○議長(
横山正人君) この際、付託案件審査のため、暫時休憩いたします。 午後2時12分休憩
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○議長(
横山正人君) 現在
着席議員数は84人であります。
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○議長(
横山正人君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(
横山正人君) この際、日程の追加について申し上げます。 お手元に配付いたしました議事日程第21号を本日の日程に追加し、順次御審議いただきますので、御了承願います。
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○議長(
横山正人君) これより日程に入ります。
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○議長(
横山正人君) 日程第2、市第59号議案から日程第59、請願第59号までの58件を一括議題といたします。 各委員会の報告書はお手元に配付いたしておきました。(資料編155ページ参照) これより討論に入ります。 発言の通告がありますので、順次これを許します。太田正孝君。 〔太田正孝君登壇、拍手〕
◆(太田正孝君) 太田正孝でございますが、水道料金の値上げについて反対の立場で討論したいと思っておりますが、ただいま自分の席からこの壇上に上がるのに市長に頭を下げましたが、本当の気持ちは頭など下げたくないのです。林市長は御案内のとおり、市民の皆さんが異口同音にお話ししているように、このコロナの災いの中で一体何をやっているのだろうと、何もやらないのではないかという声が渦巻いています。口を開けば決まってカジノでございます。やくざがカジノの話しかしないのではないかと思われるくらい、昨日も今日もこの市庁舎を取り巻いてたくさんの方がカジノ反対の声を上げているけれども、耳を貸そうとしない。さらに口を開けばオペラ座をやるのだというようなことを言ったりする。何でカジノなのだと言えば、横浜市は金がないのですと。これから将来にわたってお金がないから困るのだというようなことをしょっちゅうおっしゃるのだけれども、金がない、金がないと言いながら、例えば関内の駅前にあった旧庁舎の5000坪の敷地のところを、売れば時価200億円という大変な財産を林市長は自分のお友達の関係の会社にたったの7600万円で売却しようとしている。おかしなことばかりがあります。 何もかもおかしい中で、昨日、今日の話としてみれば、水道料金を上げるというではありませんか。命の水です。今日も午前中にもこの本会議でもあったし、政府においても自由民主党も公明党も一生懸命になって貧乏人を救わなければいけないということで給付金のことなどをやってくださっているでしょう。コロナが大変で会社が潰れるわ、旅行会社のJTBなどという大きな会社があるけれども、給料は3割減だそうです。毎月の給料を3割カット。もちろんボーナスなど出ない。パートタイムの人たちは明日から仕事がないと右往左往している。だから、今申し上げたように政府のほうでも、困った人を救わなければいけないではないかというようなことで5万円給付しようなどというようなことをやったりしているわけです。 そういう中で、1か月に1000円や2000円のお金はどうだっていいのではないかと言わんばかりに林市長は横浜市民の皆さんから水道料金を余計取ろうという議案を出しています。来年の7月には値上げをすると言っています。いろいろ説明を聞いたけれども、値上げの理由などというものがいろいろありましたが、おかしなことばかりだと思うけれども、仮にその値上げの理由が全部正しいとしても、来年の7月の値上げをしないで、再来年の7月でも間に合う話でございます。そうでした、資料を市会議員の皆さんもいただいたと思います。来年の7月ではなくて再来年の7月に値上げしてもよかった話なのです。1年違えばコロナも鎮まってくるかもしれないし、薬ができて終息に向かうかもしれないから、来年の7月の値上げというのは待たなければしようがないではないか、再来年の7月にやったらどうかと私は言ったのです。全然聞く耳を持たない。 民間と違って公務員は、私たちも公務員でございますけれども、給料は同じ、変わらない。コロナになったって全然変わらない。ボーナスもちゃんと満額もらう。民間の人たちは、中にはどうやって食おうかと毎日心配している人たちばかりなのだ。だから、命の水の1000円や2000円上がったっていいではないかという市長のお言葉は、それは豊かな人の言葉なのです。そうではありませんか。市会議員の先生方にも考えてもらいたい。困った人がいるから5万円でも給付しましょうと今言ったばかりではないですか。12月ぐらいまでに給付したらいいのではないかと言ったばかりではないですか。なぜ給付するのです。困っているからでしょう。お金に困っているからでしょう。事業が成り立たない人もできたりなどして、政府もコロナ資金などというようなことで、1000万円も2000万円も5年間無利息で貸し付けたりなどしています。大変なことになっているのです、はっきり言わせてもらえば。それならばここに来て何で水道料金を上げるのだというのです。 市長は分からない人だから、市民の誰もが反対しても私はカジノだというようなことを平気で言う人だから、はっきり言って市長のことはどうだっていいのです。だけれども市会議員の皆さんがさっき、つい10分か15分か20分ぐらい前に自由民主党の先生も公明党の先生もおっしゃったではないですか。困っている人がいるのだから早く給付金を上げろと。くどいようだけれども、給付金を出すということは生活に困っているからでしょう、少しでも足しになるようにお金を払うのでしょう。5万円払うのだから、1000円や2000円の水道料金が上がったっていいではないかということですか。そのようなことはないと私は思います。生活を直撃しますから、水道料金の値上げはよほど深刻に考えなければいけない。 飲食店なども御覧なさい。このコロナのためにお店を閉めければいけないというところがたくさんあります。今、明日は分からないのですから。先行きが見えないのだから、先行きが見えない今、今こそそのような生活必需品でもある生きていくために必要な水のようなものについて値上げをするということは自重しなければ駄目です。そうでしょう。どうしても上げなければやっていかれないのですといったら借入れすればいいではないですか、民間の事業者が生活に困っているからといって政府から無担保で。そうでしょう、1000万円も2000万円も無担保で借りているのですから。横浜市も借りたらいいです。水道がやっていかれないのだというのだったら借りたらいいです。やっていかれないことはないと思います。安直に簡単に言えば、全く考えないで、私は1000円や2000円のはした金のことはどうだっていいのだという顔をしているのですから。だから皆さん、林市長に追随したら駄目です。みんな困っているのですから。 今、私は公明党の話をした。公明党は国会でもいいことを言ってくれた。困っている人がいるから、あと5万円ぐらい渡したらいいのではないかとさんざんやってくれたのだ。ありがたい話です。その同じ党に属している人が水道料金ぐらい値上げしてもいいのではないかとなぜ言う。おかしいと思いませんか。矛盾しているでしょう。ぜひ皆さん、委員会では賛成だ、賛成だ。それは皆さんは多分経済的に恵まれているからです。恵まれていない人も水道を飲んでいるのですから。いや、だからと。貧乏人には500円ぐらいしかアップしないのだとおっしゃるかもしれないけれども、それはないというのです。この時期において、特にコロナの災害の中においてみんなが疲弊している、明日が分からない。お父さんの給料は減ってしまう。私もパートタイムはクビになってしまった。ではどうしよう。公明党や自由民主党も言ってくれたその5万円というのが頼りだよと言っている人に対して、今ここにいる市会議員が水道料金の値上げぐらいいいのではないかと。おかしいでしょう。 そういうことを申し上げて、ぜひ撤回してもらいたいのです。今言ったみたいに来年の7月に値上げしなくてもやっていけるのですから。はっきり申し上げてやっていけるのですから。再来年でもいいし、再来年になってどうしてもやりにくかったら金を借りればいいのです。私が市長だったらそうします。なぜそれができないのだ。それができないから横浜旧市庁舎を7600万円で売るのだ、カジノをやるのだと言っているのが林市長なのですから、少しは考えていただかなければならないと思います。 討論を終わります。(拍手)
○議長(
横山正人君) 次に、高橋のりみ君。 〔高橋のりみ君登壇、拍手〕
◆(高橋のりみ君) 自由民主党の高橋のりみです。ただいま議題となっております市第67号議案、市第73号議案から市第80号議案、市第71号議案、市第82号議案、市第98号議案及び市第99号議案、水第4号議案につきまして、
自由民主党横浜市
会議員団・無所属の会を代表しまして、原案に賛成の立場から意見を申し上げます。 日本では自殺者は年々減少する傾向でありましたが、7月以降は4か月連続で前年の同月よりも増加しており、10月は4割程度増えていると聞いております。憂慮すべき点は女性の自殺者が目立っていることです。厚生労働省が行っている調査では、非正規雇用が多い女性はコロナ禍による失業などで経済的に困窮しやすいことに加え、家庭にいる時間が長いことからDVや育児の悩み、介護疲れなどの問題が深刻化している可能性があると指摘しています。私は普通の主婦から市会議員になって10年になります。ここで改めて思いますことは、議員にとって大切なことは、目の前にある大きな課題を解決することはもちろんです、また、目の前に困っている人がいて、その人たちに手を差し伸べることはもちろん大切ですが、我々は10年、20年、50年後の未来を見据えて物事を捉え、考え、実現していくことではないでしょうか。 まずは、市第67号議案横浜市
学校給食費の管理に関する条例の一部改正についてですが、いよいよ令和3年4月からデリバリー型の
中学校給食が実施されます。市会議員になって初めての委員会はこども青少年・教育委員会でしたが、その当時、三男が市立の中学校に通っている現役の母親でした。正直、お弁当を毎日つくるのは苦労しており、給食にしてほしいとの発言をしたことが思い出されます。その後は横浜市の財政状況や整備環境などの課題があり、なかなかすぐには実現することが難しいことが理解でき、実際に中学へも何度か足を運びハマ弁の試食も行い、校長先生はじめ先生方とも意見交換を行ってまいりました。我が党としても、選挙時の政策集2019「責任と約束」の中でゆとりのある給食時間の確保を上げ、特別委員会でも議論を行いました。そうした結果により、小学校のような自校方式や親子方式、センター方式での給食実施の可能について教育委員会でも検証を行い、全校実施が唯一可能な選択肢はデリバリー型の給食しかないという議論が出たことをとてもうれしく思っております。 私は鹿児島県徳之島出身です。小学校からセンター方式の給食でしたので、それに比べましたら、デリバリー方式は生徒たちにとっても便利ですが、配膳等を行う先生方の指導に労力や気遣いをしないで済むことにとってもよいのではないかと思っております。また、平成3年4月から
中学校給食を実施するに当たり、給食費を日額330円とすることが当局より提案されております。物価変動のリスクを考慮しながら、保護者負担額が現在のハマ弁のフルセットの価格である340円よりも値下げであり、小学校の給食費や近隣他都市の給食費と比べても妥当であると言えます。 私の地元では、トマトや大根、野菜などが多く取れ、横浜では少なくなっておりますが、漁を営んだり、ノリの養殖を行っている方々もおります。横浜の地元企業や関係団体の方々と連携した献立や市内産業活性化の観点から地場産食材を可能な限り取り入れていただき、横浜ならではの
中学校給食の実現を目指してほしいと思っております。また、昼食時間の延長についても20分程度の喫食時間が確保されております。私、実際に視察に行って思いましたのが、これは1つの提案ですが、配膳をするに当たり生徒たちが配膳の場所まで歩くのではなく、配膳の事業者が教室の前まで配達をするといったことも効率的になるのではないかと思い提案させていただきます。この横浜で新しく始まる
中学校給食が多くの生徒や保護者の皆様に利用されることを切に願っております。 次に、市第73号議案から市第80号議案までの学校
用コンピューターの取得についてですが、本議案は、本市におけるGIGAスクール構想の実現に向け、国の補助を活用し、市立小中学校等の児童生徒及び教員が使用するコンピューターを買い入れるものです。
新型コロナウイルス感染症の拡大などもあり、国のGIGAスクール構想のスケジュールが前倒しされ、約27万台もの教育用のコンピューターを令和2年度内に整備すると聞きましたら、正直間に合うかどうか不安に思っておりました。8つの契約案件全てで複数の事業者が入札に参加し、無事に落札業者が決定したという話を聞き、とても安堵しております。実は校内のネットワーク整備に関してですが、息子が小学校に通っていたもう20年ほど前になりますが、PTAやおやじの会の方々がボランティアで整備していたことを思い出します。インターネットの接続に関しましては通信速度等について課題があると聞いておりますので、令和3年度からのコンピューター活用に支障がないようしっかりネットワーク環境設備も整えてほしいと思います。 また、不登校の児童や自宅学習や学校外での学習活動にも活用できるよう、セキュリティー等をはじめとした学校外での利用をする際のルールづくりなどにも並行して取り組むようお願いいたします。 次に、市第71号議案
港北区民文化センター(仮称)用建物の取得についてです。 区民文化センターは、地域文化芸術活動の拠点となる施設として10区で整備済みです。現在港北区を含めた3区で事業中です。未整備区域を対象に再開発等まちづくりの機会に合わせて、区内の文化施設や公共施設の機能を踏まえた区の特性に合わせて必要な機能の整備が検討されていますが、各区同じ機能の施設を造るのではなく、柔軟に施設内容を進めることはとても重要だと思っております。今年の9月に区内連合町内会、議員団、文化協会で金沢区の方々から市長に対して区民文化センター整備の要望書が提出されました。金沢区にはリニューアルされた公会堂はありますが、まだまだ音楽の練習等、ギャラリー等が不足しております。そういった機能を踏まえた区民文化センターが建設されるよう、皆様の意見を聞きながら要望とさせていただきます。 次に、市第82号議案
消防訓練塔の設置及び管理のかしによる事故についての
損害賠償額の決定についてです。 昨年9月、台風第15号の東京湾通過時に消防局磯子消防署の訓練塔が転倒し、隣接するボート販売店に陳列されていたプレジャーボート4艇が破損しました。転倒の原因については、台風の強風と、この訓練施設の設置や維持管理に瑕疵があったと聞き、そして損害額については第三者機関を入れ適正に評価したことが、私が副委員長であります常任委員会でも報告、議論されました。原案どおり
損害賠償額を決定しました。今回被害に遭われたボート販売店の方に横浜市として誠意を持って速やかに賠償していただきたいと思います。 また、この訓練施設、先日の常任委員会で視察をしてまいりました。隊員の方々にとってとても大切な場所だと思っております。常任委員会では、この訓練施設の後、約8割を安全性が確保できないという点で撤去したと説明がありました。各議員からは今後の訓練の実施方法などについて心配の声が上がりました。市民の命を守る上で、今回の事故の教訓を生かし、安全な訓練施設で訓練継続していくためにも、消防訓練施設の再整備を力強く推し進めていただくことを要望いたします。 次に、市第98号及び市第99号議案の令和2年度横浜市一般会計予算についてです。 横浜市では11月以降、1日当たりの感染者数がこれまでの最多を更新するなど、新規陽性患者数は高い水準で推移しており、万全の医療提供体制を維持していくことは油断できない状況が続いております。医療現場で身を挺して日夜働かれている医療従事者の皆様、日常生活や事業継続に不安を抱えながらも
感染拡大を食い止めるべく日々歯を食いしばって頑張っている市民の皆様が本当にぎりぎりのところで横浜市を支えてくださっていることについて尊敬と感謝の念に堪えません。ありがとうございます。 これまでの間、自由民主党といたしましても、古川団長の下コロナ対策本部を立ち上げ、市民の方々の御意見を吸い上げ市へ要望し、市長とともに経済対策に果敢に取り組んでまいりました。まず、市民と医療を守る施策について、そして横浜経済と市民生活を守る施策、そして地方経済の活性化や厳しい経済環境下にある旅行業者への追い風となっていた国のGo Toトラベルは先月12月28日から来年の1月11日まで全国一斉に一時停止されることになりましたが、今回の
補正予算では、横浜への旅行需要の喚起を狙った市内観光・MICE復興支援事業が6月に続き計上されています。本市の予算執行についても、国、他都市の動向を十分に踏まえること、そして万全の感染症対策を講じることが大前提となっておりますが、経済が止まれば、そこで失われる人命や命があることもまた事実です。常に外から新しい人と物がやってくることで発展してきた横浜らしいこの事業をコロナ禍という新たな危機の下でも私は応援したいと思います。さらに、家計が急変した
独り親世帯への臨時給付金助成の課題解決支援のための電話相談事業、昨日の神奈川新聞によれば予期せぬ妊娠の急増との記事もあり、また、冒頭にも申し上げましたが、苦しい立場にある女性を手厚く支援する施策が含まれていることも特筆すべきです。追加議案となった国の独り親支援の給付金と合わせて、少しでも多く本当に悩み苦しんでいる方々に支援を続ける必要がございます。 最後に、水第4号議案横浜市水道条例の一部改正についてです。 本議案は、老朽化が進む水道施設の更新、耐震化を着実に進め、将来に向けて水道事業を持続可能なものとするため、令和3年7月から平均改定率12%の水道料金改定を行おうとするものです。私、昨年度は水道・交通委員会でこの件につきましても何度も議論してまいりました。家庭の主婦としての立場では、このコロナ禍での家庭生活が厳しいときには水道料金の値上げに対しては反対の気持ちも十分に理解はできます。しかし、ここで料金改定を行わない場合には令和5年度末には累積資金残高は72億円不足し、次期中期経営計画の最終年度である令和9年度の累積資金残高の不足額は492億円まで拡大する見込みとなっております。我々世代は、未来の人たちへこの大きな借金を残すことになります。 ところが、今ここで料金改定を行えば、例えば全体の8割の方が該当する口径20ミリにおいて、1か月の平均的な使用水量である15立方を使用した場合、税抜きで1か月当たり192円の増額になるとのことです。私は牛乳が大好きで毎日購入しております。その牛乳代金が約1リットル190円前後になります。また、晩酌されている方もいらっしゃると思いますが、缶ビールの金額が1本約190円ではないでしょうか。1か月で一般の世帯では190円辛抱していただければ、平均改定率12%の料金改定を行った場合、中期経営計画の最終年度の令和5年度には累積資金残高は124億円まで改善し、次期中期経営計画の最終年度である令和9年度の累積資金残高は必要な施設整備を行った上で1億円確保できる見込みです。 現在は、
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により市民の皆様の生活や市内経済は大変厳しい状況に置かれております。私も息子がおります。2人、サラリーマンとして働いております。そういった様子を見ておりまして、市民の皆様の苦しい状況を重々に承知しております。そこで、賛成に当たっては団といたしまして、水道局に特段の努力を求める事項として、市民の皆様に対する十分な説明や
新型コロナウイルス感染症の影響により支払いが困難な方に対する支払い猶予の継続など5項目にわたる附帯意見を付しております。安全で良質な水道水を未来にわたって利用できるようにするためには、将来世代である子供たちに過度な負担を負わせることのないよう、私たちの世代が今のうちから相応の負担をしようではありませんか。我々議員はそのことを地元の方々に説明し、市民の方々に値上げを理解していただくようともに努力しようではありませんか。 暮れが近づいてまいります。このような1年となることを誰が予想できたでしょうか。しかし、どのような予測できない事態が起きようとも市民の皆様の安心安全を守り抜くことが市会議員である私たちの責務であります。未曽有の時代が日常になりつつある先が見通せない時代であっても明るい未来を取り戻せると信じ、結果を出すためにこれからも全力を傾けていこうではありませんか。
自由民主党横浜市
会議員団・無所属の会を代表いたしまして、林市長とともに市民の皆様の負託に対して全力で取り組んでいきますことをお誓いし、私の賛成討論を終わります。 ありがとうございました。(拍手)
○議長(
横山正人君) 次に、
宇佐美さやか君。 〔
宇佐美さやか君登壇、拍手〕
◆(
宇佐美さやか君) 日本共産党を代表し、水第4号議案、市第87号から市第89号議案及び市第91号議案、92号議案、98号議案に反対の立場、市第67号に賛成、そして請願第52号から第58号までの7件の不採択に反対の立場から討論を行います。 初めに、水第4号議案横浜市水道条例の一部改正及び請願第56号についてです。 水道施設の更新、耐震化のために増大する費用を市民に負担させるため水道料金を平均改定率12%として値上げする議案です。 現在、本市も新型コロナの第3波が襲来し、市民の皆さんは引き続き手洗い、うがいを小まめに行う必要があります。この行動は主に水道水を使わなければできないことです。全国ではコロナ禍により約4分の1の世帯が収入減に苦しんでいます。特に自営業者のなりわいが深刻です。そのような時期に値上げをすることは市民生活をますます苦しめることになり、到底受け入れることはできません。(「そのとおり」と呼ぶ者あり) 他都市は、コロナ禍で仕事が減り収入が少なくなる市民のために水道料金の減免措置を拡充しています。神奈川県秦野市では、本市同様の水道事業自体の苦しい現状を訴えながらも、休校や外出自粛により家計の負担は増え、店舗の営業自粛や企業の倒産や自営業者の廃業が続けば水道水の需要も減少することにつながり、将来における私たちの経営にも悪い影響を与えかねませんとして、本年6月から9月までの期間で水道料金の一部を減免しています。そして、本市同様、2021年に水道料金の引き上げを予定していましたが、少なくとも1年以上延期することを市長が表明しています。(「すばらしい」と呼ぶ者あり)水道事業は、どこの都市も同じように水道施設、設備、管路の更新、耐震化は待ったなしの状況ではありますが、今、
感染拡大防止のために頑張っている市民の命となりわいを守る立場で多くの自治体が減免、免除の措置などを行っているのですから、本市もその立場に立つべきです。それすら行わないで値上げを強行することは、住民の福祉増進を図るための地方自治体の存在意義の否定であり、認められません。 請願第56号は、水道料金の福祉減免制度を拡充し、低所得者、生活困窮世帯の負担を軽減してほしい、医療、介護、社会福祉事業者を対象とした減免制度を創設してほしい、個人、小規模事業者に対する負担軽減策を講じてほしいと切望しています。この請願は、水道料金の値上げによる市民生活への打撃を非常に危惧していることから出されたものです。この請願を採択し、市民生活を支援する態度を各議員が表すことを求めます。 本市は水道事業の独立採算制にとらわれていますが、これを規定している地方公営企業法は高度経済成長期には有効だったのかもしれませんが、これからの人口減少時代を迎えるとして水道事業を縮小していく時代になっており、その根拠が成り立たなくなっています。地方公営企業法第17条の3、一般会計からの補助ができる。この規定に沿って水道インフラ更新に一般会計からの全面的な繰入れを行うことを多くの市民が賛同し、歓迎するはずです。考えを改めることを強く要望します。 次は、
指定管理者の指定に関する市第87号から89号及び91号、92号までの5件の議案についてです。 我が党は、
指定管理者制度は指定期間が設けられていることから、そこで働く方々の雇用は期限つきとなり、不安定雇用になることが必然であることから反対しております。横浜市
生活自立支援施設はまかぜや横浜市
スポーツ医科学センターなどの5施設は、利用者一人一人に寄り添い対応できる専門的知識と経験を必要とする施設です。しかし、指定期間はほかの施設と変わらない5年としています。あまりにも短過ぎます。これでは事業者は安心して運営することができません。そこで働く方々も同じです。もっと事業者を信頼するべきと考えます。(「そのとおり」と呼ぶ者あり) 次は、市第98号議案令和2年度横浜市
一般会計補正予算(第4号)についてです。 予算化された施策は、1件を除いては、不十分さはあるものの市民と関係者にとって必要なものであり賛成です。問題の1件は、市内観光とMICE復興支援事業、いわゆる横浜版Go Тоトラベル事業への2億円の予算計上です。その内容は、助成つき日帰り旅行商品の企画、販売や宿泊旅行商品へのクーポン付与による横浜への旅行需要喚起を継続し、引き続き市内観光・MICE事業者を支援するため補助金を追加するというものです。12月14日、菅首相は、Go Тоトラベル事業を今月28日から1月11日まで全国一斉に停止と表明しました。4日の
議案関連質疑で市長は、今後、
感染拡大により旅行の制限等が必要な場合は国の運用変更に合わせて柔軟に対応と答弁しました。文化観光局は国に合わせて商品の販売を止めると聞いていますが、人の移動を人為的に促す事業は
感染拡大防止に反することからこの事業を中止し、市内の観光業、ホテル、旅館業を営む中小企業、個人事業者などへ直接支給することを求めます。 次は、市第67号議案横浜市
学校給食費の管理に関する条例の一部改正についてです。2021年4月から
中学校給食を実施し、その給食費の上限を1日当たり330円にするというものです。 学校給食法に基づいた
中学校給食の実施であり、それ自体は市民要望に沿うものです。しかし、デリバリー給食でスタートを切ることに対し20%、最大でも30%という喫食率目標について市民合意は得られていません。12月4日の
議案関連質疑で、公平性の観点から全員喫食にすべきという我が党の質問に対して鯉渕教育長は、全校実施が唯一可能な選択制のデリバリー型給食を実施。この方式は、希望する全生徒が利用できる仕組みになっている。公平性は担保されていると答弁していますが、喫食率20%、最大でも30%しか対応できない、つまり全生徒分を作ることができないのを承知で全生徒が利用できると言っていること自体、認識を間違えていると言わざるを得ません。70%の生徒は食べられないという現実をしっかり認識してください。そして、30%の供給体制では学校給食法の趣旨と矛盾しているがどうかという質問には、学校給食法の実施基準は努力目標と答弁しました。努力目標とは努力しなければならないという意味で、努力しなくてもいいという意味ではありません。大阪市や堺市のように全員喫食こそ今日的な給食であり、市民要望にかなうもとの立場に市長、教育長が立たれることを改めて強く求めます。 請願第54号は、
市立中学校で学校給食法に基づいた給食の実施をと訴えています。現実的な要望であり、横浜の中学生のためを思えば不採択にする理由はないと考えることから、採択することを求めます。 請願第52号は、
市防災計画において想定地震を変更し、それに伴う変更内容を周知するよう求めるものです。横浜市が防災計画で想定するのは元禄型関東地震です。一方、神奈川県は元禄型より震度が大きい大正型関東地震を想定しています。本市の想定では適切な防災計画とはなりません。より被害の大きかった大正型関東地震を想定して対策を講じることに対して反対する理由はないはずです。採択していただきたいと思います。 請願第53号は、少人数学級の拡大についてです。国の制度として少人数学級の機運が高まっている今だからこそ、少人数学級を早期に全学年で実施することを求める請願に他の会派の皆さんの賛同を求めます。 請願第55号は、
小学校給食の充実と直営存続についてです。本市の子供たちの健やかな体と心の成長を望むのであれば採択していただきたいと思います。 請願第57号は、保育・
子育て支援施策の拡充等についてです。コロナ禍で子供たちの命を守り、よりよい保育環境を提供するために保育士の皆さんは毎日大変な御苦労をされておられます。この請願の内容を多くの議員に理解していただき、採択してくださることを求めます。保育環境で言えば、市立保育所を粛々と民間移管していること、私たちは問題だと考えています。市外や県外の法人となると監査が及びません。先日記者発表された資料には4園示されており、法人所在地が青森県、宮崎県、熊本県と県外の法人が並んでいます。県内は1法人のみとなっているのが現実です。市内法人が手を挙げない状況においては、これ以上の民間移管をやめるよう強く求めます。 請願第58号は、
カジノ誘致に反対してほしいという請願です。そもそも横浜市が進めようとしているIR
カジノ誘致について、かねがね市長は市民に丁寧に説明すると言っておられましたが、実態は丁寧とはほど遠いのが実態です。先日の都市整備局の常任委員会の事前説明においては、報告事項としてIR、統合型リゾート推進の取組についてとありながら、A4一枚の紙が出されました。市民に代わって調査を行おうとしても情報が何もありません。一方で、県などとの協議会では実施方針、募集要項、また選定委員会では募集及び選定に関する事項が説明され、審議されています。私たちは、外部の方々に示されたであろう実施方針、募集要項についても議会に知らせるべきと繰り返し求めてきました。やっと資料が出されたのが12月11日の常任委員会の前日の夕方でした。委員会では、一日だけでは審議が不十分として14日にも委員会が開催されました。そこで明らかにされたことといえば、事業者選定に関しては相変わらずブラックボックスで、誘致のためのインフラ、ライフラインの整備について本市の負担も不透明、スケジュールも不透明、しかも議決を得ない報告という形で粛々と準備をしていくというひどい進め方となっています。このような進め方を絶対に許すわけにはいきません。(「そうだ」と呼ぶ者あり)
カジノ誘致を勝手に決めた市長に対して勝手に決めるなと声を上げた市民は、9月4日から11月4日まで
カジノ誘致の是非を問う住民投票条例制定を求める署名に取り組み、2か月間で法定必要署名数の3倍以上の20万筆を超える署名が集まりました。各区の
選挙管理委員会で精査され、19万3193筆の有効署名数があったことが新聞で報道されました。私たちは横浜の住民自治と民主主義を守るために声を上げた皆さんとともに頑張り続ける決意を表明し、討論を終わります。(拍手)
○議長(
横山正人君) 次に、
行田朝仁君。 〔
行田朝仁君登壇、拍手〕
◆(
行田朝仁君) 私は、
公明党横浜市
会議員団を代表し、ただいま議題となっております各議案の原案に賛成の立場から意見を申し述べます。 まず、水第4号議案横浜市水道条例の一部改正についてです。 今回、水道事業の安定的な運営に向けて、老朽化した施設の更新や耐震化といった課題等へ対応するため、令和3年7月から20年ぶりの料金改定が実施されることになります。水道施設の多くは高度経済成長期に整備され、浄水場などの基幹施設が損傷すると長期にわたり給水することができず、市民生活に大きな影響を及ぼします。さらに、料金改定を実施しなかった場合には必要な財源の確保や施設整備の遅れなどにより給水に支障を生じるリスクが高まるとともに将来の負担が大きくなることも見込まれ、持続可能なライフラインを支えるためには料金改定へ一定の理解をするものです。 これまでも独立採算を原則とする水道局では、業務の効率化や職員数の削減など様々な経営努力を続けてきました。引き続き効率的な経営を進めることは当然ですが、効率化を求め過ぎるあまり、緊急時の対応や水運用をはじめとする水道技術の継承など、横浜水道を支える人材が不足するといった事態は避けなければならないと考えます。一方、現在
新型コロナウイルス感染症により市民生活や市内経済への影響も懸念されることから、支払い困難者への猶予などきめ細かな対応については議決の際の附帯意見にも盛り込んでおります。引き続き様々な媒体を活用しながら、料金改定の内容等を市民の皆様や事業者の皆様に丁寧に周知いただくとともに持続可能な横浜水道の構築を要望いたします。 次に、市第67号議案横浜市
学校給食費の管理に関する条例の一部改正についてです。 我が会派は、昨年の統一地方選挙において横浜型
中学校給食の実現を選挙公約に掲げてまいりました。政令市で唯一
中学校給食が実施されていなかった本市において、いよいよ令和3年4月から
中学校給食が開始されます。横浜市の
中学校給食に関しては、財源や用地、スペースなどの課題を背景に自校調理方式をはじめ給食センター方式や親子方式による給食の実施が困難である中、我が党は選択制のハマ弁導入を推進し、来春からはハマ弁が学校給食法に位置づけられ、選択制デリバリー方式の横浜型給食となります。5年間のハマ弁事業には、一部マスコミや議会などから無責任な批判が繰り返されましたが、生徒や保護者の意見を真摯に受け止めながら利用しやすい環境づくりの取組を進めたことで利用者も着実に増えてきております。当日注文やカード払いが可能で、生徒の声をメニュー化するなど、給食になっても他都市にはないハマ弁のよさを残しつつ、価格もハマ弁より10円安い330円となります。本議案の常任委員会の採決に当たり、これまでデリバリー型給食に対して反対をされてきた会派の皆さんも賛成に回られたとの報告がありました。現実をお認めになったのか、まさかとは思いますが、よもや本議案の10円の値下げを自らがやったと主張されるためなのか、なぜ賛成されたのかは分かりませんが、間もなく始まる横浜型給食に賛成されたことはよかったというふうに思います。 教育委員会には、来年度に向けて必要な予算、人員をしっかり確保しながら、生徒や保護者のニーズを捉えて改善するという姿勢を継続しつつ、力強く事業を推進していただくことを要望いたします。あわせて、横浜市のような規模の大きな自治体では供給量の関係から地場産の食材を確保することが難しく、市内や県内産の野菜などの食材を特定した調達ができない現状にあると伺っておりますが、新たな都市農業の振興への視点も併せて関係部署と連携を取りながら積極的な活用を検討していただくようお願いいたします。 次に、市第73号議案から市第80号議案、市立小中学校用等コンピューターの取得についてです。 令和3年度から小中学校及び義務教育学校、特別支援学校の児童生徒に1人1台の端末が整備され、本格的にGIGAスクール構想がスタートいたします。現在、教育委員会では27万台以上の端末を市内企業から今年度中に調達するよう準備を進めています。今回の議案により端末の導入はめどが立ちますが、さきの定例会でも申し上げましたとおり、ハード整備とともに最も重要なポイントは、授業を進める教員自身のスキル向上であると考えます。それに向けては、民間企業等との協力により全教員向けのeラーニングをはじめ操作、活用の実務研修、さらに、授業実施に役立つ資料や動画なども準備されているとのことですが、全ての教員が質の高いICT教育を実施するためのマニュアル整備についても重ねて要望いたします。 また、契約期日や整備規模など課題はあるものの、コロナによる休校時や不登校児童生徒への対応なども含め、少しでも早く端末が利用できるよう多角的な視点で検討いただくよう要望いたします。 次に、市第83号議案から市第92号議案、
指定管理者の指定についてです。 本年は、コロナの影響により
指定管理者制度についても現行の指定期間から1年間の延長措置が取られるなど大きな影響が出ております。また、本定例会の議案では、3施設において、現行の
指定管理者が次期
指定管理者への応募を辞退するとの事案も発生をしております。
指定管理者制度の導入から15年以上が経過しておりますが、
指定管理者自体がコロナ禍に直面している実態も含め、改めて本制度における様々な課題を整理し、利用者である市民と市民サービスを提供する
指定管理者が共存共栄し、持続可能な魅力ある制度としていくことが重要であります。引き続き横浜市の
指定管理者制度の魅力が高まり、市民に身近な公の施設の安定的な運営により、市民サービスの低下を招くことのないよう全市的な検討を進めていただくよう要望いたします。 次に、市第98号議案、令和2年度横浜市
一般会計補正予算関連、クラスター予防対策強化事業についてです。 コロナウイルスは12月以降も全国的に感染が拡大しており、本市においても1日当たりの新規陽性者数が100人を超える日が続くなど最大限の警戒が必要な状況です。私たち市民一人一人がマスクの着用、3密回避、室内の換気といった基本的な感染防止対策をしっかりと行うことが大変重要と考えております。ここで改めて、横浜市医師会並びに横浜市病院協会をはじめとする医療従事者の方々やエッセンシャルワーカーの皆様の御尽力に心から感謝申し上げます。本市ではクラスター予防・対策チーム、Y-AEIТが早期封じ込めの対応に当たっていますが、市内での感染が拡大していることから、施設での集団検査業務や集団感染予防への指導など大変な業務量になっていることを懸念しております。今回の議案による検体採取業務の一部民間事業者への委託をはじめ様々な工夫をいただきながら、引き続き
感染拡大防止を確実に実施していただくことを要望いたします。 次に、保育施設再開等支援事業についてです。 本市の各保育園においては、4月の緊急事態宣言下においても、また、緊急事態宣言の解除後も、未知の感染症への不安を抱えながら子供や保護者のために継続して開園していただいています。今回の
補正予算案では、休園になった保育園や市の預かり保育事業を実施する幼稚園が再開に向けて取り組む際の施設の消毒等への補助金が計上されました。子供の育ちを支える保育現場の皆様が安心して子供たちと向き合うことができるよう市が支援していくことは重要です。コロナの対応は当面続くことが見込まれ、感染状況や国レベルの対応も刻々と変化することが予測されますが、感染対策と保育の両立を伴う課題をよく見極めながら、保育を安定的に提供するための支援をお願いいたします。 次に、高齢者施設新規入所者PCR検査費等助成事業についてです。 市内では連日多数の新規感染者が確認されておりますが、その中でも感染した場合に重症化リスクの高い高齢者への対応は重要です。特に集団で生活する高齢者施設のクラスターには十分な注意が必要です。今回の
補正予算案では、高齢者施設で新規入所する65歳以上の方を対象として、本人の希望によりPCR検査等を行うことで高齢者施設内での
感染拡大や重症化の防止にもつながると期待されます。引き続き幅広い丁寧な周知に努めていただくよう要望いたします。 次に、市内観光・MICE復興支援事業についてです。 本市では、様々な施策を通し市内のにぎわいと経済活性化を進めてきましたが、コロナの終息には人の移動や密集などへの注意が求められています。6月
補正予算に計上された市内観光・MICE復興支援事業は既に予算を消化し、今回新たな事業費が追加され、12月以降に事業を再開することになっております。本来当事業は、緊急事態宣言で止まった人や物の流れを再び取り戻し、市内経済の回復を図るために推進されたものであり、今後、感染症の拡大状況を注視するとともに、引き続き困難な状況にある多くの観光MICE事業者にとって有効な施策となるよう十分な検討をいただくことをお願いいたします。 次に、芸術文化支援事業についてです。 横浜市ではコロナ禍にあっても文化芸術活動を支えるため様々な施策を進めてきましたが、最近も感染者数は増加傾向にあり、ようやく再開へ向け一歩を踏み出した文化芸術活動にも暗い影を落としております。市民の心を潤すため、そして明るい横浜の未来のため文化芸術への支援は重要ですが、引き続き感染症対策を徹底しながら、文化芸術活動の促進やにぎわいづくりが求められます。この支援を通して横浜の文化のともしびをともし続けられるよう、引き続き文化芸術関係者の皆様をしっかりとお支えいただくことをお願いいたします。 次に、中小企業の「新しい生活様式」対応支援事業についてです。 コロナ拡大の影響が長引く中、中小企業の「新しい生活様式」対応支援事業は、これまで多くの事業者の皆様に御活用いただき、感染症対策を進めながら事業を継続していただいています。今回の
補正予算案においても引き続き多くの方に本制度を利用していただくために、幅広い周知とともに新しい生活様式の横浜モデルを発信することで事業者の皆様の自主的な取組につなげ、感染防止の徹底と経済活性化の両立を進めていただけるよう丁寧な対応を要望いたします。 次に、家計が急変したひとり親世帯への臨時給付金給付事業についてです。 コロナ禍により
独り親世帯にも大きな影響が及んでおります。独り親に支給される
児童扶養手当は前年または前々年の所得に基づいた支給が決定されるため、今年の収入が
児童扶養手当の受給水準以下になった
独り親世帯では、現時点での生活が困窮しているにもかかわらず、すぐに手当を受給することができない状況に直面しております。これまでは
児童扶養手当受給世帯に対して本市独自の給付金や国の制度に基づく
独り親世帯への
臨時特別給付金などが給付されてきましたが、今回は家計が急変した
独り親世帯に対して本市独自の給付金が支給されます。今後、コロナの状況次第では、就労や育児の問題など、これまでも
独り親世帯にとって問題となっていたことがさらに大きくなるおそれがあります。対象者の皆様に必要な支援が速やかに届くよう、丁寧な情報提供と少しでも早く給付金の給付ができるよう簡便な方法で進めていただくよう要望いたします。 次に、女性の課題解決支援のための電話相談事業についてです。 コロナの拡大は市民生活に大きな影響を及ぼしていますが、特に女性に対する影響は深刻です。就労問題やDV、性暴力や女性の自殺者の増加など女性に対する負の影響が顕著となっています。そのような中でコロナで課題を抱える女性の悩みや不安を解消するため気持ちを打ち明けられる場所が求められており、相談窓口の設置はとても意義のある重要な事業と考えます。冬場を迎えコロナの影響が大きくなっている状況であり、課題を抱える相談者が相談しやすい窓口になるよう工夫していただくことを強くお願いいたします。 本年は、2月3日のダイヤモンド・プリンセス号の大黒ふ頭への入港から本格的な新型コロナウイルスとの闘いが始まりました。この間、林市長におかれましては、国との連携も含めて4度にわたる
補正予算の計上とともに様々な角度からコロナ対策に御尽力をいただきました。また、本市職員の皆様には、目まぐるしい変化の中にあって臨機応変な対応をいただいておりますことに改めて感謝を申し上げます。いまだ
新型コロナウイルス感染症終息のめどは立っておりませんが、市民生活の安心と安全を守るため、私どもはこれまでどおり責任ある議論と態度で議会に臨んでいくことを申し上げまして、
公明党横浜市
会議員団を代表しての賛成討論といたします。(拍手)
○議長(
横山正人君) 以上で討論は終了いたしました。
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○議長(
横山正人君) これより採決に入ります。 まず、日程第2、市第59号議案から日程第7、市第98号議案までの6件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、原案可決であります。 市第59号議案以下6件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成72、反対11。(資料編173ページ参照) よって、いずれも原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第8、水第4号議案を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、附帯意見を付し原案可決であります。 本案は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成72、反対11。(資料編174ページ参照) よって、附帯意見を付し原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第9、市第62号議案を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 本案は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成73、反対10。(資料編175ページ参照) よって、原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第10、市第83号議案から日程第19、市第92号議案までの10件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、原案可決であります。 市第83号議案以下10件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成74、反対9。(資料編176ページ参照) よって、いずれも原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第20、市第67号議案を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 本案は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成81、反対2。(資料編177ページ参照) よって、原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第21、市第61号議案から日程第24、市第66号議案までの4件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、原案可決であります。 市第61号議案以下4件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成82、反対1。(資料編178ページ参照) よって、いずれも原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第25、市第57号議案から日程第45号、市第99号議案までの21件を一括採決いたします。 各委員会の報告書は、原案可決であります。 市第57号議案以下21件は、いずれも各委員会報告どおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、いずれも原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第46、請願第50号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成69、反対14。(資料編179ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第47、請願第58号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成70、反対13。(資料編180ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第48、請願第56号及び日程第49、請願第57号の2件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、不採択であります。 請願第56号以下2件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成71、反対10。(資料編181ページ参照) よって、いずれも不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第50、請願第54号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成72、反対11。(資料編182ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第51、請願第47号から日程第53、請願第53号までの3件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、不採択であります。 請願第47号以下3件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成72、反対11。(資料編183ページ参照) よって、いずれも不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第54、請願第55号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成73、反対10。(資料編184ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第55、請願第49号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成80、反対3。(資料編185ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第56、請願第45号から日程第58、請願第51号までの3件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、不採択であります。 請願第45号以下3件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成81、反対2。(資料編186ページ参照) よって、いずれも不採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第59、請願第59号を採決いたします。 委員会の報告書は、採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、採択と決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第60、議第8号議案及び日程第61、議第9号議案の2件を一括議題といたします。 案はお手元に配付いたしておきました。 提案理由の説明及び委員会付託は省略いたします。 これより採決いたします。 まず、日程第60、議第8号議案を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 本案は、原案どおり決定することについて投票願います。 〔投票開始〕
○議長(
横山正人君) 押し間違いはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
○議長(
横山正人君) 総数83、賛成72、反対11。(資料編193ページ参照) よって、原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第61、議第9号議案を採決いたします。 本案は、原案どおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、原案どおり可決されました。
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○議長(
横山正人君) この際、お諮りいたします。 ただいま意見書が2件議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものにつきましては、議長に一任されたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、さよう決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 次に、日程第62、閉会中継続審査を議題といたします。 その件名は、お手元に配付いたしました閉会中継続審査申出一覧表のとおりであります。(資料編194ページ参照) お諮りいたします。 各委員長申出の総合計画等について以下22件は、いずれも閉会中継続審査とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、いずれも閉会中継続審査とすることに決定いたしました。
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○議長(
横山正人君) 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、会議を閉じます。
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○議長(
横山正人君) これをもって令和2年第4回
市会定例会を閉会いたします。 午後4時08分閉会 市会議長
横山正人 市会議員 酒井 誠 同
河治民夫...