川崎市議会 2015-05-25
平成27年 第2回臨時会−05月25日-01号
平成27年 第2回臨時会−05月25日-01号平成27年 第2回臨時会
川崎市議会臨時会会議録(第1日)
平成27年5月25日(月)
議事日程
第1
会議録署名議員の指名
第2
議席の指定
第3
会期の決定
第4
議長の選挙
第5
副議長の選挙
第6
常任委員会委員の選任
第7
それでは、年長議員の
石田和子議員を御紹介申し上げます。議長席へお願いいたします。
〔臨時議長
石田和子着席、拍手〕
○臨時議長(石田和子) ただいま御紹介をいただきました石田和子でございます。
地方自治法第107条の規定によりまして、議長が選挙されるまでの間、臨時議長を務めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
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○臨時議長(石田和子) ただいまから平成27年第2回
川崎市議会臨時会を開会いたします。
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○臨時議長(石田和子) 直ちに本日の会議を開きます。
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○臨時議長(石田和子) 最初に、市長から発言を求められておりますので、お願いをいたします。市長。
〔市長
福田紀彦登壇〕
◎市長(福田紀彦) 平成27年第2回
川崎市議会臨時会の開会に当たりまして、一言申し述べさせていただきたいと存じます。
本日、この歴史と伝統ある
川崎市議会の議場において、市民の代表として選任されました議員の皆様に御挨拶を申し上げることは、私にとりましても大変光栄なことでございます。皆様方におかれましては、去る4月12日の
統一地方選挙におきまして、市民の方々の信託を得て晴れて当選されましたことに敬意を表しますとともに、心よりお祝い申し上げます。
私たちが市民の皆様からいただいた負託に応えるべく、よりよい川崎を築いていくためには、議会と行政とが信頼を深めつつ対話を重ね、車の両輪となって市政を進めていくことが大切であります。今後も、全ては市民のためにを基本に市政の推進に全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、引き続き御協力くださいますようよろしくお願いをいたします。
さて、このたび川崎区の簡易宿泊所で発生した火災により多くの方が亡くなられました。ここに亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、負傷された方々にお見舞いを申し上げます。まずは実態の把握と事故の検証にしっかりと取り組んでまいります。
昨年90周年を迎えた本市は、首都圏の中核を担い、魅力あふれる都市へと発展を遂げ、この4月に
政令指定都市7番目の人口規模となりました。また、同じくこの4月には、喫緊の課題であった待機児童の解消を実現することができました。さらには、今月、
羽田空港周辺及び京浜臨海部における
国際戦略拠点の形成に大きく寄与する
羽田連絡道路について、事業の早期実現に向けて、国や地方自治体などの関係者間でルート、構造、事業主体等について基本的な合意がなされたところでございます。
こうした本市の歩みと日々進展する姿を踏まえますと、この川崎を一歩でも先へと進めていくためには、行政を担う者として課題への対応を着実に積み重ねていくとともに、チャレンジを続けていくことの大切さを強く感じているところでございます。今後もこうした思いを胸に、市政運営に邁進してまいります。
今年度は市政運営の指針となる新たな総合計画と
行財政改革に関する計画の策定の年でもあります。両計画ともに今年度末の策定に向け作業を進めているところでございまして、新たな総合計画につきましては、川崎の未来を市民の方々とともにつくり上げていくためには、地域の課題を共有しながら対話を深めていくことが大切と考え、これまで無作為抽出した市民によるワークショップや
市民検討会議など、さまざまな機会を通じて多くの市民の方々から御意見をお聞きしてまいりました。また、専門的な立場からの御意見や御助言をいただく場として有識者会議を開催し、社会福祉、子育て、まちづくり、経済、文化・スポーツなど、幅広く議論を進めているところでございます。今後は、これまでさまざまな立場の皆様からお聞きしてきた御意見を生かしながらさらに検討を進め、30年程度を展望した市の目指すべき将来像や、おおむね10年程度の市政運営の方向性など、新たな総合計画の素案の中でお示ししていきたいと考えております。
一方で、最大の課題である少子高齢化の進展や厳しい財政状況などに対応しながら、市民の皆様に必要な
行政サービスを将来にわたって安定的に提供していくためには、
行財政改革に全力で取り組み、必要な経営資源を確保することはもちろんのこと、市民満足度の高い市役所を構築していく必要がございます。このことから、今後の
行財政改革については必要な量的改革に引き続き取り組みながら、市役所組織や
市民サービスの質的改革を中心として、職員一丸となって推進してまいります。
このような考え方に基づき、
行財政改革の検討を進めていくに当たり、この夏に、これからの
行財政改革の基本的な方向性をお示しし、広く御意見をお聞きしながら、今年度末に向けて
行財政改革に関する計画の策定を進めてまいります。
この新たな総合計画と
行財政改革に関する計画により、本市の有する経営資源を最大限に生かしながら、真に必要な施策、事業を着実に推進することで、市民も、企業も、元気で、誰もが安心して心豊かに生涯暮らしたいと思うまちを目指して、議員の皆様、市民の方々とともに川崎の未来を切り開いてまいりたいと存じます。
今後とも、市民の代表でございます議員の皆様から御意見をいただき、お互いに議論を尽くしながら市民のために汗をかいてまいりたいと考えておりますので、引き続き御尽力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
引き続きまして、この臨時議会に緊急を要する議案を提案いたしましたので、その議案の概要について御説明を申し上げます。提出議案は条例1件でございまして、専決処分をいたしましたので、その御承認をお願いするものでございます。
議案第85号は、川崎市
市税条例等の一部を改正する条例の制定について専決処分をしたものでございます。
以上で私の説明を終わらせていただきますが、細部につきましては後ほど関係職員から御説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
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○臨時議長(石田和子) 次に、
議事説明員につきまして、市長から紹介いたしたい旨の申し出がありますので、お願いをいたします。市長。
◎市長(福田紀彦) それでは、私から、
議事説明員の紹介をさせていただきます。
なお、紹介の順序がお手元に差し上げてございます一覧表と若干異なるところもございますので、御了承いただきたいと存じます。(資料編2ページ参照)
まず、副市長、
病院事業管理者、
上下水道事業管理者でございます。こちら側から、砂田副市長。
〔
砂田慎治起立、黙礼〕
三浦副市長。
〔三浦 淳起立、黙礼〕
菊地副市長でございます。
〔
菊地義雄起立、黙礼〕
向こう側に参りまして、
堀内病院事業管理者。
〔
堀内行雄起立、黙礼〕
飛彈上下水道事業管理者でございます。
〔
飛彈良一起立、黙礼〕
こちらに戻りまして、局長級でございますが、初めに
伊藤総務局長。
〔伊藤 弘起立、黙礼〕
瀧峠総合企画局長。
〔
瀧峠雅介起立、黙礼〕
大村財政局長。
〔
大村研一起立、黙礼〕
加藤市民・
こども局長。
〔
加藤順一起立、黙礼〕
小池こども本部長。
〔
小池義教起立、黙礼〕
伊藤経済労働局長。
〔
伊藤和良起立、黙礼〕
小林環境局長。
〔
小林哲喜起立、黙礼〕
成田健康福祉局長。
〔
成田哲夫起立、黙礼〕
金子まちづくり局長。
〔金子 督起立、黙礼〕
金子建設緑政局長。
〔
金子正典起立、黙礼〕
向こう側に参りまして、
南部消防局長。
〔
南部浩一起立、黙礼〕
飯塚交通局長。
〔飯塚 哲起立、黙礼〕
今井病院局長。
〔
今井宏晴起立、黙礼〕
奥谷港湾局長。
〔奥谷 丈起立、黙礼〕
豊本
会計管理者でございます。
〔
豊本欽也起立、黙礼〕
次に、各区長の紹介をさせていただきます。
大谷川崎区長。
〔
大谷雄二起立、黙礼〕
上野幸区長。
〔
上野葉子起立、黙礼〕
鈴木中原区長。
〔
鈴木賢二起立、黙礼〕
土方高津区長。
〔
土方慎也起立、黙礼〕
野本宮前区長。
〔
野本紀子起立、黙礼〕
中村多摩区長。
〔
中村孝也起立、黙礼〕
多田麻生区長。
〔
多田昭彦起立、黙礼〕
なお、他の執行機関の代表委員並びに事務局長につきましても、便宜上私から紹介をさせていただきます。
初めに、
峪教育委員会委員長。
〔峪 正人起立、黙礼〕
本間選挙管理委員会委員長。
〔
本間二郎起立、黙礼〕
村田代表監査委員。
〔
村田恭輔起立、黙礼〕
重見人事委員会委員長。
〔
重見憲明起立、黙礼〕
続きまして、渡邊教育長。
〔
渡邊直美起立、黙礼〕
星選挙管理委員会事務局長。
〔星 雅之起立、黙礼〕
川鍋監査事務局長。
〔
川鍋雅裕起立、黙礼〕
石澤人事委員会事務局長。
〔
石澤桂司起立、黙礼〕
安藤市民オンブズマン事務局長でございます。
〔安藤 勲起立、黙礼〕
以上でございます。ありがとうございました。
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○臨時議長(石田和子) 次に、本日の議事日程を報告いたします。
本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。(資料編1ページ参照)
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○臨時議長(石田和子) これより日程に従い、本日の議事を進めます。
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○臨時議長(石田和子)
△日程第1の
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によりまして、本職から御指名を申し上げます。
春孝明議員、
矢沢孝雄議員、
片柳進議員、以上の3人の議員を御指名いたします。
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○臨時議長(石田和子) 次に、
△日程第2の議席の指定を行います。
お諮りいたします。議席につきましては、会議規則第3条第1項の規定によりまして、本職から指定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) 御異議ないものと認めます。よって、議席は本職が指定いたします。
これより議員の議席番号と氏名を申し上げます。議会局長。
◎議会局長(古知屋清) それでは、申し上げます。
1番、
重冨達也議員。2番、
月本琢也議員。3番、添田勝議員。4番、
小田理恵子議員。5番、
渡辺あつ子議員。6番、
三宅隆介議員。7番、
春孝明議員。8番、
川島雅裕議員。9番、
河野ゆかり議員。10番、
矢沢孝雄議員。11番、末永直議員。12番、老沼純議員。13番、
斎藤伸志議員。14番、
野田雅之議員。15番、
片柳進議員。16番、
宗田裕之議員。17番、渡辺学議員。18番、林敏夫議員。19番、
松井孝至議員。20番、
押本吉司議員。21番、
田村伸一郎議員。22番、
浜田昌利議員。23番、かわの忠正議員。24番、原典之議員。25番、
青木功雄議員。26番、橋本勝議員。27番、
山崎直史議員。28番、
吉沢章子議員。29番、
大庭裕子議員。30番、
勝又光江議員。31番、
井口真美議員。32番、
佐野仁昭議員。33番、
木庭理香子議員。34番、
露木明美議員。35番、堀添健議員。36番、
岩隈千尋議員。37番、
吉岡俊祐議員。38番、
山田晴彦議員。39番、
沼沢和明議員。40番、林浩美議員。41番、
松原成文議員。42番、
廣田健一議員。43番、
石田康博議員。44番、浅野文直議員。45番、
石川建二議員。46番、
斉藤隆司議員。47番、
石田和子議員。48番、
市古映美議員。49番、
山田益男議員。50番、
織田勝久議員。51番、
飯塚正良議員。52番、
雨笠裕治議員。53番、
花輪孝一議員。54番、
菅原進議員。55番、
後藤晶一議員。56番、
岩崎善幸議員。57番、大島明議員。58番、
嶋崎嘉夫議員。59番、
鏑木茂哉議員。60番、
坂本茂議員。以上でございます。
○臨時議長(石田和子) ただいま議会局長が申し上げましたとおり、議席を指定いたします。
お諮りいたします。ただいまの指定に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの指定のとおり、議席は決定いたしました。
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○臨時議長(石田和子) 次に、
△日程第3の会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は本日並びに明日26日の2日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) 御異議ないものと認めます。よって、
今期臨時会の会期は本日並びに明日26日の2日間と決定いたしました。
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○臨時議長(石田和子) 次に、
△日程第4の議長の選挙を行います。
会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○臨時議長(石田和子) 議長の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。42番、
廣田健一議員。
〔
廣田健一登壇、拍手〕
◆42番(廣田健一) おはようございます。お許しをいただきましたので、推薦の御挨拶を申し上げます。
私は、
自由民主党川崎市議団を代表いたしまして、議長に同僚の
石田康博議員を推薦申し上げます。石田議員は平成11年に初当選以来、現在5期目を迎えるとともに、川崎市政の発展と市民生活の向上に尽力してまいりました。特に、市議会では、
健康福祉委員会委員長、
市民委員会委員長、
予算審査特別委員会副委員長、
議会運営委員会副委員長の要職を歴任するとともに、平成23年12月より平成25年3月まで、
議会運営検討協議会座長として16項目の議会改革の検討をしてまいりました。平成25年4月より、
自民党川崎市議団団長として団の運営に当たり、その職責を果たしてまいりました。
川崎市では、今年度より総合計画の策定、教育大綱の策定と市議会の果たす役割は重要であります。議会のかじ取り役であります議長の職責も極めて重要であります。議会改革に向けて熱心に取り組んでこられました石田議員こそ、市民に開かれた議会運営のため、一層の推進に向けて全力で取り組み、民主的な議会運営を行うことができる人物であり、
川崎市議会議長にふさわしい人物であると確信しております。
ここに
石田康博議員を
川崎市議会議長として議員の皆様に御推薦申し上げますので、何とぞ御賛同いただけますよう心からお願いを申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○臨時議長(石田和子) 32番、
佐野仁昭議員。
〔
佐野仁昭登壇、拍手〕
◆32番(佐野仁昭) お許しをいただきまして、推薦の御挨拶を申し上げます。
このたび、議長選挙に当たり40年ぶりに複数候補による選挙となりました。私たちは、議会運営というのはそれぞれの立場を尊重し、公正公平で民主的な議会運営を行うことが大切ということを前提に、40年間何の問題もなく続けてきた慣例に基づいた議会の役職の選出をぎりぎりまで求めてまいりました。国と異なり、地方自治体では、首長と議会議員は直接住民から選挙で選ばれるという二元代表制がとられ、議会議員は行政をチェックしていく役割を担っております。行政をチェックするとともに、市の施策に住民の多様な意見を反映させていくためには、大会派のみならず、少数会派も役職を担うことが求められています。そのような観点から、これまで正副議長は第1、第2会派から、監査委員は第3、第4会派から、
神奈川県内広域水道企業団議会議員などについては、議員数の比例配分によって選出をしてまいりました。しかし、これまで40年間続けてきた慣例を踏襲することについて、今回の世話人会では合意に至りませんでした。このことは、これまでの
川崎市議会の誇るべき慣例を覆すことになり、極めて残念です。私たちは、議会の役職は住民の多様な意見が反映できる今までの選出方法に戻すべきと考えています。そのことをまず申し上げておきます。
そのような中、このような選挙になったことに伴い、私は日本共産党を代表いたしまして、議長に同僚の
市古映美議員を推薦申し上げます。市古議員は1987年に初当選して以来、現在8期目に当たり、この間、川崎市政の発展と市民生活の向上に尽力してまいりました。特に
川崎市議会においては、
予算審査特別委員会委員長を初め、旧第3
委員会委員長、川崎市監査委員など要職を歴任するとともに、2013年から私ども
日本共産党川崎市議団団長として、経験に裏打ちされた高い見識と強い責任感を持って団の運営に当たり、その職責を十分に果たしてまいりました。また、どんな立場の人に対しても分け隔てなくその尊厳を重んじる人間性と、公平公正を何よりも大切にする強い正義感を兼ね備え、中立公平な議会運営を行う議長という職責にふさわしい人物であると確信しております。また、社会における女性の活躍が大いに期待される中で、本市における初の女性議長としても、その良識と度量の大きさにおいても、市民に開かれ、公平で民主的な議会運営をより一層発展させるためにも、
市古映美議員こそ、その重責を担うにふさわしい人物であると確信しております。
ここに
市古映美議員を
川崎市議会議長として議員の皆様に御推薦申し上げますので、何とぞ御賛同いただけますように心からお願いを申し上げまして、推薦の言葉といたします。(拍手)
○臨時議長(石田和子) ほかに御推薦の発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。
これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。議会局長に報告させます。
◎議会局長(古知屋清) ただいまの出席議員、臨時議長とも60人。
○臨時議長(石田和子) ただいまの出席議員数は議会局長の報告のとおりであります。
これより書記に投票用紙を配布させます。
〔投票用紙配布〕
○臨時議長(石田和子) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) 配布漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○臨時議長(石田和子) 投票箱に異状はないものと認めます。
それでは、これより投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔投票〕
○臨時議長(石田和子) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) 投票漏れはないものと認めます。
これをもちまして投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○臨時議長(石田和子) これより開票を行います。
まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。
開票立会人に、52番、
雨笠裕治議員、56番、
岩崎善幸議員、58番、
嶋崎嘉夫議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(石田和子) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。
これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。
〔開票〕
○臨時議長(石田和子) 選挙の結果を議会局長から報告させます。
◎議会局長(古知屋清) それでは、申し上げます。
投票総数60票。うち有効投票60票。無効投票なし。有効投票60票中、
石田康博議員49票、
市古映美議員11票。以上でございます。
○臨時議長(石田和子) 選挙の結果はただいまの報告のとおりです。したがいまして、議長には
石田康博議員が当選されました。
ただいま当選されました
石田康博議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
それでは、ただいま議長に当選されました
石田康博議員に御挨拶をお願いいたします。
〔石田康博登壇、拍手〕
○議長(石田康博) 議長就任に当たりまして一言御挨拶を申し上げたいと存じます。第40代
川崎市議会議長を拝命いたしました石田康博でございます。大変身に余る光栄でございまして、全ての皆様方に心から感謝を申し上げる次第でございます。歴史と伝統のある
川崎市議会の議長として、大変身の引き締まる思いでございます。147万川崎市民の負託に全力で応えてまいりたいと思っております。
さて、私たちの住む川崎市でありますけれども、昨年90周年の節目を迎えました。いよいよ100周年に向けての第一歩が歩まれているところでございます。川崎市の歴史を振り返ってみますれば、大正13年に人口が4万8,000人でスタートした川崎市でありますけれども、年々人口がふえてございまして、147万市民が今川崎市で生活をするようになっているところでありまして、ことしの春には京都市を抜いて
政令指定都市で7番目の順位を数える大都市へと成長、発展しているところであります。これからさらに人口増が見込まれておりまして、川崎市のさらなる発展が期待をされているところであります。しかしながら、これからいずれ訪れるであろう人口減少化社会の到来、少子高齢化を迎えて生産年齢人口が減少してまいります。そして、川崎市の施設も老朽化を迎えてくる。このように、川崎市の財政も厳しい状況にあるわけであります。
幸いにも、川崎市には臨海部に国際戦略総合特区を初めとするすばらしい最先端技術を持ったライフイノベーションの新しい産業も集積しているところでありますし、川崎市がかつて経験した公害を克服したすばらしい技術のあるグリーンイノベーションの進展も進められているところでございます。さらに、川崎市には多摩川を中心とした豊富な緑もありますし、また、市内外で活躍する優秀な人材もいるわけであります。そして、映画や、あるいはスポーツ、文化、芸術、音楽とさまざまなポテンシャルが内包しているわけでございまして、私は、こうした川崎の持つポテンシャルを最大限に生かしながら、しっかりと147万市民がこの川崎で生まれ育ち、そして住んでよかったと思える川崎市のまちづくりを目指してまいりたいと考えております。
そして、議会におきましても、これからしっかりと議会改革を進めながら、川崎市において、より開かれた議会を推進してまいりたいと思っております。議員各位におかれましては、ぜひとも公正で公平な議会運営に御協力をいただくようお願いさせていただき、そして福田市長を初めとする理事者の皆様方におかれましても、議会運営に御協力いただきますよう心からお願いさせていただきまして、一言就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○臨時議長(石田和子) これをもちまして私の臨時議長としての職務は終わりました。御協力、ありがとうございました。
それでは、石田議長と交代いたします。
〔臨時議長退席、議長着席〕
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○議長(石田康博) 次に、
△日程第5の副議長の選挙を行います。
会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○議長(石田康博) 副議長の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。53番、
花輪孝一議員。
〔花輪孝一登壇、拍手〕
◆53番(花輪孝一) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は公明党
川崎市議会議員団を代表して、副議長候補者の推薦を申し上げたいと思います。
川崎市議会第41代副議長候補者として、我が団の
菅原進議員を推薦させていただきます。
菅原進議員は、平成11年の初当選以来、現在5期目であります。その間、
市民委員会委員長、総務委員会副委員長、決算審査特別
委員会委員長、
議会運営委員会委員などを歴任し、公平で公正な議会運営に尽くしてまいりました。さらに、平成23年5月から2年間、公明党
川崎市議会議員団団長を務め、力強くリーダーシップを発揮し、団の発展向上に寄与していただきました。
地方創生が叫ばれ、地方議会のさらなる役割の強化が求められている中で、それを力強く推進するパワーあふれる
菅原進議員こそ、副議長として最適任であると確信をいたしております。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心よりお願いをいたしまして、推薦の言葉といたします。ありがとうございます。(拍手)
○議長(石田康博) 32番、
佐野仁昭議員。
〔
佐野仁昭登壇、拍手〕
◆32番(佐野仁昭) お許しをいただきまして、推薦の御挨拶を申し上げます。
私は、日本共産党を代表いたしまして、副議長に同僚の
石田和子議員を推薦申し上げます。石田議員は、1999年に初当選して以来、現在5期目に当たり、この間、川崎市政の発展と市民生活の向上に尽力してまいりました。特に
川崎市議会においては、
健康福祉委員会委員長を歴任するとともに、2014年から、日本共産党川崎市議団副団長として、強い責任感と冷静な判断力を持ってその職責を十分に果たしてまいりました。また、子どもたちの健やかな成長と安全をいつも心に刻み、市民の切実な願いを我がこととして受けとめ、粘り強く取り組み、多くの課題解決にその手腕を発揮されてきました。気さくで誠実なその人柄から、多くの同僚議員の皆様からも信頼をいただいているところでございます。
何よりも多様な市民の要望に応え、市政に反映させるための重要な役割が求められている地方議会において、
石田和子議員は副議長として適任であり、市民に開かれた公平で公正な議会運営に誠実に取り組んでいくものと確信しております。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同いただけますよう心からお願い申し上げまして、推薦の言葉といたします。(拍手)
○議長(石田康博) ほかに御推薦の発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。
これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。議会局長に報告させます。
◎議会局長(古知屋清) ただいまの出席議員、議長とも60人。
○議長(石田康博) ただいまの出席議員数は議会局長の報告のとおりです。
これより書記に投票用紙を配布させます。
〔投票用紙配布〕
○議長(石田康博) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 配布漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(石田康博) 投票箱に異状はないものと認めます。
それでは、これより投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔投票〕
○議長(石田康博) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 投票漏れはないものと認めます。
これをもちまして投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(石田康博) これより開票を行います。
まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。
開票立会人には、先ほどの議長選挙の際にお願いをいたしました52番、
雨笠裕治議員、56番、
岩崎善幸議員、58番、
嶋崎嘉夫議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。
これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。
〔開票〕
○議長(石田康博) 選挙の結果を議会局長から報告させます。
◎議会局長(古知屋清) それでは、申し上げます。
投票総数60票。うち有効投票59票。無効投票1票。有効投票59票中、
菅原進議員47票、
石田和子議員12票。以上でございます。
○議長(石田康博) 選挙の結果はただいまの報告のとおりです。したがいまして、副議長には
菅原進議員が当選されました。
ただいま当選されました
菅原進議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
それでは、ただいま副議長に当選されました
菅原進議員に御挨拶をお願いいたします。
〔菅原進登壇、拍手〕
○副議長(菅原進) 副議長の就任に当たりまして、一言御挨拶をさせていただきたいと思います。皆様の御賛同をいただき、第41代の副議長に選出いただきました。まことにありがとうございました。光栄であり、また皆様に感謝申し上げたいと思います。ただ、この責任の重大さに大変に心から頑張らねばならない、このような思いをしております。
さて、川崎市は147万を超える都市となってまいりました。内実ともにますます発展、このような川崎市でございます。しかしながら、さまざまな課題もあります。少子化対策、そして災害対策、さらには財政問題、そしてグローバル化に対する対応などさまざまな課題が山積しております。このような状況の中に川崎で市長が新しく誕生いたしました。1年半が経過し、新市長の初めての予算が発表され、決定されました。先ほどお話がありましたように、今現在、
行財政改革、そして新総合計画が策定されております。このような状況の中に、今この議会で皆様の情熱、また迫真ある議論が求められております。
このような中で、幸いにも石田康博議長が誕生いたしました。博識豊かな、また温厚で情熱的、そして何といってもスマートな、そしてまた国際感覚豊かな議長でございます。私とは同期でありまして、ヨーロッパの視察に行った折に、議長と雨の中、1本の傘でお互いに助け合った、このような経験もございます。微力ながら石田議長を支えながら、市民に開かれた議会の運営を目指してまいりたいと思っております。議員各位の皆様におかれましては、何とぞ御指導と御協力のほどお願い申し上げまして、市民の皆様に喜んでいただける、また安心して暮らせる川崎市をつくってまいりたいと思っている次第でございます。皆様の御協力を重ねてお願いするとともに、そして、福田市長、理事者の皆様の御協力を心からお願い申し上げまして、就任の御挨拶とさせていただきます。大変にありがとうございました。(拍手)
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○議長(石田康博) 次に、
△日程第6の
常任委員会委員の選任を議題といたします。
お諮りいたします。
常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定によりまして、本職より御指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、本職から御指名いたします。
お諮りいたします。
常任委員会委員の選任につきましては、お手元に配付してあります
常任委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、
常任委員会委員に選任することに決定いたしました。(資料編3ページ参照)
なお、ただいまの
常任委員会委員の選任に伴う正副委員長の互選等のため、本日の本会議散会後に各委員会を開催いたします。
総務委員会は502会議室、市民委員会は602会議室、健康福祉委員会は605会議室、まちづくり委員会は603会議室、環境委員会は601会議室において、それぞれ開催いたしますので、御出席くださいますようお願い申し上げます。
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○議長(石田康博) 次に、
△日程第7の
議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定によりまして、本職より御指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、本職から御指名いたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任につきましては、お手元に配付してあります
議会運営委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、
議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。(資料編4ページ参照)
なお、ただいまの
議会運営委員会委員の選任に伴う正副委員長の互選等のため、本日の本会議散会後に502会議室で
議会運営委員会を開催いたしますので、御出席くださいますようお願い申し上げます。
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○議長(石田康博) 次に、
△日程第8の議案第85号、川崎市
市税条例等の一部を改正する条例の制定についての市長の専決処分の承認についてを議題といたします。
直ちに理事者に提案理由の説明を求めます。財政局長。
〔財政局長 大村研一登壇〕
◎財政局長(大村研一) 財政局関係の議案につきまして御説明申し上げます。議案書の1ページをお開き願います。
議案第85号、川崎市
市税条例等の一部を改正する条例の制定についての市長の専決処分の承認についてでございますが、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、これを御報告し、承認をお願いするものでございます。
4ページをお開き願います。初めに、条例改正の理由でございますが、このたびの改正は、地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布され、そのうち法人の市民税の均等割の税率区分の基準を見直すこと等については同年4月1日から施行されることとなり、また、改定後の原動機付自転車、2輪の軽自動車等に係る軽自動車税の税率について、平成27年度以降の年度分から適用することとされていたものを1年間延期し、平成28年度以降の年度分から適用することについては、公布の日から施行されることとなりましたことから、早急に川崎市
市税条例等の一部を改正する必要が生じたため専決処分をしたものでございます。
2ページにお戻りいただきまして、改正の内容でございますが、第1条は、川崎市市税条例の一部を改正するものでございます。第20条につきましては、法人の市民税の均等割の税率区分の基準である資本金等の額について整備するものでございまして、第3項においては、資本金等の額を有する法人の資本金等の額が、資本金の額と資本準備金の合算額または出資金の額に満たない場合には、事業規模に応じた適正な負担を求める趣旨から、資本金の額と資本準備金の合算額または出資金の額とするものでございます。
次に、3ページをお開き願います。附則第8項につきましては、このたびの法改正により、条例中の引用条文に変更が生じましたことから規定を整備したものでございます。
第2条は、昨年6月に議決をいただきました川崎市市税条例の一部を改正する条例について一部を改正するものでございまして、先ほど御説明申し上げましたとおり、改定後の原動機付自転車、2輪の軽自動車等に係る税率について、法改正にあわせて、平成27年度以降の年度分から適用することとされていたものを1年間延期し、平成28年度以降の年度分の軽自動車税から適用するものでございます。
続きまして、この改正条例の附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を平成27年4月1日としたものでございます。ただし、軽自動車税に関する施行期日につきましては、公布の日としております。第2項及び第3項は、法人の市民税に関する経過措置を定めたものでございます。
以上で、財政局関係の議案の御説明を終わらせていただきます。
○議長(石田康博) 以上で、理事者の説明は終わりました。
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○議長(石田康博) これより、ただいまの議案第85号に対する代表質疑を行いますが、質疑の際、御意見、御要望がございましたらあわせてお願いをいたします。
それでは、自席から御発言を願います。32番、
佐野仁昭議員。
◆32番(佐野仁昭) それでは、私は日本共産党を代表して、議案第85号、川崎市
市税条例等の一部を改正する条例の制定についての市長の専決処分の承認について質問いたします。
まず、軽自動車税関係の改正部分については、消費税10%段階で実施を検討されていた車体課税の抜本改正が先送りになり、それに伴い自動車取得税、軽自動車税についての経過措置として見直しが行われたことから、税率引き上げ時期を1年間延期するものです。増税による影響についてまず伺います。
さて、今回の市税条例の一部改正は、地方税法等の改正に伴うものです。地方税法の改正の最大の問題は、消費税10%増税を2017年4月に実施するものとし、景気条項を削除したことです。日銀黒田総裁は、消費税増税の影響で実質賃金が下がり続けているのはそのとおりと認める答弁を国会でしておりますが、これ以上の増税はさらなる景気悪化を招くことになります。市長としてこの際、消費税増税を中止すると同時に、大企業などへの優遇税制を是正し、本来負担すべきところから財源を確保するように国に対して要請するべきと思いますが、市長の見解を伺います。
○議長(石田康博) 市長。
◎市長(福田紀彦) それでは、私から、ただいま共産党を代表されました佐野議員の御質問にお答えいたします。
税制改正についての御質問でございますが、消費税率の再引き上げにつきましては、平成29年4月まで延期されたところでございますが、引き上げによる増収分につきましては、平成26年4月の引き上げを含めて、全て社会保障の充実、安定化に向けた財源として使われることになっておりますことから、今後の少子高齢化の一層の進展による社会保障費の増大に対応するための財源として大変重要なものであると考えているところでございます。また、法人税制に関しましては、法人課税の実効税率の引き下げや外形標準課税の拡大が行われたところでございますが、国は、この改正が企業収益の拡大を通じて賃金の上昇や雇用の拡大を促し、景気の好循環につながるとしております。したがいまして、この改正が景気動向に与える影響等を今後しっかりと注視してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
○議長(石田康博) 財政局長。
◎財政局長(大村研一) 財政局関係の御質問にお答え申し上げます。
軽自動車税についての御質問でございますが、平成26年度に軽自動車税の税率の引き上げに係る条例改正をお願いしたところでございますが、その際に定められた二輪車等の税率の引き上げ時期が、平成27年度の税制改正により平成28年度適用へ1年延期されたことに伴いまして、市税条例の改正を緊急に行う必要がございましたことから、専決処分をさせていただいたところでございます。仮に二輪車等について今年度から税率引き上げが行われたとした場合には、約1億1,700万円の増収が見込まれたものでございます。以上でございます。
○議長(石田康博) 佐野議員。
◆32番(佐野仁昭) それでは、意見を申し上げます。市長の答弁をお聞きしまして、政府の主張を述べるだけでございますが、これまでの現実を鑑みても、社会保障に使われるどころか、大企業法人税の減税の穴埋めに充てられているものに等しいという実態を見ても、政府の説明は成り立ちません。しかも、日銀総裁でさえ消費税の影響で実質賃金は下がり続けていると認めているわけですから、賃金の上昇を促すというなら、外形標準課税を導入するよりも消費税の増税こそやめるべきです。
さて、今回、先ほども指摘しましたように、市税条例の一部改正は地方税法等の改正に伴うものです。地方税法の最大の問題は、先ほども指摘しましたように消費税の10%増税を2017年4月に実施するものとし、景気条項を削除したことで、どれだけ景気が悪くても問答無用に消費税増税を強行するものであり、認められないものです。また、消費税増税を強行する一方で、法人税の引き下げに係る財源として外形標準課税の拡大を行うなど、黒字大企業を一層優遇する内容となっており、我が党は法案審議において反対いたしました。ただいま審議でも明らかなように、来年4月に1億1,700万円の庶民増税の後、消費税を10%に増税する計画になっており、本議案には反対を表明して、質問を終わります。
○議長(石田康博) 以上をもちまして、議案第85号に対する代表質疑を終結いたします。
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○議長(石田康博) お諮りいたします。ただいまの議案第85号につきましては、委員会付託を省略し、直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。
お諮りいたします。ただいまの議案第85号につきましては、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立多数」と報告〕
○議長(石田康博) 起立多数であります。よって、ただいまの議案第85号は承認することに決定いたしました。
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○議長(石田康博) ここで休憩をお諮りいたします。
お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午前11時25分といたします。
午前11時15分休憩
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午前11時26分再開
〔局長「ただいまの出席議員議長とも60人」と報告〕
○議長(石田康博) 会議を再開いたします。
次に、
△日程第9の
神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙を行います。
会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○議長(石田康博)
神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。28番、
吉沢章子議員。
〔吉沢章子登壇、拍手〕
◆28番(吉沢章子) 私は、
自由民主党川崎市議団を代表して、
神奈川県内広域水道企業団議会議員に同僚の
嶋崎嘉夫議員を推薦させていただきます。
神奈川県内広域水道企業団が昭和44年に神奈川県、横浜市、横須賀市及び本市を構成団員として共同で設立されました。以来、1、水道用水の広域的有効利用を図ること、2、重複投資を避けること、3、効率的な施設の配置及び管理を図ること、4、国の補助金の導入を図ることという4つの目的を遂行するとともに、いわば水道水専門の卸メーカーとして機能してまいりましたが、近年の水需要の変化に伴う課題や災害対策などライフラインである水道水を広域で安定供給すべく、本市の構成員としての責任もますます重くなってきております。市議会議員として6期目を迎えた
嶋崎嘉夫議員は、第38代副議長を初め、各種委員会の要職を歴任され、また、現在私ども自民党川崎市支部連合会においては政務調査会長として活躍され、その実績、識見ともに推薦するにふさわしい人物であると確信いたしております。
ここに
嶋崎嘉夫議員を
神奈川県内広域水道企業団議会議員として推薦をさせていただきますので、議員各位の御賛同を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(石田康博) 53番、
花輪孝一議員。
〔花輪孝一登壇、拍手〕
◆53番(花輪孝一) それではここで、公明党
川崎市議会議員団を代表して、
神奈川県内広域水道企業団議会議員候補の推薦を申し上げたいと思います。
今期の
神奈川県内広域水道企業団議会議員候補者として、我が団の
山田晴彦議員を推薦させていただきます。
山田晴彦議員は、平成15年の初当選以来、現在4期目であります。その間、民生委員推薦会委員、神奈川県住宅供給公社評議員、
農業委員会委員、都市計画審議会委員など各種委員を歴任し、それぞれの役割を全力で果たしてまいりました。神奈川県内広域水道企業団は、言うまでもなく、川崎市内にとどまらず、神奈川県内の広域にわたる安全で安心な水道水の供給を目的としております。まさに誠実で温厚な人柄の
山田晴彦議員こそ、同企業団議員として最適任であると確信をいたしております。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心よりお願いいたしまして、推薦の言葉といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(石田康博) 50番、
織田勝久議員。
〔織田勝久登壇、拍手〕
◆50番(織田勝久) 発言のお許しをいただきましたので、民主みらい川崎市議団を代表いたしまして、推薦の御挨拶を申し上げたいと存じます。
私は、広域水道企業団議会議員の候補者として、我が会派の
山田益男議員を推薦させていただきます。山田議員は、平成19年に本市議会議員に初当選、現在3期目を迎え、この間、まちづくり
委員会委員長、総務委員会副委員長、市民委員会副委員長、さらには
予算審査特別委員会委員長と要職を歴任し、いずれも公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりました。さらに、平成25年8月から我が会派の副団長として団運営に調整力と責任感を持って果たしてこられたところであります。その政策力もさることながら、会派会計担当者として団費や政務活動費の誠実かつ円滑な運用について心を砕いてこられました。また、この誠実かつ実直な人柄で多くの同僚議員の皆様からも御信頼をいただいているところと拝察いたします。
さて、神奈川県内広域水道企業団は、構成団体である本市、神奈川県、横浜市、横須賀市に多くの水道用水を供給しており、さらに本市水道事業を通じて多くの市民、企業に対して安全で良質な水道水が届けられております。このように市民生活、企業活動に密接に関連する当企業団の予算や決算を初めとする重要事項を審議決定する企業団議会は、川崎市民にとって非常に重要な議会であり、我が会派の
山田益男議員は当企業団議会議員としてまさに適任であると確信をするところであります。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心からお願い申し上げまして、推薦の言葉といたします。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(石田康博) 45番、
石川建二議員。
〔石川建二登壇、拍手〕
◆45番(石川建二) お許しをいただきまして、推薦の御挨拶を申し上げます。
私は、日本共産党を代表いたしまして、
神奈川県内広域水道企業団議会議員に同僚の
佐野仁昭議員を推薦いたします。広域水道企業団は、本市を含む3市1県で構成をされ、1960年代から水源開発と広域水道事業を行っております。高度成長の中で、過剰な需要予測により宮ヶ瀬ダム等大規模な水源開発がなされてきました。我が党から選出された歴代水道企業団議員は需要予測と利用料の乖離が明らかになる時期に就任をし、議会での論戦を通じて、無駄な2期計画の中止、建設型から維持管理型への移行に伴う基本料金の引き下げを求め、広域水道企業団の健全経営のみならず、川崎市の水道事業の発展に尽力してまいりました。佐野議員は、これまで2010年度、2011年度、2013年度の水道企業団議会議員を務め、台風被害における対応や災害協定の具体的な締結の重要性を指摘するなど災害対策に尽力し、団塊の世代の大量退職に伴う技術者の後継者問題を積極的に取り上げるなど、企業団議会議員としての役割を積極的に果たしてまいりました。本市水道事業の立場を明確にしながら、今後の水道企業団の健全経営を見きわめる企業団議会議員として佐野議員は適任であると考えています。
よって、ここに
佐野仁昭議員を
神奈川県内広域水道企業団議会議員に推薦申し上げるとともに、皆様の御賛同を心からお願い申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。ありがとうございます。(拍手)
○議長(石田康博) ほかに御推薦の発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。
これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。議会局長に報告させます。
◎議会局長(古知屋清) ただいまの出席議員、議長とも60人。
○議長(石田康博) ただいまの出席議員数は議会局長の報告のとおりです。
これより書記に投票用紙を配布させます。
〔投票用紙配布〕
○議長(石田康博) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 配布漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(石田康博) 投票箱に異状はないものと認めます。
それでは、これより投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔投票〕
○議長(石田康博) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 投票漏れはないものと認めます。
これをもちまして投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(石田康博) これより開票を行います。
まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。
開票立会人に、30番、
勝又光江議員、55番、
後藤晶一議員、59番、
鏑木茂哉議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。
これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。
〔開票〕
○議長(石田康博) 選挙の結果を議会局長から報告させます。
◎議会局長(古知屋清) それでは、申し上げます。
投票総数60票。うち有効投票60票。無効投票なし。有効投票60票中、
嶋崎嘉夫議員17票、
山田益男議員17票、
山田晴彦議員15票、
佐野仁昭議員11票。以上でございます。
○議長(石田康博) 選挙の結果はただいまの報告のとおりです。したがいまして、
神奈川県内広域水道企業団議会議員に、
嶋崎嘉夫議員、
山田益男議員、
山田晴彦議員の3人の議員が当選されました。
なお、ただいま当選をされました3人の議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
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○議長(石田康博) 次に、
△日程第10の神奈川県
川崎競馬組合議会議員の選挙を行います。
会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○議長(石田康博) 神奈川県
川崎競馬組合議会議員の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。27番、
山崎直史議員。
〔山崎直史登壇、拍手〕
◆27番(山崎直史) 私は、自由民主党
川崎市議会議員団を代表して、神奈川県
川崎競馬組合議会議員に同僚の大島明議員を推薦いたします。
川崎競馬は、昭和25年第1回の開催以来、本市の財政や畜産振興に寄与してまいりました。近年の公営企業全般を取り巻く厳しい情勢が続く中、苦境を脱して経営改善を遂げてまいりましたが、一方においてはレジャーの多様化や新たなファン層の拡大、場内の施設整備の老朽化への対応等新たな課題も山積しております。このたび市議会5期目を迎えました大島明議員は、これまでの間、第38代
川崎市議会議長としての実績とともに、全国市議会議長会国会対策委員長等の要職を歴任され、各方面に精通した経験は、組合の発展に必要不可欠な人材と確信しております。
ここに大島明議員を神奈川県
川崎競馬組合議会議員に推薦いたしますので、議員各位の御賛同を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(石田康博) 53番、
花輪孝一議員。
〔花輪孝一登壇、拍手〕
◆53番(花輪孝一) 公明党
川崎市議会議員団を代表して、神奈川県
川崎競馬組合議会議員候補の推薦を申し上げたいと思います。
今期の神奈川県
川崎競馬組合議会議員候補として我が団の
岩崎善幸議員を推薦させていただきます。
岩崎善幸議員は、平成7年の初当選以来、現在6期目であります。その間、第39代副議長として、また神奈川県後期高齢者医療広域連合組合議会議員、
神奈川県内広域水道企業団議会議員等各種委員も歴任し、それぞれ役割を全力で果たしてまいりました。神奈川県川崎競馬組合は、景気低迷等の影響で売り上げが伸び悩む中、その経営の健全化が強く求められています。まさに経験豊富で温厚、誠実な人柄の
岩崎善幸議員こそ、当該一部事務組合議員として最適任であると確信をいたしております。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心よりお願いいたしまして、推薦の言葉といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(石田康博) 45番、
石川建二議員。
〔石川建二登壇、拍手〕
◆45番(石川建二) お許しをいただきまして、推薦の御挨拶を申し上げます。
私は、日本共産党を代表いたしまして、神奈川県
川崎競馬組合議会議員に同僚の
斉藤隆司議員を推薦いたします。
神奈川県川崎競馬組合は、本市と神奈川県で構成する一部事務組合です。1950年1月、都市基盤整備の財源づくり等を名目に、神奈川県公営事務所が母体となって始まりました。しかし、景気の動向を反映して売り上げが伸び悩むなど、経営の改善が求められたことにより、2000年4月、神奈川県と川崎市を構成団体として一部事務組合である神奈川県川崎競馬組合が設立され、今日に至っております。また、公営ギャンブルに対する市民意識の変化もあり、今後の運営やあり方についてもさまざまな市民意見を反映させたものにしなければなりません。
斉藤隆司議員は5期目を迎えたベテラン議員です。これまで市民の声によく耳を傾け、その立場に立った解決を目指す活動を行ってきた議員であり、それぞれ利害の対立する問題でも粘り強く問題解決に当たってきた議員でございます。
ここに
斉藤隆司議員を神奈川県
川崎競馬組合議会議員に御推薦申し上げるとともに、皆様の御賛同を心からお願い申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。(拍手)
○議長(石田康博) ほかに御推薦の発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。
これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。議会局長に報告させます。
◎議会局長(古知屋清) ただいまの出席議員、議長とも60人。
○議長(石田康博) ただいまの出席議員数は議会局長の報告のとおりです。
これより書記に投票用紙を配布させます。
〔投票用紙配布〕
○議長(石田康博) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 投票漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(石田康博) 投票箱に異状はないものと認めます。
それでは、これより投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔投票〕
○議長(石田康博) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 投票漏れはないものと認めます。
これをもちまして投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(石田康博) これより開票を行います。
まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。
開票立会人には、先ほどの水道企業団議会議員の選挙の際にお願いをいたしました30番、
勝又光江議員、55番、
後藤晶一議員、59番、
鏑木茂哉議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。
これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。
〔開票〕
○議長(石田康博) 選挙の結果を議会局長から報告させます。
◎議会局長(古知屋清) それでは、申し上げます。
投票総数60票。うち有効投票60票。無効投票なし。有効投票60票中、
岩崎善幸議員25票、大島明議員24票、
斉藤隆司議員11票。以上でございます。
○議長(石田康博) 選挙の結果はただいまの報告のとおりです。したがいまして、神奈川県
川崎競馬組合議会議員に、
岩崎善幸議員、大島明議員の2人の議員が当選されました。
なお、ただいま当選されました2人の議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
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○議長(石田康博) 次に、
△日程第11の神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○議長(石田康博) 神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。28番、
吉沢章子議員。
〔吉沢章子登壇、拍手〕
◆28番(吉沢章子) 私は、
自由民主党川崎市議団を代表して、神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に同僚の
廣田健一議員を推薦いたします。
世界でも類を見ないとされる後期高齢者医療制度が実施されて7年が経過いたします。神奈川県の保険料は、前回改定された平成26・27年度分で年額4万2,580円と、対前年度費1,481円の増額です。一方、国の医療費は平成25年度概算で39.3兆円であり、このうち後期高齢者層の医療費は14.2兆円と医療費全体の実に36.1%を占めております。また、後期高齢者の1人当たりの医療費は92万7,000円となり、現役世代の5倍程度かかっているともされています。高齢者に御負担をいただくのは忍びないものの、さらなる超高齢社会を迎えるに当たり、医療制度が安定的で持続可能であるために、建設的な議論のもとに知恵を出し合わねばならないのは自明であります。市議会議員として4期目を迎えた
廣田健一議員は、
議会運営委員会委員長、
予算審査特別委員会委員長などを歴任され、また現在は自民党市議団団長として活躍されており、広域連合議会における役割を十二分に果たしていただけるものと確信しております。
ここに
廣田健一議員を神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員として推薦させていただきますので、議員各位の御賛同を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(石田康博) 53番、
花輪孝一議員。
〔花輪孝一登壇、拍手〕
◆53番(花輪孝一) 私は、公明党
川崎市議会議員団を代表して、神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員候補の推薦を申し上げたいと思います。
今期の神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員候補者として、我が団の
沼沢和明議員を推薦させていただきます。
沼沢和明議員は、平成15年の初当選以来、現在4期目であります。その間、
神奈川県内広域水道企業団議会議員、社会福祉審議会委員、
農業委員会委員、都市計画審議会委員と各種委員を歴任し、それぞれの役割を全力で果たしてまいりました。超高齢社会の中で高齢者の福祉と医療を支える制度を担う神奈川県後期高齢者医療広域連合の果たす役割はますます重要となります。まさに現場第一主義で政策通でもある
沼沢和明議員こそ、当該広域連合議会議員として最適任であると確信をいたしております。
議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心よりお願いいたしまして、推薦の言葉といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(石田康博) 50番、
織田勝久議員。
〔織田勝久登壇、拍手〕
◆50番(織田勝久) 発言のお許しをいただきましたので、民主みらい
川崎市議会議員団を代表して、推薦の御挨拶を申し上げたいと存じます。
私は、神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者として、我が会派の堀添健議員を推薦させていただきます。堀添議員は平成15年に初当選、現在3期目を迎え、この間、
市民委員会委員長、総務委員会副委員長、
議会運営委員会委員を歴任し、いずれも公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりました。また、政策力と誠実かつ温厚な人柄で、我が会派内のみならず、多くの同僚議員の皆様からも御信頼をいただいているところと拝察をいたします。
さて、少子高齢化が叫ばれている今日、本市においても高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づく取り組みを推進するなど、さまざまな施策に取り組んでおりますが、課題は山積をしております。その中でもとりわけ高齢者の医療のあり方は最重要課題でありまして、このような重要テーマにこそ我が会派の堀添議員の識見が大いに生かされると確信をする次第であります。
ここに堀添議員を神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に適任として御推薦申し上げますので、議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心からお願い申し上げまして、推薦の言葉といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(石田康博) 31番、
井口真美議員。
〔井口真美登壇、拍手〕
◆31番(井口真美) お許しをいただきまして、日本共産党を代表して、神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に同僚の
大庭裕子議員を推薦いたします。
大庭裕子議員は2007年に初当選以来3期目に当たり、この間いつも前向き、誠実に物事を捉え、川崎市政の発展と市民生活の向上に尽力されてきました。2013年7月から1年間、同広域連合議会議員を務め、県民の切実な声をしっかり届けてきました。とりわけ2015年3月の第1回定例会は保険料改定の議案が出され、約8割の被保険者の保険料が上がる議案となっていたため、大庭議員は神奈川県内の高齢者の生活を守るために、具体的な提案も行って引き下げをするよう求めました。大庭議員は
後期高齢者医療広域連合議会議員として、これからもその役割を果たすにふさわしい議員と考えます。
ここに
大庭裕子議員を神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に推薦するとともに、皆様の御賛同を心からお願い申し上げまして、推薦の言葉といたします。(拍手)
○議長(石田康博) ほかに御推薦の発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。
これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。議会局長に報告させます。
◎議会局長(古知屋清) ただいまの出席議員、議長とも60人。
○議長(石田康博) ただいまの出席議員数は議会局長の報告のとおりです。
これより書記に投票用紙を配布させます。
〔投票用紙配布〕
○議長(石田康博) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 配布漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(石田康博) 投票箱に異状はないものと認めます。
それでは、これより投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔投票〕
○議長(石田康博) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 投票漏れはないものと認めます。
これをもちまして投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(石田康博) これより開票を行います。
まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。
開票立会人には、先ほどの選挙の際にお願いをいたしました30番、
勝又光江議員、55番、
後藤晶一議員、59番、
鏑木茂哉議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。
これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。
〔開票〕
○議長(石田康博) 選挙の結果を議会局長から報告させます。
◎議会局長(古知屋清) それでは、申し上げます。
投票総数60票。うち有効投票60票。無効投票なし。有効投票60票中、
廣田健一議員18票、堀添健議員16票、
沼沢和明議員15票、
大庭裕子議員11票。以上でございます。
○議長(石田康博) 選挙の結果はただいまの報告のとおりです。したがいまして、神奈川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に、
廣田健一議員、堀添健議員、
沼沢和明議員の3人の議員が当選されました。
なお、ただいま当選をされました3人の議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
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〔矢沢孝雄、田村伸一郎、橋本 勝、木庭理香子退席〕
○議長(石田康博) 次に、
△日程第12の川崎市
農業委員会委員の推薦を議題といたします。
本件は、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定によりまして、議会が4人の委員を推薦するものであります。
お諮りいたします。本件につきましては、本職から4人の委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、本職から御指名申し上げます。
川崎市
農業委員会委員に、
矢沢孝雄議員、
田村伸一郎議員、橋本勝議員、
木庭理香子議員、以上4人の議員を御指名いたします。
お諮りいたします。ただいまの指名に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、川崎市
農業委員会委員にはただいまの4人の議員を推薦することに決定いたしました。(資料編5ページ参照)
〔矢沢孝雄、田村伸一郎、橋本 勝、木庭理香子着席〕
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○議長(石田康博) お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会することとし、次回の本会議は明日26日午前10時から再開し、請願、陳情に対する議事等を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田康博) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。
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○議長(石田康博) 本日はこれをもちまして散会いたします。
午後0時28分散会...