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  1. 川崎市議会 2017-04-27
    平成29年  4月文教委員会−04月27日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成29年  4月文教委員会−04月27日-01号平成29年 4月文教委員会 文教委員会記録 平成29年4月27日(木)  午前10時00分開会                午前10時45分閉会 場所:602会議室 出席委員川島雅裕委員長斎藤伸志委員長鏑木茂哉、大島 明、橋本 勝、岩崎善幸、      春 孝明、石田和子、片柳 進、飯塚正良木庭理香子重冨達也委員 欠席委員:なし 出席説明員:(教育委員会渡邊教育長西教育次長小椋総務部長、        野本教育環境整備推進室長池之上庶務課長古内企画課長、        渡辺教育環境整備推進室担当課長辻健康教育課担当課長       (まちづくり局竹村施設整備部公共建築担当担当課長 日 程 1 所管事務の調査(報告)      (教育委員会)     (1)小杉周辺地区新設小学校進捗及び通学区域等検討状況について     2 その他                午前10時00分開会
    川島雅裕 委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日の日程はお手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。  初めに、教育委員会関係所管事務の調査として、「小杉周辺地区新設小学校進捗及び通学区域等検討状況について」の報告を受けます。  なお、関係理事者として、まちづくり局から竹村公共建築担当課長が出席しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎西 教育次長 それでは、「小杉周辺地区新設小学校進捗及び通学区域等検討状況について」につきまして、渡辺教育環境整備推進室担当課長から説明させていただきます。よろしくお願いします。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 それでは、「小杉周辺地区新設小学校進捗及び通学区域等検討状況」につきまして御説明させていただきます。  資料1をごらんください。事業の取り組みでございますが、初めに工事契約の締結につきましては、川崎まちづくり公社による立替施行の実施により、このたび、まちづくり公社のほうで平成29年3月30日付で建築工事契約を締結いたしましたので、通常工事契約手続に準じる形で御報告いたします。  建築工事契約概要でございますが、工事名仮称小杉小学校新築工事工事場所川崎中原小杉町2丁目295番1、契約の方法は一般競争入札契約金額は34億5,600万円、完成期限平成30年12月28日、契約の相手方は大山・野州共同企業体でございます。構造・規模につきましては、鉄骨造、一部鉄筋コンクリートづくり、地上5階建てでございます。建築面積は4,737平方メートル、延べ床面積は1万1,292.25平方メートルでございます。  続きまして、「2 新設小学校通学区域等検討状況」でございますが、現在、学校予定地通学区域校であります西丸子小学校を初め上丸子小学校今井小学校中原小学校検討対象校とし、PTAを初めとする学校関係者地域関係者の代表で構成する通学区域等検討会議を設置し、具体的な検討を進め、平成29年3月27日に開催しました第3回検討会議で素案を整理したところでございます。  素案内容でございますが、学校名につきましては、中原区在住、在勤、在学の方を対象に募集し、計22件の応募をいただきまして、小杉という地名をもとにした校名案を多くいただいたところでございますので、候補案としまして、漢字表記の「小杉小学校」と平仮名表記の「こすぎ小学校」の2つの案をまとめたところでございます。子どもに親しまれる学校名となるよう、学校地域関係者の御意見を踏まえながら決定してまいります。  また、新設小学校通学区域の設定につきましては、学校適正規模化通学安全性地域活動状況等をもとに、通学区域等検討会議保護者アンケートでの御意見をいただきながら検討を進め、今井小学校の将来的な過大規模化の解消を図ることや西丸子小学校適正規模化の維持、新設小学校学校規模等にも考慮した区域という点を十分に踏まえまして、検討対象小学校方向性を整理いたしました。  初めに、西丸子小学校につきましては、適正規模化の維持を図るため、学校予定地小杉町2丁目地域のみを新設小学校通学区域といたします。  次に、上丸子小学校につきましては、将来的な児童増加への対応が可能と判断し、通学区域現行どおりといたします。  次に、今井小学校につきましては、将来的な過大規模化の解消を図るため、今後も開発状況等により児童増加が見込まれる小杉町3丁目地域新設小学校通学区域といたしますが、地域全体を対象とするのか、地域内の大規模集合住宅のみを対象とするのかについて検討を進めているところでございます。  最後に、中原小学校につきましては、将来的な児童増加への対応が可能と判断し、通学区域現行どおりといたします。  1枚おめくりいただき、資料2−1をごらんください。通学区域等検討会議の中で御提案しました8つの候補案でございます。この中から先ほど御説明いたしました検討対象小学校方向性に基づき、2つ候補案にまとめたところでございます。  1枚おめくりいただき、資料2−2をごらんください。こちらがまとめた2つ候補案でございます。  1枚おめくりいただき、資料2−3をごらんください。D案通学区域を地図でお示ししたものでございます。  1枚おめくりいただき、資料2−4をごらんください。G案の一部修正案通学区域を地図でお示ししたものです。  1枚おめくりいただき、資料3をごらんください。新設小学校設置に伴う中学校通学区域候補案でございます。これらの候補案について、対象小学校保護者地域の皆様の御意見をいただきながら、通学距離通学安全性地域活動状況等を踏まえて新設小学校及び既存中学校通学区域最終案を取りまとめてまいりたいと考えております。  参考資料としまして、新設小学校建物概要に関する資料でございます。後ほどごらん願います。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○川島雅裕 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆木庭理香子 委員 通学区域についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、今、ここの文章の中で示されているのは恐らくD案なんですかね。それはいいとして、通学区域が変わるというのはどのタイミングで変更になるんでしょうか。創立をされてからなんだと思うんですけれども、それまで通っていた学校から、資料1を拝見しますと、例えば西丸子小学校の中で見れば小杉町2丁目地域のみを新設小学校通学区域としますですとか、今井小学校小杉町3丁目の地域とかありますけれども、ここに住んでいるお子さんたちは、例えば1年生から6年生まで一気に移動するということでよろしいんでしょうか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 新設校につきましては、31年4月に開校を予定しておりますので、31年4月の段階で通学区域に指定された児童の皆様は1年生から6年生までが原則全員新設小学校のほうに通うという形になります。 ◆木庭理香子 委員 私自身も小学校1年生のときにはすごくたくさんあって、2年生のときに近隣小学校が開設されて、1年生の7組あったうちの3組分が向こうに行ってしまったですとか、そういう経験もありますし、麻生区で言えば、最近で言うと、万福寺地域開発によりまして、麻生小学校百合丘小学校に分断された地域があるんです。そこに住まわれている保護者方たちによると、やはり仲よかった子ども同士が切り離されてしまうとか、学区によって線引きがぱっとされて、その中で、それまでの子どもたちが培ってきた人間関係などを全く無にされて切り離されてしまうというのはどうなんですかねという意見はよく聞くところですので、そのあたりはどのように整理していくんですか。それはしようがないですと言って説明をして納得していただくしかないんですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 確かに今、委員がおっしゃられた言葉というのは、我々も今、学校保護者説明会保護者アンケートをとった中では数多くいただいております。原則としては1年生から6年生の方が全員対象ということになりますが、やはり友達関係、例えば最高学年、6年生の子どもたちにとっては、あと1年で卒業を迎えるに当たって、そこで転校しなければいけないという非常に負担になるという話も多数いただいておりますので、今、我々のほうとしては、特例措置として、どちらか選べるような形も検討には入れております。ただ、全学年を対象にそれを――それというのは、今度、新設校規模というか、学校運営にも影響してきますので、対象学年をどこにするかは、他都市でも、そういった特例措置を入れているところもございますので、そういった状況もよくお聞きしながら判断していきたいと思っております。 ◆木庭理香子 委員 今、特例措置をというお話を伺いましたので、やはりそこは通っている方たち意見というのをしっかりと受けとめられて、確かに人数が想定していたよりも少ないとか多いというのが最初の6年間はできてしまうのかもしれないんですけれども、1年生は確実にそちらに行くとしたとしても、特に高学年子たちに対しては、例えば修学旅行ですとか、林間学校ですとか、そういった学校行事もありますことから丁寧な対応をしていただくことを要望して、ひとまず結構です。 ◆岩崎善幸 委員 最初資料1の通学区域と言っているところで西丸子小学校、これは小杉2丁目地域は全部新設校へ行くと。今井小学校については大規模集合住宅等も含めて検討していくという説明なんですけれども、これを勘案してD案G案というのができているわけですか。要するにD案というのは、まさに2丁目と3丁目全て入ったということなんだけれども、G案というのは、大規模集合住宅単位通学地域案検討されたものを入れるという話なんですか。D案G案の違いというのをちょっと教えてください。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 D案につきましては、小杉町2丁目と小杉町3丁目全体を学区にするという形になります。G案の一部修正案につきましては、小杉町2丁目と大規模集合住宅でありますプラウドタワー、エクラスタワー、これから開発が進みます小杉町3丁目東地区の大規模集合住宅を入れるという形で上がっております。 ◆岩崎善幸 委員 ちょっとよくわからないんだけれども、もうちょっと詳しく説明してくれますか。どう違うの。どうしてこういうG案D案2つ出てくるわけですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 実は基本的な考え方としましては、最初に申し上げましたように、まず我々は地域単位で設定するということを考えておりました。やはり町会コミュニティ問題等もございますので、町会単位ということを考えていたんですけれども、検討会議の中でもう少し柔軟な対応ができないかと。特に大規模集合住宅の場合、町会には直接加盟せずに、そこで管理組合というものがあって、接点が余りないという状況もございました。そうしたら、その部分で取り出すという形で学区として考えたらどうだという御意見をいただきましたので、G案というのも一つの案として残したということでございます。 ◆岩崎善幸 委員 意図はわかりました。このD案G案というのはどういうふうにしてまとめていかれるんですか。結論はいつ出されるんですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 最終的に学区決定につきましては、ことしの秋ごろをめどに決めていきたいと思っております。このD案G案につきましては、また検討会議等を開きますので、その中で御意見をいただきながら慎重に判断させていただきたいなと思っております。 ◆岩崎善幸 委員 D案G案決定ということについては、そういう会議を何回ぐらいされるおつもりなんですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 年間としては一応3回予定しておりますけれども、あと1回か2回ぐらいで決定はしたいなと思っております。進捗状況によりますけれども。 ◆岩崎善幸 委員 このD案G案についての検討会議の内容というのはどういう御意見が出ているんですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 町会長さんなどのお話によりますと、やはり地域としてのコミュニティもありますし、そこに住んでいる子どもたちが、同じ町会なのに違う学校に行くのはいかがなものかという御意見もいただいております。 ◆岩崎善幸 委員 D案G案ともに、趣旨の組み立て方が大分違うんです。ですから、会議の中でその趣旨をしっかりと説明した上で、皆さんに御理解していただいて協議、検討しないと、勝手に2つ出してきて、どっちかに決めろよという話じゃないと思う。その辺は、やっぱり小杉のあそこの周辺のもともといる町会さんと自治会――マンションなんかはどうしても自治会になっちゃうので、そういったところの組み立て方は大分違ってくるんだよね。考え方も違う。この辺の組み立て方というのは、今後も例えば10年先、20年先、30年先に相当影響すると思うから、その辺の検討あと少なくとも1回はやらなきゃいけないということじゃなくて、3回やるんだったら、しっかりと充実したものを皆さんがお互いに納得できるような形の中で進めていただきたいことを要望しておきます。よろしくお願いします。 ◆飯塚正良 委員 グラウンドなんですが、昨年の文教常任委員会でも議論になったと思うんですが、きょう平成36年までの児童数想定数も出ていますよね。そうすると、最大値で740名ということなんですが、ずばり言うと、740名が入ってきて、1人のグラウンド平米数から割り出すと、これで十分なのかどうなのかということを伺いたいと思うんです。まず、標準的なグラウンドの大きさ、その上で規模の適正。この点についてお願いします。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 大変申しわけございません。手元に詳しい数字等を持ってきておりませんので、後ほど資料提供させていただきたいと思います。 ◆飯塚正良 委員 それでは、D案G案想定数が若干違いますので、あわせてぜひ資料提供を求めたいと思います。D案によりますと、平成37年で824名までなりますよね。そうすると、まず適正規模を伺った上で積算しないとわかりませんけれども、果たしてこれで入り切るのかどうか。それでもし入り切れないということになった場合にどこでグラウンドの確保をしていくのかということをあわせてお願いいたします。 ◆片柳進 委員 どちらの案にしても、小杉町3丁目が新設校学区に加わるということで、そうなりますと、交通量の多い道路の通学路を通って学校に向かうと。途中には大きな交差点もあるし、歩道が狭いということも地域の方から不安の声が出ていると伺っています。通学の際の安全対策の議論というのは検討会議の中でどのようにされているのか伺います。 ◎辻 健康教育課担当課長 こちらの通学路の安全に関しては、先ほどの検討会議におきましても、通学区域等安全対策については検討する予定でございます。危険箇所等については、警察または道路管理者等関係機関と構成される通学路安全対策会議検討して進めていきたいと考えております。 ◆片柳進 委員 基本的にはこれからということで、今までのところPTA関係者なんかも検討会議に入っているということですけれども、危険箇所の指摘とか、そういうことは今まではされてないんですか。 ◎辻 健康教育課担当課長 そちらについては御意見等はいただいておりますけれども、今、はっきり言って、通学区域が定まっていないところでございますので、通学区域がはっきりと定まったところで具体的な検討に入ってまいりたいと考えております。 ◆片柳進 委員 そういう意見を聞いて丁寧にしていただきたいと思います。 ◆石田和子 委員 児童数の増加の見込みなんですけれども、きちっと見込みを立てて推計を立てていくということが基本中の基本で大前提だと思うんです。かつて高津区の久地小学校については、教育委員会児童数見込みが相当甘かったということがあって、途中でプレハブを校庭に建てて対応して、その後、それでもなお足りなくなって、これは隣に敷地を購入していただいて対応してもらってよかったんですけれども、そういったことが起こってくる可能性が、こういう開発に伴う学校新設はもっと慎重にやらなくてはいけないと思うんですが、平成31年度から平成37年度までの児童数推計ですけれども、これはどういう根拠で出しているのか、本当にこれで大丈夫なのかということも重要な問題なのでお聞きしたいと思います。 ◎古内 企画課長 御指摘のとおり、かつて教育委員会の中でも推計に関して、もうちょっと精度が上がらないものかなと検討があったのは事実でございます。当該地小杉周辺地区に関して御質問いただいた点といたしましては、まず、住民基本台帳町丁別児童数を把握しております。ですので、現在、児童数は新生児から6年生までの実数として町丁別に捉えているところでございます。  加えまして各業者さんから、大規模、中規模、小規模を問わず、宅地の開発状況に関しては網羅的に情報を収集しております。ですから、近隣、少なくとも学区域における、特に大規模マンション等については供用開始の時期を捉えながら、それとあと、過去、周辺地域では、年齢層購買層、未就学の児童状況等も含めて推計値に反映させていただいているところでございますので、事、この地域に関しては、かなり確度の高い実数と、学年進行を含めて推計を出させていただいているというところでございます。 ◆石田和子 委員 精度を本当に高めていただいて、児童数推計についてはきちっとやっていっていただかないと、後になって、さまざまな問題が出てくるということがありますので、そこは本当にしっかりやっていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  あと、道路を挟んで違う学校になるということも当然これから出てくる動きで、今の小学校4年生の子たちがこの体制になるのが6年生になってということで、4年生以下は転校される子どもさんが出てくるということですので、その辺はコミュニティの問題、それから児童の間のしっかりとした説明だとかということもきちっとしていかないといけないなと思いますので、それは教育上の配慮が本当に必要になってくると思います。そこはあと年1回か2回ということですけれども、やはり1回、2回ではなくて、きちっと違うレベルの単位の話し合いでも必要になれば、そういう機会をしっかり持っていくということをぜひお願いしたいと思います。 ◆橋本勝 委員 さっき特例を考えていらっしゃるという御発言がございましたけれども、御丁寧にやっていただくことは大事だと思うんですが、兄弟で分かれるだとか、必ずいろんなケースが出てくると思います。丁寧にやっていただくことは結構ですけれども、収拾がつかないような、こっちだけは認めて、こっちだけがとなりますので、そこら辺はきちっとした線引きも含めてうまくやっていただかないといけないのかなと思います。  健常じゃないお子さん、ちょっと人の手が必要だとか、そういう通級指導に通っていらっしゃる子どもさんたちはどういうふうに扱われることになるんですか。この辺、近隣対象校重度障害子どもさんはいらっしゃるんですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 申しわけございません。その点については、今、手元資料がございませんので、後ほど提供させていただきたいと思います。 ◆橋本勝 委員 私の感じでは、ここら辺の学校重度障害の子を受け入れている学校はなかったのかなと思っているんですけれども、もしそういう子がいたときにどういう扱いをしたらいいのか、必要だと思われますので、よく調べていただきたいと思っております。  もう1点なんですけれども、小学校避難所ということになりますので、この建築に当たっての分散型のエネルギーの供給確保についての考え方をちょっと伺いたいと思います。 ◎竹村 まちづくり局施設整備部公共建築担当担当課長 計画といたしまして、太陽光発電蓄電池の計画につきましては、太陽光発電については30キロワット、蓄電池については20キロワットを計画いたしまして、災害時の負荷のもとに容量を算定しておる状況です。 ◆橋本勝 委員 それ以外に、都市ガスだけじゃなくて、いざというときのLPガスのことを議会でも随分指摘させていただいておりますが、教育委員会としても、一部だけでもLPガスの設備を常設するような形で各学校に整備していっていただいていると思うんですけれども、そこら辺の視点は、この学校には取り入れられてないんですか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 申しわけございません、ちょっと説明が足りなかったようですけれども、プロパンガスについても複数熱源化ということで導入する予定でございます。 ◆橋本勝 委員 それはどの程度の規模のものなのかというか、後で結構ですから、教えていただけますか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 後ほど提供させていただきます。 ◆橋本勝 委員 お願いします。結構です。 ◆重冨達也 委員 検討に当たっては、検討会議というのが一般の方も来やすい時間帯でやっていただいているのはすごくありがたいなと思っています。検討過程については最後にお伝えをしたいんですけれども、先ほど石田(和)委員からありました今後の見込みのずれの話なんですが、これは想定される最大が、用意するのが30教室だと思うんですけれども、30教室になるような見込みが立ってしまったら僕はだめだと思っていて、物をつくるときにはある程度設計の段階で安全率的な考え方を取り入れて、余分に教室が残るような考え方をしないといけないと思うんです。  今後の推計について、川崎教育委員会がやってきた過去の推計がどれぐらいずれているのかというのは、実績として、例えば5年前の推計が現在5%ずれている学校は何校ぐらいあるのか、10%ずれている学校が何校ぐらいだったのかというのを出しておくと、ずれた場合でも、これぐらいのずれでおさまるだろうというのがわかるような気がするので、もしそういうことが可能であればやっていただきたいなと思うのと、難しいようであればデータをいただければ僕のほうでやりたいと思うんですけれども、いかがですか。 ◎古内 企画課長 過去のデータについては手持ちがございますので、まず、そういった検証ができるかどうかを考えた上で情報提供等を考えたいと思います。 ◆重冨達也 委員 恐らくできるので、ぜひお願いします。  最後、過程の話をしたいんですけれども、いろいろ案が出てきて、多分、相当大変だろうなと。大体、検討会議にいそうな方の顔が僕は浮かびますので、大変苦労しているんだろうなとは思います。  1点だけ、ちょっと確認したいのが、区役所の方との連携というか、恐らく区役所の方のほうが、あの人はこういう言い方をしたときには、実はこういうことを考えているんだよというのをわかっていると思うんですけれども、区役所の方はどれぐらい関係しているんでしょうか。 ◎渡辺 教育環境整備推進室担当課長 区役所の方は検討会議の中には出ておりません。ただ、地域の方なので、どういった方がこういうことに精通しているのかと、そういったお話は伺いながら、委員の方についてはお願いしたということでございます。 ◆重冨達也 委員 それであればよかったなと思うんですけれども、せっかく同じ市の職員ですから、持っている知恵はかりたほうがいいだろうと思いましたので、今後もぜひお願いします。  最後意見なんですけれども、恐らくこれはどの案にしても、不満足な方というのは当然出ると思います。ですので、こういうときにすごく大事なのは、やり方だったり、その過程だと思うんです。恐らくどれにしようとしたときにでも、それでは納得がいかんという方は出ると思いますけれども、そういう方が出たときにしっかりと説明をしてきたんだと。納得はいただけないかもしれないけれども、過程には自信があるというように、例えばこの場で答弁ができるようなステップを踏んでいただきたいなと思いますので、これは意見で結構です。 ◆鏑木茂哉 委員 最後になりますけれども、私自身の経験で、廃校になる学校近隣学校に分けて、廃校にするかどうかを含めてやったときの責任者になったことがあるのと、その前に新しく団地をつくって小学校ができて、先ほどの見込みがありましたけれども、人数をあれしたら見込みが違って、川崎一番の大規模校になって分校したと。その分校したときには物すごい議論があって大変だった。私は両方知っているんです。  ただ、いずれにしても、廃校になったときは子ども意見じゃなくて、とりわけPTAをやっている親の意見が物すごく強くて、それは何かというと、今まで小学校PTA活動をしていた仲間の親がいます。また、歴代のPTAのOB会なんていうのもありますから、そこと分かれて新しく移っちゃう。何となく関係が、そういう思いを持つ親が結構多いんです。ですけれども、新しくつくって、これから歴史をつくっていくという、先ほど木庭委員、6年生がどうなんだというのがありましたけれども、小学校の6年生になって、新しい学校で自分が第一の卒業生になって、これからの伝統をつくっていくスタートをやったという自負が持てるようなことも含めて、多分、地域ではいろんな議論しながらやってきたと思います。議会としても、今いろんな要望だとかがありましたけれども、それは当然しんしゃくしていただくんですが、町会PTAの人たちもいろんな中でありますけれども、とにかく地域がまとまっていくというまとめ方をしていただくのが一番ですので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆木庭理香子 委員 先ほどの推計の話の中で私も1点気になることがありまして、かつて麻生区のはるひ野小中学校が、川崎市の推計が甘くて、創立10年にも満たない時期に増築したりですとか、PFIでやっていますので、給食数の変更であったりとか、さまざまなことが起こりました。その節の、何でこんなことが起こったのかという説明教育委員会の方に受けたときに、はるひ野というエリアが1区画6,000万円を超えているので、こんなに子どもを連れた若い世代が転居してくると思わなかったというような御説明を受けました。ですので、先ほどデベロッパーの人たちから宅地開発の情報収集だったりとか、過去の購入状況を把握しているということをおっしゃっていましたけれども、そういう計算間違い事例もあったということを踏まえて、先ほど重冨委員もおっしゃったように、余裕を持った通学エリアの変更であったりとか、きっちりとした数ではなく、先ほど飯塚委員もおっしゃったように、グラウンドの大きさなんかも非常に狭くて、昨年度の文教委員会でもさまざまな御意見が出ていましたと伺っておりますし、そうしたことも踏まえて、今きっちりの数ではなくて、少しゆとりを持ったであるとか、そういう過去の事例なんかもしっかりと把握された上で検討していただくことを要望させていただきます。 ○川島雅裕 委員長 他にございますでしょうか。よろしいですか。                  ( なし ) ○川島雅裕 委員長 特に意見・要望等がなければ、これで「小杉周辺地区新設小学校進捗及び通学区域等検討状況について」の報告を終わります。  ここで理事者の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○川島雅裕 委員長 それでは、その他といたしまして、4月4日の委員会におきまして、各会派にお持ち帰りいただきまして御検討いただいた平成29年度文教委員会における重点調査項目の選定につきまして、現時点で委員の皆様から何か御提案、御意見がございましたらお願いしたいと思います。  それでは、各会派の皆さんからお聞きしたいところですけれども、橋本委員、どうですか。 ◆橋本勝 委員 自民党は、1年間ある中でそれなりにいろいろと大事なものが出てくると思います。前にも申し上げたとおり、今、この場で最初からスタートしなければならないというものでもないので、そういうものが出てきたときにまた御提案させていただいて御賛同いただければ、そうやって重点的な調査をさせていただきたいと思いますので、現段階では特に結構でございます。 ◆春孝明 委員 我が会派といたしましては、子育てとか、いじめ問題とか、さまざまありますけれども、先ほど自民党の橋本委員も言われたとおり、これから委員会としても検討事項が上がってくると思いますので、その推移を見ながら検討していきたいと考えております。 ◆飯塚正良 委員 民進みらいは、子どもの貧困をテーマにぜひ重点的に検討していただきたいと思います。 ◆片柳進 委員 私どももこの間申し上げてきましたけれども、特別に皆さんと同じように重点項目を設定する必要はないと考えております。前期の文教委員会でも、その他の項目で議員から提起があって調査を行ったということもありましたので、必要があれば、そのときに提起されてくれば、それで済むかなと思っております。 ◆重冨達也 委員 私も子どもの貧困について調査をしたいと考えています。 ○川島雅裕 委員長 御意見いただいて、子どもの貧困ということで民進みらいさんと重冨委員からお話ありましたけれども、3会派は今後の所管事務の報告等の推移を見ながら検討していきたいというお話もありましたので、その点どうでしょうか。御理解いただき、今後の所管事務の報告をいただきながら、必要であれば委員会として重点項目を皆さんで御協議いただきながら再度検討していくということでいかがですか。よろしいですか。 ◆木庭理香子 委員 ちょっと1点だけつけ加えさせていただくとするならば、子どもの貧困の現状は今国も調査を始めていますし、川崎市のほうも調査を行っているということなんですけれども、そうしたことの報告をきちんとしていただくであったりとか、今、ほかの会派さんがおっしゃったように、現時点で決めることはないであろうというのは、もちろん、それも必要だと思うんですけれども、やはり一つ問題意識を持って、そこにはきちんとやっていく。ほかの所管事務の調査なんかはもちろんですけれども、そういったやり方が今後も委員会ではあってもいいのかなとも思いますので、正副委員長の御差配にお任せいたしますけれども、そのあたりは配慮していただけたらと思います。 ◆重冨達也 委員 今の段階では重点項目にすべき事案がないという御判断のようなので、今後、重点項目にすべき事案があらわれることを期待してちょっと待ちたいと思います。 ○川島雅裕 委員長 それでは、本件につきましては、今後の委員会における所管事務の報告等の状況も踏まえまして、必要に応じて再度御協議をいただくとしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○川島雅裕 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。         ───────────────────────── ○川島雅裕 委員長 次に、その他として委員会での服装についてでございます。  庁内では、今年度につきましても、地球温暖化防止に向けた取り組みとして、省エネルギー対策の推進や電力需給バランスの確保といった観点から、昨年度に引き続き、職員が5月1日月曜日から10月31日火曜日までの期間、上着、ネクタイの着用をしない夏の軽装を実施することとなっております。  なお、本件につきましては、去る4月20日木曜日に開催されました団長会議において報告がなされ、委員会に出席する職員の服装の取り扱いを、上着、ネクタイの着用をしない夏の軽装とすること、また、委員会中の議員の服装につきましても、各議員の判断を尊重し、それぞれが対応することが確認されております。つきましては、本委員会におきましても、委員会中の議員の服装につきまして、昨年度に引き続き同様の取り扱いとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし )
    川島雅裕 委員長 それでは、以上であります。         ───────────────────────── ○川島雅裕 委員長 それでは、次に今後の委員会日程について御協議いただきます。   協議の結果、5月18日(木)に開催することとした。         ───────────────────────── ○川島雅裕 委員長 そのほか、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○川島雅裕 委員長 それでは、以上で本日の文教委員会を閉会いたします。                午前10時45分閉会...