鹿児島市議会 2003-10-01 09月16日-03号
一方、経済は、いささかの持ち直し機運はあるものの、基本的には停滞状態から抜け切れず、生産も雇用も低迷し国民は閉塞感から抜け切れません。特に、地方経済や中小企業の状態は深刻であります。この現状をどうとらえるか、国民の判断は二分されます。現在の政策を推し進めるのがよいのか、景気回復のための財政出動をすべきかで意見が分かれるところです。
一方、経済は、いささかの持ち直し機運はあるものの、基本的には停滞状態から抜け切れず、生産も雇用も低迷し国民は閉塞感から抜け切れません。特に、地方経済や中小企業の状態は深刻であります。この現状をどうとらえるか、国民の判断は二分されます。現在の政策を推し進めるのがよいのか、景気回復のための財政出動をすべきかで意見が分かれるところです。
さきに行われました参議院議員選挙は、二十一世紀の日本をどのように構築していくのか、そしてまた現在景気の停滞状態が長引きまして、大変厳しい状況にある我が国の経済をどのように建て直すのかということなどが、特に問われた選挙であったと思っております。
平成九年度のわが国経済に対する政府の当初見通しでは、景気の足取りは緩やかになるが、次第に回復のテンポを取り戻し、自律的回復過程に入るとされておりましたが、消費税率の引き上げや、金融システムへの信頼低下等の影響もあり、景気は停滞状態となりました。 一方、地方財政は、税収の低迷等により依然として財源不足が続き、地方債の発行や交付税特別会計の借入金残高がますます増大するなど、厳しい状況にありました。