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平成30年 総務経済常任委員会 本文 2018-12-14
平成30年 都市建設常任委員会 本文 2018-12-14

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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年 都市建設常任委員会 本文 2018-12-14 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 71 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 小泉委員長 選択 2 : 小泉委員長 選択 3 : 小泉委員長 選択 4 : 小泉委員長 選択 5 : 小泉委員長 選択 6 : 小泉委員長 選択 7 : 臼井委員 選択 8 : 総合公園課長 選択 9 : 臼井委員 選択 10 : 総合公園課長 選択 11 : 臼井委員 選択 12 : 小泉委員長 選択 13 : 建築住宅課長 選択 14 : 鈴木委員 選択 15 : 総合公園課長 選択 16 : 鈴木委員 選択 17 : 総合公園課長 選択 18 : 小泉委員長 選択 19 : 小泉委員長 選択 20 : 小泉委員長 選択 21 : 小泉委員長 選択 22 : 小泉委員長 選択 23 : 渡辺委員 選択 24 : 建築住宅課課長代理 選択 25 : 渡辺委員 選択 26 : 建築住宅課課長代理 選択 27 : 建築住宅課長 選択 28 : 渡辺委員 選択 29 : 建築住宅課長 選択 30 : 小泉委員長 選択 31 : 江口委員 選択 32 : 建築住宅課課長代理 選択 33 : 江口委員 選択 34 : 建築住宅課課長代理 選択 35 : 江口委員 選択 36 : 小泉委員長 選択 37 : 建築住宅課課長代理 選択 38 : 石黒副市長 選択 39 : 小泉委員長 選択 40 : 片倉委員 選択 41 : みどり公園・水辺課課長代理 選択 42 : 小泉委員長 選択 43 : みどり公園・水辺課課長代理 選択 44 : 片倉委員 選択 45 : 建築住宅課課長代理 選択 46 : 建築住宅課長 選択 47 : 片倉委員 選択 48 : 小泉委員長 選択 49 : 鈴木委員 選択 50 : 建築住宅課課長代理 選択 51 : 小泉委員長 選択 52 : 小泉委員長 選択 53 : 小泉委員長 選択 54 : 小泉委員長 選択 55 : 小泉委員長 選択 56 : 小泉委員長 選択 57 : 江口委員 選択 58 : 小泉委員長 選択 59 : 江口委員 選択 60 : 小泉委員長 選択 61 : 江口委員 選択 62 : 総合公園課課長代理 選択 63 : 江口委員 選択 64 : 総合公園課課長代理 選択 65 : 小泉委員長 選択 66 : 小泉委員長 選択 67 : 小泉委員長 選択 68 : 小泉委員長 選択 69 : 渡辺委員 選択 70 : 小泉委員長 選択 71 : 小泉委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 出席者   小泉委員長、黒部副委員長ほか全委員(臼井、渡辺、江口、片倉、鈴木) 説明員   石黒副市長、石川防災危機管理部長、小林まちづくり政策部長、       中島まちづくり政策部交通政策担当部長、小山田都市整備部長、佐野土木部長、       三野消防長ほか関係課長 議 題   1.議案第77号 専決処分の承認について〔平成30年度平塚市一般会計補正予算〕(所管部分)   2.議案第82号 平塚市都市公園条例の一部を改正する条例   3.議案第84号 指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕   4.議案第85号 指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕   5.議案第89号 平成30年度平塚市一般会計補正予算(所管部分)                   午前10時00分開会 【小泉委員長】改めまして、おはようございます。ただいまから、都市建設常任委員会を開会いたします。  まず、本日の委員会の傍聴については、先例のとおり取り扱い、会議を進めていきたいと思います。   1.議案第77号 専決処分の承認について〔平成30年度平塚市一般会計補正予算〕(所管部分) 2: 【小泉委員長】それでは、議案第77号「専決処分の承認について〔平成30年度平塚市一般会計補正予算〕」のうち、本委員会所管部分を議題といたします。  本件に対して、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    3: 【小泉委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 4: 【小泉委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第77号のうち、本委員会所管部分を承認することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: 【小泉委員長】御異議がありませんので、本件は承認すべきものと決定されました。 ─────────────────────────────────────────────   2.議案第82号 平塚市都市公園条例の一部を改正する条例 6: 【小泉委員長】次に、議案第82号「平塚市都市公園条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件に対して、質疑はありませんか。 7: 【臼井委員】冷暖房設備について、幾つかお伺いをさせていただきます。  まず1つ、あの武道場で夏場ずっと練習していると、稽古していると、救急搬送される子どもたちが非常に多かったので、今回冷暖房をつけていただけるということは大変ありがたい話なんですが、あれだけの大きい、広い部屋をどのくらいの時間で冷やすことができるのか。それで、1時間当たり500円というお金を取りますよということをかけているわけですけれども、どのくらいで冷えたり暖かくなったりとかするかその時間と、システムがどういうものになっているのかをお教えいただきたいと思います。  それから、今現在進めていると思いますが、工期はいつまでなのか。  それから、500円の根拠を教えてください。  以上3つ、よろしくお願いします。 8: 【総合公園課長】ただいま、武道場の空調につきまして、大きく3点の質問をいただいております。  空調の冷える、暖まる、このところがどれぐらいで冷える、暖まるかというところでございます。空調の性能につきましては、あそこの武道場のそれぞれの部屋を十分に冷やす、暖める能力を有しているという形で聞いておるんですが、具体に何分たてばそこが適温になるかというところまでは、今の状況では、私ども今手持ちでございませんので、お答えすることができない状態でございます。  システム的なものに関しましては、武道場のそれぞれの部屋を申し込んでいただきますと、大もとの管理事務所のほうで設定をしまして、使用の時間に合わせて入り切りをさせていただくという形をとらせていただいております。武道場だけではなくて、各更衣室であるとか師範室であるとか、そういうところがあるんですけれども、今回の料金設定をしているところは、あくまで使う部屋、大きい畳のところと、それから、床のところの部分になっています。今申し上げた師範室であるとか、そういうお部屋については、料金を支払うことはなくても使うことができるような、そういうシステムになってございます。  2点目の工期なんですけれども、この工期につきましては、一応契約上では来年の2月末までという契約になってございます。ただ、工事の進捗によっては、当然工期いっぱいいっぱいまで工事をやるということではないというふうに我々は想定しておりまして、利用に関しましては、来年の1月末までは使えないという形で現在運用させていただいております。  次の3点目の500円の根拠でございますけれども、ここの部分につきましては、このシステムを稼働させたときのランニングコストというところを計算させていただいております。このランニングコストの金額が、はじき出すとおよそ500円という数字が出てきましたので、500円という料金を設定させていただいております。  以上です。 9: 【臼井委員】今、最初に言われました、申し込んでおけば管理事務所でオン、オフをやっていただけるというお話だったんですけれども、となると、じゃあ、7時から9時までお借りしますという2時間の中で、7時にあの部屋に入った段階では既に涼しい状況になっているとか、暖かくなっているのか、7時から使うんだから、7時にスイッチを入れるよというものなのかどうかというのをお聞きしたいと思います。  それから、工期がとりあえず2月末までということだけれども、1月末までは使えませんよということを使用者にお伝えしていると思うんですね。これが早まったりした場合は、もう使えますというような案内は出していただけるのかどうか。  それと、500円の根拠は余りよくわからなかったんですけれども、さっきの一番最初の話に戻るんですが、500円を払うかわりに7時だったら7時の段階で既に暖まっているような状況というのはつくり上げることができるのか。この点をもう1度お伺いしたいと思います。 10: 【総合公園課長】ただいまの御質問に関しまして、一部説明が不足していたということで、申しわけありません。  まず、時間の運用でございますけれども、今考えておりますのは、今おっしゃっていただいた例えば夜の7時から使われるという場合には、一応7時の段階で空調を入れるということを現在のところは想定しております。ただ、実際のところ、運用していく中でいろいろまた問題も出てくる可能性もございますので、その辺は実際に運用していく中で少し考えさせていただきたいなというふうに考えております。  あと、次のところの、工期が早まれば、使える状態になれば、それは告知をして使えるようにするのかというところでございます。これも、今施工業者のほうが工事をやっておりまして、進めているところなんですが、工期に関しては、今我々が想定している期間よりも縮まるというところはなかなか難しいかなというふうには考えています。場合によっては、工期が一応2月末までになっておりますので、そのあたりをまた我々も施工業者、関係する課と調整をしながら、しかるべきあけるタイミングというのは考えさせていただきたいなというふうには思っております。  あと、少し補足で、500円というところなんですけれども、通常に空調を運用させるときの例えば電気代でありますとか、そういうところのお金を計算させていただいています。このシステムを導入するコストについては、料金には反映させていません。これは、体育館の第一体育室も空調があるんですけれども、そこの部分の空調も同じ考え方でやっております。ですので、あくまで稼働させるのにかかる電気代であるとか、そういうところを積算させていただいたというところで御理解いただければと思います。お願いします。 11: 【臼井委員】今までは、根性を鍛えるみたいに、暑い中耐えろ、寒い中耐えろというふうな形だったんですが、諸外国全部見ますと、たまたまこれは柔道の話だけになりますけれども、きちんと冷暖房がついている。東海大学の武道場なんかも全部冷暖房がついていますので、今回こうしてやっていただけることは非常にありがたいなというふうに思います。多分平塚から優秀な選手がたくさん出ると思います。  以上です。ありがとうございます。(「ちょっと補足を」と述ぶ者あり) 12: 【小泉委員長】どうぞ。 13: 【建築住宅課長】申しわけございません。工期のお話で、今、総合公園課長のほうから、所管のほうと相談をさせていただきたいということでお話がございましたけれども、少し補足をさせていただきたいと思いますけれども、今回の空調機の製作工場が横須賀にございまして、横須賀の工場の隣地で大変大規模な倉庫火災がございました。これは今年度のことでございますけれども、その倉庫火災の影響で、工場の稼働が当初予定からずれ込んでおるというような報告が受注業者から上がってきてございます。  したがいまして、現時点で契約工期についての変更はしてございませんが、工期等について協議をしたいという申し出がございます。したがいまして、今後年が明けて、現場の施工が佳境に入っておりますけれども、その辺のところを鑑みて、適切な対応をとらせていただきたいと。また、所管のほうとは十分に情報等を共有して、利用者の方に御迷惑がかかるようなことがないように、そこだけはしっかりと施工を監督してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 14: 【鈴木委員】関連なんですけれども、冷暖房の温度管理は一般の部屋ですと今の時期は19度で、夏場は28度かなというふうには思っているんですが、温度管理というのは、先ほどの質問の中で、7時になったら入れますというんですが、じゃあ何度設定で入れるのかというところもあります。  ただ、体を動かす内容でありますから、温度と湿度とさまざまな条件を加味して、運動をしていいかどうかの判断ができる計測器があるんですが、江口委員の本会議での質問の中で、今度、各学校の体育館には1校ずつ入れていきますというところだったと思うんですが、そこのところで、今までは35度以内だからいいんだというところで先生の判断でやって、熱中症の子どもがばたばたと出ていたというのが今の現状なんですが、こういうところの温度管理によって、例えば冷暖房は要らないですよという場合とか、ケース・バイ・ケースがあろうかと思うんですけれども、そこら辺に対しての対応というのはどういうふうにするのか。  2点ほどお聞きしたいと思っております。 15: 【総合公園課長】温度設定の管理につきましては、こちらも運用する中で、恐らく空調を入れた段階で温度が高い、低いというところが出てこようかと思いますので、そのあたりは御利用される団体様と確認をしながらやっていきたいというふうには思っています。現状のところにおいては、最も標準であろう設定という形で進めさせていただくような形になろうかと思います。  もう1つの、温度が高いから、低いから、この段階で使う、使わないというのは、今回の武道場に関しましては、御利用される団体の方から使いたいという申し出があって、申請をしていただいて、それで使っていただくという形になりますので、こちらのほうからそれは使ってはいけませんとか、それを使うのはどうしましょうかという形の投げかけというのは、基本的には申請主義ということで、こちらのほうから何かをするということは現在のところは考えてないということでございます。  以上です。 16: 【鈴木委員】温度の設定は、基本は標準の設定というんですが、その標準の設定というのは、先ほど私が言った19度、28度なのか、それとも、体を動かすところでの温度設定というのはそれ以外の設定温度で、先ほど臼井委員のほうからも東海大のほうにも入っているというところで、東海大は実績があるわけですから、東海大は何度でやっているんですかというのは聞けばわかる話ですし、東海大だけではなくてほかでもやっていると思います。そういうところは、それは何度設定で、どういう許容範囲でやっているのかというのはわかるところですよね。基本はこれでやるんだったら、そこら辺のところをきちんと決めておくのが普通じゃないかと思うんですけれども、これから相談しながらやっていきますというのは、いいのか悪いのか何とも言えないんですけれども、そこは決定できるのではないのかなというふうには思います。  それで、もう1個、使う、使わないは使用者の方の選択ですというふうに言うんですが、ことしみたいな真夏に指導者の方が、「いや、まあまあ、体を鍛えるんだから、汗をかいて当たり前なんだ、きょうは冷房は要りませんよ」と言ったときに、小さい子だとかがいたときにばたばた倒れちゃいましたと。それは、使った側の責任ですよで済ませてしまうのか、それとも、もう一歩踏み込んで、こういう環境の中では測定器というのは置いてくださいねという、そういう配慮ができないのかどうなのか。市民ファーストでいくんだったら、そういう配慮も考えたほうがよろしいんじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。 17: 【総合公園課長】ただいま質問いただきました内容についてですが、温度設定につきましては、確かに東海大学、それから、近隣で申しますと秦野市のほうの体育館も武道場のほうに空調が入っているというふうに聞いております。委員がおっしゃるように、聞けばわかることというところでもございますので、その辺はまず確認をさせていただいて、適正な温度を我々のほうでまずは考えさせていただきたいというふうに思います。  2点目の湿度、温度とかの測定器のことでございますが、現在のところ、それを私どものほうで導入をするというところは検討はしておりませんけれども、今おっしゃっていただいた内容を我々のほうも持ち帰らせていただいて、それが必要なのかどうなのかというところは、先ほど申し上げた他市、他施設の状況も考えて進めさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 18: 【小泉委員長】ほかにございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 19: 【小泉委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 20: 【小泉委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第82号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 21: 【小泉委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   3.議案第84号 指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕   4.議案第85号 指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕 22: 【小泉委員長】次に、議案第84号「指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕」及び議案第85号「指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕」の2案件は、審査の都合により一括議題といたします。  本件に対して、質疑はありませんか。 23: 【渡辺委員】それでは、特に市営住宅の指定管理者について質問をしていきます。  今回、市営住宅の指定管理の報告があったときに、意外と得点は高かったなという感じはしました。それは、結構市営住宅の居住者との中でトラブルとか不満とかもあるし、全体的に評判がよくないということも聞いているんですね。私自身も何件かの相談を受けて、1つは、ある住宅で、東急コミュニティーの職員がネームプレートもつけずにやってきて、いろいろすったもんだのやりとりをするとか、住宅内の樹木の伐採の関係で、正しいかどうかは別として、十分な理解が得られないようなやりとりが行われるとかもありました。ですから、報告書を読む前に、初めからこういった問題については指摘はしておこうというふうに思っていましたけれども、びっくりしたのは、審議の要旨を見てみますと、本当に同じようなケースがたくさんだなと。ですから、私が経験した以外に、かなりのトラブルがあったんだなというふうに感じました。  それで、最初に質問するのは、まず、指定管理の関係で一番大事なのはサービスの向上というふうに考えています。特に市営住宅の指定管理の関係で、このケースの場合、サービスの向上とは何なのか、それについてお聞きをします。  審議の要旨の中でも、弱者に配慮して、滞納家賃の回収についても強引に行わないようにというふうなことが指摘をされています。利用者への対応について、今までの状況と今後についてどういった審議が行われたのか、内容についてお聞きをします。このところは、配点が結構高いんですよね。ですから、指摘をされているんだけれども配点は高いと、そのことについて説明を求めたいと思います。  もう1つは、どんな職員の配置がされて、資質の向上が図られているのか、それについてお聞きします。  まず3点について答弁を求めます。 24: 【建築住宅課課長代理】ただいま、渡辺委員さんから3点ほど御質問いただきました。  まず、サービスの向上とは何かというところなんですけれども、基本的には市営住宅というのは、他の公共施設と違いまして、入居者の方がお住まいになっております。なおかつ、公営住宅の性質上、入居されている方というのは住宅困窮者であるとか、障がいをお持ちの方がお住まいになっておりますので、そういった方に対する配慮をしながら管理運営、あるいはそういった人たちの声を聞きながら、心情に寄り添いながら入居者の方の面倒を見ていくというのが、主な点であるというふうに認識をしております。  それから、滞納の件で、強引な徴収というふうなお話があったんですけれども、私どものほうでは、そういった強引な徴収をしているというふうな認識はしておりませんで、毎月1回指定管理者との連絡会議というのがございまして、その中で、滞納している方の件数であるとか、状況であるとか、今後の対応の仕方とかを指定管理者のほうから相談を受けておりますので、それを聞いた上で、それではこういった活用をしてくださいというふうな形で御助言をさせていただいております。その上で、決して強引に取ってくれというふうなことは申し上げておりませんで、必ず相手の方の状況を把握した上で、ケースに合わせてやってほしいというふうなことをお願いしております。  それから、もう1点、職員の資質の向上という点では、確かに一定の職員のトラブルというのは報告を受けておりますので──それは入居者からの報告なんですけれども──そういったケースのキャッチは、毎日指定管理者のほうから報告書が上がってきますので、それに目を通した中で、市の行政的な視点で見て、これはちょっと行き過ぎじゃないかなというようなケースがあった場合には、当然先ほども申し上げました連絡会議の席等で責任者の方に詳しい話を聞きまして、問題があるとすれば、そこの点については是正をしてほしいというお願いをしておるところでございます。ただ、それを1回や2回言ったからといって、すぐなかなかそれが是正されるというわけではございませんので、その辺は時間をかけて根気よく市のほうで指導させていただいて、指定管理者側でも接遇に対する研修等を定期的に行って、資質の向上を図っているというところでございます。  以上でございます。 25: 【渡辺委員】2回目の質問で、サービスの関係で、困窮者、障がい者の方々に配慮をする、声を聞くということでした。それが指定管理のサービスの向上でしたらば、今の答弁でかなりトラブルはあるというふうにありましたけれども、そうすると、そういった本来の目的のサービスの向上というのは不十分な状況なのかなと思うんですけれども、実際に今答弁のあったサービスの向上に十分対応できてないのではないかと思うんですけれども、どうなのか。  それと、今、もう1つ滞納の関係で、強引に行わないようにという点で、そういうことは認識をしていないというふうにありました。だったらば、何で審議の要旨の中でもってそういうふうに努めてほしいと指摘をしているのか。そういった状況がかなりあるか、そうなっているから、指定管理の審議の要旨の中にそういう指摘がされているのではないかと思うんですけれども、どうなのか。なぜこういうふうに指摘がされているのかという点についてもお聞きをします。  それで、資質の向上の関係で、指定管理で心配なのは、指定管理業者は評価の中でもコスト縮減等が大きくなりますね。市営住宅の場合は280点で、これは配点の77.7%なんですよね。かなり高いなと思っているんですよね。コストの縮減の評価が高いということは、結局は人件費のところに影響が出るんじゃないかというふうに思うんです。人件費の関係と職員配置の関係とコストの縮減がどうなのか、その関係についても答弁を求めます。  今3回目だっけ。2回目。いやいや、2問だっけ。(片倉委員「3問」と述ぶ)今ので3問ね。(片倉委員「いや、というか、程度でいいんですよ」と述ぶ)いい。  それで、もう1つ、滞納の関係でもって、公営住宅の場合に大事なことは、居住者は弱者の方が対象ですから、もし居住者がこういう状況になっている場合には、国の通知でも、滞納が深刻な方々に対して、その後の例えば減免とか、そこから生活保護の問題とか、関係部署と連絡をとって対応していくというふうになっています。法的にそうなっているわけですよね。その辺について、今の指定管理の中で、滞納者に対して関係部署につなげることができるのかどうかと、現状についてお聞きをします。これで2回目ですね。 26: 【建築住宅課課長代理】ただいま渡辺委員さんから、主な点では3点、滞納に関しては2点御質問がございました。  トラブルが多いんじゃないかというお話で、市営住宅の管理に御不満が多い入居者の方が非常に多いんだろうというふうなお考えではなかったのかなというふうに思いますけれども、市営住宅の管理者のほうで年に1回アンケートを行っております。これは前にも渡辺委員さんにはお話ししたことがあるとは思うんですけれども、直近のもので平成30年度にアンケートを行ったんですけれども、その結果、大変よい、よい、普通のパーセンテージの割合なんですけれども、各種手続の説明の内容のわかりやすさについては、96%の方が普通以上というふうなお考えの御回答をいただいております。それから、修繕、要望、苦情への対応が86%、コールセンターの対応が92%、職員の接遇については92%という結果が得られております。  ですので、必ずしも多くの方が指定管理者の対応に不満を持っているというわけではないんじゃないかというふうな考えを私どもは持っております。クレームに関して、ネガティブな情報というのは非常に大きくあらわれてしまうので、何となく不満が多いんじゃないかというふうなところが感じられてしまうんですけれども、当然そういう声があるということは私どももよく理解はしておりまして、そういうことがございましたら、そこは是正していただきたいというところはございますけれども、現状ではそんなに多くの方が御不満を持っているわけではないというふうに考えております。  それから、滞納に関してですけれども、関係部局との連携というところなんですけれども、身体の状況であるとか心身の状況等によって、滞納に結びついているというふうなことがもしあるのであれば、また、あった場合には、当然公営住宅というのは福祉施策の一環ですので、障がい福祉課であるとか生活福祉課のほうに相談をして、入居者個々のケースに応じて滞納については相談をするというふうな形をとっております。市のほうの基準としては、一定程度の滞納があった場合には法的対象者とする基準は持っているんですけれども、その基準を超えたとしても、即法的対応をとるというわけではなくて、あくまでもその人の状況、事情を聞いて、これはすぐはとれないという判断をした場合には、分納で納めていただくとか、そういった形で融通をきかせながら対応をさせていただいております。  それから、職員の資質の向上という中で、今回指定管理料が縮減されているというところでもございますけれども、それは、採用された事務所にいる東急コミュニティーの職員の人件費にはね返ってくるのではないかというふうな御心配があったと思うんですけれども、金額が減った要因としては、1つには、5年前と本日とでは、用途廃止により管理戸数が平成26年度は1552戸あったのが平成30年度は1413戸まで減りまして、全体としては139戸の管理戸数の減少がございました。新しい提案があったりして、大体前回並みの指定管理料にはなっているんですけれども、戸数の減少がございますので、即それで働いている方の給料等が削減されて、従業員の方が不利になるというふうな方向になるというふうには私どもでは考えておりません。  以上でございます。 27: 【建築住宅課長】滞納の件につきまして、審査の論点の中に強引な取り立てをしないようにというようなことが入っているけれども、そういった事実があるのかというような御質問かと思いますけれども、私どもとしては、先ほどの担当長のほうからの答弁のとおり、決して強引な取り立てというものは行っておりませんし、事実としても確認しておりません。今回の指定管理の更新において、過去に現指定管理者が滞納額の削減で非常に優秀な成績を残しておるというところからして、今後も我々としては滞納の縮減というのは目指していくわけでございますけれども、予防的に決して強引な取り立てはしないようにねというような示唆かというふうには受けとめております。事実、強引な取り立てがあったから、そういったことをしないようにという指摘ではないというふうな理解ではございます。  また、福祉等生活に直結します他の部局へのつなぎにつきましては、基本的には市の役割というふうには認識してございます。ですから、指定管理者が直接例えば生活福祉課ですとかそういったところへつなぐということではなく、我々は指定管理者とよく情報を共有して、そういった対応をとったほうがいいというような判断の入居者の方に関しましては、積極的に関与して福祉部局につないでいくというのが我々の役目だというふうには認識してございます。  以上でございます。 28: 【渡辺委員】まず最初に、そうすると、審議の要旨の中身が、今、多くはそういう状況じゃないんだというふうに否定をされているわけですよね。委員の中には、副市長さんから総務部長さんとか都市整備部長さんも入っていますね。ちゃんと担当課が指定管理者のほうに伝えるとか指導するとかなっていますよね。こういう結果が出た中でもって、まず、どう受けとめているのか。そういう事実はないんですよというふうに受けとめているのか、かなり厳しい指摘をされたなと思っているのか。まず、この内容についてどう受けとめたのか。副市長さんも入っている、都市整備部長も入っている、そういう中でつくられた報告ですから、そのことについてまず答弁を求めます。  それで、アンケートの中で大体90%以上とか普通以上に評価をしているという、不満はそんなに持っていないという答弁でした。大事なことは、住んでいる方が困窮の方とか障がいの方とか、いわゆる弱者なわけですよね。そういう方々が何かの問題でもって、正確かどうかは別として、一旦トラブルになっちゃうと、それをずっと引っ張っていくんですよね。すごく負担になるわけですよね。そういう方々は、もうここは嫌だと引っ越すこともできないわけですよね。そういった状況の方々ですから、全体的に不満を持っていないからいいんだというふうになっちゃうと、またこれは福祉の観点からもどうかと思っちゃうわけですよね。今はそうかもしれないけれども、安心度をより高めていくという、そういった努力は必要というふうに思っています。  滞納の関係にしても、直接はやりとりはしないかもしれないけれども、絶えず状況は担当のほうでつかむようにして、取り立てから進めていくという、関連部署に積極的に連絡をして、連携をしていくという、それは今後大事というふうに思っているわけですよね。国のほうの施策を見てみると、公営住宅には特に困難な方々を重点にしていくという方向性が今出されているんですよね。ですから、よりそういった配慮をすることが大事になってくると思うんですけれども、それについて見解をお聞きします。  以上です。 29: 【建築住宅課長】ただいま、何点か御質問いただきました。  まず、審査の内容についてどう受けとめているかということでございますが、審査の内容につきましては真摯に受けとめて、強引な取り立てがあったかなかったかとかという事実をどうこうという話ではなく、今後に向けて、より入居者の方に寄り添った形の対応をなおさら進めていくべきであろうというふうには感じてございます。指摘の内容につきましては、指定管理者のほうにきちんと改めて、こういったことが審査意見として表明されておりますので、この辺については十分承知の上、指定管理のほうを、適正な業務を行っていただきたいというふうな伝達はしていきたいというふうに考えてございます。  また、アンケート結果が90%以上が普通以上だからいいんだということではなくて、苦情ですとかクレームというのは限りなくゼロを目指すというのが本来の姿勢だと思いますので、この点についても、前5年間の経験を生かしてさらに向上させていただきたいと。また、私どもの部長のほうからも指定管理者のほうに直接、入居者の方に寄り添った接遇に十分配慮して指定管理のほうを行っていただきたいというようなことは申し伝えてございます。  また、より困難な、いわゆる弱者の方が入居している施設であるからという御指摘もございますので、まさにそのとおりでございまして、賃貸マンションですとか分譲型のマンションの建物管理と市営住宅、公営住宅の指定管理とはおのずと性格が異なりますので、入居者の方の状態をよく把握して、適正な管理が進められるように、我々のほうとしても指導してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 30: 【小泉委員長】ほかにございませんか。 31: 【江口委員】渡辺委員から今質疑がありました。私も同じ点について取り上げたいと思います。質問は2点です。  審議の要旨を拝見していますと、「孤独死等、単身高齢者がふえる中、その予防や早期の対応策についてきちんと整理し、取り組むこと」という指摘があったということが書いてありますが、これだけだとわかりにくい点もあるので、どんな議論だったのかということについて詳しく教えていただければと思います。  あと、孤独死の事例というのがどのぐらい市営住宅に発生しているのか、現状の把握をしたいと思いますので、わかればで結構ですけれども、件数を教えてください。
     2点目は、収納率の問題だけではなくて、住民の方と指定管理者とのトラブルというのはあるんだと思います。それがあるからいけないということではないんですけれども、先ほどの御答弁の中にもありましたが、行政的観点から行き過ぎと判断した場合には、東急コミュニティーに対して行政側から意見をするという事例がありましたというお話がございました。そうした事例はこれまでどのぐらいあったのか、件数を教えてください。  以上2点です。 32: 【建築住宅課課長代理】孤独死の関係で、2点御質問をいただきました。  審議会の中の議論でどんな話が出たのかというところだったと思うんですけれども、客観的なデータで、市営住宅の入居者は高齢者及び単身の高齢者が年々増加をしてきております。そうした中で、そういった人たちのケアを手厚くしていくのは必要だろうというようなところが話にはなったというふうに思っております。今回の選定において指定管理者に選定された団体が、孤独死対策に対する提案をされてきたというところで──質問の趣旨とは違うんですけれども──評価をされたんじゃないかというふうに思っております。  あと、孤独死の件数なんですけれども、具体的な件数はきょう持ってこなかったんですけれども、私、3年前にこの部署に来たんですが、その1年前ぐらいまでは年に1件か2件ぐらいというふうなお話だったんですけれども、ここのところふえてきまして、私が来る1年前から今日に至るまで年間で大体4件ぐらいは発生している状況でございます。  それから、収納率の関係ですよね。(江口委員「収納率」と述ぶ)あっ、トラブルの関係。(江口委員「はい。トラブル」と述ぶ)済みません、こちらについても、東急コミュニティーのほうから毎月報告はいただいているんですけれども、件数として把握をしていないんですけれども、月1回報告がある中で1件とか2件とか、入居者の方との話で折り合いがつかなかったという報告はいただいております。  以上でございます。 33: 【江口委員】質問の順番が逆になりますけれども、折り合いがつかなかったということでしたが、私が伺ったのは、東急コミュニティーさんの対応が不十分で、そのことについて行政的観点からいかがなものかと思うときがあるやに、先ほどの渡辺委員からの質疑に対する答弁でお答えになったのかと思ったので伺ったわけですけれども、そうした東急コミュニティーに対して指導したり、行政側から意見をしたりしたケースというのがあったのかどうかというふうに伺ったつもりでした。お答えいただければと思います。  先に質問いたしました孤独死の話です。年間でだんだんふえてきているんだということでした。恐らくそういう状況であるんだろうというふうに思うんですが、こうした弱者配慮とか福祉政策の意味合いを強めていかなくてはいけませんよという指摘がある一方で、評価点の一覧表を見ると、市民サービスの向上のところで、適切な利用者への接客・応対のところで、弱者の視点をきちんと考えていきましょうというところの評価点が掛ける2なんですよね。ところが、コストの縮減については評価が掛ける8になっていて、コスト縮減について大幅に評価点を高く見積もって、そこを重点的に評価していくというものになっているのではないかというふうに思うんですが、今後はその辺については少し見直しをしていく必要もあるのではないかと。高齢化してきていますので、社会の変化に合わせてどうかと思いますが、御見解を伺いたいと思います。  東急コミュニティーから孤独死対策の提案がなされましたということでしたが、どういう提案だったのかお聞かせいただければと思います。 34: 【建築住宅課課長代理】まず、課題があったときの東急コミュニティーへの指導という形ですけれども、これはケースにもよるんですけれども、必ずしも入居者の方の責めに帰するのは余り好ましいことではないんですけれども、中にはそういうものもございますので、よくお話を聞いた上で、それが指定管理者側の責任とはちょっと違うんじゃないかなというのは、入居者の方とよく話し合ってくださいということを申し上げております。そうではなくて、明らかに東急コミュニティーの対応がおかしいよねというようなことがあれば、よく相互に話し合って、市としてこういう対応を望んでいるので、こういったことをやってくださいというふうなことの指導はさせていただいております。それでも解決がつかないような場合には、それこそ市のほうの出番になってきますので、我々が直接入居者の方にお会いをして、状況を聞いて、場合によっては謝罪申し上げて、今後はこういった形で東急コミュニティーのほうに指導をさせていただきますので、理解をいただくというふうな形で対応させていただいております。  それから、孤独死の関係でしたね。(江口委員「はい。そうです」と述ぶ)提案ですか。(江口委員「はい。提案の内容です」と述べる)済みません。たしかコストのところが……(「まず評価点の関係じゃない」と述ぶ者あり)評価点ですね。評価点で、掛ける2になっているものがあれば、8になっているものもございまして、指定管理業務をつかさどっております資産経営課と打ち合わせをした中で、この点数というか配点の率は決めているんですけれども、基本的にコストの8というところは、統一のフォーマットで資産経営課さんのほうで提示された数字になっておりまして、それぞれのほかの部分についても大体決められた倍率というのがございまして、我々もここを高めてほしいとかここは減らしてほしいとかいう要望は出したんですけれども、結局は資産経営課さんの持っているフォーマットの中で収れんされてしまうんじゃないかというふうなことになりましたので、それを準用させていただいたような形で配点を決めさせていただいております。ただ、市民サービスに関しては、高齢者、あるいは障がい者の方が多いというところで傾斜配点をさせていただいて、評価を重視するような方向とさせていただきました。  見守りの提案につきましては、今回2点ほど指定管理者側からございまして、1つは、ふれあいサポートというものでございます。これについては、70歳以上の単身の高齢者、あるいは高齢者だけで世帯構成をされているお宅を中心に、定期的な訪問と電話をさせていただいて、困ったことがないかということを相談に乗り、孤立感を緩和するような取り組みでございます。ただ、これに関しては、逆に希望されない方もいらっしゃいますので、希望者に対してはそういった形で指定管理者側から直接働きかけて、入居者の状況を把握する。希望されない方については、従前どおりポストやメーター等の確認をしながら、中で倒れていらっしゃらないかとか、そういったような確認をするという新しい提案でございます。  それから、もう1点は、健康相談ダイヤルというのがございまして、これはフリーダイヤルで24時間365日電話がつながるというもので、特に入居者の方の心身の健康についてお悩みがあった場合には、自由に電話がかけられまして、電話に出る方なんですけれども、看護師であるとか介護士、それから心理カウンセラー、栄養士等の専門の資格を持った方が電話に出られて、入居者からお困りの点を聞いて、適切なアドバイスを行うというサービスを今回付加するという提案がございました。  以上でございます。 35: 【江口委員】孤独死の対策などは、東急コミュニティーのスケールメリットみたいなのを感じるなというところではあるというふうにお話を聞いて思いました。  最後に伺いたいと思いますのは、そもそももうけようがない事業なんですよね。もうけようがない事業で、しかも福祉的観点がより強く求められる施設の指定管理者を選ぶときに、今回の評価点の内訳を見ていて、評価点をほかのものと同じ統一フォーマットにするというのは、いかがなものかというふうに感じました。全庁的なもので、今、企画政策部長がおいでになるわけではありませんけれども、個々の事例に応じて検討していただけないかというふうに思うんです。コスト縮減のところに、「効率的な管理運営の取り組みやコスト縮減に向けた提案が示され」というふうに書いてあるんです。なかなか示しようがないところを、しかもそこを追求するといかがなものかというところの評価点が大幅に高くなるのを、統一フォーマットでやるというのを見直していただけないかなというふうに思いますが、検討していただけないかどうか見解をお示しいただけますでしょうか。お願いいたします。 36: 【小泉委員長】課長代理、御答弁をまとめて手短にお願いします。 37: 【建築住宅課課長代理】大変失礼いたしました。  今、江口委員から御要望のあった件につきましては、終わってしまったんですけれども、次回の選定委員会のときにはそういった御意見があったということはお伝えしたいと思います。  以上でございます。 38: 【石黒副市長】都市整備部だけの判断ではないので、少しお答えをさせていただきます。  まず、今回御審査をいただいている案件については、指定管理者の指定の案件でございますので、向こうから出てきた計画に対して審査をさせていただいたということで、東急コミュニティーはこれまでも指定管理をされておりましたけれども、その実績については各年度、そして中間年のレビューという形でさせていただいておりますので、御議論いただいているかなりの部分はそこら辺の議論かなというふうに1つは思っております。ただ、継続して提案をされてきたわけですから、これまでの取り組みについても審査会においては多少のやりとりはもちろんあったということではございます。  そういった中で、審査点の件についてでございます。指定管理の審査点のありようについては、別件でも前に地域性の重視ですとかいろいろな議論がございまして、その都度議論をし、必要な修正を順次加えてきているところでございます。いただいた御意見を踏まえて、庁内議論をしっかりとしてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 39: 【小泉委員長】ほかに。 40: 【片倉委員】重複するところがあるかもしれませんけれども、改めて質問させていただきます。  今回、12月定例会に指定管理者制度の審査ということで6案件の施設の指定管理者が出ております。この中で、まず私がお伺いしたいのは、本店事業所があるというところに関しまして、審査基準のところで、全ての施設に対して本店機能があるとか、本市の施策に沿っているというところが加点点数として出されております。この加点点数に関して、お答えできるのであればということですけれども、全てのところが加点、掛ける2になっているのかなと思ったら、実は土屋霊園に関しましては、加点が掛ける1という判断がされています。本社機能を持ったところにというところで今まで議会でも強く求めてきているわけでございますけれども、5施設は加点が掛ける2ですが、平塚メモリアルグループに関しましては掛ける1で、平塚メモリアルグループの株式会社清光社並びに横浜植木株式会社というのは、どちらかが平塚にあるんですかね。要は、加点点数がさまざまな点数によって構成をされているから、違ってくるのはわかるんです。でも、私は2社とも平塚だという認識はないので、点数がつくわけですよね。そういう判断基準はどこで、どのようにされているのかをお伺いしたいと思います。  それと、市営住宅のほうは両委員からさまざまなお話がございましたので、ここではとどめておきますが、もう1つ、継続されていって指定管理者が新たに更新されるというのは、大変悪いとは思っておりません。前段の5年間で課題を解決して、新たな提案をしていく。本市の指定管理者制度というのは、他市と比べると大変緩やかという言い方がいいのかわかりませんけれども、厳しいというふうな認識を持っております。指定管理者のほうから新たな収入を得るような提案というのは、この2件、または平塚メモリアルグループの中でされたのか。要は、なぜ平塚メモリアルグループのことで聞くかというのは、お盆ですとか繁忙期がありますよね。そういうときに、渋滞ですとか、または今まで地域の方々のお花を販売しているとかいうふうな状況も見たことがあるような認識をしておりますけれども、新たなこういうような提案、またはこういうふうにしたことによってお墓参りに来られる方々に対して配慮できるような新たな提案というのは、継続をされるわけですから、何かあったのかなということ。  大きく2点お伺いしたいと思います。 41: 【みどり公園・水辺課課長代理】土屋霊園の指定管理の件で御質問いただきました。  まず、「市内に事業所がある他、本市の施策に合致する取組の推進、多様な連携や支援が可能な状況にあるか」というところの配点のところなんですけれども、団体構成、実績、地域関連性という項目がありまして、そこの配点が合計で4点ということになっております。この中で、「業務を遂行できる適正な団体の構成と役割分担であり、当該施設、類似施設における業務経験や指定管理者としての実績があるか」というところで、墓地管理に必要な知識や技術を備え、滞りなく墓地管理を行うことができるなど、そういったことを指定管理者像に求めたところから、そちらのほうに点数の重きを置きまして、そちらの配点を3点とさせていただきました。  また、継続していくに関しての新たな提案ということなんですけれども、実際にホームページ、それから広告等を利用しながら、積極的な情報提供、それから霊園などの利便性の向上、そういったものの取り組みの提案、あと、繁忙期のお話が先ほどありましたけれども、繁忙期に関しては、同じような施設の指定管理をこの業者は行っておりまして、そういったもののノウハウを持っていたんですけれども、この5年間でさらなるノウハウを蓄積していると思います。渋滞に関しての苦情や要望というのは、ここ5年ではございません。それからあと、お花の販売のお話がありましたけれども、お花の販売については実施はしておりません。  以上です。 42: 【小泉委員長】答弁はよろしいですか。 43: 【みどり公園・水辺課課長代理】済みません。それから、平塚メモリアルグループの中に入っている共同事業体は2社なんですけれども、市内業者ではないのですが、県内に本店がございますので、その中での得点となっております。  以上です。 44: 【片倉委員】決して平塚メモリアルグループの2社がどうのこうのという話ではないんですけれども、さまざまな観点から指定管理者が今後ふえていく中で、市内事業者とのJVという言い方を改めてしますけれども、していくような状況を施策の中にしっかり入れ込むことが私は大事だと思っているんです。ここは決して悪いという認識はなくて、この下に例えば平塚の事業者が何社か入っていますよというのがわかれば、市内事業者に対してもしっかり平塚市は配慮しているし、そういう取り組みをしなさいと、指定管理の中でそういうことを設けて、入れるということになるわけですから、それは市内事業者の育成という部分にもつながってくると思うんですね。市内に事業所があるということは、本市にとっても連絡がしやすいということを含めて、対応が迅速にできるというような認識がとられるというふうに思っておりますので、今後の中でそういうのはしっかり精査をしていただきたいと思っております。  もう1つお伺いしたいのが、市営住宅のほうに戻っちゃいけないんだっけ。いいですか。市営住宅のほうで、今さまざまな質問がございました。この中で、先ほど老々介護ですとか孤独死を含めたお話があったということで、そこのところに関しまして、建築住宅課のほうが福祉施策の部分でどのような展開をしているのかなと思ってお伺いしていたんです。実は、孤独死に関しましても、例えば先ほど新たな提案が東急コミュニティーのほうから出されたということがありましたけれども、福祉のほうとしては、訪問介護ではなくて、訪問24時間の設定をするというのがありますよね。そういうのは実際には低所得者だということで導入をできないのか、もしくはそういう提案を庁内でも検討されてないのか、1点だけお伺いしたいと思います。 45: 【建築住宅課課長代理】今、片倉委員さんのほうから、公営住宅、市営住宅において福祉施策がどう展開をしているのかというふうなお話であったというふうに思います。私どもは、中心的な事務としては公営住宅の管理という部分でございますので、福祉については専門の部局がございますので、何かしらのそういった福祉的な対応が必要になった場合については、基本的には関連する障がい福祉課であるとか高齢福祉課、あるいは生活福祉課のほうに話をつなげるというふうな方法で対応させていただいております。  ただ、近年こういった社会情勢ですので、これは県のほうの情報なんですけれども、高齢者対策については住宅部局では対応が難しいというようなことで、県内の市町村を集めた中で、公営住宅に福祉施策を取り入れていくような方策を、住宅部局だけではなくて福祉部局も含めた中で検討していくというふうな話をいただいておりまして、そういった中で本市としても対応を決めていきたいというふうに考えております。  以上です。 46: 【建築住宅課長】福祉の関連で若干補足をさせていただきますけれども、ハード的な対応につきましては、高齢者専用として運用しておりますコンフォール平塚住宅ですとか公所谷戸住宅については、緊急通報装置というようなものがセットされておるというところではございますけれども、そういったものを既存に展開していくのはなかなか困難な話なのかなというふうには考えてございます。  また、入居者の方が個人で負担を強いられるような制度を導入というのは、市のほうでやってくださいというのはなかなか難しい部分があるのかなというふうには考えてございますけれども、そういった意味では、福祉施策をどのように展開というのは、きめ細かく入居者の方の状況を把握して、お困りの点についてお話を聞いて、福祉部局のほうへつないで、よりその方の状況に合った対応を展開していくことになるのかなというふうには考えてございます。  以上です。 47: 【片倉委員】指定管理者制度の導入についての議論ですから、最後の提案というよりも、先ほど課長代理のほうからお話があったように、低所得者に対しても限界があるんだと私は思っているんです。お金がかかるものに対して、指定管理者に提案をしろというのは違うと思っています。ただ、福祉施策としっかり横軸を持って話をしていけば、平塚市の予算編成の中に、プロポーザルをやる前に、こういうことを入れておくべきだということも必要だろうというふうに思っているんですね。  だから、住宅を指定管理者が管理するだけではなくて、福祉施策と先ほど課長代理が言われたように、そういうようなプロポーザルの構造をつくっていかないと、社会が変化しているのに、行政がその変化に対応できないで、何かあったときに──要は孤独死がふえちゃったというのももしかしたらそれにつながるかもしれないんです。そういうことを指定管理の中でもそろそろ受けとめて、プロポーザルの回転ですとか提案のところにも、また、行政としてできるものに対して予算づけをしっかりしていくような状況をつくっていくべきだということで終わります。 48: 【小泉委員長】ほかに。 49: 【鈴木委員】1点だけ関連で、孤独死のところで提案というかさせていただきたいんですが、県営住宅でも孤独死というのはかなりの方がいらっしゃって、六、七年前だったんですが、私も横内団地でそういう状況を把握させていただきまして、県のほうに孤独死に対する対応というのを、横内団地等は、ベルがあるんですけれども、どこで鳴っているかわからないというところで、同じ棟の中の人がわからなくて、別の棟の人のほうがわかるというふうな曖昧な環境だったので、そこら辺の対応をきちっとするようにという。孤独死の方が1週間とか10日そのままになっているというふうな状況があったので、そこは即対応できるような体制をつくるようにというところで、県は六、七年前に見直しをして、孤独死に対する対応をとっています。ですから、そこと連動して、少し対応されたらいかがかと思いますけれども、1点だけ今申し上げておきます。 50: 【建築住宅課課長代理】今、孤独死対策の中で、県との連携というふうなお話もあったというふうに思いますが、現在、指定管理者は東急コミュニティーなんですけれども、東急コミュニティーについては県営住宅の指定管理もやっておりまして、ちょうど横浜地区と湘南エリア、県央エリアの指定管理業務を請け負っておりますので、そういった周囲の管理事務所を東急コミュニティーさんは持っていらっしゃるんですけれども、そういった県の住宅に対してどういった対応をされているのかというふうなことは、こちらのほうでお聞かせいただいた上で、何かしらの対応がとれるのであれば、市のほうでも連携した対応をしていただくような形でお願いはしていきたいというふうに考えております。  以上です。 51: 【小泉委員長】ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 52: 【小泉委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 53: 【小泉委員長】これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第84号及び議案第85号の2案件は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 54: 【小泉委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────   5.議案第89号 平成30年度平塚市一般会計補正予算(所管部分) 55: 【小泉委員長】次に、議案第89号「平成30年度平塚市一般会計補正予算」のうち、本委員会所管部分を議題といたします。  審査は、歳入はなく、歳出のみについて行いますが、私が申し上げるページは、「平成30年度12月平塚市一般会計・特別会計・企業会計補正予算書」の款項目が記載されている左側のページですので、御承知ください。   歳 出   8款  土木費 56: 【小泉委員長】それでは、予算書の12ページ中段にあります8款土木費です。質疑はありませんか。(江口委員「いいですか。12ページですよね」と述ぶ)はい。 57: 【江口委員】(鈴木委員「土木費だよ」と述ぶ)土木費か。あっ、間違えた。失礼しました。トイレかと思った。(臼井委員「トイレ」と述ぶ)はい。 58: 【小泉委員長】いいんですか。 59: 【江口委員】はい。いいです。(臼井委員「トイレは違う」と述ぶ)トイレは入っているんですか。入っているんですよね。(臼井委員「いや、それは」と述ぶ)入っているんです。(片倉委員「継続費だけどね」と述ぶ)継続費だけど。ちょっとごめんなさい。(片倉委員「トイレは継続費だよ。入っているんだけど」と述ぶ)ここでは審議してはいけない。 60: 【小泉委員長】10款まで。9款の土木費全部。(「8款」と述ぶ者あり)ごめん、ごめん、8款。8款の土木費全部です。2の道路橋りょう費、都市計画費。(黒部委員「教育費の手前までだよ。全部一遍に」と述ぶ)(江口委員「そうしたら、総合公園費も入る」と述ぶ)8款は分けてない。(片倉委員「トイレはいいんだよ」と述ぶ)いいんだよね。8款全部。 61: 【江口委員】失礼しました。土木費の都市計画費の中の総合公園のトイレの改修事業について伺います。本会議の中でも質疑がありましたが、どこのトイレをどんなふうに改修するのかお聞かせください。それぞれ幾らぐらいかかるものなのかについてお願いします。 62: 【総合公園課課長代理】ただいま委員より、総合公園の屋外トイレの改修について、改修を行うトイレの箇所と、それぞれの改修内容ということで御質問いただきました。  総合公園内の屋外トイレは全部で7カ所あるんですけれども、今回は利用頻度の高い南側に位置します4カ所のトイレを対象としています。箇所としては、大池の西側にありますトイレと、野外ステージの南側にありますトイレ、あと、ふれあい動物園のすぐ北にあるトイレと、トリム広場──トリム広場というのはテニスコートのすぐ近くなんですけれども──そちらのトイレの4カ所となっています。  改修の内容なんですけれども、大池西側とトリム広場北側のトイレに関しましては、建物はそのまま残しまして、内部の改修を行います。内部の改修は、個室のほうを広く取り入れまして、照明なんかも変えまして、明るく使いやすいトイレにさせていただく予定です。特に親子連れの利用が多いふれあい動物園の北側のトイレに関しましては、先ほどの内部改修をするとともに、すぐ近くに親子で使えるような親子トイレというのを新たに増築させていただく予定です。野外ステージの南側のトイレに関しましては、近くに平塚のはらっぱがありまして、イベントなんかのときに非常に利用の頻度が高くなりますので、今のままの改修ですとトイレの個室の数なんかが足りなくなってしまうということがございますので、あと、構造的に天井がちょっと低くて圧迫感が感じられるというお声がありますので、建て替えを行いまして、使いやすい多機能型のトイレにさせていただく予定になっております。  あと、それぞれ幾らずつというところなんですけれども、金額に関しては、これから入札を行っていくというところなので、個別の設計の金額というのは申し上げにくい部分ではあるんですけれども、建て替えを行います野外ステージの南側と親子トイレを増築するふれあい動物園の北側のトイレは、比較的金額の配分的には高くなっていくかなというふうには思っております。  以上となります。 63: 【江口委員】本当によかったなと思います。みんなの悲願でしたし、ここに進めていただけてありがたいなと思います。  1点最後に伺います。期待の高まる親子トイレですけれども、どんなものになりそうか。近隣の公園を見に行きますと、なかなかすばらしい親子トイレがあるので、ぜひ追い抜いてほしいなという期待を込めて質問したいと思います。お願いいたします。 64: 【総合公園課課長代理】親子トイレですね。今、設計を実際に行っているところではあるんですけれども、トイレの中に親御さんとお子さんで一緒に入れて、一緒に用も足せるような個室というのを2つつくりまして、それぞれのところで親子が並んでもできますし、子どもさんの面倒を見ながら入れるようなトイレにするということと、スペース的には広くとりまして、ベビーカーとかそのままでも、下のお子さんをお連れのままでも入れるようなスペースにしながら、使っていただけるようなトイレにしていきたいと考えております。  以上です。 65: 【小泉委員長】次の質問をどうぞ。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 66: 【小泉委員長】以上で歳出の審査を終わります。   第2条  継続費の補正   第3条  債務負担行為の補正 67: 【小泉委員長】それでは、1ページに戻っていただきまして、第2条継続費の補正、第3条債務負担行為の補正です。なお、第2条の内容は、5ページの第2表継続費補正です。また、第3条の内容は、5ページの第3表債務負担行為補正のうち、平塚市土屋霊園指定管理料と平塚市営住宅及び共同施設指定管理料です。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 68: 【小泉委員長】これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。 69: 【渡辺委員】他の所管での反対がありますので、反対になります。  以上です。 70: 【小泉委員長】これで討論を終わります。  これより起立により採決を行います。議案第89号のうち、本委員会所管部分は原案どおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
                       〔賛成者起立〕 71: 【小泉委員長】起立多数でありますので、本件は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で付託された案件の審査は全て終了しましたので、本委員会を閉会いたしますが、理事者の皆さん、説明員の皆さんには、1年間私ども委員の質疑に真摯に対応していただきまして、ありがとうございました。  本委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。                   午前11時25分閉会            委 員 長   小 泉  春 雄 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...