平塚市議会 2022-03-14
令和4年 教育民生常任委員会 本文 2022-03-14
1.議案第9号 平塚市個人情報保護条例の一部を改正する条例
2: 【
金子委員長】それでは、議案第9号「平塚市個人情報保護条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件に対し、質疑はありますか。
3: 【
石田(雄)
委員】この条例改正は、民間、行政機関、独立行政法人など、それぞれにある個人情報保護法を1つの法律に統合するということかと思いますが、それでよろしいでしょうか。
4: 【
市民情報・
相談課課長代理】お答えします。今、
委員から言われたお話にあったように、個人情報保護法に一本化するということで、今回の改正案については、独立行政法人等個人情報保護法が廃止されるので、そちらに伴ってその改正がなされるということになります。
5: 【
石田(雄)
委員】私たち国民にはマイナンバーが付与されているわけですけれども、このマイナンバーに各種保険証の番号とか、運転免許証とか、パスポートなどが一元されるということと考えてよろしいのかどうか、伺います。
6: 【
市民情報・
相談課課長代理】今、
委員からのお話にあったように、マイナンバーカードに保険証、パスポートなどの情報が中に入っていくということはそのとおりでございます。
以上です。
7: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
8: 【
金子委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
9: 【
石田(雄)
委員】反対の立場から討論いたします。
詳しくは本会議で行いますけれども、今回の条例改正は、デジタル庁に代表される拙速なデジタル化の推進にあると考えています。地方自治法第2条第13項では、国は地方公共団体が地域の特性に応じて当該事務を処理することができるよう、特に配慮しなければならないとあります。それぞれの団体が持つ個人情報をひもづけして、ビッグデータの活用という名目で一元化するものであり、個人情報の保護が十分に担保されないという指摘がある中では、私たちはこれを認めるわけにはいきません。
以上、反対の立場から討論いたします。
10: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
11: 【
金子委員長】これで討論を終わります。
これより起立により採決を行います。議案第9号は、原案どおり可決することに賛成の
委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
12: 【
金子委員長】起立多数でありますので、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────
2.議案第14号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活
動法人等を定める条例の一部を改正する条例
13: 【
金子委員長】それでは、議案第14号「地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件に対し、質疑はありますか。
14: 【
鈴木委員】フードバンクひらつかからフードバンク湘南に名称変更になっているんですが、これは実際今ホームページを確認させていただきますと、9月に名称変更になっているんです。この条例が今、半年たってこのタイミングで出てくるというのはどういうことなのか、その経緯をお聞きしたい。
15: 【
協働推進課課長代理】ただいま
委員から、いわゆる実際に名称がフードバンクひらつかから湘南に変わった時期についてと、あと、今回の上程の時期にちょっと時間がかかり過ぎではないかというような趣旨での御質問であったかと思います。確かに、こちらのフードバンク湘南に法人名称を変更いたしましたのは8月12日付でございます。ただ、こちらのほうの変更届が本市に出されましたのが令和3年9月15日ということで、そこから条例改正の諸手続に入って、今議会に上程というタイミングになってございます。
以上でございます。
16: 【
鈴木委員】変更が出たのはいつと言いましたか。3月と聞こえたような気が。9月と言いましたか。分かりました。はい。いいです。
17: 【
金子委員長】なしでよろしいですか。
ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
18: 【
金子委員長】ないようなので、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
19: 【
金子委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第14号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
20: 【
金子委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
3.議案第22号 事業契約の締結について
21: 【
金子委員長】それでは、議案第22号「事業契約の締結について」を議題といたします。
本件に対し、質疑はありますか。
22: 【
石田(雄)
委員】2つあります。
1つは、市のほうから配られた資料で、平塚市学校給食センター整備・運営事業に関する客観的な評価の結果についてという
文書の中の5番目、落札事業者の事業計画に基づく財政支出の削減効果というのがあります。それを見ますと、1)市が自ら実施する場合の財政支出額が179億7060万9000円、2)PFI事業として実施する場合の財政支出額が136億9314万円、3)財政支出の削減効果額というのがありまして、それが42億7746万9000円、4)の削減効果率というのがありまして、それが23.8%となっております。この事業費のうちの管理運営経費というのはそれぞれ幾らか、そして削減効果額は幾らか、削減率は幾らか、教えていただけますか。
23: 【
学校給食課課長代理】管理運営費の削減額の1点でよろしいですか。
24: 【
石田(雄)
委員】市が実施する場合とPFI事業を実施する場合と、あとは削減額、削減率、その辺を教えていただきたいんです。
25: 【
金子委員長】さっきの続きですよね。2回目ではないですよね。今そこで
石田委員さんが言っていたから。(佐藤
委員「質問を整理されていました」と述ぶ)
26: 【
学校給食課課長代理】維持管理運営費につきましては、運営経費は自治体が実施の場合は122億6865万3000円、運営経費のPFIのBTOでやる場合、今回の契約額ですが、81億8891万円となっております。削減額は40億7974万3000円となっております。維持管理につきましては、自治体が実施する場合は11億1747万5000円で、維持管理のPFIにつきましては9億7361万6000円となっておりまして、削減額としましては1億4385万9000円となっております。削減率につきましては、申し訳ありません、現在手元に数字がございませんので、詳細につきましてはこの場ではお答えすることができません。
以上です。
27: 【
石田(雄)
委員】この運営経費の中に人件費というのが含まれていると思うんですけれども、人件費はそれぞれ幾らになりますでしょうか。
28: 【
学校給食課課長代理】運営経費の中に人件費は含まれておりますが、その詳細な金額につきましては今回の入札の中では求めていないところになりますので、人件費の金額の数字はこちらのほうでは把握をしておりません。
以上です。
29: 【
石田(雄)
委員】分かりました。
30: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
31: 【
金子委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
32: 【
金子委員長】討論がないということなので、これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第22号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
33: 【
金子委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
4.議案第32号 令和3年度平塚市一般会計補正予算
34: 【
金子委員長】次に、審査の都合により、まず、議案第32号「令和3年度平塚市一般会計補正予算」を議題といたします。
本件に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
35: 【
金子委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
36: 【
金子委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第32号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
37: 【
金子委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
5.議案第24号 令和4年度平塚市一般会計予算(所管部分)
38: 【
金子委員長】次は、議案第24号「令和4年度平塚市一般会計予算」のうち、本
委員会所管部分を議題といたします。
審査は歳出、続いて歳入の順に行いますが、私が申し上げるページは、予算書の款、項、目が記載されている左側のページですので御承知ください。
なお、質問に当たっては、予算書のページ及び事業名等を
発言してから質問をお願いいたします。
歳 出
2款 総務費
1項 総務管理費
2目
文書広報費
39: 【
金子委員長】それでは、まず2款総務費です。予算書の64ページ上段から中段にかけての1項2目
文書広報費のうち、8の情報公開事業、9の個人情報保護事業、10の広聴活動事業です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3項 戸籍住民基本台帳費
40: 【
金子委員長】ないようなので、次は、ページが飛びまして、92ページ中段から94ページ中段にかけての3項戸籍住民基本台帳費です。ただし、1目戸籍住民基本台帳費のうち、2のマイナンバー推進事業と6の住居表示整備事業は除きます。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3款 民生費
1項 社会福祉費
1目 社会福祉総務費
41: 【
金子委員長】ないようですので、次は、3款民生費です。104ページから106ページ上段にかけての1項1目社会福祉総務費のうち、2の市民相談事業、3の人権意識普及・啓発事業です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6目 市民活動推進費
42: 【
金子委員長】ないということなので、次は、少しページが飛びます。130ページ中段から138ページ上段にかけての6目市民活動推進費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
5項 文化芸術ホール費
43: 【
金子委員長】ないようなので、次は、156ページにあります5項文化芸術ホール費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
4款 衛生費
1項 保健衛生費
6目 聖苑費
44: 【
金子委員長】ないようなので、次は、4款衛生費です。172ページ上段にあります1項保健衛生費のうち、6目聖苑費です。質疑はありませんか。
45: 【
石田(雄)
委員】聖苑費の1、聖苑管理運営事業についてお聞きします。この聖苑の利用状況をお聞きしたいんですけれども、一昨年と昨年と、あと来年はどのぐらい見込んでいるのか、お聞きしたいと思います。
46: 【市民課課長代理】去年と今年でよろしかったでしょうか。
47: 【
石田(雄)
委員】そうでした。ごめんなさい。
48: 【市民課課長代理】去年と今年の聖苑の利用者数ということで御質問いただきました。火葬件数でよろしいでしょうか。
49: 【
石田(雄)
委員】はい。
50: 【市民課課長代理】火葬の件数ですが、総数といたしましては、令和2年度ははっきりとは出ているんですけれども、3110件となります。それより1年前となりますと、申し訳ありません、令和元年度に遡ってしまうんですけれども、令和元年度ですと2907件というふうになります。
以上でございます。
51: 【
石田(雄)
委員】この火葬の件数は、やっぱり徐々に増えているように思えるんですけれども、この増えている要因は何かということをちょっとお聞きしたいんですが、市のほうではどのように考えていらっしゃいますか。
52: 【市民課課長代理】火葬件数が増えているのではないかという御質問でございましたけれども、実際火葬件数は徐々に増えておりまして、現在は先ほど申し上げましたように3000件を超えてございます。これからも高齢化社会を迎えまして、火葬件数はどうしても実質じわじわと伸びていくような状況にあるかと思っております。現在火葬炉のほうも割とずっと動いているような状態でございまして、今のところ、まだきちんと予約をしていただいたものに関しては、それほどお断りせずに続けているような状態でございます。
以上でございます。
53: 【
石田(雄)
委員】徐々に増えているということで、高齢化社会がやっぱり大きな原因というふうに考えられる。あとやっぱりコロナによる影響というのは考えられないんでしょうか。
54: 【市民課課長代理】平塚市内は発表のほうでは、コロナを死因として亡くなられた方というのはそれほど多くはないんですけれども、実際問題としてほかの死因でも、コロナに罹患されているという方もいらっしゃるような状況でございます。そういった方につきましても適切に火葬を行わせていただきまして、きちんと今のところちょっと火葬を、普通の一般の方と動線を分けなければいけないというふうに厚労省からも言われておりますので、そのような形で実際行わせていただいているような状況でございます。
以上でございます。
55: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
10款 教育費
1項 教育総務費
1目 教育
委員会費
2目 事務局費
56: 【
金子委員長】次は、10款教育費です。ページが飛びまして、260ページにあります1項教育総務費のうち、1目教育
委員会費、2目事務局費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3目 教育指導費
4目 義務教育振興費
57: 【
金子委員長】次は、260ページ下段から270ページ下段にかけての3目教育指導費、4目義務教育振興費です。質疑はありませんか。
58: 【佐藤
委員】まず、3回ずつと言ったので、ちょっと幾つかあるんですけれども、1事業に3つ質問してもいいですか。じゃ、ちょっと2つの事業。まず、264ページ、10款1項3目教育指導費の9の通学路安全対策事業と、268ページの17の学校安全対策推進事業のこの2点でお伺いしたいと思います。よろしいですか。
59: 【
金子委員長】佐藤
委員、全部言っていいですよ。
60: 【佐藤
委員】事業ごとに3つずつ言っていいですか。じゃ、まず9の通学路安全対策事業の点について。まず、令和4年度の取組について1点目伺います。2点目に、平塚市通学路安全対策事業補助金が設置されていますけれども、どのように使われているのかを伺います。3つ目が、通学路の合同点検の実施頻度が定められているのかという点。この3つ、まずこのところでお伺いします。
次に、17の学校安全対策推進事業についてお伺いします。同じく令和4年度の取組について伺います。あと、2月14日、日本セーフティプロモーションスクール協議会から土屋小学校が認証されて、これが県内初の認証となりました。ここで消耗品費が予算計上されていますので、この取組について伺います。また、この予算の中にAEDトレーニングユニットが含まれていますので、どのように活用されるのか、以上3つずつお伺いしたいと思います。
61: 【教育指導課課長代理】それでは、通学路安全対策事業について3点の御質問をいただきました。
1点目の令和4年度の取組なんですけれども、平塚市通学路交通安全プログラムに基づきまして、安全で安心して通学できる環境づくりを進めている団体を支援します。また関係機関と連携し、合同点検を実施するほか、道路環境事業を進めるなど、交通管理者、道路管理者と連携を図りながら、通学路の道路環境を整えます。さらに、小学校を対象に市の交通安全部局と連携を図って、PTAや交通安全協会、町内福祉村の方々を対象に旗振りの研修会を実施しておりましたが、登下校見守り団体の方々にも令和4年度は対象を広げて研修会を開催する予定です。
次に、平塚市通学路安全対策事業補助金の使われ方なんですけれども、児童生徒の通学時の安全確保を図るため、PTAや地域の見守り団体に対し、各組織が使用するビブスや横断旗等の購入費用を助成しています。
3点目の通学路合同点検の実施頻度なんですけれども、年度初めに各学校より報告のあった危険箇所を精査し、必要な箇所を学校、交通管理者、道路管理者等と連携して実施しております。また、学校や自治会等から改善の要望のあった危険箇所については、必要に応じて合同点検をしているというような状況です。
続きまして、学校安全対策推進事業について3点の御質問のお答えをします。
1点目の令和4年度の事業全体の取組ですけれども、各小中学校における組織的な安全管理の充実を図るため、新採用職員から管理職までといったキャリアステージ別に各研修の開催のほか、平塚市立学校における授業中の児童死亡事件に関する検証報告書の学校安全に向けた提言について、市教委及び各学校、園の取組を推進していきます。また提言において、令和4年度から、令和3年度の取組を総合的に点検、評価し、次年度以降の取組に反映する予定です。
2点目のセーフティプロモーションスクールの取組の消耗品の使用方法というところなんですけれども、土屋小学校がセーフティプロモーションスクールの指標に基づいた取組を進めるため、例えば施設内の安全性を図るためのコーナークッションや、校内での啓発を進めるため、ポスター作成の資機材の購入を想定しております。具体的な購入品については、今後学校と協議して決定する予定です。
3点目の購入されるAEDトレーニングユニットの活用方法ですけれども、各学校、園の教職員を対象に、市教委が主催する心肺蘇生法実技研修会において活用をまずしていきます。その後、受講教職員が自校において伝達講習をするために貸し出すというような流れになっております。
以上でございます。
62: 【佐藤
委員】では再質問させていただきます。まず通学路安全対策事業のほうからさせていただきます。今、旗振り講習のほうを、登下校の見守り団体の方にも対象を広げて実施されていくということなんですけれども、この登下校の見守りは、PTAさんとかもいろいろ含め、地域ごとに団体の組織の差があるんじゃないかと思うんです。例えば市内の特に小学校のほうで、この見守り団体が十分に整っていない地域があるのか、どの地域かという御見解をまず伺いたいと思います。
あとは補助金利用です。これは1団体が4万円を上限に多分申請できると思うんですけれども、申請するのに、同じ団体が毎年のように申請できるのか、あるいは何年ごとにとか、そういう規程があるのかということを、2点目お伺いしたいと思います。
あと3つ目に、皆さんも多分御存じだと思いますが、3月7日の夕方6時に、スーパーの駐車場入り口で中学生の女子が2人でしゃがんでおしゃべりをしていたら、駐車場に入る車に巻き込まれて1人の子が死亡したという事故がありました。これはどこで起きても本当におかしくない事例で、特に下校時、小学生も中学生も皆さん本当におしゃべりが楽しくて友達と別れ際に立ち話をする姿を、それは大人も一緒なんですけれども、よく見かけたりします。平塚市ではないですけれども、そういった事例を子どもたちにしっかり伝えて、自分事として考えていくような指導が必要じゃないかと思いますので、その点についての御見解を3つ目にお伺いしたいと思います。
続きまして、学校安全対策推進事業のほうです。土屋小学校で、これも1人の児童が死亡したという悲しい事案が発端となって、こういったことにつながったのかなと思いますが、このセーフティプロモーションの取組を、今後市内の小中学校にどういうふうに水平展開されるのか、御見解を伺います。
また、このセーフティプロモーション認定を受けている団体というか、学校を見ますと、割と日本の中の西のほうが多いんです。これは大阪のほうの大学が多分リードしていると思うので。こういった、今オンラインでつながる中で、学校間の情報共有というか、取組の共有を進められるんじゃないかと思うんですが、その点についての御見解をお伺いします。
もう一個、あとAEDトレーニングユニットです。お答えのほうでは、教職員を主体に講習されるということでした。小学生も中学生も学校に今AEDが設置されていますし、いろんな場面で、日常の中で人が倒れたりとかいうようなところに、いつどこで遭遇するか分からないので、ぜひ小学生の高学年あたりから中学生に向けてはこういった子どもたちにも、訓練する、目に触れる、手に触れる機会をつくっていただきたいと思いますが、御見解を伺います。
以上です。
63: 【教育指導課課長代理】それでは、通学路安全対策事業について再質問いただきました。順次御答弁させていただきます。
まず、1点目の通学路の見守り団体の意識の差というか、活動の差があるんじゃないかというようなところです。基本的には学校の地域の実情に応じて、地域の自治会、また地域の団体等と連携を図って、朝の見守りもそうですけれども、逆に夕方の見守り、下校時の見守りというところもいろいろ活動を、地域の特色に応じてやっています。差があるというところでは、人数とかというのはいろいろあると思うんですけれども、そこについては地域の差は、あると言えばありますし、ないと言えばないというような状況です。
2点目の補助金が毎年申請できるのかというところは、基本的には予算の範囲内で対応させていただきますけれども、出てきた段階で、連続して補助金を申請するところについては、ちょっと御遠慮というか御相談をいただいて、満遍なく、補助金の申請をされた団体を補助しているというような状況です。
3点目の3月7日の中学生が事故に巻き込まれたというような事例なんですけれども、ここについてもそういう事故があった場合は、文科省また県のほうから通知があったりとかして、注意喚起というようなことは、教育
委員会からも連絡があれば各学校にさせていただいております。それ以外にも必要に応じて、連絡がある前でも、教育
委員会のほうで必要があるところについては、各学校に指導させていただいているというような状況になります。
続いて、学校安全対策推進事業ですけれども、まず、1点目の土屋小学校でセーフティプロモーションスクールを認証されたということで、今後展開をどのようにというようなことですけれども、基本的には、もう昨年度から始めておりますが、学校安全強化月間を位置づけて、各学校に、土屋小学校が取り組んでいるセーフティプロモーションの認証活動及び、各学校でできそうな安全対策を広げていくという取組をもう進めておりますので、令和4年度も引き続きやる予定です。また、各学校にセーフティプロモーションスクールの考えを広めていくんだという考えもありますので、ぜひ取組のほうは進めていきたいなというところです。
2点目の西のほうに多い、情報共有ができるのではないかというところですが、まず関東で2校目になります。それで推薦
委員という形で、各認証を受けた学校から認証を目指している学校に来ていただいて、取組の確認とかアドバイスをしていただいているんですけれども、東京の小学校があります。そこについてはもう視察とか、校長先生とかも御挨拶させていただいているので、そういうところの交流、また東のほうになってしまうんですけれども、現在、石巻市がかなり認証校が多いということで、災害時の協定も結んでおりますので、土屋小学校と相談しながら、そういうような交流ができるのかなというところで検討はしていきたいなと考えております。
3点目のAEDを教職員だけではなく児童生徒にもというところですが、学習指導要領で中学生に講習を進めるようにというところもありますので、体育の授業になってしまうかもしれませんが、そういうところで必要に応じて学校と調整しながら進めていきたいと考えております。
以上でございます。
64: 【佐藤
委員】では、3度目の質問をさせていただきます。通学路の安全対策事業についてですが、登下校の見守り団体には活動の差、あるいは組織の差は地域によってあるということで、この通学路の危険度というのが、これから新学期が始まるのに向けて、多分地域で安全点検されていると思うんですが、集団登校されている学校と個人の登校の学校があって、やはり多分子どもの学年だったり、その子の視点だったりで、随分差があると思うんです。
そういったいろいろな意見とか不安とかを救い上げる努力が必要だと思うんですけれども、こういったPTA、交通安全協会、町内福祉村の団体に属さない、あるいはPTAもやっぱり一部の方が役員さんになって、なかなか実際にどんな活動しているのかと分かっていない保護者の方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、その辺の子どもたちの不安を保護者を通して学校に伝えるのか、あるいは子どもの視点で年に何回か、あるいは何年に何回か、そういった通学路を点検するようなことが必要じゃないかと思うんですが、その点について1点だけ、この点では最後の質問をさせていただきます。
学校の安全対策推進事業のほうは関東で2つ目で、石巻市のほうでもこの取組をされているということで、先ほどもお答えの中に、令和2年度から4年度までの取組を総合的に点検、評価して、次年度以降の取組に反映させるとあります。本当にいろんなことって一つのきっかけで始まったものが、年数を超えると、あるいは児童生徒が年齢を重ねるとだんだん薄れてしまうという心配があるので、その点について、こういった取組が市内で一つでもほかの学校で理解されて、またほかで手を挙げられるような事案につながっていくことを本当に期待しているんですけれども、その辺についてもう一度最後に御答弁をお願いします。
以上です。
65: 【教育指導課学校安全担当課長】それでは、通学路、安全推進事業、それぞれ1点ずつ御質問いただきましたので、御答弁させていただきます。
危険度について、子どもたちの視点も踏まえながら点検していくことが必要じゃないかという部分については、今般文部科学省が定めました第3次の学校安全の推進に関する計画の中にも、やはり子どもの視点を大切にした施設点検や通学路の点検ということが盛り込まれております。市教委といたしましても、こちらの視点については大変重要な部分であるというふうに考えておりますし、既に土屋小学校では子どもの視点を取り入れた施設点検等も実施しておりますので、ぜひ各学校にその重要性についてこちらから周知するとともに、学校の御相談には乗っていきたいなと考えております。
もう一点、安全の部分について風化というお話をいただいたかと思います。こちらは市教委としてもまさに同感の部分でありまして、事件、事故が起きた後に、1年、2年、5年、10年、また20年、30年、やはり風化という部分が大きな課題になってくるというのは私も認識をしているところです。ぜひ学校安全担当ができたという、その経緯を踏まえながら、各学校長、あるいは教職員の皆様に、学校安全に対する取組について、毎年点検しながら、指導、助言をさせていただきたいというふうに考えております。
以上になります。
66: 【
金子委員長】ほかにございますか。
67: 【府川(勝)
委員】262ページの高等学校等修学支援事業と、それから先ほどお話のありました通学路安全対策事業と英語教育推進事業、3点について質問させていただきます。
まず高等学校等修学支援事業。修学支援金を支給しているのは、先般の本会議の席上で御答弁があった内容になると思いますけれども、ちょっと内容が重複しますが質問いたします。修学支援金は月に7000円出ているんだそうですが、平塚市内で現在何人の方に出ていて、その修学支援金を支給するための申請の手続、あるいは用紙等はどういう形で配布しているのか、お伺いいたします。
次に通学路安全対策事業についてですが、僅か32万円の予算がついております。32万円の予算のうちで、今のお話ですけれども、1団体4万円を申請によって支給していると、こういうお話でした。これは1団体4万円ですと8団体で32万円になります。たった8団体しか請求していないのか、あるいはもっと少なくて、補助金以外でもこれは用途があるのか、この32万円の内容についてお伺いしたいと思います。
それから、英語教育推進事業について質問いたします。英語教育推進事業について質問するというと、何となく英語ができそうな感じもしますけれども、英語ができないのに質問するのも恥ずかしいんですが。質問する内容は、この予算の中身、それから小学校、中学校における英語教育充実のために講師を招いて研修会を実施するとか、あるいはその他の補助をするという内容になっていますけれども、これは英語専門の教師を実際に金をかけて雇ってくると大変だと思うんです。
平塚市内にも多分ネーティブなスピーカーがいると思うんです。何人ぐらいいるか分かりませんけれども。つまりそういう人たちを有効に活用する方法だってあるんじゃないかと思います。ボランティアでやっていただくにしても、あるいはアルバイト料を払うにしても、そういう方々を積極的に採用して、平塚市内の英語教育を各地域で満遍なく、僅か200万円の費用でもいいから、もっと有効な活用の仕方があるんではないかと思いますが、見解をお伺いしたいと思います。
取りあえず3点お伺いいたします。
68: 【学務課課長代理】今、修学支援金の部分で御質問いただきました。何人への支給が行われているかということでございますけれども、令和3年度、まだ途中の状況なんですけれども、高校1年生、2年生、3年生、175人が認定されております。ただ、神奈川県のほうから同じ目的で支給がされており、不支給になっている方が49名おりますので、本市から支給しているのは126名という状況でございます。
それから申請用紙の提出方法でございます。こちらは、市立中学校については成績要件を書いていただくということがございますので、学校のほうで取りまとめをしていただいてから教育
委員会に御提出いただいているという状況でございます。
以上でございます。
69: 【教育指導課課長代理】通学路安全対策事業についての御質問をいただきました。予算32万円で1団体4万円で、ちょっと少ないんじゃないかというようなお話ですが、この補助金については平成19年度からスタートさせていただいて、延べ136団体にもう既に補助金を補助させていただきました。このような流れの中で毎年度予算計上するに当たって、要望数と学校のほうからもいろいろ確認しながら予算計上しているというような状況でございます。
以上です。
70: 【教育指導課担当長】私のほうは英語教育推進事業に関して御質問いただきましたので、こちらについてお答えさせていただきます。ネーティブスピーカーの活用というところでございましたけれども、同じ266ページの12番、外国人英語指導者の学校訪問事業のほうで、AETについては12名プラス市の雇用ということで、13名のAETが現在各学校に訪問しております。また、こちらの英語教育推進事業に関しては、小学校を訪問しての研修と、あとは中学1、2年生を対象とした英検の補助ということで予算立てしております。
以上です。
71: 【
金子委員長】もう一個ありましたよね。外国人じゃない人を。いいですか。(府川(勝)
委員「はい、言いますよ」と述ぶ)
72: 【府川(勝)
委員】最初の高等学校等修学支援事業についてですけれども、126人、平塚市内で平塚市が手当てをしていると、こういうお話でした。この内容ですけれども、126人にこういうお金が出るよと知らせる方法はどういう方法でやっているのか、現場から聞いているかどうか、お伺いいたします。つまり一人一人尋ねているのか、それとも全員に申込み用紙を配っているのか、あるいはそれとも先生が、こういうのが出ているから職員室に取りに来なさいよと言って募集しているのか。その辺のことが把握できていたら説明していただきたいと思います。
次に、通学路安全対策事業ですけれども、1団体4万円が安いと私は言っているんではなくて、全部で32万円で8団体しか出していないのが安いと言っているわけです。つまり平塚市内には25自治会があって、それぞれ交通安全に関する働きをしているわけですが、そういう方々が4万円申請してきて、もう一つお伺いしたいのは、その4万円の中身はどんなことに使っているのか把握しているのか、それをお伺いしたいと思います。
それから、3番目の英語教育推進事業ですが、つまりネーティブスピーカーが平塚市内にたくさんいるはずなんです。そのネーティブの方々がどのくらいいるかというのをまず把握してみたらどうでしょうか。そして、そういう方々をアルバイト、あるいはボランティアで積極的に各学校へ。お話のように、13名訪問しました、年間13名ですよなんていう話じゃなくて、年間1300名訪問しましたというくらいのスケールで、つまり平塚市内のそういう子どもたちの英語教育をやってみたらどうだろう。日本全国に、英語教育、小中学生なら平塚だよというような評判をまくくらいのダイナミックな展開をしてみたらどうかというお話を申し上げています。
以上です。
73: 【学務課課長代理】引き続き、修学支援金の周知方法ということで御質問いただきました。周知方法については、市立中学校を通じて募集のお知らせを、市立中学校3年生全員に配布してございます。そのほか広報ひらつか、それからホームページのほうに掲載して、周知を図っております。
以上でございます。
74: 【教育指導課課長代理】私のほうから通学路安全対策事業について答弁させていただきます。
まず各団体に補助金32万円、8団体ということなんですけれども、ここについては過去の実績数から補助団体も計算しまして4万円、各団体に毎年度、希望のある団体にはお渡しできているということもあって、市教委のほうではこの予算を計上させていただいております。
使い道につきましては、先ほども御答弁させていただきましたけれども、腕章、また横断旗、ジャンバー等、各団体が通学路の見守りに必要な消耗品等を購入していただいている費用の補助をしているというような状況です。
以上です。
75: 【教育指導課担当長】地域に在住のネーティブスピーカーの方の活用という御質問をいただいたかと思います。確かに何人か平塚市内に在住の方から、そういったボランティアができないのかというようなお問合せはいただいてはおりますので、今後そういった活用についても検討してまいりたいと考えております。ただ、基本的には英語の専科教員であるとか、もちろん担任が授業をメインでやっておりますので、そういった方については補助的な形、アシスタントという形でのお手伝いになろうかとは思います。
以上です。
76: 【
鈴木委員】
委員長、5つありますから、3個、2個で分けてやらせていただきます。5つまとめてというのは。
77: 【
金子委員長】同じ項目じゃないんでしょう。別々でしょう。
78: 【
鈴木委員】はい。この範囲の中で5つあるので、3個、2個で。
そうしたら初めに、262ページ、4の幼児・児童・生徒健康管理事業のところなんですが、ここ数年コロナ禍の中での教育ということがあって、今まで長年、児童生徒の疾病のトップがずっと気管支関係だったと思うんです。マスク、手洗いというのが相当徹底されているというふうに思うんですが、コロナ禍の中で、この疾病の状況というのが変化があったのかどうなのか。なぜそういうことかというと、小児医療費のところにも絡んでくるんですけれども、これは別物ですので、その状況の把握をされているのかどうか、まず1点お聞きします。
次の264ページの5の学校保健・環境衛生事業なんですが、ここは新学習指導要領がスタートして、SDGs教育が始まっているんですけれども、実際に身近で使用されている教材に、まだ再生素材ではないプラスチック、従来のプラスチックが使われているというふうに思うんです。これからの取組というところにもなろうかと思うんですけれども、再生素材への切替えの考え方というのをまずお聞きしておきたい、また問題提起をさせていただきたいと思います。
次に、同じページ、264ページの8の教職員福利厚生事業のところで、ストレスチェック状況なんですが、ここは今、こういう様々なGIGAスクールとかコロナ禍の中で、教職員の方たちが非常にストレスを抱えるような日々を過ごしているんではないかというふうに思って、それに対しまして、チェックの状況と長期休暇等を取られている、その現状とフォローについてお聞きしたいと思います。
まず3点お願いします。
79: 【学務課課長代理】幼児・児童・生徒健康管理事業の中で、コロナ禍での疾病内容の状況把握ということで御質問いただきました。本市では毎年度、児童・生徒疾病等傾向実態調査を実施しております。御指摘のとおり、調査項目の中で最も人数の多いものが、以前から気管支関係、ぜんそくになっておりますけれども、コロナ前後で見たところ、人数、それから全児童生徒数に対する割合ともに、大きな変化が見られませんでした。
以上でございます。
80: 【教育指導課担当長】教材について、プラスチックから再生素材への切替えの考え方についての御質問であったかと思います。授業で扱う教材については、身につけさせたい力や学習理解へのアシストとなるようなものであるかを踏まえ、教科担当や学年職員で検討し、選定をしております。市のエコモードの取組に基づき、今後も再生素材であるかといった視点も再確認しながら、よりよい学習理解につなげるような教材を選定するよう、各学校に働きかけてまいります。
以上です。
81: 【教職員課長】教職員のストレスチェックの状況についての御質問をいただきました。毎年教職員にはストレスチェックを行っております。今年度、対象教職員は1281人、そのうち1165人から回答をいただいているところです。
なお、チェック後のフォローについてですが、結果につきましては、希望された方は個人宅へ8月頃に郵送、それ以外の方につきましては、結果を学校にまとめて郵送して、個人に配付をしております。その中で高ストレスと診断された方につきましては、産業医の面談のお勧めを配付させていただいております。なお、実施した業者がメール相談、それから電話相談、そういうことも行えるような体制を取っております。
また、学校ごとの集団分析結果を学校長にも配付して、自身の学校のストレス具合について把握をしていただき、必要に応じて改善に努めていただいているところです。また、あわせましてその結果を基に、9月に管理職への研修会を開催させていただいております。なお、様々先生方の働き方につきましては、安全衛生
委員会等の場で検討させていただいております。なお令和3年度、メンタル的なところで休職している方につきましては12人います。
以上となります。
82: 【
鈴木委員】初めの幼児・児童・生徒のところはあまり変わりがないということで、これは承知しました。
それで2番目の学校保健・環境衛生のところで、様々学校と連携しながら取り組みしていきますということなんですが、それぞれの学校にお任せではなくて、これはやっぱり教育
委員会として、脱炭素、SDGsというところもありますから、計画をつくってきちっと再生素材というものを使用していく、それに切り替えていくという計画はやっぱり必要じゃないかというふうに思うんです。それぞれのところで都度都度の対応というんではなくて、平塚市全体の中での推進というのを図るべきだと思うんですけれども、もう一度見解をお願いします。
それとあと、ストレスチェックのところなんですが、12人の方がちょっと厳しい状況にあるということなんでしょうけれども、様々な手だてをしている中で、今やっていることが、全て、では下支えになっているのかというと、なかなかなっていないんではないかということなんです。ですから、逆に言えばそういうストレスを感じて、それがリスクになってしまっているという教職員の方に対して、最善のバックアップ体制というのをきちっと考えていかないと、これもやっています、これもやっていますと、やっていることはそうなんだけれども、それがきちっと血のつながった対応になっているのかどうなのか、そこが問題だと思うんです。だからそこのところをどういうふうにされるのかというのを改めてお聞きします。
83: 【教育指導課担当長】学校全体での計画を市教委のほうで立てたほうがいいのではないかというような御質問だったかと思います。まず、市のエコモードの取組に基づいて、今学校のほうも取り組んでいるところかと思いますので、教育指導課といたしましても、今学校がどのように取り組んでいるのかを把握しながら、市のエコモードの取組に基づいて、各学校と連携を取りながら進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
84: 【教職員課長】ただいまストレスチェックのところ、血のつながりのある対応ということです。おっしゃるとおりだと思っております。教育
委員会としましてもできる範囲のことはさせていただき、学校のほうに、今こういうことをしているということは周知をしていきたいと思っています。また、特にサン・サンスタッフ等の派遣、そういうところも通じながら、人的なバックアップもさせていただきたいと思っております。ただ、その中でやはり現場がなかなか改善されないというのも一定事実です。これをやれば改善するというものもなかなか難しいところですが、やはり現場の声も聞きながら、できることを少しずつ行っていきたいと思っております。
以上です。
85: 【
鈴木委員】3番目のところは承知しました。
1点だけ、再生素材のところの環境の取組なんですけれども、ここはわかばISO、エコモードそれぞれやっていることは分かるんですが、これは平塚市の教育
委員会として子どもたちにも意見を聞きながら、それはもう環境の教育にもなるし、どういう素材が地球に優しいものなのか、自分たちが今使っているのはどういうものなのかということを認識させながら、それで変えていくということも一つの手、それで計画をつくったらどうですかということなんです。ですから連携するのは結構なんですけれども、どこが主体となって前に進めるのかというのをきちっと明確にしてやっていかないと、それぞれの学校に任せてしまうと、それぞれのエネルギーが集約されないんじゃないかと思うんですけれども、最後、もう一点だけお願いします。
86: 【教育指導課長】再生可能な学校運営というのもありますし、子どもたちへの教育という部分でも、教材を選ぶというところも子どもたちへの指導へも生かしていく。もちろんその考えはおっしゃるとおりだなというふうに思います。今取り組んでいる市でのエコモード、学校ごとのISOももちろんそうですけれども、教育
委員会が主体となって学校への指導についてどんなふうにしたらいいか、検討していきたいなと思っております。
以上です。
87: 【
石田(雄)
委員】270ページの4目義務教育振興費の1番、児童生徒就学援助事業についてお伺いします。事業費を見ますと、今年より来年は517万円減っているというところです。それで、何でそんなに減っちゃったのかなというのが私の疑問なんですけれども、今年この事業を利用されている申請件数は何件あるんですか。この基準となる金額が幾らに今なっていますでしょうか。
88: 【学務課課長代理】児童生徒就学援助事業の部分でございます。まず件数ということで、令和3年度、今年度まだ途中ですので、見込みになりますけれども、申請数が2181件、そのうち認定された方が2050名でございます。それから金額なんですけれども、ちょっとこちらは学用品費、新入学用品費、通学用品費等個別になっておりますので、参考に申しますと、学用品費で、小学校については1万1630円、中学校は2万2730円、新入学用品費で言いますと、小学校については5万1060円、中学校については6万円等となってございます。
以上でございます。
89: 【
石田(雄)
委員】コロナの影響で生活困窮の家庭が増えているというふうに思いますけれども、今年途中ですが2050名ということです。来年度もさらに増えることが予想されるんですが、予算のほうはこうやって517万円減ってしまっているというところで疑問なんですけれども、その辺は改める考えはございませんか。
90: 【学務課課長代理】予算の減額という部分でございます。こちらについては児童生徒数の減少が続いておりますので、その部分を加味して計算しておりますので、恐らくこの額で大丈夫だろうということで考えておりますけれども、扶助費になっておりますので、万が一不足というような事態が生じますと困りますので、その場合には補正等で対応を考えてまいります。
以上でございます。
91: 【
鈴木委員】それでは2点お聞きします。
1点目が、佐藤
委員、府川(勝)
委員からも質問のあった通学路の安全対策のところなんですが、これは令和3年度のコロナで緊急の通学路の安全対策というのは打たれたと思うんです。文マーク、また横断歩道を新設しますと、そういうところがあったと思うんですが、ここで聞く以外ないから関連で聞くんですけれども、令和3年度の計画に対して、要は全て実施されたのか、されていないんであれば、それは令和4年度にどういうふうに反映していくのかというところを、まずお聞きしたいと思います。
2点目が270ページの教育の情報化推進事業というところで、小中学校と教育
委員会を結ぶネットワークを適正に管理しますというふうになっているんですけれども、ただ家庭学習も充実していきましょうというところで、ネットワークも今充実してきているところがあります。そういうことに関連させると、家庭とのネットワークの構築というのが非常に大事になってくるんではないかなと思うんですが、その必要性と取組について、教育
委員会としてどのようなお考えなのか、2点お聞きします。
92: 【教育指導課課長代理】通学路安全対策事業について答弁させていただきます。令和3年度緊急対策というところで行わせていただきました。千葉県八街市の児童がひかれるという痛ましい事故を受けて、教育
委員会としましても、国の合同安全点検のほか、平塚市独自の対策として、文マークの一斉点検、ここは市道というところになりますけれども、市ができることをさせていただきました。さらに、この事故を起こしたのが事業者ということなので、平塚市の商工会議所のほうとも連携させていただきまして、市内事業者に対してチラシの配架とか安全対策のお願いをさせていただいております。さらに緊急対策のところで、文マークの設置のほか、グリーンベルト、また自転車通行帯の矢羽根等の対策もさせていただいております。
全て合同点検のところにつきましては、ハード整備ということで、どうしても交差点改修とか、民地をセットバック、購入させていただいてというようなハードのところで、すぐにできない部分はあるんですけれども、そのほかで対策がすぐできるようなところについては、基本的に令和3年度、また厳しいところでもほかの対策案を交通管理者等と協議して、看板の設置をさせていただいて対策をしています。ということで、基本的には令和4年度に引き継ぐというところは、交通管理者の横断歩道の設置とか、また補修というような部分がありますけれども、そこについても警察等と協議して、しっかりと進めていくという体制をつくっております。
以上でございます。
93: 【教育研究所長】
鈴木委員より、家庭と学校を結ぶネットワークということでお話をいただいたと思いますけれども、まず物理的に、専用回線で学校と家庭を結ぶというのは難しいお話なんですが、やはり連携をしていくことは重要であると考えておりまして、どの教育活動においても保護者に理解を求めて、そこで学校と連携していく。例えばGIGAスクール構想でタブレット持ち帰りとかそういうことについては、保護者に通知文を出して、理解を求めながら、今現在進めております。
以上です。
94: 【
鈴木委員】通学路の安全対策というのは令和3年度は全て終わっていなくて、取り残しているところというのか、それは4年度でやっていきますよということなんですが、基本的には令和3年度はああいう事故があったから補正予算をつけたわけなんですけれども、これは本来であれば数年かけてきちっと、通学路の整備というのはしていかなくちゃならないんじゃないかなというふうに思うんです。令和3年度の一過性の事業に終わることなく、本来はお金をつけてきちっとやらなくてはいけないというところはあるんですけれども、取り残したところがあるということであれば、その令和4年度、さらに同様な予算づけをして、強力に推進すべきというふうに思うんです。
今月の最初に市民の方から、横断歩道が薄くなっちゃってどうしようもないんですと相談を受けて、教育
委員会のほうに御相談をしようかと思ったら、タイミングよく3日後ぐらいに引いていただいたというので、ありがとうございましたと電話をいただいたんですけれども、何と言っていいか分からないような状況で、まあ、タイミングがよかったんでしょうが。そんなところで、市民の方は常に安全に対してアンテナが高くなっているものですから、その辺の予算的なところをもう一度お聞きしたいというふうに思います。
あとは情報の推進事業のところなんですけれども、これは様々なやり方があろうかと思います。ネットワークをつなぐという、それはできないと思うんですけれども、例えば子どもがプログラミング教育で、持ち帰りで家にある、その機器で保護者の方と一緒に学ぶことによって、親子で想像力を育むとか、そういうことができるかと思うんです。ですからITのあらゆるものを駆使して、このチャンスですから、家庭学習の充実というのは新たな視点で取り組むべきだというふうに思いますけれども、再度見解を伺います。
95: 【教育指導課課長代理】通学路安全対策事業についての再質問の答弁をさせていただきます。一過性になってしまってというところがあるんですけれども、まず基本的には平塚市の場合は、平塚市通学路交通安全プログラムに基づきまして、各合同点検、学校のほうから危険箇所を挙げていただいて、関係機関と対策案を練って、それから対策を施すというような流れになっております。
来年度については32万円の補助金を上げさせていただきましたけれども、プログラムの中に道路整備事業というのが位置づけられております。ここについては市のほうで言うと土木部になるんですけれども、そこの中で交付金を活用して道路整備もさせていただいているというような状況で、ハード整備もさせていただいております。
以上でございます。
96: 【教育研究所長】保護者と連携して家庭学習を充実していくという御質問でよろしいでしょうか。
委員が言われたとおりに、まさに家庭と協力していくことが重要であると思いますし、特にプログラミング教育については、これから学校のほうでも本格的に。もう既に始まっていますけれども、学校の中での授業を充実させていくことが、まず保護者への理解につながっていくことだとも考えております。今後どのように保護者への理解を促進していくかについては、学校と連携しながら、また検討していきたいと思います。
以上です。
97: 【
鈴木委員】通学路のところで最後。いろいろやられていて、前々からずっとやられているというのは私も承知させていただいています。それで現場に立会いもさせていただいたこともあります。ですから、現場で御苦労なさっているということ自体は重々承知しているんですが、ただ、各学校で山ほどの要望事項がありますよね。それは優先順位を決めて今やっているというところなんですけれども、何かが起こると大きい予算がついて、何もないと粛々とずっと進められている。事務的という言い方が妥当かどうかは分からないんですが粛々と進められている。というのではなくて、何を最優先するかといったら、やっぱり児童生徒の安全です。
であるならば、それなりの予算づけをして、やっぱり今まで以上に安心・安全な通学路の確保というのは必要じゃないかというふうに思うんですけれども、副市長、教育長がいらっしゃるので、声を大きくしてそこら辺の大きな予算づけをしていただきたい。要望はしちゃいけないんでしょうから、そこら辺に対しての御決意をお聞きしたいというふうに思います。
98: 【教育指導課学校安全担当課長】今、課長代理のほうからも2答目の御質問で御回答させていただきましたけれども、令和4年度からハード面については5か年計画で、毎年300万円ずつ1500万円の予算を確保しながら、できるところを優先順位をつけながらやっていきたいというふうに思っております。
ただ、
委員がおっしゃる子どもたちの安心・安全というところは、私たち学校安全担当ができた大きな意味合いの一つであるというふうに考えておりますので、子どもたちの安全・安心を守るためにはやはり学校との情報共有、ふだんから小さいことでも学校安全担当に相談してみよう、ちょっと電話してみよう、ここがこうなっているんだというふうに思ってもらえるような組織になることが必要だと思っております。
この間も、2年間になりますけれども、校長先生や現場の教職員の皆様から様々な相談を受けられる組織になってきているなというふうに思っておりますので、ぜひそこは学校にしっかり周知をしながら、一緒になって考えていける組織だよということを認識していただけるように頑張っていきたいと思っております。
以上です。
99: 【須藤
委員】では、1つだけ。皆さんおやりになるかなと思っていたんですけれども、264ページの10番の幼・保・小・中連携の推進事業というところで、この事業は非常に学力向上へつなげたり様々な、幼稚園、保育園から小学校1年生に上がるときとか、小学校6年生から中学校1年生に上がるときの継続性というか、連続性というか、それをスムーズに流していくという意味でも、非常に大切な事業だと私は思っているんですけれども、コロナ禍で2年間過ぎてきて、まず1回目に、令和2年度と3年度の各校における幼・保・小・中の連携の内容について、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
100: 【教育指導課担当長】ただいま幼・保・小・中連携の推進事業についての御質問をいただきました。令和2年度と令和3年度の内容というところでございますが、令和2年度、令和3年度とも、各学校でまずでき得るところを小中それぞれで御協議いただき、進めていただいたところです。連携学習会につきましては、令和2年度は中止、令和3年度については書面開催という形で、研究校のほうから研究したことについて内容をまとめて御報告をいただいております。
以上です。
101: 【須藤
委員】令和2年度はコロナの関係もありまして、連携学習会は中止だった。3年度は、今お答えがありましたけれども、書面で開催したというようなお話でした。今お話もあったように、できることを考えていくというのはとても大事なことですので、その辺はぜひ4年度のほうへ向けてつなげていっていただきたいなと思います。
この幼・保・小・中の連携の事業は、ずっと拠点校を中心にやられてきましたけれども、拠点校は拠点校で、2017年、平成29年度からは全中学校区で実施していると私は理解していたのですが、今回の令和4年度のところでも拠点校への委託料が入っていますよね。拠点校ではどういう内容をするのか。それで全中学校区でも行われているはずですので、その全中学校区での取組はどうなのか。その拠点校とそれ以外の学校での取組の違いというか、何かそういったことがあるのか。例えば拠点校はそういった研究を中心に、それぞれの年にテーマを決めて、こういうことをやっていきましょうとやっているのか、それ以外の全中学校区では、できたら少し具体的な取組をされているのか、そういったところをちょっとお聞きしたいなと思います。
102: 【教育指導課担当長】拠点校と各学校での違いについての御質問だったかと思います。拠点校につきましては、幼稚園、こども園、保育所、それから小学校、中学校の指導の一貫性を図るために、就学前と小学校の連携及び小学校と中学校の連携について学習会を行って、それぞれどういった取組をしてきたのかについてを、各学校、それから幼稚園、保育所の先生方に対して研修を行うような形で研究会を行っております。また各学校については、同じ中学校区の小学校と中学校が夏季休業等を利用して合同で研修会を開催したり、小学校の先生が中学校の授業を参観して、その後の研究会に参加したりといった、それぞれの個々の連携を図っております。
以上です。
103: 【須藤
委員】この事業ももう長い間取り組まれ、様々な研究をされてきたんだというふうに私は思っています。実際に、例えば小学校、中学校で先生方がお互いにということも、何度かやられていることも理解しているんですけれども、もうこれだけ長く、特に2017年からは、拠点校、そして全中学校区での検討もスタートして、今度6年目になるわけです。そうすると、もうそろそろ様々な幼・保・小・中連携の事業も具体的にしたところもあります。研究、研修も毎年こうやってきちんと拠点校も決め、及び全中学校区でやっている。それでこの目指すところは、やっぱり小・中の連続性を生かした学びを平塚市で確立していくんだという気持ちだと僕は思うんです。
そういった意味では、もうこれだけ長くやられているし、全中学校に広げて実施もしてきたので、そろそろ平塚版の平塚スタイルというのか、一貫性を持った、連続性を持った連携を加味した、そういったものをつくり上げなければいけないと僕は思っているんです。ですからその辺に関しての最終目標、平塚スタイルを確立していくんだという最終目標について、御見解を最後にお聞きしたいと思います。
104: 【教育指導課長】長く続いているこの事業ですので、何か最終的なモデルというか、ビジョンといったものをそろそろ考えていかなきゃいけないところですが、まずは学校段階の滑らかな接続、小・中、幼・保・小、そういったあたりの接続と学びの連続性を意識し、教員同士が交流、また幼児、児童、生徒の交流、そして学校と地域の交流が円滑に行われるように、やはりそれぞれの地域の特性というのがありますので、その地域を生かした連携、一貫性のある教育を目指すというところが、まずは今のところかなと思っているところです。
またここに学校運営協議会というのが設置され、地域との連携の中で、その地域を生かした活動というのが生まれてくるかなというふうに思っています。その辺りと連携しながら、平塚スタイルを考えていかなきゃいけないなというふうに思っているところです。
以上です。
105: 【
金子委員長】ほかに
委員の
発言はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
106: 【
金子委員長】
委員の
発言はほかにありませんので、傍聴議員の
発言を許可します。
107: 【山原議員】
委員長のお取り計らいを頂戴しまして、傍聴議員ということで、通告に従って、質問1点でございますけれども、お願いしたいというふうに思います。ページは262ページの教育指導費の3番、高等学校等修学支援事業の件でございます。本会議ですとか同僚議員のほうからも質問はございましたので、ダブったような質問はいたしませんけれども、まず、この事業の趣旨と募集のお知らせにつきまして、概要をお教えいただきたいと思います。
108: 【学務課課長代理】修学支援金の趣旨と周知方法ということでございます。
趣旨については、勉学に意欲的で経済的な支援が必要な生徒に対し、支援することを目的としてございます。
周知方法については先ほど答弁いたしましたけれども、市立中学校3年生全員に対し、募集のお知らせを配布、広報ひらつか、ホームページに掲載して周知を図ってございます。
以上でございます。
109: 【山原議員】ただいま御答弁を頂戴しました。この御答弁どおりであれば、特に私は異論はないんですけれども、今この事業は勉学に意欲的ということで御答弁を頂戴しました。そのとおりなんですけれども、募集のお知らせになりますと、1点、学業成績及び品行が良好であることに言葉が変わっております。具体的に、学業成績は2年学年末及び3年12月末時点での評定(5段階評価)による全教科の成績の合計が57.6以上(平均評定3.2以上)になっているんです。
これで、お知らせを見たけれども、この勉学に意欲的にという趣旨が、具体的な応募資格というところで第1段階の足切りをしているわけなんですが、ここに対する考え方は、当初のこの事業の趣旨に対して、この募集のお知らせはどうしてこのようにしているのかというか、これが勉学に意欲的ということの表れでよろしいのか、その見解をお伺いしたいというふうに思います。
じゃ、2回目はこの辺にしておきます。
110: 【学務課課長代理】学業要件の部分についての御意見でございます。意欲の部分と学業成績の部分ということで、どうしても基準を設けている部分では、選考しなければならないということで、教育
委員会としては、今まで学業成績要件を必要という考え方の下、実施に当たっては運用させていただきました。議員御指摘のとおり、様々な御意見がございます。限られた財源の中で運用しておりますので、要件については他市の状況なども勘案しまして、慎重に考えてまいりたいと思っているところです。
以上でございます。
111: 【山原議員】最後の御答弁の末尾に、慎重に考えていきたいという話がございました。これは募集の段階で、学校長のほうでこの学業成績に満たない場合は申請ができないということになります。それは今回のこの趣旨に対して、一定程度カバーするものかもしれませんけれども、昨今の社会情勢等を鑑みますと、勉学に意欲的という言葉はかなり多様化されているのではないかなというふうに思っております。
このところは、募集の段階でここで足切りするのではなくて、いわゆる学校、教育法で言う高等学校等を受験し、入学見込み、すなわち入学が決定されたことで、この受領資格が表れると。要するに、手を挙げる段階で切るべきではないんじゃないかというふうに思っております。このことは先ほど検討をしていきたいというか、そのような
発言とちょっと折り重なるところもあるかと思いますが、ここが非常に微妙なところで、ここは既に令和4年度の支給分については、もうそのような仕組みで組み上がっておりますので、本予算で言うと、令和4年度のこの問題に対する取組をこの場で伺っておきたいと思うんです。3回目の質問ですから。
ですから、この予算に記載した内容は既にもうその条件で集約しておりますので、令和5年度に向けた取組になっちゃいますけれども、それは4年度の中で取り組むということになりますので。そうしますと、大体平塚市で言う2学期の初め頃、10月、11月頃にこのお知らせを配布されるということなんですけれども、そのことについて今の内容が大きく関わってきますので、ここら辺についての見解を求めて質問を終えたいと思います。よろしく御答弁いただけますか。お願いします。
112: 【学務課長】この高等学校支援金の制度につきましては様々な御意見等ありまして、学業の成績、それから収入要件等、この要件の内容については令和4年度中にちょっと見直しをかけて、必要な方に必要な金額が行き渡るような形で、財源の限りもありますけれども、そこら辺は検討していきたいと考えております。
以上です。
5目 教育研究所費
6目 教育会館費
7目 子ども教育相談センター費
113: 【
金子委員長】次は、270ページ下段から276ページ中段にかけての5目教育研究所費、6目教育会館費、7目子ども教育相談センター費です。質疑はありませんか。
114: 【
鈴木委員】1点だけ質問させていただきます。274ページ、2の教育相談事業のところなんですが、この教育相談事業は、心や体に悩みや課題を持つ児童・生徒及びその保護者に対して、各専門機関と連携しながら相談、指導を行いますというふうになっていて、それで文科省のほうでは、教育相談というのは生徒指導の一環として位置づけられるものであり、その中心的な役割を担うもの。教育相談は本来一人一人の子どもの教育上の諸問題について、本人またはその親、教師などに、その望ましい在り方について助言、指導することを意味する。言い換えれば、個人の持つ悩みや困難の解決を援助することによって、その生活によく適応させ、人格の成長の援助を図ろうとするものであるというふうに定義づけてあるんです。
教育
委員会の皆様の前で釈迦に説法だと思うんですけれども、そういうところで現場で私も相談をいただいて、問題行動を起こす児童生徒の方がいらっしゃって、それは親御さん、保護者の方も承知しているわけなんですが、学校とのいろいろな情報のやり取りの中で、保護者の方にすると、学校にまた迷惑をかけているんではないか、誰かに迷惑をかけているのではないかという心のストレスを多分に感じている方もいらっしゃいます。
ですからそういう面では、様々な手だてはしていただいているんだと思うんですけれども、子どもだけではなくて、保護者の方のストレスを緩和するような手だて、これは会話を地道に重ねていって信頼関係をつくり上げる以外ないんだということなのかも分からないんですが、実際のところ、教育現場で様々なケース・バイ・ケースでやられているかと思うんですが、そこのところ1点だけお聞きしたいというふうに思います。
115: 【子ども教育相談センター所長】今、教育相談に関わる御質問をいただきました。今、
委員のほうからお伝えいただいた教育相談の定義といいますか、意義ですけれども、これは文部科学省が平成22年3月に生徒指導提要というものをたしか作成し、ここにその意義が載せられていると思います。ここで言う教育相談というのは、実は学校における教育相談についての意義を取りまとめたものです。学校における教育相談というのは
委員御指摘のとおり、児童生徒の人格の形成を目指して、学校教育活動の様々な場面で、全ての教職員によって児童生徒とやり取りをして、その成長を促すという取組になっていくと思います。
指導を受ける児童生徒が抱える内面に焦点を当てて、そのやり取りをすることで、児童生徒が何か自分の困難さに進んで取り組んでいこうとか、それから自分の壁にしっかり向き合うとか、そこを大人である教職員と一緒に考えていく。そしてまた指導を受ける。その繰り返しで子どもが成長するというような形で、この提要には求められているかと思います。
私ども子ども教育相談センターの教育相談は、課題等を感じた保護者の方が御自分から御自身の悩みを解決していこうとか、それから学校から勧められたとか、そのような形で相談を始めたいということで始まる。学校のように日常的な指導場面を通した教育相談とはまた異なり、具体的な内容、ケースと向き合う教育相談というふうに、教育相談の質が違ってくるかと思います。ただしどちらの教育相談も、やはり相談者と相談員、学校だと相談員という言い方はせずに教職員だと思いますけれども、子ども教育相談センターでは臨床心理士等の相談になりますが、やはりよりよい関係性、相談の基本はまずそこであると思います。
その上で、最初の相談からまずしっかりと話を聞くということ。先ほどもお話がありましたけれども、これを地道に繰り返していく。そして、学校ではそこに子どもたちの自主性の促しが入りますけれども、我々子ども教育相談センターの教育相談では、保護者に何かを伝えるというよりは一緒に考えていくという姿勢、そして保護者自身、また子どももそうですけれども、何か一緒に考えてもらうことで支えられているというふうに思えること、ここが重要なのかなと思っています。
委員のほうからあった、その学校とのやり取りを通してストレスを感じる。確かにそういう場面があるんだろうと思いますけれども、やはりそこはそういう保護者の方がいるとすれば、まず寄り添いですとか、最初のやり取り、また学校の状況を保護者のほうで共有できる状況にない場合、そういうことがきちっと学校のほうで配慮されていないときに、そのような状況が起こるのかなというふうに捉えております。
ですので、我々子ども教育相談センターとしましても、学校が進める教育相談をどういうふうにしていくのかということを、この教育相談の中で、一般の教育相談以外に学校教育相談というところを設けて、先生方の教育相談の在り方の進めていき方について考えていくとか、それから巡回相談、そして相談支援チーム、そういうものを派遣して、よりよい教育相談が学校のほうで進められるようにこちらとしては、その中で研修・研究事業での同様な教員への研修等を行って、学校のよりよい教育相談を進めていけるようにしております。
また、我々の子ども教育相談センターの相談では、先ほどお伝えしたように、ストレスを抱えた保護者の方が来られたときに、それを一緒になって共有し、その解決、その思いの受け止めをしっかりとした上で、問題解決に向けて一緒に考えていくというふうに取り組ませていただいております。長くなって申し訳ありません。
以上です。
116: 【
鈴木委員】誤解しないでほしいんですけれども、私が言ったのは、学校が保護者の方に対してストレスを感じるような対応をしているとか、そういうんではなくて、学校そのものも一生懸命やられていて、担任の先生も一生懸命やられている。でもなおかつ、そういう出来事に対してストレスを感じる保護者の方がいらっしゃるということですので。これは多分いろいろなところで聞いている方がいらっしゃると思うので、誤解のないように言っておきます。
ただ教育相談というのは、幅広く包み込むような形で今後もやっていただければというふうに思います。すみません、要望になっちゃいました。よろしくお願いします。
117: 【
金子委員長】ほかにありますか。
118: 【
石田(雄)
委員】私も同じく、274ページ、7目子ども教育相談センター費の3番、介助員派遣事業についてお聞きします。来年度は今年より1533万6000円、事業費が増えているというところで、その中身をちょっと見ますと、報酬費が増えているということだと思うんですけれども、学習活動や日常生活を支援する介助員、現在139人、あと医療的ケアを行う医療的ケア学校看護師、これが現在5人というふうに伺っています。これが来年度は増えるということだと思いますけれども、現在この人数を増やさなきゃいけないということで、どういう問題が起きているんでしょうか。その辺をちょっとまずお聞きしたいと思います。
119: 【子ども教育相談センター所長】今、介助員等についての御質問をいただきました。確かに介助員については、こちらのほうで年々増員させていただいております。まず背景にありますのは、これは全国的な傾向としてもそうですが、本市においても特別支援学級在籍児童生徒が増加していると。平塚市においては毎年30人から、多いときで40人近くの児童生徒の在籍が増えております。
それに対応するために、教員については法律上で配置の定数が決まっておりますので、その教員の指導を支え、そして子どもたちが安定して学校生活を送れるようにということを目的に、介助員の配置。子どもたちが増えているということは介助員も増やさざるを得ないということで、令和3年度は139人ということでございましたけれども、令和4年度は157人の配置をこちらとしては進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
120: 【
石田(雄)
委員】医療的ケア学校看護師さんについては。
121: 【子ども教育相談センター所長】失礼しました。医療的ケア学校看護師、この看護師については来年度も5名という形で配置をします。これは、必要とする児童が今年度と同じ人数、そしてケアの内容も同じということで、今年度同様の配置を次年度も進めていくというふうにしていきたいと思っております。
以上です。
122: 【
石田(雄)
委員】看護師さんのほうは人数は同じだということですけれども、この医療的ケアというのがちょっとよく分からないんですが、どういう医療的ケアをされるのか、教えていただけますか。そして、何か重点に置く方針みたいのはないんでしょうか。
123: 【子ども教育相談センター所長】ケアの内容ということで、今御質問いただきました。平塚市で行っているもの、これは特定行為というのが文科省のほうで決められていますけれども、平塚市の中では、たんの吸引、それから導尿、経管栄養。これは鼻からという場合もあるだろうし、それから直接という場合もあります。今、それから場合によっては酸素吸入も必要としている児童もおりますので、その辺を進めるような形になっております。
2点目の質問について、もう一度いただけますでしょうか。申し訳ございません。
124: 【
石田(雄)
委員】来年度の方針です。特に何か重点を置いている方針みたいなものはありますか。
125: 【子ども教育相談センター所長】方針ということで、やはりこれはもう来年度だけではないですけれども、医療的ケアというのは、ケアを必要とする児童が安心して安全に学校生活を送るということが一番の目的として行われておりますので、平塚市の場合は要綱にありますように、主治医と学校と医療的ケア学校看護師、そして我々教育
委員会がきちんと情報を共有し、そこに保護者の理解と協力を得ながら進めていくということが、来年度に限らず、ずっと大事なことかなというふうに思っております。
以上です。
126: 【
金子委員長】よろしいですか。ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
127: 【
金子委員長】それでは、本日の
委員会の午前中の部はここで一旦終了しまして、休憩といたします。
午前11時51分休憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時00分再開
128: 【
金子委員長】休憩前に引き続き会議を開きます。
なお、午後の開始に当たり、皆様方にお願いいたします。再三再四になりますけれども、質疑、答弁は簡潔、明瞭にお願いいたします。
2項 小学校費
129: 【
金子委員長】それでは、次に、予算書の276ページ下段から282ページ下段までの2項小学校費です。質疑はありますか。
130: 【佐藤
委員】それでは278ページ、10款2項1目3番小学校学校図書館図書充実事業についてお伺いします。利用率の現状と今後の利用率向上の取組、あとは2点目に、学習情報センターとしての学校図書館を機能させるためと説明欄にありますので、タブレット導入によって、調べ学習情報センターとしての学校図書館の役割に多少でも影響があると考えますので、この点についての御見解を伺います。
3つ目に、学校司書、これは今、週2日ぐらい来ていらっしゃると思いますが、この学校司書さんが担う役割について伺います。
以上です。
131: 【教育指導課担当長】ただいま、学校図書館の利用について3点の御質問をいただきました。
1点目の利用率の現状、今後の利用率の向上の取組から順次御答弁させていただきます。令和2年度については、コロナ禍で5月末まで休業、また6月は分散登校等があり、開館してからも感染対策を講じていたため、全体的に1人当たりの貸出冊数は減少しました。ただコロナ禍で貸出利用者数が上がった学校もあります。司書教諭及び学校司書の研修や情報交換会を実施し、学校図書館が果たす機能や重要性について理解する機会を設け、児童生徒が利用しやすい学校図書館の整備や、教職員の教育活動を支援するようお願いしております。
2点目、タブレット導入によって、調べ学習情報センターとしての学校図書館の役割に多少でも影響があるというところでございます。平塚市においては、各学校図書館の蔵書の検索等についてはタブレット端末からアクセスすることはできませんが、これまで印刷資料等を提供している学校図書館とICTのベストミックスを図ることが重要と考えています。タブレット端末でインターネット検索後に印刷資料でも調べさせて確認させたり、印刷媒体の百科事典で調べてからインターネットを利用させたりする取組が行われております。タブレット端末を使って思考をまとめ、発表資料を作成するなどの活用も行っています。
3点目、学校司書が担う役割についてというところでございます。学校司書は年間90日程度出勤しております。司書教諭と連携し、学校図書館を整備し、日々の運営に当たっています。図書だよりを作成して読書活動を推進したり、授業で利用するための児童生徒の発達段階に応じた適切な資料、情報を、教職員と相談しながら提供したりしています。
以上です。
132: 【佐藤
委員】情報としては、平塚市内の小学校の利用状況をいただいて、小学生だと約7割ぐらいが図書館を利用している。平均的冊数にすると、ここ一、二年は12冊ぐらいだと書いてあったんですが、先ほども御答弁にあった、学校の図書館は、まず学習情報センターとしての役割が一番大きいのか。
平塚市内には中央図書館も含めていろんな図書館もありますけれども、学校の図書館は、地域とかそういう中央の図書館の役割とは違う何かを持っていると思うんです。その辺についての教育
委員会としての見解、学校図書館は日常の読書に触れやすい場づくりのためにあるのか、ちょっと御見解を伺いたい。
まず、その2点で再質問お願いします。
133: 【教育指導課担当長】今、学校の図書館と、それから地域の図書館の役割の違い等についての御質問だったかと思います。
委員がおっしゃるとおり、もちろん学校のほうで図書館があるということで、読書に触れる機会も多分にありますし、もちろん調べ学習をする中での資料が近いところにあるということでの利便性、その点も考えられると思います。
134: 【佐藤
委員】そうすると、学校は多分読書を身近に感じてもらうために、地域から読み聞かせのボランティアさんが小学校1年から6年まで入っていますよね。そのボランティアさんが入ることで、読書でみんなで同じものを聞くという大切さもあると思うんですけれども、何年も多分それは大事な活動だと思いますが、さっき別の事業として幼・保・小・中連携みたいなところでも、例えば小学生が自分よりも年齢の下の子に自分たちで読み聞かせをすることで読書をする楽しみとか、見せ方とか、何かそういったところを工夫していく必要があるんじゃないかなと思うんです。
というのはやっぱり、本の貸出冊数が多ければいいかどうかも分からないんですけれども、そういった意味で、もっと中央とかの図書館が担えない部分を日常でつくっていくことが必要だと思うんですけれども、その辺りの見解を、最後質問します。
135: 【教育指導課長】既に学校での取組の中に、中学生が例えば絵本を作って、幼稚園へ行って子どもたちに読み聞かせをするだとか、中学生が小学生に読み聞かせをするなんていう取組、また小学生が新1年生に対してだったり、地域の幼稚園との交流の中で本を読み聞かせたり、そういったことはもう自然に行われているかなというふうに思います。そういった取組の情報をやはり共有することで、ほかの学校でも取り組んでみよう、いい取組だということもはっきりしていますので、そういったものが広がっていくといいなというふうに考えているところです。
以上です。
136: 【
金子委員長】ほかにありますか。
137: 【
石田(雄)
委員】278ページ、4の小学校施設管理事業についてお伺いします。来年度予算、事業費8544万4000円増えているというところで、その中身を見てみますと、使用料及び賃借料、それが3億875万1000円ということで、その使用料及び賃借料の中身を見ますと、小学校校舎、校地借地、特別・普通教室等空調機と書いてありますけれども、これの説明をお願いしたいんです。
138: 【教育施設課課長代理】小学校施設管理事業の使用料及び賃借料の内訳ということでございます。学校借地につきましては、金目小学校ほか2校の学校用地の賃借料に充てております。そのほかみずほ小学校の校舎の賃借料、これはみずほ小学校のリース棟が2棟ありますので、その分を見込んでおります。そのほかに、その他使用料賃借料といたしまして、特別教室の空調機の賃借料と普通教室の空調機の賃借料をそれぞれ充てております。
以上です。
139: 【
石田(雄)
委員】特別・普通教室等空調機というのが書いてありますが、今年コロナ対策ということで、私どもはCO2モニターの設置ということでお願いしたら、それが実現して、700台設置するというふうに聞いています。これはここの項目でよろしいんですか、それともどこに該当するんですか。
140: 【教育施設課課長代理】CO2モニターについての御質問だったと思うんですけれども、教育施設課のほうで上げている施設管理事業の中では、単純に空調機のリース代のみでございます。
以上です。
141: 【
金子委員長】ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3項 中学校費
142: 【
金子委員長】ないということなので、次は、282ページ下段から288ページ上段にかけての3項中学校費です。質疑はありませんか。
143: 【佐藤
委員】284ページ、先ほどの小学校の図書館と一緒なんですけれども、10款3項1目学校管理費の3の中学校学校図書館図書充実事業で、本当は全く同じ質問だったんですけれども、でもちょっと視点を変えて、中学校の平均貸出冊数は、今、年間3冊ぐらいという数字いただいているんです。これをやっぱり少しはよくしたい、しなきゃいけないと思うんですけれども、本を学校図書に選書する工夫とかはどういうふうにされているのかを、1点伺いたいと思います。
144: 【教育指導課長】学校の選書の工夫というところで、学校図書館活用支援事業というのを教育指導課のほうでやっております。司書教諭、また学校司書さんに、具体的に言えば今年度はリモートでのオンライン開催だったんですけれども、その中で講師を呼んで研究会等を行っています。まさに今年は、大学の先生だったんですが、選書についての研修を受けまして、お薦めの本のリストも頂きまして、とても好評でして、それを基に各学校は選んでいるなんていう話も聞いております。
また中央図書館のほうからもいろいろお話をいただいたりする中で、やはり選書というのは大事だというところで、司書、また司書教諭もその辺はとても敏感になっているので、雑誌等も含めていろいろな情報を集める中で選んでいるかなというところです。
以上です。
145: 【佐藤
委員】小学校だと結構様々で、中学校は割と平均してみんな同じぐらいの貸出数なんですけれども、小学校で平均12冊だったのが、中学校に来るといきなり3冊になるって、やっぱり中学生になると忙しいのかなとかいろいろ思いますけれども、さっきの調べものだけのセンター機能だけじゃなくて、身近で疑問に思ったことを手に取って調べるという習慣づけが必要だと思うので、そういった日常の学習の中に落とし込んで行くことがとても大事だと思うんです。
読書の効果というのはテストにもちろん出るのと、あと、日常の生活の上でも、いろんな文章が自分の身の上のことをやっていくのにも必要だと思います。その辺を本当にしっかりやっていただきたいというのと、これは要望になっちゃうので、質問を次にするんですけれども、例えば中学校の選書についての子どもの希望というのはどのぐらい通るのか、あるいは今までは生徒には聞き取っていないのか。やっぱり読ませたい本と読みたい本は違うと思うんです。そういう視点はどういうふうに持っているのか、もう一度聞きたいと思います。
146: 【教育指導課長】全ての学校がとは言えないかもしれないんですけれども、多くの学校で子どもたちから、どんな本が読みたいか、どんな本を買ってもらいたいか、恐らくアンケートを取った中で、選書というのはやられているんじゃないかなというふうに思いますし、図書館のほうも、司書教諭、学校司書が中心になって、授業で使うようなものを事前にそろえるなんていうことをすることで、学習センター機能を充実させるという取組は行われているかなと思います。
以上です。
147: 【
金子委員長】ほかにございますか。
148: 【府川(勝)
委員】286ページの中学校完全給食準備事業についてお伺いいたします。これは業者が決まったそうです。業者は決まっているのはもう発表されているから、名前を言ってもいいわけですかね。東洋食品グループというのとジーエスエフグループという2つのグループで競争されて、その中で東洋食品に決まったという話ですが、この両者の間で大変に得点差が大きかったという話を聞いています。この件について、得点差の内容を具体的に説明していただきたいんですが、お願いいたします。
2番目に、その決定の中で環境負荷への配慮に関して、それぞれのグループからの提案がどういう内容であったか、それもAグループ、Bグループ、それぞれ説明していただきたいと思います。
3番目に、Aグループの設計業者が法を犯して指名停止になったんだそうですが、これに関して、それではということで、設計業者を変えただけでそのままAグループを指名したということは、そのままで、つまり設計業者を変えただけで済ませる話なのか、お考えをお伺いしたいと思います。
取りあえず、その3点よろしくお願いいたします。
149: 【
学校給食課課長代理】御質問の中で、まず1点目が総合評点の点差についてです。性能点につきましては、東洋食品グループが42.05、ジーエスエフグループ30.42、価格点につきましては、東洋食品グループが17.13、ジーエスエフグループ10.18、総合評価点につきましては、東洋食品グループが59.18、ジーエスエフグループが40.60になっております。
次に、環境負荷低減についてのものですが、審査講評から、東洋食品グループにつきましては、使用電力、CO2削減、節水及び再資源化等の環境負荷低減について優れた提案となっていたこと、業務従事者へ配慮した設備計画や雇用形態について優れた提案がなされたとされています。一方、ジーエスエフグループについては、修繕・更新を最適化するシステムの導入については優れた提案がなされていたという評価になっております。
3点目の指名停止及び設計会社の変更についてですが、今回指名停止になりました設計会社につきましては、落札者決定後の指名停止となっております。入札説明書及び要求水準書等で、そういった状況につきましては代替企業の補完を求め、事業の継続が見込まれる場合はそれを認めるというふうになっておりまして、その要綱に従った措置としております。
以上です。
150: 【府川(勝)
委員】続いて質問いたしますが、要求水準書には次のようにあるそうです。光熱水費を含め、エネルギーの使用量が多大になる施設となることから、環境負荷の低減や省エネルギー化が図られた施設とうたってありまして、コスト削減、環境負荷への配慮から、省エネルギー設備の導入のほか、光熱水費の低減目標の設定やエネルギーマネジメントなどの具体的で実効性のある提案を期待するとあります。
他市でのオリ・パラの建設施設等を考えてみますと、太陽光発電や太陽熱、地熱、ヒートポンプ等、環境配慮の項目を要求水準に盛り込んでおります。特に横浜市では、横浜市建築物環境配慮制度、CASBEE横浜と俗に言いますけれども、CASBEE横浜を設定して取組を行っているんですが、本市はそういう設定はしないのかということをお伺いさせていただきます。
そしてまたもう一つ、先ほどの設計業者を変えただけでいいのかと、簡単に言えばそういう内容の質問をしましたが、業者間、つまり設計業者が次の業者に移ったときに、そういう引継ぎはどのように行われているのか把握しているかということを聞きます。この平塚市学校給食センター整備等事業者選定
委員会の
委員さんには、東海大学の山崎先生ほか4人の方がいるそうですけれども、こういう方々からは、具体的にこの件について御意見の表明があったかどうかお伺いいたします。
以上です。
151: 【
学校給食課課長代理】1点目のライフサイクルコストの低減につきましては、事業者から、気温や給食日数と併せ、電気、ガスの使用状況を見える化し、管理することで、ライフサイクルコストを低減するとされております。また、デマンドコントロールによる電力の使用ピークを分散させ、電気料金を低減させる。省エネ、環境保全、経済性に配慮したシステムを導入した施設整備を行うとされております。こちらにつきましてきちっと提案がなされているかということにつきましては、今後関係者協議会等に実現可能性をきちっと確認いたしまして、取組を進めていきたいと思います。
2点目の事業者変更、代替企業になっての事業の継続についてですが、出されています提案はあくまでも東洋食品グループが持っているものになりまして、著作権等につきましても引継ぎをするということになっておりますので、事業契約締結後の設計を開始する際には、スムーズに代替企業が事業を行えるものと考えております。
最後に、選定
委員からの御意見といたしましては、やはり事業がスムーズに行われるかどうかというところの御心配をいただきましたが、そちらにつきましては、市がきちっとモニタリング等を行って、事業が滞ることのないように進めていきたいと思っております。
以上です。
152: 【府川(勝)
委員】終わります。
153: 【
金子委員長】ほかにありませんね。
4項 幼稚園費
154: 【
金子委員長】次は、288ページ上段から290ページ上段にかけての4項幼稚園費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
5項 社会教育費
1目 社会教育総務費
155: 【
金子委員長】次は、290ページ中段から294ページ中段にかけての5項社会教育費のうち、1目社会教育総務費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
2目 公民館費
156: 【
金子委員長】次は、294ページ中段から298ページ中段にかけての2目公民館費です。質疑はありませんか。
157: 【佐藤
委員】296ページ、10款5項2目公民館費の2の地区公民館整備事業と、3の中央公民館管理運営事業の点についてお伺いします。
まず地区公民館整備事業ですが、この中に旭北公民館管理人棟解体及び駐車場整備工事費が含まれていますので、この解体のスケジュールと、駐車場整備については、その後何台が増えるのかということ、あと、旭北公民館以外にも管理棟が残っている公民館が市内にあると思いますので、これが何棟になるのか、3つ伺います。
次に、3の中央公民館管理運営事業ですが、委託料の内訳について伺います。この委託料に含まれている建物の劣化度調査等を行うとありますので、このスケジュールについて伺います。
以上2点です。
158: 【中央公民館館長代理】旭北公民館の旧管理棟の解体のスケジュールなんですけれども、まだちょっと入札前なので概略になりますが、おおむね夏の終わり頃から工事を始めて、駐車場の整備を含めて年内に終わるようなイメージを持っています。
駐車場について何台かというところは、形状がちょっと変形したところですので、複数台ということでしか今は答えができないんですけれども、そんな形になります。
それから同様の管理人棟がどれぐらいあるかということですが、旭北公民館のほかに、四之宮公民館、それから八幡公民館で、旭北公民館含めて3棟ございます。
さらに中央公民館の劣化度調査、こちらのスケジュールですけれども、こちらもまだ劣化度調査を進めていないので何とも言えないんですが、中央公民館は大変大きな建物ですので、五、六年先ぐらいに改修が終わるのかなと、あくまでイメージですけれども、そんなところで考えております。
以上でございます。
159: 【佐藤
委員】まず地区公民館のほうです。駐車場台数は複数台ということで、旭北以外は四之宮と八幡ということなんですけれども、ということは、1年に何か所もできないよということですよね。じゃ、今後の旭北公民館以外の解体については、何年ぐらいをめどにやられる予定なのか。ごめんなさい、ちょっとこの予算の先になっちゃうかもしれないですが、その点について1点だけ再質問します。
中央公民館の管理運営事業は、1点目は委託料の内訳をさっきちょっと聞いたんです。2点目に、この劣化度調査のスケジュールを聞いたんですけれども、まず年度内に劣化度調査を終わるということなんですか。そこをまず確認したいと思います。お願いします。
160: 【中央公民館館長代理】まず地区公民館整備事業のうち、ほかの四之宮と八幡の管理棟なんですけれども、四之宮公民館につきましては、御案内のとおり、今移築、改築のスケジュールを立てています。その中で進めていますので、移設が終わった後、解体に向けて工事を進めていくという流れになってこようと思います。八幡公民館につきましては、平塚市の公共施設等個別施設計画の中で、令和4年度末までに解体について検討するということになっておりますので、来年度検討して、その方向に進めていければなというふうに考えております。
それから中央公民館の委託料の内訳ですが、金額が大きいのであれですけれども、舞台設備の管理とか、あとは各種保守点検です。自動扉であるとか、空調であるとか、受水槽であるとか、そういったところの各種点検について。ごめんなさい、受水槽はないですね。そういった保守点検であるとか、管理運営についての委託料といったものが各種盛り込まれているところです。劣化度調査については来年度で一旦終わり、調査をしないというふうに考えております。
以上でございます。
161: 【佐藤
委員】では、この劣化度調査の先というか、まず公共施設再編計画では、利用者である市民と、利用者に限らない納税者である市民という、双方の視点で再編を計画するとされており、この観点については資産経営課が主導されて、市民と意見交換されていると理解しています。中央公民館として、現在の公民館全体、あるいは市内11地区それぞれの利用状況というか、稼働状況から、どれくらいの将来の設置数が見込まれるのかというような検討が必要なのではないかなと考えますが、その辺もう既に構想していらっしゃるのかどうか、最後にこの点について御見解を伺います。
162: 【中央公民館館長代理】地区公民館の整理の見通しというところでよろしいんでしょうか。現在11地区とおっしゃっていただいて、11というのはどちらを指すんでしょうか。25地区、地区公民館がございまして、そちらについてはおおむね1小学校区に1公民館というところで整理しておりますが、なかなか財政事情も厳しく、かなり前の段階で、2小学校区抱えるところは大規模もしくは中規模の公民館を設置するという中で動いています。まずはこちらを順調に安全な建物として、また利用が促進できるように運営していく、そのような方針でございます。
以上でございます。
163: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3目 図書館費
164: 【
金子委員長】次は、298ページ下段から302ページ中段にかけての3目図書館費です。質疑はありますか。
165: 【
石田(雄)
委員】302ページの8番、地区図書館管理運営事業についてお伺いします。来年度の事業費1億6636万2000円ということで、来年度から南と北と西の地区図書館に指定管理者制度を導入するということで、今年の事業費を調べましたら、この3つの図書館合計で7238万5000円という事業費になっています。それに比べて来年度は1億6636万2000円ということで増えているんですけれども、今年の事業費は職員の給与費が入っていないからだと思うんですが、職員の人件費、給与費を入れたら幾らになるんでしょうか。
166: 【中央図書館館長代理】地区図書館管理運営事業ということで、この1億6600万円につきましては、地区図書館は指定管理者制度を導入しますけど、ほとんどが指定管理料になります。人件費、あとは施設の運営費、いろいろそういうものが入っております。令和3年度は、3地区図書館で7238万5000円ほどの当初予算になっています。こちらにつきましては、職員の人件費というのはちょっと入っておりませんで、ただ会計年度任用職員の人件費、あとは図書購入費、施設の運営費という内訳になっております。
以上です。
167: 【
石田(雄)
委員】その人件費を入れた金額を教えていただきたいんですけれども、今分かりませんか。
168: 【中央図書館館長代理】この地区図書館はあくまでも職員の人件費とはまた別立てになっておりまして、この中には職員の人件費は入っておりません。
以上です。
169: 【
石田(雄)
委員】比べるのに、その人件費を入れてほしいというお願いなんです。指定管理者制度に移行するということで事業費は減るんだと思うんですけれども、その辺が知りたかったんですが、分からなければいいです。
以上です。
170: 【
金子委員長】分からなかったら後で聞いてください。
ほかにありますか。
171: 【佐藤
委員】300ページ、10款5項3目図書館費の2の
ブックスタート事業と、3の館外サービス事業の2点についてお伺いします。
まず
ブックスタート事業のほう、令和4年度の取組について伺います。
あと、これまでこの
ブックスタート事業は7か月児相談と同時に開催されておりましたが、外国籍の乳児、保護者はこのサービスが利用できていたのか、この点について伺います。
また、障がいがある赤ちゃん、保護者への対応はどのようにされているのか。この3つ、まずお伺いします。
続きまして、館外サービス事業について伺います。幼稚園、保育園、高齢者等入所施設への資料の貸出しの具体的な取組について伺います。
2点目に電子図書館の現状と令和4年度の取組について伺います。
以上です。
172: 【中央図書館担当長】では、今、佐藤
委員から質問いただきました
ブックスタートの令和4年度の取組についてと、あと、7か月児相談との同時開催で、外国籍の乳児、保護者はこのサービスを利用されているかということ、障がいがある赤ちゃん、保護者の対応についてということで、まず答えさせていただきます。
ブックスタート事業の令和4年度の取組ですが、
ブックスタート事業は、赤ちゃんの幸せのために親子で絵本を開くきっかけづくりとともに、赤ちゃんと親との心が触れ合うひとときの一助を目的としております。
ブックスタート事業の令和4年度の取組ですが、中央図書館で月2回、各地区図書館で隔月1回の開催の予定でございます。1回当たりの募集の組になりますが、コロナの影響もありますので、事前予約制で、1日当たり大体20組程度ということで予定をしております。
次に、7か月児相談等との関係と、外国籍の乳児、保護者のサービスについてですが、7か月児相談との同時開催については、7か月児相談が定員予約制という形になるので、今年度は各地区図書館、中央図書館で実施ということにさせていただく予定です。〔後刻訂正あり〕
実際に外国籍の方が参加されたかということの記録は取っていないので不明でございます。ただ、外国籍の方でも参加いただけるように、
ブックスタートのパンフレットは7言語の外国語版を用意しております。
あと、障がいのある赤ちゃん、保護者への対応ということですが、個別で
ブックスタートの御案内をするなど、その方の状況に合わせた対応をいたしております。
次に館外サービス事業のほうですが、幼稚園、保育園、高齢者入所施設等への資料の貸出しの具体的な取組についてですが、来館が難しい方に対してのサービスとして、1つ目は移動図書館あおぞら号を活用し、出前図書館として依頼があった施設に訪問をしています。また、あおぞら号で訪問できないような場所、施設については、図書館職員が選定した図書を箱に入れて訪問します。2つ目は、図書館に事前登録した団体の方にお越しいただき、書架から図書資料を選び借りていただく、団体貸出しということを行っております。
電子図書館の現状につきましては、令和3年7月7日からサービスを開始しておりまして、今年度の電子書籍の購入数は479冊となっております。そのほか、あおぞら文庫などの作品を含めた電子書籍の総数は9046冊となっております。また利用状況につきましては、電子図書館へのログインの延べ人数が2月末現在で1万5500人、電子書籍の延べ貸出回数が6143回、電子書籍の予約数が2704件となっております。
以上でございます。
173: 【中央図書館長】すみません、ちょっと1点訂正をお願いします。先ほど
ブックスタートの2点目のほうで7か月児相談についてなんですが、今年度は7か月児相談のほうでも行っておりましたが、来年度は図書館で行うということで、来年度、7か月児相談のほうではちょっと行わないことになっております。すみません、訂正いたします。
174: 【佐藤
委員】今、館長がおっしゃっていただいた7か月児相談のところは、要は新たに取組方法を変えるということですよね。
そうすると、
ブックスタートは先ほども小中学校の図書のほうで質問したように、本って本当に大事で、きっかけが大事だと思うんですが、外国籍の方が来られたかどうかというのは、7言語で発信されているので特に記録はないということなんですけれども、そういった外国籍、特に日本語にあまりたけていないような保護者の方に、母語の補語も含めて、並行して日本語の習得とか、あるいは本当にまず本になれ親しむというその環境を理解して、一緒に共有していただくという取組が必要だと思うんですが、この
ブックスタート事業って神奈川県は結構活発で、たしか33自治体のうち20自治体だか、もう20年ぐらいの歴史の中でやっていらっしゃると思うんです。
こういった事業を進める上で、他市さんとの進め方についての意見交換とかがされているのか、あるいは今後される予定なのかという点をまずお伺いします。
あと、障がいのある赤ちゃんをお持ちの保護者にはそれぞれ対応されているということなんですが、障がいのあるお子さんをお持ちの保護者の方は、本当にやっぱりいろんなことで日常的にエネルギーを使っていて、割となかなかふだんの情報が得られていないと思うんです。そういったところへの情報発信とか情報共有は、図書館だけじゃなくて、健康課とか、こども家庭課とか、あるいは障がい福祉課と連携して行っていく必要があると思います。もうこれは実際されているかもしれませんが、この辺をどうされているのかということを2点目に伺いたいと思います。
次に、館外サービス事業で電子図書館の整備が着々と本当に進んでいくと思います。これはやはり選書をどうするか、どんな基準で行うのかということと、あと、今平塚市でも高齢者のスマホ教室などをされていて、役所というか、もう公共が担うもののいろんなことを多分使い慣れていただくことは本当に大切だと思うんですが、そういった利用者増の取組についてどう考えているのか、伺いたいと思います。
175: 【中央図書館担当長】質問を3点いただきました。
まず、1点目の
ブックスタートについての他市との意見交換があるのかということですが、3市2町ということで、近隣の市町の図書館と情報交換する機会があります。そういった機会で情報交換はしております。
あと、障がいのある子の保護者への情報発信ということですが、佐藤
委員がおっしゃられたとおり、健康課とこども家庭課等との連携で情報発信をしているところでございます。
あと、電子図書館の選書基準ですが、
委員がおっしゃったとおり、昨今高齢者のスマホの教室というのが盛んに進められております。こういった方も利用できるように、選書については幼児から高齢者まで幅広く皆さんが使えるように考えております。
利用者増につきましては、やはりお子さんの場合はお母さんと一緒にという形で見る。あと、働く世代については、通勤通学の際に見られるようなところです。あと、工夫している点、選書についてですが、新着資料とかランキングだけではなくて、テーマ別で皆さんに幅広く見ていただけるような、例えば料理とか、実用書とか、そういったものも含めてやっております。あと、そういった資料を紹介して、それプラス電子図書館の利用促進につなげていきたいというふうに考えております。
以上です。
176: 【
金子委員長】ほかにございますか。
177: 【社会教育部長】すみません、先ほどの
石田委員さんの人件費の関係でございます。令和3年度の地区図書館の人件費なんですが、約1億2700万円ほど人件費として出ています。この地区図書館の指定管理につきましては、5年間で総額6億5192万8000円、債務負担行為で計上しておりまして、今後議会で議決後、今月内に業者と正式な契約、サービス内容等を取り決めまして、その中で今後効果額として、人件費の差額だとか、そういうのをお示しできる予定となっております。
以上になります。どうもすみませんでした。
4目 博物館費
5目 市史編さん費
178: 【
金子委員長】次は、302ページ中段から306ページ上段にかけての4目博物館費、5目市史編さん費です。質疑はありませんか。
179: 【府川(勝)
委員】302ページの博物館特別展事業というのがありますけれども、本会議の質問、答弁に関係するけれども、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、ちょうどいいシティプロモーションのチャンスがやってきたわけですから、平塚市内では土屋とか、真田とか、岡崎とか、豊田とか、中原とか、田村とか、関係ある地名がたくさんあるわけですから、ぜひダイナミックな博物館の特別展事業をやってほしいと思いますが、どうお考えでしょうか、お伺いします。
180: 【博物館館長代理】今年度の特別展事業ということでございますけれども、今年度は年3回の特別展事業を計画しておりまして、その中では、
委員御指摘の「鎌倉殿の13人」に関連するような歴史分野の特別展が、今回の計画の中に実は入っておりません。そういった部分では、ユーチューブの動画、こちらのほうでその辺を補っていきたいなというふうに考えております。
以上です。
181: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6目 美術館費
182: 【
金子委員長】次は、306ページ中段から308ページ中段にかけての6目美術館費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6項 保健体育費
183: 【
金子委員長】次は、308ページ中段から314ページまでの6項保健体育費です。質疑はありませんか。
184: 【佐藤
委員】3つあるんです。310ページ、10款6項1目3のサッカー文化の振興によるまちづくり事業と、6のねんりんピックかながわ2022開催事業と、9の学校体育施設開放事業についてお伺いします。多くないので一緒にやっていいですか。
185: 【
金子委員長】どうぞ。
186: 【佐藤
委員】まず、サッカー文化の振興によるまちづくり事業について、小学校巡回授業の開催、コーチによるサッカー教室など、令和4年度の取組について伺います。
ねんりんピックかながわ2022は、この運営委託料894万3000円のみの予算ですけれども、実際の運営についてはどのように行われるのか伺います。
9、学校体育施設開放事業について、現在新型コロナウイルス感染症の第6波で、まん延防止等重点措置期間は学校開放事業が中止されています。日常からスポーツを愛好する市民には、生活の質を維持することが免疫力の維持、向上につながるのではないかと考えます。今後再度まん延防止等重点措置が実施される場合、学校施設開放については前向きに検討していただきたいと考えますので、その点について御見解を伺います。
以上です。
187: 【スポーツ課課長代理】まず、サッカー文化の振興によるまちづくり事業についての御質問にお答えします。小学校巡回授業の回数等ということで、令和4年度の取組はということですが、このまちづくり事業につきましては、特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブが実施しています事業に対し補助金を交付するというものになってございます。本事業の中では、小学校の巡回授業の回数としまして、令和3年度はまだ実績が上がってきていませんので、令和2年度の実績となりますけれども、2回学年を替えて参加した8校あるんですけれども、市内小学校に対し延べ30校、2178人の児童を対象に巡回授業が行われてございます。
サッカー文化については以上でございます。
続いてねんりんピックの運営委託料についてです。今回市で予算を上げているこの事業費、実際のところはどのように運営するのかという御質問でございました。こちらは令和4年度、来年度、トッケイセキュリティ平塚総合体育館を会場に、本市では囲碁と、それから吹矢の2競技を担う。また、全国から60歳以上の選手を対象とした未病改善教室等のような関連事業を実施するという事業でございます。894万3000円の運営委託料を市単独の予算として計上させていただいているんですけれども、現在まだ未確定ではございますが、県からの補助金を1100万円程度見込んでおります。この県からの補助金と合わせて、約2000万円程度の予算をもって本事業を実施していくという想定でございます。
以上でございます。
188: 【スポーツ課担当長】3点目の学校開放についてお答えいたします。学校開放については、現在まん延防止等重点措置期間の中途の1月22日から当面の間、利用を中止しております。学校開放は規則により、教育活動に支障のない範囲において市民の利用に供することとしております。依然として市内小中学校において新規陽性者が一定数発生している中で、施設利用者から新規陽性者が発生した場合、学校の教育活動に大きな影響を及ぼす可能性があることから、再開時期についてはまん延防止等重点措置期間延長等にかかわらず、学校の状況に配慮しながら学校側と協議の上、総合的に判断いたします。
以上です。
189: 【スポーツ課長】先ほどサッカー文化の振興によるまちづくり事業について、1点ちょっと答弁が抜けていましたので、こちらについては課長代理から説明のありましたとおり、小学校の巡回授業を行っておりますが、そのほかにこの補助金事業としまして、トレセン派遣事業、親子サッカー教室、そして保育園・幼稚園交流サッカー大会など、このような事業が予定されています。先ほどありましたとおり、延べ30校、2178人の令和2年度実績となってございますが、おおむね4年度も同じような数で想定しておるところでございます。
以上でございます。
190: 【佐藤
委員】ではまずサッカー文化の振興のほうで再質問させていただきます。ということは、幼稚園から小学校期にかけては、子どもはもう必ずその間に複数回、この事業に触れることがあるのか、確認の意味も含めて伺いたいと思います。
この事業を通して平塚市では別にドリームパスポートの事業もしていますので、これにつながるような働きかけをここでされているのか、これを2点目に伺いたいと思います。
あと、ねんりんピックかながわ2022なんですけれども、未病改善等につながる事業ということで、今回この吹矢と囲碁なんですが、吹矢、囲碁についても全国から集うということは、皆さん全国で勝ち抜かれた方たちが集うということでまずいいのかということです。
この大会を盛り上げていくのに、平塚市内の団体で何かこういったここの競技運営に関して、要は多分11月か、何日間か開催されると思うんですけれども、実際に平塚市内でこの競技運営に協力していただくような団体があるのかということ、その2点目を伺いたいと思います。
3つ目、学校体育施設開放事業なんですけれども、もちろんお答えいただいた、学校教育に一番影響がないところというのは本当に大切かと思うんですが、まん延防止等重点措置期間を何回か経験した中で、本市でも公民館活動とかはもう、ほぼ定員数も削減せずに、いろんな活動が感染が広がらずに普通にできているという経験を積んできていると思うんです。なので、確かに校長先生が学校の責任者ということで、非常に学校長の判断というところは大きいと思うんですが、日常生活を大きく捉えて判断していく必要があると思うので、これ以上の答えはないというお答えでも構いませんので、その点についてもう一度御見解を伺います。
191: 【スポーツ課課長代理】サッカー文化の振興によるまちづくり事業で、まず、この小学校や、それから幼稚園、保育園に巡回することで、必ずお子さんたちがサッカー選手に触れる機会があるものなのかという御質問、あと、ドリームパスポートの事業との関係性とか、相乗効果みたいなところをどのように考えているかというところだと思います。
まず、今回このコロナの関係で、実際に事業ができなかったり、もしくはちょっと派遣を辞退された園などもあったことは報告として聞いているんですが、基本的には全ての園、それから小学校から引き合いがあってお邪魔するという体制は取れているというふうに聞いてございます。
あと、それからドリームパスポートの事業との関係性でございますが、ドリームパスポートは所管が総合公園課ということで、一流のアスリートのプレーを見ていただく機会を小学生に提供するという趣旨でございます。スポーツ課の事業と具体的にこれという関連性、関係性を持ってやっているものではないんですが、ただ、先ほど申し上げましたとおり、幼稚園、小学校にベルマーレの一流選手が派遣で行って、直接そういう選手に触れることを通じて、子どもたちのベルマーレの選手に対する憧れですとか、それからスポーツ、サッカーに関する興味、関心とか、そういったものを育てていくにはいい事業になっていると思いますので、この事業そのものがドリームパスポートの動員数にもつながっていくのかなというふうに考えているところでございました。
続きまして、ねんりんピックについてでございますが、全国から60歳以上ということで平塚市に選手が訪れるけれども、この方々は地域で勝ち上がって、選ばれてきた選手なのかということだと思いますが、こちらにつきましては、例えば令和3年度でいきますと、吹矢は神奈川県では、前回リハーサル大会を実施したんですけれども、そのときに予選会ということで、県内の政令指定都市を除くところの予選をやりまして、それを勝ち抜いた方が県の代表として出場権を得るという形を取りました。ただ、全ての県が実際にそういった形で選んでいるかというところまでの情報は取れていないのが実情でございますが、ただ60歳以上の一流の選手がお集まりいただくということは間違いないというふうに考えてございます。
それから、このせっかくの大会を盛り上げるに当たって市の団体にというところでございますが、平塚市には吹矢に関連する団体が複数ございまして、今回その運営を担っていただく日本スポーツウエルネス吹矢協会の傘下のチームの方も平塚市で活動なさっているということで、先日のリハーサル大会でもそういった方が関わりながら出場もされているということでございます。今後具体的にまた大会運営を進めていくに当たりましては、そういった団体さんにも十分情報提供、御協力いただきながら進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
192: 【スポーツ課担当長】3点目の学校開放についてお答えいたします。市民の方が身近でスポーツできる場であるということで、学校開放を心待ちにしているというところは承知しているところでございます。ただ感染症対策は十分していただいているところなんですけれども、学校開放の利用団体から新規の陽性者が出てしまったという実情もございますので、再開に際しては学校側と協議の上、慎重に頃合いを図ってまいりたいと思います。
以上です。
193: 【佐藤
委員】1点だけ。ねんりんピックかながわ2022。東京オリンピック、北京のオリ・パラがあったりとか、ずっと何とかピックが続いて。囲碁は平塚市では結構普及していますけれども、吹矢等をやる方と、あとは知らないけれども見に行ってみたいという人とか、そういったことで、これは県が絡んでいるので県が広報についても熱心にやられるのかもしれないんですけれども、せっかく平塚市であるというこの機会に、一人でも多くのふだん総合公園とかにも足を運ばない方に来ていただく努力が必要と思いますので、広報についてのお考えを最後に聞いて質問を終わります。
194: 【スポーツ課長】ただいま、ねんりんピックかながわ2022の広報についていかが考えるかというような御質問でした。こちらにつきましては、現在令和3年度の予算でも、のぼり旗ですとか、あるいはそれに関する缶バッチですとか、フェイスタオルですとか、そういったものを作成しておるところです。そのほか令和4年4月からは、すぐになりますが、カウントダウンボードの作成ですとか、七夕まつりへの周知飾りですとか、予定しているものが多くあるんですが、ここでなかなか詳しく紹介できないところなんですが、多くの方々にやはり目につくような形でPRができればと思っています。
もちろん広報ひらつかも利用しながら、特集なのか、それとも毎月、月々の定例のものにするか、そういうことも含めながらPRしていきたいと思います。もちろんスポーツ課所管であるひらつかスポーツナビでもPRしていきたいと考えてございます。
以上でございます。
195: 【
金子委員長】ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
歳 入
14款 使用料及び手数料
1項 使用料
1目 総務使用料
3目 衛生使用料
8目 教育使用料
196: 【
金子委員長】以上で歳出の審査を終わり、歳入に入ります。16ページに戻っていただきまして、16ページ下段から18ページ下段にかけての14款使用料及び手数料のうち、1項1目総務使用料の一部、3目衛生使用料の説明欄の中の聖苑施設使用料(火葬場)、聖苑施設使用料(売店等)、それから8目教育使用料です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
2項 手数料
1目 総務手数料
3節 戸籍住民基本台帳手数料
197: 【
金子委員長】次は、20ページ上段の2項1目総務手数料の3節戸籍住民基本台帳手数料です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
15款 国庫支出金
2項 国庫補助金
1目 総務費国庫補助金
2目 民生費国庫補助金
1節 社会福祉費補助金
8目 教育費国庫補助金
198: 【
金子委員長】次は、24ページから28ページ中段にかけての15款国庫支出金、2項国庫補助金のうち、1目総務費国庫補助金の説明欄中の社会保障・税番号制度システム整備費補助金、2目民生費国庫補助金の1節社会福祉費補助金の説明欄中の外国人受入環境整備交付金、それから8目教育費国庫補助金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3項 国庫委託金
1目 総務費委託金
2目 民生費委託金
1節 社会福祉費委託金
199: 【
金子委員長】次は、28ページ下段にあります3項国庫委託金のうち、1目総務費委託金及び2目民生費委託金、1節社会福祉費委託金の説明欄中の自衛官募集事務委託金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
16款 県支出金
2項 県補助金
2目 民生費県補助金
1節 社会福祉費補助金
8目 教育費県補助金
200: 【
金子委員長】次は、32ページ中段から38ページ上段にかけての16款県支出金です。2項2目民生費県補助金のうち、1節社会福祉費補助金の説明欄中の消費者行政推進事業費補助金、地域自殺対策強化交付金事業費補助金の一部、消費者行政強化事業費補助金、それから8目教育費県補助金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3項 県委託金
1目 総務費委託金
2節 戸籍住民基本台帳費委託金
2目 民生費委託金
201: 【
金子委員長】次は、38ページ中段にあります3項県委託金のうち、1目総務費委託金の2節戸籍住民基本台帳費委託金及び2目民生費委託金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
17款 財産収入
1項 財産運用収入
2目 利子及び配当金
2項 財産売払収入
2目 物品売払収入
1節 物品売払収入
18款 寄附金
1項 寄附金
2目 民生費寄附金
5目 教育費寄附金
19款 繰入金
1項 基金繰入金
3目 文化振興基金繰入金
7目 協働のまちづくり基金繰入金
202: 【
金子委員長】次は、38ページ下段にあります17款財産収入です。1項財産運用収入のうち、2目利子及び配当金の説明欄中の文化振興基金積立金利子収入、協働のまちづくり基金利子収入及び2項財産売払収入のうち、2目1節物品売払収入の一部、それから40ページ上段にあります18款寄附金のうち、1項2目民生費寄附金、5目教育費寄附金、さらに40ページ中段にあります19款繰入金のうち、1項3目文化振興基金繰入金及び7目協働のまちづくり基金繰入金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
21款 諸収入
2項 貸付金元利収入
2目 貸付金返還収入
1節 生活改善事業資金貸付金返還収入
5項 雑入
2目 雑入
1節 総務費雑入
2節 民生費雑入
3節 衛生費雑入
9節 教育費雑入
203: 【
金子委員長】次は、40ページ下段から46ページ中段にかけての21款諸収入です。2項2目貸付金返還収入のうち、1節生活改善事業資金貸付金返還収入及び5項2目雑入のうち、1節総務費雑入の説明欄中のその他雑入の一部、2節民生費雑入の説明欄中の市民活動センター特定設備等使用料、消費生活相談業務に係る大磯町・二宮町分担金、文化芸術ホール主催事業参加費、文化芸術ホール施設使用料、ネーミングライツ収入、自動販売機設置許可に係る管理料、3節衛生費雑入の説明欄中の聖苑電気等使用料、それから9節教育費雑入です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
204: 【
金子委員長】以上で歳入の審査を終わります。
第2条 継続費
第3条 債務負担行為
205: 【
金子委員長】次に、1ページに戻っていただきまして、第2条継続費、第3条債務負担行為です。なお、第2条の内容は、7ページの第2表継続費のうち、地区公民館整備事業(四之宮公民館新築工事実施設計)、地区公民館管理運営事業(松原公民館大規模改修基本・実施設計)です。また、第3条の内容は、7ページにあります第3表債務負担行為のうち、単独調理場7場空調機賃借料です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
206: 【
金子委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
207: 【
金子委員長】討論がないようなので、これより採決を行います。議案第24号「令和4年度平塚市一般会計予算」のうち、本
委員会所管部分は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
208: 【
金子委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
審査の中途ではありますが、暫時休憩といたします。
午後2時16分休憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時25分再開
209: 【
金子委員長】休憩前に引き続き会議を開きます。
6.請願第1号 婚外子差別撤廃のための戸籍法改正を国に求める意見書の提出に関する請願
210: 【
金子委員長】それでは、請願の審査を行います。
今回提出されました請願第1号「婚外子差別撤廃のための戸籍法改正を国に求める意見書の提出に関する請願」を議題といたします。
本請願について、討論を行います。討論はありませんか。
211: 【佐藤
委員】この請願に関しまして、生まれた子どもに理由のない差別が生じないための法改正が必要であると考えますので、採択の立場から討論とさせていただきます。
以上です。
212: 【
金子委員長】ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
213: 【
金子委員長】それでは討論を終わります。
ただいま、本請願について採択とすべきとの討論でありました。
これより起立により採決を行います。請願第1号は採択することに賛成の
委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
214: 【
金子委員長】起立多数ですので、本請願は採択することに決定いたしました。
なお、本請願の採択に伴い、本会議最終日に賛成議員の提案により会議案として意見書を提出することになりますので、御承知おきください。
以上で、付託されました案件の審査は全て終了いたしました。御苦労さまでした。
午後2時27分閉会
委 員 長 金 子 修 一
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