◆
新倉真二 委員 もし
附帯意見に足す必要があるとすれば、
座長の「幅広く登用すべきである」と、
岡崎委員の
意見にも人員
体制の充足がある。この辺一言入れてもよい。
◆
岡崎進 委員 これはたしか保健師でないとまずかったのだと思う。
○
座長 4カ月の健診はそうだが、こんにちは赤ちゃん
訪問は保健師でなくともできる。
◆
新倉真二 委員 たしか前回、保健師、助産師、管理栄養士のようなところを
検討していた。
◆
小島勝己 委員 前回の本資料では、今の保健師、助産婦、主任児童
委員、栄養士等が
訪問し、対象
者の
課題について
支援するとともにと書かれているから、保健師に限ったわけではない。
○
座長 ホームページ等には保健師でなくてもよいとあり、もちろん研修が必要であるので、私は研修と書いたが、さらに子育て
経験者等でもよいという
内容である。
◆
岡崎進 委員 これはそのような資格を持った方々であるが、ある程度非常勤で回しているので、1点、常勤
者をふやしてほしいとつけ加えてほしい。
○
座長 質疑の中でも、人員が足りないということで、人材育成が
課題と言われた。単にふやすのではなく、常勤
者、また研修、勉強をした人員の配置で、それをフィードバックして庁内で共有できるものをつくっていきたいとの答弁もあった。
では、
附帯意見としては、母子保健
推進員、児童
委員、子育て
経験者等に研修を行い、
訪問者の人員不足解消を図るべきである。あわせて非常勤でなく常勤
者をふやしてほしい。
◆
岡崎進 委員 事業を安定させるために常勤
者をふやしてほしいと入れるほうがよい。たしか非常勤の方の出入りがあることで、そこの固定がなかなかできないという話があった。
◆
新倉真二 委員 もっともであるが、常勤にまで踏み込んでよいのか。充足できるよう、しっかりした
体制にぐらいにとどめておいたほうがよいような気もする。
◆
岡崎進 委員 附帯意見であるので、そのような
意見もあるということでよいのではないか。
○
座長 そのような
意見があるばかりになってしまう。
◆
岡崎進 委員 全部の
意見が
附帯意見というわけではない。
○
座長 もともとの
意見と、反対の
意見も載せるという
意味もある。
再度読む。母子保健
推進員、児童
委員、子育て
経験者等に研修を行い、
訪問者の人員不足解消を図るべきである。あわせて
事業の安定を目指すために、常勤
者をふやしてほしいと言い切っているが、よいか。では、各
委員の
意見としても、さほど真っ逆さまの反対
意見があるわけではなく、とにかく保健
推進員の不足、保健師の職員採用に言及している
委員もいるので、この骨子をもとに、正副
座長において微修正をする。
次に移る。
地域福祉総合相談室設置運営事業については、6名が1の
拡充で、1名が2の
現状のままの継続となっているが、いかがか。
◆
新倉真二 委員 私が2を挙げたが、各
委員の
意見を伺っていて、それほど違いはないと思うが、
拡大しなければいけないという明確な目的、目標というところを含めて言うと、
現状の市の財政も鑑みると2ぐらいが妥当ではないかとの
感じで2にしたので、別に1でも構わない。
○
座長 では、
拡大の
委員の
意見をお願いする。
◆
岡崎進 委員 実際、
座長が書いているように、
地域の
つながりが非常に薄れ、最近は誰にでも相談できるというところはないから、そういうことをできるだけ早期に解決するためには、このような相談
事業が充実していくことが必要であり、問題が複雑化する前に相談しやすいところがあるべきであるので、やはり
拡充でお願いしたい。
◆
豊嶋太一 委員 私も今、
岡崎委員と同
意見で、新たに包括ができる中、もう
1つ相談できる場所がふえることでもあるし、障害
者の相談
事業所で言うと4カ所しかないが、この包括は今度新しくできるものも入れて13カ所と考えると、圧倒的に身近な相談できる場所が確保されていくことももちろん、総合相談ということで障害、高齢を問わず、児童も含めたさまざまな相談ができる。まだまだ
周知されていないことは
1つ課題であるという
意見もあった。会派の
意見としても、本
事業をPRも含めて
推進していく必要があると考えている。
◆
金田俊信 委員 今の2人の
意見もそのとおりであるし、今後、相談の
事例が複雑化していくような中で、相談
事例を蓄積し、相談を受ける側のスキルアップ、質的な向上も図られるべきであると考え、やはり
拡充が適当である。
○
座長 今、
新倉委員が述べた財政的な面では、余り広げる、広げないということはあるが、この
拡充は財政面だけではないので、
事業の広がりとして考えてよいと、これから議会の提言の
課題にもなっていくし、
豊嶋委員が述べたような
地域の身近なセーフティーネット、身近な生活の問題を相談できるという
意味では重要であることは各
委員同様に書いているので、
新倉委員、
拡充でよいか。
◆
新倉真二 委員 よい。
○
座長 では、
拡充の1で合意された。
では、次に
理由について、盛り込みたい
文言をお願いする。
◆
小島勝己 委員 座長が
評価理由としている
内容に少しつけ加えれば、ある程度まとめるという
意味では、よくまとまっているから、よいのではないか。
○
座長 もう
1つ、専門職の増員に関してまで言ってしまうか、そこまでは書かないかはどうか。各
委員が大体述べているので、例えば個人では解決できない生活諸問題を身近な場所で相談できる、
豊嶋委員が述べているようなセーフティーネットとしての本
事業は非常に重要である。今後、
事業が多岐にわたり重層化していくことが予想されるために
拡充が必要と考えると書くか。
◆
新倉真二 委員 体制の
部分ではそうであるが、実際に活動の目標及び
実績の中でも、
連携を広げていくための
意見交換実施団体数を目標に挙げている。どちらかというと
連携を強化していくというところでは確かに
拡充であるが、
体制の強化にがあんと進めていくという
感じではないと思う。
◆
岡崎進 委員 専門職の人員に関しては、各包括に1名ずつで、
地域でまとまりながらグループで向上していくことを考えているとのことで、つなぎ役という
部分でもあるから、ここに専門職を置いてきてしまうと、そこでワンストップになる。ワンストップの
事業ではないので、そこまで踏み込まなくともよい。
◆
小島勝己 委員 今の
意見に重なるが、この相談員は受託法人の
福祉相談員である。だめではないが、
地域に密着した形で活動を進めるとなると、受託法人の相談員だけに任せておいてよいのか、もう少し直轄的に市職員も入るべきではないか。
○
座長 では、今の各
委員の
意見に、市も含めて
関係機関の強化というような
意見に一致したと思うので、「問題の重層化が予想されるため、
関係機関等の強化がさらに必要と考えるため」のような
感じか。
では、読んでみる。セーフティーネットも入れて「個人では解決できない生活諸問題を身近な場所で相談できるセーフティーネットとしての本
事業は非常に重要である。今後、相談が多岐にわたり、かつ重層化していくことが予想されるため、
関係機関との
連携強化がさらに必要と考えるため」。
◆
新倉真二 委員 結構である。
○
座長 では、次に
附帯意見は入れるか。結構網羅している。
◆
小島勝己 委員 先ほど述べたものは
附帯意見である。今2人は
附帯意見として述べたが、この辺は受託法人の
福祉相談員が一生懸命取り組まれている。
地域との
関係を考えると、受託法人だけでよいのかを
検討する必要がある。
○
座長 小島委員の
意見は、受託法人だけではなく、市がかかわるという
意味か。
◆
小島勝己 委員 市がもう少しかかわってほしい。
○
座長 あとはふだんからの
地域連携についても質問に出た。質疑の中で人を介在した
周知、
訪問などで、引きこもっていたり、本人が相談を嫌がる中、
地域の
つながりということも少し出ていた。ひきこもり
支援団体との
意見交換では、家族団体からも
評価され、雇用、参加などがあった。
では、まず、市とのかかわりに関してはどうか。
休憩する。
午後3時01分休憩
─────────────────────────────────────────
午後3時03分開議
○
座長 再開する。
意見交換を続行する。
◆
岡崎進 委員 附帯意見に関しては、先ほど
豊嶋委員からもあったが、相談窓口の認識が余り広がっていないので、
周知をさらにしてほしいという
文言を入れるとよい。
○
座長 各
委員の
附帯意見にも、周知、困っている市民につながるとあるが、
周知徹底に関してはどうか。
◆
岡崎進 委員 周知徹底するために、SNSのようなもので、このようなことも相談できると出していくことも
1つの手である。そのことをSNS等を使った
周知と表現すると誤解を生みそうであるので、そこら辺をうまく表現してはどうか。
○
座長 「相談室からの相談
事例の発信」のようなことを入れながら、「ふだんから
地域と
連携し、
周知徹底を行っていく必要がある」でよいか。
読み上げる。「また、相談室からの相談
事例を発信するなど、ふだんから
地域と
連携し、
周知徹底を図る必要がある。」
では、これで
附帯意見とし、ただいまの骨子をもとに正副
座長において微修正をしたい。
休憩する。
午後3時07分休憩
─────────────────────────────────────────
午後3時58分開議
○
座長 再開する。
ただいま手元に配付した
議会評価結果表(環境厚生
分科会)について説明願う。
◎議会
事務局次長 順番に読み上げる。
1番目の
災害時における要配慮
者及び
避難行動要
支援者支援事業、
議会評価は1
拡充、
理由として、「本
事業は、
自助・
共助・
公助の
連携による
支援策として重要であり、
名簿の
月次更新や
同意書の
増加を
評価する。今後も
同意者の
増加に向けて、さらに
事業の
周知と
推進を図るとともに、顔の見える
関係等の
構築が必要であることから
拡充とする」。
附帯意見、「
避難支援等関係者の
負担軽減などにつながる
個別支援体制の
構築や、
事業周知にもつながる
安否確認訓練等の
実施、
名簿の
活用事例等の
情報提供を、各
地区の
避難支援等関係者に明確に示していく必要がある。不
同意の
申し出がない限り、
名簿提供を可能にする
システムの
検討を進めてほしい。」との
意見があった。
2番目、
母子保健訪問指導等事業、
議会評価、1
拡充、
理由として、「
乳児家庭の
孤立化を防ぎ、子育てしやすい
環境づくりのために必要な
事業であり、ほぼ100%の達成率を上げていることは非常に
評価する。母親の育児不安や
虐待等の
情報確認、さらに
関係機関からの
依頼の
増加に対応していく必要があり、
拡充とする」。
附帯意見、「母子保健
推進員、児童
委員、子育て
経験者等に研修を行い、
訪問者の人員不足解消を図るべきである。あわせて
事業の安定を目指すために常勤
者をふやしてほしい。」。
続いて3番目、
地域福祉総合相談室設置運営事業、
議会評価、1
拡充、
理由として、「本
事業は、個人では解決できない生活諸問題を身近な場所で相談できるセーフティーネットとして非常に重要である。今後、相談が多岐にわたり、かつ重層化していくことが予想されるため、
関係機関との
連携強化がさらに必要であり、
拡充とする」。
附帯意見、「相談室からの相談
事例の発信など、ふだんから
地域と
連携し、
周知徹底を図るとともに
情報収集に努める必要がある。」。
○
座長 意見はあるか。
(「なし」と呼ぶ
者あり)
○
座長 お諮りする。
本
分科会として、
事業評価について
議会評価結果表(環境厚生
分科会)のとおりとすることに
異議ないか。
(「
異議なし」と呼ぶ
者あり)
○
座長 異議なしと認める。
よって、
議会評価結果表(環境厚生
分科会)のとおりとすることに決定した。
なお、ただいま決定された
議会評価結果表(環境厚生
分科会)の字句の整理については、正副
座長に一任でよいか。
(「
異議なし」と呼ぶ
者あり)
○
座長 異議なしと認める。
よって、そのように決定をする。
─────────────────────────────────────────
○
座長 議題2、その他として何かあるか。
(「なし」と呼ぶ
者あり)
○
座長 決算特別委員会環境厚生分科会を閉会する。
午後4時02分閉会...