○
川島雅裕 委員長 ただいまから
文教委員会を開会いたします。
本日の日程はお
手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。
初めに、
教育委員会関係の
所管事務の調査として、「
小杉駅
周辺地区新設小学校の
進捗及び
通学区域等の
検討状況について」の報告を受けます。
なお、
関係理事者として、
まちづくり局から
竹村公共建築担当課長が出席しておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、
理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎西
教育次長 それでは、「
小杉駅
周辺地区新設小学校の
進捗及び
通学区域等の
検討状況について」につきまして、
渡辺教育環境整備推進室担当課長から
説明させていただきます。よろしくお願いします。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 それでは、「
小杉駅
周辺地区新設小学校の
進捗及び
通学区域等の
検討状況」につきまして御
説明させていただきます。
資料1をごらんください。事業の取り組みでございますが、初めに
工事契約の締結につきましては、
川崎市
まちづくり公社による
立替施行の実施により、このたび、
まちづくり公社のほうで
平成29年3月30日付で
建築工事の
契約を締結いたしましたので、
通常工事契約手続に準じる形で御報告いたします。
建築工事の
契約概要でございますが、
工事名は
仮称小杉小学校新築工事、
工事場所は
川崎市
中原区
小杉町2丁目295番1、
契約の方法は
一般競争入札、
契約金額は34億5,600万円、
完成期限は
平成30年12月28日、
契約の相手方は大山・野州
共同企業体でございます。構造・
規模につきましては、
鉄骨造、一部
鉄筋コンクリートづくり、地上5階建てでございます。
建築面積は4,737平方メートル、
延べ床面積は1万1,292.25平方メートルでございます。
続きまして、「2
新設小学校通学区域等の
検討状況」でございますが、現在、
学校予定地の
通学区域校であります
西丸子小学校を初め
上丸子小学校、
今井小学校、
中原小学校を
検討対象校とし、
PTAを初めとする
学校関係者、
地域関係者の代表で構成する
通学区域等検討会議を設置し、具体的な
検討を進め、
平成29年3月27日に開催しました第3回
検討会議で素案を整理したところでございます。
素案内容でございますが、
学校名につきましては、
中原区在住、在勤、在学の方を
対象に募集し、計22件の応募をいただきまして、
小杉という地名をもとにした
校名案を多くいただいたところでございますので、
候補案としまして、
漢字表記の「
小杉小学校」と
平仮名表記の「
こすぎ小学校」の
2つの案をまとめたところでございます。
子どもに親しまれる
学校名となるよう、
学校・
地域関係者の御
意見を踏まえながら
決定してまいります。
また、
新設小学校通学区域の設定につきましては、
学校の
適正規模化、
通学の
安全性、
地域の
活動状況等をもとに、
通学区域等検討会議や
保護者アンケートでの御
意見をいただきながら
検討を進め、
今井小学校の将来的な
過大規模化の解消を図ることや
西丸子小学校の
適正規模化の維持、
新設小学校の
学校規模等にも考慮した
区域という点を十分に踏まえまして、
検討対象の
小学校の
方向性を整理いたしました。
初めに、
西丸子小学校につきましては、
適正規模化の維持を図るため、
学校予定地の
小杉町2丁目
地域のみを
新設小学校通学区域といたします。
次に、
上丸子小学校につきましては、将来的な
児童増加への
対応が可能と判断し、
通学区域は
現行どおりといたします。
次に、
今井小学校につきましては、将来的な
過大規模化の解消を図るため、今後も
開発状況等により
児童増加が見込まれる
小杉町3丁目
地域を
新設小学校通学区域といたしますが、
地域全体を
対象とするのか、
地域内の大
規模集合住宅のみを
対象とするのかについて
検討を進めているところでございます。
最後に、
中原小学校につきましては、将来的な
児童増加への
対応が可能と判断し、
通学区域は
現行どおりといたします。
1枚おめくりいただき、
資料2−1をごらんください。
通学区域等検討会議の中で御提案しました8つの
候補案でございます。この中から先ほど御
説明いたしました
検討対象の
小学校の
方向性に基づき、
2つの
候補案にまとめたところでございます。
1枚おめくりいただき、
資料2−2をごらんください。こちらがまとめた
2つの
候補案でございます。
1枚おめくりいただき、
資料2−3をごらんください。
D案の
通学区域を地図でお示ししたものでございます。
1枚おめくりいただき、
資料2−4をごらんください。
G案の一部
修正案の
通学区域を地図でお示ししたものです。
1枚おめくりいただき、
資料3をごらんください。
新設小学校設置に伴う
中学校通学区域の
候補案でございます。これらの
候補案について、
対象小学校の
保護者や
地域の皆様の御
意見をいただきながら、
通学距離、
通学の
安全性、
地域の
活動状況等を踏まえて
新設小学校及び
既存中学校の
通学区域の
最終案を取りまとめてまいりたいと考えております。
参考資料としまして、
新設小学校の
建物概要に関する
資料でございます。後ほどごらん願います。
以上で
説明を終わらせていただきます。
○
川島雅裕 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの
説明について
質問等がございましたらお願いいたします。
◆
木庭理香子 委員 通学区域についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、今、ここの文章の中で示されているのは恐らく
D案なんですかね。それはいいとして、
通学区域が変わるというのはどのタイミングで変更になるんでしょうか。創立をされてからなんだと思うんですけれども、それまで通っていた
学校から、
資料1を拝見しますと、例えば
西丸子小学校の中で見れば
小杉町2丁目
地域のみを
新設小学校の
通学区域としますですとか、
今井小学校は
小杉町3丁目の
地域とかありますけれども、ここに住んでいる
お子さんたちは、例えば1年生から6年生まで一気に移動するということでよろしいんでしょうか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 新設校につきましては、31年4月に開校を
予定しておりますので、31年4月の段階で
通学区域に指定された
児童の皆様は1年生から6年生までが
原則全員、
新設小学校のほうに通うという形になります。
◆
木庭理香子 委員 私自身も
小学校1年生のときにはすごくたくさんあって、2年生のときに
近隣に
小学校が開設されて、1年生の7組あったうちの3組分が向こうに行ってしまったですとか、そういう経験もありますし、麻生区で言えば、最近で言うと、
万福寺地域の
開発によりまして、
麻生小学校と
百合丘小学校に分断された
地域があるんです。そこに住まわれている
保護者の
方たちによると、やはり仲よかった
子ども同士が切り離されてしまうとか、
学区によって
線引きがぱっとされて、その中で、それまでの
子どもたちが培ってきた
人間関係などを全く無にされて切り離されてしまうというのはどうなんですかねという
意見はよく聞くところですので、そのあたりはどのように整理していくんですか。それはしようがないですと言って
説明をして納得していただくしかないんですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 確かに今、
委員がおっしゃられた言葉というのは、我々も今、
学校の
保護者説明会や
保護者アンケートをとった中では数多くいただいております。原則としては1年生から6年生の方が
全員対象ということになりますが、やはり
友達関係、例えば最
高学年、6年生の
子どもたちにとっては、
あと1年で卒業を迎えるに当たって、そこで転校しなければいけないという非常に負担になるという話も多数いただいておりますので、今、我々のほうとしては、
特例措置として、どちらか選べるような形も
検討には入れております。ただ、全学年を
対象にそれを――それというのは、今度、
新設校の
規模というか、
学校運営にも影響してきますので、
対象学年をどこにするかは、他都市でも、そういった
特例措置を入れているところもございますので、そういった
状況もよくお聞きしながら判断していきたいと思っております。
◆
木庭理香子 委員 今、
特例措置をという
お話を伺いましたので、やはりそこは通っている
方たちの
意見というのをしっかりと受けとめられて、確かに人数が想定していたよりも少ないとか多いというのが
最初の6年間はできてしまうのかもしれないんですけれども、1年生は確実にそちらに行くとしたとしても、特に
高学年の
子たちに対しては、例えば修学旅行ですとか、
林間学校ですとか、そういった
学校行事もありますことから丁寧な
対応をしていただくことを要望して、ひとまず結構です。
◆
岩崎善幸 委員 最初の
資料1の
通学区域と言っているところで
西丸子小学校、これは
小杉2丁目
地域は全部
新設校へ行くと。
今井小学校については大
規模集合住宅等も含めて
検討していくという
説明なんですけれども、これを勘案して
D案、
G案というのができているわけですか。要するに
D案というのは、まさに2丁目と3丁目全て入ったということなんだけれども、
G案というのは、大
規模集合住宅単位の
通学地域案も
検討されたものを入れるという話なんですか。
D案と
G案の違いというのをちょっと教えてください。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 D案につきましては、
小杉町2丁目と
小杉町3丁目全体を
学区にするという形になります。
G案の一部
修正案につきましては、
小杉町2丁目と大
規模集合住宅でありますプラウドタワー、エクラスタワー、これから
開発が進みます
小杉町3丁目
東地区の大
規模集合住宅を入れるという形で上がっております。
◆
岩崎善幸 委員 ちょっとよくわからないんだけれども、もうちょっと詳しく
説明してくれますか。どう違うの。どうしてこういう
G案と
D案と
2つ出てくるわけですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 実は
基本的な
考え方としましては、
最初に申し上げましたように、まず我々は
地域単位で設定するということを考えておりました。やはり
町会の
コミュニティの
問題等もございますので、
町会単位ということを考えていたんですけれども、
検討会議の中でもう少し柔軟な
対応ができないかと。特に大
規模集合住宅の場合、
町会には直接加盟せずに、そこで
管理組合というものがあって、接点が余りないという
状況もございました。そうしたら、その部分で取り出すという形で
学区として考えたらどうだという御
意見をいただきましたので、
G案というのも一つの案として残したということでございます。
◆
岩崎善幸 委員 意図はわかりました。この
D案と
G案というのはどういうふうにしてまとめていかれるんですか。結論はいつ出されるんですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 最終的に
学区の
決定につきましては、ことしの秋ごろをめどに決めていきたいと思っております。この
D案と
G案につきましては、また
検討会議等を開きますので、その中で御
意見をいただきながら慎重に判断させていただきたいなと思っております。
◆
岩崎善幸 委員 D案と
G案の
決定ということについては、そういう
会議を何回ぐらいされるおつもりなんですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 年間としては一応3回
予定しておりますけれども、
あと1回か2回ぐらいで
決定はしたいなと思っております。
進捗状況によりますけれども。
◆
岩崎善幸 委員 この
D案と
G案についての
検討会議の内容というのはどういう御
意見が出ているんですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 町会長さんなどの
お話によりますと、やはり
地域としての
コミュニティもありますし、そこに住んでいる
子どもたちが、同じ
町会なのに違う
学校に行くのはいかがなものかという御
意見もいただいております。
◆
岩崎善幸 委員 D案、
G案ともに、趣旨の
組み立て方が大分違うんです。ですから、
会議の中でその趣旨をしっかりと
説明した上で、
皆さんに御理解していただいて協議、
検討しないと、勝手に
2つ出してきて、どっちかに決めろよという話じゃないと思う。その辺は、やっぱり
小杉のあそこの
周辺のもともといる
町会さんと
自治会――
マンションなんかはどうしても
自治会になっちゃうので、そういったところの
組み立て方は大分違ってくるんだよね。
考え方も違う。この辺の
組み立て方というのは、今後も例えば10年先、20年先、30年先に相当影響すると思うから、その辺の
検討、
あと少なくとも1回はやらなきゃいけないということじゃなくて、3回やるんだったら、しっかりと充実したものを
皆さんがお互いに納得できるような形の中で進めていただきたいことを要望しておきます。よろしくお願いします。
◆
飯塚正良 委員 グラウンドなんですが、昨年の
文教常任委員会でも議論になったと思うんですが、きょう
平成36年までの
児童数の
想定数も出ていますよね。そうすると、
最大値で740名ということなんですが、ずばり言うと、740名が入ってきて、1人の
グラウンドの
平米数から割り出すと、これで十分なのかどうなのかということを伺いたいと思うんです。まず、標準的な
グラウンドの大きさ、その上で
規模の適正。この点についてお願いします。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 大変申しわけございません。
手元に詳しい
数字等を持ってきておりませんので、後ほど
資料提供させていただきたいと思います。
◆
飯塚正良 委員 それでは、
D案と
G案で
想定数が若干違いますので、あわせてぜひ
資料提供を求めたいと思います。
D案によりますと、
平成37年で824名までなりますよね。そうすると、まず
適正規模を伺った上で積算しないとわかりませんけれども、果たしてこれで入り切るのかどうか。それでもし入り切れないということになった場合にどこで
グラウンドの確保をしていくのかということをあわせてお願いいたします。
◆
片柳進 委員 どちらの案にしても、
小杉町3丁目が
新設校の
学区に加わるということで、そうなりますと、
交通量の多い道路の
通学路を通って
学校に向かうと。途中には大きな交差点もあるし、歩道が狭いということも
地域の方から不安の声が出ていると伺っています。
通学の際の
安全対策の議論というのは
検討会議の中でどのようにされているのか伺います。
◎辻
健康教育課担当課長 こちらの
通学路の安全に関しては、先ほどの
検討会議におきましても、
通学区域等の
安全対策については
検討する
予定でございます。
危険箇所等については、警察または
道路管理者等の
関係機関と構成される
通学路安全対策会議で
検討して進めていきたいと考えております。
◆
片柳進 委員 基本的にはこれからということで、今までのところ
PTAの
関係者なんかも
検討会議に入っているということですけれども、
危険箇所の指摘とか、そういうことは今まではされてないんですか。
◎辻
健康教育課担当課長 そちらについては御
意見等はいただいておりますけれども、今、はっきり言って、
通学区域が定まっていないところでございますので、
通学区域がはっきりと定まったところで具体的な
検討に入ってまいりたいと考えております。
◆
片柳進 委員 そういう
意見を聞いて丁寧にしていただきたいと思います。
◆
石田和子 委員 児童数の増加の
見込みなんですけれども、きちっと
見込みを立てて
推計を立てていくということが
基本中の
基本で大前提だと思うんです。かつて高津区の
久地小学校については、
教育委員会の
児童数の
見込みが相当甘かったということがあって、途中でプレハブを校庭に建てて
対応して、その後、それでもなお足りなくなって、これは隣に敷地を購入していただいて
対応してもらってよかったんですけれども、そういったことが起こってくる
可能性が、こういう
開発に伴う
学校の
新設はもっと慎重にやらなくてはいけないと思うんですが、
平成31年度から
平成37年度までの
児童数の
推計ですけれども、これはどういう根拠で出しているのか、本当にこれで大丈夫なのかということも重要な問題なのでお聞きしたいと思います。
◎古内
企画課長 御指摘のとおり、かつて
教育委員会の中でも
推計に関して、もうちょっと精度が上がらないものかなと
検討があったのは事実でございます。
当該地、
小杉周辺地区に関して御質問いただいた点といたしましては、まず、
住民基本台帳で
町丁別の
児童数を把握しております。ですので、現在、
児童数は新生児から6年生までの実数として
町丁別に捉えているところでございます。
加えまして各業者さんから、大
規模、中
規模、小
規模を問わず、宅地の
開発状況に関しては網羅的に情報を収集しております。ですから、
近隣、少なくとも
学区域における、特に大
規模な
マンション等については
供用開始の時期を捉えながら、それと
あと、過去、
周辺地域では、
年齢層、
購買層、未就学の
児童の
状況等も含めて
推計値に反映させていただいているところでございますので、事、この
地域に関しては、かなり確度の高い実数と、
学年進行を含めて
推計を出させていただいているというところでございます。
◆
石田和子 委員 精度を本当に高めていただいて、
児童数の
推計についてはきちっとやっていっていただかないと、後になって、さまざまな問題が出てくるということがありますので、そこは本当にしっかりやっていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。
あと、道路を挟んで違う
学校になるということも当然これから出てくる動きで、今の
小学校4年生の
子たちがこの体制になるのが6年生になってということで、4年生以下は転校される
子どもさんが出てくるということですので、その辺は
コミュニティの問題、それから
児童の間のしっかりとした
説明だとかということもきちっとしていかないといけないなと思いますので、それは
教育上の配慮が本当に必要になってくると思います。そこは
あと年1回か2回ということですけれども、やはり1回、2回ではなくて、きちっと違うレベルの単位の話し合いでも必要になれば、そういう機会をしっかり持っていくということをぜひお願いしたいと思います。
◆
橋本勝 委員 さっき特例を考えていらっしゃるという御発言がございましたけれども、御丁寧にやっていただくことは大事だと思うんですが、兄弟で分かれるだとか、必ずいろんなケースが出てくると思います。丁寧にやっていただくことは結構ですけれども、収拾がつかないような、こっちだけは認めて、こっちだけがとなりますので、そこら辺はきちっとした
線引きも含めてうまくやっていただかないといけないのかなと思います。
健常じゃない
お子さん、ちょっと人の手が必要だとか、そういう
通級指導に通っていらっしゃる
子どもさん
たちはどういうふうに扱われることになるんですか。この辺、
近隣の
対象校に
重度障害の
子どもさんはいらっしゃるんですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 申しわけございません。その点については、今、
手元に
資料がございませんので、後ほど提供させていただきたいと思います。
◆
橋本勝 委員 私の感じでは、ここら辺の
学校に
重度障害の子を受け入れている
学校はなかったのかなと思っているんですけれども、もしそういう子がいたときにどういう扱いをしたらいいのか、必要だと思われますので、よく調べていただきたいと思っております。
もう1点なんですけれども、
小学校は
避難所ということになりますので、この
建築に当たっての分散型のエネルギーの
供給確保についての
考え方をちょっと伺いたいと思います。
◎竹村
まちづくり局施設整備部公共建築担当担当課長 計画といたしまして、
太陽光発電や
蓄電池の計画につきましては、
太陽光発電については30キロワット、
蓄電池については20キロワットを計画いたしまして、災害時の負荷のもとに容量を算定しておる
状況です。
◆
橋本勝 委員 それ以外に、
都市ガスだけじゃなくて、いざというときの
LPガスのことを議会でも随分指摘させていただいておりますが、
教育委員会としても、一部だけでも
LPガスの設備を常設するような形で各
学校に整備していっていただいていると思うんですけれども、そこら辺の視点は、この
学校には取り入れられてないんですか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 申しわけございません、ちょっと
説明が足りなかったようですけれども、プロパンガスについても
複数熱源化ということで導入する
予定でございます。
◆
橋本勝 委員 それはどの程度の
規模のものなのかというか、後で結構ですから、教えていただけますか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 後ほど提供させていただきます。
◆
橋本勝 委員 お願いします。結構です。
◆
重冨達也 委員 検討に当たっては、
検討会議というのが一般の方も来やすい時間帯でやっていただいているのはすごくありがたいなと思っています。
検討過程については
最後にお伝えをしたいんですけれども、先ほど石田(和)
委員からありました今後の
見込みのずれの話なんですが、これは想定される最大が、用意するのが30
教室だと思うんですけれども、30
教室になるような
見込みが立ってしまったら僕はだめだと思っていて、物をつくるときにはある程度設計の段階で安全率的な
考え方を取り入れて、余分に
教室が残るような
考え方をしないといけないと思うんです。
今後の
推計について、
川崎市
教育委員会がやってきた過去の
推計がどれぐらいずれているのかというのは、実績として、例えば5年前の
推計が現在5%ずれている
学校は何校ぐらいあるのか、10%ずれている
学校が何校ぐらいだったのかというのを出しておくと、ずれた場合でも、これぐらいのずれでおさまるだろうというのがわかるような気がするので、もしそういうことが可能であればやっていただきたいなと思うのと、難しいようであれば
データをいただければ僕のほうでやりたいと思うんですけれども、いかがですか。
◎古内
企画課長 過去の
データについては手持ちがございますので、まず、そういった検証ができるかどうかを考えた上で
情報提供等を考えたいと思います。
◆
重冨達也 委員 恐らくできるので、ぜひお願いします。
最後、過程の話をしたいんですけれども、
いろいろ案が出てきて、多分、相当大変だろうなと。大体、
検討会議にいそうな方の顔が僕は浮かびますので、大変苦労しているんだろうなとは思います。
1点だけ、ちょっと確認したいのが、
区役所の方との連携というか、恐らく
区役所の方のほうが、あの人はこういう言い方をしたときには、実はこういうことを考えているんだよというのをわかっていると思うんですけれども、
区役所の方はどれぐらい関係しているんでしょうか。
◎
渡辺 教育環境整備推進室担当課長 区役所の方は
検討会議の中には出ておりません。ただ、
地域の方なので、どういった方がこういうことに精通しているのかと、そういった
お話は伺いながら、
委員の方についてはお願いしたということでございます。
◆
重冨達也 委員 それであればよかったなと思うんですけれども、せっかく同じ市の職員ですから、持っている知恵はかりたほうがいいだろうと思いましたので、今後もぜひお願いします。
最後に
意見なんですけれども、恐らくこれはどの案にしても、不満足な方というのは当然出ると思います。ですので、こういうときにすごく大事なのは、やり方だったり、その過程だと思うんです。恐らくどれにしようとしたときにでも、それでは納得がいかんという方は出ると思いますけれども、そういう方が出たときにしっかりと
説明をしてきたんだと。納得はいただけないかもしれないけれども、過程には自信があるというように、例えばこの場で答弁ができるようなステップを踏んでいただきたいなと思いますので、これは
意見で結構です。
◆
鏑木茂哉 委員 最後になりますけれども、私自身の経験で、廃校になる
学校を
近隣の
学校に分けて、廃校にするかどうかを含めてやったときの責任者になったことがあるのと、その前に新しく団地をつくって
小学校ができて、先ほどの
見込みがありましたけれども、人数をあれしたら
見込みが違って、
川崎一番の大
規模校になって分校したと。その分校したときには物すごい議論があって大変だった。私は両方知っているんです。
ただ、いずれにしても、廃校になったときは
子どもの
意見じゃなくて、とりわけ
PTAをやっている親の
意見が物すごく強くて、それは何かというと、今まで
小学校で
PTA活動をしていた仲間の親がいます。また、歴代の
PTAのOB会なんていうのもありますから、そこと分かれて新しく移っちゃう。何となく関係が、そういう思いを持つ親が結構多いんです。ですけれども、新しくつくって、これから歴史をつくっていくという、先ほど木庭
委員、6年生がどうなんだというのがありましたけれども、
小学校の6年生になって、新しい
学校で自分が第一の卒業生になって、これからの伝統をつくっていくスタートをやったという自負が持てるようなことも含めて、多分、
地域ではいろんな議論しながらやってきたと思います。議会としても、今いろんな要望だとかがありましたけれども、それは当然しんしゃくしていただくんですが、
町会も
PTAの人
たちもいろんな中でありますけれども、とにかく
地域がまとまっていくというまとめ方をしていただくのが一番ですので、よろしくお願いしたいと思います。
◆
木庭理香子 委員 先ほどの
推計の話の中で私も1点気になることがありまして、かつて麻生区のはるひ野小中
学校が、
川崎市の
推計が甘くて、創立10年にも満たない時期に増築したりですとか、PFIでやっていますので、給食数の変更であったりとか、さまざまなことが起こりました。その節の、何でこんなことが起こったのかという
説明を
教育委員会の方に受けたときに、はるひ野というエリアが1区画6,000万円を超えているので、こんなに
子どもを連れた若い世代が転居してくると思わなかったというような御
説明を受けました。ですので、先ほどデベロッパーの人
たちから宅地
開発の情報収集だったりとか、過去の購入
状況を把握しているということをおっしゃっていましたけれども、そういう計算間違い事例もあったということを踏まえて、先ほど重冨
委員もおっしゃったように、余裕を持った
通学エリアの変更であったりとか、きっちりとした数ではなく、先ほど飯塚
委員もおっしゃったように、
グラウンドの大きさなんかも非常に狭くて、昨年度の
文教委員会でもさまざまな御
意見が出ていましたと伺っておりますし、そうしたことも踏まえて、今きっちりの数ではなくて、少しゆとりを持ったであるとか、そういう過去の事例なんかもしっかりと把握された上で
検討していただくことを要望させていただきます。
○
川島雅裕 委員長 他にございますでしょうか。よろしいですか。
( なし )
○
川島雅裕 委員長 特に
意見・要望等がなければ、これで「
小杉駅
周辺地区新設小学校の
進捗及び
通学区域等の
検討状況について」の報告を終わります。
ここで
理事者の退室をお願いいたします。
(
理事者退室 )
─────────────────────────
○
川島雅裕 委員長 それでは、その他といたしまして、4月4日の
委員会におきまして、各会派にお持ち帰りいただきまして御
検討いただいた
平成29年度
文教委員会における重点調査項目の選定につきまして、現時点で
委員の皆様から何か御提案、御
意見がございましたらお願いしたいと思います。
それでは、各会派の
皆さんからお聞きしたいところですけれども、橋本
委員、どうですか。
◆
橋本勝 委員 自民党は、1年間ある中でそれなりにいろいろと大事なものが出てくると思います。前にも申し上げたとおり、今、この場で
最初からスタートしなければならないというものでもないので、そういうものが出てきたときにまた御提案させていただいて御賛同いただければ、そうやって重点的な調査をさせていただきたいと思いますので、現段階では特に結構でございます。
◆春孝明
委員 我が会派といたしましては、子育てとか、いじめ問題とか、さまざまありますけれども、先ほど自民党の橋本
委員も言われたとおり、これから
委員会としても
検討事項が上がってくると思いますので、その推移を見ながら
検討していきたいと考えております。
◆
飯塚正良 委員 民進みらいは、
子どもの貧困をテーマにぜひ重点的に
検討していただきたいと思います。
◆
片柳進 委員 私どももこの間申し上げてきましたけれども、特別に
皆さんと同じように重点項目を設定する必要はないと考えております。前期の
文教委員会でも、その他の項目で議員から提起があって調査を行ったということもありましたので、必要があれば、そのときに提起されてくれば、それで済むかなと思っております。
◆
重冨達也 委員 私も
子どもの貧困について調査をしたいと考えています。
○
川島雅裕 委員長 御
意見いただいて、
子どもの貧困ということで民進みらいさんと重冨
委員から
お話ありましたけれども、3会派は今後の
所管事務の報告等の推移を見ながら
検討していきたいという
お話もありましたので、その点どうでしょうか。御理解いただき、今後の
所管事務の報告をいただきながら、必要であれば
委員会として重点項目を
皆さんで御協議いただきながら再度
検討していくということでいかがですか。よろしいですか。
◆
木庭理香子 委員 ちょっと1点だけつけ加えさせていただくとするならば、
子どもの貧困の現状は今国も調査を始めていますし、
川崎市のほうも調査を行っているということなんですけれども、そうしたことの報告をきちんとしていただくであったりとか、今、ほかの会派さんがおっしゃったように、現時点で決めることはないであろうというのは、もちろん、それも必要だと思うんですけれども、やはり一つ問題意識を持って、そこにはきちんとやっていく。ほかの
所管事務の調査なんかはもちろんですけれども、そういったやり方が今後も
委員会ではあってもいいのかなとも思いますので、正副
委員長の御差配にお任せいたしますけれども、そのあたりは配慮していただけたらと思います。
◆
重冨達也 委員 今の段階では重点項目にすべき事案がないという御判断のようなので、今後、重点項目にすべき事案があらわれることを期待してちょっと待ちたいと思います。
○
川島雅裕 委員長 それでは、本件につきましては、今後の
委員会における
所管事務の報告等の
状況も踏まえまして、必要に応じて再度御協議をいただくとしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
川島雅裕 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
─────────────────────────
○
川島雅裕 委員長 次に、その他として
委員会での服装についてでございます。
庁内では、今年度につきましても、地球温暖化防止に向けた取り組みとして、省エネルギー対策の推進や電力需給バランスの確保といった観点から、昨年度に引き続き、職員が5月1日月曜日から10月31日火曜日までの期間、上着、ネクタイの着用をしない夏の軽装を実施することとなっております。
なお、本件につきましては、去る4月20日木曜日に開催されました団長
会議において報告がなされ、
委員会に出席する職員の服装の取り扱いを、上着、ネクタイの着用をしない夏の軽装とすること、また、
委員会中の議員の服装につきましても、各議員の判断を尊重し、それぞれが
対応することが確認されております。つきましては、本
委員会におきましても、
委員会中の議員の服装につきまして、昨年度に引き続き同様の取り扱いとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )