  細かくなるんですけど、1年、2年、3年で教えていただけますか。 ○八巻貞司学校教育課長  済みません。手元の資料では、1年、2年、3年がわからないところでございます。 ○小林直樹副委員長  対応なんですけれど、教えていただけますか。 ○八巻貞司学校教育課長  不登校の対応になりますが、基本的には、まずは学校との関係を切らないということで、担任及び児童指導担当または相談コーディネーターが一緒に家庭訪問を必ず週に1回はするようにしております。さらに、そこから得た情報を学校に持ち寄りまして、ケース会議を開きまして、スクールカウンセラーにつなげたりスクールソーシャルワーカーにつなげたりして、各自に合った対応を丁寧に行っているところでございます。どちらにしろ一番大切なのは、学校との関係を切ったと保護者にも児童・生徒にも思われないような対応を丁寧にしていきたいと考えております。 ○小林直樹副委員長  関係性が切れちゃったなんていうことになると、そこで信頼関係も薄れちゃうでしょうし、また、不登校って生徒・児童それぞれの事情とか家庭の事情があるので、きめ細かに対応していただきたいと思います。  いじめなんですけれど、その数を、これも28年度で出ているかと思うんですけれど、小学校、中学校、教えていただけますか。 ○八巻貞司学校教育課長  小学校につきましては28件、中学校が12件でございます。 ○小林直樹副委員長  これも対応を、アンケートとっているとかというのがあったんですけど、説明していただけますか。 ○八巻貞司学校教育課長  未然防止のところでは教育相談、アンケート等を行っているということは、この前お話ししたとおりです。実際に申し出、それから担任がいじめではないかと思ったときには、必ず担任1人で抱え込まないで、学校のケースとしてグループで相談しまして、その子供または保護者に対応しているところでございます。一応の解消を見た後も、必ず継続的に、繰り返されるものでありますので、終わったと思っても、ずっとその後は年度が終わるまでは見ていこうという形をとっております。 ○小林直樹副委員長  担任1人で対応すると1人だけの考えになっちゃうので、複数で当たるというのは必要でしょうね。それと、その年度が終わるまでという、現象が見えなくなったというだけでは判断できない場合もあるでしょうから、年度が終わるまでというのは必要だと思います。  93ページの中ごろに、小学校施設整備事業があるんですけれど、小学校の雨漏り、使えないトイレの数を教えていただけますか。 ○増井直樹教育総務課長  済みません。少々お時間をいただきたいと思います。 ○小林直樹副委員長  わかりました。中学校のほうも同じことを聞きますので、小中で、雨漏りとトイレでいいです。調べていただけますか。あと、赤水も。  95ページなんですけれど、小学校と中学校の就学援助なんですけれど、総括でも話をさせてもらったんですけれど、支給額については、学用品費と新入学学用品費、横須賀市や国の基準と比べると2分の1になっていたり、支給の対象者については1.3倍、横須賀市は1.5倍になっています。それのところは、担当としてはどういうふうに考えていますか。 ○八巻貞司学校教育課長  毎年検討しているところでございます。今年度は1.2倍から1.3倍に引き上げることができて、平成30年度におきましては前倒し支給、中学校ができるようになりましたので、これからもできるところから前向きに、できるように検討していきたいと思います。 ○小林直樹副委員長  総括では、前倒しをしてもらって本当によかったという話と、29年度の途中で倍になったじゃないですか。それも9月だか10月だったか、倍にしてもらったんだよね。ただ、もともと半分だから、横須賀市、国の関係では半分になっているというところで、できるところからというのではそうなんでしょうけれど。学用品費と新入学学用品費がなったのかな。  生活保護費が削減されるんですけれど、対象者1.3倍。1.3倍で、ほかの自治体なんかは生活保護基準を下げないで、前の基準の1.何倍というふうにやっているところもあるんです。30年度から生活保護基準、下がっちゃうんですけど、三浦市の場合、そのまま生活保護基準下がったところの1.3倍になるんですかね。 ○木川大悟学校教育グループリーダー  三浦市のほうは、前年度の生活保護基準に倍率を掛けてというところで行っております。平成30年に変わるということで、31年度の就学援助が対象になってくるということなので、まず、生活保護基準がどのように変わるかというのをきっちり把握をした上で検討を進める形になるかと思いますので、今の時点では31年度についてどうするかというところは、まだお答えできる状況にはございません。 ○小林直樹副委員長  30年度は影響しないということですね。わかりました。  97ページなんですけれど、下のほうに文化財保護一般管理事業。文化財マップを修正しなけりゃいけないんだって、概要の27ページのところに書いてあるんです。10年経過して、修正の必要な箇所が多数出てきたということなんですけれど、修正の必要な箇所、重立ったところはどういうところがありますか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  委員おっしゃられるとおり、改定以来10年経過しまして、一番は道路ですね。毘沙門バイパスもまだ載っていない状況ですし、あと公共施設で、旧三崎中学がまだ三崎中学として載っていたり、上原中学として残っていたりとか、そういうものがかなり出てきてまいります。 ○小林直樹副委員長  文化財の内容が変わったというよりも、社会的なものが変わったということね。文化財の内容が変わったというふうに捉えちゃったので、何が変わったのかなと。わかりました。  99ページ、図書館なんですけれど、図書館での貸出件数というのは、傾向として毎年横ばいなのか、ふえているのか減っているのか、そんなところを教えていただけますかね。 ○永井孝憲主査  貸出件数につきましては少々減っております。28年度の実績で申し上げますと、4万6,143冊貸し出しをいたしましたが、27年度につきましては4万6,844冊なので、減少幅としては700冊ほど下がっております。 ○小林直樹副委員長  ちょっと下がっているという傾向があって、そこで先ほど議論があったおはなし会だとかそういうイベントを通して、やっぱり図書館の活動ですとか貸し出しの件数をふやすという取り組みをしているということでいいですか。 ○永井孝憲主査  おっしゃるとおりでございます。 ○小林直樹副委員長  103ページなんですけれど、スポーツ施設で、水泳プールなんですけれど、まだ休止という状態ですよね。 ○堀越修一文化スポーツ課長  おっしゃるとおりで、休止中でございます。 ○小林直樹副委員長  休止というと休んでいる状態なので、いつかは復活するというふうにも思われるんですけれど、あれは23年度から休止でしたっけ。 ○堀越修一文化スポーツ課長  そのとおりでございます。 ○小林直樹副委員長  そうすると、7年たっていて、これは私の意見なんですけど、もう施設的には復活というのは難しいのかなと。復活するには、かなりの金額もかかっちゃうのかななんていうふうにも思っています。できれば復活してもらいたいんですよ。だけど、なかなか難しいという状況があって、このまま、いつまでも休止ということにはならないんだろうなというふうに思うんですけれど、その辺の判断というのをする時期に来ているんじゃないですかね。 ○堀越修一文化スポーツ課長  確かに、休止が長引いている実情はございます。休止から廃止にして、国に土地をお借りしていますので、廃止する段にそれを更地化しなきゃいけないこともございます。そういうことも含めまして、今、どうやって道筋をつけていくかということを検討しているというところでございます。 ○小林直樹副委員長  そんな話もちょこっと聞いているけど、廃止にしちゃうと、すぐに取り壊して更地で返せということになるんですか。 ○堀越修一文化スポーツ課長  プールという性質上、廃止して、そのままということになりますと、不慮の事故等が起きかねませんので、休止で有人監視をしているというのが実情でございます。 ○小林直樹副委員長  事故がないように、それと、市営プールが休止しているので、ほかの水泳ができる対応も充実していってほしいと思います。 ○神田眞弓委員長  先ほど保留になってありますところの答弁をお願いいたします。 ○増井直樹教育総務課長  答弁にお時間いただきまして、大変申しわけございませんでした。雨漏りについてでございます。小学校につきまして、大小はございますけれども5校で確認をいたしております。中学校につきましては1校で確認をいたしております。  赤水というものでございますけれども、長い休みの後に、初声小学校で朝、水が少しにおうという形の報告は受けております。水質検査上は、飲料につきましては問題ないという検査を受けております。  トイレにつきましてですが、申しわけございません、正確な数については、こちらで今、把握ができておらないんですけれども、全ての小中学校におきまして数カ所ずつ閉鎖をしている状況がございます。特に三崎小学校で少し数が多いという状況でございます。 ○小林直樹副委員長  学校施設なんですけれど、長寿命化事業、国の補助金があるかと思うんですけど、土木費でも道路の整備について議論したんですけれど、計画を立てて、優先順位を決めてやりますよというので長寿命化事業の補助金をもらうということになるんですか。 ○増井直樹教育総務課長  そのとおりでございます。 ○小林直樹副委員長  計画は30年度に作成をすると。 ○増井直樹教育総務課長  30年度にということで担当では考えておりましたけれども、先送りになりまして、31年度にはぜひやりたいと。実際、施設全体の計画上では32年度に策定をするという形で計画しておりましたけれども、ぜひ前倒しで取り組みたいなと担当では考えているところでございます。 ○小林直樹副委員長  長寿命化事業ですと交付税換算なんかもあるみたいなので、計画をきっちり立てて、子供たちの教育環境を充実させていっていただきたいと思います。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で第9款 教育費の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、第10款 災害復旧費の質疑に入ります。(「なし」の声あり) なければ、以上で第10款 災害復旧費の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、第11款 公債費の質疑に入ります。 ○小林直樹副委員長  概要の42ページで、30年度末の残高、396億1,000万円となっているんですけど、それぞれの会計の内訳を教えていただけますか。 ○斉藤正史財政課長  起債残高ということで……。 ○小林直樹副委員長  そうです。30年度末の起債残高の見込み。 ○斉藤正史財政課長  起債残高になりますが、一般会計で約180億円になります。それから、国保会計が約7,500万円、市場会計が12億円、下水道会計が約51億円、三セク会計になりますが77億円、病院事業会計が25億円、水道事業会計が49億円になります。 ○小林直樹副委員長  それで足すと396億1,000万円ということになるわけですね。 ○斉藤正史財政課長  そのとおりです。 ○小林直樹副委員長  この表、平成29年から30年でちょいと上がっているんですよね。これは広域のごみ処理の関係の、最終処分場なんかがあったり、30年度だと市場は終わっているし消防もないから、ごみの最終処分場ですかね。 ○斉藤正史財政課長  ごみ処理の広域化の関係が、主な増加です。 ○小林直樹副委員長  わかりました。ありがとうございます。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、第11款 公債費の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、第12款 予備費の質疑に入ります。(「なし」の声あり) なければ、以上で第12款 予備費の質疑を打ち切ります。  以上をもって、議案第20号の質疑を打ち切ります。  質疑の途中でございますが、暫時休憩いたします。再開は1時10分からといたします。                午後0時10分休憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午後1時10分再開 ○神田眞弓委員長  再開いたします。  これより特別会計の質疑に入ります。  議案第21号 平成30年度三浦市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。  これより歳入歳出の一括質疑に入ります。 ○出口眞琴委員  国保会計について幾つかお聞きいたします。まず、加入状況なんですが、平成29年度の加入状況はどのようになっていますか。 ○新倉 卓保険年金課長  平成29年度、12月末現在なんですけども、国保の加入者が1万4,354人となっております。 ○出口眞琴委員  それで、世帯数に関しましては。 ○新倉 卓保険年金課長  8,256世帯でございます。 ○出口眞琴委員  収納率はどうでしょう、29年度の。まだ終わってないか。90.4%かな、見込みなんだけど……。 ○福田正雄収納強化担当課長  29年度の現年度、2月末の時点では75.5%です。滞納のほうが21.1%です。 ○出口眞琴委員  あと、療養給付費なんですけど、予算のほうでは、昨年に比べて12.2%の減ということは、医療費に関しては大分下げているというふうなことなんですけど、この要因について。 ○新倉 卓保険年金課長  一番大きなところは、被保険者が年々減少してきているところによるものがあります。あと、27年度、医療費が保険給付費全体で48億円程度ありました。28年度が約44億5,000万円です。今年度に関しましても、見込みですけども、若干減って43億円台ぐらいになるのかというふうに思っていまして、年々減っている傾向にあります。 ○出口眞琴委員  それは、やっぱり加入者の減少ということなのかな。 ○新倉 卓保険年金課長  一番は加入者の減少だと思います。27年度から28年度の減少というのは、高額薬剤の薬価の見直しなど、そういったことも影響しているかと思います。 ○出口眞琴委員  保健事業としては減額になっていますけど、県に移行するということで、前にも聞きましたけど、県のほうでは保健事業というのはかかわらないということだったんだけど。 ○新倉 卓保険年金課長  保健事業を担うのは市町村ということになっていますので、こちらについては従前どおり行っていくようになります。 ○出口眞琴委員  でも、下がっているよね。 ○新倉 卓保険年金課長  こちらの減額の理由なんですけども、保健事業費の中で、今年度までは国の交付金の直営診療施設分ということで、国から国保会計に入ったものを病院のほうに、この保健事業のほうから支出していました。こちら、国のほうから新たな科目が示されましたので、諸支出金のほうにこの費用を移行している関係で、保健事業は減額していますけれども、その分に近い額が諸支出金でふえているような形になります。 ○出口眞琴委員  保健事業の中の人間ドックなんですけど、数字的には大体600名を見越して出していると思うんですけど、昨年もそうですよね。 ○新倉 卓保険年金課長  29年度は600人やっております。30年度も600人ということで要求しております。 ○出口眞琴委員  事業費に関しましては、30年度は減額になっているんですよ。人数一緒で、なぜ減額になっているのかなと。 ○新倉 卓保険年金課長  こちらは三浦市立病院への委託事業ということで実施しておりまして、詳しい単価は委託ということで申し上げられないんですけども、皆さんに一部負担をいただいて実施しているところがあります。こちらの部分を1,000円程度上げさせていただいて、これは他市が同じように人間ドックの助成とかをやっているんですけども、これはもちろんやっていない市町村もございます。やっている市町村の助成状況とかそういうのを踏まえて、少し負担をしていただこうということです。 ○出口眞琴委員  わかりました。以上です。 ○石橋むつみ委員  今年度の収支ということですけど、大きく変わったところは、もう何回か議案などでも出ていましたけど、11ページの歳入のところの県補助金、保険給付費等交付金、普通交付金、これが県から来るお金ということですよね。都道府県化に伴ってという理解でいいんですね。 ○岩井正徳国保グループリーダー  委員おっしゃるとおりでございます。30年度から新たな科目として、県支出金の中に保険給付費等交付金を設けてございます。
    ○石橋むつみ委員  それで、今年度予算立てをするというか、条例改正もあったりして、3,600万円、市民からすれば負担増で、2.27%の値上げというのが出ているんですけれども、税率設定だとかの根拠は県の標準を踏襲しているということなのか。その辺、市としてどういうふうにしたのかというのを改めて。 ○新倉 卓保険年金課長  30年度、仕組みが大きく変わりまして、県が保険者として加わります。医療費については、県のほうが全額負担するという形になります。そのかわりに、国保事業費納付金を県のほうに納めるようになります。この国保事業費納付金を納めるために必要な保険料率を神奈川県が標準保険料率として各市に示すことになります。これは既に公表されているところですけれども、こちらを……、三浦市の場合は2年に一度見直しをしてきた経過がございます。そういった意味からすると30年度は見直しの年に当たったんですけども、そういうことも踏まえて、そういう標準保険料率が示されましたので、それに合わせたという形になります。 ○石橋むつみ委員  標準保険料率に合わせたということですけど、県がそういう率を示すに当たっては、それぞれの町の医療費水準だとか所得の水準とかを参考にしているのかなと思うんですけど、三浦市の医療費水準とか所得の水準って、ほかの町と比べてどうなんでしょうか。 ○新倉 卓保険年金課長  まず、標準保険料率のほうなんですけども、県から示されている料率で、これは所得の額だとか加入人数によって多少順位が前後してしまうんですけども、大体見ていると、三浦市は高いほうになりまして、5番目以内ぐらいには入ってしまうような形になります。これを納めるために必要な保険料率ということなので、県に納める国保事業費納付金なんですけども、こちらを1人当たりの納付金の額に直すと、やっぱり上から3番目ぐらいの高い、納めるような額になります。  一般的に、国保事業費納付金なんですけども、所得水準、医療水準が反映されていまして、例えば、所得水準が同じ自治体であれば医療費水準が高いほうが上に行ってしまう、医療費水準が同じであれば所得水準が高いほうが上に行ってしまうというのが一般的な形になります。三浦市の場合は、所得に関しても、さほど低くはないという状況がございます。医療費については、やっぱり高いような部類に入りますので、全体的に納付金の計算自体は複雑なんですけども、そういったことが影響しているのかなというふうに考えています。 ○石橋むつみ委員  なかなか難しいなと思うんですけど、他市と比べて所得水準高いですと言われても、三浦市の中って格差が結構あるのかなと思うんですね。所得階層別世帯数についての構成比で言うと、所得33万円以下が34%、300万円以下で言うと、これ全部足すと6~7割か7~8割になっちゃうのかな。だから、結構格差があるのかなと思います。その中で保険料率を決めていくというのは大変なことだとは思うんですけれども、一般会計からの繰り入れを昨年までよりは減らされていますよね。例えば、値上げ分、今回の3,600万円分、繰り入れになんていうことも試算はしてみたんですか。 ○新倉 卓保険年金課長  今回の税率改定ということで、予算と条例改正も出させていただいているんですけども、それに至るまでの間、もちろんさまざまな検討はいたしました。標準保険料率を前提に、そこまでやるのか、やらないのかといったことも含めて、さまざまな検討はさせていただきましたが、結論としては標準に合わせるということで議案を出させていただいているということでございます。 ○石橋むつみ委員  結果的に、平均で言うと2.27%値上げということになっています。今回の場合、所得の低い層に配慮されたとかというふうになっていないというか、全階層にわたってというか、試算で見ると、低い方のほうが改定率が高くなっているなというふうに感じますというか、そんな数字、紙上でいただいています。  制度が変わっていく、それを見据えながら、自治体として、市町村として何ができるかということをいろいろ考えたり工夫したり、今後もしていただきたいと思いますけれども、市民負担がふえるということで賛成しかねるということだけ申し上げておきます。 ○小林直樹副委員長  今の関連ですけれど、所得が低い世帯で、例えば2人世帯のケース、40歳から65歳、介護保険分が影響しないところなんですけれど、改定率の傾向を教えていただけますかね。 ○新倉 卓保険年金課長  所得階層で試算を出しております。額はもちろん所得が高いほど大きくなっていくんですけども、実際の課税される額は、低所得者のほうがパイが小さいので、改定率としては低所得の方のほうが高くなってしまう。これはやはり、今回、県の率に合わせましたけども、基本部分である均等割とかの、県の示されたものと現行が乖離があったので、こういうふうな見通しになりました。 ○小林直樹副委員長  課長が今言われるように、分母が小さいから、分子がちょっと動くと、改定率にすると数字的には非常に大きくなる。資料のところでは、所得33万円ですと7.5%の改定、値上げということで、所得の低いところの改定率が高い、値上げ率が高いということになると、負担感が本当に重いなというふうに思います。  23ページ、特定健診なんですけれど、29年5月から1カ月早く受診できるようにしたんですけれど、受診率は上がったんですかね。なかなか受診率上げるのが難しいというので、いろいろ工夫はしているんですけれど、まだ29年度終わってないのであれなんですけど、見込みとしてはどうですかね。 ○新倉 卓保険年金課長  現在の受診率ということなんですけども、現在把握できるものは、医療機関からの月おくれ請求の12月の受診分までということになります。その数値が、現在、18.1%となっております。昨年同時期については17.4%なので、0.7ポイントは高い状況でありますが、なかなか伸び悩んでいるような状況になっていて、最後まで上がるのか下がるのかわからないので、何とも言えない状況ではあります。 ○小林直樹副委員長  1カ月早く受診できるようになっていて数字が下がっちゃうと、やっても無駄だったみたいな話になっちゃうので、少しはよくなったということで今のところは捉えておきたいと思います。  それと、その下の国保の健康診断なんですけれど、市立病院の人間ドック600人ということなんですけれど、これも5月から受けることができるなんていうので改善をしているんですけれど、これはやっぱり5月にしたほうが、何かメリットというか受けやすくなるということで5月にしたんですかね。 ○新倉 卓保険年金課長  今年度、まず、特定健診につきまして5月まで拡大しました。それとあわせまして、病院と話をしまして、5月から受け入れが可能だということでしたので、これは受診率向上にもつながりますので、そういう意味で5月から実施というのを進めた状況でございます。 ○小林直樹副委員長  さっきの議論で、事業費が減っているというところで、自己負担をふやすというような話があったんですけれど、私も受けさせてもらってお金を払っているんだけど、具体的には、今幾らで、今度幾らになるのかというのは、1,000円上げると言ったけど、教えていただけますか。 ○新倉 卓保険年金課長  今年度に関しては、自己負担1万7,000円ということで実施させていただきました。30年度につきましては1,000円上げさせていただいて、1万8,000円ということで実施させていただく予定でございます。 ○小林直樹副委員長  データヘルス計画なんですけれど、3月5日までパブコメが行われていて、その後、30年度から35年度の計画ということで、案の段階なんですけれど、例えば52ページに「三浦市の課題」というのがあって、データから見る課題で、医療費の分析のところで、1人当たり医療費では国・県よりも高いというのと、②のところで、糖尿病や慢性腎不全、高血圧症に係る医療費が上位になっている。③のところで、生活習慣病の割合が高いということが書かれています。その下に特定健診が出ているんですけれど、22.1%――これは27年度の数字なのかな、28年度の数字なのかな、県内で一番低いというふうに書かれている。医療費が高い、特定健診受診率が低いという、これだけ見ちゃうとそういうふうに分析できるんです。  医療費を減らすというのが一番の目的じゃなくて、市民の健康を守るというのが一番の目的で、それに付随して医療費が減るということになれば一番いいんでしょうけれど、担当では、このデータヘルス計画に基づいて市民の健康を守っていくなんていうことで、事業を展開していくような計画はありますかね。 ○新倉 卓保険年金課長  このデータヘルス計画は保健事業の実施計画というものになって、この中に幾つかの事業を書かせていただいて、今現在も取り組んでいるものもあります。大きくは、特定健診と特定保健指導が保健事業の根幹をなすというところから、まずこれが第一になるかと思いますが、例えば、先ほど委員が言われた糖尿病なんかですと、これは各自治体、同じような傾向で課題になっているかと思いますけれども、糖尿病の重症化を防ぐための保健指導も実施しているところです。神奈川県のほうでも糖尿病の重症化予防のプログラムというものをつくって、県の医師会ですとか市町村のほうにも話が来ています。これにつきましては医師会の会長などからも、取り組んでいこうよというありがたいお話をいただいていますので、病院との連携なんかをしながら、やり方によっては保険者努力支援の点数にもなりますので、そういったことの課題を克服しながら取り組んでいきたいというふうに考えています。 ○小林直樹副委員長  22ページのところで疾病別の医療費が載っかっていまして、三浦市では糖尿病が多いですかね。国や県と比べても多かったり、あと、地域別の男性と女性の疾病が載っているじゃないですか。私も全部見ているわけじゃないんですけれど、やっぱり受診率が少ないところが医療費が多いのかどうなのか。まだ分析はちゃんとしてないんですけど、そういう傾向があるのかどうなのかとか、そういうことで、例えば受診率が低いところについては、区長さんですとか保健衛生委員さんですとかにお願いをして受診率を高めていくなんていうので、きめ細かく受診率を上げる手だてなどができないかなと思っているんですけれど、その辺はどうですかね。 ○新倉 卓保険年金課長  まず、このデータヘルス計画を素案でつくりまして、国保の運営協議会のほうにも説明をさせていただきました。そのときにもやはり地区別のデータなんかを活用していったらいいんじゃないかという意見もありました。パブリックコメントも実施しまして、1件で、少ない件数なんですけども、その中ではやはり地区別のデータを使って、地区に入っていくような動きをしたらどうですかというふうな意見もございましたので、担当としても、これ、今出ていますけれども、総合的に分析して、どういったことができるかというのを検討しながら進めていきたいというふうに考えております。 ○小林直樹副委員長  数字で出ているので、分析をして使えるものは使っていただきたいと思います。市民の健康を守るというのは市の重要な仕事の一つだと、私考えているんですよ。本人が幸せになるし、家族も幸せになるし、その結果として市の医療費が下がれば、それこそみんな幸せになるので、そういう取り組みをしていただきたいと思います。 ○中嶋謙一保健福祉部長  課長の補足をさせていただきます。まず、データヘルス計画自体はまだ政策会議を経ていないので、政策会議を経たら、また議員さんのほうにはお配りしたいと思います。  あと、神奈川県のほうでも、このデータヘルスにつきましては、県の新しい事業として、県内全域のデータを分析して、県立保健福祉大学とか、あとは医師会とも連携をしまして、各市町村別とかそういった特徴があることについては、各市・町とかそういったところの医師会のほうに情報提供して、県全体で病気をなくしていこうという取り組みを始めると聞いております。 ○小林直樹副委員長  県が出てくると、どうしても未病という名前が出てきちゃうんですけど、大きい目で見れば健康を保つ、保健の中の未病なのかなというふうに言えると思います。県立福祉保健大学は近いですし、いろんなところの知恵や力をかりて市民の健康を守っていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第21号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、議案第22号 平成30年度三浦市後期高齢者医療事業特別会計予算を議題といたします。  これより歳入歳出の一括質疑に入ります。 ○小林直樹副委員長  質問じゃなくて、この制度自体のことなんですけれど、収入がない人からも保険料を取っています。また、包括払いなど年齢で医療を差別する制度なので、制度そのものに反対です。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第22号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、議案第23号 平成30年度三浦市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  これより、歳入歳出の一括質疑に入ります。 ○下田 剛委員  17ページの認定調査事業なんですけども、昨年と比べて100万円下がっているんです。高齢化率は上がっていて、認定調査事業が下がっているという理由を説明してください。 ○中野正和高齢介護課長  昨年との比較の部分でございますが、まず賃金が、昨年507万3,000円の予算でお願いしていました。今年度は468万円。委託が、昨年度は714万6,000円、今年度は777万6,000円ということで上程させていただいております。ここについては、調査の部分について、臨時職員5名で昨年度予算を積算させていただいたんですが、どうしても認定調査員が集まらず、今現在4名で行っております。実際、今、4名で行っておりますので、賃金の部分については、その4名分の計上をさせていただきました。その分を委託料として、事務委託ということで事業者のほうに調査をお願いしたいということで、この委託料を伸ばさせていただいたところでございます。 ○下田 剛委員  ちなみに、29年の認定調査って何件ぐらい……。 ○中野正和高齢介護課長  28年度は2,748件でございます。それから、29年度が2月末時点でございますが、2,555件となっております。 ○下田 剛委員  わかりました。以上です。 ○小林直樹副委員長  認定調査なんですけれど、5名だったのが4名になって、その分、事業者にお願いをするということなんですけれど、認定調査で事業者だと……、臨時職員は市の中に机がありますよね。そうすると、1人だけちょっと離れたところで仕事をするような感じ、認定調査をするような形になる。もちろん訪問、行くんでしょうけれど、5人とか4人一緒にいれば、いろいろ相談だとかそういうのもできるかと思うんですけれど、事業者に委託しちゃうと、そこと市との、臨時職員との連携みたいのは特にとらなくていいんですかね。 ○中野正和高齢介護課長  調査自体を事業者のほうに全部お願いして、その結果をうちのほうにいただくような形になりますので、臨時職員との兼ね合いはそこではなくなります。ただ、事業者にお願いしたとしても、中身のチェックは当然のことながらやっております。臨時職員の方と市の職員が中身のチェックをやれば、そばにいて意思疎通はすぐできますが、事務委託していますと、事務委託先と電話でのやりとりで対応していきますので、ここではかなり時間を要するところがございます。 ○小林直樹副委員長  事務委託で1人分の仕事をお願いするということなんですけれど、認定の期間なんですけれど、30日というのが目安というか、期限になってくる。今は4名なんですけれど、30日というのは大丈夫ですかね。 ○中野正和高齢介護課長  やはり若干、30日をおくれちゃっている場合が出てきております。 ○小林直樹副委員長  いろんな要素でおくれているというのもあるのかもしれないけど、人数が1人少なくなっちゃったというので非常に心配なので、5人集まらなければ事務委託というのも仕方ないのかなという気はします。認定がおくれるならばね。  保険給付費なんですけれど、毎年上がっているんですけれど、傾向として、今年度ですと4億1,000万円増加になっているんですけれど、今後の見通しはどうですかね。 ○中野正和高齢介護課長  やはり、第1号被保険者の人数もふえてきています。それから、認定率のほうも、微増ながら上がっている現状でございます。その上で、給付費のほうもこれから伸びてくるのではないかというふうには予測しているところでございます。 ○小林直樹副委員長  この計画の117ページ、3カ年の予測というのを見ると、やはり徐々にふえているという傾向になっています。高齢者数自体は2020年ぐらいがピークになるのかな。2020年、高齢者の人数が1万6,932人で、ここがピークで、高齢者の人数自体は減っていくんですけれど、認定率が上がったりするので、認定される人がふえたりはするんでしょうね。そうすると、給付費もふえていくという傾向なんですかね……。わかりました。  計画のところにもあるんですけれど、92ページで、協議体の関係なんですけれど、一般質問でも話をしたんですけれど、今、協議体のメンバーというのは地域ケア会議と同じですかね。 ○松尾若菜高齢者支援グループリーダー  同じメンバーでやっておりまして、その時々の議題によりまして、地域の方にも入っていただいたり、関係機関の方をふやして実施しております。 ○小林直樹副委員長  この計画では、第2層の協議体をつくっていこう、中学校区でつくっていこうということになると、メンバー……。地域ケア会議というのは、あくまでも全市1つのものですよね。今、一緒のメンバーなんですけれど、各中学校区につくろうということになると、第1層のところは一緒、第2層はまた新しくつくるんですかね。 ○松尾若菜高齢者支援グループリーダー  それぞれの地域で新しくつくっていく形になりますけれども、例えば市の職員ですとか、三崎センターのほうの職員の方はかけ持ちで出席をするような形になるかとは思います。 ○小林直樹副委員長  第2層ができても、第1層はそのままなんですよね。 ○松尾若菜高齢者支援グループリーダー  そのとおりでございます。 ○小林直樹副委員長  地域ケア会議と協議体、似ているようで大分役割が違っているので、地域ケア会議では個別の事案をどうしようかということになって、協議体というのは、その地域のところで住民も含めて支援体制をつくっていこうというので、目的が違うんですよね。なので、第2層をつくるときには、その目的に合わせて協議体をつくっていってもらいたいというふうに思います。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第23号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、議案第24号 平成30年度三浦市市場事業特別会計予算を議題といたします。  これより歳入歳出の一括質疑に入ります。 ○長島満理子委員  お願いします。歳入について、9ページの製氷施設使用料が減少している理由をお聞かせください。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  製氷施設の使用料の額につきましては、整備したときの起債の償還が使用料の基礎に入っておりましたが、昨年度の途中で起債の償還が終了したことによりまして、使用料の基礎にかかってくる単価が下がってきたことによりまして、年間の収入が下がったものでございます。 ○長島満理子委員  じゃ、その下のところも、冷蔵施設使用料も同じ理由なんですか。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  委員おっしゃるとおりでございます。 ○長島満理子委員  13ページの水揚入(出)港船対策事業についてですけれども、29年度のマグロ、カツオの入港状況というのをお聞かせください。 ○栁澤 翼市場管理グループリーダー  29年度は、現在までに遠洋マグロはえ縄船が12隻入港しております。 ○長島満理子委員  カツオ船。 ○栁澤 翼市場管理グループリーダー  カツオ船につきましては、3月5日現在の集計でございますが、47隻、金額にいたしまして7,264万円の水揚げとなっております。 ○長島満理子委員  30年度の見込みというのは、数的にどのくらいあるかお聞かせください。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  30年度の見込みでございますけども、先ほど答弁いたしました47隻という隻数は、今まで23年から取り組んできて一番多い隻数になっておりまして、増加傾向となっております。これは、三崎で商売されている仲買人さんで非常に熱心な方がいるということもございますので、そのような流れを生かしまして、市場管理事務所のほうとしても適当な支援はしていきたいなというふうに思っています。ふやしたいと思っております。 ○長島満理子委員  最後に、4月の初競りはいつか、聞かせてもらっていいですか。新しい市場の件。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  平成29年度に整備しました低温卸売市場における冷凍マグロの初取引につきましては、現在、4月中旬の大安の日にするような方向で、卸売団体及び仲買人さんの組合と調整をしております。 ○長島満理子委員  ありがとうございます。以上です。 ○石橋むつみ委員  入港船をふやすので、入港料だとか費用のこともあるんですけれども、船の船員さんの厚生施設というか、港に入ったら、もちろん仕事がしやすいとか受け入れのマグロの価格のことなんかももちろんあるんですけど、それに付随して、対応というかな、そういう部分が今度、幾らか変わるとかふえるとか、そういうことってあるんですか。もう純粋に高度衛生管理の、あそこの市場だけだよということなんですか。少し厚生施設部分で変化があったりしないのかなと思ったので。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  施設の整備という形におきまして、船員等の福利厚生の施設につきましては、現在のところ、そのようなものを整備する計画は持っておりません。 ○石橋むつみ委員  よく、シャワーとかそういうものがあそこの市場の管理棟の上のほうにあってとかという話も聞いたことがあったので、一体に少しそういう部分で改善されることがあるのかなと思ったんですけど。  新しい施設のことも含めて、維持管理費というのはどのぐらい変わるんですか。新しい建物って、熱効率がよかったり、そういうのもあるんだけど、省エネでできていたり。維持管理費はどうなるのかなって。まだわからないですか、走ってみないと。でも、ことし予算つけるんだもんね。 ○栁澤 翼市場管理グループリーダー  平成30年度予算では、低温卸売市場の維持管理費といたしましては、プロパンガス代、光熱費、また委託料等々を込みまして、おおむね2,200万円ほど計上しております。 ○石橋むつみ委員  当分の間は毎年そのぐらいかかっていくよということで理解していいですか。 ○栁澤 翼市場管理グループリーダー  委員おっしゃるとおりでございます。 ○神田眞弓委員長  他に。 ○小林直樹副委員長  13ページ、水揚入(出)港船対策事業で、奨励金なんですけれど、1回30万円の奨励金をマグロはえ縄船に払うということでいいですか。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  交付の基準というのはこれから考えていく部分もあると思いますが、基本的には水揚げ船が1回水揚げに入港するたびに30万円というような考え方で捉えております。 ○小林直樹副委員長  お金でもらうというのも一番いいんでしょうけれど、さっきの厚生施設ですとか……、三浦に、三崎港に入ってもらうというのは、高く買ってもらえるというのが一番なんでしょうけれどね。去年あたりに築地から仲買さんが来ているなという話をちらほら聞いたんですけど、今はどうですかね。去年は結構聞いたんだけど、ここのところ余り聞かなくなったよね。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  やはり今、冷凍メバチの流通量が減っているということも影響しているのかと思いますけれども、今もその傾向は続いているというふうに認識しております。 ○小林直樹副委員長  築地から来るというと、三浦の仲買さんを通して買うということなんですか。三浦の仲買さんにとってメリットはあるということでいいですかね。 ○安藤宜尚市場管理事務所長  委員おっしゃるとおり、三崎の仲買人さんにとっては、少なからずメリットのあることだというふうに考えております。 ○小林直樹副委員長  メバチマグロについては、三崎はやっぱり日本一だと思うんですよ。そのブランドを生かして水揚げ量、なかなかとれないというのも……。1つはとれない、水揚げするのに高く買ってくれるかという、この2つなんでしょうけれど。それでも三崎のマグロというのはブランドになっているので、市場のことを考えると、陸送も含めて量をふやすように努力をお願いいたします。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第24号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、議案第25号 平成30年度三浦市公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。  これより歳入歳出の一括質疑に入ります。 ○長島満理子委員  お願いします。11ページ、下水道PPP・PFI推進事業についてなんですけれども、今、審議会のほうではどのような状況になっているのでしょうか。 ○古川 篤下水道課長  PPP、コンセッションの検討について、昨年度終わりに審議会を2回開かせていただきました。その中で、委員の方から幾つか意見をいただいております。その中で最も大きい意見というのが、詳細な維持管理計画、改築更新計画をもう少し詰めるべきだという意見をいただきまして、それに対しまして、今年度、補正予算をいただきまして委託を発注しようとしたわけですけども、不調に終わりまして、少し期間がおくれている状況になっております。ですので、今年度に関しましては審議会のほうは開けておりません。不調になった委託については、ただいま公告をしている最中でございまして、2回目の公告をして、これから契約して、来年度に繰り越して事業を進捗していく予定でございます。 ○長島満理子委員  じゃ、いつごろとも、先に進む予定がないので、まだ決まっていないんでしょうか。
    ○古川 篤下水道課長  現段階では、まだ細かく予定までは決めていませんけども、委託のほうを進めまして、それから市のほうでも検討を進めまして、その後に審議会を開いていく予定でございます。 ○長島満理子委員  では、決まり次第、審議会開催をお願いしたいと思います。  また、関連しまして、三浦市公共下水道事業における民間資金等活用検討審議会の開催状況というのはどうなっているんでしょうか。 ○古川 篤下水道課長  下水道審議会のほうは今年度は開いておりません。PPP審議会で決めた後に報告という形をとるのかなというふうに現在では考えております。 ○長島満理子委員  わかりました。以上です。 ○石橋むつみ委員  今のに関連というか、国の補助金を受けて管路調査をやるはずだったんですよね。それのことですか、不調に終わって、30年度にまたやることになるという。 ○古川 篤下水道課長  管路調査は、28年度の予算を29年度に繰り越して使ったものでございます。管路調査は既に終えておりまして、その管路調査の結果をもって、今説明いたしました改築更新計画の策定に生かすという形でやっております。 ○石橋むつみ委員  去年の予算委員会のころは、管路調査の基礎調査。で、それをもとにして計画を立てるというんだけど、その調査の結果で、こんなことがわかったよ、あんなことがわかったよというのはあるんですか。 ○古川 篤下水道課長  今回の調査では、カメラを使いまして管渠の中を――カメラが入れなかったところもありますけど――ほとんど調査いたしました。土砂が堆積しているですとか、管渠にクラックが入っているとか、樹木の根が侵入しているようなところもございましたので、そういったことを、長い目で見た改築更新計画にも生かしますし、早急に対応しなければいけないところは早急に対応していくということで予算計上もさせていただいております。 ○石橋むつみ委員  昨年も申し上げているんですけれども、PPP・PFI推進事業ということですけれども、下水道というのは水道と一緒に、市民の命にかかわる、生活に欠かせない公共的な事業ですので、調査とかは確かに必要で、それをしてわかることというのはあるんですけれども、全体、運営権を渡してしまうということに対しては問題があると思っていますので、反対いたします。  以上です。 ○小林直樹副委員長  11ページ、PPPの上、地方公営企業法適用事業なんですけれど、概要でも28ページに、32年度から公共下水道事業特別会計に地方公営企業法を適用するための準備を進めますとなっているんですけれど、公営企業法が適用になると、どういうメリットというのかな。公営企業法にしますよということなので、何かメリットがあるんですかね。 ○古川 篤下水道課長  公営企業法が適用になることで、今よりも資産の状況とか経営の状況が明らかになって、効率よい運転ができるというふうに考えております。 ○小林直樹副委員長  確かに公営企業になると、会計が複式簿記になったりバランスシート方式になったりというので、公共下水道自体、かなりでかい資産……資産というか、プラントみたいのを持っているわけで、性格としては公営企業法のほうが合っているのかなと。他市でも公営企業法でやっている、企業会計でやっているというのもありますので、そういうことでは経営がきちっと見えてくるということになるんでしょうね。もうちょっと私も勉強してみます。  下に、汚水管きょ管理事業ってあるんですけど、昨年は600万円ほどなんですけれど、900万円にふえていまして、それの内訳が需用費と委託料なんですけれど、ちょっと説明していただけますか。 ○古川 篤下水道課長  需用費のほうなんですけども、マンホールポンプの水位計の修繕と、それから電気料の増加を見込んでおりまして100万円ほど増額になっております。委託料に関しましては、運転管理業務が30年度から新たに委託されるんですけども、その部分で人件費が上がっているところと、先ほど申しましたカメラ調査によって、清掃しなければならないところが出てきていますので、その分を増額しております。 ○小林直樹副委員長  需用費なんですけれど、電気料がかかるというと、これは管渠で、水中ポンプ――汚水ポンプで、汚水量がふえるということなんですかね。 ○古川 篤下水道課長  管渠の電気料はマンホールポンプの電気料になっております。マンホールポンプ自体は、水を上げたときに電気を食いますので、実際、29年度の見込みを出しますと、汚水量がふえている状況がございますので、電気料も高くなっております。 ○小林直樹副委員長  汚水量がふえるというのは、大きく2つの要素があるかと思うんですけれど、水洗化率と件数を教えていただけますか。 ○古川 篤下水道課長  公共下水道の28年度末の人数ですけれども、1万3,661人ということになっております。接続率ですと、89.7%になります。 ○小林直樹副委員長  汚水量がふえるという要素の2つなんですけど、公共下水道につなぐ件数がふえる、人数がふえるというのが汚水がふえる要素の1つで、これならば件数がふえて、使用料も取れますから、よかったねということになる。もう一つは、老朽化によって、外から水が入ってきちゃう、地下水が入ってきちゃうということが大きな要素になるかと思うんですけれど、汚水じゃない地下水がかなり入り込んできているなんていうのも考えられますかね。 ○古川 篤下水道課長  実際、有収水量自体は減少傾向にございます。それで、処理水量がふえているということは、やはり不明水が入ってきているということが考えられると思っています。 ○小林直樹副委員長  上水道は漏れちゃう。どこが漏れているんだというのがなかなかわからない。下水道は入ってきちゃう。どこから入ってくるんだというのは、やっぱりなかなかわからないですかね。 ○星野拓吉副市長  昨年の台風のときは、かなり下水量がふえました。 ○小林直樹副委員長  そうか、マンホールの穴だね。 ○星野拓吉副市長  それもありますし、あと、例で挙げますと、各ご家庭の外の手洗い場。ここの排水溝が下水道につながれますと雨水がそのまま入ってきますので、ここまでをどういうふうに指導するかというのが、かなり大きな課題になってくるかなと思います。 ○小林直樹副委員長  マンホールの穴から結構入ってきちゃうなんていう議論はしたんだけど、外の手洗い、靴洗いの場の排水が……。下屋が出ていたり霧よけがあったり、それでも入っちゃうもんね、確かにね。そういう要素があるんだ。わかりました。  13ページ、額が大きいので聞きますけど、管きょ建設費で、概要の28ページの一番下に、金田中継センターに設置している自動除塵機の更新工事をするというので、昨年度は3,500万円程度だったんですけれど、この機械の更新で、今回は1億1,200万円になっていて、これが大きな要素になるんですか。 ○古川 篤下水道課長  委員おっしゃるとおり、金田中継センターの自動除塵機の改築更新工事が大きな要素となっております。 ○小林直樹副委員長  除塵機って、ほこりを取るということなんだけど、普通、細目スクリーンか何かで、入ってくる物をひっかけて取っちゃうということなんですけど、これは網みたいのですくったりなんかしているんですか。 ○古川 篤下水道課長  委員おっしゃるとおり、スクリーンでひっかけたものが自動で上がってくるようになっておりまして、それを集めて回収するという装置になっております。 ○小林直樹副委員長  それが、やっぱり取りかえなくちゃいけないぐらい老朽化しているということなんですかね。 ○古川 篤下水道課長  平成10年に供用開始しておりますので、おおむね20年たっているということで老朽化しております。長寿命化計画というのを立てておりまして、その中で更新するという計画になっております。 ○小林直樹副委員長  わかりました。いいです。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第25号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、議案第26号 平成30年度三浦市第三セクター等改革推進債償還事業特別会計予算を議題といたします。  これより歳入歳出の一括質疑に入ります。 ○小林直樹副委員長  9ページの土地貸付収入、これも2つ性格があって、水産用地の貸し付けはふえているんですけれど、ここで言うと全体の貸し付けが減っているので、県の消波ブロックのヤードが少なくなっているなんていうことが予測されるんですけど、その辺、説明していただけますか。 ○澤口大輔特定事業推進グループリーダー  委員おっしゃるとおり、事業用定期借地につきましては昨年よりもふえておりますが、消波ブロックの関係で300万円弱――280万円とありまして、減ってございます。 ○小林直樹副委員長  多目的用地の関係なんですけれど、基本協定は6月か。基本協定を結ぶかどうか、今月末までに契約候補者と協議するということになるかと思うんですけれど、今、話を進めているのは、土地は売却ですか、定期借地ですか。 ○徳江 卓市長室長  まず、最初に期限の問題でございますが、そこは今年度末をめどとして協議を進めてまいりました。それで、基本的には今現在で、最短であれば6月の基本協定に向けて協議を継続することを決めたということでございます。 ○小林直樹副委員長  6月まで協議を延ばしたということか。 ○徳江 卓市長室長  ですから、3月をめどに基本協定、進むか否かというところを協議してまいりました。基本協定締結に向けてさらに協議を進めるということを今現在決めておりますので、3月をめどとした答えについては、そこで一度出ていますということです。それが1つございまして、それをもとに基本協定に向けた協議をしているということです。 ○小林直樹副委員長  そこまでは何回も何回も議論していて、まだ出ないのか、まだ出ないのかってやっているんだけど、一般質問だったっけ、6月というのがひょこっと出たんですよ。そのときに、3月までに協議を調えて、基本協定を6月に行うというふうに捉えたんですけど、そうじゃないんだ。 ○徳江 卓市長室長  最短が6月ということですので、一般質問の答弁で言っていることと、今、私が説明していることは、そごはないと認識しております。 ○小林直樹副委員長  別にそごがあるというんじゃなくて、基本協定が最短で6月ということね。 ○徳江 卓市長室長  はい。 ○小林直樹副委員長  わかりました。 ○徳江 卓市長室長  もう一つのほうは、基本的に分譲を前提に。 ○小林直樹副委員長  それは、今まで余り議論されてなかったんだね。こっちも聞いてもいなかったし。わかりました。  3月末までに結論が出るということなのかな。協定を結ぶか結ばないかという結論は3月末に出る。さっきの答弁だと、いや、それも6月に延びるというような話みたいなんだけど、3月末に結論は出るということでいいですか。 ○徳江 卓市長室長  そこの調整を今しているところなんですが……。 ○小林直樹副委員長  今しているんだけど、調整して、結論出るのはいつなんだというのが。 ○徳江 卓市長室長  最終的に結べるという結論というのは、最短で6月ということになると思います。 ○小林直樹副委員長  結べるというのが最短で6月なのか。協定を結ぶのが最短で6月じゃないの。 ○徳江 卓市長室長  それはイコールになってしまいます。 ○小林直樹副委員長  イコールでいいのね。 ○徳江 卓市長室長  はい。 ○小林直樹副委員長  まあ、売却で進んでいるということだけわかったので。  この会計は、二町谷の埋立事業をやった、それと、その失敗のための借金返済なので、賛成できません。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第26号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  これより企業会計の質疑に入ります。  議案第27号 平成30年度三浦市病院事業会計予算を議題といたします。  これより一括質疑に入ります。 ○出口眞琴委員  病院に関して幾つか質問いたします。昨年の決算なんですけど、昨年の決算は経常損益のほうが赤字になってしまった。単年度の収支のほうは黒字でしたけど、29年度の見込みってわかる。 ○矢尾板昌克総務課長  29年度決算見込みでございますが、1月末までの実績を踏まえて算出をしている現状で、経常損益につきましては1億3,840万円ほどの赤字です。それから、単年度資金収支につきましても、1,340万7,000円ほどの赤字になっております。 ○出口眞琴委員  単年度のほうも、その要因みたいなものはまだわからないか。昨年はVREかな。 ○佐藤安志病院事務局長  やはりバンコマイシンの影響がありました昨年度に引き続きまして、同様の受診抑制等があったのかなというのもありますけども、実際、分析はまだしていない状況でございます。ただし、きょう12時現在で135床入っておりますので、1月過ぎてから、ほとんど満床に近い状況になっておりますので、先ほど申しました数字よりは良化した形で決算を迎えるんじゃないかと思っております。 ○出口眞琴委員  病院会計の5ページのほうで、収益的収入のほうなんですけど、入院収益の数字が昨年より4,380万円増加しているということで、年間の患者数の予定量では、入院のほう、昨年と変わらず4万3,800人なんですよ、設定が。ただ、金額的には増加しているという、そのギャップというか、どのようなことでこの数字が出てきたのか。 ○矢尾板昌克総務課長  予算を算出するに当たりまして、入院の1人当たりの1日平均の単価を、昨年度は3万5,000円、今年度は3万6,000円で見込んでおります。これは、今年度の実績を踏まえまして、単価のアップがいけるだろうということで予算計上しております。 ○出口眞琴委員  じゃ、外来のほうは昨年と同様の数字で出したということですか。 ○矢尾板昌克総務課長  そのとおりでございます。 ○出口眞琴委員  続きまして7ページなんですけど、資本的支出のほうで、建設改良費なんです。資産購入費が昨年に比べ1億443万円増加していると。施設整備費のほうも8,287万円増加しているという、この理由に関してお聞かせください。 ○矢尾板昌克総務課長  まず、資産購入費でございますが、大型の医療機器であるMRI、それから放射線科の情報システム、このような昨年度にはなかった大型の機器の購入を予定しております。それから、施設整備費でございますが、昨年度、工事はほとんどなかったんですけれども、屋上の防水工事、それから消防署とつなぐ非常用の設備、それと放送設備の更新。これは消防法の改正に伴いまして、今までは消防と病院の間で、要は、非常用の通報装置を消防と連動するものをつけなくてはいけなかったんですけども、病院の場合は経過措置でありまして、その経過措置が来年の31年3月31日で切れます。その間までに新たに消防と直結する非常用の設備を更新しなくてはいけないことになりましたので、来年度にその更新を行って、工事を行うものでございます。 ○出口眞琴委員  それは、大体いつごろというのは決まっているの。 ○矢尾板昌克総務課長  いずれも来年度中ということで。 ○出口眞琴委員  資産購入費のほう、MRIということで、新たに入れかえるのか、それとも更新するのか。 ○佐藤安志病院事務局長  MRIは新病院を建設したときに入れております。それがもう14年たっておりますので、またスペックも、MRIはテスラというような単位を使うんですけども、今、1.0テスラですが、1.5テスラで、スペックのほうも高める形で考えてございます。 ○出口眞琴委員  じゃ、大分医療機器としては精度が上がったものに入れかえるということですか。 ○佐藤安志病院事務局長  0.1から3までテスラがあるんですけども、1.0テスラでも今まで脳ドック等で威力を発揮しておりましたけども、最近、やはり認知症のほうの診断になりますと、1.5テスラだと、そのアプリケーションがあるということで、画像で診断ができるというところも考えまして、1.5テスラにしたというふうなことでございます。 ○出口眞琴委員  次に、医師不足等も言われていますけど、職員の確保について、昨年、医師も技術職もある程度目標というか、立てていましたよね。いかがでしたか。 ○矢尾板昌克総務課長  まず、医師のほうにつきましては、29年度は残念ながら確保することはできなかったんですけども、30年度当初に整形外科医師を1名確保するということで予定をしております。看護師につきましては、平成30年度の予算人数が86人ということになっております。現在、79名の看護師です。30年度当初には7名の看護師が入職する予定にはなっておりますけれども、普通退職、定年退職で7名退職する予定でございますので、79名のままです。ですので、引き続き看護師のほうにつきましても確保していきたいということです。  それから、医療技術職につきましては、作業療法士をずっと募集をしておったんですけれども、残念ながら29年度中の確保には至りませんでした。それから、理学療法士につきましては、年度途中で2名退職をしましたが、30年度当初に2名の確保の内定をいただいておる状況でございます。 ○出口眞琴委員  じゃ、不足につきましては、30年、引き続き募集を行うというふうなことでよろしいですね。 ○矢尾板昌克総務課長  そのとおりでございます。 ○出口眞琴委員  昨年、一般質問のほうでもしたんですが、待ち時間の短縮の取り組みについてなんですけど、新しい取り組みがあるのか、それとも……。 ○佐藤安志病院事務局長  眼科と整形が特にというふうなお話も伺っておりまして、眼科につきましては、1時間当たりの予約数をある程度制御しまして、以前よりは若干短くなっているかなというふうに思っております。あと、整形のほうですけども、やはり時間の配分がちょっとアンバランスなところがございますが、この4月に3人目が入りますので、その辺で調整ができればなと思っております。  また、物理的な時間のほかにも精神的な時間の緩和ということで、先々月から、本庁のほうでも水曜日にやっているハートフル・マーケットの三浦市立病院版ということで、毎週木曜日――きょうもやりましたけれども、そういうふうなことによりまして待ち時間の精神的な長さについての解消を図るというふうなこと、いろいろなことを考えてございます。  近々は、ディスプレーのほう、開院当時はテレビが待合室にございましたけど、それは今、稼働してない状況ですが、近々それも復活させて、待ち時間にそのようなアメニティーの部分でも寄与できればなというふうなことで考えております。 ○出口眞琴委員  最後なんですけど、これまで23年度から5年連続で単年度の資金収支を黒字で続けてきた。残念ながら、28年度に赤字だったんですが、その辺、また今回、単年度も赤字の見込みというふうなことですが、せっかくうまく軌道に乗り出した、経営の改善なので、また経常損益のほうも黒字になるように、30年度、頑張って、またもとの位置に戻るような形で努力するようにお願いいたします。 ○佐藤安志病院事務局長  本当にそれは残念なことだと痛感しておりまして、ことしも、先ほどの答弁のとおり、余りよろしからぬ形になろうかと思うんですが、必ず30年度はまた復活させるようなことに向かいまして、総括のときにも市長から答弁いただきましたけども、収入の構造的な部分についても抜本的に変えるということで、今回、地域包括ケア病床の増床であるとか、そのようなことを通じまして確実な黒字を実現していきたいと思っております。 ○出口眞琴委員  お願いします。以上です。 ○石橋むつみ委員  国保のところでも特定健診とか出ましたけど、ブライダルチェック「健康未来予想図」って始めたんですよね。その後、どうなっているのか。 ○石塚真司医事課長  ブライダルチェックにおきましては、残念ながら、今のところ受診者はゼロということでございます。 ○石橋むつみ委員  名前も工夫したなと思って。ちょうど20代、30代、元気だから余り健診に行かないですよね。就職とかで必要に迫られれば健診に行かなきゃとかってあるけど、何とかしてその辺の若い人たちに自分の体を知ってもらうというので、大事なことだなと思ったんですけど……、そうですか。また、いろんなアプローチの仕方で、若い方たちにも自分の体を知ってもらう、何かの折に健診をするということができるように考えていただきたいなと思います。  もう一つ、昨年秋に、みうら市民健康大学オープンキャンパスが三浦ふれあいの村であったんですけれども、たしか100人ぐらい参加者があって、その前の年よりはふえているよということで、スタッフを入れて150人以上。そこでいろんな交流や健康についてのいろんなことがあったんだと思うんですけど、ことしの予定というか、今後も続けられるんですよね。 ○佐藤安志病院事務局長  100人ほどふえたのが28年度のときでございました。残念ながら、29年度、ちょうど台風が来まして、午前中で切り上げてしまいまして若干少なかったんでございますけども、前評判としては、結構行きたいというふうなお話がありまして、非常に天候に恵まれなかった部分がございます。その辺の反省にも立ちまして、今年度、最終的な反省会の中では、気候に余り左右されない季節がいいよねというふうな話はしてございます。ただ、余りいい季節を選びますと、市民まつりとかとまた重なってしまいますので、その辺の調整を考えながら、ことしもぜひやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○石橋むつみ委員  リハの専門家だとか、市立病院だとか、YMCAも含めて協力して、市のさまざまな健康づくりのスタッフも参加をしているということですので、健診と同時に、市民に自分の体を考えてもらう、知ってもらうという取り組みは今後もしていただきたいと思います。
    神田眞弓委員長  他に。 ○出口正雄委員  1点だけなんですけど、毎年聞くので。医師確保のことについて、先ほどの眼科、待ち時間の短縮を考えて、検査技師を一刻でも早く探してほしいなと思いますので、どうでしょうか。 ○佐藤安志病院事務局長  多分、お問いの件、ORTという視能訓練士のことだと思います。やはり視能訓練士がおりますれば、いわゆるケースの分業ができますので若干早くなろうかと思いますけど、やっぱり根本的なところはドクターのさばき方とかそういうのがございまして、それも総合的に含めまして、また努力したいと思います。 ○出口正雄委員  お願いします。以上です。 ○小林直樹副委員長  28年度。赤字ということなんですけど、累積赤字ということになると、幾らになりますよね。 ○金枝晃芳主査  27ページにございます、予定貸借対照表の剰余金合計、9億987万7,000円が30年度末の予定でございます。 ○小林直樹副委員長  これ、30年度末、31年3月31日予定でこれになるということ。で、今聞いているのは、28年度末の実際の赤字。29年度、確定していないので、それで積み上がって、30年度で積み上がるということになるんでしょうけど、28年度が確実な累積赤字になるので。 ○矢尾板昌克総務課長  28年度末の累積欠損金、7億4,137万1,975円です。 ○小林直樹副委員長  蒸し返しちゃうようで悪いんだけど、そうすると、30年度も赤字を見ているということになるんですか。 ○矢尾板昌克総務課長  30年度は黒字の予算を組んでおります。 ○小林直樹副委員長  29年度の見込みが1億4,000万円だから、それ足すと8億8,000万円で、30年度末が9億円だから、若干赤字なのかなという数字になるよね。 ○金枝晃芳主査  29年度決算見込みが、先ほど課長が答えたのは直近の数字でございます。予算のときに積算いたしましたのが、29年度見込みが1,000円単位でいきますと、1億6,918万6,000円の赤字になっております。 ○小林直樹副委員長  1億7,000万円近く赤字になるということですね。わかりました。  地域包括ケア病床を28床から40床にするということで12床ふやすんですけれど、総括の場面でも、それと今の説明でも、経営を安定するためにケア病床にするんだということになっているんですけれど、1日のベッドの単価で言うと、今の急性期病床がケア病床になると、幾らが幾らになるのかというのを教えていただけますか。 ○佐藤安志病院事務局長  平均的な金額が3万1,000円弱ぐらいです、地域包括ケア病床。ただ、急性期の場合はもっと、4万円、5万円いたします。ただし、その4万円、5万円の出来高の病床が、地域包括ケア病床と同じように月日を入れていきますと、大体2万8,000円ぐらいになります。その分の4,000円が差額で、その辺が補填されるというふうなところと、あと、29年度の8月までの実績ですけれども、占床率96.5%。40床になりましても、回していく中で40床全部をいつも、というのはちょっと厳しいかもしれませんけれども、それに近いような占床率が期待できるのかなというようなところで、経営に寄与するんじゃないかというふうににらんでおります。また、4月からの改正の中で、基本のところの地域包括ケア病床の単価につきましては、また加算されるというところでございます。 ○小林直樹副委員長  単純に考えると、占床率が96.5%だと、急性期病床、ケア病床合わせて96.5%なんだというと、急性期のほうが単価が高いから、そのままのほうがいいんじゃないかというふうにも言えるんだけど、多分、患者さんの傾向としては、長く入院する患者さんが多いということで、ケア病床を選んだほうが経営的に有利だという判断なんですか。 ○佐藤安志病院事務局長  136床ございます。やはり三浦市で本当に急性期を賄う、この医療圏であれば、大体90床ぐらいで回していけるというふうなことは院長ともお話しした中で、そのように推測しております。そうなりますと、47床丸々4階病棟ございますので、そこを地域包括ケア病床に転用をしても、今までの急性期の患者さんを邪魔することはないということと同時に、やはり今、サブアキュートとポストアキュートというのは、在宅からすぐに直接来るのと、あと、うちのほうの急性期または共済とか市民とかうわまちの急性期から来る方がいらっしゃいますけれども、そういうふうなポストアキュートの方というのはやっぱり多うございます。その方たちというのは、先ほど言いました5万円、6万円の時期はもう過ぎている形の病態でいらっしゃいますので、その方を確実に、地域包括ケア病床、60日在院できますので、その間、固定的な、先ほど言いました3万1,000円弱の単価を算出できるというふうなところでございます。 ○小林直樹副委員長  サブアキュートとポストアキュートという話が出たんですけれど、人数出ますか。 ○佐藤安志病院事務局長  今までは9割近いというのがポストアキュートでございます。ただ、この4月から、40床で運用する中で新たな施設基準が示されまして、10%サブアキュートを入れるようにということで、ですから、40床ですと4人。これが、例えば、32人の満床状況でも3.2%でございますので、人間ですから繰り上げますので、常に4人。あと、そのサブアキュートの中でも、いわゆる計画的なレスパイトではなくて、急患として入ったものを3カ月に3人というふうな縛りがございます。これにつきましては、今までも地域包括ケア病床のレセプトとかカルテを見る中では、実際1割ぐらいのそのような需要がありまして、ただ、運用の中で10対1、1回ワンクッション入れている方もいらっしゃいますので、その辺は大丈夫なのかなと思っております。でも今後は、サブアキュートを必ず、ある程度入れていくというふうな形になろうかと思います。 ○小林直樹副委員長  地域包括ケア病床、三浦で今でも28床あるんですけれど、例えば、多いのが脳と心臓で、例えば共済病院で入院する。手術すると、本当に急性期なので、そろそろ退院ですよとなるんですよ。そうすると、手術してすぐ退院と言われても、この状態だと、うちに戻るのか施設に入るのかという判断がつかない。そのときに、市立病院に転院して、ケア病床に入って、そうすると、患者さん本人も三浦に戻ってきたという意識があるし、家族も近いから毎日見舞いに行ける。それで、それが1カ月、2カ月ぐらい経過を見れるので、症状が固まって、これならばうちに戻ってこれるんじゃないかとか、いや、やっぱりうちは介護力ないから施設じゃないとだめなんじゃないかという判断がつくというんですよね。そういう意味では、高齢化率の高い三浦市でケア病床、28床から40床にふえても、さっきのポストアキュートが9割だということになると、12床ふえても1割はサブアキュートをつくらなくちゃいけないんですけれど、病床の占床率というのは96.5%を維持できるという判断ですかね。 ○佐藤安志病院事務局長  やはり今、副委員長がおっしゃったように、もちろん行き先も決めますけども、なおかつ、そこで必ず1日2単位のリハをやれる方についてはもう義務づけられておりますので、これ、土日も入れてとなりますと、土日は休みですので、その2単位分をほかのところに振り分けてやりますと、3単位やる日も出るというふうな形で、大分ADLを上げる状況になります。ですから、ただ帰すわけではなくて、そういうふうなADLを上げる試みをしながら、例えば、施設かなという方でももうちょっと違う在宅、在宅かなという人も、もっと元気で帰れるような上のレベルを考えて、いわゆるADLを上げて帰すというような形を考えてございます。  やはりそうなりますと、これからのそういうような形ですと、需要については結構ございますし、うちども、在宅診療を回っておりまして、つぶさに状況を見ていきますので、先ほど言いましたサブアキュートのように、これ、ちょっと1回入れたほうがいいなというのも、すっと入院できるような形になろうかと思います。少なくとも90%以上の占床率は維持できていくのかなというふうに思います。 ○小林直樹副委員長  在宅になるか施設になるかというのは、そこの選択になるんでしょうけど、どっちにしても、ADLが向上するというのは本人にとっても非常にいいことなので、ケア病床、40床になるということでも経営的にいいのかなというふうに思います。  それと、訪問診療なんですけれど、今2人の医師で、訪問診療の回数を教えていただけますか。 ○石塚真司医事課長  2月末現在の訪問診療の件数でございますが、1,051件でございます。 ○小林直樹副委員長  数的には横ばいですかね。 ○石塚真司医事課長  昨年度と比較しますと、若干予備があるという程度です。見込みとしますと、昨年度に比べて50件程度、増するかなという状況でございます。 ○小林直樹副委員長  訪問看護は何件かわかりますか。 ○石塚真司医事課長  訪問看護につきましては、2月末現在で33件でございます。 ○小林直樹副委員長  訪問リハは。 ○石塚真司医事課長  訪問リハにつきましては、こちらは1月末現在の実績でございますけれども、1,241件となっております。 ○小林直樹副委員長  これ、27年が最新なのかな、病院年報の53ページ、地域医療科のところで地域包括ケア病床、それと訪問診療、看護、リハというので、在宅と病院と施設も含めて関係が構築できたんだというふうに書いてあるんですけれど、やっぱり地域医療科とケア病床との関係でも、ケア病床40床というのは必要だという判断ですか。 ○佐藤安志病院事務局長  地域医療科で、社会福祉士が地域包括ケア病床の退院の専任という形で張りついております。実は、自宅に対する、在宅比率が29年度8月現在で90%を超えてございます。ですから、ほとんど急性期に行かずとも、またはほかに転院しなくても、いわゆる自宅であるとか、または療養的な、いわゆるついの住みかと言われるような施設に入れるような状況も実現させてございますので、今後そういうものもできるだろうというふうな形もちゃんと担保をとりまして、40床というふうな形にしております。 ○小林直樹副委員長  病病連携なんですけれど、共済病院等、6病院と連携をしている、提携をしているなんていう話は聞いているんですけれど、その後、病院数がふえるとか――病院がふえてないからふえてないんだろうけど、どんな連携をとっているかなんていうのを教えていただけますか。 ○佐藤安志病院事務局長  今、8病院になっております。パシフィック・ホスピタルと浦賀病院がふえまして、最初4病院で始めましたけど、その後、金沢文庫病院、若草病院、それで6病院になりまして、今度また2つ入って8病院というふうな形で。それぞれの機能を見据えて、お互いに情報交換しながら、横須賀、三浦の医療圏の中で有効的に活用していこうというふうな形で動いております。 ○小林直樹副委員長  それと、病診連携なんですけれど、地域の開業医さんと病院との連携なんですけど、それについてはどんな感じですかね。 ○佐藤安志病院事務局長  やはり医師会のほうが中心になってございます。うちどもも、事あるたびに、医師会の、いわゆる講演とかそういうところに出向いていきまして、いろいろ顔の見える関係を構築してございます。今後もそれをより以上に、医師会長からのお話もございますので、続けていきたいなというふうなことで考えてございます。それができれば、いわゆる診療情報提供という形で照会もされるというふうな形になります。 ○小林直樹副委員長  これからも地域医療の充実に向けて取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第27号の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○神田眞弓委員長  次に、議案第28号 平成30年度三浦市水道事業会計予算を議題といたします。  これより一括質疑に入ります。 ○出口眞琴委員  まず、8ページなんですけど、支出のほうです。老朽管更新事業なんですが、前年度より約6,000万円増額になっていますけど、30年度の予定というか、その辺はある程度わかるのであれば教えてください。 ○鈴木正裕給水課長  平成30年度は4カ所予定しております。事業費のほうも拡大されて、29年度は2本だったものが4本になるわけなんですが、そういった関係で事業費が大きく拡大されております。 ○出口眞琴委員  その下です。基幹施設耐震化整備事業費なんですけど、今年度は上がっていますけど、これ、小網代の配水塔なのかな。 ○鈴木正裕給水課長  地震等災害発生時における水道水の確保と安定供給を図るために、平成25年度からこの事業を実施しております。平成30年度に関しましては、小網代配水塔の耐震診断を予定しております。 ○出口眞琴委員  水道事業に関しましては、余剰金だとか事業債の償還だとか、さまざま資金繰りが厳しいですよね。ただ、設備投資もしなきゃいけないし、そんな中、今の現状を踏まえた上で事業の今後の見通し、どうでしょう。 ○松井住人営業課長  水道会計の決算としては、平成22年度から単年度収支が赤字になっております。そういったようなことを含めて、昨年、審議会のほうを設置させていただいて、現在、2回の審議を開かせていただいています。現在、3回目に向けて審議をする準備を調えている段階ですが、経営的には非常に厳しいというふうに思っております。 ○出口眞琴委員  審議会でよく審議していただきまして、いい方向へ向かえるように頑張って……、まあ、なかなか本当に厳しいと思いますよ。ありがとうございます、以上。 ○石橋むつみ委員  水道を使う量が減ってきているということで、最近、漏水検査、市の委託でということで回ってきたんですけども、あれは全市が完了するんですか、今年度。どんな状況ですか。 ○鈴木正裕給水課長  この漏水調査のほうは平成13年から実施しております。29年度におきましても、今、まだ現在、調査のほうを進めている段階でございます。 ○石橋むつみ委員  そうすると、あとどのぐらいかかるんですか。全域やるわけですよね。 ○鈴木正裕給水課長  これ、事業、完結じゃなくて、ずっと継続する形で実施している業務なんです。 ○石橋むつみ委員  地域というよりも、管でやっているということ。30年度どうするのとか。  たまたま、下宮田の自分のところに漏水検査が回ってきたんですよ、最近。数年前から続けてきているというのが今わかったけども、地域ごとにやっているのか、今後どうしていくのかというのを聞きたかった。 ○鈴木正裕給水課長  これ、3月、まだ実施しております。今月までです。 ○星野拓吉副市長  多分、終わらない。ずっとつなげていきます。前回調査したところも、ないところもまた調査する。これをずっと場所を決めて、継続してやっていくということになっております。 ○石橋むつみ委員  ありがとうございました。いいです。 ○小林直樹副委員長  16ページなんですけれど、老朽管更新事業費で、概要のところで29ページなんですけれど、延長726.2メートルを更新します。昭和10年代の老朽管ということで、10年代というと、古い町並みなので三崎のほうなのかななんていうふうに思っているんですけど、場所はどこですか。 ○鈴木正裕給水課長  昭和10年代という、ちょうど10年になるんですけれども、引橋配水池の下の部分の配水管になります。 ○小林直樹副委員長  引橋配水池というのは隧道のことですか。 ○鈴木正裕給水課長  ウインザーハイムというマンションがあると思うんですけども、そのちょうど道路を挟んで向かい側の配水池になります。 ○小林直樹副委員長  前に戻りますけど、15ページ、その他負担金で、水源施設増強費繰入金が3億3,000万円ほどあるんですけれど、29年度末の残金見込みは幾らですかね。 ○鈴木正裕給水課長  29年度末見込みは、4億5,461万8,860円を予定しております。 ○小林直樹副委員長  じゃ、ふえたんだ。何かのときに聞いたら4億5,000万円ほどで、その4億5,000万円から3億3,000万円繰り入れするということになると、残りが1億2,000万円。31年度の話をしちゃうとあれなんだけど、31年度の予算を組むときに水源増強費、29年の予算では2億4,000万円で、ことし3億3,000万円、1億2,000万円しか残っていないということになると、31年度の予算を組むのが……、ほかからお金を持ってくれば別だけど、この組み方だと組めなくなるという判断ですかね。組まなきゃいけないんだけど。 ○松井住人営業課長  仮に現在のままということであれば、予算を組むのは不可能だと思います。そうならないように、今、審議会なり、あと庁内会議を開いて対策のほうをやっております。 ○小林直樹副委員長  もちろん、ならないようにしなければ予算を組めなくなっちゃうんですけれど。ということは、水道料金の値上げというのが一つの方法。もう一つは、経費を減らす。といっても、ずっと減らしてきて、これ以上何を減らすんだという話も出るでしょうし、かなり厳しい。水道料金の値上げというのがもう前に迫っているのかなというふうに思うんですけど、その辺はどうですか。 ○星野拓吉副市長  水道料金の値上げも一つの手法であるとは思いますけど、それが市民の皆様への影響がかなりあることも承知しております。ただ単にそこだけではございませんので、もう少し長いスパン、来年の話ですけども、その先のことも見据えながら、いろんな手法をとるように、審議会のほうからも動いていただいていますし、我々の独自で、市のほうとしてもいろんな方法を、例えば、ほかから水道、買わせていただいていますけれども、この料金の件ですとか、ここは検討させていただいて、結果でまた判断していきたいというふうに思っております。事業部門としては、それは予算が成り立たなきゃいけませんので、そういう考えはありますけども、市として最終的にそこになるのかは、まだいろんな検討が必要かと思っております。 ○小林直樹副委員長  料金値上げにならないほうがいいに決まっているんですけれど、その辺を見きわめるには、やっぱり資料をきちっとしないと。それで、前、水道料金を上げたときも、かなり上げ率が大きくて混乱したこともあるので、審議会は審議会でつくっています。議会としてどういうふうにかかわるか、かかわれるのかということも含めて考えていかなければいけないのかなというふうに思います。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第28号の質疑を打ち切ります。  以上をもって、全ての質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                午後3時10分休憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午後3時38分再開 ○神田眞弓委員長  再開いたします。  これより討論及び採決に入ります。  議案第20号 平成30年度三浦市一般会計予算については、討論の申し出がありますので、これを許可します。 ○小林直樹副委員長  一般会計に反対の討論をいたします。  三浦市の職員定数は691名ですが、正規の職員数は481名です。定数との差は210名にもなります。職員の数を抑えることにより、市民サービスを低下させてはなりません。また、職員の健康管理も重要です。実情に合わせた職員採用計画を作成し、適切な職員採用を行うことを求めます。  就学援助制度ですが、支給額は学用品費と新入学学用品費が国基準の2分の1になっています。支給対象世帯では、横須賀市が生活保護基準の1.5倍までで、2人家族では所得が270万円までの世帯ですが、三浦市は1.3倍までで所得が235万円までです。35万円もの差があります。子育て支援策として、支給額を国基準に、支給対象世帯を横須賀市と同じ生活保護基準の1.5倍までにすることを求めて反対をいたします。 ○神田眞弓委員長  次に、長島委員。 ○長島満理子委員  平成30年度三浦市一般会計予算について、みうら市政会の一員として、賛成の立場から討論を行います。  個人市民税は増加したものの、景気低迷、人口減少、土地価格の下落など、法人市民税や固定資産税の減少により市税は減少し、厳しい財政現状は続いています。平成30年度の予算は、未来の財政健全化を見据えた編成により、人口減少と財政健全化に対応する、三浦市総合計画「三浦みらい創生プラン」の重点施策と、財源対策検討委員会によって編成に努めていました。新たな地域活性化事業の推進、市内経済活性化に期待するところであります。  歳出では、小児医療費無料化対象を中学3年生まで引き上げ、中学1年生に支給していた新入学学用品費については、入学準備金として小学6年生に前倒しし支給を行うなどの子育て支援の充実や、みうら誘客プロモーション事業、地域活性化事業などの観光振興への取り組み、市場高度衛生化に伴う水産振興、ごみ処理広域化に伴う効率的運営体制の整備、また、(仮称)市民交流拠点整備事業などは、商業施設の開設、市民交流スペースなど、人が行き交う場として新しい交流の場ができることなど、各事業に対し評価するところであります。  しかし、本市の重大課題であります持続可能な企業等誘致プロモーション事業に対しては、30年度中の課題解決の取り組みに期待をするところではあります。  最後に、平成30年度予算審査特別委員会において審査されましたことを十分にご精査していただき、平成30年度三浦市一般会計予算に対する私の賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○神田眞弓委員長  他にございますか。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手多数であります。よって、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号 平成30年度三浦市国民健康保険事業特別会計予算については、討論の申し出がありますので、これを許可します。 ○小林直樹副委員長  30年度は3,600万円の値上げで、市民に負担を押しつけます。特定健診の受診率を上げ、市民の健康を守ることを求めて反対をいたします。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
                    [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手多数であります。よって、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号 平成30年度三浦市後期高齢者医療事業特別会計予算については、討論の申し出がありますので、これを許可します。 ○小林直樹副委員長  後期高齢者医療会計に反対の討論をします。  この医療制度は、包括払いなど年齢で医療を差別するものであり、制度そのものに反対し、賛成できません。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手多数であります。よって、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号 平成30年度三浦市介護保険事業特別会計予算及び議案第24号 平成30年度三浦市市場事業特別会計予算については、一括して討論、採決を行います。  2件について討論ございますか。(「なし」の声あり) 討論なければ採決に入ります。  お諮りいたします。議案第23号及び議案第24号について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手全員であります。よって、2件については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号 平成30年度三浦市公共下水道事業特別会計予算については、討論の申し出がありますので、これを許可します。 ○小林直樹副委員長  コンセッション方式で民間事業者が運営権を設定することになれば、市が責任を持って公共下水道事業を行っていけるのか疑問であり、反対をいたします。 ○神田眞弓委員長  他にございますか。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  お諮りします。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手多数であります。よって、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 平成30年度三浦市第三セクター等改革推進債償還事業特別会計予算については、討論の申し出がありますので、これを許可します。 ○小林直樹副委員長  三セク債償還会計に反対の討論をします。この会計は、そもそもずさんな土地先行取得と無謀な二町谷埋立事業の失敗で生じた借金の返済です。一日も早く埋立地を売却することを求めて、反対をいたします。 ○神田眞弓委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手多数であります。よって、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 平成30年度三浦市病院事業会計予算及び議案第28号 平成30年度三浦市水道事業会計予算については、一括して討論、採決を行います。  2件について討論ございますか。(「なし」の声あり) 討論なければ採決に入ります。  お諮りいたします。議案第27号及び議案第28号について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 [賛成者挙手] ○神田眞弓委員長  挙手全員であります。よって、2件については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  この際、市長さんより発言の申し出がありますので、許可いたします。 ○吉田英男市長  委員長さんのお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。  平成30年度の予算審査に当たりましては、効率的な運営、また大変ご熱心なご審査を賜りまして、ありがとうございました。  私に対する総括質疑におきましては、観光振興や小児医療費、三崎高校跡地に関することなど、委員の皆様から大変幅広い貴重なご意見、ご提言をいただいております。また、歳入、款別、さらには各特別会計、企業会計におきましても、本市の置かれております厳しい財政状況をご理解いただいた上で、さまざまな角度からご審査を賜りました。いろいろなご意見、ご指摘をいただきましたことに対しまして深く感謝を申し上たいと思います。  当委員会で賜りましたご助言、ご意見等につきましては、予算の執行過程の中でどのように知恵を出し合って生かしていけるか、さらに研究を深めていきながら万全を期してまいりたいと思います。  今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げまして、お礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。 ○神田眞弓委員長  それでは、閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。  当委員会は、去る12日から本日まで、委員の皆様には大変ご熱心なご審査をいただき、本日、予定より1日早く終了することができました。この間、委員会運営に特段のご協力をいただきましたことを改めて御礼申し上げます。  また、市側におかれましては、各委員さんから出されました意見、指摘等を今後の予算執行に十分生かされ、最大の行政効果を上げられますよう要望いたします。  それでは、以上をもちまして平成30年度三浦市予算審査特別委員会を散会いたします。どうもありがとうございました。                午後3時49分散会...