川崎市議会 2020-08-28
令和 2年 8月まちづくり委員会-08月28日-01号
(5)議案第132号 令和2
年度川崎市
墓地整備事業特別会計補正予算
(6)議案第133号 令和元
年度川崎市
一般会計歳入歳出決算認定について
(7)議案第143号 令和元
年度川崎市
墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について
(8)議案第144号 令和元
年度川崎市
生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について
(9)報告第 20号 かわさき
市民放送株式会社ほか21法人の
経営状況について
①公益財団法人川崎市
公園緑地協会
(10)報告第 21号
地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について
2 所管事務の調査(報告)
(
建設緑政局)
(1)「川崎市総合計画」第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果について(
建設緑政局に関する部分)
3 その他
午前10時00分開会
○市古次郎 委員長 ただいまから
まちづくり委員会を開会します。
お手元の
タブレット端末を御覧ください。本日の日程は、
まちづくり委員会日程のとおりです。
初めに、
建設緑政局関係の「令和2年第5回
定例会提出予定議案の説明」を受けます。それでは理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎磯田
建設緑政局長 それでは、令和2年第5回
川崎市議会定例会に提出いたします
建設緑政局関係の議案等について御説明申し上げます。
建設緑政局関係の議案といたしましては、「議案第113号 川崎市
道路附属物自転車等駐車場の標識の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第117号
都市計画道路殿町
羽田空港線ほか
道路築造工事請負契約の変更について」、「議案第122号
市道路線の認定及び廃止について」、「議案第125号 令和2
年度川崎市
一般会計補正予算」、「議案第132号 令和2
年度川崎市
墓地整備事業特別会計補正予算」、「議案第133号 令和元
年度川崎市
一般会計歳入歳出決算認定について」、「議案第143号 令和元
年度川崎市
墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第144号 令和元
年度川崎市
生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について」の8件でございます。
また、報告案件といたしましては、「報告第20号 かわさき
市民放送株式会社ほか21法人の
経営状況について」、「報告第21号
地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」の2件でございます。
議案第113号につきましては
松元自転車利活用推進室長から、議案第117号につきましては
河合広域道路整備室長から、議案第122号につきましては
吉田道路管理部長から、議案第125号、132号、133号、143号、144号及び報告第21号につきましては
齋藤庶務課長から、報告第20号につきましては
土田緑政部長からそれぞれ御説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
◎松元
自転車利活用推進室長 自転車利活用推進室長の松元でございます。それでは、議案第113号、川崎市
道路附属物自転車等駐車場の標識の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げますので、お手元の
タブレット端末の01-01議案書の
ファイルをお開きください。25ページを御覧ください。本議案は、道路法の一部改正に伴い所要の整備を行うため、この条例を制定するものでございます。
それでは、本条例の改正内容について御説明させていただきますので、恐れ入りますが、本日の
まちづくり委員会資料の1(1)議案第113号の
ファイルをお開きください。
画面の表紙を1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。初めに、1、条例の趣旨でございますが、道路法の規定に基づき、市が管理する
自転車等駐車場の標識の設置について必要な事項を定めるものでございます。
次に、2、改正概要でございますが、道路法の一部改正により、同法第2条第2項第5号に
自動運行補助施設の定義が加えられたことに伴い、同法から引用している
自転車等駐車場の用語の定義に係る規定が、同法第2条第2項第6号から第7号に繰り下げられたため、所要の整備を行うものでございます。
次に、3、施行期日でございますが、本条例は
道路法等の一部を改正する法律の施行の日またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日からとするものでございます。
なお、3ページ以降には、本条例及び道路法の一部改正に関する
新旧対照表の抜粋を添付しておりますので、後ほど御参照ください。
議案第113号の説明は以上でございます。
◎河合
広域道路整備室長 広域道路整備室長の河合でございます。議案第117号、
都市計画道路殿町
羽田空港線ほか
道路築造工事請負契約の変更について御説明申し上げますので、お手元の
タブレット端末の01-01議案書の
ファイルをお開きください。
あわせて、41ページを御覧ください。変更事項は、
契約金額及び
完成期限についてでございまして、
契約金額は271億6,258万8,000円を277億8,023万8,000円に、
完成期限は平成33年3月31日を令和4年3月31日にそれぞれ変更するものでございます。
続きまして、議案の概要を御説明いたしますので、
タブレット端末の本日の
まちづくり委員会の資料1の(2)議案第117号の
ファイルをお開きください。
画面の表紙を1枚おめくりいただき、資料の2ページを御覧ください。初めに、資料左上、1、工事の概要でございますが、工事名は
都市計画道路殿町
羽田空港線ほか
道路築造工事でございまして、受注者は五洋建設など6社から成る
共同企業体、
契約工期は平成29年6月23日から平成33年、現在の元号で令和3年3月31日までとなっております。
1の(2)には
羽田連絡道路の平面図と横断図を記載しており、A-Aと記している断面が、片側1車線の車道と、歩道及び
自転車道で構成される一般部で、B―Bと記している断面が、付加車線を設置する交差点部でございます。
次に、
工事契約に関わる経過でございますが、資料左下、2、契約の経過を御覧ください。
表については、平成29年6月の当初契約から今回の第6回
変更契約までの経過を記載しており、第4回
変更契約から
令和元年東日本台風の影響に伴う
変更契約を行ってきたところでございます。今回の第6回
変更契約につきましては、表の最下段の青枠のとおりでございまして、
令和元年東日本台風の影響により堆積した土砂の
しゅんせつ作業期間中の架設設備の
維持管理費用等の増工などによる約6億1,800万円の増額と1年間の
完成期限の延伸を行うものでございます。
次に、今回の
変更契約の内容について御説明いたしますので、資料の右上、3、
変更契約の概要を御覧ください。
(1)
契約金額の変更でございますが、
令和元年東日本台風の影響により、河川内に土砂が堆積し、工事を行うための船舶の航行及び船舶による作業ができなくなり、
橋梁上部工の
架設工事を中断せざるを得ない状況となりました。
架設工事の再開に向けましては、図中にお示ししたとおり、
工事エリア部で約7万立方メートル、航路部で約6万立方メートル、合計約13万立方メートルの土砂の
しゅんせつを行う必要が生じたところでございます。
この土砂堆積に伴う工事費の増額に関わる
変更契約についてまとめたものが、
資料右側中段の表でございます。
表の左側には、
令和元年第5回定例会で議決いただきました
補正予算を記載しており、A欄の土砂の
しゅんせつ等が22億円、B欄の
しゅんせつ作業期間中の仮設設備の
維持管理費用等が8億円で、合計約30億円となっております。
この
補正予算に関わる
変更契約につきましては、表中央に記載しており、本年3月には第4回
変更契約について議会で承認をいただき、Aの土砂の
しゅんせつ等について、約21億800万円の増額変更を行い、現在は、
しゅんせつ作業が完了し、
架設工事を再開しているところでございます。
今回の
変更契約は、青枠で囲った第6回
変更契約額の欄でございまして、Aの土砂の
しゅんせつ等については、
しゅんせつ作業完了に伴う精算の結果、国との連携による
しゅんせつ土の有効活用や
しゅんせつ作業の
施工方法等の精査により、第4回の
変更契約額から約1億2,200万円の減額となり、Bの
しゅんせつ作業期間中の仮設設備の
維持管理費用等については、
しゅんせつ作業期間の確定に伴いまして費用等を精算した結果、約7億4,000万円の増額になったところでございます。
よって、今回の第6回
変更契約額につきましては、A欄とB欄の合計約6億1,800万円の増額分について
契約金額の変更を行うものでございます。
なお、
補正予算30億円に対する最終的な
変更契約額といたしましては、表右側の
変更契約額合計の欄に記載のとおり、合計で約27億2,600万円でございます。
最後に、資料右下の(2)
完成期限の変更を御覧ください。表につきましては、
令和元年東日本台風の影響などを踏まえて、工程を精査した結果でございます。
結果といたしましては、表の左側下段の
変更契約後の
スケジュールに記載の、
変更契約前の
スケジュールからの遅延要因のとおり、
令和元年東日本台風の影響により土砂が堆積したこと、また、その下、今後の不確定要素のとおり、土質の影響により
仮設ぐい撤去の施工効率の低下が見込まれることや今後も気象の影響などを受ける可能性もあることから、上段の
変更契約前の
スケジュールから1年延伸することとし、このたびの
変更契約において、
完成期限を平成33年3月31日から令和4年3月31日に変更するものでございます。
今後につきましては、安全を第一としながら工期短縮に努め、令和3年度内の一日も早い開通を目指して取り組んでまいります。
議案第117号の説明は、以上でございます。
◎吉田
道路管理部長 道路管理部長の吉田でございます。議案第122号、
市道路線の認定及び廃止について御説明申し上げますので、お手元の
タブレット端末の01-01議案書の
ファイルをお開きください。
67ページを御覧ください。本議案につきましては、道路法第8条及び第10条第1項の規定により、
市道路線を認定及び廃止するものでございます。
初めに、1の認定でございますが、67ページに掲げてございます整理番号33から38までの6路線でございます。これらの路線は、宅地造成によりまして新たに道路が設置されるなど、
一般交通に必要と認められますので、市道として認定したいというものでございます。各路線の見取図が69ページから74ページに掲げてございますので、後ほど御参照ください。
次に、68ページを御覧ください。2の廃止でございますが、整理番号39から48までの10路線でございます。これらの路線は、
一般交通に利用されておらず、不要となりますので、廃止したいというものでございます。各路線の見取図が、75ページから82ページに掲げてございますので、後ほど御参照ください。
続きまして、
タブレット端末の本日の
まちづくり委員会資料1(3)議案第122号の
ファイルをお開きください。
画面の表紙を1枚おめくりいただき、資料の2ページを御覧ください。認定及び廃止の概要でございますが、1の認定につきましては6路線、延長の合計は296.23メートル、面積の合計は1,772.57平方メートルでございます。2の廃止につきましては10路線、延長の合計は422.80メートル、面積の合計は1,027.41平方メートルでございます。
なお、資料の3ページに各路線の延長、幅員及び
舗装状況等について掲げてございますので、後ほど御参照ください。
次に、資料の4ページを御覧ください。4ページ以降には、今回、認定または廃止しようとする箇所の路線図と写真を掲げてございます。
路線図につきましては、右下の凡例にございますとおり、認定しようとする路線を赤の矢印で、廃止しようとする路線を黒の矢印で示してございます。写真につきましては各路線の起点及び終点付近を掲げてございます。4ページから9ページまでには
認定路線、10ページから18ページまでには廃止路線の路線図及び写真を掲げてございますので、後ほど御参照ください。
議案第122号の説明は以上でございます。
◎齋藤
庶務課長 庶務課長の齋藤でございます。それでは、議案第125号、令和2
年度川崎市
一般会計補正予算について御説明申し上げますので、
タブレット端末の01-02令和2年度
一般会計補正予算(その2)の
ファイルをお開きください。6ページ、7ページをお開き願います。
歳出でございます。6
ページ下段、8
款建設緑政費5項河川費でございますが、7ページにございます補正前の額32億7,163万6,000円に2億8,500万円を追加いたしまして、補正後の額を35億5,663万6,000円とするものでございます。これは、
令和元年東日本台風による河川関係の浸水に関し、取組を進めている短期対策の
実施状況等を踏まえ、平瀬川における
既存パラペットの補強と
アクリル板設置について、
対策工事費の増額を行うものでございます。
次に、12ページをお開き願います。
ページ下段の第4
表地方債補正でございます。
河川整備事業でございますが、補正前の限度額18億2,700万円から2億8,500万円を増額いたしまして、補正後の限度額を21億1,200万円とするものでございます。これは、平瀬川における
対策工事費の増額を行うに当たり、地方債の限度額を増額する必要がございますことから、地方債の補正を行うものでございます。
次に、
歳入歳出補正予算の内容を御説明いたしますので、18ページ、19ページをお開き願います。
初めに、歳入でございますが、24款市債1項6目
建設緑政債の河川債につきまして2億8,500万円、増額するものでございます。
26ページ、27ページをお開き願います。歳出でございますが、26
ページ下段の8
款建設緑政費、5項2目の
河川整備費の
河川改修事業費につきまして2億8,500万円、増額するものでございます。
以上で議案第125号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第132号、令和2
年度川崎市
墓地整備事業特別会計補正予算について御説明申し上げますので、111ページをお開き願います。
第1条第1項は、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,721万2,000円を追加し、予算の総額を5億311万3,000円とするものでございます。第2項は、
歳入歳出予算の補正の内容でございまして、次の112ページ、113ページの第1
表歳入歳出予算補正のとおり定めるものでございます。
それでは、
歳入歳出予算補正の内容につきまして御説明いたしますので、116ページ、117ページをお開き願います。
初めに、歳入でございますが、4款1項1目繰越金に1億1,721万2,000円を追加するもので、これは前年度からの繰越金でございます。
118ページ、119ページをお開き願います。歳出でございますが、1款1項1目
墓地事業費に歳入と同額を追加し、前年度繰越金を
墓地整備事業基金に積み立てるものでございます。
以上で議案第132号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第133号、令和元
年度川崎市
一般会計歳入歳出決算認定のうち、
建設緑政局関係について御説明申し上げますので、01-05令和元
年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書(本文)の
ファイルをお開きください。12ページ、13ページをお開き願います。12ページの15款分担金及び負担金1項負担金5目
建設緑政費負担金でございますが、予算現額は、左から4番目の計の欄にございますとおり64億3,681万6,000円、
収入済額は、13ページの3列目にございますとおり41億4,019万5,248円で、22億9,662万752円の減となっております。これは主に
羽田連絡道路整備事業を翌年度に繰り越したこと等によるものでございます。
次に、14ページ、15ページをお開き願います。14ページ中段の16款使用料及び手数料1項使用料4目
建設緑政使用料は、予算現額24億8,033万円に対し、
収入済額23億9,957万4,425円で、8,075万5,575円の減となっております。これは主に
道路橋りょう使用料の減によるものでございます。
次に、16ページ、17ページをお開き願います。2項手数料でございますが、18ページに参りまして、5目
建設緑政手数料は、予算現額4億82万4,000円に対し、
収入済額2億6,519万5,470円で、1億3,562万8,530円の減となっております。これは主に
道路橋りょう手数料の減によるものでございます。
次に、20ページ、21ページをお開き願います。17
款国庫支出金1項
国庫負担金でございますが、22ページに参りまして、6目
建設緑政費国庫負担金につきましては、
令和元年東日本台風の
災害復旧事業費における負担金でございまして、予算としては計上しておりませんが、
収入済額は194万3,000円でございます。
2項
国庫補助金でございますが、24ページに参りまして、7目
建設緑政費国庫補助金は、予算現額110億426万6,500円に対し、
収入済額72億4,401万9,500円で、37億6,024万7,000円の減となっております。これは主に
羽田連絡道路整備事業や道路、街路などの
国庫補助事業を翌年度に繰り越したこと等によるものでございます。
次に、30ページ、31ページをお開き願います。18
款県支出金2項
県補助金でございますが、32ページに参りまして、6目
建設緑政費県補助金は、予算現額16億6,205万3,000円に対し、
収入済額11億3,178万6,000円で、5億3,026万7,000円の減となっております。これは主に
羽田連絡道路整備事業を翌年度に繰り越したこと等によるものでございます。
次に、36ページ、37ページをお開き願います。19
款財産収入1項
財産運用収入1目
財産貸付収入でございますが、4節
建設緑政費財産貸付収入につきましては、予算現額45万8,000円に対し、
収入済額22万6,080円で、23万1,920円の減となっております。
次に、2目
基金運用収入でございますが、38ページに参りまして、6節
建設緑政費基金運用収入につきましては、予算現額2,443万8,000円に対し、
収入済額1,291万3,703円で、1,152万4,297円の減となっております。これは主に
利子収入の減によるものでございます。
次に、2項
財産売払収入1目
不動産売払収入は、予算現額2億3,966万円に対し、
収入済額2億422万6,346円で、このうち、
建設緑政局関係といたしましては、1節
土地売払収入の一部、2節
廃道路敷売払収入、3節
廃水路敷売払収入、4節廃川
敷売払収入がございまして、表に記載はございませんが、合計で予算現額1億5,129万7,000円に対し、
収入済額1億9,449万7,374円で、4,320万374円の増となっております。これは主に
廃道路敷売払収入の増によるものでございます。
次に、20款寄附金1項寄附金でございますが、40ページに参りまして、6目
建設緑政費寄附金は、予算現額1億8,000万円に対し、
収入済額8,486万9,050円で、9,513万950円の減となっております。
次に、21款繰入金1項
基金繰入金でございますが、42ページに参りまして、6目
建設緑政費基金繰入金は、緑化基金からの繰入金でございまして、予算現額2億2,044万8,000円に対し、
収入済額2億1,296万7,669円で、748万331円の減となっております。
次に、2項
特別会計繰入金2目
生田緑地ゴルフ場事業特別会計繰入金は、予算現額2億9,880万2,000円に対し、
収入済額2億9,620万4,000円で、259万8,000円の減となっております。
次に、44ページ、45ページをお開き願います。23款諸収入でございますが、50ページに参りまして、6項雑入、52ページに参りまして、8目雑入のうち、8節
建設緑政費雑入は、予算現額6億6,757万6,000円に対し、
収入済額6億931万1,310円で、5,826万4,690円の減となっております。これは主に
自転車等駐車場利用料収入の減によるものでございます。
次に、歳出につきまして御説明申し上げますので、01-03令和元
年度主要施策の
成果説明書・
運用基金状況調書の
ファイルをお開きください。104ページ、105ページをお開き願います。104ページ上段の8
款建設緑政費につきましては、予算現額473億2,080万1,099円に対し、
支出済額が324億6,485万4,587円、翌
年度繰越額114億5,469万5,856円で、不用額が34億125万656円となっております。
事業の主な内容でございますが、2項
道路橋りょう費3目
安全施設整備費の
安全施設整備事業は、歩道の設置、交差点の改良、
道路照明灯の整備などを実施したものでございます。
次に、4目
道路整備費の
道路整備事業は、国道409号、
主要地方道横浜生田等の
主要幹線道路や
生活道路の整備及び
道路舗装等を実施したものでございます。
次に、106ページ、107ページをお開き願います。5目
橋りょう架設改良費の
橋梁架設改良事業は、
生田根岸跨線橋などの
長寿命化事業等を実施したほか、
仮称等々力大橋や末吉橋の
整備事業を実施したものでございます。
次に、6目
自転車対策費の
自転車対策事業は、川崎市
自転車活用推進計画を策定し、
シェアサイクル実証実験の
効果検証等を行うとともに、川崎駅東口周辺をはじめ各地域において、
放置自転車の
撤去業務等や
自転車等駐車場及び保管所の整備、補修等を実施したものでございます。
次に、108ページ、109ページをお開き願います。3項
街路事業費1目
街路事業費の
街路事業は、
都市計画道路東京丸子横浜線や
世田谷町田線等の
道路改良事業を実施したほか、
羽田連絡道路の整備を行ったものでございます。
次に、2目
連続立体交差事業費の
連続立体交差事業は、
京浜急行大師線の
連続立体交差化を推進するため、大師橋駅の
駅舎整備等を実施したほか、
JR南武線の
連続立体交差化に向けて、概略設計や
環境影響評価調査などを実施したものでございます。
次に、4項
広域道路費1目
広域道路対策費の
広域道路対策事業は、
川崎縦貫道路における
計画策定等に向けて調査検討を行ったものでございます。
次に、110ページ、111ページをお開き願います。5項河川費2目
河川整備費の
河川整備事業は、
五反田川放水路整備事業において、放流部では樋門・堤外水路工事、分流部では立て坑内隔壁などの土木施設を設置する工事を実施したほか、水門等の河川施設の保守点検・補修や平瀬川の護岸改修工事などを実施したものでございます。また、
令和元年東日本台風の復旧対応として、河川施設の補修工事等を実施したものでございます。
6項緑化費1目緑化推進費の2段目、緑化推進事業でございますが、建築物の屋上や壁面等の緑化に取り組む市民、事業者に対して経費の一部を助成したほか、植樹祭の開催など市民100万本植樹運動に取り組んだものでございます。
次に、7項自然保護対策費1目自然保護対策費の緑地保全事業は、主に特別緑地保全地区の指定を行ったほか、特別緑地保全地区、計5地区の用地取得を行ったものでございます。
次に、112ページ、113ページをお開き願います。8項公園費1目公園緑地施設費の公園緑地施設
整備事業でございますが、平間公園において防災関連施設の整備を行うとともに、等々力緑地において、硬式野球場の整備工事を実施したほか、公園緑地の整備等を行ったものでございます。
次に、2目霊園費の霊園維持管理事業でございますが、本市初の合葬型墓所の供用を開始するとともに、一般墓所等の公募を行ったほか、指定管理者により霊園の維持管理を実施したところでございます。
次に、114ページ、115ページをお開き願います。上段の霊園
整備事業につきましては、緑ヶ丘霊園及び早野聖地公園の施設整備を実施したほか、早野聖地公園の用地取得を行ったものでございます。
3目多摩川施策推進費の多摩川施策推進事業は、川崎市新多摩川プランに基づき、多摩川緑地の維持管理や、かわさき多摩川ふれあいロードの拡幅等を行うとともに、多摩川エコミュージアムプランの推進に取り組んだところでございます。また、
令和元年東日本台風の復旧対応として、多摩川緑地内運動施設の土砂撤去等を実施したものでございます。
次に、130ページ、131ページをお開き願います。11款区役所費のうち
建設緑政局関係の事業について御説明申し上げます。
1項区政振興費1目区政総務費及び2目以降の各区区づくり推進費におきまして、道路維持補修事業、水路
整備事業、街路樹維持管理事業、公園緑地維持管理事業を行っております。
建設緑政局関係の各区の事業の予算現額の合計は、この表にはございませんが、93億2,712万7,800円、
支出済額合計は73億6,217万5,248円で、翌
年度繰越額合計は7億7,597万9,000円、不用額合計は11億8,897万3,552円となっております。
事業の主な内容について御説明いたしますので、132ページ、133ページをお開き願います。132ページ中段の2目川崎区区づくり推進費を例に御説明いたします。
133
ページ下段の、11の道路維持補修事業費は、道路を常に良好な状態に保つため、舗装、側溝などの補修工事、道路の清掃及び除草などを実施したものでございます。また、
令和元年東日本台風等の復旧対応として、道路清掃及び復旧工事等を実施したところでございます。
12の街路樹維持管理事業費は、街路樹の剪定、刈り込み等を行ったほか、樹木診断などの維持管理を実施したものでございます。
134ページ、135ページをお開き願います。135ページ最上段、13の公園緑地維持管理事業費は、市民が安全かつ快適に公園を利用できるよう、老朽化した公園施設の改修等を行ったものでございます。また、
令和元年東日本台風等の復旧対応として、倒木の処分等を実施したところでございます。
川崎区以外の区におきましては、これらに加え水路
整備事業費がございまして、水路の環境整備を図るため、改修及び維持補修を実施しております。
以上で議案第133号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第143号、令和元
年度川崎市
墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げますので、218ページ、219ページをお開き願います。218ページ上段の(1)の決算調書についてでございますが、歳入・歳出予算額6億2,520万4,505円に対しまして、歳入決算額は6億4,246万5,464円、歳出決算額は4億6,921万9,700円で、歳入歳出差引残額は1億7,324万5,764円でございます。
次に、(2)の款別決算調書についてでございます。初めに、アの歳入でございますが、1款使用料及び手数料の
収入済額は、219ページにございますとおり、2億7,635万4,000円で、予算現額に対しまして1,726万2,000円の増となっております。
2款繰越金の
収入済額は3億6,611万1,464円で、予算現額に対しまして41円の減となっております。
次に、イの歳出でございますが、
支出済額の合計欄にございますとおり、4億6,921万9,700円、翌
年度繰越額は、219ページにございますとおり、5,603万3,600円、予算現額に対しまして不用額は、9,995万1,205円でございます。支出の主な内容といたしましては、市民の墓地需要に対応するため、早野聖地公園において、壁面型墓所の整備を行ったほか、次期整備区域の用地取得を行ったものでございます。
以上で議案第143号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第144号、令和元
年度川崎市
生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げますので、224ページ、225ページをお開き願います。224ページ上段の(1)の決算調書でございますが、歳入・歳出予算額5億4,476万6,000円に対しまして、歳入決算額は5億4,933万867円、歳出決算額は4億3,994万5,031円で、歳入歳出差引残額は1億938万5,836円でございます。
次に、(2)の款別決算調書についてでございます。アの歳入でございますが、1款繰越金の
収入済額につきましては、225ページにございますとおり、1億3,046万3,979円で、予算現額に対しまして1,479万1,979円の増となっております。
2款諸収入の
収入済額は3億7,986万6,888円で、予算現額に対しまして1,022万7,112円の減となっております。
次に、イの歳出でございますが、
支出済額の合計欄にありますとおり、4億3,994万5,031円、翌
年度繰越額は、225ページにございますとおり、5,850万9,000円、予算現額に対しまして不用額は4,631万1,969円でございます。支出の主な内容といたしましては、川崎国際生田緑地ゴルフ場滝沢池護岸改修工事や防球ネット補修工事などを行ったほか、一般会計へ2億9,620万4,000円の繰り出しを行ったものでございます。
以上で議案第144号の説明を終わらせていただきます。
◎土田 緑政部長 緑政部長の土田でございます。報告第20号のうち、公益財団法人川崎市
公園緑地協会の
経営状況について御報告いたしますので、お手元の
タブレット端末の01-22報告第20号(出資法人)の
ファイルをお開きください。271ページの第17、公益財団法人川崎市
公園緑地協会を御覧ください。
初めに、Ⅰの法人の概要についてでございますが、1の設立年月日は平成25年4月1日で、5の設立の目的は、緑の保全と緑豊かなまちづくりの推進及び公園緑地の円滑な運営を通して市民に健全な利用の促進を図り、潤いと安らぎのあるまちづくりを行うことによって、地域社会の健全な発展に寄与することを目的とするものでございます。次に、Ⅱの令和2年度の事業計画に関する書類についてでございますが、地域社会の健全な発展に寄与するための事業として、1事業計画の概要の(1)から(3)に掲げる公益目的事業や収益事業を行うものでございます。
次に、272ページをお開き願います。2の予算書でございますが、表の一番左側の科目とその隣にございます予算額の欄を御覧いただきたいと存じます。Ⅰの一般正味財産増減の部でございますが、1の経常増減の部では、(1)の経常収益は、エの指定管理等事業収益及びオの事業収益などで、ページ中段にございます経常収益計は4億7,470万1,000円でございます。(2)の経常費用は、アの事業費及び次の273ページ中段にございますイの管理費などでございまして、経常費用計は273ページの下段、下から4行目にございますとおり5億46万9,000円でございます。次の274ページの上から9行目にございます当期一般正味財産増減額はマイナス2,598万8,000円でございまして、表の一番下にお示ししておりますⅢの正味財産期末残高は5億3,910万2,000円でございます。
次に、3の予算書内訳表でございますが、予算書の会計ごとの内訳をお示ししたものでございますので、後ほど御覧いただければと存じます。
続きまして、277ページをお開き願います。Ⅲの
令和元年度の決算に関する書類につきまして御説明申し上げます。初めに、1の事業の実績報告でございますが、(1)の公益目的事業1といたしましては、ア、緑の保全・推進事業、イ、緑の普及啓発事業、ウ、緑のボランティア事業を実施したものでございます。
次の(2)の公益目的事業2といたしましては、ア、公園緑化・利用促進事業、イ、公園運営事業を実施したものでございます。
次の(3)の収益事業といたしましては、ア、売店等の運営及び278ページにございますイ、有料駐車場の運営を実施したものでございます。
2の貸借対照表でございますが、表の一番左側の科目とその隣にございます当年度の欄を御覧いただきたいと存じます。Ⅰの資産の部では、1の流動資産は、(1)の現金預金、(2)の未収金などで、その3行下にございます流動資産合計は2億8,063万6,414円でございます。2の固定資産は、(1)基本財産、(2)特定資産のほか、(3)のその他固定資産にございますエのリース資産、カの定期預金などで、固定資産合計は4億3,652万5,124円でございまして、先ほどの流動資産と合わせますと、資産合計は7億1,716万1,538円でございます。Ⅱの負債の部では、1の流動負債は、(1)の未払金、(2)のリース債務などで、279ページに参りまして、流動負債合計は4,285万6,489円でございます。2の固定負債につきましては、(1)の退職給付引当金などでございまして、固定負債合計は1億2,113万3,930円、先ほどの流動負債と合わせますと、負債合計は1億6,399万419円でございます。正味財産の合計は5億5,317万1,119円でございまして、負債及び正味財産合計は、表の一番下にお示ししております7億1,716万1,538円でございます。
次に、3の貸借対照表内訳表でございますが、貸借対照表の会計ごとの内訳をお示ししたものでございますので、後ほど御覧いただければと存じます。
次に、280ページをお開き願います。資料の下段、4の正味財産増減計算書でございますが、表の一番左側の科目と、その隣にございます当年度の欄を御覧いただきたいと存じます。Ⅰの一般正味財産増減の部にございます1の経常増減の部では、(1)の経常収益は、281ページに参りまして、エの指定管理等事業収益、オの事業収益などで、経常収益計は4億7,342万5,180円でございます。
(2)の経常費用はアの事業費及び282ページにございますイの管理費で、中段にお示ししておりますとおり、経常費用計は4億6,879万4,092円、3行下の当期経常増減額は463万1,088円でございます。また、そこから法人税、住民税及び事業税を引いた当期一般正味財産増減額は、282ページの下から4行目に記載のとおり、マイナス274万2,013円でございまして、283ページ上段の表の一番下にございますⅢの正味財産期末残高は5億5,317万1,119円でございます。
次に、5の正味財産増減計算書内訳表でございますが、正味財産増減計算書の会計ごとの内訳をお示ししたものでございますので、後ほど御覧いただければと存じます。
最後に、285
ページ下段には6の財務諸表に対する注記、287ページには7の財産目録がございますので、こちらも後ほど御覧いただければと存じます。
以上で公益財団法人川崎市
公園緑地協会の
経営状況についての説明を終わらせていただきます。
◎齋藤
庶務課長 報告第21号、
地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について御説明申し上げますので、
タブレット端末の01―01議案書の
ファイルをお開きください。89ページを御覧ください。市長の専決事項の指定第2項による専決処分のうち、
建設緑政局関係といたしましては、90ページの番号15の1件でございます。
それでは、番号15についてでございますが、専決年月日は令和2年6月12日、損害賠償の額は7,960円、被害者は中原区在住の方でございます。事件の概要でございますが、
令和元年10月19日、多摩区登戸新町427番地先路上で、被害者所有の小型乗用車が走行中、舗装の破損箇所に落輪し、当該小型乗用車が破損したものでございます。
次に、市長の専決事項の指定第4項による専決処分について御説明申し上げますので、91ページを御覧ください。初めに、議案番号104号についてでございますが、議決年月日は平成28年6月16日、工事名は等々力硬式野球場改築工事、契約の相手方は鹿島・石井・松浦
共同企業体でございます。変更事項は
契約金額でございまして、変更前76億4,934万4,080円を77億2,417万4,880円に変更しております。専決処分年月日は令和2年7月20日でございます。変更理由でございますが、川崎市工事請負契約約款第26条第6項から第8項までの規定による変更でございまして、これは、労務単価の改定に伴ういわゆるインフレスライド条項により増額の変更を行うものでございます。
次に、92ページに参りまして、議案番号105号についてでございますが、議決年月日は平成28年6月16日、工事名は等々力硬式野球場改築電気設備工事、契約の相手方は千代田・信号器材
共同企業体でございます。変更事項は
契約金額でございまして、変更前7億6,845万5,640円を7億7,872万840円に変更しております。専決処分年月日は令和2年7月20日でございます。変更理由でございますが、川崎市工事請負契約約款第26条第6項から第8項までの規定による労務単価の改定に伴い、増額の変更を行うものでございます。
以上で令和2年第5回
川崎市議会定例会に提出いたします
建設緑政局関係の議案等についての説明を終わらせていただきます。
○市古次郎 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○市古次郎 委員長 それでは、以上で
建設緑政局関係の提出予定議案の説明を終わります。
ここで理事者の一部交代をお願いいたします。
( 理事者一部交代 )
─────────────────────────
○市古次郎 委員長 次に、所管事務の調査として、「「川崎市総合計画」第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果について」の
建設緑政局に関する部分の報告を受けます。
それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎磯田
建設緑政局長 それでは、「川崎市総合計画」第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果につきまして、
小沼企画課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎小沼 企画課長 企画課長の小沼でございます。
それでは、川崎市総合計画第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果について御説明させていただきます。お手元の
タブレット端末の2(1)-1川崎市総合計画第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果について(
建設緑政局に関する部分)の
ファイルをお開きください。
画面の表紙を1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。初めに、1の趣旨でございますが、こちらの資料につきましては川崎市総合計画第2期実施計画における
建設緑政局の施策の中間評価結果及び
令和元年度の事務事業評価結果を取りまとめたものでございます。
次に、2の川崎市総合計画第2期実施計画・中間評価結果の概要につきましては、市全体で73ある施策のうち、
建設緑政局が所管する施策は7施策ございまして、それらについては、中間評価の結果、実施計画の目標に向けて一定の進捗がありました。なお、施策の進捗状況の区分につきましては2ページ中段の表1、施策ごとの進捗状況一覧につきましては下段の表2にお示ししたとおりでございます。
次に、3ページを御覧ください。3の第2期実施計画・令和元
年度事務事業評価結果につきましては、第2期実施計画の施策に位置づけられた事務事業のうち、
建設緑政局が所管する事務事業は66事業でございまして、そのうち、目標を上回ったものは2事業、目標をほぼ達成したものは58事業、目標を下回ったものは6事業でございました。なお、表3は事務事業の達成状況区分別の事業数と構成比をお示ししております。
次に、
タブレット端末の2(1)-2川崎市総合計画第2期実施計画・中間評価結果についての
ファイルをお開きください。
建設緑政局が所管している主な施策の中間評価について御説明いたしますので、62ページをお開きください。
初めに、資料上段の1、施策の概要を御覧ください。施策名は、地域の生活基盤となる道路等の維持・管理でございます。
次に、中段の2、成果指標やその他成果などの状況と成果の分析を御覧ください。成果指標につきましては、道路施設の健全度、不法占拠解消の累計件数及び被災時に復旧に寄与する道路台帳図の割合でございます。
1ページおめくりいただきまして、上段の3、施策を構成する主な事務事業の評価を御覧ください。事務事業は計画的な道路施設補修事業を含む5事業ございまして、2番の河川・水路維持補修事業や3番の道水路不法占拠対策事業の達成度を4としているところでございます。
また、下段の4、施策の進捗状況につきましては、選択区分Bの一定の進捗があるとしているところでございます。その理由につきましては、道路施設の健全度は目標を下回ったものの、その他の成果指標はほぼ計画どおり進捗したこと、また、河川維持管理計画、機械・電気通信編、その他附属設備編について、
令和元年東日本台風を踏まえた内容にするため、目標として設定していた
令和元年度に策定できなかったことや、道水路不法占拠解消の件数について、売払いによる解消が減少したため目標値を下回ったものの、道路施設について、道路維持修繕計画や橋梁長寿命化修繕計画に基づき、定期的な点検や予防保全の考え方による修繕を実施したことや、道水路台帳平面図の全870枚のデジタル化を完了するなど、施策全体としておおむね計画どおり進捗したためでございます。
次の施策を御説明いたしますので、139ページをお開きください。
初めに、資料上段の1、施策の概要を御覧ください。施策名は、協働の取組による緑の創出と育成でございます。
次に、中段の2、成果指標やその他成果などの状況と成果の分析を御覧ください。成果指標につきましては、緑のボランティア活動の累計箇所数は、平成30年度からの2か年で19公園の新規団体がありましたが、高齢化等による街路樹等愛護会の廃止により、第1期策定時の累計箇所数を下回ったため、達成度をcとしております。また、地域緑化推進地区認定数は、
令和元年度の実績で27か所でございます。
1ページおめくりいただきまして、上段の3、施策を構成する主な事務事業の評価を御覧ください。主な事務事業は、緑の基本計画推進事業を含む6事業ございまして、3番の市民100万本植樹運動事業を2としているところでございます。
また、下段の4、施策の進捗状況につきましては、選択区分Bの一定の進捗があるとしているところでございます。その理由につきましては、緑のボランティア活動の累計箇所数は、高齢化等による愛護会の廃止があったものの、19公園の新規団体を確保し、減少数を最小限に抑えたことや、市民100万本植樹運動による累計植樹本数は、令和6年度の目標植樹本数を
令和元年に大きく前倒しで達成したことや、配下の事務事業の取組がおおむね掲げた目標どおりに進捗したためでございます。
次の施策を御説明いたしますので、142ページを御覧ください。
初めに、資料上段の1、施策の概要を御覧ください。施策名は、魅力ある公園緑地等の整備でございます。
次に、中段2、成果指標やその他成果などの状況と成果の分析を御覧ください。成果指標につきましては、公園緑地の整備状況についての満足度は、市民アンケートの結果が目標値を下回ったことから達成度をcとしておりまして、昨年度は、日照時間が短かったことや台風等の影響により公園緑地を利用できないことが多かったことなどが満足度としての評価につながらなかったものと考えております。
1ページおめくりいただきまして、上段の3、施策を構成する主な事務事業の評価を御覧ください。主な事務事業は、富士見公園
整備事業を含む8事業ございまして、1番の富士見公園
整備事業の達成度を4、5番の市営霊園の整備を2としているところでございます。
1ページおめくりいただきまして、上段の4、施策の進捗状況につきましては、選択区分Bの一定の進捗があるとしているところでございます。その理由につきましては、成果指標の公園緑地の整備状況についての満足度につきましては目標を下回りましたが、一人当たりの公園緑地面積につきましては、人口が増加する中、特別緑地保全地区における用地取得などを進めました。また、事務事業では、富士見公園
整備事業は民活の取組を推進するため企業サウンディング等を実施したことから、目標として設定していた
令和元年度に富士見公園再編整備基本計画を策定できなかったものの、市営霊園は、合葬型墓所の整備による墓所循環や等々力及び生田緑地などにおいて施設整備や民間活力導入に向けた取組を推進するなど、施策全体としておおむね計画どおり進捗したためでございます。
次の施策を御説明いたしますので、
タブレット端末のページで149ページを御覧ください。
初めに、資料上段の1、施策の概要を御覧ください。施策名は、多摩川の魅力を活かす総合的な取組の推進でございます。
次に、中段の2、成果指標やその他成果などの状況と成果の分析を御覧ください。成果指標につきましては、多摩川に魅力を感じ、利用したことのある人の割合及び渡し場イベントの参加者数は、
令和元年東日本台風の被害によりイベントが中止になったことなどから、それぞれ達成度をc、dとしております。
1ページおめくりいただきまして、上段の3、施策を構成する主な事務事業の評価を御覧ください。主な事務事業は、多摩川プラン推進事業を含む2事業でございます。
また、下段の4、施策の進捗状況につきましては、選択区分Bの一定の進捗があるとしているところでございます。その理由につきましては、
令和元年東日本台風の被害により、成果指標の多摩川に魅力を感じ、利用したことのある人の割合及び渡し場イベントの参加者数が目標を下回ったものの、災害復旧工事やサイクリングコースの整備及び環境学習などの取組を継続し、配下の事務事業の取組はおおむね掲げた目標どおり進捗したためでございます。
次の施策を御説明いたしますので、195ページを御覧ください。
初めに、資料上段の1、施策の概要を御覧ください。施策名は、市域の交通網の整備でございます。
次に、中段の2、成果指標やその他成果などの状況と成果の分析を御覧ください。成果指標につきましては、都市計画道路進捗率及び市内幹線道路における混雑時の平均走行速度としておりますが、幹線道路の整備には多大な時間を要するため、年度ごとに目標値を設定できないことから指標化を行っておりませんが、成果指標欄下の数値で把握できる補足指標において、都市計画道路の完成延長の平成30年度実績を207キロメートル、
令和元年度実績を208キロメートルとお示ししております。
1ページおめくりいただきまして、上段の3、施策を構成する主な事務事業の評価を御覧ください。主な事務事業は、都市計画道路網調査事業を含む7事業ございまして、6番の
京浜急行大師線連続立体交差事業の達成度を4としているところでございます。
また、下段の4、施策の進捗状況につきましては、選択区分Bの一定の進捗があるとしているところでございます。その理由につきましては、
京浜急行大師線連続立体交差事業の1期①区間の完成が令和2年度以降に遅延したものの、丸子中山茅ヶ崎線蟻山坂工区の整備や稗原交差点等の渋滞対策の推進など、施策全体としておおむね計画どおり進捗したためでございます。
次に、
タブレット端末の2(1)-3
令和元年度の主な事務事業の評価結果一覧の
ファイルをお開きください。
令和元年度の主な事務事業の評価結果を取りまとめておりまして、達成度が2となりました事務事業は、2ページに参りまして、17番、市民100万本植樹運動事業と、3ページに参りまして、23番、市営霊園の整備の2事業でございます。また、達成度が4となりました事務事業は、1ページにお戻りいただき、1番、公園防災機能向上事業、2ページに参りまして、12番、河川・水路維持補修事業、13番、道水路不法占拠対策事業、19番、富士見公園
整備事業、4ページに参りまして、31番、
羽田連絡道路整備事業、5ページに参りまして、38番、
京浜急行大師線連続立体交差事業の6事業となっております。
このうち、先ほど御説明していない
建設緑政局以外の施策にひもづく事務事業でございます公園防災機能向上事業と
羽田連絡道路整備事業の2事業について御説明いたしますので、
タブレット端末の2(1)-4
令和元年度の主な事務事業の評価シートの
ファイルをお開きください。
画面の表紙を1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。事務事業名は、公園防災機能向上事業でございます。
資料中段、計画を御覧ください。当該年度の取組内容につきましては、①身近な公園の防災機能向上の取組の推進、②ソーラー照明灯・案内板の整備など帰宅困難者対策の取組の推進でございました。
下段の実施結果についてでございますが、取組内容の①につきましては、
令和元年度に防災機能向上に向けた整備実施計画を策定予定でございましたが、庁内調整の結果、発災時における公園の役割と機能を川崎市地域防災計画に位置づけるとともに、防災機能の在り方について整理をいたしました。また、②につきましては、
令和元年度に整備を予定していた橘公園について、整備箇所の用地取得に係る手続に不測の時間を要したことから、施工を1年延期したため、目標を下回る結果となっております。今年度も引き続き、関係局区と連携し、身近な公園における防災機能向上の取組を進めてまいります。
次の事務事業を御説明いたしますので、62ページを御覧ください。事務事業名は、
羽田連絡道路整備事業でございます。
資料中段、計画を御覧ください。当該年度の取組内容につきましては、
羽田連絡道路の整備推進でございました。
下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等のとおり、橋梁下部工が完成するとともに上部工の架設に着手しましたが、多摩川の想定以上の土砂堆積などに伴い、
令和元年度の開通目標に遅延が生じたことから、目標を下回る結果となっております。引き続き、早期の効果発現に向けて、令和3年度内の一日も早い開通を目指して取り組んでまいります。
以上が、川崎市総合計画第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果についての御説明でございますが、今後も引き続き、各施策の目標達成に向けた取組を進めてまいりたいと存じます。
説明は以上でございます。
○市古次郎 委員長 説明は以上のとおりです。
ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。
◆石川建二 委員 2点だけお聞きしたいんですが、まず、今御説明のあった事務事業の評価結果の中で、10番目の踏切道改善推進調査事業ということで、この資料でいうとタブレットの20ページになるかと思いますが、開かずの踏切対策ということがここで言われていると思うんですが、今後の事業の方向性というところに平成28年4月1日に踏切道改良促進法が改正されて、平成31年2月現在、市内17か所の踏切が法指定されており、令和2年までの対策実施または実施できない場合の踏切改良計画策定が義務づけられていますと述べられておりますけれども、現在、この17か所の中で対策が行われているのはどこなのか。
また、賢い踏切と言われますけれども、遮断時間を少し調整する、できるだけ短くするということだそうですが、この17か所のうち、賢い踏切になっていない箇所があれば教えていただきたいのと、その対策が今現在進められていれば、それについて教えていただきたいと思います。
◎板橋 総務部長 現在、市内で法指定踏切に指定されている箇所は17か所ございまして、
JR南武線が11か所、小田急線が6か所でございます。このうち対策済みのものは、小田急線の新百合ヶ丘1号踏切が対策済みでございます。
次に、賢い踏切の導入でございますが、
JR南武線の平間駅前踏切と向河原駅前踏切が賢い踏切が導入されていません。両方ともJRには対策を要望しておるところでございまして、このうち平間駅前踏切については、JRから今後対策をするという回答をいただいているところでございます。向河原駅前踏切については、現在要望中という形になっています。
◆石川建二 委員 ちょうど委員長も質問されているということなんですが、その質問の中でも述べられているんですが、JR東日本ニュースというのがあるんですけれども、そこで、平間駅前踏切について、2020年度末までに賢い踏切の導入予定ということがニュースでも述べられているんですが、もし具体的な日程というか、具体的な
スケジュールが分かれば教えていただきたいと思うんですが。
◎鈴木 道路河川整備部担当部長 平間駅前踏切につきましては、本年度中の賢い踏切の導入についてJRとしては工事をしているということで聞いております。また、その効果といたしましては、ピーク時間に数分程度遮断時間を短縮できるということを聞いている状況でございます。
◆石川建二 委員 どのような対策でそういうことが可能になっているのか、また、工事が今始まっているのか、その点についても教えていただけますか。
◎鈴木 道路河川整備部担当部長 JRに確認したところ、工事が始まっているかどうかは確認できなかったんですけれども、立川側に向かう南武線の電車のホームを少し川崎側に止め、踏切の離隔を取ることによって遮断時間を短縮できるという状況となっていると聞いております。
◆石川建二 委員 そうしますと、そういう対策で遮断時間が短くなるということであれば、向河原駅前などもそういう対策が可能かと思いますが、その辺はどんな状況でしょうか。
◎鈴木 道路河川整備部担当部長 向河原駅前につきましては、JRに聞いているところでは、踏切とホームとの離隔が短いので、賢い踏切を導入することは現段階では難しいと聞いているところでございます。
◆石川建二 委員 ここら辺は対策を今後とも引き続き協議して、要望していくという先ほどの部長の御答弁もありましたので、ぜひよろしくお願いいたします。
もう1点なんですけれども、川崎市縦貫高速道路の検討が今されているということで、現在の2期計画については、東京外かく環状道路計画検討協議会というところで協議がされているようですけれども、協議の内容についてお聞きしたいと思います。
◎河合
広域道路整備室長 委員が言われたとおり、東京外かく環状道路と
川崎縦貫道路の一本化を含めた検討が国主宰の東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会という会議で検討が一本化も含めて進められているところでございます。会議につきましては、昨年、
令和元年6月26日に第2回会議が開催されております。それ以降、本年度については会議は開催されておりませんが、今後の進め方といたしまして、これまでの検討、あと、有識者等から意見聴取等もいただいておりますので、そういった意見聴取の結果も踏まえて今後、基本的な方針の取りまとめに必要となる検討を進めることが確認されて、
川崎縦貫道路の関係でございますと、計画と一本化する場合について、整備効果や起終点、連結位置、費用負担の考え方などをさらに検討することが確認されたところでございます。
◆石川建二 委員 現在、コロナ後の社会ということがいろいろ言われて、交通機関の様々なあり方についても見直しなり再検討が求められる状況になっているのではないかと思うんですが、今後、国や東京都との協議を行う中で、こうした新しい経済状況といいましょうか、そうしたコロナ後の環境なども含めた、また、地球環境などが非常に大きな社会問題となっていますが、そうした新しい状況に応じた立場で協議に臨むべきだと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
○市古次郎 委員長 ただいま傍聴の申出がありましたので、これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○市古次郎 委員長 失礼しました。
◎河合
広域道路整備室長 新型コロナウイルスを含めた今後の考え方という御質問だと思いますが、国土交通省の様々な広域道路ネットワーク等の連動する会議等でも、やはりアフターコロナとかそういった社会を見据えたネットワークの構築に向けた検討が必要だという意見が有識者等から出ていると認識しております。今後の社会はかなり変わっていく様相はございますが、そうしたものもしっかりと見定めながら、物流等も含めて交通のネットワークという部分につきましては大変な重要な部分もございますので、様々な角度から検討を重ねた上、効率的な道路整備を進めてまいりたいと思っております。
◆石川建二 委員 新たなアフターコロナの社会における検討が必要という御意見もあるということで、本当にそうだと思うんです。我が党は今までも、縦貫道路に関しては、不要不急の大規模工事ということで、その中止を求めています。現在も新たな状況の中でその必要性がますます高まっているのではないかなと思っていますけれども、とりわけ、東京の縦貫道路の建設等においては、地域住民の反対、あるいは環境問題、大きな問題になっておりますので、どこを通るかはまだ検討中ということですけれども、いずれのルートを通るにしても、大規模な事業、また今後、本当に社会に必要な事業なのかということの再検討が求められると思いますので、改めてこの場でこの事業の中止、この事業からの撤退を強く求めておきたいと思います。
◆月本琢也 委員 御説明ありがとうございます。
事務事業評価の内容で教えてもらいたいんですが、
羽田連絡道路の
整備事業なんですけれども、私は本事業については早く開通してもらいたいぐらい積極的に事業を推進していただきたいと思っているんですが、ただ今回、評価のところで、台風の影響もあって工事の遅れもやむを得ない部分もあって。提出予定議案にも関わってくるので、評価についてだけ教えてもらいたいんですが、目標を下回ったということで4の評価になっているんですけれども、よくどうしても諸条件で翌年度以降に繰り越さざるを得ないとか特殊な事情というのがあるんですが、今回、どうしても昨年の補正があったりということで、工期が、完成予定がかなり後ろ倒しになって、かつ、お金の面でプラスでかけなければいけないというふうな条件が重なってという中で、これは5段階あって、私が客観的に見ると、ネガティブな意味で5にしなさいということよりも、特殊な条件がそろったことによって、お金の面でも工期の面でも両方大きくずれてしまったというところは、今回、報告いただいた中でもコロナの影響で出ているところもあるということもあります。
今回、この事業に限って言えば、台風の影響は十分大きく受けているんだなというところなんですが、私は今までいろんな、
まちづくり委員会は3回目ですけれども、見ている中で、今回これを年度で見て、5という評価がなければ5というのは多分起こり得ないのかなというぐらいのものだと思うんですが、5の目標を大きく下回ったではなくて、ほかに幾つか4のものはありますけれども、そことそろっている理由というんですか、5でなくて4という評価をした理由について教えていただきたいと思います。
◎河合
広域道路整備室長 令和元年度の事務事業評価ということでございまして、
令和元年度8月に常任委員会で少し事業が遅れることを報告させていただきました。工事は
令和元年8月の時点で、もともと工期自体は令和2年度末、令和3年3月31日までの工期でございまして、実際これまで川崎市としては令和2年内、要は年末には工事の完成を目指すといっていたところが、
令和元年東日本台風ではなくて8月に委員会報告させていただいておりまして、その結果につきましては、
令和元年東日本台風以前の台風でも、予想以上に土砂が堆積したり、あと、作業効率で少しくいの打設等もなかなか苦戦したところがあって、それに伴う工事の遅延の結果、年内の目標を年度内目標に修正させていただきました。その数か月が4か5という評価はございますが、
令和元年度の事務事業の評価といたしましては、一応工期については当時、令和2年度末、令和3年3月31日ということで、工期自体は変更しておりませんで、これまで議会等でも年内を目指すということに対して、完全に間に合わなくなったので、当時委員会報告させていただきましたので、そうした経緯から今回は4とさせていただきました。
令和2年度、今年度の、今回の議会で
変更契約に合わせて1年をさらに延期させていただいておりますので、正式に工期延期をさせていただくのは令和2年度ということになっておりますので、そこら辺少し説明が長くなって複雑になりましたが、そういった諸事情を踏まえまして、
令和元年度の評価としては4とさせていただいたところでございます。
◆月本琢也 委員 御説明ありがとうございます。
年度またぎというので、ちょうど今回、提出予定議案の中に入ってくるということなので、そこの切り替わりのところということで理解はさせていただきました。本市では大きな橋を架けるということは例として少ないということと、あと、今回いろんな工法を使われているという特殊な事情であるということ、それから、川が最下流になるので、どうしても少し大雨が来ると全部影響が出てしまっています。干潟の位置があれだけ変わってしまっているという事情からすると、どうしてもやむを得ないところはたくさんあるのかなというのは実感しているところですし、今御説明いただいた年度またぎのところでの考え方ということの評価だったので、そこは一定理解しました。
あとは、台風が今年来ないことを祈りつつ、今回、これから定例会等でもまた審議いただくということだと思います。ありがとうございます。
◆露木明美 委員 シートの203ページになるのかと思うんですが、広域的な交通網の整備のところです。交通網なんですけれども、個票シートではAが多い、進捗の目標も掲げていないというふうにしたんですけれども、205ページ、ここのところでは、私は多摩区ですけれども、横浜生田線がきれいになって、途中まで大変道路整備がよかったなと思うんです。その下の部分については、用地取得がまだ55%ぐらいじゃないかなと思うので、なかなか進まないなという感覚があったり、また、世田谷町田線も今、南武線の上の工事をやっていただいていますが、夜間しかできないということもあり、計画よりかなり完成時期が遅れているというふうに感じるんですけれども、そういった目標ももともと長期的になるからということでないわけですが、遅れている感覚はありますし、最初にお聞きしたよりは間違いなく遅れているんですけれども、そこら辺の指標が設定されていないことは、いつ頃までに完成しなきゃいけないということぐらいは最初の計画にあったわけで、明示していないということについてはどうなのかということが1点と、実際に結構遅れていると思うんですけれども、そこら辺が次のページにはあまり表現されていないように感じるんですけれども、いかがでしょうか。
◎福田 道路河川整備部長 今いただいた御意見でございますが、先ほど企画課長で冒頭説明させていただきましたが、都市計画道路の整備につきましては多大な時間を要しまして、1年1年ごとの明確な進捗というものが出づらいというところがございましたので、成果指標自体についての目標値につきましては記載のとおりのような示し方をさせていただいている状況でございます。
実際、
令和元年度はどれだけの進捗を得たのかと申しますと、今、委員がおっしゃっていただいたとおり、横浜生田線の東三田工区と申します多摩区の工区につきまして完成を迎えさせていただきましたので、380メーターほどの進捗が得られたというところでございます。また、目標設定をされて、実際それに向けてきちんと完成がなし得ているのかという状況につきましては、事務事業のシートもしくはこういう評価というところよりも、まず我々が定めさせていただいている道路整備プログラムという実施プログラムの中で目標年次を定めさせていただいておりますので、それに向けて事業を進めさせていただいているところでございます。
◆露木明美 委員 別な計画があるということですけれども、こういった中に完成年度ぐらいは書いてあってもいいんじゃないかなと思うのと、それから、次のページの施策を構成する主な事務事業の評価の中の1番のところが達成が3になっていて貢献度がA、ここら辺がどのようにして判断されたのかというのがそうなってくると分かりにくいんですけれども、そこを説明お願いします。
◎小沼 企画課長 施策の評価に当たりましては、成果指標の達成度をベースにいたしまして、その他定量的、定性的な評価ですとか、配下の事務事業の達成状況などを総合的に勘案して判断しているところでございます。委員のおっしゃった成果指標につきましては、第1期実施計画の策定時に設定したものでございまして、また、目標値につきましても、第2期実施計画の策定時に設定したものでございます。
私ども、施策の推進に向けまして達成度をより明確にしていきたいということで、こういった成果指標ですとか目標値を定めさせていただいておりますけれども、繰り返しになりますけれども、事業によっては年度で成果がすぐに出るものと出ないものとかというところもございますので、引き続きこういった取組をしっかり見える化していけるように、検討といいますか、そういったことに取り組んでいきたいと考えてございます。
◆露木明美 委員 よく分からないですけれども、では何でAになったのか、その辺はもうちょっと具体的なお話をいただけますか。
◎小沼 企画課長 施策評価シートの
タブレット端末の⑤、206ページを御覧いただきたいんですけれども、こちらの3の施策を構成する主な事務事業の評価の、先ほど委員のおっしゃられました世田谷町田線とかの事業につきましては、番号3の
道路改良事業の中に個別の路線の計画として位置づけられているところでございまして、こちらにつきましては、個別の路線での評価というよりかは、市域全体での進捗の評価という形で評価をさせていただいているところでございます。
◆露木明美 委員 それは当然です。自然体のことで当然なんですけれども、その中でも私が感じる中では、逆に計画より遅れているんじゃないかという感覚があるので、ではどういったところ、それをカバーするだけほかのところは進んでいるのか、そういったことをお話ししていただかないと、何でAなのかが分からない。
◎小沼 企画課長 もう一度確認でございますが、Aという評価といいますか、これはこの事務事業の施策への貢献度をAという形にさせていただいてございまして、達成度につきましては3のほぼ目標どおりということで、繰り返しになりますけれども、市内の都市計画道路等の整備の進捗状況を総合的に判断いたしまして、ほぼ目標どおりという評価をさせていただいているところでございます。
◆露木明美 委員 具体的によくわかりませんけれども、3ということなんですね。やっぱり道路が遅れていると思います。だって、世田谷町田線は前に聞いた計画より大分遅れているんですから。そこら辺は、ほかのところを見ていくということで、それはそういうことで受け取ります。
最初の質問のほうに戻りますけれども、2の成果指標やその他成果などの状況と効果の分析のところ中に、目標のところがあまり明確ではないわけで、ここら辺を検討していただきたいし、道路整備計画があるならば、ここら辺をかいつまんで入れていくとか、そういうことが本来ならあってもよかったかなと思います。
数値で把握できる補足のところは、総延長が207キロから208キロで、それは先ほどおっしゃったように、横浜生田線の300メートルのところが反映されているのかもしれませんけれども、ここはほかにはないんですか。合計1キロ延びただけですか。
◎福田 道路河川整備部長 先ほども申し上げさせていただきましたが、
令和元年度の進捗につきましては、多摩区の先ほどお伝えした横浜生田線東三田工区の380メーターの完成をもって、トータル延長が207.7キロから208.2キロに上がったものでございます。
◆露木明美 委員 分かりました。そのとおり、そこだけということですね。やっぱり、川崎市全体を見ても、ほかのところはなかなか進んでいないのか。例えば横浜生田線の横浜市につながるところなど、うちの会派のほかの議員もほかの機会で言っていますけれども、そういったところが全然進まないわけですよね。そういったところを見て、1キロ進んだからいいかなみたいなことではなくて、やっぱりもうちょっと厳しく見ていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。いろいろ制度が、用地取得が非常に大変で難しい課題だと承知しておりますけれども、積極的に進めていただいて、そこら辺を厳しく見ていっていただきたいなということは要望しておきます。
○市古次郎 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「「川崎市総合計画」第2期実施計画・中間評価結果及び令和元
年度事務事業評価結果について」の
建設緑政局に関する部分の報告を終わります。
傍聴者の方、本件は以上のとおりでございます。どうぞ御退席ください。お疲れさまでございました。
( 傍聴者退室 )
○市古次郎 委員長 ここで理事者の退室をお願いいたします。
( 理事者退室 )
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○市古次郎 委員長 次に、その他として、委員の皆様から何かございますでしょうか。
( なし )
○市古次郎 委員長 以上で本日の
まちづくり委員会を閉会します。
午前11時44分閉会...