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平成31年 2月 藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会−02月07日-目次
平成31年 2月 藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会-02月07日-01号

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  1. 藤沢市議会 2019-02-07
    平成31年 2月 藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会-02月07日-01号


    取得元: 藤沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成31年 2月 藤沢都心部再生公共施設整備特別委員会-02月07日-01号平成31年 2月 藤沢都心部再生公共施設整備特別委員会 平成31年2月7日 1.日   時  平成31年2月7日(木) 午前9時30分 開会 2.場   所  第1議会委員会室 3.出 席 者      委 員 長  堺   英 明      副委員長  平 川 和 美      委  員  山 内 幹 郎   柳 沢 潤 次            大 矢   徹   永 井   譲            西     智   井 上 裕 介            原 田 伴 子   脇   礼 子            加 藤   一   武 藤 正 人      欠席委員  な し      議  長  松 下 賢一郎      副 議 長  浜 元 輝 喜      傍聴議員  阿 部 すみえ      理 事 者  小野副市長、宮治副市長、関口企画政策部長佐保田企画政策部参事、            岡企画政策課主幹森防犯交通安全課長宮原市民自治部参事
               矢田生涯学習部参事寺田福祉健康部参事新倉介護保険課主幹、            平井地域包括ケアシステム推進室長村井子ども青少年部長、            福岡子ども青少年部参事金子子ども青少年部参事加藤青少年課長、            三上都市計画課長小川都市計画課主幹佐藤都市計画課主幹、            藤村都市整備部長八文字都市整備部参事、            川﨑藤沢周辺地区整備担当参事碓井藤沢周辺地区整備担当主幹、            その他関係職員      事 務 局  土居議会事務局長室伏議会事務局参事田口議事課長、            高橋議事課課長補佐堀井議事課主査羽鳥議事課書記 4.件   名 1 藤沢都心部再生及び公共施設の再整備について  (1) 藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業について  (2) 藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業について       ────────────────────────────── ○堺英明 委員長 ただいまから藤沢都心部再生公共施設整備特別委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○堺英明 委員長 お諮りいたします。委員会の日程は、お手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 御異議ありませんので、そのように決定をいたしました。       ────────────────────────────── △1 藤沢都心部再生及び公共施設の再整備について   (1) 藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業について   (2) 藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業について ○堺英明 委員長 日程第1、藤沢都心部再生及び公共施設の再整備について、(1)藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業について、(2)藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業についてを議題といたします。  まず、お手元に配付されております資料の確認をお願いいたします。資料は5つあります。  資料1「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業について」、資料2「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業基本設計図」、資料3「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業事業工程表」、資料4「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業鳥かん図」、資料5「藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業について」、以上の5点であります。よろしいでしょうか。                (「はい」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 それでは、これより審査に入ります。  まず、(1)藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業について、市当局の説明を求めます。 ◎関口 企画政策部長 おはようございます。  それでは、藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業につきまして御説明申し上げます。  重複いたしますが、資料は4点でございまして、資料1は「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業について」、資料2は「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業基本設計図」、資料3が「藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業事業工程表」でございます。  なお、資料4につきましては、参考として添付した施設全体の鳥瞰図でございます。  まず、資料1の1ページをごらんください。  本事業につきましては、旧藤が岡職員住宅と旧市民病院看護師寮を解体し、藤が岡保育園の建てかえにあわせて、PFI事業により再整備するもので、いわゆるPFI法に基づく特定事業契約締結後、平成30年12月末をもってSPCによる基本設計が完了したため、基本設計の内容を含め、これまでの取り組み進捗状況を御報告させていただくものでございます。  1の特定事業契約締結の取組でございますが、平成30年3月に市とSPCによる地元自治会町内会説明会を開催し、事業概要を説明するとともに、意見交換を行いました。それ以降、事業進捗に応じた地元説明会や、子ども青少年部が主体となった保育園保護者への説明会を随時開催しておりまして、それぞれの時期及び回数につきましては記載のとおりでございます。  この間、4月上旬には基本設計を開始いたしておりまして、地元説明会等での意見交換施設所管課との協議を踏まえた上で12月下旬に完了しております。その内容につきましては、この後、説明させていただきますが、既に先月開催した地元説明会において御報告をさせていただいております。また、5月の大型連休を利用した藤が岡保育園仮設園舎への引っ越し後、既存3施設の建物地上部分解体工事を開始いたしまして、こちらは9月中旬には完了しております。さらに、埋蔵文化財調査につきましては、8月の試掘調査を踏まえ、11月から本調査を開始し、現在も調査を行っているところでございます。  2の基本設計でございますが、恐れ入りますが、資料2、基本設計図をごらんください。  この基本設計図は、SPCから提出された提案内容をもとに地元説明会でいただいた意見や施設所管課との協議内容施設計画に反映させたものでございます。  1ページ目は配置図兼1階平面図で、事業提案によるメーンストリートである藤が岡ストーリートを境に、東側に公共施設、西側に民間収益施設、南西側に安全安心ステーションコミュニティスペース及び駐車場を配置してございます。  なお、公共施設につきましては藤が岡保育園となっており、ゼロ歳児から5歳児の保育室や遊戯室、病児保育室や園庭などを配置しております。  2ページ目に移りまして、こちらは2階平面図でございます。公共施設につきましては、中央から藤が岡市民の家、放課後児童クラブ地域子どもの家、南側に藤が岡つどいの広場を配置し、民間収益施設を含め、縁側デッキにより全ての施設をつなげ、交流や多様な連携が図れるような計画としております。  3ページ目は3階平面図でございまして、公共施設は2階までであることから、3階は民間収益施設のみを配置しております。  4ページ目にお移りをいただきまして、こちらは地下1階平面図となります。公共施設として藤が岡保育園調理職員休憩室防災備蓄倉庫を配置するほか、施設利用者のための駐車場や警備員が常駐する管理室を配置しております。  続く5ページ目は、南立面図フロア構成図、6ページ目は、北立面図西立面図となっております。  恐れ入りますが、資料1の1ページ目にお戻りください。  基本設計において2の(1)地元説明会等で頂いた意見を反映させた点につきましては、アに記載のとおり、安全安心ステーションコミュニティスペース南側を休憩や交流が図れるスペースにするため、ベンチやお知らせ掲示板を配置いたしました。そのほか2ページのイからオに記載の内容について設計に反映させております。  次に、(2)施設所管課との協議内容を反映させた点についてでございますが、ア、小児科クリニック藤が岡保育園公民連携による病児保育を実施するため、保育園内に病児保育室を配置したほか、イに記載の内容について反映いたしました。  3の埋蔵文化財調査でございますが、既存3施設の建物地上部分の解体後、6カ所の試掘調査を行い、中世から旧石器時代の遺構や遺物が確認されましたことから、神奈川県教育委員会との協議の結果を踏まえまして、敷地の北東部と西部を本調査の対象とし、本年5月末までの予定で調査を行っております。  4の民間収益施設募集状況でございますが、事業提案における民間収益施設募集状況につきましては、病児保育の実現に向けた取り組みを優先し、公益社団法人藤沢医師会などの関係機関と調整の上、小児科クリニック等の誘致をSPCの構成員において進めております。また、歯科クリニック、薬局などの誘致も進めております。  5の今後のスケジュールでございますが、先月から実施設計を開始しておりまして、来月には埋蔵文化財調査現場見学会を開催し、その後、5月末、本調査終了予定となっております。また、5月上旬から8月下旬の予定で、既存3施設の建物の基礎や杭の解体工事を進め、9月上旬から平成33年2月末の予定で新施設の建設工事を行い、同年4月からの施設供用開始を予定しております。また、藤が岡保育園につきましては、5月に新園舎への移転、供用開始を予定しております。  お手元の資料3につきましては、ただいま御説明したスケジュール事業工程表としてまとめたものでございます。  また、資料4は施設全体をイメージした鳥瞰図になりますので、御参照ください。  本事業につきましては、今後とも地元の皆様や藤が岡保育園保護者の方々などに対しまして、引き続き丁寧な説明に努めるとともに、事業の進捗状況に応じて本委員会でも御報告してまいりたいと考えております。  以上で藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業についての説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○堺英明 委員長 説明が終わりました。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。 ◆西智 委員 では、資料2の平面図を使ってお伺いしたいんですが、2ページ目にある2階に放課後児童クラブがあるんですが、これは広さと定員数はどのぐらいになるのか、お聞かせいただけますか。 ◎小野 青少年課課長補佐 藤が岡二丁目再整備施設児童クラブにつきましては、広さは専用区画面積では107.05平方メートルを予定しておりまして、定員は60人を予定しております。 ◆西智 委員 児童1人当たりの面積というのはどれぐらいで考えられているのでしょうか。 ◎小野 青少年課課長補佐 先ほどの専用区画面積から計算しますと、1人当たり1.78平米となっております。 ◆西智 委員 この児童クラブの中にいろんな設備があると思うんですが、備品等、みらい創造財団等と調整して、どういうふうな物を入れるとか、どういう設備にするという話とかもされているんでしょうか。 ◎小野 青少年課課長補佐 現在のチンチロ児童クラブからの移転を想定しておりますので、備品につきましては、残すもの、移転で持っていくものもあれば新規に用意するものもあると思いますので、それにつきましてはみらい創造財団と協議は行っております。 ◆西智 委員 わかりました。  次に、隣の地域子どもの家についてお伺いしたいんですが、村岡ののびのびランドというのがあるじゃないですか。あれなんて結構外も使ったりして、なかなかいい施設だなと感じたんですが、この施設もせっかく外が使えるので、そういったこともできないのかなというふうに思うんですが、あくまでもこれは一つの部屋で、その中で遊んでくださいねということなんですか。 ◎髙瀬 青少年課課長補佐 今回の藤が岡二丁目の施設につきましては、中での遊具を設置してということを考えているんですけれども、その中でもできるだけ子どもたちが楽しめるように、大型遊具を立体的なものというのを考えておりまして、例えば上りおりができるネット遊具ですとか、大きな滑り台ですとか、あとボルダリングですとか、そういったものを組み合わせて子どもたちが十分楽しめる遊具ということを今検討しているところでございます。 ◆柳沢潤次 委員 何点かお聞かせをいただきたいと思います。  今、質問がありましたけれども、2階の放課後児童クラブ地域子どもの家が、図面を見ると行き来ができるようになっているように見えるんですが、いつでも自由に出入りできるような形になるんでしょうか、ちょっとその辺の状況をお聞かせください。 ◎小野 青少年課課長補佐 放課後児童クラブ地域子どもの家の間のドアにつきましては、通常時は施錠しておりまして行き来はできないようにしまして、緊急時ですとか管理上必要なときに利用する形を想定しております。 ◆柳沢潤次 委員 児童クラブに通う児童と、地域子どもの家は誰でも行かれるというようなところでありますから、有効に使えればいいと思うんですが、両方の子どもたちがうまくやっていかれるのかとか、立場的に違う状況にあるわけですよね。片方は保育料を払って入っているというようなことからしても、うまく運用していかなきゃいけないかなというふうに思うんですが、地域子どもの家のほうは見守る人もいると思うんですけれども、その辺の運用の状況をどういうふうにうまくやっていくおつもりなのか、お聞かせください。 ◎加藤 青少年課長 地域子どもの家と放課後児童クラブの運用ということでございますけれども、地域子どもの家につきましてはみらい創造財団指定管理を想定しております。また、放課後児童クラブにつきましても、現在、みらい創造財団が運営しておりますチンチロ児童クラブの移転ということになります。これまで児童館ですとか村岡子どもの家等々で放課後児童クラブとその他の施設を共同的に運営している例がございますので、その点については、私どもは効率的に、かつきちんとした運営ができるものというふうに考えております。 ◆柳沢潤次 委員 わかりました。  次に、病児保育の問題です。これはちょっと私も認識が不十分なんですが、ほかにこういう施設があるのかというのが一つ。  それから、病院との、クリニックとの連携をして公民連携で進めるということでありますけれども、具体的にどんなような状況になっていくのかというんでしょうか、ここらをもう少し詳しく話をお聞かせいただければと思うんですが。 ◎浜野 保育課課長補佐 まず、1つ目の幼児保育についてですけれども、現在、藤沢市の中では病後児保育という事業を3施設で行っております。それは民間の保育施設で行っていただいております。病児保育につきましては、市内で現在行っている施設はありません。  もう一つの公民連携の部分ですけれども、保育室あと保育士に関しては市で用意を考えており、近隣の小児科クリニックから医師と看護師の派遣というところでの公民連携を考えております。 ◆柳沢潤次 委員 具体的に言えば、近隣のというか、ここにクリニックを誘致するという形ですから、そこのお医者さんと連携をしてということになるわけでしょうかね。もう一度その辺はお聞かせください。 ◎浜野 保育課課長補佐 はい、そのように考えております。 ◆柳沢潤次 委員 次に、埋蔵文化財の調査について少しお聞きします。本格的な調査が始まっているようですけれども、これを見ると、さまざまな遺物というんでしょうか、出土物が出てきているようです。現状はまだ続行中だということでありますからあれなんですが、現時点での学術的な価値みたいなものは、まだ全部じゃないですけれども、どのように見ておられるでしょうか。 ◎岡 企画政策課主幹 今現在出土しているものなんですが、今、途中ということは途中なんですが、今のところ、縄文時代の土器が出ていまして、それにつきましては通常外側に縄文というんですか、模様が入っているんですけれども、ここについてはちょっと内側にも入っているという珍しいものも出ている状況です。 ◆柳沢潤次 委員 まだこれから調査が続いていくわけですけれども、市内にはたくさんこういう遺構の調査をして出土物が出ているわけです。ここの藤が岡については、できれば例えば調査が終わった後、学校での展示だとか、そんなようなことも、地元の遺構ですから、出して子どもたちにも見せていくというようなことも必要かなと思うんですが、今後の保管の状況なども含めて、どういうふうにしていくのか、お聞かせください。 ◎岡 企画政策課主幹 こちらにつきましては、とりあえず最終的には市の収蔵庫のほうに保管することになるんですが、委員がおっしゃられたとおり、まず、ことしの3月10日になるんですが、地元の方に現場を見学してもらって、今回出土したものも間近に見ることができるような企画を考えております。あと、収蔵庫に保管された後も、企画展という形で市民ギャラリーで展示するようなことも考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆柳沢潤次 委員 わかりました。  次に、民間収益施設についてでありますが、まず、内容についてもう少し詳しくお聞きをしたいというふうに思うんです。今、このクリニックですとか、先ほど説明があった選定中だというような話ですが、もう少し具体的にどれぐらいまで話が進んでいるのかなど、お聞かせいただきたいと思うんですが。 ◎古川 企画政策課課長補佐 民間収益施設の状況でございますけれども、先ほど御答弁させていただいた形で、病児保育を優先させていただくということで、まず藤沢市医師会ですとか、そういったところと調整させていただいて、小児科クリニックの公募をさせていただいて、今現在応募をいただいて、民間事業者同士の合意に至っているような形、契約についてはこれからになりますが、詳細を今詰めている形になっております。そのほか、歯科クリニックあと薬局につきましても、それぞれ薬剤師会ですとか歯科医師会と調整させていただいて、募集をさせていただいて今募集をいただいている状況で、それぞれ条件等そのほかのことを今事業者間で詰めている状況になっています。そのほかについては今後具体的に調整を行っていくということの状況になってございます。 ◆柳沢潤次 委員 2階はフィットネススタジオ、3階が小規模多機能型居住介護施設という話になっているようですが、この辺の募集の仕方だとか応募状況、この点についてもお聞かせください。 ◎古川 企画政策課課長補佐 フィットネススタジオにつきましては、今回、民間収益施設を統括しますのがミサワホームになりますので、その施設につきましてはミサワホームネットワーク等を使って、事業者はこれから募集をかけていくという形になってございます。小規模多機能につきましては、藤沢市のほうで募集、また選定をさせていただきますので、市のほうで手続を進めさせていただきたいと思っております。 ◆柳沢潤次 委員 小規模多機能については市が公募するような形だということでありますが、これは開設まで、施設の供用開始が33年4月ですから、あと2年の間に決めていかなきゃいけないという話になるわけで、万が一決まらないようなことはないとは思うんですけれども、その辺は例えば小規模多機能などについても、経営上なかなか難しいようなことなども出てくれば、そう簡単にはできてこない。公募が進まないんじゃないかというような懸念もするんですけれども、その辺は見通しとして大丈夫でしょうかね。 ◎古川 企画政策課課長補佐 やはり施設供用開始が2年後ということで、民間事業者のほうも、どの時点で事業者を募集していくか、民間事業者ですので、先の話ということもございますので、入居のタイミングというのもなかなか難しいところでございます。ただ、今のところ、いろいろなところを調整させていただいて、それぞれのテナントといいますか、入居していただくところについても準備を進めさせていただいているところでございます。小規模多機能につきましては、やはり事業的なものも含めて、民間ビルを借りてやっていくということがなかなか難しいところもございますので、そういったところ、今回のSPC事業者のほうもいろいろな事業者に聞き取りを行わせていただいて、条件も含めて募集を行っていきたいと考えております。 ◆柳沢潤次 委員 最後に、周辺住民との関係ですけれども、何度もお聞きしているんですが、北側の交差点の信号機の設置の話、どこまで進んできているのか、お聞きをいたします。 ◎矢田 生涯学習部参事 こちらにつきましては、既に2017年6月26日に神奈川県警本部のほうに要望書を出しているところでございます。引き続き、現在は地元の藤沢警察交通課と協議を重ねているところでございますが、設置につきましては人がたまるスペース確保等課題もございますので、引き続き協議していきたいと思っております。 ◆柳沢潤次 委員 交差点の歩道のところでとまっていられるスペースを設置しなきゃいかんということでありますけれども、そこの条件というのは市のほうが整備しなければならないわけですよね。そこでぶつかっている問題点というのは、敷地の所有の問題、バックしてもらわなきゃいけない、あるいは民地でしたらば買わなきゃいけないというようなことなんだろうと思うんですが、積極的に設置をしていく方向であるのか、するつもりなのかどうか、その意思をお聞きしたいと思います。 ◎矢田 生涯学習部参事 こちらにつきましては、以前も設置をされていたことから、その写真等を見まして、警察のほうとも細かく、どういった形ということについては今後もしっかりと協議をしていきたいと思っております。 ◆永井譲 委員 資料4の鳥瞰図を見たり、今の御説明を伺いまして、保育園と2階のオープンデッキですけれども、このオープンデッキは、誰でも利用できる、不特定多数の人が利用できるんだと思います。そして、保育園を日中は誰でも2階から眺めることができるということになりますと、交流という面ではいいんでしょうけれども、不審者がずっと眺めているようなこともないこともないというような気がします。そういった面で、その点、親御さんとのことはこれでオーケーなのかどうかということと、防犯上はどうなのか、その2点、伺います。 ◎古川 企画政策課課長補佐 今回、複合化施設ということで交流していただくというのがメーンのところでございますので、デッキの上から保育園を見ることができるというのも一つのこの事業の特徴でございます。しかしながら、やはりセキュリティという部分はしっかりと行っていかなきゃいけないと思っておりますので、デッキについても、いつでもどこでもという形ではなくて、入らないようにする扉ですとか施錠ですとか、そういったところは一定かけて、保育園についてもセキュリティの確保をしていこうと考えております。また、今回こちらのところにつきましては、警備のほうが管理室を設けて常駐する形でございますので、そういったところも含めて、こちらを御利用の方々の安全性ですとか、そういったものを確保してまいりたいと考えております。 ◆武藤正人 委員 先ほども出ましたけれども、病児保育室について1点お伺いしたいと思いますけれども、ここは先ほどの御説明ですと、民間収益施設クリニックが入ってくるということで、医師会等々も今やっているということなんですけれども、もし今後ここにクリニックが入ってこない場合でも、病児保育室というのはここにはつくっていく予定なのか、それをお伺いしたいと思います。 ◎髙田 子育て企画課課長補佐 民間収益施設の1階部分に小児科が入らなかった場合につきましては、やはり公民連携病児保育室を実現するという前提が崩れてまいりますので、それについては難しいというふうには思っております。しかしながら、この間、医師会を含めてSPCのほうで誘致に向けて努力をしていただいておりますし、実際、事業者の選定までは現在済んでいるところでございますので、33年6月に向けての実施については可能だというふうに意識しているところでございます。 ◆武藤正人 委員 もう一点ですけれども、新園舎になった場合、定員があると思うんですけれども、現行の定員と新園舎になった場合の定員、どのくらい変わるのか、まずお伺いしたいと思います。 ◎髙田 子育て企画課課長補佐 現在、藤が岡保育園の定員につきましては119名となっております。再整備後の定員については、21名拡大いたしまして140名を予定しております。加えまして、一時保育を新たに実施いたします。これについては定員10名を予定しているところでございます。
    武藤正人 委員 新園舎の開園予定が、引っ越しとかが5月に移転がなるということなんですけれども、年度をまたぐ微妙なところだと思うんですけれども、そのふえた分の園児に対してはどういうふうな募集をするのか。本当は年度末までにできて、4月からふえれば一番いいと思うんですけれども、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。 ◎浜野 保育課課長補佐 委員御指摘のとおり、新園舎への引っ越しにつきましては、平成33年5月のゴールデンウイークを利用する予定です。このため、定員増加分につきましては、現時点においては平成33年6月1日の入所を予定しております。この募集と周知につきましては、4月の入園申し込みに向けて毎年10月に発行する保育所ガイドにより行っていく考えです。 ◆武藤正人 委員 済みません、もう少しお伺いしたいんですけれども、6月からということなんですけれども、そこは募集時に御理解いただいて募集していくということなんでしょうか。 ◎髙田 子育て企画課課長補佐 先ほども答弁させていただきましたとおり、毎年4月の入所のお知らせ、内容については10月に保育所ガイドというものを発行して周知させていただいているところです。この中で、この定員増加分については6月1日の入所ということでの案内をさせていただくことで対応してまいりたいというふうには考えております。 ◆原田伴子 委員 配置図を拝見したり、鳥瞰図を拝見すると、まず角の部分に駐車場があり、その横に安全安心ステーションコミュニティスペースがございますが、安全安心ステーションは、この間、もうふやしていかないのかなと思ったら、今回はつくっていくということなんですけれども、この鳥瞰図を見ても、入り口の部分の安心安全ステーションとコミュニティスペースに、どういった内容の事業なり、近隣の住民の方がどういう使い方をするというふうに考えているのか、お聞かせください。 ◎古川 企画政策課課長補佐 まず、こちらにつきましては、もともと旧職員住宅のところに交番があったということがございまして、再整備に当たりまして、こちらのほうに安全安心ステーションをつくっていきたいというのがまず地域からの御要望でございました。場所についても、もともとあった場所、また児童の見守りというところで現在の場所で配置させていただいてございますが、それとともに、地域からの御要望で、市民の家とかと違って予約をしない形で自由に使えるような施設が欲しいということで、今回コミュニティスペースということで配置をさせていただいてございます。こちらの使い方につきましては、これから地域の方々と実際どういうふうにやっていきましょうかということが必要かと思っております。安全安心ステーションの活動については週何回ですとか、そういう形になりますので、そのほかの時間帯、あいている時間もございますので、また今回ここのところはPFI事業民間事業者も入ってきますので、民間事業者のほうで主導いただいて、例えば何か催し物をしていただいたりということも計画しながら、地域の方々とこれから調整していきたいと考えております。 ◆原田伴子 委員 今お話にもちょっとありましたけれども、民間事業者に使っていただいたりすることもあるということとか、あと2階にも市民の家が入るということからして、基本的に子どもの施設が多いわけですけれども、そういう中で、ほかのいわゆる多世代の交流なども可能なのかなというふうに考えます。PFIですということでこれまで説明を受けているので、単なる合築ではないわけですから、そうなると、そのコーディネートは誰がどういうふうにやっていくのかというふうに思うんですけれども、このあたりはどのようにお考えでしょうか。 ◎古川 企画政策課課長補佐 それぞれの事業の実施主体によってちょっと変わってくることがございますけれども、地域のほうで行っていただいたほうがいいものもございますし、ただ、今回、PFI事業として民間事業者に入っていただいております。こちらは民間収益施設を統括しますのが、ミサワホームが業務をとり行いますので、そういった中でミサワホームのほうでいろいろとイベントごとですとか、そういったものの主導もお願いしていきたいと思っています。ただ、民間だけにお任せする形ではなくて、施設供用開始後も市ですとかPFI事業者、また民間に入るテナントの方々、そういった方々を介した協議会を設けるような形で考えていますので、その中で情報共有をさせていただきながら、この施設が交流が図れる施設になるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ◆原田伴子 委員 それでは、3階に入るという小規模多機能について、先ほど柳沢委員からも御質問がありましたが、私も小規模多機能単体で入って収益が上げられるのかどうなのか非常に不安なんですけれども、そういう中で、まず3階に小規模多機能を置くということがどうなのかと。地域と連携していくということで、協力を得るということがまず大前提であると思うんですが、それはどのようにお考えなのか、お聞かせください。 ◎古川 企画政策課課長補佐 小規模多機能につきましては、ここの民間収益施設につきましては、今回事業者からの提案事項ということで、民間事業者の提案によって3階に配置されてきたということになってございます。 ◆原田伴子 委員 3階に配置された理由はわかったんですけれども、最近、小規模多機能がふえてきたのはいいんですが、定員いっぱいになっていない現状であるとか、あと地域連携という部分がちょっとないがしろにされていたりとか、はっきり言ってお泊りデイに近いような小規模多機能も散見されるというふうに考えるんですが、そのあたり市としてはどのように指導していたり、お泊りデイにならないような形にしていきたいというふうに考えているのか、お聞かせください。 ◎寺田 福祉健康部参事 今回、藤沢地区にぜひとも整備をしていきたいというのが、この間、13地区全部に小規模多機能については整備をさせていただきたいということの中で、ぜひこちらのほうで整備をさせていただきたいということでございます。来年度また事業者の公募等々を行うわけですけれども、今、委員の御指摘をいただいたことは非常に大切なことだと思ってございますので、公募をかけて選定していくということの中で、しっかりと確認をさせていただきながら、募集、応募を行っていきたいなというふうに考えてございます。 ◆平川和美 委員 まず、埋蔵文化財の期限なんですが、一応5月の末までという予定になっているんですが、これは延期するとかということはないのか、完全にもう5月末で予定どおりできるのかどうか、その辺、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎岡 企画政策課主幹 今現在調査して出土しているものとかというのは、ある程度想定どおりでして、今のところ5月末予定どおり終わる予定にしております。 ◆平川和美 委員 あと、先ほどから柳沢委員からも出ていましたが、駐車場が今回、下に、地下に16台ですか、できていますが、ただ送迎時、かなり時間が一緒になったりとかで混雑する場合があると思うんです。その辺、近隣周辺の御近所の皆さんとの、あと送迎してくる保護者同士の事故とか、あと児童の事故とか、そういうことも考えられないこともないのかなと思うんですが、その辺の対策というか、どのように考えているのか、また、その時間帯だけ警備員の配置とかはあるのか、その辺、お聞かせ願いたいと思います。 ◎古川 企画政策課課長補佐 まず、藤が岡保育園につきましては、現状は駐車場がなかったというのがございまして、ちょっと言葉は悪いんですが、道路上でとめていただいて児童を降車させるという現状がございました。今回、施設の中に駐車場を確保してくださいということが要望でございましたので、まずは施設内に駐車場を、地下の部分で配置をしていますので、道路上ではなくて、まず駐車場のほうに入っていただいて駐車をしていただく、そういったところで道路上ではないスペースをまず確保させていただいたというところになっています。どうしても朝ですとか、そういったところは混雑といいますか、集中する時間もございますので、例えばこれから保育園のほうにも駐車場の利用の仕方ですとか、そういったものも周知等をさせていただきたいと思っております。あとは警備員なんですけれども、基本的に駐車場用にということで配置を予定しておりませんので、朝の時間帯になりますと、警備員の配置はちょっと難しいかと今現在のところ考えております。 ◆平川和美 委員 そうしたら、先生方とか、そういう方たちが交互に、その時間だけでもちょっと見ていただけるのか、やはりその辺は事故も起きたりとかしている。園児が送迎時にとかありますので、その辺のところはどのように考えているのか、もう一度お聞かせください。 ◎浜野 保育課課長補佐 現在も駐車場問題に関しましては、公立保育園、御近所から御意見をいただいたりしていることも事実です。この中で、駐車場をまずはつくっていただいたというところに関しては保護者の方も喜んでいる状況ではあります。ただ、雨天のときとか混み合うとき、また時間帯によって、混み合う時間帯は保育園のほうでも把握させていただき、本来、保育士は保育に当たるところが職務ではありますけれども、お子様の安全というところに関しては今後も配慮しながら対応していきたいと考えております。 ○堺英明 委員長 よろしいでしょうか。ほかに質疑はございますでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前10時14分 休憩                 午前10時15分 再開       ────────────────────────────── ○堺英明 委員長 再開をいたします。  これで質疑を終わります。  意見はございますでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 これで意見を終わります。       ────────────────────────────── ○堺英明 委員長 最後に、(2)藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業について、市当局の説明を求めます。 ◎藤村 都市整備部長 それでは、藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業について、お手元の資料5に基づきまして御報告させていただきます。  まず1ページ、1、事業実施の合意についてをごらんください。  藤沢駅南北自由通路の拡幅及びそれに伴う駅改良につきましては、実現に向け、JR東日本、小田急電鉄及び市の三者で協議を重ねてまいりましたが、このたび三者で一定の合意が図られたことから、本年2月末に事業実施に向けた基本協定を締結する運びとなりました。  初めに、自由通路拡幅及び駅改良の形態についてでございますが、図をごらんいただきたいと思います。  昨年11月の本特別委員会において御報告させていただいた際の図と多少形状が異なる部分もございますが、基本的な考え方に変更はございません。既存の自由通路の幅が8メートルから9メートル程度ございますが、これを西側へと拡幅することにより、16メーターへと広げます。あわせて、小田急電鉄の改札口をデッキレベルへと橋上化することで、駅南北を通行する動線と鉄道の乗りかえ動線との交錯を解消するとともに、JR東日本と小田急電鉄の改札口が自由通路に面して並び、江ノ島電鉄も含め鉄道3線の改札口が同一フロアとなることで乗りかえの利便性が向上いたします。さらに、現在、小田原側にある東海道本線と小田急線を直接乗りかえる改札部分も改良することにより、駅全体としてバリアフリーや利便性の向上が図られることとなります。  続きまして、2ページ、2、藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業及び藤沢駅改良事業に関する基本協定(案)の概要をごらんいただきたいと思います。  先ほど御報告いたしました2月末に協定締結を予定している基本協定の概要について御説明いたします。  今回、自由通路拡幅整備事業と駅改良事業の2つの事業を一体として実施することになりますが、(1)事業実施に関する事項では、各事業の主体と事業費の負担について整理しております。このうち、自由通路拡幅整備事業につきましては、市が実施する事業として市が主体となり、かつ事業費を負担することになります。一方、駅改良事業につきましては、鉄道駅の改良であることから、鉄道事業者が事業主体となる事業となります。この駅改良事業では、国土交通省が所管する鉄道駅総合改善事業として実施する事業と、それ以外のその他駅改良事業の2つの事業にさらに分かれております。鉄道駅総合改善事業として実施する事業につきましては、都市側の事業と一体的に行う鉄道駅の総合的な改善について補助を行うことにより駅機能の向上を図るもので、鉄道事業者が3分の1を負担し、残りの3分の1ずつを国と地方自治体が補助するスキームとなっているものでございます。  その他の駅改良事業として実施する事業につきましては、駅の業務に必要となる事務室を広くするなど、今回の改良に合わせて駅の機能の向上を図るもので、鉄道事業者が費用の負担も含めて独自に実施するものでございます。  続きまして、(2)自由通路に関する事項をごらんください。既存の自由通路につきましては鉄道事業者の財産であり、鉄道事業者が維持管理を行っておりますが、整備後は新たに拡幅する部分も含めて自由通路全体の構造躯体について市が財産として所有し、その維持管理を行う予定でございます。  次に、その法的な位置づけでございますが、都市計画法に規定する都市施設、その他交通施設、通路として立体的な範囲を都市計画として定めることとなります。  続きまして、(3)基本協定(案)で整理している費用負担の考え方でございます。こちらにつきましては、(1)の内容と重複する部分もございますが、下の費用負担の考え方イメージを使って御説明させていただきたいと思います。  本事業は、自由通路拡幅整備事業と駅改良事業で構成されます。このうち、(1)で御説明いたしましたとおり、左側の自由通路拡幅整備事業につきましては、市が事業費を全額負担するもので、特定財源として国土交通省所管の社会資本整備総合交付金の都市再生整備計画事業の確保を目指してまいります。  次に、右側の駅改良事業のうち、鉄道駅総合改善事業につきましては、市は補助金として3分の1を負担するもので、その他駅改良事業につきましては、鉄道事業者が負担するものとなります。  以上の考え方を踏まえ、今回、事業実施の合意をするに当たりましては、市の負担額を想定した上で判断をしてきております。昨年11月の本特別委員会において概算事業費を310億円程度とお答えしておりますが、そのうち市の負担としてはおおむね180億円程度と見込んでいるところでございます。ただし、これは現時点での想定となりますので、具体的な事業費や事業期間、さらに三者の費用負担額につきましては、基本協定締結後に実施する基本設計及び詳細設計で明らかになる予定でございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  続きまして、3ページ、3、今後のスケジュールをごらんください。  2月末に基本協定を締結した後に基本設計を実施することになりますが、小田急電鉄とは今年度内に着手し、JR東日本とは平成31年度からその着手を予定しております。その後、平成33年ごろから詳細設計を予定しており、市といたしましては、平成35年ごろの工事着手を目指し、鉄道事業者と調整を進めてまいりたいと考えております。  最後になりますが、3ページ下側の藤沢駅南北自由通路整備イメージをごらんください。自由通路を拡幅し、小田急電鉄の改札がデッキレベルに上がり、JRの改札と並んだ際の駅南口側から北口方向を望むイメージパースとなります。本市にとっては重要かつ、また事業費及び事業期間においても大規模な事業となりますが、藤沢駅周辺の再活性化及び市域全体の魅力アップや経済活性化に資する事業となるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上で藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業についての御説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○堺英明 委員長 説明が終わりました。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。 ◆加藤一 委員 今月末に三者で事業実施に向けた協定を締結するという御報告がありましたが、藤沢駅の核となる事業がいよいよスタートすることになって市民にとっても喜ばしいことだと思っております。  そこでお聞きしますが、全体事業費約310億円のうち、市の負担が約180億円との御報告をいただきましたが、全て市が負担する費用という認識でよろしいのでしょうか、お聞かせください。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 現時点で想定される市の負担額約180億円につきましては、自由通路拡幅整備事業に係る市費と、いわゆる借金となる起債及び駅改良事業のうちの鉄道駅総合改善事業に対する3分の1の費用となります。これらが全て市の負担となる額となります。したがいまして、国からの補助金等は含まれてはございません。 ◆加藤一 委員 そうしますと、全体の6割ぐらいが市の負担かと思いますが、今後、この180億円がふえる可能性というのはあるのでしょうか。また、最終的に事業費や各社の負担額、また事業期間が確定するのはいつごろになるのでしょうか、お聞かせください。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 今回の全体事業費及び市の負担額につきましては、平成27年度及び28年度に実施しました調査設計での出された概算事業費をもとに算出した想定額でございますので、協定締結後に実施する基本設計、詳細設計を経て明らかになってくるものでございます。最終的には詳細設計が終了した時点で全体事業費、各社の負担金額、それから事業期間をお示しした上で工事に着手することとなります。 ◆加藤一 委員 そうしましたら、今後市の負担額がふえないようにといいますか、むしろ下がるように努力をしていただければと思っております。  事業実施に向けた基本協定の締結ということですが、今後事業がとまるというようなことはないのでしょうか、お聞かせください。 ◎川﨑 藤沢駅周辺地区整備担当参事 今の御質問の事業がとまることはないのかということなんですけれども、基本的にこの基本協定の締結というものは今までJR、小田急、市の三者で協議してきた中で一定の負担が出てきた中で進めていきましょうというものになりますので、進めていこうということになります。今後、先ほど答弁がありましたように、基本設計等に入っていくわけですけれども、やはりこれだけの大きい事業ですから、事業を推進していく中で大きな課題ですとか見直しをしなければいけないような状況が生じる場合がございます。ただ、例えば今想定しています国庫補助金が不採択になったとか、そういうことも考えられることもございますので、その場合は改めまして事業計画について関係者と協議が必要であると考えております。 ◆加藤一 委員 わかりました。  それでは最後に、藤沢駅のほかに村岡の新駅であるとか市民会館というようなことがこのところ報道されていますが、大規模な事業が続くということが想定されています。中期財政見通しの報告にもあったように、平成31年度から35年度までの5年間に約584億円の財源不足が見込まれるということですが、財政圧迫につながることはないのでしょうか。資金面でのやりくりをどのようにお考えになっているのか、お聞かせください。 ◎藤村 都市整備部長 御質問のとおり、昨年末に議会に御報告いたしました中期財政見通しにおきまして、本市の財政状況は引き続き大変厳しいものになっているということは認識しているところでございます。一方で質問にもございましたように、藤沢駅周辺の再整備事業、それから村岡新駅を核としたまちづくり、あるいは市民会館の建てかえなど、これらの事業につきましては、市民や団体などからこれまで多くの要望が寄せられており、本市にとっては長年にわたって懸案事項となっていた政策課題でございまして、これ以上先送りもできない状況という面もございます。  特に本市の顔でもございます藤沢駅、40万人以上の乗降客が利用する藤沢駅周辺の再整備につきましては、今から約40年ほど前に我々の先輩が整備してきた事業でございまして、我々といたしましては、この今の形を次の世代に、今の時代にマッチした形に再整備して引き渡していくという責務があるというふうに思って取り組んでいるところでございます。事業の実施に際しましては、これもたびたび申し上げているところでございますが、本事業が本市の財政に及ぼす影響は十分大きいと認識をした上で、この事業手法や財源確保、また、事業費の平準化などにあらゆる可能性を追求して取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ◆永井譲 委員 自由通路ですけれども、自由通路の幅を現在の約8メートルから16メートルに拡幅するという御説明がありましたけれども、この16メートルにする根拠などのようなものがあれば、その点をお聞かせください。 ◎佐々木原 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 将来交通量から歩行空間の幅員を算定するための大規模開発関連交通計画マニュアルという基準から、その中でゆとりを持った空間となるサービス水準Aに基づいて決めております。 ◆永井譲 委員 小田急電鉄の橋上化に伴いまして、鉄道3線、JR、小田急、江ノ電の乗りかえの利便性の向上が図られるのはいいことだと思いますけれども、小田急線の地上レベルから直接駅南口に出たい人にとって1階の改札は必要であると考えます。私どもの会派で何度か質問をいたしておりますが、1階の改札は今回の改良でなくなってしまうのでしょうか、この点についてお願いします。 ◎佐々木原 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 現在ございます小田急電鉄地上部の1階改札口につきましては、南口駅前広場とのアクセス面では引き続き有用でありますが、最終的には小田急電鉄の判断になると考えております。小田急電鉄からは、お客様の流動や自由通路拡幅に伴う構造的な課題などを踏まえまして検討したいと聞いております。 ◆永井譲 委員 自由通路の拡幅される小田急線側には、現在、観光案内所の湘南藤沢コンシェルジュがありますけれども、整備後も改札から近い場所に置いたほうがいいのではないかと思うんですけれども、この移転についてはどんな予定があるでしょうか。 ◎佐々木原 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 観光案内インフォメーションとしてコンシェルジュ機能の設置は重要と考えておりますが、現時点ではまだ決定しておりません。基本設計などの実施と並行して、わかりやすく、情報発信がしやすい場所を確保できるように、鉄道事業者と協議調整をしてまいりたいと考えております。 ◆西智 委員 先ほど財政の話が出て180億円と結構な金額がかかるわけなんですが、それで、ここの目的等を見ると市民の利便性・回遊性向上、町の活性化、そしてバリアフリー化とあるんですが、整備自体は非常にいいことだと思うんですが、180億円かけてするには、もう少し具体的な効果ですとかがわかるといいかなと思うんです。例えば村岡新駅で言えば、通勤時間短縮による直接的な効果何十億円とか、経済効果が十何億円とか出ていると思うんですが、そういったもう少し具体的な効果というのは何か言えるものがあるんでしょうか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 藤沢駅周辺につきましては、今ありました村岡新駅のような経済効果を推計するようなことは現在しておりませんが、藤沢駅周辺地区再整備事業で位置づけております事業を進めることで、増加傾向が続いております鉄道利用者や駅利用者というものを、改札から駅前に、駅前から南北につながる町に回遊いただくということを目指して、駅周辺全体の活性化やにぎわいづくりを目指しているところでございます。  その中で自由通路拡幅及び駅改良につきましては、まずは駅の中から改札を出て自由通路に出やすくするということで、南北の町が見えやすく行きやすくする第一歩になると思いますので、その中で核となる事業というふうに考えております。自由通路拡幅などを含む藤沢駅周辺地区再整備事業の波及効果の一つといたしまして、民間事業者による建物や都市機能の更新ですとか、あるいは新たな投資につながることも我々としては目指しておりますので、今後もそういったことも含めて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◆西智 委員 わかりました。  あと、3ページ目のスケジュールなんですが、平成35年から工事が始まるということで、完成はいつを予定しているのでしょうか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 完成時期、事業期間につきましては、先ほど御説明にもございましたが、基本協定締結後に実施する基本設計及び詳細設計で明らかになる予定でございます。したがいまして、現時点では、完成時期ということが見えておりませんが、できるだけ事業期間の圧縮が図られるよう検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆柳沢潤次 委員 総額の話が出ておりました。310億円で藤沢市が180億円の負担にほぼなるという話ですが、これは自由通路や駅舎の施設の市の負担分を加えてという話だったように思いますが、サンパール広場、あるいは南口のほうのペデストリアンデッキですとか、その辺の改修も含めるとどれぐらいになるんでしょうか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 そのあたりにつきましては、現時点ではそれぞれの事業のところの調整も進んでおりませんので、全体については御回答を控えさせていただきます。 ◆柳沢潤次 委員 一体でやっていくわけですから、ぜひその辺の見通しも含めて後でも結構ですからお示しいただきたいというふうに思います。  そうすると、自由通路の拡幅工事に伴う金額が幾らでというか、180億円の内訳みたいなものもまだ現時点では難しいということでしょうか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 今、御質問にございましたとおり、現時点ではそのあたりは回答を控えさせていただきます。 ◆柳沢潤次 委員 もう一つ、駅施設などの移転補償というのも入っているわけ、市が負担するわけですよね。これは具体的には、今ある施設のどことどこをどう移転するのか、移転補償費として出すことになるのか、もう少し具体的にお聞かせいただきたいと思います。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 具体的な個々の施設ということではないんですけれども、現在、自由通路を拡幅することによって支障となる部分を基本的には移転、プラス工事をする際に移転させなければ工事ができないというところに当たる部分について移転補償することになりますので、一番わかりやすく申し上げますと、JRの自由通路に入ったところに券売機ですとか、みどりの窓口とか、その上に駅務室等がございますけれども、そのあたりが移転になってまいります。それ以外につきましても、小田急側ですと1階の改札のあたり等も移転になってまいります。それ以外にも多々ございますが、大きくはそのあたりがなってくる予定です。 ◆柳沢潤次 委員 そうしますと、みどりの窓口の結構大きな施設、事務室のようになっていますけれども、この図面を見ると、どこへ持っていくんでしょうかね。自由通路にまた戻すということはないんだろうと思うんですが、この改札の前の辺に持ってくるのか、その辺はどのような協議がされているんでしょうか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 具体的な場所につきましては設計等を経た上で決定となりますが、現時点での想定の中では自由通路に面したあたりの緑色のところになるのではないかというふうに考えております。詳細については今後決定してまいりたいと思います。 ◆柳沢潤次 委員 それと、駅の改良の中に、何度か我々としても提起をさせていただいていますが、ホームドアの設置の話ですけれども、今回のこの駅改良事業に伴って、小田急とJRのほうでホームドアの設置をどう考えているのかというのは現時点で改めてお聞きをしておきたいと思います。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 ホームドアにつきましては、まず小田急電鉄につきましては平成29年6月の記者発表で、藤沢駅は今回の大規模改良工事にあわせて整備を計画するというふうに発表されておりまして、今回の基本協定を締結する計画の中でもホームドアの設置が含まれてございます。JR東日本につきましては、昨年の3月の記者発表で、東海道線の東京-平塚間につきましては2032年度末ごろまでに設置するというふうに発表されておりますが、現時点では藤沢駅改良の中で一体でやるか等につきましてはまだ調整していないという状況です。 ◆柳沢潤次 委員 ホームドアは国のほうの負担で主に補助金もついてやっていくということになると思うんですが、これは市の負担も出てくるんですか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 JR東日本のほうが、整備する側のほうが補助金を活用するということを決めた場合には基本的には補助の負担が一定程度ございます。 ◆柳沢潤次 委員 ホームドアについては、大変事故も多いわけでして、藤沢の乗降客の多さから考えたときに、積極的にこれはやっていくべきだというふうに、市の負担がどうなるかということもあるわけですけれども、積極的にやってもらいたいなというふうに思っているところでありますが、次に行きます。  今度の自由通路を含めて、今回の報告にはないんですけれども、エリマネの導入というのがこの間ずっと報告をされてきて、勉強会をしているという状況が1年前にも報告をされていますが、この間どんな状況で勉強会をされてきているのか、まずお聞かせください。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 昨年11月の本特別委員会において御報告させていただいた以降につきましては、勉強会をその間、12月、1月と1回ずつ開催しているところでございます。その中では、今後、エリアマネジメント組織を設立する際にはどういった事業概要でやっていくことができるのかということについて検討しております。 ◆柳沢潤次 委員 市が管理していけば問題はないわけですが、そうじゃなくてエリアマネジメントの導入ということで、言ってみれば、どういう組織になるかはまだ決まっていないようですが、民間に活用方法、管理も含めてになるんでしょうか、任せていくという形になるわけで、これは市民の財産なわけですから、今までと違うような使い勝手が悪くなるようなことになってはいけないというふうに思うんですが、エリマネの管理をする施設の範囲というのはどのように考えておられるんでしょうか。例えば自由通路も入る、あるいはサンパール広場、南口の広場も全て入れるのか、あるいは地下の通路も入るのか、その辺は市のほうとしてはどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 現時点の想定という形になりますけれども、まずは現在工事中のサンパール広場と整備を終えているサンパレットというものを当初からその範囲として考えていきたいと思っております。それ以降につきましては、整備が終わり次第その施設を順次という形になるんですけれども、南口の駅前広場ですとか地下道、地下通路、それから先ほどお話にございました自由通路につきましては現在調整中ですけれども、そういったことも視野に入れて進めていきたいというふうに考えております。 ◆柳沢潤次 委員 エリマネの管理の仕方、単にイベントを打っていくとか、そういうふうな組織にするのか、あるいは管理の責任を持つ管理権限も持っていくというような強い管理機構にしていくのか、その辺のあり方、基本的な考え方というのは、市のほうとしてはどういうふうに持っていらっしゃるんでしょうか。今、勉強会をやっているということですが、その勉強会の中身を全部任せてしまうのか、それとも市として、こうあるべきだというのを提起して話し合ってもらうというふうにするのか、その辺のスタンスをお聞きしたいと思います。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 御質問にありました、まず最初にございましたイベント等をしていくのかというところにつきましては、まさにエリアマネジメント組織側できちんと考えていくところでありますし、そういったこともやってもらいたいというふうには考えておりますが、2つ目にございました権限につきましては、そもそもエリアマネジメントに対しては、市としては権限を移譲するものではなく、市が権限を持ったままで利用者が駅前広場などの道路空間を利用する際にエリアマネジメント組織が代行的な役割を果たすというふうに考えておりますので、そういったことで、より使いやすくなるということを目指しております。 ◆柳沢潤次 委員 いつも話をさせていただいていますが、例えば広場にしても自由通路にしても、市民がいわゆる表現をするために使っているような場合があるわけですよね。宣伝をしたり、あるいはフルートを吹いたり、この前はサックスを吹いている人もいましたけれども、もちろん、通行の邪魔になることはだめなのは当然のところなんですが、許容される範囲内で今までどおりできるようなことにしていかないとまずいと私は思うんですよね。どんどんそこを狭めるというようなことになるのは私は逆なことだというふうに思うんですが、その辺はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎川﨑 藤沢駅周辺地区整備担当参事 我々が目指しているものは、あくまでも新しく整備されたところに人がにぎわっていただくということと、あと維持管理上も高質、きれいに保っていくということがやはり一番の目的でもございます。そういう中では、委員御指摘のとおり、市民の表現をする場にもっと制約がかかるんじゃないかという御指摘ですけれども、今もサンパール広場であれば、道路という位置づけの中の一定のルールがある。我々が今考えておりますのは、やはり道路上ですとなかなか規制が強い部分もありますので、今、補助制度を受けています社会資本整備総合交付金、都市再生整備計画事業の中で、そこに位置づけた中では道路の規制緩和という制度もございます。  もう一つとしては、他市の事例の中でも、道路の上の部分、表面の部分に広場条例というものを制定した中で、一定のルールの中で使っていただくというのも視野に入れて、今、勉強会の中では検討している状況でございます。ですから、いずれにしても、我々としては使い勝手が今よりもよくなるようなことを想定して今勉強会を行っているところですので、一定のルールを持った中で適切に管理し、使っていくというものを目指しているものでございます。
    ◆原田伴子 委員 1ページ目の駅改良の形態の図は2階を横に切った感じかなというふうに思うんですけれども、今回、小田急が2階に上がったことによって、3階、4階の部分を上に載せることも可能かなというふうに思うんですが、このあたりJRさんや小田急さんからどのようにお話を聞いているか、お聞かせください。 ◎武内 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 小田急のデッキがある2階フロアから3階、4階の部分になりますけれども、まず、3階部分につきましても、一定の駅施設というものが入る予定になっております。一方で、乗りかえ改札から一度階段を上がって3階部分を通って自由通路に行けるようなルートも今想定されておりますので、その周りの部分である程度商業施設をやることは可能な区間がございます。現在、そこの場所で小田急電鉄のほうが商業をやるかどうかということにつきましては明らかになっておりませんが、その可能性はあるというふうに考えております。 ◆原田伴子 委員 そうなると、小田急さんが3階以上とか、今、リエール藤沢さんは余り大きな施設ではないですけれども、拡張できるスペースもあるとなると、商業施設が今以上に駅周辺というか、駅の直近にふえてくるのかなということも想定できるかと思うんですが、このあたりは駅ナカではありませんが、駅の中心部ということで、かなり近隣の商店街とも関係性としてはいろいろあるのかなというふうに考えます。そのあたり、商工会議所とか、飲食店なんかも影響を受けると思うのですが、話し合いはどのようになっているのか、お聞かせください。 ◎川﨑 藤沢駅周辺地区整備担当参事 この事業につきましては、商工会議所のほうにも当然報告をさせていただいていまして、あと、今の南口の駅前ですと、当然その検討会の中にも経済団体の方にも入っていただいた中でいろんな御意見を聞いてございます。今後、鉄道事業者が仮に商業施設展開をしていくとなったとしても、今の経済団体の方の意見としては、まず我々は自由通路を広げて駅を改良することによって、そこに人に出ていただこうと。そこの中から、今度は北口、南口に波及して広がっていただこうということを目標にしています。現に北口、南口の中でも、かなり老朽化しているビルの中で建てかえの検討等もされている権利者の方もいらっしゃいますので、そういう面も含めまして、なるべく広く情報提供しながら進めてまいりたいと考えてございます。 ◆原田伴子 委員 先ほどもちょっと加藤委員のほうから話がありましたけれども、村岡新駅という話もある中で、これで辻堂と藤沢の駅も改良して大きくしていく。村岡にも駅をつくるということになると、大きな駅が3つそろうわけですけれども、このあたりの東西軸のバランスですとか、まちづくりの考え方という点でどのようにお考えなのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ◎三上 都市計画課長 駅の整備ということを今、委員会のほうでも盛んに報告があるところでございますが、都市計画としても、今までの藤沢の鉄道の資産というものを非常に活用していくという方向性でこれまでも来ている。今までも善行駅に始まり、湘南台駅という中間駅を設置してきておりますけれども、これからも東西軸としての機能強化、それから村岡新駅による交通上は藤沢駅の一点集中という部分の分散化、こういったところを考えているところでございます。そういう意味では、この駅の利便性を上げて、公共交通としての利便性を全体として上げていくというのは、藤沢市の都市計画の都市構造としても重要な事業であるというふうに考えております。 ◆原田伴子 委員 一方で、先ほどから話題に出ています中期財政フレームによると、584億円足りないというのが35年までですよね。これらの工事が35年以降に行われるとなると、村岡、藤沢、市民会館を足すとざっとで350億円ぐらいかかるわけですよ。このあたりを進めていく、先ほどの話だと団体や市民からの要望があるのでということでしたが、とはいえ本当に進めていくのかということになると、特に村岡などは新たに駅をつくって、新たなまちづくりをということについて、これらの費用をどうやって捻出していくのかということを市民に御理解いただかなければいけないと思うんですが、そういう意味でも、村岡新駅など藤沢駅、辻堂駅の乗降客の方々にも大きな影響を与えるわけですから、必要なのかどうか市民に問うようなこともするべきではないかというふうに考えますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎藤村 都市整備部長 今の御質問の中にございました一番最後に原田委員からありました村岡新駅について、その是非を問うという部分の考え方でございますが、大きく2つございまして、一つは、鉄道利用者としての駅ができることによる、前の委員会でもこういう議論があったと記憶しておりますが、例えば藤沢市民でいきますと、藤沢駅、それから辻堂駅利用者の方が東京方向に向かうときに、新たに駅ができて、そういう利用者の方にとっては、果たしてそれがプラスになるのかどうかというところが問題でございます。また、神奈川県全体で考えましても、藤沢は藤沢に駅ができるわけですから、さまざまな経済効果等を踏まえて、それはプラスに働くわけでございますけれども、例えば茅ヶ崎市民、平塚市民の方がどう思われるかという大きな考え方もございます。  村岡の事業につきましては、きょうは藤沢の委員会でございますが、神奈川県も含めた、鎌倉市も含めた三者で、大きく言えば県の事業としても進めているところでございますので、駅そのものを駅の利便性という視点からいったところの考え方は、神奈川県全体で神奈川県がリーダーシップをとってこれから県民の皆様に十分説明をしていくというところではございます。  一方で、質問の前段にございましたように、とはいっても財政的なところが大丈夫なのかどうかというところでございますが、この場で私の立場でこれがいけますよという話はもちろんできませんが、村岡につきましては12月の定例会で御報告した中でも申し上げましたが、これから神奈川県、鎌倉市とともに、JRに対して概略設計を行っていただくように要望しております。その中で事業費が本当に明らかになった時点での最終的な判断というのは、平成32年度に今予定しておりますので、まず、その時点をもって最終的な判断は必要となりますが、現時点でどうかというところにつきましては、先ほど加藤委員の御質問での答弁ともなりますけれども、私ども事業部隊としては極力事業費の縮減を図っていくというところに今は傾注させていただきたいと思っております。回答になっていない部分もありますけれども、以上でございます。 ○堺英明 委員長 よろしいでしょうか。ほかに質疑はございますでしょうか。よろしいでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前10時59分 休憩                 午前11時00分 再開       ────────────────────────────── ○堺英明 委員長 再開をいたします。  これで質疑を終わります。  意見はございますでしょうか。よろしいでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 これで意見を終わります。       ────────────────────────────── ○堺英明 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。  その他委員の方々から発言はございますでしょうか。よろしいでしょうか。               (「ありません」と呼ぶ者あり) ○堺英明 委員長 これで委員会を閉会いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時01分 閉会       ────────────────────────────── 以上のとおり相違ありません。 藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。 藤沢都心部再生公共施設整備特別委員会 委員長  堺   英 明...