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  1. 川崎市議会 2018-02-08
    平成30年  2月環境委員会−02月08日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成30年  2月環境委員会−02月08日-01号平成30年 2月環境委員会 環境委員会記録 平成30年2月8日(木)   午前10時00分開会                午後 0時03分閉会 場所:601会議室 出席委員:押本吉司委員長、末永 直副委員長、坂本 茂、廣田健一、山田晴彦、      かわの忠正、斉藤隆司、石川建二、山田益男、三宅隆介、添田 勝各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(環境局)大澤環境局長斉藤総務部長川村環境対策部長井田庶務課長、        川合環境管理課長中村大気環境課長       (港湾局)酒井港湾局長中上港湾経営部長、村田川崎港管理センター所長、        高橋川崎港管理センター副所長、鈴木庶務課長岡田経営企画室担当課長、        坂本港営課担当課長       (上下水道局金子上下水道事業管理者関口担当理事下水道部長事務取扱、        中村総務部長竹本経営管理部長亀山水道部長山梨庶務課長、        佐久間財務課長松田財務課担当課長今井調整担当課長       (交通局)平野交通局長篠原企画管理部長、一戸自動車部長、        茂木経営企画課長筒井経理課長澁谷管理課長、水谷安全・サービス課長
    日 程 1 平成30年第1回定例会提出予定議案の説明      (港湾局)     (1)議案第33号 港湾施設の指定管理者の指定について     (2)議案第34号 平成30年度川崎市一般会計予算     (3)議案第42号 平成30年度川崎市港湾整備事業特別会計予算     (4)議案第53号 平成29年度川崎市一般会計補正予算     (5)議案第57号 平成29年度川崎市港湾整備事業特別会計補正予算      (環境局)     (6)議案第 7号 川崎市公害防止等生活環境の保全に関する条例の一部を改正する条例の制定について     (7)議案第34号 平成30年度川崎市一般会計予算     (8)議案第53号 平成29年度川崎市一般会計補正予算     (9)報告第 1号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について      (上下水道局)      (交通局)     (10)議案第 3号 川崎市職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について      (交通局)     (11)議案第52号 平成30年度川崎市自動車運送事業会計予算      (上下水道局)     (12)議案第49号 平成30年度川崎市下水道事業会計予算     (13)議案第50号 平成30年度川崎市水道事業会計予算     (14)議案第51号 平成30年度川崎市工業用水道事業会計予算     2 所管事務の調査(報告)      (交通局)     (1)川崎駅前東交差点における市バスの事故について     3 その他                午前10時00分開会 ○押本吉司 委員長 ただいまから環境委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。  なお、議事の都合上、順番を入れかえさせていただきますので、御了承願います。  傍聴の申し出がございますので、許可することに御異議ありませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、傍聴を許可します。                 ( 傍聴者入室 ) ○押本吉司 委員長 初めに、港湾局関係の「平成30年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けます。 ◎酒井 港湾局長 平成30年第1回市議会定例会における港湾局関係提出予定議案につきまして御説明申し上げます。  今回提出いたしますのは、「議案第33号 港湾施設の指定管理者の指定について」、「議案第34号 平成30年度川崎市一般会計予算」、「議案第42号 平成30年度川崎市港湾整備事業特別会計予算」、「議案第53号 平成29年度川崎市一般会計補正予算」、「議案第57号 平成29年度川崎市港湾整備事業特別会計補正予算」の5件でございます。  それでは、各案件について担当課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎岡田 経営企画課担当課長 経営企画課担当課長、岡田でございます。よろしくお願いいたします。  「議案第33号 港湾施設の指定管理者の指定について」御説明いたしますので、議案書の129ページをお開き願います。川崎港コンテナターミナルにおける指定管理の対象範囲の拡大に伴い、管理を行わせる公の施設の名称及び所在地を変更することになったことにより、指定管理者を再度指定する必要が生じたため提案するものでございます。  初めに、管理を行わせる公の施設の名称及び所在地でございますが、施設の名称は川崎港コンテナターミナル、施設の所在地は川崎市川崎区東扇島82番地の一部、83番地1の一部、84番地の一部、85番地の一部、92番地でございます。  次に指定管理者でございますが、住所は川崎市川崎区千鳥町7番1号、名称は横浜川崎国際港湾川崎臨港倉庫埠頭共同事業体でございます。また、代表者は、横浜川崎国際港湾株式会社代表取締役社長、諸岡正道、構成員は、川崎臨港倉庫埠頭株式会社代表取締役会長、瀧峠雅介でございます。  次に指定期間でございますが、平成30年4月1日から平成33年3月31日までとするものでございます。  なお、それぞれの法人の概要につきましては、130ページから131ページにございます参考資料を御参照いただきたいと存じます。また、お手元の資料といたしまして、議案第33号参考資料を配付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  以上で「議案第33号 港湾施設の指定管理者の指定について」の説明を終わらせていただきます。 ◎鈴木 庶務課長 庶務課長の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。  引き続きまして、「議案第34号 平成30年度川崎市一般会計予算」のうち、港湾局関係について御説明いたしますので、白い冊子の平成30年度川崎市一般会計予算の9ページをお開き願います。  第2表債務負担行為でございますが、港湾局関係は11ページの一番下の段、12ページの一番上の段の2件ございます。債務負担行為の内容でございますが、臨港道路東扇島水江線整備受託事業費につきましては、期間を平成31年度までとし、限度額を1億9,020万円と定めるものでございます。  次の臨港道路東扇島水江線直轄工事負担金につきましては、期間を平成31年度から平成33年度までとし、限度額を8億9,160万円と定めるものでございます。  次に、14ページ、15ページをお開き願います。第3表地方債でございますが、港湾局関係は17ページ中段に記載されている浮島埋立事業から港湾工事負担金までの4件でございます。内容でございますが、浮島埋立事業につきましては1億5,900万円を、港湾改修事業につきましては3億6,800万円を、港湾改良事業につきましては1億7,200万円を、港湾工事負担金につきましては18億6,400万円をそれぞれ起債の限度額として定めるものでございます。  続きまして、22、23ページをお開き願います。1、歳入歳出予算事項別明細書のうち、港湾局関係の主な内容につきまして、歳入から目ごとに御説明いたしますので、30ページ、31ページをお開き願います。初めに、1段目の6目港湾費負担金は4,788万5,000円で、これは主に臨海部の企業から徴収する港湾環境整備負担金でございます。  次に、32、33ページをお開き願います。1段目の5目港湾使用料は21億8,835万8,000円でございます。前年度から6,800万円余の増となっておりますが、これは主に荷さばき地の利用見込みの増によるものでございます。  次に、9目その他使用料における港湾局分については右側のページに記載されておりまして、説明欄の下から5行目、港湾その他使用料として855万9,000円でございます。これは港湾振興会館に設置されている通信ケーブル等に係る使用料でございます。  次に、34、35ページをお開き願います。下から2段目、6目港湾手数料は703万3,000円でございます。  次に、44、45ページをお開き願います。2段目、8目港湾費国庫補助金は2億3,674万7,000円でございます。前年度と比較して2億2,600万円余の減となっておりますが、これは歳出における港湾改修事業費の減によるものでございます。  次に、54ページ、55ページをお開き願います。19款1項1目財産貸付収入のうち港湾局分は、1ページめくっていただきまして、右のページ、57ページの8節その他財産貸付収入のうち、説明欄の下から5行目、港湾費その他財産貸付収入として2億8,240万9,000円で、これは主に土地の貸し付けによる収入でございます。  次に、58、59ページをお開き願います。2段目、3目利子及び配当金のうち港湾局分は、右のページの説明欄の下から2行目、港湾費利子及び配当金として628万8,000円でございます。これは川崎市が出資している関係団体からの配当金でございます。  次に、2項2目物品売払収入のうち港湾局分は、右のページの説明欄の下から2行目、港湾費物品売払収入として1,108万1,000円でございます。これは千鳥町の岸壁改良工事で使用していた資材をスクラップとして売却することによる収入見込みでございます。  次に、64、65ページをお開き願います。一番下の段、5項2目港湾受託事業収入は4億6,000万円でございます。これは、臨港道路東扇島水江町線の一部区間につきまして、国から受託して整備をすることに伴う受託事業収入でございます。前年度と比較して2億6,000万円余の増となっておりますが、これは臨港道路東扇島水江町線に係る国の進捗状況によるものでございます。  次に、68、69ページをお開き願います。右のページの下から2番目、9節港湾費雑入として7億3,119万3,000円でございまして、これは浮島2期地区における建設発生土の受入収入等でございます。  次に、72、73ページをお開き願います。2段目、8目港湾債は25億6,300万円でございます。前年度と比較して13億7,300万円の減となっておりますが、これは主に歳出における臨港道路東扇島水江町線直轄工事の進捗に伴う工事負担金の減によるものでございます。  歳入についての説明は以上でございます。  引き続き歳出について御説明いたしますので、186、187ページをお開き願います。9款港湾費でございますが、予算額は63億8,437万6,000円でございます。前年度と比較して17億3,400万円余の減となっております。  それでは、目ごとに説明させていただきます。1項港湾管理費における1目港湾総務費は9億4,110万3,000円で、これは職員給与費や一般管理費等でございます。  次に、2目港湾維持費は5億7,335万6,000円で、これは係留施設や川崎港海底トンネル等の港湾施設に係る維持管理事業費でございます。  次に、188ページ、189ページをお開き願います。3目港湾振興会館費は2億4,615万8,000円で、これは港湾振興会館の管理運営に要する事業費等でございます。前年度から3,800万円余の増となっておりますが、これは主に港湾振興会館施設改修費用が増加したことによるものでございます。  次に、4目浮島埋立事業費は8億1,943万円で、これは浮島指定処分地における建設発生土等の受入管理に係る事業費及び浮島1期地区の暫定土地利用に係る事業費等でございます。前年度から3億4,100万円余の減となっておりますが、これは建設発生土等の受入見込量が減少したことによるものでございます。  次に、5目港湾保安対策費は1億7,000万2,000円で、これは警備業務等による港湾の保安対策の事業費でございます。  次に、190ページ、191ページをお開き願います。2項港湾建設費における1目港湾改修費は12億1,894万7,000円で、これは、岸壁や川崎港海底トンネル等の改修、防災対策等に係る経費でございます。前年度から1億3,300万円余の減となっておりますが、これは主に国庫補助事業の認証減によるものでございます。  次に、2目港湾改良費は4億1,038万円でございます。前年度と比較して1億6,100万円余の減となっておりますが、これは主に千鳥町再整備計画の事業進捗によるものでございます。  次に、3目港湾工事負担金は20億500万円で、これは国が直轄で整備する臨港道路東扇島水江線整備事業等における港湾管理者としての負担分でございます。前年度から11億2,900万円の減となっておりますが、これは国の事業進捗に伴うものでございます。  議案第34号のうち、港湾局関係の説明は以上でございます。  続きまして、「議案第42号 平成30年度川崎市港湾整備事業特別会計予算」につきまして御説明いたしますので、白い冊子、平成30年度川崎市特別会計予算の147ページをお開き願います。  第1条第1項は、平成30年度川崎市港湾整備事業特別会計における歳入歳出予算の総額をそれぞれ157億1,092万1,000円と定めるものでございます。第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を次ページの第1表歳入歳出予算のとおり定めるものでございます。  第2条は債務負担行為について、続く第3条は地方債について定めるもので、内容につきまして御説明いたしますので、150ページをお開き願います。第2表債務負担行為につきましては、東扇島コンテナターミナル整備事業費につきまして、平成31年度を債務の期間とし、10億1,906万6,000円を限度額として定めるものでございまして、次に東扇島土地造成事業費につきまして、平成31年度を債務の期間とし、34億3,311万円を限度額として定めるものでございます。次に、第3表地方債につきましては4億9,000万円を起債の限度額として定めるものでございます。  次に、歳入歳出予算の主な内容について御説明いたしますので、154、155ページをお開き願います。初めに歳入でございますが、1款使用料及び手数料における1項1目上屋倉庫使用料は8,318万9,000円で、これは上屋及び倉庫用地の使用料でございます。前年度と比較して1,300万円余の減となっておりますが、これは主に利用業者の取扱量が減少する見込みとなったことによるものでございます。  次に、2目共同事務所使用料は1,687万3,000円で、前年度と比較して6,200万円余の減となっておりますが、これはコンテナターミナル管理棟事務所使用料等において利用料金制を採用したことなどによるものでございます。  次に、3目港湾使用料は3億4,131万1,000円で、これはふ頭用地及び荷さばき地の使用料でございます。前年度から1億3,300万円余の減となっておりますが、これはふ頭用地及び荷さばき地の使用料の一部において利用料金制を採用したことによるものでございます。この2段下のコンテナ関連施設使用料について、今年度の予算は計上しておりません。これは、コンテナクレーンや電気施設といったコンテナ関連施設の使用料全てにおいて、利用料金制を採用したことによるものでございます。  次に、2款1項1目港湾整備事業費国庫補助金は6,338万4,000円で、これは港湾保安施設の補修や千鳥町港湾施設改修に関する工事に対する国からの補助でございます。前年度から5,100万円余の増となっておりますが、これは主に国庫補助を対象とした工事の増によるものでございます。  次に、4款財産収入における1項1目財産貸付収入は10億6,480万3,000円で、これはかわさきファズ株式会社東扇島総合物流拠点地区の貸付収入等でございます。  次に、156、157ページをお開き願います。1段目、2目基金運用収入は4,777万1,000円で、これは港湾整備事業基金の利子収入でございます。  次に、5款1項1目港湾整備事業基金繰入金は6億6,404万1,000円でございます。  次に、7款諸収入における2項1目貸付金元利収入は2,960万円で、これはかわさきファズ株式会社に対する貸付金の利子収入でございます。  次に、3項2目納付金は2億901万5,000円で、これは主に指定管理者制度を導入するコンテナターミナルにおいて納付金制を採用したことによる収入でございます。  次に、3目雑入は126億9,795万6,000円で、これは、主に東扇島堀込部土地造成事業において、埋立用材の受け入れに対して見込まれる負担金収入でございます。  次に、8款1項1目港湾整備事業債は4億9,000万円でございまして、これは、増加するコンテナ貨物に対応するため、老朽化した荷役機械であるトランスファークレーンの更新に伴う起債でございます。  歳入についての説明は以上でございます。  引き続き歳出につきまして御説明いたしますので、158、159ページをお開き願います。初めに、1款港湾整備事業費における1項1目港湾総務費は2億8,925万7,000円で、これは職員給与費や一般業務経費等に係る経費でございます。前年度から3,300万円余の減となっておりますが、これは主に港湾情報システムの再構築に係る委託料の減少によるものでございます。  次に、2目港湾保安対策費は1億1,368万7,000円で、これは警備業務等による港湾の保安対策の事業費でございます。前年度から2,700万円余の増となっておりますが、これは主に港湾保安システムにおける定期的な設備補修工事によるものでございます。  次に、2項整備費における1目上屋倉庫事業費は1,126万6,000円で、これは上屋倉庫の維持管理等に係る経費でございます。  次に、160、161ページをお開き願います。2目港湾共同事務所事業費は1億4,110万4,000円でございます。前年度から1億900万円余の増となっておりますが、これは主に千鳥町共同事務所解体工事によるものでございます。  次に、3目東扇島コンテナ機能施設整備費は17億9,991万7,000円で、これは東扇島コンテナターミナル施設の整備及び管理運営のための経費でございます。前年度から8億2,000万円余の増となっておりますが、これは主にトランスファークレーン製作工事及び照明設備整備工事によるものでございます。  次に、4目東扇島施設整備費は66億9,490万5,000円で、これは東扇島堀込部土地造成並び東扇島港湾施設の維持管理及び整備に係る経費でございます。前年度から64億8,800万円余の増となっておりますが、これは主に東扇島堀込部護岸築造工事によるものでございます。  次に、5目千鳥町施設整備費は603万2,000円で、これは荷役機械置き場等の整備に係る経費でございます。  次に、162、163ページをお開き願います。2款諸支出金における1項1目港湾整備事業基金積立金は60億9,785万1,000円で、これは東扇島堀込部土地造成事業に係る費用の一部について前払いを受けているもの及び利子収入の積み立て等でございます。  次に、2項1目一般会計繰出金は5億3,205万円で、これは東扇島総合物流拠点地区土地貸付収入等の一部を一般会計へ繰り出すものでございます。  次に、3款公債費は2,385万2,000円で、これは起債に係る償還経費でございます。  次に、164、165ページをお開き願います。4款予備費は前年度と同額の100万円でございます。  議案第42号についての説明は以上でございます。  続きまして、「議案第53号 平成29年度川崎市一般会計補正予算」のうち、港湾局関係について御説明いたしますので、水色の表紙に平成29年度川崎市一般会計補正予算と表題のある冊子の6、7ページをお開き願います。
     第2表繰越明許費補正のうち港湾局分は、右のページの下から2段目の浮島埋立事業から、次の9ページ、上から3段目の港湾工事負担金まででございまして、合計14億4,760万7,000円を既定の繰越明許費にそれぞれ追加するものでございます。繰り越しの理由といたしましては、国直轄事業の進捗によるものや関係機関との調整に日時を要したことなどによるものでございます。  続きまして、港湾費関連の歳出予算補正につきまして御説明いたしますので、22、23ページをお開き願います。9款2項3目港湾工事負担金でございますが、既定額31億3,400万円を400万円増額し、補正後の額を31億3,800万円とするものでございます。補正額の財源でございますが、市債を400万円増額するものでございます。補正の内容でございますが、平成29年の台風により損傷した国有港湾施設である川崎コンテナ1号岸壁について、平成30年度までの債務負担行為として補修工事を行うものでございます。  議案第53号についての説明は以上でございます。  次に、「議案第57号 平成29年度川崎市港湾整備事業特別会計補正予算」について御説明いたしますので、同じ冊子の55ページをお開き願います。  第1条は、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越しして使用することができる経費を、次ページの第1表繰越明許費のとおり定めるもので、東扇島コンテナ事業について3億6,100万円を、東扇島施設事業について350万円を平成30年度へ繰り越しするものでございます。繰り越しの理由としましては、関係機関との調整に日時を要したことなどによるものでございます。  港湾局関係提出予定議案の説明は以上でございます。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で港湾局関係提出予定議案の説明を終わります。  ここで理事者の交代をお願いいたします。お疲れさまでございました。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 続きまして、環境局関係の「平成30年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けます。 ◎大澤 環境局長 それでは、平成30年第1回川崎市議会定例会に提出を予定しております環境局関係の議案及び報告につきまして御説明申し上げます。  今回提出いたしますのは、議案3件、報告1件、計4件でございます。  まず、議案につきましては、「議案第7号 川崎市公害防止等生活環境の保全に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第34号 平成30年度川崎市一般会計予算」、「議案第53号 平成29年度川崎市一般会計補正予算」、また報告につきましては、「報告第1号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」でございます。  これらの内容につきまして、それぞれ担当する課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎川合 環境管理課長 それでは、「議案第7号 川崎市公害防止等生活環境の保全に関する条例の一部を改正する条例の制定について」御説明申し上げますので、議案書の15ページをお開き願います。  初めに、制定要旨を御説明いたしますので、同ページの下段に記載があります参考資料をごらんください。大気汚染防止法の一部改正に伴い所要の整備を行うため、この条例を制定するものでございます。  次に、改正内容について御説明いたしますので、お手元、環境委員会参考資料とあります資料を1枚おめくりいただきまして、参考資料1をごらんください。  1、大気汚染防止法の一部を改正する法律ですが、平成27年6月19日に公布され、平成30年4月1日から施行されるものでございます。  2、条例改正に関係する上記1の内容ですが、大気汚染防止法の排出口の定義に係る規定の位置が変更されたことに伴い、同法第2条第12項の特定粉じん排出等作業の定義に係る規定が同法第2条第11項へ繰り上げられたものでございます。  次に3、施行期日についてですが、今回改正いたします条例は、大気汚染防止法の改正とあわせまして、平成30年4月1日から施行することを予定しております。  次に4、条例改正の内容ですが、資料を1枚おめくりいただきまして、参考資料2として条例の新旧対照表をお配りしておりますのでごらんください。第67条の4、作業実施基準の規定でございますが、改正後と改正前に下線が付してある箇所がありますとおり、引用されております法の項番号が繰り上げられているものでございます。  以上で議案第7号の御説明を終わらせていただきます。 ◎井田 庶務課長 続きまして、「議案第34号 平成30年度川崎市一般会計予算」の環境局関係につきまして御説明申し上げますので、白い表紙の平成30年度川崎市一般会計予算の10ページをお開き願います。  債務負担行為でございますが、下から4段目の粗大ごみ申込受付業務委託経費につきましては4億6,000万円を限度額として定めるものでございます。  次の小物金属収集運搬業務経費につきましては13億217万円、ミックスペーパー分別収集運搬業務経費につきましては16億6,194万円、空き缶・ペットボトル分別収集運搬業務経費(中部)につきましては13億8,477万5,000円、11ページに参りまして、プラスチック製容器包装収集運搬経費につきましては25億3,664万5,000円、ごみ収集車両整備事業費につきましては1億4,746万1,000円、ミックスペーパー・プラスチック製容器包装資源化処理業務経費につきましては7億1,228万4,000円、王禅寺処理センター資源化処理施設運営管理等業務経費につきましては15億7,064万4,000円、海面埋立事業運営業務委託経費につきましては9億4,068万1,000円、堤根処理センター環境配慮計画作成支援業務委託経費につきましては131万3,000円、入江崎クリーンセンター整備事業費につきましては6億906万4,000円を限度額として、それぞれ定めるものでございます。  次に、16ページをお開き願います。地方債でございます。環境局関係は、1つ目の枠にございますが、ごみ運搬車両等整備事業は4億1,000万円、廃棄物処理施設等整備事業は17億8,400万円をそれぞれ限度額として定めるものでございます。なお、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては同上となってございますが、14ページにお戻りいただきまして、4段目の臨海部国際戦略事業の各欄の記載と同様でございます。  次に、歳入歳出予算につきまして御説明申し上げますので、28ページ、29ページをお開き願います。  初めに歳入でございます。15款分担金及び負担金1項負担金4目環境費負担金は、本年度予算額3,413万5,000円で、これは公害対策事業負担金などでございます。  次に、34ページ、35ページをお開き願います。上の段の16款使用料及び手数料2項手数料3目環境手数料は26億3,453万3,000円で、これはごみ処理手数料などでございます。  次に、42ページ、43ページをお開き願います。17款国庫支出金2項国庫補助金5目環境費国庫補助金は1億9,579万8,000円で、これは橘処理センター整備事業費交付金などでございます。  次に、48ページ、49ページをお開き願います。3項委託金5目環境費委託金は973万4,000円で、これは公害対策事業委託金でございます。  次に、56ページ、57ページをお開き願います。19款財産収入1項財産運用収入2目基金運用収入のうち、右側57ページの5節環境費基金運用収入は1,306万1,000円で、これは地域環境保全基金等の利子収入でございます。  次に、58ページ、59ページをお開き願います。2項財産売払収入2目物品売払収入でございますが、右側、59ページの1節物品売払収入のうち、環境費物品売払収入は4億1,300万2,000円で、これは分別収集しております空き缶、空き瓶等の資源物の売り払い収入でございます。  次に、60ページ、61ページをお開き願います。20款寄附金1項寄附金5目環境費寄附金は50万2,000円で、これは資源再生化基金等への寄附金でございます。  次に、同じページの下段、21款繰入金1項基金繰入金5目環境費基金繰入金は478万5,000円で、これは資源再生化基金繰入金でございます。  次に、68ページ、69ページをお開き願います。23款諸収入6項雑入8目雑入のうち、右側、69ページの6節環境費雑入は18億9,126万7,000円で、これは王禅寺処理センター等のごみ焼却により発生する余剰電力の売り払い収入などでございます。  次に、70ページ、71ページをお開き願います。24款市債1項市債5目環境債は21億9,400万円で、これは廃棄物処理施設等整備事業債などでございます。  以上、御説明申し上げました歳入予算のほかに、環境費その他財産貸付収入等を加えまして、環境局関係の歳入合計は76億8,012万5,000円でございます。  歳入予算の説明は以上でございます。  続きまして、歳出を御説明申し上げますので、142ページ、143ページをお開き願います。6款環境費でございますが、本年度予算額は191億5,039万5,000円で、前年度と比較いたしまして6億5,727万9,000円の減となっております。これは廃棄物処理施設等整備事業費の減などによるものでございます。  それでは、各項目の主な内容につきまして御説明申し上げます。初めに、1項環境管理費でございます。1目環境総務費は、本年度予算額11億8,559万2,000円で、これは、本庁職員の給与、環境基本計画の推進等に係る環境調整事業、国際環境施策の推進、地球温暖化対策、環境エネルギーの推進及びスマートシティの推進などに係る経費でございます。  次に、2目環境影響評価費は1,526万1,000円で、これは環境影響評価審議会の運営等に係る経費でございます。  144ページ、145ページに参りまして、3目余熱利用市民施設運営費は1億7,792万5,000円で、これは堤根及び王禅寺の余熱利用市民施設の運営経費でございます。  次に、4目環境総合研究所企画運営費は2億7,575万4,000円で、これは都市環境事業や環境技術情報・国際展開事業などに係る経費でございます。  次に、2項公害対策費でございますが、1目公害対策総務費は6億8,533万3,000円で、これは、職員の給与費のほか、公害防止対策事業などに係る経費でございます。  146ページ、147ページに参りまして、2目環境総合研究所公害研究費は2億4,539万4,000円で、これは環境リスク調査事業や地域環境・公害監視事業に係る経費でございます。  次に、3項ごみ処理費でございますが、1目ごみ処理総務費は79億691万6,000円で、これは、ごみ処理関係職員の給与費、廃棄物関係の企画事業及びごみ収集事業などに係る経費でございます。  148ページ、149ページに参りまして、2目生活環境普及費は2億7,064万3,000円で、これは、ごみの減量化、リサイクルの推進及び普及広報活動などに係る経費でございます。  次に、3目産業廃棄物指導費は6億2,055万5,000円で、これは産業廃棄物の適正処理の指導などに係る経費でございます。  150ページ、151ページに参りまして、4目焼却場費は35億8,111万8,000円で、これはごみ焼却施設の維持管理などに係る経費でございます。  次に、5目粗大ごみ処理場費は7億8,970万4,000円で、これは粗大ごみ処理施設の維持管理などに係る経費でございます。  次に、6目廃棄物海面埋立費は4億5,236万5,000円で、これは浮島2期廃棄物埋立施設の維持管理に係る経費でございます。  152ページ、153ページに参りまして、4項し尿処理費でございますが、1目し尿処理費は5億4,151万2,000円で、これは、し尿処理関係職員の給与費、し尿収集に係る経費などでございます。  次に、5項施設費でございますが、1目施設整備費は7億4,095万4,000円で、これは廃棄物処理施設の整備及び補修等に係る経費でございます。  次に、2目施設建設費は16億6,136万9,000円で、これは廃棄物処理施設等の建設に係る経費でございます。  以上が歳出でございますが、債務負担行為に関する調書が268ページから281ページに、地方債に関する調書が282ページから283ページにそれぞれ掲載されておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  以上で平成30年度川崎市一般会計予算のうち、環境局関係の説明を終わらせていただきます。  続きまして、「議案第53号 平成29年度川崎市一般会計補正予算」のうち、環境局関係につきまして御説明申し上げますので、水色の表紙の平成29年度川崎市一般会計補正予算の6ページ、7ページをお開き願います。  第2表繰越明許費補正でございます。環境局関係といたしましては、6款環境費5項施設費の廃棄物処理施設等建設事業のうち、4億2,806万8,000円を平成30年度に繰り越すものでございます。繰り越しの理由といたしましては、入江崎クリーンセンターの移転予定地でございます塩浜3丁目地区の土地造成工事におきまして、土壌調査に日時を要したことなどによるものでございます。  以上で議案第53号のうち、環境局関係の説明を終わらせていただきます。  続きまして、白い表紙の議案書の133ページをお開き願います。「報告第1号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」御説明申し上げます。  交通事故に関する専決処分につきましては、総務委員会において一括して総務企画局が御説明することとなっておりますので、交通事故以外の環境局関係の案件につきまして御説明申し上げます。  134ページをお開き願います。9番でございます。事件の概要といたしましては、平成28年12月6日、麻生区五力田3丁目6番18号敷地内で、本市職員がごみの収集作業中、被害者所有の集積所の扉に接触し、破損させたものでございます。被害者との話し合いの結果、2万1,600円をもちまして示談が成立いたしましたので、平成29年12月26日に専決処分をさせていただきました。今後、このような事故が起きないよう作業管理に万全を期してまいりたいと存じます。  以上をもちまして、環境局関係の議案及び報告につきまして説明を終わらせていただきます。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で環境局関係提出予定議案の説明を終わります。  ここで理事者の交代をお願いいたします。お疲れさまでございました。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 続きまして、上下水道局、交通局ともに関係をする「平成30年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けます。  なお、上下水道局から今井調整担当課長が出席をしておりますので御報告いたします。  理事者の方、よろしくお願いをいたします。 ◎平野 交通局長 おはようございます。それでは、平成30年第1回市議会定例会に提出を予定しております議案につきまして、御説明を申し上げます。  初めに、総務企画局から提出を予定しております「議案第3号 川崎市職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について」でございますが、このうち、川崎市交通局企業職員定数条例及び川崎市上下水道局企業職員定数条例の一部改正につきまして、経営企画課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎茂木 経営企画課長 「議案第3号 川崎市職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について」御説明申し上げますので、議案書の5ページをお開き願います。上下水道局と交通局に関する部分につきましては代表して交通局から御説明申し上げます。  初めに、制定要旨でございます。6ページをお開き願います。職員配置の見直しに伴い、職員定数の調整を行うこと等のため、この条例を制定するものでございます。  それでは、改正内容について御説明申し上げますので、5ページにお戻りいただきたいと存じます。下から4行目、第2条でございますが、川崎市上下水道局企業職員定数条例の一部改正について御説明申し上げます。改正内容でございますが、上下水道局の職員定数1,066人を1,051人に改めるものでございます。  6ページをお開き願います。次に第3条でございますが、川崎市交通局企業職員定数条例の一部改正について御明申し上げます。改正内容でございますが、交通局の職員定数557人を526人に改めるものでございます。  次に附則でございます。この条例は平成30年4月1日から施行するものでございます。  以上で、議案第3号のうち、上下水道局及び交通局に関する部分について説明を終わらせていただきます。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で上下水道局、交通局ともに関係する提出予定議案の説明を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 続きまして、交通局関係の「平成30年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けます。 ◎平野 交通局長 それでは、「議案第52号 平成30年度川崎市自動車運送事業会計予算」につきまして、経理課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎筒井 経理課長 それでは、「議案第52号 平成30年度川崎市自動車運送事業会計予算」につきまして御説明申し上げます。  平成30年度川崎市企業会計予算の183ページをお開き願います。  第1条は総則でございます。第2条は業務の予定量で、車両数は、乗合341両、貸切5両、年間走行キロは、乗合1,308万7,000キロメートル、貸切5万2,000キロメートル、年間輸送人員は、乗合5,082万4,000人、貸切31万人、1日平均輸送人員は、乗合13万9,244人、貸切849人と予定するものでございます。  次に、主要な建設改良事業でございますが、バス停留所施設整備事業が4,759万2,000円、乗合自動車購入費が5億6,459万5,000円、バス運行情報提供事業が1億1,501万5,000円、営業所建替整備事業が6,191万9,000円をもちまして施行するものでございます。  第3条の収益的収入及び支出と、次のページに参りまして、第4条資本的収入及び支出につきましては、後ほど別冊の予算明細書により御説明申し上げます。なお、第4条括弧書きに記載してございますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億2,624万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填し、なお不足する額並びに過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で不足する額は一時借入金で措置いたします。  右のページにまいりまして、第5条は債務負担行為で、上平間営業所建替整備事業費及びICカード導入事業費の後年度にわたる事業につきまして、期間及び限度額を本表記載のとおりと定めるものでございます。第6条は企業債でございます。起債の目的は自動車運送事業で、限度額を8億9,400万円、起債の方法、利率及び償還の方法を本表記載のとおりと定めるものでございます。第7条は一時借入金で、限度額を30億円と定めるものでございます。第8条は予定支出の各項の経費の金額の流用について定めるものでございます。  次のページに参りまして、第9条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費で、職員給与費56億4,856万4,000円と定めるものでございます。第10条は他会計からの補助金で、一般会計からの補助金を8億798万3,000円と定めるものでございます。  続きまして、第3条収益的収入及び支出並びに第4条資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、別冊の議案第52号参考資料、平成30年度川崎市自動車運送事業会計予算明細書の2ページをお開き願います。
     初めに収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款自動車運送事業収益の本年度予定額は100億521万円で、前年度と比較して3,299万1,000円の増となっております。この内訳といたしまして、第1項営業収益は86億9,290万円で、8,141万4,000円の増となっておりますが、これは乗合乗車料収益等の運輸収益の増などによるものでございます。  第2項営業外収益は13億1,131万円で、4,842万3,000円の減となっておりますが、これは一般会計補助金等の他会計補助金の減などによるものでございます。  4ページに参りまして、第3項特別利益は100万円で、前年度と同額でございます。  6ページに参りまして、支出でございますが、第1款自動車運送事業費用の本年度予定額は100億8,384万1,000円で、前年度と比較して2,192万8,000円の減となっております。この内訳といたしまして、第1項営業費用は97億7,918万8,000円で、2,730万6,000円の減となっております。この主な増減でございますが、12ページに参りまして、第4目運輸管理費が6,722万7,000円の増となっております。これは営業所管理委託に係る委託料の増などによるものでございます。  続いて、14ページに参りまして、第5目一般管理費が9,125万4,000円の減となっております。これは退職給付引当金繰入額の減に伴う退職給付費の減などによるものでございます。  次に、16ページに参りまして、第2項営業外費用は2億9,315万3,000円で、537万8,000円の増となっておりますが、これは企業債利息の増などによるものでございます。  次に、18ページに参りまして、第3項特別損失は150万円、第4項予備費は1,000万円で、それぞれ前年度と同額でございます。  以上が収益的収入及び支出の内容でございます。  次に、資本的収入及び支出につきまして御説明いたしますので、20ページをお開き願います。第1款自動車運送事業資本的収入の本年度予定額は10億4,063万3,000円で、前年度と比較して1億6,015万9,000円の増となっております。これはノンステップバス購入費補助金の増による一般会計補助金の増などによるものでございます。  22ページに参りまして、第1款自動車運送事業資本的支出の本年度予定額は12億6,687万3,000円で、前年度と比較して1億2,354万6,000円の増となっております。これは、乗合自動車購入費の増に係る車両費の増、バス運行情報提供事業費の増に係る機械諸器具費の増などによるものでございます。  以上で「議案第52号 平成30年度川崎市自動車運送事業会計予算」の説明を終わらせていただきますが、詳細につきましては、先ほどの平成30年度川崎市企業会計予算の188ページ以降にございます自動車運送事業会計予算に関する説明書に、キャッシュフロー計算書、損益計算書、貸借対照表などを記載しておりますので、別冊の平成30年度川崎市自動車運送事業会計予算参考資料とあわせて後ほど御参照いただきたいと存じます。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で交通局関係の提出予定議案の説明を終わります。         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 続きまして、所管事務の調査として、交通局から「川崎駅前東交差点における市バスの事故について」の報告を受けます。  理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎平野 交通局長 それでは、「川崎駅前東交差点における市バスの事故について」、安全・サービス課長から御説明申し上げますが、その前に、この場をおかりいたしまして、今回の事故により、多くの方々に御迷惑をおかけしたことを改めておわび申し上げます。  それでは説明させますので、よろしくお願いいたします。 ◎水谷 安全・サービス課長 それでは、「川崎駅前東交差点における市バスの事故について」御説明いたします。お手元にお配りしております資料をごらんください。  初めに1、発生日時等についてでございますが、発生日時は平成30年1月22日月曜日午後8時9分でございます。発生場所は川崎市川崎区駅前本町8、川崎駅前東交差点でございまして、具体的には川崎ダイス前の交差点でございます。当時の気象状況でございますが、川崎区内では12時ごろから降雪となっておりました。  次に2、事故状況でございますが、当該バスは、タイヤチェーンを装着せずに塩浜営業所を午後5時14分に出庫し、午後8時6分に約20分おくれで川崎駅東口に到着いたしました。その後、回送で塩浜営業所に向かう際、当該交差点においてスリップし、分離帯に乗り上げ、街路灯に衝突、街路灯が道路を塞ぐように倒れたものでございます。この影響で、市役所通りの砂子交差点から川崎駅前東交差点の間は約2時間30分にわたり通行どめになりました。なお、当該バスがタイヤチェーンを装着しなかったのは、運行中の運転手からの情報や、運行する路線が通行量が多い国道132号線や海底トンネルであることなどから、運行管理者が積雪の影響は小さいと判断したためでございます。  事故による負傷者の有無でございますが、当該バスは回送中のためバス車内に乗客はおらず、運転手にもけがはありませんでした。また、街路灯が倒れたことにより、被害を受けた方はおりませんでした。  次に3、事故原因でございますが、交差点を右折する際、降雪の影響があるため、通常よりスピードを落とした慎重な運転操作を行う必要がありましたが、晴天時と同じ運転操作で右折したことからバスがスリップし、運転操作がきかなくなったため、事故が発生したものでございます。  次に4、再発防止策でございますが、1つには、事故翌日、各営業所に事故速報を送信し、全運転手に対し周知徹底いたしました。  2つには、降雪時の点呼時には、降雪時の運転操作に十分注意することを運転手に指示するよう、再度運行管理者に対し注意喚起いたしました。  3つには、降雪時にはスリップしやすくなっているため、通常よりスピードを落として走行し、特に右左折時はより慎重な運転操作を行うよう、再度全運転手に対し注意喚起いたしました。  4つには、降雪時は運転手から道路状況の情報を常に収集し、道路の積雪状況に応じてタイヤチェーンの装着などを適切に行うよう、全営業所に対し引き続き周知徹底いたしました。  5つには、交通局では、2月21日に雪害時の対応確認訓練を本局及び営業所合同で実施いたします。  6つには、今後、毎年度開催している非常用具取扱い講習の中で、チェーンの装着方法とあわせて雪道での操作方法を取り入れることにいたしました。  このたびの事故では、おけがをされた方がいらっしゃらなかったことが幸いでございましたが、今後も交通局一体となってこれまで以上に安全運行に努めてまいります。  報告は以上でございます。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について、質問等がございましたらお願いをいたします。 ◆石川建二 委員 今の御説明で、運行管理者が積雪の影響は小さいと判断したということですけれども、これはタイヤチェーンをしなかったのは、運転手の判断ではなくて、局側の判断がそこにあったと。 ◎水谷 安全・サービス課長 こちらにつきましては営業所の運行管理者で判断をいたしました結果でございます。 ◆石川建二 委員 そうすると、実際ほかの車もチェーンを装着しなくても走っていたということなんでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 こちらは、道路状況に応じまして、この時点でチェーンを装着している路線とそうでない路線がございました。 ◆石川建二 委員 なかなか装着そのものが大変だということはあるかと思うんだけれども、状況によって、例えば駅に着いたときに、では、装着をするとか、その状況判断で判断を変更するという指示等はなされなかったんでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 今回の案件だとは思うんですけれども、塩浜営業所につきましては、5時ころよりチェーンを装着ということで、順次積雪の影響があるところからチェーンを装着していったということでございます。当時の状況としましては、積雪してございましたので、この時点でまだ装着をしないだとかという判断はございませんでした。 ◆石川建二 委員 例えばこの結果を見ても、駅に着いて、それから回送して走っているわけですよね。駅に着いた段階でチェーンを装着していれば、こういう被害は回避ができたと。 ◎水谷 安全・サービス課長 このたびについては、事故原因といたしましては、積雪の影響があるにもかかわらず、運転手がふだんと同じような運転をしてしまったということで、事故を起こしてしまったと考えてございまして、この時点ではチェーンを巻くということはしておりませんでした。 ◆石川建二 委員 そこに何らかの判断ミスというか、状況の進捗に対応できなかった指示の不十分さがあったのではないか。もちろんドライバーの運転方法ということも、今回は十分問題があったかと思うんですが、そこら辺、改善の点としては、例えばいつも注意喚起だとか、そういうことは当然のようにやられるんですけれども、途中の中で道路状況の変化や環境の変化というのが起きた場合に、運転手が時間がかかっても安全対策を優先するとか、そういう日ごろの対策というのが打たれていないと、こういう事故の再発防止には不十分ではないかと思うんですけれども。 ◎水谷 安全・サービス課長 チェーンの装着につきましては、営業所内だけではなくて、状況に応じまして、駅のバスターミナルでだとか坂道の下ったところですとか、そういうところで要員を出してチェーンを巻くだとかという対策はしてはございます。 ◆石川建二 委員 実際そういうのが、乗客がいるとなかなかできないとかいうのはあると思うんですけれども、通常に運転していると危ないというのは、チェーンを巻かざるを得ないという環境だと思うんで、そこら辺が実際の運行を守りたいという気持ちと、早く帰りたいとかそういうこともあったかと思うんですが、安全が最優先されるというところの意思統一というか、マニュアルも含めた改善が必要なのではないかというのと、たまたま今回は、停車車両がなかったから、あるいは通行人が近くにいらっしゃらなかったから、通行人に対する被害は免れていたけれども、これがもし倒れたところに車でもあって、そこに乗客がいれば、本当にただでは済まされない大惨事になっていたということだってあり得るわけですから、そこのところは二重にも三重にも、体制としてもぜひチェックをしていただきたいと思います。とても大変だと思うので、逆に安全対策優先ということをより強調しないと、現場感覚だけではいかないところがあるのではないかということを指摘させていただければと思います。 ◆山田益男 委員 再発防止策の中で、今後はチェーンの装着方法とあわせて雪道での操作方法を取り入れるとあるんですが、これは具体的にはどのような方法なんでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 まず、こちらの非常用具取扱い講習でございますけれども、これは毎年12月ぐらいにやっている講習でございます。この中で、チェーンの装着方法については例年やっていることでございまして、それに加えまして、次回の講習においては、雪道での操作方法についての講習内容を取り入れるというものでございます。具体的に今どういうふうにするというのはないんですけれども、ふだんと雪道での違いというものを意識した上で運転をする。今までの運転感覚でいってしまうと、やはり危険であるということを、まずは意識として運転手に植えつけなければいけないのかと思っているところでございます。 ◆山田益男 委員 具体的な方法等がまだ定まっていないということですけれども、これからまだ雪の降る可能性もありますし、これは物損事故でしたが、これだけの事故が起きたので、これは早急にこの内容を詰めるべきではないかと思います。  それから、運転手の中で雪が降ったときに走行したことがないという方はいらっしゃるんでしょうか。 ◎一戸 自動車部長 平成26年2月に大雪が降ったときがございまして、それ以降の運転手につきましては、川崎の市バスの中でそういった事例はございませんので、数名はおりますけれども、ただ、チェーンのつけ方ですとか、低速走行につきましても運転手の教本、あるいはハンドブックにも書いてございますので、そういったものを研修では活用して説明はしております。 ◆山田益男 委員 今回、街灯が倒れて、道路が2時間半通行どめになったということですが、事故が起きた後、街灯の処理等はどのような手配で2時間半通行どめになったんでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 運転手からの報告によりまして、まずは営業所に連絡が入りました。営業所から職員も行っておりますし、本局からも現地に行っております。また、道路公園センターですとか消防局の方、あと警察の方も現地に来ていただいて現場処理をしていただいております。 ◆山田益男 委員 現場処理の内容については、道路公園センターなり実際の対応している方に全部お任せという形で、交通局として具体的に撤去作業にかかわるということはなかったんでしょうか。 ◎平野 交通局長 すぐにどかしてもらおうと思いまして、レッカー車の依頼を通常お願いしている保険会社にお願いしたいんですが、雪でいろいろなところで事故が起きてしまって、私どものお願いしている保険会社のレッカー車がない状態でした。別のレッカー車の会社をいろいろなところを探しましてお願いしたんですけれども、どこも出払ってしまっている状態で、バスが動かせないような状況がございました。うちの職員は出ていましたけれども、街路灯ですので、下に電力が通っていますので、東電とかにも来ていただいて、具体的には、消防局で最終的に街路灯を切断して撤去するような形にしていただきまして、バスは自力で動かして、その後、うちのほうからバスを持っていきまして、牽引してどかしたという形で、そのため2時間半ほどの時間を要してしまったという状況でございます。 ◆山田益男 委員 過去にこのような雪でこういう物損事故等があったということはあるんでしょうか。 ◎一戸 自動車部長 平成26年2月の雪で、スリップによりましてガードレールの破損ですとか、そういった事故はありました。これほど大きな事故はございませんでした。 ◆山田益男 委員 そのときの対策等は、再発防止ということではどのような対策をとられたんですか。 ◎一戸 自動車部長 当然運転手等の情報をいただきまして、道路走行環境を確認しながら、当時もチェーンの装着を早目早目にやっておりましたが、結果としてスリップ事故が発生しておりまして、今回は、この道路につきましてはまだ早いという判断もあったんですけれども、2月21日に対応確認訓練等もございますので、北部の営業所では早目にチェーンを装着している実例もございますので、そういったことも検証しながら、情報共有しながら事故防止に努めてまいりたいと考えております。 ◆山田益男 委員 ふだん雪国でない皆さんは、雪が降ると、運転については、ふだんの状況と違うということなので、当日の運行管理者の判断というよりも、ある一定の積雪量とか、今回は事前にかなりの大雪だということがわかっていたと思いますので、そういう判断基準をもう少し明確にといいますか、人任せではないような、そういうことの検討についてはいかがなんでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 チェーンを装着する、しないかについてでございますけれども、こちらにつきましては、積雪の状態、あとそれが道路に与える影響ですとか、あと坂があるだとかという状況もございまして、一概に何センチ降ったからということでマニュアル化するのはなかなか難しいという側面もあります。そういった中にありまして、降雪の影響を考慮した慎重な運転操作も含めて対応していきたいと考えてございます。 ◆山田益男 委員 少なくとも運転手の判断に任せるというか、運行管理者の方は当然運転をしていないわけですよね。その人が判断をすることの判断材料というのはいろいろな情報を得る必要があると思うので、ここはもう少し細かな、そういうルール化みたいものをしておく必要があるのではないかということを指摘させていただきたいと思います。 ◆山田晴彦 委員 関連する話でございまして、1つの危機管理という観点からすると、当日、私も家に戻るときに、途中まで車で行けるかなと思っていたんですが、ちょっと激しくなってきて、途中から引き返して駐車場にとめて、バスで帰ったという経緯がありました。  今おっしゃるように、当時もバスの運転手は情報をやりとりしながら――私が乗ったのは東急バスだったんですけれども――チェーンはもう少し必要だよという話をしていたということで、お聞きしたかったのは、装着について、チェーンというのは何重かにして巻くというやり方もあるんですか。例えば、1回タイヤに巻いてしまって、雪の程度が厳しいとか勾配がある――私、宮前なので、勾配があるので、通常履いたチェーンだけではちょっと厳しいので、もう少し装着をするんだという意味で捉えたんですけれども、そういう手法というのがあるのか。いや、そうではない、それは聞き間違いですよということなのか。まずその辺のことを確認したいんですが。 ◎水谷 安全・サービス課長 チェーンの装着につきましては、前後をつけて装着するというのが基本でございまして、それを例えば重ねてするというイメージですか。 ◆山田晴彦 委員 そんなイメージで私は受け取ったんですけれども、基本的にはない――。 ◎水谷 安全・サービス課長 ないということで。 ◆山田晴彦 委員 わかりました。先ほどのやりとりを聞いていて感じたことですけれども、路面というのは一瞬のうちに雪で覆われてしまうと、環境というのはすごく違ってしまうわけです。普通タイヤで速度を落として動くことができていたのが、いつぞやスリップしてしまうといったところが出てくるわけですので、多くの人々を乗せて運行するということからすると、やはりその辺の基準はしっかりと設けておくべきだろうなと。これはぜひ検討していただきたいと思います。  それから今回、先ほどもありましたけれども、人為的な事故――人為的というか、被害がなかったということは本当に不幸中の幸いで、特に繁華街を走る場合については、より慎重に、とめる位置なんかについても、本来、今もありましたが、低床のバスがふえてきて、なるべくならば、バス停もぎりぎりのところにとめてあげてやればいいんでしょうけれども、そうすることによっての接触事故とかいろいろ考えられると思いますので、降雪時のマニュアルを再度徹底していただきたいということを、これはお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 マニュアルの作成についてでございますけれども、検討はしていきたいと思いますけれども、2月21日に今度営業所と合同で降雪時の対応ということで訓練を行いますので、まずはこちらで営業所とも意見を交わしていきたいと考えてございます。 ◆山田晴彦 委員 その際、必ずバスの運転をされる職員の皆さんに、本当にそういうような形で、営業に携わったことがあるのかないのかということも、有無も確認していただけますか。よろしくお願いいたします。  あと、このときだけではないんですけれども、特に皆さんの大変な御努力によって、始バス運行とかそういったときに、前の日から雪が降っていると大変な思いをされているんだろうと思っているんですけれども、どのような形で、始発を維持するために――その状況によっても違うんでしょうけれども、どんな人員体制をとって、その辺のバス路線の確保というのをされているのか。その辺の現状というのを教えていただけますでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 このたび、2月にも降雪があったと思うんですけれども、このときには、各営業所の降雪状況によりまして、チェーンの装着ですとか路線点検要員を確保するとともに、本局におきましても、泊まり込みの職員を2名配置するほか、現場に駆けつけてチェーン装着や雪かき要員を本局から派遣したということがございます。また、早朝から一部職員を本局に参集させまして、情報の収集やお客様からの問い合わせに対応するようにいたしました。営業所で対応できないものにつきましても、本局から可能な限り人を出すなどして、営業所と本局の間で、道路状況、運行状況など情報交換をしながら対応したところでございます。 ◆山田晴彦 委員 その際は、道路公園センターとの連携とか、あとは地元の建設業協会の皆さんの出動なんていうのもあるんですか。 ◎一戸 自動車部長 そういった降雪を見込む場合には、事前に道路公園センターとお話させていただいて、例えば融雪剤、塩化カリウムの散布ですとかお願いしていますし、北部のそういった建設業の方々は、ボランティアではないんですけれども、やっていただける業者もございますので、お互いに連携しながらやっている部分もございます。 ◆山田晴彦 委員 きっと前の日から雪が降っている状況で、これは積もるなという状況のことも想定しての話ですけれども、例えば出動を要請するとかということになると、深夜とか明け方、早朝のお話なんだろうと思うんです。その辺の取り決めというのが、ボランティアで融雪剤をまいてもらえるだろうという話ではなくて、定時性の確保とかということを考えていく上で、きちんと災害協定でお願いしている部分をさらに明確にしていくということもあってもいいのかなと。そのかわり、そういういろいろな事業者に対する提唱ということもしてあげなければいけませんけれども、まずはそのための災害協定をしっかりと実あるものにしていくことが必要だろうと思いますので、その辺のあり方、早朝であるために、出動を今かかってしまったということがあると、またそれは大変なことだと思いますので、事前にそういうようなマニュアルというものをつくっておく必要性を私はすごく感じましたので、これはぜひそういった形で進めていただきたいと要望させていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 ◆かわの忠正 委員 この日は、ほかのバス事業者のチェーンの装着状況はどんな状況だったんでしょうか。 ◎水谷 安全・サービス課長 北部はチェーンを装着しているところが多かったようですけれども、南部については装着をしていないバスもあったということでございます。 ◆かわの忠正 委員 私、この日は東急バスに夕方乗ったんですけれども、チェーンをつけていましたよね。そうでなければ危ないなと。私も道路を見ていて、自分も妻に送ってもらおうかと思ったんですけれども、とても危険かなあという感じの状況の中で、先ほどほかの委員からもいろいろな指摘がありましたが、運行管理者が積雪の影響は小さいからチェーンはつけなくていいと判断したということは、これはミスだと、私なんかは思いますね。あのときの状況を見ていて。逆に人の命を乗せて運行するんだから、早目早目にチェーンをつけるべきだという判断をするべきだし、そういうマニュアルがあってしかるべきではないかと。先ほど来の御答弁では2月21日に訓練をやりますとか、12月の定期の講習のときに雪道の操作方法をやりますとか何かのんきな――のんきとは言わないけれども、のんびりしているのではないのかなと。今月だって、まだいつ雪が降るかわからないから、早目早目の安全対策はきちんと早急に立てるべきだと思いますけれども、それはどうなんですか。 ◎平野 交通局長 事故を起こしてしまって大変申しわけないと思っているんですけれども、雪のときにチェーンをつけるのを、私も素人ですから、単純に早目につければいいものだと思っておりまして、確認しましたら、かなり大きなチェーンをつけるわけです。圧がかかりますから、このような市役所前の通りみたいなところですと、私もずっと気になって、当日、ずっと部屋から雪を見ていました。周りにはできるんですけれども、走っているところというのはほぼできないような状態なんです。それと、トンネル部分とかは雪がないですので、あの重さの車で余りにも早いときにつけてしまうと、今度チェーンが磨耗して、飛んでしまうというおそれがありまして、そうすると、飛んだチェーンが周りの方々の車にぶつかったりとか、今度そっちの被害の問題もあるので、チェーンをつけるのは非常に判断が難しい。  常にどこかに人がいて、我々がはかりながら報告を入れられれば正確にできるでしょうし、あるいはセンサーみたいなものがあれば、その判断で科学的な判断もできるかもしれませんが、実際には、あのときの気象庁の報道でも5センチと言ったのが、次に10になって、次は20になっていました。そういうふうにどんどん変わっていく状況、それと道路の状況というところもあるので、必ず運転手に無線で確認をとりながら、では、この路線からつけていこう、この路線は後にしようとやっているとマニュアル的にはなっていまして、その判断がどうだったか。実際に事故が起きてしまったわけですから、委員おっしゃるように、もうちょっと早目に。  それと、運転手によっては、なれている人、なれていない人がいます。さっき石川委員が言ったように、では、出たときは確かに、5時ぐらいのときは地面があれだったけれども、その後いっぱい降っていたではないかと。帰られたときには降っていた。であれば、川崎駅でとまったときの運転手の判断、自分の技量、雪の状態を報告していただければ、それはその場でチェーンをつけるような指示を出したり、あるいは1人でつけられない場合は、応援に行ってつけるような形には、一応マニュアルはなっております。実際に北部の営業所などでは、そういうふうにやっているところもございましたが、当時の雪の状況、後でドライブレコーダーとかも確認させていただいているんです。それほどの大きな雪ではなかったんだとドライブレコーダーでは見えます。ですから、多分運転手の判断もそうだったんですが、それと技量と合わなかったので、事故が起きた。  では、チェーンをつけておけばよかったかというところの反省がありますので、実は今回、冬がかなり寒かったものですから、降雪時の動員体制とか対応のマニュアルのたたき台をつくっていたんです。それを検証していかなければいけないという最中に起きてしまったということがありまして、実は今、いろいろ御指摘いただいたことなどをもとにしたたたき台みたいなものもつくっていますので、これを十分検証しまして、二度とこういうことがないように努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆かわの忠正 委員 今つくりかけていたということですので、これは市バスだけではなくて、他社のバス事業者もあるわけなので――私も、夕方の4時半だか5時の時点では、昼からずっと降っていて、危ないなという感覚ではあったので。私が乗ったのは旧府中街道、東芝小向工場から小杉方面だったんですけれども、チェーンを装着していたバスに乗っていて安心だったというのもありますから、あの日は、たしか8時、9時まではずっと降り続けるという予報だったと思うんですよね。そこら辺の判断が、運転手の技量という関係もあるということでございますので、たたき台のマニュアルを早く仕上げていただいて、他社とかいろいろな参考にしていただいて、川崎市バスは絶対安全だと言われるくらいの信頼をぜひ取り戻していただきたいと思います。結構です。 ○押本吉司 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「川崎駅前東交差点における市バスの事故について」の報告を終わります。  ここで理事者の交代をお願いいたします。お疲れさまでございました。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 続きまして、上下水道局関係の「平成30年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けます。 ◎金子 上下水道事業管理者 おはようございます。それでは、平成30年第1回市議会定例会に提出を予定しております上下水道局関係の議案につきまして御説明させていただきます。  「議案第49号 平成30年度川崎市下水道事業会計予算」、「議案第50号 平成30年度川崎市水道事業会計予算」及び「議案第51号 平成30年度川崎市工業用水道事業会計予算」の3件でございます。  内容につきましては佐久間財務課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎佐久間 財務課長 それでは、「議案第49号 平成30年度川崎市下水道事業会計予算」について御説明申し上げますので、お手元の平成30年度川崎市企業会計予算の47ページをお開き願います。  第1条は総則でございます。第2条は業務の予定量で、処理面積は累計で1万710ヘクタール、水洗化助成戸数は112戸を予定するものでございます。また、主要な建設改良事業でございますが、下水幹枝線、ポンプ場及び水処理センター等整備事業を190億8,841万9,000円をもちまして施行するものでございます。第3条収益的収入及び支出と、48ページに参りまして、第4条資本的収入及び支出につきましては、後ほど別冊の予算明細書により御説明申し上げます。  49ページに参りまして、第5条は債務負担行為で、財務会計システム再構築関連経費のほか、「水洗便所等貸付事業資金融資」に伴う金融機関に対する損失補償までの後年度にわたる事項につきまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。  第6条は企業債で、起債の目的、限度額を1の公共下水道整備事業132億7,700万円、50ページに参りまして、2の借換債140億4,400万円、3の資本費平準化債47億円とそれぞれ定めるほか、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。  第7条は一時借入金で、事業運営のための一時借入金の限度額を240億円と定めるものでございます。第8条は予定支出の各項の経費の金額の流用について、第9条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費で、職員給与費を43億2,440万6,000円と定めるものでございます。51ページに参りまして、第10条は他会計からの補助金で、一般会計から下水道事業会計への補助金の額を124億5,952万5,000円と定めるものでございます。  続きまして、先ほどの第3条収益的収入及び支出と第4条資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、別冊の議案第49号参考資料、平成30年度川崎市下水道事業会計予算明細書の2ページをお開き願います。  それでは、収益的収入及び支出から御説明申し上げます。初めに収入でございますが、第1款下水道事業収益の本年度予定額は445億9,121万1,000円で、前年度と比較いたしますと、2億7,967万3,000円の増となっております。  第1項営業収益は360億880万3,000円で、5億2,272万1,000円の増となっておりますが、これは主に第1目下水道使用料が有収水量の増を見込んだことに伴い増加したことなどによるものでございます。  第2項営業外収益は85億8,139万8,000円で、2億4,304万8,000円の減となっておりますが、4ページをお開き願います。これは主に第2目一般会計補助金が減少したことによるものでございます。第3項特別利益は101万円で、前年度と同額でございます。  次に、支出について御説明申し上げますので、6ページをお開き願います。第1款下水道事業費用の本年度予定額は417億8,937万円で、前年度と比較いたしますと、3億9,978万4,000円の減となっております。
     第1項営業費用は360億6,072万4,000円で、7億54万4,000円の増となっておりますが、24ページをお開き願います。これは主に第11目資産減耗費が増加したことによるものでございます。  次に、第2項営業外費用は51億1,570万8,000円で、11億5,130万5,000円の減となっておりますが、これは主に第1目支払利息及び企業債取扱諸費が減少したことなどによるものでございます。  第3項特別損失は5億9,293万8,000円で、5,097万7,000円の増となっておりますが、これは第2目過年度損益修正損が増加したことによるものでございます。なお、第3目その他特別損失において、新会計基準の適用に伴う退職給付引当金を分割計上しているところでございますが、平成30年度で最終年度となります。第4項は予備費でございます。  以上が収益的収入及び支出の主な内容でございます。  次に、資本的収入及び支出について御説明申し上げますので、26ページをお開き願います。初めに収入でございますが、第1款下水道事業資本的収入の本年度予定額は435億1,915万6,000円で、前年度と比較いたしますと、147億8,241万9,000円の減となっております。  第1項企業債は320億2,100万円で、83億5,100万円の減となっておりますが、これは第2目借換企業債が減少したことによるものでございます。  第2項一般会計出資金は52億8,265万3,000円で、前年度と同額でございます。  第3項国庫補助金は50億円で、472万5,000円の減、第4項負担金は2,891万7,000円で、2,889万7,000円の増となっておりますが、これは第1目工事負担金が増加したことによるものでございます。  第5項寄附金、第6項水洗便所等貸付事業収入は科目設定でございます。  28ページに参りまして、第7項基金繰入金は11億8,651万6,000円で、64億5,559万1,000円の減となっておりますが、これは公債償還準備金からの繰入金が減少したことによるものでございます。  第8項固定資産売却代金、第9項投資収入、第10項その他資本的収入は科目設定でございます。  次に、支出について御説明申し上げますので、30ページをお開き願います。第1款下水道事業資本的支出の本年度予定額は618億2,221万4,000円で、前年度と比較いたしますと、139億4,439万8,000円の減となっております。  第1項建設改良費は190億8,841万9,000円で、10億1,644万8,000円の増となっておりますが、これは主に第1目公共下水道整備費が増加したことなどによるものでございます。  32ページに参りまして、第2項企業債償還金は402億1,912万3,000円で、149億2,310万5,000円の減、第3項水洗便所等貸付事業費は科目設定でございます。  34ページに参りまして、第4項投資は25億464万2,000円で、3,774万1,000円の減となっておりますが、これは第1目公債償還準備金が減少したことによるものでございます。第5項は予備費でございます。  次に、前に戻りまして、28ページをお開き願います。欄外に記載がございますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額183億305万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金並びに過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  続きまして、損益について御説明申し上げますので、平成30年度川崎市企業会計予算の74ページをお開き願います。平成30年度川崎市下水道事業予定損益計算書でございます。収益及び費用の内容につきましては、先ほど予算明細書で御説明申し上げた内容と重複いたしますので割愛させていただきますが、その結果といたしまして、75ページに参りまして、下から4行目の当年度純利益は18億3,207万3,000円となっております。  以上で平成30年度川崎市下水道事業会計予算の説明を終わらせていただきますが、詳細につきましては、62ページ以降にございます下水道事業会計予算に関する説明書にキャッシュ・フロー計算書、貸借対照表などを記載しておりますので、別冊の平成30年度川崎市下水道事業会計予算参考資料とあわせて御参照いただきたいと存じます。  続きまして、「議案第50号 平成30年度川崎市水道事業会計予算」について御説明申し上げますので、93ページをお開き願います。  第1条は総則でございます。第2条は業務の予定量で、給水戸数は72万7,833戸、年間総配水量は1億8,104万立方メートル、1日平均配水量は49万6,000立方メートルを予定するものでございます。また、主要な建設改良事業でございますが、配水施設費が57億3,483万円、耐震管路等整備事業が64億7,346万円をもちまして施行するものでございます。第3条収益的収入及び支出と、94ページに参りまして、第4条資本的収入及び支出につきましては、後ほど別冊の予算明細書により御説明申し上げます。  95ページに参りまして、第5条は債務負担行為で、平成30年度原水・浄水・配水施設関連経費のほか、「給水装置改良資金融資」に伴う金融機関に対する損失補償までの後年度にわたる事項につきまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。  第6条は企業債で、起債の目的、限度額を1の水道配水施設等整備事業37億4,700万円、2の耐震管路等整備事業51億1,500万円、3の川崎縦貫道路関連施設整備事業4,000万円とそれぞれ定めるほか、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。  96ページに参りまして、第7条は一時借入金で、事業運営のための一時借入金の限度額を20億円と定めるものでございます。第8条は予定支出の各項の経費の金額の流用について、第9条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費で、職員給与費を53億5,751万3,000円と定めるものでございます。第10条は他会計からの補助金で、一般会計から水道事業会計への補助金の額を2億6,279万2,000円と定めるものでございます。第11条はたな卸資産購入限度額で、4億2,400万円と定めるものでございます。  続きまして、先ほどの第3条収益的収入及び支出と第4条資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、別冊の議案第50号参考資料、平成30年度川崎市水道事業会計予算明細書の2ページをお開き願います。  それでは、収益的収入及び支出から御説明申し上げます。初めに収入でございますが、第1款水道事業収益の本年度予定額は351億7,068万8,000円で、前年度と比較いたしますと、5億1,942万7,000円の増となっております。  第1項営業収益は311億7,697万5,000円で、4億4,733万2,000円の増となっておりますが、これは主に第1目給水収益が有収水量の増を見込んだことに伴い増加したことなどによるものでございます。  4ページに参りまして、第2項営業外収益は39億8,913万6,000円で、7,167万9,000円の増となっておりますが、これは主に第4目水道利用加入金が増加したことなどによるものでございます。第3項特別利益は457万7,000円で、41万6,000円の増となっております。  次に、支出について御説明申し上げますので、8ページをお開き願います。第1款水道事業費用の本年度予定額は345億6,759万8,000円で、前年度と比較いたしますと、29億9,376万円の減となっております。  第1項営業費用は333億8,247万9,000円で、29億9,030万5,000円の減となっておりますが、26ページをお開き願います。これは主に、第11目資産減耗費のうち、29ページに参りまして、固定資産撤去費が、生田浄水場の休止施設の撤去の終了や施設の更新、耐震化等の進捗に伴い、既存施設の撤去費が減少したことなどによるものでございます。  第2項営業外費用は11億6,270万4,000円で、44万9,000円の減、第3項特別損失は1,241万5,000円で、300万6,000円の減となっておりまして、第4項は予備費でございます。  以上が収益的収入及び支出の主な内容でございます。  次に、資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、30ページをお開き願います。初めに収入でございますが、第1款水道事業資本的収入の本年度予定額は97億4,894万円で、前年度と比較いたしますと、21億3,196万9,000円の増となっております。  第1項企業債は89億200万円で、19億200万円の増となっておりますが、これは主に、第1目建設企業債が、施設、管路の更新、耐震化に伴う事業費の増に伴い増加したことによるものでございます。  第2項出資金は800万円で、500万円の減、第3項補助金は6億1,966万円で、2億8,993万2,000円の増となっておりますが、これは主に、第1目県補助金が配水池耐震化事業の増に伴い増加したことなどによるものでございます。  第4項負担金は2億1,925万円で、5,463万円の減となっておりますが、これは主に第1目工事負担金が減少したことによるものでございます。第5項融資補償金返還金、32ページに参りまして、第6項固定資産売却代金及び第7項その他の資本的収入は科目設定でございます。  次に、支出について御説明申し上げますので、34ページをお開き願います。第1款水道事業資本的支出の本年度予定額は164億2,438万7,000円で、前年度と比較いたしますと、22億3,367万円の増となっております。  第1項建設改良費は131億6,369万6,000円で、21億5,224万8,000円の増となっておりますが、これは主に第3目配水施設費で配水池耐震化事業が増加したことなどによるものでございます。  38ページに参りまして、第2項投資は800万円で、500万円の減、40ページに参りまして、第3項企業債償還金は32億4,766万1,000円で、9,356万6,000円の増、第4項補助金返還金、第5項融資補償金及び第6項その他の資本的支出は科目設定、第7項は予備費でございます。  次に、前に戻りまして、32ページをお開き願います。欄外に記載がございますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額66億7,544万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  続きまして、損益について御説明申し上げますので、平成30年度川崎市企業会計予算の120ページをお開き願います。平成30年度川崎市水道事業予定損益計算書でございます。収益及び費用の内容につきましては、予算明細書と重複いたしますので割愛させていただきますが、その結果といたしまして、121ページに参りまして、下から4行目の当年度純損失は2億8,841万7,000円となっておりますが、これは、前年度に引き続き、施設の更新、耐震化等に伴う既存施設に係る固定資産撤去費を計上したことなどによるものでございます。  以上で平成30年度川崎市水道事業会計予算の説明を終わらせていただきますが、詳細につきましては、97ページ以降にございます水道事業会計予算に関する説明書及び別冊の平成30年度川崎市水道事業会計予算参考資料とあわせて御参照いただきたいと存じます。  続きまして、「議案第51号 平成30年度川崎市工業用水道事業会計予算」について御説明申し上げますので、139ページをお開き願います。  第1条は総則でございます。第2条は業務の予定量で、給水事業所数は60社80工場、年間総契約水量は1億8,809万5,450立方メートル、1日当たり契約水量は51万5,330立方メートルを予定するものでございます。また、主要な建設改良事業でございますが、浄水施設費が3億3,035万9,000円、配水施設費が7億9,630万8,000円をもちまして施行するものでございます。第3条収益的収入及び支出と、140ページに参りまして、第4条資本的収入及び支出につきましては、後ほど別冊の予算明細書により御説明申し上げます。  141ページに参りまして、第5条は債務負担行為で、平成30年度原水・浄水・配水施設関連経費のほか、財務会計システム再構築関連経費までの後年度にわたる事項につきまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。第6条は企業債で、起債の目的、限度額を1の工業用水道配水施設等整備事業4億8,800万円と定めるほか、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。  第7条は一時借入金で、事業運営のための一時借入金の限度額を5億円と定めるものでございます。第8条は予定支出の各項の経費の金額の流用について、142ページに参りまして、第9条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費で、職員給与費を8億1,127万7,000円と定めるものでございます。第10条は他会計からの補助金で、一般会計から工業用水道事業会計への補助金の額を1億7,663万6,000円と定めるものでございます。第11条はたな卸資産購入限度額で、1,200万円と定めるものでございます。  続きまして、先ほどの第3条収益的収入及び支出と第4条資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、別冊の議案第51号参考資料、平成30年度川崎市工業用水道事業会計予算明細書の2ページをお開き願います。  それでは、収益的収入及び支出から御説明申し上げます。初めに収入でございますが、第1款工業用水道事業収益の本年度予定額は77億5,751万6,000円で、前年度と比較いたしますと、1億1,340万3,000円の減となっております。  第1項営業収益は75億8,026万4,000円で、1,901万7,000円の増となっておりますが、これは第1目給水収益が増加したことなどによるものでございます。第2項営業外収益は1億7,722万2,000円で、1億3,242万円の減となっておりますが、これは第3目長期前受金戻入が減少したことなどによるものでございます。4ページに参りまして、第3項特別利益は科目設定でございます。  次に、支出について御説明申し上げますので、6ページをお開き願います。第1款工業用水道事業費用の本年度予定額は71億9,167万6,000円で、前年度と比較いたしますと、1億8,136万9,000円の減となっております。  第1項営業費用は69億5,361万9,000円で、1億9,868万5,000円の減となっておりますが、18ページをお開き願います。これは主に第8目資産減耗費が減少したことなどによるものでございます。  20ページに参りまして、第2項営業外費用は2億2,803万7,000円で、1,731万6,000円の増となっておりますが、これは第2目消費税及び地方消費税が増加したことなどによるものでございます。第3項特別損失は科目設定でございまして、第4項は予備費でございます。  以上が収益的収入及び支出の主な内容でございます。  次に、資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、22ページをお開き願います。初めに収入でございますが、第1款工業用水道事業資本的収入の本年度予定額は6億2,839万3,000円で、前年度と比較いたしますと、1億3,870万6,000円の減となっております。  第1項企業債は4億8,800万円で、1億4,200万円の減となっておりますが、これは第1目建設企業債が管路の更新等に伴う事業費の減に伴い減少したことによるものでございます。  第2項補助金は1億4,036万3,000円で、329万4,000円の増となっておりますが、これは第1目一般会計補助金が増加したことによるものでございます。第3項負担金、第4項固定資産売却代金及び第5項その他の資本的収入は科目設定でございます。  次に、支出について御説明申し上げますので、24ページをお開き願います。第1款工業用水道事業資本的支出の本年度予定額は22億2,169万5,000円で、前年度と比較いたしますと、2億9,073万4,000円の減となっております。  第1項建設改良費は15億3,172万5,000円で、2億9,478万9,000円の減となっておりますが、これは主に、第2目浄水施設費が施設の耐震化等に伴う事業費の減に伴い減少したことなどによるものでございます。  26ページに参りまして、第2項企業債償還金は6億8,495万円で、405万5,000円の増、第3項補助金返還金及び第4項その他の資本的支出は科目設定で、第5項は予備費でございます。  次に、前に戻りまして、22ページをお開き願います。欄外に記載がございますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額15億9,330万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  続きまして、損益について御説明申し上げますので、平成30年度川崎市企業会計予算の164ページをお開き願います。平成30年度川崎市工業用水道事業予定損益計算書でございます。収益及び費用の内容につきましては、予算明細書と重複いたしますので割愛させていただきますが、その結果といたしまして、165ページに参りまして、下から4行目の当年度純利益は4億5,790万円となっております。  以上で平成30年度川崎市工業用水道事業会計予算の説明を終わらせていただきますが、詳細につきましては、143ページ以降にございます工業用水道事業会計予算に関する説明書及び別冊の平成30年度川崎市工業用水道事業会計予算参考資料とあわせて御参照いただきたいと存じます。  説明につきましては以上でございます。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で上下水道局関係の提出予定議案の説明を終わります。  傍聴者の方、本件は以上のとおりでございます。どうぞ御退席ください。お疲れさまでございました。                 ( 傍聴者退室 ) ○押本吉司 委員長 ここで理事者の退室をお願いいたします。お疲れさまでございました。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 次に、その他として、委員視察の申し出がございましたので、まず事務局に説明させます。 ◎五十嵐 書記 それでは、委員視察の申し出につきまして御説明いたします。  三宅隆介委員から、3月26日(月)から27日(火)まで、京都市及び金沢市へ本委員会の所掌事項に関する視察の申し出がございました。この件につきまして、委員会として決定をお諮りいただきたいと存じます。 ○押本吉司 委員長 ただいまの説明のとおり、委員会として決定することに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、そのように決定いたしました。本職から議長に対し、委員の派遣承認の要求をいたします。         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 その他として、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で本日の環境委員会を閉会いたします。                午後 0時03分閉会...