鹿児島市議会 2016-10-01 09月20日-05号
自民・公明党を含む改憲勢力が三分の二以上の議席を獲得したことは民主主義の一つの結果と言えますが、一面的な評価にすぎません。 そこで、市長は、参議院選挙においてなぜ野党は共闘したのか、また、野党共闘についてどのような考えをお持ちか見解をお示しください。
自民・公明党を含む改憲勢力が三分の二以上の議席を獲得したことは民主主義の一つの結果と言えますが、一面的な評価にすぎません。 そこで、市長は、参議院選挙においてなぜ野党は共闘したのか、また、野党共闘についてどのような考えをお持ちか見解をお示しください。
七月に実施された参議院議員選挙は、公選法の改正により選挙権年齢が十八歳に引き下げられてから初めての選挙となり、その結果は、自民党会派で単独過半数、改憲勢力で三分の二という選挙結果となっております。また、鹿児島県知事選挙におきましては、現職と新人の一騎打ちとなり、その結果は御承知のとおり、八万四千票余りの差で三反園氏が当選し、新知事の誕生となりました。
衆議院では既に改憲勢力が3分の2を獲得していますので、戦後初めて、勢力が憲法改正に必要な議席を得たことになります。憲法公布以来70年、憲法9条によって戦争をしない国として世界に信頼されてきた日本が、憲法改正、特に9条を改変し、戦争できる国になる危険性が強まりました。