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11月27日-15号

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  1. 横浜市議会 2020-11-27
    11月27日-15号


    取得元: 横浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 2年第4回定例会              第4回          横浜市会   会議録(第15号)              定例会---------------------------------------              議事日程第16号        令和2年11月27日(金)午前10時開議 第1 会期の決定--------------------------------------- 第2 市第56号議案 横浜市職員に対する期末手当及び勤勉手当に関する条例の一部改正              議事日程第17号 第3 市第56号議案 横浜市職員に対する期末手当及び勤勉手当に関する条例の一部改正 第4 請願第48号 勤勉手当支給形態について--------------------------------------- 出席議員(85人)                     鴨志田啓介君                     山田一誠君                     青木亮祐君                     福地 茂君                     東 みちよ君                     長谷川えつこ君                     森 ひろたか君                     大野トモイ君                     木内秀一君                     久保和弘君                     宇佐美さやか君                     平田いくよ君                     川口 広君                     長谷川琢磨君                     伊波俊之助君                     伏見幸枝君                     小松範昭君                     山浦英太君                     梶尾 明君                     ふじい芳明君                     田中ゆき君                     安西英俊君                     竹野内 猛君                     みわ智恵美君                     北谷まり君                     山本たかし君                     草間 剛君                     磯部圭太君                     遊佐大輔君                     横山勇太朗君                     藤代哲夫君                     荻原隆宏君                     有村俊彦君                     大岩真善和君                     藤崎浩太郎君                     尾崎 太君                     行田朝仁君                     中島光徳君                     古谷靖彦君                     豊田有希君                     高橋のりみ君                     輿石且子君                     黒川 勝君                     渡邊忠則君                     山下正人君                     関 勝則君                     酒井 誠君                     麓 理恵君                     望月高徳君                     坂本勝司君                     斎藤真二君                     望月康弘君                     竹内康洋君                     荒木由美子君                     岩崎ひろし君                     河治民夫君                     白井正子君                     渋谷 健君                     大桑正貴君                     斉藤達也君                     鈴木太郎君                     瀬之間康浩君                     梶村 充君                     松本 研君                     今野典人君                     大山しょうじ君                     中山大輔君                     こがゆ康弘君                     福島直子君                     高橋正治君                     斉藤伸一君                     大貫憲夫君                     小幡正雄君                     太田正孝君                     井上さくら君                     古川直季君                     横山正人君                     佐藤祐文君                     清水富雄君                     佐藤 茂君                     田野井一雄君                     花上喜代志君                     谷田部孝一君                     仁田昌寿君                     加藤広人君                     源波正保君 欠席議員(1人)                     山本たかし--------------------------------------- 出席説明員        市長           林 文子君        副市長          平原敏英君        副市長          小林一美君        副市長          城 博俊君        副市長          林 琢己君        技監           小池政則君        危機管理監        高坂哲也君        温暖化対策統括本部長   薬師寺えり子君        政策局長         伊地知英弘君        総務局長         池戸淳子君        財政局長         横山日出夫君        国際局長         赤岡 謙君        市民局長         石内 亮君        文化観光局長       神部 浩君        経済局長         星崎雅代君        こども青少年局長     齋藤 聖君        健康福祉局長       田中博章君        医療局長         修理 淳君        病院経営本部長      平原史樹君        環境創造局長       小林正幸君        資源循環局長       金澤貞幸君        建築局長         黒田 浩君        都市整備局長       (技監兼務)        道路局長         乾  晋君        港湾局長         中野裕也君        消防局副局長       松原正之君        水道局長         大久保智子君        交通局長         三村庄一君        会計管理者                     相原 誠君        (会計室長)        教育長          鯉渕信也君        選挙管理委員会委員長   川口正壽君        選挙管理委員会                     佐竹広則君        事務局長        人事委員会委員長     水地啓子君        人事委員会事務局長    阿部昭一君        代表監査委員       藤野次雄君        監査事務局長       栗谷静哉君        政策局秘書部長      堀口和美君        総務局副局長                     小林英二君        (総務部長)        財政局財政部長      松浦 淳君        教育次長         小椋 歩君        総務局総務課長      田中 敦君--------------------------------------- 出席議会局職員        局長           屋代英明君        副局長                     江南眞人君        (市会事務部長)        政策調査等担当部長    橋本 岳君        総務課長         濃野 誠君        秘書広報課長       柴垣 涼君        議事課長         本多 修君        調整等担当課長      吉田 誠君        政策調査課長       青木正博君        法制等担当課長      原田 智君---------------------------------------     午前10時00分開会 ○議長(横山正人君) 現在着席議員数は85人であります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) ただいまより令和2年第4回市会定例会を開会いたします。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 会議録署名者は、関勝則君と竹内康洋君にお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、申し上げます。 今会期中、上着の着用は御自由に願います。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 傍聴人の方々に申し上げます。 本会議場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めており、傍聴席においては間隔を空けて着席いただくなどの御協力をいただいておりますが、会議の円滑な進行とともに、感染拡大を防止する観点からも、入場の際にお渡しした注意事項を遵守いただきますようにお願い申し上げます。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、諸般の報告を申し上げます。 人事委員会から給与に関する報告及び勧告が提出されましたので、さきに配付いたしておきました。(資料編1ページ参照) 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより日程に入ります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は本日から12月17日までの21日間にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、会期は12月17日までの21日間と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第2、市第56号議案を議題といたします。 案の朗読は省略いたします。 副市長から説明のため発言を求められておりますので、これを許します。平原副市長。     〔副市長 平原敏英君登壇〕 ◎副市長(平原敏英君) 市第56号議案について御説明いたします。 本案は、条例の一部改正に関するものでありまして、本年10月に本市人事委員会から本市職員期末手当について改定を行うよう勧告があったので、これを尊重し、期末手当支給割合を減ずるため、横浜市職員に対する期末手当及び勤勉手当に関する条例の一部を改正しようとするものであります。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、申し上げます。 市第56号議案につきましては、あらかじめ人事委員会の意見を聞いてありますので、その回答をお手元に配付いたしておきました。(資料編10ページ参照)--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより質疑に入ります。 発言の通告がありますので、これを許します。荒木由美子君。     〔荒木由美子君登壇、拍手〕 ◆(荒木由美子君) 私は、日本共産党を代表して、市第56号議案横浜市職員に対する期末手当及び勤勉手当に関する条例の一部改正について市長に質問いたします。 今回の条例改正は、市の人事委員会から、昨年8月から本年7月までの民間企業における特別給、賞与の支給の状況調査等を6月29日から7月31日に実施した結果、市内民間事業所従業員の特別給の支給実績は年間で所定給与月額の4.47月に相当しており、現行の本市職員の期末、勤勉手当年間支給額4.50月より0.03月分を下回っていることから、民間との均衡を図るため0.05月引き下げるべきとの勧告に沿ったものです。その影響は市職員3万2945人に及び、平均年齢40.5歳で試算すると約1万9000円の減額となります。今回は新型コロナウイルスの影響が少ない時期での民間給与との比較なので一時金のみの0.05月の減額にとどまっていますが、心配なのは来年で、新型コロナの影響により基本給が大きく下がることが予測されます。 また、新型コロナ感染症が増え続けている今日、その影響は労働者にとどまるものではありません。市内中小小規模事業者営業そのものが成り立たなくなるという危機に立たされています。営業されている事業者はもちろん、民間の病院や医院などの医療従事者なども新型コロナ感染症による影響を受け、存続そのものが危ぶまれているところも少なくないと市医師会等から聞いています。これら新型コロナの感染症が増え続けている現状から、市長は国へ交付金等の増額を要望しているとのことですが、十分とは言えません。引き続き、それぞれの実態に合わせた対応が即刻できるよう、この際強く要望するものです。 今回の条例改正により、今年度から制度化された会計年度任用職員5000人への一時金も同様に引き下げられ、その額は平均して年間9000円と聞いています。しかし、会計年度任用職員は基本給は市職員と比較して低く抑えられ平均月額は18万円で、何年働いても退職金は出ません。本市職員と同様に市民サービスの担い手として働いている会計年度任用職員は、もともと低い賃金の上に一時金も引き下げることについて到底認めることはできません。せめてその差額を埋めるために、横浜市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例を改正し、一時金が減額とならないようにすべきと考えますが、市長の見解を伺います。 厚生労働省は先月の自殺した人数について年代別の情報を24日公表し、女性の20代と40代が去年の同じ時期と比較して2倍以上に増えていることが分かり、新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、仕事や育児などの悩みが深刻化している可能性があり、独りで悩みを抱え込まずに相談してほしいと呼びかけています。新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなり、生活ができなくなっている人たちが増えている今こそ、国や自治体が積極的に支援をすることを強く求めるものです。 新型コロナの感染が拡大した4月、対応に当たっていた職員の3人に1人が過労死ラインを超える時間外勤務をしていたと新聞で報道されています。市の労務課によると、ダイヤモンド・プリンセスが横浜港に入港し、市内で初めての感染者が確認された2月から担当職員の残業が急増し、残業がピークを迎えたのは第1波が襲った4月、5月で、応援を含む職員1人当たりの平均は4月は67時間、5月は68.9時間だった。残業時間が最長だった人は4月で217時間、5月で173時間に達したとのことで、健康安全課はその後も人員を増員はしていますが、新型コロナが終息せず感染者が増え続けている現在、その対応に追われていることに変わりはありません。 また、南区の福祉保健課の実態は、11月20日時点の報告で1週間での感染者が71人も増え、その対応に追われています。感染者の報告があると、濃厚接触者を特定、追跡するための聞き取りをし、その状況でPCR検査や入院の調整をするなど実務に追われています。区の担当は保健師4人、係長1人、そして他の課からの応援が1日1人から2人入っていますが、この体制では超過勤務をしてもその日で終わらないため、人材派遣から看護師を平日1.5人依頼して対応していると聞きました。それでも夕方から濃厚接触者の報告があるとまた忙しくなり、土日も出勤するので代休の消化もできない状況だと聞いています。このような状態がずっと続いていることから、職員の疲弊は相当なものと推測できます。感染経路疫学調査などに対応し、過労死ラインを超え時間外勤務になっている健康安全課をはじめ区福祉保健課職員の増員は待ったなしです。 そのほかにも、新型コロナの影響で外出規制在宅ワークになったことで家庭ごみの量が増え、ごみ収集職員の仕事が増えています。また、消防職員をはじめ介護や保育など人と関わる職員は、施設内の消毒業務などの実務労働精神的負担も増えています。教職員も同じです。市民の命と暮らしを守るために最前線で働く職員の一時金を今回の提案で一律に引き下げることは問題です。 日本赤十字社医療センターが今年の4月から5月にかけて約2000人を対象に、新型コロナウイルスの患者の対応に当たった医療従事者の精神面への影響について調査を行った結果、医師や看護師など3割近くが鬱状態になったと報告されています。医療従事者にとって新型コロナウイルスと向き合うことがどれほどストレスになっているかが分かります。また、このような実態から、国の制度として医療従事者に対し慰労金が支払われることになり、市大附属病院市民病院なども申請をしているとのことですが、支給は来年以降とのことです。今回の一時金減額の改正案は、市大附属病院市民病院などの医療従事者にも影響すると聞いています。病院や診療所などで働く約17万人が加入する日本医療労働組合連合会は26日までに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、医療機関の4割超が看護師らの年末賞与を昨年の冬より引き下げたとする調査結果が報道されています。 医療の最前線で必死に働いている当事者からすれば民間医療機関も同様で、一時金の一律減額は納得できるものではありません。この点についての市長の見解を伺い、私の質問といたします。(「よし」と呼ぶ者あり、拍手) ○議長(横山正人君) 林市長。     〔市長 林文子君登壇〕 ◎市長(林文子君) 荒木議員の御質問にお答え申し上げます。 市第56号議案について御質問いただきました。 会計年度任用職員の一時金が減額とならないように条例を改正すべきとのことですが、会計年度任用職員期末手当については、国と同様に常勤職員に適用される制度を基本としております。従前の非常勤嘱託職員正規職員が同様の支給月数としていたこと等を踏まえ、今年度から導入した会計年度任用職員についても正規職員と同様の支給月数としております。 一時金を一律に減額する改正は行うべきではないとのことですが、医療従事者のこの間の使命感と責任感に基づいた働きぶりには私としても心から感銘し、そして感謝をしています。一方で、官民を取り巻く厳しい社会経済情勢も踏まえました期末手当については、人事委員会勧告を尊重し、改定を行うべきと考えています。 以上、荒木議員の御質問に御答弁申し上げました。 ○議長(横山正人君) 荒木君。     〔荒木由美子君登壇、拍手〕 ◆(荒木由美子君) お答えをいただきました市長の答弁について再度質問させていただきます。 まず、会計年度任用職員の一時金カットについてです。 地方自治法上は、勧告があったにせよ国と同様の扱いをすると言っているだけで、その裁量権は市長にあります。市長が本当に会計年度任用職員の今の現状の本給の低さを鑑みて国と追随することが正しいという判断に至った経緯、御本人の意思でどう判断されたのか、明確にお答えください。 続いて、医療従事者をはじめとする市職員の働き方改革についてです。 今回の一時金減額について、本当に最前線で働いている職員たちを応援するのであれば、これも同様に人事院勧告そのままを規定するのではなく、現場の声も24日の対策本部会議で市長は聞いているはずです。最前線で頑張っている職員を応援する意味でも減額措置をしないことは、これも地方自治法上では明記をされている、人事院勧告に従うことはそれは努力義務であって、市長の判断ではその点を改善することは余地はあるはずです。そのこともきちんと審議をされたのか、この2点について明確にお答えをください。 以上です。(拍手)
    ○議長(横山正人君) ただいま答弁を整理しておりますので、しばらくお待ちください。 林市長。     〔市長 林文子君登壇〕 ◎市長(林文子君) ただいまの荒木議員の御質問にお答え申し上げます。 昨今のこのコロナ禍での状況、もう議員も十分御承知だと思いますけれども、いわゆる事業者さんの苦闘、そして飲食店等大変お客様が減って苦しんでいらっしゃいます。それに対しても横浜市としては何とかお支えするために、先生方も御承知のような政策をやっているところでございますけれども、今回はいわゆる現状のコロナ禍で経済的に苦しむ人たちの状況、それも民間の大変ボーナスの少ないところがたくさんあるわけでございます。それに基づいた人事院勧告でございますから、私としてもこの勧告を考えまして、私の意思としても、今回は減額という人事院勧告に従おうと考えたわけでございますから、しっかりと考慮した上での決断でございます。 以上、御答弁申し上げました。 ○議長(横山正人君) 以上で質疑は終了いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) ただいま議題となっております市第56号議案は、お手元に配付いたしました付託区分表のとおり、所管の政策・総務・財政委員会に付託いたします。(資料編11ページ参照)--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、申し上げます。 お手元に配付いたしました請願文書表記載の1件の請願につきましては、所管の政策・総務・財政委員会に付託いたします。(資料編12ページ参照)--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、付託案件審査のため、暫時休憩いたします。     午前10時18分休憩---------------------------------------     午前11時15分再開 ○議長(横山正人君) 現在着席議員数は85人であります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、日程の追加について申し上げます。 政策・総務・財政委員会に付託いたしました案件の審査が終了し、その報告書が提出されましたので、お手元に配付いたしておきました議事日程第17号を本日の日程に追加し、御審議いただきますので、御了承願います。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより日程に入ります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 日程第3、市第56号議案及び日程第4、請願第48号の2件を一括議題といたします。 委員会の報告書はお手元に配付いたしておきました。(資料編13ページ参照) これより採決に入ります。 採決の方法は、いずれも押しボタンによる記名投票といたします。 日程第3、市第56号議案を採決いたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 本案は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違いはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数84、賛成72、反対12。(資料編15ページ参照) よって、原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第4、請願第48号を採決いたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違いはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数84、賛成82、反対2。(資料編16ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これをもって本日の日程は全部終了いたしましたので、散会いたします。     午前11時17分散会      市会議長    横山正人      市会議員    関 勝則      同       竹内康洋...