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平成28年総務経済常任委員会( 9月 9日)

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  1. 三浦市議会 2016-09-09
    平成28年総務経済常任委員会( 9月 9日)


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    平成28年総務経済常任委員会( 9月 9日)      平成28年9月9日      総務経済常任委員会記録   〇場  所  第一会議室 〇案  件  議案第52号 平成28年度三浦市一般会計補正予算(第2号)        議案第53号 平成28年度三浦市市場事業特別会計補正予算(第1号)        陳情第15号 日米地位協定の抜本的改定を求める陳情        陳情第16号 自然災害対策に対する陳情   (平成27年)陳情第11号 外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求               める陳情   (平成27年)陳情第16号 沖縄の米軍普天間飛行場代替施設建設の早期実現、沖縄米               軍基地の整理縮小及び負担軽減を求める意見書の採択を求               める陳情   (平成27年)陳情第17号 市民生活と市財政に甚大な影響を及ぼす二町谷埋立て。そ               の埋立ての全面的な検証と対策を求める陳情   (平成28年)陳情第 2号 国に対して消費税増税を中止する意見書の提出を求める陳               情書   (平成28年)陳情第 3号 国に対して「消費税増税を中止する意見書」の提出を求め
                  る陳情書   (平成28年)陳情第 4号 国に対して「消費税増税を中止する意見書」の提出を求め               る陳情書   (平成28年)陳情第 5号 国に対して「消費税増税を中止する意見書」の提出を求め               る陳情書   (平成28年)陳情第 6号 国に対して「消費税増税を中止する意見書」の提出を求め               る陳情書   (平成28年)陳情第 7号 地震・津波に対する陳情書   (平成28年)陳情第11号 大規模広域災害に対する陳情   (平成28年)陳情第12号 三浦市議会議員報酬引き下げについての陳情書 〇出席委員        委員長          石 橋 むつみ        副委員長         出 口 眞 琴        委員           下 田   剛                     布 川 照 美                     神 田 眞 弓                     出 口 正 雄 〇出席説明員        副市長          杉 山   実        理事兼経済部長      若 澤 美 義        政策部長         須 山   浩        財政課長         斉 藤 正 史        総務部長         加 藤 重 雄        財産管理課長       盛 永   泰        主査           二本木   充        消防長          亀 井 隆 宏        市民部長         新 倉 真 澄        市民協働課長       石 川 博 英        南下浦市民センター館長    小 川 史 郎        水産担当部長       柳 瀬 知 之        市場管理事務所長     君 島   篤        市場管理グループリーダー    栁 澤   翼        保険年金課長       新 倉   卓        高齢介護課長       出 口 雅 史 〇陳情説明者        陳情第15号       原 田 章 弘 氏        陳情第16号       髙 梨   孝 氏 〇出席議会事務局職員        事務局長         坪 井 美 直        議会総務課長       岡 部 隆 二        議事グループリーダー      長 島 ひろみ  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午後0時59分開会 ○草間道治委員長  ただいまより総務経済常任委員会を開会いたします。  本日ご審査いただきます案件は、議案2件と新たに付託されました陳情2件、継続となっております陳情11件の以上15件でございます。なお、審査の進め方につきましては、先に各議案の質疑を行い、質疑が全部終了後、討論・採決に入り、その後、陳情の順序で進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「委員長」の声あり) 長島委員、どうぞ。 ○長島満理子委員  木村委員に対して質疑をしたいので、許可をお願いいたします。 ○草間道治委員長  ただいま長島委員より発言がありました。先に行った打ち合わせにおいて、木村謙蔵委員に対し質疑を行うこととなっておりますので、順次、質疑を許可しますので、よろしくお願いいたします。 ○長島満理子委員  議員辞職勧告を受けた重さを受けとめていないのか、本会議の冒頭で3名の議員さんが質問されても全く回答をしなかったのはなぜですか。 ○木村謙蔵委員  なぜかという質問でありますけれども、私は6月10日、辞職勧告決議を受けた直後に本会議場で発言をさせていただきました。その発言の中身が全てでありまして、それ以降、何ら変わることがありませんので、発言は控えさせていただきました。 ○長島満理子委員  それでしたら、三浦市社会福祉協議会の職員に対して暴言を吐き、反省はしているとおっしゃっていましたが、いまだに謝罪をしていないのはなぜなのでしょうか。 ○木村謙蔵委員  これも6月10日の私の意見発表の中で言わせていただいたんですけれども、当該社会福祉協議会の一職員に対しまして、いわゆるその職員の政治的活動に対して、本会議場で傍聴されていたので、その中で一定度注意をさせていただいただけのことであり、言葉を発したことに関しては反省しておりますが、よもや恫喝をしたとは思っておりません。これについては6月10日の本会議場でも発言させていただいたとおりであります。よって、私としては恫喝したつもりはありませんので、反省をしておりますが、謝罪をする気はありません。 ○長島満理子委員  今のお答えで、そう思っているんでしょうが、また今回も社協のその職員が再び休職をしていると、本会議の冒頭での質問でお話ししていましたが、人として、議員として謝罪をしないということも、謝罪をする必要がないからという意味でとってよろしいんでしょうか。 ○木村謙蔵委員  繰り返しになりますけれども、私としては恫喝をしたつもりはありません。したがいまして、謝罪をするつもりはありません。 ○長島満理子委員  最後にですが、そう思っていらっしゃったとしても、このようなことに関して、三浦市民に対しては何も感じてはいないのでしょうか。 ○木村謙蔵委員  市民に対して何も感じていないかという質問は、よく理解できないんですけれども、私は政治家としてしなければいけない、市民の負託を受けて当選してきた議員としてやらなければいけないことに関しては、自分のプライドを持って行動しているつもりでありますから、これ以上、市民に説明をする、あるいは何らかの態度を示す必要はないというふうに思っています。 ○長島満理子委員  以上です。 ○小林直樹副委員長  それでは、何点か質問をいたします。今、発言があったように3月3日の本会議の休憩中に暴言を吐いたことが発端になっているんですけれど、今のやりとりでも木村委員は反省をしている、5月24日の特別委員会でもそう言っていたんですけれど、反省をしているという気持ちは変わりはないですか。 ○木村謙蔵委員  反省をしているという気持ちは変わりありません。ただ、恫喝をしたつもりはありません。 ○小林直樹副委員長  恫喝したかどうかというのは発言をしたほうが捉えるんじゃなくて、発言されたほう、聞いたほうが脅威に思ったか、恫喝されたかというのを判断するのかなというふうに思います。  それで、6月議会の委員会でも木村委員政治信条を聞きました。それに対して、今も話が出ていましたけれど、市民の命と財産を守り、市民福祉の向上を目指していくということを言われたんですね。これは議員として、選挙で議員になって、当然のことだと思うんですけれど、反省をしている、そして市民福祉向上のために議員になったんだということですと、少なくとも、恫喝していないというふうに木村さんは思っているかもしれないけれど、発言を受けたほうは休職をするというようなこともあるので、やはり謝罪をするということは必要になると私は思うんですけれど、それについても謝罪は必要ないというふうに考えているんですか。 ○木村謙蔵委員  謝罪が必要なのかということであれば、私は謝罪をする必要はないというふうに思っています。 ○小林直樹副委員長  反省をしているというのと、みずからの政治信条から照らし合わせると、謝罪をしたほうが、木村さんの将来的なことも含めて私はいいのかなというふうに思っています。  私たちは辞職勧告決議をしたわけですから、議員をやめろというふうに言ったわけです。木村さんは辞職しない、1,487票の重みがあるというふうに言っていますけど、その気持ちは今も変わっていないということですね。 ○木村謙蔵委員  はい、変わっておりません。 ○小林直樹副委員長  辞職しないということなんですけれども、地方議員といえども政治家の端くれです、私たちは。やはり自分の発言、言葉には責任を持たなければならないと思います。何回も繰り返しになりますけれど、発言をすることも注意しなければいけないですし、相手がどうやって捉えるのかということも、やっぱり考えて発言をしなければいけないというふうに思います。反省をしている、市民福祉の向上を目指しているという政治信条からしても、みずからの意思により直ちに議員を辞職するよう、強く求めておきます。  以上です。 ○藤田 昇委員  6日の本会議でも質疑をさせていただきましたが、そのときには一切答弁がありませんでしたので、改めてお伺いさせていただきますけれども、今のやりとりの中にもありましたが、改めて5月24日に木村委員社会福祉事業等に関する特別委員会で述べられました、「当該職員に対して非常に傷をつけてしまったことに対しては、非常に反省をしているところでございます」という発言をされているんですよ。傷をつけたということは、今、小林委員からもありましたが、恫喝した、しないじゃないですけれども、恫喝事案というのはありませんから脅迫事案になるわけですけれども、相手が感じることですから、相手自身はそう感じて20日以上も休まれた。なおかつ木村委員は、今申し上げたように5月24日の時点でも、傷つけてしまったことは反省していると言っていることに対してはどうなんですか、今の時点で。 ○木村謙蔵委員  発言に対しては反省をしていますというふうに発言をさせていただいています。 ○藤田 昇委員  当該職員に対して非常に傷をつけてしまったことに対しては、です。 ○木村謙蔵委員  非常に傷をつけてしまったことに対しては反省をしていますという発言はいたしました。しかしながら、今回のこの件については恫喝、あるいは脅迫事案ということでありますが、恫喝、脅迫になるような発言はしたつもりはありません。 ○藤田 昇委員  傷をつけてしまったと、人としてね。やはり市民から負託を受けたと、よく木村委員さんは言われますけれども、まさしく我々も同じ、市民から負託を受けているわけですね。市議会議員として市民の奉仕者として、市民のための我々議員ですよ。その市民に対して傷つけてしまった、それに対して謝りもない、それはやっぱり市議会議員としての、また三浦市議会に対して傷をつけているのと一緒じゃないですかね。私はそれを何回も言っているんですよ。自分の言ったことに対しては責任をとらなきゃならない。今はコンプライアンスということが、県議会議員を3期やられた木村先輩ですから、社会情勢的にもご存じだと思いますが、法令遵守、法令を守ればいいという状況じゃないですよ、今。政治家に対しての社会的責任道義的責任が今、課せられていると思います。そういう市民の方が多いんですよ。ですから、木村委員さんにしっかり、傷をつけてしまったなら謝罪をしてほしい、同じ三浦市議会議員と言うならば。それが我々に対しても誠意を持って対応する行動じゃないのかなと私は思うんですけど、いかがでしょうか。 ○木村謙蔵委員  傷をつけてしまったことに対しては反省していますというふうに申し上げてあります。ただ、このことに対して謝罪をするつもりがあるのかという質問ですけれども、謝罪するつもりはありません。 ○藤田 昇委員  ですから、謝罪するつもりがないことに対して問題なんですよ。 ○木村謙蔵委員  問題があるとは思っていません。 ○藤田 昇委員  以前にもちょっと申し上げましたが、反省をしている――、反省というのは自分の行いを省みることですよね。自分の過去の行為についてきちっと考察して、しっかり物事を明らかにするためによく調べて考えて、行動を起こすことですよ。反省はしている、謝りません。そんなのは社会的モラルに、どうですか。 ○木村謙蔵委員  まず、この辞職勧告に関しては法的拘束力がない、要は、じゃこの辞職勧告決議に対して、やめるべきだという意見が随分されていますけれども、法的根拠をまず示していただきたい。たびたび申し上げますけれども、傷つけてしまったことに対しては反省はしています。しかし、謝罪をするつもりはありません。もうこれ以上、発言のしようがないですよ。謝るつもりはないんだから。 ○藤田 昇委員  だから、先ほどコンプライアンスの話をしたんですよ。別に法的根拠、そういう部分のことじゃなくて、三浦市議会基本条例にもきちっと定められているように、先ほども申し上げましたように、我々、市民から負託を受けていて、市民のための市議会なんですよ。その市民に対して行った行為に対して、しっかり責任を持って行動してほしい、こう言っているんです。 ○木村謙蔵委員  繰り返しになるんだけれども、市民であるはずの人が政治的行動、行為をしたことについて注意をした。で、発言したこと自体は反省しています。ただ、謝罪する気があるのかという質問に対しては、謝罪する気はありませんと。 ○藤田 昇委員  何度も申し上げているので平行線かもしれませんが、我々は市議会基本条例というのをきちっと最高規範として定めたんですね。その中に議員の活動規範もきちっと入っているんです。また別に政治倫理条例も定めてあるわけです。木村先輩は全部承知の上で言っていると思いますが、それはそれとして、人として、さっきも言っていますように、コンプライアンスというのは自分だけの責任にとどまらないんですよ。三浦市議会、議会全体の責任になってしまうんですよ、木村委員の発言、行動によって市民を傷つけてしまった行為自体が、三浦市議会全体に迷惑をかけているんですよ。三浦市議会議員の一員としているのであれば、きちっとした責任のとり方を、政治的、道義的責任をとらなければならない立場なんですよ。それが三浦市議会議員としての責任なんですよ。 ○木村謙蔵委員  政治的、道義的責任に関しては、傷つけてしまったことに対しては反省をしていますというふうに繰り返し申し上げています。これ以上、例えば謝罪をするとか、今もろもろ、要は被害届も出されています。その結果等々も見てみたいなというふうに思っているんですよ。ですから、今の時点で政治的責任がどうのこうの言われたって……。言ったことに関しては反省していますよ。 ○藤田 昇委員  今、司法のテーブルにのっていますので、相手被害者に対しての、今、強情にそういう状況ですから。我々市議会議員に対しては、どうなんですか。 ○木村謙蔵委員  質問の意味がよくわかりません。 ○藤田 昇委員  わかりませんか。先ほど言いました市議会議員、我々同僚議員に対しても迷惑をかけているわけです。市民からもわんわん来ているわけです、現実問題。だから辞職勧告決議案が全会一致で可決されているわけですよ。それの重み。法的拘束力はありません。だから、さっきから言っているように政治的、道義的責任として三浦市議会議員に対して、市議会に対して謝罪するつもりはないんですか。 ○木村謙蔵委員  質問の意味がよくわかりません。私は政治家としてのコンプライアンスは持っているつもりでありますし。これについて、議会に対して謝罪しろという意味は全くわかりません、それは。 ○藤田 昇委員  コンプライアンスの話が今出ましたから、ご存じのように企業が一従業員が何か問題を起こした、会社としても責任をとって記者会見等を開いてきちんと謝罪するわけですよ。それは、その企業としてのコンプライアンスなんですよ。三浦市議会として、最高規範と先ほど言いましたけれども、三浦市議会基本条例というのがちゃんと定められているんです。その中にもきちっとあるように、先ほどから申し上げているように、一市民を傷つけてしまった事実を認めているわけですから、今の司法の係争中ですからという話で、そのことに対して行動を起こせないというのであれば、三浦市議会に対して、政治家としてコンプライアンスをわきまえているなら、きちっと謝罪をするべきじゃないですかね。 ○木村謙蔵委員  謝罪をする気はありません。以上です。 ○藤田 昇委員  わかりました。では引き続き、今回、委員会は市民に対する非常に重要な議案もありますので、委員会はその進行がありますのでこの辺でやめておきますが、引き続き辞職勧告に向けての部分で、やはりそういう態度をずっと示されるなら、私どももしっかりそのような形で対応をしていきたいと思っております。先日、地元紙の新聞にも本会議での木村委員の笑っている写真が掲載されていましたけれども、非常にそういう態度を示されること自体、きょうの質疑のそういう発言に対しても憤りを感じます。そのことだけは申し上げておきます。  以上です。 ○草間道治委員長  他に。(「なし」の声あり) それでは、以上で質疑を終了いたします。  この際、委員長として申し上げます。ただいま3人の委員から、木村委員に対する質疑がございました。木村委員からもお答えを伺っております。また、委員会の前の打ち合わせの際、委員で一定の協議をいたしましたが、委員会として円滑な議案の審査及び委員会運営をする必要があるとのことから、委員の皆様のご意向もそれぞれございますが、今回、木村委員については議案の質疑に当たりまして、会議規則第109条によりまして、質疑が議題外にわたることのないよう特にお約束いただきました上で、質疑を許可することといたしました。  私からは以上でございます。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――草間道治委員長  では、直ちに議案第52号 平成28年度三浦市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。説明をお願いいたします。 ○須山 浩政策部長  それでは、議案第52号 平成28年度三浦市一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。議案書の80ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の補正でありますが、本補正は歳入歳出それぞれ1,821万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を176億3,455万1,000円とするものであります。  次に第2条、債務負担行為の補正であります。82ページ、第2表 債務負担行為補正をごらんください。三浦市経済対策利子補給金交付事業について追加するものであります。  それでは、補正予算の内容につきまして、お手元にお配りしてございます一般会計補正予算(第2号)に関する説明書によりご説明申し上げます。  まず、歳入であります。説明書の4ページ、5ページをお開き願います。  国庫支出金515万9,000円の追加は、民生費国庫負担金として母子生活支援施設入所費負担金57万5,000円の追加、民生費国庫補助金として地域介護・福祉空間整備推進交付金458万4,000円の追加を計上するものであります。  次に、県支出金118万7,000円の追加は、民生費県負担金として母子生活支援施設入所費負担金28万7,000円の追加、総務費県補助金として地域防犯力強化支援事業補助金90万円の追加を計上するものであります。
     次に、財産収入979万3,000円の追加は、財産貸付収入として土地貸付収入の追加を計上するものであります。  次に、繰入金52万7,000円の追加は、財政調整基金繰入金の追加を計上するものであります。  次に、雑収入154万5,000円の追加は、雑入として光熱水費実費相当額39万1,000円の減額、水道会計負担金193万6,000円の追加を計上するものであります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお開き願います。総務費662万8,000円の追加は、公共用財産維持管理事業として需用費66万9,000円の追加、工事請負費82万9,000円の追加、地域防犯カメラ整備事業として負担金、補助及び交付金105万円の追加、市税還付金事業として償還金利子及び割引料408万円の追加を計上するものであります。  民生費947万1,000円の追加は、地域介護・福祉空間整備事業として負担金、補助及び交付金458万4,000円の追加、広域連合負担金事業として負担金、補助及び交付金373万7,000円の追加、ひとり親等自立支援事業として扶助費115万円の追加を計上するものであります。  商工費20万円の追加は、三浦市経済対策利子補給金交付事業として負担金、補助及び交付金の追加を計上するものであります。  8ページ、9ページに移りまして、教育費191万2,000円の追加は、小学校義務教育施設維持管理事業として需用費134万8,000円の追加、南下浦市民センター維持管理事業として賃金56万4,000円の追加を計上するものであります。  10ページは、債務負担行為補正に関する説明書であります。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○草間道治委員長  説明は終わりました。これより質疑に入ります。 ○長島満理子委員  地域防犯カメラ整備事業についてお伺いいたします。7ページです。設置をしたいかという意識調査を行ったと思いますが、結果は何団体ぐらいが希望されているのでしょうか。 ○石川博英市民協働課長  今回、神奈川県の補助整備事業の神奈川県地域防犯力強化支援事業補助金交付要綱に定められている対象となる団体が、商店街、自治会さんを対象とさせていただいております。その団体の皆さんに4月から5月にかけて意向調査を行いました。その結果、9団体から設置の意向があるという回答を得ております。 ○長島満理子委員  また、カメラはどのような仕様のもので、1基どのくらいするのでしょうか。 ○石川博英市民協働課長  神奈川県が、防犯カメラの設置・管理に関するガイドラインというものを定めております。その基準が、撮影の対象を屋外の公共空間として、主に犯罪の防止を目的に設置するカメラで、録画装置を備えたものというのが対象になります。三浦市の特性としては、塩害対策の防水ケースなどですが、あと、犯罪発生率が夕方から明け方に非常に高いということで、夜間の撮影もできるものということが推奨されております。金額は、設置工事や記録媒体、モニターの有無などにもよるんですが、SDカードという新しい技術で記録するタイプで、1台20万円から30万円程度で設置ができるものと考えております。 ○長島満理子委員  この1基に対して、地域の人が負担して取りつけるというお話に進めていくようになるんですよね。 ○石川博英市民協働課長  この、県の補助要綱は補助対象事業費の2分の1、上限18万円と定めております。仮に最大で取ろうとすると、1台36万円の事業費に対して県が18万円の補助を出します。三浦市は1台につき3万円、定額で補助を予定しており、36万円の事業費ですと21万円の補助をさせていただく予定となっています。 ○長島満理子委員  地域の安全のために、ぜひ話し合いをきちんとして進めていくようにお願いいたします。  以上です。 ○藤田 昇委員  関連なんですが、7ページの地域防犯カメラ整備事業なんですが、私の地元、小網代区でも5月に調査依頼と、あと役員会で設置箇所を検討して、申請じゃないですけど、提出をさせていただいたんですが。今、9団体ということで申請が出ているということなんですが、今回、105万円の補正を上げるわけですけれども、どのような台数を予定して、どういうケースを考えているのか。 ○石川博英市民協働課長  先ほど、ちょっと中途半端な説明をしてしまって済みませんでした。補助想定額を21万円としていますので、5台を想定させていただいています。要望をいただいている団体さんが今、9団体ということなんですけれども、その団体の皆さんと、県の制度、また実現可能性、そういったことを神奈川県警や三崎警察署さんと連携しながら選定させていただきたいというふうに考えております。 ○藤田 昇委員  今、選考方法を聞こうと思ったんですけど、三崎警察署と連携して。スケジュール的には、どういうスケジュールで選考がされて決まるんですか。 ○石川博英市民協働課長  現在、この補正予算のご審議とあわせて、三浦市版の制度設計をしております。交付要綱を整備して、その交付要綱の公表後、県の次のエントリーが12月になるので、12月までにエントリーを終了したいというふうに考えております。 ○藤田 昇委員  今年度については12月で、今言った5台で、9件申請が来ている。9件ということは何台なのかちょっとわからないですが、1件が2台つけるのか、その辺もあると思うんですが。単年度の県の事業ではないと思うんですが、それについてはどのような年度で今、計画しているんですか。 ○石川博英市民協働課長  この事業は本年度、創設されたんですけれども、県の発表は2020年に向けてという枕言葉がついておりまして、県の担当者も2020年のオリンピックに向けた整備として継続して取り組んでいく方向であるというふうに情報を得ております。県の動向を見ながら来年度予算に反映させていきたいというふうに考えております。 ○藤田 昇委員  ぜひ、財政状況は厳しいですけど、県でも、上限が18万円で2分の1出してもらうんですから、ぜひこの機会を、こういうところを活用していただいて、三浦市の安全・安心のためにしっかり取り組んでいただきたいなと思うんですが。今現在の防犯カメラの設置状況というのはどういう状況になっていますか。 ○石川博英市民協働課長  平成27年度末の神奈川県警が発表している数字で、県内で約1万4,000台、市内は103台、その中に公共空間を撮っているものが81台というふうに聞いております。 ○藤田 昇委員  今回は公共空間を、具体的に安心・安全の部分ですから、例えば不法投棄とかそういうことではなくて防犯カメラを設置という対象だと思うんですが、それでよろしいですか。 ○石川博英市民協働課長  おっしゃられたとおりでございます。 ○藤田 昇委員  わかりました。ぜひ、先ほど言いましたように設置の促進をお願いしておきます。よろしくお願いします。  続きまして、同じ7ページなんですが、その下に地域介護・福祉空間整備事業が458万4,000円とあるんですが、5ページにも社会福祉費補助金、これは国庫補助金の事業で、たしか福祉空間整備事業で前にもちょっと提案しましたが、介護施設へのロボットの提供の事業かなと思うんですが。 ○出口雅史高齢介護課長  そのとおりでございます。 ○藤田 昇委員  たしか当初、補正予算も含めて1事業者に対して300万円の上限で、10分の10で補助が行われるという形で報告されたと思うんですが、その辺で三浦市の、手を上げていただいた状況と、またその後の状況についてお聞かせいただけますか。 ○出口雅史高齢介護課長  年度当初に希望を調査いたしましたところ、この国の補助制度ができるということで調査をいたしましてとりまとめた段階では9事業所、総額で約1,900万円ほどになったんですが、6月7日に国の内示が出ました段階では6事業所で、介護ロボット6基ということでの内示が出ております。 ○藤田 昇委員  15年度の補正で出たのは、先ほど言いましたように上限300万円ということで、新聞報道にも載っていたんですけど、現実、やはりかなり内示で多かったのかなという部分で、縮減をされたのかなと思うんですが。  その6事業所で458万円の内訳といいますか、大体、何事業者でどのぐらいのものが入るのか、教えていただけますか。 ○出口雅史高齢介護課長  このロボットにはいろいろ種類がございまして、見守り、TANOという種類が1つ、それからマッスルスーツが1つ、あとはセンサーマットとセンサー付ベッドというところが4つということで、合計6基というふうになります。 ○藤田 昇委員  先日、私も湘南のロボケアセンターの視察に行かせていただいて、向こうはかなり、ロボット特区ということもあって茅ヶ崎とか藤沢の補助メニューとか、HALなんかもあれして、かなりいい制度で、リハビリ施設も見させていただいたんですけど、三浦でも今リビングラボラトリー、以前にも質問させていただいたけど、具体的なロボット開発を含めて介護予防も含めて、また介護従事者の負担軽減、HALとかもそうですが、そういうものも含めていろんな要望があったと思うんですが。  今回、今聞いていると多分、予算が縮減されて、ちょっと高額なものは入れることができなくなったのかなと思うんですが、このロボットの部分というのはなかなか、ロボットと言っても目で見て、私も視察に行って実際にやってみまして、脳からの電磁波をキャッチして動かすという、非常にリハビリには効果的なロボットが開発されているなと、何百種類とある中でかなりいいロボットもあるなと思ったんですが。市としてもこういうせっかくの、事業者の部分で充てられている部分で、国からの補助金ですけど、ぜひそういう取り組みを市民に対しても、目に見えるような形で何か取り組んでいったらいいかなと思うんですが、その辺の考えについてはどうですか。 ○出口雅史高齢介護課長  藤田委員さんのおっしゃるとおりで、当初、三浦市だけでも1,900万円の総額の希望があったところが、今回、補正予算でお示しさせていただいています458万4,000円になりました。これはやはり国のほうも想定外に希望が多かったというふうに思って、予算の範囲内でということで縮減された内示結果というふうに受けとめております。  今、介護ロボットに関しましては、やはり一つ一つのロボットがどういう動作をするのか、機能があるのか、こういったことがわからなければ、取り入れてみたい事業者についてもなかなか目先が持てないだろうというふうに考えております。三浦市でもことしの3月に、先ほど藤田委員さんからおっしゃられましたリビングラボラトリー、これは県立保健福祉大学と三浦市立病院が中心になって、市内の事業者、それから機器関係の開発事業者が共同になって取り組んでいる事業ですが、これの中で市民健康大学ということで、市立病院の中で高齢者を募集して取り組んでおりますが、1日単発のイベントで、オープンキャンパスというのが取り組まれました。3月20日でしたが、ことしも10月23日に予定があります。この中で介護ロボットの展示をして、来場される市民の方に多く目にとまるように、展示コーナーも設けて普及に努めるようにしております。 ○藤田 昇委員  ぜひそういう形で、また市民健康大学については改めてお伺いしますけれども、そういう形で市民にわかりやすくすると、例えば見守り、今回はTANOですけど、介護予防TANOという部分で、テレビモニターにいろんなメニューがあって、介護予防体操がその場で、モニターに向かってできるというような機能のロボットもあったり、さまざまな部分で、高齢化率が一番高い三浦市にとって必要なロボットというのは結構あると思うので、その辺についても今後の、予算がかかることですから国の補助メニューとかも注視しながら、ぜひ導入を、今回、注視していただいたからこれだけ導入ができたのかなと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○寺田一樹委員  防犯カメラに戻っちゃいますけれども、お願いします。先ほどの質疑の中で、1台が20万から30万円ほど見込んでいるということを言われていましたけれども、仮に30万円だった場合、県の補助は15万円ということでよろしいですか。 ○石川博英市民協働課長  そのとおりでございます。 ○寺田一樹委員  県の補助、15万円ですよね。それで県から90万円出ているから、9団体が今、意向があるというお話もある中で、例えば、今30万ぐらいまでを見込んでいるわけだから、6台設置ということは考えなかったのかなと思うんですけれども。 ○石川博英市民協働課長  県の採択の方針が1台についてということで、設置場所1台について1申請で、5台ということを今、調整中でございます。 ○寺田一樹委員  5台というのは県から来ているんですか。 ○石川博英市民協働課長  はい。県からのすり合わせで、今そういうぐあいに調整しています。 ○寺田一樹委員  市でそこは決められるわけじゃなくて、県からの話ということね。市のほうは、例えば設置費用が安くても3万円補助しますよという話なんですね。 ○石川博英市民協働課長  そのとおりで、定額でございます。 ○寺田一樹委員  わかりました。いいです。 ○木村謙蔵委員  1ページ戻って5ページなんですけれども、土地貸付収入。これはどこの土地の貸付収入ですか。 ○小川史郎南下浦市民センター館長  南下浦市民センターでございます。南下浦市民センターは、平成23年から敷地を有料駐車場として民間事業者と契約しておりまして、契約に伴う土地の貸付料が、今まで年額120万円であったことから、消費税を加えた127万5,000円の歳入を当初、計上しておりました。ことしの6月で5年の契約が切れたことから、一般競争入札を行いまして、入札の結果、1,272万3,100円、税込みで1,374万948円で落札いたしました。よって、当初計上額との差額である979万3,000円を補正で計上しているものでございます。 ○木村謙蔵委員  わかりました。ありがとうございます。  防犯カメラなんだけれども、実はうちの近所に3年ぐらい前、不法投棄がものすごく多くて、お願いして半年ぐらいかな、防犯カメラをつけてもらったんです。ただ、それはハウジングだけなのか、中身も入っているのかまではわからないんですけれども、ものすごく効果があったんですよ。防犯カメラをつけている期間中は一切、不法投棄がなかったんです。ところが撤去したら途端にまたあるんだけれども、そのくらい防犯カメラというのは効果があるものなのかなと、改めて再認識したことがあるんだけれども。これは今、市民協働課の中で市内で103台ということ、これはその他も含めて103台。総数。 ○石川博英市民協働課長  三崎警察署から提供いただいている数字なんですけれども、民間の設置を含めて103台でございます。 ○木村謙蔵委員  非常に効果があって、きょうもコンビニではさみを持って強盗をしたなんていうのが公開されていて、非常に効果があるというふうに思いますので。県の指導で一定度、金額の設定もあるような答弁だったんだけれども、なるたけ数がふやせるような努力をしていただきたいというふうに思います。  それと、介護ロボットなんだけれども、10分の10で458万4,000円ということなんですけれども、9事業所から応募があって6基ということで、どういう決め方をするのかお伺いいたします。 ○出口雅史高齢介護課長  国から内示があった額について再度、事業者に、手を挙げたところに通知をしました結果、改めて申請をしたいという希望があったところが6事業所になったということです。 ○木村謙蔵委員  6事業所に対して458万4,000円ということですか。 ○出口雅史高齢介護課長  結果的にはロボット1体当たりの価格、内示額を上限にしまして取りまとめた結果が、6事業所に振り分けられる結果となりました。 ○木村謙蔵委員  正確ではないんですけど、他市では10分の10補助というのではなくて、一部自己負担もあるやにも聞いたことがあるんだけれども、そういうことはないんですか。 ○出口雅史高齢介護課長  今回、年度当初に意向調査をした際には、1機器20万円を超えるもので、1事業所につき300万円を上限として補助をするという案内でしたので、その上限として10分の10補助されるということで始まったものでございます。 ○木村謙蔵委員  わかりました。以上です。 ○小林直樹副委員長  7ページの一番上なんですけれど、需用費と工事請負費があります。公共用財産の維持管理ということなんですけど、ちょっと内容を教えていただけますか。 ○二本木 充主査  まず、需用費についてお答えいたします。当該需用費は、本年度、消防法に基づく消防設備の点検により指摘のあった修繕費になります。主な修繕内容としましては、庁舎第二分館から体育館の自動火災報知設備の連絡配線の改修になります。現在、当該配線の老朽化が原因で通信状態がよくないことから、火災などの災害時に支障を来すことがないよう、消防設備の改修を行うものです。  続きまして工事請負費のほうなんですが、こちらは現在建設中の新消防庁舎へ防災課及び統計情報課の一部が移転するため、電話機能の確保と充実を目的に、市役所から内線延長とあわせて当該消防庁舎へ電話交換機を設置する工事の一部となっております。 ○小林直樹副委員長  工事費については、今サーバーはどこにあるんですか。 ○盛永 泰財産管理課長  今現在、サーバーは分館のところにあります。このたび、消防庁舎を建設するに当たって、また市役所の部署がそちらに移りますので、新たにそこのところにも交換機を設置します。 ○小林直樹副委員長  それの工事費ということでいいですか。(「はい」の声あり) わかりました。  それと、その下のほうに後期高齢者医療事業費というので、負担金、補助及び交付金で373万7,000円が計上されていまして、後期高齢者医療事業自体、私たちは反対していますので、この補正予算については賛成できかねます。  以上です。 ○草間道治委員長  他に。(「なし」の声あり)  この際、委員として発言をいたしますので、委員長の職務を副委員長と交代いたします。 ○小林直樹副委員長  それでは、委員長の職務を執行いたします。どうぞ。 ○草間道治委員長  先ほどの5ページなんですけれども、土地貸付料。これは入札金が下がったということで、今回979万3,000円。この入札の方法なんですけれども、例えば今までやっていた業者の、これまでの駐車料金を含めて、金額も含めてその基準というのは、今回、入札を受けた業者それぞれ同じ基準だったんですか。 ○小川史郎南下浦市民センター館長  5年前はプロポーザル方式で契約を行った。今回の、この6月に行ったのは一般競争入札で行ったという形になっております。 ○草間道治委員長  要は、聞きたいのは、今回は率直な話、変わっているよね、金額とか内容が。例えば、何分までは今までは無料だったと、15分単位で切れていたものが10分になったとか、そこら辺の規定というのは入札のときに、あらかじめ同じ会社で同じ内容だったのか、そこら辺をちょっと聞きたいんですけど。 ○小川史郎南下浦市民センター館長  今回の契約に伴いまして、運用に対する内容で大きく変わったものが、午前8時から夜の8時までが20分100円、60分が100円、それは変わらず、それ以外の変わったものが、最大の上限が第1駐車場、グラウンドのほうが上限が800円、京急ストアとの間にありますアスファルトのところが900円、今までは上限1,000円でございました。逆に安くなったというような形でございます。今委員長がおっしゃった、10分、15分のとかありましたけれども、今までは10分まで感知しなかったものが、表の第1駐車場のほうが5分、裏のアスファルト側のほうが3分で感知するという形になっておりますが、あくまでも運営の中で、センター及び出張所を利用する市民には全て無料で対処しておりますので、直接、市民サービスの低下にはつながっておりません。 ○草間道治委員長  それじゃ、入札のときには両者とも同じ条件だということ。 ○小川史郎南下浦市民センター館長  はい、そのとおりです。 ○草間道治委員長  要は、この973万円、安くなったという部分については、その分、市民のほうに負担が行ったという考えではないということでいいですよね。 ○小川史郎南下浦市民センター館長  はい、そのとおりです。 ○草間道治委員長  わかりました。 ○小林直樹副委員長  追加でどうぞ。 ○小川史郎南下浦市民センター館長  先ほどの答弁の中で不十分だったもので、今回、一般競争入札を行いまして、4社でありました。 ○草間道治委員長  それでは、引き続き委員長の職務を執行いたします。  どうぞ。 ○仲宗根一郎統計情報課長  先ほど、庁舎のサーバーの移転の関係で発言があった関係で、ちょっと追加させていただきます。先ほど、今、分館にサーバーがあるのを移転しますと。あわせて、天神町にあるNTTビルに幾つかサーバーがあります。それもあわせて移転をかけます。  以上になります。 ○草間道治委員長  他になければ、以上で議案第52号の質疑を打ち切ります。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――草間道治委員長  次に、議案第53号 平成28年度三浦市市場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。説明をお願いいたします。 ○若澤美義理事兼経済部長  議案第53号 平成28年度三浦市市場事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  本補正は、市場高度衛生管理化対策事業に関して、第1条、繰越明許費として、翌年度に繰り越して使用することができる経費を11億5,540万4,000円に設定するとともに、第2条、債務負担行為として当該年度以降の支出予定期間を平成29年度、限度額を10億8,627万6,000円に設定するものであります。  よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○草間道治委員長  説明は終わりました。これより質疑に入ります。 ○藤田 昇委員  一般質問でも質問させていただきましたが、ちょっと具体的に、委員会なので細かいことになりますけれども、今回の高度衛生管理で、答弁にも補正で約10億円、当初予算はたしか11億円あったと思うんですが、これは繰越明許費でも今回、計上されておりますが。マグロの売りの部分の、尾の身を解凍する三崎オリジナルの設備とか照明とか、一般質問でも確認しましたが、要は仲買さんとか関係機関から非常に丁寧にヒアリングをしていただいて、最高の仕様ですばらしいマグロの低温卸売場が完成するということで、期間等もお聞きしましたが。  その中で、搬出作業の効率化を図るために延べ床面積が増加になったということで述べられておりましたが、具体的にどのぐらい、延べ床面積が広がったんでしょうか。
    ○栁澤 翼市場管理グループリーダー  当初、約2,200平米を予定しておりましたが、これが約3,100平米に増加しております。 ○藤田 昇委員  かなり安全性も含めて、具体的に言うとフォークリフトの待機場所とか、何かそういうような、実際の利用者が使いやすいような形で意見を聞いて仕様にしていっていると思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。 ○君島 篤市場管理事務所長  ただいまご指摘の部分ですけれども、取引場そのものにつきましては、それほど大きな変化はございませんでしたが、ただいまご指摘の搬出に係る部分、関係者の要望が相当多くございまして、その部分の増加面積が主に今回の増加面積に反映しておるものです。特に、限られた場所に施設整備を行うために、従前、皆様にご案内、ご紹介させていただいておりました図面では単純な長方形であったものが、長方形にさらに物干しざお状に搬出用のスペースを設けた、これが一番の要因かと存じております。 ○藤田 昇委員  そういう意味においては、使う仲買業者の方、水産関連団体の意見をよく聞いていただいて、最高の仕様にしていただいたということが、私も一般質問でも言いましたが、その前にも尾の身の選定の部分なんかも、実際に仲買業者からその前に質問もありまして、具体的にどうなるんだという話もありました。そういうことも具体的に解決していただいているということは、ほかの市場のことを言うわけじゃないんですが、非常に使い勝手がよい。またそれでしっかり三崎ブランドのマグロを、品質向上を含めて、また海外にも打って出られるような、そういう意味での目ききは本当に、一般質問でも言いましたが、全国的にも有名な仲買業者ですので、そのことをしっかり発揮できるような設備に引き続きお願いしたいなと思います。ハード面だけじゃなくてソフト面も、引き続き30年に向けて取り組みをよろしくお願いしておきます。  以上です。 ○木村謙蔵委員  この市場の建てかえ計画は、いつごろからスタートしたんですか。 ○君島 篤市場管理事務所長  実際に高度衛生管理化について議論を始めた、それは平成23年とか24年でございます。具体的に低温卸売場、これを整備しようという盛り上がりを見せ始めたのは平成26年度でございます。 ○木村謙蔵委員  26年度に高度衛生型の低温卸売市場をつくろうということでスタートをして、いわゆる検討委員会みたいなものはつくったんですか。ちょっとど忘れしちゃっている部分もあるので、もう一回聞きます。 ○君島 篤市場管理事務所長  三崎漁港の高度衛生管理基本計画というものを、水産庁さんに策定していただきましたのが平成27年5月でございます。その策定に当たりまして、水産庁さんが策定するための素案を当然、地元としてまとめ上げる必要がございまして、平成26年度にその協議会をつくり、検討を進めさせていただきました。 ○木村謙蔵委員  基本的には、いわゆる照明の問題とか尾の身の問題も当然、必要な施設でしょうし、搬出のスペースを確保というのも十分理解できるんだけれども、例えば26年度から素案をつくっていく中で、今になってこれがやっぱり必要だというのがいま一つ、なんで今なのという気がするんだけれども、何なんですかね。 ○君島 篤市場管理事務所長  協議会の中で素案をまとめていくに当たり、やはり具体の要望といいますか、こういった仕様のほうが今後の三崎の市場にとって重要だよといった議論がやはり、まだ期間があるということがあったのかもしれませんが、踏み込みが足りなかった。あるいは、私は以前、3年間係長をやっていまして、現在も4年目、所長をやらせていただいておりますが、現場の声なき声を反映した当初予算、これを計上できなかったというふうに考えております。 ○木村謙蔵委員  まあ、現場の声なき声と言うけど、あれほど声がよく聞こえる人たちも、この町の経済の中じゃいないのかなというふうに思うんだけれども。繰り返しになるけど、照明だとか尾の身の解凍だとかというのは当然、必要だというふうに、これは最初から必要だったんじゃないのかな、何で今ごろになってこういったものが出てくるのか。地元にいるといろんな新しい市場に対する意見、こうあるべきだ、ああしてくれ、こうしてくれという話も随分前から聞いていたので、そういう意味では今さら、必要というのは十分理解するんだけれども、ちょっと遅過ぎるのかなと。そういう意味では、少し段取りが後手後手に回ってしまっているのかな。当初の予定どおりこれが開設できるかということが非常に心配なんだけれども、ぜひ間に合うように。それから、水産団体の皆さんの納得いくような、築地なんかも今ごろすったもんだやっているんだけれども、そういうことのないようにしっかりと対応していただきたいと要望しておきます。  以上です。 ○草間道治委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で議案第53号の質疑を打ち切ります。  これより討論及び採決に入ります。  議案第52号 平成28年度三浦市一般会計補正予算(第2号)について、討論ございますか。(「なし」の声あり) なければ、採決に入ります。  お諮りいたします。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。                 [賛成者挙手] ○草間道治委員長  挙手多数であります。よって、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第53号 平成28年度三浦市市場事業特別会計補正予算(第1号)について、討論ございますか。(「なし」の声あり) 討論なければ採決に入ります。  お諮りいたします。本案について原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。                 [賛成者挙手] ○草間道治委員長  挙手全員であります。よって、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                 [陳情者着席] ○草間道治委員長  これより陳情の審査に入ります。  初めに、陳情第15号 日米地位協定の抜本的改定を求める陳情を議題といたします。  この際、陳情者より趣旨説明の申し出がございますので、これを許可いたします。説明をお願いいたします。 ○原田章弘氏  陳情人ということでそこに書いてございますが、自主・平和・民主のための広範な国民連合神奈川というところの、私は共同代表を務めております原田と申します。横須賀在住でございます。  文章のほうについては既にお読みだと思いますので、文章を読むことはいたしませんが、中身について少し補足的に説明させていただきたいというふうに思っております。  まず、この日米地位協定でございますが、私たちは日本の主権を保持しなければならないということを強く考えております。県の基地対策課とも話をしたんですけれども、県の基地対策課で掌握している、2010年から2015年――昨年までの米軍が関係する事件ということでは、96件の事件があったそうでございます。そのうち最もよく知られるのは2006年、横須賀でありました、通勤途上の女性が殺害されたという事件でございます。そして2008年には同じく横須賀で、やはりタクシーの運転手が殺害されたと。汐入駅のすぐ近くでございましたが、そういうことがございました。そして、県内ということでいきますと、3~4年前ですか、三浦市にも米軍のヘリコプターが不時着したということがございました。  こういうことが、原因がわからず、あるいは刑事事件というふうになったときには容疑者の身柄を拘束することもできず、公務内であるということとか、あるいは基地内に逃げ込んだということになると、身柄を拘束することもできません。そして、捜査が及ばないということにもなると。県下でも、身柄を拘束するということにおきまして、これまで6件の身柄拘束を要請したということですが、1件は拒否されたというふうに聞いております。このあたりは、あくまでも米軍の厚意的な配慮によって拘束できる、できないが決まってくるということでございました。  私たちはこういった、日本の主権が及ばないような、基地内ということではありますけれども、しかしそれは特権的に地位協定というような協定でもって米軍人、軍属の身柄が保証されているというところ、それをやはり変えなければいけないというふうに思っております。日本の裁判で裁ける、あるいは日本の警察権が捜査に及ぶことができる、そういうことがなければならないだろうというふうに思っておりまして、こういう陳情書を出させていただきました。  全国市議会議長会でもこの5月に決議を上げております。日米地位協定の抜本的な改定についてという決議でございました。そして、第59回町村議会議長会の全国大会でも日米地位協定の見直しに関する特別決議ということで、これも採択をされております。そのように全国津々浦々の議会から、基地が所在しないような自治体議会からも意見書を出していただいて、そして身近な問題というふうに地位協定を捉えていただいて、ぜひ、それこそ米軍による占領的な、植民地支配的な状況を改善させていただきたいというふうに思っているところでございます。  今、たまたま全国市議会旬報の8月25日版を見せていただきましたけれども、そこにも米軍属による女性死体遺棄事件についてということで意見書が26区、上がっておりますし、決議も6上がっているというような状況がございます。ぜひ意を酌んでいただいて、三浦市議会として意見書を国に上げていただきたい。国というのは、もちろん防衛大臣とか内閣総理大臣とか外務省とかというふうにありますけれども、加えて衆参両院議長にも提出できるということですので、国に対する、政府に対する意見を国会としても言ってもらうというところから、そのようなお願いをしているところでございます。ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ○草間道治委員長  説明は終わりました。質疑、ご意見等ございましたらお願いいたします。 ○小林直樹副委員長  今、陳情者が説明されましたけれど、横須賀で2006年、女性が殺害されたのと、2008年、タクシー運転手さんが殺害された。沖縄でも繰り返し犯罪があるわけですよね。  やっぱり米軍とその関係者に日本の主権が及ばない、日米地位協定があるからということで、沖縄のくだりのところで、まるで占領下であり、とても独立国とは言いがたいというふうに私も思います。この陳情に対しては賛成したいと私は思います。  以上です。 ○草間道治委員長  他に。(「なし」の声あり) ないようですので、陳情者には退席をしていただいて結構でございます。ご苦労さまでございました。                 [陳情者退席]                 [陳情者着席] ○草間道治委員長  次に、陳情第16号 自然災害対策に対する陳情を議題といたします。  この際、陳情者より趣旨説明の申し出がございますので、これを許可いたします。準備ができ次第、説明をお願いいたします。 ○髙梨 孝氏  貴重なお時間いただきまして、ありがとうございました。  それでは、昨今、台風10号によりまして、当市ではそんなに被害はなかったんですけど、東北、岩手県、北海道のほうでは風水害によりまして大分、農作物、ひいては人的被害が多く発生し、ある町では町長さんが、こんな被害になるとは思わなかったと発言されて、マスコミで相当たたかれた一面が放送されていましたけれども、三浦もそのようにならないようにしてほしいものです。  そこで、陳情を出したときにはまだそういう被害が発生する以前だったものですから、三浦市のことをひもといていきますと、国のほうでは災害対策基本法がありまして、本市では条例といえば寂しくて、災害対策本部設置条例があるのみで、ほとんどありません。あと、昨年の7月3日ですか、三浦市内にテレビで大雨洪水警報が発令され、その後、土砂災害警戒情報が出され、携帯電話にメールが送られてきまして、三崎地区は市役所分館に避難してくださいという避難勧告が送られてきたんですけれども、私は初声ですから三崎に避難しなくてもよかったんですけど、そういうふうに出されてきました。しかし実際、ある人に聞きましたところ、三崎中学校には避難された方はほとんどなかったと聞いておりますけれども、夜中ですからなかったんでしょうけれども、夜、暗いところで、しかも土砂災害警戒情報が出されると、三浦市は崖地が多いですから、避難している最中に崖崩れ等が起きると身の危険を、助けてもらうために避難所に避難している、行く途中で災害に遭うかもわからない。ある知識者は、夜中には避難するなと言う人もいます。そういった面で議員の皆さん、いかがでしょうか。去年の避難勧告について。 ○草間道治委員長  説明は終わりましたか。 ○髙梨 孝氏  議員さんに聞いているんです。 ○草間道治委員長  陳情者のほうから委員に対する質問はできない規定になっておりますので、そこら辺はよろしくお願いします。 ○髙梨 孝氏  委員長さん、本来はこちらに聞きたいんですけれども、聞くわけにいかないし、そちらにお聞きしたいんですよね。  それともう一つ、こういう冊子が三浦市民に各戸配布になっています。ここの38ページに、「いざというとき」というのがありまして、災害時の避難場所、一覧表が載っています。これを全部見ていきますと、地震・津波、風水害、土砂災害の避難所一覧表が全部載っています。全部見ていきますと、疑問に思うところがいっぱいあります。中には津波時は使用不可だとか、自分たちが住んでいるところの初声小学校なんかは津波時は使用できないとか、余計なことかもわかりませんが、委員長のお住まいの剣崎小学校は使えないとか。  あと、町内全域の津波ハザードマップがありますけれども、そこには避難経路が赤い矢印でありますけれども、その避難経路をたどっていきますと崖地の下を通るようになっていて、地震の後、そこが通れるのかどうかもわからない。崖地で、その下を通るようになっている、避難経路が。そんな状態では、住民の命を守るためにせっかくつくってもらったものが生かされない。  ハザードマップの中に、初声の入江の体育館があります。アリーナがあります。あそこは緊急援助物資の受け入れ基地になっています。何の援助物資ですかね。それもわからない。災害時の援助物資ですか。それだったら、あそこはハザードマップを見れば津波が来るところです。総務経済の委員会は、消防、防災の担当委員会でしょう。しっかり見てもらわなきゃ。  それともう一つ、仮に被災してしまったら、次に住民の再建、立ち直り、そのための方策が今の三浦市にはありません。それを何とかしていただきたい、再建のための方策を。今の三浦市にはない。  あともう一つありました。これは昨年の7月5日、各戸に配布されました。説明文です。読みますね。地震による津波が発生したとき。どのぐらいで津波が来ますか。「津波到達予測時刻まで2時間未満となったとき」、2時間未満なんてありません。到達時刻、神奈川県の予測時刻は何分と書いてあるのか。地震が発生してからですけれども、この書き方は外国、例えば三浦によく出てくるのはアメリカ西海岸だとか、ああいうところで地震が発生した場合の話ですけど、そういう説明じゃないんです。誤解されやすい説明の仕方。津波の高さが高いところで1メートルを超え、3メートル以下のとき……。 ○草間道治委員長  以上で説明はよろしいでしょうか。 ○髙梨 孝氏  委員長、そんな生やさしいものじゃないんですよ。津波の高さ。三崎の下町、最大津波波高、高さ12.8メートル。三崎下町、津波到達時間、6分。12.8メートルは城ヶ島。三崎漁港、最大津波高さ、11.2メートル、津波到達時間、7分。これは県の砂防海岸課の担当者が言うには、津波警報が出てからじゃなくて、地震があってから。地震発生時刻から7分、下町で。ぼけっとしている暇はないんですね。地震発生時刻から7分で11.2メートルの高さ――大体、電柱の高さですね――が来ると。地震が発生したらすぐ高台に逃げなければ。逃げる暇がない。逃げるにも、崖地のところは避けて通らない、いつ崩れてくるかわからないので。だからその矢印があるから、市が指定したから安全だという考え方はやめて、矢印がないところに逃げるしかない。自分で判断するしかない。  ですから委員長ね、防災担当のほうに再度検証していただく、そういうふうに指示していただきたいんですね。 ○草間道治委員長  はい、わかりました。 ○髙梨 孝氏  わかりましたって、わかっているんですかね。矢印の方向が安全かどうか確認してもらわないと、市民の生命がかかっているんですよ。崩れて犠牲が出たら困るんですよ。 ○草間道治委員長  よろしいでしょうか、説明。 ○髙梨 孝氏  はい。よろしくお願いいたします。 ○草間道治委員長  説明は終わりました。質疑、ご意見等ございましたらお願いいたします。(「なし」の声あり) よろしいですか。  なければ、陳情者には退席をしていただいて結構でございます。ご苦労さまでございました。  暫時休憩いたします。                午後2時27分休憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午後2時36分再開 ○草間道治委員長  再開いたします。  これより陳情の採決に入ります。  お諮りいたします。陳情第15号については、議長に対し閉会中の継続審査の申し出をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  次に、陳情第16号については、議長に対し閉会中の継続審査の申し出をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  お諮りいたします。継続となっております(平成27年)陳情第11号、第16号、第17号、(平成28年)陳情第2号から第7号、陳情第11号及び陳情第12号の11件については、議長に対し、引き続き閉会中の継続審査の申し出をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  以上をもって、本日の委員会を散会いたします。                午後2時37分散会...