茅ヶ崎市議会 > 2018-09-28 >
平成30年 9月 第3回 定例会−09月28日-05号

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  1. 茅ヶ崎市議会 2018-09-28
    平成30年 9月 第3回 定例会−09月28日-05号


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    平成30年 9月 第3回 定例会−09月28日-05号平成30年 9月 第3回 定例会 茅ヶ崎市議会定例会議事日程 第5日 平成30年9月28日(金曜日)午前10時開議 第1 認定第1号 平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定に ┐          ついて                     │ 第2 認定第2号 平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計歳入 │          歳出決算の認定について             │ 第3 認定第3号 平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計歳 │          入歳出決算の認定について            │ 第4 認定第4号 平成29年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計歳入歳出 ├決算特別委員長報告          決算の認定について               │ 第5 認定第5号 平成29年度茅ヶ崎市公共用地先行取得事業特別会計 │          歳入歳出決算の認定について           │ 第6 認定第6号 平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計決算の認定 │          について                    │ 第7 認定第7号 平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定につい │          て ──────────────────────┘ 第8 請願第2号 議会運営に関する請願 ──────────────議会運営委員長報告
    第9 議案第64号 平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)──┐                                  ├各常任委員長報告 第10 議案第76号 平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)──┘ 第11 議案第66号 平成30年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正 ┐          予算(第2号)                 │                                  ├環境厚生常任委員長報告 第12 議案第67号 平成30年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計補正予算 │          (第1号)───────────────────┘ 第13 議案第71号 茅ヶ崎市営住宅条例の一部を改正する条例 ────┐ 第14 議案第73号 平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計利益の処分 │          について                    │ 第15 議案第74号 市道路線の廃止について             ├都市建設常任委員長報告 第16 議案第75号の1 市道路線の認定について           │ 第17 議案第75号の2 市道路線の認定について           │ 第18 議案第75号の3 市道路線の認定について ──────────┘ 第19 議案第68号 茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例 ─┐ 第20 議案第69号 茅ヶ崎市市税条例の一部を改正する条例      ├総務常任委員長報告 第21 議案第72号 工事請負契約の締結について ──────────┘          【各委員長報告に対する質疑(一括)〜討論(一括)〜採決】 第22 議会議案第7号 神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内で ┐                                  ├委員会審査省略事件            の早期新築移転を求める意見書 ───────┘          【提案趣旨説明〜質疑〜討論〜採決】 第23 議員の派遣について ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ───────────────────────────────────────────── 出席議員(27名)       1番  豊 嶋 太 一  議員     2番  小 磯 妙 子  議員       3番  和 田   清  議員     4番  中 野 幸 雄  議員       5番  沼 上 徳 光  議員     6番  藤 村 優佳理  議員       7番  松 島 幹 子  議員     8番  小 川 裕 暉  議員       9番  水 本 定 弘  議員     10番  小 島 勝 己  議員       11番  花 田   慎  議員     13番  新 倉 真 二  議員       14番  滝 口 友 美  議員     15番  菊 池 雅 介  議員       16番  伊 藤 素 明  議員     17番  須 賀 徳 郎  議員       18番  永 田 輝 樹  議員     19番  水 島 誠 司  議員       20番  岩 田 はるみ  議員     21番  岸   正 明  議員       22番  白 川 静 子  議員     23番  山 ア 広 子  議員       24番  山 田 悦 子  議員     25番  加 藤 大 嗣  議員       26番  青 木   浩  議員     27番  広 瀬 忠 夫  議員       28番  柾 木 太 郎  議員 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長         服 部 信 明   副市長        夜 光 広 純   副市長        山 ア 正 美   理事・総務部長    秋 津 伸 一   企画部長       若 林 英 俊   理事・財務部長    栗 原   敏   理事・市民安全部長  添 田 信 三   経済部長       大八木 和 也   理事・文化生涯学習部長          福祉部長兼福祉事務所長              鈴 木 深 雪              熊 澤 克 彦   こども育成部長    高 木 邦 喜   環境部長       野 崎   栄   理事・都市部長    大野木 英 夫   建設部長       橋 口 真 澄   下水道河川部長    塩 崎   威   保健所長       南 出 純 二   副所長        中 田 和 美   病院長        仙 賀   裕   副院長兼事務局長   内 藤 喜 之   消防長        小 澤 幸 雄   会計管理者      竹 内 一 郎   教育長        神 原   聡   教育総務部長     岸   宏 司   教育推進部長     中 山 早恵子   教育推進部教育指導担当部長        選挙管理委員会事務局長              吉 野 利 彦              吉 津 誠 司   監査事務局長     小 澤 伸 一   農業委員会事務局長  岩 澤 健 治 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   局長         栗 原 謙 二   次長         石 山 弘 行                        担当主査・議事調査担当   議事調査担当次長   小 島 英 博              臼 井 明 子   書記         小 見 雅 彦   書記         麻 島 哲 男 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                   午前10時00分開議 ○白川静子 議長 これより本日の会議を開きます。  本日の会議録署名議員を御指名申し上げます。  松島幹子議員小川裕暉議員、以上両議員にお願い申し上げます。  これより議事日程に入ります。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── △日程第1から △日程第21までの以上21件 ○白川静子 議長 日程第1から日程第21までの以上21件を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  まず、決算特別委員会委員長青木 浩議員、御登壇願います。                 〔26番 青木 浩議員登壇〕 ─────────────────────────────────────────────                                  平成30年9月18日    茅ヶ崎市議会    議 長 白 川 静 子 様                              決算特別委員会                              委員長 青木 浩             委員会審査報告書  本委員会は、平成30年9月4日付託されました議案を平成30年9月6日、9月7日、9月10日、9月11日、9月12日、9月13日、9月14日及び9月18日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。なお、決算事業評価の結果については別紙のとおりです。 ┌────────────────────────────────────┬────────┐ │           件            名            │ 結     果 │
    ├────────┬───────────────────────────┼────────┤ │認定第1号   │平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定について │ 認  定    │ │        │                           │ 賛成多数    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │認定第2号   │平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決 │ 認  定    │ │        │算の認定について                   │ 賛成多数    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │認定第3号   │平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出 │ 認  定    │ │        │決算の認定について                  │ 賛成多数    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │認定第4号   │平成29年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の │ 認  定    │ │        │認定について                     │ 賛成多数    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │認定第5号   │平成29年度茅ヶ崎市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳 │ 認  定    │ │        │出決算の認定について                 │ 全会一致    │ │認定第6号   │平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計決算の認定につい │ 認  定    │ │        │て                          │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │認定第7号   │平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定について   │ 認  定    │ │        │                           │ 賛成多数    │ └────────┴───────────────────────────┴────────┘ ─────────────────────────────────────────────                議会評価結果表 ┌───────┬────┬──────────────────┬──────────────┐ │  事業名  │議会評価│        理由        │     附帯意見     │ ├─┬─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 1│地域コミュ│1    │多様化する市民ニーズや諸問題に対応す│庁内横断的な支援体制の強化に│ │ │ニティ事業│拡充  │るために、市民と行政が協働する必要が│取り組むべきである。また、残│ │ │     │    │ある。さらなる市民自治の成熟に必要不│り1地区の協議会の設立に努め│ │ │     │    │可欠な事業であり、拡充とする。   │るべきである。       │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 2│ホノルル市│1    │市民の文化レベルの向上や本市のイメー│財政が厳しい折、市民にとって│ │ │・郡との姉│拡充  │ジアップによるシティセールスにとって│、事業の有効性の見える化と市│ │ │妹都市提携│    │も重要な事業である。ホノルルウィーク│民の理解を得るための工夫が必│ │ │交流事業 │    │等の充実がみられるが、文化、スポーツ│要である。         │ │ │     │    │などの市民交流を深めるとともに、次世│              │ │ │     │    │代育成につなげる工夫が必要であり、拡│              │ │ │     │    │充とする。             │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 3│香川駅前出│2    │社会構造が変化する中、地域の利便性を│・出張所の真のニーズは、移動│ │ │張所の運営│現状のま│強化することは、都市間競争の観点から│困難者等である。そうしたニー│ │ │     │ま継続 │も有効な施策であり、超高齢社会への対│ズをしっかり捉えているのか、│ │ │     │    │応や子育て支援などにもつながると判断│年齢や世代別での利用者の検証│ │ │     │    │る。マイナンバー制度や委託化・してい│が必要である。       │ │ │     │    │AI化等、大きく変化が予想される事業│・経費節減を図るべきである。│ │ │     │    │であるため、現状を維持し、動向を見定│・出張所の機能(市民窓口セン│ │ │     │    │める必要がある。          │ターとの違い)の周知を図るべ│ │ │     │    │                  │きである。         │ │ │     │    │                  │・立地が住宅地区域にあるため│ │ │     │    │                  │、引き続き出張所の存在を周知│ │ │     │    │                  │する必要がある。      │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 4│ハマミーナ│2    │社会構造が変化する中、地域の利便性を│・出張所の真のニーズは、移動│ │ │出張所の運│現状のま│強化することは、都市間競争の観点から│困難者等である。そうしたニー│ │ │営    │ま継続 │も有効な施策であり、超高齢社会への対│ズをしっかり捉えているのか、│ │ │     │    │応や子育て支援などにもつながると判断│年齢や世代別での利用者の検証│ │ │     │    │している。マイナンバー制度や委託化・│が必要である。       │ │ │     │    │AI化等、大きく変化が予想される事業│・経費節減を図るべきである。│ │ │     │    │であるため、現状を維持し、動向を見定│・出張所の機能(市民窓口セン│ │ │     │    │める必要がある。          │ターとの違い)の周知を図るべ│ │ │     │    │                  │きである。         │ │ │     │    │                  │・利用者の駐車場対策等、利便│ │ │     │    │                  │性の向上について検討すべきで│ │ │     │    │                  │ある。           │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 5│辻堂駅前出│2    │社会構造が変化する中、地域の利便性を│・出張所の真のニーズは、移動│ │ │張所の運営│現状のま│強化することは、都市間競争の観点から│困難者等である。そうしたニー│ │ │     │ま継続 │も有効な施策であり、超高齢社会への対│ズをしっかり捉えているのか、│ │ │     │    │応や子育て支援などにもつながると判断│年齢や世代別での利用者の検証│ │ │     │    │している。マイナンバー制度や委託化・│が必要である。       │ │ │     │    │AI化等、大きく変化が予想される事業│・経費節減を図るべきである。│ │ │     │    │であるため、現状を維持し、動向を見定│・出張所の機能(市民窓口セン│ │ │     │    │める必要がある。          │ターとの違い)の周知を図るべ│ │ │     │    │                  │きである。         │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 6│屋内温水プ│2    │本施設は、健康、学習の観点から見ても│引き続き、利用者に対する安全│ │ │ールの管理│現状のま│、市民交流の場としても、重要な施設で│と衛生面の確保及び設備管理に│ │ │・運営  │ま継続 │ある。利用者数も増加しており、指定管│ついて指導を徹底していく必要│ │ │     │    │理者制度導入の効果が出ているため、現│がある。          │ │ │     │    │状のまま継続とする。        │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 7│ハマミーナ│2    │実績が目標を大きく上回り、利用者数が│駐車場の課題について、引き続│ │ │まなびプラ│現状のま│大幅に増加していることは大いに評価で│き対応を検討する必要がある。│ │ │ザの管理運│ま継続 │きる。より使いやすく愛着が持てる生涯│              │ │ │営事業  │    │学習の拠点施設となるためには、継続し│              │ │ │     │    │た取組を行う必要がある。      │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 8│外国人英語│1    │多くの児童や生徒が、ネイティブな英語│              │ │ │指導助手活│拡充  │に触れ、英語を話す機会が得られること│              │ │ │用事業  │    │により、コミュニケーション能力向上│              │ │ │     │    │し、大きな自信につながる。今後、国家│              │ │ │     │    │戦略と               │              │ │ │     │    │して、さらなる外国語教育の充実が求め│              │ │ │     │    │られることからも拡充とする。    │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │ 9│精神保健対│1    │保健所事務が県から市に移管されたこと│・新たな入院や再入院を防ぐた│ │ │策等に関す│拡充  │により身近な相談機関として認知された│めに、多職種の連携によるアウ│ │ │る事務  │    │と思われる。また、心の健康保持に関す│トリーチ支援により精神障害者│ │ │     │    │る相談件数も増えている。今後さらなる│の地域生活を支援することが、│ │ │     │    │需要が見込まれることや、支援を必要と│今後さらに重要となってくる。│
    │ │     │    │しているが潜在化している人たちへのア│そのためには増員と専門的な人│ │ │     │    │プローチ等の改善が望まれることから拡│材の育成が必要である。   │ │ │     │    │充とする。             │・市民対応における職員のスキ│ │ │     │    │                  │ルアップなど庁内での活用も進│ │ │     │    │                  │んだことから今後さらに取組を│ │ │     │    │                  │推進する必要がある。    │ │ │     │    │                  │・平成29年度の実績を踏まえた│ │ │     │    │                  │改善に取り組むとともに関係部│ │ │     │    │                  │署と連携を図り、包括的な支援│ │ │     │    │                  │体制を構築する必要がある。 │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │10│自殺対策等│1    │市民の命を守る自殺対策のPDCAサイクル│いのちの電話等、県や市民団体│ │ │に関する事│拡充  │に取り組むためには、現場をよく理解し│等で実施しているさまざまな自│ │ │務    │    │、街頭での啓発活動、自殺未遂者支援、│殺対策の取組についても、市と│ │ │     │    │庁内や医療関係機関等の意見交換会や連│してさらに周知を進める必要が│ │ │     │    │絡会議ゲートキーパー養成研修などを│ある。           │ │ │     │    │さらに推進する必要がある。そのために│              │ │ │     │    │は、関係機関と連携し自殺対策を支援す│              │ │ │     │    │る機能強化が必要であり、早急な体制整│              │ │ │     │    │備と人員の確保が必要であるため拡充と│              │ │ │     │    │する。               │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │11│食品衛生知│2    │食品衛生の県所管時と比較して、事業の│食品衛生責任者講習会を年19│ │ │識の普及啓│現状のま│水準を落とさず、より地域に密着した事│回開催したが受講率が約50パ│ │ │発    │ま継続 │業を実施していることは評価できる。食│ーセントであった。県条例で年│ │ │     │    │中毒の発生予防のための監視・指導等、│1回の受講義務を課しているこ│ │ │     │    │市民の食の安全・安心を守ることは必要│とからも、講習会を開催する日│ │ │     │    │な事業であり、現状のまま継続とする。│時や場所、周知の方法等を工夫│ │ │     │    │                  │し、受講率の向上を図る必要が│ │ │     │    │                  │ある。           │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │12│一般介護予│1    │介護予防のための高齢者の健康増進施策│高齢者全体の健康増進を図るた│ │ │防事業  │拡充  │は、今後ますます需要が増加する。限ら│め、転倒予防教室未参加者への│ │ │     │    │れた財源のもとで効果を上げるためには│無料体験チケット配布等の工夫│ │ │     │    │、住民と協働し、指導者の育成、住民の│により、介護予防への関心の低│ │ │     │    │ネットワークづくりの強化が必要である│い層や予防対策にたどり着けな│ │ │     │    │。短期集中通所型サービスフォロー教室│い層への効果的なアプローチが│ │ │     │    │が未実施であったことも踏まえ、さらな│必要である。        │ │ │     │    │る取組を求め拡充とする。      │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │13│住環境整備│1    │「住まいの相談窓口」や「空き家マッチ│・空き家の発生予防など地域で│ │ │事業   │拡充  │ング制度」の創設及び空家等対策計画を│の取組の支援や空き家利活用な│ │ │     │    │策定したことにより適正管理につながる│ど本市の課題に対応した条例化│ │ │     │    │など、成果を上げている。相談件数も増│の必要性について再考すべきで│ │ │     │    │えている現状から、相談に十分に応える│ある。           │ │ │     │    │ことのできる専門部署の設置による体制│・空き家の改修補助について検│ │ │     │    │強化、また、空き家問題を生じさせない│討すべきである。      │ │ │     │    │ためのさらなる適正管理と予防方法の周│              │ │ │     │    │知が重要であることから拡充とする。 │              │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │14│特別緑地保│2    │行谷地区に関しては自然環境団体や学識│保全・管理に関しては専門性を│ │ │全地区等指│現状のま│者等、市民との協働によりエリア設定が│有する自然環境団体等の協力に│ │ │定の推進 │ま継続 │できたことは評価できる。事業の指標で│より行っているが、継続性を担│ │ │     │    │ある、特別緑地保全地区指定累計箇所数│保するには担い手の育成に取り│ │ │     │    │が目標の4箇所に対して、実績が2箇所│組むことも必要である。そのた│ │ │     │    │となっているため、目標達成に向けて引│めには学校、地域と連携する取│ │ │     │    │き続き取り組むことを求め現状のまま継│組も必要である。また、市民の│ │ │     │    │続とする。             │関心・理解を深めるために観察│ │ │     │    │                  │会の開催等を積極的に進め、将│ │ │     │    │                  │来的に立ち入りできる環境整備│ │ │     │    │                  │も検討すべきである。    │ ├─┼─────┼────┼──────────────────┼──────────────┤ │15│公共サイン│2    │公共サインガイドラインに沿って整備が│公共サインは、住んでいる人や│ │ │ガイドライ│現状のま│進められており、聞き取り調査や実態調│訪れた人にとって分かりやすい│ │ │ン推進事業│ま継続 │査から、利用者に分かりやすいものとな│情報を提供するものであること│ │ │     │    │っていることは評価できる。また、茅ヶ│から、サインに対する共通認識│ │ │     │    │崎らしい公共サインの推進は、景観形成│を図るとともに設置場所につい│ │ │     │    │にとっても有益だと考える。     │ても一定期間経過後に検証が必│ │ │     │    │                  │要である。また、動線    │ │ │     │    │そのため、引き続き、ガイドラインに則│整備や既存の公共サインの見直│ │ │     │    │した公共サインの市内全域での整備が必│しを踏まえ、設置箇所の増設を│ │ │     │    │要であり現状のまま継続とする。   │検討していく必要がある。  │ └─┴─────┴────┴──────────────────┴──────────────┘ ───────────────────────────────────────────── ◎26番(青木浩 議員) 決算特別委員会に付託されました議案7件について、審査の経過及び結果を報告いたします。  本委員会は、一般会計及び特別会計歳入歳出決算のうち評価対象事業を審査する4つの分科会が平成30年9月6日、7日、13日及び14日に、また、各分科会で選定した評価対象事業以外の一般会計及び特別会計歳入歳出決算部分を審査する決算審査小委員会が9月10日から12日に、9月18日に開催された決算特別委員会と合わせて合計8日間にわたって決算審査が行われました。  各分科会での審査につきましては、各分科会の1日目で執行部に対する質疑を行い、2日目では、1日目の質疑を受け、それぞれの委員が会派の意見を取りまとめた評価表をもとに意見交換を行い、分科会としての評価を決定いたしました。決算事業評価の結果については別紙のとおりでございます。  お手元に配付いたしました委員会審査報告書のとおり、認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び認定第4号平成29年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての認定議案4件につきまして、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、認定第5号平成29年度茅ヶ崎市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び認定第6号平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計決算の認定についての認定議案2件につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてにつきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 次に、議会運営委員会委員長山ア広子議員、御登壇願います。                 〔23番 山ア広子議員登壇〕 ─────────────────────────────────────────────                                  平成30年9月18日    茅ヶ崎市議会    議 長 白 川 静 子 様                              議会運営委員会                              委員長 山ア広子             請願審査報告書  本委員会は、平成30年8月31日付託されました請願を平成30年9月18日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第143条の規定により報告します。 ┌────────────────────────────────────┬────────┐ │           件            名            │ 結     果 │ ├────────┬───────────────────────────┼────────┤ │請願第2号   │議会運営に関する請願                 │ 不採択     │
    │        │                           │ 賛成少数    │ └────────┴───────────────────────────┴────────┘ ───────────────────────────────────────────── ◎23番(山ア広子 議員) 議会運営委員会に付託されました請願1件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。  本委員会は、平成30年9月18日に開催し、審査を行いました。  お手元に配付いたしました請願審査報告書のとおり、請願第2号議会運営に関する請願の請願1件につきまして、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 次に、教育経済常任委員会委員長山田悦子議員、御登壇願います。                 〔24番 山田悦子議員登壇〕 ─────────────────────────────────────────────                                  平成30年9月19日    茅ヶ崎市議会    議 長 白 川 静 子 様                              教育経済常任委員会                              委員長 山田悦子             委員会審査報告書  本委員会は、平成30年9月4日付託されました議案を平成30年9月19日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。 ┌────────────────────────────────────┬────────┐ │           件            名            │ 結     果 │ ├────────┬───────────────────────────┼────────┤ │議案第64号   │平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分 │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ └────────┴───────────────────────────┴────────┘ ───────────────────────────────────────────── ◎24番(山田悦子 議員) 教育経済常任委員会に付託されました議案1件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。  本委員会は、平成30年9月19日に開催し、執行部の出席を求め、審査を行いました。  お手元に配付いたしました委員会審査報告書のとおり、議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分の議案1件につきまして、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 次に、環境厚生常任委員会委員長小磯妙子議員、御登壇願います。                 〔2番 小磯妙子議員登壇〕 ─────────────────────────────────────────────                                  平成30年9月20日    茅ヶ崎市議会    議 長 白 川 静 子 様                              環境厚生常任委員会                              委員長 小磯妙子             委員会審査報告書  本委員会は、平成30年9月4日付託されました議案を平成30年9月20日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。 ┌────────────────────────────────────┬────────┐ │           件            名            │ 結     果 │ ├────────┬───────────────────────────┼────────┤ │議案第64号   │平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分 │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第66号   │平成30年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算  │ 原案可決    │ │        │(第2号)                      │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第67号   │平成30年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計補正予算(第1 │ 原案可決    │ │        │号)                         │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第76号   │平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)所管部分 │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ └────────┴───────────────────────────┴────────┘ ───────────────────────────────────────────── ◎2番(小磯妙子 議員) 環境厚生常任委員会に付託されました議案4件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。  本委員会は、平成30年9月20日に開催し、執行部の出席を求め、審査を行いました。  お手元に配付いたしました委員会審査報告書のとおり、議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第66号平成30年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第67号平成30年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第76号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)所管部分の議案4件につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 次に、都市建設常任委員会委員長加藤大嗣議員、御登壇願います。                 〔25番 加藤大嗣議員登壇〕 ─────────────────────────────────────────────                                  平成30年9月21日    茅ヶ崎市議会    議 長 白 川 静 子 様                              都市建設常任委員会                              委員長 加藤大嗣             委員会審査報告書  本委員会は、平成30年9月4日付託されました議案を平成30年9月21日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。 ┌────────────────────────────────────┬────────┐ │           件            名            │ 結     果 │ ├────────┬───────────────────────────┼────────┤ │議案第64号   │平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分 │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第71号   │茅ヶ崎市営住宅条例の一部を改正する条例        │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第73号   │平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計利益の処分につい │ 原案可決    │ │        │て                          │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第74号   │市道路線の廃止について                │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第75号の1 │市道路線の認定について                │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │
    ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第75号の2 │市道路線の認定について                │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第75号の3 │市道路線の認定について                │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ └────────┴───────────────────────────┴────────┘ ───────────────────────────────────────────── ◎25番(加藤大嗣 議員) 都市建設常任委員会に付託されました議案7件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。  本委員会は、平成30年9月21日に委員会を開催し、執行部の出席を求め、審査を行いました。  お手元に配付いたしました委員会審査報告書のとおり、議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第71号茅ヶ崎市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第73号平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計利益の処分について、議案第74号市道路線の廃止について、議案第75号の1から3市道路線の認定についての議案7件につきまして、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 次に、総務常任委員会委員長岩田はるみ議員、御登壇願います。                 〔20番 岩田はるみ議員登壇〕 ─────────────────────────────────────────────                                  平成30年9月25日    茅ヶ崎市議会    議 長 白 川 静 子 様                              総務常任委員会                              委員長 岩田はるみ             委員会審査報告書  本委員会は、平成30年9月4日付託されました議案を平成30年9月25日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。 ┌────────────────────────────────────┬────────┐ │           件            名            │ 結     果 │ ├────────┬───────────────────────────┼────────┤ │議案第64号   │平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分 │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第68号   │茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例     │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第69号   │茅ヶ崎市市税条例の一部を改正する条例         │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第72号   │工事請負契約の締結について              │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ ├────────┼───────────────────────────┼────────┤ │議案第76号   │平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)所管部分 │ 原案可決    │ │        │                           │ 全会一致    │ └────────┴───────────────────────────┴────────┘ ───────────────────────────────────────────── ◎20番(岩田はるみ 議員) 総務常任委員会に付託されました議案5件につきまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。  本委員会は、平成30年9月25日に開催し、執行部の出席を求め、審査を行いました。  お手元に配付いたしました委員会審査報告書のとおり、議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第68号茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例、議案第69号茅ヶ崎市市税条例の一部を改正する条例、議案第72号工事請負契約の締結について及び議案第76号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)所管部分の議案5件につきまして、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                   午前10時11分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午前10時30分開議 ○白川静子 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、伊藤素明議員。 ◆16番(伊藤素明 議員) ただいま決算特別委員長並びに各常任委員長から御報告がありました認定及び各議案に対しまして、伊藤素明として若干の意見を付して態度を表明いたします。  まず認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、一般会計の歳入では、前年度と比較し繰越金や繰入金が減少したものの、市税、国庫支出金等が増加したことにより、歳入全体では増加となっています。また、市税の不納欠損額や収入未済額はいずれも減少し、これらについては、現年課税分の徴収強化とあわせ、納税推進センターによる早期納付勧奨に取り組んだ成果によるもので、こうした取り組みは大いに評価できるものです。一方で、他市町村へのふるさと納税に伴い前年度に比べ約1億円の減収が生じる状況や、平成30年度は固定資産の評価がえも予定され、家屋、土地の増収が見込めなくなることも懸念されるため、今後は安定的な財源の確保と負担公平性の観点からもさらなる業務改善を図るとともに、効率的な収納対策を一層強化していくことを望みます。  また、市債の状況を見ると、平成21年度以降毎年度増加しており、今後も大型事業の実施が見込まれる中、市債は世代間の負担公平を図る観点から、市債総額がふえ続けることは、次世代の負担を重くする要因にもつながるため、今後の発行に当たっては、将来の健全化判断比率を考慮しつつ、中長期的な視点に立って計画的かつ慎重に運用することを申し添えておきます。  次に、認定第6号平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計決算の認定についてにつきましては、地方公営企業会計制度の導入後6年連続して純利益を計上した点や、平成23年度に策定した公共下水道管路施設長寿命化基本計画に基づき、老朽化した管路に対する計画的な施設更新等の実施、また、下水道施設のライフサイクルコストの低減や維持管理費の平準化にも取り組むなど、下水道事業の適正な維持管理に努めてきたことは、経営努力の成果として大いに評価いたします。しかし、下水道に接続しているにもかかわらず、未申請により使用料を徴収していない徴収漏れや使用料未収金の未回収は費用負担の公平性からも問題であり、営業収益に影響を及ぼしかねないことから、引き続き適切な取り組みを進めることを求めます。また、近年では、異常気象を原因とする風水害による甚大な被害が発生するケースの増加や地震発生時における早期復旧体制の確立などさまざまな課題がある中で、今後も下水道事業計画に基づき、計画的かつ効率的に事業経営に取り組んでいくことを望みます。  次に認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてにつきましては、平成29年度はがん診療に関する体制の充実に積極的に取り組み、がん相談支援センターの開設を初め、専門的ながん医療や緩和ケアの提供、地域のがん医療を担う神奈川県がん診療連携指定病院に申請し、平成30年4月には湘南東部医療圏で初めて指定されました。また、病院敷地内の別棟建設への着手やMRI装置など高度医療機器等の導入により、市民の安全・安心な医療体制の充実、拡充を図ってきた点については大いに評価いたします。しかしながら、平成29年度からの4年間を計画期間とする茅ヶ崎市立病院経営計画の初年度の取り組みとしては、重点項目として位置づけていた経常収支比率、医業収支比率、1日の入院患者数や外来患者数など大部分の項目が未達成であったため、今後はさらなる経営努力により、計画目標の達成、経営の安定化に向け努めていくことを求めます。また、薬剤師による医薬品横領事件を機に、医薬品の管理体制の強化及び組織マネジメントの改善の見直しを図る中で、公務員倫理の徹底も含め組織的な対応を継続して進めていくことを強く要望し、認定第1号から認定第7号まで全て賛成いたします。  次に、議案第76号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)につきましては、既存の公共建築物の老朽化が進展する中で、建築物の機能停止は施設運営に大きな影響を及ぼすだけでなく、場合によっては人の命にかかわる事項が考えられるため、これまで行ってきたふぐあいが生じてから修繕を行う事後保全から、ふぐあいが生じる前に修繕、更新を行う予防保全は、施設利用者が安全で安心して利用できるためにも極めて重要なことです。今後は、公共建築物中長期保全計画の推進を図る中で、対象部位については、修繕、更新年度や安全性、機能性、経済性等を総合的に判断した上で、予防保全管理に努めることを求め賛成いたします。  その他全ての議案につきまして賛成いたします。 ○白川静子 議長 次に、沼上徳光議員。 ◆5番(沼上徳光 議員) ただいま各委員長より御報告ありました認定、議案、請願につき、日本共産党茅ヶ崎市会議員団として意見を述べ態度を明らかにします。  認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定について、歳入は、自主財源の根幹をなす市税では個人市民税が1億1650万5203円の増収、法人市民税が822万305円の増収、固定資産税が1億9135万9407円の増収となり、市税全体として、対前年度比2億8896万9489円の増収となりました。本市の総人口は24万人を突破してからも増加傾向であります。保健所政令市に移行し1年目ということもあり、取り組み状況の検証も求められました。歳出決算の主な増額の要因は、市民文化会館再整備事業費の約9.3億円の皆増、柳島スポーツ公園整備事業費の約6億円増です。また、市債発行額は70億8427万円と前年度に比べ11億4377万3000円の増加となっています。さまざまな大型事業の実施が進んでいることが影響していますが、厳しい財政状況の本市ですので、将来を見据え中長期的な視点に立っていくことが求められます。  総務費では、ワーク・ライフ・バランスの実現や職員のやりがいの向上を目的として、働き方の見直しに着手し、意識改革及び行動改革の取り組みを引き続き進めるとともに、庁内の若手職員により構成される働きかたの見直し検討プロジェクトチームを新たに立ち上げ、トップダウン及びボトムアップの取り組みを並行して実施することにより全庁的な組織変革の効果的な推進を図りましたが、この若手職員の取り組みは注目されるところで、来る時代の変化を見据え重要です。期間を区切って終わるのではなく、時間をかけて取り組むことが効果的であると思いますので、風通しのよい職場環境づくりに引き続き取り組まれることを要望します。  民生費では、平成27年、平成28年と2年連続県内で待機児童数がワースト1位でしたが、平成29年4月の待機児童数は18人となりました。引き続き、待機児童ゼロを目標に待機児童対策を進めていく必要がありますが、核家族化や共働き家族の増加など社会的環境の変化により保育需要は高まっていますので、保育ニーズを的確に捉え待機児童ゼロに向けて取り組むことが必要です。  以上、認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定について一定の評価をしますが、時代に即した行政経営の基本方針2017の受益者負担の適正化に関する見直しについては、市民からも厳しい声が届いております。公の施設の使用料について適切な額を設定することは大事ではありますが、市民の負担感が高まれば利用の促進が図れない傾向が出てきます。本年度に取り組まれた大型事業、公共施設の再編については、新しく施設ができてから、また、リニューアルオープン後に利用者、稼働率が伸び悩むことは行政経営としては厳しくなります。多くの市民参加、各市民団体の協力が必要なことに従来から変わりはないので、施設はできて終わりではなく、できる前から一定の危機感を持って、利用促進と稼働率をどう上げていくのかを含め取り組まれることが求められます。必要な事業が数多くあることは理解しておりますが、改めて各施策の優先順位も見直していくことも考えていかなければなりません。まちづくりの方向性を立ちどまって検証し、受益者負担の適正化は慎重に進めていく必要があり、認定第1号には賛成できません。  認定第2号平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、全被保険者数は5万4689人、世帯数3万3728世帯と毎年減少傾向となっています。平成28年度に続き5割及び2割の軽減判定基準が拡大はされましたが、加入者にとって保険料の負担が大きく、生活も厳しいのが実態です。加入者の払える保険料であってこそ支え合いの制度であり、自治体の努力は見られますが、財政運営に対する国の責任が後退しており、認定第2号には賛成できません。  認定第3号平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、現役世代と高齢者世代を別枠にすることについて、今後も高齢者の暮らしに重くのしかかることから、国庫負担の増額と保険料、窓口負担の軽減が必要であり、認定第3号には賛成できません。  認定第4号平成29年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、第6期茅ヶ崎市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の3年目、住民基本台帳による高齢化率は平成29年10月1日現在で25.7%、6万2331人となっています。要支援、要介護者数も増加となり、平成29年9月末日現在9144人、認定率は14.7%です。2017年の通常国会で通った地域包括ケア強化法施行前ではありますが、自治体職員の負担増も心配されるところです。現役世代、高齢者の安心できる公的介護制度が求められ、重い介護負担から保険料の負担軽減など国でも取り組みが必要であり、認定第4号には賛成できません。  その他の認定については賛成します。  次に、議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)について、教育費の要保護及び準要保護児童就学援助費は、平成31年度新小学校1年生となる児童の新入学学用品費について前年度に前倒し支給を行うため扶助費を増額補正するもので、平成28年度の国の調査では、子供の貧困率は13.9%と7人に1人が貧困状態です。その中でもシングルマザーなどひとり親世帯を取り巻く環境は厳しく、ひとり親世帯貧困率は50.8%と高くなっています。学校教育法第19条「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童又は学齢生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない。」とされています。文部科学省より、平成29年3月31日付で援助を必要とする時期に速やかな支給が行えるよう前倒し支給の通知がされ、本市では、ことしは新中学1年生となる児童の前倒し支給が行われ、今回は来年新小学1年生となる児童の前倒し支給が行われるもので大変評価できます。就学援助については支援を必要としている世帯が申請しやすく、わかりやすく周知されていくことを要望し、議案第64号に賛成します。  その他の議案についても賛成します。  次に、請願第2号議会運営に関する請願について、住民から選ばれた地方自治機関として、緊張感を保ち行政執行機関を監視し、公正で民主的、効率的な行政が行われるよう議会としても監視を強化するということが我々議会の役割でもあります。今回請願が提出され、審議された内容を重く受けとめ、地方議会の役割を強化していくことは大切であり、請願に賛成します。以上です。 ○白川静子 議長 次に、加藤大嗣議員。 ◆25番(加藤大嗣 議員) ただいま議題となりました委員長報告について、絆ちがさきを代表して意見を申し述べ、態度を表明いたします。  認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定については、対前年度比で純繰越額が大幅に増加しています。また、財政の健全化判断比率を見ましても、適正な水準を維持し、このことは評価いたします。一方、経常収支比率については、さまざまな事業を行うと経常的支出が増大するのは当然のことですが、前年度と比べ若干の改善は見られたものの、97.0%と依然として高どまりの状態であり、厳しい財政状況であると言えます。市債の発行残高は平成21年度より継続して増加しています。市債の発行については一定の理解はいたしますが、後年度の負担の原因となり、計画的かつ慎重な運用を求めます。全体的に平成29年度の本市の財政は、弾力性という観点については改善の余地があるというものの、おおむね健全かつ良好であると判断し、認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定については賛成いたします。  次に、認定第6号平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計決算の認定について、公共下水道事業を進めるに当たってさまざまな取り組みの中で、下水道河川部の職員の不断の努力と創意工夫のみならず、市民の理解と協力により、新しい会計制度導入後、6年連続で黒字を計上していることは大変よいことだと思います。これについては賛成いたします。  その他、請願第2号を除く全ての議案に賛成いたします。以上です。 ○白川静子 議長 次に、松島幹子議員。 ◆7番(松島幹子 議員) 平成30年第3回茅ヶ崎市議会定例会において討論いたします。  議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)については反対いたします。本庁舎跡地整備事業費として、茅ヶ崎市役所仮設庁舎跡地貸付事業者選定委員会の設置に伴う費用21万6000円が入っているためです。今回、議案第68号茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例において、日額1人1万円、6名の茅ヶ崎市役所仮設庁舎跡地貸付事業者選定委員会を設置することとなっています。この2つの議案に反対いたします。茅ヶ崎市仮設庁舎跡地については市の資産として捉え、その活用に当たって、民間事業者の利用意向や活用手法を取り入れて検討することは財政運営上非常に重要だとして、茅ヶ崎商工会議所等々の団体と意見交換をした中で、公民連携によるサウンディング型市場調査を実施し、その後基本的な考え方をまとめ、市役所仮設庁舎跡地民間活用に関する意見交換会として、平成28年12月9日金曜日と11日日曜日の2回開催で、参加者延べ12名で意見交換が行われて、市民意見は十分に反映されたとして今回の選定委員会設置へと至っています。計画のやわらかい段階から市民参加をしていくと何度も答弁されていますが、今回の市民との意見交換会は、市役所仮設庁舎跡地の民間活用による基本的な考え方が示された中で、市民の皆さんが積極的に参加し発言し、仮設庁舎跡地にサウンディング型市場調査結果を踏まえ、民間事業者に実施してほしい事業を提案してくださいでした。  行政側が跡地の民間活用を決定し、民間との間で基本的な考え方を決定した中での意見交換会でした。市役所の一等地は、本来、計画のやわらかい段階から市民参加を求めて、活用を市民とともに検討すべきではないでしょうか。市役所仮設庁舎跡地については、計画のやわらかい段階から市民参加されることがなく、茅ヶ崎商工会議所等々の団体と意見交換をした中で決定され進んでいくことに抗議して、議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)と議案第68号茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例については反対いたします。  議案第72号工事請負契約の締結についても反対いたします。地上6階一部3階の(仮称)茅ヶ崎市営小和田住宅外複合施設(建築)工事を、税込み11億6316万円、落札率約95%で、亀井工業・大勝建設特定建設工事共同企業体が建設するものです。児童クラブ、地域包括支援センター、地区社協ボランティアセンターもこの施設の中に入りますが、建設の主な目的は、市営住宅50戸の建設であるとのことが審査の過程で明らかになりました。御承知のように、平成29年4月、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律、通称住宅セーフティーネット法が大きく改正され、低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子育て世帯などの住宅の確保に配慮が必要な方々を対象に、民間の空き家、空き室を利用した新たな住宅セーフティーネット制度が2017年10月からスタートしています。住宅確保要配慮者に対する施策を進めるに当たっては、地方公共団体が地域における住宅確保要配慮者の居住の実態や住宅の供給状況について、できるだけ具体的に把握することが重要であり、主体的に取り組んでいく必要があるとされ、国においては、地方公共団体の取り組みに対して必要な情報提供、技術的な助言、財政的支援を実施することにより、住宅セーフティーネットの構築を支援していく必要がある。特に、全国で住宅の空き家及び空き室が増加している状況を踏まえ、住宅ストックの有効活用を図ることが重要であるとされています。  茅ヶ崎の空き家の現状、財政状況を考えると、安易に市営住宅を建設することではなく、この制度を十分に活用すべきです。横浜市では既に今月からこの制度を活用した賃貸住宅のオーナー募集とともに、低所得者に家賃補助を進めています。セーフティーネット住宅では、本来の家賃と入居者負担である市営住宅家賃相当額との差額として、初回の家賃債務保証料6万円とともに最大月4万円を補助しています。市営住宅50戸のために11億6316万円は初期経費であり、今後これに加えて維持費もかかってきます。空き家などを活用したセーフティーネット住宅事業のほうが効率がよく、政策として効果があることは明らかです。以上のことから反対いたします。  次に、認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定についても反対いたします。特に道の駅整備事業費では、繰越分も含めると約4億円が平成29年度に使われていますが、最も重要であると思われる道の駅オリジナルブランド検討では、業務委託料として761万4000円が支出されていますが、成果物は示されていないことは問題です。道の駅運営準備支援業務委託料として620万円歳出されていますが、現状の進捗状況からこの支出にも納得できません。  また、決算全体として歳入合計は約765億2000万円、歳出合計は約722億4000万円、歳入歳出差し引き残額は約43億円、茅ヶ崎市としては今年度も黒字経営だったと公表されると思いますが、中身は真っ赤な赤字経営です。この歳入合計額約765億2000万円の中には、借金である市債約71億円が含まれており、歳入歳出差し引き残額から市債を引くと約28億円、次世代へツケを回したということになります。一般家庭に例えると、年収694万円の世帯が年間722万円を使い、28万円を新たなツケとして子供たちの世代へ先送りしたということです。身の丈に合った市政運営をすべきであり、これから人口減少、高齢化、歳入がふえないばかりか、歳出が減少していくことが予測される中でこのような次世代へのツケは、今まで以上の大きなツケとなることが予測され、次世代の人たちの選択の余地も奪ってしまいます。このような市政運営をすべきではありません。  また、実質収支比率が昨年よりもさらに上がり、9.4%となっている点も問題です。歳入が予算見込みよりも全体として約20億円少なかった中でのこの数字であることからは、本来の必要な事業に費用が十分使われなかったのではないかということが数字から推測されます。最も不用額を出しているのは民生費です。約21億6000万円が支出されず残りました。今後の検証が必要であると思います。また、財政調整基金には基金利子分のみの約47万5000円のみの積み立てに対して公共施設等再編整備基金積立金は約5億円積み立てていることは、市長の今後の方針が見えてきます。市民要望の高い緑のまちづくり基金積立金約150万円と比べても、この5億円は非常に多額な積み立てです。その理由は、今後、公共施設の整備に備えるとのことですが、基金はその目的にしか使用できないこととなっているのに対して、財政調整基金はさまざまなことに使うことができる基金です。公共施設の整備が必要となったときにも財政調整基金から取り崩して使うことができますが、一方、公共施設等再編整備基金は、公共施設の整備など特定な事業にしか使うことができません。今回、公共施設等再編整備基金に約5億円を新たに積み立てることは、近い将来の新たな公共施設建設の足がかりではないかと危惧され、反対です。  また、以前より地方自治法に抵触するのではないかと申し上げているホノルル市・郡姉妹都市交流事業委託料として随意契約で約275万円が歳出されていること、姉妹都市サーフィン交流事業補助金150万円にも反対です。  以上のことから、認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定については反対いたします。  次に、認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてです。平成29年度純損失は約10億円、累計約49億2000万円の赤字決算となっています。このような中で、平成29年8月から総額約10億円の別棟建設工事が始まりました。このため、この建設改良に対しては約1億円が一般会計から支出されています。その一方で、周産期医療に関する経費、小児医療に対する経費、院内保育所の運営に対する経費、高度医療に要する経費、保健衛生行政事務に要する経費は、市財政が厳しいことから、市立病院との財政協力により一般会計負担金が基準額よりも減額されています。これらは不採算部門であり、本来ならば一般会計から減額されることなく負担すべきものです。これらが減額されることは市立病院の存在意義が揺らぐことにつながります。働く職員の使命感にもかかわってきます。別棟建設をすることによってスペースが確保できることと、コンビニが入るので職員の利便性が高まり職員を確保しやすくなるとの説明が以前ありましたが、医療が必要な人のためにはどんな僻地へでもやりがいのある職場には人が集まります。別棟が建設されたとしてもこれらは不採算部門であり、市立病院の使命にかかわる費用が減額されることは職員のやる気をそぐことにつながり、市立病院存続意義にもかかわってきます。以上のことから反対いたします。  今申し上げた5議案には反対します。それ以外については賛成いたします。以上です。
    ○白川静子 議長 次に、山ア広子議員。 ◆23番(山ア広子 議員) ただいま決算特別委員長並びに各常任委員長から御報告がありました認定及び各議案に対しまして、公明ちがさきを代表して、若干の意見を付して態度を表明いたします。  自公連立によるアベノミクスの取り組みのもと、景気の回復基調が続いています。バブル期を超え戦後3番目の長さとなり、国民生活に密接な関係を持つ雇用や所得が大きく改善していることが挙げられます。茅ヶ崎市においても少なからず恩恵を受けた1年でありました。平成29年度茅ヶ崎市一般会計及び各特別会計の決算額は、歳入として1213億2865万円の前年度比3.0%増、歳出は1157億9028万円の前年度比1.6%増であり、翌年度への繰越財源を引いた実質収支は51億8267万円の黒字ですが、財政構造の弾力性を判断する経常収支比率は前年度より1.3ポイント改善したものの97.0%であり、投資的経費等に使用できる一般財源が少なく、厳しい財政状況のもと、歳出、歳入両面から改革を一層進める必要があります。  財政健全化に向けた取り組みとして、歳出削減のためのESCO事業による防犯灯のLED化による経費削減効果は評価します。茅ヶ崎市には特色ある民間もあり、保育園の民営化等、質を下げずに歳出削減の取り組みを期待します。また、歳入増加として事業実施の財源を確保するため、クラウドファンディングを活用していますが、住民に御理解をいただくよう丁寧な告知や周知をお願いいたします。そして、特色ある公共施設にネーミングライツ、命名権を使っていただくため企業への働きかけを求めます。  一般会計の歳入について、前年度と比べ繰越金、繰入金が減少したものの、市債、財産収入、市税、国庫支出金が増加したことにより、歳入全体で30億4863万円の前年比4.1%の増加となりました。歳入の根幹となる市税収入では、たばこ税は減収したものの、市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税は増収しました。市税の不納欠損額や収入未済額が減少しました。これは、納税推進センターによる早期の納付勧奨等の財源確保に対する取り組みも功を奏しており、市税の徴収率が8年連続上昇していることを評価いたします。  歳出については、前年度に比べ教育費、消防費、土木費が減少し、総務費、民生費、商工費が増加しており、歳出全体では前年度に比べ15億5531万円、2.2%増加しています。  総務費には茅ヶ崎市民文化会館の耐震不足による安全性の確保と施設の長寿命化を図る耐震改修の大規模リニューアルが含まれています。開設に当たり、利用者目線での運営管理を意識した着実な業務遂行を要望いたします。  民生費には、平成30年4月の待機児童解消に向け、保育コンシェルジュによるきめ細かい入園支援や小規模保育事業整備等で入園児童数の拡大や認定こども園移行促進への実績と、事業費ゼロ円のちがさき保育士バンク事業による本市独自の就職相談会を開催しての保育士の確保につなげたことを評価します。  病院事業会計について、急性期医療を担う地域の基幹病院として市民の安全で安心な生活に寄与しており、平成29年4月にがんについてのさまざまな不安や悩み等の相談に専門員が対応するがん相談支援センターが開設され、住民に寄り添う体制が整備されました。また、医療機能の充実のため別棟建設に着手、設備投資としてMRI装置など高度医療機器を購入し、医療環境整備を図ったもの、業務実績にはつながっていません。医業収支比率で見ると前年比を1.3ポイント上昇したものの、目標の97.0%と比べると13.3ポイント下回っており、純損失は9億9960万円で昨年に引き続き大幅な赤字となりました。公立病院の使命もありますが、病院経営として茅ヶ崎市立病院経営計画に基づき経営の安定化とより一層の経営改善を図り、市民から信頼される高度で良質な医療提供を要望します。  議案第72号工事請負契約の締結について、(仮称)茅ヶ崎市営小和田住宅外複合施設の建設工事について、湘南地域を指定した共同企業体、ジョイントベンチャーの活用は、工事の安定的施工の確保並びに優良な中小、中堅建設企業の振興を図り、担い手確保に資する工夫ができたことを評価いたします。当該地は国道1号にも近く、渋滞もある地域です。小学校も近いので歩行者に対する事故等がないよう、また、近隣対応に配慮し工事を進めることを求めます。  以上を付して、平成29年度決算の認定及び各議案について賛成いたします。 ○白川静子 議長 次に、滝口友美議員。 ◆14番(滝口友美 議員) 請願第2号議会運営に関する請願に対して、公明ちがさきとして若干の意見を付して態度を明らかにします。  この請願は、行政運営に対する議会の監視機能強化及びそれに伴う計画の検証、執行に対する監視を十分に行うということが求められております。茅ヶ崎市議会基本条例第3条において、議会の役割として「市長その他の執行機関の事務の執行について、監視及び評価を行うこと。」と明記されており、茅ヶ崎市自治基本条例第8条には「議会は、条例を制定する権能、市長等の事務の執行を監視する権能、政策を提言する権能その他議会に付与された権能の行使に努めなければならない。」と定められております。地方分権の進展により、政策などについて地方公共団体がみずから決定できる範囲が拡大したことに伴い、議会の監視機能もますます重要となっていることは十分承知しております。その視点から、この請願の趣旨には賛同いたします。  しかし、請願書には議会とは一般的には議案が出てきて、それをチェックしていくということが監視機能であるのは誤った認識であるという記載があります。議案とは、通常は議会において審議され、議決を要すべき事柄であり、行政運営を行うためには欠かせない重要なものです。その審議を行うことは議会の監視機能を行使するために必要不可欠であり、その重要性のもとに本会議場、または委員会において慎重な審議を行っている事実がそれを裏づけております。それゆえ、議案の審査は、議会の監視機能を果たすために最も重要な事項であると考えます。もちろん監視機能を十分に発揮するには議案審査だけをしていればいいということではなく、地方自治体の事務に関する調査研究を行い、行政が行う計画や事業に対してはより厳しい検証と監視を行うことは必要であります。しかし、それは議会運営に伴うものではなく、茅ヶ崎市議会基本条例第5条にもあるように、議員一人一人の資質の向上に伴うものであると考えます。したがって、この部分に関しては賛同いたしかねますので、文書審査にのっとり、この請願には反対いたします。ただし、今後、行政運営に対する議会の監視機能に関してはさらに強化してまいることを付させていただきます。 ○白川静子 議長 次に、藤村優佳理議員。 ◆6番(藤村優佳理 議員) 決算特別委員長より御報告がありました認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてまで、また、各常任委員長より御報告がありました議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)から議案第72号工事請負契約の締結についてまで若干の意見を申し述べます。  議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)で福祉会館解体工事について、アスベストを含む建物であることから、作業員への配慮はもちろんのこと、解体時の近隣への騒音配慮を行い、円滑に工程が進むよう願います。  要保護及び準要保護児童就学援助費について、新小学1年生へ入学学用品について、平成31年3月に前倒し支給されるものです。入学直前と準備などで慌ただしい時期でもあります。手続等の行き違いがないよう、確実に対象者へ支給されるよう御対応をお願いします。  小学校費、中学校費について、まずは各小・中学校へ2台目となるAEDとその保存箱の設置についてですが、現在、各小・中学校のAEDは、玄関口または体育館入り口の屋内どちらか1カ所に設置されています。このたび、校庭や屋外利用者の緊急時にも対応できるよう、汐見台小学校を除く31校へ屋外設置を行います。AED適正配置のガイドラインには、心停止から5分以内に除細動が可能な配置とあります。各学校の施設管理者と適正な設置場所を決めていただき、教職員、ふれあい補助員はもちろんのこと、全生徒への周知をお願いします。  次に、小・中学校の遊具の修繕については、毎日小・中学校で使用している学校遊具や体育器具について、ことしは、毎年行っている劣化診断に加え、新たに安全の基準審査を行い、C判定となった遊具について、本年度中に修理が望ましい及び多少の時間に余裕はあるが今年度中に対応が望ましいの対象となったものが小学校91%、中学校86%と、ほとんどの遊具や体育器具の修繕が対象となることに驚きました。子供たちが安全・安心に使えるよう遊具の修繕を早急に願います。  議案第68号茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例について、茅ヶ崎市役所仮設庁舎跡地貸付事業者選定委員会を設置し、附属機関設置の目的や委員数を定めるものです。市民からも声があるように、承認した附属機関の計画に対して今後注視してまいりたいと思います。  議案第76号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)の生きがい会館維持管理経費については、平成5年に設置された空調設備が故障してしまい、平成31年度に予定していた空調設備改修工事を前倒しするものです。設備には更新時期を15年としておりますが、可能な限り使い続け、突然の故障となれば補正予算の計上と、昨年度の茅ヶ崎市美術館空調整備の補正予算と同様です。近年、全国的に異常気象が起きており、空調がない環境では命の危険にまで発展することもあります。また、この補正が可決されても、新しい空調が設置されるまでには期間を要し、稼働するようになるのは来年の6月です。財政が厳しいことは承知しておりますが、計画を持って行っていただくよう要望いたします。  以上の意見を付して全ての議案に賛成いたします。  なお、請願第2号議会運営に関する請願については、要旨は賛成できますが、理由の中で賛同できない部分もありますので、反対いたします。しかし、指摘されたことは真摯に受けとめるべきだと思います。以上です。 ○白川静子 議長 次に、新倉真二議員。 ◆13番(新倉真二 議員) 決算特別委員会委員長より御報告がありました認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてまで、また、各常任委員長より御報告がありました議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)、議案第66号平成30年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から議案第69号茅ヶ崎市市税条例の一部を改正する条例について、議案第71号茅ヶ崎市営住宅条例の一部を改正する条例についてから議案第76号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)までにつきまして、新政ちがさきは賛成いたします。以下、会派を代表して若干の意見を述べさせていただきます。  まず認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定についてです。厳しい財政状況の中、苦慮しながら適正に使われていたことを評価いたします。総務費については、職員の時間外、年次休暇取得などに部署間のばらつきが多いため、さらなる改善に取り組む必要があります。  民生費については、扶助費の占める割合が年々増大しており、財政を圧迫していますが、扶助費を減少させることは困難であるため、さらなる財源の確保の努力が必要です。  衛生費について、保健所事務が神奈川県より移管され1年が経過しました。特に大きな不備がなく市民サービスを低下させずに移行できたこと及び市民に身近な保健所として認知されてきていることは評価いたします。1年間保健所を運営した結果を検証し、さらなるサービスの向上を要望いたします。  認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定について、茅ヶ崎市立病院は、地域の基幹病院として不採算部門を確保しなければならないため、事業収益を優先させることは難しいと考えられますが、赤字をふやし続けていることに関しては問題意識をしっかり持って対処していただきたい。  次に、議案第64号の補正予算ですが、市内小・中学校の敷地内に2台目のAEDを屋外設置の形で行うことについて。応急救命処置は時を選ばずその必要が生じるものです。市民の方へ各種救命講習会などで、身近にあるAEDはどこかふだんから覚えておいてくださいとお伝えしていても、土日、休日は施設がお休みであったり、まして夜間はどこにという難点がありました。今回の屋外設置によって、学校利用関係者はもとより、周辺住民の万が一の状況にも対応力が大きく増加すること、安全・安心のまちづくりに大きく資するものとして評価します。設置の周知はもちろん、救命講習会への参加の呼びかけなど、引き続き設置の効果を図っていただきますよう要望いたします。  次に、議案第72号工事請負契約の締結についてです。かねてから地域の要望のあった地域包括支援センター、ボラセン、児童クラブと市営住宅の複合施設の建築工事ですが、小和田小の学童の待機児童縮減、経年劣化した高田、香川の市営住宅への防災対策などその効果が期待されます。高齢者だけでなく児童も多い地域ですので、工事について最新の安全対策を求めます。  請願第2号については、趣旨については賛同いたしますが、文書審査ということでは適当と言えない文言があり、理由について全て賛同できないため反対いたします。  以上、新政ちがさきの討論といたします。 ○白川静子 議長 次に、小磯妙子議員。 ◆2番(小磯妙子 議員) ただいま決算特別委員長から報告のありました認定第1号から第7号までの7件及び議会運営委員長より報告のありました請願第2号について、市民自治の会を代表し、若干の意見を付し、態度を明らかにいたします。  決算の審査に当たり、改めて2017年当初の市長の施政方針を読み直し、総合計画第3次実施計画の2年目として着実に計画が遂行できたか、特に市民の暮らしの視点で検証しました。2017年度の主な取り組みとしては、まず、茅ヶ崎市の保健所開設が挙げられます。決算事業評価でも示しましたように、まずは県から移管された事務事業の水準を低下させることなく、また、より市民に身近な機関として事業の効果を上げる努力をされたことは評価します。しかし、衛生費において、これまでより2億円以上の職員給与費の増加や1億円を超える保健所管理運営費の増加に対し、市民は厳しい目で見ています。交付税等により財源の確保は行われたものの、中長期的に見てこの状況が続くとは限りません。一方、今後はさらに市民の暮らしや健康に関して保健所の果たす役割は重要になってきます。人材育成を含め安定した運営がなされるよう、早急に庁内での検討を進めるよう求めます。  次に、次世代育成に関して、待機児童解消については量的な充足には一定の効果があったと評価します。しかし、保育士の確保や小規模保育施設の安定的な運営という点では課題が残りました。さまざまな事情を抱えた家庭や子供に個別に対応する各種施設の運営者からは悲鳴にも近い声が上がっています。実情をしっかり把握し、保育の質的向上、さらに、市としての役割を果たすことを求めます。  また、教育基本計画にのっとり、スクールソーシャルワーカーや心の教育相談員といった相談体制の充実を図ることが挙げられていました。しかし、多様化、複雑化した子供たちの状況に相談だけでは十分に対応できません。状況に応じてソーシャルワークが果たせる人材が不足していたことは否めません。2018年度に若干の増員はあったもののまだまだ不足しています。今後のさらなる対応を求めます。  次に、職員の働き方についてです。ワーク・ライフ・バランスをさらに推進し、職員の意識改革及び各部課の業務改善を中心とした行動改革に向け取り組むとあります。しかし、残業時間、休暇の取得状況は偏りがあり、この取り組みが全庁的に効果を上げ、働き方に大きな変化があったとは言いがたい状況です。一方、自治基本条例が制定され、行政が行うあらゆる事業について計画の段階から市民参加がなされることにまだ職員がなれていないと感じます。公文書の扱い方、積極的な情報提供、情報公開のあり方などに疑問が残ります。積極的な情報の提供を心がければ、会議の持ち方も違ってきます。これまでとは異なる職員のスキルも必要です。また、協働推進事業、まちぢから協議会などさまざまな場面で市民が公共をつくり上げていく場がふえました。改めて市民参加とは、行政の役割とは、そして効果的な職員の仕事とは何かを考える必要があります。  次に、市債の発行についてです。一般会計における市債発行額は約70億円以上に上り、市債残高は、一般会計と公共用地先行取得事業だけでも前年度より32億円増の577億円となりました。先日、茅ヶ崎市の借金時計を見てみましたが、1時間当たり90万円ずつ増加するという状況にめまいがするほどでした。財政健全化判断比率が安全圏内とはいえ、後世に残すツケは莫大です。特に前年比5億円増の26億円という臨時財政対策債は、交付税に算定されるとはいえ、国の交付金を自治体が借金として肩がわりしているというものです。服部市政で市債を減額していく方針ではなかったのか、改めて着実な減額計画の必要があると思います。  次に、豊かな長寿社会の取り組みについてですが、その取り組みの一つであった雇用促進住宅跡地の取得がなされなかったことは残念なことでした。北東地域の拠点として、特に地域福祉の拠点となることを期待していました。この間、多くの方と話す中で浮かび上がってきたのは、高齢化が進む地域で暮らしながら、家族や自分自身が安心して福祉や医療のサービスを受け、その生を全うできるかということでした。行政の取り組みに言葉をかえれば、地域包括ケアシステムの推進です。今、市民の最も関心のあるところと言っていいでしょう。ハードの整備方針は変更となりましたが、在宅医療の推進や地域福祉の社会資源発掘などソフト面での充実に向けて関係機関との連携を図り、地域住民の理解を得ながら、当該モデル地域での取り組みを進めていくことを求めます。  最後に、病院事業会計についてですが、茅ヶ崎市立病院経営計画の実施の初年度でありましたが、重点管理項目の目標達成は8項目中1項目という計画推進にはほど遠い状況でした。決算審査総括質疑の中で、健全経営に向けて病院の運営体制も含めて抜本的な検討を行うとの回答もありました。別棟建設、新たな診療科の設置、先進機器の導入など、市民にとっていざというとき頼りになる病院であってほしいという期待が大きいことは間違いありません。そこに税金を投入する意味もあります。今後もより一層の医療体制の充実に取り組むことを求めます。  最後に請願についてですが、委員会討論でも申し上げましたが、議会の行政監視機関としてより一層の強化を求めるものです。議会としてしっかり市民の意を酌み取り、また、先進事例の研究など、さらに議会の権能を高めるための努力が必要と思います。以上の意見を付し、請願第2号について賛成いたします。 ○白川静子 議長 次に、豊嶋太一議員。 ◆1番(豊嶋太一 議員) ただいま各常任委員長より御報告のありました全ての議案について、市民自治の会を代表し、若干の意見を述べ態度を明らかにいたします。  まず、補正予算のうち一般管理経費についてですが、市内小・中学校の敷地にAED設置を行うもので、以前は屋内が主であったAEDを屋外にも設置し、建物の外でのさまざまな活動に対しても 緊急時の対応が行えるようにすることは大変評価できます。ただし、近隣住民に対し、AED屋外設置についての周知や正しい使用目的の啓発をしっかりと行い、近隣住民を含めた児童・生徒のさらなる安全・安心な地域づくりを進めることを求めます。  次に、補正予算の施設整備補修費についてですが、以前の学校遊具における整備不良による事故を踏まえ、安全対策を講じるための担当課による丁寧な調査の結果、今回明らかになった遊具について補修整備を行うことについてはとても正しい判断だと言えます。今後は、劣化診断及び基準診断を有効に活用し、公立小・中学校におけるさらなる児童・生徒を含めた近隣の子供たちが安心して遊べる場の確保への取り組みを求めます。  最後に、議案第71号茅ヶ崎市営住宅条例の一部を改正する条例については、公営住宅法の改正に伴い、認知症等により収入の申告が困難な事情にある者の市営住宅の家賃を市長が官公署の書類の閲覧により把握した収入に応じた額とするなどのため提案されたものですが、認知症患者等である公営住宅入居者の収入申告の義務が緩和されたものであり、行政が配慮の必要な方たちに対して寄り添った施策を行われることは評価するところですが、少子高齢化や知的、精神障害といったさまざまな配慮の必要な市民に対し、今以上のきめ細やかな本市の取り組みが必要だと言えます。今後は、成年後見制度の普及啓発や、茅ヶ崎市社会福祉協議会で行っている日常生活自立支援事業、茅ヶ崎あんしんセンターなども活用した社会的に弱い立場のある方たちへのさらなる支援を強く求めます。  以上の意見を付し、各常任委員会に付託されました議案について全ての議案に対し賛成いたします。 ○白川静子 議長 最後に、柾木太郎議員。 ◆28番(柾木太郎 議員) 自由民主党茅ヶ崎市議団を代表して、請願第2号を除く各決算の認定及び議案に対して賛成の立場で、以下、若干の討論を行います。  認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、第3次実施計画の2年目であり、さまざまな事業を実施しております。予算当初時から会派として事業を精査し、知恵をもって後世への負担を残さない施策展開を提言してまいりましたが、優先順位をつけての事業の先送りやさまざまな部分で歳出の抑制に努力されたことを決算書から見てとれました。全ての職員の努力に敬意を表する次第でございます。しかしながら、保健所運営等により人的資源の不足はますます顕著となり、職員への負担は解消しておりません。なるべく早い時期に働き方の改革等が行われることを強く求めます。あわせて、事業の見直し、組織改正、人材育成、意識改革等、ドラスティックな英断を行うべきとの意見を申し上げます。  個々の施策展開については、待機児童対策に一定の効果があったこと、高齢者の健康維持としてさまざまな予防施策を行った効果により伸び率が予想より減少したこと、市民、民間企業、行政の協働施策がより進んだこと、文化、産業、アイデンティティー、風土等、さまざまな機会を通じて細かな工夫により発信し、茅ヶ崎のイメージ向上に努めたことを評価いたします。  認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてでありますが、当初予算の業務予定と比較して、1日平均で入院31.3名、外来で121.4名下回る結果となりました。また、病院経営計画の初年度でありましたが、重点項目8項目の中、1日当たりの外来単価のみ達成となったことは非常に残念であります。このような状況の中で、がん治療の充実や、施設改修や高度医療機器の購入など、診療環境の整備を図ったわけであります。将来に備えての設備投資や病院としての格付の向上等は大変に理解するところでありますが、経営にとって深刻な課題である慢性的な人材不足に対する対応が薄かったと思われます。この部分については今後とも十分に留意していただきたいことを申し添えます。大変に厳しい経営状況にあることをしっかり認識した中で、一層の経営改善と市民に愛され信頼される病院を目指していただきたい。  議案第68号茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例については、茅ヶ崎市議会としても5年以上特別委員会を設置し、十分に論議を尽くし承認した公共施設整備・再編計画に基づき、市役所跡地を民間事業者に貸し付けるための選定委員会の設置であり、その道に精通した委員の選任を強く求めます。また、選定結果の公表についてはわかりやすい内容でしっかりと市民に示していただくことを強く求めます。  議案第72号工事請負契約の締結についてでありますが、大規模工事のためJVを組む必要がありましたが、工事内容等を検討した結果、経済効果を優先し、Aランクの事業者を湘南地区に限定し、子は茅ヶ崎市内の業者とした点、入札率が94%台であったことは極めて適切な競争が行われたと判断をし、賛成いたします。  以上で討論を終わります。 ○白川静子 議長 これにて討論を終結いたします。  これより表決に入ります。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第1 認定第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定についてにつき採決いたします。  本件を委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  認定第1号は賛成多数により委員長報告のとおり認定されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第2 認定第2号平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてにつき採決いたします。  本件を委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  認定第2号は賛成多数により委員長報告のとおり認定されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第3 認定第3号平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてにつき採決いたします。  本件を委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  認定第3号は賛成多数により委員長報告のとおり認定されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第4 認定第4号平成29年度茅ヶ崎市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてにつき採決いたします。  本件を委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  認定第4号は賛成多数により委員長報告のとおり認定されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
    ○白川静子 議長 日程第5 認定第5号平成29年度茅ヶ崎市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び日程第6 認定第6号平成29年度茅ヶ崎市公共下水道事業会計決算の認定についての以上2件につき一括して採決いたします。  以上2件を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御異議なしと認めます。  よって、以上2件は全会一致をもって委員長報告のとおり認定されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第7 認定第7号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定についてにつき採決いたします。  本件を委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  認定第7号は賛成多数により委員長報告のとおり認定されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第8 請願第2号議会運営に関する請願につき採決いたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。本件を原案のとおり採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  請願第2号は賛成少数により採択することは否決されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第9 議案第64号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第4号)につき採決いたします。  本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  議案第64号は賛成多数により委員長報告のとおり可決されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第10 議案第76号平成30年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)から日程第18 議案第75号の3市道路線の認定についてまでの以上9件につき一括して採決いたします。  以上9件を委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御異議なしと認めます。  よって、以上9件は全会一致をもって委員長報告のとおり可決されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第19 議案第68号茅ヶ崎市附属機関設置条例の一部を改正する条例につき採決いたします。  本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  議案第68号は賛成多数により委員長報告のとおり可決されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第20 議案第69号茅ヶ崎市市税条例の一部を改正する条例につき採決いたします。  本案を委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は全会一致をもって委員長報告のとおり可決されました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────                  〔加藤大嗣議員退場〕 ○白川静子 議長 日程第21 議案第72号工事請負契約の締結についてにつき採決いたします。  本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  議案第72号は賛成多数により委員長報告のとおり可決されました。                  〔加藤大嗣議員入場〕 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── ○白川静子 議長 日程第22 議会議案第7号につきましては、会議規則第40条第3項の規定により、委員会審査を省略いたしたいと思います。  この際、委員会審査省略の件を議題とし、お諮りいたします。  本件につきましては、委員会審査を省略し、直ちに審議に入ることに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御異議なしと認めます。  よって、本件につきましては委員会審査を省略し、直ちに審議に入ることに決定いたしました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── △日程第22 議会議案第7号神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書 ○白川静子 議長 日程第22 議会議案第7号神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書を議題といたします。  この際、提出者の趣旨説明を求めます。  山田悦子議員、御登壇願います。                 〔24番 山田悦子議員登壇〕 ◎24番(山田悦子 議員) ただいま議題となりました議会議案第7号神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書につきましては、去る9月19日開催の教育経済常任委員会において、陳情第15号「神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書の提出を求める」陳情を全会一致で採択したことに基づきまして提案いたした次第でございます。  本意見書につきましては、神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求めるため提案するものでございます。  意見書の内容につきましては、お手元に配付のとおりでございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○白川静子 議長 ただいまの趣旨説明に対し、これより質疑に入ります。  御質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  御意見はありませんか。  青木 浩議員。 ◆26番(青木浩 議員) 議会議案第7号神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書につき、絆ちがさきを代表して討論いたします。  神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の創立以来、地元の発展とともに歩んできた茅ケ崎北陵高校への地元の思いは、神奈川県と茅ヶ崎市の神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の名にふさわしい場所へ移転という思いにも込められております。茅ヶ崎市といたしましても、伝統と誇りある茅ケ崎北陵高校の存続はもちろん、生徒の教育環境整備のために、現在取り組んでいる場所での早期新築移転をすべきであると強く要望し、賛成いたします。
    ○白川静子 議長 ほかにございませんか。  藤村優佳理議員。 ◆6番(藤村優佳理 議員) 議会議案第7号神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書について討論いたします。  6月議会においても討論いたしましたように、子供たちのために一日も早い新設移転を切に願っているところですが、市内で候補地の地権者との対応中である件に対して、茅ヶ崎市議会から要望や意見をする立場にはないという点、また、6月議会において、茅ヶ崎市隣接地を含めた早期移転を求める意見書が賛成多数で可決され、茅ヶ崎市議会から神奈川県へ意見書が既に送付されているという点、以上の2点の点から、本議会議案には賛成できかねます。以上です。 ○白川静子 議長 ほかにございませんか。  柾木太郎議員。 ◆28番(柾木太郎 議員) 自由民主党茅ヶ崎市議団を代表いたしまして、議会議案第7号に対して若干の討論を申し上げさせていただきます。  私どもの会派といたしましては、北陵高校に通う生徒の皆さんの健全なる学園生活というものを第一に望んでいるところでございます。第2点として、あそこには日本の国にとっても、また茅ヶ崎市にとっても大変重要な文化財が下に眠っているわけであります。これらの早期の対応というものを考えますと、前回の陳情の中でもありましたけれども、早期に移転をしてすばらしい環境をつくっていただきたいというポイント、これを非常に大事にしておるわけでございます。前回、私どもの陳情の中身は、隣接地というものを判断しておりました。今回は、茅ヶ崎市内の方からぜひ茅ヶ崎へということで提出をされております。無論私たちの会派としても、茅ヶ崎市内に存続できるのであればそれが一番よいことであります。そういった観点から、この議会議案に関しては賛成をする次第であります。 ○白川静子 議長 ほかにございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なければ、これにて討論を打ち切ります。  これより表決に入ります。  日程第22 議会議案第7号神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校の存続と市内での早期新築移転を求める意見書につき採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。  押し間違いはありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。  議会議案第7号は賛成多数により原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました議会議案第7号につきましては、その字句の整理、扱い方について議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御異議なしと認めます。  よって、その字句の整理、扱い方については議長に一任することに決定いたしました。 ──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ──── △日程第23 議員の派遣について ○白川静子 議長 日程第23 議員の派遣についてを議題といたします。  本件につきましては、お手元に配付のとおり、会議規則第166条第1項の規定により、湘南地方市議会議長会議員研修会に本市議会議員を派遣することとし、その手続につきましては議長に一任されたいと思います。  お諮りいたします。  本件につきましては、以上のとおり決定することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○白川静子 議長 御異議なしと認めます。  よって、本件はそのとおり決定いたしました。  以上をもちまして、今期定例会の会議に付議されました事件は全て議了いたしました。  終始慎重に御審議いただきましたことを厚く御礼申し上げます。  これにて平成30年第3回茅ヶ崎市議会定例会を閉会いたします。                   午前11時47分閉会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  茅ヶ崎市議会議長  白 川 静 子      署名議員  松 島 幹 子      署名議員  小 川 裕 暉...