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  1. 平塚市議会 2020-03-06
    令和2年 総務経済常任委員会 本文 2020-03-06


    取得元: 平塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年 総務経済常任委員会 本文 2020-03-06 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 334 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 黒部委員長 選択 2 : 黒部委員長 選択 3 : 黒部委員長 選択 4 : 黒部委員長 選択 5 : 黒部委員長 選択 6 : 黒部委員長 選択 7 : 臼井委員 選択 8 : 農水産課課長代理 選択 9 : 臼井委員 選択 10 : 農水産課長 選択 11 : 臼井委員 選択 12 : 黒部委員長 選択 13 : 秋澤委員 選択 14 : 農水産課課長代理 選択 15 : 秋澤委員 選択 16 : 農水産課課長代理 選択 17 : 秋澤委員 選択 18 : 農水産課長 選択 19 : 黒部委員長 選択 20 : 出村委員 選択 21 : 農水産課長 選択 22 : 出村委員 選択 23 : 農水産課長 選択 24 : 黒部委員長 選択 25 : 出村委員 選択 26 : 黒部委員長 選択 27 : 黒部委員長 選択 28 : 黒部委員長 選択 29 : 黒部委員長 選択 30 : 黒部委員長 選択 31 : 出村委員 選択 32 : 農水産課課長代理 選択 33 : 黒部委員長 選択 34 : 黒部委員長 選択 35 : 黒部委員長 選択 36 : 黒部委員長 選択 37 : 黒部委員長 選択 38 : 黒部委員長 選択 39 : 黒部委員長 選択 40 : 黒部委員長 選択 41 : 黒部委員長 選択 42 : 出村委員 選択 43 : 職員課課長代理 選択 44 : 黒部委員長 選択 45 : 職員課課長代理 選択 46 : 黒部委員長 選択 47 : 黒部委員長 選択 48 : 黒部委員長 選択 49 : 黒部委員長 選択 50 : 黒部委員長 選択 51 : 黒部委員長 選択 52 : 黒部委員長 選択 53 : 黒部委員長 選択 54 : 黒部委員長 選択 55 : 黒部委員長 選択 56 : 黒部委員長 選択 57 : 黒部委員長 選択 58 : 黒部委員長 選択 59 : 黒部委員長 選択 60 : 黒部委員長 選択 61 : 黒部委員長 選択 62 : 黒部委員長 選択 63 : 久保田委員 選択 64 : 行政総務課課長代理 選択 65 : 久保田委員 選択 66 : 行政総務課長 選択 67 : 黒部委員長 選択 68 : 小泉委員 選択 69 : 行政総務課長 選択 70 : 小泉委員 選択 71 : 総務部長 選択 72 : 小泉委員 選択 73 : 黒部委員長 選択 74 : 秋澤委員 選択 75 : 職員課長 選択 76 : 秋澤委員 選択 77 : 黒部委員長 選択 78 : 須藤委員 選択 79 : 職員課長 選択 80 : 須藤委員 選択 81 : 黒部委員長 選択 82 : 出村委員 選択 83 : 総務部長 選択 84 : 行政総務課長 選択 85 : 出村委員 選択 86 : 行政総務課長 選択 87 : 黒部委員長 選択 88 : 出村委員 選択 89 : 黒部委員長 選択 90 : 黒部委員長 選択 91 : 小泉委員 選択 92 : 黒部委員長 選択 93 : 久保田委員 選択 94 : 秋澤委員 選択 95 : 黒部委員長 選択 96 : 臼井委員 選択 97 : 黒部委員長 選択 98 : 黒部委員長 選択 99 : 黒部委員長 選択 100 : 黒部委員長 選択 101 : 黒部委員長 選択 102 : 黒部委員長 選択 103 : 黒部委員長 選択 104 : 黒部委員長 選択 105 : 黒部委員長 選択 106 : 黒部委員長 選択 107 : 須藤委員 選択 108 : 行政総務課課長代理 選択 109 : 須藤委員 選択 110 : 行政総務課課長代理 選択 111 : 須藤委員 選択 112 : 黒部委員長 選択 113 : 臼井委員 選択 114 : 職員課長 選択 115 : 臼井委員 選択 116 : 職員課長 選択 117 : 臼井委員 選択 118 : 職員課長 選択 119 : 黒部委員長 選択 120 : 黒部委員長 選択 121 : 久保田委員 選択 122 : 広報課課長代理 選択 123 : 久保田委員 選択 124 : 黒部委員長 選択 125 : 秋澤委員 選択 126 : 黒部委員長 選択 127 : 秋澤委員 選択 128 : 広報課課長代理 選択 129 : 秋澤委員 選択 130 : 広報課課長代理 選択 131 : 秋澤委員 選択 132 : 広報課課長代理 選択 133 : 黒部委員長 選択 134 : 須藤委員 選択 135 : 広報課課長代理 選択 136 : 須藤委員 選択 137 : 黒部委員長 選択 138 : 出村委員 選択 139 : 市長室長 選択 140 : 出村委員 選択 141 : 黒部委員長 選択 142 : 黒部委員長 選択 143 : 出村委員 選択 144 : 庁舎管理課課長代理 選択 145 : 出村委員 選択 146 : 黒部委員長 選択 147 : 庁舎管理課長 選択 148 : 出村委員 選択 149 : 庁舎管理課長 選択 150 : 黒部委員長 選択 151 : 臼井委員 選択 152 : 資産経営課長 選択 153 : 臼井委員 選択 154 : 資産経営課長 選択 155 : 黒部委員長 選択 156 : 久保田委員 選択 157 : 資産経営課長 選択 158 : 久保田委員 選択 159 : 黒部委員長 選択 160 : 黒部委員長 選択 161 : 黒部委員長 選択 162 : 黒部委員長 選択 163 : 臼井委員 選択 164 : 広報課担当長 選択 165 : 臼井委員 選択 166 : 広報課担当長 選択 167 : 臼井委員 選択 168 : 広報課担当長 選択 169 : 黒部委員長 選択 170 : 須藤委員 選択 171 : 広報課担当長 選択 172 : 須藤委員 選択 173 : 黒部委員長 選択 174 : 秋澤委員 選択 175 : 広報課担当長 選択 176 : 市民税課担当長 選択 177 : 黒部委員長 選択 178 : 市民税課担当長 選択 179 : 黒部委員長 選択 180 : 秘書課担当長 選択 181 : 秋澤委員 選択 182 : 秘書課担当長 選択 183 : 市民税課担当長 選択 184 : 秋澤委員 選択 185 : 秘書課長 選択 186 : 黒部委員長 選択 187 : 久保田委員 選択 188 : 企画政策課課長代理 選択 189 : 久保田委員 選択 190 : 企画政策課課長代理 選択 191 : 久保田委員 選択 192 : 企画政策課課長代理 選択 193 : 出村委員 選択 194 : 企画政策課課長代理 選択 195 : 出村委員 選択 196 : 企画政策課課長代理 選択 197 : 黒部委員長 選択 198 : 黒部委員長 選択 199 : 秋澤委員 選択 200 : 情報政策課課長代理 選択 201 : 情報政策課担当長 選択 202 : 秋澤委員 選択 203 : 情報政策課担当長 選択 204 : 情報政策課課長代理 選択 205 : 秋澤委員 選択 206 : 黒部委員長 選択 207 : 黒部委員長 選択 208 : 出村委員 選択 209 : 危機管理課担当長 選択 210 : 出村委員 選択 211 : 危機管理課担当長 選択 212 : 黒部委員長 選択 213 : 黒部委員長 選択 214 : 秋澤委員 選択 215 : 災害対策課課長代理 選択 216 : 秋澤委員 選択 217 : 災害対策課課長代理 選択 218 : 秋澤委員 選択 219 : 災害対策課課長代理 選択 220 : 黒部委員長 選択 221 : 須藤委員 選択 222 : 災害対策課担当長 選択 223 : 須藤委員 選択 224 : 災害対策課担当長 選択 225 : 須藤委員 選択 226 : 黒部委員長 選択 227 : 久保田委員 選択 228 : 危機管理課担当長 選択 229 : 久保田委員 選択 230 : 危機管理課担当長 選択 231 : 黒部委員長 選択 232 : 出村委員 選択 233 : 危機管理課担当長 選択 234 : 災害対策課担当長 選択 235 : 災害対策課担当長 選択 236 : 出村委員 選択 237 : 危機管理課担当長 選択 238 : 災害対策課担当長 選択 239 : 黒部委員長 選択 240 : 黒部委員長 選択 241 : 黒部委員長 選択 242 : 臼井委員 選択 243 : 納税課担当長 選択 244 : 臼井委員 選択 245 : 納税課担当長 選択 246 : 臼井委員 選択 247 : 納税課担当長 選択 248 : 納税課長 選択 249 : 黒部委員長 選択 250 : 黒部委員長 選択 251 : 黒部委員長 選択 252 : 黒部委員長 選択 253 : 黒部委員長 選択 254 : 須藤委員 選択 255 : 農水産課課長代理 選択 256 : 須藤委員 選択 257 : 農水産課課長代理 選択 258 : 須藤委員 選択 259 : 黒部委員長 選択 260 : 小泉委員 選択 261 : 農水産課課長代理 選択 262 : 小泉委員 選択 263 : 農水産課課長代理 選択 264 : 小泉委員 選択 265 : 黒部委員長 選択 266 : 黒部委員長 選択 267 : 黒部委員長 選択 268 : 久保田委員 選択 269 : 産業振興課課長代理 選択 270 : 久保田委員 選択 271 : 産業振興課課長代理 選択 272 : 久保田委員 選択 273 : 黒部委員長 選択 274 : 須藤委員 選択 275 : 産業振興課課長代理 選択 276 : 須藤委員 選択 277 : 産業振興課課長代理 選択 278 : 須藤委員 選択 279 : 黒部委員長 選択 280 : 黒部委員長 選択 281 : 黒部委員長 選択 282 : 黒部委員長 選択 283 : 黒部委員長 選択 284 : 黒部委員長 選択 285 : 黒部委員長 選択 286 : 黒部委員長 選択 287 : 黒部委員長 選択 288 : 黒部委員長 選択 289 : 黒部委員長 選択 290 : 黒部委員長 選択 291 : 黒部委員長 選択 292 : 黒部委員長 選択 293 : 黒部委員長 選択 294 : 黒部委員長 選択 295 : 黒部委員長 選択 296 : 黒部委員長 選択 297 : 黒部委員長 選択 298 : 黒部委員長 選択 299 : 黒部委員長 選択 300 : 黒部委員長 選択 301 : 黒部委員長 選択 302 : 須藤委員 選択 303 : 事業課課長代理 選択 304 : 須藤委員 選択 305 : 事業課課長代理 選択 306 : 須藤委員 選択 307 : 黒部委員長 選択 308 : 秋澤委員 選択 309 : 事業課課長代理 選択 310 : オリンピック・パラリンピック推進課担当長 選択 311 : 秋澤委員 選択 312 : 事業課課長代理 選択 313 : オリンピック・パラリンピック推進課担当長 選択 314 : 黒部委員長 選択 315 : 小泉委員 選択 316 : 事業課課長代理 選択 317 : 小泉委員 選択 318 : 事業課課長代理 選択 319 : 黒部委員長 選択 320 : 黒部委員長 選択 321 : 黒部委員長 選択 322 : 黒部委員長 選択 323 : 黒部委員長 選択 324 : 黒部委員長 選択 325 : 黒部委員長 選択 326 : 黒部委員長 選択 327 : 黒部委員長 選択 328 : オリンピック・パラリンピック推進課担当長 選択 329 : 黒部委員長 選択 330 : 黒部委員長 選択 331 : 小泉委員 選択 332 : 黒部委員長 選択 333 : 黒部委員長 選択 334 : 黒部委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 出席者   黒部委員長、出村副委員長ほか全委員(秋澤、久保田、須藤、小泉、臼井)       片倉議長 説明員   石田副市長、平野市長室長、田中市長室防災・危機管理監、中村企画政策部長、       木川企画政策部オリンピック・パラリンピック推進担当部長、今井総務部長、       原産業振興部長、小泉公営事業部長、平井監査委員事務局長ほか関係課長 議 題   1.議案第9号 平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条           例の一部を改正する条例   2.議案第18号 平塚漁港管理条例の一部を改正する条例   3.議案第19号 平塚市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例   4.議案第21号 平塚市病院事業の設置等に関する条例及び平塚市下水道事業の設置等に関する           条例の一部を改正する条例   5.議案第22号 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除           に関する条例を廃止する条例   6.議案第23号 工事請負契約の締結について〔吉沢公民館新改築工事(建築)〕   7.議案第24号 工事請負契約の締結について〔相模小学校新築工事(電気)〕   8.議案第25号 工事請負契約の締結について〔相模小学校新築工事(機械)〕   9.議案第26号 訴えの提起について   10.議案第27号 令和2年度平塚市一般会計予算(所管部分)   11.議案第28号 令和2年度平塚市競輪事業特別会計予算
      12.議案第30号 令和2年度平塚市水産物地方卸売市場事業特別会計予算   13.議案第35号 平塚市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例   14.請願第1号 (自家増殖を原則禁止とする)種苗法改定の取りやめ(取り下げ)を求める意           見書の提出を求める請願書                   午前10時00分開会 【黒部委員長】おはようございます。ただいまから総務経済常任委員会を開会いたします。  まず、本日の委員会の傍聴については、先例のとおり取り扱い、会議を進めていきたいと思います。  始まる前に、一言申し上げておきます。質問は簡潔にお願いいたします。答弁のほうも、聞かれたことだけお答えいただければ結構なので、どうぞよろしくお願いいたします。   1.議案第9号 平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条           例の一部を改正する条例 2: 【黒部委員長】それでは、議案第9号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 3: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 4: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第9号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   2.議案第18号 平塚漁港管理条例の一部を改正する条例 6: 【黒部委員長】次に、議案第18号「平塚漁港管理条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。 7: 【臼井委員】それでは、「平塚漁港管理条例の一部を改正する条例」について、何点か御質問させていただきます。  この条例の改正の大きなポイントとなるところはどういうところなんでしょう。あと、改正の理由、目的は何なのかお伺いしたいと思います。  この中に、市長が特別必要と認める行為とございますが、それは何を指すのかお願いします。  それから、料金設定の件に関してですけれども、夏が高い、夏とそれ以外のときで料金の差をつけた理由をお教えください。  以上、3点お願いします。 8: 【農水産課課長代理】「平塚漁港管理条例の一部を改正する条例」の改正内容について御質問いただきました。  まず、この条例改正の目的、また、ポイントに当たりますけれども、こちらにつきましては、現在、新港の背後地に整備を進めています多目的広場が年度内に完成することになり、そこで、供用開始に当たりまして、条例に位置づけるとともに、漁港施設の使用に係る禁止事項と、施設の目的外使用における使用料を新たに定めるものになります。こちらのほうが目的とポイントになります。  あと、2点目の市長が特別に認めるというふうな形になりますけれども、こちらに当たりましては、第3条の漁港の保全に関して、次に掲げる禁止事項に関しまして、「ただし、市長が特別の必要があると認めた場合においては、この限りでない」というふうな形ですけれども、一応1つ例を挙げますと、火気等を条例案のほうで禁止するような形で提案させていただきますので、個人的な火気等、バーベキューとか、そういうものは禁止の想定をしていまして、ただし、市長が認めるというか、漁業協同組合等の各種イベントのときに、バーベキュー、もしくは火気を使ってやる行為に関しましては、申請があれば協議させていただいて、許可をおろすというふうなところを想定しております。  あと、最後に、駐車場の金額が夏期のほうが高いのは──この条例改正とは別ですけれども──今までのこちらのほうの条例も、使用料につきましては、需要が多いというふうな形で、駐車場の使用料のほうは、通常ですと2時間当たり200円のところ、1時間で200円というふうな形で設定しております。  以上です。 9: 【臼井委員】よくわかりました。文字だけだとイメージが全然湧いてこなかったものですから、いろいろ聞かせていただいたんですけれども、その中で、今、2馬力ボートを着艇させるのに簡易型のスロープを使ってやっているじゃないですか。今、漁業施設の中でスロープがございます。そのスロープが使えるようにはできないんでしょうか。できるんでしょうか。  なぜかといいますと、今、神奈川県の中でも、2馬力ボートをおろせるところというのは、数が余り多くないと思うんですよ。平塚は、今は簡易型のスロープでおろすことができたりとか、あとは、クレーンでおろしたりということは可能なんだと思うんですけれども、スロープがしっかりある以上は、あそこを使えるようにして──もちろんあれは漁師さんのための専用のスロープだということも十分わかっていて、あえて聞いているんですけれども──そういうようなことを検討されたのか。結局ここに書いてないということは、それは多分だめなのかなというふうに思うんですけれども、その理由をお聞かせいただきたいと思います。 10: 【農水産課長】ただいま、2馬力未満の船舶の平塚新港の利用について御質問をいただきました。  現在、2馬力未満のボートを例えば車の上、カートップに積んできたり、トレーラーで牽引してきたりして、平塚新港からランチング、要は、水におろして宿船する方が多数おられます。ある意味平塚新港はそういった小型ボートの方の聖地みたいな形になっていることも、もちろん知っております。皆さんかなり工夫をされておりまして、自分で積みおろしをできる装置をつくって、車にそれを備えつけておろしていたり、あとは、力を使って努力しておろしたりしているのも存じているところです。  委員から御指摘がありました漁港側のスロープを使えないのかというお話ですが、これは、実は私も思っているところでして、研究はしたことがございます。他所の例を見ると、漁港の施設であっても、スロープを使って一般のプレジャーボートをおろしている事例はあるようです。平塚新港においても、現在、小型ボートの聖地のようになっておりますので、スロープを使って利用できるようなことをPRしていけば、そういった利用がさらにふえるんじゃないかなというふうに考えています。まだ研究の余地はあるんですけれども、そういったスロープ利用についても考えていきたいというふうには思っております。  料金体系を今回の条例改正に盛り込まなかったのは、まだそこまで熟してないというところもございますけれども、現行の料金体系の中でも対応ができるのではないかとも思っているところでございます。  以上でございます。 11: 【臼井委員】多目的広場ができて、今、課長のほうからも言われたように、あそこは本当に2馬力ボートをおろす聖地になってきつつあるんですよね。もっと関東一円にとどろかせることができるように、スロープ利用というのを十分考えてもらって、研究してもらって、それと同時に、これをPRできるような──あそこは海の駅の位置づけもありますので、海の駅の位置づけを充実させるということもあわせ持って考えて──関東一円の方が遊びに来てくれる、訪れるような場所にしていただければと思います。要望です。  以上です。 12: 【黒部委員長】ほかにありますか。 13: 【秋澤委員】今回の条例改正は、さまざまな目的外使用等も含めて多目的に使える条件整備だと思うんですが、海岸エリアの魅力アップの一環として数年前からやられていると思うんですが、人がたくさん集まるようにということで、前からも議論されておりますトイレ、シャワーとか、あるいは便益施設について整備をされていると思うんですが、その辺の今の進捗状況といいますか、状況を示せるところがあればお示しをいただきたいと思います。 14: 【農水産課課長代理】今、広場のほうの整備の現状ということで、先ほど申し上げましたが、3月末、今月整備終了の予定で進めております。広場の整備内容につきましては、ユニバーサルデザインの考えを取り入れたみんなのトイレとか、また、屋外シャワーなどを併設しておりまして、障がい者の方や高齢者の方、また、釣り人とか、横に海岸がありますのでサーファーの方を初め、新港や海岸を訪れる多くの方々の利便性の向上が図れるものと考えております。こちらのほうの利便性を上げたということで、後々は近隣のほうの回遊性も含めて集客を求めて、地域の活性化も進めていきたいと考えております。  以上です。 15: 【秋澤委員】今回、条例改正で火気の使用等もやりやすくなったというか、認められるようになって、先ほどお話も出ましたバーベキュー等もできるようになるのかなという予想はするんですが、どういった事業者が運営するとか、そういった検討というのは地元の自治会の方ともされていると思うんですけれども、その辺の検討状況がお示しできたらお聞かせいただきたいと思います。 16: 【農水産課課長代理】今、広場でのバーベキューにつきまして御質問をいただきました。  先ほど申し上げましたが、個人に当たりましては、こちらの条例案のほうで火気禁止というふうな形ですけれども、ただ、イベントとか漁業協同組合による事業など、これからは広場で集客というふうなことを考えれば、バーベキューも検討する部分があります。ただ、今後の広場の利用形態とか状況、また、漁業者の方とか周辺住民への配慮のことも考えなくてはいけないと思います。また、においとかごみ対策、こちらのほうも考えなくてはいけないと思っておりますので、こちらに当たりましては、今後になりますけれども、慎重に判断していきたいと思っております。  以上です。 17: 【秋澤委員】検討が進んで、実際にできるようになりましたら、いろいろ多目的に使えるようになりますよという広報も当然されると思うんですが、そうすると、あそこの場所へ行くのに──これも数年前から議論がされておりますけれども──アクセス道路の進捗ですね。目標では、平成32年度とか、その辺というふうに以前聞いたような覚えがあるんですが、その辺の進捗について最後に確認をさせていただきたいと思います。済みません、所管が違っちゃうかもしれないんですけれども、よろしいですか。 18: 【農水産課長】ただいま、新港背後地の広場へのアクセスに関して御質問いただきました。  広場ができまして、新港の背後地の魅力が大変高まるというふうに私たちも思っているところでございます。ただ、同時に、魅力的な施設ができても、アクセスがよくなければなかなか集客は望めないところもあるとは思っております。現在でももちろんアクセスができないわけではないので、いろいろな手段を使って、道路を使ってアクセスをされているところと思いますけれども、特に新港、大浜地区のアクセス道路の整備につきましては、例えば昨年の12月定例会でも、都市整備部長のほうから、関係機関との調整を行っていますというふうな答弁がされていると思います。交通管理者ですとか道路管理者などとのそういった協議を現在進めているところでございまして、こちらは私たちとしても進捗を見守っているところでございます。当然ほかのアクセスの方法も考えていかなければなりませんので、既存の道路を使ったアクセスの方法なども研究しつつ、進めていきたいというふうに考えております。 19: 【黒部委員長】ほかにございますか。 20: 【出村委員】今、同僚委員さんの意見と質疑の中で──本会議でもあったのかもしれませんけれども──条例の一部改正から質疑に入りましたよね。漁業協同組合のほうにも配慮しなきゃいけない。まだ細部を詰めてないように答弁の中でうかがい知ることができました。それから、慎重に今後判断していきたいと。条例の一部改正がここで仮に可決をされた場合に、まだ細部まで決め切れてない内容がおありのように今のやりとりからしてうかがえますよね。  そうしますと、最終的に市民の皆さんへこの広場の全体像、使い勝手、ルール、基準、駐車場の料金もありましたけれども、どの時点で広報をなされるというお考えをお持ちなのか、お持ちでないのかお伺いいたします。 21: 【農水産課長】ただいま、広場の全体像、そういったことですとか、市民への周知というお話がございました。  本来でしたら、この広場の完成とそのお披露目といいますか、そういったことを3月27日に予定しておりました。ただ、新型コロナウイルスの関係で、お披露目の会というものは中止をせざるを得ないところというふうに考えておりまして、中止の決定をしているところです。実は、広場に名称をつけようなどと考えておりまして、地元の港小学校の児童から名称案を募集しておりまして、既に応募作品がそろっております。こういったところもあわせて発表したかったんですが、現在、スケジュールが狂っておりまして、どういうふうに進めていくか検討しているところですけれども、今月中には完成いたします。その中で、新港の背後地にこんなにすてきな広場ができて、トイレもできて、大変利便性が上がったということは、当然PRを進めていかなければいけないというふうには思っているところでございます。  また、先ほど地元の漁業協同組合との調整のお話などもございましたが、例えば広場を活用して漁業者の所得アップにつながるようなバーベキューの施設ですとか、そういったところまではなかなかハードルが高いのでいきなり開始することはできないんですけれども、例えばもうちょっとハードルを下げて、キッチンカーでお店を出店するですとか、さまざまなマルシェイベントのような形で展開をするとか、そういったところはかなり話を進めているところでございまして、実は4月中にもそういったことができないかと考えておりました。ただ、これも新型コロナウイルスの関係で、今は難しいかなというふうに思っているところです。  いずれにしましても、いろいろな展開は考えていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。 22: 【出村委員】数十年前から新港の整備については関心を持っておる一人でございました。あえて発言は控えておりましたけれども、随分前に私もこれに関係する発言はさせていただいておりました。今の課長さんのお話からしますと、ウェルカムなんですよね。この整備によってウェルカムだ。ウェルカムでなければ、小ぢんまりでいいんでしょうけれども、漁業協同組合さん、市民の方、近隣も含めて大いに利用していただきたいんだと、こういう趣旨が今の御答弁からもうかがい知ることができます。  お披露目式も御検討なさっていたようでございますから、そういう意味では、内閣総理大臣が新型コロナウイルスのことについてある時期に一定の御判断をなされた段階では、今、課長さんが御答弁なされたように、大いに市民にアピールをしていただく。さらに、その前段ではルールも決めなければいけないけれども、それも周知をして、ウェルカムな状態をこの整備によって──条例の一部改正もありますけれども──やっていただきたいなということなんですが、既にお披露目はやめたようなんだけれども、それは延期ということで、いずれやられるというお考えでよろしいんでございますか。 23: 【農水産課長】お披露目に関しましては、どこかの機会で実行するものというふうに考えております。なるだけ早い機会にできることを私たちとしても祈っております。(出村委員「3回目かな。終わったの」と述ぶ) 24: 【黒部委員長】大丈夫ですよ。(出村委員「まだある」と述ぶ) 25: 【出村委員】済みません、短目に。私も、ある団体と近隣の河岸に行く機会がありました。盛り上がっていますよ。多分、県内からも乗り合いバスで結構参上なさっていらっしゃる。ああいうところでいただくというのは、おいしいんですよ。ですから、そういう意味では、これを機会にして、今、課長が御答弁いただいたようなことを、ある時期をもって市民に、内外に大いにPRしていただきたいなと、このように思います。これは要望にしておきます。  以上です。 26: 【黒部委員長】ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 27: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 28: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第18号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   3.議案第19号 平塚市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例 30: 【黒部委員長】次に、議案第19号「平塚市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。 31: 【出村委員】単純にお伺いします。一部改正なんですが、一部改正によって何がどう変わるのか。これだけです。 32: 【農水産課課長代理】こちらのほうは、平成30年6月に、卸売市場を含めた食品流通の合理化と生鮮食料品などの公正取引環境の確保の促進を高めるため、上位の卸売市場法が一部改正されております。つきましては、そこに合わせて神奈川県の地方卸売市場条例も手続上廃止というふうな形を受けまして、平塚市におきましても、公正な取引の保証と取引の重要度を上げるため、共通ルールということで必要最低限の規制をして、逆に、規制緩和の動きにも合わせて、第三者販売の禁止だとか、商物一致の原則等の事項を市の条例から削除して、より卸売市場の活性化を目指して、一部改正のほうを提案させていただいた形になります。  以上です。 33: 【黒部委員長】ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 34: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 35: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第19号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 36: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   4.議案第21号 平塚市病院事業の設置等に関する条例及び平塚市下水道事業の設置等に関する           条例の一部を改正する条例
    37: 【黒部委員長】次に、議案第21号「平塚市病院事業の設置等に関する条例及び平塚市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 38: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 39: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第21号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   5.議案第22号 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除           に関する条例を廃止する条例 41: 【黒部委員長】次に、議案第22号「昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。 42: 【出村委員】端的にお伺いします。内容がよくわからないんです。想像はつきます。想像をつけてわかったつもりになりたくないので、例えばこういうことなんだよというようなことを、サンプルをもって解説いただけますか。 43: 【職員課課長代理】具体的な本条例の内容ということでございますけれども、本条例に関しましては、昭和天皇の崩御に関して──既に30年ほど前になりますが──昭和64年1月7日以前の行為について、平成元年2月24日より前に減給、戒告の処分になった者に関しての処分を──崩御の恩赦的な内容になりますけれども──免除していくというものになります。  以上でございます。 44: 【黒部委員長】具体的な事例みたいなのを挙げていただけますか。 45: 【職員課課長代理】こちらは、昭和64年1月7日に昭和天皇が崩御される前に、何らかの非違行為によって減給ですとか懲戒の処分を受けた職員に関して、懲戒処分のうち減給と戒告の処分を受けた者の処分の内容自体を将来にわたって免除していくものでございます。現状ですと、もう30年ほど経っておりまして、その処分に該当する者は全て退職をしているということが確認できましたので、この条例自体を廃止するものでございます。  以上です。 46: 【黒部委員長】ほかにございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 47: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 48: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第22号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 49: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   6.議案第23号 工事請負契約の締結について〔吉沢公民館新改築工事(建築)〕 50: 【黒部委員長】次に、議案第23号「工事請負契約の締結について〔吉沢公民館新改築工事(建築)〕」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 51: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 52: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第23号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   7.議案第24号 工事請負契約の締結について〔相模小学校新築工事(電気)〕 54: 【黒部委員長】次に、議案第24号「工事請負契約の締結について〔相模小学校新築工事(電気)〕」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 55: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 56: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第24号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   8.議案第25号 工事請負契約の締結について〔相模小学校新築工事(機械)〕 58: 【黒部委員長】次に、議案第25号「工事請負契約の締結について〔相模小学校新築工事(機械)〕」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 59: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 60: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第25号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   9.議案第26号 訴えの提起について 62: 【黒部委員長】次に、議案第26号「訴えの提起について」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。 63: 【久保田委員】まず、冒頭に、私自身初めての予算の委員会になりますので、至らない点もあるかと思いますが、どうか御容赦いただければと思います。  議案第26号に関して質問させていただきます。持ち出しに関して詳細な件数と、謝罪文書の発送数をいま一度お教えいただきますようお願いします。 64: 【行政総務課課長代理】ただいま──一部は持ち出しを認めていませんので、持ち出した件数と持ち出された疑いのある件数という表現になりますけれども──こちらの件数と、謝罪文書の送付件数の御質問をいただきましたので、お答えをいたします。  2日間にわたって行為が行われているんですけれども、まず、平成30年11月29日に、ファイルの数といたしまして1019件、個人情報のデータの件数といたしまして──延べ件数になりますけれども──3万1429件になります。2日目が平成30年12月22日になりますが、こちらは、ファイルの数としては16件、個人情報のデータの件数といたしましては248件になります。  謝罪文書の発送件数になりますけれども、こちらも2日間に分けて発送しておりますが、まず、1回目が9月5日に発送しております。こちらは、担当課が主催していますイベントの申し込み者になりますが、250通発送しております。2回目が9月30日、こちらは関係団体の代表者や平塚市公共施設予約システムの登録団体の代表者の方に対して、2万1928通発送しております。合計で2万2178通になります。  以上でございます。 65: 【久保田委員】もう一点だけ、提訴をする前に、事前に和解を求めなかった理由を教えてください。 66: 【行政総務課長】提訴する前に和解を求めなかったということなんですけれども、本人からは、提訴をするということを表明した後も、何もこちらにはアクションはなかったということは1点ありますが、提訴することによって裁判所、司法の判断に委ねたいというのが目的でございます。  以上です。 67: 【黒部委員長】ほかに。 68: 【小泉委員】委員長から簡潔にというお話がありましたので、簡潔に御質問させていただきたいと思いますけれども、ただ、私の心情だけ申し上げます。今回の渡部議員が起こした問題について、かかった費用については全て本人に御負担をしていただくというのが私の考えの前提です。  そこで御質問します。今、久保田委員のほうからの質問にもありましたけれども、今回の損害賠償請求の事前に、和解というか、そういう渡部議員との折衝はなかったということなんですけれども、過日の記者会見でも、記者さんからそんなふうなお話があったようです。ただ、今回の提訴の議案も、唐突的に市のほうで出されたわけじゃなくて、以前から損害賠償はさせてもらいますというのはずっと一貫して市のほうはお述べになっている。ですから、本来ならば、市から話をするのではなくて、当事者の渡部議員から、こういう話があるけれども、何とか和解でというふうな話があってしかるべきだと私は思っています。渡部議員のほうから、そういうアクションを含めてあったのかどうか。  それからもう一つ、先ほど言いましたように、私は──金額は幾らになるかわかりませんけれども──今回の事件でかかった費用については全て渡部議員に御負担をしていただくということを前提に、今回はわび状と、それから注意喚起の文書を9月30日付で発送されました。それはそれでいいんですけれども、それ以外に、昨年の12月の補正予算で審議され、議決されたセキュリティー強化の2600万円余の費用、さらには、刑事告発に向けた市のほうの資料、情報収集や対外折衝を含めた人件費、交通費、そんなものを含めて全て請求すべきだというふうに私は思っていますけれども、今回はこれでいいとして、その後第2弾、第3弾の損害賠償請求をやるおつもりはありますか。 69: 【行政総務課長】まず、1つ目のアクションはあったのかというお話ですが、先ほどお話ししたとおり、アクションはございませんでした。  それから、2点目の全ての費用について負担をさせるべきだというお話でしたが、議会でも答弁させていただいているとおり、今回は謝罪文についてのみの損害賠償請求になります。というのも、弁護士との相談、それから、他市等の事例も検討しまして、そういった判断とさせていただきました。  それから、第2弾、第3弾の提訴の予定はあるかというお話ですが、現在のところ検討はしておりません。  以上です。 70: 【小泉委員】後ろのほうの第2弾、第3弾の損害賠償請求ですけれども、今の時点ではないということですけれども、今の時点ではないということは、先ほど言いました12月議会の補正予算で通したセキュリティー強化の費用と、それから、刑事告発に向けた裁判資料の収集等の人件費、あるいは交通費等の費用については、今後、損害賠償請求をするおつもりはない。ただ、新たに何か出てくるかどうかわかりませんが、出てきたら、その部分については別途損害賠償をどうするかという可能性はあるにしても、今言った2件についてはやらないということでよろしいんですか。 71: 【総務部長】今、課長がお答えをいたしましたように、現在の時点においては、弁護士とも慎重な議論を踏まえた上でこのような結論に至っておりますので、新たな訴訟を起こそうという、そういった状況のものはございません。ただ、今、委員さんが御指摘のように、新たな素材が出てきたらどうなのかということになりますと、それはそれでまた別の問題になろうかと思いますので、その時点で判断をする場面も出てくる可能性はあるのかなとは思われます。  以上です。 72: 【小泉委員】最後の質問をさせていただきます。先ほども言いましたけれども、今回の渡部議員が起こした事件に関して、本来ならば、この事件がなければ、刑事告発もない、セキュリティー強化の補正予算も、場合によったらあそこで補正ではなくて2年、3年先だったかもしれませんよね。それはわかりませんけれども、セキュリティー強化は昨年の当初予算には間違いなく入ってなかったんですよ。それを考えると、直ちにやったということは、渡部議員の事件に起因するんだということだと私は思います。そんなことを申し上げて質問を終わります。 73: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 74: 【秋澤委員】本会議で確認できなかった部分について確認したいと思います。本会議でもお話しさせていただいたんですが、退職金の返還請求に関する住民監査請求、これが棄却されたんですが、その中で、平塚市職員の退職手当に関する条例第13条の第1項第3号に、在職中に懲戒処分等の処分を受けなければ、返還はできないというふうにはなるんですが、それのもとにしているのが「平塚市職員の懲戒処分に関する指針」だと思います。  その中に一覧があって、非違行為と懲戒処分の種類が書いてあるんですけれども、個人情報の持ち出しはたしか戒告とか余り重い処分ではなかったというふうになります。使用になると──何回も言うようで申しわけないんですけれども──懲戒免職等にも当たるということで、ただ、本人は使用は認めてないので、裁判でしっかりと事実認定をしてもらうために、そういう意味でもやられると思うんですが、そこで、現状の指針と条例では退職金の返還請求ができないということであれば、今後二度とこのような事態がないように──本会議の中でも申し上げましたとおり、個人情報は非常に重要なものですので──持ち出しに関しても罰則じゃないですけれども、懲戒処分の程度を上げるような、例えば今回の事例のように2万件とか、数によっては懲戒免職に当たるというような判断というのも重要だと思うんですけど、その辺の改正、改定みたいなことは今後検討されるのかどうか確認をしておきたいと思います。
    75: 【職員課長】今回の件を受けまして、今ある「平塚市職員の懲戒処分に関する指針」の見直しについてということの御質問をいただきました。  今の「平塚市職員の懲戒処分に関する指針」につきましては、国の出しているものですとか、あるいは他市の例を参考にしてつくって、運用している指針でございます。今回、このような事件がありましたので、改めて他市の事例なども研究しながら、改正に向けて研究を進めてまいりたいというふうに考えています。  以上です。 76: 【秋澤委員】研究をしていくというのは、ちょっと迫力がないのかなというふうに思うんですけれども、ぜひ検討していただいて、職員の非違行為と懲戒の種類とのバランスというのも当然重要だと思います。職員の皆さんがそれで萎縮しちゃうようなことがあってはならないと思うんですけれども、今回は特に異例の事態でありますので、故意に持ち出しているということも鑑みて──不注意でということはまず考えられないんですけれども──不注意で持ち出した、あるいは法令の解釈を誤って持ち出したというようなことであれば軽くてもいいんでしょうけれども、故意に使用の目的で──使用がつけば重い処分になりますけれども──持ち出したということがわかったのであれば、重い処分にするというような──これは要望になっちゃいますけれども──ぜひ検討していただきたいと思います。 77: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 78: 【須藤委員】ただいまの件に補足してといいますか、うちの会派でも本会議のほうで質問させていただいておりますので、重複は避けてということで思っていましたけれども、この件は、皆さんも御存じのとおり、全国でも初めてのことなんですよ。だから、今、御答弁いただいたみたいに、他市の事例を参考にとか、他市の状況を見てとか、そういうことじゃないんですよ。これは、我がまちが注目を浴びているわけですよね。このことに関して、平塚市はどういった毅然たる態度をとれるかを逆に皆さんが見ているんですよ。ですから、うちがきちんとしたものをつくっていかないと、今度はうちを基準にするわけですから、他市の事例を参考にするというふうな考え方では全くだめだと僕は思っていますので、ぜひ平塚市としてこういう事例に対してはきちんとした態度を示すんだということをもう一度答弁いただきたいと思います。 79: 【職員課長】ただいま、委員さんからも御指摘をいただきましたが、私ども職員も今回のことは──以前の本会議の答弁でもございましたけれども──平塚市始まって以来の不祥事という捉えをしておりますので、改めてそういった意識を持って改正に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 80: 【須藤委員】ぜひこの件に関しましては、逆に全国が見ているんだという、そういう気持ちを持って、きちんとした態度で臨んでいただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。 81: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 82: 【出村委員】今も御意見がございましたが、既に本会議で質疑が深められておりますけれども、まず1点目は、同じ言葉は繰り返しませんけれども、私は小泉委員さんが御発言された気持ちと全く同感でございます。  それで、今、私の手元に、3月2日に青森県弘前市の職員が2747人分の個人情報を流出させた問題で──実名が出ていますけれども──青森県警は逮捕ですよ。偽計業務妨害の容疑については、御本人は否認しているということなんだけれども、認めている部分もあるというようなことで、青森県警はなかなかやるなと率直に感じました。今の委員さんとのやりとりを伺って、要するに優しいんですよ。率直に言って優しい。やるなと言ったって、またやりますよ。ありますよ。ですから、参りましたというようなものを、やってみようかなと思う方の上手を行くようなものを考えないと。その答弁がかいま見られないんだな。  それから、弁護士と相談している。今の須藤委員さんじゃありませんけれども、他市に余り事例がないとすれば、弁護士さんだってどこか他市にないかと探りますけれども、違う弁護士にかえて、もっと作戦を練ったらどうですかというようなことも思いますよ。  それから、大事なことは、個人情報とおっしゃっているんだけれども、住所、氏名だけなんですか。個人情報の中身が明らかになってないんですよ。住所、氏名、年齢、職業、口座番号まで入っているのかなと私は思うんですよ。本人がどこかでやりとりしたにしても、盗んだ行為そのものも犯罪なんですよ。件数じゃないんだよ。なぜそこがもっと明らかにならないのか。利用しなかったからよさそうなムードがちまたでかいま見える。盗む行為そのものがバツですよ。なぜそれがもっと世間で出てこないのかなと不思議でしょうがない。優しいんだよ。これだと、どのようなルールを決めてもまた出てくると思いますよ。それは、一生懸命やっていらっしゃる職員の皆さんにとっては不幸なことなんだよ。ぜひもっと真剣に、力を込めてやっていただきたい。  さらに、今回の当事者に対して──被疑者というか容疑がかかっているわけだけれども──しっかり対処してもらいたい。市が提起しているわけでしょう。それでだめだったなんていうことになったら恥じゃないですか。何をやっているんですかと。本会議場で、市のほうに苦情の電話が入っていると。褒めている意見もあるかもしれませんよ。しかし、それだけ市民からは例のパブリックコメントをやる以上の声が出ているんじゃないんですか。私はそう受けとめていますよ。真剣さが足りないなと率直に思う。厳しく。ですから、答弁についても、先ほどのやりとりを余り繰り返しちゃいけないけれども、まずは聞かせてください。 83: 【総務部長】これまでの私どもの答弁の中で、優しさというものがあらわれてしまったといたしましたら、その部分についてはおわびを申し上げたいと思います。決して私どもは優しい態度でこの事案に対して接してきたということではありませんで、昨年の4月過ぎにこの件が表面化をしてきたわけでありますが、それからもうほぼ1年になろうかと思いますが、私、部長、あるいは企画政策部長もそうですし、3名ぐらいの課長が非常に密接にかかわってまいりまして、ここまでの作業を進めてきているところであります。私どもは、決して優しい態度で接してきたというつもりでは思っておりませんので、そこはまず御理解をいただきたいなと思います。  それと、弁護士とも回数を重ねて相談をさせていただいております。今、私どもを支えてくれておる弁護士は──手前みそのお話になるかもしれませんが──非常に能力の高い弁護士であろうと自負しております。これまでの職歴等を鑑みましても、その辺の町場にいらっしゃる──失礼な言い方になりますが──弁護士さんとは違う弁護士さんでありますので、私どもはしっかりと信頼をさせていただいた上で、この事案に取り組んでいるところであります。今後も頼りにさせていただいて、進めさせていただきたいと考えております。  それと、これは私自身の思いになってしまうかもしれませんが、この事案については厳しく接していかなければならないと当然考えております。それは、私ども職員2400名の矜持の問題であります。また、現在は市議会議員でいらっしゃるわけですが、それ以前は私どもと同じ職員であったわけです。職員がこうした事態を引き起こしてしまったということは、私ども2400名の職員にしても、非常に恥ずべき、あるいは嘆かわしい、そういった事態であろうと考えております。ですから、この事案を市民の皆様にしっかりと説明をして、真実、事実を明らかにしていく、そういったことが極めて大切で、それが私ども職員の矜持の問題であろうというふうに考えているところであります。  以上です。(出村委員「個人情報の内訳」と述ぶ) 84: 【行政総務課長】盗まれた個人情報なんですが、データによって内容は違いますが、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、口座情報、それから所属する団体等、そういった情報が含まれておりますので、住所、氏名以外のものが多数ございます。  それから、盗んだこと自体が犯罪ではないか、使っていなくても犯罪ではないかということは、市としてもそういった認識でありますので、ただ、刑事告発する場合に至っては、罰則というのは使った、盗用したということで告発をしておるところです。  以上です。 85: 【出村委員】本会議でもありましたが、民間であればすぐ首なんですよ。もう可決したかな。宣言しても、サインしても、書いてあるんです。解雇なんです。ですから、先ほど秋澤委員さんが退職金の問題まで言及なされましたよ。不思議でしょうがないよ。不思議なことがまだ頭の中にあるわけ。だから、甘いんですよ。何ともしっくりしない。  先ほど、今後起こり得ることについて、あるいはこれから展開することについて、市民に説明責任を。こちら側として個人のPRをしちゃいけないんですよ。被害をこうむった市民に説明をしなきゃいけない。投票した方が、大変な方に投票しちゃった、失敗したなと思うようなことになるんじゃないのかな。今のままじゃわからないでしょう。すばらしいということになっているわけじゃないですか。世の中にこんな矛盾したことがありますか。  今、口座番号もあるんですよ。問いただしたら使いましたと誰が言いますか。その行為をしたということは、厳しく断罪しなきゃいけないんじゃないですか。人間はみんな持っているんですよ。しかし、理性が働いてやらないんですよ。そこを考えれば、先ほど申し上げましたが、厳しさというものがない、不足している、甘いということですよ。真面目にやっている職員さんがそう見られちゃうわけですよ。悔しいでしょう。我々だって今も悔しいんですよ。ですから、部長さんからも御答弁を頂戴しましたけれども──私だったら電話番号はオープンにしちゃっているから構わないけれども──口座番号はどうするんだ。使ってないと言いますよ。使ったなんて言いませんよ。どうするんですか。合点がいかないね。  質問になったかどうか。何か答弁はありますか。 86: 【行政総務課長】本市の調査におきましても、元職員が情報を持ち出した経緯から見ると、情報をパソコンからUSBメモリに、またパソコンに持ってきまして、USBメモリということで、何度か手順を踏んでいます。それで、本人は最後には持っていっていないというお話をしていますが、なぜそこまで手順を踏んで持っていかなかったのかということについては、こちらとしても納得がいっておりませんので、持ち出した疑いがあるということで告発をしております。それにつきましては、あとは証拠などがきちんと整えば、罰則規定に該当するかというふうに思っております。  以上です。 87: 【黒部委員長】いいですか。(出村委員「3回終わっちゃった」と述ぶ)もう一回あるよ。(出村委員「もう一回ある」と述ぶ)うん。(出村委員「あっ、そう」と述ぶ) 88: 【出村委員】興奮して感情的になっているわけじゃありませんからね。本当に残念で、残念で、悔しいんですよ。ですから、これはしかるべきチャンネルで、被疑者といいますか、これにしっかり平塚市が対処、対応する。まだ不足していると先ほども私は受けとめましたよ。不足しているものがあれば、これからかかるものがあるとすれば、それは堂々とやっていただく。それにかかる費用は、くどいようですが全て請求するんですよ。当たり前じゃないですか。遠慮することはない。  以上です。 89: 【黒部委員長】ほかにありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 90: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。 91: 【小泉委員】議案第26号「訴えの提起について」なんですが、表題1の被告になる者の住所、氏名、これについては反対はいたしません。  ただ、質疑の中で明らかになったように、私の思いと御答弁いただいた思いは多少違います。したがって、2の請求の趣旨については、金額も内容も極めて不十分というふうに私は思いますので、議案第26号については反対をいたします。 92: 【黒部委員長】ほかにありますか。 93: 【久保田委員】今回の議案第26号に関してですが、持ち出したおそれのあるデータも含め約3万1700件とのことで、重複分を削除し、合計約2万2000通の謝罪文書を送付したという本市の対応について、本人が行為に及んだことは事実であり、不確定要素があるとはいえ、可能性も含めた件数に対して、本件の重大さを鑑みて、送付が必要であろうとの認識のもと行った本市の対応は適切であったという考えのもと、賛成の討論とさせていただきます。  以上です。 94: 【秋澤委員】まず、御本人には速やかな辞職を求めたいんですが、その上で、今回は本会議におきましても御本人からは反省をしておりますという言葉もありましたが、その後に続く質問の前にいろいろな発言がございました。真摯に受けとめられているかどうかは甚だ疑問でございますし、また、過去の話を持ち出すと、議員辞職勧告決議に反対された方もいらっしゃいましたけれども、その中で、4年後の市民の審判を仰ぐべきだというお声もありました。でも、確実にあと3年数カ月、市民の貴重な血税から報酬が支払われるということもあります。  そういうことからすると、あるべき事態ではないということもありますので、訴えの提起をされたら、提起をしました、今はこういう状況です、そして判決が出れば、こういうふうになりましたと逐一市民に情報提供するような形でやっていただくことをお約束していただけるものと期待して、今回の議案第26号につきましては賛成をさせていただきたいと思います。 95: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 96: 【臼井委員】今回の議案第26号に賛成の立場で討論させていただきます。  既に刑事については司法に判断を任せている、判決が出てくるのを待っている状態で、民事においても同じように司法にきちんと裁かれるべきだというふうに私は感じています。なぜかというと、裁判所というのは、国が認めた唯一のいい、悪い、善悪の判断をしていい場所だというふうに思っています。  我々、同僚議員ですので、言いたいこともたくさんありますけれども、ただ、「人、おのおの仏性あり」という言葉があるんですね。これはどういうことかというと、人はそれぞれ菩薩の心を備えて生まれてきているんだよというような内容でした。ただ、私も毎日自分のやっていることを反省しながら、ざんげしながら、ちゃんと菩薩十善戒を実践していこう、菩薩に近づこうというふうに思っているんですけど、それがなかなかできない。毎日反省の日々ですよ。それに対して、まだ菩薩にもなれてないような、ましてや神や如来でもありませんので、これはきちんと判断ができる裁判所という機関で判断をしてもらうことはいいというふうに私は思っていますよ。  私も言いたいことがたくさんありますよ。みんなと同じような気持ちもあるし、そうでない気持ちもあるし、ただ、今言葉を発することは、私は天につばするようなものだと思っているので、一切のことは言わない。これはお任せをして、司法にきちんと判断をしてもらうことが一番だというふうに思いまして、議案第26号に賛成をしたいと思います。  以上です。 97: 【黒部委員長】ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 98: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより起立により採決を行います。議案第26号は、原案どおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 99: 【黒部委員長】起立多数でありますので、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────────────   13.議案第35号 平塚市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 100: 【黒部委員長】次は、審査の都合により、議案第35号「平塚市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 101: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 102: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第35号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 103: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   10.議案第27号 令和2年度平塚市一般会計予算(所管部分) 104: 【黒部委員長】次は、議案第27号「令和2年度平塚市一般会計予算」のうち、本委員会所管部分を議題といたします。  審査は、歳出、続いて歳入の順に行います。また、私が申し上げるページは、予算書の款項目が記載されている左側のページですので、御承知願います。   歳 出   1款  議会費 105: 【黒部委員長】それでは、令和2年度平塚市一般会計予算書の50ページから52ページにかけて、1款議会費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   2款  総務費     1項  総務管理費       1目  一般管理費 106: 【黒部委員長】次は、2款総務費です。まず、1項総務管理費のうち、54ページから60ページ上段までの1目一般管理費です。質疑はありませんか。 107: 【須藤委員】ページ数で言いますと56ページになりますけれども、障がい者ワークステーション事業ということで、今回は560万円増額で予算計上がされていますけれども、御存じのとおり、夢のタネは大変いい事業というか、ほかの市町から視察なんかもそこそこ来られているみたいで、平塚市にとってはとても大事な事業だというふうに思っています。  平成27年2月に設置をして以来、仕事のスキルや社会性を身につけ、一般就労へのステップアップを図ってきたということで、非常に大事な事業だなと思っていますけれども、できたら、平成31年度の取り組みの実績等のお話をしていただきたいのと、それから、「たしかな平塚を。」ということで、市長さんの3期目の約束の中にも学校版夢のタネをやっていきたいんだというふうなお話が載っていたと思うんですけれども、その辺の取り組みが今年度できたのかについてもお伺いをして、それから、新しい予算の中でさらにどういった点を伸ばしていきたいと考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 108: 【行政総務課課長代理】夢のタネの今年度の実績についてですけれども、平成31年4月と5月にスタッフを4名採用いたしまして、その後、スタッフが一般企業へ就職したことに伴いまして、12月にさらに2名採用いたしました。年間を通じて平均的には8名のスタッフが3名の支援員とともに庁内の作業に従事をしてきたことになります。  スタッフの一般企業への就職についてですけれども、今年度につきましては、現時点までに4名が一般企業へ就職をするために夢のタネを退職してございます。  学校への取り組みという点でございますけれども、今年度につきましては試行ということで、小学校、中学校各1校ずつ取り組みを始めました。現在までに、小学校、中学校合わせて計7回作業のほうを行っております。来年度に向けては、学校での取り組みにつきまして、試行から本格的に実施ということで、全校に実施を広げたいというふうに考えております。そのことにつきまして、教育委員会にも協力をいただきまして、小学校、中学校の校長会での説明を既に終えさせていただいて、各学校宛てに通知の文書も発送させていただきました。現時点で、既に学校のほうからも問い合わせが来ているということを伺っておりますので、今後、どれだけ学校のほうから希望があるかというのはまだわかりませんけれども、そういった対応を来年度は進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 109: 【須藤委員】ことし4名の方が就職につながったということで、これまでの人数の中でも一番多くつなげることができたんだなというふうに思っていますし、大変よかったなと思っています。ぜひこの取り組みを進めていただいて、一人でも多くの方が就職につながっていくといいなというふうに思っています。平塚市の施策の中でも、非常に温かみを感じるいい事業だと思いますので、ぜひこれからも努力をしていただきたいなというふうに思っています。  それから、小中1校ずつということで、その具体的な内容等がわかれば──試行ということでもありますけれども──具体的にどんなことをされているのかお聞きしたいなというのと、それから、試行なので何とも言いがたいんですけれども、児童生徒とのつながりというか、何かそういったことができているのかなということがもしあれば。なければ結構ですので。来年度は全校につなげていくということで、大変いいなと思っていますし、教育委員会さんも協力してくれて本当にありがたいなと思うんですけれども、そういう中で、今話したみたいな児童生徒とのスキンシップというのかな、何かそういったことが図られると、就職につなげることも大事だけれども、それ以外の効果もたくさんあると僕は思いますので、その辺について今お考えがあれば御答弁をお願いしたいと思います。 110: 【行政総務課課長代理】まず、今年度試行で学校で行った作業の内容ですけれども、パソコンの入力作業ですとか学校で使う資料の作成を主に行いました。  生徒たちとの触れ合いという点ですけれども、今回作業を行った中で、真土小学校で落ち葉拾いという作業を生徒たちと一緒に行ったというのがあります。パソコン入力ですとか冊子の印刷製本になりますと、夢のタネのスタッフだけの作業になりますけれども、こういった生徒と一緒にやる作業というのも行っておりますので、そういった点では生徒と触れ合う機会もあるのかなというふうに思います。触れ合うことによって、生徒のほうにもいい面があると思いますし、スタッフのほうも社会性の向上という点につながっていくかと思いますので、今後もそういった要望がありましたら、できる限り対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 111: 【須藤委員】安心しました。そういった触れ合いを児童生徒としていただけることが、今、平塚市が目指している共生社会実現にも近づくんだと思うし、小さなときにそういったさまざまな方と触れ合って、違いを認め合いながら伸びていくというか、成長していくというのもとても大事なことなので、全校に広げていくということですので、期待もしていますので、また次の機会をもちまして質問したいなと思っていますので、ぜひ頑張ってください。  以上です。 112: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 113: 【臼井委員】ページで言うと58ページ、職員安全衛生管理事業についてお尋ねをしたいと思います。休職中の職員のこの5年間の数の推移をまず教えていただきたいというのと、そもそもメンタルの部分でお休みしてしまう人の根本の原因は一体何だと思っているのかをお教えください。
    114: 【職員課長】順番は前後してしまいますが、まず、休職に至ってしまうそもそもの原因ということについてお答えをさせていただきます。お休みに入られる方の状況というのは、人それぞれ、さまざまで、例えば家庭に御事情を抱えておられる職員もいますし、職場の環境であったり、職場の対人関係であったり、さまざまな原因が考えられています。職員課としては、例えば管理職に研修を行って、職員の異変をできるだけ早く察知して、健康相談室ですとか医療機関に早くつないで、重篤化しないような心がけというか取り組みを進めております。  5年間の人数の推移については、病気休職ということで1カ月以上の休暇を取得されている方の推移なんですが、平成27年度が16人、平成28年度が22人、平成29年度が22人、平成30年度が26人、平成31年度、令和元年度が現在44人ということです。  以上です。 115: 【臼井委員】よくわかりました。5年の推移を見ても、人数がふえてきているというのは、今の御答弁で明らかになっているんですけれども、管理職に早く気がつくような研修を実施したり、そういうような形は当然あってしかるべきだと思いますし、メンタル専門の産業医を入れたりとかというような部分もそうなんですけれども、これはずっとやっている事業ですよね。なのにもかかわらず、人数がふえてくるというのは、非常に不思議でならない。根本解決をどうしていったらいいのかということを見ていかないと、対症療法的なことでしかないような気がしてならないんですよ。弱い職員さんを採用しているわけでも何でもないと思うんです。採用のときからきちんとそうしなさいなんていうことは決してわからないですし、言うことはできないんですけれども、根本原因の解決に向けて、これとはまた別の方法を考えられてないのかどうかを伺いたいと思います。 116: 【職員課長】1回目にお答えをさせていただきましたとおり、あるいは委員さんの御指摘のとおり、人数が増加傾向にあるということなんですけれども、先ほども申しましたできるだけ早く察知をするような取り組みの一環として、メンタルヘルスチェックが制度化される以前から、全職員を対象にストレスチェックの取り組みを始めています。ですから、全職員がアンケートに答える形でストレスチェックをするんですけれども、アンケートを分析した結果が市のほうに戻ってまいりますので、所属ごとの分析結果をもとに管理職に対して研修を行うなどしておりますので、先ほどの繰り返しで恐縮なんですけれども、重篤化する前にできるだけ早く医療機関とか専門のところにつなぐというような取り組みをしております関係で、どうしても人数がふえてしまっている傾向にあります。  ただ、一方で、重篤化して、例えば退職になってしまうような職員というのは、逆に減ってきている傾向がありまして、退職をせずに復職をされている職員というのもふえている現状があります。どうしてもこういった対症療法的なことになってしまって、根本的な解決にはならないのかもしれませんが、さまざまな事情を抱えた職員が多いですから、できるだけ早く察知をして、本人も周りも負担にならないような、重篤化しないような取り組みを継続的に続けてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 117: 【臼井委員】今は個人が一番大事で、アフターファイブのつき合いも、そんなのは強要しちゃいけないよとかいう部分もありますし、当然そうだろうと思いますけれども、ただ、自分が詰まっちゃったときに、例えば同じ高校の先輩だったりとか、同じ大学の先輩だったりとか、同じスポーツをやっている仲間ということが仮にわかっていたら、そういう人たちにも相談しやすいのではなかろうかというふうに思うんですね。だから、職員さんの中には、5時以降、仕事が終わった以降は、同じ部署の人間だろうが何だろうが、一切つき合わないよと思っている人もたくさんいらっしゃると思います。それはそれで仕方がないことなんですけれども、でも、そういうような形で解決が図っていけるという可能性は非常に多いと思うんですよ。  ですから、重篤化する前に自分で気がついたときに、ちょっと相談できるようなものを役所の中でたくさんつくっていってほしいなと思いますし、同じ高校の先輩、後輩、そういう組織が役所の中に任意であると伺っていますので、そういうところにもなるべく自分が入りやすいような状況づくりというのをして──個人情報の問題ですから、誰がどこの高校を出たとか、大学を出たというのは表明できないだろうけれども──そういうことにつなげていっていただけたら、少しは改善されていくのかなというふうに考えますが、最後にお考えを伺いたいと思います。 118: 【職員課長】今、委員さんからお話をいただきました、職場の人間関係ではなくて、地元だったり出身校だったり、あるいはスポーツを通じた、部活を通じたような、そういった人間関係でいろいろなところにコミュニケーションというかつながりを持っている職員、そういった環境をつくっていくことが大事だと私どもも考えておりますので、例えば大学のOB会をどのように紹介できるかというのはまた考えさせていただきますが、例えば職員の親睦の場として、職員の共済会でスポーツ大会なども実施しておりますので、そういったことを積極的にアピールして、参加を促して、いろいろな職場以外の職員のつながりが持てるような環境をつくっていく努力をしていきたいと思います。  以上です。 119: 【黒部委員長】ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)       2目  文書広報費 120: 【黒部委員長】次は、60ページ上段から64ページ中段にかけて、2目文書広報費です。ただし、8の情報公開事業、9の個人情報保護事業、10の広聴活動事業を除きます。質疑はありませんか。 121: 【久保田委員】ページで言うと60ページになります。視聴覚広報推進事業についてお伺いさせていただきます。約1700万円の予算がつけられておりますけれども、この中で、動画共有サービスの視聴覚広報媒体は具体的にはどのような媒体ですか。お願いします。 122: 【広報課課長代理】ただいま、視聴覚広報の媒体とはどのようなものかということで御質問いただきました。  こちらにつきましては、テレビでありますとかラジオ、あと、SNSを使ったものというふうな形で理解しております。テレビにつきましては、CATVの湘南チャンネル、SCN、あとは、ラジオは湘南平塚コミュニティ放送、FM湘南ナパサ、そして、SNSはユーチューブなどを使って動画配信をするというふうな形でやっております。  以上です。 123: 【久保田委員】今の時代、インターネットを使っての広報はすごく有効的だと思います。見ている方、利用している方、使用している方は本当にいっぱいいると思います。テレビ、ラジオ、ユーチューブだけでなく、いろいろなSNSの媒体がありますし、その時々で何がはやっているのか、何が衰退してきているのかというのは違うと思いますし、10代、20代が頻繁に使っているものもあれば、50代、60代の方が頻繁に使っているものもあって、それぞれ媒体が違いますので、そういった部分もしっかりサーチしながら、ターゲットを絞って広報の媒体で発信していただければと思います。お願いします。 124: 【黒部委員長】要望でいいですか。(久保田委員「はい」と述ぶ) 125: 【秋澤委員】それでは、広報紙発行事業と広報活動事業、これは近いので一緒にやっちゃっていいですか。 126: 【黒部委員長】内容によりますね。 127: 【秋澤委員】2つ一遍にお聞きします。まず、両事業とも今年度と比べて100万円ぐらいの減額になっておるんですが、工夫をして経費を節約したとか、それとも、今年度が高かったのかということもあろうかと思いますけれども、その辺の減額の理由をお伺いしたいと思います。  それから、広報活動事業については、ウエブサイトによる情報発信とか広報活動を行いますとあるんですが、ホームページの読みやすさの基準といいますか、ウエブアクセシビリティというのは、総務省のほうで示されているのがあると思うんですが、これまで平塚市は見やすいというふうな評価を受けておられたと思うんですが、今は全国的に見てどういう状況にあるのか、ランキングみたいな形で示せるものがあればお示しをいただきたいというふうに思います。  それと、過去にも聞いたことなんですが、iPhoneとかタブレット等でホームページを開くと、URLのところに「安全ではありません」というふうに薄い文字で出るんですね。ちょっと不安になる部分があるんですけれども、その辺の安全性みたいなもの、または、そういう表示がとれないものかどうかということも含めて対応を伺いたいと思います。 128: 【広報課課長代理】ただいま、3点御質問をいただきました。お答えさせていただきます。  まず、広報紙発行事業及び広報活動事業の費用が少なくなった理由でございます。こちらにつきまして、まず、広報紙発行事業につきましては、印刷製本費の減少が主な理由でございます。具体的に申し上げますと、今の広報紙の紙質というのはそのままでございますが、いろいろな種類もさらに見直しをして、今と同程度のもので、もうちょっと安くならないかというふうな形でとった結果、1枚当たりの単価が減ったこと、あとは、発行部数ももう一度精査をいたしまして、今までよりも少なくできるのではないかというふうな検証のもと、このような形で減ったというふうな事実がございます。  続きまして、広報活動事業の理由でございますが、こちらは昨年度年号が変更になりました。それに伴いまして、ホームページのシステムにかかわる年号変更の費用と、あとは、OSのサポートの期間が切れましたので、OSの変更が臨時的に入ったものでございますので、それが今年度なくなったということが減額の理由でございます。  2点目の広報活動事業につきまして、ウエブの読みやすさの基準、そういったものが全国的に見て平塚市はどのような位置にいるのかという御質問でございます。こちらにつきましては、平成30年1月に、総ページ数における──A及びAAという基準があるんですが──それに問題があるページというふうな形で総務省が調査をしております。その割合というのは、平塚市は2.62%というとても低いものになっていまして、これは──その調査をした全国の地方自治体とか団体も含まれるんですが──1832団体ある中で40位という結果が出ております。そして、県内につきましては、横須賀市が26位というふうな形で上なんですが、それに次いで第2位というふうな結果でございます。  続きまして、SSLの安全性についてございますが、こちらにつきましては、実際に例えば個人情報を扱うような形であって、それが出てしまうというのは一番いけないことですので、平塚市のホームページの中で個人情報を扱うページ、具体的にはホームページの一番下のところにあるお問い合わせフォームという何か質問とかをするようなものがあるんですが、そちらにつきましては、SSL化をして安全性を保っております。そのほかについては、実際にないんですけれども、例えばウエブをリニューアルする際にもっと強化できないかとか、そういった形で考えておりまして、今のところはこちらは安全であるというふうな認識でございます。  以上でございます。 129: 【秋澤委員】減額の理由は、広報紙の場合は材質が変わった、紙質が変わったという理解でよろしいんですか。もしそうであると、読みやすさとか鮮明さとか、そういう点で支障が出ないのかどうか確認をしたいと思います。  それと、広報紙に関しても、何年か前ですかね、広報紙のランキングじゃないですけれども、読みやすい広報紙、そういうランキングみたいなので、たしか平塚が表彰されたようなことも聞いたんですけれども、その辺を確認しておきたいと思います。  それと、ウエブサイト等に関して、全国的に見ると上位のほう、神奈川県内で見ると2番目だということで、非常に読みやすいという話でございますけれども、総務省が言っているAAとかAAAに準拠しますとか──ホームページにも載っているんですが──平成31年3月31日までにAAを取得するみたいな、そういうことを目指していたと思うんですけれども、その辺の現状はどうなのか確認をさせていただきたいと思います。 130: 【広報課課長代理】お答えをさせていただきます。  まず、紙質が変わって読みやすさに支障は出ないのかということなんですが、説明不足で申しわけありません。紙質自体は、同じような形で保っていて、大きな変化はございませんが、業者さんが出しているものでいろいろ種類が違いますので、従来どおり読みやすい紙面というふうな形を心がけて、今、広報紙の編集はしておるところです。  読みやすさのランキングの件なんですが、こちらは、読みやすさというか、広報紙を実際にコンクールのほうに毎年出しておりまして、そこの中で広報ひらつかの審査をしていただいております。こちらにつきましては、近年の受賞歴といたしましては、まず、県内の審査において最優秀をとりまして、それを全国にも出して、全国で入選をしているという事実が平成25年とか平成27年にございます。同じく、広報ひらつかに載せる写真だけで判断するような、そういう部門もございまして、こちらも、平成25年、平成26年、平成29年につきましては受賞しております。佳作というものまで全て含めますと、平成23年から10年間ずっと何かしらの賞を受賞しているというふうな形になっております。こういった結果を見ていただきましても、広報紙というのは市民の皆さんに読みやすく、わかりやすい情報を届けているというふうな判断の基準にしていただければと思っております。  最後に、ウエブにつきまして、AAとかAAAの基準でございますが、そういったものの取得状況というところでございます。こちらにつきましては、現在、最新のものを使って先月に行いましたので、その結果はAというふうな形になっております。  以上でございます。 131: 【秋澤委員】広報紙の読みやすさの点では変わらないよという確認をさせていただきました。ただ、やられているとは思うんですが、絶えず市民の皆さんからの評価というものを確認していくべきかなというふうに思うんですけれども、読みやすさとかわかりやすさとか、そういうところはどういうふうに評価されるのか──市民からアンケートとかとるのかわからないんですけれども──その辺の確認の仕方を確認したいと思います。  それと、ウエブアクセシビリティについては、AAを目指したけれどもAの状況で、その辺の理由とともに、それをどう目指していくのかということも含めて、今後の見解を伺って終わりにしたいと思います。 132: 【広報課課長代理】まず、広報ひらつかの市民の皆様の評価ということでございます。こちらにつきましては、広報紙のほうに2次元バーコード、こちらを実際に添えておりまして、アンケートを募集しております。内容が、レイアウトとか紙面構成等を5段階で評価をしていただくことになっておりまして、満足とか、とても満足、普通というのが大半を占めております。具体的には、毎号楽しみにしているとか、写真がよくとても見やすい、提供している情報がよいなどのお褒めがある一方で、情報量をもっと多くふやしてほしいとか、見出しのつけ方が悪いとか、もっと市民のための情報を掲載してほしい等、改善すべきところも多々いただいております。広報紙を発行するのに編集会議というふうな形でやっておりますが、その中で、逐一そういった御意見があるということを共通の認識としながら、それを生かし、よりわかりやすい紙面と情報提供ができるような形ということでやっております。  続きまして、ウエブサイトの読みやすさにつきまして、Aになった理由というふうなことでございます。こちらは、実際に評価をする基準というのがございまして、それが38項目あります。その項目の中でどれかたった1つでも至ってないよというふうな形になると、AとかAAとかランクがあるんですが、そのランクには準拠できていないというふうな評価が下されてしまいます。平塚市の場合は、以前はAAという形で、今はAというのは事実でございますが、前と比べて総務省が定めている基準が変更になっております。  あとは、平成29年3月に平塚市はウエブのリニューアル等もしております。あとは、近年、ホームページを見ていただく方というのは非常にふえておりまして、それに伴って、各課情報の発信というのをホームページによってやるというのが大分ふえております。それに伴いまして、ホームページを修正する回数もふえてきて、それに携わる人もふえているということで、そういう人たちのヒューマンエラーというか、本来そこはそうやってはいけませんよというふうなところをすり抜けてしまって、そこにエラーが出てしまうというふうなことでございます。  これをどうやって改善していくかというふうな形でございますが、まずは、ヒューマンエラーとかそういったものにつきましては、年に1回必ず研修をしております。その中で、特にアクセシビリティの重要性というのはもっと時間を割きながら、これが幅広い方々に見ていただくために重要なものであるということを認識していただくために、力を入れてやっていきたいということと、もう一つ、システム上の問題として、通常はシステムの中で入力すると、エラーが最初から出てしまうものもあるんですが、それが出ていないということも今調査の中でわかってきている事実でございます。これにつきましては、根本的なシステムの問題になりますので、2年後にリニューアルをしていくんですが、その中で、そういったものも改善点として挙げながら、AA準拠に向けて進めていきたいと思っております。  以上です。 133: 【黒部委員長】ほかにありますか。 134: 【須藤委員】皆さんと同じところになっちゃうんですけれども、今、秋澤委員のほうが、1の広報紙発行事業と2の広報活動事業を絡めて御質問いただいたので、私はさらにそれに加えて、視聴覚広報推進事業、この3つの項目に絡んでしまいますけれども、質問としては1つですのでお許しをいただきたいと思います。  今、さまざまな御意見がありましたけれども、ここはアイデアがとても大事な箇所なんだろうと思っているんですね。予算も大事かもしれませんけれども、どう市民の方々に伝える努力をしていくかがとても大事なことだし、それについていろいろなアイデアを出していただいて、これからもやっていっていただきたいなと思うんですけれども、たしか私が聞き及んだところによりますと、広報ひらつかのほうは、平成27年の全国コンクールで最優秀賞をいただいているというふうなこともあります。  今、質問の中でも、ウエブサイトも県下で2位の読みやすさというか、わかりやすさだというふうな評価もいただいているということでありますので、それだけ一生懸命やられてきたと思うんですけれども、例えば昨年12月に共生社会のホストタウンに認定されましたというような、これから市が特に力を入れて進めていくべき施策が出たときに、そのことに関してその後全然特集号も組まれてないので、ポイント、ポイントで今何を発信すべきかをきちんと考えていただいて、発信する仕組みもつくっていかなきゃいけないと思うし、広報ひらつか、ウエブサイト、テレビ、ラジオ、そういったことで、例えば今回はこれについて市民の方々にどうしても知らせたいんだ、理解をしていただきたいんだと思うことがあれば、ここで言う3つの項目の全てを絡めて、今お届けしたいこと、情報として流したいことをうまく連動させてやっていくということも、市民の方々に強烈なインパクトを持って伝わっていくと思うんですよ。そういった取り組みを考えられたことがあるのか、これまでしたことがあるのかも含めて、御意見をいただきたいなと思います。 135: 【広報課課長代理】ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  須藤委員さんが御指摘のとおり、各事業が連携をとって取り組むということは、広報課としても非常に重要と考えております。実際の例としましては、まず広報紙を発行いたします。広報紙を発行するだけではなくて、広報活動事業──例えばウエブとかそういう事業があるんですが──そちらと連携して、広報ひらつかというものをそのままウエブにアップして、市内の方だけではなくて、全国の方に見ていただくような措置をしております。  それと、ことしからカタログポケットという多言語で情報を発信するようなものも導入させていただきまして、そこにも掲載することによって、多言語で、日本語を母語としない方にも情報が伝わるようにということで措置をしております。  あとは、視聴覚広報の関係と絡めるということでありますと、広報ひらつかの中にいろいろなイベントのお知らせの記事があるんですが、文字によって出されているもののテロップを作成しまして、テロップによって例えばSCNさんの番組内で放送している、そういった事業もしております。このような形で、連携というのはこちらも非常に重要なものと考えておりますので、これからも3つの事業をうまく連携させて、相乗効果を高めていきたいと考えております。  以上です。 136: 【須藤委員】今、安心しましたけれども、お金も大事かもしれませんけれども、伝える努力はアイデアだと僕は思っているので、そこはお金どうのこうのよりももっと大事なところだし、今、ほかの方の質問の中でも、広報ひらつかは評価としては随分いいということですので、皆さんが日ごろの仕事の中で真剣にアイデアを出し合って進めてきた結果が、そういったものにつながっているんだと思いますので、そういったことができるのであれば、平塚市は今こういう施策を行っているんだということを、もっと上手に市民の皆さんに伝わるように、さらに進めていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。要望で終わります。 137: 【黒部委員長】ほかにありますか。 138: 【出村委員】同じ項目でございます。同僚委員さんが発言をなさってくださっていますけれども、秋澤委員さんの御質問に対して、マイナス百数十万円の根拠について御答弁なされましたけれども、私は、本会議で須藤議員さんが御質問なされたときに、市長室長さんの御答弁の中で、広報企画会議を開いて、2020年度年間の中で広報ひらつかを含めて──ウエブサイトもありましたけれども、今の話もありましたけれども──何回出すのかと。場合によっては特集号も組むんだと。なおかつ、今回の2020年度の予算は、市長さん3期目の市政の予算ですよ。そうしますと、1期目、2期目以上の取り組みテーマ、政策がソフトもハードも含めて盛り込まれていると、私はこう思っております。それから見ると、情報の発信の基本であると私は思っている広報ひらつかを含めて、それぞれの媒体がありますけれども、この予算で間に合うのかなというのが率直なところです。  ただ、補正予算がありますから、御遠慮なく補正予算を組んでいただいていいんですよ。今、全ての議員さんが御存じのとおり、ツインシティでしょう。見附台周辺地区の平塚文化芸術ホールもありますよ。それから、先ほどの新港もありますでしょう。(黒部委員長「龍城ケ丘もありますよ」と述ぶ)もちろん龍城ケ丘もありますね。子育て。たくさんありますよ。そうすると、この予算で足りるのかな。でも、私、今、立っている中で考えてみたら、補正予算もあるなということで、広報企画会議の中で、年間で押さえられた会議をやっていらっしゃると信じたいんですよ。なおかつ、ページ数も制約がある。  例えば、きのうかな、広報ひらつかが私のポストに入っていましたけれども、龍城ケ丘プール跡地の道路を間違えちゃいけないよ。お願いしますよ。私だって、何十年間か前に北海道から来ましたけれども、あそこはドライビングコースでしたからね。でも、あれは、どっちがどうだったのかな。誰かさんが書いたのを信じるというのはいいことだと思うんだけれど、大きな道路を間違えちゃいけないと思うんだな。なおかつ、それを含めて今度は市民の方から御意見が出てくるわけですよ。怒り心頭かもしれないね。不適切発言しちゃまずいんだけれども、僕は今回の龍城ケ丘のニュースは、まずは基本的にはよかったなと。ただ、大切な道路を間違えちゃいけない。  それからあと、右下のほうに──何面か忘れましたけれども──新型コロナウイルスの関係で、地元説明会、それから、市民への説明会が延期かな。でも、これは必ずやってもらいたいんだけれども、いずれにしましても、この予算で足りるのかな。ただ、補正予算がありますと言えば、それで結論ですから、大いに結構。  我が会派も会話の中でありますけれども、情報難民。パソコンを使うということは、契約をして、インターネットにつながらないと出てこないと思うんですよ。25万7000人の市民の方が皆さん見ているのかなと私は本会議でも発言させてもらったこともありますね。パソコンを持っていて、インターネットで──スマートフォンもあるかもしれませんけれども──これはみんなどちらかというと視力を悪くするね。だから、基本は広報ひらつかだと私は思っております。なおかつ、情報難民をつくらないというために──年間を通じて広報企画会議をやっていらっしゃるようだけれども──もう少し丁寧にね。これは委員会ですから、本会議で不足していた解説をここで答弁いただけますか。  以上です。 139: 【市長室長】まず、広報ひらつかの訂正につきましては、大変申しわけございませんでした。あれは、これだけだとわかりにくいだろうからということで、途中で括弧書きの中で足したものだったんですけれども、その後のちゃんとした点検が、校正が漏れておりました。申しわけございませんでした。  広報企画会議の話をされましたけれども、年間広報計画というのがありまして、2月に締め切って、各課で例えば何月はオリンピック・パラリンピックをやってくれとか、何月は子育てをやってくれというようなのを出されるんですね。その中で、じゃあ何をやろうかというのを決めるのが広報企画会議でございますので、それを今月やりますよということです。まずはその中で、何月は何を特集する、先ほどおっしゃった例えばビデオも絡めてやりなさいよとか、これは記事は小さくてもいいけれども、インターネットのほうでは大きくやりなさいよというような指示が出されます。それに基づいてやりますということで、まずは現状の当初予算の中でやっていきたいと考えております。  それからあと、情報難民の件ですけれども、さまざまなメディア、媒体をミックスして使っていくんですけれども、例えば今回の新型コロナウイルスの対応で言えば──委員さんのお宅に届いたということでしたけれども──8面には、お知らせについては、広報ひらつかを初め、SNSとかウエブとかでやるとともに、急な変更とかがあった場合には公民館窓口にも掲示しますというような対応で、さまざまなやり方を合わせて情報難民が出ないように努めていきたいと考えております。  以上です。 140: 【出村委員】可能な限り市民の方に丁寧に。今の最後のフレーズはよかったと思いますよ。平塚市は公民館が立派なものがありますから、それぞれの公民館の窓口にしっかり置いていますということを市民に広報する。置いてあることを知らなかったじゃまずいわけだから、そういうのについて、あらゆる機会を通じて、連鎖をしてうまく情報が発信できるような。よかったなと市民の評価も高いわけですよ。ですから、そういう意味で、大いに頑張っていただきたいな、そういう予算でありたいなと、このように思います。  以上です。 141: 【黒部委員長】ほかにありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)       3目  財政管理費       4目  会計管理費       5目  財産管理費 142: 【黒部委員長】次は、64ページ中段から70ページ中段にかけての3目財政管理費、4目会計管理費、5目財産管理費です。質疑はありませんか。 143: 【出村委員】庁舎維持管理事業で、基金のほうはいいんですけれども、この本庁舎になって1年が完璧に過ぎたと思います。免震構造で、私も新庁舎建設特別委員会の副委員長ということで大役を仰せつかって、いろいろ発言はさせていただいた経過はございますけれども──これは全部会議録に残ると、言っていいか悪いか、言っちゃいましょうかね──本会議場の椅子は、多くの皆さんはそんなに評価してないんじゃないかと思うんですね。100%税金ですから、このようなこと言っちゃあ、一方でお叱りを受けるかな。しかし、椅子の据わり、あんばいがよくないのは私だけかな。左右は動くわけじゃないし。  ただ、それができる過程の中で──相模小学校もそうですよ──言えないんですよね。言う機会がないんですよ。ちゃんとやってくださいよ、平塚文化芸術ホールはいい椅子でやってくださいよと申し上げました。しかし、できた暁の内容がチェックできないんですね。悪かったら交換してくれるんですか。交換してくれませんよね。我慢してください。この辺がいまいちしっくりいかない。我慢をしている。100%税金ですから、これは間違いないんですけれども、それが言っちゃいけない言葉なのかどうなのかね。それがひっかかりとしてあります。  問題は、旧庁舎と新しくなった庁舎の比較ですね。全ての比較について、どこかでおやりになったんですかね。これは今回の予算ですから、どうなんだろう。その比較をしたかどうか。この辺でコストダウンできていますよ、旧庁舎から比較すると、現庁舎は相当コストダウンを図って、経費も節減されて、さまざまな部分でマイナス効果が出ていますよ、それは市民にとってすばらしいことなんですよと言えるような建物になっているかどうか。私の耳には、簡単に申し上げると、ぜいたくな建物だと、こういう御意見が結構あるんですよね。私は、そうではないということで、懸命に弁明させてもらっているわけでございますけれども、まずは旧庁舎と新しい庁舎の全ての項目についてしっかり対比をしたかどうか。これを今回の庁舎維持管理事業の中で発言してしまいました。御答弁いただけますか。ここではないと言えば、諦めます。 144: 【庁舎管理課課長代理】ただいま、新庁舎と旧庁舎との比較を全てされたかという御質問でございました。  全ての項目につきまして比較はできてございません。ただ、今、コストのお話が出ましたけれども、光熱水費の比較につきましては行った経緯がございまして、面積自体がふえてございますので、トータルのコストは上がってしまっているんですけれども、平米当たりの光熱水費という計算をしてみましたところ、3割ぐらい減になっていたという結果が出てございます。  以上でございます。 145: 【出村委員】今の光熱水費のマイナス30%は、どこかで市民の皆さんに示したかなと思うんだけれども、ただ、それだけでは市民の方はなかなか納得できないと僕は思いますよ。どこかで地道な──デスクワークになると思うんだけれども──情報収集をなされて、旧と新の比較をなされて──先ほどの広報紙じゃないけれども、目いっぱいで入る余地はないと思うんだけれども──どこかでこの比較を市民の皆様にお知らせをするという機会があってもいいんじゃないか、じゃなくて、いいと、このように思いますので、御検討をいただきたいと思います。  以上にします。 146: 【黒部委員長】要望でいいですか。(出村委員「要望といったって、今は予算だから。やる気があるかないかということを要するに知りたいんですよ」と述ぶ)見解が欲しいんですね。(出村委員「お考えを示してください」と述ぶ)お願いします。 147: 【庁舎管理課長】先ほど課長代理のほうから話がありましたように、明確な比較はできておりませんけれども、移転してから、各課に対しまして、どのような不都合というわけですか、そういうものについて調査を一回しております。例えば寒さ対策だとか、1階が非常に寒いとか、そういう御意見もいただいていますので、そういうものについては順次対応しているところでございます。また、今後、市民から、職員からいろいろな意見を聞いて、必要なものについては改善をしてまいりたいというふうに思っていますし、折を見て市民のほうにも情報提供していければというふうに考えております。  以上です。 148: 【出村委員】それは個別のことで、トータル的に旧庁舎と新しい庁舎がどうだったのかというのは大事なことなので。この建物は200年もたないと思うんですよ。私は、庁舎を100年もたせるべきだとずっと発言していましたから。ただ、200年はもたないと思うね。それはさすがにないと思うんだけれども、比較をして、ある時期にお示しをなされたほうがいいと僕は思う。それが改善につながるのであれば改善だし、改善できないことであればそれはやむを得ない。光熱費の関係でも太陽光を使っていますでしょう。ですから、そういう意味では、さまざまな評価をどこかでなされるべきだと。それで、市民にお示しをなされるべきだと。そこだけ考え方をお示しください。先ほどの答弁は考え方じゃないでしょう。これでやめます。 149: 【庁舎管理課長】必要に応じて、旧庁舎と、今こちらのほうで作業しております新庁舎、これを今後何かしらの形で市民に提供できるかどうか検討してまいりたいというふうに思います。 150: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 151: 【臼井委員】68ページ、庁用車両管理事業についてお尋ねをいたします。議会ごとに専決処分で事故の報告がありますよね。これはどうして減らないのか。2400人の職員の中で、車に乗る人間がどのぐらいかわかりませんが、減らそうと思って一生懸命努力されていると思うんですよ。だから、職員に対する交通安全意識の啓発をやったりとか、いろいろなことをやっています。でも、なぜ減らないんだというふうに思われますか。どうですか。 152: 【資産経営課長】平成29年度まではふえていたんですけれども、平成29年度を境に若干ずつ減ってきてはいるんですね。私自身としても、減らさなきゃいけないというふうに思っています。むしろ減らすというよりかは、ゼロを目指していかなきゃいけないと思っております。何とかしなきゃいけないというふうなところで、啓発は今までどおり行っているわけなんですけれども、例えば庁内イントラネットでKYTを行ったりだとか、新人職員さんだとか事故を起こした方なんかを対象に講習を行ったり、実地の研修なんかも行っております。  そのような形で毎年きちんとやってはいるんですけど、なぜ減らないのか、なぜゼロにならないのか、私もそれをずっとこの1年間考えておりました。職員一人一人の意識の問題だと私は思っているんですね。私、事故を起こした方とは面談を行うようにしているんですけれども、マンツーマンでやるんですけれども、そういうふうな中で、1人に対して30分ぐらい行うんですが、いろいろ話をじっくり聞いて、これから起こしていかないように自分に対する心構えをどういうふうに持ったらいいのだろうかというふうなところを、お互いに話をする。私自身が事故を起こしてはいけませんので、お互いにそれを気をつけようねというふうな形で面談を行っております。一人一人の意識、こちらをしっかりと醸成していかなきゃいけないのかなというふうに思っております。  以上でございます。 153: 【臼井委員】職員の安全意識の啓発等は、事故が多いからやりましたよという既成事実をつくるためのものであってはならないと思うんですよ。本当に職員が気をつけなきゃと。だって、この中で今まで事故を起こしたことのない人が大半だと思うんですよ。この中でもそうだと思うんですよ。にもかかわらず、どうして毎回出てくるのかがすごく不思議だったので、令和2年度にじっくり見ていただいて、もし減らないようであるならば、また違う角度からの啓発の仕方、さまざまな事故を起こさない方法、これを考えていってほしいと思いますが、そこをお伺いして終わりにします。 154: 【資産経営課長】今、委員さんのほうから御指摘のありましたとおり、減らしていくというふうなところ、何か別の方法というふうなところでございます。いろいろな情報収集をさせていただきながら、考えていきたいなというふうに思っております。先ほども申しましたとおり、職員一人一人の意識、こちらを高めるためにはどうしたらいいのか、常に私自身としても課題と捉えておりますので、しっかりと情報収集しながら検討してまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
    155: 【黒部委員長】ほかにありますか。 156: 【久保田委員】同項目で、車両購入費で4台更新とありますけれども、庁用車両は合計何台所有しているんでしょうか。 157: 【資産経営課長】現在、台数でいきますと、令和2年1月31日現在なんですけれども、294台となってございます。  以上でございます。 158: 【久保田委員】そんなにあると思ってなかったので、需用費で消耗品費とか車両燃料費とか修繕費が5000万円近くかかっていて、結構かかっているなという認識だったんですけれども、約300台あればそれぐらいかかるのかなと思います。先ほど臼井委員もおっしゃっていましたけれども、これだけの台数が走っていれば、事故という部分でも本当に多くなってしまうのかなと思いますので、職員の皆さんの意識の啓発に今後も努めていただけたらと思います。要望です。 159: 【黒部委員長】ほかにありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 160: 【黒部委員長】それでは、審査の中途でありますが、暫時休憩いたします。午後は、70ページ、6目企画費からです。よろしくお願いします。                   午後0時00分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後1時00分再開 161: 【黒部委員長】休憩前に引き続き会議を再開いたします。       6目  企画費 162: 【黒部委員長】次は、70ページ中段から74ページ上段にかけての6目企画費です。質疑はありませんか。 163: 【臼井委員】シティプロモーション推進事業についてお伺いをいたします。今回、新たに何が始まっていくのかなというような部分があるんですが、詳細をお教えください。 164: 【広報課担当長】令和2年度の新規事業ということで、今、御質問がありました。  シティプロモーションの業務委託としまして、まず、湘南ベルマーレのひらつかビーチパークに、平塚市出身のアーティスト、ペインターの小野留依聖さんにフォトスポットの制作をお願いしたいと考えております。以前にもつくっていただきまして、来街者等にフォトスポットとして人気があったんですが、風とかの影響で今はほとんどない状態になっておりまして、アーティスト御本人としましても、再度きちんときれいなものをという御要望もございまして、新たなフォトスポットとして同じところにつくるのか、そうでないのかも検討しまして、新たに行いたいと思っています。  それと、もう一点が、ご当地原動機付自転車の標識デザイン、ご当地ナンバーを作成したいということで、この2点が新しい業務となります。  以上です。 165: 【臼井委員】確かにきれいな絵があったのが、風化しちゃったのかどうかわからないんですが、とにかく消えてしまったというのはよくわかっているところですけれども、今までの塗装とまた違った耐久性の強いやつとか、そういうものをきちんと選んでいるのかどうかというのをまず1つ聞きたいと思います。  あと、ナンバープレートの話が今出ましたが、平成28年に、私、質問させていただきまして、ようやくやってくれるんだなというような気持ちはあるんですが、このナンバープレートは50cc、90cc、125cc以下とそれぞれあると思うんですけれども、平塚市はその3つなのか、1つなのか、2つなのか、その辺をお伺いするのと、あとは、ナンバープレートのデザインはどうなされるのか。例えば市民の方に募集をするのかどうか。あと、他市では、クラウドファンディングを利用しながらお金を集めて、ナンバープレートをつくったといういきさつ、経緯があったように聞いておりますが、本市ではどうするのかという、その辺のところのお話を伺いたいなというふうに思います。 166: 【広報課担当長】まず、1点目のビーチセンターのアーティストによるフォトスポットですけれども、こちらはアーティスト御本人からも耐久性を担保した作品にぜひということですので、当時とまた異なるかもしれませんが、きちんと保てるようなものを考えて、これから選んでいきたいと考えております。  次に、ご当地ナンバーですね。どの車種に対して平塚市がつくるのかということですが、今、予定しておりますのは50cc、90cc、125cc、白、黄色、ピンクの全てに対して作成をする予定でおります。  それと、クラウドファンディングについて検討されたかということですけれども、既にご当地ナンバーを導入している藤沢市が、ご当地ナンバーをつくるに当たってクラウドファンディングを活用して寄附を募りました。寄附の募集期間は2カ月だったと聞いております。なかなか寄附が集まらなくて、最終日ぎりぎりに目標金額を達成したというお話を伺っておりましたので、もしそういった目標金額を達成しない可能性があるものを平塚市でということになると、到達につながらなかったときのことを考えて、平塚市ではクラウドファンディングは活用しないということで、今、結論が出ております。  あと、デザインについて一般募集をするのかということですが、以前に議員のほうから──また別の議員さんになるんですが──平塚市ゆかりの方でお願いをしますということもありまして、近隣市もかなり導入されているんですが、ご当地ナンバーにゆるキャラ、いわゆるイメージキャラクターを使われている市は、実は残念ながら余り交付枚数がないということで、その市ゆかりの方にお願いして、名所だったりとかというものを取り入れたほうが人気があるということも伺っていますので、本市としましては、そういった形で、一般公募はせずにデザイナーさんにお願いをしたいというふうに考えております。  以上でございます。 167: 【臼井委員】ナンバープレートを背負ってというか、それでいろいろなところに出かけていってもらう。当時は、バイクでは行動範囲が少ないだろうというようなお話もあったんですけれども、これからナンバープレートを募集する、こういうご当地ナンバーをつくるんですよという広報をどういうふうにしていくのか。ご当地ナンバーができるんだと市民の皆さんが注目できるような告知の方法を伺いたい。  あと、その前のビーチセンターのところのお話なんですけれども、とにかくインスタ映えするような形が今はすごくはやっているじゃないですか。それをどこか別の場所に──今までの既存の場所でもいいんですけれども──あそこの壁もありますし、さまざまな部分があるけれども、そういうところをきちんと活用しながら、みんながその絵の前で写真を撮って、インスタグラムに上げてくれるような、そういうようなことをやらなければ描く意味が余りないのかなというふうに思うんですが、その辺のところも、例えばインスタ映え大賞みたいなものをあわせ持って考えていけるものがあるのか。エレベーターの中にも、写真を上げてくださいというのもありますけど、そんなものも活用していくのかどうかもあわせて伺いたいと思います。 168: 【広報課担当長】ご当地ナンバーをつくりますよというPRの方法ですが、まず、広報ひらつか、それと、SNS関係はかなり平塚市はフォロワーが多いですので、そちらでも発信をしていきたいと考えております。  それと、インスタ映えを意識した小野留依聖さんによる新フォトスポットの制作ですが、今現在、小野留依聖さんと考えている場所が、委員さんもおっしゃいましたビーチセンターに大きな壁面がありますので、そちらに大型のアート作品ということで制作をする予定でおります。かなり彼女のファンが全国からスポットをめぐって写真を撮りに来ているという情報も入っていますので、そういった形でいろいろな方に喜ばれるスポットになると考えております。  以上でございます。 169: 【黒部委員長】ほかにありませんか。 170: 【須藤委員】今、臼井委員のほうからもありましたけれども、同じシティプロモーションのところですけれども、新たな予算の中では、ご当地ナンバーとフォトスポットをこれからやっていきますということですけれども、シティプロモーションの部分で、一番大事なのは──この2つもつながっていくとは思いますけれども──まちの魅力の向上だったり、その発信だったり、それをどう定住や移住につなげていくかということなので、それを新しい年度で何か考えていることがあるのか。それから、発信力の強化は常に考えていかなければいけないと思いますので、そういった何かアイデアもあるのかなというのをお聞きしたい。  それから、今、ご当地ナンバーのところでお話がありましたけれども、ゆかりの方に名所をイメージしてつくってもらうようなことですけれども、これも一工夫あって、例えば平塚市は「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」というコピーでこれまで展開をしてきて、今度5年目になるのかな。そういうことでやってきたんだけれども、そういった意味では、知らせるときに、ゆかりの方に名所のところを描いてもらうのはそれでいいんだけれども、例えば『あなたが考える「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」を一番イメージする場所はどこですか』みたいなアンケートをとって、市民の人たちの目につくようにして、「私はあそこだわ」みたいなことを挙げてもらって、その中から一番多かったものを描いてもらうとか、そういうアイデアというか取り組みもおもしろいんじゃないかなと思うんだけれども、シティプロモーションはそういうこともとても大事だと思いますので、その辺についてお考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。 171: 【広報課担当長】まず、定住促進につながるようなということで御質問をいただきました。シティプロモーションで力を入れているのが、今、委員さんがおっしゃられたとおりに、都市イメージの向上と定住促進の魅力発信ということで重点施策として行っています。  今年度につきましては、ウエブだとか、あと、映像だとかということをやらせていただいて、その中で、民間のららぽーと湘南平塚さん、スルガ銀行さんと組んで、いいところを発信していくということだったり、あと、初めての試みだったんですが、平塚学園の高校生の方たちと写真展を開きました。ご当地ナンバーにもつながることなんですが、さらに若い世代にまず魅力発信を行い、未来に向けて定住促進につながるような動きということで、次年度も引き続きまた違った形で、例えば1校だけではなくて複数の学校と文化祭のような形で写真展が開催できたらいいなというふうなものを今考えております。あと、引き続きにはなりますけれども、新橋の大型ビジョンでの放映だとか、そういったことでいろいろな方に発信はしていきたいと考えております。  それと、ご当地ナンバーをゆかりの方に頼んで、どういった場所をということですが、そういったことも含めまして、今後、相談をしながら発表していけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 172: 【須藤委員】今、さまざまな答弁があったとおり、シティプロモーションは挑戦ですよ。どうしたら市民の方々により興味を持って見てもらえるのか、知ってもらえるのか。そこで、市民の方々には平塚市、自分の住んでいるまちをより好きになってもらえるような取り組み。それから、ほかの市町へ強力に情報発信をして、ぜひ来てもらって、いいまちだな、ここに住みたいなというような気にさせるかどうかだから、ありとあらゆるアイデアをふんだんに使って、ここまでやってもいいのかなと思うところはやっちゃっていいと僕は思っているんですよ。シティプロモーションは結局そういうことなんですよ。  だから、そういったところもよくおわかりだと思いますけれども、ぜひいろいろなアイデアを持って、本当に細かなことも、こんな取り組みもできるんじゃない、こんなアイデアを入れたらもっと市民の方が見るんじゃないというふうなことをみんなでいろいろな検討をしてもらって、ぜひ有意義な。せっかくこれを始めて、さっき新橋のことも言いましたよ。かつて平塚市が新橋の大きいビジョンで平塚の宣伝をやったことなんかないでしょう。それはすばらしいと僕は思っているんですよ。これからも、市が、行政がここまでやるのは違うというふうなことを思っているとしたら、そこをもっと前に進めてやっていただきたいなと思っていますので、来年度も取り組みがさらに進んで、平塚市がさらに選ばれるようになることを祈っていますので、ぜひ全身全霊で頑張ってください。 173: 【黒部委員長】ほかに。 174: 【秋澤委員】今のお2人の質問に続けてなんですが、まず1点目なんですが、シティプロモーション推進事業で、ナンバープレートはいつから使えるようになるのか、それと、新規だけなのか確認させていただきたいというふうに思います。  それと、その上に政策課題等調査事業というのがあります。これは、昨年の秋、市長室をつくるときにも議論がされたと思うんですが、この中で、情報収集や資質向上を図るということで、未成熟案件という言葉がそのとき出ていました。日々我々もいろいろな情報に接します。また、市長さんもいろいろな情報に接するし、皆さん方もいろいろな情報に接すると思うんですが、誰が未成熟案件として取り上げるのか。どういうふうに決められるのか。例えばどこどこの市でこういう事業をやっているという情報は我々もよく知りますけれども、それを誰が、どういう形で検討するのか──基本的なことかもしれないんですけれども──情報の集め方についてお伺いしたいと思います。 175: 【広報課担当長】まず、私からは、今後のスケジュールについて、いつからもらえるんですかという御質問についてお答えをいたします。  10月1日から交付を予定しておりまして、それを目指して、この後デザインを確定し、どういった形で皆さんに選んでもらうのかということで進んでいきますので、10月1日を目標としております。  この後の誰が交付の対象なのかというのは市民税課が担当になりますので、私はここで答弁を終わります。  以上です。 176: 【市民税課担当長】では、今、質問に挙がりました対象者についてでございます。  まず、車両を新規に購入された方、また、既に通常の今までのナンバープレートをお持ちの方も対象となります。こちらに関しましては、他の先進事例の市町村においても、ご当地ナンバーをぜひ使っていただきたいというところで、1回限りは無料で交換するという対応をしてございます。それとあと、名義変更をした際に関しましては、その場で新しいナンバーに交換していただくことというのは、通常のナンバープレートでもやっていることなんですけれども、今回、ご当地ナンバーに変えたいということであるならば、ご当地ナンバーが始まってからは、ご当地ナンバーに変更することも無料でできます。  質問以外の答弁になってしまうんですけれども、ご当地ナンバーに限らず(「じゃあ、いいです」と述ぶ者あり)以上でございます。(「しゃべりたいんだよ」と述ぶ者あり) 177: 【黒部委員長】いや、どうぞ。せっかくですからPRしてください。市民税課担当長、続行してください。 178: 【市民税課担当長】失礼しました。それとあと、今、無料という話を先にしてしまったので、その辺について、何でなのかなというところで疑問を持たれた方がいらっしゃるのかなと思いまして、先走ってしまったんですけれども、ナンバープレートの交付についての費用、ここの部分の考え方なんですけれども、ご当地ナンバーに限らず、ナンバープレートについて交付費用というのは頂戴しておりません。そもそも標識、ナンバープレートを取りつけていただく、これの本来の目的というのが、適切な課税をすることとしておるため、交付に対して手数料を徴収することは適切ではないということで地方自治法などでも定めておりまして、他の市町村においてもそうだと思うんですけれども、交付手数料については取っておらず、仮に本人が故意または過失によってナンバープレートを紛失してしまったり、壊してしまったり、こういった場合については、手数料は頂戴しませんが、実費としてナンバープレート代のほうだけをお願いしておるというところでございます。  以上でございます。 179: 【黒部委員長】いいですか。(秋澤委員「まだ答えてない」と述ぶ) 180: 【秘書課担当長】続きまして、政策課題等調査事業についてなんですが、誰が調査事項として取り上げるのかという御質問がございました。  秘書課の調査担当は、市長の指示により特命事項の調査を行い、その結果を市長に報告することになっておりまして、市長からの指示によって調査を行うことになっております。  以上でございます。 181: 【秋澤委員】まず、政策課題等調査事業なんですけれども、市長からの問いかけに対して調査を始めるというのが基本的なスタンスだと思うんですが、逆に、市長のほうへこういう事例がありますよという、それによって結局市長が興味を持つということも考えられるので、そういうことはやらないかどうか確認をしたいと思います。  それから、ナンバープレートの件なんですが、今はどうなんですかね、希望の番号というのは自由に選べるものなんでしょうか。その辺を確認させていただきたいと思います。 182: 【秘書課担当長】ただいま、職員のほうから市長のほうに報告を上げるのかについて御質問がございました。  基本的には市長のほうから指示があった事項について調査をしておるんですが、年間を通じて調査をしている点が幾つかございます。そのことに関連する最新の情報ですとか、国等の動向等の情報が我々のところに入りました場合には、市長のほうにすぐ報告するような形をとっております。  以上でございます。 183: 【市民税課担当長】ただいま、希望ナンバーの件について御質問を頂戴しました。  希望ナンバー導入についてでございますが、本市では、現在交付しております通常のナンバープレートにおいても、語呂合わせのよいナンバーや若い数字のナンバーを希望される方はいらっしゃいますが、今現在は導入してございません。今般のご当地ナンバーの導入の趣旨というのは、市民に親しみを持っていただけるような平塚オリジナルのナンバープレートを採用し、ご当地ナンバーをつけたバイクが町中を走ることで、平塚市の魅力をPRしてもらい、まちへの愛着や誇りを深めていただくことを期待するものと考えております。このことから、希望ナンバーの交付について、希望者があることは認識しておりますが、ご当地ナンバーが市のプロモーションと捉えますと、希望ナンバーイコールプロモーションに結びつかないと考え、市民税課本来の課税事務や各種サービスに時間と労力をかけるべきと今現在は考えております。  また、他市の事例についても調べた中では、現在希望ナンバー制を採用している自治体は──クラウドファンディング活用の藤沢市というのは聞いておりますけれども──ごく少数のようです。そういった整合性を図ることから、希望ナンバー制の実施は、今現在は予定してございません。  以上です。 184: 【秋澤委員】ナンバーの件はそれでいいんですが、政策課題等調査事業については、市長からの投げかけでいろいろ調査を始めるということで、それは未成熟案件ということですから、そのまま未成熟で終わる場合もあるわけですね。市長からの投げかけに対し、さまざまな情報を収集されると思うんですけれども、中には民間からの御意見とか、あるいは職員からの提案とか、こういう事業が市長の問いかけに絡みますねというふうな、そういう情報もあろうかと思うんですけれども、そういう間口を広げるような体制というのは今後とられていくのか。情報収集の間口というか窓口を広げるような体制というのは──始まったばかりの事業で、今後の話で申しわけないんですけれども──その辺のお考えがあったらお伺いしたいと思います。 185: 【秘書課長】情報収集の方法について、間口を広げるということで御質問をいただきました。  いただいたとおり、さまざまなアンテナを広く持ち、必要な情報を集め、精査をして、必要に応じて上げていくということは考えております。  以上です。 186: 【黒部委員長】ほかに。 187: 【久保田委員】72ページの4、市民・企業・大学等交流事業について質問させていただきます。市民・企業・大学等交流事業の詳細な内容を教えてください。 188: 【企画政策課課長代理】本事業の目的としましては、市民、企業、大学等が相互に発展し、心豊かな地域社会となるよう、それぞれが持つ知的、人的資源の活用により、相互の活発な交流を行うものでして、例えば5つの推進部会によりまして文化交流事業ですとか一日大学生、また、親子であそぼうフェスティバルなど、さまざまな事業を行っております。  以上です。 189: 【久保田委員】これは年間1回ですか。何回開催されているんですか。 190: 【企画政策課課長代理】5つの推進部会によりまして、平成30年度は14事業を実施しております。合計としまして6367人の市民が参加しております。  以上です。 191: 【久保田委員】市民だったり企業、大学生だったり、親子連れだったり、いろいろな方が交流するというのは、情報交換できますし、いろいろな情報発信ができる場で、非常に有効的だなと思っております。今後、さらに強化していく予定とかはございますか。 192: 【企画政策課課長代理】今の事業の形態が終わりではなくて、その年度に応じて、また、その時々に応じてさまざまな事業、必要な事業を導入しながら、積極的に事業を進めたいというふうに考えております。  以上です。 193: 【出村委員】久保田委員さんの関連になりますけれども、市民・企業・大学等交流事業の関係で、私、総合計画審議会に出させていただいて、お聞きしたいのは、平塚には最低でも東海大学、神奈川大学の2つございますでしょう。それ以外でもかかわりがあればいいんですけれども、大学側さんのほうから、もっと積極的に平塚市が我々にアプローチをしてくださればというある教授さんのお話がございましたよ。  ですから、大学サイドのお気持ちというか、平塚市の行政というか市政の展開にかかわりを持ちたいということについて、その辺をひもとくための話をどなたさんかなさったことがおありかどうかね。今は、1つの神奈川ユニバーシティーのことでございますよ。しかし、一方で、東海大学もあるわけですから、平塚に所在する大学と市、あわせて企業、市民も含めてうまく連携があれば、もっといい交流ができるんじゃないかと思うんですね。そういう意味で、この項で発言をさせていただきましたけれども、大学サイドの思いを平塚市が酌み取って──この事業もそうなんだけれども──ほかの大学も含めてやっていらっしゃるかどうか、つかんでいらっしゃるかどうか。 194: 【企画政策課課長代理】市民・企業・大学等交流事業に関してなんですけれども、先ほど申し上げました大学交流委員会等もあるんですけれども、東海大学、また、神奈川大学とは個別に申し合わせというのを取り交わしておりまして、市と大学がさまざまな事業を行っております。協議会の中で、年に1度総会みたいな会議を年度末に催しておりまして、そのときにさまざまな意見交換を行っております。それで、大学の先生ともいろいろなお話をしながら、次の事業はどういうふうにしていこうかとか、そのようなところで検討を重ねております。  以上です。 195: 【出村委員】全国市議会議長会研究フォーラムとか、全国都市問題会議に出させていただく機会がございまして、私、感心しますのは、自治体に関係する教授さんが積極的にまちづくりに参加しているんですよ。今回の平塚の中でも、とある教授さんが、もっと積極的なアプローチが平塚市サイドのほうからあれば、大学としてももう少しかかわりたいと、こういう御意向があるんだけれども、その気持ちを探るような会議体になっているかどうかですよ。通常の一般的な会議体で終わっているんだったら、その気持ちはなかなか酌み取れないと思うんだね。その辺がどうなっているのかお聞かせください。結果につながっていればいいんですよ。  以上です。 196: 【企画政策課課長代理】本市から大学側にさまざまな申し出をすれば、大学側が受けていただけるというふうな、そのような趣旨だったと思います。  先ほどお答えしました大学との協議会、これは会議ばかりではございませんで、その後に大学の先生、大学の幹部の方、市の関係部長との情報交換会でさまざまな意見交換を行っているところでございます。その際に、大学の先生がどのような思いでおっしゃっているかわからないところもあるんですけれども、そういったお気持ちがあるのであれば、我々も積極的に大学側にいろいろな事業の提案を持ちかけたいなというふうに考えております。  以上です。 197: 【黒部委員長】ほかに。                 (「なし」と呼ぶ者あり)       7目  公平委員会費       8目  情報化推進費 198: 【黒部委員長】次は、74ページ上段から76ページ中段にかけての7目公平委員会費、8目情報化推進費です。質疑はありませんか。 199: 【秋澤委員】まず、行政情報化推進事業は今年度と比較して1290万円ほど増額されております。その理由をお伺いしたいと思います。  それと、ホームページ等でも公開されておりますが、情報セキュリティポリシー、あるいは情報セキュリティ基本方針が2月28日に改定されていると思うんですが、その目的と改定の理由、どういう部分が変わって、どこがどう変わるのか、どういった改定なのかというのを確認したいと思います。
     それと、もう一つは、その下の基幹情報システム運用管理事業で、こちらは今年度と比較して約5500万円減額をされている。これは、今年度が高かったのか、それとも何か工夫をされているのか、その理由をお伺いしたいのと、それから、文言の中で、「技術的及び物理的な情報セキュリティ対策を適切に実施します」とありますけれども、情報セキュリティー対策の適切な実施というのは、具体的にどういったことなのか御説明いただければと思います。 200: 【情報政策課課長代理】何点か御質問いただきました。私のほうからは、費用の増額、減額について御説明させていただきたいと思います。  まず、行政情報化推進事業、こちらのほうについて1200万円ほど増額しているが、その理由は何かというふうなことでお話をいただきました。まず、委託料については760万円ほど増加しております。この主な原因としましては、もともと基幹情報システム運用管理事業のほうで所管しておりました本館の各課が印刷やコピーに使う複合機、そちらの保守費用約841万円を、こちらのほうの行政情報化推進事業で予算を計上したほうが適切であると判断しまして、移管したことによるものです。続きまして、使用料が500万円ほど増加しております。こちらの理由につきましては、まず、職員が内部事務で使用するタブレットを令和元年度に導入しましたが、年度途中の導入であったため、約268万円の増額となっております。このほか、令和2年度から新規に導入する議事録作成支援システムの賃借料で約94万円、市民窓口案内用タブレットの賃借料で約68万円、基幹情報システム運用管理事業に関しましては、先ほど申し上げました複合機の賃借料で約50万円の増額となっております。  続きまして、基幹情報システム運用管理事業、そちらのほうについては約5500万円減額しているが、その原因は何かというふうなことで御質問いただきました。内容としましては、委託料で約3100万円、使用料及び賃借料で2100万円の減額になっております。  委託料につきましては、年度によって事業が異なるため、年度間で大きく内容が変わることがございます。増減額の大きいものから順次説明させていただきます。まず、令和元年度は、庁内ネットワーク機器の更新を行うため、約6000万円の委託料を見込んでおりました。また、庁内ネットワーク機器の更新の結果、機器の保守費用も令和元年度から2300万円ほど減額しております。一方、増額となる要因としましては、令和2年度は本館と出先機関をつなぐWAN回線の更改や、停電時でもサーバーに安定的に電源を供給するための無停電電源装置のバッテリー交換を予定しております。WAN回線の更改で4228万円、バッテリー交換で1426万円を見込んでおります。  続きまして、使用料及び賃借料の減額につきましては、多くの積み上げの結果、約2100万円の減額となっております。このうち、減額の大きかったものについて御説明いたします。まず1点目は、業務で使いますマイクロソフト社のOffice等のライセンス等で794万円の減額となっております。2点目が、庁内ネットワーク機器の賃借料で734万円の減額となっております。Office等のライセンスにつきましては、令和元年度予算編成時にマイクロソフト社からライセンス形態の変更の連絡がございまして、これに伴い、大幅な金額増額が提示されておりました。その後、条件等の見直しを行いまして、結果的に費用としては抑えることができました。抑えた金額をもとに令和2年度は予算を計上しております。続きまして、庁内ネットワーク機器の更改につきましては、先ほど申し上げましたとおり機器更改を行いまして、令和元年度は新旧のリース機器について並行期間があったこと、令和2年度は入札結果を反映したものになったことから、賃借料が大きく減額となっております。  私からは以上です。 201: 【情報政策課担当長】私からは、2月28日に行いました情報セキュリティポリシーの見直し、改正の内容となります。  2月28日に行いました情報セキュリティポリシーの改正ですが、総務省が出しております「地方公共団体情報におけるセキュリティポリシーに関するガイドライン」というものが改定されまして、それの水準に合わせるために改正を行ったものになります。情報セキュリティ基本方針、非公開になりますが情報セキュリティ対策基準、情報セキュリティ実施手順・利用手順、それから、平塚市CSIRT設置要綱の新設と、緊急時の対応計画というものになります。主な内容ですが、1つは、平成29年に情報システムの強靱化という通達が国からありまして、それを実施しました。その内容が地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインのほうに反映されましたので、本市の情報セキュリティポリシーのほうにも追加したということになります。もう一つが、情報セキュリティーインシデント対応を行うためのCSIRT設置についての改定となります。  もう一点が、物理的、技術的セキュリティーとはどのような対策かということですけれども、1点目が、物理的対策として、電算室の入退室管理システムを入れているというところですとか、あと、技術的対策では、さきの12月補正でも実施させていただきましたが、各パソコンの利用ログの取得とか、使用制限をかけるソフトウエアの運用管理といったようなものを実施しております。  以上となります。 202: 【秋澤委員】まず、行政情報化推進事業について、国のガイドラインが変わったので、それに準拠した形で変えたと。それで、セキュリティーについても強靭化を図られたという話でございました。その中で、緊急時対応計画というのをつくっていかなくちゃいけないというふうに思うんですが、それはもうできているんでしょうか。これからつくるんでしょうか。それを確認しておきたいと思います。  それと、基幹情報システム運用管理事業については、今、物理的なセキュリティー対策という形で、昨年我々が承認した2600万円の補正予算でやられたと思うんですけれども、それによって、情報を交わすのに非常にやりづらくなったというような声も聞いております。それはしょうがないのかなというふうに思うんですけれども、変わったばかりなので、一時的に面倒くさいような感じになっているけれども、なれれば今までどおりというか、苦もなく業務が続けられるというようなものになってくるのかどうか、その辺の確認をしておきたい。  それから、基幹情報システムに関しては、関連するんですが、新しい行財政改革計画の中にもあります。効率的な情報システムの調達を目指すということで、これまでさまざまカスタマイズされていたのを、パッケージ化されているものにどんどん変えていくという、そういう話だと思うんですけれども、各部署で今まで使いなれていたものが変わるということに、非常にやりづらさを覚えるのかなという危惧があるんですけれども、その辺の考え方というか、検討状況というのはどうなのか確認をしておきたいと思います。 203: 【情報政策課担当長】まず、1点目に御質問がありました緊急時対応計画についてですけれども、既に緊急時対応計画というものはつくっておりまして、それで運用しております。このたびの改正でCSIRTのほうを設置させていただきましたので、それに合わせて緊急時対応計画のほうも見直しをしているところになります。  強靭化、あるいはセキュリティー対策で職員の方々が非常に不便になっているのではないか、なれることによってそれが改善されるのではないかということなんですが、セキュリティーの向上と業務の効率化というのはトレードオフの関係にあると一般的に言われておりまして、セキュリティーを強化して、手順や手続等を踏めば踏むほど、何でもできたころよりはできなくなってしまうというものになっておりますので、なれれば多少早くはなると思うんですが、引き続きこういったセキュリティー対策が重要であるという認識のもとで、職員の皆さんには御理解いただいて、情報システムのほうを使っていただきたいと思っております。 204: 【情報政策課課長代理】国の標準化の中で、どのような計画なのかというふうな御質問だったと思います。具体的に、何年度に何を入れかえていくというふうな計画は今のところあるわけではございません。ただ、一般的な話としまして、庁内でカスタマイズではないものを入れていくよというふうなことで、各方面からも情報が入ってきていることでもありますし、また、国民健康保険については、国民健康保険の標準システムの導入を進められているということもあって、実際にやるとなるとなかなか課題はあるかと思うんですけれども、庁内的には行く行くはカスタマイズではないシステムを使っていくものに入れかえていくような気風というか、そういうものはあるように感じております。  以上です。 205: 【秋澤委員】最後の行財政改革計画について、情報システムの調達事業については、これまでさまざまな平塚バージョンのものをどんどんつけ加えることによって、やりやすいという部分があったけれども、その分経費が非常にかさんできているということを、今後は見直していこうという考え方だと思うんですけれども、その反面、職員の皆さんの業務というのが非常にやりにくいと言ったら語弊がありますけれども、今まで以上にスムーズにできなくなるのかなという感じもしますので、どうかその辺はよくバランスをとっていただいて──これからの話ですけれども──しっかりと検討していただければというふうに思います。これは要望にしておきたいと思います。 206: 【黒部委員長】ほかに。                 (「なし」と呼ぶ者あり)       9目  安全対策費 207: 【黒部委員長】それでは、次は76ページ中段から78ページ下段にかけての9目安全対策費です。ただし、3の交通安全啓発推進事業、4の放置自転車等対策事業、5の交通安全対策指導事業を除きます。質疑はありませんか。 208: 【出村委員】76ページ最下段、防犯設備整備事業に関係することでお尋ねいたします。平塚市も、安全化が進んで評価されているんですけれども、全市民に行き渡っているかというと、なかなかね。これが現実かなと思います。そういう意味では、それぞれの責任において、しっかりと平塚の治安のよさについて市内、世間に向けてアピールが必要かなと思ってございます。  その中で、今回の予算は若干昨年度よりマイナスの予算のようでございますけれども──マイナス予算がどうこうじゃないんですが──一定の犯罪の抑止力になるものと思っておりますけれども、1つは、この予算で平塚市が期待をし得る防犯街路灯の設置の数、それからもう一つは、自治会等による防犯カメラの設置への支援と記載をいただいているんですけれども、防犯カメラの設置について、こういうことができるかどうか少し要領よく話をします。  平塚市内で、金田地区の東橋から寺田縄・飯島線、新幹線沿いに秦野県道までつながりますけれども、東橋を渡って新幹線にぶつかる最初の資源ごみステーション、ここが寺田縄自治会さんの範疇になってございます。地域住民の方からは、その場所を移動してもらいたいという議論が何回もありました。結果として、移動先がないもので今のままなんです。どういう現象になっているかというと──私自身はそういう知恵は働きませんけれども──今まで空だったのが、ちょっとの時間で誰もいないときに車で来て、しっかり置いていっちゃうんですよ。それを指摘して云々かんぬんというのを市民に対して言うことは無理なんです。そういうことはできないという御指導もいただいているように私は認識していますから、そういう意味では、1つは、新幹線沿いに市サイドとして防犯カメラを設置していただいて、管理をしてもらいたい。そういうことができないのかなと。  平塚市全市的にも、悪さかげんのある資源ごみステーションというのは結構点在しているはずなんですよ。収集業務課さんが懸命に御苦労されていらっしゃるから、ぐあいの悪いところというのは押さえていらっしゃると思う。自治会でも万歳。市のほうでは一定のルールがあるからできないよ。そこのかすみを狙って──表現がよくなかったかな──知らないうちにさっとトラックで来て置いていっちゃうんです。それを市民の方が何とかしようと、矛先は自治会に向かってくるんです。自治会の役員をやる人はいませんよ。その2つだね。 209: 【危機管理課担当長】2つ御質問をいただきました。  まず1つが、防犯街路灯設置の予定の数という点です。市が防犯街路灯を設置するに当たりましては、自治会から御要望をいただきまして、その要望を受けて、市の基準がございますので、現場を確認した中で、その基準に基づいて設置ができるのかどうかというようなものを判断して、設置をしていくこととしておりまして、来年度は何灯設置をしていくかというような具体の数字というものは持っておりませんけれども、いずれにしても、現場を見た中で、設置ができるかどうかというのを判断して、設置しているというような状況になります。  2点目の防犯カメラの設置についての御質問です。市が防犯カメラを設置するに当たりましては、不特定多数の人が通るところで、犯罪の発生の可能性が高いというようなところに設置をしているということになります。今、委員さんがおっしゃられたのは、ごみの不法投棄の関係のお話だったと思いますけれども(出村委員「資源ごみ」と述ぶ)失礼しました。資源ごみの部分のお話ですけれども、そこの部分については、現状として、市が防犯カメラを設置していくという計画は持っていないところなんですけれども、今年度、防犯カメラの設置に当たりまして、自治会長さんにアンケート調査を実施したところ、委員さんがおっしゃられたようなお話もいただいているところですから、アンケートの結果などを踏まえまして、市の防犯カメラの設置のあり方について、関係課とも相談をしながら進めていかなければいけないというふうに思っております。  以上です。 210: 【出村委員】思っていますということですから、やりますとはならないようですけれども、私は今サンプルを申し上げましたけれども、平塚市全域の中でそれぞれリストは押さえていらっしゃると思います。そういう意味では、自治会でもなかなか至難なんですね。追及していくと被害に遭うということもありますので、そういう意味では、大変酷な言い方かもしれませんけれども、行政サイドで場合によっては警察と連携していただく中で押さえていただく。それで、置いていかれた方を追尾する、追及する。GPSということもありましたよね。我々以上に知恵を使っていらっしゃるんですよ。すごく頭のいい方がおやりになっているわけでございますから、そういう意味では、それに負けないお考えをしていただいて、まずリストの中のサンプルとしてもやられても結構だと私は思うんですけれども、予算の中でぜひ御検討いただきたいなと。  以上でございます。もう一度何かお話はございますか。 211: 【危機管理課担当長】行政だけでなく、警察とも連携をした中で、防犯カメラの設置について進めてほしいというようなお話だったかと思います。  防犯カメラを設置するに当たりましては、委員さんもおっしゃられましたように、警察と連携をして、防犯カメラを設置する場所、あと、設置した後の効果についても考えた中で、設置をしていくということになるかと思いますので、先ほど申し上げました自治会長さんからいただいたアンケート調査の結果、あと、警察とも相談をしながら、効果的にそういう取り組みができるように進めていきたいというふうに思います。 212: 【黒部委員長】ほかにございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)       10目  防災対策費 213: 【黒部委員長】次は、78ページ下段から84ページ中段にかけての10目防災対策費です。質疑はありませんか。 214: 【秋澤委員】9番の災害対策本部対応力強化事業についてお伺いしたいと思います。ここで被災者台帳システムを導入するということでございます。たしか平塚市は、以前も──平成28年ごろからですかね──内閣府が提供している被災者台帳システムというのを改良して使っていたというふうに思うんですけれども、今度入れる被災者台帳システムとどういう違いがあるのか。それから、導入経費とランニングコスト等お示しできるものがあれば、御説明いただければと思います。 215: 【災害対策課課長代理】今、3点の御質問をいただきました。  まず、1点目の現在導入しています内閣府のものにつきましては、簡易版でございましたので、実際に現地に行って被害状況を調査した上で、戻ってきて調査結果をデータ入力するという形で時間的に結構かかるようなものでございました。今回導入するものにつきましては、まず、モバイル端末を用いまして、現地の被害状況を実際にその端末に入力いたしまして、データで結果を送付するという形で、時間のロスというか時間的な効率がよくなるという形になります。それに基づいて、最終的に被災者が求めております罹災証明書を速やかに発行するというシステムでございます。  あと、2点目の経費に関しましては、実際にそのシステムを入れることと、モバイル端末もシステムの関係で入れまして、合計で481万9000円というのが1年間の金額となります。  3点目の次年度以降のランニングコストという形でございますけれども、こちらのほうは、被災者台帳システムの使用料と、先ほど申しました建物調査に関するモバイルシステムの使用料で約300万円という形になります。  以上でございます。 216: 【秋澤委員】これまでの被災者台帳システムとは違って、現地でタブレットないしモバイル端末を使ってその場で入力して、それが庁舎のほうに送られて、スピーディーにできるということでございますよね。これまでも予算をかけずに、国から送られてきたものを改良してやってこられた。それは高く評価するんですけれども、いざ激甚災害になった場合を想定すると──タブレットが何台あるか掌握はしていませんけれども──どれぐらいの人数、どれぐらいの台数が必要で、それだけ多ければ情報がパンクしちゃうような状況になろうかと思うんですけれども、その辺というのはどういうふうに考えられているのか。スピーディーな罹災証明書の発行ということですと、素人的にはより多くの人、より多くの台数があったほうがいいような気がするんですけれども、その辺の検討はどうされているのかお伺いしたいと思います。 217: 【災害対策課課長代理】今、委員さんのほうから御質問いただきました、どれぐらいの想定でという形でございますけれども、まず、タブレットのほうは、災害が起こった場合は20台を想定しております。その中で、調査につきましては、うちのほうの職員だけではもちろんできませんので、応援職員という形で来られる他市町村の職員も含めまして、うちが今想定しているものとしては、20班で行う予定でおります。20台のタブレットで、20班で行いまして、1班につきまして約15件の被害調査の形で考えております。業者との打ち合わせで、実際にうちのほうの想定としましては、都心南部直下地震というのがございまして、そちらのほうの被害状況に基づきまして、調査件数は約9000件という形で想定が出ておりますので、想定の9000件を1日15件、20班でやりますと300件できますので、30日ぐらいで考えております。  以上です。 218: 【秋澤委員】綿密に想定されて20班、20台というところでやっていくということでございます。ただ、職員の皆さんはほかにもやることがいっぱいあって、必ずしも災害対策課の方たちが現地に行かれるかどうかわかりませんけれども、当然──石巻でしたっけね──応援協定を結んでいるところとか、いろいろなところから応援に入られると思います。また、災害対策課でない方も使うような事態があるかもしれません。そのときに、これが同じように使えるかどうかというのは、日ごろ使い方というのをマスターしていかなきゃいけないんですけれども、その辺の研修といいますか、また、どの自治体の職員が来ても使えるものなのか、その辺の確認をしておきたいと思います。 219: 【災害対策課課長代理】まず、このシステムなんですけれども、実際に業者のほうに確認しているんですけれども、全国的に214自治体が導入しているシステムでございまして、今、委員さんがおっしゃいましたように、石巻のほうで起こったときも使われていますし、熊本地震のときにも使われているシステムでございます。パッケージのものでございますので、比較的使いやすいということで伺っております。  また、実際に庁内等で訓練をどうしていくかという形になりますと、もちろん災害が発生したときに対応できますように、モバイル端末を使用した実践的な訓練とか、罹災証明書の発行だとか、あと、例えば生活再建支援金だとか、義援金だとか、応急住宅の修理とか、そういう生活支援に関連する各部班がございますので、その辺と連携した上で、システムになれていくという形と、訓練を行っていくという形で考えております。  以上でございます。 220: 【黒部委員長】ほかに。 221: 【須藤委員】同じ82ページの7番の災害用備蓄拡充事業ということで、今回、703万5000円ほど増加ということで予算が立てられておりますけれども、大釜用のコンロとかEV、そこが結構大きな額が出ていますけれども、全体を含めて今回のこの予算の中でどんなものを備蓄されていくのかをまずお聞きしたいのと、それから、今回の予算の中でやったものでおおよそちゃんと全体的な備蓄計画どおりに進んでいるのか、もしくは全体計画の中のこの辺まで来ていますよというのがあるのか、その2点をまずお聞きしたいと思います。 222: 【災害対策課担当長】ただいま、備蓄の関係で2点御質問をいただきました。  まず、内容ということなんですけれども、備蓄については、本市は備蓄計画という形で定めをしておりまして、その中で毎年備蓄を進めているということになっております。来年度につきましては──これは例年備蓄計画に沿って買っているものなんですけれども──長期保存食を初めとしました食料関係、あと、粉ミルクでありますとか、便袋、手指消毒液──手指消毒液はかなり品薄になっているような状況でありますけれども──そういった避難所で使うような物品を今後もそろえていくということで考えております。それと、先ほど委員のほうからもありましたけれども、EV、電気自動車からの外部給電器、こちらのほうは来年新規ということでそろえさせていただく予定です。  計画どおりに進んでいるのかという部分なんですけれども、特に長期保存食といった期限のある物品、これが大体5年で期限が来まして入れ替えという形になっております。ですので、毎年定期的に一定数は買っておるんですけれども、必ず廃棄といいますか入れ替えられてしまいますので、少しずつになってしまいますが、毎年着実に進めているというところです。  以上です。 223: 【須藤委員】毎年決められたところを計画的にそろえていっているんだよというお話でしたので、安心はしていますけれども、ぜひこういったことにおくれがないようにしていただきたいなというのが1点と、それから、こういった必需品等を備蓄していく中では、これまでのさまざまな大きな災害を教訓にしてそろえているものもきっとたくさんあるんだろうと思うので、これまでのいろいろなことの教訓を生かした備蓄計画というか備蓄になっているのかというのと、それから、さまざまな年齢層の方々がお集まりになり、避難されるわけですから、さまざまな年齢層に対応した心遣いというか、優しさが出ているのかとか、女性の視点に立ったものがきちんと配備されているのかという気になるところがありますので、その辺についてのお考えをお聞きしたいなと思います。取り組みも含めてよろしくどうぞ。 224: 【災害対策課担当長】引き続き2点の御質問をいただきました。  まず、1点目の他市の教訓を生かした形で備蓄が進められているかという点です。直近でありますと、昨年の後半に各地を襲った台風15号、19号がございました。台風15号では、千葉での電力の途絶でありますとか、台風19号については、本市の事例として避難所にかなり大きな人数が避難されたということで、かなり示唆に富んだ事例だったかなと思っています。それらを教訓にしまして、繰り返しになってしまいますが、先ほどのEVの関係の電力のための対策でありますとか、それと、今年度予算になりますが、昨年の12月議会でお認めいただきました補正予算の中で、台風19号の避難所の事例、これに基づいて、それに伴った備蓄品を年度内にそろえまして、避難所に配備する予定となっております。  あと、避難所にさまざまな方が来られるということで、多くの視点が必要というようなお話だったかと思います。これにつきましても、今回の避難所での事例を踏まえまして、例えば濡れたものを着替える場合に、男女で分かれたものが必要ということでプライベートルームをそろえたり、あと、配慮が必要な方用に車椅子といったものも今回の補正予算で買わせていただいていますので、常にさまざまな方が避難されるというふうな視点を持ちながら、それを念頭に置いて備蓄を進めているところでございます。  以上です。 225: 【須藤委員】これまでのさまざまな教訓を生かしながら、さまざまな世代別、女性も含めて対応を考えていっているんだよということですので、安心はしていますけれども、これまで大きな災害に遭われた自治体の方々はさまざまな取り組みをされているので、ぜひその教訓をさらに生かすという意味でも、視察させてもらったりするととても勉強になるし、災害に遭ってしまったところを勉強、視察、研究、何でもいいですから、直接お話を聞くことによってわかることもたくさんあると思いますので、積極的な情報収集というか体験も含めて、ぜひ職員さんの中で積極的に進んでいっていただきたいなと思っていますので、これは要望で終わりますけれども、よろしくどうぞ。 226: 【黒部委員長】ほかにありますか。 227: 【久保田委員】1ページ戻りまして、80ページの4の国民保護協議会運営事業なんですが、これは新規の事業かなと思うんですけれども、協議会を開催しますよということなんですけれども、年間どれぐらいの内容で協議会が開かれているのかというのをお伺いします。 228: 【危機管理課担当長】国民保護協議会運営事業についての御質問です。  この事業は、新規の事業かというような御質問ですけれども、毎年の事業として予算を計上させていただいている事業になります。  協議会の開催についての御質問もありましたけれども、こちらは、国民保護計画というものがございまして、その計画の変更が必要になる場合に開催をすることになります。今年度、昨年度は大きな計画の変更というものはございませんので、会議の開催はございません。また、今のところですけれども、来年度は計画の変更の予定はない状況にはなっております。  以上です。 229: 【久保田委員】変更がないから開かれないよということなんですけれども、新規じゃなくて前年もやりましたと。今年度も予算がついていますけれども、開かれないと、この予算はどのように使われるんですか。 230: 【危機管理課担当長】この予算につきましては、国民保護協議会が開催された際に、委員さんに報酬をお支払いするための費用を計上させていただいております。現時点としては、計画の変更の予定はないんですけれども、国、あるいは県のほうから計画の変更というものが出てくる可能性がありますので、予算計上をさせていただいているということになります。  以上です。 231: 【黒部委員長】よろしいですか。 232: 【出村委員】私のほうからは、80ページの災害情報伝達事業の防災行政無線云々というところですね。何回も御説明を頂戴していますから、平塚市全域で防災行政無線の難聴地域、それはいろいろなツールがあって、防災ラジオもこの一連のものだと思っておるんですけれども、その内容がどこに書かれているか、どこで予算措置、もう行き渡って予算は必要ないのか、どこのところで防災ラジオの関係が出てくるのかなというぐあいに思いますので、そこを御説明いただきたいと思います。それが1点ね。  それから、自主防災組織が全地域にございますね。そこで必要な資機材はそれぞれの自治会で管理をし、必要なものについては予算措置が必要ですから、市のほうに申請をさせていただいて、その一部補助をいただいている、地域ではそれで備える、こういう仕組みかなと思ってございますけれども、さきの台風15号も台風19号もそうでしたし、それ以外もそうですけれども、平塚市全域で自治会にとってこれが必要な資機材だと思っているんだけれども、実はそれ以外にこんな便利なものがあるよ、いざというときに役に立つよ、それが自治会としてわからない。その辺の御紹介というか、災害対策課さんのほうで御提案いただきながら──予算が関係してくるから、地域が要らないよと言えばそれはいいんだけれども──地域として検討させていただいて、必要であれば申請させてもらおうかと、こういう循環があってもいいんじゃないかなと私は思います。  それからもう一つ、直近の話で、公民館まつりが十何日までは平塚市の公民館を中心に展開されましたよ。全部行きたいとか、行かきゃいけない、そういう意味じゃないですよ。新型コロナウイルスで、後半、20日以降、結構公民館まつりが中止になりました。それはそれでやむを得ないと私は思います。問題は、その次の言葉なんですけれども、そういうときにこそ防災行政無線でも使って、市民の皆さんに徹底なさる意味で──聞こえない難聴地域があるというのは承知の上なんですけれども──ある会長さんに話をするのも結構なんですけれども、市民の方がわからないで公民館へ行っちゃうんですよ。今回はいい例でしたよ。だから、まさに防災行政無線でその辺のところをしつこくなく複数回、適時お知らせをするということであっても全然問題ないんじゃないかな──防災危機ですから──そんな気が率直にいたしました。それはうるさいからだめよとか、そんなことは趣旨に反しているとか、そんなかたいことを言わないでくださいよというふうな気がいたします。  それから、3つ目に、台風15号があって、台風19号があった。より具体的な話をします。台風19号では、結果的に何も起きなかったんだけれども、金田小学校に数百名という多くの方が避難をされました。問題は、元気のいい方は元気がいいんだけれども、そこに車で向かって、おりる人の足腰が不自由なんですよ。そうすると、あそこの学校は裏から回らなきゃ入れないんですよ。体育館までスムーズなアプローチがなかなか難しいんだよね。その辺のところまで考えた、何かうまく避難ができることが。それを手で抱えて云々じゃないんですよ。雨も降っているし、大変なんです。ですからもう少し易しく。体育館の入り口のそばに道路があって、さっと上げれば入れるんですよ。ところが、ある事件があって、とにかく裏なんだ、裏から回れと。そうすると、健康でない方があそこへ行ったときに不都合が発生して、もう皆さん自分で精いっぱいですから、誰も面倒見てくれませんよ。  以上です。 233: 【危機管理課担当長】ただいま、防災ラジオについての御質問をいただきました。  防災ラジオというのは、受注生産品でございまして、発注から納品までに4カ月程度の期間が必要ということになります。今年度中に発注をして、来年度の早い時期に希望する方に配付をするというようなことで、12月の補正予算で対応させていただきましたので、今年度の当初予算の中では、防災ラジオの調達に関する費用はございませんが、防災行政無線に関係するような維持管理の費用、それを計上させていただいていることになります。  あと、2点目に、防災行政無線を使って公民館まつりの中止などについて放送してはどうかというような御質問をいただきました。防災行政無線の放送につきましては基準がございまして、地震、火災、台風などの非常事態に関するものというようなことで定めているようなところもございまして、防災行政無線を使って放送した場合に、夜間お仕事をされている方ですとか、あるいは小さいお子さんの世話をされている方などから一定程度御意見をいただくというようなケースもございますので、防災行政無線の放送については慎重な対応が必要というようなことで考えております。  以上です。 234: 【災害対策課担当長】私のほうでは、自主防災組織が必要とする資機材の購入に当たって、何か参考になるものとか、そういったものの紹介をしているかどうかということに対して回答をさせていただきます。  まず、災害対策課のほうでは、毎年、自治会の役員さんがかわった直後に、自主防災組織の研修会というものを実施しております。その際に、活動事例であったり、防災資機材の助成についての説明をさせていただいています。また、各地区の防災訓練に出向させていただいたときには、防災グッズの紹介であったり、また、今発行しています防災ガイドブック等にも必要な資機材の参考となるものを紹介させていただいていますので、そういったさまざまな機会を通しまして紹介しております。  以上です。 235: 【災害対策課担当長】私のほうからは、今、委員のほうからありました金田小学校の避難の件について御回答いたします。  金田小学校に限らず、市内全域にわたって要配慮者と言われる方、避難行動が御自身ではなかなか不自由な方がたくさんいらっしゃる中で、一番大切なのは地域での支え合いだと考えています。風水害の場合は、一定程度その後の状況が予測できるという中で、本市としましても、避難に十分ないとまがある、ゆっくり慌てずに避難できる時点で、避難勧告でありますとか避難指示でありますとか、そういったものを出すというふうに心がけております。ですので、そうした時間的余裕を持った中で、なおかつ地域での支え合い、それと、今、本市のほうでは、市のほうに登録をしていただいて、地域の方と情報を共有した中で、地域で支え合いの仕組みをつくっていただく避難行動要支援者への支援制度という仕組みを運用しておりますので、そういった部分も踏まえてやっていただければ非常に助かるなと思っております。  以上です。 236: 【出村委員】2つ。まず、防災行政無線を使うのは慎重にならざるを得ないというのは、今までも何回も本会議も含めて御答弁を頂戴しております。今回の新型コロナウイルス、これは災害、天災といいますか、それに近い、どの部類にも入らないかもしれない。そのときに、市民にとって不安、危ないことなんだから、深夜に流してくださいと私は一言も言っていません。大体9時、10時ごろから始まるわけでございまして、そういう意味では、ころ合いを見て、深夜には流さないでください。深夜には避けていただいて、大体8時、9時ごろ優しくささやいていただければ。もともと全部は聞こえない防災行政無線ですから、それも使われたらいかがかなと私は思います。基準を守ろうとしますと、一方で、市民の方からそういう御意見が出てきます。私も、市民の方にはこういう考えですよということは何回もお伝えはいたしますけれども、それでも御理解をいただけない場合は、平塚市役所さんのほうへ電話を取り次いでいただくようにいたしますので。  それから、金田小学校のことは──あえて特定のことは言いたくないんだけれども──実際に市民の方が余裕を持ってというのは話のとおりなんだけれども、そこへ避難すること自体がストレスなんですよ。行こうとしていること自体がストレスで、楽しみでも何でもないんですよ。雨が降ってきてそこへ行ってみたら、裏から回ってくださいと徹底されているわけじゃないから、地域の方にお任せするとおっしゃってくだされば、全部開放しますよ。ということにならないんでしょう。地域によって好きにやってくれというお答えをいただけるのであれば、すぐそういう体制をとります。その辺がわからないんですよ。余裕を持って行ってくれと。現実は違いますよ。どうなんですか。 237: 【危機管理課担当長】新型コロナウイルスは一つの災害であって、防災行政無線で開催の中止についての放送ができないのかというようなお話ですけれども、先ほどの答弁でもお答えいたしましたけれども、防災行政無線の放送については慎重な対応というものが求められている中で、緊急性に応じて運用していくというふうなところがあります。公民館まつりの中止については、ホームページなどで中止のお知らせをさせていただいているようなところでございまして、放送の基準については市がしっかりと説明をしていかなければいけないものだというふうに考えております。  以上です。 238: 【災害対策課担当長】再質問いただきました金田小学校の件です。  市としまして、安心・安全に避難できる避難所の環境を向上させていくというのは責務だと思っております。それに基づきまして、資機材等もそろえているところでございますが、その一方で、避難に関しましては、地域の訓練などでも、必要に応じて避難所、緊急避難場所のほうに避難していただくとともに、例えば御自宅の2階でありますとか、時間的余裕がある中では例えば知人のお宅とか、そういったところに逃げていただいても構わないということはお知らせしているところです。学校が避難所になっておりますので、各学校は地勢的に避難しにくい部分、あるいは使い勝手の悪い部分というのも当然あるかと思うんですけれども、そこに来なければいけないという中で避難をしていただいているのではなくて、あくまで危険性を早目に伝えた中で、安全を確保できるところにまず逃げていただくということでやっていただく。  それとともに、避難所運営委員会が各避難所にございます。配備職員のほかに、自治会が主だとは思うんですが地域の方、学校の施設管理者の3者が集まって、避難所運営委員会というのを開催しております。その中で、地域の避難でありますとか、避難所の使い方、あり方、そこの部分についても検討していただいております。そこで、市のほうでつくります避難所運営マニュアルなんかも中身の詳細を検討していただいている状況ですので、その中でそういった部分についても御議論いただくとともに、繰り返しになりますけれども、避難所の環境の向上には努めさせていただきたいと考えております。
     以上です。(出村委員「ありがとうございました」と述ぶ) 239: 【黒部委員長】ほかに。                 (「なし」と呼ぶ者あり)       11目  諸費 240: 【黒部委員長】次は、84ページ中段にあります11目諸費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     2項  徴税費 241: 【黒部委員長】次は、84ページ下段から90ページ上段にかけての2項徴税費です。質疑はありませんか。 242: 【臼井委員】88ページ、市税収納及び滞納整理事業についてお伺いをいたします。これは、市税を、自主財源をきちんと確保するためのものなんですが、滞納されている方と本市の職員が一体どういうような話し合いをして、収納をしていただく段取りをしていくのか、この辺をまず伺いたいと思います。一度に全部払いなさいといっても無理な話なわけですよね。滞納者と行政がどのようなやりとりをして、分割にしていくとか、いろいろな方法があるじゃないですか。まずその辺のところからお話を伺いたいと思います。 243: 【納税課担当長】今、御質問いただきました滞納者と行政との話し合いの仕方ですけれども、まず、未納のある方に対して、督促状、それから催告状といったようなお手紙を御案内させていただきまして、その内容に基づきまして本人から連絡を頂戴いたします。場合によっては、電話でお話を聞き取ったり、窓口にお越しいただいたり、さまざまなケースがございます。その中で、どういったふうにお話を聞くかとなりますと、まず、御本人の生活状況、お仕事の有無ですとか、収入の有無、あるいは収入の前年との増減、そういった中で、残っているお金の額に応じまして、本人が今現在でどれぐらい支払い能力があるのかないのか、そのあたりを見きわめながら、一括で困難な場合には、可能な範囲での分割納付といったものをしながら交渉を進めて、自主納付に期待してお話をさせていただいております。  以上です。 244: 【臼井委員】具体的な話をさせていただくんですが、分割でお支払いをしますという話になりまして、何カ月か分割でお支払いをした滞納者の方がいらっしゃった。どうしても忙しくて、暮れにお支払いをすることを、要は入金をしておくのを忘れてしまった部分があって、入金しなきゃいけないなと思っていたんだけれども、年をまたいでしまった。そうしたら、月々この金額ねと約束していた金額が12月には当然払えてなかったものだから、1月になって一定の額を入金していたら、残り全額引き落としをされちゃったという御相談を受けたんですね。  そのときの約束の中で、一度でも引き落としができない場合は全額もらいますよとかという話になっていたのかどうか。もし仮になっていたとするならば、落ちなかったときに、今回はお金が入っていませんでしたので引き落としがかけられませんでしたよというようなことを言ってあげることというのはできないものか。それができないのか、できるのかという部分も聞きたいんですよ。相当お困りな、お金がない人じゃなくて忘れてしまったという部分なので、その辺をお聞かせいただけますか。 245: 【納税課担当長】今、お金の引き落としというお話がございました。分割での入金というところなんですけれども、基本的に滞納された方の分割納付に関しましては納付書での納付になりますので、現金をみずから金融機関、あるいはコンビニエンスストアなどで御納付いただくような形となっております。  その中で、いろいろな事情があって御納付ができなかったという場合なんですけれども、こちらとしては、そのものができなかったから直ちにそういった処分に入るというわけではなくて、分割納付の約束という場合に関しましては、きちんと分割納付を管理する班というものを設けてございますので、そちらの方から一度ショートメッセージなりメールで催促を行ったりですとか、それでもなければ、文書催告などを行って、分割納付を再び履行してくださいというふうな御案内はさせていただいております。  口座から落ちなかったとなりますと、口座振替のお話になるのかもしれないんですけれども、口座振替に関しましては、基本的には納期内納付をいただいている方へのお話になりますので、今回のような形でいきなり口座から全てこちらで取り立ててしまうというふうなことはないのではないかなと考えております。  以上でございます。 246: 【臼井委員】本当に払う意思のある人かどうかというのは、窓口に来たりとか、電話でお話し合いをしたときに、この人は払う意思があって、よんどころない事情があって今回こうなってしまったんだという見きわめができますよね。納税は国民の義務ですので、みんな誰しもが納税したいとは思わないけれども、しなくちゃいけないという気持ちは持っていると思うんですよ。だから、行政は行政として、こういう事業としてはきちんと納めていただきたい部分というのはあると思うので、職権があるんだからこうするんだとかという考え方じゃなくて、きちんとよく話をしながら──たくさんの事例があると思うんだけれども──一回忘れちゃったらきちんと電話なり──国税なんかだと行くんですよ。足を運ぶんですよ──そういうようなこともやっているかどうかも含めて、丁寧な対応をして、払うほうも受け取るほうもウィンウィンの関係で、きちんと税金を納めるようになれればいいかなと思うんですが、見解をお願いします。 247: 【納税課担当長】きちんとしたお話し合いでというお話でした。確かに私どもも、御納付いただけなかったという話になりますと、ただやみくもにそういった処分に入るというわけではなくて、まず、御本人様の中でどういった事情があったのか、納付ができなかった理由は何だったのか、そういったところも聞きながら、おくれたのであれば、何回かで追いつくことができるのかとか、そういったところで支払えない方には寄り添って、支払わない方には処分をさせていただく。担税力、税金を払える力があるのかないのか、納税を行っていただく意思があるのかないのか、そのあたりを見きわめながら、歳入の確保に努めていきたいと思っております。  以上です。 248: 【納税課長】先ほど具体的な事例ということだったんですけれども、今、担当長が申し上げましたけれども、いろいろなケースがございまして、私どももその方々個々の事情を十分伺いたいんですけれども、まずは御連絡をいただけない方が非常に多いんですね。先ほどの方は、お支払いを忘れたというお話だったんですけれども、御連絡ができないぐらい忙しかったのかわからないんですけれども、まずはお支払いができないという御連絡を頂戴したいと思うんですね。私どももコミュニケーションを図りたいんですけれども、滞納者の方はその方だけではございませんので、御自身の状況をまずこちらにお伝えいただくということも重要になりますので、ぜひともそのような形でお伝えいただければと思います。  以上です。 249: 【黒部委員長】そのほかに。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     4項  選挙費 250: 【黒部委員長】次は、少しページが飛びまして、92ページ下段から94ページ下段にかけての4項選挙費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     5項  統計調査費     6項  監査委員費 251: 【黒部委員長】次は、94ページ下段から98ページまでの5項統計調査費、6項監査委員費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   5款  労働費 252: 【黒部委員長】それでは、次はページが飛びまして、174ページから176ページまでの5款労働費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   6款  農林水産業費     1項  農業費       1目  農業委員会費       2目  農業総務費       3目  農業振興費 253: 【黒部委員長】次は、6款農林水産業費です。まず、178ページから184ページ上段にかけての1項農業費のうち、1目農業委員会費、2目農業総務費、3目農業振興費です。質疑はありませんか。 254: 【須藤委員】182ページ、3番の担い手総合対策事業ということで、1000万円以上増加をしましたね。担い手のことは、農業関係では非常に大きな課題の一つでありますし、今回、主な支出項目の中で、農作業受託事業とか農業経営基盤強化事業とか幾つかのところがありますけれども、それぞれの内容をまずお聞きしたいなと思っています。よろしくお願いします。 255: 【農水産課課長代理】担い手総合対策事業の各補助金の御説明をさせていただきます。  まず、農作業受託事業補助金でございます。これは、従来から補助をさせていただいている事業で、市内に7組織あるお米の作業を受託する組織に対して、機械等の補助をさせていただいているものです。こちらのほうは、今年度300万円の予算で、来年度も300万円で継続をしていこうと思っております。  続きまして、農業経営基盤強化補助金でございますけれども、今年度の6月補正で予算化させていただきました市単独の事業で、内容としては、認定農業者の効率化を推進する事業に対して、機械を買う等に対して補助をするという事業になっております。来年度も300万円ということで継続をしております。  3つ目がトップ経営体育成事業の補助金でございまして、これは県の制度に基づいて市のほうを通って支出するもので、県が実施するMBA研修というトップ経営体、そちらのほうを育てるための研修の修了生を対象として、その方が本市におりまして、パワーアップするためのハウスの増築等に県の補助金を活用して支援するものとなっております。こちらのほうが1000万円。  4つ目が農業次世代人材投資資金で、国の交付金を活用させてもらって、市が認定する認定新規就農者に対して年間150万円を支援する、そういったものになっております。  以上です。 256: 【須藤委員】これらの事業は、どれをとっても大変重要な事業で、それぞれきちんとした補助をつけていただいて、平塚の農業の発展に寄与していただきたいなと思うんですけれども、特に、先ほど最初に説明がありました7地区というか、農作業受託事業なんですけれども、これからの本市の農業を考えたときに──これは農水産課のほうでも重々承知をされていると思いますけれども──どんどん高齢化し、それから、担い手はいろいろな施策を打ってもなかなか進まないところでありまして、受託事業の量というか、それがどんどんふえていくことは目に見えていますので、そういった意味では、受託組織への支援は確実にやっていかないと、これからどんどん農業ができなくなって、特に田んぼなんかはどんどん難しい状況がふえてきますので、これまでもさまざまな受託事業に対して補助をしていただきましたけれども、これから5年、10年先を考えれば、ここの事業へのさらなる支援が必要だというふうに私は思っていますけれども、この予算ではありますけれども、今後の進み方から考えて、とても大事なことだと思いますので、その辺について現時点でのお考えがあるのかお聞きしたいと思います。 257: 【農水産課課長代理】農作業受託組織への補助金ということで、ずっと7組織続いていますので、もう目いっぱいなんですよね。新たな受託組織のほうも、声が上がっている地域のほうに話し始めておりますので、そういったのが組織化されたときには、補助金のほうもしっかりと手当てをしていきたい、そう考えております。 258: 【須藤委員】本当に農水産課の方々には一生懸命現地にも行ってもらって、いろいろな声を聞きながらやっていただいていますけれども、いかんせん農作業受託事業のほうを請け負っていただいている方々も高齢化が進んでいて、7組織、これもふやしたいなという気持ちもありますけれども、いかにできるだけ若手の方々を──若手の方々は忙しいからなかなか難しいのかもしれませんけれども──農作業受託事業でさえも高齢化という課題がありますので、その辺もうまくサポートしてあげてやっていけたらいいのかなと思いますけれども、この辺はなかなか難しい取り組みになると思いますけれども、今後の平塚の農業のことを考えると非常に大事な施策の一つでありますので、今後もさまざまなところで、ぜひ現地でいろいろな農家の方々と話をしていただいて、この事業がきちんと進んでいくようにサポートしてあげていただきたいと思います。  以上です。 259: 【黒部委員長】要望ということでいいですか。 260: 【小泉委員】どこの項目に当てはまるかわからないんですが、今、新型コロナウイルスの拡散問題が大きくなっています。そんな中で、平塚の農業の大きなウエートを占めているイチゴ狩りは御存じですよね。イチゴ狩りは、平塚の農家でも10軒以上が組合をつくったりなんかしてやっていらっしゃると思うんですけれども、新型コロナウイルスの感染のリスクというのは、私は素人ですからわからないんですが、イチゴ狩りに来て──まさに不特定多数ですよ──どこからお見えになっているか。市内の人ももちろんいるけれども、東京、県外の人もいらっしゃいます。  イチゴハウスの中に入って、イチゴを摘んで食べるんですけれども──それぞれ皆さん方、大体こんなものかなと想像はつくと思うんですけれども──そんな中で、平塚の人じゃなくてほかから来た人で仮に感染しているような人がいらっしゃると、後でその人の追跡調査をしたら──平塚の人じゃないですよ、仮に東京でもいいんですけれども──平塚のイチゴ狩りに行っていました。それだけでも平塚のイチゴ狩りの関係については非常にダメージがあると私は思うんですが、特定されなくても、平塚というだけで、平塚のイチゴ狩りはやばいなという話になっちゃうと、単に1週間とか2週間だけで済めばいいけれども、来年にまで尾を引くような形になっちゃうと、本当にうまくないなというふうに私は思うので、民間がやっている仕事ですから、行政がやめなさいとか、ああしなさいというのはできないと思うけれども、それなりの自粛というか、要請みたいなのは組合なりを通じてやっておくべきではないかなという気がするんですけれども、いかがでしょうか。 261: 【農水産課課長代理】今、委員さんから、新型コロナウイルスの関係で、イチゴ狩りのお客さんに対するサポートというんですかね、そういったところの御質問でした。  農協のほうにも確認をしたんですけれども、特に農業者に対してそこまでの指導というものはしていないと。確かに我々のほうもしていない状況でございます。委員さんの言われたとおり、一事業者でありますので、その部分は一つの事業者としての対応ということで考えておりますけれども、おっしゃるとおり、もし仮に平塚で出たらというところがございますので、こういった御意見を踏まえて、また、農協とも協力しながら検討してまいりたいなと思います。  以上でございます。 262: 【小泉委員】イチゴ農家の場合は、イチゴを生産して、箱に詰めて、市場なりあさつゆ広場なりに持っていく農家と、今言いましたように、イチゴ狩りとして人を呼んで、中に入れてという2種類があるんですけれども、仮にイチゴ狩りを自粛しても、前半で言いましたように、市場でも農協でもあさつゆ広場でも出そうと思えば出せるんです。ただ、仮に感染しちゃっているよ、感染した人が来たよというだけで、多分イチゴの話は全部だめですよ。イチゴの消毒をするかどうかわかりませんけれども、その風評被害だけも大きなダメージがあるなというふうな気がしますので、行政のほうで、しばらく1週間でも2週間でも、それなりの結果が出るぐらいまでイチゴ狩りそのものは自粛してもらって、別のルートでイチゴを販売する、これはできると思うんですね。  全部破棄しなくたっていいんだから、イチゴをもいで市場なりに持っていけばいい話ですから、仮に起きちゃったときのダメージを考えると──やめろという話は多分できないとは思いますけれども、どこでお金を出しているかわかりませんけれども──行政的にはそれなりに一定ある。日本全国で新型コロナウイルスを封じ込めようとして一生懸命いろいろな方法で努力しているのに、一方ではそういうリスクを抱えた仕事が平塚の中であるというのは、いかがなものなのかな。これは、私が言っているんじゃなくて、かなり前に私の家のほうに二、三件の問い合わせがあったんですよ。新型コロナウイルスはこんな状況ですけれども、イチゴ狩りは大丈夫なんですかというお話があって、事前に農水産課のほうにお話しさせていただきましたよね。それはそれでいいんですけれども、そんなふうな気がしますので、それなりの対応はしっかりととっていく必要があるのではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょう。 263: 【農水産課課長代理】先ほど委員さんからもあったように、我々も何も権限がないものですから、農家の方に出荷をするなということは申し上げることはできないんですけれども、当然イチゴ狩りに来られた方、お客様に対しては、温室に入ってもらうわけですから、そういった部分では閉鎖空間になりますので、マスクをしてもらうなり手を消毒してもらって、具体的にこうしますということは、今、私の立場では申し上げられないんですけれども、委員さんからそういった御意見があったということも踏まえて、先ほども申し上げましたけれども、農協とそのあたりも検討させていただいて、何かしら対応を考えていきたいなと思います。  以上でございます。 264: 【小泉委員】質問じゃありません。私も同じ農家の人間として、こんな言い方を議会の委員会の中でしたくないんですよ。後でわかると、小泉、おまえ、とんでもないことを言いやがった、このやろうと言われますので、言いたくないんですけれども、それはそれとして、市民を代表する議員としては、市民の生命や財産、安全を守るというふうな観点からいけば、言いたくなくても言わなきゃいけない部分がある、そういうことだと思いますので、ぜひこのまま何もなく終息してくれれば、それに越したことはありませんけれども、そんなふうな気がしますので、行政の御努力をお願いしたいと思います。これは、回答は結構です。       4目  畜産業費       5目  農地費 265: 【黒部委員長】次は、184ページ上段から188ページ上段にかけての4目畜産業費、5目農地費です。ただし、5目農地費のうち、1の下水道事業会計負担金(農業集落排水事業分)を除きます。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     2項  水産業費 266: 【黒部委員長】次は、188ページ中段から190ページにかけての2項水産業費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   7款  商工費 267: 【黒部委員長】次は、192ページから202ページまでの7款商工費です。質疑はありませんか。 268: 【久保田委員】ページで言いますと、194ページの2、平塚産品普及促進事業なんですけれども、メード・イン・平塚を広く普及させますよということなんですけれども、平塚産を強化して、ブランド化して、価値を高めていくというのは非常に重要なことだなと思っております。本年の具体的な取り組みを教えてください。 269: 【産業振興課課長代理】平塚産品普及促進事業から、名産品の普及促進についての御質問をいただきました。  今年度の取り組みということで、昨年度から始まっているんですけれども、新しい名産品を広報ひらつかで毎月2品、または1品を丁寧に説明というか紹介をさせていただいております。これによりまして、市民の方から問い合わせも多数ある状況でございます。さらに、パンフレット等を見やすくリニューアルしたり、ホームページ等で発信をさせていただいて、平塚の名産品のブランドの向上を行っているというところです。  以上でございます。 270: 【久保田委員】全国の他市をさまざま見れば、地場産品をブランド化して、強化してという事業に取り組んでいるところは多分いっぱいあると思うんですね。成功しているところ、うまくいっているところ、なかなかうまくいってないところがあると思うんですけれども、いろいろな事例を参考にしながら、どんどん平塚として強化していくべきだと思うんですけれども、他市を参考にしたいい事例とか何かあるんだったら聞きたいなと思います。 271: 【産業振興課課長代理】まず、名産品の普及促進につきましては、名産品に認定されております事業者で構成されている名産品協議会という事業者の集まりがあります。そこでいろいろな情報を仕入れたりという形で、他市で具体的にこういうことやったよという事例はまだないんですけれども、大型商業施設で販売をしたりとか、あと、七夕まつり等で販売したりというようなことで、独自の取り組みもしていただいているというような状況です。  以上です。 272: 【久保田委員】これは、予算が約88万円ついているんですけれども、個人的にもっと力を入れていいなとは感じておりますので、今年度、来年度とさらにしっかりとどういう手法がいいのかを研究しながら強化、推進していってもらえればと思います。要望です。 273: 【黒部委員長】ほかにありますか。 274: 【須藤委員】同じく194ページの1の中小企業経営支援事業ということで、さまざまな委託料の中では、非常に重要な取り組みである事業承継の問題だったり、いろいろ書かれておりますけれども、まずは、この委託料の中で、事業承継支援、サテライトゼミ、人材確保セミナーという3つのところの委託先及びその取り組みについて、内容をお聞かせいただきたいと思います。 275: 【産業振興課課長代理】中小企業経営支援事業の委託の内容と、委託先というようなところでございます。
     まず、事業承継支援につきましては、事業承継士を派遣していただいている会社に委託をさせていただくというところになります。事業承継センターというところがございますので、そちらに委託をさせていただいています。  次に、サテライトゼミなんですけれども、平塚信用金庫に委託をさせていただいています。この事業につきましては、平塚信用金庫と平塚商工会議所、あと、神奈川県信用保証協会と中小企業の経営の協定を結んでいますので、そちらの役割分担のもとに、平塚信用金庫に開催していただくということと、あと、平塚の事業者の皆さんには少し補助が出るような形で委託をさせていただいているというようなことになります。  あと、モニタリングにつきましては、金融支援事業に移らせていただいているということで、チャレンジアップ資金で新創業とかの資金を使っていただいた方に対して、専門家の派遣とかをしているということで、委託については、NPO法人湘南経営支援センターにさせていただいているというような状況です。  以上です。 276: 【須藤委員】特に事業承継という問題については、中小企業のみならず、さまざまな産業で本当に同じような悩みがたくさんあると思いますので、そういった意味では、事業承継センターですか、きっと実績もおありだと思いますので、ぜひそういったところが中心になっていろいろなことをやっていただいて、事業承継につながるといいなというふうに思っていますし、具体的にきちんとつなげていかないと意味がないというふうに思いますので、これまでもさまざまなこういう支援の事業は展開されてきたと思いますけれども、これまでの方向から実ったものというか、そういったものはあるんでしょうか。もしあるのであれば御紹介いただくのと、それから、新しくじゃないのかもしれないけれども、事業承継センターにお任せして、さらに一歩進めた取り組みができるのかどうか、そういったもくろみがあって委託をしているのかどうかについてもお聞かせいただきたいと思います。 277: 【産業振興課課長代理】事業承継支援につきまして御質問のほうをいただきました。  まず、事業承継センターのほうに委託をして、実ったものがあるかというものの紹介になります。これにつきましては、今年度の6月補正で、事業承継士の専門家派遣という形で、専門の知識を持った事業承継士に行っていただいて、個別相談に乗っていただいてというような形でさせていただいています。今年度は現在5社で、これから2社予定で、合計7社を考えているところでございます。  事業承継の取り組みで実ったものにつきましては、昨年度から、まず事業者の皆さんに気づきを与えようということでセミナーの開催をして、その次に、後継者の方を対象に後継者塾というものの開催をさせていただいています。そのようなことから、先ほども協定のお話もさせていただきましたけれども、事業者さんのニーズとか関係機関の情報を仕入れて、令和2年度につきましては、会社を経営されている方、また、後継者の方は今年度事業を進めさせていただいているんですけれども、さらに進めた形ということで、後継者の次世代の方、後継者となり得るであろうという方を育成させていただいて、セミナー等を開催するというような予定で考えております。  以上です。 278: 【須藤委員】今、御答弁にあったように、後継者の次の世代まで考えて、これから手を打っていくんだよというお話でした。とても大事なことだと思いますので、中小企業経営支援事業ではありますけれども、事業承継の課題は、市内のさまざまな産業で本当に大きな課題として今取り上げられていると思いますので、平塚市においても、事業承継センターさんを中心に本当にいい取り組みができて、さらに先の取り組みへこれがつながっていくように、かつ、きちんと効果として平塚市で2代目たちがちゃんと事業を承継していくことができるように、ぜひ進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 279: 【黒部委員長】ほかにありますか。(特になし)   9款  消防費     2項  水防費 280: 【黒部委員長】次は、248ページ下段から250ページにかけての9款消防費のうち、2項水防費です。質疑はありませんか。(特になし)   11款  公債費   12款  諸支出金   13款  予備費 281: 【黒部委員長】次は、ページが飛びまして、308ページから314ページにあります11款公債費、12款諸支出金、13款予備費です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 282: 【黒部委員長】それでは、いい時間になりましたので、審査の中途でありますが、暫時休憩いたします。                   午後3時00分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後3時15分再開 283: 【黒部委員長】休憩前に引き続き会議を再開いたします。   歳 入   1款  市税 284: 【黒部委員長】歳入に入ります。それでは、12ページに戻っていただきまして、12ページから14ページ下段にかけての1款市税です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   2款  地方譲与税   3款  利子割交付金   4款  配当割交付金   5款  株式等譲渡所得割交付金   6款  法人事業税交付金   7款  地方消費税交付金   8款  ゴルフ場利用税交付金   9款  環境性能割交付金   10款  地方特例交付金   11款  地方交付税   12款  交通安全対策特別交付金 285: 【黒部委員長】次は、14ページ下段から16ページ下段の2款地方譲与税、3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款法人事業税交付金、7款地方消費税交付金、8款ゴルフ場利用税交付金、9款環境性能割交付金、10款地方特例交付金、11款地方交付税、12款交通安全対策特別交付金です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   14款  使用料及び手数料     1項  使用料       1目  総務使用料       4目  労働使用料       5目  農林水産使用料       6目  商工使用料     2項  手数料       1目  総務手数料         1節  総務管理手数料         2節  徴税手数料       3目  農林水産手数料 286: 【黒部委員長】次は、14款使用料及び手数料です。内容は、18ページにあります1項1目総務使用料の一部と、4目労働使用料、5目農林水産使用料、6目商工使用料、また、20ページ下段にあります2項1目総務手数料のうち、1節総務管理手数料の説明欄にある行政不服審査関係資料交付手数料と、2節徴税手数料、3目農林水産手数料です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   15款  国庫支出金     2項  国庫補助金       1目  総務費国庫補助金       4目  農林水産業費国庫補助金 287: 【黒部委員長】次は、15款国庫支出金です。24ページ中段にあります2項1目総務費国庫補助金のうち、説明欄にある社会保障・税番号制度システム整備費補助金と、地方創生推進交付金、26ページ下段にあります4目農林水産業費国庫補助金です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   16款  県支出金     1項  県負担金       1目  総務費県負担金     2項  県補助金       1目  総務費県補助金       4目  農林水産業費県補助金 288: 【黒部委員長】次は、16款県支出金です。30ページ上段にあります1項1目総務費県負担金と、32ページ中段からの2項県補助金のうち、1目総務費県補助金の説明欄にある市町村自治基盤強化総合補助金、市町村事業推進交付金の一部(農とみどりの整備事業)、地域防犯力強化支援事業補助金、市町村学校連携観戦チケット補助金、それから少しページが飛びまして、36ページ下段から38ページ上段までの4目農林水産業費県補助金です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     3項  県委託金       1目  総務費委託金         1節  徴税費委託金         3節  選挙費委託金         4節  統計調査費委託金       3目  商工費委託金 289: 【黒部委員長】次は、38ページ中段にあります、3項県委託金のうち、1目総務費委託金の1節徴税費委託金、3節選挙費委託金、4節統計調査費委託金、それから、3目商工費委託金です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   17款  財産収入     1項  財産運用収入       1目  財産貸付収入       2目  利子及び配当金     2項  財産売払収入       1目  不動産売払収入
          2目  物品売払収入         1節  物品売払収入         2節  不用品売払収入 290: 【黒部委員長】次は、38ページ下段にあります17款財産収入です。内容は、1項1目財産貸付収入の説明欄のうち、市有土地貸付料の一部と、市有建物貸付料、また、2目利子及び配当金の説明欄のうち、財政調整基金積立金利子収入、公共施設整備保全基金積立金利子収入、庁舎建設基金積立金利子収入、河口対策事業基金積立金利子収入、それから、2項財産売払収入のうち、1目不動産売払収入、2目物品売払収入の1節物品売払収入の一部と2節不用品売払収入になります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   18款  寄附金     1項  寄附金       1目  総務費寄附金       3目  商工費寄附金 291: 【黒部委員長】次は、40ページ上段にあります18款寄附金のうち、1項1目総務費寄附金、3目商工費寄附金になります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   19款  繰入金     1項  基金繰入金       1目  財政調整基金繰入金       2目  公共施設整備保全基金繰入金       5目  河口対策事業基金繰入金 292: 【黒部委員長】次は、40ページ中段にあります19款繰入金のうち、1項1目財政調整基金繰入金、2目公共施設整備保全基金繰入金、5目河口対策事業基金繰入金です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   20款  繰越金 293: 【黒部委員長】次は、40ページ下段にあります20款繰越金です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   21款  諸収入     1項  延滞金加算金及び過料等     2項  市預金利子     3項  貸付金元利収入       1目  預託金元利収入       2目  貸付金返還収入         1節  土地開発公社貸付金返還収入         4節  病院事業貸付金返還収入 294: 【黒部委員長】次は、21款諸収入です。40ページ下段にあります1項延滞金加算金及び過料等、2項市預金利子、3項1目預託金元利収入、2目貸付金返還収入のうち、1節土地開発公社貸付金返還収入、4節病院事業貸付金返還収入です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     5項  収益事業収入     6項  雑入       1目  弁償金       2目  雑入         1節  総務費雑入         4節  労働費雑入         5節  農林水産業費雑入         6節  商工費雑入 295: 【黒部委員長】次は、42ページ中段から44ページ下段にかけての5項収益事業収入、それから、6項雑入の1目弁償金と、2目雑入のうち、1節総務費雑入の一部、4節労働費雑入、5節農林水産業費雑入、6節商工費雑入です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   22款  市債 296: 【黒部委員長】次は、46ページ中段から48ページ下段にかけての22款市債です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)   第3条  債務負担行為   第4条  地方債   第5条  一時借入金   第6条  歳出予算の流用 297: 【黒部委員長】以上で歳入の審査を終わります。  次に、1ページに戻っていただきまして、第3条債務負担行為、第4条地方債、第5条一時借入金、第6条歳出予算の流用です。  なお、第3条の内容は、7ページにあります第3表債務負担行為のうち、普通徴収納税通知書作成等業務委託料(令和3年度課税分)と、軽自動車税納税通知書作成等業務委託料(令和3年度課税分)と、固定資産税・都市計画税(土地・家屋)納税通知書作成等業務委託料(令和3年度課税分)と、特別徴収納税通知書作成等業務委託料(令和3年度課税分)です。  また、第4条の内容は、8ページにあります第4表地方債になります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 298: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 299: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第27号「令和2年度平塚市一般会計予算」のうち、本委員会所管部分は原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 300: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 ─────────────────────────────────────────────   11.議案第28号 令和2年度平塚市競輪事業特別会計予算 301: 【黒部委員長】次は、「令和2年度平塚市特別会計・公営企業会計予算書」の1ページにあります、議案第28号「令和2年度平塚市競輪事業特別会計予算」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。 302: 【須藤委員】競輪事業につきましては、全国で43場ある中で、本場の売り上げが1位、そして、入場者に関しても2位ということで、そういう意味では、大変厳しい競輪事業の中では、すばらしい成績をおさめているんだということで、まずはその御努力に敬意を表したいんですけれども、その中で、せっかく好調なときにすべきことはたくさんあるんだと思うんですね。そういった意味では、まず1つ目に、好調なときだからこそ、さらなる売り上げとか入場増へつながる取り組みを考えておく必要があるんだと思いますけれども、さらなる売り上げや入場につながるような取り組みについて、どのようにお考えなのかを聞きたい。  それから2つ目に、こういったときにちゃんとした計画を持って──競輪事業基金だったり競輪場施設整備基金等ありますけれども──計画的にお金をためておくということもとても大事ですので、その点についてのお考えをお尋ねしたいと思います。  それから3つ目に、競輪場の本業のみならず、利用の促進を図ることがとても大事なことだというふうに思っていますので、市民の方々へ向けていろいろなところで御利用いただく、そういった開かれた競輪場を目指すこともとても大事だし、また、もう一方、例えばイベントだったりいろいろなことをやっていらっしゃる民間の方々に有料でお貸しして、そこで何かを開催していただいて、お金をいただくということもとても大事な考えの一つだと僕は思っていますので、以上、この3点についてお聞かせいただきたいと思います。 303: 【事業課課長代理】まず、競輪場の入場者の増加についてでございますけれども、令和2年度の平塚競輪場のイメージキャラクターに女性アイドルグループが内定してございまして、楽曲の利用ですとかポスター、あとは、ホームページ等のイメージ戦略で、さまざまな広告の展開を行う予定でございます。平成31年度に続きまして彼女たちを使いまして、20代の女性グループへのPRをコンセプトにいたしまして、積極的に若い世代にPRを行っていくというところでございます。また、好調であります女子会や競輪の初心者を対象にいたしました競輪の観戦ツアーなども従来どおり行ってございますので、令和2年度以降も継続的に新たな顧客を獲得するために、このような施策を実施したいというふうに考えてございます。  そして、競輪事業基金と、あと、競輪場施設整備基金につきましてですけれども、令和2年度の競輪事業基金の積立額につきましては、利子分の20万円を積み立てる予定でございます。そして、競輪場施設整備基金の積み立てでございますけれども、元金の2億円と利子分を積み立てる予定でございます。令和2年度末の競輪事業基金につきましては約15億8600万円、競輪場施設整備基金につきましては12億3300万円、基金の合計は28億1900万円となる見込みでございます。競輪事業を安定的に運営していくためには、競輪事業基金のほうでございますけれども、一定額、15億円程度を確保する必要があるというふうに考えてございます。また、競輪場施設整備基金につきましては、今後、老朽化していきます施設の整備の見込みを踏まえまして、積み立てを継続していきたいというふうに思っております。  また、施設の利用につきまして、競輪の開催以外の有料というところでございますけれども、現在、バスターミナルがございます──正門前広場と私どもでは呼んでおりますけれども──そちらは観光バスの駐車場といたしまして貸し出しをしております。また、企業の展示会等でも正門前広場を有料で貸し出しを行ってございます。また、メインスタンドの1階、これは大型映像モニターがありまして──私どもではシアターというふうに呼んでおりますけれども──そこと、あと、メインスタンドの4階の会議室の4部屋になりますけれども、こちらに関しても有料で一般の方にお貸しすることができるということでございます。また、年間170日を超えます開催日程等との調整もございます。また、施設の保守、あるいは維持管理作業等の制約もございまして、利用に関しては多くの制約がございますけれども、収入を確保するために、このような形の施設の貸し出しを積極的に行っていきたいと思ってございます。  以上です。 304: 【須藤委員】厳しいときにやっていくのはなかなか難しいので、できるだけ好調なときに、次のところを狙ってさまざまな取り組みをしていただきたいなと思っているんですけれども、アイドルグループさんを使ってのイメージ戦略で、若い世代へのアピールをしていきたいというのはとてもいいと思いますけれども、売り上げ向上で、例えばインターネットを使っての投票だったり──競馬なんかは多分やられているのかな、よくわかりませんけれども──もっとガールズ競輪を積極的に誘致するとか、あと、会場なんかも、今の時代ですからトイレなんかもきれいにしたほうがいいと思うし、そういった施設をきれいにすることも含め、少しでも多くの方々にお集まりいただくとか買っていただけるようなさまざまな取り組みもしていくべきだろうし、競馬場の施設は──僕もそういうのは余りやったことがないのでわかりませんけれども──すごく立派な施設で、いろいろな取り組みをされているところもあるので──うちは競輪でちょっと違うのかもしれないけれども──例えば競馬場が行っている取り組みなんかも結構参考になるものがあると思いますので、そういったことも情報収集することもとても大事なのかなと思っていますので、さらなるそういった取り組みを進めて売り上げ向上、入場者増へつなげていただきたいと思うので、その辺でもしアイデアがありましたら、それをもう一度お話しいただきたいと思います。  それから、次のことを考えて、きちんと日ごろから貯蓄に励むというのはとても大事ですし、競輪場はすごくきれいになったんだけれども、外側のところをぐるっと回ると、そこそこ老朽化が目立つ部分もありますので、ぜひ将来のことを考えて、きちんとした計画を持った積み立てをしていただきたいなというふうに思っています。  それから、利用の促進はとても大事なことだと思いますので、競輪に来られる方は、それはそれとしても、それ以外の方々に来てもらって、いろいろな取り組みに参加してもらうということも大事だし、使ってもらうこともとても大事だし、使ってもらうからこそ、平塚の競輪に対する愛着だったりが増したりする政策にもなると思いますので、ぜひその辺はアイデアを持ってやっていただけたらいいなと思っています。昔、岸和田競輪場に行かせていただいたときに、BMXの会場を横にみたいなこともあって、本当に挑戦的な試みなんだなと思いましたけれども、そこまで大々的なことをやることはどうかわかりませんけれども、生き残りをかけて各場のほうでさまざまな取り組みをされているところもあるようですので、平塚市は今もしかしたらトップを走っている競輪場なのかもしれませんけれども、だからこそ今のうちにさらに利用の促進だったり、いろいろな方々に親近感を持ってもらえるような事業を展開しながら、もっとその辺を進めてくれたらとてもいいことになると思いますので、その辺についてもし何かあれば御答弁をいただきたいと思います。 305: 【事業課課長代理】まず、インターネット投票につきましてですけれども、インターネットの環境やスマートフォンの普及によって、通常の車券のインターネットの発売は非常にふえてございますけれども、競馬や競艇に比べますと全体の利用率はまだまだ低い状況ではございますけれども、今のところ、本場、あるいは場外、あと、インターネット、電話投票の最新の利用率、シェアでいきますと、50%をやっと超えてきているというところでございます。平塚競輪場といたしましては、民間ポータルサイトが今4社ございますけれども、そういったところと連携しながら、インターネットを御利用している会員向けにキャッシュバックを行ったり、本場へ来ていただくようなイベント等の施策を催しまして、インターネットのファンの皆さんを獲得していくというところを行ってございます。  また、新規の顧客獲得については、競輪界の大きな課題でもございますので、競艇等ではキッズランド等を設けまして、地域に開かれた場を提供するなどの成果をもって入場促進につなげているということもございますので、平塚競輪場につきましても、さまざまなイベント、ショーやイメージアップに努めてございますので、ギャンブル場ではない、地域や親子の交流の場、そのような新たな形づくりを目指していきたいというふうに思ってございます。  また、先ほど施設のお話もございましたけれども、ハード面につきましては、平成29年6月にメインスタンドの建て替えをいたしまして、全館冷暖房を完備しておりまして、課題となっておりましたトイレにつきましては洋式を設置いたしまして、女性のトイレ等にはパウダールームといいましてお化粧を少しできるようなところも設けまして、快適な環境を整えたことをPRして、女性や新しい顧客に来ていただくようにしていきたいとふうに考えてございます。  以上です。 306: 【須藤委員】最初にお話をしたとおり、今、平塚競輪場は、日ごろの皆様の努力で43場ある中では本当にトップクラスのところにいるわけですから、好調なときだからこそ考えるべきところはたくさんあると思います。厳しいと、経営もそればかりに頭が行っちゃうものだから、意外と考えは出てこないんですよ。できるだけいいときに前向きに、次へつながるような取り組みをたくさんやっていただいて、ぜひ一般会計にいっぱい入れていただきたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  以上です。 307: 【黒部委員長】ほかに。 308: 【秋澤委員】それでは、競輪に関して質問させていただきます。今、須藤委員からも、好調だという話がございました。本会議等でも答弁されていましたけれども、好調な一つの要因として、今年度から始めたミッドナイト競輪の売り上げとかあろうかと思うんですけれども、来年度も多分2回行われると思うんですけれども、今回行われたミッドナイト競輪は、昨年の12月と、年が明けて1月に2回、6日間やられたと思うんですけれども、その売り上げとか利益は、まだ精密な計算はされてないかもしれませんけれども、概算でお示しできるものがあればお示しいただきたいというふうに思います。  それと、来年度の予定、スケジュールを教えていただければというふうに思います。  それと、今、新型コロナウイルスの関係で、当面の間は閉場という話でございますけれども、今後の見通しですね。平塚競輪場だけで決められることではないと思うんですが、3月はとりあえず17日、18日、19日にレースが行われると思うんですが、それをどういうふうに対応していくのか教えていただければというふうに思います。
     それと、こういう言い方は間違いかもしれないんですが、無観客でやることによって警備費用というものも抑えられて──売り上げは上がるかどうかわからないんですが──利益の率としては上がるような感じもするんですが、そういう考え方ができるのかどうか確認しておきたいというふうに思います。  それと、最後に1点は、昨年の8月に──これはオリンピック・パラリンピックとも関連することかもしれませんが──リトアニアの競輪の選手が平塚に来られて、たしか交流を図られたというような記憶がございます。今、実際に競輪の選手を決めている段階だと思うんですけれども、選手は決定したとか、そういう情報があるのかないのか、そういうのが決まっていればお示しをいただければというふうに思います。 309: 【事業課課長代理】まず、ミッドナイト競輪の今年度の車券の売り上げでございますけれども、12月が5億2301万7700円でございます。そして、1月が4億5876万1300円でございまして、合計で9億8177万9000円でございました。収益の概算ですけれども、約2800万円というふうに見込んでございます。  そして、令和2年度につきましてですけれども、その結果を踏まえまして、川崎競輪場を借り上げて、5月に3日間、6月に3日間の合計で6日間ミッドナイト競輪を開催いたします。令和2年度のミッドナイト競輪の予算額ですけれども、5月の開催が3億6000万円、6月の開催が4億5000万円の合計で8億1000万円を見込んでございます。  そして、新型コロナウイルスに関しての対応でございますけれども、競輪界全体におきましては、2月27日から3月11日まで本場開催では車券の発売を行わず、無観客で実施するということでございます。車券の発売はインターネットと電話投票のみでございます。また、場間場外売り場、専用場外売り場における発売については、実施しないというところでございます。また、平塚競輪場では、3月17日から3月19日まで平塚市営競輪の開催を予定してございますけれども、今のところ、競輪界といたしましては、3月11日までというところでございまして、国等の方向性が出たところで、業界全体が11日以降の状況について決定をしていくというふうに見込んでございます。  あと、経費でございますけれども、今回、2月27日から28日まで奈良記念の場外発売をしておりましたけれども、これが2日間で6000万円を想定してございまして、2月29日から3月2日までは平塚市営競輪の開催の予定でございましたけれども、これも3日間で一応3億500万円の車券売り上げの見込みをしておりましたけれども、2月29日から3月2日までの開催に関しましては、無観客で行いましたというところから、2億6400万円の車券売り上げでございましたので、約4000万円の減少があったということでございます。無観客によって、委託料ですとか従事員の給与等がかからなかった、費用が必要なかったというところでございまして、金額的には手元に資料がないので大変申しわけないんですけれども、委託業者等の補償問題等も発生するなどの影響も考えますので、今のところ概算で率について申し上げることはできないということでございます。  以上です。 310: 【オリンピック・パラリンピック推進課担当長】私のほうからは、昨年8月に平塚でキャンプが行われた、リトアニアの自転車トラックの選手の出場が決定したかどうかについてお答えいたします。  昨年は、男子2人、女子2人〔後刻「4人」と訂正〕の競輪の選手が平塚でキャンプを行ったんですが、先週、そのうち2人の女子の選手がオリンピックに出場が決定したというふうな情報をいただいております。種目としては、チームスプリント、スプリント、ケイリンというふうに伺っております。  以上です。 311: 【秋澤委員】ミッドナイト競輪は、ことしも2節6日間やるということで、非常に期待ができるのかなというふうに思うんですけれども、レースの格がありますよね。ランクといいますか、格式があって、上のほうだとより売り上げが上がるのかなという思いがあるんですが、そういう上のレースというか、位の高いレースをとるというのは可能なんでしょうか。その辺の確認をしたいと思います。  それから、新型コロナウイルスの関係で、3月11日に国の見解が出てから、業界で今後どうするかというのは決まると思うんですけれども、平塚の場合は入場者数が全国1位ということで、高齢者が多いということで、平日の開催が無観客となると、売り上げ的には非常に大きくマイナスになってしまうのかなという予想はされるんですけれども、それに向けて、例えばインターネット投票をもっとふやすとか、そういう工夫というのはできるものなんでしょうか。電話投票等ももっとふやしていくとか、そういう検討というのはこれからされていくのかどうか確認をしておきたいと思います。  それと、リトアニアの選手が8月に交流に来られました。これからも間近になれば練習をされると思うんですけれども、トラックの距離が実際とは違うという中で、それでも練習としては使えるのかなというふうに思うんですけれども、今後の練習とかも含めて、交流の考え方があればお伺いしたいと思います。 312: 【事業課課長代理】ただいま、幾つか御質問をいただきました。  ミッドナイト競輪のレースの格ということなんですけれども、ミッドナイト競輪につきましてはF2開催と言われているものを振り替えてというふうなことでございますので、その辺は全国の業界の中での決まりとなってございます。その中で、来年度は──今年度もそうなんですけれども──6日間開催して、それぞれ1開催ずつA級1、2班と呼ばれているものとA級3班と呼ばれているもので開催してございます。  それから、新型コロナウイルスの関係を含めて、平塚競輪場の入場者は高齢者の方が多いということの中で、インターネットですとか電話投票の会員をふやすことができないかということだったと思うんですけれども、私どものほうで運営しているということではないんですけれども、その辺の案内はスポーツ紙ですとかそれぞれの民間ポータルサイトですとか、サイクルテレホンセンターという電話投票を管轄しているところから、いろいろ──この機に乗じてというのは変ですけれども──きょうのスポーツ紙等でも案内をしているところでございます。私どものほうの場でもそういったことができないかという話もいただきますので、そちらのほうの電話案内を紹介させていただいているというふうな状況でございます。  以上でございます。 313: 【オリンピック・パラリンピック推進課担当長】私のほうからは、今後の交流と、来年度のキャンプについてお答えさせていただきたいと思います。  今、リトアニアのオリンピック委員会とは、来年度はどんな競技が平塚に来るのかというところを詰めているところでして、自転車のほうが平塚に来るというのはまだ確定はしておりません。ただ、昨年実際にテストキャンプを行った際には、400メートル、250メートルと距離が違うというのは確かなんですが、こちらのほうで事前キャンプをした上で、伊豆市のほうで本大会に臨んだというような流れもございましたので、そういった経験を生かして、どのように事前キャンプができるかというのを検討したいという話は聞いております。  交流については、キャンプの前というのは大会に集中したいよという声もございますので、相手もあることですので、大会に集中していただくというのはもちろんなんですが、できる限り多くの交流の機会を持ちたいというふうに思っております。できましたら、事後にも平塚にお越しいただいて、事後交流なんかもどんどん検討していきたいなというふうに思っております。  以上です。 314: 【黒部委員長】ほかに。 315: 【小泉委員】予算書の16ページに給与費明細書というのがあるんですけれども、この中で、下から2つ目の会計年度任用職員さんの欄で、確かにそうなんです。今年度は、3月末までは会計年度任用職員さんそのものが存在しないから、数字が載ってないのはわかるんです。4月以降、会計年度任用職員さんが116名ですか、いらっしゃる。以前、本会議でお伺いしたときは、会計年度任用職員になっても給与、あるいは手当等で不利益をこうむることはありませんという御答弁をいただきましたけれども、今年度、3月末までの4月以降会計年度任用職員さんに当てはまるような職員さんの数というのは、多分これより多いとか少ないとかあると思うんですけれども、それと、報酬、手当の数字を今教えてくださいといっても大変だと思いますので、比較するのに資料なんかがもらえれば、後日で結構ですのでいただきたいなという気がするんですけれども、お願いします。 316: 【事業課課長代理】ただいま、会計年度任用職員のことで御質問いただきました。  まず、委員がおっしゃられたように、競輪場では116名会計年度任用職員がおります。75名が車券を窓口で販売していただいている従事員さんでございます。それから、41名につきましては、開催中に場内の警備を行っていただいている、自衛警備隊というふうに申させていただいている職員の方でございます。  実際に4月以降手当がどうなるかというお話だと思うんですけれども、今回、会計年度任用職員の制度を導入するに当たりまして、今まさに就業規則、それから、いろいろな規定の原案をつくって、競輪の従事員の組合のほうと交渉しているところでございます。ですので、委員がおっしゃられたんですけれども、細かい手当等については、これからそこの中で決めていくということになるかと思いますので、いずれにしても、これまで培ってきました労使関係がございますので、そのあたりの部分については、4月以降も組合と交渉しながらということになろうかと思います。  以上でございます。 317: 【小泉委員】確認だけお願いします。先ほど言いましたように、会計年度任用職員さんになって、今までよりも不利益って言い方はおかしいかな、そういうふうなことになる人はいないというふうに確認してもらってよろしいんですか。 318: 【事業課課長代理】不利益になるという方はございません。逆に、身分的に明確な位置づけがされるということになりますので、そのあたりのいろいろな面につきまして不利益になるということはございません。  以上でございます。 319: 【黒部委員長】ほかに。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 320: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 321: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第28号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 322: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   12.議案第30号 令和2年度平塚市水産物地方卸売市場事業特別会計予算 323: 【黒部委員長】次は、55ページにあります議案第30号「令和2年度平塚市水産物地方卸売市場事業特別会計予算」を議題といたします。  本件に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 324: 【黒部委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 325: 【黒部委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第30号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 326: 【黒部委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。  審査の中途でありますが、暫時休憩いたします。                   午後3時55分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後4時00分再開 327: 【黒部委員長】それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 328: 【オリンピック・パラリンピック推進課担当長】先ほど、競輪事業特別会計で答弁した中で、選手の人数について間違えてお答えしてしまいましたので、訂正をお願いしたいと思います。先ほど、男子2名、女子2名と言ってしまったようなんですが、男子2名、女子4名が平塚にお越しいただきまして、そのうちの女子2名の出場が決定したということです。訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 329: 【黒部委員長】じゃあ、それでよろしくお願いします。 ─────────────────────────────────────────────   14.請願第1号 (自家増殖を原則禁止とする)種苗法改定の取りやめ(取り下げ)を求める意           見書の提出を求める請願書 330: 【黒部委員長】それでは、請願の審査を行います。今回新たに出されました請願第1号「(自家増殖を原則禁止とする)種苗法改定の取りやめ(取り下げ)を求める意見書の提出を求める請願書」を議題といたします。  本請願について御意見はありませんか。 331: 【小泉委員】私も農家の一員として、懸念すべきところはあるんですが、まだ具体的に国会のほうに法案が上程されているわけではありませんし、上程されれば国会の中できちんと与党、野党を含めて審議がされ、場合によっては、その中で法改正もあるかもしれません。したがって、今、直ちに請願について判断するのではなく、継続して審議したらいかがなものかというふうに思いますので、よろしくお願いします。 332: 【黒部委員長】ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 333: 【黒部委員長】それでは、お諮りいたします。ただいま、本請願の取り扱いについては、継続審査にすべきとの御意見がありましたので、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 334: 【黒部委員長】御異議がありませんので、請願第1号は継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、付託されました案件の審査は全て終了いたしましたので、本委員会は閉会といたします。御苦労さまでした。                   午後4時03分閉会            委 員 長   黒 部  栄 三 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...