○
宮戸光 委員長 ありがとうございました。
今、
お話があったように、県内でも5市ほど本
会議に
出席をされているというふうな
状況だということでございました。
全国議長会、昨年の
フォーラムの中でもこのテーマで御講演がありまして、
議会改革の中でいろいろと
教育に対して
チェックを行っていくと。
政治介入ということではなく
チェックを行っていくという観点から、
全国議長会の
フォーラムの中でもそんな
お話もございました。
きょうここでどういうふうな形にしていこうというような決定はするつもりもございませんけれども、ある一定の
方向性というんでしょうか、そういった形で何か
議論を今後つなげていければなというふうに考えておりまして、せっかくですから何か御
意見とかがございましたら、いきなりでございますけれども、何かございましたら御発言いただければなと思います。
委員の
皆さん、どうでしょうか。
◆
大矢徹 委員 きょう初めて聞いた話ですので、基本的には持ち帰って
議論をしなければいけないことだというふうに思います。
まず
1つ目が、何でこう
出席を求めるのかという、その目的について
確認をしなきゃいけないというふうに思いますし、また、
教育委員を受ける際に
議会の
答弁がありますよということを承知しているのか、いないのかということも含めて、その点についても
確認をしなきゃいけないと思いますし、また、
教育委員会として今、
出席をしているわけで、改めて
教育委員長を
議会に
出席させるという
教育委員会側の考えというものも
確認をしなきゃいけないと思いますので、そういった
部分を
説明なりをいただいた上で、会派でしっかりと
議論をしていきたいと思います。
○
宮戸光 委員長 ただいま御
意見がございまして、目的をはっきりさせなければいけない、また、
教育委員会の
委員さんの
考え方を聞いたほうがいいというような、大きく2つですかね。そういうふうな
お話がございました。
教育委員会の
委員さんに対しては、やっぱり今後いろいろと
お話をしていかなければいけないのかなと思っておりまして、個人的に聞いた話ではぜひ
出席したいというような、そういうような、お1人に私、ちょっと個人的に聞かせていただいたところ、そんなような話もございました。正式に
教育委員会のほうに、もちろん任期の途中で本
会議に
出席ということであれば、またいろいろと御
意見もあるかもと思いますので、そのあたりについても今、
大矢委員のほうからありましたように、
教育委員会にもこういうことが
議会で俎上に上がっているよということについては当然
説明を、
説明というか、
報告というんでしょうか。そういった形で、御案内というのか、そういう形で行っていくことなのかなというふうに思いますけれども。
ほかに御
意見どうでしょうか。何かございますでしょうか。
◆
柳沢潤次 委員 私どもも持ち帰って団で
議論もしたいと思いますが、他市の
状況を、先ほど
事務局から話がありましたが、これは例えば
横浜などは常時全てに参加をしていると。
教育長と
教育委員長と両方出ているということなんでしょうか。今回の提起では2つの
方法があるような気がしますが、例えば
議長が必要に応じて招集するというか、招致をする場合と、あと、常時、例えば本
会議、
藤沢で言えば
こども文教の
委員会に常時出るというふうな形だとか、2つの
方法があるのかなと思いますが、他市の
状況で
横浜なんかはどうなんですか。常時出ているというところが先ほどよく聞き取れませんでしたけれども、鎌倉とか
平塚などはそういうことなんでしょうか。もう一度ちょっとお聞かせください。
◎
松森 議事課課長補佐 それでは、先ほどの他市の
状況でございます。
横浜市につきましては、
教育委員長と
教育長、お2人とも本
会議については全て
出席をしているということでございます。
◆
柳沢潤次 委員 そうしますと、他市の
状況で必要に応じて出ていると。
議長の
出席要請に基づいて出ているというところもあるわけですか。そこらがもう少しわかればと思いますが。他市の
状況で。
◎
松森 議事課課長補佐 本
会議に
教育委員長が
出席している残り4市のうち、鎌倉市と逗子市につきましては
答弁要請があった際にのみ
出席をして
答弁をするという形でございます。それから、川崎市と
平塚市は、川崎市は
代表質問のある本
会議の際にのみ必ず
出席をする、
平塚市につきましては3月の
定例会のみ全日程
出席するという
状況でございます。
○
宮戸光 委員長 各市によってさまざま異なっていると。本
会議に
出席するところ、本
会議へ全てにおいて
出席する
教育委員長さんがいる場合、または、3月
定例会のみに
平塚市のように
出席するような場合、または、
議長から要請があった場合に
一般質問で
議員からの
答弁要請があった場合に
出席するとか、その市によってさまざまということでございます。あくまでも先ほどの
地方自治法121条で、議場にて要請があった場合には
説明を行うということに、そういうふうに定義されておりますので、その中で他市はやられているというふうなことなのかなと思いますけれども。ですので、いろんなパターンが考えられるのかなと思います。
ほかに何か御
意見、御
質問。
◆
市川和広 準
委員 今、ちょっと
お話があって、多分、
教育委員長さんをいわゆる
出席させるということの
お話だったと思うんですが、これはやっぱり何でというところを、ちょっとしっかりしないといけないと思うんです。
済みません、これはだから、例えば
教育委員長さんを、例えば
こども文教常任委員会に
出席をしていただいて、例えばきのうは総務をやりましたけれども、そういう
議論を見ていただいた上で、見ていただくとか、それに対して御理解をいただくとか、そういう目的で
教育委員長さんを御
出席をさせるということでよかったんでしょうか。
◆
山口幸雄 委員 市川準
委員の
質問でございますけれども、今まで一度もこういうことはなかったことで、
教育委員長さんが
出席することで、
教育に関していろいろ興味も当然おありでしょうし、この
議会というものはどういうものか、今までないことですので、ぜひそういうことも経験していただきたいと思っております。
◆
武藤正人 委員 教育委員長というのは
教育委員会の長ということで、
教育長というのは自治体の
教育機関の長というふうに理解しているんですけれども、ちょっとややこしい
部分があるのかなと思うんです。
教育委員長の立場というものは、この
執行機関としての位置づけなのか、それとも、そうじゃなくて、例えば
参考人みたいな、
意見を今、市川準
委員の
お話にもありましたけれども、
参考人としてお呼びするのか。そのお呼びするときのなぜというところにかかってくると思うんですけれども、例えば
こども文教で、きのうでしたか、ありましたけれども、体罰の問題のときにどういうようなお考えなのかというものを
執行機関として
意見を聞くのか、それとも、
参考人として聞くのかというところがあるんですけれども、その辺のところはどういうふうに捉えたらいいのかというものがあるんですけれども。
○
宮戸光 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前10時02分 休憩
午前10時04分 再開
──────────────────────────────
○
宮戸光 委員長 再開いたします。
今、
参考人という話がございましたけれども、先ほどのこの
藤沢市の
市議会委員会条例の20条のほうには、
説明のため
出席を求めるときは
議長を経てしなければならない。あくまで
説明員ということですね。ですから、
参考人ということじゃなくて
説明員ということですので、今、
説明に、本
会議に入っている方々と同様ということですね。
それから、あと、
執行機関ということで、独立した
執行機関ということで、また細かいところにつきましては後ほど
事務局のほうから、こういうところが該当していますから
執行機関ですというようなところについては、また、きょうちょっと今この場でどこどこに書いてあるというふうな形で、ちょっとお時間いただいて
お願いしたいと思います。あくまでも独立した
執行機関だということですね。
◆原田伴子 準
委員 皆さんの
議論を聞いていまして、先ほどちょっと目的という意味で山口
委員から御
説明がありましたけれども、なぜという
部分で、この
議会の
状況を見ていただきたいというのであれば別に傍聴していただくのでいいと思うし、何かお答えいただく必要があるのであれば
答弁者席に座っていただく必要があるし、ただ
議会と
教育委員会とのやりとりが少ないということであれば、別の形で、例えば
こども文教の
委員さんと
教育委員の
委員さんがやりとりをするというやり方が、いろいろあると思うんですよね。だから、そこら辺を、何をしたいか、なぜなのかという目的をもうちょっとはっきりさせていただきたいということと、全国
フォーラムは、済みません、私は行っていないので、そのときにどういう全国的な
状況ですとか、なぜ必要かというところはどういう話があったのかというのを、後で結構ですので
資料としていただきたい。
あと、それと、
教育長と
教育委員長との役割とかの、先ほどありましたけれども、
委員会組織としての位置づけですとか役割の違いとか、そこら辺の法的根拠も含めてですけれども、初歩に戻って申しわけありませんが、そこら辺の
資料もいただけたらと思います。
○
宮戸光 委員長 貴重な御
意見ありがとうございます。
山口
委員、何かありますか。この今の件で。
◆
山口幸雄 委員 こうやって
皆さんの御
意見を聞くと、もう少しいろいろな
意見を聞いたり、時間がかかると思いますので、その辺のところを少し時間をかけてやっていただきたいと思います。
○
宮戸光 委員長 事務局は今の
資料については、また用意をしておいていただけますでしょうか。
こういった
教育について皆様と初めてこういう形で、恐らく
藤沢の
議会の中でも
教育委員会の
教育委員についてとか、
教育委員長について
出席をしていただくという御
議論というのは多分なかったと思うんですよね。やはり今、
議会改革が進む中で、
議員というもの、これから二元代表制をとる中でどういうふうに歩んでいくかというふうなことで、ちょうどタイミングもいいのかなというふうに、山口
委員から御発言がありましたので、これはひとつ今後またいろいろ
議論をさせていただいて、こういう形の
議論が出てきたということで、どうでしょうか。各会派でお持ち帰りいただいて、そして、
教育委員長について、または
教育委員についてまでも本
会議に例えば
説明員として
出席をいただくものなのか、毎
定例会ごとに呼ぶのか、それともテーマごとに呼ぶのかとか、こういうような形のこともぜひ各会派にお持ち帰りいただいて、また御
議論いただいて、また後に……。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前10時09分 休憩
午前10時10分 再開
──────────────────────────────
○
宮戸光 委員長 再開いたします。
きょうお持ち帰りいただいて……。
◆東木久代
委員 済みません、今まで伺って、そういう御希望があるということはわかったんですけれども、何か目的が余りよく見えないものですから、その目的を伺った上で
議論するということになるのかなと思うんですね。
○
宮戸光 委員長 目的ということで、先ほど山口
委員のほうから、いろいろ見ていただいてというような
お話がございました。その中にはいろいろ入っているのかなと思うんですけれども、山口
委員、何かつけ加えてあれば
お願いできればと思いますが。
◆
山口幸雄 委員 先ほど
委員長からも、
議会改革も
藤沢市は進んでいることだし、目的というより、
教育委員長さんにも
議会に出ていただいて、よく
議会のこともわかってもらえば。先ほど原田準
委員さんからも別の場でやったらどうかなんていう
意見もありましたけれども、とりあえずこれに関してはもう少し時間をかけて
皆さんで
議論してもらえばいいかと思います。
◆
大矢徹 委員 もう少し時間をかけて
議論をしたいと思いますけれども、持ち帰るにしても、やっぱり必要性とか目的というものが
資料的にないと、会派に持ち帰ったとしても何のためにやるんですかという
議論になっちゃうと思うんですね。ですので、目的なり必要性なり
委員会の
考え方なりをまとめた
資料的なものをいただいて、それをもとに
議論を進めていくべきだと思いますので、ぜひそういうふうにしていただきたいなと思います。
○
宮戸光 委員長 貴重な御
意見ありがとうございました。まとめさせていただいて、また
議会運営委員会の中で
皆様方に御提示ができればというふうに考えております。
ほかにどうでしょうか。
◆竹村雅夫
委員 非常に大事な
議論かなと思うんですね。結局、例えば
教育委員会というものが単なる
事務局の追認機関になってしまってはいないかという批判も一方ではある。それから、その一方で、例えば大阪の体罰の問題のように、首長が非常に強力なリーダーシップを発揮して物事を決めていくというふうな流れも出てきている中で、
教育委員会の役割は何なのかということも問われているんだろうと思います。
出席の是非ということだけじゃなくて、むしろ本質的に
教育委員会の役割とか、それから、
議会と
教育委員会との関係という、もう少し本質的な論議も大事なのかなという気もしますので、
議会サイドも
議論をしていくと同時に、これは
教育委員の
皆さんなり
教育委員会としても、これからのあり方についての
議論をしていただくことも必要ではないかという気がします。だから、ここだけで決めちゃうんじゃなくて、では、
教育委員さんたちはどう考えるの、どうしたいのということも、あわせて一緒に
議論していく
方向性が必要ではないかなという気がします。
あわせて、ちょっと今までも、例えば
教育委員さんから
こども文教常任委員会に対して、
こども文教の
委員さんたちと
教育委員との話し合いを持てないんですかなんていう提起もされたことがあるんですね。それから、課題の共有化という意味ではお互いに傍聴をしませんかと。だから、
こども文教のときに
教育委員の方たちにも御案内さしあげて、ありますからよろしければぜひ傍聴してくださいというやり方もあるだろうし、今、多分
こども文教常任
委員には
教育委員会の日程の御案内は来ていないと思うんですよ。それを出してもらって、
議員の側も
教育委員会を傍聴するという形だってあるんだろう。そういういろんなことを含めた、
出席の是非ということは一つの入り口だけれども、もうちょっと幅の広い
議論もできればと思います。
○
宮戸光 委員長 御
意見ありがとうございました。ぜひ幅の広い
議論をまたこれからもさせていただければなと思っております。
また、
資料につきましては、できましたら、でき次第、先ほどの法的なものですか。そういったものだとかもお配りさせていただきたいと思います。
ほかに何か
委員の方からその他でございますでしょうか。よろしいですか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
宮戸光 委員長 事務局のほうから何かございますか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
──────────────────────────────
○
宮戸光 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。
そのほか
委員の方から発言はございますか。よろしいですか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
宮戸光 委員長 準
委員さん、よろしいですか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
──────────────────────────────
○
宮戸光 委員長 これで
議会運営委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
──────────────────────────────
午前10時16分 閉会
──────────────────────────────
以上のとおり相違ありません。
藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。
議会運営委員会
委員長 宮 戸 光...