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平成 3年 第5回定例会-10月08日-06号

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    平成 3年 第5回定例会-10月08日-06号


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    平成 3年 第5回定例会-10月08日-06号平成 3年 第5回定例会 平成3年第5回川崎市議会定例会 会議録第1281号 平成3年10月8日(火)      第5回川崎市議会定例会会議録              (第 6 日)      第5回川崎市議会定例会会議録               第 6 日           ――――****―――― 議 事 日 程               議事日程第6号                      平成3年10月8日(火)                      午 前 10 時 開 議  第 1   一般質問         ――――――――――――――――
    付 議 事 件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――― 出席議員 (59名)                 1番  稲 本   隆 君                 2番  竹 間 幸 一 君                 3番  宮 崎 光 雄 君                 4番  飯 塚 正 良 君                 5番  玉 井 信 重 君                 6番  小 林 貴美子 君                 7番  平 子 瀧 夫 君                 8番  本 間 悦 雄 君                 9番  潮 田 智 信 君                 10番  雨 笠 裕 治 君                 11番  薄 衣 敏 則 君                 12番  佐 藤 光 一 君                 13番  坂 本   茂 君                 14番  佐 藤 洋 子 君                 15番  猪 股 美 恵 君                 16番  千 葉 美佐子 君                 17番  斎 藤 隆 司 君                 18番  市 古 映 美 君                 19番  西 村 英 二 君                 20番  佐 藤   忠 君                 21番  菅 原 敬 子 君                 22番  志 村   勝 君                 23番  小 川 秀 明 君                 24番  大 場 正 信 君                 25番  佐 藤 忠 次 君                 26番  近 藤 正 美 君                 27番  矢 沢 博 孝 君                 28番  高     巖 君                 29番  長 瀬 政 義 君                 30番  笠 原 勝 利 君                 31番  長谷川 泰 弘 君                 32番  上 原 國 男 君                 33番  宮 原 春 夫 君                 34番  飯 塚 双 葉 君                 35番  青 山 仁 三 君                 36番  立 野 千 秋 君                 37番  栄 居 義 則 君                 38番  増 子 利 夫 君                 39番  松 島 輝 雄 君                 40番  深 瀬 浩 由 君                 41番  中 川   啓 君                 42番  増 渕 榮 一 君                 44番  原   修 一 君                 45番  小 島 一 也 君                 46番  田 辺 美 光 君                 47番  中 尾 治 夫 君                 48番  小 俣   博 君                 49番  市 村 護 郎 君                 50番  鈴 木   叡 君                 51番  小 島 恵 一 君                 53番  田 中 浜 男 君                 54番  渡 辺 好 雄 君                 56番  水 科 宗一郎 君                 57番  山 根 堅 二 君                 58番  森   宏 一 君                 59番  宮 田 良 辰 君                 60番  野 村 敏 行 君                 61番  大 島   保 君                 64番  遠 藤   恭 君         ―――――――――――――――― 欠席議員 (5名)                 43番  小 泉 昭 男 君                 52番  山 田   保 君                 55番  兼 次 吉 雄 君                 62番  市 川 代三郎 君                 63番  原 島 兼 房 君         ―――――――――――――――― 出席説明員             市長      髙 橋   清 君             助役      深 瀬 幹 男 君             助役      笹 田   清 君             収入役     森     博 君             技監・企画財政局長                     西 山 節 雄 君             総務局長    深 瀬 松 雄 君             市民局長    服 部 善 次 君             経済局長    山 口   茂 君             環境保全局長  長谷川 陸 郎 君             衛生局長    井 澤 方 宏 君             清掃局長    宮 竹 和一郎 君             民生局長    石 渡 義 久 君             都市整備局長  中 原 國 雄 君             土木局長    佐 藤 美 好 君             建築局長    戸 田 重 雄 君             港湾局長    野 中 信 行 君             教育長     大 熊 辰 熊 君             消防局長    小 山   茂 君             選挙管理委員会事務局長                     田 島 一 男 君             監査事務局長  井 上 治 哉 君             人事委員会事務局長                     加 賀 千 明 君             代表監査委員  早 川   潤 君             人事委員長   山 田 善 一 君             教育委員長   佐 近 賢 一 君             市選挙管理委員会委員長
                        高 橋 守 雄 君             市長室長    小 室 正 吾 君             市民オンブズマン事務局長                     橋 本   定 君         ―――――――――――――――― 出席事務局職員             事務局長    岡 庭 英 昭             次長      本 宮 富 賢             庶務課長    大 屋 靖 彦             議事課長    鈴 木 孝 雄             調査課長    石 渡 丈 師             主幹      徳 植   彰             主幹      野 地 由 紀             庶務係長    土 倉 正 光             経理係長    吉 田 宗 古             議事係長    黒 沢 践 行             記録係長    土 田 瑞 穂             調査係長    小 島   豊             資料係長    浮 揚 庸 夫             外関係職員           ――――****――――             午前10時2分開議    〔局長「ただいまの出席議員副議長とも50名」と報告〕 ○副議長(栄居義則 君) 昨日に引き続き,ただいまから会議を開きます。           ――――****―――― ○副議長(栄居義則 君) 本日の議事日程を報告いたします。本日の議事日程は,お手元に印刷配付してあります議事日程第6号のとおりであります。           ――――****―――― ○副議長(栄居義則 君) これより日程に従い,本日の議事を進めます。           ――――****―――― ○副議長(栄居義則 君)  △日程第1の一般質問を行います。  直ちに発言を願いたいと思いますが,発言に当たりましては,昨日の要領でお願いいたします。それでは発言を願います。13番,坂本茂君。 ◆13番(坂本茂 君) まず事前に通告をしておきました項目について質問をしたいと思いますが,川崎港の臨海部に関連した諸問題についてお伺いをいたします。  まず川崎港の臨海部につきましては,本市の発展のために重要な役割を果たしてきたものと私は認識をしております。また,東京湾岸の横断道路や湾岸道路計画でも明らかでございますように,臨海部は交通体系の結節点としての役割や物流の集積拠点として,その役割は今後ますます増大をしていくものと考えられます。また,2001プランや臨海部構想では,シビルポートアイランド,そして浮島地先の埋立地を中心にさまざまなプランや構想が出されております。しかしながら,そうした諸計画を前提にした上で,なおかつ現実的な視点から臨海部を見た場合,進出企業の問題を含めて,果たしてさまざまな計画や,述べられているものがそのとおり実行できるのか,また,されるのか,甚だ疑問を感ぜざるを得ません。  そこで,まず市長にお伺いをいたしますが,臨海部における構想と位置づけなど,そうしたことをどのような考え方でいるのか,基本的な部分で改めてお伺いをいたします。また,計画案などいろいろとある中で,私なりに現地を調査また研究を進めていきますと,どうも市民に過度の期待感だけを与えているのではないか,そんな気がしますので,あわせてお伺いいたします。  次に,港湾局長にお伺いいたします。前段申し上げましたが,物流の集積拠点などの役割というのは,今後ますます増大をしていくと考えられます。港湾機能の整備と充実ということで,港湾計画から見た場合はむしろそうした充実と整備関係は高まっていると思います。しかし,片や臨海部の21世紀懇談会の答申でありますとか2001プランの構想では,そうした構想というものを実行していく場合,むしろこの港湾機能というのが縮小されてしまうような方向,そのように私は思うんです。そこで,さまざまな答申でありますとか構想が出されておりますが,そうした答申に対して局長はどのように受けとめておられるのか,心構えなどを現実的な点からお伺いをしたいと思います。  次に,川崎市役所の本庁舎前の駐車場についてお伺いをいたします。この駐車場はもとより手狭でございますから,車の収容能力は既に限界状態となっております。しかし,利用者カードの活用とか,そうしたことの導入によりまして利用効率がかなり改善されたようでございます。それらを踏まえて3点について質問をしたいと思います。  まず,第3庁舎の地下連絡通路の工事によって駐車スペースがかなり狭くなっておりますが,当面は不便でございましょうが,工事完成後はもとどおりの駐車スペースが確保されるのか。また,全体的な利用方法について何らかの変更があるのか,伺っておきます。また,駐車場の出入り口の出入の方法について何らかの対策を考えておられるのか,あわせてお伺いをしたいと思います。  さらに駐車場の出口につきましても伺っておきますが,駐車場の出口は安田生命ビル方面に向かっての経路がとられております。出口に交差する本線道路は宮本町方面から堀之内方面へと向かう一方通行道路となっております。しかし,本市の駐車場の出口付近路面上には,一方通行路に逆行しまして,右左折両方向の進行を示す矢印表示がかかれています。一方通行路の本線上に出るんですから,本来,駐車場からは左折進行のみと思うんでありますが,結果的に駐車場の出口付近は一部分が対面通行になっておりまして,道路幅が余り広くありませんから,狭さもあってかトラブルや口論が日常的に多発しまして,いつ衝突事故があっても不思議ではありません。そこで,道交法上または警察署との了解があったのか,また,危険な状況下,右左折両方向の指示を記した理由と,今後の対応策をお聞かせください。  次に,学校給食に関して食の安全という観点からお伺いをしたいと思います。近年,有機農法を主体とした低農薬といいますか,無公害無農薬野菜などの農作物が見直されてきました。生産農家もわずかながら増加傾向にあるということであります。そうした生産農家の収穫物を本市が給食材料として購入することによって食物本来の味覚と安全性が前進されると考えますが,導入についての考えをお聞かせください。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 市長。 ◎市長(髙橋清 君) 臨海部につきまして2点のご質問にお答えいたします。最初は,臨海部における構想と位置づけということについてでございますけれども,これは先ほどお話ございましたとおり,2001かわさきプランで川崎港湾計画というのが策定されておりまして,現在それを実現すると,こういう方向で努力をしているというところでございます。将来像につきましては,これもお話ございました21世紀懇談会の答申を踏まえまして,諸計画の調整,推進を図るために庁内にプロジェクトを設けまして,現在検討を進めているという段階でございます。  さらに計画案の実現性についてというお尋ねでございますけれども,これも2001かわさきプランの計画に従いまして,市民の利用施設を検討いたしますと,多くは東扇島地区と浮島地区に配置されております。埋立地の完成に合わせまして順次整備を進めていきたいと考えておりますので,ご理解をいただきます。また,浮島地区につきましては,これは平成8年に完成をすることになっておりますので,周辺水域と一体となった利用を図るために現在検討を進めているところでございますので,よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 港湾局長。 ◎港湾局長(野中信行 君) 川崎臨海部の構想や答申の受けとめ方についてのご質問でございますが,これまでの川崎港は生産あるいは物流の場として発展してまいりました。しかし,市民生活の多様化や市街地の過密化などにより,生活の場としてウォーターフロントの開発,廃棄物処理空間の確保,また,都市問題の解決の場としての広域道路,清掃場など,多様な利用が求められております。しかし,どれ1つを取り上げましても重要な課題でございますので,今後ともこれら機能間の調整を図りながら調和のとれた港づくりを進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 総務局長。 ◎総務局長(深瀬松雄 君) ご案内のとおり,現在,第3庁舎との地下連絡通路工事のために駐車場スペースが狭くなり,いろいろご不便をおかけしておりますことにつきまして,まずおわび申し上げます。まず第1点目の,連絡通路工事完了後の利用についてでございますが,庁舎前駐車場は従前どおり復元をいたします。また,同時に竣工いたします第3庁舎に設置されます地下駐車場80台と合わせて,一体的に利用してまいります。  次に,出入路についてでございますが,出入経路の変更などを含め,市役所駐車場対策につきましては,周辺の道路交通事情,駐車場の位置,構造上の問題などを考慮しながら,道路管理者,警察当局とも機会あるごとに協議し,ご指導を仰ぎながら今日まで推移してまいりました。こうした経過の中で,出入経路,出口部分の右折の対応など,現状の方法が総合的対策として定着してきたところでございます。混雑緩和あるいは事故防止への管理運営上の配慮を行いながら,整理票方式の導入やバス停の移設の実施など,でき得る限り周辺道路交通事情にご迷惑のかからないよう努力しておりますが,今後ともさらに関係機関とも協議しながら,駐車場対策に努めてまいりたいと存じます。特にご指摘のございました出口部分の右折につきましては,歩行者はもとより他の車両との事故,トラブルが生じないよう対策を講じてまいりたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 学校給食で無農薬の野菜等を使用することについてのご質問でございますが,学校給食の物資購入に当たりましては,児童の健康を最優先する考えから,極力,安全で良質な物資を購入するよう努めているところでございますが,学校給食での無農薬野菜等の使用につきましては,本市の給食は大量の物資を安い価格で購入するために,共同献立,共同購入の方式で実施をしておりまして,安定した供給量や円滑な配送などの問題がございますので,大変難しいものと考えております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 坂本茂君。 ◆13番(坂本茂 君) 時間の関係もありますので,まず臨海部の件につきましては要望させていただきたいと思いますけれども,臨海部における構想なんですが,例えば要約しますと,横断道,縦貫道の交通の結節点でありますとか,市民と海とのきずなの回復でありますとか,水際線の市民開放,または海浜公園や緑地の整備でありますとか,スポーツ施設の計画,いろいろ言われるんですけれども,大体以上の事項に要約されると思います。  しかし,現状の臨海部というものを見てみますと,例えばシビルポートアイランドにしても何にしても,これは言葉が悪いかもしれませんけれども,当時,そうした計画を導入するときには,時代の背景もありまして,ウォーターフロントでありますとか親水計画とか,そうしたものが社会的な状況の中で余り騒がれてなかった時期の計画ではないかと思うんです。したがって,こういうものがだんだんでき上がってくるときに,ウォーターフロントでありますとかそういう計画が出てきたわけですから,そういう部分で,現地の例えばシビルポートアイランドにしても,緑地計画をしますとか言いましても,この部分というのは海底トンネルから出てくる出口で,上物が建てられないとか,そういう部分で,まあ余っている部分と言いましょうか,ちょっと言葉が悪いかもしれませんけれども,そういう部分を活用して緑地にいたしますとか,基本的にはすべてが分譲されていっちゃうわけですから,余った部分で緑地計画でありますとか,親水計画とか,そういうことが私は何かあるような気がしてしようがないんです。ですから,そういう部分で私は常に求めているのは,イベント的なものも結構ですけれども,もっともっと市民が日常的に利用できるような施設というものを,そういうプランを計画していただきたいんです。  昨日,我が党の議員も触れましたけれども,確かに博覧会の計画も結構でございます。そうした部分を生かして,常にこれから市民が十分に集っていけるような場所,そうしたものを考えていただきたいということなんです。例えば,港湾振興会館といいましょうか,マリエンというのができましたけれども,マリエンというのが1つできただけで,その周りの部分で交通のアクセスはない。そして,市民の方たちがそこで常に利用していく,そうしたものが何もないわけです。そういう部分でもっともっと改めて,基本的な部分で私は計画を練り直していただきたいと思いますし,願わくはそうした計画というものをぜひ出していただきたい,そういうことを強く要望しておきます。よろしくお願いいたします。  続きまして,駐車場の件につきまして再質問をさせていただきますが,まず答弁では,現状の方法が対応策として定着をしているということを言われました。また,対策について協議をしていくということでございますけれども,この件は待ったなしで至急対策を講じてほしいと思います。と言いますのは,現地についてはいま1度確認をしておきますけれども,本線上を進入してくる車は当然一方通行と思って走行してくるわけですから。ところが,出口の車というのは十分な展開スペースがない狭い状態で,道路上を斜めにふさぐ状態で信号待ちをするんです。ですから,そこのところで常にぶつかりそうになったり,まあ,徐行状態で入ってきますから極端な衝突事故とかそういうものはないんですけれども,あの場所は極論しますと交通事故を誘発する箇所,こんなことも言えるんじゃないでしょうか。秋の交通安全週間のときに,私も実は駐車場の出口の付近につくられました町内会のテントの中に入りまして啓蒙したんですけれども,そのときもお互いのドライバー同士が胸ぐらつかんでけんかしているんです。もちろん私もとめましたけれども,先日も年配のドライバーの方が,役所の横のところで若い方にけ飛ばされたり胸ぐらをつかまれたりしているんです。ところが,交差点からわずか5,6メートル入ったところに進むと,ぽつんと一方通行の標識が立っているんです。これでは,本市の駐車場の出口を確保するために,本来一方通行であった場所というのを,出口付近だけをわずか5メートル対面通行にしてしまった,こういうふうに考えられるわけです。もっと悪いことに,交差点付近の進入口は出口付近の最も危険な箇所で,トラブルが頻発しているこの箇所に危険防止策とか,そうしたものを何もとってなかったということなんです。  ここで1つ提案をしたいんですけれども,誘導員の配置でありますとか,部分的な対面通行を知らせるような,現場の路面上を例えばグリーンで塗るとか,車線を引いてみるとか,こうした何か具体的な対応策というものを至急とるべきだと思いますが,改めてお伺いをしたいと思います。  次に,無農薬野菜の導入ということで,改めて再度質問いたしますけれども,さきの答弁ではいろいろ難しいということを言われましたが,ここで視点を少し変えていただきたいと思います。本市では依然として自動車の排気ガス量は増加傾向にあります。深刻な社会問題となっておりまして,大気汚染初めさまざまな環境汚染問題が指摘をされております。早期対策が強く望まれております。このことは単に大気中の問題だけにとどまりませんで,大地におきましても収穫物の消毒や雑草や害虫駆除のため大量の農薬が使用されておりまして,即残留農薬の危険にもさらされているわけであります。したがって,全体的な導入が困難でありますならば,例えばモデル校を指定してみるとか,もしくは1種類でも2種類でもいいですから購入してみるとか,庁内に検討委員会を設置して対応を研究してみるとか,以上のことが大体考えられると思いますが,要は1歩でも2歩でも前進をしていく,そうしたいいものを取り入れていくということで,再度見解をお聞かせいただきたいと思います。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 総務局長。 ◎総務局長(深瀬松雄 君) 市役所駐車場出口部分の,右折車による事故防止等に対する具体的方策についてのご質問でございますが,早急に対応する具体策といたしましては,右折する車両の運転手さんに対して,歩行者はもとより市役所通りから進入する車両に十分注意し,交通事故やトラブルの起きないよう注意を喚起していただくための看板を出口部分に掲げてまいります。2つ目といたしましては,整理票を返してお帰りになる各運転手さんに,駐車場整理員からその趣旨を十分伝えてまいります。3つ目といたしましては,出口部分に専任整理員を配置してまいりたいと。そういったことを早急に実施してまいりたいと存じます。  なお,最後にご指摘のございました一方通行区域部分外の道路に対する色分け等につきましては,関係機関とも協議して検討してまいりたいと存じますので,よろしくお願いいたします。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 無農薬野菜等の学校給食での使用についてのご質問でございますが,本市では現在,各学校の特色を生かしました月1回の自校献立を実施しておりますが,無農薬野菜等につきましては,この自校献立の中で使用できるかどうかについて研究をしてまいりたいと存じます。 ○副議長(栄居義則 君) 坂本茂君。 ◆13番(坂本茂 君) 給食の件につきましては要望いたしますが,無農薬野菜の件についてでございますけれども,月1回の自校献立が実施されるということでございますから,ぜひこうした際にでも取り入れていただくように,将来に向かってぜひとも前向きに取り組んでいただきたいと思います。そして,こうしたことが食の安全にもつながりますし,生産農家の育成にもつながってくると考えますので,ぜひ導入に向かって前向きに検討していただきますように要望しておきます。  また,議長さんにもご理解いただきたいんですが,時間がないかなと思いながら,先ほどの臨海部については要望ということにしたんですが,時間が若干ありますので,おきて破りになるかもしれませんけれども,1期生ということでございまして,先ほどのお考え方について,市長さんもし改めてご答弁をいただけるならお聞かせをいただきたいと思います。恐縮でございますけれどもお聞かせください。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 市長。 ◎市長(髙橋清 君) 臨海部の開発ということにつきましてはいろいろな提案もございまして,商工会議所等でもそれぞれプランを練って,こちらの方と協力して開発の計画を立てようと,こういうこともございますんですが,お話ございましたのはそういう各企業等の問題じゃなくて,市民に親しまれるというそういうプランはあるのかという,それが主としたご質問だと思いますが,まずこれも先送りになったようですけれども,ああいう振興会館を中心とした子供たちが集まって楽しめる,しかも展望もきくということですから,あすこのところを拠点としてこちらの東扇島の方は開発ができていくんじゃないかと。  それから浮島の方は,きのうのご質問でもお答えいたしましたけれども,浬め立てが完了するのを機会に――まあ博覧会というのは,これは一時的なものですから,そうじゃなくて恒久的に市民の方に親しまれる,こういう施設をつくっていくという計画でございますから,文字どおり,あすこに湾岸道路ができますと浮島と東扇島,これが全部つながるわけですから,つながったときに両方をタイアップして,市民に親しまれるという施設が完了するものと思います。また,その時点では計画がいろいろございますので,ご指摘ございましたような面も取り入れまして,きちっと整理をしてまいりたいと考えております。  また,プランについてももっと詳しく,いろいろなものがあるんですが,まず今ねらっておりますのは,そういう親しみを持たれるというプランと,同時に今度は,川崎港を工業港としてだけじゃなくて商業港としても発展させるということが,市民に親しまれる,これが人の出入りを含めまして大きな変貌といいますか,するじゃないか。  さしあたって,あすこに進出しております各企業の方々とお話し合いをしまして,浮島についてもそれから東扇島についても,どういうのがよろしいのかということで,新港計画を立てるための会議を開いておりますから,その際にもまずコンテナヤードがないわけでございまして,東京港にもありますし,それから横浜港にもあるんですけれども,川崎港は工業港としては相当重要な役割を果たしているにもかかわらず,コンテナヤードがないということは,これは大変な劣勢でございます。したがって,やっぱりさしあたってはコンテナヤードが早くできるという,それが一番必要じゃないかということに力点を置いています。そして,同時に親しまれる港というプランを並行してやっていく。つまり,人の出入りが最も激しくなるようにする必要があるんじゃないかということでございます。  それで一番大事なのは,その際,あすこまでのアクセスです。道路がなければ,これは立派な施設とか,そういう親しまれるものをつくりましても,実際に行く足がないということは非常に不便でございますから,そこまでのアクセスをきちっと整備すると。これが市としての重要な役割じゃないかというふうに考えておりますので,いろんな部分を計画する場合に,まず最重点はあすこまでをつなぐ足ですね。きのうも横浜で,新交通システムについての世界的な会議が開かれているようでございますけれども,川崎も参加をいたしまして,そういう新しい交通システムというのを開発をして,とにかくあすこまでの足を便利にしていくというその計画もあわせてやると。つまり3つですね,市民に親しまれるレクリエーションの場として,それから工業港,商業港として栄える港であるということ,そこまでの今度は足をやる,この3つを重点に私たち考えておりますので,坂本さんのご指導も一段とお願いをいたしまして,立派なものができるように,ぜひひとつお願いをしたいと思います。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 坂本茂君。 ◆13番(坂本茂 君) いろいろご丁寧にご答弁をいただきましでありがとうございました。期待いたします。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 5番,玉井信重君。 ◆5番(玉井信重 君) 5点について通告をいたしました。そのうち黒川青少年野外活動センターの今後のあり方につきましては,もう少し広い視野,範囲から,他の施設も含めて改めて取り上げさせていただきたいと思いますので,せっかく資料等をいただきましたが,次回に譲らせていただきます。  それでは,質問に入らせていただきます。まず環境保全局長に,生田ふれあいの森整備事業についてお伺いをいたします。この事業は,麻生区多摩美,高津区橘に次いで市内で3番目のふれあいの森ということでございますけれども,その概要と特色についてお聞かせを願いたいと思います。また,今後のふれあいの森の設置計画についても伺っておきます。  次に民生局長に,70歳以上の高齢者に交付している敬老特別乗車証,いわゆる寿パスでございますが,この交付事業についてお伺いをいたします。特別乗車証は市内のバス停の停留所間のみ有効ということになっておりますけれども,使用なさっている高齢者の生活圏というのは市内に限らず東京都内や横浜市内にも及んでいるのではないかと思います。高齢者が市内から東京都や横浜市に乗り入れているバス路線を利用した場合,乗車証の利用方法はどういうふうになるのか,お伺いをいたします。また,同様な事業を本市周辺の都市でも実施をしているのか。実施をしているとすれば,乗車証の交付資格,有効範囲についてもお聞かせください。  次に,本市の博物館等社会教育施設の入園料免除措置のあり方について,教育長にお伺いをいたします。生涯教育の観点及び利用者の範囲が広域的であるということから,市民ミュージアムと日本民家園に絞ってお聞きをいたします。この両施設における高齢者及び身体障害者の入館料免除の現状をお示し願いたいと思います。また,他の指定都市におけるこの点における状況についてもお聞かせください。  最後に同じく教育長に,生田小学校体育館改築工事の進捗状況についてお伺いをいたします。完成時期,使用開始時期についても明らかにしていただきたいと思います。また,工事期間中グラウンドの約半分6,000平米ぐらいのグラウンドが3,000平米ぐらいしか使えないというような状況になるわけでございますが,そういう意味におきましては,運動広場を学校の敷地外に求めるというようなことも必要ではないかと思うんですが,それらのことにつきましてどのような努力をされてきたのかということについて,お聞かせを願いたいと思います。また,現在,工事中でありますけれども,体育授業や運動クラブ活動などがどんな形で行われているか,これらについてもお聞かせを願いたいと思います。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 環境保全局長。 ◎環境保全局長(長谷川陸郎 君) 生田ふれあいの森の概要と特色並びにその設置計画についてのご質問でございますが,ふれあいの森設置事業につきましては,いわゆるみどりの条例の趣旨に基づき,良好な自然環境を有する民有緑地の保全を図るほか,地権者の方にご理解,ご協力をいただき,借地により市民の皆様が自然と触れ合い,憩える場として利用できるよう整備するものでございます。  お尋ねの生田ふれあいの森は,多摩区生田5丁目地内に面積約3,000平方メートルの樹林地を今年度事業として整備する計画でございます。整備内容といたしましては,極力自然を損なわない範囲で園路,丸太さく,ベンチ及び野鳥案内板等を設けるほか,入り口の斜面地には見晴らしも楽しめるような階段を計画しているところでございます。次に,今後の計画についてでございますが,地権者のご協力をいただきながら,当面,年1ヵ所程度を考えているところでございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 民生局長。 ◎民生局長(石渡義久 君) 敬老特別乗車証についてのご質問でございますが,まず利用できる区域につきましては,市内のバス停留所相互間のみとなっております。市外に行く場合には,市外部分につきまして運賃をお支払いいただくことになっております。  次に,周辺都市の実施状況についてでございますが,東京都と横浜市が実施しております。条件は本市と同じでございまして,70歳以上のお年寄りの方に交付しております。そして,原則として東京都内または横浜市内のみを利用範囲としていると伺っております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 初めに,本市の博物館と社会教育施設における身体障害者の方々及び高齢者の方々に対します入館料免除の現状と他都市の状況についてのご質問でございますが,市民ミュージアム及び日本民家園につきましては,入館の際に身体障害者手帳それから福寿手帳を受付に提示をしていただきますと,市内にお住まいの場合は入館料を免除されることになっております。また,他の指定都市におきましては,その都市の事情により取り扱いは若干異なっておりますが,横浜市,広島市及び北九州市など幾つかの都市におきましては,市内,市外在住者いずれも入館料が免除されております。  次に,生田小学校体育館の改築工事の進捗状況等についての幾つかのご質問でございますが,去る8月の13日に工事を着手いたしまして,仮設通路の開設及び新築体育館横の擁壁倒壊防止等のためのシートパイルの打ち込みが終了いたしまして,近日よりくい打ち工事に入る予定でございます。完成の時期は平成4年3月末日を予定しております。したがいまして,使用開始は同年4月の予定でございます。  次に運動場の確保につきましては,学校関係者等と協議をしながら,体育活動のできる近隣の広場ということで努力をしてまいりましたが,確保するに至りませんでした。したがいまして,工事期間中の体育の授業につきましては,工事箇所以外の校庭と既存体育館の使用及び隣接します下の校庭を使用しまして,体育の授業を行っております。また,運動クラブの活動につきましては,附属幼稚園の園児の降園後,園庭を借りまして交代で使用しているところでございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 玉井信重君。 ◆5番(玉井信重 君) 生田ふれあいの森につきまして,環境保全局長に再度お伺いをいたしたいと思います。この生田ふれあいの森という場所なんですけれども,この生田ふれあいの森そのものが民有地の借地であるということはわかりました。周辺も生田浄水場の配水池が隣接をいたしておりますけれども,それ以外はすべて民有地に囲まれている,こういう状況です。生田ふれあいの森へのアクセスといいますか,歩行者動線といいますか,どのようにお考えになっているのか,お伺いしたいと思います。私は唯一公道としてあります浄水場配水池の入り口から生田のふれあいの森の入り口,現在,予定されている入り口まで延びております生田144号線という1.8メートルの道路がございますけれども,これを整備をして,これをアクセス道路にするということが妥当ではないかというふうに思いますが,お伺いをしておきます。  また,この地域はちょっと言葉で言うのは難しいのでありますけれども,通称生田寒谷と言われている斜面地といいますか,非常に森の深い谷のような状態のところがございますけれども,その谷に面した斜面の頂上に位置をしている,こういう関係になっておるわけでございまして,雨水対策がどうなるのかということが近隣の方々の大変大きな関心事ということになっております。このことにつきましてどのようなお考えをお持ちなのか,お伺いをいたしておきます。  それから,特別乗車証の市域外利用についてでありますけれども,東京都の場合,都内から川崎市に乗り入れている一部バス路線について,敬老特別乗車証が利用できるように便宜を計らっておられるようであります。便宜というのは,東京都とバス会社がお話しになって,そうしたことができるようにしている,こういう意味です。逆に,川崎市の高齢者が全く同じバス路線を利用する場合は差額運賃を取られる。それをしなかったらその場所でおろされる――おろされるということまではないと思いますが,差額運賃を払わなければいけない,こういう状態です。特別乗車証を利用してその地域まで訪問することができない,こういう実態がございます。東京都に住んでいるのか川崎市に住んでいるのかという,住んでいる場所によって,全く同じバス路線を利用するのに差があるというのはいかにも不合理であり,不公平ではないか,こういうふうな声をお聞きをするわけです。地域が異なるというだけで高齢者の社会参加というような,ちょっと大げさな物の言い方をしなくてもいいかと思いますけれども,こういうことに支障を来すというのは,この交付事業の趣旨に反するのではないかとも思います。全般的なとらえ方として,市外に乗り入れているバス路線について特別乗車証の市域外利用ができるよう検討する基本的な考えはないか,お伺いをいたしておきます。特に他都市と川崎市内を結んでいるバス路線で,入ってくる側の特別乗車証が利用できる路線については,川崎市の高齢者もその市域を越えて本市の特別乗車証が利用できるというふうにすべきと思いますが,見解をお伺いいたします。  市民ミュージアム,民家園の入館料免除措置についてでありますけれども,両施設とも川崎市が他都市に誇り得るユニークな内容を持っているというふうに思います。単に社会教育施設というよりはもっと広い範囲の――キャッチフレーズでは個性豊かな,魅力あるというふうに言われておりますが,そのとおり広い範囲の文化施設であろうというふうに思います。川崎のシンボル的存在であると理解をいたしておるところであります。そういうことで,川崎市も大変にこの施設の充実に力を入れておるわけでございまして,こうした施設の特色ゆえに,利用者の範囲が非常に広域的である。もっとはっきり言えば,どんどんほかから来ていただきたい,そういう施設ではないかというふうに思うわけでございますが,生涯教育と言われている観点からいっても,より多くの人々に開かれた施設としてのあり方が望まれるところであります。  そこで,高齢者,障害者に対する入館料免除措置についてでありますけれども,市内在住者に限らず,在勤者はもちろんであります。そういう意味では住居にかかわらず,市外在住者に対しても同様の免除措置をとるべきではないかというふうに考えますが,ご見解をお伺いいたします。  生田小学校の体育館の改築工事につきましては,長雨の影響もございまして,おくれぎみの状況のようです。もっと早く進むんじゃないかと思われておったんですけれども,どうもおくれぎみでございまして,お話ですと使用開始が来年の4月からということのようですが,3月の19日には卒業式ということもございまして,現在,6年生の子供たちは,建っていくのを見ながら授業を受けているという状況もございます。子供たちだけじゃなくて,父兄の方や先生方も含めて,何とか間に合わないものかなというふうに思っていられるのではないかと思うんですね。これは人情として本当によくわかるところでございまして,工事を急がせるというような意味合いではなくて,全部終わってなくても,ぜひ関係者の希望がかなえられるようなご配慮をお願いをしておきたいと思います。  それから,工事期間中の運動場の確保につきましては,私もあの地域に住んでおりますので,よくわかります。いろいろとご努力をされてきたというふうに思いますので,これについては結構でございます。生田小学校につきましては1点だけ要望させていただきたいと思います。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 環境保全局長。 ◎環境保全局長(長谷川陸郎 君) 生田ふれあいの森の整備内容についてのご質問でございますけれども,まずコースといたしましては,生田第1浄水場の入り口から山の手自治会の私道を通らせていただき,計画地に至るルートを考えております。現在,道路の一部にはのり面崩壊箇所がございますので,道路の整備完了後,皆様のご利用をいただく考えでございます。  次に,整備にかかわる雨水対策についてでごさいますが,のり面の保護,樹木の植栽,生け垣及び土どめさく等を計画しているところでございます。また,当該地は緑地の保全地でもございますので,できる限り白然を損なわない範囲で安全性,快適性等が図られるよう今後も引き続き改善を図ってまいりたいと存じます。以上でございます。
    ○副議長(栄居義則 君) 民生局長。 ◎民生局長(石渡義久 君) 敬老特別乗車証の市外での利用についてのご質問でございますが,さきに申し上げましたとおり,特別乗車証は市内のバス停留所相互間に限り有効となっております。しかしながら,本市が東京都と横浜市の間に挟まれているという地理的条件から,お年寄りの生活圏は市内に限らず市外に及ぶ場合もあるかと存じます。したがいまして,それらの条件を考慮させていただき,バス会社のご協力を得まして,岡上地区の場合には東京都内の鶴川駅までの路線を有効範囲としております。また,横浜市鶴見区内を通過する一部の路線につきましても,その間のバス停の乗降を認めていただいているところでございます。その他市外への路線につきましては,この事業の制度としての統一性や行政面からの平等性といった問題等がございますが,バス会社のご協力を得るべく,関係局とも協議しながら努力してまいりたいというふうに考えております。  次に,本市内に乗り入れている路線の中では,東京都が稲城市の平尾団地と小田急線新百合ヶ丘駅及び百合ヶ丘駅を結ぶ平尾団地線を認めているというふうに伺っております。平尾団地の場合,鉄道との接続はこの2つの駅しかないために,東京都が特例としてバス会社の協力を得て都外利用を認めているというふうに伺っております。そういった事情もございますが,ご趣旨を踏まえ,関係するバス会社のご理解とご協力を得られるよう努力してまいりたいというふうに存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 市民ミュージアムと博物館の入館料についてのご質問でございますが,市民ミュージアム及び日本民家園は歴史,民俗等の資料を専門的に収集展示いたしまして,教育的な配慮のもとに一般の利用者に供する施設で,いわば生涯学習の拠点施設と考えております。また,これらの施設は施設機能及びその利用範囲から見ましても,広域圏に位置する施設で,市民の学習要求の高度化や多様化に伴いまして,近隣都市の博物館等専門施設とのネットワークの中で学習する人々の利用が大変多くなってきております。したがいまして,市外の身体障害者及び高齢者の方々の入館料の扱いにつきましても,隣接都市の類似施設とのバランス等を十分考慮いたしまして,前向きに検討してまいりたいと考えております。 ○副議長(栄居義則 君) 玉井信重君。 ◆5番(玉井信重 君) 生田ふれあいの森のことでございますけれども,この事業そのものは周辺の住民から大変に喜ばれている,これは本当に事実です。緑地保全協定というようなことから1歩進みまして,借地ということでございますから,より安定的な緑地保全が図られるということです。5年契約だそうでございますが。そういうことにおいては周辺の皆さんは本当に喜んでおられます。ただ,地理的な条件というものがございまして,先ほど言いましたような斜面地,あの地域におきましては汚水,雨水含めまして先ほど申し上げました生田寒谷の方向に実は垂れ流しというような,そんな状況もあるわけです。これはこれとして別途町づくりの問題として考えていかなければならない,こういう課題かと思いますけれども,雨水対策につきましては十分に対策を講じていただきたいというふうに思います。  それから,ふれあいの森へのコースでございますが,私も何回か歩きました。途中,本当に民家の横際,やっと1人が通れるぐらいというような状況の場所がございます。これから整備をするということでございますが,それをぜひ期待をしておきたいと思います。少なくとも2メートルぐらいの道路として,交互交通ができるぐらいのそうした整備は当然必要だと思いますし,幾つか危険場所もございますから,それらに対する交通整備ということで,ご努力をお願いをしておきたいと思います。  それから,敬老特別乗車証の市域外利用についてでありますけれども,お話によりますと,特別乗車証の有効範囲は各都市とも原則として自治体の地域内となっているということのようです。このことはよく承知をいたしております。しかし,地域の住民の要望にこたえてといいますか,基づいて,他都市でもバス会社との協議の中で市域外利用の道を開いているようであります。川崎は先ほど地理的条件というふうにおっしゃいましたが,縦長の地理的条件がございますので,市域外への利用の要望もとりわけ高いというふうに思われます。民生局長のお話は前進的なご答弁というふうに理解をさせていただきます。いろいろと協議をしてまいりますと,財政的な問題も含めていろいろ問題として解決しなければいけない課題があるようでございますが,これは少し長期になるかもしれませんが,ご努力ということでございますから,そのことについて重ねてお願いをしておきます。  特に先ほど出ました平尾団地線につきましては,これは何とかやはり解決をしていただきたい,そういうふうに思います。ご答弁では,関係バス会社と協議をしていただけるということでございますから,早期の改善が図られますように強く要望をしておきたいと思います。  市民ミュージアムにおける入館料の免除措置についてでありますけれども,これは体験者でないとちょっとわからないといいますか,私どももこのことについてはお話を伺うまで全くわかりませんでした。高齢者や障害者の方々が,市内の方々だけで集まるというだけではなくて,もっと広い範囲内で趣味の会とか,いろんな形で集まられる,そういうような形態が多くなってきておりまして,結構なことだと思います。そういう方々がグループで入館をしようとしたときに,市内の人は無料,市外は有料ということで,払う側も払わない側も双方とも何か割り切れないというような感じを持たれたそうです。自分は無料で何か気恥ずかしかった,というようなこともおっしゃるような方もいらっしゃいました。これはそんなに問題として解決が難しいとも思えない課題ではないかと思うんです。こういう施設でありますから,もっと開かれた形をとられていいのじゃないか,とっていくべきじゃないかというふうに思います。教育長から前向きに検討するというご答弁でございまして,文字どおり前向きなご答弁をいただいたというふうに思いますが,いつごろまでにご検討していただけるか,最後にこの1点お伺いをしておきたいと思います。以上です。 ○副議長(栄居義則 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 市民ミュージアムの入館料の取り扱いについてのご質問でございますが,市外からの身体障害者の方々及び高齢者の方々の入館料の取り扱いにつきましては,できるだけ早い時期に検討してまいりたいと存じます。 ○副議長(栄居義則 君) 玉井信重君。 ◆5番(玉井信重 君) 教育長,簡潔なお言葉でありがとうございました。できるだけ早い時期に検討するということでございますので,こういうふうに理解してよろしいでしょうか,今年度中に検討して来年の4月には実施をすると,こういうふうにこれは期待させていただきます。  そういうことで,私はやっぱり川崎のイメージといいますか,福祉の川崎,こういうことがそういう人たちから伝わっていくということで,イメージアップにもつながるんじゃないかというふうに思っていますので,ぜひよろしくお願いしたいと思います。  今回,高齢者と障害者の方々の問題だけを取り上げたわけでございますけれども,その理由は,これらのグループの方々からお話があったということもありますけれども,実は市民ミュージアムと民家園とのそれぞれの入館料の免除措置を調べてまいりますと,共通する項目がこの2項目だったんです。高齢者と身体障害者,この2項目が共通しておったんです。そこで,この問題についてお話を伺って前向きな答弁をいただいたわけですけれども,民家園につきましては被爆者の方や精神薄弱者の方などに対する免除措置もあるわけです。市外在住のこれらの方々に対する免除措置につきましても,あわせてご検討をしていただきますようお願いをいたしまして,私の質問を終わります。 ○副議長(栄居義則 君) 22番,志村勝君。 ◆22番(志村勝 君) 通告をいたしました4点にわたって,質問させていただきたいと思います。  まず1点は,放置自転車リサイクルについてでありますけれども,伺いたいと思います。現状,いろいろ事前の調査等で伺いまして,63年,撤去した放置自転車が何と2万2,132台,引き取りに来ていただいた方が1万3,329台,そのうち925台がリサイクルとして県の自転車商協同組合の皆さんのご協力をいただいて市民に還元されている。そして8,803台がスクラップとして処分をされている。夜光町にありますが,南部粗大ごみ処理事業所,新作の北部粗大ごみ処理事業所,ここでもってスクラップになっているわけであります。  平成元年,同じく撤去が3万8,874台,引き取りが2万6,097台,リサイクルが1,808台,スクラップになってしまったのが1万2,777台。平成2年,撤去が4万4,353台,引き取りが3万1,147台,リサイクルが1,758台,スクラップになってしまった,処分されたのが1万3,206台。平成3年,今途中でございますが,今の段階で7月分まででありますけれども,撤去が1万4,629台,引き取りが1万180台,リサイクル549台,現在スクラップになっているのが4,449台。今までの段階で,何と撤去された台数は11万9,988台,引き取りが8万753台,リサイクルが5,040台,スクラップになってしまった処分された放置自転車は3万9,235台,約4万台の自転車がスクラップとなってしまっているわけであります。  現在,神奈川県の自転車商協同組合の皆さんの協力で市民向けのリサイクルが実施されているわけでありますけれども,これの拡大について,まず1つはどのように進めていこうと考えていらっしゃるのか,見解を伺いたいと思います。当初は何と50台から100台ということで覚書といいましょうか,約束事で進んでいるようでございますが,現在は150台にまでなっていると。今後どんな見通しになっていくのか。  次に,昭和63年に姉妹都市の瀋陽市に100台のリサイクル自転車をお贈りしたことがあるわけでありますけれども,その後の計画――よその都市ではアフリカだとか東南アジアだとか,いろいろ計画で実施をされておりますけれども,本市としてどんな取り組み,対応を検討されてきたのか。  さらに自転車等の保管場所が,今各区1ヵ所あるわけでありますけれども,満杯でギブアップの状態であるわけです。塩浜の陸橋の下,収容台数が2,800台分,面積が3,678平米。柳町,これは幸区の分でございますが,収容台数が900台分,900平米。中原区の分は木月にあります1,000台分,1,800平米。高津区は第3京浜の下にありますけれども,970台分。宮前区は有馬,1,600台分。多摩が800台分,これは三田にあります。麻生区は上麻生の山口に800台分あるわけでありますが,これについても大変厳しい状況がある。対応をどう考えていらっしゃるのか,お伺いしたいと思います。  次に清掃局長に伺いますが,ごみの集積にかかわる今後の改善計画,この問題についてであります。これは都市整備局長にもかかわってまいりますので,お2人にお伺いしたいと思いますが,まず清掃局長ですけれども,平成2年度の実施のごみステーション構造調査研究報告書,これをいろいろ検討していただいているわけでありますけれども,報告書が出てまいりました。この概要と今年度の取り組みについてまず明らかにしていただきたいと思います。廃棄物研究財団に委託してあるこの内容について。  それから市民局長でございますが,行政サービスコーナーの充実と拡大について伺っておきたいと思います。かねてより提案もし,促進を議会でたびたび訴えてきているわけでありますけれども,まだ実現のできていない北部地域の拡大についてであります。昭和63年,東急電鉄株式会社に田園都市線の溝口駅への設置について,新しい駅舎に行政サービスコーナーを設置できるように,そのスペースの確保を申し入れたわけでありますけれども,その後どのように進んでいるのか。来春には上り線が完成し,その次には駅舎の工事と,こんなふうに進んでいるように伺っているわけでありますが,東急側との交渉内容と見通しについて,明らかにしていただきたいと思います。また,登戸駅への設置についても区画整理とのかかわりのこともありますが,伺っておきたいと思います。  さらに,即時交付の実現についても今まで何回となく訴えてまいりました。今日まで第3庁舎の完成に合わせてと,こういうことで見通しを伺ってきたわけでありますが,例の水が出たり大変おくれてきております。これがどのように今なってきているのか,見通しを伺っておきたいと思います。  次は民生局長でありますが,老人福祉施設の建設についてであります。特に今回は,ようやく用地の手当てが進んだ中原区の上小田中地内に予定している特別養護老人ホーム及び同じく井田三舞町に用地の見通しがついた,まあ交渉中とも聞いているんですが,井田中学校区の老人いこいの家の建設について,具体的な計画概要と建設の見通しについて明らかにしていただきたいと思います。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 撤去自転車のリサイクルについての何点かのご質問でございます。まず第1点目のリサイクルの拡大について,先ほど表でご指摘がございましたように,確かに廃棄しているものがかなりの数量でございます。しかし,この処分する自転車は,リサイクルのできるものはやはり安全性とか機能性を確保できるものということで,自転車商協同組合のご協力でやっておるわけでございますが,その他,今現在処分しておる自転車につきましては,何らかの損傷がございまして,安全性とか機能性の回復,それらを再生するためには技術上の問題あるいは費用等の問題がございまして,なかなか再生をするという状況には至ってないように考えております。  それから,2点目の外国へのリサイクル車の贈呈と申しましょうか利用でございますけれども,過去には,63年では160台,平成3年で一応40台という形で差し上げた経過がございます。しかしこれも,今日本で使われております車の形式がサイクリング車スタイルということで,非常に軽快な車になっておりますが,中国等に差し上けますと,むしろ実用車的な車が欲しいというようなご希望があるようでございまして,なかなかその辺でご利用等の面で一致しないという状況があるというふうに聞いております。  それから,3点目の保管場所の対応でございますが,現在7ヵ所で保管をしておるわけですが,確かにご指摘のとおり手狭になっておりますので,現在は中原区の南武線の高架下の,そう利用価値の少ない場所の高架下をお願いをしまして,約8,300平米程度をJRの方にお借りできないかどうか,現在交渉をしておるところでございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 清掃局長。 ◎清掃局長(宮竹和一郎 君) 平成2年度に実施をいたしましたごみステーションの構造調査結果についての概要と本年度の取り組みについてのご質問でございますが,ご指摘のように,ごみの集積所につきましては,ごみのステーションといたしまして,収集処理システムの第1次的な取り扱い場所としまして,極めて重要な役割をお願いしている場所でございます。市民の方々の利便性なり周囲の環境並びに私ども清掃車の作業上の配慮の上で,いろいろと検討させていただいたものでございます。しかしながら,昨今このごみの集積所のあり方につきましてはいろいろと問題がございまして,その改善策を検討いたしますために調査を行ってまいったものでございます。特に繁華街,商店街及び住宅の市街地等におきますごみの集積所のあり方と,散乱ごみの防止対策並びに再開発地区におきます事業系のごみ処理を中心にいたしました収集運搬システムのあり方がいろいろと問題がありますので,調査研究を行ったものでございます。その結果,市民の方並びに商店街の方からのいろいろな意識調査も踏まえまして,ごみの集積所の改善に向けまして,1つには排出の方法,また管理のあり方など,幅広く総合的な施策のご提言があったということでございます。  これらの提案に基づきまして,本年度は特に1つといたしましては,繁華街,商店街におきますモデル地区の設定をいたしまして,統一容器の導入等によりますごみの散乱防止と分別リサイクル方策の検討を行い,また2つ目には,大規模な戸建て住宅地域におきますごみ集積所の計画的な確保の指導,それから3つ目には,中高層住宅地区と大規模事業所ビルにおきます分別ストックヤードを含みますごみの集積所の確保の指導につきまして,それぞれ実施なり,あるいはこれから検討を進めておるというところでございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 再開発事業に伴うごみ集積所の設置についてのご質問でございますが,溝口駅北口地区の市街地再開発事業につきましては,再開発ビルの中でごみ集積所の設置を計画しておりまして,今後関係機関及び庁内の関係局と協議の上,対応してまいる考えでございます。なお,現在計画中の他の地区の再開発事業につきましても,事業の進捗に合わせまして,今後同様に協議しながら検討してまいりたいと考えております。  なお,登戸土地区画整理事業につきましては,昭和63年9月に事業計画を受け,既に平成3年2月に仮換地案の地区説明を終了しておりまして,本年12月を目途として一部仮換地指定を実施する予定でございますので,仮換地案の変更ともなるごみ集積所の設置は大変困難でございますので,ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 市民局長。 ◎市民局長(服部善次 君) 行政サービスコーナーの北部地区への設置についてのご質問でございますが,現在,JR川崎駅地下街アゼリアと武蔵小杉駅の2ヵ所に設置されているところでございます。両コーナーとも駅舎の改修,それからその周辺の再開発事業に合わせまして設置をしたものでございます。  北部地区における行政サービスコーナーにつきましては,主要駅の整備状況と周辺の再開発事業との動向を見ながら検討を進めているところでございますが,田園都市線溝口駅への設置については,駅の改修工事に合わせて新しい駅舎に行政サービスコーナーを設置できるよう,そのスペースの確保について東急電鉄に申し入れを行っているところでございます。この溝口駅の改良工事のうち,上り線側の工事が来年の春に完成し,その後駅部の工事に取りかかる予定と聞いておりますので,そのスペースの確保について,さらに働きかけを行ってまいりたいと考えております。また,登戸駅への設置につきましては,今後登戸地区の区画整理事業の進展に合わせまして,検討してまいりたいと考えております。  次に,証明書等の即時交付についてのご質問でございますが,現在,サービスコーナーにおける証明書等の交付につきましては,即日または翌日交付しているような状況でございます。即時交付につきましては,第3庁舎完成後に稼働開始を計画しておりますが,第3庁舎完成後新しいコンピューター環境のシステムテスト,運用テスト,さらに端末機操作の研修などを行う必要がございますので,稼働開始の時期は平成6年1月と今のところ考えております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 民生局長。 ◎民生局長(石渡義久 君) 中原区上小田中に建設を予定しております特別養護老人ホーム,そして井田中学校区の老人いこいの家についてのご質問でございますが,まず特別養護老人ホームについては,平成4年度,5年度の建設を目途に,現在基本設計を行っているところでございます。施設内容としましては,特別養護老人ホームの定員を50名とし,ショートステイ,デイサービスセンター及び在宅介護支援センターを併設する予定でございます。  次に,井田中学校区の老人いこいの家の整備についてでございますが,平成4年度の建設に向けて用地取得に鋭意努力をしているところでございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 志村勝君。 ◆22番(志村勝 君) 民生局長さん,わかりました。大変,地域の皆さんが期待している,本当に今か今かと待っている,そういう施設でございますので,特養にしましても井田地区の老人いこいの家につきましても,なるべく早く期待にこたえられるように取り組みをお願いしたいと思います。以上で結構でございます。  市民局長,行政サービスコーナーの件でございますが,ぜび東急との取り組み,これ内容を調査しましたら,市長からの要望ということにまだなってないようでございますので,本格的な申し入れもしっかりしていただきたいなと,この辺もお願いしておきたいと思いますし,即時交付については第3庁舎のおくれでということで,コンピューターが今のものではということでございましたが,ぜひこの取り組みについてもしっかりした対応を――行政サービスコーナーへ申し込みをし,朝ならば夕方まで待たなければいけない,ちょっとおくれてしまえば翌日にという交付になっているわけでありますが,即時交付ができるようなしっかりした取り組みを,あわせてお願いしておきたいと思います。これは結構でございます。  自転車の問題でありますが,土木局長の方から,要するにスクラップになったり処分している自転車,これについては何らかの損傷があって,整備の関係のいろいろな問題点で処分しているんだと,リサイクルは難しいんだと,こういうふうに聞こえるわけですが,自転車商協同組合の皆さんに協力していただいて進めているものも何らかの損傷があるわけでありましてね,私も現地に行って見てまいりました。たくさんの自転車が処分される,何か泣いているような自転車の思いが伝わってくるような気がしたわけであります。約4万台,今までスクラップになってきているわけであります。簡単に,無理なんです,スクラップなんです,こんな形で済まされて,全然リサイクルということに対する取り組みの姿勢がよくご理解されているのかな,こんな思いがしてならないんです。  私はここでぜひ提案したいんですが,例えばね,自転車商の皆さんにもさらに拡大にご協力いただくということと同時に,市民に直接引き渡してリサイクルするような――私もいろんな場所で,ここのところ現地を見ながら,いろんな方と懇談してまいりました。皆さん,保管場所にはたくさんの自転車が泣いていますと。処分されてしまいますと。皆さんが直接ご自分の手で,また,自転車屋さんに行くなりして整備をするということで,自分の責任でもって事故が起きないように対応していくということを前提として,また,自転車商組合の皆さんにお願いしているような形での,二度とこの自転車は捨てません,さらにはきちんとした盗難の保険にも入ります,災害遺児の基金にも1,000円寄附させていただきますと,同じような条件でもって,例えばリサイクルをするということが可能なのかどうなのか。この辺ご検討いただいたことがあるかどうか,この対応についてぜひ伺っておきたいと思います。  また,川崎市が8月29日から開設した南中北のリサイクルビレッジ,これは粗大ごみだけを対応してまして,伺いましたら,自転車についてはやってないということなんですけれども,この中でこの対応ができないのか。これは清掃局長になるかもしれませんが,この辺も伺っておきたいと思います。  それから外国に対して,神奈川県でもいろんな取り組みをやっていらっしゃるわけでありますが,市としてもぜひ放置自転車をもっと積極的にやっていくべきじゃないのかな,こんなふうに思います。アフリカの方では歩いて郵便物を配達している国があって,自転車については,いただいたところは自分で整備ができるように,放置自転車とあわせて整備器具をセットにしてプレゼントしたという経緯があるようでございますが――車じゃ整備するのに大変だと,そういった国ですから,自転車というのは非常に喜ばれている。ぜひ外国に対する川崎市としてのODA――そこまで言っていいかどうかわかりませんが,検討すべきと思いますが,この辺について伺っておきたいと思います。  都市整備局長,登戸の区画整理事業については,ごみステーションの問題でありますが,大変困難だと,要綱の附則で経過措置があるわけでありますが,「平成3年4月1日以前について既に関係法令等の許可等を得ている建築物等,その他本市との協議が実質的に終了している建築物等については,従前のとおりとする。」という附則でもって,先にもう進んでいたんだと,こういうことでございますが,登戸の町が区画整理をやってきれいになります。しかし,大変今問題となっているごみの集積所,ステーションはそのままだと。きれいな登戸にごみステーションはできない,この辺についてどうお考えになっていらっしゃるのか,再度私は取り組みについて伺っておきたいと思いますけれども,ぜひこの辺きちんとしたご回答をいただきたいと思います。  清掃局長,近年,ごみの集積所のあり方等についていろいろ問題があり,その改善策を検討するために調査を行ったんだと,特に繁華街,商店街はその改善策を検討する調査を行ったと,大変ひどい状況があるということでありますけれども,私もここ数年,このごみの集積所の問題について相談を受ける機会が非常に多かったわけであります。  例えば,これはもう確かにわがままと言っていいかもしれませんが,私の家の前にごみの集積所があるのはだめだ。もう我慢できないということでもって断る方がいらっしゃる。住吉のある地区でございますが,結局は話し合いがつかないで,じゃそれぞれで出しましようと。2世帯ぐらいずつ電信柱の前に置いていらっしゃる。収集車の方々は車を走らせながら,走りながらどんどん投げ入れていくという,こんなようなところがありました。こんなところが,さらにほかはどうなんだと聞きましたら,多摩区でも同じようなケースがあるようでございます。  また,上小田中のある地域のケースでございますが,これは新しい建物ができるということで反対だと。その間に入った町会長さんは頭を抱えて,どこに置くか,置き場所がもうない。ここならばというところで決めたところが,清掃事務所にお話ししたら,そこは車が危ないです,だめなんですと。どうにかしてくれと。こんな悩んでいるケースもあります。  中原区の宮内のケース,新しい戸建ての住宅ができた。7世帯でありますけれども,ごみの集積所,置くところがない。二ヶ領用水のすぐわきですから,そこには収集車は入れません。200メートルぐらい離れたところに一緒に置かせてください,仲間に入れてください,清掃も一緒にやらせてもらいます。だめですよ,と断られた。それで毎日ご主人が車で出勤して,ごみを持って会社に行く,こんなようなことが続いているということであります。  集積所の問題,トラブル,この調査結果のアンケートの中を見ましても,本当にほとんどの地域,ほとんどの方々が何とかしてくれという声が,この調査報告の中のアンケートでも明らかになっているわけでありまして,既存の戸建ての住宅地区におけるごみ集積所の計画的な確保,これからどんなふうにやっていこうと考えていらっしゃるのか,見解をお示しいただきたいと思います。 ○副議長(栄居義則 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 処分をする放置自転車について個人的に払い下げたらどうだというようなお尋ねでございますが,これにつきましては,過去にいろいろ調査をした経緯がございますが,まず問題としては,やはり専門の方の修理等がなければ,個人的にもし修理をなさった場合に安全性が確保できるのかどうか。それから,もしそういうことを大量にやった場合には,個人的に器用な方がおられて,多くそれらを払い下げしたということになりますと,営利を目的とした場合には,やっぱり古物商の取り扱いの問題もあろうかと。それからもう1つは,警察関係でやはり刑法上の問題から,要するにこれが放置されて市が廃棄したというようなステッカーの関係,例えば,3台を1台にした場合にどう取り扱うのか,あるいは盗難予防につきましては,現在,警察の方で受け付けているのは,正規の白転車取り扱いの資格のある業者の方が一応警察の方へ申告をするということになっておるようでございます。もろもろのそういうことを考えますと,直接あすこの場所から個人の方々に払い下げをするというのは,現時点ではいかがなものかというふうに判断をしております。  それから,2点目の市の方でリサイクルができないかということでございますが,これにつきましては,関係局とも十分調整をとらせていただきたいと思います。それから,3点目の外国への提供についてでございますが,私どもとしても当然そのような必要とする外国の方からのお申し出があれば,リサイクルをしたものでいいということがあれば,できるだけそれらにつきましては差し上げてもよろしいのではないかというふうに考えております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 登戸土地区画整理事業区域内へのごみ集積所の設置についてのご質問でございますが,先ほども答弁申し上げましたように,既に仮換地案の個別説明会を開きまして,協力を要請してきた経過がございますので,土地の区画を変更することは大変難しい状況にございます。しかしながら,今後町づくりを行っていく段階,つまり建物の設計等の機会をとらまえまして,関係局や地権者等とも協議いたしまして,ご趣旨に沿うよう努力してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても,今後の課題として取り組んでまいりますので,ご理解いただきたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 清掃局長。 ◎清掃局長(宮竹和一郎 君) 初めに,放置自転車を先日オープンしましたリサイクルビレッジで扱えないかと,こういうご質問でございますけれども,ご案内のように,リサイクルビレッジにつきましては,これから本格的に設置に向けまして手がけてまいりますリサイクルセンター,この設置までのつなぎということで,市民の皆さんからも一日も早く少しでも何とかできないのかと,こういったご要望も多くございましたので,これにおこたえしまして発足をさせていただいたものでございます。現在までに多くの市民の方々にもご利用いただきまして,いろいろご意見もいただいております。その中にもやはり今ご指摘のございました自転車の件も確かにございます。  今回のビレッジにつきましては,あくまでもそれまでのつなぎということでございますので,当面,焼却場の一部屋に設置という形で利用しておるものでございます。したがいまして,ただいま家具類ということだけに限りまして扱っておるわけでございますが,その辺が正直なところ手いっぱいでございます。  そこでいろいろご意見もございますので,昨今新たに粗大ごみについての交換システムといいますか,不要になります,あるいはそれをできれば使いたい,こういった双方の方々の情報交換,こういったことのための情報交換誌を実は発刊をさせていただきました。名づけまして「echo」と申しますけれども,これは人の呼びかけにこたえるということがエコーという意味で,そういうネーミングにさせていただいたわけでございます。これを発行いたしまして,これがまた一つの粗大ごみの交換の情報,このネットワークにさせていただこう,そしてリサイクルに向けて少しでもお役に立っていただきたい,こんなことで,それには自転車なども当然入ってまいっております。  なお,ただいまのリサイクル方策等検討委員会,これに市民の皆さん方に加入していただきまして,いろいろご研究をいただいておるわけでございますけれども,この中で具体的なリサイクルセンターについてご研究をいただいておりますが,この場合ですと,いずれいろいろな品種も含めた本格的なリサイクルのための場づくりということになかろうかと思いますので,その間はビレッジにおきましては自転車については,まだ今のところは扱うのはちょっと難しいかと思います。したがいまして,それにかわります情報交換誌でもって当面ご利用いただこうと,こんなことで考えておりますので,ご了承いただきたいと存じます。  次に,既存の戸建て住宅におきますごみ集積所の計画的な確保についてのご質問でございますが,ごみ集積所は,現在,全市におきまして約2万8,000ヵ所になっておりまして,ごみ収集車が収集所でいろいろ支障がないというような,そういった作業性なども考慮しながら,住民の皆さん方に集積所の設置なり,あるいは管理をお願いする,いわゆるごみの一時保管場所という形で,利用者であります市民の皆さん方の管理をお願いするという形で設置してまいっておるわけでございますが,今ご指摘がございましたとおりに,確かにいろいろと従前の設置場所につきましてはトラブルとか問題がございますし,相談もございます。そして,いろいろこれにつきましての改善策について検討をしておりますし,また,ご相談に応じていろいろな解決策等をやってまいっているわけでございますけれども,なかなか従前の既設のものにつきましては,設置に至るまで住民の方々といろいろご相談をさせていただきまして,また,合意を得て設置させていただいたと,こんな経緯もございますし,また,いろいろと場所的な制約もございます。  そこで,実は今までに何点かの改善策などをやってまいりました。その1つには,まず中高層の建築物を対象にいたしまして集積所の確保をお願いしてまいりましたが,最近,新市街地を中心にいたしました設置場所にかかわるやはりトラブル相談が大変ふえております。今回の調査結果につきましても,指導基準の適用範囲につきまして,宅地造成等に伴う戸建て住宅にも拡大するとの,こういったご提言も実はいただきましたので,いろいろこれに関しまして関係局と協議の上,本年の4月1日から従来の中高層建築物の廃棄物保管施設の設置基準,これなどを見直しまして,廃棄物の保管施設の設置要綱といたしまして新たに設定いたしまして,都市計画法に基づきます開発行為で計画戸数が10戸以上のもの及び土地区画整理法に基づきます戸建て住宅地区等の大規模な新住宅地区について相応の保管施設を確保していただく,そういったようなことでお願いをしてまいっておるところでございます。  したがいまして,ご質問ございました既設のものにつきましても,これからまたさらにいろいろと改善等につきまして努めてまいりたいと考えておりますので,ご理解いただきたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 志村勝君。 ◆22番(志村勝 君) 大変欲張ってしまって項目が多かったということを大変悩んでいるわけでありますが,反省もしておりまして,以上で,あと要望を申し上げておきたいと思いますが,ごみの問題に取り組んで,私自身も本当に難しい問題だな,また,清掃局の皆さんも大変ご苦労されているなと,しみじみ実感をいたしました。かといって,解決しなければいけない問題がたくさんあるわけでありまして,特にことしの4月から要綱の中身が変わって,ごみのステーション,集積所についても初めて手がついて計画的に進めていこうということが見えるわけでありますが,ぜひこの辺の取り組みを,本来はぜひ条例化という規制力のあるものまで持っていっていただきたいなと,この辺を要望して終わっておきたいと思います。  それから,白転車につきましては土木局長の方からのご答弁でわかりました。ただ,本当に現実としては大変な放置自転車があって,現場段階では大変困っていらっしゃる,こういう状況があります。市民の側にもいろいろな問題があるかもしれない。しかし,これはみんな双方で改善して,市民としても私たちもリサイクルに参加させてもらいたいという思いがあるわけでありますから,直接リサイクルについてもぜひご検討をいただきたいと思います。  それから,リサイクルビレッジについては,今家具類のみで「echo」という,そういった情報誌をということですが,川口市については,もうご存じだと思いますけれども,リサイクルの大変しっかりした取り組みが,リサイクルセンターというところで行われております。いろんな都市もあるわけでありますけれども,リサイクル自転車部門がこのリサイクルセンターの中にありまして,シルバー人材センターの方々が,本当に手づくりで作業していただいて,これを還元されていらっしゃる。そして,市民にも還元するし,アフリカやアジアの各国にも寄附をされているという,こういう実態がございます。4万台の放置自転車がスクラップになっている,こんなような状況をぜひとも本当に少しでも――私が見たらまだまだ改善できる。確かに3ヵ月間はやはり保管の期間があって,雨ざらしになっているかもしれないだろう。それも少しは対応をきちんと考えて,リサイクルということを考えれば,しっかりした取り組みをぜひやっていかないといけない,こんな思いをしておりますので,取り組みをよろしくお願いしたいと思います。  登戸につきましては都市整備局長,ぜひしっかりした取り組みをお願いしておきたいと思います。以上で終わります。 ○副議長(栄居義則 君) 2番,竹間幸一君。 ◆2番(竹間幸一 君) 最初に,川崎市職員共済組合が日興証券から1億4,900万円の損失補てんを受けたと認定された件について伺います。現在までに全国で総額2,200億円近くの損失補てんが認定されておりますが,これはまだ氷山の一角にすぎないと思います。一連の事件が教えているのは,自民党政府,大蔵省,大企業,証券会社,銀行,これらが三位一体でバブル経済を演出し,有力政治家や暴力団も介在して庶民を踏みつけにした異常なぼろもうけをしてきたという事実です。こうした大きな渦の中に,国の巧みな誘導のもとで市職員共済組合の資金も取り込まれていったわけであります。もともと営業特金は国税庁が1980年の法人税基本通達でその仕組みを認めたことに端を発しております。そして85年9月のプラザ合意以来,政府は超低金利政策を推し進めました。国民も史上最低金利による預金の目減りに泣き,それを少しでも取り戻そうと,1億総財テク時代の宣伝にあおられ,株に手を出し,後に株価暴落に見舞われた人も多数いるわけであります。  こうした中,86年3月1日,自治省は地方公務員等共済組合法施行令第16条第1項第3号の規定を拡大解釈いたしまして,それまでは一般的な金銭信託だったものを特定金銭信託も認め,その承認申請のやり方を各自治体職員共済組合あてに通知し,客観的には特金信託契約を推奨してきたと言えると思います。そして,これを受け入れざるを得なかった当時の金利状況もありました。銀行の6ヵ月定期で金利は3.8%程度にすぎませんでした。  同じく施行令第17条第3項では,長期経理の余裕金を地方公共団体に貸し付ける場合の利率は年5.5%を下回ることができないとされております。地方公共団体に貸し付ける場合という条件つきですが,組合員への住宅資金貸し付けもこれに準じて年5.5%となっているわけですから,組合員からは5.5%の利子を取っていながら,資金運用がそれ以下の利回りであっていいのかということになり,株がどんどん上がっている時期でもあって,全国的にもこの特金信託に飛びついていってしまったと思います。自治省通知が出された年の8月25日,特定金銭信託の契約を結んだわけですが,契約に至る経過について伺っておきます。  また,自治省への契約承認申請の項目の中には,信託金額の予定運用利回り,これを報告することになっておりますが,当時は実績利回りが高かったとはいえ,将来にわたってリスクの大きい特金信託の予定運用利回りを見通すことは大変難しいことだと思います。それをあえて報告を求めた自治省の意図がどこにあったのかはわかりませんが,市職員共済組合はこの予定運用利回りをどのように把握し,どう自治省に報告したのか,この点についても伺います。また,自治省は89年7月25日,特金信託承認申請の一部改正の通知を出しておりますが,この改正の内容と,それに伴う自治省の指導が何かあったのかについても伺っておきます。  次は,都市整備局長と建築局長に,川崎駅西口都市居住更新事業を中心に何点か伺いたいと思います。事業の基本方針についてですが,お年寄りなどが建てかえによる高家賃化で,結果として追い出されるような町づくりではなく,だれもが安心して住み続けられる,このことを事業の基本方針とすべきだと思いますが,改めて伺います。  県公社中幸町住宅と住・都公団川崎大宮団地の建てかえに当たっては,現在の入居者の所得状況に応じて,公営住宅と再開発住宅,地域特別賃貸住宅など,公共住宅の併設が可能となるよう,市としても各事業者に積極的に働きかけるべきだと思いますが,この間の努力内容についてお伺いをいたします。県公社中幸町住宅と隣接する中幸町3丁目町づくりの会は,県公社住宅建てかえとの一体整備を望んでいるとのことですが,これまで行ってきたアンケート調査などの内容と今後の取り組みについて伺います。大宮町地区再開発についてですが,これまで行ってきた関係権利者との協議内容と事業の進捗状況,JR東日本用地との一体整備の可能性,また,こうした流れと川崎駅南口地区複合空間基盤施設整備計画策定調査はどのように整合性を図ろうとされているのかについても,伺っておきます。  次は建築局長に伺いますが,市営大宮町住宅は都市計画道路がその用地に計画されているために,同じ場所での建てかえではなく,この区域内の他の場所で建てかえることになると思いますが,この計画の進捗状況について伺います。また,市営住宅の供給増を図るためにも,大宮町住宅建てかえ中の住宅の確保という視点からも,JR線路反対側の国鉄清算事業団用地を取得して事業に先行して市営住宅を建設すべきと思いますが,この点についてもお伺いをいたします。  都市整備局長に戻りますが,羽田アクセスについてですが,川崎駅から新川崎地区間の初期開業区間として調査が進められておりますが,開業までのタイムスケジュールと西口都市居住更新事業や大師線連続立体交差事業との整合性について伺います。要望の強い公共駐車場整備もこうした流れの中でどのように検討されているのか,この点についてお伺いをいたします。  最後に企画財政局長ですが,大規模業務系ビル建設に当たっての開発者負担制度の創設について伺います。0.1ヘクタール以上の団地造成事業または計画戸数20戸以上の住宅建設事業については,団地造成事業等施行基準で公益用地の提供か負担金の納入を義務づけていますが,業務系ビルにはそうした基準がまだできていません。このため,大規模業務系ビル建設に当たっての開発者負担制度の創設について,私は88年10月の一般質問で取り上げ,以後,予算委員会で2回取り上げてまいりました。特に90年3月の予算審査特別委員会では,平成2年度中の策定,こういう答弁もあったわけです。その後,研究会において適用対象,負担の内容,創設の時期について,どのように検討されてきたのかについてお伺いいたします。 ○副議長(栄居義則 君) 総務局長。 ◎総務局長(深瀬松雄 君) 特定金銭信託を設定した経過についてのご質問でござますが,特定金銭信託を設定しております日興証券,大和証券の2社でございますが,これらの2社の実績と信用度を十分考慮し,また他都市の状況を踏まえて設定したものでございます。  次に,特定金銭信託の予定利回りの把握と報告についてのご質問でございますが,昭和61年に自治省に承認申請を行った際の予定運用利回りにつきましては,昭和61年度予算における長期経理の予定運用利回りの6.23%程度を参考にして報告したものと考えております。  次に,平成元年7月25日付自治省通達の内容と指導についてのご質問でございますが,平成元年7月25日,自治省から「業務上の余裕金を特定金銭信託により運用しようとする場合の承認申請に係る通知の一部改正について」の通知がありましたが,その内容は,投資顧問会社と投資一任契約を結び,運用の指図を投資顧問会社に行わせて運用ができるようになったこと,また運用組み入れ対象及びその割合の拡大につきまして,新たに株式の構成に転換社債とワラント債を含むことができるとされ,その割合が20%以内から30以内に拡大されました。また,株の価格変動による一定の損失を防ぐことを主目的とする取引に限って,有価証券先物取引等による運用ができることとされたものでございます。なお,この通知に伴う自治省の指導は特にございませんでした。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 川崎駅西口地区都市居住更新事業を初めとする西口地区の整備についての幾つかのご質問でございますが,まず都市居住更新事業の基本方針につきましては,居住者の特性と意向に配慮し,良好な居住水準等を備えた都市型住宅を整備するものでございます。また,当地区を安定した居住地とするための公的住宅の建てかえと居住系市街地の改善や商店街の活性化などを事業の基本方針といたしまして,事業を推進しているところでございます。したがいまして,ご指摘の建てかえ後の家賃や高齢者への対応についての問題は重要な課題と認識しておりますし,建てかえ計画を進めている各事業者に対しまして対応策の検討を要請するとともに,また従前居住者用賃貸住宅の建設につきましても,国を初め関係者と協議をいたしているところでございます。  次に,公営住宅と公共住宅等の併設についてのご質問でございますが,神奈川県住宅供給公社中幸町住宅と住宅・都市盤備公団川崎大宮団地の建てかえに当たっての公共住宅の併設につきましては,それぞれの建てかえ事業の円滑な推進を図る上から,現在の入居者の所得状況を考慮した建てかえ後の家賃設定や,家賃軽減策としての事業手法の検討は重要な課題でございます。建てかえ計画を検討する連絡協議会や,また地区整備に関する検討会等でも具体的方策について検討しておりますが,現在の段階では取りまとめるまでには至ってございません。しかし,今後建てかえ計画の進捗に合わせまして,ご指摘の点も踏まえまして,住宅・都市整備公団また神奈川県住宅供給公社に検討を進めるよう働きかけてまいりたいと考えております。  次に,中幸町3丁目の町づくりの会のアンケート調査などについてのご質問でございますが,中幸町3丁目町づくりの会のアンケート調査などの内容につきましては,平成元年4月,中幸町3丁目町づくりの会から市に再開発の基礎調査についてご要望がございまして,これにこたえるものとしてアンケート調査や当地区の土地利用の考え方などを調査したものでございます。アンケートの調査は,今後の再開発調査に必要な現状に対する認識や建てかえに対するご意向,町づくりに対する考え方を調査いたしまして,さらに土地利用の調査につきましては,再開発区域の設定の考え方とそれに対応した整備手法を検討いたしまして,町づくりの会に提示をいたしたところでございます。また,これらの調査にあわせまして市街地再開発事業の仕組み等についての勉強会や,先進地区等の視察も実施させていただいたところでございます。  次に,大宮町地区再開発についてのご質問でございますが,大宮町地区の再開発につきましては,現在,整備計画の中で拠点地区に位置づけております市営大宮町団地,住宅・都市整備公団川崎大宮団地,国鉄清算事業団等の地区の市街地再開発事業や建てかえ事業の円滑な推進方策につきまして,周辺地区も含めた関係権利者等と協議を進めているところでございます。なお,大宮町地区の整備と川崎駅南口の複合空間基盤整備計画の策定調査との関係につきましては,双方の検討体制の中で連携をとりながら整合を図ってまいります。  次に,羽田アクセスと西口都市居住更新事業等についてのご質問でございますが,まず東部方面線,いわゆる羽田アクセス線の初期開業までのスケジュールにつきましては,現在,神奈川県,横浜市及び本市の3団体で構成する羽田アクセス協議会におきまして,平成12年の開業を目途に事業化に向けた調査検討を進めているところでございます。その後,引き続き事業主体を設立いたしまして,これにより国等の関係機関と協議を行い,免許の取得,都市計画決定,工事施行認可等の手続を経まして着工に至るものでございます。  次に,川崎駅西口地区都市居住更新事業や京浜急行大師線の連続立体交差事業とのかかわりにつきましては,本市の都心地区にふさわしい整合のとれた都市基盤整備を進める中で,総合的に調整を図ってまいります。  次に,公共駐車場整備についてのご質問でございますが,現在,JR川崎駅を中心といたしまして約415ヘクタールの区域について,平成元年度から本年度にかけまして3ヵ年の計画で公共駐車場の整備計画の策定に取り組んでいるところでございます。都市居住更新事業地区の駐車場の整備につきましては,開発事業の中で駐車場の確保に努めるよう指導を行うとともに,また周辺開発計画も踏まえまして,公共駐車場の整備について検討を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 建築局長。 ◎建築局長(戸田重雄 君) 市営大宮町住宅建てかえ計画の進捗状況と国鉄清算事業団用地の取得についてのご質問でございますが,ご案内のとおり,現在の市営大宮町住宅は都市計画道路予定地となっているために,都市居住更新事業区域内の適地に建設することで,現在,住宅・都市整備公団を含めた関係者間で協議検討を続けているところでございますが,整備計画との整合を図ることや一定の広さを必要とすることから,いまだ結論には至っておりません。今後とも関係局との連携のもとに,できるだけ早い時期に移転用地を確定してまいりたいと考えております。
     次に,線路反対側の国鉄清算事業団古川通用地の取得についてでございますが,この用地につきましては,既に公営住宅用地として処分していただけるよう事業団に要望しているところでございます。引き続き関係局の協力を得ながら,取得ができるよう努めてまいりたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 技監・企画財政局長。 ◎技監・企画財政局長(西山節雄 君) 大規模業務系ビル建設に当たっての開発者負担制度の取り組みについてのご質問でございますが,大規模業務系ビル建設に伴う開発者負担制度の創設につきましては,研究会におきまして適用対象,負担の内容などについて検討を進めているところでございます。検討内容でござますが,大規模な土地利用転換が伴うおおむね1ヘクタール以上の大規模開発事業を適用対象といたしまして,必要な公共施設等の整備について,開発者に対し応分の協力を求めていく方向で検討しているところでございます。  こうした研究会の経過を踏まえ,現在検討してございます再開発地区計画制度の運用指針の策定との整合性を図りながら,制度の具体化に向けた運用実施に関して,関係局と協議をしているところでございますが,何分にも本制度は新しい制度でありますので,国及び他都市の取り組み動向を見据えていく中で,なるべく早い時期に制度の具体化に努めてまいりたいと考えておりますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 竹間幸一君。 ◆2番(竹間幸一 君) 損失補てんの問題についてですが,自治省への特金信託契約承認申請関係の書類などが,共済組合資金管理者の未公開株譲渡汚職との関係で手元にないということで,正確にはわからないわけですが,予定運用利回りを自治省への承認申請書類に記入しなければならなかったわけですから,職員共済組合は自治省に報告するためという意識しかなかったとしても,受け手の方ではさまざまな財テク商品を競って売り込むために,当時は盛んに利回り保証をしていたころでもあると思います。そう受け取られかねない仕組みになっていたということを,私は強調しておきたいと思います。  今,報道によりますと,証券会社から大蔵省への説明によると,要請は,運用成績をよくしてほしいとか,決算対策に協力してほしいとか,営業特金の解消に伴い損失を少なくしてほしい,などの内容だったと,こういうような報道がされておりますけれども,そこまで言わなくても,今後の見通しはどうかとか,少しはよくなるのかとか,何とか頼みますよくらいは,私が担当者であったとしても,組合員の貴重な資金を運用しているわけですから,そういうことは言う可能性があるわけですね。それを補てんとして認定されてしまうのかどうか。それならば,自治省のこの承認申請はどうなるのかと。補てんの引き金となる利回り保証を誘発しかねない,こういう仕組みであったのではないかということを,私はまず強調しておきたいと思います。  さらに,89年7月の特金信託承認申請の一部改正についても,ご答弁にありましたように,それまでリスクの大きい株式は信託金額の20%以内としていたのを,この一部改正で株式の対象を転換社債とワラント債まで認め,組み入れ率も30%以内に拡大し,この投機性,ギャンブル性が一層強められていったわけであります。この背景には,この当時,大企業がエクイティファイナンスで,ただ同然の金を調達し,競い合って株と土地の投機に走っていたことを挙げることができると思います。エクイティファイナンスは転換社債とワラント債などで金を調達することですから,年金の積立金という組合員の将来を保障する資金までがこのターゲットとされ,国の巧妙な誘導のもとでバブルを膨らませる資金源に充当されていったと,このように見ることができると思います。ちなみに,87年から89年のエクイティファイナンス60兆円が集められましたが,このうち設備投資に充てられたのは半分の30兆円だけで,残りの30兆円は株投機に振り向けられていたということであります。  このように,企業の業績とは切り離された投機的につくられた異常に高い株価は,バブルがはじけるように89年末をピークに,90年の初頭から大暴落したわけです。その直前,89年の12月26日,大蔵省が日本証券業協会と地方財務局あてに通達を出しました。この中で,損失補てんは厳にこれを慎むこと,及び特定金銭信託契約について,原則として投資顧問業者と顧問契約がされているものに限る,とされました。しかし,同日付の日本証券業協会専務理事あての事務連絡では,「ただし一定の基準を満たす顧客との間で,運用に当たり売買一任勘定取引,利回り保証,特別の利益提供等の行為は行わない旨の書面を取り交わし,所定の社内手続を経たものについてはこの限りではない。なお,既存の特金勘定取引については,平成2年末までに上記の措置を講ずることとする」,こういう連絡が入っておりまして,この事務連絡どおりに1年後の平成2年,1990年12月17日に,日興証券と特定勘定取引にかかわる確認書が取り交わされているわけであります。  そこで,確認のために伺いますが,大蔵省通達は顧客である職員共済組合には届かないわけですから,それにかわって自治省からの何らかの指導があったのかどうか,また,日興証券との確認書はどういう経過で取り交わされたのかについて伺います。  次は,西口の問題ですが,建てかえに当たっては入居者の所得状況をまず考慮して,公営住宅,再開発住宅,地域特別賃貸住宅など多様なメニューを盛り込んだ計画にしていくことが求められていると思います。そこで伺いますが,1つのケーススタディーとして,中幸町住宅の建てかえを隣接地の一部を取り込んだ市街地再開発事業を適用した場合,川崎市がこの事業の中で市営住宅を建設し,公社住宅居住者の公営住宅入居所得層を特定入居させることは可能か,川崎市が保留床を購入し再開発住宅を設置し,公社住宅居住者の公営住宅収入超過者及び民地居住者を入居させることは可能か,以上2点についてお答えください。  次は,業務系ビルの再開発負担制度についてですが,企画財政局長の答弁では,再開発地区計画制度の運用指針の策定との整合性を図りながら具体化を進めたいとのことでした。そこで,都市整備局長に再開発地区計画運用指針策定の検討内容,開発者負担との関連について伺います。 ○副議長(栄居義則 君) 総務局長。 ◎総務局長(深瀬松雄 君) 自治省の指導等についてのご質問でございますが,特定金銭信託の資金運用を開始して以来,順調な運用成績が続いておりましたが,89年の後半から金利上昇により債券市場や株式市場が急速に悪化してまいりました。このため,自治省と共済組合の連合組織であります地方公務員共済組合連合会が協議を重ね,また,各共済組合に対しましては,事務局長会議や財務部会の事務担当者会議を開催し,厳しい運用状況を報告する中で,特定金銭信託の評価損の取り扱い等について協議してまいりました。その結果,各共済組合の投資額や運用状況には差があり,最終的には年金資金を大幅に減少することなく,評価損の減少を待ちながら独自の判断により順次解約していくことになったものでございます。  次に,日興証券との確認書を取り交わした経過についてのご質問でございますが,証券取引について大蔵省から日本証券業協会を通じて各証券会社に,「証券会社の営業姿勢の適正化及び証券事故の未然防止について」の通知が出され,この指導に基づく日興証券からの要請と,自治省の指導を受けまして取り交わしたものでございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 県住宅供給公社中幸町住宅とその周辺地区整備に市街地再開発事業を適用した場合の公営住宅,再開発住宅建設の可能性についてのご質問でございますが,まず公営住宅建設事業では,当地区には市や県の従前権利が存在しないこと,また,保留床等の買い上げ制度が認められていないこと等から,公営住宅の併設は困難であるというふうに考えております。  次に,保留床を取得して再開発住宅を設置し,公社居住者やその他の借家人を入居させることにつきましては,制度上は可能であると考えられますが,施設計画や事業計画上等,多方面からの検討が必要でございまして,今後の再開発計画の中で検討してまいりたいと考えております。  次に,再開発地区計画活用指針策定の経緯,内容,また開発負担等の関連についてのご質問でございますが,再開発地区計画制度は昭和63年度に都市計画制度として国において創設されたものでございまして,大規模な工場跡地やあるいは鉄道の操車場跡地など,枢要な位置にまとまりのある土地の地区につきまして,土地利用転換を図る場合において必要となる道路や,また公園等の公共施設の整備を行い,その土地利用計画を計画的に進めようとするものでございます。  本市といたしましては,この制度を円滑に運用するため,学識経験者などで構成する委員会におきまして,平成2年度から本年度にかけまして川崎市再開発地区計画活用指針の策定調査を行っているところでございます。平成2年度は他都市の事例収集,あるいは適用区域の考え方,これらの事業手法の関係などにつきまして,主に基本方針について検討してまいったところでございます。本年度はこの基本方針を受けまして,区域の設定,公,民の役割分担,円滑な運用プロセスの形成など,具体的な運用指針を策定することとしております。  次に,開発負担についてでございまが,再開発地区計画制度が道路,公園等の基盤施設,いわゆる2号施設や地区施設を建物と一体的に整備することにより,計画的な市街地整備を進めるものであることから,制度上はいわゆる2号施設や地区施設が開発負担の対象になるものでございます。しかしながら,本制度の適用地区ごとに基盤整備の状況が違うなど,地区によっては開発負担の内容,量が異なってまいります。したがいまして,不公平が生じることが考えられますため,開発者負担制度との整合を図りながら,いわゆる2号施設,地区施設のあり方等について本年度も調査の中で検討することとしてございます。なお,再開発地区計画制度を適用した事例といたしましては,本市におきましては川崎テクノピア第2地区の再開発地区計画を持ってございます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 竹間幸一君。 ◆2番(竹間幸一 君) 損失補てんについてですが,89年12月26日の大蔵省通達,この名称は今の答弁でもありましたように,「証券会社の営業姿勢の適正化及び証券事故の未然防止について」となっておりますが,これで損失補てんの禁止と特金信託の整理を表面的には指示したとされておりますけれども,真相と実態はそんなきれいごとでは済まずに,どろどろとした大蔵省と証券業界との癒着ぶりの一端が今では明るみに出ているとおりであります。  損失補てんについては,通達直後の90年2月に開かれた通達説明会,東京,大阪,名古屋の3会場で開催されたようですが,大蔵省の担当者が補てんを容認する講演をしていたわけです。この説明会で大蔵省は,証取違反の事前の損失補償をしていた場合,私法上の契約としては有効であり,損失補てんをしても構わないとの見解を表明しました。こうした大蔵省の容認姿勢があったからこそ,野村證券は3月の専務会で会社ぐるみで損失補てんすることを決定,証券大手4杜の90年3月期の損失補てんのうち実に9割が89年12月の損失補てん禁止通達後の90年1月から3月,しかも2月の通達説明会後の3月に集中していたということが明らかになっているわけであります。こうした実態の一端が公然と明らかになったのが,ことしの7月ごろだったと思います。市職員共済組合は当然のこととして通達直後に大企業への大規模な損失補てんが着々と進行していることを知る由もなく,通達で示された特金信託の整理,解約について自治省の指導も受けながら,評価損の減少を食いとめるためにそのタイミングを必死に推しはかっていたと,こういうふうに推測いたします。  一方,証券各社はバブル経済の主役であった大企業への損失補てんという手当ての一応の段取りをつけた後,わき役たちと言っていいのかどうかわかりませんが,そうしたところへの対策に乗り出してきたと見ることができないでしょうか。特金信託契約整理除外規定の期限ぎりぎりの90年12月17日に,契約継続に必要な確認書が取り交わされているわけであります。  以上のような経過をたどってみれば明らかですが,組合員のために少しでも利回りのよい資金運用をと,特金信託に走ったわけですけれども,こうした資金が土地投機にもつぎ込まれ,わずか数年のうちに地価は2倍,3倍にということで,マイホームのかすかな夢もはじき飛ばされてしまいました。そして,そのてんまつも損失補てんという大変不名誉な,社会的にも,道義的にもその責任が厳しく問われる事態にまで至ってしまったわけです。こうした状況を組合員によく説明すれば,残されている三井信託,大和証券との特定金銭信託契約の解約について,評価損がある程度発生することになっても,組合員の理解は得られると思います。この解約について急ぐべきだと思いますが,伺います。また,再びこのような事態を生み出さないよう,共済組合はもちろん市,公的法人を含め資金運用を全面的にチェックし,公正安全な資金運営を進めなければならないわけですが,そのための取り組みについて伺います。株取引をめぐって2度にわたる不祥事を生んだわけですが,前回の教訓から関係職員の株取引は禁止されていると思いますが,その確認と一層の徹底についても伺っておきます。  中幸町住宅の建てかえのケーススタディーについてですが,市街地再開発事業では従前権利がない場合,保留床を買い上げて再開発住宅を設置することはできるが,保留床を買い上げる方式による公営住宅の設置については制度上認められていないということでした。そこで,事前の協議で用地が取得できれば従前権利が発生し,再開発ビルの中の権利床を活用し,公営住宅を設置することが可能になると思いますが,伺っておきます。  最後に,業務系ビルの開発者負担制度についてですが,都市整備局長の答弁で,再開発地区計画制度による開発負担は,道路,公園等の基盤整備,いわゆる2号施設や地区施設を建物と一体的に整備するために行われるということです。このことの基準というか,施設整備のあり方について今検討中ということですが,場所によっては道路などは既に整備されているところもあると思います。こうした条件の違いを踏まえ,公平性を確保するためにも開発者負担のあり方を急ぐべきだと思いますが,伺っておきます。 ○副議長(栄居義則 君) 総務局長。 ◎総務局長(深瀬松雄 君) 三井信託銀行との特定金銭信託契約の解約についてのご質問でございますが,ご指摘の解約につきましては,10月1日及び10月5日に職員共済組合理事会が開催され,今後とも債券市場や株式市場が不透明であるとの理由から,安全確実な商品へ転換することを決定し,その手続を早急にとってまいりたいと存じますので,ご理解を賜りたいと存じます。  次に,資金運用の今後の取り組みと関係職員の株取引についてのご質問でございますが,職員共済組合におきましては,共済年金資金を安全かつ効率的に運用するため,より一層専門的知識を有する職員の養成など,事務処理体制の強化に努めるとともに,自治省等が開催する資金運用に関する研修研究会に積極的に参加し,チェック体制の強化充実を図ってまいりたいと考えております。また,資金の運用に当たりましては,法の定める安全かつ効率的な方法による運用という原則にのっとりながら,長期的視点に立った運用に配慮しつつ,慎重かつ細心な注意を払って一層適切な運用を図ってまいりたいと考えております。  次に,職員の個人としての株式等の取引の制限につきましては,既に内規を制定いたしまして,資金運用に従事する職員は未公開株はもとより,株式及びこれに準ずる有価証券等の買い受けなどを行ってはならないことといたしておりますが,職員になお一層徹底してまいりますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 公営住宅設置についてのご質問でございますが,ご質問のように市や県が市街地再開発事業の施行区域内に用地を取得し,従前に権利を有すれば,公営住宅設置は可能であると考えられます。今後はご指摘の点も踏まえまして,居住者や関係権利者等のご意向を把握しながら,建てかえについての具体的な方策を関係部局とも協議し,神奈川県住宅供給公社とともに引き続き調査検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 技監・企画財政局長。 ◎技監・企画財政局長(西山節雄 君) 都市基盤が整備されている地区における開発者負担のあり方についてのご質問でございますが,再開発地区計画制度は,道路,公園等の2号施設や地区施設が一体になって計画的に開発整備されることになるわけでございますが,ご指摘の開発区域内の都市基盤が整備されている場合の開発者負担につきましては,建築物の床や開発区域外の公共施設の用地の負担なども含めて,公平性が確保されるよう検討してまいりたいと存じます。以上でございます。 ○副議長(栄居義則 君) 竹間幸一君。 ◆2番(竹間幸一 君) 以上で終わります。ありがとうごさいました。 ○副議長(栄居義則 君) お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(栄居義則 君) ご異議なしと認めます。およそ1時間休憩いたします。             午後0時13分休憩           ――――****――――             午後1時13分再開    〔局長「ただいまの出席議員議長とも44名」と報告〕 ○議長(野村敏行 君) 休憩前に引き続き,ただいまから会議を開きます。  引き続き一般質問を行います。発言を願います。9番,潮田智信君。 ◆9番(潮田智信 君) さきに通告しておりました3点のうち,総務局,市民局関係の市役所,区役所の休庁日における駐車場の開放については事前の協議で理解できましたので,質問はいたしません。今後,早期実現に向けご努力ください。  それでは,最初に土木局長さんにお伺いいたします。私たちを取り巻く環境は年々厳しい状況にあると思います。森林の伐採による砂漠化や大気汚染などによる酸性雨,また湾岸戦争のイラクの油井破壊によって,地球的規模で環境破壊が起きているわけであります。本市としても現在いろいろな規制やノーカーデーなどを設けて積極的に取り組んでいるのは,まさに事実であります。今我々が生きていく中で,いろいろなものから恩恵を受けているわけであります。その1点の中に,降り注ぐ太陽があります。太陽熱を利用したものは,特に日常生活の中で電卓やおふろなどで生かされておりますが,本市としては道路照明灯のソーラー化は考えていないのかどうか,お聞きいたします。  次に,教育長さんにお伺いいたします。まさに世は健康ブームであります。ジョギング,エアロビクス,ジャズダンス,テニス,ゴルフなど,いろいろなスポーツを行い,健康増進に努めているわけであります。本市としても市制60周年記念行事の一環として昭和61年から川崎市民マラソンを実施し,ことしで6回目を迎えることになりました。その間,年々競技者も増加する傾向にあると思われます。特に50歳以上参加者は,第1回大会で男子は64人,女子は153人で,計217人は全体の参加者2,198人の約1割,昨年の第5回大会では,参加者1,963人のうち50歳以上男子は272人,一般女子と50歳以上の女子を含めると63人,その数335人は全体の約2割を占めており,川崎市民が健康及びいかにマラソンを愛しているかということがよくわかるわけであります。  そこで,お伺いいたしますが,あと4回で10回の記念大会になるわけでありますが,その記念行事の一環としてフルマラソンを考えていないのかどうか,お聞きいたします。また,今までの大会で姉妹都市,友好都市の選手の参加はありましたか,お聞きいたします。さらには,第1回大会からことしの第6回大会まで,その年によって開催日がまちまちになっておりますが,その理由をお聞かせください。また,来年度以降は日時を固定させて開催するのかどうかも,あわせてお示しください。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 道路照明のソーラー化についてのご質問でございますが,現在,設置しております道路照明は1基当たり500ワットの電力を必要としており,ソーラーとして実用化されているものは現在50ワット程度でございます。交通安全施設として利用するにはバッテリー装置に要する場所あるいは照明度の確保等,まだ技術的にも開発をされておりませんので,実用化につきましては大変難しい問題であろうかと考えております。しかし,ソーラー化の採用につきましては環境等の面からも必要であろうかと認識をしておりますので,今後は技術開発の動向を見守ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 市民マラソンにかかわる幾つかのご質問でございますが,まず4年後,第10回に当たります市民マラソン大会の記念行事の一環としてのフルマラソンの実施につきましては,市内の現在の道路事情におきましては,コースの選定などから大変難しい状況でございます。次に,姉妹都市の選手の参加につきましては,市内在住の外国人選手の参加はございますが,特に姉妹都市からの選手の参加はこれまでのところございませんでした。  次に,大会の開催日につきましては基本的には11月の第3日曜日と定めておりますが,過去の大会では公的行事等がございました関係で,いずれも翌年3月に実施したものでございます。したがいまして,今後の開催日につきましては,特別の事情がない限り,毎年11月第3日曜日を予定しております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 潮田智信君。 ◆9番(潮田智信 君) お答えをありがとうございました。  土木局長さん,現段階の調査では,バッテリーの形も大きくなり,実用化に向けてコストも非常に高い。当分先になりそうとのことでありますが,道路照明のソーラー化というのは,やはり21世紀に向け取り組まなければならない問題でもあります。ほかにも取り組まなければならない問題はたくさんあると思いますが。そして,環境問題やエネルギー問題を考えますと,早急に研究を進め,1年でも2年でも早く実現化するように強く要望します。特にこの川崎市は大きな電機企業がたくさんございますので,それと一緒になって共同開発していただいて,実現化を早くするように要望して,この件は終わらせていただきたいと思います。  教育長さんに再度お伺いいたします。市内在住の外国人の参加はあり,姉妹都市,友好都市からの選手の参加はないとのことでありますが,川崎市は姉妹都市4ヵ国,そして友好都市も4ヵ国になろうとしている今,やはり招待選手を考えてもよいと思いますが,改めてお聞きいたします。フルマラソンの件ですが,ちょっと納得しませんので再度お聞きしたいと思います。難しい状況を克服して実施するのが本当の行政の姿であると思います。来年からフルマラソンをやれと言っているわけではありません。幸いにも4年も準備期間があるし,川崎市内の中でも特にマラソンに力を入れている企業もあると伺っております。そういった企業などにご協力をいただきながら,官民一体となって,ロッテがいなくなる今,川崎市としてのスポーツの目玉にすべきだと思いますが,考えをお聞かせください。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 初めに,市民マラソン大会への外国からの招待選手についてでございますが,姉妹都市,友好都市からの選手を市民マラソン大会にご招待することにつきましては,スポーツを通しての国際交流などを考えますときに大変有意義な大会になろうかと思いますので,今後関係局,関係団体とも協議をしながら,実現に向けまして検討してまいりたいと存じます。  次に,フルマラソンについてのご質問でございますが,ご承知のとおり,フルマラソンとなりますと42.195キロメートルのコースの選定が大きな問題でございまして,特に本市の立地条件を考えますと,主要な幹線道路を横断しなければならないなど,大変困難な状況がございます。したがいまして,現在開催しております市民の健康マラソンとしての市民マラソンの内容をさらに充実いたしまして,市民に親しまれるスポーツイベントにしてまいりたいと考えているところでございます。フルマラソンの開催につきましては,このように大変困難な状況にございますので,今後,その意義と可能性について研究をさせていただきたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 潮田智信君。 ◆9番(潮田智信 君) 最後に市民マラソンの件で,市長にご見解を伺いたいと思います。  この質問の中で調査をしていく段階で,私自身もいろいろなコースも考えてみました。東扇島や浮島なんかを利用すればできないことはないと思いますが,観客動員等が難しいかなとか,それから多摩川の土手を走らせたらどうかなとか,いろいろなコースを自分で見てきたり――走りはしませんでしたが,車で走ったりなんかしました。そして,現状のコースでは,やはり現在の参加者数で限界ということもわかりました。そしてまた地図等を調べた結果,結局行き着くところはやはり川崎市の道路事情であります。等々力競技場から臨海部の方へ向かえば15号線や1号線,そして産業道路などを通過しなければなりませんし,北の方に行けば246などいろいろあります。ということは,裏を返せば,本市を縦断する409号線と尻手・黒川線,2本の道路整備がなされていないということにもまた気がついたわけです。普通,マラソンをするときは,最低でも片側2車線がなければマラソンはできないと伺っております。  しかし,きょうは道路整備の質問をしたわけではないのでここでやめておきますが,ロッテが去る今,私はやはり川崎市のスポーツの目玉として,この川崎市民マラソンを大きく育てるべきだと思います。そして,さすが川崎市の市民マラソンはすばらしいと,他都市から羨望されるようなものにつくり上げていかなければならないと思います。そういったことが川崎市のイメージアップにもつながると思うわけであります。他の都市もいろいろな問題を乗り越えて実施してきたわけであります。そして,世界的にも有名になった市もあるわけです。そして平成7年の10回大会では,ちょうど東京湾横断道路の完成もするわけであります。そこら辺も考えていただいて,ひとつ市長にご見解を伺って私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(野村敏行 君) 市長。 ◎市長(髙橋清 君) マラソンのコースを選定するというのが大変難しいということで,教育長は大変慎重だと思います。実際にやるとなりますと,いろんな準備もございますから,そういう面はよくわかります。私は学校の教員をやっておったときに,マラソンが大変盛んな小学校に赴任をしておりまして,子供たちがそれぞれのコースを選びましてマラソンをやっておりました。それは実は寒いので,ストーブがないから,休を温めるために実はやっていたマラソンでございましたが,とにかくマラソンはマラソンでございまして,その場合のコースは,多摩川というのは大変いいコースをとれるということです。つまり,川崎側だけを選定いたしますと難しいんですけれども,東京側も利用してぐるっと回ってまいりますと,私の学校からですと,大橋を渡って,また向こうの橋を渡って帰ってくる,もう一望に全部管理できるという利点があるんです。ですからそれを利用しまして,長距離のマラソンを多摩川の両側をぐるっと回って行ったという経験があるわけです。  花火でも川崎側がやって,向こうに見せてあげているんですから,そういう意味では,ただで見ている東京側にご協力を仰ぐということも,あるいは本当に悪くはないんじゃないか。つまり,私の言いたいのは,市民マラソンというのを多摩川マラソンというような形で,こちら側を通って向こう側を回ってきますと,折り返しでそういう距離がとれないかどうかと。そうしますと,両側で応援できて,あるいは人気が出てくるんじゃないかという思いつきもあるわけでございます。やっぱり東京側と協力するということも,あるいは東京の人に参加をしてもらうということも,つまり多摩川を挟んで,多摩川をきれいにしようというそういう市町村と区の協定があるんです。これは建設省が中心ですけれども,私も当番になりまして建設省等へ陳情に行った,そういう経験を持っております。そこの協力を仰げば,あるいは非常に仲のいい,多摩川を大事にするという意味のマラソンと申しましょうか,きれいにするためのマラソンといいますか,そういう発想でやりますと,環境の問題と絡んで何か浮かんでくるような気もしますので,そういう面を実際に実現できるように,ほかの市町村にもお願いしてコースを選べば可能じゃないかというふうに私は個人的に考えています。これをだんだん実施に移すためのいろんな障害があると思いますけれども,1つのアイデアとして実施に移せるかどうか検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 32番,上原國男君。 ◆32番(上原國男 君) 治水問題について,幾つかの質問を土木局長にお尋ねいたします。  過日の台風18号では,多摩区の菅地区新三沢川は増水のために堤防が崩落し始め,決壊の危機にありました。幸い地元の消防団を初め多摩土木事務所等の懸命な努力によりまして,大きな被害を免れることができました。崩落箇所につきましては応急処置がとられているようですが,三沢川につきましては,現在,稲城市までの約250メートルはいまだに未改修の状態でございます。今後も大雨が降りますと同じような災害のおそれが出てきます。1日でも早い三沢川の全川の整備が望まれているところでございます。そこで,お伺いいたします。三沢川の改修工事につきまして,現在までの進捗状況と完成するまでにあと何年かかるかをお聞かせください。  次に,大丸用水系統の清水川の治水対策についてお伺いいたします。過日の台風18号では,雨量も非常に多く,多摩区菅城下地区では床下浸水,また道路冠水等,多くの被害が出てきました。今後もそうした被害の出るおそれが十分に予測されます。その主たる原因についてでありますが,当該地区の水域は,この清水川1本に頼っていることが最も大きな要因として指摘されます。そこで,今後水害に強い都市基盤整備の観点から,今後の治水対策について市当局のお考えをお伺いいたします。 ○議長(野村敏行 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 三沢川の改修計画及び大丸用水系清水川の治水対策についてのお尋ねでございます。まず初めに三沢川の改修計画についてでございますが,当河川の管理者は神奈川県知事でございまして,当河川は県の川崎治水事務所が管理,計画をいたしておるところでございます。この川の管理延長は多摩川の河口から稲城市の境まで2,400メートルでございまして,平成2年度末現在の改修の進捗率は91%でございます。稲城市境の未改修区間210メートルの工事計画につきましては,平成5年度を完成目途に現在施工中であると伺っております。  次に,大丸用水系の清水川の治水対策についてでございますが,当水路は農業用水として長く利用されてきたものでございます。また,最近の住宅地の進展に伴って排水路として利用されておるという二面性がございます。したがいまして,水路全体の勾配が非常に緩やかであるということと,また流域内の宅地化が進みまして流出量が増加をしているということが重なり,このたびの出水の原因と考えられます。今後,現地を調査いたしまして,これら検討の結果を踏まえまして,水路の改修を検討したいというふうに考えております。また,当地区の下水道整備事業などの進捗状況とも調整を行いながら,地域の浸水の解消を図っていく所存でございます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 上原國男君。 ◆32番(上原國男 君) 土木局長の説明でわかりましたが,改めて次の2点について要望をいたしておきます。まず三沢川についてでありますが,三沢川の改修完成年度は平成5年度とのご答弁ですが,現在の施工状況を見ますと年間約50メートル前後の工事であります。このままのペースで進みますと,平成5年度の完成はちょっと難しいのではないかと思われます。神奈川県治水事務所との関係もございますと思いますが,予定年度に完成できるように年間の工事量の拡大,それによります早期改修の促進を神奈川県に働きかけてくださるよう強く要望しておきます。  また,清水川の治水対策につきましては,今回の出水が,水路全体の勾配が緩やかである――これは菅全体が非常に勾配がない地区でこざいます。そういう地形上の理由に起因するとのことですが,今回以上の大雨が降りますと,また現在のような冠水も考えられます。これからの万一のことを考えまして,抜本的な治水対策と検討を行ってくださいますよう要望して,私の質問を終わります。 ○議長(野村敏行 君) 20番,佐藤忠君。 ◆20番(佐藤忠 君) 4点通告いたしましたが,自転車放置禁止区域については事前の調査で了解いたしましたので,次の3点について質問いたします。  まず初めに,衛生局長に葬祭場の環境整備について伺います。昨年12月の議会で質問いたしました葬祭場までの会葬者にわかりやすい案内について,幾つかのご検討をお願いしてまいりましたが,その後の検討経過並びに対応について伺います。次に,葬祭場の利用実態について。市民が亡くなられた場合,市営葬祭場以外の火葬場を利用するケースとその理由について伺います。次に,斎場の利用状況についてですが,お通夜や告別式の斎場の利用がなかなかできないということがあるわけですが,その実態についても伺っておきます。関連いたしまして,土木局長に伺いますが,津田山駅前から葬祭場までの小杉・菅線と,小杉・菅線から葬祭場入り口までの歩道の整備,それからもう少し明るくして会葬者の安全確保を図るべきと思いますが,これについても伺っておきます。  次に,環境保全局長に伺います。初めは,本市が管理しております多摩川河川敷の野球場,サッカー場やゲートボール場,あるいは市民広場など市民利用施設が,さきの台風12号あるいは18号――18号ではひどい打撃を受けたというふうに思いますが,この台風で多摩川河川敷の今申し上げましたいろんな施設が被害を受けたようですが,具体的な被害の箇所やその状況,被害額について,公園事務所別に伺います。次にその被害箇所の復旧についてですが,どのように対処されておられるのか伺います。また,その後徐々に復旧されておられるようですが,現在も利用できない施設について具体的に伺います。さらに,利用不可能となった有料施設の申込者についてはどう対応されたのか,伺っておきます。  あわせて,多摩川河川敷のワイルドフラワー事業について伺います。本事業については市民に大変好評なようですが,事業実施後の市民の反応など,現在の状況について伺っておきます。また,本事業の今後の取り組みについてもあわせてお伺いをいたします。  それからもう1点,環境保全局長。お墓の方ですが,さきの台風で高津区の緑ヶ丘霊園で土砂崩れが発生をいたしまして,この事故が思ったよりも被害が大きくて,お彼岸のときに立入禁止区域が設定されたりなんかして,お墓参りができなかったというようなことがありました。台風の中,霊園の職員を中心に大変なご苦労をされたようですが,被害の状況など幾つかの点についてお伺いをいたします。まず,台風による土砂崩れの場所や規模,その要因について。また,今までにもこのような事故は,霊園内の中でなかったのかどうか。また,お墓の被害状況とその復旧について,現状を含めてお伺いをいたします。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 衛生局長。 ◎衛生局長(井澤方宏 君) 初めに市立葬祭場の環境整備について幾つかのご質問でございますが,まず,会葬者にわかりやすい最寄り駅からの案内板の整備改善経過等についてでございますが,駅前の案内板につきましては,既に本年7月,図柄の改善を図ったところでございます。今後の整備計画につきましては,葬祭場までの途中の最も効果的な場所へ,地元町会の皆様方のご了解を得て案内板の増設を準備中でございます。また,入り口道路を示します既存の案内板につきましては,土木局のご協力を得て,新しい市内統一の施設案内板に立てかえる予定でございます。なお,いずれも今年度じゅうの完成の予定をしてございます。  次に,葬祭場の利用実態についてでございますが,市民が亡くなられた場合で,他都市所在の火葬場を利用するケースといたしましては,死亡数及び本市葬祭場における火葬件数などから推計いたしますと,平成2年度で死亡数の約10%程度の方が横浜,東京などの近隣火葬場を利用されているものと考えられます。また,この理由といたしましては,希望する時間帯がとれない場合とか,距離,道路事情などから選択する場合などが考えられます。  最後に,斎場の利用実態についてでございますが,現在2部屋の式場で対応してございますが,ご指摘のとおり,時期によりましては数日間お待ちいただく場合も生じているのが実態でございます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 津田山駅前の小杉・菅線と葬祭場入り口道路についてのお尋ねでございますが,まず小杉・菅線の南武線側につきましてはJRとの間で境界の未確定箇所がございまして,歩道を設置することができませんでしたが,その後境界が確定いたしましたので,来年度以降に設置を計画しております。  また,道路照明につきましては,現在連続的に設置しておりますが,さらに照明度アップの方向で検討してまいりたいと考えております。  次に,葬祭場入り口の歩道計画につきましては,過去に地元の方々に計画の説明を行いましたが,関係者のご了解を得ることができなかった経過がございます。しかしながら,交通安全対策からも歩道が必要な箇所でございますので,改めて地元の方々にご理解を求めながら,歩道設置を行うよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 環境保全局長。 ◎環境保全局長(長谷川陸郎 君) 多摩川河川敷市民利用施設についての幾つかのご質問でございますが,まず台風18号による河川敷の被害についてでございますが,中部公園事務所管内では小向町河川敷のほか,10ヵ所が被害を受けました。その被害状況でございますが,野球場などに土砂やごみの堆積等がございました。その被害額といたしましては約2,100万円でございます。次に西部公園事務所管内でございますが,宇奈根河川敷のほか6ヵ所が被害を受け,野球場,サッカー場の土が流出し,ごみの堆積などで,その被害額は約1,100万円でございます。次に北部公園事務所管内でございますが,菅河川敷が被害を受け,少年野球場などの土が流出,ごみの堆積等で,その被害額は約350万円でございます。被害額の合計といたしましては約3,550万円でございます。  次に,被害箇所の復旧状況についてでございますが,現在,ごみの処理を含め施設の復旧について業者委託を行っているほか,軽易な箇所につきましては直営による対応をしているところでございます。次に,現在も利用できない施設についてでございますが,野球場につきましては15面中3面,少年野球場は12面中8面,自由広場は21面中8面,サッカー場は3面中1面,また陸上競技場の走路などでございます。  最後に,有料施設の申込者への対応についてでございますが,被害状況を調査した後,直ちに災害のため利用できない旨連絡を行い,ご理解をいただいたところでございます。  次に,多摩川河川敷ワイルドフラワー事業についてでございますが,平成2年度から本年度にかけて菅河川敷から大師河原まで13ヵ所,面積約2.4ヘクタールの整備を行い,草花も順調に開花し,多くの市民の方々に親しまれているところでございます。また,今後の取り組みといたしましては,さらに施行箇所をふやすなど,よりよい事業となるよう努めてまいりたいと存じます。  次に,台風18号による緑ヶ丘霊園の被害についてのご質問でございますが,まず被害のあった場所は,緑ヶ丘霊園のほぼ中央部に当たる43区の一部とその下に位置する105区の一部でございまして,43区の北側斜面が崩れ,一部墓域を含め約2,300立方メートルの土砂が流出したものでございます。次に事故の原因でございますが,9月13日からの長雨により地盤が緩んでいたところに,9月19日の午後,時間当たり36ミリから43ミリに及ぶ集中豪雨があったため,土砂崩れを起こしたものと考えられます。次に,この種の事故の最近の事例でございますが,昭和57年に他の場所でごく小規模な斜面の崩壊がございましたが,今回のような規模の事故は初めてでございます。
     次に被害状況でございますが,43区の墓所5ヵ所が流出したほか,105区の墓所36ヵ所が土砂をかぶるなどの被害がございました。次に復旧対策についてでございますが,現在,2次災害を防止するために崩壊した部分に土どめを行うとともに,通路に堆積した土砂の撤去作業を行っているところでございますが,できるだけ早く本格的な復旧工事に入ってまいりたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 佐藤忠君。 ◆20番(佐藤忠 君) それぞれご答弁をいただきましたが,再度質問いたします。土木局長から,葬祭場への安全確保のための歩道などの検討については前向きな検討がされるということですので,よろしくお願いしたいと思います。  また,衛生局長から答弁がありました,会葬者にわかりやすい案内板についても実施をされるということでありますので,これもよろしくお願いいたします。  そこで,ご答弁によりますと,市民の約10%が他都市の近隣の火葬場を利用しているということ。その理由は,希望しても使用できないことにあるわけです。また一方,本市の斎場についても,数日間待たされるということもあるわけです。事前の調貨では,本市の斎場が2部屋,2万3,000円と4万5,000円であって,民間の斎場は市内に14ヵ所あるんですけれども,使用料が15万円,25万円,一番高いところでは35万円のところもあります。もちろん規模や内容が異なっておりますから単純に比較はできないわけでありますが,このような内容を見るとき,新たに斎場――火葬場でなくて,斎場です。お通夜,告別式をとり行う斎場をほかに新設することができないか。また,この種の施設ですから,民間の施設との関連で問題点があるのかどうかを含めて,衛生局長にお伺いをいたします。  それから環境保全局長にですが,初めに多摩川河川敷の件ですが,復旧に尽力をされているということについては,十分わかりました。いまだ利用不可能な施設については,いつから利用ができるようになるのか。また,流木やごみなどが河川敷に大分残っているわけですが,その処理とめどについて伺っておきます。あわせて,被害額は3,550万円という損害をこうむっておりますが,この予算措置についても伺っておきます。  次にワイルドフラワー事業についてですが,一層よりよいものとなるように期待をしておきます。そこで,市民写真コンクールなどを企画してみてはいかがかというふうに思います。何回か私も見ましたけれども,大変多くの方が日曜日など写真を撮っておられます。そんなことから,市民写真コンクールなどを企画してはいかがかと思います。  最後に,河川敷に設置されておりますくずかごの管理について,あわせて伺っておきたいと思います。  引き続き環境保全局長ですが,緑ヶ丘霊園の台風によります土砂崩れですが,幸い人命に被害はなかったわけですが,土砂流出とともに5基のお墓が流されて,そのほかにも被害が出ております。幾つか再度質問させていただきますが,2,300立方という土砂が流出したわけですが,復旧に当たっておりますダンプカーでどのぐらいの台数になるんですか,ちょっと教えていただきたい。その土砂はどこに搬出をされているのか,ちょっと心配ですので,これについてもお聞きをしたい。土砂崩れでお墓に被害が出たわけですが,お墓所有者への対応とその所有者との間で何か問題となるようなことはなかったかどうか,お聞きをしたいと思います。次に,土砂崩れの復旧が完了するのはいつなのか,進捗状況もあわせて伺っておきます。さらに,現場周辺の立入禁止区域内のお墓参りができるのはいつからなのか,お伺いします。最後に,被害額。現場復旧とお墓修復分などを含めて完全復旧までの総額についてお答えをいただきたいと思います。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 衛生局長。 ◎衛生局長(井澤方宏 君) 新たな斎場の建築構想についてのご質問でございますが,今後につきましては,現在の利用実態や民間斎場の設置状況,あるいは斎場のあり方などを総合的に分析するなど,関係局を含めた全市的な視野から検討を進めてまいりたいと考えておりますので,しばらく時間をいただきたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 環境保全局長。 ◎環境保全局長(長谷川陸郎 君) 多摩川河川敷市民利用施設についてのご質問でございますが,まず施設の利用可能時期につきましては,現在,10月末をめどに復旧作業を行っておりますので,11月初旬には利用が可能かと考えてございます。次に,流木,ごみ等の処分につきましては,現在,業者に委託し,施設の復旧とあわせて10月末に完了するよう作業を行っているところでございます。次に復旧に要する予算措置についてでございますが,当面は現計予算の中で対応しておりますが,なお関係局とも協議を行っているところでございます。  次に,市民写真コンクールなどの催しについてでございますが,貴重なご提案でございますので,現在,川崎市公園協会が行っております公園写真コンクールとタイアップするなどしてまいりたいと存じます。  次に,多摩川河川敷内のくずかごの管理につきましては,おおむね週1回,休日の翌日に業者委託などにより回収を行っているところでございます。  次に,緑ヶ丘霊園の災害についてのご質問でございますが,まず流出した土砂量でございますが,11トン車で約350台ぐらいかと存じます。また,土砂の搬出先でございますが,極力園内で処分をしてまいりたいと考えております。次に,墓地使用者への対応についてでございますが,事故が発生した日の翌日に,被害に遭った区域と危険防止のため立入禁止とした一定区域の墓地使用者全員に対し,主に電話により被害の状況を説明するとともに,現地では立て看板を設置し対応したところでございます。その結果,多くの方々は市にお任せするとのことで,特に苦情などはございませんでした。次に復旧の時期についてでございますが,年内をめどに現在精力的に復旧作業を行っておりますが,工事は今のところほぼ順調に進んでおります。したがいまして,来年早々には墓参に支障のない状態に復旧できるものと考えております。次に被害総額についてでございますが,現時点では土砂の中に埋没した墓石の状況が定かでないため明確にはお答えいたしかねますが,総額で1億円を超えるものと推定いたしております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 佐藤忠君。 ◆20番(佐藤忠 君) 衛生局長から答弁をいただいた斎場についてですが,いろいろと難しさがあるものの,市内の方の状況を見てみますと,川崎区4ヵ所,幸,中原では幸0,中原1ヵ所,あと大体2ヵ所ずつ各区に民間の斎場があるわけですけれども,そのような検討がされるということでご回答をいただきましたが,改めて担当の助役さんに,どう考えておられるのかお伺いをしておきたいと思います。  環境保全局長から,河川敷の市民利用施設について,大変な作業だが10月中には復旧作業を完了させたいとのご答弁がありました。これについては一日も早く利用可能になるように格段のご努力と財政当局のご配慮をよろしくお願いをしておきたいと思います。  ワイルドフラワー事業の写真コンクールについては,公園写真コンクールと経済局が行っております観光写真コンクールともあわせ,ワイルドフラワー事業がそんなような写真コンクールを通しながら積極的にPRがされるように,これもご努力をお願いしたいと思います。  くずかごについてですが,利用の多い河川敷は行楽シーズン,とりわけ連休などはごみの量が大変多く見受けられますので,その対処方をひとつよろしくお願いしたいと思います。これは要望しておきます。また,利用団体については,申し込みの際にごみの持ち帰りをお願いしているということですけれども,これについてももう一度ご協力方を徹底させて,くずかごからあふれているというような状況が大変多く見受けられますので,環境の問題として,ぜひご協力方をさらに徹底されるよう要望しておきます。  また,多摩川河川敷をずうっと上から下まで1日かけて歩いたんですけれども,今のような状況を見て,なおかつ1点気がついたことは,建設省の許可を受けている多摩川に流れ込む河川の占用許可の看板に伊藤前市長名でまだ残っているものがあるんです。公園などを含めてこんなことがないように――ないとは思いますけれども,ひとつこの辺について再度調査をお願いして,ご報告くださるように要望しておきたいと思います。  そこで,環境保全局長に再度質問ですけれども,霊園の関係ですけれども,今回このような事故が発生いたしましたが,本市には管理する上で問題はなかったのかどうか,対応を含めてお伺いをしておきます。次に,5基のお墓が流出をして,そのほかにも多くのお墓の被害があったわけです。とりわけ5基のお墓については,お聞きをするところによると,これから人海戦術で流出をしたお骨を探すという大変な作業が残っているようですが,私は墓地使用者の心情を思うときに,市としても十分な対応を墓地使用者に行うべきというふうに思いますので,墓地使用者に対するこれからの対応についてもあわせて伺っておきたいと思います。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 深瀬助役。 ◎助役(深瀬幹男 君) 斎場の新設構想ということでご質問でございますが,ご指摘のとおり,この施設の性格上非常に難しい点がございますので,先ほど来,衛生局長の方からもいろいろ申し上げておりますが,今後,時間をかけまして総合的な見地からいろいろ研究をしてまいりたいと考えておりますので,ご理解をお願いします。 ○議長(野村敏行 君) 環境保全局長。 ◎環境保全局長(長谷川陸郎 君) 今回の事故について,管理する上で問題はなかったかといったご質問でございますが,霊園の管理につきましては,通常,園内パトロールをしながら,U字溝の点検,清掃などを行っているところでございます。事故当日も同様な方法で園内全体のパトロールをしながら必要な点検を行ってきたところでございますが,過去この場所で一度もこの種の事故が発生したことがなかったこともございまして,あらかじめ予見することができなかったところでございます。  次に,被害に遭った墓地使用者への対応についてのご質問でございますが,被害に遭った方々のお気持ちを体しまして,できるだけの対応をしてまいりたいと考えておりますが,そのためにも,可能な限り早期に原状回復を図るよう努めてまいりたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 佐藤忠君。 ◆20番(佐藤忠 君) 助役さんからご答弁をいただきました斎場についてですが,よろしくご検討ご研究をお願いしておきたいと思います。この際申し上げておきますが,地元では,これ以上現在の市営葬祭場については施設拡充を望んでおりません。市当局もその辺については建てかえのときに十分ご存じのことと思いますので,これを申し添えておきたいと思います。  緑ヶ丘霊園の土砂崩れによるお墓への被害についてですが,1億円ということで大変多額の被害になったわけですが,予備費を流用してこれから行われるというふうに思いますけれども,ぜひその辺については年内にお墓の修復まで終えて――近年,お正月にお墓参りをする人が大変多くなっておりますので,天候がどうもはっきりしなくて,土砂崩れの方もまだ復旧が済んでいない中でお墓へ手をつけるというのはこれからのことになりますけれども,対応について,先ほど十分にしていくというご回答もいただいておりますので,その対応を誤らずによろしくお願いをしたいということを申し上げまして,私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(野村敏行 君) 56番,水科宗一郎君。 ◆56番(水科宗一郎 君) 通告をいたしました4点について,お伺いをいたします。最初に,文化行政の拡充についてでございます。川崎市における文化的遺産は少なく,また,文化的施設もまだまだこれからというふうに思います。もちろん,文化行政の取り組みについては,ハード面そしてソフト面があると思いますけれども,教育委員会の文化課そして市民局の文化室,それぞれで取り組んでいると思いますけれども,文化室ができて10年以上になります。それぞれ分担してその推進をしてきたと思いますけれども,これを一本化して文化行政に力を入れるべきというふうに思いますが,いかがでしょうか,お伺いをいたします。  2番目は,各局保管のビデオの拡充ということでございますが,16ミリや8ミリフィルムそしてビデオテープ,これらによって市の広報,教材,ニュース等を市民に提供しておりますけれども,それぞれが目的があって作成したものでございますし,作成した部局に保管をされていると思います。したがって,市民は,どんなものが作成されてどこに保管されているのか,こういう情報がつかみにくい状況になっております。これらの改善についての考えがおありでしたら,お伺いをいたします。それから,16ミリ,ビデオなど使用範囲はそれぞれ異なっておりますけれども,ビデオの最近の急速な普及に伴って,手軽に少人数で,あるいは個人で鑑賞したいという要望が強まっております。現在まで作成をした16ミリ等のビデオ化がどの程度進んでいるのか,また今後の考え方についてもお伺いをしたいと思います。  3点目は,在宅介護支援についてでございますが,在宅介護支援センターはことしの秋に事業を開始したいというふうにされておりましたけれども,現在の状況についてお聞かせをいただきたいと思います。また,4ヵ所の特養ホームで行うというふうになっておりましたけれども,その4ヵ所についても明らかにしていただきたいと思います。  4点目は,上作延農住組合提供用地についてでございます。上作延農住組合公益用地794平方メートルは福祉関係の用地とされておりますけれども,現在どのように検討が進められていますか,お伺いをいたします。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 市民局長。 ◎市民局長(服部善次 君) 文化行政の拡充についての幾つかのご質問でございますが,初めに文化行政への取り組みにつきましては,生き生きとした個性ある市民文化の創造と活動の主体は市民であるとの認識に立ちまして,市民の創造的文化活動のための基盤整備が行政の役割であると考えております。したがいまして,こうした文化行政推進の基本的な認識に立って,文化環境づくりの一層の充実と市民の自主的な文化活動を支援しながら,今後とも地域の特性を生かした町づくりと個性豊かな文化施策の展開,多様な人材,資源等を活用した文化事業の振興等,幅広い観点に立った活力ある文化行政を進めてまいりたいと存じます。  次に,文化行政の一本化についてでございますが,今日の文化行政に対する多様な市民ニーズは,従来の芸術文化の領域から日常生活に密着した市民文化の分野に及ぶ幅広い対応を求めているように思います。したがいまして,これまでの文化庁関連の文化財及び芸術文化を主体といたしました各種の事業とともに,市民の文化意識をはぐくみ,市民みずからが文化を創造するための場と機会の提供とその活動支援を行うことが大切であると考えますので,一本化を志向しながら,現状におきましては教育委員会と市民局がそれぞれの役割を遂行する中で,緊密な連携を図りながら文化行政を進めてまいりたいと存じます。  次に,各局で保管するフィルム及びビデオ等についての幾つかのご質問でございますが,現在,フィルム及びビデオにつきましては,制作した局がそれぞれ保管管理をいたしているところでございます。初めに保管状況でございますが,教育委員会を除きまして各局で保管するものは,合計でフィルムが35巻,ビデオ90本程度となっております。このうち市民局関係のものは,いずれも広報用として制作したもので,フィルム15巻,ビデオ60本でございます。  次に,これらフィルム及びビデオの利用状況でございますが,ニュース映画,記録映画及び広報ビデオにつきましては,各種団体への貸し出しが中心となっております。なお,他局での利用状況もおおむね同様と伺っております。次に,ビデオを優先すべきということでございますが,制作に当たりましてはフィルム及びビデオの両方を考えてまいりましたが,ご指摘の点を踏まえまして検討をしてまいりたいと考えております。  次に,ビデオの個人への貸し出しについてのご質問でございますが,現在,フィルム及びビデオにつきましては,いずれも団体への貸し出しを原則としております。ビデオにつきましては機材が広く普及しており,簡単に操作できることから,今後,個人からの希望が大変多くなることが予測されております。したがいまして,ご指摘の個人への貸し出しにつきましては,貸し出し窓口の問題とあわせまして,今後関係局と協議,検討をしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 民生局長。 ◎民生局長(石渡義久 君) まず第1点目は,在宅介護支援センターについてのご質問でございますが,この支援センターにつきましては,デイサービス事業を実施しております特別養護老人ホームのうち4ヵ所で行うこととしております。その4ヵ所とは,幸区で幸風苑,高津区で和楽館,多摩区で高齢社会総合センター,麻生区で柿生アルナ園でございます。そして事業は,この10月より電話相談の事業に取り組み始めたところでございます。その他の事業につきましては,現在,事業に必要な介護機器等の備品の整備や調整を必要とします関係機関や団体との協議を重ねているところでございます。  次に,上作延農住組合の公益用地についてのご質問でございますが,障害者の重度化傾向に対応するため,中期計画で建設を計画しております精神薄弱者通所更生施設の整備をする予定でございます。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 水科宗一郎君。 ◆56番(水科宗一郎 君) 文化行政ですけれども,一本化についてはその志向を検討したいということでございます。先ほど申し上げたように,文化室ができて,文化室が手がけたいろいろな事業というのは,私どももいろいろ認識をさせていただいておりますけれども,地名の調査とかあるいは映像祭とかあるいは歴史ガイドだとか,いろいろやっておられるようです。  川崎市の文化行政をどういうふうに進めるのかという,この辺がひとつまとまっていないというか,まあまとまっているんでしょうけれども,どうも市民にもう一つわかりにくい。あるものは教育委員会,あるものは市民局の文化室,今度は文化室でやったものが教育委員会の丈化課の方に移るというものもあるようですね。ですから,どこからどこまでが文化室でどこからどこまでが文化課という,一つの壁をつくるということは大変難しいと思いますけれども,他都市の状況なんか見てみますと,むしろ一本化していると。そして,その一本化の中でより多くの力を結集していくと,どうもこういう方向のようですね。したがって,綿密な連携をとるということは当然なことだと思いますけれども,やはりこれは一本化にして進めていくべきじゃないかなというふうに思います。  それから,川崎市には唯一の,唯一のという言い方はおかしいのかもわかりませんが,大変ユニークなミュージアム,いわゆる博物館がありまして,市民から親しまれ,また他都市からも大変に注目されているところでございます。この博物館,いわゆる川崎市にはミュージアムがありますけれども,そのほかに先ほどちょっと問題になりました民家園だとか,いろんな大小のミュージアムが川崎市には点在している。これを連携して,今回,9月に川崎市域博物館等連絡会というのができたというふうにお聞きをしております。これは大変いいことだと思いますけれども,これをどういふうに発展,充実させて川崎市の文化の推進役にしていくか。市のかかわり,今後の取り組み,これらについてもお伺いをしたいと思います。あわせて,今申し上げました市民ミュージアムについては,今,文化館交流が非常に注目をされておりますけれども,友好都市,これも川崎市は大変に進めておりますけれども,ミュージアムの友好提携,これも非常に今活発になっているようでございます。これらについての考え方も,もしおありでしたらばお聞かせをいただきたいと思います。  各局のビデオについてでございますけれども,確かにこれを貸し出すということについては今制約がありまして,登録団体にしか貸し出しができないというふうになっておりまして,ビデオライブラリーは唯一市民ミュージアムにしかありません。ところが,教育委員会だけでもこんな厚い視覚教材索引目録というのがあって,これだけのものを市民が見たいと言ったらば,ミュージアムへ行くかあるいは教育総合センターへ行くしかないわけです。これだけビデオのセットが各家庭に普及している。もうすぐ一家に2台という時代が来るというふうに言われているぐらいビデオの普及が目覚ましいわけですから,極力身近なところでこれが見られるということが大変望ましいんじゃないか。16ミリを見るというのは本当に限られています。そういうことを当然考えていくべきじゃないかというふうに思います。  例えば,図書館にこういうビデオライブラリーというものが置けないものかどうか。あるいは市民館でも結構だと思います。限られたところに行かなければこの豊富なビデオが見られないということでは,市民にとっては大変に悲しいことでございますので,その点についての考え方をもう1度お聞かせをいただきたいと思います。  在宅介護についてでございますけれども,幸風苑,和楽館,壮寿の里,そしてアルナ園ということでございますが,大々的に打ち出した割には10月から電話相談だけだということで,これは大変に難しいと思います。さきの質問でも,ボランティアだとかホームへルパーの要員養成が出ましたし,そういうもののバックアップがなければこれはできないと思いますし,大変難しいと思います。しかし,この4つでことしの秋からやるんだというふうに市民にPRした以上は,ぜひこれは努力をしていただきたいというふうに思います。保健と福祉と医療,これらの提供というものがどのぐらいのスタッフで始めようとされるのか,この点についてお聞かせをいただきたいと思います。運営協議会については,どういうふうに進められておりますか,これについてもお聞かせをいただきたいと思います。  上作延農住組合の提供用地でございますが,精薄者の更生施設ということで,関係者からは大変に喜ばれると思います。この規模と対象者。これは更生施設といっても,大変重度な方と中程度の方といろいろあると思います。先日,ゆずりは園というのを見させていただきました。これは重度で,しかし重度といいながらも,指導者が大変きめ細かに介護しておられて,喜々として運営されているところを見てまいりましたけれども,どんな内容で開設しようとしているのか,規模も含めてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 初めに,川崎市域博物館等連絡会等についてのご質問でございますが,現在,市内で博物館機能を有する施設が公立及び民間の施設を合わせまして20館ほどございます。これらの施設は設立目的や設立経過によりその性格において多少の違いが見られますけれども,施設の持つ特色を生かした独自の活動を展開しております。このたび川崎市域博物館等連絡会の設立に当たりまして,教育委員会が市内の関連施設に呼びかけまして,本年4月から設立準備会を設けて諸準備を進めてまいりましたところ,17施設の参加を得まして,去る9月に正式に発足をしたところでございます。当連絡会の設立目的は,市内の博物館活動を行っている施設の相互連携と生涯学習の振興に寄与することにございまして,また当連絡会設立後の運営は,市民ミュージアムに事務局を置きまして,博物館関連施設相互の連絡と連携及び博物館活動に関する普及,広報等の各事業を計画してまいりたいと考えております。  教育委員会といたしましては,当連絡会と緊密な連絡をとり,刊行物及び情報交換あるいは広報活動,博物館資料の相互貸借等の事業が円滑に運営できますよう援助するとともに,博物館資料の収集,保管,展示及び調査,研究等の分野において,学芸職員による専門的な立場から,求めに応じまして当連絡会の活動を支援してまいりたいと考えております。また,学校に対しましても,広報活動を積極的に行って,親子で施設見学や体験学習ができる体制を整備してまいりたいと考えております。  次に,視聴覚教材の貸し出し等についての幾つかのご質問でございますが,視聴覚センターでの16ミリフィルム,8ミリフィルム等の貸し出し状況につきましては,平成2年度3,510本の貸し出しがございました。  次に,16ミリフィルム,8ミリフィルムの貸し出しの方法についてでございますが,利用を希望される方に,視聴覚センターや教育文化会館,それと各市民館にあらかじめ登録団体の申請をしていただきまして,団体登録証をお渡ししまして貸し出しをしてきているところでございます。この際,16ミリフィルムの貸し出しにつきましては,映写機操作のできる認定証が必要でございます。  次に,ビデオテープについてでございますが,市民ミュージアムでは,所蔵のビデオにつきましては個人や少人数でその場でごらんいただくようになっております。また,視聴覚センターのものにつきましては,登録団体の方々にはあらかじめご連絡いただきまして館内でごらんになれるようになっております。  次に,図書館にビデオテープコーナーを設けることにつきましては,現在の図書館施設は大変狭隘でございまして,それだけのスペースを設けられるかどうか難しい状況でございます。施設の改築がございました際に検討してまいりたいと存じます。また,図書館でビデオを所蔵し,貸し出すことにつきましては,施設の所蔵スペースや著作権の問題などもございますので,視聴覚センターや図書館とも協議しながら検討してまいりたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 市民局長。 ◎市民局長(服部善次 君) 文化行政の一本化についての考え方の再度のご質問でございますが,当面,一本化できるものから順次一本化を図っていきたいと今考えておりますので,ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 民生局長。 ◎民生局長(石渡義久 君) 在宅介護支援センターについてでございますが,まずスタッフは4名を予定しております。内訳としましては,ソーシャルワーカー,看護婦,指導員,運転手というようなことになります。次に,保健,福祉,医療との調整につきましてでございますが,福祉事務所や保健所等の関係機関や関係団体の連携のもとに,利用者への在宅支援に必要なサービスが一体的に供給されるよう努めてまいりたいと考えております。なお,医療との関係につきましては,ご指摘のとおり,今後ますます緊密な調整が必要でございますので,利用者の主治医との連携を図るとともに,夜間の緊急医療相談に対応するため,救急医療体制との連絡を密にしてまいりたいと存じます。  また,運営協議会についてでございますが,支援センターの事業計画の検討や事業が円滑に実施できるよう協議を行うものでございまして,現在,設置に向けて準備を進めているところでございます。その構成は,市の老人福祉,保健,医療の代表者や保健所長及び福祉事務所長,医師会の代表,地域の福祉団体の代表の方などを予定しております。  次に,精神薄弱者通所更生施設についての規模,入所者等についてのご質問でございますが,この地域は第1種住居専用地域でございますので,高さ制限等も考慮しまして,設備は地上2階建ての建物を予定しています。利用人員につきましては,土地の面積から35名程度になろうかと思います。対象者としましては,中程度の精神薄弱者に入所をしていただくという予定でございます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 水科宗一郎君。 ◆56番(水科宗一郎 君) 文化行政についてでございますけれども,文化室についてはぜひ一本化――こだわるようですけれども,そういう志向ですからね,全体が。ですから,ぜひこれは早急に進めていただきたいと思います。博物館交流についてはお答えがなかったんですけれども,どなたがお答えになるんでしょうかね。  それから,市長にお伺いいたします。今お聞きいたしました文化行政は,これから川崎市の目玉になると思うんです。もちろん市長も大変力を入れていると思いますけれども,そのハード面,ソフト面,それぞれ進めていく上で――大都市,10大都市の中でもそういう志向になっておりますから,これらについての取り組みを市長にお伺いをしたいと思います。  それから交流の件ですが,つい最近の例ですけれども,中国の西安市に大変な歴史博物館ができまして,福岡市がそこと友好提携をしたということをお聞きいたしております。これは釈迦に説法のようなことになるかもわかりませんけれども,交流というのは学芸員同士の相互交流ができる,それから共同研究ができる,あるいはお互いの展示会が有効にできるという,大変メリットがあるようでございます。ぜひ進めるべきと思いますけれども,この点についてもお伺いをしておきます。  ビデオについては,いろいろ著作権やなんかの問題があると思いますけれども,市民は身近にビデオが鑑賞できるということがぜひ必要だろうと思います。団体なら貸すんだけれども個人はできないといったって,それは著作権があるから,ダビングされちゃうんじゃないかというおそれは,団体に貸したってダビングする人はしちゃいますよ。個人にすればダビングする,団体に貸したらダビングしないということわりはないと思います。それだけがネックでできないということには,ちょっとひっかかるものがあります。ただ,著作権やなんかのことはあると思います。  ですから,今後の方向として,今お答えになったように,図書館は狭隘で難しいということもあるかもわかりませんけれども,これから中央図書館もつくろう,それから図書館の改築も進めようとしているわけでございますから,例えばそういうところで建てかえのとき,あるいはこれからつくるところには,ぜひビデオコーナーというものを設けていただいて,青少年が行って簡単に優良なビデオテープが鑑賞できるように,ぜひこれは進めていただきたい。ほかの都市のちょっとした図書館にはビデオコーナーというのがあります。自分で検索して,リサーチしたやつが見れるということになっておりますので,ぜひこれは進めていただきたい。これだけあるビデオを限られたところでしか鑑賞できないというのは,ぜひこれは改善していただきたいと思います。  それから,ビデオテープの管理の一本化あるいは目録の一本化については,ぜひ進めていただきたいと思います。  在宅介護については,わかりました。運営協議会というのは先に進めるべきものじゃないかと思うんですよ。相談業務だけ先へ進めたって,これは結構なんですけれども,運営協議会があって初めていろんなものを推し進めていくという順序だろうと思うんですね。  医療という問題は,これは中に入れるということは大変難しいかもわかりませんけれども,そういう意味を含めまして,いわゆる在宅ですから,寝たきり,痴呆症,こういう方々は何らかの形で医療機関にお世話になっているわけです。そういうデータと同時に,今度はこちらが持っているデータもこれから提供していくということで,コンピューターを利用した情報化も進めるべきじゃないかと思いますが,この点についてもお伺いをしておきます。  それから,上作延農住組合についてもわかりました。これはぜひ市民に喜ばれる――市民にというか,近隣住民の理解が大変必要だろうと思います。ゆずりは園の場合には一人も反対者がなくて,あれだけの施設ができたというふうに聞いております。大変いいことだと思いますね。この上作延の場合も,農住組合という特殊なところから提供していただいた用地。ゆずりは園では,パン工房ですか,いわゆるパンをつくって,近所の方に毎日それを販売している。これはあっという間に毎日完売するということで,地域との融合が図られているというふうにもお聞きしておりますけれども,上作延でも農住組合の特殊な公益用地ということにもかんがみて,地域との融合策はどんなものが図れるのか,この辺もぜひお考えをいただきまして,地域の中で楽しく更生施設が運営できるようにご努力をぜひお願いしたいと思います。 ○議長(野村敏行 君) 市長。 ◎市長(髙橋清 君) 文化行政につきましてのご質問でございますが,現在,行政の大事な問題としてイメージアップの作戦と申しましょうか,イメージアップの行政に力を入れようということで,いろいろな表示物,例えば名刺とか封筒とかを含めまして,川崎のイメージアップを図りましょうという運動をやっているわけでございまして,そのためにも文化行政というのは大変大事でございます。  川崎は産業都市として有名でございますが,その産業も構造的に変化をしておりまして,知的産業と申しましょうか,私たちが知っているか知っていないかは別といたしまして,ハイテクのメッカという評価を外部からは受けているわけでございます。そういう意味で,若い人たちが大勢定着をしていただく。そして,産業のためにも一生懸命に働いていただく。そういう観点からも,文化というものは大変大事でございまして,文化とか,芸術とか,教育というものをバランスのとれたものとして盛んにしていきませんと,やはり若い人たちによそへ流出されてしまうというそういう傾向にございますので,ご指摘ございましたとおり,文化問題についてはそういう視点からも非常に大事だと思います。  西安についての福岡とのいろいろなお話がございましたが,私たちもできるだけこれからはそういう文化,芸術のすぐれた都市とも交流いたしまして,川崎市のイメージアップと同時に,いろいろな刺激を受けるというためにも力を入れてまいりたいと思いますので,ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 初めに,市民ミュージアムと外国のそういったミュージアム,類似の施設との友好交流でございますが,教育委員会といたしましては,このたび発足いたしました市域博物館等連絡会の実績なども踏まえまして,将来的には外国の都市のミュージアムとも情報の交換等をできればと考えておりまして,今後この問題を研究課題とさせていただきたいと存じます。  次に,ビデオ等を身近に手軽に利用できる方法ということでございますが,ビデオ教材は市民の生涯学習の教材としても大変有効なものでございますので,生涯学習振興の一端としても,図書館,市民館等,社会教育施設のスペースや今後の施設整備を進めることとともに,あわせまして市民の皆さんが手軽に利用できる方法を研究,検討してまいりたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 民生局長。 ◎民生局長(石渡義久 君) まず第1点目は,介護支援センターの医療のデータでございますが,医師会及び担当の医師とよく相談をしてまいりたいというふうに考えております。  それから精薄更生施設の方ですが,近隣住民の理解を得まして,設置後もうまくいくように連絡をとってまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 水科宗一郎君。 ◆56番(水科宗一郎 君) 時間が来ましたので,終わります。 ○議長(野村敏行 君) 50番,鈴木叡君。 ◆50番(鈴木叡 君) まず初めに,カーブミラーの設置について,土木局長に伺っておきます。公道に接する私道で,公道沿いの家の塀などが障害となって,公道を通る自動車を見きわめるために,公道にカーブミラーを設置することが必要な場合の設置工事は自費工事,つまり住民負担となっているようですけれども,実情はどうなっているのか,伺いたいと思います。  次は,融資制度の改善について2点伺っておきます。まず経済局長ですが,機械類購入資金が市の直接貸付制度として利用者から大変喜ばれております。この制度の対象外となっているコンピューター機器購入を貸し付けの対象にできないか,伺っておきます。  次いで建築局長ですが,住宅建築融資制度についてお伺いをいたします。新築並びに購入の貸付限度額が現在800万円,割り増し融資の条件を加えた場合1,000万円で,住宅金融公庫の併用可というふうになっているわけであります。本市と近隣都市比較で,市の融資額の大幅アップが望まれますけれども,対応を伺っておきます。  次は環境保全局長ですが,多摩川河川敷の市民利用施設について,先日の18号台風で河川敷全域で市民利用施設が大変な被害を受けて,利用者団体などから早急な復旧の声が出されていたわけであります。被害の復旧のために災害復旧対策費などの対象事業として取り組みを求めておきましたけれども,克明な資料が届けられ,そして11月,来月の初めから施設について利用が可能ということが,先ほども明瞭になりましたので,ご答弁は結構であります。よろしくお願いをしておきます。  最後は都市整備局長ですが,三井金属跡地の開発と市の指導について伺っておきます。8月末に地元に公表された事業者の計画書によりますと,再開発地区制度導入を前提とした内容であることが明瞭になりました。説明会場では,商業施設等を含め建物が8棟,とりわけその中には100メートル高さの業務ビルなども出ておりまして,改めて住民の間に驚きが示されたと伺いました。関係住民は跡地の従前の建物の高さなどとの比較で,巨大ビルの出現をもたらす計画書の内容に大きな危惧を抱いております。町づくりの原点とも言える計画段階からの住民の意向を酌んだ民主的な計画づくりをこの三井金属跡地で実施すべきと考えますけれども,伺っておきます。また,現行法規による建物計画の規模はどうなるのかについても伺っておきます。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 公道と私道との交差する部分のカーブミラーの取り扱いでございますが,現在,ご指摘のような場合は,道路法第24条に定める道路管理者以外の者の行う工事,いわゆる自費工事で取り扱っております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 経済局長。 ◎経済局長(山口茂 君) コンピュータシステムの購入を市の工業機械類購入資金貸し付けの対象とすることについてのご質問でございますが,機械類購入資金の貸し付けにおきまして,条例の規定に基づきまして,対象機械を,生産,加工,修理,試験または検査に使用する機械,器具及び装置とさせていただいておりますので,コンピューター援用の設計のみを対象とした装置については貸し付けの対象にはならないのが現状でございます。  昨今の中小企業の経営環境といたしましても,コンピューター化が大変進展いたしており,生産に直接つながる旋盤,フライス盤,プレス機等につきましても,コンピューター援用による自動化が高度に行われております。こうした高度化はまた購入機械の高額化を招来しているのが実態でございます。こうした中で,経済局といたしましても限られた財源の中で,このような状況を踏まえ,中小企業者の設備投資の負担を少しでも軽減し,経営体質の強化を図っていくため,当面,市直接貸し付けにおきましては直接生産にかかわる機械を対象とすることで対応してまいりたいと存じますので,ご了承を賜りたいと存じます。  なお,情報化の機器につきましては,一般事業資金のほか,中小企業経営安定資金におきまして,生産,流通,サービス――このサービス業には当然機械設計サービスも入りますが,こうした各分野におきます情報化の推進につきまして振興する融資制度として設定いたしておりますので,この辺のご利用につきましてご理解を賜りたいというふうに存じます。以上でございます。
    ○議長(野村敏行 君) 建築局長。 ◎建築局長(戸田重雄 君) 住宅資金融資制度の改善についてのご質問でございますが,この融資制度につきましては,昭和47年度から実施しておりまして,これまでもそのときどきの社会,経済情勢に対応いたしまして,申し込み条件や融資条件について見直しを行いながら,多くの市民の方々に利用いただいてきているところでございます。  最近におきましても,平成元年度に融資額を200万円増額するなど,また平成2年度には200万円の割り増し融資制度を導入し,今年度には抵当権の設定順位を緩和いたしまして,これまでの公庫融資に加えまして,さらに年金や財形の融資もあわせて受けられるよう改善してきたところでございます。今後におきましても,状況に応じまして対応してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 高津区の三井金属鉱業跡地の開発についての幾つかのご質問でございますが,まず計画段階からの住民の意向を酌んだ計画づくりをすべきではないかとのご趣旨のご質問でございますが,再開発地区計画制度は,工場跡地の土地利用転換を円滑に進めるため,公共施設の整備とあわせて一体的,総合的な町づくりをする制度でございます。  平成2年1月に事業者から当該地の開発についての相談を受けまして,市の総合計画であります2001かわさきプランとの整合や土地利用及び都市整備状況等を総合的に検討する中で,当地区が本市の都市再開発方針において計画的な再開発が必要な,いわゆる1号市街地に設定されておりますことから,現在,本制度の適用を前提といたしまして,庁内及び関係機関と協議,調整を行っている段階でございます。今後も地元住民の方々へ事業計画を十分に説明するよう,事業者に対しまして指導を徹底してまいります。  次に,通常の用途規制により建築計画を行った場合の建築物の規模についてのご質問でございますが,通常の建築確認のみで計画した場合におきましては,当地区の指定容積率が200%でございますので,延べ面積約9万5,000平方メートル,高さ20メートルまでの建築物が可能となります。また,総合設計によって計画した場合は,最高1.5倍まで,そして容積率も割り増しが可能となりますので,容積率は最高300%となり,延べ面積は約14万7,000平方メートルの建設が可能となりまして,高さにつきましては20メートルを超えることができるということになります。いずれの場合におきましても,延べ面積の4分の1までの自動車車庫等は延べ面積に算入しないで建設できるということになっております。なお,地元説明会における事業者案でございますが,延べ面積約15万平方メートル,最高の建物の高さは約100メートルになってございます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 鈴木叡君。 ◆50番(鈴木叡 君) 土木局長ですが,現行のカーブミラー設置の問題ですけれども,公道,私道ともに自動車通行の安全を図るためのカーブミラーの設置は公費で設置するよう見直すべきと思いますけれども,伺っておきます。  次は融資制度の改善についてですが,経済局長に,コンピューター化の進展に絡みまして,また中小企業者の設備投資の負担軽減のためにも,ぜひ指摘したコンピューター機器購入について直貸しの対象として努力していただきたいと思いますけれども,再度お答えください。  建築局長ですが,住宅建築融資額の大幅アップとなるように検討されると,ただいまのご答弁を理解してよろしいか,改めて伺っておきます。  都市整備局長ですが,再開発地区計画の指導指針が確定されていない状況等もありまして,さらに現行法規を飛ばして住民合意抜きで容積率緩和などの巨大開発を企業者と市当局だけで決めてしまうようなやり方に関係住民に映ってしまうということは,これは民主的ではないというふうに思います。地元説明会では,建物の規模,位置の変更を望む住民の意見に対しまして,事業者は「基本的にできない」「応じられない」を繰り返したと聞いております。市が事業者を指導する基本的な視点として,現行法規を超えるようなときには,住民合意を前提とすることが不可欠の条件とするようにすべきと考えますけれども,いかがでしょうか。お答えください。 ○議長(野村敏行 君) 土木局長。 ◎土木局長(佐藤美好 君) 現行のカーブミラーの取り扱いの見直しについてでございますが,公道と私道の交差部におきましても,交通事故防止あるいは安全上からもカーブミラーは必要と考えますので,これまでは自費工事として取り扱ってまいりましたが,今後,一定の条件を満たす場合は市が施行するよう検討してまいります。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 経済局長。 ◎経済局長(山口茂 君) 市の直接貸付制度におきまして,情報化についてもより積極的に援助,助成していくべきではないかとのご質問でございますが,産業全体におきましてはコンピューター化が大変進展いたしており,生産に直接つながる旋盤,フライス盤,プレス機等につきましても,コンピューター援用による自動化等の高度化,情報化が進んでおります。これらの機械装置は機械類購入資金で対象機械としておりますが,コンピューター援用の設計のみを対象とした装置については対象から除外させていただいております。  しかしながら,今後,ますます中小企業においても高度化,情報化が進展するものと思われますし,さらにこれらのコンピューター化による機械装置の高額化の実態,また金融制度につきましても自由化等が進展する環境の中で,本市制度融資の組み立てにつきましても全般的な検討が必要とされる時期になりつつあると存じておりますので,近い将来の課題といたしまして,機械類購入資金など直接貸付制度を含めた融資制度全般の見直しの中で検討してまいりたいと存じますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 建築局長。 ◎建築局長(戸田重雄 君) 融資額の引き上げについてのご質問でございますが,先ほどご答弁申し上げましたとおり,3年度にわたりまして融資額の増額等の改善を行ってきたところでございますが,社会経済情勢や他都市の状況を踏まえまして,関係局や金融機関とも協議を図りながら十分検討してまいりたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 再開発地区計画制度を適用するときは住民合意を前提とすることが不可欠ではないかとのご質問でございますが,再開発地区計画制度は昭和63年に都市計画法及び建築基準法の一部改正により創設された制度でございまして,建設省におきましてもその積極的な活用を図ることとされております。  本市におきましても,制度の趣旨を勘案し,計画的な町づくりを進めるため,当地区につきましても制度の活用を前提として庁内及び関係機関と協議,調整を行っているところでございます。今後も事業者説明を徹底するとともに,制度の活用に当たっては,地元説明会や川崎市地区計画等の案の作成手続に関する条例に基づく縦覧,あるいは都市計画縦覧などを行い,関係住民のご意見が十分反映するよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 鈴木叡君。 ◆50番(鈴木叡 君) 土木局長並びに経済局長,よろしくお願いをいたします。  建築局長ですけれども,住宅のいわゆる融資額の上限の目安につきまして,質問者としてはその目安に2,000万円以上という金額を考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。  三たび都市整備局長ですが,三井金属跡地問題です。計画段階から住民の意向を酌んだ民主的な町づくりの基本を貫く,また現行法規を超えるようなときは,住民合意に十分過ぎる,事業者と住民あるいは団体との協議の場の保障が不可欠と考えます。公表された再開発基本計画案に対して,その立場で指導していただきたいと思いますが,対応を伺っておきます。 ○議長(野村敏行 君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(中原國雄 君) 再開発地区計画を適用する際の住民合意についてのご質問でございますが,本計画は民間による開発事業でございますが,市の総合計画に沿った土地利用を,また公共施設の整備とあわせて一体的,総合的な町づくりを進め,新たな土地利用への転換を計画的に誘導するため,再開発地区計画制度の適用を前提といたしまして庁内及び関係機関と協議,調整を行っているものでございます。地元住民のご意見等につきましては,事業計画の中に十分反映できるよう,また今後も地元住民の方々へ事業計画を説明するよう,事業者に対しまして市といたしましても指導をさらに徹底してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 鈴木叡君。 ◆50番(鈴木叡 君) 都市整備局長に要望しておきたいと思いますが,改めてまた本問題に対しては詰めた質疑をぜひ実施をしたいというふうに思いますけれども,この種の大規模な工場跡地利用,とりわけ業務系ビルの出現に対しまして,これまで例えば高津区にケイエスピーの施設が招致されたわけですけれども,この際にも軍需産業でなくて平和産業に徹する,また中小企業や労働雇用,町の繁栄に役立つもの,そして無公害施設,公開性など,これらの視点を踏まえて,近隣にも歓迎される施設づくりということで,事業者みずからが住民の声に胸襟を開いてその対応に頑張られた経過もありますので,今,都市整備局長がお答えになられましたような方向で,また,こちらが再々お願いをしました住民こそが町づくりの主人公ということが具現化できますように,ご指導のほどよろしくお願いしたいと思います。以上で質問を終わります。 ○議長(野村敏行 君) 24番,大場正信君。 ◆24番(大場正信 君) 最後でございますので,もうしばらくお待ちください。通告しました4点につきまして質問を行いたいと思いますけれども,行政機関におけるテレファックスの設置拡充策につきましては,事前の調査で理解をいたしましたので,質問を取りやめます。  自転車道整備につきまして,土木局長に要望を申し上げたいと思いますけれども,現在の自転車道及び自転車歩行者道の整備につきましては,一般国道が33.2キロメートル,主要地方道が20.6キロメートル,一般国道が20.8キロメートル,市道が80.7キロメートルでございまして,合計155.3キロメートルとなっております。道路全体の整備計画からいたしますと,その整備率は数%に満たないと思います。また,第3次中期5ヵ年計画の自転車道整備計画だと思いますけれども,平成元年度から5年度まで約3.8キロメートルというふうになっておりまして,その整備促進が急務かと存じます。  一昔前にバイコロジー運動ということがはやりまして,自転車を利用することによって健康と人間性を回復しようという運動が盛んになった時代がございましたけれども,現在では地球に,環境にやさしいということで,エコロジー社会の到来に向けての取り組みが各地方自治体でも盛んになっておる状況は,ご存じだと思います。  こういう観点から,生活環境の快適性を求め,都市交通の中で車から公共交通機関等の乗り物への転換,あるいは自転車の果たす役割が見直されておりますけれども,安全性,利便性,快適性に配慮した新しい発想による自転車道,自転車歩行者道の整備を推進するように要望しておきたいと思います。今回は要望にとどめたいと思います。  それでは,次の2点につきまして建築局長と教育長に伺います。熱帯材の使用削減策について伺います。国連食糧農業機関が9月に発表したデータでございますけれども,日本は熱帯木材の世界最大の輸入国であり,丸太換算で世界の50%,製材で10%,合板で20%を日本は輸入し,世界の熱帯林は毎年1,700万ヘクタールが失われ,これは日本の国土面積の45%に当たる森林破壊が起きていると推計しております。  林野庁の統計におきましても,日本人1人当たり熱帯木材の消費量は,米国の8倍,欧米の3.5倍との数字が示されております。日本が輸入する熱帯木材原木の8割が合板用で,その多くがコンクリート型枠用,通称コンパネとして3回程度の転用で廃棄されているのが実態とのことでございます。現在,熱帯林保護の高まりの中で,熱帯木材の消費を減らす取り組みについて,国,県,自治体等の状況と本市の考え方について明らかにしていただきたいと思います。また,本市建築工事に使用されるコンクリート型枠材,熱帯材の使用量について伺います。  次は,教育長でございますけれども,青少年科学館の整備構想について伺います。今年度当初予算議会でも同僚議員がただしましたが,現在,建設以来20年経過しているプラネタリウム館の改築を中心として,改築構想を川崎市青少年科学館協議会で検討していると思いますが,その取り組みと検討内容について明らかにしていただきたいと思います。また,生田緑地公園整備計画の見直しを進める中で,計画との整合性を図る環境保全局との協議についても伺います。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 建築局長。 ◎建築局長(戸田重雄 君) 熱帯木材の使用削減についてのご質問でございますが,近年,地球環境問題の観点からいたしまして,熱帯木材の使用については注目を集めているところでございますが,ご指摘のように建築工事におきましては,熱帯木材の使用削減を図ることは大変重要なことと考えております。  また,県,国などの状況につきましては,いずれも内部的な調査研究の段階でございまして,現在のところ具体的な方策の決定には至っていないのが現状でございます。本市におきましては,各種情報と資料の収集を行っているところでございますが,今後,これらの資料をもとに,熱帯材の使用削減の可能性について,関係局と連携をとりながら調査研究をしてまいりたいと考えております。なお,建築局の平成2年度工事のコンクリート型枠合板の使用量につきましては,型枠面積で約26万6,000平方メートルとなっております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 川崎市青少年科学館の整備計画についてのご質問でございますが,青少年科学館はプラネタリウム館と常設展示室,天文観測室,実験実習室等から成る本館とで構成されておりますが,特にプラネタリウム館につきましては開館後20年が経過しておりまして,その施設機能の面におきましては,今日の科学技術の進歩に対応した整備が求められてきております。当科学館の整備に当たりましては,平成2年度から川崎市青少年科学館協議会において,プラネタリウム館を中心とした改築計画について協議を進めてきたところでございます。  当協議会での検討内容でございますが,青少年科学館は生田緑地の自然を生かした自然系の博物館として,また生涯学習の拠点施設として総合的に整備することが望ましいこと,また,そのために備える機能といたしましては,1つにはプラネタリウム部門の充実,もう1つには天文展示室,天体観測室,常設展示室,企画展示室,収蔵庫等の充実,そして調査研究室,実験室,情報処理室等の充実を図ることとしております。  次に,生田緑地公園整備計画との関連でございますが,生田緑地の噴水広場を中心とした整備計画がございますので,現在,プラネタリウム館建設候補地を含めて関係局と協議をしているところでございます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 大場正信君。 ◆24番(大場正信 君) 建築局長に再度伺っておきたいと思いますけれども,熱帯材の使用削減策についてでございますが,新聞報道ですけれども,国の動きといたしましては,林野庁が学識経験者,メーカーなどから成るコンクリート型枠用合板研究会を発足させておりますし,建設省も地球環境専門部会の中にコンパネの効率的利用を検討するグループを設けて,報告書をまとめるというふうに報道をされております。  また,自治体の取り組みといたしましては,東京都が今年2月に,課長クラスで構成する地球環境問題連絡会議を設置いたしまして,都の公共事業での熱帯木材の使用量調査,使用削減の方途を検討中であるというふうにもされております。名古屋市でも今年6月から建築局内に熱帯材使用削減研究会を設置いたしまして,代替材料の調査研究,使用削減に向けての検討を進めているようでございます。  また,建築業界の動きにつきましても,日本合板工業組合連合会につきましても,今年5月に,今後5年間合板生産量の3割を10年後は5割以上を針葉樹合板に転換の方針を示しておりまして,現在その研究開発中だと思いますけれども,そういう動きがあります。また,大手80社が加盟しております建築業協会も,今年3月に合板製型枠の実態調査をまとめ,熱帯木材の代替工法の推進について,来春をめどにこの提言をまとめるというふうに聞いているわけでございます。  これらの動きからいたしまして,先ほども示されました本市の建築工事に使用されるコンクリート型枠材の使用量につきましては26万6,000平方メートルとのことでございますけれども,この使用削減策等について,また,熱帯木材にかわる代替材として針葉樹がありますし,また金属,プラスチック等の代替材の開発に対する取り組み,また,関係業界に対する熱帯材の使用削減と代替材の使用促進についての働きかけをすべきと思いますけれども,この点をお聞かせいただきたいと思います。  また,教育長でございますけれども,青少年科学館の件でございますが,ご答弁では生涯学習の拠点施設として総合的に整備することが望ましいということで,備える機能といたしましては,プラネタリウム部門の充実とか,天文展示室,天体観測室,また企画展示室等の充実を図るというふうにご答弁をいただいたわけでございますけれども,この辺の今後の整備計画の策定時期,また施設規模,建設場所,事業費等についてお知らせをいただきたいと思います。  また,これまでも申し上げておりますけれども,情報化社会なりハイテク化社会に対応しての新しい青少年科学館づくりということを何回か要望してまいりましたけれども,ご承知のように横浜はこども科学館という立派な施設があります。建設面積も約6,000平米で,総事業費も,数年前にオープンをいたしておりますけれども,59億6,000万円もかけております。また,仙台市におきましても,約5,000平米以上で20億余万円の費用をかけて立派な施設をつくっているというのもあります。また,神戸市におきましても,敷地面積だけで約8,000平米以上,延べ床面積にいたしましても1万2,000平米以上の青少年科学館の新館をオープンさせておりますし,総事業費も約65億9,800万円というふうな予算を計上してやっております。また,東京の八王子市におきましても,約5,000平米以上の敷地面積有する施設,総事業費も34億800万円の予算をかけてやっております。神奈川県の伊勢原市におきましても,約47億3,800万円もかけまして,新しい科学技術の内容を取り入れた青少年科学館のオープンをいたしているわけでございます。この辺をとらえて,今後の川崎市の青少年科学館の建設規模等についてお聞かせいただきたいと思います。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 建築局長。 ◎建築局長(戸田重雄 君) 熱帯木材の使用削減の可能性についてのご質問でございますが,この点につきましては,ご指摘のように針葉樹への転換,金属やプラスチック製品の利用などが考えられますけれども,いずれにいたしましても加工性や作業性など,技術的な問題や経済コストなどの解決すべき課題が多くございます。したがいまして,これらの諸問題をいかに解決すべきかを国や大都市会議などとも連携を図りながら,調査研究してまいりたいと考えております。  次に,業界への働きかけについてのご質問でございますけれども,関連各種団体を通しまして削減の必要性を呼びかけてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 初めに,青少年科学館の整備計画の策定の時期についてのご質問でございますが,青少年科学館の整備計画につきましては,川崎市青少年科学館協議会で検討いただいております川崎市青少年科学館改築基本構想を踏まえまして,早い時期に展示と建築の基本計画を策定してまいりたいと考えております。また,改築等の施設の規模,建設場所等につきましても,生田緑地整備計画との整合性が図れるよう,関係局とも協議しながら進めてまいりたいと考えております。  それから,青少年科学館の規模等についてでございますが,展示の関係につきましては,これまで本館の常設展示室で多摩丘陵と多摩川を含む川崎の自然の展示を,また,プラネタリウムドーム内回廊を使用いたしまして,天体写真等の展示を行ってまいりました。改築に際しましては,天文展示室や企画展示室の機能を充実しまして,宇宙に関する資料の展示のほか,生田緑地の自然をテーマに,野外で観察できる動植物及び地質などの周辺環境を生かした展示方法を研究してまいりたいと考えております。  また,プラネタリウムの改築により,最新情報を常に学校教育用教材資料として活用のできるような展示手法を取り入れるとともに,青少年の宇宙に関する興味,関心を一層深める活動を進めるため,現在設置されております県下最大と言われる規模を持っております400ミリ天体望遠鏡の観測内容を,リアルタイムで展示場内でも見学ができるような手法も含めて検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 大場正信君。 ◆24番(大場正信 君) 建築局長,わかりました。新しい提案でございますので,一自治体としてどこまで何ができるかできないか,その辺の整理をしなければならないと思いますし,また,いろんなその辺の研究資料等を取りまとめていくようでございますので,今後に期待をしておきたいと思いますが,最後に市長に,この点をちょっとお聞かせをいただきたいと思います。  各自治体での取り組みはもちろんありますけれども,欧米の先進諸国につきましても,熱帯木材を使わないと宣言した各国がございます。これは熱帯林行動ネットワークがまとめた資料ですけれども,イギリスは37の都市で熱帯材不使用条例を制定しておりますし,オランダは全自治体の6割で公共建築への熱帯材不使用を実施または検討中とのことが示されております。ドイツはベルリンを初め130余りの自治体が公共建築について使用中止,削減の方針をとっておりますし,米国におきましても,サンフランシスコで公共建築について不使用条例を制定いたしております。また,ニューヨーク州も8月から不使用条例を施行とのデータでございますけれども,この辺をとらえて,一地方自治体としてどこまで対処できるかわかりませんが,またそれを乗り越えていく課題が多いと思いますが,整理して手がつくところから検討する姿勢が大切と考えます。川崎市は総合的環境行政を推進する先進市でもございますし,その首長である市長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。  それから,教育長にもう1点お聞かせをいただきたいと思いますが,早い時期に展示,改築基本計画を策定していくとのご答弁でございますけれども,いつごろを目途に考えているのか伺いたいと思います。また,展示テーマ,施設内容,特色等について,わかりましたら具体的にお聞かせいただきたいと思います。以上です。 ○議長(野村敏行 君) 市長。 ◎市長(髙橋清 君) 環境問題につきましてのご質問でございますが,特に熱帯林の使用削減に対する市の姿勢ということになるかと思いますが,お話ございましたとおり,環境問題に対する基本条例というのも近々議会にお願いをいたしまして制定をしなくちゃいかぬということになりますので,こういう環境問題でいろいろの視点からご指摘をいただきましたことは大変有意義だと思います。特に今騒がれております地球規模における大きな環境破壊という問題,その1つが熱帯林の急激な減少ということだと思います。そういう点で,各国それぞれ,あるいは国際的な機関におきましても真剣に取り組んでいるという状況をいろいろお話しいただきまして,私たちも全くそれには同感でございます。  ただ,いろいろお話ございましたとおり,技術的に難しい面もございますので,これからどういうような方法でやったならば可能かという研究方向と申しましょうか,それに取り組んでいかなくちゃいかぬじゃないか。ああいう型枠の問題にしましても,現実的にはそれぞれの人たちがそれぞれの知恵でつくり出したものでございますので,これをどのような方向で変換するかという具体的になってまいりますと,抽象的にはそれはやめた方がよろしいと一般的に言えますけれども,具体的になってくるとなかなか難しい問題でございます。私たちとしても可能な限りそういう方向に行けるように研究を始めてまいりたいと思いますので,そういう点でもいろいろご指導をいただきながら,建築局を中心にぜひ関係者ともじっくり話し合って,少しでも早く削減できる方向に力を入れてまいりたいと思いますので,よろしくご指導をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 教育長。 ◎教育長(大熊辰熊 君) 改築計画のございます青少年科学館の特色と改築の時期でございますが,改築に際しましては,先ほど申しましたような天文展示室や企画展示室の機能を充実いたしまして,宇宙資料の展示のほか,生田緑地の自然をテーマにして,野外で観察のできる動植物や地質の周辺環境を生かしまして展示方法を研究してまいりたいと思います。  それから,プラネタリウムの改築でございますが,これも県下最大規模と言われます400ミリの天体望遠鏡がございますので,この観測の内容をリアルタイムで展示場内でも見学できるような手法なども考えて,青少年の宇宙に関する興味,関心を一層深めるようにしてまいりたいと考えております。  次に,青少年科学館の改築の時期でございますが,ご質問の趣旨を踏まえまして,できるだけ早い時期に青少年科学館の改築と展示の基本計画の策定に着手するよう,関係局とも協議をしながら進めてまいりたいと存じます。以上でございます。 ○議長(野村敏行 君) 大場正信君。 ◆24番(大場正信 君) 教育長に先に要望を申し上げておきたいと思いますけれども,平成4年度に向けた予算編成時期でもございますので,この辺,新年度で基本計画策定なり基本設計まで推進できるような本格的な取り組みを要望しておきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。青少年に夢と希望を与えるような立派な施設建設が早期にできますことを要望しておきたいと思います。  また,市長にも要望を申し上げたいと思いますけれども,いずれにいたしましても,今ご答弁ありましたように,最終目標というのは熱帯林保護の立場から熱帯木材不使用条例の制定まで持っていかないといけないのではないかと思いますし,総合的環境行政の中で,その条例化の中でどこまでこれらが加えられて検討されていくかわかりませんけれども,その辺の本格的な核心的な取り組みを要望して質問を終わります。           ――――****―――― ○議長(野村敏行 君) お諮りいたします。本日はこれをもって延会することとし,次回の本会議は明9日午前10時より再開し,本日に引き続き一般質問を行いたいと思いますが,これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定いたしました。           ――――****―――― ○議長(野村敏行 君) 本日はこれをもって延会いたします。             午後3時14分延会...