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  1. 平塚市議会 2019-06-20
    令和元年 都市建設常任委員会 本文 2019-06-20


    取得元: 平塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年 都市建設常任委員会 本文 2019-06-20 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 115 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 数田委員長 選択 2 : 数田委員長 選択 3 : 数田委員長 選択 4 : 数田委員長 選択 5 : 数田委員長 選択 6 : 数田委員長 選択 7 : 数田委員長 選択 8 : 数田委員長 選択 9 : 数田委員長 選択 10 : 数田委員長 選択 11 : 数田委員長 選択 12 : 佐藤委員 選択 13 : まちづくり政策課担当長 選択 14 : 交通政策課課長代理 選択 15 : 佐藤委員 選択 16 : まちづくり政策課担当長 選択 17 : 交通政策課課長代理 選択 18 : 数田委員長 選択 19 : 端委員 選択 20 : みどり公園水辺課課長代理 選択 21 : 端委員 選択 22 : みどり公園水辺課課長代理 選択 23 : みどり公園水辺課長 選択 24 : 端委員 選択 25 : みどり公園水辺課課長代理 選択 26 : 数田委員長 選択 27 : 永田委員 選択 28 : 数田委員長 選択 29 : 永田委員 選択 30 : 道路整備課課長代理 選択 31 : 永田委員 選択 32 : 道路整備課長 選択 33 : 永田委員 選択 34 : 道路整備課長 選択 35 : 数田委員長 選択 36 : 府川(勝)委員 選択 37 : みどり公園水辺課課長代理 選択 38 : 府川(勝)委員 選択 39 : みどり公園水辺課課長代理 選択 40 : 数田委員長 選択 41 : 数田委員長 選択 42 : 数田委員長 選択 43 : 数田委員長 選択 44 : 数田委員長 選択 45 : 数田委員長 選択 46 : 端委員 選択 47 : みどり公園水辺課課長代理 選択 48 : 端委員 選択 49 : みどり公園水辺課課長代理 選択 50 : 端委員 選択 51 : みどり公園水辺課長 選択 52 : 数田委員長 選択 53 : 金子委員 選択 54 : みどり公園水辺課課長代理 選択 55 : 金子委員 選択 56 : みどり公園水辺課課長代理 選択 57 : 金子委員 選択 58 : 都市整備部長 選択 59 : 数田委員長 選択 60 : 数田委員長 選択 61 : 江口議員 選択 62 : みどり公園水辺課課長代理 選択 63 : 都市整備部長 選択 64 : みどり公園水辺課長 選択 65 : 数田委員長 選択 66 : みどり公園水辺課課長代理 選択 67 : 江口議員 選択 68 : みどり公園水辺課課長代理 選択 69 : 江口議員 選択 70 : 資産経営課長 選択 71 : みどり公園水辺課長 選択 72 : 数田委員長 選択 73 : 渡部議員 選択 74 : みどり公園水辺課課長代理 選択 75 : 渡部議員 選択 76 : みどり公園水辺課課長代理 選択 77 : 渡部議員 選択 78 : みどり公園水辺課長 選択 79 : 数田委員長 選択 80 : 端委員 選択 81 : 数田委員長 選択 82 : 数田委員長 選択 83 : 数田委員長 選択 84 : 数田委員長 選択 85 : 数田委員長 選択 86 : 金子委員 選択 87 : みどり公園水辺課課長代理 選択 88 : 土木総務課課長代理 選択 89 : 金子委員 選択 90 : みどり公園水辺課課長代理 選択 91 : 土木総務課課長代理 選択 92 : 金子委員 選択 93 : 土木総務課課長代理 選択 94 : 端委員 選択 95 : みどり公園・水辺課担当長 選択 96 : 端委員 選択 97 : みどり公園・水辺課担当長 選択 98 : 端委員 選択 99 : みどり公園水辺課長 選択 100 : 佐藤委員 選択 101 : まちづくり政策課担当長 選択 102 : 佐藤委員 選択 103 : まちづくり政策課担当長 選択 104 : 佐藤委員 選択 105 : 数田委員長 選択 106 : 永田委員 選択 107 : 土木総務課課長代理 選択 108 : 永田委員 選択 109 : 土木総務課課長代理 選択 110 : 永田委員 選択 111 : 土木総務課課長代理 選択 112 : 土木総務課長 選択 113 : 数田委員長 選択 114 : 数田委員長 選択 115 : 数田委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 出席者   数田委員長、永田副委員長ほか全委員(佐藤、端、金子、府川(勝))       片倉議長 説明員   石黒副市長(防災危機管理部長事務取扱)、小林まちづくり政策部長、       田代まちづくり政策部交通政策担当部長、佐野都市整備部長、田中土木部長、       赤木消防長ほか関係課長 議 題   1.議案第45号 平塚市営住宅条例の一部を改正する条例   2.議案第48号 平塚市火災予防条例の一部を改正する条例   3.議案第50号 令和元年度平塚市一般会計補正予算(所管部分)   4.議案以外の所管事項質問   5.行政視察の実施について                   午前10時00分開会 【数田委員長】ただいまから、都市建設常任委員会を開会いたします。  まず、本日の委員会の傍聴については、先例のとおり取り扱い、会議を進めていきたいと思います。  なお、議案審査における傍聴議員の質疑は、委員の発言が終わった時点で、通告に従い許可いたします。   1.議案第45号 平塚市営住宅条例の一部を改正する条例 2: 【数田委員長】それでは、議案第45号「平塚市営住宅条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
     本件に対して、質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 3: 【数田委員長】よろしいですか。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 4: 【数田委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第45号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: 【数田委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   2.議案第48号 平塚市火災予防条例の一部を改正する条例 6: 【数田委員長】それでは、議案第48号「平塚市火災予防条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して、質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 7: 【数田委員長】よろしいですか。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 8: 【数田委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第48号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9: 【数田委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   3.議案第50号 令和元年度平塚市一般会計補正予算(所管部分) 10: 【数田委員長】それでは、議案第50号「令和元年度平塚市一般会計補正予算」のうち、本委員会所管部分を議題といたします。  審査は、歳出、続いて歳入の順に行いますが、私が申し上げるページは、「令和元年度6月平塚市一般会計補正予算書」の款項目が記載されている左側のページですので、御承知ください。   歳 出   8款  土木費 11: 【数田委員長】それでは、予算書の24ページ中段から26ページ中段にあります8款土木費です。質疑はありませんか。 12: 【佐藤委員】それでは、24ページの4項都市計画費、6の都市計画策定事業と、その下の13のユニバーサルデザインタクシー推進事業の2点についてお伺いします。  まず、都市計画策定事業の日程的スケジュールと、あと、都市計画審議会がずっと継続して開催されているわけですが、この予算が骨格予算ではなかった理由、ここで補正として出された理由、この2点をまずお伺いします。  その次のユニバーサルデザインタクシー推進事業のほうは、平塚市統計書を見てきました。平成29年度だと、市内のタクシーが250台前後あって、今回1年間で8台程度助成、補助が出されるということなんですが、これが今回新規になるわけですが、今後見ていく中で、これが継続的に何年間かされる予定なのか、初めてのユニバーサルデザインタクシー推進事業の目的と、どういうふうに取り組むかという、その点について質問します。 13: 【まちづくり政策課担当長】では、まず最初に、スケジュールについてお話しします。  今回何をやるかということなんですけれども、こちらの委託の目的としましては、本市の用途地域等の見直しを行っていくことを考えております。用途地域の見直しにつきましては、前回、平成8年の用途地域の見直しから大体20年以上経過している状態です。その中で、さまざまな課題等が顕在化しておりますので、この機会に、都市マスタープランに掲げるまちづくりの目標ですとか、あと、将来都市像を実現するために全市的な用途地域の見直しが必要であるということから、用途地域の見直しを進めていこうと考えております。  スケジュールにつきましては、この見直しにつきましては今年度と来年度の2年間で行う予定で考えております。今年度は、専門の業者に委託することによりまして、都市計画基礎調査のデータですとか、そういったものを詳細に解析しながら進めていこうと考えております。内容としましては、用途地域の見直しに係る基本方針の作成をしていこうと思っております。それに基づきまして、見直しの対象区域を抽出しまして、用途地域の変更素案のほうを作成していこうと考えております。来年度は、今年度検討しました内容に基づきまして、都市計画の変更の手続を進めていこうと考えております。  2点目の御質問です。補正予算でなぜ上げたのかというところなんですけれども、昨年度職員の手でできる限り検討のほうを進めてきました。その段階では、予算に上げるような内容ではまだできてなかったんですけれども、検討を進めていく中で、今年度全市的な見直しを進めていこうという形になりましたので、補正予算のほうで上げさせていただきました。  以上です。 14: 【交通政策課課長代理】ユニバーサルデザインタクシーについて御質問いただきました。  まず、補助の目的でございますが、高齢化の進捗など環境変化がございまして、国の移動等円滑化の促進に関する基本方針において、全国のユニバーサルデザインタクシーの導入目標台数が4万4000台、導入率としては約18.3%というのが目標に掲げられているということでございます。それに対しまして、先ほど委員のほうからもお話がありましたが、市内には約260台、正確には268台タクシーがございまして、現在の導入台数が13台、約4.9%にとどまっていることから、ユニバーサルデザインタクシーの導入を促進させたいということを目的に行うものでございます。  また、今後の取り組み、進め方につきましては、そういった事情から、約4.9%から18.3%という目標値に上げるために、複数年の取り組みを考えているところでございます。今後、国による目標年度や目標値の修正等を注視しながら、国と協調して補助していくということを想定しているところでございます。  以上でございます。 15: 【佐藤委員】では、都市計画のほうからなんですが、まず、令和元年、2年で平塚市の見直しを行っていくということで、今後平塚市内の中で開発が大きく加速するようなことになるのかどうかということと、あと、計画を進めていく中で、県とはどういうふうにつながっていくのかということをお伺いします。  あと、ユニバーサルデザインタクシーのほうなんですが、国の目標が18.3%ということで、年間の台数は決まっていくと思うんですが、平塚市でこれと連携するかというと、公共施設のほうではノンステップバスの補助の予算が去年までの半分になっているというところも含めて、これから平塚で高齢化とか、あと、高齢者の免許返納とか、そういった公共施設、あるいはこういったタクシー等の充実が高齢化社会の中でも非常に支えになっていくと思うんですが、これをこうやって使っていくよということを市民にどう知らせて、広く多くの人に使っていただくことも大事だと思うんですが、税金の使い方を知っていただくことも大事だと思うので、その辺のPRというか広報も必要かと思いますが、その辺の御見解をお伺いします。 16: 【まちづくり政策課担当長】まず、見直しをしていく中で、開発が加速していくような見直しになるのかということなんですけれども、今回全市的な見直しを行っていくんですけれども、まず、どこでもできるんですよというところではなくて、あくまでも平塚市の都市マスタープラン、それを踏まえた形で検討のほうをしていこうと思っております。それに基づきまして、基本方針ですとか変更素案の作成のほうをしていこうと考えております。それによって開発が加速していくのかというところなんですけれども、あくまでも開発を加速するための見直しを進めていくということではございません。  それともう1つ、県とのかかわりなんですけれども、当然県との調整も必要になってきますので、必要な段階で御意見を伺いながら進めていこうと考えております。  以上になります。 17: 【交通政策課課長代理】ただいま、ユニバーサルデザインタクシーの導入に当たって、その周知という形について御質問いただきました。  導入の周知につきましては、平塚市地域公共交通活性化協議会というものがございまして、そういった中でのお話ですとか、あるいは、これを進めていくに当たって、平塚市バリアフリー推進協議会というものもございます。そういった中でお話をさせていただくということもございますし、また、各事業者さんのほうでも、導入に当たって、導入した後、周知に努めていただくというようなこともお願いしていきたいというふうに考えております。そのようなさまざまな場所、機会を捉えて周知をさせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 18: 【数田委員長】ほかに質疑はありませんか。 19: 【端委員】26ページ、公園費のところでお尋ねをしたいと思います。  26ページの公園費のことですが、湘南ひらつかビーチパーク津波避難施設整備事業ということで新規に予算化されていますけれども、2億3600万円余りです。これについてなんですが、今回予定している龍城ケ丘ゾーンの公園整備事業との関連性があるのかないのかというのをまずお尋ねをしたいのと、それと、広さと避難可能人員はどのぐらいなのかということと、避難するまでにかかる時間がどのぐらいなのかということ、それとまた、車椅子対応はできるものなのかどうなのかということも、確認も含めてお聞きしたいと思います。 20: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、委員より2点の御質問をいただきましたので、御答弁させていただきます。  まず、津波避難施設と龍城ケ丘ゾーンの計画との関連性でございますが、湘南ひらつかビーチパーク津波避難施設につきましては、ビーチパークに来園されるお客様のための津波避難施設でございまして、龍城ケ丘の公園のものと直接の関連性があるわけではございません。  続いて、広さ、また、避難の人数、時間といったことでございますけれども、まず、広さは避難階の面積としまして約65平米ございます。柱等を除いた避難の可能面積としましては約60平米でございます。1平米当たり6人という設定をしてございまして、これは一時避難であることから、少し狭く感じるかもしれませんが、こういった人数にしておりまして、約360人の避難を可能としてございます。避難施設まで時間はどのぐらいかということでございますが、L2の津波が来た場合に、L2の津波の最大波が約6分で来るという想定になっておりますので、6分以内に逃げることができるような位置、配置にしてございます。  あと1点、車椅子の対応でございますが、車椅子の方が直接自身でそのまま上がるということは想定しておりませんで、共助といったところで、お近くの方が担いで上っていただくということを考えております。  以上でございます。 21: 【端委員】一応今回予定の龍城ケ丘ゾーンの公園整備とは関係ないんだよということでしたが、そこに来た人も、散策していれば逃げることもあるかもわかりませんけれども、それはそれとしていいんですが、6分以内で避難広場というかトップまで上がれるということなんですけれども、私の認識が正しいかどうかわかりませんけれども、国道134号の上ぐらいかなと思ったんですが、場所は実際にどこに予定しているものなのかということと、今少し触れられましたけれども、避難可能スペースが60平米、360人だとすると、本当に健常な大人がほんの10分か20分かはいられるかもわかりませんけれども、津波避難施設ですから津波が来ているわけですよね。恐怖の中で、本当にこんなにたくさんの人が収容できるのかなという疑問があるんですが、そのあたりは実証実験とか何か、60平米に360人可能だよということをやられたのかどうなのかというのをお尋ねしたいと思います。  車椅子対応は想定をしていないということでしたけれども、車椅子対応の人はこの場合どうすればいいのか、もしお考えがあればお尋ねしたいと思います。  以上です。 22: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、3点の御質問をいただきましたので、お答えいたします。  まず、津波避難施設の設置予定場所ですが、現在のビーチセンター西側にありますバスケットコートの位置に配置する予定でございます。  続いて、360人、1平米当たり6人というのが狭いんじゃないかというお話でございますけれども、特に実験というものそのものは、私たち自身で新聞紙を敷いてやりました。それから、数値として示されている指針がございまして、その中で、1平米当たり6人というのは、何か下に物が落ちても拾ったりすることができる人数ということで、それが最適だろうというところで設定したものでございます。あくまで一時避難ということですから、最大の人数で設定をしたということでございます。  次に、車椅子でございますけれども、先ほどの答弁と重なってしまうんですが、御自身で上がることはできないというようなつくりにしてございますので、周りにいる方で共助の理念に基づきまして助けて上がるということを想定してございます。  以上でございます。 23: 【みどり公園水辺課長】ただいまの御答弁の中で、津波避難施設の位置ということで御答弁させていただきました。バスケットコートの位置ということで御答弁差し上げましたが、正確に細かく言いますと、ビーチセンターの西側にバスケットコートがございまして、そのバスケットコートの西側の位置に施設を整備する予定でございます。  以上でございます。 24: 【端委員】大体わかりましたけれども、6月補正で計上して、もし可決された場合に、いつ完成して、いつ供用開始できるのか、そのあたりがわかったらお教えいただきたいと思います。  以上です。 25: 【みどり公園水辺課課長代理】津波避難施設の完成のスケジュールでございますが、本議会で予算について御議決いただきましたら、事業者との契約等を進めます。これは金額的に議決案件でございますので、また12月の議会にお諮りいたしまして、その後工事を進めて、現在のところ年度内の完成ということで、来年のシーズン前にはできるというところでスケジュールを組んでございます。  以上でございます。 26: 【数田委員長】ほかに質疑はありませんか。 27: 【永田委員】黒部丘架道橋の改修の件で確認をしたいんですが。 28: 【数田委員長】どこですか。(永田委員「前に戻っちゃいけないの。24ページですね」と述ぶ)失礼しました。大丈夫です。 29: 【永田委員】この流れでありますけれども、設計のイメージというのをお知らせいただきたいと思います。 30: 【道路整備課課長代理】黒部丘架道橋の改修設計について御質問いただきました。  設計のイメージということですけれども、黒部丘架道橋は本宿地下道の南側にございまして、JR東海道線に並行している歩道橋でございます。今、歩行者の利用を想定しているような歩道橋で、幅員が1.5メーター程度の歩道橋となっております。こちらを、今後利用者が増加することが見込まれるものですから、幅員を3メーター程度に拡幅するというような内容の設計になっております。  以上です。 31: 【永田委員】今回、幅員が倍になるというイメージだと思います。形態は、これから設計のほうと委託の中で進んでいくわけでありますけれども、ちょうどあそこの場所が今回大きな事業地になっておりまして、黒部丘にお住まいの皆さんとしては、線路の南側の部分で、駅の南側もしくは西側のほうの動線上で、どうしてもあの歩道橋を有効に使いたいというお声があるということも承知をしているわけでございますが、対事業者さんとの状況の中で、どの程度本市のほうが歩道橋の先の部分と連携ができるのかということを含めてどのような情報をされているのか、その点について、今ここでお話ができる範囲で結構ですから、御報告いただければありがたいと思います。 32: 【道路整備課長】今、黒部丘架道橋の関係で、黒部丘架道橋の東側の開発の事業者との関係はどのようになっているのかという御質問だと思います。  事業者に対しましては、跡地利用の要望事項として、今年の3月28日付でJR線路沿いの自転車と歩行者の通行帯について整備の申し入れをしております。現段階では、まだ事業者から計画の具体的な内容は示されておりませんので、明らかにされておりませんので、これから引き続き実現に向けて協議、調整を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 33: 【永田委員】事業者さんがいらっしゃいます。本市のほうの自主的な設計委託がこのまま進むというふうに仮定をすると、基本的に御理解、御協力が出ると。逆に言うと、そういう地域の利便性、活性にもつながってくるという効果が非常に見込まれると思います。本市としては、事業者さんに再三そういった部分の申し入れをしながら、具体的に状況がどんどん変わってくると思いますが、遅滞なく情報公開をしていただければありがたいと思いますので、ぜひ今後検討をお願いしたいと思いますが、見解を求めたいと思います。 34: 【道路整備課長】事業者とのこれからの調整につきましては、節目、節目をもちまして、地元の地権者の方等につきまして情報のほうを提供していきたいと考えております。  以上でございます。 35: 【数田委員長】ほかに質疑はありませんか。 36: 【府川(勝)委員】湘南ひらつかビーチパーク津波避難施設整備事業ですけれども、ここに具体的には何階建ての建物がどういうふうにと書いてないんですが、鉄筋コンクリート何階建てとか、何か具体的なイメージはあるんですか。 37: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、津波避難施設の構想等についての御質問だったと思います。  まず、津波の避難階の高さでございますけれども、これは設置の地盤面から3.74メートルの位置にございます。構造としましては、一般的にあるタワー型というものでございまして、鉄骨でできているものということでございます。  以上でございます。 38: 【府川(勝)委員】ということは、タワー型で、せいぜい2階建ての建物、屋上程度の感じですね。これから龍城ケ丘プール跡地の話もありますけれども、皆さん知っているように、辻堂の海岸にトンネルで築山になった津波避難施設があるんですね。高さ20メートルぐらいだと思います。平塚市内で高浜台にある湘南海岸公園とビーチパークを結んで、つまり、辻堂にあるのと同じような築山をつくってトンネルにして、津波避難施設にするという構想を初めから考えたことはなかったかどうか。これは龍城ケ丘についても言える話ですけれども、具体的に本来ならばそういうものをつくって、緑の保全をして、よりたくさんの方々が──車椅子がどうのこうのという話もありますけれども、築山なら車椅子も上がることができるわけですから──だれでも避難できる、そういうものを最初から構想しなかったかどうか。皆さん方が提案すれば、国、県では恐らく歓迎してくれる可能性があると思うんですよね。そういうものについて提案しなかったのかどうかを聞きたいと思います。 39: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、津波避難施設について築山のような形のものでということのお話だったと思います。  その構想と申しますか、そういった考えからスタートしたという事実はございます。湘南海岸公園とビーチパークを直接デッキで結んでというところの考え、それについては検討させていただきました。その中で、費用面であったり、それから、新湘南国道の高架化のことであったり、それから、距離が近いことで勾配の問題であったり、いろいろな課題がある中で、急ぎビーチパークにいらっしゃっているお客様が安全に避難するにはというところの視点に返りまして、まず津波避難施設の整備という結論に至ったものでございます。  以上でございます。 40: 【数田委員長】よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
      9款  消防費 41: 【数田委員長】それでは、続いて26ページ中段から下段にかけての9款消防費です。質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)   歳 入   14款  国庫支出金     2項  国庫補助金       5目  土木費国庫補助金 42: 【数田委員長】よろしいですか。以上で歳出の審査を終わり、歳入に入ります。10ページに戻っていただきまして、中段にあります14款国庫支出金における2項国庫補助金の5目土木費国庫補助金です。質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)   20款  諸収入     6項  雑入       2目  雑入         7節  土木費雑入         8節  消防費雑入 43: 【数田委員長】よろしいですか。次は、12ページ上段にあります20款諸収入のうち、6項2目雑入の7節土木費雑入と8節消防費雑入です。質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 44: 【数田委員長】以上で歳入を終わります。   第2条  継続費の補正   第3条  債務負担行為の補正 45: 【数田委員長】それでは、1ページに戻っていただきまして、第2条継続費の補正、第3条債務負担行為の補正です。なお、第2条の内容は、5ページ上段にあります第2表継続費補正のうち、消防署本署整備事業です。また、第3条の内容は、5ページ中段にあります第3表債務負担行為補正のうち、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業です。質疑はありませんか。 46: 【端委員】第3表債務負担行為の補正のところです。湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業は、令和元年度から令和23年度までの債務負担額が限度で16億円ということで提案がなされています。この件については、本会議でもいろいろ質疑があったわけですけれども、確認を含めて二、三質問したいと思います。  ここの16億円というものは、AエリアプラスBエリア、Park-PFIで出す事業費だということで、Cエリアは含んでないということでした。それで、Cエリアを含めて全体の事業費、概算の費用もわからないということでしたけれども、いつ全体の事業費がわかるのかということをお尋ねしたいと思います。それが1点です。  確認ですけれども、20年間の運営費は16億円のうち6億円ですということでした。これについては、全く平塚市の負担ということで、事業者なり国は負担しないということだろうと思っていますけれども、その確認をしたいと思います。  それと、ここにおいても津波避難機能の設備を設置するようですけれども、ここでの津波避難施設機能というのはどんな状況なのかということを──事業費内訳で津波避難機能1億7600万円が整備費の中であるようですけれども──そのお知らせを少しお願いしたいと思います。  津波対策とか砂防林をなくすこと、これについては本会議でいろいろあったんですけれども、砂防林をなくすことによってどれほどの影響が住宅地にあるのかという検証はされてないということでしたけれども、これをやる予定があるのかないのか、そのあたりについてもお尋ねをしたいと思います。  以上です。 47: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、龍城ケ丘ゾーンの公園整備につきまして4点の御質問をいただきました。  まず、Cエリアを入れた全体の事業費がいつわかるかということでございます。Cエリアにつきましては、御案内のとおり、市民の方と協働で今後検討、また、整備を進めていきたいというふうに考えております。開始する時期につきましては、事業者から提案を受けまして、提案を受けた段階で、その後に始まるものと認識しております。その中で出された意見を集約したときに、金額等が算出されると考えておりますので、現段階でいつかということは決めておりませんけれども、まず来年度以降になるということでございます。  次に、6億円について、事業者の負担、そういったものがあるのかというところですけれども、まず、6億円につきましては、維持管理費として20年間で上げております。基本的に市が負担するということで考えておりまして、ここに国庫補助金とかそういったものが入ることはございません。ただ、20年間事業者が事業をやっていく中で、6億円だけで──我々が公園のあり方で求めておりますけれども──その公園が維持管理できるとは考えておりません。事業者にも負担をしていただいて、皆様が居心地のいい公園というのを維持していくんだろうというふうに考えております。この事業はそういった事業ということで考えております。  続いて、龍城ケ丘ゾーンの中での津波避難施設、これはどんなものかということでございます。これは要求水準書(案)の中で記載をしているところなんですが、市として例えばビーチパークにあるものと同じタワー型にしようとか、そういったことについては記載しておりませんで、事業者側の提案に委ねたいなというふうに考えております。平時は展望台として利用できるようにというふうなことで求めておりますので、デザイン等について幅広く求めたいと考えております。  最後に、砂防林の機能等について検証するかどうかでございますが、現在のところ検証するということは考えておりません。海岸管理者である県と調整をしていきたいと考えております。  以上でございます。 48: 【端委員】全体の事業費、時期は示せませんということでしたが、来年度以降になりますということですけれども、そういうことでA、Bエリアだけを取り出して提案してくるというのは、いかがかなという思いがあるんですけれども、もうちょっと早く。例えば来年度以降といったら先がわからないですよね。ことしはまだ6月ですから、例えば今年度中には示せないでしょうかねという思いがしていますが、それについて御意見をいただきたいと思います。  維持管理費6億円、これも言ってみればA、BエリアだけでCエリアは含んでない。今の答弁では、6億円で済むとは思っていません、また、増加する可能性もあります、事業者への負担もあるかもというような、そういう答弁だったかと思いますけれども、確かにそう答えられたんですけれども、Cエリアを含めれば際限なくふえていく可能性もあると思うんですよ。そのあたりで、6億円の信憑性はどのぐらいあるんですかということをお尋ねしたいと思います。  それと、砂防林、緑地帯をBエリア、Cエリアともになくすということですけれども、これは本当に心配をしているわけですけれども、現状がどんな状況なのか、また、整備した後どういうふうになるのか。それについて、事業者に要求水準書(案)で現状レベルを求めるといっても、具体的にそれが達成されたのか達成されてないのかというのは検証できないわけですから、ぜひ現時点でどうなのかというのを調べてほしいと思いますけれども、いかがでしょうか。  あと、ここでの避難機能をどんな形にするか、タワー型かどうかもわからないよ、事業者のアイデア、提案に全部委ねますということだったんですけれども、来場者が年間70万人と言われたっけ、それに対応できるような避難機能が必要だと思うんですが、およそどのくらいの人数を──一時避難所でもいいですけれども──想定されているのか、全て事業者任せということなのかどうなのかということを確認したいと思います。 49: 【みどり公園水辺課課長代理】まず、1点目のCエリアを含んだ事業費につきまして、今年度何とかならないかというお話でございます。Cエリアにつきましては、住民の方と意見交換をする中で、協働というキーワードが出てきまして、一緒にやっていくという結論に至ったものです。その中で、ゆっくりやるというところも1つキーワードと我々としては捉えていまして、すぐにCエリアの事業費を出すということではなくて、皆様と話し合いながら決めていくということでございますので、まず来年度そういった会を立ち上げて、じっくりやっていきたいというふうに考えてございます。  続いて、6億円の件、維持管理でございますけれども、これは際限なくふえてしまうのではという御心配だと理解しております。これは、債務負担行為で16億円をお願いしているところでございまして、これ以上A、Bエリアについて市が負担するということはございません。例えば剪定の回数をふやさなきゃいけないというふうに、運営している事業者側でもしそういった判断をするのであれば、それは事業者側の費用負担でやるというような意味での御答弁でした。  続いて、3番目の砂防林の件ですけれども、飛砂の現状をどう捉えるかということだと考えております。飛砂につきましては、今海岸管理者である県と協議をしているところですけれども、現状として大事なのは、国道134号に砂がたまっていないということが1つ判断基準だというところが言われております。ですので、今後事業が展開される中で、砂がもし仮に出ることがあれば、追加の対策をさせていくというところで理解をしております。  続いて、4番の避難施設について全て事業者に委ねてしまうのかということでございますけれども、この事業地につきましては、市としましては年間で約70万人の来園者の方を見込んでおります。これにつきまして、日割りで計算しますと恐らく1000人から2000人という幅がございますけれども、平日と土日で違いますが、そういった人数の方、そしてまた、瞬間的におられるのは、割り戻すと五、六百人というふうな想定をしておりまして、そうすると、ビーチパークにこれから建設を予定している津波避難施設と同等の規模等にはなるんじゃないかということの想定はしております。そういった中で、デザイン等につきましては事業者の判断とかアイデアを幅広く待ちたいというところでございます。  以上でございます。 50: 【端委員】総事業費について今年度出せないかに対して、ゆっくりとやると、住民の方と話し合いながらやりますよということでした。ところが、Cエリアというのは、市民協働でやりますよと言っていながら、一方で、要求水準書(案)で事業者に下絵はちゃんと出してもらうよということだったと思います。それで、本当に市民協働でやるというのであれば、別に事業者から絵を出してもらわなくても、ゼロベースで考えるということも──ゆっくりやると今言われたので──あるのではないかと思いますけれども、何で事業者から下絵を出してもらわないといけないのか、このあたりの見解をお尋ねしたいと思います。  それと、維持管理費ですけれども、16億円のうちの6億円が最大ですよと言われました。でも、それはあくまでもAとBのエリアであって、Cエリアは含んでないんですよね。Cエリアを含めたら、債務負担行為とは別の形で多分出てくるんだろうと思いますけれども、6億円以上の維持管理費は発生しないよと言われていましたけれども、そういう可能性があるんじゃないんですか。市が直轄で、市民協働でやるというのであれば、維持管理費は別立てで出てくる可能性はあるのかないのか、それをお尋ねしたいと思います。  津波避難施設については、70万人の年間来場者に対応できるということですけれども、1日当たり1000人から2000人と言われましたか。これについても、本当に70万人来るかどうかわかりませんけれども、事業者任せというよりも、人命を考えて、どういう規模でやったらいいのかという基本的な考え方を市は出すべきだと思うんですが、そのあたりはどうお考えなんでしょうか。やっぱり360人程度ということなんでしょうか。お尋ねをしたいと思います。  飛砂防止機能のところですけれども、これについては要望になるんでしょうけれども、検証をしてほしいなと、こういうふうに思っていますが、どんなものなんでしょうか。  以上です。 51: 【みどり公園水辺課長】ただいま、委員さんから4つの御質問をいただきました。  まず、Cエリアを市民協働で行うためには、ゼロベースから始めるべきではないかという点でございます。Cエリアにつきましては、委員さんも言われましたとおり、事業者からA、BエリアとともにCエリアも含めて提案のほうをいただきます。Cエリアをゼロベースでということになりますと、Cエリア単独での公園のイメージということになりますので、まず私どもは、龍城ケ丘ゾーンの公園は3万平米、A、B、Cエリアを含めて1つの公園と考えてございますので、A、B、Cエリア全体でのCエリアを含めたイメージというのを事業者に提案していただきまして、その提案を基礎資料といたしまして、それをもとに市民協働で検討を進めていきたいと考えてございます。  2点目の6億円にCエリアは事業費、維持管理費として含んでないのではないかという御質問ですが、今回債務負担行為で上げさせていただきました6億円につきましては、あくまでもA、Bエリアの維持管理費ということで上げさせていただいております。A、Bエリアの維持管理費につきましては、この債務負担行為ですので最大6億円という御答弁をさせていただきましたので、Cエリアの維持管理費というのは、おっしゃられますとおり、別途でかかってくるものと考えてございます。ただ、Cエリアの維持管理費につきましては、先ほどの市民協働の考え方と同様に、整備だけではなく、市民の方も一緒に公園を維持管理できる方法はないかというようなものも市民協働で検討してまいりたいと思いますので、それを含めてCエリアの維持管理費の事業費が出てくるものと考えております。  3つ目の津波避難施設の規模を市のほうである程度想定しないのかという御質問ですが、先ほど御答弁いたしました公園利用者として1日で1000人から2000人の範囲、年間70万人の来場者ということで想定をしておりますので、市のほうとしては、その規模での津波避難機能を求めていきたいと考えてございます。それ以外に、事業者のほうで収益施設等に来場される見込みというのを想定するかと思いますので、それらと合わせた規模で津波避難施設、津波避難機能つきの建物等を検討していくものと考えております。  あと、飛砂防止の検証をしないのかということでございます。先ほど御答弁いたしましたとおり、市のほうで飛砂についての調査等ということは予定をしてございません。ただし、要求水準書(案)のほうで求めておりますように、Bエリア、Cエリアにあります既存の樹木、こちらも飛砂防止機能は有していると考えておりますので、その木を伐採する場合には、それに代替する飛砂防止機能を設けることとしてございます。  以上でございます。 52: 【数田委員長】ほかに質疑はありませんか。 53: 【金子委員】第3条の債務負担行為についてですけれども、龍城ケ丘プールの跡地なんですが、去年の秋ぐらいに市が我々議会とかほかのところに対して説明していたのは、A、B、Cエリア一体で事業者がPark-PFIで開発するということだったんですが、その説明を地元にした中でいろいろ御意見が出まして、結果的には今回のこういう部分になっているんですが、その過程というのを検証してみたいと思うんですけれども、市はいつも丁寧に説明しますということをいつも言っているわけですよね。丁寧に説明しているわりには、こういう大きな問題になっちゃって、事業計画は大規模に変更になってしまったということですよね。去年の秋口ぐらいから冬にかけてですかね、市長選挙と市議会の選挙前になるんですが、どういう経過でこういうふうに行政の中で変わってきたのかお尋ねいたします。 54: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、龍城ケ丘ゾーン公園整備につきましてA、B、Cエリア一体だったものが事業変更した経過ということでございます。  昨年度の5月に、地元への住民説明会というものを開催した際に、具体的に何ができるかわからないということが不安だといった声や、自然や景観への配慮、これに対して心配するお声がございました。それにつきまして、丁寧に御説明する必要があるというふうに判断をいたしまして、夏から地元の自治会長さんを初め御説明を重ねてきておりました。意見交換という形でやらせていただく中で、先ほど申し上げましたとおり、市民協働、みんなでつくり上げるといったことはどうかというような御提案というかお話が1つ大きなキーワードとして出てきておりました。  我々としても、そういった中で、Park-PFIというものが言うなれば市と企業だけのコラボレーションといったところでございますけれども、これからのPPP事業の中でもまさに過渡期でございまして、市民の皆様の参画をどうするかというのは大きなテーマだということで考えてございましたので、その御提案を具体化する方法について検証をしてきたところです。その中で、A、B、Cというふうにエリアで分けまして、A、BエリアはPark-PFIで事業者の方の提案を受けて実施する、そして、Cエリアを市民の方と協働でやっていくというところで、PPP事業なんですけれども、住民の方と一緒につくり上げるといったところの1つ自慢になる取り組みなんじゃないかというところで、そういった事業手法というか、事業の全体のやり方の変更に至ったというところでございます。  以上でございます。 55: 【金子委員】今言ったように、流れというのはわかるんですが、基本的には、議会の答弁、何でもそうなんですが、市民に対する丁寧な説明ということを反復、必ず言うんですよね。私はずっと議員を長くやっていまして、丁寧な説明と言うけれども、市民側にとってどこまでが丁寧な、長い、短い、理解する面において判断があるんですけれども、大体行政側は自分の案をつくったら、それで納得するだろうというふうな考えでいつもいるわけですよね。  今回のこの件でも、よくよく考えれば、一体型で開発したほうが、将来これができたときに、合理性、利便性、いろいろな面を考えたときにいいわけですよね。だから、事業者がある程度出した後に、そこのプランニングの中に市民の参画というのがあればいいのかなというふうに私は思っていたんですが、これははっきり言うと分離発注ですよね。こういう形でやるということは、やっつけ仕事みたいになってという思いが私はあるんですよね。A、Bエリアだけ事業者に開発させて、Cエリアは市民協働型でやりますよ、プランニング、公募ではA、B、Cエリアを一体型で出してくれというのは、整合性が余りにもなさ過ぎるというふうに理解するんですよね。何で最初に計画したようなA、B、Cエリア一体型の中に市民の参画というのができなかったのか、そういう案が何で行政内で起きなかったのか。分離して発注しちゃえば、そこの部分は市民協働の公園ですよと言えば、それで済むのかということが私は非常に不可思議でしょうがないんですが、何でそれを考えられなかったのか、何か事情があったのかお伺いします。 56: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、A、B、Cエリアの事業手法、Park-PFIと市民協働について、もう少し違うことが考えられなかったのかということでございます。  検討の段階で、経済的合理性だけを考えれば、3万平米を一体的にやるというのが1つの答えなんだろうというところについては、検討というか意見交換があったところは確かでございます。ただ、先ほど申し上げましたとおり、何ができるかわからないといった不安をお持ちの住民の方と話し合いを重ねる中で、みんなでつくり上げるプロセスこそが皆様に愛される公園になるだろうというような判断をいたしまして、このたびA、Bエリアは事業者とのコラボレーション、Cエリアにつきましては基本的には一から皆さんでやっていただくと。ただ、事業者からCエリアの提案を受けているというのは、同じ一体型の公園として将来的にはオープンさせる予定ですので、そのときに、例えば園路の接続が合わなかったり、そういったことがないように、まずそういったものはベースとしていただかなきゃいけないだろうという中で、一つ一つ積み重ねの中でそういった答えに至ったというところでございます。  以上でございます。 57: 【金子委員】もうここまで来ちゃっているので、来ちゃったことに対する答弁だから、今みたいな答弁になると思うんですけれども、私は、見附台周辺地区の開発の件でもそう思うんですが、もう事業者が決まった、計画も出してきた、じゃあ、どういう内容になるのかというと、まだ内容の中身がわかってない。この前の説明会に出ていて、いろいろ聞いておったんですが、私から見れば、これで説明会かよというような思いがあるわけですね。  市民は何を思うかというと、そこに何ができるかということをまず考えるわけですよ。どういう形ができるか。だから、例えば見附台周辺地区の件で言えば、飲食店が3店舗入るといったって、何の飲食店かまだ決まっていません。南側のほうにスーパーができるといったって、どういうスーパーができるのかまだわかりません。スーパーだから生鮮食品ですよ。その程度はわかるんですが、そんな内容で理解してくれとかいう部分になると、市民側としては、何が一体できるんだろうな、何かできるんだからしょうがないなという程度で終わっちゃいますね。  今回、そういうことを龍城ケ丘のところに当てはめてみると、最初に市民側からいろいろ意見が出たときに、何でもっと頻繁に会議とか説明会を開いて理解してもらうように努力しなかったのか。それで、一番悪いのは市長ですよ。本当は市長が出ていって説明しなきゃいけない。市長と意見交換するのが一番いいんですよ。ところが、出ていかない。じゃあ、副市長がおられるけれども、副市長が何回か行ったんでしょうけれども、こういうふうにしたいという思いを。部長もそうですよ。佐野部長はそのときは部長をやってなかったからしょうがないですけれども、行政側の思いを市民側に伝えるという努力をしないで、何となくこういうふうにやればうまくいくだろうみたいな形になっていくと、こういう施設ができたって、その機能がこれからずっと先10年、20年、30年とあるんでしょうけれども、結局将来何だこんなものかと思う可能性もあるわけですよ。  だから、そこの辺をしっかり行政が真摯に受けとめなきゃいけないんだけれども、逆に言うと、反対する人はあそこに公園をつくらないほうがいいという意見を言うけれども、反対理由としては、あの公園が一体型にならないから、分離型になっちゃったので、私はその件に関して反対するかなというような感覚でいるんですが、何でもっと皆さんが真剣に市民側と話し合いを頻繁に持てなかったのか、持たなかったのかということを最後にお聞きいたします。 58: 【都市整備部長】どうしてもっと市民の意見を聞かなかったのかというふうな御意見でした。  先ほどから御答弁させてもらっていますけれども、私たちは、昨年度はA、B、Cエリアと分けていませんでしたけれども、3万平米でやろうということで説明会をやってまいりました。ただ、先ほど御答弁しましたけれども、市民の方々からそれではどんなものができるのか全くわからない、どういうものができるというコンセプトとかイメージを説明したのではなくて、あくまでもPark-PFIの制度の説明に力を入れてきたということを私は思っていまして、そのような疑問を市民の方々に持たれたのが1つあります。  それと、自分たちも公園ができるなら参画したいという意見もいただいてきているということを踏まえて、私たちは、前もお話しさせていただきましたけれども、平塚市民の方が誇れる公園をつくるためには、できるだけ多くの方の賛同を得てつくるべきだと思っておりまして、そのためにPark-PFIでやるエリアと、市民の皆さんの御意見を聞いてやるエリアを分けさせていただいて、今回こういう形での提案を出させていただいています。その中では、平成30年度でも10回程度の意見交換はやらせていただいておりまして、市民の方に入っていただいた説明会もあれば、自治会の方々との意見交換会もあったりしますけれども、そういうやりとりをした中で、こういう形でのものをつくっていただければ、指針とかそういうのをつくればイメージがわきやすいねとか、市民の方々に理解していただけるようなものができてきたんじゃないかという御意見をいただいて、今回この3点セットの案を出させていただきました。  ですから、私たちとしては、市民の皆様の意見を聞いてないということではなくて、意見交換をした中で出てきた案を活字にして、今回議会の皆様に予算等も含めて上程させていただいたものと思ってございまして、聞かないで、何もしないでここまで来たということではないし、市民の御意見をいただいて変えたという理由があるというふうに思ってございます。  以上でございます。 59: 【数田委員長】ほかに質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 60: 【数田委員長】委員の発言は以上でよろしいでしょうか。  なければ、傍聴議員の発言を許可いたします。 61: 【江口議員】発言の許可をいただきまして、委員長、ありがとうございます。  それでは、今委員の2人の方から御質疑がありましたので、その重複を避けまして、全部で6点質問したいと思います。  まず、1点目は、昨年の5月の地元説明会のときには公開でした。どんな話し合いがあったのかということは、そこに参加していけばわかるものでございました。その後はどんな話し合いを地元の方としてきたのか、全く私どもは知らされていません。意見交換の回数などは、先月に入ってから何回ですよと知らされましたが、その間、どこで、どんなふうに話し合いが起きたのかが全く見えてきませんが、今の御答弁にありましたように、市民の方の意見をいただいてこのように計画が変わったということでした。対象面積が2割カットされていますが、維持管理費については、2割カットをしたことを踏まえますと、3.75倍ぐらいになります。市民の方の意見を踏まえて話し合いをしたというのが見えないので、どんな内容で、どんな話し合いをしてきたのか説明をしてください。その内容が、例えば維持管理費は3.75倍に上がっていますが、それにどういうふうに影響を与えているのか説明を加えてほしいと思います。  2点目は、まずお金の話からしたいと思います。今回の債務負担行為補正額は16億円です。ちょうど1年前の6月議会では12億円でございました。そのとき、12億円の内訳を出しなさいというふうに公明党の議員の方がおっしゃって、それが出されました。その内訳の中には、一般公園部分の整備費4.75億円の中に遊戯施設1.3億円が入っていました。今回、1年たって出された16億円の債務負担行為補正額の内訳を見ますと、それは入っていません。どこに行ったのか聞きたいと思います。そのかわりに、本会議答弁の中にありましたけれども、整備面積が縮小したので民間事業者に負担させるわけにもいかなくなったとして、プールの撤去と埋め戻し費用1.7億円を龍城ケ丘ゾーン特有の施設の整備費として加えています。昨年の段階であった1.3億円の遊戯施設分がなくなって、プールの埋め戻し、撤去の費用が1.7億円入っています。どんな話し合いがあってそのようになっているのか説明を求めたいと思います。  次に、今回本会議質疑をいたしましたらば、債務負担行為補正の16億円のVFMは10.1%ということでした。昨年の段階では約11%でした。なので、下がっているわけですけれども、ここでお伺いしたいというふうに思いますのは、VFMの計算をしたときに使用した数字についてです。従来方式の市負担額の現在価値、これをPSCというそうですが、これが幾らなのか。Park-PFI事業、今回はPPPに準じたようなものということですが、その場合の市負担額の現在価値はLCCというそうですが、それが幾らなのかについて説明を求めたいと思います。本会議の質疑の中で、私は初めてVFMが10.1%だということを知りました。本来は、VFMがあるからPark-PFI事業を選択するのであって、どうしてVFMを公表する前に債務負担行為の補正額を議会に提案できるのか説明を求めたいと思います。  3点目は、そもそもなんですけれども、この場所は海岸法第3条に基づいて海岸保全区域に指定されています。海岸保全区域とはどのようなものかまず説明をしてください。それから、海岸保全区域に建物を建てる場合は県の許可が必要となってございます。計画内容が変更になっておりますが、変更後の許可をとるための申請はいつしているのか、県からの許可はいつおりたのかお聞かせください。  次に、4点目です。今回の債務負担行為額補正16億円は、公募設置等指針(案)、要求水準書(案)の中で反映されています。これをよくよく私も見て、勉強をさせてもらいました。その内容と、もともと根っこにある計画にどのような整合性が持たれているのかについて聞いてまいりたいと思います。  ちょっと昔の話だと思っておられるかもしれませんが、まず、そのちょっと昔の話の湘南海岸公園整備計画との整合性について聞きます。湘南海岸公園整備計画は平成25年度に策定をしています。このときの龍城ケ丘ゾーンについての基本方針は、自然災害に対応できる公園づくりと掲げられております。しかし、今回出てきました16億円の裏づけになっております公募設置等指針(案)を見ましても、公園整備の基本方針の中に自然災害に対応するということは文言もコンセプトも入っていません。整合性がとられてないと考えますが、なぜなのか聞かせてください。なぜ基本方針から防災、災害の観点が抜けているのかという質問です。そもそも湘南海岸公園整備計画の策定に当たって、県はかかわっているのかいないのか、県がかかわっているのであれば、どのようなかかわりを持ってもらっているのかについても説明を求めたいと思います。  最後に、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業の公募設置等指針(案)と要求水準書(案)は、直近の計画では、根っこにありますのがひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ、これは平成28年5月の策定でございます。ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの事業目的と、公募設置等指針(案)や要求水準書(案)とのずれが生じていると私は思いました。そこで、伺いたいと思います。ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの事業目的は何だったのか、改めて確認をしたいと思います。一方、今議会では、総合公園としての位置づけなのだというような発言が目立ったように思いました。大原にある総合公園を頭に浮かべながら答弁を聞きました。大原の総合公園は防災基地としての役割を担っています。同じ機能を龍城ケ丘ゾーンの今回つくる公園にも持たせるつもりなのか、予定なのかお聞かせください。  次に、これが最後の質問になりますが、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジを見ますと、この計画の中では実は対象ゾーンを広くとっておりません。龍城ケ丘プール跡地となっています。龍城ケ丘プール跡地を対象ゾーンとしています。ですが、今回の公募設置等指針(案)や要求水準書(案)を見ますと、対象エリアはあくまでも3万平方メートル、そのうちのA、Bエリアを事業者に運営、管理してもらうんだという説明を受けています。なぜひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジのときに対象にしていた場所と今回の場所が変わっているのかについて、説明を求めたいというふうに思います。 62: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、議員より大きく6点の御質問をいただきましたので、順次お答えいたします。  まず、昨年度の5月に行われた住民説明会、その後についての経緯というのが全く見えないのでというところでございます。内容といたしましては、まず自治会長の皆様とお話し合いをさせていただきました。都市整備部の部課長、また、担当長、それから、11月からは副市長と自治会長といったところで話し合いをしてまいりました。その中で出た話としましては、具体的に何ができるのかわからない、このまま住民説明会をしても住民の方の不安というのはなくならないんじゃないかというところが一番大きかっただろうと理解しております。話し合いを重ねる中で、私どもとしまして、公園のあり方、その前にさかのぼって、海岸というものがどういったものだったのか、そして、公園に限らず、龍城ケ丘ゾーンに求める姿はどういったところだったのかというところを話し合いながらやってきたということでございます。  続いて、エリアが減ったということですが、整備費が変わらないといった理由でございますけれども、議員が御指摘のとおり、遊戯施設というのを今回項目として挙げておりません。というのは、これまで公園のあり方につきまして話し合いをしていく中で、例えば砂浜、海を眺めながら憩い、安らげる場とするといったことを明確化しました。このことが、遊戯施設が本公園には合致しないというふうに考えまして、1億3000万円というのを除いたものでございます。ただし、事業者側から御提案があれば、遊戯施設というのが設置されるものと理解しております。  続いて、VFMの値でございます。本会議の中で10.1%という数字を申し上げましたが、その中で、PSC、従来方式で実施した場合の現在価値の値と、Park-PFIでやったときの現在価値の値につきまして申し上げますと、PSC、従来方式としましては、整備は設置管理許可、維持管理は指定管理者制度でございます。これの現在価値は10億3359万671円です。Park-PFI、これは整備をPark-PFIでやりまして、維持管理は指定管理者制度です。これにつきましては、9億2946万4490円でございます。  続いて、VFMを今議会で公表いたしましたが、なぜ公表前に債務負担行為が上がっているのかということでございます。本事業につきましては、交渉段階、これは平成29年度からスタートしてございます。その中で、このエリアにおいてPark-PFIで事業を実施した場合につきまして、基礎調査を行っております。これは国の補助も受けて実施した調査でございますが、その中で、Park-PFIでやった場合のVFMについても算出をしておりまして、これにつきましては11%という結果が出ております。Park-PFIでやりますと、事業者側が整備費の10%以上を負担するというところから、VFMが非常に出るというところがわかりましたので、この事業につきましてはこの理解で進めたというところでございます。これにつきましては、申しわけないんですが、国土交通省のホームページでございますが、公表してございます。
     続いて、海岸保全区域、これについては何かということでございますが、申しわけございません、今手元に資料がございませんで、私のほうから説明することができません。それから、県の許可、これにつきましては、今の龍城ケ丘プール跡地と理解しておりますが、それについても、済みません、今の段階で資料がございません。ただ、昭和12年に開設したプールということで、そこは理解しております。  続いて、湘南海岸公園再整備計画との整合というところでございます。平成25年に策定した同計画においては、自然災害に対応した公園とするという記載があるかというところでございますが、公募設置等指針(案)、今回の募集要項については、湘南海岸公園再整備計画と、平成28年5月に発表いたしましたひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ、これを踏まえた提案とするということが大前提としてございます。その上で、我々は災害対応ということを特出しして言葉にはしておりませんが、防潮機能であったり、地盤であったり、津波のこと、そういったことについてしっかりと記載をしてございますので、整合性は図られていると考えてございます。  次に、公募設置等指針(案)、募集要項と要求水準書(案)を含む、この部分について県のかかわりでございますが、神奈川県につきましては海岸管理者でございまして、きちんと協議しなきゃいけないというところでございますから、継続的に協議をさせていただいております。文書での照会、回答等も行っております。  続いて、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの目的でございますが、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジをつくる際には、これまで海岸エリア、新港を含めたビーチ、駅、プロムナードと何となくばらばらでやっていた施策を1つのエリアと捉えて、にぎわいの創出であったり、集客であったりといった全体で物事を考えていくという視点に立って策定したものでございます。  次に、大原の総合公園には防災機能があるが、龍城ケ丘の公園にはそれは持たせるのかというところでございます。防災というと、1つは地震だとか水害、これが思い浮かぶわけでございますが、地震の際には津波の心配がございます。また、水害の際にも、近くに海がございますので、このエリアを例えば防災公園のような指定をして、この公園に逃げてくださいというような目的を持った公園にするような考えは現時点ではございません。  それから、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの中で当初出した対象ゾーンは、龍城ケ丘プール跡地が色塗りされていて狭いんだけれども、なぜ急に広がったかというところでございます。ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ、これにつきましては、平成25年に出しました湘南海岸公園再整備計画、これを補完するものとして出したものでございます。平成25年12月に出した湘南海岸公園再整備計画におきましては、龍城ケ丘プール跡地、これの東西の土地の場所に駐車場をつくる、検討するということの記載がございます。ですから、必ずしも龍城ケ丘プール跡地だけをもって何か事業をするということの想定をしたわけではございませんで、現段階で、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの後、都市公園法の改正を受けたPark-PFIを活用するという中で行った事業者とのサウンディング、こういった経過を踏まえまして、エリアを拡大したということでございます。  以上でございます。 63: 【都市整備部長】海岸保全区域ということで御質問がありましたので、お答えできませんでしたので、私のほうからお答えさせていただきます。  国土を津波、高潮などの被害から防護するために管理者が指定する区域、今回の場合、管理者は県知事になると思います。  以上でございます。(江口議員「許可と申請はいつしたか」と述ぶ) 64: 【みどり公園水辺課長】海岸保全区域に合わせまして、海岸保全区域内で建物を建てる場合には許可が必要であるが、申請と許可はいつかという御質問がございました。  海岸保全区域ですので、占用等いただく場合には海岸管理者から許可が必要でありますが、まだ建物を建てるという絵といいますか、それが出てきておりませんので、海岸管理者である県への許可申請と許可自体はまだ実施してございません。  以上でございます。(江口議員「1.3億円の遊戯施設を外して、埋め戻しの1.7億円を入れ込んだ理由です」と述ぶ) 65: 【数田委員長】答弁できますか。 66: 【みどり公園水辺課課長代理】大変失礼いたしました。遊戯施設の1億3000万円を除いて、プールの埋め戻しの1億7000万円をプラスした理由でございますが、遊戯施設を除いた理由は先ほど御答弁したとおりでございます。龍城ケ丘プール跡地につきましては、なぜ入れたかということですが、当初3万平米のエリアで事業を計画してございましたので、その中で、事業者側がどこに収益施設を建ててもいい、また、園の広場は自由な設計としておりました。このたび、2万4000平米のA、Bエリアに事業地を絞ったことで、龍城ケ丘プール跡地をきちんと活用しなきゃいけない。というのは、龍城ケ丘プール跡地の形を利用するのではなくて、高さをそろえてやっていく必要があるという判断をしました。龍城ケ丘プール跡地については埋め戻して活用するという判断の中で、1億7000万円を積み上げたということでございます。  以上でございます。 67: 【江口議員】答弁ありがとうございました。順不同で聞きます。  まず、建物を建てる絵が出ていないので、当該計画地は海岸保全区域だけれども、県への許可申請は実施していないという答弁でした。ここで言う建物を建てる絵というのは、どういうものをイメージしているんですか。何で聞いているかというと、収益施設を2500平米の建築面積にするともうみんな知っているわけですよ。それではちっちゃいじゃないかという要望書が出ているし、そういう内容の議会質問もございます。2500平米の建築面積にするんだというふうに公募設置等指針(案)にも入っているし、要求水準書(案)の中にも入っているんですよ。それなのに、なぜそもそも県に申請を出してないのか伺いたいと思います。  龍城ケ丘プールの跡地は、今課長代理が説明してくださいましたが、古くから使っている、昭和12年から開設していると。そこについては、県からは許可を得ているんだというふうに私も理解をしています。でも、今回の計画は、開発事業面積は3万平方メートルですし、A、Bエリアについては2500平米の建築面積まで数字をきちんと出しています。東西のプール跡地以外の場所は許可がないのにもかかわらず、私たちはせっせと議論をさせられているんでしょうかというのが素朴な疑問です。当然あるんだと思っていました。だって、民間事業者が勝手に国道134号の向こうに建物を建ててはいけませんよね。計画するんだって常識外ですよ。何で私たちは、許可も申請もとれてないのに、たくさんの時間を使って議論をしなくちゃいけないんでしょうか。説明を求めたいというふうに思います。基本がないと思います。  そもそも、湘南海岸公園再整備計画とひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの2つの計画を踏まえているんだと。踏まえたものだから、公募設置等指針(案)の中にわざわざ災害についての文言を入れなくても、事業者はおもんぱかって、それこそそんたくして全部を網羅して提案を出してくれるはずだというような答弁だというふうに私は受け取りました。ですが、それにしたって、災害についての記述が公募設置等指針(案)、基本方針の中に出てないというのは非常に問題だと思います。伺いますが、要求水準書(案)の中には確かに地盤高のこととか入っていますよ。それは非常に曖昧だと思いますが、要求水準書(案)と公募設置等指針(案)のヒエラルキーはどっちに優位性があるんでしょうか。公募設置等指針(案)の中に基本方針がございます。それが根本だというふうに理解をしていますが、その認識は合っているのか合ってないのか確認をしたいというふうに思います。  そもそも、県に国道134号の向こう側に建物を建てていいかの許可も、あるいは申請もしていないのに、質問するのも気が引けるというか、何を質問するのが妥当なのかというのが非常に悩ましいところではございますが、非常に重要な議案ではございますので、質問を進めていきたいと思います。私は、本会議の答弁を聞いて、また、今の答弁を聞いても、非常にどっちつかずの開発になる可能性があるというふうに心配をしています。観光収入は幾らかということは、本会議答弁でもありませんでしたが、事業を推進したい人にとってみても、市民のものなのか観光者にとって喜ばしいものなのか、それがどっちつかずであるときに、非常に物足りないものになるという懸念が出てくると思います。  質問をしてまいりたいと思いますが、その上で、聞いてまいりたいというふうに思います。ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの事業目的について答弁がありました。ばらばらに進めていたのを、全体に立って物事を決めていくんだというのがお答えでした。これがひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ事業の目的なのですか。確認をしたいというふうに思います。そもそもこの公園は何のためだったっけ、そこがひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの目的の中に書かれているというふうに思いますので、確認をしたいというふうに思います。  それから、防災公園の目的は持たないと。当然だというふうに思います。なぜなら、この場所は海岸に近くて、台風が起きたらそれこそどうなるかわからない場所だから、防災公園としての機能を持たないんだというふうに思います。そうであれば、なおのこと公募設置等指針(案)の中に災害対策の機能を持つ公園ということを基本方針として掲げるべきだというふうに思いますが、これについても見解を求めたいというふうに思います。  ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジについて、答弁の中から再質問いたしますが、対象のゾーンははっきりと文言で明言されています。龍城ケ丘プール跡地となっています。龍城ケ丘プール跡地は7000平方メートルです。それが何で3万平方メートルに事業範囲が拡大しているのかについては、非常に曖昧な答弁だったというふうに思います。7000平方メートルだって決して小さくありません。ちょっと調べたんですけど、北側にあるコーナンは店舗と駐車場を入れますと敷地面積は7500平米ぐらいです。7800平米ぐらいかな。コーナンの敷地面積の1割ぐらい小さいのが龍城ケ丘プール跡地の面積なんですよ。そもそもかなり大きいんです。それなのに、何で根っこにあるひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの対象地域と離れてこんなに拡大をしているのか、その根拠となる計画はどこにあるのか説明を求めたいというふうに思います。  店舗面積2500平米だって大きいですよ。コーナンの店舗は2550平米あります。ここは一体何を売る施設になるのか、冬は一体どうするのか説明をしてください。これも事業者にお任せしているのかもしれませんが、事業者にお任せするにしても、そのコンセプトというのは手前に持っておられるんだろうというふうに思いますので、お聞かせいただきたいというふうに思います。  それから、債務負担行為補正額が16億円で、VFMが出される前に、先に提案をされていることについての答弁も、なかなか理解しがたいものでした。何ておっしゃったかというと、平成30年3月の段階でコンサルタントがVFMを出しているので、それをもとにすればVFMがあるというふうに判断をしているのでというような受けとめ方ができる答弁だったというふうに思いますが、11%のVFMを出したときというのは対象面積が3万平方メートルでした。総事業費が12億円だということでした。計画が変わっているのにもかかわらず、どうしてVFMを出さずに、先に債務負担行為の議案として出されてくるのかというのはおかしいと思います。どういう手続を踏むべきだったのかということがベースにないといけませんけれども、そもそもPark-PFIでやることがいいかどうかというのが、コストパフォーマンスとしていいかどうかということがわからないのに、先に議案が出てくるのは手続の上でもおかしいし、市が出しているガイドラインにも則さないのではないかというふうに思いますが、見解を求めたいというふうに思います。  以上、よろしくお願いいたします。 68: 【みどり公園水辺課課長代理】それでは順次御答弁させていただきます。  まず、計画地の許可をまだ得ていないのに、なぜそういった議論をしているのかというところでございますが、こういった県の海岸保全区域等を許可申請して占用を受けるには、まず、私どもが描く公園の具体の設計図等がないと、申請というのはできないです。ですので、下打ち合わせというか協議としまして、今県と占用の条件等について協議をしているというところでございますので、手続上何か不備があるということでは全くございません。  続いて、湘南海岸公園再整備計画等を踏まえているとはいっても、災害等についてやらなくていいのかというところでございますが、その中で、公募設置等指針(案)と要求水準書(案)のどっちが上かというような趣旨の御質問があったと思いますが、公募設置等指針(案)というものが都市公園法で決められた募集要項に当たるものでございまして、公募設置等指針(案)の中に特定公園、いわゆる一般の公園の部分の建設に関する事項、これについて記載するというのがありますので、それについて特出ししたのが要求水準書(案)ということでございまして、どちらが上ということはございません。災害については、先ほど御答弁申し上げましたとおり、私どもも十分注意しなければならないというところで、防潮であったり高潮の対策について記載をさせていただいているところでございます。  次に、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジにつきまして、先ほどの目的がおかしいのではないのかというところでございます。説明不足でございまして、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジにつきましては、平成27年度から本市として取り組んでおりますシティプロモーション、本市にお客様を呼び込んでという中で、本市の売り、観光資源の1つである海を最大限生かし切れてないんじゃないかという議論の中で、生かすには個々にやるのではなくて、全体でやっていくというところで、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジを策定したものでございます。  防災公園でございますが、公募設置等指針(案)に記載をしたらいいのではないかということでございます。本議会の議論等を踏まえて検討させていただきます。  続いて、龍城ケ丘プール跡地7000平米だったのがなぜふえたかというところでございます。本計画につきましては、先ほどの御答弁で申し上げましたとおり、まず湘南海岸公園再整備計画がございまして、それを補完するひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジがございます。どのように公園を整備するかといった具体の方法について議論する中で、改正された都市公園法のPark-PFIも含めて検討を開始したところです。その中で、事業者等の意見を聞いて、市の財政負担をなるべく減らす中で、かけない中で公園整備をするにはというところで、先ほども出ましたけれども、VFM等が出た事業手法がいいのではないかという中で、成立する1つの条件が3万平米だったり、7000平米の龍城ケ丘プール跡地の東西の土地を活用するということでございました。東西の土地につきましても、県が管理する海岸緑地となっておりますが、本会議の答弁でも申し上げましたとおり、樹木が繁茂していろいろな課題がございました。ですので、龍城ケ丘プール跡地だけやればいいというところの議論ではなくて、湘南海岸公園再整備計画に基づいて駐車場の整備等を検討する中で、積み上げの中でこのような面積になったというふうに理解してございます。  続いて、収益施設で何を売るのかというところでございますが、これにつきましては広く提案を求めたいと考えております。  本事業が16億円に上がった段階で、VFMをやるのが先だったのではないかということと、ガイドラインとの整合でございます。Park-PFIが有効な手法であるということにつきましては、平成30年3月に答えが出ております。その中で、この事業が全く変わったという認識はございませんで、延長線上の中でやっておることでしたので、そのとおり進めてきたというところです。ただ、本議会の議論の中でVFMについてもきちんと賛成して、改めて確認がとれたところでございます。ガイドラインとの整合でございますが、本事業につきましては、ガイドラインができる前から始まったということがありまして、まずガイドラインそのものに沿ってやらなくてはいけないものではないんですが、ガイドラインの中でも、PFI法に基づかない──Park-PFIというのはPFI法とは違いますので──Park-PFI等でやる場合には、VFMの算出であったり公表等を除外できるという規定がございまして、今回はそれに該当しているという認識でございます。  以上でございます。 69: 【江口議員】本当にそうかなという答弁もありましたけれども、最後の質問をしたいというふうに思います。  遊戯施設として入っていた1.3億円がなくなった理由についてですけれども、そうすると、これは子どもが使う遊戯施設ということだというふうに理解をしておりましたが、子どもの利用は対象外になったということですか。海を見ながら、眺めながらというイメージが明確化したので、遊戯施設を上げなかったという答弁ですが、海を見ながら、眺めながらということが明確化すると、なぜ遊戯施設が外れるのかというのがわからないんです。公園の対象、利用目的が変わったのか確認をさせてください。  それから、お金に関してですけれども、ガイドラインに必ずしも従わなくてもいいんだということでした。ですが、少なくとも公表の範囲をどういうふうに捉えているのかわかりませんけれども、ガイドラインの中で、VFMを官民連携でやる場合は公表しなくていいということに本当になっているんですか。官民連携であれば、幾らお得になるのかということを公表しないで進められるんですか、議員にも説明しなくて進められるんですかというのが素朴な疑問なんですよ。Park-PFIありきなんじゃないですか。手続については省くことはできるけれども、VFMを知らせることもしなくていいんでしょうか。確認をさせてください。それがお金についてです。  今回お金がふえてきたことが、まるで地域の人たちとの話し合いによるものだと、地域の人たちからいろいろなことを言われるからお金がふえたんだというふうにとられかねないような答弁が多かったというふうに思いますが、それでは地域の人たちにとっては非常に大きな負担だというふうに思います。そもそもこの公表しない地域の人たちとの話し合いというのは、一体何の権限をもとにして開かれているものなのかということがよくわからないんです。公式の会議であれば、いつ開催しますよ、どんな内容でしたよという報告があってしかるべきだと思いますが、そうしたものはあったのかなかったのか聞かせてください。そうでないと、値上がりの理由は地域の人たちの声のおかげですということになってしまいます。  最後ですが、計画に根差していないんじゃないかという指摘です。湘南海岸公園再整備計画とひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジというのがベースとなる計画なのに、そこから離れてどんどん事業が変容、変化していくんです。私たちはそれを追いかけるだけだって大変です。一体どう変わっているのか、それがなぜ変わったのかというのがわからないからです。ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの目的は、交流人口をふやすということなんじゃないんですか。一言も出てこなかったけれども、交流人口をふやして地域経済を活性化させるということが目的なんですよね。そうであれば、総合公園で市民のためのものなんだと言っていると、どっちつかずの公園になって、どっちつかずの公園なのに規模が大きくて、防災機能を持つ防砂林がそれによってなくなってしまうということになってしまうと、計画を進めたいと思っている人にとってもそれは余り喜ばしいことではないというふうに思います。  ここからが質問ですが、Aエリアに限定をして、交流人口がふえるための計画をきちんとつくり直すべきでないかというふうに思います。なぜなら、計画に根差したものになるからです。それについては見解を求めたいというふうに思います。うまくいったら、交流人口がふえて地域経済が活性化したら、両脇に広げていけばいいんだというふうに思いますが、見解を求めたいというふうに思います。 70: 【資産経営課長】先ほどのみどり公園・水辺課のほうで行った答弁の中で、VFMの公表についてしなくてもいいというふうなところの答弁があったと思うんですけれども、ガイドラインとの整合のところで私のほうから補足をさせていただきたいと思います。  ガイドラインの中では、今回みどり公園・水辺課で進めている龍城ケ丘の事業、こちらについては、民間事業者提案というふうな中に位置づけられているものでございまして、そうすると、ステップで省略できる部分があれば、庁内で検討会を開いてVFMを検討して、それを公表するだとか、そういうふうなことが省略できるという形になっているんですね。そういうふうなことに基づいて省略している部分もあるということでございます。  なお、公表については、またいろいろ検討しながら進めていくというふうなことになってくるんじゃないかなというふうに思っております。  以上でございます。 71: 【みどり公園水辺課長】続きまして、遊戯施設1.3億円が今回の計画で除かれましたが、子どもさんが利用の対象から外れたのかという御質問かと思います。あくまでも今回の龍城ケ丘ゾーンの公園は、海を見ながらゆったりと過ごすというイメージでの公園整備ということで考えてございまして、当然に子どもさん、若い方、お年寄りの方、障がいを持たれている方、誰もが御利用いただける公園ということでの整備を目指しておりますので、子どもさんが対象から外れたというわけではございません。遊戯施設で遊んでいただくという近隣公園であったり、要は住区基幹公園的な過ごし方から、海を眺めながらという公園での利用の仕方を書いたものでございます。  続きまして、増額したのは地域の方々のせいなのかという御質問かと思います。地域の方々の声をあわせて公表したのかというお話もございましたが、地元での説明会であったり、それ以前に市民のアイデア、意見募集というのも行っております。それ以降、自治会長と市との意見交換を行っておりますが、自治会長さんの御意見というのも、あくまでも地元の御意見がこういう意見ですということで、市とのパイプ役になっていただいたわけですので、ある特定の方、自治会長さんのお声でこれが変わったということではございません。要は市民の方の御意見で事業費が増額になったということではございませんで、あくまでもそれらの意見を参考に、もとに市として公園の考え方を見直した上で、事業費が増額になったものでございます。  あと、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジに合わせて、まずはAエリアでPark-PFIを行って、交流人口がふえてから、その後に両脇を整備していけばいいのではないかという御質問かと思います。まず、確かにひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジにつきましては、海岸エリアの安心・安全な環境整備を進めるとともに、新たな魅力づくりや魅力の発信を行うことを通じ、交流人口の増加、市民のまちへの愛着と誇りの向上及び本市イメージの向上を目指すということを目的にしてございます。私どもが今考えてございますのは、Aエリアだけで市外の方々だけを対象にして公園を整備するということではございませんで、Aエリアの東西、B、Cエリアを合わせました3万平米の1つの公園ということで、市民の方々に愛され、利用される公園整備というものを目指してございます。ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの中で、交流人口をふやすという目的もございますが、この公園を整備することによりまして、当然メーンターゲットは市民の方々と考えておりますが、圏央道の開通等によりまして、広域からの集客も一部お寄りになるとか、活用していただけるということもございますので、ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジの目的とは整合している、沿っているものと考えてございます。  以上でございます。 72: 【数田委員長】引き続きまして傍聴議員の発言を許可いたします。 73: 【渡部議員】質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。同僚議員と重複する部分もございますので、簡潔に質問したいと思います。  まず、総事業費が4億円ふえたわけですが、必要だからといってふやしてばかりだと思います。人口減、税収減が見込まれる中、財政負担をかけないことが大切であろうと思います。収益施設の縮小による減額以外に、初期投資やランニングコストの削減は検討されたのでしょうか。  それから、先ほど目的に関しまして、最初の御答弁では、シティプロモーション、売りである観光資源、海を生かしていない部分というのを補完するための事業だという話から、今度は、地域経済の活性化ではなく、市民のための施設だとおっしゃっておりましたが、もう1度目的についてお伺いさせていただきたいと思います。 74: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、議員から2点御質問をいただきました。  まず、維持管理費が2億円から6億円に4億円ふえた理由ですけれども、当然際限なくふえることはいけないという認識のもとに、再度精査をしております。その上で、必要な経費ということで計上させていただいております。ただ、例えばビーチパークのほうですと、今約2.9ヘクタール開設しておりますけれども、その維持管理費が年間約3400万円、また、他市でございますが、名古屋の事例ですと約2.4ヘクタール、換算しますと同じように3600万円の維持管理費がかかっているということを踏まえますと、決して高い金額を計上したというわけではないという理解でございます。  ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ、これの目的でございますが、先ほどと重なってしまいますが、シティプロモーションで他市からお客様をお招きするといった中で、平塚の重要な資源である海を生かすというところでつくり上げたというところでございます。当然市民の皆様にもお楽しみいただけるというところでございます。  以上でございます。 75: 【渡部議員】本事業の目的は、地域経済の活性化という部分が大部分だというように理解をさせていただきました。そこで、まちづくりの専門家である木下斉さんという方がいらっしゃるんですが、その方は、活性化を目指した事業は投じた資源よりも多くの資源が流入しなければならない、むしろ投資回収できない事業は地域によってはマイナス効果をもたらすだけで、やればやるほど行政の財政支出は増加し、結局は衰退すると言っております。その観点から言いますと、何万、何十万というたくさんの人が来ても、結局収支が合わないのであれば意味がなくなってしまうと思います。  ところで、来園者見込みは70万人という数字を出されておりますが、これはどうやって出したのでしょうか。それから、その人たちは幾ら使ってくれると試算をしておりますか。お願いします。 76: 【みどり公園水辺課課長代理】来園者の予測でございます。まず初めに、前提といたしまして、平成29年度に実施いたしました本事業地におけるマーケットサウンディング、この際には事業者から、開きがありますけれども、約10万人から120万人といった提案というかお話がございました。私どもとしていろいろ精査をする中で、ビーチパークの来園者の方、この数字というのを基礎にしまして、今ビーチパークは通年の利用を目指しておりますが、事実としては夏の利用が多くございます。そういった方の規模でお越しいただければというところで算定して、70万人というような結果を算出しております。  以上でございます。(渡部議員「いくら使ってくれるか」と述ぶ)  済みません、1人当たりの単価、使っていただくお金でございますが、それについては算出をしてございません。 77: 【渡部議員】今、来園者見込みが70万人ということで御答弁いただきましたが、これに関して、平塚市として需要の掘り起こしは考えていらっしゃるのでしょうか。例えば今湘南海岸公園の駐車場は、土日になると終日物すごい渋滞をしております。市外からお越しになったお客様、市外の方が海に行こうと思っても、なかなか入れないような状態になっております。そういった部分を解消するというのも1つの方法ではないでしょうか。  それから、地域経済の活性化に必要なのは、いかにして稼ぐか、いかにして稼ぎを逃がさないかという視点だと思います。つまり、基幹産業の収益をいかに地域内に残存させるか、さらには、他地域住民の消費をいかにして自地域内に振り替えるかだと思います。東京の日本総合研究所に2200万円既に出ていってしまっているわけです。お金が地域に残るような工夫はされていますでしょうか。 78: 【みどり公園水辺課長】今、御質問は2点あったかと思います。  まず1点目に、市外の方が海岸のほうに来られまして、駐車場がいっぱいで渋滞しているというお話もございました。これらにつきましては、当然平塚海岸エリア全体で考えてございますので、龍城ケ丘ゾーンの公園以外にも、先ほどお話がありましたが、湘南海岸公園の駐車場、あと、新港の駐車場等ございます。海岸エリア、これら東西を合わせてプロムナードの回遊性を持たせまして、エリア一体で考えていくものかなと感じてございます。  2点目は、地域産業、地域にお金が落ちる方策をというお話でございます。この事業を進める効果といたしまして、雇用の創出であったり、あと、地域の情報発信というものを公募設置等指針(案)等でも求めてございますので、例えば地場産品の販売等、そちらにつなげられて地域も潤うというような事業にできたらよいかと考えてございます。  以上でございます。 79: 【数田委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。 80: 【端委員】私は、議案第50号 令和元年度平塚市一般会計補正予算に反対の立場から討論したいと思います。  理由は、第3表債務負担行為補正のところで、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業で16億円の債務負担行為が計上をされていますけれども、もともといろいろな質疑を聞く中で、本当にこの公園が必要なのかどうなのかということが疑問として浮かび上がってきました。本来平塚は、公園に恵まれたまちでありまして、30ヘクタールの大原の総合公園がありますし、そのほかにも都市公園、街区公園だとか近隣公園だとか、ほかにもいろいろ種類がありますけれど、280ぐらいの地域の公園があります。それで、新規に龍城ケ丘ゾーンに公園を設置することが本当に正しいのかどうなのかということについて、私は疑問を持っています。それが第1です。  それで、質疑の中で、Park-PFIの部分だけで整備費10億円、20年間で管理費6億円と聞いていましたけれども、維持管理費6億円は、一言で言ったらあれなんですけれども、大変な額だと思っているんですよ。1年間で3000万円ですよ。1カ月にすれば──単純計算で申しわけないですけれども──250万円ですよ。これ以外に、まだCエリアが加算されるわけで、多分1カ月にすると、維持管理費が250万円にプラス、300万円は軽くオーバーすると思うんです。  これが本当に必要なのかなということを考えると、私は、津波対策が不十分、高潮対策も不十分、こういう心配もあります。また、近隣住民に対する騒音対策も防砂対策も本当に不十分な中で、緑地帯を伐採して新規に公園をつくることが本当にいいのかどうなのか。目的もはっきりしませんよ。本当に何が何だかわからなくなってきましたよ。にぎわい創出なのか、雇用の創出なのか、市内の人のためなのか、市外からの来場者、観光客のためなのか、何が何だか目的がさっぱりわからない公園をつくる必要はない。したがって、この債務負担行為のところでは反対をしたいと思います。  余計なことかもわかりませんけれども、先ほど年に3000万円の維持管理費と言いましたけれども、私、本会議で子どもの貧困のことを聞きましたよ。例えば数年前は就学援助費が1500万円あったのが、ここ最近では600万円を切っているんですよ。もっと身近なところに税金を生かすべきだという立場でこの議案に反対をします。 81: 【数田委員長】ほかに討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 82: 【数田委員長】これで討論を終わります。  これより起立により採決を行います。議案第50号のうち、本委員会所管分は原案どおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 83: 【数田委員長】起立多数でございますので、本件は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  暫時休憩いたします。                   午後0時07分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後1時00分再開 84: 【数田委員長】会議に入る前に皆様に申し上げます。質疑並びに答弁は簡潔明瞭にしていただきますよう、御協力をお願いいたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。   4.議案以外の所管事項質問 85: 【数田委員長】それでは、「議案以外の委員会所管事項についての質問」を行います。  あらかじめ通告がありますので、これに従って順に発言を許可します。 86: 【金子委員】それでは、質問いたします。  湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業について。  (1)高波・津波対策はどう考えているのか。  (2)前面道路(134号線)の高架計画はどのようになっているのか。  津波、高波は本会議でも相当議論が出ていたので、簡潔な答弁で結構でございます。 87: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま、委員から御質問のありました高潮、津波対策について御答弁申し上げます。  現在、要求水準書(案)の中で防潮機能及び地盤高さの項目を設けております。その中では、6.5メーター以上ということで、それで高潮の影響を受けないと考えておりまして、地盤高さを6.5メーター以上、そして、防潮機能は求めないというふうにしております。一方で、異常気象によって公園の範囲が浸水するような高潮が予想される場合は、事前に気象情報を把握することで、公園内への立ち入りを制限するなど、ソフトの対策で利用者の安全が確保できると考えております。しかしながら、2007年9月と2017年10月に大型台風と満潮が重なったことによる高潮が確認されていることから、高潮等の水害対策に係る事業案件につきまして、本議会の議論を踏まえて検討していきます。
     津波対策ですけれども、L2クラスの津波が発生して、最大波が到達する6分以内に浸水区域の外へ逃げることが困難な来園者のための津波避難機能を設けることとしております。  以上でございます。 88: 【土木総務課課長代理】私のほうからは、前面道路はどうなっているかといった御質問のほうにお答えいたします。  前面道路の計画は、新湘南バイパスの計画になります。新湘南バイパスは藤沢バイパスと西湘バイパスを結ぶ自動車専用道路として計画されておりますけれども、そのうち茅ヶ崎西インターチェンジから(仮称)大磯インターチェンジまでの区間につきましては、昭和63年9月に都市計画決定がされております。現在、その一部であります茅ヶ崎西インターチェンジから茅ヶ崎海岸インターチェンジまでの区間は完成しておりますけれども、その先、西湘バイパスに至るまでの区間につきましては未整備となっております。  以上です。 89: 【金子委員】高潮、津波対策ですが、ソフトの部分というんですけれども、6分ぐらいで避難しなきゃいけないというので、これは非常に難しい判断になりますけれども、対策としてソフトの部分をどう考えているんですか。サイレンを鳴らすとか、そんなことだと思うんですが、とりあえずどう考えているのかということ。  (2)の前面道路の問題なんですが、これは今まで議論の中で出てきてないと思うんですよ。今、回答いただいたように、昭和63年9月には都市計画決定されているということで、将来的には茅ヶ崎、大磯間が高架になる予定はあり得るということですね。高架になったからといって、あそこの今の施設というのは利用ができなくなるわけではないですけれども、平塚市外からの利用客の激減ということにつながってくるということになりますね。そうなると、事業者も非常に不利益を被るということだと思うので、前面道路は果たしていつ高架になるのかというのは、現在はわからないのか、それとも、ある程度凍結という部分で将来に向かっていくのかということはどうなんですか。その辺を回答いただきたいと思います。 90: 【みどり公園水辺課課長代理】ただいま高潮、津波対策のソフト対策についての御説明でした。ソフト対策ですけれども、高潮と津波で大きく違う点は予想ができるかできないかという点でございます。まず、高潮につきましては、気象予報等で予測できますので、例えばあらかじめ公園を閉鎖するとか、人が入らないような形で対策することも考えてございます。津波に関しましては、6分というのがタイムリミットというか、時間がございますので、日ごろから従業員を含めた避難訓練等の実施によって、迅速な避難をさせていきたいというふうな、そういったソフト対策をしていきたいと考えてございます。  続いて、高架化がされた場合の来園者の減少等でございます。まず、本事業による公園整備のメーンターゲットは市民と捉えておりますので、高架化による影響は少ないと考えております。一方、圏央道を通って来られる市外からの来園者も期待をしているところですが、高架化によるいわゆるストロー現象と言われる事象によって、本公園を通過してしまう人がふえる可能性はあると認識しております。したがいまして、本事業におきましては、引き続き市内の方の来園に重点を置きつつ、さらに、通りすがりに立ち寄る以外にも、目的地としてお越しいただけるように、魅力的な公園としての整備を目指してまいります。  売り上げの減少につきましては、新湘南国道の高架化につきましては都市計画決定している事項でありまして、事業者も当然に承知している事象でございます。その上で、公募設置等指針(案)においてリスク分担を定めてございます。項目としては需要変動に該当しまして、これは当初の需要見込みと異なる状況が生じた場合の負担について規定しております。高架化による需要変動はこれに該当します。これは事業者側の負担としておりまして、市に損害が生じることはございません。 91: 【土木総務課課長代理】私のほうからは、前面道路についていつ高架としてできるのかという御質問にお答えいたします。  こちらの新湘南バイパスですけれども、現在、高架で整備していくという計画になっておりまして、凍結ということでは決してありません。現在の時点としましては、事業が未着手ということになっております。  以上です。 92: 【金子委員】高架の問題ですけれども、今、事業が未着手ということで来ているということですけれども、市のほうはその程度しか情報を共有してないというか、この道路計画についての情報は得ていないということですか。 93: 【土木総務課課長代理】今、新湘南バイパスの整備状況について市の情報ということですけれども、こちらの整備に当たりましては、まだ用地買収等の問題がございますので、現時点ではいつ事業に着手するかはわからないということで確認しております。  以上です。 94: 【端委員】通告を出しています。地域の公園、街区公園とか近隣公園等ありますけれども、この維持管理についてでございます。  樹木の選定はどの頻度でどのぐらいやっているのかということ、また、遊具とトイレの配置、管理等について質問をしたいわけですけれども、いろいろな遊具があります。鉄棒とか滑り台とかブランコとか、いろいろな揺動型の遊具もあると思いますけれども、これらを設置する基準、あるいは撤去、廃止する基準とかいうのがあるのかないのか、どうなっているのかお尋ねしたいということでございまして、トイレについては、トイレがある公園、ない公園あると思いますけれども、その設置基準があるのかないのか、また、トイレの清掃はどのぐらいの頻度でやっているのか、このあたりをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 95: 【みどり公園・水辺課担当長】ただいまの御質問に対してお答えします。  樹木の剪定頻度につきましては、3年に1回をめどとしております。  遊具の設置基準につきましては、新設の場合は、公園施設管理基準に基づき、公園の面積や利用する者を考慮しながら、設置する種類や遊具を決めております。撤去した場合につきましては、安全領域といいまして、遊具ごとに安全な利用を確保するために障害物や動線の混乱による衝突をなくすための領域が設けられていまして、こちらを考慮して設置する遊具を決めております。安全領域の設定が平成14年以降なので、古い基準でつくられている公園ですと、撤去した後に同じ遊具を入れられなくなったり、場合によっては遊具自体が設置できない可能性もございます。  続きまして、遊具の廃止や撤去をするときの基準や考え方についてです。安全上問題がある場合や、修繕での対応ができなくなった場合に対して撤去をしております。遊具の再設置ができない場合には、さらに廃止という形をとらせていただいております。いずれの場合も、地元の自治会に相談しまして、了承を受けてから撤去等を行っております。  続きまして、トイレの有無の基準についてです。基本的に近隣公園以上の公園に設置しております。街区公園につきましては、誘致距離が比較的狭いため、自宅に戻って用を足してもらうように考えております。ただ、古い時代につくっております街区公園については、地元等の要望でトイレを設置している経緯がございます。  続きまして、トイレの清掃頻度についてお答えいたします。基本、週1回から3回行っております。回数の差は、トイレの利用頻度で判断しております。街区公園であっても、町なかにあって利用頻度が高い公園については週3回清掃を行っております。  以上です。 96: 【端委員】まず、樹木の剪定のほうですけれども、3年に1回の頻度ということでしたけれども、そうはいいながらも、近隣というか住民の方から非常に樹木が繁茂しているから切ってほしいという要望もあるかと思うんですけれども、そういう場合にはどのように対応しているのかをお聞きしたいと思います。即やっているのか、いや、3年に1回なんだからもうここはやらないんだよということなのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。  それと、遊具についてでございますけれども、安全な利用を確保するために判断しているということなんでしょうけれども、遊具をめぐっていろいろな事故が以前に起きたことがあると思うんですよね。ちょっと調べたんですけれども、2012年に国土交通省が都市公園における遊具の安全確保に関する指針というのを作成しています。さらに、一昨年の2017年に都市公園法が改正されて、年1回の遊具の安全点検、これが義務づけられたというふうになっていますけれども、安全点検をどういうふうに、法律どおりやっているのかどうなのか。1回目の答弁では、修繕できない場合には撤去するよ、地元の自治会の了承は得ているよということなんですけれども、安全点検のやり方、また、地元の自治会長さんは御存じかもわかりませんけれども、実際に小さい子どもと一緒に遊ばせている保護者から、滑り台を使っていたのに知らぬ間になくなってしまったという声も時々聞きますので、そのあたりについて本当に住民、地域の方、利用者に連絡が行っているのかどうなのかということについてお尋ねをしたいと思います。  トイレの設置基準は、面積によって違うよ、また、トイレの清掃は週1回から週3回ぐらいですよということだったと思いますけれども、トイレについては、こういう声を聞くんですよね。小さい子どもが公園のトイレを大変利用しづらいと。何でかというと、公園のトイレは暗い、利用できない、怖いというふうに。夕方ぐらい、冬場もそうだと思いますけれども、そういう声を聞いていますけれども、それに対する改善が必要ではないかなと思いますけれども、見解があればお伺いしたいと思います。 97: 【みどり公園・水辺課担当長】まず、樹木の剪定頻度についてですが、基本的には3年以内の場合は順番を守ってもらっていますが、ただ、現地のほうを確認いたしまして、民地側に越境している場合、あとは、安全上問題がある場合は、これにとらわれず剪定等の対応をしております。  続きまして、遊具の点検方法ですが、国等で定められている点検項目に従いまして、直営班のほうで遊具のみの点検としては年6回、公園施設全体、遊具も含めた点検は年4回行っております。ですので、遊具としては年10回点検を行っております。また、遊具の撤去の際の周知方法につきましては、即時撤去しないと危険なものを除いて、撤去する遊具のほうに周知の案内看板を張りまして、一定期間周知をしてから撤去のほうを行っております。  続きまして、トイレが暗いというお話ですが、現在、トイレ照明灯につきましてはセンサーと連動させて点灯するようになっております。家庭のトイレに比べるとどうしても暗くはなってしまいますが、明かり取りなどを設けまして、利用に支障のない明るさの確保を行っていると思っております。  以上です。 98: 【端委員】剪定については、今はちょうど緑がいろいろ繁茂している時期ですけれども、住民要望があれば迅速に、適切に対応していただきたいなと、このように思っています。  それと、遊具についてですけれども、今のお話を聞くと、遊具については年に10回ぐらいという形で安全点検されているということなんですけれども、実際に使えなくなった遊具、撤去した遊具であるならば、そこにまた新しいものをつけてもらうように、子どもたちが不便をこうむらないように新しいものにリプレースするとか、そこらあたりの対応をぜひよろしくお願いしたいと思います。そのあたり、現状はどうなっているのかお聞きしたいと思います。  それと、トイレの明るさの件ですけれども、センサーによってオン、オフしていると言われましたけれども、聞きますと、実際のセンサーというのは公園の街路灯というか公園灯のセンサーに基づいて照度を感知して、それと同時にトイレの中もオン、オフしているんだよと。だから、トイレというのは、ドアを閉めると、もちろんスリットの明かり取りはありますけれども、子どもにとってはトイレの中は本当に暗くなるわけですよね。それで、全部がそうかは知りませんけれども、外の照度を感知して、同時にトイレの中もオン、オフするというのではなくて、トイレの中は公園灯とはまた別立てでオン、オフを手動でできるとか、あるいは、センサーで感知するのであれば、外とは切り離してオン、オフできるように、そんな工夫もできるんじゃないかと思いますけれども、そのあたりについての工夫をよろしくお願いしたいと思うんですが、見解をお願いします。 99: 【みどり公園水辺課長】ただいま、御要望も含めて3点いただきました。  まず、樹木の剪定でございます。委員がおっしゃられますとおり、この季節は確かに木の枝であったり木の葉が生えそろう時期ですので、要望がございましたら、剪定の緊急性があるかどうか適切に調査等を行って、対応していきたいと考えてございます。  続きまして、使えなくなった遊具を撤去した後に、新しい遊具を設置する検討をということでございます。基本的に遊具は、古いもの、安全上問題があるものにつきましては、修繕なり撤去した後に設置をしたいということでは考えてございますが、先ほど委員さんが述べられました、平成14年に国土交通省のほうから遊具の安全確保に関する指針というものが出てございまして、平成14年度以降に遊具ごとに周辺で活動できる範囲といいますか、この遊具には周辺これぐらいの距離をあけなければいけませんという指針が出てございます。この指針が出される以前の公園ですと、比較的遊具を近くにつけて設置をしているという公園がございまして、この指針から外れてしまう遊具というものもございますので、安全領域を確保できない場合につきましては、遊具の新しい設置が難しいかなと考えてございます。  3点目のトイレの明るさ、スイッチなどで外と中と別立てでオン、オフできる工夫をということでございます。基本的に、今ついておりますトイレにつきましては、先ほど答弁させていただきましたように、センサー式、外でのセンサーと連動しているという形で設置をしてございます。この形にしておりますのが、スイッチ式、スイッチでオン、オフできる形にしておきますと、過去にいたずらであったり、あと、電気をつけっ放しにされてしまうという事例が多々ありましたので、基本的には外とのセンサー連動式としてございます。ということで、設置位置、場所とかで、植栽の近くであるとか、あと、トイレの構造、明かり取りはついているかとか、トイレによっても異なりますもので、基本的にはセンサー式としてございますが、要望がございましたところについては、個々に現地のほうで調査をしての対応になってくるかと考えております。  以上でございます。(端委員「よろしくお願いします」と述ぶ) 100: 【佐藤委員】それでは、平塚市空家バンクの活用について御質問します。  平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行され、平塚市においても平成30年3月に平塚市空家等対策計画が策定され、ことし3月から平塚市空家バンクが設置されました。平塚市空家バンクについての登録件数の現状、相談件数がこれまでどの程度だったのか、平塚市空家バンクの制度を周知するには、空き家の所有者のみならず近隣の住民への啓発も大切と考えますので、今後どのように取り組んでいくのか伺います。 101: 【まちづくり政策課担当長】ただいま、平塚市空家バンクについて数点御質問をいただきました。順に御答弁いたします。  まず、平塚市空家バンクの現在までの登録状況でありますけれども、平塚市空家バンクのほうについては、3月から本運用を開始しておりまして、それに先駆けまして、昨年11月から物件の登録募集をしております。現在までに相談はあるものの、登録にまでは至っておりません。  続きまして、相談件数のほうについては、売りたい方、貸したい方合わせて4件の相談を受けています。また、買いたい方、借りたい方からは8件の御相談のほうを受けております。  続きまして、周知啓発が大事だということで、今後どのようにしていくのかというお話です。平塚市空家バンクのほうについては、まず募集に当たりまして、定例の市長の記者会見や広報及びホームページ、そういった周知を図るとともに、平塚市自治会連絡協議会、こちらのほうの定例会での説明や、チラシの配布、公民館や町内福祉村などにもチラシのほうを配架しております。さらに、当課で相談を受けております空き家のうち、適正に管理されている空き家の所有者さんに対しても直接案内のほうを送っております。  今後の空き家に関する取り組み、こちらについては、いろいろな取り組みがあるんですけれども、今までは個々にチラシのほうを作成して配架をしていたんですけれども、ここでチラシを統合したものをつくりましたので、自治会や公共施設などに配架してまいりたいと思います。さらに、今後の新たな取り組みとしまして、固定資産税の納税通知書、こちらのほうにチラシの同封をしたりとか、空き家の無料相談会の開催などの検討を今進めておりまして、それらを通してさらなる周知に努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 102: 【佐藤委員】平塚市空家バンクをもっと活用するには、先ほども申したように、近隣住民も自分の住環境を守るために、お隣が空き家だったり、自分の地域の中にある、目で見て気になるとか、草がすごいとかいろいろ考えて、感じていても、なかなかどこに声を上げていいのかわかりづらかったりするんですね。平塚市空家バンクができたせいか、空き家に平塚市が取り組んだせいか、平塚駅の駅前大通り線、私の住む八幡地区などは目に見えて空き家が解体されていっている現実も実際あって、私もびっくりしているんですが、そういったアンテナを張っていらっしゃる住民がいる一方、空き家があることで不安を抱えて、どこに言っていいかわからないという方が非常に多くて、平塚市空家バンクが創設されるまでに、先ほどもおっしゃっていた連合自治会では、自分の地域を回っていただいて、現状を見ていただいて、調査結果をもとに今までの計画も立てられていると思うんですが、今後も空き家がふえていくという社会の中で、連合自治会との連携をどういうふうに図っていくのか、また、平塚市空家バンクができるまでにたしか庁内でも連携を深めていくということで、高齢福祉課とか福祉の面からも情報発信していくというような意見もあったと思うので、その辺をどういうふうに取り組まれるのか伺いたいと思います。 103: 【まちづくり政策課担当長】ただいま、連合自治会との連携というお話がございました。自治会のほうには、必要に応じて説明とかチラシの配架などいろいろしているんですけれども、平塚市のほうでは、空家等対策協議会という空家法に規定される法定協議会を持っておりまして、こちらは平塚市の附属機関に該当するものになります。こちらには、平塚市自治会連絡協議会の方はもちろんなんですけれども、平塚市民生委員児童委員協議会の方にも入っていただいておりますので、こういった協議会の中でも連携に対する具体的な御意見をいただきながら、今後連携の幅を広げていきたいなと思っています。  続きまして、福祉の関係ですけれども、庁内でも空き家の担当者級のワーキングや課長級の会議、部長級の会議というのを開催しておりまして、庁内関係課の中には福祉部署も入っております。先ほど私のほうで、空き家の無料相談会のお話をさせていただいたんですけれども、こちらのほうについては、まだ開催に向けていろいろな課題があるので、庁内で検討を進めている最中です。その中でも、相談会を効果的にやっていくに当たっては、福祉の部署との連携というのが必要になってきますので、エンディングノートのお話なんかも出ていますので、福祉部署とも今連携を図りながら、いろいろな取り組みのほうを進めているところでございます。  以上でございます。 104: 【佐藤委員】チラシを新しくされて回覧とかに入れて、一生懸命啓発に努められる一方、回覧が多くなると、高齢になるとなかなか読むのがつらいとおっしゃる方もいるので、地域によっては自治会だよりとかを出しているところもあります。反対に、自治会だよりを出していないというところもあるので、地域によっての啓発の仕方というのも、担当部署として多分御苦労されるところもあるかと思うんですが、出したら出しっ放しじゃなくて、定期的に、コンスタントに啓発を続けていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 105: 【数田委員長】要望でいいですね。(佐藤委員「はい、すいません」と述ぶ) 106: 【永田委員】河内川の件で風水害の対策を伺ってまいりたいと思います。河床のほうのしゅんせつ、これについて進捗をお聞きしたいと思います。 107: 【土木総務課課長代理】ただいま、河内川のしゅんせつの状況ということで御質問をいただきました。  直近のしゅんせつの状況なんですけれども、平成29年度に万年橋の下流で河床整理を行っております。また、同じく平成29年度に新幹線の上下流部でも河床整理を行っております。昨年度につきましては、下流部の導流堤付近で樹木の伐採等を行っております。今年度につきましては、予定ですけれども、同じく下流部のほうでしゅんせつを実施する予定と聞いております。  以上です。 108: 【永田委員】少しずつ形が見えてくるということが望みなんですけれども、なかなか2級河川の中で平塚市だけの内容ではございません。平塚土木事務所河川砂防課のほうとの連携というのは非常に重要になってくるので、この辺はぜひよろしくお願いしたいと思うんですが、下河原橋付近のかさ上げの進捗、これも1回聞いておきたい。これについて見解を求めたいと思います。 109: 【土木総務課課長代理】下河原橋付近のかさ上げということで御質問いただきました。  河内川についての対策なんですけれども、県は将来的には河川整備計画というものを策定した上で、河内川の対応を考えていくということなんですけれども、まだその計画を策定するまでには何年もかかるということです。それで、現在、河内川のほうでどういった対策がとれるかということを委託発注して調査を行っております。その調査結果をもとに、かさ上げ等ができるかどうかを検討していくということで伺っております。  以上です。 110: 【永田委員】かさ上げだけが手法ではないと思いますけれども、しゅんせつ絡みに戻ってしまうんですが、しゅんせつと同時に、護岸のほうが削られたり、場合によったらそこの部分をもとに復旧したりという工事も基本的には出てくる内容かもしれません。川自体が蛇行したり細いものですから、かさ上げというのも1つのテーマにはなると思うんですけれども、逆に言うと、それ以外の工法をよく検討していただく。そのためにも、平塚土木事務所との連携というのは欠かせないと思います。  それからもう1点、旭のサンロードのところから下河原橋に向かいまして、下流の左岸側のほうの話の継続、関連ですけれども、そこには土のうが現在積まれております。最初は白い土のうでしたが、約3年ももたないうちに中の砂、土が見えてきてしまう。黒い土のうにかえてもらいました。これは、地域、地元の要請で平塚土木事務所のほうに対応していただいたということなんですけれども、問題は、多少雨が降ったときに必ず水たまりができています。本来の土のうの積み方が適切であったにもかかわらず、そういう部分が多々見られるということに関して、平塚土木事務所のほうの仕事と、平塚市の管理、連携ができている中で、地元からのそういうお声も少なくなるように思いますけれども、その点をひとつ確認しておきたいんです。  それからもう1つ、何回も話が戻りますけれども、今後も平塚土木事務所のほうが基本的に受けていただく内容でありますけれども、土木総務課としても、中間報告をある程度まとめるというか、現場に発信できる状況の中では、ぜひこういう状況で進んでいるという情報発信をしていただければありがたいかなと思いますが、この点もあわせてお伺いしたいと思います。 111: 【土木総務課課長代理】河内川に関することで改めて御質問をいただきました。  まず、地元との対応の中で、土のう等によって水たまりができちゃうというふうなことだったんですけれども、県も土のう等によってあの辺に水たまりができてしまうということは承知しておりまして、その対応については、徳延の自治会ですとか自治会の皆さんの立ち会いのもと、どういったことがお困りかということを伺いながら、対応を進めているということで確認をしております。  あと、県との連携の部分についてなんですけれども、例えば神奈川県のほうで神奈川県流域対策連絡協議会というものを設置しておりまして、この中で当市も河内川の作業部会というものに参加しております。そういったものへ参加する中で、県とともに河内川の洪水対策を検討しておりまして、そこで得られた検討方法ですとか、そういったものをどうやってこれから市としても発信していくかというのは考えていきたいと思っております。  以上です。 112: 【土木総務課長】それから、地元への情報発信ということです。本市におきましても、地域の浸水対策とか河川内の状況などを確認するために、河川のパトロール等も行っておりまして、そういった点についてはしっかりと実施していきたいと考えております。それと、先ほど課長代理も言いました神奈川県との関連等もございますので、そういった情報を踏まえて、神奈川県とも強い連携を持ちながら、地元のほうに情報発信等を行っていきたい、そのように考えております。  以上です。 113: 【数田委員長】これで議案以外の所管事項についての質問を終わります。  以上で付託されました案件の審査は全て終了いたしました。 ─────────────────────────────────────────────   5.行政視察の実施について 114: 【数田委員長】次に、「行政視察の実施について」を議題といたします。  当委員会の所管に属する事務を調査するため、7月16日火曜日に富山県富山市、視察項目は市街地再開発事業「TOYAMAキラリ」について、7月17日水曜日に岐阜県岐阜市、視察項目は市民協働型のコミュニティバスについて、以上のとおり行政視察を行いたいと思いますが、これに異議はありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 115: 【数田委員長】御異議がありませんので、そのように決定いたします。  以上で本日の日程を全て終了しましたので、本委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。                   午後1時38分閉会            委 員 長   数 田  俊 樹 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...