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令和 元年 9月 決算特別委員会−09月10日-01号
令和 元年 9月 決算特別委員会−09月10日-02号

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  1. 茅ヶ崎市議会 2019-09-10
    令和 元年 9月 決算特別委員会−09月10日-02号


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    令和 元年 9月 決算特別委員会−09月10日-02号令和 元年 9月 決算特別委員会 令和元年9月10日 決算特別委員会環境厚生分科会 1 日時   令和元年9月10日(火曜日) 午後1時59分開会 午後4時2分閉会 2 場所   全員協議会室B 3 出席委員   滝口友美座長新倉真二座長   豊嶋太一金田俊信岡崎進小島勝己加藤大嗣の各委員   水島誠司議長山田悦子委員長 5 事務局職員   清水局長小島次長臼井担当主査麻島担当主査水島書記 6 会議に付した事件
      (1) 事業評価について    ア 災害時における要配慮及び避難行動要支援支援事業    イ 母子保健訪問指導等事業    ウ 地域福祉総合相談室設置運営事業   (2) その他                 午後1時59分開議 ○座長滝口友美) 決算特別委員会環境厚生分科会を開く。  本日の議題は、手元に配付の日程のとおりである。  議題1、事業評価についてを議題とする。  手元には、平成30年度決算事業評価シート集計表を配付している。  まず、災害時における要配慮及び避難行動要支援支援事業については、6委員議会評価1の拡充、1委員が2の現状のまま継続となっているが、事業方向性評価はいかがするか。  新倉委員が2で、中身を拝見すると、無理をせずに地道にとのことであったが、意見をいただいてよいか。 ◆新倉真二 委員 課が出ているときに確認した中にも、条例制定の話があったと思う。実は不同意からの情報提供が鍵になってくる。それをどのように進めるかによっては、地域であつれきを生んでしまう心配があるので、その辺は無理せずに進めて、条例制定をする上で、もし拡大していくであれば、私は拡大でも構わないが、これを80%、90%、100%を目指していくことはなかなか難しいだろうと感じたので、私は2とした。 ○座長 では、1にした委員意見がある方はお願いする。この中にも一覧表の様式を変えるとか、新倉委員附帯意見で書いているように、不同意申し出がない限り名簿提供を可能にするとか、安否確認訓練などでさらに周知していくとか、そのような意味で、予算だけではない拡大も必要であるし、審議の中にも出ていたと思うが、どうか。 ◆豊嶋太一 委員 不同意の方の件では、先日の意見交換でも、これはあくまでも例ではあるが、不同意方たちへの課題がある中で、先進事例として逆手挙げ方式などの取り組みで、その部分を補っていく、つくっていくような先進事例の紹介もある。そこの課題は大きいことを鑑みると、拡充、今後さらなる推進をしていくためには、今以上の努力や事務の整理などを含めた取り組みの前進をしていく必要があろう。現状維持では、そこがなかなか進めるという視点では難しいところもあったため、推進拡充の方向とした。 ○座長 新倉委員も述べているように、名簿登載率を高めるということで、ほぼ全員が書いている。金田委員名簿登載率を書いている。あと岡崎委員小島委員は顔の見えるつながり加藤委員評価月次更新情報提供同意したことの評価事務効率化として、皆がほぼ事務効率化登載率の向上で、基本的には一緒であるから、新倉委員も述べたように、事務効率化ももちろんであるが、名簿登載率を、逆手挙げ方式など、高めていくという意味拡大ということでは、その辺は新倉委員、よいか。 ◆新倉真二 委員 結構である。 ○座長 では、評価としては1の拡大で合意ということでよいか。内容としては、自分の中で、これは入れてほしいとか、今の中で、加藤委員が、月次更新とか情報提供評価しているところがある。その辺について何か意見はあるか。 ◆加藤大嗣 委員 情報提供同意がふえたことに伴うものと思うが、1カ月ごとに更新も図り、より正確に把握するような対応をしている。また、情報提供への同意がふえている。これはたしか、この制度名称が変わったときに、その名簿作成に関しては、かなりその名簿個人情報取り扱いについて、市民サイドからも意見が物すごく出ていたような記憶がある。ふえているということは、ある一定の理解も得て、協力も得ているということであるので、そこは評価したい。 ○座長 顔の見えるということで、本事業自助共助公助連携でとても大切という意味で、顔の見える関係小島委員岡崎委員が書いているが、どうか。 ◆小島勝己 委員 まず名簿作成する、これは地域でつくるということよりも行政が中心につくっているのだから、地域と行政のつながりをしっかりして、地域人たちつながりがないと、名簿をつくっただけで、その次の体制づくりにつながらない。それをするためには、顔の見える関係、向こう三軒両隣の関係がしっかりして、隣近所の人が対応しないと、遠いところから来て支援しようとはいかない。したがって、名簿作成に合わせて顔の見える関係にきちんと対応していくということで、その辺の組織がまだしっかりとできていない。そのような面で拡大としている。 ◆新倉真二 委員 各委員から名簿登載率を高めていくべきと出ているが、特に特記事項附帯意見の両方に書いてしまったが、不同意申し出がない限り名簿提供を可能にする仕組みに関して一言添えてもらえるとありがたいと感じている。 ○座長 具体的にはどのようにするか。 ◆新倉真二 委員 それは特記事項附帯意見のところで書くべきかという感じは持っている。 ○座長 後ほどお願いする。 ◆金田俊信 委員 今の新倉委員指摘、本人から不同意でない限りは名簿に載せるという考え方はわかるが、名簿に載せる場合、同意しているか否かの情報を載せておかないと、支援訪問するときにトラブルになりかねないので、注意したほうがよい。 ◆岡崎進 委員 先ほど小島委員と同じで、実際には名簿の数もふえていることは評価できるが、毎月の更新で変わっていくところと、名簿をつくるところまではよいが、その後の自治会での活用の仕方では、まだまだいろいろ課題があろうと附帯意見に入れてほしい。 ○座長 では、評価としては、この事業自助共助公助連携に向けた支援として大切であり、名簿月次更新同意増加評価する、今後も同意増に向けさらなる推進と顔の見える関係など、事業周知が必要であるという内容でよいか。  事務局はどうか。  自助共助公助連携による支援として本事業は重要であり、名簿月次更新同意増加評価する。今後も同意増加に向けてさらなる推進と顔の見える関係等事業周知が必要であるため、この理由皆さん意見が網羅されているのではないか。  では、次に附帯意見に行きたい。附帯意見は、私が、藤沢でつくっている個別支援マニュアルに触れて、あと、不同意申し出がない限り名簿提供を可能にするシステムは気をつけたほうがよいという意見と、両方ある。  あと安否確認訓練避難支援負担軽減、それもマニュアルを含めてであると思うが、ふだんからの顔の見える関係のようなことが皆さん意見にある。先ほど新倉委員から、名簿提供について指摘があったが、皆さんの忌憚ない意見交換をして、この辺をどのように入れ込むか、入れ込まないか、入れるとしたらどのように注意するか伺いたい。 ◆岡崎進 委員 新倉委員の、不同意の方の名簿に関しては、先ほど金田委員が述べたように、名簿部分では、使うことにまだいろいろ問題があると思うので、それは附帯の中で一意見として、このような意見もあったという取り扱いでよいのではないか。 ◆小島勝己 委員 座長が書いたような附帯意見は大事である。どこの誰を、誰が、どのようにするかという関係をつくっておく必要がある。そのもとになるものは名簿であるから、名簿同意の人をきちんと整理しながら拡大し、どこの誰がどのように行くのかという関係を、マニュアルとなると結構かたい感じがするが、そのことがあれば、大変であるが、相当な支援になろう。座長が書いたマニュアルということよりも、わかりやすく、どこの誰が誰を助けにいくのかという関係がわかるような仕組みをつくっておくべきである。 ○座長 藤沢では要支援に対する「ふじさわ防災ナビ」なるものが出ており、障害でも視覚、聴覚、音声、肢体、内部、精神、知的、発達、ひとり暮らしとか、寝たきり、そのような方にどのように支援をしたらよいかということがあって、それを入れ込んでいけばよいと思ったが、賛同を得られてうれしい。  ほかに、避難支援負担軽減金田委員からであるが、詳しく述べてほしい。 ◆金田俊信 委員 先日、鶴嶺西地区市民集会に参加し、地域でこのような意見が出た。1人で何人見るのかと考えると、海岸通り海岸地域取り組みなどでこれをどうするかという紹介もあって、これらに学びたいという意見もあった。1人で何十人も見られないのが現実であるので、どのように負担軽減をしていくかは課題である。もう1つは、私たちも高齢化してきているという非常に率直な意見もあったので、後継をどうしていくかも問われているという観点からこのような表現にした。 ○座長 不同意申し出がない限り、名簿提供を可能とするシステムの「検討」としてはどうか。「構築」にしてしまうと、まだわからないから、入れるとしたらそれを入れる。 ◆金田俊信 委員 検討を進めてほしいという意見があると。 ○座長 もう1つは、避難支援負担軽減につながる個別支援の「マニュアル」と言うと少し大げさであるから、「個別支援対策」の構築になろうか。 ◆新倉真二 委員 私は附帯意見安否確認訓練という言葉を入れた。今、実際に支援に挙がっている人は、ごく親しい友人や民生委員児童委員等で、圧倒的に足りない。何とかその支援をふやす仕組みは、多分、防災の側からのアプローチも必要となり、それが両方とも進展しないと、福祉側からのアプローチだけではかなり難しいと感じている。その辺は何とか文言にしてほしい。 ◆岡崎進 委員 名簿自治会自治会長に対して提供するので、そこがどのように使うかの情報提供をもっと細やかに網羅するほうがよい。先ほどの個別支援マニュアルに関しては、支援を特定することは非常に難しく、どんどんふえていくため、民生委員では、今、新倉委員が述べたように何名を持つとかいう形をとるが、自治会長がその何名をとれるかということと、何かが起きたとき、自治会長自治会も率先して防災会の役員として動かなければならないから、安否確認に動けるわけではない。その辺をどう整理していくかが、自治会長には非常に難しい問題である。ふだんからのという意味では、名簿を使った中で、組長まで落とせるか等をもっと明示すべきではないか。 ○座長 具体的に言うと、名簿提供については1つ載せ、あと、今のことが避難支援負担軽減につながるかどうかわからないが、負担軽減事業周知にもつながる安否確認訓練必要性も先ほど述べられた。もう1つは、今、岡崎委員が述べたように、直接、自治会長と言ってよいかがわからない。 ◆岡崎進 委員 宛先は自治会長である。 ○座長 自治会長への情報提供になるか。 ◆岡崎進 委員 活用事例等をもっと周知していくべきである。名簿自体自治会長に送付しているから、そこに名簿活用事例等情報提供をして、もっと活用できるように努力してほしいという感じだろうか。 ◆小島勝己 委員 新倉委員附帯意見の3行目から下は重要であるので、理想的にはこのようになればよい。しかし、東日本大震災やいろいろな事例から判断すると、災害経験、こうしたほうがよいという蓄積がそこのしきたり、仕組みになっているという気がする。  この地区経験が余りない人が多いという面で、自然にみんなが必要性感じ、そのようにしようとなるためには相当な時間がかかる。しかし、災害人を待たずであるから、少し早目に取り組もうとなると、同意を取りつけたら、向こう三軒両隣、民生委員自治会も、またいろいろな関係も含め、体制づくりをしていく、ある面では仕組みとしてつくってしまう必要がある。そうしないと、なかなかいざのときの役に立たない。  新倉委員意見を否定するのではなく、大事であるので、それはわかるが、それほど皆さんは、今までの北九州の関係でも、広島の関係でも、鬼怒川の関係でも、いざとなったときにどうするという体制がなかった。そんなことから、やや言葉は悪いが、少し力づくで進めていく必要があるような気がする。 ○座長 では、やや長くなってしまうが、不同意の申し入れがない限り名簿提供を可能とするシステムの検証と、自治会長への活用事例等情報提供事業周知にもつながる安否確認訓練の、今3つ挙がっている。  小島委員が述べた経験知とは、そのような具体的な訓練のことか。再度お願いする。 ◆小島勝己 委員 安否確認訓練は、新倉委員が書いているが、この辺は防災訓練の中で織り込み、そのようなものをすればよい、これだけ特別取り出す必要はないような気がする。 ◆豊嶋太一 委員 今している議論はとても大事で、実際に災害が起きたときに、こういうことも、ああいうことも必要ということであるが、今回の事業に関して行っている内容として、全てをこうでなければならないなどと示すことは少し合わないと感じる。こうあったほうがよいとか、マニュアル作成、他の防災関係制度に、例えばマイタイムラインなど、それぞれがあらかじめ用意しておくべきことを記しておくとか、他の制度を複合して活用することで、災害対策に備えることは多くの事業にあろうが、本事業評価したり、附帯意見をつける上で、あれもこれもとすることは、やや難しい印象がある。平時に取り組む対策の一つとして、要支援支援名簿作成と、その後の取り組みに対する検証とか、取り組み方向性を示す意味では合っていようが、それを全部盛り込むことは、本事業の中では難しいという印象がある。 ◆岡崎進 委員 今、豊嶋委員が述べたことはわかるが、本事業をここで完結するのではなく成功させるために、他事業連携させるためであるので、附帯意見には、その関連性を成功に導くためのいろいろな施策との連携を入れても問題はない。そこら辺は本事業をよりよくするために、そのような部分附帯という意味では必要である。  先ほどの3つの中での意見として1つ言うと、新倉委員の述べた部分には若干否定的な部分が入っているので、最初ではなく最後にするほうがよい。 ○座長 ざっくばらんな委員間討議であり、違うことを言っても否定ではない。よりよいものとしたい。 ◆小島勝己 委員 やや見解が異なるかもしれないが、福祉防災その他の問題を含め、縦割りで仕事を進めるのでなく、横の連携をどうとるか。今様には最近、ごちゃまぜの関係と言われる。そのような関係地域づくりをしながら、この目標とか目的をどのように達成するかが重要である。附帯意見になるかもしれない。 ◆新倉真二 委員 そろそろ文言をまとめたい。自治会長でなく、どちらかというと自主防災組織との連携のような言葉にまとめてはどうか。そうすると防災リーダーも含まれる。 ◆岡崎進 委員 そうであるが、実際の名簿の送り先が自治会長であるから、自治会長にそこの事例を当てないと、こちらで動いてほしいところは防災会だがと言っても、自治会長名簿をもらって判断をしなければならない。そこは自治会長にこだわらざるを得ない。 ◆豊嶋太一 委員 岡崎委員が述べたように、実際には自治会長に送られてスタートするのだろうが、それを限定することは、新倉委員が述べたように、自主防災組織も動くし、他の福祉関係支援も動くので、それに「等」などとつけて少し広げたほうがよいか、限定的にしたほうがよいかという議論はあろうが、そのようにしたらどうか。 ◆岡崎進 委員 指摘十分承知である。そこから先に、そのような事例自主防災会で使ってほしいという詳細な中身を自治会長に提供しないと生きてこないという意味で言っている。あとは任せる。 ○座長 では、一度読んでみる。  避難支援等関係負担軽減などにつながる個別支援体制構築事業周知につながる安否確認訓練等――入れるか、入れないかは後で決めてほしいが――の実施が必要である。また、名簿活用事例等情報提供を、各地区の――例えば自治会長を入れるか、入れないかであるが――避難支援等関係に明確に示していく必要がある。不同意申し出がない限り名簿提供を可能にするシステム検討を進めてほしいとの意見がある、でどうか。 ◆岡崎進 委員 これは座長に任せるが、自治会長という名称で送付しているのか、自主防災会会長で送付しているのか担当課確認願い、送付先名称にしてほしい。そうすると新倉委員豊嶋委員の述べたことに合致する。確認の上、間違いのないようにしてほしい。 ○座長 確認の上、文言を調整する。シートの中にも自治会自主防災組織民生委員など、一つ一つ具体的に書いたり、避難支援等関係と書き、括弧内に自治会自主防災組織民生委員児童委員地域包括支援センター等プラス地域住民とあるので、当然、避難支援等関係自治会も含まれていると思う。そこは正副座長に一任願ってよいか。  では、今、読み上げたような内容でよいか。安否確認訓練等実施はどうするか。小島委員は、ふだんの訓練の中に含まれるからよい、新倉委員は、地域での要支援に特化した安否確認訓練という記述も必要ということであったが、どうか。 ◆新倉真二 委員 たまたま私の地元では、まちぢから単位で、安否確認訓練防災訓練と別に行っていて、防災訓練とまとめることはかなり難しい。動く数式に時間があるので別にしておいてほしい。 ○座長 これは附帯事項であるので、今までやっていることは入れる必要がない。特化して事業周知にもつながるという意味で、安否確認訓練附帯で入れるということでよいか。  再度読む。避難支援等関係負担軽減などにつながる個別支援体制構築事業周知にもつながる安否確認訓練等実施が必要である。また、名簿活用事例等情報提供を、各地区の――ここはクエスチョンであるが――避難支援等関係に明確に示していく必要がある。不同意申し出がない限り名簿提供を可能にするシステム検討を進めてほしいという意見もある。これでどうか。              (「異議なし」と呼ぶあり) ○座長 では、関係言い方については確認する。  ただいまの骨子をもとに、正副座長で微修正する。  次に移る。母子保健訪問指導等事業については、5名の委員議会評価1の拡充で、2名の委員が2の現状のまま継続となっているが、事業方向性評価はどうするか。 ◆金田俊信 委員 ここに書いたような理由で、現状維持でよしとしたが、5人がここに書いたような拡充の芽があるということであれば、現状維持にこだわらず、拡充でよい。 ○座長 今そのように意見があって、私も訪問にこだわると、きちっと全員訪問をしているので、着実にという意味現状維持にしたが、拡充意見をまとめると、実績は達成しているが、保育士不足ということで、皆さん附帯なりに入れているので、その意味拡充という意味かと思うが、拡充にした方の意見を伺いたい。 ◆豊嶋太一 委員 今回の分科会でのヒアリングでも、意見交換で明らかになってきているところではあるが、もちろん全戸訪問を行い、それは大変大きな実績として、また、それに伴う課題はまだまだ多くあることも同時に明らかになった。幼児虐待などの芽を拾っていくことも含め、行っていかなければいけない。その人的確保が十分でないし、さらなる困難事例にもしっかりと取り組んでいくために、やはり拡充という視点を置きながら本事業を進めていく必要がある。 ◆岡崎進 委員 今、豊嶋委員が述べたことと同様である。全戸訪問は非常に大変な事業であるが、その中で得られる情報は非常に大切で、子どもたちが本当に健やかに育っていくために、親、保護に対してもいろいろな情報提供もできるから、そのような意味では必要で、課題はあるにせよ、そこをもう少し充実させていく必要があるので、拡充と考えていく。 ◆新倉真二 委員 ほぼ実績の達成ということでは、確かに現状維持でよいかとも思うが、前回の分科会で、聞き取りの中では、ぎりぎりの人員にやっていると、ここにどうしても少し行っておきたいというケースが複数出てきたときに、どうしても優先順位をつけて、適切な時期に訪問できないこともあり得る。今まではたまたまそれが表に出て、虐待などにつながっていなかったとしても、これからそのニーズ増加する傾向にあるところから考えると、現状維持であると少し難しい。現実に採用の計画を立てていたが、それができていなかったという意味では、そこはふやしていかないといけないというところで、一応1を選択している。 ○座長 それでは、訪問実施率の目標に対する実績はほぼ達成できているということで、それを評価した上、先ほど新倉委員も述べて、当日のいろいろな審議の中にも出たように、虐待の案件がふえたり、これは加藤委員が書いているように関係機関からの依頼増加しているということで、一応現状維持ではなく1の拡大でよいか。              (「異議なし」と呼ぶあり) ○座長 異議なしと認める。  では、1の拡大と決定した。  次に、評価理由附帯意見を整理したい。まず、理由に盛り込みたい文言をお願いする。 ◆岡崎進 委員 冒頭部分加藤委員が書いている、訪問実施率が極めて高く、関係機関からの依頼増加している点を評価すると1つ最初に挙げ、その後に若干課題を入れることでよい。 ○座長 課題部分として意見はないか。加藤委員が書いたもののままシンプルでよいか。 ◆新倉真二 委員 加藤委員のものは非常にまとまっていて、多分必要なことは、訪問実施率は極めて高く、その辺は評価できることで、関係機関からの依頼増加してきているので、それに対応していかなければいけないという2点が入っていれば十分のような気がする。 ○座長 これから文章にするが、例えば乳児家庭孤立化を防ぎ、子育てしやすい環境づくりのために必要な事業であり、ほぼ100%の実績を達成していることは評価すると最初に入れ、あとは母親の育児不安や虐待などの相談が増加し、関係機関からの依頼増加していることから。 ◆委員 増加に今後対応していく必要がある。 ○座長 増加に今後対応していく必要がある。 ◆委員 「増加に」は余りよくない。「それで市は虐待等情報確認もできる」等の言い方に抑えたほうがよい。 ◆小島勝己 委員 岡崎委員の2行目の「逆に」は余り適切でない。「カバーしたり、さらに虐待情報確認もできる大事な事業である」と、そのようなことを使いながら、加藤委員言葉をつなげるとか、その辺にまとめてもらえればよい。 ○座長 今の意見で、「逆に」を消して「虐待等情報確認もでき、また、関係機関からの依頼増加に対応していかなければならないと考えるため」でよいか。  最後は新倉委員ニーズへの対応ということでとらせてもらった。  読んでみる。「乳児家庭孤立化を防ぎ、子育てしやすい環境づくりのため必要な事業であり、ほぼ100%の達成率を上げていることは非常に評価する。母親の育児不安や、虐待等情報確認、また、関係機関からの依頼増加に対応していく必要があるため」でよいか。  再度読む。「乳児家庭孤立化を防ぎ、子育てしやすい環境づくりのために必要な事業であり、ほぼ100%の達成率を上げていることは非常に評価する。母親の育児不安や、虐待等情報確認、さらに関係機関からの依頼増加に対応していく必要があるため。」  次に、各委員から挙がっている保育士不足などを盛り込んでいったほうがよいか、附帯意見について伺う。 ◆新倉真二 委員 ニーズ増加に対応しなければいけないことは評価理由に既に入れてあるようだから、私はこれだけ書いたが、ここまで書かなくともよい。 ○座長 とりあえず、附帯はよいということか。
    新倉真二 委員 もし附帯意見に足す必要があるとすれば、座長の「幅広く登用すべきである」と、岡崎委員意見にも人員体制の充足がある。この辺一言入れてもよい。 ◆岡崎進 委員 これはたしか保健師でないとまずかったのだと思う。 ○座長 4カ月の健診はそうだが、こんにちは赤ちゃん訪問は保健師でなくともできる。 ◆新倉真二 委員 たしか前回、保健師、助産師、管理栄養士のようなところを検討していた。 ◆小島勝己 委員 前回の本資料では、今の保健師、助産婦、主任児童委員、栄養士等が訪問し、対象課題について支援するとともにと書かれているから、保健師に限ったわけではない。 ○座長 ホームページ等には保健師でなくてもよいとあり、もちろん研修が必要であるので、私は研修と書いたが、さらに子育て経験等でもよいという内容である。 ◆岡崎進 委員 これはそのような資格を持った方々であるが、ある程度非常勤で回しているので、1点、常勤をふやしてほしいとつけ加えてほしい。 ○座長 質疑の中でも、人員が足りないということで、人材育成が課題と言われた。単にふやすのではなく、常勤、また研修、勉強をした人員の配置で、それをフィードバックして庁内で共有できるものをつくっていきたいとの答弁もあった。  では、附帯意見としては、母子保健推進員、児童委員、子育て経験等に研修を行い、訪問の人員不足解消を図るべきである。あわせて非常勤でなく常勤をふやしてほしい。 ◆岡崎進 委員 事業を安定させるために常勤をふやしてほしいと入れるほうがよい。たしか非常勤の方の出入りがあることで、そこの固定がなかなかできないという話があった。 ◆新倉真二 委員 もっともであるが、常勤にまで踏み込んでよいのか。充足できるよう、しっかりした体制にぐらいにとどめておいたほうがよいような気もする。 ◆岡崎進 委員 附帯意見であるので、そのような意見もあるということでよいのではないか。 ○座長 そのような意見があるばかりになってしまう。 ◆岡崎進 委員 全部の意見附帯意見というわけではない。 ○座長 もともとの意見と、反対の意見も載せるという意味もある。  再度読む。母子保健推進員、児童委員、子育て経験等に研修を行い、訪問の人員不足解消を図るべきである。あわせて事業の安定を目指すために、常勤をふやしてほしいと言い切っているが、よいか。では、各委員意見としても、さほど真っ逆さまの反対意見があるわけではなく、とにかく保健推進員の不足、保健師の職員採用に言及している委員もいるので、この骨子をもとに、正副座長において微修正をする。  次に移る。地域福祉総合相談室設置運営事業については、6名が1の拡充で、1名が2の現状のままの継続となっているが、いかがか。 ◆新倉真二 委員 私が2を挙げたが、各委員意見を伺っていて、それほど違いはないと思うが、拡大しなければいけないという明確な目的、目標というところを含めて言うと、現状の市の財政も鑑みると2ぐらいが妥当ではないかとの感じで2にしたので、別に1でも構わない。 ○座長 では、拡大委員意見をお願いする。 ◆岡崎進 委員 実際、座長が書いているように、地域つながりが非常に薄れ、最近は誰にでも相談できるというところはないから、そういうことをできるだけ早期に解決するためには、このような相談事業が充実していくことが必要であり、問題が複雑化する前に相談しやすいところがあるべきであるので、やはり拡充でお願いしたい。 ◆豊嶋太一 委員 私も今、岡崎委員と同意見で、新たに包括ができる中、もう1つ相談できる場所がふえることでもあるし、障害の相談事業所で言うと4カ所しかないが、この包括は今度新しくできるものも入れて13カ所と考えると、圧倒的に身近な相談できる場所が確保されていくことももちろん、総合相談ということで障害、高齢を問わず、児童も含めたさまざまな相談ができる。まだまだ周知されていないことは1つ課題であるという意見もあった。会派の意見としても、本事業をPRも含めて推進していく必要があると考えている。 ◆金田俊信 委員 今の2人の意見もそのとおりであるし、今後、相談の事例が複雑化していくような中で、相談事例を蓄積し、相談を受ける側のスキルアップ、質的な向上も図られるべきであると考え、やはり拡充が適当である。 ○座長 今、新倉委員が述べた財政的な面では、余り広げる、広げないということはあるが、この拡充は財政面だけではないので、事業の広がりとして考えてよいと、これから議会の提言の課題にもなっていくし、豊嶋委員が述べたような地域の身近なセーフティーネット、身近な生活の問題を相談できるという意味では重要であることは各委員同様に書いているので、新倉委員拡充でよいか。 ◆新倉真二 委員 よい。 ○座長 では、拡充の1で合意された。  では、次に理由について、盛り込みたい文言をお願いする。 ◆小島勝己 委員 座長評価理由としている内容に少しつけ加えれば、ある程度まとめるという意味では、よくまとまっているから、よいのではないか。 ○座長 もう1つ、専門職の増員に関してまで言ってしまうか、そこまでは書かないかはどうか。各委員が大体述べているので、例えば個人では解決できない生活諸問題を身近な場所で相談できる、豊嶋委員が述べているようなセーフティーネットとしての本事業は非常に重要である。今後、事業が多岐にわたり重層化していくことが予想されるために拡充が必要と考えると書くか。 ◆新倉真二 委員 体制部分ではそうであるが、実際に活動の目標及び実績の中でも、連携を広げていくための意見交換実施団体数を目標に挙げている。どちらかというと連携を強化していくというところでは確かに拡充であるが、体制の強化にがあんと進めていくという感じではないと思う。 ◆岡崎進 委員 専門職の人員に関しては、各包括に1名ずつで、地域でまとまりながらグループで向上していくことを考えているとのことで、つなぎ役という部分でもあるから、ここに専門職を置いてきてしまうと、そこでワンストップになる。ワンストップの事業ではないので、そこまで踏み込まなくともよい。 ◆小島勝己 委員 今の意見に重なるが、この相談員は受託法人の福祉相談員である。だめではないが、地域に密着した形で活動を進めるとなると、受託法人の相談員だけに任せておいてよいのか、もう少し直轄的に市職員も入るべきではないか。 ○座長 では、今の各委員意見に、市も含めて関係機関の強化というような意見に一致したと思うので、「問題の重層化が予想されるため、関係機関等の強化がさらに必要と考えるため」のような感じか。  では、読んでみる。セーフティーネットも入れて「個人では解決できない生活諸問題を身近な場所で相談できるセーフティーネットとしての本事業は非常に重要である。今後、相談が多岐にわたり、かつ重層化していくことが予想されるため、関係機関との連携強化がさらに必要と考えるため」。 ◆新倉真二 委員 結構である。 ○座長 では、次に附帯意見は入れるか。結構網羅している。 ◆小島勝己 委員 先ほど述べたものは附帯意見である。今2人は附帯意見として述べたが、この辺は受託法人の福祉相談員が一生懸命取り組まれている。地域との関係を考えると、受託法人だけでよいのかを検討する必要がある。 ○座長 小島委員意見は、受託法人だけではなく、市がかかわるという意味か。 ◆小島勝己 委員 市がもう少しかかわってほしい。 ○座長 あとはふだんからの地域連携についても質問に出た。質疑の中で人を介在した周知訪問などで、引きこもっていたり、本人が相談を嫌がる中、地域つながりということも少し出ていた。ひきこもり支援団体との意見交換では、家族団体からも評価され、雇用、参加などがあった。  では、まず、市とのかかわりに関してはどうか。  休憩する。                 午後3時01分休憩  ─────────────────────────────────────────                 午後3時03分開議 ○座長 再開する。  意見交換を続行する。 ◆岡崎進 委員 附帯意見に関しては、先ほど豊嶋委員からもあったが、相談窓口の認識が余り広がっていないので、周知をさらにしてほしいという文言を入れるとよい。 ○座長 各委員附帯意見にも、周知、困っている市民につながるとあるが、周知徹底に関してはどうか。 ◆岡崎進 委員 周知徹底するために、SNSのようなもので、このようなことも相談できると出していくことも1つの手である。そのことをSNS等を使った周知と表現すると誤解を生みそうであるので、そこら辺をうまく表現してはどうか。 ○座長 「相談室からの相談事例の発信」のようなことを入れながら、「ふだんから地域連携し、周知徹底を行っていく必要がある」でよいか。  読み上げる。「また、相談室からの相談事例を発信するなど、ふだんから地域連携し、周知徹底を図る必要がある。」  では、これで附帯意見とし、ただいまの骨子をもとに正副座長において微修正をしたい。  休憩する。                 午後3時07分休憩  ─────────────────────────────────────────                 午後3時58分開議 ○座長 再開する。  ただいま手元に配付した議会評価結果表(環境厚生分科会)について説明願う。 ◎議会事務局次長 順番に読み上げる。  1番目の災害時における要配慮及び避難行動要支援支援事業議会評価は1 拡充理由として、「本事業は、自助共助公助連携による支援策として重要であり、名簿月次更新同意書の増加評価する。今後も同意増加に向けて、さらに事業周知推進を図るとともに、顔の見える関係等構築が必要であることから拡充とする」。附帯意見、「避難支援等関係負担軽減などにつながる個別支援体制構築や、事業周知にもつながる安否確認訓練等実施名簿活用事例等情報提供を、各地区避難支援等関係に明確に示していく必要がある。不同意申し出がない限り、名簿提供を可能にするシステム検討を進めてほしい。」との意見があった。  2番目、母子保健訪問指導等事業議会評価、1 拡充理由として、「乳児家庭孤立化を防ぎ、子育てしやすい環境づくりのために必要な事業であり、ほぼ100%の達成率を上げていることは非常に評価する。母親の育児不安や虐待等情報確認、さらに関係機関からの依頼増加に対応していく必要があり、拡充とする」。附帯意見、「母子保健推進員、児童委員、子育て経験等に研修を行い、訪問の人員不足解消を図るべきである。あわせて事業の安定を目指すために常勤をふやしてほしい。」。  続いて3番目、地域福祉総合相談室設置運営事業議会評価、1 拡充理由として、「本事業は、個人では解決できない生活諸問題を身近な場所で相談できるセーフティーネットとして非常に重要である。今後、相談が多岐にわたり、かつ重層化していくことが予想されるため、関係機関との連携強化がさらに必要であり、拡充とする」。附帯意見、「相談室からの相談事例の発信など、ふだんから地域連携し、周知徹底を図るとともに情報収集に努める必要がある。」。 ○座長 意見はあるか。               (「なし」と呼ぶあり) ○座長 お諮りする。  本分科会として、事業評価について議会評価結果表(環境厚生分科会)のとおりとすることに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶあり) ○座長 異議なしと認める。  よって、議会評価結果表(環境厚生分科会)のとおりとすることに決定した。  なお、ただいま決定された議会評価結果表(環境厚生分科会)の字句の整理については、正副座長に一任でよいか。              (「異議なし」と呼ぶあり) ○座長 異議なしと認める。  よって、そのように決定をする。  ───────────────────────────────────────── ○座長 議題2、その他として何かあるか。               (「なし」と呼ぶあり) ○座長 決算特別委員会環境厚生分科会を閉会する。                 午後4時02分閉会...