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平成30年12月定例会(第6日) 名簿
平成30年12月定例会(第6日) 本文

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  1. 平塚市議会 2018-12-06
    平成30年12月定例会(第6日) 本文


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年12月定例会(第6日) 本文 2018-12-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 111 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯山原栄一議長 選択 2 : ◯14番 端 文昭議員 選択 3 : ◯山原栄一議長 選択 4 : ◯山原栄一議長 選択 5 : ◯山原栄一議長 選択 6 : ◯佐藤貴子総務経済常任委員長 選択 7 : ◯山原栄一議長 選択 8 : ◯山原栄一議長 選択 9 : ◯11番 高山和義議員 選択 10 : ◯山原栄一議長 選択 11 : ◯山原栄一議長 選択 12 : ◯山原栄一議長 選択 13 : ◯山原栄一議長 選択 14 : ◯小泉春雄都市建設常任委員長 選択 15 : ◯山原栄一議長 選択 16 : ◯山原栄一議長 選択 17 : ◯山原栄一議長 選択 18 : ◯山原栄一議長 選択 19 : ◯伊東尚美環境厚生常任委員長 選択 20 : ◯山原栄一議長 選択 21 : ◯山原栄一議長 選択 22 : ◯山原栄一議長 選択 23 : ◯山原栄一議長 選択 24 : ◯山原栄一議長 選択 25 : ◯山原栄一議長 選択 26 : ◯山原栄一議長 選択 27 : ◯諸伏清児教育民生常任委員長 選択 28 : ◯山原栄一議長 選択 29 : ◯山原栄一議長 選択 30 : ◯山原栄一議長 選択 31 : ◯山原栄一議長 選択 32 : ◯佐藤貴子総務経済常任委員長 選択 33 : ◯山原栄一議長 選択 34 : ◯小泉春雄都市建設常任委員長 選択 35 : ◯山原栄一議長 選択 36 : ◯伊東尚美環境厚生常任委員長 選択 37 : ◯山原栄一議長 選択 38 : ◯諸伏清児教育民生常任委員長 選択 39 : ◯山原栄一議長 選択 40 : ◯山原栄一議長 選択 41 : ◯12番 松本敏子議員 選択 42 : ◯山原栄一議長 選択 43 : ◯山原栄一議長 選択 44 : ◯山原栄一議長 選択 45 : ◯山原栄一議長 選択 46 : ◯山原栄一議長 選択 47 : ◯17番 片倉章博議員 選択 48 : ◯山原栄一議長 選択 49 : ◯13番 江口友子議員 選択 50 : ◯17番 片倉章博議員 選択 51 : ◯13番 江口友子議員 選択 52 : ◯17番 片倉章博議員 選択 53 : ◯13番 江口友子議員 選択 54 : ◯17番 片倉章博議員 選択 55 : ◯山原栄一議長 選択 56 : ◯11番 高山和義議員 選択 57 : ◯17番 片倉章博議員 選択 58 : ◯11番 高山和義議員 選択 59 : ◯17番 片倉章博議員 選択 60 : ◯山原栄一議長 選択 61 : ◯22番 金子修一議員 選択 62 : ◯17番 片倉章博議員 選択 63 : ◯22番 金子修一議員 選択 64 : ◯17番 片倉章博議員 選択 65 : ◯22番 金子修一議員 選択 66 : ◯17番 片倉章博議員 選択 67 : ◯山原栄一議長 選択 68 : ◯14番 端 文昭議員 選択 69 : ◯17番 片倉章博議員 選択 70 : ◯14番 端 文昭議員 選択 71 : ◯山原栄一議長 選択 72 : ◯17番 片倉章博議員 選択 73 : ◯14番 端 文昭議員 選択 74 : ◯17番 片倉章博議員 選択 75 : ◯山原栄一議長 選択 76 : ◯12番 松本敏子議員 選択 77 : ◯17番 片倉章博議員 選択 78 : ◯12番 松本敏子議員 選択 79 : ◯山原栄一議長 選択 80 : ◯17番 片倉章博議員 選択 81 : ◯山原栄一議長 選択 82 : ◯25番 小泉春雄議員 選択 83 : ◯17番 片倉章博議員 選択 84 : ◯25番 小泉春雄議員 選択 85 : ◯17番 片倉章博議員 選択 86 : ◯山原栄一議長 選択 87 : ◯13番 江口友子議員 選択 88 : ◯17番 片倉章博議員 選択 89 : ◯13番 江口友子議員 選択 90 : ◯17番 片倉章博議員 選択 91 : ◯山原栄一議長 選択 92 : ◯山原栄一議長 選択 93 : ◯山原栄一議長 選択 94 : ◯22番 金子修一議員 選択 95 : ◯山原栄一議長 選択 96 : ◯7番 秋澤雅久議員 選択 97 : ◯山原栄一議長 選択 98 : ◯11番 高山和義議員 選択 99 : ◯山原栄一議長 選択 100 : ◯13番 江口友子議員 選択 101 : ◯山原栄一議長 選択 102 : ◯山原栄一議長 選択 103 : ◯山原栄一議長 選択 104 : ◯山原栄一議長 選択 105 : ◯山原栄一議長 選択 106 : ◯山原栄一議長 選択 107 : ◯山原栄一議長 選択 108 : ◯山原栄一議長 選択 109 : ◯山原栄一議長 選択 110 : ◯落合克宏市長 選択 111 : ◯山原栄一議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                   午前10時00分開議 ◯山原栄一議長  おはようございます。ただいまから平成30年12月第4回平塚市議会定例会第6日目の会議を開きます。  本日の議事日程及び諸般の報告は印刷配付のとおりですので、それによって御承知願います。               (14番端 文昭議員「議長」と述ぶ) 2: ◯14番 端 文昭議員  議会運営のあり方について、私は納得できません。議会運営委員長の解任動議を出したいので、議会運営委員会を開いてください。  以上、動議を提案します。 3: ◯山原栄一議長  ただいま端文昭議員から動議の御提案がございました。ただいまの端文昭議員の動議に賛同される議員の起立をお願いします。                    〔賛成者起立〕 4: ◯山原栄一議長  起立少数でございました。したがいまして、ただいまの動議は却下されました。      ※ 議案第78号 専決処分の承認について              〔平成30年度平塚市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算〕      ※ 議案第79号 平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関              する条例の一部を改正する条例      ※ 議案第80号 平塚市市税条例等の一部を改正する条例      ※ 議案第81号 アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車              税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例      ※ 議案第83号 指定管理者の指定について〔平塚市勤労会館〕              (委員長報告・討論・表決)
    5: ◯山原栄一議長  それでは、これより日程に入ります。日程第1、議案第78号「専決処分の承認について〔平成30年度平塚市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算〕」、議案第79号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第80号「平塚市市税条例等の一部を改正する条例」、議案第81号「アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例」、議案第83号「指定管理者の指定について〔平塚市勤労会館〕」、以上の5案件を一括議題とします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。佐藤総務経済常任委員長。                 〔1番佐藤貴子議員登壇〕 6: ◯佐藤貴子総務経済常任委員長  ただいま議長から報告を求められました5案件につきまして、総務経済常任委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第78号「専決処分の承認について〔平成30年度平塚市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算〕」についてであります。  質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく承認すべきものと決定しております。  次に、議案第79号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」についてです。  質疑では、今回の改正で個人番号を利用できる事務に進学準備給付金が付加されるが、申請者にどのようなメリットがあるのかと問われたのに対し、「申請手続において自治体などが発行する税の証明等の添付資料が、情報連携により個人番号を用いて照会が可能になるので、添付書類の提出が不要となり利便性が向上するメリットがある」との答弁がありました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論では、「個人番号の利用対象が拡大されるたびに個人のプライバシーの部分が漏えいする危険性が拡大する。一定のメリットがあっても危険性のほうが大きいので反対する」との討論がありました。  採決いたしました結果、賛成者起立多数で原案どおり可決すべきものと決定をしております。  次に、議案第80号「平塚市市税条例等の一部を改正する条例」についてであります。  質疑では、自動車取得税に環境性能割が創設されるが、軽自動車税について変更があるのか。また、発電施設の規模の大小により課税負担が違ってくるのはどうしてかなど尋ねられておりました。  討論では、「消費税10%増税を前提とした条例改正であり、再生可能エネルギーの推進ではなく、事業者に負担をかける中身となっているので反対する」との討論がありました。  採決いたしました結果、賛成者起立多数で原案どおり可決すべきものと決定をしております。  次に、議案第81号「アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。  質疑では、現状、アメリカ合衆国軍隊の構成員が所有する軽自動車の軽自動車税額は幾らかなど尋ねられておりました。  討論では、「日本国民に比べ大幅な減税がされている。日米地位協定の見直しを早急に行わなければならない現状の中での今回の改正について反対をする」との討論がありました。  採決いたしました結果、賛成者起立多数で原案どおり可決すべきものと決定をしております。  最後に、議案第83号「指定管理者の指定について〔平塚市勤労会館〕」についてであります。  質疑では、特定の団体が幾つもの指定管理者に入っていることについてどう考えるのか、また、指定管理者の応募に1者しか申請がなかったのかなどについて質疑がありました。  そのほか、評価の考え方、見方の統一などについても問われておりました。  討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 7: ◯山原栄一議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 8: ◯山原栄一議長  これで委員長報告を終わります。  これより討論を行います。あらかじめ通告がありますので、それに従って発言を許可します。11番高山和義議員。                 〔11番高山和義議員登壇〕 9: ◯11番 高山和義議員  日本共産党平塚市議会議員団を代表し、議案第79号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第80号「平塚市市税条例等の一部を改正する条例」及び議案第81号「アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例」に対し、反対の立場で討論を行います。  最初に、議案第79号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」について反対の理由を申し述べます。  本条例の一部改正は、本年10月に生活保護基準の一部を改正したことに伴い、新設される進学準備給付金の支給に係る行政手続を個人番号が利用できる事務に追加しようとするものです。  常任委員会の質疑では、個人番号の記載がなくても受理をするとの答弁もありました。また、市民のメリットについては、転入者などの税の証明照会が簡潔になるとの趣旨の答弁もありました。もともと市内に住んでいる方にとっては必要のないものです。個人番号の利用対象範囲が拡大することで漏えいなどの危険性の拡大が危惧されますので、反対をいたします。  次に、議案第80号「平塚市市税条例等の一部を改正する条例」について反対の理由を申し述べます。  本条例の改正は、1、法人市民税法人税割を3.7%引き下げる。2、軽自動車の自動車取得税を廃止し環境性能割を新設する。3、再生可能エネルギー発電施設等に係る課税標準の割合改定など、3つの条例の一部を改正する内容になっています。  反対理由は4点あります。1点目は、今回の改正が2019年10月に消費税を10%に引き上げることを前提にした条例改正である点です。私たちは、消費税は所得の低い方ほど実質の税負担率が高くなる逆進性のある税制と考えています。前回、2014年に消費税が5%から8%に引き上げられて以降、増税前の実質消費支出を上回ったことは1度もありません。低所得者は増税によってさらに暮らしが厳しくなってしまいます。  2点目は、法人市民税が2018年度の37億円から2020年度は26億9000万円と10億円減少すると予測しています。市の財政確保に大きな影響を与えます。国は、地方自治体間の税収格差の是正のため法人税引き下げは地方交付税原資にするとしていますが、引き下げられた分が上乗せされる保証はありません。  3点目は、軽自動車取得税の廃止と環境性能割の新設です。軽自動車については上限2%と変わらず、エコカー減税などグリーン化特例が廃止をされることで、軽自動車を取得しようとする市民にとっては負担増となってしまいます。  4点目は、再生可能エネルギー発電施設等に係る課税標準の割合が改定されますが、事業者にとっては現行より負担増となります。地球温暖化対策の緊急性が言われている中で、再生可能エネルギー発電施設拡充の必要性はますます高くなっていると言えます。設置する事業者にとって負担軽減ではなく負担増になる改定は賛成できません。  最後に、議案第81号「アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例」の反対理由を申し述べます。  常任委員会でも、日本人の軽自動車税1万800円に対し、アメリカ合衆国軍隊関係者の軽自動車税は3000円であるとの答弁がありました。日米地位協定第10条で、「アメリカ軍軍属、関係者の使用車両については日本の法律に準ずる」と規定されています。日本の法律に準ずるとしながら、わざわざ軽減税率を定めています。アメリカ軍関係者とその家族に特権を与える日米地位協定に対し見直しを求める意見も多く出されています。日米地位協定の見直しに手をつけず、特権をそのままにし続ける改定には反対です。  以上の理由により、議案第79号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第80号「平塚市市税条例等の一部を改正する条例」及び議案第81号「アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例」に反対し、討論といたします。 10: ◯山原栄一議長  これで討論を終わります。  これより、順次採決を行います。  まず、議案第79号「平塚市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第80号「平塚市市税条例等の一部を改正する条例」及び議案第81号「アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例」、以上の3案件について、起立により採決を行います。  賛成の議員は、賛成ボタンを押し、御起立願います。反対の議員は、着席のまま、反対ボタンをお押し願います。  それでは、議案第79号、議案第80号及び議案第81号の3案件は、いずれも原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 11: ◯山原栄一議長  起立多数であります。よって、議案第79号、第80号及び議案第81号の3案件は、いずれも原案どおり可決されました。  次に、残ります議案第78号及び議案第83号の2案件についてお諮りします。  議案第78号及び議案第83号の2案件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第78号及び議案第83号の2案件は、いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第82号 平塚市都市公園条例の一部を改正する条例      ※ 議案第84号 指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕      ※ 議案第85号 指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕              (委員長報告・表決) 13: ◯山原栄一議長  次に、日程第2、議案第82号「平塚市都市公園条例の一部を改正する条例」、議案第84号「指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕」、議案第85号「指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕」、以上の3案件を一括議題とします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。小泉都市建設常任委員長。                 〔25番小泉春雄議員登壇〕 14: ◯小泉春雄都市建設常任委員長  ただいま議長から報告を求められました3案件につきまして、都市建設常任委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第82号「平塚市都市公園条例の一部を改正する条例」についてです。  質疑では、武道場の冷暖房設備の能力と利用料金の算出根拠、工期について問われていました。また、冷暖房施設のスイッチを入れる時間等の運用方法についても尋ねられていました。その他、運動に適した温度、湿度等を加味し、運動してもよいかの判断をする測定器を置いたらどうか尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第84号「指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕」と議案第85号「指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕」についてです。これら2案件については、一括して審査を行いました。  質疑では、市営住宅におけるサービス向上の考え方や利用者の対応についてどのような審議が行われたのか尋ねられておりました。これに対し、「サービスの向上とは公営住宅の性質上、入居者には住宅困窮者や障がい者がおり、その人たちに配慮することと認識している。また、一定職員のトラブルの報告は受けているので、接遇に対する研修は定期的に行っていく」と答えられていました。  その他、市営住宅の指定管理の評価点について、弱者に対する評価点よりもコストに対する評価点のほうを重視していることについて、見直す必要があるのではないかと問われたのに対し、「指定管理の審査点のあり方についてはいろいろな議論があり、必要な修正を加えてきている。いただいた意見を踏まえて庁内論議をしていきたい」と答えられておりました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 15: ◯山原栄一議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 16: ◯山原栄一議長  これで委員長報告を終わります。  本件については討論通告がありませんので、これより直ちに採決をいたします。  それでは、議案第82号「平塚市都市公園条例の一部を改正する条例」、議案第84号「指定管理者の指定について〔平塚市土屋霊園〕」、議案第85号「指定管理者の指定について〔平塚市営住宅及び共同施設〕」の3案件についてお諮りします。  議案第82号、第84号及び議案第85号の3案件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 17: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第82号、第84号及び議案第85号の3案件は、いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第90号 平成30年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算      ※ 議案第91号 平成30年度平塚市病院事業会計補正予算              (委員長報告・表決) 18: ◯山原栄一議長  次に、日程第3、議案第90号「平成30年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算」及び議案第91号「平成30年度平塚市病院事業会計補正予算」、以上の2案件を一括議題とします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。伊東環境厚生常任委員長。                 〔5番伊東尚美議員登壇〕 19: ◯伊東尚美環境厚生常任委員長  ただいま議長から報告を求められました2案件につきまして、環境厚生常任委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第90号「平成30年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算」についてです。  質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第91号「平成30年度平塚市病院事業会計補正予算」についてです。  質疑では、キャッシュフロー計算書に記載された現金残高が期首の金額となっており、決算書に記載されている確定した期首の現金残高と異なっている理由について尋ねられ、「病院事業会計の補正予算ということで当初予算に記載したキャッシュフロー計算書を補正しているという意味で期首の金額を載せている」と答えられていました。  おおむね以上のような質疑の後、討論では、「今回の数字の記載は誤りだと思うので、当然賛成できるものではないが、会派が賛成であるので賛成する」との討論がありました。  採決いたしました結果、本委員会では全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 20: ◯山原栄一議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 21: ◯山原栄一議長  これで委員長報告を終わります。  本件については、討論通告がありませんので、これより直ちに採決をいたします。                 〔8番柏木 徹議員退場〕 22: ◯山原栄一議長  まず、議案第91号「平成30年度平塚市病院事業会計補正予算」について、起立により採決を行います。
     賛成の議員は、賛成ボタンを押し、御起立願います。反対の議員は、着席のまま、反対ボタンをお押し願います。  それでは、議案第91号は原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 23: ◯山原栄一議長  起立多数であります。よって、議案第91号は原案どおり可決されました。                 〔8番柏木 徹議員入場〕 24: ◯山原栄一議長  次に、議案第90号についてお諮りします。  議案第90号は原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 25: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第90号は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第86号 指定管理者の指定について〔旧横浜ゴム平塚製造所記念館〕      ※ 議案第87号 指定管理者の指定について              〔平塚市立軟式庭球場・平塚市立桃浜町庭球場・大神スポーツ広場〕      ※ 議案第88号 指定管理者の指定について              〔湘南ひらつかパークゴルフ場・土沢野球場・土沢多目的広場〕              (委員長報告・表決) 26: ◯山原栄一議長  次に、日程第4、議案第86号「指定管理者の指定について〔旧横浜ゴム平塚製造所記念館〕」、議案第87号「指定管理者の指定について〔平塚市立軟式庭球場・平塚市立桃浜町庭球場・大神スポーツ広場〕」、議案第88号「指定管理者の指定について〔湘南ひらつかパークゴルフ場・土沢野球場・土沢多目的広場〕」、以上の3案件を一括議題とします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。諸伏教育民生常任委員長。                 〔4番諸伏清児議員登壇〕 27: ◯諸伏清児教育民生常任委員長  ただいま議長から報告を求められました3案件につきまして、教育民生常任委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  議案第86号「指定管理者の指定について〔旧横浜ゴム平塚製造所記念館〕」、議案第87号「指定管理者の指定について〔平塚市立軟式庭球場・平塚市立桃浜町庭球場・大神スポーツ広場〕」及び議案第88号「指定管理者の指定について〔湘南ひらつかパークゴルフ場・土沢野球場・土沢多目的広場〕」についてであります。これら3案件は一括審査を行いました。  質疑では、旧横浜ゴム平塚製造所記念館の指定管理者における災害時の対応などについての質疑がありました。  そのほか、5年間の指定管理において事業者の都合により途中で事業継続をやめた場合の対応や違約条項はどのような形になっているのかなど尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、これら3案件は、いずれも全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 28: ◯山原栄一議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 29: ◯山原栄一議長  これで委員長報告を終わります。  本件については、討論通告がありませんので、これより直ちに採決いたします。  お諮りします。議案第86号、第87号及び議案第88号の3案件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 30: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第86号、第87号及び議案第88号の3案件は、いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第77号 専決処分の承認について〔平成30年度平塚市一般会計補正予算〕      ※ 議案第89号 平成30年度平塚市一般会計補正予算              (委員長報告・討論・表決) 31: ◯山原栄一議長  次に、日程第5、議案第77号「専決処分の承認について〔平成30年度平塚市一般会計補正予算〕」及び議案第89号「平成30年度平塚市一般会計補正予算」、以上の2案件を議題とします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。まず、佐藤総務経済常任委員長。                 〔1番佐藤貴子議員登壇〕 32: ◯佐藤貴子総務経済常任委員長  ただいま議長から報告を求められました、議案第77号「専決処分の承認について〔平成30年度平塚市一般会計補正予算〕」及び議案第89号「平成30年度平塚市一般会計補正予算」の総務経済常任委員会所管部分について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第77号でありますが、質疑、討論はなく、採決をいたしました結果、本委員会所管部分は全員異議なく承認すべきものと決定しております。  次に、議案第89号でありますが、まず歳出の7款商工費では、商工業振興費の中小企業経営支援事業の補正予算の内容と平成29、30年度の活動指標に対する目標と実績等について問われておりました。  また、中小企業経営支援事業で事業者に対しどのようなサービスが提供できたのか問われたほか、事業者へ配布するしおりの効率的な活用方法について問われておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入等では質疑がありませんでした。  おおむね以上のような質疑があった後、討論では、「ほかの委員会の所管部分において反対項目があるので、この補正予算案には反対する」との討論がありました。  採決をしました結果、賛成者起立多数により、本委員会所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 33: ◯山原栄一議長  次に、小泉都市建設常任委員長。                 〔25番小泉春雄議員登壇〕 34: ◯小泉春雄都市建設常任委員長  引き続きまして、都市建設常任委員会所管部分の審査の概要と結果について御報告申し上げます。  まず議案第77号でありますが、質疑、討論はなく、採決いたしました結果、本委員会所管部分は全員異議なく承認すべきものと決定しております。  次に、議案第89号でありますが、歳出の8款土木費では、総合公園費の総合公園屋外トイレ改修事業について、改修するトイレの具体的な場所や改修方法などについて質疑がありました。  また、ふれあい動物園北側に設置される親子トイレがどのようなものになるのか尋ねられたのに対し、「親子が並んで子どもの面倒を見ながら入れるようなトイレにする。また、スペースを広くとり、ベビーカーなどがそのまま入れるようなトイレを考えている」と答えられておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入はなく、第2条の継続費の補正及び第3条の債務負担行為の補正では、質疑がありませんでした。  おおむね以上のような質疑があった後、討論では、「他の所管での反対があるので、一般会計補正予算に反対する」との討論がありました。  採決をいたしました結果、本委員会の所管部分は賛成者起立多数により原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 35: ◯山原栄一議長  次に、伊東環境厚生常任委員長。                 〔5番伊東尚美議員登壇〕 36: ◯伊東尚美環境厚生常任委員長  引き続きまして、環境厚生常任委員会所管部分について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  初めに議案第77号でありますが、質疑、討論はなく、採決いたしました結果、本委員会所管部分は全員異議なく承認すべきものと決定しております。  次に、議案第89号についてであります。  まず、歳出の3款民生費です。国民年金費の国民年金事業について、国民年金システムの改修内容を尋ねられたほか、新制度として31年4月1日から実施される産前産後期間の保険料免除制度の申請手続を問う質疑もありました。  次に、4款衛生費です。保健衛生総務費の公衆浴場支援事業について、本市の公衆浴場の数や今回の補助内容のほか、補助金の対象となる範囲などを尋ねられておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑がありませんでした。  続いて、第3条の債務負担行為の補正では、小動物死体収集運搬及び焼却処理業務委託について、債務負担行為額の算出根拠や業務委託することによる本市や市民へのメリット、また、自治事務として市が担う範囲について問われておりました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論では、「小動物死体収集運搬及び焼却処理業務委託について、人件費削減ありきで市民サービスの向上の内容もしっかり示されないまま80万円の差でしかないものを委託にするという内容で非常に疑問が大きく残る内容であるため、これに対して反対する」との討論がありました。  採決いたしました結果、賛成者起立多数により本委員会所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 37: ◯山原栄一議長  次に、諸伏教育民生常任委員長。                 〔4番諸伏清児議員登壇〕 38: ◯諸伏清児教育民生常任委員長  引き続きまして、教育民生常任委員会所管部分の審査の概要と結果について御報告申し上げます。  まず議案第77号でありますが、質疑、討論はなく、採決をいたしました結果、本委員会所管部分は全員異議なく承認すべきものと決定しております。  次に、議案第89号についてであります。  まず、歳出の3款民生費ですが、市民活動推進費のひらつか市民活動センター管理事業では、新しい施設の環境に合わせた物品の整備や移転後の管理運営体制や駐車場の整備などについて質疑がありました。  次に、10款教育費です。学校給食費の共同調理場運営事業では、老朽化した調理用備品の更新理由について尋ねられたのに対し、「購入から16年が経過し経年劣化が進んでいること、メーカーからも供給停止している部品がたくさんあり、修繕が不可能な場合があると言われたことから、新たに購入したいと考えている」と答えられておりました。  そのほか、調理用備品が使えなかったときの給食への影響や、そのほかの調理器具の状況や更新計画について質疑がありました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑がありませんでした。  続いて、第3条の債務負担行為の補正では、指定管理における債務負担行為の期間について尋ねられていました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく本委員会の所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 39: ◯山原栄一議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 40: ◯山原栄一議長  これで委員長報告を終わります。  これより討論を行います。あらかじめ通告がありますので、それに従って発言を許可します。12番松本敏子議員。                 〔12番松本敏子議員登壇〕 41: ◯12番 松本敏子議員  日本共産党平塚市議会議員団を代表し、議案第89号「平成30年度平塚市一般会計補正予算」に対し、反対の立場から討論を行います。  今議会に提出された補正予算の中で、1つは国民年金のシステム改修費として258万2000円、もう1つは債務負担行為補正として小動物死体収集運搬及び焼却処理業務を民間委託にする予算として、5年間で1億1700万円が計上されており、これに対し反対するものです。  常任委員会での質疑の中で、国民年金のシステム改修は、1つは、来年の4月から国民年金をかけている人の産前産後4カ月間の保険料が免除される制度が開始することによるシステム改修、もう1つは、こうした保険料の減免を受けるときにマイナンバーで対応できるようにするシステム改修ということでした。産前産後の保険料免除は、厚生年金では平成26年度から行われており、国民年金ではようやく来年度から始まるというものです。  説明の中では、免除の申請は産前産後の4カ月が過ぎてしまっても、4月までさかのぼって免除することができるとのことでしたが、出産を支援する制度であることから、早い段階からわかりやすく、数回にわたって周知を徹底するよう願うものです。  しかし、私たち共産党市議団は、日ごろからマイナンバー制度に対しては、漏えい問題が解決されないまま次々と個人情報を集積していく危険性を指摘し、反対してきています。この間、多くの行政機関でも対応に不備があるということなどが指摘され、連携をさらに先延ばししている機関も出ているなど、情報の管理や運用に対する不安は依然として払拭されていません。よって、手軽さや減免を口実にマイナンバーカードの利用範囲を拡大する今回のシステム改修予算には反対をいたします。国も、マイナンバーを使わなくても事務に支障がないことをうたっており、平塚市においてもマイナンバーなしでの申請が滞りなく行われることを強く求めます。  次に、小動物死体処理等の民間委託に係る債務負担行為補正についてです。  平塚市は、小動物が路上で死んだ場合、生あったものに対し一般ごみとして収集するわけにはいかないとして、小動物死体処理施設を建設し、処理してきました。しかし、せっかく炉があるから、その余力を市民のペットや飼い猫などが死んだ場合の火葬にも使ってもらおうということで、手数料を徴収して処理してきました。  しかし、近年の平塚市の手数料の考え方に強い疑問を持っています。この算出方法があまりにも無謀だからです。平塚市は、平成23年度まで1匹の処理料2000円、家まで引き取りに行った場合は1匹3000円の手数料で処理してきました。ところが、平成25年度には、それが一気に1匹5000円、引き取りに行った場合には6000円となり、これでも元がとれないとして、その3年後の平成28年度からは1匹7000円、引き取りに行った場合には1万2000円に引き上げ、県内に類のない額となっています。多くの自治体の相場は、持ち込みの場合1000円から4000円台、引き取りに行った場合でも、それにプラス1000円から3000円となっています。なぜ平塚市の手数料が他市と比べこんなに違うのか。市の業務の余力で市民のペットを処理するなら、当然、施設があることを前提として料金を設定するはずですが、平塚市は平成6年に建設した処理施設の建設費9000万円を耐用期間である28年間で割って減価償却費として毎年320万円計上しています。また、職員の配置は市民のペットがいなくても配置しなくてはならないのに、将来の退職金まで含んだ2002万円を手数料の算定に加えています。  さらに、市民のペットの引き取りは平日しかやっていません。ところが、土日に路上で死んでいる動物を引き取りに行く業者の委託費、約130万円も加え、さらに業務の備品である平塚市の明細地図の金額まで加えて、全体で2900万円以上かかるからといって処理手数料を7000円、引き取りに行った場合5000円も上乗せをした1万2000円という額を市民に負担させている、これが平塚市の手数料の実態です。  市の業務を民間委託、または指定管理者に委ねる場合、市民へのサービスと利便性の向上、財政負担の軽減などを総合的に検証し、そこを明らかにしてこそ議論が始まるはずです。しかし、今回、今ある市の施設をそのまま使って民間に業務の全部を委託するという市の提案に対し、市民に対するメリットは何かと聞いても、全く示すことができませんでした。地方自治法では、市で出た一般廃棄物は市が処理するのは自治事務としております。手数料を徴収できるのは特定のもののためにするものとされている。その区分を曖昧にして市民には多額の負担を強いたまま、要は市の正規職員のボーナスや退職金も含んだ人件費を5年間の契約職員に切りかえ、さらなる官製ワーキングプアをつくり出すものであることは明らかであり、この補正予算を認めることはできません。  以上のことから、議案第89号「平成30年度平塚市一般会計補正予算」に対し、反対の討論といたします。 42: ◯山原栄一議長  これで討論を終わります。
     これより、順次採決を行います。  まず、議案第89号「平成30年度平塚市一般会計補正予算」について、起立により採決を行います。  賛成の議員は、賛成ボタンを押し、御起立願います。反対の議員は、着席のまま、反対ボタンをお押し願います。  それでは、議案第89号は、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 43: ◯山原栄一議長  起立多数であります。よって、議案第89号は原案どおり可決されました。  次に、議案第77号についてお諮りします。議案第77号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 44: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、議案第77号は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 会議案第3号 平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例               (提案説明・質疑・討論・表決) 45: ◯山原栄一議長  次に、本日、片倉章博議員ほか5名の共同提案により会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」が提出されました。  お諮りします。この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し議題とすることに決定をいたしました。  まず、提出者から説明を求めます。片倉章博議員。                 〔17番片倉章博議員登壇〕 47: ◯17番 片倉章博議員  清風クラブの片倉でございます。  ただいま議題となりました会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」につきまして、提案者を代表しまして提案理由の説明を申し上げます。  提案内容につきましては、現行の条例で定めております議員定数を28名から2名削減し26名とするものです。  なお、この附則において、この条例は公布の日以後、初めてその期日を告示される一般選挙から施行することとするものです。  検討の経過を御説明させていただきます。本案件を提案するに至っては、経過でございますが、まず、本年3月23日に開催された議会運営委員会において、4年前にも議員定数の件でさまざま議論をされ、4年前に議員定数を2減らして30名から28名という形になり、4年たって、その際4つ減らすとか、そういうような議論もあったかと思います。ここにおいて残すところわずかとなりましたので、結論ありきということではなく、議員定数においての見直しを提案していくということが提案され、審議の場を議会活性化検討委員会に移して議論することとなったものでございます。その後、議長から議会活性化検討委員会での検討ということで、各会派からの考え方など意見交換をしたわけであります。結果としまして、議員定数の見直しにつきましては、議会活性化検討委員会の中では一定の整理ができませんでしたということで、その旨、議会運営委員会へ御報告をしたという旨の発言があり、議会運営委員会委員長のまとめで、議員定数の見直しについては、議会活性化検討委員会では一定の整理ができなかったようであり、この議会運営委員会から議会活性化検討委員会での検討ということにさせていただいた経緯がございましたので、この議会運営委員会の中で検討しましても一定の方向を見いだすことについては無理があるとの発言があり、今後はそれぞれの会派間での御検討ということにする旨の発言があり、本日に至ったわけでございます。  そこで清風クラブ会派としましても十分に議論をし、検討し、議員定数の見直しについては、議会改革の観点や市民意識などから議員定数を削減すべきという結論に達しました。結論後、他の会派に持ちかけ合意形成をされましたので、その後、他会派での議員定数削減の具体案が出され、その後、調整を経て、本日、本会議案に賛同する議員の連名で、議員定数を2削減し、26名とする会議案を提出するに至ったものでございます。  ここで、本市議会における議員定数の削減の経過を御説明いたします。  近年の本会議における議員定数の変化を見ますと、平成7年5月から平成19年4月までの第16期、17期、18期は34名、平成19年5月からの第19期以降は30人となり、21期では28名と現在に至っております。  さて、本市における経常収支比率の高まりや単年度ベースでのマイナス収支の計上など、本市財政の危機的な硬直は各議員の共通認識であることは言うまでもありません。本市職員につきましても、市民のニーズの複雑化などから業務が増加する一方、継続的に削減が行われております。また、議員定数に対する市民の関心は極めて高く、定数の削減に取り組まずに来年の改選に至ることは大変考えにくいことでございます。  このようなことから、行財政改革の一翼を担う市議会としまして、当然、自らの意思で効果が目に見える改革を行わなければなりません。議員定数の1つの見方として、平成26年に行った議員定数の見直しの際も、本市の人口規模においては、議員の定数は、市民1万人に対して1人とするのが妥当という考えがございました。現在の本市の人口である25万8000人という数字からは、本市議会の議員定数は25から26人が適当ということになります。さらに、本市の人口は減少に転じ、今後も右肩下がりに減少していくことも見込まれています。人口1万人に対して1人という数字まで一挙に減らそうという議論もありましたが、まずは前期で4人削減に至らなかったことを踏まえ、議員定数を2名削減し、質の高い議会運営を進めていきたいと考え、今回の改正を提案させていただくものでございます。  以上、申し上げましたが、議員の皆様におかれましては、私たち提案者の思いをお酌み取りいただき、本案件に御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案説明を終わらせていただきます。 48: ◯山原栄一議長  これで提案説明を終わります。  提出者は答弁席へ移動をお願いいたします。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。江口友子議員。 49: ◯13番 江口友子議員  議席減によってどんなメリットがあるのか説明をしてください。 50: ◯17番 片倉章博議員  お答えさせていただきます。平成25年の9月にも同じ議員定数の削減の案を出させていただきまして、多くの諸先輩、議員の賛同をいただいて定数削減に至ったということがございます。そのときにも申し上げましたように、現在、議員報酬が支出されている部分です。2名削減の場合、2367万8556円という削減効果が1年間の中で出ます。これを4年間ということになりますと、約9000万円の削減効果があると。先ほども提案の中で申し上げさせていただいたように、本市の財政状況は大変厳しい状況でありますし、人口研究問題会等も含めて、人口が減少に転じるということは明白であることから、この削減効果の金額を全ての少子高齢化の中の子育てや高齢者、または商店街の活性化等に施策として転じていただくということが効果として上げられると思っております。 51: ◯13番 江口友子議員  今のお話を聞いて、なるほど、そうか、議員報酬の削減が目的なのかというふうに思いました。  それでは、伺いたいと思いますが、私たちの議員年収は毎年度のように上がっていますけれども、片倉議員が所属されている会派で議員年収の値上げについて反対をしたことはありますか。 52: ◯17番 片倉章博議員  議員年収のものに対しては、私の所属する清風クラブは、反対をしたことはございません。人事院勧告という国の適切な状況により判断をさせていただいております。  以上です。 53: ◯13番 江口友子議員  それでは伺いますけれども、今まで議員年収の引き上げに賛成をずっとされてきていると。その理由については、今、国の話が出ましたけれども、平塚市の議員としては、どんな議論をして議員年収引き上げにこれまで賛成し続けてこられているのでしょうか。国の話はわかりました。 54: ◯17番 片倉章博議員  現在、皆さんとも、今、平塚市議会議員の正副議長を抜いては全て議員報酬に関しては同じものだというふうに認識しております。議員報酬、1カ月、算定額としましては50万2000円掛ける12カ月、議員の期末手当に関しましては4.2カ月掛ける1.2というようなことで、全ての議会議員の方々は、今言ったように、正副議長を除いては同等の金額であるということです。その中で、我々も生活を含めた日常のところにおきまして、議会は、年代がもちろん違っております。独身の方もいらっしゃる、子育て最中の方もいらっしゃる、年配の先輩議員もいらっしゃる。おのおのの生活の温度差というものはありますが、現在、平塚市の月報酬に関しましては妥当であるというふうに会派の中でも思っておりまして、賛成をさせていただいているというような状況でございます。 55: ◯山原栄一議長  ほかに。高山和義議員。 56: ◯11番 高山和義議員  質問させていただきます。先ほどの提案説明の中で、削減することによって質の高い議論をするというお話がありました。考えてみると、今の御提案の中で経過という説明を詳しくされたんですが、何で削減かというところの議論のところがよく、理由といいますか、2名削減というところをもう1回確認をしたいんですが、それともう1つ、削減をするということで議会のあり方だとか、それから議員の活動の部分というのが、どういうものを目指していくのかとか、そういう部分の議論というのがなかなか今までされていないのではないかと思うんです。そういう意味では、具体的に言いますと、例えば常任委員会で考えた場合に、今28名で、7名の常任委員会と6名の常任委員会があるわけです。4つの常任委員会の中で、これが2名減らすということで、また常任委員会の人数も減ってきてしまうということで、委員長を外すと4名か5名で議論しなければいけないという部分も出てくるわけです。そういう意味では、議会のあり方、議論の進め方、そういう部分を含めての議論を全く何もしない中で議員定数だけを削減するというふうな議論になってきているのではないかと思うんですが、その点について、どうなんですか。 57: ◯17番 片倉章博議員  今、高山議員のほうから3つ御質問をいただいております。1つ目は、議員定数に対しての理由、なぜ減らしていくのかということと、議員活動のあり方について、3点目が常任委員会を含めた委員の構成に対しての考え方はどうだということだと思います。  まず1点目の理由に関しましては、先ほど議員定数削減に対しての条例の改正案の提案をさせていただきました。高山議員のほうも十分御承知をされていると思いますが、地方自治法が平成23年度に改正をされまして、議員定数においては各地方自治体の条例で変えられるという大きな定めの変更があったと思います。そのことを受けまして、先ほど提案説明でもさせていただいたように、平塚市議会は平成18年度に、当時ですが、平塚クラブという会派を中心に、多くの各会派の議員の皆様の御賛同をいただきまして、定数を34から30に減らした経緯がございます。そのときに、旧議場になりますが、議場の中で1万人に1人という提案を当時の提案者からさせていただき、これに御賛同いただいたという経過がございます。これに対して、本会議場の神聖な場での提案をしっかり我々も引き継ぎ、この1万人に1人ということを目指さなければいけないだろうというようなことで提案をさせていただいたということです。  次に、議員活動についてということでの御質問がございました。やはり平成25年に削減の提案をさせていただきました。皆様も同じだと思いますが、各議員においては、各町内会、また地区、またはさまざまな団体において、おのおの活動を地区、町内会または団体の中でされていると思います。私が言うまでもなく、青少年指導員をやっておられる方もいらっしゃいますし、町内会の役員をやっていらっしゃる方もいます。または各種団体の役員等も含めて、また、その中にはお祭りの神社の役員もやっているというようなことがあります。これが議員活動だというのではなくて、市民一人一人に向き合って、さまざまな場面で多くの声をいただきながら、そのものを物差しとしてはかりながらしっかりと議員活動に提案をし、議会の中で議論をしていくということも大変大事だというふうに思っておりますので、ここに関しましては、おのおのの議員の質というものに対しての話になりますが、これが変わらない状況でやっていただくということが一番大事だというふうに思っております。  続いて、3点目の常任委員会についてのお話がございました。定数を削減することによって常任委員会の人数が減りますよ、議論ができないのではないかということでございます。よく共産党の皆様方は、決算特別委員会の日数が短い、議論をする場面が短いということを以前から言われております。調査をする時間も短い。我々は、その与えられた時間の中で常に調査をし、会派の中でやってきているわけでございます。時間が短いというのであれば、決算特別委員会の中に共産党の方もいらっしゃいますから、とことん質問をしていただいて、会期は4日になっておりますから、そういうような行動の中の姿勢をとっていただくというのはよろしいかなと思っております。これも議員の考え方、対応ということで御答弁をさせていただきたいと思います。 58: ◯11番 高山和義議員  今の発言なんですけれども、決算特別委員会の中で、例えば、私も言われたことがあります。同じ決算特別委員会の中の委員さんから、もっと早くしろよと、質問だけすればいいんだというふうなお話があったというような状況もあるわけです。そういう状況をしておきながら、今の発言というのは、非常に私自身としては許しがたいというふうに思います。それは1つ、お話をさせておいていただきます。  先ほど、議会費といいますか、費用の部分のお話がありました。先ほど江口議員も言いましたけれども、議員報酬の問題もありました。また、審議会、協議会の費用弁償の問題。私も、会派代表者のところでは、お話だけはさせていただいたことがありますが、議論がなかなか進まないということもあるんですが、海外視察の費用がそのままずっと計上されているという部分があって、こういう問題を含めて、削減の人数だけの部分が今回提案されてきているわけなんですが、その歳費を含めて、費用弁償を含めてのそういう部分が全く議論されていないということをどう考えられるのかというふうに思います。  もう1つは、12月議会の初日にも議員の期末手当の引き上げが議決をされています。御提案の会派の皆さんも賛成しているという形になっているわけなんですけれども、議員の報酬、経費の削減という意味で考えたら、全く矛盾をしているというふうに思います。  それともう1つは、先ほど出ましたが、人事院勧告というのは、国家公務員と、地方の職員もそれに準ずるという形で対応されていますけれども、議員はそれとは全く別のものだというふうに考えるべきではないかというふうに思うんですが、そこを一緒にしているということをどう考えられるのか。 59: ◯17番 片倉章博議員  質問の趣旨がよく理解できなかったんですけれども、わかる範囲内でお答えをさせていただきたいと思います。  削減の効果というようなお話の中で、付託をされている各委員会等の視察費ですとか、そういうものが一緒ではないか、そういうものに対しての議論はどうなっているんだと。まさにそうだと思います。何で議会活性化検討委員会の中で、そういうさまざまな議論をしていただかなかったんでしょうか。私は逆に、共産党の皆さんが御提案をいただいたこと、また、決算特別委員会の中で同席にいながら早くやめろと言われたのは、議員の資質として、自分が質問をするべきだという認識があれば、時間はあるわけです。決算特別委員会は予備日を入れて4日とっているわけですから、隣の席の議員に言われても、それは自分が自ら質問をするべきだということであれば、するのが本来の姿勢だというふうに思っております。  次に、委員会等を含めて議員報酬の件で今お話をさせていただきました。これも今言ったように、議会活性化検討委員会、議会運営委員会が我々の場にございますので、ぜひそういうところへ提案をして、ほかの会派の皆さんの同意をいただくような努力をして、この提案に対して議論をしていただくのが本来の姿だと思っております。ぜひ御賛同いただきたいと思います。 60: ◯山原栄一議長  金子修一議員。 61: ◯22番 金子修一議員  今、議員定数削減の提案が出されたんですが、私たちの会派、平塚自民クラブは、3月議会の初日にこの案件を出したらどうかということは申し入れしております。これは議長、副議長、議運の委員長、また説明に来られた提案会派の清風クラブ、公明ひらつかの提案者にも申しています。  その中で、いきなり何できょう出してきたのかということをお聞きします。 62: ◯17番 片倉章博議員  今回、いきなり提案を出した経過というようなことでの御説明と、3月議会に提案をされたらどうだったのかというような、2つのことだと思います。  我々清風クラブ、また提案者の認識としましては、いきなりこの提案を出したというような認識は全く持っておりません。先ほど提案理由の中でも申し上げましたように、議会運営委員会でこの議題が乗りまして、議会活性化検討委員会の中で数回にわたって議論をしていただいております。その後に会派代表者会議でも取りまとまらなかったということに関しましては、理解をしているところです。そのときに議長のほうからも、各会派で最終的な検討をお願いしますという旨を、先ほど説明の中でもさせていただいたように、幾つかの議論をしてきた中で、取りまとめが議会運営委員会の中ではならなかったということで、会議規則の第14条の規定にのっとり提案者3名以上の提出をさせていただいたというのが見解になっております。  続いて、提案をするならば3月議会に提案をしたらどうかというような御質問だったと思います。この3月議会の部分に関しましては、来年、一般選挙である地方統一選挙が4月に告示される予定になっています。3月議会の中で、一般選挙の部分に関しましては、期間があまりにも短いですし、多くの方に立候補していただき、平塚のまちを活性化していただくということは、議会の姿勢として、できるだけ早い時期に提案をさせていただきたかったというのが現状でございます。  金子先輩議員におかれましても、当時、平塚クラブということもございますし、前回も御賛同いただいております。3月の提案をということも、提案者と会派としてもさまざま検討させていただきましたが、なかなか厳しい状況の中で、どうするんだというようなことから、この12月定例会において提案をさせていただいたという状況になります。  以上です。 63: ◯22番 金子修一議員  平塚市議会は会派制をとっているわけですよね。何か事があると、すぐ会派はどうなっているんだというようなことで、ずっと過去、今まできておるんです。会派の中で意見が違うという場合は、退席して、賛否には在席しないというふうになってきているかと思うんです。そういう中で、これは何かというと、議会運営委員会というのは、地方自治法でも保証されているように、議会をスムーズに、円滑に進めるということが議会運営委員会です。平塚市議会は温厚だよとか、おとなしいよとか言われていますけれども、議会運営委員会の中では、昔はけんけんがくがくとやって、まとまらなかったら、その案件に関しては、もう流れるというような気風というか、暗黙のルールみたいなものでなってきたと思うんです。そういう中では、議会活性化検討委員会でうまくいかない、議会運営委員会に持ってきてうまくいかない、うまくいかないから多数派で決めていきなり出してしまおうというのはいかがなものかと思うんです。我々議員ですから、賛成者はどのくらい、反対者はどのくらいということを計算しますよね。カウントしますよね。そうすると、この案件は僅差なんですよね。例えば4分の3ぐらいの議員が同意しているとか、少なく見積もっても3分の2ぐらいが同意しているかといったら、それはそれなりに価値があるものですが、僅差の案件で、重要な案件を、それも期間を置かないで、いきなりここで出してくるというのはおかしいということを私は申し上げて、ずっときております。ですので、3月議会初頭に出すというなら出すので、我々も対案を持って言っていましたから、定数削減を何も全面的に反対ということは言ってないです。対案をちゃんと用意して、それで臨むつもりでいますし、これは正副議長にも言ってあります。こういうのがうちにはありますよと。  清風クラブには言いに行っていないので、俺は聞いていないと言われれば、それまでですけれども、そうしたら、正副議長が、これに関しては、議会内をまとめなければいけないと思うんです。要するに、第三者委員会みたいなものでまとめる。その行動もしていなくて、とにかく出すなら出してみろという、投げやりになってしまっているみたいな、これも私はいかがなことかと。これも正副議長に言ったんですが、きょうの朝まで対応してくれるのかなと思っていたら、その対応もなかったということでしょう。今、ここへ出してきたんだから。平塚市議会は、議会運営もぎくしゃくしているというような認識に立っているわけです。  はっきり言いますと、先ほども、この議会をボイコットしてしまおうかという話も出たぐらい、みんな、腹をくくっているわけです。議会をボイコットして、きょうの本会議で多数の欠席者が出たときには、市長だって困るでしょう。議会は定数があるから、定数を何人かオーバーしていればいいんでしょうけれども、そんなみっともない議会を抱えている市だということになったら、県下の市長会へ行って恥ずかしい思いをするのではないですか。だから、そこまではやめようよということで急遽臨んできたんです。こんな強引にやらなくてもいいと思うんだけれども、何で強引にきょう出してきたのか。今の説明では納得いかないので、さらに説明をお願いいたします。 64: ◯17番 片倉章博議員  金子議員の御質問にお答えします。  まず、さまざまな状況の中から、この本会議の中に出席をしていただいて、英断をしていただいたということに関しましては、大変感謝を申し上げます。まさに議員としての姿勢をとって、貫いていただいているなというふうに実感をしました。  先ほど、若干ですが、お話をさせていただきましたところで、今回、平成30年3月23日の議会運営委員会において、鈴木委員のほうから、議会の定数の見直し、考え方についての提案がありました。これはあくまでも見直しの提案をされたということで、削減ありきではなくて、本市の全ての財政状況ですとか、今まで行われてきた議会運営委員会、また、各会派での話について見直しの提案をするということでの提案が、3月23日、議会運営委員会ですから、金子議員のほうももちろん御出席をいただいているというふうに認識しております。  続いて、平成30年6月28日の議会運営委員会委員長からの申し出で、議会活性化検討委員会に以降は移すということで、平成30年6月28日に議会活性化検討委員会が開催をされているというふうに議事録の方でも記載をさせていただいております。このときに金子議員からは、うちの会派は、この見直しについては重要視していない、こんなことをやるんだったら議会基本条例をつくるべきだと、そういう議論をすべきだと考えているという議事録の中の御発言がございました。ただ、議会基本条例等も含めて議会活性化検討委員会の中でしていくということは、私も認識をしているところでございます。ただ、議会運営委員会のほうから提案があったことに対して、委員会の今までの状況に応じて開催をし、この定数に関しての議題を、議会活性化検討委員会ですから、山原議長のもとにされたと。  続いて、平成30年7月24日に議会活性化検討委員会が開催をされ、議員定数の見直しについて、または議員の見直しについての活性化では議論がまとまらなかったということで、次の議会運営委員会に議会活性化検討委員会の座長である山原議長の方から申し送りがされたというふうに認識をしております。その後、議会運営委員会で出村委員長のほうから、議会活性化検討委員会での状況を申し述べられ、議会運営委員会では、まとまりがつかなかったということでの御答弁をいただきながら、この案件に関しましては、各会派の中で御検討をいただきたいという旨の説明があったということで議事録にも記載をされております。  その中で、先ほど提案説明の中でも、我々清風クラブ8名、さまざまな議論をしました。平成25年のときに提案をさせていただいたときにも、1万人に1人という議論の中から、本来ですと、前回、人口は25万7000人でしたから、25にするのか、26にするのかという議論から入りまして、公明ひらつか、湘南フォーラム、また、各会派の方に御説明いただきながら議論を積み重ねてきたというような状況がございます。  その中で、今年度の30年12月11日の議会運営委員会におきまして、清風クラブの団長であります数田議員のほうから、議会運営委員会の中で、その他の事項として、12月議会最終日において議員定数の削減案を提案させていただきますという旨の発言があったというふうに認識しております。その中で金子議員のほうからも、本来であれば、議会運営委員会全会派が一致になって、多くの会派の賛同をいただきながら提案をするのが望ましいぞという御指摘を受けたのも認識をしているところです。さまざまな状況の中で、その後も会派、または提案をしていただいております公明ひらつかとも提案に対しての考え方を議論させていただきましたし、先ほどお話がございました3月の議会に上程をしたらどうかということもございました。  状況としましては、まず3月の定例会に提案をということに関しましては、3月の定例会においては、来年度とり行われます一般選挙、地方統一選挙、4月の状況が大変厳しいという状況になるという認識を持っておりましたので、12月議会にさせていただいたというような状況になっておりますので、急遽という認識は、大変申しわけございませんが、なく、もしかしたら説明が不足しているのではないかと、議論をしていないのではないかという御指摘に関しましては、甘んじてお受けをさせていただきますが、ぜひ賛同をいただくようお願い申し上げて、質問の回答とさせていただきます。 65: ◯22番 金子修一議員  今、答えをいただいたんですが、議会というのは、やはり議論の場ということですから、議論をしなければいけないんです。議論した中で、自分たちの意思が通らないからこういうふうにしよう、どうしてそれを実行、実施しよう、これを考えるのは当然なんですが、こういう重要な案件に関して、こういうような案件に関しては、議員みんながある程度納得しなければ、遺恨みたいなものだけが残ってしまうということです。まだ時間が3月の初めまであるのではないかと私のほうで提案しているのに、提出者の皆さんはそれも議論したのかどうかは知らないけれども、ここで出してしまう。ゆっくり議論すれば、それなりのみんなが合意できるような結果、我々は対案として用意していたんだけれども、全然それも発表する場もなくて、一部、正副議長とか、そういうメンバーには話したんですが、一部の人たちだけにしか伝わっていかないということになってしまうわけです。やはり議会というのは、自分たちの意思を押し通そうということではだめだと思うんです。それなりに合意していかないと、議会の運営というのは、同じ平塚市民の中での立場で議論していくものですから、自分1人がすばらしいなんて思っている議員は、いるのかどうかよくわからないけれども、私はともかくそうは思っていないです。だから、そういう中で、それなりに合意を取りつけなければいけないのに、うちの会派として申し入れたのに、何回も言ったら申しわけないけれども、正副議長の手腕がどこまでいったのか、どこまで行動したのかわからないけれども、取りまとめもなくて、いきなりここへ出してきて、ああ、そうですかというわけにはいかないということなんです。  とにかくここへ出してきたので、この賛否はこの後、決定すると思うんです。私は議会の一番の長老者として伝えておきますけれども、議会運営というものは、100%同意しろと、そういうものではなくて、4分の3ぐらいは同意して、その中で決定していくというふうにやられたらどうかと思うし、少なくとも3分の2ぐらいは同意しているんだよというなら、それはそれで説得力はあるけれども、1票がどっちいった、右行った、左行ったになってしまうような案件は、もっと丁寧に議論すべきです。いきなり出してきて、それ、やったか、とった、勝った、こういうことをやってはいけません。後でしこりが残りますよ。必ずしこりが残る。  そういうことで、清風クラブとしては、同じ保守系、自民党系として、うちの会派と意見の一致するところもあれば、絶対的に一致しないところもあると思いますけれども、その辺をきちんとしていかないと、将来のオピニオンリーダーとしてはいかがなものか。今度、逆に批判される立場になりますよ。そんなことを含めて、片倉議員の心情をお願いいたします。 66: ◯17番 片倉章博議員  金子議員が長老議員ということで、いろいろな御指摘、御発言をいただきました。あえて甘んじてお受けをすると思っております。  議会運営においては、常に市政を支える側の両輪という立場もありますし、議会の多くの賛同をいただくことが市議会の中でも、提出者である落合市長含めて、議会としてもそういうような状況が大変好ましいというふうな状況は、私も認識をしているところでございます。  ただ、平成15年に今いる4期の仲間というよりも、同僚の議員、またはそれ以上の先輩の議員の中で、平成18年度からこの話は1万人に1人だということで言ってきたという認識はあります。当時、先輩議員でもありました伊藤さんや出縄さんが提案者になって、1万人に1人ということで、旧議場の中で大きく提案をさせていただいた。そのときを含めて、常に1万人に1人は、本会議場で言った言葉の重みというものを考えながら議員に再度立候補し、議員活動をしっかりやってきたという多くの諸先輩、また同僚の議員だというふうに思っておりました。ですから、その案件に関しましては、この議場の中で言って、議事録も残っているという大変重いことだというふうに思っておりましたので、今、私の所属している清風クラブ、または公明ひらつかさん、フォーラムの皆さん、平塚自民クラブの皆さん、当時、平成26年の選挙の前の25年の9月になりますけれども、前回提案をしていただいた方々は御賛同をいただけたというようなことがございましたので、それに甘んじて御賛同をいただけるものだというような状況の中で御説明等、またはなかったのも大変申しわけないなというふうな認識もございますが、来年の4月に向けた統一地方選挙においては、この12月定例会本会議の最終日が、さまざまな状況から提案の期日的なものになるなという認識のもとで、12月議会の提案をさせていただきましたので、どうぞ多くの先輩諸兄の議員の皆さん、また同僚の議員の皆さんには、定数削減2、26に御賛同いただいて、まず26にすることによって定数削減の議論を一旦、この会議の中で御賛同いただいた中では終わりにして、先ほどさまざまな御意見の中で、活性化の中身ですとか、報酬の中身というのは議論をさせていただければなというふうに思っております。  以上でございます。 67: ◯山原栄一議長  ほかにありますか。端文昭議員。 68: ◯14番 端 文昭議員  提出者にお尋ねしたいと思いますけれども、効果が目に見える改革が必要だということで、先ほどのお答えですと、議員報酬、2人削減することによって年間2367万円の削減効果がありますというお話でしたが、それだけでしょうか。デメリットについては、いかがお考えかという点もお聞きしたいのと、それと議員を減らそうという提案なんですけれども、この間、職員はふえにふえてきました。平成23年4月1日の現員数、正規のフルタイム職員の数2260人余りだったと思いますが、平成30年4月1日の正規フルタイム職員の数は2460人余りで、200人以上ふえています。その200人がふえたということは、この間、東洋経済が平塚市の職員の年収ランキングは698万円何がしとかいう発表もしていました。全国ランキング37位だと。ですが、そんなに見積もらなくても、500万円として、200人としても10億円、一方ではふやしたわけですね。それはなぜかというと、職員定数を23年から30年にかけて3回ぐらい変更して、増、増、増でやってきました。だからこそ、そういう技ができたんですけれども、その職員定数の増条例は直、支出がふえるわけですけれども、それについては、皆さん方、提出者は全員賛成をしてきたと私は認識しているんですけれども、それと職員の増と議員の減との整合性はとれるのか、それで職員の仕事がチェックできるのか、行政の議決チェック機関として、議会あるいは議員の仕事ができるのか、そのあたりの御認識はどう持っていられるのかということをお尋ねしたいと思います。 69: ◯17番 片倉章博議員  端議員の御質問にお答えしたいと思います。  1点目は、先ほどの質問者の中から、議員削減に関する報酬の金額がこれだけかということでございましたので、私の調査をさせていただきましたところによりますと、議員1人当たりの議員報酬が602万4000円、議員の期末手当が4.2カ月掛ける1.2で、2回にわたりまして253万80円、議員共済費事務負担金が年額1人当たり1万3000円、議員共済費給付費負担金が1人当たり年間229万2000円、議員厚生会事業費補助金、健康診断ですね、これを受けたものになりますが、1人当たり3116円、常任委員会視察旅費予定額としましては年額7万円、政務活動交付金が、1カ月、御存じのように5万円掛ける12カ月で60万円、プラス海外の視察費ということで24万円、続いて議員用パソコンのリース等の部分に関しまして、1人当たり年間6万7082円、よって合計が1183万9278円の倍ですから、2367万8556円が年額当たりの状況で試算をさせていただいております。  次に、議員の資質ということでの御質問(14番端文昭議員「議会あるいは議員のチェック機関としての役割を提案者はどう考えているか」と述ぶ)はい、すみません、失礼しました。  チェック機関としての議員の役割はどうかということでございました。今までも定数を削減してきたときにも常に議論になってきた、また、この議場の中でも議論になってきたというふうに認識はしっかり持っております。定数が減ったからチェックができないのかというのではなくて、より少数精鋭の中で行政サイドの施策に対してチェックをしていくことが重要だと思っておりますし、それ以上の時間をかけて、先ほど申し上げました活動の部分を削ってでも議会というところに対して、おのおのがしっかりチェックしていかなければならないという認識を持っています。ただ、人数が削減をされたから、その機能が薄れるのではないのかというのは、逆に言えば、削減を平成18年からさせていただいておりますけれども、各会派または諸先輩の議員の皆様の中から、議会活性化検討委員会とか、そういう中で1度でもそういうことを出されたことがありますか。私の認識としては、そういうようなことは、こういう削減の提案をされることによって出されるのであって、それこそ、この4年間の中で、前回削減をさせていただいているわけですから、議員としての姿勢はどうなんだ、チェックとしてはどうなんだということを議会活性化検討委員会の中に御提案をしていただきたかったなと私は思います。一人一人が少数精鋭の中で頑張っていただきたいというように、私としては思っております。 70: ◯14番 端 文昭議員  デメリットは何ですかと聞いたんです。それと、この7年間で職員が200人ふえたことと、議員を2人減らすことの整合性はとれるんですか、費用のアンバランスがあるのではないですかと。たかが2360何万円減らす一方で10億円以上の人件費をふやすことを認めてこられた人、提案者ですよね。職員定数をどんどんふやしてきたわけですから。それとの整合性はどうなっているんですかとお聞きしているんです。 71: ◯山原栄一議長  端議員、2回目の質問になりますけれども、よろしいですか。片倉章博議員。 72: ◯17番 片倉章博議員  失礼しました。デメリットということでございます。デメリットは、私はないと断言します。もう何回も申し上げましたように、定数を削減することによって、我々の報酬という言い方はおかしいかもしれませんけれども、削減された部分を少子高齢化の中で、または商店街ですとか、この間、陳情書が12月議会にも提案をされました。金目の商店街連合会の副会長は悲痛なことだと、スーパーがなくなって買い物難民になる、おまえたち議員が報酬を削減することによってそういうのを回してくれないかという話もございました。だから、デメリットはしっかり少数精鋭の中でやっていかなければならないということで思っておりますので、デメリットはありません。  職員が増加をしているよ、大きな職員の報酬があるよ、それと、たかが2367万8000円を削るものとの整合性はどうなのかという御質問だったと思います。たかがではないです。これが4年間になると約9000万円、1億円に近い金額が市民へのサービスに使われると思っておりますから、整合性という部分では、市の職員は、職員として仕事を通常の中でしています。我々特別職とはまた違ってきているわけでございます。少子高齢化の中で高齢者がふえていく、介護保険等も含めて実際に対応していかなければいけないのは、職員です。そこの部分でのチェックということに関しても、端議員のほうでも、地元の方ですとか、高齢者ですとか、さまざまな御意見をいただいております。そういうことを提案しながら、また逆に言えば、チェックをしながらしていくということで、整合性を図れる基準のものではないというふうに私は思っております。 73: ◯14番 端 文昭議員  私の言葉の使い方で「たかが」ということを2367万円について言ったかもわかりませんけれども、これは1年間で200人増員したということは10億円、あるいは14億円ぐらいのお金に比較しての言葉の使い方を言ったわけで、2300云々を「たかが」と言ったのではなくて、10億円の人件費を認めていながら、一方では2300万円余りの効果がありますよという、そういうことについての比較の意味で、そういう言葉を使ったわけであって、それが適切でないと言えば適切でなかったかもわかりません。その比較を、市民ニーズがふえる、職員の仕事もふえる、でも、職員を含めた行政の仕事を市民の意を受けて誰がどうチェックするんですか。それは議員の役割ではないですか。その力が極端に落ちていくのではないかと危惧しています。全くデメリットがないと言いますけれども、少数精鋭というのは、もう今の時点で少数精鋭だと私は認識しています、はっきり言って。それについて、御認識を伺いたいと思います。 74: ◯17番 片倉章博議員  認識を答えろということでございますので、提案者として、私個人または清風クラブの中でいろいろ議論をしてきたことでの御答弁をさせていただきたいと思います。  先ほどの部分に関しましては、まず職員の増員ということでございますけれども、地方自治法が平成16年に変わりまして、官から民へという大きな時代の流れがあったのは御存じだと思います。その中で地方自治法が平成16年に改訂をされまして、指定管理者制度等の導入をしていいという条例が出てきました。平塚市は当時、大藏市政でありましたけれども、さまざまな行財政改革の中から、議会からも提案をさせていただいて、より早く平塚市は指定管理者制度の導入を進めたり、委託からプロポーザル等のような状況の案件をしています。議会としては、職員の定数をふやすことを我々は賛成をしてきた立場かもしれませんけれども、端議員は反対をされてきているような状況だと思います。反対をすることによって何が起きるのかというのは、逆に言えば市民サービスが低下するという状況なんです。そこに民間活力をどうやって入れていくのかというのが、今、ここ数年間で起きているさまざまな現状だというふうに私は認識しております。職員をどんどんふやせば、退職金を含めていろいろな状況でふえるというような認識もありますし、それを外注という、言い方は悪いかもしれませんが、指定管理者制度や民間にしていただくということで、常にそういう部分を減らす努力を議会側が提案をしてきたというのが、私は今4期になりますけれども、16年間の中で常に行財政改革の中でやってきたという認識もあります。ただ、どの職員がという名指しでの話にはならないと思いますので、そういう御理解をしていただきたいと思います。  先ほどのデメリットの話は、私はそういうふうに思っていませんよという端議員からの部分で、考えを教えろということでありました。何回も繰り返しになりますけれども、私を含めて平塚市議会議員は、多忙の中で地域のこと、団体のこと、道路から全てのことに対して耳を傾けて活動されていると思います。それが逆に言えば、議会での4年間での1つの姿勢でもありますし、常に回期の多い諸先輩を含めてやってきているという認識があります。持論を常に言うのは、簡単な、たやすいことでございますけれども、常に議員活動の中で意見を議会の中で反映をするということが大事ですし、行政の施策に対して、予算を含めてしっかりチェックをしてきているというふうに私は思っています。人が行うことですから、たまには課題が出たりとかするという認識もありますけれども、しっかり少数精鋭の中で、26名でも平塚市議会はやっていくことができるというふうに思っておりますので、改めて御賛同をお願いしたいと思います。 75: ◯山原栄一議長  ほかにございますか。松本敏子議員。 76: ◯12番 松本敏子議員  今回のここに提案をされるまでの経過について説明したいと思いますが、共産党市議団の中で意見書を出したいということで、最後の議運に提案したときには、今ごろ出してきてもだめなんだよと、前もって言うべきだということで却下されたことがございます。今回は、前もって最終日に出したいということは言っておられましたけれども、内容について質問をしても一切答えられず、きょうの提案は確かにされましたけれども、内容についてということも、本会議で提案するから内容は言えないということで白紙の状態でここに出されてきました。議論がちゃんとされていないということは甘んじて受けるということを言われましたけれども、今回のことは反省をしておいて、今後はそういうことがないようにちゃんと議論を尽くして議案として出すということでいいのかどうか。それから、今回の議運の中で、委員長が会派制をとって、先ほどの議案の中でも、会派の中で反対者がいた場合は退出しましたけれども、今回委員会の中で、うちの会派はそれぞれの意見で投票するということを言われて、それに対しての質問がありましたけれども、それに対しては平行線なので、これ以上の質問は受けないということで、今回ここに出されてきたわけですけれども、その運営の仕方、ここに出てくるまでの経過についてどのようにお考えでしょうか。 77: ◯17番 片倉章博議員  先ほど金子議員のほうにもお答えをさせていただきました内容だと思います。まず、短く説明をさせていただきますけれども、平成30年12月11日の議会運営委員会、共産党は高山議員が代表者として出ていると認識しておりますけれども、ここのときに清風クラブの団長である数田議員のほうから、その他の部分において、議事録があります。私のほうから、これまで議会運営委員会及び議会活性化検討委員会においていろいろと扱ってきた案件について発言をさせていただきたいと思っている。内容は、議員定数の一部改正についてである。10月23日に行われた会派代表者会議の中で、我々、清風クラブとしては、議員定数の削減で会派内ではまとまったという発言をさせていただいた。その上で、今定例会の最終日に追加議案として提出をさせていただきたいと考えている。提案内容については、現行の条例で定めている議員定数を28から2名削減し、26とするものである。なお、この条例は公布の日以後、この期日を告示される一般選挙から施行するというふうに考えている。今定例会の最終日に追加議案として提出するに当たって、ぜひ賛同者を募りたいと考えているので、賛同いただける方、ぜひ皆様の御賛同をよろしくお願いしたいと思っている。知っていますか。高山議員が団長ですから、このことを聞いてなかったというふうに私は受けとめをさせていただきます。提案をちゃんとしております。  次に、先ほどの御質問の中で、経過の中で会派制をとっている平塚市議会が、会派がまとまらないで、会派のところでというようなことでの考え方、認識はどうなんだということがございましたけれども、今、市長案件が提出をされました。柏木議員は、病院の審議のところで退室をされております。その前のところでも、私の記憶が大変定かではありませんけれども、平成15年、我々が1期の大藏市政のとき、初めての議会のときだったと思います。そのときに新町にパチンコ店が進出をするということで、当時、大藏市政はパチンコ店の進出をさせないという案件がありまして、神奈川ネットの佐藤議員、武藤議員が請願を出された記憶があります。そのときに、当時の平塚クラブ13人ですが、そのときにも自主的な賛同でということで、当時、元議員の伊藤さんが会派の団長だったというような認識がありますけれども、その中で退室をされた、または自席の中で判断をしたというようなことがあります。議会活性化検討委員会ですとか、先例としては立った人間もいますし、退室した人間もいますし、態度表明をした場合もあると思います。おのおのの議員の党議拘束というのは、別に議会は関係ないわけですから、我々清風クラブは、党議拘束はありません。共産党は党の本部であるのではないですか。我々は自主的に、究極の判断はおのおのの判断だと思っています。党に属している人間もいますし、党に属していない人間もいます。党議拘束は全くありませんから、議員の質で、おのおのの責任で判断をしていくというのが常だと思います。ただ、言ったように、こういう議論をするときに多くの皆さんの御賛同をいただきたい、いただかなければならないという御指摘に関しましては、先ほど金子先輩議員のほうからも御指摘がありましたように、甘んじてそういうふうに思っておりますというふうに申し上げたとおりでございます。 78: ◯12番 松本敏子議員  先ほど説明の中で、議員が2名削減されると何千万円減るよということで、非常に財政のことを気にしているということを初めてわかりました。それであれば、今後その政務活動費の中身、それから政務活動費も最初に60万円、皆さんにお配りして、その中で使ったものを提出するということで、多くの方が全部使っているんだろうというふうに思いますが、使っていない方はちゃんと返却していると思います。使ったものに対して議会局に出して、そういうふうにするというやり方を考えるか、また、海外政務活動費の問題でも、今後は、使わない年は最初から言って使わないようにするとかという、そういうところの削減なども今後はいろいろ検討されていくのかどうか。ただ今回の議員の人数だけを気にして、人数を減らそうということだけでも、議員報酬についての中身、それから政務活動費などの中身についても、今後はいろいろ検討していくおつもりがあるのかどうかをお聞きしたいと思います。 79: ◯山原栄一議長  松本議員、議案に沿った形での御質問でお願いをしたいと思います。御答弁をそちらの議案に沿った内容でお願いします。片倉章博議員。
    80: ◯17番 片倉章博議員  議長、ありがとうございます。  おっしゃるとおりで、本会議の中で、議案としては会議案第3号、議員定数の削減の議論をしておりますので、やり方がいろいろあったとかというのは甘んじて受けると。ただ、地方自治法で、3人以上の提案者があれば会議案の提案ができるというルールをもとにやってきておりました。  今言ったさまざまな案件のところは、確かに議論をしなければならないなと思いますけれども、会議案ではありませんので、私個人の見解としては、答弁を差し控えたいと思います。  次の質問をどうぞ。 81: ◯山原栄一議長  ほかに質問ありますか。小泉春雄議員。 82: ◯25番 小泉春雄議員  今までの論議を聞いていて、かなり自分の認識も深まったような気がしますけれども、その中で、一部議員さんと重なってしまう部分があるかもしれませんけれども、議員定数というのは、ただ単に人口だけで決められるものではなくて、市の面積、あるいは市の面積の中に置かれている各地域の実情などを含めて、いろいろなものがもろもろ重なって議員定数は決められるべきだというふうに私は思っております。全国でも、平成の大合併で面積ばかりふえたけれども、人口は少しもふえないというふうな市もあって、人口要件は地方自治法から撤廃されたという経緯があると思うんです。今、1万人云々という話がありますけれども、今の28人ですと議員1人当たり約9000人です。提案者は1万人と、この1000人の差というのは何なんですかというふうな気がしています。提案者のお考えがあれば、お聞きをしたい。  それからもう1つは、よく市長さんが御挨拶の中で、今、平塚市は子育て世帯の若い人たちが転入してきています。人口は減っているかもしれないけれども、そういう若い人たちがどんどん入ってきていますというふうなこと、あるいは真田・北金目の区画整理のところの住宅がふえている。さらに2年後には大神のツインシティのまち開きがあって、その後、一遍に3000人も、300人も人口がふえるわけではないけれども、徐々にふえていくでしょう。そういう将来の平塚市を見たときに、今あえて議員減を提出しなければいけないのかな、4年先でもいいのではないですかというふうな気がします。御提案者が2期8年ごとに2回議員定数を下げてきたから、来年の選挙も2期8年たつから議員定数を減らそうかという単純なものではないと思います。単純なものではないと思いますけれども、平塚市の将来を見たときには、その辺も加味して、あえて4年先送りしてもいいのではないかというふうな気がするんです。提案者の議員さんは、1万人でも1万5000人でも、俺は市民の民意を聞けるよとおっしゃっているかもしれませんけれども、人間おのずとして限界があるんです。1人で聞くよりも2人で聞いたほうがいいでしょうし。そんなことを考えると、あえて2人減らさなければいけないという根拠は何なのか。  それから、先ほど来、人件費の話が出ていました。この話をしてしまうと、定数削減か報酬削減かの話になってしまうんです。先ほどおっしゃったように、議員にも生活がある、当たり前の話です。ですから、そんなに一遍に報酬を減らすわけにはいかない。でも、市民の皆さんは、私が聞く範囲では、議員定数を減らせという声よりも、今言った後のほうの意見のほうが多いんですよ、率直に言って。これは仮定の話です。仮に月に10万円減らしたら、28人、月に280万円、1年間に3000万円以上浮くんです。これを4年間減らしていったら1億2、3000万円減ってしまう。でも、私も含めて、皆さん方は納得しないと思います。納得しないと思うけれども、お金の話になったら、そういうふうになってしまうんです。だから、お金の話はやめましょう。何で議員定数を28から26にするのかというのを、はっきり市民の皆さんに示して、これで私たちが判断しなければいけないというふうに思う。今、国で憲法審査会があって、憲法改正云々と言っています。憲法も、より多くの会派、議員の賛同を得て変えるべきだ。これは御提案者が所属しているところの党のほうもそういうお考えで、総理大臣はやりたいんだろうけれども、なかなかできない。今回の議員定数もそうです。多くの議員が賛同した形で結果を出さなければ、まずいのではないですか。今ここで採決して、どんな結果になるかわかりません。多数決が民主主義のルールですから、それは否定しません。しかし、1人、2人、3人の差で、民意とったというわけにはいかないと思うんです。将来の平塚市のあり方を考えたときに、議員というのは大切なものだというふうに私は思っています。討論みたいになってしまいましたけれども、一部質問がありますので、お答えください。 83: ◯17番 片倉章博議員  金子先輩議員と同じような御指摘をいただいたことには、しっかり受けとめなければならないなと思っております。本当ならもっと時間をかけて多くの議員の同僚の皆さんと定数の件に関しましては議論をしなければならない。ただ、さまざまな状況の中で、この提案をうちの会派から30年の当初にさせていただいていた時点が遅かったのかなという反省するべきところは反省をします。  ただ、定数の見直しということで鈴木議員のほうからも御提案をいただいた中で、先ほどの繰り返しになるかもしれませんけれども、平成18年に本会議場で、多くの同僚、先輩議員の皆様と一緒に一歩踏み出した定数の削減にもとがあると。そのときに1万人に1人ということを、この議場の中で、議事録にも載っていながら言ってきたということを、まずは完結していかなければならないだろうなというような状況で思っておりましたので、反省するところはしっかり反省をしなければならないなと、多くの同僚議員の皆様方の御賛同をいただきたいと思っております。  根拠ということでございました。根拠に関しましては、今言った部分もありますし、前回、平成25年の9月に定数の削減をしたときには、実は平塚市は25万7000人の人口でした。先ほど提案をさせていただきましたけれども、25万8000人になっているという状況で、4年間の中で減る施策の中で1000人がふえたという事実があります。これは平塚市政の4年間の成果がしっかり出てきていると。要は、社会増として出てきているわけでありますから、今、小泉議員からもお話がございましたように、2020年のツインシティのまち開きを軸に人口が、一遍にではないですけれども、ふえていく。ただ、人口減少問題研究会を含めて人口研究の中では、間違いなく減っていくというのは御存じだと思います。そこに対して、今の25万幾がしの人口を維持していこうよというのが落合市政のあらわれで、この4年間の中で、真田かもしれませんけれども、それは施策の中で打っていかなければいけない。なおかつ、逆の立場としては、行財政改革をしっかり訴えていかなければならないという立場にありますから、この両輪がしっかり同じ方向を向けることによって、平塚市のしっかりとした前進があると思いますし、26にすることによって1人当たり9000人ぐらいだという話もありましたけれども、先ほど言ったように、平成18年に1万人に1人、26をまずは目指すべきだということが提案者、私ども清風クラブ、また公明ひらつかさんとの認識であるということは御理解いただきたいと思いますし、平成25年の9月には、湘南フォーラムの皆様方や平塚自民クラブの皆さん方もそのことで一致をして御提案をさせていただいたという経緯がございましたので、議論をもっとしたほうがよかったのではないかということに関しましては、大変申しわけなかったなというふうに思っております。  以上です。 84: ◯25番 小泉春雄議員  最後に質問します。確認だけさせていただきます。先ほど申し上げましたけれども、今回提案されています。この提案を引き下げるというお考えはありませんか。 85: ◯17番 片倉章博議員  ございません。よろしくお願いします。 86: ◯山原栄一議長  今、江口議員から手が挙がっていますが、ほかの議員で質問はございますか。なければ、江口友子議員。 87: ◯13番 江口友子議員  先ほど私が質問したテーマとまた論点が違うものがあって、それを準備しておりましたので、質問させていただきたいと思います。  12月11日に議会運営委員会がありました。そのときに、今回提案なさっている会派の議員さんがこういうふうにおっしゃったんです。切り口を与えることになるので、ここでは説明を差し控えたいとおっしゃいました。また、公の場できちんと議論をするからともおっしゃいました。それが議会運営委員会での御発言です。私はこれを聞いて、16年余り議員をやっておりますけれども、議会運営委員会で切り口を与えることになるのでここでは説明を差し控えたいというふうに聞いたのは、この議席減についても初めてでした。非常に驚きました。さっきおっしゃった少数精鋭という言葉と違和感がつながると思いますので、伺いたいと思います。  質問の内容は、少数精鋭はどういうふうにお考えになって使っているのかということです。私は、さっき小泉議員がおっしゃったように、報酬の話だけをするべきでもないと思いますし、議席減の話だけもするべきではないと思います。先ほど片倉議員が市民意見などによってとおっしゃったけれども、私は、いただいた市民意見は、850万円の議員年収を半分にして議席数を倍にしたらどうかと言われました。なぜかというと、多様な意見を議会に集めることが大事だから、議員報酬を減らしてでも議席を2倍にしたらどうかと言われたんです。今求められているのは、より議会を多様な議論の場にすることだから、それが民主主義を分厚くすることだからだというふうに、その方はおっしゃっていたし、私はそれこそが重要だと思いました。  議会運営委員会の場で、ここでは切り口を与えることになるのでお話できませんというのは、私たちにとっては議論の場を失ってしまいます。それがここになってしまっているわけですけれども、そこで私が感じるのは、少数精鋭という言葉を使うときの多数派のおごりのようなものを感じるんです。本来は、民主主義はもっと多様な議論をする場で、そのために私は議席をふやすぐらいのつもりが必要だというふうに思うんですが、少数精鋭というのはどういうふうにお考えになってその言葉をお使いになっているのか。その言葉の意味、言葉の使い方はすごく政治の主張をあらわしていると思いますので、見解を聞きたいというふうに思います。 88: ◯17番 片倉章博議員  弁明するわけではございませんけれども、12月11日のうちの代表である数田議員のほうからは、内容に関しましては、先ほど松本議員からも御質問をいただいたように、提案の内容の説明はしていますよ。ただ、今言った議論の場に関しましては、平塚市は、諸先輩の議員も言っていらっしゃるように、会派制をとっています。それがそうではないよというのであれば、会派制をとっていただくのも1つですし、皆さんの意見も、傍聴議員としても必ず受け入れをとっていますよね。私の認識はそうです。  少数精鋭ということに関しましては、定数を削減することを提案させていただいておりますので、人数が現行よりも減る中で、要は、より議員が切磋琢磨をし、地域に皆様の市民の声を聞く、また、議会のチェック機能を強くしていくというのは、私も同感であります。ただ、先ほどからの部分になっている提案の内容と政務活動費ですとか、今の精鋭の部分は何なのかというのは、言葉の帳尻をとろうとしている受け答えとしか思えないんです。考え方によって、少数精鋭とは何だと。少数の人間で議会運営をしっかり携えて、市政のチェックをしていくというふうに思っております。例えば、この提案が通った後、常任委員会の日数をふやす、時間をふやす、それは議会の中で一生懸命提案をしていただいて議論をすればいいと思いますし、会派制をとっている以上、会派というところを組んでいただいて、お声をいただくというのが大事と思います。  先ほど、市民の方が、こういう点があった、もしかしたらそれも1つかと思います。でも、それは会議規則で平塚市議会は会派制をとっているわけですから、その1市民の声ももちろん大事だと思います。でも、その声を代弁していくのがあなたであれば、まず会派制の中の会派をくぐっていただいて、議会運営委員会の中に提案をしていただくという、そういう選択もあると思うんです。それが平塚市議会の流れだと思っております。1人1人の声を聞くのは本当に大変ですし、それを聞いていかなければいけない、それを議会の中に行政のチェックとして反映をしていくというのは大事だと思っています。そういうことが1つ1つの通常の中でやっていくことこそが、少数精鋭の中で。議会日数がどんどんふえても全然いいと思っています。それはまた議会活性化検討委員会、議会運営委員会の中で議論をするべきだというふうに思っておりますので、私の答弁は、これで差し控えさせていただきます。 89: ◯13番 江口友子議員  提案されているのはそちらなわけですから、提案内容に沿った答弁をしてください。  質問は、最後1点です。12月11日の議会運営委員会の話に絞りたいというふうに思いますが、そのときに提案した内容については確かに説明がございましたが、私が申し上げたのは、提案理由については、なぜ説明をしないのか、なぜ議席を減らすのか、なぜ2議席なのかということを私も、そのときのその場においでになった議会運営委員の方も質問いたしました。それについての回答が、ここでは切り口を与えることになるので説明は差し控えたいとおっしゃったんです。それはなぜですかと聞いているんです。説明が不足していることが、私は議会制民主主義をないがしろにしている部分だというふうに感じましたので、その点について再度聞きます。 90: ◯17番 片倉章博議員  うちの会派の数田団長からは、最終日にこの内容で会議案として提案をさせていただきますということを議会運営委員会に上程をまだしていない状況です。提案をさせていただいたわけでございます。ですから、提案の内容に関しては申し上げましたけれども、その中の説明に関しては、議会運営委員会の中で議題ともなっていないものに対してお答えをする必要はないと。議題になっていませんから、12月の11日の時点では。提案の説明は、会議案としてなったときに出していくのが通常だと思っていますから、12月11日の状況の中では、内容ではなくて、こういう議題で提案をさせていただくと言って、議案になっていませんので、その他のところで、先輩議員からも幾つかの提案があったりとか、唐突に何だというようなことがあったのも十分認識しておりますけれども、私の認識としましては、会議案として提案をまだ出されてない状況のところで、提案をさせていただきますということで、真摯的に対応をしてというふうに思っております。 91: ◯山原栄一議長  これで質疑を終わります。  提出者は自席にお戻りください。  これで質疑を終わります。  この際お諮りします。本件は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 92: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決定をいたしました。  これより討論を行います。討論ありませんか。金子修一議員。(発言する者あり)  暫時休憩します。                   午後0時19分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後1時00分再開 93: ◯山原栄一議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。金子修一議員。                 〔22番金子修一議員登壇〕 94: ◯22番 金子修一議員  平塚自民クラブの団長の金子修一でございます。  ただいまの定数削減についての提案がされましたので、それについて平塚自民クラブとしての意見を述べさせていただきます。  午前中、定数削減、私を含めて、皆さん方、いろいろ質問をされていましたけれども、その中で、私のほうの会派でまとめて質問するということで、会派でいろいろ議論してきたことを含めまして、皆さん方にお知らせいたします。  定数の見直しということは前々から出ていたことは事実です。前々から出ていたということは、議会活性化検討委員会で議論されました。意見がまとまりませんでした。ということは、そこでは流れたという認識です。私たちも定数削減よりもっと重要な、定数削減も重要ですけれども、もっと重要な議会活性化、議会基本条例、議会倫理条例、こういうものをつくるべきだと御提案をしておりました。  ということで、定数見直しについては、どちらかというと、我々は2番、3番のほうに置かれたというのが実情です。議会活性化検討委員会で賛成がそろわなかったということで、今度は議会運営委員会の席上で、議長がそろいませんでしたよと、意見が一致しませんでしたよという報告をして、議運の中でも検討したんですが、議運のほうも意見がそろわなかったということです。そろわないということは、平塚市議会は会派制をとっておりまして、会派制ですからいろいろ思惑がありますけれども、通常は議会運営委員会でほぼ同意した部分については賛成、反対ということで進めてきたのが事実です。私も20年近く議員をしていますので、過去からそういうふうに先輩議員からも言われていますし、私もそのようにしてきたつもりです。それはなぜかというと、議会運営委員会というのは、議会はもめ事の場が結構ありますので、もめ事の場を議場内でもって議論するというのは時間がかかってしまうということで、議会運営委員会の中である程度整理しておこうということで、地方自治法でも議会運営委員会の位置づけというのは、きちんと明記されておるところでございます。  そういう中で、これがまとまらなかったということで、この問題は、私は先送りになるのかなというふうに考えていましたら、ついこの前の議会運営委員会の席上で、清風クラブから、これを出しますよと、定数削減2名ですという発言がありまして、そこで2名というのが定数削減で出てきたというのが実態です。前々からそういう議論がなくて、前々は定数見直しということだったんですが、いきなり定数2名削減、そんなのはおかしいではないかと、そこでも言って、理由はどういう理由だということを言いましたら、理由はしかるべき時期に言いますということで、理由はないままに終わりました。各会派への説明もなくて、いきなり出すというのもおかしくないかと私も言ったような気がしたんですが、それを受けたのか、その後、清風クラブと公明ひらつかの代表の人がうちの会派に来ました。定数2名削減を出しますからお願いしますと、同調してくれという話だったので、削減の理由は何ですかという質問を再三再四したところ、それはしかるべき時期、しかるべき場所で話しますということで、理由は頑として教えてもらえなかったというのが実態です。  その後、平塚クラブとしては協議して、定数削減という問題をどうするかということを議論した中で、3月の本会議の初頭にこれを出すなら出したらいいではないかと、そこでどういうふうに決めるかということをもう1回議論してやろうよということで決まったので、平塚自民クラブとしては、腹案を持って議長と副議長に話をしました。議運の委員長にも話をしました。ちょっと場所は違ったんですけれども、公明ひらつかの人にも対案がありますよと話ししました。ということを言っておいたんですが、私としては、議長、副議長、議運の委員長に話をしたので、何らかの行動があるのかなというふうに期待して今日に至ったんです。議運の委員長は何回も申し入れていたんですが、忙しいとかという中で、ちょっとの時間だけ話すチャンスがありましたので話したんですが、もう何もなくて、正副議長は両者おられるところで話をしましたけれども、何もその後ありません。というのは、そのときに正副議長に言ったんですが、こういうことをやると議会が不透明だし、議会が混乱するということです。混乱というのは、こういう思いがあったらみんなで徒党を組んでやってしまおうというような機運になってきているのが非常に怖いんです。議論した中で、こういうふうに決めていったよと。全議員賛成しなくても、こういう案件は4分の3ぐらいの議員が賛成しているとか、少なく見ても3分の2ぐらいは賛成しているとかいうような実態があればいいんですが、先ほども質問で私は言いましたけれども、いろいろこれに対して賛否の、どっちへつくかということを計算しますと、1票差ぐらいが、賛成いったり、反対したりすることによって、こういう重要案件が決まってしまうということは、議会はいかがなものか。要するに、議会で禍根を残す、こういうことになります。これから次の議会、選挙後の議会、その先の議会も、これが先例となって、何も決まらなかったら多数決でどんどん決めていってしまうということは、多数決というルールはありますから、これはこれで1つのルールですけれども、民主主義というのは、平塚市の中では、市民にある程度顔がわかるぐらいの小さなコミュニティなんですよ。その中で、角をつき合って、ぶつかり合うということは、これは平塚市民にとっても非常に不合理だし、何だ、議会はというように見られると思うんですね。やはり話し合いというのは非常に重要だし、数の横暴で、1票差でとったか、とられたかなんて、こういうことをやること自体が非常にいかん、平塚市議会は異常な事態に入ってきたなと、そんなような気がしておるんです。  うちの会派は、何も定数削減を反対というのではなくて、まず最初に議会基本条例とか議会倫理条例をつくった中で、定数はこうすべきだとか、先ほど出ていた議員の経費の問題はこうすべきだとか、それはみんなで決めて規定していかなければいけないということで、うちの会派は、議会基本条例、議会倫理条例を先行すべきだという意見で言ってきているつもりです。  何で議会基本条例、議会倫理条例が必要かというのは、こういう例があるんです。ここ今に至ったので、言いにくいことも全部言わせてもらうという覚悟で私もここに臨んでおりますし、平塚自民クラブとしても、はっきりものを申したほうがいいということなので、これからその件に関しても言います。  議会倫理条例というのは、先ほども言いましたけれども、これも非常に重要だと。実は、3年9カ月前の平塚市議会議員選挙の最中、こういう事例が発生したんです。要するに、提出者の会派からなんですが、その家族がオレオレ詐欺で捕まったと。オレオレ詐欺というのは、今、日本の警察が総力を挙げて対応しているわけです。その中で、そういうことが発生して、これは北海道警察で捕まって、北海道方面ではNHKのニュースで相当流れたみたいですけれども、平塚方面は、そのときはあまり知られていなかった。でも、その後、北海道のほうから平塚のほうにいろいろ情報が入ってきて、おかしいではないかと、市議会議員の家族が捕まったのに何も謝罪がないではないかというようなことを我々に言われました。私は会派が違うので、いつか説明とか謝罪とかが議会内で行われるのかなと思って黙っておりました。そこで抗議もしないで、ずっと待っていたと。私たちも悪いかとは思うんですが、そういうことをしてきて、今もってそれに対する議会内での説明とか謝罪はありません。どちらが重要かということで、先ほど言った議会基本条例とか議会倫理条例は、我々は先行してつくらなければいけないというのは、そういう思いもあって、議会活性化検討委員会とか、議運で言ったかどうかは私自身もわからないんですが、たしか議運でも言ったような気がしたんですが、ということで、オレオレ詐欺のことは別にして、先ほど言ったように議会倫理条例なんかをつくらなければいけないと申しておいたんです。ですが、その件については何も取り上げてもらえません。  先ほどのようになって、定数削減の提案がされてきました。されてきて、私はいつも思うんですが、大体、議会を活性化、議会を定数削減して、2名削減すれば、その分経費が2名分削減される、こんなのは当たり前の話なんですよ。2名分というのは、市民の投票は4000票から5000票ぐらいいくのではないですか。5000はいかないかもしれないけれども、4000ちょっとぐらいの市民の民意というものがなくなるわけです。少なければいいというのは、私もいろいろ考えた中で、あまり少ないと、今度、数によっては会派の運営というか、議会運営が非常に激しくなってくるという嫌いがあるので、あまり数を減らすのはよくないなというのは、私の考え方です。要するに経費のほうも、先ほど出ていましたけれども、4年間やれば1億円ぐらい経費削減できるというのでしたら、1億円分、ほかの行政側のいろいろな事業の中で、4年間で1億円分ぐらいの経費削減に努力すればいいという話になるわけです。その議論をねぐっておいて、議員削減すれば、これだけ経費が減りますというのは、ちょっといかがなものかと。もう少し違った議論の仕方をすべきでないかということが、私は非常に思い入れがありまして、そんなにまで減らす必要はないなと。減らすんだったら、うちの会派は、1名ぐらい減らしてもいいのではないかとは、会派内では決めてあったんです。3月議会まで延ばしたら、そういう意見も対案として持っていこうということでいたんです。これは正副議長には話してあったと思います。でも、先ほど言ったように、まとめの部分ではやってもらえなかったのが、うちの会派としては非常に残念です。  そういうことを含みますと、議会の議論というのは、議会内の透明性が本当に重要だということです。これは皆さん方、認識してもらわなければいけないということだと思います。  先ほど片倉議員のほうから、議員の質という問題が出ました。議員の質という問題で、自分たちの会派の中の質の問題、私たちの会派の中の質の問題、そういうものを見たときに、もっと厳しく、誰がどういう質の問題なのかというぐらいまで突っ込んで、会派内で議論すればいいと思うんですね。本会議で質問を見ていますと、私の席はちょうど質問者のすぐ真裏近くにいますので、ここまできましたのではっきりものを申しますと、質問、再質問まで行政側と打ち合わせをしているような答弁の仕方、質問の仕方をしています。私なんかは、逆に言うと、これはいかがなものかと思っているんですが、それは議員のさっき言った質の問題で、こういう人たちもいるのかなというような感覚でもって見ているんですが、そこまで言うんでしたら、そこまで今度はみんなで議論して、本会議の質疑応答というのは、打ち合わせをしておけばいいという問題ではないということを私はここでまた申し述べておきます。  そんな中で、急遽、これは議員にとってという前提がつきますけれども、議員にとって重要な案件、また、議会運営にとって重要な案件をいきなり全員に諮らない。全員に諮らないというのは、対案があるのに、それも取り上げない、取り上げなかった中でどんと出してくる、説明はここの場でやる、こういう議会運営の仕方は非常に問題があるというふうに思って、私たちの会派が反対に回るのは、そういうことなんです。  特に、はっきり言って、清風クラブの皆様方は期数も少しずつふえてきて、4期生を筆頭におられるんですから、自分たちがどうしたらいいか、こういうふうに通すときは自分たちはこうやって回って説得しなければいけないということを十分に先輩議員は指導しなければいけない。ただ数で出せばいいという問題ではないです。これはやってみないとわからないんですが、今回みたいに、少数で1人、2人、そんなような意見で、右行ったり、左行ったりするような、こういう案件はじっくり根回ししてやるのが正当ではないかと思うし、しっかりした議会運営ではないかと思います。  私としては、正副議長にものを申すのは、きちんとした取りまとめをしなければいけなかったということです。我々が対案として持ち込んだんだから、こういう意見がありますよというのを各会派に持って回って説明しなければいけないし、説明して来いといったら、私なんかが説明に行くんですが、それもやらなかった。議運の委員長は、これまた委員長でありながら、会派制の問題は、いろいろな事情があって自由投票にしますと。委員長ですから、委員長がそういうことをしたら、今後いろいろな問題が起きたとき、全部、うちの会派は自由投票にしますといったら、それでまかり通ってしまうわけです。会派制はどこまで会派制なのか。形骸化してしまったということです。それだったら、会派制をもっと緩めて、何でもありの会派制にするとか何とかというのは、これから議論が出てくるのかなと私は気にしているんですけれども、今までと全然違ったような議会運営になっていると。議会運営が麻痺したというふうに我々は認識しているんです。  そんなことを含めまして、平塚自民クラブは、この案件に関しては反対します。理由は、再度3月の初頭に、この提出者は案件を出してほしい。その間、いろいろな形を検討していただければという理由から、きょうのここに出した案件は反対いたします。  以上です。 95: ◯山原栄一議長  ただいまの金子修一議員の討論の中で、3年9カ月前の事例の部分におきまして不適切と認める部分もありましたので、後刻、速記を調査の上、措置することといたします。  ほかに討論ありますか。秋澤雅久議員。                 〔7番秋澤雅久議員登壇〕 96: ◯7番 秋澤雅久議員  公明ひらつかを代表して、ただいま議題となっております会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」につきまして、賛成の立場で討論します。  平塚市議会の議員定数は、これまで平成7年5月から平成19年4月までの3期12年間は34人、平成19年5月から平成27年4月までは30人、平成27年5月より28人となって現在に至っております。会議案はさらに定数を2減らし、26とするものです。  我々、市議会議員の仕事とは何か。言うまでもなく、市民の多種多様な意見や要望を議会で取り上げ、市政に反映させ、市民福祉の向上を目指すことであり、また、それぞれ直接選挙で選出された市長と議員が二元代表制の名のもとに双方向での政策提言や政策論議し、最終的には議決権を行使することにより市政の運営を決する最大の権限と責任があります。  では、何名の議員で議会を構成するのが妥当なのか。これに対する客観的な根拠は全くないというのが現実であります。いかに高名な政治学者や憲法学者でも、その答えを出すことはできないと思います。したがって、現状の定数が妥当でないという根拠もないけれども、現状の定数が妥当であるとの根拠もないということになります。  では、何をもって我々は我が町の議会の議員定数を決めるべきか。それは、日本国憲法に規定される地方自治の本旨から考察していく以外にないと思います。言うまでもなく、憲法92条では「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める」とあります。では、地方自治の本旨とは何か。それは住民の意思を反映した政治が行われること、住民自治と地方公共団体が自律的な統治を行うこと、団体自治を意味します。そして住民自治、団体自治を実現するために、93条では1項で「地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する」と地方議会が必置とされ、2項では「地方公共団体の長、その議会の議員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」と民主制の原則に基づくことをうたっております。地方自治は民主主義の学校と言われるゆえんであります。それゆえ、議会の議員定数については、議会制度の自由度を高めるため定数の決定は各地方公共団体の自主的な判断に完全に委ねることとし、法定上限を撤廃すべきであるとの考えのもと、平成23年地方自治法改正により定数の上限が撤廃されました。そして、地方自治の本旨たる住民自治、団体自治の双方を満たすには、多様な民意を集約しつつ、社会状況、財政状況を勘案し最適な選択肢を示すという民意の統合も議会に課せられた重要な責務であり、権限とも言えます。なぜならば、百人百様の民意を全て市政に反映させることは不可能であり、団体としての意思決定が滞るからであります。  以上を踏まえて、会議案とその趣旨を見ていくと、まず議員が減ることにより民意が市政に反映されなくなるのではないかとの考え方があります。直接市民とのふれあいの中で民意を図ること、それはこれまで以上に重要でございますが、インターネットやSNSを初め、さまざまな広報媒体が普及している今日、さまざまな方法で民意を図り、また、発信することも可能となりました。現在の定数28を維持しなければ、市民の負託に応えることができないといった根拠はありません。そして、日本経済全体が上向き傾向にあるとはいえ、まだまだ市民には豊かさが感じられる状況ではなく、本市における財政状況は8年連続して普通交付税の交付を受け、必要とする行政サービスを自前の収入では提供できない状況が続いており、引き続き健全な行財政運営のための不断の努力が必要と考えます。少子高齢化、人口減少が進む中、市民ニーズの複雑化などから業務が増加する一方で、本市職員の数についても、その適正性が高い関心事となっております。同様に議員定数に対しても市民から高い関心が向けられており、各議員は報酬に見合った活動をしているのかといった厳しい御意見をいただくこともあることから、現在の状況に安住することなく、絶えず緊張感を持って活動することにより、我々議員の資質向上も図られ、4年ごとの市民からの審判にも耐え得るものと思います。  さらに、平成27年5月より定数30から28に減じましたが、議員数が減って市民生活に支障を来した、協働のまちづくりが後退した、あるいはチェック機能が低下して行政による無駄遣いが膨らみ財政状況が悪化したなどという報告を耳にしたことがありません。こうした現実を見るとき、定数を削減しても十分市民の負託に応えることは可能であると考えます。  さらに、財政面から言えば、議員定数を2名削減することにより約2300万円の削減額が試算されます。この貴重な財源を市民サービスの向上に活用できることは明らかであります。  何よりも、さきに申し上げた平成23年地方自治法改正による定数の上限撤廃の趣旨は、定数の決定を各地方公共団体の自主的な判断に委ねたことからすると、その地方の社会的、財政的状況を総合的に勘案して地方独自の議員定数を決めることこそが地方自治の本旨にかなうものと理解します。  以上のことから、定数を2減らしても議員の仕事、職責は十分に果たし得るものと考えると同時に、支障が出るのであれば、また地方自治の本旨に基づいて是正をすべきであると考えます。一方で、地方分権化の進展により自治体の主体性と責任が一層求められる中で、地方議会の弱体化は避けなくてはならない重要な課題であります。議員定数削減が議会の弱体化につながらないか、危惧されるところではあります。しかし、議員の数は適切かとの多くの市民の声は、裏を返せば、市民生活の向上のため、今以上に議員は自らが考え、動き、学べとの声であり、我々議員が緊張感を持って不断の努力と研さんをすることを市民の多くは求めております。議員定数について議会が自ら身を切り改革をしていく姿勢を示すことで、また、それ以上に洗練された少数精鋭の議員一人一人がより多くのより多彩な市民意見を集約し、統合に努めることで議会の弱体化をカバーできること、それこそが市民からの負託に応えるものであると考えます。  最後に、議員定数については、以前から議論されていた市民1万人に対し議員1人という新たな物差しを設けることにより、今後、政争の具となることを回避する意味でも、任期最終年に人口動態を確認し、議員定数を確定するという基準を設けるべきとつけ加え、会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」に賛成し、討論とさせていただきます。 97: ◯山原栄一議長  ほかに討論はありますか。高山和義議員。                 〔11番高山和義議員登壇〕 98: ◯11番 高山和義議員  日本共産党平塚市議会議員団を代表し、会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」に反対する討論を行います。  本提案は、議員定数を2名削減するという提案になっています。議会の役割、政策、提案、そして行政の監視機能を果たす、そして住民の意思を市政に反映させる、これが基本的な考えです。市民の暮らしを守る議会の役割は、ますます重要になっていると言えます。確かに今まで議会の中でこの議論が十分に進められていなかったということはあると思います。だからこそ議会のあり方、議員の活動の仕方、この議論をまず進めるべきではないでしょうか。その中で議員の定数についての議論もしていく、これを進めるべきというふうに考えます。  2月に行われました全国市議会議長会調査報告書にも、議員定数は減らしているのみでは議会改革足り得ず、議会制民主主義の成熟にもつながらないというふうに指摘をされています。  さらに、提案の仕方の問題です。20日、昨日までに賛同議員を募ると会派に回って説明がありました。しかし、そのときにも私たちは、その提案理由について全く説明がない、そういうことをきちんと示して求めるべきだというふうに指摘をしました。しかし、これについては全く答えていない。本会議で答えるというふうなお話がありました。今までの議会運営の中では全くなかったことであり、あまりにも乱暴なやり方ではないでしょうか。私たちは、提案の内容、そして議論の進め方についても議会制民主主義に大きく反するものであるというふうに考えます。今提案の撤回を求めるものです。 99: ◯山原栄一議長  ほかに。江口友子議員。                 〔13番江口友子議員登壇〕 100: ◯13番 江口友子議員  無所属の江口友子です。  ただいま議案になっております会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」について反対の立場から討論をいたします。  反対の理由です。反対の理由は、現状の4常任委員会で予算案、議案、条例や条例改正案、補正案などについて審議をしております。28人、我々は議席を持っておりますけれども、議長さんはその常任委員会の審議には加わりません。4常任委員会の構成員人数は、7人、7人、7人、6人とそれぞれ4つの環境や福祉、教育、都市建設について、分野ごとに審議をいたします。その中で委員長と副委員長を除くと、発言する機会の多くなっている委員は5人あるいは4人です。私は、現状の常任委員会の運営、審議の内容などからも勘案して、1議席ふやすのが妥当だと考えておりました。なぜなら、7人ずつ、その常任委員会の委員を設けるべきだというふうに捉えていたからです。  その中で、今回、2議席減というような提案が出されました。私は反対をしたいというふうに思います。  また、午前中の質疑の中でも明らかになりました。少数精鋭という言葉が非常に気になるというふうに私は申し上げて、提案者に問いました。精鋭とは一体誰のことをおっしゃっているんでしょうか。それは市民が考え、市民が評価するものです。加えて、財政改革に寄与するためという名目を持って議員報酬の話も出てきましたけれども、議員報酬、月額50万円はそれぞれの生活があるので妥当だというような御発言がございました。非常に内向きです。我々は外に向けて市民の信託に応えるべく、民主主義をどのぐらい分厚くするかということについて、きちんと審議するべきです。そうした議論も踏まえずに、議席の減について、実質的な議会の常任委員会の運営のあり方についてもきちんと議論をしないまま議席減をするのは非常に乱暴だというふうに思います。  私は、より議会の多様な議論を膨らませていくということが非常に重要だというふうに考えています。そうした観点から、この会議案第3号については反対をしたいというふうに思います。同僚の議員の皆様、ぜひとも私が申し上げました反対の理由を捉えまして、御賛同をいただけますようにお願い申し上げます。  以上で討論を終わりにします。 101: ◯山原栄一議長  ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 102: ◯山原栄一議長  これで討論を終わります。                 〔26番府川正明議員退場〕 103: ◯山原栄一議長  これより会議案第3号「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」について、起立により採決を行います。賛成の議員は、賛成ボタンを押し、御起立願います。反対の議員は、着席のまま、反対ボタンをお押し願います。  それでは、会議案第3号は、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 104: ◯山原栄一議長  起立多数であります。よって、会議案第3号は原案どおり可決されました。                 〔26番府川正明議員入場〕 ─────────────────────────────────────────────      ※ 閉会中継続審査及び調査申し出の承認について 105: ◯山原栄一議長  次に、日程第6、「閉会中継続審査及び調査申し出の承認について」を議題とします。  まず、平成29年請願第7号「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書を提出することを求める請願」及び平成29年請願第8号「『介護労働者の労働環境改善及び処遇改善の実現』を求める意見書を提出することを求める請願」の継続審査についてお諮りします。
     本件は、環境厚生常任委員長の申し出のとおり承認することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 106: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次に、各委員会の所管事務についてお諮りします。  本件について、各委員長の申し出のとおり議会閉会中も調査できることとしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 107: ◯山原栄一議長  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議長の挨拶 108: ◯山原栄一議長  以上で12月定例会の全日程を終了しましたが、本年最終の市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、社会経済情勢が厳しい中、市民生活に密着した数多くの議案を初め、市政全般にわたります重要な案件につきまして、活発な審議と議論を重ねられ、かつ円滑な議会運営に御尽力をいただきましたことに厚く感謝申し上げる次第でございます。  今後も、さらに市民に開かれた議会を目指して改革をし、市民にとってわかりやすい議会を目指していく所存でございます。  また、理事者の皆様におかれましても、誠意を持って議会審議に御協力をいただきましたことに、議会を代表いたしまして、御礼を申し上げます。  ことしもあと10日余りとなりました。議員の皆様を初め、市理事者、職員の皆様方におかれましては、これから寒さも一層厳しくなりますことから、くれぐれも御自愛をいただき、ますますの御多幸と輝かしい新春をお迎えくださるよう心からお祈りをいたしまして、御挨拶とさせていただきます。      ※ 市長の挨拶 109: ◯山原栄一議長  この際、市長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。                  〔落合克宏市長登壇〕 110: ◯落合克宏市長  特に議長からお許しをいただきましたので、年末に当たり御挨拶を申し上げます。  先月28日に開会いたしました12月市議会定例会は、本日ここに最終日を迎えました。この24日間、議員各位には活発な御審議を賜り、心から感謝申し上げます。  ことしは、北海道や大阪府などでの地震、西日本豪雨、台風の直撃、記録的猛暑など、自然の脅威を思い知らされる年になりました。  こうした中、本市を活気づけてくれたのは湘南ベルマーレの活躍でした。昇格したJ1での強豪チームとの奮闘、ルヴァンカップでの初優勝など、湘南スタイルを貫く選手の雄姿は地域全体を盛り上げてくれました。  一方、本市では、年明けに市役所本館がグランドオープンし、分散していた庁舎が集結して市民の皆様の利便性を高めることができました。これからも「選ばれるまち 住み続けるまち」の実現を目指し、職員一丸となって市民サービスの向上、本市の魅力アップに努めていきたいと考えています。  さて、1年の世相をあらわす平成最後の漢字は、自然災害が多発したことなどから災いの「災」と発表されましたが、「災い転じて福となす」という言葉のように、新たな時代の幕開けは多くの幸福が訪れる年となるよう願ってやみません。  議員、市民の皆様におかれましては、慌ただしい年の瀬をお過ごしのことと思いますが、お体には十分気をつけられて、健やかに新しい年を迎えられますようお祈り申し上げ、私からの挨拶といたします。  1年間、まことにありがとうございました。 111: ◯山原栄一議長  以上をもちまして、平成30年12月第4回平塚市議会定例会を閉会します。御苦労さまでした。                   午後1時47分閉会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議 長   山 原 栄 一       副議長   永 田 美 典   署名議員      13 番   江 口 友 子       14 番   端   文 昭 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...