3: 【石田副市長】本日は、お時間をいただきありがとうございます。御説明させていただく案件ですけれども、追加提案をさせていただきます一般会計補正予算について御説明をさせていただきます。詳細につきましては、担当部長から説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
4: 【
企画政策部長】それでは、お手元の資料「令和4年度平塚市一般会計補正予算(12月補正第3回)について」、この資料に沿いまして御説明のほうをさせていただきたいと存じます。
まず、1、補正予算の概要でございます。国が創設予定の出産・子育て応援交付金を活用して、妊娠届出、そして、出生届出を行った妊婦・子育て家庭に対し、経済的支援として計10万円を支給するため、これらに関連する経費を予算の計上をするものでございます。
補正予算額は、そこにありますとおり、5億3965万2000円となっておりまして、補正後の予算総額は955億9682万9000円となる予定でございます。
補正予算の主な内容でございますが、大きく3つの事業に分かれてございます。それぞれの財源内訳について御説明をさせていただきます。まず、民生費のところにございます子ども・子育て基金積立事業は、上段、歳入の欄の記載の中にございます地方交付税を、次に、歳出のほうの衛生費、母子保健事業は、歳入のほうで言いますと、国庫支出金及び県支出金並びに繰入金の一部を、そして、歳出のほうの商工費、地域経済キャッシュレス化推進事業のうち、2つございまして、1つ目の出産・子育て応援交付金分につきましては国庫支出金及び繰入金の一部を、そして、既存拡大分については繰越金を財源とするものでございます。
事業の具体的な内容については、この後関係部長より御説明をさせていただきます。
私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
5: 【健康・
こども部長】それでは、1枚資料をおめくりいただきまして、次の「『出産・子育て応援交付金』について」を御覧ください。
1の事業概要ですけれども、先ほど説明がありましたとおり、国の交付金を活用させていただき、妊婦や低年齢期の子育て家庭に寄り添い、出産・育児等の見通しを立てるための面談、継続的な情報発信等を行うことを通じ、必要な支援につなぐ伴走型相談支援──これが1つ目です──の充実を図るとともに、妊娠・出産時の関連用品の購入、産前・産後ケア等の利用料の減免を図る経済的支援──これが2つ目──では計10万円相当、この2つを一体的に実施するという事業となります。
具体的には、まず、伴走型相談支援につきましては、子育て世代包括支援センター──本市で言うところの「ひらつかネウボラルーム はぐくみ」になります──ネウボラで、妊娠届出時、また、妊娠8か月頃、さらに、出産後に専門職員との面談を実施いたします。また、経済的支援につきましては、妊娠届出時の面談で5万円、それから、出産後の面談で5万円の計10万円、これを出産・子育て応援交付金として交付する事業となっております。
2の支給対象者等ですが、事業が令和4年4月1日以降に出産された方から対象になりまして、ここに御覧のとおりの内訳の方に今年度はお支払いをする予定となっております。
3の支給方法ですけれども、各自治体の創意工夫で、クーポン、電子マネー、現金でも可ということにされておりますので、
本市としては、現金10万円またはスターライトマネーの
選択制ということで考えております。スターライトマネーを
選択していただいた場合には、インセンティブを付与させていただきます。具体的には、10万円の付与時に額面で5%上乗せをいたし、10万5000円分のマネーを付与いたします。このマネーの利用に当たっては、もともとキャッシュバックとして還元率3%という制度がございますので、これを合わせると実質8%超の還元、インセンティブといいますか、上積みという形になります。なお、還元率の3%分については、3月31日で必ずしも終わらない中での利用になりますので、債務負担行為を設定させていただき、年度をまたぐ形で継続的に使うというようなものとなります。
4の補正予算額は、先ほど
企画政策部長から説明をいただいた内容ですので飛ばします。
5の主な財源も同様ですが、この事業の補助率については、国3分の2、10分の10と両方ありますが、システム構築等のいわゆるイニシャル部分については10分の10になります。イニシャル以外のその他の部分については、国3分の2、県6分の1、市6分の1という負担割合となっております。
それから、6の給付開始時期ですけれども、この後もし
本会議で御議決いただきましたら、準備を早急に始め、2月からの支給の予定を考えております。
7のその他につきましては、先ほどと重複する部分はありますけれども、出産・子育て応援交付金の後年度負担、市負担分に備えまして、今回の地方交付税の増額分3億1300万円余りを子ども・子育て基金に積み立てていただき、今後の負担に充てていくという事業となっております。
説明は以上です。よろしくお願いします。
6: 【
諸伏委員長】ただいま理事者から説明がありましたが、質問はありませんか。
7: 【
片倉委員】国のほうで交付する形ですから、十分理解をしているところですけれども、キャッシュレスの部分で、スターライトマネーの利用に対する還元率3%分について債務負担行為を設定するという説明がありました。どのぐらいの方がキャッシュレスで対応するか分かっていないから、金額が出ていないんだとは思うんですけれども、3%分について債務負担行為を使うわけですから、金額表示がおおむね予想していて出ているのであれば、伺いたいと思います。
8: 【
産業振興部長】今、どのぐらいの人がスターライトマネーを
選択するのかということでございますが、一応制度設計上は6割の方が選んでいただけるということで、今回、制度設計をしてございます。
以上です。
9: 【
片倉委員】6割というと、大分おおむねの方になるという認識ですけれども、そうすると、債務負担行為は、6割ということは、設定の金額を出されているのか。
10: 【
産業振興課長】債務負担行為につきましては、一応3年間を設定させていただいておりまして、1億5945万9000円という金額を設定させていただいております。
11: 【
片倉委員】分かりました。理解できました。今、3年間という話があったんだけれども、さっき聞こうと思っていたんだけれども、スターライトマネーに関して、じゃあ、3年間を見込んでいるという認識でよろしいんですか。
12: 【
産業振興課長】この制度というか、この交付金というものがこれから継続をしていくという中で、3年間という期間を設定させていただいているということでございます。
以上でございます。
13: 【
諸伏委員長】ほかに。よろしいですか。(特になし)
特になければ、本件については、12月12日月曜日の
本会議5日目に追加議案として市長から提案されるということになりますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14: 【
諸伏委員長】それでは、
本会議5日目での提出ということで御了解願います。
本件について、
本会議での流れを事務局から説明願います。
15: 【
次長】それでは、ただいま追加議案につきまして御説明がございました。週明け12月12日月曜日の
本会議5日目に提出ということで御了承されましたので、
本会議上程後の審議方法につきまして御説明をさせていただきます。
12日本
会議5日目では、総括質問終了後に、市長から、議案第91号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」の提案説明を行っていただく予定でございます。その後、続いて
本会議において質疑を行っていただきます。なお、質問される議員さんにおかれましては、挙手によりまして議長の
発言の許可を求めていただきまして、議員質問席に移動していただき、質疑をお願いいたします。
質疑が終了いたしましたら、初日に提案されましたほかの議案と一緒に、所管の常任委員会に付託をしていくということになりますので、よろしくお願いいたします。
また、本日配付をさせていただきました議案等の資料につきましては、12日本
会議5日目、議場にお持ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
16: 【
諸伏委員長】ただいま事務局から議案上程からの流れについて説明がありましたが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
17: 【
諸伏委員長】それでは、説明のとおり取り扱います。
本件については、これで終わります。理事者の方は御苦労さまでした。
2.議案の付託について
18: 【
諸伏委員長】次は、議題2の議案の付託についてです。事務局から説明があります。
19: 【
次長】それでは、議案付託表によりまして御説明をさせていただきます。「令和4年12月第4回平塚市議会定例
会議案付託表」を御覧いただきたいと思います。
まず、総務経済常任委員会付託分でございますが、議案第71号「専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕」外8案件でございます。
次に、環境厚生常任委員会付託分でございます。議案第71号「専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕」外6案件でございます。
次に、教育民生常任委員会付託分でございます。議案第72号「平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例」外3案件でございます。
次のページに移っていただきまして、都市建設常任委員会付託分でございます。議案第82号「指定管理者の指定について〔湘南ひらつかビーチセンター〕」外3案件でございます。
なお、欄外に記載してございますが、議案第71号、議案第84号及び議案第91号の付託明細を次のページ以降に記載させていただいております。この中で、まず、議案第84号の第2条の繰越明許費の補正については教育民生常任委員会へ、第3条の債務負担行為の補正については環境厚生常任委員会、教育民生常任委員会、都市建設常任委員会への付託を予定してございます。次に、議案第91号の第2条の繰越明許費の補正については総務経済常任委員会へ、第3条の債務負担行為の補正についても総務経済常任委員会への付託を予定してございます。
議案の付託につきましては、以上のような付託ではいかがかということで、説明を終わらせていただきます。
20: 【
諸伏委員長】本件について、質問はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
21: 【
諸伏委員長】特になければ、ただいまの説明のとおり付託することといたします。
3.請願・陳情の受理及び付託について
22: 【
諸伏委員長】次は、議題3の請願・陳情の受理及び付託についてです。事務局から説明があります。
23: 【
次長】それでは、まず、「令和4年12月定例会請願
一覧表」を御覧いただきたいと思います。
本定例会中に受理をいたしました請願は1件でございます。請願
一覧表と請願の写しによりまして御説明をさせていただきます。
請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」でございます。市内在住の方からの御提出でございます。
内容についてでございますが、請願事項にもございますように、渡部亮議員は早期辞職をすることなど4項目についての請願でございます。
本件につきましては、
議会運営委員会に付託をしてはいかがかと存じます。
請願の受理及び付託については以上でございます。
続きまして、陳情の受理について御説明をさせていただきます。本日までに受理をいたしました陳情は3件でございます。
それでは、陳情等
一覧及び陳情の写しを御覧いただきたいと思います。
まず、陳情第15号「令和5年度平塚市予算・政策に関する要望」ということで、平塚商工
会議所会頭様からの御提出でございます。
内容につきましては、要望事項にもございますように、中小企業・小規模事業者支援及び地域活性化施策の充実など6項目についての陳情でございます。
本件につきましては、市長にも提出されているようでございますので、参考配付という扱いにされてはいかがかと存じます。
次に、陳情第16号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」ということで、横浜市の神奈川私学助成をすすめる会代表の方からの御提出でございます。
内容につきましては、陳情事項にもございますように、神奈川県知事に対し、令和5年度予算において私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情でございます。
本件につきましては、会派での検討という扱いにされてはいかがかと存じます。
次に、陳情第17号「国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」ということで、横浜市の神奈川私学助成をすすめる会代表の方からの御提出でございます。
内容につきましては、陳情事項にもございますように、国に対し公私の学費格差をさらに改善し、全ての子どもたちに学ぶ権利を保障するため、私学助成の一層の増額を要望する意見書の提出を求めるという陳情でございます。
本件につきましても、会派での検討という扱いにされてはいかがかと存じます。
なお、この陳情第16号、第17号につきましては、データの資料のほかに紙の資料として本日配付させていただいてございますので、御承知ください。
陳情についての説明は以上でございます。
24: 【
諸伏委員長】本件について、質問はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
25: 【
諸伏委員長】特になければ、本件はただいまの事務局説明のとおり取り扱います。
なお、今回、請願第6号が
議会運営委員会に付託されましたので、日を改めて
議会運営委員会を開催し、審査をしていきたいと思いますが、日程につきましては、12月15日木曜日の午後に開催予定の環境厚生常任委員会終了後に開催していきたいと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と述ぶ者あり)(金子委員「いや、反対。これ、所用で欠席します」と述ぶ)そうですか。そうしましたら、12月15日が審査する上ではぎりぎりの日かなということで、その前の日(「14日」と述ぶ者あり)14日はいかがでしょうか。(金子委員「時間によってだな」と述ぶ)常任委員会終了後という形になります。(金子委員「ということは、午後になっちゃうの」と述ぶ)午後ですね。(金子委員「午後、駄目だな。予定が入っている」と述ぶ)(「2人いるじゃない」と述ぶ者あり)
議会運営委員会は代理出席できません。(「どちらかが来られるから」と述ぶ者あり)いいですか。端委員さん。(金子委員「うちはもちろんこれ反対だからさ、別にいいんじゃない」と述ぶ)では、どうでしょう、端委員さんが15日に出られるようであれば、15日、そのまま日程で決めさせてもらいたいと思いますが、常任委員会終了後ですね。(端委員「何日の」と述ぶ)(
片倉委員「15日」と述ぶ)15日、環境厚生常任委員会終了後です。(端委員「環境厚生常任委員会の委員だから、それに出ますので」と述ぶ)いられますよね。では、それでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
26: 【
諸伏委員長】それでは、12月15日木曜日の午後に開催を予定していきたいと思いますので、よろしくお願いします。御予定いただきますようにお願いいたします。
4.
議会運営委員会行政視察の報告
27: 【
諸伏委員長】次は、議題4の
議会運営委員会行政視察の報告です。さきの10月25日から10月26日の日程で実施いたしました
議会運営委員会行政視察について、出席された各委員から報告をお願いします。私から御指名をしていきますので、よろしくお願いします。
それでは、端委員からお願いいたします。
28: 【端委員】
議会運営委員会として、10月25日に茨城県取手市、10月26日に岩手県奥州市議会を視察させていただきました。
それで、取手市議会の取組ですけれども、ICTを活用した議会運営、あるいは議会災害対応、オンラインを活用した議会運営、あるいはデモテックの取組ということについて、議会運営のやり方を視察いたしました。取手市は平塚市とほぼ面積は同じなんですけれども、人口は2分の1程度というふうにお聞きをしましたが、取手市議会は早稲田大学マニフェスト研究所が行った議会改革度調査で2年連続、2020年と2021年で全国ランキング1位になったということでございまして、ICTを活用した議会運営が特に先進的だと評価されたものであって、平塚市議会ではタブレットの貸与はされているものの、取手市議会の取組は各段に先進的だったなということで、大変感銘を受けました。
その一部ですけれども、オンラインの委員会をやっているとか、その中では、360度カメラでライブ配信をやっているとか、あと、AIの字幕システムを用いている、あるいは、市民との間でオンライン意見交換会を行っている、あるいは、出前講座も行っているということでした。デモテックというのはデモクラシーと、テックはテクノロジーから取った造語なんですけれども、このデモテックの普及に関して、各地方議会から国に対して意見書等を提出できないか働きかけをしてほしいねという、そういうお話がございました。
それと、長過ぎるか。(「長い」と述ぶ者あり)そうか。じゃあ、ちょっと長いというお話でしたので、奥州市議会につきましてはほかの委員の方にお任せしますけれども、とにかくすばらしい取組だというふうに感銘を受けました。
以上です。
29: 【
諸伏委員長】ありがとうございます。続いて、
片倉委員、お願いします。
30: 【
片倉委員】同じく25日、26日に
議会運営委員会の視察をしたということで、本市においてもタブレット導入をしたことによる画期的な先進事例ということで、両市のほうを伺いました。
その中でも、特に感銘というよりも、すばらしいなというふうに思ったのは、奥州市の政策提言制度──常任委員会で提言をしていくということだったんですけれども、システムが町、市によって違うというのも感じました。奥州市は、4年に1回の常任委員会変更だということだったので、本市においては1年で変わるわけですから、なかなか厳しいのかなと。ただ、システム的なこととしては、活気があるなというふうに感じました。
端委員のほうからもお話がありましたように、地域性が違うということもあったんですけれども、取手市のほうは、取手市役所まで来るのに約1時間半かかる方もいらっしゃるというようなことを聞いていましたので、こういうものを導入して積極的に活用していくということに関しては、大変ためになる視察だというふうに思っています。ありがとうございました。
31: 【
諸伏委員長】ありがとうございます。続きまして、金子委員、お願いします。
32: 【金子委員】それでは、最初は取手市議会の視察ということで、取手市はもう全部ペーパーレス化したということで、質問も入れておいたんですが、議案書とか予算書も決算書も全部紙を廃止したということですが、終わった後に、本当にこれ廃止できたのかと言ったら、いや、一応は全部廃止してあるんですが、紙ベースで作ってあって、有料化で500円で売っていますと、それを利用している議員の方々もいますということで、決算書とか予算書までペーパーレス化するのはどうかなというのは、私は非常に疑問に思いました。そのほかのことは、将来的にはIT化で進んでいくのは普通のことだと思っておりますし、それで、注目したのは、
本会議、委員会ではAIで議員の質問を記録しているというのは、どこまでこういうのが進んだらいいのかなというのは疑問に思いました。
奥州市は、さっき
片倉委員さんが常任委員会委員は4年と言ったんですが、委員は2年なんです。議長が4年ですから。(
片倉委員「そうです」と述ぶ)議長が4年間ということで、今回の議長がICTを利用してということで議長になったので、4年もあればこういうこともできるんだろうなというふうに私は思ったんですが、中身を見ると、平塚でもやっている部分が相当あるので、こんな程度かなというのが私の感想です。
以上です。
33: 【
諸伏委員長】ありがとうございます。続いて、山原委員、お願いします。
34: 【山原委員】もう同僚議員のほうからほぼ出ていますので、まず、取手市議会のほうで、金子委員からも
発言がありましたけれども、議案、予算書、決算書の完全ペーパーレス化ということで、議長さんがこのとき御同席をいただいておりましたので、伺ったんですね。ところで、本当にどうですかと言ったときに、議長さんとしては、例えば予算、決算の書類を半年間だけ並行したんですけれども、そこから完全ペーパーレスでやっているけれども、質問は事前通告制という形にしているということで、ペーパーレス化でも対応できると、しているということなので、現状の我々のやり方だと書面の予算、決算は必要かなと思うんだけれども、そういう質問の仕方にすることによってペーパーレス化ができているということかなという理解をいたしました。
あと、研修会等はZoomで対応しているとかとおっしゃっていましたので、うちらもそういうことが少しずつ入ってきていますけれども、そういうできることはやっていけばいいかなというふうに思いました。
それで、ICTとちょっと違うんですけれども、取手市は条例定数24名なんですね。それで、常任委員会が3つなんですね。奥州市のほうは条例定数が28名で、常任委員会が4つなんですね。うちらと同じです。うちらが今26名だから、その間なんですよね。だから、1委員会を少数でやるのか、少し人数を増やして3常任委員会で、要するに、1人当たりの担当を幅広くしてやるのかというのは、ちょうどうちぐらいの定数だと境目ぐらい。現状が4つに分かれているのが悪いというんじゃないけれども、長短出てくるかなというふうな見方で、それぞれ視察の中で感じ取ってまいりました。
あとは同僚議員にお任せします。
以上です。
35: 【
諸伏委員長】ありがとうございます。続きまして、数田議長、お願いします。
36: 【数田議長】
議会運営委員会の視察に同行させていただきましてありがとうございました。
取手市からです。端的に。360度カメラによる現地調査、こういうのも斬新だなと感じました。時代に即した機能も上がってきておりますから、合理的な取組で、無駄なく効率的な仕事をするということは大変重要だということを改めて感じた次第です。
続きまして、奥州市であります。DXの取組は様々ありましたけれども、あと、それプラスのところで、アナログなところでも大事な点というのが、本年の7月からは、ワールドカフェの手法を用いた意見交換も議会が実施をしていると、こういったところも大切な視点だなというのを感じた次第です。
以上です。
37: 【
諸伏委員長】ありがとうございます。続きまして、鈴木副議長、お願いします。
38: 【鈴木副議長】私も同行させていただきましてありがとうございました。
取手市につきましては、数年前から齋藤前議長とICTの取組については情報交換をさせていただいていて、全国でも先端、最新の取組というところで承知はしていたんですが、その中で聞いたことは、成功した理由というところで事務局の方のほうから言われたのは、要は、議員が事務局の目線で思いを共有してくれたことが大きかったということです。その結果として、事務局が議員に形にできるまで言い続けたこと、それが相乗効果として生み出されたんだというところで、あと、書類の整理、入替え等で膨大な時間がかかっていたのが、ICT化したことによってすごく事務局の作業量が軽減されたとのことです。
これは奥州市も同様なことを言われていました。奥州市につきましては、議長のマニフェスト等があるんですが、最大のところは、議員の成り手がいないというところで、ICTを使って議会の見える化をして、そして、議会のほうに参入していただきたいという視点が取手市とはちょっと違っていたかなというところはあるんですが、取組内容としては両市とも大変参考になる内容でした。
以上です。
39: 【
諸伏委員長】ありがとうございました。続きまして、秋澤副委員長、お願いします。
40: 【秋澤委員】ほとんど各委員さんの報告にありましたので、重ならないところで、取手市さんですごいなと思ったのが、取手市議会の災害対応規程を平成26年3月につくったということですね。平塚市においては、災害時に議員が何をすべきかというその立ち位置がはっきりしていないということから、平塚市もそれを見習って、災害のときにどうしようかということをあらかじめ決めておいたほうがいいのかなというような感想を受けました。
また、奥州市も取手市もそうなんですが、先進的にペーパーレスに取り組んでいるということで、金子委員さんからもさっきありましたけれども、本当にスムーズにいったのかどうかというのを確認しまして、先ほどペーパーもあるよという部分も知って、そんなものかなというふうな感じはしました。あと、先ほど議長も言っていました、広聴に奥州市は力を入れているということで、ワールドカフェは少人数の対話で──議会報告会は大人数でやると思うんですけれども──少人数での対話の機会を持っているということが、非常に気軽にしゃべれていいのかな、そういう機会があるというのはすごいなというふうな感銘を受けました。
以上でございます。
41: 【
諸伏委員長】ありがとうございました。最後に、委員長の私から報告をさせていただきます。
今回の視察におきまして、各委員の皆様、また、正副議長の同伴をいただいた
議会運営委員会の視察を本当に行えたことを感謝申し上げます。
取手市議会、奥州市議会両市議会とも、議会改革ランキングでは全国で上位におる議会でありまして、
議会運営委員会としても大変勉強になった視察ではなかったかと思います。内容につきましては、同僚議員の皆様と重複する部分がございますので、いずれにしましても、タブレット端末の活用というのは先に進んでいるということは間違いないことでございます。今後、平塚市議会でもタブレット端末の活用をしっかりと前に進めていけたらと考えております。
以上で視察報告を終わらせていただきます。皆さん、御苦労さまでした。
5.その他
42: 【
諸伏委員長】次は、議題5のその他です。まず、議長から
発言があります。
43: 【数田議長】私からは、年明け、来年の
会議の開催の件で1点失礼いたします。1月16日に定例行政報告会と行政視察報告会が予定されておりますが、その終了後に議会活性化検討委員会を開催させていただきたいと思います。内容としては、2月14日、15日に実施予定の予算説明会での現地視察について、今年度は実施するかしないか御協議したいと思いますので、日程のロックのほどよろしくお願いいたします。
以上です。
44: 【
諸伏委員長】それでは、議長説明のとおり御予定ください。
ほかにございますか。
45: 【金子委員】議会運営のことについて一言、しらさぎ・無所属クラブとして申入れいたします。
つきましては、この件に関しては、さきの教育民生常任委員会の議会運営で、委員長
発言で、質問者がそれはもう事前に質問されているから駄目ですよということで質問を停止されましたということが発端でございます。その後、全部
会議録と音声等を調べたら、その質問に関しては出ていなかったということだったんですね。私も委員長をしていますので、委員会運営はきちんとするのが建前なんですが、ひょっとした拍子に流れちゃう場合が、聞き漏らしたり、そういう場合が起きるというのも理解できるんですが、十分にしっかりした委員会運営をしてほしいということを改めて議長のほうから各委員長、副委員長には申入れしてほしいと思います。
それで、これに端を発して、もう一つ、今度、事務局のほうの件が出ました。というのは、音声と
会議録とを突き合わせたら、音声に記録されているのがそのとおりに
会議録に載っていなかった、違う表現で出ていたということで、これは、今度は議会事務局のミスということになるんですが、故意にやったとかやらないとかという問題じゃなくて、十分その辺は真摯に受け止めて、記録は
会議録で将来に残ることですから、今後、きちんとしていただきたいということを申し入れいたします。
46: 【
諸伏委員長】ただいまの
発言に対して何かありますか。
47: 【数田議長】金子団長から申入れがありました。先週11月28日に、今
発言した内容を正副議長のほうに会派団長、幹事長のお二方から申入れがありまして、具体的な詳細についてお伺いをいたしました。その上で、今、
議会運営委員会の場で団長からの
発言かというふうに思います。その対応について、私の立場から一言申し上げさせていただきます。
大きく2点あったかと思います。まず1点目が、委員会運営についてです。各常任委員会の委員長は、所管する委員会の
会議運営において、秩序保持や円滑な議事進行を行う役割があるというふうに認識をしております。それは、議長である私も同様であり、その役割を全うするように常に心がけている次第であります。このたびいただいた意見は、大変大事な点かと思いますので、改めて秩序保持、また、円滑な進行になるように、各委員長にも共有はしていきたいというふうに思います。それが1点。
もう一点が、
会議録についての御指摘でありました。先週御指摘いただいて、音声及び
会議録の確認をさせていただきました。
会議録の訂正について、私がこの場で御報告をさせていただきたいと思います。さきの9月定例会の教育民生常任委員会の
会議録において訂正がありました。内容は、令和4年度平塚市一般会計補正予算の所管部分、中央図書館管理事業の中で、中央図書館長が文化公園と
発言をしたところ、確認不足により誤って文化ゾーンと修文しておりました。誤った部分においては、この御報告後、訂正をさせていただきます。なお、今後は、こういったミスがないようにチェック体制を見直すとともに、一層慎重に作業を行うよう事務局に指示をいたしました。御理解くださいますよう、よろしくお願いします。
私からは以上です。
48: 【
諸伏委員長】ほかにございますでしょうか。
49: 【
次長】それでは、事務局より1点御連絡をさせていただきます。12月定例会初日に選任同意をされました公平委員会委員の紹介についてでございますが、日程の調整がつき、理事者より、12月12日月曜日、
本会議5日目になりますが、
本会議の開会前に紹介をさせていただきたい旨御連絡がございましたので、恐縮ではございますが、当日は
本会議開会の5分前に議場に着席いただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
50: 【
諸伏委員長】今の事務局説明のとおりよろしくお願いします。
ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
51: 【
諸伏委員長】よろしいですか。以上で用意したものは全て終わりましたが、特になければ、これで本日の
議会運営委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
午後3時07分閉会
委 員 長 諸 伏 清 児
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