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  1. 川崎市議会 2018-11-08
    平成30年 11月総務委員会-11月08日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成30年 11月総務委員会-11月08日-01号平成30年 11月総務委員会 総務委員会記録 平成30年11月8日(木)  午前10時00分開会                午前10時38分閉会 場所:502会議室 出席委員山田益男委員長矢沢孝雄委員長、大島 明、山崎直史青木功雄岩崎善幸、      河野ゆかり川島雅裕飯塚正良露木明美市古映美斉藤隆司大庭裕子委員 欠席委員:なし 出席説明員:(経済労働局原田経済労働局長草野産業政策部長鈴木公営事業部長、        増田中央卸売市場北部市場長櫻井庶務課長伊東公営事業部総務課長 日 程 1 所管事務調査報告)      (経済労働局)     (1)川崎競輪場整備状況について     2 その他                午前10時00分開会山田益男 委員長 ただいまから総務委員会開会いたします。  お手元タブレット端末をごらんください。本日の日程総務委員会日程のとおりです。
     初めに、経済労働局関係所管事務調査として「川崎競輪場整備状況について」の報告を受けます。  それでは理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎原田 経済労働局長 おはようございます。  それでは、「川崎競輪場整備状況について」につきまして、公営事業部総務課長伊東から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎伊東 公営事業部総務課長 そういたしましたら、お手元タブレット端末の「1(1)川崎競輪場整備状況について」のファイルをお開きください。1枚おめくりいただきまして、2ページでございます。  資料上段、1、競輪場整備の方針をごらんください。左端の箱ですが、平成20年3月に策定された富士見周辺地区整備基本計画におきまして、2つ目黒丸競輪場は「公園との調和に配慮した上で、既存バンク活用し現位置でコンパクトするとともに、できる限り多目的な活用をめざす。」とされております。また、中央の箱、平成22年3月に策定された富士見周辺地区整備基本計画に基づく整備考え方においては、こちらも2つ目黒丸、「持続的な事業運営財源確保等を総合的に判断し、競輪施設等整備事業基金財源として、既存バンク活用しながら、コンパクト整備段階的に進めていく。」とされております。これらの富士見周辺地区整備考え方を受けて、右端の箱、平成22年9月に川崎競輪場整備基本計画を策定いたしました。川崎競輪場整備基本計画では、公園との一体感を感じられる空間づくりと持続可能な事業運営の確立に向けた施設づくりメーンコンセプトに掲げ、競輪場コンパクト公園との調和に配慮した施設整備市民開放市民利用の促進、耐震の実施や分散施設の集約に取り組んでいくものとしています。  次に、川崎競輪場整備基本計画に基づく施設整備流れを御説明いたしますので、資料中段の2、スケジュールとその下段の3、施設整備状況をあわせてごらんください。  初めに、2、スケジュール左端にございますように、平成24年度に整備を開始いたしまして、西スタンド屋外ステージ選手管理棟などを整備してまいりました。なお、2、スケジュール記載の各項目の後ろに番号が付してあるものについては、3、施設整備状況写真がございます。例えば2、スケジュール記載西スタンド建築①、屋外ステージ建築②は、3、施設整備状況左側、上から2段目、3段目の写真に対応しております。このたびの再整備の大きなポイントの一つ競輪場コンパクトでございますが、2、スケジュールに青い枠囲み記載がございますように、平成28年度以降、老朽施設耐震強度不足施設解体撤去などを行った上で、平成29年度から外構整備⑤に着手し、本年9月に工事を完了いたしました。  3、施設整備状況の中ほどの競輪場概略図をごらんください。緑の枠が旧競輪場外塀で、一回り小さな赤枠コンパクト後の新たなフェンスとなります。資料右側緑色の箱に記載しているとおり、この外構工事により、競輪場敷地面積約4万6,300平方メートルから約3万8,800平方メートルにコンパクトいたしました。また、概略図右側写真⑤新・旧フェンスの外観をごらんください。このたびの外構工事は、単なるコンパクトだけではなく、空間を遮断するコンクリート塀から見通しのよいフェンスへの改修でございまして、開放感を高め、公園との一体感の醸成に貢献するものと考えております。さらに、概略図の薄緑色に塗った部分コンパクトにより生じた約7,500平方メートルを富士見公園に返還いたしました。この約7,500平方メートルにつきましては、10月24日付公告により都市公園区域に編入されたところでございまして、今後の整備活用につきましては、関係部局が中心となって策定中の富士見公園再編整備基本計画などの中で検討してまいります。  2、スケジュールにお戻りいただきまして、中ほどにございます今年度、平成30年度はバンク内広場整備を予定しております。この整備によりまして緑化面積の増加を図るとともに、円形トラック路盤改修を行い、中小企業運動会等で御利用いただく際の快適性を向上させてまいります。また、来年度以降には記載のような整備を予定しておりますので、競輪事業収益金の中から競輪施設等整備事業基金への積み立てを適切に行うとともに、さまざまな状況を踏まえまして、着工順整備内容などを適時、柔軟に見直しながら進めてまいりたいと考えております。  最後に、資料右下、4、競輪場土地使用手続きについて御報告いたします。競輪事業は、昭和24年の競輪場開設以来、一般会計が所管する富士見公園土地使用して行ってまいりました。このたびの競輪場コンパクト及び一部敷地公園への返還を契機に、コンパクト後の競輪場敷地約3万8,800平方メートルにつきまして、一般会計から競輪事業特別会計への管理がえ手続を行いました。  以上で説明を終わります。ありがとうございます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。  ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆川島雅裕 委員 参考までに、市民開放市民利用なんですけれども、年間どれぐらい利用されているのか、また、主な利用状況を教えていただけますでしょうか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 現在ですけれども、市民祭り中小企業運動会の会場としての活用、それから、アマチュア自転車等バンク利用等で御利用いただいていまして、ちなみに、平成29年度のアマチュア自転車愛好家バンク利用は、合計110回、延べ2,517人の御利用がございました。 ◆川島雅裕 委員 わかりました。 ◆岩崎善幸 委員 最後の4番目の敷地について、一般会計から競輪事業特別会計への管理がえ手続を行ったとありますけれども、これについて、競輪事業特別会計から見たメリット、デメリットを詳しく教えてください。 ◎伊東 公営事業部総務課長 競輪事業につきましては、昭和24年に現在地で開設して以来、ずっと同じ場所でやってまいりました。その間なんですけれども、土地につきましては、富士見公園を所管する部局管理している土地を使いながら競輪事業をずっと、約70年間やってまいったわけでございます。公有財産管理考え方からは、競輪事業を行うための土地競輪事業を所管する部局管理すべきでありまして、今回の管理がえによりまして、ここの競輪事業を行うための土地競輪事業を所管する部局管理する状況になったということが一番のメリットでございます。 ◆岩崎善幸 委員 よくわからないけれども、もう少し具体的に、例えば周辺とかこういうところに利益が上がっていくとか、あるいは、管理がえをした結果、要するに事業会計について、事業としてどういうメリットがあるのかということを教えてもらいたいんです。 ◎伊東 公営事業部総務課長 財産管理の適正ということで管理がえをさせていただいておりまして、直接、特別会計に財政的なメリットがあるとか、そういうことではございません。 ◆岩崎善幸 委員 法的にそういうふうにしなければいけないということですか。それとも、市としての考え方でそういうふうに管理がえをしなければいけない、したがってそういうふうにやったということですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 市の財産管理考え方として、競輪事業を行っている土地については競輪事業を所管しているところが管理をすべきだということでさせていただきました。 ◆岩崎善幸 委員 よくわからないので、要するに、財産管理といった部分で、この敷地が幾らで、その資産として事業会計のほうに移っていくわけでしょう。その辺のところがもう少し明確にわかるような資料をいただけますか。後で結構です。こういう金額財産だとわかるんでしょう。 ◎伊東 公営事業部総務課長 3万8,800平方メートルの資産価値とかの資料ということでよろしいでしょうか。 ◆岩崎善幸 委員 事業会計の中に資産として組み込むわけでしょう。そうじゃないの。ただで借りちゃうわけですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 その土地資産評価額でいきますと……。 ◆岩崎善幸 委員 今出さなくてもいいから、どういう形で管理がえをするとどういうふうな、要するに、何で管理がえをしたかという部分をまずもう少し具体的に説明してほしい。そういう資料を。それと、事業会計の中に今度資産という部分が入ってくるのかどうなのか、その辺のことを教えてもらいたい。後で結構です。 ◎原田 経済労働局長 後ほど資料を用意したいと思います。 ◆斉藤隆司 委員 7,500平米を市民利用施設にするということなんですが、この施設容積率建蔽率影響はないのかどうか。また、こういう施設をつくるときにどういうふうにして算出していくのか、ちょっとわからないので、教えてもらいたいと思います。 ◎伊東 公営事業部総務課長 公園にお返しする7,500平米の使い方につきましては、公園を所管しているところとよく連携して考えていきたいと思っていまして、その中で容積率は、今のお話についても検討してまいりたいと考えています。 ◆斉藤隆司 委員 ということは、今ある施設に対して建築基準法との関係で別に影響はないと。 ◎伊東 公営事業部総務課長 残りました競輪場施設につきましては問題ございません。 ◆斉藤隆司 委員 また、この7,500平米を公園管理を移すということなんですが、これがまたほかの建物の建蔽率など、ほかの施設影響はないのかどうか、その辺は考えているのか、どうなんでしょうか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 ほかの施設というのが、富士見公園内の例えばカルッツとかそういう施設だといたしますと、土地更地にしてお返ししておりますので、既存カルッツとかの建蔽率という意味では、更地部分公園としてふえているので、建蔽率が低くなっていると思います。 ◆斉藤隆司 委員 わかりました。 ◆露木明美 委員 1点だけ確認したいんですけれども、これが全部完了するタイミングというのはどこですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 平成35年を予定しております。 ◆露木明美 委員 このスケジュールの中の35年までのものが全部完了した時点で全部、公園とか競輪事業とか、関連の変更も全てそのときに完了するということでございましょうか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 コンパクトという部分に関しましては、資料2のスケジュールの中で、28から30年度にかけて青い枠で囲ってございますけれども、ここの工事をもって、本年度をもってコンパクトの作業は完了いたします。残りのところにつきましては、競輪場整備基本計画に基づいて、例えば選手自転車ケース置き場をつくったりだとか、あるいは東サイドスタンドのところを除去したりというコンパクトとは関係ない競輪場内の整備を進めていくという流れでございます。 ◆露木明美 委員 ちょっと確認なんですけれども、4番目のところに、管理がえを行ったという過去系になっていますので、赤線部分競輪場敷地だよという手続は済んで、黄緑色部分公園のほうに動かしたというのは35年じゃなくて、平成30年度なんですか。敷地変更というのはタイミングがそこですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 平成30年10月24日です。そちらのほうは、資料の3、施設整備状況右端に緑の枠がございますけれども、そこの白丸3番目のところで諸手続を経てと書いてありますけれども、例えばその境界線確認をしたりだとか、そういう手続を経て、10月24日に都市公園区域に編入いたしましたという報告をさせていただいたところをもちまして完了といたしました。 ◆露木明美 委員 わかりました。では、赤枠の中の敷地変更というのはもう10月に済んでいるということで、あとはその中のいろいろな整備はこれから進んでいくということですね。 ◎伊東 公営事業部総務課長 そのとおりでございます。 ◆露木明美 委員 ありがとうございました。 ◆市古映美 委員 基本的なことなんですけれども、今の競輪人口というのは、経年的に見るとどんな推移になっているんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 競輪売り上げというのは、本場といって、競輪場に足を運んでいただいてお買い求めいただくことと、それから電話等、在宅で投票する形と、それから、ほかにも全国で43の競輪場があるんですけれども、川崎競輪場で開催しているときに、ほかの競輪場川崎競輪場の券も売ってくれるという依頼場外という形態がございますが、そのうちの本場入場者は残念ながら年々減ってきております。その一方で、在宅投票といって、家にいながらにしてインターネットや電話で券をお買い求めいただく方がふえております。具体的な数字も申し上げたほうがよろしいでしょうか。 ◆市古映美 委員 概略で結構です。 ◎鈴木 公営事業部長 大体先ほどのお話のとおりでございますが、2年ぐらい前までがずっと下がってきておりまして、このところ若干前年をクリアしている状況になっております。その原因というのが、ミッドナイト競輪というのがございまして、夜の21時から23時半ごろまでやっている競輪なんですけれども、お客さんを入れないでネットで買っていただくというものなんですけれども、それがやっぱり若い人にゲーム感覚で受け入れられていて、その売り上げがどんどん伸びていることによって競輪の全体の売り上げが少しずつ上がっていると思っています。 ◆市古映美 委員 本当に素人で申しわけないんですけれども、競輪を開催するということで、この競輪場がそのためにあいている日数はどのくらいあるんですか。 ◎鈴木 公営事業部長 本場年間に56日程度あるんですけれども、それ以外に、他場で発売している記念の同じような競輪場外発売で売っているんですが、それがございまして、年間で言うと、両方合わせると300日ぐらいは競輪場を使って発売しているということでございます。 ◆市古映美 委員 わかりました。いろんな形で300日ということですけれども、グラウンドそのものを使うのはそんなに回数、日数はないですよね。月平均して6日とかそのぐらいですか。 ◎鈴木 公営事業部長 グラウンドに関しましては、中小企業運動会とか限られたものでして、あとは、先ほど申したように、アマチュア競輪サークルとか、あるいは大学競輪サークル自転車クラブとか、あるいは大学自転車部にお貸ししていて、それが結構な日数になっています。 ◆市古映美 委員 私が聞いたのは、競輪で使う日が何日ぐらいあるのかと聞いたんですけれども。本当に素人で済みません。 ◎伊東 公営事業部総務課長 バンク使用に関してでございますけれども、競輪レースそのもので使うのは先ほどの開催日数と同じでございまして50数日で、それ以外に、川崎競輪場に所属している競輪選手が毎日午前中はそのバンクで練習をしております。午後枠は、先ほど申し上げたようなアマチュアの方の練習等に開放しております。 ◆市古映美 委員 再編整備に係る費用は、ちょっと聞いたところ、総額が54億円ぐらいと聞いたんですけれども、それでよろしいですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 再編整備につきましては、平成24年度に取り組みまして、平成35年までの全ての期間を通しますと大体80億円です。 ◎鈴木 公営事業部長 ちょっと補足させていただきますと、当初、平成22年度に川崎競輪場整備基本計画というのができまして、そのときは、委員がおっしゃったとおり、50億円程度で再整備ができるだろうと予想していたんですけれども、その途中で東日本大震災が起きまして、耐震基準に合わない施設であるとか、あるいは耐震基準を強めたりしなければいけないとか、そういうのがございまして、今言われたような金額に膨らんでしまったという状況でございます。 ◆市古映美 委員 完成までにまだかなり時間がかかるということなんですけれども、メーンコンセプト公園との一体感を感じられる空間づくりということで、この辺一帯富士見公園周辺地区整備目標に沿った形での、市民がそのような形で活用できる方向を含めての再編整備だと思うんです。私はきのう、実は周辺を歩いてきたんですけれども、まだ白い塀がずっと立っていて、この塀についてはいつごろ取れるんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 今の仮囲いにつきましては、10月24日に公園にお返しした後、これから今年度いっぱいかけて、公園を所管する関係局で若干整備をした後で外すということですので、来年3月31日までには外れると聞いております。 ◆市古映美 委員 そうしますと、例えばすぐそばにアメリカンフットボールの川崎球場がありますよね。そことの催しだとか、あと、その一体感という形では、あそこだけで人があふれてという場合には、競輪場のほうまで、例えば門が開いて一体に使える形での市民開放というのは、あの塀が取れて、門戸が開放されるということになるんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 富士通スタジアム川崎に接している競輪場の新たなフェンスには、富士通スタジアムに接している面に3カ所ほど、1カ所10メートルのゲートを設けておりまして、それが開放できるようになっておりますので、富士通スタジアムさんの意向も聞きながら、相互通行を進めていきたいと考えております。 ◆市古映美 委員 それはあくまでも富士通スタジアムさんの意向という形で開放するかどうかが決まるんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 例えばなんですけれども、これまで工事中のときにも試験的にそういう相互通行はしているんですけれども、川崎競輪場の中に飲食店があって、富士通スタジアムにはそういうものが設置されていないということで、富士通スタジアムに来たお客さんが川崎競輪場飲食店に来てくださるというのがコンセプトでさせていただいたりするんですけれども、一方で、富士通スタジアムさんでキッチンカー等イベントによっては準備されることがございまして、そういうときは、富士通スタジアムさんのほうで開放しないでくれと、そういった御意見もございますので、その辺は連携しながら進めていきたいと考えています。 ◆市古映美 委員 わかりました。そういう事情があるということなんですけれども、そうしますと、バンク内広場は、これだけの敷地でするわけですから、いろんな、音楽会が開かれたり、そういう形でどんどん市民に開放されて使われていくのかなという期待感を私は聞いているんですけれども、いつごろからそういう方法で使えるんですか。今も使えるんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 バンク内広場につきましては、整備が今年度でありますので、整備が終わって新たな芝が定着するのが来年の夏ごろと考えております。それ以降につきましてですけれども、例えば競輪選手が練習しているときに、バンク内広場で何かをやれるかということについては、今後、検討を進めていきたいと考えているところでございます。 ◎原田 経済労働局長 市民の方に御利用いただくという話ですけれども、バンク内広場活用もそうですし、また、この図面にございます西スタンド左側に空地といいますか、あいているところがあって、こういった広場等も、いろいろと活動であるとかイベントなんかにもお使いいただくことによって、この競輪場施設一体的な整備市民利用の向上を図っていきたいと思っております。 ◆市古映美 委員 わかりました。途中なので、また後で。ありがとうございました。 ◆飯塚正良 委員 最近の新聞報道で幾つか競輪場にかかわる話が出ており、1つは、カヤバの耐震のあれが競輪場施設の中に使われていたという報道がございましたので、これに対しての見解というか、ほぼ影響はないんじゃないかという評価だったので、もう一回お願いします。 ◎伊東 公営事業部総務課長 まず、今回の川崎競輪場関係でございますけれども、平成26年3月から28年2月にかけまして、資料概略図で言うと競輪場敷地の一番上にあるメーンスタンドの耐震補強工事を行った際に、耐震壁を設置したり、耐震スリットを設置したり、柱の補強を行ったりという耐震補強工事の一環として制振オイルダンパーというものが設置されました。  現在わかっていることといたしましては、川金コアテックというところの製品81本が設置されておりまして、そのうちの3本が検査数値を書きかえたものに該当しているということでございます。ただいま、その3本がどこに設置されたかというのはもうわかっておりますので、構造の再計算をしていただいているところでございます。まだそういった意味では正式な数値は出ておりませんが、ほとんど耐震強度に大きな影響がないと伺っているところでございます。 ◆飯塚正良 委員 わかりました。  もう一つは、先日、小田原競輪が廃止という報道がございました。そうすると、もう県内は平塚と川崎ということになるわけで、競輪ファンからすれば、今後はやっぱり川崎流れてくるんだろうと思うんですが、そこで、この間、競輪開催のグレードをなるべく上げていこうというお話は伺っていたんですが、例えば今、この整備計画のどの段階G1まで行けるのか。今の段階G1が誘致できる条件は持っているんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 必ず誘致できるというのはございませんけれども、整備状況といたしましてはG1の誘致が可能でございます。 ◆飯塚正良 委員 わかりました。であれば、今後どういうふうにG1を誘致していくかだね。例えば私は、たまたま副議長職のときに競輪議長会に出ていて、その辺のお話を結構伺ったことがあるんですけれども、立川は何回かやられて、その場合に、東日本のいろんなお互いの競輪場協力体制を強化していこうという話があって、私は何回か行かせていただいたんです。今は桜花賞G2まで来たんですか。 ◎伊東 公営事業部総務課長 G3でございます。 ◆飯塚正良 委員 わかりました。せっかくこれだけお金をかけて競輪場改修されているわけですから、ぜひG2まで引き上げるような努力をしていただきたいと思いますし、ファンを呼べる起爆剤みたいなものをぜひ考えていただきたいなと思います。これは要望で結構です。 ◆大庭裕子 委員 1点お伺いしたいんですけれども、災害時のときの避難場所というのは位置づけ的にどうなっているのか、今後どのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎伊東 公営事業部総務課長 富士見公園全体が広域避難場所ということになっております。川崎競輪場につきましては、平成24年以降に整備してきた西スタンド、それから選手管理棟等、耐震強度をきちんと確保してつくっておりますので、災害時につきましても地域の中で活用していただけるように関係局と調整をしているところです。例えば川崎病院だとか、あるいは川崎区の危機管理担当と調整をしているところでございます。 ◆大庭裕子 委員 どれぐらいの収容人数か、何か考えていますか。 ◎鈴木 公営事業部長 収容人数というか、避難場所については基本的には中学校あるいは小学校だと思うんですけれども、競輪場の場合はそういう避難場所というよりも、西スタンドについては、今まで競輪場というと階段状のスタンドだったんですけれども、今度フラットにしまして、各地から送られてきた災害の物資を仕分けする場所に使えるようになるとか、あるいは、近くに川崎病院がございますので、そこでトリアージ、けがした人を分けますが、そのときに野戦病院的に使えるんじゃないかとか、また、選手管理棟につきましても、各地から来られたボランティアの基地にするとか、あるいは自衛隊の応援の場所にするとか、いろんな考え方がございますので、そういう形で耐震基準を通常の公の施設よりも高めて設計してございます。今後、関係局、特に危機管理室等と協議をしていきたいと思っております。 ◆大庭裕子 委員 そうすると、先ほどの西スタンドですとか選手管理棟耐震がされているということですので、中央部分バンク内広場ですとかもそういう機能というか、避難場所というよりも災害時に活用するということで、中央部分も検討されるということでよろしいでしょうか。 ◎鈴木 公営事業部長 どういう形で使えるかわからないんですけれども、何かあったときには使えるような形で対応していきたいと思っております。 ○山田益男 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「川崎競輪場整備状況について」の報告を終わります。  ここで理事者の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、その他として、今後の委員日程につきまして御協議をお願いいたします。   協議の結果、11月15日(木)、16日(金)に開催することとした。         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 その他、委員の皆様から何かございますか。                  ( なし ) ○山田益男 委員長 それでは、以上で本日の総務委員会を閉会いたします。                午前10時38分閉会...