平塚市議会 > 2022-09-21 >
令和4年 議会運営委員会 本文 2022-09-21
令和4年 議員全員協議会 本文 2022-09-21

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  1. 平塚市議会 2022-09-21
    令和4年 議員全員協議会 本文 2022-09-21


    取得元: 平塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和4年 議員全員協議会 本文 2022-09-21 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 59 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 数田議長 選択 2 : 数田議長 選択 3 : 金子議員 選択 4 : 数田議長 選択 5 : 金子議員 選択 6 : 数田議長 選択 7 : 数田議長 選択 8 : 渡部議員 選択 9 : 数田議長 選択 10 : 秋澤議員 選択 11 : 渡部議員 選択 12 : 秋澤議員 選択 13 : 渡部議員 選択 14 : 秋澤議員 選択 15 : 渡部議員 選択 16 : 数田議長 選択 17 : 渡部議員 選択 18 : 数田議長 選択 19 : 山原議員 選択 20 : 渡部議員 選択 21 : 山原議員 選択 22 : 渡部議員 選択 23 : 数田議長 選択 24 : 山原議員 選択 25 : 数田議長 選択 26 : 金子議員 選択 27 : 数田議長 選択 28 : 片倉議員 選択 29 : 渡部議員 選択 30 : 数田議長 選択 31 : 渡部議員 選択 32 : 片倉議員 選択 33 : 渡部議員 選択 34 : 片倉議員 選択 35 : 数田議長 選択 36 : 渡部議員 選択 37 : 数田議長 選択 38 : 松本議員 選択 39 : 渡部議員 選択 40 : 松本議員 選択 41 : 渡部議員 選択 42 : 松本議員 選択 43 : 数田議長 選択 44 : 小泉議員 選択 45 : 渡部議員 選択 46 : 小泉議員 選択 47 : 渡部議員 選択 48 : 数田議長 選択 49 : 佐藤議員 選択 50 : 渡部議員 選択 51 : 佐藤議員 選択 52 : 渡部議員 選択 53 : 数田議長 選択 54 : 数田議長 選択 55 : 渡部議員 選択 56 : 数田議長 選択 57 : 府川(正)議員 選択 58 : 数田議長 選択 59 : 数田議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 出席者   数田議長ほか議員23名(江口議員欠席) 議 題   1.個人情報持出し事案における渡部議員からの議会への説明について                   午後2時30分開会 【数田議長】それでは、ただいまから議員全員協議会を開会いたします。  なお、本日の会議に、12番江口友子議員より欠席の届出がありましたので、御報告いたします。   1.個人情報持出し事案における渡部議員からの議会への説明について 2: 【数田議長】本日の議題は「個人情報持出し事案における渡部議員からの議会への説明について」であります。本日、議員全員協議会という公式の場において、個人情報持出し事案における渡部議員から議会への説明をしていただくこととなった背景については、これまでの議会運営委員会の場において、随時、議員の皆様にお伝えしてきたとおりであります。非公式の場ではなく公開の場でしっかりと説明をしていただきたいとのそれぞれの会派の皆さんの声を受け、これまで調整を図り、本日に至っている次第であります。本日の説明に対し質問の時間も設けておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、次に会議の進行についてでありますが、まず、渡部議員の所属会派であります、しらさぎ・無所属クラブ団長の金子議員より発言を求められておりますので、金子議員より発言があります。続いて、渡部議員から説明をいただき、その後、質疑応答という流れで進めていきますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、議題に入ります。まず、しらさぎ・無所属クラブ団長の金子議員より発言を求められておりますので、これを許可いたします。金子議員、お願いいたします。 3: 【金子議員】しらさぎ・無所属クラブの金子修一でございます。団長をしております。渡部議員の個人情報持ち出しという場を設けていただくことには、前々からうちの会派としては賛成しておりまして、その内容については、議長、副議長とのやり取りがありました。それを前もって皆さん方にお知らせしておきます。渡部議員がやらないということは、一度も言っておりません。それも御承知をお願いします。  それと、先ほど議長のほうから質問ということが出ていましたけれども、質問は各会派1名ということで、議長、副議長とは合意しておりますので、改めて私のほうからつけ加えておきます。(発言する者あり)  それと、皆さん方は御存じと思いますが、本会議でも質問が出ていたりしておりまして、この案件は和解ということで当事者同士、要するに行政側と渡部議員で合意ができておりまして、その中では、裁判所のほうから、和解勧告の中に、お互いに前もってあったことを掘り返ししないようにということが1つ入っておりますので、渡部議員のほうからも、根掘り葉掘りは、行政側のことは言わないということを私のほうから申し入れてありますし、渡部議員もそのようにしますということなので、もし詳細にわたって聞きたかったり調べたかったりするようなことがありましたら、この場ではある程度しか言えませんので、裁判所のほうへ行って公判記録を熟読していただければ幸いかなと、そういうふうに思っております。  そんなことでありますので、皆様方、この機会に、この案件を聞いていろいろ質問を考えてこられたかもしれませんけれども、渡部議員側の答弁が不十分になるということは私も想像しておりますし、また、不十分になっても、今申し上げたように、裁判所の和解勧告というんですかね、和解条件の中にそれが含まれているので、それ以上はお答えできない部分があります。  以上、御理解いただいて、渡部議員から経緯について話してもらいたいと思います。 4: 【数田議長】それでは、これより説明に入ってまいりますが、ただいま、しらさぎ・無所属クラブ代表の金子団長より発言がありました、各会派から1人ということの合意という言葉を使いましたが、ここに関しては、基本は会派制を取っている議会ですから、ベースとしてはありますが、ただ、ここは臨時議運の場でもなく議員全員協議会という場でありますので、その旨のところで、各会派、必ずしも1名というふうに限定をしているわけではございません。その辺を認識した上で、皆さん、会派の中でバランスを取りながらの発言をお願いをいたします。 5: 【金子議員】申入れで議長、副議長と話したときに、うちのほうは1名、会派代表ということで発言はしてもいいですよと、それで受けますよということを言ったので、それはちょっと議長、おかしい。
    6: 【数田議長】基本は、会派制を取っている議会ですので。(金子議員「基本と言うけれども、それで合意したんでしょう。そこを改めて基本のことを言い出すなんて、ちょっとおかしいよ、それは」と述ぶ)それでは、そういった主張がありますので、微調整をさせていただきますので、少し時間を皆様ください。金子団長、すみません、お時間よろしいでしょうか。(金子議員「いいよ」と述ぶ)では、すみません、第二応接室のほうに、場所を移してちょっとお話を、微調整させていただければと思います。(金子議員「さっきもそうだけど、またこんなことで」と述ぶ)(片倉議員「全協でやるんだからこういう議論をする」と述ぶ)(金子議員「言ったじゃん、あんだけ」と述ぶ)  暫時休憩いたします。                   午後2時37分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後2時46分再開 7: 【数田議長】それでは、お待たせしました。微調整がつきましたので、始めさせていただきたいと思います。  開催前に2点ほど議員の皆様に申し上げさせていただきます。  まず1点目、同様の質問、繰り返しの質問等はお控えくださいますようお願いいたします。もし質問する場合は、異なる切り口での質問をお願いをいたします。これが1点。  2点目です。基本は会派制を取っている議会という認識での質問をお願いをいたします。先ほども申し上げましたけれども、そちらの御認識をよろしくお願いをいたします。  それでは、渡部議員、前の席に移動し、説明をお願いいたします。                  〔渡部議員発言席へ〕 8: 【渡部議員】それでは、議会から説明を求められておりますので、この場をお借りして経緯について御説明させていただきます。  まずは、情報を持ち出してしまったことに関しては、反省しております。しかし、持ち出した情報の範囲、目的、その後の利用の有無などについて市の主張と事実が異なりますので、その点に絞って御説明させていただきます。  まず、情報の範囲ですが、市は平成30年11月29日に延べ3万件強、同年12月22日に延べ248件の個人情報を持ち出したと主張しています。なお、重複処理をすると合計で2万2000件余りになるとのことでした。しかし、私は同年11月29日に個人情報を持ち出した事実はございません。  もう少し細かく述べますと、市が主張している延べ3万件強のうち2万2000件、重複処理後は合計2万2000件のうちの2万1000件、すなわち全体の約95%に当たる部分は、市職員としての業務上、ほかの職員にそのデータを渡すためにコピーしたものにすぎず、持ち出す意図すらありませんでした。平成30年12月22日の個人情報のデータ、延べ248件は退職作業の際に持ち出してしまったものです。  次に、目的ですが、退職の挨拶をするつもりでした。結局、退職の挨拶も選挙の事前運動となるおそれがあると助言を受けましたので、退職の挨拶にも利用しておりません。  そして、利用の有無ですが、選挙での利用は一切ありません。退職の挨拶もしなかったため利用した事実はなく、既に削除済みです。したがいまして、平塚市個人情報保護条例に抵触しないと考えています。  他方で、私の認識の甘さが原因で世間をお騒がせしてしまったこと、市に損害を与えてしまったことは事実です。その道義的責任を感じ、裁判所からの和解勧試を受けることにいたしました。  以上です。このたびはお騒がせして大変申し訳ありませんでした。 9: 【数田議長】それでは、これより議員の皆さんより御質問及び御意見を受け付けます。なお、発言は自席でお願いをいたします。本件について、御質問、御意見はございますでしょうか。 10: 【秋澤議員】まず、1回目の質問をさせていただきます。先ほど金子団長もおっしゃられたように、詳しく知るのであれば小田原の裁判所に行って見れるよという話でございました。我々会派として、令和3年の1月に横浜地裁の小田原支部へ行って、つぶさに裁判記録を読ませていただきまして、記憶の範囲でちょっとそれを基に、また、それを基にした記録を基にしてお伺いしたいと思います。  まず、先ほど御本人もおっしゃられていました平成30年11月29日については、持ち出してはいないと。確かにそうだったと思うんですが、持ち出そうとした、その理由が業務上だったかどうか、その辺が争いだったというふうに思うんですけれども、12月22日の件につきましては、御本人もおっしゃられたように、持ち出したということでございますが、その点、裁判記録にもそう書かれてありますし、裁判記録といいますか、被告準備書面というやつですね、そこにもそのように主張されておりました。その中にHANDSIGNの関連の名簿も含まれていたということも記載をされておりました。さらに、ホームページで明らかになっている個人情報の持ち出しの流れというところで行政の聞き取りとも一致をしておったということで、そこで1点、22日の持ち出しについては認められるのかどうかというのを、改めて確認をさせていただきたいと思います。 11: 【渡部議員】12月22日の持ち出しに関しては、私の意図するところではありませんでしたが、持ち出してしまったことは事実です。 12: 【秋澤議員】持ち出しを認めた、意図するところではなかったという。退職後に挨拶をするので、そのために持ち出したと。これは明らかに私的な理由で持ち出したというふうに考えるんですが、そういう私的な理由で持ち出しをすることが、それも退職後の話ですから、それがこれから選挙に出て市民からの負託を受ける立場になる人間が軽々しく個人情報を持ち出したこと、後にどう使われるか、使ったか、使わないかは別問題として、また、犯罪の成否になるか、あるいは損害が出るかということは別問題として、これから市民に負託をいただこう、負託をされるという立場を目指す身でありながら、そういう行動を取ったということ、それは市民に対する裏切り行為になるんじゃないかということは思わなかったのかどうか、その点を確認したいと思います。 13: 【渡部議員】退職の挨拶をしたいと思ったのは、11月29日の団体などに対するデータのものでした。ただ、それは先ほども述べましたが、退職の挨拶というのが選挙の事前運動になってしまうということで、そちらは控えました。そして、12月22日に関しましては、私が職務で担当しておりましたHANDSIGNの名簿がたまたま、そのほか、私が作成したファイル等と混じってしまったということで併せて持ち出してしまいました。ですので、22日に関しては、退職の挨拶をするつもりでもなく、それは誤って持ち出してしまったものです。  以上です。(発言する者あり) 14: 【秋澤議員】誤って持ち出したという話でございますけれども、誤って持ち出したかどうか、個人情報に関しては、渡部さんが何年公務員として働いたかというのは、ちょっと私も定かでは、記憶にないんですが、何年かやられているということは、個人情報の大切さというのは、恐らく公務員としてはもともと持っておられるんじゃないかなというふうに思うんですが、そういう立場にある人が、まず、軽々しく個人情報、間違えてかどうか分かりませんけれども、一緒になってしまったというようなことでございますけれども、我々もたった1人の個人情報でも非常に慎重に扱いはしております。  そういう中で、いろいろな過誤があったと思うんですけれども、その点が、個人情報を取り扱うという点において、市民からの信頼に欠けるんじゃないかというふうに思うんですけれども、その点と、もう一つ、渡部さん、最後にお聞きしたいのは、もし自分が一般市民だとして、個人情報を持ち出そうとした、あるいは持ち出したということが分かったら、そういう人に選挙民として一票を投ずるかどうか、最後にお伺いしたいと思います。 15: 【渡部議員】まず、情報を持ち出してしまったということに関しては、大変猛省しております。そして、もちろん信頼を失うような行為であったと思いますので、これからも信頼回復に努めていきたいと思います。(秋澤議員「最後の、最後の質問」と述ぶ) 16: 【数田議長】選挙民の立場から。(秋澤議員「自分が選挙民だったら」と述ぶ)だったらどうだと。 17: 【渡部議員】選挙民であれば、信頼を失うような行為であったと思いますので、信頼回復に努めてまいります。(片倉議員「投票するかしないかというふうなことを聞いている」と述ぶ)それは、それだけに限らない問題だと思いますので、候補者の全体を見て考える問題ですので、それについてはお答えできません。 18: 【数田議長】ほかにございますか。 19: 【山原議員】ようやくこの場が来たなというふうに思っておりますのは、議員辞職の勧告決議が出て丸3年たちました。先ほど渡部さんから、持ち出した事実について謝られておりましたけれども、私は、後ほど経過は伺いたいと思っていますけれども、少なくとも高い倫理性を求められている市議会議員としてあなたは当選された、これは立派なことだと思いますけれども、その前にやってはならないことをやって、今、議員に身を置いているということに関して、あなた自身はこの説明の場でどのように思っているんですか。 20: 【渡部議員】確かに持ち出したことに関しては、道義的責任があるなと思っております。それについては、大変反省しております。一方、個人情報保護条例には抵触していないということもありますので、これが仮に、もし犯罪を犯していたのであれば、確かに責任を取らなければいけない問題かと思いますが、条例には抵触しておりませんので、まずは仕事をしっかりとして、そして信頼回復に努めることが大切だと思っております。 21: 【山原議員】個人情報保護条例に違反をしてないから、私としては問題ない、議員としてこれから頑張っていく、こういうことのようでした。私は、高い倫理性が求められているのではないか、したがって辞職勧告決議が議決された、そういう経過は、あなたはどういう理解をしているのかと問うたら、そういう答弁でした。全く私と意見が違います。  2つ目、あなたはこの場、いわゆる情報持ち出しの問題から約4年ぐらいの時期に、今、初めてこの議会の場で私たちに説明をしております。確かに途中、裁判とかいろいろあったかもしれませんけれども、少なくとも、あなたは議員として身を置いている以上、この議会の場に身を置く以上、私たちにもっと早くその問題が、個人情報保護条例で問題なかったとして自分は身を置かせてもらいたいというなら、そういう説明を少なくともすべきではなかったのかというふうに思います。そういう説明を議会にずっと今日までしてこなかったこと、この中で、あなたは既にもう来春の選挙戦に向けて、市民に向けての活動を進めているというふうに伺っております。それは、議会に対して説明をしないで、自分は議員に当選すればこの問題は何とか山を越えると、こういう認識をしているのではないかなというふうに勝手に想像してしまいます。議会を甘く見ているな(発言する者あり)と思います。  そこで質問いたします。市の情報公開から頂いた資料で面談記録があるんですけれども、あなたはマイクロソフトサーフェスというパソコンを持ち込んで情報の引き出しをしていた。その後、サーフェスは下取りして売買して、今手元にございません。したがって、証拠はございませんという流れがあったかに思います。このことについては、裁判でどういうやり取りがあったかは、私は伺いませんけれども、こういった一つ一つのあなたの、議員前にやったことですけれども、そのことが明確に、情報が私の手元に来なかった、来た、そのことがあなただけの言葉でしか我々には伝わっていないんです。したがって、説明責任というのは、幾つも、あなたに疑いがかかっていることはたくさんあるので、代表して、マイクロソフトのサーフェスというパソコンを既に下取りしたと言いますけれども、どのように、どこに、その下取りをした証明の書類を見せてくださいよ。そういうことが、我々は疑いとして見ているんです。しかし、あなたの言葉から、ここからは情報の2万1000件の件ですが、取れませんでした、248件しか取れませんでしたという話だったんですけれども、そのことに疑いを持ってしまいます。倫理性の高い議員として、その情報に対してきちんと説明を求めておきたいと思います。  あと、248件の中に入っていたのかどうか分かりませんけれども、HANDSIGNのイベントの参加者の中にいたと思われるところにはがきが来たという、選挙はがきですけれども。本人は渡部さんのことを存じていないというふうに伺っておりますけれども、そのHANDSIGNのイベントに参加予定はしておりましたが、当日参加していない。したがって、面識もないということなので、その方に届いたということは、あなたの言っている情報が取れなかったところから出たのか、もしくは退職の挨拶の目的で取ったものがそこに行ったのか。むろん退職の挨拶に使ったとしても、それは正当性はない。したがって、あなたは既に個人情報保護条例という言葉の中に全て囲っているようですけれども、持ち出した情報に対して、議員として、今、高い倫理性を持って、あなたは今の職に対して自分の足元を見詰めるべきだと思います。  何点か言いましたけれども、総合して答弁いただきたいと思います。 22: 【渡部議員】たくさんありましたので、全て答えられているかどうか分かりませんが、順次お答えさせていただきます。  まず、議員に関しては、甘く見ておりません。当選してから、とても大変なお仕事だなと理解しております。私も4066人の市民の方に投票いただきまして、負託していただいておりますので、その責務を果たすということは大事だなと思っております。  それから、サーフェスというパソコンの件がありましたが、これに関しては警察と検察の捜査によって、これの持込みや使用はなかったということは証明されておりますので、そちらは公判記録のほうを確認ください。  それでは、HANDSIGNの参加者にはがきが届いたということですが、このはがきが届いた事実はございません。ですので、それが本当かどうかも分からないので、それについても公判記録を見ていただくなりして確認していただければと思います。  以上です。 23: 【数田議長】ちょっとお待ちください。(山原議員「渡部さんの」と述ぶ)今のやり取りに関してですか。(金子議員「そうそう」と述ぶ)渡部議員の説明の場ですので、この部分と、この質問に対しての答弁のところの後でお願いします。 24: 【山原議員渡部議員は4000何がしの私を支援してくれた方がいるので、議員として頑張りますという話でしたけれども、その市民の方々はこの事実を知らないときに、あなたに対して信頼して投票していただいた方々なんですよ。あなたがこのことを、その方々に説明しましたか。していない以上、あなたは情報を持ち出したことを伏せて選挙に出て、投票してもらって、今、議員という立場で仕事をしているんですよ。裁判で和解をしたというのは、あくまでも相手との関係で和解しただけで、議会として和解しているわけではありません。したがって、私は代表しての、一員としての質問かもしれませんけれども、皆さんもこのマイクを持てば、あなたに対していろいろな問いたいことがたくさんあるんだと思います。あなたは、そのいばらの道をかいくぐりながら議員活動を進めていくことしかないんです。  以上、終わります。 25: 【数田議長】この場は渡部議員の個人情報持出し事案における説明の場というところで、説明はしっかりと果たしていただきますようお願いいたします。あくまでも、議員の皆様にも説明をしたいという気持ちを聞いています。なので、そこの部分にしっかり議員の皆さんが理解できるような説明をしなければ、今日の場を設けた意味がなくなってしまいますので、よろしくお願いします。  また、議員の皆様におかれましても、ここは議会という場ですので、冷静なところで、感情ではなく、その部分の議論というところでしっかり質問をしていただければと思いますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。  その上で、金子団長。 26: 【金子議員】今、山原議員が、今日ですね、今説明をしたのは何事かと、時間が相当たっているんじゃないかというようなことを言っておられましたけれども、これは渡部議員が止めたわけではなくて、私が止めていたんです。というのは、まず裁判が終わって結論が出ないと、これは裁判ですから、当事者同士、行政側と渡部さん側の利害関係も発生しますから、これが終わってからやるのが当然だろうということで、裁判の和解が成立した段階で、改めて議長、副議長に、いつでもやってもいいよという話は持ち込んだんです。持ち込んだんですが、どういう形でやろうかという、その形式の問題で延び延びになってきたというのが事実です。だから、渡部さん側が今まで黙っていたということはないです。本人は、いつでもやりますからと言っていましたので、それは申し添えておきます。 27: 【数田議長】今、金子団長の発言がありましたが、先ほど申し上げたとおり、この場は渡部議員がしっかり議員の皆様に説明をしたいと、また、我々議員のメンバーも非公式の場ではなく公式の場で説明をしてくださいと、その合意が図れた上でこの場を設けています。なので、渡部議員個人がしっかりと説明できるようにお願いをいたします。  金子団長も、各議員からの質問のところで間に入ってしまうと説明がしっかりできない部分が出てきてしまうかと思いますので、渡部議員個人からしっかりと説明をしていただくような進行に御協力いただきますようお願いをいたします。(金子議員「今の件は、私も関係するから発言したんです」と述ぶ)はい。  それでは、ほかにございませんか。 28: 【片倉議員】重複しないように質問のほうをさせていただきたいと思います。  まず、渡部さんのほうは退職をした翌日に片付けがあるということで休日、市が休みのときに入ってパソコンの操作をされたと。そのデータの状況が、朝9時17分にパソコンが起動され、10時5分、10時26分、10時28分、10時40分、10時42分、10時52分で、お昼近くまで幾つかのファイルを、約248名のファイルを持ち出したことについては、まず認められているということでいいかを確認したいと思います。  そして、渡部さんは平塚市の職員、行政総務課と情報政策課のほうと何回かのやり取りをされております。情報公開請求のほうで、こちらのほうもやり取りとしては全て取らさせていただきました。また、HANDSIGNの関係のことを言われておりますけれども、市長宛てに、これは情報公開請求ですからお名前は出ておりませんけれども、2名の方から、渡部さんとの面識は全くない、また、HANDSIGNの講習に出たこととか等含めておかしいので調べてほしいというような陳情が来ているわけですね。この2名の方を含めて、今ほど面識は全くありませんでした、また、その挨拶に使っていませんでしたということも言われておりますけれども、現状として、まず分かっていない相手の方に、1人は市の職員の奥さんです。まず、そのところの弁明をもう一度お願いします。  渡部さんは、平成31年の市会議員選挙にいつ出ようと思ったんですか。3点。 29: 【渡部議員】まず、1点目の12月22日の持ち出しに関しては事実です。  2点目に関しては──2点目を確認させていただけますか、もう一度。 30: 【数田議長】2名の方にはがきが届いた事実について、もし弁明があればお願いしますという質問でした。 31: 【渡部議員】2名の方にはがきが届いた事実ということなんですが、これは蒸し返しとかになってしまうので、あまり詳細なことはお話できませんが、私の知る限りでは、2名の方のうち1名にははがきが届いていて、もう一名の方にはがきが届いていたかどうかは定かでないはずです。確かに陳情の話も伺っておりますが、お二人のうち1人は間違いなく面識があります。1人の方は確かに面識があるかどうか分からないですが、その方に関しては、はがきが届いた事実がありませんので、それについては、私は分かりかねます。(片倉議員「3点目」と述ぶ)  選挙に出ようと思ったのは、申し訳ありません、今定かな日は覚えておりません。(片倉議員「時期だけもいいですよ」と述ぶ)2019年の冬ですね。 32: 【片倉議員】確認をさせていただいたのは、22日の件はやっているという事実ですね。  その後の陳情の届いている2名に関しては定かではないとなっているというんですけれども、情報公開請求で出させていただいた本人直筆のものが、ここにあります。2つとも簡単に読みますけれども、平成31年4月下旬に渡部亮議員から選挙のはがきが私宛てに届きました。なぜ私の名前、住所が分かり、私なんだろうと、全く面識もないため、夫に話をしました。これは市の職員ね。もう一人は、平成31年4月中旬、自宅に渡部亮市議の選挙はがきが送られてきました。裏面には、湘南ひらつかアンバサダーであるHANDSIGNが推薦者であると記載されていましたというふうに来ているんです。2件、来ているというんです。渡部さんは、職員の時代にHANDSIGNの担当をしていましたよね。これは事実かどうか、もう一度確認をさせてください。  それと、選挙に出るのが2019年の冬ということでお話をされましたけれども、事実を言います。渡部さんは、平塚市ラグビーフットボール協会のお手伝いをされ、10月に総会がありましたよね、グランドホテル神奈中平塚で。私も顧問という立場で出席をさせていただいて、二次会の席で串平に行きました。渡部さん、いましたよね。そのときに、あなたが渡部さんだねということを聞いて、その後、私と隣の居酒屋に行って、これから40なので、あなたの生きざまは知らなかったから、40になる人間で、もう少し市の職員で頑張っていけば、それが10月ですよね。でも、もうそのときには選挙に出ることを私には公言しているんですよね。日にちも追えば、全部、手帳に書いてありますから分かりますけれども。選挙に出ようと言っている人間が、私ははっきり2人で話をしたんですから覚えていますけれども、その後、個人情報を抜き取ったということは、選挙目的でやったというふうにしか普通は思わないんですけれども、そこの見解を伺いたいと思います。 33: 【渡部議員】まず、HANDSIGNの手話ダンス教室の担当をしていたのは事実です。  それから、はがきが届いたとおっしゃっている2名の方の陳情は、確かに私も存じ上げておりますが、1人の市職員の奥様というところに関しては、はがきが届いた事実もありませんので、それが本当かどうかは分かりません。そして、もう一人の方に関しては、この方も市の職員の家族の方です。ですので、その方は、私、もう以前からよく知っている方で、地域の役員などもされている方でしたので、よく御自宅も存じ上げておりました。その方からそのような陳情が出てきたことが、私は不思議でなりません。  それから、2018年10月に公言しているとおっしゃっておりますが、私はあくまでも出たいと思っているという御相談を差し上げたまでです。公言ではありません。  以上です。 34: 【片倉議員】言った、言わないの話になりますから、もう聞きませんけれども、陳情が届いている方は、今、渡部さん自ら、2人とも市の職員の奥様ですと言われている。全く、ここの中には、お会いしていませんし面識もないです。もう一人の方は、同じ地区に居住しているけれども、自治会に加入しているわけではないので全然お会いしたことがありませんという陳情書になっている。そこは言った、言わないの話になるし、認識のあれになりますけれども、やはり通常的に考えれば、もう私ははっきり覚えているのが、今言った平塚市ラグビーフットボール協会の後の話で、出ますと私にははっきり言った。それは相談だという言い方もあるかもしれない。言葉の逃げをつくる、つくらないは別に構いません。  最後に、私、ちょうど令和元年の議長を務めさせていただいたときに、令和元年の9月議会初日に辞職勧告決議が渡部議員に対して出され、賛成多数で辞職勧告決議が可決されました。そのときの前の取材、テレビ取材です。議員を辞めない理由は、しっかり頂いた票に対して、議員として働いていきたいということを言われていました。それがありまして9月の辞職勧告決議です。その3か月後の12月議会、しっかり覚えていると思いますけれども、スノーボードの大会に出るのに議会を休みたいという書類を出したんですよね。スノーボードの大会が公的であると、どういう神経しているんですか。票をもらって頑張っていくと言った人間が、そういうような状況なんです。(発言する者あり)そのまた3か月後の3月議会で自分の案件が出されているのに、議会の総括質問の議場で弁明をしたんですよ。議員が真摯として向かってやっていくんであれば、一生懸命汗をかいてやっていくのが当たり前でしょう。それに対してどういうふうに反省しているのか、猛省しているなんて到底思えない。(金子議員「ちょっと筋が違うんじゃねえの、片倉さん」と述ぶ)(「一緒だ」と述ぶ者あり)(金子議員「何が一緒だよ」と述ぶ) 35: 【数田議長渡部議員、あれば。 36: 【渡部議員】今回の趣旨とは違いますので、お答えを控えさせていただきます。(「おかしいだろうよ」と述ぶ者あり)(金子議員「ちっともおかしくねえよ。意見、違うじゃん」述ぶ) 37: 【数田議長】そのほかございますでしょうか。 38: 【松本議員】今日は議員全員協議会ということで、渡部議員のほうから詳細について説明をしたいと。団長からも、御本人がしたいと言っているのを止めてきたのは自分なんだと言ってこられたわけで、私は、今日はもっと詳しい内容が御本人の口から聞けるものだというふうに思っていました。どういう状況だったのか、どういう思いで議員をやっているか、なぜ勧告決議も出たけれども、その中で今やってきたのかという、その思いも聞けるというふうに思っていたんですが、団長からは、前もって根掘り掘り返さないようにということであったり、行政側のことを根掘り葉掘り言わないように言ってあるだとか、非常に前もって止められちゃっている部分もあるのかなというふうに思います。本当に今日、議員全員協議会で全員集まって、渡部議員も説明をするということであれば、全て取り払ってしっかりと明らかにしていただきたいというふうに思いますし、感情的になるのもいけないですけれども、やはり渡部議員のお話をされたのは非常に表面的なことで、今までにも言ってきたことであって、いろいろな方々から追及されると、そのことで一言ずつ答えるというような状況だと、やはりこの場を持った意味がないのではないかなというふうに思うわけですが、渡部議員はもっと、全部明らかにしたほうがいいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 39: 【渡部議員】松本議員のおっしゃることは、おっしゃるとおりだなとは思うんですが、ただ、和解勧試を受ける際に、この件を蒸し返ししないことということが条件に入っておりますので、私の発言は控えなければならない部分もありますので、その点は御容赦いただきたいと思います。 40: 【松本議員】そうすると、皆さんから追及をされたら答えるけれども、あとは答えられないということなのか、こちらから聞いても、そちらは止められているので答えられないということなのか。今日のみんなが集まった意味というのは何なのかなというふうに思うんですが、どのように考えて今日の場をつくっていただいたんでしょうか。 41: 【渡部議員】おっしゃるとおり、お答えできることというのは限られてしまうと思います。その点については心苦しく思っておりますが、御容赦いただきたいと思います。  この場を設けさせていただいたのは、もちろん私が説明したいということもありましたが、議会からの要望もありましたので、併せて今回開かせていただきました。 42: 【松本議員】今日の議員全員協議会を持った意味が非常に薄れたなというふうに思っている、そういう感想です。 43: 【数田議長】ほかにございますか。 44: 【小泉議員】既に数名の議員さんが御発言をされていますので、なるべく重ならないように発言したいと思いますけれども、先ほど片倉議員さんが、あなたが3年半前の選挙に出るというのをいつ頃決められましたかというお話をされていました。これは確約というか、確定しているわけじゃないんですけれども、私が市の職員さん等から聞いた話では、その前の選挙、要は7年半前の選挙が終わった後、次の選挙に私は出たいという意思表示をされていらっしゃったということをお聞きをしました。4年間、次の選挙に立候補しようという意思を既に持ちながら職員活動をしてこられたというふうに思っています。これは間違いなく、確信的に次の選挙では何としても当選したい。ただ、市の職員という身分である以上、なかなか個人情報の名簿を集められないということも含めて、今回のこういう事件につながったんではないかなというふうに私は思っています。  先ほども話がありましたけれども、平塚市の職員として、公務員として何年お勤めになったか分かりませんけれども、高い倫理観が必要な職場で仕事をされていたんですよ。たとえ1件でも2件でも、やっちゃいけないことをやるということは駄目なんです、これ。しかも、3年半前に渡部亮というふうに書いてくれた多くの市民の皆さんは、あなたがそういう悪いことをやって議員になった、誰も知らないんですよ。分かったのは議員になってからですから。  その辺を考えれば、2019年8月29日に議会が議決した議員辞職勧告決議、これを真摯に受け止めて、今すぐにでも議員辞職をすべきというふうに私は思いますけれども、お考えをお聞きします。 45: 【渡部議員】前回の選挙の、その前の選挙の際に出馬したいと言った、その選挙の後に、その4年後の選挙に出馬したいなんて言った覚えは全くありません。私、確かに過去にやりたいなという気持ちはありましたが、ただ、それはあくまでも思いであって、それ以上のことは考えていませんでした。何で議員になりたかったかというのは、1つは市民に喜ばれる仕事を市の職員としてしてきて、もっと多くの方に喜ばれることをしたいという思いから、市議会議員を目指したいという思いがありました。さらに、もう約7年前になりますかね、舌がんを患いまして、人生一度きりだということに気づかされまして、時間は有限だということに気づかされまして、市議会議員になりたいという思いは強く沸きました。ですので、小泉議員さんおっしゃるような過去の選挙の後に選挙を目指したなんていうことはまずありませんので、それはどなたか別の方と勘違いされているんじゃないのかなと思ってしまいます。  それから、おっしゃるとおり、辞職勧告決議というのは重く受け止めなければいけないなと思いますが、ただ、今回の勧告というのは聴聞や、それから弁明の機会等も設けられていなかったこと、それから司法の判断を待たずに決定されたことから、辞職勧告決議というのは受けることはできないなと思いました。それから、今日お話ししたとおり、報道や記者発表と事実は異なっておりました。したがいまして、もし辞職してしまうと、それらを認めることになってしまうと思いました。ですので、辞職勧告というのは、当時、受けることはできませんでした。あれから大分時間がたってしまいましたが、私としては、やはり前にも述べましたとおり、今回の件というのは、まず4066票の負託をいただきましたので、その方たちに応えることが一番大切だと考えました。ですので、市議会議員の仕事を全うするということが皆さんに対しての私のおわびというか、反省になると思いますし、それが信頼回復にも努める手段になると思いましたので、まずは市議会議員というお仕事を全うさせていただくことを選ばせていただきました。その点については御理解いただければと思います。  以上です。 46: 【小泉議員】今日の議員全員協議会、今までの数年間の新聞報道等を含めて目新しいものは何も出ていないというふうに思います。先ほど渡部議員さんが、高い気持ちを持って市議会議員に立候補する、そして当選された。それは、私、否定はしません。多くの市民の皆さんから御理解をいただいた。ただ、その過程の中で、今回問題になっていることがあった。それは、先ほど言いましたけれども、誰も知らないで、渡部亮という名前を書いているんですよ。この問題がはっきりしたのは、あなたが議員になって以降なんです。ということは、渡部亮と書いてくれた皆さん方にどういう言い訳をするんですか。絶対駄目なことなんですよ。だから、私は、今までも再三本会議でも言いましたけれども、あなたはまず1回議員を辞めて、今おっしゃったような強い信念があって、平塚市のためにというふうに思うんだったら、来年4月に統一地方選挙があるじゃないですか。ぜひもう一回初心に返って挑戦すべきだ。まず辞めるのが第一ですというふうに私は思います。(発言する者あり) 47: 【渡部議員】情報を持ち出してしまったこと、それから世間をお騒がせしてしまったことに関しては、大変反省をしております。ただ、私の手段というか、私の責任の取り方というのは、辞めることではなく、仕事を続けていって、そして市民の皆さんのためになることだと思っております。今度の選挙でまた、もう次の統一地方選、近いですが、そこで皆様にまた審判していただくことができますので、そのときまでにしっかりと信頼回復に努めて、そして再度皆様に選んでいただけるように頑張っていきたいと思います。 48: 【数田議長】ほかにございますか。 49: 【佐藤議員】御説明ありがとうございました。先ほど、最初の御説明の中で、ほかの職員に渡す目的でこの情報を持ち出したということも御発言があったと思います。そのデータは残った職員、要は渡部さんがいらっしゃった課の職員は、渡部さんが退職された後に御自分たちで情報の共有はできなかったところにあったのか。要は、辞められた後の12月22日にその行為をしなければいけなかったのはなぜかなと。私も、御存じのように、議員辞職勧告のときに議案提出というか、その発言をさせていただいたり、議場の場で質問をさせていただいて、なぜ長年職員として勤められた方が上司に相談を一言、こういうことをしてもいいのか悪いのか、実際、個人情報に触れるという──先ほど条例には触れていないとはっきりおっしゃっていましたけれども──その行為がよかったのか悪かったのか、あるいは上司にこういった挨拶をしようと思いますけれどもということをなぜ事前に御相談できなかったのか。私は議場でも、これは今までも行政総務課のほう、あるいは総務部のほうに質問で触れてきました。そこの真意を、それが先ほど来、市と渡部さんの間で裁判に従って和解勧告がされていますので具体的にお答えになれないとおっしゃっていました。松本議員がおっしゃった、今日、じゃ、開かれたこの意義というのは何なんだろうと、私も全く松本さんと同じ気持ちです。議員になる前の一職員として、たくさんの職員が同じルールを守っている中で、なぜそこに疑問符を持たなかったのか、どうして一言上司に、あるいは周りの同僚に、そういったことに対して疑問を持てば、こういうことをしていいのかなという言葉があってもよかったんじゃないかと思うんですね。そこについて、1点お伺いしたいと思います。 50: 【渡部議員】11月29日に持ち出したものと12月22日に持ち出したものは、11月29日は持ち出そうとしたもの、12月22日は持ち出したものとありますが、今質問がごっちゃになってしまっているので、少しひもを解かせていただきますと、11月29日の、最初に申し上げた95%のデータに関しては、これはあくまでも職場内というか、ほかの課と共有するために一度USBにデータを落とさなければいけないものでした。ですので、これは一切、今回の持ち出しとは関係ありません。ただ、残りの約5%ぐらい、1000件ぐらいのデータに関しては、確かに退職の挨拶をしたいという思いでした。ただ、経過がありまして、結果、持ち出せなかったんですね。11月29日の5%に関しては持ち出せなかったんですが、当初は退職の挨拶をしたいという思いで持ち出そうとしたものでした。12月22日のデータに関しては、これは私が使っていたパソコンの中に個人情報とは別のファイルが幾つかありまして、それはどうしても持って帰りたかったので、それを持ち出す際に、一緒に個人情報のデータも持ち出してしまったという経緯があります。ですので、個人情報のデータに関しては、持ち出そうとしていたのではなくて、ほかのファイルと一緒くたに持ち出してしまったということがあります。  御質問されていたのは、それを持ち出そうとしてしまった、上司に確認を──まず11月29日の95%のデータに関しては、それは従来、仕事でやっていたものの方法を変えようと思っていまして、代替を行った方法なので上司に相談するまではないと判断しました。退職の挨拶に関しては、確かにやっていいですかという確認を取ればよかったんですが、先に相談をすることをしなかったのは確かによくなかったなとは思っております。ただ、結果、持ち出さなかったものなので、そこまで問題になるものではないのかなと思って、その11月29日時点では特に何もアクションはしていませんでした。12月22日に関しては、私の意図するところではないところで持ち出してしまいました。いずれにしろ、市職員としての行為としては適切ではなかったなとは思っておりますので、それについては大変反省をしております。 51: 【佐藤議員】ありがとうございました。では、12月22日のところ、先ほどもおっしゃっていたフォルダの中にあって、意図しては、御自分の本人の意思としては持ち出す気はなかったと、たまたま入ってしまったということが弁明というか、御説明だと今理解したんですけれども、ですよね、そうやっておっしゃっていますよね。そしたら、なぜいち早くそのことを、もう少し早い段階で、議会に説明する場を持ってもよかったんじゃないかなと。そこが、やっぱりこれだけの時間が、2019年の選挙以来、議会でも様々な議論があって、私たちも今までの議会経験になかったことをしてきた中で、人として対応、それはいろいろ会派の中でもお考えがあったと思いますけれども、その辺についての弁明の場、あるいは、正直、私も小田原までも行かせていただきました。弁護側から、市が出した書類も、本当にとても分厚い書類を見させていただいて、いろいろ御意見が変わってくる様子も見てまいりましたので、その辺の、これは誠意と言っていいのか、弁明と言っていいのかあれですけれども、その辺の姿勢について会派で御相談されていたのかもしれませんけれども、今回こうやってここに立たれた、この場を持つということになった、今がタイミングだと思われた何かがあったと思うんですね。そこについて御意見を聞かせてください。 52: 【渡部議員】係争中に関しては発言をするなということを弁護士サイドからも言われておりましたので、発言はできずにいました。でも、私としては、ぜひ説明をしたかったんですが、そういった経緯もありましたし、それから会派の団長に相談しても、まだ今ではないということで、この時期になってしまいました。説明が遅れてしまったことに関しては、大変申し訳なく思っております。 53: 【数田議長】ほかにございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 54: 【数田議長】よろしいでしょうか。(特になし)  渡部議員、また、しらさぎ・無所属クラブ団長から希望をいただいて、説明の場をぜひ正副議長のほうでつくっていただけないかと。また、各議員の皆様からも、これまでずっと説明がないじゃないかというような御意見があり、調整を重ねて重ねて今日の場というのを我々も開かせていただきました。ただ、一方で各議員の皆様からは、この場は一体何という場だったのかと。でも、渡部議員からも説明責任を果たしたいというところで、開いたはいいけれども、若干のところでのかみ合いがない部分もあるのかなというふうには感じているところであります。
     渡部議員のほうは、もう説明はよろしいですか、このところで。今の段階、今日この場のところでは。 55: 【渡部議員】はい。 56: 【数田議長】議員の皆様も、現時点のところでは質問はないということで、今、手が挙がらないので閉めさせていただきます。  ただ、本日の双方のやり取りを得て、渡部議員におかれましては、ここの部分においては説明が足らなかったなというのがあれば、改めて正副議長のほうに希望を言ってください。また、議員の皆様からも、この部分において説明がなかったではないかというのを改めてありましたら、この場はあくまでも公式の場でやっておりますので、会議録もしっかり残る場であります。その点、振り返っていただいて、それぞれの会派で検討いただければと思います。  それでは、本日の議員全員協議会、これで閉会と(府川(正)議員「ちょっといいですか」と述ぶ)はい、どうぞ。 57: 【府川(正)議員】終わりで申し訳ないんだけれども、さっき松本さんが言ったように、今のこの議員全員協議会では何も意味ない。私は地元が一緒で見てきたんですけれども、それなりの活動をしてきて、見ていましたけれども、それなりの動きはしていないし、本当に議員としての自覚があるのかなというのは、私も長年見ていますけれども、それはない。今日の説明を聞いても、今までやってきたことを繰り返して言っているだけ。何も意味ないです、今日の議員全員協議会は。もう一回開いても、こういう状態だったら、やっても意味ないんじゃないか。(発言する者あり)本当に。だから、もし本人がやりたいと言っても、我々、引き受けるかどうか。同じ中身だったら必要ないと思いますので、そのことだけ一言言っておきます。(「必要なし」と述ぶ者あり) 58: 【数田議長】意見として承ります。  ほかはよろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) 59: 【数田議長】では、これをもちまして本日の議員全員協議会を閉会いたします。御苦労さまでした。                   午後3時45分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...