三浦市議会 2017-03-02
平成29年第1回定例会(第4号 3月 2日)
(第3号)
日程第12 議案第11号 平成28年度三浦市第三
セクター等改革推進債償還事業
特別会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第12号 平成29年度三浦市
一般会計予算
日程第14 議案第13号 平成29年度三浦市
国民健康保険事業特別会計予算
日程第15 議案第14号 平成29年度三浦市
後期高齢者医療事業特別会計予算
日程第16 議案第15号 平成29年度三浦市
介護保険事業特別会計予算
日程第17 議案第16号 平成29年度三浦市
市場事業特別会計予算
日程第18 議案第17号 平成29年度三浦市
公共下水道事業特別会計予算
日程第19 議案第18号 平成29年度三浦市第三
セクター等改革推進債償還事業
特別会計予算
日程第20 議案第19号 平成29年度三浦市
病院事業会計予算
日程第21 議案第20号 平成29年度三浦市
水道事業会計予算
日程第22 議案第21号 市道路線の認定、廃止及び変更について
日程第23 平成29年度三浦市
予算審査特別委員会の設置並びに委員及び正副委員
長の選任
〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
〇出席議員(13名)
議 長 岩 野 匡 史 副議長 小 林 直 樹
(4 番) (10番)
1 番 下 田 剛 2 番 布 川 照 美
3 番 木 村 謙 蔵 5 番 石 橋 むつみ
6 番 寺 田 一 樹 7 番 長 島 満理子
8 番 神 田 眞 弓 9 番 出 口 正 雄
11 番 藤 田 昇 12 番 出 口 眞 琴
13 番 草 間 道 治
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
〇出席説明員
市長 吉 田 英 男
副市長 杉 山 実
教育長 三 壁 伸 雄
理事兼経済部長 若 澤 美 義
政策部長 須 山 浩
総務部長 加 藤 重 雄
消防長 亀 井 隆 宏
市民部長 新 倉 真 澄
教育部長 大 西 太
保健福祉部長 中 嶋 謙 一
病院事務局長 佐 藤 安 志
都市環境部長 星 野 拓 吉
水産担当部長 柳 瀬 知 之
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
〇職務のため出席した
議会事務局職員
事務局長 坪 井 美 直
議会総務課長 岡 部 隆 二
議事グループリーダー 長 島 ひろみ
書記 根 本 絵 里
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
午前10時00分開議
○
岩野匡史議長 おはようございます。ただいまより本日の会議を開きます。
本日の
会議録署名議員に
草間道治議員、下田 剛議員、
布川照美議員を指名いたします。
これより本日の議事日程に入ります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩野匡史議長 日程第1 一般質問を行います。通告に従い、順次質問を許可いたします。
初めに、8番
神田眞弓議員の質問を許可いたします。
[8番
神田眞弓議員 登壇]
○8番
神田眞弓議員 おはようございます。
みうら市政会の神田です。ただいま議長さんの許可をいただきましたので、一般質問を行います。一般質問も、きょうが最終日です。ほかの議員さんと重ならないよう準備をしてきたつもりですが、全く重ならないという質問は非常に難しいところでありますので、前もってお願いしておきます。その上で、ご答弁よろしくお願いいたします。
まず1点目、教育と福祉の中でも
子育て施策についてお聞きいたします。新年度スタートする第4次三浦市総合計画の新しい基本計画である三浦み
らい創生プランでは、重点的に取り組む4つの基本目標の一つに「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」が掲げられています。市長も施政方針の中で、厳しい財政事情を乗り切るため、三浦市
財源対策検討委員会の見直しを尊重し、予算編成に反映したことを強調されました。厳しい財政の中、限られた財源のもとで、
子育て世代から「三浦市なら安心して子供を育てられる」と思っていただく、
子育て安心宣言のような取り組みが非常に重要だと思います。
まず、
基本的スタンスとして、一人一人の子供の健やかな成長をサポートするため、赤ちゃんから就学前までの乳幼児などに対する施策についてどのように考えているのかお聞かせください。また、施政方針では「三浦らしい教育について」とありますが、三浦らしい教育について基本的認識を伺いたいと思います。
次に、
三崎下町活性化についてお伺いいたします。好調な
みさきまぐろきっぷの推移や、うらりマルシェのオープンなどで三崎下町を訪れる観光客の方が増加しているのは大変結構なことだと思います。先日も、
大手旅行代理店が企画しましたバスツアーで大勢の観光客の方においでいただきました。しかし、実際には
下町商店街を訪れる観光客の方々は、その多くがいわゆる通過型で、滞在時間は決して長くありません。どのようにしたら滞在時間の延長につながるのか、下町に昭和ロマンの雰囲気を味わってもらえるのか考えなければならないと思います。
下町商店街から、長年、下町経済を支えてきた老舗が次々と姿を消し、空き店舗は増加の一途をたどっております。こうした空き店舗を休憩場所として開放したり、新たな店舗の開設を応援する取り組みが必要だと感じていますが、市側の基本的な考え方がどうなのかお伺いいたします。
次に、市立病院の院内保育についてお伺いいたします。市立病院では、看護師の皆さんを初めとして、若い女性職員がふえています。結婚や出産で育児休業を取得する職員の方が多いと聞いていますが、現在、何人くらいの方が育児休業をとっているのかお伺いいたします。
また、育児休業を終えて病院に復帰されたり復職される職員の中には保育所を利用されている職員さんがいると思いますが、どの程度の職員の方が保育園を利用しているのでしょうか。市外の職員の方もいられると思いますので、市内の保育所、市外の保育所の利用数を教えてください。
また、近隣の市では
病院内保育所がどの程度、開設されているのかもお伺いいたします。
これで1回目の質問を終わります。ご答弁、よろしくお願いします。
○
岩野匡史議長 市長。
[
吉田英男市長 登壇]
○
吉田英男市長 おはようございます。
神田眞弓議員の1回目のご質問に関しまして答弁をさせていただきます。
まず、
子育て支援、
子育て施策についてでございます。乳幼児に対する施策についてご質問いただきました。
子育て世代が安心して子供を育てることができる施策を充実していくということは大変重要なことであろうというふうに思います。特にお父さん、お母さんとのかかわりを通して人との
基本的信頼感を育む時期にある乳幼児に関してさまざまなサービスを提供するということは、子供の健やかな成長を支援するための必要な施策であるというふうに認識をいたしております。
そのような認識のもと、総合計画の
次期基本計画に、重要施策の4つの基本目標の一つとして、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」というものを位置づけさせていただきました。乳幼児に関しての具体的な施策については、規模の小さな自治体である三浦市の特性を生かして、保健師等による妊産婦の方への産前産後におけるきめ細やかなサポートを基本として、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
現在行っております
保健師活動をベースに、新たな施策として、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して切れ目のない支援を総合的に提供する、
子育て世代包括支援センターを平成30年度に設置することを実施計画に位置づけさせていただきました。
子育て世代包括支援センターの整備手法とあわせて、妊産婦の方への産前産後ケアのサービスの内容の充実などについても検討しているところでございます。乳幼児期の子供たちとご家族が安心して暮らしていけるよう、これからの取り組みを実施していきたいというふうに考えております。
小中学校につきましては、教育長から答弁をさせます。
次に、
下町活性化についてでございます。三崎の下町、これは昭和の趣を残して、町並みに特徴があります。みうら夜市では、その町並みをコンテンツの一つとして活用し、多くの観光客にお越しいただいております。議員のおっしゃるおり、三崎下町の空き店舗を活用した立ち寄り場所の確保、これは観光客の皆さんの滞在時間の延長を図るための一つの手法であるというふうに思います。今、三崎の下町の空き店舗、これは店舗は閉鎖されていますが引き続き居住されているケースなどもございまして、常設での活用の検討というのは慎重に進める必要があろうかと思います。しかし、空き店舗の活用に当たりましては、
商工会議所や
下町商店街の皆さんのご意見を伺いながら具体的な検討をしていきたいというふうに思っております。
市立病院の件については、
病院事務局長から答弁をさせていただきたいと思います。
私からは以上です。
○
岩野匡史議長 教育長。
[三
壁伸雄教育長 登壇]
○三
壁伸雄教育長 神田議員1回目の質問のうち、小中学校に関してお答えいたします。
市内の小中学校では、三浦らしい教育の実現を目指して取り組んでいるところであります。そのために、人とのかかわり、地域とのかかわりを大切にした、自然、産業、歴史などを体験的に学べる教育活動に力を入れております。例えば、保護者から畑の提供と指導を受けまして、児童が作物を育てる体験を積むこと、また避難訓練への地域の方々の参加、そして、さまざまな
海洋教育プログラムの実施などがその例でございます。
全国学力・
学習状況調査におきましては、三浦市の平均正答率は全国平均より少し低い結果でありますが、
教育委員会と学校とで
課題分析等を行い、ここ数年、全国との差は縮まりつつございます。今後も学力の向上にも取り組んでまいります。
現在は、効果的な教育の提供のために、教員の資質向上に向け、児童・生徒が学習する前に、まず教員が三浦の自然や歴史などについて学ぶことにより、体験的な活動を含めた教育活動を児童・生徒の学力の向上にしっかりと結びつけるために、研修会あるいは研究会を
小中学校合同で実施しているところであります。
このような環境で育まれた
みうらっ子たちは、小学校の
クラブ活動や中学校の部活動においても大いに活躍をしているところであります。これまで野球などのスポーツ、吹奏楽などの文化活動において、県大会あるいは全国大会などで多くの実績を残しております。
そのほか、教育にかかわる
環境づくりの取り組みとしては、給食に積極的に地域の食材を生かしたメニューを取り入れ、そのことを児童・生徒や保護者にアピールすることで、食を通した地域に対する理解、愛着を深めることを行っております。
また、人とのかかわりを大切にする教育活動の一つとして、障害の有無にかかわらず、ともに学び、生活していくことを目指す
インクルーシブ教育にも力を入れているところでございます。現在、学校では、
特別支援級に在籍している児童・生徒と通常級に在籍している児童・生徒が授業や給食、あるいは行事などでともに活動を行う姿はごく自然なものになっております。
今後も、三浦の子供たちが地域とともに健やかに成長していく教育活動を学校教育の中にしっかりと根づかせていきたいと考えております。また、教育大綱の基本理念にも掲げているとおり、地域の教育力を生かし、学校、家庭、地域の協働により心豊かでたくましい
みうらっ子の育成を目指してまいります。
以上でございます。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
[
佐藤安志病院事務局長 登壇]
○
佐藤安志病院事務局長 神田眞弓議員1回目の質問のうち、
院内保育園開設について答弁申し上げます。
まず、
市立病院職員の育児休業の取得状況でございますが、当院職員の育児休業の取得状況は、平成29年2月現在、看護師7名、
理学療法士1名の計8名となってございます。
次に、
市立病院職員の保育所の利用状況についてですが、当院職員の保育所の利用状況は、12人が保育所を利用しており、内訳につきましては三浦市内の
保育所利用者4名、市外の
保育所利用者8名となっております。その中で、横須賀市の
保育所利用者を初め、利用できる保育所を探すのに苦労している職員もいるということを聞いてございます。
次に、近隣病院の
院内保育所の設置状況でございますが、当院を除く県内の7市・公立病院全てに職員向けの
院内保育所が設置されてございます。また、近隣の
横須賀共済病院及び衣笠病院にも同様に設置されている状況でございます。また、その運営方式でございますけれども、直営及び委託方式がございますが、委託方式が多くなってございます。また、設置場所は、病院内に設置している場合と、別に建物を借りている場合があるという状況となってございます。
以上でございます。
○
岩野匡史議長 8番。
[8番
神田眞弓議員 登壇]
○8番
神田眞弓議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、2回目の質問をさせていただきます。
まず、教育と福祉の連携についてであります。新たな施策として、
子育て世代包括支援センターの設置を考えているようですが、
支援センターの目的や、どのようなサービスを提供していくのかお伺いいたします。
また、産前産後ケアについて何点かお伺いいたします。妊産婦の方を対象に、産前産後ケアなど
サービス内容の充実について検討しているということでした。他の自治体ではさまざまな施策を積極的に導入しております。子育てのスタートには、産後ケア、特に心身のリハビリが非常に重要であることは共通の認識だと思います。誰もが例外なく出産によるダメージを受けております。全ての出産女性を対象としたケア、つまり女性自身のケアが健やかな子育て期をスタートさせる鍵であると思います。母親のケアは、ぜいたくやご褒美ではなく、充実した
子育て支援であると思いますが、いかがでしょうか。
教育の観点から、三浦らしい教育、市長さんも施政方針で触れられているように、郷土三浦への愛着を深め、地域社会への関心度の向上、三浦の児童・生徒、つまりは
みうらっ子たちの学力アップに今後もつなげていってほしいと思います。
次に、
三崎下町活性化についてお伺いいたします。ご答弁にありましたように、三崎下町の空き店舗を常設で活用するのは非常に難しいと思います。しかし、常設で活用することを前提としながら、短期で活用するという手法、やり方もあるのではないでしょうか。例えば、現在、チャッキラコ三崎昭和館で開催しております、
ひな祭り特別展で、玄関近くに展示しておりますつるしびなを
下町商店街の空き店舗へと拡大させ、つるしびなを目印にすれば、休憩場所も確保できるという取り組みもあるのではないでしょうか。あれはだめ、これはだめというひとえの倫理ではなく、あれをやってみよう、これを試してみようという立場で、下町に何がふさわしいのか、ベストでなくてもベターな選択ができるような取り組みが必要だと感じます。長年、鉄火巻き大会をサポートしてきた住民といたしまして、鉄火巻き大会の
代替イベントを考えるのは大変ですが、行政、商店街、市民がスクラムを組んだ取り組みを進めてほしいと願っております。
次に、市立病院の院内保育についてお伺いいたします。
市立病院職員の育児休業の取得は、2月現在、看護師7名、
理学療法士1名、合わせて8名とのことでした。県内のいわゆる公立病院に
職員向け院内保育所が設置されていないのは
三浦市立病院だけだというご答弁でした。保育園探しに頭を痛めているのは、職場に復帰したいと願う若いママにとっても、看護師など
医療スタッフにとっても共通なことでしょう。苦労されながら保育所を探される職員の方もいられ、安心して職場に復帰してもらうための環境整備は欠かせませんし、
病院開設者としてスタッフが安心して働ける環境を整えることは非常に重要なことだと感じています。
近隣の病院全てに
院内保育所が設置されている状況を考えますと、スタッフを確保するという点でも市立病院に
院内保育所を設置することは必要だと思いますが、どのようにお考えなのか、また、どんな手法なら実現できるのかお伺いいたします。保育園には認可施設と
認可外施設がありますが、市立病院に保育施設を開設する場合、どのような手続が必要なのかについてもお伺いいたします。
これで、2回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いします。
○
岩野匡史議長 市長。
[
吉田英男市長 登壇]
○
吉田英男市長 神田眞弓議員の2回目のご質問のうち、私から下町の空き店舗の活用についてお答えをいたしたいと思います。
おっしゃるとおり、短期での
空き店舗活用の手法を重ねて、常設への検討を進めるというようなことも一つの手法であろうと思います。現在、昨年4月に終了いたしました
三崎鉄火巻き寿司づくり大会に続く取り組みを
商工会議所と
商店街連合会が検討していただいているというふうに伺っております。この検討状況を注視し、
イベント開催をきっかけとする空き店舗の短期活用、その後の
常設利用実現の可能性などを探っていきたいというふうに考えております。
地元下町商店街の皆さんの考え方ですとか動きというのが大変重要になろうと思いますので、ぜひ
地元下町商店街としてさまざまな検討を市と一緒にしていただけたらありがたいというふうに思っております。
私からは以上です。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
[
中嶋謙一保健福祉部長 登壇]
○
中嶋謙一保健福祉部長 神田眞弓議員の2回目の質問のうち、
子育て施策及び市立病院の院内保育の開設についてお答えいたします。
まず、
子育て世代包括支援センターの目的、
サービス内容ですが、
子育て世代包括支援センターは、一人一人の子供の健やかな成長を目指して、関係機関、関係者が連携し、教育や保育、保健などの子育てに必要なサービスを円滑に利用できるよう支援を行うことを設置目標としております。妊娠期から子育て期までのさまざまな疑問、質問、相談に対応する
ワンストップの
総合相談窓口の役割を担っております。利用する方のニーズに合わせまして
関係サービスの調整を行うなど、その時点での最善の選択ができるよう、保健師、助産師等の相談員が常駐しサポートする仕組みです。
なお、現在行っております新生児訪問――こんにちは
赤ちゃん訪問ですが、乳幼児の健康診査や相談、予防接種などの事業に加えて、新たな産後のケア、
子育て支援などのサービスの充実が必要と考えており、現在検討しているところでございます。また、地域のさまざまな関係機関とのネットワークも活用し、
各種サービスを組み合わせて個別の
育児支援プランを作成し、支援を行っていくことも考えております。
次に、産前産後ケアですが、産前産後ケアは妊産婦の方が孤立感を抱かないよう、また孤立感を解消するために行う支援でございます。現在、保健師等が行っている
家庭訪問等を継続しつつ、妊産婦の方が抱える妊娠、出産や子育てに関する悩みにつきまして、助産師等の専門家、
子育て経験者や
シニア世代などの相談しやすい
話し相手等による相談支援の仕組みも必要であると考えております。妊産婦の方が安心感を持っていただけるように、他の自治体の施策も参考にさせていただき、産前産後のケアについて検討していきたいと考えております。
次に、
院内保育所設置の認可についてですが、市立病院での
院内保育所の設置は、原則、管理者が自由に設置することができ、必ずしも
児童福祉法上の認可の手続を踏む必要はございません。いわゆる従業員の子供のみを預かる
認可外保育施設として設置することとなります。ただし、
認可外保育施設といいましても子供を預かり保育をすることは
認可保育所と同じであり、施設の設置者に対しまして、
認可保育所に準じました指導監督を行っていくことになります。
以上でございます。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
[
佐藤安志病院事務局長 登壇]
○
佐藤安志病院事務局長 神田眞弓議員2回目の質問のうち、
院内保育所の設置についてご答弁申し上げます。
議員指摘のとおり、職員が安心して職場に復帰でき、また
医療職職員の確保の点からも、
院内保育所の設置は大変有用であると認識してございます。
院内保育所は以前からの課題の一つでございましたが、保育所を利用する可能性がある職員がふえてきたこと、また、今後安定して職員を確保していくためにも、改めて検討していかなければならないことと考えておるところでございます。
しかしながら、一方で設置場所の選定、費用の確保等の問題があることも事実でございます。市立病院といたしまして、今後も市民、患者の方々のニーズに応えていくため、安定して経常黒字を計上する必要があるとともに、よりよい職場環境を整備して人材を確保し続けていくことは両立していかなければならないことと認識しております。
このことを踏まえまして、
子育て世代の職員に対してどのようなサポートができるか、
院内保育所の設置はもちろん、その他の方策についても
保健福祉部と連携しまして引き続き検討を進めてまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○
岩野匡史議長 8番。
[8番
神田眞弓議員 登壇]
○8番
神田眞弓議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、3回目の質問を行います。質問というより、要望として私の思いをお話しさせていただきます。
子育て世代包括支援センターの設置に当たり、一人でも多くの悩みを持っている若いお母さんたちのよりどころになってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。
産後のケアについてであります。産後のケアが十分できていない状況では、厚生労働省の調査では、産後鬱の発症は9%で、11人に1人の割合だそうです。産後の家庭が抱えているリスクは産後の三大危機と言われ、産後鬱、夫婦の不和、そして乳児の虐待とされ、深刻な影響をもたらしております。虐待で死亡した子供の年齢は、厚生労働省の発表では、ゼロ歳が43.1%だそうです。産後クライシスという言葉があります。これは産後鬱をあらわしているそうで、産後に離婚したいと思ったことのある人の割合は52%だそうです。母子世帯になったときの末っ子の年齢はゼロから2歳が最も多く、34.2%ということであります。産後ケアの将来は、母親となった女性が産後の養生とリハビリに取り組み、切れ目のない支援をし、ママになるって幸せ、この子さえいればほかに何も要らない、夫婦円満など、出産後の心と体のケアをしっかりとつくってほしいと願います。切れ目のない支援やサポートが子育てをやがて教育へと発展させ、三浦らしい教育の礎になり、1回目の質問で申し上げさせていただきました子育て宣言につながると思います。ぜひ今後とも、互いが連携して協力し合ってほしいと願います。
院内保育園についてであります。院内保育園が開設されれば、子供たちの遊ぶ姿が見え、入院、通院している方にも元気が出るということだと思います。働き方改革、
子育て支援、看護師の定着は病院経営に直結した問題です。神奈川県の院内保育園の運営補助制度などを利用して、ぜひとも開設に向かっていってほしいと思います。
これで私の質問を終わります。
○
岩野匡史議長 以上で、8番
神田眞弓議員の質問を打ち切ります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩野匡史議長 次に、10番小林直樹議員の質問を許可いたします。
[10番小林直樹議員 質問席へ移動]
○10番小林直樹議員 それでは、日本共産党の一員として一般質問をいたします。質問項目は、二町谷の埋立地、地域包括ケアシステム、三崎高校跡地の土地利用についての3点であります。
初めに、二町谷埋立地についてです。二町谷埋立事業を行った土地開発公社が解散をし、105億円の借金を市が肩がわりしました。そもそも二町谷埋立事業そのものが大失敗です。
第三セクター等改革推進債の償還――返済ですね、来年度は5億5,000万円、そのうち一般会計からの繰り出しが5億4,000万円。市財政を厳しい状態にしている大きな要因になっております。一般会計からの繰り出しにより、予算ベースで経常収支比率は102.9%。27年度の決算では101.3%だったので、1.6%アップしてしまいます。実質公債費比率は18.1%、引き続き18%を超えていますので、起債するには県知事の許可が必要になります。二町谷埋立事業は三浦市の財政に大きくのしかかっていると言えます。
ことし1月1日付の三崎港報で、市長は二町谷は焦らずじっくり取り組むべきだというスタンスと発言しております。焦ることはないと思いますけれど、じっくり取り組むというのは時間をかけるということにも解釈されます。焦らずじっくり取り組むという真意はどういうことなのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 二町谷埋立地の利活用、これは三浦市にとって非常に重要な問題でございます。焦らずに慎重に取り組むべきであるとの考えを示させていただいたものでございまして、いたずらに時間をかけるという趣旨ではございません。本来の埋立て目的に沿った活用が実現できれば、もちろん最高でございますが、厳しい現実をとらまえて、焦らずにということを言わせていただいた次第でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 施政方針では、契約候補者との土地売買契約の締結に向けて、地区計画の変更等について調整及び協議をするとなっております。事業者を募集し、契約候補者を決定していますけれど、契約候補者、何者なのか伺います。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 契約候補者でございますけれども、複数ございます。数の公表はいたしておりません。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 何者なのか公表していないということですけれど、公表しない理由を伺います。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 確かに、公表するという考えもございますけれども、現時点では基本協定締結前の段階でございます。このため契約候補者に対しましても、契約候補者であることの対外的な公表は、出資者を募る際の、必要な場合の最低限にとどめていただきたいということで通知をいたしております。市としても公表を最小限にとどめることを基本としているために、現段階ではその選定数を公表しないということにしております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 今の答弁ですと、公表を最小限にとどめるという答弁ですけれど、契約候補者、何者なのか公表できないというのは、最小限にとどめるということが理由になるのか、私は全く理解できません。
先日の議論で、第1位の候補者との協議は3月までとし、29年度の早い時期に基本協定に進むのか判断をするということでしたけれど、事業内容、二町谷で、埋立地でどういう事業を行うのか、事業内容が公表されるのはいつごろになるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 公表の時期ですけれども、基本協定に進むことを判断した、その後に事業内容を公表することを今のところ予定しております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 昨年の施政方針には、企業誘致を促進するために新たな利活用の方針を示すことを目的として、現在、地域再生計画の策定に取り組んでいるとありました。ことしの施政方針では、地域再生計画を作成するという記述がありません。書かれていません。地域再生計画は作成するのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 地域再生計画でございますけれども、二町谷地区における計画そのものにつきましては、事業者からの事業内容、これによりまして必要に応じて策定をするということで考えてございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 必要があれば作成するということなんですけれど、地域再生計画、作成することによって、認可を受けて、どういうメリットがあるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 地域再生計画には、メニュー化された措置を初めとして、さまざまなものがございます。二町谷地区埋立地において活用の可能性がある例を挙げますと、埋立地内にある補助対象財産の財産処分を行う場合に、財産処分の承認手続の特例措置などがございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 手続の特例措置、手続が簡単になるということだと思うんですけれど、地域再生計画、必要があればつくるということです。
二町谷の埋立地なんですけれど、土地利用をする場合、現在、地区計画が都市計画決定されていまして、水産業関連施設に限られるというふうに読み取れます。施政方針では、地区計画の変更等について必要な調整、協議をするとありますけれど、地区計画の変更、いつごろを予定しているのか伺います。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 変更の時期ということですけれども、基本的には基本協定の締結後ということを認識してございます。契約候補者との調整や協議すべき事項の進捗など、これらを見きわめながら、でき得る限り早期の実現を目指して取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 今の部長の答弁と先日の議論を総合しますと、まずは、この3月までに第1位の予定候補者と協議をしていく。4月から29年度ですけれど、29年度の早い時期に基本協定に進むのかどうなのか判断をしていく。それで、基本協定に進むと判断した後、事業内容を公表していく。また、必要に応じて地域再生計画を作成し、地区計画を変更していく。その後、土地の売買契約ですとか、賃貸借の場合は賃貸借契約を行うという流れになってきます。まだちょっと時間がかかりそうですが二町谷埋立地、先ほど市長からの答弁もありましたけれど、土地が売却できるかどうかというのは市財政に大きく影響いたします。早く売却できるように取り組んでいただきたいと思います。
2番目に進みます。地域包括ケアシステムについてです。三浦市の高齢化率は、神奈川県の統計では34.7%と公表されていますけれど、国勢調査の概況では35.5%。35%を超えました。団塊の世代が75歳以上になる2025年には三浦市の高齢化率、41%~42%になると推計が出ております。高齢者が住みなれた地域で安心して自分らしく暮らせるように、住まい、医療、介護、予防、生活支援、それらが一体に提供されるケアシステムをつくっていくことが求められています。地域包括ケアシステムというと余りよくわからないという方もいるかと思いますけれど、住みなれた場所でいろいろなサービスや支援を提供する体制づくりのことであります。
初めに、医療の充実についてお伺いをしていきます。三浦市の地域医療を考えた場合、市立病院の役割はとても重要です。常勤医師ですけれど、目標人数が17名です。現在、常勤の医師、何名いるのか伺います。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 管理者であります総病院長を含めまして、医師の目標値としては17名となってございます。現在は、管理者を含めまして、医師は15名となってございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 現在15名ということは、目標17名よりも2名足りない状態になっています。何科の医師が足りない状態なのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 内科医師1名と整形外科医師1名が不足している状況でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 内科と整形外科1名ずつで2名だということですけれど、整形外科の待ち時間が長い。私もたまに行きますけれど、結構待ち時間が長い状態です。医療の充実のためにも、医師の確保をお願いしておきます。
次に、常勤の看護師の目標人数は86名ですけれど、現在、看護師さんは何名いるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 病院事業会計職員採用計画におきます平成29年度の看護師の目標数は、ご指摘のとおり86名でございまして、現在の看護師数は78名でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 86名で78名ということですと、8名足りない状態です。看護師さんの募集ですけれど、28年度は若干名の募集をしていましたけれど、何名採用されるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 平成28年度に実施いたしました看護師採用試験に合格いたしまして、平成29年4月採用予定数は、看護師は6名でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 4月に6名の方が新しく採用されるということですけれど、29年度の看護師奨学生を募集していましたけれど、奨学生は何名になるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 新規の応募については1名の応募がございまして、2月25日に採用試験を実施いたしまして、現在選考中でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 看護師の確保もお願いしておきます。
在宅医療についてです。訪問診療、看護、そしてリハビリテーション、重要になってきますけれど、昨年4月から2名体制で訪問診療を行っていますけれど、昨年度と比べて訪問診療の件数は多くなっているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 訪問診療の件数でございますけども、平成29年1月末現在で928件となってございます。前年同期との比較では58件増加しております。年度末の見込み数も、前年と比べ増加を見込んでいるところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 訪問診療58件、現在のところ増加しているということです。訪問看護の件数ですけれど、昨年度と比べてどうなっているかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 平成27年度は、訪問看護の件数35件に対しまして、平成28年度1月末現在では9件となってございます。これは昨年度に比べまして、訪問看護の対象となる症例患者が減少したためと見込んでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 訪問看護については、昨年度と比べて減少しています。訪問リハビリなんですけれど、昨年度と比べて件数どうなのか教えてください。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 訪問リハビリ件数は、平成29年1月末までに1,273件となってございまして、前年同期との比較では既に112件増加しております。年度末の見込みも、前年度に比べて増加を見込んでいる状態でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 訪問診療、看護、リハビリ、安心して受けられるようにすることが在宅医療を充実させることになります。それぞれの取り組みをお願いしておきます。
次に、市立病院での院内感染対策についてです。VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)が問題になっていますけれど、市立病院ではどのような院内感染の対策をとっているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 現在、市立病院にはVREの保菌患者が入院してございます。これに係る感染対策を実施しております。VREの感染は三浦半島の幾つかの病院でも確認されておりまして、それぞれの病院で対策を実施している状況がございます。
市立病院における感染対策の内容は、VRE保菌患者を1つの病棟で管理し、保菌患者のみの病室を設定いたしまして、専属の看護師が看護に当たっております。また、VREは保菌患者の便から人の手や環境を介して拡大するため、対応者はケア前後の手指消毒を欠かさず実施するとともに、体温計など通常共用するものにつきましては専用化いたしまして、他の患者と共有しないような対策を講じております。
環境整備の強化といたしましては、ベッド柵や床頭台などの患者がよく触れる場所には、特殊な除菌剤で1日2回以上の清拭清掃を行ってございます。また、面会される方にも入退時の手指消毒の協力をお願いしてございます。これらをマニュアル化いたしまして対策を実施しておりまして、今後も保菌患者がゼロになるまで対策を引き続き実施していく予定でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 それぞれの取り組み、マニュアル化をして対策を実施しているということはわかりました。
市民の健康を守るということも市立病院の大切な役割です。病気にならないようにするには、予防医療が重要になってきます。市立病院として、国民健康保険の特定健診の受診率を高める取り組み、どのようなものを行っているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
○
佐藤安志病院事務局長 特定健診、人間ドック等の実施につきましては、保険年金課や各保険者等と連携いたしまして協力体制を図ることはもとより、広報紙の病院の掲載欄に引き続き、今後もPRを掲載するなどしてまいりたいと考えております。
また、健診受診者が気持ちよく受診していただけるように、健診室における環境を整え、さらなるサービス向上を図ることを予定しております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 各保険者との連携やPRをしているということです。国民健康保険の人間ドック、定員を550名から来年度600名にするということで、これも受診率を上げるのには有効だというふうに思います。ケアシステムの医療部門、市立病院が重要な要素になってきます。医療部門の充実のためにも、引き続きそれぞれの取り組みをお願いしておきます。
2点目は介護の充実についてです。ケアシステムの構築には、介護保険サービスの充実が中心的になります。しかし、この4月から総合事業がスタートいたします。要支援1と2の方のホームヘルプサービスとデイサービスを保険給付から外して、地域支援の総合事業に移します。保険給付の介護サービスは法律で基準が決まっています。しかし、総合事業は自治体独自のサービス基準になるので、サービスの質が低下するのではないかと心配をされています。
先日の議論で、現在の利用者に対してのサービスは低下しない、事業者への負担もふえないということが議論されていましたけれど、それでは、4月以降の新規利用者、新たにサービスを受ける利用者について、サービスの低下は起こらないのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
○
中嶋謙一保健福祉部長 本市の総合事業につきましては、現行の介護サービスに準じた内容で実施することとしているため、4月以降に新たに総合事業の対象となる方の
サービス内容や負担割合につきましても現行の介護サービスと変わりありません。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 総合事業に変わっても、
サービス内容、事業者への負担はふえないということです。そうすると、総合事業が保険給付から外される。このことにより、市の財源、国庫支出金の中の負担金から補助金に移ります。負担金は法令に基づくものなので、きちっと負担金として国からもらえます。しかし、補助金は法令に基づかないので非常に不安定だと言われています。総合事業の補助金は負担金と同じ額が国から支出されるのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
○
中嶋謙一保健福祉部長 議員おっしゃるとおり、総合事業に係る国や県からの公費負担分につきましては、今後、補助金として受けることとなります。しかしながら、総合事業に要する費用は、介護給付費と同様の財源構成で実施されることが予定されております。今後においても、介護給付費と同様の運用がされるものと認識しております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 4月から総合事業がスタートしますけれど、三浦市では今までどおり介護サービスが提供されるということで、わかりました。
3点目は、医療と介護の連携についてです。第6期介護保険事業計画では、在宅医療・介護連携
支援センターを設置し、総合窓口を一本化するとなっております。昨年の6月議会で、28年度に医師会と市立病院、市の三者で設置場所を含めた実施方法について協議を目指すと答弁されていました。
支援センターは設置されたのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
○
中嶋謙一保健福祉部長 平成28年度は三浦市の医師会、
三浦市立病院、それと市の三者において協議を重ねているところでございます。平成30年4月1日までに開設する必要がございます。現時点では、平成29年8月の設置を目指しているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 ことしの8月に設置を目指しているということですけれど、この6期計画、この中には、24時間365日の在宅医療・介護サービスを提供する体制をつくるということも書いてあります。そのために事業者を公募していましたけれど、応募はあったのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
○
中嶋謙一保健福祉部長 平成27年度に2回の公募を行いましたが、応募がなかった経緯がございます。平成28年7月1日からは随時募集に切りかえて応募を待っております。その後、2者から申請書類の配付の希望があり、配付をしたものの、いまだに応募がない状況でございます。引き続き、事業者が少しでも参入しやすい環境を整えられるよう、他市の参入事例などを研究するなどして事業の推進に努めていきたいと考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 ケアシステムを構築していく上には、医療と介護の連携が必要です。引き続き事業者の公募をお願いしておきます。
4点目は、生活支援の充実です。6期計画では、地域のボランティアや社会福祉法人等の生活支援サービスを担うさまざまな個人、団体と連携しながら地域の支え合い体制をつくっていく、地域に支え合いの体制をつくっていくんだというのが出されています。そのために生活支援コーディネーターを配置しましたが、どのような役割を担い、どのような活動を行っているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
○
中嶋謙一保健福祉部長 本市では、平成27年4月に市内2カ所の地域包括
支援センターに1人ずつ、社会福祉士等の資格を持ちます生活支援コーディネーターを設置いたしました。この生活支援コーディネーターは、多様な生活支援・介護予防サービスを利用できる地域づくりを目指し、医療・介護・福祉等の関係者だけではなく、民間企業やボランティア、住民等を含めました高齢者を支援するためのネットワーク体制の構築や、生活支援サービスの充実を図る等のコーディネート役として設置することになっております。
現在、本市の生活支援コーディネーターは、各担当地域を実際に回りながら、現状把握や課題の抽出、不足するサービスや支援につきまして情報収集や分析を行っているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 生活支援コーディネーターを配置しました。計画では、市とコーディネーターが協力をして協議体をつくっていく。協議体をつくって、それぞれの地域の支え合い体制をつくっていくということになっていますけれど、協議体は設置されたのか。また、協議体の役割についてお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
○
中嶋謙一保健福祉部長 本市では平成28年4月に協議体を設置し、生活支援コーディネーターと協力しながら開催しているところでございます。本年度は4回の開催を予定しております。これまで取り組んだ内容としましては、地域包括
支援センター主催の地域ケア会議での事例検討から明らかになりました、高齢者の見守りや安否確認を充実することの必要性、これに着眼しまして、既存の事業の見直し等について検討を始めているところです。協議体では、地域包括
支援センターや在宅介護
支援センター、
三浦市立病院地域医療科、神奈川県鎌倉保健福祉事務所三崎センター、市の高齢介護課が中核を担っております。
そのほか、三浦市の地域見守り活動に関する協定事業所からの参加もあり、神奈川県の高齢者の見守り・安否確認サービス協定事業所からの情報の報告など、情報の共有や連携強化につながっているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 協議体ですけれど、設置をして、見守りや安否確認を充実するということなんですけれど、きめ細かな見守り、安否確認、生活支援を行うには、各自治会ですとか各区に設置していく。設置する区域、地域を狭くして、それできめ細かに活動していくということが必要になります。今後、地域に協議体を設置していく取り組みもお願いをいたします。三浦市は高齢化率が35%を超えました。住みなれた地域で安心して自分らしく暮らせるように、地域包括ケアシステムをつくり上げていくことが必要です。そのために、今議論しました医療・介護、医療と介護の連携、生活支援の充実が必要です。引き続き、それぞれの分野で取り組みをお願いしておきます。
3番目です。三崎高校跡地についてです。初めに、土地利用についてお伺いをしていきます。三高跡地は、3つの地区に分けて土地利用が検討されています。これがそうですけれど、C地区、消防庁舎がこの3月には完成をいたします。A地区にはベイシアと市民交流センターを建設する予定になっています。そして、B地区です。この2つ、色分けになっていますけれど、この大きいところがB地区ですね。B地区は昨年3月、市役所、図書館、子育て賃貸住宅をPPP手法などで整備管理していく可能性について調査を行っています。結果は、可能性ありが市役所では8事業者、図書館と子育て賃貸住宅で7事業者ありましたけれど、その後、協議は進んでいるのか伺います。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 事業化可能性調査でございますけれども、引き続き、相談・提案可能と回答のあった事業者とのヒアリングを継続しているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 ヒアリングを継続しているということですけれど、市は事業化可能性調査について、民間事業者による事業進出の可能性や事業内容、アイデア等を把握すると説明しています。しかし、この手法は、行政として政策が出せないので民間に頼ると言ってもいい手法であります。最終的な手段なのかなとも言えます。事業進出をしてくれる事業者がいれば事業は進みますけれど、いなければ進まない。そして、お手上げになってしまうことも考えられます。ヒアリングを継続しているということですけれど、具体的にはどのような協議をしているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 内容でございますけれども、PPPによる図書館や市役所の整備手法につきまして、先ほど申し上げました相談、提案可能と回答のありました事業者の実績ですとか、それから、ほかでの事例などの情報をいただきながら、三崎高校跡地での実現性の確認をしているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 B地区に市役所を整備するということになりますと、城山地区、ここの土地利用をどうするかということも関連していきます。経済的機能の可能性について、同時に調査を行っています。結果は、可能性ありが5事業者でした。先日の議論では、ヒアリングを継続しているということでしたけれど、城山地区についても具体的にはどのような協議をしているのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 内容ですけれども、施設の規模や事業スキーム、進出の条件など、これらを確認しているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 事業スキームなどを確認しているということですけれど、今の答弁ですと、B地区も城山地区も具体的な協議は進んでいないように私は感じます。ことしの1月1日付の三崎港報で市長は、旧三崎中学校を含む城山地区をテーマにアンケートを実施したいと述べています。先日もアンケートを実施するよと答弁しておりましたけれど、どのようなアンケートを行うのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 市役所の移転について、これは城山地区の将来の利用とあわせて検討させていただきたいと思っています。これは、今までも同じお答えをさせていただいています。判断を行う際には、市民の皆さんのご意見をお聞きするということが必要であるというふうに思っております。城山地区の利用については、観光客増加に資する経済機能の導入を基本に検討することとあわせて、市役所庁舎移転の整備手法も検討して、城山地区の利用方針の案を作成していくというふうに思っております。
案の公表と市民アンケートというものを実施して、その結果を踏まえ、利用方針を策定するという予定でございます。これらを、三浦み
らい創生プランの実施計画期間である平成29年から平成32年にかけて取り組んでいくという考えでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 市民の意見を聞いていくということは、いいことだと思います。しかし、市役所を移転する手法を検討して、その後、利用方針などを決めるときにアンケートの実施をするということですけれど、先ほどの議論で、三崎高校跡地……B地区ですね、それと、ここの城山地区の具体的な協議、私は進んでいないように感じられましたので、アンケートの実施はかなり先のことになるのかなというふうに思います。
2点目は、三高跡地の地区計画についてです。全体、5.35ヘクタールを地区計画を定めます。全体、5.35ヘクタールあります。そして、A地区とB-1地区、そしてC地区、ここのところについては2.12ヘクタールあります。再開発等促進区を定める予定になっております。B地区については3.75ヘクタール、全体の70%を占めています。
県立三崎高等学校跡地のまちづくりに関する考え方というのがあります。導入施設として図書館があり、また「市役所移転の候補地として検討中」と書かれています。地区計画を都市計画決定する場合、市の上位計画に適合していなければなりません。図書館及び市役所の整備について、都市計画マスタープランではどのように位置づけられているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 都市環境部長。
○星野拓吉
都市環境部長 三浦市都市計画マスタープランでは、図書館及び市役所に関しまして、個別具体に位置づけはされておりません。一方で、将来都市構造におきまして、市域全体を一体化する役割を持つ都市核としての中心核を引橋周辺に配置することが位置づけられております。この中心核の実現に寄与する市民交流拠点に、図書館及び市役所が含まれるものと考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 これが都市計画マスタープランです。市役所と図書館、具体的には都市マスには記述はありません。図書館や市役所は、都市計画法第11条に規定されている都市施設なのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 都市環境部長。
○星野拓吉
都市環境部長 市役所及び図書館は、都市計画法第11条に規定します都市施設として定めることができる施設でございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 都市施設として定めることができる施設、図書館と市役所ですけれど、それを整備するのに、都市計画マスタープラン、基本方針に明記がありません。私は、都市マスに図書館と市役所の整備が明記されるべきだと思いますけれど、どのように考えているかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 都市環境部長。
○星野拓吉
都市環境部長 中心核の実現に寄与する市民交流拠点に図書館及び市役所が含まれると考えておりますことから、三浦市都市計画マスタープランへの明記は必須ではないと認識しております。
なお、再開発等促進区を定める地区計画を定める際に、当該地区計画に定めなければならない施設でもございません。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 今、部長の答弁ですと、市民交流拠点に図書館及び市役所は含まれているんじゃないかということですけれど、全然、文書化はされていないんですよね。明記されていないんです。それと、都市施設が都市マスに記述がなくていいよ、それでもいいんだよということになると、都市マスなんか意味がない、要らないということになってしまいます。
総合計画、見直しがされました。29年度から新しい……、これ、古い総合計画です。三浦まちづくりプラン。これが、まだちょっとこんな形ですけれど、新しい総合計画、三浦み
らい創生プランというのになりますけれど、この新しい総合計画には図書館及び市役所の整備についてどのように位置づけられているのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 基本計画でございますけれども、図書館、市役所という具体的な記述はしてございません。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 総合計画にも記述がありません。今までの総合計画には、公共施設を含む交流の場づくり、公共施設をつくりますよという意思表示はされていたんですけれど、この新しい総合計画には公共施設について書かれていません。なぜ公共施設の記述を削除したのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 平成28年度までを計画期間としている三浦まちづくりプランでは、第Ⅱ章の1 政策人口と政策世帯、2の地域経済、3の都市構造、それぞれ重点的な取り組みということで記載はしてございました。しかしながら、基本計画の施策は多岐にわたることから、三浦み
らい創生プランでは、これまでの重点的な取り組みを統合いたしまして、新たに第Ⅲ章として重点施策を設け、重点化することといたしました。
この重点施策でございますけれども、総合戦略で定めた4つの基本目標に沿って設定をしてございます。重点施策の基本目標達成を支える基盤整備に中心核交流機能の育成を位置づけているところでございまして、この中に三崎高校跡地に公共施設を整備する旨のことが含まれているという認識をしてございます。
なお、予算案の概要及び実施計画の(仮称)市民交流拠点整備事業においても、三崎高校跡地に公共施設を整備する旨を記載しているところでございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 長々説明していただいたんですけど、先ほどの答弁のとおり、新しい総合計画には、基本計画には図書館、市役所、そして公共施設の記述はありません。この県立三崎高等学校跡地のまちづくりに関する考え方の中には、古い総合計画の記述が載っています。三高跡地に公共施設を含む市民交流拠点を整備するというふうに書いてあるんですけれど、4月から新しい総合計画になります。公共施設が削除されてしまいました。この考え方の記述を変えなければなりませんが、どのように考えているかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 創生プランの記載を踏まえて立案するということを考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 三崎高等学校の跡地は三浦市が所有しています。図書館及び市役所の整備は市役所が行います。地区計画も三浦市が都市計画決定をします。しかし、都市計画マスタープランに明記がない。新しい総合計画の基本計画からは、公共施設の記載が削除されてしまった。図書館及び市役所の整備は、上位計画と整合性がありません。また、12月議会で総合計画を審議した際、副市長は、市役所移転については熟度がないので基本計画には載せないとも答弁をしております。現段階では地区計画を都市計画決定できるレベルではないと私は思いますけれど、どのように考えているかお聞きいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 議員おっしゃるとおり、三浦市都市計画マスタープラン及び三浦み
らい創生プランの基本計画では、図書館及び市役所についての明示はしてございません。しかし、繰り返しでございますけれども、三浦市都市計画マスタープランの将来都市構造において位置づけた中心核、三浦み
らい創生プランの基本計画の重点施策において位置づけた中心核交流機能の育成に公共施設を整備する旨が含まれていると認識しておりまして、三浦み
らい創生プランの実施計画の(仮称)市民交流拠点整備事業において、三崎高校跡地に公共施設を整備する旨を記載させていただいております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 基本計画に公共施設が含まれていると認識しているという答弁ですけれど、書かれてもいない、むしろ削除しちゃった。それをどうやって認識するんですかね。また、実施計画に記載されていると繰り返しておりますけれど、実施計画にあるのに、なぜ基本計画で削除しちゃったんですかね。おかしな話です。この内容は、都市計画審議会でも議論されると思います。
3点目は、交通問題対策についてお伺いしていきます。ベイシアと事業契約書を結んだのが27年11月、1年以上がたちました。おくれている大きな理由の一つが交通問題です。資料要求でいただいたベイシアの土地利用計画図では、これで言うとA地区ですね。A地区、ベイシアが建ったときに、車両の動線は左折イン、左折アウトになっています。ベイシアの土地利用計画図、土地利用計画どおり左折イン、左折アウトで県警や県土木と協議をしたのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 交通処理計画ですけれども、三崎高校跡地全体で検討する必要があるというふうに認識をしております。ですので、株式会社ベイシアの提案内容での関係機関協議というものは行ってございません。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 1年以上たっているのに、なぜ協議していないのか不思議であります。現在の計画ですけれど、B地区内で埋立造成工事、ここですね、色が分かれている。それと、道路整備工事を行います。こっち、ちょっとわかりにくいですかね、埋立てをして道路をつくる。そして、引橋の交差点、旧法務局入口交差点、国道の改良工事を行います。この計画はどういう理由で立案されたのか、お伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 道路の整備ですとか国道改良、それに伴う埋立造成、これらにつきましては、将来、確実に三崎高校跡地全体の入り口が必要になるというふうに踏んでおります。A地区の整備とB地区の造成工事を同時に実施するほうが合理的であることなどから、A地区の整備にあわせて実施をするものというふうに考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 合理的だという答弁ですけれど、事業化可能性調査の進みぐあいを見ても、上位計画の内容を見ても、B地区が土地利用されるのはいつになるかわかりません。昨日の議論で、埋立造成の費用は残土処分費用で充てるよということでした。B地区内の道路整備は市の事業、国道改良工事も市の事業で、県に事業費負担も含めて協議をしているということでした。市の事業ということですので、来年度予算にはこれに関するものが計上されているのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 平成29年度予算案でございますけれども、道路整備及び国道改良の詳細設計につきまして計上させていただいております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 確かに、設計費用860万円……、設計だけで860万円もかかるというのが計上されています。B地区内の道路整備ですけれど、市が行います。工事費、概算で幾らぐらいかかるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 詳細設計を実施しておりませんので、現時点で概算ということでお答えをいたしますけれども、おおむね3,000万円程度を予想しております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 B地区内の道路整備で3,000万円。
国道の改良工事です。主な工事は、引橋交差点で、小さいからなかなか見えにくいですかね、初声から三浦海岸に行く、そのラインで左折ラインを新設します。初声から三崎へ行く引橋バス停、バスベイを移設します。三崎から初声に行く引橋(三崎口駅側)のバスベイ、これは新設です。そして、旧法務局入口の改良というのが主な国道改良事業になるかと思うんですけれど、この国道改良事業で用地買収が必要になってくるのかどうかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 現段階の計画でございますけれども、一部の土地について用地買収が必要ではないかというふうに考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 国道は都市計画道路になっていますけれど、計画変更する予定なのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 都市環境部長。
○星野拓吉
都市環境部長 国道134号の三崎口方面の都市計画道路につきましては、おおむね完成しているという、概成しているという状況でございます。ですので、都市計画の変更とはならないと考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 計画変更しないということは、都市計画事業でも行わないということになります。そうしますと、用地買収と自主施工になります。国道改良工事、行うようになると思うんですけれど、概算で幾らかかるのかお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 政策部長。
○須山 浩政策部長 こちらも詳細設計をいまだ実施してございません。現時点での概算費用ということでお答えをいたしますが。7,000万円程度というふうに想定をしてございます。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 7,000万円ということですね。これから埋立ての造成をして、そこの上に道路を整備して、国道については改良工事を行っていく。概算ですけれど、約1億円。1億円というと、小児医療費助成費用約2年分です。小中学校就学援助費用3年分以上です。なぜ今、何のために、市が金を出して埋立造成と道路整備及び国道改良工事を行わなければいけないのか、改めてお伺いいたします。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 引橋の旧三崎高校跡地、市民交流拠点を形成するに当たりまして、円滑かつ安全に交通処理するためには、B地区の道路整備や国道改良が必要となります。また、B地区の道路が整備されておらない状況でA地区の供用を開始した場合、B地区整備のための工事車両の動線の確保なども困難になりますので、造成工事に必要な公共残土が見込めるということもございまして、事業実施の合理性が高いということで、A地区の整備とあわせて先行整備をする必要があるというふうに考えております。
○
岩野匡史議長 10番。
○10番小林直樹議員 B地区の土地利用がいつになるかわからない現時点で、なぜ1億円もの工事を行わなければならないのか。B地区の土地利用が具体的になった時点で工事を行うことも考えられます。市長は27年12月議会で、A地区のための財政負担は考えていないと答弁していました。市にとって必要のない工事をするほど、三浦市には財政的に余裕はありません。A地区のための工事とならないようにしていただきたいと思います。
三浦市は厳しい財政状況、先ほどから議論させてもらっています二町谷埋立地の売却、及び城山地区、三高跡地の土地利用を進めることが求められています。そして、無駄のない財政運営をすることをお願いいたしまして、一般質問を終わります。
○
岩野匡史議長 以上で、10番小林直樹議員の質問を打ち切ります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩野匡史議長 次に、13番
草間道治議員の質問を許可いたします。
[13番
草間道治議員 質問席へ移動]
○13番
草間道治議員 おはようございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、
みうら市政会の一員といたしまして、一問一答方式で一般質問をさせていただきます。質問は発言通告書に記載いたしましたとおりでございます。
まず最初に、施政方針についてであります。市政執行に関する基本姿勢についてお聞きいたします。市長は、市政執行に関する基本姿勢について、従来から市民にとって「あったかいまち」、「ロハス」な魅力で選ばれるまち、「3つのS」で高効率・高性能の財政体質、さらに「市民のいのちを守る災害への備え」を挙げております。また、市民の要望やさまざまな課題に対し、「Yesからのスタート」を基本方針とし、市政に取り組むことを表明しております。平成29年度施政方針では、これらの継続と、新たに「三浦市は、人よし、食よし、気分よし」を三浦のよさをアピールする取り組みに活用していきたいと述べております。市政執行に関する基本姿勢に加えた理由についてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 三浦市はあったかい人が住み、豊かな食や自然に恵まれ、住んでも訪れても気分のよくなる町だと私は感じております。このよさを市民の方にも市外の方にもぜひ知っていただきたい、ぜひ感じていただきたいと考えまして、機会があるたびアピールさせていただいております。多くの方に三浦市のよさをアピールすることは、私としても最も重要な役割の一つでございますので、基本姿勢に加えさせていただいたということでございます。
「三浦市は、人よし、食よし、気分よし」、親しみのある覚えやすいフレーズだと私は感じております。また、そうした三浦市であり続けてほしいという願いも込めてアピールをさせていただく考えでございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 次に、予算編成の基本的考え方についてお聞きいたします。市長は、「平成29年度予算は、本市の重要課題である人口減少や財政健全化に的確に対応するため、第4次総合計画の新たな基本計画『三浦み
らい創生プラン』に掲げた重点施策と、
財源対策検討委員会による見直し結果に沿って編成いたしました」と述べられております。これまでの施政方針で特段そのことに触れてはいなかったと思いますが、今回、あえて施政方針で述べられた理由についてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 施政方針、毎年、各会計の予算案をご審議いただくために、第1回定例会において、1年間の市政に臨む基本的な考え方を述べさせていただいております。その基本的な考え方を反映したものが各会計の予算案でございます。そういった意味で、施政方針では予算編成の基本的な考え方について述べるのが大切なことであると考えまして、改めて述べさせていただきました。
また、第4次総合計画の
次期基本計画、三浦み
らい創生プランの重点施策につきましては、総合計画審議会において、施策を重点化するべきという貴重なご意見もいただきまして、その意見を反映したものでございます。その趣旨も含めて、昨年12月には総合計画の基本計画としては初めて議決もいただいたものでございます。こういった
次期基本計画策定の経過についても、改めて述べることとしたという理由でございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 新たに、厳しい財政状況の中、そういった市長の答弁もありますが、次に、三浦市における安定した雇用を創出するという部分で、この基本目標の3つの重点施策についてお聞きいたします。
まず最初に、観光振興についてであります。ここでは、横須賀市津久井浜海岸で開催されるウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会について、実行委員会への参画理由と本市のメリットについてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 昨年8月に、横須賀市長が会長を務めますANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会実行委員会が設立をされました。三浦市は、オブザーバーとして協力することとしておりました。昨年12月に大会の開催が正式に決定をいたしまして、横須賀市から実行委員会への参画依頼がございました。会場は市境の津久井浜海岸でございますので、三浦市内でも飲食や宿泊、こういった一定の効果も見込まれますし、ともに推進しようということで参画することといたしました。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 このワールドカップなんですけども、2017年5月11日から16日まで開催されるウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会、これに本市が参画するということで、6日間で何人ぐらい来遊客が見込まれるのか。このワールドカップ、1年で終わるわけじゃないと思います。総合計画の中でも4カ年の予算を計上しておりますが、何年間開催する予定なのかお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 この大会開催の目的、これはウインドサーフィンを初めとするマリンスポーツの普及促進、若年層のアウトドア志向の促進及び三浦半島エリアの活性化の3点を掲げています。これらの目標を達成するために、実行委員会としては5年ぐらいの継続開催を目指しております。5年間の開催について正式に決まっている状況ではございませんが、プロウインドサーファーの世界的な組織で、この大会の公認をいただいておりますPWAからも継続開催の実現を願っている旨のメッセージはいただいているという状況でございます。そうした経過から、実施計画では平成32年度までの開催を見込んだものということでございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 わかりました。5年間を見込んでいるということで、これは正式に決定しているわけじゃないということで、当然、ワールドカップ、5年間開催されることにより、お隣の横須賀市、近隣でありますけども、津久井浜あるいは三浦海岸のイメージというのも大きくアップすると思いますので、ぜひ成功裏の上に開催にこぎつけ、いい大会になるよう望んでおります。
次に、2つ目の重点施策、経営支援と企業誘致についてお聞きいたします。ここでは、生涯活躍の町、三浦版CCRCの本市での事業化について、現在の状況と今後の予定についてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 三浦市としては、事業参入がしやすい環境を整えるために、進出予定事業者と連携して、三浦版CCRC構想の実現に向けて取り組んでおります。具体的には、昨年8月から10月まで、計3回関係者会議を開催して、連携の骨子案をまとめております。今後は事業の進捗にあわせ、必要な協議を行っていく予定でございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 次に、3つ目の重点施策についてであります。基幹産業である農業、漁業・水産の施策についてお聞きいたします。ここでは、まず最初に漁業の現状について、依然として厳しい状況でありますが、平成29年度の三崎漁港の活性化事業についてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 水産業につきましては、市内漁港の取り扱い金額の向上を目指して事業を実施いたしております。市場の高度衛生管理化対策事業では、特三漁港でございます三崎漁港の活性化を目指して、低温卸売場の建設や既存卸売場の改修の設計等を継続して、あわせて業界とも一体となった漁船誘致活動の充実についても検討していきます。
三崎漁港におけるグローバルブランディング戦略策定・推進事業では、海外物産展への出展など、海外や海外向け試食会を展開し、三崎産水産物の海外展開のきっかけをつくるとともに、海外市場における三崎ブランドの浸透を図っていくということでございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 わかりました。漁業については、うらりマルシェ等がオープンし、大分活性化、来遊客もふえているということをお聞きしております。
次に、農業について、平成29年度の取り組み、どのような取り組みを行う予定なのかお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 農業につきましては、農業産出額の維持を目指しまして事業を展開してまいります。農とみどりの整備事業、諸磯小網代地区
畑地帯総合整備事業等については、よりよい営農環境の維持管理を目的とした基盤整備として、畑地かんがい施設、農道の総合的な整備を実施いたします。
青年就農給付金事業では、さらなる後継者の確保に向けて、青年就農者の就農意欲の喚起及び就農の定着を図るため給付金を交付するということでございます。また、農業後継者対策事業にも継続して取り組んでまいります。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 市長におかれましては、農産物のトップセールスやこれまで農業後継者対策事業、ある程度成果が出ており、これから未婚者の結婚支援という部分も施政方針で述べられておりますので、さらなる後継者対策事業の充実もよろしくお願いいたします。
次に移ります。3期12年間の施策と成果についてお聞きいたします。
まず最初に、4年間の成果について、ここではお聞きいたします。市長はこれまで、市政執行に関する基本姿勢である、「市民の命を守る」、「あったかいまち」、「ロハス」な魅力、「3つのS」を基本に、平成25年度から今期のマニフェスト30項目を作成しております。そのうち、特に重要であると私が考える6つの施策について、市長の考える4年間の成果についてお聞きしていきます。
まず最初に、消防広域化についてであります。消防広域化については、平成26年5月に横須賀市に対し事務委託方式で申し出をしております。その後、広域化に向け検討を進め、本年4月の新消防庁舎完成とともに、来年度から横須賀・三浦消防広域化がスタートしようとしております。これまでの取り組みの成果についてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 市民の安全・安心の観点から、消防活動の初動体制や災害対策の強化を図るということで、老朽化した消防本部と引橋分署を統合して、災害発生時の消防本部機能が確保できる耐震性と安全性を備えた新消防庁舎が間もなく完成をいたします。さらに、平成26年度から検討に着手した消防の広域化についても、本年4月から横須賀市へ消防事務を委託するということが実現しようとしております。これによりまして、平成25年度に想定した以上に、より迅速に、より強化された体制で災害に対応することが実現できるというふうに考えております。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 すばらしい消防庁舎が間もなく完成しようとしておりますので、これからの消防、災害に備えて十分機能するよう、今後もよろしくお願いいたします。
次に、三浦市小児医療費助成制度についてお聞きいたします。小児医療費の自己負担分を全額助成し、対象年齢も26年から段階的に引き上げ、
子育て世代の経済的負担を減らしますとありますが、厳しい財政状況にもかかわらず公約どおり成果を上げております。市長のお考えをお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 本来、小児医療ですとか生活保護などの社会保障、これは国の責任において実施されるべきものという認識でおります。そういったことは今までもお話をさせていただきました。小児医療についても、自治体間で競い合うようなことは避けるべきというふうに私は考えております。
一方で、国が責任を果たさない以上、三浦市のサービス水準は他の自治体に比べて劣後しないという考え方を基本としておりまして、毎年度、厳しい財政状況ではございますが、1学年ずつ段階的に引き上げ、平成28年度は小学校6年生まで対象とするということができております。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 次に、横須賀市三浦市ごみ処理広域化についてお聞きいたします。ごみ処理広域化については、三浦市の負担する最終処分場に伴う事業の推進と横須賀市が分担する焼却施設等の建設など、着実に推進させますとありますが、三浦市が負担をする最終処分場建設に着手するなど成果を上げておりますが、これまでの取り組みについてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 ごみ処理の広域化につきましては、横須賀市三浦市ごみ処理広域化基本計画等に基づきまして、三浦市が分担する最終処分場の建設工事を平成28年から開始することができました。また、横須賀市が分担する焼却施設等についても、平成28年度から本格着工というふうになっております。平成31年度の完成を目指し、いずれの工事も着実に進んでいる状況であるというふうに思います。消防とあわせて、広域のパートナーである横須賀市とは今後も協力して、鋭意取り組んでいきたいというふうに思っております。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 ごみ処理広域化については、当初、2市1町で進めてきた部分があるんですけども、横須賀市と2市でという部分もあり、長年の懸案の事業であります。これも着実に成果が出ていると感じております。
次に、来遊客600万人についてであります。広域的・戦略的な営業を展開し、国内外から旅行や教育旅行を促進し、観光都市三浦として来遊客600万人を目指しますとあります。市長はこれまで積極的にトップセールスを行い、その成果を上げております。昨日の答弁では、今年度中に600万人を達成できる見込みであると述べられておりますが、これまでの取り組みについて市長のお考えをお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 来遊客600万人を目指して、国内外からの旅行や教育旅行の誘致、また、新たな観光の核づくりの推進に積極的に取り組んできております。担当部、担当課が非常に頑張ってくれておりますが、トップセールスとして私自身も機会を捉え、積極的に誘致活動にかかわってきております。また、観光の核づくり推進事業でも、協議会を代表して、私自身が知事へのプレゼンテーションを3回実施したり、いずれも交付金の採択につながったというふうに思っております。こうした取り組みが実を結び、600万人の目標は達成できる見込みでございます。そのほかにも、各地域でのまちおこしが活発でございます。こういった成果が結果として出たというふうに感じております。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 市長のトップセールス、海外まで出向いていただき、海外の修学旅行者も迎え入れることなど非常に成果が出ている事業であると私も感じております。
次に、企業誘致についてであります。地域経済の持続的な発展を目指し、多くの民間事業体に向け誘致活動をしますと述べられております。二町谷地区埋立地については、これまで議論がありましたが、水産関連施設用地に2者の進出希望者が決まるなど、少しでありますが成果が出ております。これまでの取り組み状況について、また今後の企業誘致の可能性について改めてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 二町谷地区埋立地につきましては、議会でも大変議論になります。その利活用を推進するため、漁港の多目的な利用を前提とした海業推進プロジェクトによる事業者募集を行ったというところでございます。現在、プロジェクトにより選定した契約候補者との協議を行っております。第1順位の候補者については、ことしの3月――今月を目途として一定の結論を出すことができるというふうに思っています。
また、水産関連施設用地についても、プロジェクトによる進出希望者が2者決まっています。現在は、さらに1者の進出希望者と協議を行っている状況でございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 二町谷地区埋立地、三浦市の重要課題であります。焦らず着実に事業を進めていただきたいと、私のほうは要望しておきます。
次に、ふるさと納税についてお聞きいたします。ふるさと納税により寄附をしていただいた寄附者に対し、三浦市の「食」を中心とした特産品などを贈呈し、寄附者の増加を図りますとあります。市長は他市に先駆けふるさと納税事業を行い、平成26年度には1億5,800万円の寄附をいただき、厳しい財政状況の中、財源対策として効果を出しております。これまでの成果と寄附金の活用についてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 ふるさと納税によりまして、平成25年度から28年度までにご寄附をいただいた総数、約2万440件、総額は約4億4,500万円となる見込みでございます。また、市内の事業者の協力もいただいて実施している特産品等の贈呈については、総額で約9,800万円となる見込みでございます。地域の経済活性化にもつながっているというふうに思っています。
さらに、観光振興や小中学校施設関係の経費として、寄附金を大切に活用させていただいております。三浦市を応援していただいた全ての方に、改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 ふるさと納税につきましても成果が出ていると思います。これも、いち早く他市に先駆けて事業を進めた成果だと私は感じております。
次に、本市の重要課題について、2点ほどお聞きいたします。これまで市長は3期12年間、本市における重要課題にさまざまな形で取り組んでまいりました。この成果についてお聞きいたします。
まず最初に、土地開発公社の解散についてであります。市長は全国の自治体に先んじて、第三セクター等改革推進債を活用し、平成21年3月に土地開発公社の解散を英断しております。その後、平成22年8月の臨時会において議決をしております。この土地開発公社の解散は市長の決断によるところが大きいと理解しております。解散を決断した理由について、この決断をしなかった場合、どのような危機が想定されていたのか、改めてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 土地開発公社の解散を表明したのは、土地神話が崩れて久しい、いわゆるバブルが崩壊して久しい平成21年3月でございます。当時、土地開発公社が金融機関からの短期貸付金の借りかえによって債務返済の資金繰りを行っていました。つまり、短期間で転がしていたという状況でございました。土地処分が見込めず、また自主的な収入がほとんどない経営状況のため、金融機関の借り入れが非常に困難になる、そんな状況でございました。
解散しない場合、土地開発公社の資金繰りが立ち行かなくなります。市が当時、82億円に上る巨額の債務保証を一括で行わざるを得ないという状況に陥りまして、財政再生団体となることも想定をされました。市民生活への影響ははかり知れず、じっとしていても、いい結果は期待できない現実を直視することが、今を生きる我々の責任と考えまして、土地開発公社の解散を決断したものでございます。
解散の手続に当たりましては、議会にもご協力をいただきました。担当の職員も大変頑張ってくれました。改めて感謝を申し上げたいと思います。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 もう1点、本市の重要施策についてであります。ここでは、市立病院改革についてであります。経営状況が厳しい市立病院事業について、市長は就任以来、積極的に市立病院の経営改革に取り組んできました。特に、平成20年4月には民間から病院事務長を採用するなど、新しい発想で決断したことは評価するところであります。市立病院改革について、これまでの成果について改めてお聞かせください。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 市立病院は、平成17年度決算で不良債務が発生して、平成19年度決算では、経営指標である資金不足比率が国基準の20%を超える26.5%となりまして、公立病院としての存続が危ぶまれる状況に陥りました。この状況を踏まえまして、平成20年4月に民間の病院勤務経験者を事務長として採用しまして、
三浦市立病院改革プランを作成し、抜本的な経営改革に着手をいたしました。契約業務の見直し、医療職給与の適正化などの支出抑制と、亜急性期病床――現在の地域包括ケア病床でございますが――の採用ですとか積極的な健診の実施など、増収策を展開いたしました。
さらに、平成22年度から地方公営企業法の全部適用に経営形態を見直しまして、病院事業管理者である総病院長が人事権を初めとした権限を持つことによりまして、より一層の経営改革を進めることができております。こうした取り組みにより、平成23年度決算において経常損益の黒字化を達成しまして、以降、平成27年度決算まで5年連続の黒字化を継続いたしております。また、地域の中核病院と連携した外来の開設ですとか訪問診療、訪問看護及び訪問リハビリテーションの開始など、医療の充実にも努めてきております。
今後は、安定した病院経営を継続することはもちろん、引き続き医師を初めとした必要な
医療スタッフの確保に努めるとともに、医療・福祉・介護の連携をより一層進め、総病院長が提唱する三浦ならではの地域医療の確立を推進していきたいと思います。総病院長並びに病院スタッフの頑張りに期待をするところでございます。
○
岩野匡史議長 13番。
○13番
草間道治議員 ありがとうございます。市立病院改革、これまで厳しい経営を、ここ何年かで黒字にしたということは非常に大きな成果であると私も感じております。
最後に、次期三浦市政についてお伺いいたします。私は、吉田市長とともに10年間の長きにわたり市政にかかわらせていただきました。先ほどから、市長の3期12年間の施策と成果をお伺いし、改めて市長の政治手腕を実感したところであります。しかし、本市には二町谷埋立地の利活用、人口減少問題、財政再建などまだまだ厳しい重要課題が山積しております。これからの課題解決に向け、土地開発公社の解散をしたとき、よく英断したと総務省の幹部職員に言わしめた吉田市長の決断力、実行力が次期三浦市政にはまだまだ必要であると考えております。
豊かな自然と温暖な気候に恵まれた三浦市を誰が守るのか、子供たちの将来はもちろんのこと、青少年の夢をかなえ、そして高齢者が安心して暮らせる町を誰がつくるのか、市民の皆様から信頼される市政を誰が目指すのか。私は、
吉田英男市長、あなたであると考えております。それは、ここにおられる多くの議員も、また職員の方々も同じ考えであると私は認識している次第であります。この本会議場において、6月18日に施行される第17回三浦市市長選挙に、
吉田英男市長の4期目出馬について直接心情をお聞かせいただければ幸いと存じております。よろしくお願いいたします。
○
岩野匡史議長 市長。
○
吉田英男市長 ご質問いただきまして、それぞれの施策について成果を述べさせていただきました。議会の皆様のご協力もいただきまして、一定度の成果を上げることができたという自負もございますが、まだ道半ばという課題もあると認識をいたしております。例を挙げれば、三崎高校跡地に関する(仮称)市民交流拠点、二町谷埋立地への企業誘致、三浦縦貫道路の整備など、それぞれの課題がございます。
また、三浦市には新しい風が吹いているというふうに感じます。生涯学習のまち(日本版CCRC)、新たな観光の核づくり事業に伴う城ヶ島の整備、三戸・小網代地区の将来展望、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う新しい誘客戦略などなどでございます。今後の環境の変化を捉え、思いを新たに三浦市のかじ取り役に取り組ませていただきたいと思っております。
三浦市は、人よし、食よし、気分よし、そうした三浦市であり続けるために、4期目の市長選に出馬をさせていただきたいと思っております。何とぞよろしくお願い申し上げたいと思います。(拍手)
○
岩野匡史議長 以上で、13番
草間道治議員の質問を打ち切ります。
以上をもって一般質問を終結いたします。
暫時休憩いたします。午後1時より再開いたします。
午前11時55分休憩
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
午後 0時59分再開
○
岩野匡史議長 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第2 議案第1号から日程第22 議案第21号までの21件を一括して議題といたします。
市側より提案理由の説明を求めます。総務部長。
[加藤重雄総務部長 登壇]
○加藤重雄総務部長 ただいま議題となりました各議案につきまして、順次ご説明申し上げます。
初めに、議案第1号
三浦市上水道事業審議会条例については、本市の水道事業の円滑な運営を図るため、必要な調査及び審議を行う組織を設置するものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第2号 三浦市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例については、特定個人情報に係る庁内連携を行うことができる事務として、在宅重度障害者等手当支給事務を追加するほか、所要の規定の整備を行うものであります。
――
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次に、議案第3号 三浦市
水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部を改正する条例については、介護休暇等についての所要の規定の整備及び介護時間の新設に係る規定整備を行うほか、育児休業等について、対象となる子の範囲の拡大その他の必要な規定の整備を行うものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第4号 三浦市
地域福祉センター条例の一部を改正する条例については、第1号通所事業に係る規定を加えるとともに、介護予防通所介護に係る規定を削るほか、所要の規定の整理を行うものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第5号 三浦市消防の広域化に伴う関係条例の整備に関する条例については、三浦市消防の広域化に伴う関係条例の規定の整理、廃止等を行うものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 政策部長。
[須山 浩政策部長 登壇]
○須山 浩政策部長 次に、平成28年度各会計補正予算の概要について、順次ご説明申し上げます。
初めに、議案第6号 平成28年度三浦市
一般会計補正予算(第5号)について、ご説明申し上げます。
まず、第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、本補正は歳入歳出それぞれ1億969万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を178億6,717万1,000円とするものであります。
補正の主な内容につきまして、歳入からご説明申し上げます。
分担金及び負担金239万8,000円の減額は、児童福祉費負担金を計上するものであります。
国庫支出金86万1,000円の減額は、国庫負担金として社会福祉費負担金1,528万9,000円の追加等のほか、国庫補助金として清掃費補助金1,310万9,000円の減額等を計上するものであります。
県支出金1,467万7,000円の追加は、県負担金として社会福祉費負担金1,528万1,000円等の追加のほか、県補助金として清掃費補助金400万2,000円の減額等を計上するものであります。
繰入金4,487万3,000円の追加は、財政調整基金繰入金を計上するものであります。
諸収入1億3,968万7,000円の減額は、受託事業収入として廃棄物処理施設建設受託収入1億4,112万円の減額のほか、雑入として国庫負担金143万3,000円の追加を計上するものであります。
市債2,630万円の減額は、清掃債2,850万円の減額等を計上するものであります。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
総務費4,658万5,000円の追加は、諸費予算管理事業費3,027万4,000円等の追加を計上するものであります。
民生費5,396万9,000円の追加は、生活保護事業費5,108万6,000円の追加等を計上するものであります。
衛生費1億9,391万2,000円の減額は、広域施設整備事業費を計上するものであります。
農林水産業費974万4,000円の追加は、みうら・みさき海の駅“うらり”セールスプロモーション事業費2,430万円の追加等を計上するものであります。
土木費2,608万2,000円の減額は、公共下水道事業特別会計繰出金2,330万8,000円等の減額を計上するものであります。
次に、第2条 継続費の補正でありますが、最終処分場建設事業の総額及び年割額の変更を行うものであります。
次に、第3条 繰越明許費の補正でありますが、通知カード・個人番号カード関連事務の委任に係る交付金ほか4件を追加するものであります。
次に、第4条 地方債の補正でありますが、海業推進事業費を追加するとともに、広域施設整備事業費ほか2件の限度額を変更するものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
[
中嶋謙一保健福祉部長 登壇]
○
中嶋謙一保健福祉部長 次に、議案第7号 平成28年度三浦市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。
まず、第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、本補正は歳入歳出それぞれ1億9,388万円を減額し、歳入歳出予算の総額を77億9,082万8,000円とするものであります。
補正の主な内容につきまして、歳入からご説明申し上げます。
国庫支出金156万3,000円の減額は、国庫負担金として後期高齢者支援金等負担金81万3,000円の減額のほか、国庫補助金として国民健康保険財政調整交付金86万4,000円の減額等を計上するものであります。
療養給付費等交付金1億2,870万6,000円の減額は、退職者医療交付金を計上するものであります。
県支出金86万4,000円の減額は、県財政調整交付金を計上するものであります。
共同事業交付金1億2,703万4,000円の減額は、保険財政共同安定化事業交付金1億4,640万8,000円の減額等を計上するものであります。
繰入金2,128万7,000円の追加は、保険基盤安定繰入金(保険者支援分)1,110万6,000円等の追加を計上するものであります。
市債4,300万円の追加は、広域化等支援基金貸付金を計上するものであります。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
保険給付費9,292万8,000円の減額は、退職被保険者等療養給付事業費を計上するものであります。
後期高齢者支援金等254万1,000円の減額は、後期高齢者支援金事業費を計上するものであります。
共同事業拠出金1億3,136万4,000円の減額は、保険財政共同安定化事業拠出金事業費1億3,424万2,000円の減額等を計上するものであります。
保健事業費11万4,000円の追加は、病院事業会計負担金を計上するものであります。
諸支出金3,283万9,000円の追加は、国庫支出金返納金事業費を計上するものであります。
次に、第2条 地方債でありますが、国民健康保険事業費に係る起債について新たに設定するものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第8号 平成28年度三浦市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、ご説明申し上げます。
本補正は、歳入歳出それぞれ1億5,460万円を減額し、歳入歳出予算の総額を48億7,766万円とするものであります。
補正の主な内容につきまして、歳入からご説明申し上げます。
保険料3,555万9,000円の減額は、第1号被保険者保険料を計上するものであります。
国庫支出金2,838万円の減額は、国庫負担金として介護給付費負担金2,219万6,000円の減額のほか、国庫補助金として調整交付金618万4,000円の減額を計上するものであります。
支払基金交付金4,328万7,000円の減額は、介護給付費交付金を計上するものであります。
県支出金2,804万9,000円の減額は、介護給付費負担金を計上するものであります。
繰入金1,932万5,000円の減額は、介護保険給付費繰入金を計上するものであります。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
保険給付費1億5,460万円の減額は、介護サービス等給付事業費を計上するものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 理事兼経済部長。
[若澤美義理事兼経済部長 登壇]
○若澤美義理事兼経済部長 次に、議案第9号 平成28年度三浦市
市場事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。
まず、第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、本補正は歳入歳出それぞれ8,689万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を15億7,311万5,000円とするものであります。
補正の主な内容につきまして、歳入からご説明申し上げます。
国庫支出金3,000円の追加は、水産基盤整備事業補助金を計上するものであります。
諸収入139万5,000円の減額は、受託事業収入として市場施設建設受託収入158万3,000円の減額のほか、雑入として貸事務室等電気、水道料18万8,000円の追加を計上するものであります。
市債8,550万円の減額は、市場事業債を計上するものであります。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
施設費8,689万2,000円の減額は、市場高度衛生管理化対策事業費を計上するものであります。
次に、第2条 地方債の補正でありますが、市場事業費の限度額を変更するものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 政策部長。
[須山 浩政策部長 登壇]
○須山 浩政策部長 次に、議案第10号 平成28年度三浦市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。
本補正は、歳入歳出それぞれ1,964万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を11億3,292万8,000円とするものであります。
補正の主な内容につきまして、歳入からご説明申し上げます。
使用料及び手数料630万6,000円の減額は、下水道使用料を計上するものであります。
繰入金2,330万8,000円の減額は、一般会計繰入金を計上するものであります。
諸収入996万5,000円の追加は、雑入を計上するものであります。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
公共下水道費1,964万9,000円の減額は、一般管理事業費1,556万8,000円等の減額を計上するものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第11号 平成28年度三浦市第三
セクター等改革推進債償還事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。
本補正は、歳入歳出それぞれ386万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を5億5,448万円とするものであります。
補正の主な内容につきまして、歳入からご説明申し上げます。
財産収入1,016万5,000円の減額は、土地貸付収入を計上するものであります。
繰入金630万1,000円の追加は、一般会計繰入金を計上するものであります。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
公債費386万4,000円の減額は、公債費利子償還事業費を計上するものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、平成29年度各会計予算の概要について、順次ご説明申し上げます。
初めに、議案第12号 平成29年度三浦市
一般会計予算について、ご説明申し上げます。
平成29年度の予算編成は、歳入におきまして、財政運営の根幹である市税は昨年度に引き続き減額を見込んでおります。一方、地方交付税の増額を見込みました。また、財源不足を補うため、財政調整基金を初め、各種基金からの繰り入れを見込みました。歳出におきましては、ごみ処理の広域化に伴う施設の整備費用の増額を見込む一方、公債費の減額などを見込みました。それらの結果、平成29年度当初予算額は163億7,637万9,000円、前年度対比12億863万4,000円、6.9%の減額となっております。
それでは、第1条 歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
市税56億7,624万円は、前年度対比1億4,878万3,000円、2.6%の減額となっております。
譲与税及び交付金は、地方譲与税1億1,680万1,000円、利子割交付金400万円、配当割交付金5,190万円、株式等譲渡所得割交付金2,190万円、地方消費税交付金7億6,050万円、自動車取得税交付金5,940万円、地方特例交付金2,280万円、交通安全対策特別交付金720万円の計上をしております。
地方交付税39億460万7,000円は、普通交付税29億5,560万7,000円、特別交付税9億4,900万円の計上で、前年度対比7,136万5,000円、1.9%の増額となっております。
分担金及び負担金1億1,309万7,000円は、子どものための教育・保育給付費負担金など、民生費負担金の計上であります。
使用料及び手数料1億4,632万円は、公の施設等の使用料、事務処理等手数料などの計上であります。
国庫支出金21億2,449万7,000円及び県支出金9億5,275万3,000円は、社会福祉、児童福祉、生活保護など民生費に係る経費や、各普通建設事業に係る経費に対する負担金、補助金、委託金が主な計上であります。
財産収入3,269万3,000円は、土地家屋等貸付収入及び土地売払収入が主な計上であります。
寄附金1億4,827万2,000円は、ふるさと納税寄附金が主な計上であります。
繰入金1億7,898万5,000円は、財政調整基金繰入金及び地域活性化推進事業基金繰入金が主な計上であります。
繰越金1,000万円は、平成28年度からの繰越金見込額の計上であります。
諸収入5億7,571万4,000円は、ごみ処理の広域化に係る横須賀市からの建設受託収入や市町村交付金などが主な計上であります。
市債14億6,870万円は、衛生債、臨時財政対策債が主な計上であります。
次に、歳出の主な内容について、第1款 議会費から順にご説明申し上げます
第1款 議会費は、前年度対比3.8%の減、1億7,629万円の計上であります。
第2款 総務費は、退職手当を含む職員人件費や第三
セクター等改革推進債償還事業特別会計繰出金などを計上し、前年度対比5.6%の減、21億7,563万7,000円としております。
第3款 民生費は、国民健康保険事業特別会計などへの繰出金、生活保護事業や児童手当などの扶助費を計上し、前年度対比2.5%の減、57億9,732万2,000円としております。
第4款 衛生費は、病院事業会計負担金、各種予防接種事業、ごみ関連事業などを計上し、前年度対比8.6%の増、28億7,402万7,000円としております。
第5款 農林水産業費は、農とみどりの整備事業、漁港整備事業などを計上し、前年度対比4.2%の減、4億5,668万6,000円としております。
第6款 商工費は、新たな観光の核づくり推進事業や三浦国際市民マラソン事業などを計上し、前年度対比6.2%の減、1億8,065万3,000円としております。
第7款 土木費は、道路橋りょう関連事業、公共下水道事業特別会計繰出金などを計上し、前年度対比0.1%の減、11億785万3,000円としております。
第8款 消防費は、横須賀市との消防広域化に伴う常備消防委託等事業などを計上し、前年度対比56.9%の減、8億1,515万7,000円としております。
第9款 教育費は、小中学校就学援助事業、奨学事業などを計上し、前年度対比11.2%の増、8億856万6,000円としております。
第10款 災害復旧費は、不測の災害発生に備え、予算を設定しております。
第11款 公債費は、平成28年度までに借り入れた市債の元金及び利子の償還金等の計上をし、前年度対比5.9%の減、19億3,418万1,000円としております。
第12款 予備費は、5,000万円を計上しております。
次に、第2条 債務負担行為は、三浦市例規集データベース管理業務ほか3件の期間及び限度額を設定するものであります。
第3条 地方債は、(仮称)市民交流拠点整備事業費ほか21件について、限度額などを定めるものであります。
第4条 一時借入金は、借り入れの最高額を20億円とするものであります。
第5条 歳出予算の流用は、歳出予算の各項間で流用ができる経費を給料、職員手当及び共済費とするものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 保健福祉部長。
[
中嶋謙一保健福祉部長 登壇]
○
中嶋謙一保健福祉部長 次に、議案第13号 平成29年度三浦市
国民健康保険事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
本年度予算の積算基礎としまして、医療分及び支援分は年間平均の世帯数8,655世帯、被保険者数1万5,188人、介護分は第2号被保険者が属する世帯数4,094世帯、第2号被保険者数5,147人を見込みました。
予算額は79億2,325万4,000円で、前年度対比1,853万1,000円、0.2%の減となっております。
それでは、第1条 歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
国民健康保険税は、前年度対比4.9%の減、16億2,209万1,000円としております。
国庫支出金は、前年度対比0.7%の減、13億8,912万5,000円としております。
療養給付費等交付金は、前年度対比57.2%の減、1億2,643万1,000円としております。
前期高齢者交付金は、前年度対比10.8%の増、19億4,317万円としております。
県支出金は、前年度対比4.1%の減、3億5,067万円としております。
共同事業交付金は、前年度対比3.2%の増、18億3,490万2,000円としております。
繰入金は、前年度対比2.3%の増、6億3,264万7,000円としております。
次に、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
総務費は、前年度対比5.1%の増、9,380万8,000円としております。
保険給付費は、前年度対比1.4%の減、46億9,686万5,000円としております。
後期高齢者支援金等は、前年度対比1.5%の減、8億3,861万1,000円としております。
介護納付金は、前年度対比0.3%の減、3億4,266万円としております。
共同事業拠出金は、前年度対比3.2%の増、18億3,490万7,000円としております。
保健事業費は、前年度対比0.1%の減、5,604万6,000円としております。
公債費は、前年度対比11.1%の減、3,843万2,000円としております。
予備費は、1,000万円を計上しております。
第2条 一時借入金は、借り入れの最高額を3億5,000万円とするものであります。
第3条 歳出予算の流用は、歳出予算の各項間で流用ができる経費を保険給付費とするものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第14号 平成29年度三浦市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
本年度予算の積算としまして、年間平均の被保険者数8,287人を見込みました。
予算額は7億3,566万7,000円で、前年度対比1,402万6,000円、1.9%の増となっております。
それでは、歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
後期高齢者医療保険料は、前年度対比2.9%の増、5億5,957万1,000円としております。
繰入金は、前年度対比3.9%の増、1億4,321万7,000円としております。
次に、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
総務費は、前年度対比22.2%の増、1,074万円としております。
広域連合納付金は、前年度対比1.8%の増、7億2,210万7,000円としております。
予備費は、80万円を計上しております。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第15号 平成29年度三浦市
介護保険事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
予算額は48億302万8,000円で、前年度対比1億4,734万円、3.0%の減となっております。
それでは、第1条 歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
介護保険料は、前年度対比1.4%の増、11億8,208万8,000円としております。
国庫支出金は、前年度対比4.2%の減、10億912万8,000円としております。
支払基金交付金は、前年度対比4.6%の減、12億5,383万円としております。
県支出金は、前年度対比5.4%の減、6億5,893万7,000円としております。
繰入金は、前年度対比3.0%の減、6億9,806万4,000円としております。
次に、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
総務費は、前年度対比5.3%の増、1億1,642万8,000円としております。
保険給付費は、前年度対比6.3%の減、43億8,176万7,000円としております。
地域支援事業費は、前年度対比97.6%の増、1億5,591万3,000円としております。
基金積立金は、前年度対比89.9%の増、1億3,646万9,000円としております。
予備費は、1,000万円を計上しております。
第2条 一時借入金は、借り入れの最高額を2億円とするものであります。
第3条 歳出予算の流用は、歳出予算の各項間で流用ができる経費を保険給付費とするものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 理事兼経済部長。
[若澤美義理事兼経済部長 登壇]
○若澤美義理事兼経済部長 次に、議案第16号 平成29年度三浦市
市場事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
予算額は13億2,925万7,000円で、前年度対比3億2,989万3,000円、19.9%の減となっております。
それでは、第1条 歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
使用料及び手数料は、前年度対比10.1%の減、2億7,734万2,000円としております。
国庫支出金は、前年度対比16.4%の減、5億9,600万円としております。
繰入金は、前年度対比22.5%の減、1億3,089万8,000円としております。
諸収入は、前年度対比0.4%の増、2,701万5,000円としております。
市債は、前年度対比32.6%の減、2億9,800万円としております。
次に、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
総務費は、前年度対比6.6%の減、5,755万6,000円としております。
施設費は、前年度対比17.7%の減、10億6,174万1,000円としております。
公債費は、前年度対比31.8%の減、2億795万9,000円としております。
予備費は、200万円を計上しております。
第2条 地方債は、市場事業費について、限度額などを定めるものであります。
第3条 一時借入金は、借り入れの最高額を2,500万円とするものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 政策部長。
[須山 浩政策部長 登壇]
○須山 浩政策部長 次に、議案第17号 平成29年度三浦市
公共下水道事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
予算額は11億2,820万6,000円で、前年度対比8,287万3,000円、7.9%の増となっております。
それでは、第1条 歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
分担金及び負担金は、前年度対比31.9%の増、484万4,000円としております。
使用料及び手数料は、前年度対比2.5%の減、2億7,287万円としております。
国庫支出金は、前年度対比268.0%の増、7,470万円としております。
繰入金は、前年度対比2.2%の増、6億3,227万8,000円としております。
市債は、前年度対比16.6%の増、1億4,350万円としております。
次に、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
公共下水道費は、前年度対比38.0%の増、4億7,356万円としております。
公債費は、前年度対比6.8%の減、6億5,364万5,000円としております。
予備費は、100万円を計上しております。
第2条 継続費は、地方公営企業法適用業務及び処理場更新事業に係る総額と年割額を設定するものであります。
第3条 地方債は、下水道事業費について限度額などを定めるものであります。
第4条 一時借入金は、借り入れの最高額を2億円とするものであります。
第5条 歳出予算の流用は、歳出予算の各項間で流用ができる経費を給料、職員手当及び共済費とするものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、議案第18号 平成29年度三浦市第三
セクター等改革推進債償還事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
予算額は5億4,991万6,000円で、前年度対比842万8,000円、1.5%の減となっております。
それでは、歳入歳出予算の主な内容について、歳入からご説明申し上げます。
財産収入は、前年度対比29.5%の減、868万円としております。
繰入金は、前年度対比0.9%の減、5億4,123万4,000円としております。
次に、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
公債費は、前年度対比1.5%の減、5億4,941万6,000円としております。
予備費は、50万円を計上しております。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 病院事務局長。
[
佐藤安志病院事務局長 登壇]
○
佐藤安志病院事務局長 次に、議案第19号 平成29年度三浦市
病院事業会計予算について、ご説明申し上げます。
予算額は32億5,144万4,000円で、前年度対比1億1,450万1,000円、3.7%の増であります。
第2条は、業務の予定量であります。入院患者数を年間4万3,800人、1日平均120人、外来患者数を年間11万7,120人、1日平均480人を予定いたしました。主要な建設改良事業は、資産購入費1億529万7,000円、施設整備費1,054万4,000円であります。
第3条は、収益的収入及び支出であります。収入の総額は28億7,561万1,000円で、主な内容は、入院収益15億3,300万円、外来収益8億6,668万8,000円であります。支出の総額は28億7,401万9,000円で、主な内容は給与費16億7,168万2,000円、材料費3億4,083万4,000円、経費4億9,063万7,000円、減価償却費1億8,974万5,000円であります。
第4条は、資本的収入及び支出であります。収入の総額は2億5,532万5,000円で、主な内容は企業債1億650万円、他会計負担金1億4,180万3,000円であります。支出の総額は3億7,742万5,000円で、主な内容は建設改良費1億1,584万1,000円、企業債償還金2億4,318万4,000円、貸付金840万円であります。
第5条 債務負担行為は、
三浦市立病院給食業務及びX線透視装置保守業務の期間及び限度額を設定するものであります。
第6条 企業債は、機械器具整備事業費及び建物関係整備事業費について、限度額などを定めるものであります。
第7条 一時借入金は、借り入れの限度額を8億円と定めるものであります。
第8条は、経費の流用禁止項目を定めるものであります。
第9条は、たな卸資産購入限度額を2億687万円と定めるものであります。
第10条は、重要な資産の取得を定めるものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 政策部長。
[須山 浩政策部長 登壇]
○須山 浩政策部長 次に、議案第20号 平成29年度三浦市
水道事業会計予算について、ご説明申し上げます。
予算額は20億3,375万1,000円で、前年度対比430万8,000円、0.2%の減であります。
第2条は、業務の予定量であります。給水栓数2万2,303栓、年間総配水量596万4,000立方メートル、1日平均配水量1万6,340立方メートルを予定いたしました。主要な建設改良事業は、改良整備事業1,728万6,000円、老朽管更新事業1億363万7,000円、基幹施設耐震化整備事業1万2,000円であります。
第3条は、収益的収入及び支出であります。収入の総額は12億4,349万8,000円で、主な内容は給水収益10億9,808万8,000円、水道利用加入金1,285万2,000円であります。支出の総額は14億9,184万6,000円で、主な内容は受水費5億3,126万1,000円、減価償却費4億4,897万9,000円であります。
第4条は、資本的収入及び支出であります。収入の総額は3億5,029万8,000円で、主な内容は企業債8,740万円、水源施設増強費繰入金2億4,293万7,000円であります。支出の総額は5億4,190万5,000円で、主な内容は建設改良費1億2,249万3,000円、企業債償還金3億8,941万1,000円であります。
第5条 企業債は、配水施設整備事業費について限度額などを定めるものであります。
第6条は、経費の流用禁止項目を定めるものであります。
第7条は、一般会計からの補助金を100万円と定めるものであります。
第8条は、たな卸資産購入限度額を2,132万円と定めるものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 総務部長。
[加藤重雄総務部長 登壇]
○加藤重雄総務部長 次に、議案第21号 市道路線の認定、廃止及び変更については、今回議決をお願いいたします路線数は、認定3路線、廃止1路線及び変更4路線の合わせて8路線であります。
これらの内容は、開発行為、土地改良事業等によるものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
岩野匡史議長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。(「なし」の声あり) なければ、以上で21件の質疑を終結いたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩野匡史議長 日程第23 平成29年度三浦市
予算審査特別委員会の設置並びに委員及び正副委員長の選任を議題といたします。
お諮りいたします。議案第12号から議案第20号までの9件については、8人の委員をもって構成する平成29年度三浦市
予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。
ただいま設置されました平成29年度三浦市
予算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元の名簿のとおり指名いたします。
お諮りいたします。委員会条例第7条第2項の規定により、委員長に
神田眞弓議員、副委員長に小林直樹議員をそれぞれ指名することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり選任することに決しました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
特別委員会の委員名簿
(委員会条例第6条第1項)
┌──────────────────┬────────────────┐
│ 委 員 会 名 │ 委 員 名 │
├──────────────────┼────────────────┤
│平成29年度三浦市
予算審査特別委員会│ 神 田 眞 弓 │
│ │ 小 林 直 樹 │
│ │ 石 橋 むつみ │
│ │ 寺 田 一 樹 │
│ │ 長 島 満理子 │
│ │ 出 口 正 雄 │
│ │ 藤 田 昇 │
│ │ 出 口 眞 琴 │
└──────────────────┴────────────────┘
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩野匡史議長 この際、付託表及び日程表を配付させます。
[付託表・日程表配付]
○
岩野匡史議長 ただいま配付いたしました付託表のとおりそれぞれ担当委員会に付託いたしますとともに、本日以降の今期定例会の日程につきましても、日程表により招集通知にかえさせていただきます。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
付 託 表
┌─────────┬────────────────────────────┐
│ 委 員 会 名 │ 付 託 案 件 │
├─────────┼────────────────────────────┤
│総務経済常任委員会│議案第2号、議案第3号、議案第5号、議案第6号、 │
│ │議案第9号、議案第11号 │
│ │陳情第1号、陳情第2号、陳情第3号 │
├─────────┼────────────────────────────┤
│都市厚生常任委員会│議案第1号、議案第4号、議案第7号、議案第8号、 │
│ │議案第10号、議案第21号 │
│ │陳情第4号 │
├─────────┼────────────────────────────┤
│平成29年度三浦市│議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、│
│
予算審査特別委員会│議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、│
│ │議案第20号 │
└─────────┴────────────────────────────┘
日 程 表
┌──────┬──┬────────────────┬─────┬─────┐
│ 月 日 │曜日│ 会 議 名 │開議時刻 │ 場 所 │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月 3日 │金 │総務経済常任委員会 │午前10時│第一会議室│
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月 4日 │土 │(休 会) │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月 5日 │日 │(休 会) │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月 6日 │月 │都市厚生常任委員会 │午前10時│第一会議室│
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月 7日 │火 │(予 備 日) │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月 8日 │水 │平成29年度三浦市 │午前10時│第一会議室│
├──────┼──┤ │ │ │
│3月 9日 │木 │
予算審査特別委員会 │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月10日 │金 │(予 備 日) │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月11日 │土 │(休 会) │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月12日 │日 │(休 会) │ │ │
├──────┼──┼────────────────┼─────┼─────┤
│3月13日 │月 │平成29年度三浦市 │午前10時│第一会議室│
├──────┼──┤ │ │ │
│3月14日 │火 │
予算審査特別委員会 │ │ │
├──────┼──┤ │ │ │
│3月15日 │水 │ │ │ │
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│3月16日 │木 │社会福祉事業等に関する特別委員会│午前10時│第一会議室│
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│3月17日 │金 │(予 備 日) │ │ │
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│3月18日 │土 │(休 会) │ │ │
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│3月19日 │日 │(休 会) │ │ │
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│3月20日 │月 │(休 会) │ │ │
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│3月21日 │火 │(予 備 日) │ │ │
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│3月22日 │水 │本 会 議 │午前10時│議 場│
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本日程表をもって招集通知にかえます。
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岩野匡史議長 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。
本日は、これをもって散会いたします。どうもご苦労さまでございました。
午後1時37分散会
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地方自治法第123条第2項の規定による署名
三浦市議会議長 岩 野 匡 史