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  1. 藤沢市議会 2017-12-21
    平成29年12月 補正予算常任委員会−12月21日-02号


    取得元: 藤沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    平成29年12月 補正予算常任委員会−12月21日-02号平成29年12月 補正予算常任委員会 平成29年12月21日 1.日   時  平成29年12月21日(木) 午後1時10分開会 2.場   所  議会議場 3.出 席 者      委 員 長  竹 村 雅 夫      副委員長  神 村 健太郎      委  員  土 屋 俊 則   北 橋 節 男            桜 井 直 人   清 水 竜太郎            有 賀 正 義   阿 部 すみえ            平 川 和 美   加 藤   一      欠席委員  な し      議  長  松 下 賢一郎      副 議 長  浜 元 輝 喜      傍聴議員  大 矢   徹   武 藤 正 人      理 事 者  宮治副市長、関口財務部長中山財務部参事臼井財政課主幹、            中峯経済部長嶋田経済部参事饗庭産業労働課主幹、            齋藤観光シティプロモーション課長橘川経済部参事
               中村農業水産課主幹、その他関係職員      事 務 局  土居議会事務局長室伏議会事務局参事田口議事課長、            浅上議事課課長補佐榮議事課上級主査小宮議事課書記 4.件   名  (1) 議案  第82号  平成29年度藤沢一般会計補正予算(第6号)       ────────────────────────────── ○竹村雅夫 委員長 ただいまから補正予算常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○竹村雅夫 委員長 お諮りいたします。委員会日程はお手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○竹村雅夫 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。       ────────────────────────────── △(1) 議案 第82号  平成29年度藤沢一般会計補正予算(第6号) ○竹村雅夫 委員長 日程第1、議案第82号平成29年度藤沢一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆北橋節男 委員 では、質問させていただきます。  それでは、農林水産業費漁港施設台風被害復旧等対応費について質問いたします。  片瀬漁港西防波堤にあるウッドデッキ転落防止柵は294メートルあると聞いております。けさ見てまいりました。アクリル板メッシュの柵があるんですけれども、アクリル板はほとんど外れておりまして、ぶらぶらになっています。一方のメッシュのほうは、ゆがんでいるものは見受けられたんですけれども、外れているものはありませんでした。工期については4カ月ぐらいかかると聞いておりますけれども、今回、つまりアクリル板だけの修理なのかどうかについて説明していただければと思います。確認させてください。 ◎鈴木 農業水産課課長補佐 具体的な被害につきましては、ワンスパンが2メーター幅になりますパネルが全部で147枚ございます。そのうち、アクリルタイプは、7枚が全て飛んでしまっている状況なんですけれども、あとメッシュタイプが全損してしまっているのが19枚という形になっておりまして、そのほか部材交換を伴う箇所がありますけれども、それも使用できる部材については再利用させていただくような形を考えております。 ◆北橋節男 委員 今、アクリル板メッシュについて説明していただいたんですけれども、費用の面で内訳になると思うんですけれども、アクリル板メッシュの板の単価も含めて確認させていただきたいと思います。  また、ウッドデッキということなんですけれども、本日見てきましたところ、波打っていて一部歩きにくいところがあって危険ではないかなと思っていますけれども、ウッドデッキについても対策を考えているならば教えていただきたいと思います。 ◎鈴木 農業水産課課長補佐 単価についてなんですけれども、アクリル板につきましては、部品で19万円ほどになっております。メッシュタイプにつきましては、部品の値段としては13万円という形になっております。  ウッドデッキの飛散しているところに対しましては、修繕で対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆北橋節男 委員 アクリル板についてなんですけれども、特注品だというふうに聞いております。業者特注品ということでもう決まっているのではないかと思いますけれども、業者が波に強い形に変えるということが必要なのではないかなと考えています。同じ形状では、同じ津波や災害に耐えられないというふうに考えますので、安全な面からいったらば同じ形状ではないほうがいいのではないかと思います。また同時に、反対側チェーンが下がっているだけだったんですけれども、そちらについての対策も予定していれば説明してほしいと思います。 ◎鈴木 農業水産課課長補佐 アクリル板のほうに関しましては、転落防止柵の設置につきましては、現行水準の普及を考えておりまして、別途対策を考えていきたいと考えております。あと転落防止柵反対側につきましては、チェーンがあるんですけれども、転落防止柵反対側に、ポリカーボネートの高さ1.5メーターになるんですけれども、こちらの転落防止柵を設置する予定となっております。 ◆北橋節男 委員 今、別途で対策を考えているというふうに言われたんですけれども、別途ということについて具体的に何かございますか、教えていただきたいと思います。 ◎中村 農業水産課主幹 今回は、プロムナードから泊地側転落防止の柵なんですけれども、委員から指摘がありました高波のほうの対策について、転落防止柵とは反対海側越波対策の柵を設けることを別途の対策として考えているということです。具体的には、1.5メーターの高さのポリカーボネート製のもので、これは北国のほうですか、海沿いの道などで同じように越波対策で道路の交通支障が出るようなところの対策として開発が進められたもので、国土交通省の新たな工法として採用されているもので、そちらのほうを使っていきたいと考えています。 ◆北橋節男 委員 それでは次に、商工費のほうに移りたいと思います。  観光施設台風被害復旧等対応費ですけれども、閉鎖中の岩屋収入はなくなってしまったわけですけれども、この岩屋収入について、例年の収入とことし現在までの収入がわかれば教えてください。  また、今回これは岩屋収入だけではなくて、地元の商店も非常に影響を受けていると思います。観光客岩屋に入れなくても、江の島に来てくれるというような市側としての対策や工夫があれば、市がどう考えているかについてもお聞かせ願いたいと思います。 ◎木村 観光シティプロモーション課課長補佐 まず最初の収入の面についてのお答えでございますけれども、平成28年度の岩屋利用料金収入につきましては、1年間で約1億8,400万円というような状況でございました。今年度の予算につきましては、過去の平均等々を勘案した中で計上させていただいておりますが、こちらについては1億2,769万円を計上しておりまして、この中で現在の収入が1億1,591万9,000円というような状況となっております。  また一方で、付近商店対策というような部分でございますけれども、御指摘のとおり、岩屋におりられない、または稚児が淵の岩場におりられないというような状況でございまして、通行どめの場所からまたお戻りをいただくような形になっておりまして、まずはこちらを最優先して取り組みをさせていただいておりまして、こちらの回遊性を確保するということを第一優先で今取り組んでいるところでございます。  もう一点は、奥側にも、岩屋付近にも魅力的な撮影のスポットですとか、あるいは商店があるということがございますので、こういう部分につきましては、観光事業者と連携をしながら、そういう魅力的なものを発信できるような仕組みといいますか、仕掛けを今現在考えているという状況でございます。 ◆北橋節男 委員 インスタ映えするようなところが多ければ多いほどお客様は集まると思いますけれども、ぜひこれからもよろしくお願いしたいと思います。  もう一つです。年度内には岩屋まで歩いていかれるようにするという目標だと聞いておりますけれども、安全面十分対策を講じていると思いますけれども、先ほどと同じく、津波や地震に強い、さらに安全な階段や橋を望みます。具体的な事例を今考えていましたらば、お教え願いたいと思います。 ◎木村 観光シティプロモーション課課長補佐 当初、年度内岩屋営業再開を目指して、こちらも取り組みを進めてこさせていただいた経過がございますけれども、今回の補正によって今後必要な工事対策が講じられるわけでございますが、その工期から考えますと、年度内というのは多少難しい部分があるんではないかというふうに考えております。こちらは海象状況問題等工事に影響する部分がございます。しかしながら、ゴールデンウイークには非常に多くのお客様岩屋のほうに足を運んでいただいている状況でございますので、まずは一刻も早い復旧を目指してまいりたいと考えています。  あと復旧安全対策についてでございますけれども、もちろん営業することも大事でございますが、安全対策についても非常に重要な要素だというふうに考えておりますので、そちらについては営業支障がないような安全対策を講じる中で、まずは取り組みを前に進めさせていただいて、今回の補正工事とあわせて設計委託を出させていただいておりますが、こちらについては、どういう手法で取りつけるものが一番いいのかというようなことも視点として入れさせていただくことを想定しております。ある程度の耐久性は必要だとは思いますが、何十年に1回の大きな台風が来たときに、今回のように多額な費用がかかってしまったり、あるいは長期間かかってしまったりということがあってしまってはいけないということもありますので、一方では、そういった中で短期間で、あるいは安価復旧ができるような手法はないかというような視点も取り入れながら、この設計を委託してまいりたいと考えております。 ◆土屋俊則 委員 では、まず漁港施設台風被害復旧等対応費についてですが、先ほど質疑の中で高波対策のことでお話がありました。柵を設けていくだとか、北国のほうで使っているようなポリカーボネートのようなものを使っていくとか、そんなようなお話があったんですけれども、そうした費用については今回の補正に含まれているのかどうなのか、それをまず確認させてください。 ◎鈴木 農業水産課課長補佐 高波対策費用につきましては、今回の補正予算には含まれておりませんが、平成31年度の実施に向けて国等関係機関と協議を進めております。 ◆土屋俊則 委員 わかりました。では、これから出てくるということですね。  あと工期が4カ月ということでありますから、ゴールデンウイークに重なるのか、重ならないのか、その辺になってくるかと思うんですけれども、多くの観光客が訪れるわけで、ここでも安全対策をしっかりとらないといけないのかなと思うんですけれども、その点の安全対策はどうなっているかも、全然入れないということなのか、その辺も含めてどうなんでしょうか。 ◎鈴木 農業水産課課長補佐 ゴールデンウイーク部材製作が終わっているかどうかという時期になりますので、完全な開放は難しいと考えております。観光客に対する安全対策につきましては、工事を実施する部分でしっかりと作業帯を確保するとともに、交通整理員を配置するなど可能な範囲で開放していきたいと考えております。 ◆土屋俊則 委員 では、続いて観光施設台風被害復旧等対応費についてです。岩屋が開所して以降、こうした工事がこれまでもあったのかどうなのかということと、また、今回のような営業が中止になった期間というのはトータルでどのくらいになるのか、その辺をまず教えてください。 ◎木村 観光シティプロモーション課課長補佐 江の島岩屋平成5年に営業再開をしておりまして、波打ち際といいますか、海に面しているということがございますので、台風時にはやはり被害が発生するような事案はございます。その場合には、適宜閉洞しながら工事を行うというような事案もございますけれども、今回のような大きなものというのは事例としては確認ができておりません。また、閉洞した期間でございますけれども、これまで約25年間ございますが、本日現在でも台風被害によるものが延べ11件あるというような状況でございまして、そのほかにも、東日本大震災に伴う復旧というものが1件ございました。そのほかには、工事ということで未然に被害を防ぐような工事を行うという事案が3件ございましたので、合計15件の閉洞をしながらの復旧を行ったような経過がございます。 ◆土屋俊則 委員 ただ、そういう中でもかなり大きな事故、大きな被害だということでありますが、復旧工事そのもの予算額は5,788万8,000円で、実質的委託が934万円ということであります。第二階段の崩落、第二歩道橋の高欄の支柱の損壊の復旧工事ということの設計委託ということなんですが、これは江の島岩屋施設復旧工事とは別に今後また工事が行われて、工事そのものにもまた費用がかかっていくという理解でいいのか、確認をさせてください。 ◎木村 観光シティプロモーション課課長補佐 御質問のとおり、今回の設計に伴って工事費用を別途計上させていただいて、予算の手当てをさせていただきたいと考えております。 ◆土屋俊則 委員 そうなってくると、当然費用のほうも相当かかってくるのかなと思います。ただ、そうはいっても、観光に携わっている方々からも、先ほどお話がありましたが、やはり岩屋が閉所になって観光客が来なくて困っているという声が上がっています。一日でも早い復旧を目指すべきですし、先ほどそういうような答弁もありましたけれども、その点でこんな手だてを今講じていますというような具体的な手立てがあればお聞かせください。 ◎木村 観光シティプロモーション課課長補佐 復旧については、御指摘のとおり、一刻も早くできるような形で鋭意努力してまいりたいというふうに考えております。  手立てといいますと、先ほどもちょっと御答弁をさせていただいた内容にもなってしまうんですが、あの岩屋場所で大規模な工事を行うということ自体が非常に難しい部分がございますので、抜本的なものをもう一度再構築する必要があるのか、短期間、あるいは安価でできる方法がないのかというようなことを、まず今回の復旧については視点として取り入れてやっていきたいと考えております。いずれにしても、岩屋自体は本市を代表する観光施設となっておりますので、こちらのほうに一刻も早い復旧をして利用者の方にお使いをいただく、楽しんでいただくというような状況をつくってまいりたいと考えております。 ◆土屋俊則 委員 安価でというようなお話がありましたけれども、私もそのようには思っています。岩屋に向かうアプローチをどうしていくのか、そういうことも含めて検討をして、費用を縮減していくということが非常に大事なのかなと思っていますので、その点、改めてお考えがあればお聞かせをください。 ◎木村 観光シティプロモーション課課長補佐 御指摘のとおり、費用の縮減については大事な要素でございますので、そういった視点を常に持ちながら考えてまいりたいと考えております。 ○竹村雅夫 委員長 よろしいでしょうか。ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○竹村雅夫 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午後1時28分 休憩                 午後1時29分 再開       ────────────────────────────── ○竹村雅夫 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。                (「進行」と呼ぶ者あり) ○竹村雅夫 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第82号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○竹村雅夫 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。       ────────────────────────────── ○竹村雅夫 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○竹村雅夫 委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。  そのほか委員の方から発言はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○竹村雅夫 委員長 これで委員会を閉会いたします。       ──────────────────────────────                 午後1時30分 閉会       ────────────────────────────── 以上のとおり相違ありません。 藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。 補正予算常任委員会 委員長  竹 村 雅 夫...