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09月16日-13号

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  1. 横浜市議会 2020-09-16
    09月16日-13号


    取得元: 横浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 2年第3回定例会              第3回          横浜市会   会議録(第13号)              定例会---------------------------------------              議事日程第13号        令和2年9月16日(木)午後2時開議 第1 決算市第1号 令和元年度横浜一般会計歳入歳出決算 第2 決算市第2号 令和元年度横浜国民健康保険事業費会計歳入歳出決算 第3 決算市第3号 令和元年度横浜介護保険事業費会計歳入歳出決算 第4 決算市第4号 令和元年度横浜後期高齢者医療事業費会計歳入歳出決算 第5 決算市第5号 令和元年度横浜港湾整備事業費会計歳入歳出決算 第6 決算市第6号 令和元年度横浜中央卸売市場費会計歳入歳出決算 第7 決算市第7号 令和元年度横浜市中央と畜場費会計歳入歳出決算 第8 決算市第8号 令和元年度横浜母子父子寡婦福祉資金会計歳入歳出決算 第9 決算市第9号 令和元年度横浜勤労者福祉共済事業費会計歳入歳出決算 第10 決算市第10号 令和元年度横浜公害被害者救済事業費会計歳入歳出決算 第11 決算市第11号 令和元年度横浜市街地開発事業費会計歳入歳出決算 第12 決算市第12号 令和元年度横浜自動車駐車場事業費会計歳入歳出決算 第13 決算市第13号 令和元年度横浜市新墓園事業費会計歳入歳出決算 第14 決算市第14号 令和元年度横浜風力発電事業費会計歳入歳出決算 第15 決算市第15号 令和元年度横浜みどり保全創造事業費会計歳入歳出決算 第16 決算市第16号 令和元年度横浜公共事業用地費会計歳入歳出決算 第17 決算市第17号 令和元年度横浜市債金会計歳入歳出決算 第18 決算市第18号 令和元年度横浜下水道事業決算報告書その他財務諸表 第19 決算市第19号 令和元年度横浜埋立事業決算報告書その他財務諸表 第20 決算水第1号 令和元年度横浜水道事業決算報告書その他財務諸表 第21 決算水第2号 令和元年度横浜工業用水道事業決算報告書その他財務諸表 第22 決算交第1号 令和元年度横浜自動車事業決算報告書その他財務諸表 第23 決算交第2号 令和元年度横浜高速鉄道事業決算報告書その他財務諸表 第24 決算病第1号 令和元年度横浜病院事業決算報告書その他財務諸表 第25 市第55号議案 令和元年度横浜下水道事業の利益の処分 第26 水第2号議案 令和元年度横浜水道事業の利益の処分 第27 水第3号議案 令和元年度横浜工業用水道事業の利益の処分 第28 交第3号議案 令和元年度横浜自動車事業の利益の処分 第29 市報第16号 令和元年度主要事業予算執行実績報告              議事日程第14号 第30 諮問市第1号 下水道使用料徴収処分に係る審査請求に関する諮問 第31 諮問市第2号 道路占用料徴収処分に係る審査請求に関する諮問 第32 市第50号議案 横浜文化体育館整備事業契約の変更 第33 市第51号議案 みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業に伴うみなとみらいコンベンション施設整備事業契約の変更 第34 市第29号議案 横浜市建築基準条例の一部改正 第35 市第40号議案 新本牧ふ頭建設工事(その12・外周護岸B-1基礎及び本体工)請負契約の締結 第36 市第41号議案 新本牧ふ頭建設工事(その13・外周護岸B-1基礎及び本体工)請負契約の締結 第37 市第42号議案 新本牧ふ頭建設工事(その14・外周護岸B-1基礎及び本体工)請負契約の締結 第38 市第43号議案 新本牧ふ頭建設工事(その15・外周護岸B-地盤改良工請負契約の締結 第39 市第44号議案 新本牧ふ頭建設工事(その16・外周護岸B-地盤改良工請負契約の締結 第40 市第45号議案 新本牧ふ頭建設工事(その17・外周護岸A地盤改良工請負契約の締結 第41 市第34号議案 福祉保健活動拠点指定管理者の指定 第42 市第35号議案 障害者研修保養センター横浜あゆみ荘指定管理者の指定 第43 市第36号議案 知的障害者生活介護型施設指定管理者の指定 第44 市第37号議案 精神障害者生活支援センター指定管理者の指定 第45 市第27号議案 横浜市市税条例等の一部改正 第46 市第28号議案 横浜市小児の医療費助成に関する条例の一部改正 第47 市第30号議案 横浜市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正 第48 市第31号議案 六角橋第578号線等市道路線の認定及び廃止 第49 市第32号議案 高規格救急車の取得 第50 市第39号議案 横浜みなとみらいホール改修工事建築工事請負契約の締結 第51 市第46号議案 消防本部整備工事建築工事請負契約の締結 第52 市第47号議案 消防本部整備工事電気設備工事請負契約の締結 第53 市第48号議案 消防本部整備工事空気調和設備工事請負契約の締結 第54 市第49号議案 消防通信指令設備更新工事請負契約の締結 第55 市第52号議案 令和2年度横浜一般会計補正予算(第3号) 第56 市第53号議案 令和2年度横浜中央卸売市場費会計補正予算(第1号) 第57 市第54号議案 令和2年度横浜市中央と畜場費会計補正予算(第1号) 第58 交第2号議案 令和2年度横浜高速鉄道事業会計補正予算(第1号) 第59 病第2号議案 令和2年度横浜病院事業会計補正予算(第1号) 第60 請願第39号 カジノIR誘致計画の撤回及びカジノに依存しない新たな事業計画の策定について 第61 請願第40号 上郷開発事業に関わる安全問題の検証について 第62 請願第42号 小児医療費助成の拡充について 第63 請願第37号 各区へのPCR検査場の設置及び全市民を対象としたPCR検査の実施等について 第64 請願第38号 新型コロナウイルス感染症に対する経済対策の実施について 第65 請願第41号 敬老特別乗車証制度の見直しの凍結について 第66 請願第35号 ドライブスルー方式PCR検査における徒歩で来た患者への検査について 第67 請願第36号 公務の新市庁舎への集約について 第68 請願第34号 旧市庁舎の臨時の新型コロナウイルス感染者収容場所としての確保について 第69 請願第43号 学童保育における安全・安心な居場所の充実について 第70 請願第44号 建設技能者の育成強化のための施策等について--------------------------------------- 第71 市第33号議案 地域ケアプラザ指定管理者指定--------------------------------------- 第72 市第38号議案 地区センター等指定管理者の指定の変更--------------------------------------- 第73 議第6号議案 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出 第74 議第7号議案 建設技能者の育成と建設産業強化を求める意見書の提出             議事日程(追加) 決算第一及び決算第二特別委員会委員の選任 決算第一及び決算第二特別委員会委員長並びに同副委員長各2人の選挙--------------------------------------- 出席議員(86人)                     鴨志田啓介君                     山田一誠君                     青木亮祐君                     福地 茂君                     東 みちよ君                     長谷川えつこ君                     森 ひろたか君                     大野トモイ君                     木内秀一君                     久保和弘君                     宇佐美さやか君                     平田いくよ君                     川口 広君                     長谷川琢磨君                     伊波俊之助君                     伏見幸枝君                     小松範昭君                     山浦英太君                     梶尾 明君                     ふじい芳明君                     田中ゆき君                     安西英俊君                     竹野内 猛君                     みわ智恵美君                     北谷まり君                     山本たかし君                     草間 剛君                     磯部圭太君                     遊佐大輔君                     藤代哲夫君                     横山勇太朗君                     荻原隆宏君                     有村俊彦君                     大岩真善和君                     藤崎浩太郎君                     尾崎 太君                     行田朝仁君                     中島光徳君                     古谷靖彦君                     豊田有希君                     高橋のりみ君                     輿石且子君                     黒川 勝君                     渡邊忠則君                     山下正人君                     関 勝則君                     酒井 誠君                     麓 理恵君                     望月高徳君                     坂本勝司君                     斎藤真二君                     望月康弘君                     竹内康洋君                     荒木由美子君                     岩崎ひろし君                     河治民夫君                     白井正子君                     渋谷 健君                     大桑正貴君                     斉藤達也君                     鈴木太郎君                     瀬之間康浩君                     梶村充君                     松本研君                     今野人君                     大山しょうじ君                     中山大輔君                     こがゆ康弘君                     福島直子君                     高橋正治君                     斉藤伸一君                     大貫憲夫君                     小幡正雄君                     太田正孝君                     井上さくら君                     古川直季君                     横山正人君                     佐藤祐文君                     清水富雄君                     佐藤 茂君                     田野井一雄君                     花上喜代志君                     谷田部孝一君                     仁田昌寿君                     加藤広人君                     源波正保君--------------------------------------- 出席説明員        市長           林 文子君        副市長          平原敏英君        副市長          小林一美君        副市長          城 博俊君        副市長          林 琢己君        技監           小池政則君        危機管理監        高坂哲也君        温暖化対策統括本部長   薬師寺えり子君        政策局長         伊地知英弘君        総務局長         池戸淳子君        財政局長         横山日出夫君        国際局長         赤岡 謙君        市民局長         石内 亮君        文化観光局長       神部 浩君        経済局長         星崎雅代君        こども青少年局長     齋藤 聖君        健康福祉局長       田中博章君        医療局長         修理 淳君        病院経営本部長      平原史樹君        環境創造局長       小林正幸君        資源循環局長       金澤貞幸君        建築局長         黒田 浩君        都市整備局長      (技監兼務)        道路局長         乾  晋君        港湾局長         中野裕也君        消防局長         松原正之君        水道局長         大久保智子君        交通局長         三村庄一君        会計管理者                     相原 誠君        (会計室長)        教育長          鯉渕信也君        選挙管理委員会委員長   吉原 訓君        選挙管理委員会                     佐竹広則君        事務局長        人事委員会委員長     水地啓子君        人事委員会事務局長    阿部昭一君        代表監査委員       藤野次雄君        監査事務局長       栗谷静哉君        政策局秘書部長      堀口和美君        総務局副局長                     小林英二君        (総務部長)        財政局財政部長      松浦 淳君        教育次長         小椋 歩君        総務局総務課長      田中 敦君--------------------------------------- 出席議会局職員        局長           屋代英明君        副局長                     江南眞人君       (市会事務部長)        政策調査等担当部長    橋本 岳君        総務課長         濃野 誠君        秘書広報課長       柴垣 涼君        議事課長         本多 修君        調整等担当課長      吉田 誠君        政策調査課長       青木正博君        法制等担当課長      原田 智君---------------------------------------     午後2時00分開議 ○議長(横山正人君) 現在着席議員数は86人であります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 会議録署名者は、渡邊忠則君と斎藤真二君にお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 傍聴人の方々に申し上げます。 本会議場におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めており、傍聴席においては間隔を空けて着席いただくなど御協力をいただておりますが、会議の円滑な進行とともに、感染拡大を防止する観点から、入場の際にお渡しした注意事項を遵守いただきますように、よろしくお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、諸般の報告を申し上げます。 陳情審査報告書が提出されましたので、お手元に配付いたしておきました。(資料編380ページ参照) 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程の追加変更について申し上げます。 お手元に配付いたしました議事日程第14号を本日の日程に追加いたします。 なお、追加日程は、日程を変更して最初に御審議いただきますので、御了承願います。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより日程に入ります。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 日程第30、諮問市第1号議案から日程第70、請願第44号までの41件を一括議題といたします。 各委員会の報告書はお手元に配付いたしておきました。(資料編381ページ参照) これより討論に入ります。 発言の通告がありますので、順次これを許します。太田正孝君。     〔太田正孝君登壇〕 ◆(太田正孝君) 皆さん、こんにちは。太田正孝でございますが、討論を申し上げたいと思います。 冒頭に、横浜市議会出身の菅先生が間もなく総理大臣に御就任あそばされるということで、誠におめでたいことだと思います。できれば、菅先生の手で、横浜にカジノができないといいなと希望しているところでございますが、さて、討論に入りたいと思います。 この市庁舎ができて、いろいろなところにタコの足のようになっていた行政機関、これを一つにまとめてこの庁舎に入るということで巨大な市庁舎が完成したわけですね。ところが、この市庁舎がつくられて間もなくの間に、この市庁舎の中には、コンビニエンスストアとか、あるいはレストラン街とか、お茶を飲む場所とか、そういうものをたくさんつくることに林市長は決定されました。ですから、市庁舎に来た人は、まだまだお見えになってない方はお見えになったらいいと思いますけれども、1、2階なんていうのは、場所によってはデパートか、あるいはレストラン街に迷いこんだのではないかしらと思うほど、にぎやかなレストランなんかができております。 最初から、タコ足状態であった行政機関をこの本庁舎に集約するんだということになっていたのだけれども、今申し上げたように、コンビニエンスストアとかレストランを先につくることになってしまったから、いざふたを開けてみると、職員の数で540人、行政機関の数で驚くことに15という機関がこの市庁舎に入ることができなくなって、今でも関内辺りの民間の施設を借りて行政をしています。おかしいと思いませんか。莫大なお金をかけてこの巨大な横浜市庁舎をつくったにもかかわらず、今申し上げたみたいに、職員の数で540人が入れなくなってしまったんです。工夫すれば入れると思うのだけれども、余裕を見ているから、その人たちは入ることができなくなりましたと、こういうことなのです。 それで、540人の市庁舎に入るべく人が入れなくなった人たちが、今申し上げたように15か所の民間の施設を借りたりなんかしておりますけれども、その家賃、年間で約4億円です。4億円も払っているのですよ。そして、今申し上げたコンビニエンスストアとかコーヒショップに貸しているこの立派な市庁舎の家賃は幾らだと思いますか。売上げによって若干家賃が変わるそうだから、その時々によって違うそうだけれども、大体1億5000万円でございますよ。 市長が、横浜市の市民の利便性とかタコ足のようになっていた行政機関を一つに集約するのだと言って建てたこのビルなのに、今申し上げたように、コンビニとかそういうものを入れてしまったから、行政事務所ですよ。そういうところにそういうものを入れたから、今申し上げたみたいに、年間で4億円からのお金を払って民間のところを今現在借りているわけです。貸して収入が1億5000万円だから、差し引きすれば2億5000万円の損でございます。何でそんなことをしているのだろうとお思いになりませんか。この間、市長のほうで、このコロナの関係もあるからどうも経済が振るいませんと。税収が思うようにいかないから、来年度の予算で言えば、恐らく940億円という財源不足が出るのではないかとお話しされました。それがために、今、市長は、この市役所に入っている各局あるいは我々の控室に対してもそうでございますけれども、少し経費の削減に努めてもらいたいと言っています。一銭でも無駄なお金を使わないようにしてもらいたいと、市長は言って歩いている。簡単に言うと。本人が言って歩いているわけではない、文書を配っていますから。 なのに、今言ったみたいに、この本庁のすばらしいビルの中に、民間のコンビニエンスストアは入れても、本来入れなければいけない横浜市の職員は、540人も外のビルを借りて事務をしてもらっている。その差額で、今申し上げたでしょう。少なくとも2億5000万円という莫大なお金を、市民に損害与えているのです。だから私は、この市議会に、それはおかしいのではないですか、市会議員の皆さん、どう思うのですかと。 コンビニエンスストア、1階にもありますね。市民の皆さんは驚くかもしれないけれども、1階に行くまでが大変だからと、11階にもコンビニエンスストアがあります。何でこのビルの中にコンビニが2か所もなければいけないのだとお思いになりませんか。このまちの周りには、馬車道とかいろいろな商店街がたくさんあって、レストランは肩寄せ合ってたくさん並んでいるのです。そうでしょう。お腹がすいたら、そこまで1分か2分歩けばレストランがたくさんあるのです。なぜこの市庁舎の中にレストランを置かなければいけないのです。それがために、540人、15か所も横浜市の機関を外に追い出さなければいけないのは、おかしいと思いませんかと、私は議会に請願しました。おかしいではないですかと。そうでしょう。 ところが市会の委員会の席では、いや、それはそうかもしれないけれども、おかしくないよ、いいではないかと。太田さんがおかしいと思うのがおかしいのだと言って、私が出した提案は拒絶したではありませんか。誰が考えたっておかしいでしょう。この市庁舎は、何度も言うけれども、横浜市の行政のためにあるんです。民間に貸し出してコンビニエンスストアを経営するためにあるのではないのです。しかも2か所もだ。コンビニは2か所もあるのだ。 そういうことから考えてみても、今、市長が行っていることはおかしいと、これは市会議員の皆さんに申し上げているだけではなくて、テレビを見ている人もいるだろうから、ネットを見ている人もいるし、傍聴席にいる人もいるからお聞きしますよ。おかしいでしょう、誰が考えたって。そういうことを平気でやるのですから、これまたすごいではありませんか。私は、市会議員に申し上げたいです。なぜと。大野議員、どう思いますか。おかしいでしょう。 行政機関がタコ足のようになっているから、市民の皆さんが不便だから一つにまとめることにしましたと、何百億円もかけて大きな市庁舎をつくって、でも、コンビニが優先だからとコンビニを先に入れて、それで行政機関を入れないの。それに対しておかしいと思わないのですか。何で市会議員の皆さんがそれに対しておかしいと思わないのかというのが、私はおかしいと思います。このことについては広く世論に訴えるから、これからいろいろ、大体そういうところ、横浜市の方の巨大な、立派な新しくつくった市庁舎にそういう店舗をたくさん入れてしまっていいわけがないので、監査請求もする予定です。やっていることがおかしい。 それともう一つ、請願も出しました。これはPCR検査PCR検査というのが、コロナが随分はやってしまっているし、またこの秋から冬にかけて寒くなれば、今よりももっとコロナが蔓延するのではないかと言われているから、感染症です。私は、医者でも何でもないけれども、感染症というのは、感染した人を捕まえて、捕まえてというのは変な言い方だけれども、発見してそれを隔離すること以外に、今特に有効な薬がないときにおいては、それしか道はないのです。だから、PCR検査というものをどんどんやるべきではないか、手軽に受けられるようにやるべきではないかということを請願で申し上げたけれども、そんなことをやる必要はないと言ったのかどうかは分かりませんが、私の提案は否決されました。 私は、実は社会福祉法人の理事長をやっているのです。障害者福祉、グループホームをやっています。グループホームは6館やっているのです。たくさんの人がそこに入居している。この間の金曜日の夕方になって、その1人がひどい熱になったのだ。当然私は、コロナに感染したことを疑った。直ちに医者に行った。もちろん解熱剤とかもらったのだけれども、先生どうでしょう、万が一のことがあったらいけない。たくさんの同居者がいるのです、グループホームですから。しかも、障害を持たれている方が多いので、いろいろな疾患を持っている人がいるから、コロナにかかるようなことがあったら生命が脅かされることになるから、PCR検査を何とかできませんかと頼んだのです。今、医者のほとんどは自らPCR検査しないのですね。なぜか。うちの病院から、あるいはうちの医院から、コロナ患者が出てしまったらほかの患者が来なくなってしまうというのが医者の見解でございますよ。 それでは早く、横浜市がやっているという保健所でも何でも電話してもらってやったらいいではないかと思ったけれども、医者は、いや実はこの時間になってしまったら、もうやってないのですと。今日は金曜日、明日は土曜日、あさっては日曜日。月曜日になって、紹介するからそこで初めて受付をしてもらって、火曜日か何かにPCR検査になりますよと言っている。金曜日、土曜日、日曜日、月曜日と、もし仮にこの人がコロナだったら、そのグループホームはもちろん熱が出た段階で閉鎖です。出てはいけない。そこでお世話している人も出てはいけない、そういうことにしましたけれども、たまたま後の検査でコロナではなかったということでよかったのだけれども、今申し上げたように仮にコロナだとすれば、土曜日は診てもらえません、日曜日も診てもらえません、月曜日ですと。これではクラスターと言われていることが起こってしまいます。 日本中が大変なのです。横浜市だって、今言ったみたいに、コロナの影響で九百何十億円もお金が不足するから、来年度の予算がどうなるか分からないとか言ってしまっているそういう大変なときに、なぜ速やかにコロナの検査ができないのだ、なぜ速やかにPCR検査できないのだ。いや、公務員は土日が休みですからと。 だから、私は請願で、もっと手軽に、疑いあったらすぐに検査するということをやらなかったらコロナには勝てない、検査体制の充実をお願いしたいと請願で申し上げているではないですか。これは当たり前のことですよ。当たり前なのだけれども、太田正孝が言ったから嫌だと言ったのですか。そんなことはないと思います。 どうか皆さん、考えてください。自分の家族とか、自分自身とか、自分の身近な人が高熱を発してPCR検査が必要になったときに初めて、何とか先生、あなたも市会議員なのだから、ぜひ紹介してくださいと駆け込んでくると思いますよ。いや、駆け込んできたって、今日は土曜日だし、明日は日曜日だしと。それではしようがないでしょう。コロナにかかれば死ぬか生きるかの問題なのですよ。そういう病気なのに、そういうようなていたらくではどうしようもないから、横浜市議会の力をもって横浜市長を動かして、もっときちんとした検査体制を組むように言ってもらいたいと請願したところで、それを委員会は拒絶しました。本当に残念です。 今こんな話をしているうちに、もう15分たった。早いですね、15分が。もっとたくさんのことを話したいけれども、今申し上げたような矛盾がたくさんある。林市長が気がついてくれて、分かりました太田さん、さっきの話ではないけれども、540人もほかのところでビルを借りてやっている、4億円もかかっている。もったいないから、コンビニエンスストアは2か所も要らないから1か所出ていってもらいましょう、そこに役所が入ってもらいましょうと決断してくれればいいけれども、そういう人ではないのです、また彼女は。そのように申し上げて、時間が参りましたので討論を終わります。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(横山正人君) 次に、渋谷健君。     〔渋谷健君登壇、拍手〕 ◆(渋谷健君) 意見表明の前に一言だけ申し上げます。恐らく今頃、菅義偉第99代内閣総理大臣が誕生している頃だと思います。横浜市会議員を経験した菅総理は、横浜から初めての総理大臣ということになります。時代は違えど、同じ横浜市会議員として市政の情熱を傾けてきた者の一人として、心から就任をお祝いし、今後の活躍をお祈りしたいと思います。(拍手) それでは、議題になっております市第52号議案、令和2年度横浜一般会計補正予算案につきまして、自由民主党横浜市会議員団・無所属の会を代表して、原案に賛成する立場から意見を申し上げます。 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、終息のめどは立ちません。医療現場の最前線で闘う医療従事者、事業継続の危機に陥りながらも歯を食いしばって頑張っている市内事業者、暮らしや学びに不安を抱える市民など、一人一人が先の見えない不安の渦中にあります。今後も、全市を挙げて徹底したコロナ対策を進めていくことが重要であり、一方で、またコロナとの闘いが長期戦の様相を呈し始めている中、したたかに、しなやかにコロナと共生する道を模索していくことも求められております。医療提供体制をしっかり整え、横浜経済と市民生活を守り、新しい生活様式を取り入れながら、日常生活や学びの機会を取り戻さなければなりません。そうした観点から、くらし・経済対策、財政確保と財政運営の順に確認をしてまいります。 くらし・経済対策の1つ目の柱は、市民と医療を守るです。感染拡大が繰り返されることが予想される中、万全の医療提供体制を整えることが、ウイズコロナ時代における一丁目一番地であり、それなくして市民の安全も経済再生もあり得ません。本補正予算では、これまでのくらし・経済対策で実施した医療機関の受入れ体制の整備や患者搬送体制の強化を拡充するほか、市民が身近でPCR検査を受けられる機会を拡大するよう、医療機関への支援も行ってまいります。また、保育所や学校といった施設での感染防止対策も拡充をし、子供たちの笑顔をしっかり守ってまいります。横浜市が、ここまで感染爆発という事態に至らずにやってこられたのは、現場最前線で働く医療従事者の御尽力のたまものです。今回の補正予算では、そうした皆様に対して感謝の気持ちとして多くの方々から寄せられた寄附金を活用して、医療従事者のニーズに対応した支援も実施してまいります。緊張が続くコロナ対応の現場ではありますが、つかの間でも安らぎや明日への活力を得られるよう、この事業をぜひ活用していただきたいと思います。 2つ目の柱は、横浜経済と市民生活を守るです。世界的に10年分のテレワークシフトが一気に進んだと言われています。横浜市としてもウイズコロナにいち早く対応をしながら、経済活動を活性化し、市民や市内事業者の事業活動を底上げしていけるかが課題となってまいります。 市内経済については、緊急事態宣言の解除後、V字回復には至っておりませんが、心強い変化の兆しも見え始めております。例えば前回の補正予算で計上をし、8月に募集を行った中小企業の新しい生活様式対応支援事業は、本市事業者向けに新しい生活様式に対応するための備品購入等を支援する補助金でありますが、僅か3日間の間に6000件近くの応募があったと聞いており、本市事業者の変化に対するアンテナの高さがうかがい知れます。今回の補正予算では、同事業を再度計上することで、こうした前向きな変化への動きをさらに後押ししてまいります。 観光MICEは最も大きな打撃を受けた業種であり、市内宿泊施設の多くも大変厳しい状況に置かれております。横浜市の重要な産業へと成長をし、経済波及効果も大きいことから、観光MICEの復活が横浜経済の再浮揚の鍵になると考えております。今回の補正予算では、コロナに対応したMICE開催に対して強力な支援を打ち出しており、コロナ禍をチャンスと捉え、横浜のMICEが国内、世界をリードしていくことを期待いたしております。 さらに今回の対策の中で評価をしたいのは、コロナに影響を受ける弱い立場の方々にも行き届く支援が含まれていることです。コロナの影響で職や稼ぎを失った方に対する緊急雇用創出事業の実施や住居確保給付金の拡充、障害者就労施設への支援に加えて、本市で増加をしている外国人の方々への窓口対応の円滑化などにより、まさにSDGsが目指す誰一人取り残さない社会を見据えた対応を進めてまいります。 3つ目の柱は、新たな日常に取り組むであります。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに気づいたことは、ICTデジタル技術というものが使いようによっては我々に自由を与え、新たな可能性を開いてくれるものだということです。コロナ禍によって失ったものは非常に大きいものがありますが、だからといって、感染終息に合わせてビフォーコロナに戻るのではなくて、今のうちにICTデジタル技術を活用した新たな日常に取り組むことで、アフターコロナの時代にはより一層の市民生活の充実と災害や感染症に対して強靱な社会が実現するものと考えております。 今回の補正予算では、学校や地域ケアプラザといった市民に身近な施設のICT環境の整備や自治会町内会、郊外住宅団地といったこれまであまりICTとは縁遠かったようなコミュニティーにおいて、ICTを活用してつながりを維持、創出する事業を実施することとなっております。新しい横浜の未来に向けても、一歩も二歩も踏み出すものとなっております。 また今回の危機対応の中では、行政機関の危機に対する柔軟性も課題として浮き彫りになったと考えております。今回の補正予算において、市役所におけるテレワーク環境整備のための予算を計上しておりますけれども、市民の生命と安全を守る重要な役割を持つ市役所として、これからの危機対応で決定的なパフォーマンスの違いを生む行政デジタル化をいかに進められるかが問われており、この点に関しては引き続き積極的な対応を求めていきたいというふうに思います。 さて、コロナの影響が長期化する中、今後も万全の対応を進めるためにも、あらゆる財源の確保や財政基盤の構築に取り組む必要があります。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については、本市への配分上限額は地方単独事業分で245億円となりましたけれども、9月の補正予算案での活用後の残額は僅か3億円となります。コロナによる税収の落ち込みが今年度に50億円、来年には460億円と予想される中、十分な財源を確保するためには、引き続き国や県への要望をしっかりと行っていただきたいと思います。 また現在は、平時ではない危機的状況にあるという強い認識の下、前例を踏襲することなく、ゼロベースで事業見直しを行うなど、市として取り組める財源確保の徹底もお願いいたしたいと思います。 一方で、財源確保と財政基盤の構築は、今目の前にあるコロナ対応だけの問題ではありません。本市は構造的な課題にも直面しており、現在のような不確実性の高い状況だからこそ、市民とともに問題意識を共有しながら、中長期の視点で財政運営を考えていかなければなりません。先日公表された横浜市の長期財政推計では、そうした考えから2065年までの長期において、生産年齢人口の減少と高齢化の進展により、横浜市財政がどのような影響を受けるのかが明らかにされております。 そこでは税収の落ち込みと社会保障経費の増大により、収支の差が毎年拡大をしていき、2065年には中位推計で2160億円もの赤字になるという姿が示されました。この結果は各方面で衝撃的な数字として受け取られておりますが、一方で今しっかりと現状認識を共有して、これからの希望ある未来を創っていくための具体的な取組を始めていけば、この推計が示す未来は我々の力で変えていくことができます。人口動態の大きなうねりに対応して、将来にわたって希望ある横浜市を実現していくことは、大変長く厳しい道のりにはなりますが、今回のくらし・経済対策により、コロナ対策を徹底して、経済を再生していくことがその第一歩となることは間違いありません。 本補正予算の審議の過程では、議案関連質疑、一般質問と、時に厳しい議論や質問を市長に投げかけましたが、市長はその一つ一つにしっかりと考えを示されました。コロナ対策においても、リーダーシップや政策実行力を体現してきた証左であり、我々はその行動を高く評価しております。 我々自由民主党横浜市会議員団・無所属の会は、市民の皆さんからの負託にしっかりと応えるために、引き続き林市長とともに責任を持って行動し、結果を出してまいります。ここに改めて、果敢に挑戦し続ける決意を表明して、自由民主党横浜市会議員団・無所属の会を代表して、私の賛成討論を終わります。 ありがとうございます。(拍手) ○議長(横山正人君) 次に、山浦英太君。     〔山浦英太君登壇、拍手〕 ◆(山浦英太君) 山浦英太です。会派を代表して、今定例会に上程されている市第52号議案令和2年度横浜一般会計補正予算(第3号)に賛成、請願第39号の不採択に反対の立場から討論いたしますが、まず討論の前に、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々に哀悼の意を表します。また、日々御尽力いただいている職員の方々、医療従事者をはじめとする皆様に心より敬意を表します。そして、様々な御協力をいただいている市民の皆様、事業者の皆様に心より感謝申し上げます。 それでは討論に入ります。 今回の補正予算では、5月、6月の補正予算に続き、くらし・経済対策として、市民と医療を守る、横浜経済と市民生活を守る、新たな日常に取り組むとして、3つの柱で編成されており、総額169億円となる補正予算案になっています。新型コロナウイルス感染拡大防止策と市民の生活、市内中小企業等の支援を行うと同時に、横浜市の人口減少、少子高齢化社会の進展、さらに税収減や公共施設の老朽化などによる財政状況の逼迫などを鑑み、持続可能な形で今後も地域の課題を効果的、効率的に解決を行っていく必要があります。また、新型コロナウイルス感染症の影響で市民の価値観も変わり、従来の生活スタイルを前提とした政策と取組からの転換も求められています。そういった中、今回上程された補正予算案は、私たち会派が求めてきたことであり、多くの重要な事業が含まれていることから、賛成となりました。 まず、市民と医療を守る予算案について、賛成するに当たっての要望等を市長、そして所管局に申し上げます。 新型コロナウイルスの感染経路は、今までは医療、介護施設、夜のまちが多いとされていましたが、最近では、保育園、学校、職場、学校内での感染など多岐にわたっています。そのような状況の中、昨日の時点の数字ですが、市内の重症、中等症状の病床は、確保している500床のうち65床の利用で、また軽症、無症状者用の宿泊療養施設である旧市民病院は、200床のうち22床の利用と、大きく増えることなく抑えられています。軽症、無症状の方が全体の90%と多く占めているのに対して、重症、中等症の方は少ない状況にあります。 また、ドライブスルー方式でのPCR簡易検体採取所の設置や、民間企業と連携して感染患者の移送運行も実施され、PCR検査の実施数は9月6日の時点で4万8904人、9月9日時点で500を超える医療機関等と契約締結しており、PCR検査がより多くの人が受け入れやすくなっています。このように軽症者、無症状者、重症患者を問わず、宿泊療養施設の受入れ体制やPCRの検査体制の拡充が医療崩壊を防ぎ、感染拡大を抑制していると言えます。 また、今回の補正予算では、今後の医療体制のさらなる強化、また医療従事者支援の充実を図るための予算も計上され、一定の評価ができる予算編成となっています。しかし一方で、新型コロナウイルス感染症は7月中旬から再び増加し始め、東京都や大阪府などだけではなく、地方でも感染者が確認されています。増加のペースは7月末をピークに若干減少傾向はありますが、この秋冬、再び感染拡大する可能性も高く、感染拡大防止策の徹底と医療提供体制の強化などが依然として重要です。例年、秋冬には季節性のインフルエンザが流行します。新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザは臨床症状も類似しており、両者の流行を踏まえた医療提供体制の構築が喫緊の課題だと考えます。今後は、市内の地域事情に応じて、できるだけ多くの医療機関で発熱患者の相談や検査、診療などができる体制づくりをお願いいたします。 また、市内の65歳以上のインフルエンザワクチン接種率は例年4割程度になっていることや、また全年齢のワクチン接種率を市が把握していないことを踏まえると、必要とされるワクチンの供給量を確保し、効率的なワクチン接種を推進することが重要な課題になります。市民に対しワクチンの安定供給ができるよう、予防接種に関する必要事項の周知徹底をお願いいたします。 また、感染症蔓延の中、今災害が発生すると避難所クラスターのリスクが出てきます。ホームページの市長のコメントを見ますと、これからの季節は、台風など風水害に対する備えも重要です。コロナ禍における災害対応について、いま一度、十分な備えをお願いしますとあります。確かに市民にお願いすることも重要です。今後は療養施設として、宿泊施設だけでなく、避難所の新たな確保なども含め、災害時に個別避難ができるよう協定を結ぶことも検討していただきたいと思います。引き続き、避難所の環境整備も含め、必要なときに必要なものが必要な人に届くよう、災害時に備えた施策も打つよう要望いたします。 次に、横浜経済と市民を守る事業についてです。このたび、6月の補正予算に続き、中小企業の「新しい生活様式」対応支援事業補助金が計上されています。前回は申請者が多く、受付期間は3日間で終了となり、申請に間に合わなかった方や、この事業自体を知らなかったという方も多くいらっしゃいましたが、そのような理由を考慮し、今回の補正予算では8億円を確保し、申請を2回に分けて実施するなど、できるだけ多くの個人事業主や中小企業の事業者が利用できるようにと改善されたものとなっています。 しかし、中小企業の経営悪化の回復は容易ではなく、しばらくの期間が必要とされることからも、引き続き支援策が必要です。今後も継続してこの事業を推進することや、また、コロナ対策に限定されたものではなく、少しでも経営の損失を補填できるような支援策も考えていただければと思います。また、現在のコロナ禍において、失業率の増加、新規雇用の凍結、各種労務施策を実施する市内企業が増えている中、今回の補正予算では緊急雇用創出事業が編成されています。ぜひ市内企業及び市民生活を守り抜く観点から、市独自の雇用確保支援策、事業存続のための支援策の実施、また正規採用を断念した学生たちにきめ細かい支援をしていただくことを要望いたします。 次に、新たな日常に取り組む事業についてです。ICT教育は、情報通信技術を用いた教育であり、プロジェクター、教科書に準拠したデジタルコンテンツなどを用いるため、コンピューターやインターネット、校内Wi-Fiの環境整備が必要になります。 今回の補正予算は、1人1台の端末の実現のために、市立学校のICT環境整備に約20億円かけるものになっています。ICT教育には、画像や動画を用いた視覚的な支援によって生徒の理解度を高められることや、データ検索などにより教員の授業準備の簡素化につながることも期待されています。近い将来、ICT教育が当然のように行われる時代が来ることも想定され、そのことを踏まえ、生徒が自宅でもICTを活用しやすい環境を整えることも必要であり、特に貧困世帯などに対しては、IT機器の購入の補助のほか、在宅でのICT学習に対しての支援を行っていただきたいと思います。また、教員がICT技能を高めるための仕組みも構築し、いち早く質の高いICT教育が実現できるよう事業の推進をお願いいたします。 最後に、今回の議案や補正予算に反映されていない子供の人権と認可外保育施設についてです。一般質問でも私は要望させていただきましたが、コロナ禍での自粛期間などもあり、子供の虐待、いじめ、親の不仲、育児放棄などで子供の人権が無視されている痛ましい事件が多く起きていると私は感じています。先日の一般質問でも、子供の人権についての質問に、市長からは、子供の人権は最優先されて守られるべきですという力強い御答弁もいただきました。コロナ禍で子供たちが傷つかないように、また痛ましい事件が起きないようにも、あらゆる施策を打って子供たちを守ってもらいたいと思います。 また、認可外保育園については、新型コロナウイルス感染拡大防止策として自治体が保育施設の利用自粛を求めた結果、利用者が減少し、経営困難に陥っており、財政支援を求める声が多く上がっています。認可外保育施設も同じ横浜の子供の受皿ですので、今後は認可施設と同様の財政支援を行っていただくことを要望させていただきます。 最後になりますが、市長には、新型コロナウイルス対策に関しては市の権限の拡充を図り、また国に対しても受け身の姿勢ではなく積極的に意見や要望を伝えて、市民生活を第一に今後も各事業を推進していただきますよう要望いたします。 次に、カジノ、IR誘致計画の撤回を求める請願第39号不採択に反対の立場から、会派としての考えを主張させていただきます。 私たち会派は一貫して、カジノについては多くの市民が反対の姿勢を示していることを重く受け止め、計画を撤回し、市民権を尊重し、カジノに頼らない山下ふ頭の再開発を要望しています。この請願は、カジノ、IR誘致の撤回とカジノに依存しない新たな事業計画の策定を求める請願です。政府は、新型コロナウイルスの影響を受け、IR実現に向けた基本方針の策定時期は先延ばしにしており、今年度の骨太方針からIR関連記述が削除されています。横浜市も実施方針の公表を再延期し、その公表のめども立っていない状況です。カジノ事業は3密ビジネスの典型であり、箱物施設による集客とカジノへの誘導で収益化を図るIRのビジネスモデルは終えんが訪れようとしています。 アメリカのネバダ州では、カジノ営業が再開された6月以降、州内の感染者が激増しており、感染防止策が機能していないとも聞いています。日本では、ゲームセンターやパチンコなどの遊技場では感染の発表は不思議とありませんが、しかし、アメリカではカジノ内での感染者拡大が報道されており、3密ビジネスであるカジノにおける感染防止の難しさや、顧客集客ができないことが経営上の課題となっています。また、こういった状況も踏まえ、世界のカジノ事業はオンラインへと軸足が移り始めています。 横浜市や賛成派からはカジノ、IRは税金の増収効果、雇用創出、地域活性化などのメリットが主張され、そして誘致が決定されました。それは、IR誘致を白紙としながらも、2014年から2019年の5年間、毎年1000万円の予算を計上しての調査研究や、第三者委員会、議会などで議論、審議された結果でもあります。しかし、その調査研究や審議では、新型コロナウイルスがカジノ、IRに与える影響などに関して十分な議論、審議はされたのでしょうか。日本が、そしてこの横浜が成長戦略とするIRを巡る環境は、新型コロナウイルスの影響で激変しており、言うまでもなく厳しさが増しているのです。今申し上げたこの現実をしっかりと受け止め、一旦踏みとどまるべきだと考えます。 市長、想像してみてください。巨大箱物事業のカジノ、IRが新型コロナウイルスによりどのような影響を世界で受け続けているのか、日本人を含め世界の人々のライフスタイル、価値観、また3密に対する考えがどう変化しているのか、コロナウイルスが終息しても再び新しい感染病が蔓延したときはカジノ、IRはどうなるのか、横浜はどうなるのか、よく考えて賢明な御判断をお願いしたいと思います。(「そうだ」と呼ぶ者あり) 衰退産業化したIR、カジノに固執することなく、山下ふ頭の再整備は、ウイズコロナでも通用する健全で安全で豊かな横浜市になるようにすべきです。多くの市民が納得する形でこの事業を推進するように策定を見直すときが来たのです。 ぜひ本請願に全議員の御理解と御賛同を心よりお願い申し上げ、以上、会派を代表しての私の討論とさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(横山正人君) 次に、尾崎太君。     〔尾崎太君登壇、拍手〕 ◆(尾崎太君) 私は、公明党横浜市会議員団を代表し、ただいま議題となっております市第28号議案横浜市小児の医療助成に関する条例の一部改正、市第39号議案横浜みなとみらいホール改修工事建築工事請負契約の締結、市第52号議案令和2年度横浜一般会計補正予算(第3号)の議案につきまして、原案に賛成する立場から意見を申し述べます。 初めに、コロナウイルス感染拡大に伴い、特別定額給付金の給付事務をはじめ、市民生活を守るための様々な事業の推進に当たり、今日まで迅速に作業を進めていただいている行政関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。この後、採決をされる補正予算案の執行に際しても、支援が必要とされているところに迅速に届けられるよう、引き続き、御尽力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、我が党は、子育て支援策の柱の一つである小児医療費助成制度について、平成4年に初めて横浜市会で無料化を提案し、平成7年1月よりゼロ歳児を実現して以来、一貫して制度の拡充を求めてまいりました。昨年4月には、持続可能な仕組みも含め、その対象を中学三年生まで拡大することができ、党としての公約を実現することができました。これまで我が党は、1歳以上の子供に設けられている所得制限を撤廃し、全ての子供を助成対象とすべきと主張してまいりましたが、今回、1、2歳児の所得制限撤廃の改正案を評価するものです。この後の採決を受け、1、2歳児の所得制限が撤廃されますが、3歳児以上には所得制限が残るため、さらなる緩和が必要だと考えます。 あわせて、我が党は、小児医療費助成制度を18歳まで拡大するよう求めているところです。本来であれば、小児医療費助成制度は、全国どこに住んでも同じ医療を平等に受けることができるよう国において全国一律の制度にすべきと考えますが、それまでは本市においても着実な制度の拡充を要望いたします。 さて、今回のこのウイルスの影響により、芸術文化関係者の皆様も大きなダメージを受けておられます。公明党横浜市会議員団として、みなとみらいホールの新井館長と面談した際、活動に大きく制約を受けたアーティストへの支援として、バーチャル版の芸術フェスティバルについて伺いました。9月1日から、横浜WEBステージとして特設サイトで動画が公開されていますが、最先端技術を駆使した映像とともに演奏されるスターウォーズやクイーンなど、アーティストの熱い思いが伝わってきます。 今回は令和3年1月から令和4年10月まで、約2年間をかけて行われる大規模改修工事の契約が締結をされますが、横浜音祭りをはじめ、横浜開港祭ザブラスクルーズ、さらに、開港記念式典や横浜文化賞贈呈式の会場として市民の皆様にも親しまれている音楽ホールであり、改修後も重要な役割を担うものと考えます。これからの改修工事に際しては、情報発信等の充実に向け、演奏会場の映像を収録できる常設カメラやWi-Fiの設置などを通し、ウイズコロナ時代にふさわしい文化施設になるよう機能の拡充を要望いたします。 さて、本年7月22日、公明党横浜市会議員団は、コロナ禍の克服に向けて、国からの地方創生臨時交付金の活用に際して、20項目にわたる次期補正予算に向けての緊急要望書を林市長に提出させていただきました。今回、その要望事項に沿った形で多くの補正予算案が計上されたことを高く評価するとともに、各局関係者の御尽力に感謝を申し上げます。特に本市では、発熱等の症状がある市民の皆様がより身近な診療所などで医師の診断の下にPCR検査を受けられる環境を整えるため、前回と今回の補正予算を活用しPCR検査体制が強化をされますが、それに合わせて、検査受診者や感染者の搬送需要が高くなることが想定をされ、その強化が求められます。今後、秋冬の時期にも備え、搬送需要の増加なども想定をしながら、効率的な運営体制の構築を要望いたします。 また、お子さんをお持ちの保護者御自身が感染し病院へ入院することになった場合の子供への対応については、今回の補正予算案で、旧市民病院の保育棟の活用が示されましたが、保護者の方々の安心につながるものと考えます。引き続き、医療機関との円滑な連携や親族が預かるようになった場合の支援なども要望をいたします。 先般の新型コロナウイルス感染症に関わる緊急事態宣言下においても、社会福祉施設等については、感染予防に留意の上、必要なサービスが提供されるよう事業の継続が求められてきました。今回の補正予算案では、障害福祉サービス事業所等の中でも経済的な影響を受けやすい障害者就労継続支援事業所が対象となっています。都道府県において実施をされている医療、福祉関係者への慰労金の支給については、私どもがヒアリングでいただいた声を国会議員との連携により具体的に第2次補正予算に盛り込むことができ、申請もスタートをしています。また、障害福祉分野でも、我が党の働きかけにより、障害者総合支援法に定められる障害福祉サービスのみではなく、地域生活支援事業を実施した事業所などの職員も対象となり、これにより障害福祉サービスを支える職員のほとんどに慰労金が給付されることになります。それに加え、横浜市は今回独自に実施をする障害福祉サービス事業所職員に対する慰労金給付事業により、さらに幅広い職員へ慰労金が給付されます。障害のある人たちが安心してサービスを利用し続けられるよう、引き続き障害福祉サービス事業所やその職員等への支援を要望いたします。 さて、子供たちはいつもより短い夏休みを終え、学校生活も始まりましたが、学校予算のさらなる拡充は重要です。補正予算案では、学校施設における継続的な感染症対策として、自動水栓の取付けや網戸設置など、柔軟に活用できる学校予算の拡充が図られます。引き続き、災害時の避難所となる学校体育館や特別教室等への計画的なエアコン整備を要望いたします。 各種学校行事などの見直しが行われる中で、子供たちが楽しみにしている修学旅行については、横浜市では、学校数も多く、実施する時期や行き先など、内容が学校ごとに異なっている背景があります。子供たちの安全と大切な思い出づくりという観点からも、各学校では慎重な検討を重ねていると思いますが、ある学校長からは、時期を大幅にずらしてでも実施したいとの意向を伺い、実施の可否を全市一律に決めるのは、児童生徒の思いや、学校の自主性を損なうものであると感じました。今回の補正予算案では実施する場合の看護師等の同行費用や中止する場合などのキャンセル料の公費負担が計上されましたが、いずれの場合においても、市の責任において子供たちや御家庭の負担を軽減するために取り組んでいただくことを要望いたします。 昨年国が打ち出したGIGAスクール構想の実現に向け、児童生徒に1人1台の端末と、通信ネットワークや電源キャビネットの整備が進められます。これからの時代を生きていく子供たちには、ICTを使いこなす能力が求められるとともに、ひきこもりや弱視など障害をお持ちの子供たちに対しては一人一人に合った学び方が提供されることも期待をされます。 ICT環境のハード整備とともに求められるのは、授業を進める教員自身のスキル向上だと考えます。実際の授業に際しては、各教科での教育研究会で研究を進めるようですが、今回のように、新たな活動が導入される場合は、実践例も少ないことから、全ての教員が等しく一定水準以上のICT教育を実践できるような具体的なマニュアルの整備が必要不可欠と考えます。基本のマニュアルを作成し、その活用については各学校や教員の裁量とすれば、ICTの得意な教員は新しい実践を進めることができ、苦手な教員はマニュアルを参考にすることで負担軽減につながると考えます。横浜の未来を担う子供たちが質の高いICT教育を等しく受けられるよう、教育委員会にはしっかりとした準備をしていただくよう要望いたします。 さて、横浜市には10万人を超える在住外国人がおり、コロナ禍における相談対応や日本語教室等へのニーズが一層高まっています。今回は、外国人相談対応の強化のため、区役所窓口への通訳・翻訳機器の拡充や、ICTを活用したリモート環境の整備等の補正予算案が計上されました。従来どおりの対面による相談や交流などが難しい状況にあることから、ウイズコロナ、アフターコロナの視点を踏まえ、多文化共生を支える施策を進めていくことが必要です。新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、生活困窮や就労など在住外国人の方々の生活に関わる様々な問題も懸念されることから、市としても息の長い支援が必要です。国際都市横浜として、様々なチャンネルを活用しながら、在住外国人の方々が孤立することがないよう、引き続ききめ細やかに対応していただくことを要望いたします。 コロナ禍の状況においても、ごみの収集運搬といったごみの処理は欠くことのできない市民サービスの一つとなっています。これらの業務に従事いただく方々をはじめ、多くのエッセンシャルワーカーの皆様に改めて感謝を申し上げます。感染症の長期化に伴い、外出自粛やテレワーク、さらに学校の休校などで在宅時間が増えたことで、家庭からのごみの排出量は大幅に増加しました。それを受けて、我が党も資源選別センター内のプラント設備等の改良を要望したところですが、引き続き市民生活を守るためにも、円滑なごみ処理への対応を要望いたします。 本年2月3日に入港したダイヤモンド・プリンセス号から始まった様々なコロナウイルスへの対応については、消防局の皆様にも多大な御尽力をいただき、改めて感謝を申し上げます。多くの子供たちが憧れる横浜消防であり、市民の生命と財産を守るためにも、消防局職員一人一人がその使命感や災害対応能力を身につけることは大変に重要です。そのためにも今回の消防訓練センター改修工事については、来年4月の新年度の初任者訓練の開始にしっかりと間に合わせていただき、よりよい環境下での訓練が実施できますよう改めて要望をいたします。 さて、我が党では、現在のハマ弁のノウハウを生かしながら、成長期の子供たちにとって、栄養バランスのとれた昼食をより多くの生徒が食べやすい環境をつくるために、学校給食法にのっとった横浜型中学校給食の実現を昨年の統一地方選挙での公約に掲げてまいりました。財源や用地、スペースなどの課題を背景に、自校調理方式をはじめ給食センター方式や親子方式による給食の実施が困難であることが明らかになっているにもかかわらず、財源も含めた根拠ある代替案もなく、中学校給食が政争の具とされてきたことは誠に遺憾であります。 利用が進まない最大の要因として、保護者にお弁当を持たせられないことへ後ろめたさがある中で、議会やメディア等によるネガティブキャンペーンにより、ハマ弁を利用したことのない保護者や生徒にマイナスイメージが植えつけられたことが指摘をされています。ハマ弁の利用者からは、ハマ弁に対する批判により、利用することに肩身の狭い思いをしたとの切実な心情が寄せられ、まさに風評被害の大きさを実感いたしました。現実的にハマ弁を利用している生徒や保護者が目の前にいるにもかかわらず、まずい、箸が折れたなどという無責任な批判は人権侵害にも値する問題だと考えます。 しかしながら、本年、教育委員会から、ハマ弁を令和3年度から学校給食法上の給食に位置づけ、選択制のデリバリー型給食を実施するという方針が示されたことで、これまで長い間、多くの諸先輩方が尽力をされてきた横浜市の中学校給食の課題が解消することになります。令和3年度の実施まで残り半年ほどとなりますが、改めて関係者の皆様には、多くの子供たちに選ばれるよりよいデリバリー型給食の実施を要望させていただきまして、公明党横浜市会議員を代表しての賛成討論といたします。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(横山正人君) 次に、みわ智恵美君。     〔みわ智恵美君登壇、拍手〕 ◆(みわ智恵美君) 日本共産党を代表し、市第28号議案、市第52号議案には賛成し、市第40号議案から市第45号議案には反対の立場から、また請願第39号、第40号、第41号、第42号、第43号、第44号については採択すべきとの立場から討論いたします。 まず、市第52号議案令和2年度横浜一般会計補正予算(第3号)です。今回の補正予算では、コロナ感染症対策として、より多くの市民が身近な場所でPCR検査を受けられるよう、検査を実施する診療所等に助成金を出す事業をはじめ、中小企業の新しい生活様式対応支援事業、修学旅行支援事業では行事中止に伴い発生しているキャンセル料の公費負担など盛り込まれており、確実な実施が望まれます。 ただ、コロナ対策以外の事業補正で、中学校給食準備事業がありますが、横浜市が初めて学校給食法にのっとった中学校給食実施については見過ごすことができない点があります。来年度から横浜市は工場で作った弁当を配達する選択制デリバリー型給食を始めますが、私たちは、全国では学校の調理方式等の全員喫食の給食に切り替える事例が続いていることを繰り返し述べてきました。しかも、学校給食でありながら、市教育委員会は、喫食率目標を2割とし、最大で3割の生徒への供給しか見込まれないとしています。文部科学省告示の学校給食実施基準の第1条に学校給食はこれを実施する学校においては当該学校に在籍する全ての児童または生徒に対して実施されるものとするとなっていることは、教育長も議会の場で述べられました。学校給食は、食に関する指導において生きた教材として活用され、みんなで一緒に同じものを食べて、食事の重要性、心身の健康、食品を選択する能力、食生活が自然の恩恵の上に成り立っていることへの感謝の心、社会性、食文化などに関する資質、能力が育成されることを目指しています。横浜市においても、中学校給食へとかじを切る今こそ、全員喫食の学校調理方式へと本格的にかじを切られることを要望いたします。(「そうだ」と呼ぶ者あり) 次に、コロナ感染症拡大への対応についてですが、私たち日本共産党横浜市会議員団が世田谷方式に倣って誰でもどこでも何度でも無料で検査が受けられるようにと申入れを行った際、横浜市は感染拡大が起こってしまったときに、重症化のリスクが高い高齢者施設や学校、保育園などの対応に集中している、人も金も限られており、PCR検査体制を強化することが効果的なのか考えている、地域を指定してローラーをかけるようなやり方は現実的ではないと答えられました。(私語する者あり) しかし、コロナの抑え込みに成功している国は、大量検査と陽性感染者の保護、隔離を実行しています。それは新型コロナウイルス感染症が発症前でも感染能力があると分かっているからです。いかに無症状の感染者を早い段階で捕捉して、保護、隔離していくかが、市中での感染蔓延を防ぐ鍵です。現在横浜市では、小学校や保育所などでクラスターが発生し、全国的な第2波の終息傾向とは異なっており、コロナ感染症対策の抜本的な転換が求められています。ですから、学校などでの感染が確認された場合は、その地域に検査体制を集中的に強化して、感染拡大防止に取り組むことが必要ではないでしょうか。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)そして、医療、介護、福祉施設などでの徹底検査ができるように、国にもさらなる財源を求めて進めるべきです。 また、県内の医療機関からは、コロナパンデミックで患者離れが続き、経営状況が悪化して、公的支援が乏しい状況が続けば医療崩壊が起きると、繰り返し危機感が表明されています。市長は、コロナ患者の受入れがない医療機関でも経営が厳しい状況にあることは十分に把握していると述べられました。今回、第2次補正予算に続いて、財源として本予算に踏み込んでいますが、十分とは言えません。今後、インフルエンザの流行時期も重なる中では、第4次のコロナ対策補正を組むことと考えますが、横浜市として財源をさらに生み出して取り組んでいくことが求められています。 林市長は、9月2日の定例記者会見で、我が党が断念、中止、見直しを求めているIR、カジノ誘致、新たな劇場建設、上瀬谷跡地利用などの関連予算の減額の可能性について、状況を見ながら減額できるならばしたいと担当者に言っていると答えられました。コロナ禍で国も基本方針を出せないカジノ、IR誘致、オペラ、バレエのニーズ調査抜きに強力に進められている新国立劇場並みの新劇場建設、相鉄が運営しようとした上瀬谷跡地のテーマパークの相手側が撤退という事態の中で、これらにつぎ込んでいる人員や予算の在り方は見直されて当然です。(「そうだ」と呼ぶ者あり)担当者任せではなく、市長の御自身が決断されるべきです。(「そうだ」と呼ぶ者あり) 市第28号議案小児の医療費助成に関する条例の一部改正は、本市の小児医療費助成制度のうち1、2歳児分のみ所得制限を外し、一部負担金が1回500円徴収されるものです。一部ではありますが、所得制限を外すという方向に本市が足を踏み出したことは評価できるものです。市民は所得に応じて納税していますが、受けるサービスに差があってはなりません。そもそも所得制限は公平性を欠くものです。また、一部負担金については、市長は相変わらず、厳しい財政状況の中で持続可能な制度とするためと返しておられますが、横浜市だけが特別に財政状況が厳しいわけではありません。本市が真に子育て世代を応援するならば、慢性的な病気を持つ子供の受診頻度が高い実態や、500円の負担は決して軽くない子育て世代の生活状況を踏まえるべきです。本市の小児医療費助成制度の対象年齢全ての所得制限を撤廃し18歳まで拡大すること、現在の小学校四年生以上も含めて500円までの一部負担金はやめる方向へと進むことを強く求めます。 請願第42号は、小児医療費助成の拡充についてですが、今述べた理由などにより、採択すべきと考えます。 次は、リニア残土受入れのための市第40号から市第45号議案の新本牧ふ頭建設工事請負契約の締結についてです。市長は新本牧ふ頭は横浜港の将来を担う新たな物流拠点として着実に整備を推進するとのことですが、データを何も示すことなく、港を造れば船が来るだろうというのは願望で、さらに巨額を投じて建設するというのは問題です。冷静に考えるべきときではないでしょうか。リニア中央新幹線の整備との関係について問われた市長は、首都圏区間の発生土の埋立てに有効活用するもの、環境影響評価等の法令に基づく手続が適切に実施されたと認識していますと述べ、問題となっている自然・住環境破壊や超高速で地下を走る安全性への疑問、地震など大災害時の乗客の避難の仕組みなどの懸念の声が全く耳に入っていないかのようです。また、リニア開業に伴い、東海道新幹線の新横浜駅に停車するのぞみが減便になるなど、市民の利便性の低下の問題も他人事です。国民的合意のないリニア新幹線整備の建設発生土を受け入れる協定となっており、認めることはできません。 次は、請願についてです。 まず、請願第39号は、カジノIR誘致計画の撤回及びカジノに依存しない新たな事業計画の策定についてです。市民からの請願の趣旨を受け止めて、不採択ではなく、採択すべきです。 請願第40号は、上郷開発に関わる安全問題の検証についてです。市民は上郷開発の結果、発生する水害の頻度と規模が増大するのではないかと心配をしております。改めて検証することが求められており、採択すべきです。 請願第41号は、敬老特別乗車証制度の見直しの凍結についてです。敬老パスあり方検討会は、現在の敬老乗車証制度の見直しに当たって、バス事業者に重い負担を強いている現状の解消を求める答申を出しました。しかし、コロナ禍は、市民、高齢者の生活を直撃し、外出自粛、通院、介護自粛などにより高齢者の敬老パス利用は減少変化しております。ですから、高齢者の生活が日常に戻り、公共交通機関や敬老パスの利用が平常化されるまで、とりあえず2021年10月に予定している敬老パス制度の見直しを凍結して、当面現状の制度を維持することを求める市民の請願は当然のことであり、採択すべきです。 請願第43号は、常任委員会では全会派賛成で採択されている学童保育、放課後児童クラブにおける安全・安心な居場所の充実に向けての請願です。新型コロナウイルス感染症の状況下で、229か所の学童保育ではどこも懸命に子供たちの放課後の安全安心に取り組んでいますが、その中で5か所の学童保育所では、今年度中に耐震化の基準適合に向けた取組が完了しなければ、2021年度からの運営費補助が受けられなくなるかもしれない不安に苦しんでいます。現実的には、横浜市内における家賃は明らかに地域によって違いがあるにもかかわらず、一律15万円の家賃補助が上限です。これがネックの一つになって、移転は困難を極めているのです。今回、横浜市は放課後キッズクラブ事業の質の向上に向けて取り組むとしています。これまでキッズクラブでは留守家庭児童への生活の場を提供し健全に育成を図ることが十分できていなかったとして、支援を強化するとしています。まさに、留守家庭児童に生活の場を提供し、健全な育成を図ってきたのが学童保育です。この生活の場が危機に瀕しているのですから、学童保育の継続に市として責任を持ち、移転が実施できるようにするべきです。 請願第44号は、建設技能者の育成強化のための施策等についてですが、この請願も常任委員会では全会派の賛成によって採択されました。請願では、近年、若年入職者の減少が続いており、近い将来には住宅建設のみならず、インフラの整備や頻発する台風や震災など災害への対応が困難となり、市民生活に対して極めて深刻な事態が予想されることを訴え、事態の抜本的な改善に向けて、3つの要望が出されています。建設労働者の賃金労務単価の引上げなどで技能者の就労環境の改善や安定した生活基盤の確保につなげることなど、建設大工等の育成の支援を図ること、外国人や女性の就労環境の改善も求めています。また、建設アスベスト被害の根絶に取り組むとともに、建設アスベスト被害者救済基金の創設など、被害者の救済を図る施策の推進を求めています。どれも横浜市内地域の経済の発展と市民生活の安全安心な暮らしを支える建設技能者の育成と、持続可能な建設産業強化のためであり、議会としても市政の重要課題として取り組んでいく必要があると思います。 以上で討論を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(横山正人君) 以上で討論は終了いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これより採決に入ります。 まず、日程第30、諮問市第1号及び日程第31、諮問市第2号の2件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、異議のない旨答申であります。 諮問市第1号以下2件は、いずれも委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕
    ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成84、反対1。(資料編398ページ参照) よって、いずれも異議のない旨答申することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第32、市第50号議案及び日程第33、市第51号議案の2件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 市第50号議案以下2件は、いずれも委員会報告どおり決定することについて投票を願います     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成74、反対11。(資料編399ページ参照) よって、いずれも原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第34、市第29号議案以下から日程第40、市第45号議案までの7件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、原案可決であります。 市第29号議案以下7件は、いずれも各委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成75、反対10。(資料編400ページ参照) よって、いずれも原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第41、市第34号議案から日程第44、市第37号議案までの4件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 市第34号議案以下4件は、いずれも委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成76、反対9。(資料編401ページ参照) よって、いずれも原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第45、市第27号議案から日程第59、病第2号議案までの15件を一括採決いたします。 各委員会の報告書は、原案可決であります。 市第27号議案以下15件は、いずれも各委員会報告どおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、いずれも原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第60、請願第39号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成51、反対34。(資料編402ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第61、請願第40号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成72、反対13。(資料編403ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第62、請願第42号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成73、反対12。(資料編404ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第63、請願第37号から日程第65、請願第41号までの3件を一括採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 各委員会の報告書は、不採択であります。 請願第37号以下3件は、いずれも各委員会どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成73、反対12。(資料編405ページ参照) よって、いずれも不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第66、請願第35号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成82、反対3。(資料編406ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第67、請願第36号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成82、反対3。(資料編407ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第68、請願第34号を採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、不採択であります。 本件は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 押し間違えはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) これにて投票を終了いたします。     〔投票終了〕 ○議長(横山正人君) 総数85、賛成84、反対1。(資料編408ページ参照) よって、不採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第69、請願第43号及び日程第70、請願第44号の2件を一括採決いたします。 各委員会の報告書は、採択であります。 請願第43号以下2件は、いずれも各委員会報告どおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、いずれも採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第71、市第33号議案を議題といたします。 本案に関しましては、地方自治法第117条の規定により、該当の方の退席を求めます。     〔該当者退席〕 ○議長(横山正人君) 委員会の報告書は、お手元に配付いたしておきました。(資料編381ページ参照) これより採決いたします。 採決の方法は、押しボタンによる記名投票といたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 本案は、委員会報告どおり決定することについて投票願います。     〔投票開始〕 ○議長(横山正人君) 投票システムの不具合がございますので、しばらくお待ちください。 機器の不具合がございますので、採決の方法は、起立といたします。 委員会の報告書は、原案可決であります。 本案は、委員会報告どおり決定することについて賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(横山正人君) 起立多数と認めます。 よって、原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第72、市第38号議案を議題といたします。 本案に関しましては、地方自治法第117条の規定により、該当の方の退席を求めます。     〔該当者退席〕 各委員会の報告書は、お手元に配付いたしておきました。(資料編381ページ参照) これより採決いたします。 ○議長(横山正人君) 各委員会の報告書は、原案可決であります。 本案は、各委員会報告どおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、日程第73、議第6号議案及び日程第74、議7号議案の2件を一括議題といたします。 案はお手元に配付いたしておきました。 案の朗読、提案理由の説明及び委員会付託は省略いたします。 以下、付議案件の朗読は省略いたします。 お諮りいたします。 議第6号以下2件は、いずれも原案どおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、いずれも原案どおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) この際、お諮りいたします。 ただいま意見書が2件議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものにつきましては、議長に一任されたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、さよう決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に日程第1、決算市第1号から日程第28、交第3号議案までの令和元年度横浜市各会計決算等28件及び日程第29、市報第16号の29件を一括議題といたします。 付議案件の説明は省略いたします。 ただいま議題となっております案件中、市報第16号は、地方自治法第233条第5項の規定による報告でありますので、以上で御了承願います。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております決算市第1号から交第3号議案までの28件は、それぞれ43人から成る決算第一及び決算第二特別委員会を設置し、お手元に配付いたしました付託区分表のとおり、それぞれ付託いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。(資料編939ページ参照)--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、お諮りいたします。 ただいま決算第一及び決算第二特別委員会を設置することに決定いたしましたので、本日の日程に決算第一及び決算第二特別委員会委員の選任を追加し、直ちに本件選任を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、決算第一及び決算第二特別委員会委員の選任を行います。 本件は、委員会条例第6条第2項の規定により、私から指名いたします。 お諮りいたします。 お手元に配付いたしました名簿のとおり、それぞれ指名したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました方々が選任されました。(資料編940ページ参照)--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 次に、お諮りいたします。 本日の日程に決算第一及び決算第二特別委員会委員長並びに同副委員長各2名の選挙を追加し、直ちに本件選挙を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、決算第一及び決算第二特別委員会委員長並びに同副委員長各2人の選挙を行います。 お諮りいたします。 本件は、投票の手数を省略し、私から指名したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、私から指名いたします。 決算第一特別委員会委員長に大桑正貴君、同副委員長に横山勇太朗君と藤崎浩太郎君を、決算第二特別委員会委員長に望月高徳君、同副委員長に酒井誠君と源波正保君を、それぞれ指名いたします。 ただいま指名いたしました方々を当選人と定めることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山正人君) 御異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました方々が当選されました。--------------------------------------- ○議長(横山正人君) 本日の日程は全部終了いたしましたので、この際申し上げます。 横浜市会議員を2期にわたって務められた菅義偉氏が、先ほど国会において第99代内閣総理大臣に指名されました。横浜市の繁栄や発展に向けて尽力された市会議員が内閣総理大臣に指名されましたことを、横浜市会を代表いたしまして、心よりお喜び申し上げます。(拍手)--------------------------------------- ○議長(横山正人君) これをもって散会いたします。---------------------------------------     午後3時35分散会     市会議長    横山正人     市会議員    渡邊忠則     同       斎藤真二...