三浦市議会 > 2010-09-28 >
平成22年第3回定例会(第4号 9月28日)

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  1. 三浦市議会 2010-09-28
    平成22年第3回定例会(第4号 9月28日)


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    平成22年第3回定例会(第4号 9月28日)       平成22年第3回三浦市議会定例会議事日程(第4号)                     平成22年9月28日(火曜日)午前10時開議  日程第 1 議案第43号 三浦市情報公開条例の一部を改正する等の条例  日程第 2 議案第44号 三浦市企業等立地促進条例の一部を改正する条例  日程第 3 議案第45号 三浦市火災予防条例の一部を改正する条例  日程第 4 議案第56号 平成22年度三浦市一般会計補正予算(第4号)  日程第 5 議案第61号 三浦市手数料条例の一部を改正する条例  日程第 6 議案第46号 工事委託協定の変更について  日程第 7 議案第57号 平成22年度三浦市老人保健医療事業特別会計補正予算               (第1号)  日程第 8 議案第58号 平成22年度三浦市公共下水道事業特別会計補正予算(第               1号)  日程第 9 議案第59号 平成22年度三浦市病院事業会計補正予算(第1号)  日程第10 議案第60号 神奈川県後期高齢者医療広域連合規約を変更することにつ               いて  日程第11 議案第47号 平成21年度三浦市一般会計決算の認定について  日程第12 議案第48号 平成21年度三浦市国民健康保険事業特別会計決算の認定               について
     日程第13 議案第49号 平成21年度三浦市老人保健医療事業特別会計決算の認定               について  日程第14 議案第50号 平成21年度三浦市後期高齢者医療事業特別会計決算の認               定について  日程第15 議案第51号 平成21年度三浦市介護保険事業特別会計決算の認定につ               いて  日程第16 議案第52号 平成21年度三浦市市場事業特別会計決算の認定について  日程第17 議案第53号 平成21年度三浦市公共下水道事業特別会計決算の認定に               ついて  日程第18 議案第54号 平成21年度三浦市病院事業会計決算の認定について  日程第19 議案第55号 平成21年度三浦市水道事業会計決算の認定について  日程第20 意見書案第6号 少人数学級の実現、教育予算の拡充を求める意見書  日程第21 意見書案第7号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書  日程第22 議案第62号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第23 議案第63号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  日程第24 選挙第 1号 三浦市選挙管理委員・同補充員の選挙  日程第25 閉会中継続審査申し出について  日程第26 議員派遣について  日程第27 報告第16号 平成21年度三浦市定額資金運用基金運用状況報告書        報告第17号 平成21年度決算に基づく健全化判断比率について        報告第18号 平成21年度決算に基づく資金不足比率について 〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(16名)    議 長  中 谷 博 厚   (7 番)    1 番  石 橋 むつみ     2 番  宮 崎 敏 一    3 番  高 橋 洋 文     4 番  神 田 眞 弓    5 番  出 口 眞 琴     6 番  藤 田   昇    8 番  立 本 眞須美     9 番  石 原 正 宣   10 番  松 原 敬 司    11 番  草 間 道 治   12 番  土 田 成 明    13 番  佐 瀬 喜代志   14 番  小 林 直 樹    17 番  四 宮 洋 二   18 番  岩 野 匡 史  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(1名)   副議長   北 川 年 一  (16番)  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席説明員   市長           吉 田 英 男   副市長          杉 山   実   教育長          三 壁 伸 雄   理事           小 林 隆 一   政策経営部長       高 橋   茂   行政管理部長       竹 内 次 親   市民協働部長       渡 辺 修 平   教育部長         石 渡 秀 朗   経済振興部長       若 澤 美 義   保健福祉部長       井 森   悟   病院事務長        打 越 勝 利   消防長          川 崎   久   都市部長         加 藤 重 雄   環境部長         角 田 秀 之   水道部長         田 村 義 雄  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇職務のため出席した議会事務局職員   事務局長         藤 平   茂   庶務課長         山 田 廣 一   議事係長         長 島 ひろみ   書  記         三 橋   忍   書  記         木 川 大 悟  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――       平成22年第3回三浦市議会定例会議長報告(第2号)                          平成22年9月28日(火曜日)  9月 7日 議会運営委員会が開催された。  9月 9日 総務経済常任委員会が開催され、委員長より「議案審査結果報告書」及び        陳情に関する「閉会中継続審査申出書」を受けた。  (平成20年)陳情第10号 三浦市議会だよりについての陳情書  (平成20年)陳情第11号 平成17年3月に締結された三浦市と西武鉄道の合意書の一              部を無効とし、住民の利益の回復を求める陳情  (平成20年)陳情第27号 三浦市議会だよりについて陳情書  (平成20年)陳情第29号 公的年金からの個人市県民税の特別徴収を行なわないことを              求める件についての陳情書  (平成20年)陳情第30号 原子力空母など米海軍原子力艦船の安全性の確立に関する陳              情  (平成20年)陳情第34号 公的年金から個人市県民税の特別徴収を行わないことを求め              る陳情書  (平成22年)陳情第 5号 永住外国人への地方参政権付与の法制化反対についての陳情              書  (平成22年)陳情第 6号 人権侵害救済法成立の反対についての陳情書  (平成22年)陳情第 7号 選択的夫婦別姓制度の法制化反対についての陳情書  (平成22年)陳情第 8号 神奈川県最低賃金改定等についての陳情  (平成22年)陳情第21号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の              決議を求める陳情  (平成22年)陳情第22号 憲法違反の外国人参政権による選挙を実施しないことを再確              認する陳情  (平成22年)陳情第23号 安心・安全な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機              関の存続を求める陳情書         [審査結果] 以上13件 閉会中継続審査  9月10日 都市厚生常任委員会が開催され、委員長より「議案審査結果報告書」及び        「陳情審査結果報告書」並びに陳情に関する「閉会中継続審査申出書」を        受けた。         なお、(平成22年)陳情第9号より陳情第17号までの9件の取り下げに        ついては承認された。  (平成22年)陳情第26号 教育予算の拡充を求める意見書の採択を求める陳情書         [審査結果] 了承できるもの(陳情趣旨 第5項のうち「あわせて、                約40年振りに実施した文科省の勤務実態調査結果を施                策に反映し、」を除く)
     (平成19年)陳情第 3号 「三崎船舶工業跡地におけるマンション計画」についての陳              情書  (平成19年)陳情第 6号 住民の健康を守る保健制度の拡充を求めることに関する陳情  (平成19年)陳情第12号 株式会社ダイナセルによる柿ヶ作開発計画に対する行政指導              についての陳情書  (平成19年)陳情第20号 深刻な医師不足を打開するための法律を制定するよう、国に              対しての意見書決議を求める陳情書  (平成19年)陳情第21号 「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改正をおこな              うよう、国に対しての意見書決議を求める陳情書  (平成19年)陳情第22号 安心して出産できる産婦人科医療体制を整備し妊産婦無料健              診を拡大することを求める陳情  (平成19年)陳情第23号 三崎船舶工業跡地マンション建設に反対する陳情書  (平成20年)陳情第 2号 プロパスト開発計画についての陳情  (平成20年)陳情第 5号 初声のプロパスト開発計画についての陳情  (平成20年)陳情第 7号 ㈱プロパスト初声町入江地区に計画している大規模開発計              画に対する反対陳情書  (平成20年)陳情第13号 マンション建設白紙撤回に関する陳情書  (平成20年)陳情第14号 陳情書  (平成20年)陳情第15号 高層マンション建設についての陳情書  (平成20年)陳情第16号 マンション建設についての陳情書  (平成20年)陳情第17号 (仮称)三浦海岸高層マンション建設についての陳情書  (平成20年)陳情第18号 マンション建設についての陳情書  (平成20年)陳情第19号 マンション建設についての陳情書  (平成20年)陳情第20号 「高層マンション」建設に関する陳情書  (平成20年)陳情第21号 三浦海岸マンション新築工事について  (平成20年)陳情第22号 三浦海岸マンション建設白紙撤回についての陳情書  (平成20年)陳情第23号 南下浦町上宮田3384番地1他(番地)高層マンション計画に              対する陳情書  (平成20年)陳情第24号 三浦市南下浦町上宮田3384番地1に於けるマンション建設に              ついての陳情書  (平成20年)陳情第25号 三浦市南下浦町上宮田3384-1の高層マンション建設反対に              ついての陳情書  (平成20年)陳情第37号 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予              算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情書  (平成20年)陳情第40号 介護療養病床廃止中止を求める意見書採択を求める陳情書  (平成21年)陳情第 8号 物価上昇に見合う年金引き上げの陳情  (平成21年)陳情第10号 都市計画における「高さの制限」及び「景観条例」の制定を              求める陳情書  (平成21年)陳情第13号 「保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書」を国に提              出することを求める陳情  (平成22年)陳情第19号 市民による、「北川湿地」最後のホタル観賞の機会づくりに              関する陳情書  (平成22年)陳情第20号 「三浦市三戸地区発生土処分場建設事業」において風害の危              険性と土壌の安全性について至急説明を求める陳情書  (平成22年)陳情第24号 小学校・中学校に空調設備設置の陳情  (平成22年)陳情第25号 保育制度改革に関する意見書提出を求める陳情書         [審査結果] 以上32件 閉会中継続審査  9月11日 三崎中学校、上原中学校においてそれぞれ開催された体育祭に出席した。  9月12日 若宮相撲場において開催された第29回若宮初声っ子相撲大会に出席し、        あいさつを述べた。  9月12日 総合体育館(潮風アリーナ)において開催された公益社団法人日本青年会        議所関東地区神奈川ブロック協議会第38回会員大会三浦大会に出席した。  9月14日 平成21年度三浦市決算審査特別委員会が開催され、委員長より「議案審   ~17日 査結果報告書」を受けた。  9月14日 三浦市火葬場においてとり行われた平成22年度無縁仏秋季彼岸法要に参        列した。  9月15日 美山特養ホームにおいて開催された敬老祝賀式典に出席し、祝辞を述べた。  9月16日 各派代表者会議が開催された。  9月18日 初声中学校において開催された同校体育祭に出席した。  9月19日 南下浦中学校において開催された同校体育祭に出席した。  9月21日 総務経済、都市厚生常任委員合同協議会が開催された。  9月25日 三浦市民ホールにおいて開催された三浦市交通安全のつどいに出席した。  9月26日 上宮田小学校において開催された同校運動会に出席した。  9月28日 石橋むつみ議員外7人より次のとおり意見書案が提出され受理した。   意見書案第6号 少人数学級の実現、教育予算の拡充を求める意見書  9月28日 佐瀬喜代志議員外3人より次のとおり意見書案が提出され受理した。   意見書案第7号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書  9月28日 市長より次のとおり議案が追加提出され受理した。   議案第62号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて   議案第63号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時31分開議 ○中谷博厚議長  おはようございます。ただいまより本日の会議を開きます。  本日の会議録署名議員に、藤田 昇議員、立本眞須美議員、石原正宣議員を指名いたします。  諸般の報告は、お手元に配付いたしました報告書により、朗読を省略させていただきます。  欠席の届け出が北川年一議員よりございましたので、あわせてご報告申し上げます。  暑いようでしたら、上着はお取りになっても結構でございます。  これより本日の議事日程に入ります。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第1 議案第43号から日程第5 議案第61号までの5件については、一括して議題といたします。  総務経済常任委員長の報告を求めます。18番。              [18番岩野匡史議員 登壇] ○18番岩野匡史議員  ただいま議題となりました議案第43号より議案第61号までの5件につきまして、去る9月9日開催の総務経済常任委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第43号 三浦市情報公開条例の一部を改正する等の条例については、三浦市土地開発公社の解散に伴い、同公社について規定している三浦市情報公開条例の一部を改正するとともに、三浦市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例を廃止するものであります。  本案については、特に質疑はされておりません。  次に、議案第44号 三浦市企業等立地促進条例の一部を改正する条例については、支援措置を受けるための要件である立地期限及び支援措置の適用期間を延長するものであります。  質疑におきましては、課税免除期間を5年に延長した理由について、企業等への改正内容の周知について、土地売却価格の公表に対する考え方について、県下の支援措置の状況等についての質疑があり、その中では委員より、本条例による措置に加え、市内在住者の雇用に対する助成制度の検討を求める意見が述べられるとともに、二町谷の土地売却に当たっては販売価格の決定等、重大な問題が山積しており、議会との協議を求めるなど、市は積極的な姿勢を持つよう要望されました。  次に、議案第45号 三浦市火災予防条例の一部を改正する条例については、省令の改定に伴い、複合型居住施設における就寝の用に供する居室等に複合型居住施設用自動火災報知設備を設置した場合には、住宅用防災警報器などを設置しないことができることとするものであります。  質疑におきましては、本案に関連し、一般家庭の住宅用防災警報器の設置状況や、市内業者からの購入促進についての質疑がされました。  次に、議案第56号 平成22年度三浦市一般会計補正予算(第4号)については、歳入歳出それぞれ882万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を265億7,131万8,000円とするとともに、債務負担行為の補正を行うものであります。  質疑におきましては、バイオマスセンターの建設費用及び今後の市の経費負担等について、地方道路譲与税の予算措置について、緊急雇用対策交付金の使途等についての質疑があり、その中では、みうらっ子育成支援寄附金の活用について、担当より、寄附金は利子を含めて151万1,000円あり、ベビーベッドの購入や公園遊具の整備、小中学校の図書の購入に充てることが説明されました。  次に、議案第61号 三浦市手数料条例の一部を改正する条例については、特定屋外タンク貯蔵所等の設置許可等の審査等の手数料について引き下げを行うものであります。  本案については、特に質疑はされておりません。  以上で質疑を打ち切り、討論を省略し採決の結果、議案第43号より議案第61号までの5件については、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、ご報告申し上げます。 ○中谷博厚議長  委員長報告は終わりました。委員長報告は、いずれも全会一致をもって原案可決であります。  お諮りいたします。議案第43号から議案第61号までの5件については、質疑討論を省略し委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第43号から議案第61号までの5件については、委員長報告どおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第6 議案第46号から日程第10 議案第60号までの5件については、一括して議題といたします。
     都市厚生常任委員長の報告を求めます。10番。              [10番松原敬司議員 登壇] ○10番松原敬司議員  ただいま議題となりました議案第46号より議案第60号までの5件につきまして、去る9月10日開催の都市厚生常任委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第46号 工事委託協定の変更については、平成21年に議案第47号をもって議決した日本下水道事業団との三浦市公共下水道三浦東部浄化センター建設工事委託に関する協定の一部を変更するため、議会の議決を求めるものであります。  質疑におきましては、変更した協定金額の内訳について、東部浄化センターの汚水処理量等について質疑があり、その中では協定変更に至る経緯について、担当より、日本下水道事業団による設計の精査や入札の実施による差金が生じたもので、今後、金額の変動が生じないことを確認の上で協定を変更することが説明されました。  次に、議案第57号 平成22年度三浦市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ529万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1,722万1,000円とするものであります。  本案については、特に質疑はされておりません。  次に、議案第58号 平成22年度三浦市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ6,911万円を減額し、歳入歳出予算の総額を11億1,367万3,000円とするとともに、継続費及び地方債の補正を行うものであります。  本案についても、特に質疑はされておりません。  次に、議案第59号 平成22年度三浦市病院事業会計補正予算(第1号)については、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を7,760万5,000円に、当年度分損益勘定留保資金を7,751万8,000円に補正するほか、資本的支出について貸付金480万円を追加し、総額1億5,790万円とするものであります。  質疑におきましては、追加する奨学貸付金の内訳について、来年度の看護師採用予定について、他市の奨学金制度の状況等について質疑があり、その中では委員より、現在、多剤耐性菌の院内感染などが報道されている中であり、病院職員が少ない体制の中での運営はリスクが高まるため、医師の確保とあわせて看護師の確保に全力で取り組むことが求められました。  次に、議案第60号 神奈川県後期高齢者医療広域連合規約を変更することについては、広域連合規約を変更し、関係市町村が負担する共通経費の負担割合を変更するため、議会の議決を求めるものであります。  質疑におきましては、広域連合の共通経費のうち均等割として現在支出している年間の負担額や、これまで負担した経費の返還の有無等について質疑があり、その中では委員より、市町村の均等割の負担割合については、広域連合の創設時より小規模市町村の負担が大きいことが議論されており、今回、規約の変更により市の負担額が下がることは理解できるが、これまで負担した分の返還がないことは遺憾に感ずる旨の意見が述べられました。  さらに、今後ごみ処理や消防などの広域化を進めるに当たっては、参加する市町村間で意見を出し合い、十分に精査の上、事業を推進するよう要望されました。  以上で質疑を打ち切り、討論を省略し採決の結果、議案第46号より議案第60号までの5件については、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、ご報告申し上げます。 ○中谷博厚議長  委員長報告は終わりました。委員長報告は、いずれも全会一致をもって原案可決であります。  お諮りいたします。議案第46号から議案第60号までの5件については、質疑討論を省略し委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第46号から議案第60号までの5件については、委員長報告どおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第11 議案第47号から日程第19 議案第55号までの9件については、一括して議題といたします。  平成21年度三浦市決算審査特別委員長の報告を求めます。12番。              [12番土田成明議員 登壇] ○12番土田成明議員  ただいま議題となりました議案第47号より議案第55号までの9件につきまして、去る9月14日から17日までの4日間にわたり開催されました平成21年度三浦市決算審査特別委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  平成21年度の一般会計及び特別会計の合計決算額は、予算現額341億8,272万7,150円に対し、歳入決算額322億6,160万1,743円、歳出決算額320億8,955万6,843円、歳入歳出差し引き額1億7,204万4,900円となり、実質収支は5,913万3,500円と前年度に引き続き黒字に、単年度収支につきましては1億5,385万7,837円の赤字となっております。  病院事業会計におきましては、患者延べ数は13万8,371人で前年度比5,749人の増、経営成績は2,009万6,932円の赤字であり、平成21年度末の累積欠損金は21億7,867万4,714円となっております。  水道事業会計におきましては、年間配水量は696万7,484立方メートルで、前年度比6万8,387立方メートルの減であり、経営成績は5,064万6,948円の黒字となったものであります。  以下、審査の順序に従い概要を申し述べますが、一般会計の総括質疑は質疑の概略を、一般会計歳入・歳出、特別会計、企業会計につきましては主な質疑の項目を申し上げます。  まず、一般会計の総括質疑についてであります。  総括質疑につきましては、市長に対する質疑を中心に行われております。  まず、本市の財政状況に関連し、平成21年度において「緊急緊縮財政宣言」を公表し、厳しい財政運営をしてきた中での成果、課題が質疑され、市長より「景気低迷の影響を受け、市税の大きな減収や福祉関連予算による支出の増大があったが、国の臨時交付金などにより事業の進捗を図ることができた。今後も大きな事業が控えているので、この検証とともに、税の収納を強化することが課題であると認識している」と述べられました。  また、財政再建策として、来年度以降の人件費の削減について市長の考え方が問われ、「三浦市の人件費は他市と比較して特段高いものではないが、市の財政状況が大変厳しいということから職員の理解を求めたい。国公準拠を基準として、頑張った者が報われるような給与体系にしていきたい」と述べられました。  さらに市の財政推計について、現在出されているものには大型事業の事業費が含まれていないため、今後、大型事業を含めた推計を行うことが求められた点に対しましては、「大型事業を含めた財政推計は必要であると認識しており、三セク債の償還のために財源を確保する中で、必要とされる大型事業についても根本的な見直しをしていきたい」と述べられました。  次に、市民の健康づくりによる歳出削減策に関連して、国保の特定健診の受診率について、21年度においても目標とする受診率を達成できなったことから受診率の向上策が問われ、市長より「健診の受診率向上は国でも示されている課題であり、市としても施策の展開により受診率を上げる努力をしている。今後、庁内で十分議論し、キャンペーンなどインパクトのある事業を行う必要があると考えている」と述べられました。  次に、安心・安全の体制づくりに関連して、21年度における台風の被害やチリで発生した地震による津波警報発令、新型インフルエンザ流行などの際の体制が質疑され、市長より「災害対策本部を設置したことにより職員の体制等を確認することができた一方で、避難所の体制が課題として残っており、庁内で徹底して取り組んでいる。危機事案に対するマニュアルを作成しているので、市民に公表できるようにしたい」と述べられました。  次に、学校施設の整備について、21年度をもって耐震化が終了し、引き続き安全対策が行われていることについて市長の見解が求められ、これに対しましては「児童・生徒の安全を確保するため、厳しい財政状況の中、優先的に実施してきたことは市として自信を持てると考えている。エアコンの設置なども話題になっているが、できることから整備を進めていきたい」と述べられました。  そのほか、シティ・セールスと来遊客の誘致策について、観光振興計画の策定について、海上交通実験プロジェクトの成果と今後の取り組みについて、事業仕分けの実施に対する市長の考え方について、行政課題に即応した市の組織づくり等についての質疑がありました。  続いて、一般会計歳入の一括質疑におきましては、国の交付金等の活用について、市たばこ税の動向について、ネットオークションの活用による収入について、指定管理者納付金の計上方法等について質疑があり、その中では市税の徴収強化策について、担当より、21年度においては法人に対する徴収や差し押さえ、換価を強化し、また休日開庁や訪問徴収、口座振替の推進など、さまざまな施策を講じて収納率の向上に努めていることが説明されました。  続いて、一般会計歳出の款別質疑について申し上げます。  総務費では、元三崎高校の管理について、みうら市民まつりの事業費について、「暮らしのガイド」の作成について、防犯灯の設置と経費削減について、統計調査の活用等について質疑され、その中では新型インフルエンザへの対応と課題について、担当より、新型インフルエンザの発生は今までになかった事案であり、庁内的には危機事案対策本部を設置して対応をしたが、一部連絡体制に課題があり、現在は危機管理課を中心に情報を一元化して対応していると説明されました。  民生費では、知的障害者通所施設整備の進捗状況について、国保会計への基準外繰出金について、敬老祝い金などの贈呈について、医療費抑制につながる取り組み等について質疑され、その中では生活保護を担当するケースワーカーについて、委員より、今後も生活保護受給世帯の増加が予測されるため体制の強化をすべきではないかとの意見があり、これに対しましては副市長より、ケースワーカーの配置は全国的に国の基準値より不足している状況があるが、心身ともに大変な業務であり、来年度に向けて検証をしていく考えであることが述べられました。  衛生費では、ごみの不法投棄の状況と対策について、ドクターヘリの運営に係る負担金について、健診受診率の向上策と保健衛生委員の活動等について質疑され、その中では、し尿の収集運搬業務について、収集量が減少している中で委託料が増加した原因が質疑され、担当より、平成21年度においては原油の高騰や物価変動があり、委託単価を上げたことが影響していることが説明されました。  農林水産業費では、種苗放流事業の効果と補助金の減額について、野菜残渣の処理状況と市の予算化の検討について、市営漁港のしゅんせつについて、二町谷汚水処理施設の維持管理等について質疑され、その中では枝木の堆肥化について、衛生費における質疑も含め、担当より、枝木を廃棄物として他市に搬出し、堆肥化された一部を引き取って市内の農家等に提供している状況が説明されておりましたが、これに対しましては委員より、枝木を廃棄物として処理するのではなく、土づくりに欠かせない堆肥として活用するために市として調査研究を進め、市の経費削減につなげるべきであり、そのための仕組みを考えるのが行政の役割であるとの意見が述べられました。  商工費では、ハイキングコース等の観光資源の整備について、空き店舗対策として三崎下町にオープンした3館の集客状況について、教育旅行の誘致などシティ・セールス事業の成果等について質疑され、その中では、二町谷地区の活用に向けた、東洋大学大学院との連携による調査研究について、担当より、平成21年度から連携による調査研究を進めており、年度末に提出された研究報告書では「健康」をキーワードとした資源の活用が提案されたことが説明されました。  土木費では、幹線道路整備の進捗について、三浦スポーツ公園の整備と工事中の安全確保について、市営住宅の管理等について質疑され、その中では建築物の高さ規制に向けた取り組み状況について、担当より、21年度においては他市の事例を踏まえて本市の課題を整理するとともに、市内3地区での住民説明会やパブリックコメントを実施したことが説明されました。  消防費では、消防の広域化について、救急車の出動回数について、災害対策本部及び情報センターの設置状況について質疑され、その中では市有施設に設置されたAEDの管理について、担当より、21年4月に奈良県の施設で器械の不具合が発生して以降、メーカーによる自主改修が行われており、現在は市有施設25ヵ所のAEDについて定期的に検査を行っていることが説明されました。  教育費では、子ども会の活動促進について、指定管理者導入後の総合体育館の利用について、学校施設の室温を下げる手法の検討について、相談指導教室の利用状況等について質疑され、その中では三浦市の就学援助の認定基準について、委員より、三浦市の認定基準は近隣市に比べ厳しく、教育の地域間格差を解消するためにも、就学援助金の給付項目を検討するなど、少しでも基準を広げる工夫をしていただきたいとの意見が述べられました。  以上が一般会計における質疑の概要であります。  続いて、特別会計及び企業会計について申し上げます。  国民健康保険事業特別会計では、国保税の不納欠損について及び特定健診の受診率等についての質疑があり、その中では委員より、将来の医療費抑制につなげるため、特定の年齢の方には受診料を無料とするなど、さらなる受診率向上の方策を講じるべきではないかとの意見があり、これに対しましては副市長より、即時的に医療費の抑制に行き着くものではないと考えるが、他自治体の例を検証し、一つの検討課題としていきたいと述べられました。  老人保健医療事業特別会計では、特に質疑はなされておりません。  後期高齢者医療事業特別会計では、保険料の滞納傾向について及び保険料の軽減についての質疑があり、その中では委員より、後期高齢者医療制度は年齢で医療を差別するものであり、一日も早い廃止を求める旨の意見が述べられております。  介護保険事業特別会計では、第4期介護保険事業計画の達成状況と今後の課題について、保険料の特別徴収者と普通徴収者の割合について、障害者控除の取り扱い基準等について質疑があり、その中では介護認定基準の見直しに伴う介護度変更への対応について、担当より、基準の見直しにより介護度が変更した事例はあるが、本人の申し出により従前の介護度を維持することができるため、本市では特に大きな問題は起きていないとの説明がされました。  市場事業特別会計では、入港船の誘致事業について及び水産施設や市場施設への民間活力導入についての質疑があり、その中では前処理工場を平成24年度に廃止することについて、副市長より、使用団体の組合員の減少や施設の老朽化等の現状とともに、二町谷流通加工業務団地への水産施設の集約等を見据えて行うものであることが説明されました。  公共下水道事業特別会計では、21年度における放流水量について及び処理水への地下水等の流入についての質疑があり、その中では水洗化率向上のための取り組みについて、担当より、下水道の日に行う三浦海岸駅前でのPR活動に加え、21年度においては国の緊急雇用創出事業交付金を活用して、公共下水道に未接続の世帯への戸別訪問等を行ったことが説明されました。  病院事業会計では、経営改善に向けた取り組みと成果について、脳ドック、ミニドック等の検診事業について、来院者の地区別の傾向について、入院セットの販売等について質疑があり、その中では、21年3月策定の市立病院改革プランで述べられた「三浦版地域医療」の具体的な進め方が質疑され、担当より、市内開業医からの検体検査の受託等を行う中で市民の健康に関するデータベースを構築し、開業医と共有をして市民の疾病傾向などを把握、分析するものであると説明されました。  水道事業会計では、有収水量率が増加している理由について質疑され、担当より、漏水調査を継続して実施しており、個別の重点調査を実施して以降は有収水量率が向上しているので、一定の成果が出ているものと考えていると説明されました。  以上が当委員会における質疑の概要であります。  続いて、討論について申し上げます。  まず一般会計についての討論では、小林直樹委員より反対の立場で、神田眞弓委員より賛成の立場で述べられました。  小林直樹委員からは反対の理由として、二町谷埋立地に関しては土地がまったく売れず、汚水処理施設には汚水がまったく入っていないこと、小中学校の就学援助金は、近隣市では生活保護基準の1.5倍まで受けられるのに対し、三浦市は1.0倍までしか受けられないことが挙げられるとともに、市財政の改善のために健康づくり事業の充実と地域経済の振興が重要であることが述べられました。  神田眞弓委員からは賛成の理由として、財政の厳しい中、国の臨時交付金などを活用してさまざまな政策を打ち出し、小中学校の地震防災対策や雇用の創出等を行ったこと、学校給食調理や校務員の民間委託化、バイオマスセンター整備などで民間活力の推進を図っていることなどが挙げられ、今後も市長を初め市職員が一丸となって行政運営に邁進することが求められました。  後期高齢者医療事業特別会計については小林直樹委員より反対の立場で述べられ、反対の理由としては、平成20年度から後期高齢者医療制度が始まり、75歳以上の方に新たな負担をさせていること、医療費が定額となり、年齢で医療差別が行われていることなどが挙げられました。  以上で討論を打ち切り、採決の結果、議案第47号については賛成多数、議案第48号及び議案第49号については全会一致、議案第50号については賛成多数、議案第51号より議案第55号については全会一致をもって、いずれも原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。  以上をもって、平成21年度三浦市決算審査特別委員会における審査報告といたします。 ○中谷博厚議長  委員長報告は終わりました。委員長報告はいずれも原案認定であります。  お諮りいたします。議案第47号については、質疑を省略し直ちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、質疑を省略し直ちに討論に入ることに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許可いたします。14番。              [14番小林直樹議員 登壇] ○14番小林直樹議員  議案第47号 平成21年度三浦市一般会計決算に反対の討論をいたします。  二町谷埋立事業は、19年4月から土地を売り出していますが、今のところ全く売れていません。8億円以上かけて汚水処理施設をつくりましたが、21年度は1滴も汚水が入りませんでした。しかし、施設の維持管理費が300万円以上もかかっており、全く無駄です。  小中学校の就学援助金は、近隣の横須賀市、鎌倉市、逗子市では所得が生活保護基準の1.5倍まで受けることができます。しかし、三浦市では生活保護基準の1.0倍までしか受けられません。子育て・教育分野で余りにも地域間格差があり過ぎます。三浦市の基準を引き上げることが必要です。  市財政を改善するには、健康づくり事業を充実させ、市民の命と健康を守り、その結果として医療費や介護費などの支出を削減することが必要です。しかし、21年度の特定健診の受診率は17%であり、目標の45%よりはるかに下回っています。受診率を上げるためには地域からの取り組みが不可欠です。また、市民全体の生涯的、統一的健康管理を目指している市立病院は、地域医療の中核病院として、医師と看護師の確保を図るとともに受診率を上げる取り組みが求められています。  そして、地域経済を振興させ、収入をふやすことが重要です。そのためには、リフォーム助成制度を新設し、地域内循環型経済である建設関連産業の振興を図ることが有効です。  また、観光振興計画を作成し、県の施策や事業を誘致し観光振興を行うとともに、水産業や農業との連携を図ることにより、三浦市の基幹産業を活性化していくことが必要です。  建築物の高さ制限をすることで生活環境を守り、町並みや景観を整えていくことができます。小樽市の運河景観や川越市の蔵の町並み、豊後高田市の昭和の町など、景観を生かし、魅力ある都市をつくることでまちづくり、まちおこしを行っている例が各地にあります。三浦市も住んでよい町、訪れてもよい町にすることが重要です。  後期高齢者医療制度が20年度から始まり、75歳以上の方は新たに負担がふえました。年金が月額1万5,000円以上の方は天引きされます。1万5,000円未満の方は普通徴収です。医療費も定額になり、年齢で医療差別が行われるようになりました。年齢で医療差別をするのは日本ぐらいであり、とんでもない医療制度です。  市民の生活状況、市内の経済状況、市の財政状況は本当に厳しい状態です。無駄をなくし、公正で民主的な市民本位の財政運営を求めて、一般会計決算に反対いたします。  以上です。 ○中谷博厚議長  次に、5番。              [5番出口眞琴議員 登壇] ○5番出口眞琴議員  議案第47号 平成21年度三浦市一般会計決算の認定について、みうら市政会の一員として賛成の立場から討論を行います。  平成21年度一般会計決算は、歳入193億6,417万円余り、歳出192億6,527万円余り、歳入歳出差し引き額は9,890万円余りとなりました。  この決算は大きな意味を持つ決算であると思います。平成20年度当初から世界的な原油高による燃油の高騰や金融危機が平成21年度も引き続き影響が残り、企業収益の悪化や雇用の不安など、財政の厳しい中、地域活性化・生活対策臨時交付金や緊急雇用対策金を活用し、地域経済の振興、また市民生活に直結するさまざまな政策を打ち出し、厳しい財源を有効に活用し取り組まれたことは大いに評価するところであります。  歳入につきましては、地域活性化・生活対策臨時交付金9,017万3,000円、経済危機対策臨時交付金2億4,723万1,000円、公共投資臨時交付金3,270万5,000円、計3億7,010万9,000円の交付金を活用し、小中学校の地震防災対策や情報化の推進、また公園遊具や道路の維持改修に活用しております。また、緊急雇用創出事業費補助金4,096万3,000円を活用し、88人の雇用の確保をするなど、成果が出ております。  歳出については、学校給食、学校校務員の民間委託化、バイオマスセンター整備による雇用創出、民間活力導入の推進をされていること、また市民が長く待ち望んでいた三浦スポーツ公園や火葬場管理棟の完成に向け、事業が順調に進んでいることは大いに期するところであります。また、小中学校地震防災対策事業では当初計画を大幅に短縮し、剣崎小学校の校舎耐震補強工事と名向小学校の体育館耐震補強工事をもって、耐震化が必要な校舎、体育館のすべての工事が完了し、耐震化率100%を達成できたことは大いに評価するところであります。  今後も厳しい状況はまだまだ続きますが、吉田市政の基本姿勢であるシンプル、スピード、サービスの「3つのS」をさらに徹底していただき、吉田市長初め職員一丸となり行政運営に邁進されることを期待いたしまして、私の賛成討論といたします。 ○中谷博厚議長  他にございませんか。(「なし」の声あり) なければ、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決の方法は起立により行います。  議案第47号について、委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 [賛成者起立] ○中谷博厚議長  起立多数。よって、議案第47号については委員長報告どおり決しました。  お諮りいたします。議案第48号及び議案第49号については、質疑討論を省略し委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第48号及び議案第49号については委員長報告どおり決しました。  お諮りいたします。議案第50号については、質疑討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、質疑討論を省略して直ちに採決に入ることに決しました。  採決の方法は起立により行います。  議案第50号について、委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 [賛成者起立] ○中谷博厚議長  起立多数。よって、議案第50号については委員長報告どおり決しました。  お諮りいたします。議案第51号から議案第55号までの5件については、質疑討論を省略し委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第51号から議案第55号までの5件については、委員長報告どおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    中谷博厚議長  日程第20 意見書案第6号 少人数学級の実現、教育予算の拡充を求める意見書を議題といたします。  案文はお手元に配付いたしております。  お諮りいたします。本案については、提案理由の説明、質疑討論並びに委員会付託を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  お諮りいたします。本案については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決されました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――         少人数学級の実現、教育予算の拡充を求める意見書  子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要である。  今の子どもたちや保護者は、様々な価値観や個性・ニーズを持っており、一人一人に丁寧な対応が必要であり、そのためには一クラスの学級規模を引き下げ、少人数学級とすることが必要である。  地方交付税の削減や税収不足などにより、自治体の財政状況は厳しく、教育予算の確保は厳しくなっている。全国どこに住んでいても、一定水準の教育が受けられるようにするためには、国として教育予算を確保・充実させていくことが極めて重要である。  よって、国におかれては、次の措置を講じるよう強く要望する。 1 「子どもと向き合う時間の確保」を図り、きめの細かい教育を実現するために、標準定数法を改善し、国の責任において少人数学級を推進すること。 2 教育の自治体間格差を生じさせないために、義務教育費国庫負担制度について、国負担率を2分の1に復元することを含め制度を堅持・改善すること。 3 家庭の所得の違いによって子どもたちの教育や進路に影響が出ないよう、就学援助制度を拡充すること。また、そのための国の予算措置を行うこと。あわせて、奨学金制度を充実させること。 4 学校施設整備費、教材費、図書費、旅費、学校・通学路の安全対策など、教育予算の充実のため、地方交付税を含む国の予算を拡充すること。 5 教職員の人材を確保するため、教職員給与の財源を確保・充実するとともに、実効ある超勤縮減対策を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成22年9月28日                          三浦市議会議長 中 谷 博 厚  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第21 意見書案第7号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。13番。             [13番佐瀬喜代志議員 登壇] ○13番佐瀬喜代志議員  ただいま議題となりました意見書案第7号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。  説明につきましては、意見書案の朗読をもってこれにかえさせていただきます。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――          子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書  HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が主な原因である子宮頸がんは「予防できる唯一のがん」と言われている。近年、若い女性の罹患がふえており、死亡率も高く、予防対策が強く望まれている。  子宮頸がんの予防対策としては、予防ワクチンを接種すること及び予防検診(細胞診、HPV検査)によってHPV感染の有無を定期的に検査し、前がん病変を早期に発見することが挙げられる。  昨年、子宮頸がん予防ワクチンが承認、発売開始となり、ワクチン接種が可能となった。接種費用が高額なため、一部の自治体ではワクチン接種への公費助成が行われているが、居住地により接種機会に格差が生じることのないよう国の取り組みが望まれる。予防検診の実施についても自治体任せにするのではなく、受診機会を均てん化するべきである。  よって、国におかれては、次の措置を講じるよう強く要望する。 1 子宮頸がんの予防ワクチン接種の実施について  (1)予防効果の高い特定年齢層への一斉接種及び国による接種費用の全額補助、並びに特定年齢層以外についても一部補助の実施  (2)居住地域を問わない接種機会の均てん化  (3)ワクチンの安定供給の確保及び新型ワクチン開発に関する研究 2 子宮頸がんの予防検診の実施について  (1)特に必要な年齢を対象にした検診は国による全額補助  (2)従来から行われている子宮頸がん検診の予防検診までの拡大  (3)居住地域を問わない受診機会の均てん化 3 子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及、相談体制等の整備  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成22年9月28日                          三浦市議会議長 中 谷 博 厚  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  以上でございます。  皆さんのご賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○中谷博厚議長  説明は終わりました。  お諮りいたします。本案については、質疑討論並びに委員会付託を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  お諮りいたします。本案については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決されました。  ただいま議決されました意見書の事後の取り扱いにつきましては、議長にご一任願います。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第22 議案第62号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  市側の説明を求めます。市長。               [吉田英男市長 登壇] ○吉田英男市長  ただいま議題となりました議案第62号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。  本案は、教育委員会委員の羽床 健氏の後任委員として松尾恒廣氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。  松尾恒廣氏は、昭和46年に三浦市立岬陽小学校に奉職し、三浦市立上宮田小学校校長などを務められ、三浦市立三崎小学校校長として退職をされました。  教育に対する理解も深く、本市教育委員会委員としてふさわしい方と存じますので、よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○中谷博厚議長  説明は終わりました。  お諮りいたします。本案については、質疑討論並びに委員会付託を省略することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  お諮りいたします。本案については、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、本案については原案のとおり同意することに決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第23 議案第63号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  市側の説明を求めます。市長。               [吉田英男市長 登壇] ○吉田英男市長  ただいま議題となりました議案第68号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。  本案は、公平委員会委員の山田玲子氏の後任委員として引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。  よろしくご同意を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○中谷博厚議長  説明は終わりました。  お諮りいたします。本案については、質疑討論並びに委員会付託を省略することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  お諮りいたします。本案については、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、本案については原案のとおり同意することに決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第24 選挙第1号 三浦市選挙管理委員・同補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、議長において指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  これより指名いたします。  選挙管理委員に、三浦市三崎3丁目2番7号 高木 巖氏、三浦市初声町和田917番地の1 進藤俊一氏、三浦市南下浦町菊名58番地7 野田俊二氏、三浦市宮川町4番51号 古屋野敬子氏、以上の方を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました4人の方を選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4人の方は選挙管理委員に当選されました。  続きまして、補充員を指名いたします。  第1補充員に、三浦市三崎4丁目10番22号 星野 雄氏、第2補充員に、三浦市初声町下宮田2872番地 石橋伸一氏、第3補充員に、三浦市南下浦町上宮田1131番地 長島 徹氏、第4補充員に、三浦市海外町11番14号 大隈多惠子氏、以上の方を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました4人の方を、指名の順序のとおり補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4人の方は、指名の順序のとおり補充員に当選されました。  ただいま当選されました選挙管理委員及び同補充員の8人の方には、後刻、議長より文書をもって当選の旨、通知いたしますので、ご了承願います。 ○中谷博厚議長  日程第25 閉会中継続審査申し出についてを議題といたします。  本件につきましては、各常任委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております閉会中継続審査申出一覧表のとおり閉会中継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――               閉会中継続審査申出一覧表                               平成22年9月28日 ┌────────────────────────────┬─────────┐ │          件     名           │  付託委員会  │ ├────────────────────────────┼─────────┤ │(平成20年)陳情第10号、(平成20年)陳情第11号、│総務経済常任委員会│ │(平成20年)陳情第27号、(平成20年)陳情第29号、│         │ │(平成20年)陳情第30号、(平成20年)陳情第34号 │         │ │(平成22年)陳情第 5号、(平成22年)陳情第 6号、│         │
    │(平成22年)陳情第 7号、(平成22年)陳情第 8号 │         │ │(平成22年)陳情第21号、(平成22年)陳情第22号、│         │ │(平成22年)陳情第23号               │         │ ├────────────────────────────┼─────────┤ │(平成19年)陳情第 3号、(平成19年)陳情第 6号、│都市厚生常任委員会│ │(平成19年)陳情第12号、(平成19年)陳情第20号、│         │ │(平成19年)陳情第21号、(平成19年)陳情第22号、│         │ │(平成19年)陳情第23号、(平成20年)陳情第 2号、│         │ │(平成20年)陳情第 5号、(平成20年)陳情第 7号、│         │ │(平成20年)陳情第13号、(平成20年)陳情第14号、│         │ │(平成20年)陳情第15号、(平成20年)陳情第16号、│         │ │(平成20年)陳情第17号、(平成20年)陳情第18号、│         │ │(平成20年)陳情第19号、(平成20年)陳情第20号、│         │ │(平成20年)陳情第21号、(平成20年)陳情第22号、│         │ │(平成20年)陳情第23号、(平成20年)陳情第24号、│         │ │(平成20年)陳情第25号、(平成20年)陳情第37号、│         │ │(平成20年)陳情第40号、(平成21年)陳情第 8号、│         │ │(平成21年)陳情第10号、(平成21年)陳情第13号 │         │ │(平成22年)陳情第19号、(平成22年)陳情第20号、│         │ │(平成22年)陳情第24号、(平成22年)陳情第25号 │         │ └────────────────────────────┴─────────┘  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第26 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第160条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣表のとおり議員を派遣することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、本件につきましては、議員派遣表のとおり議員を派遣することに決しました。  なお、この際、お諮りいたします。  ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――              議  員  派  遣  表                               平成22年9月28日  ┌──────┬─────────┬─────────┬──────────┐  │ 派遣議員 │  派遣期間   │ 派遣場所    │  派遣目的    │  ├──────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │ 中谷博厚 │ 平成22年   │ 兵庫県神戸市  │第72回全国都市問題│  │ 北川年一 │  10月6日~ │ 神戸文化ホール │会議への出席    │  │      │  10月8日  │         │          │  ├──────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │ 中谷博厚 │ 平成22年   │ 東京都千代田区 │第6回地域医療政策 │  │ 松原敬司 │  10月14日 │ 日本都市センター│セミナーへの出席  │  │ 出口眞琴 │         │         │          │  ├──────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │ 中谷博厚 │ 平成22年   │ 大分県大分市  │第5回全国市議会議長│  │ 北川年一 │  10月20日~│ iichiko 総合文化│会研究フォーラムin │  │ 神田眞弓 │  10月21日 │  センター   │大分への出席    │  │ 松原敬司 │         │         │          │  │ 土田成明 │         │         │          │  └──────┴─────────┴─────────┴──────────┘  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――中谷博厚議長  日程第27 報告第16号から報告第18号までの3件についてを議題といたします。  市側の報告を求めます。行政管理部長。             [竹内次親行政管理部長 登壇] ○竹内次親行政管理部長  ただいま議題となりました各報告につきまして、順次ご説明申し上げます。  まず、報告第16号 平成21年度三浦市定額資金運用基金運用状況報告書について、ご説明申し上げます。  三浦市土地開発基金の平成20年度末現在高は7億588万1,000円でありました。  その内訳は、現金1億4,281万9,000円、土地1億8,306万2,000円、貸付金3億8,000万円でありました。  平成21年度中の運用状況ですが、運用益といたしまして利子分等8万6,000円を積み立てております。  以上から、平成21年度末の基金現在高は7億596万7,000円となりました。  その内訳は、現金1億4,290万5,000円、土地1億8,306万2,000円、貸付金3億8,000万円であります。  なお、平成21年度末の保有土地は19件で、面積は1万107.02平方メートルであります。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  次に、報告第17号 平成21年度決算に基づく健全化判断比率について、ご説明申し上げます。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、健全化判断比率を報告するものであります。  それぞれの比率でございますが、実質赤字比率、連結実質赤字比率はございません。実質公債費比率8.3%、将来負担比率178.6%で、いずれも早期健全化基準を下回っております。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  次に、報告第18号 平成21年度決算に基づく資金不足比率について、ご説明申し上げます。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、公営企業の資金不足比率を報告するものであります。  市場事業特別会計、公共下水道事業特別会計、病院事業会計及び水道事業会計のいずれにつきましても、資金不足比率はございません。  以上で、説明を終わらせていただきます。 ○中谷博厚議長  報告は終わりました。  ただいまの報告に対し、ご質疑またはご意見はございませんか。(「なし」の声あり) ないようでございますので、以上で報告を終わります。  以上をもって、本日の議事日程はすべて終了いたしました。  よって、平成22年第3回三浦市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。                午前11時32分閉会  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定による署名            三浦市議会議長     中 谷 博 厚            会議録署名議員     藤 田   昇            会議録署名議員     立 本 眞須美            会議録署名議員     石 原 正 宣...